【咲×ルーンファクトリー】京太郎「俺がアースマイト?」【安価】 (470)

・何番煎じかもわからない京太郎が主人公の安価SSです
・咲とルーンファクトリーのクロス二次創作です
・ルーンファクトリーがわからない人はRPGと萌え要素が入った牧場物語と考えてください、大体合ってます
・バトルあり、恋愛あり、結婚あり、農業ありです
・農奴の方大歓迎です、もちろん未プレイの方でも楽しんでいただけるような作品になるよう心がけます
・安価SSは初めてなので至らないところも多々あると思いますがご容赦ください
・最後に、ミスト様にこのSSとカブを捧げます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392604317

ルーンファクトリー用語集
・アースマイト
大地と共に生きる一族のこと、通称農奴
農耕民族でありながら戦えば戦うだけ強くなるという野菜のような性質を持っており、9歳児であろうと神と謳われる竜を一人でフルボッコにできる程度の戦闘力を有することもできる、でも本業は農家
更に伝説の武器も最高の料理もその手一つで生み出すことができる、でも本業は農家
朝5時59分就寝朝6時起床は基本
一部例外を除き、記憶喪失でふらりと街に現れて荒れ果てた農場を押し付けられる特徴がある

・ルーン
大地が生み出すエネルギー、生命力
畑から作物を引っこ抜くとたまに現れる

・ルーンポイント(RP)
MPやSPにあたるもの
鍬を振るうのにも料理をするのにも魔法を使うのにもとにかくこれが必要
ルーンに触れたり食べ物を食べたり風呂に入ると回復する

・ヒットポイント(HP)
文字通り体力
攻撃をくらったり毒のダメージを受けると減る
これもまた食べ物を食べたりお風呂に入ることで回復する
ルーンポイントが底をつくと今度はこれがゴリゴリ減る、なくなるとぶっ倒れる

・モンスター
はじまりの森というところからゲートを通じてこちらの世界にやってきた生き物たち、ドロップアイテムから様々な素材を手に入れられる
特別な道具を使うことでペットにすることができ、一緒に戦ったり農業を手伝ってくれたり、モンスターによっては畜産物を毎日落としてくれたりする
育てるにはモンスター小屋と牧草が必要

・ミスト様
絶対神
万物の超越者にして女神、あらゆるカブをこよなく愛する素敵な美少女、ただしカブの酢漬けはNG
色物ヒロインが多いルーンファクトリーでも飛び抜けて変じ…不思議な女の子
とりあえずカブを上げれば好感度があがる、カブを上げなくても勝手に好感度があがる
なお一番好きなのは金剛花

・カブ
ルーンファクトリーシリーズの象徴
困ったことがあればとりあえずカブを作りましょう、何はなくともカブを育てましょう
カブ=ミスト様 ミスト様=カブ カブ=ルーンファクトリー
つまりカブ=神、カブ is GOD

●結婚相手について
このスレにおいては結婚バグはありません、登場する女性キャラ全てが攻略対象であり結婚可能キャラです
ただし当然のことながら結婚できるのは一人だけです
是非お気に入りのキャラクターとの好感度を上げてください

●ストーリーについて
おおまかなストーリーはありますが日数制限のようなものは一切ありません、スローライフを満喫しましょう
特定条件を満たすことで発生する依頼を受注することで章ボスと戦えます

●依頼について
一日二つまで受注できます、依頼の受注に行動時間は消費しません
依頼をこなすことで依頼主の友好度・好感度がアップします
貴重な素材や大量のお金を手に入れられるかもしれません

●行動について
ゲームとは違い、京太郎には規則正しい生活を送ってもらいます
朝6時~夜12時が行動可能時間です
行動ごとに決められた時間を消費し、安価によって行動を決定します

●戦闘について
マップに入る直前で次のマップにいるモンスターの数と進撃か帰還かの確認を行います
雑魚モンスターとの戦闘に関しては自動で行われドロップ判定のみを安価で行います
各マップの規定レベルまではボスとは戦えません、またレベルによって行える戦闘回数が違います
負けによるペナルティは金銭のみです

●農業について
畑を耕したり、雑貨屋で買った種を撒いたり、作物に水をあげます
作物のレベルは収穫時のコンマによりランダムで上がります(レベル1の作物を育てて収穫すると、次の収穫時や種を買うときにはレベルは2になっている)
作物のレベルが1上がるごとに出荷額は10%アップします
マップ上に畑はないので自宅でのみの農作業になります
花の種は存在しません、ご了承ください

●友好度・好感度について
プレゼントをあげたりや挨拶をすると0.5、好物をプレゼントすると1、大好物をプレゼントすると2、依頼をクリアすると3上昇します
10まで上昇すると次の段階に進み、100まで上昇すると結婚可能となります

●デートについて
好感度が4以上になると選択可能です
デートコマンドからデートをすることができ、会話の内容によっては大幅な好感度アップのチャンスです
ただし一度デートすると一週間は間をあけなければいけません

●お風呂について
一日一回に限りますがHP・RPともに全快することができます
お風呂に関してのみ時間は消費しません、ただしお金が必要になります
祝日や定休日にも入ることはできません

●出荷について
収穫した作物は全て一度出荷箱に入ります、料理する際には出荷予定の作物を消費して料理を作ります
一週間の終わりに出荷箱の中身が出荷され収入となります
また鍛冶や料理をした場合完成時に出荷するか手元に残すかの確認をします
アイテムの保有制限はないので必ず出荷をする必要はありませんが、金欠にならないためにもたまには出荷はした方がいいです

おかしな点や上記以外で他にも何か疑問があれば遠慮なくお聞きください
進行していく上でシステムに不都合が見受けられた場合は変更することもあります

とりあえず注意事項などは以上です
人が集まりましたら登場キャラクターの安価を取りたいと思います

どこの学校はなしとかあったら今のうちに言っといたほうがいい

>>8
あまりに出番が少ないキャラクターは厳しいですね
例えば晩成なら小走先輩と初瀬は大丈夫ですが他の子達は難しいです
ここで選ばれるキャラクター以外はほぼ増えませんのでその辺りは良識と各自の判断に任せておこうと思いましたが、たしかに危険そうなので人が集まるであろう夕方頃までに基準を作っておこうと思います

まだ安価は取りませんが、先に意見を募集しておこうと思います

現在想定しているヒロインの職業ですが
町長の子供、お嬢様、メイド、雑貨屋、花屋、鍛冶屋、本屋、風呂屋、ナース、料理人、行商人、エルフ
この12人です

上に挙げた職業以外で是非この職業のヒロインは欲しい!という職業がありましたら安価をとる夕方までにどんどん書いていってください
あと2、3人ほどなら追加できます

町長、医者、執事に関しては男キャラにしますのでご遠慮ください

結婚出来ないバグは直ってますか?

エルフって職業なのか……

>>14
幼女でも人妻でもアラフォーでも問題なく結婚できますのでご安心を
>>15
職業というかポジションですね、ここら辺は少し変えるかもしれません

やっと復活しましたね…
ではそろそろ安価をしていきたいと思います

キャラクター決めに関してですが、○○(職業)を決めましょうという自分のレスがついたところから下1~5まででお好きな咲の女性キャラクターを挙げてください、キャラクター名以外のレスや名前被りは繰り下がりです
その後そのキャラクターに数字を振って再度安価を取りますので望みのキャラクターに該当する数字をレスしてください
もっとも多かったキャラクターがその職業となります
また職業のリクエストが郵便屋だけでしたので郵便屋を加えることにします
今から15分後を目処に安価を開始しますので、各職業に似合う咲キャラを思い浮かべておいてください
それとエルフに関しては色々考えて取り止めました、gdgdですいません

職業一覧:町長の子供、お嬢様、メイド、雑貨屋、花屋、鍛冶屋、本屋、風呂屋、ナース、料理人、行商人、郵便屋

では安価をとっていきたいと思いますが、人いますかね?

ありがとうございます
では始めていきたいと思います

まず最初は町長の子供です、原作でいうフィルやバレット先生ポジションですね
では張り切ってどうぞ下1~5

1小鍛冶健夜
2原村和
3本内成香
4鹿倉胡桃
5辻垣内智葉

では下1~10で多数決です、番号を一つお選びください

町長の娘は鹿倉胡桃に決まりました
たしかにテンポ悪いですね、すいません
とりあえず次からは1~7にします

次はお嬢様、いわゆるヴィヴィ嫁です
では下1~5でどうぞ

何かいいヒロイン決めの方法がありましたら遠慮せず言ってください
不馴れなので色々と参考にしたいです
1原村和
2神代小蒔
3龍門渕透華
4天江衣
5小瀬川白望
では下1~7でどうぞ

同数ですね…
では2、4、5で直下です

お嬢様はシロになりました
次はシロに仕えるメイドを決めます
下1~5でどうぞ

コンマだと一発になるのでちょっときついかなと

名前や愛称でいきます

1一
2エイスリン
3豊音
4すばら先輩
5ハオ

では下1~7でどうぞ

メイドは一になりました
次は雑貨屋さんです、たぶんルーンファクトリーで風呂と同じかそれ以上にお世話になるところ

では下1~5でどうぞ

1洋榎
2豊音
3咲さん
4クロチャー
5憩

では下1~7でどうぞ

雑貨屋さんはトヨネーになりました
圧倒的ッ…宮守ッ…

では次は花屋さんです
本スレでは花は栽培できないので薬などに必要な花は全てここで手にいれることになります
ウフフフ

1菫
2シズ
3ユキ
4エイスリン
5たかみー
では下1~7でどうぞ

2、3、4で決戦です
直下

花屋はシズになりました
次は鍛冶屋さんです
では下1~5で

1洋榎
2すこやん
3咲さん
4ユキ
5セーラ
ビジュアル的に鍛冶屋!?ってのが紛れ込んでますね
では下1~7でどうぞ

鍛冶屋は愛宕ネキになりました
では次は本屋さんです、魔法書は全てここで買います
下1~5でどうぞ

1かおりん
2戒能プロ
3照
4まほ
5咲さん
文学少女姉妹が揃い踏み増したね
では下1~7でどうぞ

本屋さんは照に決まりました
あと5人、どんどんいきましょう
次は農奴の癒し、お風呂です
下1~5で

1えりちゃん
2小走先輩
3すこやん
4ユキ
5塞さん
では下1~7でどうぞ

4と5で決戦です
下3

風呂屋さんは塞さんになりました
宮守コンプトロフィーリーチ!(適当)

では次はナースさんです
体力なくなってぶっ倒れると金をむしられますが、彼女はそんなことをしない天使です
では下1~5で天使を決めてください

1すこやん
2エイスリン
3モモ
4トキ
5のどっち
天使しかいませんね
では下1~7でどうぞ

宮守コンプ達成おめでとうございます
こんなん考慮しとらんよ…これなんかボーナスでも考えときます
というかここまで人妻も成人もロリもいないとは皆さん堅実ですね、このスレにバグはないのですが

では次は料理人です
下1~5で

1すばら先輩
2モモ
3咲さん
4はるる
5すこやん

この中で料理できそうなのがすばら先輩くらいにしか見えない! 不思議!
では下1~7でどうぞ

ステルスモモの独壇場っすよ!

果たして彼女は一人で店をやっていけるのか…補佐をつけてあげたい…!グヌヌヌ

では行商人ですね、ユエさんやツナさんポジションです
下1~5でどうぞ

1マホ
2えりちゃん
3のどっち
4淡
5すこやん
ついにロリが!
では下1~7でどうぞ

4と5、淡とすこやんの魔物決戦です

では下2で

ほんとにコンマの差で淡になりました
すこやんェ…

ラストは郵便屋さんです
このスレにおいては自宅に依頼を配達してくれる子ですね
では下1~5でどうぞ

1霞さん
2すこやん
3咏ちゃん
4咲さん
5すばら先輩
泣いても笑ってもこれがラストです
では下1~7でどうぞ

すこやん…朝六時起きの農奴よりも早く目が覚めて町中を駆け回ることがアラフォーの君にできるのかい…?

ということで郵便屋さんはすこやんになりました!

では町民一覧です
町長 大沼プロ
町長娘 胡桃
お嬢様 シロ
シロのメイド 一
シロの執事 ハギヨシ
雑貨屋 豊音
花屋 シズ
鍛冶屋 愛宕ネキ
本屋 照
医者 トシさん
ナース エイスリン
料理人 モモ
行商人 淡
郵便屋 すこやん


ということで宮守ボーナスでトシさんに医者として赴任してもらいます
さらばのどっち父

風呂屋 塞

本当に抜けてました、ミスです

すいません、ちょっと今日はここまでです
ほんとなら夕方にこれをやって夜にストーリーを進めたかったのですが

最後に京太郎のステータスと所持金、行き倒れた京太郎を拾って農場をあげるマなんとかさんポジションを決めたいと思います、ミスト様ではないですよ

コンマ一桁を基礎ステータスにプラスします

京太郎 レベル1
HP30+下1/RP60+下2
攻撃5+下3 防御3+下4 魔攻5+下5 魔防3+下6
所持金下7コンマ二桁×10G

京太郎を拾うのは?下10(トシさん除く女性の町民でお願いします)
では今日はここまでです、お付き合いしていただきありがとうございました

            _____
         , '"´    `ヽ.
        /  //_/_i _。! ,!ヽ.

        / ゝイl.i ォ-!、ハ!-!ハ,〉
      / / (| l|'ゞ'  lj'i i|
   r-、「〈rヘ./ /| iト、 ー ノ!|i
  rヽ:::::::::V::ヽrヽ!、|>i`7i´、!ヘ!
  `ヽ:::::ヽ:!::/  /´ k、_7-〉7、
    .>'" ̄ヽ. r'--iー<><>i7'i
    iニ゚д゚_.:i/!  ,.'-‐r-、!-、!__r-、
    | ̄ ̄ !//ゝ、  |r'ニ'´ヽ_ンーr'
    L____,.イ iヽ_/ `ーr'ヽ__「r(◎i
   γ,.-─、!、__!_/'"´ ̄` | l |  l|  ブロロー
   !_//´ ̄/ーァ / _i__,.イ| !ハ_r'ァヽー、

    7/ r'"ヽ∠くr'"ヽ.! ∠l /| l´' ̄ゝi
   C-| [二二三_>-'(_'))/ /i」ヽ○ l|::|
( (   ';'ゝ、_____ノ::ノ ̄`'ー-'" ヽゝ、__ ンノ
     `''ー--‐''"        `''ー‐'"

キャラ決めただけで1話も投下しないうちに鯖落ちとはまったく考慮しとらんかったですね…
ではそろそろ再開していきます

京太郎 レベル1
HP35/RP60
攻撃13 防御11 魔攻12 魔防3
所持金下400G

春1日 月 14:00


?「ハァ…ハァ…」

行かなくちゃ…早く行かなきゃいけないのに…

歩けない…もう、一歩も…

やっとここまで来たんだ…! 早く…助けないと…

助ける……来たのは……何のために?

行くって…どこにだ?

わからない…わからないわからないわからない

俺はどこに行かなきゃいけないんだ? 俺は何をしなくちゃいけないんだ?




俺は…………誰だ?




?「…もう……ダメ、だ」

バタッ

豊音「今日もいい天気だよー、お日様があったかいなー」

豊音「ん? あそこにあるのは何だろう…って、あれ人!? 人が倒れてる!」タタタッ

豊音「えっと、息はあるし生きてるみたいだねー…どうしよー」

豊音「と、とりあえず家に運ぼっかな」ヒョイッ



豊音「もしもーし、もしもーし」

?「う、う~ん…げ……ゅう……あっ」

豊音「あっ、やっと起きたねー。随分うなされてたけど大丈夫かなー」

?「…………ず」

豊音「んー?」

?「みず……ください」

豊音「うん、お水だね! すぐ持ってくるよー!」

?「プハァッ!」

?(ここ…どこだ? 家の中みたいだけど…それに今目の前にいるこのでかくてやたら黒い女の子は誰なんだろう)

?「ありがとうございます、生き返りました……あの、それで…あなたは…?」

豊音「私は豊音、この町の雑貨屋さんだよー。そういう君はどうしてあんなところで行き倒れてたのかなー」

?「えっ、倒れて・・・?」

豊音「うん、散歩してたら町外れの道で倒れてる君を見つけたんだもの、ちょーびっくりしたよー」

?「えっとですね…あれ? 俺、なんでそんなところにいたんだろう。というか俺何も…覚えて、ない…」


?「あのー、俺って誰なんでしょう?」

豊音「私も知らないよー!? それって…もしかして記憶喪失ってやつなのかなー。冗談だったりはしないよねー」

?「冗談だったらよかったんですけど…………あっ!」

豊音「何か思い出したかなー」

?「名前! 名前を思い出しましたよ、そう俺の名前は」
1カピです
2タコスです
3京太郎です 下2

豊音「京太郎君…うん、いい名前だねー! それで、他に思い出したこととかあるかなー」

京太郎「……いや、何も思い出せないです。親の名前も、どこから来たのかも、なぜここにいるのかも、何も…」

豊音「それは…困ったねー」

京太郎「えっとすいません、こんなの気味悪いですよね。ハハッ」

豊音「あのあの、そんなことないよ!」

京太郎「えっと、豊音さん。俺なんかを看病してくれてありがとうございます。とりあえず俺、出ます。歩いてるうちに記憶もひょっこり戻るかもしれないですし! なーんて…」

豊音「……」

豊音「…うん、決めた! 京太郎君、行く宛なんてないんでしょ?」

京太郎「え、ええ。まあご存じの通り記憶喪失ですから」

豊音「それじゃ、京太郎君は今日から町外れにある空き家に住むといいよー。話は私が町長さんに通してあげる!」

京太郎「えぇ!? い、いや悪いですってそんなの…」

豊音「気にしなくていいんだよー。昔私が使ってた家なんだけどもう使ってないし。それにこの世は助け合い、それでも遠慮しちゃうっていうなら京太郎君が今度は別の誰かに優しくしてあげてほしいよー。それで全部ちゃらってことで!」

京太郎(そんなこと言われたら断りづらいじゃんか…それに家を貸してもらえるのは凄くありがたいし…どうしよう)
1ありがとうございます
2一日考えさせてください
3やっぱり悪いですよ 下3

豊音「待つのはいいんだけど、その間どこですごすの? もしかしてどっか行っちゃうつもりだったり――」

京太郎「(ギクッ)そ、そんなことないですヨ?」

豊音「……」ジー

京太郎「あのー」

豊音「…………」ジー

京太郎「家…お借りしてもいいでしょうか…・?」ガックリ

豊音「うん、素直はいいことだよー。でも一つ問題があるんだよねー…と、いうことで京太郎君」

京太郎「何ですか?」

豊音「京太郎君には『依頼』を受けてもらおうと思うんだー」

京太郎「依頼?」

豊音「今から私が、京太郎君のこれから住む家のポストに依頼を書いた紙を入れてくるからそれを読んで依頼を受けてねー」

京太郎「いや、そんな面倒なことしなくてもこの場で教えてくれれば…」

豊音「それでもいいんだけど、京太郎君は記憶も何もないんだからまずはここの生活に慣れなきゃいけないと思うんだ。じゃ、5分位したら追っかけてきてねー。ここから通りを西側に抜けた町外れだからー」タタタッ

京太郎「あ、ちょっ…のほほんとしてるように見えて意外と強引な人だな…これ、行かなきゃいけない、よなぁ」

16:00 京太郎ハウス前

京太郎「ここか…うーん、こんな大きな家に本当に俺一人なんかが住んでいいのか? …あれ、そういえば豊音さんは――」

豊音「」チラッチラッ

京太郎「すっごいチラチラ木の陰から見てる…! しかも隠れてるつもりなんだろうけど体が大きいから全然隠れてない…! と、とりあえず依頼ってのを受けてみるか」


現在受注できる依頼はこちらです
1依頼の練習 依頼主:豊音
内容:受ける依頼を決めたらその依頼の書かれた手紙を受注ボックスに入れてねー、それで依頼受注は完了だよー
所要時間:3時間

受ける依頼の番号を選んでください 直下

京太郎「じゃあ言われた通りにまずはこの依頼を受けるか」

『依頼:依頼の練習』を受注しました

タタタッ

京太郎(あっ、豊音さん出てきた。さも今ついた感を出そうとしてる…ちょっとかわいい)

豊音「その様子だと依頼の受注できたみたいだねー。今日は私が直接ポストに依頼を入れたけど、町の人と仲良くなると京太郎君にお願いをかなえて欲しいって人たちがこの家宛に手紙を送ってくると思うんだー。もしそうしたらできるだけみんなの力になってあげてほしいよー」

京太郎「はい!」

豊音「あ、あとあと! 私も何かあればお手紙を書くから、そのときはおねがいするよ!」

京太郎「はい、もちろんです」

豊音「うん、ありがとうね! …よし、じゃあ早速京太郎君がこれから生計を立てるためにお世話になる畑へ、れっつごー!」

京太郎「ゴー! ………えっ、畑?」


京太郎ハウス:裏の牧場

京太郎「これはまた……凄いですね。一面雑草やら石だらけだ」

豊音「引っ越してから面倒を見てなかったんだよねー。使うこともなかったから……うん、じゃあ京太郎君、この荒れた牧場をがんばって綺麗にしてねー」

京太郎「え? この荒れに荒れ果てた牧場の片づけ……ですか?」

豊音「当然だよー」

京太郎「あのー、豊音さんが手伝ってくれたりなんかはー」

豊音「働かざるもの食うべからず、私も応援をちょーがんばるよー!」

京太郎「応援だけ!?」

豊音「時間は待ってくれないよー。切り株を今どうにかするのは無理だと思うから、とりあえず雑草や石をどうにかしてねー」

京太郎「あ、アハハ…ちくしょおおおおお!」

2時間半経過した
RPを40消費した
京太郎の農耕スキルのレベルが上がった
枝×24、薬草×6、毒消し草×2、タケノコ×2、カブの種×2を手に入れた
畑の空きが50になった
※畑の最大耕作面積は120です。

京太郎「ぜぇ…はぁ……ぜぇ…」

豊音「うわぁああ、ちょーすごいよー。あの荒れ果てた畑がこんなに綺麗になるなんて…うん、やっぱりそうなんだね、きっと京太郎君にはアースマイトの素質があるんだよー」

京太郎「あ、アース……マイト? ってなんですか?」

豊音「大地と会話してルーンの力を一杯受けられる人のことだって、前に照ちゃんに教えてもらったんだー。あ、照ちゃんっていうのは町の本屋さんでちょー美人さんなんだよー」

京太郎「ちょー美人さん、ですか…ほぅ」

豊音「あっ、鼻の下ちょー伸びてる…京太郎君はエッチだねー」ジトー

京太郎「ハッ! イヤイヤ、ソンナコトハナイデスヨ…それで、俺はその、アースマイトなんですか?」

豊音「まあ本当のところは私もわかんないけど…さっきの京太郎君、ちょーイキイキしてたんだー。少なくとも君が農業に向いてるのは私でもわかるよー。それに京太郎君が寝てた時なんだけど、なんていうか京太郎君からあったかーい力を感じたんだ」

京太郎(…農業…アースマイト…こうやって畑を弄ってればなにか思い出せるのか?)

豊音「それじゃあ、頑張ってくれた京太郎君にご褒美だよー。私からこれをプレゼントしちゃうね!」

京太郎はボロのクワを手に入れた

京太郎E:ボロのクワ「……」キリッ

豊音「うんうんにあってるよー。まさに永遠の相棒に出会った剣士、ってかんじだねー」

京太郎「いや、これを一生の相棒にはしたくないです」

豊音「次はコレ! さ、持ってみてー」

京太郎はボロのジョウロを手に入れた

京太郎E:ボロのジョウロ「……」シャキーン

豊音「うん、このジョウロで水をまくためだけに生まれてきたよーって面持ちだねー」

京太郎「そんな面持ちはしてませんよ!?」

豊音「そして最後にこれは私からの引っ越しお祝いだよー、どうぞー」

京太郎はカブの種×10を手に入れた

豊音「京太郎君が綺麗にした平らな地面を今渡したクワで耕して、そこにこれをまいてジョウロで水をあげてねー。一日一回水をあげれば『きっと』育つよー」

京太郎「おおっ、それは楽しみですね」

豊音「雨が降った日には水をあげなくてもだいじょーぶだから、曇り空の日にはちょっと遅くに農作業をするといいかも」

京太郎「ふむふむ」

豊音「おいしい野菜がたくさんできるのを期待してるよー。種は雑貨屋さんで買えるから、お金に余裕ができたら色んな種類のものを買ってみるのもいいかも」

京太郎「なるほど…って、雑貨屋さんって豊音さんじゃないですか」

豊音「えへへー、ご入用の際には雑貨屋アネッティをよろしくね」

京太郎(豊音さん、見かけによらず意外にちゃっかりしてる人だ…)

豊音「最後に出荷箱の話をするねー」

京太郎「出荷箱、ですか?」

豊音「うん。ほら、畑の横に大きな箱がおいてあるねー?」

京太郎「あっ、ほんとですね」

豊音「京太郎君が収穫した作物やアイテムなんかをあそこに入れておくと私がその分のお金と引き換えに週末に回収するんだよー」

豊音「本当に大切なもの以外ならなんでも買い取るから、お金に困ったら利用してねー」

京太郎「豊音さん、本当に色々ありがとうございました。住むところの用意までしていただいてその上こんなに丁寧に教えていただいて」ぺっこりん

豊音「そ、そんなにかしこまらなくてもいいよー! ……」

京太郎「? 豊音さん?」

豊音「! ううん、何でもないよー。あ、それと本当なら依頼は一日二回まで受けられるんだけど、もうすぐ夜だから今日はもう依頼を受けることはできないよー。色々疲れてるだろうし、今日はもう寝たほうがいいかな。じゃーねー!」

タタタッ

京太郎「何だったんだろう、最後考え込んでたけど……って、今日知り合ったばかりなのに気にしても仕方ないよな。よーし、ちゃっちゃとカブを植えて寝ちまうか!」

30分経過した
RPを15消費した
京太郎の農耕スキルのレベルが上がった
カブの種を12個まいた
畑の空き38

豊音「あ、忘れてたよー」ヒョコッ

京太郎「うわあ!?」

豊音「この牧場に名前をつけてあげてほしいんだー」

豊音「つけ直しはできないから、後悔するような名前は絶対つけないでねー」
1ミリヤモード牧場
2トヨネ牧場
3タコス牧場
4カピバラ牧場
5好きな名前を書いてください 下3

豊音「ガースー黒光り牧場?」

京太郎「ガースー牧場です。どっから来たんですか黒光り」

豊音「ガースー牧場だね。うん、なんか独特でオリジナリティーあふれる今までにない名前だねー」

京太郎「……素直に変って言ってもいいんですよ?」

豊音「べ、別に変とか思ってないよー?」アセアセ

豊音「それじゃあ、おやすみなさい!」

タタタッ

京太郎「なんか・・・色々ありすぎて記憶喪失の深刻さがなくなった気がする、豊音さんには感謝しなくちゃな。とりあえず家に入るか」

18:30 京太郎ハウス

京太郎「へえ、やっぱ一人で住むにはだいぶ広い家だな…」

京太郎「今この家にある家具は…シングルベッドにからっぽの本棚、からっぽの冷蔵庫とカレンダー、あとはなぜか新品の日記か」

http://i.imgur.com/epGFwoC.png

京太郎「せっかくだし、寝る前には日記を書くことにしよう」


京太郎「さて、日記には何を書くか…」
1アースマイトのこと
2豊音のこと
3町のこと 下3

ちなみに日記の内容は翌朝のイベントに影響することがあります


京太郎「豊音さん…行き倒れていた俺にいろいろよくしてくれた恩人だ」

京太郎「家から金策の方法から、全部彼女が用意してくれた」

京太郎「この恩は絶対返したいな…でも、何でここまで俺によくしてくれたんだろう…やっぱりアースマイトと何か関係があるんだろうか」

京太郎「とはいえ考えてわかることでもないよな。また今度会ったときにでも訊ねればいいや」

京太郎「それにしても凄く背の大きな人だった…俺もそれなりに大きいとは思うんだけど頭一つ二つくらい違ったし」

京太郎「ただ身長のわりにおもちは残念だったな、うん。小ぶりでした。でもそれを抜いてもかなりの美少女さんだったし、お近づきになりたい…」


京太郎「明日は町のほうに行って挨拶回りでもするか…ふぁ~あ、眠ぃ…いろいろありすぎて今日は疲れたぜ」

京太郎「寝よ…」

ということで今日の、ストーリーという名のチュートリアルパート投下はここまでです
鯖落ちの間に色々ありまして書き溜めもあまりできてませんがちょっとずつ進めていこうと思います

ここで一つ簡単なアンケートです
このスレでも原作のように数人のヒロインごとの仲良しグループを作ろうと考えていますがそのグループ構成についてです
このスレは宮守勢が勢ぞろいしているので訊くのですが、宮守は宮守で固まっていてほしいか、高校関係なくオリジナルの友好関係にしてもいいかです
オリジナルについても特に決めていませんので、それを採用するかはわかりませんがこんな組み合わせが見たいみたいなものもあれば書いていただけると嬉しいです
ではまた

住民データ
京太郎
ミリヤモードの町にある日突然現れた記憶喪失の青年。アースマイトの素質があるらしい。困ってる人やだらしない人を放っておけないお人好しのお節介焼き。記憶喪失ではあるがあまり気にしておらず、持ち前の明るさで町の人にも親しまれていく。記憶はないが性癖は心に刻み込まれている。
誕生日 冬の月21日

豊音
雑貨屋アネッティを営んでいる背がとても高い女の子。皆でわいわいできるからお祭が好き。実は寂しがりやで甘えん坊なのだがその風貌から周囲からはしっかりものに思われている。実は魔法が得意。
仲良し度0

意見ありがとうございます、仲良しグループはオリジナルという方向で行こうと思います

では投下していきます

春2日 晴れ 6:00
京太郎「うっし、よく寝た! 今日からがんばるぞ!」

京太郎ハウス前
京太郎「そういえば豊音さんがポストに依頼が届くこともあるって言ってたっけ。まあまだ誰とも知り合ってないから届くはずもないんだけど……って、あれ? 手紙だ」


現在受注できる依頼はこちらです
1 ようこそミリヤモードへ 依頼主:大沼
内容:話は豊音から聞いている。時間があるときでいいので一度町長である私のところへ顔を出してくれ。

受ける依頼を選んでください 下1

依頼を一つも受けずに一日を過ごすこともできます、その場合は受けないと書いてください

京太郎「町長さんか……挨拶に行くのは当然だよな。もう少ししたら伺おう」


京太郎「さて、何をしよう」

1農作業
2散歩
3内容自由(できないものの場合は安価下) 下2

●農作業は畑の状態や所有してる種などによって内容が変わります
●散歩では町の誰かとすれ違うかもしれません、前夜にその人のことを考えていた場合いいことがあるかも

京太郎「すがすがしく朝から農作業か…なんて言えばいいのかわからないけどなんかいいな」

ガースー牧場
京太郎「おお、もう芽が出てる! よーしよーし、大きく育てよー」

1時間経過した
RPを30消費した

京太郎「明日にはカブが収穫できそうだぜ。…育つのとてつもなく早いな」


京太郎「まだ時間には早いし昨日できなかった分の片付けもやっちまうか!」

2時間経過した
RPを30消費した
枝×10、薬草×2、黄色い草×4を手に入れた
畑の空きが63になった(12箇所使用中)


京太郎「調子乗りすぎた…なんかもう気力が抜けきった気分だ…」

●RPが0のときは倒れる危険があります、注意しましょう


京太郎「でも時間もいい感じだな。さて、そろそろ町長さんのところに行くか」

9:00 集いの広場
京太郎「なんで俺は町のことも道も何も知らないのに行けると思ったんだ……見事に迷っちまったぜ。ここ、どこ……?」

?「あのー、何かお困りですか?」 下2(ヒロインから一人)

特殊判定
京太郎はモモを見つけられる? 見つけられない?(下3コンマ40以上で京太郎はモモのステルスを看破できます)

モモ(って、なんか困ってたから思わず声かけちゃったけど、初見の人が私に気づくはずないっすよね…どうしよう)

京太郎「えっ、君は?」

モモ「ええっ!? なんであなた私のこと見てるっすか!?」

京太郎「ええええ!? 声かけてきたのそっちなのになんで驚かれてるの!?」

モモ「はっ! す、すいませんっす。私生まれつき影が薄くて、初見の人に気づかれたことなんて人生で初めてだったので君にいきなり気づかれてつい驚いちゃったっす」

京太郎「はぁ…影そんなに薄いかな? 俺には普通に思えるけど」

モモ「いやいや、全然普通じゃないっすよ。親にも祖父母にも気づかれないことが稀によくあったくらいっすから」

京太郎「そ、そんなにか…あ、そういえば何で俺に声をかけたんだ?」

モモ「え? ああ、あなたがなんか困ってたみたいだったんでつい声をかけちゃったんすよ。お困りなら手伝うっすよ?」

京太郎「本当か!? 助かったあ…実は俺昨日この町に住み始めたばっかりでさ、町長さんの家に行こうと思ったんだけど迷っちゃって困ってたんだよ」

モモ「じゃあ貴方が豊音さんの言ってた京太郎君っすか……わかったっす、ついてきてください。案内してあげるっす」

京太郎「サンキューな! って、豊音さんの知り合いなのか?」

モモ「豊音さんは常連さんで友達っすよ。私の名前は桃子、みんなからはモモって呼ばれてるっす。これから同じ住民同士、よろしくお願いするっすよ京太郎君」


10:30 住宅街
モモ「はい、ここが町長さんのおうちっす。今度は迷ったりしちゃダメっすよ京太郎君」

京太郎「ああ、本当にありがとうな! この恩は絶対返すぜ」

モモ「恩なんてそんな大したもんじゃないっすよ。あっ、どうしても恩を返すって言うなら商店街でやってる食堂マーリンに是非お越しくださいっす、サービスするっすよ?」

京太郎「モモがやってるのか? そんなに若いのにすごいんだな…」

モモ「ええ。まあもっともシェフの私がこんななんで閉店と間違えって帰っちゃうお客さんが多い、閑古鳥の鳴いてる食堂っすけどね」

京太郎「は、はは…それじゃあまた今度食べに行かせてもらうよ。俺ならモモを見つけられるみたいだしな」

モモ「ふふ、みたいっすね。それじゃあ腕によりをかけて美味しい食事を用意して待ってるっすよ。ではまたっす!」

京太郎「おう! またな!」

町長宅
京太郎「すいませーん、町長さんいらっしゃいますかー」

大沼「あー…………来たか……」

京太郎「ど、どもっす。色々あってこの町に住むことになった京太郎といいます」

大沼「ん…………町長の大沼だ。大体の事情は豊音から聞いてる。あそこの家は好きに使ってくれていい……いいんだが…」

京太郎「な、何か問題でもありました?」

大沼「……なあ京太郎…………お前さん、ここで農業やるんだって?」

京太郎「あっ、はい。豊音さんに薦められまして」

大沼「……………………。豊音は一体何を考えてるんだ」

京太郎「あのー、なんかまずかったりします?」

大沼「あー……ここに来たばかりのお前さんにするような話でもないんだが…………まあ、言わないわけにもいかんか…………実はな……この町で作物は育たんのだ」

京太郎「え?」

大沼「……いつの頃からなのかはわからん…………少なくともわしがガキの時分からそうだった……」

大沼「……植えた植物のほとんどは枯れ、育ったとしても……貧相な大きさにしかならん……ここは、そういう土地なんだ」

大沼「……だから悪いことは言わん…………やるなら農業以外の何かにしたほうがいい」

京太郎「……」

大沼「…………? どうした……黙りこくって」

京太郎「あのー……なんかすいません。俺の畑で昨日植えたカブ、今朝見たら全部芽が出て育ってたんですけど……」

大沼「!?」

ガースー牧場
大沼「…………こいつは……たまげた。ここら一帯の土地は、こんなにルーンに満ち溢れた農地じゃなかったはずだ……おい京太郎、お前さん一体どんな手品使ったんだ…?」

京太郎「え、いや何もしてないですよ。普通に耕して普通に水をあげただけですって」

大沼「…………信じられん……こんなことが起きるとは」

京太郎「……あっ! そういえば豊音さんが俺にアースマイトの素質がある、みたいなことを言ってたんですけど、それが何か関係あるのかもしれないです」

大沼「…………アースマイト。古から大地とともに生きる部族……お前さんがそれだと?」

京太郎「記憶がないので何とも言えないです。けど、俺のアースマイトの力がこうやって作物を育てたんだとしたら、もしかしたら……」

大沼「…………この土地の枯渇したルーンの回復のきっかけになるかもしれん、か」

大沼「あー……京太郎、あらためてこのミリヤモードの町長としてお前さんを歓迎する…………うまい野菜、楽しみにしてるぞ」ニカッ

京太郎「は、はい!」

大沼「そういやまだお前、町のことをよく知らんだろう。一度町中を回ってくるといい……引っ越し挨拶のついでにな」

京太郎「あー、さっきも迷ったばっかなんすよ。そうさせてもらいます」

大沼「……ほら、この地図をやる。これを見ればどこに何があるかはわかるはずだ……」

京太郎「ありがとうございます、助かります」

大沼「……一応言っとくが、その地図の東西南北にある×印のところには勝手に行くなよ……そこはモンスターが出るからな、わしの許可がないと入れないことになってる」

京太郎「わかりました! よし、早速町に行ってきますね」

大沼「…ああ、行って来い……それと全部回ったら最後にうちに寄ってくれ」

京太郎「? じゃあ最後に行かせてもらいますね。ではまた」

11:00 集いの広場
京太郎「さて、どの地区から回ろうか」

1商店街
2住宅街
3ビーチ
4集いの広場 下2

11:00
京太郎「商店街か…賑やかな通りだなあ、店もいっぱいあるし何か欲しいものがあったらここにくれば大体は揃いそうだ」

京太郎「ここにある店は『雑貨屋』『花屋』『鍛冶屋』『本屋』『食堂』みたいだ。さて、どの店から入ろうか」


京太郎が入る店と入った先で何が起きるかをお好きに書いてください、希望イベントの記入がない場合は平穏無事に話が進みます
下3

京太郎「鍛冶屋さんか…とりあえず入ってみよう」

鍛冶屋ブイヤネン
京太郎「ごめんくださーい」
ガァン! ガァン! ガァン!

京太郎「あのーすいませーん」

洋榎「おっかんのたっめなーらえんやこーらー! おっとんのたっめならえんやこーらー!っと。そーれもういっちょ!」
ガァン! ガァン! ガァン! ガァン!

京太郎「あのー! ごめんくださーい!」

洋榎「ええでー! ええでー! 今うちに神が舞い降りとるでー!」
ガァン! ガァン! ガァン!

京太郎「あのー! すいませーん! 今ちょっといいですかー!?」

洋榎「おっかんのたっめなーらえんやこーらー! おっとんのたっめならえんやこーらー!」

京太郎「バーカバーカ」ボソッ

洋榎「誰がオタンコナスや!?」ドッゴォン!!

京太郎「ええええ!? 貴方聞こえてたんじゃないですか!? ちょっ、危ないです! ハンマー危ないです!」

京太郎「……」ボロッ

洋榎「すまんなぁ、なんやエライ馬鹿にされたような気がしてついなー、まあかんにんな」

京太郎「いやまあお仕事中にお邪魔した自分も悪かったですし、はい」

洋榎「で、お前誰なん?」

京太郎「えっと、この町に住むことになった京太郎といいます。今日は引っ越しの挨拶に来ました」

洋榎「これはご丁寧にどうも。なんや見ん顔やとはおもっとったけど引っ越してきたからやったんか」

京太郎「それでえっと、あなたは…?」

洋榎「んー? いくら引っ越してきたばっかとはいえうちのこと知らんとは、さてはアンタもぐりやな」

京太郎「いや、知らないというか覚えてないというか」

洋榎「何わけわからんこと言ってんのや。まあええで、ほんなら特別に教えたる! 耳かっぽじってよう聴きや! 北はゼークス、南はアルヴァーナにまで響き渡るその名声! 打てば響くは鉄の音!」

洋榎「刀聖の洋榎とは、うちのことやで!!」ドン!

京太郎「……」

洋榎「ま、まあ刀聖とか名声が響き渡るのは予定なんやけどな…」

京太郎「あ、自分は引っ越してきたばかりの京太郎と言います、よろしくお願いします」ぺっこりん

洋榎「あ、これはこれはご丁寧に。この町で鍛冶屋やっとります洋榎言います、今後ともよろしく……って、何でやねん! それもうとっくに聞いたわ! うちの名乗り口上に少しくらいリアクション見せんかい!」

京太郎「すいません、うるさいです」

洋榎「はい……すんません……って、なんでうちが謝らなあかんねん!」

洋榎「ふっふーん、まあええわ。見とれやー。うちがオカン越えてほんまに刀聖になるんもそう遠い日やないでー!」くわっ

京太郎「ところでここって何をつくってるんですか?」

洋榎「スルーかいっ。ったくえら冷たい奴やなあ。まあええわ。京太郎やったな、ここは包丁一本から農具、果ては武器まで何でも作っとるんや」

洋榎「とりあえず武器が欲しくなったらいつでも来てくれたらええわ。金と材料さえ用意してくれたらうちが腕によりをかけて最高の一品こしらえたる」

京太郎「材料は自前なんですね」

洋榎「当たり前田のクラッカーや、うちかてボランティアやないねん。ま、どーしても材料用意するんがメンドい言うんなら、店に置いてある出来合いの武器があるからそれで我慢せぇや」

京太郎「なるほど、で材料はどうやって手に入れればいいんですか?」

洋榎「武器とか農具に使える材料はモンスターがたまに落とすんや。強い武器が欲しいと思ったらじゃんじゃんダンジョンに行ってバンバンモンスターを倒すべし! や」

洋榎「つまりうちで武器を買わなあかんっちゅーことやな。ま、ぼったくったりなまくら渡したりはせんから安心してうちの売り上げにじゃんじゃん貢献してな、京太郎」バシバシ

京太郎「痛っ痛いです。ま、まあダンジョンに行くことになったらそのときはよろしくお願いしますね、洋榎さん。それじゃ他の方々にも挨拶して回らなきゃいけないので今日のところはこれで」

洋榎「んー? なんやもう帰るんか、まあええわ、また来てやでー!」ノシ

京太郎「洋榎さん…変わった喋りをする人だな。おもちの方は…うん、人の価値はおもちじゃないよな! 悪い人じゃなさそうだしよかったよかった」

京太郎「さて、次はどこに行こう」

向かう店とイベント 下2

雑貨屋アネッティ
カランコロン

京太郎「豊音さんいますかー?」

豊音「はーい、いらっしゃいませー。あっ、京太郎君だ! 来てくれたんだー、うれしいよー…あれ? 京太郎君? 何か…怒ってる?」

京太郎「はい…豊音さん、酷いですよね、あそこに作物育たないって知ってて俺に農作業させるなんて」

豊音「うぅ、町長さん話しちゃったんだ…でもでも、京太郎君ならなんとかしてくれるって思ったからであって決していじわるしようとかそんなことはー!」アセアセ

京太郎「……ププッ」

豊音「…え?」

京太郎「ははははは! 安心してくださいよ豊音さん、俺別に怒ってないですから」

豊音「でも私、京太郎君をだましたみたいなもんだよー?」

京太郎「それでもです。行き倒れて倒れに家をくれた豊音さんに感謝こそすれ、怒るなんて恩知らずなことはしませんよ」

豊音「京太郎君……」



京太郎「それにカブ、普通に育ちましたし」



豊音「そっかー、それはよかったよー……えぇえええええええ!?」

豊音「そ、育ったの? 本当に…?」

京太郎「ええ……って、信じてくれてなかったんですか? 俺のことをアースマイトだって言ってくれたの豊音さんなんですよ?」

豊音「ご、ごめんなさい。それにしても確かに特別な何かを京太郎君から感じたからこそあそこを任せてみたんだけど、まさか本当にアースマイトだったなんてねー」

京太郎「でもこれで俺の記憶の手掛かりが一つ見つかったしよかったですよ、結果オーライです」

豊音「うん、うん! ありがとうねー、京太郎君!」



豊音「それで、今日はそうしたの? うちに何かご用事かなー?」

京太郎「実は引っ越し挨拶に皆さんのところを回ってるところなんですよ」

豊音「そっかー、確かに自分からそうやって仲良くなろうとするのはいいねー。じゃあ京太郎君、せっかくだし今から雑貨屋さんについて教えてあげるねー」

京太郎「はい、それじゃあお願いします」

豊音「と言っても昨日大体のことは教えてあげたから、あんまり話すことはないんだけどねー」

豊音「とりあえず昨日も言ったと思うけど、私のお店で色々な種を取り扱ってるから欲しいものがあったらいつでも来てねー。それと京太郎君が牧場にモンスター小屋を作りたいときも私に言ってくれたらいいよー。お金と木材は自己負担になっちゃうけどねー」

京太郎「なるほど。たくさんお世話になることになりそうですね」

豊音「ふふ、いっぱいお世話しちゃうよー。モンスターから畜産物をとるための機材なんかも取り扱ってるからそれもよろしくねー」

京太郎「モンスター関連はとりあえずここに来ればいいって事ですね」

豊音「うん、大体そんな感じかなー。まだ京太郎君全部のおうちは回ってないだろうし今日のところはこの辺にしておこっか。それじゃ、京太郎君もばいばーい」

京太郎「はい、ありがとうございました!」

京太郎「豊音さんは何というかいじめたい気分になっちゃうな、俺より大きいのに小動物みたいな感じの不思議な人だ」

京太郎「残ってるのは『花屋』『本屋』『食堂』の三つか、どこから行こうか」

店と希望イベント 下3

古本屋サイクロン
京太郎「すいませーん、お店の人いますかー?」

照「あ、お客さんですか? いらっしゃいませー!」ニッコリ

京太郎(こ、この人が豊音さんの言ってた照さんか! 噂に違わぬ美人さんだ! おもちは…! …素敵なおもちをお持ちの住民にまだ一人しか会ってないんだがここはルーンだけじゃなくおもちも枯渇した土地なんだろうか…)

照「…」ギロリッ

京太(な、なんだ!? とてつもない悪寒がっ!)チラッ

照「どうしました?」ニッコリ

京太郎(この人の視線じゃなかった…? それにしてもなんだろう、この笑顔…)


特殊判定
京太郎は照の営業スマイルを見抜ける? 見抜けない?
下1~3のコンマの合計が130以上で京太郎は照の営業スマイルを看破します

京太郎「…あのー」

照「はいっ、何ですか?」キャルン

京太郎「なんで作り笑いしてるんですか?」

照「っ!?」

照「…なんのことですか?」ニコッ

京太郎「いや、別に責めてるわけじゃないですよ? ただちょっと気になったから聞いただけです、お気に障ったならすいません」ぺっこりん

照「……不思議な人、これでも作り笑顔にだけは自信あったんだけどね。ちょっとショック」

京太郎「えっと…」

照「あ、気にしなくていいよ、どうせただの営業スマイルだしそこまで気に病んでないから」

京太郎「そ、そうっすか」

京太郎(雰囲気がいきなり変わった…これが照さんの素なのか)

照「それで、君は? 初めて見た顔だけど、旅人さん?」

京太郎「あ、いえ。この町で暮らすことになった京太郎です。今は引っ越しの挨拶で」

照「あ、君が豊音の言ってた…そっか、うん、私はこの古本屋さんの店番をしてる照。よろしくね」ニコッ

京太郎「っ」ドキッ

京太郎(い、今のはやばかった…! 営業スマイルじゃない笑顔、破壊力高すぎだろ!)

照(店番してる照…てるてる…ふふっ)

照「そうだ、京ちゃん魔法に興味はある?」

京太郎「きょ、京ちゃん!?」

照「? どうしたの、京ちゃん?」

京太郎「そ、それですそれ! なんすか京ちゃんって!」

照「んー、何か京ちゃんって感じだったから。もしかして嫌だった?」

京太郎「い、いや別に嫌ってわけじゃないですけど」

照「じゃあ京ちゃんで」

京太郎「いや、初対面でそれは…」

照「それで京ちゃん、さっきの話なんだけれど」

京太郎「…もうそれでいいです。それで、魔法に興味あるかってどういうことですか?」

照「うん、ここは古本屋さんでその関係でたまに誰かが使わなくなった魔法書が置かれる時があるの。と言っても町の人はあんまり興味ないから売れ残ってて。それでもし興味があるなら京ちゃんのために魔法書は優先的に置いておこうかと」

京太郎「魔法ってそんな簡単に渡しちゃって大丈夫なんですか?」

照「別にそんなに難しいものでもないしね。魔法書を読めばルーンがある人なら誰でも使えるような簡単な仕組みだよ」

京太郎「そうですか…ちょっと興味はありますね」

照「よかった。じゃあこれからは魔法書は京ちゃんに一番最初に売るようにするから、欲しくなったら来てね」

京太郎「あ、ありがとうございます」

照「ふふっ、じゃあまた来てね、京ちゃん」

京太郎「はい、またです。照さん」

京太郎「照さん、なんかつかみどころのない人だったな…でもすごく気品があって美人さんだった」デレー

京太郎「」はっ、いかんいかん。よーし、残りは『花屋』と『食堂』の二つだな。どっちにしよう」


入る店と入った先で何が起きるか、希望がなければ店名だけ 下2

すいません、明日早いので今日はここまでにさせていただきます
続きはまた明日の夜ということで
おやすみなさい

京太郎「ごめんくださーい、お店の人いますかー? ……誰もいないのか? 不用心だなあ」

京太郎「まあいないなら仕方ないな、一度他のところに行ってあとでもう一度来ればいいや」

モコー

京太郎「ん? なんだ今の声、上からか?」

?「え!? ちょ、そこの人! 危なーい!」

京太郎「へ…って、うわああああ!? 親方ー! 空から女の子ガッ!?」

ドガーン!!

?「い、いてて…あれ、何で私無事…ヒャンッ!?」

京太郎(痛っつー…何が起きたん、ってそうだ、木の上から何かが降ってきて…というか顔に何かが乗ってて呼吸が!?)

京太郎「んー! んむー!」

?「ゃぁん…ちょっ…動かないで…」

京太郎(何だこれ!? まったく動けねえ! それになんか顔が生温いというか…って本格的に息がやばい!)

京太郎「んんー! んんむー!」ジタバタ

?「ヒャンッ…ち、力が入らない…何だよこれぇ…こんなの知らないよぉ…あんっ」

京太郎(う、動かない! 意識が朦朧と…こうなりゃ一か八かでこの顔の上の物体を動かすしかねえ!)

サワッサワッ……モミッ

?「ふぇえええええ!? やっ、ちょっ…変なとこ…触らないでぇ…」

京太郎(や、柔らかい…だと!? 見えないのに感じる…俺はこれが何かを知っているッ! まさか…いや、そんな…これが)モミモミ

?「んっ…あァ…はぁ…はぁ…あんっ」

京太郎(これが…おも…おも…おもt)

バタッ

?「っんん…あ、あれ? 急に動かなくなった? って、私男の人の顔に乗っかってたの!? そ、それじゃあさっきの変なところに当たってた息とか感触とか、全部…全部…うきゃああああああああああああ!?」

京太郎「あれ、俺何で寝てるんだ…?」

?「あ、起きた! よかったー、もしかしたら死んじゃったかと思ってドキドキしちゃったよ」

京太郎「あれ? 君は…あー! さっき俺の上に降ってきた女の子!」

?「……」プイッ

京太郎「え、何。何この気まずい空気。俺、君に何かしちゃったりした…?」

?「えっと……」カァー///

京太郎(ええー!? 俺何も身に覚えないんですけど! というかなぜか記憶があいまいなんだけど、俺この子に何しちゃったの!?)

?「でも私が君の上に落ちちゃったのがそもそもの原因だし仕方ないよね……うん、許してあげるっ!」

京太郎(そしてとくに何もわからないまま話が解決してしまった…俺マジで何やったんだよ…)

すいません寝落ちしてました
それにしても見返すと支離滅裂な酷い文章だなあ…

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