少年エルフ「僕をパパにしてくれてありがとう」 (38)

これはハーフエルフの少年と彼に育てられた人間の娘の話

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すでにBBAの姿が目に浮かぶ

○早朝、少年エルフの部屋

バタン

娘が部屋に入ってきた。

娘「パパ、朝よ起きて」

少年エルフ「スースー」

娘「パパー、起きて。 時間よ準備しないと……、起きないと耳を食べちゃうよー」ボソボソ

少年エルフ「スースー」

娘「」はむ

はむはむフニフニペロペロちゅるちゅる

娘「ん~~」(昔から不思議だけど、どうしてパパの耳は美味しいのかしら)

少年エルフ「うん、ぁん……んひゃあ!? なに? 娘!!??」

娘「あ、起きた? パパ朝よ」

少年エルフ「も、もう耳食べないでって言ってるでしょ! そのクセそろそろ卒業してよ」

娘「仕方ないじゃない、子供の頃からなんだし。 ほら時間ないわ、着替えなきゃ」ぬがしぬがし

少年エルフ「……うん。 あ! ちょっと!? 一人で着替えるからでてって」ぐいぐい

娘「え、そう? わかったから押さないで」

少年エルフ「いいからはやく」ぐいぐい

バタン

娘は廊下に出されてしまった。

娘「変ね……。 ってこんな時間、行かなきゃ」

○朝、川原

娘「はぁ!」キンキン

男子「ふん」ブオン

娘と男子が剣術の訓練をしている。

ガキン

娘「はああ!」

カキーン

男子「む、まいった」

娘「……あんた、本気出してないでしょ」

男子「いや、そう言われてもな。 充分本気だぞ」

娘「うそ、あんたならもっと早く踏み込めるでしょう。 ったく、これじゃ訓練にならないじゃない」

男子「しかし、どうしたんだ急に朝練に付き合えなんて」

娘「べつに……最近運動不足だっただけよ」

男子「うむ? そうか」

娘(この前の奴、剣だけじゃ勝てなかった。 私もまだまだ)

男子「……そろそろ戻ろう腹が減った」

娘「ちょっと顔洗ってくるわ」テクテク

???「ゲコゲコ」ガサゴソ

娘「ん?」

草陰から大カエルがあらわれた。

ピュッ

娘「きゃ」

娘は足を絡め取られた。

男子「フン!!」ギュン

ズバン!

大カエル「グペペペぺ」バタバタ

大カエルは逃げ出した。

男子「大丈夫か?」

娘「……ほらぁ! アンタあんなに早く踏み込めるじゃない。 手加減してる証拠よまったく」

男子「あぁ、その……。 すまん」

娘「もういいわ、朝食にしましょ」

○少年エルフの喫茶店

少年エルフ「あ、おかえり。 朝ごはん出来てるよ」

娘「先に着替えてくるわ」

娘は2階に上がって行った。

少年エルフ「そう、はい男子君お茶」

男子「どうも……(うまい)」ずずっ

少年エルフ「はい、出来立てだよ。 ベーコン2枚でいい?」

男子「はい」

カチャカチャ

男子(……これもうまい、こんな朝飯久しぶりだな)モグモグ

少年エルフ「もう、汗かいてるじゃない。 はい、これで拭いて」

男子「あ、どうも」

ふきふき

男子(タオル柔らかいしいい匂いがする……)

少年エルフ「おかわり欲しかったら遠慮せずにいってね」

男子「はい……(母親が居たらこんな感じだろうか? いや、まぁ。 エルフさんはオトコなのだが)」

少年エルフ「娘が急に付き合わせてごめんね。迷惑じゃない?」

男子「そんなことないです、日課のついでですから」モグモグ

少年エルフ「そっかありがとね」

娘が2階から降りてきた。

娘「男子、あんた先に食べてるの? ずうずうしいわね」

男子「ゴフ。 うむ、すまん」

少年エルフ「なにいってるの遅いのは娘でしょ、ほら座って。 ベーコン半分?」

娘「半分よ」

少年エルフ「年頃なんだからもっと食べないと。 男子君食べる?」

男子「いただきます」



カランカラン

女薬師「ふぁああ、エルフおはよー」

女薬師がネグリジェであらわれた。

少年エルフ「ちょっと!?」

男子「」ブハ

娘「……また二日酔い?」

少年エルフ「ちょっと薬師なんてかっこうなの、ちゃんと服着てよ」

女薬師「なによいいじゃない、いつものことなんだし。 あらーいいオトコじゃない? なに? カレシ?」

娘「なにいってるの男子よ」

女薬師「あら~、男子君か大きくなったわねー」

男「は、はい」カァア

娘「ちょっとそんなカッコでウロウロしないで早く着替えて」ぐい

女薬師「はいはい、わかったわ」

カランカラン

少年エルフ「えーと、ごめんね。 だらしなくて」カアァ

男子「いえ……はい」カアァ

◯女薬師の部屋

女薬師「あー、メンドイ」

娘「ほらちゃっちゃっと着替えて、これでいい?」バサ

女薬師「なーんか最近エルフ厳しくない?」ヌギヌギ

娘「……今のは男子もいたからでしょ」タタミタタミ

女薬師「いや、さっきのだけじゃなくて。 ここのところ厳しいというか、ちょっと変じゃない?」キガエキガエ

娘「……やっぱり、薬師もそう思う?」

女薬師「やっぱり?」

○商人の家、娘友の部屋

娘「とかなんとかあってね最近パパの様子が少し変なのよ」

娘友「ふーん」カキカキ

娘「聞いてるの? とも」バサッ

娘友「ああ、課題が!?」

娘「あなた、『ちょっと参考までに』とかいいながら答え丸写ししてるでしょ」

娘友「してないしてない」ブンブン

娘「ウソね、やめてよすぐにバレるじゃない、もう」

娘友「それでなんの話だっけ」

娘「パパの様子がおかしいって話」

娘友「そうだったわね。 ふーむ、エルフさんがね。 ……そっか、エルフさんもオトシゴロなのね」

娘「……はぁ?」

娘友「あたしも弟がいるからわかるわよそれくらい。 あちこち生えたり伸びたりイロイロ気になりだす頃よ」

娘「そんな……だってパパよ」

娘友「エルフさんもオトコノコでしょ、いくらエルフ族でもまったく成長しないわけじゃないでしょ?」

娘「そうだけど」

娘友「娘も子として親の成長は喜ばなくちゃ。 って、言ってて違和感がすごいわ」

娘「……あ~、いやだ。 パパも男子みたいにむさ苦しくなるのかしら」

娘友「そうねー、もうしばらく見てたらわかるんじゃない? それよりコレ、やっと届いたわよ」

娘友は小包を渡した。

娘「よかった間に合ったわ、ありがとう。 帰ったらすぐに組まないと」

娘友「あたしも明日行っていい?」

娘「ダメよ。 二人っきりで過ごすんだから」

娘友「……忠告だけど、無理強いするとトラウマになるわよ」ニヤリ

娘「」ス

娘のアイアンクロー! 娘友の頭が締め付けられる!!

娘「あなた、パパのことをからかわないでくれる!!」ギリギリギリギリ

娘友「ぎゃああああ、だってエエエエエエエエエ」

\ギブギブ/



娘友「あたー、暴力はいけないとおもいます」

娘「口は災いの元よ。 まったく、私とパパは家族なのよそんなことしないわ」

娘友「でも、血は繋がってないでしょ」

娘「……それでもよ。 私はパパの嫌がることは絶対にしないの」

娘友「でも、もしエルフさんの方から来たらどうするの?」

娘「パパからってそんな、そんなことあるわけないじゃない」

娘友「でもねー、オトシゴロだしねー、ソロソロねー、アルカモネー」

娘「……(年頃だからってあのパパが)……ん?」

娘友「」ニヨニヨ

娘「なーにーよーその顔は!! あなたやっぱりからかってるでしょ」

娘友「バレタ―」

○少年エルフの喫茶店

カランカラン

娘「ただいま」

少年エルフ「おかえり、宿題はかどった?」

娘「んーん、そうでもないかな。 そうそう今日は遅くまで課題するけど気にしないでね」

少年エルフ「そうなの? 夜食つくろうか?」

娘「いらないらない!! 夜食べると太るし自分でやるから。 パパは先に休んでいいから」

少年エルフ「そう? とりあえず夕飯たべようか。 今日はシチューだよ」

娘「ありがとう、パパ」

○早朝、少年エルフの部屋

ギィィ、パタン

娘(結局徹夜になってしまった。 なんとか間に合ったからよかったかな)

少年エルフ「すーすー」

娘(よく寝てるわ、ふふ)そー

娘は忍び足で少年エルフに近づく。

女薬師「エルフーー!! 起きてる? 手伝ってーー!!」

少年エルフ「ひゃっ!?」

娘「薬師!?」

ドタドタバタン

女薬師が駈け込んで来た。

女薬師「助けて、大カエルの毒にやられた患者がいるのけど解毒がわからないの、早く来て」

少年エルフ「……わかったすぐ行く!」

娘「あ、パパ」

少年エルフ「あ、娘。 すぐ戻るから」

◯女薬師の店

女兵士「たいちょー、あたしもうだめです。うぷ、一生のお願いがありますぅ」

男「バカすぐ治るからしっかりしろ」

女兵士「角の店のカップケーキが食べたいです。 あ、チョコレートの奴で」

男「……結構余裕あるなお前」

少年エルフ「このひとが患者?」

男「エルフきてくれたか助かる」

少年エルフ「診せて、……どこでこんなのを?」

男「最近増えた大カエルだ、朝から退治してたんだが」

少年エルフ「そんな毒なんて持ってたの!?」

女薬師「わたしもしらなくて、強い毒じゃないみたいだけど解毒成分がわからなくて」

少年エルフ「どれを試したの?」

女薬師「これとこれを」

少年エルフ「これはまだ?」

女薬師「ま、まだ」

少年エルフ「だったら少量ずつ試して、僕は治癒と解毒魔法を試すから」

女薬師「はい」

女兵士「あぅ、たいちょー。 クレープでもいいですから、うぐ」

男「お前、なんで食欲あるんだよ」

○昼、少年エルフの喫茶店

カランカラン

少年エルフ「ふー、治ってよかった。 ただいま」

シーン

少年エルフ「あれ? 出かけたのかな? 娘―?」

パタパタ

娘「すやすや」

少年エルフ「あ、娘。 こんなところで寝ちゃお腹冷やすよ。 むーすーめー」

娘「すやすや」

少年エルフ(起きないな、そういえば昨日は遅くまで課題をしてたんだっけ? せめてタオルケットでもかけないと)

そー

少年エルフはタオルケットを娘にかけた。

少年エルフ(食事ができるまで寝かしておこうかな?)



少年エルフ(お昼も出来たしそろそろ起こさないと)

パタパタ

少年エルフ「娘ー」

娘「うぅん」ゴロン

少年エルフ「あ」ドキッ

娘は眠っている。

少年エルフ(……こうやってみるとおっきいなぁ。 ……なんでこんなになるんだろ)ドキドキ

そー

農夫「エルフ坊おるかーー!?」

少年エルフ「うわぁ!!! いい、いるよ。 どうしたの!?」

農夫がかけこんできた。

農夫「水路にスライムが詰まって大変なんだ、手伝ってくれ」

少年エルフ「わかったすぐ行くよ」

娘「うん?」

少年エルフ「あ、起きた? ちょっと手伝ってくるから、先にお昼食べてて」

娘「あ、パパ。 あたしも」

少年エルフ「いいよいいよ。 疲れてるでしょ、ゆっくりしてて」

どたどた

娘「なんで今日に限ってこんな……、パパ……」

○夕方、少年エルフの喫茶店

少年エルフ「はー疲れた、今日は忙しかったな」

娘「パパおかえり、大丈夫?」

少年エルフ「うん、今日は朝から忙しかったね。 あ、夕飯も作ってくれたの、ありがとう」

娘「当たり前よだって今日は」 男「エルフー、ゴブリンだゴブリンがでた!! 手を貸してくれ」

少年エルフ「また!? わかったすぐ用意するから、娘ごめんさきに……」

娘「もーーーーーーッ!! なによ朝から!! ホントに今日に限って!!」

少年エルフ「娘!?」

男「どうした!?」

娘「どこ! ソッコーで片付けるわ!!」

◯スイカ畑

娘「"閃熱"! なんなのよあんたらスイカ泥棒って"炸裂"! ふざけてんの、どっからわいたの!? "雷撃"!」

ヒュゴオオオ ドォオン バリバリバリバリ

ゴブリン達に魔法が降り注ぐ。

\ギャアアア/ \スイカバー/ \アズキバー/ \イムラヤー/

男「……こりゃ、ヘタに手を出せんな、 女兵士の具合はどうだ? 何度もすまんな朝から」

少年エルフ「気にしないで、こういう時もあるよ。 "治癒"」パァア

女兵士「うう、たいちょーあたしもうだめです最後に広場の店の限定パンケーキを……」

男「……お前、横っ腹に穴あいてるんだぞ」

少年エルフ「ふぅ、これでとりあえずだいじょう……」パタ

少年エルフは倒れてしまった。

男「おい、エルフ!?」

娘「え!? パパ? パパー!?」

◯帰り道

娘が少年エルフをおんぶして歩いている。

少年エルフ「すーすー」

娘(寝てる、朝からドタバタだったし仕方ないわ)

少年エルフ「すーすー」

娘「昔は私がこうやっておんぶされてたよね、パパ」

テクテク

娘「私がパパの身長越したとき……結構ショックだったでしょ?」

少年エルフ「すーすー」

娘「あの時言ったよね『娘のパパでいたいって』……ふふ」

テクテク

娘「結構ショックだったのよ、私もね……」

少年エルフ「すーすー」

娘(わかってる……わかってるわ)

○深夜、少年エルフの部屋

少年エルフ「うぅん、あれ? ここ僕の部屋だ。 いつの間に……」

娘「すやすや」

娘は眠っている。

少年エルフ「……そっか運んでくれたんだ。 ありがとう」

少年エルフは娘が手にしている小包を見つけた。

少年エルフ「んと、これは? 『パパへ――』 ……そっか、すっかり忘れてた」

◯兵舎

男「やれやれ、今日は大変だったな。 おーい、後処理は済んだか?」

男兵士A「はい、あと言われたようにゴブリンとカエルの死体を保管しましたが。 あんなのどうするんです? 臭いんですけど」

男「あぁ、この報告書と一緒にして王都へ届けてくれ。 王都の奴ら以前の報告を信じなかったしな」

男兵士A「了解です」

男「そっちは大丈夫か? 引継ぎは終わったか?」

男兵士B「はい」

女兵士「はーい、おわりましたー」

男「やれやれ、やっと帰れるな。 ……しかしなにか忘れてるような」

女兵士「たいちょー、がんばったあたしへのご褒美じゃないですか? 大通の店のバアムクーヘンってすごく美味しいんですよ、今度おごってくださいよ」

男「あー、そうだ。 しまった忘れてた……」

女兵士「あの、聞いてます? 無視しないでください、たいちょ~」

○商人の家

商人「なんだって!? お前知ってたならどうして教えてくれなかった?」

娘友「なによー、もう。 知ってたんじゃなかったの? ま、いいんじゃない親子水入らずで」

商人「お前恩人の大切な日だぞ、明日でも皆にも知らせて盛大にせねば!!」

娘友(まぁ、こうなると思って言わなかったんだけどね)

◯翌日、少年エルフの喫茶店

娘友「エルフさん、1日遅れだけど誕生日おめでとう」

少年エルフ「ありがとううれしいよ」

娘友「あと、先にいっとくけどゴメンね」

娘「何が?」

カランカラン、ドタドタドタ

商人「おぉ~兄弟よ! 昨日が誕生部だったんだな知らなくて済まなんだ。 遅れた分盛大に祝ってやるぞ!!」

少年エルフ「あ、商人さん。 そんなの気にしなくてもいいのに……」

商人「わしの気がスマンのじゃ、よーし運び込めわしからの祝いだ」

ガヤガヤガヤ

大量の料理とケーキ。そして使用人よって店内が飾り付けられていく。

少年エルフ「ちょ、ちょっと」

娘「……止めようがないわね」

カランカラン

男「エルフ、お前昨日が誕生日だったよな、遅れたが祝いだぞ」

少年エルフ「男も来てくれたの? ありがとう」

女兵士「昨日はお世話になりました~。 これどうぞここのマフィンは絶品なんですよ~」

男「お前は自分の食べたいモノ持ってきただけだろ」

少年エルフ「ありがとう今日は休みだったでしょ、よかったら食べていって。 こんなに食べれないし」

女兵士「やったー」

男「すまんな」

カランカラン

農夫「おー、エルフ坊。 昨日が誕生日だったってな。 なんもないけどウチで採れたもんだ食ってくれ」

少年エルフ「うわぁ、こんなにありがとう。 さっそく料理するから」

娘「ダメよ、パパの祝いなのよ。 私がやるわ」

カランカラン

女薬師「なんだか賑やかねー、なに? 合コン?」

娘「してないわよ。 パパの誕生日祝いよ、一日遅れだけど」

女薬師「そっか。 エルフおめでとー、いくつになったんだっけ」

少年エルフ「えっとね、61歳になったよ」

娘友(……みえない)

女薬師(なんという年齢詐称)

男(エルフ族だしな)

娘友「あ、エルフさんその首飾りってもしかして?」

少年エルフ「うん、娘のプレゼントだよ」

娘「王都で買ったアミュレットよ、守護魔法がかかってるからご利益抜群よ」

娘友「で、アレも仕掛けたの」ボソボソ

娘「えぇおかげさまで、パパには言わないでよ」ボソボソ

娘友「モチのロンよ」ボソボソ

少年エルフ「不思議な魔力を感じるしキレイだよ」

娘「気に入ってくれてよかったわ」

少年エルフ「ありがとう、大事にするよ」

ガヤガヤガヤ



娘「今年は賑やかな誕生日になったわね」

少年エルフ「うん、みんなに感謝しなくちゃ」

娘「えぇ」

ガヤガヤ

少年エルフ「ねぇ、娘にも感謝してるよ。 君と出会った時から僕の世界は変わったよ」

娘「そうなの?」

少年エルフ「うん。 ……僕の所に来てくれて、僕をパパにしてくれてありがとう」

娘「……私だってパパに感謝してるわ。 世界で一番パパが好きよ」ギュウ

少年エルフ「むぐっ、ちょっとギュウってしないで。 もう」カァア

―― おわり ――


もう続きが読みたいってw

ありがとう、一人でも面白いといってくれるなら最後まで書くよ

乙ー

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