レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色んな地方を旅します) (1000)

~あらすじ~
地方再巡り。

1スレ目
[SS速報VIP]レッド(幽霊とか無口とか言われるけど)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375803989

2スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどもう関係ない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376403924

3スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます)
レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377171321/)

4スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど最近はそうでもない)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど最近はそうでもない) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377677830/)

5スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカントーに帰ってきたよ)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカントーに帰ってきたよ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378554831/)

6スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380203396/)

7スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381737645/)

8スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383311031/)

9スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386744582/)

10スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388323088/)

11スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390480797/)

12スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392379757/)

~中略~

前スレ
[SS速報VIP](無口とか幽霊とか言われるけど地方を回ります)
レッド(無口とか幽霊とか言われるけど地方を回ります) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417698382/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421936344

レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サーナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・ゴーゴート・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメルゴン・オノノクス・フライゴン・ファイヤー・ニョロボン・ミュウ・アルセウス・カクレオン・ガチゴラス・セレビィ・チルタリス・デオキシス・ユクシー・アグノム・エムリット・トルネロス・ボルトロス・ランドロス・ジラーチ・ギラティナ・クリムガン・ビクティニ・ディアンシー・マラカッチ・フライゴン・ジュプトル・ムクホーク・テラキオン・ビリジオン・コバルオン・ケルディオ・ギアル・

トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム

キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ・ヨノワール・キリキザン

トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム

コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ

ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス

メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ

ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ

シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット・メガニウム・アンノーン

グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ

コトネ キュウコン・アブソル・ロリーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア

ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー

ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ

ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト

カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ

セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ

ファイア エルレイド・ジグザグマ・ピカチュウ♀・ヒトカゲ・色リザードン・イーブイ

リーフ ロズレイド・色イーブイ・色カメックス・色フシギバナ・イシツブテ・オオスバメ

レッド(13) 無表情無口やんちゃ男の娘。マサラ人。50kmは短距離です。

トウヤ(16) ロリコン。目覚めなければいいお兄さん。運動音痴。

キョウヘイ(14) 腹黒イケメンリア充俳優(金持ち)。最近イケメンっぽくない。

グリーン(13) 不憫な緑のマサラ人。メイドはミニスカ派。オタク疑惑。

ユウキ(12) ただの元気っ子。たまに妄想の世界へ。影が薄い。

コウキ(10) ほけー。すぐ脱ぎます。影が薄いをキャラにしてやる。

シルバー(10) 紳士的フィー。そこそこ苦労人(胃が痛い)。常識人。

カルム(15) 唯一リア充なフィー。純粋にツンデレ。ツン(という体の)デレ。

ヒビキ(10) ただの純粋系わんこのようだ。キス魔とは一体。可愛い後輩。

ファイア(10) 無表情煽り系男子。一家で一番マシなの俺じゃね?と思っている。

ヒカリ(10) 冷静系ケモナー。ミュウツー様命。ヒカろう。

メイ(14) 媚びてる女装させ魔。好きな人はt……おや誰か来たようだ。

トウコ(16) 影とキャラが薄い。悲しい。でももういいや。

ブルー(16) レッドの姉。姐さん。マサラ人。ブラコン。

セレナ(15) 方向音痴系元気お嬢。KY。ですわ!

コトネ(10) キョウヘイの熱狂的ファン。ヒビキとは仲良し。

ハルカ(12) 放浪癖のある元気クールさん。かも。かもかも。

ひな子(??) 幽霊。ピカチュウを探していた。無事成仏。今は冥界の門番やってます。

リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。ファイアにも発動。危ない子。

ライ(10) 緑の弟。グレ気味。影が薄い。出番がないから悟りを開いた。

イーブイ ゲームでのパートナー。ツンデレ。もう百合でいいや。

ソラ アチャモ。元人間。男前な女の子。

ゴールド(11) ヒビキの兄。結構大人びているが出番が欲しい。

クリスタル(11) コトネの姉。しっかりしたお姉さん風だが出番が欲しい。

オメガ(12) 未登場。本物の忍(予定)

アルファ(12) 未登場。モフラー(予定)

サンダース  毛並みフェチ、比較的まとも

ブースター  ドS、でもブイズには優しい

シャワーズ  ホモ、レッドを襲ったことがある

エーフィ  腐男子、超腐男子 最近のオススメはトウヤ×レッドだよ、ディアちゃん!

ブラッキー  百合好き男子、出番が無くて焦ってる

グレイシア  厨二病、でも可愛いよprpr

リーフィア  百合、グレイシア可愛いよグレイシア

ニンフィア  元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー

イーブイ  従兄弟の子、イケメン

イーブイ  純粋な子。出番がない

ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww

イーブイ ノマカプ厨 レッド×グレイシア最高! エーフィとは相容れない

色イーブイ ドM 早く叩いて下さいご主人さま!


出世したモブ表

テルミ ロケット団。元ウェイターのイケメン。でもフィーっちゃった可哀想なイケメン。

マドカ ロケット団。元ウェイトレス。キョウヘイファンクラブに入っているヤンデレ。

ソウイチ アクア団。馬鹿。ラノベによくいる鈍感系。馬鹿。

ユミ アクア団。敬語冷静系メガネ。ソウイチの幼馴染ポジ。

ロラン マグマ団。お坊ちゃま。敬語系ショタ。元ライモンジムトレーナー。

コレット アクア団。ロランのお姉さん。ブラる人なのかは不明。お嬢様。

クロード フレア団。ベテラントレーナー。大人。博識っぽい。

ガチムチ フレア団。見た目は男、心は女。結構女子力は高い。

キラン ギンガ団。レズ系勘違いバック転ガール。レッド大好き。

この板(サイト)に初めて来た方はまずこのスレを読みましょう。
■ SS速報VIPに初めて来た方へ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421123543/)

まだかなー(チラッ

まだかなー(チラッ

バレンタイン番外始めマックス!




~シロガネ山~

レッド(今日はバレンタインか……)

レッド(確かチョコをあげる日……っていうか去年もやったな)

レッド(あー……あとはカップルが急増する日だ)

レッド(…………爆発しろ)

レッド(去年……去年はチョコ作って皆にあげたんだっけ)

レッド(今年はどうしようかな……)

1 チョコ作る  2 リア充を粉砕して回る  3、自由

下2

レッド(よし、町に出てリア充を片っ端から粉砕して回ろ)


~トキワシティ~

リア充女「あのねっ、実は前からあなたが好きだったの……これ受け取って!」

リア充男「あ、ありがとう……実は俺も!」

レッド「ピカチュウ、十万ボルト!!」

ピカチュウ「ぴっかー!!」

リア充女「きゃああああああ!?」ダッ

リア充男「うおおおおおおお!?」ダッ


レッド(よし、これで三組……ノルマ達成!)

レッド(このまま行けばトキワからリア充は消滅……うわ)

グリーン「待ちやがれ! お前何してんだよ! 苦情は全部俺のとこに来るんだよ!」

レッド「なんのこと……」

グリーン「赤い帽子のピカチュウ使いがカップルを襲ってるって通報があったんだよ!」

レッド「いや……人違いだと思うけど……」

グリーン「しらばっくれんじゃねえ!! ったく、もう少しでチョコが貰えるとこだったのに」

レッド「……?」

グリーン「通報があったから急いでてな……入り口前に女子の集団が固まっててよ」

レッド「へぇ…………」

グリーン「なっ……なんだよその顔! 無表情になるのやめろよ!」

レッド(どう晴らしてくれようこの恨み)

レッド(……なんか緑がむかつくからなんかしてやろ)

下2

レッド(なん……だと……)

グリーン「おい……レッド?」

レッド(これにチョコを渡すって言っても……うーん……)

グリーン「おい……聞いてんのか」

レッド(ただ渡すだけってのはやだな……何かする……のも面倒)

グリーン「おいレッド……おいチビ」

レッド(チョコねー……ただのチョコ……が自分用に一個あるからそれでいっか)ブンッ

グリーン「ぐへっ……聞こえてんじゃねーか!!」

レッド(あ……そうだ服……どうしよう)

グリーン「おい……おーい」

レッド(何の服にしよう)

グリーン「聞けよ……」

下2

レッド(難易度高い……まあ何とかなる)

レッド(マサラ流一瞬着替拳!)バッ

グリーン「うおっ!? ……レッド、何してんだ」

レッド「…………さぁ」

グリーン「さぁじゃねーだろ! ……にしても今日は随分と普通の服だな」

レッド「女装の時点で……普通じゃないと思うけど……」

グリーン「ん? ……そういやそうだな。感覚おかしくなってきたぜ」

レッド「…………」

グリーン「で? 女装して何すんだよ。まさかリア充を内部から破壊する気か!?」

レッド「違う……これ、あげる」

グリーン「………………は?」

レッド「本当は自分用だったんだけど……あげる」

グリーン「え、お、おう、何だよ急に」

レッド「……僕がわざわざそれあげたんだから……他の子から貰わないでね」

グリーン「はあっ!? なんでそうなんだよ!!」

レッド「そりゃ……間違って緑に惚れる子が出る……なんて事故が起こらないように……」

グリーン「事故ってなんだよ! チッ、まあ元から欲しかった訳じゃねえしいいけどよ」

レッド「ふん……あ、緑」

グリーン「あん?」

レッド「三十倍返し……期待してる」ポーン

リザードン「ぐおおおう」バッサバッサ

グリーン「三十っ!? おい待ちやがれレッド! っのやろぉぉぉおおおお!!」

エーフィ「フィィィィィイイイイイ!!!」

エーフィ「あっやべこれもう録画してんの!?」

ブラッキー「他の人のバレンタインの様子も見ようって話だよ! 百合とか百合とか百合とか!」

イーブイ「キャラ名単体、または組合せを書いてね! 正統派とか正統派とか正統派とか」

エーフィ「フィーでももっちろんおーけーおーけー!」

イーブイ「さぁどうぞ! 正統派正統派正統派正統派正統派正統派正統派」

ブラッキー「さぁさぁ! 百合百合百合百合百合百合百合百合百合百合百合百合百合」

エーフィ(やだ……この子達怖い……)

下2



~ヒウンシティ~

キョウヘイ「はー……やっと仕事が一段落っすよー」

ルカリオ「くわんっ」

キョウヘイ「なーんだお前。お疲れっつってんすかー?」

ルカリオ「くわんぬ」

キョウヘイ「そーかそーか、よーしよしよしありがとなーよしよし」

アクロマ「おや! 必然ですねキョウヘイ君!」

キョウヘイ「うおっ!? いや、ここは偶然だろ…………偶然、っすよね?」

アクロマ「計算によればキョウヘイ君は99.9%の確率でここにいるとなりましたから必然です」

キョウヘイ「あっそ……で、何か用っすか?」

アクロマ「今日が何の日だか覚えていますか?」

キョウヘイ「流石に知ってるっすよ。バレンタインっすよね」

アクロマ「その通りです。キョウヘイ君はルリさんに何か贈るのですか?」

キョウヘイ「いや……前の休みの時にもうやっちゃったっすよ。今日はルリちゃん仕事っすから」

アクロマ「おや、そうだったのですか……では、今日は空いていると?」

キョウヘイ「まぁ、そうっすね……まさか」

アクロマ「そのまさかです! これ、プレゼントです」

キョウヘイ「うわわわ……お、多いっすよ! なんすかこれー!」

アクロマ「バラの花束、チョコレート、ぬいぐるみ、風船……思い付いたの全部用意しました」

キョウヘイ「……ま、まぁ……ありがたく受け取っとくっすけど……」

アクロマ「それは良かったです! 突き返されるのではとヒヤヒヤしていましたよ!」

キョウヘイ「そこまで酷い事しねーよ。っていうか……普通女の子に贈り物する日っすからね」

アクロマ「いえ、愛する人に贈り物する日ですよ」

キョウヘイ「………………じゃ、じゃあ俺帰る!」

キュレム「きゅららら」バサッバサッ

アクロマ「……今日のキョウヘイ君はデレてましたね。出血多量で死にそうです」

エーフィ「いぇーい! いぇーい!」

ブラッキー「くそぉぉぉ!!」

イーブイ「アメリカって日本と逆なのね!」

エーフィ「え? あー、うん。なんかねー、男が女に色々したげる日らしーよ」

ブラッキー「そんな豆知識どーでもいーわー!」

エーフィ「ひいっ! はんこーきだ! おにーちゃんかなすぃー! はい次!」

下2



サナ「セーレナっ!」

セレナ「きゃ! なぁんだ、サナでしたの? 驚いてしまいましたわ!」

サナ「ごめんねっ! ところで、今日は何の日でしょーか!」

セレナ「あぁ、ラ・サンヴァロンタンでしたわね! でもわたくしには関係無いですわ」

サナ「え?」

セレナ「だって、わたくしには恋人がいないんですもの。することがありませんわっ! ぷんぷん!」

サナ「私もなんだ。だからさ! 今だけ恋人ごっこしない? 何もしないのもくやしいしね♪」

セレナ「あら、面白そうですわ! でも何をすればいいのでしょう?」

サナ「ふっふふー……はいセレナ、これプレゼント!」

セレナ「まぁっ……なんて綺麗なバラ! 貰っちゃっていいんですの?」

サナ「うん! いつもお世話になってるし♪」

セレナ「すーっごく嬉しいですわ! わたくしもお返しがしたいけど……何も持ってませんわ」

サナ「いいよっ、お返しなんて!」

セレナ「でも……」

サナ「こうして一緒にいてくれるだけで嬉しいから!」

セレナ「……ふふ、サナが本当に恋人だったら素敵ですわね」

サナ「え……!?」

セレナ「でも女の子同士だから残念ですわ。わたくしが男の子だったらよかったのかしら?」

サナ「…………あはは! 私が男の子だったら良かったのになー! なーんて!」

ブラッキー「ブラァっ……!!」

エーフィ「せ、切ない……」

イーブイ「良かったわねブラ兄。あーあ! 正統派! あーあ!」

エーフィ「フィーもなー! まだあっていいけどなー!」

イーブイ「正統派の方がぁー! いいと思うけどぉー!?」

下2



キョウヘイ「ルリちゃん!」

ルリ「キョウヘイ君! あはは……久しぶり」

キョウヘイ「本当に久しぶりっすねー、こーやって二人で会うの。寂しかったっすよ俺」

ルリ「わ、私も……テレビで見れるけど、やっぱりお話出来ないと……物足りなくて」

キョウヘイ「…………っ」

ルリ「キョウヘイ君……? どうしたの? 顔、真っ赤だよ?」

キョウヘイ「え、や……バレンタイン近いっすからレストランでも、って思って」

ルリ「うん! ……あ、でも、レストランとかだと……写真撮られたりしないかな」

キョウヘイ「あー……そっすね。じゃあ、俺が何か料理作るっすよ」

ルリ「本当? キョウヘイ君は料理上手だから期待しちゃうな」

キョウヘイ「どんどん期待していいっすよ! 絶対期待に応えるっすから!」

ルリ「あはは……あ、それなら私の家で作って貰えないかな……?」

キョウヘイ「全然おっけーっすよ! なーに作ろっかなー……」

キョウヘイ(手の込んだ物にしたいっすけど時間かけすぎんのも……あ、スーパー寄らないと)

ルリ(キョウヘイ君可愛い……お持ち帰りも成功したし、バレンタイン最高)

イーブイ「ブイブイブイーっ!!」

エーフィ「良かったねイーブイ!」

ブラッキー「今日は皆満足出来る結果になって良かったね!」

エーフィ「うん!」

イーブイ「えっと、本編もよろしくね!」

エーフィ「本編でもフィー安価取ってね!」

ブラッキー「本編に百合っ娘出して下さい!!!」

終わり

おまけ


ヒカリ「ミュウツー様にチョコをあげたいわ」

ヒカリ「……ミュウツー様にあげるのなら並みの物じゃ駄目ね」

ヒカリ「立体造形……それとも色んな種類のものを……?」

ヒカリ「悩んでる暇があるなら両方作ってしまえばいいんだわ。早速取りかかりましょう」




ヒカリ「か……完成よ……十分の一立体ミュウツー様チョコ……」

ヒカリ「渡しに行かなきゃ。次の飛行機の時間は……って、もうバレンタイン終わるじゃない!」

ヒカリ「……も、もう間に合わない」グスッ

ミュウツー「おい……小娘。何を泣いている」

ヒカリ「え……ミュウツー様っ!? な、なんでここに……」

ミュウツー「レッドが……生暖かい笑みでシンオウに行けと言うのでな」

ヒカリ「レッドが……あ、そ、そうだ、その、これ……バレンタインの……」

ミュウツー「ばれんたいん……?」

ヒカリ「そ、その……好きな人にチョコをあげる日で……私はミュウツー様に……」

ミュウツー「…………いいのか?」

ヒカリ「は、はい!」

ミュウツー「…………ありがとう、ヒカリ」

ヒカリ「っ!? い、今、な、な、名前っ」

ミュウツー「では失礼する」シュンッ

ヒカリ「」バタッ

終わり

おまけのおまけ

ミュウツー「レッド、こんな物を貰った」

レッド「そう……」

レッド(そりゃ良かったねー良かったねー今年も良いことありますようにー)

エーフィ(レッドの脳内でムー○ンが踊ってる!!)

ミュウツー「……食べ物なのだろう」

レッド「……え、うん」

ミュウツー「これを食べるのは……少し恥ずかしいな」

レッド「ちょっと殴ってもいい壁探してくる!!!」ダッ

ミュウツー「えっ」

レッド「リア充爆発しろぉぉおおおお!!」ゴスッ ゴスッ

エーフィ「レッド! これ以上やるとシロガネ山が崩れるよぉぉおおおお!!!」

終わり

キョウヘイ「レッドさーん! グリーンさーん! イェーイハローハロー!」

レッド「?」

グリーン「何だ? テンションたっけぇな」

トウヤ「ほら、今日はポケモン赤緑が発売されて十九周年でしょ? お祝いに来たんだよ」

レッド「じ、十九……!?」

グリーン「マジかよ!? やっべえなおい」

キョウヘイ「で、今回は他の主人公達を代表して俺ら二人でね、来た訳ですが」

トウヤ「何か言いたいことある?」

レッド「えっと……今でも初代を遊んで下さる方がいましたら、ありがとうございます……」

グリーン「押し入れに入れっぱの奴! いつでも遊べるように電池確認しとけよ!」

レッド「これからも、ポケットモンスターシリーズをよろしくお願いします……」

グリーン「……こういう事を俺らがここで言っていいのかわかんねーけどな。あ、あと」

レッド「?」

グリーン「十九年前に俺らは旅に出たんだよな? じゃあ何で今……」

キョウヘイ「わーわーわー! ここはサザエさん式だからいーんすよっ!」

トウヤ「まあ、ゲームの方では時が流れてるっぽいけどね」

キョウヘイ「うちはうちよそはよそ……いやよそでもないっすけど」

レッド「あ、あともう一個……」

グリーン「まだ言い足りないことあったか?」

レッド「本編は……これから徐々に……少しずつ……その……」

トウヤ「話題がメタくなってきたね。この流れでいこうか」

キョウヘイ「いいんすか!? じゃあもう一個メタい話題出すっすよ!」

レッド「えっ」

キョウヘイ「今やっているイッシュ再巡り編の後は何をすればいいでしょーか!」

グリーン「クイズみたいに言うなよ!!」

トウヤ「なんだかんだでやれることはあるからねぇ」

レッド「ゲームも色々出てるから……」

トウヤ「ね。レンジャーとかトローゼとか」

キョウヘイ「あ、このパネル出すっすよー。どどん」

レンジャー(無印)  他の地方再巡り  ORAS編  その他何かあれば

キョウヘイ「こんなもんっすね」

レッド「見たいのがこの中にあれば……お願いします」

トウヤ「次の更新までで一番票が多かったのをやる……のかなぁ?」

グリーン「よくわかんねえけどそういうことだから頼んだぜ!」

レッド「ジュークボックス十九個!」

終わり

ありがとうございます。次は気分次第ですが多分ORAS編だと思います。間に映画挟むかな?

明日はホワイトデースペシャルをやると思います…その後出来れば本編を。

始めます!

グリーン「そういや今日ホワイトデーか……」

グリーン「バレンタインにレッドから貰っちまったしなー」

グリーン「なんか返さなきゃな……」

グリーン「…………何にも思い付かねえ!! 何やれば喜ぶんだアイツ!?」

下2

グリーン「まあアイツならもふもふした物渡しときゃ大丈夫か」

グリーン「もふもふした物ねぇ……ぬいぐるみとかか?」

グリーン「……とりあえずぬいぐるみはやるとして」

グリーン「イッシュのエルフーンでいいか。もふもふだしな」

グリーン「まあこんなもんか……あー雪山行くのだりぃ」


~シロガネ山~

グリーン「よう」

レッド「…………あれ」

グリーン「これやるよ。こないだのお返しだ」

レッド「!!! もふもふ……で、何のお返し?」

グリーン「馬鹿かお前。今日ホワイトデーだろ」

レッド「…………そうだったんだ」

グリーン「お前なぁ! せめてカレンダーぐらい使えよ! ポケギアにあんだろ!」

レッド「いざっていう時の為に電池を……わ、わかった……」

グリーン「わかりゃあいいんだわかりゃあ」

レッド「…………これ、ありがとう」

グリーン「どういたしまして」



キョウヘイ「ホワイトデー? 白い日? なんすかそれ」

スタッフ「日本にある行事らしいです。バレンタインのお返しをするんだとか」

キョウヘイ「へー、そんなのがあるんすか、ふーん……」

キョウヘイ(アイツにはあんまり貸しを作りたくないっすからね……)

キョウヘイ(日本に伝わるというホワイトデーを利用して清算してやるっす!)


キョウヘイ「とは言ったものの……いや言ってねえけど」

キョウヘイ「何をプレゼントしてやろうか悩みものっすねー」

下2



キョウヘイ「フシデ見っけたっす」

キョウヘイ「この青い触角……どっかの野郎を思い出すっす……」

キョウヘイ「れっつらごーごー」

キュレム「きゅららら!」



キョウヘイ「とうちゃーく」

キュレム「きゅらら!」

アクロマ「おや、キョウヘイ君ではありませんか! 会いに来てくれたのですか?」

キョウヘイ「会いに来たっつーか、バレンタインのお返しに来たっす」

アクロマ「ああ、確か日本にそんな感じの行事がありましたね」

キョウヘイ「って事で……はい、これ」

フシデ「ふしゃー」

アクロマ「フシデですか! 何故か親近感を覚えますね!」

キョウヘイ「だろ! 大切に育ててやれよー」

アクロマ「ええ! もちのろんですよ! ありがとうございます、キョウヘイ君!」

キョウヘイ「これ自体がお返しっすから礼なんて言わなくていいっす」



セレナ「ホワイトデー? なんですのそれ?」

トロバ「バレンタイン……ラ・サンヴァロンタンでプレゼントを貰った人がお返しする日らしいです」

カルム「そんなのあった?」

トロバ「どうやら日本の行事らしいです。最近は世界に広まりつつあるとか」

セレナ「あ……ラ・サンヴァロンタンでサナにバラを貰ったんですの。お返ししようかしら」

カルム「いいんじゃない? やってみたら」

セレナ「ふふふ、何をプレゼントすればいいか悩んじゃいますわ!」

下2

セレナ「ブラッキーのぬいぐるみ……いいですわね! 早速買って渡して来ますわ!」

トロバ「行ってらっしゃいです!」

カルム「ブラッキー、ね……」



セレナ「サーナっ!」

サナ「セレナ! どうしたの?」

セレナ「今日は、この前のバラのお返しに来たんですの。これどうぞ!」

サナ「ありがとう! あ……開けてもいい?」

セレナ「もちろん!」

サナ「んーと……わぁっ! 可愛いぬいぐるみーっ! ありがとうセレナ、とっても嬉しい!」

セレナ「よかった! 喜んで貰えて私も嬉しいですわ!」



ルリ「ホワイトデー? えっと……それ、何かな?」

ルチア「イッシュには無いの? バレンタインのお返しをする日!」

ルリ「無いかな……でも、私はお返しあげたいな……あ、ルチアちゃんはバレンタインどうだった?」

ルチア「え、それって誰かにチョコあげたかってこと!? え、えへへ、それはぁ……」

ルリ「あはは……頑張ってね。私はちょっと行ってくる」

ルチア「もー……ルリちゃんも頑張ってねー!」


ルリ「バレンタインのお返しかぁ……キョウヘイ君に何あげようかなぁ」

下2

ルリ「お、大人のプレゼントはまだ私には早いよぉ……」

ルリ「え、えっと……これにしよう!」ガシッ

アクロマ「」



キョウヘイ「例え火の中水の中草の中*いしのなかにいる*」

ルリ「キョウヘイくん! あ、あの、これ!」

キョウヘイ「はーい? ……はいぃ!?」

ルリ「こ、これを渡さなきゃいけない気がして……」

キョウヘイ「あ、ありがとうルリちゃん! でもそれ汚いからポイしなさい!」

ルリ「ええ!?」

キョウヘイ「俺は……プレゼントをしようとしてくれた気持ちだけで嬉しいっすから」キラキラ

ルリ「キョウヘイくん……!」

キョウヘイ「さあ行こう!」

ルリ「うん!」ポイッ

アクロマ「」ドサッ




終わり




レッド(今が何時で僕がこれから何をしようとしているか)

レッド(覚えてる人の方が逆に少ないんじゃないかな)

レッド(だって前に本編やったの前スレだし……メタネタはそろそろやめよう)

レッド(そう。で、今が四日目早朝)

レッド(寝起きドッキリで、適当な所へ連れてって放置する予定)

レッド(まずは……キョウヘイ)



レッド(持ち上げます)ガシッ

キョウヘイ「ぐー」

レッド(……どこに持ってこう)

レッド(めんどくさいからテーブルの上に置こう)

キョウヘイ「ぐー……」

レッド(……一応毛布はかけといてあげよう)



レッド(えーと、次はトウヤ)

トウヤ「ぐー……」

レッド(エーフィ催眠術)ポーン

エーフィ(僕としてはここで襲ってもらいたかったが仕方無い!)ミョンミョン

レッド(よし、これで目覚めない……で、どこにつれてこう)

レッド(……廊下、は寒いかな)

レッド(ロビーのベンチにしよう)ガシッ

トウヤ「ぐー……」


レッド(毛布)

トウヤ「ぐー……ぐるまっぷ」



レッド(緑か……もう野外でいいでしょ)ガチャ

グリーン「ぐー……」

レッド(野外って言ってもどの野外にしようかが悩みものだなー)ガシッ

グリーン「う……ぐー」

レッド(屋根の上? 地面? 森……はここら辺にない)ブンブン

グリーン「ぐえっ……て、てめぇレッド何しやがる!!」

レッド「あ」

グリーン「あじゃねーよ!! また変なドッキリでも仕掛けようとしてたんじゃ……」

レッド(エーフィ、催眠術!)

エーフィ「ふぃー」ミョンミョン

グリーン「うおっ……はらひれほろはれー」

レッド(麻酔銃は撃ってないけど)

レッド(……外のベンチに座らせておこう。眠りのバイビー)

レッド(一番手強いのが姉さん)

レッド(気配に気付かれず近付けるかどうかだな)

レッド(……昔の思い出が甦る)



レッド『……』ソーッ

ブルー『あら、どうしたのレッド?』

レッド『』ビクッ

ブルー『ふふっ、私の背後を取るには十年くらい早いわよ!』


レッド(まだ十年たってないけどいけるはず!)


ブルー「くー……」

レッド(そーっと……物音をたてたら終わりだ……)ソーッ

直下コンマが偶数なら気付かれる。奇数ならセーフ

レッド(セーフ・・・・・・っぽい)

レッド(場所はどうしよう・・・・・・屋上の給水タンクの上でいいかな)

レッド(よいしょ・・・・・・と。あとは時間潰してから様子見に行こうかな)



一時間後

レッド(まずはキョウヘイ・・・・・・テーブルの上)

キョウヘイ「うーん・・・・・・出番・・・・・・出番が・・・・・・」

レッド(どんな夢見てんだろ・・・・・・)

キョウヘイ「一ヶ月なんて・っ度・・・・うごごご」ゴロッ

レッド(あ、あんまり寝返りうつと・・・・・・)

キョウヘイ「ひでぶ!」ドターン

レッド(あっ)

キョウヘイ「い、いっでえええ・・・・・・あれ、レッドさん、え?」

レッド「お、おはよう・・・・・・」

キョウヘイ「・・・・・・レッドさあああああん!!」




レッド(あの後めちゃくちゃつんつんされた)

レッド(トウヤはロビーのベンチ・・・・・・)



レッド(確かここ・・・・・・いた)

トウヤ「ロリ・・・・・・ようじょ・・・・・・ぅゎょぅι゛ょっょぃ」

レッド(どんな夢を見てるの・・・・・・?)

レッド(・・・・・・っていうか起きそうにないから起こそう)

レッド(眠気ざましを・・・・・・えい)

トウヤ「ううう・・・・・・はっ」

レッド「おはよう・・・・・・」

トウヤ「おはよう・・・・・・なんか、世界中の幼女にボコられる夢を見たよ」

レッド「痛くなかった・・・・・・?」

トウヤ「ご褒美だから」キリッ

レッド「・・・・・・そう」

トウヤ「・・・・・・あれ、ここどこ!?」

レッド(今!?)

レッド(あと・・・・・・ああ緑)

レッド(どこやったっけあれ・・・・・・外だっけ)

レッド(そうそう、外のベンチ・・・・・・いた)

グリーン「zzz・・・・・・」

レッド(何この余裕感)

レッド(蹴り飛ばそう・・・・・・どりゃ)ゲシッ

グリーン「ぐえっ」

レッド「おはよう・・・・・・」

グリーン「お、は、よ、う・・・・・・じゃねえよこの野郎!!」

レッド「ちょっとそういう気分で・・・・・・」

グリーン「気分で人に催眠術かけるんじゃありません!」



レッド(怒られた)

レッド(最後に姉さん・・・・・・)

レッド(・・・・・・)



レッド(屋上につきました)

レッド(階段を上ってる間、ずっと上からドタドタ聞こえたのが心配です)

レッド「姉さん・・・・・・」

ブルー「あらレッド! おはよう! 見て見てこれ!」ズイ

ケンホロウ「」

レッド「それ・・・・・・」

ブルー「今そこで飛んでたから狩ったのよ! 今日の朝ごはんはキジ鍋よー!」

レッド「・・・・・・・・・・・・やった」

ブルー「ふふ、レッドは昔から好きだったわよねー」




レッド(五人揃った)

トウヤ「あー、いい夢見たから朝からいい調子」

ブルー「夢もいいけど、朝の運動も大事よ! さあ、皆でフルマラソンしましょ!」

トウヤ「やめて! 死んじゃう!」

グリーン「キョウヘイ、何考えた顔してんだ?」

キョウヘイ「いや・・・・・・皆さん方に会うの一ヶ月ぶりな気がして・・・・・・」

グリーン「一晩寝て起きただけで何言ってんだ」

キョウヘイ「えー、でも・・・・・・レッドさん!」

レッド「それには触れちゃだめ・・・・・・」

キョウヘイ「あっはい」

グリーン「・・・・・・つか、これからどうすんだよ。今日」

キョウヘイ「・・・・・・今日はちょっと、俺からお願いがあるっていうか」

レッド「?」




~ストレンジャーハウス~

レッド「・・・・・・すごい」

トウヤ「あれ、こんなところにこんな家あったんだ」

ブルー「高そうなお屋敷ねー」

グリーン「おいおいおいおいおいおい何だよこれおい何だこれ嫌がらせかおい」

キョウヘイ「いや・・・・・・今回のお願いがですね・・・・・・」

レッド「・・・・・・うん」

キョウヘイ「・・・・・・この家に入るのが怖いので・・・・・・ついてきてほしいっていう・・・・・・」

グリーン「俺帰っていいか?」

レッド「だめ」

ブルー「私は構わないわよ! お姉さんに任せなさい! この家にどんな暴漢がいようと一瞬で倒して見せるわ!」

トウヤ「それはちょっと違うと思うけど・・・・・・あ、僕も一緒に行くよ」

レッド「これくらいなら・・・・・・まあ・・・・・・なんとか・・・・・・」

キョウヘイ「レッドさんどこ見てんすか! 猫みたいなことしないで下さいよお!」

~ストレンジャーハウス内~

キョウヘイ「マジでほんと無理なんすよこういうのでもマジでこれ」

トウヤ「よしよし」

グリーン「・・・・・・なんでこんな所に来なきゃいけなくなったんだよ」

キョウヘイ「あ、回想入れるっすね」


~回想~

キョウヘイ「何すかこの家・・・・・・ヤバイ感じしかしないんすけど」

エレブー「ぶー・・・・・・」

キョウヘイ「戻りましょうエレブーさんお願いです帰りましょう」

エレブー「ぶー!」ダッ

キョウヘイ「ああああああああ待ってええええええええええええ!!!」


キョウヘイ「捕まえた! ・・・・・・つか入っちゃったっすねこれ完全に入ってるっす」

キョウヘイ「さっさと出よ・・・・・・ん?」

女の子『待って・・・・・・』

キョウヘイ「・・・・・・・・・・・・すんませんまたいつか来ますんで今は勘弁してくださいいいいいいい!!」

女の子『あっ・・・・・・』

~回想終わり~

キョウヘイ「っていう」

グリーン「マジかよ・・・・・・」

今日はここまで。なかなか更新が出来ない状況ですが、休日前にはたまに更新するかも・・・
一ヶ月も間が空いてしまい皆さんにご心配をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
エタるつもりはありませんので、思い出したように見て安価を取ったりしていただけたらと思います。
一応明日も更新するつもりです。十時ごろから。



レッド「・・・・・・じゃあ、その女の子捜す?」

キョウヘイ「ああああああそれしかないっすよねええええええええ!!!」

グリーン「おいレッド、帰っていいか?」

レッド「土になら還ってもいいけど・・・・・・」

グリーン「ここにいます」

トウヤ「まあ・・・・・・こいいうダンジョンに来たらまず探索だよねえ」

ブルー「そうね! なにかいい物が落ちてればいいわねー!」

キョウヘイ「はああああああああ・・・・・・」

トウヤ「それにしても、ここらへんの家具とか凄い豪華だね・・・・・・」

レッド「あっ」

トウヤ「うわ!?」

エーフィ(地の文で表現できないから僕が言うよ! 家具が飛んできました!)

エーフィ(おおっとぉ!? 家具が皆を分断したぞお!? どう分かれたのかなあ!?)

下2



レッド「・・・・・・」

グリーン「おいおい何だよこれおい何だこれおい」

レッド(うるさい・・・・・・)


キョウヘイ「いやあああああああレッドさああああああああん!! 頼りにしてたのにいいいいいいいいい!!!」

ブルー「レッドおおおおおおおお!! 暴漢に会っても手加減しちゃだめよおおおおおお!!」

トウヤ「あはは・・・・・・この状況、笑うしかないね」

キョウヘイ「帰りたいっす☆」

トウヤ「こっちから出口にはいけないっぽいねえ」

キョウヘイ「いっそ殺せ」


グリーン「おいレッド、家具ぶっ壊せよおまえ」

レッド「無理・・・・・・多分だけど、この家具ゴーストタイプ」

グリーン「絶望じゃねえか! どうすんだよこれ! おい! なあ!」

レッド(うるさい・・・・・・)

レッド「キョウヘイ・・・・・・とりあえず、合流できるような道とか、探そう」


キョウヘイ「わかりましたあああああああああ!! なるはやでえええ えええええ!!!」

トウヤ「レッド・・・・・・ここでリーダーシップを・・・・・・立派になって・・・・・・!」ウルウル

ブルー「じゃあ、私たちは一階を探すことになりそうね!」


レッド「・・・・・・二階行くよ」

グリーン「お、おう・・・・・・」

レッド(おや、こんなところにタンスが・・・・・・開けちゃえ!)カパッ

エーフィ(青鬼とかのタンスをイメージしてね!)

中身  下2

ライ「!?」

レッド「!?」

グリーン「うおおおおおおお!?」

レッド「ら・・・・・・ライ、なんで?」

ライ「・・・・・・レッドおおおおおおおおおおおお!!!」ガシッ

レッド(!! ・・・・・・嫌われてない! 今嫌われてない!)

グリーン「ああ、よかったなレッド・・・・・・今心臓がヤバイから待ってろ」



ライ「ご、ごほん・・・・・・へっ、誰かと思ったらお前かよ! ま、得体の知れない何かよりはいいけどよ!」

レッド「・・・・・・」

グリーン「あー・・・・・・ライ、お前なんでイッシュにいるんだ?」

ライ「ポケモン図鑑を埋めるためだ・・・・・・ただ迷子になっちまったんだよ」

グリーン「迷子ぉ?」

ライ「・・・・・・見た事無いポケモンがこの家に入っていくのを見たんだ。そしたら家具が動き出して・・・・・・」

レッド「帰れなくなっちゃったの・・・・・・?」

ライ「まーそういうことだ」

レッド「そっか・・・・・・じゃあ、一緒に行こう。帰るためのお手伝い、するよ」

レッド(お兄さんとして・・・・・・)ドヤア

グリーン(ファイアが立派だからなあ・・・・・・こういうときしかお兄さん面できねえもんな)

ライ「・・・・・・しかたねえな! そこまで言うなら一緒に行ってやる!」



キョウヘイ「今すげえ久しぶりの登場を果たした人がいるような気がしたっす」

ブルー「久しぶりの登場? 結構出番が無い人は多いわよね」

トウヤ「まあ、人数が多いしねえ・・・・・・で、どうする?」

キョウヘイ「・・・・・・どうする、とは」

トウヤ「目の前にある意味ありげな部屋。入る?」

キョウヘイ「・・・・・・」

ブルー「キョウヘイ、勇気を出して。大丈夫! 私はいわゆる肝っ玉よ!」

キョウヘイ「マジすか!? おおお・・・・・・」

ブルー「ということで、オープンザドアー!」ガチャッ

キョウヘイ「ああっ心の準備がぁっ!」

部屋の中  下2

アクロマ「この場所だけ電波が・・・・・・おや?」

ブルー「あらま」

トウヤ「あぁ」

キョウヘイ「・・・・・・お前かよ」

アクロマ「キョウヘイ君!! 久しぶりですね、会いたかったです!!」

キョウヘイ「俺はお前とは会いたくなかった」

アクロマ「・・・・・・キョウヘイ君、今日は随分と大人しいですね」

トウヤ「ほら、キョウヘイはこういうの・・・・・・」

アクロマ「そういえばキョウヘイ君は怖がりさんでしたね! 本当にかわいぐふっ」バタッ

キョウヘイ「はっ! 手が勝手に!」

ブルー「駄目よキョウヘイ。もっと右手を大きく振りかぶって」

トウヤ「そういう問題かなあ?」

キョウヘイ「右手を振りかぶる・・・・・・」

トウヤ「キョウヘイも真面目にレクチャーを受けないで」


キョウヘイ「・・・・・・お前お得意のさあ、なんかの機械とかないんすか?」

アクロマ「そうですね・・・・・・何個か持っているものはありますが」

キョウヘイ「ここに全部並べてみろよ」

アクロマ「キョウヘイ君のお望みとあらば」

下1~3   今日はここまで。明日もやります。

今日は出来なさそうです。明日はやります!多分!

オメガ「オレ達の出番いつになるんだろうな、アルファ」

アルファ「どうだろうね? 早くあたしもおねーちゃんのお友だちに会いたいな!」

オメガ「オレも。だけどさ、兄貴が言ってたそのお友だちってこの人らだよな?」バサッ

アルファ「ほえ? なぁにそれ?」

オメガ「伝書マメパト。イッシュの仲間から来た連絡に聞いたことある名前があるぞ」

アルファ「全イッシュが泣いた、もふもふ戦士巫女レッド……えー!?」

オメガ「だよな、この人らだよな……確かにあの兄貴の友達だし。オレ心配になってきた」

ユウキ「ただいまー!! あ! オメガにアルファ! こっちには慣れたか!?」

オメガ「お帰り兄貴。そこそこ慣れてきたぞ」

アルファ「お帰りなさいユウキさん! お邪魔してまーす!」

ハルカ「ここにいたかも? アルファ。お母さんが呼んでたかも」

アルファ「えぇ!? す、すぐ行くね! またねっオメガくん!」

オメガ「あぁ、またなー」

ユウキ「何見てるんだ? 新聞? あ! レッド達が載ってるなー!!」

ハルカ「ホントかも。映画デビューとか凄いかも……いや、レッドはやりそうな気がしてたかも」

ユウキ「はっ! もしかしたらこの映画デビューがきっかけでレッドはキョウヘイと同じように芸能界への道を進んで行くんじゃないだろうか……その途中、何らかの形で障害となる悪どい人物が現れるもレッドとキョウヘイはそれを上回る悪事でこっそりとその存在を抹消してしまうんじゃ……」

オメガ「……やっぱ心配だ」


明日は更新します!基本的に更新は前日に宣言した日のみになります。多分。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

連投スマヌー

アクロマ「フラグチェック機、見えないもの見えるくん一号、性癖を逆転させる機械です」

キョウヘイ「ろくなもん持ってないっすね」

アクロマ「おや、そうでしょうか? 二個目のこれなんかはちょうどいいと思いますが」

キョウヘイ「見えるようになったところで意味無いんすよーっ!」

トウヤ「フラグもねえ……今のところ特に立ててないだろうしね。性癖に至っては僕が熟女好きになるなんて悪夢しか生まれないよ」

ブルー「そうね……そのゴーグル? 貸してもらえないかしら」

アクロマ「見えないもの見えるくん一号ですね、どうぞ」

ブルー「ありがとう! よいしょっと」カチャッ

キョウヘイ「ひょええ、ブルーさんよくすんなり着けられるっすねえ」

ブルー「女は度胸なのよ! ……まあ、これ凄いわね」

アクロマ「でしょう?」

トウヤ「え、そんなにいたの?」

キョウヘイ「うわーやめて下さいっすー!」

ブルー「まさか空気中の成分がこうなっているだなんて思わなかったわ!」

アクロマ「でしょう!?」

キョウヘイ「見えないものが見えるってそういう意味っすか!?」

ブルー「あら? ……誰よアナタ。私の友人に手を出さないでもらいたいわねッ!!」ブンッ

???「ヴォー」

キョウヘイ「プリッ」

トウヤ「あ、なんか少しだけ空気が軽くなった気がするね」

キョウヘイ「デレデレデェェェン」

キョウヘイ「これでブルーさん無敵っすね」

ブルー「そうね! どんどんかかってらっしゃい!」ドドドド

トウヤ「あれがホクトヒャクレツケン……」

アクロマ「興味深いですね、まさに島国の神秘です」

キョウヘイ「島国っつーかマサラの神秘っすよあれ」

トウヤ「まあ、これで一階も探索しやすくなったよね」

キョウヘイ「一階には特に何もなくて重要なものはレッドさん達がなんとかしてくれる……って展開ならいいんすけど」

アクロマ「それにしても、キョウヘイ君たちはなぜここにいたのです?」

トウヤ「かくかくしかじかで」

アクロマ「ふむ……そんな非科学的なもの存在しないというのが私の考えなんですがね」

キョウヘイ「そーっすよねーっ!」

アクロマ「久々にキョウヘイ君の満面の笑みが拝められました幽霊万歳!」

トウヤ「あはは……あれ、ところでアクロマさんはなんでここに?」

アクロマ「この場所では勝手に家具が動くという報告を受けまして。その現象を解明しに来ています」

アクロマ「まあキョウヘイ君たちと目的はほぼ同じですね、ということで……」

アクロマ「てれれってってってー! アクロマが仲間になった!」

キョウヘイ「いらねえええええええ!! お前なんか一生馬車だミネアだこの野郎!!」




レッド「……どうしよう」

グリーン「下へ続く階段は行けねえんだよな……」

ライ「兄貴達の話だと下にも何人かいるんだろ? 大丈夫なのか?」

グリーン「ブルーは大丈夫だろうけど、キョウヘイがなあ……ん? 何で何もないところ見てんだよレッドやめろよ」

レッド「いや……下は心配無さそうかな……」

レッド(ぼこぼこにされていく霊が見える……多分姉さんだな)

レッド「僕たちは……あの、意味ありげな部屋でも行く?」

ライ「しっ……しかたねーな……」

グリーン「お前が一番前行けよ。いいな。俺は一番後ろでいい」

レッド「わかった」ガチャ

ライ(なんで開けるのになんのためらいもねーんだよー!!)

グリーン(マジかあいつ……マジか)

レッド「……子供部屋っぽいけど、誰もいないような」スタスタポチッ

レッド(……ポチッ?)

何が起きた?   下2

扉「」バターン

レッド(あっやっちゃった)



グリーン「うおおお!? 分断されたぞ!? ちくしょうこの野郎!!」

ライ「はっ!? ちょ、開けよこんちくしょー!」



レッド(……まあ、いっか。あっちほとんどなんにもいなかったし)

レッド(っていうかキョウヘイじゃなくて僕が来てもよかったのかな)

レッド「……よかったの? 僕で」

女の子『……うん』

レッド(ひなちゃん思い出した)

女の子『あのね……クレセリアが……クレセリアが私を待ってるの』

女の子『悪夢から私を助けようとしてくれるの……でも、もう大丈夫だよ、って言ってほしいの』

女の子『私はあの子と仲良くなれたから……だから、大丈夫なの。これ、あげる』

レッド(羽? すっごい曲がってる)

女の子『これをあの橋で待ってるクレセリアに……返してあげて』

レッド「……わかった」

女の子『ありがとう……あの子が呼んでる。最期まで一緒だったあの子。ばいばいお兄ちゃん』タタタ

レッド「ばいばい……」

レッド(あの子が行った方向、何かいr)

レッド(駄目だ逃げようレッツ扉破壊)ドカーン

グリーン「うおお!? レッド無事か!! なにがあったんだ!? つか扉壊すなよ!!」

ライ「レッド、大丈夫か!?」

レッド「だいじょばない……今はとりあえず逃げよう。ここ吹き抜けだし……」バッ

グリーン「ちょ、飛び降りるなよ!! くそっ、行くぞライ! 急げ!」バッ

ライ「わ、わかった!」バッ



ブルー「何よ元気ないわね! もっとばーっとかかってきなさいよ!」

レッド「姉さん! ストップして……!」

ブルー「あら、レッド! 無事だったのね、よかった!」

レッド「あのね、えっと……ここの幽霊ボコしちゃ駄目だったっぽい……逃げよ」

ブルー「逃走……!? く、仕方ないわね……レッドが言うなら……」


グリーン「おい、お前ら!」

トウヤ「あれ、グリーン?」

キョウヘイ「あれ、何でライもいるんすか!? 超久しぶりっすね」

ライ「今はそんなこと言ってる場合じゃなさそーなんだよ!」

グリーン「レッドが走って逃げてきた。そうとうやばそうだ。さっさと逃げるぞ!」

キョウヘイ「」ダッ

トウヤ「はやっ」

アクロマ「もう少し調査したかったんですがねえ……」

今日はここまでです。次は恐らく金曜日。

今日は多分十時ごろから始めると思います。という予告。




~ヤマジタウン~

キョウヘイ「ぜー……ぜー……な、何だったんすかレッドさん……」

レッド「えっと……とりあえず、女の子には会えた」

キョウヘイ「あ、すんません代わりに行ってもらっちゃって」

トウヤ「その子何歳くらいだった?」

レッド「橋で待ってるクレセリアに返してあげて、って羽渡されたんだけど……」

ブルー「橋?」

アクロマ「イッシュは橋が多い地方なんですよね。他と比べると」

レッド「うん……だからどこに行けばいいのか……」

トウヤ「ねーレッド、何歳くらいだった? どんな子?」

レッド「……十歳くらいの、黄色いワンピースの女の子」

グリーン「折れてんじゃねえよ!」

トウヤ「ああ、その子がいる橋ならワンダーブリッジじゃないかなあ」

グリーン「知ってんのかよ!?」

トウヤ「何回か見たことあるからねえ。どうする、レッド?」

レッド「……行ってみよう」




~ワンダーブリッジ~

レッド「……羽が光ってる」

アクロマ「ほうほう、どういう原理なのか気になりますね!!」

キョウヘイ「待て」

アクロマ「イエッサー!」

ライ「兄貴……なんなんだあの人」

グリーン「気にしたら負けだ」

ブルー「どこかにいるのかしら?」

レッド「……あ」

クレセリア『……あの子は、どうなりましたか?』

レッド「間に合わなかった、でも大丈夫……だとか」

クレセリア『そうですか……あの子が大丈夫ならいいのですが』

レッド「…………」

クレセリア『……あなたは見たようですね。彼を』

レッド「あれオスなんだ……」

クレセリア『……やっぱり私ッ! 納得出来ません! 彼と一緒にいてはあの子は永遠に成仏出来ないんですよッ!?』

レッド「は、はい」

クレセリア『あ、す、すみません、興奮しちゃって……そうだ、あなたにお願いがあります』

レッド「……?」

クレセリア『私を彼の元へ連れて行ってください。私が彼を説得してみせますッ!』

レッド「……え」

テー(略) クレセリアが手持ちに加わった!

レッド(えー……)




~ストレンジャーハウス~

キョウヘイ「なんで再びここに来たんすか!?」

レッド「だって……クレセリアが……」

トウヤ「まあまあ、確かに羽を渡して終わりじゃあ味気ないもんね」

ブルー「それに、これがあの子を助ける最善の方法なんでしょ? やるっきゃないわよ!」

グリーン「ライ……何かあったらレッドを囮にして逃げるんだぞ。いいな」

ライ「えっ」

レッド「……ライは逃げていいけど緑は逃がさない」

グリーン「マジかよ」

キョウヘイ「はあ……やるんならさっさと終わらせたいっすよ」

クレセリア『なら早く彼のところに行きましょう! さっきまであの子がいたのならまだ彼もいるはずです!』

キョウヘイ「クレセリアいつの間に!? 今俺めっちゃヤンガスの気分っすよこの!」

トウヤ「……で、あの子を助けに行くってのはわかったんだけど、詳しくは何するの?」

クレセリア『あの子を成仏させるよう説得します!』

クレセリア『彼に……ダークライに!』




~一番奥の部屋~

キョウヘイ「ここまで特に何もなかったすね」

トウヤ「さっきのあれはなんだったんだってくらいだねえ」

レッド「多分警戒してるからだと思う……」

レッド(……姉さんを)

ブルー「?」

クレセリア『来ましたよッ、ダークライ! 姿を見せなさい!』

レッド「クレセリア、こっちにいるけど……」

クレセリア『あ、こ、こっちですか!? ……ごほん、とうとう会えましたね、ダークライ』

ダークライ『馬鹿な……貴様はここに来ることができない筈! 人間たち、お前らの仕業か!!』

レッド「えっ……は、はい」

クレセリア『さあダークライ、あの子や他の人たちを出してあげて、成仏させてあげて下さい!』

ダークライ『そんな事するものか! もうここからは出さない、俺がずっと一緒にいてやるんだ!』

キョウヘイ(ちょっと彼女思い出しちゃった)

レッド(やめてその言い方やめて言い回しやめて)

グリーン(おいおいおいおいこれぜってえ巻き込まれるフラグ立ってんぞ)

ダークライ『邪魔をするつもりなら……貴様らも俺の世界に来ればいいんだ!』ゴオオッ

レッド「!?」

グリーン「やっぱりなあああああっ!!」

クレセリア『ダ、ダークライ! 何て事を…… あ、駄目ですこれ私も引っ張られます! きゃー!』

トウヤ「ルンバに吸い込まれるゴミってこんな気持ちなのかなあ」




~謎の世界~

レッド(……どこだここ)

レッド(あー、なんかぐにゃぐにゃしてる……酔いそう)

レッド(あと、やぶれた世界に似てるかな……って感じ)

レッド(……なんか地面が揺れ、うわ)

クレセリア『ぷはー! ひどいですよレッドさん、私を踏んだまま気づかないなんて!』

レッド「ごめん……びっくりしてて」

クレセリア『う……そりゃそうですよね。普通ならこんなところ来ませんし』

レッド(似たところならあるけど……黙っておこう)

クレセリア『ここはダークライが作った悪夢の世界です。この世界に毒されない内に脱出しなければ……』

レッド「……そういえば、他のみんなは?」

クレセリア『もしかして、ワープの時に散り散りに……!? は、早く捜しましょ、きゃー!?』ドタッ

レッド(まさかのドジっ子……?)

クレセリア『違いますよッ! 何かに足を取られて……あら、この人』

一緒にいた仲間内から 下2

クレセリア『さっき一緒にいた、ライさんでは?』

ライ「う、うう……」

レッド「! ラ、ライ、大丈夫……?」

ライ「レッド……兄ちゃん……」

レッド「!!!!」

クレセリア『まだ意識が曖昧みたいですね……レッドさん!? なんで泣いてるんですか!?』

レッド「こう呼ばれたの六年ぶりで……」

クレセリア『よかったですね! でも色々あれなんで泣くのは後にしてください!』

レッド「うん……」

ライ「……ん? どこだここ」

レッド「ライ、大丈夫?」

ライ「だっ、大丈夫だばかやろー! 俺の事心配する暇あったらここから出る方法考えろレッド!!」

レッド「……」

クレセリア『言いたいことはわかりましたから!』



レッド「……とりあえず、他のみんなを捜そう」

ライ「そうだな。離れ離れってのもあれだし」

クレセリア『そうと決まれば早速出発です! えいえいおー!』

ライ「なんでお前がリーダーぶってんだよ!」

クレセリア『がーん!』



レッド「……何だろ、ここ」

ライ「遊具があるし公園じゃねーの? 子供はいねーみたいだけど……遊んだ跡はあるな」

クレセリア『ここはダークライの世界ですからね。彼が望むものなら何でも出てきます』

レッド(ここに連れてきた子供のための場所なのかな……)

ライ「誰もいねーみたいだし、ここに用は無いだろ。さっさと捜しに行こーぜ」

クレセリア『いえ、ここに来る子供たちにこの世界のことを聞かなければ!』

ライ「はあ? お前さっきは早く脱出したほうがいいとか言ってたろ!」

クレセリア『い、言いましたけど! この世界が子供にとってどういう風に見えているかとか聞かなくちゃ!』

ライ「それこそここでただ待つだけより捜しに行ったほうがいいだろ!」

クレセリア『わ、私、口は上手くないんですから口喧嘩にしないでくださいよ!』

ライ「チッ……レッド、お前はどっちがいいと思う?」

レッド「……僕が決めるの?」

クレセリア『あ、それいいと思います! レッドさんが決めたことなら文句言いません!』

ライ「公平だしな。さっさと決めろよ」

レッド「えー……」

下2

レッド「助けてアクロマさーん!」

アクロマ「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん! こんにちは、アクロマです」

ライ「うわ!?」

クレセリア『きゃー!? どっから来たんですかこの人!』

アクロマ「それは秘密です。何か御用ですか?」

レッド「え、えっと……」

アクロマ「なんで若干引き気味なんですか!」

レッド「本当に来るとは思わなくて……かくかくしかじか」

アクロマ「なるほど、私にお任せください! 少々計測してきますのでお待ちを!」



アクロマ「このややこしい機械によれば、この場所には大体五時間おきに人が来ていると出ています」

アクロマ「そして、五時間前に人が大勢来ていると出ているので……もう少しで子供が来るかもしれませんね」

レッド「なるほど……」

ライ「かがくのちからってすげー……」

クレセリア「科学恐るべし、ですね!」



レッド(植え込みと思われるところに隠れています)

ライ「あ、来たぞ」コソコソ


子供「早くこっちで遊ぼう!」「こっちこっち!」「早く来てよー」

トウヤ「はいはい、ちょっと待ってね」


レッド「!?」

ライ「な、なんでここに……」

アクロマ「ここに来てまで幼女ハントとは……彼、なかなかやりますね」

レッド「犯罪反対!」

トウヤ「わ、レッド!? あ、ライにアクロマさんも」

クレセリア『私もいますよー!』

トウヤ「あー、そうだったね、ごめんね」

レッド「トウヤ……ここじゃ犯罪じゃないからって……」

ライ「……」

トウヤ「えっ、違うよ!? たまたま公園に行くって言うから一緒に来ただけで!」

子供「そうだよー」「お兄ちゃんは悪くないよ!」

レッド「……被害が無いなら」

トウヤ「うー、信頼がないなあ」

今日はここまで。この先オリジナル成分多くなるので注意……というかこれ自体アレンジ加えまくってるので今更マサラですが。
明日も今日と同じ時間頃に始めると思います。

うぐうううう色々ありまして今日はちょっと……次はいつになるかわかりません。いい意味で。
前日か当日の夕方頃に予告しましたらやると思います……

今日は十時ごろからやる……かもしれません。
十一時に始まってなかったら多分出来なくなったんだろうなあって思っておいてください。

明日は更新します。ただ開始が遅めになるかも・・・

まあポケモンSSでレッドを主人公にしたら元気型か無口型に分かれますし・・・
それはおいといて始めます。

キョウヘイ「~前回のあらすじ~トウヤ(ロリコン)合流。つーかここどこっすかー!!!」

キョウヘイ「……はっ、視点が切り替わる気配がないということは……今だけ俺が主人公っすか」

キョウヘイ「神の啓示によるとあっちは……レッドさん、ライ、アクロマ、トウヤさんで固まってるっぽいっすね」

キョウヘイ「おー、イエスキリストよ、仏陀よ、アッラーよ、あと……なんだ? 名前を言ってはいけない混沌さん?」

キョウヘイ「俺はいったいどこに向かえばいいのですかー!!」

キョウヘイ「……ちなみに、今の俺は砂浜に放り出されてます。右手に住宅街左手に大きいお店」

キョウヘイ「おりてこーい神の啓示おりてこーい」

下2

キョウヘイ「はっ……神は言っている、ここで動くべきではないと」

キョウヘイ「確かに妙に動き回って合流出来なかったら最悪っすもんね」

キョウヘイ「ホラー映画でも最初に動こうとした奴が死ぬパターンも多いっすし……」

キョウヘイ「よし、ここでレッドさんとか他の誰かが見つけてくれることを願おう!」

キョウヘイ「……でも何もしないっていうのも不安だし、一応狼煙しとくっすか……」

キョウヘイ「木は……そこらへんの流木でいいや。よし、エンブオーさんお願いします」

エンブオー「ぶおう!」ゴォー

キョウヘイ「けっむ! しかもバンバン燃えてあんまり狼煙としての役割を果たせていない!」

キョウヘイ「……寝よ。エンブオー見張り頼んだ」

エンブオー「ぶおー!」



グリーン「いててて……どこだここは」

グリーン「確かダークライに引き込まれて……あーだんだん思い出してきたぞ」

グリーン「そうだ、ここはダークライの夢の世界だったな。それにしては夢がねーけどな」

グリーン「いつも通ってるスーパーと景色がかわんねえぞ……つーかここ野菜売り場じゃねえか俺の名前とかけてるつもりか」

グリーン「ん? 野菜……んむ、うまいなこのトマト」

グリーン「とりあえず食料の確保が出来たな。あとはここからどう脱出するか……」

グリーン「食料を補充しに来た店員を捕獲……は無理か。夢だし自動で補充されるだろうしな」

グリーン「あー、急激にいいアイデア降ってこねえかなあ」

下2

グリーン「……せっかくだし叫ぶか」

グリーン「ただこんな室内で叫ぶのもな……外で叫ぼう」


~外~

グリーン「……レッドのばかやろおおおおおおおおおおおおっ!! このチビがああああああああっ!!!」

キョウヘイ「うるせえ! 人が安眠してる時に!」バッ

グリーン「うおお!?」

ブルー「あの子はちょっと成長期が遅いだけよ!」ガサッ

グリーン「うおおお!?」




レッド「……なんかイラッとした」

ライ「お前がドジだからじゃねーの?」

クレセリア『ええ!? す、すみません!』

レッド「え、あ、違うから大丈夫……だよ」

クレセリア『良かったです!』

レッド「あっちから何かイラッとするものが聞こえた……気がする」

ライ「イラッとするものって何だよ」

レッド「…………」

トウヤ「まあ、こういうときは直感も大事だし行ってみない?」

アクロマ「そうですね、こればっかりは科学でもどうにもなりません(そうでもないけど)」

レッド「あっちかな……海の方?」

ライ「こんなとこにも海があるんだな」

トウヤ「あの先がどうなってるのか知りたいねえ」

クレセリア『……あーッ! 大事な事忘れてました!!』

レッド「何……?」

クレセリア『ダークライの場所です! 彼は海の果て、つまりはこの世界の果てにいるんです!』

ライ「何でそんな大事な事忘れてたんだよ! つーかなんで知ってんだよ!」

クレセリア『前にダークライが話してたのを聞いたんですッ! でも何故か今まで忘れてたんですよッ!』

トウヤ「まあまあ……とりあえず海に行こう。ね? そこに行けばきっと何かあるよ」



~海~

レッド「……」

グリーン「うっ……よ、よおレッド、見つかってよかったぜ」

レッド「…………」

グリーン「いや、ここまで話が進まないとグダグダになるしただのご都合主義に決まってんだろ……」

レッド「……」

ブルー「そうよレッド、気にする事はないわ! まだ大きくなれるわよ!」

レッド「おい緑」

グリーン「ブルーさん!!」

ブルー「あら」

アクロマ「キョウヘイくん!! 無事で何よりです!!!」

キョウヘイ「俺はただここで昼寝してただけなんすけどマジで」

トウヤ「確かに若干ご都合主義感があるけど、事実は小説より奇なりって言うしね」

クレセリア『これで百人力ですね!! さあ、ダークライに会いに行きましょう! ポケモンに乗ったりして海を渡らないと!』

レッド「……最初から飛べるポケモンに乗って皆を回収してからそのまま向かえばよかった、かも」

クレセリア『……あ』



レッド「あ……なんか壁がある」

キョウヘイ「ゲームでこれ以上行けないって時に出るような透明の壁っすね」

トウヤ「ドラクエとかなら一周できるんだけどねえ」

グリーン「……で、世界の果てってどこだ?」

クレセリア『この壁にそって行けばどこかにあるかもしれないです……』

ライ「この壁の周りをずっと回ってたりしてな」

クレセリア『うー……』

レッド「……エスパータイプで、浮けて、速いポケモン……そうだ、デオキシス」ポーン

デオキシス「はい! 何かお力に立てることがありますか?」

レッド「うん……あのね、この壁に沿ってバーって行って、空間がある所を探してほしい」

レッド「もし何かあったら、テレパシー的な何かで送って……?」

デオキシス「わかりました!」ビュンッ

キョウヘイ「おっ、幻を雑用に使っていくスタイルっすね」

トウヤ「まあこうでもしないと出番ないし……って、あれ?」

デオキシス「あれ、何故こっちにレッドさん達が!?」キキーッ

レッド「……出発してからどれくらいの距離移動した?」

デオキシス「だいたい100kmほどです」

アクロマ(何という速さ……科学的に証明したい……調べたい……)

レッド(やっぱり負けた……流石に僕も100kmを10秒で走れない)

デオキシス「ここまでは特に何もありませんでしたよ?」

レッド「そっか……ありがとう。戻って」

デオキシス「どういたしまして!」シュウン

キョウヘイ「……入り口、ないっすね」

クレセリア『確かにここに住んでるはずなんですよーッ! 多分、この壁が侵入を防いでるのかも……』

トウヤ「ああ、ありえるかもねえ。この壁を取っ払ったら豪邸が姿を現したりして」

グリーン「豪邸ってなんだよ……」

アクロマ「こんな非科学的な壁を見るのは始めてですね……」

クレセリア『うー、レッドさんッ! どうにかして壁をやぶる方法はないんですかッ!?』

レッド「か、壁をぶちやぶる方法……」

下2

報告 これからは特に予告せず、安価が取られていたら時間がある時に続きを書いておきます。つまり不定期です。

レッド「……試しに、僕が全力で殴ってみる?」

クレセリア『え!?』

キョウヘイ「レッドさんの本気ならいけそうな気がするっすけどねえ」

トウヤ「うん……ブルーはどう思う?」

ブルー「そうね、運しだいじゃないかしら。この壁はエスパータイプのものっぽいし」

グリーン「半減は結構な……まあ頑張れよレッド」

ライ「こんくらい余裕でやってみろっつの」

レッド「わかった……よい、しょっ!!」ドゴオ

キョウヘイ(人間が出していい音じゃねーっすよこれ……)

トウヤ(わあ、衝撃波で肌がびりびりするなんて初めて)

直下コンマが60以下なら成功

壁『』パリーン

レッド「……なんかいけた」

クレセリア『え……ええーッ!?』

トウヤ「あ、いけた? 流石レッド」

キョウヘイ「いやー、マサラ人ってすごい」

アクロマ「では早速中に入りますか?」

ブルー「敵がいないかしっかりと確認しておかなきゃ駄目よ! 右よし左よし……」

グリーン「上よし下よし後ろよし。突入だ」

レッド「……うん」




~壁の中~

レッド「……うわ」

キョウヘイ「壁の穴を抜けると、そこは夜の森だった」

トウヤ「……景色がころころ変わるねえ。さっきまで海の上だったのに」

クレセリア『この奥です! 夜ってなんか怪しいですし!』



ダークライ『……ここまで来たのか』

クレセリア『来ちゃいました!』

キョウヘイ「あれあれ、クレセリアさん? そこはドヤ顔する場面じゃないと思うっすよー?」

クレセリア『こ、こほん……ダークライ、ここに引き止めている子供たちを返してあげなさい!』

レッド「……帰っていいかな」

トウヤ「帰れないと思うよ」

ダークライ『駄目だ! ここにいる子供たちは皆現実の世界に酷い事をされたんだ! 帰すわけにはいかない!』

レッド「……酷い事?」

ダークライ『貴様らが会った女の子のようにひとりぼっちのまま死んでしまった子や、汚い大人に騙された子がいる』

ダークライ『ここから帰して転生させても、また酷い目に合うかもしれないだろ! だから、俺が……』

クレセリア『馬鹿! その考えがもうお馬鹿さんですッ!』

ダークライ『ば、ばか!? 貴様、俺に向かって馬鹿などと……』

クレセリア『馬鹿は馬鹿です! 転生すれば辛い事もあるでしょう、人生なんですから。でも、幸せなことだっていっぱいあるんです!』

クレセリア『あなたはそれを子供から奪っているんですよッ!? ここで偽りの幸せを与えて満足なんてしちゃってッ!!』

ダークライ『そ、それは……』

クレセリア『! 動揺しすぎです! このままだとこの世界が崩れ……あーもう! どりゃー!!』ピカーン




~ストレンジャーハウス~

レッド「……」スタッ

トウヤ「あいたっ」

キョウヘイ「うおおお!?」

アクロマ「スライディングアクロマット!!」ズサー

ブルー「……戻ってきたわね!」

クレセリア『あの世界にいた子達は私の力で開放しました! ダークライ、反省しましたか?』

ダークライ『……俺は』

レッド「……一人なのがいやだった?」

ダークライ『……人間なんかに何がわかる。正解だけど。ふんっ』

レッド「……それなら、一緒に来てほしいな、って」

クレセリア『あ、いいですねそれ! そうしましょう! ね、ダークライ!』

ダークライ『……ま、まあ、か弱い人間に力を貸してやるのもいいだろう』

クレセリア『やったーッ!』

レッド「やったー……」

キョウヘイ「なんというカリスマ……」


レッド「……ここで、問題が一つ」

クレセリア『え、なにかあるんですか?』

レッド「……うん」ポーン

ダークライ1『……まさか、ボールの中で同属の愚考を見せられるとはな』

ダークライ2『なっ……俺以外のダークライを見るのは初めてだ』

ダークライ1『そうか。私は仲間の尻拭いをよくさせられたがな。それでレッドに会えたから……いや、うーん……』

クレセリア『まさかもうダークライが手持ちにいたなんてびっくりです!』

キョウヘイ「あれ、問題ってなんすか?」

レッド「それは……」


レッド「区別しにくい……ってこと」

トウヤ「確かに、イーブイ達みたいに性別で見分けたりできないもんねえ」

グリーン「じゃあどうすんだよ?」

レッド「ニックネーム……付けようと思う。今仲間になった方に」

キョウヘイ「あー、そういやニックネーム制度活用してないっすもんね」

レッド「どんなのがいいかな……」

ダークライ2『あんまだせえのにすんなよ』

ダークライ1『我が儘を言うな』

下2

レッド(かっこいい名前……かっこいい名前……)

レッド(ネーミングセンス無いから今までNN付けなかったんだよね)

レッド(うーん……)

キョウヘイ「……あ、レッドさん手元見て手元!」

トウヤ「ボタン押しっぱなしになってるよ!」

レッド「えっ……あっ」

ああああああ『……おいてめぇ』

ダークライ『……私はいいと思うぞ、ああああああ』

クレセリア『こ、個性的ですよ! あああああああさん!』

ブルー「さすがレッドね! えーと……あああああ! これからよろしくね!」

グリーン「一個あが多かったり少なかったりしてんぞ!? 名前は大切にしてやれよ!!」

ライ「そうだそうだ!」

アクロマ「そーですよ! 私もたまにアクマロとか言われて悲しいんですから!」

キョウヘイ「それわざとっすよ、多分」

トウヤ「名前忘れられたりするのは悲しいもんねえ……」

レッド「ごめんね、ああああああ……」

ああああああ『くそっ! 謝るならやるな!!』

キョウヘイ「おっ、ド正論」

レッド「ちょっと長いから……略してあっちゃん、とか……」

トウヤ「ああああああよりはいいんじゃないかなあ?」

ライ「あっちゃん……ださくね?」

キョウヘイ「究極の二択っすねえ、どうするっすか?」

ああああああ『くそー、どいつもこいつも……じゃあ、あっちゃんでいーよ』

レッド「わかった……よろしくね、あっちゃん」

あっちゃん『ただし!! 改名できる施設見つけたら絶対変えろよな』

レッド「……はい」

クレセリア『ふぅ、ダークラ……あっちゃんも仲間になったことですし! ストレンジャーハウス編は解決ですねッ!』

ライ「なんでおめーが仕切ってんだよっ!!」

グリーン(いいぞ、ライ……ツッコミスキルを上げて俺の負担を減らしてくれ)




~ヤマジタウン~

アクロマ「キョウヘイ君!! ほんっとーにここでお別れなのですか!?」

キョウヘイ「うっぜえええ……俺は早くお前とサヨナラバイバイしたいっす」

ライ「兄貴、レッド、ブルー姉、俺も飛行機で帰るからな」

グリーン「え、マジかよ」

レッド「そっか……まあ、会えたのも偶然だったし……仕方ない……」

グリーン「そう本気でがっかりすんなよ。ライが可哀相だろ……つか会いたいなら山降りろよ」

レッド「それだけは嫌」

ブルー「ライ、レッドが遊びに来たら教えてあげるから。ね!」

ライ「はぁっ!? え、いや、俺は別に会いたい訳じゃ……」

ブルー「いーのいーの! おねーちゃんにまっかせなさい! ふふん!」

トウヤ「二人が乗る飛行機は同じなんだ?」

アクロマ「どうやらそのようですね。私に調査を依頼したのはオーキド博士ですし」

キョウヘイ「マジすか!? 驚きの繋がりっす……」

フウロ「ねぇ、おふたりさーん。そろそろ出発ですよー」

ライ「やべ、それじゃあな!」

アクロマ「キョウヘイ君! また会いに来ますからね! I will be back!」

キョウヘイ「ここぞとばかりに映画ネタ使ってきやがって……今週金曜公開らしいっすけども」

今日はここまで。これからは少し頻度が上がるかもです。それとこの先の展開安価。
この先どうするか
1、イッシュ一周してから決める
2、すぐORAS編へ
3、その他(レンジャー編が見たい等)
↓1~5の多数決で。

レッド「……行っちゃったね」

トウヤ「そうだねー、もうちょっとお話できればよかったんだけどねえ」

キョウヘイ「そうっすね、ライはいても良かったっすね」

グリーン「お前な……」

ブルー「あのアクロマって人、凄いインテリ感ね……うーん、天敵っ!」

グリーン「何でだよ!? エスパーでもないし天敵でもないだろ!」

ブルー「甘いわね、私は頭の良さそうな人の言葉は大体正論に聞こえてしまうの」

レッド「わかる……」

グリーン「わかってんじゃねえよ!! 体はもういいから頭を鍛えろ!!」

トウヤ「まあまあ……僕は今のままでいいと思うよ? その方が二人らしいし」

グリーン「甘やかすな!!!」

キョウヘイ「甘やかすっつーかお二人が頭の良くなったらヤバイっつーか……ん? 失礼、電話っす」ピリリリリ

「もしもし? 悪いっすけど今オフなんで……」

「はあ? だからオフなんですって! 仕事したくないでござる!」

「だーから今イッシュにいるんで無理! 友達と遊んでるんで……え?」

「マジすか? ほー……まあ二割り増しくらいで手を打ちましょうかね」

「で? もちろん連れの分の旅費も……? はいオッケーでーす! やりまーす!」


キョウヘイ「いやーははは」ニコニコ

レッド「……お仕事の電話? それにしては……」

トウヤ「ずいぶんご機嫌だねえ」

キョウヘイ「それがっすね、こないだホウエンで大規模な工事が行われたらしいんすよ」

グリーン「工事?」

キョウヘイ「それがただの工事じゃないんすよ。町一個丸々変えたりとか、地方レベルのヤバイ工事らしいんす」

レッド「町一個って……えー」

ブルー「すっごい大規模ねー」

キョウヘイ「それで、俺が新しくなったホウエンを回って写真集兼旅行本を出す事になった、と」

キョウヘイ「それで! 一緒にホウエンに行きませんか! というお話を持ちかけます!」

レッド「新しくなったホウエン……行きたい!」

キョウヘイ「レッドさんはそう言うと思ってたっすよ、ええ」

トウヤ「あ、僕も行きたいでーす」

キョウヘイ「オッケーっす。理由はまさか浮き輪ガールが見たいとかそんなんじゃないっすよね?」

トウヤ「も、もちろんそんなんじゃないよ?」

レッド「……」

トウヤ「だから違うってー……」

キョウヘイ「まあ、トウヤさんに関しては俺たちが見張ってれば大丈夫っすよ。多分」

キョウヘイ「で、お二方はどうするっすか?」

グリーン「そうだな……」

ブルー「そうねー……」


ORAS編での旅の仲間(人物名、続投もあり)
下2  下4

グリーン「実を言うとなー、俺……そろそろジムが……」

レッド「……仕事しろ」

グリーン「わかってらあ!」

ブルー「そういや、私もオーキド博士に仕事頼まれてたんだったわ。思い出しちゃった」

レッド「姉さん……」

ブルー「ごめんねっレッド!! またっ!! また一緒に旅しましょうねえええええ!!」

キョウヘイ「一生の別れでもないんすから……って言うのは野暮っすね」

グリーン「俺に対しての反応との差がひでえな」

トウヤ「そう、かなー……?」

キョウヘイ「そっすねー、じゃあシンオウ二人組みでも誘いますか」

レッド「コウキとヒカリ……?」

キョウヘイ「そうっす。南下させてみようかなーと」

トウヤ「ああ、確かに南国なんてそう行かないだろうしねえ」

レッド「電話してみよう……」プルルル

コウキ『はーいもしもしー』

レッド「もしもし……」

コウキ『あーレッドだ、どうしたのー?』

レッド「これからホウエンに行くんだけど……一緒にどう?」

コウキ『え! ホウエン! 行きたーい! でも、飛行機で行くと高いんだよねー……』

キョウヘイ「旅費は全部こっちで負担するっすよー」

レッド「……だって」

コウキ『わーい! 行く行くー!!』

キョウヘイ「じゃあ、×××出版社ってところに電話かければポンっとお金くれるんで!」

レッド「……だって」

コウキ『わかった!! ホウエンついたら連絡するから、迎えに来てねー!』

レッド「はーい……」ガチャン

レッド「キョウヘイが電話した方がいいと思う……よく考えたら、僕何も知らないし」

キョウヘイ「そういやそっすね。失念ッ!!」

キョウヘイ「じゃあヒカリには俺からかけますか、っと」プルルル

ヒカリ『はい』

キョウヘイ「ハロー、ハロー? もちろんこの電話は録音じゃないので安心して欲しいっす」

ヒカリ『そうでしょうね。ところで、何の用かしら? 今ミュウツー様型アニマトロニクスを作っていて忙しいのよ』

キョウヘイ「まさかネタが被るとは……夜中に襲ってきそうなのでやめて下さい」

ヒカリ『冗談よ……で、何の用事?』

キョウヘイ「あー、旅行のお誘いっす。ホウエンに行きませんか、なんと旅費は全額負担します!」

ヒカリ『……またあのメンバーで?』

キョウヘイ「そうっすね、さっきコウキにも電話したんすけど……」

『ヒカリー!! ホウエンだってー!! あ、電話中?』

ヒカリ『……ごめんなさい、全裸で乙女の部屋に入ってくる男がいるから切るわ。あ、勿論行くから』

キョウヘイ「ういっす、じゃあ詳しくはコウキから聞いて……切れちった」

レッド「コウキ……」

トウヤ「あー……治ってないみたいだね、あの癖は」

グリーン「治るもんでもないだろ」

キョウヘイ「で、俺たちは……船でホウエンまで行くっぽいっすね」

レッド「船……」

キョウヘイ「ご安心ください! 超豪華……とまではいかないものの、そこそこいい船の予約が取れたっすから。そんな揺れないっすよ」

レッド「……わかった」

トウヤ「よかったねえ」

キョウヘイ「で、その船が……今日の夜出発らしいっす。あ、ヒウンシティ発っすよ」

レッド「……じゃあ、またね」

グリーン「土産買ってこいよ」

レッド「やだ」

ブルー「お土産、楽しみにしてるわね!」

レッド「期待してて……」

グリーン「おいだから対応の差っ!!」

キョウヘイ「人生諦めが大事だなあと思いました」




~ヒウンシティ~

キョウヘイ「確かこっちの港に……あ、あれっす」

レッド「……でかっ」

トウヤ「うーん、僕からしたら超豪華客船だなあ」

キョウヘイ「えーと、確かに部屋もいっぱいあるしプールとかもあるみたいっすね」

レッド「……キョウヘイとかトウヤはともかく、僕は浮きそう」

トウヤ「プールに……じゃなく雰囲気が? そうでも無いんじゃない?」

キョウヘイ「そーっすそーっす、これ結構ファミリー向けなんで子供とかいっぱいいると思うっすよ」

トウヤ「えっ、これでファミリー向け!?」

キョウヘイ「で、お値段こんな感じ……」

レッド「…………!?」

トウヤ「えええええええええええええ!?」

キョウヘイ「俺は乗った事ないっすけど、これの十倍はする船もあるらしいっす。世の中広いっすねー」

レッド「…………う、ん」

トウヤ「ほんと、世の中は目に見えているよりも広いもんなんだね」

キョウヘイ「で、えーと……あ、丁度レストラン始まったあたりっすよ。お昼ごはん食べに行きましょー!」

レッド「お昼……ここで…………うん!」

トウヤ「そうだねえ……まあ、何かあったらバトルすればいいし、うん」

今日はここまで。明日からは久々の連続更新、になると思います。
時間は十時半頃からだいたい十二時くらいまで、日程は明日から最低一週間最長夏が終わるまで。
更新頻度が高くなると書きましたが、実質ほとんど更新できずに申し訳ありません。明日からはマジですので、よろしくお願いします。

KYOUHEIの力で値引きできそう

soloそろか?

始めます。

キョウヘイ「ここがレストランみたいっすねー」

レッド「高そう……」

トウヤ「っていうか高いよね、うん」

キョウヘイ「でもでもでも、ここって確か乗客は無料なんすよね?」

店員「えっ」

キョウヘイ「なんですよね?」

店員「は、はい……」

キョウヘイ「やったっすね!」

レッド「う……うん!」

トウヤ「わーいここはサービスがすごいいいねー」



~レストラン~

キョウヘイ「俺はこれでー」

トウヤ「僕はこれー」

店員「か、かしこまりました」

キョウヘイ「レッドさんは?」

レッド「……全部、量少ないね」

トウヤ「まあ……お金持ちってそういうものじゃない? 少なくていいもの、みたいな」

レッド「……このメニューに載ってるの全部」

店員「!?」

キョウヘイ「流石レッドさんやでーっ!!!」

店員「か、かしこまりました!!」

レッド「多くていいもの……」

トウヤ「あー、まー、確かに……」

キョウヘイ「もし金請求されても、出版社が払ってくれるっすしね」

店員「しばらくお待ちください……その間にポケモン用のフーズでも」

キョウヘイ「あっ、あざーす」ポーン

キュレム「きゅらら!」

トウヤ「ありがとうございます」

ゼクロム「ばりばり!」

レッド「僕は外で……多分、船沈むから……」

キョウヘイ「確かに……そうっすね」

トウヤ「ご飯だけ貰って後であげようね」

店員「!?」





キョウヘイ「あー、おいしかったっすねー」

トウヤ「そうだねえ、流石って感じ」

レッド「全部美味しかった……」

コック「ほ、本当に全部……」

レッド「あ、コックさん……ありがとうございました、美味しかったです……」キラキラ

コック「い、いえいえ! ほんとに! こちらこそ!」

キョウヘイ「おっ、何か久々に感じるキラキラアタック。俺も練習しないと」

トウヤ「あ、練習いるんだ……」

キョウヘイ「もちろんっすよ」

コック「これ、サービスの新作デザートです」

レッド「ありがとうございます……!!」

キョウヘイ「レッドさんのこれを見るのも久しぶりっすねえ」



キョウヘイ「というわけで、ご飯も終えましたが」

トウヤ「出発時間まではまだまだあるし、出発してからも長いよねえ」

レッド「……どれくらいかかるの?」

キョウヘイ「台風とか起きなければ、三日くらいっすかねえ」

トウヤ「三日! 長いのか短いのかわかんないなあ」

レッド「三日間……船……」

キョウヘイ「あ、レッドさん酔ったりしてないっすか?」

レッド「大丈夫……うん、多分」

トウヤ「具合悪くなったらすぐ言うんだよ? あ、キョウヘイもね」

レッド「はい……」

キョウヘイ「はーい」

レッド(船に乗ってまだ一時間も経ってない……この船とか探検してみようかな)

レッド(でも休憩とか……うーん)

キョウヘイ「俺らは超絶することないんでレッドさんについていくっすよー」

レッド(……何しよう)

下2

姉に電話(gren)も

姉に電話(grenも)

すいません

レッド「船に乗りましたってことで……姉さんに電話してみる」

キョウヘイ「お、姉想いのいい弟っすねー」

トウヤ「心配してるだろうしねえ」

レッド(電話に出ん……出るのはやっ)プガチャッ

ブルー『レッド!! 電話してくれるなんて嬉しいわっ!』

レッド「姉さん……えっと、船乗りました」

ブルー『早いわね! どう? 酔ったりしてない?』

レッド「大丈夫……今のところは」

ブルー『もし気持ち悪くなったら、薬を飲んでじっとして、気合で気持ち悪さを取っ払うのよ!』

レッド「気合……わかった!」

キョウヘイ(気合いれずとも治るっすよね、薬飲めば)コソコソ

トウヤ(しーっ)コソコソ

ブルー『それからね、レッド……あっ、飛行機が来ちゃった! うぐぐぐ、電話切るわね……』

レッド「わかった、グリーンも一緒……?」

ブルー『ううん、ジムトレーナーの人に連れて行かれてたわよ。あ。乗ります乗ります! またね!』

レッド「うん……」ガチャッ

キョウヘイ「ブルーさんは飛行機なんすねー、グリーンさんは……うーん」

レッド「……一応電話してみる」

レッド(電話に出んわ……あ、出た)プルルルガチャ

レッド「もしもし……」

ジムトレ『申し訳ありませんが、ただいまジムリーダーはお仕事中で……あ、レッドさんですか?』

レッド「いつものジムトレーナーさん……」

ジムトレ『すみません、グリーンさんが遊んでる間溜まりに溜まった書類仕事をさせているんです』

レッド「えっと……誘っちゃってすみません」

ジムトレ『いえいえ! 仕事を溜めると恐ろしい、ということを理解してもらえるいい機会です』

レッド「はあ……」

『おいレッド! 聞こえてるなら助けてくれええええええええ!!!』

ジムトレ『グリーンさん! まだお仕事終わってないでしょう! リーグへの書類がまだまだありますからっ!』

レッド「……えっと、頑張ってください」

ジムトレ『ありがとうございます、それじゃ』

レッド「……頑張れ、緑」

キョウヘイ「仕事を溜めたときの秘書が怖い、っていうのはどこも同じっすか……」



キョウヘイ「お、予定より早く乗客が集まったっぽいっすね。もう出港してるっす」

レッド「え、動いてるの……?」

トウヤ「あ、本当だ。全然揺れないから気付かなかったねえ」

レッド「これなら三日いても酔わないかも……」

キョウヘイ「それは良かったっす!」

アナウンス『乗客の皆様にお伝えいたします』

アナウンス『この船の乗客の皆様はポケモントレーナーでありますので、いつでもどこでも勝負したいでしょう』

アナウンス『しかし、船の上だと故障させそうでできない……そう思っておられる皆様のために!』

アナウンス『この船は改造に改造を重ね! たとえ伝説のポケモン同士が争っても壊れないようになっております!』

アナウンス『ですので、いつでもどこでもご安心してバトルしてくださいませ』

アナウンス『個室におられる皆様には、稀に乗客の方がバトルを挑みに入られることがあります。ご了承ください』

レッド「……すごい」

キョウヘイ「伝説のポケモン同士のバトル……ありえちゃうんすよねえ」

トウヤ「レッド。どうする?」

1、自分の個室に行く  2、他の乗客の個室へ  3、プールへ        下2

できたら迷う
ダメなら2

レッド「……一回、荷物置きに行こう」

キョウヘイ「それもそうっすねー」

トウヤ「まあ、船内を歩き回るなら軽い方がいいからねえ」

レッド「えっと……どっち?」

キョウヘイ「んー、こっちらしいっす」


~個室内~

キョウヘイ「三人部屋っす! 結構広いところにしたんすけど、大丈夫っすか?」

レッド「うん……大丈夫すぎる……」

トウヤ「ここが船の中って忘れちゃいそうだねー」

レッド「あ……シャンデラ型のシャンデリア」

トウヤ「可愛いねえ」

キョウヘイ「うーん、愛を感じるっすね」

扉『』コンコン

レッド「はーい……」

扉『バトルの申し込みなんですが、よろしいですか?』

レッド「……しんきんぐたいむをください」

扉『わかりました』

レッド(バトルかー……どのポケモンを使うか先に決めておこう)

下2

キョウヘイポケモン

レッド「ラティオス……頑張ろうね」

ラティオス「くおぅ!」

レッド「準備終わりました……あ」ガチャッ

ロラン「お手数かけてしまい申し訳……あ」

レッド「ロラン……! 久しぶり!」

ロラン「そんなにお久しぶりじゃないですけどね。まさか同じ船に乗っていたなんて」

レッド「えっと……じゃあ、ホウエンに行くの?」

ロラン「いえ、途中で経由するカントーに行くんですよ」

レッド「カントーに……?」

ロラン「はい。ライモンジムトレーナーとして、有名なあのマチスさんに会いに行こうと」

レッド「あー……マチス……そう……」

ロラン「ところで、バトルしませんか? レッドのその子もうずうずしてるみたいですし」

ラティオス「くおーう!」

レッド「あ、ごめんねラティオス……じゃあ、バトルしよう」

ロラン「いけっ、ゼブライカ!」

ゼブライカ「ぶるるるっ」

レッド「頑張って、ラティオス」

ラティオス「くおうっ!」

レッド「ラティオス、流星群!」

ラティオス「くおーうっ!」バババ

ロラン「避けろ!」

ゼブライカ「ぶるる!」サッ

キョウヘイ「何ぃ!? マジで流星群を避けたっ!? 命中率は90、そう簡単に避けられる技ではありませえんっ!」

ロラン「レッドのポケモンは強いですからね……ひかりのこなで当たりにくくしているのです」

キョウヘイ「何と! 当たれば即死級の技を当たりにくく! 侮れません0.9倍!」

レッド「90の、0.9倍……えーと」

ロラン「計算している暇は与えません! ゼブライカ、すなかけ!」

ゼブライカ「ぶるるるる!」ザッザッ

ラティオス「くおぅっ!」

キョウヘイ「命中率を下げていくーっ!? まさか! レッドさんが! バトルにここまで時間をかける日が来るとは!!」

トウヤ「いつものようなフルボッコじゃなくポケモンバトルっぽさが出てますね」

レッド「ぐぬぬ……ラティオス!」

ラティオス「くおう!?」

レッド「テレキネシス!」

ラティオス「! くおーうっ!」ミョンミョン

ゼブライカ「ぶるっ、ぶるるっ!?」フワーッ

ロラン「そんなっ!」

キョウヘイ「おーっとお!! ここでレッドさんテレキネシスを使う!! これで先ほどまでの戦術は無意味になりました!」

トウヤ「テレキネシス……3ターンの間ふゆう状態にするが、地面以外の技が全て当たるようになる、でしたね」

ロラン「くっ……ゼブライカ、ワイルドボルト!」

ゼブライカ「ぶるるるるっ!!」バチバチッ

レッド「ラティオス、しねんのずつきで迎え撃つ!」

ラティオス「くおぉぉぉう!」シュイイン









キョウヘイ「ゼブライカ、戦闘不能! よって、レッドさんの勝利!」

レッド「やったね、ラティオス!」

ラティオス「くおーう!」

ロラン「頑張りましたね、ゼブライカ……」

ゼブライカ「ぶるるっ……」

レッド「ありがとう、ロラン……楽しかった」

ロラン「こちらも、です。負けたのは少し悔しかったですけどね」

レッド「……一瞬、やばいかもって思った」

ロラン「そんな中、あなたは立て直した……レッドの戦術勝ちですよ」

レッド「!!」

キョウヘイ「お、いつもごり押しっすもんねー」

トウヤ「戦術勝ちかあ、よかったねレッド!」

レッド「うん……!」

ロラン「次はもっと対策しますから、またバトルしましょう。あ、僕と姉さんが泊まっている部屋は……この地図のここです」

レッド(……メモしておこう)

レッド「また遊ぼうね……!」

ロラン「はい!」


キョウヘイ「それにしても彼凄いっすねー、当たったら大体一発KOなのを見越して当たらないようにするとは」

トウヤ「レッド、90×0.9わかった?」

レッド「…………」

キョウヘイ「まあ、結構危ない橋だったっすけどねえ」

レッド(ラティオス以外のときのことも考えておかないと……)

今日はここまでです。明日は今日と同じくらいの時間に始める予定です。

始めます。

レッド「……どうする?」

キョウヘイ「そうっすねー……ただいまの時間はお昼の三時っす」

トウヤ「一番暑い時間だねえ」

レッド「えっと……個室めぐり、とか?」

キョウヘイ「バトル申し込みの旅っすかー、レッドさんがやるとただのカツアゲっすね」

トウヤ「あー……否定できないねえ」

レッド「じゃあ……プール、とか」

キョウヘイ「いいっすねー、なんか夏感あるっす」

トウヤ「そうだねえ、今の時間なら結構人が……」

レッド「やめとく……?」

キョウヘイ「俺らが見張っておけばまだ……」

トウヤ「まだ何も言ってないよ!」

レッド「あと、は……キョウヘイ、地図見せて」

キョウヘイ「ういっす」パサッ

レッド(面白そうなところは……バトル場、展望台、娯楽室、トレーニング場……くらい?)

レッド(どこに行こう……)

下2

レッド「たとえ火の中水の中草の中ー」

キョウヘイ「もーりーのなーかー、でしたっけ」

トウヤ「水の中?」

キョウヘイ「海に飛び込むとか言わないでくださいよ?」

レッド「大丈夫、追いつける」

キョウヘイ「そーういう問題じゃないんすよう!」

トウヤ「うーん……あ、これはどう?」

レッド「?」

トウヤ「船の下のほう、一部がガラス張りになってて水族館みたいな感じになってるらしいよ」

キョウヘイ「あー、もう海が水族館って感じっすか」

レッド「面白そう……」

トウヤ「そういえばイッシュにも似たようなのあったなあ……」

キョウヘイ「こっちは船自体が動くしもっと面白いんじゃないすか?」

レッド「……行こう」




~水族館~

キョウヘイ「普通の船より水中の部分が多いので実現しました。らしいっす」

レッド「すごい……」

トウヤ「うわー、結構遠くの方まで見えるんだねえ」

キョウヘイ「この辺りの水は綺麗らしいっすからね」

レッド「いっぱい水ポケモンが泳いでる……」

トウヤ「えーと、あれはママンボウだね」

キョウヘイ「こっちの光ってるのはランターンっすか」

レッド「……! 何か通った……」

トウヤ「ああ、すばやさが高いポケモンが近くを通ると見えないよねえ」

キョウヘイ「あれ、レッドさんの動体視力でも無理だったっすか?」

レッド「よく見てなかったから……」

トウヤ「あ、何かポケモンが近づいてきたねぇ」

レッド(あれは……)

(水中にいそうなの)下2

ネオラント「きゅうぅーおぉーん」「きゅぅうー」「きゅおぉーん」

レッド「あれは……ネオラント?」

トウヤ「そうみたいだねぇ。いっぱいいるなー」

キョウヘイ「あ、鳴き声が聞こえるのは外にマイクがあるからで、ガラスが薄いって訳じゃないんすよ!」

レッド「……模様が光ってる」

トウヤ「ネオンっぽいからネオラントなんだろうねえ」

キョウヘイ「ああ、俺早くもネオラントがゲシュタルト崩壊してきたっす……」

レッド「……上から見たらもっと綺麗かな」

トウヤ「そうだね、日に当たってるのが見れたらいいねえ」

レッド「……上、行こう」

キョウヘイ「超マッハのエレベーターがデッキまで送ってくれるっすよ!」


~デッキ~

レッド「……耳が」

トウヤ「速かったからかな……」

キョウヘイ「これはクレームもんっすね」

レッド「あ……いた!」

ネオラント「きゅーおーん!」「きゅうおおん」「きゅおぉーん」

キョウヘイ「レッドさん! ネオラントは釣るといいらしいっすよ!」

レッド「つりざお……あ、あった」

トウヤ「すごいつりざお……これでネオラントって釣れるんだよね? 確か」

キョウヘイ「まあ一番すごいの使っとけば大丈夫っすよ。大は小を兼ねる!」

レッド「……えいっ!」ブンッ

キョウヘイ「つりざおが海に向かって飛んでいったー!!」

トウヤ「!マークが出たらすぐボタンを押すんだよ!」

レッド(そのまえにかかるかどうか……)

直下コンマが80以下ならネオラントがかかる。
下2コンマが60以下なら釣れる。

レッド「!」

キョウヘイ「お!」

トウヤ「かかったっぽいね!」

キョウヘイ「まあ多分この後は一瞬で……」

レッド(そおい!)ブンッ

キョウヘイ「やっぱりっすね!」

トウヤ「やったねレッド!」

レッド「うん……ん?」

ネオラント「きゅおーん……」

マナフィ「きゅぴー……」

レッド「……!?」

キョウヘイ「どうしたんすk……なんすかこれ」

トウヤ「えーと……マナフィ、だね。水ポケモンの王子様なんだって」

レッド「へぇ……えっと、ごめんね……?」

マナフィ「きゅぴい?」

レッド「……流石に、幻のポケモンを釣り上げるっていうのは」

トウヤ「そうだねー。普通戦ったりイベントだったりでもらえるしねぇ」

キョウヘイ「ごほんっごほんっ! ミュごほんっ! ウごほんっ! あー喉痛いごほんごほんっ!」

キョウヘイ「まあブラックジョークはここまでとして、その子はどうするんすか?」

レッド「んー……ちょっと申し訳ないから、逃がそうかな」

マナフィ「きゅぴ?」

ネオラント「きゅおーん」

レッド「もちろんネオラントも……多分、マナフィのお友達とかだろうし」

マナフィ「友達? そんな甘っちょろいものでは無いわ。こやつはただの部下だ」

レッド「えっ」

キョウヘイ「へ?」

トウヤ「ん?」

ネオラント「きゅ、きゅおーん!」

マナフィ「…………きゅぴぃ?」

レッド「ちょっと待って、マナフィ……作戦タイム」

マナフィ「きゅっぴぃ☆」


キョウヘイ「ちょいちょいちょいなんすか今の!? 可愛い顔にあるまじき発言っすよ!?」

レッド「ちょっとびっくりした……」

トウヤ「ポケモンにも部下とか上司っているんだねえ……」

キョウヘイ「そこっすか!? てか今の、水ポケモンの王子っつーか首領っすよ!? ドンっすよ!?」

レッド「でも……ほら、多分、良い子だし……」

キョウヘイ「レッドさんはそのポケモンに甘すぎるのやめましょ!?」

レッド「……ちょっと話してみる」

キョウヘイ「まあいいっすけど……レッドさんは紙耐久なんですし水の波動とかくらわないで下さいよ」

トウヤ「気をつけてねー」


マナフィ「きゅぴぃ!」

レッド(可愛い……いや、駄目駄目。さっきのが何だったか聞かないと……)

レッド(……どういう風に話しかけよう。作戦とか考えた方がいいかな)

作戦 下2

レッド(クソミドリ風……!?)

レッド(あいつ風って……うーん……まあ、やってみようかな……)

レッド「ボンジュール!」

マナフィ「きゅぴ?」

キョウヘイ「!?」

トウヤ「!?」

レッド「まさか偶然釣り上げたネオラントにマナフィがくっついてるなんてなぁ。ふっ、俺には強運がついてるぜ!」

レッド「ま、せっかく釣り上げてやったんだし? 俺がお前のトレーナーになってやってもいいぜ!」

キョウヘイ「…………っ、だぁーっはっはははは!!! もう無理!! 無理っす!! あっはははははは!!」

トウヤ「っ、レ、レッド……ま、真似、上手っ……ふふっ」

レッド「……そんなに笑われると、ちょっと恥ずかしいんだけど」

レッド(それに緑のノリでついスカウトしちゃったし……)

マナフィ「……面白い、我の力がたかが人間ごときに操れるかな?」

レッド「!?」

マナフィ「きゅぴー!」ダキッ

エーフィ「『ボク、お兄ちゃんについていくー!』って言ってるみた……あははははははははは!!!」

レッド「エーフィまで笑わないで……」

今日はここまで。明日も今日と同じくらいからです。

始めます。

レッド「……えっと、よろしくね、マナフィ」

マナフィ「きゅぴ!」

キョウヘイ「……えーと、マナフィさん。出来れば喋ってくれるとありがたいのですが」

マナフィ「……わかったよ☆実はボク、喋れるんだ☆」

トウヤ「わーすごいしらなかったなー」

レッド「えーと……このネオラント、どうする?」

マナフィ「まだおったのか……ごほん、お友達だから一緒にいたいな☆」

レッド「わかった……ネオラント、いい?」

ネオラント「きゅおん」

レッド「ありがとう……」

やったー! ネオラントとマナフィが仲間になったぞ!

レッド「……よろしくね、マナフィ」

マナフィ「うん☆よろしくね☆」

レッド「……せっかくだし、二匹のレベル上げしちゃおう」

キョウヘイ「ああ、カロス産の高性能学習装置ありますもんね」

レッド「あとはしあわせたまごとか……効果あるのかわかんないけど」

トウヤ「レベル上げって……何するの? まさか、ピカチュウの電撃で海のポケモンを一掃……」

レッド「ち、違うよ……デッキにいっぱい人がいたから、バトルしてもらおうと思って」

キョウヘイ「ああ、いいっすね。じゃあ俺もレッドさんに協力するっす!」

レッド「協力……?」

キョウヘイ「さあデッキにいる皆さん! ここにいる少年とバトルで勝てたらなんと! 百万円プレゼントしますよー!」

レッド「!?」

人々「百万円!?」「マジかよ……」「あの子そんなに強いの?」「俺、やってみようかな……」

キョウヘイ「参加費はたったの百円! 勝てれば九十万九千九百円の儲けですよー!」

トウヤ「あくどい流石キョウヘイあくどい」

レッド(参加する人いるのかな……)

参加人数 下2

キョウヘイ(俺だって間違える事はあるんすよ……人間だもの)

キョウヘイ(幸いレッドさんはバカだしトウヤさんは人数に圧倒されて気付いてないってことっす)

キョウヘイ(ま、手に入れた金の計算は間違えないっすけどね!)

レッド「すごいいっぱい来た……」

トウヤ「うわー……レッド、大丈夫なの?」

レッド「多分……」

人々「よし、俺とバトルだ!」「いや、わたしよ!」「オイラだね!」「アタシだよッ!」

キョウヘイ「ああ、人間の争いは醜いっすねえ。たかが百万円で」

トウヤ「キョウヘイ、その発言はあの人たちに怒られるからやめようね」

レッド「うーん……あの、皆さん手持ちのポケモンを全部出して下さい」

キョウヘイ「お? どーするんすか?」

レッド「全部まとめて相手すれば……順番待ちとかないし」

人々「「「「「!?」」」」」

キョウヘイ「レッドさんナイスアイデア! じゃあそうしましょう! 賞金は全員に配るっすよー」

トウヤ「じゃあ、皆さんはレッドのポケモンを六匹倒せたら勝ち。レッドは全滅させたら勝ち、でいい?」

レッド「うん……」

レッド(最初の一匹は何にしよう)

下2

レッド「じゃあ……ちょっと本気で。頑張って、アルセウス」ポーン

アルセウス「わーいやっとバトルに使ってくれるんですね! 私の実力を見せてあげましょう!」

キョウヘイ「おおうレッドさん、本気にもほどがありますよ」

トウヤ「これは勝ったね……」

レッド「……一匹一匹相手するのはあれだし、まとめてやっちゃおう」

アルセウス「破壊するのは創造するのよりも容易い。自明ですね」

キョウヘイ「この船が壊れない程度でお願いしますよ……」

レッド「……アルセウス、まとめてハイパーボイス」

アルセウス「任せなさあああああああああああああい!!」キュイイイイイン

キョウヘイ「タイプ一致だああああああああああああああ!!!」

トウヤ「最初にいたポケモンは数え切れなかったけど……どれくらい残ったかな」

下2

レッド「む……まだ残ってる」

キョウヘイ「なんと……って何すかあれ」

トレーナー「よっしゃ! いいぞゲンガー! ゴーストタイプさいこー!」

ゲンガー「げ、げんが……」

レッド「そっか……ゴーストタイプ」

エリトレ「ガ、ガルーラーッ!」

ガルーラ母「が、がる……」バタッ

ガルーラ子「がるらーっ!」

キョウヘイ「0.5ってあれっすか」

トウヤ「あ、ちょっと可哀相」

レッド「むむむ……でも次のターンで……じゃあ、次は」

トレーナー「させるか! ゲンガー、イカサマだ!」

ゲンガー「げんがっ!」ボカボカ

アルセウス「いったい! 超痛い! 死にそうです!」

レッド「!?」

トウヤ「いかさま……相手の能力値でダメージ計算するんだったね」

キョウヘイ「対レッドさん技っすね」

レッド「つ、次に攻撃される前に倒す! えっと、ノーマルとゴースト以外の全体技……」

レッド「バークアウト!」

アルセウス「痛いんですよこんちきしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」キュイイン

キョウヘイ「また大声技っすか!?」

ガルーラ子「が、がる……」バタッ

エリトレ「が、ガルーラーっ!!」

トウヤ「ああ、ごめんね、ごめんね……」

レッド「……やったか?」

キョウヘイ「今のやってないフラグじゃないっすか?」

直下コンマが偶数なら襷持ち、奇数なら即死

レッド「……!」

トレーナー「まだだ……俺のゲンガーは襷だ!! ゲンガー、イカサマ!」

ゲンガー「げ、んが!」ボカボカ

アルセウス「きゅうう……」バタッ

レッド「アルセウスーっ!!」

トレーナー「よっしゃあああああああ!!」

キョウヘイ「まあクリア条件は六匹倒す事なんすけどねー」

トレーナー「あっ」

レッド「アルセウス、ごめんね……」

アルセウス「いえ、私の力不足です。次で勝ってください!」

レッド「う……うん!」

トレーナー「か、回復しておこう……」

レッド(相手は襷を持ってたんだ……今回復したからまた一回は耐えるみたい)

レッド(次はどのポケモンにしよう……)

下2

レッド「次こそ倒す……」

キョウヘイ「おっ、この空気は……」

トウヤ「また強いのが出そうだねえ」

レッド「ギラティナ! 頑張って!」ポーン

ギラティナ「びしゃーんっ!」

レッド「えーと……シャドークロー!」

ギラティナ「ぎゅおーう!」ザシュッ

ゲンガー「げん……」

トレーナー「ゲンガー、イカサマ!」

ゲンガー「げん、が!」バッ

レッド「ギラティナ、避けて!」

ギラティナ「ぎゅおっ!」サッ

キョウヘイ「あ、レッドさんせこい!」

レッド「XYからはゲームでも使えるようになったもん……少しためらったけど」

トウヤ「あー、若干罪の意識はあるんだね」

レッド「ギラティナ、かげうち!」

ギラティナ「ぎゅお!」ペシッ

ゲンガー「げん……」バタッ

トレーナー「ゲンガああああああああああ!!!」

レッド「勝ったッ! 第三部完!」

キョウヘイ「ごまかしたっすねー」

今日はここまで。明日もいつも通りです。

今日はお休みです!!連続更新失敗!!明日はやりますので。はい。

始めます。

キョウヘイ「いやーレッドさん、苦戦しましたねー」

レッド「無効になるタイプが無い技でまとめて倒せばよかった……」

トウヤ「まあ、一撃必殺とか無かっただけマシかな……」

レッド「…………!」

トウヤ「その手があった! みたいな顔しないでね?」

キョウヘイ「それに、レッドさんのポケモンに攻撃されたら大体一撃死ですし」

トウヤ「そういえばそうだったね……」

レッド「皆すぐ倒れちゃうだけで……僕も頑張れば戦略的な戦いくらい……うん……」

キョウヘイ「おおっ、自信無さそうっすね」

レッド「ある……うん、ある……はず」

キョウヘイ「っていうかバトルしてるうちにもう晩御飯の時間っすよ」

トウヤ「そういえば真っ暗だもんねえ。船が明るくて気付かなかったけど」

レッド「夜ご飯……なんだろ」

キョウヘイ「えーっと……バイキングらしいっす! やったっすね!」

レッド「……うん」


~食堂~

店員「右側の部屋は様々な場所から取り寄せた高級バイキング、左側は新鮮な海の幸のみを取り扱ったバイキングになります」

レッド「……二種類」

キョウヘイ「むむ、予想外っす」

トウヤ「どっちも良さそうだけどねえ」

レッド「うーん……」

どっちにするか  下2

レッド「んー……右で」

キョウヘイ「じゃあ右行きましょーい!」

トウヤ「わーい」

レッド「楽しみ……」



~バイキング会場~

キョウヘイ「えっと、席はここらへんでいいっすかね」

トウヤ「そうだね、早速取りにいこうか」

レッド「うん……」

キョウヘイ「バイキングって取り過ぎると重くて疲れるんすよねー」

レッド「……そう?」

トウヤ「まあレッドは大丈夫そうだけどね……」

キョウヘイ「レッドさんは重さに縛られずに食えるんすね……パねえ」

レッド「重さに縛られる……?」

キョウヘイ「ほら、疲れると急に食欲落ちないっすか? あー……みたいな」

レッド「うーん……」

レッド「わー……いっぱいある」

キョウヘイ「さすがバイキングっすねー」

トウヤ「作った人大変だろうなー」

レッド「……確かに」

キョウヘイ「今も作り足してるみたいっすからねー」



レッド「……こんなもんかな」

キョウヘイ「ヤバイっすね……あー、でも、普通っすか?」

トウヤ「うーん……多く食べる人は普通にこれくらい食べるんじゃない?」

レッド「……僕、そこまで大食いキャラじゃないし」

キョウヘイ「それもそうっすね」

レッド「……食べよう」

トウヤ「そうだねえ」

レッド「いただきます……? キョウヘイ、何してるの……?」

キョウヘイ「写真撮ってるんすよ。ちょっち行儀悪いんすけど取材っすからねー」

トウヤ「そういえばそうだったねえ……」

キョウヘイ「全く撮ってなかったっすからね。一応ご飯の写真は撮っておかないとなんすよ」

レッド「……キョウヘイの写真とかは?」

キョウヘイ「あー、まああった方がいいっすね……お願いするっす」

レッド「任せて……撮れた」パシャッ

トウヤ「ご飯とキョウヘイの写真?」

レッド「うん……よかった、ぶれてない」

キョウヘイ「あざーっす……何か視線感じるっすね」

トウヤ「ああ、トレーナーになると視線に敏感になるよねえ」

キョウヘイ「いえ、そっちじゃなく……」チラッ

ウェイトレス「あっ、こっち見た!」「やっぱ本物!?」「すごーい!」

キョウヘイ「むぐぐ、オーラはなるべく消してたんすけどね」

レッド(オーラ!?)

トウヤ「さすがっていうか……あれ、何か見たことある顔が……」

レッド「……?」チラッ

マドカ「……ああっ!!」ダッ

レッド(エーフィ洗脳!!!)ポーン

エーフィ(えいやー! ……レッドに関する記憶は消したけど、他になんか弄んでおこうかなー)ミョンミョン

下2

エーフィ(……レッドにひとめぼれでもさせてみる?)ミョンミョン

エーフィ(そういえば……確か苺にもひとめぼれってあったよね。あれ? お米だっけ? あれ?)ミョンミョン

エーフィ(……まあいいや)ミョンミョン

マドカ「……」

キョウヘイ「レッドさん、いくらトラウマが蘇ったからって洗脳しなくても……」

レッド「……ちょっとやりすぎた、かな」

トウヤ「大丈夫ですかー?」

マドカ「……愛してる」

レッド(まだキョウヘイファンなのかな……)

マドカ「あなた! 名前は知らないけど大好きよ!」

レッド「…………え、僕?」

マドカ「ええ! 愛してるけど応えてくれなさそうだから殺すしかないかしら!!」

レッド「……………………」ダッ

キョウヘイ「トラウマが蘇った上での全力逃走だ!!」

トウヤ「えっ、えええええええええ!?」

レッド(嫌だ嫌だ無理無理無理死ぬ死ぬ死ぬ怖い怖い怖い死ぬ!!!)ダッ

レッド(あっちから誰か来る……あの人に隠れよう!)バッ

マドカ「まちなさああああああああい!!」

レッド「……やりすごした?」

テルミ「おーい、レッド?」

レッド「あ、すいませ……テルミ?」

テルミ「いやー、レッドがこの船に来てたなんてな。急いでたけど、どうかしたのか?」

レッド「えっと……あー……」

キョウヘイ「レッドさーん! あ、テルミさんだ! ちっす!」

テルミ「あれ、キョウヘイ? その手に持ってるポケモンは……」

エーフィ「すいませんでしたああああああああああ!! 出来心だったんでさああああああっ!」

キョウヘイ「お前っ……自分が何をしたのかわかってるのか!」

エーフィ「まさか、ヤンデレが発動するとは思ってなかったんです! それに本気だったら男に襲わせてますううううう!!」

レッド(男なら遠慮なく殴れるし別にいいけど……)

マドカ「見つけたわよっ……あれ? テルミ?」

テルミ「マドカ? どうした?」

レッド「…………」

マドカ「あれ? 私はその子に……お米……苺……」

レッド「エーフィ」

エーフィ「解きます」

マドカ「……はっ!」

レッド「……」

テルミ「マドカ? さっきから変だったけどどうしたんだ?」

マドカ「テ、テルミ!? ななな何でも無いわよ! 近くに寄らないでよねっ!」

テルミ「そうか? ならいいんだけど……あんま無理すんなよ」ニコッ

マドカ「う、うっさーい!」ダッ

レッド「……」ホッ

キョウヘイ「いやあ、罪作りな男っすねー。このこのぉ」

テルミ「はははー、何のことやら」

レッド「テルミ……迷惑かけてごめんなさい」

テルミ「いやいや、迷惑なんかじゃないって! むしろ話せただけ嬉しかったから」

レッド「そう……? じゃあ、今度はお仕事してないときに話そう」

テルミ「! も、もちろん!」

キョウヘイ「レッドさん……アンタは罪作りっつーか……ギルティ……大罪人っす」

レッド「!?」

レッド(エーフィは後で地球投げの刑にするとして……お腹もいっぱいだし部屋に戻ろうかな)

トウヤ「や、やっと追いついた……」

キョウヘイ「あ、トウヤさん」

トウヤ「もう話は終わったみたいだね……長居するのもあれだし、そろそろ戻ろうか……」

レッド「うん……そうしよう」

キョウヘイ「トウヤさんは特に休憩が必要っすね」


~部屋~

キョウヘイ「久しぶりの拠点ー!」

トウヤ「久しぶりっていってもほんの数時間だけどね……」ボフン

レッド「ベッドふかふか……」

キョウヘイ「……寝ますか?」

レッド「寝ます……」

トウヤ「ぐー……ぐー……」

キョウヘイ「一人すでに寝ちゃってますしねー。じゃ、おやすみなさーいっと」

レッド(……明日はプールとか行ってみたいね。お休みピカ太郎……)

今日はここまで。明日も十時半頃です。

ブイズはまあ・・・ほら、安価とかで出るんじゃないですかね(丸投げ)
始めます。

一日目


レッド「……」バッ

レッド(おはようございます)

レッド(朝です……)

レッド(この季節はもう外が明るいからいいね)

レッド「……」

レッド(朝ごはんまでは時間ありすぎるし、何か暇つぶししよう)

下2

レッド(女装……か……)

レッド(もう忘れられてると思っていた)

レッド(この女装地獄から抜け出せると思っていた……)

レッド(まあいいや、着よう)

レッド(あ、そっか。女装するなら何の服着るか決めなきゃ)

レッド(幸いにも服はいっぱいあるからね、やったー)

レッド(……決めるのめんどくさいな、何にしよう)

下2

レッド(あー……)

レッド(ちょっとしか見たこと無い)

レッド(……あー、原作ドロンジョ様と同じ感じ?)

レッド(まあいいや……)


レッド(着ました)

レッド(よし、ビンタ……)

レッド(キョウヘイ、ごめんね……)

レッド「おはようごさいますっ!」パチン

キョウヘイ「うひょへあっ!?」

レッド「おはよう……」

キョウヘイ「……めっちゃ目が覚めたっす」

レッド「目覚ましビンタ……」

キョウヘイ「なるほどっす。そこまで痛くなかったっすけどね」

レッド「じゃあ、次はトウヤ……」

キョウヘイ「へいレッドさん、突っ込み忘れてたんすけどその格好は?」

レッド「……このキャラのコスプレ」

キョウヘイ「なるほど……トウヤさん大丈夫っすかねこれ」

レッド「目覚めたら逆にセーフ……みたいな……」

キョウヘイ「うーん」

レッド「もう一回ビンタして気絶させる……みたいな」

キョウヘイ「永眠ビンタですねわかります」

レッド「……まあ、運が良ければ目覚めないし」

キョウヘイ「そうっすね、可能性にかけましょうっす」

レッド「トウヤ……おはようございます!」バチーン

トウヤ「うぎゃっ!?」

下2コンマが40以下なら目覚める

トウヤ「あれ、朝……? おはよう、二人とも」

レッド「っしゃ!!」

キョウヘイ「いええええええええええええい!!」

トウヤ「!?」

レッド「あ、なんでもない……」

トウヤ「そうなの……? あ、その服可愛いね」パシャッ

キョウヘイ「速いっ!?」

レッド「目で追いきれなかった……」

キョウヘイ「レッドさんが!?」

トウヤ「よし、永久保存」

レッド「……着替えてくる」



レッド「ふー……」

キョウヘイ「朝から一騒ぎしましたしご飯にしましょいやー」

トウヤ「そうだねぇ」



~食堂~

レッド「今日の朝ごはんはなんだろ……」

テルミ「おはよう、レッド! 今日はサンドイッチだ。手によりをかけたからな!」

レッド「ありがとう……!」

キョウヘイ「……どうやらテルミさん、厨房の中でも良いポジショニングみたいっすね」

トウヤ「そうなの?」

キョウヘイ「チラッと盗み聞きしたんすけど、料理長的なことしてるらしいっす……さ、行きましょーい」

レッド(結構テーブル広いな……どこらへんに行こう)

1 奥の静かなところ
2 人がいっぱいいるところ
3 景色が綺麗なところ

下2

レッド「……あっち景色綺麗だから、あっちで食べよう」

キョウヘイ「お、いいっすねー」

トウヤ「朝日が綺麗だねー」

レッド「えっと……ここにしようかな」カタッ

キョウヘイ「はーい」

トウヤ「サンドイッチかー……伯爵が作ったんだっけ?」

レッド「……?」

キョウヘイ「トランプ大好きさんでしたっけ」

レッド「???」

「朝ごはん朝ごは……はっ! レ、レッドちゃんだ……」サッ

「うん、間違いない、間違いないよねあの子!」

キラン(これは運命やでレッドちゃあああああああああん!!)グルングルン

店員「!?」

今日はここまで。

始めます。

キラン「す、すみません……」

店員「気をつけてください」

キラン(うう、怒られちゃった……)

キラン(だけどめげない! 商店街のくじ引きでツアーが当たったのもきっと運命的な何かなんだ!)

キラン(不審がられないように、さりげなーく話に行きたいんだけど……)

キラン(うーん、どーしよう)

下2

キラン(確かに、私といえばバック転だよね!)

キラン(そうと決まればGO!)グルングルン

キラン「てやーっ!」グルングルン

レッド「……!? あれ、キラン……?」

キョウヘイ「へ?」

トウヤ「あ、ほんとだ」

キラン「あれ? レッドちゃん! 偶然だね!」

レッド「うん……びっくりした」

キラン「ねっ! いやー嬉しいなあ! ご一緒していい?」

レッド「もちろん……」

キラン(やったあああああああ!)グルングルン

レッド「!?」

キラン「えへへ……レッドちゃんはどこに行くの?」

レッド「ホウエンに……キランは?」

キラン「私はね、ぐるーっと一周してイッシュに帰るんだー」

キョウヘイ「あれ? イッシュ出身だったんすか?」

キラン「うん! 実はそうなんだよねー」

レッド「ギンガ団に入ってたからシンオウかと思ってた……」

キラン「ああ、ギンガ団はね、ネットでアカギ様の演説を見て応募したんだー」

キョウヘイ(ギンガ団ってネット進出してたんすか……)

トウヤ「……あれ? なんかあっちが騒がしいけど」

レッド「……言ってみる?」

キラン「そうだねっ!」



店員「お客様、おやめください!」

男「うるせー! ここの金全部よこせ!」

キョウヘイ「何と、船の上で強盗とな」

トウヤ「逃げ場が無いし良いと思うけど……強盗するには、この船はちょっと広すぎるかな」

レッド「確かに……」

キラン「お金持ちの人はいっぱいいそうだけどね!」

男「お前ら全員人質だ!! 客全員集めろ!」

店員「いえ、そういうわけには……」

男「何だと? なら俺のポケモンでぼこぼこにしてやる!」

レッド「む、ポケモンで人に攻撃するなんて……」

キョウヘイ「許せないっすね!」

男「出てこい! 俺の凶器代わりの凶悪なポケモン!」ポーン

下2

メタモン「めたー」

男「メタモンだあああああ!!」

店員「凶悪……?」

客「かわいーい」「アイツって強いっけ」「しらん」「変身したら強いとか?」「レベルが超高いとか!」

レッド「かわいい……」

キラン「あの人、メタモンでどうやって脅迫するつもりなんだろーね?」

男「そこの女ぁ! よく聞いてくれたな……俺はバトルを仕掛けてきた相手のポケモンにこいつを変身させる!」

男「その後は戦略を使ってぼこぼこに叩きのめせばいいのだ!!」

キョウヘイ「なるほどわからん」

トウヤ「同じポケモンを使っても使う人間の頭がいいほうが勝つ……ってことかな」

男「その通りだ!」

レッド「……誰が捕まえる?」

キョウヘイ「俺めんどいから嫌っす」

トウヤ「僕は自信ないなー」

レッド「……じゃんけん」

直下コンマが1~30ならレッド、31~60ならキョウヘイ、61~90ならトウヤ。それ以外はあいこ

トウヤ「うわー……」

キョウヘイ「頑張ってくださーい」

レッド「トウヤは頭いいし……勝てるよ」

トウヤ「はいはい……あのー、やめたほうがいいですよ」

男「何だと!? この野郎、ポケモンバトルだ!」

トウヤ「はあ……行ってらっしゃい、ジャローダ」ポーン

ジャローダ「じょおおん!」

男「メタモン、変身!」

メタモン「めた……」ウニョン

トウヤ「それより速くリーフストーム」

ジャローダ「じょおおおん!」スパッ

メタ//モン「」バタッ

男「めたもおおおおおおん!」

トウヤ「えっとー……大抵のポケモンはメタモンより素早いから、素早さがあがる道具を持たせたらどうでしょう」

男「た、確かに……」

キョウヘイ「つーかスピードパウダー持たせてなかったんすか……はい、回収」

黒服「」「」「」「」ゾロゾロ

男「な、なんだお前ら!? ぎゃー!!!」

キョウヘイ「男、1050年地下行きっ……!」

トウヤ「やっぱりキョウヘイがこうするんだから僕いらないよね?」

レッド「そんなことない……」

キラン「ほら、男の人を鎮めさせたじゃないですか!」

トウヤ「いや、それもあの黒服さん達が……あれ?」

メタモン「めたー……」

キョウヘイ「さっきの男のメタモンっすね」

レッド「……怪我を治してあげないと。えっと……」

トウヤ「大丈夫、僕がやるよ……よし、これで元気になったね」

メタモン「めたー……」

キラン「あれ? まだ元気ないみたい」

レッド「……トウヤについていきたいんじゃない?」

トウヤ「え……そうなの?」

メタモン「めた!」

レッド「……だって」

トウヤ「まあ、トレーナーがいないのを放っておくわけにもいかないしね……よろしく、メタモン」

メタモン「めた!」

キョウヘイ「めでたしめでたし」



店員「ありがとうございました!」

トウヤ「いえいえ、勝手にやったことですし……」

店員「そんな、貴方が倒してくれなかったら、お客様達は混乱してしまったかもしれません」

店員「どうか、お礼の品だけでも……」

トウヤ「えー……っと」

レッド「いいんじゃない……? たまにはトウヤも」

キョウヘイ「そうっすよ、その方が相手方もスッキリしますて」

キラン「バトルしてるトウヤさん、かっこよかったですよー!」

トウヤ「ははは……じゃあ、ありがたくいただきます」

店員「こちらです!」

お礼の品 下2

ロリ店員「私です!」

トウヤ「ありがたくいただきます!!!!!」

レッド「……」ゴスッ

トウヤ「」バタッ

ロリ店員「ええー!? 私、お掃除も料理も出来るんですよ!」

キョウヘイ「わかってる、わかってるんだけどね? 大人にそういう事を言うのはよくないんだよ」

キラン「えっ、えっ?」

レッド「……ちょっとやりすぎたかも」

レッド(10%の力で殴ってしまった)

トウヤ「」

ロリ店員「どういう事ですか?」

キョウヘイ「だから、そのー……なんつーか、相手が悪かったっていうか、お父さんに言ってあげな」

ロリ店員「お父さんはもう……」

キョウヘイ「あー複雑だし説明できないいいいいいいいいいい!!!」

キラン「地獄絵図……って感じ」

今日はここまで。

始めます。




キョウヘイ「ロリ店員には帰ってもらったっす。子供を働かせないよう言っておいた方がいいっすね」

レッド「そうかも……」

キラン「えっとー、トウヤさん大丈夫なのかな?」

キョウヘイ「大丈夫じゃないっすか?」

レッド「そろそろ起きると思う……」

トウヤ「……はっ! あ、あれ? 不審者に帰ってもらってからの記憶が……」

キョウヘイ「思い出さなくていいっすよー」

レッド「うんうん……」

キラン「た、確かにー」

トウヤ「……じゃあ聞かないでおくね」

キラン(よし、この調子で一緒にいられたら……あっ!)

キラン「ごめんレッドちゃん! 予約してたヨガ教室が始まるからまた今度!」

レッド「わかった……頑張って」

キラン「頑張りまあああああああす!!」グルングルン



キョウヘイ「昼の十時になりました!」

トウヤ「今日はどうする?」

レッド(プールに行ってないし、デッキで景色を見るのもいい……うーん)

下2

レッド「寝たい」

キョウヘイ「何と」

レッド「眠い」

トウヤ「二度寝する?」

キョウヘイ「それならいい場所があるっすよ。プールサイドっす」

レッド「プールサイド……?」

キョウヘイ「なんでもパラソルの下が昼寝スポットとして最適なんだとか」

トウヤ「いいねー、行ってみる?」

レッド「うん……」


~プールサイド~

キョウヘイ「確かに日陰だし水が近くて涼しいしでいい昼寝スポットっすね」

レッド「……エーフィ、見張りよろしく」

エーフィ「任せんしゃい!」

トウヤ「じゃあ……お休みなさーい」

キョウヘイ「昼寝!」

レッド「おやすみ……」


エーフィ(見張りサボったら絶対怒られるなー)

エーフィ(サイコキネシスで水遊びしつつ見張ってよーっと)

エーフィ(む、誰かきた?)

下2

トウヤ「~♪」

エーフィ「!?」バッ

トウヤ「ぐー……」

エーフィ「あれ? いる……サイコキネシス!」ミョンミョン

トウヤ「~~♪」

エーフィ「む、効かない……こうなったら、普通のエーフィでは覚えないきあいだまを」ゴゴゴ

ゾロアーク「! 嘘嘘嘘! 今の嘘だって!」ポンッ

エーフィ「るせー!! びびらせやがってー!! 勝手にボールから出てんじゃねー!」

ゾロアーク「ごめんごめんごめーん!」シュウン

エーフィ「あのやろーめなんなんだよこんちきしょいちょっとびっくりしたわ」

???「びっくりした!?」

エーフィ「!? ……気のせいかな」キョロキョロ

エーフィ「うーん……暇だなあ、近くにイケメンいないかなー」

エーフィ「フィーれーこの船のイケメン全員フィーればいいのにー」

エーフィ「……危ない、今船中にサイコキネシス飛ばしそうだった」

エーフィ「……ちょっとくらい……いやいやいや! もう地球投げは嫌だ!」

エーフィ「っていうかそろそろ一時間経つし起こしたほうがいいよね」

エーフィ「あ! レッドをリスペクトして僕も寝起きドッキリやろうかな!」

エーフィ「どんな起こし方にしよう」

下2

エーフィ「そうだ! グリーンを引き寄せてみよう!」

エーフィ「うーん……えいや!」ミョンミョン

グリーン「うおおおおおっ!?」ドサッ

レッド「っ!?」

グリーン「え、は? ここ……は?」

レッド「……重いっ!」ゴスッ

グリーン「理不尽っ!」

キョウヘイ「何すかうるさいっすね……うおわ!?」

トウヤ「ん……あれ? グリーン? 何で?」

グリーン「いきなり船の上に飛ばされて殴られた俺の方が何でって言いたいわ」

レッド「踏まれた……」

グリーン「飛ばされたんだから仕方ねーだろ! でもこれで書類地獄から抜け出せるってんなら……」

エーフィ「あ、返却時間」ミョンミョン

グリーン「はあ!? おいやめ」シュンッ

ちょっと短いですが今日はここまで。

私事ですが、今日は搬送者が11人出たというイベントに行きまして…疲労がマックスなんです。
すいません今日はお休みです!!!明日はやります!!

始めます。

キョウヘイ「まあなんやかんやでお昼時な訳ですが」

トウヤ「巻きでいかないとだからねぇ」

レッド「今日のお昼ご飯は……あ、テルミ」

テルミ「レッドか! 今日のお昼はなんと、焼きそばだ!」

キョウヘイ「急に庶民的になったっすねー」

トウヤ「豪華客船には似合わないメニューだね……」

テルミ「もちろんただの焼きそばじゃないぞ。世界から最高級の食材を集めて作った焼きそばだ!」

レッド「……すごそう」

テルミ「シンプルな料理は素材と料理人の腕が物をいうからな、楽しみにしてくれよ」

レッド「うん……」



キョウヘイ「マジで凄そうな焼きそば出てきたっすね」

レッド「焼きそば……?」

トウヤ「ウスターソースは使って無さそうだね……」

レッド(……誰か知り合いも誘って食べようかな)

1、キラン  2、ロラン  3、その他船にいる人(名前も)  4、他の人を探す
下2

レッド「……あ、キラン」

キラン「あ! レッドちゃん! さっきぶりー!!」

キョウヘイ「まあさっきっすよね」

レッド「うん……一緒に食べていい?」

キラン「もちろん!」グググ

トウヤ「えっと、キラン、その押さえつけてる右手は?」

キラン「頑張ってバック転しないようにコントロールしようと思って……」

レッド「……無理はしないでね」

キラン「はああああああああああいっ!!」グルングルン



キラン「あ、そういえばレッドちゃんに頼み事があるんだ」

レッド「?」

キラン「ヨガ教室でポケモンの卵を貰ったんだよ、しかも二個。だけど私、たまごの面倒の見方わからなくって……」 

キョウヘイ「レッドさんに受け取って欲しい、と?」

キラン「うん、でもいきなり二個渡すのも大変だろうし、どっちか片方でもいいよ? もう一人は頑張れば探せるかもだし!」

レッド「えっと……今もってるこれ?」

キラン「そう、こっちが確か……ロコンのたまごで、こっちがコリンクのたまご。どーする?」

レッド(ロコンかコリンクか、それともどっちも……そういえば、普通卵って何が生まれるかわかるものなんだね)

レッド(……どうしよう)

下2

レッド「じゃあ……ロコンで」

キラン「わかった! じゃあ……あー、でもせっかくだしコリンクは私が育ててみようかなー」

レッド「いいと思う……お互い頑張ろう」

キラン「うん!!!!」グルングルン

レッド「あ、たまご持ってるうちは回らない方が……行っちゃった」

キョウヘイ「まあ、食事も終わってるしいいんじゃないすか?」

トウヤ「っていうか、ご飯食べた後によく回れるね……」

レッド「……確かに」

キョウヘイ「三半規管が強いんじゃないっすか?」



レッド「……午後一時」

キョウヘイ「さーて、午後は何をして過ごすんすか?」

トウヤ「今のところ寝て食べてだけだからねえ」

レッド(うーん……)

1、プール 2、デッキ 3、誰かに会いに行く 4、たまごを温める 5、その他
下2

レッド「たまご……温めよう」

キョウヘイ「お、いいっすねー」

トウヤ「じゃあ、とりあえず部屋に戻ろうか」


~部屋~

キョウヘイ「暖めるってどうするんすか?」

レッド「……皆に頑張ってもらう」ポーン

リザードン「ぐおおう」

ブースター「ぶううっ」

エンテイ「ぐぉーう」

バシャーモ「しゃーもっ!」

ファイアロー「ぴゅー!」

ファイヤー「ぴゅーいー!」

ビクティニ「てぃにっ!」

キョウヘイ「手持ちの炎ポケモン全部じゃないっすかー」

トウヤ「炎ポケモンだけで七匹もいるんだね……」

レッド「皆……このたまごを頑張って温めよう」

キョウヘイ「間違っても卵焼きにしないでほしいっすね」

リザードン「ぐおうっ!」

直下コンマが40以下なら生まれる

レッド「……」

キョウヘイ「生まれないっすねー」

トウヤ「まあ、ゆっくり待とうよ。たまごってそういうものじゃない?」

レッド「うん……じゃあ、しばらくたまごをよろしくね」

リザードン「ぐおおおう」

ビクティニ「てぃに!」ブイッ

キョウヘイ「正直たまごを置いていくのも気がひけるんすけど、このセコムなら安心っすね」

トウヤ「不審者も一瞬で黒こげだねえ」

レッド「……暇だし、バトル相手探そう」

キョウヘイ「おっ、急なバトルいいっすね」

レッド「廊下うろうろしてたらトレーナーいそうだけど……」

トウヤ「あ、あのトレーナーなんてどう?」

レッド「?」

どういうトレーナーか(ミニスカとかエリトレとか)  下2

ロリ店員「ふんふふーん」

レッド「地球投げ……」

トウヤ「死ぬからやめて! そうじゃなくて、ほら! 腰にモンスターボール付けてるでしょ!」

キョウヘイ「まあ、確かにっすけど……」

トウヤ「あの子もトレーナーだよ。ね?」

レッド「……ねえ、バトルしてくれない?」

ロリ店員「いいですよ! バトルをするのも立派な店員の務め!」

ロリ店員「本気でいきますからね!」

キョウヘイ「わあ、いい子っすねー。将来うちの会社で雇いたいくらいっすよ」

ロリ店員「えへへ……そうだ、私のポケモンはこの子達です!」ポポン

下1 と 下2 (レベルはコンマ)

フーパ「びっくりした!?」

ゼルネアス「……」

レッド「!?」

キョウヘイ「び、びっくりしたっすね……」

トウヤ「ゼルネアス、レベル88!?」

キョウヘイ「下手したら俺らでも危ないっすよ、レッドさんはともかく」

トウヤ「確かに、ゼルネアスは倒すの難しそう。レッドならともかく」

レッド「……この子たちは、どこで?」

ロリ店員「ゼルネアスは、お父さんのポケモンです! フーパは……えっと……公園で……」

レッド「そっか……お父さんは凄いトレーナなんだね」

レッド(っていうかゼルネアスって何匹もいるもんなんだね)

レッド(まあそれは置いといて、今回はどのポケモンで戦おうかな)

下2(炎以外)

レッド「……ピカチュウ!」

ピカチュウ「ぴっかー!」

キョウヘイ(勝ったな)

トウヤ(あ、勝った)

ロリ店員「わーっ、可愛い! ……ごほん、全力で行きますよ!」

レッド「……二匹同時でいいよ」

ロリ店員「むむむ、その余裕がいつまで続きますかね!」

フーパ「フーパつよいもん!」

ゼルネアス「……」

ピカチュウ「ちゅうううううっ!!」バチバチ

ロリ店員「フーパ、いじげんホール! ゼルネアス、ムーンフォース!」

レッド「二匹に十万ボルト」

直下コンマが0ならロリ店員の勝ち

フーパ「ぎゃ!」

ゼルネアス「」バタッ

ロリ店員「えー!?」

ピカチュウ「ぴか!」ドヤア

レッド「頑張ったね……」

ロリ店員「うう、完敗です……」

レッド「……このゼルネアス、もっと育てたらもっと強くなるよ」

ロリ店員「そうなんですか? お客様のポケモンくらい?」

レッド「うん……とにかく努力。毎日毎日……三年間くらい毎日バトルしてれば強くなれるよ」

キョウヘイ「おっ、経験談っすね」

トウヤ「毎日バトルしてたんだね……」

ロリ店員「フーパも……あ、フーパ!」

フーパ「フーパもつよくなりたーい! ついていく!」

レッド「え……っと、君のポケモンじゃ……?」

ロリ店員「実は、つまみぐいしそうだったのを捕まえて……しばらく一緒にいただけなんです」

フーパ「てーいん、フーパ捕まえた! つよい! だからついてった!」

キョウヘイ「何すかこのフーパは。戦闘狂っすか?」

フーパ「ついてくついてくついてくー!」

レッド「でも……」チラッ

ロリ店員「私のことは気にしなくてもいいですよ!」

レッド「うーん……」

フーパ「フーパなんでもできる! おでましー!」ポンッ

エーフィ「ぎゃー!?」

レッド「!? あ、ボールの中にいない……」

フーパ「びっくりした!?」

エーフィ「したよ! ……あーっ!! お昼のもお前の仕業かぁぁぁぁあああ!!」

フーパ「そうだよ!」

レッド「?」

キョウヘイ「エーフィ、そいつ知ってたんすか?」

エーフィ「知ってたっていうか……まあ、声だけ聞いたことあったんだ」

レッド「……まあ、いっか」

フーパ「やったー!」

レッド「そうだ……電話番号教えて?」

ロリ店員「え?」

レッド「フーパの写真、送りたくて……いいかな?」

ロリ店員「は、はいっ! ありがとうございますっ!」パアッ

トウヤ「レッドは良くて僕は駄目なの?」

キョウヘイ「あんたの場合は犯罪に繋がりそうなんすよ」

今日はここまで。趣味は誰にも理解されなさそうな小ネタを入れることです。

始めます。

レッド「……」

フーパ「ねーねーレッドー! フーパすごいんだよー!」

レッド「そっか……」

キョウヘイ「くぎゅううううううう」

トウヤ「キョウヘイ? 真顔で何言ってるの?」

キョウヘイ「や、何となくっす」

フーパ「わかってないだろー! フーパ、なんでもおとりよせ出来る!」

レッド「通販みたいだね……」

フーパ「むむむー、今から見せる! えい!」

キョウヘイ「お、一個わっかが取れたっすね」

レッド「……」

フーパ「おでましー!」

出てきたもの 下2

フーパ「じゃじゃーん、ケーキ!」

レッド「!」

フーパ「フーパこれ食べる!」

キョウヘイ「あー、立派なケーキっすねえ。盗られた人可哀相に」

レッド「そういえば、取られた人もいるんだよね……」

フーパ「美味しい! レッドこれ食べる?」

レッド「食べるけど……」

トウヤ「作った人に感謝して食べようねー」




~カントー~

サカキ「ああっ! 私のケーキが無いっ!」

したっぱ「どうなさいましたサカキ様!」

サカキ「ケーキが消えた! 警戒せよ! ケーキ泥棒を見つけ出せ!!」

したっぱ「イエッサー!」

キョウヘイ「ぴっ、ぴっ、ぴっ、ぽーん! キョウヘイが午後四時をお知らせします」

レッド「もうそんな時間……?」

トウヤ「巻きだからねえ」

キョウヘイ「さ、午後後半戦の序盤! どうしますー?」

フーパ「どうしますー?」

レッド「……ボールに入っててね」シュウン

レッド「まず……たまごの様子を見に行く」

トウヤ「そうだね、そろそろ生まれてそうだし」



~部屋~

レッド「どうかな……」

直下コンマが60以下なら生まれてる

ロコン「!」

レッド「あ、生まれてる……えっと」

ロコン「やっほ^^」

レッド「!?」

キョウヘイ「わ、どうしたんすか?」

トウヤ「レッド?」

ロコン「きゅおん?」

レッド「……気のせいでした」

キョウヘイ「そうっすか?」

ロコン「きゅおん♪」

レッド(このロコンは強い……気がする)

レッド「そういえば……ロコンって、生まれたときは尻尾一本なんだね」

ロコン「きゅおん」

トウヤ「そういえばそうだねぇ」

キョウヘイ「えーと、生まれたときは一本で、成長するにつれて増えるらしいっす」

レッド「知らなかった……」

キョウヘイ「レッドさんの場合は気が付いたら六本……ってなりそうっすね」

トウヤ「ああ、レベル上げの都合上ね……」

レッド「……せっかくだし、まだボールに入れないで一緒に行こう」

ロコン「きゅおーん!」

レッド(よいしょ……さて、何しようかな)

1、デッキ  2、娯楽室  3、図書室  4、バトル  5、その他

下2

キョウヘイ「この船、娯楽室ってのがあるらしいっすよ」

レッド「娯楽室……?」

トウヤ「どういうのがあるの?」

キョウヘイ「えっと……ダーツ、ビリヤード、卓球、オセロ等っすね」

レッド(どれも出来なさそう)

レッド「……でも、行ってみたい」

キョウヘイ「じゃーそこで夜までの時間をつぶしますかー!」

トウヤ「おー」


~娯楽室~

レッド「……意外と広っ」

キョウヘイ「まさに娯楽、って感じっすねー」

トウヤ「ほんとだねえ」

キョウヘイ「……レッドさん、俺と何か対決しません?」

レッド「……勝敗はすでに見えてる」

キョウヘイ「おっ?」

レッド「頭脳戦なら僕が負ける……!」ドヤア

キョウヘイ「ドヤ顔で言わないで下さいっす……じゃあ、どのゲームにするかは任せるっすよ」

レッド「……じゃあ」

上にあるやつ・娯楽室にありそうなの   下2

レッド「卓球……力加減が難しそうだけど」

キョウヘイ「お、スポーツっすかー。俺は体力的に中の上か上の下あたりっすからね」

トウヤ「でもこういうのは上手そうだけどねえ」

キョウヘイ「体力勝負に持ち込まれたら負けっすよ」

レッド「ちゃんとアウトにならないようにすれば、まだ……」

キョウヘイ「俺はレッドさんのアウト待ちになっちゃいそうっすね」

トウヤ「はい準備してー……ロコンはこっちおいで」

ロコン「きゅおーおん」

トウヤ「はい、レッドVSキョウヘイ、卓球勝負!」

トウヤ「始めっ!」

勝ったのは……下2

レッド「勝った……!」

キョウヘイ「負けたああああああああああああっ!!!」

トウヤ「おめでとー、凄い勝負だったね」

その辺にいたジェントルマン「レッドさんはアウトになる事もありましたが、玉を一回もこぼさなかったのが大きいですね」

トウヤ「そうです……誰!?」

レッド「トウヤ、勝った……」

トウヤ「おめでとう、頑張ったねえ」

キョウヘイ「やー、レッドさんの本気パないっすね! 打ち返された玉が壁にめり込むとは思わなかったっすけど」

レッド「最初の方は力加減が……」

キョウヘイ「まあ、後半から凄かったし勝ったし万事オッケーっすよ」

ロコン「きゅおん!」

キョウヘイ「ワンツースリーフォー、プリキュアー、ファイブ! 五時っすね!」

トウヤ「プリキュア?」

キョウヘイ「トウヤさんが興味もつとなんかあれなんでやめて下さい」

レッド「ロコン、どうしたの?」

ロコン「……きゅおん」

レッド「……?」

キョウヘイ「あと二時間くらいありますけど、何するっすか?」

レッド(娯楽室でもう少し暇つぶせそうかな……)

1、まだ娯楽室で遊ぶ(内容指定)  2、他のところに行く(場所指定)

下2

レッド「何これ……」

トウヤ「Wiiuってやつだね」

レッド「うぃーう」

トウヤ「ユー」

キョウヘイ「今の主人公はこれが部屋にあるらしいっすねー、裏山っす」

レッド「ファミコンの時代は終わった……」

トウヤ「それはだいぶ前に終わってるんじゃないかな?」

キョウヘイ「てかこれ売り物なんすか」

レッド「え……貸し出しとかじゃないんだ」

キョウヘイ「けち臭いっすねー、じゃあ買うっすよこれ」

トウヤ「おお、気前いいねえ」

レッド「……これで何するの?」

キョウヘイ「……世界を塗り替えるゲームとかっすかね?」

レッド「ドーブル?」

キョウヘイ「ドブルトゥーン?」

今日はここまでです。

始めます。

レッド「WiiUで何するの……?」

キョウヘイ「ソフトは確か一緒に入ってたよーな……あったっす」

トウヤ「どれどれ?」

キョウヘイ「マリカとマリパとスマブラならあるっすけど」

レッド「へえ……」

トウヤ「どれも面白いゲームだよね。皆さんも是非お買い求め下さい」

キョウヘイ「お、ステマならぬダイマっすね」

レッド「だい……?」

キョウヘイ「ダイレクトマーケティングっす」

レッド(まーけてぃんぐ……?)

キョウヘイ「さーて、どれやりましょうかね」

下2

レッド「……マリパ?」

キョウヘイ「これなら結構時間つぶせるっすね」

トウヤ「これ……へー、10なんだ。DSしかやったこと無かった」

レッド「どういうゲーム……?」

トウヤ「色んなミニゲームがあるすごろくかな?」

キョウヘイ「マリパって三人でやるのさびしくないっすか?」

レッド「そうなの……?」

トウヤ「まあ、四人まで出来たはずだからねえ」

レッド「……誰か誘う?」

下2

レッド「……あ、こんにちは」

トレーナー「!? あ、ああ、君はあの時のトレーナーか」

キョウヘイ「? ああ、レッドさん相手に善戦したゲンガー使いさんっすね」

レイジ「サイキッカーのレイジだ。よろしく」

レッド「レッドです……今からマリパやるので、一緒にどうですか……?」

レイジ「ふむ……私はサイキッカーだから未来が見える」

レッド「?」

レイジ「私がマリパで勝つ未来がね!」

レッド「おおー……!」

キョウヘイ「ノリいいっすねー」

トウヤ(まさかここで再会するなんてなあ)

レッド「じゃ……やりましょう」


直下コンマが 0~24ならレッド、25~49ならキョウヘイ、50~74ならトウヤ、75~99ならレイジの勝ち

レイジ「勝ったあああっ!!」

レッド「負けた……まさか、本物?」

キョウヘイ「くっそー、パチモン能力者だと思ってたってのにー!」

トウヤ「まあ、本物はそうそう見ないからね……」

レイジ「君たち、疑ってたのか!? まあ、今ので疑いが晴れたからよしとするか……」

レッド「……むう」

レイジ「まだ疑ってるのか? じゃあ、君の未来を当ててあげよう!」

レッド「……?」

レイジ「むむむ……君は次のバトルで、ゴーストタイプの技を使う!」

レッド「ほう……」

キョウヘイ「マジで当たるんすか?」

レイジ「大体当たる! なんたってみらいよちの命中率は90だからね!」

トウヤ「あ、たまには外れるんだ……」

レイジ「もうそろそろレストランが開く時間みたいだね。私は彼女を待たせているので失礼するよ!」

キョウヘイ「へえ、オカルトチックなああいう人でも彼女できるんすねえ」

レッド「リア充……呪っておこう」

トウヤ「レッドは地味に出来そうだからやめようね?」

キョウヘイ「ま、俺たちもレストランに行きますか?」

レッド「うん……」



~レストラン~

店員「本日は天候が良好なため、デッキでのお食事となります」

キョウヘイ「そーいうのもあるんすねえ」

トウヤ「楽しみだねえ」

レッド「うん……」

 
~デッキ~

マドカ「あら……あなた」

レッド「」ビクッ

マドカ「別に何もしないわよ。さあお客様? お好きな席へどうぞ」

キョウヘイ(テルミさんのこと知ったら何かしてきそうっすねー)

トウヤ「どこの席に行く?」

1、真ん中あたり  2、プールの近く  3、海の近く

下2

レッド「海の近くがいい……」

キョウヘイ「じゃー……この辺りっすかねー」

トウヤ「この船の光が水面に反射してる。綺麗だねえ」

マドカ「お待たせいたしました。クロマグロのステーキでございます」

キョウヘイ「おー、美味しそうっすねー」

レッド(マグロポケモンとか出てきたらこれも食べられなくなるのかな)モグモグ

トウヤ「サカナのステーキって何か新鮮な感じだねー。焼き魚じゃないんだもんね」

レッド「鮮度は落ちてるかもだけど……」

キョウヘイ「お、ナイスギャグっすね。今のは普通に評価するっす」

レッド「ありがと……」

今日はここまで。サイキッカーのレイジはプラチナのチャンピオンロードにいるらしいですね。

今年はバトルシーンの迫力があって良かったですね。
それはともかく今日はお休みなんです…

今日は一応二周年ってことで番外編です。

キョウヘイ「祝! 無口幽霊二周年ーっ!」

レッド「……」

トウヤ「……」

キョウヘイ「暗いっすねー。一応おめでたいことなんすから祝いましょーよ」

レッド「まあ……うん」

トウヤ「とりあえずこんな長い間読んでくれてる人には本当に感謝してます」

キョウヘイ「はい。本当にありがとうございます、これからもよろしくお願いします」

レッド「お願いします……」

キョウヘイ「まあ、普段からメタネタも多い俺らですが、あんまり言い過ぎるとくどいんでね、次のコーナー行きましょう」

レッド「お願いします……」

キョウヘイ「二周年企画! あの人は今っ!」

トウヤ「わー」パチパチ

キョウヘイ「テレビ番組でもよくみるこの企画ですが」

レッド「確かによくある……」

トウヤ「今回はどういう風なコーナーとしてやっていくの?」

キョウヘイ「まあ簡単っすね。安価で久しぶりに見たい人を呼び出してなんかします」

レッド「なんかしますって……適当じゃない?」

キョウヘイ「まあそこら辺も多分安価っすよ」

トウヤ「まあ、目的とかが決まってる人じゃなきゃそうだろうね」

レッド「……じゃあ、早速」

キョウヘイ「出番がそこまで少なくないって人でも! 見たい奴を書いていってください!」

下2

マチス「レッドー!! 久しぶりデスねー!!」

レッド「!?」

キョウヘイ「最初のゲストはこの人! 諸悪の根源、ジムリーダーマチス!」

マチス「その紹介酷くないデースか!? ミーはレッドに改心させられマシタ!」

トウヤ「何したの?」

レッド「腹パン」

キョウヘイ「マジっすか!?」

レッド「元軍人らしいし、多少力出しても大丈夫かなって……」

マチス「アー、確かにミーは元軍人、デースが? あの腹パンはマジでヤバイ。死ぬかと思いマシタ」

キョウヘイ「そりゃあねえ……」

トウヤ「えー、マチスさんとやりたいこととかありますか?」

レッド「無かったら無かったで……」

マチス「何てこと言うんデスか!?」

下2

キョウヘイ「無いらしいっすね」

マチス「オー……」

トウヤ「まあ、そこまで需要無さそうだしねえ」

レッド「……」

エーフィ「正直僕もフィーらせるならイケメンがいいもん」

マチス「ワット!? ユーは味方だと思ってたのニ! シット!」

レッド「……えーと、ここでお知らせです」

キョウヘイ「まだまだ先の話なんすけど、ORAS編以降は何が見たいかってののアンケートを取りたいと思いまーす」

トウヤ「あとはレンジャーとか……? 映画で見たい奴とかもありましたらどうぞ」

レッド「……最期は、久しぶりに駄洒落で締めたいと思います」

キョウヘイ「おっ」

トウヤ「久しぶりだねえ」

レッド「……二周年以降も続けることに執念を燃やす!」

終わり

あっ更新ミス…サーセンまた機会があったらやります…

早速見ました。動画も面白かったですし、何よりポケモンって奥が深いなあと思いました。
始めます。

レッド「夕食後、部屋」

ロコン「きゅおーん」

キョウヘイ「夕
      食
      後、部屋」

トウヤ「ずれてないといいね」

レッド「後はお風呂入って寝るだけ……」

キョウヘイ「まあ、お風呂シーンは何もないんでカットっすね。ホントに何も無いっすからね」


~風呂後~

キョウヘイ「何かあったっすよちっくしょー!!」

トウヤ「浴槽に頭ぶつけただけでしょ……冷やしておこうね」

キョウヘイ「身長が伸びたからぶつかったんすよね、多分……いてて」

レッド「大丈夫……?」

キョウヘイ「多分だいじょーぶっすよー」

トウヤ「レッド、これから寝るけどやり残した事は無い?」

キョウヘイ「おっ、RPG系のゲームでありがちな台詞」

レッド(やり残した事……あったっけ)

下2

レッド「枕投げ……」

トウヤ「ああ、いいね……いやよくないね!?」

レッド「えー……」

キョウヘイ「だってレッドさんその道のプロじゃないっすか! 本業は石っすけど!」

レッド「じゃあ……ハンデありでいいから……」

トウヤ「ハンデ?」

レッド「左手しか使わない」

キョウヘイ「まあ……腕一本対腕四本ならまだいいっすかねー」

レッド「じゃーやろう……」

トウヤ「ルールは?」

レッド「膝を地面に着けたら負け……」

キョウヘイ「相変わらず格闘的な……よし、じゃあやりますか! レッドさん、手加減してくださいよ!」

レッド「わかってる……」

直下コンマ偶数でレッドの勝ち、奇数でトウヤキョウヘイの勝ち

トウヤ「も、もう無理……」バタッ

キョウヘイ「トウヤさーん!? あんたまだ一回も当たってないじゃないすか! ただ走りつかれただけで、しょぶわあ!?」バタッ

レッド「……勝利」

キョウヘイ「うわーん! 今のトウヤさんのせいっすよー!?」

トウヤ「わかった……わかったから休ませて……」

キョウヘイ「はあ……レッドさんもレッドさんっすよ」

レッド「?」

キョウヘイ「首傾げてもダメっすよ! 流石に枕五個同時投げは……つか片手でよく出来たっすね」

レッド「気合と体力とごり押しで何とかなる……」

キョウヘイ「レッドさんのごり押しはごり押しを超えた何かっすよ……まあ、疲れたことだし寝ますか!」

レッド「うん……」

トウヤ「あー、汗かいたからもっかいシャワー浴びないと……二人は先に寝てていいからね」

レッド「わかった……」

キョウヘイ「ういっす」

レッド(今日は色々あったね……明日はわりかしいい日になるよね、ピカ太郎)

ピカチュウ「ぴか……」

二日目 朝

レッド「……」

レッド(朝です)

レッド(目覚ましにお散歩しよう……えーと、リュックは置いていくとして……)

レッド(モンスターボール一個だけ持っていこう。目をつぶって……君に決めた!)

下2

エーフィ「わーい! 久々のちゃんとした出番!」

レッド「しーっ」

エーフィ「大丈夫! レッドにしかテレパシってないから!」

レッド(なら安心……じゃ、お散歩行こう)

エーフィ「おっけー!」


~デッキ~

レッド(朝は涼しいね……)

エーフィ「日中は暑いもんねー、デッキとかの外!」

レッド(朝焼けも綺麗だし……あ)

エーフィ「ん? あ、キャモメの鳴き声が聞こえてくるね!」

レッド(遠くで飛んでるのかな……)

「ぴゅー!」「ぴょーわん!」「テケリ・リ!」「ぴゃおー!」「ぴょー!」

レッド(手持ちにいないからゲットしたいなー)

エーフィ「確かホウエンにはいっぱいいるらしいねー!」

レッド(そうだっけ……そういえばそうだった気がする)

レッド「……エーフィって、傍から見たらどう鳴いてるように聞こえるの?」

エーフィ「フィーっ! ふぃふぃ、フィー♪」

レッド「テレパシー使ったらどういう風に聞こえる?」

エーフィ「最近フィー要素少ない! もうちょっとフィーがあれば僕も嬉しいんだけどね、トウヤ目覚めないかなー♪」

レッド「こわ……」

エーフィ「ひどくない!?」

レッド「黙ってたら可愛いのになー……もふいし」モフモフ

エーフィ「どっちかってとサラサラを意識し……おぅ、テクニシャンヌ」

レッド「もふい……」

エーフィ(あっ! 何かが近づいてくる気配! イケメンであれ! あわよくばフィーれ!)

下2

ミカン「あの……レッドさん、ですよね?」

レッド「! ミカンさん……」

ミカン「びっくりしました……レッドさんもこの船に乗ってたなんて」

レッド「僕もびっくり……どこに行くの?」

ミカン「ホウエンのお友達に会いに行くんです。そのお友達がこの船のチケットを送ってくれて……」

レッド「凄いお友達……僕もホウエンに行く」

ミカン「そうだったんですか! レッドさんは何をしに行くんですか?」

レッド「確か……ホウエンが色々変わったから、キョウヘイが取材に……で、何となくついてきた」

ミカン「色々変わった……? そうだったんですか」

レッド「僕もよく知らないけど……」

ミカン「ふふ、楽しみですね……あっ」ピピピッ

ミカン「すみません、連れの人に戻ってこいって怒られちゃいました……それじゃ」

レッド「うん……またね」

ミカン「はいっ、また!」

レッド(びっくりした……)

エーフィ「……」

レッド(エーフィ、どうしたの?)

エーフィ「いやあ、朝焼けに照らされながら談笑する美少女と美少年(?)、イーブイがいないのが惜しいよ」

レッド「?」

エーフィ「何でもないー! そろそろ戻ろう!」

レッド「うん……」


~部屋~

キョウヘイ「あ、レッドさんおっはー」

レッド「おっはー……何してるの?」

キョウヘイ「いやー、トウヤさんを起こすか起こさないかで迷ってるんすよねー。違う意味で目覚めたらやだなーって」

レッド「ああ……」

エーフィ「僕が目覚めさせようか!?」

レッド「地球投げ」

エーフィ「ごめんなさい」



今日はここまでです。

申し訳ありません・・・今日はお休みです!明日はやります明日は

乙乙

まあ無理せず頑張れ

そういえば映画世界ってフィー&ブイの宝庫だよなー(サトシ含め)

>>856 ブラッキー「……」

始めます!

トウヤ「ぐー……ぐー……」

キョウヘイ「レッドさん……どうします?」

レッド「起こす……けど、目覚めたらやだな……」

キョウヘイ「……今思ったんすけど、目覚めがショタコンなら女装……目覚めなかったら面倒っすね」

レッド「うん……」

エーフィ「どーすんの!? ヘイどーすんの?」

レッド「うるさい」

エーフィ「ごめんね」

キョウヘイ「……覚悟決めて起こしましょーか!」

レッド「うん……」

直下コンマが50以下なら目覚めない

トウヤ「うーん……」

レッド「……どうだろ」コソコソ

キョウヘイ「距離はとっておいた方がいいっすよ……」コソコソ

トウヤ「おはよう。二人揃って逃げないでよ酷いなあ」ガシッ

レッド「!?」

キョウヘイ「ぎゃっ」

トウヤ「起こしてくれてありがとう。今日はどっちが目覚めさせてくれたの?」

レッド「……キョウヘイ」
キョウヘイ「レッドさん」

レッド「キョウヘイだと思う、ほら、ベッド隣だし……」

キョウヘイ「いやーレッドさんじゃないっすかねえ!? 年齢的に!!」

レッド「一個しか違わないよ……」

キョウヘイ「たかが一歳、されど一歳。これトウヤさんが前に言ってた言葉っす」

レッド「……」

トウヤ「えー、どうしようかなあ」

どっちにするか 下2

トウヤ「やっぱり両方で!!」

レッド「!?」

キョウヘイ「ギャー!?」

トウヤ「だって、こんな可愛い子たちの片方を放っておくなんて僕には出来ないよ」

キョウヘイ「出来て欲しかったっすー!」

レッド「もう殴るしか……な、殴る? 殺る? 殴って殺る?」

キョウヘイ「レッドさん落ち着いて! 殴るにしても死なない程度に!」

トウヤ「こらこら、そんなこと言わないで……」

レッド「ぶえっ」

キョウヘイ「レッドさああああああん! エーフィ! 写真撮ってないで助けろ!」

エーフィ「えーだって久々のフィーでフィーフィーフィー……」

キョウヘイ「じゃあレッドさんのリュックから何かポケモン出して助けろ!!」

エーフィ「はい!」ポイッ

出てきたポケモン 下2

ピカチュウ「ぴか?」ポーン

エーフィ「あー、ピカチュウ、さん、そのー」

キョウヘイ「ピカチュウさあああああああん助けてえええええええ!!!」

レッド「」

ピカチュウ「ぴか!? ぴかーぢゅっ!」ブンッ

エーフィ「で、出たーっ! ピカチュウさんのアイアンテール!」

トウヤ「うわあっ!?」ドサッ

レッド「!」スタッ

キョウヘイ「どわあ!」ドサッ

エーフィ「見事に三人をふっ飛ばし……痛い! 親方、空からキョウヘイが!」

キョウヘイ「助けてくれたのは嬉しいんすけどもうちょい優しくしてほしかったっすね……」

レッド「ピカチュウ……ありがとう!」

ピカチュウ「ぴっかー!」

トウヤ「うーん……あれ? 何で室内がこんなに散らかってるんだろ?」




トウヤ「ごめんッ!!」ゴンッ

レッド「ど、土下座しなくても……」

キョウヘイ「めっちゃ綺麗なジャパニーズDOGEZAっすけど、どこで習ったんすか?」

トウヤ「ハチクさんに教えてもらったんだ……日本で最上級の謝罪方法だって」

レッド「うん……その……そこまでしなくても大丈夫……」

トウヤ「でもなー……これで何回目かわからないほどなってるし、病院行きたいレベルだよ」

レッド「そんなに?」

トウヤ「二人に迷惑をかけてるのが申し訳なくてねえ……」

キョウヘイ「本音は?」

トウヤ「目覚めてる方はロリ否定派らしいので存在を許すわけにはいかない」

キョウヘイ「ですよねー」

レッド「……朝ご飯、食べに行こう」

トウヤ「あ、そうだね」



店員「今日の朝食はパンケーキでございます」

レッド(パンケーキとホットケーキって何が違うんだろ……)

テルミ「あ、レッド! 苺ジャムいるよな?」

レッド「うん!」

テルミ(可愛い……)

キョウヘイ「……」チラッ


マドカ「こちらの席へどうぞー! あ、お客様、お荷物お持ちいたしますわ!」


キョウヘイ(ばれてないっすねー、良かった良かった)

レッド「キョウヘイ……?」

トウヤ「席探しに行こうか」

キョウヘイ「あ、はーい」

レッド(今日は……)

1、窓際  2、人が多いところ  3、人が少ないところ  4、知り合いを探す(人指名)

下2

レッド「……何か、凄く盛り上がってるところがあるけど」

キョウヘイ「へ?」

トウヤ「ああ、あそこ?」


「いいぞいいぞー!」「やったれー!」「ふんッ! 出直してらっしゃいッ!」「ヒュー!」「ママ-何あ「見ちゃいけません!」」


レッド「……なるべく離れた、人が少ないところに行こう」

キョウヘイ(聞き覚えのある声があったよーな……きっと気のせいっすよね)

レッド「……あ」

クロード「…………」

レッド「クロードさん、おはよう……」

クロード「む……レッドか、おはよう。同じ船に乗り合わせていたとはな」

レッド「びっくりした……難しい顔して、どうしたの?」

クロード「ああ……うん……連れが、な……」

キョウヘイ「あ、あー……」

レッド「?」

トウヤ「?」

ガチムチ「あースッキリした! って、レッドちゃんじゃなーい! 久しぶりねぇー!!」

レッド「わ、久しぶりです……」

ガチムチ「レッドちゃんのお友達の子達も、ひ・さ・し・ぶ・り!」

キョウヘイ「ちーっす」

トウヤ「あはは、お久しぶりです……」

ガチムチ「せっかくだから朝ごはん一緒に食べましょ~! 良いわよね、クロード?」

クロード「ああ、もちろんだ」

レッド「やった……」

ガチムチ「あらあら、レッドちゃんったらちゃっかりクロードの隣取って!」

レッド「……えっと」

ガチムチ「照れちゃって可愛いわねー!!」

キョウヘイ(一応言っときますけど、レッドさんはクロードさんを“父親のように”慕ってるんすよね)

キョウヘイ(この中にフィー的なものは一切無い。いいね?)

エーフィ(いやまだわからなフィ、いいえ、なんでもありません)

レッド(何でエーフィは勝手に外に出てるんだろ……)

クロード「そういえば、今日の夕方にはホウエンに着く予定らしいな……レッドはどこに行くんだ?」

レッド「ホウエンに……遊びに行く」

クロード「遊びにか……いいな」

ガチムチ「あらクロード? ならアタシと遊ばない?」

クロード「断る」

キョウヘイ「ヒューっ、一刀両断って感じっすね」

トウヤ「こらこら、失礼でしょ」

ガチムチ「あらあら優しい子ね! 優しい坊やは一緒に遊んでくれないのかしら?」

トウヤ「い、いや、それはちょっと……」

クロード「あまりからかうんじゃない……可哀相だろう」

キョウヘイ「トウヤさん顔引き攣ってるっすよ」

トウヤ「は、はは……」

レッド「クロードさんは……?」

クロード「私とこいつもホウエンなんだが、仕事でな」

ガチムチ「エリートトレーナーとして、バトルの講師をしたりするのよん!」

キョウヘイ「あ、今『エリートトレーナーって普段仕事してるの?』っていうポケモン界の謎が解けたっす!」

レッド(確かに謎だった……)

実際チャンピオンロードとかにいるエリトレって何して食っていってるんでしょうね。
今日はここまで。

確かに最近安価多めでしたねー。多分上陸すれば展開も速くなるのでそこで進行の遅れは取り戻せるかと。
それはおいといて、意味も無い安価も無い番外編をちょっとおいておきますね。

レッド(……)

ヒュウウウウウウウウウウ

レッド(吹雪がいつもより弱いな)

レッド(これなら外にいても大丈夫そうだけど……)

ピカチュウ「ぴか! ぴかぴかぴ!」パチッパチパチ

レッド「どうしたの……? もしかして、PP切れ?」

ピカチュウ「ぴーか……」

レッド「そっか……最近、ずっと修行してたもんね」

レッド「……半下山、しよう」

ピカチュウ「ぴか!? ぴかちゅー!」

レッド「うん、早速行こっか……」

~シロガネ山ふもと ポケモンセンター~

レッド「こんにちはー……」

ジョーイ「あら、レッドさん! お久しぶりですね」

レッド「ちょっと前まで旅してたので……」

ジョーイ「そうだったんですか、最近よくお出かけしてますね」

レッド「まあ、はい……」

ピカチュウ「ぴか!」

レッド「あ、わかってる……回復お願いします」

ジョーイ「かしこまりました……また多くなりましたね」

レッド「色々あって……」

ジョーイ「よいしょ、っと……ラッキー、手伝って!」

ラッキー「らきー」

レッド「お願いします……」

ジョーイ「お任せください。そうだ、この間姉に貰ったお菓子がありますので、どうぞ!」

レッド「! ありがとうございます……!」

ジョーイ「ふふふ。あと、テレビも新しいものが届いてるんですよ。そちらでお待ちください!」

レッド「はい……」

レッド(イチゴ大福だ、嬉しいな……)

レッド(おいしい……テレビ見てみよう)モグモグ ピッ

キャスター『本日は! あの大人気俳優、キョウヘイさんに来ていただきましたーっ!』

キョウヘイ『よろしくお願いします!』キラキラ

観客『きゃーっ!!』

キャスター『今日も絶好調ですねー! 新しい映画の製作も決まったようですし!』

キョウヘイ『あはは、ファンの皆さんが応援してくれてるお陰です!』キラキラ

レッド(相変わらず凄い人気だなー……)モグモグ

キャスター『カメラさん、観客席にカメラ向けてみて! これ全部キョウヘイさんのファンですよ』

観客『きゃー!』『映画見に行きまーす!』『キョウヘイさーん!』『大好きーっ!』

キャスター『えーと……そこのあなた、今日はどちらから?』

コトネ『ジョウトから来ました! 生でキョウヘイさんを見れて感激ですぅぅううううっ!』

レッド(……コトネ、凄いなー)モグモグ

レッド(……ちょっとチャンネル変えてみよう)ピッ

『密着! 国際警察24時!』

レッド(ほう)

『この番組は、世界を駆け回る国際警察に密着し、彼らが悪とどう戦っているか取材したものであるッ!』

『今回密着したのは、Hさん(仮名)! 彼は国際警察のベテランだ!』

Hさん『ふむ、密着取材? 構わないが……くれぐれも、危険なことはしないようになっ!』

レッド(これ、どう見てもハンサムさんだよね……)

『今日、彼はカロス地方へ調査に来ていた。何でも、ここ数ヶ月追いかけていた事件の犯人が見つかったらしい!』

Hさん『彼はポケモンバトルで勝利した後、相手のポケモンを奪っていくらしい……』

記者『犯人が負けたときはどうするんですか?』

Hさん『その資料は無い……その犯人は、ポケモンバトルで負けなしなんだそうだ!』

Hさん『ただ、犯人がバトルする相手は全員子供……何て卑劣なやつだっ!』

レッド(ほほーう、バトルしてみたいなー)


『Hさんは、目撃証言に基づいて辺りを探して回った!』

Hさん『捜査は足で稼ぐというだろう? これは国際警察でも同じ事なのだ!』

『国際警察と言うと現地の警察に任せっきりなイメージがあったが、これは大きな間違いであったッ!』

レッド(なんかこの番組暑苦しいな……)

Hさん『むっ……いた! あいつだ! くそっ、既に誰かとバトル中のようだ!』

『Hさんの指差す方向には、カイリューをくりだした怪獣マニアが! どうやらあれが犯人のようだッ!』

Hさん『早くバトルをやめさせなければ……むっ? あれは……』

『犯人とバトルをしているのはマフォクシーを連れた少年だったッ!』

レッド(あっ……顔にモザイクかかってるけどカルムだこれ)

記者『止めなくてもいいんですか?』

Hさん『彼は私の知り合いだ。おそらく、彼が負ける事はないだろう』

『記者が不思議に思いつつバトルを見ていると、その少年は本当に勝ってしまったのだッ!』

『――CMの後は、Hさんの恋人が発覚!?』

レッド(知ってるからいいです)ピッ

レッド(これは……なんだろ)

アナウンサー『本日は、トキワシティジムリーダーのこの方に来ていただきました』

グリーン『こんにち』ブツッ

レッド(……咄嗟にテレビを消してしまった)

レッド(すごい貴重なこのテレビ観賞の時間に緑の顔を見たくなかったんだ……)

レッド(……そろそろかな)

ジョーイ「レッドさん、お待たせしました。皆元気になりましたよ」

ピカチュウ「ぴっかー!」

レッド「ありがとうございます……イチゴ大福、美味しかったです」

ジョーイ「それは良かった、きっと姉もよろこびます」

ピカチュウ「ぴか、ぴーかーちゅー」グイグイ

レッド「わかったから……それじゃ、また来ます」

ジョーイ「はい。またのご利用をお待ちしてます!」

ヒュウウウウウウウウウ

レッド(久しぶりにあのポケモンセンター行ったなー)

レッド(ここって殿堂入りするくらい強い人じゃないと来れないし……)

レッド(殿堂入りしてもこんな所普通来ないし)

レッド(多分あのポケモンセンター一番利用してるの僕だろうなあ)

レッド(……今度は遊びに行こうかな)

ピカチュウ「ぴか!」

終わり

設定思い出す為に宇宙編読み返してたんですが、なんやかんやであの頃が一番楽しかった気がします…
主人公全員集まってたからでしょうかね。何か全員集められるようなネタあったら下さい…

始めます!

レッド「ごちそうさまでした……」

トウヤ「ごちそうさまでしたー」

キョウヘイ「ごちそうさまでしたー! そうだ、クロードさんとガチムチさんの写真撮っていいっすかね」

クロード「私の写真を?」

ガチムチ「アタシは構わないわよぉ! 色っぽく撮ってちょうだいッ!」

キョウヘイ「旅行記みたいなの出す予定でして。船で出会った人ー、みたいな」

クロード「まあ……構わない」

キョウヘイ「あざーっす、じゃあ撮るっすよ! はいチーズ!」パシャッ

ガチムチ「どうかしら? 美人に撮れた?」

キョウヘイ「写真は上手く真実を写していると思うっすよ!」

レッド「あとで一枚ちょうだい……」

キョウヘイ「おっけーっすー」

トウヤ「そうだ、せっかくだから船で久しぶりに会った人とかの写真撮らない?」

キョウヘイ「お、いいっすねー!」

レッド「そうしよう……」

ガチムチ「ふふ、青春ねえ! 私たちも学生時代は一緒にあんなことしたわよね?」

クロード「お前と会ったのは成人後だ。記憶を捏造しないでくれ」

レッド「それじゃ、クロードさん……いってきます」

クロード「ああ……いってらっしゃい」

ガチムチ「怪しい人に会わないようにねーん!」

キョウヘイ(一番怪しい人に言われると複雑っすねえ)

レッド「ここはレストランだし……あ、いた」

テルミ「レッド達か、どうした?」

キョウヘイ「今お時間よろしいでしょうかー?」

テルミ「もう作り終わったし大丈夫だけど……」

トウヤ「今、知り合いの写真を撮って回ってるんだー」

レッド「だから、テルミの写真も……」

マドカ「ちょ、ちょっと! 私も一緒に撮りなさいよ!」

キョウヘイ「まあ女の子もいたほうがいいっすからね、オッケーっす」

レッド(……つい隠れてしまった)

キョウヘイ「はい、チーズ! っと。これ、あとでお二人に送っておきますねー」

マドカ「え、ええ、お願いするわ! じゃあ、私は仕事に戻るからっ!」ダッ

トウヤ「足速いねー」

テルミ「レッド、もう行くのか?」

レッド「うん……料理、美味しかった」

テルミ「そう言ってもらえて嬉しい。いつもはイッシュで料理出してるから、暇になったら来てくれよ!」

レッド「うん……!」




~デッキ~

レッド「今日もいい天気……」

トウヤ「ホウエンに近づいてきたからか、ちょっと暑いような気もするけどね」

キョウヘイ「流石南国っつーか……あれ?」

ミカン「あ、レッドさん達……」

エリカ「レッドさん!? お久しぶりですっ!」

レッド「! え、エリカ……いたんだ」

エリカ「ええ! ミカンと一緒に来ていました。まさかレッドさんがいたなんてーっ!」カシャッカシャッ

レッド「……」

キョウヘイ「えーと、お二方、写真撮ってもいいっすかねー? レッドさんも一緒でいいっすから」

レッド「えっ」

エリカ「是非お願いしますっ!!」

ミカン「いい思い出になりますね」

キョウヘイ「はい、チーズ!」

エリカ「嬉しいです! レッドさんの写真は山ほどありますが、一緒に写ったものは無かったので!」

ミカン「エリカさん、私もいるの忘れないで下さいよ……? それじゃあ皆さん、私はこの人を連れて行くので……」

トウヤ「はい、さようならー」

レッド「なんか久しぶりだったから、びっくりした……」

キョウヘイ「そういやそうっすねー」



レッド「あ、ロラン……に、コレットさん」

ロラン「レッド、それにお二方も。どうしたんですか?」

コレット「あらあら、皆さんごきげんよう。どうしたの?」

キョウヘイ「知り合いの写真撮って回ってたんすよー」

トウヤ「せっかくだからお二人にもお願いしようと思って」

レッド「……そういうこと」

ロラン「構いません……出来れば、レッドと一緒がいいのですが」

コレット「それはいい考えね、ロラン。どうかしら?」

キョウヘイ「ぜーんぜん構いませんよ! ほら、レッドさん」

レッド「う、うん……」

トウヤ(何か、子供が友達と仲良くできてて嬉しい……っていう親の気持ち)

キョウヘイ「はい、チーズ! ……ひゅー、写真写り完璧っすね」

トウヤ「あとで送っておきますねー」

レッド「またね……ロラン、コレットさん」

ロラン「はい、また」

コレット「ええ、またねbg」

くっ、謎のタイプミス…すいません



レッド「……やっと見つけた、キラン」

キラン「え、レッドちゃん私のこと探してたの!? どうしたの?」

レッド「写真、撮らない……?」

キラン「え、それってレッドちゃんと一緒に!?」

レッド「……うん、それでもいいよ」

キラン「嬉しいーッ!」グルングルン

トウヤ「止まって止まって!」

キョウヘイ「バック転中を写したいっすけどブレるっすね……」


キラン「ごめんごめん、テンションあがっちゃって……」

レッド「もう慣れた……」

キョウヘイ「はいはい、撮るっすよー!」カシャッ

キラン「ど、どうかな?」

トウヤ「いいと思うよ、ねえ?」

レッド「見せて……うん、綺麗に撮れてると思う」

キラン「っ! ……レッドちゃん、またね!」

レッド「? うん」

キラン「うれしいいいいいいぃぃぃ!!!」グルングルン

トウヤ(多分、レッドは手ブレとかしてないって意味で言ったんだろうなあ)

キョウヘイ(そこはしーっすよ)

レッド「……?」

レッド「これで全員……だよね」

キョウヘイ「まあそうっすねー」

トウヤ「……ねえねえ二人ともー、僕会いたい人がいるんだけどなあ?」

レッド「え? ……ああ」

キョウヘイ「確かにあの子にも挨拶しといた方がいいっすねー」

レッド「そうだけど……」

キョウヘイ「大丈夫っす! 俺がトウヤさんを抑えておくっす」

レッド「ありがと……」

トウヤ「それ、ちょっと酷くないかなー」


ロリ店員「あ、お兄さんたち!」

レッド「こんにちは……今日降りるから、挨拶しておこうと思って」

ロリ店員「今日ということは、ホウエンですね! お疲れ様でした!」

キョウヘイ「いえいえ、ここのサービスが行き届いていたので楽しかったっすよ。ねえ?」

レッド「うん……」

トウヤ「うんうん!」

ロリ店員「そう言っていただけると、店員冥利に尽きます!」

レッド「そうだ、名前聞いてもいい……?」

名前 下2

クララ「クララって言います!」

キョウヘイ(立った! クララが立った!)

トウヤ「可愛い名前だねえ」

レッド「うん……クララちゃん、クララちゃん。覚えた」

クララ「あの……フーパの写真、よろしくお願いしますね」

レッド「うん……任せて、クララちゃん」

キョウヘイ「じゃ、お写真撮りますよー」

トウヤ「僕も! 僕も混ぜてっ!!」

キョウヘイ「えー……まあいいっすけど。手ぇ出さないで下さいよ?」

トウヤ「わかってるよ!」

キョウヘイ「はい、チーズっ!」カシャッ

クララ「えへへ、ありがとうございます! それでは、失礼します!」タタタ

レッド「しっかりしてる……」

キョウヘイ「そうっすねー、レッドさんよりしっかりしてる気もするっす」

レッド「……」

トウヤ「あー、ほんとに可愛い」



~デッキ~

レッド「……あれ、ホウエン?」

キョウヘイ「そうっすね。まだお昼にもなってないのに到着とは……」

トウヤ「出発が早かったからかもねえ」

レッド「……行こう」



~船着場~

レッド「……ここ、船着場?」

キョウヘイ「ってことはー、えーっと……カイナシティみたいっすね」

トウヤ「あー、やっと上陸かー! 楽しかったけどちょっと疲れたからねえ」

レッド「えっと……何処に行けばいいの? コウキ達を迎えに行く……?」

キョウヘイ「そうっすねー。簡易的な空港がこの町にあるらしいんで探すっすか」

トウヤ「そうだねえ」



~空港~

キョウヘイ「合流出来るように今日到着の便にしたんすけど……俺らが来るのが速すぎてまだみたいっすね」

レッド「えっと……この、二時到着のやつ?」

キョウヘイ「そうっす」

トウヤ「じゃあ、待ってる間にお昼ご飯食べない?」

レッド「……そうしよう」

キョウヘイ「そっすねー、人を探して三千里してたらお腹も空いたっすから」

レッド「えっと……どうする?」

1、市場で買い食い  2、地元に愛されてそうな食堂  3、ポケセンでキッチンを借りて作る

下2

レッド「あ、なんかいい感じの食堂発見……」

キョウヘイ「おー、何か港町っぽくていいっすねー」

トウヤ「そうだねー。早速行ってみようか!」

レッド「うん……」


~カイナ食堂~

レッド「こんにちは……」

おばちゃん「あらいらっしゃい。三名様?」

キョウヘイ「そうでーす。あ、ここ取材オッケーっすか? 取材っつってもここの料理の写真載せるだけなんすけど」

おばちゃん「取材? いいわよー、美味しく撮ってね!」

キョウヘイ「お任せくださーい!」

おばちゃん「席は好きな場所でいいからねー」

レッド「はーい……」

トウヤ「えーと……ここにしよっか」

レッド「うん……」

キョウヘイ「さーて、何頼みましょうかねー」

今日はここまでです。

今日の駄洒落
レッド「カイナはシロガネ山より暖かいな……」

終わり

始めます!

キョウヘイ「~あらすじ~カイナの食堂で昼食を食べようとした三人! だが、思いもしなかった人物が彼らの元に訪れる!」

レッド「キョウヘイ……?」

キョウヘイ「いやー、あらすじ捏造したら何か変わるかと思ったんすよ。てへぺろっ!」

トウヤ「てへぺろって言葉、世間に馴染んだよねえ」

レッド(そうだろうか……てへぺろが……?)

キョウヘイ「いやあ、最近安定してたっすからねー。ここで何かおきないかと……」

エーフィ(フィーイベントが起きたり!?)

イーブイ(ブイってるカップルを見つけたり!?)

ブラッキー(ブラってる人を見つけ……ぐふっ、栄養失調で死にそう)

レッド「……でも、フラグ立てたからってそう何かが起こったり」

おばちゃん「あ、いらっしゃいませー!」

キョウヘイ「!」

トウヤ「!」

レッド「!」

入ってきた人  下2

クララ「あっ、お兄さん達!」

トウヤ「クララちゃん!」ガタッ

キョウヘイ「Sit down!!」グイッ

レッド(何語? ……あっ、英語かも)

レッド(それはおいといて……)

レッド「どうしたの……?」

クララ「実は、お願いしたいことがありまして……」

トウヤ「何かな、もうなんでもやってあげるよ!」

キョウヘイ「テンション上がりすぎっすよもー」

クララ「ホウエンの友達に、渡して欲しいものがあって……」

レッド「お友達に……?」

クララ「はい、その子とはだいぶ前に喧嘩したっきりで……これをあげれば、その子も許してくれると思って」

キョウヘイ「はあ……とりあえず、そのブツを見せて貰っていいっすか?」

クララ「はい、これです!」バッ

取り出したもの  下2

クララ「これですっ!」

レッド「! 超もふもふ……」

キョウヘイ「これは……もふもふ部分が大きめにデザインされたチルットのぬいぐるみっすね」

トウヤ「えっと、これは誰に……?」

クララ「その、アルファちゃんって子に……」

レッド「あるふぁ、ちゃん」

クララ「はい、お願いしま……あ、船が出港しちゃう! あの、それじゃ!」

トウヤ「あ、ばいばーい……名前しかわからないけど大丈夫かなあ?」

レッド「まあ……その内会える、と思う」

キョウヘイ「全く根拠がないっすけどレッドさんが言うとそれっぽく聞こえるっすねえ」

レッド「そう……? あ、すみません……マグロ定食下さい」

キョウヘイ「あ、俺鯛定食!」

トウヤ「僕はBセットで」

おばちゃん「はいよー」



おばちゃん「おまたせー」

レッド「おー……」

キョウヘイ「すげー美味しそうっすねー」

トウヤ「えっと、写真撮るんだっけ」

キョウヘイ「あ、そうっした……ぱしゃっとな。タイトルは昼食でいいや」

レッド(シンプル……いただきます)

レッド(……厚く切られたマグロの身は引き締まってて美味しい。これはご飯が進む)

キョウヘイ「鯛でけー……うめー……」

トウヤ「キョウヘイ、本場の食レポ見せてよ」

キョウヘイ「いやー、こんな大きな鯛滅多に見られませんよ! 味は……うまい! 塩加減も絶妙ですね!」

トウヤ「おー、テレビでよく聞く感じー」

キョウヘイ「その感想はちょっと酷いっす……」



レッド「ごちそうさまでした……」

トウヤ「ご馳走様でしたー」

キョウヘイ「ごちそうさまっしたー! おばちゃん、お会計!」

おばちゃん「はいはい、マグロ定食に鯛定食にBセット……合計2100円よ」

レッド(ちょっと高めだけどそれなりの金額……)

キョウヘイ「はーい……万札しか無いんですけど」

おばちゃん「はいはい、おつりね」

トウヤ「小銭もないの?」

キョウヘイ「急だったもんで……これしかなかったんすよねえ」

レッド(台詞のチョイスがおかしいきもするけど……触れない)

おばちゃん「はい、ありがとうございましたー」



キョウヘイ「さあ、そろそろ到着時間っすね!」

レッド「迎えに行こう……」

トウヤ「そうだねー」


~空港~

レッド「えっと……」キョロキョロ

コウキ「レッドーーーーっ!」バッ

ヒカリ「脱がないで頂戴」ベシッ

キョウヘイ「お、ピッタリっすね」

トウヤ「間に合ってよかったー」

コウキ「あ、キョウヘイとトウヤだー。やっほー!」バッ

ヒカリ「だから脱がないでって言ってるでしょう」

コウキ「えへへ」

レッド「なんかヒカリとは……久しぶりな気がする」

ヒカリ「そうね、私は宇宙編にもドラクエ編にも出ていなかったから……そう感じると思うわ」

キョウヘイ「そういやそうっしたっけ」

レッド「えっと、この後は……」

コウキ「あ、レッド! ユウキがね、紹介したい人たちがいるから来てくれって言ってたよー」

ヒカリ「そういえば、私もハルカに似たような事言われてたわね……」

レッド「……じゃあ、ミシロタウン?」

キョウヘイ「そうっすねー。面倒だし飛んで行きますか!」

トウヤ「そうだねー」

ヒカリ「私のポケモンはここの道知らないから……あなた達についていくわ」

レッド「わかった……」

コウキ「ヒカリ、乗せて!」

ヒカリ「ええ、わかってるわ」

トウヤ「そういえば、コウキの手持ちはほとんど格闘なんだっけ?」

コウキ「うん、ディアルガは空飛べないし……」

レッド「ディアルガって飛べないんだ……」




~ミシロタウン~

レッド(到着……ありがとうリザードン)

リザードン「ぐあうう」

キョウヘイ「いやー、一瞬っしたね」

トウヤ「まあ空を飛べば……ねえ」

ヒカリ「ふう……暑いわ、ここ」

コウキ「早くも熱中症になりそうなくらいだよー……」

レッド「大丈夫……? 吹雪する?」

ヒカリ「ありがたいけど、季節を変えるほどではないわ」

コウキ「うんうん……レッドも暑そうだねー、脱げば?」バッ

ヒカリ「やめて。その趣味を広めるのも脱ぐのもやめて」

レッド「流石に……うん」

キョウヘイ「そうっすね。色んな人が泣いたり倒れたり喜んだりするのでやめてほしいっす」

ユウキ「コウキーっ!」ガシッ

コウキ「ユウキーっ!」ガシッ

エーフィ「ふぃもごもご」

レッド「……」

キョウヘイ「ユウキとコウキって見分けつかないっすね……名前的に」

ヒカリ「カタカナのユとコって似てるのよね……」

トウヤ「発音は全然違うから言い間違いは無いけどねー」

ハルカ「レッド達、おひさかも」

レッド「おひさ……」

ヒカリ「久しぶり」

ハルカ「ユウキの家に行くかも。ユウキ!」

ユウキ「へ? あ、わかった! よし、俺んちに来てくれ! ……もしかしたらこの再開を喜んでいる数分間の間に地下から乗り込んできたクリーチャーに家のなにもかもが乗っ取られているんじゃ……」

ハルカ「わかったからさっさと行くかも」

ユウキ「おう!」



~ユウキ宅~

ユウキ「たっだいまー!」

ハルカ「おじゃましますかも」

レッド「おじゃまします……」

キョウヘイ「おじゃましまーす」

トウヤ「おじゃましますー」

コウキ「以下同文!」

ヒカリ「右に同じ」

オメガ「お帰りなさ……あ、いらっしゃいです」

ユウキ「紹介するぞ! 弟のオメガだ!!」

オメガ「兄貴がお世話になってます……って言えばいいのかこれ」

レッド「こ、こんにちは……」

キョウヘイ「何人見知り化してんすかレッドさん」

ユウキ「うーん……そうだオメガ、あれ見せてやれよあれ!」

オメガ「あれ? ……わかった」

オメガ「行きます、どりゃ!」ボフン

レッド「!?」

キョウヘイ「げほっげほっ、煙い!」

ヒカリ「これは粉末? ……煙ではないのね」

トウヤ「真っ白で何も見えない……これ後片付け大変だなあ」

コウキ「確かにー!」

レッド「やっと晴れて……あれ」

木「」

キョウヘイ「!? こ、これはまさか……」

コウキ「あれー!? どこにいったのー!?」

オメガ「ここです」パラッ

レッド(!? て、天井に張り付いて……)

ヒカリ「……なるほどね、これは」

キョウヘイ「NINJAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

トウヤ「本物だーっ! 本物のNINJAだ! すごーいっ!!」パシャパシャ

オメガ「あ、外人さんなのか……」

ユウキ「自慢の弟だ!!」

オメガ「特技は忍術。足の速さには自信があるぞ」

レッド「……!!」

キョウヘイ「おお、これはマサラ人VS忍者フラグっすか」

トウヤ「決着つかなそうだけど……」

ハルカ「あともう一人いるかも……おーい? アルファー?」

レッド(アルファ……?)

キョウヘイ(さっき聞いたよーな聞いてないことはないよーな)

アルファ「はーいっ……あーっ!!」

ハルカ「どうしたかも?」

アルファ「もふもふ戦士巫女レッドさんだーっ!!」

レッド「!?」

アルファ「あのっ、私映画見ました! チルタリスかっこよかったです!!」

レッド「あ、ありがとう……」

アルファ「毛並みもすっごく綺麗で、私本当に驚きました! あんなにもふもふのポケモンが……ああもふもふしたいもふもふしたいもふもふもふもふ……」

レッド「同志……!」ガシッ

アルファ「嬉しいですっ!」ガシッ

今日はここまでです。
明日は手持ち決めとかで結構安価使う予定です。次スレは明日あたりに立てておきます。

主人公全員出す方法で全地方バトル大会とかどすか

始めます。

ユウキ「オメガ達にもレッド達と仲良くなってほしいからなー! 今回の観光は二人に案内役を頼むぞ!」

ハルカ「かもかもー」

オメガ「え、いいのか兄貴? いつも出番がもごもご……」

ユウキ「兄の威厳を潰さないでくれオメガー!」

オメガ「兄って言ったって……まあ、わかったけどな」

アルファ「よろしくお願いしまーすっ!」

レッド「よろしく……」

キョウヘイ「よろしゃーす」

トウヤ「よろしくねー」

コウキ「よろしくー」

ヒカリ「……よろしくね」

キョウヘイ「さあ、よろしくがゲシュタルト崩壊してきたところで! 手持ち紹介どーぞ!」

オメガ「じゃあ、俺からいくぞ!」ポーン

下1~6

6vゲッコウガ(レベルカンスト)

オメガ「出てこいっ!」ポポポーン

ハッサム「……」シャキーン

ゲッコウガ「げこげこっ」

ゲノセクト「」キュイーン

ソーナノ「そーなの?」

ガルーラ「がるるっ」

テッカニン「じじじっ」

レッド(ゲノセクト……かっこいい)

キョウヘイ「全体的に素早さが高いっすねー。ただこのガルーラさんが恐ろしいところ」

トウヤ「ゲッコウガとかまさにNINJAでいいね!」

コウキ「ソーナノかわいー」

ヒカリ「やだ、あのハッサム……イケメン」

オメガ「この反応って普通なのか……?」

ユウキ「レッド達ならこれが普通だぞ!」

オメガ「えー……」

アルファ「じゃあ、次は私のポケモンだねっ!」

ハルカ「わーわーぱちぱちかも」

キョウヘイ(中々見た目以外似てない姉妹っすねー)

アルファ「出ておいで、みんな!」ポーン

下1~6  (人がいなさそうだったら二回まで連投ありです)

いろちエーフィ(かつてイーブイに調k…布教されたノマカプ厨(同種属同士好き))

レッド(無口とか幽霊とか言われるけど新ホウエンを旅します) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439473705/)
新スレです。立てるタイミング間違えたのでテンプレの順番があれですが。

アルファ「じゃじゃーん! 可愛い子ばっかりでしょー!」

チルタリス「ちるるっ」

エルレイド「……」シャキーン

マフォクシー「くしっ!」

色エーフィ「きゅいー!」

ペロッパフ「ぽふふっ」

タブンネ「たぶんねー」

レッド「チルタリス……もふもふ」

アルファ「その子、メガシンカできるんですよ!」

レッド(超もふもふ……!)

キョウヘイ「タブンネもいるってことは……PVっすか」

トウヤ「このマフォクシーかっこいいねー……あ、女の子か。ごめんねー」

コウキ「ペロッパフかわいー!」

ヒカリ「やだ、このエルレイド……イケメン」

レッド「このエーフィ、色違いなんだ……」

アルファ「うん! 偶然ゲットしたんだけど、キラキラなもふもふで可愛くって!」

レッド「じゃあ、僕のエーフィと仲良くできるかな……」ポーン

エーフィ「ふぃー!」

アルファ「きゃーっ! この子もかわいーい!」

レッド「見た目はね……」ボソッ

※ここからポケモン語

エーフィ「始めまして! 出会っていきなりなんだけどホモって好き? いやー、何か知り合いみたいな雰囲気が……」

色エーフィ「はーあ!? 誰がホモなんて見るもんだっての! 生物学的にも男と女でいいでしょーが!!」

エーフィ「はー!? 禁断の恋の方がいいに決まってるでしょ! アダムとアダムでいいの!!」

色エーフィ「もしかしてアンタ先輩が言ってた異常なホモ好きエーフィ!?」

エーフィ「先輩……?」

イーブイ「そうなのよ! エー兄はいっつもホモホモフィーフィー! おかしいわよね!」ポンッ

色エーフィ「おかしいです!」

エーフィ「イーブイ!? 知り合いだったの!?」


レッド「……仲良しそう、だね……」

アルファ「だねーっ!」

キョウヘイ(レッドさんのあの目は……真相を知った目だ……)

色エーフィ「まったく、アンタのせいでエーフィなのにフィーって鳴けないんだよ!?」

エーフィ「えっ」

色エーフィ「フィーって鳴くと草むらから『えっ、ホモ!?』とか言って何か来るんだから!!」

エーフィ「えええええ!? それは全国のエーフィにごめんなさい!!」



アルファ「レッドさんのエーフィって『フィー』って鳴くんだねー。私のエーフィは違う鳴き方なのに……」

レッド「個体差、かな……」

キョウヘイ「個人的に『フィー』にはいい思い出がないんで好都合っすけどねー」

アルファ「?」

オメガ「……で、もう観光に行くのか?」

レッド「僕はいつでも……」

コウキ「早速行けるなら行きたーい!」

ヒカリ「そうね……まあ、私は休憩してもいいけど」

アルファ「あ、そのうち五人のポケモンも見たいなー!」

ヒカリ「いいわねそれ。私はアルファちゃんの意見に賛成するわ」

キョウヘイ「隠す気無いっすね」

ヒカリ「何のことかしら?」

レッド「……どうしよう」

1、早速出発  2、休憩  3、ポケモン紹介  下2

レッド「……じゃあ、ポケモン見せ合う?」

キョウヘイ「そうっすね……レッドさんは時間がかかるから最後でいいっすよね?」

レッド「うん……」

エーフィ「あ、何となくポケ語翻訳しまーす」

コウキ「えーと、じゃあ僕からいくよー。それ!」ポーン

ディアルガ「ぐおー! ……時を渡る訳じゃないのか」

オメガ「!?」

アルファ「かっこいー!」

ゴウカザル「なんだ! バトルか! インファイトインファイトインファイト!」

ルカリオ「落ち着け! インファイトは一発で十分だ! 俺は波導弾を撃つ!」

エルレイド「敵は……なんだ、いないじゃないか」

コジョンド「……期待してしまったではないですか」

ニョロボン「そうなんだなー」

レッド(何か気が合いそう……)

キョウヘイ「性格まで脳筋だったんすねー」

トウヤ「……っていうか、しばらく出番のないポケモンのアピールコーナーなんだね」

ヒカリ「いいじゃない。私はコウキのパーティ好きだもの。イケメンが多くて……」

ヒカリ「じゃあ次は私ね。えい」ポーン

サーナイト「ご機嫌麗しゅう。サーナイトです」

ゴルーグ「」ゴゴゴゴゴ

ライボルト「あーやっと外だぜ! ぎゃおー!」

カイリュー「こんにちはー。飛んでるときに見たけどここはいいところだね」

ドダイトス「……」

パルキア「ここはホウエンかっ! たまに空間が繋げにくいから困るっ!」

オメガ「バランスいいな……このカイリューとか強そうだ」

アルファ「うわー、かっこいいポケモンがいっぱい! だけどサーナイトは綺麗だね!」

サーナイト「ありがとうございます」

キョウヘイ「まさか、今まで出番がなかったポケモン達ですらキャラが濃いんすか……?」

エーフィ「翻訳してて怖くなってきたよ」

トウヤ「はーい、トウヤいきまーす」ポーン

ドレディア「ふー、出番も久しぶりですわ! あらエーフィちゃん、久しぶり!」

ゴチルゼル「出番きた! 洗脳! 洗脳!」

ジャローダ「黙れ」ペシーン

カイオーガ「ふー、ほーむぐらうんどじゃのー」

シンボラー「カイオーガおじいちゃんが元気になってよかったです!」

ゼクロム「……」

メタモン「どろー……溶けそう」

オメガ「カイオーガ!? 何で伝説のポケモンを……?」

トウヤ「通信交換で」

オメガ「通信交換で伝説のポケモンゲットできたのか……」

ヒカリ「やだこのゼクロム、イケメン……」

レッド(ゴチルゼルにいい思い出が無い……)

アルファ「いちにーさん……あれ?」

キョウヘイ「まあまあ、そこは触れないで下さいっす」

エーフィ(トウヤのポケモンはそのむかーし番外編に出てたね)

キョウヘイ「よーし、出てこいお前らー! ※被害を考慮して見せ合いは屋外で行っております」

ジュゴン「海の匂い! やったー泳ぐー!」

エンブオー「いい天気だな、炎技が良く決まるっ!」ボオッ

エレキブル「……」

ハガネール「メガシンカしたいなー」

メロエッタ「あたし自力で喋れるっていう設定じゃなかった!?」

キュレム「なんだよこんな日に……溶けるからボールに入れろ!!」

色ギャラドス「あ、どーも」

ルカリオ「……」

ランクルス「こんにちはー! ぐにょぐにょ」

バニリッチ「」デローン

ヨノワール「キョウヘイ君!!! ちょ、ボールに戻そうとしないで下さい!! 今日こそキョウヘイ君を」シューン

キリキザン「……」

アルファ「いちにーさんしー……あれー?」

トウヤ「まあ、うん、まだマシじゃないかなー」

オメガ「二匹くらい溶けてるけどいいのか!?」

ヒカリ「やだ……イケメンだらけじゃない」

レッド「ヨノワール……」

アルファ(もふもふした子あんまりいないなー……)

今日はここまで。レッドのポケモンは尺の都合上次回です。
最近の悩みはこのシリーズを完結させる時期…普通二年間ありゃ完結してるはずなんですけどね…

あ、明日は新スレのほうでやりますのでこっちはバンバン埋めちゃってください。

【埋め】

エーフィ「最近フィー少なくない?」

ブラッキー「この!! ブラはいつもこれより少ないってーのに!!」

イーブイ「ブイってる人もそこそこ少ないわよ!! 何で!?」

エーフィ「キョウヘイリア充じゃん」

イーブイ「でもエー兄はアクロマ×キョウヘイとか考えてるんでしょ!?」

エーフィ「当たり前じゃん」

ブラッキー「ブラはー! かぁー! どこじゃー!」

エーフィ「リーフィアとかサナでいいじゃん!」

イーブイ「エー兄じゃんじゃんうるさい!」

エーフィ「じゃんがじゃんがじゃんがじゃんが」

【埋め『テンプレにもいない可哀想な元重要人物』】

タカシ「ピエール!! 見て!! この剣似合うー!?」

ピエール「おお、それは師匠の剣!! 似合っておりますぞ!!」

レイ「うん、似合ってる……ほんとにお父さんみたい」

タカシ「えへへ。頼ってくれてもいいよ! 僕はおにいちゃんだから!」

ピエール「立派になりましたねー……」

レイ「お父さん……うん、これからはおにいちゃんに頼ろうかな」

タカシ「やったー! ……何これ」ヒョイッ

ロッキー「」ゴゴゴ

メッキー「タカシー! ロッキーを放してくれー! もうすぐ爆発するからー!!」

タカシ「えっ!?」

ロッキー「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

レイ「!? お、おにいちゃんの馬鹿ー!!」

【埋め】

ソラ「イーブイっ! 今日も依頼をこなしに行こう!」

イーブイ「あ、ご、ごめんなさい! きょ、今日は探検隊お休みしたいの……」

ソラ「え? まあ、たまにはお休みもいいかもね! じゃあ、僕はダンジョンに行ってくる!」

イーブイ「いつもとやってること同じじゃない……じゃなくて、私も行かないと!」



ソラ「あー、疲れた! でも、お陰でレベルが上がったぞー!」

イーブイ「ソラっ!」

ソラ「イーブイ? どうしたのー?」

イーブイ「これ、ソラにあげるわ!」

ソラ「! 貝殻の髪飾り……?」

イーブイ「今日は、ソラが流れ着いてからちょうど一年なの。だから……」

ソラ「あ……ありがとう、イーブイ! 僕、とーっても大事にする!」

イーブイ「べ、別に、ソラのためだけど、えっと、その……これからもよろしく!」

ソラ「うん! これからも、ずーっとパートナーだからね!」

【埋め】

グレイシア「……」

ブースター「グレイシア? 元気ないけどどうしたの?」

グレイシア「! 業火で身を包みし者よ……我が主との契約によって世界は再び闇に飲まれようとしている」(ブー兄、最近レッドと仲良くできないの)

ブースター「そうかなあ、僕はいつもと同じだと思うよ?」

グレイシア「世界の廻り方は変わらないのだろう……しかし、生命に溢れし神々の箱庭」(そうだけど、他にポケモンが増えたから……)

ブースター「うーん……じゃあ、さびしいよーって言ってみたらどうかな!」

グレイシア「言霊に宿りし灼熱の感情は決して消えず精神へと永久の傷を残す!」(そんなこと恥ずかしくて言えない!)

ブースター「そっかー……じゃあ! 今度すりすりーってしてみたらどうかな! それなら何も言わなくていいし」

グレイシア「そんな事、我にして見れば赤子の遊戯に過ぎん。天からの声は民の心に響き渡るであろう」(や、やってみる! ありがとう!)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月22日 (木) 23:56:22   ID: uoKHXtdI

スレ主さん、質問です。
『イッシュ』→『ホウエン』→『ランセ』がいいな。ランセ地方は信長の野望+ポケモン

2 :  SS好きの774さん   2015年01月31日 (土) 18:32:01   ID: v8FkBMml

たのしみ

3 :  SS好きの774さん   2015年01月31日 (土) 22:00:36   ID: v8FkBMml

楽しみ
楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ

4 :  SS好きのチーちゃん   2015年02月03日 (火) 22:37:34   ID: q6H5N5pb

オリキャラ考えて見ました
チヒロ『15』

使用ポケモンは?
ピカチュウ ボルテッカー アイアンテール 十万ボルト 雷

リザードン そらをとぶ オーバードライブ 火炎放射 ドラゴンクロー
それだけです
チヒロ、怒るとレッドより怖い、
ちなみに、ばけものと言われると怒る。
『てめえは、私を怒らした、覚悟はで来ているかな?』どうですか?

5 :  SS好きの774さん   2015年02月16日 (月) 09:15:25   ID: t84tszfS

イエローでないかなぁ?

6 :  SS好きの774さん   2015年02月27日 (金) 17:13:39   ID: cdswGB37

早く続きを作って欲しいまた腐男子エーフィが見たいですハァハァ

7 :  SS好きの774さん   2015年03月02日 (月) 21:19:26   ID: Zu5xnZIJ

もっとポケモンの出番を増やして欲しい主にエーフィとかエーフィとかエーフィとかエーフィとかエーフィハアハア

8 :  SS好きの774さん   2015年03月03日 (火) 18:41:27   ID: Mt1ZCrGa

腐男子のエーフィ様超最高何処までも着いて行きます!!!!!!!!!

9 :  SS好きの774さん   2015年03月14日 (土) 15:07:44   ID: 3D9UZh3v

レッド達がクレヨンしんちゃんの映画世界に行く話が見たいです

10 :  SS好きの774さん   2015年03月17日 (火) 21:28:18   ID: 2DFTNl4-

正統派のイーブイさんどこまでもついて行きますぜぇぇぇ!!!

11 :  SS好きの774さん   2015年03月18日 (水) 17:25:28   ID: 3fshi_ZL

>>11
正統派とかいいよね~

12 :  SS好きの774さん   2015年03月18日 (水) 17:27:25   ID: 3fshi_ZL

早く書いてくださーい!お願いしますぅぅぅ!!

13 :  SS好きの774さん   2015年03月19日 (木) 23:32:49   ID: RVrSbyS7

>>12
そうせかすなwww
学生さんだったら色々と大変な時期だと思うしな
作者さん頑張ってください

14 :  SS好きの774さん   2015年03月23日 (月) 19:52:02   ID: 1LdjSJwp

楽しみに待ってます❗️

15 :  SS好きのチヒロ   2015年03月24日 (火) 13:11:40   ID: iDos3P6-

ブラッキーへ
女と女の『ピーーー』増やしてね
頑張ってね、ブラッキー

チヒロより

16 :  SS好きの774さん   2015年03月25日 (水) 21:39:48   ID: 51UQqd3m

エーフィ最高!
てかブイズキャラ濃すぎww

17 :  SS好きの774さん   2015年03月26日 (木) 18:51:43   ID: dJm7c4Uz

>>16分かっているねやっぱりエーフィだよね!

18 :  らぷあす   2015年05月14日 (木) 18:13:13   ID: AHWH7qwF

スレ主s頑張ってください!
エーフィの事応援してるよ~♪
レッド×シルバーとか
レッド×シルバーとか
レッド×シルバーとか

19 :  SS好きの774さん   2015年06月27日 (土) 02:37:24   ID: b9IEZfsC

Катюша

20 :  SS好きの774さん   2015年07月12日 (日) 20:50:25   ID: 4MJaW7gW

東方の世界へ行くとかどうでしょうか?

21 :  SS好きの774さん   2015年07月24日 (金) 20:09:00   ID: ACTxKfax

FAIRY TAILの世界編はどうですか
コウキに似たキャラもいますし(脱ぎ癖のみ)

22 :  SS好きの774さん   2015年08月05日 (水) 05:29:29   ID: qmSwrGKo

スプラトゥーンの世界に行ったらトウヤイカちゃんにロリコン発動しそうだし目覚めトウヤはボーイを食べて行きますね(^p^)

23 :  SS好きの774さん   2015年08月07日 (金) 17:36:00   ID: JQj6W2fj

>>20
東方は分からないと言ってたぞ?

24 :  SS好きの774さん   2015年08月07日 (金) 21:15:08   ID: -gjRF6yf

>>23さん
そうでしたね、すいません。

25 :  SS好きの774さん   2015年08月29日 (土) 22:39:06   ID: 9GWvwsoU

前ボツになった、ハガレンクロスを読みたいです

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