元お嬢様「安価とコンマでお仕事生活」海風の妖精「3ブロシア」 (1000)

モンスターあり剣あり魔法あり、機械も超能力もありなごった煮の世界。

革命が起きた近世のファンタジー国家で、指名手配された元貴族の少女が生き延びようとあがいています。

彼女が野垂れ死ぬか、亡命に成功するか、反旗を翻しテロリストとなるか、はたまた魔王となって世界を滅ぼすか。

全ては安価とコンマ次第な3スレ目。

1スレ目 お嬢様「安価とコンマで逃亡生活」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408711559/)
2スレ目 元お嬢様「安価とコンマで魔術師生活」邪教徒「その2だ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409055017/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409745651

~あらすじ~

○○○○年……フルフィリア王国で革命が起きた。

反乱軍あらため共和国軍は、革命の象徴として王族・貴族の処刑を決めた。

貴族の町ウベローゼン市に住むお嬢様であるソピアは、使用人の少年によって逃がされ、命がけの逃亡生活が始まった。

知人も増え、魔術師としての実力も付き、軌道に乗ってきたように思えてまだまだ不幸体質。

神にも悪魔にも見放されがちなソピアは果たして生き延びることができるのか……!

そして今回もまた新たな地雷カフェに足を踏み入れてしまうのか……!

★最終的な目標★

1.この国でほとぼりがさめるまで逃げ切り、安定した生活を送る

2.他国へ亡命し、そこで安定した生活を送る

3.テロリストなり魔王なりになって、共和国軍を倒す

このいずれかが現時点での最終目標となります。



※当面の目標※

1.名声と実力を上げ、上位職になる

2.かけがえのない仲間(交友度10.00)を得る

3.数日ごとに起こるイベントを乗り越える

武器戦闘系職業一覧

『剣士』…剣や短剣、斧など斬るタイプの武器を扱う勇者の職業。最も歴史と権威がある戦士ギルド。
『ソードマスター』…剣士の上位職。曲刀・双剣・大剣などありとあらゆる剣術に長ける。
『武士』…剣士の上位職。ある国の独自の剣術を扱う。その刀身には霊力が宿る。

『槍士』…突くタイプの武器は盾持ちに強い。盾と相性が良く近衛兵たちが育ててきたギルド。
『重装騎士』…槍士の上位職。大きな盾を装備し主を守るナイト。

『メイサー』…打撃タイプの武器は甲冑・甲殻に強い。どちらかというと魔法使いや鉱夫が偽名で登録することも多い。
『ヘビーメイサー』…メイサーの上位職。巨大な鎚を軽々とふるう膂力を持つ。

『ファイター』…己の身一つで戦う武人の職業。最近の若い女性の間ではダイエットに人気。

『アーチャー』…歴史ある遠距離武器使い。魔法の効果が乗ることもあり今なお愛好家は多い。

『ガンマン』…工業化が生み出した遠距離武器使い。弓を小馬鹿にしてる若者が多かったりする。
『コンバット』…ガンマンの上位職。二丁拳銃・サブマシンガン・アサルトライフルと体術で戦場を駆け抜ける次世代の戦闘術。
『スナイパー』…ガンマンの上位職。鷹の目を持ち数㎞先からでも敵を仕留める恐るべき存在。

『ホワイトシーフ』…盗賊の技術を世の為人の為に使うため近年設立したギルド。落し物探しや浮気調査など何でも屋感が否めない。
『忍者』…ホワイトシーフの上位職。ある国の独自の技術を扱う。潜入、逃走、情報工作に長ける。

『サイズユーザー』…鎌を愛する物好きたちが剣士から独立した。やや使いづらいが一撃で仕留めることに長ける。あとカッコいい。

『ウィップユーザー』…鞭を愛する物好きたちがメイサーから独立した。サディストが多いと思われているが偏見である。
『調教師』…ウィップユーザーの上位職。動物でも人でも鞭の恐怖で縛り付ける。サディストが多いと思われているが実際その通りである。

『罠師』……罠だけでなく爆弾やナイフ投げなどトリッキーな戦術を持つ。立ち上げたのは世紀の大奇術師だったりする。
『ボマー』…罠師の上位職。火薬や爆弾を扱い、待つだけでなく積極的に攻撃してくるけど一応罠師。



魔法系職業一覧

『火魔術師』…エネルギーを司る魔法。戦闘寄りの魔法で、軍人のほか料理人が覚えていたりする。

『水魔術師』…生命力を司る魔法。旧時代のお医者さんたちの半数は水魔術師。

『岩魔術師』…創造を司る魔法。魔法陣とか錬金術とか。

『風魔術師』…流れを司る魔法。効果範囲が広く指揮官向きの魔法。

『精霊術師』…水&風の上位職。見えないけど確かにそこにいる精霊たちと話し、力を借りることができる。

『日魔術師』…昼を司る魔法。太陽光を操るだけでなく、心を癒すことにも使う。
『癒心魔術師』…日魔術師の上位職。人の心を癒しいいムードを作り上げる、陽だまりの魔法使い。

『月魔術師』…夜を司る魔法。魅了・幻惑の魔法はここに含まれる。

『白魔術師』…神の力を借りる魔法。宗教色が強い。
『聖教徒』…白魔術師の上位職。教会に所属している聖職者。祈りで傷を治し、魔を払い、死を遠ざける。
『クルセイダー』…白魔術師の上位職。神の力を借り受けて戦う人々。正義の心を持つ聖なる戦士。

『黒魔術師』…悪魔の力を借りる魔法。霊と話したりする魔法もここ。
『邪教徒』…黒魔術師の上位職。悪魔に最も近い人間。その身に悪魔を降ろし溢れる魔力で悪事を繰り返す。

武器戦闘系職業一覧・魔法系職業一覧 >>4


生活系職業一覧

『山人』…山の方の村人。高地や洞窟などに強くなり、鉱物や動物に詳しくなれる。
『登山家』…山人の上位職。険しい山に登るための知識と技術を備えている。未踏の地に達するのが彼らの目標。

『海人』…うみんちゅ。釣りや潜水が得意になり、船にも乗れる。
『潜水士』…海人の上位職。深い海の中で長い時間を過ごせる超人。沈没船や海底遺跡、未確認モンスターなど次々と新しい発見をしている。

『森人』…普通の農村の村人。森で迷わなくなり、採集や工作が得意になれる。
『栽培士』…森人の上位職。農家の中でも豊富な知識を持った賢者。開墾や品種改良だけでなく村を守るための知恵もある。
『木霊主』…森人の上位職。森の奥にいるという神々と話すことのできる存在。日本でいう神主や巫女。

『旅人』…流浪の民。長旅に必要な様々な技術が身に付く。



専門職系職業一覧

『料理人』…胃袋を支える人々。手練れはカクテルや薬膳に挑戦するらしい。
『調合士』…料理人の上位職。変わった食材を使う料理研究家。スパイスや薬膳に詳しく、滋養強壮効果のある料理を作る。

『裁縫師』…仕立て屋で働く人々。経験を積むとモデルになれたり、魂のこもった人形を作れたりするらしい。

『木工師』…木を材料に物を作る人。ベテランになると造船や大工の仕事も来るらしい。

『石材師』…鍛冶屋などで働く人々。熟練の石材師でないと本格的な鍛冶や宝石細工は任せてもらえないらしい。

『占い師』…ジャンルを問わない魔法的知識で人を占う。占いを勉強するうちに超能力に目覚める者もいるらしい。
『エスパー』…占い師の上位職。占いの的中率を上げるうち予知能力を身に着け、それを手始めに様々な超能力を獲得した存在。

『メカニック』…近年需要がどんどん上がっている機械を作る人々。ひよっこには蒸気機関や電気は使えないらしい。
『エンジニア』…メカニックの上位職。蒸気機関・電気を使った動力を組み込んだ機械を開発する人。これからの時代を担う予定。

『牧人』…動物の専門家。著名な牧人は戦闘職でもないのにモンスターを狩ったり、または飼いならしたりするらしい。
『ブリーダー』…牧人の上位職。動物やモンスターを鍛える人。戦士数人がかりでも敵わない大型モンスターすら手懐けるというから恐ろしい。
『狩人』…牧人の上位職。様々な技術や知識を駆使して獣などを狩る人。ろくな武器も持たずに一人で大型モンスターを狩ってしまうから恐ろしい。

『レンジャー』…人命救助や工事現場で働く身軽な人々。仕事で得た技術で遺跡に潜り一攫千金を夢見る者も多いらしい。
『レスキュー』…レンジャーの上位職。様々な現場に急行し人命救助を行うプロ。仕事柄そこらの戦闘職より危機回避能力は高い。

『パン職人』…発酵は普通の料理人には扱えない。酒造に手を出す人も多い。中には菌と心を通わせ自在に操る者もいるという噂。
『操菌師』…パン職人の上位職。酵母だけでなく病原菌やキノコすら自在に操れる菌類のエキスパート。

『パフォーマー』…歌って踊って人々を楽しませる人々。いつか劇場やテレビでパフォーマンスする日を夢見ている。

『商売人』…小売店の人々。経済を牛耳るボスもいるらしい。自動車の普及で競争は激化の一途をたどっている。

※専門職は日々増え続けている


その他

『探偵』…情報収集に特化した専門職。一部の人間にしかその存在を知られていない。

『娼婦』…異性の夜のお相手をして日銭を稼ぐ人々。ギルドではない。

『清掃員』…町の表通りを清掃して日銭を稼ぐ人々。ギルドではない。

コンマでモンスター作成テンプレ

十の位       一の位
1無機物系&軟体系…123液体・45鉱物・67タコイカクラゲ・890貝
2魔法系…12妖精・34妖怪・56悪魔・78ゾンビ・90幽霊
3植物系…1234草花・567キノコ・890樹木
4甲羅系…123カメ・456カニやエビ・7890カブトムシ系
5虫系…123蟻蜂・456蝶蛾・7890クモムカデサソリ
6水棲系…1234魚・567カエルやサンショウウオ・890アザラシやイルカ
7爬虫類系…123トカゲ・456ヘビ・7890ドラゴン
8鳥系…123456タカやフクロウ・7890ダチョウやニワトリ
9獣系…1234犬や猫・5678ヒヅメ系・90コウモリなどその他
0人型…12サル・3456ロボット・7890人形

十の位
1鋭…爪やツノ  2硬…甲殻やウロコ  3火…炎や毒  4水…泳ぎや粘液
5岩…穴掘りや石化  6風…飛行や身軽さ  7日…光や派手さ
8月…暗視や擬態  9白…群れや美しさ  0黒…魔法や科学的

一の位
12好戦的 34やや怒りやすい 56普段は穏やか 78臆病 90警戒心が無い



コンマで人物作成テンプレ 商売人だけは偶然遭遇する機会は現時点で存在しない

一レス目 コンマ十の位:偶数…女、奇数…男 コンマ一の位÷2×10代(年齢、0の場合50代)

二レス目 コンマ十の位:12武器、34魔法、56生活、78専門、9無職、0一覧にない何か 一覧表で上からコンマ一の位分

三レス目 コンマ十の位:接しやすさ1~0 コンマ一の位:ベテラン度1~0

【19日目昼時点のステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ
所持金:4005G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・緋袴・ヘアゴムセット
ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター・ポーション×2

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・脱兎・騎馬
 月光光線魔法・精神攻撃魔法・光線魔法:精神・光線魔法:波・魅了魔法・全体魅了魔法・幻覚魔法・視覚妨害・魔力制御

体力18/18 精神31/31
筋力30 敏捷44 知力70 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声11 注目度5
経験値:体7・精47・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「楽しい旅行だったね!え、仕事?」(友人:4.80)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「また誘ってね……」(友人:3.99)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「おかえり!」(友人:3.97)
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「またお食事いたしましょう」(知人:2.93)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「優しくて話しやすい人」(知人:1.92)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「ださいよ」(知人:1.21)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「妹と仲良くしてやってくれ」(知人:1.01)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「ソフィア?ああ、あの子ね」(知人:1.00)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「やるな……」(知人:1.00)
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ「ボクは兄様だけで十分だけど」(知人:1.00)



現在のスキル習熟度表

ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20 妖精対話はコンマにプラス40

『旅人スキル』
長旅歩き 76/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 0/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
騎馬Ⅱ 0/150 馬を駆けるように走らせ、馬上で道具を扱える
ラクダ騎乗 0/110 足は遅いが乾燥に強いラクダを操る
ウシ騎乗 0/110 足は遅いが荷物運びと山道に強い牛を操る
火起こし 57/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 16/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『森人・木霊主スキル(一部)』
妖精対話 101/400 自然の化身である妖精と上手く交渉できる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
月照明魔法 0/100 周囲の暗闇を月の光で照らす
精神毒魔法 0/120 精神を汚染する、治療しない限り心を蝕み続ける
拡散精神魔法 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
分身魔法 65/150 幻を操り自分が二人いるように見せかける
盲目魔法 0/150 光を当てた相手はしばらくの間何も見えなくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

その他関わりのある人


・会った事のある名ありキャラ
18歳女アーチャー:ハルカ 快活そうな見た目に控えめな性格
15歳女パン職人:イリス 明るく男勝り
43歳男レスキュー:キアロ ソピアと同じ宿が拠点の頼れるおじさん
40代清掃員:メヒィアス夫妻 うるさい妻と無口な夫の夫婦
30歳男剣士:ウィア&40歳男パフォーマー:マッド ソピアと同じ宿が拠点の若作り剣士と剛腕ピエロのコンビ
20歳女ファイター:ノア 赤髪で大雑把な手練れファイター、宿屋近くの酒場にいる
24歳男レンジャー:オルド イケメン細マッチョナンパ男、宿屋近くの酒場にいる

18歳女娼婦:エリー 元旅人で姉御肌な魔境カフェのオーナー
30歳男探偵:シュン 探偵ギルド筆頭の名探偵、自由人
33歳男岩魔術師:ガルァシア 魔境チームの熟練魔術師、威圧感があるが世話焼き
29歳男ボマー:バルザック 魔境チームの仕事人、いつも適当な酔いどれおっさんだが素面だと怖い
15歳性別不明エスパー:ネル 魔境チームの情報収集担当、神出鬼没

・仲のいい名無しキャラ
邪教徒さん 邪教の館(黒魔術師ギルド)の受付で面倒見のいいおっさん
魔法局受付さん 底意地の悪い女性。そのくせ癒しの魔法を得意とする

・ギルド関係者
魔法局の月魔導師
魔法局の精霊術師
旅人ギルドの吟遊詩人
異国から来た神主さん

・ソピアのことが気になっている人物
初日の夜お世話になった浮浪者たち
骨のような女性
魔法街仕立て屋の娘さん
パティシエの少女
ウベローゼン南方警備隊の男性
元狩人の老人



主な登場モンスター


『マリンシルフ』…マリン。ソピアに懐いてしまった海風の妖精。怒りっぽいらしいが今のところコンマ運がよく温和そのもの。

『ツノガメ』…うちのスレのスライム担当です。

『オオバネコウモリ』…毒の牙を持ち群れで行動するがチームワークは無いモンスター。ソピアに初めてのゲームオーバーを経験させた。

『シャドウキッズ』…影にもぐりこみ悪戯を仕掛ける幽霊モンスター。現在はミルズの影に潜伏中。

行ったことのある場所


●ウベローゼン市
市役所
職業相談所
ウィンベル邸(ソピアの元自宅)
賭博場
大ホール
裏通りの孤児院
町はずれの神社
・各ギルド街(>>5)
今までに行ったのは
『何でも屋(盗)』『魔法局(魔)』『聖教会(白)』『邪教の館(黒)』『登山協会(山)』『農協(森)』
『宿屋(旅)』『美食通り(料理)(パン)』『ファッションストリート(裁縫)』『牧場(牧)』『不夜街(芸能)』『オフィス街(商売)』
宿屋周辺……酒場・カフェ・道具屋
魔法局周辺……魔法のパン屋・魔法の仕立て屋・薬屋・マジックアイテム屋・図書館・岩魔術師のカフェ
聖教会周辺……道具屋・ハーブ畑・聖騎士の館
・カフェ
宿屋近く・魔法局近く・この世の魔境・アンブロシア・ねこまみれ・モンブラン・ホームメイド・バニラソルト
・酒場
宿屋近く・フジヤマサムライ・鶏王・バーボンハウス・男まさり
・その他食事
ピッツァ&パスタ『トリコロール』・カレー&中華『アジアの王様』・レストラン『デーツデザート』・レストラン『牛魔王』・レストラン『ランプロワ』
●ハーバリア市
ハーバリアタワー・王立造船所・海人ギルド総本山・水族館・港・市場
●ファナゼ市
中央市場・東西南北の商店街・遊園地・博物館・地下街




フルフィリア王国地図

   麓  山
   |  |
王―貴―商―砂

  \|   \
   港―浜  湿

貴…貴族の町ウベローゼン市
港…軍港の町ハーバリア市
商…交易の町ファナゼ市


世界地図

      ノ
  ラ   |
      |
   ┌―フ―――┐
   | |     └――┐

コ―┘  └┐        |
        サ        └┐
                  └―――――ジ


フ…ファンタジーと機械、革命の国 フルフィリア共和国
ノ…魔術師と山脈、針葉樹林の国 魔導帝国ノーディア
ジ…香辛料と自然信仰、軍拡の国 ジャルバ王国
サ…海洋貿易と亜人、湿原の国 サロデニア共和国
コ…火山と洞窟、ドワーフの国 コホーテン首長国
ラ…海賊と鎖国、海神信仰の国 ラヌーン国

テンプレ貼り終了

おかげさまで3スレ目でございます

これからもよろしくです

すいません、なんか文章が進まないので今日はスレ立てまでで終了です

前スレ埋め短編はまた後で……

もうあっち埋めてこっちに投稿したら良いじゃん

>>19 それ埋めネタって言わない ただ埋めるのじゃ味気ないから埋めネタは存在するんです、本編でやれない番外編とか


・あらすじ

頭脳派岩魔術師のクルトと、そのブラコン妹のミルズと共に、東の商業都市ファナゼ市にやってきたソピア。

ネコを売る仕事は明日に回してまずは3人で町を観光することにした。

今から北の商店街を見に行くところ。



ソピア「商店街を見に行きましょう」

クルト「この町の商店街は4つに分かれている」

クルト「……魔法使いなら、北だろうな」

ソピア「ノーディスの交易品があるんですね」

ミルズ「へえ、知ってたんだ」

ソピア「そのくらいは……」


ノーディス人とフルフィリア人の見た目に大きな違いはなかった。

ただしノーディス人の方が、肌が白く太った人が少し多い。

1.魔法の杖や魔剣売り場
2.ノーディスの洋服屋
3.木の小物店
4.北国の魚料理店

↓ 複数可(1~3)

ソピア(私が装備できそうなのはこんなところかな)

ムーンストーンの杖 1200G 月魔術師のみ、知力+20
樫の杖 800G 筋力・知力+5

※杖を装備しているとコンマ判定が楽になることがあります(まあ結局は1のさじ加減になりますが……)

所持金4005G

1.ムーンストーンの杖を買う
2.樫の杖を買う
3.ノーディスの洋服屋(装備品)
4.木の小物店
5.北国の魚料理店(お金はかかります)
6.もう用はない、別の場所へ

1の読んでるSSには埋めネタって結構多いんですよ



トナカイのブーツ 600G トナカイモンスターの毛皮と角の一部を使った防寒靴
若シロクマのコート 900G 白熊モンスターの小熊の柔らかな毛皮を使った防寒着
アザラシの手袋 500G アザラシモンスターの革を使った手袋、撥水性・防寒性あり
火魔術のローブ 1000G ノーディスの火魔術師ギルドの制服、えんじ色でギザギザデザイン
水魔術のローブ 1000G ノーディスの水魔術師ギルドの制服、紺色で波打つデザイン
岩魔術のローブ 1000G ノーディスの岩魔術師ギルドの制服、茶色で細身のデザイン
風魔術のローブ 1000G ノーディスの風魔術師ギルドの制服、深緑色で布地の多いデザイン
日魔術のローブ 1000G ノーディスの日魔術師ギルドの制服、白っぽいオレンジ色で裾に水玉模様のデザイン
月魔術のローブ 1000G ノーディスの月魔術師ギルドの制服、紫色で三日月を取り入れたデザイン
黒魔術のローブ 1000G ノーディスの邪教会の制服、フード付きで怪しさ倍増
シスターの聖法衣 1000G ノーディスの聖教会の女性制服、白と水色で清潔な印象

※ローブを着ていると一目見て魔術を使える人だってわかります、あと気分的に魔法の成功率が上がるかもしれない

所持金4005G

1.何か買う(アイテム名も)
2.アクセサリーのお店について聞いてみる
3.買い取りのお店について聞いてみる
4.木の小物店
5.北国の魚料理店(お金はかかります)
6.もう用はない、別の場所へ

ミルズ「細身だし背の高い兄様には絶対似合うよ」

クルト「……そうか。この岩魔術師のローブをいただこう」

店主「まいどありがとうございます」

ソピア「あの、すいません。このお店にはアクセサリーは無いんですか?」

店主「アクセサリーのお店? ノーディスのものなら中央市場にあるわよ」

ソピア「ありがとうございます」

所持金4005G

1.誰かと話す(クルト・ミルズ・店主 内容も)
2.何か買う(アイテム名も)
3.買い取りのお店について聞いてみる
4.木の小物店
5.北国の魚料理店(お金はかかります)
6.もう用はない、別の場所へ

↓ 複数指定推奨

実は月魔術師は火魔術のローブも着れます、さらに魔術師以外もローブは着れます、元は制服ですがあくまでファッションです



ソピア「服を売りたいんですけど、買い取りのお店ってどこか知りませんか?」

店主「うちも買い取ってるけど、フルフィリアでしか買えないような布でもなければ買わないわ」

店主「普通の仕立て屋に持って行った方がいいんじゃないかしら?」


木製品店主「いらっしゃい」

木の小物入れ 500G かわいらしい小物入れ
木の髪飾り 100G 素朴な髪飾り
揺り椅子 900G すわり心地の良い安楽椅子
木の箱 500G 使い道は持ち主しだい
※他にもありそうなものがあったら書くと追加されます

所持金4005G

↓4くらいまで 杖・服・木の買いたいものを書く、『買わない』もあり、二票入った物は買う

買い物って安価形式で最もやりづらいシステムだと思う

ここはソピアちゃんの自由意思に任せてみましょうか

十の位で杖
123 樫の杖
45678 ムーンストーンの杖
90 買わない

一の位でその他
12 髪飾り
34 アザラシの手袋
56 月魔術のローブ
7890 買わない

レス数で大まかに割合を決めた

このレスのコンマで判定

1にコンマは操れないからレス数節約にいいと思ったけどあまり一般的じゃないですね



2305G

ムーンストーンの杖を装備しました

アザラシ革の手袋を購入しました(暑いので今は装備しない)


ソピア「もう日が沈みますね……」

クルト「もう少し歩こうか」

ミルズ「兄様、新しいローブ似あってるよ」

クルト「……ふむ」


19日目夜 現在地:ファナゼ
1.中央市場
2.東の商店街(東の国物産)
3.南の商店街(南の国物産)
4.ファナゼワンダーパーク(遊園地)
5.博物館
6.地下街

中央市場は夜になっても賑やかだった。

1階南側は生活雑貨・食料品・フードコートのフロア、近隣諸国のみならずサロデニアが伝えた世界中の料理が味わえる。

1階北側は自動車や馬・モンスターなどの売り場、行商人や冒険者でにぎわっている。

2階はアクセサリーや宝石・ブランド品売り場、庶民には手が出ない高級品がそろう。

地下は煙草などの嗜好品や銃などの機械類が売られており、地下街に出ることもできる。


ソピア「うわぁ……広いなぁ」

クルト「……時間もない。欲しい物を決めて見に行くべきだな」

1.薬草やポーション類を買う
2.食材売り場をうろつく(買いはしない)
3.フードコートで夕食を買って食べよう(宿屋の食事よりでは出ないものがある)
4.馬や乗用モンスターが見たい(たぶん高くて買えない)
5.アクセサリーを買う
6.欲しい物を自由に、該当するフロアへ行きます

↓3くらいまで 複数指定推奨

・薬草 10G
・毒消し草 15G
・麻痺取り草 15G
・気付け草 20G

・ポーション 50G
・毒消しポーション 40G
・痺れ治しポーション 40G
・安定化ポーション 50G 精神系状態異常を治すポーション
・エナジードリンク 50G スタミナを回復するドリンク
・濃縮ポーション 150G

・回復の杖 500G 壊れるまでなら何度でも回復の魔法が使える、もろい

ソピア(何を買っておこうかな)


クルト「……普通の道具屋と値段は同じか」

ミルズ「兄様にはボクがいるから薬は必要ないよ」

クルト「変わった草が無いか見てくる」

・毒草 10G
・麻痺草 10G
・眩暈草 10G
・幸せ草 15G 苦い、幸せな気分になる成分を含む

ミルズ「調合に使うんだ」

クルト「ふむ」

・スプラッシュポーション 100G 割ると回復ポーションが激しく飛び散る
・火炎瓶 150G
・冷凍液瓶 180G

ミルズ「投げて使う薬だよ。ボクはまだ作れないから買ってもいいと思う」

クルト「……ミルズの回復が間に合わなかった時のために買っておこう」


ソピア(買うならまとめ買いすべきだよね)

2305G

↓2まで 調合用の草は買えない

ソピア「回復の杖を買います」

ソピア(毒消し草も念のため一つだけ懐に入れておこう)

回復の杖を買った(使用時一定確率で壊れます)

毒消し草を買った(低確率で効果がでないことがある)

1790G



乗用動物売り場は獣の臭いがしていた。

馬や牛、ラクダのほかに、ユニコーン・ペガサス・トカゲ・カメ・ダチョウ・鷹・虫などのモンスターも売られていた。

ミルズ「……面白くない」

クルト「そうか? 中々見れない物も多い。勉強になる」

ソピア(欲しいけど、手が出ないね)

馬の相場は5000G以上。

モンスターになると10000Gを越えるものもいる。

ソピア(買うのはまだ先になりそう)



フードコートには見たこともないような食べ物のお店も並んでいた。

クルト「ここでしか味わえない物も多そうだ」

ミルズ「ボクは普通の物でいいと思うんだけど……」

ソピア「あそことかどうでしょうか?」

1.フルフィリアンレストラン
2.ノーディー焼き肉(北国のモンスターの美味しい肉)
3.ジャルバカレー
4.サロデニアン料理店(ハーブを使った麺料理など)
5.海外料理ハンバーガー
6.海外料理寿司
7.海外料理ケバブ

ソピア「ケバブ料理店?」

クルト「……そこにするか?」

ミルズ(得体が知れない肉は食べたくないよ)

ソピア「唯一、聞いたことのない食べ物なんです」

クルト「サロデニアと交易しているどこかの国の料理か」

クルト「……物は試しだ。入ってみよう」


黒ひげの店員「イラッシャイマセ」

店員「3名様デスネ」

店員「メニューニナリマス」

クルト「よく分からないし、おすすめを」

店員「○○料理ハ初メテカイ」

ソピア「はい」

店員「ジャ、コレトコレ、デザートハコレガ楽シイヨ」

ソピア(楽しい?)


店員「前菜ニナリマス」

ピーマンにスパイスと米を詰め、ヨーグルトソースをかけた料理なのだが、もちろんソピアたちには何が何だか分からない。

ミルズ「……これって食べられるの?」

クルト「匂いは良さそうだが」

ソピア「店員さん、これってどんな物ですか?」

ミルズ「……よく物怖じしないね」


店員「メインディッシュノケバブデゴザイマス」

火の上でくるくると羊の肉を回しながらナイフで削ぎ落としていく。

ミルズ「……ちょっと面白いかも」

店員「熱イウチニドウゾ」

ソピア「かっ、辛い」


店員「デザートニナリマス」

ソピア「アイスクリーム? ……うわっ、伸びる! ちぎれないし噛み切れないぃ!」

クルト「……食べにくいな」

ミルズ「兄様。……両端をくわえて引っ張り合いしよ」

ソピア「慣れると面白いかも。辛い物の後だと特に美味しい」


↓1コンマでソピア ↓2コンマ-20でミルズ ↓3コンマ+20でクルトの満足度

↓4代金コンマ×10÷2G、コンマ00は100

15…ソピア(悪くはなかったけど、アンブロシアの足元にも及ばないよね)

-1…ミルズ(……二度と食べたくない)

61…クルト(まあ、いい経験になったんじゃないか)



店員「お一人165Gニナリマス」

クルト「……輸入物にしては安いな」

1625G


ソピア「それでは私は宿屋に行くのでこの辺で。また明日お会いしましょう」

クルト「ああ。……気をつけろよ」

ミルズ「……」プイッ

クルト「今日と同じ場所で8時半に落ち合おう」

ソピア「わかりました」


おじさん「らっしゃい」

ソピア「予約していたソフィアです」

おじさん「50Gやで……まいど」

1575G


ソピア(ファナゼの夜は外が騒がしい)

ソピア(いつもより寝つきが悪かった)

ソピアにとって20日目の朝。


ウベローゼン市:宿屋

メリル「……また軍からのチラシかい」

メリル「……10日前から昨日までに捕まった貴族の名前が載ってるね」


10日前に逃げ延びていた貴族はソピア含めて30人。


↓1コンマ一桁×2人捕まった、0なら20人

↓2コンマ一桁 1234…情報はそれだけ 5678…髪色・目の色などの特徴が載っている 90…指名手配者の顔写真が載っている

キアロ「まだ貴族18人が卑しくも逃げ続けている、誇り高く死を選べ、か……」

メリル「誇り高く死なせる気なんてないくせによく言うもんだね」

メリル「『女帝』が共和国軍側にいる時点で廃人まっしぐらだろうさ……」

メヒィアス夫人「公開処刑場では民衆に投げるための石まで配ったらしいじゃないか!」

メリル「そして王族1人はまだ逃亡中ねぇ……」

キアロ「1人だけ逃げてるってことは簡単に足がつく逃げ方はしていないんだろうな」

キアロ「しかし、なぜ顔写真を出さないのか……」

メリル「きっと写真や似顔絵が用意できてない貴族がいるんだよ。そこだけ空欄にすると軍の情報部の沽券に関わるのさ」

メリル(でも……先だって容姿の情報は公開された)

メリル(ソピア・ウィンベル。身長155cm程度。茶色の瞳に金色の長髪……たぶんこれだね)

メリル(身なりを整えさせて正解だったよ)

ソピア「おはようございますっ」

ミルズ「遅いよ……」

ソピア「ミルズさん、ごめんなさい」

クルト「気にするな。ミルズも俺が起こさなければまだ寝ている」

クルト「仕事だろう? ……行くぞ」


ソピアたちがネコを売る場所に選んだのは、南の商店街だった。

ここにはサロデニアから来た風変わりなモンスターを売る露店が出ている。

その周辺に普通のペットショップなども出店した、いわばペット通りなのだ。


クルト「……ネコを見て声をかけてきた人と交渉して値段を決めるんだ」

ソピア「クルトさん、詳しいんですね」

クルト「……父は元商売人だったのでな」

ミルズ「相場はいくらなの?」

ソピア「安くて5000、高いと10000G以上です」

ソピア(こんな時商売人なら呼び込みや値段交渉のスキルとかで便利なんだろうね)

ソピア(フローラさん級の商人には頼みづらいけど……)

紳士「おや、いいネコじゃないか」

ソピア「以前は貴族が飼っていたネコなんです。引き取ってあげてくれませんか?」

↓ 51以上で値段交渉開始!

紳士「7900Gでどうだい?」

ソピア「…………どうしましょう」

クルト「…………交渉には自信があるか?」

ソピア「…………あります、けど、最近出会い運が悪いです」

クルト「…………値段を吊り上げてみるのも手だ、しかし失敗すると逃げられてしまう」

ソピア(どうしようかな……)

例:1200G吊り上げたい場合

交渉力70-12=58 コンマ58以上で成功!1000G高く売れます

1.7900Gで売る(このままだとソピアの報酬はたったの527Gです)
2.値段交渉をする(何G上乗せするかも)

※逃げられても次のお客が来ます、次以降確実に交渉開始します

間違えた、以上じゃなくて以内ですね これじゃ上乗せするほど簡単になる

コンマ29以内で成功→コンマ61 交渉失敗!


ソピア「12000Gでどうでしょうか」

紳士「流石に高すぎるよ。私はこれで……」

ソピア「行っちゃった……」

クルト「……お客はまだ来る」

9時→10時

マダム「あら。かわいいネコちゃんね。私に売ってくださる?」

↓ コンマ÷2×100+5000Gで開始

マダム「5800Gからでどうかしら?」

ソピア(さっきよりずいぶん安いね……)

ミルズ「はい、その値段で売りましょう」

マダム「あらお安いのね」

ソピア「ちょっと待って……!」

クルト「……ミルズ、これはソピアの依頼だ。邪魔をするな」

ミルズ「早く終わらせてよ……ボクの時間無くなるじゃん」

1.5800Gで売る
2.上乗せする(何G乗せるかも)
3.この人には売れない(そのコンマで次の人の交渉開始判定)

現在は朝の10時です

ソピア「ごめんなさい。その値段では売れません」

マダム「しょうがないわねぇ」

10時→11時

ミルズ「……ボクたちは軽食食べてくる」

クルト「すまん。できるだけ早く戻る」


軍人「む。良いネコではないか。いくらかね?」

ソピア「相場は5000Gから10000Gくらいです」

軍人「7250Gでどうだ」

1.7250Gで売る
2.上乗せする(上乗せできる値段は100G単位です)
3.次!

70-45 コンマ35以下で成功 コンマ09、交渉成功!


ソピア「……軍人さんなら10000Gくらいは出せるんじゃないですか?」

軍人「確かに私は軍の高官だ。ふむ……9500Gでどうかね」

ソピア「……実は、このネコは元々貴族が飼っていたネコなんです」

軍人「何だと?」

ソピア「飼い主は知人の男性にネコを預けてそのまま処刑されました」

ソピア「だからこの子はすごく生まれの良いネコなんですよ」

軍人「この子の住む家を奪ったのも私たちか……」

ソピア「11000Gほどは……流石に出せませんよね」

軍人「……11750G」

軍人「それでどうだ」

ソピア「ありがとうございます」

ソピア「大事にしてあげて下さいね」

軍人「もちろんだとも。次の代まで飼うつもりだ」


クルト「……ただいま戻った」

ミルズ「あれ? ネコはどこ?」

ソピア「話の分かる軍人さんが11750Gで買って行きました」

クルト「……なぜ半端な数字なんだ」

ソピア「さあ……?」

ソピア「えっと、私たちの取り分は5分の1なので……2350G、さらにそれを3で割って……」

クルト「いや、ソフィア、働いたのはほとんどお前だ。1000Gはもらうといい。俺たちは残りで構わない」

ソピア「いいんですか?」

ミルズ「兄様の決めたことだからいいよ。それに半端な数貰っても使い道に困るよね」

ソピア「ありがとうございます!」

2575G


ソピア「仕事も終えたし、何しましょうか?」

クルト「……俺はここで仕事を受けたいんだが……お前たちに従おう」

ミルズ「ボクは兄様と遊園地に行きたいってずっと言ってるじゃないか」

ソピア(どうしようかな?)


20日目昼 現在地:ファナゼ
1.中央市場
2.東の商店街(東の国物産)
3.南の商店街(南の国物産)
4.ファナゼワンダーパーク(遊園地)
5.博物館
6.地下街
7.依頼探し※時間消費ほぼ無し

ファナゼワンダーパークはフルフィリア唯一にして最大の遊園地である。

メカニックと商売人が合同で建設した夢の世界は、いつも子供連れの家族やカップルでにぎわっている。

しかし、革命の余波で若干ではあるが来園者は減っていた。

だが、今来ているお客にとっては待ち時間が無くなるためラッキーではあった。


受付「大人3名、1500Gになります」

2075G

ミルズ「ボクたちが子供のころは無かったんだよねっ」

クルト「ミルズ、珍しくはしゃいでいるな」

ミルズ「せっかくの遊園地だもの、はしゃがなきゃ損じゃない?」


※ここでモンスターを一体作成します
ただし魔法系なら妖精、植物ならキノコ、甲羅ならカメ、爬虫類なら竜、虫なら蝶、人型なら人形で固定です

↓1、2 >>6で作成

ロケットシェル。

常に砂から殻だけを出している貝のモンスター。

縄張り意識が強く、近づくと勢いよく飛び出しその尖った殻の先端で攻撃する。

攻撃の後いそいそと砂の中に潜る様は可愛らしい。

そして、ファナゼワンダーパークのマスコット、シェルルーのモデルとなったモンスターである。



ソピア「何から行きましょうか?」

ミルズ「……邪魔」

クルト「ミルズ。やめないか」

ソピア「大丈夫ですよ」

クルト「パンフレットを貰ってきた。……この遊園地には3つのエリアがあるらしい」

・アドベンチャーエリア
フルフィリア最高峰の山の名を模したジェットコースター、水のコースター、バイキング船などの絶叫マシン
いわゆるお化け屋敷であるホーンテッドペンション
ジャングルの中を歩くアトラクション、ミラーハウスやアイスハウスなどがある遊園地の肝となるエリア

・ロマンチックエリア
貝の形の尖塔が特徴のシェルルーキャッスルを中心に、湖や妖精の森など、カップル向けのエリア
フラワーガーデンもある
シェルルー帽子をかぶったパフォーマーたちのパレードは、このエリアのあちこちで行われている

・ハピネスエリア
コーヒーカップやメリーゴーラウンドなど子供でも安心できるアトラクションが多いエリア
観覧車もここにある
入口に近く、休憩所、お土産売り場、軽食やスイーツの売店も多い

ソピア(すごく今更だけどエルミスとフィナだったら騒がしかっただろうね……)

クルト「……俺はお前たちの行きたいところに行きたい」

ミルズ「兄様と一緒なら何でも楽しめるよ、ボクは」

ソピア(できたらミルズさんとも仲良くなりたいよね)


↓3くらいまで 何をしたいか

今回はここまでです

今後9月いっぱいはちょっと環境が変わるため更新の頻度が少なく、長さが短くなると思われますがご容赦ください



我ながら適当安価過ぎました、シェルルーキャッスルは行くとして他に何するか

それにしてもいきなり別世界ですね

1.一番大きなジェットコースター
2.中くらいのジェットコースター
3.小さめのジェットコースター
4.スプラッシュシップ
5.ラヌーンズヴァイキング
6.ホーンテッドペンション
7.モンスターズジャングル
8.鏡の大迷宮
9.オーロラケイブ
10.シェルルーパレード
11.妖精の湖と森
12.コーヒーカップ
13.メリーゴーラウンド
14.観覧車(昼)
15.観覧車(夕方)
16.お土産売り場
17.シェルルーカフェ

↓1、2、3

まずはロマンチックエリアを3人で歩いてみることにした。

ソピア「パレード、今はやってないみたいですね」

クルト「……来客が少なく採算が取れないのだろうな」

ミルズ「……ちょっと残念かな」

ソピア「ほらっ、せっかくだからお城の中に入ってみましょうよ」


シェルルーキャッスル内部は、フルフィリア王都の王宮のデザインを再現した豪華絢爛なものだ。

王宮にはもちろん入ることができないので、これを目当てに来園する観光客も少なくない。

共和国が王宮を一般開放した場合、大きな打撃を受けることになるだろうが、ホテル・結婚式場としての役割もあるため無くなることはない。


ミルズ「……王宮の中ってこんな風になってるんだ」

クルト「……だが、実際はもっと大きいから比べものにはならないだろうな」

ソピア「ミルズさんはお姫さまに憧れたりしたことはないですか?」

ミルズ「……別に」

ソピア(つれないなぁ)

ソピア「では、こういう場所での結婚式とかは?」

ミルズ「ボクは兄様以外の男になびくつもりはないから」

ソピア「クルトさんと結婚したいんですね」

ミルズ「……法律知ってる? 血縁者は結婚できないんだよ」

ソピア(まさか正論を言われるとは思わなかった)



ロマンチックエリアにある湖畔の森に来た。

ソピア「ここでも普段はパレードをしてるんでしょうね……」

ミルズ「妖精のパレードだね」

クルト「……ところで、ソフィアは実際の妖精に会ったことはあるか?」

ソピア(あるけど、どうしようかな)

1.仲良くなった妖精と一緒に暮らすために木霊主の修行中です
2.シルフに会ったことがあります
3.あ、あ、会ったことなんてありませんよっ!

変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲-

変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲- - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409906850/)

大面白いSSと銘打って自信を持ってお送りする艦これSS!
その名も「変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲-」!
コメディタッチなほのぼの艦これSSでございます!
しかしまあ大面白いというと語弊がありますし、自信なんてものもさっぱりで。
ほのぼのってのもあんまりだし、でもコメディはホント。
つまりはただのコメディ艦これSSに過ぎないのであります!
わかりづらいパロ、妙ちくりんな独自設定やキャラ崩壊などございますので
お気を付けてお読み下さいませ!

ソピア「仲良くなった妖精と一緒に暮らすために木霊主の修行中です」

クルト「……どういうことだ?」

ソピア「実は―――」

クルト「……」

ミルズ「……」

ソピア(あれ? 何か間違えた?)

ミルズ「……兄様、こんな馬鹿と一緒にいたら兄様まで馬鹿になっちゃうよ」

ソピア「……え」

クルト「……否定できないな」

ソピア「えっ……!」

クルト「……お前は真面目に魔術を学んでいると思っていたが、見当違いか?」

ソピア「月魔術の訓練もちゃんと頑張ってますけど……」

クルト「平行している時点で頑張っているとは言えない」

クルト「魔術師の弱点を補う兼業ならば否定しないが……」

ミルズ「……まずさ、キミ、月魔術師でしょ。なんで風の妖精と仲良くなろうとしてんの? 敵だよ?」

ソピア「すいません、意味が分かりません……」

ミルズ「そうか、水魔術じゃないと習わないんだ」

ミルズ「妖精は常に周囲に精霊を纏っているから、他の魔術と反発するんだよ」

ミルズ「精霊術師でもない限りね」

ソピア「そ、そうなんですね……」

クルト「……ソフィア、お前はその妖精に魅了されているんじゃないか?」

クルト「一度日魔術師の元を訪れるのをお勧めする……」

ミルズ「魅了を得意とする月魔術師のくせに魅了されてるなんて笑えないね」

ソピア(雰囲気は最悪だ……)

ソピア(やっぱり、誰にでも話せばいいってものじゃないね……)

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お気を付けてお読み下さいませ!

気分を切り替えるために三人は軽食の売店を訪れた。

遊園地には食品持ち込み禁止であることをいいことに、どのメニューも外ではあり得ない程に高値で販売されている。

ソピア(サンドイッチだけで20Gも取られるなんて……)

2055G


クルト「……どこか行きたいところはあるか?」

ミルズ「日が暮れたら兄様と二人で観覧車に乗りたいな」

クルト「そんな時間までいたら今日も泊まりになるぞ」

ミルズ「そっか、残念だよ。それ以外だと特に……うーん」

ソピア「あのー……アドベンチャーエリアに行ってみません?」

ミルズ「は?」

ソピア「えっと、その、おにいさまと密着できるんじゃないでしょうか?」

ミルズ「……いい考えだね」

クルト「あの恐ろしい機械に乗るのか……!?」

ミルズ「大丈夫だよ兄様。落っこちて怪我してもボクが治してあげられるから」

クルト「……即死する高さに見えるが」

ソピア「まずは他のところから行きましょうか」


鏡の大迷宮というアトラクションを見つけ、入ろうとしたところ、従業員にブザーを手渡された。

ソピア「これは?」

従業員「万が一迷って出られなくなった場合の救援要請用ブザーです」

ソピア(あれ、意外と危ないアトラクション……?)


壁も天井も全面鏡張りの迷路をゆっくりと歩いて進む。

鏡はよく磨かれており、通路と見分けがつかない。気を付けないと壁にぶつかる。

自分の姿が目の前に来たら左右を見て道があるか確認する。

その繰り返しだった。

ソピア(すごく疲れる……!)

ソピア(光の魔法じゃ反射するから目印にならないし……)

クルトたちはとっくに先に行っていた。


クルト「……やっと、出口か……」

ミルズ「疲れた……」

ソピア(いつの間にか私が追い抜いていたみたい)

ソピア「お疲れさまです」

クルト「……これは、魔法のヒントになるかもしれないな」

ミルズ「兄様は勉強熱心だね」

ソピア「たしかに、攪乱に使えそうですね」

ソピア(幻覚魔法の延長で使えるかもしれない)


訓練『鏡魔法 0/100 光を反射して対象に自分自身の分身を見せる』が解放されました

クルト「本当に乗るのか……?」

ミルズ「兄様いつも言ってるじゃん。『何事も経験だ』って」

クルト「くっ……」

ソピア「怖いから私はここで……」

ミルズ「提案した本人が何言ってるの。ほら」

ソピア「せめてあっちの少し小さいのにしましょうよ!」


ファナゼワンダーパークで2番目に大きいジェットコースターに乗ってから帰ることに決めた。

ジェットコースターは、鉱山で人や石を乗せて運んでいたトロッコに、近代のエンジニアが動力を取り付けて遊具化したものである。

まだ技術が出来たばかりであるため、ごくまれに事故も起きていた。

ただし低い位置でレールが外れる程度の事故であり、これまで大けがを負った人はまだいない。


ミルズ「兄様、大丈夫、ボクがついてるよ」

クルト「…………」

ソピア「……神でも悪魔でも何でもいいのでどうか私を死なせないでください」


↓ コンマでソピアの満足度 高いほどソピアはスリル狂 00で事故発生

こんなにずらして採用したい事もそうそうない
ジェットコースターの原理は一応知ってはいましたが、
乗用モンスターより速くしないとスリルにならない&エンジニアたちが安全度外視なため、エンジン積んでます



ソピア「あー! 恐かったー!」

ソピア「あれ?」

クルト「…………」

ミルズ「……うぇっ」

ソピア「し、しっかり!」


受付「またのご来園をお待ちしております」

きっと高価なのでお土産を買うのはやめておいた。

ソピア「楽しかったですか?」

ミルズ「うん。それなり」

クルト「見物できて良かったという事にしておこう……」

ソピア「一番楽しかったのは何ですか? 私はジェットコースターでした」

クルト「……鏡だな」

ミルズ「兄様」

ソピア「ですよね……」

ミルズ「今度は兄様と二人で来よう」

ソピア(今度来るときはフィナやトールくんを誘おう……)


クルト「帰る前に依頼を受けていこうと思うが……どうだ?」

ミルズ「賛成。お金なくなっちゃったからね」

ソピア「私も賛成です」


・池のアリゲーター 依頼者:休憩所職員
貴族の町と交易の町を結ぶ街道沿いの池にワニ系中型モンスターが現れました。900Gで退治してください。

・護衛依頼 依頼者:行商のおばさん
ウベローゼンまでの護衛を頼みます。代金は840Gです。

・在庫補充 依頼者:休憩所職員
休憩所までポーションや食材を630Gで配達してください。

↓受ける依頼

ソピア「ワニ退治を引き受けませんか?」

ソピア「クルトさんの実力を見てみたいんです」

ミルズ「キミにしてはいい考えだね」

クルト「……いいだろう」

ミルズ「早速行こうよ」


20日目、16:30

ファナゼから出てすぐに、池が点在する草地に出る。

依頼書に載った地図を頼りに目的の池を探す。

そして、一目見てそのモンスターは討伐対象だと分かった。


↓1コンマ >>6の特性部分を使って2つの能力追加

↓2コンマ 十の位×2でワニモンスターの攻撃力 一の位でワニモンスターの足の速さ(123のしのし、4567てくてく、890どたどた)

マウントアリゲーター。

岩のように硬いウロコで覆われた、軽トラサイズのワニモンスター。

大あごでの噛みつきだけでなく、太い爪で土をかき勢いよく投げつける攻撃も行う。

見かけによらず走ることも出来るため離れていても油断はできない。

(攻撃力16……直撃すると16ダメージを受ける)


ソピア「なんだかすごく強そうなんですけど……」

ミルズ「兄様なら余裕だよね?」

クルト「……警戒した方がいい」



※属性相性※

火→水→岩→風→火

日⇔月

その他→白→黒→その他


これでいいでしょうか?

↓3くらいまで 他に案があったらそれを

1行目は
火が水に消され、水は土で濁り、岩は風で削られ、風は火にかき消される、でいいのかな
特に異論はないです

→は『~に強い』の意でした

火が命を燃やし、水は無機物を洗い、岩は流れを遮断し、空気が無いと火は燃えない

太陽と月は対極

聖教会は悪魔に強く、悪魔たちは妖精たちのうち力の強かった者、自然は神に祈ろうと牙をむく

的な感じでした


妖精は完全に属性に縛られてますが、たとえば火魔術師の魔法には無属性もあったり、このワニみたいに水棲の岩属性もいたりなイメージ

>>124タイプの方が一般的かな?

1.>>1
2.>>124

↓先に2票取った方で、ただしその下で連続3票ならそっち

一応>>1式相性のゲームもあります
こうして考えると単純な属性相性ってこじつけ感あるのかもですね、ボス戦開始です



ソピア 体18 精31

クルト 体30 精40 岩飛ばし・拳強化・鈍足魔法陣・岩壁

ミルズ 体60 精80 水鉄砲・回復・解毒・解麻痺

~ソピアの使えそうなスキル~
脱兎……まず走ればワニに追いつかれることはない
月光光線魔法……通常攻撃
光線魔法:波……拡散
魅了魔法……ワニなので魅了したらたぶん向かってくる
幻覚魔法……何を見せるか分からない
視覚妨害……視界をぼやけさせる


クルト「依頼が出されたということは……恐らく危険なモンスターだろう」

クルト「……ソフィアは中型で獰猛なモンスターと対峙したことはあるか?」

ソピア「これが初めてです」

クルト「ああいったモンスターは数回攻撃してもひるまない」

クルト「……自分の命が大切なら、おびき寄せて倒そうなどとは思わない方がいい」

ソピア「今……そう考えてました」

クルト「俺達では止めきれない。最悪首を噛まれて即死していただろうな」

ソピア「作戦はどうしましょうか?」

クルト「……俺達は魔術師だ。攻撃を一度も貰わない立ち回りを心掛けたい」


↓3くらいまで 作戦、一番成功確率の高い物を選びます

岩の体があれば一応知性派のクルトさんが巨大ワニと殴り合う図が見られたはず……



ソピア「クルトさん、モンスターの足止めはできるんですよね」

クルト「ああ、鈍足化と壁が使えるが」

ソピア「足を遅くして遠くからやっつけちゃいましょう」

ミルズ「……それで倒しきれなかった場合はどうするの」

ソピア「そこは……」

クルト「各自、臨機応変に対応しよう」


クルトがワニとソピア達の間に魔法陣を書いた。

クルト「……効果は魔法陣が書かれている限りずっと。しかし一度あのワニが踏めば消えるだろう」

ソピア「また書き直す時間は無いから、チャンスは一回ですね」

クルト「準備はいいな?」

ミルズ「いつでもいいよ兄様」

クルトが手近な岩をワニの頭部へと飛ばした。

血も流すことなく、ワニがこちらを見て吠える。

ソピア「ひっ……!」

後退しながらのクルトの投石、ミルズの水鉄砲、ソピアの光線の集中砲火がワニを襲う。

クルト「そろそろ効果が切れるぞ……!」

ソピア「視覚妨害魔法も使おう……」

鈍足化が解除されたワニは走り出そうとするが、ふらふらと足元がおぼつかない。

ソピア「やった!」

ミルズ「やるじゃないか」

ずっこけたワニへと再びの連続攻撃。

クルト「この魔法はいつまで効くんだ……!?」

ソピア「わ、わかりません……」

にわかに、ワニが起き上がった。

123 ワニはソピアへ
456 ワニはミルズへ
789 ワニはクルトへ
0 ワニはそのままゆっくりと倒れた

↓ コンマ一桁

ソピア→死の危険 ミルズ→攻撃を受けるもクルトがとどめを刺し終了でした



ワニはクルトの元へと向かう。

それを見たソピアは落ち着いて魔法を使った。

魅了。

ワニは踵を返し、ソピアへと走る。

ソピア「お2人とも!」

クルト「……任せろ!」

ミルズ「……」

ソピアが逃げ足で時間を稼ぎ、2人の魔法がコントロールよくワニを捉え……そしてついにワニは倒れた。


クルト「……助かったぞ、ソフィア」

ソピア「お互い様です」

ミルズ「……。……兄様を助けてくれてありがと」

ソピア「はい……!」


休憩所職員「モンスターを倒していただきありがとうございました。これはお礼の900Gです」

ソピア「では、1人300Gずつ」

2355G


17:30

クルト「……依頼は終えたが油断はできない」

ミルズ「暗くなる前に帰りつきたいね」

ソピア「そうですね」


12345 何も出てこない
6 ツノガメの仲間
7 オオバネコウモリ
8 電気イワトカゲ
90 新しいモンスター

それから、特にモンスターに襲われることもなくウベローゼン市に帰り着いた。


ソピア「2日間どうもありがとうございました」

クルト「こちらこそ良い経験になった。またいずれな。……ミルズ」

ミルズ「まあ悪くはなかったよ」


↓1 コンマ+60、クルトの交友度上昇
↓2 コンマ分、ミルズの交友度上昇(ただし今回はクルトの交友度と同じ値までしか上がらない)
↓3 コンマ一桁分、旅人としての名声が上がる

クルト「またいずれな」(知人:2.06)
ミルズ「……兄様を助けてくれたことは感謝するよ」(知人:1.90)

旅名声11→15


19:00

ソピア(訓練にはちょっと遅い時間だね)


20日目夜 現在地:東検問所 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(旅>>579 討>>667)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

邪教徒「いらっしゃい……。邪教の世界へようこそ」

邪教徒「そなたか。何用だ?」

ソピア「ヒレアちゃんは?」

邪教徒「そなたはヒレアのことばかりだな……」

ソピア「友達ですから」

邪教徒「今は風呂に入っておる……少し待っておれ」

ソピア(邪教の館ってお風呂あるんだ……)


お風呂上りで髪が乾いていないヒレアがロビーにやってきた。

ヒレア「こんばんは……」

ソピア「こんばんは、ヒレアちゃん」

ヒレア「……よく来るのね。一緒に夕ご飯食べる?」

ソピア「いいの?」

邪教徒「構わん。邪教レストランは一般開放しておる」

ソピア(邪教レストラン……)


ソピア「あ、お金出さないとね」

ヒレア「私の食事は邪教徒さんが代わりに出してくれてるの」

ヒレア「だから、ソフィアの分も私の食事ってことで持ってきてあげる。……どう? 悪魔っぽいでしょ」

ソピア「そうだね」

ソピア(逆に今までその程度のズルもしない子だったんだね……)


ヒレアが持ってきたのは2皿のシチューだった。

ソピア(私の分だってバレバレだね……。お店の人が空気を呼んでくれたんだ……)

ヒレア「私、シチューが好きなの」

ソピア「そうなんだ。……お母さんが作ってくれてたの?」

ヒレア「うん。本当は作り方も教わりたかったのに……」


例1.私、料理できるから今度一緒に何か作ろうよ
例2.今日、ファナゼの遊園地に行ってきたんだ
例3.さっき、大きなワニを倒してきたんだ
※自由安価

↓3くらいまで

ソピア「私、料理できるから今度一緒に何か作ろうよ」

ヒレア「……お料理できるの?」

ソピア「うん。三ツ星レストランのコックさんに褒められるくらいにはできるよ」

ヒレア「すごいっ」

ヒレア「……ハンバーグが食べたい」

ソピア「いいよ。今度一緒に作ろうよ」

ヒレア「……約束ね」


ソピア「いつかヒレアちゃんと遠めの旅とかにも出られたらいいな」

ヒレア「旅?」

ソピア「他の町に配達する仕事もあるんだよ」

ソピア「今までに南のハーバリアと東のファナゼに行ってきたよ」

ソピア「ヒレアちゃんは他の町に行ったことはある?」

ヒレア「……王都には毎年行ってたけど」

ソピア(フルフィリア大聖堂かな……)

ソピア「まだ北には行ってないし、浜辺の町や国境の町もあるね。ヒレアちゃんも他の町まで一緒に行きたくない?」

ヒレア「……あんまり行きたくない」

ソピア「どうして?」

ヒレア「どこへ行っても一緒だから……」

ソピア「そっか……」


↓コンマ一桁×3+30 ヒレアの交友度が上昇します

ヒレア「お料理楽しみ」(友人:4.44)



メリル「おかえりルーちゃん」

メリル「今朝、軍からのお知らせがあったんだ」

ソピア「えっ……!?」

メリル「そこの掲示板。逃亡中の貴族は残り18人らしいねぇ」

ソピア「……」

メリル「ところでルーちゃん。目の色を変えたいと思ったことはないかい?」

メリル「若い子の間では人気だそうじゃないか」

メリル「わたしゃ詳しく無いけど、魔法街あたりに行けば知ってる人もいるんでないかね」

ソピア(……いつもありがとうございます、メリルさん)



一人逃亡中の王族は、

1.似た境遇のお姫さま
2.本物の王子さま
3.まさかの王様

王子についての安価(コンマだけじゃない)


↓1 王子の容姿の特徴安価、コンマ判定つき

例『オッドアイ』『赤髪』『190cm』など一つだけ

十の位 王子の性格
1234 社交的で温和な好青年
567 曲がったことが嫌いな熱血漢
890 理知的でやや気取り屋

一の位 王子の特技
12 伝統に従い剣術を嗜んでいる
34 騎士としての訓練も積んでいる
56 弓の扱いで右に出る者はいない
78 音楽家としての顔を持つ
90 考古学の研究を趣味とする


↓2 王子の名前とミドルネーム 『○○・△△△△・ド・フルフィリア(○○コンマ一桁世)』となる

>>156は無効でずらします、念を入れたのに……

ミハイ・オフィリアス・ド・フルフィリア王子(ミハイ5世)

↓1 改めて容姿安価

十の位 王子の性格
1234 社交的で温和な好青年
567 曲がったことが嫌いな熱血漢
890 理知的でやや気取り屋

一の位 王子の特技
12 伝統に従い剣術を嗜んでいる
34 騎士としての訓練も積んでいる
56 弓の扱いで右に出る者はいない
78 音楽家としての顔を持つ
90 考古学の研究を趣味とする

            ―WANTED―

 ミハイ・オフィリアス・ド・フルフィリア王子(ミハイ5世)

  黒髪で赤目、極めて細身、学者肌な性格の弓使い

           懸賞金:2,000,000G



                      フルフィリア共和国軍





ソピア(ミハイ王子がまだ捕まっていないんだ……)

ソピア(今も私みたいに生活してるのかな……?)

ソピア(それとももう国の外へ……?)


ソピア「ファナゼの旅は……まあ、悪くは無かったかな」

ソピア「明日からはまた訓練生活……おやすみなさい」

20日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ・ムーンストーンの杖(知20)
所持金:2345G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター
ポーション×2・毒消し草・回復の杖
薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・緋袴・ヘアゴムセット・アザラシ革の手袋

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・脱兎・騎馬
 月光光線魔法・精神攻撃魔法・光線魔法:精神・光線魔法:波・魅了魔法・全体魅了魔法・幻覚魔法・視覚妨害・魔力制御

体力18/18 精神31/31
筋力30 敏捷44 知力70(90) 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声15 注目度5
経験値:体7・精47・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「楽しい旅行だったね!え、仕事?」(友人:4.80)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「お料理楽しみ」(友人:4.44)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「おかえり!」(友人:3.97)
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「またお食事いたしましょう」(知人:2.93)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「またいずれな」(知人:2.06)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「優しくて話しやすい人」(知人:1.92)
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ「……兄様を助けてくれたことは感謝するよ」(知人:1.90)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「ださいよ」(知人:1.21)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「やるな……」(知人:1.00)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「ソフィア?ああ、あの子ね」(知人:1.00)



ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20 妖精対話はコンマにプラス40

『旅人スキル』
長旅歩き 76/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 0/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
騎馬Ⅱ 0/150 馬を駆けるように走らせ、馬上で道具を扱える
ラクダ騎乗 0/110 足は遅いが乾燥に強いラクダを操る
ウシ騎乗 0/110 足は遅いが荷物運びと山道に強い牛を操る
火起こし 57/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 16/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『森人・木霊主スキル(一部)』
妖精対話 101/400 自然の化身である妖精と上手く交渉できる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
月照明魔法 0/100 周囲の暗闇を月の光で照らす
精神毒魔法 0/120 精神を汚染する、治療しない限り心を蝕み続ける
拡散精神魔法 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
分身魔法 65/150 幻を操り自分が二人いるように見せかける
鏡魔法 0/100 光を反射して対象に自身の分身を見せる
盲目魔法 0/150 光を当てた相手はしばらくの間何も見えなくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

無効の>>156は無かったことにして繰り上げたので……

ちょっと申し訳ないので特徴安価は加えて採用しました

安価レスでコンマ判定までしようとすると今まで5割以上無効で逆に面倒なことになるので、これからは分けた方が良さそうですね

自レスでコンマ判定もできないしレス数無駄にかさむ……

今日はここまでです、遅くまでつきあっていただきありがとうございます

変な時間帯だけどちょっと更新です



ソピア「おはよう」

ソピア「今日も頑張ろう」

ソピア「また運よく訓練神さまに会えないかな……」


↓1、2、3 >>168から21日目の訓練ステータスor職業訓練を選択

ソピア「今日する訓練も決めたし、他の用事にも取りかかろう」

ソピア「えっと、目の色を変えたい時は魔法局で話を聞けばいいんだったね」


21日目朝 現在地:宿屋 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

ソピア(魔法局に来たはいいけど……)

ソピア(誰でも知ってるわけじゃないよね)

ソピア(まだ朝早いから知り合いもいないと思う)

ソピア(目の色の変え方を知ってそうな人いるかな……)


1.魔法局、きっと受付さんなら何でも知ってるはず
2.岩魔術カフェ、クルトさんとミルズさん来てるかな
3.図書館、トールくん寝泊まりしてたりして
4.仕立て屋、あそこ朝から開いてたよね……

ソピア「おはようございます、受付さん。お尋ねしたいことがあるのですが」

受付「朝から熱心ですね。仕事ですから聞かれたら分かることなら教えますよ」

ソピア「魔法で目の色を変えることができるそうなのですが、どこでどんな魔術師に頼めばいいんでしょうか」

受付「その魔法については存じています。おそらく水か月でしょう」

受付「しかし、私は利用したことが無いので場所は分かりかねます」

ソピア「そうですか……。受付さんなら知ってると思ったんですけれど……」

受付「私とて完璧ではありませんからね」


1.岩魔術カフェ、クルトさんとミルズさん来てるかな
2.図書館、トールくん寝泊まりしてたりして
3.仕立て屋、あそこ朝から開いてたよね……

↓ もう一度分からなかった場合、街に来た知り合いが教えてくれます

ソピア(魔法のマントを探しに入った魔法の仕立て屋さんは朝早くから開いてたよね……)(1スレ目の642より)

ソピア(ダメもとで聞いてみようかな)

ソピア「すいませーん」

娘さん「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」

ソピア「あの、実はこの辺りで目の色を変える魔法を使える人を探しているんですけど……」

娘さん「そういうポーションを扱っているお店なら案内できますっ」

ソピア(当たりだったみたい)

ソピア「案内、お願いできますか?」

娘さん「喜んで♪」


仕立て屋の娘さんについて行くと魔法街の裏路地に入っていった。

娘さん「つかぬことをお聞きしますが……」

娘さん「もしや、あなたはいつぞやの月魔術師さんではありませんか……?」

ソピア(髪や服を変えたから分からなかったんだ)


1.はい、そうですよ
2.人違いでございます

ソピア「はい、そうですよ」

娘さん「やっぱり!」

娘さん「声と雰囲気でそうじゃないかと思ったんです」

ソピア「……そんなに分かりやすかったですか?」

娘さん「そんなことないです。けど……」

娘さん「あの日以来ずっと月魔術師さんのことを考えていたので……」

ソピア「えっ」

娘さん「あっ、変な意味ではないですよ!」

娘さん「あの朝はお忙しそうだったので言いそびれましたけど、実は、お願いがあるんです」

ソピア(この前は長くなりそうだと思って逃げ帰っちゃったんだっけ)

ソピア「なんですか?」

娘さん「……うちは、魔法の仕立て屋なのに、月魔法のかかったお洋服がなにもないんです」

娘さん「足の速くなるコートや痛みを吸い取るシャツは他のお店にもあるから、お客さんが流れちゃいました……」

娘さん「お給金は出すので、うちのお洋服作りのお手伝いをしてくれませんか?」

ソピア「すいません……。私も忙しいので……」

娘さん「たまにでいいです!」

ソピア「……それならまあ、依頼としてなら……」

娘さん「やったー♪」


娘さん「お店はここです」

連れてこられたのは小さなポーション店だった。

ソピア「使ったことがあるんですか?」

娘さん「お客様から話を小耳にはさんだんです」

娘さん「では私はお店があるのでこれで失礼しますっ」

ソピア「案内ありがとうございました」

娘さん「お茶をお出しするのであとでぜひいらしてくださいな♪」


女性「いらっしゃい」

店主は年齢不詳の女性だった。もしかするとポーションで若さを保っているのかもしれない。

ソピア「あの、こちらに目の色を変えるポーションがあると聞いて伺ったのですけど」

女性「あるよ。全品1500G」

ソピア(高いな……)

女性「市内だとここにしかないからね」

所持金:2345G

~現在の容姿~
顔:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ
装備:シックなコート・リボンカチューシャ・ムーンストーンの杖

↓ 変えたい目の色を選択 または『買わない』

ソピア「青色でお願いします」

女性「どんな青がお好み?」

ソピア「えっと……綺麗なのです」

女性「じゃ、お客さんに似合いそうな色を選ぶから待ってて」


女性「この辺じゃないかな」

1.ムーンブルー 月夜の青、やや暗めで吸い込まれそうな夜空の色
2.スカイブルー 旅空の青、世界のどこまでも続きそうな青空の色
3.マリンブルー 海風の青、鮮やかで美しい晴天の海の色

ネコを売ったおじさんへの報告、忘れてました
いつも依頼の報告はカットしていますが今回は内容的に描写要りますね

>>142の前に以下を追加で



ソピア「こんばんは」

中年「ギルドの人だね。ネコは売れたかい?」

ソピア「はい。11750Gで売れました。これ、領収書と報酬を引いた売却金です」

中年「ずいぶん高く売れたね。どんな人が買っていった?」

ソピア「位の高そうな軍人さんでした」

中年「軍人か……」

ソピア「ネコちゃんの境遇もすべて聞いたうえでお金を上乗せして買っていきました」

中年「そうか……安心していいんだね」

ソピア「はい。少なくとも私は大丈夫だと感じました」

中年「……ありがとう。ご苦労だったね」

ここから>>182の続きです



ソピア「スカイブルーにします」

女性「まいどあり」

2345G→845G

ソピア「これをどう使えばいいんでしょう……?」

女性「これを使って。その液の中で目をぱちぱちさせればいいよ」

ソピア(目薬を差すときの容器だ)

ソピア「右目から……痛っ」


ソピア「オッドアイになった……」

ソピア「もう一方も……痛い……!」


女性「うん、上手くいったね」

ソピア「涙がにじみます……」

女性「もうなじんでるし真水で洗うといいよ」

ソピア「ありがとうございます……」


ソピア「綺麗……!」

ソピアの目は青空を閉じ込めたかのように輝いていた。

幼いころから綺麗な金髪こそうらやましがられることも多かったが、ソピア自身も他人の青い瞳に憧れを抱いていた。

ソピア(もはや面影はなくなっちゃったけど……)

ソピア(満足、かな……)


魔法街の広場に戻ってきた。

ソピア(あの子に誘われたし、お茶をいただきに行こうかな)

ソピア「うん? あの人は……」

ソピア(あの目立つヒラヒラした衣装、キュベレさんだ)


1.お茶をしに行こう
2.キュベレと話しに行こう

ソピア(誘われてる方を優先した方がいいよね。ごめんなさいキュベレさん)


ソピア「すいませーん、お茶をいただきに来ました……」

娘さん「あっ、月魔術師さん。いらっしゃいませ」

娘さん「わあ、綺麗な空色の瞳……」

ソピア「ありがとうございます」

娘さん「どうぞおかけください」

仕立て屋の片隅、店主が使うテーブルに案内された。

娘さん「本当にありがとうございます。月魔術師さんが来てくれて助かりました」

ソピア「それで、私は何をすればいいんでしょうか?」

娘さん「今使える魔法をわたしに教えてくださいな」

ソピア「うーん、まずは―――」

ソピア「―――まだこのくらいです……」

娘さん「その中だと、魅了魔法が使えますね。人目を引くアクサセリやお洋服が作れます♪」

娘さん「今はまだ元のお洋服ができていないので、今度、魔法局に月魔術師さんあてで依頼を出しておきますね」

ソピア「……えっと」

例1.いつまでも月魔術師さんじゃあれなので、私、ソフィアと申します
例2.ひとまずあなたのお名前を聞いてもいいでしょうか?
例3.あの、ご両親の許可はいらないんですか?
※自由安価

↓2くらいまで 複数推奨

ソピア「えっと……いつまでも月魔術師さんだと困るので」

ソピア「私、ソフィアと申します」

娘さん「では、お姉さんと呼びますねっ」

ソピア「な、なんで……?」

娘さん「わたし、人の名前を覚えるのが極端に苦手なんです」

ソピア「はぁ……」

ソピア「よかったらあなたのお名前を聞いてもよろしいですか?」

娘さん「わたし、名前はありません」

ソピア「……えっ?」

ソピア「……では何とお呼びすれば……」

娘さん「娘さん、とか、仕立て屋さんって呼ばれています」

ソピア「そ、そうですか……」

ソピア「それと……依頼するのにご両親の許可はいらないんですか?」

娘さん「わたし、両親はいません」

娘さん「わたしがこのお店の店主でございます♪」

ソピア(この子おかしいよ絶対)

娘さん「だから何の問題もありませんよ。お姉さん、これからよろしくお願いしますっ」

そう言ってソピアと握手する娘さんの手に、一切のぬくもりは無かった。

ソピア「あわわわわ……」

娘さん「どうかなさいましたか?」

ソピア「……仕立て屋さん、あなたは人間ですか?」

娘さん「人形ですけど……?」

話によると、娘さんはいわゆるオートマトン(自動人形)であるらしい。

目が覚めると仕立て屋にいたので、仕立て屋を営業し大きなお店にすることが自分の使命だと考えているとのこと。

自分を作った人形師が誰なのかは分からない。

ちなみに製作者について聞いてきたのはソピアが初めてだという。


ソピア「は、はあ……」

娘さん「わたしなりに考えてみたら、みなさん、人形師さんがどこかでオーナーをしていると思ったんじゃないかなと……」

ソピア「それで名前が無い、と……」

娘さん「はい。背中に何か書かれているんですけれど、首が回らなくて見れないんです……」

ソピア「……私が見ましょうか?」

娘さん「お願いしますっ」

娘さんは首から足首まで隠れる可愛らしいドレスを脱いだ。

たしかに、全身が球体関節で出来ていた。

ソピア(魔法で動いてるのかな……)

ソピア「えっと、クリスティ、1○○○って読めます」

娘さん「五十年越しの大発見です……! わたし、クリスティ1○○○って名前だったんですね……!」

ソピア「……たぶん、それは人形師さんのお名前と制作年度じゃないかなーっと」

ソピア(それと、年度を見る限りクリスティさんはもうこの世にはいらっしゃらないはず……)

娘さん「では、わたしの名前は分からず終い……!?」

娘さん「……いっそ、お姉さんが付けてくれませんか……?」

ソピア(……責任重大)

1.クリスティさんでいいと思います
2.これからも娘さんでいいのでは?
3.気の利いた名前を付けてあげよう(自由安価)

ソピア「……クリスティさんでいいと思います」

ソピア(もうこの世にいないものね)

娘さん「ありがとうございますっ、これからわたしはクリスティ……」

娘さん「名前、覚えられるか不安です……」

ソピア「……頑張ってください」


ソピア「あの、クリスティさん」

娘さん「……」

娘さん「は、はいっ」

ソピア「あの、話は変わりますけど、訓練の効果が上がる服ってありませんか?」

娘さん「魔法のお師匠さんが魔法で作ったものを見に着けると、お弟子さんの魔法の上達が早くなるらしいですよ」

娘さん「……月魔術師はお姉さんが初めてなので、ないですけど……」

ソピア「どこでそんな知識を得ているんですか……?」

娘さん「お店の奥に書庫があるんです」

娘さん「時間はたっぷりあったので全部のページを覚えてますよっ」

ソピア「お店からはあんまり出ないんですか? 近くに図書館がありますけど」

娘さん「わたしがいないと店番がいなくなっちゃいます」

ソピア「食事は……いらないんですね。布の仕入れは?」

娘さん「スポンサーさんが仕入れてくれていて、代わりに利益は全額スポンサーさんに」

ソピア「全部……!?」

娘さん「わたしはお店が大きくなればいいんです♪」

ソピア「お店に虫が入ってきた時は?」

娘さん「わたしは簡単な魔法はいろいろ使えるので、それで追い払ってます」

ソピア(仕事に連れて行ったら戦力になるかも?)


ソピア「そろそろお暇しますね。では、クリスティさん、また今度」

娘さん「……あっ、わたしですね」

ソピア「そうですよ……」

娘さん「またのお越しをお待ちしておりますっ!」


クリスティと知人になりました(名付け親として交友度100ボーナス)

注目度5→0(コンマ00でのみ職務質問)

ソピア(ショーウィンドウに映る私じゃない私)

ソピア(もうよっぽど運が悪くないと怪しまれることなんてなさそう)


21日目昼 現在地:魔法局 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

ロット「ルーちゃん、いらっしゃい」

ソピア「こんにちは、ロットさん」

ロット「あれ、目どうしたんだ?」

ソピア「こういうポーションがあるんです」

ロット「今度俺も連れて行ってよ」

ソピア(“ソフィア”の知人と鉢合わせたらまずいよね。特にエルミスとは相性が悪すぎる……)

ロット「冗談。困った顔するなよ」

ロット「依頼探しだろ? 俺も手伝おう」


・一緒に依頼を 依頼者:アーチャーのハルカ
北の林道で好戦的な中型モンスターと一緒に戦ってくれる人を募集します。報酬の1300Gを人数で分けます。

・実戦訓練の相手 依頼者:ホワイトシーフギルドマスター
我々はただの何でも屋ではない。れっきとした戦士なのだ。対人戦闘訓練の敵役を一人1250Gで募集する。怪我の心配は無用。

・家庭科の臨時教師 依頼者:ウベローゼン東小学校校長
調理実習の担当の先生が諸事情で退職されたため、臨時の教師を募集します。お給料は1000Gです。

・下水道の魔 依頼者:フルフィリア共和国軍
貴族の飼っていた大型モンスターが下水道に棲みついたようだ。地上まで追い込むもしくはおびき出す担当を一人2000Gで募集。


ロット「半分はルーちゃんのスキルに合わせたものを選んでみたけど、どうだい?」

ソピア「料理と、逃げ足ですね」

ロット「弓の子の依頼以外なら俺もついて行くよ」


↓ 受ける依頼、保留なら『受けない』

ソピア「下水道の依頼を受けます」

ロット「へえ。やっぱりお金? 軍は金持ちだからね」

ロット「汚れても大丈夫な服に着替えた方がいいよ」

ソピア(後で赤ずきんを頭巾なしで着よう)


ノア(酒場の手練れ女ファイター)「大型モンスターおびき出すだけで2000Gかい。やるよ。あんがとな、ロット」

ウィア(宿屋の若作り剣士)「俺たちは討伐側で参加するからよろしくな」

マッド(宿屋のピエロ)「フルフル」


※お金に飛びつくと危険もある、彼らが参加します

12345 テンパラス・クルト・ミルズ
67890 ネル・バルザック・ガルァシア

↓ コンマ一桁

いったん止めます、夜再開するかも

ウベローゼン南部、貴族の邸宅が並ぶエリア。

軍人「お前たちにはモンスターをおびき出すチーム、地下に逃げないよう足止めするチーム、討伐するチームに分かれて仕事してもらう」

誘導チーム。

ノア「しばらくよろしくな」

ソピア「はい!」

ロット「俺と一緒にいると逃げ足使う場面も無いかもね」

他、5名。計8名。

足止めチーム。

クルト「……見知った顔がいるな」

ミルズ「ボクには兄様以外見えないよ」

クルト「……ちゃんとモンスターは見るように」

他、6名。計8名。

討伐チーム。

テンパラス「……(ピエロがなぜ?)」

マッド「ニヤニヤ」

ウィア「ああ、気にしなくていいよマッド」

他、7名。計10名。


下水道内部。

ソピア(想像以上に暗い、臭い、汚い、不快!)

ノア「ハッ、セヤッ!」

ソピア「モ、モンスター!?」

ロット「言い忘れてたけど、下水道はネズミや虫のモンスターがうじゃうじゃ出るからね」

ソピア「言い忘れないでくださいよ!?」

ロット「そろそろ雑魚くらいで死にそうになるレベルは卒業してる頃だと思ったけど?」

実際雑魚に過ぎず、近づいてくる敵は2人が体術でほとんど倒してしまっていた。

ソピアはと言ったらたまに遠くに向けて光線を撃ち何匹かを弾き飛ばす程度のことしかできていなかった。

そうして少しずつ下水道を歩いて進むこと10分。

先頭の戦士「来たぞー!」

ロット「いよいよだね。逃げる準備はしておきなよ」

ノア「後ろはあたしに任せな。ロット」

ソピア「逃げる方向はさっきまでの順路でいいんですよね」


↓1、2 >>6でモンスター作成(性格は怒りやすい、属性を2つ)

下2の一の位で8が出ても臆病にはならず暗視・擬態の特性が身に付く感じです、ワニの時と同じ

人から逃げ回る巨大モンスターだと依頼と矛盾するので(わざわざ倒す必要が無い)


そして『飼っていたペット』なのに『所持していた機械』になって矛盾したので、種族だけもう一回判定

↓1コンマ またあり得ない場合はカエルになります

ケイブイグアナキング。

洞窟の水場に棲む、肉食イグアナの大型種。高さは4mを越える。

飲み込んだ大量の水を、波や砲弾、カッターなど様々な形で吐きだし戦士たちを苦しめる。


ソピア「あぁぁ……」

ノア「大型モンスターは初めてかい」

ソピア「……」コクコク

つい昨日中型の獰猛なモンスターと初対面したばかりのソピアにとってはまだ早すぎる相手であった。

ロット「水中でなければ足は遅い相手だ。できるだけ曲線的に逃げよう!」


1.魅了魔法をかけて出口へ1人で真っ直ぐダッシュ
2.ロットに追走する
3.ノアに追走する
4.1人で曲線的に逃げる

↓ 即死選択肢あり

上は1が即死



ロットとノアが二手に分かれた。

ソピアはロットに追走することを選んだ。

ロット「へえ。こっちについてきたんだ」

ソピア「ロットさんの実力は知っていますから!」

ロットは目の前に立ちふさがるテンタクル型中型モンスターを銃で片づけつつ走る。

ロット「こっちは危ないよ。なんたって――」

ソピアたちの背後から巨大な生物の気配がする。

ロット「モンスターは銃声に反応するからね!」

しばらく走り続けたが、背後からの気配はソピア達をずっと追いかけていた。

ロット「このまま出口まで走ろう。ルーちゃん、はぐれるなよ!」

ソピア「はい!」

ロット「……参ったな。曲がり角が無い」

ロット「そして防御魔法は……」

ソピア「ありません……」

遠くを走るイグアナが水の塊を吐き出した。


123 水流を吐いて転ばせようとしてくる
456 水の砲弾を吐く
789 水のカッターを吐く
0 水流を吐きそれに乗って滑って体当たりを仕掛けてくる

↓ コンマ一桁

イグアナが吐いたのは、やわな革の防具程度なら人体ごと切断してしまう水の殺人カッターだった。

ある程度距離が空いているため、高圧水流程度におさまっているが、それでもソピアに当たればひとたまりもないほど強烈な水の打撃に変わりはない。

ソピア 体18  ロット 体90

↓コンマ 偶数…回避成功 奇数…ロットさんに当たる(91、95、97で死ぬ) 3の倍数…ソピアに当たる(3、9、15のみ生存)

スパァンッ!

およそ水ではあり得ないような音を立てつつ高圧水流は2人の間をすり抜けた。

ロット「思ったより近かった……! 当たってたら俺でも……!」

ソピア「……ま、曲がり角です!」


ロット「出口が見えたぞ!」

ソピア「これで私たちの役目は、あっ……!」

最後の最後、ソピアの不器用さが文字通り足を引っ張った。

ロット「ルーちゃん!」


12 思いっきり転ぶ
34 普通に転ぶ
567 自力で踏みとどまった
890 ロットさんが支えてくれた

器用さ20、コンマ80以上でセーフ(81などは転ばない)

↓ コンマ

ソピア「……ふっ!」

ソピアは躓いたが自力で踏みとどまった。

ロット「……ほっ」

ロット「ルーちゃん、走るぞ!」

ソピア「はい!」


そして……

下水道の入口に現れたイグアナは背後からは岩の壁、足元からは魔法陣で動きを止められ……

前方からの剣士と魔術師の集中攻撃を受け、自慢の水カッターも金属の盾で防がれ……

とうとう力尽き、ゆっくりとその身を横たえた。

ソピア「……私たち、頑張りましたね」

ロット「九死に一生だったね……。俺、これから盾持ってる人だけは尊敬することにした」

ノア「あんた、怪我はないかい!?」

ソピア「はい。ロットさんもいたので」

ロット「…………いや、最後はルーちゃんの根性だよ」

ソピア「何か言いました?」

ロット「幻聴じゃないか?」

ソピア「むう……」


軍人「ご苦労であった!」

軍人から報酬の入った封筒を受け取り、ソピアはようやく一息ついた。

845G→2845G


↓コンマ+60、ロットの交友度が上がります

ロット「逃げ足だけは一流だよね」(知人:1.93)



ロット「それじゃ、またカフェで」

ソピア「はい。……あの、ロットさん。私、強くなってたでしょう?」

ロット「まだまだだね。大体雑魚相手には何もできてなかったし、ただ走ってただけじゃないか」

ソピア「手厳しい……」


ソピア(いつもの服に着替えて、赤ずきんは洗濯機に入れておいた)


21日目夜 現在地:宿屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

ソピア(魔法局近辺を意味もなくうろうろしていると……)

エルミス「ソフィー、遅かったわね!」

ソピア「釣れた」

エルミス「何がよ?」


いつものカフェ。

エルミス「最近全然顔見せないから心配だったのよ」

ソピア「ごめんね。仕事で隣町に泊まってて」

エルミス「ふんっ、一昨日からフィナとよく一緒にいるから寂しくは無かったわ!」

エルミス「フィナとフローラも会わせたのよ。フィナの驚き方はいちいちオーバーよね」

エルミス「一緒にモンスター退治もしたのよ!」

エルミス「……どう? 嫉妬した?」

ソピア「うん。したした」

エルミス「あら? ところでソフィー、どこか印象が変わったような……」

ソピア「ポーションで目の色を変えてみたんだよ」

エルミス「下僕のくせに生意気よ!」

ソピア「エルミスも変えてみる?」

エルミス「わたしは今の目を気に入ってるからいいの!」


例1.そろそろ誕生日なんだっけ?
例2.仲間集めは順調?
例3.一緒に他の町へ遊びに行けたらいいのに
※自由安価

↓3くらいまで

ソピア「仲間集めは順調?」

エルミス「仲間じゃなくって下僕よ。げ・ぼ・く」

エルミス「……さっぱりよ」

ソピア(そうだろうねえ)

エルミス「いいところまで行っても、ネコ被りをやめたら逃げていくの。こうソフィーみたいな下僕根性に満ちた逸材はいないのかしら」

ソピア「ずっとネコをかぶっていればいいんじゃないかな?」

エルミス「そんなのわたしではないじゃない。いつか離れていくだけよ」

エルミス「フィナもフィナで意外と自分から行くのは尻込みするタイプなのよね。気分屋っていうかノリ次第って感じね」

エルミス「とにかく、ソフィーがいないと上手くいく気がしないのよ。分かった?」

ソピア「分かった」


ソピア「ネコ被りで思い出した」

ソピア「初めて会った時に聞いた覚えがあるんだけど、エルミスってそろそろ誕生日だったよね?」

エルミス「あと1週間とちょっとでね」

エルミス「……はあ」

ソピア「どうしたの? これ以上年を取りたくないの?」

エルミス「何歳よわたし……。そうじゃなくて、父上が誕生日に帰って来れないかもしれないのよ」

ソピア「お仕事が忙しいんだね」

エルミス「父上は仕事よりもわたしを優先したいって言ってくれてるんだけど……現実は自分の部下に構ってばっかり」

エルミス「もう家出しちゃおうかしら。……なんて言ったら怒られるわね」


ソピア「本当に厳しいんだね……。エルミスとも一緒に他の町に遊びに行けたらいいのに」

エルミス「遊びって……仕事ではなかったの?」

ソピア「お仕事の後にね。例えば昨日は遊園地に行ったんだけど……」

ソピア「一緒にいた人が、悪い人ではないんだけど、ちょっと暗めの人で……」

エルミス「あまり楽しめなかったってわけ」

ソピア「大きな声では言えないけどね……」

ソピア「楽しくなかったわけじゃないけど、エルミスやフィナと一緒ならもっと楽しかっただろうなって思ったんだ」

エルミス「……わたしももう16歳なんだし、一泊くらい許してくれるよう直訴してみるわ」

エルミス「主だけ置いてけぼりなんてもう嫌だもの……」


↓ コンマ+70 エルミスの交友度が上がります

エルミス「寂しくなんてないんだから」(友人:5.35)



~21日目、訓練成果~

分身魔法 148/150

ソピア「分身は作れたけど何かが違う……。どこかが私じゃない……」

ソピア「……そっか、目がまだ茶色いんだ!」


妖精対話 171/400

ソピア「マリン元気かな……」

ソピア(でも下手に会いに行くと怒り出しそうで怖いかも)


長旅歩き 101/150

ソピア「覚えておくのは大事だけど……まだまだ使う機会は遠そうな気がしてる」

ソピア「……案外一か月後には長旅を始めているかも……なんて」

メリル「おかえり、ルーちゃん」

メリル「あっ、目を水色にしたんだね。綺麗だよ」

ソピア「ありがとうございます」

メリル「なんだか旅人らしさが増した気がするねぇ」


ソピア(今日は波乱に満ちた日だったね……)

ソピア(ところで人形ってモンスターには含まれないのかな……?)

ソピア「ま、いっか。おやすみ」

2835G



夜の図書館。

キュベレ「やっほー。トールくーん」

トール「キュベレさん。こんな夜遅くに図書館だなんて……珍しいですね」

キュベレ「まーね。……ねぇ、トールくんはここに泊まっちゃうこともあるのよね?」

トール「防犯上本当はダメなんですけど……。きっと僕じゃ本の魔法鍵を壊せないと高をくくってるんですよ」

キュベレ「ねぇ。アタシも今夜一緒に泊まっていーい?」

トール「へっ、変な事はやめてくださいね!?」

キュベレ「アタシ、今夜は帰りたくないの……」

トール「……何か家であったんですか?」

キュベレ「察したならほっといてよぉ」

トール「…………はぁ」

ソピア「おはようございます」

メリル「おはよう、ルーちゃん」

ソピア「何かニュースはありますか?」

メリル「特にないね。平和な一日の始まりだよ!」


22日目朝 現在地:宿屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(酒>>207)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

↓1、2、3 22日目に行う訓練内容

↓4 朝の行動

分身魔法 280/150

100以上上回ったためもう一訓練できます

シャドウキッズはファナゼ編で使いどころが無かったので、ミルズさんは今なお物を無くすことが多くて困っています



ソピア(ちょっと町を散歩しようかな)

[アンブロシア]

ソピア「うわあああ! 体が勝手にいいいい!」

ソピア「朝ブロシアしたくないのにいいいい!」


店主「いらっしゃいませぇ」

店主「わあい、さんどめー」

ソピア「はい、もうすっかり私も常連ですね(本当だね……)」

店主「あさめにゅ~」

ソピア「へえ、朝限定のメニューもあるんですね(どうでもいい)」

ソピア「では、オレンチトーストに、ベーコング&サニーエックス、エスプレーソのセットで」

店主「かしこまりましたぁ」

店主「10分まっててね~」

ソピア「どれも美味しそう♪(名前的にいつもよりマシそうな気がしてきた……X以外)」


店主「おまちどぅー」

ソピア「いただきまーす(食べる時のこの虚無感が嫌い)」


店主「250Gですー」

2585G

ソピアは、今日一日、

オレンチトースト……どこにいても自宅のようにリラックスできる(交友度が上がりやすくなる)
ベーコング……筋力が増大する(筋力+10)
サニーエックス……どこに行っても晴れる
エスプレーソ……ポーションを持つと口から吹いて霧状にしたくなる(ポーション全体化)

ソピア(朝食セットが優秀すぎる)

ソピア(朝は仕事前に立ち寄る人が多いから真面目な効果のメニューが多いらしい)


22日目朝 現在地:アンブロシア ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(酒>>207)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

ロット「おっ、2日連続なんて珍しいね」

ソピア「今日の昼は先生になろうと思うんです」

ロット「じゃ、俺も行かせてもらうよ」

ソピア「ロットさんお料理できるんですか?」

ロット「……この小学校、俺の母校なんだよね」

ソピア「恩師の先生がまだいらっしゃるんですか?」

ロット「さあ? 行ってないから分かんないな。確かめに行くような感じさ」

ソピア「……子供たちの前で私を馬鹿にしたりしないでくださいね」

ロット「さあどうだろうね」


11:30

ウベローゼン東小学校校長「いらっしゃい、よく来たね」

ソピア「よろしくお願いします」

校長「君は料理人じゃないらしいけど大丈夫か?」

ソピア「三ツ星レストランのコックさんに料理人に勧誘された事があります」

校長「それなら安心だ。君は?」

ロット「俺はただの付き添いですよ。○○先生」

校長「おぉ……! もしかしてロット君か!?」

ロット「そうですよ。いかにもロットです」

校長「こんなにたくましくなって……! 15年前はひ弱だった君がまさかな……」

ソピア「ロットさん昔はひ弱だったんですか?」

校長「そうとも。私は体育教師だったからよく覚えておる」

ロット「しばらく席を外しておいてもらえないかなあ? ルーフェリアさあん?」

ソピア「しっ、失礼しました!」

校長「12時には戻っておいで」


ソピア(まあ、恩師と再会したら2人っきりで話したくなるんだろうね)

ソピア(でも、まさかロットさんが……。昔から体育少年だと思ってたよ)

ソピア(小学生がいっぱいいるね。お昼休みかな?)

ソピア(オレンチトーストの効果かいつもより社交的になれる気がする。話しかけてみようかな)

1.元気いっぱいな男の子
2.本を読んでいる男の子
3.お花に水を上げている女の子
4.お喋りをしている女の子
5.年配の女性養護教諭
6.若い男性音楽教師

↓1、2

女の子「るんるるんらら♪」

ソピア「あの、ちょっといいかな?」

女の子「なーに? おねーさん」

ソピア「私は今日だけ家庭科の先生なんだよ」

女の子「かてーか?」

ソピア(まだ低学年みたい)

1.お友達の話を聞く
2.担任の先生の話を聞く
3.将来の夢の話を聞く





先生「はぁ……」

ソピア「あの、ため息ついてどうされました?」

先生「おや? 君は?」

ソピア「酒場の依頼で調理実習のお手伝いに来ました」

先生「そうか……。君を呼ばないと……はぁ……」

あ.ため息の理由を追及する
い.音楽の先生のお仕事の話
う.前の家庭科の先生の話

↓2

ソピア「きみのお友達の話を聞きたいな」

女の子「あたちのおともだちー?」

女の子「んっとねー」

女の子「アレックスくんはサッカーがとくい」

女の子「ベッキーちゃんはあたまがいい」

女の子「チャーリーくんはおばかだけどたのしい」

女の子「デイジーは、あたち!」

ソピア「そっかー」

女の子「エレナちゃんは……」

女の子「あたちとおなじ、おはながかりなのに、いなくなっちゃった……」

ソピア「どうして?」

女の子「わるいことをしたからおしおきだって」

女の子「……ぐんじんさんがいってた」

ソピア(処刑の意義も階級の事も何も知らない子供を殺して何になるの……!?)



ソピア「その……そんなに目の前でため息ばかりつかれると気になるんですけど……」

先生「……好きだった先生がね、軍に連行されたんだよ」

ソピア(こっちも……)

先生「腰まである白いロングヘアのおしとやかな若い先生でね、ピアノと料理が得意で……」

先生「でも戦わせると鬼のように強くて、ライフル銃を持って朗らかな笑顔のまま強盗集団を壊滅させてたっけなぁ……」

先生「本当の専門は散弾銃らしいんだ……。そっちも見てみたかったなぁ……」

ソピア「は、はぁ……(それはおしとやかと言っていいの?)」

先生「僕の学級の子に何も説明もせず射殺しようとした軍に抵抗して最後まで戦ったけど、全校生徒を爆弾で人質にとられて降伏したんだ……」

先生「立派な先生なのになぁ……。貴族の出でありながらこの辺りの共和制の賛成運動も主導してたんだよ!?」

先生「って君に言っても何も解決しないか……。忘れるしかないのかな……はぁ……」

ソピア(この学校の人は味方と見ていいのかな……?)


ソピア「戻りました」

校長「―――てね、○○が……おっ」

校長「もう時間か。名残惜しいな」

ロット「ええ」

ソピア「あの、調理実習の監督の先生はもう一人いらっしゃるんですよね?」

校長「養護の先生に頼もうと思っているよ」

ソピア「でしたらお二人はもっと話していてくれて構いませんよ」

ロット「ごめんな、ルーちゃん」

ソピア「いえ」

校長「先に案内して来よう。ロット君は少し待っていてくれ」

校長「ここが調理室だ」

ソピア「初めまして。一日家庭科教師を務めることになりました、ルーフェリアと申します」

保健の先生「私は見てるだけですが、よろしくお願いします」

校長「食材はたくさんあるから自由に使ってくれ」


キーンコーンカーンコーン

ソピア「みなさん、こんにちは。料理の先生のルーフェリアです! 気軽にルー先生って呼んでくださいね!」

ソピア(食べててよかったオレンチトースト、この人数を前にまったく緊張しない!)

子供たち「ルーせんせー!」

ソピア「今日は家庭的にハンバーグとスープを作っていきましょうね!」

ソピア「では材料を取っていくので、先生の後についてきて同じものを取ってくださいねー」

ソピア「まずは、牛肉、卵、パン粉……」

ソピア(へぇー、ハーブまで置いてある……)

ソピア(!? な、なんだか料理にハーブを加えたい衝動が沸きあがってくる!?)

ソピア(まさか、アンブラーの禁断症状!? 駄目ー!! 子供たちを巻き込まないで!!)


~カレーに入れる食材~
1.トナカイ肉
2.タバスコ
3.スモークチーズ
↓1

あ.サツマイモ
い.大根
う.漢方ニンジン
↓2

~スープに入れる食材~
A.毒草
B.麻痺草
C.冷凍液
↓3

4.毒消し草
5.痺れ取り草
6.幸せ草
↓4

7.イカスミ
8.豆板醤
9.マヨネーズ
↓5  組み合わせによってはまともなものやアンブロシア風なものができるはず!

ハンバーグカレー(レシピ)……カレー粉・じゃがいも・玉ねぎ・ニンジン・牛肉・パン粉

完成品……カレー粉・さつまいも・玉ねぎ・ニンジン・トナカイ肉・パン粉

スープ……冷凍液・幸せ草・イカスミ

ソピア(あっ、これ依頼失敗だ)


調理中……


ソピア「おいしく上手に焼けましたー」

『甘口トナカイカレー』

ソピア(私の腕じゃトナカイ肉をハンバーグに加工できなかった。でも……)

男の子1「うめえ」

女の子1「おならがでちゃう」

男の子2「おにくかたいよ」

女の子2「あまいのだいすき」

ソピア(評判は五分五分……)

ソピア(そして問題はこっち)

『悪魔召喚かき氷』

ソピア(スープを作ろうと思ってたのにね……)


↓ コンマ、00最大、高い程かき氷は子供たちに好評

ソピア(なお、かき氷が美味しいと言ってくれたのは4分の1だった)

ソピア(……スープともかき氷とも思わずに食べたら美味しいのにな)

ソピア(4分の1の子供たちはアンブラーの素質ありってことだね)


保健の先生「……ずいぶん独創的な料理を作るんですね……」

保健の先生「包丁さばきは上手でしたのに……」

ソピア「子供たちが楽しんでいたのできっと問題はないはずです! それで私は十分です」


校長「ありがとうございます。ルーフェリア先生」

校長「子供たちも大喜びでした」

校長「でも、あれは調理実習の後というよりは、科学の実験の後のような喜び方をしていたが……」

ソピア「気のせいでございます」

校長「給料の1000Gだよ。また依頼するかもしれないからその時はよろしく頼むよ」

3585G

校長「本当にありがとうございました」

ソピア「いえいえ。こちらこそ、子供たちの笑顔が見れて満足です」

校長「……ロットも、元気でな」

ロット「はい、先生」

校長「…………くれぐれも早まるんじゃないぞ」

ロット「…………分かっていますとも」


ロット「……」

ソピア「一時はどうなることかと思いました」

ロット「……」

ソピア「ところでロットさんはカフェ:アンブロシアって知ってます? 知らないならぜひ今度……」

ソピア「……ロットさん、聞いてますか……!?」

ロット「っ、ああ、聞いてたよ」

ソピア「何の話でしたか?」

ロット「ハーブは使い方を間違えると毒にも薬にもなるって話だったよな」

ソピア「あながち間違ってないかも……」


ソピア「……それで、どうして黙っているんですか?」

ロット「……ルーちゃんには関係ない」

ソピア「えっと、私の仕事についてくるときと帰る時でそうも表情が違うと無関係とは言えないと思います」

ロット「……聞かない方がいい。素人が聞いても身を滅ぼすだけだ」

ソピア「……」

1.聞かせてください(交友度1.93、コンマ81以上で即成功)
2.じゃあいいです

ソピア「聞かせてください」

ロット「……駄目だ」

ロット「ルーちゃんみたいな雑魚が聞く話じゃない」

ロット「例えるならば、そう。大型モンスター100体を相手取るようなものだ」

ロット「君と俺とじゃ次元がまるで違うんだよ。分かったかな?」

ソピア(突き放しにかかってる……でも)

ソピア(全部とは言えないけど、貴方のやり口はもうお見通しですよ……!)

ソピア「分かりません。素人なので」

ロット「……ちっ」

ロット「ルーちゃんは俺に何でも話してる訳じゃないだろ?」

ロット「同じだよ。あまり踏み込むな」

ロット「じゃあね。また仕事があるならよろしく」

ソピア(行っちゃった……)

ソピア(でも、何とかしないといけない気がする……)

ソピア(だって、なんだか今のロットさんを見てると……)

ソピア(……使用人の少年を思い出すの)

※ロットの交友度は今は上がりません


ソピア(もう夕方だ……)


22日目夜 現在地:宿屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(酒>>207)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

魔法街、図書館。

ソピア「あ、トールくん。いた」

トール「ソフィアさん……こんばんは」

トール「何か僕に用事でしょうか?」

ソピア「誰かの抱えている秘密を聞き出したい時ってどうすればいいんでしょうか?」

トール「ええと……黒魔術師に力を借りるとか」

ソピア「そういうことじゃないです……」

トール「ごっ、ごめんなさい」

トール「……押して駄目なら引いてみるんです」

トール「聞き出そうとするんじゃなく、話を聞いているうちに相手にどんどん話させるんです」

トール「難しいですけどね……。僕も本で読んだだけですし……」


例1.最近キュベレさん見てません?
例2.他の町に行ったことはありますか?
例3.オートマトンってどういうものか知りません?
※自由安価

↓3くらいまで

ソピア「トールくん、オートマトンってどういうものか知りません?」

トール「機械じゃなくて……魂のこもった人形の方ですよね?」

ソピア「はい」

トール「もしかして……襲われたんですか?」

ソピア「……モンスターってこと……?」

トール「その様子だと襲われてはいないんですね、よかった。オートマトンのほとんどは人と敵対するんです……」

トール「オートマトンは生まれた場所や作ってくれた人を見て、自分が何のために存在しているのか……それを考えて行動します」

トール「そして……その多くが自分のいる場所の『防衛』を存在価値としています」

トール「だから……不用意に近づくと攻撃されてしまうんです」

ソピア「でも見た目だけじゃ人と見分けがつかないから怖いですね」

トール「えーっと……そんな事無いですよ」

トール「例えば、戦う事だけを考えているオートマトンはどんどんボロボロになりますし……」

トール「手術のできる病院のオートマトンでさえ……次第にツギハギだらけになっていきます」

ソピア「……仕立て屋で生まれたら?」

トール「……なるほど、自分を自分で直せるかも……そうなると……人間と見分けは付きませんね」

トール「ちなみに……オートマトンは人形師の作った人形にいつしか魂が宿った物。人形師は裁縫家の上位職にあたります」


ソピア「最近キュベレさん見てません?」

トール「最近も何も、昨晩ここに泊まって行ったんです……」

トール「ソフィアさん! 助けてください……!」

ソピア「どうしたんですか……!?」

トール「だんだんとキュベレさんの来る頻度が上がっていて、しかも、だんだんと座る場所の僕との間の距離が縮んできているんです……!」

ソピア「ごめんなさい、私にはどうにもなりません……」

トール「でも……邪険にはできないんですよね」

トール「何か悩んでいるようなんです……」


ソピア「あの、トールくん。今度一緒にお仕事しませんか?」

トール「いいですけど……討伐依頼でしょうか」

ソピア「いいえ、他の町まで配達や護衛の依頼で……」

ソピア「あっ、トールくんは兼業って知ってます?」


トール「なるほど、そんな方法が……」

ソピア「トールくんなら頭ごなしに否定しないって信じてました」

トール「ギルド制に反対している人の本も読んだことがありますから……」

トール「戦闘もできる旅人って……かなりお得ですね」

ソピア「そうかな……?」

トール「僕も何か……そう、武器を振り回してみるのも……。ううん、向いてないかな……」


あとは、トールくんと小説について雑談して夜を過ごした。

昔読んだ名作について話が盛り上がり、図書館の人から声が大きいと注意を受けてしまった。


↓ コンマ+65 トールとの交友度が上がります

トール「ソフィアさん相手だと饒舌になってしまいます」(知人:2.59)


~22日目、訓練結果~

体力18/18→18/23

ソピア「人間、一日でこれだけ死ににくくなれるんだね……」


妖精対話 265/400

神主「お主は筋が良い。あと半分です」

ソピア「がんばります」


分身魔法 280/150

スキル『分身魔法』を習得しました

訓練
『多分身魔法 0/150 幻を操り自分の分身を最大で五人まで作り出す』
『迷彩魔法 0/120 自分の姿を消す、ただしよく見ると影は残っているし背景が歪んでいる』
が解放されました

ソピア「念を込めれば分身も自由に動かせるみたい」

ソピア「でも別々に動くのは大変難しい。試しにじゃんけんしてみたらなかなかあいこから抜け出せなかった」


小休止 31/150

ソピア「息の整え方を本で学んだよ。最近全速力でダッシュすることが多いから役に立ちそう」

メリル「おかえり、ルーちゃん」

ソピア「メリルさん、相手の隠し事を聞き出すにはどうすればいいんでしょうか?」

メリル「唐突だねえ。……自分も隠し事をしているのに聞き出すなんて駄目だよ」

メリル「と言いたいけど、流石にルーちゃんは言えないよねぇ」

ソピア「そうですよ」

メリル「あたしも何か考えとくよ……まあ、当てにはしないでおくれ」


ソピア「自力でアンブロシアを再現するのは無理そうだね……」

ソピア「ロットさん、不安だな……」

ソピア「今日のところは、おやすみ」

3575G

22日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:スカイブルーの瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ・ムーンストーンの杖(知20)
所持金:3575G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター
ポーション×2・毒消し草・回復の杖
薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・緋袴・ヘアゴムセット・アザラシ革の手袋

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・脱兎・騎馬
 月光光線魔法・精神攻撃魔法・光線魔法:精神・光線魔法:波・魅了魔法・全体魅了魔法・幻覚魔法・分身魔法・視覚妨害・魔力制御

体力23/23 精神31/31
筋力30 敏捷44 知力70(90) 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声15 注目度0
経験値:体7・精47・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「寂しくなんてないんだから」(友人:5.35)
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「楽しい旅行だったね!え、仕事?」(友人:4.80)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「お料理楽しみ」(友人:4.44)
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「またお食事いたしましょう」(知人:2.93)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「ソフィアさん相手だと饒舌になってしまいます」(知人:2.59)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「またいずれな」(知人:2.06)
魔法街の仕立て屋人形:クリスティ「お姉さんと会えてよかったですっ」(知人:2.00)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「逃げ足だけは一流だよね」(知人:1.93)
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ「……兄様を助けてくれたことは感謝するよ」(知人:1.90)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「やるな……」(知人:1.00)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「ソフィア?ああ、あの子ね」(知人:1.00)



ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20 妖精対話はコンマにプラス40

『旅人スキル』
長旅歩き 101/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 31/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
騎馬Ⅱ 0/150 馬を駆けるように走らせ、馬上で道具を扱える
ラクダ騎乗 0/110 足は遅いが乾燥に強いラクダを操る
ウシ騎乗 0/110 足は遅いが荷物運びと山道に強い牛を操る
火起こし 57/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 16/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『森人・木霊主スキル(一部)』
妖精対話 265/400 自然の化身である妖精と上手く交渉できる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
月照明魔法 0/100 周囲の暗闇を月の光で照らす
精神毒魔法 0/120 精神を汚染する、治療しない限り心を蝕み続ける
拡散精神魔法 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
多分身魔法 0/150 幻を操り自分の分身を最大で五人まで作り出す
迷彩魔法 0/120 自分の姿を消す、ただしよく見ると影は残っているし背景が歪んでいる
鏡魔法 0/100 光を反射して対象に自身の分身を見せる
盲目魔法 0/150 光を当てた相手はしばらくの間何も見えなくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

ソピア「おはようございます」

メリル「おはよう」

メリル「ルーちゃん、明日と明後日時間あるかい?」

ソピア「今は特に用事は決めてません」

メリル「ちょっと依頼があるんだ。まあ無理そうなら他の人に頼むんだけどね」


・旅人の手紙 依頼者:メリル
王都にいる知り合いに手紙を届けてほしいんだ。観光がてら1500Gで頼むよ。くれぐれも都の北部には近づかないようにね。


ソピア「北に何があるんですか?」

メリル「共和国軍の基地だよ」

メリル「これは明日じゃないとダメな依頼なんだ。引き受けてくれるかい?」


↓はい・いいえ

ソピア「引き受けます」

メリル「ありがたいね」

メリル「実は、ルーちゃんに会わせたい人もいたから頼んだのさ。危険は承知だけど、それでも会う価値はあると踏んだんだ」

メリル「ま、明日を楽しみにね」


23日目朝 現在地:宿屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(酒>>207)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

↓1、2、3 23日目の訓練内容

↓4 朝の行動内容

10日おきにちょっと大きめのイベントが起きます。

20日目は微妙でしたが……30日目・40日目には共に重大な転機が訪れます。

現在、40日目での死亡フラグ3人。敵対フラグ3人。

一定のイベントを起こさないと、知人が死んだり敵にまわります。

そんなに条件はきつくないはず。30日目前に全解除可能。上手くいけば交友度がぐぐーんと上がるイベントです。


同じツンデレなのに、ロットさんの鉄壁ぶりとエルミスのチョロさの差がひどい


料理は一応大成功パターンも想定してました

成功例1:トナカイ肉・漢方ニンジン……ノーディス風カレーハンバーグ

成功例2:毒草・毒消し草・マヨネーズ……ドキドキ野草のマヨネーズ和え

成功例3:麻痺草・痺れ取り草・豆板醤……スパイシースープ


次回、魔法街の広場でキュベレさんを待つところから再開します。


今の所30日のイベントへの対処は予定通り?
それともちょっと遅れてる?


月魔法で自己暗示、旅人で早着替えスキルとかないかな

>>315
予定より若干早いくらい……?
イベントのスルーはほぼ無いと思うのできっと問題は当日です

40日目の敵対フラグ解除ヒント
Aさん……30日目のイベントを起こしたうえでミスをしない
Bさん……Aさんのフラグ解除&ある人物と顔見知りになる&あるスキル習得
Cさん……Aさんのフラグ解除

40日目の死亡フラグ解除ヒント
Dさん……会話内容&交渉力(生存=チート級護衛ゲットなので、その分ソピアの死亡確率も高い)
Eさん……Aさんのフラグ解除&戦闘イベントで解除
Fさん……本人もしくはある人物と交友度を上げて戦闘イベントで解除


受付「>>318様。自己暗示の効果が不明瞭なため調査できませんでした。申し訳ございません」
受付「しかし『痛覚妨害』など自身への干渉が可能な魔法もすでに確認されてはいますね」

メリル「スキルとは関係なく、慣れた旅人は身支度が早いけどね。そういう意味じゃないんだろう?」
メリル「一瞬の早着替えの域までいくと、それはもう盗賊や芸人の範疇じゃないかねぇ」


では更新再開します

ソピア(昨日話せなかったキュベレさんと久しぶりに話そうと、魔法街まで出てきたけど)

ソピア(まだいないね)

ソピア(時間を潰そう)

1.受付さんと話す
2.クリスティと話す
3.何かの神に祈ってみる
4.自由安価

40日目『まで』に解除すればいいんです、当日ではもう遅い



ソピア(何の神様でもいいのでお願いします……)

ソピア(私にどうか神のご加護を……!)

1 祈っている最中注目度が上がり職務質問
23 貧乏神(お金が減る)
45 月女神(一度だけ超強力な魅了が使える)
67 訓練神(今夜夢の中で訓練)
89 唯一神(加護を受ける)
0 時の神(一日の終了後、平行世界:裏23日目に行き、24日目に統合される)

↓コンマ一桁

ソピア(何か……来たっ!)

――わたくしは月の女神――

――美を司るもの――

ソピア(月の女神様!?)

――月魔術師、ソピア・ウィンベルよ――

――わたくしから貴女に究極の魔法を与えましょう――

ソピア(究極……?)

――老若男女、人外であっても、貴女にその一生を捧げずにはいられなくなる、究極の魅了魔法――

――効果は永続――

――ただし、人生で使えるのは一度だけ――

――決して解くことはできない魔法、安易な気持ちで使ってはなりません――

ソピア(こんなの貰っても……使いどころに困るよ)

ソピア(一生の伴侶にしたい人に使えばいいのかな……?)


スキル『究極魅了魔法』を習得しました

※自由安価で使うことはできません

魔法局で瞑想をしつつ待っていると、広場にキュベレが現れた。

ソピア「おはようございます。お久しぶりですね、キュベレさん」

キュベレ「あら、おはよう。……ゴメンね、どなた?」

ソピア「新人月魔術師のソフィアです」

キュベレ「あ、覚えてるわよ! でも、こんな子だったかしら?」

ソピア「髪も目も変えたので……」

キュベレ「ってことはソフィアちゃんもあのポーション使ったのね! あのお店にはアタシもお世話になってるのよ」

キュベレ「ところで、もしかしてアタシに用事だった?」


例1.○○な人を探してるんですけどお知り合いにいらっしゃいません?
例2.あんまりトールくんを困らせちゃダメですよ
例3.美の秘訣を聞いてみる
例4.依頼に誘う(今から依頼探すか明日の王都までの配達依頼)
※自由安価

↓2くらいまで

ソピア「昨日トールくんと会ったんですけど……」

キュベレ「うんうん」

ソピア「あんまり困らせちゃダメですよ……」

キュベレ「えぇっ! トールくん困ってたの!?」

ソピア「強く断れない性格だと思うので……」

ソピア「それに、トールくんはきっと普通に女の人が好きですよ」

キュベレ「そうねぇ、ノンケにアタシから迫りすぎるのも良くなかったわね」

キュベレ「困っているときに優しく話を聞いてあげて、向こうから誘ってくるのを待つのが、オンナの上級テクニックよ」

キュベレ「ソフィアちゃんも後学のために覚えておくといいわ」

ソピア「は、はい」


ソピア「トールくんがキュベレさんを強く拒否しなかったのは、心配だったかららしいんですけど……」

ソピア「何かあったんですか?」

キュベレ「……まあ、いろいろとね」

キュベレ「謎が多いミステリアスなオネエの方が何だか魅力的でしょ?」

※交友度1.00に話してくれるほど甘くありません



キュベレ「立ち話も何だし、どこかお店に入らない?」

ソピア「そうですね。そろそろ嵐が訪れる時間ですから……」

キュベレ「嵐?」

エルミス「ソフィー! 来てそうそうに捕まえたわーっ♪ 逃がさないんだから!」

ソピア「遅かったー」

キュベレ「あら?」

エルミス「えっ、どうして……」


エルミス・キュベレの空気読み具合
123456 「えっと……珍しいところで会ったわね」
789 「○○(本名)、奇遇ね」
0 「あら、○○(名字)さんの所の」

↓1エルミス ↓2キュベレ


エルミスとキュベレの交友度
12 エ「……気持ち悪いわ」キ「礼儀がなってない子」
345 エ「変わったお兄さん」キ「高飛車な子よね」
678 エ「理解のあるオネエさん」キ「この子には期待してるわ」
90 エ「いわば下僕第0号よ!」キ「よくウチで預かって面倒を見てたのよ~」

↓3コンマ

キュベレ「えっと……珍しいところで会うじゃない」

エルミス「最近はよくソフィーに会いに来てるわ」

キュベレ「それなら今まで見かけなかったのが不思議ねぇ」

ソピア「あれ? 二人は知り合いなんですか?」

キュベレ「昔からのね」

エルミス「別に下僕とかじゃないわよ。わたしはソフィーの方が大事だから」

ソピア「そ、そっか。エルミスありがとう」

キュベレ「相変わらず上から目線ねぇ、エルミスちゃん」

エルミス「だってわたしが上だもの」

キュベレ「アタシは対等じゃないのかしら?」

エルミス「……変なお兄さんに敬語なんて使いたくないわ」

キュベレ「こら、お姉さんとお呼びなさいっていつも言ってるでしょ!」

ソピア「まあまあ、キュベレさん落ち着いてください。エルミスがこんななのは前から知ってるんですよね」

ソピア「目立つのでとりあえずお店に入りましょうよ」


エルミスの行きつけカフェ。

エルミス「キュベレもここでよかったかしら?」

キュベレ「ここ、味はそれなりだけど安いからいいわよ。2人ともおごってあげる」

ソピア「ありがとうございます」

エルミス「馬鹿にしないで、これくらい自分で払えるわ!」

ソピア「ここは甘えるところだよエルミス……」

ソピア「あの、二人はどんな関係なんですか? 学校が同じ、とかにしては年が離れてますけど……」

ソピア「いとこですか?」

エルミス「こんなお兄さんが従兄弟なんてイヤ……」

キュベレ「パパさん同士が仕事仲間なの。だから家族ぐるみの付き合いがあったのよ。アタシたちはあんまり仲は良くないけれどね」

ソピア「まあ……二人とも個性的ですからね」

ソピア(……キュベレさんのお家も厳しい家なのかな?)


エルミス「下僕、聞きなさい。今日は嬉しい報告と大事なお願いがあったのだけど……」チラッ

キュベレ「アタシは気にしなくてもいいわよー。口は堅いんだから」

ソピア「聞かせてくれる?」

エルミス「報告から。実はね、16歳になったら町の外に出てもいいって許しが出たのよ!」

ソピア「よかったね!」

エルミス「ただし、日帰りなのだけどね」

ソピア「……日帰り?」

エルミス「一日顔を見ないと心配になるからですって。悪いけど、遠くまではついて行けそうにないわ」

キュベレ「王都か商業都市ファナゼなら朝早く出れば十分遊んで来れるわよ?」


例1.キュベレさんは門限とか無いんですか?(探りを入れる)
例2.エルミスのお願いを今聞きたい
例3.2人のどちらかか両方を依頼に誘う(新しい依頼or王都)
※自由安価

↓2くらいまで 複数可能

ソピア「キュベレさんの家は門限とか無いんですか?」

キュベレ「ウチは無いわよ。放任主義なの」

エルミス「うらやましいわ。似たような境遇なのになんでわたしだけ……」

キュベレ「女の子として大事にされてる証拠じゃないの」

エルミス「こんな時に男に生まれたらよかったのにって思うわ……」

キュベレ「アタシと代わる? なんてね」

ソピア(黒魔術ならできそうな気がする)

キュベレ「でも、放任だけど家の中は厳しいわよ。アタシの生き方にもケチつけてくるの。嫌になっちゃう」

ソピア「そこはエルミスと似てるんですね」

ソピア(それが悩みなのかな……)


ソピア「明日、王都に手紙を届けるお仕事があるんですけど、門限が無いならキュベレさんも一緒に来ませんか?」

エルミス「なんで主のわたしを差し置いてキュベレを誘うのよ!」

ソピア「だってエルミスまだ15歳だよね」

エルミス「はあ……」

キュベレ「そうねぇ……たまには王都でナンパしてもいいかしらね」

キュベレ「いいわよ。あとアタシは仕事じゃないし報酬はいらないからね」

ソピア「ありがとうございます」

キュベレ「トールくんやクルトくんたちも誘っちゃわない? 気兼ねなくナンパできるから2人旅でもいいけれど」


ソピア「ねえ、エルミス。さっきのお願い、今聞いちゃダメ?」

ソピア「キュベレさんなら大丈夫な気がするし」

エルミス「……分かった」

エルミス「ソフィー、お願いと言うのはね……」

エルミス「わたしがこの世に生まれ出たことを称えなさい」

ソピア「どういう意味……?」

エルミス「……ちょうど1週間後、わたしの誕生会をするから下僕たちに祝ってほしいの」

ソピア「フィナたちはもう知ってるの?」

エルミス「今日の午後伝えに行くつもりよ」

ソピア「どこでやるかは決まってる? 決まってないならこの間のカフェで……」

エルミス「わたしのお家よ。特別に招待してあげるわ」

ソピア(どうしようかな……)


↓ 行く・行かない 先に2票取った方

ソピア「いいよ。せっかく町を出られるようになる記念すべき16歳の誕生日なんだから、大人数で祝ってあげたいよね」

エルミス「ふふ。ソフィーは下僕としての立場を分かってるから、断られるわけが無いと思っていたわ」

ソピア(そうじゃないんだけど……)

キュベレ「よかったわねぇ、エルミスちゃん」

キュベレ「ソフィアちゃんは失礼のないようにね。特にパパさんには」

ソピア「はい。厳しい家だそうなので、気を付けます」

※30日目にエルミス家にお邪魔します


10:00

キュベレ「これから2人はどうする?」

キュベレ「暇ならこれからお昼までアタシと町をぶらぶらしない?」

エルミス「わたしは暇よ。ソフィーが行くならついて行くわ」

ソピア(うーんと……)

1.キュベレについて行こう
2.王都へ行く仕事にトールを誘おう(エルミスとトールが知り合います)
3.王都へ行く仕事にクルトを誘おう(エルミスとクルトが知り合います)
4.王都へ行く仕事にフィナを誘おう(キュベレとフィナが知り合います)
5.いったん分かれて朝はもうおしまい、昼の行動へ

半端なところですが、いったんここまでにします

また夜に再開したい

お察しの通り敵対フラグAはエルミスです、これでB・C・Eは分かるんじゃないでしょうか

ソピア「仕事に誘いたい子がいるので、私はまずそちらに行きます」

キュベレ「一緒に行く子ね。どんな子かアタシも見に行くわ」

エルミス「ソフィー、それ、誰の事?」

ソピア「フィナだよ」

エルミス「なんですって!? ……それじゃ、わたしはまた1人で留守番なのね……」

ソピア「ごめんね……。でも、オーケーしてくれると決まったわけじゃないから……」


何でも屋近辺。

ソピア「フィナ! 探したよ」

フィナ「ソフィーじゃん、久しぶり!」

エルミス「フィナもソフィーと同じでいつもどこにいるか分からないわ」

フィナ「エルミスはすぐに見つかるよねー」

ソピア「そうだね」

エルミス「何よそれ」

キュベレ「この子がフィナちゃん?」

フィナ「ソフィー、この派手なお兄さん誰?」

キュベレ「アタシは日魔術師のキュベレよん♪ よろしくねぇ」

フィナ「すごいっ! ほ、本物ですか?」

キュベレ「何がかしら?」

フィナ「あたし本物のオネエ初めて見ました!」

キュベレ「そうなの? 確かに少ないかもしれないわね」

フィナ「都市伝説だと思ってたよ!」

ソピア「そこまで?」

エルミス「フィナはいっつも大げさね」

フィナ「キュベレさんはやっぱり男性が好きなんですか!? 好きなタイプは?」

キュベレ「若い男の子なら大抵のタイプはイケるわね。あ、でも俺様タイプはちょっぴり苦手」

エルミス「突然だけど……下僕二号!」

フィナ「なにかな?」

エルミス「わたしの誕生を祝い、奉りなさい!」

フィナ「おめでとうエルミス!」

エルミス「まだ早いわ!!」

フィナ「ええー!?」

ソピア「……フィナ。エルミスが7日後に16歳の誕生日で、お家でパーティをするから来ないかなって誘いに来たんだよ」

フィナ「行くよもちろん! その日は予定空けとくね!」


ソピア「それと私からもお誘いなんだけど」

フィナ「おー。今日のあたしは大人気ですな」

ソピア「明日、王都まで手紙を届ける依頼を受けたんだ。今、キュベレさんと2人なんだけど、フィナも一緒に行かないかなって」

フィナ「あれ? エルミスは?」

エルミス「わたしは門限があるって言ったでしょ」

フィナ「そうだった! ごめんね」

エルミス「……あと1週間でわたしも出かけられるんだから……!」

ソピア「日帰りだけどね」

キュベレ「本当にエルミスのパパさんは過保護よねぇ」

フィナ「……あー、でも、明日かぁ……」

ソピア「何か予定が入ってたの?」

フィナ「うん。ちょっと、ある人とね……約束じゃないんだけど……」

フィナ「あー、でも王都も捨てがたいよー!」


1.今回はその人を優先してあげて
2.お願い!(コンマ51以上でOKしてくれる)
3.どんな人?(お喋りなフィナはコンマ3の倍数で今すぐ話してくれます)

ソピア「どんな人?」

フィナ「えっとね………………あ、ごめん。言えないんだ」

フィナ「何でも屋って結構、情報の守秘義務に厳しくてね。ホントにごめんっ」

ソピア「まあ、しょうがないよね……」

キュベレ「そうよね。ここの上位職ってあまり人に言えないアレだしねぇ」

フィナ「んな!?」

エルミス「フィナ……あなたって……」

ソピア「キュベレさん。アレって何ですか?」

キュベレ「未成年には教えられないわぁ。……特にソフィアちゃんみたいな純粋な子にはね」

フィナ「だからごめんね、ソフィー! また今度!」

ソピア「うん」

フィナ「あっ、でもソフィーと話したいことがあったんだ! でも時間かかりそうなような……」

キュベレ「ねぇ、ソフィアちゃん。やっぱり男の子誘いに行きましょうよぉ」

エルミス「ちょ、ちょっと二人とも! 下僕ことソフィーはわたしの物なんだから手を出さないでよ!」


23日目昼 現在地:何でも屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(酒>>207)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

・フィナ指定……フィナと2人でこのまま会話
・フィナ&エルミス同時指定……エルミスを交えて3人でこのまま会話
・トール他男性陣指定……キュベレと2人で誘いに行く
・キュベレ指定……誘いに行かずエルミス含む3人で町をぶらつく
・その他……3人とは別れて普通に移動

↓ 依頼も探したい場合は複数指定してください

ソピア「フィナ、どうしたの? 私の時間なら大丈夫だよ」

フィナ「いいの? ありがと! それじゃ早速そこのお店に行こ!」

キュベレ「お邪魔みたいね。それならアタシはお暇するわ」

キュベレ「ソフィアちゃん。明日は2人でいいの?」

キュベレ「よかったらこっちで誘っとくわよ? アタシが誘いたいだけなんだけど」


1.2人旅しましょう、王都で気兼ねなくナンパできますよ
2.トールくんを誘ってください(コンマ20以上で成功)
3.クルトさんを誘ってください(コンマ50以上で成功、ミルズさんは来ません)
4.テンパラスさんを誘ってください(コンマ90以上で成功)


↓ 2、3、4は同時可能 複数成功の場合、一番前に書かれた人が来ます

ソピア「では、トールくんを誘っておいてください」

キュベレ「トールくんね。りょーかーい」

キュベレ「じゃ、フィナちゃんもまた機会があったら」

キュベレ「ほら、エルミスも行くわよ」

エルミス「何でよ……!?」

キュベレ「久しぶりだから積もる話もあるのよぉ」


↓ コンマ×2(ただし最低30)、キュベレの交友度が上がります

↓2 コンマの半分、エルミスの交友度が上がります

一気に距離が縮まったキュベレさん



キュベレ「アタシも明日が楽しみよ」(友人:3.00)

エルミス「ソフィーはわたしのなのに……」(友人:5.53)


フィナ「……よし。それじゃお邪魔虫もいなくなったところで移動しよっか」

ソピア「うん」

ソピア(……あれ? フィナってこんな子だったっけ?)


フィナ行きつけの洋菓子店、パティスリー・ブリガド。

フィナ「チョコバナナパフェとシナモンミルクティーで」

ソピア「チーズケーキ(40G)と、レモンティー(10G)を下さい」

3525G


ソピア「それで、話って何かな?」

フィナ「あのねー」


フィナからの会話話題コンマ判定

必:「あの後マリンはどうしたの?」
1:「あたしこのままでいいのかなって最近思うんだ」
234:「昨日全然眠れなかったんだよ」「最近すごく強くなってきた!」
567:234+「手に職つけるってどういう意味だと思う?」「おススメのギルド教えてよ」
89:567+「頼りになるけど、信じていいのか不安な人がいるんだ」「ソフィーは暗殺者って恐いと思う?」
0:「ぶっちゃけ、ソフィーって何者?」

↓ 一桁

フィナ「あのねー……あたし、あの後マリンがどうなったのか気になってるんだ」

フィナ「今いないみたいだけど、まさかお別れした?」

ソピア「えっとね……実は、まだ外で待ってもらってる」

フィナ「……それ大丈夫? 次、南から出た時あぶないんじゃない?」

ソピア「大丈夫、だと思う」

ソピア「マリンと一緒に暮らすには特別な方法が必要らしくて、今はキョウト国から来た神主さんの家で一日一時間の修行中」

ソピア「森人の上位職で木霊主っていうのがあるんだけど、神主さんがそれみたいで、木霊主のスキルを教えてもらえば妖精は制御できるんだ」

フィナ「ソフィーはすごいなぁ……3つのギルドに登録してるなんて」

ソピア「ギルドじゃないんだけどね……」

フィナ「でも……マリンといる時のソフィーって、その、ちょっと恐かったから、今の方が安心かな……」

ソピア(まだ海恐怖症治ってないんだ)


フィナ「逆にマリンがいなければ、ソフィーってあたしでも一捻りだよね」

ソピア「……どうしたの。フィナらしくないよ」

ソピア「この前は自分は何もできなかったって言ってたのに」

フィナ「うん、ごめん……。昨日寝てないから、ちょっとイライラしてたかも」

フィナ「……よーし! 甘い物食べまくってイライラ解消だー! 店員さん、ワッフルをおかわりで!」

ソピア「まずは寝ようよ……」


ソピア「寝ないで何してるの? 暗視の訓練?」

フィナ「ううん。他にもいろいろと夜更かしして訓練してるんだよ」

フィナ「だからすっごく強くなったんだ! 見て、この腕の筋肉!」

ソピア「普通に細いし柔らかそうだけど……?」

フィナ「分かんないかなぁ? 鍛えられたのはインナーマッスルなんだよ!」

ソピア「インナーだったら見えるわけないじゃん……」

フィナ「とにかく、今一緒に仕事したらソフィーを引っ張っていく自信があるよ」

フィナ「だからまた今度誘ってね!」


逆質問

例1.兼業の件はどうしたの?
例2.急に強くなった秘訣って何かある?
例3.私、そんなに弱そう?
※自由安価

↓1、2

連続の寝落ちゴメンナサイ



ソピア「私、そんなに弱そう?」

フィナ「面と向かってなら勝てるかどうか分からないけど、隙をついて背後から襲えばすぐに落ちそうな感じ」

ソピア「……まあ、私、体力無いし」

ソピア「魔術師は攻撃を受けないように立ち回るのが基本なんだから」

フィナ「最近めきめき腕が上がってるからあたしちょっと調子に乗ってるかもね」

フィナ「そういえば依頼見てない? 何でも屋の模擬訓練ってやつ」

ソピア「たぶん、見たよ」

フィナ「だいたい2日に1回はやってるから、来ればあたしと戦えるよ」

ソピア「フィナ相手に戦いたくはないよ……」

フィナ「水魔術ってすごいよね。死んだり腕が取れたりしなければ傷跡一つ残さずに治せるなんて」

ソピア「お世話になったんだね……」


ソピア「急に強くなったって言うけど何をしたの? 寝なかっただけ?」

フィナ「一昨日は寝たよ!」

フィナ「えっとね、お師匠さんみたいな人ができたんだよね」

フィナ「あたしの訓練メニュー作ってくれたり、実技のお手本見せてくれたり、あと、進路相談にも乗ってくれてるんだ」

ソピア(ロットさんみたいな人ってことかな)

ソピア「性格はどんな感じ?」

フィナ「口数が少ないと思ってたら、仲良くなるとたくさんお喋りしてくれる女の人」

フィナ「いつも怖いけどあたしにだけ優しい感じかな」

ソピア(ずるい)

ソピア(ロットさんは割と私にだけ怖いのに)


1.じゃ、そろそろ(昼の行動後半開始)
2.そのお師匠さんに会ってみたいな
3.他の話題(ファナゼ市やクリスティの事など 交友度上げ)

↓2まで

ソピア「この前、東の商業都市ファナゼにも行ってきたんだ」

フィナ「えっ、いいないいな!」

ソピア「世界の特産品とか、遊園地とかあったよ」

フィナ「遊園地って……ウワサに聞くあの……!?」

フィナ「どうしてあたしを誘ってくれなかったの!?」

ソピア「今度行くときはフィナとエルミスを誘おうと思ってるよ」

フィナ「やった! その時は遊園地は行ったの? どうだった?」

ソピア「楽しい場所ではあったけど―――」


フィナ「ふぅん」

フィナ「男で無口なのはまあ救いようがあるけど……ボク女でブラコンなんてさ、かなり気持ち悪くない?」

ソピア「……なにかそういう人に恨みがあるの?」

フィナ「無いけど。こう、自分はお前らとは違うんだって言ってるみたいでゾゾーッって来ない?」

ソピア「悪い意味で違ってるよね。そこまで嫌悪はしないけれど」

ソピア「でも、オネエは良くてボク女はダメってどうなのかな……?」

フィナ「オネエは男とも女とも違う第三の性別だからいいの」

フィナ「けばけばしいけど、明るくて優しくて話してて楽しいじゃん」

ソピア「それはキュベレさんだから……って暗いオネエなんて聞いたこと無いね」


ソピア「じゃ、そろそろ、行くね」

フィナ「またねー。あたしはもう少し食べてから帰る」

ソピア「ちゃんと寝るんだよ……」


↓コンマ+50 フィナの交友度が上がります

フィナ「負けないからね!」(友人:5.70)


ソピア(もう夕方だ……)

ソピア(明日の準備もしておきたいところだけど……)


23日目夜 現在地:何でも屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(酒>>207)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

ソピアはクルトに会いに岩魔術カフェを訪れた。

ソピア「こんばんはー」

ソピア(クルトさんいるかな……あと、ミルズさんも)

123 クルトだけいる
456 2人ともいる
789 ミルズだけいる
0 2人ともいない

↓ 一桁

ソピア「クルトさん、こんばんは」

クルト「ああ」

ソピア「あれ? ミルズさんは?」

クルト「……今日はいない。俺と最初に会った時もそうだっただろう?」

ソピア「そうでしたね」


クルト「一昨日の下水道で会ったな。まさか誘導チームだったのか?」

ソピア「はい。私たちを追って来てたので……誘導できたと思います」

クルト「いい働きだ。……俺は正直、あまり貢献できなかった」

ソピア「クルトさんは足止めチームでしたよね」

クルト「……岩の壁を張って下水道への後退を防ぐ役目だったんだが、俺の作る壁はまだまだ脆かった」

クルト「ミルズも出番は無かったが……あいつは仕事が無い方がいいだろうな」

ソピア「足止めチームがけがをしたときの回復役だったんですね……」


例1.ミルズさんって、昔からあんな性格だったんですか?
例2.ミルズさんは今何をしてるんでしょう
例3.仕立て屋の娘さんがオートマトンだったんですよ!
※自由安価

↓3くらいまで話す話題

なんでソピアは一度痛い目に遭ったのにマリンのことをボカさずに話しちゃうんだろう
この子アホの子なんだろうか

フィナはマリン遭遇時に居合わせたんだし隠してもしょうがないのでは
そしてスキル習得までは街を出られないのか……

>>410 マリン仲間にする場面見てますし、兼業の事も最初に知ってかつ自分も何に登録しようか悩むくらいですし

>>411 南口から出るとコンマ30以下(交渉力70)でマリンが怒ります


前にも書きましたが9月中は更新時間や頻度が変な感じになります

少しだけ更新再開

クルト「どうだ、ソフィア。……ミルズとは仲良くできそうか……?」

答えは分かっているとでも言いたげな調子での質問だった。

ソピア「……正直、無理そうです」

クルト「そうだな。ミルズの側が壁を作っている」

ソピア「どうしたらいいんでしょうね?」

クルト「ファナゼでは、終始、お前の事を邪魔者として見ていたな……」

クルト「……案外、俺が近くにいない方が上手くいくのかもしれない」

ソピア「クルトさんの近くにいない時ってどこにいるんです?」

クルト「……例えば、今は水魔術の講義を受けているな」

ソピア「講義? 訓練じゃないんですか?」

クルト「水魔術の中でも、治癒の術は学問に近いところがあってな。魔術師たちに魔導師が直接教授する形式が多いらしい」

ソピア「お邪魔してみようかな……」

ソピア「あ、でも月魔術師は入れませんね」

クルト「……それ以外の時間はいつも俺のそばにいるらしい。ミルズ自身がそう言っている」


ソピア「ミルズさん、昔からあんな性格だったんですか?」

クルト「あんな、とは?」

ソピア「クルトさん以外にきつい性格です」

クルト「昔はおてんばな奴だった覚えがある」

ソピア「明るかったんですか?」

クルト「わがままな子だったが、俺に似て口数は少なかったな。黙って高い木に登り、それに気付いて叱るとすねて降りてこなくなる」

ソピア「なんて危なっかしい……」

クルト「いつからかは忘れたが、ミルズは俺について回るようになっていた」

クルト「俺の横から本を覗きこんだり、俺の真似っ子をしたり、な」

ソピア「何がきっかけだったんでしょうね?」

クルト「さあな……。あいつのことは俺もよく理解できない」


ソピア「そうそう、一昨日びっくりしたことがあったんです」

ソピア「仕立て屋で店番をしていた娘さんが、なんとオートマトンだったんですよ!」

クルト「たしか……自動人形だったか?」

ソピア「はい。なんでも仕立て屋で生まれたからお店を大きくすることを使命と感じているらしくて、」

ソピア「月魔術師の私に洋服づくりの協力を頼んできたんですよ」

クルト「それは危なくないのか?」

ソピア「あまりクルトさんはオートマトンに詳しくないんですね」

ソピア「まあ……妖精よりは安全だと思います」

クルト「……なるほど」

クルト「お前は多くの変わった経験をしているんだな」

ソピア「まあ……そうですね」


↓ コンマ分クルトの交友度が上がります(ただし最低20)

クルト「上手くいくといいんだが……」(知人:2.71)


ソピア(その後、夜が更けるまで訓練をして過ごした)


~23日目、訓練結果~

妖精対話 380/400

ソピア「何か、つかめた気がします」

神主「あと一歩です。……そろそろ、お主ともお別れなのですな」

ソピア「そうですね……」

神主「名残惜しいです」


精神31/31→31/32

ソピア(瞑想はあまり上手くいかなかった)


体力23/23→23/26

ソピア(2日間でだいぶ体力がついたね)

ソピア(これでフィナに背後から連続攻撃を受けてもギリギリ耐えられそう)

ソピア(でもエルミスの首狩りはどれだけ鍛えても即死しそうだね)

ソピア(……何考えてるんだろう、私)

メリル「おかえり。明日の為に早く寝るんだよ」

ソピア「届ける相手はどんな人なんですか?」

メリル「それは明日のお楽しみさ」

3515G



23日目、夕方――図書館。

キュベレ「トールきゅーん」

トール「わわっ、また来た……!」

キュベレ「何よぉ、妖怪を見るような目をして」

キュベレ「今日は良い知らせを持ってきたのにぃ」

トール「……なんですか?」

キュベレ「ソフィアちゃんからトールくんにお誘いよん」

トール「あ、昨日言ってた……」

キュベレ「王都までの手紙配達ですって。トールくんも行くわよね?」

トール「キュベレさんも来るんですか?」

キュベレ「アタシは2人が悪い大人にさらわれないように護衛するの。あとは王都でナンパよ」

トール「なるほど……。毒をもって毒を制す、ですね……!」

トール「それなら今夜は夜更かしせず、家に帰って寝ることにします」

トール「キュベレさん。また明日」

キュベレ「あれ? アタシどこで寝ればいいの?」

キュベレ「……宿屋取りましょ」

23日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:スカイブルーの瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ・ムーンストーンの杖(知20)
所持金:3515G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター
ポーション×2・毒消し草・回復の杖
薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・緋袴・ヘアゴムセット・アザラシ革の手袋

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・脱兎・騎馬
 月光光線魔法・精神攻撃魔法・光線魔法:精神・光線魔法:波・魅了魔法・全体魅了魔法・幻覚魔法・分身魔法・視覚妨害・魔力制御
 究極魅了魔法

体力26/26 精神32/32
筋力30 敏捷44 知力70(90) 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声15 注目度0
経験値:体7・精47・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「負けないからね!」(友人:5.70)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「ソフィーはわたしのなのに……」(友人:5.53)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「お料理楽しみ」(友人:4.44)
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「アタシも明日が楽しみよ」(友人:3.00)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「またお食事いたしましょう」(知人:2.93)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「上手くいくといいんだが……」(知人:2.71)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「ソフィアさん相手だと饒舌になってしまいます」(知人:2.59)
魔法街の仕立て屋人形:クリスティ「お姉さんと会えてよかったですっ」(知人:2.00)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「逃げ足だけは一流だよね」(知人:1.93)
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ「……兄様を助けてくれたことは感謝するよ」(知人:1.90)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「やるな……」(知人:1.00)



ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20 妖精対話はコンマにプラス40

『旅人スキル』
長旅歩き 101/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 31/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
騎馬Ⅱ 0/150 馬を駆けるように走らせ、馬上で道具を扱える
ラクダ騎乗 0/110 足は遅いが乾燥に強いラクダを操る
ウシ騎乗 0/110 足は遅いが荷物運びと山道に強い牛を操る
火起こし 57/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 16/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『森人・木霊主スキル(一部)』
妖精対話 380/400 自然の化身である妖精と上手く交渉できる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
月照明魔法 0/100 周囲の暗闇を月の光で照らす
精神毒魔法 0/120 精神を汚染する、治療しない限り心を蝕み続ける
拡散精神魔法 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
多分身魔法 0/150 幻を操り自分の分身を最大で五人まで作り出す
迷彩魔法 0/120 自分の姿を消す、ただしよく見ると影は残っているし背景が歪んでいる
鏡魔法 0/100 光を反射して対象に自身の分身を見せる
盲目魔法 0/150 光を当てた相手はしばらくの間何も見えなくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

24日目、朝。

ソピア「おはようございます」

メリル「おはよう、ルーちゃん。準備はできたかい?」

ソピア「問題ないです」

メリル「これ手紙だよ。絶対に無くさないでね」

ソピア「はい。気を付けます」

メリル「気を付けて行ってらっしゃい」


魔法街。

トール「ソフィアさん、おはようございます」

キュベレ「おはよ~。ふわぁ~……。ごめんねぇ、朝は弱いのよぉ」

ソピア「トールくん、お手伝いありがとうございます」

トール「いいえ……。僕も数年ぶりに王都観光に行きたかったところですし……」

トール「道中も危険はないはずなので、僕も報酬は結構です」

ソピア「そうですか……助かります」

~トールくんのスキルセット~

現在トールくんは
『風魔法:殴』…空気の塊で相手を殴りつける
『速読』…素早く本を読む
を持っています

●取得候補
『追い風魔法』…背中を押す風で移動を早くする
『風魔法:斬』…風の刃で切り裂く魔法
『気配察知』…風を読み近くに何かがいるかを察する
『空気制御』…半径10m以内の空気の流れを操る
『杖術』…杖での戦闘の基本を学ぶ
『速記』…素早くメモを取る

※注意※
ここで取得したスキルでトールくんの魔術師としての成長の方向(上位職も)が変わってきます
果たして名前負けしない強い男になれるのか、それともある意味もっとひどいチート魔術師と化すか……

↓1、2 持たせるスキル選択 ↓1のコンマ一桁÷2でトールくんの体力、↓2のコンマ一桁で精神力

~キュベレさんのスキルセット~

現在キュベレさんは
『癒しの光』…混乱・魅了などのあらゆる精神の異常を治す暖かな光
『沈静化魔法』…この光に照らされると敵意や興奮が収まる
『ムーディーライト』…夜中に自身を妖しく光らせ誘う。でも寄ってくるのは男ではなく虫ばかり……
『スパークリング』…太陽光線から作った魔法弾を元に、無駄にキラキラと輝くキュベレオリジナルアレンジが加えられた魔法
『スパークリングシャワー』…太陽光線が魔法弾となって降り注ぐ。すごく綺麗な魅せ技
を持っています

●取得候補
『フラッシュボール』…着弾すると眩く光り目をくらませる魔法弾
『フレア』…熱を火に変えて扇状に放つ魔法
『ライトアップ』…暗闇を照らす。近くで見てもまぶしくない不思議で便利な魔法
『加熱魔法』…対象を加熱する。攻撃のほかに料理を温めたり寒地の移動にも使えて便利
『優しさの光』…この光に照らされると普段より優しい気持ちになる
『活力の光』…この光に照らされると精神力が回復する

↓1、2 持たせるスキル選択 ↓1のコンマ一桁でキュベレさんの体力、↓2のコンマ一桁+5で精神力

どうやらトールくんの目指しているのは(精神が)強い男のようです いつか強力な補助系の魔術師になれそうな組み合わせ

そして強すぎるオネエ 体力は父親譲りなのか……


トール 風魔術師 体45 精20 風魔法:殴・追い風魔法・気配察知・速読

キュベレ 日魔術師 体80 精140 癒し光・活力光・沈静化・自己PR・フレア・光弾・光弾雨



検問軍人「身分証明を……なっ!?」

キュベレ「朝早くからご苦労さま。あら、アンタいい男じゃない。今度遊んであげる♪」

検問軍人「え、遠慮させてもらいたいっ……!」

トール「あの人、有名人なんですね……」

ソピア「……そうですね」

※ちなみに23日目、何でも屋移動中のソピアの注目度はマイナス80でした
※8割近くの軍人が『あの少女は何者だ……!?』と戦慄しながら避けて行きました


王都への道はよく整備された街道。

現代では商人の自動車が行き交う、フルフィリア国でも特に大きな道である。

古くから貴族たちは王宮に招待されると馬車に乗ってこの道を通っていった。

もっとも、現代の貴族、それも下流貴族であるソピアは王都に行ったことなど一度も無かったが。


ソピア「なんだか散歩気分で歩ける道ですね」

キュベレ「町の外に出たって感じはしないわよね」

平坦で短い街道であり、モンスターが出る心配もほとんどなかった。


12345678 このままたどり着く
90 モンスター出現

トール「何事もなく到着ですね……」

ソピア「なんだかびっくりです」

キュベレ「どうして?」

ソピア「他の町への移動っていっつも命がけだったので……」


↓3くらいまで 王都の名前(伝統と煌びやかさを一番感じるそれっぽいものを選びます)

※王都について今分かっていること
王宮を中心とした広い都、北側には旧王国軍の基地がある、都の各地には大聖堂などの各ギルドの本拠が点在する

王宮は
1.町の北の高台にそびえる、抜群の見晴らし
2.町の中央の広場に建っている、アクセスしやすい
3.町の中央の湖の真ん中に建っている、大橋で正門へ
↓1

現状は
あ.町は一見平穏を保っている、軍人は主に北部もしくはウベローゼン市にいる
い.町は軍の監視下に置かれている、都民は不安げに暮らしている、ギルド街周辺だけ活気がある
↓2

町並みは
A.計画都市であり、碁盤の目状になっている
B.王宮を中心とした計画都市であり、王宮から同心円状に広がっている
C.元々は大聖堂を中心とした町であったため、大聖堂から同心円状に広がっている
D.歴史ある都であり、ウベローゼン同様乱雑極まりない
↓3

同心円が半円になっちゃったので、ちょっと改造してます



王都、ティルベルク。

北の山脈を背にし、高台に建つ王宮が目を引く、フルフィリア王国の王都にして現共和国の首都。

王宮から放射状に延びる大通り沿いに各ギルドが本拠を構え、様々な雰囲気の街並みで構成されたフルフィリアらしい都である。

王宮近くには王国軍の施設が多かったため、以前から軍人を見かけることは多かった。

革命が起きた現在でも都民は変わらぬ生活を送っている。

ベルクって山って意味なんですね、高台の王宮とマッチしたので採用しました

名前はどれも荘厳でいい感じで迷った、大聖堂中心の町だったらサン=レジェレクスにしてた

特徴安価を取らなかったのは、広い都なので王都っぽいもの・ギルド関連のもの・裏社会的なものまで大体あるからです


キュベレは食われる、エルミスはわがままで言う事を聞かないと後で元帥に詰め寄られる、的な意味で、新人以外の軍人からはずいぶん恐がられ避けられています

今晩はここまでです、次回は手紙配達と王都観光 遅くまで付き合ってくださりありがとうございます

おつです
キュベレさん女軍人にはどう思われてるんだろうね

おつおつ

40日の死亡敵対フラグって言うのは

40日にフラグが明確になる(折れなくなる)?
それとも既に立ってるor30日かどこかに立つフラグが40日に働く?

そういえばファナゼワンダーパークの近くにフルフィリアテレビジョンセンターがあるのを失念していました
次に行くときには入れるようにします

>>442 権力のあるイケメンだと思って近づいたらオネエで幻滅する女性が続出してます、でもよく女子会してる親友も何人かいる

>>443 敵対・死亡が確定する(解除不可能になる)と40日目より前に働くことがあるかも

しっかりと整えられた町並みを都民が平和そうに歩いている。

建物や道路の意匠はウベローゼンのものと違いはなかったが、町全体の雰囲気はより洗練されており全くの別物であった。

キュベレ「ソフィアちゃん。今晩のお宿はもう決まっているの?」

ソピア「手紙の届け先の確認も兼ねて、今から行こうと思ってます」

キュベレ「ところで、そのお仕事ってどこのギルドのかしら?」

ソピア(トールくんは知ってるけどキュベレさんは知らないんだった)

ソピア(旅人ギルドの兼業について話す?)

1.話す
2.話さない(ただしコンマ50以下でトールくんが口走ります)

ソピア「キュベレさん、実は私―――」

キュベレ「やっぱり旅人だったのね」

ソピア「やっぱりって、気づいてたんですか?」

キュベレ「手紙の配達と言ったところで大体ね」

ソピア「キュベレさんは兼業に理解があってよかったです」

キュベレ「ま、そういう友達も多いし、アタシもやってるもん」

トール「えっ、それは初耳です」

キュベレ「アタシ……」

1.女子力を上げるために料理の練習もしているのよ。いつかアタシみたいなオンナを集めてキュベレバーをオープンさせるわ!
2.水魔術師の講義に参加して回復魔法の勉強中よ。アタシは心も体も癒せるオネエになるの。
3.子供のころからお父さんの命令で斧を使う訓練もさせられていたのよ。アタシのイメージに合わないから使わないけどね。

キュベレ「水魔術師の講義に参加して回復魔法の勉強中よ。アタシは心も体も癒せるオネエになるの」

キュベレ「まだ実用レベルじゃないけれどね」

トール「キュベレさん。それは本来認められてない兼業じゃなくて、魔法局の制度で認められてるものでは……」

キュベレ「あっ、そうだったわ」

キュベレ「てことはアタシたちの中でズルをしてるのはやっぱりソフィアちゃんだけね」

ソピア「なんだかすいません……」

トール「でも……よかったですね。これで僕たちも安値で泊まれるんですから」

キュベレ「ううん。割引がきくのは本人だけよ。ね、ソピアちゃん?」

ソピア「はい。残念ですけど……」

キュベレ「ホント、ギルドは融通が利かないんだから」

トール「まあ、しょうがないですね……」


老紳士「お泊り、3名様でございますか」

キュベレ「2部屋でお願いね」

トール「いいえ3部屋ですっ……!」

ソピア「あはは……」


ソピア「あの、私はギルドの者なのですが。この手紙の届け先についてご存じありませんか?」

老紳士「ああ。○○様でございますね」

老紳士「少々到着が遅れているようでございます。午後2時ごろに再度いらしてください」

ソピア「別の町から来るんですね」

老紳士「いえ、コホーテン首長国からいらっしゃるのです」

キュベレ「もしかして、世界をまたにかける旅人さん?」

老紳士「左様でございます」

トール「ええっ、初めて会いますよ。そんなすごい人」

キュベレ「アタシもよ! アタシより顔が広い人なんて中々会えないわ」

トール「面白い話が聞けそうだなぁ……」

ソピア「あの……私の仕事が先ですからね……?」


24日目、10:30。

キュベレ「さて、2時まで何して時間を潰しましょ」

トール「僕は前々から魔法局本部を見に行きたかったんです」

キュベレ「アタシは王宮の方でハンサムな男をナンパしたいわ」

ソピア「行きたいところ、特に決めてなかったな……」

ソピア(調べてくればよかったかも)


24日目朝 現在地:王都ティルベルク
1.王宮
2.魔法局本部
3.大聖堂
4.その他ギルド本部(場所と行く理由も)
5.ティルベルク観光案内所

ソピア「王都と言ったら、何はともあれまずは王宮ですよね」

キュベレ「ソフィアちゃん分かってるぅ~」

トール「僕も同じです。……キュベレさんと理由は違いますけど」


キュベレ「でも、王宮はここから遠いわね。馬車使う?」

ソピア「お金かかりますよね……」

ソピア「観光ですから、町を見ながらゆっくり行きませんか?」

キュベレ「アタシは大丈夫よ」

トール「はい、ゆっくり行きましょう」

キュベレ「トールくんって貧弱そうなのに意外と体力あるわよね」


大通りを歩くと、ところどころに設けられた広場に職業ギルドの建物が建っていた。

その周辺だけ街の雰囲気が変わるのはウベローゼンと同じだが、それぞれの広さが倍近くあるので、より一層別々の町のパッチワークに見えた。

戦士系の職業ギルドは北部に集中しているようで、暇をつぶす軍人の姿も見える。


王宮へ向かう坂を歩いて登るのは中々しんどかった。

トール「キュベレさん……活力魔法お願いします……」

キュベレ「またぁ?」

ソピア「私も……」

キュベレ「ソフィアちゃん旅人でしょ? 歩くのは得意じゃないの?」

ソピア「山道は……また別みたいです……」


キュベレ「えぇー!? 王宮は立ち入り禁止!?」

キュベレ「今は共和国軍とティルベルク都民の会とグリエール商会が合同で管理していて、これからの扱いを話し合っているから、」

キュベレ「たとえブラッドレイ元帥であっても、王族への恨みで個人的に破壊されたら困るから入っちゃダメですってぇ!?」

トール「……見張りさんの代弁おつかれさまです」

ソピア「元帥さんでもダメならしょうがないですよ……」

見張り「我々でさえ中には入れないんですから」

ソピア「あの、王宮はこれからどうなるんでしょうか?」

見張り「先ほども申し上げましたように、話し合いの最中ですが……」

見張り「ある程度、結論は出ていますね」


123 軍の発言力が強い、取り壊しが決まりそう
456 軍の発言力が強い、大統領の邸宅として再利用する方向
7890 共和制なので都民の声は強い、これからは観光地として解放されそう

見張り「取り壊しの費用も無駄になるので、このまま大統領の邸宅として利用する方針で決まりそうです」

キュベレ「都民の会はお金で丸め込まれたのかしらね」

トール「大統領って候補者のほとんどが軍人でしたよね……」

ソピア「賄賂が使えると考えると、選挙も軍人さんが有利でしょうね」

トール「やっぱり、共和制とは名ばかりの軍国主義じゃないですか……!」

トール「軍の高官とその親族だけが贅沢の限りを尽くす、王制と何も変わりません……」

トール「いえ、権威の代わりに暴力で国民を押さえつける分余計たちが悪いですよ……!」

ソピア「と、トールくん、抑えて……」

キュベレ「そうよ。王宮の近くでは発言に気を付けた方がいいわ」

キュベレ「もし軍の関係者に聞かれたら、貴族の関係者ってことにされて処刑されちゃうわよ?」

トール「き、気を付けます。……はっ! 見張りさんが」

見張り「自分は商会から派遣された者だ。命拾いしたな……」

キュベレ「ま、見張りさんが槍を向けてきてもアタシが相手してあげたけど」

キュベレ「誰にもアタシのお気に入りに手は出させないわよ♪」

トール「喜んでいいのか身の危機を感じるべきか……」

ソピア「取り壊しじゃなくって安心しました。フルフィリアの王宮は世界に誇れる建築だって聞いているので」

キュベレ(取り壊すって言うなら、このカメラでソフィアちゃんと記念写真を撮ってエイラちゃんにお土産として渡せば解決だったけどね)


ソピア「そういえば、大統領選って誰が出るんでしょうか」

トール「共和国軍からはブラッドレイ元帥、○○大将(鬼顔)、○○部隊長(勇者)、知将と呼ばれる○○さん、ご老人の○○魔導長」

トール「あと、ティルベルク都民の会の副会長さんです」

キュベレ「グリエールから1人も出てないし、会長が出ないってことはお金が動いてる分かりやすい証拠ね」


↓1 陸軍大将『鬼顔』の名字

↓2 キュベレの本名(男性名)(元ネタ的にたぶんキュベレは自称)

『鬼顔』陸軍大将オーグロス 勝てる気がしない

ジーク・オーグロス(キュベレ) あらイケメンネーム



トール「無駄足でしたね……」

ソピア「……そうでもないですよ。ほら」

ソピアたちのいる高台からは王都ティルベルクが一望できた。

遠くにはウベローゼンやファナゼも見える。

キュベレ「登ってきた達成感はあるんじゃなぁい?」

トール「そうですね……」

ソピア「あの大きな建物は何でしょう?」

トール「ステンドグラスがあるので、大聖堂ですね」

ソピア「いえ、そっちじゃなくって、右の方の異国のお城みたいなのです」

キュベレ「あれが魔法局の本部よ」

ソピア「ウベローゼンの3倍はあるような……」

トール「あっちのお城はなんでしょう?」

キュベレ「たしか……国中の冒険者が集まる剣士ギルドだったわね」


12:00。

トール「降りる方はまだ楽でした」

キュベレ「ヒールだと降りにくかったわ……」

ソピア「上で色々見れましたね。どこか見に行きましょうか」

ソピア(王宮から離れた北西の高台に、怪しい城が見えるけど……今はやめておこう)


24日目昼 現在地:王都ティルベルク
1.魔法局本部
2.大聖堂(白)
3.勇者の城(剣)
4.その他ギルド本部(場所と行く理由も)
5.ティルベルクマーケット
6.中央広場
7.ティルベルク観光案内所

>>450
>キュベレ「ううん。割引がきくのは本人だけよ。ね、ソピアちゃん?」

キュベレに本名ばれてたっけ?

>>461 1スレ目でトールくんも本名をエスパーしてましたね……そぐわない場面でのソピア呼びは基本的にミスです



『フルフィリア魔法局本部』

文字が、宙に浮いていた。

ソピア「これも魔法ですか……?」

キュベレ「だと思うけど、どの魔法かはわかんないわ」

トール「は、早く中に行きましょうよ!」

ソピア(トールくんが楽しそう)


魔法局本部受付「いらっしゃいませ」

ソピア「そんな……!?」

受付「どうかされましたか?」

ソピア「まさか、受付さんがオートマトンだったなんて……!」

受付「私は人間ですよ?」ウフフ

ソピア「あっ、違う。この人偽物です!」

トール「ウベローゼンの魔法局から来ました、風魔術師のトールです」

キュベレ「同じく、日魔術師のキュベレよん♪」

受付「ウベローゼンから来たんですね。私の双子の妹は仕事していますか?」

ソピア「お姉さんだったんですか……。仕事、してませんよ!」

受付「まったく、妹にも困った物ですね」アラアラウフフ

ソピア(性格はまるで正反対だ……!)

受付「確認できました。キュベレさん、トールさん。自由に施設をご利用ください」

トール「では、先に大図書館に行ってきますね……!」

キュベレ「アタシは中庭でナンパしてるから用があったら来てね」

ソピア「あっ。私は月魔術師のソフィアといいます」

受付「珍しいですね」

ソピア「悪いですか」

受付「月ということは私の後輩に当たるんですね」

ソピア(性格と魔術が姉妹どっちもかみ合ってない……)


1.受付さんとお話
2.大図書館へ行く
3.中庭の社交場へ行く
4.屋上へ行く
5.地下室へ行く

↓1、2

ソピア「私、月魔導師さん以外で同じ魔法使いに初めて会いました……!」

受付「そうでしょうね。私たちの仲間はとても少ないです」

ソピア「あの……いろいろ質問してもいいですか?」

受付「はい、どうぞ。後輩のお世話をするのも私たちの役目です」


質問例
例1.月魔術師の上位職について
例2.複合魔法について
例3.ウベローゼンの受付さんと交代して欲しい
※自由安価

↓3くらいまで

ギルドに登録するときに会ったのは、月魔『導』師さん 魔術の世界へと導く人です



ソピア「こちらの受付さんのご職業は? やっぱり月魔術師の上位職ですか?」

受付「はい。『蝕心魔術師』といいます」

受付「その名の通り、恐怖や狂気、魅了や鬱、そういったもので相手の精神を蝕み、縛り付け、揚句の果てに崩壊させる、そんな魔法に特化しているんです」ニコニコ

ソピア(太陽を思わせるような優しい笑顔でとんでも無いことを……!)

ソピア「私も経験を積んだらそうなるんですよね?」

受付「はい。名声を認められたうえで本部に行き登録すればそうなります」

受付「具体的には、名声100……ギルドの評価担当者たちの100%がその実力を認める必要があります」

ソピア「100……遠いです」

受付「難しい仕事、多くの人々の役に立つ仕事を達成すれば、一気に認められますよ」

ソピア「月魔術師って、あまりいい仕事がありませんよね?」

受付「私はノーディスで働いていましたから仕事はありました。しかし、フルフィリアではまず仕事探しからになりそうですね……」

受付「こちらでも良い仕事が無いか探してみましょう。情報が手に入り次第ソフィアさん宛てに手紙を送ります」

ソピア「そ、そこまでしてくれるんですか……?」

受付「後輩ができたことは、私にとっても嬉しいことなんですよ」


ソピア「その、登録を行う本部って、ここですよね?」

受付「いいえ、別の国です。ですから今は難しいですね」

ソピア「その国に上位職のギルド本部があるってことですか?」

受付「ギルドそのものが国の中核になっている小国が世界には点在しています」

受付「本場で実力を認められなければいけません。上位職に就くものは誰もが通る道です」

ソピア(ロットさんも銃の国に行ったんだ……)

ソピア(魔境で会った人も……爆弾の国はまだいいとして超能力者の国っていったい……?)

受付「さらに申し上げますと、蝕心魔術師以外にもいくつかの道があります」

ソピア「……複合魔法のことですか?」

受付「よくご存じですね。二つ目の術を選択できることもご存知ですか?」

ソピア「はい。……月魔術にも他に5種類の道があるんですよね」

受付「いいえ。月魔術の複合は日魔術のみです」

ソピア「えっ」

受付「もちろん他の4つから選んでもらっても構いませんが……複合は今のところありません」

ソピア「そんな……」

受付「月&日の複合は『天術師』といいます」

受付「この機会に一覧表を見ませんか?」

ソピア「そんなものがあったんですか……」


火&水『瘴気薬師』……生命と毒の専門家

水&岩『氷魔術師』……あらゆる物を固体化させる魔法

岩&風『召喚術師』……場を制御し何かを呼び出す魔法陣の研究者

風&火『雷魔術師』……広範囲に攻撃できる戦略級魔術師

火&岩『竜脈術師』……大地に眠っている力を呼び覚ます

水&風『精霊術師』……空中に漂う精霊たちの力を借りる

日&月『天術師』……天体の運行を司る魔術師


ソピア「白魔術と黒魔術も無いんですね」

受付「あれらは魔法局とは無関係に発展した魔術ですのでありません」

受付「……なお、複合か上位は普通はどちらかしか選べないのでご注意くださいね」

ソピア「ありがとうございます……! きっとウベローゼンの受付さんだったら『貴女にはまだ早いです』だけしか言ってくれません……」

受付「天術師は天文学の知識を持つため、仕事も多く、元々数の少ない月魔術師のほとんどがこちらに進みます」

受付「だから実は、蝕心魔術師はフルフィリアに私一人しかいないんですよね」

ソピア「……なんとなく分かります」

ソピア「親切にありがとうございました」

受付「貴女はフルフィリアでも数少ない後輩です。私も精一杯のサポートを行いたいと思っています」

受付「耳寄りな情報があったらすぐに連絡いたします」

ソピア「……いっそ、ウベローゼンの受付さんと交代してくれませんか?」

受付「そうですね……妹に提案しておきますね」



ソピア(本当になんであの人がこっちにいなかったんだろう……)

ソピア(あれ、一階なのに下りの階段がある)

ソピア(地下で秘密の研究とかやってたりして)

門番「止まれ」

ソピア(あれ? どうして魔法局に剣士さんが?)

門番「名前と職業を言え」

ソピア「月魔術師のソフィアです」

門番「新人か?」

ソピア「はい」

門番「ならばここを通すわけにはいかん」

ソピア「この下に何があるんですか?」

門番「……何故、町の中途半端な場所に魔法局があるのか、分かるか」

ソピア「地図見てないのでわかりません」

門番「…………旧都、ローレムリア」

ソピア「旧都?」

門番「王都ティルベルク以前に、かつてこの地にあった都の遺跡だ」

門番「フルフィリアに存在する遺跡の中でも極めて危険な遺跡であるため、魔法局が封印しているんだ」

ソピア「なるほど……」

1:00、大図書館。

ソピア「トールくん、そろそろ……」

トール「あっ、時間ですね。それではまたいつか」

青年「うん。またお手紙を出すよ」


ソピア「さっきの人は?」

トール「ここの司書さんだそうです。こちらの図書館に無い本を送ってくれる約束をしてくれました……!」

トール「本当に来てよかったです……」

ソピア「私もそう思いました」


キュベレ「お待たせ~! さ、行きましょ!」

ソピア「キュベレさんはどうでした?」

キュベレ「残念だけど、ナンパは失敗! みんなアタシの魅力が分からないみたいね」

トール「でしょうね……」

キュベレ「あ、でも! お仲間を見つけたのよ!」

ソピア「オネエの、ですか……?」

キュベレ「そうそう! 筋肉質なハンサムだと思って声をかけたら、アタシとおんなじだったのよ~!」

キュベレ「もうすっかり親友になっちゃって、ついつい話し込んじゃったわ!」

トール(あまり想像したくない光景ですね……)

2:00。

キュベレ「ジャストミ~ト!」

トール「ミートはいりませんからね……」

ソピア「あの、旅人さんはもう到着しましたか?」

老紳士「はい。先ほど到着し、今は裏の自動車置場にいらっしゃいます」


ソピア「……あれ、人だかりが」

自動車置場には様々な身なりの人が集まっていた。

ふいにその中心、一台のジープ近くから音色が流れだす。

――――♪

――♪♪

ソピア(綺麗……)

ソピア(これ、何の楽器だっけ……)

―――♪

♪…………

パチパチパチ

旅人「……そこのお嬢ちゃん」

旅人は、低く、小さいが、よく通る声の持ち主だった。

ソピア「わ、私ですか?」

人だかりが道をあける。

旅人「ギルドの人から聞いているよ。私に手紙だって」

ソピア「これです」

旅人「……メリルさんは元気かい」

ソピア「はい。色々よくしてもらってます」

旅人「……ふむ、後でじっくり読ませてもらおう」

ソピア「あの……あなたは?」

旅人「オレは世界の国々に、この足で直接情報を届ける運び屋だ」

旅人「外国の事は何でも知っている自信がある。……色々教えるようにこの手紙の一枚目に書かれていたよ」

ソピア(メリルさん……)

旅人「みんな、土産話はまた後でな。昔馴染みの友人にこの子を頼まれたんだ」

旅人「さて、何でも聞いてくれよ」

ソピア「えっと、まず」

ソピア「さっきの楽器は何ですか?」

トール「まずそこですか……!?」

キュベレ「オカリナですよね?」

旅人「ああ。長旅をしているとこれくらいしか娯楽が無くてね」

旅人「煙草は無くなる。ギターは壊れやすい。恋人は足手まといになる」

旅人「それでオレの相棒はオカリナになったんだ」

ソピア「なるほど……。外国の事は何でも知っているんですよね?」

旅人「ああ。思い出すのに時間はかかることもあるが、田舎町の食堂でもなきゃ大体分かる」

ソピア「それでは、カフェ:アンブロシアはご存知ですか?」

旅人「えっと………………東の……ウベローゼン市にある…………洒落のきいたメニューと緑色の内装が特徴の店、だったか?」

ソピア「驚いた。よくご存じですね」

旅人「行ったことは無いんだが、知り合いに常連がいるんだ。えっと…………○○さんだったか」


例1.フルフィリアの革命の様子と現状は世界にどれだけ伝わっていますか?
例2.今まで行った国で一番○○な国は?(環境のいい国・平和な国・フルフィリア人の移民が多い国・ごはんが美味しい国なども指定)
例3.長旅で辛いことや楽しいこと、仕事の内容と手段
※自由安価

↓3くらいまで 複数可

ちょっと時間かかりそうなので今晩はここまでにします

風邪を引いたため今日も再開できません、申し訳ない

この短期間でこれだけ心配レスされるとは……毎日やってたからですね

一気に進めることもあれば数日空けてゆっくり進行することもあります

予告はあまりできないので、偶然見てくれている人に参加して貰えれば幸いです


世界がどんどん広がって行きますが、すべてに訪れる訳ではありません。さらっと流してください。

それでは朝ですが再開します

ソピア「世界中に情報を運ぶお仕事って具体的にどういった感じなんでしょうか?」

旅人「それは、情報の内容と届ける手段って事でいいのか?」

旅人「情報は、基本的にオレの記憶頼りだ」

旅人「国の一番大きな町に立ち寄って、そこで聞かれた質問に答えるのが仕事だな」

ソピア「こんな風にですか?」

旅人「周りの人たちは常連さん。例えばそこのミヒャエルさんはフルフィリアで一番大きな新聞社の記者さん」

旅人「そちらのブラウン夫人は兄が暮らしているミラソルツェの治安と近況を聞きに来てる。そんな感じ」

旅人「ミラソルツェは知ってるな? パスタで有名な塩湖の国だ」

ソピア(もちろん知らない……)

旅人「オレが到着する前から人が集まるから大忙し。いつも仕事終わりは声がガラガラだな。まだ移動中の方が楽なくらいだ」

旅人「これからまだ増えるんじゃないか?」

ソピア「次がつかえてるなら急がないと……!」

旅人「フルフィリアの(旅人)ギルドのナンバーツーからのお達しだから、新聞社より優先なんだ。気にすんな」

トール「ソフィアさん……すごい人とお知り合いなんですね」

ソピア「メリルさんってそんな偉い人だったんだ……」

旅人「移動手段だが、ずっとこの相棒のジープと一緒だ。船も一緒に乗るんだよ」

旅人「整備の心得もある。たしかオレとこいつが最初に出会ったのは機械ドームの小国リロガーユだったか……?」


ソピア「フルフィリアの革命の様子と現状は世界にどれだけ伝わっていますか?」

キュベレ「それ、私も気になっていました(女性的イントネーション)」

旅人「まだまだって感じか。オレも最近知って驚いたんだ」

旅人「最初に聞いたのは、昨日までいたコホーテン首長国だったな。交易を行っている隣国ならとっくに伝わっているはずだ」

旅人「南のサロデニア共和国から各地に伝わっているんじゃないか?」

旅人「まあ伝わっていないならオレが伝えるだけだがな。フルフィリアについて聞かれることもかなり多い」

キュベレ「コホーテンではどういった受け取られ方をしていたかお聞かせ願えませんか?」

旅人「軍や商人の力が強くなれば、もっと資源・製品が売れるようになると喜んでいた」

キュベレ「そうですか。やはり自国の利益で判断するものなのですね」

旅人「ドワーフ達が影響されて反乱を企てるとは思えないし、人間はそもそも少ないからな」

キュベレ「ノーディスは皇帝と側近が最も高い魔力を持っていますから、反乱が飛び火するとすればジャルバ王国でしょうか」

ソピア(話について行けない……)

ソピア(メリルさんは私に外国についての情報収集をさせたかったのかも……)

ソピア「今まで行った国で変わった国、面白い国ってどんなのがありますか?」

旅人「どこの国も変わってる。例えば平気な顔して毒草を食べる国なんてフルフィリア以外に知らない」

旅人「その分、世界一食事が美味しい国の一つではある」

ソピア「えっと……では、フルフィリアから見てあまりにも違いすぎる国は?」

旅人「それなら、まずは今言ったコホーテンだな。地上には人っ子一人住んでいない地下国家だ」

トール「火山からの噴石が絶え間なく降り注ぐ国ですね……」

ソピア「そんな危ない国が……!」

旅人「コホーテンよりひどい国もある。ハイトラシアってところは火山山脈と氷河に挟まれた国で、噴石と雹が同時に降る」

旅人「なんでそんな所に住もうと思ったのかオレには理解できない。しかも当の国民もよく分かってないと言うな」

旅人「住民が変わっている国だと人形の国モーヤレイとかな。その名の通り人形しかいない」

旅人「いつ訪れても夜だし、青い薔薇がそこかしこに咲いているし、なぜか人間用の食べ物もあるしで奇妙な国だ。何度訪れても慣れない」

ソピア「……妖精の国とかもありますか?」

旅人「妖精だけの国にはたぶんオレはたどり着けないと思う」

旅人「ただ、人間まで妖精みたいな格好をして共存してる国なら知っている。ミンルウィンってところだ」

旅人「そうそう、種族じゃないが、女性しか入れない国、フィムリリスってのもあったな」

旅人「女王のおかげで国民は永遠の若さを保っているらしい」

キュベレ「そんな国からアナタはどうやって情報を得ているんですか?」

旅人「国境の町に情報屋がいるんだ。国内の状況はその娘から聞いてる。……もしかしたら老婆かも知れないが」

旅人「入れない国って言うと他にはアスチュアナがあった。崖に囲まれた卓状山の上にある国らしい」

旅人「太陽と月から来た人々が暮らす神聖な国だそうで、情報は麓の村まで届けた」

旅人「立ち入り禁止なんて言われなくとも、密林と怪物のせいで着陸すら不可能だ。本当に国があるのかも疑わしい」


ソピア「あの、フルフィリアからの移民が安定して暮らせる国とか知りませんか?」

キュベレ「ソフィアちゃん、移住したいの?」

ソピア「えっと……」

キュベレ「ごめんなさい。後にするわ」

旅人「安定してるかは人に寄るが、移民しかいない場所なら知っている」

旅人「ずばり、新大陸だ!」

ソピア「たしか、16年前に発見されたっていう……。私も16歳なので家族から聞いたんです」

旅人「新大陸にはまだ国はできていなくて、いくつかの植民地があるだけだ」

旅人「最初の植民地ニューリーズ、荒野の拠点オーザス、寒地の拠点フィドロヘイル。全部オレは回らせてもらってる」


↓ コンマ、キュベレの察し度

察し度:14 キュベレ(外国に憧れがあるのかしらね)


ソピア「一番治安の悪い国ってどこですか?」

旅人「グレートインスラニア連合帝国は知ってるか? ある大陸を丸ごと支配してる国でな」

旅人「帝都リーズの摩天楼は平和そのものなんだが、その前にあった旧帝都クエルタは都市計画に失敗して、」

旅人「今ではならず者たちが日々命を奪い合ってる無法都市らしい」

旅人「一歩歩けば財布を盗られ、二歩歩けば銃弾が飛んできて、三歩歩けば地雷を踏む、なんて言われてる」

ソピア「そんな町にも行くんですか……!?」

旅人「オレはそれなりに慣れてるから大丈夫なんだ」


ソピア「すぐにそれくらい強くなる方法ってありませんか?」

旅人「戦うなら銃。練習しなくてもそれなりに強い。撃ったことはないけどオレも一応持っている」

旅人「旅人としての実力をつけたいならとにかく相棒を見つけていろんな場所を訪れることだ」

旅人「野盗やモンスターが怖いなら旅団に同行するのが手っ取り早いが、今のフルフィリアから出るのは一苦労しそうだな」


ソピア「最後に……長旅で辛いことと、あと、楽しいことは何ですか?」

旅人「辛いのは食事・水分・睡眠不足」

旅人「楽しいのは各地のごはんを食べること」

旅人「それと、再び国を訪れたときに、以前会った人が見違えるほど成長しているのを見た時かな」

ソピア「たくさんのお話、ありがとうございました」

旅人「次に来たとき君がどうなっているか楽しみにしておこう」

ソピア(今聞いた話を活かす日が来るのかな……。来ないでほしい気もする)

トール「これで仕事はおしまいですか?」

ソピア「はい。すぐに帰ってもいいですけど……」

キュベレ「せっかくだから一泊して帰りましょ!」

ソピア「そうですね」


老紳士「お疲れさまでした。ルーフェリア様、仕事の報酬でございます」

3515G→5015G


↓コンマ一桁分、旅人としての名声が上がります(最低3)

名声(旅):15→24


15:00。

ソピア「お待たせしましたっ。報告終わりまし……」

キュベレ「一人で迷子になってもしらないわよ!」

トール「なりませんよ……!」

ソピア「お、お二人とも何を言い争って……」

キュベレ「行きたいところが違っただけよ。アタシは全員で動いた方が安心だと思って反対しただけ」

トール「僕も子供じゃないんですから……。別行動したっていいでしょう」

ソピア(どうしようかな……)


1.それでも全員で動くべきだと主張する
2.トールについて行こう
3.キュベレについて行こう
4.ソピアも一人で観光、18時に合流しよう

ソピア「やっぱりみんなで動いた方がいいですよ。時間もたっぷりありますから」

キュベレ「これで2票ね」

トール「仕方ないですね……」

キュベレ「アタシだって2人がいるからナンパ我慢してるのよ」

ソピア「あはは……改めて、どこに行きましょうか」


24日目昼 現在地:王都ティルベルク
1.大聖堂(白)
2.勇者の城(剣)
3.その他ギルド本部(場所と行く理由も)
4.中央広場
5.一旦宿屋でティルベルクの地図を見よう

フルフィリア大聖堂はウベローゼンの教会に比べ、二回りほど大きな建物であった。

落ち着いたレンガの色に鮮やかなステンドグラスが映えている。

このステンドグラスは聖教国を除けば世界で最大の大きさであるらしい。


修道士「観光客の方ですか?」

キュベレ「見上げすぎたかしら……観光客丸出しだったわね」

修道士「この大聖堂で祈ると、天使の声が聞こえると評判なのですよ」

トール「またまた、そんな事普通の市民にはありえませんよ……」

ソピア(私、何回か神様に声をかけられたことがある……)

修道士「騙されたと思って祈ってごらんなさい。その際に天使の名を念じると声が聞こえてくるはずです」

修道士「こちらの掲示板をご覧あれ」

八天使とそれぞれが司るものが紹介されている。

キュベレ「神様や天使ってオネエに厳しい?」

修道士「神はいつでも平等でございます」

キュベレ「では、アタシは恋愛の天使様に祈ります」

トール「僕は学業の天使に」

ソピア(一つしか選べないんだよね……)

1.武力の天使
2.恋愛の天使
3.友情の天使
4.幸運の天使
5.学業の天使
6.平和の天使
7.芸能の天使
8.生命の天使

ソピア(生命の天使様……姿をお見せください)

天使「あいあい、ただ今参上!」

ソピア「軽いっ!?」

ソピア「ってあれ、ここは……?」

天使「わたくしとソピアさん、二人っきりの秘密の異空間でござい!」

ソピア「あの……その口調、どうにかなりませんか?」

天使「……最近の子にはバカ受けなのになぁ」

天使「わたくしたち天使の姿、声、性格は相手によって様々なのです」

ソピア「私にはその感じでお願いします。……ティルベルクの同年代の子たちはフランクな天使が好みなんですか?」

天使「そのようですね」

ソピア「……神様をなんだと思ってるんだろう」

ソピアには、生命の天使は背中に赤い大鎌を背負った白衣の女性に見えていた。

ソピア「その鎌は何ですか?」

天使「生命の天使と言っても生かすだけが仕事ではありません。時には死を宣告することだってあります」

天使「貴女もそれが分かっているから鎌が見えているのでしょう」

ソピア「……無意識に知ってたのかな。……まさか、ヒレアちゃんの事で……?」

天使「ヒレアさんのお母さんは少し前に天へ旅立たれましたね」

ソピア「ヒレアちゃんに何か言ってませんでしたか……!?」

天使「『神を恨んでは駄目。私はずっと見守っているから』と言っています」

天使「しかし、貴女が伝えても無駄です。なぜなら、わたくしも何度もそう言っていますが、彼女は嘘だと言って聞かないのです」

ソピア「……いくら運命とはいえ、あの子のお母さんを奪うのはあまりにも慈悲が無いのでは……?」

天使「そうですね……。その代わりにはなりませんが……お母さんの頼みで彼女にはわたくしの力を分け与えています」

天使「彼女自身は気付いてはいませんが、並みの聖教徒よりも強い癒しの魔法を使う事ができます」

天使「また、幸運の加護も与えています。神の命令に背くことはできないわたくしの、これがヒレアさんへの精いっぱいの支援でございます」

ソピア「神様ってどんな存在なんですか……?」

天使「わたくしでは何をお考えになっているのか理解できないほどに、頂上の存在でございますね」

天使「さて、わたくしを呼んでくださった貴女に、最後にこれをお渡しします」

天使「生命の加護、です。瀕死の重症を負っても一度だけ耐えることができます。一度だけですからね」

天使「それでは機会がありましたらまたお会いしましょう……」

修道士「どうです? 天使には会えましたか?」

トール「優しいご老人でした。なんだか記憶力が良くなった気がします……!」

キュベレ「まさか恋愛の天使様もオネエだったとはね~。男と女、両方の気持ちを分かってあげないといけない役目だからかしら?」

ソピア「えっと……お遊び気分でお祈りに来る若者は追い返してもいいと思いますよ……?」

修道士「協会は来る者を拒みません」


16:00。

トール「ところでお二人とも……北西に怪しい城が見えるのは僕だけじゃないですよね?」

キュベレ「気にしないようにしてたのに、もう」

トール「お化け屋敷でしょうか……?」

ソピア「……度胸試しで行ってみます?」

キュベレ「まま、まずは地図で何なのかを確認しましょ!」

トール「しかし、ネタバレした状態で行くのも味気ないですね……」


24日目昼 現在地:王都ティルベルク
1.高台に見える怪しい城
2.勇者の城(剣)
3.その他ギルド本部(場所と行く理由も)
4.中央広場
5.一旦宿屋でティルベルクの地図を見よう(時間消費無し)

トール「おかしいですね……」

キュベレ「な、無いじゃない……!」

キュベレ「どうしてあの城が地図に載ってないのよ……!?」

ソピア「あの、老紳士さん」

老紳士「はい?」

ソピア「北西の高台、王宮より少し低い場所にあるお城についてご存じありませんか?」

トール「……物怖じしない性格がうらやましいです」

老紳士「それが見えるという事は、貴女は邪教の館に縁があるのでは?」

ソピア(あっ……)

ソピア「えっと、友達が黒魔術師で……よく出入りしているんです」

老紳士「そちらのお二人ともご縁がおありですか?」

トール「無いです……!」

キュベレ「黒魔術師の知り合いはいるけど、行ったことは無いわ」

老紳士「ならばおそらく、ルーフェリア様と同行なさっているため見えるのではないかと」

ソピア「あれはもしかして黒魔術師のギルドですか?」

キュベレ「それなら安心ね……」

老紳士「いいえ。違います」

老紳士「あれは……不死者の城と呼ばれる危険な建物です。行かれない方がよろしいかと……」

トール「ダンジョンじゃないですか……!」

ソピア「中はどうなっているとか、どんなモンスターがいるとかの情報はありますか?」

キュベレ「行く気なの!?」

ソピア「行かなくても聞いておいて損はないですよ」

老紳士「永遠の命を持つ怪人とその傀儡が住まう城でございます。また、中には珍しい古書を収めた書斎があるとか……」

トール「ちょっと行ってみたくなったじゃないですか……」

キュベレ「もしかしてバンパイア? それならアタシの日魔術でイチコロよ。イケメンだったら殺さずにいただいちゃうけどね」

老紳士「これ以上はあいにく存じ上げません。詳しいことは邪教会の担当者にお尋ねください」

ソピア(ついでに王都周辺の地図も確認しておこう)

ソピア(東に私たちの町ウベローゼン、南東の街道を進むと軍港都市ハーバリア)

ソピア(王都から見て北西には学園都市。地図についている簡単な紹介によると、ギルドに関係なく幅広い知識を学べる大学があるらしい)

ソピア(南西に結構進むと工業都市。麓町近くで採れた石炭と、輸入した鉱石から工業製品を作っている)

ソピア(真っ直ぐ西には……)

1.騎士団領なるものがある
2.森の中の町がある

ソピア(西には騎士団領なるものがあるらしい……)

ソピア(紹介によると、昔のとある騎士団が獲得した土地で)

ソピア(フルフィリアとは友好関係にあり、国境は自由に通過できる。王国軍の訓練場としても長年使われてきた)

ソピア(槍士の上位職になる人々が訪れる小国でもある)

ソピア(月魔術師の小国もどこかの国の中にあるのかもね)


フルフィリアの地図が更新されました

学   麓 山
|\ /| |
騎―王―貴―商―砂
|/ \|  \
工   港―浜 湿


17:00。

ソピア「では、お城に行きましょう」

トール「えええええ」

キュベレ「ソフィアちゃんさっきの話聞いてたの!?」

ソピア「言葉が通じそうなので……」

キュベレ「ダメよ! 行くなら一人で行ってちょうだい!」

トール「でもそれって夜中になりますよね……」

ソピア「そ、それはちょっと……!」


24日目夕方 現在地:王都ティルベルク
1.邪教会(黒)
2.勇者の城(剣)
3.その他ギルド本部(場所と行く理由も)
4.中央広場
5.一旦宿屋でティルベルクの地図を見よう(時間消費無し)

5消し忘れてました……

そして地図がちょっとずれてたので修正

学     麓  山
|\ / |  |
騎―王―貴―商―砂

|/ \ |   \
工     港―浜  湿



24日目夕方 現在地:王都ティルベルク
1.邪教会(黒)
2.勇者の城(剣)
3.その他ギルド本部(場所と行く理由も)
4.中央広場

↓ 改めて

勇者の館よりさらに自信に満ち溢れた看板を掲げた勇者の城は、名前の通り城を模したギルドであった。

周辺には多様な集会所があり、多くの人々の話す声で満ちていた。


キュベレ「あら! いい男がいーっぱい! ちょっと自由行動時間にしましょ!」

ソピア「6時には城の正門前に戻ってきてくださいね」

トール「2人で回ります……?」


トールと2人で人ごみの中を歩きつつ面白そうな店を探す。

ソピア(何か話そうかな……)


例1.王都観光楽しめてます?
例2.人ごみって苦手……
例3.トールくんって一緒に仕事する仲間は多い方?
※自由安価

↓2まで

ソピア「トールくん、王都観光楽しめてます? つまらなかったらごめんなさい……」

トール「いいえ、そんなこと無いですよ……!」

トール「魔法局では司書さんと会えましたし……町並みや人々を見てるだけでもわくわくです」

トール「ただ……欲を言うと、キュベレさん、邪魔だなぁ……」

ソピア「でもキュベレさんがいなかったら王宮まで行けませんでしたよ」

トール「そうなんですよね……キュベレさん、なんでオネエなんだろう」

ソピア「きっと、私が私であるのと同じような理由なんだと思います」

トール「深い……?」


ソピア「人ごみって苦手です……」

トール「僕も、あまり得意では……」

トール「キュベレさんなら男性に声をかけつつスイスイと歩けるんでしょうね……」

ソピア「はぐれないでくださいね」

トール「あ、あわわわ……!」

ソピア「手、つなぎます?」

トール「えっと……」

トールはソピアのかばんを握った。

ソピア「……逆に注目されてますよ」

トール「ごめんなさい……」


ソピア「このお店面白そう……。ここでゆっくりしません?」

1.テレビのあるお店、カフェ『テレビハウス』
2.ブサイクは門前払い、カフェ『美男美女の社交会』
3.お客様は王様です、カフェ『ロイヤル気分』

「「「王様のご帰宅でございます!」」」

ソピア「ひゃっ」

トール「わっ」

大勢の使用人風の男女が2人を出迎えた。

執事風のウェイター「申し訳ございません。ただ今他国より王家の方々が大勢いらしておられます」

ウェイター「王様にはゆっくりとお食事を召し上がっていただくため、良いお席をご用意しなくてはなりません」

ウェイター「しばしお時間がかかりますがどうかお許しください」

まどろっこしい言い方をしているが、要は満席という事である。

ソピア「どうしましょう。別のお店を探します?」

後ろから来た男性にウェイターが同じようにまどろっこしい説明をしていた。

男性「ちょっと早めに来たのだが、仕方がないですね」

ソピア「すいません、このお店ってどうしてこんなに人気なのか分かりませんか?」

男性「ああ、ここは旧王家の方々が食べていたランチを再現したカフェなのだよ」

男性「もう数週間もすれば人も減るとは思うが……」

トール「この分じゃキュベレさんを待たせてしまいます、普通の集会所に行きましょうか」


剣士の城周辺にはカフェや酒場の他に、食事の出ない集会所もいくつか置かれていた。

混雑を避けたいパーティがよく利用している。

そして……ここで2人は思いがけない人物と会う事になった。


1.化粧気のないおばちゃん「(ぶつかって)ごめんなさいね」
2.白衣の男性「突然だが君たち、このマシンを見てくれ。こいつをどう思う?」
3.女子「トール、久しぶり! その子彼女?」
4.??(ソピアお嬢様……!?)

↓1、2

集会所でくつろいでいると、同年代くらいの女子がトールに親しげに話し掛けてきた。

女子「…………彼女……」

トール「……違…………久しぶ……」

ソピア(何を話してるんだろう)

ソピア「トールくん。その子は?」

トール「小学校の時の同級生です……」

ソピア(気が強そうな子だね……)


トールの幼馴染は、

1.炎のカンフーファイターあるよ
2.ネイリストやってるギャルだしぃ
3.ハリセン持ち歩いとるエセ関西弁娘やで

女子「あなたトールの彼女ネ! トールは隠してるけどバレバレあるよ!」

ソピア「違いますけど……」

女子「それもそうあるな……。トールに彼女なんてできるわけ無かたヨ」

ソピア「それは言いすぎですって……」

トール「いいんです、こういう子なので、慣れてます……」

ソピア「もしかして外国の人ですか?」

女子「私パパが外国人ネ」

女子「トール、イリスは元気か?」

トール「分かりませんよ……。同じ町にいるのは知ってますけどもう何年も会ってません」

女子「あいやー、薄情な男あるね」

トール「あと……今はパン屋で修行中らしいとは聞いてます」

ソピア「あれ? 私そのイリスさん知ってるかも……」

女子「それは本当か? 胸の大きい子あるよ?」

ソピア「それならたぶん合ってます。元気そうでしたよ。ほとんど話してませんけど」

女子「ところで、あなたの名前教えヨ!」

トール「まずあなたから名乗りましょうよ……」

ソピア「ソフィアです」

女子「ソヒア、ソフイア……言いにくい名前ネ」

ソピア「一応ルーフェリアって名前もありますけど……」

女子「ルーか。よろしくだヨ!」

ソピア「あの……あなたは?」


↓ トールの幼馴染中華娘の名前

しばらく間が空きます、続きは夕方以降です

ソピアちゃんは気弱げながらしたたかな面を持つ子ですが、これはステータスの影響もあります

知力が低く体力が高ければ元気娘っぽく、交渉力が低く精神が高ければオーソドックスな高飛車お嬢様っぽくなっていたかもしれません

それでは再開します

女子「私フェイラン言うある。ランランと呼んでいいのは親友だけヨ」

ソピア「フェイランさんはどういったご職業で?」

フェイラン「パパ直伝のカンフーファイトでモンスター蹴散らしてるネ」

フェイラン「最近は体から炎出せるようになたある!」

トール「小学校の時からするどい突きを受けてました……」

フェイラン「流石に今はそんな事しないヨ! 武術家は弱者に手は出さないものある」

ソピア(ナチュラルに弱者呼び……トールくんも大変だ)

フェイラン「もう私も一人前あるから、明日ウベローゼンに行てみようか」

トール「く、来るんですか!?」

フェイラン「イリスにも会いたいのネ」

ソピア「私、旅人ギルドの者なので、依頼は私にお願いしますね」

トール「ちょっと!? まだフェイランも来るって決まったわけじゃ……!」

その時、ソピアの肩がトントンと叩かれた。

ソピア(……?)

耳元でつぶやかれる。

??「ウィンベル家のソピアお嬢様でございますね?」

ソピア(!?)

振り返ると、そこにいたのは。

ソピア(あっ、この子……ずっと前、家に女中見習いで来ていた子だ)

ソピア「(はい)」

口の形だけで返事をした。

??「お声を聞いてもしやと思ったんです」

ソピア(たしか、あの後雇い主が見付かってティルベルクに行ったんだっけ)


※使用人の少年だと思った?残念、可愛い女の子でした!
※ここで再会したら初対面の中華娘が見ている前でソピアが泣いちゃう

このレスのコンマ一桁で、元ウィンベル家の女中見習いさんの体力を判定

↓1 コンマ十の位で彼女の精神 一の位で筋力
↓2 コンマ十の位で敏捷 一の位で知力
↓3 コンマ十の位で器用 一の位で交渉力

体力40 精神70 筋力10 敏捷70 知力80 器用10 交渉力50

超ドジっ子でお箸より重いものが持てないが脚だけやたらと速い、メンタルが強くソピア以上の知性を持つ

間違いなく女中向きではないステータス、精神高い分ソピアよりも魔術師向き?


性格は既存キャラと被らせないようにするとこんな感じ

1.メガネをかけた委員長タイプの教育係、家事もてきぱきとこなすが動けば動くほどに散らかる残念な子
2.無自覚あざといドジメイド、キャラではなく素なのだが頭がいいため計算だと思われがち

女中「ご無事だったんですねぇ、よかったですぅ」

ソピア(喋り方もジェスチャーも、仕事ぶりもぶりっ子っぽいメイドさん)

女中「あ、でもぉ、人目に付くので今はやめた方がいいですねぇ。21時に魔法局本部前の本のオブジェ前でどうですかぁ?」

ソピア(でも実際はすごく頭がいい。私とトールくんを見て魔術師ギルドに所属してるって一瞬で見抜いてる)

ソピア「……」コクリ

女中「では、これで失礼しまぁす……後でゆっくりお話しましょうねぇ」

ソピア(……どうだろう)

ソピア(約束の場所に行ったら物陰で軍人が待ち構えてるってことはないよね……?)

ソピア(信じてあげたいけど……今は私の女中さんじゃないから、万が一もあり得ると警戒しておかないと)


トール「では、そろそろ時間なので……」

フェイラン「あいやー、トール、私よりもオネエを選ぶか!?」

トール「そういう意味じゃないです……!」

フェイラン「待つよろし! 明日私はどこにいればいいあるか」

トール「本当に来るんですか……!?」

フェイラン「カンフーファイターに二言はないある」

ソピア「ここにいてくれれば、行くときにお呼びしますよ」

フェイラン「置いて行ったら許さないヨ!」

トール「……困ったことになった……」


キュベレ「お待たせ!」

ソピア「どうでした?」

キュベレ「大成功よ! 今夜は酒場で男と飲んでくるから2人でよろしくね」

トール「キュベレさんのナンパに応じた男性ってどんななのか気になります……」

キュベレ「それならトールくんも来るぅ? きっと彼も気に入るはずよ」

トール「挟み撃ちは嫌です……!」

老紳士「チェックインでございますね。ルーフェリア様は一泊30G、後ろのお二方は50Gになります」

4985G


20:00。

キュベレ「それじゃアタシは出てくるわね~。二人っきりでやらしいことしちゃダメよ~」

トール「しっ、しませんよ……!」

ソピア「……やらしいってどんなことだろう」

読書家と箱入り娘の知識の差が現れた。

ソピア「あの、私も少し用事があるので、一人にしても大丈夫ですか?」

トール「ま、まさか、あの城に……?」

ソピア「(そういうことにしておこう……)はい」

トール「そうですか……。どうかご無事で……」


魔法局本部近くの通り。

ソピア(女中さんが待ってるのが見える)

ソピア(目に見える範囲に軍人はいないけど……)


1234 不用心にもそのまま話し掛けるが大丈夫だった
567 入念に物陰を調べて遅刻してしまう
89 軍人(散歩してたらいきなり黒髪の女の子が逃げ出した……)
0 目ざとくソピアを発見した女中に捕まる

ソピア(魔法局本部の周りの物陰を全部見たけど、軍人どころか浮浪者もいなかった)


21:20。

女中「お嬢様、遅刻ですよっ」

ソピア「ごめんね。仕事だったから……」

女中「私がお嬢様を売るつもりはないって分かってもらえたなら、20分くらい問題ないですぅ」

ソピア(ばれてた……)

女中「前もってこっそりお話できそうなお店を探しておきました」


1.カフェ:サイレント
2.カフェ:ふたりぼっち

カフェ:サイレントはその名の通り、静かなカフェだ。

魔法によって声が遮断されているため、隣のテーブルの会話も聞こえなくなっている。

誰にも迷惑をかけずに大騒ぎしたい若者から、秘密の商談を持ち込む大人まで客層は幅広い。


女中「改めて……本当にお久しぶりですっ」

女中「そして、無事で本当によかったですぅ……!」

ソピア(ちなみに今女中さんはメイド服ではなく私服。流石に目立つからね……)

ソピア(黄緑色の短いツーサイドアップの髪型は、ある意味目立ってるけど……)


↓ あざといメイドさんの名前

設定が固まるごとに口調が変わっていきます



ソピア(アンと私は結構仲良しだった)

ソピア「うん、私もギリギリのところで逃げ続けて、最近やっと軍人さんに声をかけられることもなくなったんだ」

アン「残り18人って聞いて……アンはもう絶望しておりましたぁ……」

ソピア「アンはどうだったの? 王都のどこかに仕えてたって聞いたけど、大丈夫だった?」

アン「はい。アンはすぐに軍の人に自分から捕まりに行きましたぁ。その方が安全と思ったんです」

ソピア「仕えてた貴族の人は捕まっちゃったんだね……」

アン「ううん、貴族じゃないですよぉ。アンがいたのはなんとっ、王宮なのです」

ソピア「えっ……!? 王様に仕えてたの……?」

ソピア「こう言っちゃなんだけど、アンってそこまで掃除もお料理も上手くないと言うか……(正直私がやった方がマシなレベル)」

アン「アンがいると王宮が華やかになるって、王様に言われてましたねぇ」

ソピア「顔なんだ……」

ソピア「この3週間はどうしてたの?」

アン「えっとぉ、お金は持って逃げたのでぇ、宿屋に泊りつつ新しい主人を探してギルド通いの日々でしたねぇ」

アン「お嬢様の方は?」

ソピア「月魔術師と旅人のギルドに登録して、訓練しつつ、仕事仲間を見つけたり、スキルを使ってモンスターや軍人から逃げたり……」

ソピア「結構忙しい毎日だったよ」

アン「あの……お嬢様っ」

アン「今後、私をおそばに置いていただけませんか?」

アン「身の回りのお世話や雑用は元王室お抱えメイドのアンにお任せくださいっ」

ソピア「……うーん、でも、女中さんを連れていたら目立ちそうだね」

アン「実のところ、そろそろお金が尽きそうなんですよぉ」

ソピア「どちらかと言うと私が面倒を見る側だよね」

ソピア(どうしようかな)

1.アンの身も危ない、きっぱりと関係を絶とう
2.一人で暮らせるようちょっとだけ面倒を見て、友人として付き合おう
3.親友として同じ宿屋に泊まってもらおう、敬語はやめてもらう

ソピア「……これから、もっと危なくなるかもしれない。そんな気がするんだ」

ソピア「私とはきっぱりと関係を絶った方がいいよ。アンのためにも」

アン「でもぉ……お嬢様の事を放っておけません」

アン「離れていても何か支援ができればいいのですけど……」

ソピア「支援していたのがばれたらアンも危ない目に合うから」

アン「……どちらにしろ危ないのならお近くでお守りしたいんです」


交渉 ソピアの数値が大きいとお別れ、アンの数値が大きいと少なくともウベローゼンまでは着いてきます

↓1コンマ+ソピアの交渉力70
↓2コンマ+アンの交渉力50

ソピアの語気140 アンの語気148(ほぼ本気) 2人のお互いを心配する気持ちの強さに感動


ソピア(絶対に、無茶をさせるわけにはいかない……)

ソピア「お願い。分かって。万が一の時の私のリスクも高くなるんだよ。頭のいいアンなら分かるよね……!?」

アン「それを差し引いても2人分の働きができるメリットが大きいんですっ」

アン「アンは家事はともかく言動でドジ踏んだことないもん! お嬢様もご存じでしょう?」

2人のお互いを心配しての言い争いはずいぶんと長く続いた……。


そして……

ソピア「分かったよ。アンが私にとってのリスクにはならないことは知ってる」

ソピア「一人暮らしの面倒も見てあげたいし……まずはウベローゼンまで一緒に行こう」

アン「ありがとうです……アンは誠心誠意尽くしますのでよろしくです」

ソピア「それなら、とりあえず敬語をやめてね。親友同士なんだからさ」

アン「アンは素が敬語なんですぅ」

ソピア「とりあえずはお嬢様呼びをやめてくれればいいかな……。今使ってる偽名はソフィアとルーフェリアの二つだよ」

アン「ソフィーって呼べばいいですかぁ?」

ソピア「それでお願い。でも、人によって使ってる偽名が違うから空気を呼んでくれると助かるよ」

アン「もっちろんですよっ」


ソピア「アンはギルドには所属してないんだよね?」

アン「はい。アンって致命的なところでダメダメなので、適職が無いと思うんですよねぇ」

ソピア「私よりしっかり者で頭もいいじゃん。勉強教えてくれたのもアンだったよ」

アン「でもぉ……魔術師だと出来ることが被っちゃう気がするんですよねぇ」

ソピア「えっとね、意外とスキルを覚えれば何とかなるよ?」

ソピア「私不器用だけど料理はセミプロレベルまで上手くなったし、元々は足が遅かったけど逃げ足は一流になれたよ」

アン「どこのギルドに登録しましょう?」

ソピア「私が決めるの?」

アン「アンはソフィーの役に立つ存在になりたいのです」

ソピア「それなら……今考えるとしたら……」

1.武器系ギルド、魔法が効きづらいモンスター退治を頼む
2.魔法系ギルド、やっぱり適職が一番(ただし知り合いに全種揃ってる)
3.生活系ギルド、生活の支援と言えばここ
4.専門職ギルド、色々と便利なものもある

↓ 兼業もありなので複数可

ソピア「専門職かな……。私と別れて一人暮らしになっても就職先に困らないと思うし」

ソピア「今、私の知り合いにもほとんどいないからね」

アン「いろいろありますよねぇ。何がいいと思いますぅ?」

ソピア「それくらいは自分で決めようよ。まずは職業相談所に行って……」

アン「アンはすべてのギルドを覚えているので必要ないですよぉ」

ソピア「流石だね……」

アン「いくつか選びますねぇ……あれと、あれもいいかも……」

アン「今お知り合いにどんな方がいらっしゃいます?」

ソピア「12歳の天才商人さんと、50年前の年代物人形の仕立て屋さん…………あっ、普通の人がいない」

アン「直接お役に立てそうなものをいくつか選びましたぁ」

1.料理人 メイドとして、主人に料理の腕で負けっぱなしなのはダメな気がしますねぇ
2.メカニック 真似できるかはさておき、王室お抱えエンジニアさんがすごかったのですよ
3.牧人 動物は苦手なのでアンには難しそうです
4.レンジャー 救急救命士になってメイドからナースに転職ですぅ

ナースメイドと巫女お嬢様という狙いすぎ感のあるパーティ



アン「レンジャーが良さそうかもしれません」

ソピア「体力が必要じゃない?」

アン「筋力を使わないコツが学べればきっと大丈夫ですよ」

アン「いざという時にソフィーを助ける技術が手に入りますぅ」

ソピア「そういえば、同じ宿屋のキアロさんがレスキューの仕事をしてたっけ」

アン「メイドからナースに転職ですぅ」


ソピア「兼業とかしない?」

アン「レンジャーは兼業に厳しいらしいですよぉ」

ソピア「じゃあ無理かな……」

アン「なので他は兼業に寛容なギルドを選びましょう」

ソピア「そういうこと……!」


アン「武器でしたら銃使い・鎌使い・鞭使い・罠師、魔法は邪教、生活系全般、専門ならまず料理人……」

ソピア「い、一気に言わないで……。できそうなものだけ言ってくれると助かるよ」


1.ガンマン 新しいギルドなので考え方がゆるいらしいんですぅ。筋力がいらないのでアン向きかもぉ?
2.サイズユーザー 人が少ないので兼業を推奨しているおかしなギルドって王宮で聞きました
3.ウィップユーザー 同上。
4.罠師 頭の回転が重要らしいのでアン向きかもですねぇ。自分で罠踏んじゃわないように気をつけよっと

5.黒魔術師 意外と規律がゆるくて優しい人も多いって知ってましたぁ? ソピア(よく知ってます)

6.生活系 実力がピンキリで上の人はすごいらしいですねぇ。登山家さんとか潜水士さんとか人間離れしてるって評判ですぅ

7.料理人 やっぱりメイドらしい職ですよねぇ
8.メカニック 王宮のメカニックさんはなんと飛行機や機関車の運転ができるらしいんですよ

↓1、2

1

ソピア「銃がいいんじゃないかな。熟練の旅人さんからてっとり早く強くなるなら銃がいいって聞いたんだ」

アン「じゃ、ガンマンは決定です。魔法が通らない相手は任せてくださぁい」


アン「邪教会って意外と規律がゆるくて優しい人も多いって知ってましたぁ?」

ソピア「よく知ってるよ。一人、友達がいるからね」

ソピア(ヒレアちゃんって黒魔術師同士なら大丈夫なんだっけ)

ソピア「うーん……とりあえず保留にしておいてくれる? どっちみち登録するのはウベローゼンのギルドだから」


ソピア「じゃあ、明日出発するから、今日の集会所で荷物をまとめて待ってて?」

アン「了解しましたぁ」

ソピア「また明日ね」

アン「またお会いしましょ~」


23:00。

ソピア(さて、どうしようかな)

1.明日に備えて寝よう
2.気になる怪しいお城へ行ってみよう

ソピア(キュベレさんとトールくんがいたら行けないから、あのお城を確かめに行こう)

ソピア(邪教関連ってことは、アンも言ってた通り、住んでいるのは優しい人のはず……)


その城が建っているのは王都でも郊外に位置する坂道の上であった。

ちょうど夜行性のモンスターが活動を開始する時刻。

藪の中、木の上、あちらこちらからモンスターの鳴き声が響いていた。


123 モンスターに遭遇せず城へたどり着く
45 狼系モンスターに遭遇
67 モグラ系モンスターに遭遇
89 コウモリ系モンスターに遭遇
0 天使「こんな時間にどこへ行くのですか?」

↓ コンマ一桁

ソピア(ああ、怖かった……)

ソピア(ちらっと見えたけどこの辺りのモンスターは手ごわそう。お化け屋敷的な恐怖じゃなく命の危険を感じたよ……)


大きな城門の前に立つ。

ソピア(特に考えずに上って来たけど、開いてるとは限らないよね)

ソピア(ノックしてみよっか)

近づくと、ソピアの手が触れる前に、門扉がひとりでに開いた。

ソピア(招かれてる……?)

ソピア「こんばんはー……」

人の気配がまるで感じられない。

しかし、よく掃除されていて、蜘蛛の一匹もいなかった。

ソピア「誰かいらっしゃいますかー……」

ソピア(照明魔法持っておけばよかったかな……)

窓から入るわずかな月明かりを頼りに進んでいくと、正面の扉がまた開いていた。

ソピア(進めばいいんだよね……)


扉をくぐると、広く、奥行きのある部屋に出た。

おそらく、謁見の間。

ソピア(誰かいる……!)

ソピア「こんばんは。月魔術師のソフィアといいます」

??「……」

玉座に座っていた人影がすっと立ち上がる。

1.男「我輩の城へようこそ」
2.女「わらわに何用じゃ?」

女「わらわに何用じゃ?」

ソピア「えっと……」

ソピア「地図に載っていない城が見えたので、好奇心で来てしまいました」

女「ほう。好奇心だけであの坂を上ってくるとは……お主、ただ者ではないようじゃな」

ソピア(運よくモンスターに襲われなかっただけなんだけど……)

女「面白い。ここまで来た褒美にわらわが直々に相手してやろう」

女「さあ、かかって来るがよいぞ!」

ソピア(ボス戦は避けたい……!)


↓ 交渉力70、コンマ30未満で???と戦闘開始

ギリギリでゲームオーバーを回避したところで今晩はここまでです

半分くらいはアンのステータス作成でしたね

変わった口調のキャラたちは想像する段階では楽しいですが、実際に書くと大変だし時間もかかる……

一応女吸血鬼ってことで影響は受けてますが別人です、脳内再生されてしまうのは分かります
あと「」は強調したいときに普通に使うでしょうに



ソピア「降参します!」

女「なにぃ?」

ソピア「ここにどんな人が住んでいるのか興味があっただけなので、ご迷惑だったようなので帰ります」

女「ま、待てい!」

女「早とちりして悪かった。ここを訪れる客人はわらわを討伐せんとする戦士ばかりであったのでな」

女「ずっと退屈しておったのじゃ。盛大にもてなそうぞ」

その女性が指を鳴らすと、謁見の間に照明が灯り、長テーブルと豪勢な食事、そして仮面をかぶった執事たちが一列に並んで現れた。

ソピア(これ食べても大丈夫なものなのかな……)

女「心配するでない、客人ソピアよ」

女「近場のレストランからちょいと拝借した人民の食事じゃ」

ソピア(町のあちこちで料理が消える怪現象が起きてるんだ。……心が読めることにつっこむ必要は無いね)

ソピア「あの、あなたは何者なんですか?」

女「わらわは魔人。そう呼ばれておるぞ」


話によると、彼女は数代前の王家に生まれた次女で、実年齢は100をゆうに超える。

趣味として白魔術と火魔術を研究している内、他の魔術にも興味を持ち、八つの魔法全てを極めんとした。

魔人「その成れの果てが今のわらわというわけじゃ」

ソピア「あらゆる魔法を使えるんですか?」

魔人「いかにも。しかし、その代償としてこの城から出られぬ身となってしまった……」


例1.どうして全ての魔法を極めようとしたんですか?
例2.魔人に変わってしまったきっかけをもう少し詳しくお願いします
例3.普段どんなふうに過ごしているんですか?
例4.魔法局に内緒で私にこっそり他の魔術を教えてくれません?
例5.フルフィリアの王家が滅びかけているのはご存知ですか?
※自由安価

↓3くらいまで 話す内容、複数指定可

ソピア「魔人さんは元々お姫さまなんですね」

ソピア「あの、今フルフィリアの王家が滅びかけているのはご存知ですか?」

魔人「わらわに知らぬことなど無い」

魔人「いよいよ終わりが訪れるのか、と、年甲斐もなく少し胸が躍ったぞ」

ソピア「遠い親戚ですよね。悲しくはないんですか?」

魔人「わらわはとうに王家を追放された身じゃ。悲嘆に暮れることなどありえぬ」

ソピア「王子さまの居場所も知っていたりします?」

魔人「その気になればどんな者の居場所でも分かる。くくっ、意外とお主の近くにいるとだけ言っておこうぞ」

ソピア「え……!?」

魔人「探しても更なる面倒に巻き込まれるのがオチじゃぞぉ? まあ、それでも探さずにはおられないじゃろうな……」


ソピア「昔の人で、人形師のクリスティさんってご存知ないですか?」

魔人「その名を再び聞くことになるとは……。二百年程前の高名な人形師じゃ」

魔人「なるほど……オートマトンとなったか。奴も鼻が高いことじゃろう。ただ、もちろん知ることなどありえぬが」

ソピア「やっぱり、もう亡くなってたんですね」

魔人「人形に魂が宿るまでにかかる時は100年以上よ」


ソピア「普段は何をなさっているのですか? 退屈だとおっしゃってましたけど」

魔人「誰も来ない日はずっとベッドに寝ていたり、悪魔たちと話したりして時間を潰しておる」

魔人「もうわらわも死んでもいいのじゃがの……ただ死ぬのもつまらなかろうよ」

魔人「わらわを超える大魔術師に討伐されて生涯を終えたいと思っておる」

ソピア「無理でしょうね……。普通ベテランでも使える魔術は一つか二つなんですから……」

ソピア「魔人に変わってしまったきっかけって何です?」

ソピア「全ての魔法を極めた瞬間、とかでしょうか?」

魔人「いや、ほとんどの魔術に問題はない。問題は白魔術と黒魔術よ」

魔人「天術は、魔人と化しこの城に閉じこめられてから覚えたからの」

ソピア「その、白と黒の魔法をどうやって両方使えるようにしたんですか?」

魔人「ふむ、では、ちと長くなるが、わらわの身に起きた世にも奇怪な事件の話をしよう」



昔むかしあるところに、情けないお姫さまがいました。

政治や数学では姉に劣り……

武術や馬術では兄に劣り……

美貌と人望では妹に劣り……

世間からも使用人からも、果ては両親からも、王家の恥と罵られる毎日を送っておりました。

そんなお姫さまが唯一他人に誇れたのは、家族の中で最も強い心を持っていたこと。


ある日、お姫さまの夢の中に天使さまが現れて言いました。

――貴女には聖教徒の素質がある。

その天使さまは、知と炎を司る天使。

翌日、お姫さまは早速町に降り、魔法局と聖教会に名前を登録しました。


魔法使いはお姫さまにとって天職であったようです。

一ヶ月もしないうちにベテラン並の実力を身に付けた彼女を、人々は疎みました。

しかし、天使さまはお姫さまを大層気に入り可愛がったのです。

天使さまが魔法局に命じて、お姫さまは本来なら許されていない別の種類の魔法の勉強もできるようになりました。


お姫さまはいつしか人々に畏れられる存在になっていました。

家族もお姫さまのご機嫌を取るようになりましたが、一方で陰で魔女と罵ってもいました。

お姫さまはそんな人々の事など歯牙にもかけず、黒魔術にも興味を持ち始め……

その心を悪魔が見てしまったのです。


無知と永遠を司る悪魔と、知と炎を司る天使は、お姫さまを奪われたくないとお互い過剰なまでにお姫さまに構い、力を貸しました。

結果、起きたのは魔力のオーバードーズ。

すでに成人していたお姫さまは、幼い少女の姿をした陽炎と化し暴れまわりました。

戦士たちはお姫さまを幽霊と勘違いしていたため対処に失敗。王都は大火事に包まれました。

お姫さまの正体に気付いた王様は、暴れるのをやめるよう泣いて懇願し……お姫さまは離宮を与えられ建物ごと、王都から姿を消してしまったのです。

ソピア「つまり、黒と白、両方の魔術を使えるようになったのは、事故なんですか……」

魔人「そうとも言える。原因こそわらわ自身にあるが、天使と悪魔がわらわを取り合った事が直接の理由じゃ」

魔人「討伐されずに済んだのは幸運らしいぞ? 悪魔によると大半はモンスターと間違われて殺されるのがオチじゃと」


ソピア「他の魔術なら全部両立しても大丈夫なんですね……」

ソピア「それなら、お願いがあるんですけど……」

ソピア「魔法局に内緒で私にこっそり他の魔術を教えてくれません?」

魔人「いいのか? 天使と悪魔に狙われることになるやもしれぬぞ?」

ソピア「あ、その点はご心配なく。私自慢じゃないですけど神にも悪魔にも嫌われてますので」

魔人「一瞬うらやましいと思ってしまったが……本当に自慢にならぬな」


↓ 交渉力70、コンマ30以上で交渉成立、魔人さんが先生になってくれます

魔人「よかろう。お主の先生になってやろう」

ソピア「ありがとうございます」

ソピア「……あっ、でも、私ウベローゼンに住んでいるんでした」

ソピア「通うのは大変そうなので、やっぱり……」

魔人「ついて行こうぞ」

ソピア「え? ……このお城から動けないんですよね……?」

魔人「ふふ。城ごと動けばいい話じゃ」

ソピア「……置き場所はどうするんですか?」

魔人「王都よりは空き地に事欠かないと見たが」

ソピア「まあ、郊外ならそうですね」

ソピア(どうしよう、私のせいで王都での噂がウベローゼン市に移っちゃう)

魔人「お主はもっと自己中心的に考えた方が良いと思うぞ。逃亡中の身じゃろう?」

魔人「だから悪魔に嫌われるんじゃ。のう?」

仮面をかぶった執事たちが大仰に頷いた。

ソピア(あれ全員悪魔だったんだ……!)

ソピア「あの、お名前を聞いてもいいですか?」

魔人「……忘れた」

魔人「悪魔たち、わらわの名を覚えている者はおらぬか?」

悪魔たちが一斉に頭を横に振った。

魔人「……魔人とでも先生とでも自由に呼ぶがいい」

ソピア「では、先生と呼ばせて頂きます」


ソピア「そろそろ遅いので失礼します」

魔人「また明日会おうぞ」

魔人「ちょっと待てい。帰りは危険じゃ。わらわが町まで転送しよう」

ソピアの目の前が真っ白になった……


0:10。

ソピア(あれ、ここは……宿屋の近く?)

ソピア(高台を見ると、城は消えていた)

ソピア(全部夢だったんじゃないかと思ってしまう……)

ソピア(ちょっとおなかが空いたな……夜食を食べに行きたいかも)


1.空腹を我慢して寝る
2.テイクアウト:ティルバーガー
3.カフェ:フルムーン
4.カフェ:トゥエンティフォー

ハンバーガーは、グレートインスラニア帝国の都会でよく食べられているボリューミーなファストフードである。

このティルバーガーはそんなハンバーガーをフルフィリア流にアレンジした食べ物。

大きさ控えめ、さっぱりしたハーブの味わいで女性でも食べやすい。

店員さん「一個15Gになります」

4970G

店員さん「温かいうちにお召し上がりください」

フルフィリアの夜は夏場でもちょっと肌寒い。

ソピア「美味しいけど……本場のハンバーガーってどんななんだろう? 次にファナゼに行ったら食べようかな」

男性「ヘイ、ユー!」

ソピア「!?」

男性「本場のハンバーガーが食べたいってぇ?」

近くの席でティルバーガーを食べていた男性はボールのような髪型をしていた。

アフロ「ミーの行きつけのショップを教えてあげようじゃないかぁ!」

ソピア(不審者だ……!)

アフロ「ドゥードゥー、ミーは不審者じゃない」

アフロ「こんなヘアーだけど真面目な大人。オーライ?」

ソピア「どこが真面目なんですか……!?」

アフロ「ミー、グレートインスラニア帝国の外交官ネ」

ソピア「こんな人が外交官を務めている国って……」

アフロ「今のはほんのインスラニアンジョークさ!HAHAHA」

ソピア「そろそろ光線魔法:精神を撃ってもいいですか?」

アフロ「クール! ユーはマジシャンなのかい?」

ソピア「えいやっ」

アフロ「Nooooooo!!」

宿屋。

ソピア「ふう、王都にも不審者はいるんだね……」

アフロ「全くだね。いきなり発砲してくるガールがいるだなんて、なんと物騒なカントリーなんだ」

ソピア「どうしてついてきているんですか……!?」

アフロ「ミーもここに泊まってるからさ」

ソピア(ウベローゼンにはピエロ、ティルベルクにはアフロ……)

アフロ「明日のアフタヌーン、外交官の仕事でウベローゼンまで行くんだけど、付添いのトラベラーが見付かってないんだ……」

ソピア「えっ、外交官って嘘じゃ……」

アフロ「それ自体が嘘だったのさ。HAHAHA :D」

アフロ「どうして見つからないんだろうねぇ?」

ソピア「アフロで怪しいからじゃないですか」

アフロ「オーマイガッ! 盲点だった!」

ソピア「……あの、アフロさんはお金持ちですか? 私、旅人なのでウベローゼンまで連れて行ってもいいですよ」

アフロ「ハウマッチ?」

1.500G(相場)
2.1000G(ベテラン護衛レベル)
3.1500G(足元見すぎレベル)
4.プリーズモアマネー

ソピア「500Gです」

アフロ「もっと足元を見てくると思ったんだけどねぇ。ユーは聖人かい?」

アフロ「お礼代わりに明日のブレックファストはミーがご馳走しよう」

アフロ「ナイスガールに出会えて今日はラッキーだったよ!HAHAHAHAHA...」

ソピア(アフロさんは部屋に帰って行った)


ソピア(今日は……濃い人にしか会ってない気がする)

ソピア(キュベレさん含む)

ソピア(アン以外は短い付き合いになると思うけど、たくさんの人に出会うのは旅人である以上避けられないのかもね)

ソピア(王都の布団はいい布団。おやすみ)

25日目、7:00。

ソピア「お二人とも。おはようございます」

キュベレ「……おはよ~」

トール「ソフィアさん、城はどうでしたか……?」

ソピア(2人には、私は城に行って帰ってきただけって思われてるんだよね)

ソピア(後でアンにも会うわけだし……ここは)

ソピア「お城に行ったら普通の魔術師さんが住んでるだけでしたよ」

ソピア「その後も少し町を散策していたら、昔の友達に会って、帰りが遅くなりました」

キュベレ「何事もなくてよかったわぁ~……」


トール「さて……もうウベローゼンに戻りますか? それとも、午前中は観光していきます?」

ソピア「フェイランさんは何時になりそうですか?」

トール「お昼と言ってあります」

ソピア「では、朝は遊びましょう」

キュベレ「遊ぶってどこで? アタシ夜遊びしか知らないわよ」

ソピア「えっと……アフロさん」

アフロ「グッモーニン、ミス・トラベラー」

ソピア「この近くで友達と遊べる施設ってどこか知りませんか?」

アフロ「ミュージアム、ショッピング、ショーステージ、ゲームセンター、何でもあったね」

トール(なんだかすごい人に話し掛けてる……!?)


1.美術館で絵心を磨こう
2.コンサートで盛り上がろう
3.ゲームセンターでいざ勝負
4.自由安価(ありそうな場合採用、割と何でもあります)

↓ 1~3の相場はどれも200G前後

ソピア「ゲームセンターに行きません?」

トール「あっ、それなら聞いたことがあります」

トール「魔法局の近くに、ゲームセンターがあって、魔法競技会の練習にも使われているとか……」

キュベレ「勝負しましょ! 言っとくけど手加減はしないからね」


マジカルゲームセンター。

キュベレ「まずはこれで一勝を狙うわ!」

キュベレが選んだのはバーチャルホバーボードというゲーム。

空中に浮いた板に乗って決められたコースを飛び速さを競う、バランス感覚が試される箒レースの亜種、ホバーボード。

そのホバーボードを、モニターと上昇気流の魔法で再現した、工学と魔術が融合して作られたゲームである。

トール「僕たちが明らかに不利じゃないですか……」

ソピア「バランスなんて試したことないから……どうだろう」

このレスのコンマ+20 キュベレの得点
↓1コンマ トール
↓2コンマ ソピア

キュベレ107 ソピア85 トール6 トールェ……


トール「うわー!」ドテッ

ソピア「トールくん、大丈夫?」スイスイ

トール「そ、ソフィアさん上手ですね……」

ソピア(ダンスの経験が生きたのかな?)

キュベレ「そぉれ、宙返りよぉ!」

トール「キュベレさんが生き生きしてます……」

キュベレ 2ポイント
ソピア 1ポイント
トール 0ポイント


トール「僕はこれで雪辱を晴らします……!」

トールが選んだゲームはマジックダーツ。

魔法弾などを使って的の中心を狙い撃つ競技だ。

ソピア「私は光線魔法でもいいんですか?」

キュベレ「魔法弾がつかえないなら大丈夫よ。的は頑丈にできてるもの」

トール「僕、これだけは自信があるんです。行きます……!」


※50が中心、50から遠いほど的の中心から離れる

このレスのコンマ キュベレの数値
↓1コンマ±5 トール
↓2コンマ ソピア

キュベレ7 トール28 ソピア41 ソピアの器用さは20しかないはずなのに……


ソピア「あちゃー、ちょっとずれちゃった……」

トール「き、緊張していつもの実力が出せなかったんです……!」

キュベレ「アタシ戦闘は苦手だもの。しょうがないわよ」

トール「それにしても……ソフィアさんは器用ですね……」

ソピア(実戦経験が違うからかな……?)

ソピア(きちんと命中させないと、自爆ロボットに殺されてたかもしれないしね……)

キュベレ 2ポイント
ソピア 3ポイント
トール 1ポイント


キュベレ「ソフィアちゃんリードでソフィアちゃんのターンね……」

トール「どうか僕が得意なものを選んでくれますように……」

ソピア「どれにしよっかなっと」

1.ミュージックキャッチ 音楽に合わせて飛んでくる精霊にタッチする音ゲー、リズム感が大事
2.スピードシューティング 迫りくるモンスター型のパネルを魔法で撃ち倒していく、冷静さが大事
3.魔力パンチャー パンチングマシン型の筐体にパンチで魔力を送りその数値を競う、集中力が大事

ソピア「ミュージックキャッチ、やりましょう!」

ソピアは幼いころからの特技であるダンスを活かして、水を得た魚のようにスコアを稼いだ。

キュベレ「あれま……」

トール「本当に……何者なんでしょうか」

ソピア「――はいっ!」ビシッ

☆HIGH SCORE☆
1 ____ 38529
2 MR.JOKER 35006
3 MICKAEL 33317

ソピア「やった! 見て見て!」

キュベレ「ソフィアちゃん、ダンサーが天職なんじゃないの……!?」

トール「これ……僕たちは試すまでもないですね。僕はキュベレさんには勝てませんし……」

ソピア「LUFERIA、っと」

キュベレ 3ポイント
ソピア 5ポイント
トール 1ポイント


トール「そういえば……これって一番になった人は何があるんでしたっけ?」

ソピア「来る途中に、キュベレさんが……」

キュベレ『一番の人は最下位の人に一つだけ命令できるってことで!』

ソピア「って言ってましたね」

キュベレ「くぅっ……! アタシがトールくんとほっぺにキスし合おうと思ってたのにぃ……!」

トール「ソフィアさん勝ってくれてありがとうございます!」

キュベレ「どうするの? ソフィアちゃんがキスする?」

ソピア「しませんよ……」

↓ トールへの命令(仲が深まりそうなことでもいいし、罰ゲームでも良い)

ソピア「じゃあ……恥ずかしい秘密を一つ暴露してください」

キュベレ「内容のきつさを相手に任せつつ、相手の事を知って仲良くなろうとする上級テクニックね!」

ソピア「解説しないでくださいよ……!」

トール「え、えっと……恥ずかしい秘密、ですよね」

キュベレ「恥ずかしくない秘密はダメよ」

トール「昔、変なあだ名で呼ばれてたっていうのは……」

ソピア「前に聞きましたね」

キュベレ「アタシも一度聞いたわよ」

トール「…………言います!」

12 実は僕、ニンジンがいまだに食べられません
34 実は僕、書類の記入ミスで風魔術師になりました
56 実は僕、夜中に人気のない空き地で熱唱するのが趣味なんです
78 実は僕、女装癖があるんです
90 実は僕、ソフィアさんに一目ぼれしてました!(エンダァァァァ
ゾロ目 実は僕、キュベレさんのこと……そんなに嫌じゃないです(ホモォ

↓ コンマ一桁、高いほど衝撃的

トール「…………言います!」

館内放送「アイウィッシュユーラァヴアァウゥゥ…………」

トール「実は僕……ソフィアさんに、一目ぼれしていました!」

館内放送「エンダァァァァァァァ! イヤァァァァァァァ!」

キュベレ「あらま!」

ソピア「……えっ?」

ソピア「あの、エンダァァァァで聞こえなかったのでもう一回お願いします」

123「オォルウェイズ……ラァブユゥゥゥゥゥアァァウィラァァァ!」
456「もっ、もう言いました!」
7890「好きです!僕と付き合ってください!」

コンマ神が背中を押している!



トール「好きです! 僕と付き合ってください!」

ソピア「……えっ」

ソピア「えっ、えっ、えっ……?」

キュベレ「ほら、返事は?」

ソピア「きゅっ、急にそんな事言われても……えっ?」

キュベレ「それ、沈静化魔法」

ソピア「あ……」

キュベレ「状況は理解できたかしら?」

ソピア「……」

1.私でいいんですか……?しばらく考えさせてください……
2.まだお友達でいましょう、それでも遊びに行ったりできます
3.ごめんなさい(私の逃亡に巻き込んじゃう)

※トールくんは美少年なので『イヤです(キッパリ)』『精神攻撃魔法』などの選択肢は出ません

ソピア「その……まだ知り合ってそんなに経ってませんし……」

ソピア「今はまだお友達でいましょう」

トール「そ、そうですよね……」

ソピア「それでも……遊びに行ったりはできます」

ソピア「トールくんからも誘ったりしてくれたら、嬉しいです」

キュベレ「よかったわね。脈アリよ」

トール「は、はい!」

ソピア「あの……キュベレさんはいいんですか?」

キュベレ「元々オネエが正攻法で攻略できるなんて思ってないわよ」

キュベレ「搦め手を使うのがオネエ流。失恋で傷心のところを慰めてアタシに依存させるとかね♪」

トール「もしフラれてもキュベレさんの所には行きませんから……!」

ゲームセンターで160G使いました

4810G


9:30。

キュベレ「まだ時間あるけど、どうするぅ?」

ソピア「せっかくだから何かしましょうか」


1.カフェでお話
2.美術館
3.コンサート
4.商店街
5.ギャンブル

ソピア「賭け事しません? ゲームセンターの2階にあるみたいですけど」

トール「賭け事なんて初めてです……!」

キュベレ「やりすぎると身を滅ぼすわよ。途中でアタシが止めるからね」


係員「ここは成人の方でないと……」


123 フルフィリアでは16歳以上が成人
456 フルフィリアでは20歳以上が成人
789 フルフィリアでは20歳以上の保護者がいれば0歳でもギャンブルできます
0 十の位を採用

係員「20歳以上の成人の方がいないと入れません」

キュベレ「アタシ22よ」

係員「失礼しました。どうぞお入りください」

キュベレ「若く見てくれてありがとねぇ」


ソピア「どんなものがあるのかな……」

・カードゲーム 自分のコンマが奇数か偶数か当てられたら成功、お金が2倍になって返ってきます、ただしゾロ目なら失敗
・ルーレット 指定した数字がコンマに入っていたら成功、お金が4倍になって返ってきます
・スロット コンマがゾロ目だったら成功、お金がなんと10倍になって返ってきます

↓ 挑戦するゲームを選択

ソピア「ルーレットに挑戦しましょう」


~ルール~

レスに番号と掛け金を記入します、コンマ下二桁の中に指定した番号があれば成功です

賭ける金額は100G単位、キュベレさんが最大で500Gまでに制限しています

番号は二つまで書けます

番号を一つ書いて成功したら4倍、二つ書いてどちらかで成功したら2倍の金額が返ってきます


トール「試しに1回目です……!」

4810G

↓1 賭け金と番号(2つまで)を記入

ソピア「お願い、入って……!」

トール「8! 8!」

5 3

キュベレ「ギャンブルってこんなものよ」

ソピア「とりあえず後3回……」

4310G

↓1、2、3 やらない場合は『やらない』

ソピア「お願い! 0来て!」

8 3


トール「1か8、これなら……!」

2 4


キュベレ「ざわ・・・ ざわ・・・(4と5)」

9 7


3210G

ソピア「全敗…! これが現実っ…!」

キュベレ「これ以上はストップした方がいいと思うわよ……」

トール「お金がどんどん取られていきます……」

ソピア「取り返さなきゃ……!」

キュベレ「その『取り返そう』って考え方が一番危ないのよね」

1.このままルーレットを続ける
2.カードゲームで地道に稼ぐ
3.スロットで一発逆転狙い
4.カジノって怖い……もう帰ろう

カジノに弱すぎるとかソピアちゃんマジソピアちゃん



ソピア「5000G近くあったのに……」

トール「ここで止めておいて正解でしたよ……!」

キュベレ「クルトくんじゃないけど、いい経験になったと割り切るしかないわね。もう身に染みたでしょ?」

ソピア「はい……。賭け事には気を付けます……」


ウベローゼンに帰るため、まずは集会所に2人を呼びに行った。

ソピア「お待たせしました!」

フェイラン「やあやあ。ごきげんよう、待っていたあるよ」

アン「この方はどなたですかぁ?」

ソピア「ウベローゼンまで連れて行く依頼を受けたんだ」

アン「こちらはお友達ですね。初めまして、ソフィーの親友のアンと申しますぅ。ぺこり」

トール「はい。と、友達のトールです」

フェイラン「トール、友達を言い淀んでたネ! やっぱり恋人だたあるか、白状するよろし!」

アン「あらぁ、ソフィーにも遂に春が訪れたのですねぇ、おめでとですぅ!」

ソピア「違いますからぁ!」

フェイラン「依頼料は500Gで良いか?」

ソピア「はい。大丈夫です」

宿屋前。

アフロ「準備はオールレディーさ。いざ、ウベローゼンシティへレッツゴートゥギャザー!」

トール「この人お客さんだったんですか……!?」

ソピア「うん」

アン「わぁ、もっふもふの髪ですねぇ。EGI(グレートインスラニア帝国)の方ですかぁ?」

フェイラン「いーじーあい、聞いたことあるあるよ! 私の故郷のライバル国ネ!」

魔人「遅いぞ、娘」

ソピア「な、なんで宿屋から出てきたんですか!?」

魔人「太陽で焼け死にはせぬが、それでも暑いのは苦手なのじゃ……」

ソピア「そうじゃなくって、城ごと移動するのでは……」

魔人「ペンダントを見よ。これがわらわの城よ」

ソピア「……そういうことですか」

トール「また濃い人が増えた……!」

フェイラン「綺麗なドレスあるなぁ、私の憧れヨ」

アン「あれれれ、お姫さまがどうしてここにいらっしゃるんですかぁ?」

アフロ「フルフィリアのプリンセスかい!? もしかしてプリンセスもマジシャンでは?」

魔人「ええい、うるさい者どもじゃな!」

魔人「姫に似ておるとはよく言われるのじゃ、ありがとう!」

魔人「姫じゃないが確かにわらわはマジシャンであるぞ、最強の!」

フェイラン「それにしても変わた喋り方するあるな!」

アフロ「HAHAHA! ユーに言われたくはないんじゃなーい?」

トール「ソフィアさん……頭が痛くなってきました……」


キュベレ「お待たせぇ! ソフィアちゃん、突然で悪いけど彼も連れて行ってもらえる?」

筋肉「ウホッ、いい男!」

アフロ「身の危険を感じマース……!」

キュベレ「昨晩仲良くなったボディビルダーの○○くんよ」

筋肉「よろしくお願いします。俺は○○。自慢ではありませんが、バイセクシャルです!」

アン「ソフィーは私が守りますぅ……!」

ソピア「アン、声が震えてるよ……」

魔人「わらわを食えると言うならば食ってみよ、ほっほっほ!」

フェイラン「トール、ばいせくさるってどういう意味あるか?」

トール「もう嫌だ……」

ソピア 体26 精32 スキル数17
トール 体45 精20 風魔法:殴・追い風魔法・気配察知・速読
キュベレ 体80 精140 癒し光・活力光・沈静化・自己PR・フレア・光弾・光弾雨
アン 体40 精70
フェイラン
魔人
アフロ
筋肉


検問「なっ!?」

ソピア「驚くのも無理はないですよね。私もおかしいと思いますもの」

キュベレ「本当、イロモノパーティよねぇ」

トール「あなたがその第一号ですからね……!?」

アン「私は普通の元メイドですぅ、きゃぴ☆」

アフロ「EGIの外交官デース。ヘイ、顔パスプリーズ!」

筋肉「貴方もいい筋肉をしておりますね……じゅるり」

フェイラン「あいやー、あなた、仕事はいいから逃げた方がよろしヨ」

検問「あ、あの、あなただけは身分証明ができないようなのですが」

魔人「ほう……。魔法で黙らせるかの」ピカッ

検問「オトオリクダサイ」

ソピア「軍人さん……ご愁傷様です……」


↓ 奇数で大型モンスター、偶数でモンスターの群れ出現

ソピア「うそ……!」

キュベレ「この街道に大型モンスターが出るなんて……。しかも見た感じ、好戦的なタイプね」

フェイラン「ルー、任せたあるよ!」

ソピア「す、すいません。私は護衛ではなくあくまで付添いなので……」

アン「どうしましょ~。一旦引き返しますぅ?」

ソピア「……私の力不足でご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。一旦王都に戻り討伐されるのを待ちましょう」

トール「……このメンバーなら何とかなりそうだと思ってるのは僕だけですか……?」

ソピア(思ってたけど口に出さなかったんです)

魔人「どれ、わらわの力を久しぶりに見せてやるとするか」

アフロ「ヘイ、ガール。あのモンスターはトゥーデンジャラスだよ。ミーに任せておきたまえ」

筋肉「ウベローゼンで俺の恋人たちが待っているのです。邪魔などさせない!」

フェイラン「弱虫のトール、私の活躍を目に焼き付けておくよろし!」

キュベレ「なんだか負ける気がしないわねぇ」

ソピア(どうしよう……)

1.私もできるだけ戦おう
2.黙って見ておこう
3.魔人さん以外は危ないかもしれないから下がらせよう
4.やっぱりちゃんと依頼を受けて討伐しに来る人を待とう

ソピア「あの! 聞いて下さい!」

ソピア「ここは魔人さん1人に任せて下さい! 彼女なら大丈夫なんです!」

魔人「ほれ、というわけじゃ。下がっておれボール頭」

アフロ「マジシャンは見かけによらないってことだねぇ?」

フェイラン「戦わずに済むに越したことはないあるね」

筋肉「そうですね……。万が一この胸板に傷がついてしまったら、俺のファンが悲しみますね」

アン「私よりも付き合いが長いお方なんですかぁ?」

ソピア「ううん。昨晩遅くに知り合った人」

大きなトラのようなモンスターがこちらに気付いた。

目を赤く光らせると、勢いよく斜めに飛んだ。

その高さ、5メートル以上。

魔人「高く飛んでくれて好都合なのじゃ」

魔人「原っぱを焼かんで済むからの」

魔人「――恒星」

無数の魔法陣が空中に展開され、トラを完全に囲い込む。

次の瞬間、魔法陣の球体が真っ赤に燃えた。

地上近くに生まれた第二の太陽から激しい熱風が襲い掛かる。

筋肉「はっはっは! まるで日焼けサロンだよ!」

魔人「おっと、空気遮断」

一瞬激しい熱気に覆われたソピアたちをひんやりした心地のいい風が撫ぜていった。

アフロ「クール! アフロの中までひんやりだよ!XD」

魔法陣が消えると、そこから天使の羽がひらひらと舞い降りた。

魔人「あっけなかったの……」

ソピア(もし昨晩交渉に失敗してたら……)

15:00、ウベローゼン市到着。

ソピア(ずいぶん長旅だった気がする……)


キュベレ「ここで解散ってことでいいのかしらね?」

フェイラン「その前に! ルーに仕事の代金を払うネ!」

筋肉「どうぞお受け取り下さい」ニカッ

アフロ「センキュー、ガール!」

500Gずつ、報酬は1500G。

4710G

ソピア(カジノで減った分取り戻せた……!)

アン「魔人さんも払ってくださいよぉ」

魔人「わらわは金など持っておらん」

ソピア「ああ、その人はいいの。特例中の特例だから」


↓1 帰りの依頼で名声がコンマ一桁×2上がります、最低10
↓2 トールの交友度がコンマ×3上がります、最低150
↓3 キュベレの交友度がコンマ×2上がります、最低100
↓4 アンの交友度がコンマ分上がります

村人「いよぉし!みんなぁ!戦う準備が?
   出来たかぁ!?」?

村人の一人が大声で言い放つ?

村人「おお!!いつでもこいだ!」?
村人「いくらでもかかってこい!」?
村人「逆にやり返してやるぜぇ!」?

村人が勇んでいた?
若い男がほとんど総出で、みんな戦う?
覚悟は万端だった?

村人「よーし!これでいつでも……」?
町医者「お前らーー!!待つんじゃーー!!」?
村人「!!……先生!?」?

町医者が凄い形相で近づいてきた?

町医者「……ッハァ……ハァ……待て……お前たち……」?
村人「どうした先生?そんな必死な顔して……」?
村人「そうだよ先生……先生にはもしものためにも?
   村に残ってもらわないと……」?

息を切らして近づいてきた先生に村の皆は?
心配そうに言う……?

町医者がすでに山の半合を降りてきた明かりを?
指差す?

町医者「……あれを……見るんじゃ……」?

村人が不思議そうにその明かりを見た?

村人「なんだ……あの明かり……」?
村人「火事……じゃないよなぁ……」?
村人「俺望遠鏡持ってきたぞ!」?
村人「どれどれ……貸してみろ」?

村人の一人がその望遠鏡を覗き込む?

村人「んー……どんどんこっちに……!!!」?

望遠鏡を覗いてた村人の顔色が変わった?

村人「あ……あ……あぁ……」?

その顔はみるみるうちに落胆と絶望を織り混ぜた?
ような見るからに気の毒にも思える顔色だった……?

他の村人が心配そうに訊ねる?

村人「なんだなんだ?」?
村人「なんか変な者でも見たのか?」?

訊ねる村人に、先程まで覗いてた村人が望遠鏡を?
黙って渡した?

渡された村人が覗き込む?

村人「なんだよ一体……!……うそ……だろ」?

次覗き込んだ村人も、驚愕の表情を隠せなかった……?

村人「……奴等だ……それも……沢山………」?
村人「何だって!?」?

村人が一様に驚きを隠せなかった?

その視線の先にはペロキャン一味の軍勢が、?
馬にまたがり、松明を持って近づいてきた?
その数はゆうに100は下らず、フーシャ村の男手を?
遥かに上回る数だ?

村人「なんだよぉ……なんであんな数で……」?
村人「おい……見ろ!……アイツら……さっき買ってった?
   酒を抱えてるぞ!」?
村人「アイツらまさか……村を焼く気かよ!?」?
 ?
よくみると一味のまたがる馬には酒樽を担がせていた?
そして、望遠鏡からもわかるくらいに、一味の連中は?
一様に殺気だっている?

村人「……おいおい……どんどん近づいてるぞ……」?
村人「おい……もう山を降りるんじゃないか?」?

一味がもう一合足らずで山を下る?
あとは一本道で村にたどり着いてしまう?
更に相手は馬にまたがっている?
ここにたどり着くまで5分とかからない……?

村人「もう……だめだ……おしまいだぁ……」?
村人「くそぉ……マキノちゃんに何て言えば……」?
村人「仕方ない……みんなぁ!諦めちゃだめだぁ!?
   迎え撃とうぜ!」?
村人「お……おお!……」?

村人は勇んで見せたが、その目に絶望の色は?
隠しきれずにいる?

(くそぉ……くるなぁ……こないでくれぇ……)?

村の皆は願うが、徐々に下っていく明かりが?
容赦なく村人に絶望を植え付ける……?

かと……思われた……?

村人「……??……おい……おかしいぞ……」?
村人「確かに……もう山を降りる頃なのに……」?
村人「ああ……明かりが近づいて……来ない?」?

よくみると先程まで近付いてくる明かりが?
下山付近で止まっている?

村人「何が……あそこで……」?
村人「踏みとどまったのかな……」?
村人が、何が起きたのか望遠鏡を覗き込む?

それと同時に、明かりが消えた……?

村人「おい!松明が消えたぞ!?」?
村人「なんだ一体!?何が起こって……」?
村人「だめだ!……暗くて見えない!」?

村人がざわざわと騒ぎ出す?

町医者「一体……何があるんじゃ……」

少し時は遡る……?

ペロキャン「おしおまえらいくぞ!酒樽をすべて馬に積め?
      アイツが返せって言うんだ返してやろうじゃ ?
      ねぇかあおまけもつけてなぁ」?

ペロ部下「あいよぉかしらぁ!」?

ペロキャン一味が張り切って馬に酒樽を積み込む?

ペロキャン「あのくそやろぉおれのおでこに10ベリーぶっつけ?
      やがっておかげでおでこに後は残るわしゃべり方?
      もかわっちまってかわいい部下にゆっくりと大きい?
      声で指示も出せなくなっちまったお前ら大丈夫か?
      俺の声ちゃんと聞こえてるかぁ抑揚が聞かないから?
      聞き取りずらかったら悪いな」?
ペロ部下「大丈夫っすかしらぁ!(正直前よりわかりやすいよ)」?

ペロ部下の心の声が一致した瞬間だった?

ペロキャン「全く俺は素晴らしい部下を持って誇りに思うぜ?
      よーしお前ら今からあの村を焼き討ちだ俺に?
      逆らうとどうなるか教えてやろうぜ全員皆殺し?
      にしてやるからよいや待てよあのマキノとか言う女は?
      拐ってやろうぜ俺の酒汲みに使って飽きたら殺しゃいい」?

ペロ部下「へっへっへ……そりゃいいですねかしら……」
ペロ部下「俺らにも注がせてくだせぇ……女に酒を注いで?
     もらうなんて最高ですぜ……」?
ペロキャン「おおもちろんだぁそうと決まりゃあ出発だぁ?
      いくぞお前ら焼き討ちだぁ!!」?
ペロ部下「オオオオーーーー!!!」?

ペロキャン一味は勢いよく馬で駆け出した?

荒々しく鳴る蹄が夜の風を切り?
山の動物はその殺気に顔を出せず?
松明の炎は山の木を怯えさせるに充分だった?
何者もこの軍勢の前には無力……?
そう思わせるほどの迫力だった……?

「オオオオラアアァァァァァ!!」?
「もうすぐもうすぐだぁ!」?
「ヒィッヒッヒッヒィ……」?

山を降りきるまでもうすぐ……?

ペロキャン「おまえらもうすぐだ準備を怠るないくぞ」
ペロ部下「オオオオ……っとぉ!」?
ペロキャン「なんだ一体何があったんだ」?
ペロ部下「それがかしらぁ!……あれを……」?
ペロキャン「一体なんだってんだテメェか!」?

山をも怯えさせる怒号と迫力で迫り来るペロキャン一味……?
だが……それを目の前にしても揺るがぬ者が目の前に立つ……?

ペロキャン「今から向かう途中だったのにまさかテメェから?
      ここに顔を出すとはないい度胸じゃねぇか!!」?

その目の前に立つは……?

「随分と口が回るようになったな……」?

ギン……この男ただ一人だった……

ペロキャン「んだとおお前のおかげで口にブレーキを?
      かけられず部下に指示を出すのも大変?
      なんだぞどうしてくれるテメェだけは?
      許さねぇ村の奴等に見せしめだお前ら?
      コイツをやっちまえ!!」?

ペロ部下「オオオオーーーー!!(前より解りやすいぜ)」?

ペロキャン一味の部下たちは馬に乗ったまま襲いかかる

あるものはサーベル?
あるものはモーニングスター?
あるものは金棒?
あるものは槍?
あるものは鉞……?

皆が各々武器を握り襲いかかる?

軽く100人近くはいるであろう部下たちは?
ただギン一人めがけて殺意を露に向かった?

「ぐふぇ!」「ごふっ!」「がっはぁ!」?

呻き声が聞こえてくる?
こんな大量な武器を向けられて?
只ですむわけは無かった……?

きっとそれ相応の覚悟を持って立ち向かったのであろう

ペロキャン「よしよしこれだけの数で襲えばもうボロボロ?
      だろうなよしそいつを村人に見せ占めに?
      なんでテメェが立っているんだぁ!?」?

ペロキャン一味は……?

かつて東の海の覇者だったクリーク……?
その右腕と吟われてきた鬼の異名を持つ副船長……?
ギンに武器を向けて立ち塞がったのだから……?

皆が無事で立っていられるハズがあるわけがなかった……?

ギン「……随分と手応えないな……」?

先程の呻き声はすべて一味の者だった?
100人はいたであろう部下たちはその場で突っ伏し?
松明の火は残らず消された?

ペロキャン「てめぇ俺のかわいい部下をもう許さねぇ!」?
ギン「ゆっくりと話せ……聞き取れねぇ……」?
ペロキャン「てめぇのせいだろうが喰らいやがれ!」?
ペロキャン「一撃必殺ペロキャンドロップ!」?

ペロキャンはまたがっていた馬のせなかを踏み台にして
高く飛び上がり、両足を揃えて垂直に墜ちてきた?

ギン「当たるかよ……ふん……」?
難なくギンはかわすが……?

ペロキャン「バカめこの技はここから本番よ」?
ペロキャンは墜ちた地面からまた更に飛び上がる?
そして今度は片足の踵を突き出しまた墜ちた?

ペロキャン「"レモンテイスト"」?
ギン「しつこい野郎だ……当たらねぇよ……」?

ギンはまた難なくかわすが?
ペロキャンもまたすぐに飛び上がり……?

ペロキャン「"メロンテイスト"」?
今度は両膝を真下に向け、正座に近い状態で堕ちてくる

ギン「何回繰り返す気だ……」?
ギンはまたまた難なく避けるが?

ペロキャンもまたまた飛び上がっては墜ちてくる?

ペロキャン「"サイダーテイスト"」?
ギン「ふん……」?
ペロキャン「"コーラテイスト"」?
ギン「ほっ……」?
ペロキャン「"ストロベリーテイスト"」?
ギン「はぁっ……」?

難なく避けていたギンが……?
少しずつ息が上がっていることに気づいた……?

ギン(あいつ……どんどん速くなってる……)?

ペロキャンの飛び上がっては墜ちてくる攻撃の?
ストロークスピードが速くなっていき、ギンが?
かわすのも辛くなってきていた?

粘着埋め荒らしかと思った……トラウマががが

名声(旅):24→34

トール「フラれなくて本当に嬉しかったです……」(恋心:4.09)

キュベレ「色んな意味で楽しい観光だったわぁ」(友人:4.00)

アン「お嬢様のために尽くしますぅ♪」(親友:8.53)


キュベレ「それじゃ、またねぇ♪ ソフィアちゃん、楽しい観光だったわよ!」

筋肉「付添い感謝します。もしも俺の力が必要な時はファイターギルドのスポーツジムに来てください」


トール「ソフィアさん。それでは、また……」

フェイラン「トールともどもよろしくある!」


ソピア「アフロさんはどちらに? この町に大使館は無いはずですけど……」

アフロ「ミーにはもう一つの顔があるのさぁ」

アフロ「さっきは出番が無かったけど、これを見たまえ」

アフロはバッグからチェーンソーを取り出した。

アフロ「ミーは外交官であるとともに、チェーンソーユーザーなんだ」

ソピア「そんな職業ありましたっけ……」

アフロ「何を言っているんだい? ミーの職業は外交官兼メカニックさ」

ソピア(『ユーザー』が紛らわしい……)

アフロ「そんなわけで普段ミーはメカニックギルドでスタンバイしてるからユーも一度遊びに来なよ!」

魔人「ではわらわは城を建てる空き地を探そうかの。しばしさらばじゃ」

アン「ソフィー、お宿に案内してくれますぅ?」

ソピア「アンはちょっと待って。魔人さんの事についても説明しなきゃ」

魔人「お主、どこか良い空き地を知らぬか?」

ソピア「一旦、魔人さんも一緒にどこかでお話しましょう」

ソピア(どこにしようかな……)

ソピア(カフェ:アンブロシアは却下。あそこは私だけの世界に入る場所だから、真面目な作戦会議には向いてない)

1.宿屋
2.魔法局近くのカフェ
3.邪教の館
4.その他自由安価(良さげな場所があったら)

ソピア(宿屋はそのままアンが居つきそうだし、邪教の館だと魔人さんが居つきそうだから……)

ソピア「魔法局まで行きましょう。よく使うカフェがあるのでそこで話します」

アン「ソフィーがそうおっしゃるならどこへなりともですぅ」

魔人「わらわの魔力に当てられて気を失う魔導師がいなければ良いな」


魔法局のいつものカフェに行くと……

123 エルミス「ソフィー、おかえり!」
456 エルミス「ソフィー、おかえり!」知らない人「こんにちは……」
789 エルミス「ソフィー、おかえり!」フィナ「おかえりー!王都はどうだった?」フローラ「お茶会なのでございます」
0 ソピア(エルミスがいないなんて逆に不安になるんだけど……)

エルミス「ソフィー、おかえり!」

魔法局近くの広場に着いた途端、走ってきたエルミスに両手で腰をホールドされた。

ソピア「やっぱり捕まったー」

アン「どなたですかぁ? ソフィーの新しい使用人さん?」

エルミス「違うわ! ソフィーはわたしの下僕なのよ!」

エルミス「新しい下僕を連れて来てくれたのね。褒めてあげる!」

魔人「何を抜かす小童が。わらわを下僕呼ばわりするとは、覚悟はできておるか?」

ソピア「ストッープ! まずはカフェに入ってゆっくり自己紹介から始めましょう!」


ソピア「えっと、まずこちらがエルミス。最近知り合った鎌使いの友達」

エルミス「いいえ、ソフィーの主よ」

ソピア「こういう子なの。国の頂点に立つ日を夢見てるらしいよ」

ソピア「こちらはアン。私の昔からの友達」

アン「親友ですぅ」

エルミス「ソフィーにそんな友達がいたの……!?」

ソピア「……エルミスにも幼馴染はいるでしょ」


↓コンマ 魔人さんの空気読める度

魔人さんは思ったことをそのまま口に出してしまうタイプ



ソピア「そしてこの人が……名前は知らないけど、私の魔法の先生」

魔人「よろしゅう」

エルミス「名前が分からないって……信頼して大丈夫なの?」

魔人「お主にそっくりそのままお返しさせてもらおう」

エルミス「……」

ソピア「えっと……エルミスは偽名って事?」

エルミス「ねぇ、ソフィー、この人なんなのっ? 心が読める人?」

ソピア「先生、それともエルミスは信頼できないって言うんですか?」

魔人「いかにも。偽名であるし信頼してはならん。ソピアよ。こやつからはすぐに逃げた方が良いぞ」

アン「…………魔人さぁん、お口にチャックですよぉ!(小声)」

魔人「こやつはあと数日で間違いなくお主の敵となるのじゃからな」

エルミス「何を言っているの! わたしがソフィーの敵になるわけ無いわ!」

ソピア(よかった……! 『ソピア』って言ってるのは気付かれなかったみたい……)

ソピア「ごめん、エルミス! いったん席を外してもらえる!? 後でちゃんと説明するから!」

エルミス「……分かったわ。何なのよあいつ……!」


ソピア「……アンはまるでついて行けてないと思うけど、ちょっと我慢してね」

アン「はぁい。でも大体理解できてますよぉ」

ソピア「まず、エルミスが偽名なのは本当ですか?」

魔人「わらわにはお見通しじゃ」

魔人「ソピア、あやつが何者か知っておくか?」

アン「とりあえず、ソフィアと呼んでください。今は誰もいませんけど、どこで誰が聞いているか分からないんですよぉ?」

魔人「さあ、どうする?」


1.魔人さんを頼る、ここでエルミスの正体を聞く
2.エルミスを信じる、ここは魔人さんの間違いだと思い込む

ソピア「聞きません。私が裏切るならともかく、あのエルミスが私を裏切るなんて悪い冗談です」

ソピア「偽名を使ってるのが本当だとしても……私と同じでやむを得ない事情があるんだと思います」

ソピア「私だって詮索されたくないので、私もエルミスを問い詰めたりはしません」

魔人「仕方ないの……。こうなったら自分でまいた種じゃ。わらわは止めたからの」

ソピア(魔人さんはあまり外に連れ歩いていいタイプじゃないね……)

魔人「世間知らずなのは承知しておる」

アン「あのぉ……そろそろ魔人さんが何者なのかだけ聞かせてもらってもいいですかぁ?」

ソピア「ごめんね……。魔人さんは―――」

アン「ソフィー、アンと別れてすぐにそんな危険な真似をなさっていたなんて……!」

ソピア「もう綱渡りには慣れてるから大丈夫だよ」

アン「あんまりアンを心配させないでくださぁい……」

ソピア「魔人さんにアンの説明はいりませんよね」

魔人「無論」

ソピア「えっと……じゃあまずは、魔人さんの城を建てる場所を見つけて……」

ソピア「それからアンがこの町で暮らすための手引きをしないとね」

ソピア「その後にエルミスに弁解しに行かなきゃいけないけど……今日中に間に合うかなぁ……」

魔人「クロックアップをかけようか?」

ソピア「たぶん時を早める魔法でしょうけど、町中で倍速移動したら目立つのでやめてください」


ソピア「今私が知ってる広い空き地から選ぶとすると……」

1.町の端の畑作地帯
2.高台にある貴族の邸宅跡地
3.邪教の館の裏にある池

↓ 魔人の城建設地選択

ソピア「そういえばウベローゼンにも高台に空き地がありました」

ソピア「軍との争いで爆発四散した邸宅があって、今は瓦礫が散らばってるだけのひどい有様だって(メリルさんとの)世間話で聞いたんです」

ソピア「ちょっと地面が散らかってますけど大丈夫ですか?」

魔人「構わん。一掃すればいいだけじゃ」

ソピア「早速そこまで移動しましょう」

↓ 魔人さんの注目度25 コンマ25以下で職務質問

この人は本当に神にも悪魔にも愛されたお姫さまなんだろうか



軍人「そこの黒ドレス、止まれ」

ソピア(この展開久しぶり!)

魔人「なんじゃ?」

軍人「王冠まで被って……王家の人間じゃないのか?」

1.魔人さんが魔法でどうにかすると思うので成り行きに任せる
2.王家の人間がこんなにあからさまな格好で出歩くと思います?
3.王族で捕まっていないのは王子だけでしょう?

↓ はずれは一つ

はずれは1でした、六勇登場、魔人さんは平気ですが戦闘に巻き込まれソピアとアンは……な結末



ソピア「王族で捕まっていないのは王子だけでしょう?」

軍人「そうだったか……? ちょっと待ってくれ……」

軍人「……あー、そうだった。すまなかった。行ってよし!」

魔人「貴族と言う可能性は考慮せんで良いのか?」

ソピア(なんで行っていいと言われたのに食い下がるんですか……!)

軍人「貴族でここまで質のいいドレスと王冠を身に付けている者はいないだろう」

魔人「よく見ておるの。偉いぞ」


ソピア「ここです」

アン「すごい荒れようですねぇ……」

魔人「大型の獣が暴れ狂った痕が見える。あとは爆薬か。……それい」

局地的な竜巻が発生し、目の前が見えなくなったと思ったら、すぐに瓦礫の消えた空き地が姿を見せた。

魔人「ではここに建てるぞ」

魔人が首から下げたミニチュアの城を外すと、無造作に空地へと放り投げた。

それで建設が終わった。

アン「魔法ってすごいんですねぇ」

ソピア「ここまで大規模なのは初めて見るけどね」

魔人「さて、今日からはウベローゼン暮らしか。モンスターもおらぬし、噂も立っていない……変な来客が増えそうじゃな」

魔人「施錠はしっかりとしておこう」

魔人「……その娘の世話があるのじゃろ。今日はもう行って良いぞ。魔法の教授は明日で良いな?」

ソピア「はい。魔人さんが良ければいつでも構いません」

魔人「ではさらばじゃ。……ふぅ、久しぶりに歩いて疲れたぞ……」

流石に眠いので今晩はここまでにします

ティルベルク編は元々、世界を旅する人から情報を聞くイベントを中心に考えていましたが、

終わってみるともっと大事なイベントがごろごろしてましたね、トールくんの告白とか

アフロさん以外は即興で作ったのですが、ソピアちゃんの逆転劇のキッカケになれそうな人物を散りばめられたのでよかったのだと思っておきます

剣士ギルドの王子様は自称ではなくファンからそう呼ばれてるんです

ロットさんは対人戦では一騎当千できるタイプです、反面大型モンスターとの一騎打ちは不得手

こんな夜中に少し進めます

ソピア「次は……アンのギルド登録の付添いと住むところの調達だね」

アン「アンはソフィーと同じお宿で構いませんけどぉ?」

ソピア「私が構うの」

アン「でもそれじゃ、いざという時におそばにおれませんよぉ……」

ソピア「一旦保留にしてギルドから行こう?」


レンジャーギルドは市営消防団の本部におかれていた。

団員「どうした? 火事か、救急か?」

10代半ばの少女2人の来訪に、それまでくつろいでいた消防団員たちが気を引き締める。

ソピア「違います。ギルドへの登録です」

団員「2人ともか?」

アン「あたしだけですぅ」

団員「……君が?」

ソピア(まあ、口調や雰囲気で見ちゃうと、こうなるよね……)

団員「まあ良い。では、登録の前に必要な試験について説明しよう」

アン「ソフィー、試験があるんですって。どうしましょぉ?」

ソピア「忘れてた……アンならペーパーテストなら大丈夫だろうけど、他は……」

団員「まずは志望動機を聞こうか。それによって試験内容が違う」

アン(どう説明しましょうかねぇ……?)

1.メイドのお仕事を失ったので、勤め先を探しているのですぅ
2.ナースとしてみなさんのお役に立ちたいのですぅ
3.苦手な分野を克服しなきゃと思ったので志望しましたぁ

アン「ナースとしてみなさんのお役にたちたいのですぅ」

団員「病院勤めを希望か?」

アン「そうなりますかねぇ」

団員「……しかし、病院では救急の仕事も多い。実際に治療するのは魔術師だ」

団員「君の健康についての基礎知識、移動の迅速さ、手際の良さを見せてもらおう」

団員「3つのうち2つに合格できたら、あとは訓練次第で伸びる可能性がある。登録を承認しよう」

アン「頑張っちゃいますよぉ!」

ソピア「気合いだけ空回りしてドジ発動しないでね……」


↓1 健康に関するペーパーテスト 知力80+コンマ、100以上でクリア
↓2 指定されたコースの短距離走 敏捷70+コンマ、100以上でクリア
↓3 道具を見つけて急いで運搬 器用10+コンマ、100以上でクリア

知識:168 移動:164 手際:86 アン頑張りすぎ……



アン「はいっ、終わりましたぁ」

団員「……君、どこで勉強したんだ?」

アン「えっとぉ……昔、風邪を引いた時に人体の図鑑を呼んだんですよぉ」

アン「風邪は治らなかったけど、役に立ちましたねぇ、えへへ」


アン「アンはもうへとへとですぅ」

ソピア「すごく平気そうに見えるけど……」

団員「スカートでこのタイム……君はいったい……」

アン「元メイドですからぁ。ロングスカートで忙しく階段を上り下りしてる内に速くなったんだと思いますよぉ?」

ソピア「見習いの時もすごく速かったけどね」


アン「あれとぉ、これとぉ……」テキパキ

団員(元メイドと言うだけはあるな。この分なら全部合格か……。人を第一印象で判断してはいけないな)

アン「よっこいしょっと」

アン「ひゃわ~!」ガッシャーン

アン「あうー、全部ひっくり返しちゃいましたぁー!」

団員「……」


団員「一応、その年代の少女の中ではかなりの好成績だった……」

団員「登録を認めよう」

アン「やりましたぁ! ソフィー、褒めて褒めて!」

ソピア「おめでとう。アンならこの結果だと信じてたよ」

団員「ここに名前を書いてくれ」

アン「アンジェリカ、っと……」

ソピア(言ってなかったけどちゃんと偽名を使ってくれた、さすが)


アンがレンジャーになりました

ガンマンギルド周辺は若者の町。

レンガの壁に落書きがされていたり、路上で煙草を吸う若者がたむろしていたりと、危険な雰囲気が漂っていた。

どこかから発砲音が聞こえる。

訓練で銃を撃っただけなのだと信じたい。


ギルドの受付は銃の販売店だった。

銃屋「いらっしゃい。あんたたち、見たところガンマンに見えないけど登録希望者かい?」

ソピア「こちらのアンがそうです」

アン「はぁい。ガンマン志望のアンですぅ」

銃屋「そんじゃ用紙に名前書いてね」

ソピア「試験は無いんですか?」

銃屋「うちのギルドは誰が持ってるのか把握できてればそれでいいんだ」

銃屋「まあ形だけのものだけど。実際は全然管理できてないし」

銃屋「兼業も自由。訓練するかしないかも自由。うちは自由さが売りなの」

アン「アンナマリア、っと……」

銃屋「登録完了、好きな銃を買っていきなよ」

アン「ソフィー、どうしますぅ?」

ソピア「私、銃にはそんなに詳しくないんだよね……」

ソピア「どれも結構高いね、アン、いくら持ってる?」

アン「500Gですぅ」

ソピア「私は4710G」

1.カスタマイズ式ピストル 様々な機能を後から付けられる最新式拳銃、1250G
2.リボルバー 構造が複雑でなく手入れも簡単な拳銃、1000G
3.ライフル 威力が高くやや遠くの標的も撃てる長銃、1200G
4.ショットガン 広い範囲に銃弾をばらまく散弾銃、1400G
5.サブマシンガン 連射性能が高い高火力銃器、1600G
6.グレネードガン 榴弾を打ち出す小型砲、1500G

アン「下3つは場所を取りそうですねぇ……」

↓ アンに持たせる銃選択

ソピア「後々の事まで考えて、カスタマイズ自在なピストルにしない?」

アン「いいと思いますぅ」

銃屋「それなら、一番反動が小さくて持ち歩きやすい、これでどうだい?」

ソピア「はい。いいよね、アン?」

アン「はいっ」

3960G

ソピア(カスタマイズ用のパーツは……ロットさんが余らせてないかな?)

ソピア(改造はアフロさんに頼めそう)


アンがガンマンになりました



ソピア「これで登録は終わりだよね」

アン「えっとぉ、一応黒魔術師も候補に挙がってましたけどぉ……」

ソピア「一旦2つだけにしておいた方がいいかも。忙しくなるからね」

ソピア(ヒレアちゃんの反応が読めなくて怖いんだよね……)

アン「ソフィーの宿屋には連れて行ってくれませんかぁ……?」

ソピア(いよいよだ……説得上手くいくかな……)


1.同じ宿屋に泊まれるか、事情を知っているメリルさんに聞いてみよう
2.まずは訓練&仕事場所となる病院を探そう、そしてその近くで住める場所を探そう
3.誰かに相談しよう(魔法局の受付さん、クルトさん、テレサさん他、誰に相談するかも)

水魔術師・白魔術師がすぐに駆け付けられる、魔法局と聖教会にほど近い聖十字総合病院。

医者「え? ここで働きたいって?」

アン「はい、そうなんですぅ」

医者「確かにこれはレンジャーの証明書だね……」

医者「うちは人手は足りてるから、見習いってことでもいいかい?」

ソピア「見習いだとどうなるんですか?」

医者「職業訓練中の身だから、給料があまり出ないんだよ」

医者「人の命を預かる仕事だから、生半可な腕で手伝ってもらうわけにいかないんだ」

アン「それで構いません」

医者「うん。今日から君は救護班見習いだ。ナースやレスキューの人たちに挨拶してくるといいよ」


アン「今日からお世話になります、見習いナースのアンですぅ」

ソピア「こう見えて意外と頭のいい子なので、単純に判断しないであげてくださいね」

ナース長「よろしくね、アンちゃん」

ナース長「ところで、ここは聖十字病院なの。二人は神を信じてる?」

アン「お祈りの時間があるのですねぇ。決まりなら従いますぅ」

ソピア「私は苦渋を飲まされ気味なのでそこまで頼りにしてません。ですけど私は働かないので別にいいですよね」

ソピア(生命の天使と思しき女性が十字架を抱いたシンボルマークが飾られている)

ソピア(確証はないけど、ヒレアちゃんのお母さんはきっとここで……)

天使(その通りです。この病院は市内で最も大きい病院ですので)

ソピア(突然頭の中に直接語りかけてこないでください。ビクッてなったじゃないですか)

アン「レスキューのみなさん、今日から入った見習いのアンですぅ。足を引っ張らないように頑張りまぁす」

ソピア「ちょっとドジですけど頭はいい子なので……って、キアロさん?」

キアロ(ソピアと同じ宿に泊まる気さくなレスキューの男性)「おや、こんな所で会うなんて奇遇だな」

ソピア「アンは私の親友なんです。優しくしてあげてください」

キアロ「ああ、任せてくれ」

キアロ「たまに性格の悪いナースもいるから、こちらでも気を付けておこう」

アン「お知り合いだったんですかぁ」

ソピア「ちょっとね」

キアロ「同じ宿屋に泊ってるんだ」

ソピア(言っちゃった……まあ、言っていいと思うよね……)


アン「キアロさんがいるなら、なおさらソフィーのお宿に一緒に泊まるべきだとアンは思いますぅ」

ソピア「でもね……何度も言ってるけど、危険も大きいんだよ」

ソピア「同じ町ならすぐにかけつけられるから、ね?」

アン「でもでも、ソフィーの力になれないじゃないですかぁ!」


ソピアの交渉力70 アンの交渉力50、キアロ効果でプラス20

↓一緒に泊まるのはOKかNGか このレスよりコンマが低い場合NGでもソピアが折れます

アン「この程度しか離れてないならリスクは変わらないと思いますよぉ?」

ソピア「それもそっか……うん、それじゃ、メリルさんに紹介しなきゃね」


メリル「おかえり、ルーちゃん。遅かったね、もう夕方じゃないか」

ソピア「あの、この子を紹介したいんです」

メリル「ふむ……奥の小部屋に行こうかね」


ソピア「この子はアンって言って―――」

メリル「ルーちゃんの親友ってことにしておけばいいんだね?」

アン「よろしくお願いしますぅ」

ソピア「割引は効きませんよね?」

メリル「流石に決まりだから無理だねぇ」

アン「大丈夫、そのくらいのお給料は出ますよぉ」


ソピア「ちょっと出かけてくるよ」

アン「アンの荷物を片づけておきますねぇ」


25日目夜 現在地:宿屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(>>207の上二つ)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

あっ、しまった……エルミスは時間的にもう家に帰っています 注意書きを忘れていました

改めて安価取ります

25日目夜 現在地:宿屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(>>207の上二つ)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

~交流を深められそうな人物~

・知人以上な名ありキャラ
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ
宿屋のおばちゃん:メリル
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス
おしとやかな12歳商売人:フローラ
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ
文系15歳美少年新米風魔術師:トール
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ
あざとい17歳メイド:アン
魔法街の仕立て屋人形:クリスティ

・会った事のある名ありキャラ
18歳女アーチャー:ハルカ 快活そうな見た目に控えめな性格
15歳女パン職人:イリス 明るく男勝り
43歳男レスキュー:キアロ ソピアと同じ宿が拠点の頼れるおじさん
40代清掃員:メヒィアス夫妻 うるさい妻と無口な夫の夫婦
30歳男剣士:ウィア&40歳男パフォーマー:マッド ソピアと同じ宿が拠点の若作り剣士と剛腕ピエロのコンビ
20歳女ファイター:ノア 赤髪で大雑把な手練れファイター、宿屋近くの酒場にいる
24歳男レンジャー:オルド イケメン細マッチョナンパ男、宿屋近くの酒場にいる
15歳女ファイター:フェイラン 気の強いカンフー娘

・仲のいい名無しキャラ
邪教徒さん
魔法局受付さん
魔人さん

・ギルド関係者
魔法局の月魔導師
魔法局の精霊術師
旅人ギルドの吟遊詩人
異国から来た神主さん

・ソピアのことが気になっている人物
初日の夜お世話になった浮浪者たち
骨のような女性
パティシエの少女
ウベローゼン南方警備隊の男性
元狩人の老人
連合帝国のアフロ外交官

~行けそうな場所~
●ウベローゼン市
市役所
職業相談所
ウィンベル邸(ソピアの元自宅)
賭博場
大ホール
裏通りの孤児院
魔人の城
聖十字総合病院
・各ギルド街(>>5)
今までに行ったのは
『勇者の館(剣)』『ファンキータウン(銃)』『何でも屋(盗)』『魔法局(魔)』『聖教会(白)』『邪教の館(黒)』『登山協会(山)』『農協(森)』
『宿屋(旅)』『美食通り(料理)(パン)』『ファッションストリート(裁縫)』『牧場(牧)』『不夜街(芸能)』『オフィス街(商売)』
宿屋周辺……酒場・カフェ・道具屋
魔法局周辺……魔法のパン屋・魔法の仕立て屋・薬屋・マジックアイテム屋・図書館・岩魔術師のカフェ
聖教会周辺……道具屋・ハーブ畑・聖騎士の館
・カフェ
宿屋近く・魔法局近く・この世の魔境・アンブロシア・ねこまみれ・モンブラン・ホームメイド・バニラソルト
・酒場
宿屋近く・フジヤマサムライ・鶏王・バーボンハウス・男まさり
・その他食事
ピッツァ&パスタ『トリコロール』・カレー&中華『アジアの王様』・レストラン『デーツデザート』・レストラン『牛魔王』
●ハーバリア市
ハーバリアタワー・王立造船所・海人ギルド総本山・水族館・港・市場
●ファナゼ市
中央市場・東西南北の商店街・遊園地・パフォーマーギルド本部・博物館・地下街・グリエール商会本社
●王都ティルベルク
王宮・魔人の城跡地・勇者の城・大聖堂・魔法局本部・各国大使館・ゲームセンターほか


~今ほったらかしになっている事項~
3つの死亡フラグと3つの敵対フラグ
ロットさんの隠し事
フィナの師匠
ミルズと仲良くなる
クリスティの依頼
ほか

上のほったらかしイベントに『ヒレアとお料理』を追加で



ソピア(一旦現状を整理したけど、やりたいことは結構多いね)

ソピア(こんな夜でもできそうなのは……)

1.魔法局に行ってみよう
2.娘さんに会いに行こう(依頼はまだ)
3.魔人さんの様子を見に行こう
4.邪教の館を訪ねよう(料理はまだ)
5.あちこちで依頼を探そう
6.自由安価

中途半端なところですが寝落ちしかねないのでここまでにします

今晩中に25日目を終わらせたかった……

遅くまでお付き合いくださりありがとうございます

ソピア「こんばんは」

受付「おや、こんばんは。最近顔を見せない日が多いですね」

ソピア「寂しいですか?」

受付「そんなわけないでしょうに」

受付「でも、私はともかく、人々からは求められているようですよ」

ソピア「私がですか?」

受付「はい。貴女あてに依頼が三件来ています」


・魅惑の手袋 依頼者:仕立て屋の娘(わたしの名前忘れちゃいました)
ピアニストさんたちに重宝される魔法の手袋を作ります。お姉さんの魅了魔法をお貸しくださいな。

・モンスター討伐チーム 依頼者:火魔術師テンパラス
ソフィアの力を見込んで頼もう。南の丘陵に出没したモンスターの討伐チームに参加してほしい。

・夢の世界へ 依頼者:骨のような女性
旅立ちたいんだ。うぇへへへへ。500G。


ソピア「クリスティさんと、テンパラスさんと、あの怖い人……!」

受付「2人ほど生気が感じられなかったり、新米魔術師の分際で剣を携えて現れたりしてましたが、そこをスルーしてあげる優しい私です」

ソピア「そういえば王都で受付さんのお姉さんに会いましたよ」

受付「王都へ行っていたんですか」

ソピア「魔法局本部はいいところですね。設備も、対応も」

受付「姉は腹黒ですよ」

ソピア「表面すら真っ黒よりはいいんじゃないですか?」

受付「私は心の内に優しく暖かな光を秘めていますから」

ソピア「結局のところ問題は私に対して優しいかどうかだと思います」


受付「貴女にもこれを渡すよう言われていたのでした」

ソピア「第987回、ウベローゼン魔法競技会?」

受付「詳しくはビラを読んでください」

ソピア「一応、聞いたことはありますけど……」

ソピア「どんな競技があるんですか?」

受付「的当てや飛行、ビジュアルショー、チームでの模擬戦闘などでしょうか」

受付「名声が上がるのはもちろんの事、賞金や豪華賞品も用意されていますから、初心者部門で参加されてみては?」

受付「開催は4日後です」

ソピア「告知が遅いですよ……」

受付「貴女が2日間顔を見せなかったので渡す機会が無かったんです」

ソピア(初心者部門は2日目、つまり5日後の12:00~18:00)

ソピア(5日後って、私の逃亡生活ちょうど30日目だね……)


例1.王都の受付さんと交代してくれませんか?
例2.他に何か変わった事はありませんでしたか?
※自由安価

↓2まで 他に話しておくことがあれば、無ければ「無い」

ソピア「エルミスの様子はどうですか?」

受付「あの大鎌の少女ですか」

受付「一体何者なんです、彼女は? 貴女の追っかけですか?」

ソピア「大体合ってます」

受付「彼女なら、よく魔術師たちに声をかけているのですが、ことごとくフラれて、今ではみんな避けて通っていますね」

ソピア「うわぁ……」


ソピア「あの、受付さん」

受付「はい」

ソピア「王都の受付さんと交代してくれませんか?」

受付「また急にとげとげしい言葉ですね」

ソピア「王都の受付さんは少なくとも私には優しいし、親切だし、同じ月魔術師で頼れるのでそっちがいいです」

受付「申し訳ありませんが……」

ソピア「お姉さんの許可は頂いてますよ」

受付「そうではなく、私も個人的にこの町に思い入れがあるのです。たとえ姉の頼みでもお断りです」

ソピア「なるほど……」

受付「私も受付である前に一人の市民ですから」




ソピア「まだ一文無しのアンの分まで払っておきます」

メリル「はいよ」

3930G


アン「お帰りなさいませぇ、お嬢様」

アン「お掃除を終わらせておきましたぁ♪」

ソピア「頑張った感じは出てるね、うん……」

アン「元よりはマシにできたと思いますよぉ?」

ソピア「自分でマシって言うのはやめようよ……」


アン「明日はどんなお仕事をされるんですかぁ?」

ソピア「仕事しない日もあるよ。一日中訓練に励んだりね」

ソピア「無駄遣いしなければお金が減ることはないし」

アン「どちらに行かれても構いませんよぉ。お供いたしますぅ」

ソピア「うーん……できれば別々に行動したいんだけど……」

ソピア「ナース見習いの訓練もあるでしょ?」

アン「かしこまりましたぁ」

25日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:スカイブルーの瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ・ムーンストーンの杖(知20)
所持金:3930G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター
ポーション×2・毒消し草・回復の杖
薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・緋袴・ヘアゴムセット・アザラシ革の手袋

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・脱兎・騎馬
 月光光線魔法・精神攻撃魔法・光線魔法:精神・光線魔法:波・魅了魔法・全体魅了魔法・幻覚魔法・分身魔法・視覚妨害・魔力制御
 究極魅了魔法・生命の加護

体力26/26 精神32/32
筋力30 敏捷44 知力70(90) 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声34 注目度0
経験値:体7・精47・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
あざとい17歳メイド:アン「お嬢様のために尽くしますぅ♪」(親友:8.53)
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「負けないからね!」(友人:5.70)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「ソフィーはわたしのなのに……」(友人:5.53)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「お料理楽しみ」(友人:4.44)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「フラれなくて本当に嬉しかったです……」(恋心:4.09)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「色んな意味で楽しい観光だったわぁ」(友人:4.00)
宿屋のおばちゃん:メリル「気を付けて行動するんだよ」(親しみ:3.31)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「いそがしそうでございますね」(知人:2.93)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「上手くいくといいんだが……」(知人:2.71)
魔法街の仕立て屋人形:クリスティ「お姉さんと会えてよかったですっ」(知人:2.00)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「逃げ足だけは一流だよね」(知人:1.93)
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ「……兄様を助けてくれたことは感謝するよ」(知人:1.90)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「いかがなさっているでしょうか……」(知人:1.42)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「やるな……」(知人:1.00)



ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20 妖精対話はコンマにプラス40

『旅人スキル』
長旅歩き 101/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 31/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
騎馬Ⅱ 0/150 馬を駆けるように走らせ、馬上で道具を扱える
ラクダ騎乗 0/110 足は遅いが乾燥に強いラクダを操る
ウシ騎乗 0/110 足は遅いが荷物運びと山道に強い牛を操る
火起こし 57/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 16/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『森人・木霊主スキル(一部)』
妖精対話 380/400 自然の化身である妖精と上手く交渉できる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
月照明魔法 0/100 周囲の暗闇を月の光で照らす
精神毒魔法 0/120 精神を汚染する、治療しない限り心を蝕み続ける
拡散精神魔法 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
多分身魔法 0/150 幻を操り自分の分身を最大で五人まで作り出す
迷彩魔法 0/120 自分の姿を消す、ただしよく見ると影は残っているし背景が歪んでいる
鏡魔法 0/100 光を反射して対象に自身の分身を見せる
盲目魔法 0/150 光を当てた相手はしばらくの間何も見えなくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

アン「お嬢様、朝でございますよぉ」

ソピア「うん……おはよう」

アン「さあ、今日から頑張って行きましょう」

ソピア「アンも無茶はしないようにね」


メリル「おはよう、ルーちゃん、アンちゃん」

ソピア「おはようございます」

アン「おはようですぅ」

ソピア「それじゃ、私は出かけてくるからね」

アン「病院の途中まではご一緒させてくださいな」


26日目朝 現在地:宿屋 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(>>207の上二つ)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
6.自由安価

↓1、2、3 26日目の訓練内容

↓4 26日目朝の行動選択

多分身魔法

体力

3 実践訓練

>>779は追加忘れでした それと>>790は連取りになるため>>788の代わりに>>789を採用します



宿屋近くのカフェ。

ソピア「ロットさんはまだ来てないね……自分で探すしかないかな」

ソピア「えっと…………あったあった」

ソピア「今日の10時~12時と、14時~16時の2回がある……どっちにしよう」

1.午前の部(一人で行きます)
2.午後の部(ロットさんを連れて行きます)

ソピア(ロットさんもいた方が安心だよね、お昼からにしよう)

ソピア(改めて、朝は何をしようかな)

ソピア(お金もたまったし、また道具屋さんを覗きに行こうかな?)

ソピア(魔人さんのお城も訪ねないとだし、今夜ヒレアちゃんとのお料理をするなら買い出しに行ってもいいかも)

ソピア(エルミスのこともほったらかしにはできないね……)

1.誰かと会う(相手も指定)
2.さらに依頼を受ける(>>779
3.お買いもの(市場or道具屋)

メンバー募集系依頼はその段階では報酬無しです(1スレ目でもそうだった)
お店の手伝い系の仕事は商品の出来と売上次第です



ソピア(ミルズさんに会いに行こう)


魔法局近く。

ソピア(エルミス来るかな……)


1.エルミスに捕まる、その後ミルズとクルトが2人一緒にいるところに会う
2.エルミスがいない、1人でいるミルズに会う

エルミス「捕まえたわよ、下僕!」

ソピア「捕まった」

エルミス「昨日の件についてちゃんと説明なさい!」


いつものカフェ。

ソピア「昨日はごめんね。あの人、空気が読めないんだ……」

エルミス「まず……」

ソピア(魔人さんのことだよね)

エルミス「あの、アンって子は本当に親友なの?」

ソピア「そっち……?」

ソピア「えっと……」


エルミス「それで、昨日のあの魔人?って人は何なの?」

ソピア(説明しにくいなぁ……)


ソピア「それでさ……エルミスに私からも確認したいことがあるんだけど……」

エルミス「何よ。下僕の分際でわたしを疑うというのかしら」

ソピア「……」


↓1 アンについて
1.昨日も言ったと思うけど、昔からの親友だよ。エルミスにも幼馴染はいるよね。
2.たしかに親友だよ。でも、一番仲がいいわけじゃないから安心して。
3.たしかに親友だよ。でも、大親友だからこそいつでも話せるし他のお友達を優先したいかな。

↓2 魔人について
1.王都で知り合った昔々のお姫さまだよ。すごく強い魔法使いだからどんなことでも分かっちゃうみたい。
2.王都で知り合ったベテラン魔法使いだよ。若く見えるけど実は数百年前の人。
3.王都で知り合った魔法使いの女の子だよ。ああいうキャラを演じたい年頃なんだよ……。

↓3 エルミスに対して
1.エルミスは私を裏切ったりなんかしないよね……?それだけは聞かせて。
2.エルミスが偽名って本当なの?
3.エルミスは何か私に隠し事をしてるよね。

↓1、2、3

エルミス「あの、アンって子は本当に親友なの?」

ソピア「えっと……昨日も言ったと思うけど、昔からの親友だよ。エルミスにも幼馴染はいるよね」

エルミス「……何よ。幼馴染がいるからって……!」

エルミス「いなくて悪かったわね……!」

ソピア(あぁっ、地雷を踏んじゃった……!)

ソピア「ごめん! 悪くはないよ!」

エルミス「どうせソフィーも、わたしは性格が悪いとか思ってるんでしょ!」

ソピア(どちらかというと手玉に取りやすい性格……コホン)

ソピア「そんなこと無いよ。エルミスはなんだかんだで優しいし、きっとみんな、優秀なエルミスに嫉妬してただけなんだよ」

エルミス「……わたしの事、面倒くさいとか思ってるんでしょ」

ソピア「その発言だけはめんどくさいよ」

エルミス「やっぱりぃ! うわぁぁぁん……」

その後ソピアは、涙目のエルミスをなぐさめるのに30分近く要した。


エルミス「それで、昨日のあの魔人?って人は何なの?」←落ち着いた

ソピア「王都で知り合ったベテラン魔法使いだよ。若く見えるけど実は数百年前の人」

エルミス「ま、魔法ってそんなことまでできるの!?」

ソピア「あの人は特別みたいだけどね」

ソピア「色々と変わった人だけど、そんな特別な人に魔法を教えてもらえるなら断る理由はないでしょ?」

エルミス「ソフィーも不老不死になるつもり?」

ソピア「そこまでは難しいかな……。でも、私が強くなるのはエルミスにとっても悪い話じゃないよね?」

ソピア「今度、エルミスの前に連れてくることはないから安心してよ」

エルミス「それならいいわ」


ソピア「それでさ……エルミスに私からも確認したいことがあるんだけど……」

エルミス「何よ。下僕の分際でわたしを疑うというのかしら」

ソピア「……エルミスは私を裏切ったりなんかしないよね……? それだけは聞かせて」

エルミス「それってどういう意味? ソフィーの敵にならないかってこと?」

ソピア「うん。そういうこと。私はもしエルミスが偽名だとしても気にしないし」

エルミス「わたしがソフィーの敵になるとしたら、わたしの前に立ちはだかった時だけよ」

エルミス「具体的には、わたしの目標の障害になった時ね」


今のエルミスの第一目標は……

123 下僕を増やす、別の町にも協力者を作る
456 今いる下僕の強化、自分の訓練
78 名のある戦士に勝利して名声を上げる
90 王子または貴族を捕らえて父に実力を認めさせる

↓コンマ一桁

ソピア「今の目標は何? 仲間探し?」

エルミス「それはあくまで手段に過ぎないわ。わたしの野望はもっと大きいものよ」

エルミス「様々なギルドの実力者に勝利して、名を上げるのよ!」

エルミス「どんな相手でも一撃で沈めて見せるわ! おーほっほっほ!」

ソピア「頑張ってね」

エルミス「魔法使いの相手は全部ソフィーに任せるからね」

ソピア「えっ……」


↓ コンマ分エルミスの交友度が上がります

エルミス「一緒に頂点を目指しましょ!」(仲良し:6.16)


ソピア(すっかり遅れちゃったな……)

ソピア(もうクルトさんも来てるんじゃないかな)


岩魔術カフェ。

ソピア「おはようございます」

クルト「おはよう。……ソフィアか」

ミルズ「……」


ソピア(近くに座ったはいいものの話題が無い)

クルト「……ソフィアは魔法競技会の話は聞いたか?」

ソピア「はい。昨晩ようやく」

クルト「俺たちは参加予定だ……。お前は参加するのか?」

ソピア「今のところ、特に決めてませんね」


ソピア「ミルズさんも何かお話しましょうよ」

ミルズ「こういう時は自分から話題を振るべきだよ……」

ミルズ「……キミは兼業してたよね。草に詳しかったりしない?」

ソピア「草ですか? いいえ」

ミルズ「聞いて損した」


例1.簡単な水魔術を教えてほしい
例2.魔法競技会にチームで参加しませんか?
例3.なぜ草に詳しい人を探しているのです?
例4.ミルズさん、二人で(仕事しor遊び)ませんか?
※自由安価

↓2くらいまで 注:誘いは断られる可能性が高めです

魔法競技会にエルミスの誕生会、長い一日になりそうですね



ソピア「なぜ草に詳しい人を探しているのです?」

ミルズ「ポーション作りの課題なの。市販の薬草じゃない野草からポーションを作る課題」

ミルズ「普通は草の勉強をして自分で採ってくるんだけど……ボクは雑草なんて地味で魅力のないものに興味無いし」

ミルズ「周りは誰かから分けてもらってるみたいだけど、ボクにはそんな相手いないからね」

ソピア「採って来ましょうか?」

ミルズ「詳しくないってさっき自分で言ったじゃん……」


ソピア「不機嫌みたいですけど、何か嫌な事でもあったんですか?」

ミルズ「別に。そう見える?」

ミルズ「しいて言えば兄様との時間を邪魔されていることが嫌だね」


ソピア「あの、魔法競技会、チームで参加しませんか?」

クルト「ちょうどよかった。……チーム競技は5人必要になるからな」

クルト「ミルズがチームを組みたいと言っているのだが、あいにく俺も顔は広くないんだ……」

ソピア「では、あと2人、私が探して来ればいいんですね?」

クルト「……頼めるか?」

ソピア「何人か知り合いはいるので……」

ソピア(さて、誰を誘おうかな……最近会った知り合いだと……)

ソピア(私に好意を寄せてくれているトールくん)

ソピア(クルトさんに好意を寄せていそうなキュベレさん)

ソピア(ノリノリで参加してくれそうだけど、危なっかしいヒレアちゃん)

ソピア(お前のような初心者がいるか、とツッコミを受けそうなテンパラスさん)

ソピア(この中から誘えば良さそうだね……)


↓ コンマ÷2、クルトの交友度が上がります(端数切捨て) 一桁×2、ミルズの交友度が上がります

クルト「メンバー集め、頼んだぞ」(友人:3.07)
ミルズ「使えない人」(知人:1.94)


ソピア「では私はそろそろお昼なので……」

ミルズ「ボクたちも行こうか、兄様」

ミルズ「……あれ?」

クルト「どうした?」

ミルズ「ボクの財布が無い……」ジロッ

ソピア「わ、私は盗ってませんよ……!」

クルト「またか……初めてではないのだからソフィアの仕業ではないだろう」

ミルズ「どうだろうね。姿を消す魔法でこっそり奪ったのかもよ」

ソピア「まだそんな魔法が使えるほど訓練してません……」

クルト「ひとまず俺が支払おう……ミルズ、気を付けておけ……」

ミルズ「……ボクは注意してたのに」




カフェ。

ソピア「ロットさん、こんにちは」

ロット「依頼探しかい、ルーちゃん」

ソピア「いえ、受ける依頼はもう決まっているので、ロットさんをお誘いに来たんです」

ロット「……実戦訓練か、いいよ」

ロット「それ、いい服だろ? ナイフで切られても問題ない服に着替えて来なよ」


13:00。

ロットとコスプレ迷探偵ソピアは何でも屋のカウンターにいた。

2人ともギルドのメンバーに見え、周囲の空気に溶け込んでいる。

受付「では、お願いします。1時間後に裏の通りで。人は住んでいないので存分に暴れてもらって構いません」

受付「ただ、ロットさんは相手を選んで戦っていただけると幸いです」

ロット「俺に釣り合う人は参加してる?」

受付「はい、お一人」

ロット「楽しみにしとくよ」

ソピア(ん?)


ソピアの目に留まった人は

123 フィナ
456 フェイラン
789 ただならぬ雰囲気の女性
0 バルザック

↓ コンマ一桁

ソピア「フィナ、来ちゃった」

フィナ「おー、ソフィー、いらっしゃい!」

ロット「ルーちゃんのお友達?」

フィナ「ルーちゃん?」ロット「ソフィー?」

ソピア「あっ……」


フィナ「なーるほど、別ギルドでの名前ねー」

ロット「魔法がつかえると聞いてだいたい気づいてたけど」

ロット「ソフィアが本名かい? でも俺は今更呼びにくいからルーちゃんのままで行くよ」


フィナ「マリンはまだいないんだね」

ソピア「えっと、明日あたり迎えに行くつもりだよ……」

フィナ「いやぁ、でもソフィーは狙いにくいなぁ……ロットさんすごい強そうですし」

ロット「俺はルーちゃんとは別々で動くから、好きなだけ狙いなよ」

ソピア「ロットさん……!?」

フィナ「ところで、ロットさんってソフィーにとってどういう立場の人なの?」

1.ツンデレ師匠
2.面倒見のいい兄貴分
3.頼れる仕事仲間
4.成り行きでよく一緒にいる人
5.友達以上恋人未満(冗談)

ソピア「面倒見のいい兄貴分、かな」

ロット「俺が面倒見がいいって? 面白い冗談だ」

ソピア「では面倒見の悪い兄貴分です」

ロット「そんな感じ」

フィナ「兄貴分は否定しないんですね」

ロット「どうも。嫌味お兄さんだよ」

ソピア「辛辣だけど頼れる人なんだ。こうして慣れない仕事に同行してくれるんだよ」


※実はこのイベントでフラグが確定する可能性があります、時には攻めた方がよいかもしれません

フィナのテンション
01~33 何も起こらない
34~67 ???
68~00 ???

↓コンマ

フィナ「ソフィーにもそーゆー人がいたんだね!」

フィナ「せっかくだからそこにいるし、あたしの師匠も呼んでくるよ! おーい、ししょー!」

師匠「あん?」

フィナ「こちら! あたしの友達のソフィーと、その兄貴分です!」

ソピア「はじめまして……」

ロット「……おや」

師匠「今日の訓練相手かい? ……そっちの男は期待できそうだ」

不思議な威圧感を放つ女性だった。

フォーマルな黒いスーツを着用し、サングラスをかけている。

ロット「お褒めに預かり光栄ですよ」

師匠「胡散臭い顔だね、こいつはあたいが相手するよ。そっちのチビはフィナに任せるぞ」

フィナ「ししょー、ソフィーは魔術師ですよ!?」

師匠「対魔術師の戦闘術は教えたはずだけど?」

フィナ「そのぉ……忘れましたっ!」

師匠「やってりゃ思い出すだろ」

ソピア「なんだか……怖いお師匠さんだね」

フィナ「こう見えて親身になってくれる優しいお姉さんなんだよ。あと超が付くほどチョコにこだわりがあるの!」

師匠「こら! あまり吹聴するなと言っただろ」

フィナ「えー? 甘いもの好きなのは可愛いからもっと知られるべきだと思いますよ!」

師匠「あたいはビターなのも好きなんだっての!」

ソピア「意外と面白い人?」

師匠「ああん!?」

ソピア「すいませんっ!」


ギルド側の準備があるそうで、2人が係員に呼ばれた。

ソピア「ロットさん、さっき反応してましたけどもしかして知ってる人でした?」


↓コンマ ロットさんがどれだけ知っているか、ゾロ目で因縁

夜投下しようと思っていたらサーバー増強中?で落ちていてびっくりでした

こんな夜中にちょいと再開

ロット「ああ……よく知っている」

ロット「ルーちゃん、訓練だから手加減はしてくれるだろうけど、あの女と戦うのは絶対に避けるんだ」

ロット「いや……それじゃあ遅いな。まず狙われないようにしなよ」

ソピア「そんなに危ない人なんですか」

ロット「見ての通りだっただろ。彼女はアサシン……何でも屋の裏の顔だ」

ロット「奴らは殺しの依頼を請け負う連中で、彼女はその中でも国内最強の殺し屋と噂されている」

ソピア「何でも屋にそんな一面が……」

ロット「ホワイトシーフの上位職が真っ黒だなんてひどい話だろう? まあ盗賊の成れの果てとしてはあるべき姿かもしれないけどさ」

ソピア「何でも屋は世を忍ぶ仮の姿、あくまで本質は変わってなかったんですね」

ロット「最近では彼女もずいぶん表舞台に出てきて、軍に協力して革命反対派を暗殺し、『凶爪』なんて二つ名まで与えられて調子に乗ってるんだ」

ソピア「ロットさんずいぶん詳しいですね」

ロット「そりゃね。向こうは俺の事を知らないかもしれないけど、よく仕事で一緒になるしね」

ソピア「えっ……ロットさん、暗殺のお仕事も……?」

ロット「脱獄した殺人犯の確保や不法入国のテロリスト狩りだから安心してくれ」

ソピア「聞くだけで恐ろしい響きなのですけど……」

ソピア(フィナ……すごい人と知り合ったね……)

受付「それではみなさん集合してください」

ロット「行こうか」

ソピア「どきどきします……」


受付「ルールの説明をいたします」

受付「活動可能なエリアはギルドのロゴが入った黄色いテープの範囲内です」

受付「ホワイトシーフの戦いは防御を捨て攻撃に特化しています。実戦でも基本的にどちらも一撃必殺です」

受付「よって、この訓練では攻撃を受け怪我を負った段階で脱落とします」

受付「脱落者はすぐに救護班の治療を受けてください。救護班はエリア全域に配置されています」

受付「ではみなさんはエリアに散ってください。5分後にギルドのメンバーが探索・攻撃を開始します」


エリアは無人の町だった。

大通り、裏路地、大小様々な建物が用意されている。

ロット「さて、俺は行くよ」

ソピア「私もついて行きます……!」

ロット「少しでも長く生き残りたいなら俺から離れるのが正解だよ。どうしてもあの殺し屋との交戦は避けられないだろうしね」

ソピア「……」

1.危険を承知でロットについて行く
2.敵の接近に気付きやすい大通りへ
3.逃げ隠れしやすい裏路地へ

ソピア「……分かりました。ロットさんもご無事で」

ロット「了解。どっちが長く残れるか勝負しようか」

ソピア「それは無理です……」


ソピア(ホワイトシーフの特技は物陰からの奇襲のはず)

ソピア(遠距離なら魔法使いの私の方が有利だし、できるだけ見晴らしのいい大通りに来たけど……)

ソピア「誰もいないと怖い……!」

『5分が経過しました! 実戦訓練を開始します!』

ソピア(来るっ……!)


12345 十数分誰も現れない
678 コンマ-5人のホワイトシーフ登場
90 遠距離から飛び道具で攻撃を受ける

↓コンマ一桁

ソピア(10分ちょっと待ったけど……遠くから声が聞こえるだけでこっちには誰も来ない)

ソピア(2時間あるからずっと気を張っていたら持ちそうにないかも……)

ソピア(ちょっと動こうかな……ここにいたら気を抜けない)

1.家屋の中に隠れて外をうかがう
2.裏路地に入ってみる
3.家屋の屋上にのぼって周囲を見回す

ソピア(大通りに面した、お店のような家の脇に屋上にのぼれそうな階段を見つけた)

ソピア(上から周囲を見回してみよう……)


ソピア「思った通り、いろいろ見える……!」

ソピア「あそこ……人が集まってる」


裏通りの小さな噴水広場で20人程の集団が戦っている。

放物線を描く魔法弾で、物陰に身をひそめるギルドメンバーを一網打尽にする魔術師……

鎧を身に付けた屈強な戦士に壁を利用した三角跳びで迫り、首筋にナイフで小さな傷をつける少年……

拳銃を装備し、窓から狙い撃とうとしているメンバーなどが見えた。


ソピア「あれは……フィナだ」

壁をすいすいと登り、逃げると見せかけて空中で抜刀しつつ飛び降りていた。

一人倒すと、魔術師の放った火の玉を転がって避け、屋内に逃げ込む。

ソピア「あ……魔術師さん、後ろ……!」

窓から脱出し、音もせず背後に忍び寄ったフィナの短剣が魔術師の背中を裂いた。

すぐにレンジャーが集まってポーションで倒された2人の治療を行っていた。


ソピア「見つけた! ロットさんとフィナのお師匠さん、もう戦ってる……!」

ソピアからは離れた屋根の上、ロットと師匠が格闘していた。

銃の射程を活かせないよう近接戦闘に持ち込んだ師匠と、爪の範囲を警戒し懐に潜り込もうとするロットの思惑が絡みあった結果、

双方とも単純な殴り合いの距離にまで近づいての戦闘を余儀なくされていた。

こちらを抱きしめるような左右からの爪での攻撃を肘で止め、ロットは二丁拳銃で師匠を撃つ。

お互い限られた範囲内で、己の武器を最大限有効に使って戦っていた。

離れて見ていたメンバーの一人がロットに迫る。

ロットはそれを横目で確認すると、師匠の大振りな攻撃の隙をつき背後に飛びのき、メンバーの持つ双剣を軽く払い落とす。

流れるようにメンバーを転ばせると発砲し、その頬にかすり傷をつけた。

その際、発砲しながら横に跳び、師匠の爪をかわしつつ屋根の下に降りて行った。

それを師匠が追いかける。

ソピア(すごい……目が全然追いつかない……!)

ソピア(ロットさんって最強の殺し屋と戦えるくらい強かったんだね……)


ソピア(危ない、私の周りも確認しないと……あっ!)

ソピアが屋上から真下を覗くと……

123 真下で戦闘が始まっていた
456 参加者の一人がメンバーから逃げて来ていた
789 フィナと目が合った
0 見間違いだった

↓コンマ一桁

ソピア 光線・精神攻撃・拡散光線・幻覚魔法・分身魔法・視覚妨害

フィナ 連続攻撃・夜目・忍び足・?・?・?


ソピア「あっ!」

フィナ「あっ!」

フィナ「見つけたっ!」

ソピア「見つかった……!」

フィナが階段を駆け上がってくる……。

1.正々堂々勝負、待つ!
2.光線で階段から撃ち落とす
3.視覚妨害で階段をのぼりづらくする
4.階段から正面に分身をつくりだし、反対側に身をひそめておく

はずれ



ソピア(分身魔法で作った私を目立つ場所に置いといて……)

ソピア(分身に攻撃したフィナを背後からできるだけ手加減して光線で撃とう)

フィナ「ソフィー、待っててくれたんだ」

ソピア(来たっ……)

フィナ「でもね……せやっ!」

フィナの投げた金属の針が分身を貫く。

フィナ「ほら、やっぱり偽物だ!」

言うや否やこちらに一瞬で迫るフィナ。

ソピア(精神攻撃や幻覚を使う間が無い……!)

フィナ「や!」

ソピア「痛っ!」

フィナはソピアの右手の甲にナイフで傷をつけた。

フィナ「よし! あたしの勝ち!」

ソピア「負けた……本当に強くなったんだね」

フィナ「『魔術師との戦いでは念を入れろ』『魔法を使う間を与えるな』ってね」

フィナ「それじゃ、あたしはまだ続きがあるからまた後で!」


ソピア「あと1時間半余っちゃったなぁ……」


↓コンマ75以上でロットが師匠に勝利、50~74で引き分け

コンマ:13 大体ソピアと同じくらいのタイミングでロットさんはあの後あっさりとやられました



救護班の治療を終え、ソピアはエリアから何でも屋の中に戻ってきた。

ソピア「あっという間に倒されちゃった……」

ソピア「ゆっくりとロットさんかフィナを待っとこうかな」

ロット「よう、ルーちゃん」

ソピア「あれ? ロットさん、訓練はどうしたんですか?」

ロット「負けたよ」

ソピア「……えっ、結構互角に見えましたけど……」

ソピア「あっ、邪魔が入ったんですね。アウェイだと本調子が出ませんものね」

ロット「……いや、普通に、爪がかすった」

ソピア「……」

ロット「……」

ソピア「ま、まあ相手が悪かったんですって。国内最強の殺し屋さんでしょう?」

ロット「……すまん、俺、兄貴分失格だな」

ソピア「大丈夫です。私も似たようなものですから……」


参加者側で一番手練れのロットが早々と脱落したことで、ギルドメンバー側は楽に勝利することができた。

何人かが頑張ったため、ギルド側も残り8人までは減ったが、フィナと師匠はどちらも最後まで残った。

余談だが、師匠はロットを倒した後、背後からフィナに石を投げたりこそぐったりして遊んでいた。


受付「みなさん、お疲れさまでした。ギルドから仕事料として1250Gが支給されます」

5180G

ギルド側ではフィナが何やら表彰されていた。

フィナ「じゃーん! 金メダルもらった!」

ソピア「おめでとう。あの後も大活躍だったんだね」

フィナ「毎日鬼の訓練に耐えたかいがあったよ~」

師匠「それは金箔メダルだぞ。あと誰が鬼だって?」

フィナ「すいませんっ!」

ソピア(さっきのフォーマルなスーツの下に全身を覆うタイトなスーツを着てたんだ)

ソピア(こうして見ると、殺し屋というのもうなずける……)

師匠「お前、何じろじろ見てんだ」

ソピア「あの……見た目からも強さがにじみ出ているなと思いまして」

師匠「あー、着替えて来なきゃな」

フィナ「よし、今のうちに逃げてスイーツ食べに行こ! ソフィーも一緒に!」

ロット「捕まるからやめといた方がいいよ」

フィナ「うぐぅ……!」

ソピア「ねえ、フィナ。あのお師匠さんの職業は知ってる?」

フィナ「アサシンだよね?」

ソピア「知ってるんだ……」

フィナ「最初はびっくりしたけどねー。でも話してるうちに気にならなくなっちゃった」

ロット「近ごろは後継者の育成に力を入れてるって噂だったんだけど、君がその弟子だったんだな」

ソピア「ロットさん本当に詳しいですね……」

ソピア「でも……後継者ってことは、フィナも殺し屋になるの……?」

フィナ「流石に人を殺す勇気はまだ無いけどさ……技術は盗んでおいて損はないかなって感じ」

ロット「どうだろうね。大抵こういう仕事の人って初めはその気が無かったのにずるずると仕事して、いつの間にかその道しか無くなってるケースが多いんだけど」

フィナ「怖いこと言わないでくださいよー」

師匠「戻ったぞー」

ソピア「お着替え早いですね」

師匠「まあ……仕事柄な」

フィナ「今から3人でスイーツ食べに行くんですけど、ししょーもどうですか?」

ロット「なんで俺も頭数に入ってんの」

師匠「ああ? この雑魚コンビと?」

ソピア「返す言葉がございません……」

ロット「……」

ソピア(ロットさんが無表情で怖い……! 普段こういう事言う側だから耐性が無いんだ……!)

師匠「別に構わんが」

フィナ「決定ー! じゃあ早速行きましょうか!」

ロット「あ、俺は帰らせてもらうよ。すまないね」

ソピア(うわ、ロットさん、逃げるつもりだ……!)

1.ロットを引き留める(コンマ奇数で成功)
2.1人でついて行く
3.私も帰ります

数値だけなら無駄に高い偶数が三連続というね



ソピア「そんな事言わずに。ロットさんも甘いもの嫌いじゃなかったでしょ」

ロット「いつもの店の味じゃなきゃ落ち着かないんだ」

ロット「またねー、ルーちゃん」

ソピア(ロットさんは小走りに帰って行った)

フィナ「…………ソフィー、師匠と二人っきりはいつも通りで退屈だから来て、お願い」

師匠「お前、月魔術師とは珍しい。あたいも興味が沸いた」

師匠「それとフィナ。あたいの地獄耳スキルを忘れたか」

フィナ「あうっ。小声スキルを鍛えさせていただきます」

師匠「んなもんねぇよ!」

ソピア(そして私は帰れる空気じゃなくなった)


フィナ行きつけのパティスリー。

師匠「ガトーショコラとアイスコーヒー」

フィナ「ホットケーキとクリームソーダください!」

ソピア「モンブラン(40G)とお冷で……以上です」

5140G


ソピア(気まずい)

フィナ「それでですねー、分身魔法だと見抜いたあたしは針投げでソフィーを無駄に脅かしつつ一気に迫って勝負を決めたんですよ」

師匠「無駄じゃない。月魔術師の分身は同じ魔法を使える、消せるだけ消しておけ」

ソピア「月魔術対策までしてたんですね……」

師匠「仕事柄、変わった奴とも戦わなきゃいけないんだよ」

例1.師匠さんは国内最強の殺し屋らしいけど、フィナはそれを知ってるの?
例2.師匠さんは最近はどんな仕事をしているのですか?
例3.フィナをどう育てようとしているのですか?
※自由安価

↓2くらいまで 複数可

アサシン師弟にあっさり倒された所で今晩はここまで

なおフィナに勝つには>>846で2か3を選び強気に攻めて、室内に逃げ込んだところで分身魔法連続で針を消費させるなどの流れを考えてました

ロットさんはもっと強キャラのはずなのですがどうしてこうなるのか……

予告なしの遅い時間に参加してくださりありがとうございました

ソピア「仕事って……殺し屋なんですよね」

師匠「チッ、あの男から聞いたか」

ソピア「……フルフィリアの殺し屋で一番の実力者とお聞きしましたが、本当なんですか?」

師匠「そう言われてるな」

フィナ「えええええっ!?」

ソピア「フィナ……知らなかったんだ」

フィナ「滅茶苦茶強いし怖いとは思ってましたけど、まさか最強の殺し屋だったなんて!?」

師匠「おい大声出すな! 一般人に聞こえてるだろ!」

師匠「それに、外国じゃ大したことねぇよ……」

フィナ「でもこの国では一番なんですよね!? すごーい!!」

師匠「落ち着け。一国に何十人も殺し屋が居てたまるか。頭数が少ないんだよ」

ソピア「フィナは師匠さんが怖くないの?」

フィナ「うーん……言われてみればそうかも。でもなんだかんだ言っていつもあたしを殺しはしないから安心してる」


ソピア「師匠さんは最近どんなお仕事を?」

師匠「殺し屋に気軽に尋ねるお前の神経はどうなってんだ」

ソピア「そうですよね……。基本的に極秘ですよね」

師匠「聞いてしまったからには生きて帰すわけにゃいかねぇ、って展開は想像しないのか」

ソピア「あっ。軽率でした、すいません」

師匠「お前の図太さに免じて一つだけ教えてやる」

フィナ「師匠の自慢タイム!」

師匠「うるせぇ!」

師匠「一番最近の仕事は軍からの依頼だ」

ソピア(あ……)

師匠「反乱を企てていた元貴族の集団、20人まとめて殺った」

師匠「あたい一人でな。ギルドに入ったばっかの付け焼刃連中なんて一人で十分だ。たぶんフィナでも殺れんだろ」

フィナ「すいません! それは無理だと思います!」

師匠「だから一回仕事についてこいって言ってんだろが」

師匠「慣れが肝心なんだ。一度慣れれば簡単だ」

ソピア「……あ、あの……師匠さんはフィナも、その、殺し屋にしようと……?」

師匠「あたいも年だからな。まだ動けるうちに後継者を育てておきたかったんだ」

師匠「こいつ意外と吸収が早いし、あたい以上の実力者になれるかも知れねえと思ってる」

フィナ「無理ですってー」

師匠「いいから一回探偵ギルドについてこいよ。お前でも殺れそうな雑魚はまだいるはずだ」

ソピア(……すごく、嫌な予感がしている)

ソピア(これは……そう、あの魔境で感じた空気)

ソピア(今の私にできることはある?)

1.やっぱり殺し屋なんてダメだよフィナ!
2.フィナを仕事に誘う
3.私も探偵ギルドを見学してもいいですか?
4.今はない

ソピア「やっぱり殺し屋なんてダメだよフィナ!」

フィナ「へっ!?」

師匠「あん?」

ソピア「フィナは分かってない、人の命を奪う事がどれだけ身勝手なことなのか!」

ソピア「人の死をお金にするなんて間違ってるよ……!」

師匠「お前、あたいに喧嘩売ってんのか?」

師匠「チッ、世の中にはなあ。必要悪ってモンがあんだよ。ガキにはわかんねぇだろうがな」

ソピア「でも、たとえ必要だろうと、フィナがその悪になること無いですよ!」

師匠「それはフィナが決めることだろ?」

師匠「おい、フィナ。お前は約束された将来が欲しいんだろ」

師匠「友達の為に強くなる必要がある、怖いもの無しになりたいとも言ってたな」

師匠「だったらあたいに従うのが賢い選択だ。分かるな?」

フィナ「そ、ソフィー、いきなりどうしたのさ? なんか熱いよ!?」

ソピア「足を踏み入れてからじゃ遅いんだよ」

ソピア「フィナは身近な人を失ったことがある?」

フィナ「おじいちゃんが亡くなったけど……あの時は悲しかったよ、うん」

ソピア「人を殺すのは怖いこと。フィナに耐えられるわけないよ」

師匠「だから一回体験しろって言ってんだ。やる前からやれないなんて決めつけんな」


1.フィナが殺し屋の道に一歩でも進むなら、私とは絶交だよ!
2.ご家族はそれでいいのかな、考えてみて
3.私もついて行く。師匠さんと二人っきりだと惑わされちゃうと思うから

ソピア「フィナが殺し屋の道に一歩でも進むなら、私とは絶交だよ!」

フィナ「うええええ!?」

師匠「だとよ。どうすんだ」

フィナ「え、えっと……」


↓ フィナとの現在の交友度5.70、コンマ01~57でソピア寄りの返答、高ければ高いほど師匠寄りの返答

フィナ「そ、それは……嫌かも」

ソピア「……フィナっ!」

フィナ「あたしが鍛えてるのって、ソフィーと、エルミスのためでもあるわけだし」

師匠「じゃああたいとの師弟関係は解消でいいのかい?」

フィナ「えっと! それは、その……まだ、鍛えたいので」

フィナ「殺しの仕事についてはいきませんけど、師匠が良かったらこれからもご指導願いたいです!」

フィナ(一回知り合った殺し屋と他人になるのが危険だと言うのは流石のあたしでも分かるもん)

師匠「まあいいけど。別の後継者探すのもめんどくさいしな。気が変わるのを待つか」

フィナ「ソフィーもそれでいい?」

1.うん。技術をしっかり盗んでおいで
2.うん……まあ、しょうがないかな……
3.良くないよ!きっぱりと縁を切るべきだよ!

ソピア「うん。技術をしっかり盗んでおいで」

フィナ「シーフだけに!」

ソピア「ブラックになっちゃダメだよ」

師匠「はあ。とんだ邪魔が入っちまった」

師匠(とはいえまだキッカケは訪れるはずだ。問題ない)

師匠(最悪……キッカケを作ればいいしな)


フィナ「ソフィーがあたしのことをそこまで考えていてくれたことが嬉しかったよ」

ソピア「当然だよ。友達だからね」

フィナ「そっかー」

↓ コンマ+80 フィナの交友度が上がります(最低100)

フィナ「あくまでホワイトに、だね!」(仲良し:6.70)


ソピア「そうだ、フィナ。今からついてきてほしいところがあるんだけど」

師匠「ほう、フィナは特訓の時間なんだがな」

フィナ「金箔メダルに免じて今日は勘弁してくださいよー」

フィナ「で、どこに行くの?」

ソピア「マリン」

フィナ「おー、ようやく迎えに行くんだね!」


フィナ「ここどこ?」

ソピア「神社って言う場所らしいよ」

フィナ「おおー、ノスタルジックでエスニックだ。そして少し不気味」

フィナ「ここにマリンがいるの?」

ソピア「迎えに行く前の仕上げだよ。間違いなく今日で終わるからね」


巫女「お待ちしていました」

神主「そちらの方は?」

フィナ「はじめまして、友達のフィナです!」

ソピア(ここではルーフェリアだから空気を呼んでくれた……!)


フィナ「わあ! ソフィー、似合ってるよ!」

巫女「うちに欲しいくらいなんです」

ソピア「でもたぶんこれが最後だけどね……」


~訓練中~


ソピア「お世話になりました」

巫女「これでお別れなんですね……」

神主「また修行したくなった時はいつでも来ると良い」

ソピア「これ以上修行を続けるとどうなるのですか?」

神主「より高度に自然を操れるようになる。例えば、水の神を使役し雨を降らすこともできる」

ソピア(魔法で代用できそうだね)

神主「さらに、物に神を封じ込めることもできるようになる」

ソピア「マリン入りのネックレス……」

フィナ「マリン入りのボールとか」

ソピア「ボールに入れてどうするの」

フィナ「こう、投げて召喚する的な?」

巫女「ふふ」

神主「真似するでないぞ」

巫女「はい」

※陰陽師的なスキルが欲しかったらまた訪れることができます

陰陽師が操れるのはあくまで妖怪じみた神々です、唯一神・悪魔・訓練神などは対象外



ウベローゼン南門。

ソピア「マリンー。いるー?」

フィナ「流石にもう森へ帰っちゃったんじゃない?」

ソピア「念じてみる……」


マリン「……」ヒョコッ

ソピア「マリン。本当にお待たせ」

フィナ「10日くらい待たせてたね」

マリン「ソフィー、久しぶり♪」

ソピア(表面的には分からないけど、なんとなく、マリンの次の言葉、行動が読める)

ソピア(そして、ストッパーもかけられるみたい)

ソピア(例えば、黙っていてほしい時は黙らせることができるといった感じ。念話もできそう)

マリン「これでやっと一緒に暮らせるのねー」

ソピア「うん! これからは一緒だよ!」

フィナ「あれ? でもさ、マリンが安全になったとして、それをどう証明するの?」

ソピア「そういえば……」


検問「妖精を連れ込みたい?」

ソピア「はい。ちゃんという事は聞く子なので……」

検問「警備隊のブリーダーを呼んでくる。少し待っていろ」


ブリーダー「それでは、私の言った通りに妖精に命令してください」

決められた順路で動く試験、威嚇する犬の前で待機する試験、興味のある物(ここでは風の結晶を使った)を我慢する試験など。

計5つの試験を突破し、マリンは正式に安全なモンスターと認められた。


マリン「ここが町の中なのねー」

ソピア「どう? 楽しい?」

マリン「ワタシには何もかもがキラキラして見えるわ♪」

フィナ「わお、本当に妖精を仲間にしちゃったよ」

ソピア「でもやっぱり目立つね……どうしようかな」

ソピア「ポケットに入れておこう」

フィナ「なんかポケットから人形が顔を出してるみたいだね」


モンスター:マリンシルフが仲間になりました

フィナ「今晩は暇だなー。ねえ、あたしもついて行っていい?」

ソピア(行く場所によるかな……ヒレアちゃんとか魔人さんのところはまずいし……)


26日目夜 現在地:ウベローゼン南口 ※注目度0
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(>>207の上二つ&>>779)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.自由安価

↓ 特に記述が無い場合フィナが同行します

ソピア「王都でカジノに行ったんだ」

フィナ「あたしには熱弁した割にちゃっかり反道徳的な行いを!」

ソピア「殺し屋とカジノじゃ大違いだよ……!?」

ソピア「それに、ちゃんと法律で認められてるからね……キュベレさんも一緒だったから大丈夫なんだよ」

フィナ「で、どうだったの?」

ソピア「惨敗」

ソピア「だから、今回の報酬を使ってリベンジしたいなーって」

フィナ「あれ? でもウベローゼンにカジノなんてあったっけ?」

ソピア「えっと……賭博場があったはずだけど、あそこは今閉鎖されてたね」

ソピア「今度別の町に行った時に再挑戦しよう……」

フィナ「そういえば、国内最大のカジノは浜辺の町にあるって師匠が言ってたよ」

フィナ「同じく惨敗したってさ」


↓ >>894より選択

連取りなので流しますねー



ソピア(クルトさんのところへ遊びに行こう)

ソピア(フィナはクルトさんと知人じゃないけど、連れて行く?)

↓はい・いいえ

クルトさんにマリンを見せに行くところで今晩はここまでです

もう少し早く始められるといいんですが……

スレタイ的に、今スレ中にマリンを再登場させられてよかったです

ソピア「ちょっと今夜は他に行くところがあるから、またね」

フィナ「そっかー、それなら久しぶりに自由時間を満喫しようかな」


岩魔術カフェ。

ソピア(朝も来たね)

クルト「ソフィアか……今日はよく来るな」

ソピア「ミルズさんはどちらに?」

クルト「もう少ししたら来るだろう。……近ごろ帰りが遅いから少し心配だ」

ソピア「友達とお喋りしてるとかは……」

クルト「そうであってくれれば嬉しいんだが、その兆候すら無かったぞ」


1.マリンをクルトに見せよう
2.雑談しながらミルズを待とう

クルト「魔法競技会のチームメンバー、当てはついたか?」

ソピア「あっ、すいません。今日は誰にも声かけてませんでした……」

クルト「焦る必要はない」

ソピア「当てはあるので、明日以降声をかけてみます」

ソピア「でも、クルトさんは魔法使いの友達、他にいないんですか?」

クルト「……昼間よく共に食事する友達がいるが、あいつは別のチームで参加予定があるらしい」

クルト「俺が誘えそうな相手は他にはいない。悪いな」

ソピア「いいえ。誘ったのは私ですから」


ソピア「クルトさんって本はよく読む方ですか?」

クルト「いや、そうでもないな。目が悪いんだ……」

ソピア「だから図書館で見かけないんですね……」

ソピア「そういえば、クルトさんもですけど、ミルズさんも、普段何してるんですか?」

クルト「……趣味か。お前の趣味は何だ?」

ソピア「私はダンスが好きなので、音楽が聞こえてくるとついリズムに乗っちゃうんですよ」

ソピア「後、最近はお金がある時に行きつけのカフェで珍味を食べるのも好きですね」

ソピア「クルトさんたちも今度一緒にどうですか?」

クルト「時間がある時にな」


クルトの趣味
1.メガネ・靴・時計などの店に行くこと、意外とお洒落に気を使う方
2.チェスやトランプ、パズルゲームなど、頭を使うのが好き
3.掃除、綺麗になったのを見ると笑みがこぼれる


ミルズの趣味
A.創作料理、兄様に食べてもらいたくて、ただし味は……
B.静かな場所で絵を描くこと、昔からお絵かきが好きだった
C.テレビ鑑賞、クルト・ミルズ家は末端貴族(ソピア)よりも裕福
↓2

クルト「俺は……ゲームが好きだな」

クルト「一人でいる時は主にパズルで遊んでいる。ボードゲームやカードゲームも好きだ」

ソピア「クルトさん強そうです」

クルト「相手がいないことが多く退屈だったんだ。チェスで一勝負しないか?」

ソピア「ぜひ」

クルト「それと、ミルズは……料理が趣味だと思われる」

クルト「俺のために作ったと言って何かを持ってきてくれるんだが……皿に入っているのはいつも薬品のようなものなんだ」

ソピア「あらま……」

クルト「きっと料理を作ったのでは無いかと俺は推測している……」


ソピアの知力70 クルトの知力90
↓このレスよりコンマが20以上高ければソピアがチェスに勝利

ソピア「あー、やっぱり負けちゃいました……」

クルト「ミルズよりは手ごたえのある相手だったぞ」

ソピア「恐縮です」

マリン(ソフィー! 半径10m以内にモンスターがいるわー!)

ソピア(えっ!? こんな町中に!?)

マリン(モンスターいっぱい。一匹だけ近づいてきてるわー)

ソピア(魔法街に他にもいるってこと?)

ミルズ「兄様、ただいま。……なんでまたいるの」

クルト「おかえり。ソフィアにはチェスの相手になってもらったんだ」

マリン(半径3m、こいつっ!)

ソピア(マリン、ミルズさんはモンスターじゃないよ……)

ソピア「お邪魔してます」

クルト「そもそもここは公共の店だからな……」

ソピア(ミルズさんともお喋りしようかな)

ソピア(でも、そういえば魔人さんのところにも行かないと……)

マリン(あれー? 少し座標がずれてるわー……)

1.2人にマリンを紹介する
2.ミルズと雑談する
3.今日はお暇して魔人の城へ(コンマ+30、クルトの交友度上昇)

ソピア「そうだ、2人に見せたいもの?があるんです」

クルト「何だ?」

ソピア「出ておいで、マリン」

マリン「出たわー♪」

ミルズ「モンスター……!」

クルト「……ファナゼで言っていた妖精か。本当に仲間にしたんだな」

ミルズ「危険じゃないの……?」

クルト「市内にモンスターを入れるには厳しい試験がある。それをクリアした以上危険ではない」

ソピア「はい。そうです」

ミルズ「でも本当に馬鹿だよね。自分の魔法を弱めるような真似をするなんてさ」

ソピア「いえ……。何となくですけど、制御できているので魔法に干渉しないみたいです」

ミルズ「なんでわかるの?」

ソピア「修行したから分かるんです……上手く説明できませんけど」

クルト「精霊術師でもないのにそのような力があるとは……木霊主とは摩訶不思議だな」

ソピア「修行して正解だったと私は思ってます」

マリン(やっぱり、ミルズに寄り添うようにモンスターがいるわー……あれ、言っちゃダメなの?)

ソピア(一旦ね。……寄り添うように?)

ソピア(ミルズさんも私みたいにパートナーを隠してるってこと?)

マリン(ううん、敵対してるみたいよー)


モンスターの気配について、

1.この場で伝える
2.後でクルトにだけ伝える
3.伝えない

ソピア「あの、マリンが気づいたことがあるみたいなんですけど……」

クルト「どうした?」

ソピア「ミルズさんの近くにモンスターの気配がするって」

ミルズ「はぁ?」

ミルズ「ボクはモンスターなんて飼ってないから。馬鹿にしないでくれる?」

ソピア「いえ……それが、敵対してるって……」

クルト「……ミルズ、心当たりはないか?」

ミルズ「あるわけない」

クルト「……だそうだが?」

ソピア「マリンの勘違いかも……」

マリン「絶対にいるわー」

ミルズ「それ黙らせてくれない?」

ソピア「あ、すいません……」

ミルズ「勘違いするなんて制御できてないんじゃないの」

ソピア「まあ……勘違いであった方がいいですよね」

※聞き入れてくれませんでした

↓コンマ+20 クルトの交友度が上がります

クルト「良い対戦相手を見つけた」(友人:3.91)


ソピア(もう夜だけど……何かする?)

1.魔法局の精霊術師さんに報告
2.酒場で仕事探し
3.宿屋で仕事探し
4.ちょっとだけ仕立て屋へ
5.ちょっとだけ邪教の館へ
6.ちょっとだけ魔人の城へ
7.アンが心配するので早めに帰る

ソピア「魔人さんに会いに行かないと。もう落ち着いた頃だと思うし」

マリン「ワタシ?」

ソピア「そんなに紛らわしくないからね……。私の魔法の先生になってくれることになった人」

マリン「ワタシ勉強キラーイ」

ソピア「勉強するのは私だよ」

マリン「どこにいるのー?」

ソピア「あのお城。……本当に町の人には見えてないのかな」


高台を訪れると、市民は禍々しい古城を気にも留めず、敷地に隣接した道を平然と歩いていた。

ソピア(見えてないんだ……。たしか黒魔術に関わりのある人にしか見えないんだっけ)


ソピア「こんばんはー……」

門を押し開けて古城のホールへと入る。


123456 前来た時の通り
78 戦闘中
90 来客

ソピアめがけて何かが飛んできた。

ソピア「きゃっ……!?」

足元に転がったそれは、鎧を着た戦士であった。

マリン「正面! 危険なモンスター!」

棒立ちの魔人に、十字架の彫られた大盾を構えた戦士たちが突進する。

しかし、腕を一振りするだけで、重い武装の戦士たちは紙屑のように吹き飛ばされた。

自身を眩く照らし続ける太陽光線を手でくしゃくしゃと丸めると、術者である日魔術師に投げつけ返していた。

聖教徒の召喚した巨大な杭が魔人の胸に突き刺さる。

ソピア「魔人さん!」

魔人「お主か。よくぞ参った。少し待っておるがいい」

存外余裕そうな表情で語ると、魔人は杭を引き抜き、やはり投げ返す。

避けた聖教徒の足元に魔法陣が現れ、聖教徒は踏んだ途端に気を失った。

魔人「ほれ、無駄だったろ。わらわに勝ちたくばギルドの長でも呼んでくるがいい」

ソピア「あの……この人たちは?」

魔人「突如現れた城に殴り込みをかけてきた討伐隊よ」

ソピア「なるほど……聖教会の……」

魔人「明日にでも責任者が見えるじゃろうな。わらわに敵意が無いと分かって欲しいが……」

魔人「それでも敵対するなら聖教会を滅ぼすしかなくなるの」

ソピア「それはやめてあげてください……」

魔人「それと、今日の昼、邪教の館の代表が見えたぞ」

ソピア「受付の邪教徒さんですか?」

魔人「ああ、そやつだった」

マリン「ソフィー、魔人は安全なのー?」

ソピア「話せば分かる人だよ(魔人さんはモンスター扱いなんだ……)」

マリン(人間じゃなかったからー)

魔人(どう言われようとも自分は自分でしかない)

ソピア(声に出さずに普通に会話できてるし……)

ソピア「魔人さん。マリンの説明は」

魔人「いらん」

ソピア「ですよね」

魔人「して、早速魔法を学びに来たか?」

ソピア「いえ。今夜はアンが心配するといけないので、挨拶と雑談だけしに来ました」

魔人「何か面白いことでもあったか? わらわに話してたもれ」


ソピア「―――なんと! 国内最強の殺し屋を師匠にしていたんですよ!」

魔人「それはそれは、とんでもない奴じゃの」

ソピア「ありえませんよね。そんなとんでもない人に教えてもらうなんて」

魔人「そうそうあることではないぞ……」

ソピア「勝負にも負けて当然ですよね……」

魔人「だが心配ご無用。わらわが教授するからにはその殺し屋すら圧倒できるまでにお主を育ててやろう」

ソピア「先生、よろしくお願いします!」

~26日目訓練結果~


妖精対話 424/400

スキル『妖精対話』を習得しました

ソピア「……!!」

フィナ「お? お?」

ソピア「……掴めました。なんだか、空気の感じ方が変わったような……」

神主「おめでとうございます。修行はこれで終了です」

ソピア「これで、妖精を迎えに行っても……」

神主「今ならもう大丈夫ですな」


体力 26/26→26/27

ソピア「あんまり体力は付かなかったかな……」


長旅歩き 138/150

ソピア「今日は訓練できる時間があんまり無かったからしょうがないかもね」

ソピア「ただいまー」

マリン「ただいまー♪」

アン「お帰りなさいませぇ、ってその妖精さんはどこで拾われたのですかぁ?」

ソピア「えっとね、10日ほど前に―――」

アン「懐かれちゃって、使えそうだからそのまま仲間にしたと」

ソピア「成り行きだけどね」

アン「初めまして。ソフィーのメイドをしております、アンと申しますぅ」

マリン「よろしくねー♪」

ソピア(部屋が一気ににぎやかになった)

アン「なお、アンがメイドであることは外ではヒミツですよぉ?」

マリン「わかったわー」

ソピア「言う前に私が止められるから大丈夫だよ」


ソピア「アン、給料は出た?」

アン「申し訳ございませんっ、まだなんですぅ……」

ソピア「じゃあ今日の分も私が払っておくね」


メリル「おや、その妖精は……ああ、あの時のね」

ソピア「ずいぶん待たせてしまいました」

メリル「神主さんのところに行ったんだってねぇ」

ソピア「マリンも泊まる場合、宿泊料はどうなりますか?」

メリル「犬とか臭いがするものならともかく、妖精なら汚さないし場所も取らないだろう。マリンの分は無料だよ」

ソピア「助かります」

5110G


ソピア「そろそろ消灯するよー」

アン「あの、実はアンからお嬢様に提案がございます」

ソピア「どうしたの?」

アン「トランシーバーはご存知ですかぁ?」

アン「ある程度離れていても会話ができる素敵な機械です」

ソピア「それを持っておこうってこと?」

アン「今のままでは、いざという時駆けつけられないと思いまして……」

ソピア「そうだね……あって不便なことはないかも」

ソピア「それに類する魔法があればそちらで代用してもいいかも」

アン「アンがメカニックギルドに赴いて調べて来ましょう」

ソピア「私もそんな魔法が無いか調べてみるよ。ギルドにも暇があったら一緒に行こう?」

アン「2人でお出かけですねっ!」

マリン「ワタシ機械苦手ー」

ソピア「マリンはカバンの中にいればいいよ」

お待たせしました。いつもより早目な気がしますがキリがいいので次スレ立てていました。
元お嬢様「安価とコンマで忙しく生活」魔人「その4じゃ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411492100/)

さて、残り50レスほど、何に使いましょうか?

1.27日目を進められるところまで進めよう
2.あそこで○○を選んでいたらどうなってたのシリーズ、死亡シーン集も
3.恒例のキャラ視点短編
4.質疑応答と言う名の雑談

↓3くらいまでの多数決

やはり割れる……

今日は27日目は進めないので、4のち3くらいで埋めながら、明日次スレを始めましょうかね

↓いくらか 何か1に確かめておきたい事or短編で見たいキャラなどなど

フローラ

けなげに待っていたマリンちゃんの様子とか

あと次スレ立て乙

攻略のヒント下さい(直球)

魔人さん倒せる人って居るの?

街中でシャドウキッズを影から出し逃がしたらどうなるの?

トールくんの日常

質問とはちょっと違うけど、
人多い時間帯だとリロードしたら安価埋まっちゃってること多くて、
少ない時間帯だと一回安価取ったのに次の安価なかなか埋まらなかったりで、
前者なら多数決を増やして参加できる人数増やしたり、
後者ならコンマ増やして少ない人数でも止まらないようにしたり
調節してもらえたら嬉しいかなーと思いました

>>959>>960>>964
フローラ・マリン・トール短編、了解しました。本編を進める傍ら投下していきます
マリンが来るとは予想外でした……

>>962>>963
世界は広いです。古代文明の機械兵器とか、連合帝国の生み出した究極のミュータントとか、宇宙人とかなら魔人さんでもさすがに……
町中で市民がモンスターを目撃すると各地の酒場やギルドに討伐依頼が集まります。ここではたぶん霊に強い白魔術or黒魔術。

>>965
基本的に、コンマ・安価・多数決は内容に合わせて使い分けてるので難しいですが、
(コンマ…安価にすると全員どれを選ぶか分かりきっている場合 多数決…一人の安価で決めるのは責任が重すぎる場合)
なるほど、時間帯に合わせた調節も試みてみます
個人的にも夜中の会話内容安価は特に時間がかかるので改良が必要だと思っていました

>>961
死亡・敵対フラグの事でしたら、
A…順調。間違える=即死だから逆に大丈夫。
B…順調。後は変な事をしないように。最悪闇討ちされます。>>882で3を選ぶとそうなってました。
C…順調。
E…まだイベントが起こるタイミングじゃないので焦らなくていいです。
F…先に仲良くならないと始まりません。ヒントとしては、財布を盗ったのは実はモンスターじゃない。必須ではないですがある魔法があれば楽になります。

D…このままだと確実に死にます。しかもなんだかフラグ折っても結局コンマ神に殺されそう……。
どうしても死なせたくない場合、味気ないですが究極の魔法で一発解決です。
つまりその方面に進まないと死にます。別のフラグを立てるのです。

すべての死亡フラグを折らなければいけないわけではありません
なぜならソピア自身に常に死亡フラグがまとわりついてますから……
全員助けて自分が窮地に立たされるようでは本末転倒です


今晩はここまでです。

他に何かありましたら↓、ただし短編が入らなくなる危険があるので、最大>>980くらいまでで……

『ある一家のパーティ』

華やかな装いの中年男性「フローラ、来てくれてうれしいよ」

フローラ「……お祖父様」

男性「来てくれたという事は、私の元に帰って来てくれる気になったのかい?」

フローラ「あなたの元に行くことなど決してございません」

フローラ「今回はそれを言うために来たのです」

男性「ははは、つれないね」

男性「パーティは楽しめているかな?」

フローラ「お食事がおいしいのは認めます。ただ、空気は最悪ですね」

男性「それなら大陸最高峰の味を存分に味わっていくと良い。なに、毒は入れていないさ」


青年「俺は一年で400,000,000Gを稼いだ唯一の男だ。この俺こそが後継者にふさわしい!」

取り巻き「流石は○○様でございます!」

女性「ふん、貴様は不動産だろう。そんなものはすぐに崩れ去る。やはり次の時代は人的資源が金になる」

青年「120,000,000Gの女の負け惜しみか。お前のやっていることは奴隷制と何も変わらん!」


秘書「失礼ながら会長。どうしてあの少女にこだわるのですか」

秘書「彼女の○○商会は年商5,000,000G。この会場に集まった家の者の足元にも及びません」

男性「簡単な事だ、分からぬか。……基準が違うのだよ」

秘書「と、言うと?」

男性「奴らはワシから資本を借り受けた。しかし、フローラは私の力を借りていない。つまり、元手0からのスタートだ」

秘書「……!」

男性「あの年で、ワシの力も借りず、あれだけの利益を上げているのが問題なのだよ……」

男性「彼女を敵に回していては、我が商会も滅びるかも知れん……」

秘書「それは流石に杞憂が過ぎると思いますが」

男性「……ワシとて12歳のころはただの若造でしかなかった。彼女は脅威だ。ワシが言うのだから間違いない」


青年「おいガキィ! しれっと食ってんじゃねぇぞ、グリエール家を追放された分際で! 俺様は4億の男だぞぉ!」

フローラ「……お金の量に意味はありません、私にとって大事なのは何をなんのために売るかなのです」


男性「今はまだ、我々に対抗する気が無いのが幸いといったところだな」

『忠妖精マリン』

これは11日間けなげに待ち続けた意外と怒りにくい妖精のお話。


2日目。

ウベローゼン南方警備隊(門の近くを離れない妖精がいて安心できないと通報を受けた)

警備隊「いた」

マリン「あらー?」

警備隊「早速だが質問に答えろ。さもなくば君を討伐することになる」

マリン「いきなり何よー!」

警備隊「どうしてここに居座っている?」

マリン「一緒にいてくれるお友達を待ってるの♪」

警備隊(これは……妖精特有の付き纏いだな)

警備隊「討伐するッ!」

マリン「ま、待ちなさいよー!」

警備隊「すばしっこいな……!」

マリン「ワタシを殺したらソフィーが黙ってないわよー!」

警備隊「きっとそのソフィーさんも困ってるだろう!」

マリン「月魔術でけちょんけちょんにするわよー!」

警備隊「……ソフィー、月魔術、まさか」

マリン「あら、ソフィーの知り合いー?」

警備隊「ニワトリ退治で世話になった娘だ。彼女なら……もし違っても何とかするだろうな」←怠惰

警備隊「……上司には安全な妖精だったと報告しておこう」

マリン「よろしくねー」


4日目。

男の子「うわー、妖精さんだー」

マリン「アナタには興味ないわー」

母親「こら、近づいちゃいけませ……って、えっ? 妖精が絡んでこないなんて……」


6日目。

スプライト「そこの貴女、人間の町の近くは危ないわっ」

マリン「そうなのー? ワタシの会った人間さんはいい人よ♪」

スプライト「でも、妖精同士でいる方がいいはずよっ」

スプライト「ワタシと一緒に妖精の国へ行きましょう! さあ!」

マリン「やーだー!」

8日目。

犬たち「グルルルル」

マリン「ワタシを食べても美味しくないわー!」

犬たち「バウバウ!」

マリン「キャー! ダメー! ワタシはここでソフィーを待たなきゃいけないのー!」

警備隊「はっ! そりゃ!」

警備隊「討伐終了……。ん? 君は」

マリン「お兄さん! 助けてくれたのー?」

警備隊「いや、仕事だったんだけど……」

マリン「ありがとー♪」

警備隊「君、まだ待ってたんだ……」

マリン「ええ、ソフィーは絶対に来るわー」

警備隊「もう……忘れてると思うぞ」

マリン「そんなこと無い!」

警備隊「ひっ」

怒ったマリンの攻撃を受け、警備隊は退散して行った。


9日目。

マリン「……」

警備隊「……まだいるな」チラッ


10日目。

マリン「……」

警備隊「よう」

マリン「……お兄さん」

警備隊「すまん、妖精が何を好きなのか分からなかった。差し入れのつもりだったけど、クッキーいるかい?」

マリン「いただくわー」

警備隊「まだ、待つのか?」

マリン「当たり前よー」

警備隊「……君には報われて欲しいな」

マリン「? ソフィーは絶対に来るわー?」

警備隊「そうか。僕も信じることにしよう」


11日目。

ソピア「マリン。本当にお待たせ」

マリン「ソフィー、久しぶり♪」

警備隊「……よかったな、妖精さん」コッソリ

『ある日のトール』

トールがいつものように図書館で目を覚ますと見知った顔があった。

フェイラン「トール、起きるよろし!」

トール「わっ……。なんであなたがここに……!」

フェイラン「あのオネエさんが丁寧に教えてくれたネ」

トール(キュベレさんめ!)

フェイラン「トールは今日一日私と行動を共にすることになたあるよ」

トール「いや、僕にも予定が……」

フェイラン「拒否権はないよろし!」

トール「そんな……」


イリス「トール、ずいぶんぶりじゃないか! 会えてうれしいよ」

トール「そうですね……」

トール(僕にとっては因縁の相手……できれば会いたくなかった)

フェイラン「私の積もる話は昨日済ませたし、早速仕事あるな」

トール「何ですかそれ……聞いてませんよ」

フェイラン「言てないあるからね」

イリス「いやー、悪いね。ベーカリー裏のカフェが今日人手不足でさ。ウチらだけじゃ回せなかったんだよね」

トール「なるほど……僕にウェイターの真似事をしろと。まあ、お給料が出るなら……」

フェイラン「いや、トールにやてもらうのはウェイトレスあるよ」

トール「ぼっ、僕は男ですよ……!」

イリス「今に始まったことじゃないじゃん。なよなよしたウェイターなんてカッコが付かないから……お願いね!」

フェイラン「久しぶりのお着替えタイムよろし! さあさあ」

トール「いっ、嫌だぁ……!!」

イリス「はーい、ロールちゃーん♪ 野菜サンドセット、11番テーブルにお願いね」

トール「は、はいっ……」

男性客「おい、あの娘、かわいいな……」

男性客2「うちのパーティに欲しいぜ……」

トール(こんな所、仮にキュベレさんに見られたら……)

(キュベレ『あら♪ トールきゅん、アタシと同じ趣味があったのねぇ。いらっしゃ~い』)

トール(2人は『その内トールも目覚める』なんて言ってたけど、僕にそんな趣味は断じて無い……!)

トール(それに、もしも、ソフィアさんにまで見られたら……)

(ソフィア『トール君。私、幻滅しました。もう私に話し掛けないで下さいね』)

トール(それだけはイヤだぁっ……!)

男性客「あ、涙目になってる」

男性客2「じろじろ見すぎたか。でも泣き顔もかわいいぜ……」


フェイラン「イリス、上機嫌あるなー」

イリス「……そっ、そんなワケないから!」

フェイラン「私に隠しても無駄あるよ。イリスがトールの事を好きなのは学生時代から周知の事実ネ」

イリス「違うって言ってるでしょ!? ウチが好きなのはトールをおもちゃにすることだから!」

フェイラン「そういうことにして置いてあげるネ。私もいろんな衣装が見れて楽しいあるからな」

フェイラン「……異国人の私には西洋の服は似合わないから、ちょっと嫉妬ある……」


トール(魔法の腕を鍛えて、いつか絶対に2人をぎゃふんと言わせてみせる……!)

トール(そしてソフィアさんと……)

ソピアはいつの間にか三角関係に巻き込まれていることを全く知らない。

次スレからの話題ですが……キャラの大まかな見た目の設定っていります?
実は1自身ほんわかしたイメージしかなかったり

1.イメージしやすくなるしあった方が良い
2.それぞれのイメージがあるから無い方が良い
3.その他

↓2くらいまでで

では本編中で語られる描写のみでいきますね、これだけでもそれなりにイメージが統一されてると思う
~今まで本編で出た例~
キュベレ…明るいヒラヒラした目立つ服
アン…長めの黄緑髪・ツーサイドアップ・私服
クリスティ…首から足首まで隠れるドレス・球体関節
魔人さん…漆黒のドレス・王冠をかぶっている

後は適当に雑談などで埋めてください、>>1000に期待

もう一度次スレ貼っておきましょうかね
元お嬢様「安価とコンマで忙しく生活」魔人「その4じゃ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411492100/)

>1000ならロットさんがなんやかんやで生き残る

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