□目的
・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、
・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、
・あんなこと(入部や部の設立、コーチ引き受け)やこんなこと(大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ
・略してSOA安価スレ
・イチャイチャが目的ではありません(棒)
□能力―ステータス―
・精神――
その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる
・麻雀――
麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない
・異能――
麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する
こんな感じ。あとは、
・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)
・5分経ってレスなしであれば連投も可
・コンマ運は無いものとして考えた方が幸せです
・麻雀判定は朝方であれば連投可
・判定・選択の安価において、ステルスモモは安価下とします
>>1000について
・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)
・番外として、本編無関係の小ネタも可
・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、
・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります
今週sswiki http://goo.gl/c6vV12 前週sswiki http://goo.gl/hddKF8 前々週sswiki http://goo.gl/AY8HR
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396151971
3 周目前スレ
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 ネリー「出来たらお金一杯?」【3rd7】
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【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】
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【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】
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2周目継続非安価(姫様ルート)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392352425/)
京太郎(知名度45(036/050)、精神12(74/100)、麻雀123(242/250) 、異能103(204/250) )
4月 第2週の7日目(14日)(日)
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感(友情)/信頼)
本日 > 前日
Ss>大星淡 (従妹 10.5/10.2) >大星淡 (従妹 10.0/10.0)
SP>戒能良子 (好意 10.2/8.4) >戒能良子 (好意 10.2/8.4)
宮永咲 (友人 3.0/3.0) >宮永咲 (友人 3.0/3.0)
宮永照 (友人 4.0/4.8) >宮永照 (友人 4.0/4.8)
九十九 (信頼 6.6/11.0) >九十九 (信頼 6.6/11.0)
新見 (知人 1.0/1.0) >新見 (知人 1.0/1.0)
瑞原はやり (友人 5.3/4.5) >瑞原はやり (友人 5.3/4.5)
三尋木咏 (友人 2.6/2.2) >三尋木咏 (友人 2.6/2.2)
野依理沙 (PTSD 0.5/0.5) >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)
佐藤裕子 (知人 1.9/1.8) >佐藤裕子 (知人 1.9/1.8)
福与恒子 (知人 0.7/0.6) >福与恒子 (知人 0.7/0.6)
村吉みさき (知人 0.8/0.7) >村吉みさき (知人 0.8/0.7)
ネリー (教子 2.8/3.0) >ネリー (教子 2.3/2.5)
辻垣内智葉 (教子 2.2/2.4) >辻垣内智葉 (教子 1.7/1.9)
雀明華 (教子 2.2/2.2) >雀明華 (教子 1.7/1.7)
慧宇 (教子 2.2/2.2) >慧宇 (教子 1.7/1.7)
ダヴァン (教子 2.0/2.1) >ダヴァン (教子 1.5/1.6)
アレクサンドラ(知人 2.0/2.2) >アレクサンド(知人 1.5/1.7)
南浦数絵 (知人 1.0/1.0) >南浦数絵 (知人 1.0/1.0)
八岐大蛇 (憑物 3.8/3.4) >八岐大蛇 (憑物 3.5/3.0)
大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7) >大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7)
南浦プロ (知人 1.2/1.0) >南浦プロ (知人 1.2/1.0)
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)
A(79+70+63)=212
B(84+71-50+38)=143
C(88+65+59)=212
京(123+103+50+94)=370
370-143=227=役満(ドラ10)
京太郎「三槓子狙い、ごちそうさまでした」
「は……?」
京太郎「それ、カン!」
「っ……大明槓!?」
京太郎「ツモ! 嶺上開花・タンヤオ・トイトイ・三色同刻……ドラ10」
「はぁっ!?」
「んなぁにぃっ!?」
「……これは無理」
京太郎「数え役満、48000!」
やっぱり……王牌にまで支配が伸びてる
たとえドラ以外で槓しても
引けばドラが来る……か
1位 京 49000+48000=97000
2位 A 25000+0=25000
3位 C 25000+0=25000
4位 B 1000-48000=-47000
「ドラゴンロード!」
「龍使い!」
「ドラゴンナイト!」
京太郎「…………なにこれ」
試合が終わってみると
周りにいる人たちは口々にそう呼ぶ
俺のことじゃないんじゃないか。と
意識しないようにしてみたものの
明らかに指をさしてドラゴンロードだ! とか言われたらもう、認めざるを得ないわけで
(あれだけドラを集めればそう呼ばれるのも無理はなかろうて)
それはそうだけどさ
ドラゴンロードとか、龍使いだとか、ドラゴンナイトとか
なんかファンタジーゲームの職業みたいでなんかさ……
(ならば竜騎士でよかろう)
かわらねーよ!
安価下コンマ判定
コンマ 01~19 以外で九十九が決勝進出
「須賀くん!」
京太郎「九十九さん」
「えへへっ、私も決勝まで来たんだよ」
京太郎「来ると思ってましたよ」
俺の馬鹿げたドラ乗り
それを知らないわけがないのに、九十九さんは微笑む
それは、負けるつもりはないという心の表れ
いや、むしろ
私が勝つ。と、意志の表明にも感じた
「互いに手加減はなしだよ?」
京太郎「ええ」
「例えどちらかが4位で終わるとしても……周りを落として救おうとするのもダメ」
京太郎「解ってます」
(勝負は非情。ゆえに、敬意を持って全力で当たるのだ。小僧)
言われなくても解ってる
例えそれが、九十九さんの悔し涙になるとしても
本気で相手をされなかった怒りとかそういうのにだけは、しちゃいけないと思うから
『間もなく、決勝を開始します!』
安価下コンマ判定
1桁 九十九 2桁 モブB
安価下2コンマ判定
1桁 モブA 2桁 京
【京】 B A 九
月末大会 決勝
東一局 〇本場 (京太郎)
京太郎「ここで俺が起家……か」
3倍満直でも沈む……それが親の和了
「……ドラ乗るのか?」
「まぁ、ここまで来れたしなぁ」
「始めよっ。須賀くん」
諦めムードの他家の中で
たった一人だけ諦めを知らない相手がいる
(さて、どうするのだ?)
京太郎「…………」
九十九さんを狙うか
それとも、他の人を狙うか
別に無理に狙う必要はない……ただ、龍だけは解放する。それは絶対だ
狙い撃ちは使う?
1、A(88+82)
2、B(89+85)
3、九(80+61)
4、使わない
安価下
・【龍を司る者】、【八岐大蛇】は強制開放です
安価下 A(88+82)
安価下2 B(89+85)
安価下3 九(80+61-50)
安価下4 京(123+103+50) 【龍を司る者】、【八岐大蛇】、【狙い撃ち】
安価下5 槓判定
5134 0
86 1
9 2
0 3
2 4
7 京太郎の四槓子
槓0=通常4枚+(赤2)+(槓0=0)=ドラ最大6
安価下コンマ判定
01~35=ドラ4
36~40=ドラ5
41~40=ドラ6
46~50=ドラ4
51~55=ドラ5
56~60=ドラ6
61~65=ドラ4
66~70=ドラ5
71~75=ドラ6
76~80=ドラ6
81~85=ドラ5
86~90=ドラ4
91~95=ドラ4
96~00=ドラ5
A(88+82+68)=238
B(89+85+17)=191
九(80+61-50+32)=123
京(123+103+50+54)=330
330-123=207=6800(70符2翻)+ドラ4(4翻)=跳満18000(6翻)
京太郎「………………」
九十九さんの手は読みにくいな
わざと初心者寄りの崩し方をしているんだろうけど
それが必要な事なんだろうか……?
(小娘は名の通りだな)
え?
(我が抑えているから有効ではないが、少々厄介な打ち手であろうぞ)
京太郎「……そうか。でも、手加減したりはしない」
「えっと……ん」
京太郎「それロンです! 18000!」
「あははっ、やられちゃった」
1位 京 25000+18000=43000
2位 B 25000+0=25000
3位 A 25000+0=25000
4位 九 25000-18000=7000
【京】 B A 九
月末大会 決勝
東一局 一本場 (京太郎)
京太郎「一本場です」
「……まだ7000ある」
九十九さんはまだ諦めるつもりはないらしいし
俺自身、諦めて欲しいわけでもない
もしも【八岐大蛇】を外して
九十九さんの能力を可能にしたらどうなる?
(我には解らんよ。お主が勝ち抜けられるやもしれぬが、小娘にとらわれるかもしれぬ)
京太郎「……そっか」
狙い撃ちは使う?
1、A(88+82)
2、B(89+85)
3、九(80+61)
4、使わない
安価下
【龍を司る者】 は強制です
【八岐大蛇】
A、使う
B、使わない
安価下
九十九さんの力
俺は見てみたくもある
でも、その一瞬の隙がこの命を刈り取るものである可能性があるなら
(お主は慈悲を捨てるか)
それは九十九さんも望んだこと
たとえ立場が真逆だとしても
きっと、九十九さんは同じようにすると思う
(それはお主から見た小娘に過ぎぬであろうに)
いいや、そんなことはないよ
見てればわかる……いや
見てるからこそわかる
俺が狙っているということ、自分の能力が使えないということ
それが分かっていてもなお、自分のやり方を貫いているんだから
(なればこそ、お主も我を通す……か)
安価下 A(88+82)
安価下2 B(89+85)
安価下3 九(80+61-50)
安価下4 京(123+103+50) 【龍を司る者】、【八岐大蛇】、【狙い撃ち】
安価下5 槓判定
5134 0
86 1
9 2
0 3
2 4
7 京太郎の四槓子
槓1=通常4枚+(赤2)+(槓1=4)=ドラ最大10
安価下コンマ判定
01~35=ドラ4
36~40=ドラ5
41~40=ドラ6
46~50=ドラ7
51~55=ドラ8
56~60=ドラ9
61~65=ドラ10
66~70=ドラ9
71~75=ドラ8
76~80=ドラ7
81~85=ドラ6
86~90=ドラ5
91~95=ドラ4
96~00=ドラ10
A(88+82+31)=201
B(89+85+38)=212
九(80+61-50+02)=93
京(123+103+50+01)=277
277-93=184=役満
「……通る?」
京太郎「………………」
九十九さんの捨て牌
そしてその問に、俺は首を横に振る
「そっか」
京太郎「……ロン、チンイツ、ピンフ、イッツードラ……6 数え役満 48000」
これで終わる
この対局は……これで終わる
九十九さん
九十九さんからしてみれば、俺はどう映る?
言葉にせず、九十九さんへと視線を泳がせる
その姿を見て、俺は息を飲んだ
深く、深く椅子に座り込み
涙を溜め込みながら……九十九さんは微笑んでいたから
「………負け、だねっ」
悲しい。悔しい……でも、楽しい
そしてなにより、嬉しい
九十九さんは言葉にしたわけじゃない
でも、そう……言われたような気がした
1位 京 43000+48000=91000
2位 B 25000+0=25000
3位 A 25000+0=25000
4位 九 7000-48000=-41000
・終局!
4月末 (夜) 会場
「優勝は、――プロ所属、須賀京太郎さんです!」
「終わってみれば……いえ、最中で見ても圧倒的でした!」
「ドラだけの四槓子! 数え役満の連続!」
「初戦から既に大注目だった須賀プロ!」
「なんと、決勝では東一局から先を作らないという力量さを見せつけました!」
なんかかなり凄い言われようだなぁ
まぁ、やったことは事実だし
そう言われるほどのことだったってだけなんだけど
こうも衆目の場で言われると……恥ずかしい
「おめでとうございます、須賀京太郎さん」
京太郎「ど、どうも……」
受け取った優勝トロフィーは、意外と重かった
優勝賞金
安価下コンマ一桁判定
コンマ一桁x10万
ゾロ目の場合は2桁x10+1桁x10とする
4月末 (夜) 会場
京太郎「ふぅ……疲れた」
(我も今日は草臥れたぞ。先に休む。邪魔をするならば喰らうぞ)
なんにも言ってないから……
というか、疲れたって
一番疲れるのはどう考えても手を動かし続けた俺なんだけど
そのことに違和感を感じていると
隣から声がかかった
裕子「おめでとうございます、須賀プロ」
京太郎「どうも。お仕事の方は?」
裕子「丁度終わったところで……須賀プロがまだ居れば。と思った矢先に見えたんです」
京太郎「あ、じゃあ……」
裕子「ええ、時間も空きましたし、お約束通り」
裕子「でも、会うといってもどうします? どこかいくとか……」
京太郎「あ、あーっと……」
ごめんなさい。何も考えてませんでした
なんて正直に言うか……
誘うだけで精一杯だったというかなんというか
大蛇をたたき起こして助言を……って
それやったら絶対に怒られるよなぁ
賞金で40万円も貰ったわけだし
どこか食事にでも誘うか?
それとも……少し話しして解散するべきか……
1、お出かけ
2、お話
3、すみません……何も考えてませんでした
4、その他
安価下~下5
京太郎「えっと……少し話がしたいなと思って」
裕子「話ですか?」
こういう場ならとりあえず
どこか行こうと誘うのが普通なのかもしれないが
残念ながら俺には無理だ
誰かが既にいて
ついでに~とかならまだ誘えなくもないけど
そういうわけでもなく2人で……となれば
俺にはまだ難しい
裕子「少し静かな場所にでも行きましょうか……会場の中なら多分、人もあまり残ってないと思います」
京太郎「あ、は、はい……」
俺が言い出すべきなのに
結局、佐藤さんの後に続くことになった
裕子「一気に有名になりましたね」
京太郎「あはは……ドラゴンロードとかなんとか」
裕子「ふふっ、須賀く……いえ、須賀プロからしてみれば。まだまだそういうのも捨てがたいのでは?」
苦笑する俺に対して
佐藤さんはそんなことを言いながら笑う
ついさっきまでの熱の冷めた会場は
少しだけ暗く、人気のない空間となっているせいか
俺達の声は意外に響く
京太郎「でも、言われるとなんか恥ずかしいですよ」
裕子「ふふっ、どうですか」
京太郎「え、ええ」
子供っぽい渾名的な話だからか
佐藤アナも少しだけ子供のように明るく笑う
だけど――女性だ
裕子「それで……」
京太郎「っ!」
佐藤さんが不意に俺の顔を見つめ
俺はとっさに下へと目をそらす
失礼なことだとは思うけれど
月下の女性の妖艶な姿は、正直直視なんて出来そうにない
裕子「どうかしましたか?」
京太郎「い、いえその……まぁ、ちょっと」
ごまかし笑いをしながら
少しだけ目線を上げ
佐藤さんの胸……を見たら死ぬかもしれないから
肩のあたりを睨むように見つめる
京太郎「それでなんですけど……」
1、できれば敬語は止めて欲しいかなって
2、職種ではなく、普通に呼んでもらえませんか?
3、裕子さんって呼んでもいいですか?
4、野依プロについて少し……聞きたくて
5、実は家を探してるんです
6、その他自由
45分
>>95で一回須賀くんと言いかけてるし…2
今モロに女体にビビってるし信頼とか考えると3は無いと思いました
いくよー
1、できれば敬語は止めて欲しいかなって
2、職種ではなく、普通に呼んでもらえませんか?
3、裕子さんって呼んでもいいですか?
4、野依プロについて少し……聞きたくて
5、実は家を探してるんです
6、その他自由
安価下~下5
2
京太郎「職種ではなく、普通に呼んでもらえませんか?」
裕子「普通に?」
京太郎「えっと……例えばその……俺が佐藤アナではなく、佐藤さんって呼ぶような感じにですね……」
裕子「………………」
京太郎「あ、いや、その……無理にとは言わないっていうか……お願いっていうか……」
佐藤さんの静かな視線に耐え切れず
肩すら見れずに俯く
それでも気配が消えることはないし
見られてる……という感覚は消えない
それが恥ずかしくて顔がだんだんと熱くなっていく中で
コツッコツッと
佐藤アナが少しだけ近づいてきた
安価下コンマ判定
4 7 ゾロ目 京太郎くん
それ以外 須賀くん
裕子「では、須賀くん」
京太郎「っ!?」
裕子「ふふっ、そんなに驚かなくても」
とは言うが
俯いているにも関わらず
下から見つめられたりしたら驚く他ない
だってその……ほら
立派なおもちが引力に引かれてその……ほら
…………っ!
裕子「須賀くん?」
京太郎「あはは、なんでもないです。なんでも……」
馬鹿なことを考えたっていうか思い出したっていうか
今すっごく顔赤いんだろうなぁ俺
とか、余計なことを考えて頭を冷やす
京太郎「わ、我儘に答えてくれてありがとうございます」
裕子「いえ。失礼かもしれないですが……私自身、須賀くんって呼ぶ方が呼びやすいですから」
京太郎「そ、そんな失礼だなんて」
裕子「そうですか?」
京太郎「だって俺の方が年下なわけですし……」
本来なら敬語で話す必要さえないのに
佐藤さんは敬語で話してくれる
それがなければもう少し
接しやすくなる……か? 多分
裕子「年下なのに、身長は全然高いですけどね」
京太郎「それは仕方ないというかなんというか……俺は男子ですから」
裕子「そうですね……ふふっ」
失礼かもしれないと思ったけれど
普通に呼んで貰うようにしたのは意外に良かったのかもしれない
裕子「須賀くん」
京太郎「は、はい」
裕子「改めて、優勝おめでとう」
佐藤さんは嬉しそうに微笑む
俺のことだから俺自身が嬉しいのは当然だけど
それで他の人まで喜んでくれるとさらに嬉しいな……
そう考えている俺とは逆に
佐藤さんは何か真剣に考えているのか
少しだけ小難しい表情を浮かべ、口を開いた
裕子「須賀くん、また今度お出かけでもします?」
京太郎「……えっ?」
裕子「優勝のお祝い……とか」
京太郎「えっ……え?」
突然の申し出に混乱する俺に対して
佐藤さんは小さく笑った
裕子「最初の仕事仲間として、大人として、お祝いしてあげたいな。と」
京太郎「で、でも俺は……」
裕子「もちろん、無理にとは言わないですよ」
どうしようか
……佐藤さんの申し出は受けてもいいんだろうか?
というか、俺は受けて平気なんだろうか
た、多分佐藤さんと2人きりっていうのはないと思うけど
大人の女性に溢れてたら俺は多分途中で逃げる
まぁ、そうならないように努力すればいいだけかもしれないけど……
京太郎「えっと……」
1、じゃぁ、お願いします
2、す、すみません……その、俺やっぱ大人の人は少し……
3、さ、佐藤さんと2人きりですか?
48分
大人として祝ってくれてるのに2は無いと思ったけど断ってもいいのか…
どっちも正解なんじゃね、3は分からん
いくよー
1、じゃぁ、お願いします
2、す、すみません……その、俺やっぱ大人の人は少し……
3、さ、佐藤さんと2人きりですか?
安価下~下5
1
>咏「だからさ、良子ちゃんの方からもう大丈夫だって話して貰ったりした方が良いと思うんよ。そこらの神主より信憑性あるし」
>咏「本人にいきなり、大丈夫、怖くない。なんて言われるよりずっと良いと思うんだよねぇい。解らんけど」
>野依プロにも、ちゃんと話をしないとな
>そのためにも麻雀の実力で有名になって
>誰も傷つける事が無くなっているってことを知って貰えたら良いな
もうPTSD解消できるとは思う、もうできるだけ早く戒能さんに話そう
京太郎「じゃぁ、お願いします」
裕子「ふふっ、お願いされますね」
京太郎「っ……」
裕子「須賀くん?」
京太郎「あ、その……」
佐藤さんの笑顔から目をそらす
それは苦手なんだから仕方がないと言えば仕方がないんだろうけど
でもやっぱり失礼な気がして……目を向ける
京太郎「さ、佐藤さん」
裕子「はい?」
京太郎「ま、また今度……ですね」
裕子「ええ。そうですね」
・少しだけ女性に強くなった
・5月一週目7日目(日曜日)が祝勝会です
・大会終了!
安価下コンマ判定 (雀力)
コンマx0.8(大会レベル)x3(優勝ボーナス)
安価下2コンマ判定 (異能)
コンマx0.8(大会レベル)x3(優勝ボーナス)
よしっ(適当)
知名度 安価下コンマ判定
公式大会優勝ボーナス x7
2つ名習得ボーナス x2
特殊クエストクリア補正 知名度+20
参加補正コンマ+50
雀力:異能:知名度経験値=141:163:773+(1000)
京太郎(知名度45→81(009/050)、精神12(74/100)、麻雀123→124(133/250) 、異能103→104(1617/250) )
4月 月末大会
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感(友情)/信頼)
本日 > 前日
Ss>大星淡 (従妹 10.5/10.7) >大星淡 (従妹 10.5/10.2)
SP>戒能良子 (好意 10.2/8.9) >戒能良子 (好意 10.2/8.4)
宮永咲 (友人 3.0/3.0) >宮永咲 (友人 3.0/3.0)
宮永照 (友人 4.0/5.3) >宮永照 (友人 4.0/4.8)
九十九 (信頼 7.0/11.8) >九十九 (信頼 6.6/11.0)
新見 (知人 1.0/1.0) >新見 (知人 1.0/1.0)
瑞原はやり (友人 5.3/5.0) >瑞原はやり (友人 5.3/4.5)
三尋木咏 (友人 2.6/2.7) >三尋木咏 (友人 2.6/2.2)
野依理沙 (PTSD 0.5/0.5) >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)
佐藤裕子 (知人 2.2/2.3) >佐藤裕子 (知人 1.9/1.8)
福与恒子 (知人 0.7/0.6) >福与恒子 (知人 0.7/0.6)
村吉みさき (知人 0.8/0.7) >村吉みさき (知人 0.8/0.7)
ネリー (教子 2.8/3.5) >ネリー (教子 2.8/3.0)
辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9) >辻垣内智葉 (教子 2.2/2.4)
雀明華 (教子 2.2/2.7) >雀明華 (教子 2.2/2.2)
慧宇 (教子 2.2/2.7) >慧宇 (教子 2.2/2.2)
ダヴァン (教子 2.0/2.6) >ダヴァン (教子 2.0/2.1)
アレクサンドラ(知人 2.0/2.7) >アレクサンド(知人 2.0/2.2)
南浦数絵 (知人 1.0/1.0) >南浦数絵 (知人 1.0/1.0)
八岐大蛇 (憑物 4.1/3.8) >八岐大蛇 (憑物 3.8/3.4)
大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7) >大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7)
南浦プロ (知人 1.2/1.0) >南浦プロ (知人 1.2/1.0)
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)
中断またあとで
安価下コンマ判定
47 ゾロ目 で、九十九+照を描写
アナウンサーは無し
~淡~
「うわっ3倍満……でも、残しちゃダメだなぁおじさん」
「きょうたろーの時に和了出来たならそこで仕留めなきゃ」
「だからほらっ、役満なんて撃たせちゃうんだよ。ばーか」
「えへへっ、きょうたろーが負けるわけないもんねーっだ」
「でも、あれ全部ドラだったよね……」
「…………運がいいとかそういう話なのかなこれ」
「うわぁ……準決勝いきなり数えかぁ」
「しかもドラが……ドラゴンロードって……あははっ」
「ドラゴンロードの須賀京太郎です。なんて……あははははははっ」
「あははっはけほっ……笑いすぎた」
「んー? おー決勝だ」
「ん……? この女の子きょうたろーの知り合い?」
「跳満かぁ……やっすいなぁ。手を抜いてるのかな?」
「おおっ、数え役満!」
「うわー伝説だってさ、きょうたろー」
「これだけできるならインハイに出ないのも納得だよ」
「これじゃぁ……インハイなんて余興にもならないもんね」
「……私も、余興にもならなそう」
「忙しくなっちゃうのかな」
「……ウチに呼ぼうと思ったけど、迷惑かな」
「………………やめとこ。邪魔はしたくないし」
~臨海~
「よくこんなのが中継しているのを知ってたな」
「衛星放送ですか……新人の大会なんて放送するなんて」
「一応はプロの公式戦ですかラネ……とはいえ、解説に知ってる人はいまセン」
「ほらっ、須賀プロだよ!」
「凄いですね」
「嶺上開花ですか……いえ、これは!」
「四槓子だと!?」
「それがなくても嶺上開花ドラ14だよ……この手」
「さらに三暗刻、三槓子、様々な手がありマスネ」
「その中で敢えて四槓子……来ることが分かっていたのか?」
「そんな感じではなさそうです。最後のツモ後、少し動揺の色が見えます」
「恐ろしいほどの力量差……」
「ネリー達がこんな人に指導して貰ったのかと思うと……」
「勝てるようにではなく、目標にして頑張りましょう」
「ランク下げましタネ」
「諦めるのは好きじゃないが……これに勝つというのは少しな……」
「でも、教えては貰いたいよね。自力があってこそのこれなんだと思うし」
「そうですね。もっと上手く中国麻雀との織り交ぜ方も聞いてみたいです」
「須賀さんは中国麻雀入れてましたっけ?」
「いや、入れてないと思うが……」
「意見が欲しいだけです」
「なるほど……」
「じゃぁ、今度連絡とってみるわ」
「監督!」
「いつから?」
「最初から」
「き、気づきませんでした」
「こっそり来たからね。頼めるかは解らないけど、連絡だけ入れてみるよ」
~プロ~
「なにあれ!」
「わっかんねー、全てがわっかんねー」
「14枚全部ドラってピンフとか役牌でも数え役満だよ!?」
「恐ろしいねー☆」
「わ、私そんな子の対局に同席するの?」
「何言ってんすか、小鍛治プロも十分強いじゃないっすか」
「そ、それは……け、けどだよ? これは流石に私でもどうともできないよ」
「無理?」
「健夜ちゃん、理沙ちゃんとの約束破るのかな☆」
「そ、そんなつもりは……」
「お願い!」
「うぅっ……」
「まぁ、瑞原プロも同席するらしいっすからね」
「はややっ!?」
「それならいいかな……普通の麻雀できたら尚良しだけど」
「「「普通の麻雀?」」」
「な、なんでそんな目で私を見るの!?」
「健夜ちゃんが普通の麻雀なんて無理だよね☆」
「心が折れるまで蹂躙するっすからね」
「恐怖!」
「……そういえば、近くに雀荘があるんだけど」
「あっ、嘘。嘘っす!」
「健夜ちゃん17歳可愛い☆」
「それ何か違う!」
安価下コンマ判定
4 7 ゾロ目 阿知賀
4月第1週一日目が月曜日だと
5月第1週一日目は水曜日
つまり
5月第1週7日目は火曜日……
そんな次元すっとばしちゃっていいよね
5月第一週 月曜日(朝)
イベント判定 安価下
4 ぎゅーっ
7 むにゅ
ゾロ目 あれっ……なにもつけてな(前回>>1000)
5月第一週 月曜日(朝)
良子「……グッモーニン」
京太郎「おはようございます」
今朝の挨拶は
いつもよりも元気のないものだった
戒能プロは布団の中から出ようとはせず
起き上がる俺を横目で追うだけで何も言わない
けれど、その手は俺が寝ていた部分を少しだけ名残惜しそうに撫でる
そんな哀愁漂う戒能プロの姿から
俺は少しだけ、目を逸らした
この生活はもうすでに終わっていたはずのもの
けど、これは新しく始まった
俺の中の大蛇関係なしに、戒能プロの寂しさを埋めるために
……でも
それももう、終わらせなければいけない
京太郎「今日、お仕事の方は?」
良子「……夕方から」
京太郎「そうですか」
戒能プロは火どころか水面を見るよりも明らかに無気力で
話す気もあまりないといった感じだ
京太郎「………………」
どうするべきだろう
何か言うべきなんだろうか
(……どちらにせよ、別れねばならぬのであろう?)
それは……
(であれば、小娘に記憶を与えるか、何も言わずに立ち去るか。であろうな)
記憶を与えるか、立ち去るか……か
1、電話
2、メール
3、出かける
4、良子と話す
5、その他自由
35分
いくよー
1、電話
2、メール
3、出かける
4、良子と話す
5、その他自由
安価下~下5
京太郎「良子さん」
良子「なんですか?」
京太郎「起きなくて良いんですか?」
良子「仕事はありませんから」
これは重症だ
一人で居る方が好きっていう人もいるけど
一人は絶対にイヤって言う人もいて
戒能プロは圧倒的後者なんだろうな……
まぁ、いつからかは知らないけど
多分大学生あたりからは一人暮しだったんだろうし
(今なら血を飲む事も容易に許可してくれそうじゃな)
……こらこら
そりゃそうかもしれないけど
ベッドに横になってるんだし、覆い被さったらそれは……ちょっと、あれだろ……
京太郎「二度寝しちゃうかもしれませんよ?」
良子「かもしれないですね」
京太郎「……良いんですか?」
良子「仕事前には起きます」
戒能プロは俺の方は見ようともせず
目の前にある俺が使っていた枕を見つめるだけ
やっぱり、あそこで厳しく接するべきだった。とは言わないけど
同居だけは断るべきだったのかもしれない
(……ふむ。いっそ襲ってしまえ。そして血を)
よし、少し黙ってようか大蛇
(お主はいけずじゃ……あの生娘の血もまだだというのに)
……それはもう少し待ってくれよ
瑞原プロにいきなり血を飲ませてくれなんて言ったら
一発で関係終了なんだからさ
(ふんっ)
ったく……ん?
良子「………………」
京太郎「……………」
良子「………………」
戒能プロが見ていることに気づき
目を向けてみたが、それ以上の変化はなく
無駄に時間だけが過ぎていく
1、……映画でも、見に行きます?
2、……ドライブでもいきます?
3、家探し……手伝ってくれませんか?
4、どうかしました?
5、いつまでも寝てるなら襲っちゃいますよ
6、ほら、起きてください(布団を引っ張る)
7、その他自由
安価下~下5
京太郎「………………」
戒能プロは夕方から仕事
俺も夕方からは仕事
時間もちょうどいいし……そうだな
京太郎「……映画でも、見に行きます?」
良子「えっ?」
戒能プロが掴む布団の端の部分から
段々と皺が広がっていき
戒能プロのみ開かれた瞳が動揺に揺れながら俺を見つめる
京太郎「ぁと……その……」
気恥ずかしくて
冗談です。なんて言いそうになってしまう
そんな俺の心を、大蛇の尾が強く締め付けて
京太郎「映画、行きましょう」
隠れようとした言葉を吐き出させた
良子「っ……」
京太郎「………………」
やらかしたっていうか
いや、まぁ……なんていうか
言おうと思った言葉だし別に良いんだけどさ
すごく恥ずかしいことしてないか……俺
(女子を誘うことの何が問題だというのだ)
問題とかどうとかじゃなくて
俺が普段言わないようなことだったわけだし……
(普段言わぬからこそ。だ)
え? と返す前に
いつの間にか伸びてきていた手が
俺の手を掴んだ
良子「……行きます」
京太郎「よ、良子さん……?」
良子「行きましょう、シネマ……いえ、行きたいです」
寝起きだからか
戒能プロが少し涙ぐんでいて
それがまた……何とも言えない魅力を引き出していて
(……誘ったのはお主だ、拒否権などあるまいよ)
そんなこと言われるまでもなく
うんともすんとも返すことはできずに
俺達は映画に行くことになった
安価下コンマ判定
4 プロ
9 アナ
接触判定だから、当たってたら
良子さんと映画館に行くの見られるぞー
5月第一週 月曜日 映画館(昼)
変装は完璧なようで
バレてはいないらしい
そこまで敏感になる必要もないだろ。と
思うかもしれないけど
ネット見た限りじゃ結構やばいんだよね……
(見破られたら諦めろ)
諦めるしか道がないっていう方が正しいかもな
良子「須賀くん」
京太郎「あ、はい」
良子「何を観ますか?」
京太郎「んー……良子さんは好みとかあります?」
良子「私は最近全然見ていないので……その……」
戒能プロはポスターを見ながらだんだんと声を落としていく
一人で映画館なんて
あまり来たりしないだろうしな……
とはいえ、実は俺もあまり見てない
地元の近くに映画館なんてないし
テレビでやるような映画は
大体ネット麻雀とかで見損なってたからな
京太郎「………………」
(我に聞いても無意味じゃぞ。映画なぞ知るわけなかろうが)
ですよねー
解ってはいたんですけどね
ほら、そこは何か言ってもらえるかなって……
(小娘の人格を考えて選ぶが良い)
戒能プロの人格……?
(少なくとも、アクション映画とかいうものは合わぬと思うぞ)
1、恋愛映画
2、SF
3、アニメ
4、ホラー
A、字幕
B、吹き替え
C、日本語
10分
※1~4、A~C同時に選択
いくよー
1、恋愛映画
2、SF
3、アニメ
4、ホラー
A、字幕
B、吹き替え
C、日本語
安価下~下5
※1~4、A~C同時に選択
1は確定
ccc
b
aa
1Cの日本の恋愛映画っすねーかっp
京太郎「じゃ、じゃぁ……これにします?」
良子「れ、恋愛っ?」
京太郎「あ、いえその……嫌なら別に……」
他のは戒能プロに合わなそうっていうか
ほとんど2とかそういうのだし
正直、1も見てないのにいきなり2っていうのもなーって
ホラーなんて本職の戒能プロからしてみれば
つまらないことこの上ないだろうし
(お主にしては考えたのだな)
なんだよ。馬鹿にしてるのか?
(してはおらぬ。これでも褒めてやっているのだぞ)
どこが褒めてるんだか……
大蛇の態度に悪態をつきながら
隣で深々と帽子をかぶる戒能プロを見下ろす
京太郎「ど、どうします……?」
良子「せ、せっかく……です。み、みみゃしょ……っ」
京太郎「……そ、そうですね」
良子「っ…………」
戒能プロも流石に緊張するらしい
言葉がおかしかったことには触れずに
俺達は2人で並んでチケットを買ったのだが
なんか少し安くなっていたような……ま、まぁ、多分気のせいだ
安価下コンマ判定
0 ドロドロの愛憎恋愛映画
9 なんか安っぽい恋愛映画
8 普通に恋愛映画
7 感動的な恋愛映画
6 最後に女性が亡くなる悲しい映画
5 なんか安っぽい恋愛映画
4 ちょっと全年齢対象には思えないほどのえっちぃ恋愛映画
3 普通に恋愛映画
2 最後に男性が亡くなる悲しい映画
1 普通に恋愛映画
とりあえずここまで、お疲れ様でした
純情乙女な良子さんになんてものをッ!
もうどうなっても知らんぞ!
とりあえず恋愛映画なら変なことにはならないだあろう
そう思っていた時期が俺にもありました
ありましたが……認識は改めなければいけないようです
『んっ……っ、ぁっ……はぁっ……ぁっ……んっ』
大画面で女の人と男の人との交わりが映り
そして、大音量で女の人の嬌声が響く
耳を塞いだって完全には聞こえなくならないし
むしろくぐもって余計に艶かしく聞こえる始末
邪魔にならないように気をつけながら
周りの人へと視線を向けてみると
映画に観入りながらも
互の手を絡め合わせながら身を寄せ合っていたり
暗い中の黒いシルエットの頭らしき部分が重なるのさえも見えて
映画は見れない、周りも見れない
そんな四面楚歌のような状態で、俯くしかなかった
映画が終わってからも暫く動くことはできず
戒能プロもまた
表情を見られたくないのかなんなのか
俯き、黙り込んでしまっていた
それはそうだ
せっかくの記念にと思った映画が
年齢制限がつきそうなほどえっち映画だったんだから
もちろん恋愛映画というジャンルに嘘はなかった
嘘はなかったけれど
いろいろと嘘にまみれた映画だった……というわけだ
良子「……………」
京太郎「その……と、とりあえず、出ます?」
良子「…………」
何も言わないけれど
戒能プロは小さく頷き、俺が席を立ったのを確認してから
追うように席を立った
5月 第一週 月曜日 映画館 (映画終了後)
イベント判定
4 淡「んっ?」
2 良子「ぁ、その……あの……っ……っっ仕事がっ!」
0 良子「た、たのし……かった……ですよ。その……なんというか、、アレ、でしたけど……」
5 ぎゅっ
7 良子「きょ、今日は……今日はまだ、マイルームに帰ってきてくれますか?」
ゾロ目=ぎゅっ(改訂版)
44=パシャッ
77=7(BrDver)
戒能プロの視線を背中に感じながら
前を歩く俺の脳裏には
あの映画の光景が浮かんでは消え
そしてまた浮かび……消える
俳優を自分とする
そんな馬鹿げた妄想に浸りそうになる頭を振り
ため息をつく
そんな俺の手が前に出た足とは逆に後ろへと下がって
――ぎゅっ
京太郎「っ!」
戻ってくることはなく
その代わりとでも言うかのように、温もりが伝わってきた
京太郎「よ――」
良子「す、ストップ!」
京太郎「!」
戒能プロの言葉とともに
振り返ろうとしていた頬のあたりに指が当たる
俺の左手を掴んでいるのは右手
じゃぁ……頬を突くのは左手……?
ストップと言われた以上
現状を予想するしかなく
俺と戒能プロの姿を想像してみるが
何とも言えないシュールな姿だった
でも、決して笑える状態ではない
良子「み、見ないでください……」
しおらしい女の子としての声が脳を揺らす
それはまるで映画の中のヒロインのようで
ドクンッと心臓が強く跳ねた
京太郎「………………」
良子「………………」
喧騒の中の、かすかな静寂
俺達は時間が止まったかのように微動だにしない
けれど、手を握る力強さと暖かさ
ほとんど真後ろから聞こえる戒能プロの吐息
それらは確かに変化していて
錯覚を打ち消し、現実を直視させる
京太郎「良子さん……その……」
良子「……ノープロブレム、理解はしてます」
俺達はこのあと別々ではあるが
どっちも仕事……だからこそ
このまま無駄に過ごして言い訳がなかった
1、すみません、あんな映画見せちゃって
2、……どうかしたんですか?
3、……………………
4、お、俺……今日は事務所に帰りますから!
5、……今日も、またそっちに帰りますよ
6、その他自由
35分
いくよー
1、すみません、あんな映画見せちゃって
2、……どうかしたんですか?
3、……………………
4、お、俺……今日は事務所に帰りますから!
5、……今日も、またそっちに帰りますよ
6、その他自由
安価下~下5
京太郎「……今日も、またそっちに帰りますよ」
良子「っ……わ、私は」
そんなこと言ってない
そう言おうとしたのは解る
そして、俺が言わなければ今日はどこに帰るのか。と
聞いてきたであろうこともなんとなくだけど……解っていて
だからこその、その言葉だった
京太郎「ダメですか……?」
良子「そんなことは……」
戒能プロの自信なさげな声とは逆に
何故か、俺は平然と言葉を返せていた
女の人が苦手だったはずなのに
なのに……こんな状況でこんなことを言える
それが我ながら信じ難かったけどでも、自分だ
あんな映画を見て、こんな戒能プロと接しながら
今日もまた戒能プロの下へ帰ると……そう告げたのは大蛇ではなく、俺だ
(ああ、お主だ)
躊躇う戒能プロは、俺の手をさらに強く握り締め
そして、答えた
良子「……ビーシュァー……トゥーカム」
京太郎「え?」
良子「っ」
意味がわからなくて振り向いた俺から逃げるように
戒能プロはふいっと頭を傾け、表情を隠してしまった
・Be sure to come
・お仕事に移ります☆
5月 第一週 月曜日 スタジオ (夕方)
はやり「――ていうわけなんだよね☆」
京太郎「な、なるほど」
はやり「大雑把に説明しちゃったけど……解ってくれたかな?」
京太郎「なんとなく……」
はやり「そんなに難しいことじゃないからね☆ すぐ慣れると思うよ☆」
つーか
頑張って慣れないとまずいよな
週4でこの仕事をするわけだし
全然役にたてず
挙句足手纏いになるんじゃ意味がないからな
はやり「まだ少し時間があるから、休んでていいよ☆」
京太郎「は、はい」
ゴールデンタイムに放送する番組への出演というのもあって、
かなり緊張する……
1、はやりと話す
2、大蛇と話す
3、電話
4、メール
5、何もしない(イベント判定)
6、仕事について聞く(仕事成功率up)
7、その他自由
安価下~下5
京太郎「あの……瑞原プロ」
はやり「んー?」
京太郎「その、もう少し詳しく仕事内容について聞きたいなって」
自分で言うのもアレだが
そんな俺のちょっとおどおどとした態度が少し気になったのか
瑞原プロは少しだけ眉を曲げ
不思議そうに首をかしげながらも、すぐに微笑んだ
はやり「うん☆ いいよ☆」
京太郎「あ、ありがとうございます」
はやり「こちらこそ☆」
アシスタントが増えること自体が
瑞原プロにとっては嬉しいことのようで
仕事について、笑顔で教えてくれた
安価下コンマ判定
01~30 普通
31~39 成功
41~49 失敗
50~80 成功
81~89 普通
90~00 大成功
ゾロ目=大成功 44=大失敗
コンマ補正+5(+5で失敗になる場合には補正値は無しとする)
5月 第一週 月曜日 スタジオ (夜)
はやり「おっつかれさま~☆」
京太郎「お、お疲れ様です」
はやり「ううん、はやりよりも須賀くんの方がお疲れだと思うな☆」
京太郎「そ、それは……まぁ、その……」
嬉しそうな瑞原プロの可愛らしい笑みから逃れるように
視線を斜め上へと上げる
背が高いことをこれほど嬉しく思ったことはない
なにせ、おかげで上を向くだけで視線から逃れられるんだから
はやり「須賀くん?」
京太郎「き、気にしないでください」
はやり「そっか☆ 須賀くん初めてなのに凄く頑張ってたし、ギャラリーのみんなもすごく喜んでたからね☆ ほんとに、ありがと☆」
京太郎「い、いえ……そんな。こんな凄い番組のアシスタントに推薦してくれた瑞原プロにこそありがとうですよ」
あの時
定食屋で瑞原プロと相席したからこその今
いや、九十九さんと仲良くなって
九十九さんからあの定食屋を聞いたからこその今
九十九さんにも、ちゃんとお礼しないとな
はやり「それでなんだけど、須賀くん」
京太郎「は、はいっ」
はやり「一々そんな強ばらなくて良いんだぞ☆」
少し子供っぽい口調でそう言いながら
瑞原プロは無邪気な笑みを見せてくる
そんな……強ばってるだろうか
(そうだな。少なくとも、巫女の方といる時とは明らかに違うであろうな。お主の心が早鐘を打っておる)
京太郎「………………」
それは仕方ないだろ
瑞原プロは年齢と一致しない容姿で
なんていうかその……可愛いし、おっきいし
自分で思いながら恥ずかしくなって、意識しそうになって
瑞原プロは再び、俺の視界から消えてしまった
はやり「す~が~く~ん~」
京太郎「っ、は、はい、すみません」
頑張って背伸びした瑞原プロの掲げる手が
見上げる俺の視界の端に映り込む
思わず謝罪した俺に対して
瑞原プロはあははっと、可愛げに笑った
はやり「なんだか須賀くんって不思議だね☆」
京太郎「え……?」
はやり「あの時ははやりのこと、小娘って言ったりしてたのに。今は何かまともに見ることすら出来てないし」
京太郎「そ、それは、あのっ……」
はやり「無理に見て。なんて言わないけどね。仕事中は見てくれてたし☆ 声をかければ答えてくれるから☆」
瑞原プロは明るくそう言った
何か言っておくことあるだろうか
1、じ、実は俺二重人格で! 積極的な俺とそうじゃない自分がいて……その、なんていうか……あれは積極歴な方だったんです
2、出来るだけ瑞原プロのこと、見るようにしますね
3、……あ、あの、瑞原さんって呼んでもいいですか? そ、その方が親近感湧いて、接しやすくなりますし……
4、今日はお疲れ様でした。明日もよろしくお願いします
5、今度、仕事のお礼でもさせてくれませんか?
6、……大蛇、バトンタッチ
7、その他自由
25分
いくよー
1、じ、実は俺二重人格で! 積極的な俺とそうじゃない自分がいて……その、なんていうか……あれは積極歴な方だったんです
2、出来るだけ瑞原プロのこと、見るようにしますね
3、……あ、あの、瑞原さんって呼んでもいいですか? そ、その方が親近感湧いて、接しやすくなりますし……
4、今日はお疲れ様でした。明日もよろしくお願いします
5、今度、仕事のお礼でもさせてくれませんか?
6、……大蛇、バトンタッチ
7、その他自由
安価下~下5
安価下コンマ イベント判定
4 7 ゾロ目 はやり「あ、ちょっと待って」
はやりからのお誘いは無し
とうわけで、とりあえず今日はここまで。お疲れ様でした
結構順調
知名度は軽く爆上がり
シリアスなんてなかったんだ
ここからは戒能さん視点で
いつまで待っても京太郎は来ず、ニュースで交通事故が速報で伝えられるという
……アリですね
安価下コンマ判定
4・7・ゾロ目=イベント(共通)
0 良子帰宅済み
5・8 まだ帰ってきてない
スルー=0
5月 第1週 月曜日 ホテル (夜)
俺達が泊まっているホテルは
鍵を開けるためにカードを使用し
使用した際にはピーっと音が鳴る
それが俺達の間では帰宅のサインとなっていて
なってから少しだけ待つのがルールだ
だから、
お互いに見られては困ることをしていたりしても
すぐに隠したり隠れたりできていて
今まで最悪な場面に出くわすことはなかった
京太郎「ただい――っ!?」
良子「っ!」
でも……今日は違った
部屋に入った俺の視界に映る
白いワイシャツ一枚の女性
履いていたスカートを畳もうとしたのか
それとも、ハンガーにかけようとしたのか
どちらかなんていうのは関係ない
京太郎「ぁっ……っ……その……ごめんなさい!」
勢いよく首を曲げ
戒能プロの姿を視界から消し去る
でも、消えない
目に焼き付いた……いや
脳裏に焼き付く姿が閉じた瞳の裏に現れた
普段は黒いパンストに隠されている白い足がスラっと伸び
見事な括れを見せながらワイシャツの影の中へと消え
腰周りはシャツによって一定のように見せながらも
胸の張りに負けたシャツは窪みをつくり、腰回りを浮き上がらせ、胸部までもを強調した戒能プロの姿が……
何も言わないのが怖くて
何か言うべきなんじゃないかと、知恵を張り巡らせる
でも、こんな時に言える言葉なんて、俺には解らなかった
良子「………………」
京太郎「………………」
さっきの今で並んでベッドに横たわる……なんて
俺だけでなく戒能プロも緊張するらしく
布団はいつもよりも僅かに戒能プロの方へと引き寄せられ
それに比例して
俺と戒能プロとの距離も近づく
何か言おうか、何かしようか
それとも……さっさと寝てしまおうか
京太郎「………………」
1、何も言わない
2、良子の背中に触れる
3、良子を抱きしめる
4、さっきはすみません
5、……綺麗、でした
6、短い間でしたけど、お世話になりました……
7、その他自由
05分
いくよー
1、何も言わない
2、良子の背中に触れる
3、良子を抱きしめる
4、さっきはすみません
5、……綺麗、でした
6、短い間でしたけど、お世話になりました……
7、その他自由
安価下~下5
オレンジ色の光が照らす薄暗い部屋の中
目の前の大きくも小さな背中に手を伸ばしながらも
萎縮するそれは……届かない
でも、言葉だけは
京太郎「……綺麗、でした」
良子「………………」
…………届く
………………届く、
……届
良子「……り、リアリィ?」
京太郎「え?」
良子「で、ですから、その……わ、私が……その」
言い淀む戒能プロは言葉を止め、喉を鳴らす
些細な音であろうと響いてしまいそうなほど静かな部屋
だからこそ、戒能プロが布団を握り締める音が響き、布団が更に引っ張られ
背中を冷気が走っていった
それから逃れるように
身を寄せて、また一段と距離は近づくと
戒能プロは再び口を開いた
良子「……綺麗、っていうのは」
京太郎「………………」
綺麗だというのは本当か
戒能プロはそれを聞くためだけに
こんな間延びさせたのだろうか……
ちょっとした疑問に答えたのは、俺の心の中の生き物
(そういうものであろうよ。人間の女子というものは)
爬虫類のくせに
そう思った時点でアウトだということに小さく苦笑しながら
俺は「ええ、本当です」と、正直に答えた
安価下コンマ判定
4 7 ゾロ目
イベント続行
その他、終了
なら……と、戒能プロが振り向く
俺と戒能プロのわずかな隙間に入りきるはずもないそれが
俺の胸元を圧迫し、煩悩を圧迫する
京太郎「っ…………」
良子「…………………」
立っている時とは違って視線が並び
その違和感が気にならないほどの緊張感に
思わず息を飲む
少しでも気を許せば俺の中の龍が――
(馬鹿を言うな馬鹿。我は何もせん)
…………でも
(言い訳が必要か?)
……………………
どう、なんだろうな……
その言葉に対しての答えは
呆れたような、ため息だけだった
良子「……須賀くん」
京太郎「よ、良子さん、あの、あ、当たってるっていうか……そのっ」
良子「あ、当てて……いるんですよ」
京太郎「え……?」
照れを表す真紅の頬
一文字に結びながらも、蛇のように歪曲する唇
潤う瞳は俺を見つめていたけれど
相対する俺の目線に耐えかねたのか
僅かに細めて、横へと逸れていく
良子「っ……きょ……」
京太郎「良子……さん?」
消え入りそうな声だったし、躊躇いもあった
でも、戒能プロは言う
良子「きょう……きょ、う……たろうくん……」
俺の名前を
須賀という生まれるよりも前から持つものではなく
生まれたからこそ得た
俺が俺であるための名前を……戒能プロは確かに、呼んだ
京太郎「あの――」
良子「だめ、ですか?」
京太郎「え?」
良子「……ユアネーム」
戒能プロの手が俺の頬に触れ
まっすぐ俺のことを見つめる
京太郎「っ……な、なにを……」
良子「ゎ、私はその……っ」
互いに言葉を濁し
言いたいことも言えないままに時間だけが過ぎていく
いや……言いたいことは言われたんだ
名前で呼びたい。と
須賀ではなく、京太郎と
(呼びたいのであれば呼ばせてやれば良かろう。当然、お主はその意味を理解しておるのであろう?)
名前で呼びたい意味……か
んーとりあえず今日はここまで
お疲れ様でした
イベント継続はしない方がいいね
それやると一気に距離が……
名前で呼びたい意味は当然解ってるよね? これ安価に出るよ! ……多分
表面上では良子さんと呼びながら
内面的には戒能プロと呼ぶ
そんな俺に解る事なんだろうか……
(深く考える必要なんてないと思うのだがな)
……そうか?
(小娘が計略をめぐらせる余裕があるように見えるのか?)
…………
恥ずかしさに頬を染め
ほんの少し視線を逸らす戒能プロ
どう見ても、そんな余裕なんてなさそうだけど……
(単純明快、小娘はより強固にお主との関係、あるいは絆、あるいは距離感を狭めたいだけであろう)
良子「っ………………」
京太郎「良子さん…………」
(さぁ……選べ。今を望むか先を望むかそれとも……後ろへと下がるか、な)
今を望む
それは京太郎を拒絶し、須賀のままでいること
先を望む
それは京太郎を受け入れ、戒能プロとの距離を縮めること
後ろへと下がる
それは京太郎も、須賀さえも拒絶し
プロとプロに戻すこと
今みたいなことでさえしない普通の友人関係へと戻すこと
俺は戒能プロ、戒能さん……と
距離感を取り戻す……こと
(……今後、お主の道の障害に成りうると思うのならば、ここで断ち切ることも必要ではあろうぞ)
……必要なこと、か
それを言うなら戒能プロとの関係は仕事を得るにあたって
結構重要なものになると思うんだけどな
(……要は、お主が背負う覚悟があるかないかだ。小僧)
大蛇は小さく息を吐き
大きな口から覗く舌で、俺の心をなぞって行く
その瞬間、鋭敏になった神経がビリッと痺れ
急激な冷却に頭の処理が遅れて止まる
(行動に結果は付き物だ。それを背負えるか否か……選択者に必要なのはその覚悟)
結果を背負う
たとえどんなことになっても?
(小娘がお主のために何かを投げ打ったり、何かを得たりしても、だ。例えそれが生を捨て、死を得ることであろうと)
物騒かつ極端な例を大蛇は上げる
でも……確かにそうだ
行動に責任が持てないなら、初めからするな
簡単に言うならそういうことなんだろうからな……
でも、名前で呼ぶことを許可するだけで
そこまで劇的な変化なんてあるのか?
須賀から京太郎に切り替わるだけだぞ?
(少なくともお主との距離は近くなる。それが及ぼす影響など、過去の我には推測でしか答えられぬ)
されど。と
大蛇は真剣な眼差しと声色で続けた
(答えるつもりはない……いや、答えられないが正しいであろうな)
クックックっと怪しげな笑みが頭に響く
(未来は常に変化の中にある……いや、変化こそが未来故に答えはないのだから)
京太郎「………………」
未来こそが変化、変化こそが未来
俺の言動その他の誰かの言動その度に未来は変化していく
だから……戒能プロの呼び方一つでも、未来は変わる
(その変わった未来で、少なくとも戒能良子との友好的な関係を望むのであれば……許可をしろ。変化を拒むのならば今を望め)
1、抱きしめる(京太郎を許可)
2、ええ、良いですよ(京太郎を許可)
3、あ、あんまり親し過ぎても面倒なことが起きそうですし……(現状維持)
4、……だめですよ。俺達は神の悪戯で近づいた関係……だから(戒能呼びに戻す)
5、その他自由
55分
いきます
1、抱きしめる(京太郎を許可)
2、ええ、良いですよ(京太郎を許可)
3、あ、あんまり親し過ぎても面倒なことが起きそうですし……(現状維持)
4、……だめですよ。俺達は神の悪戯で近づいた関係……だから(戒能呼びに戻す)
5、その他自由
安価下~下5
背負う覚悟は……ある!
力強い思いを大蛇へとぶつけて
目の前の戒能プロの体を抱きしめる
言葉よりも深く、強く
そしてなにより表現のしやすい行動というもので
思いを示す
(……狡いな。お主は)
狡い……? 俺が?
大蛇の言葉に持っていかれる思考
その隙をつくように戒能プロが動き、俺の背中へと腕を回してきた
京太郎「っ!?」
良子「………………」
京太郎「良子さ……ちょっ――……」
京太郎「っ―――…………」
目の前にある戒能プロの表情が思考を塗り替え、言おうとした言葉が消えていく
嬉しいとか、楽しいとか
辛いとか、苦しいとかではなくて……
良子「狡い……狡い……」
京太郎「え……っ、ぃっ」
戒能プロが呟くたびに拘束力が強まって
体が戒能プロに押し付けられ、圧迫されていく
良子「私を一人にするのに……離れていってしまうのに」
京太郎「それは……」
良子「なのにこんな……こと……」
言葉とともに、涙が流れ落ち
瞳は俺が見えているのかも解らないほど、涙で歪んでいた
良子「貴方は、狡い……です」
戒能プロは俺のことを強く抱きしめたまま放す事はなく
そのまま時間が過ぎて、涙が乾き吐息は寝息へと切り替わっていく
離れていくのに……こんなこと。か
確かに狡いよな
離れるくせに抱きしめるなんて……ほんと、狡い奴だよ
・一日を終わります
・京太郎に【寝不足】が付きます
・【寝不足】は対局・仕事・行動に影響を及ぼします
・【寝不足】は眠る・休むなどで解消することが可能です
・【寝不足】が続くと、体調を崩す可能性があります
知名度 安価下コンマ判定
瑞原はやり知名度ボーナス コンマx10
番組知名度ボーナス コンマx10
+補正 15
ゾロ目で更に倍
知名度経験値=4x10x10=400=8+15=23
京太郎(知名度81→104(009/050)、精神12(74/100)、麻雀124(133/250) 、異能104(1617/250) )
5月第1週 月曜日
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感(友情)/信頼)
本日 > 前日
Ss>大星淡 (従妹 10.5/10.7) >大星淡 (従妹 10.5/10.7)
SP>戒能良子 (好意 11.2/10.4) >戒能良子 (好意 10.2/8.9)
宮永咲 (友人 3.0/3.0) >宮永咲 (友人 3.0/3.0)
宮永照 (友人 4.0/5.3) >宮永照 (友人 4.0/5.3)
九十九 (信頼 7.0/11.8) >九十九 (信頼 7.0/11.8)
新見 (知人 1.0/1.0) >新見 (知人 1.0/1.0)
瑞原はやり (友人 5.8/6.0) >瑞原はやり (友人 5.3/5.0) 仕事大成功ボーナス
三尋木咏 (友人 2.6/2.7) >三尋木咏 (友人 2.6/2.7)
野依理沙 (PTSD 0.5/0.5) >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)
佐藤裕子 (知人 2.2/2.3) >佐藤裕子 (知人 2.2/2.3)
福与恒子 (知人 0.7/0.6) >福与恒子 (知人 0.7/0.6)
村吉みさき (知人 0.8/0.7) >村吉みさき (知人 0.8/0.7)
ネリー (教子 2.8/3.5) >ネリー (教子 2.8/3.5)
辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9) >辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9)
雀明華 (教子 2.2/2.7) >雀明華 (教子 2.2/2.7)
慧宇 (教子 2.2/2.7) >慧宇 (教子 2.2/2.7)
ダヴァン (教子 2.0/2.6) >ダヴァン (教子 2.0/2.6)
アレクサンドラ(知人 2.0/2.7) >アレクサンド(知人 2.0/2.7)
南浦数絵 (知人 1.0/1.0) >南浦数絵 (知人 1.0/1.0)
八岐大蛇 (憑物 3.8/3.5) >八岐大蛇 (憑物 4.1/3.8)
大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7) >大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7)
南浦プロ (知人 1.2/1.0) >南浦プロ (知人 1.2/1.0)
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)
強制イベント……といきたいところだけど
難易度普通だしコンマ判定にしておこうか
安価下コンマ判定
4 9 ゾロ目 44 でイベント
なるほど 東京で仕事をしたいという気持ちはそんなに狡いことだったのか…
イベントは無し
>>512
いや、そうじゃないよ
東京で仕事したいっていうのは何も狡くない
狡いのは【サキコインが不足しています】こと
一旦中断
ならコンマ判定にしちゃえば良いんじゃないかな?
それなら全部解決するよ!
範囲でも単体でも僕はなんでも良いさ
範囲の方が単体よりもさらに難易度が下がるのはわかると思う
でも、言われた通り不自由ではあると思うし、色々とあるだろうから
望むなら切り替えしても良いけれど……どうする?
>>563
戒能さん押しだけどこれは本当にそう思う
このスレって安価でヒロイン攻略するスレじゃなくてなるべく大衆巻き込んでヒロイン攻略するスレだし
もうgdgdやんの時間の無駄だろっておもうんだけど
少数側が単体がいいと言うんだから
全体に聞いたところで何も変わらない
でも、
全体を通して単体がいいという言葉が一つとしてないのであれば
そういうことってことで
>>566
つまり、リミッター(ルート保護)を解除して愛人・不倫・別れなんでもアリにした方が良いってことか
確かに、普通はそういうこともあるよね
ルートに入ることがお好みか
それを望むなら入れよう
起きなかった強制イベントを起こせばいいだけの話なのだから
入れることは実に簡単なんだ
ただし、範囲安価ゆえにルートの保護はしない
選択肢を失敗し続ければ
関係が壊れたりするのは避けられない……よろしいかい?
ルート入るの早すぎて前回の姫様みたく家柄のこととか問題発生したり
ルート入ってからめんどくさかったりするんは勘弁よー
だったら女とは仲良くしなくてもよくね?って
ふって湧いてきたような話だな
じゃあもうそのうち戒能入るのは目に見えてるけどルート保護?がぐらつくよーだから入るまで長々とお付き合いくださいってこと?
本当に長々やるのが趣味だったとは
>>589
もう常識の範囲外になるような断りかたしなきゃ他ルートに入るような状態でもないでしょ
だからどうせ戒能プロがヒロインになるんだしサクサクやってほしいんだけど妙に捻るなこの>>1
微妙に話通じてない
>>587
いやいや、入るからこそ面倒なのよ
ルートに入るということは
その人に関係する全ての事柄に入るということなのだから
>>591
んー解らないかな
ルートに入ると保護がぐらつくなんていうのはどうでもいい
ノープロブレム、無関係
そんなのはルートに入りたいと言っている人への警告の意味以外は持っていない
>>593
どうせ戒能ルートだからサクサクと……
僕はルート入りまたは最中の選択ミスから守れるようにと、より深く、より強固にしているんだけど
そんな必要はないのか
杞憂だったようだね
なら、サクサクと進めてしまおう。望まれた道を、僕は刻むだけなのだから
え、入るの?入らないの?
メクラですまん
え?何?じゃあルート保護って結局なんなの?
このままやってても外れるようなもんなの?要はあるいはこのまま入れろって言うならそんな要求飲むのもシャクだし外すぞって脅しなの?
そもそも急に出てきたワードで良くわからんこと言われても
入れろって言われて入れて機嫌損ねて外すようなもんならこのまま長々と遠回り続けりゃいいし
長々続けても外れるようなもんなら遠回りしてもしゃあねえから早く入れよっておもうんだけど
>>602
今はルートに入ることは可能だよ。という保留状態
目に見えているのは君達で、スイッチを押すのも君達
でも、凄く望むのなら夜のイベントで入りを決めてもいいかなってだけ
>>607
もともとは、単体安価だった1週目で
安価がルートに入ったヒロインに対し酷いモノにならないようにするためのもの
1週目のどこかで多分言ってるはず
現在では愛人関係とか、不倫関係とか、お別れだとか
そうならないようにしているのがルート保護……って、>>573で言ってるんだけど……
間違えなければ外れない
でも、間違えれば外れる。いずれにしても、ね
そこで外れた際に予備として作動できるようにしているのが
君達が無駄って言ってる交流時間
だから、安価で間違えない自信があるなら確かに不要なんだ
でも、間違えることが多いから修正できるように。と用意しているのよー
要するにたまに耳にする『温情』とやらに当たるのが無駄な交流時間ってわけだ
長々やらないと温情かからんぞってことね、おk理解
長々やっていこう
極端な例だけど
全滅エンドがそれらを排除したサクサク進んだものの姿と考えてもらっても差支えはないかな
>>622
いや、キミは言ったはずだ
長々続けても外れるようなもんなら遠回りしてもしゃあねえから早く入れよっておもうんだけど。と
近しいことは君以外にも言う人がいたし
言った通り、続けても外れるよ
だから、僕はそれを排除するかな……キミ達が望んだことだしね
言われただろう?
(行動に結果は付き物だ。それを背負えるか否か……選択者に必要なのはその覚悟)
……と
結果だよ。これが
なんでもいいけどもうちょいわかりやすくしゃべれません?
>>627
単刀直入にシステムの隠している部分まで言うのはGMとしては大間違い
だからこそ、遠まわしにして相手に察してもらうしかなかったんだ
>>629
そりゃ萎えるわ!結論出るまでにどんだけ時間かかるんだよこれ!
何だよこのやりとり!喋り方!オペラかよ!わけわかんねーよ!
長文で返してくれたと思ったら5割はよくわからんこと言ってんじゃねえか!
物申す気力も萎えるにきまってんだろ!途中からもうなんかどうでもよくなってきちゃったよ!
>>634
単刀直入なら1レスで済んだよ
というより、聞かれてたルート保護なんて>>573で出てたし
とりあえず、温情(仮)は無し
範囲安価のまま継続ってことで最終決定でいいかな
戒能プロのルートに関しては
大多数が望むなら入る
それ以外ではこのまま継続とするよ
了解、継続で
5月第1週 火曜日 (朝)
安価下コンマイベント判定
2 良子外出
0 なにもなし
7 良子就寝中
ゾロ目=7
44=2
5月第1週 火曜日 (朝)
京太郎「っ………ふぁ……」
思わず欠伸が出てしまう
だって……眠れるわけがないだろ
あんな柔らかい感触を強く感じたままなんてさ
良子「……京太郎くん?」
京太郎「あ、あぁ、はい」
良子「お昼から私はビジネス。オーケー?」
京太郎「え、ええ。俺も夕方はまた仕事です」
戒能プロは俺の名前を呼ぶけれど
それ以外に特に変わった様子もない
やっぱり……自分が呼ばれているのに
自分が呼ばないなんていうのは嫌だったんだろうか
さて……どうしようか
朝は暇だし
事務所に戻る……か?
それとも、家を探すか
戒能プロは日曜日の昼の仕事を終えると同時に向こうに帰る
だからそれまでに家を探すべきだ
保証人は淡の両親か
俺の両親……はちょっと厳しいか?
もしくはあの社長に話せば受けてくれそうだが……ふむ
1、良子と話す
2、電話
3、メール
4、出かける
安価下~下5
京太郎「良子さん」
良子「ワット?」
俺の呼びかけに戒能プロが振り返る
同時に揺れたおもちに向かう視線をなんとか制止し
机の上のカップへと目を移す
……戒能プロってなんカッ――じゃなくて
何を話すべきか
昨日のことをぶり返す……か?
家探しを手伝ってもらうか?
俺が松山に行くことはない
それはもう拒否してしまったから
だけど……俺がいる事務所に引き入れることは……
いや、それは無理かな
それは俺もそうだが
知名度の高い人が移籍するというのは
かなりの問題になる
(ゆえに……お主ももう、動くことはできぬよ)
解ってるさ
今はあの事務所で満足してる
いや、あの事務所だからこそ満足してるよ
俺を助けてくれた人がいるから……な
(……そうか)
良子「どうかしましたか?」
京太郎「えっとですね……」
1、家探しを手伝って欲しいなって
2、昨日の夜のこと……なんですけど
3、今までありがとうございました……この暮らしは、今日を持って終わりです
4、……血、飲ませて貰えませんか?
5、その他自由
36分
……いくよ
1、家探しを手伝って欲しいなって
2、昨日の夜のこと……なんですけど
3、今までありがとうございました……この暮らしは、今日を持って終わりです
4、……血、飲ませて貰えませんか?
5、その他自由
安価下~下5
ふむ……1で
とりあえず今日はここまで
お疲れ様でした
現在バッステの寝不足と雀卓の件はどうなってるんだ
>>721
雀卓については受け渡し済み
アレクサンドラ監督と交流することで、そのお礼についてのイベントを起こせる
寝不足はまだ終わってない
京太郎「家探しを手伝って欲しいなって」
良子「家探し……?」
カチャッ……と
コーヒーカップが音を立て、戒能プロの動きが止まり
動揺する瞳が俺を見つめていた
京太郎「ええ、探さないといけませんし……」
良子「そ、それを……私と? ホワイ、なぜ?」
京太郎「大人がいた方が良いですし」
とはいえ、
お昼から仕事の戒能プロに頼むのは
些か問題があったかな
京太郎「でも、やっぱり――」
良子「ォ、オーケーです!」
京太郎「え?」
良子「ぃ……一緒に……その、ホームを」
伏し目がちに戒能プロはそう答える
照れ混じりの戒能プロのモジモジとした女の子な仕草は
寝巻きであるがゆえに映えて
少し……ドキッとした
5月 第1週 火曜日 情報槓 (朝)
良子「そもそもの話、どういった家が良いのですか?」
京太郎「ん~……」
一軒家、マンション、シェアハウス……
そういった種類もあるけれど
ペットの有無、間取り、一軒家なら1階建てか2階建てか
そもそも、収入の問題もある
瑞原プロが交渉してくれたのかもしれないが
牌のお兄さんの仕事は一月30万弱
簡単計算で夕方のあの仕事だけで日給2万ってレベルだ
多いのか少ないのか解らないけど、多分絶対に多い
京太郎「欲張って一軒家にしたりしたらどうなりますかね……」
良子「ローンが組めるほどの収入じゃなければ無理ですよ」
京太郎「ですよね……」
良子「でも……一軒家ですか……」
京太郎「?」
良子「………………」
京太郎「あの――」
良子「っ! な、ないないノーウェイ、ノーウェイ!」
カタログ的なものをじぃっと見つめたまま黙り込んだかと思えば
俺の隣から慌てて飛ぶように離れ、手を振りなんでもないという
……戒能プロも
いずれは自分の一軒家を ド ン ッ と構えたいのだろうか?
(さてな。家は家でも1文字ではないやもしれぬ)
何が言いたいんだよ。急に割り込んできて
大事なことじゃないならあんまり余計なこと言わないでくれよな
ただでさえ、大蛇の言葉は変に怖いんだから
(我に口を閉ざせと申すか。夜な夜な騒ぎ立てて悪夢を見せることも厭わぬぞ)
それは勘弁してくれ……仕事に支障が出るから
(ふんっ、それでは子を授かることなど出来ぬぞ)
なぜこの流れで子供の話が出てくるんだよ
関係なさすぎるし
もし関係するとしても俺は15歳
まだまだ関係のない話だろうに
(齢など関係なかろう。人が人を愛するという理にはな)
そりゃまぁそうかもしれないけど……
良子「きょ、京太郎くん」
京太郎「はい?」
良子「そ、その……テレビ局の近くとかはどうでしょう?」
京太郎「テレビ局の近くですか……」
確かにそういう場所で考えるのも必要かな
芸能人になったからには
高級な場所に住まなくちゃいけない。みたいな風潮があるような気がするけど
俺はまだ学生だし
利便性を最優先に考えたっていいと思うんだよな
仕事に行きやすいように仕事場の近く
移動がしやすいように駅の近く
事務所の近く。というのもいい
あとは……ふむ
淡が遊びに来やすいように
白糸台の近くとか、大星家の近くとか
……って、それは俺の利便性に関係はないか
あとはまぁ……高級なところとか
風潮に則ったものもありといえば有りだ
知名度が上がるってことは
それなりに防犯対策が無いとあれだろうからな……あっ
(……我を見るな我を。お主とは切り離すことはできぬ。ゆえに、我はお主が思うようなものにはならん!)
じょ、冗談だって……
良子「どうですか?」
京太郎「テレビ局の近く……仕事に遅れる心配をしたりしなくてもいいですしね」
なかなかいいと思う
でもまぁ
一応俺の方でもちゃんと考えよう
考えた結果、戒能プロの言うところが良いと思えたならそれでいいし
もっといい場所、望みの場所が空いているなら
そっちにしたほうがいいし
いずれにしても………決めるのは俺なのだから
1、良子の言う場所(1LDK 7万)
2、事務所の近く(2LDK 10万)
3、駅の近く(1LDK 8万)
4、大星家近く(2LDK 12万)
5、白糸台近く(1LDK 9万)(2LDK 14万)
6、高級住宅(5LDK 35万)
7、中級住宅(3LDK 17万)
8、その他自由
45分
現所持金は 40万(賞金)+50万(初期)=90万+α(月収32万)
いくよー
駅の近くはまぁ……駅が近いかな
1、良子の言う場所(1LDK 7万)
2、事務所の近く(2LDK 10万)
3、駅の近く(1LDK 8万)
4、大星家近く(2LDK 12万)
5、白糸台近く(1LDK 9万)(2LDK 14万)
6、高級住宅(5LDK 35万)
7、中級住宅(3LDK 17万)
8、その他自由
安価下~下5
京太郎「そうですね、良子さんのとこ結構良さそうですね」
良子「え……」
京太郎「え?」
良子「ぁ、ううん……気に入ってもらえたなら、それで」
戒能プロはそう言いながら
俺の目から逃れるように顔を逸らす
曰くつきの物件……なんてことはなさそうだし
いやでも……実はお化けがいるんだけど。なんて
……ないない
(あったらあったでお主でも察知は可能であろう)
そ、そうなのか?
俺でもお化けが見えるのか?
(我は霊体ぞ。それを宿しておるのだ。当前であろう?)
そ……そっか
って、何にも良くないんだけど!
いたらどうすんの?
俺が自分で除霊するの?
(いっそ宿せば良い)
よくねぇよ!
悪霊だったらどうするんだよ
俺が呪い殺されたりしたら……
(馬鹿め、小娘がそんな危険な場所にお主を送るわけがないであろうに)
そ、それもそうか……
でも、じゃぁなんで嫌そうに…………いや
言わなくていい
(何も言ってはおらぬ)
わかるさ……流石に、な。昨日の今日だから
家が決まった……荷物はない
つまり
今すぐにでも契約すれば俺はもう、ホテルに戻る必要はなくなるんだよな
良子「京太郎くん? その……私はもう、ビジネス行きます」
京太郎「え……あ、はい。ごめんなさい。ありがとうございました」
良子「いえ……お役にたてたなら……それで」
戒能プロはそう言って微笑み
逃げるように走り去っていく
その背中を見送る俺の頭に、声が響いた
(共に過ごすのも優しさ。されど、ここで別れるのもまた優しさであろう。我はどちらを選べとは言わぬ)
……狡いよ。お前
答えるべきことを知っているくせに
断片的なことしか教えてはくれない
今だって、どうすることが戒能プロにとって最善のことなのか
大蛇には解ってるんだろ?
(知らぬ。我は小娘ではないのだから。だが、推測はできよう。我ではなくお主であろうとも)
推測……か
実は霊体だから心の中も覗けてる
なんていう凄い事はないんだな
(我は我の経験及び知恵から物事を判断しているに過ぎん。未知の現象における答えは持ち合わせてはおらぬ)
京太郎「……そっか」
1、早速入居しよう
2、明日から移るよ
3、最後まで……一緒にいよう
4、その他自由
50分
2の場合、帰る場所は夕方、または夜の行動で決めるよ
いくよ
1、早速入居しよう
2、明日から移るよ
3、最後まで……一緒にいよう
4、その他自由
安価下~下5
京太郎「……移るのは明日にするか」
(そうか)
大蛇の返答はたったそれだけで
それ以上のことは何も言ってくることはなかった
戒能プロは昼から仕事だけど
俺は夕方から仕事
……まぁ、とりあえずは用事も終わったし
お店から出ることにしよう
思えば、戒能プロがお昼からでよかった
(ほう?)
いやさ……俺たちが一緒に家探ししてるなんて
今思えば大問題なんじゃないのかなって……思っただけだよ
・家が決定しました
5月第1週 火曜日 街道 (昼)
安価下コンマ判定
23 プロ
15 アナ
89 高校生(電話を知っているキャラのみ)
安価下コンマ判定
10 裕子
29 えり
38 みさき
47 恒子
56 健太
ゾロ目自由選択
安価下2
1、裕子
2、えり
3、みさき
4、恒子
5、健太
「須賀くん」
街道を歩いているところにかけられた声
変装は完璧だ。バレているわけがない
そう思いながら恐る恐ると振り向く
京太郎「人違いじゃ――」
裕子「私ですよ。須賀くん」
京太郎「さ、佐藤さん」
知り合いでよかった。と思うべきなのか
知り合いでも人にバレてしまったことを気にかけるべきなのか……
裕子「もう、あっという間に有名人ですね」
京太郎「え、ええ……」
動揺する俺を見上げながら
佐藤さんは小さく笑う
裕子「ふふっ、大丈夫ですよ。気づけたのはたまたまですから」
京太郎「そうなんですか……?」
裕子「ええ」
少し不安ではあるけど
佐藤さんがもう一度大丈夫。と言い
気にするのは止める事にして、周りを見渡す
昼時ということもあって
道は人通りが多く
会社が近くにあるコンビニの中なんかは
お客さんが店の奥まで並んだりしているし……
京太郎「佐藤さんはこれからお仕事ですか?」
裕子「ええ、夕方にもう一度仕事があって。お昼兼移動中です」
京太郎「なるほど……」
1、お昼一緒にどうですか?
2、お仕事頑張ってくださいね
3、なら、現場まで一緒に
4、そういえば、祝勝会の件なんですが……
5、そのほか自由
安価下~下5
京太郎「お仕事頑張ってくださいね」
裕子「ええ、須賀くんも」
佐藤さんは小さな笑みと共に去っていく
その姿を見送りながらも
少し大きな欠伸をし、空を仰ぐ
(良いのか? 共にしなくて)
俺が一緒にいたら邪魔になるかもしれないし
そもそも、受けてくれるかなんてわからない
なにより、仕事を朝から頑張っている人の前で
欠伸なんてしたら悪いだろ?
(……そうか。そう考えたのなら、我は何も言わぬ)
大蛇は静かにそう返し
俺よりも先に身を丸くして寝息を立てた
……当然、嫌がらせだ
外の人が頑張っているっていうのに
中にいるやつが楽するっていうのはないだろ……
(……………………)
……ったく
本気でやらないといけない大会とかでは酷使するし
俺の体を明け渡さないとやることがないっていうのはわかるけど
京太郎「っ……ふ……っ……」
何度も起きる欠伸に引きづられて涙が落ちていく
このまま仕事するのはちょっと不味いかな
とはいえ……どうしたものか
1、事務所で休む
2、早めに仕事場へ行き、休む
3、ホテルに戻って休息
4、その他自由
安価下~下5
早めに仕事場行くのも考えたけど
良いや……休むならホテルに戻ったほうがいいよな
(寝過ごすなよ? お主だけではなく、瑞原はやりの顔にも泥を塗るのだから)
解ってるよ
そんなことにはならないように
ちゃんと気をつける
アラームだってかけるから大丈夫
(……ふむ。そうか)
京太郎「昨日ので寝られなかったんだから仕方ないだろ? 休むのは」
(何が仕方がないのか我には解らん。お主の言葉、行動……それらの収束地点がお主の今であろうに)
それはたしかにそうだけど。と
大蛇と会話をしながら、俺はホテルへと戻った
・【寝不足】を解消します
安価下コンマ判定
4 44 で……
5月第1週 火曜日 (夕/スタジオ)
遅刻をすることはなく
仕事場には普通に間に合い
とりあえずは一息――
はやり「須賀くん、こんばんはっやりんりん☆」
肩ではなく背中への軽い衝撃にバランスを崩しつつも
振り返ると、想像する必要もなく分かっていたけれど
瑞原プロが笑顔で手を振っていた
はやり「ごめんね、びっくりした?」
京太郎「いえ、そこまでは」
はやり「あははっ、そっか☆ ちょっと残念☆」
瑞原プロの子供っぽい笑い声に
俺も思わず釣られて笑みが溢れた
・ゾロ目補正で【絶好調】を付加
さて、まだ少し時間はあるけど……どうしようかな
瑞原プロに家が見つかったことを報告しておくか?
まぁ、普通に世間話するのでもいいし
何もせず時間までゆっくりするのもいいし
………………血を
って、それはもう少し待てって言ってるだろ
(ん?)
ん? じゃなくて
瑞原プロの血の約束は忘れてないからさ
もう少し待ってくれよ
(それは別に構わんぞ?)
約束を守るためにも、話しておくか?
1、実は、家を見つけたんですよ
2、瑞原プロって出かける時どうしてます?
3、あの……は、はやりさんって呼んでも?
4、笑わないで聞いて欲しいんですけど……実は俺、八岐大蛇を宿しているんです
5、ゆっくりしていよう(イベント待機)
6、その他自由
17分
いきます
1、実は、家を見つけたんですよ
2、瑞原プロって出かける時どうしてます?
3、あの……は、はやりさんって呼んでも?
4、笑わないで聞いて欲しいんですけど……実は俺、八岐大蛇を宿しているんです
5、ゆっくりしていよう(イベント待機)
6、その他自由
安価下~下5
京太郎「瑞原プロって出かける時どうしてます?」
はやり「はやりは帽子で髪を隠したりしてるかな☆」
京太郎「あー……瑞原プロって綺麗な髪してますもんね。結構解り易いですよ」
はやり「はややっ!?」
アイドルだから肌はもちろん
髪だってそれと同じように
いや、女の命とまで言われるようなものなんだから
それ以上に大切にしているのかもしれないな
京太郎「瑞原プロみたいに髪長いわけではないですけど、俺も髪を隠した方がいいですかね?」
はやり「う、う~ん……そうだね☆ 背が高い分目立つし色々変えた方が良いかも☆」
京太郎「でも、あんまり派手な帽子だとダメですよね」
はやり「派手だと派手さに目が行って逆にいいかもしれないけどね☆」
京太郎「なるほど……」
スタッフに呼ばれるまで
俺達はいかにして人の目から逃れるかを議論し合った
・hideスキルが上がった!
・はやりと仲良くなった!
とりあえず今日はここまで
お疲れ様でした
【絶好調】
成否判定に+30
対局コンマに+30
思考補正
二重トラップを仕掛けた僕に隙はなかった!
……いや、そんなことしてないよ。うん、多分だけど
ちょっとだけやります
せめて火曜日くらいは終わらせたいね
安価下コンマ仕事判定
01~30 普通
31~39 成功
41~49 失敗
50~80 成功
81~89 普通
90~00 大成功
ゾロ目=大成功 44=大失敗
【絶好調】により
失敗は普通に 普通は成功に 成功は大成功に 大成功は超大成功に
仕事は普通=成功
5月第1週 火曜日 スタジオ (仕事終了後)
はやり「お疲れ様、須賀くん☆」
京太郎「お疲れ様です」
はやり「もう大丈夫そうだね☆ 須賀くんは飲み込みが早くて助かるよ☆」
京太郎「い、いえいえ。俺なんてまだ……俺が助けるはずなのに、瑞原プロが助けてくれてるからですよ」
実際、瑞原プロには昨日もだけど
色々と手助けして貰ってるからな
それがなかったらまだ少しきつい
はやり「まだ2回目だもんね☆ そこは仕方がないよ。でも、一人でやるよりはずっと楽だよ☆ 子供の相手も得意みたいだし☆」
京太郎「あはは、それはまぁ……」
いつまでたっても……いや、
永遠に性格が子供の従妹がいるからなぁ……
京太郎「瑞原プロには敵いませんけどね」
はやり「えへへっ、そうかな☆」
京太郎「瑞原プロはこのあとも?」
はやり「ううん、もう上がりかな☆」
瑞原プロは少し嬉しそうにそう答える
仕事1回目、2回目
両方共に成功させられたことが嬉しいのは
俺だけではないようだ
(……まぁ、そうだろうな。それだけとも、限らんが)
どう言う意味だよ
(どうもこうもなかろうに、そのままの意味だ)
……?
相変わらず良く解らないことを
と、少し呆れながらも
ため息はつかずに、帰り支度をする瑞原プロの後ろ姿を見つめた
1、……夕飯とかご一緒しませんか?
2、瑞原プロ、少しお話しませんか? (喫茶店で)
3、瑞原プロ、少しお話しませんか? (控え室で)
4、瑞原プロ、お疲れ様でした
5、その他自由(ただし、はやりに関係することのみ)
安価下~下5
京太郎「瑞原プロ、お疲れ様でした」
はやり「え、あ、う、うん……ミ☆ お疲れ様っ☆」
ちょっと落ち込んだかと思えば
すぐに元気良く答えを返してきた瑞原プロは
えへへっと笑いながら手を振る
京太郎「それじゃぁ、また金曜日に」
はやり「うん、よろしくね☆」
京太郎「こっちこそ、よろしくお願いします」
それだけを交わし、瑞原プロとは別れたのだが
誰もいないエレベーターで、頭に声が響いた
(……良いのか?)
何が?
なにか問題あったか?
(いや……別に)
声の主はそれだけ言って、体を丸めた
5月第1週 火曜日 街道 (夜)
安価下コンマ判定
1 アナ
5 プロ
9 高校生(番号を知っているキャラのみ)
京太郎「5月ともなると、夜でもそこまで寒くはないんだな」
(それは普通だろう?)
京太郎「俺のところはさ、どっちかというと自然が多めだから空気が冷たいことが多いんだよ」
それでなくても
結構寒いところだからな……
携帯を起こし、時間を確認する
夜遅いというわけではないけど
出歩いていても仕方がない時間帯ではある
京太郎「…………………」
どこに帰るかな
やっぱ、事務所に行くべきだろうか?
(別にどちらでも構わん。お主が戻りたい方で良かろう)
ん~……そうなのか?
(帰らんとは言っておらぬのだ。問題はないのではないか? 鍵とやらもまだ持っているだろう?)
1、電話
2、メール
3、ホテルへ
4、事務所へ
5、大星家へ
6、その他自由
安価下~下5
京太郎「なら……ホテルに戻るよ」
(そうか)
大蛇は特に否定はせずに
俺の決定を受け入れてくれたし
多分……間違ってはいないはず
(あまり我をあてにはするな……我にも過ちはある)
京太郎「……そっか」
星の見えにくい夜空を見上げると
その果てしなく遠い距離が
不思議と近くにも感じて
俺は思わず……溜息を零していた
悩みではないし、悲しいことではないし
ただなんとなく
溜め込んでいたものを吐き出した
それだけ……だったと思う
・ホテルに戻ります
安価下コンマ4 7 ゾロ目 で良子帰宅
それ以外では無し
5月第1週 火曜日 ホテル (深夜)
京太郎「……………………」
帰ってきたら少し話でもしよう
そう思って待っていたけれど
戒能プロが帰ってくることはなく
時計の針だけが何周もして、戻ってくるだけ
音の鳴らない扉は暗い闇に包まれ
その怪しさを増す
といっても……別に曰くつきのホテルではないし
何もないんだけど……
(寂しいか?)
京太郎「少し」
いつもは右側、左側
俺と戒能プロは一つのベッドの端っこで眠るのが普通だった
でも、今は一つのベッドを1人で使う
2人でも寝れるベッドは……たしかに
慣れたあとだと1人では少し物足りないし、寂しくも感じる
京太郎「……良子さん、何してるんだろうな」
(……別に危険な状態ではない。されど、帰ることはなさそうだ。お主はもう休め)
京太郎「帰ることはないって……」
(帰りたくない理由があるのではないか? 我はそれを理解しておるが……口にはせん。解らぬのならば解らぬままで良い)
そう言われながらも
考えながら戒能プロの帰りを少しだけ待つ
けれど……言った通り、帰ってくることはなかった
知名度 安価下コンマ判定
番組補正x2(初回のみ10 それ含み1週間だけ補正アリ それ以降は無し)
成功 +補正 10
ゾロ目で更に倍
知名度経験値=11x2x2=44+500(10)=544
京太郎(知名度104→115(003/050)、精神12(74/100)、麻雀124(133/250) 、異能104(117/250) )
5月第1週 火曜日
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感(友情)/信頼)
本日 > 前日
Ss>大星淡 (従妹 10.5/10.7) >大星淡 (従妹 10.5/10.7)
SP>戒能良子 (好意 11.4/10.3) >戒能良子 (好意 11.2/10.4)
宮永咲 (友人 3.0/3.0) >宮永咲 (友人 3.0/3.0)
宮永照 (友人 4.0/5.3) >宮永照 (友人 4.0/5.3)
九十九 (信頼 7.0/11.8) >九十九 (信頼 7.0/11.8)
新見 (知人 1.0/1.0) >新見 (知人 1.0/1.0)
瑞原はやり (友人 5.9/6.3) >瑞原はやり (友人 5.8/6.0) 仕事成功ボーナス 信頼+0.3
三尋木咏 (友人 2.6/2.7) >三尋木咏 (友人 2.6/2.7)
野依理沙 (PTSD 0.5/0.5) >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)
佐藤裕子 (知人 2.2/2.3) >佐藤裕子 (知人 2.2/2.3)
福与恒子 (知人 0.7/0.6) >福与恒子 (知人 0.7/0.6)
村吉みさき (知人 0.8/0.7) >村吉みさき (知人 0.8/0.7)
ネリー (教子 2.8/3.5) >ネリー (教子 2.8/3.5)
辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9) >辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9)
雀明華 (教子 2.2/2.7) >雀明華 (教子 2.2/2.7)
慧宇 (教子 2.2/2.7) >慧宇 (教子 2.2/2.7)
ダヴァン (教子 2.0/2.6) >ダヴァン (教子 2.0/2.6)
アレクサンドラ(知人 2.0/2.7) >アレクサンド(知人 2.0/2.7)
南浦数絵 (知人 1.0/1.0) >南浦数絵 (知人 1.0/1.0)
八岐大蛇 (憑物 3.8/3.5) >八岐大蛇 (憑物 3.8/3.5)
大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7) >大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7)
南浦プロ (知人 1.2/1.0) >南浦プロ (知人 1.2/1.0)
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)
~事務所~
「リーチ、一発、ツモ、三色同順、一盃口、ドラ2 24000!」
「なっ……九十九ちゃんどうしたよ……一体」
「照ちゃんと頑張って特訓してるんです」
「いや、それにしたって……フリテンで何回和了するんだ?」
「えへへっ、私にも解りません」
「そりゃわかったら怖いが……」
「和了されたくなければ、9巡目までに誰かが和了するしかない」
「て、照ちゃん!」
「言ったところで差し支えない」
「でも……新見さん早いのに」
「はっはっは……そうそう上手くいかねぇなぁ。最近手が悪いんだ。嬢ちゃん達と打つとな」
「ということで、コンビうちで行く」
「それって宣言するものなの……?」
「おっと、それはしないぜ。照ちゃんよ」
「解ってる」
「……なんで言ったの?」
「さぁな。冗談のつもりだったんじゃないか?」
「そうなの?」
「……っ」
「照れないで、なんかギャップがあるからっ!」
「はっはっは、仲良きことは美しきかな」
「あっ社長」
「いつの間に卓に……?」
「最初から居たんだがねぇ……」
(ステルス!?)
(気配を消すのが上手い!)
(リーチに気づけないとかないよな……?)
「……失礼なことを考えてないかね?」
「そ、そんなことないですよ!」
~白糸台~
「な、なんだと!?」
「だから、この唐変木……じゃなかった。須賀京太郎っていうのは従兄なんだよね。正確には従弟」
「全然似てないぞ……いや、髪色は同じだし。麻雀が強いという点も同じか……」
「だから写真持ってたんだ」
「てっきりファンなのかと……」
「だ、だれがファンになんてなってやるもんか!」
「あ、淡?」
「連絡遅いし少ないし! いつまでたっても家を教えてくれないし! 会いに来てもくれないし!」
「ちょ、ちょっと……」
「私の気持ちなんてちっとも考えてくれないし! そりゃ、活躍期待してテレビ録画するし、試合見るし」
「………………」
「写真だってお守り的な意味で持つよ? でも、だからって別にファンじゃないし! 負けたりするの期待してるだけだもん!」
「はいはい」
「むーっ! 何その呆れ顔!」
「要約すると心配なんだろ? ちゃんと芸能活動が出来てるかどうか」
「そ、そういう……わけじゃ……」
「負けを期待してと言うけど、活躍期待してと言っている時点で嘘だって丸分かり」
「あぅぅ……」
「大星にも可愛いところがあるんだな」
「セイコよりは可愛い自信があるんだけど……まぁ、うん」
「なんで哀れんだ!? おい、大星! なんでそんな悲しそうに私を見るんだぁっ!」
~臨海女子~
「牌が綺麗だと使うのが勿体無いデスネ」
「そうですね」
「でも、綺麗だからこそ触りたくもなるよ?」
「今度お礼しないといけませんね……でも、時間取れるでしょうか?」
「監督が一応考えてはいるみたいだよ」
「そうですか……うまく話がつくと良いですけど」
「新しい卓なんて私が入学してからでさえ初めてだからな」
「それ和――ロン」
「ぁっ」
「集中してないからだぞ、ネリー」
「振り込まなければ私が……」
「そ、それを阻止するためだったんだよ? 本当だよ?」
「……そういうことにしておくか。とにかく、予選まで残りはわずかだ。気を抜くなよ?」
「解ってマス」
「どんな相手でも油断せず」
「徹底的に叩く」
「須賀プロだって、ネリー達に容赦なしだったしね。それが相手への礼儀だよね」
「あぁ、1年生が相手だとしても油断せずに最初から本気で行く」
「……荒川憩?」
「あれは手強かった……特別な感じはあまりしなかったが地力が高すぎる」
「1年生にしてインターハイ優勝。団体もメンバーに恵まれていれば」
「多分……優勝」
「今度は勝つさ。私が」
~プロ~
「あれ、今日は良子ちゃん良いの?」
「飲みたい気分なので……もちろん、お酒は控えますが」
「飲みたいというより、帰りたくないとか☆」
「そういうわけでは……いえ、そうかもしれません」
「なんだい? 辛気臭い顔しちゃってさ~」
「理沙ちゃんに続いて良子ちゃんまで須賀くん関係?」
「え?」
「野依プロの件なんだけどねぇい。いない間に色々と相談受けたんよ」
「それで、良子ちゃんも須賀くんだったりするのかなって☆」
「ただ、帰りたくないだけです」
「帰りたくない……? どうしてかな?」
「……various」
「色々かぁ……はやりの家に来る? 明日も仕事だよね?」
「できれば」
「うんっ☆ 全然オッケーだよ☆」
「明日お休みとか午後からとかなら、お酒飲めるのにね」
「嫌なことは飲んで忘れろってやつかいねぃ」
「とりあえず、飲も飲も! お酒じゃないけど! 気分だけでも酔えれば楽になれるはずだし」
「センキューです……みなさん」
「困ったときはお互い様ってね」
「うんうん☆ 頼ってくれていいんだよ☆」
「手伝えることなら手伝ってあげるよ」
「だって」
「私たち」
「仲間」
「だもんげ!」
「……なんで、げ?」
「わっかんねーけど、そうした方がいいような気がした……いや、ふざけましたすんません」
「ふふっ……ユニークですね。みなさんは」
とりあえず今日はここまで
お疲れ様でした
アナウンサー省略
良子ははやりの家
あわあわツンデレ疑惑
社長はブラックアウト
九十九さんの能力は意外にチート
家の手続きするから
朝は保証人探し(両親、大星家、社長)
昼に手続き
夕方行動から自由
……かな
5月第1週 ホテル (水曜日/朝)
京太郎「ん……」
なんとなく、手は隣へと伸びたけれど
人肌に触れることはなくベッドの上へと落ちていく
まだ……帰ってきてないのかな
(そうみたいだな。帰るつもりもなさそうだが)
京太郎「解るのか?」
(以前話した通りだ。血の繋がりがあるから微かに感じるのだよ。安心しろ。何か異常が起きているわけではなさそうだ)
良い事なのか、悪いことなのか
少なくとも……今はいいことだ
戒能プロが無事っていうことが連絡なしに解るわけだし
もっとも、嘘かもしれないけどな
(こんなことで騙す必要などあるものか)
思ったことが全部筒抜けなことに慣れてしまったからか
ため息ではなく欠伸が漏れ
大きく体を伸ばし、時間を見つめる
今は朝で今日は……というか、
今日と明日は2日とも1日中仕事がない
もしかしたら仕事の依頼が来てるかもしれないけど
事務所行かないとそれは解らないしな
プロデューサーっていうか、バイトでも居れば変わるんだろうけど……
今の事務所ではそんな雇う余裕はない、か?
(小僧、今日は?)
京太郎「とりあえず手続き。そのための保証人探し」
1、電話(宛先固定、大星家、両親、社長)
2、メール(宛先固定、両親、社長)
3、出かける(行き先固定 事務所、大星家)
4、その他自由
48分
この選択で保証人を決める予定
いきます
1、電話(宛先固定、大星家、両親、社長)
2、メール(宛先固定、両親、社長)
3、出かける(行き先固定 事務所、大星家)
4、その他自由
安価下~下5
京太郎「とりあえず……いくかな」
(炎の子の家か……娘は学校とやらだろう?)
当たり前だろ
淡は学生だし、今日は平日
いたら風邪かサボリになるし
……休みっていう線もあるけど
祝日でもないしそれはないからな
(面白みがないのう……炎の娘がいないというのは)
大蛇はどうせ、血が飲みたいとか
そこらへんの理由だろうに
(……否定はせんよ)
できないだけだろ!
(しかし……朝から押しかけても平気なのか?)
第2の故郷っていうか……我が家みたいなものだからな。多分平気
・大星家に向かいます
あっ……☆
3かと思ったら1やったとか
そんなん考慮しとらんし
いや、3で大星家2つ来てるしええんかなって思うとったんやけど
よーみたら片方1やったっていう……
取り消して事務所でもええし、このまま大星家でもええけど
どうする?
どっちかやし、安価取らずとも言って貰えればそれでええような……
必要ならしとこか
1、事務所
2、大星家
安価下~下5
>>949取り消しで
京太郎「事務所に行くか……久しぶりに」
(お主はしばらく空けていたからのう……普通は定期報告というものをするのではないのか?)
行ってもいなかった事があったろ?
あれでなんかちょっと
行ってもどうせ誰もいないだろうし……みたいな
(言い訳か)
い、いや、そういうわけじゃないんだ
ただ単にその……あれだ
忙しかったんだよ
(炎の娘へのと似た言い訳だな)
事実なんだから仕方ないだろ
まぁ……本来なら昨日行っておくべきだったのかもしれないけどさ
・事務所に向かいます
安価下コンマ判定
13 照
58 新見
29 九十九
ゾロ目で自由
5月 第1週 事務所 (水/朝)
京太郎「ぉ、おはようございま~す……」
久しぶりの事務所
誰がいるかわからないし
なんとなく怯え……ではなく、緊張しながら扉を開ける
電気はついていたものの、人気はな――
「おや、須賀くんかね?」
京太郎「っ! しゃ、社長」
「キミはキミで頑張っているようだね」
京太郎「え、ええ……まぁ」
特に怒っているという様子もなく
とりあえず一安心した時だった
「頑張るのも構わないけど、ちゃんと戻るか報告して貰わないと困るよ。大会の件は九十九君が連絡してくれたから問題はなかったけどね」
京太郎「す、すみません……」
やっぱり怒られた
「実は須賀君宛の仕事依頼がたくさん来ているんだよ」
京太郎「……マジですか」
「大会優勝、続いて牌の兄さん姉さんへの出演があったからね」
そりゃそうか……
大会は衛星放送程度でも
注目の新人として追う人は少なからずいるだろうしな……
仕事の確認もしたいけど
まずは――
(久しぶりの訪問で会社の上司でしかないこの男に保証人を頼むのか?)
うっ……そ、そんな厳しい言い方しないでくれよ
助けが必要なら手を貸すとは言ってくれてるし
両親から色々と任されてる立場……
(それはお主の従姉である炎の娘の親の方ではないのか? 寮とやらがあるのならば解るが、ないならば……)
………………
……………………。
(まぁ、訊ねてみれば良いだろう。借家の保証人とやらになって貰えるのかどうかを)
そんな不安になるようなことを
言われておいそれと聞けるわけないだろ
(クックック……もっと不安を煽ってやろう)
おいこらやめろ
何も言わなくていいから!
「須賀くん? 仕事の確認に来たのではないのかね?」
京太郎「え、あー……その」
ど、どうする!?
仕事の確認に来たことにするか
本来の目的通り保証人の件を話すか
(頼めば受けるとは思うがな)
あーもう、大蛇が不安なこと言うから!
(我は思ったことを口にしたまでだ)
1、仕事の確認です
2、そ、その……申し訳ないんですけど、家の保証人になって頂けませんか?
3、バイトとか雇いません? 仕事の管理とかして貰う為に
安価下~下5
安価下コンマ判定
一桁で学校からのオファー(特別コーチ)
二桁で取材オファー
安価下2コンマ判定
一桁でCMオファー
二桁で番組オファー
学校のみ、ゾロ目の場合はオファー高校自由選択に変更
京太郎「し、仕事の確認です」
「うむ。CMが5件、番組が2件、取材が8件、学校からのが8件、あとは……プロからが1件だね」
プロからが1件……?
特別枠のような言い方が気になって社長任せの仕事依頼を見てみると
野依プロからの対局の誘いが来ていた
相手は野依プロ、瑞原プロ……こか、小鍛治プロ!?
それも驚きだけど
合計24件の仕事の依頼って……
「元々、いくつかの高校とプロからは依頼が来ていてね。大会優勝と牌のお兄さんの仕事でさらに増えたのだよ」
京太郎「な、なるほど」
有名になるってすごい!
っていうか、あの馬鹿げた実力差の優勝が大きいんだろうな
取材が多いっていうのがそれを明確に表してるし
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 健夜「出来るか試してみる?」【3rd9】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 健夜「出来るか試してみる?」【3rd9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396696206/)
次スレ
学校の候補と
すでにオファーが来ている高校を出してから次スレへ
京太郎「えっと……高校は」
学校からのオファーは多分
臨海女子みたいに特別コーチをしてくれ。というものだろう
とりあえず臨海女子と白糸台の東京の2校
あとは、なぜか阿知賀女子
差出人の赤土晴絵って実業団で聞いたことあるような……
あとの5校は……
CMと番組、そして取材
その相手と指定時間とか指定場所が並んでおり
ほぼ黒い画面の中から
学校からのオファーを探し出す
出来れば纏めておいて欲しいけど
一気に来たんだからそれを求めるなんておかしい話だよな
社長であって事務員じゃないし、仕事報告を怠っていたわけだし
1、清澄
2、高遠原
3、風越
4、龍門渕
5、鶴賀
6、平滝
7、晩成
8、姫松
9、千里山
10、三箇牧
11、永水
12、宮守
13、新道寺
14、有珠山
15、劔谷
16、鹿老渡
17、九州赤山
18、須和田
こっから5校
安価は次スレで
埋めちゃってください
>>1000ならすこやんが会いにくる
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