【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 裕子「すると思いますよ。きっと」【3rd5】 (1000)


□目的

・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、

・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、

・あんなこと(入部や部の設立、コーチ引き受け)やこんなこと(大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ

・略してSOA安価スレ

・イチャイチャが目的ではありません(棒)

□能力―ステータス―


・精神――

その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる

・麻雀――

麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない

・異能――

麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する

こんな感じ。あとは、

・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)

・5分経ってレスなしであれば連投も可

・コンマ運は無いものとして考えた方が幸せです

・麻雀判定は朝方であれば連投可

・判定・選択の安価において、ステルスモモは安価下とします

>>1000について

・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)

・番外として、本編無関係の小ネタも可

・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、

・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります

今週sswiki http://goo.gl/c6vV12  前週sswiki http://goo.gl/hddKF8  前々週sswiki http://goo.gl/AY8HR

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395149977

3周目前スレ

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 良子「イエス」【3rd4】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 良子「イエス」【3rd4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394904762/)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 照「できるの?」【3rd3】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 照「できるの?」【3rd3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394543422/)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394256637/)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392509912/)

2週目継続非安価(姫様ルート)

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392352425/)


京太郎(知名度23(026/050)、精神11(10)(54/100)、麻雀121(115/250) 、異能102(038/250) )


4月 第2週の1日目(月)

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.3/10.2)   >大星淡  (従妹 10.3/10.2)

SP>戒能良子 (好意 6.2/4.4)   >戒能良子 (血縁 3.8/2.2)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.7/4.4)    >宮永照   (友人 3.7/4.4)

   九十九  (信頼 5.3/9.8)    >九十九   (信頼 5.3/9.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  瑞原はやり (同居 4.0/3.2)    >瑞原はやり (仕仲 3.5/2.9)

  三尋木咏  (友人 2.6/2.2)    >三尋木咏 (恐怖 2.3/2.0)

  野依理沙  (PTSD 0.5/0.5)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  佐藤裕子  (知人 1.9/1.8)    >佐藤裕子 (知人 1.9/1.8)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)

    ネリー  (興味 1.6/1.8)    >ネリー     (興味 1.1/1.3)

  八岐大蛇  (憑物 1.6/1.2)    >八岐大蛇 (憑物 1.6/1.2)

Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)


どうやら、瑞原プロはまだお休みしているようで

リビングには誰もいなかったし

靴は玄関のところに並んだままだった

(家主が一番遅いとは何事なのだろうな)

京太郎「俺に言われても……っていうか、瑞原プロだって仕事忙しいし疲れてるんだと思うぞ」

それに比べて俺は……

5月から牌のお兄さんの仕事で忙しくなるとは言え

夕方以外はからっきしだ

京太郎「……ダメだなぁ」

(小僧。小娘が寝ているのであれば血をいただくのも容易いのではないか?)

京太郎「は……?」

急に何を言い出してるんだ、大蛇は


共存している今

もう誰かの血を飲む必要はどこにもない

だから当然、はいそうですねと頷く訳もなく

内に宿る大蛇を睨みつけた

京太郎「それに何の意味があるんだよ」

(人間に趣味があるように、我にもその類のものがあるのだ)

で……それが人間の血。と?

声に出さずに思うと

大蛇は大きな頭をゆっくりと上下に振り

長い舌をチロチロと動かし、続けた

(お主ばかり仕事ではあるが趣味でもある麻雀をし続けるというのは些か不平等だとは思わぬか?)

京太郎「それは……」

(それでは共存ではなく支配だろう?)

それを言われると弱いけど……っ

どうするべきなんだ?


1、わ、わかったよ……戒能プロから貰った小瓶を出す
2、べ、別の趣味とかないのかよ
3、体を貸すから血を飲むって言うのだけは止めてくれよ
4、わ、解った解った! 瑞原プロの血を飲めば良いんだろ? 頼んでみるから
5、……起きたら責任取れよ?
6、仕方ないな……やるよ
7、その他自由


20分


ん。20分だ

決まったかな?


いくでー


1、わ、わかったよ……戒能プロから貰った小瓶を出す
2、べ、別の趣味とかないのかよ
3、体を貸すから血を飲むって言うのだけは止めてくれよ
4、わ、解った解った! 瑞原プロの血を飲めば良いんだろ? 頼んでみるから
5、……起きたら責任取れよ?
6、仕方ないな……やるよ
7、その他自由


安価下~下5


214144

じゃぁ4かな……


京太郎「わ、解った解った! 瑞原プロの血を飲めば良いんだろ? 頼んでみるから」

(ほう。それは真か? お主は良い男じゃ!)

そんなことで褒められても嬉しくない……つーか

頼んでみるってさ

自分で言っておいてあれだけど無謀じゃない?

そりゃまぁ確かに

共存するとか言っておきながら

大蛇のことを結構疎かにしてたさ

だからって頼むとか……白い目で見られそうなんだけど

(それならば我に良い案があるぞ)

京太郎「……どんな?」

(鉄分が摂りたい)

京太郎「却下。大豆でも食べれば良いだけだしそれ」


(面倒なことなどせず、血が欲しいと言えばくれるのではないか?)

京太郎「そんなアブノーマルな人じゃないですよ……多分」

料理に自分の髪の毛とか爪とか

体の一部を混ぜ込むような人ならともかく

アイドル、瑞原はやり(非表示)さんはそんな人間ではないはずだ

実は献血の時の血を抜かれる感覚が癖に……なんて

そんなことがあるわけもないだろうし……

京太郎「とりあえず、考えておこう」

(頼むぞ小僧。我はそろそろ口が寂しいからのぅ)

貰った戒能プロの血を飲んでおくべきだったかな……

これはもう、さすがに賞味期限切れてるだろうし。

(上質な血であった物を……愚かな)

京太郎「悪かったな。愚かで」


・血を飲もう!


安価下コンマ判定


2 照

5 淡

9 良子


4月 第2週 はやり宅 (火/昼)


はやり「ごめんねー☆」

京太郎「いえいえ、全然」

……スッピンでも全く見劣りしないとか

何なんだろうこの人

17歳って名乗ってても問題ないんじゃないのかと

割と本気で思ってしまった

はやり「良子ちゃんはもう出ちゃったんだね。見送りくらいしてあげたかったのに」

京太郎「瑞原プロは仕事は……」

はやり「はやりは夕方からが本番かな☆ だからと言い訳するわけじゃないけど、生活バランスは乱れがちなんだよね……」

そう言いつつ肩を落とす瑞原プロだけど

とても乱れているとは思えないほど健康的な肌をしてい――

(噛み付いたら良い食感だろうな)

京太郎「っ…………」

余計なこと言う大蛇を思考で殴り、瑞原プロを見つめた


京太郎「あの……瑞原プロ」

はやり「ん~?」

瑞原プロは子供みたいな無邪気な声でそう言いつつ

丸い瞳で俺を見つめる

いつものように髪を結んでいないと

僅かながら違和感があるような気もするけど……ではなく

呼んだのには理由があるんだから

ちゃんと言わなきゃダメだろ

自分自身に一括し、言葉を選ぶ

瑞原プロに面と向かって話せるのは

今日は多分これが最初で最後だ

夕方以降は仕事なわけだし……だから


1、実はですね。家のことなんですけど
2、どこか出かけません?
3、お昼食べましょうよ
4、実はお願いがありまして……(血の件)
5、スッピンでも可愛いですね
6、その他自由


20分

1か4のどっちか
たぶん割れるやろなあ
俺は1選ぶけど

>・血を飲もう!

>京太郎「わ、解った解った! 瑞原プロの血を飲めば良いんだろ? 頼んでみるから」

>(ほう。それは真か? お主は良い男じゃ!)

を無視するのか(困惑)

そのまま頼んでも駄目だろうって直前に言ってるし、血もらうならちょっと捻らないと駄目だと思う

まあでも実際無謀でもあるのよね、書かれてる通り

4を推すけど

>>93
でもどう捻るのが良いと思う?

かいのーさんはもう京太郎に何をされても拒まないんじゃねえかな


いくでー


1、実はですね。家のことなんですけど
2、どこか出かけません?
3、お昼食べましょうよ
4、実はお願いがありまして……(血の件)
5、スッピンでも可愛いですね
6、その他自由


安価下2~下6

1

4

やっぱ割れたなあ


京太郎「実はですね。家のことなんですけど」

はやり「家のこと?」

京太郎「はい」

悩みに悩んで

許可をしてくれた瑞原プロにも

血の話をして欲しかったであろう大蛇にも悪いけど

とりあえずは家の話をしようと思う

(……ふむ。お主が重要だと思うのであれば良かろう。じゃがこのまま永久的に……は許さぬぞ)

京太郎「……………………」

解ってるよ

約束破られるのは大嫌いだもんな、大蛇

(解っておるのならば構わぬ。お主のすべきことをするが良い)


はやり「えっと、家が見つかるまでならここにいても良いんだよ?」

俺が何かを言う前に

瑞原プロは少し困ったように首をかしげながら

俺のことを心配そうに見つめる

はやり「プロなんだから――とは思ったけど、良く良く考えれば肩書きはプロでも戸籍上は子供だよね」

京太郎「え、ええ。それは」

はやり「だから、家を借りるにしても何にしても、手続きとかちょっと面倒なんじゃないかな?」

瑞原プロの言うとおり

プロとは言え20……それ以前にまだ16にもなっていない俺では

いろんな書類上の手続きにおいて親などの許可を要するわけだ

まぁ、家に関してはそもそも連帯保証人が必要なのだが

俺の父親が受けてくれるとは思えない……つーか、大星家に行けって言われるのが関の山だ

淡の親は普通に受けてくれそうな気もするし……

はやり「それですぐには見つからなくて事務所とか、最悪野宿にでもなったら大変! って思ったからはやりはOKしたんだよね☆」


はやり「困っている人と、ファンどっちを取るのかって言われたら、はやりはやっぱり……困ってる人を取りたい」

京太郎「でも、それじゃアイドルに……」

はやり「はやりはアイドルだし、プロ雀士だけど。でも、それ以前に人だから☆」

瑞原プロはそう言って笑いながら

机の上でハートマークをなぞったりなんだりとしつつ

俺の方を真っ直ぐ見つめてくる

それはアイドルではなく

一人の大人としての表情だった

はやり「だから、別に迷惑だなんて思う必要はないし、遠慮なんてする必要はないんだよ☆」

京太郎「瑞原プロ……」

はやり「子供は大人を頼って良いんだからねっ☆」

キツくない


京太郎「……………………」

どうしよう

戒能プロと一緒にいるためには

恐らくだけど瑞原プロのこの厚意を受け取るわけには行かないんだよな?

(もうすでに受けておるだろうが、馬鹿め)

京太郎「うっ……」

はやり「須賀くん?」

京太郎「あ、あー……えー……っとぉ」

正直、言葉に困ってしまった

やんわりともう家が見つかりましたので――なんて言おうと思ってたけど

かなり言辛い

(素直にあの小娘と暮らすとでも言えばどうだ?)

言えたら苦労しないんだよなぁ……

(ならば、いっそ3人で暮らすのはどうなのだ? シェアハウスとかいうものが近年では流行っていると何かで聞いた覚えがあるぞ)

いやいやいや……それは厳しいんじゃないかなぁ。知らんけど

と、とりあえず

瑞原プロに答えないと


安価出して平気かな

家云々だから結構重要なんだけれども

ばっち来いや


1、すみません、あまり迷惑かけたくないなって……でも、そう言ってくれるのなら……
2、すみません……俺、戒能プロと暮らそうと思って
3、戒能プロも入れて3人とかどうですか?
4、あの……気持ちは凄くありがたいんですけど、あのあとすぐ知り合いから一緒に住まないかって誘われてですね……
5、ごめんなさい! 気持ちは嬉しいですし、助かります! でも俺……戒能プロにも誘われちゃって……
6、ありがとうございます!(抱きつく)
7、気持ちはありがたいですけど、やっぱりなんとかしようと思います。俺、アイドルのはやりさんも見ていたいので
8、その他自由




ふむ。眠いと考えが回らないと聞くからね
ここで安価を出すのが優しさだよね

…………というのは冗談で選択肢は晒しておくので

どれにするか決めておいていただけると助かります。はい

再開は昼の11時くらい……?


とりあえず今日はここまで。お疲れ様でした

再開する前に告知はします

おつおつー
俺はストレートに5でいく

よくみたら5って2の下位互換みたいな感じなんだな
安価時には2か4にしたいけど時間的に参加出来なさそう

ほぼほぼルート選択だし、大丈夫だろうけど戒能さんに了解とか戒能さんの住む場所とかその辺どうするの?

京太郎の移籍は色々と不義理にも程があるよ

>>174
>良子「私は須賀くんの為に部屋を貸したりしましょう。だから、須賀くんは……私のために傍にいて下さい」
って言ってるし許可はいらんのちゃう

ホテルに帰りましょうとも言ってたし
当面はそれで暮らしてけるやろ

>アイドルのはやりさんも見ていたいので
よく考えると、これだと7選んだらはやりんルートが遠くなるように見えるな。

一時か 二時間たったな

>>188
・はやり「貴方だけのアイドルになりたい!」
・はやり「ずっと支えてね? はやりだけのプロデューサーさん☆」

>>190
11時くらい……?
だから確定はしてなかったんだろう
イッチが告知するまで待つしかないな


いけるかなと思ったけどいけなかった。ごめんよ
再開は19時頃を予定してます
一応SSwikiやっておいた

いくでー


とりあえず答えないと……

そう思えば思うほど

あれはどうだ、これはどうだ

どんどんどんどん案は浮かぶけれど

同じ数だけこれは駄目、それは駄目と消えていく

要するに、これは同居する相手を

戒能プロにするか、瑞原プロにするかの選択である

すっげー贅沢な悩みな気もするけど

正直、どちらも断りにくいです

戒能プロは寂しがり屋だからかもしれないし

それをさらに強くしたのは、俺があんな別れ方したからだろうし……

瑞原プロは俺のことも、自分のことも。真剣に考えた上で

自分のアイドル生命を懸けてまでこんな手助けをしてくれているわけで

そこまで悩ませたのなら受けるべきなのかもしれないが

そこまで色々と気にかける要素があるのなら逆に、受けないべきなのかもしれない

戒能プロが人のぬくもりを求めているという事情を話せば……

俺入れて3人……つーか、俺が抜けてもいいから2人で暮らせないだろうか

(……ほう?)

戒能プロにも助けられた。瑞原プロにも助けられた

どちらか片方なんて選ばないでさ、自分を助けなきゃいいんじゃねーかなって

(巫女の小娘の気持ちを汲み、それを解消するアテとして、お主が受けるべきこの小娘の厚意を差し出そうというのか?)

これは3にする流れ?


あーいや、そういうのもどうかなって

相談してるだけだから。確定してるわけじゃないんだよ

(ふむ……小娘同士の問題の相殺に繋がることは繋がるであろう。しかし、根本的な解決ができぬぞ)

京太郎「……………………」

根本的な解決?

そう訊ねた俺に対して

大蛇は大きく鼻を鳴らし、答えた

(お主自身の処遇だ。故に、その選択がしたいのであれば自分含め3人という他あるまい)

だよな……そもそも

俺に対しての瑞原プロの厚意を他の人の為に利用するのは悪い話……な気がしなくもない

まぁ全く知らな人同士ならともかく、知り合いでしかも仲のいい2人なんだから

別に悪い話でもない気がするけど……

とにもかくにも

戒能プロの想いを取るか、瑞原プロの厚意を取るか

もしくは両方とも取ろうと欲張ってみるか……だな

(そうなるであろうな。後悔はするでないぞ)

解ってるよ



1、すみません、あまり迷惑かけたくないなって……でも、そう言ってくれるのなら……
2、すみません……俺、戒能プロと暮らそうと思って
3、戒能プロも入れて3人とかどうですか?
4、あの……気持ちは凄くありがたいんですけど、あのあとすぐ知り合いから一緒に住まないかって誘われてですね……
5、ごめんなさい! 気持ちは嬉しいですし、助かります! でも俺……戒能プロにも誘われちゃって……
6、ありがとうございます!(抱きつく)
7、気持ちはありがたいですけど、やっぱりなんとかしようと思います。俺、アイドルのはやりさんも見ていたいので
8、その他自由


35分

3がOKなら一番良い選択肢かな
どちらか一人を選ぶとなると気まずくなりそうだし
まあ3選んでも二人と気まずくなる可能性もあるけど


いくよ


1、すみません、あまり迷惑かけたくないなって……でも、そう言ってくれるのなら……
2、すみません……俺、戒能プロと暮らそうと思って
3、戒能プロも入れて3人とかどうですか?
4、あの……気持ちは凄くありがたいんですけど、あのあとすぐ知り合いから一緒に住まないかって誘われてですね……
5、ごめんなさい! 気持ちは嬉しいですし、助かります! でも俺……戒能プロにも誘われちゃって……
6、ありがとうございます!(抱きつく)
7、気持ちはありがたいですけど、やっぱりなんとかしようと思います。俺、アイドルのはやりさんも見ていたいので
8、その他自由


安価下~下5


112232

だから2だね

……2なんだね

おお、なんか2になっとる
元々2推しだったから問題ねーけど

まあルート確定っぽいし4週目入ったらまた参加するよ
プロ編微妙だったし、今度はまたどっか普通の高校がいいかな

>>294
微妙って...
まだ始まって2週間足らずじゃなかったっけ?

確かにステータスリセットは良いかもな


京太郎「すみません……俺、戒能プロと暮らそうと思って」

はやり「え――」

瑞原プロは驚きのあまり

声を終わらせることも、とぎる事も忘れ……伸ばしていく

(一つ聞いて良いか?)

なんだよ

まだ瑞原プロとの話が

(我も失念していたのだが、お主から同居を願い出ておきながら別の小娘と暮らすと返すのは人間として正しいのか?)

京太郎「……あっ」

大蛇の言葉に気づいても遅く

瑞原プロを見つめれば、複雑そうな表情の中に

僅かな怒りも見て取れて……

はやり「お、おかしくないかな……それ。はやり、須賀くんの住む場所ないからって相談されたの一昨日だよね?」

瑞原プロは少し震える声で、そう言った

牌のお兄さん降板待ったなし!


京太郎「それは、その……」

はやり「それで昨日、悩みに悩んで須賀くん家に呼んで……須賀くん言ったよね?」

京太郎「っ…………」

はやり「お願いします。って」

瑞原プロが俯き、机に影ができて

その黒さが瑞原プロの表情の暗さを表している

そう感じてしまうほど

瑞原プロの声は暗く震えていた

はやり「2人ではやりの家に来て……話をすれば2人で暮らす? はやり……ちょっと良く解んないよ」

京太郎「その……戒能プロが……」

はやり「良子ちゃんが一緒に暮らそうって誘った? いつ? はやりの家に来る前? まさかそんなことないよね?」

段々と震えはなくなり

怒りに満ちた氷のように冷たい声が響く

台所で滴る水の音が嫌に生々しく聞こえた

ロール守ってるだけだから(震え声)

もうルート確定したもどうぜんだしさっさと愛媛に移るのもありだと思うわ

たぶんこの先何回もこんなん起きそうだし

>>353
リアルなら干されるわな
まあSSだからどうにでもなるかもしれないけど

>>358
プロスポーツだし実力あれば食ってけるんじゃねえかな
競技は違うけどもっと過激なアメリカでAロッドがやってけたんだし


はやり「はやり、仕事行くから出て行って」

京太郎「あの……」

はやり「須賀くん!」

瑞原プロは俺を見ることなく怒鳴り

勢い良く蹴るように立ったせいか椅子は倒れ

その音にビクっとした俺を置いて、瑞原プロは自室へと戻っていく

京太郎「俺……」

(お主は極端すぎるのだ……愚か者め)

京太郎「っ…………」

説明してからにするべきだった……だろうか

いやそもそも

戒能プロの名前を出すこと自体、間違っていたんじゃないだろうか?

(己の為にお主が縁を失ったと知れば、あの小娘も自重するであろうな)

京太郎「………………」

(お主の天秤には………何が残ったのであろうな?)


・バッドコミュニケーション
・瑞原はやりとの関係が悪化しました
・家を出ます
・はやりの家には戻れません

>>371
俺が取ってなかったら1だったんだよ…
いつも遅れるのに今回だけとれてしまった

>>373
1でもかいのーさんと似たようなことになってたと思うわ
最善は3なんちゃう


ルートに入ると誰が言ったのか
思うに、選択が極端すぎるよね? 2週目はまぁあれだけど、一週目も今回も
切捨御免レベルの理不尽さを追求した京太郎になってる

二人が離れてくれるし、これでようやくプロ活動できるね!


4月第2週  街道  (火/昼)


安価下コンマ判定

2 照

6 九十九

8 咏

>>405
ここからはこち亀路線で行こう
最後は大蛇のバカモーンで締めで

>>407
両津はやるときゃやるんだよなあ


4月第2週  街道  (火/昼)


瑞原プロは仕事に行くとか言っていたけど

仕事は夕方からだって言っていたし

それが嘘だっていうことは明白で……だからこそ――

(お前はあの小娘を切り捨てた。ならば悔いるな)

京太郎「でも……」

(こうなっても良いと考えたのではないのか? まさか、後先考えずに選択したのか?)

それは……

すぐに答えられない俺を見かねてか

大蛇は笑いながら睨む

(お主は戒能良子を選んだ。それで良いではないか。また責任感引っ張り出して連れ添えば良いだろう)

そんな人として最低であろう選択肢を大蛇は頭に響かせる

でも、思えば戒能プロとの同居の切っ掛けだって

思えば……人としてはやってはいけないようなものだったんだっけ……と

乾いた笑いが漏れた

とりあえず何より移籍やな
テルーや九十九さんが第二第三のはやりんになりそうやし


京太郎「………………」

したいことは――ない

するべきことは――わからない

できることも……解らない

戒能プロは仕事

瑞原プロ?

会えるわけがないし、電話に出てくれるわけもない

いや、それは思い込み……か?

(お主は自分が不幸だと思うか?)

京太郎「そんなこと……」

(瓜の蔓に茄子は生らぬ。己が行動の結果であろうに……不幸などとは片腹痛い)

俺は何も言ってない

言っていないのに……大蛇はそんなことを言う



1、電話
2、メール
3、出かける
4、全部お前のせいだろ! お前なんかいなきゃよかったんだ!
5、ならお前が何とかしてくれよ! 俺にはっ……俺にはもう何もわからねぇよ!
6、その他自由


35分

とりあえず戒能プロにメール入れとくか


いくよ


1、電話
2、メール
3、出かける
4、全部お前のせいだろ! お前なんかいなきゃよかったんだ!
5、ならお前が何とかしてくれよ! 俺にはっ……俺にはもう何もわからねぇよ!
6、その他自由


安価下~下5

2


1、事務所
2、A局
3、B局
4、長野
5、雀荘
6、自由

安価下~下5

簡単に自殺して終わらされたらさすがのイッチも嫌になってやめてまうかもしれんからやめロッテ!

すまん1で


安価下コンマ判定


25 照

39 九十九

 1 新見

安定のスルー


4月第2週  事務所  (火/昼)


照さんや九十九さんがいるんじゃないかと

事務所に向かってみたものの

そこには誰の姿も……無かった

京太郎「……………………」

決して広くはない

でも、一人には広すぎる場所

そこで俺はただ一人佇む

(……今のままでは、これがお主の終局となるぞ小僧)

京太郎「………………」

大蛇はさっきまでと打って変わって

感情の起伏のない低い声で言う

(お主はそれで良いのか?)

京太郎「……………………」

(……どうでも良いのであればその体を我に寄越せ。お主には勿体無い)

その言葉に、俺は何も言わなかった

いや、何も言えなかった

どうするべきなのかを

俺は決断することが出来なかったからだ



・事務所には誰もいませんでした
・黒い人影なんていなかった


安価下コンマ判定


2 照
6 九十九
3 咏
7 淡
1 裕子


4月第2週  事務所  (火/夕)


(小僧)

京太郎「……………」

(……小僧)

京太郎「……聞こえてるから何度も呼ばないでくれ」

何もすることがなくて

事務所で誰かを待ってはみたものの

誰も来ることのなかった夕方

にも関わらず

黙り込んでぼうっとしている事さえ許されない

京太郎「人間は一人になりたい時があるんだよ」

(…………………………)

京太郎「だから、黙っててくれ」


電話は空気を読んで鳴らない

みんなだって空気を読んで誰も来ない

京太郎「……そう。空気を読んでるから、何もないんだよ」

(……お主は)

俺が一人になりたいから

だから空気を読んでくれているんだ

そう思わなきゃ……やってられないさ

(………………)

いや……それでいいのかもしれない

誰かに会えば

俺はまた極端な選択で誰かを突き落とす

京太郎「だから誰にも会わない方が良いのかもしれない。そうは思わないか?」

(……さぁな)


安価下コンマ判定


 4 半減
12 3減少
35 2減少
06 4減少
 8 5減少
 7 1減少
 9 3減少


11-3=8


京太郎「……さて、どうするかな」

なんとなく呟いたその一言だったが

自分で言ってて馬鹿らしく感じて

思わず……笑ってしまった

(小僧、少し落ち着かぬか)

京太郎「はははっ落ち着いてるよ……だから笑えるんだ」

何もすることがないのに

どうするか。なんて言う方が落ち着けてないだろ?

(………………)

京太郎「まぁ、何もすることがないとしても、何かしても……良いんだろうけどな」


1、電話
2、メール
3、出かける
4、寝る
5、大蛇と話す
6、その他自由


安価下~下5


京太郎「少し付き合えよ、俺との話に」

(断る)

京太郎「なんだよ。普段は五月蝿く話してくるくせに」

でも、その普段のあんたの言葉を

普段の俺は言った通り五月蝿い声

そう聞き流したり……してたんだっけか

京太郎「……それも、俺の結果か?」

(……………………)

何も言わないか

でも、人間には面白い言葉があってさ

沈黙は肯定って言うんだぜ?

(くだらないな)

京太郎「……そっか」


(小僧)

京太郎「なんだよ」

話すのなんて嫌なんじゃなかったのか?

そういう俺に対して

大蛇は食いついてくる

言葉ではなく……心の中の俺という存在に

(寄越せ小僧)

京太郎「………………」

(共存しているというのなら、我にも扱う権利があるはずだ)

それは確かにそうかもしれない

……それも、俺の選択の結果か

京太郎「そうだな……」



1、良いよ。貸してやる
2、断る
3、なら、まずはお前のことを教えろよ
4、その他自由


30分


いくよー


1、良いよ。貸してやる
2、断る
3、なら、まずはお前のことを教えろよ
4、その他自由


安価下~下5

1

早すぎじゃな


京太郎「良いよ。貸してやる」

(ほう……良いのか?)

京太郎「何度も言わせないでくれ」

どうせこのまま俺が俺として何かをしても

どうせ、失敗する

どうせ、碌な事にはならない

どうせまた……誰かを困らせて

どうせまた……滅茶苦茶にするだけだから

(……小僧。目を閉じ、己を孤独にしろ)

京太郎「もうなってるだろ」

(音があり、臭いがあり、感触があり、光があり、感覚がある)

京太郎「………………」

(全てを無にしろ。お前が捨てたそれらすべてを――我が貰い受ける!)


・京太郎と大蛇が入れ替わりました
・夕方を終えて夜に移ります


安価下コンマ判定


1 照

3 九十九

6 淡

9 良子

4 はやり 


4月 第2週  街道 (火/夜)


(おい、こんなところ彷徨いてても何にもならないだろ)

京太郎「黙っていろ。我にも考えはあるのだからな」

そう言った大蛇……つーか

俺? いや……京太郎の前に現れたのは瑞原プロだった

つまり……待ち伏せしていたのだ

大蛇は瑞原プロを……

それで思い出す今朝の会話

【京太郎「わ、解った解った! 瑞原プロの血を飲めば良いんだろ? 頼んでみるから 」】

(お、お前まさか!)

はやり「す、須賀くん……?」

京太郎「待ってたよ。こむ……瑞原プロ」

はやり「はやりを?」


京太郎「それ以外に誰がいるんだ」

はやり「っ……お、大人に向かってそういう言い方は感心しないかな」

京太郎「我よりも小さきものが何を言うか」

はやり「わ、我……?」

(お、おい! 俺の喋り方じゃねーぞ!)

大蛇全開の京太郎は

俺の怒鳴り声で気づき、咳払いで誤魔化す

まぁ、そんなことで誤魔化せるようなことじゃないんだけど……

俺が会話するよりはマシだ

京太郎「あまり気にしないでくれ」

はやり「そっか……はやり、仕事帰りだから家に帰りたいんだけどな☆」

京太郎「ん……やっぱり怒ってます?」

はやり「そういうのは聞かないでくれると嬉しいかな☆」

瑞原プロはにこっと笑うけれど

絶対……いい意味での笑顔じゃなかった


安価下コンマ判定


4 押し倒す

2 京太郎「外じゃ猫を被らないといけませんし、もう一度だけ家に入れてくれませんか?」

0 京太郎「ふむ……それもそうだな。余計な問をしたことを詫びよう」

5 京太郎「随分と大人気ないのだな。人間の大人というものは」

7 京太郎「浅墓な振る舞い……どうか許しは貰えませんか?」


京太郎「随分と大人気ないのだな。人間の大人というものは」

はやり「え?」

京太郎は自分のせいであるにも関わらず

そんなことは棚に上げて瑞原プロを責めた

いや、まぁ京太郎ではなく大蛇なんだけど

見たまんまで言えばそれは俺で

つまり、発言はやっぱり俺の責任……

(お、大蛇!)

はやり「大人気ないって……自分で言ってること解ってるのかな? かな?」

京太郎「もちろん、我は理解しておるよ。当然、お主の言葉もな」

はやり「……ふざけてないよね?」

不自然な言葉遣いに目を細めた瑞原プロに対して

京太郎はにやっと笑った


京太郎「事実ではないか。齢15の小僧の言動如きに腹を立てるのだからな」

はやり「それは自分で言うべきことじゃないと思うよ?」

京太郎「頭を使え。我で考えず別の人間で考えてみよ。小僧と同じことをした若者に腹を立てるお主を」

はやり「……………………」

瑞原プロは複雑そうに顔を顰めながら

俺を睨みつけてくる

その瞳にはやっぱり怒りが宿っていた

京太郎「我は知らぬが、お主。牌のお姉さんとやらをやっているのであろう?」

はやり「知らないって……」

京太郎「余計なことは良い! 我の言うことに答えるのだ」

はやり「や、やってるけど……そ、そういう言い方はおかしいよね?」


京太郎「お主が我に腹を立てるのは、利用されたに過ぎぬと思っておるからであろう?」

はやり「………………」

京太郎「沈黙は肯定と取るぞ」

さっきくだらないとか言ったくせに

大蛇は早速俺の言葉を用いると

黙ったままの瑞原プロに代わってそのまま続けた

京太郎「それは事実だ」

はやり「事実なの!?」

京太郎「お主にそう思わせたのであれば紛うことなき事実なるぞ。小娘」

はやり「なんで小娘……」

京太郎「しかし、我がお主との同衾を断ったのにも理由はあるのだ」

京太郎の言葉が気になるのか

瑞原プロはほんの少しだけ眉を動かし俺を見つめた


はやり「後から何言っても、言い訳だよ?」

京太郎「後から何を言おうと言い訳にしかならぬのは承知」

されど。と

大蛇が扮する俺は言葉を続けた

京太郎「其れ即ち我が事実なり」

はやり「……ん?」

京太郎「我が語らねば我だけの事実はお主には伝わるまいて。知らぬ事は救いであり救いではないのだ」

はやり「……………………」

京太郎「言い訳でも良い。それを聞いた後に我の処遇をお主が決めよ。なれば知らぬ裁断より後悔もなかろうぞ」

京太郎の言葉は俺には言い回しが面倒で解りにくいものだったが

瑞原プロには理解できているようで

何か言うこともなく、頷いた


うーん、とりあえず今日はここまで

お疲れ様でした



再開と同時にコンマ判定で京太郎の言動が決まるよ

大蛇さんは拘ってないから

はやりんを喰っちゃう可能性あるけど別にいいよね☆

ま、まさか闇炎龍!?


また消えたよ
それ見てたからこうなったのかも

言いたかった事忘れた

再開は11時頃になります
これは多分守れるはず

多分守れるはず(絶対とは言ってない)
専ブラの酉登録すると消えなくて便利だぞ
他行ったときにやらかすけど

>>702
それしてても消える事がある
一回PC強制終了した際に過去ログとか含めて全部消滅した事もあるし
少し崩れてるのかもしれないね
専ブラ入れ直してみるよ

予定通りいくよー
もしかすると少し早まるかも知れないけど


安価下コンマ判定


4 抱きしめる

2 京太郎「我にとって、お主は脅威なのだ」

0 京太郎「戒能良子が言うのだよ。寂しいと。誰かと共に在りたいと。故に、我は小娘を選んだのだ」

5 押し倒す

8 京太郎「別れる前の己の言動を思い返してみるが良い」

7 京太郎「お主が我を思うように、我はお主らを思うが故にこの決断をしたのだ」


スルー=0


京太郎は黙ったままの瑞原プロを見つめると

沈黙に乗る緊張を飲み込むように喉を鳴らした瑞原プロとの距離を一気に縮め

そして――押し倒した

……っておい!

ふざけんな!

はやり「す、須賀くん!? つ、つま、躓いたのかなっ!?」

京太郎「それは違うぞ小娘。故意に押し倒したのだ」

はやり「や……止めて、ダメだよ」

京太郎「そのような小さき声で、ただでさえ人通りの少ないこの暗がりに助けが来るとお思いか?」

はやり「……狙ったの?」

悲しそうな表情をしながらも

あまり抵抗の色を見せない瑞原プロに対して、京太郎は笑う

京太郎「お主が来た時我は告げたであろう? 待っていた。と」

はやり「っ!」


京太郎「嫌ならば叫ぶが良い。我が人生を終局に導くのだ」

はやり「……な、なんで? なんでこんなこと」

京太郎「男子が女子を襲う理由など、喰らう他あるまいて」

はやり「や、やだよ……はやりっ、そんなのっ」

小刻みに震え

涙をこぼす瑞原プロ

内側に隠された俺にはどうしようもなく

ただ……止めろと叫ぶことしかできない

けれど、オロチがそれを受け入れることはなかった

京太郎「嫌ならば抵抗するが良い。叫ぶが良い。されど、お主が我に喰らわれるのは避けられぬ」

はやり「そんなこと……」

京太郎「試してみるか? お主に悦びは要らぬ。我だけであればそう長くも必要ないのだ」


京太郎(大蛇)の言葉は自信に満ち溢れていて

それは嘘偽りではなく

確実に行えるという力強さを帯びていて

それを感じる瑞原プロは唇を噛み締めた

京太郎「我にとって破壊は容易き事。ゆえにお主の身も心も打ち壊すのも容易だ」

はやり「っ……た――」

京太郎「良いのか?」

叫ぼうとした瑞原プロに対し

大蛇が一言……そう言っただけで瑞原プロは言葉を止めてしまった

京太郎「我がお主を喰らうことが避けられぬことならば、お主の叫びは醜態を目撃する観客を呼び集めるに過ぎぬ」

はやり「ぁ……」

京太郎「生き恥は晒したくなかろう?」

はやり「最低……っ、最低っ!」

ボロボロと涙を溢し、悲しみと怒りに震える瑞原プロの声

抵抗しようともがいても、京太郎の力には勝てず押さえつけられてしまうだけだった


京太郎「我を最低と呼ぶか、小娘」

はやり「信じてたのに……信じてたのに裏切って、こんなこと、しようとして……最低以外に言う言葉なんてない」

瑞原プロは諦めてしまったのか

悲しそうにそう言いながら顔を伏せる

……見ていられない

このままにしておけない

でも……俺には……

京太郎「ならば、我はお主にそれを返そうぞ」

はやり「はやりが最低だって言いたいの?」

京太郎「我は男子だ。齢15となればそれなりに意識もしようぞ。にも関わらずお主はあまりにも無防備ではないか」

はやり「それは……」

京太郎「男子を家に泊め、男子よりも遅く起床する。それは男子にとってお膳立てしているようなものであろう? 違えているか?」


瑞原プロは何かを言いたそうにしながらも

否定することはできないのか、悔しそうに顔を顰め、京太郎を睨んだ

はやり「それは須賀くんを信じてたから……」

京太郎「信じるとは笑止千万。その結果が今であろう?」

はやり「………………」

京太郎「お主は我に襲われても文句は言えぬ。それはお主が出す料理を食すが如く用意されているものだからだ」

はやり「そんな暴論っ」

京太郎「暴論であろうとそれが我が事実。お主の観測する世界と我が観測する世界は違うのだ」

京太郎の言うことはたしかにそうだ。と

頷けてしまうようなもので、でも……それは瑞原プロの言うとおり暴論で

でも……無防備だったんだ。仕方ないじゃないか。と

襲う理由にはなるものだった

京太郎「お主は夕夜に仕事をし、起床が遅い。それは仕方が無きことであろう」

はやり「だから?」

京太郎「……我を家に泊めるのであればそれを改善せねばならぬ。でなければお膳立てが成立してしまうのだからな」

京太郎はそう言いながら

瑞原プロの腕を放し、体の上から離れていった


京太郎「だが、それを強要は出来ぬ。故に我はお主ではなく戒能良子を選択した」

はやり「……………」

京太郎「お主が朝早く目覚め、警戒を怠らぬ女子であれば我も問題はない。だが、そうではない」

京太郎は少し悲しそうに言いながら

倒れたままの瑞原プロへと手を差し出す

京太郎「だからこそ、我が過ちを犯さぬためにはお主から離れねばいけなかったのだ」

はやり「はや――」

いつまでも手を受け取らない瑞原プロを少し強引に立たせ

埃を払い、そして深く……頭を下げた

京太郎「……言葉よりも行動の方が心身に染みると判断した故。このような手法を取らせて貰った。非礼は詫びよう」

はやり「須賀くん……」

瑞原プロは呆然と俺の名を呟き

大蛇扮する京太郎は――


安価下コンマ判定

4 京太郎「さぁ、約束通り我の処遇を決めよ。絶縁であろうと、我は甘んじて受けようぞ」

2 京太郎「さらばだ、小娘」

0 京太郎「汚れた衣服は弁償しよう。傷心を癒す方法は解らぬ。故に望むが良い」

5 京太郎「どこか痛めてしまったのか?」

7 京太郎「お主は我が好む女子ぞ。ゆえに、絶縁されようと悔いはない。我の行いがお主の悲劇を避ける架け橋となるであろうからな」


スルー=0

ゾロ目=7

44=4


追加判定 安価下コンマ


4 はやり「強引すぎるよ、馬鹿……」

2 はやり「須賀くんって……不器用なんだね☆」

0 はやり「……うん。またね。須賀くん」

5 はやり「待って!」

7 はやり「須賀くん!」


京太郎「さらばだ、小娘」

そう言い残して瑞原プロに背を向けた京太郎

そんな京太郎に対して

例え教えるためであれ

こんなにも強引で酷い事をされたにも関わらず

はやり「……うん。またね。須賀くん」

瑞原プロは笑顔で明るくそう言った

それにはさすがの京太郎(大蛇)も驚き、振り向いた

京太郎「まだ我を見切らぬというのか? 小娘」

はやり「見切らなきゃいけない理由なんてどこにあるのかな?」

京太郎「なに?」

はやり「確かにびっくりしたし、怖かった。でも、須賀くんは何もしなかった。ううん、はやりに恐怖を教えてくれた」

そういう瑞原プロは自分の胸に手を当てながら

京太郎を見つめ、微笑む

はやり「須賀くんじゃなければきっと、はやりは滅茶苦茶だった……ごめんね? そしてありがとう」

京太郎「昼の時点で理由を述べなかった我に非はある。礼も謝罪もいらぬ」

はやり「……そっか。でも、大切なことを学べたから。やっぱり、ありがとうって言わせて欲しいな☆」

諦めずにそう言う瑞原プロに対して

諦めたように息をついた京太郎は瑞原プロを見つめた

京太郎「好きにせよ。それがお主の事実と我は観測しようぞ」

はやり「うんっ☆」


・一日を終わります
・スタートは良子のホテルから


  精神経験値 減少4x10=40

京太郎(知名度23(026/050)、精神11(94/100)、麻雀121(115/250) 、異能102(038/250) )


4月 第2週の2日目(火)

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.3/10.2)   >大星淡  (従妹 10.3/10.2)

SP>戒能良子 (好意 6.7/4.9)   >戒能良子 (好意 6.2/4.4)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 3.7/4.4)    >宮永照   (友人 3.7/4.4)

   九十九  (信頼 5.3/9.8)    >九十九   (信頼 5.3/9.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  瑞原はやり (友人 5.0/4.2)    >瑞原はやり (同居 4.0/3.2)

  三尋木咏  (友人 2.6/2.2)    >三尋木咏 (友人 2.6/2.2)

  野依理沙  (PTSD 0.5/0.5)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  佐藤裕子  (知人 1.9/1.8)    >佐藤裕子 (知人 1.9/1.8)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)

    ネリー  (興味 1.6/1.8)    >ネリー     (興味 1.6/1.8)

  八岐大蛇  (憑物 2.0/1.6)    >八岐大蛇 (憑物 1.6/1.2)

Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)


安価下コンマ判定

4 7 ゾロ目 でイベント


~事務所~

「最近須賀くん見ないけど……連絡本当にしなくていいの?」
「何かあれば電話してくるはずだから」
「でも……」
「心配なら九十九がすればいいと思う」
「わ、私はその……なんていうか、で、電話しにくくて」
「?」
「えへへ……ま、まぁ照ちゃんが言うなら平気だよね! うん!」
「でも、私はそんなに親しくないから宛にはできない」
「え?」
「私は私がしたいことをする為に須賀くんも、妹も置いてきたから」
「けど、須賀くんは東京に来たよ?」
「……そうだね」
「あっ照ちゃん笑った」
「?」
「須賀くんが東京に出てきてくれたこと、照ちゃんは嬉しいんだね」
「多分……そうかもしれない」


~白糸台~

「12000!」
「いやぁぁぁ」
「8000!」
「きゃぁぁぁぁ」
「ザンクーッ!」
「うわぁぁぁぁ」
「……荒れてるな、大星」
「そうですね」
「尭深は打たないのか?」
「弘世先輩は?」
「あー……私は用事がある」
「スミレータカミー!」
「じゃ、よろしく頼む」
「えっ……」
「8000オールッ!」
「……もうダメかもしれない」


~臨海女子~

「あと3日だね」
「そこまで気にすることでもないだろう」
「そうなんだけど、やっぱりね」
「確かに強い人とは待ち遠しいデスネ」
「お茶菓子も用意した方がいいでしょうか」
「それは前日にでも用意すればいいさ、まずは部活今日のことを考えろ」
「はーい」
「中国式を知ってるでしょうか」
「いくらプロでも、違う形式でやられたらなぁ……」
「普通にやろうよ。普通に」
「私達も入らないといけませんからね」
「そうですね」


~プロ~

「すみません、今日もできるだけ早く帰りたいので」
「そっかぁ、はやりちゃんもだし。最近何かあった?」
「いえ、特には」
「んじゃ、小鍛治プロ。良子ちゃんもダメらしいし解散しますかね」
「そうだねー……残念だけど」
「藤田プロが長野行ってなければ3人だし良かったっすけどねー」
「理沙ちゃんも誘ってみる?」
「いやーそういう気分じゃないみたいっすよ最近」
「だからだよ! 嫌なことは飲んで忘れるっていうのが――」
「どうどう。嫌なら嫌でそうっとしておくべきなんじゃないっすかね。知らんけど」
「んー……そうかも。じゃぁ今日は解散だね」
「了解っす」
(小鍛治プロが付き合えない理由がうっすらと……)


アナウンサー組は変化がないから無しで


4月第2週  ホテル  (水/朝)

朝のイベント判定


4 「もう暫く貰い受けるぞ小僧」

0 なし

7 良子「おはよう、須賀くん」


4月第2週  ホテル  (水/朝)


俺が目を覚ました時にはもう

戒能プロはホテルを出たあとで

書置きと鍵の代わりのカードが置いてあった

良子『起こすのは申し訳ないので。キーは貴方の分です』

京太郎「……鍵がカードって凄いよな」

(人間は文明の発展と比例して退化していく。だが、人間はそのことには気づかず成長していると取る。愚かな生き物だ)

京太郎「辛辣だな……大蛇」

俺のその言葉を聞かなかったのか

それとも聞いた上でのものなのか

大蛇は何も言うことはなく、鼻を鳴らした


(さて、お主はどうするのだ?)

京太郎「正直、昨日の大蛇に隠れてさ……自信無くしたよ」

俺は俺のままでいるよりも

俺の体はお前に預けていたほうがいいんじゃないか。ってさ

そのほうが余計な確執を生むことないし

俺が作っちまった険悪な関係も

なんとか出来るだろうからさ

京太郎「だから、どうする? と聞かれても困るよ」

(我はお主の何倍もの時を見てきた。ゆえに、我が優れお主が劣るのは致し方なし)

京太郎「……それもそうだな」



1、なぁ、もう少し俺を扱ってみるか?
2、電話
3、メール
4、出かける
5、大蛇と会話


安価下~下5

5


京太郎「なぁ、大蛇」

(なんだ?)

京太郎「なんでお前……瑞原プロに何もしなかったんだ?」

いや、したにはしたけど

未遂で終わったし……なにより

俺がやらかした部分を全部引っ括めて取り除いてくれた

京太郎「なんでなんだよ」

(言ったであろう? 負の感情は不味いと。あのような状態の小娘など襲うに値せん)

じゃぁ……瑞原プロがいつもの通りだったなら

お前、瑞原プロを襲うつもりだったのか?

(どうだかな)

京太郎「は?」

(生娘ゆえ、ちょっとした事で喰えぬ程に傷む。今も昔も、生娘とはかくも面倒なものよ)


京太郎「……ん?」

生娘ってあの生娘?

冗談じゃなく……生娘?

お前、見ただけでそういうことが解るのか?

(正確には匂いで解る。小娘の血はまだ甘い香りがしたのだよ)

京太郎「血なんて総じて鉄臭いものだろ。違うのか?」

(愚か者め。上質な血を味わっておきながら解らぬとは使えぬ男よ)

京太郎「わかるわけないだろ……そんなの」

話はなぜか血の話へと移り変わり

大蛇は趣味の話だからだろうか

嬉々として血について語った

(あの小娘の血を貰う。生娘であるうちに頼むぞ)

京太郎「あ、あんまり生娘ゆーな!」

(生娘という言葉ごときで恥じらいおって……つくづく男気のないやつじゃ)


・大蛇と会話した!


4月第2週  ホテル  (水/昼)


安価下コンマ判定


2 はやり

5 咏

3 良子

8 照


4月第2週  ホテル  (水/昼)


(小僧)

京太郎「ん?」

(何故お主はホテルから動こうとはせんのだ?)

京太郎「……言ったろ。あんまり自信ないって」

誰かと関わることで

俺はまた誰かを傷つけてしまうかもしれないし

その関係を修復することは俺にはできず、大蛇にはできる

年季の差があるから仕方がないとは言え

爬虫類に人間関係で先を越されるのはさ……ちょっと

(爬虫類とは失敬な)

京太郎「あんただって瑞原プロを小娘だのなんだの……年上で先輩なんだぞ?」

(ふんっ。我には関係ないこと。人間の女子など小娘以外の何者でもないわ)

それでも、お前は俺だったんだぞ?

あれ全部俺が言ったことになってるんだぞ!

(知らん。ならばお主も小娘と呼べば良かろう。辻褄合わせくらいせんか)

京太郎「出来るわけねーだろ!」

(仕方あるまい……ならば我に体を貸せ。小娘ではなくはやりと呼んでやる)

もっとやめろ!


(文句ばかり言いおって……)

京太郎「お前が変なこと言うからだろ」

(おぬしよりはマシであろうが。窮地を救ってやった恩義忘れるでないぞ)

京太郎「それは……くっ」

た、確かに

俺では瑞原プロとの関係を

あれほどまでに上手く取り戻すことは出来なかっただろうし

もし仮に出来たとしても

それはきっと長い時間をかけることになってた……

(なぁ、小僧)

京太郎「なんだよ」

(我にも現代の大和の国で遊戯をさせよ。体を貸せ)

京太郎「何言ってんだよ……」




1、電話
2、メール
3、でもまぁ……仕方ない。借りもあるし貸すよ
4、出かける
5、その他

安価下~下5


一旦中断で


あそーび、遊びっなんのっ遊びっ?

……女遊びーっ


京太郎「でもまぁ……仕方ない。借りもあるし貸すよ」

(もう少し考えると思ったのだがな)

京太郎「少しはあんたを信用してるってことだよ」

大蛇がいることで不幸になって

でも、大蛇がいるおかげで救われていることもあって

だからと言って信用するのは間違いなのかもしれない

けれど、俺は共存していくという選択をしたから

だから、信用する

京太郎「……受け取れよ、大蛇」

(言われなくて受け取るに決まっておろう)

そう言った大蛇は鼻を鳴らし

ゆっくりと……目を閉じた


京太郎「のう、小僧」

(ん?)

京太郎「お主の携帯電話とやらにいる大星淡とは会うことは叶わぬのか?」

(会おうと思えば会えるけど……なんで?)

京太郎「いや、面識のない者だからな。少々気になっただけだ」

大蛇はそう呟きながら

携帯をポケットへと仕舞い込む

何をするのかは知らないけど

問題だけは起こさないで欲しいな

……俺が言えたことじゃないが

京太郎「ふむ……」


安価下コンマ判定

123 出かける
456 電話
890 メール
  7 京太郎に聞く

コンマさえ良けりゃいいじゃん
議論して地雷踏むよりマシ

ぃっぁぇる?(>_<)
血ちょぉだぃ?(>_<)
とか言うのか


京太郎「メールとやらをしてみようかの」

(……えっ)

京太郎「なんじゃその間の抜けた声は」

いや……間の抜けたっていうか

なんていうか……唖然とした感じだよ

遊戯がしてみたいとか言うから貸してみれば

神様がメール?

本気で言ってるのか?

京太郎「別によかろう。お主と大星淡とやらのメールで扱い方は心得ておる」

(そ、そっか……)

なんか怒られたんだけど……

こんなの、誰だって驚くに決まってるだろ


京太郎「それでなのだが、お主に相手は任せよう」

(俺?)

京太郎「一応はお主の文面となるのであろう? であれば、主が相手を決めるが良い」

……意外と良心的な神様だな。

実はこれで信用させて――とかありえそうだけど

信用してるって言った手前

そんなこと言えるわけもないか……

京太郎「全部筒抜けじゃぞ小僧」

(悪い……で、相手だっけ?)

京太郎「早う選ばぬか。さもなくば一斉送信とやらを利用するぞ」

(わ、解った。解ったよ! 少し待ってくれ!)


え、えーっと……誰が一番安全だ?

いや、誰も安全じゃないかもしれないけど

とにかく、大蛇がまともなメールを打ってくれる事を期待するしかない

昨日だって行動こそアレだったけど

言葉はまともだったんだ

だから……多分……うん

京太郎「決まったのか?」

(そうだなぁ……)


1、照
2、咲
3、淡
4、咏
5、良子
6、裕子
7、ネリー
8、はやり
9、九十九


30分

照でいかせてもらう

>>1に質問
これ複数できる?


>>838
ん? 一斉送信のことかな?

そうじゃなく別々にというのも可能ではあるけれど

わかりにくいと一斉送信しちゃうケロ

いくよ


1、照
2、咲
3、淡
4、咏
5、良子
6、裕子
7、ネリー
8、はやり
9、九十九


安価下~下5


(じゃぁ、戒能プロで)

京太郎「ふむ、了解した」

大蛇は素直にそう答え

意外と慣れた手つきで操作し

あっという間に戒能プロへの新規メール作成mで移行させ

一息つく

京太郎「ここまでの手順で間違いはあるか?」

(いや、普通に現代人レベルで問題ないぞ)

京太郎「そうじゃろうそうじゃろう? 我とていつも見ているだけではないのだ。お主と違って学習しておるのだよ」

(ぐっ……)

言い返したいけど言い返せない

い、言い返せることは言い返せるけど

面倒なことになったりするのはごめんだからな


京太郎「さて……どのような話をしようかのう」

(決めてないのか?)

京太郎「面と向かえば言葉は限られる。されど、このようなものでは選択肢など無限大。故に悩むのだ」

(ふ~ん……)

正直、あんまり考えてなかったけど

言われてみればそうかもしれない

面と向かっているからこそ言える言葉、言えない言葉

面と向かっていないからこそ言える言葉、言えない言葉

京太郎「面と向かうことと向かわぬことにはどちらにも損得があるのだ。解るか?」

(例えば?)

京太郎「向かい合うことで視覚、聴覚、嗅覚、触覚。様々なもので相手の状態を知ることが可能だ」

一方で。と付け加え大蛇は言葉を続けた

京太郎「向かい合わない場合、せいぜい聴覚のみ相手の現状を知ることはできぬのだよ」


(それじゃぁ、向かい合わない方が損しかないだろ?)

京太郎「ふむ。向かい合わないことでしか言えぬ言葉もあるだろう?」

(それは……まぁ)

京太郎「だが、やはり向かい合わぬというものは良い事ではない」

大蛇はメール文を入力しながら

俺に対して時代を語る

ただの神様のくせに……

京太郎「所詮は龍の戯言よ。お主が背を向けてしか語れぬのであればそれも良し。否定はせん」

(……アクティブに奇稲田姫求めすぎたアンタと同じにはなりたくないね)

京太郎「奇稲田姫で8人目よ。我が喰らおうと目論んだのは」

(そういや……そうだったっけか)

京太郎「……………………」

(大蛇?)

京太郎「……文面は完成した。送らせてもらうぞ」


安価下コンマ判定


4 京太郎『仕事お疲れ様です。洗濯物とかは俺がやっておきますから。安心してください』

2 京太郎『見送りできなくてごめん。夜も仕事だっけ。夕飯は食べに行く?』

0 京太郎『仕事お疲れ様です。見送りしたかったんですけど……すみませんでした』

5 京太郎『俺、家を探そうかと思います。ずっとこのままっていうわけにもいかないと思うので』

7 京太郎『良子さん、今から会いに行きますね。それが貴女との契約ですから』

いいじゃん(いいじゃん)


>『良子さん、今から会いに行きますね。それが貴女との契約ですから』

その文面を見た瞬間

いきり立ってしまった……と言っても

心の中にいる状態では

何もしようがないのだが

それでも椅子を蹴飛ばすように立ち上がりたかった

(お、おま、お前!)

京太郎「なにか問題があるのか? お主がここを借りる条件として、お主は小娘のそばに居らねばならぬのであろう?」

(それは、それはそうだけどさ……)

良子さんはダメだろ

戒能プロって言うべきだし……いや、そもそも契約ってなんだよ

そこまで強力な縛りのあるものだったっけ……?

(戒能プロの居場所、解るのか?)

京太郎「我には解るぞ。小娘が今どこで何をしているのか。な」

大蛇扮する京太郎はそう言って笑うと

ホテルを出ていった


安価下コンマ判定


0 裕子

6 プロ


4月第2週  テレビ局  (水/夕)


良子「あっ……京太郎くん?」

京太郎「こんばんは。戒能プロ」

良子「戒能プロ……」

戒能プロは何故か残念そうに呟きながら

当然の如く京太郎として動く大蛇の視線に気付いたのか

困ったように笑った

良子「ど、どうしたのですか? わざわざ来る必要はなかったのに」

京太郎「送ることも出来なかったのに、会わないままでは戒能プロも嫌かなって……あはは」

良子「そんなことは……朝早かったのは私が仕事だったからであって遅かったわけではないでしょう?」

京太郎「そう言われると弱いです。でも、夜も仕事なら一言もかわせない可能性もあったので……なにより暇ですから」

そう言って苦笑する大蛇は

須賀京太郎という人物を、ほぼ完璧に表現していた

……いや、俺はそんなこと言わないぞ。大蛇


俺とは思えない言葉に

戒能プロは大蛇が成り代わっている

そう気づいてくれるかもと思ったのだが

良子「そ、そうですね……」

と呟きながら、少し照れて顔を伏せただけだった

けど……思えば

大蛇を自由にしてることがバレたらやばいんじゃないだろうか?

そう思う俺に対して

だからこそ、お前の真似事をしているのだ。愚か者め。と

少し面倒くさそうに大蛇は答える

……面倒なら返してくれないかな

という言葉に返って来たのは当然の如く拒否だった


安価下コンマ判定


4 京太郎「実は、大蛇が戒能プロの血が飲みたいって言ってるんです……どうしたらいいですかね?」

2 京太郎「そういえば、どうしますか? これから」

0 京太郎「仕事、大変ですね」

5 京太郎「夕方空いてますよね? 俺、家探ししようと思うんですけど。良く解らなくて」

7 京太郎「どうです? これから夕食にでも行きません?」


な、何かあるとは言ってないし!


……うん、7だよ

やったぜ


京太郎「どうです? これから夕食にでも行きません?」

良子「ワッツ!?」

京太郎「はい?」

良子「い、いえ……でも私は夜に仕事が」

残念そうに言う戒能プロに対して

京太郎は困ったように苦笑し、頭をかく

京太郎「そんな遠くにまでは連れて行きませんよ」

そしてそのまま

戒能プロの手を掴み、引く

良子「す、須賀くん?」

京太郎「そのまま後回しにして食べないんでしょう?」

良子「それは……」

京太郎「一緒にいる間はそんな不健康、俺は認めませんよ」


良子「須賀くん……」

戒能プロは京太郎の引力に逆らったりはせず

少し危うい足取りながらも、付いて行く

京太郎「お金があれば良い所連れて行けるんですけどね。軽い定食屋で許してください」

良子「そんなことは……別に……」

恥ずかしそうに顔を伏せたままの戒能プロを

京太郎は特に気にすることなく手を引く

……正直、やりすぎだろ

(俺はそんなことしないぞ!)

京太郎「……………………」

怒鳴る俺に対して、大蛇は答える

お前にできなくても我にはできる。と

今の大蛇は京太郎のくせに……

それじゃぁ、バラそうとしてるようにしか思えないぞ


良子「今日の須賀くんは少し……ストレンジですね」

夕食を食べ終えたあとの戒能プロは

やっぱり……そう言った

京太郎「そうですか?」

良子「……そうです」

京太郎「そうですか……」

2人は見つめ合い

戒能プロはちょっと困ったように苦笑した

良子「別に悪い意味ではありませんよ」

京太郎「じゃぁどう言う意味なんですか?」

良子「それは……その、積極的で。でも、悪い積極的ではなく、助けられる積極性でした」

京太郎「あはは……そう言われると照れますよ。俺」

良子「ふふっ。正直助かりました。須賀くんの言う通り、食事を蔑ろにしがちでしたから」

戒能プロは照れくさそうに笑いながら、京太郎にそう告げた


安価下コンマ判定

4 抱きしめる

2 京太郎「笑い事じゃないですよ。窶れていく戒能プロなんて、俺は見たくないんですから」

0 京太郎「全く……気をつけてくださいよ。戒能プロ」

5 京太郎「助けられたなら良かったです。助けられるだけなんて、俺は嫌なんで」

7 京太郎「せっかくスタイル良いんですから。大切にしましょうよ」


スルー=0

ゾロ目=7

  44=4

  77=京太郎「そういう風に一生懸命な人、好きですよ。俺」

いいじゃん(いいじゃん)


京太郎「せっかくスタイル良いんですから。大切にしましょうよ」

良子「え、あ……ソ、ソーリー……」

ポンッと音が鳴ったかと錯覚させるほどに

一瞬で戒能プロは顔を真っ赤にして、慌てて逸らし

良子「……大切にします」

囁きと感じるほどに小さな声でそう言ったが

京太郎は難なく聞き取ったようで

嬉しそうに笑い、戒能プロの肩に触れる

その瞬間、戒能プロは勢いよく顔を上げ、京太郎と見つめ合う

良子「ッ!?」

京太郎「戒能プロ」

良子「えっ、あっぇ……ちょ、須賀く……」

混乱しているのか

滅茶苦茶な言葉になる戒能プロは、何かを覚悟したかのように目を瞑る……が

京太郎「時間、大丈夫ですか?」

良子「……えっ?」

京太郎「夜も仕事なんですよね? そろそろ戻らないと」

良子「ぁ……あぁ、はい。そうですね……」

戒能プロは残念そうにそう答え、肩を掴む京太郎の手を掴んだ


安価下コンマ判定


2 良子「意地悪ですね。須賀くん……いえ、京太郎くんは」

0 良子「メールの時のように良子で良いですよ。私も京太郎くんと呼びますから」

7 良子「ありがとう、京太郎くん。これはほんのお礼です」


ゾロ目=7

44=4

77=7の少し別ver


良子「意地悪ですね。須賀くん……いえ、京太郎くんは」

京太郎「そうですか?」

苦笑する戒能プロに対して

京太郎もまた微笑みを返す

それは何かを隠した笑みなのかどうか

中にいる俺にも解らなかった

良子「私をこんなに……」

京太郎「こんなに?」

京太郎にそう聞かれたからか

それとも、自分でやっぱり。と思いとどまったのか

良子「……なんでもないですよ」

戒能プロはそう答え

自分の胸を押さえるように手を当てながら

京太郎に微笑み、言い放つ

良子「でも、メールで良子さんと言っておきながら、会ったら戒能プロというのは無しですよ」

京太郎「あ、あれはまぁ……その」

良子「ふふっ、良子で良いですよ」

困ったように笑いながら言い淀む京太郎の手を握り、微笑みながら戒能プロはそう告げる

京太郎は少しだけ黙り込み、戒能プロを見つめ……言った

京太郎「解りました。かい……良子さんが俺を京太郎くんと呼ぶのなら呼ばせてもらいます」

それにたいして戒能プロは嬉しそうに笑うと

すぐに時間を見て、慌てて仕事先へと向かった


・良子と交流した!(大蛇が)


とりあえず今日はここまで
お疲れ様でした



選択肢が上手く行ってると
相手のコンマ判定から4が消えるというシステムがあったんですよ。実は


コンマが怖い
またしても一途な京太郎を作り上げようとしている……


今までの難易度なら欝展開もOKだから

――あれ?

――おかしい

――おかしいだろ

――戒能プロ……それは、それは俺じゃ……

なんていう差込があったんだよね。これ

難易度普通だからこそ問題は何もないけど


気づけば自分はどこにもいなくなっていたEND

……なんてね


結構重大なミスを犯していたという……

辻褄合わせ<忙しくてそんな事気にする余裕なかった


夜行動の後にコンマ判定でヤるか殺らないかを決めることにする


あぁいや、普通にこっちのミス

4月第1週1日目が4月1日

だとすると

いま進行している4月第2週3日目は4月10日

つまりそういうこと


4月 第2週 10日 (水/夜)

安価下コンマ判定

2 淡

5 照

8 九十九

7 プロ勢


4月 第2週 10日 街道 (水/夜)


(お前、あれはやりすぎだろ)

京太郎「小娘には世話になっておるであろう? ゆえに、我はお主の代わりに恩を返しただけだ」

あれが恩返し……?

いや、確かに夕食に連れて行ったり

健康を気にしたりするっていうのは

まぁ、世話になっている代わりに世話をするという意味では

間違いではないかもしれない

でも……

でも、スタイル云々は違うだろ

京太郎「ふむ……あれはお主が小娘に感じることを使っただけだ。われは別にどうともしてはおらぬ」

だから、あんたの発言は

イコール俺の発言なんだって言ってるだろ……


京太郎「それは理解しておる」

だったらなんであんなこと言うんだよ

俺だったらあんなことは言わないぞ?

京太郎「………………」

……確かにアンタは俺には出来ない事をやってくれたよ

俺だったらアンタのように戒能プロとは仲良くなれない

いや……そもそもの話

戒能プロを誘うことさえできなかったかもしれない

自信なくしちまうよ……俺

俺にはできないことが

戒能プロや、瑞原プロにとっては……正しい事なんだから

悔しくて呟くその言葉に

大蛇は静かに答えた

京太郎「ならば、もう。お主はこの体が要らぬか?」


(それは……)

京太郎「いらぬのであれば要らぬと言うが良い。我はこれでも自重しておるのだぞ?」

自重? 大蛇が? 何を?

首を傾げた俺に対して

分からぬのか。と、悪態と共にため息をつきながら

大蛇は答えた

京太郎「これはお主の体じゃ。ゆえに、我はお主と他の者共との関係が悪くはならぬようにしてやっておるではないか」

確かに、悪い関係になるどころか

むしろいい関係になってる……というか、良い関係にしかなっていない

京太郎「それは、お主がこの体に戻るからなのだぞ? 我と変わった時に、険悪な関係に囲まれるのは嫌であろう?」

(それはまぁ……そうだけど)

京太郎「お主が戻らぬというのであれば、我は我の望むままに小娘共を喰らおうぞ」

そう言いながら牙を見せるかのように

大蛇扮する京太郎は歯を剥き出しにする

そんなこと言われて……体を明け渡せるわけないのにさ


京太郎「我のようにせよとは言わぬ。だが、あまり小娘共を蔑ろにするでない」

お、俺は別に蔑ろにしてるんじゃなくて

勇気が出ないだけっていうか……その、まぁ、なんていうか

しどろもどろな俺を鼻で笑い

京太郎「無理はせずとも良い。少しは気の利いた言葉を選べというだけじゃ」

大蛇は割と優しく言う……けど

それが難しいっていうのが解らないのかな………大蛇は

でもまぁ、大蛇が瑞原プロや戒能プロに言ったこと。した事

……瑞原プロは泣かせたけど、結果が悪かったことはない

気の利いた言葉の選び方

大蛇はしっかりと心得てるんだろうな……



1、じゃぁアンタがそれを俺に教えてくれよ
2、もう女の人との会話はお前に任せる
3、頑張るよ
4、……八岐大蛇……やまた……八股!?
5、学ばせてもらうよ。あんたからな
6、で、できるだけ頑張るさ
7、無茶言うなよ……


安価下~下5


安価下コンマ判定


4 京太郎「ならば、我が好きなことをすることを許可せよ」

0 断る

7 京太郎「……よかろう。助言くらいはくれてやる」


じゃぁアンタがそれを俺に教えてくれよ

俺がそう言うことを待っていたのかもしれない

京太郎……ではなく、大蛇はニヤッと笑い

舌をチロチロと覗かせ、言い放つ

京太郎「ならば、我が好きなことをすることを許可せよ」

(……え?)

京太郎「契約だ」

(は、いや、ちょ、ちょっと待てよ……)

何言ってるんだよお前

そんな契約なんてするわけないじゃないか!

京太郎「クックック……お主が先に望んだ。そして我は受ける代わりの条件を出した。この時点で、すでに誓いは立てられた」

(っ…………お前)

京太郎「人間とは愚かな者よ……いつの時代もな」


・八岐大蛇との契約が成立してしまいました……


安価下コンマ判定

1最低、  0最高

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 淡「あははっ頑張れーっ!」【3rd6】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 淡「あははっ頑張れーっ!」【3rd6】 - SSまとめ速報
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