京介「ポケモン?」あやせ「はい」桐乃「その4!」(237)

以前VIPでやっていたのですが、パート化および家庭的事情によりこちらへ引っ越してきました。浪人しちゃったし。

基本ゆるーくやっていくつもりです。ただ一週間に一回ぐらいは更新したい所存です。

前スレ

京介「ポケモン?」あやせ「はい」 - SSまとめ速報
(http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1330745235/)

京介「ポケモン?」あやせ「はい」桐乃「その2!」 - SSまとめ速報
(http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1331113979/)

京介「ポケモン?」あやせ「はい」桐乃「その3!」 - SSまとめ速報
(http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1333020370/)


パート3のひるみ判定の話は完全に自分の勘違いだったので目をつぶっていただけると幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1333506723(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

――日曜日、メルルイベント当日――


  メ・ル・ル! メ・ル・ル!! 


京介「まだ始まってないってのに凄い熱気だな……」

京介「相変わらず大きなお友達が多いし……。子どもたちが後ろの方でおびえてんじゃねぇか……」

桐乃「メ・ル・ル!メ・ル・ル!!」

黒猫「………………」カチカチ

沙織「いやはや、きりりん氏も相変わらずでござるな!」カチカチ

京介「そんでなんでお前らはポケモンやってんだよ……」

黒猫「あと特攻がVになればウリエルができるのよ」カチカチ

沙織「ポリゴン製作中でござる!」カチカチ

京介「んなこた訊いてねぇよ……そして黒猫、ウリエルってなんだよ」

黒猫「貴方達の間ではウルガモスと呼ばれているポケモンよ」カチカチ

京介「あー、あのチート技持ちのウルガモスさんね」

沙織「拙者、蝶の舞は殻を破るの次にないと思ったでござる……」カチカチ

京介「俺はちいさくなるの回避率二倍はねぇと思ったな……」

黒猫「確かにアレは詰まれると非常に不愉快な技ね」カチカチ

桐乃「メ・ル・ル!メ・ル・ル!!」

沙織「ちいさくなるといえば拙者はやはり二世代のエフェクトが一番好きでござる!」カチカチ

黒猫「あの本当に小さくなる映像ね。私も同意見だわ」カチカチ

京介「………………」

沙織「そして冷凍ビームはやはり三世代!正直四世代からのアレは酷いと思ったでござる……」カチカチ

黒猫「それに関してはリーフブレードも全く同じよ。何故変えたのか本当に理解できないわ」カチカチ

京介「………………」

桐乃「メ・ル・ル!メ・ル・ル!!」

あさっての昼に一気に10レス程更新するつもりだったが

パソコンぶっ壊れたwwwwwwwきゃぱぱwwwwwwwwwww

明日からもしもしで1レスずつ頑張ります。

沙織「京介氏は何世代のどのエフェクトが一番好きでござるか?」

京介「お、俺!?そうだなー……」

京介(何世代がどんなエフェクトとかわかんねーよ……。ここは俺が知ってるやつを適当に……)

京介「に、二世代のインファイトとか……?」

沙織黒猫「えっ」

京介「えっ」

桐乃「メ・ル・ル!!!」

沙織「京介氏……インファイトは二世代はおろか三世代にもありませんぞ……」

京介「嘘だろ!?」

黒猫「嘘じゃないわ。知ったかぶりをしようとするから恥を晒すことになるのよ。パート3の>>1のようにね……」

京介「メタ発言してんじゃねぇ!!」


加奈子「は~い☆みんな~☆元気~~?メルルだよ~☆」


桐乃「メルルちゃんキターーーーーーーーー!!もち元気どぅええええっす!!


黒猫「あら、始まったみたいね」

京介「しれっと流してんじゃねえよ!?」

悪い悪い。予備校のテストやらパソコンがしばらく直らないやらなんやらでバタバタしてた。まだ直ってないし。
え?隙間時間?そんなもん無いに決まって……すいません暇な時間はウルトラマンネクサス観てましたごめんなさいm(__)m
だって面白いんだもん。仕方ないじゃないですか。
あと>>1は俺妹八巻までしか読んでないんで多少の矛盾はあしからず。



ワー! デュフフー! カナカナターン! メルルターン!

桐乃「ハァハァ……お持ち帰りしたい……うぇへうぇへ」ダラダラ

京介「おいよだれ垂れてんぞ、きったねぇなぁ……」フキフキ

桐乃「あっ、ちょっ///……もう!そんぐらい自分で拭けるっての!///」

京介「だらしなくよだれ垂らしてたことに気付いてもなかっただろーが」

桐乃「わ、わざと!わざと垂らしてたんだから気付いたっての!///」

京介「わざとよだれ垂らすってどういう状況だよ!?」


司会「それではこれから~!本日のサプライズイベント!メルルちゃんとお話ターイム!」


ウオオオオオオオオオオオーーーーーーー!

桐乃「なになに!?メルちゃんとお話!?うわはーーーーー!」

黒猫「自分の友達と会話するだけでしょうに……」

沙織「そこはツッコまないでおいてあげましょうぞ」

加奈子「じゃあみんなー!ここに来る途中で貰った数字が書かれた紙をだしてね☆」

京介「108か……」

沙織「ほうほう京介氏、108とはなかなかキリのいい数字を当てたでござるな」

京介「どこがだよ!?110のおまえの方がよっぽどキリがいいじゃねーか!」

桐乃「107……ラッキーセブンあるとか運良くない?」

黒猫「109……108と110の間とは一番中途半端な数字ね」

加奈子「今から私が数字を言うから、呼ばれた数字の人はステージに来てね☆」

大きなお友達達「ハーイ!」

加奈子「それじゃあいっくよー!まずは11番!次は16番!それから最後に108番!」

京介「一気に飛んだ!?」

沙織「おお京介氏!当たりではござらんか!さあ早く行くでござる!」

黒猫(何故かしら……嫌な予感が……)

桐乃「何・で・ア・ン・タ・な・の・よ~!この!アタシと替われ!」ガシッ! ブンブン

京介「ちょっ!俺だって替わりてぇっての!だから離せ!」ガクガク

桐乃「ホントに!?ならさっさとその108の紙を……」

加奈子「当たらなかった人もズルはしないでね☆メルルはズルする人がだいっきらいだから☆」

桐乃「……持って早くメルちゃんとこ行きなさい!ズルして替わろうとするなっての!」

京介「どんだけ素早い変わり身だよ!?」

黒猫「だいたい先にズルを持ち掛けたのはあなたの方でしょうが……」

沙織「ワッハッハ!きりりん氏は素直でござるな!」

桐乃「こっ、細かいことはさっさと行けっ!」

京介「へいへい……」


――ステージ――


京介(……こりゃどういうことだってばよ!?)

加奈子「それじゃあ三人の名前と年を教えてっ☆」

11番の人「やまぐちしょうたー!さんさーい!」

16番の人「神崎みや子、七歳です!」

京介「高坂京介…………18歳す……」

京介(何で俺が大きなお友達代表みたいになってんだよ!!)

加奈子「じゃあまずは11番のしょうた君からだね☆」

しょうた「メルルー!」キャッキャッ

加奈子「私に何か質問あるー?」

しょうた「メルルー!」キャッキャッ

加奈子「いや、だから質も……」

しょうた「メルルー!」キャッキャッ

加奈子「はい終了ですありがとー!これは記念のメルルキャンディね☆」

しょうた「わーい!」キャッキャッ ペロペロ

京介(加奈子の奴も大変なんだな……)

観客1「メルルキャンディ……メルルたんペロペロしたいお……」ハァハァ

観客2「メルルたん……メルルたんに踏まれたいデュフ……」ハァハァ

桐乃「メルルたんお持ち帰りしたい……」ハァハァ

黒猫(桐乃ェ……)

沙織(あのレイヤーのかなかなちゃんという名前……もしかして師匠の……?)

加奈子「次は16番のみや子ちゃんだね☆」

みや子「はわわわわ……メルルちゃんがテレビから出てきて私に話しかけて……!」

加奈子「そ、そんなに緊張しなくてもいいんじゃないかな……?」

みや子「メ、メルルちゃん握手してください!」バッ

加奈子「はいはーい☆」ガシッ

みや子「ほわあぁぁぁ……」ジーン

京介(なんとも微笑ましい構図だな……そうだよ!これこそが本来子供向けアニメのイベントで起こるべきワンシーンなんだ!)

京介(だというのに……)チラッ

観客3「オフォフォーー!幼女が二人とはたまらんでござるぅぅー!」ハァハァ

観客4「みや子ちゃん7歳とな!?好きな幼女は8歳です!今すぐ持ち帰って調教を……」ハァハァ

桐乃「妹キャラが二人……じゅるり」ハァハァ

京介(だというのにコイツらは……)

加奈子「それじゃあ最後は京介お兄ちゃんだね☆」

京介「」ブフッ!

観客1「お兄ちゃんと呼ばれてる……だと!?」ギリギリ

観客2「何故アイツだけそんな美味しいことに……!」ギリギリ

観客3「なんと不公平な……!」ギリギリ

観客4「赦さない、絶対に赦さない……!」ギリギリ

京介(ヒィッ!?大きいお友達がみんなこっち睨んでる!?)ガタガタガタガタ

加奈子「あははっ☆京介お兄ちゃんってば震えちゃってるよ!さっきのみや子ちゃんより緊張してるんじゃない?」

京介(誰のせいだ誰の!)

加奈子「そんな京介お兄ちゃんにぃ~、魔法をかけてあげます!」

京介「はい?魔法?」

加奈子「震えよ~、止まれっ☆」ダキツキッ

京介「おぉうっ!?」

大きいお友達達「羨ましい殺したい[ピーーー]ばいいのに……」ブツブツ

桐乃「加奈子のヤツ……このアタシの前でいい度胸してんじゃん……!」ゴゴゴゴゴ

黒猫「あのチビビッチスイーツ3号が……!呪ってやる呪ってやる呪ってやるわ……!」ゴゴゴゴゴ

京介(なんということでしょう。あれだけワイワイしていた会場が一瞬にして黒い雰囲気に包まれてしまいました。そしてVIP席の方からは一際強い殺気。これでもう私が健康体で帰れることはないでしょう)

加奈子「どう?お兄ちゃん?震えは止まった?///」

京介「止まるかっ!!逆に促進されたわ!!」

加奈子「えへへー失敗しちゃった?ごめんね?」テヘペロ

観客一同「!!」

ワーーーーーーーーッ!!

京介「おおう!?なんだ!なにがあった!?」

観客1「正に天使の笑顔!脳内保存完璧だおーー!」

観客2「デュフデュフフーー!」

観客3「本編でもまれに見る最高級の笑顔頂いたでござるーー!」

観客4「幼女の笑顔……幼女の笑顔……二日はいけそうだお……」ハァハァ

桐乃黒猫「……………………」ゴゴゴゴゴ

沙織(今の笑顔……やはり彼女は師匠の……!狭い業界でござるなぁ……)

京介(VIP席からの殺意は消えないんですねわかります)

不合格体験記書かないといけないんで今日はここまで。
まぁ明日からは帰りのバスの中あたりで書いてくつもりです。
いやはやしかし原作、みんな本気出してきてますねー……。
私自身合格まではこのシリーズと二期前発表予定のシリアスしか書かないつもりなんで頑張っていきたいです。

それではノシ

M属性皆無なのにニーソのあやせたんには踏まれてもいいと思ってしまう不思議。


>>1はどこ住み?

>>36
長崎だす。
東宝シネマ長崎でウルトラマンサーガギリギリ観に行けなくて泣いただす。

長崎だす。
東宝シネマ長崎でウルトラマンサーガギリギリ観に行けなくて泣いた。
他の九州の県は結構観れたのに……。

>>37,38
何故微妙に違う文を連投した俺……orz

加奈子「それでお兄ちゃんは何か質問ある?」

京介(正直ねぇよ)

京介(でもなんか質問しろみたいな雰囲気あるしなぁ……)

京介(んじゃとりあえずテキトーに……)

京介「最近……ハマったゲームとかは?」

加奈子「えへへー☆ポケモンだよっ☆」

京介(コイツもかよ!?)

観客1「ポケモン……今日買うお」

観客2「負けて悔しがるメルルたん堪らんデュフ!」

観客3「かなかなたーん!フレコ晒して欲しいでござるーー!」

観客4「んんwwwwwwwwwwwこれは布教をきっかけに御近づきになるチャンスですなwwwwwwwww」

京介(論者が混じってやがる……そしてこれ任天堂応援する感じになりそうだけどいいのか……?)

加奈子「他に質問はある?」

京介(だからないってのに……そう言われたら質問するしかねーじゃねーか……)

京介「そうだな……>>43

許せないポケモンは?
それとVIP席の殺意を和らげる方法プリーズ

京介「そうだな……じゃあ、許せないポケモンは?」

加奈子「サザンドラだけは絶対に許さない!!!」クワッ

京介「おおうっ!?」ビクッ!

シー……ン

加奈子「」ハッ

加奈子「って思うな☆」

京介「そう……ですか……」

加奈子「?どうしたのお兄ちゃん?なんかびっくりしてるみたいだけど?」

京介「誰のせいだと思ってんだよ!」

加奈子「ごめんね☆」テヘペロ

ワーーーーーーーーー!!

京介「またこのパターンかい!」

加奈子「でもでもサザンドラが許せないのはホントだよ?何回もやったけどゲーチスのサザンドラが未だに倒せないし」

京介「あー……あれは俺も発狂したなー……」

加奈子「そうなの?」

京介「発狂して暴れてるところを妹に抱き着かれて止められたよ」

加奈子「へー、そーなんだー」イラッ

長い間ロストしてすまぬ。
GWも普通に予備校があってつらかった(T_T)
俺妹10巻も言っちゃあなんだが燃料になりきらなかった。
なんというか作者の勢いが感じられないというか、やりたいようにやりきれてない感じがして……
その点ポータブルは充分燃料になりうるので(一番ノって書けてたPart2の燃料はポータブルでした)
早くPSP買いたいんだがな……パソコンに保存していた俺妹ポータブルのクリアデータは消滅しちゃったし
続ポータブル出たらすぐ買うけど前作終わるまでプレイするつもりないから続ポータブルやるのは冬からかなぁ……?



京介「あ、それと……」

加奈子「何かな?」

京介「親しい人から殺意を向けられている場合はどうしたらいい?」

加奈子「謝ればいいと思うよ♪」

京介「急に素っ気ない返答!?明らかに今めんどくさいって思ったろ!?」

加奈子「それではありがとうございましたー!トークタイムは終了でーす♪」

京介「マジで投げやがったよコイツ!」


ーーVIP席ーー


桐乃「………………」

黒猫「………………」

京介(ありのままを伝えよう、今俺は戻ってくるや否や妹と後輩に睨まれ正座させられている)

京介(イベントは一時トイレ休憩中、よって少なくともイベントが再開されるまではこの状態が続きそうである)

京介(唯一の頼みの綱、沙織はというと……)

沙織「4Vポリゴン来たでござる!!」カチカチ!

京介(あの様である。これで俺に活路は無くなったと言えよう)

桐乃「……何か言うことあんじゃない?」

京介「すみませんでした」ドゲサッ orz

黒猫「あら、何をしたことに対して謝ってるのかしら?」

京介「そ、それは……」アセアセ

黒猫「わからないからとりあえずの土下座?随分と貴方の頭は軽いのね。いや、寧ろ重いから何度も下がるのかしら?フフフ……」

京介(クソッ……!上手くもなんともねーよとツッコみたいが有無を言わせぬこの雰囲気!逆らえねぇ!)

桐乃「いや、黒猫アンタそれ全然上手くもなんともないから」

京介(ナイスツッコミ桐乃!)

黒猫「あら、そんなことはないわ。ねぇ、兄さん?」スッ

そう言って黒猫は俺の頬に触れてきた。すこしひんやりとした柔らかい指で俺の頬を撫で、意味ありげに蠱惑的な瞳で見つめてくる。

京介「お、おい黒……///」

黒猫「…………///」

京介(あれ?可愛くね?自分から頬撫でておきながら顔真っ赤にしてる黒猫って、なんか可愛くね……?)

P C 解 禁 キ ターーーーーーーーーー!
……といっても毎日最大一時間程度しか使えないが。


 ガシッ

俺の頬に添えられた黒猫の腕が背後から何者か――てか桐乃に掴まれた。

桐乃「おいそこの発情期のエロ猫」

黒猫「失礼ね。誰がエロ猫よこのビッチ」

京介(あれ?なんでコイツらこんなに臨戦態勢なの?)

黒猫「用がないなら早く手を離してくれないかしら?私には大事な使命があるのよ」

桐乃「アンタに、言っておく」

黒猫「何かしら……?」

京介(なんか桐乃のヤツえらい目が据わってんな……)

沙織(チェリネはいいからクルミルかフシデ出てきてほしいでござる)カチカチ

桐乃「」スウッ

京介「」ゴクリ…

桐乃「ウチのモンに気軽に手ぇ出すな!!」

京介「どこのヤンキーだよおまえ!?」

黒猫「……ふざけたこと言わないで頂戴。先輩は別に誰のものでもないわ」

桐乃「ハァ?ふざけたこと言ってんのはアンタでしょ!?いい!?アタシ兄貴はね、高坂家の長男にして家族の一員なの!つまり高坂家のものなワケ!そして高坂家のものということは高坂家の中心人物であるアタシのものなの!!」

京介「最初の方マトモなのに最後がわけわかんねーよ!!」

黒猫「全くね。戯言も程々になさい」

京介(そうだもっと言ってやれ!)

黒猫「家族だろうとなんだろうと、彼の魂は私が奪ったのだから所有権はこの私にあるのよ」

京介「おまえもかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!」

桐乃「はいはい厨二電波乙。アンタが何て言おうとアタシが言ってることが正義だから。ていうかアタシ自身が正義そのものだし」

京介「何処のファイヤーシスターズだよおまえ!?」

黒猫「……これはもう無理ね。頭の構造そのものが間違ってるわ」

桐乃「ププッwwwwwww何アンタ嫉妬してんの?このアタシのマルチで完璧な才能に!」

京介「どこが完璧なんだよ」ボソッ

桐乃「何か言った?」ギロッ

京介「ナンデモゴザイマセン」

京介「沙織!なんとかしてくれ!!」

沙織「またチェリネでござるか!もういい加減にしてほしいでござる……」カチカチ

京介「ちくしょう!!最後の砦まで!!」

黒猫「もう何を言っても無駄みたいね。いいわ。ならば決闘よ」

桐乃「上等!」

京介「まてまておまえら!ほら、桐乃!せっかく加奈子に席とってもらってまでメルル観に来たんだからさ、な?おまえとしてもこーゆーイベントとかで喧嘩はあまり……」

桐乃「一期8話でメルちゃんが言ってた……」

京介(……なんか嫌な予感しかしない)

京介「……なんて?」

桐乃「倒すべき敵は相手の為にも全力のメテオインパクトで粉々に粉砕しろってね!!」

京介「怖ぇよ!!あれ子ども向けアニメだよな!?」

黒猫「先輩、邪魔をしないでくれる?この女は一度潰しておく必要があるわ。本人のためにもね」

京介「いやだから!せっかくのイベントなんだから喧嘩は」

桐乃&黒猫「「うるさい(わね)、黙れ(ってて頂戴)」」

京介「ハイ……」

沙織(……京介氏がポケモンだとしたら特防の種族値は45ぐらいでござるな)

桐乃「………………」

黒猫「………………」

桐乃「」キッ!

黒猫「」キッ!

バッ!

京介「!やっぱり何とかして止め……!」

桐乃「……………」カチカチ!

黒猫「……………」カチカチ!

京介「…………………へ?」ポカーン

あやせ流の俺としてはやはりあやせ編をやってもらいたい

>>71
どゆ意味?

さてみなさん。まずは謝っておきます。
というのも電子辞書で書くと時間をかけれるから自分でもある程度納得できるクオリティで書けるんですが
その分着想が溢れてきてなかなか話が進まないし終わらなくなるんですね。
というわけでまだバトルに突入しきれてないです。ごめんなさい。



京介「オイ、おまえら……何やってんの?」

桐乃「ハァ?ポケモンに決まってんじゃん!」

京介「イヤ、ポケモンやってるのはわかるけど……なんで?」

黒猫「そこのスイーツを叩きのめすために決まってるでしょう。そんなこともわからないなんて、本当に愚鈍にもほどがあるわ」

桐乃「まったく……」

京介「え!?何この空気!?俺が悪いの!?」



    桐乃の手持ち

チラチーノ ノーマル
サンダース でんき
ユキメノコ こおり、ゴースト
エルフーン くさ
バシャーモ ほのお、かくとう
ニドクイン どく、じめん


    黒猫の手持ち

サザンドラ あく、ドラゴン
ドンカラス あく、ひこう
ゲンガー ゴースト、どく
キリキザン あく、はがね
ドラピオン あく、どく
バンギラス あく、いわ

京介&桐乃「「悪多すぎだろ!!」」

黒猫「何よ、別に問題があるわけではないでしょう?」

桐乃「いや、悪多いパーティ自体にはべつに口出ししないケドさ……」

黒猫「なら何も問題はないじゃない、この程度のことでいちいち騒がないで頂戴」

桐乃「いやいやよく見ろ!600族二体とかアンタふざけてんの!?マナー違反でしょ!!」

黒猫「あら、もう負けたときの言い訳かしら?」

桐乃「なっ……!?」

沙織「――黒猫氏は ちょうはつ をした!」

京介「リアルポケモンバトル!?」

桐乃「……………ゃん………」ボソ…

黒猫「?なにか言ったかしら?」

桐乃「……上等じゃん!ボッコボコにしてやるから覚悟しなさいよ!!」

沙織「――きりりん氏は ちょうはつ に乗ってしまった!」

京介「相変わらず単純なヤツだな……」

桐乃「ってわけで兄貴、一緒に戦略練って」

京介「断る」

桐乃「ハァ!?何でよ!?超可愛い妹のアタシがシスコンのアンタとわざわざ一緒に戦ってあげるってのに拒否するとかマジありえないんですけど!!」

京介「だっておまえ、もし負けたら絶対俺のせいにするじゃねえか」

桐乃「うぐっ!?」

沙織「――京介氏の カウンター!」

黒猫「援軍を求めた瞬間から切り捨てられるとは憐れね……」ニヤニヤ

桐乃「わ、笑うな!このクソ猫!」

京介「つーわけだ。まぁ頑張れよ」

沙織「いつになくあっさりと切り捨てられましたな、京介氏……。正直言って拙者驚いておりますぞ」

京介「今回ばかりは手伝ってやれねえよ。シングルバトルである以上たとえどんだけ必死に頼まれても絶対に手伝わ……」

桐乃「お願い!手伝ってお兄ちゃん!」><

京介「……ないことはない!」

黒猫「先輩!?」

沙織「――きりりん氏の あまえる 攻撃!京介氏のこうげきがガクッと下がった!」

桐乃(チョロ過ぎwwwwwwww)

黒猫「ちょ、ちょっと!そっちだけセコンド付きは不公平よ!」

京介「確かにそうだな。やっぱ俺は引っ込……」

桐乃「お兄ちゃん……?」ジッ ウワメヅカイ ウルウル

京介「……むわけにはいかねーから沙織、黒猫のセコンドに付いてやってくれ」

桐乃(京介マジチョロ介wwwwwwwwwww)

黒猫「くっ……このビッチが……!」ギリギリ

沙織「残念ながら黒猫氏、もう今の京介氏には何を言っても無駄かと」

黒猫「ぐぬぬ……!」ギリギリ

桐乃「えっへへー///」ニマニマ

すまんな、ここまでだ。
来週こそはバトルさせるつもり
てかこのメルルイベント編いつになったら終わるんだろう
まだ最終章も残ってるのに

ハッハッハ!ついにPSPを買ったことが親にバレてしまったわ!
でも今のところなんとか生きてます。今夜父親が帰ってきたときに生きていられるかが問題です。
くそ、今日起きた時にもとの位置に戻しとけばよかった……。
ゲーム用テレビの裏に隠して充電してるときに掃除なんかすんなよ……。





――桐乃&京介SIDE――


京介「まぁセオリーから考えてバシャーモは確定だな」

桐乃「そしてシャモちゃんの天敵ゲンガーとドンカラス潰しにメノコたんね」カチカチ

京介「何だそのネーミングセンス……ってか実際にはなんもニックネームつけてねぇじゃねえか!!」

桐乃「うっさい!どう呼ぼうとアタシの勝手でしょ!」

京介「勝手過ぎるだろ……」

桐乃「何か言った?」

京介「別に?なんか(パーティのポケモンが)可愛くておまえらしいなーって思っただけだよ」

桐乃「んなっ……!///あ、あったりまえじゃん!このアタシを誰だと思ってんの!///」

京介「残り一体はなんにしようか」ウーン

桐乃「ちょ!無視すんなっての!」バシッ

京介「いてっ!何しやがる!」

桐乃「うっさい!アンタが無視すんのが悪いんでしょうが!」

京介「悪い悪い。でもあれだな……」トオイメ

桐乃「な、なによ急にしんみりしちゃって……」

京介「…………いや、ちょっと前までは無視が基本だったってのにおまえが『無視すんな』って言うなんてな……」シミジミ

桐乃「………………シスコン」

京介「ほっとけ。ホラ、残りの一匹決めるぞ」

桐乃「…………うん」

――黒猫&沙織SIDE――


黒猫「勝つわ……勝つわよ……!否!勝たずしてどうしてこの心に渦巻く暗黒が晴れようか……!」ギリギリ

沙織「あー……黒猫氏?とりあえず落ち着きになっては……」

闇猫「あのビッチのことでしょうから一匹目からバシャーモを出してくる確率はかなり高いわねそこを初手オシリスで主導権を握ってそれから……」ブツブツ……カチカチ

沙織(駄目でござるこの者早急になんとかせねば)

桐乃「よし!」カチッ

闇猫「決まったわ……」カチッ

桐乃「勝つから見てなさい!」グイッ!

京介「おおぅっ!?いきなり引っ張るな!」

桐乃「あ……///い、(ポケモンバトルのときの)いつもの癖でくっついちゃっただけだかんね!///」

闇猫「」ピキッ

沙織「ほほう!」

京介「桐乃さん!?今のセリフ一番大事な部分が抜けてますからね!?」

沙織「しかし正直なツンデレとは……きりりん氏は新たな萌えでも創るおつもりでござろうか?」

京介「って沙織、なんで俺の後ろにいるんだ?おまえはあっち側だろ?はっ!まさか偵察!?」

沙織「違いますぞ京介氏。今の拙者はただのギャラリーでござるよ」

京介「んなコト言ってアイツ怒んねーのか?」

沙織「今の黒猫氏に拙者の声は届いておりませぬ。今彼女の頭の中にあるのは、きりりん氏を潰すことだけでござる」

沙織(さっきトドメを刺されたでござりますしな)

京介「どこのバーサーカーだよ……」

闇猫「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ…………」

沙織「バーサーカーというよりはむしろメンヘラでござるよ……」

京介「闇猫っつーか病猫だな……」

京介(よし!今オレ上手いこと言った!)

桐乃「うわっ、寒っ……」

京介「」(´・ω・`)シュン…

京介「って、このやりとり前にもあったような……」

沙織「イザナミだ」

京介「!?」

桐乃「いや、アンタらもういいから!」

※沙織がセコンドをクビになったので、京介もセコンドをやめてギャラリーにまわります。

  ――クロネコがしょうぶをしかけてきた!

  ――クロネコはオシリスをくりだした!

  ――ゆけっ!チラチーノ!


――黒猫SIDE――

闇猫(初手バシャーモじゃなかったのは予想外だけれど私の優位には変わりないわねフフフフフ……)

闇猫(おそらくロックブラストでもしてくるつもりでしょうけど残念ね、オシリスは貴女のチラチーノより速いのよ……)

闇猫(気合玉で無様に消し飛ぶがいいわ!!)カチカチ


――桐乃SIDE――


桐乃(うわ……予想はしてたけどあの黒いのここでも厨二病発揮してるし……)

桐乃(まぁそれはおいといて、初手ゲンガーは充分予想の範囲内……。アタシのチーノたんの方が速度で負けてるから向こうは多分……)

桐乃(となると……)カチカチ


  ――チラチーノ!もういい、もどれ!

  ――ゆけっ!ユキメノコ!

  ――あいてのオシリスの きあいだま!

  ――ユキメノコにはこうかがないみたいだ……


桐乃(よしっ!読み通り!やっぱアタシって天才!)

桐乃(次は恐らくシャドボで来るだろうケド、アタシのメノコたんの方が速い!スカーフだったとしてもゴーストのメノコたんに気合玉は効果無し!)

桐乃(これで主導権はアタシのモンよ!)

――黒猫SIDE――


闇猫(なっ!?ここで交替!?)

闇猫(くっ……これは色々と分が悪いわね……)

闇猫(かといって交替すればそれなりに削られる……)

闇猫(………………)

闇猫(………………)ニヤリ

闇猫(フフフフフ……この復讐の天使の真価、その身を持って思い知るがいいわ……!)カチカチ


  ――あいてのユキメノコの シャドーボール!

  ――こうかはバツグンだ!

  ――オシリスは きあいのタスキ でもちこたえた!

  ――オシリスの みちづれ!

  ――オシリスはあいてのユキメノコをみちづれにしようとしている!


桐乃「んなっ……!?」

闇猫「フフフフフ……フゥーハッハッハッハ!」

桐乃「ええい、黙れ!笑い方がキモい!」

闇猫「フフフフフ……オシリスとはそもそもエジプト神話の幽界の王の名前……。その名をゲンガーに付けている時点でこうなることを予想できなかったが故に貴女は私の策に嵌まったのよ……無知とは本当に愚かなことね……」

桐乃「うっさい!厨二病は黙ってろ!」

闇猫「ええ、黙って貴女が悶々と苦悩する姿を眺めさせてもらうことにするわ」

桐乃「っ!このっ……!」

闇猫「フフフフフ……」

闇猫(これで無傷のユキメノコを失いたくないあのビッチは交替してくるハズ、もし交替してこなくともこのターンオシリスには手が出せない……逆にオシリスは自由に攻撃できる)

闇猫(……フフフ、ユキメノコが無傷というのが最大のポイントね。ある程度ダメージを受けたポケモンなら捨てるのも戦略……でも無傷のポケモンを捨てるなんて、あまり賢いとは言えないわ)

闇猫(かといって交替すれば無条件でダメージを負わされる……。最悪の場合、一乙の可能性も……)

闇猫(さぁ……悩んだ末にどのような答えをだすのかしらね?)

桐乃「………………」

闇猫(まあ、なんにしても向こうの残り一匹は十中八九バシャーモで決まり……シャドーボール読みのチラチーノだったときのことを考えればここは気合……)<ソレデハサイカイデース!ツギハ アルファ・オメガチャンコト、ブリジットチャンノトウジョウデス!


     ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!


黒猫「っ!?」

桐乃「うひょぉーーーっ!!今度はブリジットちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」パタン ドタドタ ピョンピョン

黒猫「な、何が起こったの!?」

京介「イベントが再開したんだよ。さっき放送あったろ?」

黒猫「……聞こえなかったわ」

沙織「闇に染まっていたとはいえ、ゲームをしているときの黒猫氏の集中力は目をみはるものでござるな」

京介「ゲームしてて周りの音が聞こえない奴なんてわんさかいるぞ……実際桐乃もそうだったし」

黒猫「……あの女は今あそこで何をしているの?」

桐乃「ア・ル・ファ!ア・ル・ファ!!」( ゚∀゚)o彡°

沙織「見ての通り、ブリジットちゃんの応援ですぞ黒猫氏」

黒猫「……勝負の最中にふざけてるのかしら」ツカツカ

京介「あ、おい黒猫!たぶん今の桐乃には何を言っても無駄だぞ!」

黒猫「ちょっと貴女!まだバトルのとちゅ……」

桐乃「洋女!幼女!ようじょ!じゅるり……」

黒猫「う……」タジ…

京介「流石の黒猫もドン引いたか……」

沙織「ドン引いてるでござるな」


  ――今回のポケモンバトル、桐乃の試合放棄により――

  ――黒猫、不戦勝……!!――

――イベント終了後――

京介「えっと、加奈子の楽屋はこっちだったか……」

桐乃「うへ、うへへへへ……」ニヤニヤ

黒猫「随分とだらしのない顔ね……」

沙織「まぁ、仕方ありませんな」

スタッフ「すみません、ここから先は関係者以外立入禁止となっております」

京介「あ、えっと、オレ達来栖加奈子の友人なんですけど……」

スタッフ「来栖さんの、ご友人……」チラッ

桐乃「うぇへっへっへ……」ニヤニヤ

スタッフ「………………」チラッ

京介「?」

スタッフ「………………」


~~回想~~


加奈子「茶髪の女の子を連れた高校生ぐらいの地味な男の人が私を訪ねてきたら、通してあげてくださぁい♡」キャピキャピ


~~回想終わり~~


スタッフ「来栖さんの楽屋はこの先です。どうぞお通りください」

京介「あ、どうもすみません」

京介(なんだか釈然としない感じがするが……気のせいだよな)


――楽屋前――


京介「ん?あそこにいるのって……」

ブリジット「ふえぇ……」

桐乃「ブリジットちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!どうしたのかななにか困ったことがあるならお姉ちゃんが相談にのってあげるからまずは身体全体をペロペロさせ」ダッ!

京介「やめい!」ガシッ!

桐乃「離して兄貴!あの子ぺロぺロできない!」ジタバタ!

京介「だったらなおさら離せるかってんだ!」ガッチリ!

黒猫「………………」スタスタ

黒猫「沈黙せよ……闇の鉄鎚(ダークリベンジ)!」ゴスッ

桐乃「ふばっ…!?ちょっと叩いてくれてんのよ!お父さんにも叩かれたことないのに!」

黒猫「あなたが犯罪を犯そうとしているのを止めてあげたのよ、むしろ感謝してほしいぐらいだわ」

京介「てか親父にも叩かれたことねぇって……、俺はおまえが原因で親父に殴られたことすらあるんだが……」

ブリジット「ふぇぇ……マネージャーさぁん……。かなかなちゃんが……かなかなちゃんが……」

京介「大丈夫だから落ち着け!な?」

ブリジット「ふぇぇ…」

桐乃「ちょっとアンタ……今さっきなんか聞き捨てならないセリフが聞こえた気がしたんだけど?何?『マネージャーさん』って」

京介「おそらく幻聴だ」

桐乃「ごまかしてんじゃないわよ!」クワッ!

京介「落ち着け!ほら!ブリジットちゃんだ!」

桐乃「あぁん!ブリジットちゅわぁんマジ天使!マジprpr!」ダキツキッ!

ブリジット「ふぇぇ!?やっ、舐めるのやめてください……!」グイグイ

黒猫「今すぐ離れなさいそこの性犯罪者!あとマジ天使なんて言葉を二度と遣わないで頂戴。なんだか寒気がするわ!」

京介「ふぅ、難を逃れたか……。さて問題の加奈子だが……」

京介「加奈子ー?」トントン

シーン

京介「返事がないな……」

沙織「やはりここは突入するべきでござるぞ京介氏」

京介「……まぁ待ってても埒が開かないしな」

京介「加奈子ー?入るぞ?」

ガチャ

――どよ~~~~~~~~~ん……

京介「おおうっ!?なんだこの重たい空気!?」

加奈子「…………………………」ブツブツ

京介「か、加奈子?大丈夫か?」

加奈子「………た」ブツブツ

京介「え?」

加奈子「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」

京介「」

加奈子「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」ブツブツ……

京介「ちょ、加奈子!?」

加奈子「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」ブツブツ……

京介「おい、加奈子!気を確かに持て!」

加奈子「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」ブツブツ……

京介「あ、あやせがなんか変なモン持ってきた」

加奈子「うえぇぇっ!?」ビクッ!

京介(あやせェ…)

京介「正気に戻ったみたいだな……」

加奈子「お、おい……き、きょ、京介……ああああやせが来たってのは本当に……」ガタガタガタガタ

京介「ウソだ」

加奈子「」( °д°)

加奈子「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」ブツブツ……

京介「ちょ、加奈子!?」

加奈子「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」ブツブツ……

京介「加奈子!しっかりしろ!」

加奈子「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」ブツブツ……

京介「あ、あやせが何かよくわからないモン持ってきた」

加奈子「うえぇぇっ!?」ビクッ!

京介(あやせェ……)

加奈子「き、京介……。あああやせのヤツがマジでここに……」ガタガタガタガタ

京介「ウソだ

加奈子「」( ° д ° )

ごめんなんか調子悪いみたい
俺の書き込みが表示されないから今日はここまで
明日はセカン・ナグルでいきます

京介「んで?おまえなんでさっきあんなトラウマスイッチ入ったみたくなってたんだ?」

加奈子「てめぇえええ!よくも加奈子に嘘ついてくれやがったなぁ!」ゲシゲシ!

京介「いてっ!ちょっ、桐乃といいおまえといいなんでこんなにも効果音が暴力的なんだよ!?」

加奈子「知るかコンニャロー!」ゲシゲシ!

京介「お、落ち着け!平和的に解決を……」

加奈子「できるかぁあああ!」ゲシッ!ゲシッ!

京介「理不尽だぁああああ!」

桐乃「ブリジットちゅわぁああん!」ペロペロ

ブリジット「やめてくださぁあああい!」ジタバタ

黒猫「離れなさぁあああい!」グイグイ

沙織「なんとも……カオスでござるな」パシャッ、パシャッ

京介「沙織!呑気に写真撮ってないで助けてくれ!てか写真撮るな!」

沙織「おお、巧く撮れているでござる!」

京介「話聴けよ!?」

加奈子「オラァ!アホのビンタをお見舞いだ!」バチン!

京介「ぶるああっ!?」

すまん
スマホの電池が切れたり
親と口論したり
充電完了までに寝てしまったりとかで書けんかった
今夜は4レスほど更新するわ

――10分後――


京介「」グッタリ

加奈子「」グッタリ

黒猫「」グッタリ

桐乃「」ペロペロ

ブリジット「」グッタリ

沙織「…………」カチカチ


――5分後――


京介「……そろそろ帰るか」ムクリ

沙織「そうでござるな」カチカチ

加奈子「あー、ハラ減った。おい京介、オメー何か食いモン持ってねぇ?」ムクリ

京介「パイン飴ならあるぞ」ポイッ

加奈子「ん、せんきゅー」パシッ

沙織「……何故パイン飴でござるか?」カチカチ

京介「知らん。どっかの誰かが好きなんだろきっと」

沙織「はぁ」カチカチ

京介「おい桐乃、帰るぞ。起きろ」

桐乃「っさい!わかってるからいちいち命令すんな!」ペロペロ  ムクリ

ブリジット「」グッタリ

京介「んな態度で言われても迫力の欠片も見えねぇよ……犯罪者の片鱗は見えてるけどな」ボソッ

黒猫(もう止めるのも馬鹿らしくなってきたわ……先輩ももう諦めてるし……)

桐乃「何か言った?」ペロペロ  ギロリ

京介「いや別に」

ブリジット「」グッタリ

京介(ブリジットちゃんは犠牲になったのだ……。俺の裏マネージャー仕事を桐乃から隠すための犠牲にな……)

ブリジット「」グッタリ

京介(すまんブリジットちゃん。今度なんか奢ってあげるから恨まないでくれ)

怒られかねないんでサーズ・ナグルは12時以降になります。
>>1が充電完了前に寝落ちしないように祈っていてくださいな。

――どっかのファミレス――


京介「コーヒー」

桐乃「スマッシュシスターズパフェ!」ダキッ

ブリジット「」グッタリ

加奈子「オレンジジュース」

黒猫「チーズケーキを」

沙織「拙者はバニラアイスで」

店員「了解いたしました(リア充め……)」

京介「……前も思ったんだが、加奈子」

加奈子「な、なんだヨ?」

京介「おまえやっぱりダイ……」

加奈子「あぁ!?」ギロリ

京介「……の過去分詞がデッドって知らないよな?」

加奈子「カコブンシ?なにそれ食えんの?」

京介「…………」

黒猫「…………」

沙織「…………」

桐乃「」ペロペロ

ブリジット「」グッタリ

加奈子「だぁあーっ!なんだヨその可哀想なモノを見るような目はー!」ムキー!

京介「うん……緊急回避措置とはいえ俺が悪かった。ごめんな」

加奈子「謝んじゃねー!なんだか加奈子がアホの子みてーじゃねーか!」

京介「まぁそれはおいといて」

加奈子「おくなよ、オイ!」

京介「おまえなんで楽屋であんなトラウマスイッチ入ったみたくなってたんだ ?」

加奈子「」(゜ロ゜)ハッ

京介「?」

加奈子「 失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗 した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した 失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した……」ブツブツ……

京介「またこの状態かよ!?」

沙織「イザナミだ」

京介「!?」

黒猫「>>153をAとし」

沙織「このレスをA´とする」

黒猫「そしてAとA´を繋ぐ」

沙織「これが」

黒猫&沙織「イザナミだ」

桐乃「」ペロペロ

ブリジット「」グッタリ

京介「駄目だこいつら……はやくなんとかしないと……」

京介「ほらしっかりしろ加奈子」フニー

加奈子「ひっはひひはひっはひひはひっはひははははははははは!?」

京介「正気に戻ったか」パッ

加奈子「てめぇえええ!よくも頬っぺた引っ張ってくれやがったな!」

京介「はいはい悪かった悪かった。もうしないから安心しろ」

加奈子「ホントだな?」

京介「ウ・ソ」

加奈子「…………」ゲシゲシ!

京介「ちょ、加奈子さんすいません!今のはやらなきゃいけない空気っていうかなんというかそんなもんがありまして!」

加奈子「言い訳するなぁあああ!」ゲシゲシ!

京介「いててっ!」

黒猫「馬鹿ね……」

沙織「馬鹿でござるな」

桐乃「」ペロペロ

ブリジット「」グッタリ

加奈子「ったく……」

京介「痛つて……ま、でもこれでちったあすっきりしただろ?」

加奈子「!!」

京介「話してくれよ、何であんなトラウマスイッチ入ったみたいな状態になってたのか」

加奈子「…………」

今夜はこれにて終了
やっぱり電子辞書じゃないと無駄話が多くなるけどまぁいいや
明日はフォルス・ナグルで行きまーす。

ガッシュネタがわかる俺は一体…とりあえず乙

>>174
ガッシュネタが多いのは>>1が呪文全部覚えてるくらいガッシュ大好きで
しかも最近すこし読み直したせいです。
わからない人は……ガッシュを読んでください。面白いですから。

……あ、やべ。今度はガッシュの魔物で聖杯戦争やらせたくなってきた……。

加奈子「……カクカクシカジカ」

京介「…………え?」

加奈子「…………」

京介「つーこたおまえ、あんなことぐらいでトラウマスイッチ入ってたのかよ?」

加奈子「『あんなこと』って……!ちょ、加奈子はスッゲー気にしてんだからな!」

京介「いやでも『サザンドラだけは絶対許さない!』発言で一瞬シンとしただけのことであそこまで……」

黒猫(豆腐メンタルね……)カチカチ

沙織(きっとプライドが高く完璧主義なのでござろうな)カチカチ

桐乃「」ペロペロ

ブリジット「」グッタリ

店員「お待たせしました。コーヒーとオレンジジュースとバニラアイスとチーズケーキと大煩悩スマッシュシスターズパフェでございまーす」

沙織(テテテン♪ お魚 くわえた どら猫♪)カチカチ

店員「ごゆっくりどうぞー(はよ帰れやヒモが)」

京介「ん?」

加奈子「?どーした?」

京介「いや……何でもない。気のせいだ」

加奈子「そーか」チュルルルルル

桐乃「は~い、ブリジットちゃん。あ~ん♪」

ブリジット「」グッタリ

黒猫(返事がない、ただの屍のようだ)

桐乃「うぇへへへ」ベチョ

京介(!?)

沙織(わざとブリジットちゃんの頬っぺたにパフェを付けた!?)

桐乃「ああ~ん、ごめんね~。今舐め取ってあげるから!」ペロペロ

ブリジット「」グッタリ

加奈子「へ、変態だ……!!」

京介「つか隠す気もなく『舐め取る』って言ってやがる!!」

加奈子「…………なぁ、京介」

京介「……なんだ」

加奈子「加奈子さ、桐乃のダチでいて汚されないでいれんのな?」

京介「えっ」

加奈子「えっ?」

京介「おまえ……アイツと絶交とかしねーのか?」

京介(あやせみたいに)

加奈子「あぁん?するわけねーじゃん!加奈子めっちゃイイ奴だし!」

京介「最後の台詞がなければおまえは最高に輝いていた」

加奈子「だいたいあやせとか2、3人ぐれー埋めてそーなヤバい奴だべ?ンなのとつるんでっから、ただの変態なんてまだ可愛いモン………」

京介「よせ!あやせの悪口は確実に死亡フラ……」

メールメルメルメルメルメルメー

加奈子「ん?メール?」ピッ

京介「グ……だ……」

高坂京介はわかっていた。
そのメールの差出人があやせだということを
そして、最悪加奈子の姿を見るのが今日で最後だということを

加奈子「ヒイィィィィィィィィィィィィイイイイイイイイイッ!?」

のどかなファミレスには不似合いなその悲鳴は、明日の空へと消えていった。



メルルイベント編、完

なんかめちゃくちゃな終わらせかただったけど許してくれ
この章の終わりかたは考えてなかったから適当になっちまった
やはり電子辞書は偉大だよ。
まぁ本音を言えばさっさとこの章終わらせて次行きたかっただけなんだけどね。


さて、明日から最終章、クリア・ノート編……じゃなくて『トーナメント編』をやります
途中大量に安価を取るんで(安価次第では結果=勝者が変わります)
贔屓のキャラを勝たすことができるよう、ふるって安価をお取りくださいな。
んじゃま、今夜はこれにて。

――桐乃は最初、俺の通っていた高校に進学する予定だったらしい。

――だが、海外の合宿にも呼ばれる程の陸上の実力を持った桐乃を特待生として呼ぶ高校はごまんとあった。

――桐乃はそのなかでも、俺の大学から徒歩10分程の場所に位置する高校を選んだのだ。

――で、必然的に家から高校まで2時間ぐらいかかるワケなため、利便上、あくまでも利便上!この家で寝泊まりしているワケである。

桐乃「お腹すいた」

――両親、特に親父は反対しなかったのかって?したさ、もちろん。

――そしたら桐乃のヤツ、秘技『泣き落とし』を使いやがった。

――コイツが女優としてテレビに出る日もそう遠くない気がしたね。

――結局、3時間の激闘の末、桐乃は俺の家で寝泊まりすることを許可された。

――もっとも、俺はそのことが決まった次の日に4時間程じっくりと釘を刺されたがな。

――初めてだったぜ、4時間ずっとツッコミをさせられたのは。

桐乃「ねぇ!ちょっと聞いてんの!?」バシッ!

京介「痛っ!?」

京介「なにすんだいきなり!?」

桐乃「おなかすいた」

京介「確か焼きそばパンがあったぞ」

桐乃「おなかすいた」

京介「だから焼きそば……」

桐乃「おなかすいた」

京介「焼き……」

桐乃「おなかすいた」

京介「………………」

桐乃「………………」

京介「へいへい作りゃいいんだろ!作りゃ!」

桐乃「最初からそう言えっての。あ、目玉焼きでよろしく」

京介「へいへい……」

そうなのである。

この妹様は料理ができない上に、部活で疲れたからという理由で家事のほとんどを俺に押し付けているのだ。

桐乃ファンの諸君、まさか「完全に夫婦じゃないですかやーだー」みたいな展開を予想してなかったか?

残念、そんなことは絶対にない。

もちろん寝るときも別々だし風呂に至っては言わずもがな。

四日に一回くらい起きたらアイツが俺の布団に潜り込んでいることはあるが、まぁきっと新しい家に慣れてないから寝ぼけて布団を間違えたんだろう。

しかし……コイツ……実の兄を召し使いか何かと勘違いしとるんじゃなかろうか。

何故今五時なのに、晩飯まで時間あるのに、焼きそばパンあるのに、わざわざ俺が目玉焼きを作ってやらにゃならんのだ。

一応家主だぞこれでも。

京介「ホラ、できたぞ」コトン

桐乃「いただき……ます……!」

少しは労えや。

あと何なんだ。その挑戦者のようなテンションは。

桐乃「……!くっ……これを越えないといけないなんて……!」

京介「黒猫みてーだなそのセリフ」

桐乃「あんな邪気眼電波台詞と一緒にすんな!」

京介「ならなんなんだよ、さっきからのテンションは」

桐乃「…………アンタは知らなくていい」

京介「そーかい」

ならこっちも自分の作業に戻らせてもらうとするか。

そう、レンタルしてきたBLEACHの読破になぁ!

京介「…………」

桐乃「…………」ハムハム

京介「…………!」

ここで剣八だと!?まさかの戦闘狂対決か!

ん?じゃあ何のためにネルは変身したんだ……?……まぁいいか。エロ可愛かったし。

え?隊長格まだいるの!?うわぉ、白哉来ちまったよ。え?卯ノ花さん?えっとこの人は確か戦闘系じゃなかったような……

桐乃「……なんでコイツ……アタシより料理ができるのよ……予想してた同居理想図が滅茶苦茶じゃん……」ボソッ

京介「!?なん……だと……!?」

桐乃(!ヤバっ!口に出ちゃった!?///)

桐乃「ああいやえーとね!こう、なんて言うかその……アタシとしても料理くらいは手伝ってあげたほうがいいかなー、なんて///」アセアセ

京介「嘘……だろ……!?」

桐乃「いや、さ、ほら……せっかく二人だけで生活してるわけじゃん?だからさ、アタシが……」

京介「やべぇ!マユリ様来ちゃったよ!てか髪の毛増えてるし!」

桐乃「アンタを迎……え……!?」

京介「 つかこの人が戦うとパッと見どっちが悪役がわかんなくなるよな……」

桐乃「死ねぃ!」バキッ!

京介「ぶるああっ!?」バタリ

――漫画を読んでいる人間は基本的に、人の話が聞こえてない場合が多いものである。

――――

京介「つーわけでだ、勘弁してほしいぜまったく……」

沙織『京介氏、もしや蹴られる直前にきりりん氏は何か言ってはござらんかったか?』

京介「ん?さぁな。漫画読んでたからよくわからん」

沙織『(これはおそらく大概の作品でおなじみのアンジャッシュ式会話のすれ違い……)』

沙織『拙者が思うに、おそらく蹴られたのは京介氏が原因でござるよ』

京介「どうしてそうなんだよ」

沙織『ズバリ!女の勘でござる!』

京介「そのメガネでズバリとか言うなよ……」

沙織『まぁまぁ、とにかく京介氏。たとえ二人きりだからといって間違いに及んでも避妊だけはしっかりと……』

京介「及ばねーよ!?」

沙織『はっはっは、それでは拙者はこれにて』

ブチッ、 ツーッ、ツーッ

京介「………………」

なにが悲しゅうて実妹と間違いを犯さにゃならんのだ。

そうさ、アイツは俺の妹。それ以上でもそれ以下でもねぇし、それ以外のなんでもねぇよ。

それなのにどいつもこいつも……。

この際はっきり言おう。リアル妹萌えは異常以外の何物でもない。断言してやるよ。

――――

ポキャッ

桐乃「あ、シャー芯折れた」

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