※このスレは咲の二次創作安価スレです
※もはや何個あるんだよ……な、京太郎視点です
※最強(麻雀でとは言ってない)の京太郎を目指して、日本各地の高校で雑用をします
※色々補正あり、エンディングはヒロインの数だけ
※鬱なし、ガチ修羅場なし、闘牌なし
※麻雀は基本、京太郎視点のみの個人戦ですよーぅ
※ギャルゲのみでやっていくもよし、麻雀を極めるもよし、すべては安価神とコンマ神のみぞ知る
※前スレやで
パート1
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389148459/)
パート2
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」春「……その2」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」春「……その2」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389379307/)
パート3
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」健夜「その3だよ!」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」健夜「その3だよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389595789/)
パート4
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」白望「その4……ダル……」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」白望「その4……ダル……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389877120/)
パート5
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」エイスリン「英)その5よ」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」エイスリン「英)その5よ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390314166/)
パート6
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」和「その6です」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」和「その6です」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390632320/)
パート7
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」穏乃「その7!だね!」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」穏乃「その7!だね!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390754937/)
安価の連続取得、連続スナイプはおk(なるべく非推奨)
複数選択安価の、同一IDによる複数取得は不可
踏み台+単独取得は可能
書き込みエラーは書き込まれている場合があるので、再書き込みの前に更新推奨
連続書き込み、上げ忘れなどへ、厳しいツッコミはあったかくな~い
煽りにならないよう、和やかに行きましょう
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390967836
スタートは9月。(現在11月第一週水曜終了、阿知賀)
基本ステータスは3つ。
・雀力スキル=咲世界での戦闘力
・執事スキル=炊事・洗濯・掃除・裁縫等の家事全般、教養や成績、さらには容姿に関わるスキル
・雑用スキル=麻雀関連の雑務、気遣い、買い物、データ管理、コミュ力に関わるスキル
※成功判定はコンマが、50+スキル数値÷10以内なら成功、オーバーなら失敗(普通)、ゾロ目で大成功。
※麻雀判定は別記載
◆基本的な流れ
・派遣先で一ヶ月過ごす
・一ヶ月の内訳は4週間、週7日、ただし使用するのは二週間分=平日12日+休日2日、+連休3日
・週開始時に、重視行動選択。行動に対応するスキルが毎日1上昇する。
(例:重視雀力→毎日1上昇×6、週末にさらに6追加)
・各日で選択可能な行動を選び、判定し、イチャイチャしたり鍛えたり
・7日が終わると、6日で成長した分と同じだけさらに成長、スキルポイントと女の子好感度
(技能経験値以外の、コンマ運で上げた分は除く ※例:ボーナス、遭遇判定好感度、おみくじ)
・連休 合宿or旅行or休日×3として使用可能
・そこからまた7日行動、終わると倍成長、日程終了
・オファーをチェックし、別の学校へ(安価多数決)
【※ 学校イベント予定】
テストは基本、5月二週、7月二週、10月四週、12月二週、3月二週。
白糸台と千里山と阿知賀は6月二週、9月二週、12月二週、3月二週。
テスト前週は通常行動の雀力行動不可。
5月一週月曜:体育祭
11月一週土日:学園祭 二年限定11月三週水木金:修学旅行
3月:卒業式
4月:入学式
【麻雀大会イベ】
10月一週休日:秋季地方大会予選
10月三週休日:秋季地方大会本選・ドラフト会議
3月一週休日:春季大会予選
3月四週:春季大会本選
6月一週休日:夏の全国予選(勝ち抜くと、6・8月は学校固定、7月は派遣可)
8月一週・二週:夏の全国大会
◆秋大会=地方大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
●予選:県代表選抜戦、四回判定戦×3試合、10月第一週の日曜。ちなみに次の行動は連休。
初戦はトップ、二回戦・三回戦は二位以上で通過。強さは50、100、150。
試合突破ごとに雀力+2、経験値+5。
●本選:○○地方最強決定戦、四回判定戦×3試合、10月第三週の日曜。終了後、移動イベントへ。
三試合の四回判定戦、初戦はトップ、二回戦は二位以上、ラストはトップで地方最強。
全国優勝には含まれない。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。
◆春大会=全国大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
●予選:四回判定戦×3試合、3月第一週休日。
すべてトップで勝ち抜け。強さは100、150、200。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。
●本選:四回判定戦×5試合、3月の第四週すべて。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは200、250、300、350、400。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、補正は上から順に+40、+80、+40、となる。ただし、最大50)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。
◆夏大会=全国大会(インハイ) ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
●予選:四回判定戦×3試合、6月第一週休日。突破すると6・8月がその学校で固定。
すべてトップで勝ち抜け。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。
●本選:四回判定戦×5試合、8月の第一週すべて。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは250、300、350、400、450。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、補正は上から順に+45、+85、+45、となる。ただし、最大50)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。
※大会ルールは予告して変更する可能性がございます。
●女子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
の6or7段階。嫌いになることは、あまりないはず。
出会ったときにコンマ判定、1桁数字+2桁数字。ゾロ目で+10、キリ番で+5。
77なら+20。00で+50。44で-40。
執事スキル÷20(切り捨て)に上記を補正。
●ルートについて
・基本的に女子からの告白のみでルート確定、ED分岐
▽そのまま3年終了までやる、そして強くて最初から
▽カップル成立アフターをちょい書き、そして二人は幸せなキスをして終了、強くて最初から
▽カップルになって終了、強くて最初から
・告白は月日程終了後、一定条件クリアで
▽条件:ときめき状態
デート一定回数
悩み等問題がある女子は、それを解決すること
等々。
・デートは大好きになってから、平日誘って休日のみ可能。10くらい好感度が上がるはず
・告白イベントが起きそうなときや、公式試合の前にはセーブ可能(公式戦は2回コンティニューできる)
・起きるか多数決、受けるか多数決を経て、恋人になります
・これが最終目標かも。ようするに>>1がどれだけ女子とのイチャラブ用意できるかが課題
血ではなく砂糖を吐くべし
●その他イベント
・期間延長
月日程終了後、多数決で同じ高校での活動に決まれば、期間延長として扱われる。
・転校
▽条件:ときめき状態の女子がその学校に二名以上
:雑用で大成功が一定回数以上
:雀力が全国レベル(300↑)
以上が満たされれば、ときめき女子からお願いされる。告白が起きる場合は、そちらが優先。
安価多数決で、転校するか否か決める。
◆休日について
●休日の利用(昼行動)
1 メンバーと買いだし(食事、買いだしでそれぞれイベント。執事、雑用、好感度判定)
2 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
3 デート(後述)
4 雀荘(希望するプロと遭遇、二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長)
5 その他(離れた人にプレゼントやお土産買ったり)
●デートの仕様
・大好き以上なら誘える
・平日夜に電話で誘う(大好き以上に電話すると、話題のところに出てくる)
・最寄りの休日に、出かけることになる
・告白条件のデート回数、に換算される
●デート内容
・デートスポット自由記入安価 → 移動
・>>1が必死に書く、好感度判定で好感度を稼ぐ、成功で5くらい?
・デートスポット安価再び → 移動
・>>1が必死に書く、上に同じ
●その他・お土産システム
予算は10000 お土産が1000~3000、プレゼントが4000~5000
1000円につき好感度+1、ただしお土産は3つまで、プレゼントは誕生日相手のみ
◆派遣について
●派遣タイミング
一ヶ月置きに、多数決安価で派遣先決定
現在の派遣校でも可能(永水 → 永水、でも大丈夫)
●現在の派遣可能校
0 清澄高校
1 宮守女子(※七ヶ月目以降はオファーなし)
2 白糸台高校
3 阿知賀女子学院
4 姫松高校
5 永水女子
6 龍門渕高校
7 千里山女子
8 新道寺女子
9 有珠山高等学校
10 臨海女子
※プロの付き人は未実装 実装後は派遣なし学校での仕事もあり
◆対局ルール
●和了判定
・コンマ+雀力÷10で勝負。持ち点は25000
・全国クラスの相手は300がデフォ。
・能力保持者はその補正あり
・コンマが奇数でツモorテンパイ、偶数でロンorノーテン(対象は補正処理後の最低値)
・判定一位と二位のコンマ差が3以内なら流局、コンマ差1以内がどこかにあっても流局
・ゾロ目なら無条件(流局除く)で和了確定、競合はプレイヤー優先
・最上級優先スキル>流局>ゾロ目≧スキル
※手加減について
手抜きで雀力が10分の1に。手加減で5分の1に。やや手加減で2分の1に。
●打点判定
・コンマ反転で下記通り
01~14 1000=300.500 1500=500all
15~24 1300=400.700 2000=700all
25~29 1600=400.800 2400=800all
30~39 2000=500.1000 3000=1000all
40~49 2600=700.1300 3900=1300all
50~54 3200=800.1600 4800=1600all
55~64 3900=1000.2000 5800=2000all
65~74 5200=1300.2600 7700=2600all
75~79 6400=1600.3200 9600=3200all
80~89 7700=2000.3900 11600=3900all
95~97・33・66・30・70 跳満
98・22・88・20・80 倍満
00・99・10・90 三倍
77・70 役満
●打点上昇判定
最終和了判定で、上がり主が逆転できない場合、コンマ安価
補正以内コンマで逆転手への手替わり成功
越えると失敗、流局
---------------------------------------------------
◆通常行動について
●通常行動選択は数字とアルファベットの組み合わせで選択
1雀力スキル行動 主に対局、雀荘ではプロに会える可能性も。スキル購入はこちら。
A対局 雀力1~3・好感度0~1
B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
C雀荘 雀力1~14
2執事スキル行動 勉強や部員のお世話
A差し入れ 執事1~3・好感度0~1
B掃除 執事1~3・雑用1
C勉強 執事1・好感度0~2
3雑用スキル行動 部活の雑用等、プロと出会える可能性はこちら。
A買い出し 雑用2~4・出会いor雑用2・好感度1~2
B牌譜整理 雑用2・雀力1・技能経験値+5
C会話 雑用1・好感度1・雀力1
●次に、人物選択があれば、記入安価を取る
●最後に、遭遇や成功の判定へ続く
●現在のステータス
雀力:22→223 レベル3 大成功(トップ)ボーナス+2
技能経験値:71
所持スキル
【ディメンジョンシュート】
補正後コンマにゾロ目があれば、和了可能に
【鼓動のリズム】
コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能
執事:237→381 レベル4 大成功ボーナス+3
雑用:231→298 レベル3 大成功ボーナス+2
●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
・宮永咲 ??→110(ときめき)
・片岡優希 15→17(友人)
・原村和 10→66(大好き)
・染井まこ 15→19(友人)
・竹井久 18→24(友人)
・宮永照 20→61(大好き)
・弘世菫 23→25(友人)
・渋谷尭深 23→26(好き)
・亦野誠子 25→28(好き)
・大星淡 26→32(好き)
・松実玄 35→41(好き)
・松実宥 27→38(好き)
・新子憧 37→39(好き)
・鷺森灼 32→35(好き)
・高鴨穏乃 25→27(好き)
・岡橋初瀬 37→37(好き)※エンドなし
・小瀬川白望 28→76(大好き)
・エイスリン 31→54(好き)
・鹿倉胡桃 20→37(好き)
・臼沢塞 25→46(好き)
・姉帯豊音 27→46(好き)
・神代小蒔 17→34(好き)
・狩宿巴 22→47(好き)
・滝見春 13→87(大好き)
・薄墨初美 36→62(大好き)
・石戸霞 28→67(大好き)
・石戸明星 34(好き)※エンドなし
・十曽湧 13(友人)※エンドなし
・藤原利仙 25→33(好き)※エンドなし
・戒能良子 22→28(好き)
・小鍛治健夜 69→82(大好き)
・瑞原はやり 30→39(好き)
・野依理沙 30→32(好き)
おめでとう、憧の胸はA~BからCへ成長した
20:00から
~11月第一週木曜
京太郎「松実館の朝は早い」
京太郎「5時にはとっくに仕事が始まっている、4時か4時半、そのくらいのこともザラだ」
玄「京太郎くん、なに言ってるの?」
京太郎「いえ、旅館の仕事っていう厳しさを実感してるとこで……」
玄「板長さんにいじめられたの?」
板長「ははは、お嬢さん、そいつはひでぇ。俺は行き場もなく野垂れ死にしそうなとこを、旦那さんに拾われたんだ」
板長「そのお嬢さんの客をいじめるわきゃねーでしょう、なぁ?」
京太郎「もちろんですよ、よくしていただいてます」
玄「ふぅ~む、なるほどなるほど、なるほどぉ~。じゃあAさんかな?」チラッ
A「京坊、言ってやれ」
京太郎「Aさんは無口ですけど、とても教え方が上手です」
玄「……なるほど、つまりBさんだね!」
B「ははは、ご冗談を。なぁ、京太郎」
京太郎「…………」
板長「…………」
A「…………」
B「!?」
玄「信じてたのに……」
B「!?」
京太郎「まぁ冗談ですけどね」
玄「知ってましたのだ!」
A「すまんな」
板長「京太郎が来ても、お前の立ち位置は変わらんなぁ、かっかっか」
B「めげるわ……」
>行動選択
1 旅館のこともしないとなぁ
2 さて、今日も板場で色々教わろう
安価↓2
>板場
執事判定
01~88 成功
89~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓1
>成功 執事+1
京太郎「ふぃー、お疲れさまでしたー。じゃあ俺、賄いと昼飯作ってきますね」
A「おう、頼んだぞ」
B「いやー、よう働くねえ、京太郎。やっぱ若ぇのは違うわ」
板長「おめーも俺らに比べりゃ、十分わけぇんだがなぁ。で、手伝いにはいかねえのかい」
B「いやー、板場の料理と弁当じゃ勝手が違うっつーか……手際で負けちまうんで」
A「いい修行になるな、行ってこい」
B「へいへいっと……おう京太郎、俺も行くぞ」
京太郎「マジすか、ありがとうございます!」
京太郎「さーて、完成したはいいけど……今日はどうしよう」
>対象選択
1 玄と
2 宥と
3 食べてすぐ学校
安価↓2
>宥と
京太郎「宥先輩、起きてますかー?」
宥「うん、大丈夫……」ウトウト
京太郎「じゃあこけないように、食卓へどうぞ……はい、座ってくださいね」
松実父「……京太郎くん、親の私が言うのもなんだが、甘やかしすぎじゃないかな?」
京太郎「えぇっ!? じゃ、じゃあ、こんな宥先輩を放っておいて、自由に食事させろっていうんですか……?」
松実父「いや、それ普通のことだよね?」
京太郎「で、でも、玄先輩はいつもこうしてるって……」
松実父「う、うむ、だからこそだよ。肉親でないからこそ、接し方は違うと思っていたんだが……」
宥「うぅ……ごめんね、朝は弱くって……」ブルブル
>返事選択
1 (人のお世話は)好きだから大丈夫です
2 宮守でもよくやってましたから
3 低血圧なら仕方ないです、頼ってください
安価↓2
京太郎「好きだから大丈夫ですよ」
宥「ふぇっ!?」ビビクンッ
松実父「……京太郎くん、少し来てもらえるかね。大事な話があるんだが」
京太郎「あ――ち、違いますよ!? 人のお世話がですっ、お世話するの好きなんで、だから大丈夫ってことで――」
宥「ふわぁぁぁぁぁ……」カァァァァッ プシュー ←聞こえてない
松実父「なぁに、すぐ済む話だよ。大丈夫、君のことは気に入っているんだ、これからは住み込みで働いてもらっても――」
松実父「っとと、詳しい話は事務所でしよう。契約書もすぐ作るからね。お、そうそう役場にも行かないとな」
松実父「ははっ、こいつは忙しくなるなぁ。宥、京太郎くんは昨今では珍しい、いい若者だ。しっかりと尽くすんだぞ?」
宥「ふぁうぅぅっ! う、うん、頑張ります!」
京太郎「誤解です……誤解なんです……お願い、誰か話を聞いて……」
京太郎「はぁ、なんとか話を聞いてもらえた……このままでは、松実館入り婿エンドになるとこだったよ……」
京太郎「……けど、宥先輩のおもちはご立派だし、あれだけ美人だし……」
京太郎「あれ、問題なかったんじゃないか?」
宥「そ、そんな風に言われると……恥ずかしい、よぉ……」カァァッ
京太郎「」
京太郎「き、聞いてましたか……?」
宥「うん、ちょっとだけ……そ、その……」ギュッ
宥「あ、あんまり見ないで、恥ずかしい、から……」モジモジ
京太郎(……身体を抱いて隠してるつもりなのだろうが……あれでは逆に、おもちが強調されているだけではないかね?)
松実父「やはり役場に行って――」
京太郎「急ぎましょう、宥先輩! 遅刻しちゃいますよ!」
・宥好感度+2
~お昼のガッコ
憧「んでー? 宥姉と結婚するってほんと?」
京太郎「ごっふぅぅぅっ! なっ、なんっ、なんだその話は唐突に!」
憧「玄がお父さんから聞いたって、宥姉に確認したら真っ赤になって否定したから、間違いないってさ」
京太郎「誤解だ! まだ決定してない!」
憧「ふーん、まだなんだ……じゃ、まだ決定してないけどってことで、和に教えてもいい?」ニヤニヤ
京太郎「ちょ、マジだぞ? マジでやめろよ? これフリじゃないからな?」
モブ子「これは本当にメールする流れですね、経験上わかります」
京太郎「てめぇは黙ってろぉおおおおおおおおお! 霞先輩にメールしたこと、忘れてねーぞ!」
憧「仕方ないなー。じゃあ飲み物買って来てよ、ポタージュスープ。それで許してあげるからさぁ」
京太郎「お安い御用だ! ちょっと待ってろ、すぐ作ってくるから!」ダッシュ
憧「……作って?」
モブ子「あかん、調理教室や」
京太郎「作ってきたぞ!」
憧「」
モブ子「……その間、わずか1分13秒である」
>移動選択
1 部室
2 中庭(温室)
3 屋上
4 教室
5 学食
安価↓2
>中庭、宥遭遇
京太郎「うーむ、やっぱりここはいいな、あったかいし……庭の手入れの勉強にもなる」
宥「でしょ~、私のお気に入りなんだ~」ポワー
京太郎「庭の手入れだけは、師匠が念入りにチェックしてたからなぁ……あれはキツかった、マジで、引くぐらい」
宥「そうなんだ~、ここはどうかな?」
京太郎「温室ですからね、外よりは手入れしやすいと思います。けどその分、管理が大変で――」
京太郎「あれ、有先輩? いつの間に……」
宥「ずっといたよ~。あ、でも最初は寝てたから、わからなかったのかもね」
京太郎「寝てたって……食べてすぐ寝ると、消化に悪いですよ?」
宥「う、うん、そうなんだけど……ここはあったかくて、つい……ふわぁぁぁ……」ネムネム
宥「ねえ、京太郎くんも寝ようよ……溜まってるんでしょ?」
京太郎「!? た、たた、溜まって……っ……ま、まぁ、その、忙しいですから、多少は……」
宥「そうだよねぇ、だったら……スッキリ、しよ?」
京太郎(ええええええええぇぇぇぇ!? まま、まさかの……いやでも、これは受け入れると、入り婿ルート確定で――)
宥「あったかい場所でお昼寝すれば、溜まった疲れもスッキリするよ~」ニコニコ
京太郎「ぁ――そう、ですよね……そんなうまい話、転がってないですよね……」
宥「??? どう、したのかなぁ……私と寝るの、嫌なの……?」ウルウル
京太郎「滅相もございません! で、では、その……ここのベンチに、座って寝ましょうか」
宥「うん、肩借りるねぇ……おやすみなさぁい……」ウトウト
――このあと、滅茶苦茶遅刻した(寝過ごして)
・宥好感度+1
~放課後
穏乃「あー、わかるわかる! あそこあったかいんだよねー、ポカポカしてて、つい居眠りしちゃう」
憧「だからって、五限まるまるサボっちゃう、普通?」
憧「しかも宥姉とって……本当に誤解で済ませる気あんのぉ?」ジロッ
京太郎「あ、あるっての……だから、こう……寝てる宥先輩を見ても、理性を総動員したと――」
憧「……さいってー。これだから男って……」
京太郎「やめて! そんな蔑んだ目で俺を見ないで!」
憧「っていうか、宥姉も無防備すぎるわよねー。そのあたり、お嬢さん育ちっていうか……もうちょい警戒心はいると思うのよ」
穏乃「えー? でも京太郎だよ? 心配ないでしょ、優しいし! ねっ?」
京太郎「はぁぁぁ……穏乃はいい子だなぁ、どっかの誰かとは違うなぁ」ナデナデ
穏乃「えー? えへへー、なんだかわかんないけど、褒められたー」ニパァッ
憧「……あー、もしもし、和ー? うん、私ー、ちょっと用事が――」
京太郎「私が悪ぅございましたっっっ、やめてぇぇえええぇぇっっ!」
京太郎「女は怖い、もう信じない……特に神社の娘さんは、絶対に……」
灼「あれなに?」
玄「わかりませんのだ! まったくもって!」
憧(やりすぎたかぁ……反省はんせい)テヘペロコツーン
京太郎「――って、忘れるとこだった。今日は松実館で手伝いの日じゃねーか!」
>相手選択
1 玄と帰る
2 宥と帰る
安価↓2
>宥と帰る
京太郎「…………」
宥「……ごめんね、お昼は私のせいで……」
京太郎「いえ、平気です。寝過ごしたのは一緒なので、どっちのせいでもないですよ」
京太郎(……そんなことより問題は、いまから帰って……また旦那さんに見られでもしたら!)
松実父「おや、帰りかい……ふぅ~む、ふむ……なるほどなるほど……」
京太郎「……って旦那さん!? なんでこんなとこに!」
松実父「いやぁ、寄り合いがあってねぇ。しかし二人は仲がいいな、うむ、結構けっこう」
宥「そ、そんなっ……普通だよぉ……」カァァッ
京太郎「だめ! 宥先輩、そのリアクションはらめぇっ!」
松実父「おっと、父さんちょっと役場に用事を思いだしたよ。二人は先に帰ってなさい。京太郎くん、板場は休んでいいから、宥の部屋でくつろいでなさい」
京太郎「よくないですよ!? 旦那さん、仮にも従業員にそんなこと――」
松実父「ははは、旦那さんなんて水臭い。お義父さんと呼んでくれても――」
京太郎「いい加減にしろ、おっさあああぁぁあんっっ!」
――このあと無茶苦茶怒られた(天丼)
・宥好感度+1
京太郎「……しばらく、板場からは離れないでおこう」
板長「おう、どうしたどうした、暗い顔してよぉ?」
京太郎「なんでもないっす……それより仕事を、どんどん仕事を回してくださいよ……」
A「なんだかよくわからんが、ものすごい迫力だな」
B「ま、いーじゃねーっすか。おう京太郎、仕込み始めっぞ!」
>執事判定
01~88 成功
89~00 普通
ゾロ目大成功
安価↓1
>成功 執事+2
京太郎「っしゃあ! こっち上がりです、これもう盛りつけていいですか!?」
B「そっちは頼んだ、あ、姐さん! これお願いします!」
A「板長、こっち終わりました。フォロー入ります」
板長「よっしゃ、追い込みかけるぞ! あと一息だ!」
京太郎「ふー、きっつい……けど、あとは土曜だけになるのか。そのあとはどうするかなぁ」
宥「あ、あの、京太郎くん……」
京太郎「はい、あ、宥先輩……お疲れさまです」
宥「ううん、私はなにも……京太郎くんこそ、お疲れさま」
京太郎「どうも。それで、なにか御用ですか?」
宥「うん、いまの……来週からのこと、お父さんから聞いてきて……伝言を」
京太郎「わかりました……あの、変なこと言われてませんよね?」
宥「た、たぶん……えっとね、ひとまずは今週だけっていうのが一つ」
宥「あとはね、朝のお手伝いは……入ってもらえると、食卓が賑わっていい、だってさ」
宥「気が向いたら、入ってくれると……お父さんも、喜ぶと思うの」
宥「玄ちゃんと……もちろん、私もね」
京太郎「……わかりました。ありがとうございます」
>宥好感度判定
01~92 成功
93~00 失敗
ゾロ目 大成功
安価↓1
>成功 宥好感度+1
京太郎「……ま、来週以降のことは、そのとき考えよう」
京太郎「しかし、夜は冷えるなー、家までが寂しいぜ」
>遭遇判定
5憧、7灼、9穏乃
0レジェンド、2初瀬
安価↓1 コンマ一桁
京太郎「……まーたあの小学生ズだ」
??「!? またあの金髪さんよ、走って!」
??「えっ、で、でも……あの人、阿知賀の生徒さんだってわかったんじゃ……」
??「阿知賀!? あ゙ご゙ぢ゙ゃ゙ん゙だ゙ア゙ア゙ァ゙゙ァ゙ア゙~~~~~」
京太郎「あ? お前ら、憧の知り合いなのか?」
??「は、はい、えっと……」チラッ
??「……憧ちゃんだけ? ほかに知ってる名前は?」
京太郎「えーっと……玄先輩、宥先輩、灼先輩、あとは穏乃かな。あ、先生だけどレジェンドも」
??「そのメンバーってことは……ひょっとして麻雀部ですか?」
??「悪い人じゃない!!!」
??「いや、その発想はどうだろ……まぁいいか、麻雀部の知り合いなら――」
凛「あたしは吉野山小6年、桐田凛」
京太郎(……なんだろう、小学生版憧って感じか)
春菜「わ、私は吉野山小6年、辰己春菜です」
京太郎(おお、ちゃんと帽子を取って挨拶できるとは……いい子っぽい)
ギバ子「ギバード桜子! 私も6年だよ!」
京太郎(元気な子だ、穏乃っぽい)
京太郎「これはご丁寧にどうも。俺は長野の清澄から来た、須賀京太郎。色々あって、いまは阿知賀女子に通ってる。麻雀部所属だ」
>初対面判定
凛↓1
春菜↓2
ギバ子↓3
>凛02、春菜37、ギバ子63
凛 19+0+2=21(友人)※エンドなし
春菜 19+3+7=29(好き)※エンドなし
ギバ子 19+6+3=28(好き)※エンドなし
凛「ふーん、まぁよろしく。変なかっこだけど」
春菜「え、そ、そうかなぁ……ちょっとかっこよくない?」
凛「うー、まぁイケメンっちゃそうだけど……なんで執事よってなるよね?」
京太郎「これは俺の師匠との絆だからな」キリッ
ギバ子「べん゙な゙びどだ゙ア゙ア゙ァ゙゙ァ゙ア゙~~~~~」
京太郎「……マドレーヌ食うか?」ポンッ
凛「どこから!?」
ギバ子「お゙い゙じい゙~~~~~、い゙い゙びどだ゙ア゙ア゙ァ゙゙ァ゙ア゙~~~~~」
春菜「しかもさっそく食べてる!? だ、大丈夫なの?」
ギバ子「すっごくおいしい!」モシャモシャ
京太郎「ほんっと穏乃そっくりだな、その反応。あいつもすげー勢いで食ってたぞ」
京太郎「まぁ……やっといて言うのもなんだけど、知らない相手からむやみに食い物もらうなよ?」
ギバ子「わかった!!!」
京太郎「よし、偉いな。んじゃ、暗いから気をつけて帰れよ」
春菜「は、はい、失礼します」ペッコリン
凛「まったねー。憧ちゃんたちによろしくー」フリフリ
ギバ子「ま゙だね゙~~~~~!!!」
京太郎(……いまさらだが、どうやって発音してるんだろう)
京太郎「さて、今日はなにするかな……」
>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇)
2 メールする(対象は一人~複数。一人は長くやり取り、好感度0~2成長。残りは1固定、ただし週末倍成長に含まれない)
3 散歩する(小中学生とは会えない)
安価↓2 ※人物は別途安価します
>電話
●所持連絡先(現在25、ショートメール4通)
・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染井まこ
・竹井久
・宮永照
・亦野誠子
・松実玄
・松実宥
・新子憧
・鷺森灼
・小瀬川白望
・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音
・薄墨初美
・滝見春
・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙
・戒能良子
・小鍛治健夜
・瑞原はやり
・野依理沙
・ハギヨシ
安価↓2 上記より一名
>シロ
京太郎「シロさん……元気にしてるかな」
京太郎「ほかの人たちは受験勉強中だろうし、シロさんから色々聞いておこう」
シロ『……もしもし、京太郎?』
京太郎「はい、お久しぶりです。いま大丈夫ですか?」
シロ『……いつでも平気だよ、京太郎の電話なら』
京太郎「ありがとうございます、そう言ってもらえると嬉しいですね」
シロ『まぁ……うん、事実だし……それで、どうしたの?』
>返事選択
1 ちゃんと家事してますか?
2 皆さんの近況が気になって
3 シロさんのことが気になって
安価↓2
京太郎「いや、ちゃんと家事出来てるかなーって思いまして」
シロ『なにそれ、失礼……してるよ、真面目に』
京太郎「本当ですかっ!?」
シロ『……本当に失礼だなぁ、京太郎は』
京太郎「すみません、普通に驚いたっていうか……でも、そうですか……」
>返事選択
1 もう、俺は必要ないみたいですね
2 一人立ちされると、寂しいですね
3 次に行くときは、俺がやっていいですか?
安価↓2
京太郎「一人立ちされちゃったみたいで、寂しいですね」
シロ『……あのね、京太郎』
京太郎「はい?」
シロ『私は、京太郎の先輩……一人立ちっておかしいでしょ?』
京太郎「そうなんですけど、やっぱり……俺にとってのシロさんは、こう……」
京太郎「放っておけないっていうか、すごくお世話したくなる人でしたから……」
京太郎「俺の世話焼きもいらなくなるかなって思うと、嬉しい反面寂しいですよ」
シロ『……いらないなんて言ってないでしょ。京太郎が来たら、また頼るから』
シロ『あ……だけど』
京太郎「なんですか?」
シロ『教えてくれた味噌汁は、毎日作ってるよ。それだけは、ちゃんと飲ませてあげる』
シロ『毎日でも飲ませてあげるからね』
>返事選択
1 はい、毎朝シロさんのお味噌汁飲ませてください
2 俺だって、シロさんのために作ってあげたいです
3 ほかのオカズは覚えましたか?
安価↓2
京太郎「俺だって、シロさんのために作ってあげたいですよ」
シロ『……ん、わかった。なら交代で作ろう』
京太郎「はい」
シロ『……ちゃんと帰ってくるんだよ?』
京太郎「そうなれば、ですけど……」
シロ『わかってる。でもそこは、必ずっていうところじゃない?』
京太郎「……すみません。じゃあ必ず」
シロ『よろしい』
シロ『……ごめん、そういうつもりじゃなかったのにね』
シロ『京太郎と話すと、やっぱり帰ってきてほしいって思うみたい』
京太郎「……ありがとうございます、嬉しいです」
シロ『うん。また会おうね、絶対……みんなも元気にしてるけど、会いたがってるから』
シロ『たまには連絡してあげてよ』
京太郎「はい、そうします」
シロ『うん……じゃあ、おやすみ』
京太郎「おやすみなさい」
・シロ好感度+2
~11月第一週木曜、終了
~11月第一週金曜
京太郎「……松実館の朝は――」
玄「ネタがないからって、同じのはだめだよ?」
京太郎「いや、けど本当に早いんですよ。玄先輩、すごいですよね……」
玄「小っちゃい頃から慣れてるからね!」
板長「かわいかったもんだぜ、あの頃のお嬢さんはよぉ」
玄「ふぇっ! や、やめてくださいよ!」
板長「背はちっちぇえのによぉ、自分よりでけぇホウキ持って、必死に掃き掃除してるわけだよ」
玄「ふあぁぁぁぁ~~~~~~っっ!」
京太郎「……なんすかそれ、写真とか動画残ってないんですか!」
板長「そりゃおめえ、旦那さんなら持ってるだろうよ。案外……というか見たまんま親馬鹿だからな、喜んで見せてくれるだろうよ」
京太郎「すみません、用事できたんで行ってきていいですか?」
玄「だ、だ、だめぇぇぇぇ~~~~~っっ!」カァァァァッ
A「ちなみにいまのお嬢さんは」
B「かわいいではなく、お綺麗です」
京太郎「まぁかわいいも残ってますけどね」
玄「も、もう、やめてほしいですのだっ……////////」
>行動選択
1 雑用だって頑張りますよ、猿渡さん!
2 板場についたぞ!
安価↓2
>雑用判定
01~79 成功
80~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓2
>成功 雑用+1
京太郎「……っと、これで搬入とゴミだし、リネン発注も終わりですね」
仲居1「ありがとー、手際いいねぇ、京くんは」
京太郎「いえいえ、そんな……姐さん方に比べればまるで素人で」
仲居2「そんなことないわよぉ。それにいい男だし、私があと二十年若ければねえ」
京太郎「二十年も若かったら、姐さん小学生くらいじゃないですか? 俺が犯罪者になっちゃいますよ」
仲居2「まぁ、お上手なんだから!」
仲居1「ほーんと、お嬢さんのお手付きじゃなかったら、放っておかないのに」
京太郎「ははは、そんな……おっと、そろそろ賄いの手伝いに行きますので、失礼します!」
京太郎「――ふぅ、終わった。しかしあれですよねぇ……」
B「あー? 結構な出来だろ、なにか不服か?」
京太郎「汁モノって、弁当にできないですかね……持っていきたいんですけど」
B「そういう弁当箱もあったなぁ、たしか……学生がやってんのは、まず見ねーけど」
京太郎「ですよね……やっぱ調理室で作るしかないか」ハァ
B「お前あれだな、色々やりたい放題だな」
>朝食はどうする
1 玄と食べる
2 宥と食べる
3 スタッフさんと食べてさっさと学校
安価↓2
>玄と
玄「おー、今日もおいしそうだねぇ、京太郎くん!」
京太郎「材料がいいんですよ、料理のし甲斐があるって、俺もBさんも頑張ってますから」
玄「だねぇ、食材と業者さんに感謝しなきゃ。それじゃ、いただきましょう!」パンッ
京太郎「いただきます!」
玄「もぐもぐ、むぐむぐ」ムシャムシャ
京太郎(……玄先輩はよく噛んで食べるなぁ、俺も見習わないと)
玄「どうかしたの?」キョトン
京太郎「いえ、おいしそうに食べてくれるんで、嬉しいなぁと」
玄「おいしいものを食べると自然に笑顔になるっていうからね」
玄「おいしそうじゃなく、おいしいから、そう見えるんだよ、きっと」ムシャムシャ
京太郎「ありがとうございます」
玄「この卵焼きなんて、立派だよねぇ……綺麗な黄色に、ほんのり焦げ目。どうやって焼いてるのか、教えてくれるかなぁ?」ズイッ
京太郎「いいですよ、これは――」ハッ
京太郎(玄さんの唇に、ご飯粒が……)
>行動選択
1 自然な動きでヒョイパク
2 指摘する
3 取ってから――
安価↓2
京太郎「ちょっと失礼します――」
玄「ふぇ?」
京太郎「はい、取れました」ヒョイ
玄「わわ、ごめんね。ありが――」
京太郎「いえいえ」パクッ
玄「!?」
京太郎「? あっ……」
玄「~~~~~~~~っっっ///」カァァァァッッ
京太郎「す、すす、すみません、ついっ!」
玄「いやいやいや、そんな、そのっ……こちらこそごめんなさい!」
京太郎「いえいえいえ、謝られるようなことでは! むしろご馳走さまというべきか、なんと申しましょうか!」
玄「そんなそんな! 私のくく、口に、ついたお米なんて――はっ、それだとお米さんに失礼だよね!」
京太郎「まさかそんな! 玄さんの唇につけるなんて、その米は世界一幸せな米粒ですよ! 俺が代わりたいくらいです!」
玄「~~~~~~~~っっっ!!」ボシュゥッ
京太郎「」
玄「あっ、うっ……あぅっ、あうぅぅぅぅぅぅっっ!」
松実父「――言っておくけど、一人しかやらんからね? ちゃんと選びなさいよ?」
京太郎「誤解なんですぅぅぅううううぅぅぅっっっ!」
・玄好感度+1
~お昼
京太郎「おーい、持ってきたぞー。お椀も借りてきたから、飲みたい人は挙手お願いしまーす」
ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ……
京太郎「よぉし、全員だな。じゃ、取りに来てー」
憧「……なっつかし。吉野山小の給食思いだすわー」
モブ子「もはや誰も突っ込み入れないまでに、調理実習での傍若無人を受け入れているのか……」
憧「なんかねー、綺麗に片づけて使用前より綺麗になるからって、先生が歓迎してるっぽい」
モブ子「マジで」
憧「わりとマジで」
憧「味噌汁作るだけで、そうまで全力しなくても……あ、おいしっ」ズズッ
モブ子「その味噌汁か! それがお前をBからCに盛り上げた要因なのか!」
憧「今日食べ始めたとこでしょ……っっ!? っていうかなんで知ってんのよ!」バッ
モブ子「新しいの買ってるとこ、見たし」
憧「~~~~~~っ、そ、そういうことあいつに言わないでよ、絶対!」
京太郎「え? なんだって?」
憧「いまのタイミング聞こえてて言ってるでしょ! ヘンタイ!」ビシィッ
京太郎「なんも聞いてねーよ、理不尽な!」
>移動選択
1 部室
2 中庭(温室)
3 屋上
4 教室
5 学食
安価↓2
>部室、憧遭遇
京太郎「くそぉ、なんだって俺がこんな目に……」
憧「あ、あんたがヤラシー目で見るからでしょ、ヘンタイ!」
京太郎「だから見てねーって……はぁ、もうやめようぜ」
憧「そうよね。その言い争いでハルエに注意されて、なんでか部室の片づけ押しつけられたんだもん……」
憧「あれ? けどあんた、そういうの好きなんじゃないの?」
京太郎「掃除は好きだ、片づけるのも心が休まる。だがレジェンドの命令というのは納得いかん」
憧「それフツーにハルエに失礼だからね」
京太郎「いや、俺もそれなりに尊敬はしてるぞ? すげーとは思ってるし……」
憧「ま、気持ちはわかるけどねー……ん、こんなもんじゃない?」
京太郎「だな。っていうかこれ、いつからある雑誌だよ……持ち主わかんねーから、俺も放置してたんだけどさ」
憧「10年前くらいでしょ、ハルエとかお姉ちゃんの代の……」
京太郎「ほう、憧に姉ちゃんがいるとは知らなかったな」
憧「あ、やばっ……余計なこと考えないでよね。人の家に見に来るとか、絶対やめてよ!」
京太郎「なんも言ってねーだろ……っていうかそれフリか、フリなのか?」
憧「ガチで言ってんの! 日誌見ただけで騒ぐお姉ちゃんが、あんた見たらどう騒ぎ立てるか……」ブツブツ
京太郎「あ? なんだって?」
憧「そのネタはもういいから! もー、とっととこれ、捨ててきてよ……おっ?」グラッ
京太郎「っっ――」ガシッ
憧「きゃっっ! あ……ごめん、ありがと」
京太郎「いや、別に……ケガねーか?」
憧「う、うん……」
京太郎「なら、いいけど……」
憧(……やば、やばやばやばっ……すっごい密着されてるっ……っていか、胸! お、押し当たってない!?)
京太郎(……憧が立ってくれねーと、俺動けないんだけど……)
ガチャッ
晴絵「おいーっす、どうかな若人。片づけは済んだ――」
憧「」
京太郎「」
晴絵「……あー、もしもし望? いまねー、部室ですっごいことが――」
憧「やめなさいよおおぉぉぉぉおおおおっっっっ!!!!!」
京太郎「どうだ、俺の気持ちがわかったか憧ぉぉっ!」
憧「あんたも止めなさいよおぉぉぉぉっっ! バカぁぁぁぁぁっっっっ!」
・憧好感度+1
~放課後
憧「――うんうん、それでー……あ、じゃあそっちはー」
京太郎(露骨に避けられてる……)
穏乃「どうしたの、またケンカ?」
京太郎「いや、部室で抱き合ってたらレジェンドに見られて――」
憧「言いふらすなアホおぉぉぉぉぉっっ!」
京太郎「――とまぁ、このようにケンカではない」
穏乃「なぁんだ、よかったよかった!」
京太郎「じゃあ俺、部活行くから……ま、なんかあったら声かけるわ。準備頑張れよ」
穏乃「うん、ありがとー!」フリフリ
憧「あたは隣のクラスでしょ!」
京太郎「穏乃ははよ、クラス戻れよー」
穏乃「うん! また差し入れ持ってきてねー!」ブンブン
京太郎「ま、差し入れもいいんだけど、ほかにできることだってあるよなぁ」
>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください
1雀力スキル行動 主に対局、雀荘ではプロに会える可能性も。スキル購入はこちら。
A対局 雀力1~3・好感度0~1
B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
2執事スキル行動 勉強や部員のお世話
A差し入れ 執事1~3・好感度0~1
B掃除 執事1~3・雑用1
C勉強 執事1・好感度0~2
3雑用スキル行動 部活の雑用等、プロと出会える可能性はこちら。
A買い出し 雑用2~4・出会いor雑用2・好感度1~2
B牌譜整理 雑用2・雀力1・技能経験値+5
C会話 雑用1・好感度1・雀力1
※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください
安価↓2 ※人物指定は、後に別安価
京太郎「作業中に呼びだすのもなんだけど、人がいないうちに指導頼んどいたほうがいいかな」
>人物選択
安価↓2 晴絵・灼・憧・健夜以外の知り合いプロから選択、一名
>灼
京太郎「――すいません、忙しいところ」
灼「別にい……まぁ、明日本番だし、もうだいたい作業終わってるから……」 ※忘れてた、学園祭土日だった
京太郎「それならよかったです。じゃあお願いしていいですか?」
灼「ん、了解……っていっても、私もそれなりに牌の偏りあるほうだから……うまく教えられないかも」
>雀力判定
01~72 成功
73~00 失敗
ゾロ目 大成功
安価↓2
>成功
京太郎「――こういうことですか? で、このパターンだと、こっちに……」
灼「うん、私ならそう。まぁ、相手によって変えると、読まれないでいいかも」
京太郎「ふぅー、ありがとうございました」
灼「いや、いい……てか、少し驚いてる。初心者だって聞いてたけど、そこそこ打ててるよね」
京太郎「まぁ、二ヶ月ありましたからね。色々な人に教えてもらいましたし」
灼「――その二ヶ月以上いた清澄では、どうだったの?」
京太郎「……誤解してほしくないんですけど、強制されてたってことはないです。ただ、適材適所だっただけで――」
灼「麻雀は打ててたか、打ててなかったか。それだけ教えてくれればいい」
京太郎「……四月と、五月の途中くらいまでは……」
灼「そう……なら、ここではもっと打とう。時間がある限り、いくらでもね」
京太郎「……ありがとうございます」
灼「古巣を悪く言うつもりはないから……気に障ったなら謝る、ごめ……」
京太郎「平気です。人がそう思うのは当然だって、思ってますから。でも、部長にも理由はあったんだって、信じてますので」
灼「いい子だね、京太郎は」ナデナデ
京太郎「俺は子供ですか」
・雀力+3
・灼好感度+1
・技能経験値+10
穏乃「はぁー! 明日は本番だねー、頑張ろう!」
憧「あぁー、つっかれたー」
京太郎「お疲れー、とりあえずお茶だぞ」トン
憧「サンキュー。あ、明日のお菓子、大丈夫?」
京太郎「おう、余裕で。材料も調理室に、印つけて保存してるからな。まぁ使われても、すぐに調達するから心配すんな」
穏乃「ねっ、ねっ、私も行くからね! お菓子サービスしてよっ、1.5倍くらいで!」
灼「2倍じゃなくて大丈夫?」
穏乃「あはは! ひっどいなぁ、灼さん!」
憧「珍しいわねー、灼がそんな冗談言うのって……なんかいいことでもあった?」
灼「ううん、別に?」
憧「……そういや、京太郎と二人だったのよね……あーやーしーいー」ニヤニヤ
灼「わずらわし……」
玄「お待たせー、さぁ、部活も頑張ろう!」
宥「はぁ……部室、あったかぁい……」ポワー
京太郎「お二人もどうぞ、紅茶です。お疲れさまでした」
>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください
1雀力スキル行動 主に対局、雀荘ではプロに会える可能性も。スキル購入はこちら。
A対局 雀力1~3・好感度0~1
B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
2執事スキル行動 勉強や部員のお世話
A差し入れ 執事1~3・好感度0~1
B掃除 執事1~3・雑用1
C勉強 執事1・好感度0~2
3雑用スキル行動 部活の雑用等、プロと出会える可能性はこちら。
A買い出し 雑用2~4・出会いor雑用2・好感度1~2
B牌譜整理 雑用2・雀力1・技能経験値+5
C会話 雑用1・好感度1・雀力1
※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください
安価↓2 ※人物指定は、後に別安価
>買いだし
京太郎「さて、それじゃちょっと出てくるかな……自動卓の部品とか、茶葉とか色々切れかけだし」
京太郎「そういや、買っとくものがるか聞いといたほうがいいかな?」
>番号選択
1 今日は大丈夫だろう
2 長野だったら聞かないとひどい目にあったからな……聞いとこう(戒め
安価↓2
>誰に聞く?
安価↓2 レギュラーから
>玄
京太郎「あ、玄先輩、お手隙ですか?」
玄「うん、みんなが打ってるからね。なにかご用?」
京太郎「買いだしに行くんで、欲しいものがあれば言ってください。ついでなので」
>玄好感度判定
01~92 成功
93~00 失敗
ゾロ目も通常成功
安価↓2
>成功
玄「ううん、特に――あっ」
京太郎「なにかありましたか?」
玄「え……う、ううん! なにもないよ、大丈夫!」
京太郎「本当ですか?」ジー
玄「う、うん……」
京太郎「本当に?」ジー
玄「うぅ……ほ、本当だよぉ……」
京太郎「……嘘ですね」
玄「ふえぇっ! ご、ごめんなさい……その、クラスの出し物用のお買い物があって……」
玄「私が買って、明日持ってくることになってるんだけど……できたら今日のうちに、学校に置いておきたかったなぁって」
玄「で、でも重いし! 私が帰りに寄るから大丈夫だよ!」
京太郎「……重い物を、女性に運ばせるわけないでしょう。いいです、俺が行ってきますから。メモとかありますか?」
玄「うぅ、ごめんねぇ……」
京太郎「こういうときは、別の言葉のほうがいいですね」
玄「……うん、ありがとう、京太郎くん!」ニコッ
京太郎「はい、では行ってきます」
・雑用+2
・玄好感度+2
京太郎「特に重くもなかったけど……やっぱり女子には重いもんなのかな」
京太郎「たしかに、片手で担いで帰ったら、玄先輩のクラスメートに驚かれたけど……まぁ男子学生なら普通だよな、うん」
憧「ブツブツ言ってないで、帰る準備しなよー? もう下校時刻だし」
京太郎「なにぃっ!? くっ……いつもより買いだしに時間が……だが次からは、そうならねえぜ?」
京太郎「なぜなら、道を覚えたからな! 店内の配置も把握したし、もう完璧だ!」
憧「はいはい、わかったからさっさと出た出た。灼ー、鍵お願いねー」
灼「手慣れてる感……」
宥「クラスメートだもん、仲良いよねぇ~」アッタカーイ
穏乃「うぅ~、私ももっと仲良くしたいなぁ~、憧だけずるい!」
憧「はぁっ? 別にあたしはそんな、仲良いとかないから、ほんとに!」
玄「顔真っ赤だよ、憧ちゃん?」ニヨニヨ
憧「し、知らんしっ」
京太郎「おお、あれだな、あの人……三尋木プロだっけ、着物の」
玄「そうだねー。私のドラゴンロードも、あの人が名づけてくれたんだよ~」
灼「はいはい、雑談は帰りにやってね」
>遭遇・会話判定
1玄、3宥、5憧、7灼、9穏乃
2初瀬
安価↓1 コンマ一桁
>ゾロ目 ??遭遇
京太郎「んー? 見かけない子が結構いるような……」
憧「ちょっと、舐め回すように見ないでよ、やらしーわね」
穏乃「あぁ、中等部の子たちだね。学園祭は一緒にやるから、ちょっと遅くまで残ってるんだ!」
??「あ……シズちゃん、憧ちゃん!」タタッ
京太郎「おい、呼ばれてるぞ」
憧「えー? お、綾じゃん! おっひさー」ハイタッチ
穏乃「うはー、久しぶり! そっか、阿知賀中にしたんだよね、綾も!」
綾「うん、そうなの――あっ、そ、そうなんです」
憧「別にいいわよ、敬語なんて。私もそんな感じだし」
穏乃「憧は距離が近いほど、馴れ馴れしくなるもんね~」
憧「馴れ馴れしいって……気さくとか、フレンドリーって言いなさいよ」
綾「あはっ、やっぱり仲良いね、憧ちゃんとシズちゃん。中学は違っても」
憧「まぁね、小学校からの積み重ねもあったしさ」
穏乃「……そっか、綾はよし子とか桜子たちと……」
綾「うん、よし子は阿太峯に、桜子とかひなはまだ吉野小で……」シュン
憧「大丈夫よ、高校で一緒になるチャンスもあるんだし、連絡さえ途切れなきゃ……いつかはね」ニコッ
穏乃「そうそう、私たちみたいにね! なれるよ、絶対!」
綾「そっか……うん、そうだよね! ありがとう、憧ちゃん! シズちゃん!」
京太郎(……置いてけぼりだ。帰っていいかな)ポツーン
綾「えっと、その……ところで、そちらの……し、執事さん? は――」
憧「これ? 長野から来た派遣執事、うちのクラスなの」
穏乃「須賀京太郎っていうんだよ! ほら京太郎、自己紹介!」
>返事選択
1 お初にお目にかかります、お嬢さま
2 はじめまして、須賀京太郎です
3 綾ちゃんだっけ、よろしく
安価↓2
京太郎「はじめまして、須賀京太郎です。長野の高校に通ってるんだけど、まぁ色々あって、いまはこっちに通ってるんだ」
京太郎「言われたように、憧のクラスメート。執事の服なのは……制服の代わりってとこだな」
京太郎「で、二人と同じ麻雀部所属……これくらいか?」
憧「あらためて聞くと、ワケわかんないわね、あんたの来歴って」
京太郎「うるせーっての。まぁそういうわけだから、顔合わせたらよろしく、お嬢さん」
>初対面判定
安価↓1
>コンマ83 会話選択ボーナス+1
19+8+3+1=31(好き)
綾「お、おじょ――は、はい、よろしくお願いします!」カァァッ
綾「えっと、わたしは……志崎綾と申します、阿知賀学園中等部、一年です……」
京太郎「三つ下かー、初々しくていいな」
綾「と、とんでも、ありませんっ……」
憧「……ロリコン」ボソッ
京太郎「三つ下ならセーフだろ! っていうかそういう意味ねーから!」
綾「……あれ、須賀、京太郎さん……ですか?」
京太郎「ああ、そうだけど?」
綾「えっと、それじゃ……ギバード桜子は、ご存知ですよね?」
京太郎「ギバ……ああ! 知ってる、この前会った、あの……穏乃みたいな――」
憧「ブフッッ! くっ、ふふっ、たしかに、雰囲気がっ……くくっ、あはははははっ!」
穏乃「えーっ、私のほうが大人っぽいし、落ち着いてるでしょっ?」
京太郎「あー……うん、そだな(ってことにしとこう)」
穏乃「へへー、やっぱり京太郎はわかってるぅ♪」
綾「その桜子と、あと……凛、春菜から、ちょっと聞いてまして……」
綾「言ってたみたいに、変な格好だけどかっこいいですね!」
京太郎「へ?」
綾「~~~~~~~~っっ! す、すみません、なんでもないですっ!」カァァァァッッ
綾「ででで、ではわたしはこれでっ、あの……失礼しましたぁぁぁっっ!」ダッシュ
穏乃「あっ、ちょっと綾ぁっ!?」
憧「あーあ、言っちゃった……あんたのせいよ、このロリコン」
京太郎「理不尽!?」
京太郎「まぁ――けどあれだな、初対面でかっこいいって言われるのは悪い気しねーよな」ニマニマ
憧「……やっぱり」
穏乃「ロリ……そ、そんなことないよね、京太郎!」
京太郎「違うよ! 変な誤解すんなよ!」
・綾と知り合いました
京太郎「小6に中一、なぜか年下と知り合う機会が多いな」
京太郎「これは、もしかしてもっと増えたりする? なーんて、ンなわけねーか」
>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇)
2 メールする(対象は一人~複数。一人は長くやり取り、好感度0~2成長。残りは1固定、ただし週末倍成長に含まれない)
3 散歩(ランダム遭遇、高校生以上)
安価↓2 ※人物は別途安価します
>散歩
京太郎「ちょっと出歩いてみるか……近くにコンビニもあったし、久々に中華まんでも食いたい気分だ」
京太郎「んー、この時間だとさすがに人もいないか……さて、と」
>遭遇判定
1玄、3宥、5憧、7灼、9穏乃
0レジェンド、2初瀬
それ以外はコンマ次第、ハズレあり
安価↓1
>宥遭遇
京太郎「……っっ!? ゆ、宥先輩!?」
宥「えっ? あ、きょ、京太郎くん!」
京太郎「どうしたんですか、こんな遅くに! しかもそんな――あ、厚着ですね……」
宥「う、うん、寒いから……」ブルブル
京太郎「まぁ夜中ですからね。っていうか、どうしたんです。その寒い中を――」
宥「え……えっと、ね……ううん、な、なんでもないのっ……それじゃ!」
>行動選択
1 見送る
2 捕まえる
安価↓2
>捕獲
京太郎「はいストップです。なにも言わないのはいいですけど、一人では帰らせません。お送りしますから」
宥「ふにゅう……ご、ごめんなさぁい……」ウルウル
京太郎「いえ、怒ってるわけでは……ともかく、先輩も買い物に来たんですよね?」
宥「うん、そうだけど――はっ! ううん、違うよ!」
京太郎(誤魔化し方が玄さんそっくりだ……さすが姉妹)
京太郎「……じゃあ、俺の買い物に付き合っていただけますか?」
宥「えっと、うん……そ、それはいいんだけど……京太郎くんは、いいの?」
京太郎「なにがですか?」
宥「だ、だって……///」カァァッ
宥「その、ね……クラスのお友達が言ってたんだけどね……」
京太郎「はい」
宥「お、男の子が、夜中にコンビニに行くのは……えっと、あの……そういう、のを……か、買おうって……」
宥「~~~~~~~~~~っっっ/// う、ううん、やっぱりなんでもない!」
京太郎「」
>返事選択
1 ままままま、まさかぁ! かか、買いませんよ、そんなもの!
2 中華まんです、急に食べたくなって
3 誰ですか、宥先輩にそんな有害情報教え込んだのは
安価↓2
京太郎「ままままま、まさかぁ! かか、買いませんよ、そんなもの!」
宥「……そうだよね。ごめんね、邪魔しちゃって」ジトー
京太郎「えっ……あ、あの、冗談ですよ? 本当にそういうの――その、学生に相応しくないものとか買いませんよ?」
宥「……大丈夫、信じてるよ」ジトー
京太郎(……絶対疑ってるよ。見ろよあの目、まるで養豚場にならぶ豚を見る目だ……可哀想だけど、明日には肉屋に並んでるのねって感じの、冷たい目をしてやがる……)
京太郎(あんな冷たい目で、宥先輩は寒くないのかな。やべえ、俺はなんか逆に、ホットになってきたような……)
宥「……じゃあ、私もう帰るね。大丈夫、誰にも言わないから」
京太郎「やっぱり疑ってるじゃないですか! 違います! 誤解です! 本当に違うんです!」
京太郎「ちょっと小腹が空いたのと、あと急に食べたくなったんで、中華まん買いに来たんですよ!」
宥「――っっ!」
京太郎「ほ、ほら、ちょうど着きましたし、買ってきますから! あ、そうだ――」
京太郎「よかったら、宥先輩もいかがですか? 俺奢りますから、ね?」
宥「あっ……う、ううん、いらない……夜に食べると、その……お肉、ついちゃうから……」ギュゥッ
京太郎(いいじゃないですか、実に結構じゃないですか。お肉もおもちも、存分についてくださいよ!)キリッ
宥「……また、なにか変なこと考えてる……?」
京太郎「まったくもって! さーて、中華まんはあるかなーっと。すいませーん、中華まんを――」
>行動選択
1 一つください
2 二つください
3 三つください
安価↓2
京太郎「3つください!」
店員「シャーセシャシャッシャッセー アリャーッシャシター マッシーシャッセー」
京太郎「……なんて言ってたんだ、まぁいいか」
京太郎「お待たせしました、宥先輩。どうぞ!」
宥「ふぇっ、わ、私は、別に……」
京太郎「受験勉強のお供に、中華まんは最適ですよ。おっ、熱々だ」ハフハフ
宥「――っっ! や、やっぱり、わかっちゃった……かなぁ」
京太郎「別に恥ずかしがることじゃないですよ、中華まんは男女問わず学生の味方です」
京太郎「――玄先輩にも、食べたら早く寝るように言ってあげてくださいね。いつも旅館のお仕事、頑張ってるんですから」
宥「あ……ふふっ、ありがとう、京太郎くん」
宥「どうしてわかっちゃったのかなぁ、そこまで」
京太郎「そりゃわかりますよ。寒がりの宥先輩が、夜中に一人で出歩くなんて――」
京太郎「妹さんのためって決まってます。妹想いのお姉さんですから」
宥「ううん、私はそんな……いつも玄ちゃんに甘えてばっかりだから」
京太郎「ま、いいじゃないですか。姉妹なんですから、甘えたり甘えられたり、支えたり支えられたり、頼ったり頼られたり――」
京太郎「玄さんも、それを望んでるんじゃないですか?」
宥「……だったら、いいなぁ。あったか~いもんね」
宥「この肉まんみたいに……それと京太郎くんの思いやりみたいに……」パクッ
宥「……うん、あったか~い」ホワァッ
京太郎「よかったです。あったかいうちに食べちゃいましょうね」
・宥好感度+4
~11月第一週金曜、終了
次回は第一週土曜、阿知賀女子学院学園祭編
【11月第一週金曜】
ひとまず、俺の旅館修業は今日までとなる。正確には、明日の朝、明後日の朝もだが、それはひとまず置いておこう。
明日は学園祭、まずはクラスの出し物だ。そして明後日が麻雀部の出し物――旅館での修業を、しっかりアピールしたい。
そういえば、今日は灼先輩にご指導いただいた。さすがレジェンドの愛弟子、実にわかりやすい。
そのとき、少し込み入った話を聞かれたが、あの人はとても理知的な人だった。
わかっていただけてなによりだと思う。
その後、久しぶりの買いだしに行ってみたが、専門店への道が曖昧だったこともあり、やや時間がかかる。
いや、言い訳はよくないな。今後の反省にしよう。
しかしここはいい街だと思う、治安もいいし。
ただ、そのせいか小中学生が、暗くなってからも出歩いているように思う。
夜遊び、というわけでもないから、誰かに家で遊んでいて、夢中になってしまったというところだろう。
近くの大人が、警戒してあげればいいな。あ、それで通報されたんだった。
そんな小中学生も、実は同じ麻雀部の知り合いたちだったらしい。
元はレジェンドの麻雀教室のメンバーだという、縦の繋がりが濃いようだ。
上下関係が厳しいのではなく、非常に仲がいい。年上相手に敬語を使わないのは、そういう流れからか。
あ、でももう一人は敬語だな……撤回、やはりあいつが特別なだけっぽい。
…………
明日は大丈夫、焼き菓子と紅茶はいつでもできるし、クラスメートにも基本は教えた。
問題は――メイド服だ。しかもそれを、憧が着る。テンションが上がらないわけもない。
「ま、ンなこと本人には言わねーけどな。また罵られるし」
『メイド服にテンション上がって、失敗しないでよー、明日は』
おう……なんだこの女、エスパーか。
『私もクラスに行くからね! サービス、約束だよ! クラスのみんなには、内緒だよ、ウェヒヒ』
『オッケー、あたしから言っとくわ。お客様は平等にって』
『ひどいっ、友達でしょ!』
『可哀想、友達ならサービスするべき。京ちゃんは私にもサービスするべき』
『だよね! 誰かは知らないけど、言ってやってよ! ……京ちゃん?』
『……え、あの子? いや、まさか……じゃあ、あの人? えっ、マジで! くるの!?』
サラッとまぎれてるインハイチャンプ……え、っていうか照さん来るのか? 学校は?
あぁ土日か、なら仕方ない。時間が合えば、案内しよう。
『……私も行きたい、けど……お勤めがあるから、どうなるかわからない……行けたら、着いたら連絡するね』
『うぅ、受験生には厳しい時期なのよねぇ……旅費もかかるし、行きたいのは山々なんだけど……』
『卒業旅行の、積み立てをこっちに回せば……』
『ナイス、アイディア!』
『卒業旅行できなくなるよ! 目を覚まして!』
『……そう、ですよね……これは小学校の友達に会うためですから、ええ……不自然ではありませんよね』
なにやら色々な思惑があるみたいだが、無理はしないでください。
そういえば、学園祭時期って違うんだな……でもなぜか、俺がいる学校はこの第一週土日になる気がする。
――――――――
~清澄
「……土日は貴重な練習時間が確保できます、でも……携帯アプリなんかを使えば、麻雀はできますし……た、旅先でも打てるはずですし……」
「ねえ、あれ止めないの?」
「……わしゃなんも聞いておらんわ。本人の判断に任せとるけえ」
「うふふ、奈良って遠いのかなぁ、楽しみだなぁ」
「……あれ、止めないと絶対迷うわよ。すごくやばいわよ」
「ほ、本人の判断に任せとるけえ(震え声」
~白糸台
「私は行かないぞ。週末はなるべく、勉強の時間を確保したいからな」
「別に頼んでない。一人で行くから安心して」
「……行けるならな。土産を楽しみにしておこう」
「岩手まで行った私を、甘く見ないでほしい」
「あ、ならさー、私がついてってあげるー! キョータローと会うんでしょ?」
「だめだめ、淡は練習だよ。週末は先輩方も来られないし、私たちは絶対出席だからね」
「えーっっ! そんなのってないよ、あんまりだよー!」
「……先輩についていったほうが、移動でいい練習になるかも……」
「!! それだよタカミー!」ガタッ
「尭深、話をややこしくしないで……」
~宮守
『え……無理なの?』
『やっぱりさぁ、旅費もないし……うん、私たちは勉強するから』
『そう……わかった。あぁ、そうだ――』
『なに?』
『この前、京太郎から電話あったよ』
『っっ! へ、へー、そうなの……なにか言ってた?』
『ううん、私のことばっかり話したかな……でも……』
『みんなが会いたがってるって言っておいたから。そのうち、電話くるかも』
『――っっ!』
『一つだけ言っとく……声聞いたら、絶対会いたくなるから』
『な、ならないわよ、そんな誘惑には乗らないからね!』
『なおこの話は、三人に伝えないと不幸に――』
『言いません! もう切るわよ!』
『いいよ、あとで三人に、私からかけておくから』
『や・め・な・さ・い!』
~永水
「――計画を立てましょう」
「もう散々立てましたし練りましたよー……どうすんですか、絶対無理じゃないですかー」
「さすがに三人が抜ける時間は、捻出できませんよ……せいぜい一人です」
「それも日曜日だけ、でしょうね……土曜にしっかり頑張って、ですけど」
「……仕方ない、私が行く……」
「じゃんけんしましょうか」
「それしかないですねー」
「……じゃあ、私と姫様が勝ったら、誰も抜けないということで。残ったメンバーの負担を考えると、本当はあり得ないんですから」
「!?」
「!?」
「!?」
「わ、私もですか? 私も行ってみたいんですけど……」
「修学旅行ならまだしも、私的な旅にお付もなしで行かせられません。名目だけなら、新子への挨拶というものが用意でき――ぁ」
「それにしましょう」
「見落としていましたね、それがありましたー」
「…………お勤めなら、仕方ない……」
「だめです! だめですからね! 許可しませんからね!」
~阿知賀A
「えー……チャンピオンくるのかー、だったら麻雀喫茶にしてもらえばよかったぁ……」
「えっ!? これチャンピオンなの!?」
「たぶんねー。うーん、けど学祭終わってから、付き合ってもらえば――あー、だめだ。月曜、代休はうちだけよね」
「じゃ、じゃあ! 私らがあっちに――」
「無理。お金もないし、ただでさえ練習時間減ってるのに、移動考えたら非効率的」
「……ならさー、出し物終わってから、麻雀部で相手してもらえば? 午後は空いてるでしょ?」
「お姉ちゃん!? だからさぁ、ノックしてよー!」
「なーに言ってんの、あんたが私の部屋来るときなんて、ノックもしないで甘えた声だしてるじゃない」
「憧はお姉ちゃん大好きだよねー、玄さんと一緒で!」
「玄ほどじゃないわよ!」
「あぁ、ちょっとは好きなんだ、嬉しいなー」ニヤニヤ
「~~~~~~~~っっ! もう知らないっ、シズもはやく帰りなさいよ!」
「えー、泊めてよー」
「そうだよー、泊めたげなよー」
「お姉ちゃんの部屋に泊めればいいでしょ」イライラ
「おー、いいね。じゃあそうする、穏乃ちゃん?」
「はい、お願いします!」
「そんときさー、あれ……京太郎少年と憧が、学校でどんなか教えてよー」
「いいですよ!」
「よくなあああああああああああぁぁぁぁいっっっ! あぁっ、もうわかったわよ、あたしの部屋に泊まればいいでしょ!」
「やったー、憧大好きー!」ギュゥッ
「ちょろいぜ、我が妹ながら」
「」イラッ
~阿知賀B
「……そっかー、そんなことが……京太郎くん、優しいね」
「うん、と~っても、あったかいんだぁ……えへへ」
「いいよねぇ……あんな人が、うちでずっと働いてくれたら……」
「ご飯作って、いつも一緒にいてくれたら……」
「楽しいだろうなぁ、毎日……」
「あったかいだろうなぁ、毎日……」
「ねぇお姉ちゃん」
「なぁに、玄ちゃん?」
「が、頑張ろうね! 私でも……私は、お姉ちゃんでもいいから、絶対!」
「……うん、だけど……急がないで、ゆっくり……ね?」
「ちゃんと気持ちを確かめれば……お姉ちゃんでもいい、なんて思わなくなるから」
「そのくらい大事に思ってから、ね?」
「う、うん……うん! わかったよ、おまかせあれ!」
「うふふ、本当に大丈夫かなぁ?」ナデナデ
「大丈夫だよ~、お姉ちゃ~ん」スリスリ
ミス発覚
~金曜昼、部室、灼遭遇
京太郎「失礼しまーす……って、誰もいるわけ――」
灼「あれ、京太郎? どうしたの」
京太郎「えっ、灼さん? いえ、俺は調理室の食材が減ってたので、買いだしのチェックを……」
灼「それでなぜ部室に……」
京太郎「ついでだから、部室の分も買いだしできればと思って、在庫を確認に……」
灼「……働きすぎ。お昼は休むように……今度から憧に言っとくから、ちゃんと見張っといてって」
京太郎「確認だけですよ。それで、灼さんは?」
灼「部長だからね、色々な書類を作らないと……」
京太郎「教室はアレですし、資料とかもいりそうですからね」
灼「そゆこと……ふぅ、ちょっと休憩」
京太郎「どうぞ、お茶です。緑茶でよかったですか?」
灼「ん、ありがた……」
灼「おいし……そういえば、なんで緑茶? こっちのが好きだけど……言ってたっけ」
京太郎「………………ほ、ほら、あれですよ。先輩、和風のイメージがありますから」
灼「……あっそ。座敷童? それともこけし?」
京太郎「すんませんでしたぁぁぁぁっ!」
京太郎「けどそれだけじゃないです! 黒髪が綺麗だったからです、嘘じゃないです!」
灼「……ま、いいけど」
灼「髪……褒めてくれたし、許してあげよう」
京太郎「恐縮です!」
灼「だからいいって……それより、なにかないの? 甘い物とか」
京太郎「どうぞこちらに! 先日の買いだしで調達した金平糖が!」
灼「ご苦労……うん、甘い」
・灼好感度+1
あらたそって胡桃と被っ(ry
あらたそ~
日誌おまけ
~阿知賀C
「うぅぅぅぅぅっ……あ、あんなこと言っちゃうなんてぇ……」
「変な格好なんて言って、絶対失礼な子って思われたよぉ……それに、かっ……かかかか、かっこ、いいって……ふきゅぅぅぅぅぅっっ!」ボシュッ
「もういやぁぁぁ……」ジタバタ
カガヤイテーココイチバーン デンワヤデー
「あっ……もしもし、よし子? うん私、元気だよー」
『夏以来だもんねー。そだ、明日の学祭、友達誘って行く予定なんだけど、大丈夫?』
「えっと、男の子はチケットいるけど……」
『あははっ、あたしにそんなのいるわけないでしょ? じゃ、行くからねー、お昼くらいに』
「うん。私も午後は空いてるから、案内するねー」
『よろしくー。あ、そういえば……さっきの友達誘うっての、男子って発想するの、綾にしては珍しいよね?』
「そ、そうかな?」ドキッ
『……声も上擦ったし、あやしい……なに、彼氏できたの?』
「でで、できてないよ! うち女子校だし!」
『んー、まぁそりゃそっか。綾だもんね、男と並んでる姿って想像できないなー』アハハッ
「むっ……」
「そ、そんなことないよ? 彼氏……では、ないけど……そう! こ、高校生! 男子高校生と、仲良くしてるもん!」
『えー、綾がー? うっそくさいなー』
「ほ、ほんとだよ! 今度、えっと……が、学園祭では無理かもだけど、その……機会があったら、紹介するから!」
『へー、本当なんだ。わかった、楽しみにしてるね。ってことで、とりあえず明日は案内よろしくー! んじゃまた!』
「うん、また明日ね」
「――やっちゃった……」
「ああぁぁぁぁあっっ! どうしよ、どうしよぉ……」
「……うぅ、どうやって誤魔化そう……明日とか、色々聞かれちゃうかもしれないし……」
「っっ……い、や、でも……」
「……それしか、ないよね……うー、だけど……」
「……憧ちゃんかシズちゃん、連絡先知ってるかなぁ……知ってても、勝手に教えたりできないよね……」
「どこかでバッタリ、会ったりしないかなぁ……」ハァ
15:30から
昼の間に土曜だけでも
再開します
~11月第一週土曜
京太郎「……さて、とにもかくにも朝の仕込み行かないとな」
A「おう、京坊。今日は学園祭だろ、早めに上がっていいからな」
B「今日の夜も無理だろ、まぁ楽しんで来い。その代わり、明日の朝だけはしっかり頼むぜ」
京太郎「日曜ですもんね、了解です。けどすいません、土曜の夜に」
板長「学生が気にするなってことよ。よし、さっさと始めんぞ!」
>執事判定
01~88 成功
89~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓2
昼間ってことを忘れてた、今後はコンマは直下にします、たぶん
>成功 執事+1
京太郎「ふぅ、こんなとこですかね……じゃあ賄いを――」
A「もうできてるぞ」
京太郎「えっ」
板長「京太郎が配膳に回ってる間に、俺らで作っといたぜ。ま、今日くらいはな」
B「板長自らやってくれたんだ、しっかり味覚えていけよ!」
京太郎「うっす! ありがとうございます!」
京太郎「――でだ。学祭当日ってことで、玄先輩、宥先輩もさっき出たらしい」
京太郎「すぐに出れば追いつくか? とりあえず俺も行かねーとな」
>遭遇判定
1玄、3宥、5憧、7灼、9穏乃
0レジェンド、2初瀬、4綾
安価↓1 コンマ一桁
>遭遇、晴絵
晴絵「おっ? おーい、須賀くん。必死に走ってんねー、乗ってくかい?」
京太郎「ん? なんだレジェンドか」
晴絵「……憧から変な影響受けないでよね、ほんと」
京太郎「冗談ですって、おはようございます、赤土先生。っていうか、車通勤だったんですか」
晴絵「まーねぇ、教師ともなると、持ち帰らなきゃいけないもんも多くて、徒歩は疲れるのよ……阿知賀女子なんて、山の上だしさぁ」ハァ
京太郎「年ですね」
晴絵「……あんたそれ、小鍛治プロや瑞原プロの前でも同じこと言えんの?」
京太郎「言えるわけないでしょ! まぁ、なんていうか……あの二人は可愛いですからね」
晴絵「えーっ、じゃあ私はー?」キャッ
京太郎「……キツッ」
晴絵「あんたね、私が教師だってこと忘れてない? 成績すっごいことにするわよ」
京太郎「冗談っす。まぁあれです、赤土先生は可愛いっていうか、美人系ですよね」
晴絵「おっ、わかってんじゃん。よしよし、その姿勢に免じて、乗せてってあげよう」ガチャッ
京太郎「いやー、ありがとうございます」ガチャガチャ ドン ドサドサ
晴絵「……いや、待って。なにその荷物」
京太郎「お菓子作りしますからね、やっぱ慣れた道具が一番ですよ」
晴絵「そっちじゃなくて。あんたのことだから、学校に置いてるとばっかり」
京太郎「……さすがに置き場に困りまして。先生から、持って帰れとご指導いただきました」
晴絵「なら仕方ない」
・晴絵好感度+1
~クラス
「きゃー! やっぱ憧のメイドかわいー!」
憧「はいはい、そりゃどうも」クルッ ヒラヒラ
京太郎「………………」
憧「っ!? ちょっ、京太郎、あんた! いつの間にいたのっ、っていうか見てたの!?」
京太郎「……あ、あー、うん……なんつーか、うん、見惚れてた、悪い」
憧「!?!? い、いいからっ、そういうのいいからっ、ほんとに!」
「これはアレですかね、夫婦認定しても……?」
「許可しよう。だがいかんな、そうなるとメイド服を須賀くんに着せるのはしのびねぇな……」
モブ子「かまわんよ」
京太郎「俺が構うわ! いや、ほんとやめてくれって……それにお菓子焼くなら、執事服のがいいんだよ、動きやすくて」
憧「あれ? そういやあんた、今日ってお菓子焼くだけなの? 接客は?」
京太郎「あのなぁ、メイド喫茶で執事が接客してたら、客からブーイングだろうが」
憧「ほかのクラスの女子が、あんた目当てで来る可能性――あー、ごめん、ないわね」
京太郎「うぐっ……はっきり言うな、これでも傷つきやすいお年頃なんだぞ」
「――って言ってるけど、実際は?」
「お前のクラスの執事を見せろって、すげー言われたし」
「憧もかなり言われてたのにね」
モブ子「ぐへへへ、こいつぁ客寄せパンダになりますねぇ(ゲス顔」
憧「……まぁ確かに? そういう声もあるから、接客も適度に任せたいとこなんだけど――」
京太郎「いや、だけど力仕事とかもあるだろ? 俺はそっちのがいいと思うけどなぁ」
憧「判断は任せるわ。京太郎の好きにしてくれたらいいから」
京太郎「悪い、後半だけ聞き取れなかった」
憧「へ? だから、京太郎の好きに――って、なに言わせんのよ、ヘンタイ!」ベシッ
京太郎「お前が最初に言ったんだよ!」
京太郎(ちっ、惜しい……)
京太郎「――さて、どうするかな。俺はどっちでもいいんだけど」
>行動選択
1 お菓子を焼きつつ裏方に集中
2 お菓子を焼きつつ、フロアも回る
安価↓2
顔」
2
京太郎「んー、それなら給仕もさせてもらうわ。追加のお菓子が必要になったら、焼きに戻るってことで」
京太郎「あ、けど力仕事もあれば、遠慮なく言って――」
憧「はいはい、それはこっちで手分けするから。前も言ったでしょ、なんでもかんでもやりすぎるなって」
京太郎「……言われたか?」
憧(……あっ、あれって家でシズたちに――)カァァッ
憧「い、いっ、言ったわよ! いいからとにかく、お菓子焼いてきて! ある程度焼いたらあっちのケースで、保存しとくから!」
京太郎「いてぇ! ったくなんなんだ、いきなり……あ、何人か補助してくれるか? 焼けた分から運んでくれればいいから」
「へーい、じゃあ私行くねー」「わたしもー」
モブ子「憧は行かなくていいの?」
憧「い、いいわよ、あたしは。こっちの開店準備もあるしー?」
モブ子(だいたい終わってるようにしか見えない……ま、言わないでおいてやろう、武士の情けだ)
京太郎「さて、と……んじゃ早速焼いていくか。お昼は客減るだろうし、朝にそれなりに焼いて、お茶の時間くらいにもう一回チェックでいいかな」
>執事判定
01~88 成功
89~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓1
>成功 執事+3
~午前10時30分
京太郎「……よし、これでラスト! 前の五回分、持って行ってくれたかー?」
「……お、おう、バッチリよ」
「ってかさー……これ、売り切れんの?」
「まぁ……憧と須賀くんの二枚看板だし、いけるでしょ、たぶん、おそらく……メイビー……」
京太郎「ん……? おわっ、もうこんな時間か! 外部客、もう入ってるよな?」
「うん、私たちも着替えて行くから、先行っててー」
「なんで執事服汚れてないの? エプロンしてたって言ってもさぁ……」
京太郎「慣れだよ、慣れ。それじゃ先行ってるわ」
「おかえりなさいませ、ご主人様」
「本日の紅茶はこちら、他にもポットでのご提供にこちらの茶葉を――」
「焼き菓子、こちらが大変おすすめでして――」
京太郎「ほうほう、なかなかの盛況……そして、なによりも――」
ヒラヒラ フワッ キャッキャ
京太郎「いい……なにがいいってこのメイド服、膝丈やミニなどではない、踝丈なのだ……」
京太郎「さらにはヘッドドレス、袖のカフスまで凝っている……誰の仕事かしらんが、実にすばらしい」
モブ子「まぁな。一応、龍門渕のを参考にしてる、アレンジはしたが」
京太郎「ああ、道理で見覚えが――お前が作ったの!? すげぇな、ガチで……」
モブ子「ふふ、恐れ戦いたかい? ま、どうしてもって言うならあんたの分も――」
京太郎「それはいらん」
モブ子「ひどぉっ! ちょっとー、憧からもダンナに言ってやってよー」
憧「そんなヤドロク知らないわよ。それより、あっちのテーブル! 制服はだいたい内部客だから、あんた目当てが多いのよ、よろしく!」
京太郎「かしこまりました」
憧「……なんかもう、豹変するって感じね」
京太郎「お帰りなさいませ、お嬢さま。お疲れでございましょう、すぐに紅茶をお持ちいたします」
京太郎「茶葉はこちら、焼き菓子はこちら――組み合わせですと、こちらとこちらなど、大変相性がよく……」
「じゃ、じゃあ、これ……」
「わ、わたしこっちで……」
京太郎「かしこまりました。それでは、ゆっくりとお寛ぎくださいませ」ニコッ
憧「………………」
京太郎「ん? 憧、どうしたー?」
憧「んーん、べっつにー。さて、仕事仕事っと!」
京太郎「……変な奴だな。さて、俺もほかのテーブルを――」
>遭遇判定
安価↓1 コンマ一桁
>コンマ一桁5 ??
京太郎「お帰りなさいませ、おじょ――ぉ……」
シロ「……ただいま、京太郎」
京太郎「シロ先輩!? えっ、なんで、ちょっ……こ、ここ奈良ですよ!」
シロ「知ってるよ。だから来たの……はぁ、ダル……」
京太郎「申し訳ございません、どうぞこちらへ。すぐにお茶をお持ちしますので」ニコッ
シロ「ん、ありがと……久しぶりだね、それ」
京太郎「俺も懐かしいですよ……では、少々お待ちくださいませ。ごゆっくりお寛ぎを」
シロ「あれ、メニューは?」
京太郎「シュークリームとアッサム、ミルクと砂糖は二杯目――で、お間違いありませんよね?」
シロ「――さすが」
京太郎「変わってなくてよかったです。すぐにご用意しますね」
憧「……ちょっと、あれ誰よ。すっごい美人、どことなくあんたに雰囲気似てるけど、お姉さん?」
京太郎「宮守の先輩だよ」
憧「みやっ!? い、岩手からわざわざ来たってこと……?」
京太郎「らしいな、まぁ……進路も決まったし、勉強しなくていいから、ヒマなのかも」
憧「にしたって、お金とかあるでしょうに……ふーん、けど推薦ってことは、頭いいんだぁ」
京太郎「ちげーよ、あの人はプロ入り。東京五位指名の、小瀬川白望さん」
憧「あっっ! そうだ、日誌に書いてた、あれが……強いの?」
京太郎「団体の先鋒で、小蒔先輩より稼いだ」
憧「!? 神代小蒔よりって……うわぁ、そりゃ東京も欲しがるわけだ」
「こらー、そこの夫婦サボってんなー!」
憧「夫婦じゃないから! けど、忙しいのは事実かぁ……ね、残ってくださるようなら、あとで話させてよ」
京太郎「了解、言っとくわ。じゃ、またあとでな」
京太郎「お待たせしました、お嬢さま。お茶のご用意が整いました、こちらお注ぎいたしま――」
シロ「………………」ムスー
京太郎「えっと……どうかしました?」
シロ「いまの子、誰? 仲良さそうだけど」
>返事選択
1 嫁です
2 クラスメートの新子憧
3 阿知賀女子の中堅です
安価↓2
京太郎「ああ、クラスメートです。名前は新子憧」
シロ「一年か……仲良いよね? 付き合ってる?」
京太郎「ははは、それはないですね。っていうか、俺がそんなにモテないのくらい、知ってるでしょ?」
シロ「……そうだね。京太郎がどれくらいモテるかっていうのは、把握してる」
京太郎「ですよね」
シロ(……わかってないのは、本人だけなんだよなぁ……まぁ、だからこそ誰も落とせてないんだけど)ヨカッタヨカッタ
・シロ好感度+1
京太郎「それじゃ、俺もまだ仕事あるんで……すみません、案内とかできなくて」
シロ「いいよ、明日もあるし……そのとき時間が合えば、案内してよ」
京太郎「今日はもう帰られます?」
シロ「ここでちょっと休んでく……どこか、休めるとこあったら教えて」
京太郎「はは、相変わらずですね……じゃあ出るとき言ってください、座り込んでても怒られなさそうな展示、教えますから」
シロ「ありがと」モグモグ
京太郎「――それと、よかったらあとで、さっきの……憧と話してやってもらえませんか? プロ入りの話、聞きたいみたいで」
シロ「いいよ……まぁ、違う話だと思うけど」
京太郎「? まぁいいや、それじゃ、失礼します」
~午後2時
京太郎「……おかしい、客足が途絶えない……なぜだ……」
憧「休憩、30分しか取れてないんだけど……」
モブ子「誰だぁ! このシフト表を組んだヤツは!」
憧「あんたでしょ……っていうか、これ。よく見たら、京太郎が休憩入ってないんだけど」
京太郎「まぁ、それは慣れてるからいいんだけどさ……」
憧「いいの!?」
京太郎「焼き菓子の在庫、ギリギリだな……どうする、追加するか?」
憧「いやー、どうだろ……でも、このあとまだ増えそうだし……外部締切が、17時だから……」
憧「いいや! 追加で! でも朝ほどもいらないから、一回分で十分! 余ったらシズにくれてやるわよ!」
京太郎「オッケー、任せろ! すぐ持ってくるから、そっちも頑張れ!」
憧「了解!」
「いやー、さすが夫婦、いいコンビですなー」
「ああいう関係っていいよねー、信頼あってー、適度に甘くってー」
憧「甘くないから! あんたたちも、いつまで休んでんのよ!」
京太郎「さて、それじゃ……」
>執事判定
01~88 成功
89~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓1
>成功 執事+2
京太郎「よし、完成だ……さっさと持って帰らないと」
京太郎「待たせたな、在庫大丈夫か……って、大丈夫か?」
憧「んー、まぁねー」グテー
京太郎「……すまん、待たせたな。しばらく俺が入るから、休んでろ」
憧「ごめん、十分だけお願い……」
京太郎「大丈夫だって。時間も時間だし、休んでる客が多いから、そうそう新規の客もこないだろ」
京太郎「これくらいなら俺一人で回せるから、集中して休んでてくれよ」
憧「……男の子って、やっぱ体力あるわよね……いや、あんたが異常なだけか、あははっ」
京太郎「異常とかひどい……」
京太郎「うぐ、席が空いちまった……あ、どうぞ次のお客さま、お入りください」
>遭遇判定
安価↓1 コンマ下一桁
おまかせあれだし!
>コンマ45 ??来店
京太郎「お帰りなさいませ、お嬢さま……あれ、あなたは確か――」
初瀬「えっと、ここって新子憧のクラスで――!? あ、あなた、前の……」
京太郎「自転車の鍵の方!」
初瀬「須賀京太郎くん!」
京太郎「え――」
初瀬「え――」
「んー? なんだなんだ?」
「執事が客と騒いでるぞ?」
京太郎「……っと、失礼いたしました、どうぞお席へ」
初瀬「は、はい、すいませんっ……」カァァッ
京太郎「いえ……ようこそお帰りくださいました、お嬢さま。こちらメニューでございます」
初瀬「あ、じゃあ……こ、このセットを」
京太郎「はい、かしこまりました。それでは、少々お待ちくださいませ」
初瀬「……びっくりしたぁ。まさか須賀くんに会うなんて、しかも……憧と同じクラス? だなんて……」
憧「こっちこそ驚いたわよ。初瀬が京太郎と知り合いなんてね……なに、ナンパでもされた?」
初瀬「憧! うわ、かっわい! メイド服似合うじゃない!」
憧「でっしょー、いぇい♪」ポーズッ
憧「んでー? ほんとにナンパ?」
京太郎「失礼なこと言うな、お前は……お待たせしました、お嬢さま。こちら、フィナンシェのセットでございます」
初瀬「――!! あ、ありがとう、ございます……」ポー
京太郎「いえ、とんでもございません。先日は大事がなくて、なによりでした」
初瀬「その節は、お恥ずかしいところを……でも、おかげで助かりました……」
憧「………………」ムッスー
憧「……で、なにがあったかは話せないわけ?」
京太郎「まぁ……ちょっと俺が困ってるのを、助けてもらったっていうか」
憧「ダウト、助かったの初瀬だって言ってるじゃない。初瀬~、なにしてもらったわけぇ?」ニヤニヤ
初瀬「自転車の鍵、なくして困ってたのよ。それを見つけてもらっただけ……」
初瀬「あっ、だ、だけなんて、失礼ですよね。ほんとに助かりました、えと、それで――」
京太郎「はい?」
初瀬「も、申し遅れました! 私、憧の中学時代の友達で、いまは晩成に通ってます! 岡橋初瀬です!」
京太郎「岡橋さん、ですか」
初瀬「初瀬でかまいません、それに敬語もいいですからっ……えっと、いつも日誌見てます!」
京太郎「ありがとうござい――いや、ありがとう、だな。そういえば、俺も名乗ってなかったっけ……んじゃあらためまして」
京太郎「須賀京太郎、派遣執事をやっています。よろしくな、初瀬。そっちも敬語なし、名前でいいから」
初瀬「う、うん、よろしく、京太郎くん」
憧「…………ふーん」ジー
初瀬「うっ……な、なによぉっ」
憧「べっつにー? 乙女だなーって思っただけー」
初瀬「ああぁ~~~こぉぉぉ~~~~?」
憧「うーわ、ヤブヘビだった。ごめ、休憩戻るね、もうちょいだけ」テッシュウ
初瀬「もう!」
京太郎「仲良いんだな、二人とも」
初瀬「あはは、高校は別れちゃいましたけどね……えっと、その、京太郎くん?」
京太郎「おう、どうした?」
初瀬「せ、せっかくだし、さぁ……け、携帯の番号、こ……交換、しない? かな?」
京太郎「……お客様、当店の店員は、そういったサービスを提供しておりませんので」
初瀬「あっ……ご、ごめんなさい、そうだよねっ……」
京太郎「――もう少しで休憩だから、そのときでいいか? フロアでそういうことすると、クラスの女子とかお客さんに怒られちまうし」
初瀬「――う、うん! ありがとう!」
>初瀬好感度判定
01~87 成功
88~00 失敗
ゾロ目 大成功
安価↓1
>失敗 初瀬好感度+1
憧「…………おつかれ、お話は盛り上がった?」
京太郎「なーんか棘ないか?」
憧「そう? いつも通りだけど」
京太郎「まぁいいや。ちょっと休憩入って、その間に連絡先交換だけしとくからさ」
京太郎「悪いけど、ちょっとだけ代わりに入ってくれるか?」
憧「なによそれ……まぁいっか、そこそこ休めたし」
京太郎「……あ、やっぱいいわ。無理すんな、ちょっと足にきてるぞ」
憧「っ! 平気よ、これくらい。どうせあと一時間ほどで締めるんだし」
・岡橋初瀬の連絡先を入手 (なお、穏乃はまだ)
京太郎「……とは言ってたけど、心配だな……」
初瀬「どうかしたんですか?」ニコニコ
京太郎「いや、あいつ……ちょいフラフラしてるの、わからないか?」
初瀬「いえ、普通に見えますけど……もしかして、二人付き合ってます?」
京太郎「ないって。んー、まぁ友達がそういうなら、大丈夫なんだろうけど――あ?」
「だからさー、ちょっとくらいいいじゃん。もう閉店近いんだろ? 案内してくれよー」
「いえ、その、困ります……そういうのは……」
憧「あーあ、最後の最後に……あのー、お客さま。あたしたちも、学校の行事でやってまして、そういうのは他を当たってもらえますと――」
「おっ、こっちも可愛いじゃん! なに嫉妬?」
「ひゅー、さすがレベルたっけー! じゃさ、こっちのコと君と俺ら、四人でさ――」
憧「……ですから、そういうのは受け付けてないんですよ。失礼しますねー。ほら、行こっ」
「う、うん……」
「そうつれなくしないでさー、いいでしょ? そのカッコだって、チヤホヤされたくてしてるんでしょ?」
「するよー? 俺らちょーするよー、チヤホヤさー」ギュッ
憧「」ゾワッッ
憧「ちょっと、触んないでよ汚らわしい!」パンッ
「いって……なにその態度、俺ら客だよ?」
「あーあー、こりゃ大変だ。赤くなって、骨でも折れてんじゃね? 病院まで付き合ってよ、保健室でもいいけど」ゲラゲラ
憧(っちゃー……しまった、やっちゃった……)
憧(いつもだったらうまいことやるんだけど、ちょっと疲れてるしなぁ……最悪ッ……)
憧「……大変申し訳ございません、お客さまお詫びに飲食代はサービスさせていただきますので――」
「そんなんで誠意のつもり?」
「ちゃんと態度で示してよー、金銭じゃなくてさー」
憧「……ですからっ、こうして頭を下げて――」
憧(なんなのよ……こっちは疲れてんのに、あのバカは初瀬と遊んでるとこ働いてんのよっ)
憧(……あー、もうっ、そうじゃない! あいつはあたしの三倍働いてるんだし、そこじゃなくて……)
憧(ほんっとめんどくさい、これだから男って――)
「なー、ちょっと付き合ってくれればいいんだってさー」
「そうそう、これから夜まで――あ、なんだったら朝まででも」
憧「っ……いい加減に、しなさいよっ……」
「……あ? なんだって?」
「よく聞こえなかったけど、文句言った? 人叩いといて?」
憧「だから――」
京太郎「…………」
>返事選択
1 申し訳ございません、お客さま
2 とっととケツまくって消えろって言ったんだよ、クソ野郎
安価↓2
京太郎「――申し訳ございません、お客様」
憧「――え」
「あ? んだよ、てめー……ほんとになんだ!?」
「執事!? いや、っていうかここ、女子校じゃねぇの?」
京太郎「はは、そこは色々と事情がございまして……まぁそれはともかく」
京太郎「当店のメイドが、なにか粗相を致しましたでしょうか」
「お、おう、そうだよ。いきなり人の手ぇ叩きやがってさぁ」
「これだよ、赤くなって、骨までイッちまったんじゃねーかと――」
憧「あ、あたしは――っ……いいから、京太郎、ここは――」
京太郎「お前は黙ってろ……左様でございますか。少々拝見……ふんっっ!」メキメキッ
「っっ!? いででででででぇぇえっっっ!? なな、なにすんだてめぇっ!」
京太郎「ああ、申し訳ございません。なにぶん、無作法なもので……おっと、手の腫れが随分ひどいようですね」
「てめぇがやったんだろうがぁぁぁぁ! おい、これ折れてんぞ、ヘタしたらマジで折れてんぞぉぉぉっ!?」
京太郎「――では、責任を取って保健室へご案内いたします。それと、病院の手配のほうも」
「あ――」
「い、いや、元はと言えばそっちの女が――」
京太郎「まさか。女性のか弱い手で、こんな事態にはならないでしょう。私を庇って下さらずとも結構です、痛み入ります」
「いやっ、ちげーから! おい、やめろっ、は、放せっ……すげえ腕力だぞコイツ!」
「おおおお、俺は関係ねーから! いやっ、大丈夫だって!」
京太郎「いえいえ、お怪我をされたのですから、保健室での治療すべきです。万事、私にお任せくださいませ」
京太郎「ほかのお客様方も、大変お騒がせいたしました。ただいまのオーダー分は、こちらの負担させていただきますので」
京太郎「居心地悪くお思いでなければ、どうぞこのあとも、ごゆっくりおくつろぎくださいませ、それでは――」
「いやあぁぁぁぁあっっっ! やだっ、やめぇぇぇえっっっ!」
「だから俺は関係ねぇぇえっっ……お、お前のせいだぞ!」
「そもそもここの学祭は、お前がっ」
「いやお前がっ」
憧「………………」ポカーン
「あ、憧! 大丈夫っ、ごめんね! 私のせいでっ……」
「ほら、奥で休んでなよ、交代するから!」
憧「あ、うん……ううん、大丈夫――」
「いいから! あ、そっちのあなた、憧の友達でしょ? 悪いけど、バックヤード付き合ってあげて!」
初瀬「わ、わたし!? えっと、いいなら……うん、それじゃ……憧、歩ける?」
憧「うん……大丈夫……大丈夫よ、あははっ、平気へいき」
憧「ちょっと前ならいざ知らずね、男くらいでそんなに――」
初瀬「――京太郎くん、かっこよかったね」
憧「――ッッ!」ドキッ
初瀬「……って、思ってるでしょ。顔に書いてある」
初瀬「客のことも、疲れのことも忘れて、危ないとこを助けられたことだけ、全意識集中してるでしょ」
初瀬「変わってないわよねー、あんた。麻雀のときも、本当にギリギリだと一つのことしか考えないんだもん」
憧「……べ、別に、そんなこと……」
初瀬「あ、そう? まぁそれならそれで、いいんだけど……」
初瀬「――あとでちゃーんと、お礼は言っときなさいよ?」ボソッ
憧「!? わわ、わかってるわよ、そのくらい!」カァッ
初瀬「ふふー、かわいいなぁ、憧は。やっぱ晩成に来てほしかったよ、目の保養になるしさー」
憧「ちょっ、人を観賞用にしないでよね!」
~その頃の保健室
京太郎「骨には異常ございませんね。では、軟膏を塗って、包帯で固定だけしておきますので」
「お、おう……あれ、普通の治療?」
京太郎「あくまで応急処置ですので……すぐに病院の方へ向かえますよう、タクシーの手配はしております」
「……いや、大丈夫だろ。別に折れてないし」
京太郎「いえいえ、念には念をと申しまして。ご安心ください、腕は確かですし、治療費は私が負担しますので……」
京太郎「いい病院ですよ、ハッテン病院といいまして……」
開発♂
またホモが増えるのか!(歓喜)
京太郎「ふぅ……なんとか担任と、学年主任に怒られただけで済んだ……」
京太郎「これで麻雀部にまで迷惑かかったらまずかったけど……うむ、結果オーライ!」
憧「なにがオーライよ、このバカ!」ビシッ
京太郎「おうっ! おお、憧か……もう大丈夫か?」
憧「……なにがよ」
京太郎「いや……まぁ、平気ならそれで――」
憧「平気なわけないでしょ。どんだけ心配したと思ってんの、あんたのこと」
京太郎「――へ?」
憧「ニコニコしてるくせに、変な迫力あってさぁ……あの二人、ボッコボコにするのかと思っちゃたわよ」
京太郎「ま、関節鳴らしただけだからなぁ。強めに握ったから、圧迫で赤くはなったけど。そのあと病院も紹介したし、大丈夫だろ」
憧「……あ、あのさ……」
京太郎「ん?」
憧「あ、あ……ありっ……」
>憧好感度選択
01~90 成功
91~00 大成功
ゾロ目 超大成功
安価↓2
墜ちたな(確信)
阿知賀すげーわ(困惑)
まさか出るとは……
>超大成功
憧「あり――」
憧「……すぅ、はぁ……」
京太郎「?」
憧「……ありがとう、京太郎。すごく嬉しかった」
京太郎「!?」
憧「その、見えないかもしんないけど、あたし……男の人とか、怖いっていうか、ちょっと苦手で……」
憧「あのときも、強がってたけど心臓バクバクだったし、正直――泣きそうだった」ウルッ
京太郎「ちょっ、お、おい! 大丈夫か、憧!」
憧「んっ、平気……ちょっと、安心して……」グスッ
憧「だから、ほんとに……あんたが、京太郎がいてくれて、よかった……」
憧「ありがと、あたしのこと助けてくれて……初瀬と話してるとこだったのに、ちゃんと見ててくれて……」
憧「心から、感謝してます」フカブカー
京太郎「……い、いや、その……な、なんてことねーから、マジで……」
憧「……ごめん、最後にちょっとだけ、頼んでいいかな」
京太郎「お、おう! なんでも――」
憧「じゃあ……失礼します、ご主人さま」ダキッッ
京太郎「!?!?!? ああああああああ、憧っ、憧ぉっ!?」
憧「っっ……ごめっ、ん……ほんとっ、すごく怖かった……っっ……あ、ありが……とっ……ありがとぉっ、京太郎っ……」
憧「うぅっ……うああぁぁぁぁ――……あぁぁぁっっ、うぅぅっ……ぐすっ、ひっくっ……」
京太郎「――気にすんなよ、憧」ポンポン
京太郎「お前が無事でなによりだ、それでいいじゃねーか」
・憧好感度+9
~学園祭初日、終了 ※夜行動は行います
やっぱり阿知賀は凄かった(小並感)
~土曜夜
京太郎「……中夜祭もなかなかだったな、うん……」
京太郎「さすがに憧は、赤土先生から話聞いた、お姉さんの迎えで帰ってったけど……」
京太郎「だめだ、なんつーか……メイド服の憧に抱きつかれたことしか覚えてねー……」
京太郎「はっ! あれってもしかして、抱きつけばよかった流れかっ?」
京太郎「――なんてな。憧があれだけ怯えてたんだ、俺と接するのも怖いだろうし、控えるようにしねーと」
>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇)
2 メールする(対象は一人~複数。一人は長くやり取り、好感度0~2成長。残りは1固定、ただし週末倍成長に含まれない)
3 寝付けないから散歩
安価↓2 ※人物は別途安価します
>メール
京太郎「今日はシロ先輩と初瀬が来てたけど……憧も気になるよなぁ」
●所持連絡先(現在26、ショートメール4通)
・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染井まこ
・竹井久
・宮永照
・亦野誠子
・松実玄
・松実宥
・新子憧
・鷺森灼
・岡橋初瀬
・小瀬川白望
・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音
・薄墨初美
・滝見春
・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙
・戒能良子
・小鍛治健夜
・瑞原はやり
・野依理沙
・ハギヨシ
安価↓2 上記より一名 ハギヨシは質問二つまで可能
>春
京太郎「……永水からも、誰かが来てる可能性が……」
京太郎「動向を探ってみよう、誰か……春とかから……」
京太郎「今日は学園祭でさ、色々あったよ……っと」
『知ってる。日誌見てるから』
『まだ明日もあるんでしょ? 疲れが溜まってたら、無理しないで』
『私はいつも、京太郎のこと心配してるから……忘れないでね』
京太郎「……すまん、動向を探るなんて、俺はなんて馬鹿なんだ……」
>返事選択
1 ありがとう、その言葉で疲れも吹っ飛んだ
2 春も来てくれると嬉しいんだけど
3 大丈夫だ、阿知賀のみんなも気遣ってくれてる
安価↓2
京太郎「ありがとう、その言葉で疲れも吹っ飛んだ」
京太郎「明日も頑張れるよ、ありがとうな」
京太郎「春も、疲れが溜まってるなら無理するな」
京太郎「なにかあったら言ってくれよ」
『……嬉しい、そんな風に言ってくれて』
『私は大丈夫、だけど――』
『京太郎に、会いたい』
『会って、話したい』
『手を握ってほしい、頭を撫でてほしい』
『ごめんね、わがまま言って』
>返事選択
1 無茶言うなよ……すまん
2 そんなのわがままじゃない、こっちこそ悪いな
3 俺も、隣に並んでた春が恋しい
安価↓2
京太郎「あぁ、そっか……」
京太郎「俺の服の裾掴んで、一緒に帰ったりしたもんな……」
京太郎「それを思いだしたら、恋しくなる」
『……泣きそう』
『泣いちゃったら、京太郎のせいだから』
『霞ちゃんや姫様に、そう言っとく』
『京太郎のバカ』
『そういうことは、会ってから言って』
『でも、会ったらちゃんと……手を繋いでね』
京太郎「……合宿とかできねーかなぁ……」
・春好感度+2
一つだけ言っとく、クラスメート決定も安価、クラス出し物も安価、ゾロ目も安価、以上
京太郎「……ほかの人も色々、大丈夫かな、心配だ」
●所持連絡先(現在26、ショートメール4通)
・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染井まこ
・竹井久
・宮永照
・亦野誠子
・松実玄
・松実宥
・新子憧
・鷺森灼
・岡橋初瀬
・小瀬川白望
・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音
・薄墨初美
・滝見春
・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙
・戒能良子
・小鍛治健夜
・瑞原はやり
・野依理沙
安価↓1から先着四名 ※ハギヨシは質問一つ
てる
>和、豊音、照、憧
京太郎「……ネトマサイト、残念だったな。また別の機会作って、一緒に打とうぜ」
京太郎「驚いたことに、シロ先輩が学園祭に来てました。奈良にまで足を運ぶなんて、成長したと思います」
京太郎「まさかこっちに来ようとしてませんよね? ちゃんと案内つけてください、そのつもりなら」
京太郎「……その、早いとこ忘れたほうがいいぞ。すぐにとは言わないけど、いつもの憧に戻ってくれればなによりだ」
京太郎「おうっ、もうこんな時間か。明日も松実館だ、さっさと寝よう」
・それぞれ好感度+1
~11月第一週土曜、終了
・明日は学園祭二日目、かつ健夜の誕生日です
夜やる前に、初日分日誌見たいかアンケ、日誌入れると夜は遅くなる、やらない可能性も
↓1-3で
すこやんは間に合わないから夜ターンでメールか電話してあげよう(提案)
アコスについては別にいいと思うな
まだ阿知賀生活は始まったばっかだしこれからだよ
なら書くか
出し物によって、誰にでもチャンスはあった
特に今回は、部の出し物で他学年にもチャンス振ったし
けど準備週間やって、色々練り直したから、二年目・二週目以降の学園祭は結構変わる
一年目は、最初の想定通りやってる
あとそういうのはハギヨシに聞けば、もっと丁寧に答えてくれる
以上です
もっとハギーを活用しよう(標語)
↓ここからヒッサの誕生日について↓
手紙を送ればいいんじゃない…?(適当)
PS
これ見よがしにエイスリンさんは麻雀始めて間もないのにインハイ行ったんですよね…
あとは始めて数ヶ月で東海王者になった人もいるみたいです
みたいな事書いたら畜生過ぎるか
これ見よがしが変な部分に入っとる…
【11月第一週土曜】
今日は学園祭初日、クラスでメイド喫茶をする。菓子を焼き、紅茶を淹れ、ホール(教室)をかなり歩き回った。
自分は慣れてるからいいが、ほかのクラスメートはよく最後まで動けたと思う。女子ってすごい。
最後に、ちょっとしたことはあったが、出し物自体は成功したと言えるだろう。
驚くようなお客さんも来ていて、非常に嬉しかった。
明日の麻雀部のほうも、必ず成功させる。
それはともかく、明日は午前だけ、午後はなにもないからありがたい。
誰かと回れればいいが……あるいは、誰かの案内をすることになるのか。
こういうとき、女性と縁遠いというのは物悲しいものだ。
そういえば、肝心のお客さんの反応をあまり確認できていない。
帰ってしまわれたお客さんの反応はもうわからないが、内部客の方には、お菓子やお茶の感想を聞けたらよいのだが。
…………
『相変わらずだったね。でもお茶の味は変わってなかった、嬉しい限り』
『とてもおいしかったです。これを毎日飲んでる阿知賀女子のメンバーが羨ましいな。お菓子も最高だったよ、個人的に焼いてほしいくらい』
反応早ッ! いや、嬉しいなぁ、こう言ってもらえると。
来年は茶店とかいいかもな、緑茶と和菓子と……袴の給仕さんか、うん、いけるじゃん。
『京ちゃんごめん、明日は絶対行く。頑張るから。お土産にはちんすこう買ったからね』
『私もごめんね、京ちゃん。お土産には白い恋人買ったから。白い恋人、恋人だよ』
『すみません、人数が足りなくて、土曜日は練習に充てることにしました。明日はなんとか、時間を作ります。部長を説得しています』
『……大丈夫、お勤めはだいたい終わった……明日は、上手く目を盗めれば大丈夫だと思う』
『そう、上手くね……』
『いまのあのコは、阿修羅をも凌駕する存在ですよー』
いったいなにが起こってるんだ……。
『やはり無理だったか。まぁ予想はしていたよ。そちらに行くようなことがあれば、面倒を頼む』
『だーかーらー、私も行くって言ったのにー、もー!』
『なんとなく、共感を覚えるのう……そちらさんも大変じゃな』
『やっぱり姉妹なのよねぇ……』
『あぁ……いや、私は慣れたからな。そちらも、同学年の誰かが上手く手綱を取ってあげればいいさ』
『一人の騎手を取り合ってるからねえ、そう上手くはいかないのよ』
『――その原因は、誰にあるのかな?』
『あらら、痛いところを射抜かれちゃったわね、退散しましょ』
『あんまり先代をいじめんでやってくれんか、反省はしとるようじゃけえ』
『ああ、冗談だと謝っておいてくれ。ではな』
よくわからないが、チャットでわかりあってるみたいだ……すごい人たちだな。
『うちらも学校から、すぐそっち行けるんやけどなぁ』
『監督がよう見張ってますから、遊びは無理ですわ』
『あのふにゃけた目ぇで、よく見張ってるもんですね』
『あはは~、そらそうやで~? せやけど、まぁええやん。うちに来てもろたら、いちいち行かんでええやろ~?』
『っていうか、三年は行ったらええやんか。ま、うちは練習あるのみやけどな、開幕一軍のためにもな』
『まーたお前かい。まぁオレかてそうや。ほかの三年は、行ってきたらええと思うけど』
『勉強もせなあかんしなぁ、そのこと考えたら、一日だけ見に行くより、一ヶ月いてもろたほうがええやん?』
『言うて、先輩らが残ってるのんも、あと二、三ヶ月ですよね』
『まーた空気読まんと……』
『い、いや、その間にうまいこと当たればええなぁと! ほんまですって!』
『うーん、どうしてそんなに会いに行きたいのかな、やっぱりお金?』
『違うと思うぞ……まぁ、だいたいが興味本位だろう。我々はこの日誌で見ていれば、十分楽しめるさ』
『そ、そうですよね……』
『も、もちろんデス……』
『オファーには監督の許可もいりますし……』
『――それならだしたわよ?』
『おい……誰だ?』
『わたしじゃありませんよ?』
『わ、わたしもデス……』
『私のわけがありません』
『……まぁいいさ。専属で些事を引き受けてくれるなら、お前たちも集中して打てるだろう』
『そうですよね、私もそのほうが効率がよいと思います』
『まったく同意見でスネ』
『あくまでこれは、練習の質を向上させるためで――』
『お前ら……』
『お金いらないの? なら来てほしいかなぁ』
『ああ、もうそれでいい。私は知らん』
そういえば見てなかったけど……過去ログもこれ、最後は雑談に流れていってるんだな。
こうして見ると、知らない学校に人たちも見ててくれてるってのが、よくわかる。
ますます、下手なことは書けないよなぁ、ふぅ……。
――――――――
~清澄
「いやぁ……まさか夜のうちに出発しとったとはのう」
「だから方向を間違えたんですね……ですから、一人で行かないように念を押したんです!」
「仕方ないじぇ、お姉さんも行こうとしてたみたいだし……」
「それで南北に分かれるあたり、仲の良い姉妹だこと」
「あー、それで和よ……明日は――」
「――はい、わかってます」ニッコリ
「……まぁ、あれじゃ。今日は咲がおらんけえ、無理して出てもらったしの……明日も判断は任せるわ」
「ありがとうございます、部長」
「はぁぁ……和だけじゃのう、わしを部長と呼んでくれるんは」
「? 咲さんも呼んでるはずですが」
「あいつはたまに、混ざってまこ長とか呼びおるけえ」
「ぶふっっ! くっ、まこちょ……ふふっ、受けるっ……」
「わ、私も努力はしてるじぇ……その、春までには……」
「あー、かまわんかまわん。もう好きに呼んだらええ……あんたはいつまでわろうとるんじゃ!」ベシッ
~白糸台
「照がいないと静かなものだな」
「つーまーんーなーいー!」
「ならさっさと寝なよー、淡。明日も練習なんだから」
「なんでこんな集中してるのー? いっつも緩いのにー」
「秋大会で関東チャンプなら、そうはならなかったかもね」
「ふぐっっ! ぐぐぐぐっ、あの留学生~~~~っっ! いいもん、次は100回倒すから!」
「101回じゃないの……?」
「101回倒すよっ、じゃあ!」
~永水
「いやー、今日も忙しかったですよー、さー、お風呂お風呂ーっと」
「そうねえ、もう肩が凝っちゃって大変だわ、うふふふふ」タプーン
「……早く休んで、明日に備えないと……(意味深)」
「……姫様は、私を裏切りませんよね? ね?」
「は、はい! もちろんです、巴ちゃん!」
~宮守A
『まさか行ってるとはね……で、どうだった? 極度に疲れてるとか、無理してるとか、そういうのは……』
『いや、大丈夫そう。でも……三連続女子校はさすがだね、女の子が周りにいっぱいだった』
『そっか……って、そんなこといいのよっ。それより、迷惑かけてないでしょうね?』
『うん、喫茶店だから普通に給仕してもらっただけ……相変わらずおいしかったよ、京太郎のお茶は』
『ぐぐぐぐっ……べ、別にうらやましくないしー』
『あとは……阿知賀の中堅と、少し話したよ』
『どんなこと?』
『まぁ、無理しすぎないように、見ててあげてって感じのこと……かな』
『無理させてたあんたが言うには、まともなことねぇ』
『やっぱり、負担だったかなぁ……』
『そりゃそうでしょ。でもそう感じないのがあのコでしょ、だからこっちで気をつけてあげるの』
『うん、そだね……明日も、ちゃんと見ててあげないと』
『また行くの!? あー……もういいわ、お土産話だけお願いね』
『了解、ツーショット写真も取ろうか?』
『い・り・ま・せ・ん!!!!』
~宮守B
「――でねー、シロが来てたんだってー。ほら、このメールでー」
「ウラヤマシイ!」
「それメールが? それともシロが?」
「ドッチモ!」
「えへへー、久しぶりにメールもらっちゃったー」
「エイちゃんももらったって言ってなかった? ネトマで清澄のあのコに勝ったって」
「ソウ! ショウリホウコク!」
「いいなぁ! まぁ私は、その悔しさを勉強に向けるけどね! 次に会ったとき、浪人生だったらカッコ悪いもん!」
「あー、そうだよー。勉強会、忘れるところだったー」
「ガンバロ!」
~阿知賀A
「憧ー、大丈夫ー?」コンコン
「ん……平気。別になにもされてないし、明日にはいつも通りだから」
「ならいいけどさぁ……なにかあったら、ちゃんと言うのよ。言いづらくてもね」
「はーい……はぁ……そっちは、平気なんだよね……問題は――」
「うっわぁぁぁ……うわっ、うわうわ……あたし、ほんっと恥ずかしいっ……抱きついて、ワンワン泣いちゃって、もうなに!? 少女マンガ!?」
「ああぁぁあぁあぁぁっっっ! やばい、明日どんな顔すればいいのよっ! っていうか、あいつがどんな顔してくるか――」
「――いや、あいつは普通に、なーんも意識してない顔で接してきそう……うわ、想像しやすっ……」
「……けど、それが……あぁっ、もう! なんでそんなっ……嬉しく思えるのよ、ほんっと……」カァァッ
~阿知賀B
「……出番が」
「……なかったね」
「……うん」
「あ、明日がありますよ!」
「穏乃はまだ可能性あったからね……」
「それに玄たちは、明日こそメインだし……」
「あ、灼ちゃん、しっかりして!」
「午後から、一緒に回れるよ、たぶん……」
「他校の人の可能性もあるのに?」
「……ら、来週がありますよ!」
「修学旅行で、三日も……」
「お土産、奮発すれば大丈夫だよ!」アセダクッ
「……そだね」
(く、空気が重い!!!)
「あったかくない……」ブルブル
そもそもすこやんがJ( 'ー`)しの力で50スタートになったことに比べれば+9なんて対した事ない(断言)
電話する→最良選択肢のみチョイス→6上昇→次週成長でさらに6
12伸びるんだよなぁ……
22:00から
~11月第一週日曜
京太郎「おお、おはようごっ、ござい、まーっす!」
板長「落ち着け、とりあえず仕込みからだ」
A「あんまり意識するな、いつものようにやればいい」
B「そうそう、硬くすんのはアレだけで――あ、や、なんでもねっす」
京太郎「だ、だよな、よし……落ち着いて、目の前の仕事からこなそう」
>執事判定
01~89 成功
90~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓1
>成功 執事+1
京太郎「ふぅ、よし……完成です、これで終わりですか?」
板長「おう、お疲れさん」
B「やっぱ身体動かすと、自然体になるなぁ、おめーは」
A「根っからの職人、仕事人気質なのかね。苦労性だな」
京太郎「はは、けどまぁ、緊張も取れたしよかったっす」
京太郎「さーて、朝飯も食った、準備は万端! 学校行くか!」
>遭遇判定
1玄、3宥、5憧、7灼、9穏乃
0レジェンド、2初瀬、4綾
安価↓1 コンマ一桁
>宥と遭遇
京太郎「あ、あのマフラーは……宥先輩!」
宥「ん……あ、京太郎くん。おはよ~」
京太郎「おはようございます。今日はゆっくりですね、昨日と違って」
宥「うん、うちのクラスは昨日、劇の上映で終わったから……」
京太郎「今日はなにもないってことですね」
宥「ううん、違うよ……」フルフル
京太郎「えっ?」
宥「今日は麻雀部の出し物だからね、京太郎くんを待ってたんだよ」
京太郎(そういえば、バスがさっき通り過ぎたような……って!)
京太郎「有先輩、さ、寒くないんですか! こんな外で待たなくてもっ……」
宥「だって家から一緒に出ると……お、お父さんが……」ブルブル
京太郎「あぁ……すみません、気を遣っていただいて」
宥「ううん、平気へいき。でも、せっかくだから……」ギュウ
宥「うん、手袋越しだけど、あったか~い」ホコホコ
京太郎「ありがとうございます、行きましょう」
宥「落ち着いてね? いつもの、あったか~い料理が……うちの味だと思う」
宥「誰かの味じゃなく、京太郎くんが作ってくれる料理が、一番だよ……ね?」
京太郎「はい、頑張りますっ……」
・宥好感度+1
~午前10時
京太郎「――っていうか、麻雀部の出し物なのに、調理教室借り切っていいんですか?」
晴絵「おうよ! 私のコネと交渉で、ガチっとね!」バチコーン
灼「じゃなくて、本当は京太郎のおかげ……」
京太郎「へ、俺ですか?」
玄「京太郎くん、使った後に最初より綺麗にしてくれるからねっ! 先生が、全部そうしてくれるならありがたいって」
穏乃「えー! それ大変じゃないの、京太郎?」
京太郎「いや、全然?」
憧「ほんっと、呆れるわね……いつか倒れても知らないわよ」
京太郎「おう、憧。はえーな、そっちも」
憧「……はよ……」
憧「……もう、ほんっと変わんないんだから……あったまくるわねぇ」フフッ
宥「なんだか、憧ちゃんあったか~い」ギュゥ
憧「ひゃわうっ! ちょ、宥姉、あついっ、あついから!」
京太郎(俺のときは手だったのに、憧にはハグか……う、うらやましくなんて、ないんだからね!)
穏乃「?? どうしたんだろ、真剣な顔して……」
灼「あれは、心底くだらないこと考えてるはず……そっとしとこ……」
玄「そろそろ始まるね、大丈夫かな、京太郎くんっ?」
>執事判定
01~89 成功
90~00 失敗
ゾロ目 大成功
安価↓1
>成功 執事+2
京太郎「バッチリですよ、まぁ見ててください」キリッ
灼(……不安だ……)
~
京太郎「――というわけで、こうして飾り切りしたものを、崩さないよう煮込みます」テキパキ
京太郎「出汁の材料はそちらのレジュメ通り、先ほど取っていますね。そこにこちらの調味料を加えて――」テキパキ
京太郎「一人は必ず、鍋のほうについててください。火加減は逐一伝えますから」テキパキ
京太郎「慌てないで、噴きこぼれだけ注意をお願いします。では、次は残りの方に、焼き物のほうを――」テキパキ
灼「……私の予感って、すぐ外れるんだよね……」
憧「ほんっと、何者よ、あいつ……普通に板前に見えるんだけど」
穏乃「うーっ、おいしそ~!」
玄「……落ち着いてるね、京太郎くん」
宥「そうだね。各調理台のお客さんたちも、きちんと指示通りできてるし……」
灼「それにこの手順表、すごいよね……これだけ見れば、なにをどうするかすぐわか……」
穏乃「あ、あははー、まぁわかるんだけど……私には、難しいかな~って」
憧「あのね、あんたも女の子なんだから、料理の一つもできないと、お嫁の貰い手がないわよ?」
穏乃「えーっ! だったらいいよ、お料理上手のお婿さんもらうからっ、京太郎みたいな!」
四人「!?」
玄「どど、どっ、どうしよう、お姉ちゃ~んっ!」ブワッ
宥「大丈夫、まだ大丈夫だよ、落ち着いてね~」アタフタ
灼「はぁ……例として挙げただけ、もっと落ち着けばい……」
憧「そ、そういう灼こそ、顔が引きつってるわよ?」ヒクヒクッ
灼「これは、元から表情、薄いだけで……」アセアセッ
京太郎「……あっちの麻雀部テーブルは、なにを騒いでんだ、さっきから……」
「きゃっっ!」「あっ、大丈夫?」
京太郎「! なんだ、トラブルか?」
>遭遇判定
安価↓1 コンマ判定遭遇(奈良勢、非攻略組)
安価↓3 好感度大好き以上から一人、自由に
ワーイ永水勢だーヽ(・∀・)ノ
>コンマ20、春
京太郎「大丈夫ですかっ? 火傷とかは――」
??「い、いや、平気だ! 問題ないっ……くっ、私としたことがこんなにわかな――」
京太郎「……ちょっと赤いですね。一応、冷やしておきましょうか。えっと、冷やした濡れタオルが――」
春「……はい、これ」
京太郎「おう、サンキュ、春……春っ!?」
春「久しぶり」ニコッ
京太郎「あ、う、お……」
春「……その人の火傷、いいの?」
京太郎「おう、そうだった! すまん、また後でな! 大丈夫ですか、これ――」
??「んっ……はぁ、うん……平気よ。ありがとう」
京太郎「このまま続けていただいてもいいですけど……そうですね、あっちと一人入れ替えましょうか」
灼「あれ、なにかあったみたいだけど……」
京太郎「すみません、あっちのテーブルでちょっと……この人が火傷しちゃったんで、どなたか代わってもらえませんか?」
玄「!! じゃあ、私が!」
憧「そうね、適任かも。この中じゃ一番できるだろうし……跡取り娘だもんね~」ニヨニヨ
玄「おまかせあれ!」ドヤァ
京太郎「えっと、無茶はしなくていいですからね?」
玄「ふっふ、心配無用だよ、京太郎くん」
京太郎(……不安だ、けど……こっちが先だな)
京太郎「火傷なんで、タオルが温くならないうちに、流水で冷やしてあげてください」
灼「ん、りょうか――あれ、この人……」
??「!? ひ、ひとっ、人違いだから!」
灼「いや、その顔と特徴的な髪型……忘れるわけな……」
穏乃「あぁっ! 晩成の、小走やえさんじゃないですか!」
やえ「違うっ、私はそんな、王者の風格漂う名前じゃない! 火傷するようなにわかなんだぁ~!」
灼「わずらわし……」
京太郎「……まぁ、この人がどなたかは置いときましょう。ひとまず、痕が残らないようにきちんと冷やしましょう、それから治療をします」
やえ「あっ……」
>初対面判定
安価↓1 19+コンマ一桁+二桁
>コンマ29 19+2+9=30(好き)
やえ「あっ……ちょっと、あの、本当に平気だからさっ……」
京太郎「だめです! 女性が肌に、それも綺麗な指に痕を残すなんて、以ての外ですから!」
やえ「――っっ!」
京太郎「晩成ってことは、麻雀されるんでしょう? それなのにマメ一つない綺麗な指なんですから、火傷なんて残したくありませんよ」
やえ「はっ、うっ、あうぅ……」カァァッ
京太郎「ってことで、俺のわがままですけど、冷やさせていただきますね……よし、これで」
京太郎「あとは、これ、包帯と――で、冷やしながら、保健室のほうで――」
やえ「あ、の……」
京太郎「はい?」
やえ「あり、がとう……迷惑をかけて、すまない……」
京太郎「いえ、麻雀部料理教室の大事なお客さまですから」ニコッ
やえ「…………」ドキィッ
灼(にわかだ……)
穏乃(にわかだ……)
憧(にわちょろい……)
宥(あったかくない……)ブルブル
春「………………」ポリポリポリポリポリ
玄「わわっ! りょ、料理中に黒糖なんて食べてちゃいけませんのだ!」サッ
春「……返して」バッ ポリポリポリ
玄「う、うぅっ、だ、だめなのにぃ……」
京太郎「さて――すみません、作業を中断してました。ええ、捌けましたら、こうして串を通して――」
京太郎「では炭火にかけてください。全体見て回りますので、返す頃合いになったら指示します」
京太郎「……こら、春」
春「な、なにっ?」パァッ
京太郎「料理中は黒糖禁止」
春「……み、見てたの?」
京太郎「まぁな、玄先輩にも失礼な態度取ったろ?」
春「――!!」
京太郎「あれはだめだぞ、ちゃんと謝らないと……たとえ、勝手に黒糖を取られたんだとしても」
>春好感度判定 自動成功
ゾロ目なら大成功
安価↓1
キタ━(゚∀゚)━!
>大成功 春好感度+3
春「ごめんなさい……」シュン
玄「い、いえ、こちらこそ! 勝手に黒糖没収してごめんなさい!」
京太郎「はい、じゃああらためて――久しぶりだな、春」
春「う、うん!」
京太郎「会いたかったぞ」
春「~~~~~っっ/// わ、私も! 会いたかった!」キラキラ
玄「」
京太郎「よしよ――おっと、手は汚れてるから、頭はまた後でな」
春「べ、別にいいっ……」
京太郎「いや、さすがに……春の髪、綺麗だからなぁ。汚すのはしのびないっていうか」
春「京太郎なら平気、撫でてっ……」
京太郎「俺が気にするの。また後でな」
春「……ん、わかった」ニコニコ
玄「」
玄「」
玄「お……」
玄「お姉ぢゃぁぁぁぁぁ~~~~~~~んっっっっ」ブワァッ
京太郎「ちょっっ! どうしたんですかっ、玄先輩!」
春「……そういえば、その人は?」
京太郎「阿知賀女子の先輩。インハイの決勝で、チャンプと打ってただろ? 知らないか?」
春「……あっ、ドラゴンロード」
玄「ふぇ……? そ、そうですのだ! 阿知賀のドラゴンロード、松実玄です!」ドヤァ、ズビッ
春「永水女子、滝見春……よろしく」
京太郎「んー、それじゃ、俺はちょっとほかのテーブル回るからさ。あとはお任せします、玄先輩」
京太郎「春も、またあとでな」
春「あ、あっ、あのっ……完成、したらっ……」
春「味見、してっ!」///
京太郎「本当なら、そのテーブルごとで食べてもらうんだけど……ま、いいか。春が作ったの、食わせてもらうよ」
春「~~~~~っっ!」パァァッ
京太郎「じゃあな。玄先輩、よろしくお願いします」
玄「おまかせあれ!」
京太郎(それが一番不安……だとは、言わないでおこう、うん)
京太郎「さて、ほかのテーブルもほぼ完成だ。あとは料理の盛りつけだけ――」
京太郎「けど、和食の粋は見た目の美しさにある……と、俺は少なくとも思ってる」
京太郎「盛りつけこそが、最重要な要素……ここは失敗できないぞ!」
>執事判定
01~89 成功
90~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓1
>成功 執事+2
京太郎「――よし、完成だ……さすがに、板長のには及ばないけどな」
京太郎「こちらが、参考の盛りつけになります。参考にしつつ、映えるように盛っていただければ」
京太郎「……ただ、料理を見栄えよく、というだけではありません」
京太郎「食べる方が、それをおいしそうと思い、気持ちよく箸が取れるように――」
京太郎「召し上がる方のことを常に考える、それが松実館の味だと思っています」
京太郎「本日はありがとうございました。どうぞ、盛りつけましたら、お召し上がりください」
~
京太郎「はぁ……緊張した……」
穏乃「京太郎、お疲れさま!」
京太郎「おう、そっちは……うん、上手くできたな、偉いぞ、穏乃」
憧「……ん、まぁ、穏乃も頑張ったわよね。和菓子とかに馴染んでるせいなのかな、盛りつけの美的センスがいいのよね、意外と」
穏乃「意外は余計! でも憧も上手だったよね、切るのも焼くのも」
京太郎「へー、そっちは意外だった」
憧「うっさい! わ、私だってねぇ、それくらいちょっとは、その……練習、してんのっ……」
宥「灼ちゃんも、包丁上手だよね~」エライエライ
灼「ちょ、宥さん、やめ……」///
やえ「うぅ、すまない、にわかな私で……」
京太郎「えっと、小走さん、でしたっけ……先ほどは――」
やえ「いや、やえで構わない! それより、ええと……京太郎くん、だったね。さっきはありがとう、本当に嬉しかったよ。世話をかけた」ニコッ
京太郎「手のほうは大丈夫でしたか?」
やえ「うん、なんともない。すぐの処置がよかったと、先生も褒めていらっしゃった。心から感謝するぞ」
京太郎「傷が残らなくてよかったです。それでは、こちらのテーブルでお食事をお楽しみください」
灼「……箸、持てる?」
やえ「平気だ。利き手じゃないほうだからな……あっ、でも洗い物を――」
憧「いいですよ、それはこちらでやっておきますから。小走さんはどうぞ、お食事を楽しんでください」
穏乃「あははっ、憧の敬語、久しぶりに聞いたよ!」
憧「黙ってなさい! まったく、さすがに初瀬の先輩だもの、礼儀は弁えないと」
やえ「ああ、初瀬の知り合いだったな。壮行試合でもそう聞いた……うちの後輩を、これからも頼む」
宥「それじゃ、食べましょうか……食材と、作った方への感謝を込めて、手を合わせましょう」
全員「いただきます」
お腹減ってきた
京太郎「春、どうだ?」
春「食べて!」
京太郎「お、おう……うん、さすがだな。上品に盛られてる、おいしそうだぞ」ナデナデ
春「~~~~~~~っっっ///」
京太郎「それじゃ……いただきます」
春「…………」ワクワク
京太郎「…………」モグモグ
京太郎「うん、うまい。これだけ作れれば、春はいいお嫁さんになれるな」ヨシヨシ
春「はぅっ、あ、うっ……」カァァァァァッ
春「あ、あり、が……とっ……」モジモジ
京太郎「けど、これじゃ春のがなくなっちまう……よし、ちょっと待ってろ」
京太郎「俺のと交換だ。マナー違反だけどな……内緒だぞ?」
春「っっ! うん、内緒にする……ん、おいしい……」
春「やっぱり京太郎の料理……おいしいね」
京太郎「……そういえば、お弁当はよく食べられてたもんなぁ」
春「ひ、ひどい、食いしん坊みたいに……あれは、京太郎がくれた」
京太郎「いや、まぁ、そうだけど……春がうまそうに食うから、ついな」
春「だって、それは……おいしかったから……」
ハハハ エヘヘ
玄「」
玄「」
玄「ぐすっ、うぐっ……うぅぅぅっ、うわぁぁぁぁんっっ!」
京太郎「すいません、玄先輩、ちょっと意識して意地悪してました。申し訳ございません」フカブカー
玄「うぅぅぅっ、ひどい、ひどいよぉっ……」ボロボロ
京太郎「ご、ごめんなさい、本当に! ほら、機嫌直してくださいっ、焼き物おいしいですよ! あーんしてください」
春「!?」
玄「うぐっ、ひっぐ……うぅ、いいの?」
春「だ、だめっ……」
京太郎「どうぞ、お口開けてください」
玄「あ……あーん……もぐ、もぐ……」
京太郎「どうですか?」
玄「お、おいひいよぉ……」フニャフニャ
春「…………うー」ムスー
京太郎「……じゃあ、その……春も、口開けろー、あーん」
春「はむっっ」
京太郎(あっ、これだめなパターンだ)
玄「京太郎くん、次はこっちだよ~」
春「次は、こっち……」
京太郎「……はい(諦観)」
宥「……ほっ。よかったね、玄ちゃん」
憧「宥姉、どうしたの?」
宥「ううん、なんでもないよ。あったかいな~って、ね」
穏乃「そうですね! 出来立てで、あったかくて、おいしいです!」
・憧、灼、穏乃好感度+1
>玄好感度判定
01~94 成功
95~00 普通
ゾロ目 大成功
安価↓2
>宥好感度判定 自動成功
ゾロ目大成功
安価↓3
>玄成功 玄好感度+3
>宥大成功 宥好感度+5
~午後へ続く
午後は奪い合い必須、ちょい休憩
0:05くらい再開で
一旦乙ー
~午後
京太郎「さて、昼も食べて、片づけも済んで、掃除も済んで――麻雀部の料理教室は終了だな」
穏乃「なんか、ややこしいね……」
憧「っていうか、誰に説明してんのよ……」
京太郎「で、こうなるとあとは自由なんですよね? 部長?」
灼「そうだね、もうやることないし……」
京太郎「それじゃ……どうすっかなぁ」
玄「…………」
春「…………」
灼「…………」
シロ「…………」
京太郎「なんかすっげえ見られてる……っていうか、シロ先輩、来たんですか」
シロ「うん……京太郎の料理、食べ逃したなぁ……」
京太郎「夜もこっちならお作りしますけど」
春「!?」
シロ「いいの?」
京太郎「いつものことじゃないですか、もう慣れましたよ」
玄「!?」
憧「ど、どういうことなの……」
シロ「そっか……うん、でも……さすがに、明日は学校だから帰らないと……」
京太郎「ですよね……」
シロ「まぁ、時間があったら案内して。それでチャラにするから」
春「わ、私も――」
灼「そういえば京太郎、学校内、まだ全部案内してなかったよね」
玄「わわ、私と一緒に回ろうよ!」
京太郎(なんだろう、これは……はっ、これがモテ期ってやつか!?)
京太郎(……ははは、言ってて辛くなってきたな。まぁ便利ですからね、いつでもお茶淹れられますし)
京太郎「――さて、どうしよう」
大好き以上勢(健夜除く)
・春
・シロ
・霞
・初美
・照
・咲
・和
阿知賀勢
・玄
・宥
・憧
・灼
・穏乃
一人記入
安価↓1-7 多数上位二名と行動
シロor春
安価↓1-3
>玄・シロと行動
京太郎「それじゃ、玄さん――」
玄「ふぁっ、ふぁい!」
京太郎「あとは春――」
春「…………っっ!!」パァッ
prrrrr
春「あ……」
京太郎「ん? 出なくていいのか?」
春「い、いいっ……それよりも――」
京太郎「ちょっと貸しなさい……あ、もしもし? 霞さんですか?」
霞『!? あ、あら、京太郎くん、お久しぶり……ということは、やっぱりそっちにいるのね』
京太郎「――その反応、まずい感じですか?」
霞『ううん、奈良にいるのはいいのよ。ただ、そちらの神社にご挨拶を終えてないから、そっちを優先してもらう必要があって――』
京太郎「……すでに遅れてたりします?」
霞『まぁ、ね……』
京太郎「すみません、ちゃんと言い聞かせます」
霞『ごめんなさいね。春ちゃんも、不真面目なわけではないの、ただ――』
京太郎「いえ、俺ももっと構ってやることにします。では」
京太郎「春……俺に会いに来てくれるのは嬉しい。でも、やらなきゃいけないことは、やってからにしてくれ」
春「……ごめんなさい、あの……怒って、る……よね」
京太郎「俺が怒ることじゃないさ。春が反省してるし、後悔もしてるなら、安心して送りだせるしな」
春「…………っ……」グスッ
春「行ってくる、それで……今日は、そのまま帰るね」
京太郎「……いいのか?」
春「もう、京太郎には会えたし……散々、甘えたから……これからは、滝見の娘として動く」
春「ありがとう、京太郎……ますます、その……す……ぅっ……う、ううん、なんでもっ……」カァァッ
京太郎「あ、あぁ? まぁ、その……元気でな、また連絡する」
春「うん、またね、京太郎」
京太郎「えっと、それじゃ……シロ先輩、行きましょうか」
シロ「……不満、余った選択肢みたいで」ムスー
京太郎「うっ……そ、そういうわけでは……」
シロ「……冗談」クスッ
シロ「だけど、お詫びしてくれるなら……」スルッ ムニュッ
京太郎「!? あ、あの、ししし、シロ、先輩!?」
シロ「このまま案内して」ジー
京太郎「……わかりました」
シロ「よろしい」
玄「わ、私も!」ガバッ
京太郎「おうっっ! く、玄先輩、わかりましたから、落ち着いてっ……」
玄「ああ、案内役、仕りましたのだ!」
京太郎「あっ、はい……じゃあお願いします、玄先輩。行きましょうか、シロ先輩」
灼「……シロ玄コンビ……あれ、私は……」
憧「…………」ポンッ
穏乃「ま、また来週がありますよ!」
宥「頑張って~、玄ちゃ~ん」ズキッ
宥「…………? あれ、変……だね、なんだろ……」ズキズキ
玄「お姉ちゃん、どうかしたの?」キョトン
宥「! う、ううん、なんでもない、いってらっしゃ~い」フリフリ
玄「はい! がんばってきます!」ムンッ
憧「……にしてもさー、結局チャンピオンこなかったねー」
穏乃「そういえば和もだよー。メールでは、行くかもって言ってたのにね、ざーんねん」
※選ばれなかった人たちは来ません、残念でした
京太郎「それじゃまずは――シロ先輩、食事はされました?」
シロ「いや……そういえば、朝から食べてない……かも」グゥー
京太郎「!? く、玄先輩! なにか食べ物の――模擬店の場所、案内してください!」
玄「おまかせあれ! えっとね、中庭と校舎横にあって――」
シロ「……そういえば、その人は?」
玄「おぉっ! そういえば私も知らないよ、京太郎くん!」
京太郎「あっ……」
京太郎「すんません、失念してました。えーっと……こちら、宮守女子麻雀部、先鋒を務めていらっしゃいます、三年の小瀬川白望先輩です」
シロ「よろしく」
玄「先鋒! 私もです、奇遇ですね!」
シロ「そうなの?」
京太郎「はい。えーっと、阿知賀女子麻雀部のこちらも先鋒、二年の松実玄先輩です」
シロ「……あぁ、阿知賀のドラゴンロード」
玄「はい! 人呼んで、阿知賀のドラゴ――」
京太郎「それはもういいですから」
玄「」ショボン
京太郎「で――えーっと、シロ先輩は春から、東京のプロチームに所属予定です」
玄「ほえっっ! す、すごい、生のプロ……初めて見ました!」カンドー
シロ「まだ、違うけど……あ、でも契約はしたかな」
京太郎「そうなんですか! おめでとうございます!」
シロ「うん、まぁ……細かいことは、トシさんがやってくれたし……あとは、毎日のトシさんのしごきがキツい……」グデー
玄「熊倉トシ先生ですね! 赤土先生から、時々お噂をお聞きしてます!」
シロ「そっか、知り合いだったね……あ、思いだした」
京太郎「?? どうかしましたか、これ……」
シロ「先生から、赤土さんにって……お土産と、昔の資料とか色々だって……」
京太郎「どうしましょう、探すにしても、先生がどこにいるかわかりませんよ」
玄「預かっておいて、また渡せばいいんじゃないかな。途中で会えば、そのとき渡してもいいし」
シロ「そうして……それより、そろそろご飯を……」グゥー
玄「はい、それじゃ到着です、こちらでお好きなものをお買い上げください!」
京太郎「……まぁ、こうなりますよね」
シロ「ん、ごめん……」ダラー
玄「あ、あの、そんなにお腹が空いて動けない感じですか?」
京太郎「いや、そういうことじゃなくて……」
シロ「んー、ちょっとダルくて……動くの、めんど……」ダル
玄「」
玄(お、お姉ちゃんがさらに動かなくなったみたいな……)カタカタ
玄(でも、可愛いっ……お世話したいよぉっ)ウズウズ
玄「で、では、不肖松実玄! 小瀬川さんのために、お買いものしてまいります!」
京太郎「いや、そんな――俺が行きますって」
玄「大丈夫! ここは阿知賀女子学院、私のホームグラウンド……」
玄「あらゆる施設は私の庭! どうぞこの松実玄に――」
玄「おまかせあれっっ!」ドヤァァァッ
シロ「……そこはかとなく不安だけど……どうするの?」ダル
京太郎「……そう、ですね……」ウーン
>返事選択
1 じゃあシロ先輩と待ってますね
2 玄先輩、一緒に行きますよ
安価↓2
京太郎「すみません、シロ先輩……一緒に買ってきますので、待っててもらっていいですか?」
シロ「んー……ちょいタンマ……ん……んー……うん、そうだね……仕方ないかぁ」
京太郎「ありがとうございます。じゃあ行きましょうか」
玄「えっ、い、いいのっ?」
シロ「いいよ。その代わり、早めにお願い」グギュー
玄「わわっ、わっかりました!」
京太郎「それじゃ急ぎましょう」
京太郎「しかし、色々売ってますね……あっ、タコスだ」
玄「ふふん、お祭りの定番はもちろん、そのほかにも色々ありますのだ――」
京太郎「なんで玄先輩が偉そうなんですか……じゃあ、適当に見繕いましょう」
京太郎「フランクと、焼きそばとたこ焼きと――お米もありだな、ならおむすび屋で……天むす!? おお、あんこ入りとかもあるのか、すげーラインナップ……」
玄「そ、そんなに食べられるの?」
>返事選択
1 シロ先輩、いっぱい食べますから
2 余ったら俺が食いますよ、昼少なかったんで、まだいけますし
3 俺の分も込みです
安価↓2
京太郎「余ったら俺が食いますって。お昼少なかったんで、まだ余裕ありますから」
玄「そっか、それなら――あっ」
京太郎「え……あっ」
玄「ご、ごめんなさい! あれは――わ、私と春ちゃんが、食べちゃったせいだよね!」
京太郎(……しまった、迂闊っ……というか、玄先輩なのに察しがいいだと!?)
京太郎「そんなことないですって、あれ全部食べてても、普通に足りませんでしたから」
玄「うっ、や、やっぱりぃぃぃぃっ……ただでさえ少ないのに、取っちゃってごめんなさぁぁぁぃっっ!」ブワァー
京太郎「泣かないでぇぇぇえええぇぇえっっ! 大丈夫です、平気ですから、ねっ? これだけ買えば、十分ですから! 戻りましょう、早く!」
玄「うっぐ、うえぇぇぇ……うん、うんっ……ごめんねっ……」
京太郎「なんでそんなマジ泣きしてるんですか! なんか、昼から涙腺緩くなってませんか……?」
玄「そ、それはぁっ……京太郎くんが苛めるからだよ! 京太郎くんのせい!」グスッ
京太郎「俺ですかっ……いや、まぁそうか……すいません、反省します」ペッコリン
玄「……ううん、いいよ。私も迷惑かけたし、お相子にしよう」
京太郎「はい。それじゃ、早く戻って食べましょう。シロさんも待ち侘びてそうです」
玄「うん、そうだね! 急ごう!」
・玄好感度+2
京太郎「お待たせしましたー……って、あれ? シロさん、なに食べてるんですか?」
シロ「……イカ焼き……さっき、赤土先生が来て、少し話してたから……」モッチモッチ
玄「……それは、プロの話とかですか?」
シロ「……まぁ、それも含めてね。だけど大丈夫、春までは先生、こっちだっておっしゃってたよ」モグモグ
玄「そう、ですか……ありがとうございます」
京太郎「あ、お土産も渡してくださったんですね」
シロ「うん。喜んでらしたよ」
京太郎「イカ焼き、おっきめですけど……これ食べられますか?」
シロ「まぁ、お腹空いてるから……京太郎が作ってくれたのだったら、全部食べられるけどね、絶対」
京太郎「すみません、さすがに食材が……」
シロ「いいよ、別に。昨日は焼き菓子もらえたし、それで十分。ほら、座って」ポンポン
京太郎「それじゃ、座りましょうか。玄先輩も、どうぞ」ハンカチ
玄「はぅっ! え、えへへ、照れますのだ……」テレテレ
シロ「……相変わらずだよね。私にもだしたし……何枚ハンカチ持ってるの?」ジトー
京太郎「まぁ、執事の嗜み程度には持ち合わせてます……十枚くらいだったかな」
シロ「」
玄「」
京太郎「じょ、冗談ですからね!? と、とにかくほら、食べましょうよ!」
>会話選択
1 どれにしますかー? フランクフルト、熱々ですよ
2 焼きそば食べますか、あーんしてください
3 たこ焼き、熱いですから冷ましますね。ふーふー
安価↓2
京太郎「焼きそばどうぞ、はい、あーんしてください」
玄「!?」
シロ「あー……うん、おいしい。京太郎に食べさせてもらうと違うね」モグモグ
京太郎「口元にソースが……」スッ
シロ「ん……」ハムッ
玄「!?!?」
シロ「んちゅ……れろ、んぅ……ぷぁっ……はい、綺麗になった」
京太郎「じゃ、二口目いきますねー」
玄「」
シロ「はむっ」
京太郎「ソースが」
シロ「んっ、れりゅぅ……ちゅっ、ちゅぷぅ……んぁ、ふぅ……次」
玄「お……」
玄「お姉ぢゃぁぁぁぁ~~~~~~~んっっっっ!」ブワァッ
京太郎(かわいい)
シロ(……こんなにサービスしてるのに、全然反応ないなぁ)ツマンナイ
シロ「……ちゅっ……もういいよ、自分で食べるから」
京太郎「そうですか?」
シロ「……今度は、京太郎の料理がいいなぁ」
京太郎「……そうですね。俺もご馳走したいです」
シロ「よろしくね」
・シロ好感度+2
京太郎「あのあと、外部客は帰る時間になり、シロ先輩は帰って行った――赤土先生が送ってくれたし、途中で倒れたりはしないだろう」
京太郎「あと、玄先輩はあのまま泣き止んでくれず、麻雀部と合流したら、憧にすごい勢いで蹴られた」
京太郎「痛かった(小並感」
憧「だから誰に説明してんの! あと蹴られるようなことするほうが悪い!」
宥「そうだよ、玄ちゃんを泣かせるなんて、だめ……メッ!」
京太郎「ふぐぅっ……す、すみませんでした、宥先輩!」フカブカー
宥「……うん、わかればよろしい」ナデナデ
京太郎「」キュン
憧「こら! 正気に戻りなさい!」
穏乃「おーい! 校庭でファイアー始まるってさー! 行こうよー!」
灼「フォークダンス、やるって……」
京太郎「へー、懐かしいなー……って、あれ?」
京太郎「ここ、女子校ですよね。で、フォークダンスですか?」
灼「そう」
京太郎「女子が女子と?」
憧「なに言ってんの、男子ならいるじゃない、こ・こ・に~?」ニマー
京太郎「……冗談だろ?」
宥「冗談じゃないよ~。みんながね、男子と踊ってみたいっていうからぁ、赤土先生が提案してくれたんだって~」
京太郎「なにやってんだレジェンドおおおおおおおおおおおおおおおっっっっ!」
晴絵『無茶しやがって……』キラン
京太郎「キランッじゃねーよ! 無茶したのそれお前のほうだろ! そしていままさに無茶しそうなのは俺のほうだよ!」
穏乃「なに騒いでんのさっ、京太郎! ほらっ、行こうよ!」
1 手を取る
2 手を取る
京太郎「――しゃーねな、おっし! 行くか、穏乃!」ギュッ
~11月第一週日曜、学園祭二日目、終了 ※夜行動は入れます、健夜誕生日です、一応
~夜行動
京太郎「うーむ、あのあとつい、ファイアーの後片付けまでしてしまった……」
京太郎「まぁ、フォークダンスどころか社交ダンスも教わってるから、ダンス自体は問題なかったが……」
京太郎「全員と躍るのは、マジできつかった……掃除で回復しないと、マジで瀕死だったぞ……」
京太郎「さすがに散歩は無理だな、やめとこう」
>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇)
2 メールする(対象は一人~複数。一人は長くやり取り、好感度0~2成長。残りは1固定、ただし週末倍成長に含まれない)
安価↓2 ※人物は別途安価します
メールで適当に済ませて、四人分の好感度1を稼ごうという考え?
>メール
●所持連絡先(現在26、ショートメール4通)
・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染井まこ
・竹井久
・宮永照
・亦野誠子
・松実玄
・松実宥
・新子憧
・鷺森灼
・岡橋初瀬
・小瀬川白望
・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音
・薄墨初美
・滝見春
・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙
・戒能良子
・小鍛治健夜
・瑞原はやり
・野依理沙
安価↓2 上記より一人
>健夜
京太郎「さて、遅くなったけどメールしとかないとな、健夜さん」
京太郎「学園祭で遅くなりました、お誕生日おめでとうございます」
『本当にメールくれたんだね、ありがとう』
『もしかしたら忘れられちゃったかなって、少し不安だったんだ』
『覚えててくれて、すごく嬉しい』
『今年は、いままでで一番の誕生日になったよ』
>返事選択
1 俺のひと言でそこまで喜んでいただけるなら……きちんとお祝いしたかったです
2 これまではどんな誕生日だったんですか……
3 大袈裟ですよ、逆に申し訳ないです
安価↓2
慈悲はなかった、上げて堕とすとはこのことか
京太郎「……いままで、どんな誕生日だったんですか」
『あ、聞いちゃう? そっかぁ、えっとねぇ……』
『ほんとにね、たいしたことないよ? 小学校までは、家族とかクラスの友達が祝ってくれたかなぁ』
『中学以降は、そういうのより麻雀漬けでね、気がつくと誕生日が過ぎてたっていうか……ね』
『で、大学は行ってないから、プロになったんだけど、それでもやっぱり試合とか打ち上げとか、なんやかんやで……』
『気がつくと25も越えて、そうなるとみんな気遣うようにして、誕生日の話題避けてさぁ……うん、あれがきつかったなぁ』
『だからね、今日は最高だよ。絶頂のときの絶頂より、どん底からの絶頂のほうが、幸せだからね』フフフフフ
京太郎「」
>返事選択
1 心からおめでとうございます
2 元気出してください、この先、もっといいことがありますから
3 次にお会いしたら、今回のお祝いのケーキ焼きます、必ず
安価↓2
京太郎「次にお会いしたら、お祝いにケーキ焼きますよ。約束します」
『わっ、嬉しいな』
『そうだね、奈良には行けないから……京太郎くんが、こっちに来るか』
『また別の学校に行ったときになるね』
『ありがとう……あ、そうだ』
『京太郎くんの誕生日は、欲しいものなんでも買ってあげるからね』
『遠慮せず、なんでも言っていいよ』
『これも約束だから。じゃあ、またね』
『おやすみなさい』
京太郎「……そこはかとなく、重いような……でも、可愛いんだよなぁ、あの人」
・健夜好感度+1
京太郎「さて、あとは誰にメールしておこうか。もう遅いし、手短に――」
●所持連絡先(現在26、ショートメール4通)
・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染井まこ
・竹井久
・宮永照
・亦野誠子
・松実玄
・松実宥
・新子憧
・鷺森灼
・岡橋初瀬
・小瀬川白望
・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音
・薄墨初美
・滝見春
・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙
・戒能良子
・瑞原はやり
・野依理沙
安価↓1から先着4名
>シロ、霞、巴、良子
京太郎「無事に帰れましたか? まだだとしたら、道中気をつけてください。来てくださって、ありがとうございました」
京太郎「春のこと、叱らないでやってください。本人も反省してるようでしたから。その、偉い人に怒られるなら、なるべく庇って――」
京太郎「いえ、すみません、出過ぎたことでした。ともかく、許してやっていただけると、幸いです」
京太郎「霞先輩にもメールしましたが、春のことは――俺にも責任があります、すみませんでした。本人も反省してるはずです」
京太郎「春からなにか聞いたら、俺が心配してたと伝えてください。あと、怒ってはいないってことも、です。すみません、伝言ばかりで」
京太郎「……大丈夫かな、春のやつ……」
~11月第一週日曜、終了
今日はここまで
次回は代休の月曜日、ちょっと変わった形式で、昼行動だけになるはず
昼行動選択から、かな、たぶん
そのときも表示するけど、次週誕生日は13久、です。泉は残念
●現在のステータス
雀力:22→231 レベル3 大成功(トップ)ボーナス+2
技能経験値:81
所持スキル
【ディメンジョンシュート】
補正後コンマにゾロ目があれば、和了可能に
【鼓動のリズム】
コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能
執事:237→394 レベル4 大成功ボーナス+3
雑用:231→301 レベル4 大成功ボーナス+3
●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
・宮永咲 ??→110(ときめき)
・片岡優希 15→17(友人)
・原村和 10→67(大好き)
・染井まこ 15→19(友人)
・竹井久 18→24(友人)
・宮永照 20→62(大好き)
・弘世菫 23→25(友人)
・渋谷尭深 23→26(好き)
・亦野誠子 25→28(好き)
・大星淡 26→32(好き)
・松実玄 35→49(好き)
・松実宥 27→53(好き)
・新子憧 37→51(好き)
・鷺森灼 32→38(好き)
・高鴨穏乃 25→28(好き)
・志崎綾 31→(好き)
・岡橋初瀬 37→38(好き)※エンドなし
・小走やえ 30→(好き)※エンドなし
・桐田凛 21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜 29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・小瀬川白望 28→82(大好き)
・エイスリン 31→54(好き)
・鹿倉胡桃 20→37(好き)
・臼沢塞 25→46(好き)
・姉帯豊音 27→47(好き)
・神代小蒔 17→34(好き)
・狩宿巴 22→48(好き)
・滝見春 13→92(大好き)
・薄墨初美 36→62(大好き)
・石戸霞 28→68(大好き)
・石戸明星 34(好き)※エンドなし
・十曽湧 13(友人)※エンドなし
・藤原利仙 25→33(好き)※エンドなし
・戒能良子 22→29(好き)
・小鍛治健夜 69→83(大好き)
・瑞原はやり 30→39(好き)
・野依理沙 30→32(好き)
【11月第一週日曜】
学園祭が終わった。無事に終わってなによりだ。そして、料理教室の参加者からも、賞賛をいただいた。
松実館の旦那さん、板長さん、兄さん方、姐さん方には特別に謝辞を述べたいと思います。
ありがとうございました。
また、遠方より来てくださった方にも感謝を。
そしてもちろん、楽しい学園祭を共に過ごした阿知賀女子の皆さん、麻雀部の面々にも。
楽しい思い出の提供をご提案くださった阿知賀のレジェンドには、さらに特別な感謝を。
絶対に許さない、絶対にだ。まぁ冗談ですけど。
学園の女性全員とフォークダンスなんて、マンガかアニメでしか起こらないことかと。
腕が上がらなくなったときは、どうしようかと思った。
ファイアーの片づけで、ある程度の疲労を回復できなければ、かなり危ないところだったはず。
やっぱり反省しよう、レジェンド。
…………
『その割にはデレデレしてたじゃない、バーカ』
してねーよ! いや、たしかに三年のお姉さま方はあれだ、立派なおもちの方が多かったが……。
『楽しかったよ、京太郎! また踊ろうね!』
『……できれば、一緒に回りたかった……午前はお疲れ、ありがと』
『すごーく楽しかったよ! 宮守の先輩さんにもよろしくね!』
『ファイアー、あったかかった~』
『ふむ、この反応……いやー、企画してよかったっぽいねー、あははっ』
そこまでにしておけよ、レジェンド。
『――いや、マジな話だと心から反省してるんだ。ごめん、須賀くん。かなり調子に乗ったと思ってる』
『企画が通るとは思わなかったっていうのもあるけど……必ずお詫びはするから、本当に悪かったね』
許した。全力で。記事追加しておくか。
…………
レジェンドの件は冗談です。とても楽しい経験を、ありがとうございました。
…………
――あれ、これって全校女子と踊れた俺が、すげー軽薄みたいにならねえ? ま、いいか……。
『楽しかったよ、ありがとう……でもダメだね、一回会うと毎日会いたくなる……涙腺、こんな脆いとは思わなかった』
『……私は反省してる。今度会うときは、誰にも迷惑かけないよう、堂々と会いに行くから。今日はありがとう、京太郎』
あの二人だな……どっちにも申し訳ないな。
それと、あいつのフォローだけ頼んじゃった人たちには、あらためてメールしておこう。
『ごめんね、京ちゃん……いま白糸台に帰ったから』
『ごめんね、京ちゃん……清澄に着きました』
『すみません、京太郎くん。そういうことですので、練習を優先しました。京太郎くんを見習い、部のためにできることをしたかったんです』
『すまんのう、京太郎。あんたも会いたかったじゃろうに……ま、機会を見つけてこっちに来るとええ』
『そのときはリベンジするじぇ!』
なにやってんだ、あの二人は……結局、沖縄と北海道に旅行しただけか? なんだ、いい週末じゃないか。
『遅くなりましたけど、土曜日はお世話になりました。かっこよかったですよ、とっても』
『先日は後輩が、今日は私が世話になってしまったな。とても助かったよ、本当にありがとう』
晩成の二人、だよな? こちらこそありがとう。
――――――――
~清澄
「……おいしいですね、白い恋人」
「ほんと、紅茶とも合うわよね」
「ごめんなさい……」
「まぁ……反省しとるなら、わしからはなにもないわ」
「咲ちゃん、気を落とすなだじぇ……」
「ありがとう、優希ちゃん……和ちゃんも、ごめんね。意地張って、一人で行こうとして……」
「いえ、もういいんです。だけど次は、一緒に行くか、一緒に待ちましょうね。帰ってくるのを」
「っ……うん、そうだね!」
「いいはなしだじぇー」
「丸く収まってよかったわね、部長?」
「わしが旅行に行く前に片付いてよかったわ、うむうむ」
「そういえば、まこの修学旅行先――奈良も入ってたわよね」
「!?」
「!?」
「……ぐ、偶然じゃ。その目はやめんさい」
~龍門渕
「――お疲れさまでしたね、須賀くん」
「なるほど、よい出来ですわね。これならばどこか、龍門渕の旅館を紹介してあげられるのではなくて?」
「……そうですね。彼が望むのであれば、そうした修行先も必要になるかと」
「萩原さん、自分が教えたいって顔してるよ?」
「ふふっ、そうかもしれませんね、国広さん。ですが今頃、松実館の板長たちも、そう思っているでしょう」
「しっかし、女だけじゃなく男にも好かれるやつだな。オレたちは、顔知ってるって程度だけど、そんなにいいやつなのか?」
「ふふん、純はまだまだだな! 衣ほどにもなれば、顔を見ればわかる! あれの器はなかなかのものだぞ!」
「……少なくとも、顔は及第点以上……」
「まぁ萩原さんには及ばないかな?」
「当然ですわ! ハギヨシは龍門渕の筆頭執事、すべてのおいてパーフェクトですもの!」オーッホッホッホ
「光栄の至りでございます」ニッコリ
~白糸台
「もー! 沖縄行ってまっすぐ帰ってくるって、なにしに行ってきたのさ、テルー!」ポリポリ
「帰ってこられたのは重畳だ、しかしこれで、岩手のことは奇跡だと証明できたな」ポリポリ
「……うるさいなぁ。それに勝手に食べないで、それは京ちゃんへのお土産なの」
「次に会う頃には傷んでますから、みんなで食べちゃったほうがいいと思いますけど……」
「どうぞ、お茶が入りました……」
「ありがと、タカミー! うーん、渋いお茶がうまい!」プハーッ
「お前、先輩のために自分で淹れようとか、そういう気はないのか……?」
「まったくもって!」
「呆れ果てたやつだ……」ハァ
「平気ですよ。こう見えて、一年のまとめ役もしっかりしてくれましたから、ご褒美です」ナデナデ
「なによりうちのエースですからね、練習漬けにしたらその分、甘やかしてあげたいですし」ナデナデ
「えっへへー♪ ごめんねー、スミレ? 私は愛されキャラだから、スミレにだけ甘えるわけにはいかないんだー♪」
「はいはい、わかったよ……おい照、いつまで拗ねてるんだ」
「……京ちゃん……ぐすっ……」
「マジ泣きするな! ああ、わかった……次に行くときは、ついて行ってやるから」
「ほんとに!? ありがとう、菫大好き!」
「現金なやつだ……だがその代わり、旅費は持ってもらうぞ」
「大丈夫! 恵比寿との契約金があるから!」
「……くれぐれも、無駄遣いはするなよ?」
「京ちゃんに会うためのお金はムダじゃない」キリッ
~永水
「京太郎くんにまで迷惑をかけて……悪い子ね」
「……ごめんなさい」
「ま、まぁまぁ、春ちゃんも反省してますから……」
「姫様は甘すぎますよ。でも……はるるならそうなると思ってましたから、一人で行かせてしまった私たちの落ち度でもありますね」
「やっぱり二人で行くべきでしたかねー、もしくは三人で――」
「明星と湧の負担を大きくするのもね……これが限界よ」
「……本当に、ごめんなさい。反省してます……」
「まぁ、新子の取り成しもあったから、上の方々もお目こぼしくださったわ。きちんと反省してくれれば、私たちからはなにも」
「あちらの娘さん――望さんでしたか、しっかりした方ですよね」
「小蒔ちゃんも負けていられないわね」
「はい!」
「そういえば、新子の次女さんが阿知賀女子の麻雀部だそうでー。望さんのほうは、チームが10年前に、小鍛治プロと対戦したそうですよー」
「へぇ、なんというか、奇妙な縁ですね」
「……新子、憧……仲良さそうだった」
「あら、そうなの……ん? ごめんなさい、電話が……あら」
『春のことばかり頼んですみませんでした。一人こちらに来たということは、そちらは忙しかったのでは?』
『よければ労いのお茶を、淹れさせていただきたいです。お疲れさまでした、また折を見て、電話しますね』
「…………/////」ニヘー
「霞ー? 顔がドロッドロですよー?」
「!? なな、なんでもないわっ、ええ、まーったく!」カァァッ
「あやしいですね……あ、すみません。私も電話が……あっ」
『今回の件では、きっと巴さんが一番、気苦労を負担されたのではないかと。なにかあったら、いつでも言ってください』
『マッサージでもお茶でも料理でも、駆けつけてお世話させていただきますから』
「…………も、もうっ……えへへっ」///
「あ、あの、巴ちゃん?」
「――はっ! い、いいえ! なんでもないです!」
(あやしい……)
(……きっと、京太郎だ……やっぱり、優しいなぁ……///)
(どうしたんでしょうか……?)
~宮守
「ただいま、これお土産」
「――随分と楽しかったみたいね。なに、このメール」
「ツーショット写真、せっかく腕組んで歩いたから、ついでに」
「いいなー! 私も京太郎くんと、腕組んで歩きたいよー」
「(大学のキャンパスを歩く京太郎とエイスリン)」カキカキ バッ
「!! そうか! 京太郎くんも同じ大学なら、三年と四年の2年間、一緒なんだよね!」
「……まぁ、京太郎くんが同じとこ行ってくれるかわからないけど……そうなれば、楽しいわよね」フフッ
「なにそれ、ずるい……」
「その分、2日間楽しんだでしょ?」
「2日と2年……うん、平等だね!」
「トウカ、コウカン!」
「理不尽だなぁ……でも、うん……たまにそこに混ざれるなら、わるくないかな……」
「えー、たまにじゃやだよー! もっともーっと、6人で過ごそうよー!」ニコー
「……そうね。ならまずは、私たち全員が合格することよ、頑張りましょ!」
『はーい!』
~阿知賀A
「いやー、大変だったわよ、今日は」
「なによ、こっちだって忙しかったんだけど……主に、京太郎が、だけど」
「んー、なんかね。鹿児島の神社から挨拶の方が来られたんだけど、一時間以上遅れられてさぁ、事故かと心配したんだけど――」
「えっ、大丈夫だったの?」
「ま、無事は無事よ。その挨拶の方って高校生だったんだけどね――しかも、あんたと同じ一年生」
「へー、立派ね」
「憧も見習いなよー」
「あんたがそれ言う?」
「わ、私は土産物屋も和菓子屋も、手伝ってるよ!」
「そう? たまに用があって行くと、山ばっかり行って手伝ってくれないってぼやいてらっしゃるわよ」
「」
「そう思うなら、あんたもちょっとは手伝いなさいよ、年末年始だけじゃなくってさぁ」
「えー、だってお姉ちゃん頼れるし、いいじゃん」
「甘えないのっ……おっと、それでね。その一年生、遅れてた時間……阿知女の学園祭に行ってたらしいのよね」ニヤニヤ
「へー、そうなんだ! なら私らとも会ってたのかな」
「そりゃそうでしょ。麻雀部の出し物、顔だしてたみたいだし……京太郎少年狙いで」
「!? ふ、ふーん、そうなんだ……でも、初対面なら別にどってこと……」
「彼女、永水女子の生徒らしいから。かなり親密なんじゃない? 挨拶のあと、ちょっと話題に振ってみたら、すっごい笑顔だったけど」ニマー
「あー! そういえば、いたよ! そんな感じの女の子! 玄さんと一緒に、京太郎からお昼、食べさせてもらってた!」
「なぁっ!? シ~ズ~? あんたねぇ、それ黙って見てたのっ?」
「ぅ? そ、そうだけど……えっ、なにかおかしかった?」
「うっ……い、いや、別に……そういう、わけじゃない、けどぉ……」モジモジ
(クククッ、効いてる効いてる)ニヤニヤ
「まー、あれだよね。来月には彼も移動だし、次は永水かもしれないのよねー」ボソッ
「――!!」
「えー、それはやだなぁ……来月も、その次も、京太郎と遊びたいよ! あとお菓子焼いてもらいたい!」
「うんうん、そうだよねぇ。欲望に忠実なのも、女子高生の特権よ。シズちゃんは素直で可愛いわねー」ナデナデ
「え、えへへー? そうですか?」
「……ふーんだ、あたしはどうせ、可愛くありませんよーだ」プイッ
(かわいい)
(かわいい)
~阿知賀B
「今日はすごかったね~。京太郎くん、板長さんたちみたいだった~」
「そう、だね……ねえ、玄ちゃん……午後からは、どうだったの?」
「うーんとねぇ……宮守の先鋒さんと、模擬店行ったりしたよ! あ、でも……」シュン
「二人とも、とっても仲良さそうだったよぉ……ぐすっ」
「!! あっ、あっ、ごめんねっ、玄ちゃん、大丈夫だよっ」ナデナデ
「宥さん、甘やかしすぎ……玄も、いちいち泣かないの。あっちは一ヶ月いたんだから、仲良くて当然」
「こっちも残りで、それ以上に仲良くなればいいだけ」
「でもぉ……来週は、修学旅行が……」
「言わないで。わかってるから……」ズーン
「あったかくない……」ブルブル
「……まぁ、決まったことで悩んでも仕方ない。その前に連休もあるし、うまく活用しようか」
「あ、明日は代休もあるし……もしかしたら、一緒に過ごせるかもしれないよ?」
「そっかぁ……うん、頑張るよ!」
「玄はあれだよね、沈みやすいけど立ち直りも早い」
「それが玄ちゃんのいいところだよ~」ニコニコ
~某居酒屋
「小鍛治プロ、2――」
「年齢はださないでいいでしょ! お祝いだけしてよ!」
「ともかく、おめでとうございます……ふぅ」
「あれ~? どうしたのかな、良子ちゃん☆ 元気がないぞ☆」
「ああ、いえ……久しぶりに京太郎くんからメールが来たのですが、従妹のフォローを頼まれまして」
「いいんじゃないの? 認めてないけど、仲を取り持とうとしてるんでしょ☆」
「……まぁ、そうなのですが……女性として、こうも意識されていないかと思うと、その……矜持が傷つくといいますか……」
「横文字!」
「良子ちゃんが英単語使わないなんて、だいぶ素だね……疲れてる?」
「まぁ、多少は……」
「そういや、すこやん落ち着いてるよね! いっつも誕生日付近はピリピリしてるのに」
「してないよ! まぁ、でも……今年はねー、京太郎くんからメールもきたしー、次に会ったらケーキ焼いてくれるらしいしー」ニヘヘー
「うわっ、すこぶるうざいかなっ★」
「黒いの飛んでますよ、瑞原プロ」
「あれ、この中では藤田プロと……三尋木プロも、まだお知り合いではないのでしたか?」
「そうなんだよー、えりちゃーん、わっかんねーけどさー」グビグビ
「十分わかってらっしゃるじゃないですか……」
「まぁ会っていても、こうして一喜一憂するのは面倒ですからね。却っていいと思ってますよ、私は」
「わかります……前に仕事で一緒したときの、野依プロの落ち込み具合ときたら……」ハァ
「……落ち込み具合、わかるんですか……」
「失礼!」
「はぁ、すみません……(いつも怒ってるようにしか……とは言わない)」
「まーまー、野依さんは口下手なだけだからねい。表情というか、感情は豊かだと思うよん」
「で、良子ちゃんはいつまで黙り込んで――あれ?」
「…………ふふっ、まったく……」
『すみません、久しぶりのメールにあんなことを。良子さんはお変わりありませんか?』
『よければまた、ご指導いただきたいと思います。幸い、愛媛と奈良でしたら、さほど距離があるわけでもないですし』
「はぁ、いけませんね……独り身をこじらせては、嵌まり込んでしまいそうです」
「なにそれ、イヤミかな★」
「急に飲みたくなってきたなぁ……でも、やっぱりウーロン茶で」
「約束!」
「……律儀ですね、みなさん」
「基本真面目ですもんねー、あ、唐揚げにレモンかけていいですかっ?」
『おいふざけんな』
「あははっ、冗談ですよ!」
20:30くらいに、代休行動の安価でも落とそうか
これで久にプレゼント買えなくても、まぁ気にするほどでもない
というか、プレゼントだって別に買えなくてもいい、元はなかったし
……いっそのこと、好き未満にはプレゼントできない仕様にする
……ありだな
~11月第二週月曜(代休)
京太郎「今日は学校も、そして午前の部活も休み……つまり全休だ」
京太郎「午後からはなんでもできるが――そういえば、今週末に部長の誕生日があるな」
京太郎「来週は熊倉先生、それに利仙さんの誕生日か。連休に合宿か旅行があるなら、プレゼントは今日しか買えないだろう」
京太郎「とはいえ、送られても驚かれるだけかもしれない、無理に買うこともないな」
>昼行動選択
1 メンバーと買いだし(一人だけ、イベント。執事、雑用、好感度のランダム判定)
2 メンバーと特打ち(先着三名、対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
4 雀荘(希望するプロと遭遇、二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長)
5 その他(お土産、プレゼント購入、発送)
6 清澄に帰る
安価↓1-5の多数決で
考えた編み物
・派遣時にわかる来月誕生日、誰に編み物送るか決める
・編み物は通常行動or夜行動or昼行動にて1P溜まるのを、5回使用する必要がある
こんな感じ、非常にめんどいなw
来月はクリスマスだし、月初めに決定してもいいかもな、それは
まぁ昼移動を犠牲にって感じで、クリスマスプレゼント作りでってことで
買い物は5ってことでいいの?
違うなら2と5で決選投票なんだけど
いい、再安価落とす
>昼行動選択
1 メンバーと買いだし(一人だけ、イベント。執事、雑用、好感度のランダム判定)
2 メンバーと特打ち(先着三名、対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
4 雀荘(希望するプロと遭遇、二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長)
5 その他(お土産、プレゼント購入、発送)
6 清澄に帰る
安価↓1-5の多数決で ※数字を記入、違う場合は下にずれる
>メンバーと特打ち
京太郎「余計なことは考えず、久々に麻雀でも打とうかな」
京太郎「さて、誰と打つか……悩ましい」
安価↓1から先着3名、レギュラー&晴絵から。晩成はさすがに無理、初瀬の雀力決めてないし
>玄、晴絵、憧
京太郎「――というわけで、よろしく」
憧「……まぁいいんだけどさ。翌日でよく疲れてないよね、腕は?」
京太郎「家事してたら治った」
憧「」
玄「ああ、よくあるよね! 私も、お姉ちゃんのお世話してたら、いつもより動きやすくなるんだ~」
京太郎「世話好きあるあるですね、これは」ウンウン
憧(……オーケー落ち着こう、きっとこいつらが特別なだけ、私はおかしくない……)
晴絵「いや、一応代休は部活禁止――」
憧「……京太郎が打ちたいんなら、いいんじゃない? 連盟のお墨付きだし、知らないけど」
晴絵「ダメだった場合、怒られるの私なんだけど……まぁいいか。無茶させたお詫び、これってことで」
京太郎「はい、お願いします」
晴絵「んで、私はどうすればいいのかな?」
>晴絵の打ち方
1 本気(そのまま)
2 やや手加減(雀力二分の一)
3 手加減(雀力五分の一)
4 手抜き(雀力十分の一)
安価↓2
>晴絵→やや手加減=雀力1000 補正+100
晴絵「オッケー、ならわりとマジで打つからね」ゴッ
憧「うっわ、本気すぎ……あーあ、疲れるのよねー」
玄「ふっふっふっ、いつまでも赤土先生に負ける私じゃありませんのだ!」
>対局方式選択
1 四回判定
2 二回判定
安価↓2
晴絵「なら疲れてるだろうし、東風戦ってことで。こまめに休憩して、メインは検討ね、それでいい?」
京太郎「了解です。憧、悪いな、疲れてるところ。玄先輩もありがとうございます」
憧「んー? 別にいいわよ、たまたまヒマだったしさ」
晴絵「たまたま、ねぇ……望はそんなこと――」ニヤニヤ
憧「黙ってなさいよ、もう!」
玄「き、気にしないでいいよ、京太郎くん!」
ルールは>>6
>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
玄↓1 +50 【ドラゴン族封印の壺】-15
晴絵↓2 +100
憧↓3 +55 【より多く稼ぐ】+20
京太郎↓4 +23
打点↓5
玄25000→
晴絵25000→
憧25000→
京太郎25000→
玄45+50 【ドラゴン族封印の壺】-15 =80
晴絵26+100 =126
憧71+55 【より多く稼ぐ】+20 =146
京太郎31+23 =54
打点03→30【より多く稼ぐ】一段階減少 子:400・800
憧 通常和了 ツモ
打点400/800
玄25000→24200
晴絵25000→24600
憧25000→26600
京太郎25000→24600
------------------------
>和了判定ラスト ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
玄↓1 +50 【ドラゴン族封印の壺】-15
晴絵↓2 +100
憧↓3 +55 【より多く稼ぐ】+20
京太郎↓4 +23
打点↓5
玄35+50 【ドラゴン族封印の壺】-15 =70
晴絵36+100 =136
憧6+55 【より多く稼ぐ】+20 =81
京太郎69+23 =92
打点26→62 子:5800
上がり:晴絵
上がり先:玄
玄25000→24200→18400 四位
晴絵25000→24600→30400 一位
憧25000→26600 二位
京太郎25000→24600 三位
晴絵「はい、ラストでまくり~ しゅうりょ~」ドーン
憧「くっっ、稼ぎ負けた!」クヤシイッ
玄「うぅぅぅ、狙われてるよぉ……」
晴絵「ドラ抱えてるからやりやすいんだも~ん、教えてるコントロール法、まだできてないねー」フフン
京太郎「さすがレジェンド……ちょっとだけ見直した」
・雀力+5
・経験値+20
・それぞれ好感度+2
晴絵「――とまぁ、いまの分はこんな感じで。憧はもっと打点意識ねー」
憧「はいはい、わかってますって」
晴絵「ドラに頼らず、だよ? まぁ玄がいるから、意識はしてるだろうけど」
玄「ふふんっ」ドヤッ
京太郎「先輩、俺にも負けてますからね……」
晴絵「じゃあ、このまま続けていいかな?」
>晴絵の打ち方
1 本気(そのまま)
2 やや手加減(雀力二分の一)
3 手加減(雀力五分の一)
4 手抜き(雀力十分の一)
安価↓2
>対局方式
1 四回
2 二回
安価↓1
ルールは>>6
>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
玄↓1 +50 【ドラゴン族封印の壺】-15
晴絵↓2 +100
憧↓3 +55 【より多く稼ぐ】+20
京太郎↓4 +23
打点↓5
玄25000→
晴絵25000→
憧25000→
京太郎25000→
玄43+50 【ドラゴン族封印の壺】-15 =78
晴絵17+100 =117
憧71+55 【より多く稼ぐ】+20 =146
京太郎24+23 =47
打点45→54【より多く稼ぐ】一段階減少 子:700・1300
玄25000→23700
晴絵25000→24300
憧25000→27700
京太郎25000→24300
------------------
>和了判定ラスト 親は京太郎
玄↓1 +50 【ドラゴン族封印の壺】-15
晴絵↓2 +100
憧↓3 +55 【より多く稼ぐ】+20
京太郎↓4 +23
打点↓5
いや、ゾロ目≧スキルだから、ゾロ目にするスキルでプレイヤーゾロ目なら、プレイヤーだわ
見落としてた、書き直す
まぁ補正後ゾロ目もゾロ目扱い、ってことね
で、玄スキルで周囲打点下げるの、さっきスルーしてたわ……諦めてください
玄49+50 【ドラゴン族封印の壺】-15
晴絵85+100
憧77+55 【より多く稼ぐ】+20
京太郎10+23 =33 【ディメンジョンシュート】ツモ和了
打点02→20【ドラゴン族封印の壺】二段階減少 親:500オール
逆転に届かず、補正以内なら逆転
>打点上昇判定
01~23 成功
24~00 失敗、流局
↓1で
流局、続きは次スレ立ててから、ちょいお待ちを
ほい
パート9
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」宥「その9……アッタカーイ」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」宥「その9……アッタカーイ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391171306/)
こっちは埋まるかな?
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません