上条「見られたら」垣根「見せ返せ」削板「倍返し」美琴「大覇星祭は?」 (1000)

どうも寝落ちに定評のある>>1です。


この度のスレタイは前スレ>>899の案をひねって採用させて貰いました。


前スレはこちら


上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロリコン共め」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377272737/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387210252

スレ立て乙!
mk-Ⅹまであと7スレ!

注意事項

・カプ要素あり

・ギャグ

・キャラ崩壊


もっとあるだろとツッコまれそうですがそれでも見てやるよ、と言う方は生暖かい目で見てやって下さい。


過去スレ指定が上手くいかない……何故だ。

前スレからのオマケ


~夜(病院)~


??「……」コソコソ


??「フフフ、これが妹達の皆さんが作ったカレーですか」


??「まだ少し残してあるとは、きっと自分の為に残して置いてくれたに違いありません」


??「では……いただきます」


??「ムシャムシャ……テ……テクパトr」パタリ


エツァリ「ブクブクブクブクブクブクブクブク……」



~深夜(病院)~


>シュンッ


??「フフフ、これが妹様方の作ったカレーですの?」


??「まだ少し残してあるなんて、きっとわたくしの為に残して置いてくれたに違いありませんの」


??「保存用のタッパーに少し入れて、あとはここで頂きますの」


??「では、頂きますですの」


??「ムシャムシャ……」


黒子「はぅああああああああああああああああああああああああっ!!!」


黒子「ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク………」


冥土「やれやれ、これで二人目だね」



眠気が……ヤバス。

ではおやすみなさい。

一応過去スレ

1スレ目、上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319903608/)

2スレ目、上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1326558666/)

3スレ目、上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」

上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1339953055/)

4スレ目、上条「幸せは」 美琴「歩いて来ない」 垣根「だから自分で」 一方「つかみ取る」

上条「幸せは」 美琴「歩いて来ない」 垣根「だから自分で」 一方「つかみ取る」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356347366/)

5スレ目、上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」

上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365816375/)

6スレ目、上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロリコン共め」

上条「彼女は14才」一方「…0才」垣根削板フィアンマ「同じく」☆「このロリコン共め」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377272737/)


多分これでいいかな?

>>9

過去スレありがとうございました。

おおっ、いつの間にか30レス超えている、乙コメどうもです。

それでは大覇星祭編はじまりはじまり~。

~9月某日~


>ガヤガヤ……


詩菜「広いですね~人も多いし」


刀夜「そりゃそうさ、何せ学園都市に所属する全学校が合同で行う体育祭だ、父兄も関係者もたくさん来てるんだし」


詩菜「当麻さんは……見当たりませんね」キョロキョロ


刀夜「来るとは連絡しておいたんだ、その内見つか…」


>ドンッ


??「キャッ!」


刀夜「おっと」


??「って…すみません」


刀夜「いえいえこちらこそ」


??「あの~、失礼ですけど常盤台中学ってどの辺かご存知ですか?」


刀夜「えっ…とちょっと待って下さいね…トキワダイトキワダイ…」ペラペラ



刀夜「載ってないな、もしかして一般開放されてない学校なのでは?」


??「ええっ! ホントですか!?」ズイッ!!


刀夜「あ…」イイニオイ


??「携帯も通じないし何処に居るのよあの子ってばっっ!!」


刀夜「あ…あのぉ…探されてるのは妹さんか何かで……」


詩菜「あらあら……」


刀夜「ギクッ」ゾクリ


詩菜「刀夜さん……『また』ですか?」ゴゴゴ


刀夜「かっ母さん!?」



詩菜「偶然お知り合いになった女性といい雰囲気になったりして、何度目かしら」


刀夜「誤解だ母さんなってない!!」


詩菜「あらいやだ、数える方が馬鹿らしいのかしら?」ゴゴゴ


刀夜「だから違うんだ! でも…焼きモチ焼く母さんもちょっと可愛いかな~~なんて……」


??「うぅ~やっぱり載って無いな~、せっかく大学休んで来たのに……」


詩菜「あら? あれは……」



美琴「グスッ……エグッ……」メソメソ…


上条「だから仕方ないだろ? 泣くなってば」


美琴「そうだケド…何で当麻が白組で私は赤組なのよぉ……」


上条「参ったなぁ……あ、そだ」ピコーンッ


上条「だったらさ、せっかく赤白で別れたんだし勝負しようぜ」


美琴「グスッ、勝負?」


上条「そそ、負けた方が罰ゲーム食らうって感じで」


美琴「……どんな?」メラッ

上条「あ~~……何でも言う事聞く…とか?」


美琴「………乗った!」メラメラッ!!


上条「ただし、もし美琴が負けた時は罰ゲームだからな?」


美琴「ええいいわよっ、負けないから!(どっちに転んでも損は無いわね)」


上条「んじゃ、お互い頑張ろうぜ」


美琴「うん♪」


~~~~~~~~~~

刀夜「ふむ」

詩菜「あらあら」


??「クスッ……美琴ちゃんも元気ね」



一方「あァァ……ンだよ外がヤケに騒がしい……」


00001「あ、おはようございます一方通行」


一方「おゥ、ッつ―か他の奴等は?」


00001「今日は大覇星祭と言う事で屋台が出るそうなので、みんなは早めに外出しました」


一方「そう言や今日だったか、オマエは行かねェのか?」


00001「一方通行と一緒に行こうと思いまして」


一方「興味ねェから二度寝してくる」


00001「屋台……」


一方「 」


00001「一緒にお出かけ…」


一方「…着替えてくる」


00001「はい♪」



00001「♪~♪♪」ルンルン


一方「楽しそうだなオイ」


00001「一方通行とお出かけするのは楽しいです♪」


一方「俺はダリィ……」


00001「ム、楽しくないんですか?」


一方「騒がしいのは苦手なンだよ、オマエと二人で歩くのは……まァ悪くねェけどな」


00001「(///)」

一方「アイツらは……」


垣根「わた飴ウマウマ!」


00002「イカ焼きウマウマ!」


削板「焼きそばウマウマ!」


00003「クレープウマウマ!」


フィアンマ「ケバブウマウマ!」


番外「リンゴ飴ウマウマ!」


打ち止め「タコ焼きウマウマ!」ッテミサカハミサカハ


一方「 」


垣根「お? 射的あるじゃん、メルヘンチックなぬいぐるみ」


00002「お任せを」ジャキッ!

>ズドキュンッ!


00002「フッ、一撃必中です」


垣根「景品消し飛んだけどな、対戦車ライフルでぬいぐるみ撃っちゃダメだろ……」


一方「どンだけ満喫してンだよ」


垣根「やっと来たかお寝坊さんめ」


一方「っせェよ」


~~間もなく開会式が始まります……



フィアンマ「開会式か、削板と食蜂が選手宣誓するんだったな」


削板「おうっ! 根性込めて宣誓してくるぞ!」


00003「撮影はお任せを!」


00002「では会場へ行きましょう、上条さんとお姉さまもいる筈です」


番外「ほら、行くよおちび」


打ち止め「え~、まだチェリー・イン・バームクーヘン食べてないのにってミサカはミサカは駄々をこねてみたり!」ヤダヤダ!!


番外「わがまま言わない」ズルズル


打ち止め「うぇぇぇんっ! ミサカのチェインバー!!ってミサカはミサカは~~(ry」ズルラレ


番外「略すなっての、商品タイトルが『くたばれブリキ野郎』って時点で怪し過ぎるでしょうが」ズルズル


打ち止め「ぶえええええええんっ!!」ズルラレ



アレイ「………食蜂くん」


食蜂「なんですかぁ?」ギュム~


アレイ「そろそろ開会式が…」


食蜂「あと10分もありますよぉ?」ギュム~


アレイ「いやソコは10分しかないと…」


食蜂「私が出る種目で1位になったらご褒美くれるなら離してもいいですよぉ?」ムギュギュ


アレイ「ご…ご褒美かい?」


縦ロール「女王、そろそろ開会式が…」


食蜂「邪魔しないで」ピッ

縦ロール「 」ピタッ


食蜂「邪魔した罰にぃ、全力MAXでタンタンたぬき歌ってね、一方通行さん風に」ピッ


縦ロール「たァァァァンたァァァァンたァァァァぬきィィィのキン○マわァァアアッ!!」


縦ロール「かァァァァぜに揺ゥゥゥゥられェェェてブゥゥゥラッブラァァァァ!!!」


食蜂「ぷぷっ」


アレイ「食蜂くんやめて上げなさい、流石にエグ過ぎる」


食蜂「私とアレイスターさんの邪魔した罰ですもん」


アレイ「ハァ…分かったご褒美は考えておこう、だから正気に戻しなさい」


食蜂「はぁい」ピッ


縦ロール「木ィィィィィィ原くッ……女王、開会式が始まります」


食蜂「はいはぁい」


アレイ(さっきの記憶は無いようだな、いや……彼女にとっては覚えていない方が救いか……)


アレイ(さて…と、私も仕込みをしておかねば……)カサカサ



上条「あ、みんな来たんだ」


一方「仕方なくな」

00001「む」

一方「睨むなよ…」


『それではこれより大覇星祭開会式を執り行います』


『選手宣誓。学園都市レベル5。削板軍覇くん、食蜂操祈さん』


00003「いよいよです」


打ち止め「わくわくするねってミサカはミサカは(ry」


00002「あの…どなたか垣根さんを見ませんでしたか?」


美琴「見てないケド…居ないの?」


番外「フィアンマも居ないんだケド」


一同「……まさか」


『ちょっ、アナタ誰ですか?!』


フィアンマ『うるさい、つべこべ言わずマイクをよこせバカめがっ!』


フィアンマ『あ~んん゙っ! 宣誓っ!! 我々はスキンシップに則り、性交を堂々と行う事を誓う、神の右席代表、右方のフィアンマ』ビシッ!


(誰だ――っ!?)


「変質者をつまみ出せ――っ!!」


フィアンマ『なっ! 誰が変質者だ! 俺様を誰だと思っている?! 神の右席だぞってうわっ? なにをするヤメ(ry……』


番外「あ…あのバカ……」



00002「まったく、自分のパートナーの管理くらいしっかりして欲しいものです」


番外「なっ?! ミサカのせいじゃないモン!!」


00002「その点ミサカはバッチリと……ん?」


垣根『あ~~そんじゃこれから大覇星祭を始めんぞ、テメーら全員はりきって死ね』


(また変なのが出た!?)



垣根『宣誓~、我々はスペースシップに乗ってまだ見ぬ宇宙(そら)に旅立つ事を誓いま~す。学園都市第二位、垣根帝督』


(スペースシップ!!??)



「あのバカをつまみ出せ――っ!!」


垣根『なっ! 誰がバカだこの野郎!! 俺を誰だと思ってやがる! 学園都市第二位のイケメンていとくんだぞ!?』


垣根『その気になればここに居るレディース&マダム全ての視線を釘付けに出来んだからな!』


黄泉川『うるさいさっさと降りるじゃんよっ!』


垣根『あ、黄泉川っち久しぶりってか信じてねーな? いいぜ見せてやる、俺の実力を!!』


垣根『…ヘイッ! ラーメンツケメン僕イケメンOK(ゴスッ!!……』


00002(ゲコ太着ぐるみ)「失礼しました」ズルズル


垣根「 」ズルラレ


(なんの捻りも無くパクった…ってかあのカエル強ぇぇ……)



番外「ププ~ッ、パートナーの管理がなんだって?」ケラケラッ


00002「ええ~い黙れ黙れっ!とミサカはにやける末妹に蹴りをかましますっ!」ブンッ!!


番外「当たんないよ~だ☆」


00003「二人共静かに、始まりますよ」


00002「あとでそのムダにでかい脂肪の塊をもぎ取ってやる」


番外「やれるモンならね、ぎゃはっ☆」



食蜂「削板さん、ちゃんとセリフ覚えましたぁ?」


削板「任せろ、多分大丈夫」


食蜂「不安……」


『選手、宣誓!!』


削板「俺たちッ!!」

食蜂「私たちは」

削板「スポーツマンシップにのっとって本年の大覇星祭に望みっ!」


食蜂「若人の夢と熱い血潮を力に変えて」


削板「消えることのない絆を……絆を…あれ? なんだっけな?」


削板「ま、いっか! 消えることのない絆とかの色々は漲る根性でどうにかして!!」


食蜂「(ちょっとぉぉ?!)ひ……日頃学んだことの成果を…」



削板「日頃の鍛練と根性の成果を十分に発揮しッ!!」


削板「その雄姿と根性を、性根の腐った奴らに見せつけてッ!!」ググッ


削板「この大会が根性の入った思い出になるようッ!!」ググッ!!


食蜂(えっ? えっ??)

削板「あらゆる困難障害艱難辛苦七転び八起きが立ちはだかろうともッ……」



削板「すべて根性で乗り切ることを誓うぜッ!!!」ドカーンッ!!!


(爆発した?!)


食蜂(……くわれた……)ズーン


00003「素晴らしい選手宣誓でした」


美琴「あれ、絶対途中でセリフ忘れたわね」


上条「脱線したのをなんとか食蜂が戻そうとしてたのに……」


一方「……バカだ」


打ち止め「だがそれがいいってミサカはミサカはカッコつけてみる」


選手宣誓が終わったところで今回はここまで。

ではおやすみなさい。

寝る前に投下しまァす

食蜂「うぅ…せっかくアレイスターさんに良いとこ見せようと思ったのにぃ……」


美琴「まぁ…アレよ、頑張ったわよ」


一方「オイ、オマエらどの競技に出るンだ?」


上条「俺はまず棒倒し」

美琴「私はそのあとの借り物競争とか」


一方「棒倒しは…このあとか、まだちっと時間あるな」


垣根「ジュース買ってきて」


一方「死ね」

00001「あ、ではミサカが買ってきます」


00002「ミサカも行きましょう」


一方「俺コーヒー、気分的に今日は缶じゃなくカップ」


垣根「俺はコーラ」


0000100002「了解です」トテテ


上条「それじゃあ俺はクラスのみんなの所に行くから」


美琴「うん、頑張ってね」


上条「おやおや~? 勝負の件忘れてませんか美琴センセー?」


美琴「う…」


上条「ハハッ、とにかくあとでな」


美琴「応援したい…でも勝負……」グラグラ


食蜂「? 上条さんと勝負してるのぉ?」


美琴「うん、それが…」



~上条サイド~


上条「そんなこんなで気合い入れて行こうって思ったのに……」


メンバー「ダラ~~ン」


上条「何なんだよ初っぱなこの状況はっ!?」


土御門「にゃ~~、カミやん聞いてくれ~」


姫神「どうやったら勝てるか。作戦会議してて……」


青髪「そしたら残り少ない体力をゼロにまですり減らしてしまいましたがな」


上条「本末転倒じゃねーかっ!!」


姫神「学生の競技なんて。所詮そんなもの」


上条「不幸だ……」ガクッ


吹寄「な…何なのこの無気力感は?!」


上条「ふぇ?」

吹寄「まさか上条、貴様がむやみにダラけるから、それがみんなに伝染して……」ブルルン


上条「なんたる言いがかり、俺だって今来たとこだってのに…」


吹寄「つまり貴様が遅刻したからみんなのやる気が無くなったって事ね」ブルン


上条「なっ、吹寄だって俺より遅れて来た……」


吹寄「私は運営委員の仕事よバカッ!」


上条「もう放って置いてくれ…不幸な現実に直面した上条さんは、今ちょっと立ち上がれない状態なんだ……」ズーン


吹寄「それは多分軽い貧血よ、ほらっスポーツドリンクで補給しろそして立つのよ上条当麻!」プルン


上条「上条さんは猫でないので首根っこ引っ張るのはおやめになって」


吹寄「言っとくケド私はね、貴様みたいに不幸とか不運とかを理由に付けて、人生に手を抜く輩が大嫌いなの」ズイッ


上条「うぅ…」タジ…


吹寄「貴様ひとりがダラけると周りのヤル気も無くなる、だからシャキッとしなさいシャキッと!」


上条「何故俺ひとりの責任に……」タジ…ブニッ


上条「ブニ……?」チラッ


>バッシャァァッ


吹寄「……」グッショリ

上条「あ…」

青髪「うわっ! なんて事や!!」


土御門「鉄壁のA・T(アンチ・当麻)フィールドを持った委員長が遂にカミやんの餌食に!!」


青髪「彼女が出来ても相も変わらずのラッキースケベ! ここからラブコメが展開されてしまうんや!!」


上条「あ…ごめ…」


吹寄「……何か文句が?」ギロッ!


上条「ありませんっ!!」


土御門「アンチカミジョー属性は健在だったぜい」


青髪「でもアレや、あの巨乳でチェック柄のブラは趣味可愛い過ぎ…」


吹寄「何か言った?」


青髪「一生懸命頑張るっていいました」


吹寄「よろしい」


>>1はさだのりさん?上条×美琴、垣根×心理定規の超長編SSを書いてた人?

~美琴サイド~


食蜂「へぇ~、それで勝負するって…」


美琴「勝負するからには勝ちたいし……でも応援したいし……」


食蜂「安請け合いするからだゾ」


美琴「だって…じゃあアンタがアレイスターに同じ条件で勝負しようぜって言われたらどうするのよ」


食蜂「……」ポワワ~ン


食蜂「二つ返事で受けるわよ」


美琴「でしょでしょ?? だって勝っても負けても…」


食蜂「こっちにはメリットしかないもんね☆」


食蜂「それはそうと御坂さん」


美琴「なに?」


食蜂「上条さんへのビリビリはしなくなったのぉ?」


美琴「してないわよ……………たまにしか」


食蜂「成長しないわねぇ」


美琴「うっさい」


>>71別人です、すみません。

食蜂「とりあえずクラスのみんなに顔を見せてから上条さんの応援に行く?」


美琴「そうね、その方が……あれ?」


「御坂様、まだ体操服に着替えられて無かったのですか?」


00001「えぇ…あの……その……」オロオロ


「体操服持って来ました」


00001「あの……ですね」

美琴食蜂(物陰)「 」


食蜂「あれは……00001号さんねぇ」


美琴「な、何で素顔のままなのよ……」プルプル


00002「それはですね」


美琴「アンタいつの間に!?」


00002「まあまあ、実はモヤシと垣根さんの飲み物を買いに来たのですが」


食蜂「それでぇ?」


00002「戻る途中で常盤台中学の生徒に見つかってしまいまして」


美琴「何やってんの!ってか、何であの子はメイクしてないのよ!?」


00002「00001号はモヤシが起きるのを待っていたのでマンションでメイクをしていませんでした」


美琴「合流した時にしとけば良かったじゃない!」


00002「人も多いしなんとかなるんじゃね? と思ったのですが安易でした」テヘペロッ


美琴「ど…どうするのよ……」


食蜂「適当に入れ換わればいいんじゃない?」


美琴「そう……だけど……ハッ!!!」


「お飲物は私がお預かりします」ヒョイッ


00001「あ…」

「ささ、早くお着替えを」


00001「は、はぁ…」ヌギヌギ


「サイズは……み、御坂様?!」


00001「サイズは問題ありませんが……なにか?」プルン


「御坂様……着痩せするタイプだったんですか……」デカイ


美琴(物陰)「チックショ――ッ!!!」ウガァァ!!

食蜂「マズイわねぇ」


00002「良かったですね、着痩せするタイプと思われて」プークスクス


美琴「良かないわよっ! 入れ換わった時どうすんのよっ!!」


食蜂「……パットで誤魔化すとか?」


美琴「他人事だと思ってこのムダ乳!!」ビリリッ!!

食蜂「とばっちり!?」


美琴「と、とにかくなんとかしないと……アレだわっ!!」タタタッ!!


食蜂00002「?」


美琴「おじさんコレください!」


「あいまいど」


美琴「ゲコ太マスク装着! うおぉぉぉぉ!!!」ダダダダッ!!!


食蜂「カエルのマスクつけて行ったわねぇ」


00002「ナイスチョイスです」


00001(この状況を打破する方法が思い付きません……)


>ウォォォオッ!!!


00001「?」


ゲコ美琴「ちょ――っと来なさい!!」ドビュンッ!!


00001「あ、お姉さ…」


「御坂様がカエルに拐われた!?」


~~~~。


美琴「ゼェ…ゼェ…」


00001「……」


美琴「アンタッ!」


00001「はっ、ハイッ!!」


美琴「コレつけて戻りなさい、あと着替え」つゲコタマスク


00001「おぉ…これは良い物です」キラキラ


美琴「戻ったら垣根にメイクしてもらう、いいわね?」


00001「はい、ですが一方通行のコーヒー……」


美琴「お金あげるから、また買いなさい」


00001「はい、では…」トテテ


美琴「……ハァ」ツカレタ


食蜂「お疲れ☆」


美琴「ホント疲れたわ…」


食蜂「とにかく行きましょうよ」


美琴「うん」


美琴「あ…アハハハ…お待たせ~」


「御坂様、先ほどのカエルは……ん? 胸が…あれ???」


美琴「あ…アレは…えっとね……その……」


食蜂「……」ピッ


「………」ピタッ


食蜂「さっきの事は忘れてランニングして来なさい」


「ワカリマシタ」タタタッ


美琴「あ…」


食蜂「ふぅ、貸しひとつだゾ☆」


美琴「……アリガト」ボソッ


食蜂「?」



上条「ハァ……これでどうやって勝つんだよ…ん?」


小萌「ですから! ウチの設備や授業内容に不備があるのは認めるです! でもそれは私達の責任であって、生徒さん達には何の非もないのですよっ!」


教員「……」


小萌「せ、生徒さんには成功も失敗もないのですっ! あるのはそれぞれの個性だけなのてすよ!」


小萌「みんなは一生懸命頑張っているっていうのに! それを……それを、自分達の都合で切り捨てるなんてっ!!」



教員「……」スタスタ


小萌「………違いますよね……」


小萌「みんなは……落ちこぼれなんかじゃ無いですよね…」ホロリ…


上条「   」ブチッ!!!



00001「買いなおしで遅くなりました」トテテ


00002「モヤシが涸れようが知った事はありませんが、垣根さんに早くコーラを」トテテ



00001「00002号! それはどう言う…」


>ドンッ


00001「あうっ」ポテッ…ビシャ


教員「なんだ、ちゃんと前を見て歩け」


00002「むっ、ぶつかっておいて謝罪も無しですか!」



教員「ふんっ、ぶつかって来たのはそっちだろう、コレだから落ちこぼれの出来損ないは」スタスタ


00002「なっ…このっ!」

00001「…いいんです00002号」


00002「何故?! あんな事まで言われて…」


00001「ミサカ達はお姉さまの出来損ない、否定は出来ません、それよりも……」


00002「?」


00001「一方通行に……ヒック…選んで貰った服を汚してしまった事の方が…悲しい…です……」


00002「00001号……」


(物陰)


一方垣根 「「   」」ブチッブチブチッ


一方「なァ……垣根よォ」


垣根「んだよ」

一方「ちィ~っとばっかし手ェ貸せ」


垣根「無利子で貸しちゃるわ、要らんと言われても無理やり出前したる」


一方「だが、どう殺るかが問題だなァ」


垣根「たしか……棒倒しで上条の学校の相手校だったハズ……」テルテル


垣根「おうアレイスターか、今すぐ俺と一方通行の籍を上条と同じ学校にしろ」


垣根「ああっ? 無茶苦茶言うな? 実はカクカクシカジカで……」


アレイ『今手続きをした、その教員は斬滅しろ。全ては事故で済ます』


垣根「準備完了」


一方「よォし、あの教員……」


一方垣根「「 ぶっ 殺 し て や る 」」


上条「テメェら…もう一度聞くぞ」


上条「本当にやる気がねぇのか?」


土御門「無いわけねぇだろカミやん」ゴゴゴ


青髪「僕は今日、生まれて初めて人を殺めてしまうかもしれん」ゴゴゴ


一方「よォ…」

垣根「俺ッ…参上」

上条「垣根? 一方通行もなんで???」


一方「……ってな事があった」


垣根「結論から言ってやる、教員殺す。その為に3分前にテメーらと同じ学校になった」


上条「よし、二人が居れば負けはない……行くぞ円陣っ!!」


一同「スウウゥウウウウッ………」


上条「…ぶッ!!」

一方「殺っ!」

垣根「ろすっ!!!」


一同「YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH――――ッ!!!」



では今回はここまで。
寝落ちはしないさフッフッフ、年内は勝ち逃げさせてもらいます。

また書き溜めたら年内に投下します。少し早いですが皆さん良い御年を、おやすみなさい。

オリアナ&リドヴィアが襲来した場合:
フィアンマ「ん? これは刺突杭剣じゃなくて使徒十字だし、花火を打ち上げたら効果はなくなるぞ?」
→ 何もせず解決

木原幻生が悪巧みをした場合:
幻生「MNWで御坂美琴君をレベル6にするぞ」
助手「妹達5人しかいませんが」
→ 幻生涙目

あれ、ストーリーが始まる前に終わってる。

>>108
え?
麦野さんって学生だったんですか?

麦野「>>110……フフ…フフフフフフフフ……」キュイィィン

レベル6
オリアナ 吹寄

レベル5
神裂 風斬 黄泉川 オルソラ 麦野 食蜂 美鈴 フロイライン(大)

レベル4
五和 結標 滝壺 婚后 ショチトル 番外個体

レベル3
姫神 佐天(アニメ版) 芳川 詩菜

レベル2
美琴 妹達 佐天(漫画版) アニェーゼ

レベル1
インデックス 初春 黒子 フレンダ 絹旗 黒夜 バードウェイ

レベル0
小萌 打ち止め フレメア フロイライン(小)

黄泉川『大きいと、邪魔じゃんよ』

こな〇『貧乳はステータスだ!
希少価値だ!!』

垣根「ちょっと見ない間にオッパイ論争が白熱してるな」


一方「くだらン」

上条「でも>>138の大きさレベル……女子組には見せられないなぁ……」


削板「大きかったら強いのか!?」


垣根「あたぼーよ、デカイ=勝ち。コレ真理」


フィアンマ「分かって無いな垣根」


垣根「なぬっ?」


フィアンマ「全てはバランスだ、トップとアンダーの差、形、ハリ、弾力に柔らかさ、一点では無く全体像から見たフォルムがウンタラカンタラ…」


上条「いやっ! 俺は手に収まるサイズで満足だ!」


一方「ケッ! 寄せて上げてもBカップで満足かよ、笑っちまうなァ!」


削板「結局なんの話しなんだ?」


垣根「オッパイ」


削板「オパ……ブブッ」パタリ


垣根「オマエ童貞卒業したのにまだソレ治らねーのな」



フィアンマ「ロリ巨乳も良いだろう、だがしかしっ! 現実に存在するであろうか!? いや居ない! 我々の求めるロリ巨乳は2次元の中にしか存在しないのだ!」


「あえて言おう、巨乳とは……正義であると!!」


上条一方垣根「オ―ッパイ! オ―ッパイ!!」


アレイ「待てーい!」


垣根「むっ! 何者!?」

一方(ハッ……つい乗せられて変な事くっちゃべっちまった)


アレイ「野生の幼女キラー、スパイダーマッ……アレイスターだ」


アレイ「巨乳が正義だと? コレだから素人は、チッパイにこそ夢と希望があるのだ!」


フィアンマ「貴様ぁ……大は小を兼ねると言うだろう!」


アレイ「甘いっ! 巨乳はたれる、チッパイにはソレがない!!」


上条「いや、脂肪だからいずれどっちもたれるんじゃ……」


フィアンマアレイ「黙れ素人め!」


上条「えぇ……」


垣根「なあ、ちょっと聞きたいんだけどよ」


一方「なンだよ」

垣根「それぞれパートナーの弱い所ってドコよ」


上条「え……いや…まぁ……」


一方「言えるか」


フィアンマ「まだ行為に及んでいないんだがな」

削板「…」ドクドク…


アレイ「モシモシ冥土帰しかい? 救急車を1台頼む」


垣根「んじゃせーので言おうぜ、言わなかった奴は取っときの盗撮テープ暴露すっからな」


上条「まだ盗撮してたのかこの野郎!」


一方「まさかあの時のまで……最悪だ……」


フィアンマ「多分あの部分だな」ウンッ


垣根「いくぞ~せーのっ!」


上条一方垣根フィアンマ「「「「胸」」」」



上条一方垣根フィアンマ「………」



皆さん明けましておめでとうございます。え~、特に意味の無い小ネタでした。
本編はもう少し書けたら投下します。

それではおやすみなさい。今年こそ寝落ち卒業を……


                      ξ     ξ

                    ∧ ∧       ∧ ∧
                  ξ (⌒(×ω×)つ(⌒(×ω×)つ ξ   チーン
                 ∧ ∧       ∧ ∧       ∧ ∧
        ξ (⌒(×ω×)つ (⌒(×ω×)つ(⌒(×ω×)つ

        .∧ ∧    ∧ ∧       ∧ ∧      ∧ ∧
     (⌒(×ω×)つ(×ω×)つ (⌒(×ω×)つ (⌒(×ω×)つ

↑全部エツァリ

こういうことか

そしてどさくさに紛れて投下する寝落ちの>>1 Mk-Ⅲが居る。

食蜂「でも実際、上条さんが勝つ可能性は低いわねぇ」


美琴「まあね、よっぽどのイレギュラーがない限りは……ん?」


インデックス「おな……か……すいた……」グデン


美琴「インデックス?! 何でこんなとこに??」


食蜂「知り合い?」


美琴「まぁ……ちょっとってか、まさか熱中症とか……大丈夫? 水飲む?」



インデックス「ゴキュゴキュゴキュゴキュ……ぷはぁ~~」


食蜂「大丈夫ぅ?」


インデックス「お水じゃお腹は満たされないんだよ」グーグー


美琴「本当にお腹空いてただけだったのね……」


美琴「ねえインデックス、ステイルと神裂さんは?」


インデックス「ステイルはご飯買いに行ってるの、かおりは……用事があるって言って来てないんだよ」


美琴「そうなんだ」


食蜂「ステイルさんってどんな人?」


美琴「えっとね……」


美琴「身長2mオーバーでロン毛の赤毛でタバコ吸ってて顔にバーコードが付いてる自称最強(笑)で、なんか炎で攻撃したり召還したりする神父」


食蜂「ちょっと待って色々おかしい部分あるわよぉ??!」


インデックス「全部当てはまってるかも」


食蜂「えぇ……」


美琴「あ、あと私と同じ14歳」


食蜂「嘘でしょッ!?」


インデックス「初めて見る人だけど、みことの友達?」


食蜂「そうよ、御坂さんのお友達の食蜂操祈。よろしくね☆」


インデックス「私はインデックスって言うんだよ、よろしくねみさき」


美琴「いつ私がアンタのお友達カテゴリーに入ったのよ」


食蜂「え? 違うの?」


美琴「……まあ、別にいいけど」プイッ


食蜂(ツンデレールガン)キュンキュン



インデックス「みことにみさきは何しに来たの? もしかしてとーまの応援?」


美琴「うぅ…」ウル…


インデックス「えっ? どうして泣きそうなの???」


食蜂「それがね……」



インデックス「なるほど、理解したんだよ」


美琴「応援したい…でも勝負……うぅ…」


インデックス「みことはとーまを応援したいの?」

美琴「……うん」


インデックス「じゃあそうすれば良いんだよ」


美琴「でも勝負……」



インデックス「仮に逆の立場だったらとーまは勝負とか関係無くみことの応援をするハズなんだよ」


美琴「そう……かな…」


インデックス「きっとそうなんだよ、だからみことも遠慮しないでとーまの応援するといいかも」


食蜂「そうよ御坂さん、お互いに応援してその上で勝負すればいいんだし」


美琴「……うん」


食蜂「そろそろ競技が始まるみたいねぇ」


インデックス「あ、とーまだ」

美琴「と、当麻! 頑張っ……ッ?!」


上条「…悪…」ゴゴゴ

一方「…即…」ゴゴキッ!

垣根「…斬…」ブァサッ!

土御門「…滅…」ズズズ

青髪「……なんやこの戦隊物みたいな髪の色分け…っと……沈…」ムムム




美琴「………何事?!」



垣根「クルァ! 何で『沈』なんだよ!」


一方「かっけェ 一文字でキメるっつったろォが!」


土御門「空気読め!」


青髪「いや違うんや! 今のはお前ら全員海に『沈(ちん)』したるって意味で……」


上条「……オイ、茶番は終わった後でやれ」


青髪「ぼ、僕は大真面目やでカミや…」


上条「あ゙?」ギロッ


青髪「カミやん恐い…」


一方「殺 教 員 00001号の服を汚した挙げ句泣かしやがった罪、命をもってあがなわせてやる」


土御門「こっちは殺意むき出しで恐いぜい」


食蜂「うわぁ……」


美琴「な……なんなのよあの闘志は??」


インデックス「あくせられーたと ていとくに至っては殺気を放ってるんだよ」


美琴(…当麻ったらあんなに気合い入れて、私にナニを要求するつもりなの? まさかアレ? それともアレ??)


食蜂「……御坂さん、今何%負けてもいいって思ってる?」


美琴「……40%」


食蜂「本心は?」


美琴「……99%」


食蜂「オイ」ビシッ


はいここまで。
ちょっと考えました、寝落ちしない為にはどうすればいいか、未だ思い付きませんが。

ではおやすみなさい。

ひさしぶりに投下しまっす。

一方「いいかオマエら良ォく聞けェ!」


一方「俺と上条、垣根に土御門と青い奴は特攻隊だ」


一方「他は棒を守る肉の壁だ、死ンでも倒されるなァ!」


一同「イエッサーッ!!」


垣根「だが女子はケガするなよ、男子野郎共は女子を守れ! キズひとつでもつけてみろ、反応弾で蒸発させてやるっ!!」


男子「サーッイエッサーッ!!」



『それでは、よーい……始めッ!』パーンッ!!


教員「さあ撃ちまくれ!」


青髪「やらせへんよ…」


青髪「卍解…」


青髪「死せ…『神殺鎗』」


ズバッ! ギャーッ!!!


青髪「あらら、やり過ぎてもーた?」


『なんかスゴいの出ました! どれ程伸びたのでしょうか!?』


青髪「13kmや」キリッ


土御門「平和ボケしたクソッタレ共、死にたく無ければ力を貸せっ!!」


土御門「『神志那津[カムシナツ]』!!」


ゴウッ! ヒィィィ---ッ!!!!


『なんかカマイタチっぽい能力でした……おや?』


土御門「カミ…や……行……けぇ……ゴブッ」パタリ


『誰か救急車ぁぁぁ――っ!!!』




垣根「チェェェェェーンジゲッタァァァァ――ッゥワンッ!!」


配置→垣根・一方・上条


垣根「ゲッタァァァァビィィィィムッ!!(殺人光線)」


ギャーッ!! ヒィィィッ!!


一方「チェンジゲッタァァァ――ツゥ!!」


一方・上条・垣根


一方「プラズマドリルハリケェェェーン!!」


上条「チェンジゲッタースリィィ!!」


上条・垣根・一方


上条「大雪山おろしぃぃぃ!!」



美琴「……」

食蜂「……」


インデックス「凄まじいんだよ……」


美琴「地獄絵図って言葉が頭をよぎったわ……」


食蜂「相手校の選手、今ので6割くらい再起不能になったわねぇ……」


インデックス「ところでゲッターってなに?」


美琴食蜂「さぁ?」


~美琴達とは別の観客席~



??「ちっ、あのクソガキやっぱ居ねーのか?」キョロキョロ


詩菜「あらあら、困りましたね~」


刀夜「う~ん、せっかく当麻や一方通行君達の活躍を撮影しようと思ったのに、人が多くて撮れないなぁ……」


??(ん? 一方通行だと?)


詩菜「どうします刀夜さん?」


刀夜「どう、と言われても……」


??「あ~、ちょっと聞きてーんだけど」


刀夜詩菜「はい?」


??「あんたら今、一方通行って言ってたよな?」


刀夜「はい、家の息子の友人でして」


??「友人? アイツが??」


詩菜「貴方は一方通行さんの……?」


??「あぁ~ちっと前まで保護者代わりやってたんっすわ、ちなみに血は繋がってねーっす」


刀夜「そうでしたか、失礼ですがお名前は?」


木原「木原数多。まぁ、研究員っつーか科学者っつーか」ポリポリ


詩菜「まあ、立派な方なんですね」


木原「いやいや、巷じゃマッドサイエンティストだのヤクザだの顔面刺青野郎だの言われてるっす、言った奴ぁバラしてんですがね」


木原「んで? なんか困りごとっすか?」


刀夜「実はカクカクシカジカで」


木原「ふーん、息子さんの撮影が出来ねーと」


詩菜「そうなんです、困りました……」


刀夜「この日の為にカメラを新調したんですよ、しかしコレほど人が多いとは……」


木原「……おいヴェーラ」


ヴェーラ「は~い」

木原「銃貸せ」


ヴェーラ「え? 何に使うんですか?」


木原「つべこべ言ってねーで貸しやがれ! ど頭カチ割られてーかっ!!」


ヴェーラ「わ、わかりましたよぉ……」


木原「二人共ちょっと耳栓しといてくれや」


刀夜「?」ツメツメ

詩菜「よいしょ」ツメツメ


木原「ふぅ……オラァ!!」バキュンバキュンッ!!


>ワーッ!? ナニゴトッ???


木原「オラどけやゴミ共!! 風穴空けられたくなけりゃ道開けろ!!」バキュンバキュンッ!!!


>ヒィィィッオタスケーッ!!!


木原「ほいよ、最前列空いたぜ」


刀夜「おぉ、こりゃスゴい」


詩菜「あらあら、どうもありがとうございます」


木原「いやいや、コレくらいかるいかるい」ダッハッハハハッ!!


ヴェーラ(コレ……私のせいになるのかなぁ……)


木原「さあ気兼ね無く撮影しな」


刀夜「では遠慮なく」スチャ

教員「ちぃっ! このままでは……かくなる上は全員突撃っ!!」


>ワーッワーッ!!


上条「来たな、男子集合っ!!」


>ザッ!


上条「……キラル殺法・ 曼陀羅円陣!!」


上条「極楽往生おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」


チュドンッ!!


上条「南無阿弥陀仏!」キリッ


美琴食蜂インデックス(ドコの盲目暗殺ファイター!?)


刀夜「息子よ、立派になって……」


詩菜「あらあら」


木原「何で超級覇王電影弾じゃねーんだよ」


ヴェーラ(えっ? 突っ込むとこソコ??!)


一方「さァーて仕上げだ、垣根」


垣根「羽ばたきで砂ぼこりの術!」バッサバッサッ!!



『おっと突然の砂ぼこり! 何も見えません!』


教員「ゴホッゴホッ…なんだコレは??」


一方「よォ」

垣根「第一位と第二位が地獄を届けに来たぜ」


教員「 」


一方「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラァァァァ!!」


垣根「どららららららららららららららららららららららららら!!」


教員「げぶばびばァァァァ!!!」


一方「命は勘弁しといてやる」ケッ


垣根「最後に特製メタンガスのおまけじゃ」プスゥ~~


教員「げ……ぼぼぼ…」


さて今回はここまで。
寝落ちを期待してた人は残念無念また来週。
おやすみなさい。

エツァリ「ん? なにやら色々とレスが……レベル0(無乳力者)レベル1(微乳力者)レベル2(小乳力者)……?」


美琴(<●><●>)ジー

00002号(<●><●>)ジー

00003号(<●><●>)ジー

黒子(<●><●>)ジー

絹旗(<●><●>)ジー

黒夜(<●><●>)ジー

フレンダ(<●><●>)ジー

フレメア(<●><●>)ジー

心理定規(<●><●>)ジー

打ち止め(<●><●>)ジー

エツァリ「ハッ!? レスした人たち! みんな逃げてくだSぐぎゃああああああああああああああああああああああぁぁぁぁ………」


レベル6(爆乳力者)
オリアナ 吹寄 ビバリー=シースルー

レベル5(巨乳力者)
神裂 風斬 黄泉川 オルソラ ローラ 麦野 食蜂 美鈴 キャーリサ 郭 雲川芹亜 フロイライン(大)

レベル4(大乳力者)
五和 結標 滝壺 婚后 ショチトル レッサー 番外個体 マリアン アリサ

レベル3(普乳力者)
姫神 佐天(アニメ版) 芳川 詩菜 木山 オティヌス シャットアウラ このスレの00001号

レベル2(小乳力者)
美琴 妹達 佐天(漫画版) アニェーゼ 心理定規 雲川鞠亜

レベル1(微乳力者)
インデックス 初春 黒子 サーシャ フレンダ フレメア 絹旗 黒夜

レベル0(無乳力者)
小萌 打ち止め バードウェイ フロイライン(小)

さて、みんな寝ているであろう時間に投下。

小萌「ど、どうして皆あんな無茶するんですか……グスッ……」


小萌「みんながケガでもしたら先生は……先生はぁ……」


上条「泣くなよ小萌先生」


青髪「せやで先生、僕らは確かに底辺校の生徒、落ちこぼれって言われても別にええんや」


土御門「けど、そんな俺達を見捨てずに居てくれる先生をコケにされるのは黙ってられないですたい……ゲフッ…」ボタボタ…


小萌「みんな……」


上条「ん? 垣根と一方通行は?」


青髪「なんや用は済んだって去っていったで?」


上条「そっか」


土御門「次の競技までに回復出来るか微妙だぜい……」


上条「次の競技まで時間あったっけ?」


吹寄「いくつか競技を挟むから多少はね、ケドだからと言って遊び呆けて遅刻は許さないわよ」


上条「分かってますって、んじゃな」


寝てないよ

食蜂「次は私達の競技よ御坂さん」


美琴「分かってるわよ、でもその前に当麻と話したい…」


食蜂「べったりねぇ…」


インデックス「うぅ~、二人共遅いんだよ……」グーグー


美琴「二人? 神裂さんは来てないならステイルと……あと一人は?」


インデックス「んとね、あっ! 来た来た!」


美琴食蜂「?」クルッ


ステイル「ええい邪魔をするなヘタ錬金術師! 僕が先に彼女に食べ物を届けるんだ!!」ゲシゲシッ!


アウレオルス「笑止! 当然私が先に決まっている!」ゲシゲシッ!!


美琴食蜂「誰っ!?」


>>350 なん…だと……。くそぅ寝落ちの監視員がこんな時間にまで……

インデックス「二人共遅いんだよ」プンプンッ!


ステイル「すまないインデックス、このお邪魔虫が居なければ…」


アウレオルス「貴様こそ邪魔だ、私がせっかく焼きたてのたい焼きを用意したものを」


ステイル「何だと! 僕が買ってきたホカホカのじゃがバターがたい焼きごときに負けるとでも言いたいのかっ!!」


アウレオルス「当然、貴様のじゃがバターは真なるじゃがバターに在らず」


ステイル「な、なにを…」


アウレオルス「解らんか? そのジャガイモにノっているのはバターでは無い、マーガリンだ!」


ステイル「ば、馬鹿なあああああああああ!!!」ガックーンッ!!!


美琴「……ツッコミなさいよ」


食蜂「無理ぃ……」フルフル…



美琴「あの、ステイル?」


ステイル「クソ…せっかく蒸かしたてのジャガイモを出させたのにマーガリンって……」


美琴「ねえってば!」


ステイル「ん? あぁ、君か」


美琴「この人誰?」


ステイル「他人だ」プイッ


アウレオルス「お初にお目にかかる、我が名はアウレオルス=イザード、錬金術師だ」


食蜂「錬金術師ってこぉ……両手を合わせて色々造り出す?」



アウレオルス「否、私の編み出した『黄金錬成』は錬金術の到達点だ」


食蜂「黄金……錬成?」


インデックス「簡単に言うとね、思考の具現化なんだよ」


美琴「……嘘でしょ?」


インデックス「本当なんだよ、そう思った事情が現実になるんだよ」


食蜂「にわかには信じがたいわねぇ」


アウレオルス「試して見せよう、ここに黄金錬成の簡易ボックスがある」ガタゴト


美琴「どう見ても電話ボックスだけど?」


インデックス「アウレオルスの黄金錬成は術式を施した限定空間でのみ発動するから」


食蜂「へぇ、簡易版って事はちゃんとしたのがあるの?」


アウレオルス「三沢塾を我が黄金錬成の術式に使っている」


アウレオルス「おいニコチン、ここに入れ」


ステイル「貴様の言う事を聞く義理は無い」


インデックス「ステイルGOッ!」


ステイル「イエッサー」ガチャ


アウレオルス「……弾けろ! ロンドンの魔術師!」


ステイル「べブッ?!」ボンッ!!



美琴「グロッ!!」


食蜂「うっ…おええええええええええええええっ!!!」ゲロゲロ……


インデックス「こんな感じなんだよ」


美琴「なんだよ、じゃないわよっ!! 早く救急車!」


アウレオルス「戻れ、ロンドンの魔術師」


ステイル「スターファイヤー」ジャーン


美琴「ドコの引田天功か――っ!!」


食蜂「ケホッ、でも凄いわねぇ、思うだけで何でも実現出来るなんて」


アウレオルス「色々と制約はあるがな、私自身が不可能。出来ない。と思ってしまえば実現しない」


食蜂「例えば?」


アウレオルス「学園都市をショタっ子パラダイスにする」


食蜂「それは無理ねぇ」


??(チィッ!!!)



美琴「……アウレオルスさん」


アウレオルス「なんだ?」


美琴「例えば、例えばですケド、それに私が入ってアウレオルスさんが巨乳になれって言ったら……」


アウレオルス「なれる」


美琴「よっと」ガチャ


食蜂(御坂さん、ソコまでして巨乳に……)


美琴「さあ言っちゃって!!」


アウレオルス「……膨らめ! 第三位のチッパイ!」


美琴「誰がチッパイかっ! Bあるわよ! 頑張ればCだって!!」


ボンッ


美琴「……」ボヨヨン


食蜂「え……私と同じかそれ以上……?!」


美琴「キタァァァァァァァァア!!!」


食蜂「いやいや御坂さん?? それはあまりにアンバランス……」


美琴「は? なに言ってんの? コレが私の完全体よ」ボヨヨン


食蜂「完全体って……」


美琴「あ~~それにしても肩がこるわ~、大きいのも考え物ね」


インデックス「イキイキしてるんだよ」


美琴「さーてと、早速当麻に見せに行こっと♪」ガチャ


ポフッ


美琴「……」Bカップ


アウレオルス「いい忘れたがボックスの外に出たら術は解ける」


美琴「ざけんなあああああああああっ!!」


中途半端ですが今回はここまで。

寝落ちは無しさ、ああしないさ。

ではおやすみなさい。

巨乳「あんた達!いい加減巨乳から離れなさいよ!」

一同「‥‥‥‥‥‥。」ドドドドド

巨乳「ちょっと!?なんで逃げ出すのよ!」

巨乳「集合!全員集合!」

(事情聴取)

巨乳「で、なんで私から逃げたのよ?」

一同「だって巨乳から離れろって言うから‥‥‥‥‥。」

巨乳「誰が私から離れなさいって言ったのよ!?話題から離れなさいって意味よ!」

巨乳「あんた達!いい加減巨乳から離れなさいよ!」

一同「‥‥‥‥‥‥。」ドドドドド

巨乳「ちょっと!?なんで私から逃げ出すのよ!」

巨乳「集合!全員集合!」

(事情聴取)

巨乳「で、なんで私から逃げたのよ?」

一同「だって巨乳から離れろって言うから‥‥‥‥‥。」

巨乳「誰が私から離れなさいって言ったのよ!?話題から離れなさいって意味よ!」

間違えて連投してしまった
すんません

生存報告です。

しばらく寝落ちしなかったらまさかの鯖が長期落ち。時間があれば夜に投下に来ます。

さーて日付かわっちゃったけど投下しよう。

長らく鯖落ちしてたので……これまでのあらすじ!




上条「……トライエッジを知っているか?」


アレイ「welcome・to・THEworld……」


一方「教えてくれ……俺達は後何人殺せばいい……俺は後何人…アイツらを殺せばいいンだ……」


削板「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!!」


垣根「コレが螺旋の力かよ……大したモンじゃねぇか……へへっ……」


フィアンマ「やはり俺様は……不可能を可能に……」



美琴「アンタ達ね……嘘あらすじも大概にしなさいよ?」


~場所移動~

一方「あァ~スッキリした」


垣根「ウ○コ射出寸前のガスくれてやったからな、当分なに食おうが飲もうが俺の分泌物の臭いしかしねーな」


一方「……オマエちょっと離れろ、臭い移る」


垣根「なんでだよ!? 俺の口臭とかもうフローラルな森の香りよ?! 小鳥とかさえずっちゃうよ??」


一方「あァ~ピーピーうるせ…」


垣根「はあああああああああ~~~」ブフゥゥゥ~


>ボト…ボトボト…


一方「さえずるどころか石化してバタバタ落ちてンぞ」



垣根「え? なに?」クルッ


一方「反射」ピキーン


垣根「ぎゃああああああ!!」


フィアンマ「臭っ!?」


00003「目があああああああああ!!!」ゴロゴロッ!!


一方「何だ居たのかよ」


フィアンマ「見かけたから声をかけようとしたのだが……」


00003「酷い仕打ちを受けました、とミサカは悶え苦しみます」ピクピク…


垣根「おろ?」


番外「……」ズーン…


垣根「一人えっらい落ち込んでんな」


フィアンマ「ああ、さっき打ち止めと三人で屋台を見ていたのだが……」



打ち止め「チョコバナナ下さいってミサカはミサカは注文してみたり」


おっちゃん「まいど、何本だい?」


打ち止め「んとね」チラッ


フィアンマ「俺様はいい、ワーストはどうだ?」


番外「え…と……いる」


打ち止め「2本!」


おっちゃん「はいよ。いいね~お嬢ちゃん、パパとママにいっぱい買って貰いな」


番外「マッ!?」ガーンッ!!


フィアンマ「……と言う事があった」


垣根「それであの落ち込みか」


番外「ママて……ミサカそんな歳に見える? まだ生後数ヶ月だっての……そりゃ他の個体より成長してるけどさ、子供がいる歳には見えないでしょ……まだ未経験だってのに……」ブツブツ…


フィアンマ「……慰めた方がいいかな?」


一方「俺に聞くな」


00001「あ…あの、一方通行…」


一方「ン?」


00001「ごめ……なさい……グスッ…コーヒー…」


一方「……」


00002「モヤシ、コレには訳が…モガムグッ?!」


垣根(分かってる、何があったか全部な)ヒソヒソ


00002「モガ…(はぁ…)」



一方「……行くぞ」グイッ


00001「え? あの……どこに?」


一方「服を買いにだ、汚れたままいる訳にいかねェだろ」


00001「あ……はい」


垣根「そんじゃ俺らも行くか、00001号にメイクアップ施さねーとだし」


00002「そうですね」



上条「おーい」

垣根「お、来たな学園都市の種馬」


上条「誰がじゃっ!!」


一方「何だ暇なのかァ?」


上条「ちょっと時間あるから、それよりさっきはありがとな」


一方「おゥ」

垣根「これから00001号の服買いに行くんだけどよ、オマエも来るか?」


上条「ん~……美琴の応援もしたいからな~」


垣根「デタヨ~ノロケがデタヨ~、お尻が痒いネ~シャチョサン」


上条「カタコトかい、俺が何でもかんでもツッコムと思うなよ」


垣根「突然クイズ! オムレツとチキンライスでオムライス、ならオムレツとアンコなら?」


打ち止め「え~~と………、オムアン「そんな食べ物は無ァァァァ――――いっ!!!」」


垣根「ツッコんだな」


一方「今と同じ服でいいのか?」


00001「はい♪」


一方「ならあの店に…」


黄泉川「よいしょっと」ガコッ


【横断禁止】


一方「…おいおいコイツァなンの真似ですかァ?」


黄泉川「あ~ごめんね~、これからパレードがあるじゃんよ」


00001「向こう側に行きたいのですが…」


黄泉川「ここから西に3kmある地下街から行けるじゃん」


00001「さ、3km……」


00001「うぅ…手を伸ばせばソコにあるのに……」


垣根「ソレもコレも全ては上条当麻って男のせいなんだ」


00001「なっ、なんですって?! ソレは本当ですか!?」


垣根「ああ本当さ(ヒヒヒ、これで上条の株はがた落ち、それに乗じて俺がこのコミュニティの頂点に……)」


上条「首の骨折られて灰になりたいらしいねこの子は」ギリギリ……


垣根「NOォォォ―ッ!! ギブギブッ! 頸動脈ネジ切れる!!」



一方「はァ…、パレード終わるまで大丈夫か?」


00001「服は乾いています、ただ……」


一方「ただ?」


00001「し…下着が…その///」モジモジ



一方「黄泉川ァ!! ここを通せェェェェ!!」


黄泉川「そう言われても無理じゃんよ」


垣根「しかし常識が通用しねーこの垣根帝督、強行突破じゃん!」タタタッ!!


黄泉川「あ、危な…」


垣根「ん?」チラッ


>ドゴゴゴゴゴゴゴッ!!


垣根「 」


>ゴシャッ!!


垣根「へぶぉっ!!」ベシャ!



シェリー「さあパレードだよエリス、邪魔な障害物はアリンコみてーにプチプチ踏み潰しちまいなっ!!」


エリス「ゴォォォ!」


シェリー「アッ――ハッハッハハハハハハハッ♪♪♪」キャッキャッ



一同「 」



黄泉川「飛び入り参加の人じゃん、まだ始まってないってのに」ヤレヤレ


上条「あれ…さ、もしかしなくても……」


フィアンマ「奴はシェリー=クロムウェル、『必要悪の教会』所属の魔術師だ」


番外「魔術師って、まさか何かやらかそうとしてんの?」


フィアンマ「いや、暇だから遊びに来たのだろうな」


上条一方「「仕事しろよ」」ビシッ!



美琴「居たああああああ!!」シュタタタタッ!!!


上条「?」

美琴「見つけたわよ私の勝利条件っ!!」


上条「み、美琴?!」


>ガサッ


エツァリ「御坂さん! 自分を勝利条件に選んで頂けるとは! やはり自分と御坂さんは何処かで繋がって!」


美琴「ライトニングッ!」


上条「ブレイカァァァァ!!」


エツァリ「グハァッ!!」


美琴「当麻! 一緒に来て!」


上条「みんな、後は頼む」


フィアンマ「任せておけ」


一方「ゲイバーにでも放り込んどく」


垣根「00002号…」


00002「垣根さんしっかりして下さい。大丈夫、ほんの致命傷です!」


垣根「致命傷…なの…? ガクッ……」


美琴「よっしゃ1着!!」


『ただ今の競技の1着、常盤台中学2年、御坂美琴選手』


上条「借り物競争、もう美琴の番だったんだ」


美琴「そ、お題が第一種目に出場した高校生。当麻はバッチリ当てはまるから」


上条「それでわざわざ探してたんだ、無理しなくていいのに」


美琴「だって……一緒にゴールしたかったから」


上条「光栄ですよ姫、喉乾いたしなんか買いに行く?」


美琴「あ、なら…ハイッ」


上条「サンキュー」チューチュー


美琴(間接キスYES、あのボトルは保存しとこ)


上条「ん? なに?」

美琴「なんでもない///行こっ♪」ギュッ


『ガキが盛ってんじゃねーぞちくしょう!! 爆発しろ!! 私も彼氏欲っしいぃぃぃ!!』


上条「アナウンサー 春は来ぬまま もうアラサー」

美琴「いまいち」

上条「手厳しい」


~~~~。

初春「いや~、私たちが炎天下で頑張っている最中に白井さんは休養取っている姿を想像すると…」


初春「いても立ってもいられなくなっちゃって。 お仕事手伝って欲しくなってしまったんですよ~」カラカラ


黒子「ハァ……素敵な友情をありがとうですの初春」


黒子「ですが初春、わたくしれっきとした病人ですのよ?」


初春「病名は脳がオワタですか?」


黒子「酷いッ! お医者様が言うには謎の食中毒だそうですの」


初春「所構わず拾い食いなんてするから」


黒子「してないですの! わたくしそんな意地汚い真似はしませんわ!!」


初春「じゃあ御坂さんの短パンが落ちてたら…」


黒子「ペロリですの」キリッ

初春「今すぐ病院に戻りましょう白井さん、検査してもらわないと、主に脳を」


黒子「黒いっ! どうして今日はそんなに真っ黒なんですの初春!?」



初春「あ……ほら白井さん、御坂さんが映ってますよ」


黒子「どこですの? どこですの?!」


初春「ほらあそこ」


『よっしゃ1着!!』


黒子「お姉さま! あぁ麗しきお姉さま……ハ?」


『なんでもない///行こっ♪』



初春「ラブラブですね~、アレが御坂さんの彼氏さんですか~」


黒子「………ihbf殺wq……」チャキッ


初春「日本語でおk?」


黒子「初春、今すぐわたくしをあの類人猿の所まで連れていって下さいまし」


初春「行ってどうするんですか?」


黒子「眉間に鉄串お見舞いしてやるんですの」チャキッ



初春「麻酔針」プスリ


黒子「うっ…」カクン


初春「さあ見回りしないと」カラカラ


黒子「 」



食蜂「ホッ、リモコン没収されてどうしようかと思ったケド何とか逃げ切れたわぁ」


食蜂「大体私は走るの得意じゃ無いしぃ」フンフン


垣根「うぃ~っすみさきち」


食蜂「あら垣根さん、どうしたんですかぁ?」


垣根「削板探してんだけどよ、知らね?」


食蜂「さぁ?」


上条「どうした?」


垣根「削板(ry」


美琴「見てないわね」


一方「だとよ、メールしたのか00003号」


00003「返信無しです」シクシクシク…



削板「ぬぅおあああああああああああああああっ困ったあああああああああああああああっ!!!!」



フィアンマ「居たぞ」


番外「ソギー、声のボリュームさげてよ耳痛い」


00003「軍覇さん、何故メールの返信を……」ウルル


削板「メール? すまん携帯はロッカーの中だ、無くすと困ると思って」


00003「なんと」


垣根「それよりどうしたよ」


削板「ああそうだった、困ったあああああああああああああああ!!」


一方「やっかましわ!!」



打ち止め「何が困ったの?ってミサカはミサカは説明を要求してみたり」



削板「実はさっきまで三人四脚の練習をしてたんだ」


一方「……それで?」


削板「そしたら俺以外の二人が転んで足がコキッと」


垣根「足がコキッ!?」


フィアンマ「足コキか!!」クワッ!!


垣根「何か大丈夫そうだな」


フィアンマ「略すだけでこうも卑猥な単語になるとはな」


一方「略すな」

上条「Goto保健室」



削板「このままだと棄権する事に……」


00003「軍覇さん…」


垣根「ん~~」ポクポクポクポク……


垣根「よしっ」チーン!


垣根「みさきち、オマエ今…暇だろ?」


食蜂「……ふぇ?」モキュモキュ


垣根「モキュモキュひと口じゃがバター食ってんじゃねーよ、ハムスターか」


食蜂「モキュ…んくっ……はぁぁ美味し☆」



垣根「暇なんだろ?」

食蜂「特にする事は無いですケドぉ?」


垣根「決まりだな」キラーン


食蜂「乙女の直感力がエマージェンシーコールなんで……」コソコソ…


垣根「削板~、面子揃ったぞ~」ズルズル


食蜂「いやあぁぁぁぁ!!」ズルラレ


削板「本当かっ! じゃあ早速準備だ!!」


食蜂「助けて御坂さぁぁぁぁん!!」


美琴「……そうよね無理よね、アンタ運動音痴(うんち)だし」


食蜂「ハァァァ――ッ!? やってやるわよぉ!!」


美琴「そ、じゃ頑張って(ちょろっ)」



眠い……と、いう事で今回はここまで。
ではまたいずれ、おやすみなさい。

今晩は、今回は鯖落ち中に思い浮かんだネタの投下です。


~大覇星祭前のとある日~



一同「目覚まし時計?」


アレイ「うむ」

一方「何で目覚まし時計がいるンだよ」


アレイ「君達の為だ、妹達はまだしも男子共は寝起きが悪すぎる」


上条「俺そんなに悪くないけど?」


削板「俺は日の出と同時に起床する」


アレイ「君達二人は良い子だ、後の三人はダメダメ」


垣根「んだと?」

フィアンマ「聖なる右食らいたいか?」


アレイ「まあ落ち着きたまえ」


アレイ「君達三人を起こす度に私が何度破壊されかけたと思う?」


一方「オマエは今まで飲んだ缶コーヒーの本数を覚えてンのかァ?」


上条「そこはパンにしようよ」


アレイ「そこでだ、この新型目覚まし時計をみんなに使ってもらう」


美琴「デザインがいまいちね、ゲコ太型無いの?」


アレイ「モチロンあるさ、では機能の説明を…」


美琴000010000200003番外打ち止め「ゲコ太ゲコ太!!」


アレイ「 」


フィアンマ「機能がなんだって?」


アレイ「あ、うん…」


アレイ「この目覚まし時計には録音機能が搭載されている」


上条「録音?」


アレイ「ここのボタンを押して……コホンッ」


アレイ「おはよう」ピッ


アレイ「そしてアラームに設定して、再生」


『……おはよう』


アレイ「という感じだ」


垣根「へ~、おもろいじゃん、試しに……」プゥ~

『……プゥ~』


一方「オイその目覚まし時計焼却しとけ」


上条「ゴメン今ボコってる最中だから」ドカバキッ!!

垣根「ゴメッ…許し……」



アレイ「では各々パートナーに録音した目覚まし時計を渡す事、解散」


美琴「ねえ、アレイスター」


アレイ「なんだね?」


美琴「録音出来る声って1個だけ?」


アレイ「いや、最大で3つまで録音可能だ、3分毎に順番で再生される」


美琴「3つか……厳選しないと」ウ~ム…


00001「一方通行、このセリフを録音願います」


一方「……マジで?」

00001「マジです」

00003「ではお願いします軍覇さん」


削板「わかった」


フィアンマ「俺様はこんな物よりワーストからの目覚めの熱いKissがいい」


番外「起きろゲロしゃぶって入れといてあげるよ」


フィアンマ「そこはせめてフーミンで」


00002「……」カチャカチャ


垣根「なにやってんだ?」



00002「内緒です」カチャカチャ

垣根「鳴ってからのお楽しみってやつか、俺も録音しとくな」


00002「よろしくお願いします」


打ち止め「あれ? ミサカは誰に渡せばいいの?ってミサカはミサカは途方に暮れてみたり」


絹旗「私が超やります」

黒夜「ざっけんな私だ」


打ち止め「じゃあ2人にお願いするねってミサカはミサカは仲裁に入ってみたり」


美琴「え~と~コレと……コレと……」


上条「録音する声なんて別に何でもいいんじゃ……」


美琴「よくないの!!」


上条「怒られちゃった」


一方「グ…グッモーニン……マ…マイスイート?……ハ、ハニー???」


食蜂「アレイスターさんは私の声で起きて下さいね☆」


アレイ「今の私は起きると言うよりは起動と言った方が正しいのだが、とりあえずありがとう」


食蜂「じゃあ私のリクエストをメモしたから録音よろしくお願いしまぁす」


アレイ「……コレを録音するのかい?」


食蜂「そうでぇす☆」


アレイ「善処しよう」


一方「お……起きねェとつ…つまみ食いしちまう……ぞォ……」


一方「………」


一方「コレが毎朝アラームとして鳴るのか……トンでもねェ黒歴史刻ンでる気がしてならねェ……」



美琴「みんな終わった?」


一同「ハーイ」

美琴「じゃあ解散ね、今日は私も寮に帰って寝るわ」


上条「なーんだ残念、今夜は美琴を抱き枕にしようと思ったのに」


美琴「ッ!?」


食蜂「御坂さん? 何か身体が変よぉ??」


美琴「み、右半身は寮に帰ろうとしてるケド左半身が当麻に向かおうとしてる……」ギギギギ…


上条「な~んて冗談言ってみたり」


美琴「……もてあそばれた、乙女心もてあそばれた……」シクシク…


食蜂「御坂さん泣かないでぇ…」オロオロ


上条「こ、この場合どうすれば良いのでせう?」


一方垣根フィアンマ「「「死ねばいいと思う」」」


上条「 」

削板「女の子を泣かせるなんて根性無いぞ?」


上条「真顔の削板に言われるのが1番ツラい……」


~上条さんの場合~


上条「zzz……」

チッチッチッチッチッチッ…


上条「ん……ふあぁぁ」ムクリ


上条「ふぅ……今日もいい天気だ」


チッチッチッチッチッチッ…カチッ!


美琴『おはよう当麻』


上条「ああ、おはよう美琴」


上条「さ~て、布団でも干そうかな」ガラガラ~


美琴『まだ寝てる? 寝坊するわよ?』


上条「フ~フフン、フ~フフン、フッフッフ~ン」フトンホシホシ


美琴『え…えと/// お、起きて~ア・ナ・タ///ってキャーッ! 言っちゃった言っちゃったー///』


上条「ふぃ~、完了っと。ん? アラーム終わっちゃったのか、アチャ~全部聞いて無かった」


肝心な部分を聞き逃した上条さんでした。


~一方通行の場合~


一方「zzz…zzz…」


チッチッチッチッチッチッ…


一方「zzzzzzzzzzzzzzz」スピー


チッチッチッチッチッチッ…カチッ!


00001『朝ですよ一方通行、起きて下さい』


一方「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz……」クカー


00001『朝ですよ一方通行、 朝御飯食べ損ねますよ? モーニングコーヒーですよ?』


一方「zzzzzzzzzzzzzzzzzz……」スーカーピー



00001『………セロリたん』ハァ…ハァ…


一方「うォワァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」ガバアッ!!!!


一方「ゼーッ…ハーッ……心臓に悪ィぞ!」


目覚め効果抜群だったようです。


~垣根の場合~


垣根「グーグー……スースー」


チッチッチッチッチッチッチッチッチッ…


垣根「むにゃむにゃ…むにゃむにゃ……」


チッチッチッチッチッチッ……


垣根「zzz……ヘックシ! ゴホッ!zzz…」プゥ~


チッチッチッチッチッ……


チッチッチッ……カチッ!!


チュド――――ンッッ!!



垣根「……ボホッ…何で爆発するんだよ…」コゲ~

00002『いかがでしたか? アラーム前に起きないと爆死目覚まし時計です』


垣根「それ爆発する前に言って欲しいよ00002号」

00002『そして3つ目の録音終了2秒後、この時計は自動的に大爆発します………また知らない女性をナンパしてましたね?』


垣根「コレお仕置き!? てか2秒て逃げる時間が……あ……」


チュドンッッ!!


目覚めのお仕置きでした。



~削板の場合~


削板「ん~~」ウキウキ


チッチッチッチッチッチッ…


削板「まだかな~」ワクワク


チッチッチッチッチッチッ……


削板「そろそろ朝のランニングの時間なんだけどな~」ソワソワ…


チッチッチッチッチッチッ……カチッ


00003『おはようございます軍覇さん、よく眠れましたか?』


削板「おはよう00003号! いっぱい寝たぞ!!」



00003『朝のトレーニングも良いですが、あまり激しい運動は控えて欲しいです、心配です……』


削板「大丈夫! 朝は軽く全速力50kmだ!!」


00003『えと…さ、最後になりますが……その…大好きです///』


削板「 」

削板「う…う…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!! 朝から燃えてきたぜええええっ!!」ヒャッホーイッ!!



早朝バカップル炸裂。



~フィアンマの場合~


フィアンマ「フッ、アラームより早く起きてワーストの声を聞くのだ」


チッチッチッチッチッチッ…


フィアンマ「しかし、ひとつ屋根の下に住んでいるのに目覚まし時計の声でって意味あるのか? 本人でいいんじゃないか?」


チッチッチッチッチッチッ…


フィアンマ「などと言いつつ楽しみな俺様」ワクワク


チッチッチッチッチッチッ…カチッ!


フィアンマ「お、いよいよだ」


番外『ほら朝だよ、さっさと起きろバカ』ツンツン


フィアンマ「 」


フィアンマ「バカて……朝の第一声がバカて……」ガックリ…


番外『なに? まだ起きて無いの? この寝坊助! 早く起きて朝ご飯食べよーよ……一緒に』ツン…デレ


フィアンマ「!」


番外『…ねぇ起きた?って何でミサカがこんな事しなきゃなんないのさ! バーカ!バーカ! 大っ嫌い!!………やっぱ好き』ツンツンツン…デレ~


フィアンマ「……」ガチャ…パタン


フィアンマ「……ワーストォォォ!! 我が愛しのツンデレラァァァァ!!」ドタバタッ!!!!


何も言うまい。



~アレイスターの場合~

アレイ「充電中デス」


チッチッチッチッチッチッ……カチッ!


シーーン……


アレイ「……ん? なんだ録音ミスか?」


食蜂「アレイスターさぁん」ムギュ


アレイ「うわっ?! 食蜂くん! 何故ここに??」

食蜂「だって言ったじゃないですかぁ、私の声で起きて下さいって」ムギュ


アレイ「しかしそれは目覚まし時計の事では!?」ムギュラレ


食蜂「? 私の声とは言いましたケドぉ、目覚まし時計に録音した声とは言って無いゾ☆」


アレイ「謀られた…」


食蜂「あ、私朝はシャワー浴びるんですよぉ」


アレイ「行ってきなさい」


食蜂「一緒に行きましょ☆」


アレイ「 」


食蜂「アレイスターさんと洗いっこ~☆」ルンルン


アレイ「だ、誰が――っ!!」



>ドウデスワタシノカ・ラ・ダ☆ チョッ!ヤメテ!ヤワラカウホホーイ…


はい男性全員終わったのでここまで。
女性編は近い内に投下します。
本編はもう少し待って下さい。

ではおやすみなさい。

寝落ちに期待度高まってるのかな……?


今晩は&投下します。

~美琴の場合~


美琴「ふにゅ…」スピー


チッチッチッチッチッチッ……カチッ!


上条『おはよう美琴、朝ですよ~』


美琴「にゅ…えへ///」


黒子(きぃぃぃ!!)ギリギリ


上条『まだ寝てる? お寝坊さんだな~、そこがまた可愛いんだけどな』


美琴「えへ…えへ///」


黒子(だっ、誰か! 誰かわたくしの鼓膜をぶち抜いて!!)ギリギリゴロゴロッ!!


上条『上条美琴起床せよ、上条美琴起床せよ』


美琴「はい喜んで―っ!!」ガバッ!!


黒子(ガッデェェェェム!!!)ビリビリーンッ!!


美琴「あ~良く寝た、どしたの黒子?ってベッドのシーツビリビリじゃない!?」


黒子「シーツは犠牲になったんですの……」


~00001号の場合~


00001「スゥスゥ…」


チッチッチッチッチッチッ…カチッ!


一方『グッモーニンマイスイートハニー』


00001「……///」プルプル


一方『オイオイまァだ寝てンのかァ? 寝てる間につまみ食いしちまうぞォ』


00001「///」プルプル…


一方『無防備に寝転がってよォ、まさか誘ってンのかァ? ここまで言わせてまだ起きねェなら飲むぞ……酒』


00001「ま、まだ心の準備が――っ!!///」ガバッ!!


00001「……ふぅ、コレは強烈です」



~00002号の場合~


00002「……」


チッチッチッチッチッチッ……


00002(どんなセリフか気になって眠れません…)


チッチッチッチッチッチッ……カチッ!


00002(ッ! 来ました!)


垣根『親のぉ~血ぅを引くぅ~兄弟ぃ~よりむぉ~~』


00002「ズコッ―!」


00002「な、何故美空雲雀の義兄弟……」



垣根『フハハハハッ! オマエをロウ人形にしてやる!!』


00002「閣下……」


垣根『……こうしてバカ出来んのも00002号。オマエが側に居てくれるからだ、一緒に色々背負ってくれてありがとな、これからも隣で俺が道を踏み外さねー様に見ててくれ……愛してる』


00002「…………グスッ」


00002「何故ミサカは爆弾など仕掛けたのか……」


00002「過去に戻りたい……」シクシクシク…



~00003号の場合~


00003(………)ワクワク


00003(これから毎朝軍覇さんの声で朝を迎えられる……)


00003(あぁ……もう幸せ過ぎてトロけそうです///)イヤンイヤン



チッチッチッチッチッチッ……カチッ!


00003(よしきた!)


削板『………ん? もう録音始まってるのか? オイ目覚まし時計! 始まってるのか始まって無いのか、どっちなんだい!!』


00003(始まってます)



削板『おはよう00003号! 今日も多分きっとおそらくいい天気だ!』


00003(保証は出来ないんですね)


削板『う~んこれ以上なんて言っていいか分からねーけど、とにかく俺は00003号に出逢ってから毎日幸せいっぱいだ、大好きだぞ!!』


00003(///)プスプス…


00003「うにゃあああああああっ!!」ゴロゴロッ!!


00003「幸せいっぱい夢いっぱいぃぃぃ!!」ゴロゴロッ!!!


>ゴンッ!


00003「 」チーン


~番外個体の場合~


番外「……まだかな」チラッ

チッチッチッチッチッチッ……


番外「……いやいや、別に楽しみな訳じゃないし」


チッチッチッチッチッチッ……


番外「……アホらし、そもそも目覚ましなんだから寝てないと意味無いじゃん」


番外「うん、ミサカが鳴るのを待つ必要は皆無。もう少し寝よ」ゴロン


チッチッチッチッチッチッ……カチッ!


番外「ッ!!」ガバッ!!


フィアンマ『おはよう、このあとオマエはひと言かっ! もっと言う事あるだろ! と言う』


番外「ひと言かっ! もっと言う事あるだろ!!……はっ!」


フィアンマ『あ、突然だが俺様は近々ヴァチカンに帰らなければならなくなった』


番外「……え?」


番外「う、嘘でしょ?? ねぇ嘘って言ってよ!!」


番外「何で!? ミサカが何かしたの?! やだ! ついて行く! ミサカも行くから!」


フィアンマ『……なんてな、びっくりしたか? ハッハッハッwww……そろそろ起きたらどうかねツンデレラ』


番外「……あの野郎」ワナワナ…



>ドタバタバターンッ!!


フィアンマ「ワーストォォォ! 我が愛しのツンデレラァァァァ!!」


番外「柄にもなく焦っただろーがこのバカァァァァ!!」バキィッ!!!


フィアンマ「ヒギィッ!!」ベシャ



~打ち止めの場合~


打ち止め「むにゃむにゃもう食べられないよってミサカはミサカはテンプレな寝言を……スピ~」


チッチッチッチッチッチッ……カチッ!


絹旗『打ち止めちゃ~ん超朝ですよ~「テメッ!先に録音してンじゃねーよ!」うるさい超黙れっ!』


打ち止め「う~ん……」ゴロン



黒夜『早く変われボケッ! チビすけ~私だ、早く起きろよォ~』


絹旗『最後の録音は私が超もらいました「ふざけンな私が喋ンだよ!」ハァ? 超引っ込ンでろや!』



『アァ? やンのかコラァ!』


『うっさい黙れ! ケツに窒素パンチ肘まで超ぶち込まれたいンですかァ?』


黒夜『上等だコラァ! パンツ一丁でその辺に吊るしてやンよォォォ!!』


>ブチッ!


打ち止め「………」


打ち止め「コレ目覚まし時計じゃなくてタダの雑音時計だよ…ってミサカはミサカは眠い目擦りながらぼやいてみたり……」



はい小ネタ終了。

みさきちのが無いって?
トースターとシャワー浴びてます。
次回から本編投下するのでまたいずれ、おやすみなさい。


小の時間帯に見ている人はこの後、寝落ちしなかった……だと? と言う。

さあ、日付変わったところで投下にしよう。

食蜂(……つい意地になっちゃった)ショボ~ン


垣根「んじゃみさきち真ん中な」


削板「紐で足縛るぞ、キツめでいいか?」ギュッ!!!!


垣根「いでででっ!! 足首千切れるわっ!!」


食蜂「あ、あのぉ…」


垣根「んだよ」


食蜂「お、お腹痛いからヤメ……」


垣根「俺のダッシュについてこれるか削板」


削板「任せろ!」


食蜂「聞いてくださいよぉ~!!」


※配置(矢印の方向に向いてます)


 削板
←食蜂
垣根


垣根「心配すんなって、三人四脚だからな、俺と削板が足動かしゃ~みさきちも勝手に動く」


食蜂(それが不安なのに……)


削板「少し練習しないか?」


垣根「だな、最初は右足からだ。行くぞ、せーの…」



削板「いち!」ヒダリアシ


食蜂「えっちょっ!」


垣根「にっ!」ミギアシ


食蜂「きゃあっ!?」ズデンッ!



垣根「おまっ、右足からっつっただろ削板!」


削板「すまん」

食蜂「うぅ~、お尻痛い……」ヒリヒリ


垣根「大丈夫腫れてない」フニフニ


食蜂「どさくさで触らないでぇ!!」


垣根「うひひヨイではないかヨイではないか~」フニフニフニフニ


食蜂「ちょっ…ホントにヤメ……んっ///」


>カンッ!


垣根「痛ぇ!? 誰だ俺に中身入りの缶ジュース投げ付けた奴は!!」


削板「ん? 何か紙が貼ってあるぞ」


垣根「どこのどいつだナメた真似しやがって!」ペラリ



『な・に・を・してるんですか垣根さん?』


垣根「 」サーー…チラッ


00002「……」ニコニコニコニコニコニコ……


垣根(や、殺られる……後で確実に殺られる……)



『三人四脚に出場する生徒は集合して下さい』


削板「よし、いよいよだな!」


垣根「ああ、俺達は厳しい特訓を乗り越えてここまで来た、敗ける要素がねェ」キリッ!


食蜂「たった1回練習しただけじゃないですかぁ……」


垣根「さて行くぞ、せーの」


削板「ムンッ!」グアッ!!


食蜂「ああっ!?」ズデン

垣根「のああああああっ!?」ベシャ!!


削板「……大丈夫か?」


食蜂「後頭部が……」ピクピクッ



垣根「顔面があああ! 鼻血があああっ!!」ジタバタッ!



上条「お、そろそろ削板達の番だ」


美琴「でも不思議ね垣根の奴、わざわざ運動音痴の操祈を選ぶなんて」


フィアンマ「俺様は垣根の狙いが分かっているがな」フフンッ


番外「なにさ狙いって」


フィアンマ「見ていれば解る」


00002「垣根さんファイトー!」


00003「頑張ってください軍覇さん!」


打ち止め「5まで総流し、馬場はあるってミサカはミサカはラジオを聞きつつ予想してみる」フムフム


美琴「……何の予想?」


打ち止め「お馬さんのかけっこ」


上条「…物は言い様だね」



『それでは位置について……』


垣根「ヨドンッ!」ダッ!


『フライングです戻って』


垣根「チッ、んっだよケチくせー」シブシブ


食蜂「ルールは守りましょうよ、ね?」


垣根「俺に常識は通用しねぇ」キリッ


削板「スタートまだかな~」


垣根「スルーかい、ラインはみ出しちまったな、お前らバックだ、おっちにさんし…」ヨロヨロ


『ドンッ!』パンッ!!


>ダダッ!


垣根「うわっキタネェ!!?」



美琴「ビリッけつね」


上条「絶望的に差をつけられたな……」


00003「こうなれば他の走者を狙い撃って…」チャキッ


00002「どうどう」ガシッ


番外「ねー、教えてよ~」クイクイッ


フィアンマ「どうしよっかな~」


番外「ねーってば~」クイクイッ


フィアンマ「まだ内緒~」


番外「ぶぅ~」


一方(なにバカップルやってンだコイツら)


00001「一方通行、たこ焼き食べますか?」アーン


一方「ン」パクッ


打ち止め(アナタもバカップルだよ)


削板「クソッ! こーなったらアレを使うしかねぇ!!」


垣根「付き合ってやる、10秒だけな」


食蜂「あ……む、無茶はヤメ……」


削板「クロックアップ!」キュインッ


垣根「アクセルフォーム!」スタートアップ!


>ドギュンッ!!


食蜂「いやああああああああああああああああああっ!!」



削板「ぬおおおおおおおっ!!」


垣根「だああああああっ!!」


食蜂「 」ブクブクブク…


美琴「操祈……泡吹いてる…」


上条「酸素用意しとこう」


番外「ねー、いい加減教えてよフィアンマ~」


フィアンマ「フッ、ならば答えよう、垣根が食蜂を選んだ理由はタダ1つ……」


一同「……」ゴクリ


フィアンマ「食蜂操祈は自他共に認める巨乳である……つまり」


一同「……」ドキドキ…ン?


フィアンマ「食蜂操祈の暴れオッパイを間近で見る為だっ!!」クワッ!!


上条一方「「くだらねェェェェェェェェ―――ッ!!!!」」



削板「もうすぐゴールだ!」ダダダッ!!



垣根「おぉう揺れとる揺れとる」ジー


食蜂「 」バルンバルンッ!


~~~~~~


美琴「うわ~鼻の下伸びてる」キモイ


00003「軍覇さんは見てません、下品な考えはしてません」フフンッ


00002「お仕置き確定です」ゴゴゴ…


番外「……フィアンマ」


フィアンマ「ん?」


番外「ああ言うのが好き?」


フィアンマ「??」


番外「いや、何でもない忘れて」



フィアンマ「なんなんだ?」


番外「忘れろっちゅーにっ!」ゲシッ!!


フィアンマ「なんなんだ!?」イタイッ!?


一方(ハァ、コーヒー飲みてェ)


00001「……一方通行」


一方「あ?」


00001「あ、暴れオッパイ……です///」プルプル


一方「無理してやンなくていいから……な?」


00001「 」ショボン


上条(う、羨ましくなんか……)


美琴「……」ジー


上条「まったくけしからんですな!」キリッ!



『ただ今の三人四脚、1着はレベル5の三人です』



削板「やったぞ!」


垣根「未元物質でフォトンブラッド作ってみたら何か出来たの巻き」


食蜂「 」チーン


00003「軍覇さん、タオルです」


削板「ありがとう、いい汗流したぜ」フキフキ


00002「垣根さん」


垣根「お? 俺にもタオル?」


00002「お仕置きです」ズルズル


垣根「 」ズルラレ


>アッ-----!!!!



美琴「ちょっと、しっかりしなさいよ」ペシペシ


食蜂「コ…コヒュ~コヒュ~………」


上条「酸素」シュ~


食蜂「スーハースーハー………はぁぁぁぁぁ」パァァ!!



美琴「よかったわね生きてて」


食蜂「よかったわね☆じゃないわよぉ! 御坂さんが煽らなきゃ走らなかったのにぃ!!」


美琴「へぇ? やってやるわよぉ!って言ったのは誰だっけ?」


食蜂「うぐ……私……」


美琴「自業自得」


食蜂「ムキィィィィ!!」ダンダンッ!!


上条「まあ、無事でよかったな」


食蜂「上条さぁん、御坂さんがいじめるんですぅ~」ムギュ


上条「おっふぅ」

美琴「……」チャリ

上条「ハイッ! コインはポッケにしまいませう!!」


フィアンマ「しかし削板、よく鼻血を出さなかったな」


削板「鼻血? えっちな場面は無かったハズだぞ?」


番外「えっちて……」


打ち止め「コレコレってミサカはミサカは操祈の身体を揺すってみたり」ユサユサ


食蜂「ちょっ、打ち止めちゃ///」ブルンブルンッ


00003「上位個体! 余計な真似をしないでくださいっ!!」


削板「あ……ぁぁ…ぁ……」


番外「だいじょぶ?」


フィアンマ「いかんっ! 避けろワースト!!」


番外「へ?」


削板「ぶばあああぁぁぁぁああっ!!」


番外「ひっ…」


フィアンマ「とうっ!」ササッ!!


バシャァァァ……


フィアンマ「……」ポタポタ…


番外「……」


フィアンマ「危ないところだったな」キリッ


番外「いや、全身血まみれでカッコつけても…」


フィアンマ「よく言うだろう? 血も滴る良い男とな」ポタポタ…


番外「水ね」


番外「早く何とかしてきなよ血生臭いって」


フィアンマ「シャワー室あったかな」スタスタポタポタ


番外(………ありがと///)


削板「意識が……遠く……」ドクドク…プシュー


00003「軍覇さん! 気を確かに!!」


『お知らせ致します、これよりお昼休みとなります』


垣根「ウキウキウォッチングか!?」ボロ…


一方「いいともじゃねェよ、メシにすンぞメシ」


00001「いいとも~」


一方「あのな、ムリにボケる必要ねェからな?」


00001「…」ショボン…


上条「あ、メール来てる……父さんと母さん来てるんだ」


美琴「ねぇ当麻、私汗臭くない?」


上条「ん~ん全然」


美琴「一応スプレーしとこうかな……」


上条「………出たな」


上条「……美琴、コイン貸してくれ」


美琴「? いいケド……はい」


上条「………そこだっ!!」ビュンッ!!


>ビシッ!!


エツァリ「いたたた……良く分かりましたね、御坂さんの汗の香りに誘われた自分を見つけるとは」


上条「二重のそげぶっ!!」ドドガッ!!!


エツァリ「んんっ―――――っ!!!」メリャ!!



上条「…言い残す事はあるか?」


エツァリ「地獄でまっていま……す……」パタリ


上条「地獄? 残念だったな」


上条「神に会て(おう)は神を斬り」


一方「悪魔に会てはその悪魔をも撃つ」


上条「戦いたいから戦い!」


一方「潰したいから潰す!」


上条一方「俺達に大義名分なんて無いのさ!!」


上条「そうだ…」

一方「俺達が…」


上条一方「「地獄だ!!」」



美琴00001(カッコいい///)ポヤ~ン



ハイここまで。

寝落ちすると思った?

今回こそは追いつけると思った?残念だったなハッハッハ!


コレは寝落ちの>>1を返上する日も近いなニヤリ

では、皆さんおやすみなさい。


さて投下しよう。

寝落ちしない様になって『成長したな』とか、『もうすぐ寝落ちの>>1卒業ですね』とか言われるかと思ってたのに……ま、いっか。

上条「え~と…」キョロキョロ


刀夜「お~い当麻」

上条「あ、父さん」

詩菜「当麻さん、久しぶりですね」


上条「母さんも」


美琴「あ、ああああのっ! おひっお久し振りです!!」ペコリッ


刀夜「やあ美琴さん、息子は良くしてくれてますか?」


美琴「ハイッ! もう毎日一緒に!!」


詩菜「あらあら、コレはいよいよ孫の顔が見られそうですね刀夜さん」クスクス


上条「美琴、ちょっと黙ってようね」


垣根「どうも詩菜さん、今日はまた以前にも増してお美しい」キリッキラ~ン


詩菜「あらあら、お久し振りです垣根さん」



00002「……」ジー


詩菜(美夏さん、あれから垣根さんと進展は?)ヒソヒソ



00002(ふにゃっ?! あ……ええ///)モジモジ


詩菜(垣根さんはフラフラしている様に見えてますけど、それは構って欲しいからですからね)ヒソヒソ



00002(そうなのですか??)


詩菜(素直に言えないのは垣根さんが美夏さんの事を本当に好きだからです)


00002(………)


詩菜(だから、安心していいですよ)ニコリ


00002(……はい///)


刀夜「おおフィアンマくん、元気そうだね」


フィアンマ「俺様の身体は常人とは物が違うのでな、仮に右腕千切られても死にはせん」


詩菜「あらあら、丈夫なんですね」


フィアンマ「お二人も変わらず息災でなにより、上条には相変わらず世話になっている」


フィアンマ「ヴァチカンに旅行の際には是非とも我々にひと声を、神の右席とローマ正教が総力を挙げてお二方の身の安全を保証しよう」


番外「大袈裟過ぎだっての」


詩菜「あら? あらあら??」ピーン!


番外「な、なに? ママさん」タジ…



詩菜「お二人あれから進展は無いみたいですね」


番外「ギクッ! ななな何で分かっ…じゃなくて! 別に進展なんてしなくていーじゃん!!」


刀夜「おやおや、フィアンマくんは意外に奥手なんだね」


フィアンマ「フッ、コレは布石に過ぎん。ミサワは世間一般で言うツンデレでな」


刀夜詩菜「ふむふむ」

フィアンマ「こちらからアクションを起こしてもツッパネられてしまう」


フィアンマ「だから俺様はあえて肩透かしを繰り返し、ミサワ自らが飛び込んで来るのを待っている訳だ、長いスパンで物事を見ているのさ」


刀夜「なるほど」

詩菜「フィアンマさんは策士なんですね」


フィアンマ「誉めないでくれ照れる」



番外「へぇ、そうだったんだぁ~」


フィアンマ「しまったバレた」ウッカリ


詩菜「ミサワさん、時には大胆に攻めてもいいんですよ?」


番外「にゃ!? べべべ別に大胆になる必要とか無いし! ミサカそう言うの興味無いモン!!」


フィアンマ「何だ無いのか」


番外「あぁ…いや、全く無い訳じゃ無いよ? 人並みにはあるって言うかむしろウェルカムって言うか…って何言ってんだミサカァァァァ!! 違うモン! 違うんだからああああああ!!!」ピューッ!!!


刀夜「なんとまあ、初々しい……」


詩菜「反応が可愛くてつい意地悪したくなりますね」クスクス


フィアンマ「ツンデレは正義」


上条「大人げないとはこの事か」



刀夜「あ、そうそう。一方通行くん」


一方「?」

刀夜「さっき君の保護者代わりだったと言う人と知り合ったよ」


一方「……………まさか」


木原「よ、久しぶりじゃねェかクソガキ」


一方「………あ、どォも初めましてェ、顔面に刺青とかファンキーですねェ」


木原「ぶっ飛ばすぞコラ、俺の顔忘れたか?」


一方「生理的に受け付けねェ顔なンでちょっと直視出来ないンですよねェ」



木原「ほ~、あくまでしらを切るつもりか、だったらテメェの恥ずかしい過去をさらけちまっていいんだな?」


一方「ねェよンな物、つーか消えろこの世から」



木原「テメェが精通&夢精して半泣きでパンツ洗ってた時の……」


一方「おっす木原くン久しぶり」


木原「ん」

一方「とりあえず向こうの倉庫行かねェ?(そこで確実に息の根止める)」


詩菜「大丈夫ですよ、誰しもある事ですから」


00001「そ、そうです一方通行、別に恥ずかしい事では……」


一方「いやマジ全力フォローやめてくれ、死にたくなる」



木原「しかも『ま、まさかこりゃ膿かァ?! 腐って取れちまうンじゃァ……』とか言って必死に医学書漁ってやがったんだよコイツ」ゲラゲラ!!


一方「キィィィィィィハァァァァラァァァァキャァァァァァァァァンッ!!!!!」



美琴「あ、あれが一方通行の保護者……」


上条「ちょっと話しに聞いた事あるけど見た目まんまヤクザ……」


刀夜「木原さんは父さん達が困っていた所を助けてくれたんだよ」


詩菜「ええ、人混みで動けない所に颯爽と現れて」


上条「へぇ、結構いい人……ん?」チラッ



ヴェーラ「だから銃を乱射したのは私の上司って言うか雇い主って言うかとにかく私じゃ無いんです!!」


黄泉川「あーハイハイ、話しは向こうで聞くじゃんよ」


ヴェーラ「木原さぁぁぁぁん!! 和気アイアイしてないで助けてくださいよぉぉぉ!!」


木原「よ―オッパイねーちゃん、ソイツが犯人だ。この目で見たから間違いねェ、とりあえずブタ箱に放り込んでくれや」


黄泉川「了解じゃ~ん」


ヴェーラ「イヤァァァァ!!」


美琴「………いい人?」


上条「じゃなーい」



食蜂「木原……」


木原「呼んだかデカメロン」


食蜂「ひとつ聞いていいかしらぁ?」


木原「なんだよ、つまんねー話なら乳揉むぞ」


食蜂「木原幻生は今、どうしてるの?」


木原「………」


食蜂「変な悪巧みしてないわよねぇ?」


木原「あのジジイならこの前、餅を喉に詰まらせておっ死んだ」


食蜂「……ええっ!?」


木原「木原一族で餅つきパーティーしてたんだがよ、その時にな」


食蜂「え…ちょっ…ええっ!? 助けなかったんですかぁ???」


木原「のたうち回ってたんだがな、全員フリと思って放置してた」


食蜂「じ、じゃあ私の大脳皮質の一部を培養して作った外装代脳は??」


木原「あのデカイ脳みそか? 気持ち悪ィから生ゴミの日に捨てた」


食蜂「うそーん」



短いですが今回はここまで。

ではおやすみなさい。

垣根「クッソ! 納得いかねぇ!」


上条「なにが?」


垣根「最近始まったスピンオフだよ」


美琴「あ~、『とある科学の一方通行』だっけ?」


垣根「何で俺じゃねーんだよ、『とある科学の垣根帝督』でいいじゃん!」


上条「いやソコは『とある科学のていとくん』で」


垣根「ヤメロよギャグ漫画みたいだろ! つーかケンカ売ってんのかこの野郎!!」


美琴「麦野や操祈、削板さんですら漫画で扱われてるのにね」


垣根「俺だって出たもんねっ!!」


上条「数コマだけな」


垣根「うわぁぁぁぁん!!」ブワァァ!!


一方「来た……俺の時代」グッ


~本編~

美琴「……」キョロキョロ


上条「どうした美琴?」


美琴「いや、この流れだと多分来てるんだろうなって……」


上条「誰が?」


美琴「私の「あーっ! やっと見つけた―!!」やっぱり……」


美鈴「もー美琴ちゃんてば~、何度もメールしたのに」


美琴「カバンの中よ携帯は、体操服着てるんだから」


刀夜「おや、貴女はさっきの」


美鈴「改めて初めまして、御坂美鈴です」


刀夜「あ、どうもご丁寧に。上条刀夜です」


詩菜「妻の詩菜です」




削板「あの人御坂のお姉さんか?」


美琴「違いますよ削板さん」


削板「違うのか??」


美鈴「お姉さんだなんて嬉しいな~、でも私は美琴ちゃんの……」


美鈴「お母さんやってまーす」ハーイ


一同「 」


一同「えええええええええええええっ!?」


刀夜「あ~通りでよく似ていると」


詩菜「お若いですね~」


美鈴「いや~、コレでも必死に老いから逃げてるんです」


美鈴「詩菜さんも若いな~、一体どんな美容を??」


詩菜「特になにも」


美鈴「ナチュラルビューティー?! 羨ましい!!」


刀夜「母さんは昔から綺麗だからね」


詩菜「まあ、刀夜さんたら///」


上条「さりげなくイチャつく我が両親」



垣根「おい御坂ああああああっ!!」ガシッ!!


美琴「な、なによ…」


垣根「おまえええええええ!!」


美琴「だから何よ!!」


垣根「……美鈴さんの中に何か大切な物を忘れて産まれて来ちまったんじゃねーか?」


美琴「やかましい!! 言うと思ったわよ!!」ガアアッ!!



上条(この人が美琴のお母さんか、よく似てるな~)ジー


美鈴「む? むむむ?」


上条「?」


美鈴「美琴ちゃん、ちょっと彼の隣に立ってくれる?」


美琴「は? いいケド…」

上条「なんなんでせう?」


美琴「……///」チラチラッテレテレ


美鈴「はは~ん」ニヤリ


美鈴「えっと、君は…」


上条「あ、初めまして。俺上条当麻って言います」


上条「一応娘さんとお付き合いさせてもらってます」


美琴「一応ってなによ!一応って!!」ムガーッ!!


上条「え? ソコ怒るとこ?!」


美鈴「当麻くんね、って事は…」


刀夜詩菜「家の息子です」


美鈴「あらまっ! ほら美琴ちゃん! アピールアピール!」


美琴「落ち着けバカ母!!」



フィアンマ「おい御坂、母親にバカとは何だ!」


美琴「は??」


フィアンマ「は? では無い! 美鈴殿が居なければお前は今この場に存在して居ないんだぞ!」


美琴「いや、そんな真剣に……」


フィアンマ「いいか御坂。親は子に、子は親に感謝せねばならんのだ」


フィアンマ「だが最近は虐待だの子が親を手にかけるだの嘆かわしい事この上ない」


フィアンマ「そもそも親子とはクドクド…」


美琴「何で説教されてるの私……」


上条「まぁ、仮にも聖職者だし」


フィアンマ「だから俺様はだな…であって……と思い……」


美琴「長い……」


上条「話すと長いタイプだったか」


垣根「初めまして美鈴さん、俺垣根帝督って言います」キリッ!


美鈴「わおっ、イケメンだ~」


垣根「学園都市第二位やってます、羽根が生えます、飛べます、色々未知の物質的な何かが作れます、モテます」ズモモモ…



美鈴「へ~、でも最近やっと大人になったって気配がするな~」


垣根「ギックーンッ!」


美鈴「君の彼女は……この子と見たっ!」ビシッ!!


一方「………………俺?」



美鈴「おぉーっ、俺っ子! いいよポイント高いよ!」


一方「いや、俺ァ男…」


美鈴「…え? 垣根くんちょっと趣味がアブノーマル……」


垣根「アンタなぁ! 一人で脱線して暴走し過ぎだろ!! 俺の彼女はこの子だっつの!」


00002「…どうも」ペコリ


美鈴「わ~カワイイ♪」


一方「一方通行…です、第一位っす。彼女はこの……」クイッ


00001「一方通行、そんな強引に///」


一方「してねェよ」


美鈴「この子もカワイイ~♪」


削板「削板軍覇第七位! 根性と根性と根性が好きです!」


美鈴「熱いね~」


削板「でも彼女の事はもっと好きですっ!!!」


00003「(///)」プシュ~


美鈴「みんなカワイイな~」


000010000200003「ありがとうございます(全員アナタの娘のクローンですが)」



打ち止め「ちなみにミサ…私はフリーだよ?」


美鈴「大丈夫! 将来性バッチリだから」


打ち止め(あんなナイスバディになりたいってミサカはミサカは願ってみる)



食蜂「ねえみんな、そろそろお昼ご飯にしましょうよぉ」


垣根「そだな、腹へった」


刀夜「どこかお店に行こうか?」


詩菜「そうですね~」


上条「あ、一応弁当作って来たんだけど」


一同「わーい!」


上条「木原さんも一緒にどうです?」


木原「お、悪ィな。んじゃ遠慮なく」


一方(遠慮しやがれクソッタレが)ボソ…


木原「最後に寝小便したのは確か…」


一方「さァ弁当食おうぜェェェェ!!!」



上条「あんまり大した物じゃないけど」


>ジャーン!


打ち止め「わーい! おにぎりにサンドイッチ、鶏の唐揚げに卵焼きってミサ…ムググッ!?」


00003(上位個体! お姉様のお母様の前でそれはいけません!!)


打ち止め(そんなぁ、ミサカの個性が……)ムガムガ


刀夜「うん美味い」


詩菜「中々ですよ当麻さん」


上条「よかった」


木原「美味ぇ、店に出せるレベルだぞコレ」


美鈴「それじゃ私も」パクッ


美鈴「……」モグモグ…


上条「……いかがでせう?」


美鈴「当麻くんっ!」ガシッ!!


上条「へ?」


美鈴「是非とも家にお婿さんに来てちょうだい!」


上条「へっ!?」


美琴「なに口走ってんのよ!!」


美鈴「え~だって当麻くんの料理、ママより上手だし」


美鈴「持ってきたお昼ご飯が霞んで見えちゃう」


美琴「…何を持ってきたの?」


美鈴「チーズフォンデュ」


美琴「アホかぁぁぁぁ!!!」


垣根「ヤッベ斬新だわ」


00002「おぉ、チーズがトロットロに」ビロ~ン


打ち止め「熱ちちち」ハフハフ


フィアンマ「好評なようだぞ」


美琴「頭痛い…」


番外「……」トボトボ

フィアンマ「おぉ戻ったかミサワ、ランチタイムだ」


番外「……んで」プルプル


フィアンマ「?」


番外「何で追っかけて来ないんだよバカァァァァ!!」バキッ!!!


フィアンマ「延髄がぁぁぁぁ!!」


番外「フンだっ!」


美鈴「ありゃ~、大変だねフィアンマくん」


フィアンマ「なんのこれしき、愛故に耐えられる」


美鈴「お~、ラブラブだ」


番外「違う!」


食蜂「アレイスターさんが居ない」シクシク


00003「軍覇さんアーン」

軍覇「アーン」


木原「なにあれクッソムカつく、撃ち殺してぇ」


一方「自分のこめかみに銃口向けて引き金引いたら幸せになれるぜェ?」


木原「誰が?」

一方「俺」

木原「木原神拳っ!」バキッ!!


一方「痛ェ!?」


~とある場所~


アレイ「それで? 何の用だいローラ=スチュアート」


ローラ『今学園都市では大覇星祭なる催しが開催されたりけるのよね?』


アレイ「そうだ、しかしいい加減その日本語はなんとかならないのか? とてつもなく書きにくい」


ローラ『メタは無しで』


アレイ「まあいい、大覇星祭がどうしたと?」


ローラ『そちらに少しマズイ物が運ばれたるの』


アレイ「マズイ物?」


ローラ『刺突杭剣(スタブソード)』


アレイ「……」


ローラ『切っ先を向けただけで距離も障害物も関係なく聖人を殺す事のできたる霊装よ』


アレイ「ほぅ、しかしそんな物が実在するのかい?」


ローラ『実在するしないは問題では無き事、在るかも知れないと言うだけで事態は動きたるわ』


アレイ「ヤレヤレ、こちらは平和にやっていると言うのに」


ローラ『それで、どうしたるの?』


アレイ「とりあえず表沙汰にならないよう探りを入れて見るさ」


ローラ『そう、では良しなに』


アレイ「ああ。あと、ローマ法王に伝えておいてくれ」


ローラ『?』


アレイ「また三人でスーパーマリオWiiのニコ生実況しようとな」


ローラ『了解』


今回の投下終了、おやすみなさい……Zzz

一方「おいその唐揚げ俺のだぞ返せ」


垣根「残念、すでに俺のヨダレで濡れ濡れ唐揚げだ」ベタ~


一方「ざッッけンなよ! もうねェンだぞ唐揚げ!!」


00001「あ、ならミサカの…」


木原「騒ぐな、俺の唐揚げやっから大人しくしろ」


一方「チッ、貰っといてやる」モグモグ


木原「可愛いげねーぞクソガキ」


一方「フンッ」プイッ


00001「 」プルプル


一方「ン? どーした?」

00001「何でも無いです、一方通行のバカ」プイッ


一方「何で!?」


生存報告。

え~、今回初めて寝落ちしてしまった訳なのですが。(ちくせう)
その際何を血迷ったのか寝ぼけて書き溜めを全文消去してしまうアクシデントに見舞われた為にリアルorzしてました。

何やら御心配お掛けしたようで申し訳ありません。
またその内続きを投下に来ます。

ではおやすみなさい。

少し書けたので投下します。


上条「ちょっとトイレ行ってくる」


垣根「んなら俺も」

一方「俺も」

削板「俺も行く」

フィアンマ「俺様も」


上条「ついて来るのはいいケド何で俺の後ろに並んで来るんだよ」


垣根「ドラクエごっこ」


フィアンマ「で~で~でで~で~でで~~」


削板「ややっ! メルトスライムだ!」


垣根「落ち着け、ありゃ酔っぱらいが出したゲロだ!」スッパクサッ!!


一方(おい)ヒソヒソ

美琴(なによ)ヒソヒソ

一方(妹達の事、バレねェ様に気を付けろ)


美琴(分かってるわよ)


食蜂(最悪の場合は私が能力でなんとかするわ)ヒソヒソ


一方(頼む)



――――――――
―――――
―――。

土御門「どうするぜよ」


ステイル「とにかく探すしかないだろう」


上条「あれ? どーした二人共」


土御門「にゃ~カミやん、ちょっとしたトラブルがあったんですたい」



フィアンマ「To LOVEるだと!?」


ステイル「実はこの学園都市にとある霊装が運びこまれた様なんだ」


一方「魔術柄みが」


垣根「オイオイ、楽しい大覇星祭に水差してくれるクソ野郎が居んのかよ」


フィアンマ「スルーって精神的にクルな…」グッスン

削板「水飲むか?」



上条「霊装ってどんな?」


土御門「『刺突杭剣(スタブソード)』。対聖人用のチート武器ですたい」


ステイル「切っ先を向けただけで距離、障害物に関係無く聖人を死に至らしめるらしい」


削板「うむ、分からん!」


垣根「つまりだ、刺突杭剣! 相手(聖人)は死ぬ!!」


削板「良くわかった!」


フィアンマ「……」…ン?


上条「って事は……」


ステイル「ああ、今回の件に聖人である神裂は関与出来ない」


一方「だがよ、そンなチート武器が本当に実在すンのか?」


土御門「確かに確証は無い、けど実在したら色々面倒な事になるぜい?」


上条「どんな?」


垣根土御門「「第三次大戦だ!」」


一方「コマンドーは帰れ」



フィアンマ「みんなちょっと……」


削板「そんな物が学園都市にあるのは危険が危ない! 探そう!」


フィアンマ「ちょっと俺様の話を……」


上条「でも探そうったってどこを?」


土御門「運び屋の情報は掴んでるぜよ、写真もある」


垣根「どれどれ……うおっ!!」


上条「そんな驚く程の写真? 一体どんな……これはっ!!」


垣根「金っ!」

上条「髪っ!」

上条垣根「巨乳ぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」


一方「オマエらまたお仕置き喰らうぞ」


ステイル「オリアナ=トムソン、『追跡封じ』の異名を持つ魔術師さ」



フィアンマ「だから話を……」


垣根「スタイルやっべ~、この写真貰っといていい?」オッパイ


上条「健全な男子高校生にこんな写真は……」プルンプルン



削板「あ、鼻血が…」ポタポタ…


一方「ケッ、こンな女。俺の女に比べれば大した事ねェし」


土御門「テメェら全員彼女持ちのクセにこの野郎、一方通行はいいがカミやんテメーは死ね」


上条「え? 何で俺だけ?!」


フィアンマ「5分、いや1分でいいから俺様の…」


ステイル「まず探索術式で居場所の特定をする。土御門、用意を」


土御門「ハイハイっと」


フィアンマ「だ~か~ら~~………」



上条「あ、俺そろそろ次の競技の大玉転がしが……」


土御門「そう言やそうだったにゃ~」


ステイル「だったらその後にしよう、競技が終わるまで僕はインデックスの所に居る」


垣根「いや探さねーの?」


ステイル「神裂は学園都市から離れさせたし、すぐどうこうなる訳じゃ無い」


上条「本音は?」


ステイル「あの緑頭野郎がインデックスに変な気を起こさないか気が気でない」


一方「なら一旦解散するかァ」


削板「お菓子買って戻ろうぜ」


フィアンマ「貴様ら! いい加減に俺様の話を!!」


一同「置いてくぞ~」


フィアンマ「ああっ! 待って置いてかないでくれ~~っ!!」ビエ~ンッ!!



では今回は(眠いので)ここまで。

SYD2期終わった……3期まだかな~~。
ではおやすみなさい。

結構久しい投下になります。
誰だ誰だ?? 寝落ちの元祖だのネオチストだの好き勝手に!

     一切否定出来ないよ。

美琴(当麻遅いな…)パクパク


美鈴「み・こ・とちゃ~ん」


美琴「なによ」


美鈴「ムフフ~」ニマニマ


美琴「だからなによ」オチャヲグビット


美鈴「当麻くんとはどこまで行ったのかな~?」


美琴「ブ―――――ッ!!!」ブバッ!!


エツァリ(ありがとうございます!!)シュバッ!!


打ち止め「フッ」つ―<……→


プスッ→エツァリ(はうッ?!)パタリ


>キキーッ!! ドンッ!


打ち止め(変態死すべし慈悲は無い)


>ピーポーピーポー……


食蜂「事故でもあったのかしらぁ?」パクパクッ



美鈴「ねえねえどこまで行ったの~?」ニマニマ


美琴「なななっ! 言える訳無いでしょそんな事!!」アセアセッ


美鈴「ほっほ~、つまり言えない様なトコまで行ったのね♪」


美琴「 」


美鈴「詩菜さん詩菜さん」


詩菜「はい?」


美鈴「私って1人娘だから男の子育てて見たいんですよ」


詩菜「あらあら」


美鈴「だから孫は男の子で」グッ!


詩菜「でも私は女の子がいいな~って思ってるんですよ」


美鈴「ん~~……じゃあ……こうしましょう!」


本当に申し訳ありません。

続きを投下に来ました。

美鈴詩菜「「美琴ちゃん」さん」


美琴「?」


美鈴詩菜「孫は都合男女二人で」グッ!


美琴「そんなお手軽料理間隔で出来ないわっ!!」


美鈴「ブーブーッ! さあ詩菜さんご一緒に!」


詩菜「ブーブーッ♪」


美琴「止めて下さいこのバカ母に毒されないで!!」



食蜂「大変ねぇ御坂さん☆」プププッ


美琴「うっさい駄肉!」


食蜂「酷いっ! プニッてないもぉん!!」



木原「あ~酒飲みて~~」


00001(この方が一方通行の保護者、つまり……)


00001(将来的にはミサカのお義父様?)


木原「チッ、煙草……ここじゃヤメとくか、ココアシガレットで我慢する」カリッ


00001「あ、あの……」


木原「ん~?」

00001「コーヒーでよろしければ…」スッ…


木原「お、悪ィな」

00001(ポイントを稼がねば、将来的に、そう将来的に……)



木原「オマエ、もしかするとアレか? 一方通行の?」


00001「恋人です」フンスッ!


木原「………」ブワッ!!!


00001「 」エー


木原「あ……あの……ズビッ…缶コーヒーと肉にしか興味なかったガキがグジュッ……彼女……」


00001「ティッシュ使いますか?」


木原「ブビーーンッ!! 見る?」


00001「全力でお断りします」


木原「もういいわ、あのガキの事はオマエに任せた」


00001「はぁ……」


木原「ちなみにどこまで行った」


00001「ぴひっ?」


木原「恐らく本番はヤッたとして、フ○ラとかパ○ズ○とかパ○パフやらその他オプションは?」


00001「も、黙秘……」


木原「ほぅ、仮にも保護者の俺に言えねェと?」


00001「……」


木原「ホレ、耳打ちでいいから」クイックイッ


00001「……ゴニョゴニョ」


木原「…………」


木原「オマエ中学年くらいだよな?」


00001「はぁ、一応…(ほぼ0歳ですが)」


木原「まさか中学年にソコまでさせる変態だったとはな」


一方「ベクターキャノンで消し飛ばすぞカス野郎」


木原「あ」

一方「死ね」


美琴「それに都合良く男の子と女の子が産まれてくる保障もないし」


美鈴「大丈夫よ美琴ちゃん、何人産んでも面倒見るから」


詩菜「ドンと来いです」


美琴「だからソレは最低でも高校卒業してっ……」


上条「卒業してから何だって?」ヒョコッ


美琴「ぎゃあああああああああああああっ!!」バチーンッ!!!


上条「ぎゃあっ!!」ベシャッ!



美琴「ああっ!! ごごごゴメン当麻あああ!!」


上条「な、なんで……」


刀夜「耐えるんだ息子よ」



垣根「ただいも~」

00002「おかえりなさい」

00003「少々遅かったですね」


削板「ちょっとスタバソーダを探す事になってその相談を」


00003「スタバソーダ? 飲み物ですか??」


垣根「ちっげーよ、伝説の酢ダコソードをだな」


00002「ネチョってそうな名前ですが武器ですか?」


フィアンマ「ワースト……」


番外「ん~?」モグモグ


フィアンマ「慰めてくれ」


番外「ブフォッ!?」


フィアンマ「俺様の傷ついた心を癒してくれ」



番外「……何すればいいの?」


フィアンマ「膝枕」


番外「ほら……さっさとしてよ」ポムポム


フィアンマ「失礼する」ゴロン



番外「癒される?」ズイッ


ムニョニョン


フィアンマ(巨乳に膝枕され顔を覗きこまれると……膝と巨乳に挟まれる至福)


番外「うぉ~い、癒されてる?」ムニュ…


フィアンマ「このまま死んでもいい程に」アハ~ン


番外「そんなに?!」



今回はとりあえずここまで。

いい加減……寝落ち…卒業したい……おやすみなさい。

ぼちぼち投下しまァす

~大玉転がし~


上条(はぁ……またひと波乱ありそうだな)


上条(とりあえず美琴達は巻き込めないし、何とか俺様でオリアナを探し出して……)


>ドカッ!


上条「ふんぎゃ!?」ベシャッ


吹寄「何してる! 集中しなさい上条当麻!」


上条「痛てて…集中ったって」


垣根「コサックコサック!」


上条(大玉転がしの玉に乗ってコサックダンスしてる垣根に……)


一方「エターナルブリザァァァァード!」


上条(超次元サッカーしちゃってる一方通行…)


上条「大玉転がしじゃないよもう」


~競技後~


土御門「さて、これよりオリアナ=トムソン捜索を始めるぜい」


上条「どうやって?」


土御門「前に言ったが探索術式を使う、頼むぞステイル」


ステイル「わかった」


土御門「まず陣を書いて……」カキカキ


上条「なあ土御門」


土御門「にゃ?」


上条「今更だけどさ、オマエ魔術知ってんの?」


土御門「知ってるも何も俺は魔術師だし」


上条「ふーん………はあっ!!??」



土御門「言って無かったかにゃ?」


上条「初耳だよ!」


土御門「元々俺は魔術側から学園都市に送り込まれたスパイ、けれどもその実態は魔術側の情報を学園都市に流す2重スパイだったりする」キリッ!


垣根「さらりと爆弾発言したよコイツ」


一方「土御門……あァ、そう言う事か」


上条「何がそう言う事?」


一方「風水、陰陽術で有名な人物は誰だ?」


上条「……?」ハテナ?


一方「オマエなァ、一般常識レベルだぞ?」


上条「黙らっしゃい、日本1一般常識が似合わないクセに」


一方「殴る殴るぞ殴っちゃうぞこの野郎」



垣根「ま~ま~、安倍晴明(あべのせいめい/はるあき/はるあきら)だろ?」


一方「チッ、安倍晴明。つまり安倍の一族は朝廷に代々公家として仕えていたが、室町時代に他の公家同様本姓ではなく家名を称するようになったンだ」


上条「へ~」


垣根「んで、室町時代中期以後の南北朝時代の当主安倍有宣(あべのゆうせん)から土御門の家名を名乗ったといわれているんだぞ上条くん」


上条「何故に勉強会になってしまったの?」


一方「結論。オマエ、安倍家の末裔だな?」


土御門「さあ~? その辺は想像にお任せするぜい」


フィアンマ(フンだ、もう忠告してやんないもんね)プンスカッ!



上条「て事はなに? この金髪グラサンアロハでムダに腹筋ムキムキな胡散臭いが足付けて歩いてる俺の友達が有名な一族の末裔??」


土御門「やかましいっ! ま、魔術結社きっての風水魔術師も今となってはすっかりただの人になっちまったがにゃ~」


垣根「なして?」


土御門「能力開発のカリキュラムを受け過ぎちまったからだぜい」


土御門「レベル0の自動回復と引き換えに魔術が使えなくなったんですたい」


フィアンマ「全くもって使えんのか?」


土御門「無理に使えば身体中の血管が破裂して血がブシャー」


フィアンマ「ほぅ、つまり弱った状態で昇龍覇を放った紫龍の様になる訳か」


上条「ソレ分かる人限られてない?」


垣根「つーかヤケに大人しいな削板」チラッ


削板「Zzz……ふぁ? 安倍のセンベイさんがなんだっけ?」


垣根「それじゃDr.スランプならぬ風水スランプになっちゃうじゃん」


土御門「よし出来た、シメは頼むぜい」


ステイル「よし」


ステイル『風を伝い、しかし空気ではなく場に意思を伝える…』


>シャラー


上条一方垣根削板「おお~」



土御門「理派四陣、半径3Km程の探索が可能な魔術だ」


垣根「すっげすっげ! 衛星写真じゃん!」


土御門「ただ、1度使用するともう1度使用するのに15分程かかる。触るなよカミやん」


上条「分かってるよ」


ステイル「………」


オリアナ「今日は暑いわね~、上も下も濡れちゃったわ」


オリアナ「………あら?」ピクッ



オリアナ「……へぇ」


オリアナ「風を伝い、しかし空気ではなく場に意思を伝える……か」


オリアナ「見られるのはキライじゃないケド、のぞき見は関心しないわね」


オリアナ「ちょっと感じちゃったお礼に。お姉さんの熱ぅ~いの、受け取りなさい」



ステイル「………」


垣根「暇だな」


一方「大人しくしとけ」


上条「美琴は次の競技玉入れだったっけ、応援に行きたかったな」


削板「腕立て伏せしてていいか?」


フィアンマ「小指1本なら許可する」


削板「楽勝だ!」


土御門「テメーら事の重大さが分かってねーな?」


垣根「だって暇だし、スターファイヤーッ!」


>ボッ!!


ステイル「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ―――っ!!!」メラメラ



上条一方垣根削板フィアンマ「わあああああああああああああああっ!!」



ステイル「うわちゃちゃちゃちゃちゃちゃ――――っ!!!」ゴロゴロッ!!!


上条「垣根オマエなにやってんだ――ッ!!」


垣根「何もしてねーよ!」


一方「とにかく水だ水ッ! ぶっかけろ!!」


削板「いやぁ――!!」バシャーッ!!


フィアンマ「ん? なんか香ばしい香りがするぞ?!」


土御門「あ、たまたま俺が持ってた胡麻油だソレ」


ステイル「ぶるぁぁぁぁぁ!!!」ゴロゴロッ!!!


垣根「どーすんだコレ!? 早くしねーと今日の一品、ステイルの胡麻油炒めが出来上がっちまう!」


土御門「カミやん! 右手でステイルを触れ!」


上条「え? でも胡麻油でベトついて…」


土御門「いいから触れ!」


上条「ゲンコロッ!」


削板「……大丈夫か?」


ステイル「大丈夫だ、問題ない」プスプス…


垣根「火だるまになってアフロとかお約束過ぎるだろ」


一方「一体何だってンだ?」


土御門「恐らくオリアナに呪詛返しの類いをされたぜよ」


上条「つまり?」


フィアンマ「ステイルはオリアナに対して今の探索術式を使えない、使えばまたさっきの様になる」



上条「じゃあ八方塞がりか……」


土御門「続けるぞステイル」


ステイル「分かっている」プスプス…


上条「…ッ!!」


上条「土御門! フィアンマの話し聞いて無かったのかよっ!!」


土御門「しっかり聞いてたぜい?」


上条「なのにもう1度やれってのか!?」


土御門「もう1度? 何を言ってんだカミやん」


土御門「オリアナの居場所がハッキリするまで、何度でも続けるぜよ」


上条「このっ!」


ステイル「やめろ上条当麻、こんな事は慣れっこだ」プスプス……


土御門「本人がそう言ってる、続けるぞ」


垣根「待ちな」



垣根「いつもなら爆笑してるところだが、流石に見過ごせねーな」


ステイル「だから言っているだろう、こう言う事態には慣れている。それに…」


ステイル「この件は下手をすれば世界的な危機を招く、僕程度の命なんて安い物さ」


垣根「仮にオマエが死んだとして、誰も悲しまねーのか?」


一方「少なくともあのシスターは泣くなァ」


ステイル「グッ…ならどうすればいい??」


削板「フィアンマがやればいいんじゃないか?」


フィアンマ「いや、神の右席である俺様が関与している事は出来るだけ隠した方がいいだろうな」


フィアンマ「要らぬいざこざを招く恐れもある(放って置いても問題ないしな)」



土御門「てな訳だ、他に方法が無い以上、やるしかない」


上条「………待てよ」


土御門「カミやん、悪いが止めるならカミやんをボコッてでも続けるぞ?」


上条「違うって、魔術がダメならさ、科学がある」


土御門「?」


上条「学園都市には数え切れない数の監視カメラがあるだろ? それを使えば見つけられるかも」


土御門「いい案だが、どうやって監視カメラを使う? ハッキングでもしない限り無理だ」


垣根「ん~~……ちょっと電話するわ」テルテル


黒子「なんだか頭がフラフラしますわ」


初春「日射病じゃないですか?」カラカラ


黒子「そうかもしれないですの、あら電話」ピッ


黒子「どなたですの?」


垣根『俺の名前を言ってみろ』


黒子(ジャギ様?!)


垣根『なあ白井、オマエの知り合いで凄腕のハッカーとか居ねー?』


黒子「そんな知り合い居ませ……あ」チラッ


初春「?」


黒子「居ますわ目の前に」


垣根『よし代われ今すぐ代われさっさとしろや』


黒子「分かりましたわよ。初春、貴女にですの」


初春「? もしもし?」



垣根『ハロー僕ていとくん☆』


初春「……」ブチッ


>ツーッツーッ……


黒子「……初春?」


初春「……ハッ! 生理的に受け付けない声だったのでつい切っちゃいました」


黒子「初春?!」


>Prrrr!!!


黒子「はいですの」


垣根『くぉらぁぁぁぁ!! 何を急に切ってんだブッ殺すぞ!!』


黒子「わたくしじゃないですの!」


垣根『せっかくフレンドリーに接しようと思ったのによー、ソイツに言っとけ! 肩の関節踏みつけて外してやるってな!!』



黒子「初春、今度は切らないで下さいまし」


初春「もしもし」


垣根『テメーか速攻で切りやがったのは』


初春「Hasta la vista, Baby(さっさと失せなベイビー)」


垣根『どこのターミネーターだこの野郎』


初春「私に何か用ですか?」


垣根『ちぃーと頼みがあるんだよ』


初春「頼みですか?」


垣根『オマエさ~、学園都市中の監視カメラにハッキング出来る?』


初春「出来ますけど?」シレッ



垣根『よし、ならいっちょ頼むわ』


初春「タダではちょっと」


垣根『ちゃっかりしてやがんなチクショウ、何が望みだ言ってみ』


初春「私甘い物が好きなんですよ~」


垣根『コンビニのケーキでどうよ?』


初春「この話しは無かった事に」


垣根『だぁ―っ! 分かったよ! ケーキ屋1軒丸ごとプレゼントしたるわ!!』


初春「交渉成立ですね、じゃあ今から支部に向かいます」


垣根『おう、着いたらかけ直せ』


初春「ん? ん?」


垣根『かけ直して下さいお願いします』


初春「は~い」


初春「さて…と、白井さんちょっと支部に戻りますね」


黒子「初春、今の会話でハッキングだのケーキ屋をプレゼントなど聴こえましたわよ?」


初春「気のせいですよ~」


黒子「まさかとは思いますが良からぬ事に協力する気ではないですの?」


黒子「さらに賄賂まで要求したなら風紀委員として見過ごせませんの!」


初春「麻酔針」プスリ


黒子「うっ」カクッ


初春「さて急がないと」カラカラ


黒子「 」チーン


駆け足で投下しましたが今回はここまで。

ではおやすみなさい。

こんばんはの投下します。

垣根「クソッ! あの女、可愛い声の割にドス黒い腹してやがる!」


削板「何とかなりそうなのか?」


垣根「とりあえずな、要らん出費が付いてくるけど」


ステイル「すまない、髪の手入れなんて手間を」


一方「一応名誉の負傷だからなァ、俺の能力にかかればアフロも一発でサラサラストレートヘアーになる」ベクトル~


土御門「悪かったにゃ~カミやん、さっきは言い過ぎた」


上条「良いって、てか案出しといて今更だけどアレイスターの滞空回線ならすぐ見つかるんじゃ……」


垣根「それが連絡つかねーんだ、ったく肝心な時に使えねー」


フィアンマ「まるでドラえもんの四次元ポケットだな」


上条「だから例えが分かりにくいって」



~~~~~。


垣根「よーしウノッ!」

上条「スキップ」

削板「さらにスキップ」


一方「リバース」


フィアンマ「ドロー2」


削板「ドロー2」


ステイル「ドロー2」


上条「ドロー4」


垣根「あるぇ……ラス1だったのに10枚増えた」


土御門「連絡来ないにゃ~」



>Prrrrr……


垣根「お、来たか」


初春『準備出来ました』


垣根「サンクス、んじゃ早速ドーンッとやれ」


初春『ん?』


垣根「お願いします」


初春『はい』ドーン


初春『あ、今更ですけど聞いてもいいですか?』


垣根「なに? 俺のスリーサイズ?」


初春『つのだ☆ひろの☆くらいどーでもいいです』


垣根「 」


初春『監視カメラを使って何をするんですか?』


垣根「上条ちょっと代わってくれ」


上条「分かった」


垣根「ちょっと隅っこで泣いてくる」トボトボ…



上条「あ、もしもし?」


初春『初めまして、私初春飾利と言います』


上条「ども、早速なんだけど人を探してて」


初春『犯罪者ですか?』


上条「ん~~犯罪者って言うか危険な物を学園都市に持ち込んでるらしくて」


初春『なるほど分かりました。是非協力させて下さい』


上条「ありがとう、今から写真を送るから」


初春『はい、よろしければ支部に来られますか?』


上条「いいの?」


初春『その方がいいと思います』


上条「じゃあそうするよ」


初春『お待ちしてます、場所は第一七七支部です』


上条「よろしく、それじゃ」ピッ


上条「と、言う訳で風紀委員第一七七支部に向かいます」


垣根「どうだったよ、あの腹黒女の言葉の暴力は」


上条「腹黒? 是非協力させてもらいますって言ってたし、いい子だと思うけど……」


垣根「なん……だと…?」


一方「人徳の差だな」


土御門「カミやんは天性の人タラシだからにゃ~」


削板「上条はいい奴だからな」


フィアンマ「そして垣根のライフはゼロだ」


垣根「おーきな光が点いたり消えたり……ハハッ……彗星かな……違うな…彗星はもっとこぅ……バーッて光るもんな……」


~第一七七支部~


上条「お邪魔します」

初春「あ、どうも……あれ?」


上条「?」


初春「あの~、何処かでお会いしませんでしたか?」


上条「……だっけ?」


土御門「カミや~ん、まさか中1にまで唾つけてるとは……」


上条「アホかっ!」


ステイル「ここが風紀委員の支部か、狭いな」


一方「ここは1支部にすぎねェからな」


削板「スクワットなら出来るな、フンフンフンフンフンフンッ!!」


フィアンマ「よさんか」


垣根「とりあえず茶ぁ~くれ茶、お茶菓子忘れんなよ」バンバン


初春「……」


上条「あつかましいよ」


初春「いいですよ、すぐ用意します」トテテ


一方「つーかなンでコイツ気絶してンだ?」


黒子「 」


フィアンマ「テンプレとして顔に落書きしておこう」カキカキ


『新発売』


ステイル「なにがwww」


削板「かわいそうだぞ?」


垣根「んでさらに…」カキカキ


『3割引き』


一方「しwww新発売にして3割引きかよwww」



初春「お茶入りました~」


初春「粗茶ですが」コト

上条「ありがとう」

初春「粗茶ですが」コト

一方「ン」

初春「粗茶ですが」

土御門「ありがとにゃ~」


初春「粗茶です」

削板「ありがとう」

初春「粗茶です」

ステイル「すまない」


初春「お茶です」

フィアンマ「痛み入る」


初春「茶葉です」バサッ


垣根(耐えろ…耐えろ俺……)


垣根「玄米茶でよかった、玄米のとこが食えるもんね」ポリポリ



初春「あとお茶菓子のクッキーです」


上条「悪いね」


初春「いえいえ」


垣根「クッキーも~らい」パクッ


垣根「ブボォッ!!」


垣根「あんじゃこりゃぁぁぁぁ!!」


初春「あ、中にクリームの代わりに練りワサビ入ってます」


垣根「ざけんなテメーッ!!」


上条「入って無いぞ?」ポリポリ


一方「俺のも入ってねェ」


削板土御門フィアンマステイル「同じく」


初春「1個だけ忍ばせてたんですけど、当りでしたね」プスークスクス



垣根「何が当りでしたね、だ!! 大人しくしてりゃ調子に乗りやがって!」


垣根「その頭の花むしってくれるわっ!!」


初春「えい」ピッ


>チクリ


垣根「な、なんだ? 何しやがった?!」


初春「シマネキ草の種です」


垣根「動けねェ……」


初春「私がとあるキーワードを言うと宿主の養分を吸って急激に成長して全身を突き破ります」


垣根「ダ…未元……」


初春「死ね」


垣根「ぎゃああああああああああああああああっ!!」


一同(恐ぇぇ………)



土御門「見つかったかにゃ?」


初春「ちょっと待って下さい、写真に該当する人は……」カタカタ…


ステイル「……居た! 間違いない!」


削板「何か大きな物を持ってるな」


上条「って事はアレが刺突杭剣……」


一方「……妙だな」


フィアンマ「あぁ、確かに妙だ」


削板「何が妙なんだ?」


一方「普通この手の運び屋ってェのは極力目立たねェようにするもンだ」


フィアンマ「そう、どんなに訓練された者でも見つかりたく無ければ周囲に溶け込もうとする」


一方「だがコイツは違う、あえて目立つ様にさえしてやがる」


上条「……つまり?」


フィアンマ「恐らくオリアナはダミーだ、我々の様な人間の目を自分に向けさせようとしているのだろうな」


一方「居るな、本命がもう一人……」


初春「あ、何かにぶつかったみたいです」


土御門「……初春ちゃん、ちょっとアップに出来るか?」


初春「ちょっと待って下さいね」カタカタ


土御門「……奴め、やりやがったぞ」


上条「どうした土御門?」


土御門「今オリアナがぶつかった時に何かしらの術式を施した札(ふだ)を付けて行ったぜよ」


上条「でも、貼り付けた物が何か分かれば今から行って処理できるだろ?」


ステイル「カゴのようだが」


一方「カゴ……玉入れに使うヤツか?!」


削板「玉入れ? 御坂は確か次の競技玉入れじゃ無かったか!?」


フィアンマ「上条!」クルッ!


「 」イネェ


土御門「流石カミやん、光の如くだぜい」



垣根「ちょっと誰か~~、助けてちょ~~」


一方「何してンだよ」


垣根「シマネキ草に養分吸われてカラッカラなの」


削板「よし抜いてやる」ブチブチブチ…


垣根「あぁぁぁぁ痛たたたたたたたたたたたたたたた!!」



一方「とにかく俺達も行くぞ、学園都市の人間なら何とか入り込めるだろうしな」


土御門「そんじゃ任せた」


一方「フィアンマとステイルはともかくオマエは来ねェのかよ」


土御門「ちょ~~っと確かめたい事があるから」


一方「チッ、何か分かったら連絡しろ」


土御門「ハイにゃ~」


ステイル「……土御門、どうするつもりだい?」


土御門「カゴの件はカミやん達に対処してもらう、フィアンマはダミーと言ったが念のため俺はオリアナを追う」


ステイル「なら僕も」


土御門「いや、ステイルは必要悪の教会に連絡して刺突杭剣が本物かどうかを確認してくれ」


ステイル「分かった、確認でき次第合流する」


土御門「頼んだぜい、初春ちゃんナビよろしく」ガチャ



初春「了解です」



~~~~~~。


フィアンマ「ステイル」


ステイル「なんだい?」


フィアンマ「貴様に言っておく事がある」


ステイル「?」


フィアンマ「実は貴様達が刺突杭剣と言っているソレは………」



初春(あ、あの上条さんって人。御坂さんと一緒に映ってた人だ……)


黒子「お姉さまぁ~~ん いいんですの? ここがいいんですのぉ~~?」ムニャムニャ…ドゥフフフフ


初春「今大事な時なんですから寝てて下さい」プスリ


黒子「うっ……」カクリ


はい、今日はここまで。

今回寝落ちは無し!

おやすみなさい。

上条「……」ゴゴゴゴ…


削板「上条、やっと追い付いた」


一方「オーラを出すなオーラを」


>ヒュゥゥゥ~………ザッ!!グキッ


垣根「……待たせたな」キリッ!



一方「ここか、玉入れ競技がある会場は」


上条「来ては見たものの、どうやって入り込むか考え中」


削板「突撃だ!」


一方「よせ、騒ぎになる」


一方「常盤台は女子校だから無理だが、対戦校の体操服が手に入れば何とか……」


削板「ちなみに垣根、いつまでうずくまってるんだ?」


垣根「……足首を挫きました」プルプル…



上条「困った時の土御門」テルテル


土御門『どうしたカミやん』


上条「今着いたんだけどさ、どうやって入り込もうか悩んでて」


土御門『そうだにゃ~、とりあえず何とかして保健室に行ってみろ』


上条「なんで?」


土御門『保健室には予備の体操服が用意されてると相場が決まってるぜい』


上条「分かった、あと札を見つけたらどうしたらいい?」


土御門『魔術に対して何の抵抗力も持たない人間が触るのは自殺行為だ』


土御門『とにかく見つけたらカミやん、オマエの幻想殺しで打ち消せ』


上条「了解」


上条「てな訳で何とかして保健室に行こう」


一方「方法は?」


上条「考えてくれレベル5」


垣根「バケツに泥水集めて~」


垣根「セイッ!!」バッシャーッ!!!


上条「 」ドロ~


垣根「ヘイッ、次俺な」


削板「どりゃあっ!!」バッシャーッ!!!!


垣根「ブあっ?! バカ野郎! 服だけでいいんだよ!! 顔面にぶっかけんな!!」


削板「俺は自らかぶるッ!」バッシャーッ!



寝落ちがないと「たまには寝落ちしろよ」と思ってしまうが
寝落ちが多発すると「もっと真面目に書けよ」と思ってしまう。

垣根「さぁ~覚悟せいやセロリ」


一方「反射してやる」


上条「そうはい神裂」ガシッ


一方「」


垣根「うるあぁ!!」バッシャーッ!!


一方「秘蔵のシマシマシャツがァ……」ドロ~~ン


垣根「おんなじシャツ何百着も持ってんだろが」


垣根「この間クローゼット覗いて軽く引いたわ」



一方「シマシマの太さと配置が微妙に違うンですゥゥゥ!!」



警備員「何だ君達その格好は?」


垣根「いや~ちょっと泥んこレスリングやってて」


警備員「そこの女の子も?」チラッ


一方「俺は男だクソ野郎」


削板「男だらけの泥んこレスリング!」


警備員「何だキャットファイトじゃないのかつまらん」ガックリ


上条「あんたの趣味はどーでもいいよ」



垣根「てかさ~通してくんね? 早くしねーと競技始まっちまう」


警備員「常盤台の対戦校の生徒かい? なら一応生徒照合を」


上条(オイどーすんだ!?)


一方(面倒クセェ、殺るか)


削板「コレに手を合わせればいいんだな? ムゥン!!」バキャッ!!!


警備員「ああっ!?」


削板「ごめんなさい壊れた」


警備員「あ~もういいから早く行きなさい」


上条一方垣根削板「あざーっす」スタコラッ!!



垣根「お、有ったな体操服」ゴソゴソ


上条「でも常盤台と対戦なんてちょっと気の毒だよなぁ」ゴソゴソ


一方「最低でもレベル3、しかも第三位まで居るからな、やる気起きねェな」ゴソゴソ


削板「勝負はやってみないとわからないぞ?」ゴソゴソ



垣根「無駄話はそこまでだ、切り換えて行こうぜ!」キリッ!


一方「体操服がなンでレオタードになってンだボケッ!!」


垣根「あれっ?! 俺の股間にミラクルフィットしたからつい」


上条「えげつない物見ちゃったよ……」


>ザワザワ……


対戦校「……」ドヨ~ン


上条「うわ~テンション低っ」


一方「草野球チームがメジャーリーガー相手にする気分だろォな」


削板「33―4ってとこか」


垣根「なんでや! 阪神関係ないやろっ!!」


上条「そして案の定、美琴にガン見されてますよ俺達……」


~常盤台サイド~


美琴「 」プルプル…


婚后「オーホッホッホッ! 何やらあちらから負け犬の匂いがプンプンしますわ、あ~臭い臭い」パタパタ



美琴(なんでアンタ達がソコに居るのよぉぉぉ!!!!)



垣根「オイオイ、俺達を前にしてなに? 負け犬? 臭い? ムカついちゃったよていとくん」


一方「三下の勘違いちゃンに現実ってヤツを教えてやるとするかァ」ニタァ


削板「みんな――っ!! 青春の炎は熱く燃えているかぁぁぁぁ!!!」


「お…おぉ~~」


削板「声が小さいぞ!」


(この人達………誰?)


上条「お~い、本来の目的忘れんなよ~~」



上条「ポールの数は10本、1本1本見ていくしかないな」


一方「いいかオマエらァ! 相手がどこ中だろーが関係ねェ! 1人1殺の気構えで行けェ!!」


垣根「そうともよ! 常盤台がなんぼのもんじゃい!!」


削板「ガッ!っとやってズキューンッ!って行くんだ!」


上条「ダメだコレ、俺が探すしかない……」



吹寄「それでは、よ~~い……始めっ!!」


一方「行くぞ垣根ェ! 合体技だァ!」


垣根「おっしゃこいっ!」


一方「南斗人間砲弾!」ドカッ!!


垣根「WRYYYYYYYYYッ!!」ギューンッ!!


垣根「乳揉ませろやあああああああああっ!!」


「キャアアアアアッ!!」


削板「えいっえいっ」ポイポイッ



上条「え~とどれだどれだ……」



今回はここまで。

完全に油断してました……スミマセン。


さぁ週末だ、投下します。

削板「う~ん中々入らないな……ならばっ!」


削板「スゴイ投球!!」ブォンッ!!!


>バキャッ!!


削板「あ……ポールに当たった」


ギギギギギ……


常盤台女子「あ…あぁ……」


上条「マズイッ!!」ダダッ!!


垣根「オラオラッ! Cカップ以下は失せろっ!」


婚后「変態ですわ!!」


垣根「お、さっきの奴が揉ませろやあああ!!」


婚后「ひいっ!!」


上条「垣根っ!」


垣根「ん?」クルッ


上条「踏み台ジャンプ!!」グニッ!!


垣根「お、俺を踏み台にしたぁ!?」


上条「キミ! 早く逃げろ!」


常盤台「は、はいっ」


上条「ふぅ……あ…」


>ドギャッ!!


上条「た、助かった…」


美琴「当麻ぁ~」ビリビリ


上条「 」


美琴「なにしてんのよ!」


上条「あぁ…と、その……コレには訳が…」


美琴「どーせ垣根が先導したんでしょ?」


上条「え~と……」


美琴「競技がめちゃくちゃになる前に抜け出しなさいよ、タダでさえ…」スッ…


上条「…ッ! 美琴っ! 動くなっ!!」


美琴「え…」



美琴「な、なによ急に……」


上条「美琴、あとで説明するから、そのままジッとしててくれ」


美琴「だ…だからなんなの??」


上条「いいから! ソコは危険なんだって!!」


上条「お前に怪我なんかして欲しくないんだよ!!」


美琴「…ッ///」ボフンッ!



「くらえっ!」バシュッ!


上条「二指真空把」ピシッ


上条「邪魔すんじゃねーよ!!」ギヌロンッ!


「スミマセンでした」


美琴「今のが危険? アレくらい何ともないわよ!」


上条「だからそうじゃ無くて……」


美琴「もう、まぁ…助けてくれたのは嬉しいケド……///」スッ…


上条「触っちゃダメだ!!」ガバッ!!


美琴「ふぇ…な、なに? キャッ……」


美琴「……」

上条「美琴……」ウマノリ

美琴「あ…ちょ……だ、ダメよこんなトコで///」

上条(ポールには触ってないし、大丈夫だよな?)ジー


美琴(そ、そんなに見つめられたら……)プルプル


上条「美琴? 苦しいのか?!」


一方「なにラブコメしてンだよ」


上条「え? いやこのポールが……」


一方「今見てみたが、ソレらしい物はねェぞ」


上条「は? だって美琴がこんなに顔紅くして……」


一方「そりゃ別の理由で紅くなってンだろ」


上条「?」


美琴「期待させといて放置かっ!」ボカッ!


上条「なんで殴られる?!」イタイッ!



>ピピ――――ッ!!


吹寄「コラ上条! 貴様ソコでなにしてるの!」


上条「ゲッ、吹寄……」


吹寄「まったく、競技がめちゃくちゃじゃない……」スッ


上条「…ッ! 吹寄!」


吹寄「え……あ…」


ズクリ…


吹寄「なに……こ…れ……」パタリ


上条「吹寄ぇぇぇぇぇぇ!!!」


一方「オイッ! タンカだ! あと救急車呼べっ!!」


削板「任せろ!」ダダダッ!!!


美琴「え…なに? なんなの???」


垣根「上条! 早く触れ!」


上条「分かってる!」



>ピーポーピーポー……


垣根「……チッ、クソがッ!!」ガンッ!


一方「とりあえず熱中症って事にしといた…が、やられたなァ」


削板「スマン、役に立てなかった……」


美琴「ねぇ、ホントになんなの?」


上条「……」ワナワナ…


上条「………クソッ!!!」ゴガンッ!!!


美琴(当麻……本気で怒ってる……?)


上条「…上等だ、オリアナ=トムソン。
これがテメェのやり方だって言うのなら―――。

無関係の人間を巻き込んだ挙句に、それを眺めて何も感じないって言うなら―――。
テメェのそのふざけた幻想は、俺がこの手で跡形も残さず粉々にぶち殺してやるっ!!!」



>Prrrrr! Prrrrr!


上条「ステイルから? もしもし?」


ステイル『そっちはどうだった?』


上条「……」


ステイル『その様子だと防げなかったようだね』


上条「ステイル、オリアナはどこだ?」


ステイル『今土御門が追っている、連絡してみるといい』


上条「分かった」


ステイル『それと、刺突杭剣だが、実はアレは……』


上条「悪いステイル、後で聞く」ピッ


ステイル『お、おいっ?! コレは重要なこt』プッ


美琴「ねぇ…当麻?」


上条「美琴、悪いけどみんなの所に居てくれ」


美琴「ちょっ、私だって役に立てるわよ!?」


上条「違うよ、万が一の為に美琴にはみんなを守って欲しいんだ」


上条「俺の父さんと母さん、美鈴さんに妹達も」


美琴「……いっこだけ約束して」


上条「なに?」


美琴「怪我……しないでね?」


上条「あいよ」


上条「行くぞみんな」


一方「言われるまでもねェ」


垣根「最上級にムカついてんだよ、ブッ潰してやる」


削板「みなぎって来たぜっ!!」


上条「……あ、初春ちゃん?」


初春『はい、どうしました?』


上条「土御門と連絡が取れなくてさ、何処に居るか分かる?」


初春『それがこちらも土御門さんをロストしてて……』


初春『おおよその位置なら分かりますけど……』


上条「それでいいよ、教えてくれ」


初春『分かりました、場所は……』


上条「了解、その辺りを探してみるよ」


初春『気をつけて下さいね?』


上条「うん」


~~~~~。


オリアナ「あの術式、上手く足止めになったかしら」


オリアナ「…あら? 電光掲示板に……ニュース?」


『玉入れ競技中に生徒1名が倒れた模様』


オリアナ「……これは」


オリアナ「………それでも私は……」


オリアナ「人払いしたバス、ちょっとした貸し切りね」



オリアナ「このまま目的が果たせれば……」


>ボンッ!!



オリアナ「……ッ?!」



垣根「ビンゴッ! 土御門の言った通り二日駅付近に居やがった!」


一方「アイツ以外に誰も乗ってねェのは確認済みだ、焼けて死ね」


削板「…やったか?」


垣根「ヤメロそれフラグ」


上条「……出てくるぞ」


オリアナ「んふ。魔力を使い通した炎ならともかく、ただの物理的な燃焼だけではお姉さんを熱くすることはできないわよ?」


オリアナ「もっとも、少々焦って濡らしちゃったケド。見てみる? 下着までビチャビチャよ?」チラッ

削板「ブッ!」パタリ


垣根「また鼻血かよ!? クソの役にも立たねーなオイッ!!」



削板「俺とは相性が悪すぎる……」ドクドク…


上条「オリアナ=トムソンだな?」


オリアナ「お姉さんを知ってるって事は、さっき覗き見してた人の仲間かしら?」


垣根「テメェこの野郎、よくも俺の乳揉みを邪魔してくれたな」ゴゴゴ…


上条「垣根ちょっと黙ってろ」ギロッ!


垣根「ごめんなさい」


上条「オリアナ……お前が仕掛けた術式で全く関係のない人間が倒れたぞ」


オリアナ「この世に関係のない人間なんていないわ。その気になれば、人は誰だって関係できるものよ?」


上条「分かってはいるんだな? 分かったいて、それでも反省する気はないんだな?」ゴゴ…



オリアナ「今さらどうこう言う気はないケド、その子を傷つけるつもりはなかったのは本当よ?」


オリアナ「お姉さんだって一般人を平気で傷つけるのはためらうもの…こういうのとは違って」


上条「……だったんだぞ……」


オリアナ「?」


上条「アイツは、吹寄は普通の女の子だったんだ」


上条「魔術なんてもちろん知らない、ただの学生だ……」


上条「がんばり屋で、責任感があって。今日の大覇星祭を成功させようって、寝る間も惜しんで準備してたんだぞ、それを……」



上条「それを、何でテメェみたいな奴に台無しにされなきゃならねーんだよっ!!」


オリアナ「……コツコツ積み上げてきた事を不意に赤の他人に踏みにじられる」


オリアナ「世界中のどこででもよくある事よ、世間知らずのボウヤ」


上条「……世界なんて知らねーよ」


上条「俺の目に映る事の全てが、俺の世界だ」


上条「アンタはその世界を壊した……」


上条「それが許せるかッ!!」


オリアナ「仕事だから仕方がなかった、って言うのも格好良さそうだけど、それだけでは依頼主に不誠実よね」


上条「……テメェ」


オリアナ「仕事の目的はともかく、どういう経緯で達成するかはお姉さんに任されている訳だし」


オリアナ「それによく言うじゃない? ボウヤみたいな子には特に似合うセリフ」


オリアナ「命より大切な事がある……って」


上条「 」ブチッ!


上条「人の……命で……」


上条「遊んでんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!」



一方「あ~、本気でキレちまった」


垣根「なに? ヤベーの?」


一方「たまにアイツがキレる時があるが、それはあくまで悪ふざけの範囲内でだ」


一方「だが、本気でキレたアイツは……」


垣根「?」


一方「マジで強ェ」


垣根「どんくらい?」


一方「俺達レベル5が全員でかかって何とか勝てるレベル」


垣根「最強じゃねーか」


オリアナ「ゆっくり相手にしてあげたいケド、こう見えてお姉さん忙しいの」


オリアナ「だから、この一撃で満足してね?」ポウッ


オリアナ「喰らいなさい!!」ボシュッ!!!



垣根「ヤベッ! 上条避けろ! それか幻想殺しで打ち消せ!!」


オリアナ「無駄よ、その術式はどこまでも相手を追って命中するわ」


上条「………スウゥゥ…」


上条「かぁぁぁぁぁ――ッ!!!」



>ジュ……


一方垣根オリアナ「 」



オリアナ「まさか…そんな……き、気合いだけで…か…かき消して……」


上条「どうしたよ、終わりかよ」


垣根「ねえ一方通行くん」


一方「ン?」


垣根「最近上条がどんどん人間離れしてない?」


一方「それだけブチ切れてるって事だろ」


垣根「これから上条に悪ふざけするの控えよっと」


削板「だ…誰か俺に献血を……」


垣根「寝てろよもう」


はい今回はここまで。

おやすみなさい。

寝落ちはないのです。

乙!

スレタイ案提案

上条「欲しい物は?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「胸」麦野「若さ」

あれ、窓の向こうに黒い翼と白い翼と雷雲と閃光が・・・

できればレスの中から採用するんじゃなくて>>1のセンスが見たいな

さて投下、今回の投下でこのスレラストになるかな~寝落ちしなければ。

オリアナ(な、何なのこのボウヤ???)


上条「なぁ、オリアナ」


上条「俺ってさ、自他共に認める不幸体質なんだよ」


オリアナ「は? なにを言って……」


上条「だからさ、何が起ころうが何をされようが……」


上条「大概の事は不幸だのひと言で済ますんだよ、けどな……」


上条「今回みたいな時は別だ……」


上条「あったま来てんだよッ!!」


オリアナ(…マズイわ、ボウヤだけならまだやりようはあるけれど)


オリアナ(あとの3…)チラッ


垣根「生きてっか~?」


削板「ハハハッ……川で泳ぐの楽しいぞ……」


一方「三途の川で泳ぐなアホ」


オリアナ(2人の能力も未知数)


オリアナ(流石に分が悪いわね、ここは……)



上条「アンタの持ってる刺突杭剣、破壊させてもらう。その上で吹寄に謝れ」


オリアナ「また今度ねボ・ウ・ヤ」


上条「なに?」


オリアナ「フラッシュ!」ペカー


上条「うわっ?!」


一方「目眩ましか!?」


垣根「目がぁ~目がぁ~~ポンヨヨヨ~ン」


削板「……」ドクドク…



垣根「ツッコミ不在寂しいです」



上条「クソッ、逃げられた」


垣根「お、でもアイツ刺突杭剣置いてってるじゃん」


一方「目的はコレの破壊だからな、とりあえず良しとするか」ゴソゴソ


削板「復活だ!」キランッ!!


垣根「遅ェ―よ、つかどう復活したんだよ」


削板「自販機でトマトジュース飲んだ」


垣根「トマトジュース血液替わりにすんなよ!」


上条「とにかく刺突杭剣だけでも破壊しとこう」


一方「………ンッだコレ」


上条「一方通行?」


一方「あの女、つくづくコケにしてやがる」


上条「?」


垣根「なんだこりゃ? アイスクリーム屋の看板?」


削板「ラムレーズンがイチオシらしいぞ?」


上条「どう……なってんだ???」


一方「とにかくステイルに連絡だ、意味が分からねェ」



上条「もしもし……ステイル?」


ステイル『土御門とは連絡がとれたかい?』


上条「あぁ、アイツ自分で魔術使ったみたいでさ」


上条「血まみれで倒れてたからオリアナの居場所を聞いた後に救急車で病院に……ってそれより!」


ステイル『分かっている、刺突杭剣はブラフだったんだろ?』


上条「分かってた??」


ステイル『キミが急に電話を切ったせいだぞまったく』


ステイル『アレは剣じゃない、使徒十字(クローチェディピエトロ)と言う霊装だ』



上条「ク…クワトロはロリコン??」


ステイル『使徒十字(クローチェディピエトロ)だ!! スポンジ頭めっ!』


上条「刺突杭剣じゃないって……じゃあなんなんだよ?」


ステイル『フィアンマから聞いた話しでは使徒十字は刺突杭剣より厄介な代物だ』


上条「フィアンマが?」


ステイル『使徒十字とは、星座の力を借りて使用される大規模霊装だ』


ステイル『十字架を大地に立て、夜空の光を正確に集め、角度を合わせて空からの光を的確にうけとめ、それを術式に組み込んで魔術的効果を発動させる仕組みになってる』



上条「そうするとどうなる?」


ステイル『突き刺した土地をローマ正教の支配下に置いてしまう』


上条「?」


ステイル『キミのそのスカスカの頭でも理解出来るように説明するならギャンブルのいかさまのようなものだ』


ステイル『幸運と不幸のバランスを捻じ曲げ、何をやってもローマ教会に都合がよくなるようにするという運命操作的な効果を及ぼす』


ステイル『幸運はローマ正教徒以外のものにも与えられるが、客観的な幸運というわけでは無論無い。どんなに不幸なことが起こっても幸運としか感じられないような状況を作り出すんだ』



一方「上条、電話よこせ」パシッ


上条「あ…」


一方「ステイル、聞いた限りじゃオリアナともう1人の狙いは……」


ステイル『ああ、奴等の狙いは』


ステイル『学園都市そのものをローマ聖教の支配下に置く事だ』


一方「………クカッ…クカカカカ……」メキメキ…


上条「ねぇ、携帯壊れるって…ねぇ……」


一方「イイネェ……最ッ高にクソッタレでイカれた作戦じゃねェか!」バキャッ!!!


上条「 」



一方「スマン、不慮の事故で携帯がクシャッた」


ステイル『良く分からんがまあいい』


上条「良くねぇよ……俺の携帯……」


ステイル『フィアンマと一緒に見つけた使徒十字の使用エリアと対応する正座についてだが、今の時期に使えるそのポイントは……』



一方「……分かった」ピッ

垣根「で? どこ行きゃいいんだ?」


削板「早く行こう!」


一方「目的地は……」


一方「第二十三学区だ」



上条「携帯……」


第二十三学区。

一学区丸ごと航空・宇宙開発分野のために占領された学区である。


垣根「ソコの天文台が目的地か」パタパタ…


削板(垣根に乗ってます)「腕が鳴るな」


一方「正攻法で入るのは面倒クセェ、フェンスから行くぞ」ギューンッ


上条(一方通行に(ry)「俺の…携帯……美琴とお揃い……」シクシク


一方「終わったら弁償してやっから泣くな」


上条「うん…」グスッ



垣根「さ~て着いたか。ちょうど人目もねーし、とっととフェンス越えちまおーぜ」


削板「早速行くぞ!」ダダダッ!!


すぐさま削板はフェンスをよじ登ろうと手をかける…が、その瞬間に上条は見てしまった。

フェンスに挟まっている単語帳の1ページを。


上条「削板っ!!」


削板「ぐああああああああああああああああっ!!!」バタリ…


一方「ここにも罠かよ、用意周到なクソ女がッ!」



垣根「おいソギー、平気か?!」


削板「…しばらく動けそうに無い……俺に構わず……行け……みん…な…」ガクッ…


垣根「今日は良いとこ無かったなソギー……」


一方「チッ、オイ上条。このフェンスどうにか…」


上条「通背拳っ!!」バキャッ!!!



一方「フェンスぶっ壊しやがった」


垣根「ソギーの犠牲は無駄にしねー! 行くぜ!!」



オリアナ「……良く来たわねボウヤ達」


上条「オリアナ、テメェの野望は必ず止めてやる」


オリアナ「あら、お姉さんはそんな事させないわよ……もうすぐ使徒十字によって新しい世界が作られる……その邪魔はさせないわ」


一方「黙れよクソ女、正直オマエの考えなンざどうでもいい」


垣根「そうよ、俺が…いや俺達が一番ムカついてるのは…関係ねぇ人達……俺の大切な友達の友達を関係もないのに傷つけたって事だ!!」


そして三人はオリアナをその力強い眼光で睨みつける。

上条「テメェが傷ついて動けなくなったあいつらにまだ魔術を振るうってんなら……」


上条一方垣根「そんな舐めた幻想は、この場で欠片も残さずぶち殺してやるっ!!!」



オリアナ「へぇ、三人がかりでお姉さんをイジメるつもり?」


一方「サシでやってやろォか? 加減はしねェぞ」

オリアナ「illusion」


一方「あ? なンだなンだよなンですかァ?」


??「一方通行…」


一方「?」クルッ


00001「一方通行…」


一方「00001号……オマエ……何でココに……」


00001「どうしてですか……」


一方「?」


00001「どうして……助けてくれなかったんですか?」


一方「はァ? オマ…なに言っ……」


00001「なぜ……ミサカ達を救う為に……」


00001「他の個体を犠牲にしたのですか?」


一方「…ッ!!」


00001「ヒドイ……ヒドイ……ヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイ」


一方「ま…待て……俺は…俺は…」


00001「助けて…その内の1体と恋人になって……繋がって……」


00001「さぞや満足でしょうねェ……自己満足…満足満足満足満足まン足満ゾクマンゾク…」


00001「ねェ…一方通行……」


00001「ほンとにアナタは……」


00001「救いようの無い……ヒトデナシデスネ」


一方「お…ぁ…あ…アァァァァァァァァ!!!!」



一方「う…お…ァァ……」ブルブル…



垣根「オイ? オイッ!! なに急にうずくまってんだよ!!」


オリアナ「残念。そのボウヤは今、夢の中」


オリアナ「もっとも、最悪の悪夢でしょうけど」


垣根「このアマァァァァァ!!」ダダッ!!!


オリアナ「頭に血が昇ってると……スキだらけよ?」ゴスッ!!


垣根「ゴフッ…」ヨロッ…


上条「垣根っ!」


垣根「心配すんなって……未元物質!」バサッ


オリアナ「な、なに? この…粒子は?!」


垣根「360゚全方位遠近無視の爆発物質だ……一緒に死ねや!!」


オリアナ「クッ!」


>ボンッ!!



垣根「……クソッ」


垣根「慣れねぇ事すっと……これだ…」バタッ


オリアナ「ふぅ、今のは惜しかったわよ? でも残念」


上条「テ…メェ…」


上条「いい加減にしろよ、何人傷つければ気が済むんだテメェは!」


オリアナ「お姉さんだって、傷つけたくて、傷つけてるわけじゃないわよ」



オリアナ「それが嫌だから、戦ってるのよ。そっちから見れば馬鹿馬鹿しいでしょうけどね」


オリアナ「それでもこんな私にだって目的があるの、さぁ来なさい坊や!」



オリアナ「あなたが学園都市を守る最後の手駒。坊やを潰せば、それでお姉さんの役目は終わりなの」


オリアナ「あとはローマ正教の使徒十字が、お姉さんの望んでいる景色を作ってくれる…」



上条「何が目的があるだ」


上条「他人任せで未来を決めてもらってる分際で、偉そうに口利いてんじゃねぇ! そんな事のために皆が倒れてんじゃねーぞ!!」


オリアナ「……ねぇ坊や、お姉さんはね」


オリアナ「……誰でも良いのよ。ローマ正教だろうが何だろうが。誰に従うかなんて、重要じゃない」


オリアナ「この世界に散らばる主義主張を上手に支配してくれればそれで満足なの……」



オリアナ「だからこそお姉さんは守る。そのために使徒十字を使って学園都市を支配する。そうすれば、今までバラバラだった思いが一つになる!」


上条「……で? それだけかよ…」



オリアナ「それだけ? コレがお姉さんの望む全てよ!!」


上条「だとしたら、やっぱりお前は安っぽいよ。どうしようもねぇ悪党って訳じゃねーんだろうけど、そんな理由で学園都市を支配するなんて申し出、絶対に受け入れられない」



オリアナ「……ここまで甘いとはね……坊や」


オリアナ「坊やは、見た事がないからそういう口が利けるのよ!」


オリアナ「聞いた事があるっ!? 怨嗟でも悲鳴でも怒号でも、救いを求める声でもすらない……ただ悔しいっていう一言を!」


オリアナ「10歳の子供が希望も持てず、100歳の老人が絶望も持てず、ただその身に降りかかる事態に対して、呆然と立ち尽くすしかないって、あの表情を見た事がないから――ッ!!」


上条「だとしても……」


上条「それが学園都市を好きに攻撃して良い理由にはならない」


上条「誰かのために、別の誰かを踏み台にしても良いなんて理屈にはならない……絶対にだ!」



オリアナ「お喋りはもういいわ坊や!」


オリアナ「アナタが居なくなればそれで終わる、それだけよ!!」



>待てぇぇぇいっ!



上条オリアナ「?」


ステイル「炎の魔術師ステイル=マグヌス、ここに推参!!」ザッ!!


ステイル「オリアナ=トムソン! その首もらった!!」


ステイル「唸れ炎剣っ! ぬおぉぉぉ!!」


>ガッ!


ステイル「へぶっ!」ベシャ!


上条「………」


ステイル「うぅ…クソ……こんな周到なトラップが……膝擦りむいた…」サスサス



上条「帰って寝てろヘタレ魔術師!!」



オリアナ「な、なに?」


上条「勝機!」シュバッ!!


オリアナ「…ッ!!」


上条「終わりだ…オリアナ!!」


上条「崩拳っ!!」ドボッ!!


オリアナ「ガ……ハッ……」


上条「……ふぅ」


上条「みんな、大丈夫か??」


垣根「悪い、ちょっと動けそうにねーわ」


一方「……」


上条「一方通行!」ソゲブッ!


一方「…ッ! 上条…? 俺は…俺ェ……」


上条「大丈夫、ただの夢だ」


ステイル「上条、早く霊装を止めろ」


上条「分かってる! でもみんなが…」



『心配する必要はないかと。もうすぐ全てが終わりますので』


上条「…ッ?!」



上条「誰だ? 今の声?!」


ステイル「雇い主の声だ」


上条「雇い主……一方通行が言ったもう1人!!」


ステイル「リドヴィア=ロレンンツェッティ」

ステイル「オリアナを雇ったローマ正教の魔術師だ、通信術式かなにかで……痛てて…膝痛い…」


リドヴィア『間もなくこの使徒十字はその効果を発動し、学園都市は我々ローマ正教の都合の良いように改変されるかと』


上条「まさか……」



リドヴィア『お察しの通り……使徒十字は現在、学園都市にはありません』


上条「……」


リドヴィア『そちらは学園都市内部の天文台を調べていたようですが、それは全て我々が誘導した結果に過ぎないので』


リドヴィア『どうやら、学園都市の外にある天文台にまでは手が回っていなかったようですが』


リドヴィア『使徒十字によって作り出されたローマ教皇領は、最盛期には47000平方kmの領土を所有していましたので』


リドヴィア『およそ2000キロ四方といった所かと。当然ながら、学園都市の外から放ったとしても、余裕で街の全体をカバーできると計算されるかと』



垣根「チッ……そう言う事……かよ…」


一方「今から……間に合わねェ…か……」


上条「……何か……何か手が残ってるハズだ!!」


>Prrrrr…Prrrrr…



上条「電話……誰から?」


フィアンマ『お困りかな、少年』


上条「フィアンマ??」


フィアンマ『心配するな上条、大丈夫だ』


上条「大丈夫? 何が大丈夫なんだよ!?」


フィアンマ『そろそろ時間か……カウントダウンと行こう』


リドヴィア『もうこちらの準備は完了しました。後数秒で学園都市は我々ローマ正教の手に落ちます』


上条「オイ…フィアンマ……まさかオマエ……」


フィアンマ『5…4…3…2…1……ショータイムだ』


上条「……え?」



>ドーンッ…ドーンッ…


上条「花…火?」


フィアンマ『大会プログラムを見て無いのか?』


上条「プログラム……ナイトパレード!!」


フィアンマ『使徒十字はその性質上、星座の光を正確に集めねばならん』


フィアンマ『ナイトパレードでは相当量の花火が上がる』


フィアンマ『この明るさなら、使徒十字の発動条件は満たされん』


フィアンマ『聞こえているだろう? 貴様の負けだリドヴィア=ロレンンツェッティ』


リドヴィア『こんな……バカな……』


フィアンマ『目的が失敗に終わった以上、貴様に残された道は2つ』


フィアンマ『逃げるか、捕らえられるか、俺様に殺されるかだ…あ、これじゃ3つか』


リドヴィア『クッ!』ブチッ!!



上条「フィアンマ……」


フィアンマ『上条、お疲れだったな』


上条「……うん」


フィアンマ『怪我人を病院に連れていけ、みんな待ってる』


上条「……フィアンマ」


フィアンマ『礼ならいらんぞ』


上条「知ってたなら早く言えよっ!!」


フィアンマ『元はと言えば貴様らが俺様をシカトするからだっ!!!』


上条「自己主張しろよ!」


フィアンマ『貴様ァァァァ!! 俺様の影が薄いとでも言いたいのかぁぁぁぁ!!』



上条「だぁ―っ! もういいよ! 救急車呼ぶからまたな!」


フィアンマ『おのれ上条! 神の右席を敵にまわしてタダで済むと思うなよ!』


上条「もう夕飯作ってやんない」


フィアンマ『争いは何も生み出さない、病室の手配をしておく』


上条「よろしく」


上条「……オリアナ」


オリアナ「 」


上条「病院……連れて行くか」



~とある病院~


美琴「……で? 結局全員傷だらけで入院?」


上条「あぁ……いや俺はかすり傷、それに学園都市の危機が……」


美琴「それで?」


上条「み、みんなで頑張って阻止した…」


美琴「私達はのけ者にして?」


上条「いや…だって危ないし……」


美琴「ふ~~ん、そんな危ない事に初春さんは巻き込んだの?」


上条「何故それを……」

美琴「初春さんからメール来たの」


上条「Oh……」


美琴「……バカ!!」


上条「ごめッ!」


美琴「バカ…グスッ…バカぁ…」


上条「う…え?」


美琴「心配…心配したんだからぁ…」ポカ…ポカ…


上条「ごめん…」ヨシヨシ



一方「……」


00001「大丈夫ですか?」

一方「別に怪我した訳じゃねェよ」


00001「そう…ですか」


一方「……なァ」


00001「?」


一方「オマエ、俺の事…恨んでるか?」


00001「? いいえ?」


一方「オマエら以外の妹達を犠牲にした俺をか?」


00001「……恨んでいません」


一方「……ヘッ」


00001「ム、じゃあ恨んでいると言えばいいんですか?」


一方「……」


00001「ミサカは…ミサカだけは……何があろうと」


00001「アナタを……愛しています」


一方「……ハズいンだよ」ゴロン


00001「クスッ…リンゴ、食べますか?」


一方「……食う」


垣根「いや~~死ぬかと思ったわ」


00002「………」ジー


垣根「カッコつけて自爆仕掛けてスカ食らうとかマジでバカしたわ~」


00002「…」ジー


垣根「ナッハッハッハハ~~………以上です」


00002「……ミサカに何か言う事は?」


垣根「えぇ~と~無茶してごめんなさい」


00002「他には?」ツネリ


垣根「痛っ! 黙っててごめんなさい!!」


00002「他には?」ツネリツネリ

垣根「アウチッ! 自爆なんてしてごめんなさい!」


00002「他には?」


垣根「……ただいま」ギュウ…


00002「…お帰りなさい」ギュ…



削板「……00003号?」


00003「…」ギュウ~


削板「あ、汗臭いぞ?」


00003「フガフガ…ムフ~~」ギュウ~


削板「え? 何があろうと絶対離しませんだって?」


00003「ムゥ!」


削板「……よしよし」


00003「ムにァ~///」


削板「あ……スマン00003号! 至急離れてくれっ!」


00003「モガ? モフムグ~!!」グリグリ!


削板「た、頼むっ! 離れてくれっ! あ…」ムクムク


00003「………ボブッ?!///」ボフンッ!!!


削板「死にたい……」シクシク…



はい、今回はここまで。

次のスレタイですが…。


>>922できればレスの中から採用するんじゃなくて>>1のセンスが見たいな

>>1にセンスなぞ在りません。


と言う事で今回は1番最初に案を出してもらった>>907さんのスレタイ案をほぼ丸々使わせて頂きます。


新スレ立てました。


上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」

上条「欲しい物?」一方「筋肉」垣根「常識」美琴「…胸」麦野「出番」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401298194/)




オリアナ一人にこのメンバーが病院送りにされるのもどうかなとも思ったが、いちゃいちゃが見られたので全て納得

そしてリドヴィアは何故ボケない(理不尽なツッコミ)

>>971

都合上 若干のオリアナツエーになってしまいました。

リドヴィアは…どうやってもボケに出来なかったんです……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月27日 (金) 22:06:51   ID: DdCAbcrK

最初から見てますが面白い(*^^*)続き待ってます(*^▽^)/★*☆♪

2 :  SS好きの774さん   2014年02月14日 (金) 11:52:21   ID: 28nDTux5

続きはまだ〜?

3 :  SS好きの774さん   2014年02月25日 (火) 02:45:23   ID: KRe9EtvL

ついに落ちたんか……?残念やわ……

4 :  SS好きの774さん   2014年03月20日 (木) 17:42:21   ID: vCLrx3xI

続きーまーだぁ?ψ(`∇´)ψ

5 :  SS好きの774さん   2014年03月22日 (土) 00:22:21   ID: AuCEhu_3

早く早く

6 :  SS好きの774さん   2014年03月22日 (土) 01:06:47   ID: AuCEhu_3

おもれw

7 :  SS好きの774さん   2014年04月04日 (金) 19:32:36   ID: VvDLxN-i

生ゴミの日に捨てたとかひどいなwww

8 :  SS好きの774さん   2014年05月07日 (水) 07:54:23   ID: 3wOwsdw5

寝落ちしたのか?

9 :  SS好きの774さん   2014年05月21日 (水) 23:39:06   ID: EtWiA5rU

続き続き続き続き続き続き続き続き続き続きが見たーーーーーーーい!!!

10 :  SS好きの774さん   2014年05月25日 (日) 19:40:48   ID: LR9ROOfK

乙なんだよ!

11 :  SS好きの774さん   2014年05月26日 (月) 21:07:53   ID: 2tPV1R3H

さ最高だねェ

12 :  SS好きの774さん   2016年10月17日 (月) 07:30:17   ID: VaM5AIsl

まぁリドビィアは原作でもいい人だからな。

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