上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」(1000)

まさか2スレ目に突入するとは誰が予想したか・・・
とりあえず人物紹介なるものをして見ようと思います。


上条当麻=主人公の一人、みんなが知ってるそげぶ君。でもこのスレでは主にツッコミ役。前スレで美琴とくっついたリア充。


一方通行=もう一人の主人公。学園都市第一位。「絶対能力者進化実験」 を拒否し妹達を助けた。上条とは友人関係にある。00001号とくっついたリア充、※ロリコンでは無い・・・はず。


垣根帝督=第三の主人公。学園都市第二位。様々な特技を持ち、いたる所でボケるがたまに真面目になるイケメルヘン。 00002号とくっついたリア充。


御坂美琴=学園都市第三位にして上条の嫁。幸せ街道まっしぐらな乙女。


00001号=妹達の一人で一方通行に助けられた最初の個体。性格は奥ゆかしいが酒を飲むと内に眠る何かが目覚める。一方通行の嫁。


00002号=一方通行と上条に研究所から助け出された妹達。一方通行をモヤシと呼ぶなど少々毒舌。
垣根の嫁。


00003号=00002号と共に研究所から助け出された妹達。少々耳年増である。現在フリー。


打ち止め=幼女。00002号、00003号と同じく一方通行に助け出された妹達の上位個体。


アレイスター=学園都市統括理事長。ピラニアとカンディルに中と外からモグモグされトースターとして生まれ変わった哀れなバカ。絶対服従を条件に上条達にお買い上げされた。 本人はアレイトースターと呼んで欲しいのだか誰も呼んでくれない。一方通行からは「ポンコツ」 打ち止めからは「アーちゃん」と呼ばれている。


注意事項

※キャラ崩壊

※基本的にほのぼのです。


以上。長くなりましたがこれにて人物紹介を終わります。

前スレはこちら。

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319903608/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1326558666(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

垣根 「さて、明日海に行く訳だが何時に出発すんだ?」


上条 「早いに越した事ないから9時くらいで良いんじゃないか?」


一方 「あと日帰りか泊まるのかで変わってくンだろ、着替えやらなンやら」

垣根 「泊まるに決まってんじゃん、せっかくの海水浴だぜ? 日帰りなんてナンセンスだ!」


美琴 「でも私は日帰りじゃなかったらちょっと厳しいかも、寮監が許可してくれるかどうか・・・」


アレイ 「大丈夫。そこは私に任せてもらおう」


美琴 「え? 大丈夫なの?」

アレイ 「なに、統括理事長の権限を使えばどうとでもなるさ、垣根の言った通りせっかくの海水浴なんだ、良い思い出を作るといい」


美琴 「アレイスター、ありがとう」


打ち止め 「アーちゃん偉いねってミサカはミサカはアーちゃんを撫でてみたり」ヨシヨシ


アレイ 「ハッハッハ。よしてくれ、照れるじゃないか最終信号」テレテレ


一方 (コイツ、まさかロリコンかァ?)

垣根 「トースターのくせにカッコつけやがってコノヤロー! 髪の毛引っこ抜いてやる!」グイグイッ!!

アレイ 「ああっ!? 調子に乗ってごめんなさい! 許して下さいご主人様あぁーー!!」


00002 「お手伝いします垣根さん!」

垣根 「おう! 根こそぎ引っこ抜いてやれ!」

00002 「はい!」グイグイッ!

アレイ 「ギャーーッ!!」

00001 「頼りになると思ったミサカが馬鹿でした・・・」

00003 「所詮はトースターと言う事です」

上条 (切なすぎる……)

一方 「飯も食ったしそろそろ出るかァ」

垣根 「カラオケ行こうぜ!」

上条 「俺達は大丈夫として、美琴は門限大丈夫か?」


美琴 「大丈夫、まだ余裕あるから」


垣根 「んじゃ決まりだな、月光仮面歌おっと♪」


上条 「古すぎだろ」

00002 「垣根さん、是非ともミサカとデュエットを!」


00001 「一方通行、カラオケ楽しみですね♪」


一方 「はしゃぎ過ぎンなよ、明日朝早いンだからなァ」


00003 「ミサカの美声を披露する時が来ました!」


打ち止め 「何歌おっかな~♪ってミサカはミサカはアーちゃんに乗りながら思案してみたり」


アレイ 「時間はあるんだ、カラオケに着いてから決めたらいいさ最終信号」カサカサカサッ

~カラオケ店~


垣根 「よっしゃ! 早速歌おうぜ!」


上条 「じゃあ最初は垣根からか」

垣根 「何言ってんだ? この曲は全員で歌うんだぞ?」


一方 「なンて曲だ?」


垣根 「これだ!」


妖怪人間ベム


アレイ (私に対する当てつけか?)

垣根 「マイク足り無えから回して歌うぞ、行くぜ!」

デンッデンッデンッデンデデン♪ デンッデンッデンッデンデデン♪


垣根 「やみにかーくれて生っきっる!」パスッ!


一方 「おれたちゃ妖~怪人間なのさ!」パスッ!

上条 「人に姿を見せられぬ!」パスッ!


美琴 「ケモノのーようなこのからだ!」パスッ!


アレイ 「早く人間になりたーいっ!!!」パスッ!


00001 「暗いさーだめを吹きとばせー!」パスッ!


00002 「ベムッ!」ビシッ!

00003 「ベラッ!」ビシッ!

打ち止め 「ベロッ!」ヒョコッ!

上一垣琴123止め☆ 「妖怪人間!!」 キメッ!!


垣根 「やっぱカラオケ来たらまずこれだよな」ナハハハッ!

上条 「歌っといてなんだけど懐かしすぎだろ」

一方 「オイ、次誰だァ?」

垣根 「次からは順番な、上条歌え」

上条 「俺かよ、まあ良いけど…じゃあこれだ!」

宇宙刑事ギャバン


垣根 (中々熱い曲だな)

美琴 (当麻カッコイイ…)

上条 「男なんだろ? ぐーずぐずするなーよ!」


上条 「胸のエンジンに 火をつけろー!」

一方 (蒸着ゥゥ!!)


上条 「俺はここだぜ 一足お先 光の速さで明日へ ーダッシュさーっ!」

垣根 (キーン! キーン!)


上条 「若さっ! 若さってなんだ?」


一垣琴123止め☆ 「振り向かないーことーさ!!」


上条 「愛ってなんだ?」 

一垣琴123止め☆ 「ためらわなーいこーとーさーっ!!」

上条 「ギャバーン! あばよ涙ギャバーン! よろしく勇気! 宇宙刑事ーギャーバーン!!」

80点

垣根 「お前も懐かしい曲じゃねーか」

上条 「いいだろ別に、てかいつの間に採点してたんだ?」


垣根 「どうせ歌うなら採点しねーとな」


美琴 「当麻、カッコよかった///」

上条 「ありがとな美琴」


一方 「次は俺だァ! 上条にゃ負けられねェ!」


00001 「頑張ってください一方通行!」

打ち止め 「しっかりね!ってミサカはミサカはアナタを応援してみたり!」

一方 「おうよォ! 曲は……これだァ!」

科学戦隊ダイナマン


垣根 (これも懐かしいなオイ)

00002 (モヤシが戦隊ヒーローとは……ワロスです)

一方 「ダイダイダイダイダイナマン! ダイダイダイダイ大爆発だァー! ダダッダ!」 クワッッ!!!

上条 (目を見開くなよ……)プルプルッ


垣根 (これが第一位の実力か…)

美琴 (ダメ…笑っちゃダメ…)プルプルッ

00001 (カッコイイです・・・)ポワ~ン


一方 「燃えろ火の玉! 燃えろ火の玉! 必殺! 必殺! スーパースーパー ダイーナマイトォー!!」


一方 「ダイダイダイダイ ダイナマン! ダイダイダイダイ ダイナマン! 爆発! 爆発! 科学戦隊ダーイナマーン!」


一方 「どォだ!?」


65点


垣根 「コメントし辛い点とるんじゃねーよコノヤロー!」


一方 「クソッ、俺はヒーローになれ無ェって事か……」

00001 「大丈夫です、一方通行はミサカのヒーローですから」

一方 「ありがとなァ」ヨシヨシ

00001 「///」


垣根 「バカップルは放っといて、次は俺だな」

00002 「頑張ってください垣根さん!」

垣根 「任せろ! 行くぜ!」


翼をください


一方 「もう持ってンじゃねェか」


00002 「黙れモヤシ! 耳の穴かっぽじって聞いていればいいんです!」

上条 「毒舌に磨きが…」

美琴 「我が妹ながら…」

アレイ 「最終信号に00003号、何か注文するかい?」

打ち止め 「じゃあクリームソーダ!ってミサカはミサカは注文してみたり」

00003 「ではミサカは杏仁豆腐を」


アレイ 「うむ、では注文をしておこう」


上条 (お父さん?)

垣根 「いむぁ~~ぅわたすぃぬぉお~~!」


上条 (やめろっ!)プルプルッ


一方 (クソッこれしきで!)プルプルッ


00003 (個性的な歌い方です……)


00002 (あぁ…耳に心地好いです……)

垣根 「こぬぉ~すぇなくぁぬい~、とりーのようにー白いーつーばさー付けーてーくーださ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い~~~~~~~~~~~~~~~~!!」


美琴 (伸ばし過ぎっ!)プルプルッ


垣根 (この大空に! 翼を広げ! 飛んでー行きたーいよオンオンオン!)パタパタッ


00003 (ツボにwww入りましたwww!)


打ち止め (歌いながら飛んでる!ってミサカはミサカはお腹を押さえてみたりwwww)


垣根 「行きたい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っんにゃ!!」


00002 「ブラボー!! とミサカは垣根さんに賛辞を贈ります!!」パチパチパチッ!


垣根 「まさに俺の為に在るような曲だからな! さて、点数は……」


2点


垣根 「Oh......」


00002 「フザけんなーッ!! とミサカは採点機に殴り掛かります!!」ウォォォッ!!


アレイ 「こらこら。やめたまえ00002号、もっとおしとやかにしないと垣根に嫌われてしまうぞ?」


00002 「クッ・・・、仕方ありません、やめておきます・・・」


一方 (お母さン?)

垣根 「んじゃ次は・・・」


打ち止め 「はいはい! ミサカが歌うってミサカはミサカは手を挙げてみたり!」ハイッ!


垣根 「よし、じゃあおちびの番な」


打ち止め 「ねーアナタ、一緒に歌お?ってミサカはミサカはアナタとのデュエットを希望してみる」

一方 「別に構わねェが曲はなンだ?」

打ち止め 「多分分かると思うよってミサカはミサカはアナタにマイクを手渡してみたり」


一方 「ン」

00001 (先を越されるとは!? 不覚です・・・)


上条 「打ち止めは何歌うのかな」

美琴 「かわいい曲じゃない?」


打ち止め 「あ、始まるよってミサカはミサカはマイクを構えてみる」

一方 「なンでも来やがれェ!」


マルマル モリ!モリ!


一方 「 」


打ち止め 「まるまるもりもり みんなたべるよ♪」

一方 「つるつる てかてか あしたも はれるかなァ~」


垣根 (お前がそこ歌うんじゃねー!)

上条 (振り付け完璧かよ・・・)

美琴 (打ち止めはかわいいのに・・・)


打ち止め 「だばでゅあ だばじゃば」

一方 「わすれものするなよォ?」

打ち止め 「おおきくなったら おそらにこえがとどくかな~いつまででもいっしょだよ~」

通行止め 「「まるまるもりもり みんなたべるよ つるつる てかてか あしたも はれるかな~」」


00003 (良い曲です……)


00002 (モヤシでは無くセロリでしたか・・・)

00001 (ミサカだって一方通行とデュエットしたかったのに、ずるいです・・・)

垣根 「一方通行、お前振り付け完璧じゃねーか」


一方 「俺に不可能は無ェ」

打ち止め 「何点かな?ってミサカはミサカは期待の眼差しで画面をみてみる」


打ち止めかわいいよ打ち止め 90点


上条 「画面に変な表示が・・・」


00002 「この採点機もモヤシと同じくセロリでしたか」


一方 「どォ言う意味だァ!?」


美琴 「じゃあ次は私ね」


上条 「美琴、しっかりな」

美琴 「うん///」


垣根 「イチャラブしてないで早く歌え」 ケッ!


美琴 「分かってるわよ、じゃあ・・・これね」


oath Sign


美琴 「繰り返す世界 なんど手を伸ばしたらー」


上条 (美琴、声綺麗だな・・・)


垣根 「何よ! 私の声の方が美しいわy!」


>グシャッ!

垣根 「」シーン…


一方 「黙って聞いてろクズが」


美琴 「光をかざして! ためらいを消した!あげたかったのは未来で 泣いてる夜抱いたまま 嘆きを叫んでー」


アレイ 「うむ、良い曲だ」

打ち止め 「アーちゃんは歌わないの?」


アレイ 「最終信号、真打ちは最後に登場するものさ」 フッ…

美琴 「絆を強く握り進もうー! どこまでも 穢れきった奇跡を背にー」


87点


美琴 「ふぅ…」

00002 「お姉様はカッコイイ曲が似合いますね」

00003 「もはや上条さんより男らしいのでは?」

上条 「立場ないな~」ハハハッ

美琴 「そ、そう?(か弱さが足りない??)」

上条 「でもかわいいとカッコイイが両立してるって凄いよ、うん」

美琴 「……えへ//」


垣根 「ちなみに何点だ?」

一方 「安心しろ、お前より遥かに高得点だからよォ」


垣根 「キーッ!!」


00001 「では次はミサカ達の出番ですね!」

00002 「やりましょう!」

00003 「曲は……これしかありません」


ポリリズム


00001 「とても大事な キミの想いは」

00002 「無駄にならない世界は廻る」

00003 「ほんの少しの 僕の気持ちも巡り巡るよ」


1.2.3 「「「くり返す このポリリズムあの衝動はまるで恋だね」」」


垣根 (息ピッタリだな)

一方 (良い歌じゃねェか)

1.2.3 「「「ああプラスチック みたいな恋だ またくり返す このポリリズム このポリリズム」」」


88点


00001 「中々の高得点です」


00002 「お姉様を上回りましたね」ドヤァ


00003 「一方通行と垣根さんも超えてしまいましたけどね」


1.2 「………ハッ!!」ガガガガガーーーーン!!

垣根 「負けた・・・圧倒的に・・・」ズーン

一方 「今日は飲もうぜ、ていとくン・・・」ズズーン


00001 「ア、一方通行の方がミサカより何倍も上手でしたよ??」 アセアセッ!


00002 「垣根さんの歌を理解出来ない採点機が悪いんです!!」 プンプンッ!


00003 「おやおや必死ですね」プークスクス!


上条 「何してんだか・・・」

美琴 「これで一応全員歌ったわよね?」


アレイ 「まだ私が残っているよ超電磁砲」

美琴 「アンタ歌えるの?」

アレイ 「見くびってもらっては困る、伊達に独りぼっちで暇で暇で仕方なくて孤独感を紛らわせようと歌の練習はしていないさ」


上条 「言ってて悲しくないか?」


アレイ 「涙が出そうだよ・・・・・涙腺無いけど」


打ち止め 「アーちゃん何歌うの?ってミサカはミサカは聞いてみる」


アレイ 「私の十八番さ」


ファイナル焼酎


上条 「いや知らねーよ」

美琴 「どんな焼酎よ・・・ファイナルって」


アレイ 「黙っててくれ、コンセントレーションが乱れる」


上条 (トースターに叱られた・・・)


美琴 (なにこれシュール?)


アレイ 「おんまえ~の~こと~は~今日で忘れよう~居酒屋で~ひ~とりー飲んだくれーよお~」 
アレイ 「そら豆見てーるとー思いー出す~」

アレイ 「おんまえのーふっくらしたー顔ー面ーを」

アレイ 「これを飲んだら帰るよーイモのロックで終わるよ ファ~イ~ナ~ル~焼酎ー♪」


上条 (なんだこれ)

美琴 (誰が歌ってるのかしら)


アレイ 「四万円のこーとーはー今日で忘れよう」

アレイ 「競馬で負けたー四万円忘れよ~」


垣根 (二番あんのかよ)

アレイ 「四万円あーればー何でも買えた~」


一方 (四万って・・・ショボくねェか?)

アレイ 「四万円でーふっくらしたーいろんなものをー」


アレイ 「これを飲んだら帰るよ イモのロックで終わるよ ファ~イ~ナ~ル~焼~酎~」


感動した。100点


打ち止め 「アーちゃん凄いね!ってミサカはミサカは称賛してみたり!」


アレイ 「当然の結果だな」フフンッ

垣根 「ふざけんな! トースターの癖に!!」グイグイッ!!


一方 「このワカメがァ!! むしり取ってやらァ!!」グイグイッ!!!


アレイ 「よせ! ちょっ! ヤメテ! ギャーーッ!!」


上条 「八つ当たりするなって」


美琴 「トースターに負けたって現実突き付けられたら仕方ないわよ」

垣根 「面白くねーな」ブスー

上条 「ひがむなって」


垣根 「けっ! 御坂へのラブソングでも歌ってやがれ!」


上条 「よしわかった」


垣根 (本気にしやがった)


上条 「美琴に贈る曲はこれだな」


君に届け


美琴 「///」


垣根 「ブー! ブー!」


>グワシャッ!


一方 「黙ってろ」


垣根 「」 シーン


上条 「つぶらな瞳も 鼻にかかるじゃれた声も その小さな手も うまく笑えない君が笑えば あの日見た夢が またひとつ叶う」


上条 「僕は目を閉じて君との未来を思い描く その笑顔を描いてる いつもいつまでも 思うことはひとつだけ たまらなく君が好きだよ! 君にしか言わない言葉を 紡ぎ出していーくかーらー」


美琴 (当麻・・・)


垣根 (クソッ、屁こいてやる! しかもスカしっぺだ!)


上条 「どんな君の側面を見ても 大袈裟かもしれないけど そのどれもが僕の胸を打つ 抱きしめたーい!」

リア充め、90点


上条 「こんな感じかな」


美琴 「当麻」

上条 「ん?」

美琴 「大好き♪」

上条 「俺も」


垣根 (くらえっ!メルヘンガス!!)プス~


一方 (気流の流れをベクトル変換・・・)


垣根 (グハッ!? 卵が腐った常識の通用しねえ臭いが鼻にっ!!)

今日はとりあえずここまで、
前スレの埋めに協力してくださった方々、どうもありがとうございました。

こんばんは、少し書けたので投下します。

一方 「次ァ俺か、これだな」


カルマ


垣根 (一方さんがカルマを歌うようです・・・)


一方 「ガラス玉 一つ落とされた 追い掛けても一つ落っこちた」


上条 (中々上手いな)

美琴 (ちょっとカッコイイと思っちゃった)


一方 「汚さずに保ってきた 手でも汚れて見えた 記憶を疑う前に 記憶に疑われてる」


00002 (セロリの癖にカッコつけすぎです)

00003 (高得点の気配がします)


一方 「そうさ必ず僕らは出会うだろう 沈めた理由に十字架を立てるとき
 約束は果たされる 僕らは一つになるー!」


00001 (一方通行・・・)


85点


一方 「チッ、まずまずってとこか」


00001 「カッコ良かったです!」


一方 「そォか?」

00001 「はい!」

垣根 「クソッ! このまま終わってたまるかっ!!」


00002 「垣根さんが燃えています!」


垣根 「この曲で勝負だ!」

ペガサス幻想


垣根 「今こそ萌えろっ! 俺の小宇宙よ!!」


一方 「オイ上条、お前の右手でブチ殺せ」

上条 「無理」


垣根 「抱ーきしめたー心の小宇宙!」


垣根 「熱く! 燃やせ! 奇跡をおこせ!」


上条 (う、上手い!?)

一方 (野郎、マジで勝負に出やがった)


垣根 「ペガサス幻想! そーさ夢だけはー! 誰も奪えない心の翼だーかーら!」


垣根 「聖闘士星矢! 少年は皆ー! 聖闘士星矢! 明日の勇者ー!!」


垣根 「聖闘士星矢! 今こそ! 羽ばーたーけー!!」


00002 「キャーッ!! 垣根さーん!!」


垣根 「どうだ! 俺の人生〈生き様〉を賭けた歌声は!?」


00002 「最高でした!」パチパチパチパチッ!!


出直せ 30点


垣根 「ば・・・かな・・・」ガクッ

00002 「この[ピ-!]採点機めぇーッ!!」ガンッガンッガンッ!!!!


一方 (生き様賭けてあれかよ)プークスクスッ!

美琴 「次は私ね、じゃあこれにするわ」


trust you


美琴 「花は風に揺れ踊るように 雨は大地を潤すように」


上条 (美琴、こう言う曲も似合うな)


アレイ (あ、そろそろ内部電源やばいかも・・・)


美琴 「繋がるから 信じてるよ また逢えると I'm waiting for your love」


美琴 「I love you I trust you 君の孤独を分けて欲しい I love you I trust you 光でも闇でも 二人だから信じ合えるの 離さないで……」


垣根 (涙がでてきやがった……アクビのせいで)


92点


美琴 「やった! 高得点!」


上条 「美琴」

美琴 「なに? 当麻」

上条 「綺麗だった」

美琴 「あ・・ありがと///」


垣根 「そのラブフィールドを吹き飛ばす!」バッサバッサ!!!


上条 「ちょっ!?」

美琴 「もう! せっかく良い雰囲気だったのにっ!」


00003 「垣根さん、ここは空気を読む場面では?」


垣根 「普通はな、だが俺にそんな常識は通用しねえ!」フハハハッ!!


>ゴシャッ!!


垣根 「」チーン


一方 「馬に蹴られて死ね」

上条 「ふぅ、結構歌ったな」


美琴 「この人数だと時間経つの早いわね」


垣根 「だな、てか次は?」

00001 「次は上位個体です」


アレイ 「最終信号はリタイヤのようだぞ?」


打ち止め 「Zzz」


垣根 「なんだ、おちび寝ちまったのか」


00002 「きっと疲れたのでしょう、人一倍はしゃいでいましたから」


一方 「明日も早ェし、そろそろ帰るか」


00001 「仕方ありませんね(一方通行とデュエットしたかったです・・・)」シュン…


一方 「落ち込ンでンじゃねェよ、また来れば良いだけだろ?」


00001 「はい、その時はミサカと一緒に歌ってくれますか?」


一方 「あァ、約束してやる」


垣根 「一方通行超カッコWii」


一方 「つまらン、死ね」


垣根 「渾身のギャグだったのに・・・」

上条 「じゃあ俺は美琴送ってから帰るから」


美琴 「みんな、今日はお疲れさま」


00001 「お疲れさまでしたお姉様」


00002 「また明日お会いしましょう」


00003 「上条さん、お姉様をよろしくお願いします」

上条 「了解、任された」

垣根 「明日は泳ぐんだからな、二人で無駄な体力使うなよ。特に下半身」

上条 「はいはい、てか下ネタはヤメロ」


美琴 (ちょびっとだけ残念だったりして……)


一方 「レベル5のお前に言うのもなンだが気をつけろよ」


美琴 「ありがと、一方通行と垣根もこの子達の事よろしくね」


一方 「任せろ、不審者は視界に入り次第抹殺するからよォ」


垣根 「いっそ死なせてって思うような生き地獄を味わってもらう」


美琴 「……ほどほどにね」

上条 「じゃあ行くか」

美琴 「うん」

アレイ 「では最終信号は私が運ぼう」


00003 「ではミサカもアレイスターと 一緒に帰りますのでリア充の方々は明日に響かない程度にイチャイチャして下さい」


一方 「ビッグなお世話だマセガキ」


00003 「肉体年齢はお姉様と同じですが?」


一方 「実年齢は0歳児だろうが」

00003 「細かい事は言いっこ無しです」


垣根 「んじゃ俺はお言葉に甘えるとするか、00002号飛んでかえるべ」


00002 「はい♪」


垣根 「ちっと空の散歩してくるぜ、じゃな!」パタパタッ


00002 「アデュー!」


00003 「ミサカ達も行きましょうか」

アレイ 「うむ、ではマンションまでの道案内を頼めるかな?」

00003 「仕方ありませんね」


「………」


00001 「みんな行ってしまいましたね」


一方 「俺らも帰ンぞ」

00001 「あ・・あの…」

一方 「なンだ?」


00001 「手を繋いでも、いいですか?」


一方 「……好きにしろ」

00001 「はい♪ 好きにします♪」

~上条サイド~


上条 「今日はたのしかったな」


美琴 「うん、久しぶりにすっごく楽しかった」


上条 「久しぶりって、友達と遊んだりしないのか?」


美琴 「え・・・っとね。私ってさ、同年代の友達少ないのよね」


上条 「まさかイジメか!? それともお嬢様学校によく有るって言う派閥争い??」


美琴 「違う違う、まあ確かに派閥とかはあるけど何て言うか、みんな私と同じ目線で話そうとしないのよ」


上条 「なんで?」

美琴 「私が、レベル5だから」


上条 「確かにレベル5って凄いと思うけど同じ14歳だろ?」


美琴 「当麻はそう思ってくれるけどやっぱり周りは違うのよ」

美琴 「私が学校で年下の子に何て呼ばれてるか知ってる?」


上条 「普通に『御坂さん』とか?」


美琴 「残念、正解は御坂様、もしくはお姉様でした」


上条 「お姉様ってのは白井や妹達が言ってるから分かるけど、御坂様ねぇ・・・」


美琴 「私としては普通に接してもらいたいんだけどね・・・」


上条 「・・・なあ美琴」

美琴 「?」

上条 「もし、学校で嫌な事とかあったら遠慮しないで言ってくれ」


上条 「俺に出来る事なんてたかが知れてるけど、美琴の愚痴に付き合う事くらいはできるからさ」


美琴 「当麻……ありがとう」


上条 「どういたしまして、でも『御坂様』って・・・なんかイメージ湧かないんだよな・・・」プッ…ククッ


美琴 「あっ!! 当麻、今笑ったでしょ!?」


上条 「そんな事実はございません」


美琴 「嘘っ! 絶対笑った!」


上条 「ゴメン笑いました」

美琴 「もうっ! 当麻のいじわるっ!!」

美琴 「もういいっ!」フンッ!

上条 「だからごめんってば」


美琴 「知らないっ!」プイッ!


上条 「あ~……っと、どうしたら許してくれる?」

美琴 「………キス」


上条 「はい?」

美琴 「キスしてくれたら……許してあげる」


上条 「じゃあ……」


美琴 「ンッ……」


「…………」



上条 「満足頂けたでしょうか?」


美琴 「し、しょうがないから許して上げる///」


上条 「ははぁ~ありがたき幸せ!」


美琴 「もうっ、すぐ調子に乗るんだから」


上条 「ハハッ、……なあ美琴」


美琴 「なに?」


上条 「この先なにがあるか分からないけど、俺は絶対に美琴の事を守るよ」

上条 「俺のこの右腕は幻想を殺す事しか出来ないけど、今言った幻想だけは・・・絶対に守って見せるから……」


美琴 「………うん」

~垣根サイド~


垣根 「ふ~、やっぱ空はいいぜ」 パタパタッ


00002 「そうですね、景色も綺麗ですし、風も気持ちいいです」


00002 「……ミサカは」


垣根 「ん?」


00002 「ミサカは幸せ者です」


垣根 「どうした急に?」


00002 「ミサカは本来この景色も、心地好い風も知ることは無かったはずですから・・・」


垣根 「……」


00002 「それに、垣根さんとも出会うことが出来ました、ですからミサカは幸せ者です」


垣根 (そうだよな、実験が進んでいたら00002号は・・・いや、妹達は全員 一方通行に殺されるはずだった)


垣根 (そして俺はみんなに出会う事も無く今でも暗部の、『スクール』のリーダーとして闇の中にいたかもしれなかったんだよな……)

垣根 (いや、もう実験は無くなったんだ。そして俺ももう暗部じゃない)


垣根 「なあ00002号」 パタパタッ


00002 「なんですか? 垣根さん」


垣根 「明日、楽しみだな」 パタパタッ


00002号 「はいっ! 海水浴楽しみです!」


垣根 「海だけじゃなく、もっと・・・もっと色んな所に行こうな」 パタパタッ


00002 「はい♪ でも、ミサカは垣根さんと居られるのが1番楽しいですよ?」


垣根 「そっか・・・ありがとな、00002号」 パタパタッ


00002 「……垣根さん」


垣根 「どうした?」 パタパタッ


00002 「あ・・・えっと・・・その」


垣根 「00002号」 パタパタッ


00002 「はい」


垣根 「俺が今からしたいって思ってる事と00002号が思ってる事、同じか?」 パタパタッ


00002 「きっと……同じです」


垣根 「そいつは良かった……」 パタパタッ

00002 「……ンッ……」



垣根 「さって、そろそろ帰るか、俺達の……みんなの家に」 パタパタッ


00002 「はい///」

~一方サイド~


00001 「カラオケ楽しかったですね 一方通行」


一方 「あァ、だがあれ位で喜ンでちゃ身がもた無ェぞ、明日は海だからなァ」


00001 「はい♪」


一方 「お前は、いやお前達は他の奴らの何十倍、何百倍も幸せにならなきゃなンねェ」


00001 「それは……ミサカがクローンだからですか?」


一方 「確かにお前達はクローンだ、だがそれがなンだ?」


一方 「クローンってだけで幸せになったらダメなンて事は絶対に無ェンだ!」


00001 「……」


一方 「お前達にはもう個性がある、外見は同じでも中身は一人一人違う」


一方 「そしてお前はもうこの世に一人しかいねェ、俺の惚れた……ただ一人の女だ」


00001 「一方通行・・・」

00001 「ありがとうございます」


一方 「礼言うとこじゃ無ェよ」


00001 「すみません」


一方 「あやまるとこでも無ェよ」


00001 「で、ではミサカはどうすれば??」


一方 「笑ってろォ、俺は……お前の笑った顔が1番好きだ」


00001 「あ…ぅ…ぁぅ///」

一方 「行くぞ、遅くなったらバ垣根になに言われるか知れねェ」


00001 「はい///」


一方 「……オイ」


00001 「?」


一方 「手……繋いで帰るンだろ?」


00001 「出来れば、腕を組んで帰りたいです・・・」


一方 「するなら早くしろ、気が変わっちまうぞ」



>ギュッッ!!


00001 「まだ、変わってませんよね?」


一方 「あァ」

00001 「一方通行」

一方 「ン?」

00001 「大好きです///」


一方 「……俺もだ」

今回はここまで、次の投下で海水浴編に入りたいです。

ちょっと最後はしんみりな感じになりましたが、またいつものギャグに戻ります。

~マンション~


上条 「ただいま」

垣根 「おう」

一方 「早かったなァ」


上条 「明日早いしな、00001号達は寝たのか?」


一方 「あァ、俺もそろそろ寝る」


垣根 「なんだよ夜はこれからだろ? モノポリーやろうぜ!」


上条 「明日早いって言ってるのに……」


一方 「寝坊しやがったら置いていく」


垣根 「いやだっ! ホームアローンはいやだ!」


上条 「じゃあ俺は風呂入ったら寝るから」


垣根 「ちぇっ、しょうがねー、俺も寝よっと」


アレイ 「上条当麻、すまないが入浴する前にコンセントを繋いでくれないか?」


上条 「あいよ」


>ブスッ


アレイ 「おぅっふ!」

上条 「変な声だすなよ」

~常盤台寮~


美琴 「♪~♪♪」


黒子 「お姉様、ずいぶん機嫌がよろしいですわね」

美琴 「まあね♪ 明日は当麻と海だもん」


黒子 「お姉様!? まさか類人e」


美琴 「誰の事?」 ギロッッ!


黒子 「上条さんと二人で行かれますの?」


美琴 「今回は二人っきりじゃないわよ、当麻の他に一方通行と垣根、あと妹と行くの(アレイスターもだけど)」


黒子 「私も行きたかったですの」


美琴 「仕方ないじゃない、風紀委員の仕事あるんでしょ?」


黒子 「今回は諦めますの、しかし次回は私も御一緒したいですわ」


美琴 「分かった、お土産買ってくるから初春さんと佐天さんに伝えおいてくれる?」


黒子 「了解ですの!」


美琴 「あ、もうこんな時間。私もう寝るわね、お休み黒子」


黒子 「お休みなさいましお姉様」

~次の日~


一方 「よーし全員今からこのTVに映ったトムソンガゼルの赤ちゃンが立ち上がるまでに準備をすませろォ!!」


00001 「準備は昨日の内に済ませています!」


00003 「立ち上がるまでなんて待っていられません!」


00002 「むしろガゼルの赤ちゃんにハリーッ! と言いたいくらいです!」


打ち止め 「昨日アーちゃんが準備してくれてたから大丈夫!ってミサカはミサカは準備万端」


上条 「アレイスター、お前いつの間に」


アレイ 「最終信号の水着が超可愛いかったお☆」


一方 「踏み潰す」


アレイ 「わーっ!! ウソです! 勘弁してください!!」


上条 「冗談は相手を選んで言おうな」


アレイ 「トースタージョークだったのに」


上条 「意味わかんないって、そろそろ美琴も来る頃かな」


>ピンポ~~ン


上条 「お、噂をすれば」

美琴 「おはよー!」


上条 「おはよう美琴…って…」


美琴 「どうかしたの?」


上条 「いや、美琴の私服姿ってなんか新鮮だなって思ってさ」


美琴 「えっ? どこかおかしい所ある??」 アタフタッ!


上条 「おかしいどころかむしろGJ!! 地球が滅びる可愛さであります!」

美琴 「ありがと/// 当麻の服もカッコイイ」


上条 「安物だけどな」


美琴 「値段なんて関係ない、似合ってる」


上条 「ありがとな美琴」ヨシヨシ


美琴 「ふにゃ~///」


一方 「オイ、イチャイチャするのはバスに乗ってからにしろ」


上条 「美琴…」

美琴 「当麻…」


00003 「完全に二人の世界に入ってますね」


アレイ 「もうそろそろ手配したバスが来るはずだ、外に出ておくとしよう」

上条 「なあアレイスター、バスってどんなの?」


アレイ 「学園都市の科学技術が作り出した最新型だ」


美琴 「若干不安があるのは私だけかしら」


一方 「バスなンざ大体一緒だろ」


00002 「それよりどなたか垣根さんを知りませんか?」


00001 「そう言えば朝から見かけませんでした」


打ち止め 「もしかして寝坊?ってミサカはミサカは予想してみる」


一方 「よし置いて行くぞ」

00002 「モヤシ! 垣根さんを置いて行こうとは何たる事を!!」


一方 「寝坊した奴が悪いンですゥ」



?? 「ハーッハッハッハ!!」


00003 「?」


?? 「待たせたな皆の集! 山を越え、谷を越え、お化け怖え~。 僕らの都市へやって来たぜ!!」


上条 「垣根か?」


一方 「何処に隠れてやがる、さっさと出て来やがれェ!」

垣根 「やあ、僕は21世紀からやって来たんだ」


上条 「今だよ21世紀はっ!!」


垣根 「僕は未来のロボット! みんなに素敵な道具を持ってきたんだ」ゴソゴソ…


一方 「あくまで押し通すつもりか」


垣根 「じゃ~ん。ポケベル~(だみ声)」 キコキコ-ン!! ←例の音


上条 「古っ!!」


垣根 「これね、文字が21文字も送れるんだ。すごいっしょ」ピコピコ


一方 「携帯持ってンならそっちでやれやァ!!」


垣根 「何だよ大変だったんだぜ? ポケベル見つけるの」


美琴 「良く学園都市にポケベルなんてあったわね」

垣根 「見つけといてなんだが俺もビックリした」


アレイ 「バスが来たようだぞ」


一方 「全員忘れ物は無ェな? 順番に乗り込め」


打ち止め 「ミサカが1番!ってミサカはミサカはバスに乗り込んでみたり!」



バスの中でやるのは桃○か?○鉄なんだな?

少しですが投下再開します。


>>65.66 今後のネタに使わせてもらいます。

~バス内~


上条 「うわっ、中広いな」

00001 「後ろの座席は前の方と違うみたいです」


00003 「いわゆるロケバス等を想像すると良いですよ、とミサカ00003号は画面の前の皆さんに説明します」


00002 「何を言っているのですか00003号?」


00003 「>>1は地の文が苦手なので仕方なくミサカが手を貸してやったのです」


00002 「?」


一方 「クソガキィ! おやつは飲み物こみで300円までだって言っといただろォが!」


打ち止め 「それっぽっちじゃ足りないの!!ってミサカはミサカは抗議してみたりっ!!」


上条 「かたいこと言うなよ。せっかくの旅行なんだしさ」


一方 「こう言う時のおやつの値段設定は300円が相場だろォ?」


上条 「小学生の遠足じゃないんだから」


00001 「一方通行、この段ボールいっぱいの缶コーヒーは何処に置きますか?」


一方 「………」


上条 「アレ、300円軽く越えてるよな?」


一方 「あれは缶コーヒーじゃありませェン。ちょっとドス黒く濁った水ですゥゥ!!」


00003 「ドス黒く濁っている時点で普通の水では無い気がしますが……」


一方 「シャラァァップ!!!」

一方 「クソガキ、酔い止めの薬飲ンどけ」


打ち止め 「平気だもんってミサカはミサカは薬を拒否してみたり」


一方 「そう言う奴に限って走り出して10分もしねェ内に酔うンだから飲んどけ」


打ち止め 「仕方ないから飲んであげるってミサカはミサカは大人の対応をしてみる」


一方 「他に乗り物酔いする奴ァいねェか?」


上条 「俺は平気だけど美琴は?」


美琴 「私も大丈夫」


00002 「モヤシに心配されるまでもありません」


00003 「ミサカも平気です」


アレイ 「私もいらないな」

一方 「ンじゃ出発だな、ドライバーさンお願いしm……」


垣根 「みんな座ったな? では出発進行!!」


一方 「……なンでオマエが運転席に座ってンだァ?」


垣根 「俺が運転するからに決まってんだろ?」


一方 「元々いたドライバーはどォしたァァ!!」


垣根 「DXフォーゼドライバーあげたら喜んで帰ってったぞ?」


上条 「垣根、お前運転出来るのか??」


垣根 「任せろ!」


一方 「本当に大丈夫なンだろォなァ??」


垣根 「大丈夫だって、これで二回目だからな。ただしバックと坂道発進が出来ねーんだ」ナハハハッ!


一同 「なに(ィ)ーーーっ!!!???」


垣根 「世界を縮めるメルヘンドライブのはじまりじゃーっ!!」 ブロロロロ…

垣根 「オラどけどけーっ!! 垣根帝督様のお通りじゃーっ!」ギャリギャリッ!!


上条 「垣根! せめて安全運転してくれ頼むから!」


垣根 「オラ前の車遅いんだよどきやがれ!」プップー!!


美琴 「ちょっと! スピード出過ぎてない!?」


打ち止め 「速い速ーい!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!」キャッキャッ!


00001 「一方通行、やはりミサカにも酔い止めの薬を貰えませんか?」ウップ…


一方 「ほれ、水はあンのかァ?」


00001 「水筒に麦茶が入っているので大丈夫です」


00002 「上位個体、ミサカにもそのポッキーを分けて下さい」


打ち止め 「これはミサカのポッキーだからダメ~ってミサカはミサカはつっぱねてみる」ポリポリッ


00002 「ケチな幼女め」


00003 「ミサカのタケノコの里を食べますか?」


00002 「残念ながらミサカはきのこの山派ですから結構です」


00001 「ちなみにミサカはパイの実が好きです」


2.3 「「引っ込んでろっ!!」」


00001 「怒られました……」ショボン

上条 「げっ!! オイ今赤信号だったぞ??」


一方 「つか何キロ出てンだァ?? 明らかにスピード違反ぜェ!?」


垣根 「俺に常識と道路交通法は通用しねえ!!」ガハハハッ!!


美琴 「そこは通用しときなさいよっ!!」


>ファンファンファンファンッ!!!


00001 「おや? なにやら後ろの車が騒がしいです」

00002 「白と黒のツートンカラーとは、どこぞの豆腐屋気取りかもしれません」


00003 「しかしさっきからこちらを追いかけているようにも見えますが……」


上条 「パトカー来ちゃった!? このままだと上条さんの曇り無い人生に汚点が!!」


美琴 「ちょっとどうすんのよ!? 捕まったらヤバイわよ??」


一方 「チッ、仕方ねェ片付けるかァ」


上条 「やめとけって! もう学園都市の外なんだから!」


美琴 「能力者が学園都市の外で暴れたなんて事になったら大問題になるわよ??」


垣根 「仕方ねー、高速道路使うか」


上条 「高速道路って余計逃げ道無くなるだろ!?」

垣根 「秘密兵器を使う」ニヤリッ


一方 「嫌な予感しかしねェ……」

垣根 「アレイスター、例の物は搭載してんだよな?」


アレイ 「もちろんだ、ただ『アレ』は流石に間に合わなかったので私が変わりを勤めよう」


垣根 「よっしゃ! 早速高速にのるぜ!」


~高速道路~


>ファンファンファンファンファンファンッ!!!



上条 「さっきよりパトカーの数が増えてる……」


一方 「いざとなったら事故に見せかけてあのパトカー全滅させるしかねェな」


美琴 「だからやめなさいってば!」


一方 「上条と海行けなくなって良いンだなァ?」


美琴 「………」


美琴 「え~っとコインはっと…」ゴソゴソ…


上条 「美琴さん?? ゲーセンのコインを一体何に使うつもりなんでせうか!?」

美琴 「心配しないで当麻、うっかり発射した超電磁砲にパトカーが巻き込まれるだけだから」


一方 「そうだぜェ? 俺のうっかり作ったプラズマがパトカーに直撃するだけだからなァ」ニヤリッ


上条 「ちょっとーっ!! だれかこの二人止めてぇ!! 上条さんの心配指数が天元突破してるんですけどーっ!!!」

垣根 「お前等席について捕まっとけ、はじめるぞ」


垣根 「行くぜっ! エアロモードチェーンジ!」ポチットナ


>ウィィィンッ!


上条 「何かバスが変形してるんですけど!?」


美琴 「ちょっと垣根、アンタ何始める気なの??」

00001 「一方通行! 垣根さんを止めて下さい!」


一方 「ウオォォ! 変形とかカッコイイじゃねェかァァアァァ!!」


00001 「………」


00002 「モヤシは駄目ですね」


00003 「上位個体、シートベルトをして下さい。嫌な予感がします……」


打ち止め 「了解!ってミサカはミサカは素直にシートベルトをつけてみる」

垣根 「さーてこっからが本番だ……」


垣根 「行くぞ! ブーストオンッ!!」 ポチットナ!


アレイ 「ブーストモード作動! 第一次臨界点までカウントスタート!!」


>ゴウッッ!!!!


上条 「うわぁぁぁ!!??」


美琴 「とととと当麻ぁーっ!!」


00003 「身体がっ! 後ろに持って行かれ……ッ!?」


打ち止め 「……」←気絶


一方 「いいねいいねェ!! 最ッ高じゃねェかァァアァァ!!!」


00002 「あばばばばっ!?」


00001 「助けてくださいーーっ!!」

アレイ 「現在時速880km!」


垣根 「どうだ! ついてこれまいパトカーめ!!」


一方 「オラ垣根ェ!! まだこンなもンじゃねェだろォォ!!」


垣根 「アタリマエダノていとくん!!」


アレイ 「第一次臨界点まで残り5・4・3・2・1!!」


垣根 「行くぞスパイラルッ!!」 ポチットナ!!


>ゴウッッッ!!!!


上琴123 「………ッ!!!!!!!」


一方 「行けえェェェエェェ!!!」


垣根 「今日こそアンタに追いつくぜ! クーーガーーッ!!」


「…………」

「………」

「……」

「…」

「・」








垣根 「ふぅ、どうやら逃げきったな」


一方 「オイていとくン、今度俺にもやらせろ」


垣根 「じゃあ帰りな」


一方 「約束だぜェ?」


アレイ 「うむ、瞬間的に時速960kmをたたき出せたか、まずまずの性能だな」

垣根 「にしても燃料食い過ぎだ、パーキング寄らねーとガス欠になっちまう」


一方 「じゃあそこで休憩だな、オマエ等降りる準備しとけェ」


上琴123止め 「……」チーン


垣根 「なんだ寝ちまったのかよ、旅は始まったばかりだってのに」ヤレヤレ…


一方 「着いたら起こすか、ていとくンコーヒー飲むかァ?」


垣根 「サンキュー」


アレイ 「二人とも少し休んでいたまえ、運転は私がしよう」


一方 「トースターがどうやって運転すンだよ」


アレイ 「舐めてもらっては困る、髪の毛を使えばどうとでもできるさ」


垣根 「んじゃ頼んだ、パーキング着くまでオセロやろうぜ!」


一方 「面倒臭ェ、一人でやってろ」


垣根 「一人オセロはいやだ! 淋しいし根暗に見えるんだよ!」


一方 「誰かに言われた様な言い草だなァ」


垣根 (……心理定規に)ボソッ…


一方 「何か言ったかァ?」


垣根 「……何でもねー、忘れろ。さって一人オセロするかな」


一方 「……。一回だけならつき合ってやるよ」


垣根 「負けねーからな」


一方 「言ってろ」

~パーキングエリア~


アレイ 「着いたぞ」


垣根 「だーっ! 何で勝てねーんだよ!!」


一方 「学園都市最高の頭脳を舐めンな」


垣根 「20戦やって全敗するとは思わなかったぜチクショウ」


一方 「オマエがイカサマだの今のは練習だの言ったからだろォが」


垣根 「てか降りようぜ、トイレ行きてーし」


一方 「オマエ等いつまで寝てンだァ? 休憩すンぞ」


上条 「生きてる? 俺生きてるよな!?」


美琴 「途中から記憶がないわ……」


00001 「死ぬかと思いました……」


00002 「まったくです」


00003 「上位個体、休憩だそうですよ?」


打ち止め 「生きてるって素晴らしいねってミサカはミサカは悟ってみたり」

垣根 「くあーっ! 腰痛てー」

一方 「ご当地コーヒーってのは無いのかァ?」キョロキョロ


上条 「無いだろ、てか段ボールいっぱいに持って来てたんじゃないのか?」

一方 「あンな物既に飲み干した」


上条 「んな馬鹿な……ってホントに全部飲んでるし!?」


美琴 「あ、当麻。私ちょっとお手洗い行ってくる」


上条 「ああ、俺達はこの辺にいるから」


美琴 「分かった」


00001 「ミサカも行きます」


00003 「ではミサカもご一緒します」


垣根 「あれ? おちびと00002号は?」


一方 「土産コーナーに走ってったぞ」


垣根 「んじゃ俺も見てこよっと」


上条 「一方通行は行かないのか?」


一方 「俺はコーヒー飲んでる、オマエはどォすンだ?」ゴクゴク


上条 「お土産は帰りに買うからな、美琴が来るの待つよ」


一方 「……のどかだなァ」
上条 「そうだな」

一方 「上条」


上条 「ん?」


一方 「……ありがとよ」


上条 「どうした? 薮から棒に?」


一方 「深い意味はねェよ、ただ言いたかっただけだ」


上条 「一方通行」

一方 「なンだ?」

上条 「…ありがとう」


一方 「礼を言われる事した覚えはねェぞ?」


上条 「別に、言って見たかっただけ」


一方 「そォかよ」

美琴 「お待たせ、他のみんなは?」


上条 「お土産コーナーにいるはずだけど」


00001 「一方通行、ミサカもお土産見に行きたいです!」ワクワクッ!


一方 「見て来りゃいいだろ」


00001 「あの、一緒に……」


一方 「面倒k……」


00001 「……」ションボリ…


一方 「ハァ……、ほら行くぞ」


00001 「いいの……ですか?」


一方 「言っとくがダラダラ見る時間はねェぞ?」


00001 「はい!」


「………」


美琴 「一方通行ってもしかして頼まれると断れないタイプ?」


上条 「何だかんだで優しい奴だからな、ちょっと素直じゃないだけで」


00003 「ツンデレですね」


上条 「ハハッ、そうかもな」


上条 「さて、俺はバスに戻ろうかな」


美琴 「あ、私飲み物買ってくる。当麻は何がいい?」


上条 「じゃあ、美琴と同じやつで」


美琴 「うん、分かった♪」


00003 (バカップルは見ていて若干腹が立ちますね……)

~バス~


アレイ 「全員乗ったな、このまま海水浴場に直行でいいのかい?」


垣根 「おう」


アレイ 「では出発する」ブロロロ…


00001 「お土産コーナーは素晴らしかったです!」キラキラ!


一方 「はしゃぎずぎなンだよ」


打ち止め 「お菓子の補充はばっちり!ってミサカはミサカは満足してみたり」


00002 「上位個体は買い過ぎです、しかも垣根さんのお金で」


00003 「散々迷った挙げ句結局垣根さんに何も頼まなかった嫉みですか?」


00002 「だって、垣根さんに迷惑をかけたく無かったですし……」


垣根 「00002号」


00002 「はい?」


垣根 「ほいこれ、カエルのキーホルダー」


00002 「え? え??」


垣根 「カエルのキーホルダー、ずっと見てただろ?」


00002 「あの…でも…」


垣根 「気にすんなって、あっ! 一方通行! お前それ俺のロイヤル豚まん!!」


一方 「ごちィ」モグモグ


垣根 「ああっ!! 上条! それ俺のまるごとフカヒレまん!!」


上条 「美味いっ!」モグモグ

美琴 「中々イケるわね」モグモグ


垣根 「吐き出せゴラァァァ!!」


ギャーギャー!


00002 「……」


00003 「良かったですね00002号」


00002 「これは…ミサカの宝物にします」




~海水浴場~


垣根 「やっと着いぜ、ヤッホーーーッ!!」


一方 「そりゃ山で言うもンだろが」


上条 「結構人いるけど綺麗なとこだな」


一方 「クソガキ、コレかぶっとけ」


打ち止め 「わぷっ!?」


一方 「麦藁帽だ、日射病になるからなァ」


美琴 「過保護過ぎるんじゃないの?」


一方 「ガキ相手はこれくらいで調度いいンだよ」


00002 「キーホルダー。ミサカの宝物……」ポ~


00003 「00002号そろそろ戻って来て下さい、海に着きましたよ?」


00001 「海……綺麗です」


一方 「お前『の方が百倍綺麗だぞ』 って誰だコラァァ!?」

垣根 「誰だろーな」


一方 「オマエ以外の何者でもねェェェエェェ!!!」


00001 「フニャ~///」バタッ

一方 「お前も一々倒れンなァ!!」


垣根 「はい皆さん、こちらに見えますのが我らが宿敵リア充でございます」

上条 「垣根、お前自分で自分の首絞めてるぞ」


垣根 「なに言ってんだ、俺はこのスレで人気No.1だぜ? これくらいの発言でファンが減る訳ねーじゃん」


美琴 「アンタその発言自殺行為よ?」

アレイ 「ではみんな着替えてきたまえ、私は座る場所を確保しておこう」カサカサッ


垣根 「おう、頼んだ」


上条 「じゃあ後でな、美琴」


美琴 「うん、みんな行くわよ」


一方 「いつまで顔赤くしてンだ? さっさと着替えて来い」


00001 「は、はい//」


00002 「垣根さん、また後ほど」


垣根 「早く来ないとナンパされちゃうぞ☆」


00002 「3分お待ち下さい!」タタタタッ!!!


00003 「ではミサカ達も行きましょうか上位個体」


打ち止め 「海は~広い~な大きいな~♪ってミサカはミサカは鼻歌混じりに更衣室にむかってみる♪」


~更衣室~(男)


垣根 「見よっ! 日頃鍛えたこの肉体美! 浜辺の視線を独り占めだぜっ!!」

上条 「垣根って能力者でしかもレベル5なのに鍛えてるんだな」


垣根 「俺の能力は最強って訳じゃねーしな、肉弾戦も有りだから鍛えてんだ」


垣根 「てか上条も中々の身体してんじゃん、なんかスポーツしてんのか?」

上条 「特にしてないけど」

垣根 「ふーん、しかしそれにひきかえ……」チラッ


一方 「なにジロジロ見てンだよ」ヒョロ~ン


垣根 「筋肉のキの字もねー身体だなオイ」


一方 「放っとけ」


上条 「さて、着替え終わったし行こうぜ」


垣根 「水着ギャルが! 谷間が俺を待っている!!」


上条 「00002号がいるだろ」


垣根 「あえて言おう、フェチは別腹であると!!」

一方 「マジでいっぺン死ね」

~更衣室~(女子)


美琴 (当麻この水着褒めてくれるかな……)


00001 (一方通行に水着姿を見られるのは少し恥ずかしいです……)


00002 (この水着で垣根さんとの距離を一気に!)


美琴 「みんな着替え終わった?」


00001 「バッチリです」


00003 「ミサカもOKです」


打ち止め 「準備完了!ってミサカはミサカは報告してみたり」


00002 「早く行きましょう!」


美琴 「じゃあ行こっか、多分当麻達の方が先に着替えてると思うし」


>キャーキャーッ!


00003 「? なにやら騒がしいですね」


打ち止め 「あそこに人だかりが出来てるよってミサカはミサカは指差してみる」



美琴0000100002 (……まさか)

女1 「あのっ! どこからいらしたんですか!?」


垣根 「学園都市から」


女2 「私達と一緒に泳ぎませんか??」


女3 「いや私達と!!」


垣根 「おいおい俺は聖徳太子じゃないぜ? 一人ずつ順番に話してくれよ」


女4 「その髪染めてるんですか? もしかしてハーフとか??」


一方 「ハーフじゃねェし染めてもねェよ、つか気安く話し掛けンな。ウゼェ」


女5 「お姉さん達と遊ばない?」


一方 「うるせェ消えろ」


上条 「ハハッ、モテモテだな二人とも……ん?」


女6 「あ痛っ!」コケッ


上条 「あの、大丈夫ですか?」


女6 「あ、はい平気です」

上条 「なら良かった、貝殻なんかでケガするかもしれませんから気をつけてくださいね」


女6 「ありがとうございます//(よく見たら結構イケメンかも!)」


女6 「あの、お一人ですか?」


上条 「へ?」


女6 「良かったら一緒に泳ぎません?」


上条 「あ、いえ俺は……」

00003 「おやおや、三人揃ってモテモテですね」


打ち止め 「あれ? いつの間にかお姉様達が居ないよってミサカはミサカは見渡してみたり」


00003 「……」


00003 「上位個体、少し離れましょう。危険です」


打ち止め 「?」


アレイ 「やあ、ここにいたのか」


00003 「おや、どうしたのですかアレイスター?」


アレイ 「ちょっと頼みたい事があってね、しかし二人とも中々似合うじゃないか」


00003 「トースターに褒められるのは妙な気分です」

打ち止め 「アーちゃんありがとうってミサカはミサカは照れてみたり」


00003 「で? 頼みとは何ですか?」


アレイ 「ビーチパラソルをレンタルしようかと思ったのだが話し掛けた店員が気絶してしまってね」


00003 「それが普通の反応です。仕方ありませんミサカが借りて来ましょう」

00003 「上位個体とアレイスターはどうしますか?」

打ち止め 「ミサカも行く!」ハイッ


アレイ 「では私は荷物番をしておこう」


00003 「そうですか、では行ってきます」

垣根 「せっかくのお誘いで悪いけど連れがいるんだ、悪いなお嬢さん達」


女1 「じゃあその人達が来るまでお話ししませんか??」


垣根 「アララ、まいったなこりゃ」


女5 「暇だったら遊びましょうよ、ね?」


一方 (クソウゼェ…)ゲンナリ…


女6 「じゃあ付き合ってる人いるんですか?」


上条 「そう。それに友人も一緒に来てるんで、すみません」


?? 「ちょっとアンタ達?」


上条一方垣根 「?」クルッ


美琴 「……」バチバチバチッ!!

00001 「……」プルプル……

00002 「……」ゴゴゴゴゴッ…


上条一方垣根 「Oh.....」


上条 「美琴? 美琴さん!? 何故ビリビリされてるんでせうか??」


美琴 「さあ? 何でかしらねぇ!!」バチッバチバチッッ!!


00001 「一方通行の浮気者ーっ!!」ウワーーンッ!! ダッシュ!!

一方 「オイィ!? ちょっと待てェェエェッ!!!」


00002 「垣根さん、説明していただけますか?」ゴゴゴゴゴッ…


垣根 「いや、ナンパしてた訳じゃ無いぞ? ただ俺の隠しきれないイケメンオーラが女の子を……」


00002 「垣根さん」


垣根 「……ハイ」


00002 「ちょっとこちらへ……」ズルズルヒッパリ


垣根 「キャータスケテ~」ズルズルヒッパラレ

今回はここまで。

更新不定期ですがぼちぼち投下していきます。

こんばんは。今日も少しですが投下です。

美琴 「アンタは私と言う恋人がいながらっ!!」バチバチバチッ!



上条 「待てっ! 落ち着け美琴! ここ海! ビリビリNG!! 周りに被害が!!」



美琴 「知ったこっちゃ無いわよ!!」


上条 「だから誤解だって!」


美琴 「何が誤解よ! デレデレしてたくせにっ!!」


上条 「しない! してない! してません!!」


美琴 「証拠あるの?」


上条 「んな無茶な……てか、それ言うなら俺がデレデレしてたって証拠も無いだろ?」


美琴 「鼻の下伸びてた」


上条 「いや、あのスタイルで水着がビキニだと仕方ないと言いますか……」


美琴 「へーそう…」バチバチバチッ


上条 「でも美琴の水着の方があの人の100倍可愛いぞ?」


美琴 「ふにゃっ!?」


上条 「まあその…ゴメンな……許して、くれるか?」



美琴 「……………ぃぃょ」


上条 「ありがとな、みこにゃん」


美琴 「みっ! みこにゃん言うなっ!!」


上条 「よしよし」ナデナデ


美琴 「ふっふにゃ~///」


上条 (かわいい……)

一方 「アイツ、イキナリ走り去りやがって、どこまで行ったンだァ?」キョロキョロ


一方 「迷子になったらどォすンだよ…ったく」キョロキョロ


男 「ねえ良いじゃん、ちょっとだけ、ね?」


00001 「あ、あのミs…私はその……」オロオロ…


男 「一人なんでしょ? だったらいいじゃん」


00001 「いえ、ですから……」


一方 「………」 イラッ!


男 「とにかくついて来なって、楽しいからさ」


00001 「あ…ぅ…」


一方 「オイ……そこの三下ァ」


男 「あ?」


一方 「五体満足で家に帰りたかったら今すぐ消えろゴミクズ野郎」ギロリッ!!


男 「……」


一方 「聞こえなかったかァ? ブチ殺されたくなかったら消えろって言ってンだろォが三下ァァ!!!」


男 「失礼しましたー!」ピューッ!!


一方 「クズが」


00001 「え? ア、一方通行?」


一方 「……」 プイッ!


00001 「……怒ってますか?」


一方 「怒ってねェよ」


00001 「……」


一方 「……水着」


00001 「?」


一方 「水着、似合ってンぞ」


00001 「!? ありがとうございます!」パァァァ!


一方 「行くぞ」


00001 「はい♪」

00003 「おや、皆さん帰って来たみたいですね」


打ち止め 「お帰りなさいってミサカはミサカは手を振ってみたり」


上条 「ただいま打ち止め」

00003 「お姉様、顔が赤いですよ?」


美琴 「な、なんでもにゃい///」


00003 「?」 ハテ?


一方 「よォ」


00001 「お騒がせしました」


アレイ 「後は00002号と垣根だけな訳だが……」


00002 「ミサカを呼びましたか?」


上条 「あれ? いつの間に??」


一方 「垣根はどォした?」


00002 「垣根さんでしたらあちらに」


垣根 「……」 チ-ン


上条 「……大丈夫か? 生きてるよな??」


垣根 「この…海は……地獄だ……グフッ」ガクッ


一方 「自業自得だ、このスカポンタンのアカポンタンめ」

垣根 「00002号は怒ったら恐いって事がよ~~~く解った」


上条 「復活早いな」


垣根 「ていとくんはベホマを唱えたズラよ」


一方 「チッ、棺桶に突っ込ンで埋めてやろうかと思ったのによォ」


美琴 「当麻、怒ってゴメンね……」


上条 「気にして無いって」

00001 「一方通行、はやとちりしてすみませんでした…」


一方 「俺にも非が無かった訳じゃねェからな、気にすンな」


垣根 「ねえ、何でお前等だけ微妙に距離縮まってんの?」


00002 「垣根さん」


垣根 「はいっ!!」ビクッ!!


00002 「恐がらなくてもいいですよ? ミサカは気にしていませんから」ニッコリ



垣根 (恐い…その笑顔が……何よりも恐い……)ガクガクガクガク…

垣根 「気を取り直して遊ぶぜー!!」ヒャッホーイ!!


00002 「ミサカも行きます!」


美琴 「ちょっと! ズルいわよ!!」


打ち止め 「ミサカが一番!ってミサカはミサカは駆け出してみたり!」


00003 「ウラーラララーッ! とミサカはジェロニモの声真似をします!」


上条 「みんな元気だな~」

一方 「00001号、日焼け止め塗っとけよォ」


00001 「はい。あ、先ほど垣根さんからサンオイルなる物を貰いました」


上条 「へ~どれどれって……げっ!!」


一方 「……オイ、こりゃどう見てもサンオイルじゃねェよなァ?」


上条 「ロー○ョン……だよな? コレ」


00001 「? 一方通行に全身くまなく塗って貰えと垣根さんに言われたのですが」


一方 「てェェェエェェいとくゥゥウゥンッ!!!!」ダダダダッ!!!


上条 「垣根の奴何でこんな物を…」


00001 「あの、ロー○ョンとは一体…」


アレイ 「00001号、ロー○ョンと言う物はだな…」


上条 「何丁寧に教えてんだ変態理事長!!」


アレイ 「しかしこう言う事は早めに知っておいた方があとあと役に…」


上条 「だまれっ!!」


00001 「あの…」


上条 「まだ知らなくていいぞ00001号、ほら! 泳ごうぜ!」


00001 「??」 ハテ?

「……………」

「………」

「……」

「…」


上条 「ふぅ、ちょっと休憩っと」


美琴 「当麻~っ」


上条 「ん?」


美琴 「オイル塗って☆」


上条 「美琴さん!? どこで覚えたのそれ???」


垣根 「上条ぉ~~」


上条 「?」


垣根 「オイル塗って~ん☆」


上条 「そげぶっ!!」


垣根 「ひでぶっ!?」


上条 「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリッッ!!!」



垣根 「!%\-++&?!%!%$$@!!$!゚≡{<<□□!!?!?」


上条 「アリーヴェデルチ(さようならだ)」


垣根 (懐かしいネタ持って来やがって……)

一方 「暑ィ…反射反射っと……」


打ち止め 「アナタ~っ」


一方 「あァ?」


打ち止め 「オイル塗って☆」


一方 「断る」


垣根 「一方通行~~~ん」

一方 「……」


垣根 「オイル塗って~~~ん☆」


一方 「埋めてやンよォ!!」


垣根 「うわっ!? ちょっ! 砂が顔にっ!?」


一方 「ったくよォ…」


00001 「ア、一方通行……」


一方 「ン?」


00001 「その…オイルを……塗ってもらえませんか?」モジモジ…


一方 「……」


00002 「モヤシは何故海に入って体育座りを?」


00003 「さあ?」


上条 (分かる、分かるぞ一方通行……)


一方 (ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換ッッ!!)


一方 (鎮まれェェェエッッ!!!)

垣根 「ビーチフラッグやろうぜ!」


上条 「無能力者の上条さんが圧倒的に不利だと思うんだけど……」


垣根 「じゃあ能力禁止な」

一方 「一転して俺が不利になったぜェ?」


垣根 「知るか、さてフラッグを立ててっと、おーい。誰かスタートの合図くれ」


00003 「ではミサカがやりましょう、とミサカはピストルを手にします」


美琴 「あ、それ運動会とかで使うやつよね? 私にやらせてくれない?」


00003 「いいですよ、とミサカはピストルを念入りに磨きます」キュッキュッ


美琴 「? そんなに汚れて無いわよ?」


00003 「お気になさらず」


美琴 「じゃあ始めるわよ、三人共うつぶせになって両手は顎の下ね」


上条 「ほいっと」


垣根 「カマァーンッッ!!」


一方 「そりゃ仰向けだろがアホめ」


00001 「頑張ってください一方通行!」


00002 「垣根さんしっかり!」


打ち止め 「アーちゃんは誰が勝つと思う?ってミサカはミサカは予想を聞いてみたり」


アレイ 「うむ、能力が使えたなら一方通行だが、能力禁止だった場合は垣根と上条当麻の一騎打ちと言っていいだろう」


美琴 「じゃあいくわよ、ヨーイ……」


>バキュンッッ!!


上条 「うおぉぉ!!!」ダダダダッ!!


垣根 「キャオラァアァァァァ!!!」ダダダダッ!!


一方 「クソッ、起き上がれねェ……」ググッ


00001 「一方通行??」


00002 「まあ、起き上がる時は腕立て伏せの様なものですからね」


00003 「貧弱にもほどがあります」


美琴 「あ……アンタこのピストル本物じゃないの!!」


00003 「これでお姉様の指紋がピストルついた訳ですね」ニヤッ


美琴 「何に使うつもりよ!?」


00003 「それは秘密です」

垣根 「中々速いじゃねーか上条!」タタタタッ!!


上条 「日頃の不幸で鍛えられた逃げ足の速さを舐めるな! あれ? 涙が出てきた…」タタタタッ!!


一方 「ゼーッゼーッ……砂に足とられて走り辛ェ」トテトテ…


美琴 「当麻ーっガンバレーッ!!」


00002 「負けないで下さい垣根さん!! 負けたらお仕置きです!」


00001 「一方通行も最後まで頑張ってください!」


上条 「美琴の応援に答えるぜっ!! 加速装置オンッ!!」ズダダダダッ!!


垣根 「お仕置き恐いっ!! 今こそ我が足に宿れ! ラディカルグッドスピード!!!」ギュ-ンッ!!!!


一方 「燃えた…燃え尽きたァ……真っ白になァ……」←途中リタイア


00001 「一方通行ーっ!?」


垣根 「フラッグもらったァァァ!!」ダーイブッ!!


上条 「その幻想をぶち殺す! とうっ!!」ダーイブッ!!



>ズシャァァァ!!



00003 「さあ結果は!?」


アレイ 「CMの後!」


打ち止め 「チャンネルはそのまま!ってミサカはミサカはウインクしてみたり♪」バチコ~ン☆

上条 「とったどーー!!」ダーッ!!


垣根 「クソッ、あそこでヤドカリの交尾に気を取られなければ……」ガッデム!


美琴 「やったね当麻!」


上条 「美琴の応援のおかげだな」


垣根 (あれ? 何か重要な事を忘れてる様な気が……)


00002 「垣根さん」


垣根 「ギクッッ!?」


00002 「ちょっとこちらへ……」ズルズル


垣根 「いっ、嫌だっ!! 『アレ』はもう嫌だぁぁーーー!!!」ジタバタッ!


00001 「大丈夫ですか? 一方通行」←ひざ枕中


一方 「ヘっ、笑えよ。能力使わなけりゃフラッグに辿り着けもしねェブザマな俺をよォ…」


00001 「そんな事はありません、カッコよかったです」


一方 「00001号……」


00001 「一方通行……」


00003 「ストロベリーフィールド展開を確認! とミサカはすかさず二人を●RECします」ジー


打ち止め 「ミサカも撮る!ってミサカはミサカはカメラマン!」カシャカシャカシャッ!


アレイ 「ならば私は一眼レフで撮影だ、ブログにのせるとしよう」パシャパシャパシャ!

今日はここまで。

次回は多分旅館に泊まります。

 やはり温泉は混浴にすべきか……

遅いですが投下します。

一方 「ふゥ…」


上条 「休憩か? 一方通行」


一方 「あァ、アイツ等は?」


上条 「あっちでビーチバレーしてる、ポカリ飲むか?」


一方 「悪ィな」ゴクゴク


一方 「垣根はどこ行った?」


上条 「あっちで倒れてる」

垣根 「……」 チ-ン


一方 「なら良ィ」


上条 (いいんだ…)



上条 「垣根、大丈夫か?」

垣根 「恐い……お仕置き恐いよ……心理定規……ゴーグル……恐い…よ……」ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク……………


上条 「……しばらくそっとしておこう」


一方 「アイツ等ンとこ行ってみるか」


上条 「だな」


垣根 「ロープ恐い……目隠し恐い……ニガウリ恐い……ライフル恐い……」ガクガクガクガクガクガクガクガク………


上条 (……ニガウリ?)

一方 (バカとは言え第二位をここまで……なにされたンだァ??)

上条 「お、やってるな」


一方 「クソ暑ィのに元気なこった」


上条 「能力使って無いのか?」


一方 「クソガキがイキナリ飛びついて来る時があるからなァ、むやみに反射出来ねェんだ」


上条 「ホントにそれだけ?」ニヤニヤ


一方 「最近調子こいてねェか上条ォくゥゥン!!」ガァァァッ!!


上条 「どわっ!? 本気で怒るなって!!」ヒーッ!!


垣根 「絶対にいつ00001号に抱き着かれても良い様にだよな」プークスクスッ


一方 「沖ノ鳥島までぶっ飛べやァァァアァ!!!」

>ドバッキャァアァ!!



垣根 「あ~~~~れ~~~~~~バイバイキ~ンっ!」ピュ~~~~~☆キランッ!



上条 「せっかく復活したのに……」 バイバイキンッテ……

美琴 「うりゃっ!」バシッ!


00003 「なんのっ!」ビシッ!


00002 「00003号、トスです!」ポーンッ!


00003 「ミサカアタック!」バシッ!!


00001 「……ッ!?」


アレイ 「00002号、00003号ペアの勝ちだ」


00002 「やりました」ヘーイ!


00003 「二人ともまだまだですね」ヘーイ!


上条 「ありゃ、美琴負けちゃったか」


一方 「00001号を集中的に狙ってやがったからなァ、オリジナルとの連携の悪さを突かれたか」



美琴 「うぅ、負けちゃった……」


00001 「くやしいです…」


一方 「本気になってンじゃねェよ、所詮は遊びだろうが」


上条 「そうそう、ゲームなんだし」


美琴 「当麻っ!! 私とは遊びだったの!?」ガーンッ!!


上条 「ちょっ、美琴ボリューム下げて……」


00001 「一方通行もミサカとの事は遊びだったのですか!!??」ガガーンッ!!


一方 「メガトン級の勘違いしてンじゃねェよ」ハァ…

垣根 「ただいま」


00002 「おや垣根さん、今までどちらに?」


垣根 「00002号、地球は蒼かった。だが神は居なかった……」


00002 「?」


打ち止め 「ねーねーお腹すいたってミサカはミサカはアナタの海パンを引っ張ってみる」グイグイッ


一方 「ヤメロクソガキ、何か買ってくるかァ」


上条 「じゃあ俺も行くよ、適当に買って来るけどみんなそれでいいか?」


美琴 「うん、大丈夫」


00001 「ミサカもかまいません」


00002 「右に同じく」


00003 「同上」


垣根 「早くしやがれ、こちとら腹減ってんだよ」


一方 「オマエも来いボケ」ズルズル


垣根 「ちょっ! 足引っ張らないで! 後頭部がハゲる!!」ギャ-!!

上条 「お待たせ~」


美琴 「ありがとう当麻」


一方 「ホレ、とっとと取れクソガキ」


打ち止め 「焼きそばにタコ焼き!ってミサカはミサカはwktkしてみたり♪」

一方 「こぼすなよォ」


打ち止め 「じゃあ食べさせてくれる?ってミサカはミサカは期待の眼差しを向けてみたり」


00001 「!?」


一方 「クソガキが、ホレよ」


打ち止め 「あ~ん♪」


00001 「……」ワナワナワナワナワナ……


垣根 「お、修羅場の予感?」モグモグ


00002 「面白くなってきました」モグモグ


00003 「●REC●REC」モグモグ

一方 「ン? オイ00001号、食ってるかァ?」


00001 「放っといてください」プイッ


一方 「ハァ…、こっち向け」


00001 「?」クルッ


一方 「ホレ」


00001 「ムグッ!?」パクット

一方 「ちゃンと食っとけ、後で腹減ンぞ」


00001 「は、はい…///」ムグムグ


垣根 (ちっ、つまんねーの)


00002 (修羅場になりませんでしたか…)


00003 (●REC●REC)


美琴 「はい当麻、あ~ん♪」


上条 「ちょっと恥ずかしいな…」アーン


00002 「垣根さんあーんしてください」


垣根 「あえてあーんしないのがていとk」


00002 「垣根さん?」ゴゴゴゴ…


垣根 「アゴがー外れるくらーい♪ のごとく全力を挙げてあーーーん!!!」


00002 「はいどうぞ♪」

垣根 「食後の運動だ、沖まで競争しようぜ」


一方 「能力使っていいンだよなァ?」


上条 「そうなると俺が不利に…」


アレイ 「では往復の行きと帰りどちらか片道だけ能力使用出来ると言うのはどうだ?」


垣根 「最初で大差をつけるか、最後の追い上げに賭けるかって事か、いいじゃん」


美琴 「あ、じゃあ私も!」

上条 「美琴、ここは我慢してくれ」


美琴 「え? なんで!?」


垣根 「御坂が能力つかったらここら一帯全滅するから」


美琴 「う……」


一方 「極端な話し、10億ボルト流されたら洒落にもならねェ、地獄絵図の出来上がりだ」


美琴 「じゃあ能力使わなきゃいいんでしょ?」


垣根 「上条の泳いでる姿間近で見て漏電しない自信があるならな」


美琴 「それは…自信無い……」


上条 「美琴、俺美琴の分まで頑張るから応援してくれ」


美琴 「うん…わかった」

00003 「それではルールの確認です」


00003 「沖に都合よく旗があるのでそこまで往復して来る事」


00002 「能力の使用は行きと帰りのどちらか片道のみ」


00001 「最後に能力を使っての妨害は無しです」


打ち止め 「それじゃあ位置について!ってミサカはミサカはスタンバイを要求してみる!」


垣根 「ビーチフラッグじゃ遅れをとったが次こそ勝つ!」


上条 「美琴の分まで頑張るぜ!」


一方 「勝つ! 死に物狂いで勝ァァつ!!」


美琴 「ヨーイ……」


>パァンッ!



垣根 「ふんぬらばぁぁーっ!!」


上条 「おりゃぁぁー!!」


一方 「ドララララァァァアァ!!!」


00003 「一方通行は最初に能力を使って先行逃げ切りのようです! とミサカは実況中継します」


アレイ 「垣根は逆にラストスパートに能力を使うようだな」


美琴 「当麻ガンバレーッ!!」


00001 「その調子です一方通行!」


00002 「垣根さん、負けたら『アレ』です!」


垣根 「死んでも勝ぁーつ!!」スイーッ!


上条 「とりあえずビリ回避だっ!」バチャバチャ


一方 「ウォォォッ!!!」ズババババッ!!



00003 「さあそろそろ折り返し地点です、現在の順位は一位 一方通行 二位垣根さん 三位上条さんとなっています」


一方 「ここまで差ァつけりゃ何とかなンだろォ、後は……」スイー


垣根 「甘いぜ 一方通行! こっから俺の本領発揮じゃーっ!!」


垣根 「秘技! トビウオ泳法!!」ピョン!バッチャン!ピョン!バッチャン!


00003 「おーっとここで垣根さんがラストスパート! しかしアレはルール上問題無いのでしょうか?」


アレイ 「飛んではいけないと言うルールは無いし、まあセーフだ」


00003 「続行です!」


一方 「汚ェぞ垣根ェェ!!」バチャバチャ!


垣根 「何とでも言え! トビウオならぬトビていとくんじゃーっ!!」ピョン!バッチャン!ピョン!バッチャン


上条 「あらー、こりゃビリかも……ん?」スイーッ


デッデッデッデッデッデッデッデッデデデ-ン♪←ジョーズのテーマって事で…


上条 「な…なんか聞いた事ある音楽が……」


上条 「振り返ったらサメがっ! なーんて訳…」クルッ

サメ 『……』ジュルリ…


上条 「oh......ナンテコッタイ」


サメ 『……』タベテイイ??


上条 「うわぎゃぁぁーーっっ!!!」ズババババッッ!!!!!!


サメ 『……!!』マテ-!!


上条 「不幸だ----っ!!!」ズババババッ!!

美琴 「当麻凄い追い上げ!」


00002 「しかしあれは何かに追いかけられているような感じです」


打ち止め 「何かってなに?ってミサカはミサカは情報を求めてみる」


00003 「分かりますか? アレイスター」


アレイ 「望遠モード! ……うむ、どうやらサメに追いかけられている様だ」


美琴 「ちょっと嘘でしょ!? 当麻ーーーーっ!!!」イヤーーッ!!


00003 「さー、大変な事になりました! 上条さんはこのままサメの餌食になってしまうのか!?」


00001 「逃げてください! 一方通行! 上条さんの後ろにっ!!」



一方 「あァ? 上条がなンだって?」クルッ


上条 「ヒーーッ!!」バチャバチャバチャバチャ!!


サメ 『……!!』ゴハン!マテーッ!


一方 「……チィッッ!!」


上条 「ガボッ…ダメだ……逃げ……切れない……」


サメ 『ガァーッッ!』イタダキマース!


上条 (ああ……ゴメン、美琴……俺……)








一方 「オォォォラァァッ!!!」

>ガシィッッ!!



サメ 『……ッ!?』アレ?


一方 「なァに諦めてンだァ上条!」ググッ!!


上条 「一方通行!?」


一方 「俺のダチ喰おうなンざァ……舐めてンじゃねェぞフカヒレごときがァァァアァ!!」ウォォォッ!!!


サメ 『……??』エッ?エッ?

一方 「オラァァーッ!!」


>ズボッッ!!


アレイ 「ほう、サメの目を潰しそこから手を突っ込むとはな……」


00003 「さすがは一方通行! 地味にエグイですっ!」



一方 「脳みそはっけェェェン!! 小せェ! 小せェなァァァアァオイッッ!!」クカカカッ!!


一方 「小せェ……潰れろォォォ!!」


>ブグチャッ


サメ 『』チ-ン


上条 (助けてもらっといて何だけど……恐い)

垣根 「だらぁっしゃーーっ! 1ばーーんっ!!」ザッパーッ!


垣根 「さあっ! みんな俺を褒めたたえろ!!」カマーンッ!!



美琴 「当麻ぁ……よかった……よかったよぉ……」グスッ…エグッ…


上条 「心配かけてゴメン、ゴメンな…美琴」ヨシヨシ


00001 「一方通行、もうあんな無茶は……」


一方 「あんなフカヒレごときどおって事ァねェよ」


00001 「でも…ヒック…し…心配しま…じだ……エグッ…」



一方 「オ…オイ泣くなよォ…」オロオロ…


00001 「だ…だっでぇ…」ポロポロ


00003 「●REC●REC」ムフフッ


一方 「オイッ! 何撮ってやがンだァ!!」


打ち止め 「女の子泣かせちゃダメだよ?ってミサカはミサカはアナタにメッ!ってしてみたり」 メッ!

一方 「仕方ねェだろォ? 上条が危なかったンだからよォ……」



垣根 「……あれ? なにこれどうなってんの?」ポツ-ン…


00002 「垣根さん…」


垣根 「00002号?」


00002 「空気読んでください」フゥ…


垣根 「えぇ………なんで?? なんで???」

美琴 「危ないところだったわね、ホントに」


上条 「まさかサメが出るなんて…」ガタガタ


アレイ 「しかし解せないな、この海水浴場は過去十数年サメが出たと言う記録は無かったのだが…」


上条 「俺の不幸に常識は通用しないんだよ……」


一方 「垣根かオマエ。まァ、良い感じに発散出来たからいいけどなァ」ケラケラッ


00001 「もうっ! 一方通行も少しは自分の身体を大切にしてくださいっ!」プンスカッ!


一方 「……はァい」


垣根 「俺、1番だったのに……」グスン…


00002 「垣根さん、とってもカッコよかったですよ?」ニコッ


垣根 「ありがとう…」ホロリ


00003 「何気に人が少なくなっていますね」


アレイ 「今日はここまでだな、みんな着替えて来るといい。私は車を持って来よう」カサカサカサッ


垣根 「なんか納得いかねーが着替えるか」


上条 「そうだな、疲れたよ…色んな意味で」


~バス~


アレイ 「さて、これから宿に向かう訳だが。忘れ物はないかな?」


一方 「チェック完了だァ、出せ」


アレイ 「了解した」ブロロロロ……



>………オーイ!! マッテヨ-!!


アレイ 「? 何か聞こえたかな?」


一方 「空耳だ、行け」


>……ダカラマテッテバー!!


00002 「……ハッ!! 垣根さん? 垣根さんは??」キョロキョロッ!!


美琴 「そう言えば当麻は!?」


垣根 「おいてかないでーっ!!」タタタタッ!!


上条 「なんで俺までーっ!! 待ってくれーっ!」タタタタッ!



一方 「エアロモード&ブーストで振り切れ」


美琴 「ちょっと停めなさいよ!!」


00002 「アレイスター! ストップです!!」


キキッ!


垣根 「ハーッ、ハーッ……しんどい……」


上条 「トイレ行ってたらバスが出てた、不幸だ…」

アレイ 「やれやれ、これで全員揃ったな?」


一方 「チェック完了ォ」


垣根 「3000文字くらい文句言ってやりてーがやめだ、死ぬ…」


上条 「軽く倒れそう……」

アレイ 「では今度こそ宿に向かうが、全員に注意しておく。部屋をあまり荒らさない様に」


美琴 「子供じゃ無いんだし大丈夫よ」


アレイ 「いや、お札とか」

一同 「…………え?」

一応ここまで。

寝落ちしてましたすみません。

垣根 「おい、『おふだ』なのか?」


一方 「それとも『おさつ』かァ?」


上条 「まさかの『れい』じゃないよな?」


アレイ 「お札(ふだ)です…ハイ」


垣根 「最初からそう書いとけボケ」


一方 「このポンコッツが」

アレイ 「反省します…」

こんばんは、更新再開します。

なんやかんやで旅館への道


アレイ 「ここから先は道が狭いので、すまないが徒歩だ」カサカサカサ…


~移動中~


垣根 (何だよおい……どんどん森の中に入ってんぞ?)


美琴 (なんか薄暗いところ……ふにゃっ!? な、なんだ木の枝だった……)


一方 (悪霊退散悪霊退散悪霊退散悪霊退散ンッッ! どっからでも来やがれェ! 反射してやらァ!!)


上条 「いやー、中々風情があっていい場所だな」ハハハッ


00003 「静けさがロマンチックですね」フフッ


一垣琴 「「「どこがっ!?」」」



00001 「どちらかと言うと静かすぎて不気味です……」



00002 「おぉ! 大量の鳥が! 渡り鳥でしょうか?」



ギャー…ギャー……


垣根 (NO渡り鳥! YESカラス!!)


打ち止め 「Zzz」


アレイ 「ここだ」


垣根 「これでもかっ! ってくらい不気味な旅館だなオイ…」ガタガタ…


美琴 「な、なんかその……いかにもってとこね……」ビクビク…


一方 「ケッ! た、ただちょっとボロいだけじゃねェか」カタカタ…


上条 「まるでお化け屋敷みたいだな」


美琴 「…ねえ、当麻は平気なの?」


上条 「なにが?」


美琴 「だ、だからその……幽霊……とか」


上条 「ホラー映画とかは平気だけど?」


垣根 「オイオイ上条くん、無理してんじゃねーの?」カタカタカタカタカタ…


一方 「正直になった方がいいぜェ?」カタカタカタカタカタ…

上条 「学園都市ってオカルトから1番遠いところに住んでて今更幽霊っていわれてもな」


垣根 (なに? なんなのコイツ!? めちゃんこ男らしい! 今俺が女だったら抱いて欲しい……)


美琴 「当麻は渡さないわよ?」


垣根 「なんで心の声聞こえてんの??」

一方 「つゥかよォ、なンだってこンなボロ旅館にしたンだァ?」


アレイ 「それは上条当麻の要望に応えた為だ」


垣根 「どんな要望?」


アレイ 「とにかく安い、ただこの 一点を重視してくれと言われたのでね」


美琴 「安いってどれくらいなの?」


アレイ 「一泊朝食付きで500円だ」


00001 「よく分かりませんが安いのですか?」


垣根 「どう考えてもおかしいだろっ!? 500円て!!」


上条 「いやー、貧乏学生の上条さんにはありがたい値段だよなマジで」


00002 「なにか訳ありなのでしょうか?」


00003 「いわゆるアウトレットと言う物では?」


一方 「意味がぜンぜン違ェぞ!! 訳あり物件どころかいわくつき物件じゃねェか!!」


上条 「でも安いぞ?」


美琴 「もうちょっと普通のところにしましょうよ! ね? みんなもそう思うわよね??」


垣根 「異議無し!」


一方 「全面的に同意ィ!!」


上条 「いや、でも上条さんの懐は季節に反して冬景色なんだけど……」


一方 「俺が全部払う! それで文句ねェだろォ!?」

上条 「え? でもそれは悪いし……」


垣根 「なんでお前はそんなにここにこだわんの?? 廃旅館フェチか??」


上条 「だって別に普通の旅館じゃん、所々にお札(ふだ)が貼ってあるくらいで」


美琴 「その時点で既に普通じゃ無いわよ??」


一方 「とにかくだ、今すぐここから離れ……オイ誰だ? 俺の肩に手ェ置いてる奴ァ?」


00001 「? 誰もいませんよ?」


一方 「あァ? そンなはず…」クルッ


■■ 「……」ニヤァ…


一方 「……」


一方 「ア゙ァァア゙ァァ!!!!」


垣根 「出たぁぁーーっ!!」


アレイ 「トランザムッ!!」ギューンッ!!


美琴 「逃げるわよっ!!」

00003 「お先にアデュー!!」ピューッ!!


00001 「00003号! ずるいです!!」


00002 「ミサカは逃げまてませんっ! これは戦略的撤退です!!」ピューッ!


上条 「おーい、みんな……行っちまった」



■■ 「……」


上条 「あ、ここの従業員さんですか?」


■■ 「……」ニヤァ…


上条 「あのー、顔色悪いみたいですけど大丈夫ですか?」


■■ 「……」スッ…


上条 「? あ、握手ですか? どうもご丁寧に」スッ…


>パキーンッ


上条 「……あれ? いなくなった……???」


上条 「……とにかくみんなの所に行くか…」


上条 (なんかあの人微妙に浮いてた様な……気のせいだな多分)

アレイ 「ふう、最終信号を乗せたままトランザムは少々つらいな」


垣根 「ま、マジで出やがった……」ゼーッ ゼーッ


00001 「やはりあれは……」


一方 「言うなっ! 言うンじゃねェ!!」


00002 「しかしあれはどうみても……」


00003 「ゆうれ…」


一方 「言うなっツってンだろ!! 俺は認めねェぞ!!」



美琴 「じゃあ何なのよアレは??」


一方 「アレは…その…アレだァ…『スタンド』だァ!」



垣根 「無理矢理すぎね?」

一方 「そう思え! 信じろっ! 異論は認めねェ!!」



00001 「あの、上条さんは?」


美琴 「当麻! どこなの当麻!」キョロキョロッ!


一方 「上条の事は忘れろ、奴はもう死ンだ」


美琴 「ちょっとふざけないでよっ!」


垣根 「いや、上条は生きてるさ。俺達の……心の中に……」


一方 「上条ォ…」


00001 「上条さん…」


00002 「おかしい人を亡くしました……」


00003 「それを言うなら惜しい人です…」


上条 「人を勝手に故人にするなっての」

なんだ姫■じゃなかったのか

美琴 「当麻!? 大丈夫? とりつかれて無い??」


上条 「? よくわかんないけど大丈夫だぞ?」


垣根 「上条、俺は生きてるって信じてたぜ」フッ


一方 「バ垣根め、ヒーローは死なねェんだよ」フフンッ


上条 「勝手に人を過去の人物にしといて良く言う」

00003 「しかし、よく無事でしたね」


一方 「あのスタンドはどうなった?」


上条 「スタンド? 従業員さんだろ? あの人」


垣根 「あんな一方通行も凌ぐ真っ青な顔色した従業員いるわきゃねーだろ!」


00002 「何かされたりはしなかったのですか?」


上条 「握手したけど?」


00001 「あ、握手ですか??」


上条 「けど不思議な事に握手したとたん居なくなってさ、どこ行ったんだろ?」ハテ?


美琴 「もしかして右手で握手したの?」


上条 「うん」


一方 (上条の右手に触れて消えたって事は……やっぱありゃスタンドだな)


垣根 「いい加減認めようぜ、霊って奴を」


一方 「聞こえませェン」

一方 「まァいい、今からでも探しゃ旅館なりホテルなり見つかるだろ」


垣根 「混浴あるところにしようぜ、あと微妙に古臭いゲーム置いてあったらなお良し」


上条 「たまゲーしたいのか?」


垣根 「お! 上条も見てんのかよゲームセンターCX」


上条 「有野課長には色々学ばせてもらったからな、あきらめない心とか」


垣根 「だよなぁ、アレ見てFCとSFC買いに行ったし」


一方 「たけしの挑戦状はこの俺ですら攻略出来なかったからなァ…」


美琴 「なんの話かしら?」

00001 「課長とはだれでしょうか?」


00002 「わかりません」


00003 「見当もつきません」


アレイ 「ちなみに私はDVDを全て持っているぞ」


上条 「マジで?」


垣根 「今度貸してくれ」


一方 「マドゥーラの翼見てねェからそこ見せろ」


アレイ 「帰ったらな」


~とある旅館~


美琴 「でもよかったわね、泊まるところ見つかって」セノビー


上条 「最悪バスの中で寝るって事もありえたしな」

一方 「けどよ、なンで一部屋しか取れ無かったンだァ?」


垣根 「世間は夏休みだしな、大部屋とれただけでも御の字だろ」


00001 「しかし寝る時はどうするのでしょう?」


00002 「もやしの隣は勘弁です、何をされるかわかったもんじゃありません」

一方 「こっちから願い下げだ」


00003 「むしろカップルの方々は布団はひとつで良いのでは?」クスクスッ


美琴 (布団ひとつ……)

00001 (一方通行の隣で…)


00002 (垣根さんの隣……)


アレイ 「この部屋は襖で仕切れる様になっているようだな」


上条 「なら大丈夫だな、どうする? もう温泉入るか?」


垣根 「露天風呂行こうぜ」

一方 「覗き目的ならやめとけ」


垣根 「何故ばれた?」


一方 「馬鹿の思考は読めるンだよ」


上条 「んじゃ行くか」


アレイ 「私は留守番だ」


美琴 「そうよね、こうなるわよね」ガックリ


00001 「この襖さえ無ければ…」グスン


00002 「破壊しましょう」ジャキッ!



00003 「そんな事をしても無意味です、ミサカ達も温泉に行きましょう」


アレイ 「最終信号そろそろ起きたまえ」


打ち止め 「なーに?ってミサカはミサカは眠い目をこすってみたり」ウニュ…


美琴 「旅館に着いたのよ、お風呂に行きましょ」


打ち止め 「わかったってミサカはミサカは立ち上がってみたり」


00003 「では行きましょう、さあ早く」


00002 「やけに急かしますね00003号」


00003 「風呂は命の洗濯です」


00001 「?」

~男湯~


垣根 「さーて、イチバン乗りじゃ!」


一方 「身体洗ってから入れ、最低限のマナーだ」


垣根 「俺に常識は通用しねぇ」キリッ


上条 「じゃあ逆に他の人が身体も洗わず風呂に入ってたらどうする?」


垣根 「その場で愉快なオブジェと血の池地獄の出来上がりだ」


一方 「ならオマエもすンな、身体洗うぞ」ペタペタ


上条 「だな」ペタペタ


垣根 「ちっ、今日の所は常識に縛られてやるか」ペタペタ



「………………」


垣根 「おいなりおいなりぷーらぷら~♪」フンフフーン♪


上条 「なんだそれ?」


垣根 「今考えた、歌うか?」


上条 「じゃあちょっとだけ」


垣根&上条 「おいなりおいなりぷーらぷら~♪」フンフフーン♪


一方 「……向こうで洗うか」ペタペタ



垣根 「ん? 上条、お前シャンプーとボディソープとコンディショナーとトリートメントは?」


上条 「備え付けのやつ使うけど? リンスINシャンプーみたいだしボディソープもある」


垣根 「そんなモンで洗ったら髪ガッシガシになんぞ?」


上条 「元々くせっ毛だから別に気にしないっての」

垣根 「そんなお前に朗報だ、俺のTSUBAKI貸してやるよ」


上条 「いいのか?」


垣根 「遠慮するな、好きに使え」


上条 「じゃあ遠慮n「ちょーっと待ったァ!」


上条 「?」


一方 「TSUBAKIだァ? そンなモン使う必要はねェ! 上条、俺のを使え。このヴィダルサスーンを!」

上条 「へ?」


垣根 「邪魔すんな 一方通行! 上条はTSUBAKI派に入るんだ!!」


一方 「吐かせェ! 上条はヴィダルサスーン派なンだよォ!!」


上条 「俺はどっちでも……」


垣根 「一方通行ぁぁーーー------ッ!!」ウォォッ!!


一方 「垣根ェェ--------ッ!!」シネェェ--!!



上条 「風呂場で騒ぐと危ないぞ~って聞いて無いな」ワシャワシャ…



~女湯~


美琴 「意外に少ないみたいね」


00001 「ミサカ達にとっては好都合です」


00002 「四ツ子に歳の離れた妹と言えばそれまでですが」


打ち止め 「じゃあミサカは末っ子だねってミサカはミサカは自分のポジションを再確認」


00003 「しかし…ものの見事に同じスタイルですね、解りきっていましたが」

00002 「もう少しボリュームが欲しいところです…」ジー


美琴 「どこを見とるかどこを!!」


00001 「しかし年齢的にもまだまだこれからです(多分…)」


美琴 「そうよね! これからよね!!」


打ち止め 「お姉様……ちょっと失礼ってミサカはミサカは……」ムニムニ…


美琴 「ひゃっ!? ちょっと打ち止め??」


打ち止め 「次は00001号をってミサカはミサカは……」ムニムニムニムニ…


00001 「あの…上位個体…やめっ…ンッ///」


打ち止め 「……00001号の方が若干大きい、ってミサカはミサカは緊急報告してみたり」ワキワキ…


美琴00002号00003号 「な、なんだってー!?」

美琴 「ちょっと! どう言う事よ!?」ガクガクッ!


00001 「そ、そう言われましても…」ガクラレ アウアウッ


00002 「今まで食事等もほぼ同じ物だったはず…」


00003 「これが個体差……いやしかし! 納得出来ません!」


打ち止め 「00001号は何かしてたの?ってミサカはミサカは追求してみる」


00001 「特になにも、一方通行と一緒にコーヒーを飲むくらいで……」


美琴 「コーヒーか!? コーヒーなのねっ!!」


00002 「まさかコーヒーにそんな効果があったとは……」


00003 「風呂上がりに飲みましょう!」


00001 (コーヒーにバストアップ効果が有るとは思えないのですが……)


垣根 「上条、この風呂入ってみ」


上条 「見た目は普通だな、どれ……うわっ!?」


垣根 「ちなみに水深10mあるから気をつけろよ」


上条 「ブハッ! 先に言え先に!!」


一方 「底が見えねェな」プカプカ…



垣根 「さっき潜って見たんだかな、何も無かった」

上条 「それ以前にこんな風呂作るなっての、リアルに死ぬぞ?」


垣根 「さて、露天風呂行くか」


一方 「外寒くねェか?」


上条 「夏だし大丈夫じゃないか?」


垣根 (露天風呂、覗きするにゃ絶好の場所だな……)


一方 (良からぬ事考えてやがンなクソメルヘン)

~露天風呂~


垣根 「いや~、絶景かな絶景かな」ハッハッハ


上条 「確かに良い眺めだけど…」


一方 「タオルも巻かねェで仁王立ちしてンじゃねェよクソメルヘン」


垣根 「綺麗な尻だろ? まるでゆで卵の如くに、その辺のグラビアアイドルにだって負けねー自慢の尻だ。刮目せよっ!」プリンッ


上条 「何が悲しくて垣根の尻を見なきゃならんのだ」


一方 「こ汚ェケツ見せンなボケカス」


>キャッキャッ!


垣根 「隣から聞き覚えのあるおなごの会話が……さてと」


上条 「おい、どこに行く気だ垣根」マテコラ


垣根 「温泉に来てする事っていや風呂に入るか覗くかの二つだろ?」


上条 「ふざけんなっ!」


垣根 「ええぃ止めるなっ! 俺はこの日の為に能力者になったんだ! 多分」


一方 「動機が不純過ぎだろォ…」


上条 「なに落ち着いてんだ一方通行! 00001号の裸見られてもいいのかよっ!」


一方 「……いい訳あるかァァ!!」


垣根 「漢のロマンを求めていざ行かん!」ファサァ!


上条 「だから止めろって!」


一方 「待ちやがれェェ!」

~露天風呂(女)~



美琴 「いい景色ね~」


00001 「そうですね~」


00003 「風も心地好い程度に吹いて気持ちいいです」

打ち止め 「いーい湯だな~♪ってミサカはミサカは歌ってみたり」


00002 「極楽です」


ギャーッギャーッ!!


美琴 「なんか隣が騒がしいわね」


00003 「もしや垣根さんが覗こうとしているのでは?」


00002 「垣根さんはそんな事しません」


00003 「100%そう言い切れますか?」


00002 「……たぶん」


00001 「しかし一方通行と上条さんもいますし、大丈夫なのでは?」


美琴 「垣根ならやりかねないわ」


00003 「では迎撃の準備をしておきます」ジャキッ!


打ち止め 「その銃本物?ってミサカはミサカは確認してみる」


00003 「ご心配なく、ただのエアガンですよ。アルミ缶なら穴が空く程度の代物ですから安全です」


00001 (全く安全じゃないです)

垣根 「は~な~せ~!」


上条 「放すか!」


一方 「そのまま押さえてろ上条! ソイツの腐れチ○コへし折ってやらァ!」ポキット


垣根 「お前にへし折られる様なフニャチ○じゃないぜ!」


垣根 「えーい! 面倒じゃ! お前等も連れてってやる!」



そう言うと垣根は上条の左腕を掴み飛び上がった。


上条 「うわっ!? 一方通行助けて!」


一方 「右手でつかまるンじゃねェ! 能力使えねェだろうがっ!」


垣根 「そこに山(乳)があるから俺は飛ぶ! 行くぜっ!」パタパタ


垣根が上条の左腕をつかみ、上条は右手で一方通行の腕をつかんだ状態で飛んでいる、端から見るとなんとも奇妙な光景である。

垣根 「さあ! 生まれたままの姿を俺に!!」

美琴 「…」

00001 「…」

00002 「…」

打ち止め 「…」


垣根 「……なんでみんな湯浴み着巻いてんの?」



00003 「やはり来ましたか、迎撃を開始します」ジャキッ


>バババババッ!


垣根 「ぴぎゃぁぁーーーーーっ!!」


上条 「落ちるーっ!?」


一方 「だから離せェェ!!」



00003号の持つエアガンが放ったBB弾は見事垣根の股間にヒットし、断末魔とともに垣根、上条、一方通行は女子風呂に落下する形となった。



00002 「自業自得とは言え大丈夫ですか?」


垣根 「ああ…大丈夫だ、これしきでまいる様な垣根様じゃないわよ?」ピクピク


一方 「男と女の狭間をさ迷ってやがるな」


上条 「てかどうするんだ? このままだと俺達変態扱いされるどころか手が後ろにまわるぞ??」


一方 「クソメルヘンが復帰したら飛んで行くしかねェな」


美琴 「アンタ達落ち着き過ぎじゃないの?」

今回はここまで、おやすみなさい。


>>166 夏休みが終わったら登場する予定です。多分……

こんばんは、温暖化なんて嘘だ! と思えるほど最近の寒さはヤバいです。
もうすぐ仕事が終わるので19時くらいに投下します。

遅れました、更新再開します。



00003 「幸い露天風呂にはミサカ達しかいませんからしばらくは大丈夫だと思われます」


美琴 「そう言う問題じゃ……」


上条 「……」ジー


美琴 「なに見てるの?」ハテ?


上条 「いや、美琴の肌綺麗だなと思って」


美琴 「ふにゃっ…!? な、なに言ってんのよ!」


上条 「事実を言ったまでであります」ケイレイッ!


美琴 「って言うか当麻は私のその……全部見てるじゃない///」


上条 「それはそれ、これはこれでまた違った魅力が……」


美琴 「もう//」



一方 「風呂場でバカップルしてンな」


上条 「いい景色だな」


美琴 「ほんとだね」


上条 「美琴の方が綺麗だけどな」


美琴 「ありがと//」


一方 「・・」キイチャイネェ…


打ち止め 「ねーねーあなたってミサカはミサカは声をかけてみる」


一方 「なンだ?」クルッ


打ち止め 「この中で00001号が1番胸大きいんだよってミサカはミサカは揉みしだいてみたり」ムニムニムニムニ…


00001 「ひゃうっ?? じ、上位個体止めて下さ……いンンッ///」


打ち止め 「よいではないかよいではないか~ってミサカはミサカは覚えたてのセリフをつかってみたり」ムニムニムニムニムニムニムニムニ…フニョン


00001 「んあッ!! み、見ないで下さい一方通行……///」


一方 「………」





>ポカッ!!!!


打ち止め 「痛い~~!!、なんでブツの??ってミサカはミサカは頭を撫でながら涙目になってみたり!」


一方 「どこで覚えやがったバカタレがッ!!」


打ち止め 「アーちゃんからってミサカはミサカは情報源を教えてみる」


一方 「あンのポンコツがァァ!! 上がったら粉々にしてやるっっ!!!」


00001 「ち、ちょっと失礼します!///」ソソクサ…


一方 「オイ、どうかしたのかァ?」


00001 「いえっ! な、何でもないんです!」アウアウッ!


一方 「ならもう少し暖まれ、夏風邪はタチ悪ィからな」


00001 「で、ですから…そうでは無く…//」モジモジ…

一方 「あァ? 顔赤ェぞ、やっぱ具合悪ィのか?」


00001 「ぅ……ぅぅ///」


一方 「どっか痛ェのか? 」


00001 「ぅ……うわぁぁーん!! 一方通行のバカーッ!」ダ----ーッシュ!!!


一方 「えェ!? な……なンで???」ガビーンッ!!

垣根 「すまん00002号、俺のマイサンは二度と使い物にならんかもしれん……」ピクピクピクピク


00002 「そ、そんな!?」ガガーン!!


一方 「ひと思いにねじり切ってやろうかァ?」プチット


垣根 「あ、今まさに回復した!!」テッテレー!!


00002 「……ホッ」


一方 「ならとっとと戻ンぞ」


垣根 「ラージャ!!」


一方 「行くぞ上条」


上条 「あいよ。美琴また後でな」


美琴 「うん、あとでね」


垣根 「んじゃ行くぞ、ゲッタァァー! じゃなかった垣根ウイィーングッ!」ファサァ!


垣根 「上がったらゲーセン集合な~」パタパタ


00002 「了解です垣根さん」


垣根 「ふい~、良い湯だったぜ」ホカホカ


上条 「同じ風呂でも温泉って違うよな、癒されるって言うか」


一方 「何でもいいがこの浴衣のサイズ大きくねェか?」ユルーン


垣根 「それが普通のサイズだ、てかなに? 鎖骨なんか見せてセクシーなつもりか?」



一方 「俺の鎖骨見て興奮する奴なンざいねェだろ」鎖骨チラリッ



上条 「まあ、性癖は人それぞれあるから無いとは言い切れないけどな」


垣根 「ま、俺のうなじの方が100倍セクスィーだけどな」フフンッ


上条・一方 「死ぬ程どうでもいい」


垣根 「ハモりかよ、ひでーなオイ……」


~旅館内ゲーセン~



垣根 「第一回! たまに行くならこんなゲーセン~!!」ドンドンパフパフッ!


一方 「風呂上がりのコーヒー美味ェ」ゴクゴク


上条 「いやいや温泉から上がったらやっぱ牛乳だろ」ゴクゴク


垣根 「お前等ちょっとはノってこいよ…」プリーズ


上条 「垣根は牛乳派?」


垣根 「バカヤロウッ! 温泉から上がって飲む物って言ったらラムネだろーが!!」


垣根 「しかも腰に手を当てて豪快にダイレクトに飲むんだ!」


一方 「ダイレクトだァ?」


垣根 「そう、ダイレクトだ。俺カルピスとかダイレクトに原液一気飲みするし、薄めるなぞヌルイぜ」 キリッ


上条 「原液ダイレクトって……」


垣根 「かき氷なんて削らずそのままかっこめ!」ブロックデ!!


一方 「めちゃくちゃ荒びきじゃねェか!」


垣根 「牛乳はやっぱ牛の乳ダイレクトだろ」ダッパ-------ッ!!


上条・一方 「モオォォーーーー------!!!???」



牛 「……ンモー」プルプル…


>ボトボトボトッ



垣根 「グギャぁぁーー!? お釣りはいらねーっ!!!」


上条・一方 「キャッシュバック! キャッシュバック!!」

垣根 「気を取り直して第10032回! たまに行くならこんなゲーセン&旅館のゲーセンあるある~!!」ドンドンパフパフッ!!



上条 「どうしてもやりたいんだな」


一方 「付き合ってやるか」


垣根 「お、まず一つ見つけたぞ」


垣根 「必ず一台は【故障中】」


上条・一方 「あるある!」


垣根 「ゲームのボタンが反応しない!」カチカチッ!


上条・一方 「あるある!」


垣根 「クレーンゲームの景品があからさまにクレーンのアームよりでかい!」 トレネーッ!!


上条 「あるな~」


一方 「ゲーム機ぶち壊したくなるンだよなァ」


垣根 「それでいて別に大した景品じゃ無いんだよな」

美琴 「当麻お待たせ」


上条 「……」


美琴 「? どうしたの?」


上条 「湯上がりみこにゃん最高にかわいいです」イキテテヨカッタ



美琴 「みこにゃん言うな! けど…ありがと//」


一方 「急にコーヒーが甘くなったンだが」


垣根 「ツインテールじゃ無いが殺意が湧くぜ」


00001 「お待たせしてすみません一方通行」ホカホカッ


一方 「……」カワイイ…


00001 「? どうかしたのですか?」ハテ?


一方 「オマ・・」


垣根 『オマエがかわいいから見とれてたンだよ』 (一方の声真似)


00001 「フニャ//」


一方 「くかけけかきくきけけこきくかか-------っ!!!」ブァサァッッ!!!



垣根 「おわっ!? なんかがでた!!」ワーオッ!


一方 「%!&#%死\+#&@殺:$%!!!!」


垣根 「うわぁぁぁぁ------------っ!!」



『空気の読めない男の末路であった』【ナレーション・☆】

垣根 「危うく冷蔵庫になるとこだったぜ」ボロッ…


00002 「なにかあったのですか?」


垣根 「気にすんな00002号、かなりクリアに三途の川見てきただけだから」


00002 「???」


垣根 (地獄少女、いなかったなぁ……)

寝落ちすみません、残り投下します。



垣根 「てな訳でだ、みんなでプリクラ撮ろうぜ!」

美琴 「唐突すぎるわよ」


00001 「一方通行、プリクラとはなんですか?」ハテ?


一方 「あそこにあンだろ、写真撮って落書きやらするもンだ。ンでそれがシールになって出てくる」


00003 「なるほど、記念撮影と言う事ですか」


上条 「でもコレかなり古い型だけど…フレームも少ないし」


垣根 「んな事ぁ分かってんだよ! この蛇野郎が!!」


上条 「誰が蛇だ! てかクーガーネタはやめい!」


垣根 「なんだと! クーガー以上の漢がこの世に居るってのか??」


上条 「知るかっ! てか今は関係無いだろっ!」

垣根 「いいから撮るぞ、みんな入った入った!」


一方 「狭ェ…」


00002 「もやし、変な所触らないで下さい」


垣根 「お前なにやっちゃってんの!? ぶっ殺すぞ!!」


一方 「触ってねェよ!!」


上条 「美琴、もうちょっと詰めないと写らないぞ?」グイッ


美琴 「ふにゃにゃ!?」


上条 (何故猫化した??)



打ち止め 「ミサカはあなたのとなりってミサカはミサカはくっついてみたり」


00001 「そうはさせません! とミサカは一方通行にくっつきます!」


一方 「暑苦しィ……」


00003 「ではミサカは垣根さんのとなりに……」


00002 「00003号?」ギロンッ!!


00003 「……上位個体のとなりにします」コワイ…


垣根 「んじゃみんな笑えっ! 俺達がずっと一緒に居られる様にってな!」


>3・2・1……カシャッ!

旅館にあった型遅れのプリクラ、そこには様々な人物が写っていた。

 最強の能力者、元暗部、不幸な男、常盤台のエース、そのクローン。

出会ったのは偶然なのか、それとも運命と言う名の必然か、それは分からない。


ただ、プリクラに写った全員の表情は笑顔で、全員が同じ事を思っていた……。




それはささやかな願い。








 この幸せな時間が、ずっと続きます様に





てな感じで今回はここまで。


次回からまた学園都市に戻ってぐだぐだします。

たーはげこ太のたー♪

短いですが続き投下です。




垣根 「よし二枚目撮るぞ」

一方 「まだ撮ンのかァ? そろそろ寝てェンだが」


上条 「右に同じ」


垣根 「今夜は寝かせ無いぜ?」キリッ


一方 「独りで起きてろ」


美琴 (も、もし当麻にあんな事言われたら……)


~美琴no妄想~


上条 『美琴、今夜は寝かせ無いぞ?』キリッ!


美琴 『え……///』


上条 『今夜の夜食はみこにゃんだぜ!』ガルルルッ


美琴 『め、召し上がれ///』


上条 「いただきまーす!!」アオーンッ!!

美琴 (な、なんて///)イヤンイヤンッ


垣根 「上条にそんな事求めてんのかよ、大丈夫か14歳?」


美琴 「人の妄想にツッコマないでよ!!」


上条 (妄想?)ナンノコッチャ?

垣根 「ほれほれ二枚目撮るぞ、笑え!」


3・2・1……プゥ…プスゥ~ブップ~


一方 「グボハァッ!? 臭ェ!!!」


上条 「め、目に染みるっ!?」ギャァァーッ!!


美琴 「ちょっ! 何よこの臭い!?」ケホッケホッ!


00001 「ミサ……カ…は……」バタッ…


一方 「00001号!? 寝るなァ! 寝たら死ぬぞォォォオォ!!!」


00003 (こんな事も在ろうかとガスマスクを持っていたミサカにスキはありません……)コーホーコーホー

打ち止め 「くちゃい! 息が出来ない!ってミサカはミサカはこの場から退却を試みてみたりっ!!」ダッシュ!!

上条 「し、死ぬかと思った…割とマジで」


美琴 「一瞬目の前にお花畑が見えたわ……」


一方 「00001号! しっかりしろォ!!」


00001 「一方通行…ミサカは…ここまでの様です……」


一方 「バカ言ってンじゃねェ! 絶対ェ助かる! 希望を捨てンなっ!!」


00001 「一方通行……思い出を…あり…が…と……」ガクッ


一方 「00001号ォォォオォ!!!」


打ち止め 「00001号が死んじゃった!?」


00003 「では一方通行はミサカが貰いますね00001号」


00001 「そうはさせません!! 一方通行の恋人はミサカですっ!!」ガバァッ!!


00003 「どうやら蘇生したようです」


00001 「あ…」


一方 「……」


00001 「ア、一方通行……?」



>ギュッッ!!


一方 「良かった…チクショウ、本当に良かった……」


00001 「あああ一方通行?? ミ、ミサカはもう大丈夫ですから!!///」アゥアゥ!

美琴 (ちょっとうらやましいかも……)

垣根 「まったく誰の仕業だ?」プンスカッ!


一方 「オマエだろォ?」


垣根 「何故バレた??」


上条 「お前いい加減にしろよ?? 一人の少女が垣根の屁によって死にかけたんだぞ!?」


美琴 「せめて人のいない所でしなさいよっ!!」


垣根 「俺のメル屁ンに常識は通用しねぇ!」キリッ!


00002 「か・き・ねさん?」ゴゴゴゴ…


垣根 「……はい」ダラダラ…

00002 「お・仕・置・きです」ギュピーンッ!!


垣根 「お願い許して! ほんの出来心だったんだ!!」


00002 「ちょっと失礼します、皆さんは先に部屋に戻っておいて下さい」ズルズル



垣根 「いやだぁぁ------------っっ!!!」ズルズル……


一方 「同情の余地はねェな」


一同 「同意」



アレイ 「おや戻ってきたか、遅かったじゃないか」

上条 「色々あったんだ、色々」


打ち止め 「見てみて! みんなでプリクラ撮ったんだよってミサカはミサカはアーちゃんに写真をみせてみる」


アレイ 「なんだって!? 何故私を呼んでくれなかったんだ??」


一方 「黙れポンコツ、オマエが写ったら記念写真が一変して心霊写真になっちまうだろうが」


00003 「トースター風情が生意気にプリクラに写りたいとは…ワロスですwww」


アレイ 「そんな……私だって、私だって写りたかった…」グスン…


打ち止め 「じゃあ次はアーちゃんも入れてみんなで撮ろうねってミサカはミサカは慰めてみたり」


アレイ 「ラ、最終信号……ありがとう」ウルウル…


美琴 「涙って、アンタ泣いてるの??」


アレイ 「いや、泣いてはいない、これは涙では無くただのオイルもれさ」フッ…



上条 (最近アレイスターが何なのか解らなくなってきた……)



00002 「お待たせしました」


垣根 「…」チーン


上条 「さて、そろそろ寝ようか」


一方 「眠ィ…」ウトウト…


00001 「一方通行ちゃんと布団で寝て下さい」


一方 「おゥ…」フラフラ


アレイ 「充電モード」


打ち止め 「うりゃ!ってミサカはミサカは00003号に枕を投げてみたり!」


00003 「なんの! 当たらなければどうと言う事はありません!」ヒラリッ


美琴 「こーら、もう寝るんだからって……うぶっ!?」


打ち止め 「あ……」


美琴 「……」


00003 「大丈夫ですかお姉様?」


美琴 「フフッ…いいわ…やってやろうじゃないの枕投げ!」


美琴 「ていっ!」ビュンッ!


>ボスッ!


00001 「あ痛っ!」


美琴 「あ…」


一方 「……クカカカッ!! 枕投げパーリィの始まりってかァァ!?」


一方 「00001号の仇討ちだァ! いくぞオラァァ!!!」



一方 「死ねェェ!!」ブンッ!!


上条 「どわっ!? あぶなっ!!」ヨコットビ!


00001 「援護を開始します!」ブンッ!


美琴 「当たらないわよっ!」ヒラリッ


打ち止め 「ていていっ!ってミサカはミサカはお姉様の援護射撃!」ポイポイッ!


00003 「はっ! とミサカはマトリックスの如くのけ反ります!」


一方 「ベクトル枕投げェ!!」ブオンッ!!!


00002 「メルヘンガード(血肉の盾)!!」


垣根 「…んあ?」


>メキョオッ!!


垣根 「うぶろばぁあっっ!?!?」


00002 「…おのれモヤシめ! 垣根さんの仇!!」ブンッブンッ!!



一方 「盾にしといて言う台詞じゃねェぞコラァ!!」ヒラリッ



上条 「クソッ! 寝たかったのに何でこんな目に!」ヒョイッ


美琴 「旅行と言えば枕投げだし良いんじゃない?」ポイポイッ!


アレイ 「これが若さか…、おっと!」ヒラリッ


垣根 「なんだか良くわからんが参加してやるぜ!!」


垣根 「む! 御坂隙ありっ!」ブンッ!


美琴 「あ、やば…」


>バシィ!!


上条 「……」ミギテデキャッチ!


美琴 「当麻?」


上条 「……美琴を狙うとはな、上条さんの怒りに火が着いたぜっ!!」


垣根 「面白ぇ、かかってきやがれ!!」


上条 「垣根ぇぇーーー-----っ!!!」ウォォオッ!!!


垣根 「上条ぉぉ--------っ!!!」キェェ-ッ!!!!




00003 「愛されていますねお姉様」


美琴 「……えへ///」

上条 「このこのこのっ!!」ポイポイポイポイッ!!


垣根 「効かん!」ファサッ!


上条 「って羽は卑怯だろ!」


垣根 「能力禁止なんてルールは無いぜ?」


垣根 「それより周りを見てみな」


上条 「…? なっ! 俺の周りの枕が浮いてる??」


垣根 「上条、お前の右手はあらゆる能力を打ち消すみたいだが…」


垣根 「360°全方位からの同時攻撃を右手一本で防げるかな?」フッフッフッ…


上条 「……ハッキリ言うと無理だ」


垣根 「ちなみにお前の周囲に浮いてる枕は未元物質でコーティングして強度を上げている、硬さは石程度だけどな」


上条 「い、石ってちょっと待て!! それは流石に!」


垣根 「黙れっ! 最近の俺はギャグ&汚れ役になってた…」


垣根 「だがっ! 俺が学園都市第二位でホントは強いって事を今証明してやる!!」


上条 「あ、そう言えばそうだったっけ」ワスレテタ


垣根 「忘れるなよぅ!!」ウワーンッ!!


垣根 「くらえ上条っ! 半径2m…石枕スプラッシュをっ!!」


上条 「なんのっ! カモン最強の盾!」グイッ!


一方 「ア?」


上条 「耐えろ俺のATフィールド!!」


一方 「ウオォォォ!???」ハンシャハンシャッ!!!


垣根 「ちょっと待てそりゃ卑怯だろ!?」


上条 「こうするしかなかったんだよ」


垣根 「チクショウめ」


上条 「危うく死ぬとこだったぜ」フーッ


一方 「心配すンな、今すぐ俺が殺してやンよォ!!!」


上条 「ちょっ!? やめっ!! ギャァァ-------!!」




結局この夜は男女入り乱れた雑魚寝になったようです。




一方 「……ンァ?」パチッ


一方 「いつの間にか寝ちまってたか……」


一方 「ン?」


上条 「Zzz」


美琴 「当麻ぁ…」スピスピ…

00002 「お仕置きです…Zzz」


垣根 「やめて…お仕置き怖い…Zzz」


打ち止め 「むにゃむにゃ」

00003 「……」クー


アレイ 「」ジュウデンチュウ


00001 「うにゅ…」


一方 「はァ、散歩でもしてくるか」



00001 「……ん、一方通行?」

一方 「コーヒー美味ェ」フーッ


00001 「一方通行」


一方 「あ? なンだ起こしちまったか?」


00001 「いえ、一方通行は?」


一方 「ただの散歩だ、コーヒー飲むついでだがな」

00001 「そうですか…隣、座っても?」


一方 「好きにしろ」


00001 「星が綺麗ですね…」


一方 「そうだな」


00001 「今日はとても楽しかったです」


一方 「バ垣根がウザかったがな」


00001 「それも含めて楽しかったです」


一方 「そうか、ならいい」

00001 「明日には学園都市に戻るんですよね?」


一方 「そうだな」


00001 「少し、残念です……」


一方 「……次は山にキャンプにでも行ってみるか」

00001 「キャンプですか?」


一方 「あァ、川で魚釣ったりテント建てたりな、こことは違った楽しみがある」


00001 「それは楽しみです」


一方 「だから気を落とすな、まだまだ楽しい事ってのは腐る程あるンだからな」


00001 「はい、一方通行は優しいです」


一方 「普通だろ」


00001 「そんな事はありません、そしてミサカはそんな一方通行が大好きです」


一方 「ブフォアッ!!」


00001 「一方通行???」

一方 「ゴホッ! ガハッ!!」


00001 「だ、大丈夫ですか??」オロオロッ


一方 「ハァ……あのなァ、お前はそう言う恥ずかしい事を軽々しく言うンじゃねェよ」


00001 「? ミサカは何か恥ずかしい事を言ったのですか?」


一方 「自覚がねェってのも考えもンだな…」


00001 「ミサカは素直なんです」フンスッ!



一方 「酒飲んだ時のお前は乱れまくってるけどな」


00001 「!! そ、それは言わないでください!」


一方 「酒乱ってやつだな」プススー


00001 「もーっ!! どうして意地悪言うんですか!?」ポカポカッ!



一方 「面白ェから」プークスクスッ


00001 「うぅ……前言を撤回したくなってきました」

一方 「嫌いになったってかァ?」


00001 「それは有り得ません、ただちょっと意地悪だと言うだけです」


一方 「そうかよ、こンな化け物のどこが良いンだ?」


00001 「全部です」


一方 「答えになってねェな」


00001 「では、一方通行はこんなクローンのどこが良いのですか?」


一方 「全部」


00001 「同じじゃないですか」クスクスッ


一方 「そう言やそうだな」クカカッ



00001 「……クチュンッ」


一方 「そろそろ戻るか」


00001 「はい、そうですね……あ」


一方 「どうした?」


00001 「え、えっと……あの……」モジモジ…


一方 「?」

00001 「い、今は二人っきりですよね?」


一方 「? あァ、そうだな」


00001 「と、という事はミサカと一方通行しかいないと言う事であり……///」



一方 「あ? なンだよハッキリ言え、わかんねェよ」

00001 「一方通行の鈍感」プクーッ



一方 「あァ!?」



一方 「俺が鈍感だァ? 鈍感は上条の代名詞だろォ??」


00001 「いいえ、一方通行もかなりの鈍感です」フゥ…

一方 「えェ……」


00001 「せっかく二人っきりなのですから、もう少し……」


一方 「イチャイチャしてェってか?」


00001 「ぅ…///」


一方 「00001号、こっち向け」


00001 「はい?」



一方 「今日はこれで勘弁な…」


00001 「ん……ンム……」



一方 「満足か?」


00001 「き、今日のところは満足してあげます///」


一方 「行くぞ」


00001 「はい」






アレイ (若さとはまぶしいな……バレたら潰されるから黙っていよう)



今日はここまで。


何故か山でキャンプするフラグが立ちました。

>>192だが
シャンプースレじゃないのにごめんな
皆マジレスありがとう
多分ストレスが原因だったんだと思う
さっき無事大学に合格できたからストレスもなくなるから収まるはず!

>>260
大学合格おめでとうございます。

投下は遅い時間になると思いますがぼちぼち更新します。

こんばんは、更新再開します。

7月○日晴れ

一泊二日の海水浴も終わり俺達は学園都市に帰って来た……

帰りもあの常識はずれのバスで酷い目にあったけど何とか無事に帰ってこれた。

 ただ学園都市に帰ってからちょっとした問題もあった……。



妹達の身体、と言うより寿命の事でだ。



00001号が不意に一方通行に告げた自分達の寿命、それはかなり切実な話しだった。


妹達は美琴のDNAマップを使った体細胞クローンであり、寿命は常人のソレより短いと言う事。
しかも色々な薬を使ったりホルモンバランスを崩して美琴と同じ年齢まで成長させた為、更に寿命が短くなっている事。



当然俺を含めた全員(特に一方通行)は何とかならない物か悩んでいたが、アレイスターの助言で解決策が見えた。

要は薬の影響を取り除き、崩れたホルモンバランスを整える事が出来ればある程度の寿命は回復出来るだろうと言う事だ。


問題はその機材をどう揃えるかだったけど、それはすぐに解決した。

とある病院のカエルに良く似た先生、通称『冥土帰し』(ヘブン・キャンセラー)俺自身たまにお世話になってる先生な訳だが。この先生、なんとアレイスターの知り合い(正直これが1番驚いた)らしくみんなで相談に行ったところ二つ返事で調整に使う機材を揃えてくれる事になった。

ちなみにカエル先生がアレイスターを見て最初に言った台詞が「しばらく見ない内に随分変わったね」と言うなんとも軽いリアクションだった。


今のところは常人の6~7割程度は寿命を回復出来るらしいけど、調整の技術が進歩すればさらに寿命は伸ばせるそうだ。


調整の件が何とかなったあと、カエル先生が妹達に、「病院に通うのが面倒なら病室を幾つか空けるから病院に住むかね?」と聞いていた。

けど、妹達のみんなは口を揃えて「ミサカ達には帰る場所が在りますから」と言って断ったみたいだ。


みんなでカエル先生にお礼を言ったあと、一方通行はカエル先生に「ジジイ、検査とか吐かしてアイツに変な事しやがったらブチ殺すぞ」と脅し。

垣根はナースのなんたるかを先生と激論していた。


アレイスターはと言うと「冥土帰し、私の身体は何とかならないかい?」と聞いたみたいだけど、「どうにもならないね」の一言で片付けられた、ちょっと同情した。



と、言う訳で一応は一段落と言ったところだ。


そしてわたくし事上条当麻は現在何をしているかと言うと………



上条 「えっと……この問題はっと……」カリカリ…


上条 「こう……かな?」ウーム


久しぶりに自分の寮に戻り、一人集中して夏休みの課題に取り組……みたかった。



上条 「……」カリカリ…



美琴 「……」ゴロゴロゴロゴロ…


上条 「あ、これは参考書に載ってたっけ」ペラペラ


美琴 「……」ゴロゴロゴロ…


上条 「……」カリカリ


美琴 「……」ゴロゴロ…


美琴 「…」ゴロ…ピタッ


上条 「……」


美琴 「……」ジー


上条 (なにがしたいんだろうか?)



上条 「な、なあ美琴」


美琴 「なによ?」


上条 「なんか、上条さんに言いたい事でも?」


美琴 「……べつに~」ゴロゴロゴロゴロ…



上条 (どうしてこうなった……)



こうなったのは1時間程前からだ。

妹達の件が終わったあと、一方通行が「次は山にキャンプ行くからなァ」と言い、全員がテンション上がる中、俺はふと思った。


これからのイベントを楽しむ為にも夏休みの課題を少しでも片付けよう……と。



幸い今日妹達は全員調整で夕方まで帰って来ないし、俺は一方通行に集中したいからと理由を話して自分の寮に戻り課題に取り組んでいた訳だ。


しかし、しばらくして美琴が俺の寮に遊びに来た。


なんでもマンションに遊びに行ったら俺が居なかったから場所を聞いて来たらしい。

そして特に何をするでもなく俺の部屋の枕を抱いてゴロゴロ転がってはたまにこっちを見つめて来る……と言った具合。



そして今現在にいたっている。



上条 (勉強教えてくれるとありがたいケド、それは流石になぁ……)モクモク…


美琴 (うぅ~。せっかく二人っきりなんだし、ちょっとくらいかまってくれたって良いのに……)ゴロゴロ…



上条 (もしかしてかまって欲しいとか? いやいや早まるな上条当麻! 安易な考えは身を滅ぼすぞ!)


美琴 (そりゃあ課題は大事かもしれないケドさ、私より大事な訳??)ゴロゴロ…


上条 「……」プルプル…


上条 (だーっ!! こんな状況で集中出来るかいっ! ゴロゴロするたびに太もも見えちゃってますよ美琴さ---------ん!!)ゴチソウサマデスッ!!



上条 「はぁ…さて、ちょっと休憩っと…」フーッ


美琴 「!!」ピクッ!!


上条 「美琴、なんか飲み物でも……ん?」


美琴 「-----ッ!!」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロッ!!!!



上条 (なんか凄い勢いで転がってきた!?)ワーオッ!


美琴 「お、お邪魔しま~す」


上条 「美琴さん?」


美琴 「な~に~?」


上条 「上条さんは休憩したいんですが」


美琴 「だから?」ハテ?


上条 「脚の間に座られると身動きがとれません」


美琴 「?」ハテナ?


上条 「飲み物取りに行きたいのでちょっとだけ離れて……」


美琴 「いや~」ギュッ!


上条 (あ゙------っ!!! 美琴可愛いなコンチクショウ!!)


上条 「まったく、いつもはしっかりしたお姉さんって感じなのに……」


上条 「二人っきりになると途端に甘えん坊になりますね。みこにゃんは」ヨシヨシ


美琴 「ふにゅ~/// いいもん、甘えるのは当麻だけだもん♪」


上条 (OH!! なにこの可愛い生き物!?)


美琴 「ね、当麻」


上条 「ん?」


美琴 「ギュッって……して」


上条 「あいよ」


ギュッ!


美琴 「あったかい……ふにゃ~///」



上条 (ヤバイ、俺の……理性が……ゲシュタルト崩壊しそう)ゴクリッ




黒子 (………ハッ!! なにやら殺意の波動に目覚めそうですの………)





「当麻…」

「?」

「私ね、今スッゴく幸せ……」


「俺も、これ以上無いくらい幸せだ……」


上条と美琴がイチャラブ全開している頃、とあるマンションではーー


垣根 「暇だぁ------」ゴロゴロゴロゴロ


一方 「……」コーヒーグビグビ

垣根 「暇ぁ------」ゴロゴロ

一方 「……」イラッ


垣根 「暇過ぎるぅ~~~~!!」


一方 「うるせェ!!」


ゲシッ!!


垣根 「おまっ! こめかみトゥキックとかどうなの??」イテーナ


一方 「俺のコーヒーブレイクタイムを邪魔するンじゃねェ」


垣根 「ねー、どっか遊び行こうよー」


一方 「独りで行け、そして死ね」


垣根 「一方通行んと行きたいの☆」


一方 「よォーし今すぐ殺す」


垣根 「んな事より暇だ」


一方 「そうは言ってもなァ……」


垣根 「00002号達の調整っていつまでかかるんだっけ?」


一方 「今日は夕方までかかるって00001号が言ってたぜェ?」


垣根 「んじゃ出かけようぜ」


一方 「なンでそうなる」


垣根 「夕方までブラブラして病院に迎えに行くってコースでどうよ?」


一方 「チッ、じゃあそうするかァ」


垣根 「てな訳で出かけてくるから戸締まりよろしくな」


アレイ 「うむ、任された」

一方 「ついでに部屋の掃除と洗濯物畳ンどけポンコツ」


アレイ 「了解だ」


垣根 「ふー、暗部解散して、少しは学園都市も平和になったのかねえ」


一方 「さァな、一般の連中は暗部の存在自体知らねェンだ、解散しようがしまいが特に変わりはねェよ」


垣根 「だよな~」


一方 「逆に暗部が無くなった分スキルアウトが調子に乗ってンじゃねェか?」


垣根 「それはあるかもな、俺が暗部にいたころはスキルアウトの駆除も仕事にあったし」


一方 「駆除ねェ」


垣根 「仕事って割り切ってたけどな、じゃねーとやってらんねーし」



垣根 「にしても平和過ぎるってのも退屈ぅ~」


一方 「日常ってもンを望ンてたンだろうが」


垣根 「そうだけどよ~、ちょっぴり刺激も欲しいと思った17歳の夏」


一方 「わがまま吐かすな」


>キャーッ!!


垣根 「乙女の悲鳴!? レッツらドンッ!!」バビュンッ!!!


一方 「反応早すぎだろォ」ハァ…



垣根 「お嬢さん、どうかしたのかい?」キリッ!


女子 「あの……バイクに乗った人が私のカバンを…」


一方 「引ったくりって奴かァ?」


垣根 「乙女のカバンを引ったくるとはムカついた! 任せときなお嬢さん、すぐに取り戻してやる」


一方 「面倒くせェ」


垣根 「どっちが先に捕まえてカバン取り返すか勝負しようぜ」


一方 「だりィ」


垣根 「負けるの恐いなら最初からそう言…」


一方 「ヨーイドンッ!!」バビュンッ!!!


垣根 「フライングだろオイッ!!」


「クソッ! 負けてたまるか! とうっ!!」 ファサッ!!


男 「へっ、チョロいな」ブーン


>ツンツン


男 「?」クルッ


一方 「よゥ」シュタタタタッ!!


男 「……」


>ツンツン


男 「!?」クルッ


垣根 「ハロー」バッサバッサ


男 「な、なんだお前等??」ブーン


垣根 「バカに名乗る名前はねーよ。俺達に狙われたのが運の尽きだ、大人しく捕まりな」


男 「ふ、ふざけんな! 振り切ってやるっ!!」ブォンッ!!



一方 「スピード上げやがったぜェ?」


垣根 「学園都市ツートップから逃げ切れると思ってんのか? 悲しいねぇ~」


男 「ど、どうだ!? 振り切って……」


一方・垣根 「よゥ」


男 「 」 ソンナ…


一方 「遅ェンだよ」


垣根 「まったくだ、速さが足りないにも程がある」

一方 「GAMEOVERってヤツだァ」ニヤリ


男 「ひっ!?」


一方 「ベクトルパァーンチ!!」



>ボグシャッ!!


男 「ギャァァーー!!」


垣根 「&追い撃ちの未元物質!!」


>チュドンッ!!



男 「 」チーン



一方 「犯人確保ってかァ」

垣根 「カバンも取り返したし、戻るか」


一方 「とりあえずこの勝負は俺の勝ちだなァ」


垣根 「何を吐かす。捕まえるのは手段であって目的じゃねぇ、カバンを取り戻した俺の勝利だ」オーケー?


一方 「あァ!? トチ狂った事吐かしてンじゃねェぞ、どう見ても俺の勝ちだ」


垣根 「いいや、俺の勝ちだ」


一方 「…」


垣根 「…」


一方・垣根 「引き分け……だな」



垣根 「ほいっ、取り返して来たぜお嬢さん」


女子 「ありがとうございます」


垣根 「じゃ、俺はこれで」

女子 「あの、せめて名前だけでも」


垣根 「名乗る程の者じゃないさ、じゃーなお嬢さん」


女子 (カッコイイ……///)


一方 「なァにカッコつけてやがりますかァ?」


垣根 「乙女の悲鳴に颯爽と現れ、助けた後は名前も名乗らず去って行くってポジション狙ってるからな」


一方 「意味が分からン」


垣根 「てか運動したら喉渇いたな、一息入れようぜ」


一方 「奢れ」


垣根 「やだ」


一方 「ていとくンマジイケメン」


垣根 「その手は食わん」


一方 「ていとくンマジイケメルヘン」


垣根 「ぐっ! まだまだっ!」


一方 「ていとくンマジ超絶イケメルヘン」


垣根 「しょ~がね~な~♪ よし奢ってやる♪」


一方 (チョロすぎる…)

その後--


黒子 「ジャッジメントですの!」


黒子 「引ったくりの被害に遭われたのは貴女ですの?」


女子 「はい、そうです」


黒子 「では、盗られた物と犯人の特徴を教えてもらいたいのですが」


女子 「いえ、それが…もう取り返して貰いました」

黒子 「? 私(わたくし)以外の風紀委員ですの?」

女子 「風紀委員では無いと思います、二人とも腕章をしていなかったので」

黒子 「……その二人の特徴は?」


女子 「一人はスーツを着ていて、もう一人は白い髪が特徴でした」


黒子 (スーツに白髪……心当たりがありまくりですの……)


黒子 「ちなみにそのお二人は殿方では?」


女子 「はい、白い人は中性的な顔つきでしたけど」

黒子 (どうやら間違いありませんわね……)


黒子 「それでその殿方達は?」


女子 「カバンを取り返してくれた後、名前も名乗らずに行ってしまって……」


黒子 (何処のヒーローですの??)


女子 「あの、もしかしてお知り合いですか?」


黒子 「そ…それよりも犯人は??」


女子 「あ、それなら多分……アレだと思います」ユビサシ


黒子 「アレ、ですの?」クルッ


黒子 「なっ!?」



そこには木にロープで逆さ吊りにされ、額には【肉】 胸には『北斗七星』を油性ペンで書かれた哀れな犯人の姿が在った……


黒子 「むごいですの……」

~とあるオープンカフェ~


垣根 「うおっ!? 新食感!! とろ生ドーナツ超美味い!!」モグモグッ!!


一方 「美味ェ、いいコーヒー豆使ってンな」ズズー


垣根 「それにしてもあの引ったくり、【肉】の後に便器って書いてやりゃ良かった、しくったぜ」


一方 「あンだけすりゃ二度としねェだろうがな」


垣根 「だろうな……ん?」

幼女 「あー! ママ風船がぁー!」


母 「あら、しっかり握っておかないから……」


幼女 「ママー風船」トンデッチャウ


母 「もう無理よ…あきらめなさい」


幼女 「ぅ……ふぇぇぇ」ポロポロ


一方 「……」


垣根 「子供は射程外だが母親は外角高めでストライクだな、オイ一方通行……」


「 」


垣根 「 」イネェ…

一方 「よっとォ」ベクトルジャンプ!!


>パシッ


一方 「オイ、ガキ」


幼女 「グスッ……ふぇ?」


一方 「風船、オマエのだろォ?」


幼女 「ぁ……ぅ…」チョットコワイ…


母 「あらあら、どうもありがとうございます。 ほら、お兄ちゃんにお礼言わないと」


幼女 「ぅ……ありがとう…白いお兄ちゃん」


一方 「気にすンな、もう放すンじゃねェぞ?」


幼女 「うん! またね、白いお兄ちゃん!」タタタッ


一方 「転ぶなよォ」


垣根 「……」ジーーー


一方 「……ンだよ」


垣根 「やっぱお前セロ…」

一方 「それ以上言ったら舌ブッコ抜くぞクソメルヘン」


垣根 「ヤケに優しいじゃん」


一方 「ガキが泣くのは苦手なンだよ」


垣根 「ふーん。ま、そう言う事にしといてやるよ」

中途半端ですがひとまずここまで。

続きは昼間に投下します。

垣根 「ふい~。食った食った、とろ生ドーナツお持ち帰りで買っちまったぜ」ゲップ


一方 「アホ見てェに買い過ぎだ」


垣根 「なにも一人で食わねーって、妹達のみんなにお土産だ、00002号におちび。喜ぶぜきっと」


一方 「お優しィこった」


垣根 「イケメルヘンだからな、ちゃんと上条と御坂の分も買った俺にスキはねえ」 フッフッフ…


一方 「そォかよ……あァ?」



黒子 「………では犯人は………」


黄泉川 「………そうじゃん………」


一方 「……なンかあった見てェだな」


垣根 「行って見るか、暇だし」


黒子 「しかし人質とは…」

一方 「よォ」


黒子 「あ…、一方通行さん?」


垣根 「ちゃんと仕事してるか? ツインゼブラ」


黒子 「ツ…ツインゼブラ?? もはや原形が無いですの……」


垣根 「でも誰の事か一発で解るだろ?」


黒子 「ぐっ…言い返せない自分に腹が立ちます……」 ワナワナ…


一方 「で? なにがあったンだァ? ヘタッチメン子ゼブラ」


黒子 「貴方と言う人は! 一度くらいまともに名前で呼んでくださいな!」ムキーッ!


一方 「だァかァらァ、何があったか聞いてるンですよォ、白丼」


黒子 「惜しい! 限りなく惜しいですがド真ん中に余計な点が!!!」



一方 「銀行強盗だァ?」


黒子 「そうですの、職員が防犯シャッターを降ろした為に犯人は人質をとっていますわ」


垣根 「そんなん突入しちまえばいいじゃん」


黄泉川 「そうもいかないじゃんよ」


一方 「誰だオマエ?」


黄泉川 「私は黄泉川愛穂。アンチスキルじゃん」


垣根 「んで? なんで突入できねえの? おばs」


黄泉川 「あ゙?」ギロッ!


垣根 「理由をお聞かせ下さい綺麗でナイスバディな黄泉川さん!」


黄泉川 「素直でよろしいじゃん。強行突入したら人質がどうなるか、分かるじゃん?」


一方 (まァた面倒くせェ事になりそォだ)


垣根 「ちなみに人質ってどんな人?」


黒子 「まず銀行の職員は人質になっていますの」


垣根 「あ、パス。 銀行の職員なんてどうせオッサンだし」メンドクサーイ


固法 「透視してみたんですけど、職員の他に親子が人質になっている見たいです」


一方 (親子…だと?)


垣根 「オイ一方通行、親子ってまさか……さっきの風船取ってやった親子じゃないよな?」ヒソヒソ…


一方 「チッ、オイ眼鏡」


固法 「え? あ、私??」


一方 「その親子ってなァガキの方は風船持ってるか?」


固法 「えっと……ええ、持ってるわ」


一方 「……クソッタレが」

垣根 「しゃあねー、行くか」


黒子 「ちょっとお二人とも! どうするおつもりですの??」


一方 「強盗捕まえンだよ」


垣根 「そゆこと」


黄泉川 「一般人は下がってるじゃん、ここはプロの仕事じゃんよ」


一方 「レベル5、第一位が協力してやるって言ってンだよ」


垣根 「ちなみに俺は第二位ね、すーぐ終わらせて来ますんで」


黒子 「いくら第一位に第二位と言っても貴方達はあくまで一般人なのですから……」


黄泉川 「……条件があるじゃん」


一方 「なンだ?」


黄泉川 「人質の安全を最優先する事、そして犯人も必要以上に傷つけないってのが条件じゃん」


垣根 「了解っす、さって行きますか」


一方 「死ンでなきゃいいンだな」ニタリ


垣根 「不吉な笑いすんなっての」


垣根 「しっかし…刺激が欲しいとは言ったが…」


垣根 「引ったくりに銀行強盗……」


垣根 「まさか立て続けに起きるとは予想外だったわ」マジデ


一方 「上条の不幸体質が移ったンじゃねェか?」


垣根 「マジで!? ちょっと後でお祓い行ってこよ」

一方 「バカ言ってねェで行くぞ」


垣根 「へいへい……ちなみに何分で片付ける?」


一方 「……3分だァ」


垣根 「上等!」


垣根 「あ、オーイ白井」カモンカモン


黒子 「? なんですの?」


垣根 「これもっとけ、とろ生ドーナツ。もし落としたりしたら……」


黒子 「ど…どうなるんですの?」 ゴクリ…


垣根・一方 「ファイナル・アトミック・バスター食らわす」


黒子 「この黒子! 全身全霊をもってとろ生ドーナツを死守致します!!」ビシッ!!


数分後--



>チュドーンッ!!



一方 「はァい終了ォ」ズルズル


犯人 「 」ズルラレ


垣根 「もう終わりかよ、俺のミラクル超カッコイイ戦闘シーンは??」


一方 「こンな三下以下の雑魚に戦闘シーンなンざ勿体ねェンだよ、割愛だ割愛」


垣根 「マジかよ、俺の新必殺技メルヘン電気アンマで金○シェイクしてやったってのに……」


黒子 「ま…まさか5分も掛からずに……」


垣根 「とろ生ドーナツは無事だろーな白井?」


黒子 「もちろんですの!」

一方 「ほれよ、人質は無事だし犯人も死ンじゃいねェ」


黄泉川 「ふぅ、協力…感謝するじゃんよ」


一方 「ちゃンと給料分の仕事しやがれってンだ!」プンスカッ!


黄泉川 「言われなくても分かってるじゃん」


幼女 「ふぇぇぇん、ふぇぇぇ」ポロポロ


母 「ほらほら。泣かないの、もう大丈夫だから」


一方 「おいクソガキ」


幼女 「ぅ……?」


一方 「もう泣くな」


幼女 「……ぅん…グスッ」


母 「本当に、本当にありがとうございました」ペコリ

垣根 「気にしなくていいぜ奥さん、悪い夢だと思ってさっさと忘れた方が良い」


母 「……はい」


垣根 「あと、今日はこの子の好きな物作ってやんな。そうすりゃ大丈夫だ」

母 「どうもありがとうございました」ペコリ


一方 「あとは任せたぞ、ヘタッチメン子ゼブラ白丼」


黒子 「白井! 白井黒子ですのっ!」


垣根 「んじゃな白井! 白井黒子ですのっ!」


一方 「じゃあな」


垣根 「さらだば~~」


黒子 「うぐっ! まったくもう……」フゥ…


黒子 (ご協力、感謝致しますの……)ペコリ



短いですがここまで。

ちょっと書き溜めます。

どうもこんばんは、土日は用事があり更新出来ませんでした。

感想をくれた方々、どうもありがとうございます。
20時くらいには投下出来ると思います。

投下します。銀行強盗捕まえた続きからです。



垣根 「お、財布発見」ヒョイットナ


一方 「風紀委員にでも届けりゃいいだろ」


垣根 「にっしっし、儲けたぜ」


一方 「ボケが、常識考えろ」


垣根 「俺に常識は通用しねえ」キリリッ!


一方 「オマエは常識をググって調べろマジで」


垣根 「まあ、届ける前に持ち主特定出来る物があるか見てみようぜ」


一方 「もう好きにしろ」


垣根 「……だめだ。持ち主特定出来る物は入ってねーな」チッ


一方 「ならさっさと…」


垣根 「だか持ち主が女だって事は分かった」


一方 「あァ?」


垣根 「ゴ○が入ってねーもん」


一方 「その理屈だと俺も女になっちまうンだが」


垣根 「いやお前○ムは持っとけよ、いつ00001号とそうなるかわかんねえんだぞ?」


一方 「うるせェ」


垣根 「ま…まさかお前、初めてをゴ○しないでする気か???」


一方 「黙れェェエェエ!!!!」



一方 「そろそろ病院に行くかァ」


垣根 「そうだな、なんだかんだで時間くっちまったし」


一方 「刺激的な1日で満足かァ?」


垣根 「刺激あり過ぎだっつの」


一方 「さて、アイツの調整は上手く行ってンのか……」


垣根 「愛だねー♪ 愛なんだね~♪」


一方 「……」テクテク


垣根 「いや、シカトってお前。結構精神的にキツイんだぞ?」


一方 「……」テクテクテクテクテクテク


垣根 「ちょっと一方通行くん??」


一方 「……」テクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテク


垣根 「ごめんなさい! 謝るから無視せんといてお願いっ!!」


垣根 「待ってよぉ~!!」


垣根 「ひどい…グスッ…ひどいよぉ……ヒック」トボトボ


一方 「泣くンじゃねェボケ」


垣根 「なら無視するなよぉ……ズズッ…悪いティッシュ無い?」



一方 「チッ、面倒くせェ野郎だ……ン?」


垣根 「あれ? あそこに居るの00003号……か?」


一方 「見てェだな、何してンだ?」


垣根 「調整早く終わったのか? てかなんか猫に話し掛けてるぞ? あ、逃げられた」


一方 「電撃使いの宿命だな」


垣根 「あー、無意識に電磁波出てんだっけ?」


一方 「人体にゃ影響ねェし機械使わなきゃ分からねェ程度だが」


一方 「動物はそれを敏感に感じとっちまうからなァ」


垣根 「けど何とか撫でようとしてるな。あ、また逃げられた」


一方 「懲りねェ奴だ」


垣根 「げっ!? オイ00003号の奴道路のど真ん中に!!」


一方 「バカ野郎がァ!! 猫追いかけてなンてところに行ってやがる!!」


垣根 「しかも後ろからトラック来てるの気づいてねーぞ!?」


一方 「クソッタレがァァァ!! 行くぞ垣根ェ!!」


垣根 「言わずもがな!!」


一方 (クソがァ!! 間に合えェェエェエ!!!)


垣根 (未元物質でトラックを…駄目だ00003号に当たる!)


>グワシャッッ!!!


一方・垣根 「……ッ!?」



少し時間を戻しとある病院--



冥土帰し 「じゃあ今日の調整はこれで終わりだね」


00003号 「はい、しかし他のミサカと上位個体は?」


冥土帰し 「00001号さんと00002号さん、それに打ち止めはもう少し時間がかかるみたいだね」


00003号 「そうですか、つまりリア充と幼女は時間がかかると……フッ」



冥土帰し 「調整が終わるまで待ってるかね? それなら病室を用意するけどね」


00003 「ふむ、今日はミサカはお先に失礼します、散歩がてらゆっくり帰るので」


冥土帰し 「そうかい? じゃあお大事にね」


00003 「失礼します。とミサカは一礼したのち退室します」



00003 「さて、今日はどこを散策するとしましょう……おやあれは?」


猫 「ニャウ?」


00003 「これは…学習装置の情報と照らし合わせた結果99.98%の確率で………猫ですね」



00003 「おいでおいで、とミサカは猫ににじり寄ります」


猫 「ニャ-」トテトテ


00003 「……逃げられました、とミサカは肩を落とします」ガックリ


00003 「何故逃げるのですか? ミサカの何がいけないのですか?? とミサカは猫に文句を言います」


猫 「ニャ-ニャ-」プルプル…


00003 「これは……どうやらミサカの発する電磁波に怯えているようです」


猫 「ニャ-」プルプル…


00003 「はぅ…今だけはお姉様のクローンである事が悲しいです……」


00003 「しかし猫、この辺りは車が多く通るので危険ですよ? とミサカは猫に注意します」


猫 「ニャ?」


00003 「ですからミサカと公園に行きましょう、とミサカはネバーギブアップの精神で猫に近づきます」


猫 「ニャ-」トテトテ


00003 「あ、そっちはダメですよ……」


00003 「猫め、捕まえました」


猫 「ニャ-ニャ」フルフル…


00003 「先ほども言った様にここは危険なんです、だから入ってはダメなんですよ? とミサカは猫に説教をします」 メッ!



猫 「ニャウ…」



>プーップップーッ!!



00003 「おやなに……が……!?」


00003 (トラック?? せ…せめて猫だけでも……)


00003 (でも……無理……だれ……か)


キキーーーッ!!!




00003 「たす……け……」




?? 「根性ぉぉーーーー---------っ!!!!!」



グワシャッッ!!!


一方・垣根 「……っ!?」


00003 「………? ミサカは……生きているのですか?」


?? 「ふぅ。危ないところだった、全く女の子をはねようなんて根性の無いトラックだ!」


?? 「ところで、大丈夫か?」


00003 「その台詞はトラックを生身で止めた貴方にこそ必要です、とミサカは……」


?? 「これくらい根性出せばへっちゃらだ」ハッハッハ!


00003 (根性? とミサカは頭の中に?を乱立します)


一方・垣根 「………………」


垣根 「なあ、一方通行」


一方 「なンだ?」


垣根 「俺の目が腐って無きゃアイツ生身でトラック止めたよな?」


一方 「オマエの目が腐って落ちようが知ったこっちゃねェが確かに止めたな」


垣根 「どこのZ戦士だアイツ?」


一方 「さァな、とにかく行くぞ」


垣根 「アイサー」


垣根 「オーイ00003号」


00003 「あ、垣根さんに一方通行」


一方 「ケガはねェ見てェだな」


00003 「はい、この方が助けてくれました」


垣根 「サンキューな兄ちゃん」


?? 「気にするな、当然の事をしたまでだからな!」ハッハッハ!


一方 (こいつどっかで……)


一方 「オイ、ハチマキ」


?? 「ん? 俺の事か?」


一方 「オマエ、もしかして第七位か?」


削板 「よく知ってるな、俺は削板軍覇。よろしくな!」


垣根 「第七位……って俺達と同じレベル5かよ!?」


00003 「削板さんですか。助けていただいてありがとうございました、とミサカは改めて削板さんにお礼をいいます」ペコリ


削板 「気にしなくていいぞ、何度も言うが当然の事をしただからな」


一方 「俺からも礼言っとく、世話かけたなハチマキ」


垣根 「まさかお前が噂のナンバーセブンだったとはな、俺は垣根帝督。第二位だ」


垣根 「ちなみにこの無愛想でヒョロくて見た目殺し屋みたいな奴は第一位の一方通行だ、挨拶代わりに腐ったトマトを投げてやってくれ」


一方 「喧嘩売ってるンですかァ?? 今なら問答無用で買ってやンぞコラァァアァァ!!!」


垣根 「にしてもマジで怪我してねーのかよナンバーセブン」


削板 「削板でいいぞ、あれくらいで怪我する様なヤワな鍛え方はしてないからな」


垣根 「お前マジでどこのZ戦士?」


削板 「だがこの子の方が凄いぞ?」


削板 「危険をかえりみず猫を助けようとしたんだ、俺なんかよりよっぽど根性がある」


00003 (あの猫はミサカの電磁波を嫌って逃げただけなのですが……)


00003 「あの…削板さん、何かお礼をさせてください」


削板 「お礼なんていらないぞ? お礼目的で助けたなんて根性の無い奴に見られたく無いからな」


00003 「そ…そうですか……」ションボリ


垣根 「……」


垣根 「削板、この根性無しめ!」


削板 「なに!? 今のは聞き捨てならないぞ! 俺のどこが根性無しなんだ!?」


垣根 「何度だって言ってやるぜ根性無しめ、女の子がお礼したいって言ってんだぞ?」


削板 「だから俺はお礼目的なんて根性の無い事は…」


垣根 「そもそもそれが間違いだってんだ、人の好意を無下にする様な奴が根性だと? ハッ! ケツでお茶が沸かせるほど笑えるぜ!」


一方 「それを言うならへそだクソバカタレが」


削板 「ハッ!……そうか。そうだな、俺が間違っていた!」


削板 「よし! じゃあ喜んでお礼されようじゃないか!」


垣根 (よし、こいつの扱い方が分かった)


一方 (今のやり取りで分かった、こいつはバカだ)


垣根 「てな訳で良かったな00003号、お礼できるぞ」


00003 「しかし言ってみたは良いものの、どうお礼をしてよいのか……」


垣根 「普通に飯奢るとかでいいんじゃね?」


00003 「あいにくミサカは現在お金を持っていません」


削板 「どんなお礼でも根性で受けとるぞ! ドンと来い!」


一方 「根性の出しどころ間違ってンぞハチマキ」


垣根 「んじゃ俺が金だすから第三学区にある個室サロンに連れ込んでその後に……」


00003 「フムフム、ではキスのタイミングはどうしましょう?」


垣根 「雰囲気よくなったらだな、ただしこっちからは手をだすなよ」


垣根 「あっちに手出さして既成事実作っちまえばこっちのもんだ、これはテストに出るからな」


00003 「なるほど、とミサカはメモを取ります」メモメモ…


一方 「バカな事教えてンじゃねェェエェエ!!!」


削板 「?」

垣根 「ただのメルヘンジョークだっての」


一方 「全く持って冗談に聞こえねェンだよ!!」


垣根 「あ、そうだ。なあ削板、俺達のマンション来るか?」


削板 「マンション?」


垣根 「命の恩人に飯奢ってハイさよならってのも味気ねーし、みんなに紹介するついでに晩飯食ってけ」


削板 「そうか、ならそうしよう」


00003 「決まりですね」


一方 「その前に病院寄ってくぞ、あいつら迎えに行くのが本来の目的だからな」


~とある病院~


00001 「一方通行、何故ここに?」


一方 「散歩ついでに迎えに来ただけだ、調整は済ンだのか?」


00001 「はい、特に問題はありませんでした」


一方 「ならいい。……念のために聞いとくがあのジジイに変な事されてねェだろうな?」


00001 「? いえ、特にされたりはしていません」


一方 「本当か? 嘘じゃねェな?? まさか弱み握られて口止めとかされてねェだろうな???」


00001 「落ち着いてください一方通行、本当の本当に大丈夫ですから」


一方 「………ならいい」


00001 「心配してくれてありがとうございます//」


一方 「別にそンなンじゃ無ェよ」プイッ


垣根 (はいはい、ツンデレツンデレ)


今回はここまで。

またある程度書いたら更新します。

乙!
>>1は絶対生徒会役員共読んでると思うんだ

どうもこんばんは、更新します。

00002 「垣根さんも迎えに来てくれたのですか?」


垣根 「おう、これお土産のとろ生ドーナツ。美味いぞ」


00002 「ありがとうございます///」


打ち止め 「ミサカにもちょうだいってミサカはミサカはとろ生ドーナツに興味津々!」


00002 「だが断る! これは垣根さんがミサカに買ってくれた物です」


打ち止め 「ぶーっ!ぶーっ!ってミサカはミサカはブーたれてみたり!」


垣根 「心配すんなって。ほれ、おちびの分」


打ち止め 「ありがとう!ってミサカはミサカは垣根にお礼を言ってみたり」

00002 (チッ)


打ち止め 「あれ? あなたは誰?ってミサカはミサカはとろ生ドーナツを食べながら聞いてみる」モグモグ


削板 「俺は削板軍覇、よろしくな」


00001 「あの、削板さんは何故ここに?」


00003 「それはミサカが説明します」


00003 「実はかくかくしかじか…」


00002 「セロリはロリコンですか…なるほど」


一方 「オイ、今オマエなにげに俺に喧嘩売ったか? 売ったよなァ?? 売ったンだろォ!!」


00002 「自意識過剰も程々にしてください、これだからセロリは…」


一方 「名人チョップ!!」


00002 「なんの! とミサカは垣根さんの後ろに隠れます」


垣根 「え!? ちょっと待て! 一秒間に16連打は流石にってギャァァーー!!」


00003 「つまり削板さんはミサカの命の恩人と言う訳です」


00001 「そうだったのですか、削板さん」


削板 「?」


00001 「00003号を助けていただいて本当にありがとうございました」ペコリ


削板 「いやいや、この子の根性に比べれば俺なんてまだまだ根性が足りない」


削板 「しかし、四人とも良く似ているな、姉妹なのか?」


垣根 「それについちゃマンション行ってから説明してやるよ」


削板 「そうか、よろしく頼む」


一方 「そろそろ行くぞ」


その頃上条の寮では……



美琴 「………」スピスピ…


上条 「……コト」


美琴 「………」スヤスヤ…


上条 「…ミコト」


美琴 (……あれ? 誰か……呼んでる?)


上条 「美琴さーん、そろそろ起きてくださいな」


美琴 (あ……私寝ちゃってたんだ……)


上条 「おーい美琴さーん?」


美琴 (……もう少しこのままでも…いいよね……)



上条 「まいったな、膝の上で寝てるから俺身動き取れないし……」


上条 「美琴ー、いい加減起きろー」


美琴 (もう少し……もう少しだけ)


上条 「起きないと……キスしちゃいますよ?」


美琴 (!?)キタコレ!!


美琴 「……ぐ…ぐーぐー」


上条 「……起きてるだろ?」


美琴 「……寝てるもん……むにゃむにゃ」


上条 「いや完璧に会話成立してますよね!? えーい起きなさいっ!!」


美琴 「お、起きてないもん…寝言だもん……」


上条 「あくまで寝言だと!?」


上条 (やれやれ、こうなったら奥の手だな)



上条 「あ、予定変更して今すぐ起きてくれたら、おはようのキスを……」



シュバッ!!



美琴 「お、おはよう///」



上条 (……不覚にも動きが見えなかったぜ……)



上条 「やっと起きたか」


美琴 「……ス」


上条 「はい?」


美琴 「キスは?」


上条 「え……いや、じ…冗d」


美琴 「あ、また眠くなっちゃった……ぐー」


上条 (えぇ……)


上条 「み、美琴さーん? そろそろ向こうに戻って夕飯の支度したいんですけど……」


美琴 「嘘つきの言う事は聞きません……ぐー」


上条 「……」


上条 「じゃあどうやっても起きないと?」


美琴 「起きないもーん」ツーン


上条 「ふっ、なら仕方ない……」


美琴 「?」


上条 「くすぐってやる!」コチョコチョ…


美琴 「ひにゃっ!?」


上条 「ふっふっふっ、美琴は脇腹が弱いって事はわかってるんだ」コチョコチョ


美琴 「ちょっ……ヤメ……てってば……ひんっ!」


上条 「さあ観念して起きる気になったかな?」ニヤニヤ


美琴 「くっ! ま、まだ…まだ……」


上条 「強情っ張りめ、じゃあ最終手段だ!」


上条 「美琴が脇腹より弱い部分、それは……耳!」


美琴 「えっ!? ちょっ、ちょっと待って! み、耳はダメ!」


上条 「問答無用! うりうりっ!」


美琴 「ひゃうっ!? ホ、ホントに……みみ……ダメ……だか…ら……ン//」


上条 「さあどうだ!」


美琴 「もう……起きる、起きる…からぁ……みみ……ヤメ……てぇ……」


上条 「はいやめた」


美琴 「えぅ……終わり?」


上条 「いや、だってやめてって……」


美琴 「おわるの?」


上条 「……ゴクリ」


美琴 「わ、私はその……当麻がしたいなら…いい……ょ?」


上条 (ち、ちょっと待って! なんで? なんでこんな雰囲気になったんだ??)


美琴 「まだ門限まで時間……あるし」


上条 (ど…どうする? どうする?? 教えてくれアイフルー!!)


美琴 「……だめ?」ウルッ


上条 (上目遣いは反則だろ……)


上条 「美琴……」


美琴 「なに?」


上条 「お前、可愛いすぎ」


美琴 「当麻……」



二人の唇が触れるか触れないかと言うタイミングで上条の携帯が鳴った。



Prrrrrr!!


上条 「どわっ!?」


美琴 「ぴっ!?」


上条 「び、びっくりした……誰から……って垣根かよ」


美琴 (垣根のバカーッ!! これからだったのにーっ!!)


垣根 『おぃっす上条。俺だ、オ~レ~オレオレオレ~』


上条 「あいにくオレオレ詐欺に知り合いは居ないぞ」


垣根 『誰がオレオレ詐欺だぶっ飛ばすぞ! 俺だよ、皆のアイドルていとくんだ』


上条 「で? なんの用だよ」


垣根 『なんだよ機嫌わりーな、どうかしたのか?』


上条 「一つ言っとくぞ垣根、空気読め」


垣根 『え? なに? もしかして邪魔したか?』


上条 「まるで狙ってたかってくらい最悪のタイミングだったよ!」


垣根 『上条、俺からも一言あるぞ』


上条 「なんだよ」


垣根 『ざまあみろ』


上条 「この夏休み最大の不幸だよちくしょう……」


相変わらず空気の読めないていとくんでした。


上条 「て言うか用件はなんだよ」


垣根 『あーそうそう。今日な、客が一人来てんだよ』


上条 「客って……知り合いか?」


垣根 『知り合いっつーか今日知り合った』


上条 「それで?」


垣根 『詳しい事はこっちで話すとして、晩飯一緒に食う事になったからな、それで電話した』


上条 「了解、じゃあ今からそっちに向かうから」


垣根 『おう、それとちょっと御坂に代われ』


上条 「? いいけど……美琴、垣根が代わってくれって」


美琴 「嫌、代わりたくない」プイッ


上条 (不機嫌……)


上条 「美琴、機嫌悪いのは分かるケド頼むよ……な?」


美琴 「……わかった」


美琴 「もしもし?」


垣根 『よ! 御坂、ご機嫌いかが?』


美琴 「おかげさまで最悪よ」


垣根 『わりーな邪魔したみたいでよ』


美琴 「はぁ。もういいわよ、で? なんなの?」


垣根 『御坂もこっち来るんだろ? その前に一言言っときたくてな』


美琴 「?」


垣根 『サカってんじゃねーぞ14歳』


美琴 「うるさいわね! 放っといてよっ!! 大体アンタは……って切れてる!?」


上条 「み……美琴さん?」


美琴 「垣根ぇ~!! 絶対許さないんだからーーーっ!!!」バチバチバチバッチン!!!


上条 「ちょっ! 美琴抑えて! 気持ちは分かるケド上条さんの携帯がーっ!!」


>ボンッ!


上条 「壊れた……」ガクリ


美琴 「ご…ごめんね……」シュン…

今回はここまで。


>>333 生徒会役員共はコミックスのみ見てます。
主人公が上条さんに負けず劣らずの鈍感&モテ男なのが面白いので。

こんばんは、投下します。

美琴 「ごめんね当麻、私弁償するから……」


上条 「そんなに重く考えるなって、また買い換えればいいんだし」


美琴 「でも当麻……お金、大丈夫?」


上条 「………ギリで」


美琴 「じ、じゃあ明日一緒に買いに行きましょ!」

上条 「そうだな、そうするか」


美琴 「えへへ///当麻と買い物楽しみだな~♪」


上条 「あ、さっき垣根と話したけど、美琴も今日みんなと一緒に夕飯たべるか?」


美琴 「うん。時間は大丈夫だし、垣根に超電磁砲撃ち込みたいから行くわ」

上条 (後者は冗談……だよな??)


上条 「じゃあ行くか」


美琴 「そうね、待たせたらみんなに悪いし」


上条 「そう言えば、なんかお客さん来てるんだってさ」


美琴 「お客さん?」


上条 「なんか今日知り合ったらしいんだケド…」


美琴 「どんな人?」


上条 「さあ、もしかしたら垣根がナンパした人だったりしてな」


美琴 「……もし美人だったらどうする?」


上条 「別にどうもしないぞ? 俺には美琴がいるし」


美琴 「///」


上条 「? 美琴、顔赤いけど大丈夫か?」


美琴 「べ! 別になんでも無いから! うん、大丈夫///」


上条 「?」


上条 「さて、ちょっと急ぎますか」


美琴 「うん♪」



……………。



土御門 「……行ったか」


土御門 「……」テルテル…


土御門 「青ピ、俺だ土御門だ」


青髪 『つっちー? 急にどないしたん?』


土御門 「クラスの男子全員に伝えろ、今度の登校日にカミやんを袋だたきにする!」


青髪 『つ、つっちー? いつもと雰囲気がちゃうで?』


土御門 「カミやんの野郎、昼間っから超電磁砲とイチャイチャラブラブアハンウフンしてやがったんですたい」


青髪 『……っ!? 今すぐ全員にその事伝えるわ』


土御門 「頼んだぞ青ピ、これは聖戦だ!!」


青髪 『了解や!!』


土御門 (カミやん、今度会った時がカミやんの命日だぜい…)


上条 「色々あったけど2スレ目になって一ヶ月以上すぎました」


美琴 「誰に言ってるの?」

上条 「このスレを見てくださっている方々にだよ美琴さん」


美琴 「いる……わよね?」

上条 「そこは居ると信じようぜ!! 現にちゃんと乙やコメント貰えてるんだ」


美琴 「そうよね、何気ないコメントでも励みになるもん」


上条 「てな訳で改めて……」


上条・美琴 「「見てくれてどうもありがとうございます」」


上条 「さて、着いたっと」


美琴 「お邪魔しま~す」


上条 「これこれ美琴さん、間違ってますよ?」


美琴 「?」


上条 「ただいま。で良いんだ、ここはみんなの家見たいなもんなんだからさ」


美琴 「………うん」


上条 「そんじゃ、入ろうぜ」





上条・美琴 『ただいま!』





削板 「どうした垣根! もっと根性と力を入れろ!!」


垣根 「くぉぉんのぉー!!」ウォォッ!!!



00002 「垣根さんファイトです!」


00003 「頑張ってください削板さん!!」


打ち止め 「どっちもガンバレ!ってミサカはミサカは腕相撲に興ずる二人を応援してみたり!!」


一方 「00001号、コーヒーくれ」


00001 「どうぞ」


一方 「美味ェ」ズズー


00001 「ミ…ミサカもご一緒してもいいでしょうか?」


一方 「……好きにしろ」


00001 「はい///」



上条・美琴 「………え? なにコレ???」



垣根 「暗部対抗! ドキッ!? ポロリもあるよ! 腕相撲大会優勝者の俺が負けてたまるかーっ!!」


00003 「削板さんトドメです!」


削板 「うむ! 根性ぉぉーーっ!!」フンヌラバーッ!!!



>ボギッ!!


垣根 「いぎゃぁぁーー!? 腕がぁぁーーーーー!!!」ゴロゴロゴロゴロ!!!!


00002 「垣根さーーん!?」


打ち止め 「垣根の腕が変な方向に曲がった!?ってミサカはミサカは緊急報告!」ヒーッ!!



一方 「絆創膏でも貼ってりゃ治る」


00001 「いえ、絆創膏では流石に……」


アレイ 「おや? 二人共いつの間に?」


上条・美琴 「た、ただいま…」


アレイ 「ああ、お帰り」



上条 「え……っと、なにやってんだ?」


一方 「見りゃ分かンだろ、腕相撲。アームレスリングだ」


美琴 「いやだから、何で腕相撲してんのよ?」


00001 「お二人を待つ間暇でしたので」


垣根 「痛いよ~、肩が外れちゃったよ~~」シクシク…

00002 「ミサカにお任せください、すぐにはめ込みます」


垣根 「優しくね? ホント優しくしてね!? ていとくん初めてだから……」


00002 「大丈夫ですミサカにはこれくらい朝飯前です……アタァ!!!」



>ゴキッ!!



垣根 「ぎゃぁぁーー!? 優しくしてって言ったのにぃぃーーーー~~~~~~~!!!」



削板 「これくらいで肩が外れるとは、根性が足りないぞ?」


垣根 「アホかっ!! 何でもかんでも根性根性言いやがって! この根性バカが!!」


削板 「最高の褒め言葉だ!」ハッハッハ!!


垣根 「 」


上条 「あの、お客さんって貴方ですよね?」


美琴 (あれ? どっかで見たような顔……)


削板 「ん? ああ、俺は削板軍覇。よろしくな!」


上条 「俺は上条当麻って言います、よろしく削板さん」


削板 「削板で良いぞ? 友達にさん付けは必要無いさ!」ハッハッハ!!


美琴 「御坂美琴です、よろしく第七位の削板さん」


削板 「御坂? 第三位超電磁砲か、よろしくな!」


垣根 「おいちょっと待て御坂! 俺の事は呼び捨てで何で削板はさん付け??」


美琴 「削板さんは先輩って感じだからよ、アンタは……まあ良いわ」


垣根 「なに!? 最後まで言おうよ! めっちゃ気になるんだけど???」


美琴 「ねえ一方通行、削板さんとはどうやって知り合ったの?」


上条 「あ、それ俺も気になる」


垣根 「完結するなコラーーー!!」


一方 「俺より00003号に聞け、今コーヒー飲ンでンだ」


00003 「ミサカと削板さんが出会ったのは、そう。あれは今から4000年前……」


上条 「時を超えた巡り逢い???」


美琴 「4000年って中華料理でしょそれ!?」


一方 「適当吐かすな」


00003 「…………と言う訳です」



上条 「そうだったのか、ありがとな削板」


美琴 「ありがとう削板さん、妹を助けてくれて」


削板 「お礼はやめてくれ、照れるじゃないか!」ハッハッハ



打ち止め 「ねーねー遊ぼう!ってミサカはミサカは軍覇にお願いしてみる」


削板 「いいぞ! 行くぞ打ち止め! 高い高ーーいっ!!」


打ち止め 「キャーッ!!」


上条 「……なあ、一方通行」

一方 「あン?」


上条 「削板って妹達の事……」


一方 「全部話した、その上でアイツはここに居る」


上条 「そっか」


一方 「『大切なのはどう生まれたかじゃ無く、どう生きて行くか』 だとよ」



上条 「?」


一方 「削板が妹達に言った言葉だ、あの野郎なら心配いらねェだろ」


上条 「……そうだな」



削板 「一方通行、俺と腕相撲しないか?」


一方 「第七位が第一位に挑もうってかァ? いい度胸じゃねェか」


削板 「負けないぞ!」


一方 「格の違いを見せてやンよォ!」


00001 「両者見合って見合って、レディ………ファイッ!!」


削板 「ぬおぉぉーーーっ!!!」


一方 「おいおいそれで全力かァ?」ケロッ


削板 「くっ! びくともしない!?」


一方 「オマエの根性ってなァそンなもンかァ?」


垣根 (絶対に能力使ってんな)


上条 (間違いないな)


美琴 (確実ね)


削板 「うぉぉー! 流石は第一位! 燃えてきたぜ!!」


一方 「ケッ、そろそろトドメ刺してやるよォ」


垣根 「上条、やれ」


上条 「イエッサー」


一方 「腕もらったァー!」


削板 「こぉんじょおぉぉーーーーーっ!!!!」



上条 「幻想殺し」



>ピトッ



一方 「バッ!?」



>メキィッッ!!!



一方 「グギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロッッッ!!!!!!!



00001 「一方通行ーーー!!!」


削板 「勝ったぞ!」


00003 「流石は削板さん!」


削板 「根性があれば何でも出来る! いくぞー!!」


00002 「いちっ!」


00003 「にっ!!」


打ち止め 「さんっ!!!」


上垣削琴23止め☆ 「ダーーッ!!」


00001 「一方通行! しっかりしてください!!」



一方 「か、肩外れたァ……」ピクピクッ…



00001 「だれか! だれか医者をー!!」


短いですが今日はここまで、お休みなさい。

こんばんは、投下いたします。

垣根 「安心しろ00001号。ホレ、これ着て一方通行の所行って来い」


00001 「これ……は?」


垣根 「これ着たお前見たら一方通行の奴、一発で元気になるぜ」


00001 「!? それは本当ですか??」


垣根 「モチのロン! 絶対大丈夫だ!」


00001 「で、では早速着替えて来ます……」


一方 「クソッ、肩痛ェ……」


削板 「悪かったな一方通行、大丈夫か?」


一方 「あァ、なンとかな」

00001 「ア、一方通行……」モジモジ…


一方 「?」


00001 「ど、どうでしょうか?///」キャルンッ


一方 「………」


垣根 「どうよ? 純白超ミニスカナース、男なら生唾物だろ?」


上条 「何であんなの持ってんだよ!」


垣根 「ちなみにオプションでニーソも有るぞ」


上条 「流すな!」


美琴 「スカートの丈短すぎでしょアレ!!」


垣根 「だから良い!! カエル爺さんオススメの一品だ!」


00001 「一方通行、げ…元気でましたか?」


一方 「……」


00001 「あ、あの…ダメでしたか?? 似合ってません……か?」


一方 「……似合ってる」


00001 「///」


一方 「だが着替えて来い、これから飯だからな」


00001 「は、はいっ!」テテテッ



一方 「そして飯の前に………垣根ェェェエェェ!!!」



垣根 「なに?」


一方 「てェめェをブッ殺ォォォォす!!!!」


垣根 「なんだよ元気になっただろ? 主に下半身が」


一方 「死ねェェェエェェ!!!!!」


垣根 「上条出番だ!」


上条 「さて。人数多いし、今日は焼き肉にでもしようかなっと」


美琴 「あ、手伝う!」


00002 「ミサカも手伝います」


打ち止め 「ミサカも!」


垣根 「………あら?」


一方 「てェェェエェェいとくゥゥゥウゥゥン!!!」



垣根 「ギャァァーーーーーーー!!!」



垣根 「ひどい目にあったぜチクショウ…」ボロボロ


一方 「今度アイツにあんなフザけたバカ見てェな格好させて見ろ、骨も残さず消し飛ばしてやるからなァ!!」



削板 「あ、あんな服はダメだ! 刺激がつよ…強すぎブハッッ!!」バタッ


00003 「削板さん!?」


垣根 「いまどき鼻血出して気絶ってどんだけピュアなんだよオイ」


一方 「汚れまくったオマエよりマシだ糞虫が」


00001 「一方通行……」プルプル……


一方 「あァ?」


00001 「元気が出たって……言いましたよね?」


一方 「あ? 言うには言ったがアレは…」


00001 「バカ見たいでしたか?」


一方 「いや! 違っ!!」


00001 「フザけた、バカ見たいな格好……だったんですね?」うるっ


一方 「聞けよ! そうじゃねェンだって!!」



00001 「う……うわぁーーん!!」タタタタッ!!



一方 「待てェーー!!」シュタタタッ!!



垣根 「ブプーッ!! ざまあみろー!!」


削板 「垣根」


垣根 「あん?」



削板 「今の言動は許せん! すごいパァーーンチ!!!」


>グワシャッッ!!!


垣根 「あぎゃぁぁーーーーーーーー!!!」


垣根 「顔が…俺の顔がぁ~~!」


削板 「反省するんだな」


00003 「削板さん、今のは?」


削板 「すごいパンチだ!」

00003 「……」


垣根 「仕返しじゃあ! 00003号の乳揉みまくってやる!」ワキワキッ!



00003 「!?」


垣根 「イカせてやんぜー!!」パタパタパタッ!!


00003 「ミサカは自己の生存本能に従い撤退します!」



垣根 「逃がすかー!」


上条・一方・削板 「コラ垣根」


垣根 「 」


上条 「男女平等!」


一方 「ベクトル!」


削板 「すごい!」


上一削 「「「パァーーンチ!!!」」」



垣根 「ほぎぇーーーっ!!」



上条 「まったく、夕飯の支度が出来たから来てみれば」


削板 「女性の…む…胸をさわるなんて言語道断だぞ!」


垣根 「オマエ等なぁ、ギャグじゃなかったら俺死んでるぞ?」


一方 「マジで死ね」


00001 「……グスッ」


一方 「泣くなァ! ちゃンと謝っただろォ??」


00001 「だって…ヒック…」


一方 「だから泣くなって! オマエはあンな格好しなくても十分可愛いンだからよォ!」


00001 「……っ!?///」



垣根 (惚気てんじゃねーよアルビノめ、もげて爆発しろっ!)

垣根 「んで? 今日の晩飯なんだっけか?」


上条 「焼き肉」


一方 「肉が食べられると聞いて!」ギュピーンッ!!


00003 「削板さんは焼き肉好きですか?」


削板 「大好きだ! 運動した後は肉がいい!」


上条 「もう準備出来てるから行こうぜ」



一方 「よっしゃあァ!! これから第二回! 焼き肉パーリィ初めンぞオラァー!!」


一同 「イエーイ!!」


一方 「ルールは第一回と同じく弱肉強食! レベルも性別も関係ねェ!!」


一同 「オーッ!!」


垣根 「本当ならこの俺様が音頭を取る所だが今日のヒーローは第七位の削板だ、音頭とれ」


削板 「よし! みんな手をあわせてくれ!」


一同 「了解!」


削板 「それでは! この世の食材全てに感謝を込めて……いただきます!!」


一同 「いただきます!!」


垣根 「あっ!! てめっ! 一方通行! それ俺が育て上げた肉だぞコラ!!」


一方 「知るか! 弱肉強食だァ!!」バクバクッ!!


上条 「ほい美琴、肉と野菜」


美琴 「ありがと//」


打ち止め 「お肉おいしいね♪」


00001 「00002号! その肉は一方通行の為にミサカが育てたんですよ!」


00002 「知った事ではありません!」モグモグ


00003 「削板さん、飲み物は何がいいですか?」


削板 「お茶があればお茶で」


00003 「どうぞ」


削板 「すまないな、00003号も食べないと無くなるぞ?」


00003 「い、いえミサカは」


削板 「よし、俺が取ろう、たくさん食べないとな!」


00003 「は、はいっ!」


一方 「食ったァ…」ケップ


垣根 「上条、ゲームしようぜ」


上条 「洗い物済ませたらな」


美琴 「私も手伝う」


垣根 「んじゃ洗い物は上条夫妻に任せて、先にゲームしてようぜ」


一方 「なにすンだ? あ、00001号コーヒーくれ」


00001 「了解です」


垣根 「今日はボンバーマンだ、対戦しようぜ!」


一方 「古すぎンだろォ…」


垣根 「俺の半身かわしテクはもはや神レベルだ、開始5分で全滅させてくれるわ!」


一方 「言ってろ」


削板 「どうやるんだ?」



垣根 「ほれ説明書、10分後にスタートな」



削板 「根性で覚えるぞ!」


一方 「根性いらねェだろ」

10分後



垣根 「よし。四人対戦な訳だが、俺と一方通行と削板と後一人だれが参加する?」


00002 「ジャンケンの結果上位個体に決定しました」

垣根 「よっしゃ、じゃあスタートだ!」


垣根 「爆死しろや一方通行!」


一方 「こっちの台詞だボケがァ!」


削板 「む? 爆弾に挟まれた……あ、死んだ」


打ち止め 「まずは軍覇を撃破!ってミサカはミサカは次のターゲットに向かってみたり!」


00003 (おのれ上位個体め……)


一方 「オラァ!! 挟んだぜェ! 爆死しろやクソメルヘン!」


垣根 「甘いっ! 蹴り飛ばす!」


打ち止め 「ああっ!! ミサカの赤ボンが挟まれっ……やられたってミサカはミサカはしょんぼり…」


一方 「一騎打ちってヤツだなァ」


垣根 「残り時間も少ねぇ、一気にケリつけるぜ!」


00001 「一方通行! そこに爆弾を設置です!」


一方 「こうかァ?」


00002 「垣根さん! 今こそセロリボンを粉々に!」


垣根 「任せろ!」


削板 「あんなに早く負けるなんて…根性が足りなかったか……」


00003 「は、初めてにしては上手でしたよ?」


削板 「そうなんだろうか?」


00003 「ミサカが保証します!」


削板 「そうか、よし! 次は勝ってみせる!!」


00003 「その意気です!」


アレイ 「残念だったな最終信号」


打ち止め 「うぅ…、でも次は負けないよ!ってミサカはミサカは奮起してみる!」


アレイ 「うむ、その意気だ。……む? 決着がついた様だな」



一方 「ケッ、所詮は第二位ってこったな」



垣根 「くそ、あそこでくしゃみさえしなければ……」


00001 「一方通行、コーヒーです」


一方 「おう、勝利の後のコーヒーは最高だぜェ」


00002 「垣根さん、負けたのでお仕置きです」


垣根 「嘘だろっ!?」


上条 「ふぅ。美琴、こっちはもういいから向こうでみんなと遊んでていいぞ」


美琴 「え…でも」


上条 「これ棚にしまったら俺も行くからさ」


美琴 「うん、わかった」



00001 「お姉様、洗い物は済んだのですか?」


美琴 「うん、後は当麻がやるって」


垣根 「んじゃ御坂も入れて二回戦な」


打ち止め 「じゃあミサカと交代ってミサカはミサカはお姉様にコントローラーを渡してみたり」


美琴 「ありがと、って…何でボンバーマンなの??」


上条 「よし、これで終了っと」


上条 「みんな何して遊んでんだろ?」


美琴 「ちょっと垣根! そのアイテム私が出したのよ!」


垣根 「知るか! 早い者勝ちじゃ!!」


一方 「食らえやハチマキィ!」


削板 「おっと!」


上条 「……」


上条 (レベル5四人がボンバーマンて……凄い光景だな……)


垣根 「お? なんだ上条、洗い物終わったのか?」


上条 「ああ、終わったけど?」


垣根 「んじゃ違うゲームするか」


>ブチッ


美琴 「ああーっ!? せっかくリモコン爆弾取ったのにいーーっ!!」


一方 「俺の爆弾所持&火力MAXの白ボンがァァー!!!」


削板 「俺の青ボーーーン!!!」



上条 「いや垣根、途中で電源切るのはタブーだろ……」


垣根 「俺に常識は通用しねえ」キリッ!


上条 「いや常識以前の問題だってば……」



美琴 「ちょっとなんて事すんのよ! 返してよ地道に育てた私の赤ボン!!」


一方 「俺の最強白ボン返しやがれェ!!」


削板 「今度は勝てると思ったのに……」


垣根 「ピーピーうるせーっ!! ボンバーマンの時代は終わった! 今からはマリオカートやるんだよ!!」



上条 「マリオカートってまた懐かしいな」


垣根 「しかも64版だぜ」


上条 「なんであえて64版チョイス??」


垣根 「ゲオで見つけたから」


美琴 「あ、じゃあ当麻は私と交代ね」


上条 「でも美琴も始めたばっかりだろ? 俺は別に後でも…」


美琴 「いいから交代するの!」


上条 「はいはい、え~っとじゃあ無難にマリオかな」


美琴 「ピーチでもいいんじゃない?」


上条 「……美琴さん?」


美琴 「なに?」


上条 「胡座の上に座られるとちょっと画面が見づらい…」


美琴 「頑張って」


上条 「いや、まあ…いいんだけど」


垣根 (見せつけやがって、爆発しろ!)


一方 「俺は…このキノコ頭にするかァ」


00001 「……」ジー


一方 「……なンだ?」


00001 「し、失礼しますっ!!」


一方 「……オイ」


00001 「な、なんでしょうか??」


一方 「無理してオリジナルの真似しなくていいンだぞ?」


00001 「嫌……ですか?」


一方 「……面倒くせェからこのままでいい」


00001 「///」


垣根 (爆発しろやっ!!)



垣根 「まったくリア充どもめ、俺のヨッシーで粉砕してくれるっ!!」


00002 「……」ジー


垣根 「……00002号。俺は本気で勝ちに行く、だから…」


00002 「我慢…ですよね」ションボリ



垣根 「……背中なら画面見えるから良いぞ」


00002 「……充分です//」


垣根 (俺も人の事言えねーな……)


削板 「俺はドンキーコングで行くぞ!」


打ち止め 「ガンバレ!ってミサカはミサカは軍覇の膝の上に乗って応援してみたり!」


削板 「ちょっとやりにくいが根性でカバーする!」

00003 (お~の~れ~!!)ギリギリギリッ!!


削板 「00003号、どのボタンで走るんだ??」


00003 「え……あ、このボタンですね」


削板 「よし、出来れば隣で教えてくれ!」


00003 「任せてください!」


アレイ (微笑ましい)


垣根 「食らえ赤甲羅!!」


一方 「スターッ!! 今の俺には効かねェ!!」


削板 「根性ドリフト!!」


上条 「よしアイテムゲット…ってまたバナナの皮かよ!? 不幸だ……」


美琴 「当麻! そこでショートカット!!」


上条 「いや美琴さん、画面! 画面が見えない!」


00001 「そこで甲羅を発射です一方通行!」フンスッ!!


一方 「あンま動くなァ! (あ…脚に妙な感触がァ!?)」


00002 「垣根さん! もやしに負けてはダメです!!」グイグイッ!!


垣根 「分かった! 分かったから首絞めないで!!」ウググッ!!



一方 「勝ちィ!!」


削板 「何故か二位だった」


垣根 「上条てめぇ!! バナナの皮撒き散らし過ぎなんたよ!!」ウガァ!!


上条 「仕方ないだろ! バナナの皮しか出ないんだから!!」



美琴 「取るアイテム全部バナナの皮って凄い確率よね」


上条 「まったくですよ……てか美琴、時間大丈夫か?」


美琴 「え? あ! もうこんな時間!?」


上条 「送って行くよ」


美琴 「う、うん! じゃあみんな、またね!!」


垣根 「削板はどうすんだ? 泊まってくか?」


削板 「いや、俺も帰るとするかな」


00003 「ぁ…ぅ…」


垣根 「んじゃ携帯の番号交換しようぜ」


削板 「携帯? 持って無いぞ?」


一方 「オイ冗談だろォ??」


垣根 「いまどき携帯持って無いとかありえねーだろ!?」


削板 「必要性を感じなかったからな!」ワッハッハ!


垣根 「感じろよ!!」


上条 「ただいま」


垣根 「オイ上条聞いてくれよ、削板のヤツ携帯持って無いんだってよ」


上条 「現在上条さんも持ってないから人の事言えないんだなコレが」


垣根 「オマエも原始人か!?」


上条 「誰が原始人やねん!! ちょっと事情があって壊れただけだっての!」


上条 「だから明日美琴と買いに行くんだ」


垣根 「お、調度いいじゃん。明日みんなで携帯買いに行こうぜ」


一方 「俺は今のでいいンだが」


垣根 「妹達の携帯買いに行くって言ってんだよこのド素人が!!」


一方 「 」



00001 「ミサカも携帯電話を持てるのですか?」


一方 「欲しかったのかァ?」



00001 「一方通行とメールしたいです!」


打ち止め 「ミサカも携帯欲しい!ってミサカはミサカは!」


一方 「よし、買いに行く」


垣根 「てな訳だ削板もそれで良いだろ?」


削板 「別に構わないぞ?」


00003 (イエスッ!!)ガッツ!!!



00002 「00003号?」


00003 「え? ああ…なんでもありません」



今日はここまで。

またその内更新します。

>00001「お医者様!どなたかこの中にお医者様はいらっしゃいませんかー」
20000「どうしましたか?」
00001「ですから、どなたかこの中にお医者様はいらっしゃいませんかー、と言っているのです」
20000「なのでさっきから.ど・う・し・ま・し・た・か?、と聞いているのです」
一方通行「ぁァ?おめェ医者じゃねーだろォが!変態はスッコンデてくれますかァァァア?!!」

こんな感じ?

こんばんは、投下します。

垣根 「んで? 明日何時に御坂と待ち合わせしてんだ?」



上条 「一応11時にセブンスミスト前で、そこから地下街の携帯ショップに行くつもりだけど?」


垣根 「んじゃ削板は10時くらいにここ来ればいいな、早く来ても構わねえけど」


削板 「分かった、じゃあそろそろ俺も帰るとするか」


00003 「削板さん、今日は本当にありがとうございました」ペコリ


削板 「気にしなくていいぞ00003号、俺の方こそお礼が言いたいくらいだからな」


00003 「?」


削板 「こんなに楽しかったのは久しぶりなんだ、だから今日は俺にとって本当に良い一日だった」


00003 「削板さん……」


削板 「じゃあ、また明日な00003号」


00003 「はい、また明日お会いしましょう」



垣根 「クソッ、一瞬削板がイケメンに見えちまった……不覚だぜ」


一方 「オマエよりよっぽどイケメンだ」


垣根 「馬鹿なっ!? イケメンは俺のアイデンティティなのに!!」



上条 「お風呂沸かしたけど誰から入る?」


一方 「俺はあとでいい、コーヒー飲む」


垣根 「俺もあとだ、今からヒーロー戦記やるから」ピコピコ


上条 「また懐かしい物を…、じゃあ女性陣から入っていいぞ」


00001 「はい、上位個体も一緒に入りますか?」


打ち止め 「ミサカはアナタと入りたいなってミサカはミサカは上目遣いで見つめてみたり」ジー


一方 「バカ言ってねェでさっさと入って来いマセガキ」


打ち止め 「ぶ~っ!」



垣根 「ギリアムはイケメンだ、間違いねえ」


一方 「南光太郎のキャラ違い過ぎねェか?」


垣根 「ギャグキャラっぽくなってるからな、だがやる時はやる男だ光太郎は」


上条 「ウルトラセブンにガンダムにライダーブラックは分かるけど、このギリアムとゲシュペンストってなんだ?」



垣根 「今すぐ第4次スパロボやって来い、そうすりゃ分かる」


常盤台学生寮


美琴 「♪~♪♪」


黒子 「お姉様、いつに無く上機嫌ですが何か良い事でも?」


美琴 「そう? まあ最近充実してるしね♪ それに…」


黒子 「?」


美琴 「明日は当麻と二人で買い物に行くんだし、もう言う事無しね♪」


黒子 (キエエエエーーー!!! またあの猿がぁぁーーーーー!!!)



美琴 「そろそろ寝よっと、お休み黒子」


黒子 「お休みなさいましお姉様」


黒子 「……」


黒子 (恐山のワラ人形、注文決定ですの……)


~次の日~



垣根 「よし、全員のメイク完了っと」


上条 「やっぱりメイクはするんだな」


垣根 「とりあえず学園都市の中じゃしとかないとな」


一方 「そろそろ削板の奴来るンじゃねェか?」


垣根 「メイクした妹達見た時のアイツのリアクションに期待だな」


00003 (削板さん、気づいてくれるでしょうか…)


>ピンポーン


上条 「お? 噂をすればだな」



削板 「おはよう! 今日もいい天気だな!」



一方 「朝からテンション高ェなオイ」


削板 「そうか? 俺はいつもと変わらないぞ?」ハッハッハ!


00003 「おはようございます削板さん」


削板 「ん?」


垣根 (さあ! 俺の施した完璧なメイクを見破れるもんなら見破ってみやがれ!)


削板 「おはよう00003号、今日はよろしく頼む!」


垣根 (なっっ!?)


00003 「ミ…ミサカだと分かるのですか??」


削板 「? 当たり前じゃないか」


上条 「凄いな削板、このメイクで00003号だって分かるなんて」


削板 「メイク? ああ、そう言えばそうだな、けど雰囲気は00003号そのものだからすぐに分かったぞ?」


00003 「//」


垣根 「馬鹿な……俺の完璧なはずの特殊メイクを一発で見破るなんて……」


一方 「ざまァねェな」


垣根 「ちょっと五老峰に行って修行して来る」


上条 「ドラゴンの聖闘士にでもなる気か?」


一方 「老師によろしく言っとけ」


垣根 「9:30か、そろそろ行こうぜ」


上条 「ちょっと早くないか? 待ち合わせ11時なんだぞ?」


垣根 「御坂の事だ、絶対にもう待ち合わせ場所に居るぞ」


上条 「いくら美琴でも何の意味もなく1時間以上前に待ってるなんて事…」


一方 「無いって言い切れンのかァ?」


上条 「…あるかもしれない……」


削板 「善は急げと言うしな! 俺達も早めに行こう!」


セブンスミスト前



美琴 「10時か、ちょっと早く来過ぎたかな?」


美琴 「でも当麻と二人で買い物……って事はこれってデートよね! 早く来ないかな~」ソワソワ


上条 「おーい美琴~!」


美琴 「あ! 当麻おはよ……う?」



垣根 「うい~っす御坂、や~っぱもう来てたな」


一方 「マジで1時間前に来てやがったか」


削板 「おはよう! 御坂も早起きだな!」ハッハッハ!


00001 「おはようございますお姉様」


00002 「おはようございます」


00003 「いわゆるグッドモーニングです」


打ち止め 「おはよー!ってミサカはミサカは元気に挨拶してみたり!」


美琴 「な、な…な……」ワナワナ…


上条 「? どうしたんだ美琴?」



美琴 「なんで皆来てるのよぉぉーーーーーーーーーーーーっ??!!!!!!」



美琴 「せっかく…せっかく二人っきりで買い物出来ると思ったのに……」シクシク…



垣根 「ケッ、俺達差し置いて二人だけでイチャつこうなんぞ一万二千年早いわ!」ナーハハハハッ!!



上条 「アクエリオンかっつの」


美琴 「今の私にはアンタが堕天使に見えるわよ…」


垣根 「どうも、太陽の翼でーす。しくよろ~」パタパタ



一方 「バカやってねェでさっさと行くぞ」


削板 「携帯ショップにいざ行かん!」


美琴 「……」ムスー


上条 「あのー、そろそろ機嫌なおしてくれると嬉しいんだけど…」


美琴 「…二人っきりで買い物」ムスー


上条 「いや…今回はさ、妹達の携帯も買いに行こうって事になったからその……」


美琴 「楽しみにしてた…」


上条 「こ、今度は二人で買い物しような!」


美琴 「……指切り」


上条 「?」


美琴 「約束、だから指切り!」


上条 「あ…うん、約束だ」

一方 「大変だなオマエ」


上条 「ハハッ、まあ約束だったからな」


垣根 「将来は絶対尻に敷かれるな」ププーッ


上条 「放っといてくれ」


削板 「仲睦まじいじゃないか!」ハハハッ!



00001 「お姉様、携帯ショップとはここですか?」


美琴 「え? あ、うん…そうよ」


00003 「色々な種類がありますね」


打ち止め 「こちら打ち止め、そちらの状況を報告せよ!ってミサカはミサカは通信ごっこ!」


00002 「我戦線にて孤立! 救援を請う! とミサカはノリノリで応答します」


一方 「騒ぐな、迷惑になるだろうが」



上条 「どれが使いやすいかな?」


美琴 「あ。ねえ当麻、どうせならこれに加入しない?」


上条 「これって、ペア契約?」


美琴 「今ペア契約するとこのショップ限定のゲコ太ストラップが貰えるのよ!」


上条 「へー、じゃあそれにするか」


00001 「一方通行、ミサカともペア契約を…」


一方 「別に構わねェぞ」


00002 「ではミサカは垣根さんと」


垣根 「ん、そうするか」


打ち止め 「うぅ、ミサカにはペアが居ないってミサカはミサカは落ち込んでみたり…」シュン…


垣根 「おちびはこのキッズ契約ってので良いんじゃね? 今ならゲコ太のマグカップと水筒が貰えるぞ?」


打ち止め 「!? ならそれにするっ!!ってミサカはミサカはゲコ太マグカップ欲しさに契約決定!」


00003 「削板さん、よろしければミサカとペア契約を…」


削板 「いいぞ?」


00003 (イエスッ!!)ガッツ!!



00003 「削板さんはどの様な携帯にしますか?」


削板 「そうだな、操作が簡単なヤツがいいな!」


削板 「む? これは……」


【お年寄りでも簡単操作! 超らくらくフォン】



削板 「うーむ…」ジー


垣根 「いやオマエ、そこにたどり着いたらダメだろ」


垣根 「てな訳で契約完了だ」


00003 「ゲコ太ストラップゲットです!」


00001 「一方通行、ストラップひとつ差し上げます」


一方 「あァ? なンで俺がこンなカエルを…」


00001 「……グスン…」


一方 「だァーっ! 泣くなっ!! 付けりゃ良いンだろ付けりゃ!!」


00001 「グスッ……あっ!」パァァッ!


00001 「お揃いですね//」


一方 「チッ」


垣根 「ヒューヒューッ!!」



一方 「ぶっ殺す!!」


垣根 「かかって来いやーっ!!」



上条 「じゃあしばらく自由行動って事で」



垣根 「だな、昼になったらそこのファミレスに集合しようぜ」


美琴 「当麻、私パジャマ見に行きたいんだケド」


上条 「じゃあ行ってみるか」


一方 「俺はコーヒー飲ンで来る」


00001 「ミサカも行きます」


00002 「垣根さん、あちらにぬいぐるみのお店があります!」


垣根 「ナイスだ00002号! メルヘンなぬいぐるみゲットしたるっ!!」


打ち止め 「ミサカもぬいぐるみ欲しい!ってミサカはミサカは垣根におねだりしてみたり」


垣根 「よし、んじゃ三人で行くか!」


打ち止め 「おーっ!」


00002 (おのれ幼女!)


00003 「みなさん行ってしまいましたね」


削板 「じゃあ俺は早速携帯を見てみるとしよう!」


00003 「あ、ではあちらのベンチに行きましょう」



削板 「さて、いでよ携帯!」


>パカッ


削板 「こ…これはっ!?」


00003 「? どうかしたのですか?」


削板 「な、なんてぶ厚い説明書なんだ…携帯をマスターするには相当根性がいるな……」ブルブル…


00003 「いえ、それは暗記する必要はありません」


削板 「なに!? しかし説明書と言うからには……」


00003 「そう言う物なんです」


削板 「???」ハテ??


00003 「ではまず手始めにメールアドレスを設定して見ましょう」



削板 「どうやるんだ??」


00003 「アドレスは元々設定されていますが自由に変更可能なんです」


00003 「ただし既に使われているアドレスは使えませんが…」


削板 「よし、じゃあ試しにmisakamisaka.でやってみよう!」


00003 「//」


削板 「……む? ダメだ、既に使われている。ひと足遅かったか……」


00003 (いったい誰が……??)


削板 「………」カチカチ…


00003 (とても真剣な顔…)


削板 「こうして……こうか?」カチカチ…


00003 「……」ウトウト…


削板 「……よし! これでいいはずだ!」


削板 「00003号、ちょっと確認して……?」


>ポス……



00003 「……クー……」スヤスヤ…



削板 「……寝てしまったか…」


削板 「……」


00003 「…削板…さん…」スヤスヤ…


削板 「……実はな、00003号」


削板 「俺も昨日は中々眠れなかったんだ…」


削板 「……今日が待ち遠しくて」



削板 「……しばらく、寝かせておこう……」



00003 「……むにゃ…」


削板 「00003号そろそろ起きてくれ、00003号?」


00003 「…むにゃ……ふえっ!?」ビクッ!!


削板 「おはよう」


00003 「そそそ削板さん!? すみません! 寝てしまいました!」


削板 「ハッハッハ。気にする事はないさ、それよりお昼だ、みんなと合流しよう」


00003 「え? あ、はい!」


削板 「さて、何を食べようかな?」


00003 「あの…削板さん」


削板 「?」


00003 「携帯の番号を交換しませんか?」


削板 「いいぞ。で、どうやるんだ??」


00003 「ちょっと待って下さい、赤外線は……こうですね」


削板 「よし、じゃあ交換だ!」


セキガイセンビーム


削板 「お、出来たぞ!」ガッツ!


00003 (イエスッ!!)ガッツ!!



~ファミレス~



削板 「ここで良かったよな?」


00003 「はい、もうみなさん来ているかもしれません」



垣根 「お! やっと来たな」


一方 「遅ェぞ」


削板 「すまないな、00003号に携帯の操作を習ってたんだ」


垣根 「ウソこけ、どうせムラムラして00003号とご休憩でヤッry」



バッシャァァァ!!



垣根 「ギャァァーー!! 顔面にアッツアツのコーヒーがぁぁーー??!!!」ゴロゴロゴロ!!!



一方 「顔面火傷で死ね」



一方 「俺達はもう食い終わったからな、注文して早く食っちまえ」


削板 「う~む、何にするか……」


00003 「ミサカはこのタラコスパゲティーにします」


削板 「よし、俺はロコモコ丼の大盛りにしよう」


垣根 「熱いヨ~~顔面が熱いYo~~」



00002 「垣根さん、おしぼりです」


垣根 「サンキュー」フキフキ


上条 「それにしても垣根、そのぬいぐるみの山はなんだ?」


垣根 「俺が厳選したメルヘンなぬいぐるみ達だ、かわいいだろ?」


美琴 「確かにかわいいケド、なんで全部共通して羽根が付いてるのよ」


垣根 「答えは簡単、メルヘンだからだ」


一方 「意味分かんねェよ」


打ち止め 「垣根にゲコ太のぬいぐるみ買ってもらったんだよってミサカはミサカはお姉様にみせてみたり」


00002 「ミサカも同じく買ってもらいました」


美琴 「ちょっとそのお店教えて! あとで買いに行くから!!」



一方 「そのカエルのどこが良いのかいまだに分かンねェ…」



00001 「ミサカもゲコ太のぬいぐるみ欲しいです…」


一方 「あとで買いに連れてってやる」


00001 「はい♪」


垣根 「つーか~、ぬいぐるみは置いとくとして、この後どうすんだ?」


上条 「まだ時間は有るし、どうしようか?」


垣根 「カラオケ行こうぜ、答えは聞いて無え!!」


一方 「カラオケねェ、俺は構わねェが」


打ち止め 「ミサカもカラオケ行きたい!」ハイッ!


美琴 「私も良いわよ?」


00001 「ミサカもカラオケがいいです」


00002 「今日こそ垣根さんとデュエットです!」


00003 「満場一致ですね」


上条 「削板はカラオケでいいのか?」


削板 「みんな行くなら構わないぞ?」


垣根 「んじゃ決定だな、おしりかじり虫熱唱してやんぜ!!」


一方 「バカは放っといて行くぞ」


垣根 「なんだよチクショウ、バカって言ったヤツが本当はバカなんだからな!!」ムッキー!!



~シ〇ックス~


垣根 「っしゃあ! 早速歌うぜ!」


上条 「一応ツッコむぞ垣根、お前なんだその格好」


垣根 「知らねーのか?? なら教えてやるっ!」


垣根 「瀬戸内海の荒波が生んだスーパースター、その名も……」


垣根 「ダイナマイト四国だ!!」ババーン!!



一方 「いや知らねェよ、なンだその変なマスク」



削板 「たしか遠ドゥーの変装だったな」


00003 「ご存じなのですか? 削板さん」


削板 「もちろんしってるぞ、ガキの使いは面白いからな!」ハッハッハ!


垣根 「四ッ国! 四ッ国! 四ッ国! 四ッ国!!」クイックイッ!!



00002 「四ッ国! 四ッ国!」クイックイッ!


打ち止め 「四ッ国! 四ッ国!ってミサカはミサカは同じく真似してみたり!」クイックイッ!!


美琴 「やめなさい」


今回はここまで、

無謀にも2度目のカラオケネタ、誰に何を歌わせるべきか…

こんばんは。更新します。

垣根 「まずは俺からだ、曲は…これにしよっと」



Period



垣根 『終わりなき旅の途中 立ち止まりそうな時深いため息こぼす 僕らはー、』


一方 (CHEMISTRYか…)


上条 (カッコイイんだけど…)


美琴 (あの格好で台なしね……)


00002 (垣根さん…カッコイイ///)



垣根 『僕を震わす この歓声を 裏切ることはしないさ 共に生きてく未来の為に この場所でPeriodにー!』


垣根 「さあどうだ!」



88点


00002 「流石垣根さんです!」パチパチッ!!


垣根 「毎晩発声練習した成果が実ったぜ!」


一方 (コイツ発声練習とかしてたのかァ?)


垣根 「次は…よし、上条歌え」


上条 「えっと、じゃあこれかな」



嘘-シド-



上条 『あの日見た空 茜色の空を ねぇ君は憶えていますか
約束 契り 初夏の風が包む 2人寄り添った』



美琴 (やっぱり…やっぱり当麻はカッコイイ//)


垣根 (マスクが蒸れて暑いでござる…)



上条 『テーブルの上の震えない 知らせ 待ち続けて
空白の夜も 来るはずのない朝も 全部わかってたんだ!』


上条 『あの日見た空 茜色の空を ねぇいつか思い出すでしょう
果たせなかった約束を抱いて2人歩き出すー!』



00003 「中々でした」


00002 「垣根さんに敵わないまでも上手です」


上条 「ハハハッ、ありがと。さて何点かな?」


90点


一方 「メルヘンの負けだなァ」ケラケラッ


00002 「黙れモヤシめっ!」


00001 「歌っている時の上条さんはお世辞抜きでカッコイイです」


一方 「……」


一方 「次は俺だァ! 絶対負けねェ!!」


垣根 「男の嫉妬はみっともないぜ?」


一方 「うるせェ黙れっ!」


00001 「?」


一方 「この曲で勝負だァ!」


99.9% Noisy


垣根・上条・美琴 (やっちゃった!!)


一方 『ったく、なンだってんだァ 後悔なんてガラかよ くだらねェ ったく、うっとうしいぜェ』



一方 『GAGAGAGA Noisy 静かにしてくれ
守って朽ちるなら それも上等ォ!』



00001・打ち止め (カッコイイ…//)


一方 『今さら正義かァ? 似合わないねェ 一万回 コロしても 今日は救いたい くそったれのハッピーエンド!』


一方 「どうだコラァ!」


30点


一方 「な…ン……だと?」

垣根 「お疲れ、とだけ言っとく」


00002 「!!!」←悶絶中


一方 「クソがァ…」


00001 「き、今日はたまたま調子が悪かっただけですよ一方通行」オロオロ


削板 「良い曲だったのに中々どうして」


打ち止め 「次は頑張ってねってミサカはミサカはあなたを慰めてみたり」


一方 「慰めはいらねェ、今はその優しさがたまらなく痛ェンだ」


垣根 「このまま男勢全員歌っちまうか、削板、行け」


削板 「よし! じゃあこの曲だ!」



ランナー


上条 (削板にピッタリだ)


00003 (レコーダー! レコーダーはどこに!!)



削板 『雨を避けたロッカールームで 君はすこしうつむいて! もう戻れはしないだろうといったねー!』


垣根 (クソ、熱い曲が似合いやがる)


00003 (ガッデムシット!! レコーダーを持って来なかったとはミサカ00003号一生の不覚!)



削板 『走るー! 走るー! 俺ーたーち!! 流れる汗もそのままに いつかたどり着いたら 君にうちあけられるだーろー!』


00003 「お見事です!」パチパチッ!!



削板 「ありがとう! さあ何点だ!?」



80点



削板 「むう、まだまだ根性が足りなかったか…」



一方 「80点なら充分だろォ? 俺なンか…俺なンか……」ウジウジ


00001 「一方通行! 気をたしかに!!」


美琴 「じゃあ次は私達の番ね」


垣根 「ちょっと待て御坂」


美琴 「なによ垣根、まだなにか歌うの?」


垣根 「男勢のしめにこれ歌ってからだ」



ハレ晴レユカイ


上条・一方・削板 「え(ェ)ぇ……」



垣根 『オマエ等振り付け付きで歌うからな、気合い入れろ!!』


上条 「いや、まだやるって言ってな…ってもう始まってるし……」



垣根 『ナゾナゾみたいに地球儀を解き明かしたら
みんなでドコまでも行けるね☆』バチコーンッ!



上条 (まさか青髪と土御門に無理矢理覚えさせられたコレが役に立つ時がくるなんて)ダンスダンス


一方 (上条の動きを解析、さらに誤差0.5秒で動きをトレース)ダンスダンス


削板 (これは…中々良い運動になるな)ダンスダンス




美琴 (なんで全員振り付け完璧なのよ……当麻まで)


00001 (一方通行……かわいいです)


00002 (何故か笑いが込み上げてきますwww)


00003 (流石削板さん、動きにキレがあります)


打ち止め (ファンに怒られ無いといいけど…ってミサカはミサカは危惧してみる)



垣根・上条・一方・削板 『アル晴レタ日ノ事 魔法以上のユカイが 限りなく降り注ぐ 不可能じゃないわ!』



美琴 (無駄に息ピッタリ?!!)


上条 『アル晴レタ日ノ事』


一方 『魔法以上のユカイが』


垣根 『限りなく降りそそぐ 不可能じゃないわ!』


削板 『明日また会うとき 笑いながらハミング』


垣根・上条・一方・削板 『嬉しさを集めよう カンタンなんだよ こ・ん・な・の 追いかけてね つかまえてみて
おおきな夢&夢 スキでしょう?』



削板 「ふぅ、良い汗かいた」


上条 「恥ずかしかった…」


一方 「大体これ何の曲だ?」



垣根 「てめぇ一方通行! 今の台詞は全国のハルヒファンを敵に回したぞクルァーッ!!」


一方 「マジで切れるンじゃねェ! 意味分かンねェよ!!」



美琴 「今度こそ私達の番ね」


00001 「ではお姉様から順番に歌いましょう」


美琴 「いいわよ、じゃあコレね」



瞬間センチメンタル



美琴 『交わしたはずのない約束が 今日も
僕らの未来を奪おうとする』



上条 (上手いな、それに…やっぱり美琴カッコイイ)



垣根 (ラピュタ歌いてー)



美琴 『きっと愛情なんて
幻想だってごまかしたくないよ! 傷ついたとしても』



上条 (ああ、俺の美琴への想いは幻想なんかじゃない…)



>>461の前にこれでした。



美琴 「当麻どこで覚えたの?」


上条 「良く言えば友人、悪く言えば悪友に無理矢理」


00001 「かわいかったですよ、一方通行」


打ち止め 「普段のあなたと思えないくらいはっちゃけてたねってミサカはミサカは傷口を突いてみる」



一方 「ヤメロ、俺の黒歴史ランキングでも上位だコレは…」



削板 「やっぱり運動は良いな!」ハッハッハ!


00003 「削板さん、タオル使いますか?」


削板 「ん? 悪いな00003号、今度洗って返すからな」


00003 (洗ってもらうべきか……このまま持って帰るべきか……)


垣根 「喉渇いちまった」


00002 「あ、飲み物ありますよ垣根さん」


垣根 「サンキュー」ゴクゴク


垣根 「……変わった味だなコレ」


00002 「ウコンの力、眠眠打破割りだそうです」


垣根 「割り切れてなくね!? 常識通用しねえな、美味いけど」グビグビ



美琴 『泣けるくらい青空交差点で 手を伸ばした 10年後もこんなふうに いられるかな? 一緒に』



上条 (ずっと、一緒だ)


美琴 『限界だって困難だって諦めたくないよ
このまま離さないで
硬く握り締めた君の右手の温もり ここにあるから』



89点


美琴 「よし、良い点取れたわね」


上条 「美琴」


美琴 「?」


上条 「ずっと一緒に居ような」


美琴 「ふええ!? そそそそれってもしかしてプププロポー……ふ……ふにゃ///」パタッ…



上条 「倒れた!? なんで???」



垣根 「ねー、あのバカップルに反物質かましていい? いいとも~!!」


一方 「黙ってろクソメルヘン、今から00001号が歌うンだよ」



00001 「ミサカはこの曲にします」


つないだ手


一方 「しっかりな」


00001 「はい//」


垣根 (ケッ、イチャつきやがって)



00001 『巡り巡ってもまたここで逢いたい はぐれないようにこの手をつなぐんだ』



削板 (やさしい曲だ…)ジー


00003 (削板さんが00001号を見つめて…ま、まさかっ?!!)


00001 『もしも二人が出逢ってなかったなら たくさんの幸せを見逃してた』


一方 (あァ、その通りだ)



00001 『愛がこんなに強さになること知ったんだ
キミに出逢えてはじめて』


上条 (あ、その気持ちわかる)ジー


垣根 (いい曲じゃん)ジー


美琴・00002 (00001号の株急上昇!?)


00001 『巡り巡ってもまたここで逢いたい
キミと半分 一つの幸せ……』



94点



00001 「ど、どうだったでしょうか?」


一方 「良い歌だった」


00001 「ありがとうございます//」


一方 「00001号」


00001 「はい?」


一方 「……オマエに逢えて良かった」


00001 「……っ!? フニャ~///」パタッ…


一方 「なンで倒れた!? オイしっかりしろォ!!」


垣根 「見ろおちび、あれがバカップルだ」


打ち止め 「ちょっと羨ましいかも…ってミサカはミサカは複雑な心境を吐露してみたり」


垣根 「そう言う時はな、もげろっ! って叫べば良いんだ」


打ち止め 「もげろ!!ってミサカはミサカは叫んでみる!」


00002 「次はミサカですか……ではこれで」



天城越え


一方 (コイツいつの間に演歌なンて覚えたンだァ?)


00002 『隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 染み付いた』


垣根 (ん? 待てよ? 確かこの次の歌詞って……)



00002 『誰かにとられる くらいなら あなたを殺して いいですか?』ギュピーンッ!


上条 「垣根、おまえ…」


美琴 「まさか…」


一方 「浮気なンてしてねェよなァ?」


垣根 「いやしてねーよ!!」


00002 『天城~~越え~』



77点


00002 「まずまず、と言ったところです」


00002 「あ、垣根さん」


垣根 「な…なんだ? 00002号」


00002 「ミサカは垣根さんを信じてますから」ニッコリ


垣根 「おうっ! 信じてくれ! 大船に、いやタイタニックに乗ったつもりで!!」



上条 (垣根よ、タイタニックは沈んだんだぞ…)


00003 「では次はミサカですね、なにを歌うべきか…」ウーム


削板 「00003号なら何を歌っても高得点が取れると思うぞ?」


00003 「そ、そうですか?? ではコレで//」


My Soul, Your Beats!



美琴 (ねえ当麻、削板さんと00003号って付き合ってるの?)ヒソヒソ


上条 (いや、多分まだだと思う)ヒソヒソ



00003 『目覚めては繰り返す 眠い朝は襟のタイをきつく締め』



削板 (やっぱり上手いな…)


垣根 (次は男全員で葉っぱ隊やるか)


00003 『見つけた気がした幾億の夢のように 消え去れる日を 見送った 手を振った ありがとう、と』



90点



00003 「やりました!」


削板 「流石は00003号だ!」


00003 「ありがとうございます!(イエスッ!)」



打ち止め 「やっとミサカの出番!ってミサカはミサカはマイクを手にとってみたり!」



美琴 「何歌うの? ポニョとか?」


打ち止め 「ぶぶー、今日は覚えたての曲歌うのってミサカはミサカは選曲してみる」



上条 (ジブリじゃ無いとすると…プリキュアとかかな?)



SATUGAI~byDMC



上条 「」

美琴 「」

一方 「」

00001 「」

00002 「」

削板 「」

00003 「」


垣根 (やべ、逃げる準備しとこ……)コソコソ…


打ち止め 『俺は地獄のテロリスト! 今日は母ちゃんおk…』



ブチッ


打ち止め 「ああっ!! どうして中断するの!?ってミサカはミサカはあなたに問い詰めてみたり!」


一方 「クソガキ、怒らねェから正直に答えろ、どうやってこの曲覚えた?」


打ち止め 「垣根がCD貸してくれたんだよってミサカはミサカは暴露してみる」



一方 「てェェエェェいとくゥゥウゥゥン!!! って…いねェ!? どこ行きやがったァァァァ!!!!」



上条 「あ、あれ?? いつの間に!?」


美琴 「…なんか書き置きあるわよ」



〔ごめんね☆ ていとくんより〕



一方 「ごめンですむかァァァァ!!!」



一方 「上条手ェ貸せ! 今日と言う今日はあのクソメルヘンの五体バラバラにしてやる!!」


上条 「いや落ち着けって」

一方 「いいから来い!!」

上条 「あっ! ちょっと引っ張るなってば!!」


美琴 「ちょっと待ちなさいよ!」


00001 「一方通行! ミサカも一緒に!」


00002 「ミサカも行きましょう(お仕置きしに)」


打ち止め 「みんなが行くならミサカも行く!ってミサカはミサカは部屋を飛び出してみたり!」


00003 「あ……削板さんは行かないのですか?」


削板 「全員行くと店員に帰ったと思われるかもしれないしな、しばらく待って見よう」



00003 「そ、そうですね」


00003 (ん? この状況は……まさかの二人っきり?!!)


削板 「……」


00003 「……」ドキドキ


00003 (き…気まずい、何か! 何か話題を!)


削板 「しかし、みんな帰って来ないな」


00003 「そうですね」


削板 「……」


00003 「……(会話終了?!! せっかく話しかけてもらったのに! ミサカのバカァー!!)」ウワァァ-ッ!!



削板 「…00003号」


00003 「ひゃひっ!? とミサカは声が裏返った事に後悔しながら返事をします…」ドンヨリ…



削板 「その…すまないな、気の利いた話しが出来なくて」


00003 「いえっ! ミサカは削板さんと一緒に居られればそれだけで!って……ぁ…//」



削板 「ハハッ、ありがとう。俺も00003号と一緒に居ると楽しいぞ? それに何故か安らぐんだ」


00003 「ふにゃ……ぐぐっ…ミ、ミサカはお姉様や00001号とは違います! ふにゃふにゃになんてなりません! ええなりませんとも!!」グヌヌ…!!


削板 「?」


削板 「それにしても何もしないってのも暇だな、何か歌おうかな」


00003 (ならぬぞ~! ミサカはふにゃふにゃになんてならないんだ~!!)ウォォォッ!!



削板 「00003号?」


00003 「はひょっ!?(…って何て声出してんだミサカは~~~っ!!!)」ギャァァァッ!!



削板 「? 歌ってもいいか?」


00003 「へ? あ、ええ! どうぞどうぞ!」


削板 「どんな歌にしようかな…」


00003 (うわぁーん! ミサカの中の何かが壊れていくー!! こんなのミサカじゃないぃぃーー!!)ウワァーンッ!! ブンブンブンッ!!!



00003 (あーっ!! もう誰でもいいから早く帰って来てーっ!! とミサカはーーーーーー!!!)


削板 「よし、これにしよう」



告白
FUNKY MONKEY BABYS



00003 (Oh……ナンテコッタイ)



削板 『君に伝えたいことがある 胸に抱えたこの想いを うまく言葉にできないけど どうか聞いて欲しい』



00003 (な、ならないぞ…ミサカはふにゃふにゃにな…ん……て…)グラグラ



削板 『いつの間にか 夜も眠れないぐらい 君を想ってた 眠ったって 夢の中で探すくらい 想いが募ってた』


00003 (な…ならな……い……)グラグラグラグラ



削板 『もうカッコ悪くてもいいや とにかく 君に聞いて欲しいんだ』


削板 『大好きだ 大好きなんだ
それ以上の言葉を もっと上手に届けたいけど』


00003 (……)



削板 『どうしようもなく 溢れ出す想いを伝えると やっぱ大好きしか出てこない
ただそれだけで でもそれがすべて…』


00003 (あ、もうだめた……)



削板 『君に伝えたいことがある 胸に抱えたこの想いを うまく言葉にできないけど どうか聞いて欲しい』



削板 「ふう、やっぱりいい曲だなコレは」


削板 「00003号、上手く歌えてた……か?」


00003 「ふにゃ~~///」パタリ


削板 「00003号??!!!」



00003 「ふ~にゃ~~///」


削板 「しっかりしろ! 大丈夫か??」


00003 「ふにゃ~ふにゃふにゃにゃ~~////」


削板 「一体どうしたんだ!? 何を言ってるのか全然分からないぞ???」


00003 「ふにゃ~///」


削板 「どうしてこうなった……」


00003 (………)


00003 (あれ? ミサカは一体…)


削板 「気がついたか? 00003号」


00003 (削板さんの声、でもどうして上から聞こえて……?)


削板 「大丈夫か?」


00003 (な……なぜひざ枕ーーっ??!!!)


削板 「急に倒れたからびっくりしたぞ?」


00003 「す、すみません……(ああ…ミサカもついにふにゃふにゃになってしまったのですね……)」


削板 「それに何を言ってるのか全然分からなくて心配した」


00003 (ギャーッ!! めっちゃ聞かれてた!! うぅ…死にたい、死にたいよぅ……)シクシク…


削板 「でも気がついて良かった」


00003 「ご迷惑をかけてしまいましたね…」


削板 「気にしなくていいさ、ただ…」


00003 「?」


削板 「抱き抱えた時に思ったんだが、女の子と言うのは思っていた以上にその……柔らかいんだな」

00003 「///」



00003 「あ、あのもう起きます」


削板 「ん? もういいのか?」


00003 「は、はい大丈夫です!」


削板 「無理しなくてもいいぞ、まだみんな帰って来てないしな」


00003 「で、ではもう少しだけ…//」



削板 「顔が赤いが大丈夫か?」


00003 「大丈夫です!」


削板 「?」


垣根 「身体中が痛いよ~、なにもみんなしてフルボッコする事ないじゃん…」ボロボロ



一方 「自業自得だボケ、クソガキに変な曲教えやがって」


垣根 「いいじゃんDMCくらい」


上条 「いや良くないって」


美琴 「最初見た時冗談かと思ったわよ」


垣根 「ちぇっ、生きにくい世の中になったもんだぜ」


00002 「しかし少々時間がかかりましたね」


打ち止め 「二人とも怒ってるかな?ってミサカはミサカは心配してみたり」

00001 「それは無いと思いますが…」


垣根 「カラオケBOX、薄暗い部屋、若い男女が二人っきりとくれば下手すりゃ 一線越えてるな」


一方 「ねェよ、上条じゃあるまいし」


上条 「なんでそこで俺が例えになるんだよ!!」


垣根 「このメンバーで一線越えてんのオマエと御坂だけじゃん、
どうせそのうちカラオケでにゃんにゃんしようとか思ってんだろ?」


上条 「俺だって場所考えるわ!! 美琴もなんか言ってやってくれ!」


美琴 「ノ、ノーコメントで///」


上条 「美琴さーん!? そこはハッキリキッパリと否定しようよ!!」


垣根 「うわぁ、引くわ~、カラオケでとかマジ引くわ~」


上条 「だからしないっての!」


一方 「バカがバカやってる内に着いたな」


垣根 「さあ! 二人がイチャイチャしてるとこ拝んでやるぜ!!」


上条 「あの二人に限って無いと思うけどな~」


垣根 「特ダネゲーット!!」


ガチャ


00003 「!?」


削板 「お、戻って来たか」


垣根 「」


削板 「? どうしたんだ?」


垣根 「……悪い、邪魔した」



パタン



00003 「待ってください垣根さん! これは違うんです!! 垣根さーーーんっ!!!」



垣根 「…」


美琴 「どうしたの?」


一方 「入らねェのか?」


垣根 「その…なんだ、今からみんなでお茶しね? 2~3時間くらい、俺おごるから」


上条 「なんかあったのか??」



垣根 「実は00003号が削板にフェr」



バターンッ!!



00003 「ただひざ枕をしてもらっていただけですっっ!!!」



00001 「ほほう、ひざ枕ですか」ニヤニヤ


00002 「それはお邪魔でしたね」ニヤニヤ


00003 「あ…」シマッタ…



打ち止め 「やっぱりお茶して来た方がいい?ってミサカはミサカは00003号に気を利かせてみたり」


00003 「上位個体、もう勘弁してください……」



今回はここまで。

寝おちしてましたすみません。

ども、更新再開します。

垣根 「なんだひざ枕かよ、バビって損した」


一方 「オマエは考え方が下品過ぎるンだよ」


垣根 「うっせーよ、未だに00001号とキス止まりのくせに」



一方 「大きなお世話だクソ野郎ォ! つかオマエもだろォが!!」



垣根 「甘いな、俺は00002号とベロチューまでしたもんね!」フハハハッ!


00002 「///」テレテレ


上条 「二人ともいい加減にしろ! 打ち止めがいるんだぞ!!」


垣根 「あーハイハイ、非童貞様は大人ですね~」ケッ!


上条 「関係無いだろ!!」

美琴 「それより時間大丈夫なの?」


00003 「伝票を見るに後10分少々と言ったところです」



垣根 「なんだよ全然歌えなかったじゃん、誰のせいだ?」プンスカプンスカッ!



削板 「垣根じゃないのか?」


垣根 「真顔で言うなよ、哀しくなるだろ…」


上条 「じゃあ今回はこれでお開きって事で」


美琴 「仕方ないわね」


打ち止め 「うぅ~ミサカはまったく歌えてない!ってミサカはミサカはブーたれてみたり!」ブーブー!!



上条 「ごめんな打ち止め、帰ったら上条さん特製のホットケーキ焼いてあげるから勘弁な」


打ち止め 「今すぐ帰ろう!ってミサカはミサカはホットケーキを求めてダーッシュ!!」


垣根 「させるか! ホットケーキは俺の物じゃーっ!!」


上条 「お前も食いたかったんかい!」


美琴 (当麻の焼いたホットケーキ…食べたいな)



上条 「あ、なあ削板」


削板 「なんだ?」


上条 「今度このメンバーでキャンプ行くんだけど、削板も来るか?」


00003 (!?)


削板 「迷惑じゃないか?」


00003 「ぁ…」


一方 「今更一人増えようが問題ねェよ、予定入ってンなら別だがな」


削板 「そうか、なら喜んで参加しよう」


00003 (イエスッ! イエーッス!)プラトーン!!


上条 「じゃあ俺は美琴送ってから戻るから」


一方 「早めに戻れよ、クソガキがホットケーキ待ってンだからな」


上条 「了解」


00001 「ではお姉様に削板さん、またお会いしましょう」



美琴 「うん、またね」


削板 「ああ、またな!」


00003 「そ、削板さん…」


削板 「ん?」


00003 「その、今日は本当に…」


削板 「ああ、俺も今日は楽しかった。 だからまた行こうな00003号」


00003 「……はい//」


一方 「00001号、先に行ってろ、俺はコーヒー買ってから行く」


00001 「わかりました」


00003 「では削板さん、失礼します」


削板 「また今度な」


上条 「俺達も行きますか」


美琴 「うん」


~帰り道~


上条 「今度はキャンプか、テントとか準備しないとな」


美琴 「川があるなら水着も持って行かないといけないわね」


上条 「そうだな」


美琴 「……ねえ当麻」


上条 「ん?」


美琴 「帰ったら打ち止めにホットケーキ焼いてあげるのよね?」


上条 「そうだけど?」


美琴 「……いいなぁ」


上条 「美琴もホットケーキ好きなのか?」


美琴 「そうじゃ無くて、その…当麻が焼いたホットケーキ私も食べたいなって」


上条 「なんだそんな事か」

美琴 「むっ! そんな事とはなによ?!」プクーッ!


上条 「美琴が焼いて欲しいってんなら何時でも何処でもいくらでも作る」


美琴 「ホント? ホントに!?」


上条 「ああ、約束な」


美琴 「うん、楽しみにしてる///」


美琴 「あ、もうここでいいわよ」


上条 「わかった、じゃあまたな美琴」


美琴 「…当麻」


上条 「?」


美琴 「ぁ…えっと…その」モジモジ…



上条 「なんでせうか?」


美琴 「もうっ! 察してくれたっていいじゃないの!」


上条 「んな無茶な…」


美琴 「うぅ~// んっ!」


上条 「え…っと、それはキスしなさいって事でいいんでせうか?」


美琴 「///」コクコク


上条 「それじゃ…」


美琴 「ん……」


上条 「……満足?」


美琴 「満足///」


上条 「じゃあまたな美琴」

美琴 「うん、またね//」


上条 「ただいまっと」


垣根 「おせーぞ上条! さっさとホットケーキ焼きやがれ!!」


打ち止め 「おっきいの作ってね!ってミサカはミサカは注文してみたり!」


上条 「はいはい、えっと卵と牛乳と……」


00002 「しかし00003号も隅におけませんね」ニヤニヤ


00001 「そうですね、まさかのひざ枕とは」ニヤニヤ


00003 「うぐっ…///ふ、ふんっ! うらやましいならそう言えばいいじゃないですか!」


一方 「上条、コーヒー切れてた見てェだから買っといたぞ」


上条 「サンキュな」


上条 「ほい出来上がり」


垣根 「うおっ! でか!?」


打ち止め 「ミサカの顔よりおっきい!ってミサカはミサカはホットケーキをみつめてみたり!」キラキラッ!!



00002 「おいしそうです…」


00001 「ミサカも食べたいです…」


00003 「ホットケーキ…」


上条 「そうだろうと思ってみんなの分も焼いといた上条さんにスキは無い」


00001 「流石は上条さんです!」


00002 「どこぞのモヤシとは大違いですっ!」


一方 「殴り飛ばされたいンですかァ!?」


00003 (モヤシに自覚有りっと…)メモメモ…


垣根 「美味っ! やっぱホットケーキ食いながらのシャンパンは最高だな」


上条 「また酒飲んでるし」

一方 「オイ、間違っても00001号に飲ますンじゃ……」


00001 「……ヒック//」


一方 「 」


垣根 「ひと足遅かったみたいだぞ」


00001 「セ~ロ~リ~た~んっ!」ギュピーンッ!!


一方 「…チクショウがァァァ!!!」ピューッ!!!


00001 「待ってください! 是非ともミサカと口移しを!! セロリた~~~~ん!!」ピューッ!!



00002 「垣根さん、アーンしてください、さもないと…」ゴゴゴゴゴ…


垣根 「アーンッ!!」


00003 (いつか削板さんにアーンを……)


打ち止め 「♪~♪♪」ウマウマ♪


00001 「さあ、追い詰めましたよセロリたん……ハァハァ」


一方 「落ち着けっ! 落ち着きやがれ00001号!!」


00001 「ハァハァ…セロリたんのちっぱいモミモミしたいお…」ジリジリ…


一方 「待てっ! よせっ! 近寄るンじゃねェ!!」


00001 「安心してくださいセロリたん、今回はクンカクンカでもペロペロでもましてやモミモミでもありませんから…ハァハァ」


一方 「な、何する気だァ??」ガクブル…


00001 「ほむほむです」キリッ!


一方 「訳分かンねェ分めっちゃ恐いンですけどォォ!?」


00001 「では……いただきま~す」ジュルリ…



一方 「ヤ、ヤメッ…??!!!」



00001 「ほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほ~むほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむっ!!!」



一方 「ア゙ァァアァァアァァァァァァア゙ア゙ア゙ァァァア゙ッ!!!」



上条 (一方通行、生きて帰ってこいよ……)



上条 「さて、洗い物済ませるかな…ゴホッ…??」


アレイ 「? 風邪かね?」


上条 「いや、ただ噎せただけだから大丈…ゴホッ」

アレイ 「ならいいが…今日は早めに寝るといい、洗い物は私がやろう」


上条 「悪いな、そうするよ…ゴホッ…ゴホッ」


アレイ (……疲れが溜まっているのかもしれないな…)


垣根 「オラオラーッ! ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)じゃーっ!!」カチカチッ!



00002 「そこでギア2ですっ!」


打ち止め 「次はチョッパー使ってねってミサカはミサカは垣根にお願いしてみる!」


00003 「お風呂上がりました」



00001 「また……やってしまいました……orz」


一方 「」チーン


~次の日~



垣根 「おっはぃよ~~」


00002 「おはようございます垣根さん」


垣根 「うぁ~寝不足だわ、海賊無双やり過ぎた…」


一方 「クソッ、昨日の記憶がねェ……」


00001 「すみません……」


00003 「おや? 上条さんはまだ起きていないようですね」


打ち止め 「上条さんはお寝坊さん?ってミサカはミサカは朝食を待ち望んでみる」


垣根 「よしっ! 俺のマッスルインフェルノで起こして来てやんぜ!」フンスッ!!

アレイ (……嫌な予感がするな)


ちょっと休憩、風呂入ってからまた更新します。

>バターンッ!!


垣根 「オラーッ! 起きやがれ上条!!」


上条 「……」


垣根 「おーい、いつまで寝てやがんだ? 早く起きて朝メシ作れ」ペチペチ


上条 「……」


垣根 「ほぅ、どうあっても起きねえ気だな? だったら奥の手だ!」


垣根 「食らえ! ていとくん特製、朝一番搾りの特濃メルヘンガスッ!!」


>ぷすぅ~~


上条 「……」


垣根 「……」ピクピク…


垣根 「はっ!?」


垣根 「危ねえ、危うく自分の屁で昇天するとこだったぜ」


上条 「……」


垣根 「つーか上条、いい加減起きろ~」ペチペチ


打ち止め 「上条さん起きた?ってミサカはミサカは顔を覗かせてみたり」ヒョコッ


垣根 「いや、さっぱり起きねえんだ」


打ち止め 「…なんだか変な臭いがするってミサカはミサカははにゃをつまんでみる…」クチャイ…


垣根 「そんな事より上条だ、起きろ~」


打ち止め 「上条さん起きて~ってミサカはミサカは何気なくおでこに手を……」


打ち止め 「熱い!?ってミサカはミサカは垣根に緊急報告!」



垣根 「おいおい大袈裟だろおちび……やべ、マジで熱い…」


垣根 「おちび! みんなに知らせろっ! 緊急事態だ!!」


打ち止め 「ラジャー!ってミサカはミサカはみんなのところにダーッシュ!!」タタタタッ!!!



垣根 「上条! しっかりしろ!」


上条 「く……」


垣根 「?」


上条 「くさい……」


垣根 「……」


一方 「腹減ったァ…」グデーン


00002 「上条さんの作ったベーコンエッグが待ち遠しいです」


00003 「いやいや、スクランブルエッグも捨て難いですよ?」


00001 「しかし遅いですね、何か有ったのでしょうか?」


打ち止め 「大変大変!ってミサカはミサカはみんなに緊急報告!!」


一方 「あァ? 何が大変だって?」


打ち止め 「あのね! おでこの上条さんで大変が熱くて!ってミサカはミサカは…」アセアセッ!


アレイ 「最終信号、牛乳でも飲んで落ち着きたまえ」


打ち止め 「ングング……ぷはーっ! この一杯の為に生きてる……って違ーう!!ってミサカはミサカはノリツッコミしてみたり!」ウガーッ!!


一方 「で? 何が大変なンだ?」


打ち止め 「上条さんのおでこが熱くて大変なの!ってミサカはミサカはあなたに説明してみたり!」


一方 「でこが熱いだァ? それのどこが大変だってンだ?」


アレイ 「もう少し真剣になりたまえ 一方通行、上条当麻が熱を出したんだぞ?」


一方 「風邪ってやつかァ?」


アレイ 「まだ断定は出来ない。とりあえず体温計で熱を計った方がいい、体温計はどこにあるんだ?」



一方 「そりゃオマエ………どこだ?」


アレイ 「えぇ……」


00002 「まったく、役に立たないモヤシです」


一方 「うるせェ! じゃあオマエ分かンのかァ??」


00002 「ふっ。ミサカはモヤシとは違います、体温計くらい……あれ?」


一方 「分かって無ェじゃねェか」


00002 「ち、ちょっとド忘れしただけです!」


00001 「体温計、どこにありましたっけ?」


00003 「さあ…」


アレイ 「事態は急を要する! 全員で体温計を探すんだ!」


一同 「あらほらさっさ!」

一方 「クソッ、ねェぞ」ガサゴソ


00001 「こっちにもありません…」ガサゴソ


00003 「体温計め、どこに隠れているのですか!」ガサゴソ


00002 「見つかりません…」ガサゴソ


打ち止め 「見つからないよってミサカはミサカは…」ガサゴソ


アレイ 「念のために聞くが、そもそも体温計を買った覚えがあるのかい?」

一方 「……そう言や買った覚え無ェな」


アレイ 「部屋を散らかしただけと言う結果になったか……」


アレイ 「仕方ない、ちょっと上条当麻のところへ行ってくる、みんなは待っていたまえ」カサカサ


一方 「00001号、コーヒーくれ」


00001 「了解です」トテトテ


00002 「暇ですね」


00003 「では暇つぶしをしましょう」


00003 「……」

00002 「……」

00003 「バキュンッ!」

00002 「うっ…」パタッ


00002 「な……なんじゃこりゃー!?」


00003 「…」


00002 「…」


00003 「…暇ですね」

00002 「暇です…」


アレイ 「垣根、上条当麻の調子はどうだい?」


垣根 「それがよ、なんかうなされてんだ」


アレイ 「ふむ、ちょっと熱を計って診るとするか」

垣根 「そんな機能付けたっけか?」


アレイ 「最近暇なのでね、自分で自分を改造してるんだ」


垣根 「あ、なるへそ」


アレイ 「………華氏157.8度!?」


垣根 「いや摂氏で計れよ、何だよ華氏って」


アレイ 「すまん、設定を間違えた」


アレイ 「先ほど計った結果が38度6分、多分風邪だ」


一方 「この時期に風邪ねェ」


垣根 「情けねえの、自己管理がなってねーぜ」


アレイ 「何を言う! 上条当麻が体調を崩したのはここにいる全員に責任があると言ってもいいんだぞ!!」


00001 「あの、一体それはどう言う……?」


アレイ 「上条当麻はこの部屋の家事のほとんどを一人でこなしていたんだ」


アレイ 「そして上条当麻一人に負担をかけた結果がこれだ、全員反省したまえ!」


一同 「……」


垣根 「ん? 家事全部って…洗濯も…って事は妹達の下着もか?」


一方 「!!」


00001 「そう言えば、毎日いつの間にか洗濯してあります」


00002 「しかも型崩れしないよう手洗いされていますね」


00003 「まさか上条さんだったとは」


一方 「……ちょっと上条にトドメ刺してくる」


垣根 「あ、俺も行くわ」


アレイ 「安心したまえ、妹達の下着類は最終信号も含めて全て私が洗濯している」


垣根 「このっ! このっ!」ゲシゲシッ!!


アレイ 「踏まないでくれ壊れる」


アレイ 「それにしても00001号、君の下着は仕分けしやすくて助かる」


00001 「?」


アレイ 「君は最近ブラのサイズが少し変わっているね? 他の二人はサイズが同じなので分けるのが難しいんだ」


00001 「///」


一方 「潰れろオラァ!!」ガンガンガンガンッ!!!


アレイ 「壊れるからやめたまえ」


00003 「この裏切りミサカめぇーっ!! 貧乳はミサカ達のステイタスではなかったのかぁーっ!!!」


00002 「どうやってデカくした!? さあ吐けっ! さあさあさあっ!!!」


00001 「べ、別にコレと言って何も……」オロオロ


打ち止め 「マッサージしたの?ってミサカはミサカはネットで得た情報を口にしてみる」


00003 「まさか……、一方通行に!?」



00002 「モヤシか? モヤシに揉ませてデカくしたのかーっ!!」


00001 「違いますっ!」



垣根 「で? ホントのトコどうなん? 揉んでんの?」



一方 「揉んでねェよ!!」

打ち止め 「結局上条さんはどうするの?ってミサカはミサカは話しを戻してみる」



アレイ 「とりあえず今日1日上条当麻は絶対安静だ」


垣根 「え? じゃあ俺達の朝メシは?」


アレイ 「何とかするしかあるまい、誰か料理が出来る者は?」


一方 「俺がそンな事すると思うかァ?」


垣根 「台所に立つ男はモテる、だが俺はそんな事しなくてもモテる! 故に出来ん」フッ


アレイ 「期待した私が馬鹿だった…」


垣根 「まあやってみるか、レッツメルヘンクッキング!」


一方 「ベクトルクッキングの真髄を見せてやる」


00001・00002 (カッコイイ……)


アレイ (不安だ……)


垣根 「垣根と!」


一方 「一方通行の!」


一方・垣根 「ベクトルメルヘンクッキング~!」


垣根 「さあ始まりましたねセロリくん」


一方 「そうですねェ、つかセロリ言わないでもらえますかァ? ぶっ殺しますよォ?」


垣根 「掴みは完璧だな、早速始めるか」


垣根 「とりあえず卵使ってなんか作るって方向で」


一方 「無視すンじゃねェぞコラァ! ちょっと表出ろやクソメルヘン!!」


寝落ちしてました↓

また夜に投下します。

こんばんは、残り投下します。

垣根 「んで? なに作る?」


一方 「朝メシで卵って言やァ、卵焼きか目玉焼きってトコだろ」


一方 「え~っとォ、フライパンフライパン……」


垣根 「待て 一方通行、ここは文明の利器を使おうぜ」


一方 「あァ?」


垣根 「スイッチ押すだけで何でも出来る電子レンジに卵をぶち込めば、何かしら料理が出来る筈だ!」



一方 「!? 朝から冴えてンじゃねェかていとくン」


垣根 「だろ? 今日の俺はひと味違う、早速調理開始だ!」


垣根 「レンジに卵を人数分入れて……スイッチオンッ!!」



>ジーーー……



垣根 「あとは待つだけだ」


一方 「案外簡単だなァ」



>ジーーー……


一方・垣根 「……」ワクワク



>ジーーー……ボガンッッッ!!!!



一方・垣根 「 」



垣根 「軍曹っ! 卵が爆発したでありますっ!!」


一方 「卵って爆発すンだなァ…」シミジミ…


垣根 「ああ、生卵を電子レンジに入れると爆発する事が分かった、これは人類にとって大きな1歩だ」


一方 「仕方ねェ、フライパンで焼くかァ」


垣根 「フライパンどこだっけ?」


一方 「……探すぞ」


垣根 「まずそこからかよ……」


アレイ 「すまないな上条当麻、冷えピタが無いので濡れタオルで我慢してくれ」


上条 「ありがとう、ゴメンな迷惑かけて…ゴホッ」


アレイ 「なに、日頃君にはみんな世話になっているんだ、今日はゆっくり休むと良い」


上条 「そうするよ、それよりさっき凄い音したけど……」


アレイ 「心配はいらないさ、ダスキンでも呼ぶから」


上条 (一体なにが……)

垣根 「やっと見つかったなフライパン」


一方 「苦労したぜェ」


垣根 「んじゃまずフライパンを火にかけてっと」


一方 「油も入れるンだよなァ?」


垣根 「多分な、適当な量と書いて適量と読む、こんくらい入れときゃ間違いねえだろ」



>ドプドプドプドプドプドプドプ………



一方 「で? いつ卵入れるンだ?」


垣根 「そろそろ入れてもいいんじゃね?」


垣根 「油のっ神よ~っ! この卵を~!」


一方 「美味しくしたまえェ~!」


垣根 「卵を~」


一方 「油にィ~」


垣根 「ポ~ンッ!!」


>ジュバッッ!!


垣根 「ぐわぁぁーーっ?!! 跳ねた油が目にぃぃーー!!!」ゴロゴロゴロゴロッ!!!


一方 「油って跳ねるンだなァ…」フムフム



垣根 「熱いよぉ~、目薬くれぇ~……」


一方 「ロート子供ソフトなら有るぜェ?」


垣根 「サンキュー」


垣根 「危うく眼ン玉焼きになるトコだった」


一方 「とりあえず試作第1号が出来たな」


垣根 「ちょっと黒焦げたが…まあ大丈夫だろ、この調子でどんどん作ろうぜ!」



一方 「次は卵焼き作るかァ、卵を混ぜて……油へ流し込むゥ!!」


…………。



垣根 「よし。朝メシの完成だ、持って行こうぜ」


一方 「初めてにしちゃ上出来だろ…多分」


垣根 「出来たぞー」


00002 「おおっ! 待ってました!」


00003 「と言うか待ちくたびれました」


打ち止め 「もうお腹ペコペコってミサカはミサカはお腹をさすってみたり」


一方 「俺と垣根の合作卵料理だ、心して味わえ」


垣根 「舌がとろけて落ちちまうぜ!」


00001 「それは楽しみです!」ワクワク!



一方・垣根 「見よっ! これが究極の卵料理だ!」



『卵だったであろう物体』



00001・00002・00003・打ち止め 「………」



一方 「どうした? 食わねェのか?」


00001 「え…いや、あの……」


垣根 「遠慮しなくていいぞ?」


00002 「あ……00003号! 一口いかがですか??」


00003 「ミサカはダイエット中ですので遠慮しておきます」


00002 「裏切り者っ!!」


打ち止め 「じゃあミサカが食べる!ってミサカはミサカは勇気を出して口に入れてみたり!」パクッ!



打ち止め 「………」


一方 「美味ェか?」


垣根 「口からビームでるか?」


打ち止め 「に、苦いよぉ~ってミサカはミサカは……ふぇぇぇ…」ポロポロ


一方 「苦いだァ? ンな筈は……」パクッ


垣根 「おちびにはこのアダルティーな味はちょっと早かったか、どれ…」パクッ



一方 「……人間の食い物じゃねェな…」オエッ!


垣根 「豚の餌にも劣るとはまさにこの事だな……」ペッペッ!!!


00001 「上位個体、牛乳飲みますか?」


打ち止め 「牛乳がとっても美味しく思えるってミサカはミサカは涙目で語ってみたり」ゴクゴク


垣根 「料理がこんなにも難しいとは……」


一方 「上条って凄ェ奴なンだなァ…」


アレイ 「やあ、料理は上手くいっているかい?」


00001 「それが……」


アレイ 「……みなまで言うな、テーブルにある消し炭がすべてを物語っている」


アレイ 「しかしまいったな、上条当麻にお粥でもと思ったのだが…」


垣根 「しゃあねー、助っ人呼ぶか」


00002 「助っ人ですか?」


垣根 「上条が風邪引いたって言ったら音速で飛んで来る奴をな」テルテル


垣根 「あ。00003号、一応削板も呼んどけ、人手が多いに越した事ねーからな」


00003 「り、了解ですっ!(削板さんに初電話のチャンスキター!)」


~とあるファミレス~



佐天 「なんかこのメンバーでお茶するのって久しぶりですよねー」


初春 「そうですねー」パフェモグモグ


美琴 「? そうだっけ?」


黒子 「佐天さんの言う通りですの、最近お姉様は類人猿にばかり……」


美琴 「そ、そんな事無いでしょ!?」


黒子 「有りまくりですの! わたくしの中のお姉様成分が不足しているのが良い証拠ですの」


美琴 「どんな成分よソレ」

佐天 「じゃあそろそろ始めよっか初春」


初春 「?」モグモグ


佐天 「第一回! 御坂さんに質問コーナー!!」ドンドンパフパフッ!!


美琴 「へ? え??」


佐天 「御坂さん、彼氏出来たんですよね?」キラーンッ!

美琴 「ブッ!?」


黒子 「フンッ! フンッ!!」ゴンゴンゴンゴンッ!!


佐天 「そ・こ・で、色々質問しちゃおうと思って」


美琴 「お、お手柔らかにね…」


佐天 「まず最初の質問は、もうキスはしたんですか?」


美琴 「はひっ!?」


初春 「さ、佐天さん! イキナリ飛びすぎなんじゃ…」


佐天 「いやー、もうキスくらいしてるかなって。で? どうなんですか御坂さん??」


美琴 「えぅ… キ、キスはし…たけど///」


佐天 「ちなみにファーストキスはどこで?」


美琴 「え? い、言わないと……ダメ?」


佐天・初春 「ぜひっ!!」


美琴 「は、初めては寮の前で/// アイツの方から」


佐天 「うひゃー、甘いな~」ニヤニヤ


初春 「甘いですね~」ニヤニヤ


黒子 「おかしいですわね、この紅茶何だか血生臭いですの…」ズズー


初春 「白井さん、血涙が紅茶に入ってますよ?」


黒子 「ああ、どうりで…」ボタボタ


佐天 「じゃあ次の質問!」

美琴 「ま、まだやるの?」

佐天 「御坂さん、もう大人の階段登っちゃいました?」


美琴 「ぴっ?!!」


初春 「そ、そこまで聞いちゃうんですか!?」


佐天 「もうこうなったら聞くっきゃないでしょ!」


佐天 「さあ御坂さん! どうなんですか??」


初春 「やっぱり最初は痛かったですか??」


美琴 「え……っと、うん、ちょっとだけ痛かった…かな// で、でもアイツ優しくしてくれたし…」


佐天・初春 「甘ーーいっ!!」


黒子 「苦いですの! いつのまにか紅茶が真っ赤に染まりましたの!」


初春 「白井さん、ソレもう紅茶じゃ無くて血涙100%になってますよ?」


黒子 「ああ、どうりで」ボタボタボタボタ…



佐天 「じゃあ次は…」


美琴 「あ、ちょっと待って、電話かかってきちゃった」アセアセッ


佐天 「彼氏さんですか?」


美琴 「着メロ違うから違う人、ちょっとゴメンね」


美琴 「助かった、誰だろ……垣根?」


美琴 「もしもし?」


垣根 『グッモーニーン! 元気ハツラツ??』


美琴 「テンション高いわね」


垣根 『お前そこはボビー声でスゥゲェハツラツ、って言うとこだろ』


美琴 「はいはい、で? どうしたのよ?」


垣根 『……御坂、落ち着いて聞いてくれ』


美琴 「?」


垣根 『実は上条が……倒れた』


美琴 「はあ!? ちょっ、アンタ言っていい冗談と悪い冗談ってあるでしょ!」


垣根 『……』


美琴 「嘘……でしょ? ねえ! お願いだから嘘って言ってよっ!!」


垣根 『御坂…』


美琴 「嘘って…ヒック…言ってよぉ……」


垣根 『認めたくねえ気持ちはわかる。だが本当だ』


美琴 「……だって昨日まで、あんなに…元気で……」


垣根 『今から来れるか?』


美琴 「…行くに決まってるわ」


垣根 『じゃあ、なるべく早くな』


美琴 「うん、すぐに行く!」


美琴 「……」



佐天 「あ、御坂さん電話終わりました?」


美琴 「ゴメン佐天さん、ちょっと用事が出来ちゃったからここの支払いコレで済ませておいてくれる?」


佐天 「え? 良いですけど何かあったんですか?」


美琴 「うん、ちょっとね。黒子と初春さんには埋め合わせはするからって伝えておいて」


佐天 「は、はい。わかりました」


美琴 「じゃあ本当にゴメンね!」タタタッ!!


垣根 「これでよし、15分もありゃ来るだろ」


一方 「オマエ、なに適当ぶっこいてンだ?」


垣根 「倒れたってのは大袈裟だが、嘘は言ってねーぞ? それにな…」


一方 「?」


垣根 「俺達全員の朝メシの為なら俺は喜んで悪者になるぜ」キリッ!


一方 (オリジナルも気の毒になァ……)


垣根 「00003号、削板に電話したか?」


00003 「ハー…ハー、て、手が……ふ…震えて…」プルプル…



00001 「頑張ってください00003号!」


00002 「あとは通話ボタンを押すだけです!」


打ち止め 「フレーッ! フレーッ!ってミサカはミサカは応援してみたり!」


垣根 「緊張しすぎだろ…」


一方 (アイツあンなキャラだったか?)



削板 「ふう、朝のジョギングは気持ちがいいな」


削板 「さて、学園都市をあと50周……ん? 電話か?」


削板 「通話のボタンは……これだ!」ポチットナ!


削板 「もしもし?」


00003 『あ…あの、えとっ…』


削板 「?」


00003 「お! おはようございまひゅ!(ギャー! 噛んだーっ!!)」



削板 「00003号か? ああ、おはよう。いい朝だな!」ハッハッハ!


00003 『はひっ! 本日はおひがらもよきゅ(また噛んだ、死にたい……)』


削板 「何かあったのか?」


00003 『はい、それが今朝……』


削板 「なにっ!? 上条が??」


00003 『はい、それで出来れば削板さんに助言をと思ったもので』


削板 「よし分かった、すぐにそっちに行く!」


00003 『は、はい! お待ちしてます!』


削板 「………」



削板 「うぉぉーっ!! 上条ーっ! 俺が行くまで死ぬんじゃ無いぞぉーーっ!!!」ダダダダダダッ!!!!



>ピンポーン!


垣根 「お、来たな。ほいほい~っと」


ガチャ


美琴 「当麻ーっ!!」


バターンッ! グシャ!


垣根 「おぐはっ!!」


00001 「お姉様、おはようございます」


美琴 「当麻は? 当麻はどこ??」


00001 「上条さんでしたら部屋に…」


美琴 「ありがと!!」バビュンッ!!


垣根 「……」ピクピク


00002 「か、垣根さん大丈夫ですか??」


垣根 「00002号、俺はもうだめだ……」


00002 「しっかりしてください! 傷は浅いです!」


垣根 「00002号…」


00002 「垣根さん……」ウルウル…



垣根 「なんで連邦軍はガンタンクなんて作ったんだろうな……」ガクッ



00002 「垣根さーーんっ!!」


美琴 「当麻!」


上条 「……」スヤスヤ


美琴 「当麻! 死んじゃダメーッ!!」ガクガクッ!!


上条 「う……み、美琴?」


美琴 「しっかりしてーっ!!」ガクガクガクガクッ!!!


上条 「ちょっ! 美琴苦し! 絞まってる! 絞まってるから!!」ウググッ


美琴 「ふにゃー!ふにゃにゃーー!!!」ガクガクガクガクガクガクッッ!!


上条 「だーっ! 落ち着きなさい! みこにゃん!」


美琴 「ふ……あ、あれ? 生きてる?」


上条 「今しがた死にかけましたよ、てかなんで美琴が居るんだ?」


美琴 「垣根から当麻が倒れたって聞いて…」


上条 「垣根の奴また大袈裟な、ただ熱が出たってだけなのに」


美琴 「へ? 熱?」


上条 「多分ただの風邪、薬飲んで寝てれば治る」


美琴 「じゃ、じゃあ倒れたって言うのは……」


上条 「倒れるも何も今朝からずっと寝てましたのことよ?」


美琴 「……」


美琴 「か…垣根の奴~~っ!」ビリビリッ!


上条 「落ち着け美琴、漏電してる」ブレイクブレイク


美琴 「ゆ~る~さ~んっ!!」


垣根 「おう御坂、わりーけど上条にお粥作ってやってくんね?」


美琴 「……」プッチン


垣根 「んでついでに俺達の朝メシもヨロッ!」


美琴 「ねえ垣根、ちょっと目つぶってくれない?」


垣根 「ん? こか?」キュッ


美琴 「ライトニング・ボルトッ!!!」



ゴシャッ!!!



垣根 「ぷごっっ!!!」


上条 (美琴、いつの間にそんな大技を……)


美琴 「ふー、すっきりした。当麻、お粥作って来るから待っててね」


上条 「あ、ああ。ありがと」


垣根 (史上初、女黄金聖闘士誕生の瞬間を見たぜ……ゴフッ…)


今回はここまで。

お休みなさい。

どうも、遅い時間ですが更新します。

垣根 「いててていとくん」

一方 「ソレ流行らねェぞ多分」


垣根 「マジで!? 流行語大賞狙ってたのに?!」


一方 「そげぶの足元にも及ばねェよ」


垣根 「どんだけ~っ!」


一方 「古い」


垣根 「はむーはー!」


一方 「死ね」


>ピンポーン


垣根 「お、削板だな」


00003 (!?)


ピンポーンピンポーンッ!!


垣根 「へ~い、今開けるっつの」テクテク


00003 「とうっ!」ドロップキック!


ドガッ!


垣根 「おごっ!」


ガチャ


削板 「上条ぉーっ!!」


00003 「い、いらしゃいませ!」


削板 「00003号、上条は無事か??」


00003 「はい、それよりわざわざ来ていただいてありがとうございまひゅ(何故? 何故ミサカは噛むの??)」



削板 「そうか、それを聞いて安心した…」


削板 「ん? 垣根、そんなところで寝てると風邪引くぞ?」


垣根 「とりあえず00003号に言っとけ、ドロップキックはやめろと」


削板 「上条は部屋か?」


垣根 「おう、今寝てんじゃね?」


削板 「分かった、ちょっと見てくる」


上条 (ふぅ、ちょっとは熱下がったかな)


上条 (美琴の作ったお粥が何気に楽しみな今日この頃…)


削板 「上条ぉーっ!!」


上条 「あれ? 削板…」


削板 「大丈夫か? 生きてるか?? 死ぬなーっ!!」ガクガクガクガクガクガクッ!!!


上条 「ちょっ! やめっ!」


削板 「生きろぉぉーーーっ!!!」ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクッッッ!!!!!!!!!!


上条 (死ぬぅ~~~~!!!)


美琴 「当麻、お粥出来た……と、当麻!?」


削板 「上条!? どうしたしっかりしろ!!」


上条 「」チーン


削板 「息をするんだっ!!」


ドゴッ!!


上条 「おぶらっ!!」


美琴 「当麻! 大丈夫!?」


上条 「お花畑が咲き乱れる綺麗な場所がクリアに見えた……」


美琴 「お粥、食べれそう?」


上条 「もちろんいただきます」キリッ


美琴 「あれ? 削板さんいつの間に?」


削板 「さっきな、御坂も上条の看病に来たのか?」

美琴 「はい、これから皆の食事作ろうかと」


削板 「そうか…ふむ、じゃあ御坂は上条の看病を頼む、皆の食事は俺が作ろう!」


美琴 「え、でも……」

削板 「こう言う時は助け合う物だからな、任せてくれ!」


上条 「ありがとう削板、冷蔵庫の物は何でも使っていいから」


削板 「分かった、早く治れよ」


美琴 「じゃあ削板さん、お願いします」


削板 「任せろ!」



削板 「と、言う訳で俺が皆の食事を作る事になった」


垣根 「大丈夫なんだろーな」


一方 「食える物作れよ」

打ち止め 「二人は軍覇に何も言えないと思うってミサカはミサカはツッコんでみたり」


垣根 「こんにゃろ! おちびのクセに生意気な!」ムニーン!


一方 「何時からそンな生意気な事言うよォになったンですかァ??」ムニーン!


打ち止め 「ふはひひへほっへひっひゃらはいへ!っへみひゃかふぁみひゃかふぁ~!!」アブブッ!!


※(二人して頬っぺ引っ張らないで!ってミサカはミサカは!)


削板 「さて、冷蔵庫の中には……」


削板 「よし、これなら炒飯が作れるな」


00003 「あの、削板さん…」


削板 「ん?」


00003 「ミ、ミサカも何かお手伝いしたいです…とミサカはゴーグルを引っ張ったり戻したり引っ張ったり…痛っ?!」


削板 「……大丈夫か?」


00003 「ノープロブレムです!(痛い……)」


削板 「そうか、なら手伝ってくれ!」


00003 「了解です!」フンス!


00003 「では、よろしくお願いします」


削板 「まず炒飯の材料は……」


●材料(1人前)
ごはん 200g 卵 2個
長ネギ・万能ネギ 15g 焼豚 40g

ニンジン 10g

しょうゆ

コショウ


削板 「こんなところだな、次は下ごしらえだ」


削板 「ごはんは電子レンジで温めておく。
ネギ、焼豚、ニンジンはみじん切りにするんだ」


00003 「なるほど」


削板 「下ごしらえが済んだらあとはフライパンの準備だ」


削板 「フライパンを薄く煙が出るくらいまで熱する」


削板 「ラードを多めに入れ、鍋肌になじませた後、余分な油を戻す」


削板 「あらためてラード(大さじ1強)を入れる」

削板 「卵を入れ、大きくひと混ぜする。 卵が半熟より柔らかい状態でごはんを投入だ」


00003 「ふむふむ…」メモメモ


削板 「ごはん1粒1粒を卵の膜で包み込むようによく混ぜながら、手早く炒めるのがコツだ!」


00003 「炒める時間はどれくらいなのですか?」


削板 「大体20~30秒くらいでいいぞ!」


削板 「次に長ネギを入れ、炒め合わせる」


削板 「ネギの香りが出てきたら塩をふり入れ。焼豚・にんじん・万能ネギを入れてムラなく炒める、これも炒める時間は30秒くらいだ」


削板 「最後にしょうゆ・酒を鍋肌から入れ、コショウをふり、サッとひと混ぜすれば……できあがりだっ!!」


00003 「あ……」


削板 「どうした?」


00003 「お手伝いするつもりがほとんど何も出来ませんでした…とミサカは落ち込みます」シュン…


削板 「また今度一緒に作ろうな」


00003 「は、はい!」


削板 「出来たぞみんな」


00003 「皆さんテーブルに……?」


垣根 「だからこのルートで合ってんだよ!」


一方 「そっち行ったら詰むだろォが! 第一位の演算舐めンな!!」


00003 「二人は一体何を?」


00001 「チクタクバンバンのルートで揉めている様です」


00002 「モヤシが垣根さんの邪魔をしているだけです」


00001 「00002号! いい加減に一方通行をモヤシと呼ぶのはやめてください!」


00002 「モヤシはモヤシです」


00001 「ならば力ずくで!」


00002 「やれるものなら!」


削板 「冷める前に食べてほしいんだが…」


00003 「……少々おまちを」


垣根 「この野郎! 学園都市チクタクバンバンマスターの異名を持つ俺の言う事が聞けねえのか!!」


一方 「知るかっ! こっちで合ってンだよ!!」


垣根 「んだとこのっ!」


一方 「ヤルかコラァ!」



ズキュンッ!!


一方垣根 「…」


00003 「……お二人とも、ご飯ですよ?」ドドドドド……


一方 「……食うか」


垣根 「…だな(俺のチクタクバンバンに風穴が……)」



00001 「モヤシ言うな~!」ポカポカッ!


00002 「モヤシはモヤシ~!」ポカポカッ!!



ズキュンッ! バキュンッ!



0000100002 「…」


00003 「ご飯です」ドドドドド…


00001 「……ケンカは良くありませんね」ガクガク…


00002 「ご飯食べましょう…」ガクガク…


削板 「打ち止め、手を洗ってから食べような」


打ち止め 「了解!ってミサカはミサカは……届かない…」ウルウル…


削板 「よいしょ、これで大丈夫か?」


打ち止め 「うん!」


00003 「削板さん、全員テーブルに座りました」


削板 「そうか、じゃあ皆で食べよう!」


垣根 「うお!? これマジでお前が作ったのかよ??」


削板 「味見もしたからな、多分大丈夫だ」


一方 「食えりゃそれでいい」


00003 「卵をヘドロに変えた人は黙って食べてください」


一方 「……フンッ」


垣根 「ダーハハハッ!! 言われてやんの!」ゲラゲラッ!!


一方 「ブチ殺すぞ! てかオマエもヘドロ作った一人だろォがァァ!!」


削板 「まあまずは食べよう、いただきます!!」


一同 「いただきま(ァ)ーす」



垣根 「チクショウ、普通に美味い。ツッコミ所ねーし」モグモグ


一方 「やるじゃねェかハチマキ」モグモグ


打ち止め 「軍覇は料理上手だねってミサカはミサカはご満悦♪」モグモグ


00001 「とっても美味しいです」モグモグ


削板 「喜んでくれて何よりだ」ハッハッハ!


00002 「しかし00003号は大変ですね」


00003 「?」モグモグ


00002 「将来に向けて腕を上げる必要があるのでは?」ニヤニヤ


00003 「ブーーーッ!!!」


垣根 「おわぁぁーー!!! ご飯粒が顔面にぃ~~っ?!!」ゴロゴロゴロゴロ!!


一方 「オマエ最近顔面への被害多くねェか?」


垣根 「クソッ、これもイケメンの定めってヤツか」フキフキ


アレイ 「やあ、ただいま」


垣根 「あ? どっか行ってたのか?」


アレイ 「上条当麻に薬を買って来たんだ」


一方 「まさか普通に薬局行ったのかァ?」


アレイ 「行ったさ、だが何故か店員が逃げ出してしまってね」


垣根 「そりゃそうだろうぜ、下手すりゃ一生トラウマだ」


アレイ 「仕方ないから冥土帰しの所まで行って来たんだ、意外に遠かった」


アレイ 「で、上条当麻は?」


削板 「さっき御坂がお粥持って行ったから食べてるんじゃないか?」


アレイ 「そうか、なら持って行こう」


垣根 「あとにした方がいいぞ」


一方 「だな、第一位の俺ですらあの空間には立ち入りたくねェ」


アレイ 「よく分からないが一応行ってみるさ」カサカサ


打ち止め 「おかわり!ってミサカはミサカは軍覇にお願いしてみたり!」


削板 「いいぞ、いっぱい食べてくれ!」


アレイ (とりあえず様子をみてみるか……)コソコソ

美琴 「はい当麻、アーン」


上条 「いや、自分で食えるから…」


美琴 「病人は黙って言うこと聞く、ほら口開けて」


上条 「あ、あーん」


美琴 「……どう?」


上条 「……美味いっ! 表現しようが無いくらい美味い!!」


美琴 「良かった♪ けど大袈裟すぎない? お粥なんて誰が作っても同じでしょ?」


上条 「いやいや、美琴が作ってくれたってだけで5倍増しで美味いです」


美琴 「もう///」


アレイ (あ……あの空間に割り込めと言うのか??)


上条 「でもゴメンな、美琴も用事あったんじゃないか?」


美琴 「気にしなくていいの、私にとっては最優先事項だから」


上条 「そっか、ありがとな美琴」


美琴 「……ねえ当麻」


上条 「ん?」


美琴 「もし…私が風邪引いて入院したりしたら…」


上条 「他のどんな事より優先してお見舞いに行く、絶対に」


美琴 「……ホントに?」


上条 「上条さんウソつかない」


美琴 「クスッ…期待しといてあげる」


上条 「まあ、風邪引かないのが1番だけどな」


美琴 「引いた本人が言っても説得力無いわよ?」


上条 「ごもっともです」


美琴 「はい、じゃあアーン」


上条 「あーん♪」


アレイ (………あとにしよう、見てられん)カサカサ


中途半端ですがここまで。最近バタバタしてたので更新遅れてました。

                      , <  ̄   、
                    /            ヽ
                       /           丶
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                  /    /  二≠z   斗 リ
                  /   ///V弋チ7ヘ tィ 乂
                /// ィ ヽ/ 〈      ヘ从ソ
                  //∧  ィヽ   、  _'/ /
                ┌イィ彡//≠ >、 ̄ イ─‐┐

                 l     (ノ     `^i )     lフッ>>1乙だ
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                ../ |                   .|| .\
              /  l    D A R K    .|ト、   \
    r、       /   .!〕              || \  \        ,、
     ) `ー''"´ ̄ ̄   / |   M A T T E R  ||   \   ̄` ー‐'´ (_
  とニ二ゝソ____/   |                  ||    \____(、,二つ
                       |              ||
                       |_____________j|
                 |´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i|

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              /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/   |.:.:.:.:.:.:.:.:.:|

こんばんは、更新いたします。

アレイ 「……」


垣根 「どうだった?」


アレイ 「垣根、君の言った通りだった。あの空間に入り込む勇気は私には無い……」


一方 「だろォな」


垣根 「あの二人なら世界大戦のど真ん中でもあの空気かもし出すんじゃね?」


一方 「否定できねェな」


00001 「一方通行、もしミサカが体調を崩したら看病してくれますか?」


一方 「……バァカ」


00001 「ぅ…」


一方 「当然の事いちいち確認すンじゃねェよ」


00001 「///」


垣根 「さりげなくイチャイチャすんの止めろやバカップルめ、もげてハゲて爆発しろ」


削板 「みんな仲が良くていいな」ハハハッ!


垣根 「さって、メシも食ったし何すっかな…」


一方 「コーヒー飲むしかねェ」


00001 「では入れて来ます」


垣根 「オマエもうブラジル当たりに引っ越せ」


一方 「考えとく」


削板 「そういえば、キャンプはいつから行くんだ?」


垣根 「お~、キャンプか。適当に徘徊してどっかでテントでも立てて寝るでOK?」


削板 「それ、楽しいのか?」


00003 「浮浪者かホームレスですか?」


一方 「真面目にやれ」ズズー


アレイ 「最終信号、ジュースでもどうだい?」


打ち止め 「ありがとうってミサカはミサカはアーちゃんにお礼をいってみたり」


00002 「いつにも増しでグダグダですね、垣根さん真面目を見せてやってください」



垣根 「真面目か? 真面目ね~~………よし! 真面目になってみるか!!」


垣根 「キャンプ、それは大自然との触れ合い…」


垣根 「キャンプ! それは都会では味わえない特別なひと時……」



垣根 「キャンプ!! それはメルヘン……」


垣根 「キャンプッ!! なんか発音がキャップとシャンプーの中間……」


垣根 「キャ…」


一同 「もうええわ!!」


垣根 「みんなもうちょっと早く突っ込めよ」


一方 「オマエに真面目を期待した俺達がバカだった」


垣根 「まー、あれだ。選択肢は3つある」


一方 「?」


垣根 「1つは普通にキャンプ場に行く、持って行く物が少ないから楽だ」


垣根 「2つめはどっか山に行って自分達でテント立てるセミサバイバル」


垣根 「最後は某伝説番組の如く無人島に行って全て自分達で乗り切るガチサバイバルだ」


垣根 「で? どれにする?」


削板 「漢ならサバイバルだ!」


垣根 「俺もそう思ったんだがな、おちびも居るからちょっと無理だ」


一方 「当たり前だ」


垣根 「あと能力使えなきゃ鼻毛より役に立たねえモヤシっ子もいるからな」


一方 「殺すっ! マジでぶっ殺す!!」


00001 「お、落ち着いてください一方通行!」オロオロ


00002 「第一位が鼻毛以下とはお笑いです」プススー!


一方 「うるせェェ!!!」

打ち止め 「結局どうするの?ってミサカはミサカはみんなに聞いてみたり」


00003 「普通にキャンプ場で良いのでは?」


垣根 「けどそうなったらメイクしねーとだしな」


00001 「ミサカは構いませんよ?」


00002 「同じくです」


垣根 「せっかく出かけんだ、メイクなんてしなくて良い所のが楽しめるだろ?」


一方 「バ垣根にしちゃ良い事言うじゃねェか」


垣根 「よせやい照れるぜ///」テレテレ


一方 「」


垣根 「てな訳でキャンプ場な、穴場調べとけアレイスター」


アレイ 「それくらい自分で調べればいいだろう?」

垣根 「え? 留守番したいって?」


アレイ 「すぐ手配する、何か要望はあるかい?」


垣根 「川があるとこな、泳いだり釣りとかしてーし」


アレイ 「わかった」


削板 「便利だな…」


垣根 「だろ? 最早この学園都市で俺達に出来ない事は無いと言っても過言じゃねえ」


一方 「00001号、コーヒー入れるの上手くなったじゃねェか」


00001 「ありがとうございます//」


垣根 「だからさりげなくイチャついてんじゃねーよバカバカップル」


美琴 「あ、みんなご飯食べたの?」


垣根 「おう、今からみんなで黒ひげ危機一髪やるとこだ」


一方 「黒ひげってのは飛ばしたら勝ちなのかァ?」


00002 「バカモヤシめ、普通に考えれば飛ばしたら負けに決まっています」


一方 「そンな事誰がいつ決めたンですかァ??」


00003 「悩み所ですね…」


削板 「これだけ刺されても平気とは……凄い根性だぜ黒ひげ」


垣根 「いや実際に刺してねーよ」


打ち止め 「うりゃ!ってミサカはミサカは黒ひげにナイフを刺してみたり!」


00001 「どうやらセーフのようです」


美琴 「みんな暇なのね……」


垣根 「んで? どうかしたのか?」


美琴 「うん、風邪薬あるかなって」


アレイ 「それなら私が買って来た、これを飲ませればすぐによくなるさ」


美琴 「ありがと、早速持って行くわ」


垣根 「口移しとかすんなよ、不衛生だからな」


美琴 「しないわよ!」


垣根 「口にお粥付いてんぞ?」


美琴 「嘘!? ちゃんと拭いたハズ………」


垣根 「うわぁ……」


一方 「おいおい、間違った恋のベクトルに突っ走るなよ?」


美琴 「ち、違うわよ! これはその…私もちょっとお腹空いたからお粥分けて貰っただけで」


垣根 「あーはいはい、そう言う事にしといてやる」

美琴 「本当だってば!」


垣根 「それはそうとキャンプの予定決めたからな、水着持って来いよ」


美琴 「え? キャンプなのに?」


垣根 「川で泳ぐんだよ。ま、俺は滝に打たれて己を見つめ直すつもりだけどな」フッ



削板 「俺もやるぞ! 根性に磨きをかけたいからな!」


一方 「それ以上根性いらねェだろ」


00002 「モヤシは止めておいた方がいいのでは? そのまま藻屑になりそうですしね」プススー


一方 「やってやろォじゃねェか! ポロロッカの如く逆流さてたらァ!!」



美琴 「当麻、薬持って来たわよ」


上条 「ありがとう」


美琴 「調子どう?」


上条 「美琴のお陰で大分楽になったよ」


美琴 「よかった、けど……無理しないでね?」


上条 「ゴメンな、心配かけて…」


美琴 「そう思うなら早く良くなってね」


上条 「おっしゃる通りです、じゃあ薬飲むかな」


美琴 「……口移ししてあげよっか?」


上条 「ブフッ?!! あ、あのね美琴さん。そう言う事は冗談でも…」


美琴 「……」ジー


上条 (…え? なにこの空気??)


上条 「いや! し、しないからな?」


美琴 「…しないの?」ウルウル


上条 「だ、ダメダメ! 移ったらどうすんだよ!」


美琴 「その時は当麻が看病してくれるんでしょ?」


上条 「そう言う問題じゃ……」


美琴 「……ダメ?」ジー


上条 「……はぁ、ホントに移っても知らねえぞ?」


美琴 「…んっ」


上条 (準備万端ですか…)


上条 「…」


美琴 「…」


垣根 「上条ー! 調子どうだ?」


上条 「……ッ!?」


美琴 「……ゴクッ!?」


垣根 「……なにやってんだ?」


上条 「へ? いや~ハハハッ、薬飲もうとしてただけですのことよ?」


垣根 「んじゃなんで御坂と見つめ合ってんだよ」


上条 「いや…それは……」

美琴 「……く……」


垣根 「?」


美琴 「空気読めーーっ!!」



垣根 「理不尽だろ!!?」


ドカッ!


垣根 「ぷげらっ!!」


美琴 「で? 何しに来たのよ」


垣根 「人の顔面にパンチ&カウロイくれといてその態度かよ」オンボロ…


上条 「ゴメン」


垣根 「上条が謝る必要はねえ! 俺は御坂に言ってんだ!!」


垣根 「さあ謝れ! 今ならこの油性ペンでおでこに『どくだみ』と書くだけで許してやる!」



美琴 「やって見なさいよ! こっちはアンタのおでこに『メルヘン』って書いてやるんだから!」


垣根 「むしろ望むところだ! さあ書け! 書いておくんなまし!!」


上条 「話しが遥か斜め上空にズレてるぞ~…」オーイ


美琴 「こう?」カキカキ


垣根 「もうちょっと太くて良いぞ、その方が目立つからな」


上条 (マジで書いてるし……)



上条 「ところで垣根、なんか用件があったんじゃないのか?」


垣根 「あ~そうそう、昼メシに寿司でも出前しようと思ってな、上条と御坂も食うか?」


美琴 「私は食べるけど、当麻は食べれる?」


上条 「食べたいけど代金払えません」ボンビ~


垣根 「俺の奢りだぜ?」キラーン


上条 「食べる! 食べます! 食べたいです!!」オヤビーンッ!!


垣根 「んじゃ特上9人前で、1人前はサビ抜きだな」オチビガ


美琴 「あ、私も…」


垣根 「え? いやいやまさか第三位ともあろうお方がワサビ入りの寿司食えないなんて事…」ナイナイ


美琴 「た、食べれるわよワサビくらい!」


垣根 「じゃあ御坂の分はワサビたっぷり入れて貰っとくな」ニヤリ


美琴 「い…いいわよ?」


垣根 (ケケケ、さっきの顔面パンチ&カウロイの仕返しじゃ、たっぷりワサビ食わせたる!!)


00001 「お寿司楽しみです」ソワソワ


一方 「落ち着け、すぐに来る」


00002 「ウニ、食べて見たいです」


00003 「イクラも美味しそうですよ?」


打ち止め 「ミサカはマグロがいい!ってミサカはミサカは眼を光らせてみたり!」キュピーンッ!


削板 「アナゴも美味いぞ?」


今回はここまで。

ではまたいずれ。

1はベトナムに行ったんだよ
つまり1はおっぱい星人(キリッ

こんばんは、更新します。


>>638 我の好みはBカップ…かもしれない。

上条 「寿司が食べられると聞いて!」


削板 「上条、起きても大丈夫なのか?」


00003 「無理をなさらない方が…」


上条 「寿司の為なら例え今日この命尽きるとも立ち上がります」キリッ


一方 「寿司ごときで大袈裟なンだよ」


垣根 「食おうと思えば何時でも食えるしな」


美琴 「大して珍しくは無いわね」


上条 「ええいおだまりなさいブルジョアめ!」


上条 「貧乏学生の上条さんは学園都市に来てからというもの、寿司なんて贅沢な物そうそう口に出来ないんだ!!」


00001 「そこまで生活が苦しいのですか?」


00002 「一体何故?」


上条 「よくぞ聞いてくれました」


上条 「何を隠そうこの上条当麻、事あるごとに不幸に見舞われています」


上条 「ある時はクレジットカードを踏み砕き、またある時は財布を落とし…」


上条 「酷い時なんて何故か奨学金が入らなかった時がある!」


美琴 「え!? じゃあその時どうしてたの??」


上条 「友達に金借りるのも気が引けてさ、塩と水と日光で1週間耐え忍びましたよ…」


垣根 「お前は植物か」


一方 「一言で言やァバカだな」


削板 「根性の成せる業だ」

>ピンポーン


垣根 「ほ~い」


店員 「ども、特上9人前お待たせしました」


垣根 「ん。ほいこれ料金な、あとこれチップ、帰りに美味い物でも食いな」

店員 「あざーす」


垣根 「寿司来たぞ~」


打ち止め 「お寿司美味しそう!ってミサカはミサカは万歳三唱!」


一方 「おらクソガキ、こっちがサビ抜きだ」


00001 「一方通行、飲み物はお茶でいいですか?」


一方 「流石に寿司とコーヒーは合わねェからな、お茶でいい」


上条 「寿司……目の前にきらびやかな寿司が…」ウルウル


美琴 「アンタ…何も泣くこと無いじゃない」


垣根 「んじゃ久しぶりに、皆の者! お手を合わせて!!」


削板 「いただきます!!」

一同 「いただきま(ァ)す!」




垣根 「………グスン」


00002 「…垣根さん」


垣根 「00002号…」


垣根・00002号 「「いただきます」」



削板 「美味いっ!」


00003 「さて、玉子の次ぎはマグロを……うにゅあっ!?」



削板 「? どうした00003号?」


00003 「わ……わひゃびが……」


削板 「……大丈夫か?」


00003 「だいじょ…やっぱりからいれひゅ…」ウルウルウルウル


削板 「水飲むか?」


00003 「す…すみまひぇん…」コクコク


削板 「美味いっ!」


00003 「さて、玉子の次ぎはマグロを……うにゅあっ!?」



削板 「? どうした00003号?」


00003 「わ……わひゃびが……」


削板 「……大丈夫か?」


00003 「だいじょ…やっぱりからいれひゅ…」ウルウルウルウル


削板 「水飲むか?」


00003 「す…すみまひぇん…」コクコク


00001 「うぅ……」ウルウル


垣根 「おいおい何泣いてんだ00001号」


00001 「ワサビが…」ウルウル


垣根 「ほれみず…」


一方 「オラァ!!」


バキッ!!


垣根 「ぶがまっ!?」


一方 「てェェいとくゥゥン! 00001号泣かすたァ命捨てたいンですかァ??」

垣根 「いや違っ…」


一方 「問答無用ォォ!!」

垣根 「ギャァァァ!!」


00001 「一方通行落ち着いてください! 違うんです!!」


一方 「チッ、ワサビで涙出たンならそう言えってンだ」


00001 「すみません、ワサビがこれほどまでとは…」

一方 「次ぎからサビ抜きにするか?」


00001 「出来れば、しかし今目の前にあるお寿司をどう攻略すべきか…」


一方 「心配すンな、能力使ってワサビだけを弾き飛ばす」


00001 「一方通行」


一方 「ン?」


00001 「ありがとうございます//」


一方 「おゥ」


垣根 「ねえ……勘違いでぶっ飛ばされた俺へのフォローは?」


一方 「死ね」


垣根 「泣くぞ?」


00002 「か、からいです…」ウルウル


垣根 「まかせろ、ほいっ」シャララン


00002 「!? 辛味が無くなりました」


垣根 「能力使って辛味を消したんだ」


00002 「流石は垣根さん! モヤシ以上に万能です!」


垣根 「おいおい当然の事を今更言わなくてもいいんだぜ?」


00002 「それもそうでした、モヤシと比べるまでもありませんでしたね」



一方 「とりあえず黙って聞いといてやったがそろそろまとめて表出るかコラァァ!!」


上条 「美味い…、涙が出そう」


美琴 「……」


上条 「ん? どうした美琴、食べないのか?」ハテ?


美琴 「う、うん……(どうしよう、ワサビ…)」


上条 「好き嫌いはいけませんよ? はい口あけて~」


美琴 「ふえぇっ!?」


上条 「はいアーン」


美琴 「あ…ア~ン///」パクッ


美琴 「~~ッッッ!!!!!!」


美琴 「うぅ~~」ポロポロ

上条 「……美琴?」

美琴 「ふぁにぃ?」ポロポロ

上条 「もしかしなくても、ワサビ…ダメなの?」


美琴 「……」ポロポロコクコク


上条 「一方通行、こっちの寿司も頼む」


一方 「ン」


垣根 「第三位はお子ちゃまって事だな」ププ~ッ!


美琴 「う、うるひゃい!」

垣根 「みんな食ったな、そんじゃ…ごちそうさまでした」


一同 「ごちそうさまでした」


上条 「いや~、美味かった♪」


美琴 「当麻、顔色良くなってない?」


上条 「美味しい物食べたらなんか治った」


垣根 「おまえグルメ細胞でも持ってんの?」


上条 「今なら釘パンチならぬ釘そげぶ打てる気がする、割とマジで」


垣根 「そう言や上条、キャンプの予定決めたからな」


上条 「へ~、で? いつ行くんだ?」


垣根 「明日」


上条 「はやっ!?」


美琴 「ちょっと! 私まだ何も準備出来て無いわよ??」


削板 「俺も出来て無いぞ?」


垣根 「キャンキャンうるせえっ!! 思い立ったが吉日って言うだろが!!」

一方 「フリーダム過ぎだろォ」


垣根 「え? 俺ガンダムじゃねえぞ?」


一方 「ジェネシスに焼かれて死ね」


アレイ 「キャンプ場の予約が取れたぞ。垣根、君の要望通りの場所だ」


垣根 「素晴らしい、パーフェクトだアレイスター」フハハハッ!!


アレイ 「光栄の極み」ハハァ~


垣根 「てな訳だ、予定決まったとこで恒例のゲームタイムだ!」


一方 「いつから恒例になったンだァ?」


上条 「垣根ってちょっと古いゲーム良くするけど、こだわりとかあるのか?」


垣根 「別にねーよ、ただ最近のゲームはやれ3Dだのなんだのしつこいんだ。俺はドットで充分だぜ」


00001 「お姉様、何をされているのですか?」


美琴 「食器とか洗おうと思って、ちょっとでも当麻の負担減らしたいし」


00001 「ではお手伝いします」


00002 「ではミサカも」


00003 「ミサカもお手伝いします」


打ち止め 「ミサカもやる!ってミサカはミサカはやる気マンマン!」


美琴 「じゃあ皆で手分けしてやろっか!」


00001・00002・00003・打ち止め 「「「「おーっ!」」」」


垣根 「上条、おまえどの子が好み?」


上条 「う~ん……この乙女って人かな、強くて頼れるお姉さんって感じが…」


美琴 「…」ピクッ!!


垣根 「ほほう、俺はこのエリカだな、高飛車なのが攻略しがいがあるぜ」


00002 「…」ピクッ!


垣根 「ロリコン一方通行はどうせ蟹沢だろ?」


一方 「勝手に決めンなァ!!」


垣根 「んじゃ誰だよ」


一方 「誰でもいいンだが…この良美ってのが大人しそうで良いンじゃねェか?」


00001 「…」ピクッ


垣根 「おまえ…隠れヤンデレに手を出すとは…」


一方 「……あ?」


垣根 「まあ……乗り換えはすんなよ、後で怖いからな……マジで」


一方 (…ヤンデレ?)


垣根 「削板は?」


削板 「この瀬麗武と言う女性は良いな、より強く! と言う考えに共感が持てる」


垣根 「顔、スタイルじゃなくそこかよ」


00003 「…」ガーンッ!?


美琴 「当麻」

上条 「ん?」

美琴 「乙女って……誰?」

上条 「……へ?」


美琴 「だ・か・ら、乙女ってのは誰かって聞いてんでしょうがぁぁぁ!!!」バチバチバチバチッッ!!!



上条 「なんでビリビリ!?」


00001 「ヤンデレ…ヤンデレ……」ブツブツ


一方 「お…オイ、何して……」


00001 「邪魔しないで下さい一方通行、ミサカはヤンデレを極めます」


一方 「落ち着けェェ!! なンだか分かンねェが俺が悪かったァァ!!」


00002 「垣根さん」ゴゴゴゴ


垣根 「いや、これは違っ!」


00002 「エリカと言う女性はどこですか? 垣根さんごとこの対戦車ライフルで一撃のもとにっ!!」ジャギンッッ!!!


垣根 「どっからそんなブツを!? てか俺ごと!?!?」


00003 「そ、削板さんは強い女性が好みなのですか??」


削板 「良く分からないが強い事は悪く無いんじゃないか?」


00003 「ミサカはもっと強くなりますっ!」


削板 「いや、00003号はそのままで良いと思うぞ?」

00003 「な、なぜ??」


削板 「……俺が守りたいから」


00003 「ふにゃっっ!?///」


美琴 「で? 乙女って誰よ?」バチバチバチバチッッ


上条 「垣根、説明してくれ」←正座中


00002 「垣根さん、エリカなる泥棒猫はどこですか?」ゴゴゴゴ…


垣根 「説明するから眉間に対戦車ライフルやめて」←正座中


00001 「一方通行はもうミサカに飽きてしまったのですね…」ウジウジ…


一方 「誤解まねく発言すンな! そして話しを聞けェ!」←正座中


00003 「しかし削板さん、ミサカも守られるだけでなく…」モジモジ


削板 「心配するな00003号、女を守るのは男の役目だからな!」ハッハッハ!


00003 「//」


垣根 「そこーっ! 何おまえ等だけいい雰囲気になってんだ!!」


上条 「美琴さん、足が痺れてきたんですが…」


美琴 「だから?」


上条 「垣根! 早く説明してくれ!!」


垣根 「みんな誤解だ、俺達はただゲームのキャラクターをだな」


美琴・00001・00002 「「「ゲーム?」」」


垣根 「これだ」つ〔つよきす〕


美琴 「な…な~んだ、ゲームだったのね…」


00001 「ミサカのはやとちりでした」


00002 「垣根さん、そのゲームを貸してください」


垣根 「はいどうぞ…」


00002 「……ふんっっ!!」バキッッッ!!!


垣根 「俺のつよきすーーーーっっ!!!」


00002 「おっと手が滑りました」テヘッ


垣根 「めっちゃ力込めてたよね? ふんっっ!って言ってたよね???」


00002 「壊れたゴミはごみ箱に捨てておきます」ポイッ


垣根 「」


00001 「すみませんでした一方通行…」シュン…


一方 「念の為言っとくぞ00001号」


00001 「?」


一方 「俺はお前以外の女に興味はねェ」


00001 「………ふにゃ//」


上条 「あ、足が……」


美琴 「ごめんね…」


上条 「美琴ははやとちりし過ぎだぞ?」


美琴 「だ、だって…」


上条 「上条さんが好きなのは御坂美琴だけ、信じてくれるか?」


美琴 「……信じる///」


00002 「おっとここにもゴミが…」ポイポイッ


垣根 「やめてーっ!! 俺のダ・カーポにSHUFFLEその他諸々捨てないでーっ!!」ウワーンッッ!!


垣根 「お、俺の青春のバイブルが……師匠達が…」

上条 「何の師匠?」


垣根 「俺はあのゲーム達からナンパテクを学んだんだ」


一方 「エロゲーで学ぶなアホめ」


垣根 「エロゲーじゃありませぇん、ギャルゲーですぅ!!」


上条 「さして変わらないだろうに」


垣根 「ちぇ、仕方ねー。ツインビーやろっと」


美琴 「当麻、ホントにもう大丈夫なの?」


上条 「お寿司食食べたから元気100倍上条さんです」


美琴 「でも無理しちゃダメよ? 今日の夕飯は私が作るから」


上条 「いやもう大丈夫だって、俺が作るよ」


美琴 「ダーメ、私が作るの」


上条 「みんなにも迷惑かけたしここはやっぱり俺が」


美琴 「私!」


上条 「俺!」


上条 「よし、じゃあ二人で作ろうぜ」


美琴 「え…でも」


上条 「二人で作れば万事解決だろ?」


美琴 「それは…そうだけど」


上条 「んじゃ決まり、二人の共同作業と行きますか」


美琴 「……うん///」


垣根 「ケッ、お熱いこって」


一方 「あの二人があァなったらコーヒーが甘くなっちまう」


00001 「では入れ直して来ましょうか?」


一方 「お前が入れたンなら泥水だって飲み干してやる」


00001 「///」


垣根 「神龍よ、この部屋のリア充を消しておくれ」


垣根 「00002号、暇ならツインビーやろうぜ」


00002 「垣根さんと共同作業ですね」


垣根 「そう言うこった、殲滅するぞ!」


00002 「ラジャー!」


削板 「さて、俺はどうするかな」


打ち止め 「じゃあ一緒にトランプやる?ってミサカはミサカは軍覇を誘ってみたり」


削板 「そうだな、しかし二人だけと言うのも…」


00003 「……」モジモジ


削板 「00003号」


00003 「は、はいっ!?」


削板 「暇なら三人でトランプしないか?」


00003 「いいのですか?」


削板 「みんなでやった方が楽しいしな、一緒にやろう」


00003 「はい///」


打ち止め 「じゃあまずはババ抜き!ってミサカはミサカはカードを配ってみたり!」


削板 「根性で勝つ!!」


00003 (勝つべきか負けるべきか…)


上条 「おーいみんな」


美琴 「ご飯できたわよ」


一方 「肉はあるンだろォな」


00001 「一方通行、少し野菜も食べた方が…」


一方 「イヤだ」プイッ


00001 「……グスン」


打ち止め 「あーっ!!あの人が00001泣かせた!ってミサカはミサカはみんなに言い触らしてみたり!」


一方 「クソガキィ! 余計な事吐かすなァ!!」


垣根 「オイオイオイ、第一位が女の子泣かせるたぁどう言うこったい?」


削板 「根性無いぞ!!」


00002 「所詮モヤシはこの程度の男だった訳です」


00003 「見損ないました」


一方 「なンだなンだよなンなンですかァ?? 野菜食わねェってだけでこの扱いはよォ???」


美琴 「自業自得よ」


一方 「上条、俺はどォすりゃいいンだァ?」ヘルプ!


上条 「野菜を食べればいいんだよ」


一方 「」


上条 「一方通行、トマト食えよ」


一方 「…」パクッ


垣根 「次ぎはアスパラガスな」


一方 「……」モグモグ


削板 「ブロッコリーだ」


一方 「………」ムグムグ


00002 「モヤシです」


一方 「…………」シャキシャキ


00003 「からのピーマンです」


一方 「」モグモグ


美琴 「はい玉ねぎ」


一方 「お・ま・え等ァ……」シャキシャキ


00001 「一方通行おにk」


一方 「いらねェ!!!」


00001 「お…お肉…グス…」


一方 「え…あ…」


00001 「ふ……」


一方 「待てっ! 今のは違っ!!」


00001 「ふぇぇぇ……」ポロポロ


打ち止め 「また00001号泣かせてる!ってミサカはミサカはみんなに知らせてみたり」


一方 「ち、違ェぞ! 今のは間違い…」


一同 「最っ低」


一方 「ふ……」



一方 「不幸だァァァァァァァァアァァァァ!!!」


色々バタバタしたので間が空きましたが今回はここまで。


またそのうち更新します。

どうも、少しですが更新します。

垣根 「ふい~、食った食った」ゲップ


削板 「すまないな上条、ごちそうになって」


上条 「いいって、みんなで食べた方が楽しいし」


削板 「さて、そろそろ帰るとするかな」


垣根 「泊まってけよ、どうせ明日早いんだしな」


削板 「準備もあるしな、やっぱり帰るよ」


垣根 「ならしかたねーな、明日早いから遅刻すんなよ」


削板 「ああ、じゃあまた明日な」


00003 「削板さん」


削板 「ん?」


00003 「ま、また明日お会いしましょう」


削板 「ああ、また明日」


00003 「……」


00002 「残念でしたね00003号」


00003 「な、なにがですか??」


00002 「削板さんが泊らなかった事がです」ニヤニヤ


00003 「べ、別に残念だなんて思ってません!」


00001 「またまた、素直になったらどうですか?」ニヤニヤ


00003 「00001号まで!?」

垣根 「心配すんなよ00003号、キャンプ場で削板と二人っきりになれる様にセッティングしてやるから」


00003 「余計なお世話ですっ!!」ズキュンッ!!


垣根 「残像拳!」シュンッ


美琴 「じゃあ私もそろそろ帰るわね」


上条 「送ってくよ」


美琴 「うん、エスコートよろしく」


上条 「お任せあれ、姫」


美琴 「///」


垣根 「寮でにゃんにゃんすんなよ、明日早いんだからな」カーッペッ


上条 「しないっての」


美琴 (……残念…かも)

一方 「オイ、手が空いた奴から風呂入っちまえ」


00001 「上位個体、一緒に入りますか?」


打ち止め 「うん」


垣根 「俺も俺も~♪」ルンルン


ドガバギグシャッッ!!!



垣根 「」チーン


一方 「行ってこい」


00001 「ではお先に」


00002 「おのれ! 垣根さんの敵っ!」


一方 「軽く捻ってやんよォ!!」


一方 「覚悟しやがれ、明日の朝までぐっすりおねンねさせてやるからよォ!」キシャーッ!!


00002 「……フッ」


一方 「あァ? なァに鼻で笑ってやがりますかァ?」


00002 「00001号と全く同じ顔のミサカを殴るのですか?」ニヤッ


一方 「…ッ!!?」ハッ!!


00002 「ほらほらどうしましたか? とミサカはモヤシに顔を近づけます」ホレホレ


一方 「グッ! テメッ、汚ェぞ!!」


00002 「ではこんな顔はどうですか? とミサカはヘン顔をします」ビローン


一方 「や、やめろォ!!」


00002 「次ぎはこうです、とミサカは更なるヘン顔を披露します」グニャーン


一方 「やめろって言ってンだろォがァ!!」


00002 「そして更にっ!」


ゴンッ!!


00002 「」チーン


00001 「まったく、一体何をしているのですか! とミサカは怒りに奮えます」

打ち止め 「お風呂上がったよってミサカはミサカはあなたに伝えてみたり」ホカホカ


一方 「ちゃンと100まで数えたかァ?」


打ち止め 「ちゃんと数えたよってミサカはミサカは自慢げに胸を張ってみる!」エッヘン!


00001 「正確には99.98秒でしたが」


打ち止め 「00001号は細か過ぎるの!ってミサカはミサカはプンスカしてみたりっ!」プンスカッ!!


00002 「では次ぎはミサカ達が入るとしましょう、00003号?」


00003 「~~♪♪」メルメル


00002 「削板さんとのメールに熱中するのも大概にして欲しいです」フゥ…


00003 「おやすみメールを貰いました! とミサカは歓喜の余り小躍りします♪」イエスイエス♪


00002 「ダメだこのミサカ、一人で入ってこよ」


垣根 「一方通行ちょっと手貸してくれ!」


一方 「?」


垣根 「エアーマンが倒せない…」グスン


一方 「ロックマンかよ……情けねェな、貸してみろ」


垣根 「クソッ、エアーマンめ!」ムキーッ!


一方 「ウオッ? このっ! なんとォォォ!!!」カチカチカチッ!!


垣根 「ガンバれエアーマン!」


一方 「せっかく手伝ってやってンのに敵キャラ応援とかナメてンのか!?
そォ言う空気読めねェ態度が後々自分の首絞める事に--あ……」


垣根 「あ、よそ見してっから」


一方 「ロックマァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァン!!!」


短いですが終わりです。


次回からキャンプ編。
ゲスト出演でア○テムのメンバーが登場する……かも。

~おまけ・滝壺the花占い~


滝壺 「はまづらがわたしを好き…嫌い……好き……」プチプチ


滝壺 「好き……嫌い…好き……ハッ!」


滝壺 「……」フルフル…


花←残り一枚


滝壺 「ぅ……き、きら……」ウルウル



>ポンポン


滝壺 「?」クルッ


浜面 「……好き」


滝壺 「はまづら…///」


麦野・絹旗・フレンダ 「「「あ~~はいはい、もげろもげろ。超爆発しろ」」」



浜面・滝壺 「///」テレテレ


>>707
浜面爆発してもげろ

絹旗とフレンダは俺が超 貰っていくって訳よ

???? ?>>708?F?c?c????H???????????c

ミスった。訳すとこうです。

>>708
麦野 「………私は? ねえ私は?? わぁたぁしぃはぁぁ???」

>>708
いや、お前に二人は荷が重い
フレンダは俺に任せろ

どうも、投下します。

>>708 >>715

フレンダ 「みんな私の脚線美にメロメロって訳よ」フフンッ

絹旗 「麦野、超殺っちゃってください」


麦野 「ゲッタァァァァビィィィムッ!!」



フレ/ンダ 「オープンゲット!」


~次の日~


垣根 「あ~た~らし~~い朝が来たっ! 希~望~のあ~さ~~が♪」


一方 「朝からうるせェよ、喜びに胸抱いて大空仰げってかァ?」


垣根 「絶好のキャンプ日和だからな、俺のテンションヌペヌペだ」


上条 「ヌペヌペって…」


>ピンポーン


00002 「お姉様が来たようです」


美琴 「おはよーっ!」


上条 「おはよう美琴」


美琴 「ふにゃ…//」パタリ


上条 「……」エー


垣根 「おまえ等、昨日あれ程言ったのに……ヤリやがったな?」


上条 「な、なんの事でせうか?」


一方 「オリジナルの反応でバレバレだってンだよ」

垣根 「このドスケベが!」



上条 「」


>ピンポーン


00003 「削板さんが来ました!」シュバッ!!


垣根 (反応早ぇ…)


一方 (質量を持った残像だと?!)


削板 「おはよう00003号! 良い天気だな!」ハッハッハ!!


00003 「おはようございまちゅ…(また噛んだちくしょう……)」


削板 「ん? どうした御坂、そんな所で寝たら風邪引くぞ?」


垣根 「放っといてやれ、淫乱中学生の成れの果てだ」


美琴 「誰が淫乱よっ!!」ガバッ!


一方 「昨日の夜はお楽しみだったンだろォ?」


美琴 「ま、まあ……その///」テレテレ


上条 「話しは終わりだ! 早くバス乗ろうぜ!!」


~車内~



上条 「やった! あがりだ!」


垣根 「また俺の負けかよっ!? 他の奴らならいざ知らず何故上条にまで??」


一方 「オマエは顔に出過ぎなンだよ」


垣根 「クソッ、このイケメンフェイスにそんな弱点が…」ガッデム!


打ち止め 「ババ抜き大会早くも垣根の三連敗ってミサカはミサカは余裕の表情を見せてみる」


00002 「垣根さん、心苦しいですがバツゲームです」

削板 「一位の00001号がクジを引くんだったな」


00001 「えーと……」ゴソゴソ


00001 「今回のバツゲームは『ちょっと目を離した隙に大爆笑が起きるが誰もその理由を教えてくれない』です」


垣根 「マジで!? めっちゃ内容気になるっ!!」ウワァァンッ!!


美琴 「そろそろババ抜きも飽きてきたわね」


00003 「同感です」


垣根 「そのセリフを待ってたぜ!」


一同 「?」


垣根 「突然だがこれより第1回! チキチキ王様ゲームを開催するっ!!」ドンドンパフパフ!!!


打ち止め 「王様ゲームってなに?ってミサカはミサカは垣根に聞いてみたり」


垣根 「王様ゲームってのはな、古くは約4000年前に生まれた伝統あるゲームで…」


美琴 「適当な事言ってんじゃないわよ!」


一方 「なァにが4000年だ、ラーメンかってンだ」


垣根 「ちっ、まあアレだ、クジ引いて王様を決める、んでもって王様になった奴は指令を下すんだ」

00001 「指令…ですか?」


垣根 「おう、そしてその指令を絶対に実行するってゲームだ」


00002 「どんな指令でもですか?」


垣根 「そうだ、例えばターミネーター2のラストシーンを実際に再現しろとかな」


上条 「サムズアップしたまま微動だにせず熔鉱炉に入れと??!」


一方 「出来なくはねェな」

削板 「根性で乗り切るぞ!」


美琴 「そんな命懸けの王様ゲーム聞いたことないわよ!」


垣根 「んじゃ始めるぞ、王様ゲーム!!」


一同 「イェーイ!」


垣根 「王様の言うことは?」


一同 「ぜったーいっ!」


垣根 「よしクジ引くぞ……王様だーれだ?」


上条 「違うな、分かりきってたけど」


一方 「違ェな」


美琴 「ぐっ、違うわね」


00001 「番号が書いてあります」


00002 「同じく」


00003 「ミサカも違います」


打ち止め 「ミサカも違うってミサカはミサカは残念無念」


削板 「俺も違うぞ」


垣根 「オイオイ早く名乗り出ろよ王様……あ、俺だったわ」ナハハハハッ!


一方 「果てしなくうぜェ」


垣根 「ほにゃらばキングていとくんが指令を下す、2番が5番をお膝抱っこしろ」


00003 「……ッ!?」ナントッ!!



00002 「00003号、まさか…」


00003 「ご…5番です」


垣根 「さあ2番は誰だ!?」


削板 「……俺だ」


00003 「なっ!?」


垣根 「何だよイキナリ面白くねえ事しちまった、上条と一方通行狙ってたのによ」


上条 「ふざけんなっ!」


一方 「なンで俺が上条お膝抱っこしなきゃなンねェンだよっ!」


00003 「か、垣根さん、出来れば違う指令に…」


垣根 「シャラップ愚民、王様の言う事は絶対だ………やれ」


00003 「うぅ……」


削板 「ところでお膝抱っこってなんだ?」


垣根 「ぶっちゃけ対面座位だ」


上条・一方・美琴 「アウトォーッ!!」


垣根 「冗談だ、オマエはアレだ、00003号の座る椅子になりゃいい」


削板 「なんだ簡単じゃないか」ハッハッハ


00003 「し…失礼しまひゅ///」


削板 「ドンとこい!」カモンッ!



チョコン…



00003 「―――……ッ!!!」コ、コレハッ!!!



削板 (軽いな…それに何かいい匂いが…)


00002 「…00003号?」


00003 (イエスッ! 我が生涯に一片の悔い無しっ!!)ガーッツ!!!



垣根 「そんじゃ次ぎ行くぞ」


00003 「あの、垣根さん」


垣根 「んあ?」


00003 「ミ、ミサカはいつまでこの状態なのでしょうか?(このままだとフニャフニャに!)」


垣根 「なに言ってんだ? ソレ目的地つくまで有効だぞ」


00003 (な…ん……だと?)


削板 「心配するな00003号、ちっとも重く無いぞ?」

00003 「あ…ど、どうみょ(あーっ!!噛んじまった!てかもうどうでもいいぜこんちきしょう!垣根さんGJ!)///」



垣根 「王様だーれだ………俺だっ!!」ガハハハッ!!


一方 「待てコラァ! イカサマの臭いがプンプンすンぞォ!!」


垣根 「2連続当たっただけでイカサマ呼ばわりかよ、器ちいせえなオイ」


一方 「……ぶち殺す!」


00001 「ア、一方通行、落ち着いてください」アタフタ!


一方 「チッ」


垣根 「カイザー垣根が指令を下す、1番と2番がポッキーゲームだ」


一方 (……ゲッ!?)


00001 (あ、2番…)


上条 「一方通行、お前まさか…」


一方 「…1番」


00001 「…2番です//」キタッ!!



垣根 「ちっ、上条と一方通行のポッキーゲームはおあずけか」


美琴 (ほんのちょびーーーーーっとだけ見てみたかったりして…)


一方 「け、ケドよォ…ポッキーが無きゃ出来ねェよ、だから違う指令に…」


打ち止め 「ミサカのポッキー使う?ってミサカはミサカはポッキーを差し出してみたり」 つ|


00001 「あ、どうも」


一方 (クソガキがァァァ!!!)


上条 「自分を信じて精一杯頑張れ」


美琴 「しっかりね」


一方 「なンだその1人暮らし始める子供を見送る両親的なセリフは??
むしろ良心的なセリフでこの状況を止めろォォォォおおおお!!」


アレイ (文字でボケるとは、相当テンパっているな)クイックイッ


※ちなみに☆はずっと運転してました


垣根 「ほんじゃはじめぞ~……ポッキーゲーム!」


上条・削板・美琴・00002・00003・打ち止め 「イェーイッ!!」


垣根 「ポッキーが折れるまで両端から~~」


上条・削板・美琴・00002・00003・打ち止め 「ポキポキかじれ~!!」


一方 「…」


00001 「あ…あの…えと…///」


一方 「もう何も言うな、さっさとすませンぞ(かじった瞬間に能力でポッキーへし折る!)」


垣根 「オイ上条、このセロリータがズルしねえ様に右手で触っとけ」


上条 「イエス・マイ・ロード」つピトッ


一方 (逃げ道無くなったァ…)



00001 「…ん……」


一方 「こ、こうかァ?」


「-」←ポッキー


一方「-------」00001 ポリポリ


一方「-----」00001 ポリポリ


一方「----」00001ポリポリポリ


一方「----」00001「///」


一方 (や、やべェ! これ以上は…)


一方「---」00001「///」


一方 (クソッ!! 起きろラッキー! 手柄なンざァくれてやるっ!!!)



一同 「ドキドキ! ワクワク!?」



キキーーッ!!


一方「-゙-」00001「あ…」


垣根 「なにやってんだアレイスター!」


アレイ 「仕方ないだろう、オービスがあったんだ」

垣根 「ちぇ~~惜しかったのによ」


一方 「オイ、喉渇いたからどっか停まれコーヒー買ってくる(ポンコツ、GJゥ! 今度油さしてやるからなァ!!)」


~同時刻・学園都市~


青髪 「王様ゲーム!」


土御門 「いぇーい!」


青髪 「王様の言う事は?」


土御門 「絶対だにゃー!」


土御門 「さーてクジ引くぜい、王様だーれだ?」



青髪 「やった! 僕王様や!」


土御門 「にゃ~、早速指令をだすにゃー」


青髪 「じゃあ…1番と2番がポッキーゲームや!」


土御門 「初っ端から過激だぜい!」ヒューヒューッ!


青髪 「さあっ! 1番と2番はポッキーを端からかじるんや!」



土御門 「ラブコメ全開だぜい!」


青髪←1番

土御門←2番


土御門「-----」青髪ポリポリポリポリ…


土御門「----」青髪ポリポリ


土御門「---」青髪ポリポ…


土御門「--」青髪「…グスッ…」ポリ…



青髪 「う…うわぁーっ! 嫌やぁー!! これ以上進んだら僕ぁ大切な何かを失ってまう!!」


青髪 「なあ、つっちー! 僕ら何時になったらモテんねんっ???!」



土御門 「泣くな青ピ! 俺達はこれからもクリスマスの夜に男二人でカラオケ行ったり
バレンタインデーに男同士で友チョコ渡しあったりして刻(とき)の涙を見るんだにゃー!」


青髪 「嫌やそんなん! 僕ぁ可愛くてスタイル抜群の女の子と青春をエンジョイしたいんや!」


土御門 「それが出来るのは極限られた選ばれし人間だけだにゃ-」カミヤントカ


青髪 「はぁ~、暇やなぁ~~」


土御門 「流石に男二人で王様ゲームはハードル高すぎたぜい……」


~同じく学園都市某カラオケ~



黒子 「い~つまでも手うぉ~繋いで~いられる様な気がしていたぁ~~」


初春 「白井さ~んもう出ましょうよ~」


黒子 「何言ってますの初春! まだまだこれからですのっ!!」


初春 「えぇ~」ゲンナリ


黒子 「次ぎですの次!」


黒子 「さーよなーら大好きな人ぉ~さぁーよなーら大好きな人ぉ~~ずうっと大好きな人ぉ~~~」グスッエグッ


初春 (同じ曲ヘビーローテーションでもう3時間……帰りたい………)シクシク





佐天 「あ、初春からメールだ……スルーしとこ」


佐天 「君子危うきに近寄らず、ゲーセンでも行こっと」


※佐天さんの危機回避能力、現在レベル4

垣根 「よっしゃ次な」


一方 「イカサマすンなよ」

垣根 「してませぇ~ん」


一方 (殺してェ…)


垣根 「さあ行くぜ! 王様だーれだっ?」


打ち止め 「あ! ミサカが王様!ってミサカはミサカは歓喜してみたり!」


垣根 (おちびなら当たり障りねえからな、便利過ぎるぜ未元クジ)



垣根 「さあおちび、指令をくだすのだ!」


打ち止め 「えっと…じゃあ6番と8番がプロレスごっこ!ってミサカはミサカは指令をだしてみる!」


上条 「は?」

美琴 「ひ?」

削板 「ふ?」

一方 「へ?」

00001・00002・00003 「ほ?」



垣根 (とんだ伏兵だったぜ…)


一方 「てェいとくゥン?」ギロッ


垣根 「今回ばっかりは俺も予想外だったんだよ!」


美琴 「ねえ打ち止め、意味…分かってる?」


打ち止め 「? プロレスの真似じゃないの?ってミサカはミサカは再確認してみたり」ハテ?


美琴 「いや、そうなんだけど…そうじゃないって言うか…」


00003 「ちなみに誰と誰がするのでしょうか?」


美琴 「私……8番だわ」


00002 「では6番は…」


一方 「俺じゃねェぞ」


垣根 「俺でもない」


削板 「おれも違う」


00001 「違います」


00003 「ミサカもです」


00002 「……と言う事は―」チラッ


上条 「……え? 俺9番だけど?」


垣根 「上下逆だボケ、お約束のギャグかましやがって」


上条 「マジで!?」


美琴 (当麻とプロレスごっこ…//)



今回はここまで、お休みなさい。

どうも。投下再開します。

垣根 「んじゃ俺レフリーやるな、着替え着替え…」ゴソゴソ…


一方 「俺ァ上条のセコンドだ」


00001 「ではミサカ達はお姉様のセコンドに付きます」


00003 「ミサカは動けません(動きたくとも…)」←お膝抱っこ継続中


削板 「俺も動けない」


00002 「リア充め、では二人は観客と言う事で」


垣根 「そんじゃはじめんぞ」


一方 「いいか上条、脇閉めてけ、ンでもって重心は低くだ」


上条 「なあこれ『ごっこ』だよな?」


一方 「ヤルからには勝て、第一位の俺がセコンドに付いてンだ、負け=死だと思え」


上条 「なんだかなぁ…」


垣根 「上条、これ付けとけ」


上条 「………なにコレ?」


垣根 「能力で作った未元アフロだ、右手で触んなよ消えるから」


上条 「いらな…」


垣根 「100%絶縁仕様だぜ?」


上条 「即決完成! アフロ当麻だ!!」


一方 (右手があるだろォが…)


00001 「お姉様、上条さんには能力によるダメージは期待出来ません」


00002 「ここは体術主体で攻めましょう!」


打ち止め 「ジャーマンスープレックスが見たい!ってミサカはミサカは技を期待してみたり!」



美琴 「なんでみんな本気なのよ…」



垣根 「御坂、これ着るか?」


美琴 「……なにこれ?」


垣根 「未元レオタード、汗で溶けるムフフなレオタードだ」ムッフッフ


美琴 「着れるかぁーっ!!!」ウガーッ!!



上条 (……ちっ)


垣根 「赤ぁーコーナァー! 身長168cmィ、体重58kgゥ、学園都市一不幸な男にしてフラグ乱立男、上条……当ぉぉぉぉぉ麻ぁぁぁぁぁぁ!!!」



上条 「なんちゅう紹介だよ…」


一方 「全部事実だろォ?」


上条 「不幸はまだしもフラグってなんだ?」ハテ?



一方 (こいつ……いつか後ろから数万人単位で刺されンぞ…)


垣根 (むしろ俺が事故に見せかけて殺っちまうかもな)



垣根 「続きまして青ぉーコーナァー!! 身長161cmィ、体重『わーっ!わーっ!!』kgぅ、学園都市第三位にして貧乳ビリビリツンデレ若干ストーカー気味の思春期娘、御坂……みこぉぉぉぉぉとぉぉぉぉぉ!!!」



美琴 「もうちょっとマシな紹介してよ!!」


00001 (しかし…)


00002 (全て否定出来ないのが…)


打ち止め (お姉様って意外に残念な娘?ってミサカはミサカは物思いにふけってみたり…)


美琴 (体重……危なかった…)ホッ



上条 (美琴軽いのに……)


垣根 「よーし、両者見合って見合って~」


上条(アフロ) 「…」ジーー


美琴 「……///(やだ…イケメン…写メ撮りたい///)」



垣根 「はじめんぞ、おいアレイスター、こっちこい」


アレイ 「なんだね? 」


一方 「ラウンドワァン……」ニタリ


アレイ 「待ちたまえ、何故ハンマーを振りかぶって…」


一方 「ファイィッ!!!」ブンッ!!!


カァァンッッ!!


アレイ 「」チーン



上条(アフロ) 「え…え~っと…」


美琴 「おりゃっ!!」ブンッ


上条(アフロ) 「あぶねっ!?」


美琴 「やるからには勝つわよ!」


上条(アフロ) 「美琴さん! 思考が一方通行と同じになってますの事よ??」



美琴 「何だかんだで私当麻に勝った事ないし! だからここで勝つ!!」


上条(アフロ) 「いやこれ『ごっこ』だろ?ってうわっ!?」



打ち止め 「アーちゃん大丈夫?ってミサカはミサカはつついてみたり」ツンツン


アレイ 『120秒後ニ再起動サレマス…電源ヲキッタリメモリーカードヲヌカナイデクダサイ』ピーガガガピーガガガ


打ち止め 「……」エー


アレイ 「全く酷いメにあった…」


一方 「第1ラウンド終了だァ!」ブンッ!


カァァンッッ!


アレイ 「グバっ!?」


打ち止め 「アーちゃーーん!!!」


00001 「一方通行、垣根さんがゴングを作ってくれました」


一方 「ほゥ、こいつァいいぜェ!!」ヒャハハッ!!



アレイ (わ…私を殴る意味はあったのか?)



上条 「む、無駄に疲れた…」


一方 「情けねェな……よしっ! 上条、オマエに必殺技を伝授してやる」


上条 「必殺技?」


一方 「いいかァ……ゴニョゴニョ…」



上条 「……へ?……いや……うん…」


一方 「ンじゃ逝ってこい」

上条 「字が違うっ!?」



00003 「あの…削板さん?」


削板 「ん?」


00003 「今更ですがその…本当に重くありませんか?」


削板 「むしろ軽すぎるな、ご飯ちゃんと食べてるか?」


00003 「はいっ! 食べてまちゅ!(こんちくしょう……)」



垣根 (ムービー撮って後で上映してやろーかコイツら)



垣根 「ほんじゃラウンドツー! ファイッ!」


一方 「オラァ!」ブンッ


カァァンッッ!



美琴 「行くわよ!」


上条 (ホントに通用するのかなぁ…)


美琴 「ちぇいさ―」


上条 「美琴」


美琴 「ぁぁ…なに?」


上条 「…好きだ」キリッ!


美琴 「ぴ」


上条 「…誰よりも好きなんだ」


美琴 「ぴぃ…//」


00001 「お姉様! 気を確かに!」


00002 「くっ! まさかの言葉責めとは! モヤシめ余計な入れ知恵を!!」



上条 (え~と後は確か…)


美琴 「あ…アンタこんな時に……ッ!?」


ギュッ…


上条 (抱きしめたあとに耳元で……)


美琴 「え? え?? 当麻???」アウアウ…


一方 (決まったな…)


上条 「俺の物になれよ…」ボソッ…


美琴 「……」


上条 「めちゃくちゃに…してやるぜ?」


美琴 「………ふにゃ///」パタリ


垣根 「……気絶してやがる」


垣根 「上条の勝ちぃ~!」

上条 (効果は抜群だった…)


アレイ 「お楽しみのところで悪いがそろそろ到着するぞ?」


垣根 「もうちょい引き伸ばせ、今から一方通行がTバック穿いて尻で割り箸割るから」



一方 「オイ・・・・これ紐じゃねェのかァ?」



垣根 「さっさとヤレ、俺王様オマエ愚民」


一方 「グッ・・」


上条 「結局垣根がほとんど王様だったな」


美琴 「クジ運良すぎ」


アレイ 「着いたぞ」


垣根 「もうちょい遠回りしろよ!」


アレイ 「着いてしまったものは仕方ないだろう」


垣根 「ちっ!」


一方 (あぶねェ・・・)


~とあるキャンプ場~



垣根 「来たぜセントラル!!」バンザーイ


上条 「ハガ錬ネタはよせ、有名過ぎるから」


美琴 「でも良いところね、景色もいいし」


00001 「少し日差しが強い気がしますけど…」アツイ



一方 「・・・・ほれよ」


00001 「・・・?」


一方 「帽子、無いよりマシだろ」


00001 「・・・・」ジーー


一方 「な、なンだよ」


00001 「いえ、優しいなあと思って//」


一方 「なっ!? こ・・こンなのは普通だ普通!! オラ行くぞ!」



アレイ 「見ていて微笑ましいなあの二人は」


打ち止め 「そうだねアーちゃん」


垣根 (00002号、撮ってるか?)ヒソヒソ


00002 (バッチリです、とミサカは親指を立てます)


垣根 「お? なんか屋台出てんじゃん」


アレイ 「近くで祭りでもあるのだろうな」


垣根 「ちっと見てこうぜ」

一方 「荷物どォすンだよ」

垣根 「バスに入れときゃいいだろ、行くぞ野郎共!!」ゴーッ!!



00001・00002・00003・打ち止め・削板 「「「「おーっ!!」」」」スタコラサッサ!!


一方 「・・・・」


上条 「楽しもうぜ、な?」

一方 「頭痛ェ・・・、ストレスで髪の色濁っちまいそォだ」マジデ


美琴 「バファリン飲む?」

一方 「飲む」ウン


上条 「あ、俺ちょっとトイレ行って来る」


一方 「さっさと行ってこい」


美琴 「じゃあ先に行ってるから分からなかったらメールしてね」


上条 「了解、じゃあ行って来る」


美琴 「あ、当麻」


上条 「ん?」


美琴 「フラグ立てて来たたら電撃だから」ビリット


上条 「良くわかんないけど了解」タタタッ


一方 「心配し過ぎじゃねェのか?」


美琴 「だって当麻カッコイイもん」ウン


一方 (結局惚気かよ)


~同時刻(ほぼ同じ場所)~



麦野 「やっと着いたわね、あ~腰痛い」ボキゴキバキ


絹旗 「麦野、それ超年寄り臭いです」


麦野 「誰が年寄り臭いって?」キュインキュイン


絹旗 「ってフレンダが超言ってました」


フレンダ 「ちょっと絹旗?? イキナリこっちに振らないで欲しいって訳よ!!」


麦野 「フ~レ~ン~ダ~」ギラーン!!


フレンダ 「ひいいいいい!!!」


滝壺 「むぎの、怒ったら綺麗な顔が台なしだよ?」


麦野 「滝壺、アンタやっぱり可愛い・・・好きっ!」ダキッ!!


滝壺 「むぎのくるしい」ムギュ


浜面 「おいオマエ等、なんで俺が荷物全部持たなきゃなんないんだよ」


絹旗 「バカ面にはそれが超お似合いです」


フレンダ 「結局浜面は馬車馬の如く働けって訳よ」


絹旗 「馬面だけにですね」プススー


フレンダ 「絹旗上手い! 座布団一枚って訳よ」プススー


浜面 「面白くねえよ!」


麦野 「はあ~滝壺の肌スベスベ」スリスリ


滝壺 「むぎのくすぐったい」


浜面 「麦野!? なに滝壺にほお擦りしてんの?! 俺だってまだしてねえのに!」


麦野 「へへ~んだ、羨ましいでしょ、大体浜面に滝壺はもったいないのよ!!」


浜面 「イヤ俺達付き合ってんだけど」


麦野 「私が許さん」


浜面 「なんで!?」


滝壺 「ねえむぎの」


麦野 「な~に?」


滝壺 「私ね、むぎのの事好きだよ」


麦野 「私も!」


滝壺 「でもね、はまづらの事は大好きなの」


浜面 「俺も大好きだ!!」


滝壺 「うん、しってる//」

麦野 「・・・」


絹旗 「麦野超大敗北です」

フレンダ 「大丈夫! 麦野には私がいるって訳よ!」

麦野 「はぁぁぁぁぁぁまぁぁぁぁぁぁづぅぅぅらぁぁぁぁぁぁ!!!!」



浜面 「ま、待て麦野!! ビームは! ビームは勘弁してくれ!!」


麦野 「死ねええええええええええええ!!!」



浜面 「ぎゃああああああ!!!」



滝壺 「二人とも楽しそうだね」ニコニコ


絹旗 「そう見えるの滝壺さんだけですよ、超間違いなく」


フレンダ (あ、ちょっとトイレ行ってこよ)トテトテ


上条 「ふう~、ちょっと混んでて時間かかったな」


上条 「さて、みんなと合流・・・・ん?」


フレンダ 「・・・・」キョロキョロ


上条 (迷子かな?)


フレンダ (うぅ~、トイレから戻ったらみんな居なかったって訳よ)


フレンダ (どうしよう……あ、携帯・・・浜面に持たせたバッグの中だったー!!)ギャー!



フレンダ 「麦野ぉ、絹旗ぁ、滝壺、浜面ぁ……グスッ……」


上条 「ねえ君」


フレンダ 「……グスッ……?」


上条 「もしかして、迷子?」


フレンダ 「・・・・」


上条 「え・・っと間違ってたかな?」


フレンダ 「ま、迷子じゃないって訳よ!」


上条 「ご、ゴメン、勘違い・・・」


フレンダ 「結局みんなが私からはぐれたって訳よ」ウン


上条 「……」


フレンダ 「全くみんなちょっと目を離したら・・」ブツブツ



上条 「つまり君の友達が迷子になったから探してたって事?」


フレンダ 「結局そう言う訳よ」ウン


上条 (多分この子がはぐれたんだろうな、なんか放っとけないし・・・)


上条 「じゃあさ、その友達探すの手伝わせてくれないかな?」


フレンダ 「よ、余計なお世話って訳よ!」


上条 「え~っと実はさ、俺も一緒に来た友達とはぐれちゃって出来れば探すの手伝ってもらえないかな~なんて」


フレンダ 「その歳で迷子って訳?」


上条 「お恥ずかしながら」ハハッ


フレンダ 「・・・仕方ないから手伝ってやる訳よ」


上条 「え? ホントに?」


フレンダ 「今日は特別! アンタが情けないから特別に一緒に探してあげるって訳よ」


上条 「ははぁ~、ありがたき幸せ」


フレンダ 「うむ、苦しゅうないって訳よ」フンッ


上条 「じゃあ行きますか、あ…君名前は?」


フレンダ 「フレンダ・セイヴェルン、フレンダでいい訳よ」


上条 「俺は上条当麻、よろしくなフレンダ」


フレンダ 「え? じゃあとうまも学園都市から来たの?」


上条 「うん、けど驚いたな、まさか俺達以外にも学園都市から来てたなんて」


フレンダ 「結局みんな考える事は一緒って訳よ、あ・・・」


上条 「そうかもな、にしてもみんなどこ行ったんだろ」キョロキョロ


上条 「なあフレンダ、なんか友達の特徴とか・・・フレンダ?」


フレンダ 「・・・・」ジーー


上条 (なに見てんだろ・・・・たい焼き?)


フレンダ (美味しそう・・・けどお財布も浜面に渡したバッグの中だった訳よ・・)ジーー



上条 「食いたいの?」


フレンダ 「別に、見てるだけって訳よ」ジーー


上条 (食いたいんだろうな)


上条 「おじさんたい焼き三つ」


まだお 「あいよ~」


上条 「・・・と思ったけどやっぱりひとつで」


まだお 「おいおい兄ちゃん、そりゃないだろ」


上条 「ですよね、はいお金」


まだお 「まいど」


上条 「てな訳で、はい」


フレンダ 「え?」


上条 「俺三つも食えないし、食うの手伝ってくれるとありがたい」ムグ


フレンダ 「し、仕方ないから食べてあげるって訳よ」フンッ


上条 「ありがと」


フレンダ 「はむ・・・♪♪」


上条 「さって、マジで探さないと・・・」キョロキョロ


フレンダ 「ねえとうま」


上条 「ん?」


フレンダ 「たいやき・・もう1個」モジモジ


上条 「・・・はい」


フレンダ 「・・・アリガト」


上条 「へ?」


フレンダ 「なんでもない」モグモグ


上条 「?」ハテ


今回はここまで、寝落ちしてましたすみません。

乙!

フレンダ 「たいやき・・もう1個」モジモジ


この台詞に萌えてしまった俺は・・・たいやき買ってくる。

>>795 すまない、Sagaになってた。

>>1です、投下します。

上条 「そう言えばフレンダの友達ってどんな人?」

フレンダ 「結局聞いたら驚くって訳よ、なんと一人は学園都市に7人しか居ないレベル5って訳よ!」フフンッ


上条 「へ~」


フレンダ 「・・・なんか微妙な反応って訳よ」



上条 「え? いや、そんな事無いぞ?」←《レベル5の4人と知り合いしかもそのうち一人と付き合ってる人》


フレンダ 「まあ、元々みんなとは仕事仲間だったんだけど」


上条 「仕事?」


フレンダ 「うん、けど急にその仕事が無くなったから・・・」


上条 「ちなみにどんな仕事?」


フレンダ 「それは秘密って訳よ」


上条 「どうして?」


フレンダ 「あ! とうまあれ! あれやりたいって訳よ!」ユビサシ


上条 「スルーっすか、あれって・・・輪投げ?」


フレンダ 「景品ゲットって訳よ!」フンスッ!


上条 「いや友達探すんじゃ・・・」


フレンダ 「早く早くっ!」ヒッパリ


上条 「ちょっ! 分かったから引っ張るなって!」


まだお 「らっしゃい」


上条 「えっと、輪投げ1回(なんかさっきも見た気が・・・)」


まだお 「お? お嬢ちゃん達カップルかい?」


フレンダ 「・・ッ!?///」


上条 「アハハッ、違います」キッパリ


フレンダ 「・・・・」ムッカッチ-ンッ!



>ゲシッ!!


上条 「痛っ!?」


フレンダ 「・・・ふんっ!」プイッ!!



まだお 「兄さん女心わかってねえな」ヤレヤレ


上条 「はい???」


フレンダ 「うりゃ!」ポイッ

スカッ


フレンダ 「このっ!」ポイッ

スカッ


上条 「あ、惜しい」


フレンダ 「き・・・今日は調子が悪いって訳よ、はい」


上条 「?」


フレンダ 「やりたそうだから代わってあげる訳よ」

上条 「無理だと思うけど・・・ほいっ」ポイッ


スポッ


上条 「あ、入った」


フレンダ 「とうま凄いっ! 一発って訳よ!!」ダキッ!!



上条 「いやあのフレンダさん!? 周りに見られてるんですけど!」


まだお 「あちゃー、まさか 一発とは、負けたぜ兄さん」



周りの人達 (いや勝ってるだろ色んな意味で、爆ぜろやウニ頭のリア充)メラッサメラッサ


まだお 「ほいおめでとさん、これ景品のYES/NO枕ね」


上条 「またなんちゅう景品を・・・」


フレンダ 「結局これどうやって使うの?」ハテ?


まだお 「今日の夜OKならYESに、あの日で無理ならNOを表にするもんだ」


フレンダ 「・・・・へ??」


上条 「フレンダ!! 向こうにわたあめ売ってるから食わないか??」


フレンダ 「う、うん・・・食べたいって訳よ」


上条 「よっしゃ行こう! すぐ行こう!!」


まだお 「兄さん」


上条 「なにか??!」


まだお 「しっかりな」オヤユビグッ!!


上条 「ハハハ(棒読み)」(いらんお世話じゃ!!)


上条 「全く・・・」ツカレタゼ


フレンダ 「♪~♪♪」ルンルン

上条 「フレンダ、その枕はどこか遠い所で幸せに・・・」ポイット


フレンダ 「気に入ったから使うって訳よ」


上条 「いや、でも」


フレンダ 「べ! 別にとうまが取ってくれたから使いたいとかじゃ無くて調度枕買い替えたかっただけって訳よ!」


上条 「あ、それなら調度良かったな。柄はともかく手触りいいし」イヤーヨカッタヨカッタ


フレンダ 「・・・・ふんっ!」

ゲシッ!


上条 「のぷっ!?」


上条 「な・・・なんで蹴るの?」


フレンダ 「知らないっ!」プイッ!!


上条 「んな理不尽な・・・」


美琴 「・・・」キョロキョロ


一方 「なにキョロキョロしてンだ?」


美琴 「うん、当麻遅いなって」


垣根 「あいつ絶対どっかでフラグ立ててんな」


美琴 「・・・」ビリッ


一方 「煽るなボケ、まああいつならヤリ兼ねねェが」


美琴 「・・!・・・」ビリビリッ!!!


00001 「お姉様、落ち着いてください」


00002 「ここで電撃はまずいです」


アレイ 「最終信号、何か食べるかい?」


打ち止め 「タコ焼き!ってミサカはミサカは注文してみたり」


アレイ 「では買ってくる」カサカサ


削板 「祭だ祭だっ!」


00003 「わっしょいわっしょい!」


麦野 「フレンダどこ行ったのかしら」


絹旗 「迷子になるなんて超迷惑です」


滝壺 「はまづらタコ焼き食べる?」


浜面 「あ、ありがとう」


滝壺 「はい、あ~ん」


浜面 「あ・・・あ~ん」パクンチョ


滝壺 「美味しい?」


浜面 「うん、美味いよ」


滝壺 「よかった」


麦野 「た、滝壺! 私もタコ焼き食べたいにゃ~ん!」


滝壺 「ごめん、むぎの。今のが最後のいっこ」


麦野 「・・・」


浜面 (ハッ! 殺気!?)


麦野 「はぁぁぁまぁぁぁづぅぅぅらぁぁぁ!!」


浜面 「俺のせいかよ!?」

絹旗 「バカ面超もげろ」


浜面 「絹旗まで!?」


フレンダ 「とうま、ジュース奢ってあげる訳よ」


上条 「でもフレンダお金もって無いんじゃなかったっけ?」


フレンダ 「ポケットに小銭入ってたからジュースくらいなら買えるって訳よ」チャリン


上条 「そんななけなしのお金で奢ってくれなくても・・・」


フレンダ 「なに? 結局私の奢りじゃ飲め無いって訳?」ギロッ!


上条 「ごちになります!」

まだお 「はいらっしゃい」

上条 「またアンタか!」マジデナニモノダッ!?



フレンダ 「私コーラ、とうまは?」


上条 「・・・俺もコーラで」


まだお 「あいよ・・・300円ね」カミジョウサンヲジー


上条 「え? あぁ、はい300円」チャリン


まだお 「まいど」


フレンダ 「・・・・」プルプル…


―――――
――――
――


フレンダ 「フッ、わ・・・私は大人だから別に気にしてないって訳よ」ギリギリ


上条 「うん、でもあんまり力入れるとコップ潰れるよ?」


フレンダ 「アハッ、アハハ・・・」グシャッ!!


美琴 「もうっ、当麻ったらどこ行ったのよ!」


一方 「落ち着け」


垣根 「フラグ体質持ちってなぁ大変だなマジで」


削板 「上条の事だ、ひょっこり顔を出すさ」


――――
―――
――


ドンッ!!



美琴 「あ、すいませんよそ見してて・・・」


麦野 「ああ、いいわよ、こっちも前見て無かったし・・・あっ!!」


美琴 「?」


麦野 「て、テメエ第三位! なんでこんなとこに!」


美琴 「え・・・っと、どこかで会いましたっけ?」


麦野 「はっ、格下の顔なんて一々覚えてねえってか? アアッ!?」


一方 「なに騒いで・・・ア? 第四位じゃねェか、なンでここにいンだ?」


麦野 「だ・・・第一位」


垣根 「なんだ喧嘩祭りか? 俺も混ぜろ」


麦野 「お前まさか・・・第二位!?」


削板 「せっかくの旅行で喧嘩はダメだ、根性がない」


麦野 「ナンバーセブンまで・・・」


麦野 「レベル5が四人も揃ってなにやってんのよ」


垣根 「おいおいここはキャンプ場だぜ? キャンプしに来たに決まってんだろムギムギ」


麦野 「変なあだ名付けてんじゃねええェっ!!」


一方 「そォ騒ぐな、可愛い顔が台なしだぜェ?」


垣根 「そうそう、黙ってりゃ綺麗系なんだからよ」


麦野 「えぅ///可愛い・・・綺麗って・・・ホントに?」


一方&垣根 「「社交辞令だのぼせん(ン)な」」


麦野 「原子崩しァァァ!!!!」バシュ!!!!


一方 「(垣根に)反射」ピキーン


垣根 「あぶねえっ!!」ダーイブッ!!!


垣根 「なんでこっちに反射してんだコラァ!!」


一方 「そのまま反射したらムギムギが怪我しちまうだろォ?」


麦野 「だから変なあだ名で呼ぶんじゃねえええ!!!」


一方 「怪我はねェか?」


麦野 「え・・・うん・・ありがとう」キュン


一方 「良かったな・・・大根足」


麦野 「返せっ!! 一瞬でもときめいた私の心を返せえーーっ!!!」


垣根 「全身ビーム砲で足がコンプレックスって・・まさにMrs.ビグザム」


麦野 「誰がビグザムだァァァァァァ!!!!」


絹旗 「あ、麦野ー! フレンダ超見つかりました?」

麦野 「あ゙ぁ?」ギロッ!!


絹旗 「何故か麦野が超キレてます」


麦野 「なんでも無いわよ、滝壺と浜面は?」


絹旗 「二人で超金魚すくいに行きました」


麦野 「分かったあとで浜面はブチコロシ確定ね」


絹旗 「そんな事より超見つかったんですか?」


麦野 「まだよ、今こいつ等に絡まれてて」


絹旗 「私達に絡むなんて超命知らずです、私が超追い払ってやります!」


麦野 「止めといた方がいいわよ絹旗」


絹旗 「?」


一方 「ほォ・・・俺達を追い払うだァ?」ゴゴゴ


垣根 「今の言葉、来世までもって行くかいお嬢ちゃん?」バッサバッサ


絹旗 「む・・・・む・・麦野? この超恐い二人はいったい何者なんですか???」

麦野 「レベル5、しかも第一位と第二位よ」


絹旗 「麦野より超格上!?」


一方 「血流操作で破裂してェ~♪」


垣根 「未元物質で愉快なオブジェ~♪」


一方 「臓物《はらわた》をォ~」


垣根 「ぶちまけろ~♪」


絹旗 「麦野ーっ! 歌ってます! 超恐い歌歌ってます!!」


麦野 「さよなら絹旗、アンタの事は忘れないから・・・」


絹旗 「麦野ォォォ!!!」


美琴 「当麻・・・」


削板 「そんなに気になるならメールか電話したらどうだ?」


美琴 「あ、その手があった」ウッカリ


中途半端ですが今回はここまで。


ふとした疑問ですがフレンダの身長ってどれくらいでしょうか?

上条さんよりかなり低い事を前提に話しを進めているだけに気になったもので。

これを見る限りフレンダは身長だい150だいぐらい。
http://r-s.sakura.ne.jp/w/n/ilp90.jpg

麦野は165ちょいかな?

一方通行、垣根、美琴のトップスリーにジョーカーソギーとか国一つ落とせそうだな












              ↓この辺にフレンダ

上条さんと美琴が合流した時どんな修羅場もしくは茶番が展開されることやら

乙です

このまだおってグラサンかけてるのかな?

乙ありがとうございます。


>>822 情報提供ありがとうございました。


>>827 グラサンかけてます、まだおはこんな感じの何処にでも居る普通のおっさんです。

URL : http://mup.vip2ch.com/dl?f=30818

失敗した・・・これでどうだろう。

http://mup.vip2ch.com/dl?f=30818

乙なんだよ!

>>427
>>430
今更だけどもまさかヤンデレ彼女ネタとは…出来ておる喃

こんばんは、寝る前に少し投下します。


>>825 上条勢力ハンパない事になってます。

>>826 フレンダに超電磁砲がロックオンされます。

>>830 まさかこのネタに気づく方が居るとは・・、SYDと同じく好きな作品です。

一方 「さァて、念仏唱えたかァ?」


垣根 「全裸で逆さに吊してくれるわ!」グハハハッ!


絹旗 「ひぃっ!!」



>セロリタ~ン!!!


一方 「・・・・あ?」


00001 「セロリた~~~~ん!!」


一方 「なっ!?」


00001 「ちゅぱちゅぱさせてくださ~~~い!!」


一方 「な・・・・なンで酔ってンだァァァ??!!!」


00001 「まってーっ!!」


一方 「来ンなァァァ!!」ギャァァァ!!!


麦野&絹旗 「・・・・はい?」


垣根 「なんで酔ってんだ00001号のやつ」

00002 「その原因はコレです垣根さん」


垣根 「お、00002号。何処行ってたんだ?」

00002 「00001号と飲み物を買いに行っていました」

垣根 「飲み物って・・・コレ甘酒じゃん」


00002 「ミサカ達の得ていた情報では甘酒にアルコールは入っていないハズなのですが・・・」


垣根 「あ~、そう言う事か」


00002 「?」


垣根 「いいか00002号、甘酒には2種類あるんだ」


垣根 「1つは米麹《こめこうじ》から作る物、あと酒粕《さけかす》から作るやつだ」


00002 「何か違いがあるのですか?」


垣根 「前者は作るのにやたら時間が掛かるんだかアルコールは入ってねえ、だが後者・・・つまり酒粕から作る甘酒は簡単に、しかも短時間で作れるがアルコールが含まれてんだ」


00002 「・・・・と言う事は」


垣根 「00001号が飲んだのは後者って事だ」


一方 「よせっ! 顔を擦り付けンじゃねェ!!」

00001 「スーハースーハーッ!! ハァ~~セロリたんのちっぱいの感触とこの香り、たまりまへんなぁ~、とミサカはぐりぐりぐりぐり」


一方 「やめンかァァァ!!」


垣根 「写真写真っと」カシャカシャ


00002 「●REC」ジー


一方 「撮ってねェで助けろやァァア!!」


垣根&00002 「「だが断る」」


一方 「オマエ等あとで覚えt 00001「ぐりぐりぐりぐり」オマエはいつまでぐりぐりしてンだァァ!」


絹旗 「麦野、私の目が超おかしく無かったら第三位が三人に増えてます」


麦野 「アンタの目はおかしく無いわよ絹旗、私にもそう見えるし」


絹旗 「まさかアレが第三位の能力??」


美琴 「勝手な事言わないでよね、あの子達は私の妹よ」


麦野 「妹だ? それにしたって似過ぎでしょ、ゴーグル付けてる以外瓜二つじゃない」


00003 「それはミサカ達がお姉様のクローンだからです」ニョキ


麦野&絹旗 「「また増えた??!!」」ビックーン!!


削板 「00003号、チョコバナナは買えたのか?」


00003 「はい、他にもチョコイチゴにチョコチェリーにチョコぶどう等など……」


削板 「チョコイチゴ旨そうだな」ジー


00003 「食べますか?」


削板 「うん」


00003 「そ・・それではその・・・あ・・あ~んしてください////」


削板 「こうか?」アーンッ!!


パクンチョ


削板 「・・・・」モグモグ…


00003 「どうですか?」


削板 「チョコの甘さとイチゴの酸味が絶妙なハーモニーを奏でている! コレは・・・」


削板 「うーーーまーーーーーいーーーーぞーーーーっ!!!」ビカー-ッ!!


00003 (ついに念願のあ~ん達成ーっ!! イエーーーーーッス!!!)


垣根 「要は甘酸っぱいって事だろ、甘酸っぱい青春しやがってリア充め」


00001 「ぐりぐりぐりぐり」


一方 「いい加減にしろォォオ!!」


麦野 「ねえ第三位、今プラトーンみたいにガッツポーズしてる子が言ってたクローンって・・・」


美琴 「え・・・っと、それはね」


アレイ 「それは私が説明しよう」


絹旗 「な、なんですかこの喋る超キモいトースターは??!」


アレイ 「失敬な、私は学園都市統括理事長のアレイスター・クロウリーだ」


麦野 「統括理事長??!」

アレイ 「気さくにアーちゃんと呼んでくれ」


絹旗 「超フレンドリーですか・・・」


垣根 「・・・おい、絹旗って言ったか?」


絹旗 「・・・超なんですか?」


垣根 「超超超! いい感じ!」ヘイッ!


絹旗 「超超超超いい感じ!・・・・ってなにやらせるんですか!」


垣根 「ヤベ、お前面白い」

絹旗 「超窒素パンチ!」ブンッ!


垣根 「空を飛ぶ!」パタパタパタ


絹旗 「コラーッ! 超降りてこーい!!」ムキーッ!!


垣根 「やだビ~、喰らえ唾を吐く攻撃!」ペッペッペッ!!!


絹旗 「ぎゃァァァ??! 超汚い!!」


00001 「クンカックンカックンカックンカッ!!」スーハースーハーッ!!


一方 「誰かァァァ!! 助けてくださいィィィイ!!! 上条ォォォ!!! 木原くゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!」



ホントに短いですが終わりです。

お休みなさい。

悪いもう見れないとは……見れないときはコピペしてね
バニー浜面
アイテムバニー
これ見たとき公式かと思った

>>845 アイテムバニー、これは中々の・・・

浜面バニー、今すぐ全身の皮を剥いで丸焼きにしてくれるっ!

どもども、多少書けたので投下します。

アレイ 「かくかくしかじか・・・・と、まあこんなところだ」


麦野 「絶対能力者ねえ・・・」


美琴 「一方通行がその実験に本気で参加してたら今頃あの子達・・・」


00001 「セロリた~~~ん」


一方 「来るなァァァ!!」

垣根 「00002号こいつの事押さえてろ、顔に落書きしてやる」ニッシッシ


00002 「お任せを」ガシッ!


絹旗 「麦野ォォォ! 超助けてくださーいっ!!」


削板 「チョコバナナも美味いな」モグモグ


00003 「チョコぶどうも中々です」パクパク


麦野 「・・・全然そんな風には見えないけど」


美琴 「まあ・・・ね」


打ち止め 「みんな楽しそうだねってミサカはミサカはひょっこり顔を出してみたり」ヒョッコリ


麦野 「また!?って・・・なんかちっちゃくない?」


美琴 「ああ、うん。この子はね」


打ち止め 「このナイスバディで綺麗なお姉さんは誰?ってミサカはミサカはお姉様に問うてみる」


麦野 「第三位、いえ美琴!」


美琴 「な・・なによ急に」


麦野 「この子私に頂戴!」

美琴 「はあ!?」


麦野 「いいわよね? いいわよね!!」ダキッ!!!


打ち止め 「く・・苦しい?!!ってミサカはミサカはお姉さんの胸で呼吸困難・・・」ガクッ…


美琴 「ちょっとアンタ! 打ち止め気絶してるじゃない!!」


麦野 「打ち止めって言うのね、大丈夫お姉さんが介抱してあげるから・・・ハァハァ」


美琴 「息荒らげながら何言ってんのよ! 離しなさいぃーっ!」


麦野 「テメェコラ!邪魔すんなぁ!!」


フレンダ 「あ! 麦野ーっ!」


上条 「やっと見つかったな・・・って・・・?」


麦野 「はーなーせーやァァァ!!」ギリギリギリ


美琴 「アーンーターこそーっ!」ギリギリギリ!!


打ち止め 「いたたたた!! このままだとフィジカル的な意味ではんぶんこになっちゃう!!ってミサカはミサカはヘルプミーッ!!!」


垣根 「ギャハハハッ!! 黒ひげ女子中学生の完成じゃ!」


00002 「ぶふぃ~! とミサカは・・・ブプーッ!」


絹旗 「もうお嫁に超いけませんーっ!」ウワァーンッ!!


フレンダ 「・・・・結局二人ともなにしてる訳よ」


上条 「打ち止めが縦に割れる前に止めないとな」


一方 「上条ェ・・・」


上条 「一方通行??! 一体何があったんだ!?」


一方 「たす・・けて・・くれェ・・・」


00001 「セ~ロリ~たんセロリたん~♪」←《サザエさんエンディングのリズム》


一方 「ヒッ!!」ビクッ!

00001 「セロリた~んを連れていーこ~♪」ズルズルズ~ル


一方 「ギャァァァァァァ!!!」


上条&フレンダ 「「・・・そっそしておこう」って訳よ」


上条 「美琴、打ち止め痛がってるから離しなさい」メッ!

美琴 「あ、とう・・・ま?」


上条&フレンダ 「?」


美琴 「さ・・・・」


上条 「さ?」


美琴 「早速フラグ立てて戻って来たかゴラアアアアアッ!!!」ターックル!!!


上条 「ほぶっ!?」


フレンダ 「なっ!? ちょっとアンタ! とうまに何すんのよ!!」


美琴 「とととととうまぁ!? もう名前で呼び合う仲になっとんのかーっ!!」ガクガクガクッ!!!



上条 「み、美琴さん!? おちっ、落ち着いて!!」

美琴 「私と言う恋人が居ながらーっ!! そんなに金髪ロングが好きかああああーっ!!!」


上条 「いやだから誤解だって!!」


フレンダ (へ? 今・・・恋人って・・・)


フレンダ 「ねえとうま」


上条 「なんでせうかフレンダさん? 今上条さんはDEAD OR ALIVEの若干DEAD寄りな状況でなんですが・・・」


フレンダ 「結局とうまはその人と付き合ってる訳?」


上条 「うん、そうだけど?」


フレンダ 「・・・・も」プルプル…


上条 「も?」ヤナヨカン


フレンダ 「弄《もてあそ》ばれたって訳よぉぉ~~っ!!」ブェェェンッ!!!


上条 「」エー


美琴 「・・・当麻?」


上条 「・・・はい」


美琴 「どう言う事か説明せいやゴルアアアア!!」バチバチバチッ!!!


上条 「します! 説明しますから電撃だけはご勘弁を!!」



美琴 「つまりなに? その子が友達とはぐれてるのを偶然見つけて一緒に探してたって事?」←仁王立ち


上条 「はい、その通りでございます」←正座


美琴 「それで? 二人でなにしてたの?」


上条 「たいやき食べました」←正座


美琴 「あとは?」


上条 「輪投げをしましたですはい」←正座


美琴 「それと?」

上条 「ジュースを買って飲みました、以上です」←正座


美琴 「ふ~ん、二人で屋台を満喫してたって訳ね」バチバチバチッ


上条 「ですが美琴さん! 上条さんにやましい気持ちは一切ございませんの事よ?」←正座


フレンダ 「ちょっとアンタ! 彼女だからってとうまに正座させて! 何様な訳よ!」


美琴 「うっさいわね! て言うかアンタなに持ってんのよ!?」


フレンダ 「これはとうまが輪投げで取って私にプレゼントしてくれたって訳よ」つ[Yes/NO枕]


上条 (ここでソレ出しちゃイヤァァァーーンッ!!!)


美琴 「・・・・」


上条 「あの・・美琴? 美琴さん?」


美琴 「・・・グスッ・・」

上条 「?」

美琴 「ふぇぇぇ・・・」ポロポロ


上条 「え!? いや、なんで泣くんでせう??!」


美琴 「わだじだってまだ・・・当麻からプレゼント貰った事無いのにぃ・・・」


上条 「いやアレは偶然取れた物であってですね! 別にプレゼントって訳じゃ・・・」


美琴 「ずるい・・グスッ・・」


上条 「分かった! 学園都市に帰ったら美琴に何かプレゼントするっ!」


美琴 「・・・ホントに?」


上条 「ああ、絶対だ! だからさ、もう泣かないでくれよ・・・な?」


美琴 「・・・グスッ・・・うん」


フレンダ 「・・・」ズズーン

麦野 「フレンダ、あれは無理よ、どうみても鉄板だし」


フレンダ 「結局まだ諦めた訳じゃ無いって訳よ」


麦野 「あんな男のどこが良いんだか」


フレンダ 「ちょっと前まで浜面なんかに惚れてたクセに」


麦野 「うるっさい! もう切り替えたわよ!」


フレンダ 「どうだか」


麦野 「おいコラちょっとソコに立ってろ、真っ二つにしてやるから」


フレンダ 「とうま助けて! 麦野に殺られるっ!」


上条 「はい!?」


美琴 「コラアアアッ!! どさくさに紛れて抱き着くなー!!」


垣根 「おーい、いい加減テント建てたりしようぜ」

麦野 「引っ込んでろ!」


垣根 「まあまあ落ち着けって、この俺を見習ってCOOLに・・・な?」キリッ


麦野 「ホストもどきはその辺のビッチの○○○でも追い掛けてろ」


垣根 「上等じゃねえかクズがアアア!! 茶番は終わりじゃーッ!!!」


上条 「COOLはどこに行ったんだよ」


浜面 「やっと見つけた、おまえ等なにやってんだよ」


滝壺 「きぬはた、どうしたのその顔?」


絹旗 「超放っといてください」グスン


麦野 「浜面、ブチコロス前にテント建てろ建てたらブチコロスから」


浜面 「なんで!?」


フレンダ 「ちなみに浜面は寝袋って訳よ」

浜面 「なんでだよ! 俺だってテントで寝てえのに!(主に滝壺と)」


絹旗 「アホ面と一緒のテントで寝るなんて超身の危険を感じるからです」


浜面 「襲うか! 滝壺か麦野ならまだしも残念ボディのクセしやが・・・って」


絹旗 「どうやら超死にたいみたいですね」ゴゴゴゴ

フレンダ 「浜/面決定って訳よ」ゴゴゴゴ


浜面 「」ダラダラダラダラダラダラダラ


浜面 「ま、待てっ! 落ち着け! 俺が悪かっt」


絹旗&フレンダ 「超「死ねー!!」」


浜面 「ぎゃああああ!!!」


上条 「やれやれ、とりあえずテント建てますか」


00001 「ごめんなさい! ごめんなさい!! ごめんなさい!!! とミサカは地に額をこすりつけて謝ります!」


一方 「もういいからヤメロ、周りの視線が痛ェ」


ヒソヒソ…ナニアレ?


一方 「見せもンじゃねェぞクルァァァァ!!!」クワッ!!



削板 「上条、こうで合ってるか?」


上条 「あ、うん。大丈夫」

上条 「一方通行も手伝ってくれるとありがたい、てか建て方わかるよな?」


一方 「おいおい上条くゥン? 最近俺の事舐め過ぎじゃないンですかァ?」


一方 「俺は学園都市230万人の頂点に君臨する最強の一方通行だぜェ? テントの一つや二つ・・・」


トーンテーンカーン!


一方 「一瞬なンだよ」ドヤッ!!


上条 「流石第一位!」


垣根 「よし次は俺の番だな・・・・いくぜ!」


垣根 「ポンポコポンの~へんポコリンの~~にゃーーん!!」


垣根 「建てポコリン!」


垣根 「よしできた」


上条 「なんだよ今の呪文は・・・」


垣根 「おまえポコにゃん知らねえとか有り得ねえだろ! あの名作を!!」


上条 「知らんがな!!」


垣根 「ちっ、仕方ねえ。今度DVD貸してやるから見ろよ、ついでにヤダモンも貸してやる」


上条 「なんだヤダモンって? ポケモンの親戚か?」


垣根 「ヤダモンだよヤダモン!! 分かってねえな!」


上条 「知らんっちゅーに!!」


垣根 「よし、テント建て終わったな、次は飯の準備だ」


上条 「なあ垣根、一つ聞いていいか?」


垣根 「ん?」


上条 「このテントえらく小さくないか? どう見ても2~3人しか入れそうに無いぞ?」


垣根 「理由は簡単だ、カップル同士で入りゃモーマンタイだろ?」


美琴・00001・00002・00003 「「「「・・・・!?」」」」


一方 「クソガキはどォすンだよ」


垣根 「おちびは俺と00002号が引き受けてやる」


00002 「そんな・・・」ガーン


削板 「だが垣根、カップルと言っても俺に彼女は居ないぞ?」


00003 「・・・・」


垣根 「おまえは00003号と一緒な、異論は認めねえ」

00003 「なっ!?」


垣根 (頑張れよ)←アイコンタクト


00003 (余計なお世話だと言ったハズです!! だがしかし! 垣根さんGJ!!)


垣根 「ホレホレ、飯の準備しようぜ、ちなみに飯はなんだ上条?」


上条 「キャンプだしBBQに決定いたしました」


一方 「オラァ!! 全員さっさと準備すンぞォ! 肉だ肉ゥ!!」


打ち止め 「テンションアゲアゲだねってミサカはミサカはあなたの変わり様にビックリしてみたり」

一方 「俺の胃袋が肉を求めてンだ」ジュルリ


上条 「それじゃあ準備しますか!」


美琴・一方・00001・垣根・00002・削板・00003・打ち止め・アレイ 「お(ォ)ー!!」


絹旗 「む? 何やら向こうから超いい匂いがしてきました」


フレンダ 「多分とうま達はBBQって訳よ(いいなぁ・・・・)」


麦野 「こっちも負けてらんないわね、浜面! ご飯の準備!」


浜面 「・・・・ねえよ」


麦野 「・・・は? ごめん良く聞こえなかったんだけど」


浜面 「だからねえんだよ! 白米以外なんにも!!」


絹旗 「ちょっとそれどう言う事ですか???」


麦野 「あんなにいっぱい持って来たじゃないのよ! シャケ弁とかシャケ弁とかシャケ弁を!!」


浜面 「シャケ弁はここに来る道中で麦野が全部食っちまっただろ!」


フレンダ 「麦野・・・・」


滝壺 「むぎのは食いしん坊だね」


麦野 「だ、だって美味しいんだもん・・・・シャケ弁」

絹旗 「む? 何やら向こうから超いい匂いがしてきました」


フレンダ 「多分とうま達はBBQって訳よ(いいなぁ・・・・)」


麦野 「こっちも負けてらんないわね、浜面! ご飯の準備!」


浜面 「・・・・ねえよ」


麦野 「・・・は? ごめん良く聞こえなかったんだけど」


浜面 「だからねえんだよ! 白米以外なんにも!!」


絹旗 「ちょっとそれどう言う事ですか???」


麦野 「あんなにいっぱい持って来たじゃないのよ! シャケ弁とかシャケ弁とかシャケ弁を!!」


浜面 「シャケ弁はここに来る道中で麦野が全部食っちまっただろ!」


フレンダ 「麦野・・・・」


滝壺 「むぎのは食いしん坊だね」


麦野 「だ、だって美味しいんだもん・・・・シャケ弁」

絹旗 「でも食材も超持って来てませんでしたっけ?」


麦野 「そ、そうよ! この際シャケ弁じゃなくてもいいから!」


浜面 「・・・麦野、おまえここに来てすぐ俺に何したよ」


麦野 「? なにかしたっけ?」


浜面 「ビーム撃って来ただろビーム!! 忘れんなよ! こっちは危うく壁のシミになるとこだったんだぞ!!」


麦野 「それとこれと何の関係があんだよ」


浜面 「あの時食材が入った荷物全部蒸発した」


麦野 「・・・嘘・・・でしょ?」

フレンダ 「じゃあ結局私の鯖缶は??!」


浜面 「跡形もなく・・・」


フレンダ 「」


滝壺 「大丈夫、好物の鯖缶が蒸発して落ち込んでるふれんだを私は応援する」


フレンダ 「・・・グスン」


麦野 「じゃあなに? 私達の夕飯は白米だけって事?」


浜面 「超そうなる」


絹旗 「超真似しないでくださいアホ面め」


浜面 「現実逃避したくもなるわ! 俺だってオカズ無しの夕飯に絶望してんだよ!」


フレンダ 「鯖缶・・・」


滝壺 「あ、私オカズになる物持ってるよ」


麦野・絹旗・浜面・フレンダ 「「「「なになに???」」」」


滝壺 「これ」つ[ごはんですよ?]


麦野・絹旗・浜面・フレンダ 「」



麦野 「・・・・いい? 一人スプーン1杯だからね」


フレンダ 「ケチ臭いって訳よ・・・」


滝壺 「超情けないです・・・」


滝壺 「でも美味しいよ?」

絹旗 「でもこれってキャンプ来た意味が超ありません・・・」


浜面 「まあ、無いよりマシだろ」


垣根 「そうだぞ、文句ばっか言うなおまえら」ペタペタ


浜面 「・・・・へ?」


垣根 「いただきま~~~」ギト~~※


フレンダ 「ちょっ!? 分量逆逆!!」


絹旗 「超真っ黒じゃないですか!!」


※ごはんですよ9割、ごはん1割


垣根 「うっせーな、俺は『ごはんですよ』でメシ食うときは1瓶まるごと使うって決めてんだよ、俺のこだわりだ」モッチャモッチャ


絹旗 「なんですかその超無駄なこだわり!」


フレンダ 「もはやご飯がオカズになってる訳よ!」

垣根 「なんだよ、文句あんのかよ・・・ぁあ?」ギロッ


絹ンダ 「ごめんなさい」


浜面 「二人ともなに謝ってんだよ! オイおまえ! イキナリ出てきて俺達の唯一のオカズ食いやがって、誰だ!?」


垣根 「おまえこそ何だよ、見るからにチンピラ三下ザコ臭漂わせがって」


浜面 「初対面でそこまで言うか??! バカにしやがって! ぶっ飛ばしてやる!!」


麦野 「浜面、アンタ死にたいの?」


絹旗 「超命知らずです」


フレンダ 「結局骨も残らないって訳よ」


滝壺 「Zzz・・・Zzz・・・」スピヨスピヨ


浜面 「みんな何でビビってんだよ! 言っとくが俺はコイツ見たいにちょっと顔が良いからって何でも自分の思い通りになると思ってる勘違い野郎が大っ嫌いなんだ!!!」


垣根 「OK。ムカついた、今世紀最高傑作の愉快なオブジェに変えてやるよ・・・・感謝しな!!」バサッ!!!



浜面 「・・・・・・・・・・・・・・・え? なにその羽?」


垣根 「今更謝っても許さねえぞ? 学園都市第二位、垣根帝督にケンカ売った事をあの世で後悔しな」


浜面 「だだだだだだだだだ第二位???! まさか・・・みんな知ってたの?」


麦野・絹旗・フレンダ 「「「うん」」」


浜面 「教えてくれよっ!!」


垣根 「黙れよカス野郎、騒がず潔く死ね」


浜面 (お、終わった・・・俺の人生・・・滝壺とのラブラブハッピーライフが・・・・でもせめて・・・もう1度だけ滝壺の・・・透け透けバニーが見たかった・・・)


垣根 「んじゃ死n「まって」あん?」


滝壺 「はまづらをいじめないで」


浜面 「た、滝壺? よせっ! 殺されるぞ!」


垣根 「かわい子ちゃん、俺が誰だか分かってて言ってんのか?」


滝壺 「うん、学園都市第二位の・・・・・鳥さん」


垣根 「いや鳥じゃねえよ、どこの世界にこんなイケメンの鳥がいんだよ」


滝壺 「ちがうの?」ガーン


垣根 「違うっつの! てか本気でショック受けるなよ! 本気で鳥と思われてたこっちがショックだわ!!」


滝壺 「はまづらをいじめないで」キリッ


垣根 「イキナリ真面目になるのかよ!? ゴーイングマイウェイにも程があるだろ! ある意味褒めたくなるわ!」


滝壺 「えへ、ほめられちゃった」テレテレ///


垣根 「バカな、この俺がついて行けないだと?」


浜面 (なんか、滝壺ってすげえ・・・惚れ直した!)


滝壺 「はまづらは、私の大切な人なの、だからいじめないで」


浜面 「滝壺・・・」


滝壺 「ちょっとエッチで、良く乳で挟んでくれとかバニーの服着てくれって言うけど、でも大切な人なの」


浜面 「滝壺ぉぉぉ!! それはご内密にぃぃぃ!!!」


垣根 「とりあえずコイツがド変態だって事は分かった、かわい子ちゃん、いや滝壺だったな」


滝壺 「なに? 鳥さん」


垣根 「だから鳥じゃねえっつの、オマエ、コイツの事好きなのか?」


滝壺 「うん、世界中の誰よりも大切で・・・大好きな人」


垣根 「・・・」


滝壺 「はまづらが居なくなったら私はダメなの」


垣根 「そうか・・・」


浜面 「滝壺! もういい! オイ第二位! お前が狙ってんのは俺だろ! だったら俺を狙っ「んじゃ止ーめた」て・・・はい?」


滝壺 「許してくれるの?」

垣根 「あのヅラはムカつくが、滝壺・・アンタのヅラへの想いが俺のハートを動かした」


垣根 「よって俺はヅラを許す」


滝壺 「ありがとう・・・鳥さん」


垣根 「鳥って言うな!」


滝壺 「ちがうの?」ガーン


垣根 「デジャヴュ??」


ちょっと中途半端ですがここまで、

浜面もげろ

乙どうもです。

ちなみに今のところ各メンバー(カップル)の関係はこんな感じです。


上条×美琴=一線超えてる(特殊なプレイはまだしてない)

一方通行×00001号=キス、抱擁止まり

垣根×00002号=キス(ディープ)まで

削板←00003号=ひざ枕

打ち止め+☆=ペット兼乗り物兼遊び友達

麦野=フリー

フレンダ→上条=カミやん病発症

絹旗=フリー

浜面×滝壺=バニー着せたり乳ではさんだりその他諸々・・・


となっております。

ども、寝る前に投下です。

麦野 「って言うか、アンタなにしに来たのよ」マジデ


垣根 「教えて欲しいか?」

絹旗 「どうせ超くだらない理由だと思いますけどとりあえず聞いときます」

垣根 「ならそれなりの誠意ってもんを見せな」


フレンダ 「ふてぶてしいにも程があるって訳よ」


滝壺 「教えてくださいお願い申し上げます」フカブカ~


垣根 「よし滝壺ちゃんの誠意に免じて教えてやる」

浜面 (なにが誠意だよ暴れん坊将軍め)ボソッ


垣根 「何か言ったか? ヅラ」


浜面 「何でもございません! てかヅラはちょっと・・・」


垣根 「だまれ、オマエはヅラだ、それ以上でも以下でも無いタダのヅラだ」

浜面 「ひでえ・・・」

滝壺 「大丈夫、ヅラ扱いされても何も言えないヘタレな浜面を私は応援する」


浜面 「ゴメン滝壺、それ以上言われたら心が折れそう・・・」


垣根 「匂いでわかると思うが俺達は向こうでBBQをしている」


麦野 「それが何だってのよ」


垣根 「そしておまえ等は涙が出そうな程情けない夕飯だ、てな訳で・・・だ」


絹旗 「ま、まさか・・」


垣根 「おまえ等の目の前で美味そうに肉食ってやろうと思って来たんだよコッチはよぉぉぉ!!!」ケーケケケケケッ!!!


フレンダ 「結局コイツ自慢しに来ただけって訳よ!」


垣根 「やっと気づいたかバカ共め! あぁ~~美味えっ!! 肉汁がほとばしるぜ!」クッチャクッチャ!!


麦野・滝壺・絹旗・フレンダ 「・・・・・」



プッチン×4


浜面 (? 今なんかキレた音が・・・・)



上条 「・・・ったく垣根の奴ちょっと向こうの様子見てくるなんて言って・・・」


上条 「いつまで経っても戻ってこねえし、何やってんだ?」


ドンドコドンドコ


上条 「? なんか変な音楽? が鳴って・・・・こっちから? 垣根め、また変な事してるな」


ゴチソウジャ~ゴチソウジャ~


上条 「おーい垣根、あんまり迷惑かけた・・・・ら!?」


麦野・滝壺・絹旗・フレンダ 「「「「今晩は鳥鍋じゃ~~」」」」


垣根 「ぎゃあああああ!!!??」←鍋にぶち込む5秒前


浜面 「ンー! ン~~!!」←縛られてる


上条 「・・・・え? なにこれ」


パキッ


滝壺 「みんな、あそこにハリネズミがいる」ギラーン


麦野 「狩れーっ!!」


絹旗 「超ご馳走ですーっ!!」キシャー-ッ!!!


フレンダ 「鍋にぶち込むって訳よーっ!!」ガァァァ!!!


上条 「わーーっ??! この人達みんな空腹で幻覚見てる!? みんな壊れてるっ!!」オタスケーッ!!!


麦野滝壺絹旗フレンダ 「「「「待てえええーッ!!」」」」



上条 「え~~。つまり、持ってきた食材がちょっとしたアクシデントで全部ダメになった・・・と?」


フレンダ 「結局その通りって訳よ(とうまカッコイイ・・・)」


絹旗 「第二位のせいで私達の中の何かが超爆発したんです」


滝壺 「ごめんね、怖かった?」


上条 「まあ、追い掛けられるのは慣れてるんで(美琴とか不良相手で)」ハハハッ


上条 「それより食べる物無いんだったらあっちで一緒に食べませんか?」


麦野 「ふ、ふんっ! 敵のほどこしは受けないわよ」

上条 「敵になった覚えは無いんですけど」


麦野 「うるさい! みんな、こんな奴の言う事聞くんじゃ・・・」


滝壺 「私滝壺理后、よろしくね」


絹旗 「私は絹旗最愛って言います、超よろしくです」


フレンダ 「とうま! 早く行くって訳よ! お肉お肉!!」グイグイ


上条 「そんな引っ張らなくても、そんなにお腹空いてたのか?」


>オニクタノシミダネ、チョウタベマクリマス! イソグッテワケヨ!


麦野 「・・・ちょ・・ちょっと! 置いてかないでよーっ!!」


垣根&浜面 (コラー! 俺達をわすれんなーっ!!)


美琴 「当麻ったら、どこまで探しに行ったのかしら・・・」


一方 「クソメルヘンなンざ放っといて肉食えばいいのによォ」


打ち止め 「あ、上条さん戻って来たよってミサカはミサカはお姉様に報告してみたり」


美琴 「当麻! お帰・・・・り」


上条 「ただいま」

絹旗 「超いい匂いがします!」


滝壺 「結局むぎのも来たんだね」


麦野 「別に、私はただみんなが行くって言うから仕方なく・・・」ブツブツ


フレンダ 「とうま! 早く食べるって訳よ!」


上条 「はいはい、そんなに焦らなくてもお肉は逃げませんの事よ?」


美琴 「・・・」バーチバチバチバチッ!!!


上条 「そして先ほどから美琴さんは何故ビリビリしてらっしゃるんでせうか?」


美琴 「アンタは一体何をしに行っとったんじゃあああああ!!!」デンゲキーッ!!


上条 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」パキーンッ!



美琴 「・・・・」ムスー


上条 「なあ美琴、何で怒ってんだ?」


美琴 「知らないっ!」プイッ!


上条 「不幸だ・・・」


一方 「ギィヤッハッハハッハハハハッ!!! キャンプ来て・・・ば、晩飯のオカズが海苔の佃煮のみとか! 有り得ねェ・・・ブハッ!! クカッ! は、腹痛ェよォォォ!!」ゴロゴロゴロ


麦野 「テメェ笑いすぎだろ第一位!!」


一方 「ヒハッ! ヤベ、ツボ入っ・・・息出来ねェ・・・」ピクピク


絹旗 「なんか超腹立ちます」


00002 「おや垣根さん、何かあったのですか?」


垣根 「気にすんな00002号、危うく食料になるとこだっただけだ」


00002 「?」


00003 「削板さん飲み物は何にしますか?」


削板 「お茶がいいな!」ハッハッハ!


浜面 「なんで俺まで縛られたんだ・・・・」


滝壺 「はまづら」

浜面 「?」

滝壺 「ごめんね」ギュ…


浜面 「も全然気にしてない!(腕にマシュマロが、柔らかい・・・・)」



~乙女の戦い~


美琴VSフレンダ


美琴 (なによ当麻ったらフレンダって子にばっかり優しくして! こうなったら・・・)


美琴 「当麻」チョンチョン

上条 「?」

美琴 「はいアーン」

上条 「は? いや自分で食えr」


美琴 「いいから口開けるの!」


上条 「あ・・・あ~「はむっ!」・・・・へ?」


フレンダ 「ムグムグ・・・」


美琴 「なっ!? ちょっとアンタ! 邪魔しないでよ!」


フレンダ 「フンッ、焼き加減が甘いって訳よ、はいとうま、こっちの肉の方が美味しいって訳よ」


上条 「あ・・あ~「はむっ!」 」


上条 「 」

フレンダ 「な!? 私がとうまの為に育てた肉を!」

美琴 「焼きすぎね、肉がちょっと焦げてるわ」ムグムグ


美琴 「はい当麻、アーン」

フレンダ 「あむっ!」

美琴 「ああっ!?」

フレンダ 「とうまアーン」

美琴 「はむっ!」

フレンダ 「くっ!」

上条 (全然食えねえ・・・・不幸だ・・・)


フレンダ 「ゼーッ、ゼーッ、今度こそ!」


麦野 「・・・・」チョンチョン


フレンダ 「? なに麦野、今忙しいって訳よ」


麦野 「あーん」タベサセテ


フレンダ 「いい歳こいて甘えんじゃないって訳よ」

麦野 「 」

フレンダ 「はいとうまアーン・・・ああっ!? また??!」




滝壺 「大丈夫、急にふれんだに冷たくされてちょっと淋しいむぎのを私は応援してるよ?」


麦野 「さ・・・淋しくなんてないもん・・・グスッ」


対戦結果=麦のんが淋しくなりました。


一方 「肉美味ェ」ガツガツ

絹旗 「・・・」ジー

一方 「あァ? なにジロジロ見てンだよ」

絹旗 「第一位ってもっと超恐いって思ってたんです、けど案外普通なんですね」


一方 「はァ? 意味分かンねェよ、大体何でオマエが俺の事気にしてンだよ」

絹旗 「だって私が能力者になれたのは・・・第一位のおかげですから」


一方 「・・・なンだと?」



一方 「暗闇の五月計画・・・」


垣根 「一方通行の演算パターンを参考に自分だけの現実(パーソナルリアリティー)を最適化、
能力者の性能を向上させようってプロジェクトだったっけか?」


一方 「なンでオマエが知ってやがる」


垣根 「暗部だった頃にちょっとな」


一方 「・・・」


垣根 「精神性・演算方法の一部を意図的に他人の脳に植え付ける・・・ね、いかにも暗部の連中が考えそうなこった、ヘドが出る」


絹旗 「私は元々『置き去り』でしたから、超都合のいい実験材料だった訳です」


一方 「・・・クソが」


絹旗 「ちなみに私は第一位の精神性の中の防護性を付与されたんです、それで超発現した能力が『窒素装甲』でした」


垣根 「防護性って事は他にも同じ様な能力者がいるって事か?」


絹旗 「はい、でも誰でも能力が発現した訳じゃ・・・」


一方 「・・・どォ言う事だ?」


垣根 「ちょっと考えりゃ分かるだろ、凡人の脳にお前の演算パターン植え付けたらどうなるか」


一方 「考えたくもねェンだよ」


垣根 「絹旗は運良く能力者になれたが、恐らく大半の奴らは・・」


一方 「ヤメロ・・・」


垣根 「良くて廃人、悪けりゃ脳がパンクしてハイそれまでだろうな」


一方 「黙れッッ!!」


垣根 「俺に当たっても仕方ねえだろ」


一方 「・・・チッ」


絹旗 「あ、でも私は別に第一位の事を超恨んでなんていませんよ?」


一方 「・・・」


絹旗 「私が能力者になれたのは第一位のおかげですし、暗部に入ったのも私自信の意思、だから超恨んでなんていません」


一方 「・・・そうか、お前、絹旗だったかァ?」


絹旗 「? 超なんですか?」


一方 「こっち来い」

絹旗 「だからなn」


一方 「ワッシワッシィ」ヨシヨシ


絹旗 「・・・・ッ!? ななななななンで頭を超撫でるンですかァァァ???!」

一方 「今更だけどよ、悪かったなァ」ヨーシヨーシ


絹旗 「だだっ! だから超気にして無いって言ってるじゃないですか!」


一方 「学園都市に戻って何かあったら俺に相談に来い、何でも聞いてやる、わかったか?」


絹旗 「うぅ・・・は、はい//」


垣根 「よかったな、モアイちゃん」


絹旗 「最愛! 最愛です!っ! あんな超顔面岩と一緒にしないでください!!」


一方 「・・・!・・・!!・・」


絹旗 「そこー! 笑い堪えてるの超バレバレですよ!!」


一方 「モアイ」プススーッ


絹旗 「もーーっ!!!(不覚にも超ときめいたなんて言えなくなったじゃないですか!)」


なにやらフラグが立ったようです。テッテレー


00001 「ハッ! なんでしょう・・・不安がよぎりました」


寝落ちでした↓


今回はここまで。

もしや「~屋さン」の人?
撫でるときの表現が・・・


違ったらすいません

>>907 すみません、別人です。

2ndBattle~意外な伏兵~


一方 「おら絹旗、肉食え」

絹旗 「ど、どうも・・・です///」


00001 「む」ピリピリ

一方 「美味ェか?」

絹旗 「普通に超美味しいです」


一方 「いやどっちだよ」


00001 (な、なにやらいい雰囲気、ここは牽制を!)


00001 「一方通行! お肉どうぞ!」


一方 「ン? おォ」


絹旗 「第一位! こっちの肉は超美味しそうに焼けました!」


一方 「あ?」


00001 「む!」テキダ!

絹旗 「むむ!」テキカ!

00001 「む~!(邪魔をしないでください!)」

絹旗 「むむ~!(超こっちのセリフですっ!)」


一方 (なにしてンだコイツら?)ハテ?


00001 「絹旗さんでしたか? あまりでしゃばるのはどうかと思いますよ? とミサカは暗に引っ込んでろと(ry」


絹旗 「これは挨拶代わりです、そっちこそ超引き下がってください」


00001 「む」ピリピリ

絹旗 「むむ!」ヤルカ?


00001 「……このままではラチがあきません、ここはひとつ一方通行本人に決めてもらうと言うのはどうですか?」


絹旗 「超望むところです」

00001・絹旗 「「一方通行!」」


00001・絹旗 「「どっちをたべるんですか??」」


打ち止め 「はいあなた、あーんってミサカはミサカはあなたのお口にお肉を差し出してみる」


一方 「おう、悪ィな」パクッ

打ち止め 「えへへ///」


00001 「そんな………orz」
絹旗 「超予想外です…………orz」


対戦結果=ドロー(打ち止めの一人勝ち)



浜面 「へえ、じゃあ上条もレベル0なのか」


上条 「まあ、能力者としてはだけどな」


浜面 「?」


上条 「見せた方が早いか、えっと・・・麦野さんでしたっけ?」


麦野 「なによ、なんか用?」


上条 「ちょっと俺の右手握って貰えませんか?」


麦野 「? いいけど」ギュ


上条 「んで、この状態で能力使ってみてください」

麦野 「前もって言っとくけど、アンタ右手消し飛ぶわよ?」


上条 「多分大丈夫」


麦野 「知らないからね・・・・・あれ?」


浜面 「おい何やってんだよ麦野」


麦野 「え・・・・なにこれ、能力が……使えない??」


浜面 「使えないって、なんでだよ」


麦野 「知らないわよ! 演算は出来てるのに能力使えないのよ!」


上条 「と、まあこんな感じで、能力を打ち消す能力なんです」


浜面 「能力打ち消すってマジかよ、無敵じゃねえか」


上条 「いやいや無敵には程遠いって、右手で触らないと意味ないし、それに能力と直接関係ない攻撃されたらどうしようもないしな」


浜面 「?」


上条 「う~ん、例えば空間移動能力者とかに岩とか落とされたりとかかな、岩自体能力と関係ないからOUT」


浜面 「でも今見たいに掴まえたら…」


上条 「俺なんて所詮ちょっとケンカ慣れした高校一年生だし、能力封じても相手のが俺より強かったらボコボコにされて終わり」


浜面 「なんか使えるんだか使えないんだか分かんねえのな」


上条 「中途半端な能力って言うか、無いよりマシ程度のもんだよ」


浜面 「ふ~ん、で? 上条はいつまで麦野の手握ってんだよ」


上条 「いや、麦野さんの手綺麗だなと思ってたらつい」ハハハッ


麦野 「・・・///」


浜面 (あの麦野が一発で落ちた??!)


ドドドドド!!!


美琴 「こんの~~!!」


上条 「へ?」


美琴 「節操無しがあああーーー--------ッ!!!!」ターーックル!!!



上条 「めごっぷ!?」


美琴 「アンターっ! 金髪ロングの次は巨乳に手を出そうってのかぁーーーっ!!」


上条 「何をおっしゃる美琴さん!?」


美琴 「さあ白状しなさい! 胸か! 胸なの? 胸なんでしょ!! 」


上条 「なにその三段活用??!」


美琴 「そりゃ確かに私はまだ…チイサイ…わよ! けど将来性はあるんだから!! なのに今目の前の巨乳に走るってどうなのよ! そんなにボインが好きか!? そんなに巨乳って響きが好きかああああああ!!!!」ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク!!!!!



上条 「落ち着きなさい! 大体な、乳とか胸とか美琴は敏感過ぎるぞ!」


美琴 「だだっ! 誰の胸が敏感よ!」


上条 「また盛大な聞き違いを、まあ確かに美琴は胸敏感でしたけど」


美琴 「ば、バカ///」

上条 「大きかろうが小さかろうが美琴は美琴だろ?」


美琴 「ぅ……だって」

浜面 「なあ、横槍入れて悪いけど、上条って第三位とデキてんのか?」

上条 「? うん、付き合ってる」


浜面 「お前、中学生に手出したのかよ…ハンパねえな」


上条 「それ言わんといてグサリと来るから」


麦野 「……ねえ上条くん」

上条 「?」

麦野 「そんなジャリガキ放っといて私と向こうでお話ししない?」

上条 「は?」

美琴 「人の彼氏を誘惑するなああーッ!!!」


麦野 「うるせえ! ××××も生えそろってねえガキは黙ってろ!!」


美琴 「生えてるもん!!」

浜面 「なあなあ、実際どうなんだ?」ヒソヒソ

上条 「……うっすらと」ヒソヒソ


浜面 「………ゴクリ」

滝壺 「はまづら」

浜面 「ギクッ!」

滝壺 「はまづらがパ○パン好きなら剃るよ?」

浜面 「………」

上条 「浜面お前……」ジトー
浜面 「な!? ヤメロよそのゴミを見る様な視線!!」


垣根 「お~い全員食ったか?」


フレンダ 「お腹いっぱいって訳よ」


00001 「絹旗さん? ちょっと一方通行にくっつき過ぎなのでは?」ヒクヒク


絹旗 「こんなのはタダのスキンシップです、00001号さんは超気にしすぎです、ね? 一方通行」


一方 「あンま引っ張るな、動き辛ェ」


00001 「……」ジャキン

一方 「ンでオマエは無言でライフル構えンな」


麦野 「へ~、上条くんって第七学区の学生寮なんだ」ボイン


上条 「はあ、今はちょっと空けてますけど」デケェ


美琴 「ちょろっと! もう少し離れなさいよ!!」


麦野 「黙れ、まな板」

美琴 「ぐっ……なによ大根足!!」


麦野 「………ブチ殺す」キュイィィン


美琴 「やる気!?」ビリビリ

上条 「ケンカする子は上条さん嫌いです」


麦野 「私やめた!」ハイッ!

美琴 「わ、私も私も!!」ハイッ!ハイッ!!


上条 「よろしい」ナデナデ


麦野 (年下……良いかも///)

美琴 「ふにゃ~///」

垣根 「オマエ等本ッッッッッッ当に話し聞かねえのな」


浜面 「とりあえずみんな食ったみたいだけど」


垣根 「うっせえヅラは黙ってろ」


浜面 「なんで……」


垣根 「全員よーく聞け、聞かねえと後悔すんぞ」


全員 「?」


垣根 「これより第一回……『マジで出るかも?? ヤバい! 責任持ちません肝試し大会』を開催する!!」ヒュ~ドロドロ…キャーッ!!


全員 「」


垣根 「なんだよみんなリアクションねーぞ」


美琴 「み、みんなでトランプでもしない?」ガクブル

絹旗 「ち、超賛成です!」
フレンダ 「トランプ大好きって訳よ!」

00001 「流石お姉様! 名案です!」


麦野 「やっぱキャンプの夜はトランプよね……うん」ガクブル


滝壺 「肝試し楽しみだねはまづら」ワクワク


浜面 「え゙!?」


上条 「するのはいいけどどこでやるんだ?」


垣根 「その辺はバッチリだ、アレイスター」パチン


アレイ 「御意、このキャンプ場には遊歩道があってね、その奥に私のブロマイドを置いて来た」


垣根 「それを取って来るって訳だ」


女性陣 「Booo! Booo!!」


垣根 「ちなみに男女ペアで行ってもらう」ニヤリ


女性陣 「垣根GJ!!」

垣根 「話しはまとまった、男共はクジを引けーい」

浜面 「え? なんで男だけ?」


垣根 「この箱の中に女子の名前が書いてある札があるからな、そいつと行くんだぞ」


浜面 (完全にスルーされた……)


垣根 「んじゃまずは…」


削板 「俺が行くぞ!」


垣根 「よっしゃクジ引け」

削板 「根性ぉぉーッ!!」ゴソゴソ


00003 (ミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来ーーーい!!!)コノオモイテンニトドケッ!!!


削板 「これだぁぁー!!」

垣根 「誰だった?」

00003 「……」ドキドキ


削板 「00003号!!」

00003 「は、はいっ!」キタカ??


削板 「一緒に来てくれ!」
00003 「どこまでもお供します!」キターッ!!


垣根 「よーし、行ってこい」


削板 「任せろ! 幽霊が出たら捕まえてきてやるからな!」ワッハッハッハ!!


削板 「さあ出てこい幽霊! 俺と勝負だ!!」


00003 「あ、削板さん待ってください!」


上条 「削板ならリアルに幽霊捕まえて来そうだよな」


一方 「幽霊の方がビビって逃げるンじゃねェか?」

垣根 (ちゃんとクジに細工出来てたなアレイスター)ヒソヒソ


アレイ (ああ、しかし削板と00003号がペアになるようにしただけで良かったのかい?)ヒソヒソ


垣根 (あの二人はまともにくっついてもらいてえからな、俺からのプレゼントってやつだ)


~遊歩道~


削板 「さあ出てこい幽霊! 勝負だ!」


00003 「なにも居ないようです」


削板 「むう、残念だ」

00003 「削板さんは幽霊などは怖くないのですか?」

削板 「見た事がないから分からないな」ハッハッハ


00003 「ミサカも見た事はありませnあっ」コケタ


削板 「大丈夫か……うおっ!!」シュバッ!!


00003 「? あの、なにか?」


削板 「し、した…下…着」

00003 「ふぇ……!?////」


削板 「た、立てるか?」

00003 「は、はい! 大丈夫・・・です(見られた……今日に限って地味な縞パン履いて、うぅ死にたい、死にたいよぅ……)」


削板 「怪我は無いか?」


00003 「はい、多分……痛っ! すみません、少し足を捻ったようです」


削板 「そうか、なら……よっと」


00003 「え? あああああああの削板さん??!」

削板 「これなら痛くないしな、早くすませて戻ろう」


00003 (でもこれ、お姫様抱っこ・・・なんですけど///)


垣根 「さーて、あの二人手繋ぐくらいしたかな」


上条 「案外何も無いんじゃないか?」


>オーイ


一方 「戻って来た見てェだぞ」


削板 「すまん、幽霊を捕まえる事は出来なかった」

00003 「///」


垣根 「お姫様抱っこ……だと?」


美琴 (いいなぁ…)

フレンダ (いいなぁ…)

00002 (00003号め、やりおる!)

絹旗 (一方通行に…いやいや……)

麦野 (こ、こんなラッキーイベントが! 上条くんに…やべ涎が……)


打ち止め 「ヒューヒューッ!ってミサカはミサカは出来ない指笛を鳴らしてみたり」プヒュー!プヒュー!


滝壺 「ラブラブだね」

浜面 「俺達みたいに?」

滝壺 「……」

浜面 「滝壺?」

滝壺 「……ばか///」

浜面 「?」


垣根 (ヤベー、ヅラ爆発しねえかなー)


垣根 「よし次な、さっさと引けヅラ野郎」

浜面 「だからなんで俺だけ態度違うんだよ」

垣根 「黙って引け、もしくは死ね、またはもげろ」

浜面 「チクショウ……」ゴソゴソ


浜面 「えっと……打ち止め?」


打ち止め 「あ、ミサカの事だよってミサカはミサカは手を挙げてみたり」ハイッ


垣根 「ヅラ、おちびに手出したら少なくともレベル5四人と幻想殺しを敵に回すと思え」


一方 「プラズマで塵にしてやるからなァ」ギロリ


美琴 「砂鉄剣で細切れね」シャキン


削板 「すごいパンチ零(ゼロ)式をお見舞いする!」


上条 「幻想殺し[イマジン・ブレイカー]を超えた幻想虐殺[イマジン・ジェノサイド]が火を噴くぜ!」シュッシュッ


浜面 「出さねえよ! 俺だって命惜しいわ! それに俺には滝壺って可愛い彼女が居るんだ!!」


打ち止め 「ねー、早く行こう! ってミサカはミサカは仕上の手を引っ張ってみる」グイグイ


浜面 「分かったから引っ張るなって」


滝壺 「………」グシャッ!!


フレンダ 「滝壺がスチール缶を縦に握り潰したって訳よ…」ガクブル


絹旗 「超恐いです…」ガクブル


麦野 (上条くんにお姫様抱っこ……)ポワ~ン


打ち止め 「……」ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル


浜面 「案外暗いな、転ぶなよ?」


打ち止め 「だだだだだだだだ大丈夫! 今は妖気を感じないよってミサカはミサカはアンテナを動かしてみる」ピコンピコン


浜面 「それアンテナ??!」


>ガサッ


打ち止め 「ぴ!!」ビクーンッ!!


浜面 「心配すんなって。ほら、手繋いでやるから」

打ち止め 「うぅ……怖いよぉ……ってミサカはミサカは仕上にしがみついてみたり……」ブルブルブルブルブルブル


浜面 「やれやれ、お? これだな……アレイスターってこんな奴だったのか……」


打ち止め 「水の中でナイスポーズ取ってる?ってミサカはミサカは人間だった頃のアーちゃんの写真をみてみたり」


浜面 「まあこれで戻れるな。行こうぜ、ほら手」


打ち止め 「うん……?」チラリ


木の影→「はまづら・・・なにやってんの・・・」ジトー------カリカリ…カリカリ…←木を引っ掻いてる


打ち止め 「 」


浜面 「? どうした?」


打ち止め 「う・・・うわーーーん!! 怖いよーー!!ってミサカはミサカはあまりの恐怖に走り去ってみたりー!!」ダーッシュ!!

浜面 「お、おい! 走ったら危ないって!!」


垣根 「おっせーな、何やってんだ?」


上条 「打ち止めが怖がって時間掛かってるだけだろ」


一方 「クソガキに変な事してンじゃねェよなァ?」

削板 「子供に乱暴するなんて根性のかけらも無いやつだ!」


00001 「いえ、まだそうと決まった訳では……」


>ウワーン!


00002 「? 上位個体の声がしたような……」


打ち止め 「助けてーーっ!!ってミサカはミサカはみんなに助けを求めて全力疾走ー!!」ビエェェン!!

浜面 「だから待てって!! あーもう! 止まれー!!」


上条一方垣根削板美琴00001号00002号00003号麦野絹旗フレンダ☆ 「 」


その光景は涙目で逃げ惑う幼女を追いかけるチンピラ以外のなにものでも無かった・・・・



と言う訳で今回はここまで、浜面の運命やいかに・・・

浜面「ハァハァ、やっと追いついた、走ったら危ないって言っただろ?」


打ち止め「だ、だってさっき人影が!!ってミサカはミサカはトラウマを思い出してみる」ブルブルブルブル


浜面「人影? そんなの気のせいだ・・・・ろ?」


一方「ヅラァァ、オマエ覚悟は出来てンだろォなァ?」←黒翼モード


垣根「原形保って死ねると思うなよ?」バサァ


美琴「人の妹に何してくれたのよ」ビリビリ


削板「根性叩き直してやる!」


00001「ミサカ、目標を駆逐します」チャキ


00002「ミサカ、目標を破壊します」ジャキン


00003「ミサカ、目標を狙い撃ちます」ジャコン


上条「いいぜ浜面、お前が打ち止めを襲うってんなら、幼女に欲情する変態野郎に成り下がったってんなら・・・・まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」


浜面「は!? ちょっと待てよ! なんでそんな殺意に満ち溢れた眼で見てんの!? 麦野達もなんかフォローしてくれよ!!」


麦野「浜面ァ…」キュイイイン

絹旗「超最低です」

フレンダ「死刑って訳よ」

浜面「・・・・嘘だろ?」



浜面「クソッ! やってられっか!」ダダッ!!


アレイ「逃がさん、髪(ヘア)ロック!!」モジャーン!!


ピキーン!


浜面「な! か、身体が……動かねえ!?」


アレイ「髪(ヘア)ロックだ、私の髪の毛に捕まったが最後、貴様の身体の自由は奪った」


浜面「た、助け……」


一同(打ち止め滝壺除く) 「浜面ァァァ!!!」


浜面「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーー~~~~~!!!」








滝壺 「ふう」

絹旗 「あれ? 滝壺さん超どこ行ってたんですか?」

滝壺 「ちょっとね」


絹旗 「?」



垣根「で? この変態野郎どうする?」


一方「その辺に吊しとけ」

浜面「」プラーンプラーン

垣根「そんじゃ次な、上条引くか?」


上条「え、うん」


美琴麦野フレンダ「!?」


上条「え・・・っと」ゴソゴソ


美琴(当麻と二人っきり当麻と二人っきり当麻と二人っきり当麻と二人っきり)モンモン


フレンダ(来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い私こいって訳よ!!)


麦野(上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと・・・おっと涎)ジュルリ


上条(な、なんか物凄い視線を感じる……)


上条 「あ、麦n」

麦野 「いぃよっしゃあああァァァ!!!」キタァァーーッ!!!

美琴 「嘘よおおおぉぉーーっ!!orz」


フレンダ 「ちっくしょおおおぉぉーー!!!orz」


上条 「えぇ・・・」


垣根 「アイツ、この短時間でアイテムのメンバー2人にフラグ立てたのかよ」


一方 「フラグメイカーって奴か、苦労すンなアイツ」


垣根 「いやお前も人の事言えねえだろ」


一方 「?」


絹旗 「一方通行、一緒にコーヒー超飲みませんか?」


一方 「飲むゥ♪「ちょっと待ったー!!」」


00001 「絹旗さん! ミサカと一方通行は恋人同士だと言ったはずですよ?」

絹旗 「知ったこっちゃありません、超邪魔ですどいてください」


00001 「嫌です」

絹旗 「むむ!」

00001 「むむむむ!!」

00001絹旗 「むむむむむむーー!」バチバチバチ


一方 「おい、行かねェなら置いてくぞ」スタスタ


絹旗00001 「超「いきまーす♪」♪」


00002 「あんなモヤシの何処が良いのやら」


垣根 「爆発しやがれ」カー、ペッ!



美琴 「アンタ! 当麻に変な事したら許さないわよっ!!」


フレンダ 「口にグレネード突っ込んで爆発させる訳よっ!!」


麦野 「吠えてろ負け犬共。さ、行きましょ上条くん♪」ルンルン


上条 「じ、じゃあ行ってくるな」


垣根 「(色んな意味で)喰われるなよ」


上条 「・・・・・・へ?」


~一方その頃の削板と00003号~


削板 「00003号、足は大丈夫か?」


00003 「は、はい///」


削板 「一応湿布を貼って置くからな、痛みが続く様なら病院に・・・」


00003 「ほ、本当に大丈夫ですから! ええもう絶賛回復中です!」


削板 「そうか………、なあ00003号」


00003 「?」


削板 「俺な、好きな人が出来たみたいんだ」


00003 「・・・・・・え・・・?」


削板 「その子とは突然、本当に突然出逢ったんだ」

削板 「俺は今まで女の子にそう言う感情を持った事が無くて、これが恋なのかどうかもよく解らない」


00003 「そう……なんですか……」


    『嫌・・・聞きたくない・・・』


削板 「けど、最近その子の事が気になって、いつの間にか眼で追ってるんだ」


    『それ以上言わないで』


    『ミサカの前でそれ以上』


    『他の誰かの事を…言わないでください』


    『削板さん』

00003 「ぅ・・・グスッ・・・」

削板 「00003号?」

00003 「ふぇぇぇぇ」ポロポロ

削板 「00003号ーッ!?」

00003 「グスッ…ヒック…」

削板 「ど、どうした!? どこか痛むのか?? 足が痛いのか??!」


00003 「違っ…ヒック…削板さ…グスッ…ふぇぇぇぇ…」ポロポロ


削板 「俺か?!! 俺が何かしたのか??!」


00003 「ミサ…グスッ…ミサカは…削板さんが…ヒック…好きで…」


削板 「俺が、好き?」


00003 「で…でも削板さんは…ヒック…違う誰かが好きで…だから…グスッ…で…グスッ…ヒック…」


削板 「・・・いや、俺が好きになった子は00003号だぞ?」


00003 「ミサカは諦め・・・・・・・・・・・ふぇ?」


今回はここまでで、コメントくださる方々、見てもらってどうもありがとうございます。

どうもこんばんは、とりあえず削板と00003号を決着させて置こうと思います。


00003 「そ、削板さん・・・今、なんと?」

削板 「俺の気になってる女の子は00003号だ」

00003 「・・・」ポカ~ン

削板 「00003号?」

00003 「すみません削板さんちょっとミサカのほっぺを抓ってください」


削板 「? こうか?」つプニ

00003 「もう少し強めで」


削板 「これくらいか?」フニフニ


00003 「痛くない、と言う事はこれは夢ですね、ア~ナンダユメデスカアハハハハハハハハ・・・」パニック


削板 「自分で抓って見たらどうだ?」


00003 「どうせ夢なんですから思いっきり・・・」ギリギリギリ…


00003 「痛い!?」


削板 「大丈夫か??!」



00003 「夢じゃ・・・ない?」

削板 「00003号」

00003 「はっはははははははいっ!!」


削板 「俺は・・・君が好きだ」


削板 「多分、俺のこの気持ちはそう言う事なんだと思う」


00003 「・・・・」

削板 「それでその、よかったら返事を聞かせて欲しい」


00003 「・・・ミサカも」

削板 「・・・」

00003 「ミサカも好きです、削板さんの事」


削板 「そうか」

00003 「はい///」

削板 「って事はその・・・・俺達は恋人同士でいいん・・・だよな?」


00003 「そう・・・ですね、改めてこれからよろしくお願いしましゅ・・・(ここで?? こんな大事な場面で噛んじゃったよミサカーーッ!!ウワァーンッ!!!)」


削板 「ああ、よろしくな00003号」


00003 「はい、削板さん」


削板 「あ~、その・・・」

00003 「?」

削板 「無理にとは言わないし、出来ればでいいんだけど・・・」


00003 「???」


削板 「な、名前で呼んでくれると嬉しいんだけど・・・な、ハハッ//」


00003 「・・・・」


削板 「だ、ダメ・・・だったか?」ズズーン


00003 「ミサカはダメなんて一言も言ってませんよ?」クスクスッ


削板 「?」


00003 「ミサカは不覚にも顔を紅くした軍覇さんをかわいいと思って見とれしまいました」


削板 「え? 俺の顔紅くなってたのか??!」


00003 「ええそれはもう」クスクスッ


削板 「むぅ、あれ? 今・・・名前・・・」


00003 「? 名前で呼んでくれと言ったのは軍覇さんですよ?」


削板 「そっ、そうだな! そうだよな!! ハハッ、ハハハハハ///」


00003 (また紅く、かわいい///)


削板 「じゃあそろそろ戻るか、立てるか? 00003号」


00003 「はい、もう大丈夫です//」


削板 「じゃあ行こう」


00003 「・・・」


削板 「? どうかしたのか?」


00003 「こう言う時女の子は手を繋いで欲しものなんです」プイッ!プクーー


削板 「そうなのか!? 気が利かなくてスマン・・・」ズズズズズーーン…


00003 「なら、手を繋いでくれたら許してあげます」

削板 「お安い御用だ!」パァァァ!!


  ギュッ


00003 「フニャ~~////」


削板 「00003号??!」ナゼダ!?




まだお 「青春だねぇ~」



削板00003 「誰!?」ビクーンッ!!






 新たに一組のカップルが誕生しました。



~場所は戻って肝試し~



上条 「結構暗いですね、転ばないようにしないと・・・ってうわっ!? 言ってる側から転んだ、不幸だ・・・」


麦野 (こう言う時はアレよね、ちょっと大袈裟に怖がって・・・・)ポワワ~ン



~(麦のん妄想)~



麦野 『上条くん、私怖い・・・』


上条 『大丈夫ですよ麦野さん、この上条当麻、どんな事があっても麦野さんを守って見せます』キリッ! イケメンAA


麦野 『上条くん・・・キャッ!?』

上条 『麦野さん!? どうしたんですか??』

麦野 『い、今・・・そこの木のあたりで何かが・・・』

上条 『なんですって!? 任せといてください麦野さん! 俺が見てきます!』


上条 『コラーッ! こんな美人の麦野さんを脅かす奴は誰だーっ!!』ガサガサ


上条 『大丈夫です、何も居ませんでした』キリッ!


麦野 『ホントに?』


上条 『もちろんです、それに何が出て来ても麦野さんには指一本触れさせません』キリッ


麦野 『上条くん・・・』


上条 『それと、もしよかったら・・・麦野さん、学園都市に戻ったあとも、俺に麦野さんを守らせて貰えませんか?』


麦野 『え、それって・・・・だ、ダメよ! だって上条くんにはもう第三位が、美琴が居るじゃない!』


上条 『美琴? フッ、誰の事ですか?』


上条 『あんな部分的成長不全のガキなんて忘れ去りました、今俺の眼には麦野さん、貴女しか見えない』


麦野 『で、でも・・・』


上条 『小細工は無しだ、麦野さん・・・いや沈利! 俺と付き合ってくれ!!』


麦野 『うん///』


麦野 (なんてねなんてね! キャーッ!!////)イヤンイヤン


上条 「あ、着いたみたいですよ」


麦野 「・・・・・・・・・え?」


上条 「写真置いてあるし間違いないですよ、どれどれ・・・・マジで水の中にはいってるし、しかも逆さに、どうやって息してたんだろアレイスターのやつ」


麦野 「な・・な・・・な」ワナワナ


上条 「写真も見つけたし、戻りましょう・・・・麦野さん?」


麦野 「なんで何にも出て来ねぇんだよおおおォォ!!!」ビカーーーッ!!


上条 「麦野さん!?」


麦野 「今からでも遅くねェ! 幽霊でも熊でも出てこいやァァァー!!」バシュバシュバシュ!!!


上条 「麦野さん落ち着いて!! このままだとこの辺り 一面焦土に!!」


麦野 「パリィ! パリィィ! パァリィィィ!!!」ビーーームッ!!!


上条 「ギャーッ! 不幸だあああーーー!!!」



  妄想に夢中で何も出来なかった挙げ句自然に   八つ当たりする麦のんでしたチャンチャン



短文ですがここまで、そろそろ次スレのタイトル考えとこ。


部分的成長不全なんて書いて大丈夫かな、おっと誰か来t・・・・


時間とれたので久々の投下です。

~スタート地点~


美琴 「・・・・ねえ」

フレンダ 「・・・なによ」

美琴 「今、私とアンタが考えてる事って同じだと思うんだけど」


フレンダ 「・・・否定はしないって訳よ」


美琴 「・・・つまりお互いの利害は一致してる・・・」


フレンダ 「結局 一時休戦って訳よ」


美琴フレンダ 「「当麻を魔の手から救い出す!!」」


美琴 「続けーっ!!」


フレンダ 「言わずもがな!!」


垣根 「はいは~い、こっから先は通行止めだ」


通行止め 「呼ン(ん)だ?」ッテミサカハミサカハ


垣根 「呼んでねえから引っ込んでろ」


美琴 「ちょっと邪魔しないでよ! 当麻と薄暗い中で二人っきりなんてそんな羨まsゲフンゲフン!!・・・羨ましい事許されないわ!!」


00002 「お姉様、言い直せてませんよ?」


フレンダ 「結局早くしないととうまが麦野に食われるって訳よ!!」


垣根 「それはそれで面白いからヨシ」


美琴フレンダ 「「面白くないわよ!」って訳よ!」



上条 「た・・・ただいま・・・」

美琴 「当麻! 大丈夫? 変なことされなかった??」


上条 「いや、別になにも」

フレンダ 「麦野! とうまと何があったか一から十までキッチリカッチリ教えろって訳よ!」


麦野 「・・・・ッタワヨ・・・」


フレンダ 「?」


麦野 「なにも無かったわよチクショウがッ!!」


垣根 「んじゃ次行くか」


上条 「あ、その事なんだけどさ」


垣根 「?」

上条 「麦野さんが何故か暴走してゴール地点一帯が焦土と化した」


垣根 「マジかよ、そんじゃ今日はここまでか」


美琴 「ちょっと残念だけど仕方ないわね、それより垣根、お風呂どうするの?」


垣根 「キャンプと言えばドラム缶風呂だ!」


美琴 「嫌よそんなの!」


アレイ 「近くに露天風呂があるが?」


00001 「ではそこにしましょう」


一方 「行くならさっさと行くぞ、そろそろ眠ィ」


美琴 「で? なんでアンタ達までついて来てんのよ」

麦野 「別に? 温泉入りたかっただけよ?」


フレンダ 「それ以外に他意は無いって訳よ」


滝壺 「おんせん楽しみ」ワクワク


絹旗 「温泉饅頭って何故か超美味しそうに見えるから不思議です」ジー


一方 「食いてェのか?」


絹旗 「え?」

一方 「食いてェならあとで買ってやるっつてンだ」

絹旗 「じ、じゃあ/// 一方通行も一緒に「ホォアタアッ!!」ゲフッ!?」


00001 「一方通行!! ちょっと絹旗さんに優しすぎるのではないですか?!!」


一方 「はァ? 別にそンなつもりはねェぞ」


00001 「いいえ! 優し過ぎます!! ミサカと言う者が在りながら!!」プンプン!!


一方 「かまって欲しいって事ですかァ?」


00001 「え・・・いや、そう言う訳では・・・・アウ・・」


一方 「ンだよ、言ってくれりゃしてやるぜェ?」


00001 「でっ! ではお願いしm「とーうっ!!」はうっ!?」


絹旗 「超お返しです」フンッ!

00001 「・・・・ではさらなるお返しです」ジャキ!!!


>ギャーギャー!!!


一方 「なにやってンだかなァ」


垣根 「原因作った奴が何吐かしてやがる」


一方 「?」



垣根 「まあ、お前が最近上条並に爆発して欲しいハーレム野郎になりつつあるのはムカつくとこだが」


一方 「訳分かンねェ事ほざくな」


垣根 「だが! 今の俺にはあの二人の方が気になって仕方がねえ」


一方 「あ?」


削板 「・・・やっぱり温泉に謎のキーホルダーは定番だな」


00003 「ご当地キャラと言う物ですね」


一方 「・・・ただ二人でキーホルダー見てるだけじゃねェか」


垣根 「いや、肝試しから明らかに雰囲気が違う、俺の未元スカウターには見える、あの二人から漂うリア充オーラが!!」クワッ!!



一方 「ンなもン直接聞けばいいだけじゃねェか」テクテク


垣根 「え、いやおいちょっと!」


一方 「おい削板」


削板 「ん? どうした?」


一方 「オマエ、00003号と付き合ってンのか?」


垣根 「いきなり核心つくのかよ」


削板 「ああ、さっき俺から告白したんだ」


一方 「・・・・ンで?」

削板 「00003号も俺を好きと言ってくれた、だから恋人同士って事だ」


一方 「00003号、コイツの言った事に嘘はねェな?」

00003 「は、はい///」


一方 「・・・・ならいい、だがな、一つだけ俺に誓えナンバーセブン」


削板 「?」

一方 「00003号を幸せにしろ、オマエの残りの人生全部を賭けてな」


削板 「当然だ!」


一方 「万が一00003号を裏切る様な真似してみやがれ、そン時は俺がオマエをぶち殺す」


削板 「任せてくれ! 俺は絶対に00003号を幸せにしてみせる!! 根性で!」


垣根 「そこ根性いらなくね?」


00003 「あの、軍覇さん・・・今のは・・・」


削板 「そのままの意味だ、俺は俺の全部を賭けて00003号を幸せにする!」


00003 「(////)」


垣根 「もはやプロポーズだぞそれ」


削板 「?」


一方 「まだ早ェだろ」


削板 「しかし、そうなったら御坂は義姉さん、上条は義兄さんになるな」


垣根 「まあそうなるよな」

一方 「微妙に納得出来ねェな、上条を義兄さンなンてよ」


垣根 「んじゃ練習してみっか」


一方 「はァ?」


削板 「何事も練習してこそだしな」


一方 「面倒くせェ・・・・」


美琴 「当麻、タオルは?」

上条 「もってるって、下着もタオルも無問題」


美琴 「シャンプーとかは?」


上条 「備え付けで十分」


美琴 「ならいいけど」


垣根 「うぉーいそこのバカップル」


上条 「いきなりバカップルは無いだろ」


美琴 「って言うか、なによ急に」


垣根 「ちょっと義姉さんと義兄さんに話しがな」


上条 「話し? ってか今義兄さんて!?」


削板 「義兄さんと義姉さんは羨ましいくらい仲が良いな」ハハハ


美琴 「義姉さん!?」


一方 「いつかの為の練習だとよ」


上条 「いや気が早すぎるって」


垣根 「だってお前等もう3~4年したら結婚してそうじゃん」


上条 「だからって、あれ? 削板も義兄さん言うって事はまさか・・・」


削板 「ああ、00003号と付き合う事になったんだ、だからヨロシクな」


上条 「へえ、おめでとう」

削板 「これから色々教えてくれ、義兄さん」


上条 「だから早いって、美琴もなんか言ってやっ・・・」


美琴 (当麻と結婚当麻と結婚当麻と結婚当麻と結婚当麻と結婚・・・///)プスプス

上条 「 」


上条 「で、でもさ、美琴の事は義姉さんっ呼べるかもしれないけど俺は呼べ無いかもだぞ?」


一方垣根削板 「?」


上条 「だってそうだろ? 三人が妹達と結婚したとして、美琴の事は義姉さんって呼べる」


上条 「けども俺が美琴と結婚するって決まった訳じゃ無いんだし、俺を義兄さん呼ばわりするのは早いと言いたい訳だ」


一方 「・・・・さァて風呂入るかァ」


削板 「そうだな」


垣根 「空気読めねえバカは置いてこーぜ」


上条 「?」


垣根 「後ろ見てみろ」


上条 「後ろ?」クルッ


美琴 「・・・・」プルプルビリビリ

上条 「え? な、なんでビリビリしてるんでせうか???」


一方 「ま、生きてりゃ風呂で会おうぜェ」


垣根 「バッドラック」


削板 「根性でがんばれ」


上条 「ま、待って! 置いてかないで!!」


美琴 「グスッ・・・と・・・とうばの・・・」


上条 「待って! 俺が悪かっt」


美琴 「当麻のバカーーーッ!!!」


上条 「ぎょあああああああああああああああああああああああああっ!!」


~男湯~


垣根 「ババンババンバンバン♪」


削板 「ハービバノンノ」


垣根 「ババンババンバンバン♪」


浜面 「アビバビバビバ」


一方 「・・・」


垣根 「んだよノリ悪ぃな、続けて唄えよ、いいか? い~いオ・ト・コ♪ハハン♪ て~いとくんイケメン♪」


一方 「うるせェ、ンな事よりなンでヅラが居ンだよ」


浜面 「吊されて忘れられたかと思ったら上条が助けてくれたんだよ」


垣根 「チッ、上条め余計な事しやがって」



浜面 「てか上条は?」


垣根 「御坂に電撃かまされてんぞ」


浜面 「は?」


一方 「バカの末路ってやつだ」


削板 「そろそろ来るんじゃないか?」


ガラ・・・・


上条 「し・・・死ぬかと思った、不幸だ・・・」


垣根 「KYキングオブキングスのおなーりー」


一方 「生きてやがったか」

削板 「無事でなによりだ」

上条 「なんであんなに怒るんだよ、俺怒らせる様な事言ったかな・・・」


垣根 「それが分からんお前に贈る言葉は一つだ」


上条 「?」


垣根 「死ねばいい」


上条 「 」


垣根 「しっかし、麦野と滝壺ちゃんってなかなかのナイスバディだよな」


上条 「麦野さんは見たまま、滝壺さんはジャージからでも分かるもんな、あの膨らみ・・・」


浜面 「変な目で見るなよ、特に垣根」


垣根 「黙ってろボケ、俺は00002号にぞっこんなんだ」


一方 「胸なンざタダの脂肪だろ」


削板 「御坂を含め妹達はみんな引き締まった身体をしてるからな、00003号は特に」


一方 「おいおい削板ァ、そいつは聞き捨てならねェな、00001号が1番バランス良いだろが!」ガァァァ!


上条 「いやいやそこは美琴だろ」


垣根 「お前等の目は節穴か!? 00002号を忘れんじゃねえ!!」ウガァァ!


浜面 (みんな同じに見えるって言ったら殺られそうだし黙っとこ)



一方 「ていとくンよォ、オマエの目こそ腐ってンじゃねェかァ?」


垣根 「00002号ディスるってんなら相手になんぞコラ」


一方 「その台詞ほざいた事後悔させてやンよォ!」

垣根 「上等っ!!」バサッ!!

削板 「喧嘩はダメだ」


一方 「ンだァ? 00001号が1番だって認めンのかァ?」


削板 「そうは言ってないぞ! 00003号はかわいいいし優しくて素直だ! だから00003号が1番だ!!」


垣根 「だからそれを決める勝負するっつってんだ! 行くぜ!!」


一方 「かかってこいや格下共がァ!!」


削板 「うおおおっ!!!」


垣根 「ダァラッシャアアアアア!!!」


上条 「いい湯だなぁ~」ホカホカ


浜面 「オマエのん気過ぎだろ」


上条 「慣れだよ慣れ、それに俺の中では美琴が1番だし」


浜面 (うわ、殴りたくなった)


~女湯~


美琴 「いい湯ね~」

00003 「そうですね~」

絹旗 「超気持ちいいです~」


フレンダ 「癒されるって訳よ~」


00002 「しかし温泉とはつらい現実を目の当たりにする場所でもあります・・・」


打ち止め 「現実?」ッテミサカハミサカハ


00002 「アレです」


麦野 「やっぱ広い風呂はいいわね~」ボイ~ン


滝壺 「そうだね」バイ~ン


00001 「景色もいいですし、風も気持ちいいです」ポヨン


美琴絹旗フレンダ0000200003打ち止め 「・・・・」ペタ~ン



美琴 「あの子、また育ってる・・・」ガクガク…


00002 「おのれ憎たらしい・・・」ギリギリ…


00003 (軍覇さんが胸の大きい人が好きだったらどうしよう・・・)ペタペタ


絹旗 「00001号さんって御坂さんのクローンなんですよね?」


美琴 「うん、そうだけど?」


絹旗 「ならなんでああも差が超でてるんですか?」

美琴 「私が知りたいわよそんなの」


フレンダ 「クローンに抜かれたオリジナル乙って訳よ」プススー


美琴 「うるさいっ! アンタだって私と同じかそれ以下じゃないの!」


フレンダ 「私にはこの脚線美があるって訳よ! それに私だってこれからなの! 欧米人の成長率舐めんな!!」


絹旗 「でもフレンダ年齢的に成長期って超終わってますよね」


フレンダ 「うるさーーいっ!!!」ガァァァ!!!


麦野 「00001号だっけ? アンタ中々育ってるじゃない」


00001 「そ、そうでしょうか///」


滝壺 「うん、形もいいし美乳だね」


00001 「///」


滝壺 「でも、あくせられーたが貧乳好きだったらショックだね」


00001 「・・・ッ!!」ガガーンッ!!


麦野 「コラ、意地悪しないの。大丈夫よ、大概の男は大きい方が好きなんだから」


美琴0000200003絹旗フレンダ 「・・・・ッ!?」ガガガガーーンッ!!!


打ち止め 「広い広~いってミサカはミサカは泳いでみたり♪」バチャバチャ


美琴 (マ・・・お母さんに教えてもらおうかな・・・おっぱい体操・・・)


00002 (こうなったら能力による電気刺激で・・・)

00003 (軍覇さんの様に根性でなんとか・・・ならないですよね・・・)


絹旗 「こうなったら御坂さん、一緒に結成しましょう!」


美琴 「なにを?」


絹旗 「超貧乳同盟を!!」

美琴 「超が付くほどじゃないわよ!!」ガァァァ!


フレンダ 「とうまはどっちが好きなのかな~」バチャバチャ


>チュドーンッ!!


女子一同 「!?!?」



一方 「だァから言ってンだろォが! 00001号はなァ、俺を能力者だとか第一位だとか関係なく一人の人間として好きだって言ったンだ! あンな良い女は他に居ねェ!!」


00001 「(////)」


垣根 「ハッ! 片腹痛えぜ!」


一方 「なにィ?」


垣根 「00002号はな、暗部で汚え仕事ばっかしてた俺を受け入れてくれた、それどころか一緒に罪を償って行こうとまで言ってくれたんだ! 00002号が1番じゃなきゃなんだってんだ!!」


00002 「(////)」


削板 「黙れっ!! そして聞け!!」


垣根 「ゼンガーだと?!!」


削板 「00003号は最高だ! 俺はあの子の為なら何だって出来る! あの子は俺の事を恐がるどころか好きだと言ってくれた! 00003号が1番だ! これだけは何があっても譲らん!!」


00003 「(////)」


一方 「チッ、結局は拳(コレ)でケリ付けるしかねェ様だなァ」


垣根 「確実で手っ取り早えからな、ていとくんは最初っからクライマックスだぜ!!」


削板 「絶対に負けんっ!!」


一方 「無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄無駄無駄ァァァ!!!」


削板 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァ!!!」


垣根 「唸れクレイジーダイヤモンド!! どらららららららららぁぁぁーーッ!!」



>ゴシャァ!!!



一方 「な、中々ヤルじゃねェ・・・・か」ガクッ


垣根 「か、紙一重か・・・」ガクッ


削板 「・・・根・・・・性・・・・グフッ・・・(あ、00003号・・・?)」



美琴 「アンタ達ねえ、喧嘩するのは勝手だけど・・・ココ女湯よ!!」


滝壺 「トリプルクロスカウンターってやつだね」キラキラ


麦野 「違うわよ、てか・・・三人でクロスカウンターは無理ありすぎ」


――――――
――――
―――
―ソレカラドシタ



00001 「一方通行、大丈夫ですか?」パタパタ


一方 「00001号が1番だァ・・・異論は認めねェ・・・」ウーン


00001 「・・・・もう///」


00002 「しっかりしてください垣根さん」パタパタ


垣根 「お・・・俺は絶対に譲らねえぞ・・・00002号が1番なんだぁ・・・」ウーン


00002 「・・・今日はお仕置きは勘弁しておきます///」


00003 「軍覇さん・・・」パタパタ


削板 「00003号の・・・は、裸・・・ブフォアッ!!」ブシュゥゥ!!


00003 「軍覇さん!?」



美琴 「で? なんで三人ともああなったの?」


上条 「誰の彼女が1番かって事で揉めた」ウン


美琴 「む・・・」プクー


上条 「? なんで不機嫌なんでせうか?」


美琴 「なんで当麻は参加してないのよ」ムクー


上条 「そりゃあ、俺の中では美琴が1番だから」ウン

美琴 「////」プシュゥゥ


上条 「美琴さん? 顔紅いけど、のぼせた?」


美琴 「なんでもにゃい//」

上条 「???」


美琴 「あ、ねえ当麻、一緒に牛乳n」


フレンダ 「とうま、一緒に牛乳飲も」


上条 「お、いいですな~、やっぱ風呂上がりは牛乳だよな」


美琴 「ふにゃーーーッ!!!」ターックル!!!


上条 「めごぽっ?!!」


~治療中~


00002 「これでヨシっと・・・・」


00002 「カッちゃん・・・・」


垣根 「 」チーン…ナ~ム~


浜面 「死んだーー!? 治療してたんじゃねえの??!!」


打ち止め 「カッちゃんって誰?ってミサカはミサカは質問してみる」ハテ


一方 「タッチでググれ」


垣根 「まあ全ては00002号が1番って事でケリ付いたな」ナッハハハ


一方 「誰もそンな事言ってねェぞコラ」


削板 「は・・裸が・・小さな山が・・・ウブッ」ブシュゥゥ


00003 「軍覇さん!? 先ほどからどうしたのですか???」


垣根 「さっき00003号の裸でも見たんじゃね?」


00003 「え・・・ぁぅ・・・////」


削板 「ウブォハアッ!!」ブシャァァァ


一方 「レベル5が出血多量で死ぬなよ」


浜面 「そろそろテントに戻ろうぜ」


滝壺 「うん、もう眠・・・・い・・・zzz・・・」


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