垣根「好きなだけ奢ってやるっっ!」 (22)
ド素人です。
初めてです。
批評があればじゃんじゃんお願いします
キャラ崩壊や強引なところはご容赦ください
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垣根帝督
学生の街、学園都市
その学生たちの頂点に君臨するLevel5の一人である彼は今困った状況に直面している。
「お腹がすきましたと、ミサカは通行人Aに話しかけます。」
「俺は通行人Aじゃねぇ。垣根帝督だ。そして、お前が腹空いてようが知ったこっちゃねぇ。」
「なんと、あなたが噂のと、ミサカは適当に言ってみます。」
(ほう、俺はやっぱり有名なのか?まぁ暗部としちゃ困るが俺の有名度に常識は通 「エセホスト」
「じゃあな」
「ジョークですよと、ミサカは奢ってもらえなくなることを危惧し慌てて訂正します。」
「初対面にエセホストってどんだけ「イケメン」
「好きなだけ奢ってやるっっ!そこのメルヘンバーガーでいいな!」
これが垣根帝督とミサカと名乗る少女の出会いだった。
とあるバーガーショップで2人は会話をしていた。
「お前ミサカって言ってたけどもしかして超電磁砲?」
「いいえと、ミサカは否定します。ミサカは妹達です。」
「はぁ?どうみても超電磁砲じゃん。 あっ分かった!双子ちゃん!」
「はいと、ミサカは違ってはいますが適当にはなしをあわせます。それよりあなたこそLevel5の一人垣根帝督ですねと、ミサカは学習装置で得た知識を披露します」
「その通りだ。やっぱり俺は有名なのか?」
それからそう長い時間ではないだろう。しばらくの間雑談を交わす。この時垣根帝督は少女との会話を楽しんでいた。
(こんな気持ち良く話せたのはいつぶりだ?こいつとこうしてるのも悪くねぇな)
この時垣根帝督は忘れていた
自分は暗部の人間であることを
自分にこんな平穏な時間は許されはしないということを
彼を幻想から現実からひきもどしたのは一本の電話だった。
prrrrrrrrrr
「すまねぇ。電話だ。ちょっと席外すぞ」
「構いませんよと、ミサカは答えます。」
「なんだてめぇか。」
「あら、迷惑だったかしら?」
電話は心理定規という能力を持つ少女からだった。同じ暗部組織
スクールに所属する少女だった。
「簡単な仕事よ。××学区の研究所を潰すだけよ」
「けっ、分かったよ。」
「なら私もそこに向かうわね。」
電話を切ると彼は表情を歪めた。
(何考えてんだか。俺はこんなとこにいるべきじゃないんだ)
「悪りぃ、ちょっと用事ができたんで。帰るわ。」
垣根帝督は帰る。自分のいるべき場所に帰る。そう決意した。
しかし、
「では、また明日奢ってくださいと、ミサカは提案します」
この言葉自体にたいした意味はなかっただろう。だが闇に生きる彼にはどう聞こえただろうか?
「あぁ、分かった」
垣根帝督はそう告げるとその場を立ち去った。
(何が「分かった」だ。)
もしかしたら彼は帰たかのかもしれない。光が当たる明るい所に…
翌日垣根帝督は歩いていた。
約束はしたがいつ何処でなどきめていない少女を探すために
(見つかるわけないか、やはり俺はこんなとこにいるべきじゃないんだ)
しかし、
諦めた垣根の前に少女は現れた。
「今日も奢ってもらえますか?と、ミサカは尋ねます」
垣根帝督は闇の人間だ。本来こんな場所にいてはいけない
が、
街灯に集まる虫のように闇を飛ぶ人間には、わずかな光でも太陽の暁光に思えてしまう
それは誰にも止められない生き物の性だった。
この時
垣根帝督は何を考えたかは分からないが彼は確かにこう言った
「好きなだけ奢ってやるっっ!」
本当はこの少女じゃなくても良かったのかもしれない。誰でも垣根帝督には太陽に見えてしまうだろう。たが、もう決めたのだ。
この太陽に決めたのだ。
しかし、何故この太陽に決めたのか?
(この気持ちはなんだ?これが恋ってやつか?ふん、こんなんだからメルヘンなんて言われんだよ)
この時彼のココロはとても悩んでいたかもしれない。
迷っていたかもしれない。
しかし、笑っていたのかもしれない。
どうであれこの2人のこれからは誰にもわからない。でも、笑顔で溢れるように。そう垣根帝督は願っているだろう。
だが、これには少々語られていないことがある。
例えば、今日も天気は寸分の狂いなく樹形図の設計者が演算していること、
例えば、路地裏では絶対能力者進化実験が行われていること、
例えば、この少女は10026号
とよばれていること、
明日、少女は役目を果たし、悪魔は無敵に近づき、垣根帝督は絶望する…
「こんな時間になってしまいましたねと、ミサカは時計見つつ話しかけます。」
「悪いが明日は用事がある」
「ミサカもですと、ミサカは答えます。」
お互いに挨拶を交わし帰路につく。
(とてもいい思い出になりましたと、ミサカは心の中で嘆きます)
翌日、垣根帝督は路地裏を歩いていた。
(やはり暗部からはすぐには抜けだせねぇか)
「そうだメルヘンバーガーでも食べにいくか」
彼を知る人ならば違和感にきずいたのだろう。たが、彼は自分が変わってきていることにきずいてはいない。光を求める自分には…
次の瞬間とんでもないものを見つけた。
少女が血まみれで倒れていた。
その少女は自分をミサカと名乗っていた。
路地裏に絶叫が響いた
垣根は少女に駆け寄った
「おい、ウソだ 、ろ?世の中には似た顔が3人いるんだ。こんなはず…」
垣根は見つけた
その少女の横にある包み紙を、
確か初めてあった時に食べたハンバーガーのものだった…
「どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてなんだよォォォォォォォォオオオオ?」
(俺が闇から逃げたからか?そうなのか?ウソだろ?やはり俺はやはりここには…ちげえ!そんなはずはねぇだろ?こんなんで悩んでんじゃねぇっっ!早く治療しねぇと)
そういうと垣根帝督は背中から翼を出した。学園都市第二位の力を象徴する翼を
「俺の未元物質に常識は通用しねぇ?人一人救えないで何が第二位だっっ?楽勝なんだよ!
絶対に助けれる??」
「あぁ、助けるさ。絶対」
夢から覚めた垣根帝督は生命維持装置にねむる少女にそう告げた。
(未元物質で作ったこの装置につないでりゃミサカが死ぬことはないが、意識が戻らない。)
そう、意識を覚醒させるには、生命維持装置では足りない。
(学園都市の最先端技術なら余裕なはずだが何処行ってもタライまわしにしやがる)
(これは、どう考えたってアレイスターの根回しによるものだ。)
統括理事長アレイスター
彼が圧力を掛ければ何処も動かない。
しかし、何故そんなことをするのか。たかが第二候補である垣根帝督にはプランへの影響はないはず。では何故このようなことが起きているか?
それはやはりアレイスターのプランへの影響を危惧してのことだ。
確かに垣根帝督にはプランへの影響を及ぼす可能性はない。
しかし、ミサカの場合は違う。
アレイスターのプランの根幹にあるクローンの同一脳波と欠陥電気の能力により形成されるミサカネットワーク。
ここに、存在するはずのなかった個体が、その意識がまじればネットワークが変質してしまう可能性がある。プランが頓挫することはないがかなりの遠回りを強いられる可能性がでてくる。
(俺はあくまで第二候補。プランを曲げてまで相手する必要はないってか? 笑わせるっっ!)
「[ピンセット]は回収した。だがこれだけじゃたりねぇっっ!必要だ?ヤツとの直接交渉権がっっ?」
(第一候補になるために、ミサカを助けるために、
ミサカの敵をとるためにっっ!)
「一方通行は俺が討つっっ!」
深夜、公園の自販機の前に最強は佇んでいた
「チィ、帰ってっコーヒーでも飲ンでようと思ったのによォ」
「愉快な三下にあっちまったな」
「第一位。悪いがそこはおまえの居場所じやねぇ。譲ってもらうぞ」
「そこまで順位がコンプレックスですかァ?」
「無能力者に負けたヤツのセリフとは思えねぇなっっ?」
そういうと垣根帝督は翼を展開した。
それを見て一方通行は力を解放した。
この瞬間公園は戦場に変わった。
「ンだァその羽は。似合ってねェンだよ」
「心配するな。自覚はある。」
そういうと垣根は翼を使い空へと舞い上がった。
「俺の未元物質に常識は通用しねぇ。テメェが無意識に受け入れているベクトルを利用して攻撃すればダメージを通せる。
例えば… 月光とかなっっ?」
翼に触れた月光は殺戮光線となり敵を葬る。 そこには死体が転がっている
はずだった。
「ハッ、滑り台に隠れるとは小学生か?」
「なら滑り台に殺されンのは幼稚園児かァァ?」
そういうと一方通行は滑り台を叩いた。滑り台は歪み月光を乱反射した。
まるで、空にいる標的を襲うかのように。
(しまったっっ?)
咄嗟に翼で月光を防いだ垣根は
「なら次は障害のない角度からから攻撃してやればいいだけだ。
諦めやが「お喋りがすぎンだよ」
一方通行は一瞬で垣根の背後に回った。
「地面に帰ってろクソメルヘン」
一方通行は言葉と同時に垣根を地面に叩き落とす。
ドガァァァァンという激しい音と共に垣根は地面に叩き付けられた
(翼で威力を減らしたからといって流石に何発も食らってられねぇ。
早く態勢を立て直さねぇと)
再び飛翔し攻撃に転じる。
しかし、辺りに一方通行の姿はない。
(くそっっ?何処行った?)
「遅ェなァ」
(なっ、後ろだとっっ!)
「そんな速度じゃ100年遅ェェ」
そこから先は一方通行だった。
垣根の多才な攻撃を仕掛ける。それを一方通行がことごとく対応した。垣根の攻撃は通用せず、ただ一方的な戦いだった。
「その辺がテメェの底なンだよォ? いい加減諦めろ?」
垣根は動かない。だが、一方通行を止める理由にはならない。
一方通行は悪党だ。一万近くの命を救った無能力者とは違う。
一方通行は悪党だ。だから、トドメを刺すことに躊躇はない。
「あばよ」
言葉と同時に手を振るう。それで死体が一つできる。
そのはずだった。
直後に垣根は立ち上がり、一方通行は倒れた。
(なんだこりゃァァァ?
まさか、あいつの狙いはァァ?)
「きずいたか第一位。何も俺はただ防いでいんじやねぇ。ずっと解析してたんだよ。テメェのチョーカーの電波をな。」
「確かに能力全開のテメェには勝てねぇ。だから、その能力を封じさせてもらう。
なぁにたいしたことはしてねぇ
よ。未元物質で電波を妨害しただけだ。」
そう垣根の防戦はただ押されていたわけではない。一方通行の能力を封じるための防戦。いくら一方通行でも能力がなければ垣根には勝てない。
「お前は最終信号を助けた。結果、妹達は救われた。誰もそれを否定しはしねぇ。
でもなぁ、救われた妹達より救われなかった妹達がいんのも事実だ」
「安心しろ。お前が死んでもおれが妹達を守ってやる。」
そういうと垣根は手を振り降ろした。
そして、数百m後方まで垣根が吹き飛ばされた。
(なっ?なんだ?わけわかんねぇ?
なにが起きたんだ?)
「ウソだろ。おいおいすげえーなおい。それじゃ未元物質は第二候補だよ。」
でもそれは今の垣根に関係はない。
「でも、関係ねぇ。ミサカは俺が救う?」
能力を使い展開された白翼。
「ihbf殺wp」
能力を失い展開された黒翼
二つの翼が交錯し
すべてが黒く染まった。
垣根は倒れ、電波妨害がなくなった一方通行には翼はない。代わりにあるのは、圧倒的な破壊を司る右手。
「お前の救いたいものは俺が救う。安心して死ンでけ。」
破壊を司る右手が迫る。
(あぁ。ならミサカは助かるのか。なら文句はない。これで良かったんだ。あるべき場所に帰えれたんだ。俺もミサカも…
でも、 )
「もう一度会いたいなぁ」
一方通行の破壊は垣根に触れると同時に勝負はつく
筈だった。
一方通行に大きな誤算が発生した。
「なンでだ。なんでベクトル操作か無効化されんだよォォォォォォォォォォォォォォ?」
(これは、あの無能力者と同じっ?
いや違ェ!まさか、コレはァ?)
「コレは俺と同じ力…
ベクトル操作だな」
ベクトル操作でベクトル操作を緩和する。操作したものを正す。
動けないはずの男が動く。
「あんだけ食らえば俺の内臓はボロボロのはずだった。なのに生きてるってことは、無意識に内臓の損傷を修復してたんだ。おれの能力でな。」
「脳も臓器の一つ。俺の演算式から俺の脳を逆算したンだな。」
(その気ンなれば、未元物質のコピー人間を作れンだろォがそんな力は残っちゃねェはずだ。)
(その気になれば、原子崩しなんかも使えるだろうが、併用じゃ演算しきれねぇしそれじゃああいつの反射は破れない。」
((つまり?))
(あいつのベクトル操作を操作してェ?)
(ノーガードでぶん殴る?)
「いいねェいいねェ最高だねェ?」
「カッコいい展開だねぇ?」
二人に力は残っていない。どちらが勝とうとも救いはあるというのに。
彼らを動かすのは何なのか。
それを唯一知る者達が動き出す。
「未元物質ァァァァァァアア?」
「一方通行ァァァァァァア?」
二人の拳が交錯した。
Level5の全力は夜空に響き渡った。
そして、
「こんなとこに遭遇するなんて
不幸だぁぁぁぁぁぁぁ?」
垣根帝督は病院の一室で目を覚ました。
(最後は一体どうなったんだ?)
「お前の拳は確かに届いた。」
声の主は隣にいた。
「でも、未元物質とベクトル操作を使ったンだ。演算の負荷で気絶したンだよ。」
「そうか、負けたのか。」
「いやいやそんなことないですよ。一方通行なんてあれ一発で気絶したんですよ。ドローですよ。ドロー。」
「テメェ?余計なこと言ってンじゃあねェぞォ三下ァァア?」
「ぎゃあああ!不幸だぁぁ!」
「そのくらいにしておくんだね。
彼が二人を担いでここまできたんだからね。」
突然話に入ってきたのはカエル顏をした医者だった。
「上条さんは爆音にきずいて飛びたしのでケータイなんて持ってきてなかったんです。だから、担いできたんですよ。」
しばらく垣根は黙っていたが、唐突に口を開いた
「ミサカは救えなかったのか。」
重たい空気を部屋がつつむ。
沈黙を破ったのはツンツン頭の少年だった。
「そんなことねぇよ。あんたは救えなかったなんて思っちゃいけねぇ。あんたはミサカを救いたいって思った。救うために頑張ったじやねぇか。 ならそれは幻想なんかじゃねぇ?
いいぜ、あんたがそれでも誰も救えなかったなんて言うんだったら、
まずは、その幻想をぶち[ピーーー]?」
「それにね、」
カエル顏の医者は付け加えた。
「僕は医者だよ。患者の身も心も救うのが僕の仕事でね。
それにはアレイスターのプランなんて関係ないね。」
そういうと医者は病室をあとにした。
そして、入れ替わりで一人の少女が入ってきた。
「
と、ミサカは垣根帝督に話しかけます。」
終
これにて完結です。
拙いぶんですが、読んでいただければ幸いです。
また、なにかしらの感想が頂けると嬉しいです。
>>1です。
自分は原作で残念だった方が大好きです。テッラ、アウレオルス、15巻の垣根
など
?は自分で見て驚きました。
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