【モバマス】周子「羽衣小町うぃずゆきみん」【安価】 (47)


周子「なんてどうかな?」

ちひろ「いいと思いますよ♪」

周子「でしょでしょ!? なんか家族みたいじゃん?」

ちひろ「周子ちゃんがお父さんで紗枝ちゃんがお母さんで雪美ちゃんが娘って感じがします」

周子「でしょでしょ」

ちひろ「はいっ♪」

周子「そんでさ、3人で>>2するんだ」

>>2  お仕事の内容


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432484478

R-18Gの宣伝

京都観光

周子「そんでさ、3人でR-18Gの宣伝をするんだ」

ちひろ「R-18G??」

周子「えっちぃなのとかグロいのとか18歳未満に見せられないやつのことだよ」

ちひろ「あっ、なるほどピ○シブとかのアレですね」

周子「そそ。 最近そういうえっちぃな絵とかなのにちゃんと表記しない人とかいるじゃん?」

ちひろ「そうですね~ R-18Gタグを付けてしまうといろんな制限がかかりますから……」

周子「ま、そういうのはちゃんとR-18Gって表記しようって宣伝しよっかなって」

ちひろ「なるほど……ってなんで急に!?」

周子「この前さ、うちの店がほーむぺーじ?っていうの作ったからモバPのパソコンかりたんだけど」

周子「ついでにあたしのこと検索してみよって思ったら……」

ちひろ「なるほど……それは辛かったですね……」

周子「ま、嘘なんだけどね」

ちひろ「嘘かい!!!」

周子「おっ、ちひろさんナイスツッコミ♪ 羽衣小町解散してあたしと漫才やる?」

ちひろ「しません!」

周子「あとは>>4もしてみたいかなぁ」


>>4 仕事の内容
(すみませんエログロは次から安価下で)

あっ、すみません
>>6

>>3

周子「あとは京都観光もしてみたいなぁ」

ちひろ「全員京都出身ですもんね。いい番組になりそうです」

周子「3人でずっとうちのお店でだべる番組作りたいんだよね」

ちひろ「それ全然観光してないし京都である意味ないじゃないですか!」

周子「冗談だって。 もちろんちゃんと観光するよ」

ちひろ(周子ちゃん達が観光するとしたら……)

――――――――――

周子「羽衣小町と」

雪美「佐城雪美の」

紗枝「はんなり京都観光~」

周子「というわけでね今日もテレビのチカラで色んなところでお菓子をただで食べたいと思います」

紗枝「周子はん、そんなん言うたらいけまへんよ」

周子「ごめんごめん。 ちなみに今日は京都御所にいるよ」

雪美「この公園……とても広い……」

紗枝「京都御所は昔はお内裏様が住んでいて 儀式や公務を執り行ってはってんて」

周子「へぇ」

雪美「お内裏様……ひな祭りみたい……」

紗枝「ふふっ、お内裏様っていうのは天皇様のことどす~」

周子「へぇ」

雪美「周子……さっきから……へぇばっかり……」

紗枝「ほんまや、少しは周子はんも喋ってやー」

周子「この辺ラーメン屋さん多いよね。やっぱ大学があるからかな?」

紗枝「少しは食べ物のことから離れてください!!」

――――――――――

ちひろ(やっぱり周子ちゃんは食べてばっかな気がするわ)

周子「あっ、ちひろさん今失礼なこと考えてたでしょ?」

ちひろ「そ、そんなことないわ」

周子「まぁいっか。 でさー、アイドルといえばやっぱ歌じゃん?」

ちひろ「えっ、いいんですか!? あっ、そうですね歌ですね」

周子「でさ、やっぱカヴァーとかもやって音楽番組なんかも出ちゃったり?」

ちひろ(えっ?カヴァー曲で音楽番組に出るの?)

ちひろ(まぁいいの……かな?)

周子「ちなみにカヴァーする曲は>>8かな」



>>8 三人がカヴァーする曲

メッセージ

モンパチ?

周子「後出る番組はエ○ステがいいよね」

ちひろ「いいですね~」

――――――――――

司会「続いては羽衣小町ウィズゆきみんです」

周子・紗枝・雪美「よろしくお願いします」

女子アナ「京都出身の二人組で構成されたユニット羽衣小町に今回は佐城雪美ちゃんが加わった3人組のユニットでお送りしています」

周子「紗枝はん髪切った?」

紗枝「えっ? 切ってまへんよ?」

司会「ちょっとそれ俺のセリフ(笑)」

周子「すいません、一度言ってみたかったのでつい」

雪美「私に……聞いても…いいよ……」

司会「いやいやそんなに聞きたいわけじゃないからいいよ…髪切った?」

周子「ナイスフェイント!」

雪美「ふふっ……この前…ママに……ちょっとだけ…前髪切ってもらった…………」

司会「いいなぁ、俺なんか切る前髪がなくなってきたもん」

\ハハハハハッ/

女子アナ「今回は同じ事務所のメッセージをカヴァーしたそうですがどうしてこの曲を選んだのでしょうか?」

周子「あたしが朝起きるときのアラーム代わりにしてたので」

司会「えっ、じゃぁ俺の携帯のアラーム黒電話なんだけど俺とユニット組んだら黒電話になるの?」

周子「もちろんです」

雪美「じりりりり………じりりりりりり………ふふっ……」

紗枝「雪美ちゃんまでボケに回らんといて~」

紗枝「ちなみに理由はシンデレラ事務所の曲をやろいうことになって色々歌ってみた中でこれが一番しっくりきたからどす~」

周子「ちなみに一番しっくりこなかったのは『絶対特権主張します』どす~」

雪美「あの曲は……息継ぎが……大変……」

女子アナ「試行錯誤の末というわけですね。それでは歌っていただきましょう」

女子アナ「羽衣小町うぃずゆきみんでメッセージです!」

――――――――――

周子「みたいなね」

ちひろ「なるほど」

ちひろ(周子ちゃんって敬語使えたのね)

周子「あたしだって流石に敬語ぐらいは使えるよ」

ちひろ「えっ」

周子「えっ」

周子「あとさ、やっぱアイドルといえばライブバトルじゃん?」

ちひろ「そうですね、ライブバトルは一番お金…盛り上がるイベントですもんね」

周子「となるとやっぱりライバルユニット的なものも欲しいわけよ」

ちひろ「なるほど」

周子「誰がいいかなぁ~ できれば3人組がいいよね」

ちひろ「じゃぁ >>13 と >>14 と >>15 なんてどうでしょう?」

しぶりん

加蓮

ヘレン

ちひろ「じゃぁ加蓮ちゃんと杏ちゃんとヘレンさんなんかどうかしら?」

周子「うわ全然よくわからないトリオだね」

ちひろ「すみませんなんとなく思いつきで3人言ってみたんですけど」

周子「ユニット名は……世界レベルな病弱飴ちゃんかな?」

ちひろ「適当すぎませんか!?」

周子「やっぱユニット対決といえばクイズ番組だよね」

ちひろ「ライブバトルはどうしたの!?」

周子「まぁいいじゃん。そんでさ……」

――――――――――

愛梨「みなさ~ん、退屈してますか~」

\タイクツー/

瑞樹「わかるわ~。そんな退屈は対決で解決!」

瑞樹「瑞樹と愛梨のキュンキュンパワーでハートを刺激しちゃうわよ!」

\フゥーーーーーー/

瑞樹「オホン、それでは今夜も始まります」

瑞樹&愛梨「頭脳でドン! ブレインキャッスル~」

瑞樹「それでは早速、アピールタイムをかけて戦うアイドルの登場です!」

愛梨「まずは最多出場の代わり映えしない面々です!」

加蓮「ふふっ」

杏「イェイ!」

ヘレン「ヘーイ!」

瑞樹「では、チーム名をどうぞ」

ヘレン「世界レベルな」

加蓮「病弱」

杏「飴ちゃんチームです!」ブイッ

瑞樹「続いては」

愛梨「新メンバーを入れて3人組となった京都出身のはんなりユニットです!」

雪美「ふふっ………」

紗枝「いぇい」

周子「へーい!」

瑞樹「ではチーム名をどうぞ」

周子「羽衣小町!」

紗枝「うぃず」

雪美「ゆきみんチーム」

紗枝「どすえ」

瑞樹「ふたチームとも揃ったところで、リーダーに今日の意気込みを聞いてみましょう」

瑞樹「世界レベルな病弱飴ちゃんチームさん?」

ヘレン「いくら私たちが強くても、斜塔を倒してしまうわけにはいかないでしょ? だから、そういうこと」

愛梨「えぇ? どういうことですかぁ?」

瑞樹「つ、次は羽衣小町うぃずゆきみんチームさんに聞いてみましょう」

周子「いくらあたし達が強くても、実家の和菓子屋を倒産させるわけには行かないでしょ? だから、そういうこと」

瑞樹「わかるわ~。あんなネタ関西人なら絶対乗っかっちゃうわよね~」

瑞樹「それでは早速まいりましょう!」

愛梨「第一ステージ、みんなで答えて~」

瑞樹「ルールは簡単、出題されたお題に対して3人で考えて答えを出すクイズです!」

瑞樹「つまりウォーミングアップね。わかるわ」

愛梨「第一問! じゃじゃん!」

瑞樹「神崎蘭子ちゃんのデビューシングルは? 読み方も合わせてお答えください!」

周子「なんかサブタイトルみたいなのついてたよね」

紗枝「蕾って文字が入ってたような……」

雪美「ラプソディア……?」

周子「う~ん、つまりまとめると……」

[蕾~ラプソディア~]

周子「って感じかな」

雪美「絶対……違う……」

周子「だよね~。 こうなったら奥の手を使うしかないね」

紗枝「奥の手、どすか?」

周子「天才周子ちゃんにおまかせあれ、ってね」

愛梨「羽衣小町うぃずゆきみんチーム、なかなか苦戦してますね~」

瑞樹「世界レベルな病弱飴ちゃんチームはどうでしょうか?」

加蓮「これはラッキー問題だね」

杏「頼んだよ」

ヘレン「ズバリ、ワールドレベルアークエンジェルね!」

加蓮「ごめんヘレンさん、全然違う……」

ヘレン「正解さえも越えていく、それが世界レベルよ」

加蓮「流石に一問目は普通に答えようよ」

瑞樹「ど、どうやら飴ちゃんチームにとっては簡単な問題だったみたいですね」

愛梨「それでは両者答えをどうぞ!」

[塩見屋~オイシイガワシノオミセ~]

[華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~(ツボミユメミルラプソディーア アルマノミチビキ)]

瑞樹「ちょっとぉ、まだ宣伝タイムじゃないんだけど?」

愛梨「羽衣チーム、全然答え違いますよ~?」

周子「塩見屋の八つ橋をどうぞよろしくお願いします!」

紗枝「周子はんは実家想いのええ娘やなぁ~」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

周子「あっ、あっ……すいませんでした……」

瑞樹「飴ちゃんチームは完璧な正解ね」

愛梨「読み方まで完璧なんてすごいです~」

瑞樹「飴ちゃんチームは10ポイント獲得よ!」

ヘレン「ヘーイ!」

――――――――――

周子「みたいなね」

ちひろ「ダメダメじゃないですか! っていうかライブバトルはどうしたんですか!?」

周子「う~ん、この3人のライブって想像つかないや。 そもそもヘレンさんってチーム組むのかなぁ」

ちひろ「ニュー・ワールド・オーダーではクラリスさんとナターリアちゃんと組んでましたよ」

周子「あ~、そういえばそうだったね」

ちひろ「でも、実質ヘレンさんと仲間たちって感じでしたけどね」

周子「ヘレンさんは個性的すぎるもんね」

ちひろ「はい。 これだけたくさんアイドルが居ますからね。 あれぐらい個性的でないとやっていけませんよ」

周子「なるほど」

ちひろ「迷言も多いですからね」

周子「そうだよねぇ~。 いや~でもいい感じにまとまってきたね」

ちひろ「そうですか??????」

周子「モバPさんにかけあってみよっかな」

モバP「ただいま~」

ちひろ「おかえりなさい。丁度いいところに帰ってきましたね!」

モバP「?」

周子「かくかくじかじかってことなんだけど」

モバP「なるほど、確かにその3人で組ませたら面白そうだな……」

周子「でしょでしょ?」

モバP「ちょうど>>+1が司会やってるトーク番組に誰を出すか悩んでたところなんだよ」

ちひろ「あぁ、毎回ゲストを招いて好き勝手に>>+1の趣味の話をする番組ですね!」

モバP「そうそう」

周子(そんな軽いノリで決めていいものなの……?)




>>+1 まだ出てきてないデレマスのアイドル

愛海

趣味…かぁ(遠くを見る目)

モバP「ちょうど愛海が司会やってるトーク番組に誰を出すか悩んでたところなんだよ」

ちひろ「あぁ、毎回ゲストを招いて好き勝手に愛海ちゃんの趣味(意味深)の話をする番組ですね!」

モバP「そうそう」

周子(そんな軽いノリで決めていいものなの……?)

モバP「早速それで段取りを組もう!」

周子(愛海ちゃんの趣味の話をする番組って……なんだかアブナイ匂いがするね……)

ちひろ(あの周子ちゃんが珍しく黙りこんでシリアスな顔してる……そりゃ愛海ちゃんだものね……)


――――――――――

愛海「愛海棟方の登山DEシンデレラ~」

愛海「この番組はゲストの方々が富士山に見立てたすごろくのマップをお題をクリアしながら進んでいく番組です!」

愛海「それでは今回のおやm…ゲストの皆さんです! 羽衣小町うぃずゆきみん!」

周子「はろ~」

紗枝「こんにちは~」

雪美「こんにちは…」

愛海「こんにちは。  それでは早速誰から行く?」

周子「ここはレディファーストということで雪美ちゃんから行ってみよ~」

紗枝「あら、うちはれでぃありまへんのかしら?」

周子「あっ、いやっ、そういうわけじゃないよ!?」

紗枝「ふふっ」

愛海「しゅうさえありがとうございます!ありがとうございます!」

周子「愛海ちゃんキャラ崩壊してるよ」

雪美「行くよ……」コロッ

5

愛海「おっ、5だね。じゃぁ5合目まで進んでね!」

雪美「うん……」トテトテ

愛海「足元のマスを取ってカメラに向けてみて」

雪美「うん……」ペラッ

【視聴者からの質問!】

愛海「視聴者からの質問! というわけで視聴者のみんなからの質問を雪美ちゃんにぶつけるよ!」

雪美「ぶつける……痛い…?」

愛海「大丈夫大丈夫、優しくするからね…うひひ……」

周子「愛海ちゃん、よだれでてるしアイドルがしちゃいけない顔してるよ……」

愛海「はっ!……それでは早速お手紙読みます。ペンネーム ラブ・シーさんからです」

雪美「うん…………」

紗枝(らぶ、しーってもしかして……)

愛海「雪美ちゃんこんにちは」

雪美「こんにちは」

愛海「早速本題です、ブラジャーはしていまs紗枝「カメラ止めておくれやす~」

―――――しばらくおまちください―――――

愛海「先程は不適切な発言がございましたことを心より謝罪申し上げます」

周子「愛海ちゃんは紗枝ちゃんにはんなりされて改心しました。めでたしめでたし」

紗枝「周子はんは見ているお人にきちんと説明して偉いどすなぁ」

周子「すいませんでした」

愛海「それでは雪美ちゃんへの質問は諸事情により辞めさせていただきます。次は紗枝さんどうぞ」

紗枝「えいっ」コロッ



愛海「それでは4合目へどうぞ!」

紗枝「さて、お題はなんやろか」ペラッ

【ダブルアップチャンスゲーム】

愛海「ダブルアップチャンスゲーム! 私とゲームをしてもらい勝てばもう一度サイコロを振って進むことができます!」

紗枝「げーむ?」

愛海「今回の種目は!手押し相撲です!」

周子「ものすごい邪心を感じるね」

愛海「ルールは簡単!二人が向い合って足を揃えて立ち相手の手を押しあい先に足が動いた方の負けです!」

愛海「もちろん相手の身体に触るのは反則…でもバランスを崩してしかたなく触っちゃったらしかたないよね!」

紗枝「わかりました。ほないきましょか~」

愛海「それじゃぁ審判は周子ちゃんお願いします」

周子「行くよ。はっけよーい……残った!」

紗枝「えいっ、えいっ」

愛海「ほっ、はっ!」

愛海(ここはバランスを崩したフリしてッ……!)

愛海「うわわっ」


紗枝「ほいっ」スッ

愛海「わっ、急に避けないでよ~」ゴチンッ

周子「うわぁ……派手に顔から行っちゃったね、大丈夫?」

愛海「はい、なんとか……」

雪美「愛海……美味しいね……」グッ

愛海「美味しくない!!!紗枝さんの慎ましくはんなりなお山に登りたかったのに!」

紗枝「愛海はんは嘘のつけない実直な人どすなぁ」

愛海「あっ、あっ……」

紗枝「うちは愛海はんとお話があるさかい、お二人で進めておくれやす~」

愛海「うわー!助けてー!周子さーん!!!!雪美ちゃーん!!!」

周子「それじゃあ周子!いっきまーす!」コロッ

「6」

愛海「無視しないで~!」

周子「さてお題は何かな?」

【最近驚いたこと】

周子「まともなお題もあるんだね」

周子「驚いたことかぁ………そういえば3人でボイスレッスンしてるときのことなんだけど」

周子「誰が一番声を長く出せるかってやったんだけど雪美ちゃんがダントツで長かったんだよね」

周子「雪美ちゃんって色白だし痩せてるからそういうの苦手だと勝手に思い込んでたよ~」

周子「って私も結構肌白いけどね。 こんなもんかな、雪美ちゃんサイコロ振って」

雪美「………うん」コロッ



雪美「また…5……」トテトテ

周子「えっ、ゴールしちゃったじゃん。よ~し私もさっさと登山するぞ~」コロッ



雪美「これで……終わり……?」

周子「二人がどっかいっちゃったからね」

周子「次回は紗枝ちゃんが愛海ちゃんをはんなりしてるところを放送できるシーンを選んで放送します」

雪美「そうなの……?」

周子「ま、それは番組の偉い人次第だよね。また来週!」

雪美「さようなら……」



――――――――――

モバP「あの番組大反響だったぞ!」

ちひろ「ネットでは伝説の回って言われてるみたいですね」

周子「早速伝説を作っちゃったか~」

モバP「そりゃゲストが司会者を裏に連れて行ってゲストだけで番組進めちゃったもんな」

ちひろ「しかもその次に本当に紗枝ちゃんが愛海ちゃんに説教してるシーンを放送しましたもんね」

モバP「お陰で説教回は視聴率がいつもの2倍だったらしいからな」

紗枝「もう、あないなところ放送せんとって欲しいわ」

モバP「こっそり撮って放送したのは悪かったよ。でも結構アレで紗枝の評判もあがってるんだぜ」

ちひろ「ネットではきちんと叱れる紗枝ちゃんがすごい!とか紗枝はんに怒られたい!といったような書き込みがたくさんです」

紗枝「うちは好きで怒ってるんとちゃいます」

周子「うちの評価は?」

ちひろ「紗枝はんが暴走しても落ち着いて番組を進行する冷静さが評価されていますよ!」

ちひろ「ちなみに雪美ちゃんは風船を膨らますのが速そうってネットで書かれてました」

雪美「それだけ……?」

ちひろ「あっ、あと歩いてる姿が可愛らしいとも書いてました」

モバP「雪美は何しても可愛いからなぁ」

雪美「ふふっ………」

ちひろ(「ぶつける……?」「愛海……美味しいね……」などの天然ボケが良かったって書かれてたなんて言えないわ……)

モバP「というわけで登山DEシンデレラの時間にお前たちが司会の番組をやることになったぞ!」

雪美「愛海……干された……?」

ちひろ「雪美ちゃんどこでそんなことば覚えてきたの!?」

モバP「大丈夫、3回だけだ。愛海のライブツアーの関係でどちらにしろ3回開いてたんだ。本当は総集編をやろうと思ってたんだけど急遽な」

モバP「ゲストが順番にサイコロを振って、サイコロに書いてあるテーマに沿ったトークをしていく番組なんだが」

周子「なんか其れ聞いたことあるような……」

モバP「番組名は『はばかりさんどす』なんだけど」

雪美「ライオンは……? 歯ブラシ……もらえる……?」

紗枝「雪美はんそれ以上はあきまへん」

モバP「というわけで頼んだぞ! ちなみにゲストは毎回2人ずつで最初は>>+1と>>+2だから」






>>+1 >>+2 まだ出てきてないモバマスアイドル

しきにゃん

前川

モバP「ゲストは一ノ瀬志希と前川みくだ」

周子「一ノ瀬みく?」

紗枝「それはLinQの人でっしゃろ」

雪美「紗枝…アイドル……詳しい……」

モバP「まぁそういうわけだから頼んだぞ」

――――――――――

周子「さぁやってまいりました。はばかりさんどすのお時間です」

紗枝「愛海はんがライブツアーに行ってはるから今日から3回、うちらが番組をやるからみたってな~」

雪美「よろしくね……」

周子「早速今日のゲストを紹介します。ファン辞めますさんと一ノ瀬志希さんです!」

みく「ちょっと待つにゃ! 名前が違うにゃ!! みくはみくにゃ!!」

志希「ハスハス~♪ やっぱり雪美ちゃんはイイ匂いだねー」

周子「めっちゃナチュラルに雪美ちゃん膝の上に乗せて匂い嗅いでるね」

紗枝「志希はん、あいどるがそんな顔してはいけまへんよ」

みく「みんな自由すぎにゃ……」

周子「とりあえずちゃちゃっと番組進めちゃおっか。みくちゃん、サイコロ振って適当に喋って」

みく「フリが雑過ぎにゃ!」

雪美「サイコロだけに……?」

周子「お~、流石大阪人」

みく「そうじゃないにゃ!!」

周子「それではみくにゃんの面白い話!」

みく「まだサイコロ振ってないにゃ! っていうかそもそもそんな出目ないにゃ!!」

周子「あ、そうだったね。どうぞ」

みく「いくにゃ!!」

[信じられない話]

周子「信じられない話。アンビリバボー!」

\アンビリーバボー/

みく「信じられない話ね……李衣菜ちゃんとユニットを組むことになってお互いを知るために二人で住むことになったんだけど」

みく「李衣菜ちゃんったらいきなり女子寮の壁に刺そうとしたのにゃ!」

周子「それだけ?」

みく「えっ、信じられないでしょ?」

紗枝「確かに女子寮の壁に画鋲を刺すのはあきまへんけど……いまいちいんぱくとが……」

みく「あっ、他にはね! 李衣菜ちゃんったら目玉焼きにソースかけるんだよ!?」

雪美「目玉焼きにソース……ダメ……?」

みく「目玉焼きには醤油でしょ!!」

周子「以上!みくにゃんと李衣菜ちゃんが一つ屋根のしたでにゃんにゃんしてた話でした!」

紗枝「一緒にお風呂も入ってたし、仲良うて羨ましいわぁ」

みく「べ、別にそういうわけじゃないにゃ!だいたい…」

志希「はいはーい! 次は志希ちゃんがいくよー!」

志希「と思ったけど雪美ちゃんから離れたくないから雪美ちゃん代わりに頼んだ!」

周子「もしかして最後までずっと雪美ちゃんを膝に乗せて髪の匂いを嗅いだまま?」

志希「もちろん! なんか雪美ちゃんの匂いハマっちゃったんだよね♪」

雪美「膝に…乗ったままで……お送りします……」コロンッ

[ごきげんな話]

周子「ごきげんな話。こんちきちーん」

\コンチキチーン/

志希「ごきげんな話かぁ、あたしは毎日ごきげんだけどねー」

志希「ん~、やっぱアイドルになったことかな~」

志希「アイドルになって色んな匂いの人と出会って」

志希「色んなお仕事で色んな匂いを嗅いで……この前初めて和服を着たんだよね~」

志希「だからあたしはアイドルやってる今この毎日がごきげんだよ!」

志希「現にいま雪美ちゃんの匂いをかげてるのもアイドルやってるおかげだしね♪」

志希「雪美ちゃんファンのみんな!羨ましいだろ~。はっはっは~」

周子「う~ん、いい話にまとまるかと思いきややっぱりだめだったね」

紗枝「志希はんらしくてええどすなぁ」

志希「それでは今回ははがきを送ってくれた人から抽選で5名様になんと!」

志希「一ノ瀬志希監修、雪美ちゃんをイメージして作った香水をプレゼントしちゃうよ! また来週!」 

みく「こら!勝手に番組を終わらせにゃい!!! 後そんなプレゼントないからね!?」

周子「当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます」

紗枝「周子はんも悪ノリせんといて~」

雪美「私……匂う?……ペロの匂い……かな?」

みく「クンクン……確かに、雪美ちゃんはちょっと猫ちゃんの匂いがするにゃ!」

志希「おっ、みくちゃんも雪美ちゃんのスメルにハマっちゃう?」

みく「はまらないにゃ!」

周子「あっ、そろそろ時間だ……それではみなさんまた来週!」

――――――――――数日後

ちひろ「先日の『はばかりさんどす』結構評判いいみたいですよ」

周子「そうなんだ、結構自由にやりすぎたかなって思ったんだけどね」

紗枝「周子はんもそういうことを考えられるようになったんやなぁ」

ちひろ「むしろその自由さがウケてるみたいよ。志希ちゃんと周子ちゃんのゆるさがクセになってずっと見てたいって」

周子「へぇ、みんなそういうのが好きなんだね」

ちひろ「後紗枝はんに怒られたいっていう意見もありました」

紗枝「またかいな」

ちひろ「雪美ちゃんは膝の上に乗せたいって意見が多数ですね」

ちひろ「後香水が欲しいって意見ですね」

周子「お~、なんかアイドルっぽい感想だね」

雪美「なんてたって……アイドル……私はアイドル……ふふっ」

ちひろ「雪美ちゃんよくそんな古い歌知ってますね」

雪美「蓮実が……歌ってた……」

ちひろ「なるほど」

周子「そろそろ現場へ行く時間だね。今週のゲストは誰だっけ」

紗枝「もう、ちゃんと覚えといてや……>>+1はんと>>+2はんどす」

雪美「今日も…自由に…いこー……おー……」

周子「おー!」

紗枝(大丈夫やろか……)



>>+1 >>+2 まだ出てきてないモバマスアイドル

たくみん

――――――――――


周子「さぁやってまいりました。はばかりさんどすのお時間です」


紗枝「今日もまたみたってな~」


雪美「よろしくね……」


周子「今日のゲストは奏ちゃんとたくみんです」


奏「よろしくね」


拓海「おい、たくみんってなんだよ!」


周子「まぁまぁそんなこといわずに、たくみんスマイルお願いします」


拓海「誰がやるかァァァ!!」


紗枝「拓海はん、そない大声出したら雪美はんが怖がります」


拓海「お、おう。すまねぇ……」


雪美「拓海……今日はチョコケーキ……作らないの?」


拓海「あっ、あぁ…あれは…また…な」


周子「今日は残念ながらチョコケーキは作りませんので代わりにたくみせんせーがチョコケーキを作った時の映像をお見せします」


拓海「おいやめろ!おい!!」


拓海「たくみせんせーのラヴラブスマイルであまーいチョコケーキ出来ましたよー☆」


紗枝「拓海はん、かいらしいわぁ」


拓海「あぁ…………」

周子「拓海ちゃんが放心状態になってしまったところで奏さんもいじっていきましょう」

奏「ふふっ、やっと私の番ね」

雪美「奏も……チョコケーキ……作る……………?」

奏「そうね、でもチョコケーキよりも甘いものが…みんなは欲しいんじゃない?」

周子「おぉ、なんか奏ちゃん妖艶やねぇ」

紗枝「ほんまに艶やかどすなぁ」

奏「ありがと」

周子それじゃぁ早速サイコロ振っちゃおう」

拓海「アタシから行くぜ!」コロン

[かわいい話]

周子「かわいい話。 キュートキューティーキューティクル!」

\キュートキューティーキューティクルッ/

拓海「おいマジでこれやんのか?」

周子「サイコロで出ちゃったからね」

拓海「くっそ~。こんな出目があるなんて聞いてねぇよ」

紗枝「拓海はんの可愛い話やなくても他の人がかいらしかった話でもええんですよ」

拓海「なるほど………」

拓海「あ~、そういえば和久井の姉御の話なんだけど」

雪美「拓海……留美の……いもうと……?」

拓海「そうじゃねぇよ。尊敬する人のことをそう呼ぶんだよ」

雪美「なるほど…………」

拓海「和久井の姉御ってすごい色気があるし仕事ができるしすごいクールだろ?」

周子「確かに、よく事務所のお仕事手伝ってるよね」

拓海「そう、アタシの仕事にもついてきてくれたり送り迎えもしてくれたり本当に頭があがらねぇよな」

周子「うん」

拓海「そんなクールな和久井の姉御なんだけど、実は猫に弱いんだよな」

周子「猫?」

雪美「ふふっ……私も……猫……好き……」

紗枝「雪美はんは猫を飼うてるもんな」

雪美「…………うん……留美も……ペロ好き…………」

拓海「なぁんだ、雪美は知ってるのか」

雪美「ふふっ……」

拓海「和久井の姉御は猫を見るとあんなにキリッとした顔をふにゃぁっとさせるんだよ」

周子「へぇ~、なんか想像つくようなつかないような……」

拓海「でもさ、姉御は猫アレルギーなんだよ。だから猫を触るとすぐ涙とか色んなものが出るんだよな」

拓海「ファンの奴らは見たことないと思うけど、とにかくすごいんだよ」

紗枝「そんな顔は流石に表には出されへんなぁ」

拓海「普段クールな姉御が涙流しながらふにゃっとした顔で猫と戯れるのがなんていうかすげぇカワイイんだよ」

周子「確かに想像したら可愛いかも」

雪美「うん………」

紗枝「普段くーるな人が見せる意外な一面はかいらしいなぁ」

周子「それにしても今日はなんだから平和に番組が進んでいくね」

拓海「前回の分見たけど結構すごかったな」

奏「流石にあそこまで自由にする勇気はないわ」

周子「今日は平和に喋って終わってギャラもらおう」

紗枝「こら。 そんなこと言うたらあきまへん」

雪美「私の……ギャラ……ペロのごはん……」

周子「なるほど、ペロは雪美ちゃんのヒモなんだね」

雪美「ひも……? ペロがつけてるのは…首輪…だよ……」

紗枝「周子はん?」

周子「さ、さぁお次は奏さん!」

奏「行くよ」コロッ

[事務所の友達の話]

周子「友達の話。 ウィーアーマイフレンズ~♪」

\ウィーアーマイフレンズッ/

奏「事務所の友達…ね」

奏「モノクロームリリィで一緒だった加蓮のことを話そうかしら」

周子「プライベートでも仲いいの?」

奏「そうね、たまに一緒にご飯を食べたりするわ」

紗枝「うちらもよくも一緒にごはん食べにいくし、おんなじなんやなぁ」

雪美「加蓮……ハンバーガー……好き…………一緒に…食べる……?」

奏「えぇ、加蓮はジャンクフードが好きだから一緒に食べに行ったりするわ」

周子「ファストフード店に行って、バレたりしないの?」

奏「変装してるからバレたことは……たぶんないと思う」

周子「確かに変装したまま事務所に入ってくる人、だいたい誰かわかんないよね。あ、でも紗枝ちゃんはすぐわかるよ」

紗枝「うち、変装下手やからなぁ」

奏「髪が長いと難しいのかもね」

周子「というより紗枝ちゃんはなんか雰囲気でわかる」

奏「2人は仲がいいのね」

周子「まぁ、同じユニットっていうのもあるし出身も同じだからね」

奏「確かに2人とも京都って感じがするわ」

雪美「私も……京都……」

奏「雪美ちゃんは京都っていうよりどこか遠い国から来たような感じがするわ」

紗枝「雪美はんはほんまにお人形さんみたいにかいらしいどすからなぁ」

周子「京都感出すために京都弁使ってみよ?」

拓海「おいちょっと待て、今は加蓮の話だろ」

周子「あっ」

奏「すっかり番組の趣旨を忘れていたわ」

拓海「おいおいしっかりしてくれよ」

周子「それで、なんだったっけ?」

奏「変装の話だったわよね」

奏「この前もお仕事終わりに変装してファストフード店に行ったの」

奏「それで、横の席の女の子達が「北条さんいいよね、体力なさそうな感じが」って言ってて私も加蓮もばれたかと思ってそっちの方注目してたのよ」

周子「バレてたら騒ぎになるもんね。」

奏「そうそう、でも結局北条は北条でもアニメのキャラクターの話だったのよ」

雪美「プリパラ………?」

奏「そんな感じの名前だった気がするわ」

紗枝「あにめの話やけど加蓮はんと同じようにくーるなあいどるの北条はんがおるなんてすごい偶然やなぁ」

奏「ほんと、私達も思わず笑っちゃった。しかも調べたら加蓮と全然似てないのよね」

周子「ちなみにプリパラの北条ソフィーさんはこんな見た目です」フリップドン

紗枝「ほんまに、全然にてへんなぁ」

雪美「ソフィーも……加蓮も……好き……」

奏「奈緒と一緒にアニメを見たけど、かわいいよね」

雪美「…………うん」

周子「あっ、もう時間だって。 それではみなさんまた来週」

紗枝「来週は最終回やから、見たってな~」

雪美「またね………」

----------- 

――――――――――数日後 

周子「最近あたし達結構忙しかったけど来週からは全然予定ないよね」

紗枝「そうやなぁ、一区切りってところやろか」

雪美「ごきげんようのあと……何も予定ない……」

ちひろ「かなりハードにお仕事してましたから、休ませてあげようってことだと思いますよ」

周子「忙しいのも困るけど暇なのも困るよね」

紗枝「贅沢やけど、ちょうどいい塩梅がええなぁ」

ちひろ「皆さんの本業は勉強なんですからお仕事が少ないほうがいいじゃないですか」

雪美「夏休みの宿題……やらないと……」

ちひろ「そういうことです」

周子「ところで次のごきげんようのゲストって誰だっけ?」

ちひろ「あぁ、それは>>+1と>>+2ですよ」




>>+1 >>+2 まだ出てきてないモバマスのアイドル

楓さん

じゃあ志乃さん

――――――――――

周子「どうもこんにちは~、はばかりさんどすのお時間です」

紗枝「今日は最終回、うちらも頑張るから最後まで見たってな~」

雪美「よろしくね……」

周子「早速今日のゲストを紹介します。高垣楓さんと柊志乃さんです。」

楓「どうも~」

志乃「こんにちは」グビッ

紗枝「志乃はん、何飲んではるんですか?」

志乃「ぶどうジュースよ」

楓「ワインを飲むのはいいんです……ふふっ」

周子「えっ、ワインなの?」

雪美「お酒……だめ………」

楓「そうなんですか? お酒飲んでサイコロ転がして喋るお仕事って聞いたんですけど……」

志乃「私もみんなで楽しく飲んでおしゃべりできるって聞いたから来たんだけど……」

周子「ま、未成年の私達が飲まなければ大丈夫だよね」

紗枝「お昼のとーく番組でお酒を飲むなんて斬新すぎるわぁ……」

雪美「志乃……楓……チャレンジャー……ね………」

楓「ちなみに私は焼酎です。 最近は焼酎もしょっちゅう飲むんですよ」

周子「もしかしてそれが言いたいがための焼酎!?」

楓「しょうちゅうことです」

雪美「楓……無理やり……ね……」

志乃「そういえばサイコロ転がすのよね? 任せて、こうみえて運はいいほうだから」

雪美「どうぞ……」

志乃「ありがと……」コロッ

[ないちゃった話]

周子「ないちゃった話」

楓「はいっ! ゆーめーみたーいにきれいーでーなーけちゃうなー♪」

\ユーメーミターイニキーレイデナーケチャーウナー/

周子「楓さん、それ私の役目」

楓「ごめんなさい、一度やってみたかったんです。あと雪美ちゃんこっちに来て」

雪美「…………?」

楓「よいしょっと。 すっかり忘れてましたね、これ」

周子「……別に此の番組雪美ちゃんを膝の上に乗せるきまりとかないですよ」

楓「えっ、そうなんですか?」

周子「まぁいいですけど」

楓「それで志乃さん、泣いちゃった話ってありますか? やっぱりこの歳になると涙もろくなっちゃいますよね」

紗枝「楓はん、今日はうちらが司会するのでおとなしくしといておくれやす」

志乃「そうねぇ、結構ドラマとか見て泣いちゃうようになったわ」

雪美「ママも……ドラマ見て……泣いてた……」

志乃「ママ……」


楓「まぁまぁ、凹まないで」

志乃「ち、ちなみに雪美ちゃんのママはいくつかな?」

雪美「3X歳………」

志乃「け、結構お若いのね……」

楓「大丈夫、志乃さんもまだまだ行けますよ」

志乃「楓ちゃんに言われたくないわよ」

楓「って瑞樹さんが言ってました♪」

志乃「瑞樹にも言われたくないわ……」

周子「あの、それで泣いちゃった話なんですけど……」

志乃「そうね、泣いちゃった話ね。」

志乃「……玉ねぎ切ったときかしら」

楓「私もお酒のアテにカルパッチョと作ろうとして玉ねぎを切っていたら泣いちゃいました」

雪美「泣くのと……涙が出るのは……違うよ……」

周子「ナイスつっこみ!」

志乃「手厳しいわね……あぁそういえば二日酔いでライブしたときは本当に泣きそうになったわ」

楓「あの時のトークライブですね」

志乃「珍しくプロデューサーのほうから飲みに誘われたと思ったら私に内緒で仕事を入れてたなんて」

楓「二日酔いの志乃さんを見たいっていうファンの要望に応えるんだ~って意気込んでましたね」

志乃「ファンの前で吐くわけにもいかないし……何より長時間お手洗いに行けないのが辛かったわ……」

楓「休憩時間に入った瞬間お手洗いに走って行きましたもんね」

志乃「ほんとに危なかったのよ……ってお昼の番組ですしコレ以上はやめときましょ」

楓「そうですね。 じゃぁ次は紗枝ちゃん、サイコロを振ってください」

紗枝「うちは進行役やさかい。楓はんがサイコロふっておくれやす~」

楓「最終回なんですから、いいじゃないですか。 みなさんもいいですよね?」

\イイゾー/\サエチャーン/\フッテオクレヤスー/

紗枝「うちでええんやろか……」

周子「せっかくだしやろうよ。はい、どうぞ」

紗枝「ほんなら、お言葉に甘えて……えいっ」

[はんなりした話]

周子「はんなりした話」

楓「我が名はチンギス・ハーンなり! はい!」

\ワガナハチンギスハーンナリッ/

周子「紗枝ちゃん、これを出すってなかなかもってるね」

紗枝「せやいうたかて、うちとーくは苦手やし……」

周子「よし、じゃぁしゅーこちゃんが紗枝ちゃんのはんなりなところをあげていくよ!」

周子「まずねー、使ってるシャンプーが白椿なんだよね」

紗枝「せやけど、それはんなりと関係あるんやろか……」

楓「充分はんなりしてると思いますよ。ちなみに私はボディーソープで髪の毛を洗いますよ。髪の毛がパリパリになって面白いです。」

志乃「それ、アイドル以前に女としてやばいわよ……」

周子「あとはね、普段持ち歩いてる飴が和三盆飴なんだよね」


楓「はんなりですね~。ちなみに瑞樹さんが持ち歩いてるのは黄金糖です」

雪美「おうごんとう……大阪のおばあちゃんが……たまにくれる……きらきらして……キレイ……」

志乃「おばあちゃん……おばあちゃんって…んふふっ」

楓「んふふふっ……それにしても周子ちゃんは紗枝ちゃんのことをよく知ってますね」

周子「まぁ、結構付き合い長いからね」

紗枝「そうやなぁ、お仕事でもぷらいべーとでも一緒におるもんなぁ」

楓「やっぱりよく二人で飲みに行くんですか?」

周子「いや、あたし達まだ未成年だから」

楓「飲みに行くのは成人のみなんです。ふふっ」

志乃「ダジャレの質落ちてない? もうだいぶ酔っ払ってるのね」

楓「酔っ払ってるっていうのはこの2つのサイコロが4つに視えるような状態ですよ」

雪美「サイコロ……一個しかないよ……」

楓「私には一向に一個に見えて来ませんね~」

周子「うわっ、もう時間だって。みなさん来週からはまた愛海ちゃんの番組が始まります」

紗枝「ぜひ見ておくれやす~」

楓「それではみなさん」

紗枝・周子・雪美「さようなら~」

――――――――――

――――――――――数日後

モバP「今日はお前達に話がある」

紗枝「なんどすかぁ?」

周子「おっ?もしかしてはばかりさんどすがレギュラーになったりとか?」

雪美「楽しみ…………」

モバP「お前達のユニットは解散だ」

周子「えっ」

紗枝「なんでどすか? うちら結構人気出てきたって言うてはったやん」

雪美「寂しい………」

モバP「お前達は一つ大事なことを忘れている」

周子「なに?」

モバP「そもそも3人はどういうつながりだった?」

紗枝「京都出身どす」

モバP「何か忘れてないか?」

雪美「………?」

モバP「おーい夏海、入ってきてくれ」

夏海「どうも、京都出身の相馬夏海で?す」

周子「えっ、夏海さんって京都出身だったの?」

紗枝「知らんかったわぁ」

雪美「びっくり…………」

モバP「えっ、知らなかったの?」

周子「だって全然京都感ないじゃん」

雪美「外国と………思ってた……」

夏海「でもまぁ、他のアイドルの出身地なんて履歴書見ない限り知らないわよね」

モバP「確かにそうだよなぁ」

紗枝「ほんなら解散って……」

モバP「そういうことだ、これからは夏海も加えて羽衣小町うぃずゆきみん feat.NATSUMIでいくぞ!」

夏海「名前長過ぎ!! しかも私だけなんでアルファベット? 京都感なさすぎ!!」


おわり

以上です。
これからも膝の上の恋人こと佐城雪美をよろしくお願いします。


過去作です。

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