これは、造られた戦争。
本来の目的を大きく外れた物語。
外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。
…そう、言うなれば遊戯。
ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か誠か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。
遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。
箱庭の中で俺はお前が何に見えたのだろう――。
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__j 〔_:{ じ 「八 `人 `ー'/
└ァ‐n‐┘フー'^ー{ _cケ´ r iー'n_
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/ト''_)!_7c゙{ ヽ∧j_l:l_|j_|〉,くj_|゙l_{_ソ
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// V
ノ/
・このスレはType-moon『Fate』シリーズの設定を利用した【完全な二次創作】です。
・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。
・サーヴァントは皆さまから募集したものを利用します。
・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。
・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。
・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。
・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。
1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント
基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422547503
1神屋聖杯戦争:不幸義手貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416054928/)
2神屋聖杯戦争~神屋聖杯奇譚:不幸義手貴女~笑顔野生貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 2【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417100069/)
3神屋聖杯奇譚:笑顔野生貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 3【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418135092/)
4神屋聖杯奇譚~新・神屋聖杯戦争:笑顔野生貴女~潔癖偽悪貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 4【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419421495/)
5新・神屋聖杯戦争:潔癖偽悪貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 5【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420016493/)
6新・神屋聖杯戦争:潔癖偽悪貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 6【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421247256/)
7天元の箱庭大戦:無力暴君貴女&自虐勇者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 7【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422089584/)
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:
【真名】:
【属性】:
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:
【特徴】:
【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆
◆
◆
【宝具】
◆
◆
【来歴】
【聖杯への願い】
【性格】
【AAもしくは容姿】
【行動方針】
一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。
そこはご容赦ください。
【現在は募集を停止しています】
【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。
索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。
また、日常パートにおいて、自陣営が大きな戦闘を行わなかった場合には他陣営の描写になります。
【索敵】
道具作成等で、使い魔などを作っていない限り、原則としてサーヴァント限定となります。
貴方が共に行いたい場合は、【散策】を選択してください。
【戦闘パート】
戦闘パートでは簡易判定を行います。
コンマ判定でファンブルかクリティカルが出た時点で勝敗を決します。
三回有利を取った時点で使用可能な宝具があれば使用します。
マスター戦を行う場合も同様の判定を行います。
マスター戦に勝利した場合、サーヴァント戦に-判定、および令呪の不使用などが可能になります。
マスター戦で不利の場合、サーヴァント戦で有利を二回取れば、宝具の発動が可能です。
マスター戦は二回有利を取った時点でスキル発動を可能とします。
撤退時は攻め入った側の場合、令呪二画、防衛側の場合は令呪一画を基本として裁定します。
朝、昼は6ターンで終了、その間の判定の多寡により最終結果を決定します。
【暗殺】
敵陣営の陣地を把握している場合のみ可能です。
【魔力切れシステム】
朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。
魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、宝具を使用しない、もしくは魂食いを行うことで回復します。
【点元の箱庭大戦概要】
一つの消えゆく家があった。
かつては名を持ち、大きな地位を持ったその家、ミニスケープは、今や絶え、歴史から消えていくのだ。
理由は分からない。ある者は怠惰と、ある者は不運と、ある者は慢心と。
残った五人は最後の希望を見出だした。
万能の願望器、【聖杯】。
結界を得意とする彼等により、冬木のそれを模して土地を断脈することにより作り上げた箱庭、そこに聖杯を宿し、彼等は全てをかけた。
だが、それは不完全。故に、冬木のそれの二倍の魂を要求する。
傭兵を雇うとしてもせいぜいが二人。窮した彼等は一計を案じることに。
遥か昔、魔術協会に提供した広大な霊地、隠した破壊の呪を用い、そこを人質に取ったのだ。
対価は自ら等と戦う七人の刺客。
我等に打ち勝てば、万能の願望器をくれてやると。
その誘いに応じ、七人の魔術師が派遣される。
叶えたい願いを携え、かくして十四の願いが箱庭の聖杯に託された―――
【今回の大戦システム】
戦闘などのシステムは現行のものを使用します。
それに加え、今回はクール制を使用します。
順序は以下の通り。
①まず、対戦する陣営数を決定します(最大5)
②決定した陣営数で、各陣営をそれぞれのチームから送り出します。(舞台は変動)
例:3陣営での戦闘となった場合、剣、槍、狂VS剣、魔、特というように、対戦が行われます。
③そして、その戦闘内で敗北し、ホーム(舞台から離れた箱庭内部)に撤退すると、その陣営は当クールにおいて、脱落となります。
④全陣営がホームに撤退、もしくは消滅したチームが敗北となり、勝利チームには礼装など僅かですが特典が与えられます。
⑤そのクールを繰り返し、最終的に相手チームのサーヴァントをすべて消滅させたチームの勝利となります。
⑥その段階でサーヴァントが複数残っていた場合は、そのまま通常の戦争に移行するもよし、話し合いで獲得するもよし、とします。
また、今回は空中に浮く箱庭から様々な場所へと送り込まれるため、舞台は一定しません。
ですが、仮想空間などではないため、魂喰いなど、神秘の秘匿を無視した行為は懲罰対象になります。
・多対少になることはありません、下回った場合は、それに伴い最大数が変動します
・連続で同じ人を出すことも可能です
・逃走は任意で可能、ただし、時間稼ぎや消耗狙いを防ぐため、必ず一戦闘は行うものとします。
箱庭の魔術師サイド
○セイバー陣営
スウェン・ミニスケープ【AA:善行忠孝(ガンパレードマーチ)】
ミニスケープ家現当主。
ヘタレと不運が重なり、娘に手を焼いている。
セイバー【AA:柊蓮司(ナイトウィザード)】
粗暴な印象を受ける騎士。
口は悪いが、実力は折り紙付き。だが不運。真名は北欧の英雄、シグムント
現在の令呪数、1
◇ランサー陣営
秋田樹【AA:渡良瀬準(はぴねす!)】
ミニスケープに雇われた唖の少年魔術師。
普段は魔術を利用し女の子の姿になっている。
ランサー【AA:ナスカ・ドーパント(仮面ライダーW)】
杭を武器にするどこかおぼろげな印象の人間。
自分の存在が確定していないと語り、一人称や話し方が次々に変化する。真名は不明
現在の令呪数、3
△アーチャー陣営
シュトルム・ミニスケープ【AA:ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ(装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ)】
ミニスケープ家の長男。
狙撃術と結界による断絶を得意とする。
アーチャー【AA:苗木こまる(絶対絶望少女)】
活発で子供のような女性。
弓を得意としており太陽に関係があるとか。真名は不明。消滅済み。
現在の令呪数、3
×ライダー陣営
貴界輪廻【AA:草薙素子(攻殻機動隊)】
ミニスケープ家に雇われた改造人間
サーヴァントにも匹敵する力を持つが、時たまバグる。
ライダー【AA:プーさん(くまのプーさん)】
妙にテンションの高い男。
熊に見えるが熊ではないらしい。真名は不明
現在の令呪数、3
☆キャスター陣営
フェニクス・ミニスケープ【AA:鋼鉄姫ユーミル(クイーンズブレイド)】
ミニスケープの大らかなる母。
年齢に見合わない小柄な容姿であり、浄化を得意とする。
キャスター【AA:諸星きらり(アイドルマスターシンデレラガールズ)】
詳細不明
現在の令呪数、3
▽アサシン陣営
ハセ・ミニスケープ【AA:クロウ・ブルースト(第二次スーパーロボット大戦Z)】
ミニスケープ家の一人。
時を固定する能力を持った平等主義者。
アサシン【AA:ダークネス(遊戯王GX)】
詳細不明
残り令呪数、3
■バーサーカー陣営
貴女【AA:C.C(コードギアス)】
ミニスケープ家の長女。本名はフィナコ・ミニスケープ。
正確には魔術師ではない。自分の気分で暴力を振るい人を巻き込む典型的暴君。
貴方【AA:天野雪輝(未来日記)】
メンタルが弱い巻き込まれ役。貴女に鍵と呼ばれている。
あふれる素質に自信を持てず、貴女に振り回される常識人。
バーサーカー【AA:ザフィーラ(魔法少女リリカルなのは)】
狼の毛皮をまとった狂戦士。
荒れ狂う獣のごとく敵を蹂躙する。真名は北欧の勇士の総称、ウールヴヘジン。
残り令呪数、3
七人の刺客サイド
○セイバー陣営
ファティマ・ローレン【AA:ゲニ子(KOF二次)】
聖堂教会代行者が一人。
敬虔とした宗教者であり、素行もまじめ。父を信頼しているようである。
セイバー【AA:織斑一夏(インフィニット・ストラトス)】
真面目な印象を受ける騎士。
態度に見合いその実力はかなりのもの。真名は北欧の勇者、シグムント
現在の令呪数、3
◇ランサー陣営
ミカン【AA:ポポミ(ポポ缶)】
魔術協会に雇われた刺客の一人。
怠惰と自分の時間を愛するぐうたら娘。
ランサー【AA:武藤カズキ(武装錬金)】
戟のような変わった武器を使用する男。
主君を守ることを信条に動いている。真名は不明
現在の令呪数、3
△アーチャー陣営
ウィリアム【AA:サカキ(ポケットモンスター)】
魔術協会に雇われた刺客の一人。
詳細不明の壮年の男。
アーチャー【AA:御門院天海(ぬらりひょんの孫)】
詳細不明
現在の令呪数、3
×ライダー陣営
ザンツ・モングレル【AA:アルフォンス・エルリック(鋼の錬金術師)】
魔術協会に雇われた刺客の一人。
鎧をまとった女性不信。
ライダー【AA:あきつ丸(艦隊これくしょん)】
軍服をまとった険のある女性。
才能を愛し、王様と才能のない人間を嫌悪している。真名はイギリスの護国卿、オリヴァー・クロムウェル。
現在の令呪数、3
▽アサシン陣営
ニーナ・ザッバーフ【AA:如月桃(カゲロウデイズ)】
魔術協会に雇われた刺客の一人。
何処か気弱気な少女。
アサシン【AA:マイト・ガイ(NARUTO)】
筋骨隆々の暑苦しい男。
アサシンに見合わない豪快な性格をしている。真名は不明
残り令呪数、3
■バーサーカー陣営
石蕗白刃【AA:ココ・ヘクマティアル(ヨルムンガンド)】
チンピラ風の女、聖杯戦争に巻き込まれた。
詳細不明。
バーサーカー【AA:ジェノザウラー(ゾイド)】
詳細不明
残り令呪数、3
●メイド陣営
ハインリヒ・アルトアイゼン【AA:ゲッコウガ(ポケットモンスター)】
魔術協会に雇われた刺客の一人。
何らかの呪いで蛙に姿を変えている。
メイド【AA:ドラコケンタウロス】
マスターにぞっこんのドジっ子メイド。
どうもサブカルチャーに浸食されている節がある。真名は不明。
残り令呪数、1
【テンプレここまで】
「…いないな」
住宅地まで足を延ばしたが、アサシンの姿は見えない。
そもそも気配遮断持ちをそう簡単に探せるとは考えていなかったが…。
「うまうま」
「■ーーー!」
あ、だからアイス食べさせるなって言ったろ!
【朝行動を終了します】
直下、他陣営の行動判定、成功以上でもう一回自ターン、失敗で襲撃。
6:もう一度
「■」
「ほら、これ見ろ、食べさせちゃダメだって」
「ふん、食べたいという奴に食わせてやりたいというのは当たり前だろ」
…もういいや。まだ時間はあるな、さて、何かできるか?
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価
↓2
1:索敵
「とりあえずは索敵するか」
…背後から狙われたらシャレにならんしな。
↓2、どういった方法で索敵するか
使い魔を作ろうとしていると、突然フィナコが立ち上がり、叫んだ。
…嫌な予感がする。
「果たし情をばら撒くとしよう!」
…は? 何言ってるんですかフィナコさん。
「文面は、『住宅地で待つ、フィナコ・ミニスケープ』と、これでいいな!」
「ちょ、ちょっと? フィナコ?」
「行くぞー! バーサーカー!」
「■■ー!!!」
そう言うと風のごとく去って行った。…おいおい、冗談じゃないぞ。
直下、成功以上でアサシン出現【フィーリングが合う】+1【罠を警戒】-1【所在不明】-1
2:来なかったよ
「…来ないな」
「来ると思っていたことが驚きだわ」
ばら撒かれた果たし状の回収で午前が終わったぞ…。
【朝行動を終了します】
うーむ、どうも文章がいけなかったか?
それとも他に問題が? そうか、印鑑を押していなかったな!
「そういう問題じゃないと思います」
「やかましい!」
鍵に蹴りを入れておく。…ふう、やはりコイツが一番蹴りやすい。
貴女の昼行動を選択してください。 【現在地は大坪のままです】
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価
↓2
赤瀬城に戻り暗殺待ち
「…痛い」
「やかましい」
いつまでも女の腐ったのの様にブツブツ言いおって。
「…で、どうすんだ? もうそろそろ城に戻っとかないか?」
「そういえばそうだな、城も王の帰還を待ちわびているだろう」
…うむ、いい案だ、あとで何か褒美をくれてやろう。
直下、大失敗以下でアサシンがいる。
9:クリティカル、戻ってくると同時にアサシン堂々と現る。
「…うむ、やはり城とは王あっての物だな」
「多分城が泣いてるぞ」
「嬉しくてな!」
鍵がため息を吐く。まったく、コイツのため息は気が滅入る。お前は私のそばで笑っておけばいいのだ。
「…■!」
「…この気配!」
「?」
鍵とバーサーカーが同時に反応する。
…ということは!
「修練ッ!!!」
「邪魔、するよ…」
来たな、アサシン! …それと、誰だ?
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山の翁の秘術を模倣し、独自の発展を遂げた一族の奥義。
香炉の煙に使用する特殊な薬物を用い、自身に強く暗示をかける事で自身を彼女の想う理想の自分へと昇華させる。
強固な暗示は身体の能力を爆発的に向上させ、性格すらも冷酷に豹変する。
薬物を用いた変化の為、時間経過により薬が切れると、普段の彼女に戻ってしまう。
《体・知のステータスを8・心のステータスを9に上げる。》
《DEBEDのサーヴァントとして、サーヴァント戦に参加出来る。(スキルは自身のものを使用出来る。)》
《上記の効果は、戦闘終了、もしくは使用後4ターン経過で消滅する。》
「まさか、アンタ、アサシンのマスター!?」
「ニーナ・ザッバーフ、罷り通る」
「ははは、果たし状は受け取った! だがその時間は過ぎたのでな! 探したぞ!」
「状況は不利、でも、行けるよね、三代目?」
「無論! 行くぞ!」
来るか…! 望むところだ!
「■■■ー!!!」
直下、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどバーサーカー有利
【ステ差】+1【オオカミの毛皮】+1【陣地・令脈の要】+2
【人数差】-1【無窮の肉体】-1
6:若干バーサーカー有利
【2ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどバーサーカー有利
【ステ差】+1【オオカミの毛皮】+1【陣地・令脈の要】+2
【人数差】-1【無窮の肉体】-1
7:バーサーカー有利
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどバーサーカー有利
【ステ差】+1【オオカミの毛皮】+1【陣地・令脈の要】+2 【有利】+1
【人数差】-1【無窮の肉体】-1
9:クリティカル
直下、アサシン撤退判定、成功以上で令呪一画消費、失敗で二画消費し撤退
1:令呪二画消費し撤退
【とりあえずここまで、18:00ごろ再開できれば、できなかったらルパン終わってから】
【…前スレ >1000 は特殊次第。再開】
アサシンの動きは、その筋肉質な体からは予想もつかないほど変則的で柔軟。
かつ繊細にバーサーカーの急所を狙う。
その一撃一撃ごとに籠るのは明確な殺意。
街で見せた豪快さは鳴りを潜め、暗殺者としての本分を全面的に出した攻撃。
「…ハッ!」
「■■■!!!」
「負けるなバーサーカー!」
「お前も安心するな! 相手のマスター、かなりの手練れだぞ!」
「…安心しろ、今はバーサーカー狩りだ、お前たちは目標の内ではない」
そしてわずかに生まれるスキを、アサシンのマスターが器用に埋めていく。
一撃一撃は弱いものの、含まれた殺意は本物で、それがアサシンの行動と完全に同調する。
流れるは暗殺の協奏曲。殺し、奪う影のハーモニー。
命あるものが耳を傾ければ、魂を刈り取られる悪魔の喇叭。
「■■■ーーー!!!」
だが、そこに不協和音が鳴り響く。
「ンンッ! お前! 相当修練しているな!?」
「三代目、油断せぬよう…ッ!?」
「■!!!」
バーサーカーの咆哮が、一瞬にしてその協奏曲を打ち崩す。
いかなる技量も、速度も、技も、全てを喰らう狼の咆哮の前では無意味。
「…ッ! か、は」
「マスター! …修練不足か」
「■■■!」
「やっちゃえバーサーカー!」
猛るバーサーカーを荒れ狂うように煽り立てる暴姫。
熱さえ感じるその場の闘気に、アサシンの毛がぞわりと逆立った。
「…ああ、いいなあ、その戦いは」
「ですが、これは」
「分かっている、マスター! ここは退く、だが、次は全開で挑もう! ウオオオオオオ!!!」
「■■■■■■ーーーーー!!!!」
アサシンがバーサーカーに負けじと咆哮を上げる。
呼応するように声を張り上げるバーサーカーの前で、アサシンが赤い魔力に包まれた。
「撤退します。…これは私のアドレスです、貴方方は…いい、気が向けば連絡を」
「ああ、次に会うときは、より研鑽をして待っているぞ!」
【客アサシン撤退、第一クール、勝者、ミニスケープ】
アサシンの姿が消える。それと同時に、監督役の声が鳴り響いた。
『刺客側の全陣営撤退を確認しました。第一クール、ミニスケープ家の勝利です』
そして、フィナコと鍵、バーサーカーの体が、その場から消失した…。
【ニーナ・ザッバーフのアドレスを入手しました】
直下、勝利報酬【5VS5制覇】+1
123:戦闘用使い魔、索敵用使い魔各一つ
456:魔力結晶一つ
789:令呪一画
6:魔力結晶を入手しました
気が付くと、箱庭の中心部、…つまりはロビーに立っていた。
「お、帰ってきたか」
「…すまない、よく戦ってくれた」
出迎えてくれたのはスウェンさんとハセさん。
…よく見ると端の方にフェニクスさんもいる。
「おお、まったく、役に立たなかったな、父上は!」
「…返す言葉も無いよ」
「それと、母上! 帰ったぞ! 褒めてくれ!」
「ひゃっ!」
可愛らしい声を上げてフェニクスさんは一瞬で自室に戻ってしまった。
…お前、何したんだ、フィナコ。
「…? 疲れていらっしゃるのか? まあいい、で、勝利報酬は!」
「そこに魔力結晶が一つ、これは功労者に上げよう、フィナコ、受け取りなさい」
「何だ、けち臭いな」
「…それと、これも」
スウェンさんが俺の手に手を重ねる。疑問を感じる間もなく尖った痛みが手に。
見ると、令呪が一画増えていた。
【令呪が四画になりました】
「…これは」
「シュトルムの分だ、…アイツは、脱落してしまったからね、私も二画もらったよ」
「…ああ」
そういえばそうだった。…脱落、か。
「傭兵の二人も自室で休んでいるよ、次の開戦は明後日だ。ゆっくり体を休めたり、色々と話すといい」
「…作戦会議は」
「…シュトルムがまだ立ち直っていない、貴界氏も本調子でないようだしね。開始直前に行おう」
「そう、ですか。では」
「ゆっくり休めな、次は俺と義姉さんが出るから」
ハセさんの言葉に送られ、俺たちは部屋に入る。
と、フィナコはベッドに倒れこむや否や眠ってしまった。
ああ、駄目だ、俺も、意識が…。
↓4までコミュしたい相手を、フィナコ、鍵のどちらでコミュを取るかも併記。重複は下にスライド
【現在、箱庭陣営以外はミカン、ニーナとコミュが可能です。もちろん、貴女、貴方どちらかをコミュ相手に選ぶことも可能です】
鍵でフィナコに対してどうしてお前はそこまで自信があるのか。
>>46-49
目が覚めると、そこは見慣れた天井では無かった。
「まあ、そりゃそうだよね」
「なにをぽやぽや言っている」
「ああ、フィナコ、おはよう、今何…じ…」
ベッドから見下ろすフィナコは下着姿で、その、何というか、色々と見えていて。
「服着ろ!」
「ハハハ、何を言っている! 私のこの芸術とまで言えるような姿! 見せてやっているのだ! 感謝するがいい!」
いや、そりゃ結構きめ細やかできれいな肌してますし、ジャンクフードばっかり食べてるくせに素晴らしいプロポーションしてますけど!
「いいから! シーツでいいから纏っとけ!」
…はあ、何だって俺はこんな人間に巻き込まれたんだろ。
…いい機会だ、聞いてやろう。
「なあ、フィナコ」
「何だ」
「お前は何でそんな自信にあふれてるんだよ、普通魔術家系に生まれて回路の一つも無いってなったら悲観してもいいだろうに、それでなくてもお前は異常だよ」
言い過ぎたか? だが、そんなことを考えているうちにフィナコの口が開かれ…
直下、9ほど鍵との関係良好に、1ほど現状維持、大成功以上で鍵からの【恋慕】獲得
【0:こんなところで出なくてもいいんだよ特殊判定】
直下
123:強制会話中断、コミュイベント終了
456:ラキスケイベント、樹に誤解される
789:「…ん? もしかしてこれが好意というものか?」
4:秋田樹→鍵【野獣『…そっかー、僕も襲われないようにしよ』】
「アホか」
平手打ちが飛んできた。そして怯んでいるうちにマウントを取られ、次々と拳が俺の顔面めがけ振り下ろされる。
「ちゅ、ちょ、ぶべっ、痛っっ、…ハァッ!?」
「だからアホかと言っている。私が素晴らしいのは世の節理で、アカシックレコードにも記載されているのだぞ」
「…ああ、もういいです、分かりましたから、俺の上に馬乗りになることは止めてください」
…よく分かった、いや、分かってたけど。
コイツを俺の常識で当てはめようとしてたのが間違いだったんだ。
うん、仕方がない。とりあえず、今は俺の上にまたがるコイツを退けるのが優先課題だ。
…その、いろいろと当たって、あれなんです!
「はは、退くものか、お前は一生私の下で動くがいい」
「…」
カチンときた。お前ごとき柔女、どうとでもできんだぞ!
そしてその怒りのまま突き飛ばし、体勢を入れ替える。
そこで冷静になった。
「…あ、ごめん、フィナコ」
…拙いな。この状況、もし人に見られたら。
『…』
「…」
『…お邪魔かな』
「何でお前はスケッチブックにわざわざ書いてしかも見せてくるんだー!」
「襲われるー、鍵が私の純潔を奪うー」
!? お前はお前でなんつうことを!?
『…まあ、合意の上だよね、そう信じるよ、じゃあ、ごゆっくり』
「待て! 誤解を、誤解だ!」
無情にもドアは閉まるがそんなこと言ってられるか!
飛び出すと、樹を追う。
背後から、
「はあ、兄貴でも弄りに行くか」
等と聞こえてきたが、今は気にしてられるか!
【新たな人間関係が構築されました、鍵に関してはこれ以外の関係はフィナコを除き、全て【協力関係】です】
樹→鍵【野獣】
「くそ! 開けろ!」
鍵の掛けられたドアの前で叫ぶ俺の背を誰かが叩く。
「はい!?」
「あ、あの、何を…」
そこには小学生ほどの背丈で必死に背を伸ばしているフェニクスさんが。
「あ、すいません、ちょっと用事があったもので」
「え、ああ、構いませんけど…」
…話が滞ってしまった。
何か話そうか?
↓2まで、フェニクスと話したいこと
ちょっと、いや、大分フィナコは正直言って暴君ですけど、フェニクスさんがフィナコを恐れてる感じが腑に落ちないなと
何かあったのですか?
>>57-58
…まあ、どうせ聞いておきたいことはあったんだ、今後の関係は必要だし今のうちに聞いておこう。
「えーっと、そういえばフェニクスさん」
「はい?」
「心中お察しします」
「…はい?」
「いや、ちょっと、フィナコの奴は正直言って暴君ですけど、フェニクスさんがフィナコに対してちょっと怯えすぎじゃないかなーって。…何かあったんですか?」
と、フィナコさんの顔が歪む。…マズイとは思ったけど、聞いとかなくちゃな。
直下、成功以上で教えてくれる【ほぼ初対面】-1【フィナコ側】-1
↓2、その理由の深刻度、9ほど深刻、1ほど新喜劇
3:教えてくれない
5:普通に怒るレベルの理由
「…申し訳ないですが」
「いえ、こっちも不躾でしたね、すいません」
…まあ、そうだよな。頭を下げ、その場を去る。
と、背後から声をかけられた。
「…フィナコを、頼みました」
「…?」
聞き間違い、…ではないよな。
兄貴の部屋の前に立つ。
ドアに耳を当てる。…どうやら生きているようだ。
…3、2、1。
「ファイアー!!!」
「ぬうおおおおっ!?」
ドアを蹴り破ると中にいたらしい兄貴が腰を抜かしていた。
「ふぃ、ふぃな」
「そうだ! フィナコ・ミニスケープだ!」
さて、このビビりの兄に何と言ってやろうか!
↓2まで、シュトルムと話したいこと
これからどうするのか
サーヴァントは消滅したが何かやる事でもあるのか
>>63-64 まで確認、いったん中断、続きは遅く
一旦乙です
客バサカについて、追加設定をメールで送りました
確認して頂けると幸いです
失礼、客バサカについての文章微修正をメールで送りました
>>66と合わせて確認して頂けると幸いです
【ああいうクロスオーバーは大好きです、再開】
…ふふん、とりあえずこの哀れな兄に聞くべきは
「兄よ」
「な、何だよ」
「虎の子のサーヴァントを失ってどんな気分だ? なあ、どんな気分だ?」
「畜生テメエ煽りに来ただけかよ!?」
まずは煽っておこう。面白い。
「…さて、本題だが」
「何だよ」
「事実、これからの身の振り方はどうする気だ? 流石にサーヴァントなしでは肩身も狭いだろう」
「…どうとでもやり方はあるさ、まだマスター権は失ってないしな」
…ふむ、誰かのサーヴァントを借り受けることでも想定しているのか。
侮れんな。シュークリームだったかシュッポッポだかいう名前のくせに。
…そうだ、もう一つ。
「そうか、まあ、そんなことはどうでもいい」
「どうでもよかねえよ」
「尋ねるが、一般人を適当に動かせるような礼装は作成できないか?」
「は、何に使うんだそんなモン」
「実は敵のライダーが群衆を操るとかいう妙な能力でな」
それだけ告げると成程といったように兄貴は黙り込んだ。
…そして。
直下、シュトルム返答【【質】9】+1
123:「…無理だな」
456:できるにはできるが次クールには間に合わない
789:やってみるか
【あ、 >>66 >>70 確認しました】
8:できるよ
「…やってみるか」
「おお、役に立つな、しゅ、しゅ…」
「シュトルム、な。…チッ、できたら父上に渡しとく」
よろしく頼むぞ! …さて、そろそろご飯の時間か!
「…おい! ドア直してけ! おい!」
どうせなので全員の料理技術判定。1ほどダークマター、9ほど三ツ星
直下、一の位フィナコ、十の位鍵
↓2、一の位ウェスト、十の位シュトルム
↓3、一の位ハセ、十の位フェニクス
↓4、一の位輪廻、十の位樹
【まあなんと予想を裏切らない】
フィナコ2:下手、鍵6:そこそこ上手
ウェスト4:ちょっと濃い味、シュトルム5:人並み
ハセ3:男の料理、フェニクス6:そこそこ上手
輪廻2:下手、樹8:プロ並み
『あ、厨房借りてますね』
「…料理できるんですね」
『ええ、好きこそなんとやら、です』
「…教えていただいても?」
『僕でよければ』
…何やらかなり美味そうなにおいがするが。
…おい、樹、俺を見るなり目を背けるな。勘違いだっつーの。
「…ちょっと、いいかな」
そんなことを考えていると、スウェンさんが声をかけてきた。
「…どうしたんですか?」
「いや、改めてお礼を言おうと思ってね。フィナコは私の育て方が悪かったのかあんな子に育ってしまって」
「…いやいや、スウェンさん関係なく、アレは生まれた時からの破綻者ですよ」
「はは、…そう言ってもらえると助かるよ」
…どことなく小市民感の抜けない。…言ってしまえば同じ匂いを感じる人だな。
何か話しておこうか。
↓2まで、話したいこと
好きな料理とかある?
>>86-87
…まあ、最初は軽く。
「え、えーっと、好きな料理とかあります?」
「と、突然だね、そうだね…」
直下、1ほどゲテモノ、9ほど高級
8:そこそこ手に入らないもの
「…伊勢海老」
「ぶっこんできましたね」
「い、いや、まあ、フェニクスの料理なら何でも好きだよ」
「…さらにぶっこんできましたね」
「…一度フィナコも手料理作ってくれたんだよ、…木工ボンドが入ってたけどね、何なんだろうね、私は何をしたんだろうね」
透明な液体が静かにスウェンさんの頬を伝い始めた。…何か見てられないや。
「え、えーっとですね、そうだ、相手のセイバーの情報を渡しておきますよ」
「!?」
「えっと、ステータスがこれで、真名は北欧の英雄シグムントです」
「…やはりか」
? やはり? 何か知ってるのか?
直下、スウェン感情判定、成功以上で箱セイバーの情報一部入手【負い目】+1
3:教えてくれない
「…い、いや、な、何でもないよ」
…明らかに動揺してるけど。まあ、俺も人のこと言えない人間だしな。これくらいはあり得るだろう。
さあて、ご飯だ。
…樹の料理はちょっと驚くくらい美味かった。
…さて、朝だが。
「…では、作戦会議、といきたいが、まずは人数を確認しよう」
「だな」
直下コンマで第二クールの参加人数決定。
6以上は-5で計算、0は10。5、0が出た場合安価下
3VS3
中心の水晶に監督役の顔が映る。
『みなさん、おはようございます。第二クールの人数が決定いたしました』
『第二クールは3VS3、舞台は孤島、『淡河島』で行います、では、一時間後に相談のうえ申請を』
『尚、今回ライダーに対し撤退の措置を取ったが、同じ条件と定めることは難しいため、その時折で判断を変更する。理解をよろしく頼む』
それだけ告げると映像は途切れた。
…さて、どうしたものか。
「敵がどう出てくるかもだが、現在残っている我々の陣営は全員令呪を温存している形となった」
「対して敵はアサシン、メイドが残り令呪を1まで減らしている。この二陣営が参戦する可能性は低いでしょう」
…となれば、どの陣営を出してもいいわけか。
孤島、となれば人の数は限られてくるか。…なら、ある程度暴れられるサーヴァントでもいいわけだ。
「何か意見は?」
「…キャスターは時間を経過させたいサーヴァントです、3VS3では少々不利かもしれませんわ」
「ライダーは海があるならある程度有利だ」
「…アサシンはちょっと威力の大きい宝具がある、ペナルティの事を考えると、人が少なめのここで出すのは一つの判断かもな」
『ランサーも同じく、目立つ宝具を持っています』
それぞれが意見を出す。
「…ほかには?」
スウェンさんの問いに、もう言葉は無いようだ。
…何か言うことはあるか?
00:10まで何か言っておきたいこと、聞きたいことがあれば
(貴女が参戦しない場合NPCのランダム行動を見守る形になるのかな)
…特にない、か。
「では今回行ってもらう陣営を決定しよう」
19:10から多数決、一レスに二陣営まで。二票集まった陣営から出陣。
敵陣営は直下からコンマで決定、被りは安価下。
12:セイバー
34:アーチャー
56:ランサー
78:ライダー
90:バーサーカー
時間ミスりました、00:15からとします
【このスレ及び↑のスレは判定に含みません、いっぱい来るランサーって何でしょうね、私は某裏切りの黒男が思いつきますが】
敵陣営見てから決められるのん?
>>98 それか判定だけして丸カットですね
>>103 それも可能ですね。ただ、ちょっとそれでは不利になるかなと思いますので次回からは変更します
【ミニスケープ陣営】
槍、暗、狂
【刺客陣営】
槍、弓、狂
「…では、ランサーとアサシンは決定で行こう。…フェニクスはもう一度待機を」
「そうさせていただきます」
「では残る一騎だが、らい」
「私が行くぞ!」
…おい、連戦か。
「…いや、でも」
「デモもストもないのだ!」
「い、いや、だって」
「だってもダンテも神曲も無い! レッツパーリィだ!」
…あ、もう駄目だ止まらん。
「わ、分かった」
…はあ、連戦とはな。
スウェンさんが監督役に連絡を。
さて、鬼が出るか蛇が出るか…!
【第二クール:淡河島】
●:大霊地
☆:令脈の要
・港
・畑
・森林地帯
・中心街
・須琴街
・淡河大橋
●淡河断層
☆古代遺跡
直下、初期位置、1ほど悪く、9ほどいい
2:中心街
【一日目】
…ここは。
「…あー、よりによって人の多い街中か」
「ふむ、一クール目と同じ、というわけだな」
「■■■…」
…まさか、近くに他の陣営がいることまで同じ、とか言わないよな。
直下、陣営存在判定
1:刺客陣営
2345678:誰もいない
9:ミニスケープ陣営
4:誰もいない
…ふう、流石にそこまで一緒ってのは無いみたいだな。
「さて、どうする?」
「どうするかね」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価
下2
1:索敵
…とりあえずは索敵放っとこうか。
どの陣営が来てるかもわからないし、ミニスケープ側がどこにいるのかの把握もしておきたいしな。
…だがここを拠点にするのは危険だな、これが終わったら移動することも視野に入れておこう。
↓2、索敵方法
観光地に向かう
>>118
「鍵! 何やら面白そうな場所がたくさんあるぞ、この島は!」
「おお、そうかい」
…だが、あえて人の多いところにいるサーヴァントもいるかもな。
前回のライダーみたく。…行ってみるか。
↓2、行ってみる場所、須琴街か古代遺跡
古代遺跡へ
「…じゃあ、古代遺跡行ってみるか」
「おう!」
直下、陣営存在判定、成功以上で存在せず、下でどこかの陣営存在【霊脈の要】-2
【0:特殊判定】
直下
123:敵陣営二騎存在
456:や け の は ら
789:戦闘中
4:や け の は ら
「…何だよ、これ」
「おー、燃えているな」
古代遺跡に辿り着いた俺が見たのは、業火に包まれるその遺跡だった。
遠く、古代の人間が作り、一時隠れキリシタンの礼拝堂となったとも言われるそこは、炎に包まれ地盤ごと溶けかけている。
「…これじゃあ、霊地としての機能は果たせそうにないな」
…一体誰がこんなことを?
【古代遺跡の霊地補正が消滅しました】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【朝】-1
3:他陣営の日常
直下、ミニスケープ陣営判定、偶数でランサー、奇数でアサシン
下2、刺客陣営
123:ランサー
456:アーチャー
789:バーサーカー
偶数:ランサー、1:ランサー
【本日はここまで、恒例、暇つぶしネタサーヴァント】
≪クラス≫:アサシン
【真名】:???
【属性】:混沌・中庸
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:EX
【魔】:E~EX
【幸運】:A
【宝具】:E
【特徴】:反英霊・???
【クラススキル】
◆気配遮断A
【保有スキル】
◆専犯百般A
犯罪のあるところに彼女有り。
犯罪行為全てに+補正
◆情報抹消C
どこにでも、どんな犯罪現場にも表れるのに、けっして正体を掴ませない。
◆万在A
国を超え、舞台を変え、彼女は出現する。それは追う者をあざ笑うかのように
彼女の痕跡を残した場所に一瞬にして移動できる。
【宝具】
◆顔の無い女(???)E
彼女はどんな犯罪現場にだって現れる。
犯罪のあるところに彼女がある。…いや、全ての犯罪を彼女が引き受けるのだ。
全ての悪は彼女のせい。名前も、顔すら知られない【???】のせい。
「さあ、お巡り、私を追え、顔の無い私を捕まえようともがく君たちは、あまりにもお間抜けだぜ?」
【再開】
≪クラス≫:アサシン
【真名】:ハイルブロンの怪人
【属性】:混沌・中庸
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:EX
【魔】:E~EX
【幸運】:A
【宝具】:E
【特徴】:反英霊・概念
【クラススキル】
◆気配遮断A
【保有スキル】
◆専犯百般A
犯罪のあるところに彼女有り。
犯罪行為全てに+補正
◆情報抹消C
どこにでも、どんな犯罪現場にも表れるのに、けっして正体を掴ませない。
◆万在A
国を超え、舞台を変え、彼女は出現する。それは追う者をあざ笑うかのように
彼女の痕跡を残した場所に一瞬にして移動できる。
【宝具】
◆顔の無い女(ハイルブロン・パニッシャー)E
彼女はどんな犯罪現場にだって現れる。
犯罪のあるところに彼女がある。…いや、全ての犯罪を彼女が引き受けるのだ。
全ての悪は彼女のせい。名前も、顔すら知られない【ハイルブロンの怪人】のせい。
「さあ、お巡り、私を追え、顔の無い私を捕まえようともがく君たちは、あまりにもお間抜けだぜ?」
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : !: : : : : :.! : : : : : : : : : : : : ∨
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/: : : : : :|: l: : !: |: : : : :|: : : : : : :|l: : :! : : |l : : l: : : : : : : : : : | 「>>1 は適当イズジャスティスだけど、議論は大歓迎派よ」
. ,: /: : : : : |: |: : !: |: : : : :|l: : : : : : |l: : :! : : |l : : l: : : : : : : : : : |
. ,: ': : : : : : :|: |: : !: |: : : : :|l: : : : : : |l: : :! : : |l : : |: : |: : : : : : : :|
. |ハ: : : l: : : |: |: : !: |: : : : :|l: : : : : : |l: : :! : : |l : : |: : |: : : : : : : :|
. l |: : :l: : : |: |: : !: |: : : : :|l: : : : : 斗: :十:- |l : : |: : |: : : : : : : :| 「作成鯖の紹介も供養と同時にそこらを見極めるためでもあるしね」
|: : :|: : : l:斗:十:|-: : : :|l_:_:_:_:_ィf示芋ミ、|l : : :!: : !: : : : : : :::|
|: : :|: : 斗-‐ ,ィ示芋ミ ¨ 弋zzソ 》7: : :|: : l: : : : : : : :|
ヽ_ -‐ ¨Ⅳ 《 弋zzリ ¨¨ , : : :l: : :! : : : : : : :|
|: : : : |∧. ¨ : ,: : : :, : : |: : : : : : :::| 「あまりにも互いに喧嘩じみてきたら >>1 権限で停止するかもしれないけど」
|: : : : |: : :. i:. ,: : : / : : :|: : : : : : :::|
|: : : : |: : :圦 ` /.: : /: : : : |: : : : : : :::|
|: : : : |: : : ,个 、 ー__一 /: : :/: : : : : |: : : : : : :::|
|: : : : |::/ |: : : :.. /: : :/: : : :_:_:_|: : : : : : :::| 「行き過ぎない限りクラス・ランク・ステータスやスレ全体など、毀誉褒貶問わず推奨してるわ」
` 、: : |' .|: : : : : :> _ イ: : :/ :_:_/ _{ : : : : : : : |
. \{ |: : : : : : : :x<ヽ/_:_:_:/-‐ ¨ ´∨ : : : : : |
{i : : : : /__ヘ/ /´::::::::::/::::::∨: : : : ::|
从: : : //`' ¨¨ヽ /:::::::::::::/::::::::::_:_∨ : : : | 「称賛はもちろん欲しいけど、疑問や批判が無い創作物なんて二次創作であろうがあるまいが面白くないもの」
\/ ' ./´/∨:::::::::::::/::::::::'´:::::::::\: : |
【秋田樹:畑】
『…のどかだねえ』
「ええ、で、マスター、すでに打ち込み終わりましたよ」
『ああ、そう。じゃあ味方探すついでに次の場所に向かおうか』
「イエス・サー」
直下、樹移動先判定
123:港
456:古代遺跡
789:中心街
3:港
直下、遭遇判定、成功以上でアサシン陣営と合流、大失敗以下で客バーサーカーと遭遇
4:誰とも遭遇せず
淡河の産業を支える漁業の中心部、淡河港。
そこに歩を進めたランサー達だが、そこには誰の姿も見えず。
『んー、誰もいないみたいね』
「であるか、して、やっておくか?」
『言わずもがな、だよ』
【ミカン:須琴街】
淡河の娯楽において中心を成す須琴、今回もその一室でミカンは怠惰に買い集めたマンガを片手にネットサーフィンにいそしむ。
「では、マスター、見回りに向かう」
「うん、お願い。あ、ついでに何か美味しそうなモノ見繕ってきて。…まったく、ウィリアムも人使い荒いよね」
「…そうですな」
「…無理に同意しなくていいんよ? 意見を言っても私は気にしないからさ。…あの男と違ってね」
あくびをするミカンにランサーは堅真面目に答えた。
「…申し訳ない、マスター、いくら貴女といえど、我が主を否定することは許せおけぬ」
「ん、ごめんね、アタシはほら、あんまりそういうこと上手じゃないからさ。気を悪くしたなら謝るよ」
「いえ、謝罪を求めているわけではないゆえ。…では」
そう言い消えるランサーに、ミカンは静かな声を漏らす。
「不器用だよねえ、やりたいこと言えばいいのに。まあ、アタシがそれに同意するかは別問題だけどさ」
直下、客ランサー、情報収集判定、1ほどへっぽこ9ほど潤沢
3:箱ランサーの存在だけ確認
「戻りました、マスター」
「ご苦労、…サラダかあ、もっとガッツリしたものがよかったよね」
「それは申し訳ありません」
「いーよいーよ、細かい注文しなかったのはこっちだし。で、結果は?」
箸でポテチをつまみながら尋ねるミカンにランサーは頭を下げる。
「はい、あまり芳しくはありません。ただ、前回参戦していたランサーがいることだけは確認しました」
「…あっちも継続させてきたか。杭を使う茫洋としたランサー、ねえ」
「…心当たりが?」
「うんにゃ、もう少し情報が欲しいかなーって」
ランサーが買ってきたサラダにポテチの粉を振りかけつつミカンは答えた。
ランサーはその状況に苦言一つ言わず、次の指示を待つ。
「では、次の指示を、マスター」
「…そうだね」
ミカンの手が止まる。そしてしばらく考え込むと、嫌な笑みを浮かべた。
「ランサー、何か面白い話してよ」
「お、面白い話?」
「うん、仮にも英霊なんだから武勇伝の一つ二つあるでしょ」
「…は、はあ」
「ランサー、あんまし意見言いたくないみたいだけどさ、そんくらいは話してくれるよね」
ミカンの提案に一瞬ためらい、ランサーは両手を上げた。
「分かりました、こんな無骨者の話でよければ」
「大歓迎だよ」
【他陣営の描写を終了します】
「…燃えてたな、誰の仕業だ?」
「まあ、打倒に考えれば霊地破壊が目的だろうな。それにしてもここは人通りが多い、別の場所に移動せぬか?」
…? 何を不思議そうな顔をしている?
「ふぃ、フィナコが真面目な話を…何か悪いものでも食ったか?」
「鉄拳制裁!」
貴女の昼行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価
下2
1:索敵
「…いや、今敵がこの街にいない以上、索敵を行った方が安全だろう。樹やハセさんの現在地も知りたいしな」
「そういうものか?」
あと、顔を真っ赤に腫らしながら言っても何の説得力も無いぞ。
下2、どうやって索敵するか
使い魔作ろう
…では使い魔を作ってもらおうか。
「鍵」
「使い魔だろ、もう作り始めてる」
「鉄拳制裁!」
「何で!?」
「私に言わせろ! バカめ!」
直下、作成判定、成功以上で成功
7:成功
「…で、何処に飛ばすんだよ」
「…ふむ、何処がいいか」
情報入手判定 場所は >>108 参照
↓2、索敵したい場所、もしくは陣営、ランダムでいいときはランダムと記入。そのコンマで判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢。
ランダム
「適当に飛ばせばいいだろ」
「…そんなんでいいのか? まあ、フィナコがいいならいいけどさ」
直下、成功判定、成功以上で陣営発見、下で失敗、大失敗以下で…?
下2、成功した場合の補足陣営
12:客ランサー
34:箱ランサー
56:箱アサシン
78:客アーチャー
9:客バーサーカー
【0:特殊判定】
直下
123:逆に捕捉、【???】による攻撃が
456:偶然やってきたバーサーカー
789:ハセさんと合流
7:やってきたハセさん
「…と、お?」
「ん? 何か見つけたのか?」
「いや、こっちに近づいてくるのは…ハセさんか?」
…叔父上かあ、私苦手なんだよな、あの人。
そんなことを考えている間に叔父上が現れた。
「おう、ここにいたか、フィナコ、鍵くん」
「…おう、叔父上、どこをほっつき歩いていた」
「いや、アサシンの野暮用にな」
「あ、ハセさん、そのアサシンは?」
「おう、出てこい、アサシン」
叔父上が声をかけると、アサシンがその姿を現す。
「…ここニおる、主」
…! 何だ、この悪寒は?
【アサシンのステータスを一部公開します】
≪クラス≫:アサシン
【真名】:???
【属性】:混沌・悪
【筋】:C
【耐】:D
【敏】:A
【魔】:A
【幸運】:C
【宝具】:A
/// /////////////////\
/// ////////// ト、////\//\
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∨::::::`ー--`ヽ マニー- マ////|ニニ/\:::::::::ヾi、__「/ ./::::::::::/ニニ∧//////////////}
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ニニニニ_ <ニニニ- ̄:l:::::::::::::::::::::::::::`ー─ ̄二三) (三 `ー-ニニニ/::::::::::::::::::::::::::::\ニニ\:
ニニ_ <ニニニ- ̄:::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::lニニ二三) (三二ニ  ̄ ̄/::::::::::::::::::::::::::::::::l::::\ニニ
_ <ニニニ- ̄ :::::::::::::::::ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::lニニ二三) (三二ニニニ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::\ニ
ニニニ- ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::lニニ二三) (三二ニニニ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::\
ニニニ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/\:::::::::::::::::::::::::l 乂 _/ ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::/`丶、::::::::::
【特徴】:反英霊・???
【クラススキル】
◆ 気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密能力に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
ただし、こちらが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大幅に下がる。
「どうだい、中々協力だろ?」
「え、ええ、そうですね」
「■■■…」
…錠も警戒しているな。
…何か話しておくことはあるか?
↓2まで、何か話しておきたいことがあれば。なければなしと記入してください。
霊地焼きの犯人を知っているか
>>181-182
…鍵が何か聞きたそうにしているな。
「おい、鍵、何か聞きたければ聞け」
「…え、あ、ああ。…ハセさん」
「何だい?」
「…先程、霊脈の要である古代遺跡が地盤ごと燃やされていました。明らかに人間のできることじゃない。誰か犯人を知りませんか?」
「…そうさなあ」
直下、成功以上で知ってる、下で失敗
7:暴露
しばし考え込むそぶりを見せると叔父上は答えた。
「それ、アサシンの仕業だな」
「…は?」
…この叔父上はやはりどうしようもないアホだな。
「え、ちょ、ちょっと待ってくださいよ、な、何でそんなことを」
「我の前でハ、善悪の善し悪し等存在せヌ、しかシ、我ガ存在を我足らしめんトするにおいテ、彼の行イは必定である故」
「…小難しいな」
「ようするにアサシンはそれをしたい理由があったんだとよ」
…ふむ、まあ、放火の一回や二回したくなる気持ちは分からんでもないが。
「…それを許したんですか」
「許すも何も、アサシンじゃないが俺の中でも善悪の善し悪しなんて決められないからな。俺は平等主義なんだ。善いこともすれば悪いことだってするさ」
「…相も変わらず狂っているな、叔父上」
「冗談よせよ、一応、そこにいる人間に危害は加えないよう言ったさ」
…その言葉で少し溜飲を下げたとはいえ鍵が怒っているな。…ここは話を変えてやろう。
「ときに叔父上、何か情報は持っているか?」
「おいおい、一日目だぞ。…そうだなあ」
直下、情報判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢【一日目】-2
1:情報なし
「…やっぱ、持ってないわ」
「そうか」
「…ハセさん、で、今後どうしますか?」
…少し落ち着いたか。ビビりのくせによく耐えた方だ、あとで可愛がってやろう。
「…まあ、アサシンは言うこと聞いてくれるしなあ。どうするかね」
直下、ハセ思考判定、成功以上で同行【スキルの関係】+1
5:同行しない
「…うーむ、もう少し探ってみるかな。アサシンの能力的にもそっちの方がいい」
…アサシンの能力?
◆ 陣地作製:C+
自身に有利な陣地を作製する。
アサシンは自らが司る”黒ミサ”を作製出来る。
この黒ミサは三日間を経ることで大神殿と同等に扱う。
「じゃ、また会えたらその時に、行くぞ、アサシン」
「ふむ、良いのカ、主? あの小僧、貴様を嫌っているようだゾ?」
「じゃあ聞くがね、アサシン、お前は自分が嫌われてるからって好かれようとするかい? それとも、嫌う人間を排除しようとするかい?」
「否、我ガ業火は善悪問わズ血を求むのミ、そのような些末事ニ左右はされヌ」
「だろ? それといっしょだ、嫌われようが好かれようが俺はその全てを平等に受け止めるさ」
そんなことを言いつつ叔父上は去っていく。
と、隣に立っていた鍵が崩れ落ちた。
「…何だってんだ、何が平等だってんだ」
「…落ち着け、あの叔父上は昔からアレだ。気にするな」
「…」
…まったく、厄介な人間ばかり集まる。
【新たな人間関係が構築されました】
鍵→ハセ【怒り『どうして、そんなことが平気で出来るんですか』】
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【昼】-1
1:敵陣営合流
直下、合流陣営
123:アーチャー&ランサー
456:アーチャー&バーサーカー
789:ランサー&バーサーカー
5:アーチャー&バーサーカー
森林地帯
森の中で一人の女がブツブツと何やら呟いている。
その傍らには馬ほどもある黒光りした四足の怪物が。
「ファック! バーサーカーさんのせいでろくずっぽ街に行けないじゃねえか!」
「■■■…」
「いや、アンタを責めてるわけじゃねえよ? そもそも話聞いてるかどうか分かんねえけど、アンタみたいな欲望の塊は嫌いじゃない」
「■■■」
バーサーカーの唸りに理解しているのかいないのかうんうん頷きながら、女、石蕗白刃は呟きを止めない。
「財宝お宝大いに結構! できるならオレにも取り分を! ギャハハハハハハハ!!!」
そして何がツボに触ったのか大爆笑していると、その背後から足音が。
「…白刃くん」
「んあ? ウィリアムのオッサンですか?」
「…オッサン、とは、…まあいいが、こんなところで騒いではいけないよ、ただでさえ君のバーサーカーは目立つんだから」
「ですよねー、まあ、その気になれば暴れさせることは大いにできるんですけども」
現れた壮年の男、ウィリアムは頭を押さえながら、傍らに立つアーチャーに問いかける。
「…はあ、アーチャー、君、学問には強いでしょう? どうにかなりませんか」
「ふふ、主よ、私が得意なのはあくまでも教えることではなく学ぶこと、いいではないか、このようなやんちゃ坊主も時には」
「ぬああ、そうはいいますけどね」
「まあ、奥に引っ込まねばならぬ私の都合上、彼のような用心棒がいることは悪いことではあるまいよ」
「話が分かるじゃないッスか! アーチャーさん!」
アーチャーの手を取り、ぶんぶんと振り回す白刃。
首を前後左右に大きく揺らしながら、アーチャーはその穏やかな態度を崩さない。
「はは、…だが、確かに学問は大切だよ、私でよければ漢籍なら教えられるが」
「舐めちゃダメっすよ、アーチャーさん! オレこれでも有名私大出てますからね!」
「…大学で品性は計れない、ということがよく分かりました。で、白刃くん、何か情報は?」
直下、情報収集状況、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢【一日目】-2
77:自軍に有利な特殊イベント
直下、偶数で真名に関する情報を漏らす、奇数で魂喰いが露呈する
8:真名に関する情報を漏らす
「いやあ、まったく集まってませんって」
「…そうですか」
「そもそも、バーサーカーさんは『略奪者』っすよ? 街に行けば埋め尽くし喰らい尽くすような奴なんすから」
「まあ、それもそうですね」
はあ、とため息を吐くウィリアムの肩に手を置き、アーチャーに話しかける白刃。
「アーチャーさんこそ、そういうの向いてるんじゃないッスか?」
「…おや、どうしてそう思う?」
「アーチャーさん政治家っしょ? あ、でも『派閥抗争に敗れた』んでしたっけ」
「…君は痛いところを突いてくるね」
「…まあ、しばらくはここに潜んで使い魔を送ることにしましょうか」
森が騒めく。バーサーカーの唸りだけが小さく響いていた。
【他陣営の行動描写を終了します】
【今回はここまで、お疲れ様でした】
【再開の唄を】
…少し落ち着いた。
まあ、よくよく考えたらフィナコの方が頭おかしいしな。
…でもあの目は、全部をどうでもいいと思っているようなあの目は。
…好きになれないな
「…」
「おい、鍵、…おい!」
「…おわっ!? な、何だよ」
「いつまでへちゃむくれている。とっとと行動を開始しろ!」
「…ああ」
…コイツは変わらないな。
今は、中心街、か。霊脈の要は焼けてしまったしな。どうしたもんかね…。
貴方の夜行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価
下2
3:散策
「…気晴らしに適当に回るか」
「ほう、いいな、何処へ行く?」
さて、何処に行くか、行ってないところに行くべきだろうか…
↓2、何処へ行くか、場所は >>108 参照
港
>>217 港
「…港でも行ってみるか」
「海か。そういえばしばらく見ていないな」
…そういやこの箱庭生活ももう少しで一週間か。
改めて面倒に巻き込まれたなあ…。
直下、樹存在判定、成功以上で存在【ランサーの宝具の都合】-1
4:すでに移動済み
「…誰もいないな」
「夜の海に誰かいる方が怖いだろ」
…さて、じゃあ戻るか。
直下、成功以上で箱ランサーの痕跡発見
9:クリティカル
「■■■…」
「ん、どうした、バーサーカー」
…バーサーカーが地面に鼻をこすり付けている。
…いくら犬とはいえなあ。
「ん? 見ろ、鍵」
「? これって…」
◆???(???)
ランク:C 種別:対地宝具 レンジ:1~7 最大捕捉:1~7
測量用の杭。ランサーは、この杭を用いて???を作り上げた。
この宝具となった杭を土地の霊脈に突き刺す事で、霊地カウンターを1つ貯め込む事ができる。
また、戦闘時においては無制限に杭を作り出して武器とする事ができる。
【通常パート:霊地カウンターを1つ取得する。(同じ土地への重複使用は不可。)】
【戦闘パート:ランサーは武器破壊や武器奪取に耐性を持つ。】
こっちのランサーの杭、か?
「■■■!」
バーサーカーが吠え始めた。…まさかとは思うが犬よろしく樹の場所が分かったとかいうんじゃないだろうな。
「何? ならばついていくしかあるまい!」
「■■■!!!」
「何で意志が通じてるんすかね…」
直下、箱ランサー陣営の居場所
123:森林地帯
456:須琴街
789:淡河断層
6:須琴街
須琴の街、ネオンが輝く雑踏の中にその影を捉えた。
「ここは…って、本当にいたよ」
『ああ、フィナコ達か』
「あれ、俺は?」
…何か避けられてませんかね。
「よくやったな! 錠!」
「■■■!!!」
…何か犬にしか見えなくなってきた。
まあ、合流できたからよしとしますか。
…それにしてもあの杭、測量するランサー?
直下、大失敗以下で客ランサーに捕捉される。
【0:特殊判定】
直下
123:【???】による狙撃
456:客バーサーカー出現
789:アサシン主催黒ミサ
9:アサシン陣営もいた
『…それでだね、あそこのアレってお仲間だよね』
「ん? アレって?」
「おう、よく来たな」
樹が差す先には不釣り合いな黒い天幕。
…何らかの魔術障壁がかけられており、その片隅には。
「…ハセさん」
「そう怖い顔すんなって、見ていくかい? えげつないぜ」
ハセさんが黒幕を上げると、そこには逆さ十字と動物の血に満たされた盃、そして幾人かの黒いローブをまとった女性が。
真ん中で焚かれている炎の影響か、むせるような体臭と香の香りが充満している。
中心部に存在するアサシンが声を上げた。
「しかるニ、冒涜せヨ、背教せヨ、貴様らが知ル倫理なド、捨て去ってしまうがいいワ」
「教主様のおっしゃる通り」
「否、我は教主にあらズ、貴様らガ求めルモノであり、また、捨て去るべキモノであル」
頭を下げる女性に手を触れながらアサシンは囁き続ける。
「善行も、悪行もすべては等しきかナ、それは否定されヌ、ただ衝動のままニ貴様らガしたいことを為すがよイ」
その光景に俺は吐き気を覚えた。
「…何ですか、これは」
「アサシンの宝具さ、どうも無意識に使ってしまうみたいでね、なら陣地製作も兼ねようかなって」
◆ 【心身捧ぐ蠱惑の魔術(マジカルト・アスタロット)】
種別:対人宝具 ランク:C レンジ:1~10 最高捕捉:1人
アサシンと同一視された悪魔の使用魔術。
魅了の最上位で、一時的に女性を対魔力に関係無く操り、自身の支配下に置く事で意のままに操る。
ただし、あくまで同一視されたのみなので、本来の使い手には遥かに及ばない。
伝える命令も幾つか制約があり、時間経過で魔術は解ける。
「ふむ、引かれるものは無くも無いが、こんな悪趣味に付き合うほど暇でもない」
フィナコはレジストできるのか、相変わらず化け物じみてるな。
『…魂喰いをしているわけではないのか』
…胸糞の悪い光景だけど、まだ、それなら。…許せるとか許せないとかの話じゃないけど。
…しかし黒ミサを行い、女を引き付けるアサシン、か。
↓2まで、アサシンの真名判定、正解でどこかにボーナス
バホメット
>>233 正解
「…まさか、悪魔、バフォメット?」
「お、ご名答。本当はテンプルの騎士を呼ぶつもりだったんだが、ま、悪魔っちゃあ悪魔だが、微妙に違うらしいけどな」
≪クラス≫:アサシン
【真名】:バフォメット
【属性】:混沌・悪
【筋】:C
【耐】:D
【敏】:A
【魔】:A
【幸運】:C
【宝具】:A
\.: : : : : :.\ ヽ _: :-: : ̄.: : : : : :./ マム _
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ヽ}\ \: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :  ̄ 廴/  ̄ ̄\: : : : : :/ `ー/ / |:::. l::::::::::::
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、_ } \ ̄ ____/.: : : :. :./.: : : :. :.l|.: : : :.\ { / /::::::::::乂ー┘l l`ー=彡./
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> 、__/ } ヽ 丶、\.: : : : :. :.l|.: : : :. :. :. :.\ \:/;;;;;;/:::::{ ヽ∨l/ /::::
\__ ノ /r─=ミ、≧ー- _|.: : : : : :. :. :. :.\/;;;;;;/::::::::::\、__/ /:::::::
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r──=≦ ヽ ) \_/ l }.: : : : : : : :. :./;;;;;;/\ \::::::::::::::::::::::::::::::::::
`ヽ } / _ l _ < ̄> 、: : : : /;;;;;;/.: : : :._ -=ニ二/::::::::::
} / ./ -‐  ̄ | / > 、;;;;;/ー-=≦三三三三/、:::::::::::::
/ _ -─=≦ // / | { フ ヽニ三三三三三三/\ \:::::::
‐<_ .< _ -=ミ、 } / \ 廴 / `ー──- 、.: : : :. :. :.\ \:::
-‐=≦ } / / ____ノ `ー‐' ̄ ー- 、 { /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`ヽ / /┐ / /、 /-= _ | \ 廴__ /
} _ノ-、 .l / ` ー-= ':::::::::::::::::::::: ̄|  ̄ `丶、 弋
l _ -  ̄ ', |_ ─≦ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : |_____ `ー'` ー=ニ=─  ̄
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/ ̄`ヽ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::─=ニ二 ̄ \ : : : : : : : : : : : : : :
/ }/ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ -‐ \ : : : : : : : : : : : :
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【特徴】:反英霊・悪魔
【クラススキル】
◆ 気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密能力に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
ただし、こちらが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大幅に下がる。
【保有スキル】
◆ 対神性:A
神を信奉する集団を撲滅する際にアサシンの名を使用された逸話。
神性を持つ相手はアサシンへの攻撃に下降補正が加えられる。
また、相手の神性に関係するスキルや宝具はその効果を減退される。
◆ 陣地作製:C+
自身に有利な陣地を作製する。
アサシンは自らが司る”黒ミサ”を作製出来る。
この黒ミサは三日間を経ることで大神殿と同等に扱う。
◆ 無辜の怪物:A++
悪魔・バフォメット。
テンプル騎士団を粛清する為に創られた悪魔。
人々の都合の良いよう捻じ曲げられた本当の怪物。
このスキルは外せない。
【宝具】
◆ 【神嘲笑う災断の業火(コンビクション・フレア)】
種別:対軍宝具 ランク:A レンジ1~500 最高捕捉:50人
テンプル騎士団を処刑する際放った業火。
紅蓮に燃え盛るそれは騎士達の絶望と無念、そしてその身に流れた血の色を表している。
この炎に包まれた者は善性の者ならば焼き尽くし、悪性の者であれど灰塵と帰す。
元々は善性の者のみを狙う炎だったが、聖なる騎士団を取り込んだ事で悪も等しく追われる様になった。
理由も無く意味も無く、ただただ人を喰らう魔性の業火。
【使用した場所の陣地効果を破壊する】
【善・悪の属性を持つサーヴァントとの戦闘において+補正】
◆ 【心身捧ぐ蠱惑の魔術(マジカルト・アスタロット)】
種別:対人宝具 ランク:C レンジ:1~10 最高捕捉:1人
アサシンと同一視された悪魔の使用魔術。
魅了の最上位で、一時的に女性を対魔力に関係無く操り、自身の支配下に置く事で意のままに操る。
ただし、あくまで同一視されたのみなので、本来の使い手には遥かに及ばない。
伝える命令も幾つか制約があり、時間経過で魔術は解ける。
「然り、我ハ、悪魔の皮を被りシ象徴に過ぎヌ。もっとも、その性質は同ジ、故に、信ずるでないゾ?」
「悪魔であろうと何であろうと私の下に傅かせるのみだ」
「ハハハ、女、面白キことを」
…まさか、そのものでないにしても悪魔とはね。
『…面倒だな』
「…ああ、幸い俺達のバーサーカーとお前のランサーはまだマシみたいだけど」
…さて、これからどうするべきか。
【夜行動を終了します】
直下、他陣営の行動判定、成功以上でもう一回自ターン、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営襲撃【夜】-1
【0:特殊判定】
直下
123:全面戦争
456:「…ドッペルゲンガー?」
789:単独で動くランサーを捕捉
5:ドッペルゲンガーを目撃
「…それにしてもフィナコ、お前さっきも寄ったクセに」
「…? 叔父上、ついに呆けたのか」
「ん? そっちこそ、つい一時間ほど前にも一人でやってきて覗いて行ったろ」
…? 一時間前なら俺たちはまだ港にいたぞ?
「何? …じゃあ他人の空似か?」
…気になるな、フィナコのドッペルゲンガー?
「…つまり、私の偽物がいるということか? 叔父上」
「いや、…でもよく似てたな」
「…」
あ、マズイ。
「私の美しさに真似をしたくなる気持ちは分からんでもない。しかし、私の贋作が街をうろつくなど認められるかァ!」
「…はあ、じゃあ探すか」
「無論だ!」
…面倒なことに、まあ、気にはなるしいいか。
直下、発見判定、大成功以上で発見、成功以上で痕跡発見【人ごみ】-1
6:痕跡発見
街中でフィナコを引き連れて聞き込みを行う。
…一人で放っておくといつだったかのように通行人を殴り飛ばしかねないからな。
「すいません、コイツ見ませんでしたか?」
「へ?」
いや、気持ちはよくわかります。
「えーっと、この子?」
「ええ、実はこいつの双子とはぐれてしまって」
「ああ、成程ね。…そういや、さっき北側に向かっていったような」
「ありがとうございます」
…やっぱり偽物がいるみたいだな。
北側となると…森林、遺跡、畑の方向か。
…行ってみるか?
↓2、向かうか向かわないか
2:突撃
「行くぞ! 偽物許すまじ!」
「■■■!!!」
「いやいや、待て待て。俺達だけで行くつもりか?」
せめてもう少し不安になってほしいんだが…
↓2、バーサーカーだけで行くか、誰かを連れていくか。
そのレスで判定、連れていく場合は継続以上で付いてきてくれる、大失敗以下でフィナコ猪突猛進
3:付いてきてくれないが、危険性は把握
「…というわけだが」
『…んー、確証はないんだよね』
「ああ」
『じゃあパス。危ないと思ったら逃げてきなよ』
…そんな殺生な。
「行くぞ! 今行くぞ! すぐ行くぞ!」
…はあ。
直下、発見判定、成功以上で相手を発見、大失敗以下で…?
3:発見できず
…畑の周りを見てみたけれど。
「誰もいないな」
「…錠! お前の鼻は使えないのか!?」
「…?」
使えないみたいだな。
…それにしてもフィナコの偽物、か。サーヴァントの仕業か?
【他陣営の行動描写を終了します】
【一旦ここまで、続きは夕方か夜にでも】
【常識は投げ捨てるもの。再開】
【二日目】
…目覚めはよかったが、イライラする。
「あの贋作を叩き潰さねば気がすまん」
「だろうな、…俺も気になるところではある」
『本当にいたの?』
「ああ、本当だとも!」
…探そうではないか。あの偽物を!
貴女の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価
下2
5:暗号の決定
…しかし、偽物がいるということは、私たちの中に潜り込まれても面倒だな。
「ああ、そうだな…何か暗号でも決めておくか」
「暗号!? いいな! それは浪漫があるぞ!」
暗号か、いいではないか!
さて、どんな暗号にするか…。
「では、↓2と言ったら↓3と返せ! いいな!?」
「…いや、いいけど、何でそのチョイスなんだよ」
いい天気ですね
>>267-268
「いい天気ですね」
「明日は槍が降るな…」
「よし!」
いいじゃないか!
『…』
「お前の気持ちは分かるよ」
『あ、近寄らないで』
「俺が何かしたか!?」
では行くぞ!
↓2、バーサーカーだけで行くか、誰かを連れていくか。
そのレスで判定、連れていく場合は大失敗以下でフィナコ猪突猛進
ランサーは嫌だって言ってるしアサシンは陣地作成続けてほしいから
単独で
>>274 単独で
「ではいくぞ!」
「俺は留まる事は」
「不可だ!」
「ですよねー」
覚悟していろよ、偽物め、見つけ次第ギッタンギッタンにしてやる!
直下、発見判定、成功以上で相手を発見、大失敗以下で…? 【2回目】+1
【0:特殊判定】
直下
123:貴女不在に攻めてくるランサー
456:【???】襲来、辛くも回避
789:辿り着き、気づかれない
1:客ランサー、箱陣営襲撃
フィナコを見送り、静かに時を過ごすアサシンがピクリと動いた。
見ると、付近には人影がない。
「…主ヨ、…来るゾ!」
「…敵襲かい?」
髪をかき上げながら立つハセ。
そこに、奇妙な駆動音が鳴り、戟を持った一人の男が姿を現した。
「さて、ここなるは箱庭の陣で間違いないな?」
『僕の顔見れば分かるでしょう』
「なるほど、では、攻め落とさせてもらう」
『…ランサー』
「…どういうことでしょうか、私に纏う加護が消失している?」
ランサーが首をかしげる。
◆精霊の加護:B
危機的状況に追い込まれた時、幸運を手繰り寄せることが出来る。
大地の精霊の加護によるもの。
【危機においてコンマ+1。】
アサシンも同様に首を傾けた。
「…主ヨ、我が祭壇も意味ヲ為さヌ」
「おいおい、マジかよアサシン」
困惑する彼らを前に、客ランサーは表情を変えず、淡々と、しかし熱く答える。
「しかり、我が異名により、お前たちの陣は意味を成さぬ。さて、この陣、明け渡してもらおうか!」
◆攻城戦:B
ランサーの逸話の欠片。敵陣強襲のプロフェッショナル。
敵陣営へ襲撃する際、このスキルのランク以下のスキルによる妨害を全て無効にする。
ランサーが武器を片手に襲いくる。
その攻撃は、目にもとまらぬ勢いで…。
直下、戦況判定、1ほど客ランサー有利、9ほど箱ランサー有利
【人数差】+1【陣地】+1
【???】-1
77:自軍に有利な特殊イベント
直下
123:アサシン宝具発動
456:箱ランサー宝具発動
789:箱バーサーカー帰還
7:バーサーカー帰還
直下、戦況再判定、1ほど客ランサー有利、9ほど箱ランサー有利
【人数差】+2【陣地】+1【オオカミの毛皮】+1
【???】-1
5:均衡
【…【陣地】の効果消滅してました】
【2ターン目】
直下、戦況再判定、1ほど客ランサー有利、9ほど箱ランサー有利
【人数差】+2【オオカミの毛皮】+1
【???】-1
7:客ランサー有利
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ランサー有利、9ほど箱ランサー有利
【人数差】+2【オオカミの毛皮】+1 【有利】+1
【???】-1
6:箱ランサー若干有利
【4ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ランサー有利、9ほど箱ランサー有利
【人数差】+2【オオカミの毛皮】+1
【???】-1
5:均衡
【5ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ランサー有利、9ほど箱ランサー有利
【人数差】+2【オオカミの毛皮】+1
【???】-1
9:クリティカル
ランサー、戦闘続行判定
◆戦闘続行:B+
主君が諦めない限り、臣下が諦める訳には行かぬという気迫。
嘗ての主君ほどでは無いが彼もまた「半人半機」のサイボーグであり、
決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
直下、継続以上で戦闘続行
5:戦闘続行
【6ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ランサー有利、9ほど箱ランサー有利
【人数差】+2【オオカミの毛皮】+1【有利】+1
【???】-1
7:箱ランサー有利
【6ターン目を迎えました、箱庭陣営の有利なので、刺客ランサーの撤退判定に移ります】
直下、成功以上で令呪無し撤退、↓で一画消費し撤退【マスター不在】-2
1:令呪一画消費し撤退
その攻撃は燃え盛る炎のごとく、アサシンと箱ランサーを蹂躙する。
陣という目標がある以上、客ランサーは折れるわけにはいかない。
「陣であれば、落として見せよう…!」
「…いやはや、まさか攻城戦特化のサーヴァントとは」
ハセの呟きにアサシンが手から血の様に紅い炎を出して答える。
「言っていル場合ではないナ、燃えヨ!」
「甘い!」
ランサーの持つ戟がアサシンの業火を一刀の下に切り捨てる。
【戟】
ランサーとして呼ばれた彼が持つ複数の武器の特徴を兼ね揃えた複合武装。
近年の研究から北宋時代の武器であり、ランサーが活躍した頃は存在していないというが、
創作において、ランサーの嘗ての君主がコレの発展形の武器を愛用しており、
彼に近しい者達が同じものを揃えたという事から、コレを持っている。
特にランサーのソレは特別製であり、彼と、彼の部下の持つ鎧兜や武具はいずれも精錬されていたというエピソードから 、
高い精度を誇る優秀な武器である。ランサーもまた、暇があれば武器の手入れを惜しまない。
唯の戟にしては現代では解析不可能なブラックボックスなパーツが多く、
中国四千年の間に生まれたとされる中華ガジェットの一種であることを窺わせる。
「我が武器は焔をも切らん!」
「ヌウ…!」
そしてその剣閃がアサシンを捉え、振り下ろされたその刹那。
獣の咆哮と共に、大きな腕がそれを掴んだ。
「■■■ーーー!!!」
「な、伏兵だと!?」
吠えるはバーサーカー、窮地を察したフィナコと鍵が引き返して来たのだ。
「危なかったですね」
「おう、助かったよ、…流石に三対一、負けるわけにはいかないね」
三対一、その人数差に客ランサーは歯噛みする。
箱ランサーが落ち着きを取り戻したのか、何処からともなく杭を呼び出し射出した。
「…ク、早まったか」
「ははは、同じランサーとしてその強さ、素直に称賛するがね」
それを躱すランサー。
だが、その背後にバーサーカーが迫る。
「■■■!!!」
「オオカミか!」
肩を薙ぐように抉られる。
「クッ!?」
「な、何だありゃ」
鍵が驚くのも無理はない。
そこには本来あるべき血も、肉も存在しないのだから。
そこには鈍く光る金属の輝きと、どこか歪に動く歯車が。
「ふん、見られてしまったか。我が体は機械でできている、それだけのことよ」
「サイボーグか! 加速装置とか付いてないのか!?」
フィナコの疑問に答えることも無く、客ランサーは改めて戟を振るう。
だが、その動きは先程と比べ格段に鈍っており、アサシンの炎すら躱せない。
「焔も切らねバ襲えるゆエ」
「…! グウゥ…ッ!」
体を焼かれ、銀が黒に変わる。
苦悶の呻きと、徐々に上がる息を抑えるようにランサーは毅然とした顔を崩さない。
「もう諦めろ、ランサー」
「…そういうわけにはいかぬ。我が信条はただ一つ、主を護り、その手に聖杯をもたらす事」
「忠義カ、下らぬモノに囚われておるワ」
「何とでも言え、私の存在意義はそれのみ。…見つけた、突破口!」
客ランサーの目が輝き、一瞬できた人間のスキを突破する。
「■■■!?」
「な!?」
「ぬかったカ…!」
そしてランサーは念話を飛ばした。
「マスター、撤退を!」
「クソッ、追いつけない…!」
紅い魔力が彼を包む。追撃の拳は空振り、客ランサーの姿はすでにそこから消えていた…。
【客ランサー撤退、刺客陣営残り二騎】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営の行動判定、成功以上でもう一回自ターン、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営襲撃【朝】+1【一陣営脱落】+1
5:他陣営の日常
ぷらぷらと体を揺らしながら白刃は森の奥深く潜むウィリアムたちに姿を見せる。
「おーっす、元気っすか、バーサーカーさん」
「■■■…」
「白刃くん、状況はどうですか」
「うんにゃ、特に変化は、でも敵陣営どうも須琴に固まってるみたいです」
にやりと笑いながら、落ち葉の上に倒れこむ白刃。
その姿にアーチャーが問いかける。
「…まあ、それで、誰かの姿は確認できたかい?」
「ああ、アーチャーさんの宝具に必要なんすよね」
直下、白刃確認判定【人間観察】-1
123:全員確認済み
456:誰か一人だけ確認済み
789:残念、確認できてない
2:全員確認済み
「このとーり全員キャプチャしてきましたよ、確認しますか?」
「…そうだね、これで狙える」
白刃が見せた箱庭陣営を確認し、アーチャーは静かに微笑む。
そして、その傍らに一人の少女が姿を現した…。
「私に任せてよね!」
【他陣営の行動描写を終了します】
黒幕の近くで身を休める。他の連中はあの中で休憩してるみたいだけど、どうもそういう気にはなれないな。
…はあ、なんとか倒せたけど。そういや、バーサーカーのスキルをちゃんと確認してなかった。しておくか。
「おーい、バーサーカー」
「■?」
「あのー」
…どれどれ?
◆戦闘続行:A+
強者との飽くなき戦いを求める魂。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
◆蛮勇:B
同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。
【戦闘続行に成功した場合+補正】
◆怪力:B(-)
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で、筋力を1ランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
『オオカミの毛皮(ウールヴヘジン)』が無効化されている場合、このスキルは適用されない。
【【オオカミの毛皮】として+補正】
◆無辜の怪物:C
狼男。人狼。ワーウルフ。ライカンスロープ。ルー・ガルー。
本人の意思とは関係なく、伝承の解釈や風評によって過去や在り方をねじ曲げられた怪 物の姿。
能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
◆狂戦士の魂:A
戦闘を愛する狂戦士としての本能。戦えば戦うほどに歓喜する魂。
戦闘ターンが長引けば長引く程、敏捷のパラメーターが少しずつ向上する。
向上した敏捷のパラメーターは戦闘終了時に元に戻る。
【6ターン経過ごとに+補正】
…強い。やっぱり最強じゃないか? このバーサーカー。
「ねえねえ」
…流石にこれならさっきみたいに三対一でも無い限り大丈夫だろう。
「ちょっと!」
「うわっと!」
突然の声に驚くと、そこには一人の小さな子が。…迷子か?
「どうしたんだ? 迷子か?」
「…うん、ちょっと」
…? それにしては違和感が。
そして、その違和感は的中することになる。
「あなたって、マスターよね?」
「!?」
そしてその少女が微笑むと。
「ごめんね、でも、言われたから!」
,..-‐  ̄ミxk``:.:.:....、
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``ー- 、 ∨:.:. l:.:.',:.:.:.:l// 《 イハ \):.:イ {ィハ /:.:.:/:.| ヾ=--
丶‐、- ___ /:.:/:. l:.:.:ヽ:.:.V .乂_ツ }/ ゝ-' /:.:.:/{:.:|
Ⅵ:ヽ /:.:/:.:.:.:l:.:.:.:.:\:.`、 、 -=彡_イ l:.:ト 、
/ lⅥ:::ヽ ./:.:/ V:.:.:l:.:ト:..ヽ:.:.: ', ,.―‐ァ / l| ヽ( ヾ.:.、
./ .l::Ⅵ:::::', /:.:/ リ乂ハ:!/ :::ヽ:.:.:', / ノ / ∥ ヽ ヽ:.i
/ ) l::::Ⅵ:::::l./:.:.l / lヽイ Ⅵk:::ヽ:.:≧s。` ‐_ ´/ ∥ Υ
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丶 ___ノ_ Ⅵ/:::/ /___./ l:i:Ⅵⅵ::::V:| ヽ./ / ヽ
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l / //////  ̄トミ/ トミ:ヽリ ヽ/
リ ./ l// / / ̄l/ Ⅵk===彡′
≧s。__ // .l/ {:i:i:i:i:\___/_
l ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i:iヽ
l \:i:i:i:i:i:i:i:i:iV\:i:i:ヽ
◆『???』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
アーチャーが大切に育てていた???に宿った精霊。
名前や姿を知っている対象を感知し、対象の元に向かって飛んでいく。
その身に莫大な雷を宿し対象に近づいた際に放出して対象を攻撃する。
攻撃後は即座にアーチャーの元に戻っていく。
???までの莫大な距離を一夜にして飛んでいくという異常な速度を持ち、
敏捷がB以下のサーヴァントは精霊を捕らえることは不可能である。
負傷判定、大成功以上で無傷、成功以下、均衡以上で負傷、失敗以下で重傷、大失敗以下で気絶
直下、一の位、鍵負傷判定、十の位、フィナコ負傷判定
↓2、一の位、樹負傷判定、十の位、ランサー負傷判定【精霊の加護】+1
↓3、一の位、ハセ負傷判定、十の位、アサシン負傷判定
↓4、一の位、バーサーカー負傷判定【オオカミの毛皮】+2
なんだろ
>>320-323
フィナコ、樹、アサシン負傷
ハセ気絶
バーサーカー、ランサー無傷
直下、鍵特殊判定
奇数で【M気質】が【被虐体質】に変化、偶数で一時的昏睡状態
奇数:【M気質】が【被虐体質】に変化
【被虐体質】
負傷の-補正を+に変更。
負傷判定に大幅な-補正。
体中を電流が流れる感覚。
焼けるようなその痛みに、俺は、俺は…。
「気持ちいい…?」
何をいっとんのだ俺はァッ!?
と、意識を取り戻すと既に少女の姿は無く。
「…そうだ! フィナコ!」
黒幕を引きはがすと、そこには俺と同様に体を一部火傷したフィナコと樹、そしてアサシン。
「無事か!?」
「ああ、無事だ、なにがあった、まさか私の魅力が雷すら呼び寄せたか?」
「バカなこと言うなよ、…ハセさん!?」
そして、隣に倒れこむハセさんの姿を。
『…命に別条はないけど、意識を完全に失ってる。たぶん明日の朝までは目を覚まさないし、覚ましてもしばらくは火傷が残りそうだね』
「…マジかよ、俺たちの火傷は?」
「見たところ、明日の朝には痛みを感じませぬでしょう」
「…結構辛いな、それは」
…そうだ、あの女の子の姿、誰か見てないのか!?
直下、バーサーカー確認判定、成功以上で捕捉【【敏】A++】+2
↓2、アサシン確認判定、成功以上で捕捉
6、7:共に捕捉
「■■■!!!」
バーサーカーがしきりに北を指す。
…これは。
「小僧、先程ノ精、あの方角ニ飛んでいきおったワ、おそらく森の方デあろうヨ」
…それはフィナコの偽物が消えた方角でもある、か。
間違いなくそこにいると考えてよさそうだな。
「なるほど、私の偽物が犯人か! 許さぬ!」
…今からそこに向かうのは危険か?
奇襲をかけるにもハセさんがこうなっている以上、アサシンがどうするかだけど。
それにさっきの子がどういった条件で来るかも分からない。
襲撃しないにしても、移動は必須だろう。
…さあ、どうする?
↓2、森林へ向かうか、ただし、アサシンは同行せず
篭っててまた撃たれたら危険だし、多少なりとも追撃して一撃入れとかないとな
ランサーと一緒に、襲撃
>>339
「襲撃だ襲撃!」
「…まあそれしかないか、傷塗れだけど、行けるな?」
『場所が分かってるのなら行くしかないね』
「承知です、樹様のおっしゃるとおりに」
ランサー陣営も飲んでくれた。…あとはアサシンだけど
「…小僧、我が主は我が守ル、故に貴様らのみデ行くがヨイ」
「…仕方がない、か」
…相手が厄介そうだから来てもらいたかったけど。仕方ないな。
「じゃあ行こう!」
【本日はここまで、次回、弓狂戦、おつかれさまでした】
≧: .圭圭圭圭圭圭≧: .
≧: .圭圭圭圭圭圭≧: .
≧: .圭圭圭圭圭圭≧: .
.≧: .. ̄ ̄ ̄ ̄ミi圭ミ、
i\  ̄ -=ニ二.__\
i>、  ̄ } 「wikiに大量投下されてるの見て思い出しましたがシプトン嬢登録してませんでしたね」
../i:i:i:i:≧、 i}
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅦ>.. i}
i:i:i:i:i:,>┬‐┬‐┬==ミ.、 i}
i:i:i:i:ii .| } i} } }}i>.. _ ノ
i:i:i:i:i>.ノ .ノ ./ ./ /Y::::::::::ト=ミ:::::::‐-=ニニニニ-=彡 「登録しておきましょう」
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>../ / / |::::::::: 乂 燧㍉:::::::::::::,ィ/-く
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}/ Yi{ .ィ㍉:::::::::: ̄::::::::f弌:`7:i:i:i八
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i从|八 Ⅵ八,,,_ ::::::::::::::::/ij }:/:i:i / \
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧ Ⅵ Ⅵ>.._::::{ }i:i:i / \
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ∧ \ \{ /_/7フー''i i / ヽ
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: \ .\ `ー==/i:i:i:i:i / } 「…あのメンバー限定閲覧ってどうやったら解除できるのか。雑談スレの過去ログ探ってみますか
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨ .>'¨ ̄`}i:i:i:i:i:i:/ i }
\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} /i∧/⌒i}i:i, -'" } }
\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}}}i:i:i∧ィ⌒i}:イ/ / \
\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}}i:i:i:i:i:i>‐‐'// / \
乙―
客ランサーのスキル、客アーチャーの宝具、箱ランサーの宝具が一応出たけど、真名看破はあるのだろうか?
客ランサーはキーワードからほぼ高順だろ、みたいな意見有るけど
編集からページの閲覧/編集権限変更をクリックですよ
とりあえずマザーシプトンは変えておきました
>>346 申し訳ない。…やってみたのですがね、管理者でのログインが必要らしく。
機械やネットに弱いとこういうことになるんですよね。
どこぞの西尾さんではないですが、ワープロ機能だけのパソコンが発売されないものか。
右上の「このウィキに参加」のところから
管理者である監督役さんにメールを送れば
編集権限を貰えるはずです
最近忙しいらしいので時間がかかるかもしれませんが
そいやUMAさん登録しないの?
>>351 …登録します? 彼女の人気はあの出落ち感に寄ってしまいそうなので少し考えていたのですが。
どうも管理者としての権限が与えられてないのですかね。
…メンバーとしての参加はできているのですが。依頼書く場所があるので困りはしないんですがね。
【たしかに意見は多かったですしね。…人はいますか、いたら少しだけ再開します】
【というわけで再開、真名判定から】
「…ここだな」
『さて、吉と出るか凶と出るか』
…そういや、色々と情報が出てきたな。
相手側のランサーは攻城戦特化のサイボーグ、アーチャーは精霊を飛ばせる。
で、こっちのランサーは、測量をする杭。
…これらのヒントから真名が分かるか?
↓3までそれぞれ真名判定、複数回答可能。当たったら思い出したときにボーナス
槍:高順
弓:菅原道真
>>360 正解
…おそらく敵のランサーは中国三国時代の英雄、呂布の部下である高順。
アーチャーは雷、そしてあの子から一瞬梅の香がした。…ということは雷神でもあり、飛梅の伝承がある菅原道真だろう。
…此方のランサーは。
「ん? どうした、おんし」
…分からん。こうもコロコロ変わるってことは何かの集合体か?
「…ついたよ、マスター」
『ああ、アレを打ち込んでおきなよ、ランサー』
「これで四つ目か」
杭を地面に打ち込んでるけど、何かそんな物は…。
「■■■ーーー!!!」
「!?」
突如響く轟音、まるで、恐竜の叫びのようなそれが、森林を揺るがせる。
「おうおう、まさかアーチャーさんの一撃喰らってその上で来るとはねえ、物好きだな、アンタ等」
その声と共に現れたのは…
「…私?」
「フィナコ?」
,,,-、 - ――‐――――-
,,-‐' ,,,-゙ / `丶、
,,,-''ヽ',,,-‐''´ ,,,- 、 / / / '" ̄ `ー‥‐- 、 \
,,,-、,,,,-‐'´,,,-''ヾゝ ,,,-‐''´,,-‐゙ / / / :/ / \
,,,,->-'''´ ゝ ,,,-''´,,-'''´ ,,,-,,-'''二,,,-''´ /:/ :/ / / -―‐ 丶
,,-'二 ,,-‐'',,-、,,,//- '''_ _,,-‐'',,,,-<´ |│ / / / / ヽ
__,,,,,/,,,゙-''´/ < ,,,,ゝ-'-'''´ ヽ,,,,-'''',,,-'''゙ ! | | / / :/ -―…― ',
,- 、 / </゙゙ニ/iニ-、 ,,,、 .j,,,- ''´ ヽl │./! / / / / l
,、,,,-'''_´ ´ ヽ/ ヽ/ / i ,,,/-' ,,,-‐、,,,,-‐、___ __ lハ /レ-jヽ/ / / / / |
../''´──i .j j ,-、,,,/ /< ヽ//>- 、 .i'''iヽ、 \ ゝi,,,,i__ ゙フニi,,,ニニ─- 、 │Ⅳ沂心/j / / _ -‐ '´ / / / │
''゙ ヽ二ゝ'''--ヽ__,,,-‐''´ i//二二'''‐- 、 `-<゙゙゙ヽ-ゝ-∠/´ ,-'''´/,-,,,,, i-、-,,__、ヽヽ__ l リ 弋外.八/∠斗<二ニ -≠´ ̄ /" / |
-‐‐''''´二二ゝ< ヽ/j,,//,,-ヽ、,</フフ、\ \\ ニニニ/ / ,-、////iヽ-、`-、ゝ \‐- 、 |lV ¨/ _ ‐-\<.______ イ/ / .|
'''' ̄二,-i,,,,,-‐'──フフヾヾ、__/Zi ヽ \〈/-、 ヽ ヽi ヽ─j フ ̄ __j .`ヽ、''´/-'∠ゝ-、-\ \-,゙゙゙゙‐-│l r' ー气f心、 ヾ / / / :| |
/ /ヽ ヽj i / フ / \ヽゞ-´,,,-''i i ゝ \i_iヽ-‐‐ヽ''´ >-、 .ヽ ヾj,,-, ''´∠> // ̄''ヽ-l八 ヽ込孑㌻ / / / | |
/ヽ-,/ ヽ /フ /`ヽ<、 ./ // ,,,-ニ''´ヽ ヽ / ヽ/ ヽ,j ヽ'フ,,, .゙'''´ | l∧ ヽ `¨´ / / / l :|
ヽ' /ニ゙゙-,,/ミ/ / `ヽ く /,,,-‐/ニヽヽ<>、/ /iヽ j\ \__ ヽ │|小 `ー / / ./ l |
. i/ >ヽ / /- 、 /、_,,,,,/ `'''''-// .ヽ /_j `‐‐,-<、 ´─'''´ |│ ∧ _./ / / l / |
.゙‐-/ // //゙゙゙'''-`、‐-,,,, /  ̄''''''─,,,_ ゝ,,i-'' イ\_/ ,,,,, - 、\ lン==^ー― x― ‐ // // l ,' :|
く_ /ミミ//`'''''-、,,,_`'''ゝ/ / /´'''ヽ i i  ̄ j / 〈 〉  ̄ヽ-、ヽj /(_______j___/ / / l / |
/ミ /'''/_ `''-/ /_ヽ,,,,,,ノ //i /j /─‐ゝ /'''''ヽ、 j `ト、________/ / / :l / :|
/'/ミ/ / `'''‐- 、,,, / /  ̄ヽ ヽ/ '─'''i / 〈 ヽ、 ヽ .i |∧ { |`ヽ / / / :l / │
/ ̄7 ./- 、__ 7 ミii''´''''- 、 \ \\,,,, ´,,,,,,  ̄ /./ | ヽ___{_|o/ / // l / |
. / ̄/ / `''''-//ミ/ / フ ヽヽ/ /'''i i ´ | l { / / _., -=‐/ l/ :|
【バーサーカーのステータスを一部開示します】
≪クラス≫:バーサーカー
【真名】:???
【属性】:混沌・狂
【筋】:C
【耐】:A
【敏】:A
【魔】:C
【幸運】:A+
【宝具】:C
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¨ア《llllllllllz_ ゙゙゙ア《llllllly,n_
゙ア;;《lllllly,_ .゙リlllllllllllllz,_
゙^巛lllililly,_ .;llllllllllllllllllllzyilzzy
=lllllilll、 .;lllllllllllllll;hyフリllllllllllllllllllllllllllliy
.゙゙ア《lllzu,_ .゙^ミ《llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllililllz,_
ミllllllllllllizy、_,,,,yylllzz,,__ .¨ア《lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllr
i;lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|lllllllllllllllllly,゙^゙゙|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllr
《lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllzl;|¨゙゙フ《llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll.
《lllll|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll;|″ .;lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|
ア゙ ゙¨アミllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllz, ゙リllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll「
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【特徴】:反英霊・???
【クラススキル】
◆狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
「…ん? ああ、今のオレのオリジナルの姐さんか、体借りてるよー」
「…な、何で」
…口調こそ違うがどこをどう見てもフィナコのそれだ。
「ああ、これ? オレの能力、面白いっしょ?」
【転生写(シャッターフォルム)】
高レベルの生命体解析能力及び変身能力。
その眼で捉えた対象の情報を一瞬で解析・保存し、肉体を模倣・再現する事が可能。
技術・経験の模倣は変身中なら問題なく行えるが、魔術や異能といった特殊な能力のコピーはできない。
記憶の読み取りや知識の引き出しはほぼ際限なく可能。
≪目撃した人間の姿に変化でき、その体で行える物理的スキルをすべて模倣できる≫
≪その人間に好感情を持っている人間との戦闘で+補正≫
≪サーヴァントには使用不可≫
…他人の情報を自分に移し替える魔術、か。
「どう? オレ本当は男だぜ? 完璧だろ」
『…僕も男だよ』
「マジ? 気が合うねえ、で? 一つ勝負、しとく?」
「無論だ!」
「ひゃはは、いいねえ、そういうの嫌いじゃないッスよ、お姉さん!」
…兎にも角にも相手は敵だ、戦うしかない、か。
…それにしても相手はフィナコと同じか。厄介だな。…主に俺の心情的に。
↓2、鍵も戦闘に参加しますか?【フィナコは確定参加します】
する
>>366 参加
…ええい、偽物は偽物だ! それに。
「…クッ、しかし火傷が痛むな」
…あの阿呆につけた分の傷は返させてもらわないとな!
直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほど客バーサーカー有利、9ほど箱バーサーカー有利
【人数差】+1【オオカミの毛皮】+1
【陣地】-1
↓2、マスター戦戦況判定、1ほど石蕗有利、9ほど鍵有利
【人数差】+1【勇者の資格】+2【被虐体質】+1
【転生写】-1【負傷】-1
7:箱バーサーカー有利
6:鍵やや有利
【2ターン目】
直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほど客バーサーカー有利、9ほど箱バーサーカー有利
【人数差】+1【オオカミの毛皮】+1 【有利】+1
【陣地】-1
↓2、マスター戦戦況判定、1ほど石蕗有利、9ほど鍵有利
【人数差】+1【勇者の資格】+2【被虐体質】+1
【転生写】-1【負傷】-1
9:クリティカル
9:クリティカル
直下、石蕗撤退判定、成功で一画消費し撤退、失敗で二画消費し撤退【ダブルクリティカル】-2
1:令呪二画消費し撤退
【今回はここまで、続きは夕方か夜に】
狙撃とか戦闘に含まれるの?
客アーチャーのやったような使い魔等での攻撃は戦闘?
>>381 一方的ですからそれは無し。直接顔を合わせての対戦を戦闘として扱います。
【再開】
客バーサーカーが咆哮し、その体で箱バーサーカーを抑え込もうとのしかかる。
箱バーサーカーはそれに応え、怪物じみた力でそれを投げ飛ばした。
一進一退の攻防、対峙する怪物は同時に雄叫びを上げる。
「■■■ーーー!!!」
「■■■!!!」
「…魔獣大戦であるな、我のいる意味は無いような気がするな」
鍵とフィナコ、二人が繰り出す拳をひょいひょいとよけながら白刃は笑う。
「お姉さん、美人だねえ、どう? オレのモンにならねえ?」
「お断りだ!」
「絶対やらねえ!」
その一言が、鍵の動きに拍車をかけた。
客バーサーカーの軋むような咆哮にランサーは首をかしげる。
「■■■…!!!」
「…もしやとは思うが、…そういうことか、なら縫い留めておこう、キミには個人的な恨みがある」
「■■■!!!」
そして何かに気が付くと杭を用い、箱バーサーカーに的確な援護を。
四本の足を縫い留められた客バーサーカーに箱バーサーカーの腕が突き刺さる。
加速した鍵の魔術と拳に徐々に余裕を奪われた白刃が叫ぶ。
「ちょ、ちょっと? 話が違いますよ、アーチャーさん!? ダメージ受けてるから余裕だって聞いたんですけど!?」
「ふん、この程度の傷痛くもなんともないわ!」
「無茶すんなよ! フィナコ!」
フィナコを気遣うように、そしてそれよりもよく分からない怒りに任せ、鍵は拳を振るっていく。
箱バーサーカーの拳に突き飛ばされた客バーサーカー。
ようやく顔を上げると、そこには新たな杭が。
そしてそれが先程の傷に突き刺さり、抉る。
「■■■!?」
「決めうってください! バーサーカーさん!」
「■■■!!!」
体を縫い留められ、苦悶の呻きを上げる客バーサーカーに箱バーサーカーの渾身の一撃が。
「■■■ーーー!?」
突き通された。
その光景に一瞬気を取られた白刃。
その隙を、決して鍵は見逃さない。
「ちょ、ちょちょちょ、ちょい待ち、バーサーカーさん!? オレを置いて先に行くの!?」
「お前もその後を追わせてやるよ」
「待て鍵、…どうも殴りにくそうだな」
振りかぶった拳をフィナコが止める。
「…まあ、な」
「よいよい、すばらしき従属精神だ。それに免じて」
「は?」
満面の笑顔を浮かべ。
「私の鉄拳で潰す!」
「ゲエェェェッ!?」
顔面にその拳を突き刺した。
鼻血を吹きだしながらそのまま吹き飛ばされる白刃、そしてボロボロになりながら叫ぶ。
「ば、バーサーカーさん、令呪で命ずる! 『撤退しましょう!』」
その声と共に満身創痍の客バーサーカーと共に白刃はその姿を消した。
【バーサーカー撤退、残り刺客陣営一騎】
「…お前がやりたかっただけだろ」
「んん? ふふふ、おい、鍵よ、何故お前は拳が鈍っていたのだ? おう?」
「…えーっとだな」
「おう? 言ってみろ? おう?」
「…何、ちょっとビビっただけだ」
にやにやと笑うフィナコを押しやりながら、鍵は森の奥を見る。
ざわざわと蠢くような森がその口を開けて待っている。
「…あとはアーチャーか」
『連戦になるけど、行くかい?』
「…どうしたものかね」
↓2、行くか行かないか
行く
>>385 行く
「行くぞ! どうせあと一人なのだろう?」
「いや、まあ、そうだが…」
『まあ、いいんじゃないか? どうせ相手は一騎だ』
…それもそうか、じゃあ行くとしよう。
「…あー、白刃くん負けたようですね」
「まあ、仕方がないでしょう、本人も納得していましたし」
壮年の男に、和装の男、…和装の男の方がアーチャーか。
【アーチャーのステータスを一部公開します】
≪クラス≫:アーチャー
【真名】:菅原道真
【属性】:秩序・中庸
【筋】:D
【耐】:E
【敏】:C
【魔】:A
【幸運】:D
【宝具】:A+
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「…圧倒的に不利ですね」
「ええ、なので、お願いしますよ、アーチャー」
「しかと」
そう言うと毛がぶわっと上がるような…、なるほど、雷の魔力放出か!
◆魔力放出(雷):B
武器に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって威力を向上させる。
雷そのものを纏った武器は攻撃力を非常に向上される。
「…今回は撤退も考えておきましょう」
「…ですね」
…来る!
直下、戦況判定、1ほど客バーサーカー有利、9ほど箱バーサーカー有利
【人数差】+1【オオカミの毛皮】+1 【ステ差】+1
【陣地】-1 【連戦】-1【魔力放出】-1
3:アーチャー有利
【2ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー有利、9ほど箱バーサーカー有利
【人数差】+1【オオカミの毛皮】+1 【ステ差】+1
【陣地】-1 【連戦】-1【魔力放出】-1【有利】-1
99:自軍に不利な特殊イベント
直下、奇数でアーチャー宝具開帳、偶数でランサー撤退
00:さらに特殊
直下
123:アーチャー宝具開帳+ランサー撤退
456:ルーラーが今頃黒ミサのこと責めに来た
789:箱庭聖杯のバグにより…?
1:アーチャー宝具開帳、ランサー撤退
◆【菅原天満天神(ひらいてんじん)】
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~500 最大捕捉:1000人
日本三大怨霊、火雷天神である北野天満大神とし ての力。
自分自身を雷雲と化し、雷雲下に存在する者に雷の矢を降り注がせる。
雷雲となったアーチャーを倒すには、対軍規模以上の対空攻撃手段が必要である。
【宝具効果におけるプラス補正が対軍宝具かつ、上空攻撃可能な物でしか加えられない】
【陣地効果を無効化する】
直下、ランサー撤退判定、成功以上で一画消費し撤退、失敗で二画消費し撤退
6:一画消費で撤退
【2ターン目】
直下、戦況再判定、1ほどアーチャー有利、9ほど箱バーサーカー有利
【ステ差】+1
【連戦】-1【魔力放出】-1【有利】-1【菅原天満天神】-1
1:ファンブル
直下、戦闘続行判定、失敗以上で戦闘続行
6:戦闘続行
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー有利、9ほど箱バーサーカー有利
【ステ差】+1【蛮勇】+1
【連戦】-1【魔力放出】-1【有利】-1【菅原天満天神】-1
5:均衡
【4ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー有利、9ほど箱バーサーカー有利
【ステ差】+1【蛮勇】+1
【連戦】-1【魔力放出】-1【菅原天満天神】-1
【00:特殊判定】
直下
123:【神木・飛梅(とびうめ)】直撃
456:マスター同士でガチンコ判定
789:アサシンのみ援護に
【0:さらに特殊】
直下
123:【神木・飛梅】によりバーサーカー気絶
456:聖杯のバグ…? 場面転換
789:アサシン来襲、【神嘲笑う災断の業火】 発動
1:バーサーカー気絶、貴女撤退判定
直下、成功以上で令呪一画消費し撤退、下で二画消費し撤退
3:令呪二画消費し撤退【残り令呪二画】
直下、その後のアサシン思考判定、成功以上で令呪無し撤退、下でそのままアーチャーとの戦いへ【マスター気絶】+1
7:アサシン撤退【第二クール、刺客側の勝利です】
【一旦中断、続きは遅くに】
【十六騎目も特殊二回以上で出現します。判定の聖杯のバグがそれにあたるのです】
【…ただし、出てしまうとエンディング付近がハードモードになる可能性があるので出さない方がよいかと】
【最終的には運ですが】
【人気投票できるくらいには続けたい、今はコルベス様が輝く絵しか見えない。再開】
雷をまとうアーチャーを相手にバーサーカーが食らいつく。
「■■■ーーー!!!」
「…やれやれ、私が狼退治とは」
「オイラも忘れてくれるなよ?」
ランサーも杭を放つが、アーチャーの放つ弓にその全てが落された。
辛うじて懐に潜り込んだバーサーカーもその電圧にあえなく弾き飛ばされる。
「戦いは好まないのだよ…引いてはくれまいか?」
「できるか!」
「…はあ、なら、少し力を見せよう。マスター、いいね?」
「…仕方がないでしょうな、ここで消耗させることも必要だ」
その指示にアーチャーは何かを唱えだした。
それが進むと共に、アーチャーの体が徐々に変化する。
まるで、溶けるように、細かく、黒く、そしてそれは雲となる。
「ならば、…一栄一落是春秋、いずれは終わるものよ、ならば、ここで消え失せろ、【菅原天満天神】」
…アーチャーの真名は菅原道真、雷神となった男。
つまり宝具は、雷。
その思考回路に辿り着いた時にはすでに遅く。
古来より神の槍とも形容される一撃が、ランサーを貫いた。
『なっ!?』
「…すみません、樹、ボクは、ここまでの」
『そんなこと認められるか! 引くよ! 令呪を用いて命ず! 【撤退だ! ランサー】…ごめん、後は頼んだ!』
【ランサー撤退、残り箱庭陣営、二騎】
ランサーの姿が掻き消え、小石ほどもある雨粒が痛いくらいに打ち付けてきた。
一寸先も見えないような豪雨の中、辛うじて隣に立つフィナコの体温と息遣いだけが聞こえてくる。
「…おいおい、雷相手にどうやって対抗しろってんだ!」
「…たとえ雷が相手でも行くしかあるまい、行け! 錠!」
「■■ーーー!!!」
バーサーカーの咆哮が遠く響く。
そして、アーチャーの声が、天井全てから、まさしく雷の様に鳴り響いた。
『…やんぬるかな、哀れなるかな、我が神明の下に打ち砕かれよ!』
閃光、一瞬照らし出される視界に遅れて轟音が鳴り響く。
その槍は、果敢に攻め入るバーサーカーを貫いた。
「■■■!!??」
「バーサーカー!」
全身に火傷を負い、地面に倒れ伏すも、何とかバーサーカーは膝を立てる。
「…■!」
『…まだ耐えるか』
だが、天井の声は無慈悲に神罰を落とすのだ。
『これで終わりだ、『東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな』、向かえ、【神木・飛梅】』
「任せてよね!」
その声と共に先程の少女が現れ、バーサーカーに纏わりつくと、放電する。
黒い煙を上げ、流石の狂戦士ももはや動けず、小刻みに体を震わせ雨にぬかるむ地面に倒れこんだ。
「■…」
「錠! 錠!」
『…終わりだね、これ以上は無駄な戦だ』
滝の中にいるような水音の中、バーサーカーを呼ぶフィナコの声だけが響く。
「…引くぞ、フィナコ」
「ぐぬぬ…次は必ず息の根を止めてやる!」
「物騒なこと言うな、…【撤退だ、バーサーカー】」
【バーサーカー撤退、第二クール勝者、七人の刺客】
紅い魔力がバーサーカーと俺たちを包み、上空の箱庭へと届ける。
…濡れそぼったフィナコの体が少し震えていた。
箱庭には、既にアサシンの姿が。
…そうか、このクール、俺たちの負けか。
「…そうか」
「ふん、あの状況でハ主を護ることガ重要であった為、ナ」
「仕方がないさ」
…そうだ、仕方がない、まだ勝てる望みが消えたわけじゃないんだ。何より。
「…何を落ち込んでいるかあ! 負けたわけではない! そうだろう!」
「ああ、そうだ」
隣のコイツが諦めてないんだ、俺たちが諦めるわけにはいかないだろう。
直下、勝利報酬判定
123:令呪一画
456:魔力結晶
789:索敵、戦闘用使い魔各一種ずつ
【今回は0安価下で、このレスは判定に含みません】
7:使い魔セットがウィリアムに贈呈されました
【…あ、魔力結晶使い忘れてた、申し訳ない、だが特殊には使えないので結果はほとんど同じだった気がしないでもない】
【しかし忘れ物は忘れ物、どこかでケジメボーナス入れときます】
↓4までコミュしたい相手を、フィナコ、鍵のどちらでコミュを取るかも併記。重複は下にスライド
【現在、箱庭陣営以外はミカン、ニーナ、監督役とコミュが可能です。もちろん、貴女、貴方どちらかをコミュ相手に選ぶことも可能です】
刺客側とコミュするメリットって何だろね
フィナコで兄貴とコミュ
対ライダーの件どうなった?
>>442 まあ大体は良好な関係作成です。目と目が合う瞬間殺し合いになるか、話し合いができるかのところですね。
あと、運が良ければポロっと相手の情報を教えてくれたり、ハードモード突入の場合、協力出来たりですか。
>>442-445
…まったく、面倒な敵だ。
父上もすっかり狼狽していたな。アレはアレで面白かったが…
そうだ、そういえば兄に何か頼んでいた気がする。
それを取りに行こうではないか。
兄の部屋の前に立つ。…鍵は開いている。
息を大きく吸い込む。
「ちぇすとぉぉぉっ!!!」
「鍵空いてたよなあ!!!???」
知ったことか! 私は今猛烈にイライラしているのだ!
「シュトックハウゼン兄貴! ほら、頼んでおいたアレ! アレを出せ!」
「俺はシュトルムだ!」
直下、礼装作成状況【苦手】-1
123:できたけどお前にはやらねえ
456:できたよ
789:全員分できたよ
2:意地悪な兄貴
「出来たけどお前なんかにゃやらねえ」
「死ね」
「あまりにもドストレート過ぎる罵倒! ちょっとオレ感動したよ!?」
…チッ、死ねばいいのに、この兄貴は。
できることならみんなの前でノコギリ使って切腹してその腸で首を吊ればいいのに。
…仕方あるまい、どうせこの盆暗兄貴のことだ、渡したのは父上だろう、正直あのヘタレに会いに行くのも萎えるのだがそこは諦めよう。
…さて、折角アドレス貰ってることだし、どこか敵陣営にでも繋げてみるか。
直下、奇数でミカン、偶数でニーナ
6:ニーナ
…とりあえずはアサシンのマスターか。
アドレスを部屋の端末につなげてみる。すると、しばらくの沈黙と共に、画面に顔が現れた。
「…何のご用でしょう?」
…こっちかあ。
「いや、何でそっちになってるの?」
「貴方にアドレスを渡したのはこの状態でしたから。で、何でしょう? お喋りでもしようと?」
「あー、まあ」
↓2まで何か聞きたいこと
聖杯への願いとか
>>453-454
…まあ、特に用は無いんだけど
「そうだな、えーっと」
「ニーナです、ニーナ=ザッバーフ」
「ニーナ、お前の聖杯への望みは?」
無表情で此方をじっと見つめるニーナ。
…気まずいんだけど、それにじっと見られるという行為にロクな思い出がないから、正直キツイ。
「そうですね、家の復興です」
「家?」
「はい、私の家は名からも予想されるかと思いますが、山の翁に連なる末端、故に、家名を残すことは必要なのです」
「はあ、大変だな」
「もっとも、私は落ちこぼれなのでほとんど興味を持たれていないようですが、おめおめ帰ったら殺されてしまうので仕方なく」
…大変だな、何か似た匂いを感じる。
「…貴方の望みは?」
「俺? …まあ、願いは無いよ」
「…あの女性が求めているのですか?」
「ああ、で、俺はアイツの暴走を止める役、アイツ世界の覇者になるとか言い出したからな」
暫くの沈黙。…? 何か悪いこと言ったか?
「お幸せに、リア充爆発しろ」
「…!? ちょっと待て、そういった関係じゃないからな!?」
「…」
…何か妙なことになったな。まあいいや。
「そういや、そっちの陣営で特別に結託してそうな人間っているか?」
「結託、ですか」
「ああ、まあ情報交換ってところだよ、俺のところはスウェンさんと…って言っても分からないか、セイバー、アーチャー、キャスターのマスターが最終的な方針を一致させてるみたいだけど」
俺の言葉にニーナは少し首を傾げ答える。
「そうですね、まず私を含め女性陣は仲がいいです。それと、アルトアイゼンさん、モングレルさんのお二人は仲良くやっているようですね」
「…というとライダーとメイドのマスターか」
「はい、それと、セイバーのマスター、ファーティマさんは監督役の娘さん、ウィリアムさんは監督役と仲が良いようです」
「娘!? 大丈夫なのかそれ!」
「…ええ、一時期監視を受けていましたが不審な点は無い、と」
…そうか、監督役の、ねえ。あとで聞いてみてもいいかな。
…そういや、ザッバーフって、もしかしてアサシンの真名は。
直下、アサシン真名判定
ハサン・サッバーハ
>>456 正解
「…なあ、まさかお前のサーヴァントってハサン・サッバーハだったり」
「します」
「…」
「正確には三代目ですが」
…あの筋肉達磨がハサン、ねえ。
「世界は広いですね」
「そうだな」
「…では、通信はここまでで」
「? 何か用事があるのか?」
そう言うと、ニーナの顔がわずかに崩れる。
「いえ、徐々に、薬の効果が、失われちゃって…」
「ほう」
「素が出てきちゃうんで、それじゃあ、失礼します!」
プツン、とモニターが切れる。
…中々面倒な人間のようだ。
【新たな人間関係が構築されました】
ニーナ→鍵【有効『お幸せに…』】
…そういやこれ、監督役にもつながるんだよな、試してみるか。
先程と同じ手順を使い、しばらく待つと。
「はい、こちら監督役、ゲーニス・ローレンです。何か御用ですか?」
監督役の顔が映し出された。…えーっと
↓2まで、何か聞きたい事
ええと、ご職業はどういった事を。最近はどんなことをなさっていたとか。
あとルーラーとはどんな感じ?どういう性格とか判ります?
>>460-461
…えっと、とりあえず娘の事を尋ねてみたいけど。
「いえ、特には無いんですが…」
「世間話、ということですか、構いませんよ、皆さんの無聊を慰めるも仕事の一つです」
…結構気さくでいい人じゃないか。
「そ、そうですか、えっと、じゃあ、お仕事は何を?」
「ええ、今は引退していますが昔は代行者を務めていましたよ」
「代行者!?」
「はい、ですからその時の実績を買われ、今この場にいるようなものです」
…でも、ということは必然的にこっちの敵なんじゃ。
「今、私を敵ではないか、と疑いましたね?」
「え!? い、いやあ」
「はは、構いませんよ。…私は争うことが嫌いでしてね、ですから今回に関しては完全な中立を貫きますよ」
「はあ…」
…信じていいのか?
「じゃ、じゃあ、もし聖杯を貴方が手に入れた場合は」
「それは無いでしょう。あるとしても、貴方方が全滅した時くらいのものです」
「でも」
「…そうですね、哀しみを生む、争いを無くす、そういったところでしょうか」
…ありがちな願いだけど、表情から嘘は感じないな。…今は信じておくか。
「…成程、そういえば、ルーラーのステータスなんかは見せてくれるんですか?」
「ええ、大丈夫ですよ」
【ルーラーのステータスを一部開示します】
≪クラス≫:ルーラー
【真名】:???
【属性】:秩序・善
【筋】:E
【耐】:B
【敏】:E
【魔】:E
【幸運】:C
【宝具】:EX
ノ. : : ヾ : : : i {: |!: : : j/. : : .
/. :ー=ミメミメVハハiN:i|l才^ヾ: :.ヽ
_/. :-=イ ∨:{
{:-=彡 ∨ハ
j:イ: ; :{ _,.. -ー- ...,,__ ': {
〈: :/. 才 _,.. -‐- 、__ }:ハ
. V: イ 7 ____ヽ|i!_ ー- Vリ
,:V{rv{ .ィくモリ 》 : !{弌モぇァ {ハ
,: :} 从 、 イ/: ヾ ノ ':ヘ
. ′:ゝ.., . : : . i:、ー- .ハ ∧
. /. : : : :.ハ ィL ( .リハ 7. : ∧
イ, : : : : : ∧ x≧=えメ ,゙ : : : ∧
/. : : : : : : :ヘ ィオ斗=ー-ミハ; ,゙. i: |i : :∧
/. ;|: : :.:i|: : i: :彡ィ /, 才/7ハハfメヾ八ゞ!:.|i: :|: : ハ
ノ .イ :l: : : : i|: :i:!: i气イ/ 7/:/. :i : {:ハ乂 从|: !: :.!: : :从
八: : : :.|: 从:乂 ー弌:从八: り从イ : 从 : 八: :(. \ー- ..,_
イニ7 ./ 八: :{: : : : : :ヾ 7/ 7 /. / . :7 ))( イ( .7ニ\ニ
【特徴】英霊・聖人
【クラススキル】
◆対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではルーラーに傷をつけられない。
◆霊体感知:B
聖杯戦争に参加している全てのサーヴァントの現在位置を確認できる。
この感知範囲は半径10キロメートルに及び、気配遮断すら完全に無効化する。
◆真名看破:B
直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。
◆神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全てのサーヴァントに対し、2回までの令呪を行使できる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
聖人か、調停者にはふさわしいな。
「さて、もうお話は十分でしょうか」
…カマをかけてみるか。
「…娘さんとは仲がいいんですか?」
「おや、ご存知でしたか、…実は幼い時分にアレの母が死に、修道院に預けましてね」
動揺は無い、か。
「それだというのに私を慕ってくれる。今回の聖杯戦争も私の思いを継ぐと言ってくれましてね」
「…」
「無論、だからといって贔屓はしませんよ。…さて、それではもう夜も深い、ゆっくり休まれるといいかと」
「…ええ、そうですね、お休みなさい」
「お休みなさい、良き眠りであらんことを」
…疑うにも証拠は無い、か。なら信じていた方が楽だな。
そう考えながら、俺は床に倒れこみ、毛布を纏う。…悪い、フィナコ、先に寝るぞ。
…さて。
「父上!」
「な、何だいフィナコ!?」
「兄から貰ったという例のアレをよこせ!」
直下、スウェン思考判定、成功以上でくれる【【心】1】+1【親としての愛情】+1
3:こんなところで発動しやがる当主としての矜持
「…いや、これは私が持っておく。必要になれば渡すから」
「アァ?」
「ひっ! だ、駄目! いくらフィナコでも、そんな横暴は、ひいっ! 流石に」
とりあえず手当たり次第物を投げてみたが頑として譲らなかった。
強情な父上め、先程の兄貴の死体のそばで腐り死ねばいいのに。
…まあ、その勇気に敬意を表して今回は許してやろう。
さて、寝るか。
「…」
「…寝てるのか」
蹴起こしてやりたくもなったが、なにぶん疲れている。…今日は眠ることにしよう。
…朝が来た。この箱庭には壁が無いため分かりづらい。
まったく、窓の一つも作れんとは何が結界魔術だ。
頬を膨らませ、作戦会議に向かう。
もうすでに人数は発表されているようだな。…何々?
直下コンマで第三クールの参加人数決定。
6以上は-5で計算、0は10。3、8が出た場合安価下
1VS1
「一対一、か」
…この場合どうなるんだ?
「一対一の時は特別にコロシアムのような場所で一騎打ちだと」
「おう、…なるほどな、ならばバーサーカーの」
「いや、そう簡単にはいかんだろ」
…となると、相性がいいのは火力で押し切れるタイプ、か。
「…どうしたものかね、おそらく候補としてはセイバー、アサシン、バーサーカーといったところか?」
「そのうち令呪が潤沢なのはセイバー、アサシン」
「このどちらか、か」
バーサーカー一択だろう。
「とか考えてそうだから言っとくが、そこで消滅したら目も当てられないからな?」
「…相手は、おそらくセイバーだろうな」
『となると、…どっちがいいんだろうね』
…話がまとまりかけているが。何か言うべきことはあるか?
00:45まで何か言っておきたいこと、聞きたいことがあれば
行く奴に令呪配当しとけばよくね
>>479-480
「…行く人間に令呪の配当など行ってはどうだ?」
「…フィナコ、それはお前が行く前提か?」
「ああ」
…? 何を渋い顔している? と、耳元に口を当ててきた。
「…これが終わった後は各自の戦闘だ、結託してるお前の家族以外、令呪をなるべく使いたくないって考えるのが当たり前だろ」
「…そうか、そうだな」
まったく、イケズな奴らめ!
「では、サーヴァントで名乗りを上げている者は? ついでに錠は吠えている」
「錠? …バーサーカーか。まあ、セイバーは行きたがっているな」
「アサシンはどうでもいいみたいだ」
「キャスターはそもそも…」
『ランサーも能力的に不利だって』
「ライダーも同じく」
…ふむ、なるほどな。
「…じゃあ、決めよう、今回は」
00:55から多数決、先に三票、一人一陣営
刺客陣営サーヴァントは決定レスのコンマで決定
1234567:セイバー
890:バーサーカー
剣
>>485-487 セイバーVSセイバー
【では本日はここまで、お疲れ様でした】
【人がいればセイバー戦の処理だけ行おうと思いますが、いますか?】
「…私が行こう、最優のセイバーなら大丈夫だろう」
「そんなこと言って一番最初に撤退したのは誰だったかな」
「ウグ」
…はあ、大丈夫か?
監督役に連絡を入れると父上は消える。…せめて一矢報いてくれよ?
【第三クール:どこかの決闘場】
決闘場に立つスウェン、その隣にセイバーも立ち、相手を待ち受ける。
「おう、マスター。大丈夫かい?」
「だ、だ、だ、大丈夫でふ!」
「…本当に大丈夫かね」
そんなやり取りをするうちに、相手側も現れる。
現れたのは、大方の予想通り、鎧に身を包んだ青年、セイバー。
「おや、やはりそちらもセイバーできましたか」
「私よ、もう傷は癒えたかい?」
箱セイバーは向けられた言葉に牙を向け答える。
「おうよ、お前も覚悟決まったか? 次は俺が決める番だ」
「…残念だが、君が私に届くとは思えないね」
「…ああ、そうかよ、行くぞ! マスター! 切り潰す!」
「セイバー! 勝ってくれ!」
「セイバー! 勝利を!」
直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利
【勇猛】+1
【怪力】-1
7:箱セイバー有利
【2ターン目】
直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利
【勇猛】+1 【有利】+1
【怪力】-1
5:均衡
【3ターン目】
直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利
【勇猛】+1
【怪力】-1
9:クリティカル
直下、客セイバー撤退判定、成功以上で一画消費で撤退、失敗で二画消費し撤退【脱出】+2
◆ 脱出A
度重なる危機から脱出したという逸話に由来する。
逃走及び脱出時にプラス補正。
9:令呪一画で撤退
【というわけで一旦ここまで】
【描写だけ】
互いの剣がぶつかり合う。
炸裂する金属音は閧の叫び。猛る絶叫。
躱す視線は熱を孕み、許容し、否定し、混ざり合う。
一瞬の混合。熱を孕んだ体が下がり、次撃を放つ心は氷のごとく冷え。
「借りは返すに決まってんだろうがァ!!!」
「…! 早い!」
一戦目に見せた余裕は互いに見せず、しかし猛る魂は僅かに箱セイバーの方が上で。
冷静と智謀を武器とする客セイバーには、僅かにその熱が足りなかった。
ただ、それだけの事。
それだけの事が、二回目の交錯に明暗を分けた。
「グ…、ハアァッ!!!」
「やるじゃねえか、俺、腑抜けちまったかと思ってたぜ?」
「誰、が…!」
折れない意志と冷えた心で客セイバーはその一撃を受け止める。
戦場は拮抗したかに見えた。
だが。
「戦場を統べるは頭脳にあらず、英知にあらず、策謀にあらず、技術にあらず」
「何を…!?」
そう、戦場で最後に勝負を決めるのは
「ただ」
ただ
「その身を死地に曝す、崩壊した狂気のみだァァァァァァッ!!!!」
目を爛々と輝かせ、箱セイバーは己の力あらん限りを叩きこむ。
その力は運命の剣(グラム)を使わずとも、この星ごと叩き切るかのごとき重圧。
「テメエの願いなんざ、俺はとうに捨てた! 俺の願うはただ一つ、この死臭あふれる戦場で、もう一度の夢を見てえ!」
「その身を狂気に落としたか、私よ!」
「ハハハ、嘘言っちゃいけねえよ? テメエだって持ってるはずだ、この戦場に対する陶酔を! 狂気を!」
その重圧が、ついに客セイバーを縫い留めた。
「だから次は全部曝け出して死合おうや、俺よお」
「令呪に命ず、【撤退です、セイバー!】」
「…これで一勝一敗だ、私に切られるまで、生き抜いておけ! 歪な鏡面よ!」
紅い魔力の渦と共に、客セイバーはその姿を消す。
重圧に耐えかね、血を吹きだす腕を見、振り払うと箱セイバーはマスターに向け、白い歯を見せた。
「よう、俺達の勝ちだ」
「あ、ああ、そ、そう、だね」
【客セイバー撤退:第三クール勝者、ミニスケープ】
【西海】
直下、勝利報酬判定、0は安価下
123:令呪一画
456:魔力結晶
789:索敵、戦闘用使い魔各一種ずつ
3:令呪一画【…補正逆でしたね、とりあえず前回のケジメを今回のケジメ処理に使います】
スウェンさんが箱庭に戻ってくる。
「か、勝ってきたよおお…」
「流石、私の旦那様ですわ」
「よくやったな、兄さん」
「流石父上ってとこか」
そうやって取り囲まれるスウェンさんを遠巻きに眺めるフィナコ。
…はあ、まったく。
「…フィナコ、お前は?」
「…ふん、セイバーのおかげだろうに」
「はあ、まあ、お前が言うならいいけど。 お疲れ様です、スウェンさん」
「あ、ありがとう。…そういえば勝利報酬は、…令呪一画か」
水晶のようなものに刻まれた令呪がテーブルの上には。
スウェンさんがそれを見て眉を寄せた。
「誰に与えるべきだろうか、ね…」
直下、スウェンの判断【アサシン真名ボーナス】+1
123:セイバー
456:ランサー
789:バーサーカー
6:ランサー
「…そうだな、今回は秋田君、君に渡しておこう」
『? 僕ですか。…まあ、受け取れるものなら有難くいただきますよ』
【ランサー陣営の令呪数が三画になりました】
…まあ、順当だよな。フィナコに与えるのは俺だってためらう。
だが、隣のコイツはそんなこと了承しないだろう。と、フィナコが今にも口を挟もうとしたその瞬間。
『皆さま、お揃いでしょうか』
水晶に監督役の顔が映る。
『今回は一対一であったため、即座に次の戦争に移ります。次クールの対戦人数は…』
直下コンマで第三クールの参加人数決定。
6以上は-5で計算、0は10。1、6が出た場合安価下
0:5VS5
『5対5となりました。では、準備ができ次第連絡を』
そう言うと水晶の映像は途切れる。
…他陣営戦か。
「…ここにきて他陣営戦か」
「五対五、ということは、ほぼ全ての陣営が参加しなくては、ということになるね」
「…ならば残す陣営は」
…消耗しているバーサーカーだろうな。
「それか、連戦しているランサー」
「と、いったところか」
「セイバーを残すのは惜しいしね」
『…悩みどころだね』
…だが、もしバーサーカーが残されたとして、俺は数日フィナコとこの箱庭で二人きりってことか!?
…それは避けたい、何としても!
「…あれ、何か今俺がいないものにされたような気が」
23:08まで何か言っておきたいこと、聞きたいことがあれば
転移されたら大霊地に集合するよう取り決めておく?
>>530-531
「とりあえず、現在の自陣営、敵陣営の令呪数は確認しておきませんか?」
「…それもそうだな、えーっと」
【箱庭】
剣:3
槍:3
弓:0
騎:3
魔:3
暗:3
狂:2
【刺客】
剣:2
槍:2
弓:3
騎:3
暗:1
狂:1
隷:1
「こうやって見ると、私たちがリードしてはいますわね」
「ああ、そうだな、ただ、アーチャーは落ちているんだが」
「ウッ」
「おいおい、スウェンを責めるな、ハセ。…この戦争でどこかの陣営を落とせばいいことだしな」
…おそらくどこかの陣営は落ちるだろうな。
あとは…。
「そうだ、集合地を決めませんか?」
「集合地、なるほど、たしかに分散するよりは危険度が低い」
「…異論のある方は?」
フェニクスさんの問いに樹とハセさんが手を上げた。
『ランサーは陣地を巡った方が宝具の発動が有利になるので一所に固まるのは難しいかと』
「アサシンは召喚した場所にもよるな、キリストさん関連の物があったら真っ先に壊しにかかるし」
「…ふむ、では、ランサーが出場する場合は、誰か別の陣営と行動ができるよう取り計らうべきか」
「そうですわね、…ただ、ここまで来ると、相手陣営も同じ行動に出る可能性は高い」
「見たところ強力なサーヴァントも多い、セイバー、ランサー、アサシン、バーサーカー、メイド辺りは宝具を展開していないしな」
…さて、どう判断する?
「…分かった、全条件を考慮し、今回は」
23:20から多数決、一レスに三陣営まで。二票集まった陣営から出陣。
敵陣営は判定レスからコンマで決定、被りは安価下。
12:セイバー
34:アーチャー
5:アサシン
6:ランサー
78:ライダー
9:メイド
0:バーサーカー
(残す陣営を決めれば良かったのではなかろうか)
アサシン
>>537 確かに。
そしてこのレスで判定
【…もう >>1 特権でライダーにします、次は残す陣営で行きましょう】
【ミニスケープ陣営】
剣、槍、騎、魔、暗
【刺客陣営】
槍、弓、騎、狂、隷
「…バーサーカーは居残り」
「何だとう!?」
「驚くことじゃないだろ。…じゃあ、ランサーと行動を一緒にするのは」
「私が行こう」
貴界さんが手を上げる。
「では、おねがいするよ」
スウェンさんが監督役に連絡をする。
…さて、今回は居残りだけど、勝ちを信じて待つとしよう。
【第四クール:赤瀬市】
●:大霊地
☆:令脈の要
・港
・魚市場
・森林地帯
・中心街
・山岳地帯
・大坪街
・赤瀬スタジアム
●墓地
●赤瀬天文台
☆赤瀬城
直下、メイン描写陣営
123:キャスター
456:セイバー
789:ランサー
0:アサシン
↓2、初期位置、1ほど悪く、9ほどいい
今のうちに貴方達のコミュとか敵方とのコミュとか重ねるのもいいんじゃないかと思ったけど
>>544 居残り陣営の描写をするということでしょうか。…それならばクール終了後にまとめてやりましょうか。
3:キャスター
1:一番面倒な場所:大坪街、さらに強制エンカウント
【一日目】
フェニクスが目を開けると、そこは。
「…まずいですわね」
「きゃっほー! やっと出番?」
人通り溢れる街の中心部。
そして二人の姿は。
「…小柄な幼女と巨大な女性ですものね」
「むう? キャスターおっきいからよく見えるよー?」
「いえ、そういうことではなく…目立つのですよ」
事実、通すがる人々は全員彼女らに視線をやる。
とにもかくにも脱出しようとキャスターを促したその時、フェニクスの視線に何かが映った。
直下、遭遇陣営
123:ランサー
456:ライダー
789:メイド
3:ランサー
「あー、またこの街なのね」
「然り、マスター、また同じ場所に宿を取りますか?」
「…そうだね、とりあえず眠い、というかほとんど三連チャンだよ。まったく、何考えてんだか」
それはランサーとそのマスター。
…攻城戦に特化したサーヴァントだとフェニクスは聞いている。
城はおろか、元々戦闘に向いていないキャスターだ。
「戦うことはできうよ?」
…まあ、キャスターのステータスなら実際戦えないことも無いのだが。
フェニクスは思考を巡らせる。…まずは相手が気付いているかどうかだ。
直下、気づいているか判定、成功以上で気づかれていない、下で気づかれる【目立つ】-1
6:ランサーはお守りで手一杯
「では向かいましょうか」
「あ、その前にコンビニに寄ろう、少しビタミンが足りていない」
「分かりました、しかし、ビタミンなら八百屋の方がいいのでは?」
「最近のコンビニ舐めちゃだめだよ?」
…どうやらランサーは気づいていない。
これはチャンスとばかりフェニクスは距離を取る。
「…どうしたものでしょうか」
「後ろからどーん! ってやっちゃえばふっとばせるよぉ?」
…確かに奇襲も策の内だ。だが、現在時点で戦闘宝具を持っていないキャスターにそれをやらせるのは。
…あまりにも無謀。
直下、フェニクス思考判定、ファンブル以外で移動
4:移動
「…霊地に向かいましょう、キャスター」
「りょーかい! マスター! 肩に乗っていくにい」
「あ、ありがとうございます」
「気にしない気にしなーい、ほんとはキャスターもう少し大きいんだけどねー」
キャスターの肩に乗り、フェニクスは一路、令脈の要へ向かう。
直下、陣営存在判定、成功以上で自陣営の誰か、均衡で誰もいない、それより下で刺客陣営存在
5:誰もいない
辿り着いたそこには、幸か不幸か誰もいない。
「…まだ誰も辿り着いていない、ということですか」
「あー、お空が綺麗だよ、マスター」
「…ええ、そうですね。ではキャスター、私は結界を張ります、貴女も」
「うん、頑張るよー! キャスターはお母さんだからね!」
【結界魔術(浄)】
ミニスケープ家が代々使用する結界を利用した魔術。
彼女の場合は、結界内を神聖なモノに改め、悪しきモノを払う魔術となっている。
≪陣地作成Dに匹敵する能力を持つ。工房内においては以下の能力は効果を増す≫
≪陣地内において悪性のサーヴァント、マスターは全ての行動に-補正≫
【太陽の籠】
彼女が崇める太陽の効果を結界魔術と絡めたことによって生み出す大規模魔術。
時間はかかるが、業火ですべてを焼き払う。
≪10ターン数の朝、昼を経ることで発動可能≫
≪サーヴァント戦、マスター戦に強制勝利を得る。ただし、発動可能なのは工房内においてのみであり、宝具二回使用と同等の魔力消費を引き起こす≫
そう言うとキャスターは目を閉じ、意識を集中させる。
【???】
キャスターが生み出した怪物たちを孕んだ腹。
一説には???が???を行うことで怪物達が生み出されたという。
怪物たちのその後は???に仇為す敵とされたことでそれぞれが不遇な扱いを受けた。
しかし???においてその予言通り、???等の敵として猛威を振るう。
【二日間この宝具を使用することで、戦闘ユニット【???】、【???】、【???】のいずれかを召喚する】
【霊地によって、その経過時間は変更される】
「…ここは令脈の要、一日もすれば最初の仔が生まれることでしょう、よろしくお願いします、キャスター」
「…うへへ、がんばるにい」
【朝行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【朝】-1
1:敵陣営合流
直下、↓2、合流陣営
12:メイド
34:ライダー
56:バーサーカー
78:ランサー
90:アーチャー
6、4:ライダー&バーサーカー
【本日はここまで、貴女視点じゃない場合はこんな風に判定で進んでいきます】
【変わり種の定義とは、再開】
【ザンツ・モングレル:港】
「ああ、マスター! 今度こそはがんばろう!」
「う、うん、がんばろうね」
赤瀬港にて互いに檄を入れるライダーとモングレル。
そこに近寄るのは白刃、姿はザンツを考慮したのか、若い男子学生風になっている。
「おぉ? 初っ端から合流できたか! 良かったっすね、バーサーカーさん!」
周囲の目を気にしたか、魔力の消費を考えたのか、霊体化したバーサーカーに語り掛ける白刃。
傍から見れば狂人だが、彼の出す独特の雰囲気が妙に違和感を消し去っている。
【ナチュラルヒャッハー】
常にネジが二、三本外れている。そのため、何をしても妙に違和感がない。
だが妙なところは締まっている。扱いにくい人物である。
【街中での戦闘行為等が見逃されやすくなる】
「…あ、白刃くんか」
「おお、ザンツさんっすか、いやあ、ちょうどよかった!」
「…? 良かった?」
「オレはどうもこの魔術回路? だったっけが弱いみたいで、もうフラフラなんですよねー、で、ライダーさん確か人操れるっしょ?」
「…魂喰いを行いたいってこと?」
モングレルの探るような声に白刃は手を叩き、体を震わせながら答えた。
「ザッツライ! いやあ、お見事! 景品にハワイ旅行をプレゼント!」
「…誰がお前みたいな屑に手を貸すと思う? 優秀なマスターの手を煩わせるなよ、何のとりえもないゴミが」
ライダーの冷ややかな視線にも全くひるまず、白刃はくねり続ける。
そして、そのまま、あくまでも軽薄に言い放った。
「…おろろ、ま、いいんすけどね、言われ慣れてるから。…でもねえ、ライダーさん、アンタの忘れてるモンはきっとザンツさんじゃ手に入りませんよ」
「…何を言い出すかと思えば。マスター、こんな腐ったドブネズミの話を聞くことは無いよ、なんならボクがキミの耳栓になろう!」
ライダーがモングレルの耳を塞ぐような仕草を見せるが、モングレルはそれを振り払う。
その顔は鎧に覆われているがどこか悲しげで、冷たく。
「…はは、いや、彼の言うとおりだよ、君もきっと、真実を知れば僕から離れていく」
「ザ、ザンツ! そんなことはない! 絶対!」
「…まあそんなことはいいんですよ、どうでも。で、問題は、これからどうするか、でしょう?」
直下、客騎&狂行動判定【???】+2
123:「…優秀な霊地に移動しようか」
456:「他の陣営との合流を狙おう」
789:「…ライダー、白刃くんに力を貸してあげて」
【まーた補正ミスりおりました。…今回は客ランサーのケジメ使わせてもらいます。申し訳ない】
6:他の陣営との合流を狙い移動
◆ハイスペック
あらゆる魔術分野に精通し、学問、戦闘も含め大抵の事は見事にこなす彼の技術、能力。
戦いとなれば代行者にも防戦し、魔術となれば教師と並ぶ、それほどの能力。
【自身が参加可能なあらゆる判定に自身に有利な補正を±2得る】
「…そうだね、少しこのままじゃ心もとない、他の場所に移動して別の陣営を探そう」
「それは敵? それとも味方っすか?」
「なるべくは味方、最悪敵でも二陣営でかかれば何とかなるだろう」
鎧を鳴らし、モングレルは立ち上がる。
その後を慌ててライダーが追いかけた。
直下、移動場所【ハイスペック】-2
123:赤瀬城
456:大坪街
789:山岳地帯
1:赤瀬城
【次の他陣営ターンに特殊等無い限りやってきます】
「…さて、おそらくキャスターの宝具発動と同時くらいに工房は完成すると思いますが」
「むにー…」
「…他の味方がいないのが不安ですわね、手間取っているのか、それとも戦闘に移行しているのか」
フェニクスがわずかに表情を曇らせる。
直下、フェニクス判定、成功以上で誰か来る、継続以下失敗以上で索敵、大失敗以下でコミュ
【【太陽の加護】で+1】
3:索敵
「…索敵でも行っておきましょうか」
「にい? キャスター道具作成できるよー」
◆道具作成D
魔力を帯びた器具を作成できる。
???に教えてもらったためランクは低め。
「それはありがたい、お願いしても?」
「まっかせてー!」
直下、使い魔作成成功判定、成功以上で成功【陣地:霊脈の要】+2
77:自陣営に有利な特殊判定
直下
123:騎狂来ないし使い魔完成
456:↑+アサシン到着
789:↑+お天気がいいので【太陽の籠】ゲージが一気に半分溜まる
3:騎狂来ないし使い魔は完成する
「できたよー!」
「ありがとうございます、では…」
情報入手判定 場所は >>540 参照 【太陽の加護】+1
↓2、索敵したい場所、もしくは陣営、ランダムでいいときはランダムと記入。そのコンマで判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢
7:そこそこ把握
「…ふむ、相手バーサーカーのステータスと一部固有スキル、ですか。そしてライダーと行動している、…危険ですわね」
「何か危ないのはあった?」
「…どのような地形でも行動でき、勝者の礼装を強奪できるとか、また奇襲も得意のようです」
「ふーん、じゃあ奇襲の可能性もある?」
「ええ、十分に。…それにしてもこのバーサーカー、一体何なのでしょう。見た目は恐竜のようですが、その実、火薬の臭いがしますわね」
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【昼】-1
7:戦闘勃発
直下、箱庭陣営
12:キャスター
34:セイバー
56:ランサー
78:ライダー
90:アサシン
↓2、刺客陣営
12:騎狂
345:槍
67:弓
89:隷
0、8:アサシン&メイド
赤瀬に広がる山岳地帯、そこでメイドは鼻歌を歌っていた。
「一つ働くはご主人のためー、二つ働くはご主人のためー」
「…メイドよ、歌を歌うのはかまわんが、今は一刻も早くこの山を下り、味方に会うことが目的なのだからな?」
「分かってますよぉ。…でもでも、メイドはこの御主人との素敵なスイーツタイムを終わらせたくないんです!」
「…はあ、私の嫌いな物は分かっているな?」
「はい! だから、今は道に迷ってるんです!」
メイドの答えに頭を抱えるハインリヒ。
その様子を見る一つの影が。
「…アサシン、行けるか?」
「無論ヨ、あの程度、我に消せぬト思うてカ」
「なら頼む、ゲットレディ…」
「ふぁいあ、といったところカ」
アサシンが音も無くメイドに迫る。
その手が命を刈り取らんと振り下ろされた…!
直下、アサシン暗殺成功判定【気配遮断A】+1
123:失敗
456:メイド負傷
789:ハインリヒ重傷、メイド負傷
0:ハインリヒ死亡
3:失敗
…だが、その鎌は。
「…背後だ、メイドよ」
「委細承知! 殲滅に移行します!」
常識を超えるハインリヒの気配察知とメイドの腕により阻まれた。
「何…!?」
「ほう、アサシンか、私にかかって来るとはいい度胸をしている」
「…我の六百年を評すか、蝦蟇ごときガ!」
「…知ったこっちゃねーんですよ、お前の言い分なんざ!」
メイドの一撃がアサシンを捉える。
何とかいなし、その腕を離れるアサシン。
ハセも姿を現し、アサシンの背後で囁く。
「…相手はメイド、令呪は一画」
「…ふむ、ならバ、あの手ヲ使うか? 主ヨ」
直下、ハセ思考判定、成功以上で【心身捧ぐ蠱惑の魔術(マジカルト・アスタロット)】使用【令呪一画】+1
2:使わない
「…いや、ここはまだ使わない、下手に精神対抗のスキルを持たれていては困るし」
「…?」
「そもそも女とカテゴリしていいのか分からない」
「…呵々、然り然リ」
ほくそ笑むアサシンを相手にメイドはいきり立つ。
「…なーんかムカつくこと言われてるような感じがするんですよね! よし殺す! 燃やす! 潰す!」
「落ち着け、メイド」
「…いざというときにはアレ、使います、御主人もその方がいいでしょう?」
「ああ、…しかし、アレは私の呪いを解くやもしれぬが」
「うし! 確約は取りましたよ!」
そう言いメイドは拳を鳴らす。
ハインリヒが言葉を継ぐ前に、戦争は始まってしまうのだった。
直下、戦況判定、1ほどメイド有利、9ほどアサシン有利
【ステ差】+1
【怪力】-1【陣地】-1
1:ファンブル
直下、アサシン撤退判定、成功以上で一画消費で撤退、失敗で二画消費し撤退
2:令呪二画消費し撤退
【アサシン陣営撤退、箱庭陣営残り四騎】
【ちょっと早いですが本日はここまで、お疲れ様でした】
【TIPS:刺客のお風呂事情】
箱庭内部の個室にはそれぞれシャワーが据えられている。
だが、それとは別に大浴場も存在し、内部にいる人間は気分によってそちらを利用することも可能だ。
そしてその使用時間は男女ごとに分けられており。
「…前々から思ってたんですが」
「な、何でしょう」
「ファーティマさんおっきいですよね」
今は女性陣の声がくぐもる桃源郷と化していた。
ちなみにサーヴァント陣は部屋にいる。良識的なサーヴァントばかりなので覗きなどは万に一つもあり得まい。
「…何を突然」
「んー、確かに世の女性が血のにじむような努力をして手に入れるモノを持っているよね、…アンタ等二人」
「わ、私も!?」
「世の女性の平均は超えてるでしょ、アタシも含めてねー」
謙遜も何もない赤裸々な語り合い。
そこに、一瞬恥ずかしさを覚えたのか会話が停止する。
「…」
「…」
「え、何この沈黙」
ミカンが指摘するもなお沈黙は続き。
耐えかねたニーナが叫ぶように話題を変える。
「え、えーっと、じゃあ、話を変えましょう! 好きな食べ物とか!」
「缶ビールと裂きイカ」
「キノコが全般的に…あとはパスタでしょうか」
「…えーっと、ファーティマさんはまだいいです。ミカンさん、オッサンじゃないですか!」
ニーナの指摘に怯むことも無くミカンはとろんとした目で答える。
「いいじゃん、風呂上がりの一杯は格別だよ? 後で飲む?」
「私一応未成年ですからね!?」
慌てるニーナにファーティマが優しく問いかける。
「…では、ニーナさんの好きな食べ物は?」
「え?」
「そうだよ、言い出しっぺの法則ってあるでしょ?」
「え、えーっと…シシカバブとピータン?」
先程とは質の違う沈黙。
あまりにも女子力の欠けた答えにミカンとファーティマは視線を交わし、最終的に首を振った。
「よーし、そろそろ男女入れ替わるしかいさーん、お風呂あがったらビールだー」
「え、ちょ、ちょ」
「美味しいですよね、シシカバブ」
「何でそんな慈愛にあふれた目で見られてるんですか、ねえ、ちょっとー!」
男湯の時間帯、湯上りの女性陣とすれ違ったウィリアムが一人で湯につかっている。
_, -――‐- 、_
{, -―――- 、}
/:; -、___, -、:\
/:::/ V:ハ
l::::〕 \ / /〔::::l
l:::l { l\} {/l } l:::l
h、  ̄/ l ヽ ̄ レ1
{Vl ___ イV
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. - l\ ー‐ /l-、
/ l  ̄ ̄ l \
-‐ ´ ヽ / ` ー-
/ ____ / ____ \
/ \ / ヽ
/ 、| i |/ |
| | | | |
| レ-、 | / l
ヽ /⌒ヽl | __ / /
| (_/⌒ \ / \ ,/ l
『どうされたのかな、マスターよ』
「いや、折角の大浴場だというのに私一人しかいないなと思いましてね」
ウィリアムに霊体化したアーチャーが話しかける。
頭に乗せた手拭いを気にしながらウィリアムはゆったりと答えた。
『皆はどこに?』
「モングレル君はどうもあの鎧を人前では脱ぎたくないらしく、他の人間が入り終わった後に入るか、個室のシャワーを使っているようですよ」
『ふむ、なればマスターもわざわざ大浴場を使わなくてもよいのでは?』
「…私は割とこのジャパニーズのスタイルが好みでしてね、疲れが溶けていくようじゃあないですか」
『…私の時代は疲労回復というよりは宗教的な意味合いが強く毎日入るものでは無かったからね』
アーチャーの言葉にやや寛いだ笑みを返しながらウィリアムは湯煙に目を細める。
「それは残念、話を続けますがアルトアイゼン君は」
『…ああ、確かに難しいだろうね』
「変温動物ですからね、…あとで湯を汲んで持って行ってあげましょう」
『ハハ、そうしてあげたまえ、いやあ、彼も大変だ』
「なんとかドアの開閉くらいはできるようですがね」
必死にドアを開けようとするハインリヒを想像したのかウィリアムの顔に薄く笑みが宿った。
『…では、彼…彼女?』
「一応彼で間違いは無いようです。白刃くんは…」
そしてその笑みを渋面に変えるためと思わしき速度で浴場のドアが跳ね飛ばされ、一糸まとわぬ金髪の美女が飛び込んできた。
ウィリアムはとっさに湯船に沈み、アーチャーは気配を消す。
「ウィリアムさーん! お背中流しましょうか!?」
「…君が即座にその姿を変えない限りは拒否させてもらいましょう」
「…まったくもー、折角のサービスだってのに」
ぶつくさ呟きながらも大柄な中年男に姿を変える白刃。
うねうねと変化する体にウィリアムはため息を吐いた。
『…目のやり場に困るね』
「ええ、流石に女性陣とは入浴してないようですが」
「え、どしたんですか? あ、アーチャーさんがいるんですね! チッス!」
『元気だね』
「まったくです」
…さて、そろそろ上がるとしよう、ウィリアムはすっかり濡れてしまった手拭いを手に、浴槽を後にする。
そして辿り着いた場所は。
「…何ですかこの醜態は」
「いや、…予想以上にファーティマお酒弱くって」
「…あたしはねえ? あのオッサンに捨てられたんれすよー、でもね、お父しゃんかっこいいから、ここにいるんれすよー」
へべれけに酔っ払い醜態を晒すファーティマに普段の毅然とした面影は全くなく。
ウィリアムはそこらじゅうに転がった酒瓶を指差した。
「…この空き瓶は?」
「あ、全部ニーナ、無理くり飲ませたらあの状態になって、しかもザル。…いや、ワクかな」
ニーナの目は据わり、たしかにあの香炉を使った時と同じ状況になっていた。
「ええ、全部わかっています、落ち着きましょう、そして飲み明かしましょう」
「うへへ、そんなこと言ってくれるニーナちゃんだいしゅきー!!!」
ウイスキーを直飲みするニーナにファーティマが枝垂れかかる。
ウィリアムは頭を押さえ、ミカンに目配せをすると、二人の介抱を始めた。
「ローレンさん、部屋に戻りますよ。…誰か手伝いを、…モングレル君、は無理か。アルトアイゼン君、も難しい。白刃君…しかいないのか」
「アタシも手伝いますよー、一応はそういうことできるようになってますんで」
殺し殺され合う聖杯戦争。互いの利益が対峙する、そんな中の一幕は。
「チョー面白いじゃないッスか」
「ああ、白刃君、手伝ってくれ」
【20:30頃少し再開】
ヽ/ ヽ
_____,,.. ===彡 ',
',
ト
} \
} ',
/ ', 「見たい描写とか適当に言っておけば今回みたいに気まぐれで書くかもしれません」
斗 ´‐- .,_ ≧=-
_______,,. -‐ヽ l| | | ヽ } ≧=-
::::::::::::::::::___:::::::::::∨| l l } i}
_.、:::::/r ァ ヽ:::::::/ l| ノ ノ斗' } `ヽ
}:::::::`'ー==彳::::/ |斗 '' ” ′ \
.〈_:::::::::::::::::::::::::::/ ., / '、
',::::::::::::::::::::/ / /
/:::::::::::::::::::/ / ゚
_, ′:::::::__,,::/ , / ∨ 「確約はしませんが」
エエエ亠ィ / / ∨
亠亠亠'´ / ,
===ミx、/ /
ヾ' / { |
-‐‐/ 彡 { |
それは、夢のような一撃だった。
目にも留まらなかった、音を聞くこともできなかった。
怒りか、加護か、純粋な力か。
何がその根源にあるのかは分からない。
だが、その一撃は目を疑うほど早く、耳を信じられないほど強く。
神ですら、その一撃には称賛を贈るだろう。そして彼女はそれにこう答えるだろう。
「神だか悪魔だか知りませんが、千年の恋を覚まさせる外道は」
「!?」
アサシンはその瞬間を理解できない。
だが、一撃がその体を跳ね飛ばす感覚、そして。
「馬に蹴られて、乙女に殴り飛ばされて星になるがいいですう! メイド殺法免許皆伝! くたばれカス野郎!!!」
強力な衝撃と共に、地面を体がこする。
初めての感覚だった、恐ろしいと思った。
敵は。
「けっ、恋するドジっ子メイドに勝てると思ったんですか?」
恋する乙女、百戦錬磨。
恋を食い破る悪魔ごとき敵うはずが、無かったのかもしれない。
「撤退するぞ! アサシン! 令呪に命ず!『撤退だ!』」
「ぬう…成程、喰らい甲斐ガあるというもの、ヨ…」
【アサシン撤退、箱庭陣営残り四騎】
消えるアサシンを確認し、メイドはハインリヒの下へ。
ハインリヒは無言でその頭に乗り、一言呟いた。
「…ご苦労、よくやったな。メイド」
「はい! ご主人!」
【他陣営の行動描写を終了します】
「…夜が来ましたか、この夜さえしのげば」
「もう少しで産まれるにい…」
「…産みの苦しさは私も母である以上分かっています。…無茶を言い申し訳ない、キャスター」
フェニクスの沈痛な表情にキャスターは腹をさすりながら笑顔で返す。
「だーいじょうぶ、安心するにい」
直下、フェニクス判定、成功以上で誰か来る、継続以下失敗以上で索敵、大失敗以下でコミュ
4:索敵
「…申し訳ない、もう一度作成をお願いできますか?」
「オッケー! まかせるにい!」
直下、使い魔作成成功判定、成功以上で成功【陣地:霊脈の要】+2
9:成功
「完成!」
「では、何処へ飛ばしましょうか…」
情報入手判定 場所は >>540 参照
↓2、索敵したい場所、もしくは陣営、ランダムでいいときはランダムと記入。そのコンマで判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢
【あげ、このレスは判定に含みません】
3:箱ランサー
1:逆に捕捉される
「…!」
「マズイにい…」
フェニクスの送った使い魔は消息を絶ち、僅かに相手の残滓を感じる。
「…逆に捕捉されましたか。それも攻城戦に特化したランサーに」
「…たぶん明日の朝、だね」
「…キャスターの宝具は発動できるでしょうが、どうしたものか」
【夜行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【夜】+1
箱ランサーじゃね?
>>649 あ、本当ですね、というわけで、現在位置を気づけず終了、に変更されます。
4:他陣営の日常
直下、箱庭側
123:ランサー
456:ライダー
789:セイバー
↓2、刺客側
12:メイド
34:ライダー&バーサーカー
56:アーチャー
789:ランサー
6、2:箱ライダーとメイド
【貴界輪廻:港】
海を臨み、闇にまぎれ輪廻は港の様子を探る。
その傍らではライダーが懐かしそうにため息を吐いた。
「…海ハイイデスネエ、はーとガ洗ワレルヨウデース」
「私は錆びつくからな」
輪廻が珍しく漏らした軽口にライダーが大げさに反応する。
「? ソウイエバますたーハMachine Girlデシタネー!」
「機械少女、か、少女と言われるほどの歳でもないがな」
少々気を抜いたのか呆れた表情を見せる輪廻にライダーはまた大きなリアクションと共に答えを返す。
「HAHAHA! 私ニトッテハ女性ハ皆がーるデスヨ! …ソレニシテモヤハリコノ国ハ素晴ラシイ」
「…そうか、お前は来たことがあるんだったな」
「エエ、アノ時モコノ国ノ人間、風土、技術ニハ驚カサレタモノデース…見識は広げる必要があると再認識したよ」
「…素が出てるぞ」
ふと漏れた重厚な声に自分で驚くかのようにライダーは口を押えた。
「オウチ! 私トシタコトガ! …ソウイエバらんさーサンガマダ見ツカッテマセンネー」
「ああ、…ここにいればいいのだが、約束を決めておけばよかったな」
直下、成功以上で箱ランサー存在、下で誰もいない、大失敗以下で客ライダー&バーサーカー未だに存在
8:箱ランサーと合流
輪廻の目が、少女…の姿を取る樹を発見する。
「…いた!」
「オオウ! らっきーデスネ!」
物陰から身を出し、樹に接近する。
一瞬身構えたものの、樹は警戒を解くと、スケッチブックを取り出した。
「秋田樹、すまない、遅れたな」
『いや、構わないさ。約束を決めていなかったこちらも悪いしね』
「そう言ってもらうと気が楽だな」
輪廻は周囲に用心深く視線を巡らせる。
「…ランサーは?」
『杭を打ち込んでるよ、…海か。ランサーはどうやって海を知ったんだろうね』
「?」
『…ちょっと話過ぎたか、じゃあ次の場所に行くけど、付いてきてよ』
「了解した」
闇夜にまぎれ、その影は徐々に薄くなって…。
【メイド:森林地帯】
暗闇の森を行くメイドとハインリヒ。
のしのしとゆれるメイドの背でハインリヒは一人、腕を組んでいた。
「…ううむ、私達のネックは人前に出にくいところにあるな」
「御主人は蛙ですからそもそも距離を歩けませんし」
「お前もお前で目立つ」
ふりふりと揺らされる尻尾を確認しハインリヒは目を伏せる。
「…すいません、私みたいなのがメイドで」
「いや、そんなもの召喚時の第一声が「キャハッ! ラブリードジっ子メイドっでーす!」の時点で諦めている」
ハインリヒの苦言を称賛と勘違いしたのかメイドの頬がへにゃりと歪む。
「えへへー」
「褒めてはいないからな…それにしてもどうしたものか、何とか他の連中と連絡が取れればいいのだが」
直下、ハインリヒ行動判定、成功以上でその場に待機、継続以下、失敗以上で索敵、大失敗以下で他の陣営と合流
3:索敵
「…索敵を行うか、…といっても使い魔作成は苦手なのだがな」
「なら私が」
「させん。人間というのは学習する生き物だ」
直下、ハインリヒ索敵判定、大成功以上で他陣営把握、↓で失敗
↓2、成功した場合、どの陣営を発見したか
12:客ランサー
34:箱セイバー
56:箱キャスター
78:箱ライダー&ランサー
90:客ライダー&バーサーカー
4:失敗
「…ううむ、やはり無理か」
「まあ私としてはご主人といられる時間が増えたので万々歳ですけど!」
「…主君に仕える私が使える者を持つとはな、これも因果なことだ」
星空を見上げながらハインリヒは嬉しそうなメイドの頭を撫でてやるのだった。
【他陣営の行動描写を終了します】
【二日目】
赤瀬城に苦しげな呻きが響く。
キャスターが絞り出すその声は、相当の苦しみを現していた。
「…キャスター、もう少しです、私には手を握ることしかできませんが」
「…えへへ、大丈夫、…産まれる、わたしの大事な娘たちが」
そして、腐ったような臭気と共に、影が現れた。
その影は…。
直下
123:蛇
456:狼
789:姫
0:安価下
5:狼
裂けた口を紅く光らせ、体中に紐を巻き付けた狼だった。
「…お母さん、おひさしぶりですねえ」
イ ィi /i
l:| }ミ__ //
/::/ ノi /: : :| /,ノ
/: :レ´/ ノ: ::::}ィr´ゞ/:ノ
f|: : : :.ソ: : : : r彡彡:/
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λ: : : : : :/i: : : : : : : : : : : : `ヽ、___
ト´: : : : : : : : : :´: : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ
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ゝ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
ノ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ソ: :、γヽ : : ',`ヽ、
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`.----/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|:: : : : : :/
「そうです、貴女の???ですよぉ…といっても、紛い物なんですけどね」
「それでもうっれしい! …力を貸してくれる?」
「ええ、お母さんのためですから」
その邂逅は、怪物同士のそれで、でも。フェニクスの胸には熱いものが込み上げていた。
「…よかったですね、キャスター」
「うん! あとはちゃんと本当に暮らせるように聖杯を手に入れてやるよ! あ、???ちゃん、こっちはキャスターのマスターなの!」
「あ、申し訳ないです、始めに挨拶するべきなのに…」
「大丈夫ですよ…でも、その姿は少し目立ちますし真名が簡単にバレてしまいそうですね」
「じゃあ、キャスターにまっかせてー!」
◆変身D
???から教えてもらった自らの容姿を変化させるスキル。
彼女は醜い見た目を隠す為に使用している。また、他人にも使用可能、その姿を変化させることができる。
キャスターが手をかざすと狼は少女に姿を変える。
/ /二ニニ==- _
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〃∧ // /::::::::::::::::::::::::::::::::: ` ::\
-―- { ∨__/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ
./ >':::::::::〃}:::::l::::::::::::::::::::l|::::::::::::::::: : ',
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 ̄ ̄`ー==彡:::::::::__/ .|:::::|_ :::::::: | }|l:::::::::l::::::::::: l
l:::::::::::::::: / '  ̄从:ハ ::::::::| ||ト、:::: } ::::::::: }
|:::::::: 彡イ ,ィf竓芋ミ }从リノ }ノ .}`:ノ!::::::::::ノ
|:::::::/⌒.{ ` いソ ィf竓㍉ }:::::,:: }
| ::: { / ) ´¨¨` 乂ソ 癶/::::|
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l::::: ( { {{ {__ __ / :::::::::::: ノ
人::::::ヽ n_} `ー ′ /:::::::::: ∠ _
.(⌒ヽ\ :: \ ヽ (\ ∩.イ:::::: : / /⌒:.
(/^} \ :: ヽ (\\\| {:::::::::::〃 ( \ }
./⌒ ハ \/ /\\) \ :::: { ) ⌒ヽ
.( 入__∧ /.__) .7ヽ /⌒ )
ヽ _____.∧ \, `ー― 、 / ∧ / /
{二二二/ \ \______,>-./ / .∧ ___/
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__( 〃⌒) { ̄ ==――==ニ .\_/ { ヽ
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_ 〆 / 〃⌒ヽ ___ /⌒l ー{_ノ {⌒ヽ
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.( 人/ ( 厂 \__ノ} {  ̄ヽ ヽ ノ
「…うふふ、こんな姿も悪くは無いですねえ」
「…伝承通り、どこか狡猾な印象がしますね」
「えへへ! なんたってキャスターの子供だもん!」
少女はかいがいしくフェニクスに傅く。
「では、マスターさん、これからどうしますかぁ?」
「…そうですね、キャスターの負担を考えると宝具の連発は避けたいですが」
「私は大丈夫!」
「…私としても妹たちに会いたいですねえ」
「…もう一回発動するとして、ここは離れたくない。…ここを護れるかしら。」
直下、フェニクス思考判定、成功以上でもう一度【???】発動、下で一旦休息をとり他の行動【二人の懇願】+1【特に現在時点でデメリット無し】+1
6:もう一度使用
「…では、もう一回使用してください、キャスター。工房は完成していますし、???となら守り切れるでしょう」
「了解!」
「うふふ、楽しみですねえ…」
朝の光が三人を照らす。万魔殿と呼ぶにふさわしい状況、だがどこか明るさに満ちていた。
【一旦休憩、まゆは個人的に一番好きです】
【再開、何処に潜んでいたプロデューサー。パラガスPはお帰りください】
【…もうほとんど真名バレてますから言いますが、テキストに怪物としての側面が強く出された状態、とありますのでOKとしました】
【つまり、怪物としての彼女らであり、かなりデチューンされた状態です】
【あとでステータス確認しますが、それほど各自は強くないです。ただ、各自スキルを持っているため量が増えると厄介ですが】
直下、フェニクス判定、成功以上で誰か来る、継続以下失敗以上で索敵、大失敗以下でコミュ【二日目】+1
2:コミュ
直下、どちらとコミュを取るか。
奇数でキャスター、偶数で???
い
>>693 偶数
「親睦を深めましょう」
「あ、ありがとうございます」
「…動きづらそうですね」
「まったくですよ、あの神様たち私をだまして…怒っちゃいます」
フェニクスは静かに???と語り合う。
直下、9ほど役立ち、1ほど役に立たない情報
2:世間話
「…というわけで私は自分の娘が怖くて」
「…それは大変ですねえ、私達なんかは生まれてかなり早くにお母さんと離されましたから」
「それなのに慕っているのですね、うらやましいことです」
「ええ、お母さんはお母さんですから。…マスターももう少し娘さんと距離を近づけてみては?」
???の言葉にフェニクスは目を曇らせる。
「…私にできるでしょうか」
「できますよぉ、母娘なんですから」
「…考えておきますね」
「ええ、ゆっくり考えればいいんです、時間はあるんですし」
【朝行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【朝】-1
3:他陣営の日常
直下、箱庭側
奇数、ランサー&ライダー、偶数、セイバー
↓2、刺客側
12:メイド
34:ライダー&バーサーカー
56:アーチャー
789:ランサー
8、9:箱セイバー、客ランサー
直下、何でスウェンさんは今まで最愛の妻の下に辿り着けないクズと化しているのか判定
123:純粋に道に迷っている
456:敵陣営を目撃、行動できず
789:敵陣営と戦闘し負傷している
9:敵陣営と交戦し負傷
直下、交戦陣営
123:ライダー&バーサーカー
456:メイド
789:アーチャー
↓2、敵の状況
123:無傷
456:負傷
789:重傷
0:撤退
↓3、スウェン負傷状況
123:瀕死
456:セイバー負傷
789:負傷
両者とも箱庭に撤退せず残ることってシステム上起こり得るの?
いやセイバー撤退されると非常にキツイんだけどさ
2、3、5:騎狂と交戦し相手は無傷、セイバーは若干負傷
【魚市場:スウェン】
赤瀬の中に存在し、古来から活気あふれる声の響く魚市場。
その一角にセイバーたちは息をひそめていた。
「…だ、大丈夫かいセイバー!」
「大丈夫だっての、これくらいの傷」
セイバーの腹には何かに撃ち抜かれたような傷が。
「…にしても運が無いな、まさかライダーとバーサーカー組んでるところに出くわすとは」
「…だね、それにバーサーカーのあの宝具」
「神秘を食い荒らすとか初めて聞いたぞおい」
「まさか高ランクの宝具を使用禁止にするとは」
バーサーカーの咆哮を思い出したのかスウェンは僅かに身震いする。
「俺の剣がただの鉄クズとか冗談じゃねえ」
「…なるべくあの陣営に遭遇しないようにしよう、ハセも脱落したようだし」
すっかり肩を落とすスウェンにセイバーが問う。
「…で、どうすんだマスター、これから」
「ど、どうしよう」
「…ビビってんじゃねえって、とりあえずアンタの嫁さんとこ行くかここで傷を癒すかの二択だな」
「…どうしよう」
直下、スウェン思考判定、成功以上でフェニクスの下へ、下でこの場で待機
>>714 うーん、そういえば考えてませんでしたね、今回は何らかの都合で襲ってきた相手の方が引いた、という形にしましょうか。
どうしたものかな…、とりあえず、そういった特殊な状況でない限りは原則無しにしましょう。今回は特別措置ということで。
9:フェニクスの下へ
「…とりあえずフェニクスの方へ向かおう」
「おう、こんな傷夜になれば治るしな」
そう言いスウェンとセイバーは一路赤瀬城を目指す。
【大坪街:ランサー】
先日と同じホテルの一室に寝転がるミカン。
そこにまたもランサーが現れる。
「おーう、どうだった?」
「…殆ど売切れていました」
「あっちゃー、やっぱりか。限定モデルだもんね、仕方ない仕方ない」
「…ついでに情報も」
「有能だなあ、まったくアタシには勿体ないや」
直下、ランサー情報収集判定、9ほど潤沢、1ほどへっぽこ
3:とりあえず味方の位置だけ
「…味方が何処にいるかだけの把握は」
「そっか、…そうだねえ、じゃあ気分向いたら行こうか」
ミカンの言葉にランサーが目を丸めた。
「…!? そ、それはマスターが向かう、と?」
「何でそんなに驚いてんのさ。いや、まあ確かに嫌だけどね、ランサーばかり働かせてんのも悪いし」
一瞬頬を緩めかけ、ランサーはもう一度引き締める。
「…いえ、私一人で十分です、マスターには大人しく」
だが、その声をミカンが押しとどめる。
「あのさ、自分がやりたいことはやりたいって言いなよ。私はランサーのマスターだけど呂布じゃないんだからさ」
突如出された過去の主の名にランサーは身を固くする。
「しかし」
「しかしも糞も無いの、ランサーの気持ちが分かるなんて言わないけどね、言いたいことは言うべきだしやりたいことはやるべきだよ。…アタシみたいに」
ランサーの表情が目まぐるしく変わっていく。そして、その口から言葉が絞り出された。
「私は、私は」
「いいよ、一緒に戦ってんだから」
ミカンの言葉にランサーはもう一度目を見開く。
「でもね、気分が向いたら、だから。そもそも私は戦いなんて嫌いなんだよ、面倒くさいから」
「…それで十分です。…今の私にはそれだけで!」
ランサーの顔に僅かに現れた笑み、ミカンはそれを見ると心底めんどくさそうに微笑んだ。
【他陣営の描写を終了します】
「…さて、お昼ですね」
「うーん、誰も来ないにい」
「…敵はおろか味方が来ないというのにも違和感がありますねぇ」
フェニクスは遠くを眺めるように手をかざした。
「…まったく、あの人はどこで何をしているのでしょうか」
直下、フェニクス判定、成功以上で誰か来る、継続以下失敗以上で索敵、大失敗以下でコミュ【二日目】+1 【現在向かっている】+2
4:索敵
「…いっそこちらから探しましょうか」
「索敵ですかぁ?」
「ええ、…キャスター」
「まっかせってー!」
直下、使い魔作成成功判定、成功以上で成功【陣地:霊脈の要】+2
8:成功
情報入手判定 場所は >>540 参照
↓2、索敵したい場所、もしくは陣営、ランダムでいいときはランダムと記入。そのコンマで判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢
6:ランダムかつ現在状況把握
直下、捕捉陣営
12:客ランサー
34:箱ランサー
56:客アーチャー
78:箱セイバー
90:客ライダー
9:ライダー&バーサーカー
「…!? まさかライダーと組んでいるとは」
「現在地は何処ですか?」
「…墓地のようです、…どうしましょうか」
頭を抱えるフェニクスに???は語り掛ける。
「私でよければ向かえますけど…」
「つまり、奇襲をかける、ということですか?」
「はい、…ただ気配遮断は持っていないので成功率は低いと思いますけど」
その言葉にフェニクスは考え込む。
「…現在攻めてくる様子は無い、そして相手は大霊地」
直下、フェニクス思考判定、継続以上で現状維持、失敗で???を突撃させる【相手の陣地】+1【リスク高】+1
9:突撃させない
「…リスクが高すぎます」
「ですね」
「…ですが、今後も注意する必要はあるでしょう。あと三日ほどでこの陣地内なら一回は撃退できるのですが」
フェニクスの渋面に、???も少し眉をひそめるのだった。
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【昼】-1
3:他陣営の日常
直下、箱庭側
奇数、ランサー&ライダー、偶数、セイバー
↓2、刺客側
12:メイド
34:ライダー&バーサーカー
56:アーチャー
789:ランサー
9、4:槍騎&騎狂
【本日はここまで、このままだと城が風雲ナントカ城になりそうですね】
【うーむ、やはりもう少し戦闘方向に連中の脳味噌シフトさせますか】
【刺客側のアーチャー、メイドはどっちかというと引きこもり系ですがライダー&バーサーカーとランサーがイケイケどんどんでないのは確かに、と思わざるを得ないですし】
【ランサーは基本ミカンを護る方面に思考がシフトしているような気がせんでもないですがね、今回のでちょっと吹っ切れはしましたが】
【予定中の次回貴方:野球人形っぽいのやろうかと】
. -=ニ  ̄ ̄ ニ=- .
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│ . -=ニ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ニ=- .
└┬ ´ ─┬──────┬─―`
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! ! ト.
、 `ー‐一' `ー一'ノ
 ̄ ≧=‐-----┬‐ ´
/ / |!
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Y´ `Y ┌──|⌒ヽ
【槍騎:赤瀬スタジアム】
県内有数のサッカーグラウンドが知られる赤瀬スタジアム。
そこに新たな杭を打ち込みながら樹は呟いた。
『…これで三本目』
「うふふ、でもこれ役に立ったことないのよねえ」
「…確かにな」
『場所を見極める必要があるんだよね、あまり人の多いところで出したら確実に討伐令来るし』
樹の言葉にライダーが大げさにその体を震わせる。
「…討伐令ハ怖イデスネー」
「ああ、お前の判断は間違っていないだろう、秋田樹」
『フルネームで呼ばなくてもいいよ?』
「…む、そうか、ならば秋田、これからどうする?」
『そうだね、順調に杭も刺さってるし、そろそろ攻めてもいいころかなとは思うよ』
その提案に全員が頷き、輪廻が新たな疑問を提示した。
「攻めるにしても、どこを攻めるか…現在把握している陣営は?」
『えっと…』
直下、樹情報収集判定、1ほどへっぽこ9ほど潤沢
1:へっぽこな上攻め込まれる
【客ライダー&バーサーカー】
そんな姿を物陰から観察する三つの影。
客ライダーは軍帽を目深にかぶり、様子をモングレルに伝える。
「…いるよ、ザンツ」
「ああ、いるね」
「奇襲かあ。ワクワクしますねえ、血がたぎるッスねえ」
客ライダーの指が上がる。
「3」
ゆっくりとその本数が減っていき、白刃はバーサーカーを呼び出した。
「2」
息を沈め、逸る呼吸を押さえつける。
「1」
そして、ついに腕が振り下ろされた。
「Fire!」
直下、樹奇襲判定【待ち伏せ】-1【人数】+1
↓2、輪廻奇襲判定【待ち伏せ】-1 【人数】+1【改造人間】+1
1:マスター死亡
234:マスター重傷、サーヴァント負傷
567:サーヴァント負傷
890:失敗
3:樹重傷、ランサー負傷
「■■■■■ーーーー!!!」
唸りをあげるきしんだ咆哮と共に鉛玉がばら撒かれる。
その弾幕は的確に輪廻と樹を貫いた。
「…クッ!? 敵か」
『…痛てえ、クソッ』
「ま、ましゅたー! だいじょうぶでしゅか!?」
『…ちょっと腕が動かない。マズイね』
腕を抉る痛みに歯を食いしばりながら樹は答える。
「…待っていろ、とりあえず血を止めなくては」
「…シカシ、ますたー、敵ニソレヲサセルツモリハマッタク無イヨウデスヨ!」
奇襲を成功させた客ライダーが手に持ったマスケットの銃口をこちらに向ける。
「…なんだ、お前たちも無能か、ならボクとザンツの世界には不要だ、ここで死ね」
撃ち出された銃弾が一直線に樹へ向かう。
だが、輪廻はそれをあろうことか素手で握り、地面に落とす。
その体から漂うのは怒り。抑えきれない悪への怒り。
「…大層な口を利くな、死人風情が」
「な、嘘だろ…!?」
「貴界輪廻、この名と正義の下に、悪に裁きの殺戮を――!!!」
【貴界輪廻】が戦闘ユニットとして参加します
直下、戦況判定、1ほど客ライダー有利、9ほど箱ライダー有利
箱ライダーの【???】により客ライダーの【カリスマ】消滅
【貴界輪廻】+1【嵐の航海者】+1
【負傷】-1
6:やや箱ライダー有利
【2ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ライダー有利、9ほど箱ライダー有利
【貴界輪廻】+1【嵐の航海者】+1
【負傷】-1
0:特殊判定
123:バーサーカー【???】使用
456:乱入
789:箱ランサー【???】使用
2:バーサーカー【???】使用
◆【???】
ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:0~1 最大補足:1人
先住文明の文化や宗教を徹底的に破壊した、バーサーカーの伝説の再現。
魔術の基盤である神話や歴史を噛み砕くことで神秘を解体し、魔術や加護を機能停止させる。
神秘そのものである、Aランク以上の宝具も機能停止の対象となる。
神話を食い荒らし幻想を駆逐するのは、文明という名の怪物。
【1.任意のタイミングで宝具使用一回分の魔力を消費して発動】
【 バーサーカーに影響を与える「Aランク以上の宝具」「魔術・加護・呪詛に該当するスキル・宝具」を無効にする】
【 無効にした数だけ、バーサーカーの筋力を上昇させる】
【2.三回有利を獲得し、【筋】、【運】の対抗に成功した場合、一回分の魔力を消費して発動】
【 対象が持つ「Aランク以上の宝具」「魔術・加護・呪詛に該当するスキル・宝具」を無効にし、戦闘終了まで使用を禁じる】
【 使用を禁じた数だけ、バーサーカーの筋力を上昇させる】
今回は箱ランサーと2の効果で対抗、直下、8以上で箱ランサー対抗可能。
【0:さらに特殊判定】
123:抵抗失敗、さらに箱ライダーまでその余波が
456:抵抗判定を箱ライダーに変更
789:抵抗成功、加えてランサー宝具開帳
3、ランサー、箱ライダー共にAランク宝具使用不可、【対魔力】、【精霊の加護】使用不可
【2ターン目】
直下、戦況再判定、1ほど客ライダー有利、9ほど箱ライダー有利
【貴界輪廻】+1【嵐の航海者】+1
【負傷】-1【【筋】増加】-1
4:客ライダーやや有利
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ライダー有利、9ほど箱ライダー有利
【貴界輪廻】+1【嵐の航海者】+1
【負傷】-1【【筋】増加】-1
6:箱ライダーやや有利
【4ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ライダー有利、9ほど箱ライダー有利
【貴界輪廻】+1【嵐の航海者】+1
【負傷】-1【【筋】増加】-1
7:箱ライダー有利
箱ライダー宝具【???】使用
【5ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ライダー有利、9ほど箱ライダー有利
【貴界輪廻】+1【嵐の航海者】+1 【???】+1
【負傷】-1【【筋】増加】-1
【有利】+1はつかんのかね
>>781 つけ忘れデスネ、はい。
3:客ライダー有利
【6ターン目】
直下、戦況判定、1ほど客ライダー有利、9ほど箱ライダー有利
【貴界輪廻】+1【嵐の航海者】+1 【???】+1
【負傷】-1【【筋】増加】-1【有利】-1
1:ファンブル
直下、箱ランサー&ライダー撤退判定
成功以上で二陣営で二画、失敗で二陣営で三画消費し撤退
2:ランサー二画、ライダー一画消費し撤退。
【一旦ここまで。…ファンブル出るかあ】
【箱庭の明日はどっちだ。 再開】
光を受け、輪廻が跳躍する。
その動きは人を超え、鳥の様に空高く。
振り下ろす刃は、モングレルの鎧を削り取る。
返す刀が客ライダーのマスケットに受け止められるも、その足はじりじりと押され。
「…ただの人間の動きじゃない! ライダー、白刃くん、警戒を!」
「な…? ボクとほぼ互角…!?」
「だから言っているだろう。死人にはおとなしく墓の下へ帰っていろ」
膠着する二人、そこにモングレルがその鎧を生かした突進をかけ、二人を強引に引きはがした。
「ライダー!」
「ザンツ! ボクなんか助けなくてもいいのに!」
「僕が助けたいと思ったからだ!」
その光景に箱ランサーと対峙する白刃は口笛を吹く。
以前縫い留められたお返しとばかりにバーサーカーの咆哮が、ランサーの射出する杭を鈍らせていた。
「…ひゅー、妬かせてくれちゃうじゃないっすか。そこまでされちゃ、オレも黙ってられないねぇ。バーサーカーさん!」
「■■■ッ!!!」
白刃の掛けた声と共に、バーサーカーがその大きな口を開く。
その口腔には、砲門を思わせる虚無が開き、一瞬ひるんだランサーの眼前で、バーサーカーは何かを。
喰らい取った。
空間にヒビが入ったような幻覚。
だが、それは確かに何かを喰らい、そして噛み砕く。
「ナ、何ヲ砕イタノデースカ!?」
「…おかしい、大地からの力が、加護が感じ取れない」
自らに起こった確かな異変にうろたえるランサー。
そこに白刃の笑い声が響く。
「ハハハ、神秘とか陳腐とかどうでもいいんすよ、バーサーカーさんの一撃はそれを砕く! …テメエらの腐りきった幻想をねえ」
文明の、神秘の捕食者、それこそがバーサーカーの本質。
撃ち殺し、埋め立て、そこにあるものを生活ごと、文化ごと根絶やしにし強奪する。
凶悪で傲慢な、神をすら恐れぬ救世主。バーサーカーの咆哮は、歪な銃声のそれで。
現状を把握したのか、輪廻は箱ライダーに告げる。
「…ライダー」
「…ハーイ? ますたー?」
箱ライダーも感じたのだろう。マスターが何を告げるかを。
「許可を出す。本気を出せ」
「…いいのだな、マスター」
「そもそも隠す必要も無いだろう」
輪廻の言葉に箱ライダーは笑みを漏らす。
「フ、それもそうだ。…では、本領発揮と行こう」
瞬間、箱ライダーの気配…いや、威圧というべきか。
存在感が一瞬で変化した。先程までがテディベアなら、今の彼は灰色熊(グリズリー)というべきだろう。
____ 厶{\/}__
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く__/: : :‐= ミ、 \/ : : : /: \\:〈}、
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/: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : :‐=、_ \: : :人__: >、_人从从_
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.′: : : : : : : : : :/__/⌒>: : : : : : : : : :}: ⌒ .、 乂}_ノ {: :\二}廴 }
|: : : : : : : : : : :/⌒\___}_: : : : : : : : }: : : : :`. .、 {_ : : \二`.、 }
/ : : : : : : : /⌒^ 、_ノ、 ノ }⌒}: : : : \ ̄}: :\: : : : : {__ \  ̄ノ : : :}`くi:i}
./: : : : : : : : : ⌒/ } {⌒\__/ : : : /:\}: : イ ̄ ̄ X⌒`\{㌣‐- __ノ
.,: : : : : : : _: イi厶 イ  ̄ ̄{: : : :/ ̄ ̄ ̄ j―┐/./⌒ 、/\`く}Mハ
{: : : : : : : } } }/⌒} {⌒} /´ ̄ 厶 イ⌒ {_/}< \_アi }
|: : : : : : : | Ⅵ{_/ \j\}^‘, Vア⌒ ̄ .} ̄ .し′
\}_}_}_}_ノ ∠ ィ⌒}⌒\ ‘, \/⌒Y⌒} ‘,
\/\/⌒ 、\、 \/⌒\、^\
\/⌒\/\}′ ⌒\ハ}⌒
その砲口はバーサーカーと客ライダーを狙う。
「何、少々本気を出させてもらおう。…全艦に命ず、現在時刻を以て目標を殲滅せる、主砲、用意」
「…!? 艦船だと!?」
「破壊せよ、その砲口で敵を驚嘆せしめよ。全艦発射! 【???】!!!」
砲口が火を噴いた。
彼の偉業を現すその鉄の塊は、地面ごと刺客たちを抉り飛ばす。
「■■■ー!!??」
「げえっ!? まさか砲艦とかそんなんありっすか!?」
「クソッ!」
客ライダーに殺到する一撃。
モングレルは全身に強化をかけ、その鎧と共に盾になる。
何とかしのいだものの、砲撃の雨が止むことは無く。
「ザンツ!」
「一発くらいならなんてことはない…。その隙に行けるね? ライダー」
「…ボクにできるかな、何の才能も」
「才能なんかじゃない、さっきも言った。僕は君を信じたいから信じてる」
モングレルの言葉に客ライダーの目から焦りが消える。
そして、息を一つ大きく吸い込むと、客ライダーは静かにつぶやき駆け出した。
「…行くよ」
「させん!」
「残念、お姉さん、俺達と踊ろうぜ!?」
防ごうと飛び出した輪廻に白刃が当たり、客ライダーはその脇をすり抜け砲口へ向かう。
「…くっ」
「早いな…なるほど、ブリテンの出身だったか、ならば頷ける」
「ザンツのために、ボクを信じた人間のために、つぅぶぅすぅッッッ!!!」
箱ライダーが思い出したのはアルマダの海戦。
巨大な無敵艦隊を火船で倒したその逸話。
まさしく客ライダーの動きはそれのごとく。柔軟に動けぬ砲口の懐深く潜り込み、一塔ずつ破壊していく。
そこにあるのは執念と喜び。才能あるものに認められたという歪んだ歓喜。
砲門がすべて破壊される。それを見て取るとライダーは静かに呟いた。
「…マスター、撤退だ、これは敵わん」
「…それは的確な判断か?」
「少なくとも感情に左右され、大局を見失った判断でないことは自負しよう、それとも何かね、このまま無為に戦いをつづけ、犠牲を増やすかね?」
「ライダー、お前の宝具を使えば」
「あれは我々が優位に立っているという前提を以て初めて使用できるものだ。流石の私でもこの劣勢下でアレを行おうとは思わぬ」
箱ライダーの説明に渋々ながらも状況を理解したのか輪廻は刃をしまうと令呪を見せる。
「…秋田、聞こえているならお前も令呪を使え」
そして一度だけ客ライダーを振り向き吐き捨てた。
「…覚えておけとは言わん。こちらが一方的に記憶しよう」
「フン、偉そうな口だけは一人前か」
売り言葉を買うことも無く、淡々と輪廻は行為を済ませ、そして箱庭のランサーとライダーは姿を消した。
「令呪を用いて命ず『撤退だ、ライダー』」
『『撤退、ランサー』』
【ランサー、ライダー撤退:箱庭陣営残り二騎】
「…ふひい、一時はどうなることかと」
「ザンツ! 勝ったよ! キミのおかげだ!」
「…ああ、ありがとう、ライダー」
モングレルは飛び込んでくるライダーをさっと避け、その手を頭に当てようとして硬直する。
だが、ライダーはそんなことお構いなしにモングレルの腕を取り、自らの胸元に押し付けた。
「うひっ!?」
「…えへへ、ザンツの、ザンツの」
「ら、ライダー、離れて、離れて、くれませんか…!?」
その様子を眺める白刃。視線には冷ややかな物が。
それを感じ取ったのかバーサーカーが静かに呻く。
「■■■…?」
「…いやあ、色々見てきたからっすけどね、危ういなあと思って、あの二人」
彼が二人に何を見たのか。それが分かるときは、来るのだろうか。
【他陣営の描写を終了します】
「…来ませんわねえ」
「もう少しで妹が…」
「ふにい…」
直下、フェニクス判定、成功以上で誰か来る、継続以下失敗以上で索敵、大失敗以下でコミュ【二日目】+1 【現在向かっている】+3
9:ようやく合流スウェンさん
夜の闇をかき分け、現れる影、フェニクスは一瞬身構えるも、そこに見慣れた姿を確認するとため息を吐いた。
「…や、やっと到着したあ」
「いや、ビビりすぎだ、マスター」
セイバーに半ば抱えられるようにして到着したスウェン。
その肩を代わり、ゆっくりと工房の中央までフェニクスは手伝う。
「…心配しましたわ」
「ご、ごめん、フェニクス、心配をかけたね」
「ええ、それはもう」
その顔は半分泣きかけていて。
「無事でよかった…」
「ふぇ、フェニクス。…ありがとう」
「うふふ、いいですねえ、あ、あとセイバーは近寄らないでください、あのクソッたれ髭親父の匂いがするんで」
「…あー、うん、結構クソッたれだよな、あのオッサン」
「あら、気が合いますねぇ、おんなじ匂いもしますし」
【夜行動を終了します】
直下、他陣営の行動判定、成功以上でもう一回自ターン、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営襲撃【夜】-1【一陣営脱落】+1
2:他陣営襲撃
直下、何処の襲撃か
12:「私に任せなさい!」
34:ランサー
56:メイド
78:アーチャー
9:ライダー&バーサーカー
0:特殊判定
直下
123:「私と」「私が」「いるじゃない!」
456:何も知らない一般人(?)が迷い込む
789:バーサーカー撤退
6:一般人(?)登場【とあるフラグが一つ立ちました】
と、そこに一つの声が響く。
「…あー、ここはこんなことになってるのか」
「!?」
そこにはフェニクスらの寝床を眺める少年が一人。
黒髪に人懐っこそうな眼。だがその衣服はどこか古く、何十年も前の人間のようだ。
,ィ
// __
/ / , -‐ ¨´/
/// レ7‐' ´ ∠.__
ト // ! 〃/ <´
| ∨爪∨//⌒ <¬´ ̄! `¬─ 、
_」/! i ト. i ト \! / <´ ̄ ̄ ̄
ャ¬// トヘ|ヘ| l丶.\ ∨ \
∨,イ i|トヾヾ l\ メヽ ト\ _\
// | .」」__ヽ. |∨'ヤハ7l | ヽヾ、ヽ  ̄
/ il| | ,rャうヽ| ゞ-' !│ ト. ヘ`ヽ
! /ハ ド、 ゞ' 、 _, l│ ト トヘ
l | ゝ ‐' ´ /| トi L」!__
ヾ. l `丶、__ / .| |ヒ== ┘
ヘ ! ヾ|Kツ! i |' `>¬i
l| r<く ノ ,/|」='´ l
∨-、 。∨ /イ !|_,ィ'´ ̄ ̄`ヽ
/ ヘ/ク' f' ||,リ \ ヽ
/ / // l !!' ヽ i
「…ははは、いや、すいません。このまま帰りますんで」
「…そうはいかないでしょう」
「だね」
目を合わせ、スウェンが少年に近寄る。
結界の中ならば、専門外であろうと多少の記憶操作なら可能だ。
「申し訳ないが少し眠ってもらうよ」
だが、少年は動くことも無く苦く微笑むと。
「…あー、それ、されると、俺は、揺らいじゃって」
ふらりとその体を揺らめかせ、陽炎のように消えていった。
「!?」
「消え、た?」
「…敵サーヴァントの宝具か何かでしょうか」
「…警戒するべきだろうが、そういえば何か違和感が」
付近を見回すも、何の気配も無い。スウェンは首をひねり違和感の正体を探る。
結局何も起こらないまま時間が過ぎ、???がポツリと呟いた。
「うーん、多分だけど害を与えに来た、というわけじゃなさそうですよね」
「…一応もう一度付近を見回っておこうか」
だが、そこには何の痕跡も発見できず、彼らが首をひねるだけで、夜は過ぎていくのだった。
『…一応今のところは大丈夫みたいだ、???』
『そうか、ま、俺が出ることにならなければいいんだがな』
【他陣営の描写を終了します】
【三日目】
また朝が来る。
「…お母さん、がんばって」
???の声に応えるようにキャスターは汗をにじませながら笑顔を向ける。
そして、昨日の朝と同様に、腐ったような匂いが漏れ、新たな影が現れた。
…その影は。
直下、偶数で蛇、奇数で姫
ひめぇ
>>814 姫
フードを目深にかぶった、死臭の漂う女だった。
イ:::::::::::::::::/ー' ,イ:::| |//>--― ―― -- <///| ハヽ\::::::::`ヽ
/:::::::::::::,イ`j }::::::| レ' `ヾ|l |::::} `´ィ、:::::::::ヽ
. /:::::::::::;イヽ_;/ ,イヽ\l , -- ―――― --- 、 i| i::ノ , !:::::}\::::::',
/::::::::::;イ::ヽ イ::::::{ o rイ jヽ| ´ <::ヽヽノ,ィ、ヽ:::',
. /:::::::::∧`=' ,ィ、\_::) r, ||!' __ _//l| ノ::::::} !::::ノ/ヽ:',
/:::::::::://ヽ ゝ;:ヽ イ:::i | { Tミ゙= `Tヽ r 、=≦//j: :! ハヽ/,ィヽ`ソ//ハ::i
. /::::::::::://///≧=、j }::::::l | ヽゞ=彡r' ヾ///ノ: :! l:::::} イ::::::j/////|i:|
/:::::::::::://////////7≧、ヘj |i、 ` ̄´ , 、 `¨´: :j /::/jヽ }////////ハ!
. /::::::::::::://////////////> il| r 、 イ/ハ , 、: :/ -´イ>´///////////
/:::::::::::::://////////////////7≧、 ! !|l|lヽ_´ ̄` _,, イ/j: /,,ィ≦///////////////
ヽ::::::::////////////////////////∧ `ー'、`二´,-‐´ ////////////////////
丶:///////////////////////// \ : : :///////////////////
`ヾヘ////////////////////`ヽ、 `ー-- ‐<、_////////////////
ヽ///////////////// `ー-- 、\ ハ/////////////
\////////////// ヽ`ヽ ハ/////////
\/////////// ヾ ィ´`)//////
「あー! ???ちゃん!」
「母上、元気でしたか?」
「???ちゃんこそ」
「姉上も…お変わり、お変わり…、いいなあ。私半身腐っちゃってるから」
「まっかせるにい!」
そう言うとキャスターはまたしても女の体に手を触れ。
「二二二{ x≦二}__/ `Y
}二二二i{  ̄ ̄ ̄≧x }
/⌒}二二/ \__ }
/ ___{≧‰ ``ヽ ∨二{八 ____
/ {二二/ \ ∨=} \ノ \___ /(
{ ノ二=_/ / }V \ }て__ \ \ \_ { )
. / ∨二ニ{ ,: i } ∨ \ニ=-__ 丶\ } } \{i(
/ ∨二{ { /| 八 ∨ \ \ニ=-__ \ ノ } } )
.. / / /了ニ{ { ノ / i| | /斗r( \ (ヽ(ヽ\二ニ=-___-=彡 ノ }ノ
/ / / ノ二_{ /}/ | i(\戈cY | 〉 〉 }\\二ニ=- 廴__彡 ノ
/ __ -=彡〉 /二ニλ {/《弌豕ノイ \\ | ,i_/ / / \\ 廴___彡
. / // /ニニ_/ } i{ ハ "" ノ \`^ / ⌒\
. 廴__ -=彡イ/ ` ̄ ̄ 八i{ }圦 ` { /__ \
. { 〉 / 八 ー‐ ´ { ___√二_∧
. 廴__ -=彡イ ,′ / 〕i≧xvx≦て廴_て)二ニ∧
廴__ 八 / ___}二ノて_て%‰ て二二ニ∧
廴__ =彡 Y / / /二て__ %___ て二二ニ_∧
.. 廴__ -=彡}/ / /二て__ % ノて二ニ=}二二二ニ_〉
. 廴___彡イ⌒ソ/ /二て__ % て二二二=}二二ニニ_/
廴__ ノ 〈( /二ニて__ % て二二二ニ_}二二ニ=/
廴て ∨二ニ て_人て二二二二ニ}二二二/
}ニ/二二二{二二二二ニ=}二二二}
/ニ{二二二=∨二二二二ニ}二二二}
/二乂二二ニ={二二二二ニ=}二二ニリ
∨二二ニ}コ}二ニ{二二二二ニ=}ニ=_/
∨二ニ=}コ}二ニⅣ二二二二ノ二_/
/二二ニ}コ}ニ二{コV二二二二ニ /
/二二ニ=}コ}二ニ{コ}_\二二二/
/二二ニニ=Л}二ニ{コ}_二>==彡ヘ
. /二二二二_/フ二ニ_{コ}二二二二二\
「あ、え、…いいんですか?」
「いーのいーの、ほらこっちがマスターだよ!」
「あ、どうも初めまして???です。コンゴトモヨロシク」
【ちょっとだけ離脱します】
【はーい再開、戒君は今のところ放っておいても大丈夫ですがあまりにも特殊が続くと】
直下、フェニクス判定、成功以上で索敵、もしくは攻撃、継続以下失敗以上でコミュ、大失敗以下で襲撃される
4:コミュ
直下、コミュ対象
12:キャスター
34:???(AA:まゆ)
56:スウェン
78:セイバー
90:???(AA:蘭子)
4:???
「…そうですわね、貴女方はスキルをどの程度持っているのですか?」
「えーっと、ステータスは見てもらえば分かると思います」
「ええ、かなりデチューンされているようですね」
「はい、…それでスキルですが」
直下、スキル情報何処まで手に入れられるか。【太陽の加護】+1【特に隠す必要は無い】+1
5:ちょっと隠される
「…少し隠し玉を置いておきたいので一部だけ」
「…構いませんわ、予想は付きますし」
そう言うと???は少し笑みを漏らす。
「私たち姉妹は全員高めの【対神性】を持っています」
「…となると、神性持ちにはかなり有効ですわね」
「ええ、そして私は【単独行動】ともう一つ、今いる妹は【治癒魔術】ともう一つ」
「【治癒魔術】、ですか」
「はい、元々の逸話から派生したみたいで」
それだけ聞くと満足したようにフェニクスは頷いた。
「それだけ聞ければ十分ですわ。仮にもあのキャスターの娘、裏切ることは無いでしょうし」
「…ええ、絶対に裏切りませんよぉ」
「…さて、キャスター」
「大丈夫だけど…マスターは?」
「ここは幸い霊脈の要、心配することは無いと思います」
「…そっか」
直下、フェニクス思考判定、成功以上でもう一度【???】発動、下で一旦休息をとり他の行動【特にリスクなし】+1
2:一旦間を置く
「…心配してくれるのですね、では、少し休息をとりましょうか」
「うん、そうしてくれるとキャスターもうれしいなあって」
フェニクスはキャスターの笑顔に少しだけ昔を思い出す。
それは本当に遠い記憶。どこか薄れてしまった優しい過去。
直下、フェニクス再判定、成功以上で索敵、もしくは攻撃、継続以下失敗以上でコミュ、大失敗以下で襲撃される
6、索敵、または攻撃、しかし居場所把握していないため強制的に索敵
「では、敵の場所を探りましょう」
「うーし! 頑張るにい!」
直下、使い魔作成成功判定、成功以上で成功【陣地:霊脈の要】+2【工房】+1
9:成功
「できたにい!」
「流石お母さん」
「流石ですね母上」
情報入手判定 場所は >>540 参照
↓2、索敵したい場所、もしくは陣営、ランダムでいいときはランダムと記入。そのコンマで判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢
3:とりあえず現在地だけ
「危険だと聞いていたランサーを探ってみましたが…」
「大坪にいる、というだけですか」
「襲撃をかけてこなければいいがね…」
「いっそのことこっちから攻めるってのもアリだと思うぜ」
セイバーの言葉にフェニクスは確かにと頷く。
現在状況は戦闘要員が順調に増えているところだ、ならば襲撃をかけるのも選択肢に含んでもいいだろう。
「…どうしますか」
直下、成功以上で襲撃をかけさせる、下で待機
0:特殊判定
直下
123:「私がry」
456:ランサー「来ちゃった」
789:文句なしの最高の布陣で襲撃を決意
5:ランサー「来ちゃった」
「…取り込み中失礼する」
「!?」
顔を突き合わせるメンバーの中に低い声が響く。
「ミニスケープの陣営で間違いないな?」
「な、ランサー!?」
「ああ、ランサーだ」
戟を携えた男、ランサーが戸口に現れていた。
「…ここに来たということは」
「無論、いざ尋常に勝負せよ」
戟を構え、目に炎を燃やすランサー。
その様子をセイバーが冷静に観察する。
「…勝てるか?」
「人数では圧倒的にこちらの有利。押しつぶしましょう!」
直下、戦況判定、1ほどランサー有利、9ほどキャスター有利
【人数差】+3【勇猛】+1【怪力】+1
【???】-1
9:クリティカル
ランサー、戦闘続行判定
◆戦闘続行:B+
主君が諦めない限り、臣下が諦める訳には行かぬという気迫。
嘗ての主君ほどでは無いが彼もまた「半人半機」のサイボーグであり、
決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
直下、継続以上で戦闘続行
【少しミスりましたね、せめてメイド辺りと組ませてやるべきでした】
2:失敗
直下、撤退判定、成功以上で一画消費し撤退、失敗で二画消費し撤退【マスター不在】-2
まあ、おかげで各個撃破出来ると考えれば良かろう。
マスターはどうしたんだろう?
置いてきたのかな。
1:二画消費し撤退
「来ます! ???側面から! ???とキャスター、セイバーは力で押しなさい!」
「了解!」
ランサーは戟を振り回し、獅子奮迅の活躍を見せる。
だが、神代の怪物と勇者を相手にその結果はあまりにもあっけなく。
???に腹を食い破られ、膝をついた。
「…流石に多勢に無勢だったか」
「おいしくないですねえ…油ですか?」
口を油でしとどに濡らす???を前に、ランサーは奇妙にも笑みを浮かべた。
「…私ともあろうことが、少しはしゃぎすぎてしまったか」
「おいおい、ここまで手ごたえが無いってのはどうよ」
「…はは、だが、何故だろうな、心は澄んでいる」
そしてどこかへ声をかける。
「…悪いが撤退させてもらおう、マスター」
何やら怒鳴られているのか目をしばたたかせるランサー。
「…そう怒らず、これでお相子、としてはどうでしょうか。…ええ、そうです。私もまた戦場を駆ける武者でしかなかったということですよ」
念話を切ると場にいる全陣営に向け、ランサーは又笑みを向ける。
「拍子抜けさせてすまないな。だが、次の戦いはこうはいかない、次は、マスターと共にいるのだから」
【ランサー撤退:刺客陣営残り四騎】
「…これであとは四騎、か」
「下手をすれば大同盟かけて襲い掛かってくる可能性がありますわね」
【朝行動を終了します】
直下、他陣営の行動判定、成功以上でもう一回自ターン、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営襲撃【朝】+1【一陣営脱落】+1
>>859 ミカンさんは基本午前中は行動しません
8:成功
「…さて、ではどうしましょうか、襲撃をかけますか?」
「だがその当のランサーが撤退したしな…」
「じゃあ、もう一度索敵からですねぇ」
「…ですね」
直下、使い魔作成成功判定、成功以上で成功【陣地:霊脈の要】+2【工房】+1
敵の合流は時間経過? 他陣営の行動判定にはないけど
>>863 他陣営の日常、もしくは襲撃の際に判定行う予定です、もちろん時間経過も考慮して
5:失敗
「…うわちゃあ」
「失敗、ですか」
「なら今は大人しくしておくべき、なんだろうね」
【朝行動を終了します】
昼になり、高く太陽が上がる。
「さて、ではもう一度チャレンジしてみましょうか」
「そうですね」
直下、使い魔作成成功判定、成功以上で成功【陣地:霊脈の要】+2【工房】+1
9:成功
「成功しましたわね」
「よーっし! 何処に飛ばすぅ?」
情報入手判定 場所は >>540 参照
↓2、索敵したい場所、もしくは陣営、ランダムでいいときはランダムと記入。そのコンマで判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢
とりあえず、ランサーの居た所を除いてランダム
>>868 、8:現在状況ほぼ把握
「大坪にはおそらく敵はいないでしょう」
「さっきランサーがいたしね、その判断は順当だろう」
直下、索敵陣営【太陽の加護】+1
123:メイド
456:ライダー&バーサーカー
789:アーチャー
下2、情報【ランサー撤退】-2
123:合流している
456:待機中
789:攻撃してこようとしている
6、3:アーチャー合流
直下、合流陣営
123:全陣営
456:ライダー&バーサーカー
789:メイド
2:全陣営合流
【本日はここまで、うーん、切り替えていきますが大戦って確かに難しい】
【上手く見えるのはきっと適当だからさ】
【TIPS:箱庭の構成材料】
箱庭の聖杯大戦、それを明日に迎え、サーヴァントを召喚した鍵は一暴れを終えベッドに寝転ぶフィナコに声をかけた。
「…そういや、フィナコ、この箱庭って何で出来てんの?」
「ん? そういうことは父上と兄に聞いてみろ、私は知識だけなら持っているがそれ以上の事は知らん」
「…その知識だけでいいんだよ、まだみんながどんな人か知らないわけだし」
鍵の言葉にフィナコはにんまりと笑みを浮かべながら、何処から取り出したのかホワイトボードと指示棒を持った。
「そうかそうか、そこまでして私の教えを乞いたいか」
「いや、…まあ、もうそれでいいや」
その様子に質問を諦めかけるも、やはり気になるのか、やれやれといった様子で鍵はその先を促した。
「では教えてやろう。聖杯戦争についての概要は脳味噌に入っているな?」
「あー、うん」
鍵は脳内の知識を確認する。
確か以前に行われた場所は…か、か、かん、何だったか。
「なら早い。この箱庭はかつて聖杯戦争のあった地における霊脈の記憶を利用しているのだ」
「…? つまり魔術式を使っていない、ってことか?」
「違う、お前は馬鹿だな」
「うるさい、お前よりはマシだ」
フィナコはさらに眼鏡まで装備している。
形から入りたがる部類の馬鹿であった。
「この戦争も聖杯、大聖杯と呼ばれるものだが、それは存在する」
「ほう」
「だがな、私の家系には残念なことに私以外に優れた人物がいない」
「…もういいや、で?」
すでに突っ込みを放棄した鍵の促しにより、滞りなく説明は進む。
「流石にそれを再現することは難しいと考えたのだ」
「成程な、そりゃ無理だわ」
「だがしかし、我が家の凡愚を総動員した結果、それが可能かもしれないという結果に辿り着いたのだ」
鍵の頭上に疑問符が点った。
「…?」
「兄の結界は断絶に優れ、叔父上の結界は時を固定、遡行する、そして父上は一時的な従属、母上は浄化だ」
「…まさかとは思うが、この箱庭って」
「そう! その戦争の存在した土地をブッ飛ばして、時を何か固めて、一時的に自らの下僕とし、不要な物をドカーンする」
擬音と訳の分からない言葉に満ちたフィナコの解説に少々混乱しつつも鍵は整理し、自らの中で噛み砕く。
「…なるほど、霊脈そのものを持ってきて、そのまま固定、制御できる状態で不要物を排除、か」
「うむ、だが所詮は継ぎはぎだらけ」
「そこで人数を増員することで、本来の力を再現しようとしたわけか」
その様子に鼻息をぬふーと吹き出しながら満足げに頷くフィナコ。
だが、一方で鍵は頭をひねっていた。
「頭がいいな…だが、それで上手くいくのか?」
「知らん! 私は面白ければそれでいいし今のも父上の受け売りだ!」
「…だろうな」
もう飽きたのかホワイトボード等を放り出しベッドにもぐりこむフィナコ。
その後姿を眺めながら鍵は呟いた。
「…そんなモノを使って上手くいくのか? 齟齬やバグは発生しないのか? 途中で空中分解なんて冗談じゃないぞ」
…その考えは杞憂に終わるか、それとも。
その齟齬が犬耳の彼なのねぇ。
気にかかるのはバサカかなぁ。
あと戦闘で2対2とかでやった時負けたほうが二体とも撤退ってのは、そのあとキツくなるよね。
ファンブルごとに一体ずつとかだと>>1の負担大きくなるかね。
【オープン・ザ・プライス 少し遅くなりましたが再開】
使い魔を通して見た景色、そこは。
「…全陣営集合、ですか」
「…遅かれ早かれこうなるだろうとは予測していたけどね」
フェニクスは頭を悩ませる。
「…襲撃、するべきでしょうか。メイドとアーチャーの存在がありますからほとんど陣地効果は考えなくてもいいとして」
「母上はまだ子を産めますしね」
「…それもあります。このままあと一日耐え凌ぎ万全の状態で突撃するべきか否か」
直下、フェニクス思考判定、成功以上でキャスターに【???】使用指示し待機。下で襲撃を決意
>>886 確かにそうですね、次回クールからはもう少し細かく区分しますか。
2:襲撃決意
「…行きましょう、時間をおいて動かれてはコトです」
「分かった、異論はないね?」
「マスターがそういうなら文句はないにい」
「さて、誰にぶつかるでしょうねえ…」
「ま、戦えるなら文句はねえやな」
場にいる全員が頷いた。
襲撃は日中。第四クール、最後の決闘。
【朝行動を終了します】
【特にすることもないので決戦までキンクリしますがいいでしょうか】
【そういやAAこの人だったので】
___
_,,,.. ---=ミ -: : : :o: : : : : :r‐ァ: : ‐-ミ その時不思議なことが起こり
/: : :o/: :0: :/≧ミ..,,___,,.. -‐=ニ二。: : : : : : -‐=≦ ̄ ̄ ̄ ̄≧=‐-
>―=ミ. ,.. -=ニ=-ミ /: : : :/: : : : /: :O: : : : : : : : :[]: : : : : : : : : :-‐=ニ二
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(( )) (( )) l∧∨∧∨∧∨∧∨,/∨∧∨ハ /: : : : :. :.「 ̄\:0 : : : : :. :.| }/ 私は悪くない!
( )) (( )) /∨∧∨∧∨∧∨ハ,/∧∨∧∨{ {,\: :□: :.| 丶: : : : : : :|
苔生す墓石の間に立ち、警戒を続けていたウィリアムが目を開いた。
その手に握る矢が震えたのだ。
◆ 魔の矢
動物の骨と木で出来た矢。これを二十本所有する。
怯えの概念が付与されており害意を持つ者が接近すると震えだす。
【奇襲を無効にする】
「…来ました」
「ほう、堂々と攻め込んできましたか」
現れたるはいくつかの影。
天高き日に照らされ、その影は姿をひそめている。
「ええ、人数差は無し、正々堂々と勝負と行きましょう」
「…残念なのは、日中だということか、そう長期の決戦はできないといったところだね」
スウェンがどこか重みのある一言を。ただし足は震えているのだが。
ウィリアムを筆頭に刺客が次々と姿を見せ、サーヴァント達も姿を見せる。
「では、よろしいかなお二方」
「ええ、よろしくてよ」
「では、決戦と行こう」
日は高く、今クールの最終決戦が幕を開ける。
【さすがに四対四は色々と面倒なので二対二に】
直下、割り振り、0は安価下
123:キャスター&???(まゆ)、セイバー&???(蘭子)
456:キャスター&???(蘭子)、セイバー&???(まゆ)
789:キャスター&セイバー、???&???
下2、刺客割り振り
123:ライダー&メイド、アーチャー&バーサーカー
456:ライダー&バーサーカー、アーチャー&メイド
789:ライダー&アーチャー、メイド&バーサーカー
4:キャスター&???(蘭)、セイバー&???(ま)
1:騎隷&弓狂
直下、キャスターがどちらと勝負するか、成功以上でアーチャーと。0は安価下
1:ライダー&メイドと
直下、キャスター戦況判定、1ほどライダー有利、9ほどキャスター有利
【怪力】+1
【陣地】-1【怪力】-1【カリスマ】-1【護国の鬼将】-1
下2、セイバー戦況判定、1ほどアーチャー有利、9ほどセイバー有利
【勇猛】+1【対神性】+2
【魔力放出(雷)】-1
2:ライダー有利
キャスター【母の愛】発動
【母の愛】D
母として持ち合わせる母性。
自らの子が傷つけば苦しみ、守ろうとする強き可能性。
【【???】によって召喚されたユニットと共に行う戦闘で不利を獲得した場合、+補正、2ターンごとに増大する】
0:特殊判定【陣地補正とか入れ忘れてたのでラッキー】
直下
123:バーサーカー【???】発動
456:セイバー【???】発動
789:セイバー【???】発動
9:セイバー【怒れる運命の剣(グラム・バルンストック)】発動
◆【怒れる運命の剣(グラム・バルンストック)】
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
オーディンがバルンストックに突き刺した剣。後に打ち直され魔剣グラムとなった。
持ち主の魔力を増幅し、万物を焼き尽くす炎へと変換する。
真名を解放することで剣を中心に半円状に拡散する炎熱の剣気を放つ。
【宝具使用二回分の魔力を使用する】
【発動したターンの陣地補正、防御に関したスキル、宝具を使用不能にし、さらに+2補正】
【発動後、永続的に+1補正】
【…前回の戦いでこのスキル忘れてたんですよねえ】
バーサーカー、スキル【魔獣の咆哮】発動
◆魔獣の咆哮:A+
未知なる存在への恐怖を呼び覚ます、正体不明の魔獣の雄叫び。
咆哮とほぼ同時に、物理的な衝撃が相手を貫く。
その実体が理解できない限り、バーサーカーの攻撃は察知・対応できない。
【1.バーサーカーの行動に反応して発動されるスキル・宝具は、その発動タイミングを逃す】
【 但し、魔獣の咆哮の実体を理解した者によるものは除く】
【2.攻撃による不利判定を受けなかったラウンド終了時、相手に対する有利判定を獲得】
【 但し使用した次のラウンドでは、条件を満たしても使用できない】
直下、セイバー対抗判定、成功以上で成功【不幸体質】-1【勇猛】+2、成功時、このスキルの実態を把握
4:発動失敗
直下、セイバー戦況再判定、1ほどアーチャー有利、9ほどセイバー有利
【勇猛】+1【対神性】+2
【魔力放出(雷)】-1【陣地】-1
6:セイバーやや有利
【2ターン目】
直下、キャスター戦況判定、1ほどライダー有利、9ほどキャスター有利
【怪力】+1 【母の愛】+1
【陣地】-1【怪力】-1【カリスマ】-1【護国の鬼将】-1 【有利】-1
下2、セイバー戦況判定、1ほどアーチャー有利、9ほどセイバー有利
【勇猛】+1【対神性】+2
【魔力放出(雷)】-1【陣地】-1【魔獣の咆哮】-1
4:ライダーやや有利
7:セイバー有利
【3ターン目】
直下、キャスター戦況判定、1ほどライダー有利、9ほどキャスター有利
【怪力】+1 【母の愛】+2
【陣地】-1【怪力】-1【カリスマ】-1【護国の鬼将】-1
下2、セイバー戦況判定、1ほどアーチャー有利、9ほどセイバー有利
【勇猛】+1【対神性】+2 【有利】+1
【魔力放出(雷)】-1【陣地】-1
8:キャスター有利
0:特殊判定
さっきと同じ直下
123:バーサーカー【???】発動
456:セイバー【???】発動
789:セイバー【怒れる運命の剣(グラム・バルンストック)】発動
5:セイバー、業を煮やし【狂狼獣皮(ウルフサルク)】発動
◆『狂狼獣皮(ウルフサルク)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
呪いが込められた狼の毛皮。
身に纏うことで、毛皮に込められた『獣』の因子が身体を浸食し、人狼へと変化する。
人狼となった状態では筋力と敏捷が1ランクアップするが、人語を話すことができなくなる。
また、この宝具は一度身に纏うと、特別な霊薬か令呪を使用しない限り外すことが出来ない。
【戦闘、索敵に+補正】
【マスター以外との会話が不可能になる】
【道具作成Aで作られた霊薬か、令呪を使用しない限りこの宝具は解除できない】
直下、 セイバー戦況再判定、1ほどアーチャー有利、9ほどセイバー有利
【勇猛】+1【対神性】+2 【有利】+1 【狂狼獣皮】+1
【魔力放出(雷)】-1【陣地】-1
【あ、上に加え【怒れる運命の剣を使用できなくなる】】
9:クリティカル
直下、バーサーカー&アーチャー撤退判定
成功以上で両陣営でニ画消費し撤退、下で三画消費し撤退
9:アーチャー、バーサーカーともに二画消費し撤退
【セイバーたちは5ターン目からキャスター戦に参入】
【4ターン目】
直下、キャスター戦況判定、1ほどライダー有利、9ほどキャスター有利
【怪力】+1 【有利】+1
【陣地】-1【怪力】-1【カリスマ】-1【護国の鬼将】-1
4:ライダーやや有利
メイド【???】使用
◆『???』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~100 最大補足:1人 (消費魔力:90)
非常に限定的な、自身の竜化の呪いの解呪。
マスターとくちづけを交わす事で、一時的に竜化の呪いを解き自身から剥離した「竜の形をした呪い」そのものを
敵にぶつけて攻撃する。
強大な神性を持つ???によりかけられたこの呪いは非常に強力で、解呪に特化した能力を持つ者でない限り
その影響から逃れる事は不可能。
令呪を用いるか同様の手法で呪いを解かない限り、敵サーヴァントを女王の如く支配しメイドに対しての攻撃や行動を
著しく制限する。
ただし、この宝具の効果中においてメイド自身は竜種の力を失うことで能力が大幅に低下する。
【これにより口づけを交わすことによりハインリヒ【蛙の呪い】解除】
【蛙の呪い】
自身の主君を守るために受けてしまった呪い。
醜い蛙人間へと姿が変貌し、身体能力が減少している。
高位の魔術師に解除してもらう、死ぬほど痛めつけられる、キスをしてもらう。
この三つの方法でしか呪いは解除されないうえ、そのどれもが女性である必要がある。
直下、【???】対象
123:セイバー
456:キャスター
789:???のどちらか
0:特殊判定
123:キャスターにかかればその娘たちはお母さんに従うよね
456:強制的に???どちらにも
789:「外れたー!?」
6:???どちらにも使用、戦闘不能に
【5ターン目】
直下、キャスター戦況判定、1ほどライダー有利、9ほどキャスター有利
【怪力】+1 【勇猛】+1【狂狼獣皮】+1
【陣地】-1【怪力】-1【カリスマ】-1【護国の鬼将】-1
1:ファンブル
直下、セイバー【神々の加護】判定
◆神々の加護:A
戦争の神オーディンの加護。
再生能力を付与し、痛覚によるペナルティを無効化する。
神性を持つ者に対してはそのランクに応じて加護が減少する。
【負傷による-補正を受けたターンから2ターン後に消滅させる】
【戦闘続行Aと同じ補正を受ける】
直下、継続以上で戦闘続行
7:戦闘続行
【6ターン目】
直下、キャスター戦況判定、1ほどライダー有利、9ほどキャスター有利
【怪力】+1 【勇猛】+1【狂狼獣皮】+1
【陣地】-1【怪力】-1【カリスマ】-1【護国の鬼将】-1【有利】-1
3:ライダー有利
【6ターン経過、日中のため強制終了、獲得有利数はライダー側なのでキャスター達は撤退します】
直下、キャスター&セイバー撤退判定、成功以上で両陣営でニ画消費し撤退、下で三画消費し撤退
6:キャスター、セイバーそれぞれ一画消費し撤退
【第四クール、勝者、七人の刺客】
直下、???達は次クールに継続可能か、成功以上で可能
1:残念持ち越せない。そしてメイドも元に戻る。
【今夜はここまで。メイドこれやる前に消滅したらどうしようとビクビクしてました】
【戦闘でもそうですが、ちょくちょく宝具、スキル効果忘れてしまうのは本当に作成者さんに申し訳ない】
【なるべく気を付けてはいるんですがね、そういうところは適当にしちゃだめだと思うので】
【それと完全に余談ですが、メイドとハインリヒの作成者さんは別の人です。これは合わせるしかないなと思いました】
【連絡忘れ:明日はお休みの可能性大】
【皆鯖でエリザベス作られそうで内心震えています。私のは当時女体化がーとか言われてたのに対抗して一種焼け糞で作ったところあるので】
【描写だけで今日はお休み】
ライダーがメイドのそばに立ち、アーチャーはバーサーカーと背を合わせる。
ライダーとメイドは一瞬目を合わせると、一瞬で背け、不満を漏らした。
「…少々不満はあるけど」
「相性がいいっつーのは立証済みですからね」
「今回は協力してやるよ、蜥蜴女」
「ええ、精々足引っ張るんじゃねーですよ、ガチ糞エリート」
「「…」」
沈黙。そして、罵詈雑言の応酬と共に足並みをそろえ、キャスターに銃弾と炎を放つ。
「死ね無能!」
「そっちが死にやがれです糞女!」
「…その割にはタイミングが妙に合ってるんだよね」
「どちらも理不尽に襲われた身だ、通じる部分があるんだろう」
その初撃を器用にかわし、キャスターと???はアイコンタクトで会話する。
「…にい」
「醜いですね」
やれやれと手を振り、本来の姿に戻る???。
死臭漂うその姿にキャスターは目を煌めかせ腕を振る。
「行きましょう、母上」
「よーし! ???ちゃんと一緒なら百人力!」
だが、その攻撃を示し合わせたようにメイドとライダーはよける。
そして心底憎ましげに、鬱陶しげに吐き捨てた。
「あぁ? 死人の上でふんぞり返ってる糞ったれたションベン臭いお姫様風情が、ボクを倒せる? そんな傲慢つくは」
「…私、女神ってやつが嫌いなんです。陰険で、自己中で、厚化粧で、だからテメエも」
「「倒す!!!」」
攻撃を躱されがら空きになったその体にライダーのマスケット銃が突き刺さる。
「…!?」
「???ちゃん!」
その一方で、アーチャーは違和感を感じていた。
目の前に立つ少女、そこから漂う異常な威圧感。
指一本を動かす事さえともすれば億劫に感じるような威圧。
「さて、アチラも始まったようだが…どうも本調子が出ないね」
「あー…貴方、神様に属するんですねぇ。私、神様って大嫌いなんですよ、だから」
そして少女はその身を変える。
巨大な、歪な狼へと。
「丸呑みにしてあげますねぇ…?」
その言葉にアーチャーは全身の毛が立ちあがる。
だが、その緊張を読み取ったかのように、軽薄で乱暴な声と、噛み合わない歯車が軋むような咆哮が。
「丸呑みになんのはそっちっすよ!」
「■■■■ーーー!!!」
「セイバー! バーサーカーは高ランク宝具を無効化する!」
「おうよ! ならその前に!」
突進するバーサーカー。スウェンの指摘にセイバーは頷くと、傍らの剣を取り出した。
オーディンによって与えられた怒りを意味する聖剣、グラム。
その刀身は炎を纏い、迫りくるバーサーカーをその装甲ごと砕かんと振り上げられた。
「全てを砕き、業火に変えろ!【怒れる運命の】…」
しかし、その神秘を、無慈悲な文明が打ち砕く。
「…バーサーカーさん!」
「■■■!!!」
連射される銃声を、炸裂する大砲を思い出させる歪で、凶暴な咆哮。
かつて、神秘を貪り、その足元に貶めた文明という名の怪物が、神話を恐怖で捻じ伏せた。
咆哮と同時に放たれた無数の弾丸。それはバーサーカーから放たれ、セイバーを跳ね飛ばす。
炎を失い、僅かにバーサーカーを削るに終わるセイバーの剣。その違和感に当のセイバーは困惑するばかりで。
「…!? な、何だ、急に、何が」
「落ち着いてください、セイバーさん、此方の優位は動いていません。…しかし、妙な技を使いますねぇ」
冷静に状況を読む???、そこにアーチャーの雷が突き刺さった。
辛くも避けるが、僅かに火傷を負い。
それを確認したキャスターの目に怒りが点る。
「…???ちゃんをよくも、よくも傷つけたなー!!!」
「…ふん、屑の親はやっぱり屑だね」
「そんなこと言うテメエの方が屑ですう」
特攻に近いタックル。
それもひらりとかわし、逆にメイドが拳を叩きこんだ。
「■■■ーーー!!!」
「堕ちろ!」
体を竦ませるバーサーカーの咆哮と落とされる雷を纏う式。
硬直する戦場に、ついにセイバーの怒りが頂点に達する。
「ああ、ウザってえ! マスター! アレ使うぞ!」
「…アレって、ちょ、ちょ!」
「我が体に纏いしは、戦いへの執念! 吠えよ! 猛れ! 獣の力をこの体に! 【狂狼獣皮】!!!」
スウェンの言葉を聞かず、セイバーはその身に毛皮を纏う。
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バーサーカーの咆哮を消し去らんとするように吠えるセイバー。
狼に変わったその姿を???はうっとりと見つめ、アーチャーとバーサーカーは目を剥いた。
「Wooooooooooo……!!!」
「な!?」
「■■■!?」
「あら、同類ですか、やっぱり前言は撤回しますね、貴方とは仲良くなれそうです♪ であるならば、この咢で」
滴る涎を抑えることなく、???は怪物の顔で微笑む。
「喰らい尽くしましょう…、セイバーさぁん」
「Wooooo!!!」
天を駆けるように跳躍すると、困惑するアーチャーにセイバーは喰らい付く。
一方で???もその咢を以てバーサーカーの装甲を噛み砕いた。
「クウッ…!」
「■■■…!!!」
「アーチャー!」
「バーサーカーさん!」
流れ出る生命を感じるように傷口を押さえ、アーチャーは思考する。
そして、結論を出した。
「…ここは撤退だ、マスター!」
「ぬう…仕方がありません、白刃くん!」
「…しゃーねえっすね、【逃げるッスよ! バーサーカーさん】!」
「令呪を以て命じます! 【撤退です! アーチャー!】」
紅い魔力と共に二陣営の姿が消える。
その様子を横目で見ながらライダーがぼそりと呟いた。
「…撤退したみたいだね、まったく、使えない凡愚だ」
だが、その言葉にモングレルが釘を刺す。
「…ライダー、それ以上の暴言は僕が許さない」
その重い声に、一瞬止まり、渋々といったようにライダーは首を振る。
「…分かった、ザンツが言うならもう言わないよ」
「…ああ、七面倒くさいですね、ご主人」
「歪な形だが、あれも彼らの絆なのだろう、我々の口を出す範囲ではない」
目をつぶるハインリヒ。
次々に繰り出されるキャスターの一撃によって巻き上げられる粉塵の中、その声は妙に澄んでいた。
だが、メイドの目はこちらに向かうセイバーと???を確認する。
「なら、…この窮地、どう処理するんですう?」
「…お前も大概悪い女だな」
「違います! 私はご主人を」
メイドの口を小さなハインリヒの吸盤が止めた。
「…みなまで言うな。分かっているし、その、何だ、…照れる」
顔をマフラーに沈め、ハインリヒは声の調子を変える。
その声に、メイドは満面の笑みで理解を示した。
その間にもキャスターと???は迫る。
「ゴチャゴチャ言っている暇があるなら」
「叩き潰すぅ!」
ライダーが受け止めるも、その一撃は重く、華奢なライダーの体は地面に僅か沈む。
「!?」
「…力が増している? くそっ! このままじゃセイバーも合流する!」
さしものライダーも困惑し、セイバーが辿り着こうとするその一瞬。
声が響いた。
「…問おう、窮地に白馬を携え現れる騎士は何処だ」
「決まってます、私のすぐそばに」
その声は、戦場には似つかぬ程遠く。
「問います。助けを求め、悪い女神に変えられた姫は何処に」
「決まっている、私のすぐそばに」
戦場にそぐわぬほど高く。
「何をごちゃごちゃと…」
苛立ちを深めるライダーに飛ぶ。
「ライダー、問おう、蛙の王子を救う方法を」
「と、突然なんですか」
戦場に響くその声を。
「その魂、貰い受け」
スキを狙うキャスターにも向かう。
「キャスター、問います、姫の眠りを覚ます方法を」
「何の問題?」
その声は。
「「その答えは」」
まるで、将来を夢見る恋人のようで。
「「語るまでも無い」だろ」でしょう?」
ハインリヒとメイドの唇が重なる。
その瞬間、爆発的な魔力と共に何かが砕け散り、集積する。
ハインリヒとメイドを中心に力が爆発的に広がる。
それが収まった時、ハインリヒとメイドの姿は変貌し。
/l | l l l l 、-‐  ̄ ̄ ‐- _ __/ | / /
イ l l l l l l ll lヽ ‐ .. /7‐-` ‐-‐__\ / /
`丶、 l l l l l l ll l l ', -‐  ̄ ̄l | / ̄ ‐-/ /
\ `丶、 l l l ! l l l / ll l | ハ__ l|∧ / /
. \ `丶、 ll l l l l l / /イ∧|/ l _\\_________l l l /l
\ `丶、/l\ l ', \ l l/ / ヽ }l ヽヽ ヽ ∧ ∧ ∧ l l l / l\
\ | l\\l \ \ l l/ トvヘ i| l 〉 | | |/ :l ∨ / | ∨ /|∨ l ` ――´ | \
\ / /\\ \ \ \l / | __| i! ヽ { | |ー┼‐ ∨‐┼‐∨ ┼‐〉/ ̄ ̄ ‐- _| ヽ
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. l | /\ トミ` ト ヽ }{ | lハ l ノ | | ∨ ∨ ∨ l | , -‐  ̄ ̄ / }
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堂々たる声が響く。
「燃やせ!」
「愛を!」
「穿て!」
「邪魔者を!」
メイドとハインリヒは手を取り合う。
その前に集積する魔力。
「我らの絆を打ち砕くものは」
「縁の糸に切られて散れ!」
そしてその魔力が、引き絞られ。
「【???】!!!」
二人の怪物を撃ち貫いた。
「「!?」」
体を突き抜けた衝撃には耐えたものの、???と???の体には力が入らない。
「な、何で」
「攻撃が、できない?」
その視界にメイドが存在する限り、彼女らの体からはまるで逆らってはいけない禁呪のごとく力が奪われる。
「おい、一体これは…!?」
「落ち着いて、貴方。…強制的に隷属、いえ、戦闘意欲の排除?」
フェニクスの言葉にメイドが大きく頷く。
その隣でハインリヒは顔を赤らめ、そっぽを向いた。
「これが愛の力ですう!」
「愛、かあ…いい言葉だにい」
どこか遠い目でその言葉を受け止めるキャスターにメイドは笑顔を向ける。
「でしょう! 何だか貴女とは気が合いそうですう!」
「無駄口を叩くな、脳内花畑!」
「ライダー…!」
「…メイド」
その空間を破るように冷たい言葉を投げかけるライダー。
しかし、モングレルの言葉に渋々ながらも従い、それを見たメイドが鼻で笑う。
「いい気味ですう」
「…さて、私の呪いも解けた。あとは頼んでもいいな、ライダー」
ハインリヒの声にライダーとモングレルが頷く。
「…ああ、任せてくれ」
と、一瞬のうちにセイバーがライダーの首元目がけ襲撃を。
「Woooooo!!!」
「…気に食わないね、殺す!」
だが、ライダーはそれをかわし、逆に鉛を叩きこんだ。
通常ならば致命傷となりかねない一撃。
だが、セイバーはその体から煙を出し、一瞬で銃創を治癒していく。
「Woooo…!?」
「…ふーん、復活するんだ、でも関係ない、復活するなら」
冷たい目でその様子を確認すると、ライダーは腰の剣を引き抜く。
「殺して殺して殺し切る。お前はボクの世界に必要ないんだよ」
そしてそれを動きの鈍ったセイバーに止まることなく突き刺していく。
血が噴き出、ライダーの体も返り血で赤く染まる。
だがライダーは手を休めない。その目は淀み、狂気をすら思わせる。
「セイバー!」
救出しようとしたキャスターを振り向きざまにライダーの剣が付き穿つ。
「隙だらけだよ! 怪物の母!」
腹をくり抜いた一撃にキャスターは思わずかがみ、???達の声も響く。
「にい…!?」
「お母さん!」
「母上!」
錆の匂い漂う戦場。
その様子にスウェンは軽くパニックを起こし、フェニクスが首を振った。
「…貴方、これ以上は」
「くそっ! ここまで来て、どうにかならないのか!」
「どうにもならないから言っているんです」
「…仕方があるまい、【撤退だ、セイバー!】」
「【撤退しましょう、キャスター】」
その声にキャスターは二人の娘を見つめる。
「折角会えたのにい…」
「…また会えますよ、お母さん」
「そうです、必ず会いましょう、母上」
消えゆくその顔は寂しげで、キャスターは涙をすら浮かべていた。
【セイバー、キャスター撤退【第四クール勝者:七人の刺客】】
ミニスケープの陣営が去った戦場。
剣の血を払い、顔をぬぐいながらライダーはメイドへと近づく。
「…今回はキミのおかげで助かった」
「ライダー、もう少し言葉は」
「ザンツが言うなら言うけど」
「…いいんですよ、アンタがそういう考えだっていうのは百も承知です」
「そうか、ならいい」
メイドの言葉にライダーは背を向ける。その後を慌てたようにモングレルが追いかけた。
メイドはため息を吐き、ライダーの後姿を眺める。
「不器用な女ですう、自分のやりたいことに囚われ過ぎて、既にそれを見失ってやがる、そして自分の尺度を変えようとしやがらない」
「…お前みたく素直すぎるのも困りものだがな」
「うふふ、いいんですよ、私はこれで。…そしてご主人! 折角人間になったんですから! 蛙の時はできなかったあんなことやこんなことを…ぐふふ」
「煩悩滅殺!」
「ふぎゃあ!?」
ハインリヒの拳が脳天に突き刺さる。蛙のころとは比べ物にならない一撃。
悲鳴と共にメイドは沈黙し、その体は上空へと巻き上げられていくのだった。
【そして一つだけ判定】
夢判定、直下、成功以上で成功
6:成功【次回、ハードモード突入した場合のアドバイス入ります】
【というわけで今日はこれだけ。実質一時間くらいかかったので作業率は同じ気がする】
【そういや客バーサーカーの真名分かる人はおらんでしょうね、まだ宝具名判明したら行けるかもだけど】
【前回の結果と安価だけ取っておきましょうか】
…ここは、何処だ?
周りは霧のようなものに包まれている。
…違う、俺の目に霧が映り込んでいるのか?
花のような匂い、水音。
…まさか死んだんじゃないだろうな!?
「いや、流石にそれは無い」
「誰だよ!?」
声の方向に振り向くと、そこには黒髪の男が。
どこか古臭い恰好だな…。
「ああ、初めましてだな、俺の名前は…まあそんなことはどうでもいいんだ、時間が無いからな」
「時間?」
…何を言っているんだ、コイツは。
「…正直言えばあの娘も来てほしかったんだがまあいいや。とりあえず今から言うことは覚えておけ」
「いや、だから」
反論しようとするが、その男は有無を言わさぬ口調で告げてくる。
「まず、【信頼してくれる人間を作れ】、敵味方関わらず、な」
「…信頼できる人間」
「ああ、で、【令呪は大切にしろ】、そうだな、一画は死守しろ」
「…お前、一体」
男は霧の向こうで笑う。
「気にするなって、こんな忠告、頼りにならないことを祈ってる」
その姿はかすんでいき、声も遠くなる。…そうか、これは。
「…アイツもまだ気づいてはいない、だからまだ大丈夫だ。…覚えておけ、この聖杯は、面白いと思った方に傾く」
夢。
「俺たちは出ない方がいいが、出ないに越したことはないが、…俺たちが現れたら、真っ直ぐに会いに来いよ」
その声を最後に、意識が、覚醒した。
【夢イベントを終了します】
直下、刺客勝利報酬判定、0は安価下
123:令呪一画
456:魔力結晶
789:索敵、戦闘用使い魔各一種ずつ
↓4までコミュしたい相手を、フィナコ、鍵のどちらでコミュを取るかも併記。重複は下にスライド
【現在、箱庭陣営以外はミカン、ニーナ、監督役とコミュが可能です。もちろん、貴女、貴方どちらかをコミュ相手に選ぶことも可能です】
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【このレスは判定に含みません】
【再開はできたら夕方、できなかったら夜に、こっちは適当に埋めといてください】
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