京太郎「清澄高校麻雀部員共」霞「9ン2といったところかしらね」 (1000)

咲の本編を下ネタ交じりに進めていくだけのスレです。時に小ネタ、番外も

※非安価進行

※京太郎が中心になります

※キャラが下ネタ連発。「○○はそんなこと言わない」可能性が大なので注意!

※R-18もちょくちょくと。その際は名前欄に「R-18」と記載します(忘れなければ)

※わりと脱線します。わりと。


まとめwiki
http://www59.atwiki.jp/45451919/pages/1.html


前スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」玄「マン10怖い!おもちも怖いよ!」(実質9)
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過去スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405092519/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407597071

清澄高校
須賀キョータロー
麻雀部員。夏の祭りは御神輿担ぎ。終われば汗だく、爽やか笑顔。

宮永サキ
麻雀部員。夏の祭りは線香花火。最後に落ちる一粒にそこはかとないエロスを感じる。

原村ノドカ
麻雀部員。夏の祭りは綿あめ。口周りに付かないように舐めとる練習中。

片岡ユーキ
麻雀部員。夏の祭りはタコス焼き。二人で一つのタコスが憧れ。

染谷マコ
麻雀部員。夏の祭りは浴衣コス。安かろうとは違って素材にこだわる本格派。

竹井ヒサ
麻雀部長。夏の祭りは引っ込むナイフ。屋台で取ったら嬉々として騙しに行く。


阿知賀女学院
新子アコ
麻雀部員。夏の祭りは待ち合わせ。待ってる間、その相手を誰かさんに置き換えて妄想気味。

高鴨シズノ
麻雀部員。夏の祭りは神輿の上。祇園祭の山鉾に乗るのが夢。穿いてなくても関係なし。

松実クロ
麻雀部員。夏の祭りは肌蹴た浴衣。ガードの甘い女の子をガン見する。

松実ユウ
麻雀部員。夏の祭りは鉄板の横。どこにいても暖かいのでにこにこ笑顔。

鷺森アラタ
麻雀部長。夏の祭りはヨーヨー。ボーリング投げして戻ってきたのが顔に当たる。

赤土ハルエ
麻雀顧問。夏の祭りは神社裏。元気がいいのが食べ放題思わずにっこり。

龍門渕
天江コロモ
麻雀部員。夏の祭りは金魚すくい。一発目で破れて涙目だが最近泣かなくなった。

龍門渕トーカ
麻雀部長。夏の祭りは神輿造り。豪華絢爛名人拵え、乗るんじゃなくて先頭に立つ。

井上ジュン
麻雀部員。夏の祭りは射的。子供の声援で調子に乗ってしまいがち。

沢村トモキ
麻雀部員。夏の祭りはガラケー。見ないでも指先の感覚で実況書き込みできるから。

国広ハジメ
麻雀部員。夏の祭りは褌一本。普通の褌よりも遥かに細くて薄い。


鶴賀学園
蒲原サトミ
麻雀部長。夏の祭りは何かのお面。若干違和感がないと言われてちょっとブルー。

加治木ユミ
麻雀部員。夏の祭りは冷やし桃。火照った体を桃を抱きしめて冷やすのが趣味。

東横モモコ
麻雀部員。夏の祭りは瓶ラムネ。上手く飲めなくて浴衣にぶっかけ落ち込んでしまう。

津山ムツキ
麻雀部員。夏の祭りは固焼き煎餅。ボケに対して手裏剣投げ。落ちる前に拾います。

妹尾カオリ
麻雀部員。夏の祭りはチョコバナナ。舐めて溶かして咥えこむ。幸せそう。

風越女子
福路ミホコ
麻雀部長。夏の祭りは川原歩き。喧騒から離れつつ、賑わいを見るのが好き。

池田カナ
麻雀部員。夏の祭りは妹尽くし。あっち行ったりこっち行ったり、下ネタを考える暇も無し。

吉留ミハル
麻雀部員。夏の祭りは盆踊り。恥ずかしいと言いつつ積極的に参加する。

文堂セイカ
麻雀部員。夏の祭りは団扇作り。絵心が無いので上手く作れず。それでも自作ということに満足げ。

深堀スミヨ
麻雀部員。夏の祭りはリンゴ飴。甘いものの誘惑に負けてしまうが、明日からは自制しよう。明日から。

久保タカコ
コーチ。夏の祭りは可愛いポーチ。浴衣とあわせて歩きたい。髪留めも用意はしてある。


白糸台
弘世スミレ
麻雀部長。夏の祭りはPET飲料。ボッタ価格が使用時のドキドキ感を膨らませてくれる。

宮永テル
麻雀部員。夏の祭りはかき氷。隣の親友がチラチラ見てくるので練乳は頼まない。

大星アワイ
麻雀部員。夏の祭りは曲げたら光るアレ。嬉しそうに両腕に巻ける限り巻き付ける。

渋谷タカミ
麻雀部員。夏の祭りはアイスキャンデー。先っちょが丸くなるような舌使い。

亦野セイコ
麻雀部員。夏の祭りはヨーヨー釣り。真剣に釣れるまで大物を狙い続ける。

千里山高校
清水谷リューカ
麻雀部長。夏祭りは風船。二つ並べて顔を埋める。すべすべしてると凄く幸せ。

園城寺トキ
麻雀部員。夏祭りは石段昇り。浴衣をたくし上げて一気に駆け上がる。100段は物足りない。

江口セーラ
麻雀部員。夏祭りは石段下り。ヒーロー仮面を着けてスタント披露。子供たちのヒーローと化す。

船久保ヒロコ
麻雀部員。夏祭りはマップ作り。凄まじい勢いで屋台を調べ、掲示板にアップするのが好き。

二条イズミ
麻雀部員。夏祭りはたこ焼き。タコが無くてもそれはそれで楽しいから大丈夫。複数あると怒る。

愛宕マサエ
部活監督。夏祭りは河川敷。座って花火でも眺めるのが好き。隣に良人、騒がしい娘達。


新道寺女子
白水マイル
麻雀部長。夏祭りは焼きそば。ちょっとだけ肉があるとなんだか嬉しい。

鶴田ヒメコ
麻雀部員。夏の祭りはオモチャの手錠。部長に後ろ手を差し出す。スルーされてもそれはそれでOK

花田キラメ
麻雀部員。夏の祭りはインスタントカメラ。限られた枚数で何を撮るかに全力を注ぐ。

安河内ヨシコ
麻雀部員。夏の祭りはたい焼き。尻尾から食べるか頭から食べるか。五分くらい見つめ続ける。

江崎ヒトミ
麻雀部員。夏の祭りはかき氷改。全味乗せ乗せカラフル虹色。一口目から微妙な顔。

姫松高校
愛宕ヒロエ
麻雀部長。夏の祭りはイカ焼き。イカの姿焼きが並んでいるとちょっとオロオロする。

愛宕キヌエ
麻雀部員。夏の祭りは紙風船。女子高生の吐息で膨らませたことに、売れるかどうかが頭をよぎる。

末原キョウコ
麻雀部員。夏の祭りはフランクフルト。噛まずに咥えておいて前後に動かすのが好き。

上重スズ
←このへんにスズ。夏の祭りは鈴カステラ。鈴美味しいと言われるとちょっと濡れる。

真瀬ユウコ
麻雀部員。夏の祭りは打ち上げ花火。綺麗な華が咲く、という意味深な言葉に笑顔がこぼれる。

赤阪イクノ
監督代行。夏の祭りは生ビール。困っている子はほっとけないお姉さん。でも酒臭い。


永水女子
石戸カスミ
麻雀部長。夏の祭りは改造巫女服。浴衣だとおもちが邪魔になるのでちょっと残念。

薄墨ハツミ
麻雀部員。夏の祭りは手筒花火。飛んでくる熱い火が好き。でもさすがに職人ほど近くはムリ。

狩宿トモエ
麻雀部員。夏の祭りは焼きおにぎり。一口食べたときに半分落ちる。ショックでツッコミできなくなる。

神代コマキ
麻雀部員。夏の祭りは和提灯。見てるといつの間にか時間が過ぎていく。9時を過ぎると眠さ爆発。

滝見ハル
麻雀部員。夏の祭りはパンの耳揚げ。黒糖が無いとちょっと泣く。携帯用黒糖は所持している。

宮守女子
臼沢サエ
麻雀部員。夏の祭りは輪投げ。物凄く真剣に的を睨む。指摘されて真っ赤で逃げる。

小瀬川シロミ
麻雀部員。夏の祭りはハーパンTシャツ。可能な限りダルくない服を選ぶが蚊に刺されて後悔する。

エイスリン・ウィッシュアート
麻雀部員。夏の祭りは似顔絵描き。描いてもらった後、立体感のある白いのを描き加える。

鹿倉クルミ
麻雀部員。夏の祭りはスーパーボール。誰も居ないのを確認してから上に向かって投げる。全力投球。

姉帯トヨネ
麻雀部員。夏の祭りは石段。みんなよりも遅く昇って先に降りる。目線が合うとにっこり笑顔。


その他
佐々野イチゴ
女子高生。夏の祭りは太鼓叩き。すぐに疲れてしまうが笑顔でこなす。人気者。

夢乃マホ
女子中学生。夏の祭りは屋台巡り。見て、嗅いで、食べて楽しみたい。お小遣いとの相談で煙が出てくる。

室橋ユーコ
女子中学生。夏の祭りは夜空の星。夏の大三角を友人に教えるも、すぐに忘れる。そのたび教えている。

プロ勢
小鍛治スコヤ
女性プロ。夏の祭りは髪飾り。浴衣に合わせて店員さんと話し合い。最後の決め手は男の子意見。

藤田ヤスコ
女性プロ。夏の祭りはから揚げ串。取られると真剣に怒り出す。

戒能ヨシコ
女性プロ。夏の祭りは鳥居横。佇む男の子にいつの間にか寄り添っている。

三尋木ウタ
女性プロ。夏の祭りは橋の下。暗闇にゆっくりと引きずり込んで、搾り取る。

瑞原ハヤリ
女性プロ。夏の祭りは繁み裏。肌蹴た浴衣に豊かなおもち、つられて入ってきたら逃がさない。

野依リサ
女性プロ。夏の祭りは屋台裏。相手に声を出させないほど攻め立てる。

福与コーコ
女性アナ。夏の祭りはへび花火。友達の足元に投げつけては怒られる。

針生エリ
女性アナ。夏の祭りは冷酒。一合程度は水と同じ。調子に乗って飲みすぎる。

前スレ終了後使用していきます。

申し上げ忘れ。今日の更新はおしまいでー。

>>1000
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/10(日) 00:30:37.02 ID:tDG8f2830
>>1000ならモモにラキスケ



京太郎「ういーっす、わっすれっものーっと」

夜の帳も降りた教室への廊下。時折瞬く蛍光灯が、いつもの学校とは違う雰囲気を強く押しだしている。

京太郎「ん? 明かり…こんな時間に誰かいるのか?」

俺が言うのもなんだが、こんな時間に誰かいるってのは妙な話。

それも自分の教室と来た。この時間で残ってるっていうと、思いつくのは友人たち。男連中で時々ツルんでたりもするわけで。

またそいつらが居るんだと。思いっきり扉を開けた訳で。

京太郎「うーっす、お前らこんな時間になにして」

桃子「……へっ?」

見える景色は黒いもの。窓の外が明るく見えるほど、それは黒かった。

細かなレースで装飾され、サイドが紐のように細いショーツ。正面にワンポイントピンクの小さなリボンが可愛らしい。

上は十分すぎるほどのボリュームを、同じく黒いブラが支えている。表面にこれまた艶やかな白い生地のレースが施され、黒い下地との対比が美しい。別種の白さを持つ豊かな谷間も、ブラと互いに強調しあってるみたいだ。

京太郎「お邪魔しました」

ピシャンと閉じて数秒後。小さな悲鳴が一瞬漏れる。後でしっかり謝っておこう。


桃子「…急に開けるなんて、マナーがなってないっす!」

プンスコ怒る桃子の頭に軽く手を乗せて、誤魔化すようにぐしゃぐしゃと。残念ながら怒りは誤魔化せないようで、払われてしまった。

京太郎「悪い悪い、まさかお前が居るなんてわかんなくてさ」

桃子「ふんっ…ばか、あほ、えろ…知らないっす!」

そうして桃子は髪を掻き上げる。さらさらと直毛がふわりと浮かんで、普段は見えない白い首筋が、真っ暗闇の中で一瞬映えた。

思えば桃子の首筋なんてほとんど見たことが無い気がする。やっぱり黒い髪と白い首筋という、間近な位置に存在しながら対極的な存在とも言える色合い。たまに見えるからこそいいのかもしれないが、たまにしか見えないというのはもったいない。

桃子「…下着よりも真剣に見られると困るっす…み、見るなー!」

パクリ日記。数レスくらいやってみたい感。怒られたら脊髄反射で止めます。



久「須賀君のロッカー、お宝本は入ってなかったわね」

和「そうですね…代わりにこのノート、日記でしょうか?」

咲「うーん…確か、前から大学ノートで書いてたし、本物だと思う」

優希「日記か! でも勝手に見るのは…」

まこ「まー、確かに。本人に了承とっとらんと見るのはなあ」

久「でも須賀君の恥部を覗き見るって興奮しない?」

和「しますね…後で対価になるようなものをこちらも見せる、というのでどうでしょう?」

咲「対価? でも、何がいいかな…たくし上げ?」

優希「ぅ、で、でも…」

まこ「コスプレして見せてみるか」

久「下着姿でお出迎えするのは?」

和「今日下着持って来てないんですよね…残念です」ガックシ

咲「みんなが下着持って来てる時じゃないとダメですね。また後日ですか?」

まこ「そうじゃな…とりあえず対価は後にして、日記の方見てみるか」

優希「……うぅ、日記は見たいけど…お、女は度胸だじぇ!」

4月×日

麻雀部に入部した。

咲も結局一緒の高校で、またアイツの下ネタに付き合わないといけないんだろうな…まあ慣れたけど。

そうそう、実は麻雀部なんて入るつもりは無かった。でも片岡優希ってちっこいのに引っ張られてなぜか打つことに。

麻雀なんて咲からお姉さんの話聞くくらいなもんだったけど、なかなか面白かった。

部員は他に二人。染谷まこって優しい先輩に、なんと生徒会長、じゃなくて議会長? 竹井久先輩まで。

そして隣で教えてくれた原村和。おもちが大きいって評判だったけど確かに大きかった。

途中で邪魔そうに髪を纏めた時、露わになった首筋は凄く綺麗だった。反則だろ。気付いたら入部届まで出しちまった。後悔はしてないけどな。

しかしアレだな。なんか原村って咲っぽい感じがする。下ネタっぽい雰囲気。

さすがにそうそう下ネタを言う女子高生なんていないだろうけど、少しだけ不安だ。



咲「そういえばこの日、『お前っぽい言動の奴が居たぜ』って言ってたよ」

和「初めは少し警戒してましたが、ジョークも大丈夫そうで嬉しかったですね」

優希「次の日からのどちゃん絶好調だったじぇ…」

まこ「優しいか。まあわしはSとは違うからのー」

久「やっぱりあの日はセーブしてて正解だったわねえ…全開でも入部してくれた気がするけど」

4月○日

麻雀部は全員咲と同じ感じだった。染谷先輩はコスプレしてるし部長はエロ本2つ広げてどっちがいいか聞いてくる。

優希のやつは飛びついてきて興奮してるかどうか聞いてくるし…和は特にジョークが重い。

咲で慣れてるから別にいいけど、なかなか部員が増えない原因はここにあるのかもしれないな。

でも聞くとどの高校もこんなもんらしい。世も末だ。しばらくしたら他校のツッコミ役に話を聞きたいと思う。

そうそう、咲だけどせっかくなのでレディースランチに付き合ってもらった。

付き合ってくれって言ったらバ○ブを取り出しやがった。まさか持ってきてるとは…いやこれは俺の力量不足だな。反省

咲「いきなり付き合ってくれって言うからビックリしたよー…もー!」プンスコ

和「それは驚きますね。私もその状況になったら同じことをしそうです」

まこ「言い方の問題じゃな…俺の分のエサを買ってこいとか言った方がわかりやすいじゃろ」

久「そうねえ、和はそっちの方がいいんじゃない?」

和「そうですね。そう言われたら喜んで行きますけど」

優希「…うん、前ならそっちに思考が行ってたじぇ…」

4月A日

毎日書くのは難しいな…今日は咲を麻雀部に連れて行った。

麻雀部のメンツが足りないってのもあるけど、ぶっちゃけ一緒に居た方がツッコミが楽だ。心配しなくていいし。

ただ、かえって麻雀部と咲で下ネタが進化した気がしないでもない。

特に和。咲と気が合いすぎてヤバイ。

それと部長から大会までの間、部員強化と指導が並行になるから少し指導が手薄になるかもと言われた。

まあ正直素人の俺にはなあ…ということで別に指導は大会後でもいいと言ったら、怒られた。

『そんな風に麻雀童貞の須賀君をないがしろにして、私達だけで絡めるわけないでしょ!』

そう言ってプンプン怒っていた。プロ意識云々とか言ってたし、プロじゃねーだろとか色々あるし残念だけど、良い人だよな。

そんな部長の夢を応援したいと思う。俺も手伝っていきたい、そう言ったら

『て、手伝うだなんて…確かに液が手を伝っていくビデオも多いけど…』

と照れていた。今度から何を考えているのかしっかり確認しないとダメだな。



久「急に言われたからビックリして、つい昨日の夢のことかと思ったのよねー」

和「あー」

咲「あー」

まこ「なるほど」

優希「エッロエロな夢…うぅ、そういえば…」

5月π日

咲と和は染谷先輩の店の手伝いに行き、帰りに部長から寄ってくように頼まれた。

さすがに女の子二人だと危ないし了承して行ったけど…そこに小鍛治プロがいた。

俺でも名前と顔を知ってる人だったけど、なんといきなり抱きついてきた。好きとか言ってくるし

ほとんど話は出来なかったけど、どうやらトップツッコミプロらしく…自分でも何書いてるかワケわかんないな。

とにかく電番交換。色々話してみるとちょっと抜けてる感じがするけど、プロのツッコミは参考になりそうだ。

今度、DVDでも借りて見て見ようかと思う。

あとなんか部長に『須賀君って早いの? 何秒?』とやたら聞かれた。咲が何か口走ったらしい。また今度張り倒しておこう。



咲「小鍛治さん凄かったなあ…京ちゃんより激しくて強いなんて初体験だったよ」ポッ

和「随分仲が良くなってたみたいですね。今も相当ですが」

久「結局早いのか遅いのかわかんないのよね…」

まこ「そういえば小鍛治プロだけは京太郎の奴から積極的じゃったのー」

優希「メイド…京太郎はメイドより他の格好の方がいいのかな…」

パク日記、ここまででー。むっず! 一人一人にスポットライトを当てて可愛く仕上げるとかハンパない。
アソコの>>1のテクとの差を感じる感でした。

夏。夏だ。台風だ。
和の家で集まったは良いけど、いざ帰ろうかという時間になって雨嵐。
ゴウゴウと換気扇から逆流する音が、窓を見ずともその勢いを教えてくれる。

咲「凄いね…見なくてもびしょ濡れだってバレちゃうよ」

うんうん、外に出たらびしょ濡れになっちゃうな。全身くまなく。
なんでも両親が居ないとかで、みんなで料理を作ることに。俺は一つメインのおかずを任されたわけで。
どうすっかな…豚バラと卵はある。ピカタモドキ? いやさすがに肉が足りないか…お、ブロッコリー。
それならこっちの豆腐と合わせて、っと。

和「須賀君須賀君、自前の絹豆腐があるんですが…」ユサユサ

脂肪分は豚で間に合ってるんで。あと使うのは木綿なんで。
まずは豆腐の水気を取る。レンジを使えばすぐできるしな…ブロッコリーはあらかじめ湯通ししておく。
豆腐とブロッコリーを切りそろえて卵は溶いておいて。豚には塩コショウでしっかり味付けを
まずは豆腐に焼き目をつける。油を敷いて、熱くなったら乗せて行こう。

久「うーん、焼きゴテって定番だけどかなりリスキーよねえ…」

世間的には相当リスキーっすね。個人的にはナシなんで。チラチラ見んな!
途中でブロッコリーを投入だ。そうそう、ブロッコリーも切った後には水気を取っておくようにな。
ある程度水気が飛んだら今度は豚。一旦豆腐とブロッコリーは取り出して、豚だけで焼いていく。
ここらへんで脂の焼ける良い匂いがするぜ…うん、味覚まで刺激しそうな濃い匂いだ!

優希「おお…京太郎は豚を料理するのが上手だな!」

んー? んー…引っ掛かる様なそうでもないような…最近優希のボケって分かりにくいんだよな。
焼き目がついたら豆腐とブロッコリーを入れる。塩コショウをもっかい振って、醤油をさっと掛けてみる。
個人的には魚醤でもいいんだけどな。そっちのほうがエスニックな感じで好きだし。

まこ「ほー…エスニックが好きなら、今度はサリーでお代官プレイもええのう」

着てるものが何もなくなるだろ! いや、だから言ったんだろうけど!
さあ、醤油と脂が混ざって焦げていく。しょっぱさと醤油の辛さが広がって、唾が出てしまう。
次は卵だ! 十分熱した具に、万遍なく掛けていく! そして全体的に火を通して、個人的にはチャンプルーに半熟は無しだ!

京太郎「おまちどさん! 俺特製、ゴーヤならぬブロッコリーチャンプルーだ!」

コイツのいいところは、ゴーヤみたいに人を選ばないとこだ。しっかり火を通せば青臭さも抜けてくれる。
肉が苦手なら豆腐に野菜、肉が好きならもちろんお肉。突きあって食べるには、かなりのモンだ。
白と黄色の淡い味、緑の新鮮で爽やかな味、肉のガツンと濃い目味! すべてに掛かった、沖縄感!

「――ごちそうさまでした!」

。ああ――沖縄いきてえ。これを作るたびに、今が夏だって実感するんだ

あー下ネタ日記見たい(直球) ○んぽさんは犠牲になってしまいました。京ちゃんの個人戦という犠牲にな…
エイちゃんは意味を知ったら喜んでぴょんぴょんしながら連呼するでしょう。
本編透華でー。

――インターハイ6日目――

『さあ今日は2回戦の第3試合と第4試合! まもなく先鋒戦が始まろうとしています!』

まこ「あー…蒸し暑い上に雨はキツいのう」

久「風邪引かないようにしないとね。みんな持って来てる?」

咲「はい、それじゃあ行きますか?」

和「そうですね…風邪は困りますし、今日は仕方ありません」

京太郎「? どこ行くんだ? もう先鋒戦始まるってのに」

咲「え…そ、それは…」チラッ

和「須賀君? そういうことは聞いてはいけませんよ」メッ

京太郎「あ、ああ…?」

まこ「ま、しゃーないわ。京太郎も男の子じゃけ、気になるっちゅうことじゃ」

久「すぐ帰って来るから大丈夫よ。これ穿いてくるだけだしー」ヒラヒラ

和「濡れてなくて良かったですね」ホッ

京太郎「はじめから穿いてくるもんだよね、常識的には」

優希「よしっ、タコスぢからフルチャージだっじぇい!」ングング

京太郎「お、もう行くのか。早くないか?」

優希「ちょっと厠で化粧直しをな…お、あったあった」

京太郎「ちょっと待った。何を持ってくつもりだお前」ガシッ

優希「むぅ…バレたか…」

京太郎「そりゃバレるに決まってるだろ。何が入ってんだ?」ゴソゴソ

優希「ふふんっ、そいつは新品のマ○コだじゅ…」ガリッ

京太郎(お、久しぶりにボケてきたか)

優希「……かっ、噛んだだけだからな! ワザとじゃないっ!」

京太郎「? ああ、なんつー器用な噛み方だよ! それはそうと…」

咲「がんばって!」

和「お願いします」

久「練習通りにね」

まこ「きばってけー」

京太郎「全力で行ってこい!」

優希「う…うぅ…ワザとじゃないんだじぇー!」ダダッ

裕子「さあステージA第3試合は永水女子と姫松高校が当たる好カード」

裕子「放送は実況を私、佐藤裕子と解説を戒能良子プロでお送りいたします」

良子「グッドモーニンです」

裕子「よろしくお願いします。戒能プロと言えば出身校の大生院女子は、残念ながら一回戦で敗退となってしました」

良子「イエス。超エロティックでサディスティックな――はへ」

裕子「少々このほっぺたは引っ張らせていただきます。さて永水女子先鋒は去年の団体で活躍した神代小蒔!」

良子「ほほひは、ほっひふへふへいひーへふへ。ほっほほ、ひーふへいほほひはほはふひひは」

裕子「あら、よく伸びるほっぺたで…岩手県代表は宮守女子。先鋒は小瀬川白望です!」

裕子「春季大会5位、南大阪代表は姫松高校、上重漫! 今年は先鋒をつとめています」

裕子「そして長野県代表清澄高校、片岡優希!」


「片岡選手! 試合前に一言抱負など…」

優希(ふ、きたか…)

「いや、時間無いので今回は結構です! …おい、こっちこい」

「バカ…この試合でマトモなコメント貰える相手は、起きてたら永水くらいだってリサーチしてただろ」ヒソヒソ

「ボケのコメントは有名校か原村くらいでいいんだよ…」ヒソヒソ

優希(……なんだか)

優希(……言い返せないじぇ…ふふっ…)ズーン

『インターハイべスト16、初出場校はもはや2校しか残っておりません』

『そのうちの一校が長野清澄高校…レギュラーに一年3人という若いチームです』

『イエス。フレッシュな魅力でベテランのテクニックを肉薄…若さだけでマネーを稼ぐには制服がベストです。その点裕子アナにはディッフィカルトで』

『戒能プロ。あまり口が過ぎますと…』

『ソーリー…気を付けます』

『…さて、清澄は片岡選手の起家で試合スタートです』


漫(コイツ…)


恭子『先鋒戦で注意するんは、清澄の片岡です』

漫『清澄? 永水やなくて?』

恭子『YES。もちろん永水もマークはかかせませんが、この生きモンは地区大会で恐ろしい戦績を残してます』

恭子『個人戦歴代ハイスコア…ただし初日の東場のみですが』

絹恵『それってつまり』

由子『前半戦では上に乗ってリードするけど』

漫『後半で下で散々突かれるってことですか』

洋榎『ほーん…つまり東場は調子に乗ってリード、南場は…疲れて落ちるっちゅーことか』

洋榎(散々? 散々疲れるってなんやろ…たまによー分からん言い方するなー)

恭子『なんとなく統計取ってみたら、彼女はトンパツのチーチャになることが多い』

恭子『それはつまり、彼女も常識の外にいる生きモンということかもしれません』

絹恵『例えば?』

恭子『ノーパンで過ごしたり、鞄にマッサージ器入れといたり…』

洋榎『それはホンマに常識外れすぎるやろ! あははっ』

絹恵『あははー、そうやねー』アハハ

由子『その通りなのよー』アハハ

漫『ほんまですねー』アハハ

恭子『まったくその通りでー』アハハ


漫(まさかホンマに起家になるとは…どうくる?)

漫(多分、この片岡はボケ…まずは出方を見る!)

あめのはごろも。

衣「…雨だ」

衣「人は無い。傘は無し」

衣「……誰も、いない」

衣「……雨は嫌いだ」

衣「鈍な雲が消えるまで、衣は戸を閉ざすしかない」

衣「……」

衣「雨は嫌いだ。衣を人の世から隠す」

衣「ああ…雨は、冷たいな」

衣「独りは…冷たいよ……」

今日はここまででー。
パックンチョは勝手にやってるのでヨソはヨソ、ウチはウチ理論コレ最強。

三名園って失楽園じゃなかったっけ(真顔)
以前個人戦で勝った時に全国行ったら展開がどーたらこーたら言ってました。
ぶっちゃけまあいいか…みたいに思ってましたが、希望あれば一人か二人、試合のない日に出会っちゃう系でつながりを持たせるのもアリかも。そんな思いつき

今日はこっちは透華無しでー。ちょっと気分転換に別スレで。これが賢者タイムってやつでー。

絹恵「おねーちゃん、ヒッポロ系ニャポーンやんなー」

由子「キロキロなのよー」

洋榎「お? おお…よー知っとるな! うちといえばヒッポロ系ニャポーンを越えた…サッポロ系や」

洋榎(…ラーメンのことか?)


本編透華よー。矢鱈眠いので短めよー

優希「行くじぇ! そっこーリーチだじぇ!」カッ!

漫(親リー! しかも三巡目…そのうえ)

白望(イクじぇ、かあ…調べた通り、ボケの人なのかな…それより、対面)チラッ

小蒔「……」プルプル

小蒔(そっこーりっち…和了れば点数増えて速攻リッチ!)

小蒔「ぷふっ!」プルプル

白望(こんな感じだったっけ…とりあえず切る牌は)

白望「どうすか」トン

漫(うお…無スジど真ん中。強気やんな)

小蒔(無スジど真ん中…この体も、スジど真ん中の上に、何も無し…ツルツル)

小蒔「ぷはっ!」


霞「あらー、笑い上戸の神様が来ちゃったわねえ」

初美「それも下ネタ好きの方なのですよー」

春「レベルが低い…小学生レベルでも笑う…」

巴「あ、あれ? もっと物静かな神様がくるはずだったのに…あれ?」

小蒔「ふふ…ポン」

漫(オリてんちゃうのかな…わからん、今のポンが無かったらこれが清澄の…)

漫(まさかこれ…清澄の当たり牌なんか?)トン


優希「ツモッ! 4000オールだじぇ!」

漫「う…」

漫(やっぱり。あのポンがなかったら三色一発で8000オールやったんや…)


恭子『漫ちゃんの仕事はトップとの差を三万点以内におさえることや』

恭子『もしアカンかったら今度は太ももに油性やで』


漫(うぅ…太ももに肉○器はシャレにならんで)

白望(なんか聞いてたのと違うな…エロに走ってる感じしないし)


優希(今の感じ…ちびっこに言われたのが生きてる…)


衣『…なんだか、此の所おまえの力が変質している気がする』

優希『じょ?』

衣『同じ炎なれど薪が違えば火が違う。何があった?』

優希『ん…なんだか最近、少し恥ずかしいんだじぇ』

衣『! そう、か…なれば、なればだ』

衣『相対する呆け者を討ち果たしてしまえ』

衣『もしそれが出来たのなら――おまえは、衣やキョータローとおんなじだっ』


優希(…自分ではよくわからんじぇ。けど…)

優希「よぅし」

優希「ここからはしょーもないボケは無しだ。この試合に…」

優希「二回戦は来ない!」ドン!


京太郎「これが二回戦だろ!」


衣「やっぱり微妙にダメだ…」

漫(何ゆうたんやこいつ…要は東一で終わらせるっちゅうことか? 10万点を東一局で削り取るなんて、ありえんやろ!)

漫(それにさっきの言い方、自分がボケじゃないと言いたげやな…いや、単なるフリか?)


小蒔(しょーもないボケはなし…ボケばなし…ボケぱなし?)

小蒔(小もないボケっ放し! すごく上級者向け…お、おっきい方…!)

小蒔「くふっ、くふふふっ」プルプル


白望(天然さんかなあ…なんだかメンドくさいのが来たなあ)

白望(それにこの言葉、あれかな…なんて言ったっけ。相手を挑発したり混乱させたりするトーク)

白望「そうそう、ピロートーク…ピロートークなのかなぁ」


塞「何を考えてるか分からないけど、完ッ全に間違えてる」

塞「帰ってきたらお説教かな…うん」

あめのはごろも。レベル1

衣「雨」

衣「皆々、人は人と繋がっている」

衣「…衣の横を通り過ぎていく学徒達も、友と、家族と繋がっているんだ」

衣「……」

衣「衣の傘は、小さいな」

衣「一人しか入れない…歩くのだって、一人ぼっちだ」

衣「…県大会も近い。トーカ達は、各々の仕事も勉学もあるんだ」

衣「衣は…一人じゃないと、いけないんだ…」

衣「…足、冷たいな」

今日はここまででー。
そいで連絡なのですが、金曜から月曜まではKISEIのため更新ありません。ご了承のほど。

京太郎?「ヤっていいのは、ヤり返される覚悟のある奴だけだ!」

たまにはこんな風に心暖まる交流もいいと思います。
お互い新鮮な気分になれて、高めあえるス○ッピングになったのではないでしょうか。
特別編とのことなので向こうにご迷惑かけないよう、改めてお願い申し上げますん。
ところでよそから見たこのスレってあのノリが延々続いてるんですね。なにそれ怖い(他人感)

KISEI前の仕事で時間が取れません。明日から本気出す。今日は透華無しで―。

なかなか進まないかもしれませんが本編透華よー。
ヤリ終わったんでイけそうです。眠くなるまで頑張ろう。

――東一局一本場――

漫(ドラ2確定のタンヤオ手…鳴いて親を蹴るのが一番やねんな)

漫「チー!」

漫(イーシャンテン…)

優希「こいこい! …こんじぇー」トン

漫「ポン!」

漫(とりあえずこれで張ったで。あとは…)トン

優希「ロン」

優希「手変わりは待たずともお代わりだじぇ! 8000!」

小蒔「くふっ!」プッ

漫(うげ…東パツの片岡はメンゼン即リー下ネタぶっぱ言っとったのに、話がちゃいますやん末原先輩!)


恭子「しらんがな…単純に片岡が不調なんか…生理か?」

洋榎「せっ!? きょ、きょーこ! そんなこと…く、口に出したらアカンやろ…」モジモジ

絹恵(かー! おねーちゃんの恥ずかしがるとこ、ええわー)

漫(もちつけ…いやいや、おもち触っとる場合ちゃう。ここは落ち着くとこや)

漫(落ち着いて深呼吸や…すー、はー…うん…落ち着いてきたわ、胸で深呼吸や…すー)スー

漫「はー…」モミモミ


京太郎「空気袋じゃねーんだから!」

久「あら須賀君、他校の生徒でも構わずツッコんでくのね」

まこ「手が早いのぉ…浮気性はバチが当たるぞ?」

咲「……」サワサワ

和「咲さん?」

咲「えいっ」グイグイ

和「ふぁぁ…」ゾクゾク

京太郎「空気が漏れてるぅ!」

優希「ドリブルリーチだじぇ!」

小蒔「走っ…! ぷひゅっ!」ケホッ!

白望(飛ばしてるなぁ…でも、ホントにえちぃコト言わないな…メンドくさいなあ)

小蒔「ふ、ふふ…」プルプル

漫(動揺しとんのかそうじゃないんか…全然わからんやないか)

漫(早いリーチと男はなんとやら…こんなん分かる訳ないから普通にいこか)

漫(当たっても事故や事故。多分大丈夫やろ)トン

優希「ロン! 一発!」

漫(んな…よりによってそこかいなー!)


恭子「こないだ終わったから大丈夫とか、そーゆー甘い考えがアカン。高校生らしく、健全に!」

由子「ゴム付き以外許されないのよー」

絹恵「一発はシンドイなー」

洋榎「……?」

洋榎(何の話やろ)ポケー

――東一局――

優希「ぐあー、トリプルリーチならずだじぇ!」

漫(さすがに2連続ダブリーはないんやな)

白望「……」

白望(ん…いつもなら止まらないトコで手が止まった…テンパイに繋げるためには迷うトコじゃないんだけど)

白望(それにしても対面…永水の神代)チラッ

小蒔「トリプルリーチ…ドッ…! さっきのドリブルに掛けてる…! ふ、ふふふ! お腹いたい…」クフッ

白望(こんなんだっけ?)

白望「ちょいタンマ」

漫(出た! ちょいタンマ…これが来るとジッと考え込む…)

白望「……」ブルッ

白望「フー…決めた」ツヤツヤ

漫(なっ! 手も使わずこんな短時間で…! なんちゅうやっちゃ…)ゴクリ

小蒔「ふ、ふふ…」プルプル

小蒔「……あ」ピタッ

優希「じょ? ねーちゃん震えが止まったぞ、タコス吸うか?」

白望(随分長い絶頂だったなあ)

小蒔「ご…ごめんなさい、少し寝てました」

漫「はぁ!? 今までアホみたいに笑っとったやん!」

小蒔「すみません…疲れてるとたまに…」

小蒔「でも本当に申し訳ないので、ここからは…」

小蒔「全力以上であたらせてもらいます!」ムンッ

漫(…こいつ!?)

白望(……)

優希(あ…この流れは…)


小蒔「ぐう」zzz

漫「寝るんかい!」

あめのはごろも。レベル2

衣「夕立か…雨雲は厚く広がっている…しばらく止まないかな」

衣「……ハギヨシ? 居ないのか…珍しい」

衣「別に、いい。傘が無くても濡れて行けばいいだけだ」

衣(頭から濡れても、ハギヨシは怒らない…トーカは…わからないな)スタスタ

衣「……あれ?」

「おいおい、この雨ん中傘も差さずにいくのかよ」

衣「お前、金髪雑魚」

「ひでー…ま、いいけど。それよりもうちょっと近よってくれないか? 結構肩濡れるんだよ…」

衣「…ふん、お前が勝手に濡れてるだけだ! 衣は傘に入れてくれなんて頼んでないぞ」

「へいへい…で? どこ行くんだ?」

衣「明日敵対するお前には関係無いっ!」プイッ

「それは俺じゃなくて清澄と龍門渕だろ…んじゃ離れてみるか」ヒョイ

衣「わ、わ! 濡れる…」

「なんつって」

衣「……この、痴れ物!」ベチン

「へーへー。んじゃ道案内よろしく」

衣「ふん…衣はおねーさんだぞ。敬語を使え…」

今日はここまででー。明日からはKISEIのため月曜まで更新無しっすー。
あめのはごろも。はわりと短いかもしれません。

こんばんは、今日はエロスや下ネタとはさっぱり関係ありません。
完全別世界でございます。余所にポイするには長すぎるのでこっち透華でー。
そのため今日は本編透華はありません。すんません。

夏休み、インターハイも終わってしばらくは麻雀もお休みだ。
咲達は家族で出掛けたり、友人はひたすらゲームに打ち込んだり。俺はと言えばちょこちょこバイトをしてたワケだが……

「あぶく銭、だよなあ」

気分で買ったロト6。なんとなく次の日に新聞見れば、200円が10万円に化けやがった。
ゲームなりに変えてしまうのもいいけれど、それはそれでという気さえする。いっそ、もっと自分のためになるようなことに使った方が良いんじゃないか?

「……そういや、祖父ちゃんが言ってたっけ」

思い出したのは、祖父ちゃんが小さい頃にそのまた祖父さんから聞いたというお話。
遠い岩手でのお話を、俺は思い出していた。

「迷い家?」

空から寄せる夏の熱気。手持ちの棒アイスがどんどん溶けていく中で、小学生の俺に向かって祖父ちゃんが言ったのは、聞いたことも無い話。
薄い頭を撫でて、朗らかに笑いながら話してくれたのを覚えている。

「マヨイガ言ってな。俺の祖父さんが岩手まで行った時のことだ、なんでも飯がねえっつって、山菜を取りに行ったらしいんだがな。なにせ知らん山だ、あっちこっち行くうちに自分がどこに居るやら分からんくなって途方に暮れたままの山を彷徨ったらしい」
「へー、助かったの?」

そう、確かこの時は話半分だった。祖父ちゃんの話は面白いからしっかり聞いてたけど、ここに祖父ちゃんが居る以上はオチも十分わかってたんだから。

「助かることには助かったんだがなあ……祖父さん、そん時に立派な家に迷い込んだんだとさ。その家ときたら立派な門構え、まるっと太った牛や鶏が飼われとった。祖父さんは麓までの道を教えてもらおうと住人を探したんだが――」

――明治――

「参ったな……人っ子一人いないか」

家の外周を周ってみたが、どうも人のいる気配がしない。思わず汗まみれの髪を描きまわすと、南蛮人みたいな黄色を帯びた毛がはらりと落ちる。

「おっといかん、汚したりしたら申し訳がたたん……しかし、また綺麗な家だなあ」

そう。艶のある木目に落ちた髪、その汚れがなんとも目立つほど綺麗な床。調度品はどれも一級品でおいそれと触れないようなものばかりだ。
しかしなんとも妙ではある。確かに綺麗な家なのだが、ついぞさっきまで、誰かが居たような形跡はあるのだ。

「味噌汁か。また随分と温かいが……おおーい! 誰か、いないか!」

大声を上げてはみるものの、どうにも反応は無い。
大きな家だからまだまだ奥はあるのだが、果たして入って良いものか。万一家人が戻ってきたら、言い訳が立たんのではないか。
そう考えた時。俺の耳に、小さな衣擦れの音が飛び込んできた。

「なんだ、誰かいるのか? ……ここか。おおい! 勝手に上がってしまってすまんが、道を尋ねたい!」

しゅるしゅると、小さな音が止まる。それから数秒程度してからだろうか。
襖越しに聞こえるのは、どこか弱弱しくも艶やかな声。

「……どうぞ、お入り下さいませ。そこに居られては話し辛くございます」
「む。いや、着替えの途中なら待たせて頂く」

その声はおそらく、20にもならない女性の声。こんな山奥の家にそんな女子が居るとは思わなんだが、まさか押し入る様な真似は出来ず。
たっぷり10分程。なぜか我慢比べの様相を呈してきたが、どうも観念したようで再び衣擦れの音が襖紙越しに響く。
更にそこから10分程度、音も少なく開いた襖の先には、なんとも言えぬ美女の姿。

「お、お」

思わず声も漏れるという物だ。老女とは違う艶のある白髪を短く、ざっくばらんに切り、眠たげな瞳にはなんとも無気力な色を滲ませている。しかし薄く羽織った浴衣の下では豊満な胸が布地を押し上げて、隠しきれない谷間が顔をのぞかせる。俺自身が随分と背が高いせいで、真上から見下ろす形になってなんとも言えん。

「まこと、お待たせいたしました……帰り道を聞きたいと、仰いましたか?」
「お、おお! そうだ、どうも外様から来た身では山を降りられん。麓への道を教えてもらいたいのだが」
「左様でございますか……されど、間もなく日暮れでございます……今日は当家に逗留されて、明日帰られては如何ですか?」

そう言って、ついと指した先は。

「……なんだって。もう、そんな時間なのか?」

夕暮れですらなかったはずの外界は、とっぷりと陽が落ちて。辺り一面一寸先は闇とばかりに、ただ木々のざわめきだけが恐ろしく響いていた。

「……本当に、夕餉も水も要らないのですか」
「ああ、お気遣いはありがたいが、なにぶん口に合わん水を飲むと下すんでな」

闇はなんとも静かなもので、まったくと言っていいほど落ち着かん。そんな俺とは正反対に落ち着き払った女が蝋燭に灯を付けているのだが、これがまた色気のある仕草ときた。火をつけるため手を伸ばした時に見える白く細い腕が、どうも目を引き寄せる。
……だからこそ、ここでご相伴にあずかる訳にはいかないのだが。

「……あのう、聞こえていらっしゃらないので?」
「あ、ああ? すまん、呆けていた」

そこで、くすっと笑うのだから困る。片手を丸めて口元に添えて、困ったように笑うのだから。

「奥の部屋に、布団を敷いてございます……飲まず食わずというのなら、せめて体をお休め下さいませ……」

白の髪を揺らし、自然と俺の隣に腰を下ろす。そっともたれかかる体は軽いものだが、なにせ、腕をつつむ柔らかな2つの豊かな感触が重い。

「あ、ありがたい。早速寝させてもらうから、ではこれで」

立ち上がればスルリと抜けるモチモチとした感触。安堵のような、残念なような気持ちを抱いたまま奥の部屋へと急ぐ。
襖を閉めるその時。振り返った先の彼女の顔は、持ち上げた浴衣の裾に隠れて見ることが出来なかった。

「ふうん、でも祖父ちゃんの祖父ちゃん助かったんでしょ? なら別にいいじゃん」
「ったく……ここからが面白いっちゅうのに。まだお前には早かったか」

もうアイスも無い。放り投げた木の棒には蟻がたかって、猛暑の中を運ぼうと頑張っている。その姿を見るのも楽しい事は楽しいけれど、正直もう飽きた。

「そんなことより祖父ちゃん、五目並べしよーぜ! 俺が勝ったらスイカ食べたい!」
「ったく、そんなもん勝たんでも食わせたるわ……ま、それなら碁盤と石持って来い」
「おっしゃー!」


そう言ってはしゃいで、スイカを食べる頃には忘れた話。
なんてことは無い、夏の日の他愛もない雑談の中の一つにすぎないそれが、妙に俺の頭の中にこびりついて離れない。

「……あぶく銭、か」

金は天下の回りもの。可愛い子には旅させよ。更に言ってしまえばいくらでも自由がきく時間は、いまこの時しかない。

「行ってみるかな」

話自体は眉唾でも、どこか惹かれるものがあったのは事実。
必要なものを揃えてバッグの中へ。所詮は男の一人旅、最悪現地で調達すればいいだけの話だろ。

「うっし……目指すは岩手! 目標は、迷い家!」

そうと決まれば善は急げという奴で。次の日の朝、俺は車中の人となっていた。
流れる景色に身を委ね、去りゆく故郷に心を預ける…なんとも風流な感覚を心に宿しながら。

「……岩手って、どこだっけな……」

日本地図を頭の中に思い浮かべてみる。
そこにあるのは長野周辺と、北海道と、四国(4つの区別はつかない)、九州(なんかたくさん県がある)。あとはもう、県境も配置も全然分からないなんちゃって日本地図。
……まずは地図から買わないとダメっぽいな。

「迷った」

切っ掛けはハイキングコースから。
祖父ちゃんの話では山が出てきたから、ここは山に登ってみるのが良い。そう思って手軽にハイキングできる場所を聞き、ちょいと登ってみました。
そこまでは良い……問題は、道順が間違っていたことだ。下山コースの標識従って進めば進むほど、藪と獣道が深くなっていく。そこで引き返しておけばまだ良かったものを、ズンドコ行ってしまった結果がコレだ。

「いや、これはヤバいだろ…どっち行けば麓なんだ?」

単純に下への斜面を下って行けばいいかと思いきやそんなことも無く。降りては上がり、昇っては下がりの繰り返しと来たもので。奇しくも祖父ちゃんの祖父ちゃんと同じ状況になってしまったのかもしれなかった。
辛うじて分かる物と言えば、太陽から方角を割り出すくらいか。問題は自分の現在地が分からないことなんだけどな。

「頼むぜマジで…誰でもいいから、助けてくれよ…お?」

弱音の吐いた先にある木々、その更に先。木々の合間に光る何かの色。
それは自然の色というにはあまりにも鮮やかで、輝いていた。

「せっ、せめて人の通る道なら…! いや、最悪川でもいい! とにかく…」

頬を切る枝。腹を撫でる蜘蛛の糸。足に絡む蔦を引きちぎり進み進んで数十分。
ひっかき傷をいくらでも作りつつ辿り着いた先にあったものは。

「……なんだよ、この屋敷」

絢爛豪華とは言わないまでも、重厚な構えの門。大きく開いたその内側には綺麗な造りのお屋敷が、デンと雄々しく建っている。
それはそう、まるで祖父ちゃんが話していた、祖父ちゃんの祖父ちゃんが迷い込んだその家のようで――。


「……ようこそ、おいでくださいました」

何時の間に現れたのか、軒先には一人の少女が佇んでいる。

「帰ってきてくださったのですね……お待ちして、おりました……」

駆け寄ってくる、薄手の浴衣を着た少女。

「あの日、行ってしまわれた事を、私は悔やんでおりました……」

白く、ボサボサの髪。眠たげな瞳には涙を浮かばせて。

「もう行かないで……私と共に、ここに居てください……」

俺を見上げて、囁いた。

「須賀様……須賀――」

昔話のついでに聞いたであろう、その名前。陶酔した表情で呟いたその名前は、俺には聞き取ることが出来なかった。

「須賀様、随分とお召し物を変えられたのですね……」

しげしげと俺の服を眺める少女はなんとも無邪気に近寄ってくる。俺の右腕に、おもちを当てるようにするものだから、とにかく落ち着きやしない。せめて厚い着物なら……と思いつつ、薄くて良かったと思ってしまうのは男として仕方のないことだろう。

「かつてはこのようなお着物ではありませんでしたが……」
「え、ええまあ。だいぶ時間も経ってますし」
「……そうですね、如何ほどの時が過ぎたのか……お待ちする日々は、辛く厳しいものでしたが……再びこうしてお会いすることが出来て、私は幸せです……」

そっと、囲炉裏の前に座る俺に寄り添う白い少女。頬を染めて幸せそうに目をつむる彼女に、俺は多分貴方の待っていた人とは違うますよ、なんて言えるだろうか。
仮に言えたとして、だ。

「そろそろ夕餉に致しましょうか。すぐに用意しますので、少々お待ちくださいね……」

物静かに、けれど花咲く笑顔を浮かべるあの少女が、祖父ちゃんの祖父ちゃんをずっと待っていたんだとしたら。

それって明らかに人間じゃないだろ?

そんなの相手に、俺は貴方の待ってた人じゃないです、なんて言って無事でいられるだろうか。

「お待たせしました……うっかり須賀様のお好きなものを伺わなかったものですから、今日は私が拵えてみたのですが……」

音を鳴らして運ばれる調度品はまさしく一級品。漆の食器は輝くほどの黒塗りで、どれもこれも蓋を開けるのが勿体ないほどの完成度を持っている。

「……」
「須賀様……? どうなされました?」
「あ、いや。なんか開けたら勿体ないような気がして」
「ふふ、有難う御座います……そういう事でしたら、まずは先にお休みになられるのは如何でしょう?」

そっと。
俺の手に重なって添えられた手は、随分と小さく見える。それなのに、誘うように引かれる力にはどこか逆らいがたいものがあるんだから、不思議なものだ。

「ふふ……どうぞ、お召し物はお預かり致します」
「え」
「お邪魔でしょう……? 以前も、そうだったではありませんか」
「……それ、は」

そんなことは、知らない。
祖父ちゃんから聞いた話は途中までだったし…もしかしたら、あの時言っていた『ここからが面白い』ってのは『そういう話』だったのかもしれないけれど。小学生のガキに言うか?
押すこともできず、かといって引くこともできず。ただ突っ立っている俺に業を煮やした…と言うより、俺を気にすることなく少女は俺から離れて布団の上へと歩んでいく。
その顔がヤケに赤く染まって見えることに、なぜか、不安が心に滲み始めていた。

「え…」
「相も変わらず、須賀様は女に恥を……けれど、よろしゅう御座います……須賀様が、望むのであれば」

ほんの一つの音が、行燈の薄明りの中に奇妙に大きく響いた。衣擦れというにはあまりに脆く、あっけなかった。

「どうぞ……私めを」

蝋燭の色の中でさえ映える、白い肌。傷一つない柔らかな曲線はほっそりとした足から臀部に掛けて、丸みを帯びている。陰部は陰になってよく見えないけれど、整えられた毛がほんのりと闇に浮かぶのが酷くいやらしい。
たわわな胸は自重のためか、ふっくら下膨れになっている。乳輪は桜色に染まって、恥ずかしそうに小さく添えられていた。

「ご賞味くださいませ……」

そして、真っ赤に染まった顔。白い髪と対をなすようなその色と、俺に向けられた眼差しは。
底の無い沼のように、鈍い色に輝いていた。

据え膳食わぬは男の恥とは言っても、ここまで奇妙なものに手を出すなんてあり得ない。
たとえ相手が息をのむほどの美少女で、それが裸で誘ってくれてるのだとしても。これはきっと、マズイ。

「……須賀様。お願い申し上げます、私めに、これ以上の辱めはどうか……」

目の前からは喘ぐような息遣い…違う、喘いでるんだ。
行燈の灯りの中でもよく分かるほど、真っ白な肌が赤色に染まって。玉のような汗が絹肌に張り付いている。
恥じらうように開かれた足の間に映る繁み。その根元の濡れそぼった壺が、今か今かと僅かに口を開いて待っている。

「ああ……どうか、どうか。須賀様にしか見えぬとも、辛いので御座います……」

「他の者はおりませぬ……外は夕闇、さあ須賀様、お越しくださいませ……」

そう。
外はもう、真っ暗闇だ。俺が来てからどれくらい経った?
……30分は経ったかもしれないけれど、その程度のはずなのに。

「御慈悲を、賜りたく存じます……」

布団の上で乱れるように体を揺らす少女を見ると、そんなことさえどうでもよくなってしまう。
邪魔くさいベルトを投げ捨てて、鬱陶しいジーンズを脱ぎ捨てて。息を荒げて切なそうに手を伸ばす彼女を抱かないといけないんだと、その思いだけが俺の心の中で渦を巻く。
白磁に触れるように、そっと手を伸ばしてみる。まだ触れず、けれど熱を指先に感じるほど近づけてみれば、彼女がまた不満げな声を漏らす。
それが面白くてしばらく続けていると、痺れを切らした声が部屋に木霊した。

「あぁ……須賀さまぁ、どうか、子種を下さいまし……二度と、別離などしたくありません……」

苦しくなるほど息が荒くなっていくのを感じる。
本当に触れていいものか戸惑う心と、溺れようとする心。
その均衡が崩れて、柔らかそうな胸に手を伸ばそうとした、その時だった。



「――何してるの」

ドキリとするほど冷めきった、彼女の声。

「どうしてこんなとこに居るのか知らないけど」

思わず振り返ったその先には。

「……あんまり、だるいことさせないで」

目の前で悶えていた彼女と、寸分違わない顔形。
この夏、テレビ越しに何度も見た相手校の代表選手。宮守女子の小瀬川白望が、気怠そうに俺を見つめていた。

「マヨヒガは欲が無くて、少し頭が鈍い人を誘う家……だからって全員が辿り着くわけじゃないけど」

山を下りがてら、先導する小瀬川さんはいくらか俺に話してくれた。あの家がマヨヒガなる場所であること。来た者は何でもいいので一つ持ち帰ること。

「えと、俺を誘ってきた人なんですけど」
「……君がマヨヒガに辿り着いてから、きっと『家』は君が一番欲しいものを感じ取ったんだと思う……」
「それって…えと」

嫌な予感しかしないわけだが。俺の欲を感じ取って美少女が出てきて、それが誘ってきたってことは、だ。

「男の子だし……そういうことも、あるんじゃないかな。家事をしていた女性の元には、米の計りが流れて行ったって話もある……」
「うぐっ!」
「私に似てたのは、多分……お祖父さんの話に出た白い髪の女っていうので、私が印象に残ってたのかな……インターハイで見てたみたいだから……」

なんというか、随分ケロっと言うな…次分と同じ顔の女の子が素っ裸で、俺と行為に及ぼうとしてたのを見たってのに。

「じゃあ、ものの30分で外が暗くなったのは?」
「それは……お祖父さんの話をなぞったから、かな……話と同じような状況だったから、須賀君が無意識に思い浮かべたのを読み取ってなぞったんだと思う……だから、須賀君の知らない部分は全部端折って夜になった……」
「そう言えば、祖父ちゃんの祖父ちゃんは名前聞こえなかったし…あれって俺が知らなかったからなのか」

道は変わらず獣道。小瀬川さんはジーンズに長袖という出で立ちがあんまり似合ってないけれど、こういう道を歩くには大事な格好だ。ご丁寧に軍手まで装備してる辺り、準備の良さが伺える。

「…そういえば、なんで俺を助けに来てくれたんですか?」
「助けに来なかったほうが良かった……?」
「いやいや、そんなこと全然ないしホントにありがたかったですけど…こんな山奥、偶然助けに入ったって訳じゃないですよね?」
「……行けって言われてたから。だるいけど……」
「言われてたって、誰にです?」

そう聞くと、今の今まで真っ直ぐこっちを見ていなかった小瀬川さんが、顔を向けた。

「……お祖母ちゃん。そのお祖母ちゃんが、今日この日に迷う子が居るから、迎えに行くようにって……なんか、一晩過ごした相手の子孫だって……だる」
「それって」
「君のお祖父さんのお祖父さんが会ったのは……君みたいな幻じゃなかったってことかな……」

それっきり、小瀬川さんは前を向いてしまった。
祖父ちゃん。面白い話って、マジで『そういう話』だったんじゃねーだろーな。

「着いた……あっち行けば民宿があるから……後は好きにして」
「ありがとうございました!」

緑の山を抜けてついぞ辿り着いたのは、嬉しいことにコンクリートの道。とっぷり日が暮れているのに点在する街灯がヤケに明るくて、暗闇の恐怖を随分とやわらげてくれる。
降りてきた山を振り返れば…当たり前だけど、暗闇の中で見えるものは無い。仮にあの家があったとしても、灯篭や篝火の無い家を見つける事なんかできないだろうけど。
小瀬川さんは仕事は終わった、と言わんばかりにさっさと歩き去っていく。俺はそれを見送って…?

「一つ、聞いてもいい?」

くるりとターン。戻ってきた小瀬川さんはダルそうな表情を変えることなく、俺に声を掛けてきた。

「あの家から何か持ってきた…?」
「あ、はい。これなんですけど」

懐から取り出したるは、一つのかんざし。金の串に玉をあしらった、まさに絢爛豪華ながらもケバくはない。そんな品だ。
…正直、俺自身何でこんなものを持ってきたやら分からない。だから小瀬川さんの疑問符を浮かべた顔への回答は、俺は一つも持ち合わせていないわけで。

「ちなみに、かんざしだとどういう恩恵があると思います?」
「さあ……米の計りなら米は減らないらしいけど……いいお嫁さんでも貰えるんじゃない?」
「あー、それならいいっすね」
「そうだね……それじゃ、私はこれで……」

将来的にはいいけれど。
小瀬川さんはどこか満足げに頷くと、再び踵を返して歩き去っていく。今度は振り返ることもなく、闇の中へと消えて行った。

「小瀬川さん、か」

イマイチ掴みどころのない人だったけど、それでも気になってしまうのは。やっぱり幻とはいえ、同じ顔の女の子の裸体をバッチリ見たからだろう。
それにしても…小瀬川さんが現れてからは露と消えてしまった裸体の子。もしも、万一あのまま小瀬川さんが現れず、無事にあの子を連れて帰ることが出来たとしたら…

「…ま、考えるだけ無駄か」

それよりも大事なのは、今夜民宿で上手い事寝れるかどうかと、長野までの帰り道を確かめる事だろう。
闇夜でも輝くかんざしを見つめながら、車も通らない道を歩き始めるのだった。

最後の露骨なやっつけ感。自己満足でした。いやあ満足。
今日はこれでおしまいでー。ありがとうございましたー。

由暉子「京太郎君は俳句と川柳、ついでに短歌の違いはご存知ですか?」

京太郎「えーと…俳句は国語の奴で、川柳はサラリーマンで…短歌は…なんだ?」

由暉子「ああ、それが分かりやすいかもしれませんね。俳句と川柳は同じ五・七・五で作られた短い文です」

京太郎「へえ。それなら何で別れてんだ?」

由暉子「俳句は言うなれば緊縛プレイを受けているんです。食事にも何にしても縛られたまま…」

由暉子「季節に合わせた責め言葉が必要ですし、コースに合わせてオプションをパックにしなければなりません」

京太郎「ごめん、教科書読みたいから持って来てくれる?」

由暉子「た…試してみますか?」ドキドキ

京太郎「教科書持って来て」

由暉子「さて、俳句と川柳の違いはこれで大丈夫かと思いますが」

京太郎(何も分かってないけどツッコむと面倒だからいいや)

由暉子「短歌は俳句に七・七を付け加えたものですね。百人一首と言えば分かりますか?」

京太郎「ああ! 上の句と下の句ってやつか!」

由暉子「はい。五・七・五が上の句、七・七が下の句と言う訳ですね」

由暉子「文字が増えた分、技巧が問われます。百人一首なら上の句に『八重の桜』と置いて、下の句に『今日九重に』と置くことで数字を重ねるユーモアが出るわけですね」

京太郎「……」

由暉子「聞いてますか?」

京太郎「お、おう…あれだよな…秋の田の…天の香具山だっけ…」

由暉子「……ちなみに、私が好きなのは『玉の緒よ 絶えねば絶えね 長らえば 忍ぶることの 弱りもぞする』という句です」

京太郎「ほーん…意味が全然わかんねーんだけど、なんかいいんじゃねーの」

由暉子「……別に、いいです」プクー

京太郎「?」

続きはありませんのでね…後で本編透華でー

ラブライブ一挙を見る中、全話ほぼ全てのシーンが同時通訳で下ネタ四コマに変換される謎。どうすんだこれ…
露出姿を見たら全力で着せに行く。そうじゃなければ明鏡止水の心でスルー、できずにツッコミが夏の定番。
本編透華よー。多分短め。

漫(寝てたとか嘘やろ? あれが寝言とでもゆーんか…)

白望(メンドくさいのはヤだなあ…マグロじゃダメかなあ…)

優希(なんとなく和ちゃんみたいな感じがしたじょー)

小蒔「それでは頑張りましょう。よろしくお願いします!」ペコリ

漫「は? はあ…よろしくお願いします」

白望「…よろしく」

優希「よろよろだじょー」


小蒔「それでは親決めからですね」キリッ

漫「いま3本場や!」

優希(…ツッコミのタイミング、ムズすぎだじぇ…)

優希(この巫女さんどーなるかわっかんないけど…ドラ暗刻のイーシャンテンなら押せ押せプルプルだ!)タンッ

優希(おし! 3順で親ッパネテンパイ! この局もいただきだ!)トン

白望(あっちもテンパイかな…こっちもだけど。索子かぁ…)

漫(おし、このメンツ相手に先制できた…これはイカせられるんちゃうか?)

漫「リーチ!」

白望(…ま、大丈夫かな…)タン

漫(え、いきなりそんなキッツいとこ?)

優希「あらほいさっさー」ドン!

漫(こっちもツモ切りかいな…ってまさかこの二人、もう張ってるんか!?)

漫(これこっちが逆にイカされてまうパターンやんかー!)クネクネ

小蒔「うう、難しいですね…この局面は、三つずつ、三つずつ…」カチャカチャ

漫「それ素人やんけ!」

小蒔「え? 三つずつじゃなかったんですか!?」トン

優希「謎の思考回路だじぇ。しっかり切ってるし」

漫「えーと、次は私の番やんな…調子狂うわ…えーと山はっ、と」


漫「ロン牌やんかそれ! ロン、ロン! 8900!」

小蒔「わ…はいっ」

白望(永水の人、なんか中身がコロコロ変わってるみたいだな…そんなわけないか…)

初美「姫様は完全にお目覚めのようですねー」

霞「起きた時の小蒔ちゃんは普通のポケポケさんだものね」

巴「寝てる時とそこまで違いが無いような…二度寝もないなら3万点差くらいは覚悟したほうがいいかもですね」

初美「もし6万点差でも私がなんとかしてしまいますよー。体で稼いで見せます!」ムンッ

巴「? …あ! えっと…そういうのはダメです!」

霞「タイミングはもう少し早い方がいいかしら…9万点差になったら今日のガラナチョコは抜きにしましょうか」

巴「え? 今日のおやつって、お煎餅じゃありませんでしたっけ」

春「ツッコミ方が惜しい…トバなければなんでもいい」ポリポリ

初美「それなら次はマグロの神様ですねー」

霞「いっそ逆に奔放な神様にしましょうか。経験豊富ならそうそう簡単にはトバないでしょうし」

初美「それもそうですねー」

霞「今はみんなでのんびりと見守りましょう」

巴「あぅ…し、締められちゃった…」ガックリ

衣「ジュン! はやくはやくっ、ユーキの試合が終わってしまう!」

純「へいへい、お前が勝手にトイレについてきたんだろ…」

衣「お前を一人で行かせたら何をしでかすか分からん!」

純「へいへい…わーってますよ」


豊音「うぅ、どーにかトイレに間に合ったよー」フラフラ


純「うお、なんつーデカい女…」

衣「ジュンも今の人に比べたらちっこいな!」

純「いやいや、俺よりデカい女なんて滅多にいないって…お前よりちっこいティーンも見たことないけど」

衣「む」

純「何もんだ…? あんだけ大きけりゃ、俺が受けに回るのか…想像できねえなあ」

衣「まずそっちの思考に行くことが衣には想像し難い!」

豊音「ただいまー、神代さんはどんな調子かなー」

胡桃「敵の選手よりチームメイトを気にしようよ…あ、そーゆーツンツンプレイだった?」

豊音「つんつん?」

塞「気にしない気にしない…ま、確かに神代は去年は藤原利仙を完封してたしね」

エイスリン「ソレジャア、サインモラウ! ココ、センヨーッテカク!」バッ

塞「下腹部見せない! 油性はダメ、っていうか書いたらダメ!」

豊音「うぅ…サ、サインってそこに書いてもらうものなの…?」

塞「んな訳ないから安心していいよ。欲しいなら色紙でも買ってきたらいいし」

豊音「あ! そうだね!」パアッ

胡桃「○ン拓?」

エイスリン「ンーンンー♪ コレ、ワタシノカタチ!」バッ

塞「描かないの!」

ちょっと眠すぎるんで今日はここまでで。衣はお休みで申し訳。

今日は遅くなりそうなんで透華なしでー。

雑談はいいけど唐突な嬌声はさすがに謎。下ネタは会話の中に紛れるからこそ光るんだね。
テクノとか赤玉とか都市伝説…ん? 本編透華でー。

――東二局――

優希(親番が…大事な親番が流れちゃったじょ…)

優希(でも、まだまだ東場は東場だじぇ…!)カチャッ

優希(ふっふん、いきなり配牌イーシャンテン。それ見たことか!)

優希(索子が上手く来れば西を捨ててダブリーもあるじぇ!)


小蒔(西…要りませんね)トン

漫(西…シャーシャー言うと若干猫っぽくて、部長にやらせたら可愛いやろーなー)タン

白望(西…シャーシャーって音、山の中で花を摘んでる音に似てるなあ…)トン


優希(うげっ! よりによってここで…テンパイとったら四風連打で流局になっちゃう)

優希(せっかくイイ手なのに、崩したら勢いを殺しちゃう、なんて…切るのは5筒子!)

優希(この程度で消える勢いなら…ハナから願い下げだ!)

優希「消えるなら消えてしまえのホトトギス、だじょ!」


京太郎「何考えてんのかしらねーけど、促すまでも無く消えるだろそれ」

優希「張り替え完了…リーチ!」

優希(ここはダマじゃすまさねーじょ!)

小蒔「あ、あわわ…」

白望「張り替えね…そんな素振りは見えなかったけどな…」

漫(せやなぁ。張り替えてる様子なんか全然無かったし)

優希「いっぱーっつ!」

小蒔「ひゃあっ!」ビクッ

優希「ならずだじぇー!」トン

小蒔「はー…」ホッ

優希「ところがどっこい!」

小蒔「うひゃぁ!」トン

漫「なんで牌切りつつ漫才しとんねん」

由子「ダマで良かったのにリーチかけてくれたから、みんなオリられたんやねー」

恭子「どやろね…アソコにそこまでのMがおるかどうか…」

恭子(漫ちゃん、気をつけてや…)

恭子(涼しい顔して責めてくる相手に主導権取られたら、逃げられへんで…)

白望「…ちょっと失礼」

漫(ん、足組んだんか。意外と足長いんやな)

白望「…やっとか」スッ

小蒔(肘掛に肘を…頭が傾いていますが、お疲れなんでしょうか)

白望「深いところにいたなあ…」

優希(め、目が死んでるじぇえ)ビクッ

白望「このデクの棒め、遅い…ツモ。3000、6000」


豊音「やっとシロらしい和了りなのかなー」

エイスリン「ダツリョクケイ、ジョーオーサマ!」ハアハア

胡桃「エイちゃん、結構イスになってるもんね」チョコン

塞「胡桃もエイスリンを椅子にしない!」

豊音「……」ソワソワ

塞「トヨネが思ってる遊びとは違うから真似しちゃダメだよ」

恭子「うーん…このままやと漫ちゃん、また罰ゲームやで」

絹恵「末原先輩は上原さんに厳しいですね」

恭子「漫ちゃんは優しくすると喜ぶからな…」

由子「でもなんだかんだ、厳しくされても嫌がってないのよー」

絹恵「そんなら末原先輩はなんで厳しくするんですー?」

恭子「厳しくした方がうちが楽しいし…」

洋榎「こらこら恭子ー、後輩イジったらアカンでー」

恭子「イジるって、さすがにそこまで直接的なことはせんですって」

洋榎「?」

郁乃「んー、噛みあってないねんな~。でも、洋榎ちゃんはそのままでええよ~」ナデナデ

洋榎「お、おお?」

――15か月前、姫松高校――

郁乃『すっえはっらちゃ~ん、ちょっとええかなぁ』

恭子『告白ですか? いい年して彼氏もいない人はちょっと』

郁乃『やぁ~ん、そんなん言わんといて~。これでも合コンとかがんばってるんやから~』

恭子『また無駄な事を…で、なんですか代行』

郁乃『も~、まだ代行なん~? そろそろ監督って呼んでくれてもええんよ~?』

恭子『まだ善野監督がおらんのに、少し不謹慎じゃありませんか』

郁乃『ごめんね~』

恭子『…とゆーか善野監督、また潰れたんですか』

郁乃『だって一美ちゃん、合コンで焼酎5杯飲むんやもん~。今日は来れんのちゃう~?』

恭子『それで相手に引かれて不貞寝ですか…いつものことですけど』

郁乃『いつものことやね~』

あめのはごろも。レベル3

衣「雨、か…小雨だな」

衣「ふん。このくらいの雨で衣の足が止まるとでも思ってるのか」

衣「…あの金髪雑魚なら、これくらいでも傘を差すのかな」

衣「ふん…えいっ!」ダッ


衣「……あれ、濡れてない」

「……」スッ

衣「智紀?」

智紀「濡れるから…一緒に帰ろう?」

衣「…智紀は、何か用事があるんじゃないのか? 朝、言ってただろう」

智紀「大した用じゃないから…衣が濡れたら大変…」

衣「あ…う、ん」

智紀「…あんまり、お話は得意じゃないけど…ごめん」

衣「そんなの、全然問題ない!」


智紀「でも濡れた時の替えはあるから…大丈夫…」スッ

衣「なぜ真っ先に下着が出てくる」

今日はここまででー。末原と上重が合体することで上原に至る(妄想)
なお善野監督は合コン失敗した後、乙女ゲーで気を紛らわす模様(妄想)

和「須賀君、あれが路面電車ですよ」

京太郎「へえー。これで嵐山行くのか」

和「ええ…ちなみに特徴的な音が鳴ることから、いわゆる俗称があるんですが、ご存知ですか?」

京太郎「んー…ちょっとわかんないな。なんだっけ」

和「ヒントは…須賀君も持ってますよ」

京太郎「は? …あ、思い出した…」チラッ

和「……」ワクワク

京太郎(どうする俺! ここで言わなかったら和が言う! そんで『一般的になっている名詞で恥ずかしがるなんて、須賀君も思春期ですね』って言いやがるに決まってる!)

京太郎(かといって言ったら言ったで捕えてくる…くそ、それなら堂々と言ってしまえば…)

京太郎「チンチン電車だろ? 俺だってそれくらい知って」

和「もう須賀君ったら、そんな言葉を投げかけるなんて。チンチン電車で花電車ですか」ポッ

京太郎「無性に腹が立つ!」

わぁ……>>1さんったら
ハヤいのねぇ~、ビックリしたわぁ

>>485やめてください(真顔)

プロレスはさっぱりやねんな。エヴァりながらなので遅く遅くで量も少な目でー。本編透華よー。

>>448の回想の続き


郁乃『で、本題なんやけど~。団体戦のレギュラーに末原ちゃん入れようかな~って』

恭子『辞退します』

郁乃『え~? なんで~?』

恭子『まあ…他のメンツはどんなんです?』

郁乃『三年生の中岸さん箕野さん、梅垣さん。二年生はあんたと愛宕のおね~ちゃんでどうかな~って』

恭子『それならなおのこと、遠慮します』

郁乃『ええ~? なんでなん~?』


恭子『そのメンツ、おもちの小さい人しかいないやないですか。嫌がらせかぁ!』クワッ

郁乃『ぐ~ぜんやのに~…』

恭子『私より一年の上重とかどうですか』

郁乃『上重って、あのみんなに弄ばれてる新入生? あの子めっちゃ弱いやん』

恭子『うちの標準ルールではそうですね。でもオカや順位点を無視した単純収支はプラスなんですよ』

郁乃『あんなにラスばっかりひいてんのに? 不思議やわ~』

恭子『勝つときは爆発するように勝つんです。相手が強いほどプラスも多くなったり』

郁乃『爆発かぁ…じゃあためしに今度見てみようかな』

恭子『あ…でも私が上重推したこと、誰にも言わんといてください』

郁乃『え~? なんで~?』

恭子『……』

恭子『言わずに弄った方が楽しいじゃないですか』

郁乃『末原ちゃんきびし~な~』

恭子「……」

郁乃「末原ちゃ~ん、上重ちゃんのばくはつま~だ~?」

恭子「昨日は不発でしたからね。漫ちゃん遅漏ですから」

洋榎「なーなー絹、ちろーってなんや?」

絹恵「散ろうっちゅーんはなあ、爆発四散で全力出し切るっちゅー漫ちゃんへの褒め言葉やでー」

由子「帰ってきたら言ってあげるといいのよー」

洋榎「ほーん…ちろーか。うまいことやって帰ってきたら言ったろーか」

『ついに先鋒戦もオーラスです』

『イエス。一発目はまず、バストでヌクのが個人的にはゴールデンコースなのですが』

『黙りなさい』

『ウイ、マム』


恭子「また不発やった…帰ってきたらお仕置きやな」チッ

絹恵「また出んかったかぁ」

由子「ロクに棒も勃てられなかったのよー」

洋榎「ま、しゃーないしゃーなし。うちらが頑張ればええやろ! な!」

郁乃「ん~、洋榎ちゃんはかわえ~な~」ギュッ

洋榎「ふあっ!? や、やめーやー!」

漫(結局岩手と長野にヤられっぱなしやん…Mとちゃうのに…)

白望(…大阪の人、背もたれにしたら気持ちよさそうだな…)

優希(よしきた! これでドドメだじぇ!)

優希「ドドメリーチ!」

小蒔「……」ウトウト

小蒔「…どどめ色とは」スッ

小蒔「使い込んだアレの色という説があります。天岩戸を開けば苔生していた、そんな色でしょう…」フフッ


初美「寝ましたねー」

霞「完全に寝ちゃったわね」


衣「…妙ちきなモノを降ろしたな」


咲「…へぇ」ゾクッ


淡「ククク、面白い…其の力、我が贄となるか…」

白望(なんだこれ…前半はただの天然になった感じだったけど)

優希(巫女さんがまたまたビミョーな感じに…ちょっとヤバそうだじょ)


トシ「今更とは言っても怖いね…」

エイスリン「ンー」カキカキ

エイスリン「コンナ、カンジ!」バッ

トシ「うん、巫女が急にストリップ始めたみたいだね」

トシ「鹿児島の山中深く、女仙だけが住む秘境がある。そんな御伽噺もあるけれど彼女はそこから来たようなモノかもねえ」

胡桃「ハーレム物? 何Pまでならアリ?」

塞「ナチュラルに18歳以上対象ソフトで考えないで」

豊音「うちにあるすーふぁみなら、8Pまでできるよー」ニコニコ

塞「うん、それでいいや」


優希「う…あ…」トン

小蒔「ロン。なおロンの正式名称は『ロンホー』であり、決して『んほー』ではありません。またロンの発声が著しく遅い場合は『遅ロン』と言いますが早すぎても『早ロン』とは言いません。残念ですが…」

小蒔「わたくし自身は早ロンの殿方は好きですが…」ポッ


トシ「六女仙を従える、霧島神境の姫ってところかね」

塞(この人も全然ブレないな…)

あめのはごろも。レベル4

衣「雨」

衣「…以前ほど嫌な感じはしないな」

衣「金髪…キョータローの後から、智紀が一緒に帰ってくれた…」

衣「……」


一「あれ、衣? まだ帰ってなかったの?」

純「なんだなんだ、傘ねーのかよ。一緒に入ってくか」

衣「ハジメ、純…一緒に帰ってくれるのか…?」

一「? 帰らないの?」

純「用事があるなら少しくらい待っとくけど、どうするよ」

衣「…いや、帰る! 行くぞ輩、凱旋だー!」

一「はいはい、それじゃ衣はボクと純くんの間に入ってよ」バサッ

純「うっし、行くか」バサッ

衣「……」ボタボタ


衣「純の傘から落ちた水滴」

一「ボクの傘に落ちてるね」

衣「ハジメの傘の水滴…」

純「衣の上に落ちてるな」

一「水も滴るいい女って感じかな、後で一緒にお風呂入ろうよ」ハアハア

衣「ええい……まあ、いいか」

一「いいの!? ちょっと待って、帰ったらすぐに防水カメラ用意するから!」

衣「そっちはダメだ!」

かつて巫女というのは戦意高揚のためホトを見せつけるように舞を披露したという話をもとに妄想がはかどりそう。
今日はここまででー。

ここのノリの薄い本はよ

眠気で本編が難しそうなので>>535を眠気ゲージがマックス振れるまで。完全小ネタでー。

和「なるほど…これが須賀君の須賀くんなんですね」マジマジ

咲「凄いねー、どんどん固くなってるよ」

京太郎「いや見るのはいいけど…お前らもうちょっと恥じらいとかさあ…」

和「恥じらいですか…こうですか? うっふん」ムギュッ

咲「こ、こう? あはーん…」クネッ

京太郎「それはセクシーポーズだろ! 全裸でやっても逆にエロくねーよ!」

和「それじゃあ…ど、どこ見てるんですかエッチ!」サッ

咲「きょ、京ちゃん見すぎだよぉ!」サッ

京太郎「なんで首筋押さえるんだよ! もっと隠すとこあるだろぉ!」

和「ちなみに、須賀君はおもちと首だったらどっちにしゃぶりつきたいですか?」

京太郎「…………お、おも」

咲「だうとー」

和「それじゃあ須賀君、咲さん。私のベッドでシましょうか」

京太郎「いいけど…つか和のベッドってえらくデカイな…なんでダブルサイズなんだ?」

咲「京ちゃん見て見てー。大の字で寝ても手が縁から落ちないよ!」

京太郎「大股開きすんな! もーちょっと雰囲気変えろよなー」

和「雰囲気ですか…催ニー音声流しますか? 無料でもなかなかのクオリティですよ」

京太郎「かえって気になっちゃうだろ! つーか両親とか大丈夫なのか?」

和「……両親は、どうせ帰ってきませんから」

京太郎(う、マズイこと聞いちまったかな…)

和「今夜はお付き合い記念日とのことで、一晩かけて思い出の母校で初プレイを再現するらしいので帰ってきません」

京太郎「不法侵入!」

和「それじゃあまずはどうしましょうか…本番前のエロ衣装インタビューからですか?」

京太郎「AV見すぎだっての…普通に触り合いとかでいいだろ」

咲「それじゃあ京ちゃんはそこに寝てみて?」

京太郎「おう…こんな感じでいいか? なんか恥ずかしいな」

和「凄いですね、屹立というかそそり立つというか」

咲「なんだか別の生き物みたい。ピクピクしてるし…そうだ!」ゴソゴソ

京太郎「咲?」

咲「和ちゃん見て、お昼のバターロールを割って添えれば…ホットドッグ!」

和「これは確かにホットですね。あら? 須賀君、ソーセージが干からびてきてますよ?」

京太郎「この流れで維持しろって厳しすぎるだろぉ」

咲「これだとポークビッツサンドになっちゃうよ…」ガックリ

京太郎「そこまでじゃねーだろ! 失礼な事言うな! つーかそのパンどうすんだよ!」

和「ではまずは、エロゲよろしく男性に喜んでもらいましょうか」

咲「んと、お口奉仕でいいのかな」

和「そうですね。須賀君、すみませんが壁にもたれる感じで、それと足を延ばしてくれますか?」

京太郎「おう…こんな感じか?」

咲「それじゃあまずは舐めるね…ん、どう?」チロチロ

和「ん…竿は変な味はしませんね。先端はちょっと臭いますが」スンスン

京太郎「あー、すげーくすぐったいっつーか…なんかいい感じだ」

和「ふふ…けど須賀君、なんだかカリの部分、舐めてると凄く美味しそうに感じちゃいます」ウットリ

咲「あ! それ分かる気がする…こうするとぴくって震えて、美味しそうだよね」

京太郎「ははっ、そんな食べ物みたいに」

和「噛んでみたいですね」ジュルリ

咲「甘噛みってどれくらいなんだろ」ジュルリ

京太郎「うーん、なんか凄いヤな感じだぞっ!」

京太郎「ぅあー…やべー、一人でやるのと全然違う…」ブルッ

和「はむっ…んちゅ、須賀君は袋をしゃぶると可愛い反応しますね」

咲「私は鈴口がいいな。舌差し込んだときの京ちゃんの顔、素敵だもん」

京太郎「っ…そ、そろそろ出そうなんだけどっ!」

和「ふぁ…いいれふよ…出ひてくだひゃい…」チュパ

咲「んん…ひょーひゃん、ひょーひゃい」ジュルッ

京太郎「っ! …ふぅ…」

咲「んっ!? ん、んん…」コクン

和「凄いですね、玉袋がキュンってなってますよ。咲さんはちょっと飲んでるみたいですし」

京太郎「わ、悪い咲! つい口に出しちゃって!」

咲「けほっ…ううん、ちょうだいって言ったの私だから大丈夫。それより京ちゃん、見て?」

京太郎「ん?」

咲「これこれ、トロミ付き白濁液ー」アーン

和「凄いですね! まるで本物みたいです!」

京太郎「間違いなく本物だよ」

京太郎「んじゃ次は俺からだな」

咲「えっとね、私は後でいいから先に和ちゃんにシてあげて?」

和「咲さん…いいんですか? その、須賀君との付き合いは咲さんのほうが」

咲「ううん、ちょっと怖いし和ちゃんを見てからにしたいな、って」テレテレ

京太郎「はは、なんだよそれ。まあそれならとりあえず…和、横になってくれるか?」

和「は、はい。こうでしょうか」タプン

京太郎「おう…けど凄いな和のおもち…指が沈んでくみたいだ」ムニュ

和「んっ! ふ、あ…あんっ!」

咲「凄いよ和ちゃん、ピンクの乳首が京ちゃんの指で膨らんでる…そんなにイイの?」

和「いっ、いいですっ! はふ…須賀君のゆび…あ、熱くてぇ…ひぅん!?」

咲「ふふ、それだけでいいの? ほらほら、きちんと言ったら頭踏んであげるよ?」

和「ああん! 咲さん、このメス豚におみ足を下さませぇ!」クネクネ

咲「はいはい。ほーら、ぐりぐり」


京太郎「やべー、咲に乗っ取られた…」

京太郎「ま、咲が上を攻めるなら俺は下かな」ヒョイ

和「ひゃう!? す、須賀君、そんなに見ないでください…」

京太郎「いやでもここまでツルツルって凄いな。全然産毛もないじゃん」フニフニ

咲「……」

和「んっ…も、もう…そんなに触られると…」

京太郎「すげーなー、つるっつるだよ。咲も見てみ…」

咲「そーだねー和ちゃんはツルツルでお手入れ要らないもんねー」ゴゴゴゴゴ

京太郎「すみませんでした」

今日はここまででー。明日は本編進むかな?

唐突ですが、5人ほど名前を挙げてもらえると幸い。特に高校関係ないので誰でもいいっす。

失礼安価忘れました。こっから直下で一人1キャラでお願いします

ご協力ありがとうございましたー。また夜に透華しますー。

全然話が違う上にやたら長くなりそうなので別スレにするかもしれません。

コープスパーティ(小声)

別スレ立てました。そのため今日は申し訳ありませんがこっちは更新なしでー。
本編進まなくてごめんなさい(謝罪)

京太郎「血濡れの学校?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408885729/)

3スレに関しては料理と血濡れが月1、2程度の頻度でイキヌキにスる感じです。
このスレが2回戦終わったら店じまいのつもりなので、そしたらペース配分って感じになるかと。

ぼちぼち本編透華よー。まあスレは残して時々小ネタとかになるかも。

裕子「先鋒戦終了、永水女子がオーラスにトップの清澄に三倍満を直撃。現在宮守女子がトップです」

良子「トップの差で言えば永水と清澄が僅差なのは、どうにもストレンジですね。個人的に重要なのはヒップですが」

裕子「そんな話はしていません。ベスト8を賭けた戦いは次鋒戦に突入します!」


優希「ただいま帰ったじぇ…」トボトボ

和「お疲れ様です」

咲「おかえりー」

京太郎「おつかれさん、ジュース飲むか?」

優希「うぅ…トップでリーチしたのは失敗だったじぇ」

久「ナニ言ってんの、大健闘よ。強豪校相手に原点で戻って来るなんで、それだけで十分」

まこ「大事なのは飲まれて縮こまらんことじゃ。そうならなかっただけで、合格っちゅうことじゃけ」

優希「…うん、これくらいで折れたりしないじょ!」

久「そうそう、大事なのは折れない事!」


和「飲みこまれた後に中折れしたら大惨事ですからね」ウンウン

京太郎「今の発言っていう惨事は未然に防げたよね」

久「あーあ、和に言われちゃった。ちぇっ」

京太郎「同時多発テロ寸前!」

漫「うぅ…」ソーッ

恭子「何こそこそしとんねん。間男やあるまいし」

漫「わ…わっ! すみませんでしたっ! つい奥さんが寂しそうやったから…」

絹恵「違うんです! 私がお願いしたんです、だってお姉ちゃんはいつも麻雀麻雀って私を置いて…よよよ」

由子「けっ、臭い芝居うってんじゃねーのよー。間男が借金こさえて、絹さんから搾り取ろうとしとるんは調べがついてるのよー」

恭子「そうやったんか…くけけ、今度の井戸端会議の話題は貰いやな…」

洋榎「おう絹恵帰ったでー! おお? なんやそのヤローは! テメー浮気しよっとんか!」

絹恵「ああお姉ちゃん、堪忍や、堪忍やぁ!」


郁乃「こ~ゆ~時は洋榎ちゃんも混ざって楽しめるんやな~。でも、ど~やって話締めるんやろ~?」ポリポリ

郁乃「な~な~、寸劇の続きはせ~へんの~?」

恭子「何も考えてませんでしたし…あっれー、油性忘れたわー。しゃあないなー、水性にしとこかー」ゴソゴソ

漫「ほ、ほんまですか!」

郁乃「あれ~、末原ちゃん油性ペンがええの~? うち持ってきとるよ~」ヒョイ

漫「はいぃ!?」

恭子「ありがとうございます。さーてと…」キュポン


洋榎「なーなー、なんで太ももに正の字なん? 誰にも見えんやん」

絹恵「んー、誰にも見せんようにするんが罰ゲームみたいなもんやし」

洋榎「ほーん…まああんなんでも見られたら恥ずかしいか…」

洋榎(でもなんで正の字なんやろ)


恭子「ふー…こんなもんで満足や」ツヤツヤ

漫「うっ、ううっ…ちょっといいかも」

由子「さて、私の番よー」キュポン

郁乃「そっちとちゃうよ~。麻雀行ってこないと~」

エイスリン「~♪ シロ、コータイ!」ポン

白望「…おんぶして」

エイスリン「……」カキカキ

白望「潰れたおもち? なんで怒りマーク…」

エイスリン「シロ、ノーブラ!」

白望「うん…そうだけど」

エイスリン「ムカツキ!」プンスコ

白望「そういえばエイスリンって寄せて上げ、あいたっ」

エイスリン「……」ニコニコ

白望「ふざけんなってこと? だるい…」

巴「あの、行ってきますけど…姫様は大丈夫ですか?」

小蒔「『大丈夫』と言う言葉には立派な男…つまり偉丈夫という意味もあります。わたくしにはアレが付いておりませんので大丈夫ではありませんが、大丈夫なアレは好きですよ」ポッ

巴「うぅ、大丈夫じゃなさそう…」

霞「あらあら。大丈夫よ巴ちゃん、ここは私達に任せて行ってきて?」

初美「頑張って欲しいのですよー!」

春「大応援…」

巴「みんな…」ジーン

霞「その間私たちは東京のお宝本も見ていましょうか」

初美「麻雀を見つつお宝本とは贅沢ですねー」

春「大乱交…」

小蒔「まあ…こすぷれというのは良いものですね」

巴「みんなの期待を裏切らないよう頑張ります! それじゃ行ってきますね!」

霞「はーい、イってらっしゃい」

まこ「さて、そろそろイってくるかのう」

和「頑張って下さい」

久「よろしくねー」

咲「が、頑張ってください!」

京太郎「期待してますよ!」

優希「染谷先輩がんばー…」

まこ「ん。今度こそ本当にカタキとっちゃるけえのう」

優希「…! うんっ! ゼッタイだじぇ!」


久「仇って人偏に9じゃない? あれってなんでなのかしら」

和「さすがに8Pになると順番や回数で禍根が残るからでは?」

咲「男女4人であぶれた独りの逆恨みとか?」

京太郎「お前らには隣の微笑ましい光景が見えんのか…!」

裕子「さあ次鋒戦スタートです。チーチャは現在トップの宮守女子。シードの永水は2位につけています」

良子「つけている…パッドですか?」

裕子「勝手かつ不名誉な発言をしないでください」


郁乃「あの留学生の子、ちょっとフシギやなぁ」

洋榎「牌譜見る限りおかしいとこなかったけどな…」

恭子「主将の目は節穴ですか。牌譜も普通、和了りにハデさもないけど、ほとんどの局を彼女が和了るんです」

洋榎「そら凄いなー」

絹恵「普通っちゅーには並はずれとるなあ」

漫「エイスリン…ええと、ウィ? いやウォ…」

洋榎「ウィッ」

恭子「ウォシュレットやったかな」

洋榎「シュアー」

絹恵「なかなか癖になりそうな名前ですね」

洋榎「ト」

漫「ビデも悪くないですけどー」


郁乃「そ~そ~、ウィッシャートちゃんやね~」

洋榎「うぃっしゅあーと…」

あめのはごろも。レベル5

透華「遅いですわっ! せっかくの雨だというのに、何時まで待たせますの!?」

衣「トーカは何を言っているんだ」

透華「まったく、私を差し置いて智紀達と相合傘で帰るなど…うらやまけしからんですわ!」

衣「話が見えないぞ…」

透華「もっともわたくしの傘ともなれば、衣と二人で入るなど造作も無い事ですわっ」

衣「えと…今日は衣も傘を持って来てる…」

透華「ふふ、さあ遠慮などしないでお入りなさいな! さあ、カマン!」

衣「…はあ、仕方ない。従わなければ面倒になりそうだ」

透華「行きますわよ! 家までの道すがら、女子トークですわ! 好みの殿方や昨夜のオカズまで、根掘り葉掘りほじくり返して差し上げましてよ!

衣「断固固辞する!」

ころたんは後2、3回くらいで終わりそう。そんな感じ。
今日はここまででー。明日は更新できないのでまた明後日でー。

overは不明でー。なんか思いついたらやるかもしれません。

現実逃避に本編とはなんら関係ないのを一つ透華ー

カチン、と甲高い音が屋上に響く。最初はおっかなびっくり見つめていた揺らめく炎も、今では指先の熱感で具合が分かるようになっていた。

「……あー、うっめー」

ダメなのは分かってる。バレたらマズイ。でも、美味い。
それでももう一本と続くのは、単純にそういう物質のせいなのか。もっと単純に俺の心が弱っちいのやら。
きっかけが何だったかなんて全く覚えていないけど、今ではもう、手放す気さえなくなっていた。

「はー……やべ、あと一本しかねーや」

はてさて、どうしたもんかと。咥えたラス2の一本が名残惜しくて、ついゆっくり吸ってしまう。そんな悠長なことをしたらヤバイと分かっているはずなのに。
そんなことだから、唐突に開け放たれた屋上の扉に反応しきれなくなっちまうんだ。

「はぁーい須賀君。不良生徒の現行犯、バッチリ押さえたわよ?」
「はは……停学っすか? それとも部活で連帯責任?」

赤茶の髪を二つに括り、ニヤリと笑う一人の女生徒。清澄の生徒なら言わずと知れたその人は、使命感に満ちた顔のままで、座り込む俺を見下ろした。

「んー。部活にまで責任を被せるのって酷いじゃない? 私は生徒に優しい元生徒会長なの。罰されるのはアホだけでいいと思わない?」
「そっすね……つか生徒会長じゃなくて、議会長でしょ」
「どっちでもいいじゃないそんなの。世間一般じゃ生徒会長よ、議会長なんて言ったら聞き返されるだけー」
「ったく……」

クシャリと頭の上に乗る手の平は、意外と小さい。普段の奔放なこの人を知ってるせいか、その小ささが何故かギャップに思えるほど。

「そんで? 不良生徒を見つけて先生に報告っすか?」
「そうねー……イケナイコトをしたら罰、それって大事だと思うのよね。私みたいな清廉潔白な人間としては尚更ね」
「へーへー」

それならさっさと突き出せばいいものを。何の戸惑いも無く、紫煙を消そうともしない不良の隣に座るのは、清廉潔白なお方としてはいかがなものか。
見つかったならしょうがない。胸いっぱいに広がる不健康な煙を大きく吐きだして、残ったものを携帯灰皿に押し付ける。
これでホントに残り一本……どうせ没収されるなら、チャッチャと吸っちまうのもアリか。

「はい没収」
「……はえーっすよ。最後の一本なのに」

横から掠め取る手の動きは、どこか牌を掴む所作に似ていた。見惚れるくらいにスマートに、極々自然な手の動き。
……目の前を横切った少し陽に焼けた腕に、苦みを含んだ唾液が喉を鳴らして落ちて行く。

「こんなのの何がいいのかしら……須賀君、火」
「は?」
「火。早くしなさい一年、先輩命令よー」

チョイチョイと指を揺らして火をねだる上級生。なんと、一瞬にして絵面が不良VS生徒会長から不良男女になってしまった。

「はーやーくー。ボサっとしてるとアルことナイこと広めるわよ」
「へいへい、どーぞ先輩」
「ん……あー……やっぱり微妙。私にはあんまり合わないわねー」
「人のラス1奪ってそれですか。うっぜー」
「ふふん、先輩特権よ。後輩は我慢しなさい」

無邪気に笑う元部長の声は、喉に悪い煙を食らっても綺麗に響く。奪われた一本の価値と比べたら……やめとくか。

「で、罰は?」
「罰? なにそれ?」

……息をつく間もなく返されたとぼけた答えに、言葉をなくすのは仕方ないだろう。それが、ニヤニヤと人を食ったような笑みを浮かべているのなら、なおのこと。
してやったりと、表情全部を使って言っているならなおのこと。

「私もこれで清廉潔白じゃなくなっちゃったし、今更チクってもねえ。っていうか万一麻雀部に飛び火したらイヤだもの、ハナから先生に突き出す気なんか更々無いわよ」
「どーせそんな事だろうと思いましたよ……」
「それに私って褒めて伸ばすタイプなのよね。叱るだけじゃダメだと思わない?」

答えようにも、待つ気も無いらしく。いつもの身勝手な先輩のまま、得意げに話していく。小さな背中の体温を、俺に預けながら。

「そこで須賀君の禁煙治療には、エサを使って釣ることに決めました! 須賀君が三日禁煙したら……」
「したら?」

ぐに、と先輩の人差し指が頬に刺さる。痛くは無いけど若干邪魔なわけで。
ぐいぐいと先輩の二本の指が、俺の頬を摘まんでいく。普通に鬱陶しい。

「……一回キスしてあげる。私、吸ったばかりで口の中が煙たい人とはキスしたくないの」

少しだけ赤くなった顔を隠さずに、上目遣いに俺を見やる。口元の一本が、なぜか妙に可愛らしく見えて若干癪で仕方がない。
癪で癪で仕方ない。顔が真っ赤になるのが分かるくらい、俺は怒りに打ち震えているわけで。
こんなバカ女にラス1をくれてやったなんて、俺はホントに馬鹿だった。だからこれは、正当な行為なわけで。

「あ……」
「……あー、うめー。これを三日も止めるなんて無理です。残念でした」

身体をピッタリ寄せる先輩を見ないのは、特に理由は無い。無いったら無い。
そして、口元のフィルターに残るほのかな熱と湿り気のせいで、味も分からない。

「ばーか」
「うっさいです」

クスクスと笑う声は、至近距離から聞こえている。
近く、近く、とても近いその声が俺の声と重なった時。
お互いの、苦い唾が交じり合った。

以上唐突な短編でした。むしゃくしゃしてヤった、反省はなんとやら。
明日は本編行けそうでー。

ちょっと今日も透華できそうにありません。申し訳。

書き溜めゼロなのでチョロチョロ更新。本編透華よー。
例え今の記憶を持ったまま学生に戻ったとしても宿題はやっぱりやらない確信がある。

豊音「エイスリンさん頑張れー!」

胡桃「エイちゃんがんばー」

白望「もう帰っていいかな…」

塞「ダメでしょそれ…」

白望「どうせエイスリンが勝つしなぁ…」

白望(エイスリンは理想の牌譜を卓上に描く…さっきすれ違った3人にそれを止める異常さは感じなかったし)

白望(あの3人じゃエイスリンに勝てないよなあ)

胡桃「あ、エイスリン描きはじめたよ」

豊音「何描いてるんだろー? カメラ越しだと見えないよー」

塞「…しまった、取り上げとくの忘れた…」


エイスリン「ン~♪」サラサラ

まこ「お、なに描いとるんじゃ?」

由子「わー、漫画なのよー。モデルが私達なのよー」

まこ「ほほー…もうちっとおもちを大きく描いてくれんか?」

由子「おもち責めより下の方が好みなのよー。そっちで描いて欲しいなー」

巴「あっ、あの! 麻雀しないと…ちょ、ちょっと! 私まで描かないでくださいー!」

age

まこ「チー」


久「イーシャンテンのタンピンイーペーを捨てて両面チー、ね」

和「普通はありえません…あまりにも常軌を逸しています」

京太郎「ふーん…ちなみに、どれくらいありえないんだ?」

優希「やれやれだじぇ。それでも個人戦4位かー?」

咲「京ちゃん…」

京太郎「うぐ…っと、ところで実際どれくらいありえないんだ?」

和「そうですね……」ウーン

和「私が一切ジョークを言わずに、そもそも人のジョークに真面目に返すくらいには」

京太郎「分かりやすい例えだ!」

まこ「ツモ! 300、500!」

巴(え…その手で鳴いたの?)

エイスリン「? エ?」

由子(変なのよー)

まこ(こうでもせんと、親に持ってかれそうな気がしたんでのう…この感じ、昔からあまり外れたことがない)

――東2局――

まこ(また対面が和了るように見える…そんなら)トン

由子「ポン! ドラ沢山よー」


白望「セーラーコスの学校、なんて言ったっけ…」

豊音「清澄だけどー、コス? それなに?」

塞「超下らないから気にしない。ね?」


巴(そろそろ店じまいかな…親の現物アンコ落としで…)トン

まこ「ロン。2000」パラッ

エイスリン「……??」


久「ふふっ、見てみなさい須賀君。あの留学生の子の顔」

京太郎「何が何やらって感じですね」

和「まるで180分フルオプションの指名で入ったら、実はお試しコースの間違いだったような顔ですね」

京太郎「ワケがわからんわ!」

久「あら、分かってるじゃない。ワケがわからん感じの顔ってことよ」

京太郎「分からなさが輪をかけてきたな…」

まこ(今のも普通にイったらヤられとったんかのう…うん、それはもう気付いとった)


久『顔?』

まこ『そう…河っちゅうか卓上全体を人の顔じゃと思うんじゃ』

まこ『その顔が嫌いな顔…つまり不利な状況なら好きな顔に歪ませりゃあいい…』

久『鞭? 言葉責め?』

まこ『そういう直接的なもんよりは、シチュ系でねっとりする方がええのう』


久「オカルトにしろ何にしろ、その相手がまこの見知った顔しか作れないなら…」


まこ「ん、眼鏡外すの忘れとった」スッ

まこ(しかし…やっぱり眼鏡を外すと河は見えても相手の顔は見えんのう)ジッ

由子(なんだか清澄の人、急に目つきが悪くなったのよー…どことなくSっ気があるのよ…)

エイスリン(ン…ガンツケ…コレ、アリ!)ハフー…

巴「ひえっ…」ビクッ

エイスリン「ロン! ヤットデキタ…」フゥ

巴(理想的な和了り方…自分の思い描いた和了りに向かって行った感じかな)

エイスリン「ツギハ、コウ!」カキカキ

巴「わざわざ描くんだ…なんで春画風なの?」


由子「ツモ。好きにはさせないのよー」

巴「う…はい」

由子「でも好きにさせてもらえないのも好きなのよー」

巴「え、そーいう話だったの?」


まこ「ん、ツモ。安くてすまんのー」

巴「えと、はい」

まこ「安物はすぐに中で線が切れるけん、高めのもんの方が扱いやすい…安いんも大概にせんとな」

巴「え? な、何のこと…はっ!」

由子「おー? 実は知っててウブなネンネのフリなのよー」

エイスリン「ソクオチ?」ワクワク

巴「うぅ…な、なんでやねん!」ビシッ!


裕子「次鋒戦終了! 清澄高校がトップを奪い返しました!」

良子「略奪愛とはなかなかディープですね。いえ、スロートの話ではありませんが…あの、頬を引っ張られると痛いのでひゅは、ひはいへふ…」

あめのはごろも。レベル6

衣「雨、だな」

「雨だなあ」

衣「傘は如何した?」

「朝晴れてたからなー、持って来てねーや」

衣「愚か者め。夏ともなれば夕立の一つや二つ…」

「そう言う天江さんだって持って来てないだろ」

衣「む…キョータローのくせに、生意気だ」

「へーへー。しっかしこれじゃ出られないな…龍門渕さん達が来るまで、適当にだべって待っとくか」

衣「ふん。仕方ないから話でもしてやる…キョータロー、そこに座しておけ! 衣は飲み物を調達してくる!」

「おー。俺はポカリで」

衣「あい分かった!」


衣「……」

衣「こういうのも、悪くない…ごく稀であれば雨も悪くないな」

今日はここまででー。なんと今日は次鋒戦を丸っと終わらせられました。凄い進んだな(棒)

今日はとても忙しい(エヴァ)ので更新は物凄い少なくなります。すんまそん。

恒子「次鋒大決着! 臨海女子がまだまだリード中! 他校はリードされたまま先にイってしまうのかー!?」

健夜「もう表現がうまく掛かってないよ!」

恒子「皆さん注目のまんぐり返し!」

健夜「折り返し!」

ここ「中堅戦は昼休みの後! みんなご飯に行ってこーい!」

健夜「はい、なお食堂は込み合いますので、近隣の飲食店マップを案内所にて配布しております。ご参照ください」


恒子「ふー…すこやん昼ごはんどーする?」

健夜「私はここのお弁当かな…」

恒子「じゃー私もお弁当にする!」

恒子「そんで『あーん』とか箸舐めとかしよーか!」

健夜「百歩譲ってもしないよ」

貴子「あ」

靖子「ん? 小鍛治さんじゃないですか」

健夜「靖子ちゃん…久しぶり。長野以来だね」

靖子「ええ。今日は臨海女子の方の解説でしたっけ、お疲れ様です。けれど臨界は露出は少ないですね」

健夜「そこは全然重要じゃないよ!」

靖子「それはそうと…見ましたか、昨日の試合。赤土選手の」

健夜「あ、うん。晴絵ちゃんのは咏ちゃんから聞いてたし…」

恒子「え、なに? 何の話? 見たってAV?」

健夜「昔インターハイで対戦した人。ちょっと前まで実業団にいたんだけど、今回母校の監督で来てるの」

恒子「ほほう…」

靖子「ちなみに当時の対局は伝説とも言われてますよ」

健夜「しー! しーっ!」

恒子「ほほう!」

健夜「ああもう、興味持っちゃったよ…」


健夜「靖子ちゃんは今日は解説か何か?」

靖子「いえ、そーゆーんじゃなくてですね。実は――」


郁乃「あら~皆さんおそろいで~」

良子「おや皆さん、エクスキューズミー。乱交であれば混ぜてもらえませんか」

恒子「おお! これはこれはエロイタコプロも!」

靖子「エロイタコか。なんだか触手でも使えそうな感じですね」


貴子「うわ…なんか色々メンドくさくなってきましたね」

健夜「そうだね…」

エイスリン「ゴメンナサイデシタ…」

トシ「ちょっと想定外の相手だったね…」

胡桃「トヨネと塞がどうにかするから大丈夫!」

塞「ちょっ、胡桃は!?」

豊音「今までエイスリンさんに助けられてきたんだし、これくらいどうってことないよー」

白望「泣かれるとダルいから、あんまり泣かないで…」

エイスリン「デモ…SMダッタラ?」チラッ

胡桃「もっと泣かせたい!」

白望「泣き顔見せて…」

塞「くぉらっ!」

あめのはごろも。

衣「…雨だ」

衣「人は無い。傘は無し」

衣「誰も、いない」

衣「雨は少し嫌いだ」

衣「……ふん。鈍な雲ごときが衣を止められると思うな」

衣「この程度の冷たさなど、物の数に入らん」

衣「今日は衣は一人だけど…明日は透華達と帰れるかもしれない」

衣「衣は、独りじゃないから」

衣「…キョータローの傘に入るまで、分からなかったけど」

衣「衣の周りにはたくさん人が居るんだから!」

今日はここまででー。
エヴァはLAS派です。

男の娘は好きだからスレ立てはよ(催促) 
ちょー短いけど本編透華よー。

久「よっし…バナナよし、トイレよし。そろそろかな!」

まこ「もう行くんか?」

和「まだ昼休み15分ありますよ」

久「そーなんだけどね…早く打ちたくて、気が急くのよ」

咲「はあ…あれ? これって」

優希「ブラだじぇー…これ、部長サイズだじょ。付け忘れか?」

まこ「こらこら、はよ付けとき」

久「時間も無いし行ってくるわ!」

京太郎「まだ昼休み15分ありますよ」

久「うっわ、ひろ…」

久(一回戦の部屋とは大違い。全国ベスト2のうち二校が今から相手なのよね…)

久(……)

久(やばい、わね)ゾクッ

久「うーん…私の中のM心がこう、グワッと来てるわ!」クワッ!

洋榎「うわっ! なんやねんイキナリ。ビビるわー」

春「若干分かる…」

胡桃「うーん、MよりSかな!」

洋榎「…なーなー、SとかMとかって何のことなん?」

久「そうねえ、Mはかなり気持ちいいことよ」

洋榎「ほーん。そんならSは?」

胡桃「凄く気持ちいいこと!」

洋榎「…どう違うん?」

久(さあて…優希とまこのおかげで今の点棒がある…大事にしなきゃね)

久(県予選のみんなもきっと見てる…)

久(なにかしらね。今ここにいて、少し寂しいと感じる)

久(ふふ、これが放置プレイの真髄なのね…私はまだ、ドMには程遠いわね)


和「部長、物凄く神妙な顔をしてますね」

優希「まあ碌なもんじゃないじょ」

京太郎「部長のああいう顔は大概アホなこと考えてる時だからな」

咲「ちょっと京ちゃん…失礼だよ?」

京太郎「ん…わり、まあ部長だってたまには」

咲「エロスにだって私たちは全力投球なんだからね!」プンスコ!

京太郎「お前も大概だ!」

裕子「さあ中堅戦開始です!」

良子「チュー堅戦というのはどこかこう、青春のスィーティな空気を感じますね…私もあのころは」

裕子「興味ありませんので」

良子「Oh…」


――東一局・五巡目――

洋榎「おい、なぁ清澄はん! 見えてんで」

久「え」

胡桃「ん!」

春「そう…?」

洋榎「牌。三萬チェックや」

久「あっれー? ギリギリ見えないように丈調整したんだけど…」

胡桃「私からはちょっと見えてるけどね! こう、滑り座りなら!」

春「横からは見えない…でも、こういうのも悪くない」

洋榎「あの、牌…」

久「あ…うっわ…! すみません、ごめんなさいっ」

洋榎「あ、はい」

洋榎(…? なんか、うちと他校とで別の話しとった気がする…)

あめのはごろも。Over18

外は雨だ。真夏の夕立の如く、バケツを返したような雨が轟音を立てている。

「っ、ぁ…! ひ、ぃんっ!」

その音にかき消されるのは、衣の声と水の音。ここからは金色の頭しか見えないけど、熱い熱い舌肉が、ぞわぞわと秘所を中心にその熱を移していく。
丹念に、執拗に舐め上げられるそこは、自分でも嫌になるくらい小さくて幼くて。ヒトとしての営みすらも今すぐには難しい。

「あ、ああああっ! あぐ―――!」

喉の奥から漏れる声。蛙が潰れたような、色気も何も無い声。背筋も痛むほどに弓なりになって、ベッドの上で暴れている。
意思とはまるで無関係に噴き出る愛液と、滲む涙。噴き出るたびに舌で舐めとられ、それが一層、背筋の震えを助長する。

「も、もう、駄目だ…きょ、たろっ…! やめ、ろ! ふぅあ!?」

じゅる、と淫猥な嚥下音が響く。今までの舌での愛撫とは違って、唇全部で衣の秘所を覆い、荒々しく舐めまわして吸い上げられていく。

「ぎっ!? ひ、ぁあっ! だめ、ダメダメダメ! そこは、いやぁ!」

意地の悪い双腕。その指先が小さいながら張りつめた胸の先をつまみ上げる。
膨らみすらも感じられないソコに触れられて、一層羞恥心が込み上げるが、すぐにピリピリとした感覚に霧散してしまった。

「もう…もう、もう!」

両の腕で目を覆う。これが衣のできる、ほんの些細な抵抗でしかない。
頭が真っ白になって、秘所は激しく噴き立てる。声帯が震えて自分とは思えない叫びが部屋に木霊する。

ああ――雨で良かった。
汗と、唾液と、愛液と。淫らな音は雨が全て掻き消してくれる。

次はいつ雨が降るだろうか。その時は、衣は彼を受け入れられるだろうか。

衣の目の前は、腕で隠れて真っ暗だ。
けれど……衣の口元が歪んでいることだけは、はっきりと分かっていた。

今日はここまででー。ころたん終わってどうすっぺ。まあなんとなくで行けるでしょう。

今日は所用のため更新なしでー。

テンプレはなるたけバリエーションを付けられるもの…とか思うと案外むずい感じも。
本編透華でー…と言いたいとこですが、下ネタがイマイチ出ないのでちょっとだけで。

洋榎(龍門渕を倒した清澄高校、そこの最多得点プレーヤー…緊張しとんのか寝ボケとんのか知らんけど)カチャ

洋榎「お、来たか。じゃーいっちょ景気づけいっとこか!」

洋榎「出鼻くじきリーチ!」バシッ

洋榎「先んずれば人を制す…や!」

久(あらま、五巡目リーチ。こちとら三シャンテンだってのに)

洋榎「来るでー! 一発来るでー!」クワッ

洋榎「って、なんで6筒やねん!」

春「一発クると思ったら来なかった…イクにイけなかった…?」

胡桃「それは残念!」

久「不発だとお互いの空気が微妙よねー」トン

洋榎「よーわからんけど、それロンや。5200」

久「ありゃりゃ…出ちゃったか。なかなかの名器ね」ウンウン

春「出す方だけがイったら情けない…」

胡桃「残念な空気だね!」

洋榎「そ、そーやな…?」

洋榎「ひっかけ後乗せさっくさく…」

洋榎「後ひっかけの洋榎とは、うちのことやで!」ドン!

春「親、流れた」

洋榎「…ま、まあひっかけは偶然なんやけどな?」

胡桃「まわすよー」

洋榎「後乗せさっくさくはな、天ぷらのことで…」

久「んじゃ牌取ってくわね」

洋榎「後同士でかけてみたんやけど…」

胡桃「うるさいそこ! 引っ掛けるのは女の子だけで十分!」

春「でも私達も女の子…ダメだと思うけど」

久「じゃー女の子に引っ掛けるのは?」

胡桃「それもアリ!」

洋榎「なに引っ掛けんねん…(輪)ゴムか?」

春「それいい…」グッ

久「いい提案だわー」グッ

胡桃「それもアリ!」グッ

久(んー、一度も和了れないまま南三局か。たくさん打ってればこういうこともあるけど)

久(やっぱり全国は手ごわいわねー…)

洋榎(ふふ~ん、麻雀は調子いい! やっかいかと思ってた清澄はなんもしてこーへんし)

洋榎「デクのおたんちんやな…」ボソ

久「え?」

洋榎「ん、スマンスマン。何でもあらへん」

春「木偶のおち…木製の張り型?」

胡桃「温もりはあるかも!」

久「木の温もり? 逆に木の方が温まっちゃいそうだけどねー」

少ないですが今日はここまででー。ツッコミ不在ってメンドい(本心)

ちっと今日は更新できるか分かりません。無いかもでー。

久「須賀くーん、まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー買ってきてー」

京太郎「は? なんですか?」

久「だからー、まるでマンコーを冷凍したような食感のアイスバー買って来てちょーだいな」

京太郎「不意打ちだったけどそんな名前じゃなかっただろ!」

和「まるでマンコーを冷凍したような触感のアイスバーですか…」

京太郎「ちょっと怖い!」

咲「まるでマンコーを例としたような触感の愛す棒?」

まこ「棒やのーて穴だったら完璧じゃったのー」

優希「型取りかー、全国販売とは相当羞恥プレイだじぇー」

京太郎「ボケ回帰!」

卓球…お漏らし…正ヒロイン…うっ頭が

だいぶスレ進んだので今日は本編を2,3レス出してテンプレ作業しますん。申し訳。
コピペじゃ終わらないのをテンプレと言っていいのかわかりませんが。

ほんの僅かに本編透華よー。

久(けどマズイわねー…この中堅戦で引き離したいけど、逆に最下位か。このままじゃ敗退…か)

久(私のインハイはこれが最後。ここで負けたりしたら次の半荘で全部終わり…あと、たったの一回だけ?)

久(冗談じゃないわ! そんなのめちゃくちゃつまんないじゃない!)

久「残り時間が半分あるのに一発済ませちゃったのと同じよ!?」


京太郎「唐突に何言ってんだあの人は」

まこ「ん、京太郎は回復遅いんか?」

和「それなら45分のお試しコースで元が取れますね」

京太郎「こっちからも唐突攻撃!」

優希「……」ジー

咲「やっぱり京ちゃん…早いんだ…」

京太郎「人に不名誉なモン擦り付けんな!」

久(ええい! 気合が足りないわ!)ペチン

久(楽しむ時間、まだまだ減らしたりしないわよ!)

洋榎(頬に張り手か…雰囲気も変わったし、手こずりそうやけど)

洋榎「やっとインハイらしい麻雀になりそうやな」

洋榎(けど、なんやニヤケおって…余裕っちゅーことか?)

久(うーん、セルフSMも悪くないかも…)ヒリヒリ

春(…ちょっと気持ちよさそう)

胡桃(今度やってみよっと!)


絹恵「おねーちゃんだけエライ真面目な顔してますね」

由子「一応清澄以外もマトモっぽい顔作ってるのよー」

恭子「全国ともなると相手も緊張せんと、泰然自若に構えとるな」

郁乃「う~ん、そ~ゆ~もんなん~?」

久(あら…張ったか。6萬切れば赤とピンフイーペーだけど、そうじゃないわよね)

久「リーチ!」カッ

洋榎(きたか…)

胡桃(清澄の悪待ちかあ)

春(……)


和「また部長の悪待ちですか…」

京太郎「お、ありえませんとか言わないのか?」

和「まあ…いつものハラハラする打ち方が少なくてなんとなく違和感はありましたが…」

咲「私はこっちのほうがいいかなぁ」

優希「そーだそーだ、悪待ちこそ部長なとこあるじぇー?」

まこ「それに悪待ちをこう考えたらいいんじゃ」

まこ「胸が大きくて超美人で髪はサラサラで性格も良い子を諦めて、首筋が世界で一番綺麗な女の子を待つっちゅう風にな」

京太郎「最高だなそれ」

優希(京太郎がツッコミを完全に忘れてるじぇ…恐るべし)

本編ここまででー。一個だけ、パクリを透華しますん。
>>921 ぅうっ…腹パン…頭が…

京太郎「うっし、これで菫さんが罰ゲームっすね」

菫「ふむ…仕方ないな。さあ何でも来るがいい!」

京太郎「うす!」

京太郎(…つっても罰ゲームの紙入れたメンツがなあ…)チラッ

菫「さあ! 早く!」ワクワク

和「菫さんならおもち責めよりも羞恥系にしておくべきでしたか」

透華「ふふ、罰とはいえ派手に! 物凄く派手でなくてはなりませんわ!」

はやり「はふー、京太郎くんになら何されてもいいよっ」クネクネ

宥「蝋燭責め…したかった…」

煌「どうせならエロチカルな罰ゲームをお願いしますよ! きっちりカメラに収めますので!」スチャッ

久「和の言うとおりこの人数なら羞恥がいいわよねー。みんなに見られる快楽的な?」

明華「ビデオの準備も整ってます」チャッ

美穂子「ああ…やっぱりゴムパッチンはダメだったでしょうか…」ハラハラ

京太郎(俺と菫さんを入れて10個中8個がハズレ…いや、解釈次第では美穂子さんもヤバイか)

京太郎(頼むぜ俺…これが、デスティニードローだ!!)カッ!


「腹パン」


京太郎(よくわかんねーけどハズレだわこれ)

菫「ほう、腹パンか! 私の入れたものを引くとはヤるじゃないか」

京太郎「お前かよ!」

菫「さあ来い須賀! さすがに男子の全力はキツいが、ある程度力が入っていても構わないからな」モジモジ

京太郎「たくし上げなくていいんで…ヘソ見えてるから! はよ隠しなさい!」

菫「む…これでいいか?」スッ

京太郎「ったく。それじゃいきますよー」

菫「ああ。頼む」モジモジ

京太郎「…さっきから何モジモジしてんですか?」

菫「尿意がかなり…いや、なんでもない。さあ勢いよく来てくれ! 具体的には押し込む感じで!」ハアハア

京太郎「先にトイレ行って来て下さい…みんなも「そのままでいーよ」みたいな空気出すなや!」

美穂子「ええと、我慢は体に良くないですよ…?」

京太郎「天使!」

今日の透華は以上でー。次スレ立ては今日やっちゃうかもしれません。

テンプレ作成が終わらないので新スレはまた明日でー。

次スレ立てました

京太郎「清澄高校麻雀部員共」恭子「11バック?11人分受け入れるんか…」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」恭子「11バック?11人分受け入れるんか…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409836638/)

後は埋めていくスタイルで。

今日は本編透華なしでー。いくつか小ネタで済ませたい…リク(ネタ)などあれば是非

首筋王者との再会ください

以外に多くてビビり気味。眠くなるまで順々に消化しますん。途中で寝ると思いますが申し訳。

>>978


京太郎「勉強だからって奈良で歴史の授業…小学生じゃねーんだから…」

咲「あはは…でもおかげで一泊での遠足になってるし、楽しいよね」

京太郎「まあ夜は自由行動だしなあ。あ、ちょっと買い物してから行くわ」

咲「うん。じゃあ先に行ってるね」


京太郎「えーと…あったあった、歯ブラシ忘れたんだよな…ん?」

やえ「うーん? 確かこの辺りだったような…ん。何か用かな」

京太郎「あ、いえ…あの、東京で会ったりしませんでした?」

やえ「東京? ……ごめん、あんまり覚えていないけど。どこで会ったっけ」

京太郎「確かホテルの前で…えと、ゴム貰いましたけど覚えてませんか?」

やえ「おいおい、初対面のゴムを男に渡すほど淫乱じゃないぞ!」プンスコ

京太郎「淫乱じゃないけど不健全な耳してますね」

微訂正
やえ「おいおい、初対面のゴムを男に渡すほど淫乱じゃないぞ!」プンスコ

やえ「おいおい、初対面の男にゴムを渡すほど淫乱じゃないぞ!」プンスコ

やえ「む…王者の耳を馬鹿にするとは、いい度胸だ!」

京太郎「王者て」

やえ「見ろ、この空気の振動を伝えやすい形状の耳を! ほら!」グイ

京太郎「うえっ!? ちょっ…」

京太郎(ぐ…み、耳よりその下の首が…外から来たせいでしっとり汗が滲んで、ほのかに甘い香りが)

京太郎(艶のある肌が適度に色づいて、流れるような首の形が目と鼻の先に…!)

京太郎「み……」

やえ「み?」

京太郎「耳を見て空気の伝わりやすさが分かるかっ!」

やえ「ふゃっ! み、耳元で大声出すな!」

京太郎(あ、危なかった…なんか話題逸らさないと意識しちゃってヤバいな…)

京太郎「えー…それで、何か探してませんでした? そろそろ夜ですし早くした方が」

やえ「ん、ああそうだった。多分この辺にあるはずなんだけど」

京太郎「なんですか? 俺も手伝いますよ」

やえ「ああ、そうしてくれると助かるよ」

京太郎「いえいえ…それで、何捜してるんです?」

やえ「これと同じナプキンを頼む。私は洗剤探すから」ポン

京太郎「ちょっ…普通逆だろぉ!」

やえさんここまで。次スレいきましょか。埋めでー。

>>1000ならきょーちゃんこーこちゃんと出会う

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