京太郎「清澄高校麻雀部員共」 (1000)

京太郎「おーい、咲ー」

咲「あ、京ちゃん。どうしたの?」

京太郎「いや別に。たまたま通りがかったからさ。咲は本読んでたのか」

咲「うん…ね、今日は風が気持ちいいね」

京太郎「ああ、そうだな…」

咲「……ふふっ」ペラペラ

京太郎「それ面白いか?」

咲「うん、とっても」ペラペラ

京太郎(なんでこいつは爽やかな場所で官能小説読むんだろ)


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京太郎「あ、そういえば咲に頼みたいことがあるんだよ」

咲「なに? 私まだ未経験だけど…」

京太郎「聞いてねーよ、そんなことより今日の昼飯だよ。レディースランチ食べたいからちょっと手伝ってくれ」

咲「え? レディーをランチで食べたいの?」

京太郎「言ってねーよ」

咲「あ、そっか。レディースだもんね。京ちゃんは不良モノが好きなのかな」

京太郎「せめてモノだけでも取ってくれよ」

咲「はい、レディース」

京太郎「変なとこ切るな…ありがとな」ワシャワシャ

咲「わわっ、もう…えへへ」

「咲ちゃんはいい嫁さんだなあ」

咲「嫁さん違います!」

京太郎「真っ向否定ですか」

咲「今から嫁さんじゃ背徳兄妹プレイも甘ずっぱ青春プレイもできないでしょ!」

京太郎「うん、ランチ食べるから黙っててくれる?」

咲の世界はノーパンがデフォだから履いてないネタが使えないのがな…

京太郎「んー…」カチカチ

咲「? 京ちゃんそれ何?」

京太郎「んー? まあちょっとな、内緒」カチカチ

咲「ふーん…あ、そっか」

京太郎「どしたー?」カチカチ

咲「ごめんごめん、エロアプリやってるところなんて見られたくないもんね」ウンウン

京太郎「麻雀アプリだからよく見ろぉ!」

咲「京ちゃん、麻雀やるんだ」

京太郎「ああ、つってもまだ始めたばっかだけどな」

咲「そっか…楽しい?」

京太郎「まあまあだな。勝てば楽しいし、負ければ悔しいし」

咲「そっか、そうだよね…」

咲「脱衣麻雀で後2枚なのにクレジットが無くなった時なんか、凄い悔しいもんね」

京太郎「さっきマトモなアプリ見せただろぉ」

>>7
穿いてないからこそ使えるネタもあるのではなかろうか

京太郎「そうだ、俺麻雀部入ってるんだよ。お前も来ないか?」

咲「え…いいよ、私は…」

京太郎「いいからいいから。どうせ帰ってもすることないんだろ? 一緒に行こうぜ」ギュッ

咲「あ…」

咲「もう、仕方ないなあ」

咲「確かに帰っても自家発電くらいしかすることないから、一緒に行ってあげる」エヘヘ

京太郎「ひゅーっ! 風が強くて何も聞こえないぜ!」

京太郎「そうだ、俺麻雀部入ってるんだよ。お前も来ないか?」

咲「え…いいよ、私は…」

京太郎「いいからいいから。どうせ帰ってもすることないんだろ? 一緒に行こうぜ」ギュッ

咲「あ…」

咲「もう、仕方ないなあ」

咲「確かに帰っても自家発電くらいしかすることないから、一緒に行ってあげる」エヘヘ

京太郎「ひゅーっ! 風が強くて何も聞こえないぜ!」

京太郎「会長、メンツ連れてきました」

久「ん…おはよ、須賀くん…」ゴシゴシ

久「ふあ…あれ?」ナカミエソー

久「き、きゃああ! 見ないでよばかーっ!」

京太郎「また何してんですか」

久「え? 男の子ってこういうのが好きだって聞いたんだけど」

京太郎「そういうのは漫画とかの中だけなんで…」

久「よろしくね、私は麻雀部部長にして学生議会長の竹井久」

久「更にロボット研究会と新聞部の名誉顧問もしてるわ」

咲「えっと、あのロボット研究会の?」

久「ええ、この部屋にもいくつか試作品が飾ってあるわ」

咲「わあ…可愛いですね、このコケシ」

久「でしょう? 貴方と同じ一年が作ったのよ」

その時俺は見逃さなかった…コケシの後ろに不自然なスイッチがあることを。

でも会話に巻き込まれたくなかったから突っ込むのを止めた。

久「で、メンツってことは…須賀君?」

京太郎「ええ」

久「ふうん、面白いじゃない。宮永さん、だっけ?」

咲「は、はいっ…」

久「そんなに緊張しなくていいわ。別に取って食べようってわけじゃないし」

咲「ほっ」

久「緊張するのは初体験の時まで取っておきなさい」

咲「くすっ…ね、京ちゃん、竹井先輩って面白い人だね」

京太郎「……」

京太郎「えっ、今のどこが?」

京太郎「それより他の人は? 部長だけですか」

久「ああ、今一年二人に買い物に行って貰ってるのよ。まこは着替え中」

京太郎「それでこんなに静かなんですね。はは、アイツがいないと耳に優しいな」

咲「京ちゃん、あいつって誰?」

京太郎「ん? ああ、優希って言ってさ。とにかく元気っていうか」

ガチャ、バタン!

優希「今帰ったじぇ! おお犬、ご主人より先に帰ってるとは分かってるな!」

京太郎「うるせーよお子様、相変わらずうっせーな」

優希「なんだとー!」

咲「……」

咲(反抗的奴隷プレイ…!)ドキドキ

京太郎「何考えてるか知らんがそれはちがーう」

「優希、待ってください…あ、須賀君」

京太郎「おう和、買い物ご苦労さん」

咲「わ…綺麗な人…」

和「? どちら様でしょうか」

京太郎「ああ、こいつは俺の幼馴染で…」

和「なるほど…わかりました」

和「幼馴染で手籠めの少女を麻雀台の上で辱めつつ、私たちに脱衣麻雀を強要するんですね?」

京太郎「俺の気持ちの一片も分かっていない…」

和「私は一向に構いません」キリッ

京太郎「そこは構うところだろぉ!」

京太郎「そういえば、二人は何を買ってきたんだ?」

優希「くふふ、聞いて驚け、見て笑えー!」

和「はい、これです」ゴソゴソ

優希「新品の麻雀牌!」

京太郎「おおー!」

和「の、形をした振動するジョークグッズです」ヴィイイン

優希「一つ一つが小型ボタン電池で動く、リモコン操作型だじぇ!」

咲「…っ」

京太郎「なんじゃそりゃ!…お、おい咲? どうした?」

咲「そんなの…おかしいよ…っ」

京太郎「咲?」

咲「そんな微振動じゃ、満足できないよ!」

京太郎「そんなことだろーと思ったぜ!」

和「…本当に、そうでしょうか」

和「確かに大きい力のほうが、人を満たしていくでしょう」

和「けれど小さいからこそ、得られるものもあるはずです」

和「そう…手の平に比べて盲牌する指先のほうが何倍も感覚が鋭いように」スッ

和「私は下の口よりも乳首のほうが感覚が鋭いから、微振動でちょうどいいんです!」カッ!

咲「……あ、あれ?」ポロポロ

咲「わ、私…変だよ、涙なんて、なんで…」エグエグ

和「…ハンカチ、使ってください」

和「さっき自家発電した手を拭いたものですが…涙くらいなら、拭えるはずです」

咲「うん…うんっ!」

京太郎「あれ? これだとフリテンになるのか。難しいな」カチカチ

まこ「なんの騒ぎじゃ…お、京太郎。戻りよったんか」

京太郎「うおっ、先輩その恰好!」

まこ「これか? ウチの雀荘の制服じゃけえ、サイズはあっとるはずじゃ」

まこ「今時はこがーなことまでせんと、客が来ん」

京太郎「けどこれはまた…」

まこ「んー? なんかおかしかったかの」

京太郎「おかしいというかですね」

京太郎(サテン地のピンクで背中は下しやすそうなファスナー…)

まこ「おお、そうじゃ。京太郎は撮影と男優、どっちにしよる?」

京太郎「学校での無断撮影禁止!」

ふえぇ…広島弁わっかんねー

じゃけえ言わせとけばおk

久「えーと、それじゃ話がまとまったところで」

京太郎「何がどう纏まったんですかね…」

久「私は見てるから、まこと和、優希と宮永さんで打ってみてくれる?」

咲「は、はい」

まこ「京太郎よりは面白そうじゃ」

優希「任せとけー! せえのっ!」パチイン!

和「あふんっ」プルンッ

優希「さあ、咲ちゃんもバチバチ打つんだじぇ! 弾力が半端ねー!」ペチペチ

和「あっ、あっ、ひう、んんんっ!?」

京太郎「ふー…いいから麻雀しろよ」キリッ

>>33 それだ

唐突に今日はここまでで。また明日細々やりますのでもしよければ…
たくさんのレス、本当にありがとうございます。

君が欲しい(意味深)

>>61

かじゅ「私は君が欲しい!」

京太郎「先輩……」

かじゅ「あ、勿論性的な意味でだぞ」

京太郎「俺の気持ちを返して下さい」

つまりこうか

ちょこちょこ再開
レス多くてビビるもネタが散りばめられててありがてえ、ありがてえ

カチャカチャ…トン、トン

和「リーチ」

咲「……」

優希「ポン、ここからがどくだんじょーだっ!」

和「ロン。7700です」

優希「じぇじぇじぇ…」

ガラガラ…

和「あまり関係のない話ですが…」カチャカチャ

和「7700点はチッチーと言いますが、ついチ○チ○と言ってしまいますね」チャ、チャ

咲「うん、私も」トン

優希「ふつうふつうー」トン

京太郎「どうやってもわざと以外ねえよ」

咲「ツモ。これでおしまいだね」

まこ「ほー、三連続プラマイゼロか。こりゃあとんでもないかもしれんの」

和「…三連続? そんなオカルトありえません」

優希「うがー、どうなってんだー…」

咲「あ。あはは。昔のクセというか」

京太郎「昔? そういやいつだったか、家族で打ってたとか言ってなかったか」

咲「うん…昔ね、家族でやってた時はちょっとした掛け麻雀やってたんだ」

咲「お姉ちゃんは私を脱がそうと躍起になってたけど…プラマイゼロなら罰無しだったから」

咲「悔しそうな顔が見てて面白かったなあ…」ニコニコ

京太郎「動機も不純なら発端も不純じゃねーか!」

ありゃ誤字。一応訂正

咲「うん…昔ね、家族でやってた時はちょっとした掛け麻雀やってたんだ」

咲「うん…昔ね、家族でやってた時はちょっとした賭け麻雀やってたんだ」

久「ねえ宮永さん。つまりこれ、わざとやってるわけよね?」

咲「え、えっと…はい」

久「なるほどねえ。ね、次は勝ちを狙ってみない?」

咲「え……」

久「どうしてもプラマイゼロにしたいなら、1000点しか持ってないと思って打ってみなさい」

京太郎「1000点ってことは、つまりみんなに8000点配ってるってことですか?」

咲「1000点…ギリギリですね」

久「ええ、例えるなら自分は昇天寸前で他の三人はまだまだ余裕。その状態で三人を上回らないとダメ」

咲「それは…大変そうだ」ゴッ

京太郎「例えのせいでむしろ理解が追い付かないんですけど」

久「さてオーラス。ここからプラマイゼロにするなら、役満でも上がらないとダメよ」

京太郎「役満って…無茶苦茶ですよ」

久「そうね。役満自体そもそも簡単な物じゃない」

久「けどそれさえ乗り越えるような、場を支配する強運の持ち主なら…!」

咲「今日はこれ、上がってもいいんですよね」

咲「カン……リーチ、ツモ、嶺上開花、三暗刻、純チャン、ドラ2。裏が、3枚」

咲「数え役満k…です」

京太郎(触れてやらん…)

優希「数え役満コだじぇ!」

京太郎「シャァラップ!」

今更ですが本編沿いつつも改変多いです。ご了承ください

久「っ…ふ、ふふ」ゾクゾク

まこ「なるほどのぉ、こりゃ、凄まじい」ゴクリ

和「あ……は、あ……」ピクン

優希「ぐあー! やられたー!」

咲「ふう、こんな感じかな」

京太郎「すげーな咲。こんな上がりが出来るなんて、馬鹿にできねーや」

咲「そ、そう? えへへ…あ、もう真っ暗だ」

京太郎「雨も降ってるのか? 折り畳み傘置いてて助かったぜ」

久「あらほんと…雨のせいだったのね。この感じ」モジモジクチュクチュ

京太郎「そんなピンポイントに降り込むわけないだろぉ!」

久「もう遅いし、そろそろ帰りましょうか」

和「はふぅ…そうですね。このままでは下手をすると朝帰りになりそうです」

優希「いやんな感じだじぇ。なー、だーりん」

京太郎「誰がだーりんだアホタコスめ。傘に入れて欲しいならそう言え」

優希「ぐぬぬ…」

和「けど大雨ですね。傘が無いと本当に風邪をひきそうです」

まこ「なんならここで泊まっといたらええ。まー小さいがベッドもあるけえ」

咲「でもあのベッドじゃ6Pは難しそう…」

久「あら、それじゃ床で寝る? 手足と頭でちょうど5人くらい攻められるわよね須賀君」

京太郎「うーんコンビニまで傘買いに走っちゃおうかなー!」

和「宮永さんは麻雀強いんですね…」

咲「そ、そうかな。大したことないと思うけど」

優希「強すぎだじぇ、明日はリベンジするから覚悟しとけー!」

京太郎「まさかの強さだよなあ。あと重いから降りろ」

咲「うぅ…でも、私」

咲「麻雀、好きじゃないんだ」

和「……え」

咲「ほ、ほんとに麻雀なんて全然好きじゃないんだからねっ!」ツンツン

京太郎「ツンデレ下っ手クソだなお前」

久「あら、それじゃ床で寝る? 手足と頭でちょうど5人くらい攻められるわよね須賀君」

それでもTNTN使わせないのか。まあこの頭はかめ頭の可能性も

>>94
うわあああああホントだよやっちまったあああああああ

久「…ふふ」

まこ「なんじゃ、まだ帰っちょらんかったんか」

久「まこ、宮永さんのことなんだけど」

まこ「あー、わかっとる。部員に欲しいっちゅうことじゃろ」

久「あんな逸材逃がすなんてあり得ないもの」

久「これで部員に女子5人…団体戦に出られるわ」

まこ「…本気か?」

久「マジマジ。絶対手に入れて見せるわ」

久「あと大事なのは…宮永さんの性癖ね」

まこ「SかMか。今日聞いとった限りじゃSっぽいがの」

久「あら、それは大丈夫よ。私はどっちにも成れるから」ハアハア

深刻なツッコミ不足wwwwww

数日後

咲「アルバイト…」

和「ですか。渋谷先輩のお店?」

久「そ。人手が足りないらしくてねー、ちょっと行って貰える? バイト代は出るみたいだから」

咲「えっと、それなら片岡さんと京ちゃんは」

久「あの二人はまだ遅そうだし、貴方たちでいってくれない?」

和「まだ遅いんですか…遅漏と不感症?」

咲「な、ななな! 京ちゃんは早漏だよ!(多分)」

久「あら、その話興味あるわね…先にその話してからにしましょうか」

京太郎「……なんか嫌な感じだ」

優希「顔色が悪いじぇ。なんかへんなもん食べたか?」

咲「あ、渋谷先輩。ここが先輩のお店かな」

まこ「よー来たの、バイトの内容はきいちょるか?」

和「かつ丼も出る雀荘だと部長は言ってましたが…」

まこ「そーゆーことじゃ。で、わしの服見りゃわかるかもしれんが」

咲「メイド服ってことは…」カアッ

和「ええ…」ゴクリ

咲&和「「ノーパンしゃぶしゃぶ雀荘」」

まこ「それもええのう」

やべ…申し訳ねえ
まこが可愛すぎて名前の印象が強すぎた感

渋谷先輩→染谷先輩

和「お帰りなさいませご主人様、愚図な私めにどうぞなんなりと罰を…」ハアハア

まこ「アホ、そういうことは別の機会にやらんかい」ペチン

和「すみません。服装が可愛らしいので少し興奮してしまいました」

咲「あ、あうあう、ごご、ごちゅじん…おきゃえり…」

まこ「こっちはこっちで呂律がさっぱり回っちょらんし」

まこ「お帰りなさいませー。お、宮永さん…もう咲でええな。それと和、あっちの麻雀卓入り」

咲「は、はいぃ…え?」

和「誰も居ませんが…空き卓ですよ?」

まこ「ああ、それでええんじゃ。相手はすぐに来るけえ」

咲「それじゃあ来るまでは…独りで慰めてたほうがいいですか?」

和「振動麻雀牌なら持ってきてますが…」ヴィイイイイン

まこ「ああ、それもええのう」

「良くないよ!?」

まこ「ああ、来よったか」

久「というわけで。プロを呼んどいたのよ」

京太郎「うげっ。プロとなんて、勝てるんですか?」

久「無理じゃない? 反対にボコボコだと思うわ」

優希「おおぅ…エグイんだじぇ」

京太郎「大丈夫なんですか? それがショックになったりとか」

久「んー…大丈夫だと思うけど。あの二人、そんなにヤワじゃないわよ」

久「特に和。あの子はね」

久「真性のMよ…ふふ」

京太郎「…何故か納得してしまう自分が悔しいっ!」

優希「そういえば部長は誰を呼んだのか? 気になるじょー」

京太郎「そういや…部長、プロの人と知り合いなんですか?」

久「まあねえ。って言っても今回は他にもいるみたいだけど」

久「プロ二人相手にあの子たち、どうなるかしら」

京太郎「咲、和……」

優希「きょーたろー、あの二人のこと気になってるじぇ?」

京太郎「ああ、そうだな」

京太郎(なんだろう、さっきからこの気持ち…)

京太郎「…なんか、プロの人にすげえ頑張って欲しいような気がする!」

今日はここまでで。レスありがとうございます、マジ感謝。
一応本編沿いといいつつも今後も改変アリアリになります。ただそうなると全国の高校とか出番が遅くなるので単発で他校のも書くかも。
場合によっては執事並みにあちこちの高校に出没する可能性もありますが…どうしよう

ちょい投下。本編沿いと言いながら手元に原作後半しかないのが辛いところです

靖子「さすが小鍛治さん。ツッコミに定評がある…遅れたか?」

まこ「いや、丁度いいとこじゃ。しかし藤田さん、もう一人のプロってまさか」

靖子「ああ。私なんか目じゃない…国内負け無し、文句なしトッププロ」

靖子「小鍛治健夜だ。たまたま長野に来てたから誘ったら、暇らしくてね」

まこ「いやいや…こげん凄まじい人に指導されるとは。二人が羨ましいのう」

まこ「しかし、ホンマに噂どおりじゃ」


健夜「なんで高校生がそんなもの持ってるの!? てゆーかその胸高校生なの!?」

健夜「私はこんななのに…不公平だよ!」


まこ「ツッコミの小鍛冶。並み居る強豪相手に対局中ツッコミ続ける日本最強」

靖子「ああ。小鍛治さんに揉まれればいい経験になるだろ」

靖子「あ、あっちの胸の大きいのはこれ以上揉まれる必要は無いか?」


健夜「そこ! 揉まれるって麻雀のことじゃないの!?」

靖子「さて…そろそろ始めるか。いつもの頼む」

まこ「はいはい、いつものですね」


靖子「んがっ、んぐ…ふう、ゴチそうさん」

健夜「凄い食べっぷりだね靖子ちゃん…それ、好きなの?」

靖子「ええ、まあ」

靖子「小鍛治さんもどうです? 親子丼」

健夜「わ、私は…最近炭水化物は…」

靖子「んじゃそっちの二人は? なんなら奢るけど」

咲「えっと…私は親子丼より兄弟丼のほうが」

和「私は頂くより頂かれるほうに興味があります」

靖子「そう? 残念ね、母娘丼おいしいのに」

健夜「おかしいよね!? 兄弟丼なんて食べ物ないし!」

健夜「頂かれるとか全然意味違っちゃってるし!」

健夜「ていうか靖子ちゃんも言葉のニュアンス変わってるよね!?」

学校の数だけツッコミは存在する感。
ただしツッコミが全てツッコミなわけではない可能性も

靖子「じゃ、打とうか」

健夜「なんだかもう疲れてきたよ…」ハァ

咲「…ほ、本当に?」

和「トッププロが相手…こちらの実力は不足も甚だしいですが、またとない機会ですね」

健夜「えっと、それじゃ始めていい?」

和「ええ…是非」

和「嬲られるのも、弄ばれるのも得意ですから」

健夜「なんか変な言い方してる!?」

咲「わ、私も小鍛治さんの指テクが味わいたいです!」

健夜「エロもなければイカサマもしないからね!?

咲(次でカンすれば上がれる。これで)

靖子「はっ」

靖子「カン」

和「明刻に加カン……?」

咲「え」ゾクッ

咲(ダメ…それは私の大事な…!?)ゾゾゾッ

靖子「これでツモ――」

健夜「――聞こえなかったかな。ロン」

靖子「っ、はい」

和(藤田プロが上がっていれば嶺上、それを小鍛治プロが槍槓…無茶苦茶です)

咲(そんな…私の大事なトコが奪われて、横から弄ばれて…)

健夜「心の中でも言い方があるよね!」

健夜「ツモ。16000オール」

咲「あ、ああ…」ガクガク

和「は、はあぁ」ビクビク

靖子「…参ったな、これはやりすぎたか?」

まこ「全局で咲と和を飛ばして、藤田プロでも辛うじてトビ回避が精いっぱいとは…えぐいのう」

健夜「ご、ごめんね。つい楽しかったから少しだけ頑張っちゃった」

靖子「少しだけ、ですか。本気でやってトビ回避の私が馬鹿らしく思えますね」

健夜「え? えっと実は本気だったかも…」

靖子「冗談ですよ。しかしそれにしたって高校生相手に」

まこ「あー…それは大丈夫じゃ。あれ見てください」

和「はぁあん、も、もうお腹いっぱいです…」

咲「どうしよう京ちゃん…私、新しいほうに目覚めちゃったかも…えへ、えへへ」

健夜「やっちゃった…年下相手に…」ブツブツ

靖子「まあまあ。いい発破になったみたいですし」

まこ「それで、トッププロから見てあの二人はどうですかの?」

健夜「えと…正直に言うと今のままじゃ難しいかな」

和「……」ピクッ

健夜「去年の全国を見た限りだと龍門渕の天江衣は相当な魔物。このままだと食べられて、それだけ」

咲「……」

健夜「だから、私を覚えておいて」ゴッ

健夜「相手に飲まれないように。今のうちに慣れておこう?」

健夜「閉店まであと半荘一回いけるよね――飛ばないように、気を付けて」

和「…飛ばないように、ですか。難しいですね」

和「私はトぶのは大得意ですし大好きですが」

健夜「だからそういう問題じゃないって何回言わせるの!?」

京太郎「それじゃ、俺達帰りますけど」

久「お疲れ様。ついでにまこの雀荘に寄ってきてくれる?」

京太郎「はあ、構いませんけど…待てよ? ってことは」

優希「のどちゃんとさきちゃんのメイド服が視姦し放題だじぇ!」

京太郎「新鮮だよなあ、見てみたいし早いとこ行くか」

久「お願いね…ああ、それと須賀君」

京太郎「はい?」

久「今の優希の言葉に反応無かったけど、慣れた?」

京太郎「……え?」

優希「じぇー、脳内でひん剥く分には合法だー。視姦するじょ」

京太郎「……」

京太郎「う、うわあああああ!」

京太郎「えーと、ここか。こんばんはー…」

まこ「お? 京太郎か。どーした?」

京太郎「染谷先輩、いやあ二人の様子を見てこいって言われまして」

まこ「なるほど。二人ならほれ、あっちで最後の局打っとる」

まこ「まあ見た方が早いじゃろ」

京太郎「えーと…」


咲「白って小鍛治さんの下着の色のことなんですか?」

靖子「白の正式名称はパイ○ンだ。しかしアラフォーで生えてないとは…」

和「中の赤は具の赤なんでしょうか。それともポッチ…?」

健夜「誰も色の話なんてしてないしアラサーだよ! って何言わせるのツモォ!」


京太郎「す、すげえ…あの人ツッコミながら役満上がってる…」

健夜「はあ、はあ、つ、疲れた…」

まこ「お疲れ様でした。これ、お礼代わりのドリンク。カルピスですが」

健夜「ありがと…はふ、生き返るよぉ」

靖子「ほう、白濁した液体を美味しそうに飲み干す妙齢の女性」

咲「でもトロミがちょっと薄い気がするけど」

和「カルピスミルクくらいが丁度いいかと…」

健夜「ごほっ!? げほっ、だ、だから――」

京太郎「よーし3人とも酪農家に謝る時間だ!」

健夜「……え」

咲「京ちゃん、この服どうかな…」

京太郎「おー、いいんじゃないか? 似合ってるぜ」

和「可愛いですよね、この服。ただちょっとだけ胸のあたりがきついような…」

京太郎「あー…咲? お前凄い目になってるぞ」

咲「え? あははははそーだよねー、借り物だからサイズも違うよねー」

京太郎「咲の心が締め付けられてる…」

靖子「お前さんも麻雀部員か。なんなら今から打とうか? とりあえず服脱ぐか?」

京太郎「文脈がおかしすぎるでしょ」

健夜「……」プルプル

京太郎「…あれ、もしかして、小鍛治プロ!? マジで? サインとかいいですか?」

健夜「好きー!」ガシィッ!

京太郎「うおっ! な、なんだ?」

咲「む、む…」

和「あら…とりあえず、撮っておきましょうか」シャメシャメ

とりあえず今日はここまでで。短めですんません。
やっぱ手元に原作がないのはちょい厳しい…資料収集しとかんと。

穢れなき大天使豊音ちゃんは堕天なぞあり得ないから安心していいと思う

豊音「お手洗い行ってくるよー」
エイスリン「トヨネ! ココに肉便器アル!」
塞「よーしあいうえおから日本語勉強し直そうか」
豊姉「・・・肉便器?」
↓この辺に胡桃

宮守はきっとこんな感じ
シロだけイメージつかないけど

再開再開。雑談は是非大いにお願いしたいところ。
全国の人数多すぎてネタ的にたくさん欲しいですわぁ

和「すっかり夜になってしまいましたね。コーヒー飲みますか?」

京太郎「さんきゅ、風は強いけど気持ちいいな。しっかし変な人たちだったよなあ」

咲「むう…京ちゃんは年上が好きなの?」

京太郎「ああ小鍛治さん…なんていうかな、嫌いじゃないけどさ」

咲「むー…」

京太郎「なんかこう、親近感っつうか」

京太郎「小鍛治さん、マジで頑張って欲しいぜ」

和「咲さん、なにを膨れてるんですか?」

咲「これはコーヒーが口の中に入ってるだけだもん!」プンプン

京太郎「どうやって喋ってるんだお前」

和(須賀君まさかの鈍感…)

健夜「勢いでとんでもないこと言っちゃった…」ドンヨリ

靖子「今まで小鍛治さんの近くにいないタイプでしたね」

健夜「うぅ…こーこちゃんに知られたらまたからかわれるよ…」

健夜「咏ちゃんに知られても脱がされるし」

健夜「はやりちゃんに知られたら抜け駆けだって凄く怒られそうだし」

健夜「良子ちゃんに知られたら京太郎君が大人の階段昇らされちゃうよ!」

靖子「相変わらずトップの世界は恐ろしいですね…ところで小鍛治さん」

健夜「はああぁ…なに?」

靖子「私の飛びっこのスイッチ知りませんか。対局する前に無くしたらしくて」ヴィイイ

健夜「もおおお聞こえてたけど無視してたのに案の定だよ!」

京太郎「あ、小鍛治さんから電話。もしもし?」

咲「…小鍛治プロ、凄かったね。あんな人が認める人が県予選に出るなんて、このままじゃ勝てないよ」

和「なに言ってるんですか、たかだか数局飛ばされたくらいで」

和「小鍛治プロより強い訳じゃないなら、私達でも手が届くはずです」

和「まだ県予選まで10日。もっと手を伸ばして、隅々まで掴めるようになればいいんです!」

咲「和ちゃん…うん、そうだよね」

咲「奥の奥まで指が届けば私達でも…!」

京太郎「あ、聞こえました? はい、そろそろツッコむんで一旦切りますね」

和「部長」

久「あらお帰り。そのまま帰ってくれて良かったのに、須賀君も戻ってきちゃったの?」

京太郎「いやまあ、さすがにこの時間に女の子二人は…」

和「部長、強化合宿をやりましょう!」

久「あらあら、急にまた…予選まで日数もないわよ?」

咲「でも、やらないよりはやった方がいいと思うんです」

久「あらそう…ま、こんなこともあろうかと」

久「合宿プランは考えといたわ!」バアン!

和「え…私たちの考えが分かってたんですか?」

久「ま、ね。私も本気だから」

久「今週、金曜の放課後から日曜まで行くわよ。いいわね?」

和&咲「はいっ!」

京太郎「……」ウズウズ

久「それで合宿場所だけど、国道沿いのお城の形をしたホテルだから」

京太郎「そんなとこに麻雀卓ないでしょーが!」

合宿所

京太郎「凄いとこですねこれ、遠いだけはあるなあ」

久「でしょ。温泉もあるわよー」

優希「おおお、温泉スパニッシュだじょー!」

和「ゆーき、これは麻雀合宿なんですから…」

まこ「ま、ええじゃろ。せっかくあるんじゃし入ってきたらええ」

優希「来た! のどちゃん、咲ちゃん、しっぽりぬっぽり温泉気分だー!」

和「仕方ありませんね。貸切みたいですし壺洗いでもしましょうか」

京太郎「借りた施設で公共良俗に反しちゃいけませんっ」

和「いいお湯でした…」

優希「なんだーのどちゃん、温泉で浴衣を着ないとかそれでも人間かー!」

和「着るなら着るでちゃんと着て、ちゃんと恥じらいを持ってください」

咲「え、私?」

優希「おお咲ちゃん、扇風機式乾燥か」

咲「うん、こうしてると外で露出してる気分になって気持ちいいんだ」ハアハア

優希「おいおい咲ちゃん、そのままじゃまた濡れちゃうじょ?」

和「もう…この人たちは。もうちょっとしっかりして欲しいです」

和「あ、そういえば下着忘れましたね…」

和「…そういえば、そもそも持ってきてませんでした」ポン


京太郎「くそ、雀卓が重い…それにしてもなんかこう、さっきからウズウズするのはなんなんだ…?」

和「部長、染谷先輩。戻りました」

久「お帰り。あら和、浴衣は着てないの」

和「浴衣だと外に出たりロビーに出たりできませんよ…すぐ脱ぎたくなってしまいますから」

久「ふーん…優希、やんなさい」パチン

優希「ぐえっへっへ、先輩命令は絶対だじぇ!」

和「ちょ、ゆーき、やめてください!」ハアハア

優希「そう言いながら脱ぎやすいように体をくねらせてるのはどっちだー!」

和「あ、あああん!」

優希「ふー…いい仕事したじぇ」

まこ「着れとらんがのう。前全開でこれじゃ事後みたいなもんじゃ」

久「しかし綺麗なもんねえ。ツルツルだわ」

咲「羨ましいなぁ…」

優希「あけっぴろげー。エロチックだじぇ」

深刻なツッコミ不足

>>220
咲さん何してんすか…

和「……ふえ、っくしゅ」

久「そろそろ前閉じておきなさい。風邪引くわよ」

和「ええ、そうですね…」モゾモゾ

優希「今日のおもちは店じまいかー。残念無念!」

咲「そういえば京ちゃんは?」

久「もう戻ってもいい頃だけどね」

京太郎「た、ただいま戻りました…あれ? なんかあったのか?」

まこ「わりゃあ、ホンマにスケベ運がないのう」

久「アンラッキースケベねえ」

和「もう一度脱ぎましょうか?」

京太郎「なんかよく分からないけど風邪引くから…」

久「まず個人個人の問題点を明確にしましょう」

久「まずは和。ネットでは冷静なのに、リアルではその場の雰囲気に流されたりするのが多いわ」

久「もしかしたらリアルの情報に惑わされてるのかもしれないわ」

和「リアルな情報…?」

まこ「相手の匂いとか、振られたネタで発情したりとかな」

久「そうねえ…リアルにしかない動作の練習はどうかしら?」

久「ひたすらツモ切りの手の動きを練習して、リアルの情報に惑わされないようにするの」

久「無意識に滑らかな動きができるようになるまでね」

優希「のどちゃんなら楽勝だじぇ。いっつも脱衣動作の滑らかさは半端ないんだじょ」

和「それは…露出プレイをする時くらいの感じでいいんでしょうか」

京太郎「そんなことで強くなるかは知らんが場所だけはわきまえような」

京太郎「じゃあ咲は?」

久「逆に咲はネット麻雀で不特定多数と打ってみるのがいいかもね。リアルにないデジタル麻雀相手に特訓するの」

まこ「顔も見えん、牌も触れん、声も気配もありゃあせん」

優希「ほっほう…つまり目隠しして別の部屋からカメラで見られてる状態か!」

和「やっぱりネット麻雀はいいですね。相手が分からない感覚…堪りません」ハアハア

咲「え…な、なんだか怖い…」

京太郎「全然関係ない話だから無視しといていいよ」

咲「でも…なんだか気持ちよさそう」ハアハア

京太郎「お前もそっちだって分かってたけどさあ!」

久「優希はこれね。はい算数ドリル」

優希「じぇじぇじぇっ!?」

京太郎「へー、丁度いいんじゃねーか? 良かったなあ、うりうり」

優希「ぬぐぐぐ…なんでこんなのを」

まこ「わりゃあ得点計算がヘタクソじゃからのう、覚えると覚えんとでは全然違うわ」

和「ゆーきには大事だと思います」

優希「あうぅ…頭が破裂しそうだじょ…」

咲「が、頑張ってね」

久「きちんと計算ができないと、得点も安全日もあやふやになっちゃうわよ?」

和「いつの間にか来なくなって、あれこれ理由を考えてふと気付く…ホラーですね」

優希「べ、勉強するじょ…」

京太郎「お、おう」

京太郎(男の俺にこの話題はツッコミにくい…すまん優希)

カポーン…夜、温泉にて

優希「うぐぅあー…疲れたじょ…」

和「お疲れ様でした。そろそろ温泉出ましょうか?」

咲「私はもう少し入ってるね」

咲「ふー…」

咲「あ、流れ星…」

咲「……みんなで全国に行けますように」

咲「それと、毛がもう少し処理しなくてもよくなりますように」

京太郎「流れ星もびっくりだっ、つーの!」←男子風呂

久「そろそろ寝ましょうか。明日も早いわよー」

咲「はい…それじゃ、私はこっちの布団で」

まこ「んじゃこっちの布団にしようかの」

優希「それじゃーこれにするじょ!」

和「じゃあ私が寝るのはこの布団ですね…」

久「そしたら須賀君はこっちの布団ね」

京太郎「あからさまに俺の布団を囲んだ配置…つーか俺隣の部屋で寝ますんで」

この部長なら予算の都合名目で一部屋しか取っていないだろ。

県予選初日――

京太郎「うわー、人多いなー」

久「年々増えてるからね…それより、来たわよ」

ザワ…ザワ…

久「総部員80人の強豪、風越女子。去年は県2位でそれまでは連続全国出場校」

まこ「あっちは龍門渕じゃの。去年の優勝校…一人足らんか?」

靖子「天江がいないな」

久「あら靖子、来てたの?」

靖子「解説に呼ばれてね…そっちの二人、久しぶりだけど少しは強くなったか?」

久「ま、見ててちょうだい。カメラ越しでも見て貰えばわかるから」

靖子「ふん…それじゃあ楽しみにしてるよ。ああそれとそっちの男子」

京太郎「はい? 俺っすか」

靖子「そうそう。小鍛治さんから伝言だ…『個人戦には伺います、頑張って下さい。色々と』だそうだ」

京太郎「色々の部分の比率が多そうなんですけど…」

破壊神(すこやんの処女膜)を破壊した男の噂がどう出るか。


一「あーあ、ボク目立つの苦手なんだけどなあ」

透華「なにをおっしゃいますの!?」

透華「目立ってなんぼ! 目立ってなんぼですわ!」

透華「さあスマイルでダブルピース! 両手でやりますわよ!」

智紀「アヘ顔…こう…?」

純「それより可愛い子多いな。ヤル気出てきたぜ」

一「も、もう…ボクは目立つんじゃなくて深夜の公園とかでひっそりするスるが好きなのに…」

京太郎「あっちも大概だよ!」

恥女ちゃんの服装にツッコミは無しか

>>247
県予選の時点ではさほどだった気がする感

ハギヨシ「衣様、開会式へは?」

衣「行っても虚空が如し…意味ないよ」

ハギヨシ「そんなことはありませんよ。透華様も他の皆様も、衣様をお待ちです」

衣「…それは、大将として?」

衣「衣は孤独だ…ここで戯れるだけで事足りる」

ハギヨシ「しかし衣様」

ハギヨシ「今頃皆様は、好き放題しているかもしれませんよ」

衣「…やっぱり衣がいないとダメ?」

ハギヨシ「既にカメラの前でやらかしてしまっているようです」

衣「…行くぞハギヨシ。案内しろ」

衣「何故あの四人は呆けてばかりなのか…うぅ、誰か援軍はいないのか…」

京太郎「……ん?」

和「どうしました?」

京太郎「いや、なんか呼ばれたような。気のせいかな」

優希「それより咲ちゃんだじぇ。早速姿が見えんのだ」

京太郎「あいつ、また迷子かよ…」

和「どうしましょう。探しに行った方がいいのかもしれません」

久「ま、しばらく時間はあるし、いざとなったら須賀君を女装させて出すわ」

京太郎「無茶苦茶言ってますね部長…」

まこ「撮影用のメイド服ならあるが」

和「化粧道具は持ってきてます」

久「女の子の挙動も教えこむとして」

優希「下着はいらん!」

京太郎「ねえ、ジョークだよね?」

とーかの基準ところたんの基準は違うからね。
苦労がとーかの時の4倍に増加…厄介者を一箇所に集めて管理したかっただけとまで考えたかも

咲「うぅ…迷っちゃったよ…」


純「衣おせーなあ。自家発電か?」

透華「まさかどこかの不審者に連れて行かれて、あんなことやこんなことが…」

一「ハギヨシさんがついてるんだから大丈夫でしょ……っ!?」

ゾゾゾゾゾッ!!

純「っんだよ、今の奴!」

智紀「清澄高校の制服――」

一「衣に似た空気を感じたよ…」

透華「…ふ、ふふ」

透華「原村和ではない。でも、これは、楽しみですわ…!」

一「透華、涎出てるよ」

智紀「…下の口からも、涎が垂れてる」

透華「あら? まあすぐ乾きますわ!」

咲「み、みんなー! 捜したよー」

京太郎「探したのはこっちだっての」

久「心配したわよー。もうあと少しで須賀君を女装させるところだったわ」

京太郎「どっちの心配してんだよ…」

和「ちょっと残念ですね」

優希「惜しかったじぇ」

咲「えーと…」

咲「もう一回迷ってきたら京ちゃんの女装見れる?」

京太郎「逃がさねー!」

咲「でも、凄いよ…強そうな人たちがたくさんいて、わくわくする――!」

和「わくわくするかは分かりませんが…私もやる気は十分ですよ」

優希「じぇー、黄金伝説開幕だじょ!」

まこ「ま、何はともあれメンツも揃ったことっちゅうで」

京太郎「団体戦は俺もサポートに徹しますよ」

久「あらいい気迫…みんな。これが全国制覇に向けての最初の試合です」

久「負ければ終わり、練習とは比べ物にならないけど」

久「――行くわよ。全国!」

久「それじゃ…ケツの穴締めて頑張ろー!」

京太郎「第一に締めるところはそこじゃねー!」

今日はここまでで。ハギヨシさんはマトモさんでございます。
一応長野、全国、阿知賀も予定してます。とりあえず本編揃えた結果進行が若干遅いかな…?

乙!
こっちの方は扱き使われる以上に放置出来ない義務感の方が優ったのだろうけど、原作で京太郎、麻雀部よく辞めなかったな…
影で部長からのご褒美(意味深)を貰っていたとか。

麻雀部を辞めない理由の方。

阿知賀のツッコミは誰だろう

>>280
援交ネタで弄られているからツッコミ役は捻り無しなら憧
同類を見つけてはしゃいだすこやんにトラウマを植付けられたレジェンゴも捨て難い

今考えると執事だし出島ハギヨシさんでも良かったかも。
配置的には人数もあって各校に一人ずつ的な感じだからSYD全キャラ分出そろうには時間かかりそうっす。
ツッコミ役はいくつか決定してるけど決まってないのも多いんでめっちゃ参考になります

ぽちぽち再開。今日は短めよー

久「対局室にはカメラが設置されてて携帯の使用も持ち込みも不可」

久「対局はこっちの観戦室で見る。残念だけど声援なんかとは無縁ね」

和「集中できそうな環境ですね…はふぅ」

優希「カメラはナイスだじぇ! えっろえろな痴態が生放送だ!」

咲「録画はしてるんでしょうか」

まこ「全国と違ってテレビ放送されちょらんのは残念じゃがのう」

久「ふふ、残念だけど放送禁止な場合は中継遮断されるらしいわよ?」

京太郎「それを聞いてモノっそい安心しました」

久「では登録されたオーダーを発表します」

久「先鋒優希、次鋒まこ、中堅私」

優希「やったるじょー!」

まこ「まかしとき、振られた仕事くらいこなしたるけえ」

久「あらいい気迫。それで副将は和、大将は咲、種馬は須賀君よ」

和「はい…できる限り頑張ります」

咲「わ、私が最後ですか?」

京太郎「はいわかりました、とでも言うと思ったか!」

久「今日の一回戦で全58校が16校に。午後の二回戦で4校に決まるわけ」

久「で、明日決勝戦。今日のところは半荘を一人一局、計五局打つのよ」

咲「あんまり多くは打てないんですね…」

和「その分一打一打で全力を尽くしましょう」

優希「うむ! 一打ごとの指使いが大事だじょ!」

まこ「こう、クイっとな」

久「あ、ちなみにこれがクリ摘まむときの動きね。須賀君」

京太郎「今日聞いた中で一番いらない情報ですねそれ」

ちょっと本編ここまでで。明日の分を残しとく姑息な引き伸ばし。

いったれ、とよねたん!


エイスリン「トヨネ! アンケート!」

豊音「わー、面白そうだよー」

白望「ダル…塞、読んで」

塞「ったく。えーと、『全校アンケート:彼氏ができたら、したい事』?」

エイスリン「Very hardcore play!」カキカキ

塞「塞ぐか…」ケシケシ

エイスリン「やー! ケサナイデー!」

胡桃「首輪をつけて椅子にすもがもが」

塞「塞いどくか」

白望「…肉便器」

塞「いいから自分でトイレ行く!」

白望「あー…豊音は?」

エイスリン「エス? エム? ドッチ?」

胡桃「長身を生かした逆レイもがもが」

塞「塞ぐか…それで、豊音ならどうする?」

豊音「えーと、えと、彼氏さんができたらー」

豊音「……えと」

豊音「だ、抱っことか…して欲しいかも…」

エイスリン「?? タイメンザイ?」

豊音「あ、それが駄目なら頭撫でてもらうとか…えへへ」

胡桃「ソーセージ乗せるとか!」

塞「もうガムテープで塞いどくか…」

豊音「でも、今はみんなとの時間が大事だからー」

豊音「彼氏さんより、明日の予選だよー!」

豊音「もっとみんなと一緒にいたいんだもん…」

豊音「…ね、頑張ろー?」


白望「…塞」

塞「ん?」

白望「もしかして私達、汚れてない?」

塞「いやもう明らかだからね」

白望「…ダル」

今日はここまでで。これからも引き伸ばしのために小ネタ入れてく可能性ありです。

ちょいちょい再開。今日も少量のよてい

久「それじゃお願いね優希。先鋒、頑張って」

優希「まっかせるじょ! 余裕よゆーだー!」


優希(って言った手前、緊張ばっかしてるわけにもいかないじょ…)

優希(…部長も、先輩も、のどちゃんも咲ちゃんも)

優希(京太郎も見てるんだ)

優希「…テンション高めで行くからなー!」

『3、2、1。第一回戦開始――!』

優希「よぉーし、っ……」ピクン

優希「…気分高めすぎたじょー」テレテレ


京太郎「なあ、こっちの声って届かないんだっけ?」ウズウズ

優希「ロン!」

優希「ツモ!」

優希「ロンだじぇ!」


京太郎「優希のやつ、攻めますね」

まこ「東場じゃけ、勢いには乗りに乗っといたほうがええ」

久「いい感じね。南場は集中切れるでしょうから、その前に稼いでもらわないと」

和「妙なオカルトは参考になりませんが…優希は始めが集中できるのは確かですね」

京太郎「初っ端で一発ぶっこんでくタイプだもんなあ」

咲「…くすっ」

咲「京ちゃん、初めは濡らさないとだめだよ?」

京太郎「今の発言でそんな言葉返すのはお前くらいだぞ…」

久「須賀君鬼畜ねー」

まこ「前戯くらいせんかい、まったく」

和「私は一向に構いません」

京太郎「あ、悪い咲。撤回するわ」

まこ「次はわしの出番かの」

久「守らなくていいわよ。突き放しちゃって」

まこ「そのつもりじゃ!」


咲「あ、先輩が眼鏡外したよ?」

和「本気ということでしょうか…それとも別の意図があるのかもしれません」

京太郎「別の意図? それって運を引き込むとか」

和「そんなオカルトありえません。そうではなく」

和「須賀君の持ってる眼鏡モノではなぜかぶっかけの時に眼鏡を外すことはありませんか?」

和「私にはあれがまったく意味不明です」

京太郎「人の所有物をねつ造しないでくれる?」

咲「じー…」

久「あらー」

京太郎「ほらなんかこっち見てるし…」

久「さて、中堅戦行ってくるかなー」

京太郎「頑張って下さいね、常識の範囲内で」

久「うむ…ん? まあいいけど」

久「咲と和、須賀君も2階の喫茶店で何か食べてきたら?」

咲「え…なんで」

久「バナナと乳製品を同時にとると脳が活性化するんですって」

京太郎「またテレビの雑学番組ですか?」

咲「太いバナナと」

和「白い乳製品…」

咲「ねえ、京ちゃん」

和「2階のトイレまで道案内してもらえませんか?」

京太郎「いやーっ!」

純「透華のやつ、どこほっつき歩いてんだ?」

一「さあ。あ、清澄の人」

智紀「さっきの…」

純「衣みたいなやつ、か。あれが原村和か?」

智紀「違う…」

智紀「原村和は…もっとコラされやすそうな…」


咲「なんか嫌な気配がするんだけど」

和「そうですか? 私は何故か興奮気味ですが」

京太郎「いつものことじゃん」

純「ちょっといいか」

咲「え? あ、あの」

純「なあ…お前なんなんだ?」

咲「え、え。あのっ、きょ、京ちゃん…」

京太郎「あーっと何か用ですか? すみませんコイツ人見知りっていうか」

純「あ? なんだよお前、ソイツの彼氏か」

京太郎「ただの幼馴染ですよ。それよりあんたも誰ですか?」

純「誰って…悪い、なんか喧嘩腰になっちまったな」

純「オレは井上純。龍門渕高校の先鋒だ」

京太郎「龍門渕?」

純「おう、ちなみに女だ。生徒手帳見るか? あ、触ってもいいけど責任とれよ」

京太郎「いらねっつの。つーかやっぱりここもこんなんかよ!」

純「原村和はそっちか」

一「透華が言ってたでしょ。原村和はその…おもちが、って」

純「そういやそうだったな。しかしでけえなあ、なあ須賀」

京太郎「い、いきなりフランクっすね…まあその、なんというか…」

和「くす、そう良い物じゃありませんよ? 走ると痛いし、寝るとき疲れますし」

和「女の子には女の子の悩みがあるんですから」

純「おー、嫌味か?」スラーン

一「全然わかんないんだけど」ペターン

咲「あはははは、のどかちゃんは面白こと言うね」ストーン

和「あらら?」


智紀「…」コクコク

本編ここまで。ちょっと似たような下ネタばっかで反省中。

恒子「KSRショッピーング!」

恒子「今日もやってまいりました! ふくよかじゃない私と健やかじゃない小鍛治プロのラジオショッピング!」

恒子「提供は龍門渕コーポレーションでお送りしまーす」

健夜「こ、こんばんは…えと、こーこちゃん。今日の商品は?」

恒子「今日はねえ…こちら」

恒子「すこやかハンカチ!」

健夜「すこやかって、それ私のハンカチだよね!?」

恒子「それもただのハンカチじゃありません! これはすこやんがある大会で準優勝したときのもの!」

健夜「ちょっ、そ、それは…」

恒子「みなさんご存じ」

恒子「オマーン国際女子麻雀カップ!」

健夜「しーっ! ダメだってば!」

恒子「いやー、オマーン国際女子麻雀といえば世界中のプロ、セミプロ、アマが憧れる大会だね」

恒子「そしてなぜか日本で報道されると喜ぶ!」

恒子「どうですか? オマーン国際女子2位の小鍛治健夜さん」

健夜「麻雀カップをつけようよ!?」

恒子「ちなみにこのハンカチ、残念ながら箪笥の肥やしになってたのですこやん臭はしません」

健夜「ちょ…言い方ひどくない!?」

恒子「カレー臭はするかもしれません。お昼はココのカレーだったし」

健夜「なにその含みのある言葉!」

恒子「えーと、限定一名様。送料込みで1000円くらい? ついでに小鍛治プロのサインも付きますよー」

健夜「なっ、なんか微妙な値段設定だよ!」

恒子「お電話はこちら、0721-69-1919へ!」


京太郎「…小鍛治さん、大変だなあ」ホロリ

今日はここまでで。明日は更新あっても少な目。
下ネタ一辺倒からの脱却も目指したい今日この頃

もしくはこーこすこやか

>>414それ正解

京太郎「麻雀部員共」憧「エピソード*…阿知賀でしょ!?」


憧「全中インターミドル優勝って」

憧「…うそ、和?」

ユメーカソクシーテク

憧「あ…電話?」

穏乃『もしもし! 憧? テレビ!』

憧「うん、今見てた。びっくらこいた…は? 大会に出る?」

憧「いや無理だよもう…え?」

憧「走って行くって無理だから。服脱いでも無理! 全裸ぁ!? ちょっと待ちなさいって!」

憧「あ…切れた」

憧「しずは本当に計算もモラルもないなぁ…これじゃ阿知賀での友達も苦労しそう」

憧「……」ゾクゾク

憧「…な、なんか変な寒気がするっ!」



アコチャーの話題が出てたので阿知賀編冒頭のみチラ見せ

今日も少量投下。明日はお休みなのでストック作れそう

純「しかし透華はなんでこんなのを意識してるんだか…」

一「こんなのって言っちゃだめだよ」

純「胸か? 透華の奴まな板だからな」

一「言っちゃダメだってば!」

ハギヨシ「皆様、こちらにいらっしゃいましたか」シュパッ

衣「ご苦労ハギヨシ…こらー! 他校に絡むなって言っただろー!」

純「おー衣、交流だよ交流」ヨシヨシ

衣「そうそう、絡むならベッドの上だよ」

衣「その戯言が風聞を汚すんだー!」

咲「えっと…子供?」

衣「む! 子供じゃなくて衣! いいかとくと聞け、衣は高校二年生だ!」

京太郎「え、マジで」

衣「しかも龍門渕の大将で父君も母君も科学者!」

衣「漢字検定1級でプロも倒す超雀力! どーだ、参ったか!」

純「でも夜9時には眠くなる」

一「ファミレス行くとお子様ランチを食べたがる」

京太郎「子供だ」ホッ

衣「うがー! このー!」ポカポカ

>439軽く間違えた

純「しかし透華はなんでこんなのを意識してるんだか…」

一「こんなのって言っちゃだめだよ」

純「胸か? 透華の奴まな板だからな」

一「言っちゃダメだってば!」

ハギヨシ「皆様、こちらにいらっしゃいましたか」シュパッ

衣「ご苦労ハギヨシ…こらー! 他校に絡むなって言っただろー!」

純「おー衣、交流だよ交流」ヨシヨシ

一「そうそう、絡むならベッドの上だよ」

衣「その戯言が風聞を汚すんだー!」

本編こんだけ。こっちはまた明日…おまけも投下

ソフトとキョータロー

京太郎「ちわー、ソフトクリーム買ってきましたー…って部長、寝てるんですか?」

久「ん…」

京太郎「参ったな、冷凍庫で冷やすのも難しいし」

京太郎「部長、起きてくださいよ。頼まれてたソフトクリームですって」

久「やー…」ゴロン

京太郎「うおっ、寝相が意外とよくない…げっ」

京太郎「やべ、会長の顔にクリームが」

京太郎「あーもう。ティッシュティッシュ…」

京太郎「そーっと、そーっと」

ガラッ
和「遅れました…え?」

京太郎「よ、和。まだ俺達以外来てないぞ」フキフキ

和「あの、それ…」オロオロ

京太郎「ああこれか? いやちょっと失敗して汚しちゃってさ」

和「いえあの、え? 掛けちゃったんですか?」オロオロ

京太郎「まあちょっと。しっかし、食べたいっていうから用意したのに寝てるんだもんなあ」

和「た、食べたい? いつものジョークでは…」

京太郎「いや? ていうか最近は時々頼まれるし」

和「え!? い、いつの間に…」

京太郎「(気温が)暑いからだってさ。単純だよなー」

和「(体が)熱いからってそれは単純すぎるでしょう!?」

和「さ、咲さんは知らないんですか?」

京太郎「えーと…こないだ部長と一緒に頬張ってたな」

和「ダブルですか! 濃厚すぎます!」

京太郎「そうそう、ツイスト状で濃かったんだよ。よく知ってるなあ、和も好きなのか?」

和「未経験ですよ!」

京太郎「そっか…じゃ、今から行くか?」

和「え……えっと」


和「心臓に悪いですよ、ソフトクリームのことならそうと言って下さい」

京太郎「俺の手にあるものが目に入らぬか…って溶けてるし!」

今日はここまでで。資料集めたらなかなか本編が進まない不具合。

ちょい再開

衣「ふんっ。眼球暗曇、加えて麻雀の弱い男に興味無し」

京太郎「? まあ麻雀は弱いけどさ」

衣「…其の心が惰弱の祖となるんだ。向上心のない奴は馬鹿だ」

衣「去ね。牌を摘むに足る心を持つまで、顔を見せるな」スタスタ

咲「きょ、京ちゃん…」

京太郎「なんかよく分かんないけど、えーと」

純「わりい、あいつの言葉分かりにくいだろ」

一「別に君が嫌いで言ったんじゃなくて、一応叱咤激励みたいな感じなんだよ。分かりにくいけど」

純「ま、隠語みたいなもんだ。早漏を嘆くんじゃなくて治すよう前向きに努力しろって言ってんのさ」

京太郎「意味合いは分かったけど例えが最悪すぎるだろぉ!」

衣「……」ピクッ

智紀「衣…?」

衣「な、なんでもないっ!」

『E卓中堅戦、終了です』

京太郎「そろそろ和の番か」

和「そうですね、すみませんが私たちはこれで失礼します」

純「あー、引き留めて悪かったな。また機会があれば会おうぜ」

一「…行っちゃったね、見に行く?」

純「いや、牌譜は見たし。透華が言ってた『のどっち』って感じでもないしな」

一「のどっちみたいな高校生がいたら手ごわいよね…原村和も別の意味で手ごわそうだけど」

純「まあ、うちら5人に負けは…」スラーン

一「集まっても勝てなさそうだよね…」フニフニ

久「ただいまー、次は和ね」

和「早かったですね…」

まこ「安い手ばっか速攻で上がりよったわ。相手も可哀想じゃのう」

久「あら、戦略よ戦略。申し訳ないとは思うけどね…和、私より早く終わらせてきなさい」

京太郎「部長より早くって、相当難しいんじゃないですか?」

久「そうでもないわ。和の徹底したデジタル打ちなら私より早く切り上げられるでしょ」

久「それに須賀君だってできるでしょ?」

咲「一擦り1秒としても5秒もかからないんだ…最速だね、京ちゃん」

京太郎「ホントのこと言うとそこまで早くないんだよね俺」

咲「頑張ってね和ちゃん」

和「はい…」

まこ「点差もあるし、あんまり気張らんと楽しんでな」

和「ありがとうございます」

京太郎「和、えーと…頑張れ!」

和「ふふ、頑張りますね。行ってきます…!」

和「……」

和「あの、行ってきますと言ってもイってくるわけではないので…」アセアセ

京太郎「遅れちゃうから振り返らないの」

原村和がヤるってよー。どこー?

透華(あらかじめ席をとっておいて正解でしたわね)

透華(それにしてもこの人気…許せませんわっ!)

ハギヨシ「透華お嬢様、紅茶を用意致しました」

透華「あら、ありがとう」

京太郎(なんか隣の人がすげえお嬢様っぽいんだけど)

ハギヨシ「シフォンケーキにカスタード、スコーンとクロテッドクリームもございますが」

透華「それは後で衣と一緒に食べますわ」

京太郎(なんか一人お茶会が開かれてる…)

透華「それよりもかっぷらあめんとやらを食べてみたいですわね…」

京太郎(お菓子の範疇を飛び越えてるから!)

久「くくっ、やっぱりペンギン持ち込みはウケてるわねー」

まこ「ほうか? やらかしとる雰囲気もあるがの…」

久「ま、和自身が動揺してないから問題なしでしょ」

優希「それにしても目立つじょ」

咲「観客の人も多いし、こんなにたくさんの人に見られてるって知られたら和ちゃん…」

京太郎「ああ…」

咲「興奮しちゃうね」

京太郎「うん、そうだね」

一応原作だとこの時期の称呼はまだhrmrさんとmyngさんだった
結構懐かしいがな

和「…失礼します」

久「のどっちは最初に少しだけ悩むのよねえ」

久「けど二順目以降は相手が打ってる間に、何が来たらどうするか、その考慮が済んでる」

京太郎「俺達も何が来たらどうしようかとは考えますけど」

久「そうね。けど和の考慮は漠然とした役の形だけじゃなくて、牌効率、期待値を計算してるの」

京太郎「はあ…ええと、つまり…」

久「分かりやすく言うとAVで先の展開を推測するだけじゃなくて、ヌキ所まで計算してるってこと」

京太郎「なんとなく分かっちゃう自分が悔しいです!」


※なお例えは適当の模様

>>480
そうなんすよね…途中で気付いたからこのまま通してるけど違和感あるかしら

うい、ありがとう。呼び方はこのままでいきます

和「ありがとうございました」

透華(和了率と点数を見て最高効率の打牌…間違いないですわ)

実況『藤田プロ、試合をご覧になっていかがですか』

靖子『正直驚いた。以前とは次元が違うな』

実況『そのきっかけはなんでしょう』

靖子『そうだなあ…膜でもなくなったか』

京太郎「もっと目につく違いがあるだろぉ!」

透華(あら…違うんですの?)

中継実況だからね、仕方ないね

京太郎「これで一回戦は突破できそうですね」

久「まだ終わった訳じゃないけどね」

まこ「しっかし観客も現金なもんじゃのー…」

優希「のどちゃんが終わったらみーんな居なくなったじぇ」

久「ま、仕方ないでしょ。それより咲、あとは頼んだわよ」

咲「は、はいっ!」

まこ「なんじゃ、緊張するような点差でもなかろーに」

優希「咲ちゃんりらーっくすりらーくす」

京太郎「ほら、深呼吸深呼吸」

咲「は、はひ…ひっひっふー、ひっひっふー…」

久「あら? 須賀君との子供かしら」

京太郎「またえらく典型的なボケで来たな」

なお皆のレスを見て、書き続けるうちに>>1の中でモラル低下が始まっていることに気づいたもよう
前「危なくなったら中継遮断ネタ使えばいいや」→今「これくらい余裕だべ…あれ?」

透華「みなさん、みなさーん! いっちだいじですわ!」

純「透華てめーどこ行ってたんだよ!」

衣「ハギヨシ、トーカが他校に迷惑を掛けなかったか?」

ハギヨシ「目立ってはおられましたが、概ねつつがなく」

透華「あら衣。珍しいですわね、一回戦から居るなんて」

衣「トーカ達を止めるにハギヨシでは非力極まりない…」

衣「且つ且つ今日明日はトーカ達の傍にいることにした」

透華「つまり…私と寄り添いたいということですの?」

衣「何故」

透華「そ、添い遂げたいということですの!?」

衣「何故」

透華「いけませんわ、わたくし結婚相手の要求は厳格で…残念ながら衣は満たしていませんもの」

一「ちなみにその要求って?」

透華「ええ、それは…」

透華「私より背が高いことですわっ」

衣「尋常でなく幅広い条件!」

純「で、一大事って?」

透華「はっ! そう、原村和はやはり『のどっち』でしたわ!」

透華「あの打ち筋は99%間違いなし…このままでは、わたくしが圧勝できませんわっ!」

一「ああ、透華は副将だから原村和と当たるんだね」

透華「どちらが真のアイドルたるか、はっきりさせましてよ!」

智紀「……」カチカチ

衣「智紀、さっきから何をしているんだ?」

智紀「ネット投票…どっちが人気あるか…」

衣「む? 管理者頁だぞ?」

智紀「運営だから…」カチカチ

智紀「今は…こんな感じ…」

衣「……トーカには見せないでおこう」

智紀「おもちの差…」カチカチ

おい清澄見たか? 5人目、メチャヤベーヨ!

一「っ、それって」

純「5人目だと…?」

透華「原村和の次ですの? 誰だったかしら」

衣「…大将か。愉快な打ち手か、あるいは衣の贄となるか」

智紀「…あった。見てた人のレス…」

純「どれだ?」

智紀「これ…『なんかラマーズ法してた』」

透華「妊婦さんですの!?」

一「まさか、そんなわけないと思うけど」

衣「……」

衣(呆け者の方か…)ハア

純「なあ、そろそろ昼飯行かないか?」

一「控室が一室押さえてあるんだっけ」

透華「ではそちらへ参りましょう。さあ、行きますわよ!」

衣「全員衣から離れないように! 単独行動は禁止だ!」

一「はいはい」テクテク

透華「あら、衣が先頭ですの?」トコトコ

智紀「……」カチカチ

純「こらこら、パソコンやりながらはあぶねーぞ」

衣「……」

衣「自然と背の順になるなー!」

久「えー、それじゃ一回戦突破を祝して」

久「かんぱーい!」コチン

まこ「おつかれー」カチン

優希「おっぱ」京太郎「かんぱーい!」チン

咲「うぅ~、緊張して喉がカラカラだよ…」

久「あ、咲。ちょっと待って」

咲「え? な、なんですか?」

久「グラスをちょっと二回鳴らしてみてくれる?」

咲「はあ…」

チンッチンッ

久「ね?」ドヤァ

咲「今のために私の喉は後回しにされたんですか?」

咲「でも――いっぱい緊張したけど、ホント楽しいよ」

咲「もっと、もっと強い人と打ちたい――あは」

久「あらら…」

まこ「こりゃ、相手は残念じゃの」

和「…はふぅ」ゾクゾク

優希「咲ちゃんがドSの顔してるじぇ…」

京太郎「そっちのタイプへのツッコミはどうすりゃいいかな…」


京太郎「俺、今なんて言った?」

今日はここまでで。県予選始まって進行遅いすわ
なおみでしはいいアニメ。

ストック少な目なのでちょっとだけ再開。

靖子「二回戦進出おめでとう」

咲「親子丼さん…」

久「あら、有名人がこんな無名校相手に時間つぶしていいの?」

靖子「無名で終わるのか?」

久「さあねえ…」

靖子「は。まあいいさ。ところでそっちの二人、どんな魔法を使ったんだ? この間とは大違いだ」

久「どこぞのプロにヘコまされたのが効いたんじゃない?」

和「いつか倒しま」プチッ

和「…すみません、ホックが千切れたみたいで。直してきます」

靖子「ヘコむどころか膨らんでるみたいだぞ?」

京太郎「そんなマンガみたいな…っていうか付けてたのか、今日」

ホックが外れたんじゃなくて千切れたのか……(驚愕)
直せるのかそれ?

>>538それもそうね

和「…すみません、ホックが千切れたみたいで。直してきます」

和「…すみません、ホックが千切れたみたいで。脱いできます」

こっちの方が自然か

『まもなく二回戦を開始します。各校の先鋒の方は――』

優希「むっ! 出番だじぇ!」

久「それじゃ、行こうか。じゃあね靖子」

靖子「その呼び方はやめろって…しかし、あの娘――」

靖子「大将戦で壊れるか、それとも……」

京太郎「うわ、うちの試合ガラガラっすね」

久「そりゃね。みんな風越と龍門渕のほうに行ってるわよ」

まこ「実況も二つの学校に忙しいけえ。ま、こっちとしちゃ気楽なもんじゃ」

和「見られるのもいいですが…見られていないのも、それはそれで」

咲「あんまり緊張しなくてすむかも…」

京太郎「緊張か…人の字を書いて飲むのはどうだ?」

咲「えと、人…誰でもいいのかな?」

京太郎「人の名前書いてどうすんだよ。まあ、落ち着くならいいか」

咲「えと…『京…』」ゴクン

咲「……な、なんだか熱くなってきたっ」

京太郎「?」

『圧勝! 風越女子ー!』

スゲースゲー バンジャクテッパン

池田「らっくしょー!」

美穂子「お疲れ様。これ、おしぼり良かったら」

池田「ありがとうございますっ」

美穂子「それとこれ、スポーツドリンクも用意したの」

池田「ありがとうございますキャプテン!」

美穂子「それにクーラーで冷えたでしょ? もんぺと湯たんぽもあるから」

池田「ありがとうございますっ」

未春(そろそろ止めないと…)

パァン!

貴子「なんださっきの試合は!」

貴子「キャプテンのお前が生ぬるいから下があんな打ち方になるんだろうが!」

パァン!

貴子「池田ァ!」

池田「は、はいっ」

パァン!

貴子「使わないからその鞭はしまえ」

池田「えー…」

美穂子「コーチ、あまり彼女を叱らないであげてください」

美穂子「彼女は一年間自分を責めてきたはず」

美穂子「私はこの子を誇りに思います」

池田「う、う…」ヴィイイイ…

池田「……」

池田「あ、責め道具の電池切れたし」

貴子「おい、こいつホントに反省してんのか?」

美穂子「?」

未春「あの…お二人とも、お茶でも…」

貴子「チッ…おい、いつものだろうな?」

未春「はい、コーチにはレディグレイ」

貴子「ん」

未春「キャプテンには梅こぶ茶です」

美穂子「ありがとう。ごめんなさい、わざわざやらせてしまって」

未春「いえ…コーチ、ロールケーキです」

貴子「ああ。悪いな」

未春「キャプテンは金つばで良かったですか?」

美穂子「ええ。大好きよ」

貴子「お前、私より年下だよな?」

美穂子「? はい」

純代(相変わらず、渋い…)

美穂子「それで、他の三校は決まった?」

星夏(文堂)「あ、はい。龍門渕と敦賀学園、それと清澄高校っていう所です」

美穂子「そう。龍門渕は上がってきたのね? 良かった」

純代「良かった、ですか?」

美穂子「ええ…龍門渕が上がってきてくれないと、直接リベンジできないでしょう?」

貴子「は…言うじゃねーか」

美穂子「見ていてくださいコーチ。私たちが、最強だということを――」

美穂子「でも、こういうのは夕焼けの川原で殴り合った方がいいのかしら?」

池田「それは喧嘩の方法では」

未春「ベタというか、ちょっと古いですね…」

今日はここまで。×敦賀、○鶴賀すね。誤字った申し訳ない
なお鶴賀のボケツッコミ配分は全く未定のもよう

ころたんや他校と京太郎の濃厚な絡みは合宿編になるもよう。ただし予定は未定です

ゆみ「私は君が欲しい!」

……うーん、これは……

>>584
京太郎「ゆみさん、それだと誤解を招く言い方では…」

ゆみ「む、確かに言われてみればそうだな。じゃあ……
  
  私は君の体が欲しい!!!」

京太郎「余計ダメじゃねーか!!」

例えネタを先に出されてもそれを今後丸パクリしていく勇気。いいぞぉ…たくさん出しておくれ
ちょこちょこ再開

ガタンゴトン…

京太郎「優希も咲も、和も寝ちゃってますね」

久「朝が早かったし、頑張ってくれたからね。須賀君も寝ていいわよ?」

京太郎「俺は雑用くらいしかしてませんし」

まこ「しっかし寝相が危なっかしいのう。揺れたら、っと」

久「あらら。やっぱり姿勢崩れちゃったわね」クスクス

京太郎「ははは、なんで斜め向かいに座ってた咲までこっちに倒れてるんですかね」

久「そりゃあねえ? ダメよ、女の子を泣かしたら」

京太郎「普通の女の子は人の下腹部に向かって頭を下ろしまーせんっ!」

久「今日は私のおごりだから、好きなだけ食べてちょうだい。明日も頑張ってもらわなきゃいけないからね」

優希「美味しそうだじぇ! 和風とんこつが! わふうとんこつが!」

京太郎「いや味噌だろ…くー、これがいいよなあ」

まこ「無難に醤油っちゅうのもええがのう」

久「あら、魚介もいいわよ?」

和「らあめん…面妖ですが、これは美味しいですね…咲さんは何味がお好きなんです?」

咲「私? 私は潮味かなあ…」

京太郎「ほへは、あづっ! げほっ、ごほっ!」

優希「飲みこむときに喋るとは愚の骨頂だじぇ…南無なむ」

久「脊髄反射なのねえ…」

優希「親父! おかわり!」

久「やれやれ、口に合って良かったわ。この時間じゃ、ここくらいしか開いてないし」

まこ「田舎じゃけえのう…」

優希「オヤジ! タコスラーメン作れ!」

京太郎「ねーよ、そんなもん…」

優希「むう、じゃあ京太郎作れ!」

京太郎「んー…それも美味そうだよなあ。今度やってみるか?」

優希「おおおー! いいぞ犬、約束された勝利のタコスだ!」

久「ふうん…じゃあ私は、イカスラーメンでも作ってもらおうかしら」

久「……」

久「あ、あのね。イカスっていうのはとっても良いとか、そういう…それとタコスをかけて…」

京太郎「もう見てられないからやめて!」

まこ「自分でボケの解説とは拷問じゃのぅ…」

京太郎「よく三杯も食ったなあ」

優希「我が胃袋は奢り無限! お、終電だじょ」

久「ごめんねー、ここ会場から遠いから」

咲「いえ全然! 大丈夫ですよ」

まこ「わしは早起きが辛ろーて辛ろーて…まるで二日目じゃ」

優希「だだ重だじょー」

まこ「ホンマしんどいわ…京太郎ー、代わりに持ってくれー」

京太郎「俺に代わりに出ろってことですか?」

まこ「いや、二日目の方。肩代わりできんか?」

京太郎「俺にどうしろと…」

和:風呂場

チャプ…

和「明日は県大会決勝…」

和「勝てば全国、負ければ…」

和「緊張は、取れませんね」

和「……須賀君」

和「申し訳ないですけど、明日もジョークに付き合って下さいね?」

和「私たちがリラックスできるのは、須賀君のおかげなんですから…」


和「あ、でもリラックスしすぎて本番で柔らかくなったら大変ですね」

久:自室

久「んー…明日の準備もこれでOK」

久「あとは寝るだけ、なんだけど」

久「……」

久「やっぱダメね。嬉しくて、嬉しくて――」

久「よっし、3時間寝たら龍門渕と風越の牌譜でも見ましょうか」

久「1時間半ごとに起きれば十分らしいし」

久「……私ができること、できるだけやらないとね」

久「夏が終われば須賀君の指導に打ち込めるし…あら、楽しみはまだまだありそう」


久「未経験の私が言うのもなんだけど…食べごろって、いつかしら」

まこ:雀荘

まこ「やれやれ、まさか決勝とはのう」

まこ「予選だけでも出れれて御の字じゃっちゅうに」

まこ「少しずつ牌が重くなる気がする…」

まこ「牌を切るくらいの、大したことない動作で緊張するんはなあ」トン

まこ「……あー、もうええ。寝よ、ちゃっちゃと休まんと、遅れたら京太郎に呆れられるわ」


まこ「いや、別にあっちは遅れとらんけどな。真っ最中じゃけえ」

優希:屋根

優希「お、流れ星だじょー」

優希「むむむ。早すぎて願い事が言えないとは」

優希「流れ星もきょーたろーくらい私について来て欲しいもんだじぇ」

優希「仕方ない…こっちから教え込んでやる!」

優希「優勝だ! 優勝優勝優勝だー!」

優希「流れ星! 別に叶えなくてもいいじぇ! 私たちが勝手に叶えるからな!」


優希「流れ星は捕まえられんから、きょーたろに首輪でもつけとくかー?」

咲:居間

咲「おやすみ、おとーさん」

咲「…疲れたなあ」

咲(でも、楽しかったな…強い人と打てて)

咲「明日はもっと強い人と打つんだ…」

咲「…ありがとね、京ちゃん。あのとき誘ってくれなかったら、こんなに楽しくなかったよ…」

咲「何かお礼したいなぁ…メールしてみようかな」


咲「きょ、京ちゃんおもち好きだったし…恥ずかしいけど」カシャ

世の中に和しゃぶしゃぶ用のおもちというものがあってだな

京太郎「はー、団体戦決勝か。みんなすげえよなあ」

京太郎「俺が出来るのは雑用くらいだけど…明日は全力でサポートだな」

京太郎「ええと、買い出しと応援だろ? それに」

京太郎「ん…咲からか。あいつ写メなんて使えたのか…」

京太郎「……」


京太郎「あからさまに二の腕の谷間…まくった袖映ってるし」ホロリ

今日はここまでで。すげえ!4ページくらいしか進んでない!遅漏!
なお明日からは決勝戦のもよう

本編は夜で。ちょいおまけ

和しゃぶしゃぶ

和「闇鍋ぱーてぃーですか…」

優希「うむ! のどちゃんは真っ暗お鍋知ってるかー?」

和「聞いたことはあります。部屋を暗くしてみんなで鍋を突くんですよね」

京太郎「そうそう、大抵食べられないもの入れる奴がいるんだよなあ」

咲「京ちゃん、前やったときチョコとか入れてたよね…」

和「わかりました…」

和「ちなみに食べられるのは食的にですか? 性的にはだめでしょうか…」

京太郎「今の話の流れに性的な意味があるとでも?」

優希「じゃー明かり消すじょー」パチン

咲「わ…ほんとに真っ暗」

京太郎「まあコンロの場所は火で分かるから、大丈夫だろ。火傷には気をつけろよー」

和「それじゃ、準備しましょうか」

京太郎「いっぺんにいれたら危ないし、一人ずつ入れような。まず俺からっと」ポチャン

優希「タッコスー、タッコスー」ポチャポチャ

咲「えっと…食べられるよね…」ポチャッ

和「ちょっと待ってくださいね」シュルシュル

京太郎「おいおい和さん、見えないけどその音はおかしいぜ」

和「ん…これは、おもちでしょうか? ねばねばします…」

咲「ぐにゃぐにゃする…タコ?」

優希「お? つみれー、つっみれー」

京太郎「この感触、アワビ? 超豪華だな…よし、じゃあもう一弾行くか」

咲「その前に一旦電気付けるね」パチン

和「あ……」

京太郎「……言い訳は?」

和「名前にパンも入ってますし、もしかしたら食べられるかもと…脱ぎたての方が良かったですか?」

京太郎「しまっておきなさい」

和「はい」

京太郎(あっちに脱ぎ散らかしてあるほうは後でツッコもう)

一旦ここまで。>>618.620のティンと来たタイトルで使わせていただきましたが、思いのほかしょぼかったら申し訳ない

文盲の俺に最後どういう状況だったのか教えてくれ

>>664
部屋の隅にぬぎちらかされてる物がある+鍋のなかにはパンと名がつくものが入っている
→和が服抜いで(全裸か半裸)パンツ鍋に入れてたと思われる

>>664 ごめんよ…だいたい>>665でOK。ちなみに脱ぎたてじゃなくて新品を入れたということで…
これからも分かりにくかったら教えてください

>>1
余裕があればでいいんたけど
小ネタで(保健)体育の日をやって貰いたいです

>>677
体育の日

久「秋ねえ…」

まこ「なんじゃ急に。グラウンドにおるんは…ありゃ陸上部じゃの」

久「麻雀は好きだけど、たまーに運動もしたくなるのよね」

まこ「言うてものう、ドッジボールでもするか?」

久「悪くないけどどうせなら跳んだり走ったりとかもいいでしょ」

まこ「わりゃ見とるもんに影響されとるだけじゃろ…」

久「球技かあ、走って跳んで弾むと言うと…」

和「すみません、遅れました――」

久「和の走り幅跳びでも撮影しましょうか」

京太郎「さっきから居たけど目に入ったものに影響されすぎだから!」


期待を裏切っていく勇気

ちょいちょい再開。ツーボールツーボール

『さあ、ついに始まりました県予選決勝戦! 泣いても笑っても、今日で全国への切符の行く末が決まります!』

久「前もって説明したけど、決勝は一人につき半荘2回。トータル半荘10回よ」

優希「のぅあっ!? タコスが、タコスが一回分しか持ってきてないじぇ…」

優希「京太郎、タコス買ってこい!」

京太郎「そういや食堂に売ってたな…けどまだ開いてないぞ?」

優希「ぐぬぬ…」

優希「じゃあタコの酢漬けでいいじょ」

京太郎「脈絡もない路線変更されても…むしろ売ってないよ」

優希「じゃあ京タ郎のコスチュームでいいから脱げー」

京太郎「そしたら俺タコス買いに行けないんだけど」

ゆみ「泣いても笑っても、か。とはいえ気負いすぎる必要は無い」

智美「ワハハ、固いぞむっきー。気楽にいってこいー」

佳織「む、睦月ちゃん頑張って!」

睦月「はい…いってきます」ガチャン

ゆみ「…しかしここまで来ると、欲が出るな」

智美「ここで勝てば全国だからなー。夢でもないかー?」

ゆみ「ああ…全国まで行けばテレビでも放送される」

ゆみ「いや別に期待してるわけじゃないが」

ゆみ「もしかしたらスカートが捲れたところが偶然撮られてしまうかもしれん」

桃子「期待する方向が違うっす…」

ゆみ「全く興味は無いが、玩具の種類も長野より多いだろう」

ゆみ「いや、全然興味はないんだが」

桃子「期待する方向が違うッす!」

智美「モモいたのかー、突っ込むまで気付かなかったぞー」

桃子「突っ込んだけど一回スルーされたっす…影が薄いのも考え物っすよ…」

( ˘ω˘)へいへいへいへい

間違えた。すんません

優希(一回戦…タコス一個だと心配だじょ…)ポスッ

純「お、差し入れか? さんきゅ。タコスとはまた面白いじゃん」ヒョイパクッ

優希「 」

優希「う…あぁあ…ひっく、うぅ…」ボロボロ

美穂子「あらあら、どうしたの? 怖いお姉ちゃんにいじめられちゃった?」

純「おいおい…ロリに興味はないんだけどな、悪かったよ。すまんすまん」

美穂子「そうね…そうだわ、ちょっと待ってて?」

美穂子「はいこれ、お菓子でよかったら」

優希「こっ、これは…!」


久「懐かしいお菓子ねえ」

まこ「まだあったんか、あれ」

咲「CMとかありましたよね」


優希「首領タコス…! タコス界の革命児だじょ…!」ゾクゾク

『先鋒戦、スタートです!』

優希(タコスと名のつくものは全て私の力となる…)

優希(まして本物でないといえ、三つの文字すべてを宿すほどのタコス力!)

優希(おねーさんには悪いがぶっちぎるじぇ!)

睦月「食べ物でゲン担ぎでもしてたのか…」

純「は、そういうのは好きだぜ。デジタルより分かりやすい」

優希「ほほう、タコスドロボーは二次より三次が好きか」

純「更に言うとショタの方がいい。心当たりがあったら紹介してくれ」


衣「あーっ! もー! あの呆け者め!」

星夏「なんで敵に塩を送る様な…」

池田「キャプテンがそういう人だってことは知ってるだろ」

池田「だからこそ、私たちが頑張らないといけないんだ…」

純代「勝つしかないですね…」

星夏「勝って、インターハイへ…」

池田「楽しむんだ…夏も、私たちの闘いはこれからだっ!」

未春「華菜ちゃん、それじゃ終わっちゃうからダメだよ?」

美穂子(手が進まない…それに比べて)

優希(イーシャンテン。やっぱり本物には敵わなかったか)

純(タコスロリの手が進んだか。ここは流れを断っておきたい…)

純「ポン…チー」

美穂子(一筒ポンの後にもう一枚の一筒を使ってチー。手は安いけど)

睦月(生牌の南。通れば最低6400…)

睦月「リーチ」

純「そこが出るとはな…ロン」

純「悪いなタコスロリ。流れを持ってかれるのは苦手でね」

優希(こいつ…Sだじぇ!)

純「ロン」

純「ツモ」

純「ロン…よ。どうしたタコス、元気がないな」

優希「う、う…」ジワッ

純「は、なかなか泣き顔も可愛いじゃねーか。もっと見せてみな」クイッ

優希「うあ…きょ、きょーたろー…」

純「彼氏か? 安心しろよ、すぐに忘れさせてやるさ…」


和「私、NTR属性は無いんですよね」

久「ツッコミが居ないから止まらないわねえ」

睦月(これが最後の局…削られ続けるわけには)


咲「…? あの人…」


トン、トン、トン…

睦月(この順で捨てられた牌は全部私の有効牌と、アガリになる牌)

睦月「投げられた牌は――私が、受け止める」

睦月「後の三巡。買い受けます」

純(なんだ? 急に流れが鶴賀の奴に)

優希(このおねーさんもっ…!)

睦月「リーチ」

睦月「…一発ツモ」カッ

『先鋒戦前半終了―!』

優希(一回も和了れなかった…これじゃ、みんなに顔向けできないじょ…)

京太郎「なーにしょぼくれてんだよ」

優希「京太郎…そ、それはタコスっ!」

優希「偉いぞきょーたろー! 至福の瞬間だじぇ!」ハグハグ

美穂子「くす…優しいんですね」

京太郎「い、いやあそんなことは…」テレテレ

優希「……」モグモグ

美穂子「清澄の麻雀部の方は仲が良いんですね、私たちも負けているとは思いませんが…羨ましいです」

京太郎「いやいや、このタコス馬鹿の世話をしてるだけっすよ。って痛っ! 何すんだ優希!」

優希「……呪われたタコスの恨みだじょ」プイッ

京太郎「なんじゃそりゃ…」

美穂子「あらあら」

今日はここまでで。うまいこと下ネタ絡めれず申し訳ない…なんともなんとも。

牌のお姉さんが年下を手取り足取り舵取りする…書こうと思ったら執拗に本番に行きたがるお姉さんができかけたので封印
ちょくちょく再開

『先鋒後半戦、スタートです』

純「タコスより焼き鳥の方が似合ってんじゃねえか?」チャッ

優希「なにおう!」カチャカチャ

美穂子「仲良く仲良く、ね?」チャ、チャ

睦月「個人的には案外仲良さそうに見えますが…」トン

美穂子「まあ…喧嘩するほど仲が良い、のかしら」

純「おう。さっきは可愛がってやったからなあ、タコスロリ」

優希「むがー! ぼっこぼこにしてやるじぇ!」

美穂子「あら? 夕焼けの川原で殴り合いかしら…」

睦月「いつの時代のイメージですか?」


未春「キャプテン、まだ引きずってるんだあのネタ…」

池田「意外と頑固だし。でもそれが興奮材料だし!」

未春「どこをどうすればそれで興奮できるの?」

優希「リーチだじぇ!」

『片岡選手、先制リーチ…おっと龍門渕の井上選手、不可解な鳴きを見せました』

靖子「どうも井上は相手の手が好調か否かを雰囲気で察しているようなフシがあるな」

実況「そんなことが可能なんですか?」

靖子「私には無理だな。できたとしても不可解な鳴きはわからんよ」

靖子「まるで『流れ』があって、それを操っているようだ」

実況「イマイチ理解が追い付きませんね…」

靖子「早い話が、ナンパで確実に成功できるというわけだ。年齢を気にする人には垂涎の的だろうね」

京太郎「なんかいきなり安っぽくなったな…」


「ふえっくしゅ! な、なんか噂とかされてるのかな…」

優希(何もできないまま南入…そういえば、合宿でもこんなことがあったじぇ)


優希「うぅ…ダメだー! この3人が相手だと全然勝てないじょ!」

優希「咲ちゃんはカン材持ってて嶺上和了るし!」

優希「のどちゃんはおもちでイカサマしてるし!」

優希「部長は待ちが訳わかんないし!」

優希「私にもおもちさえあれば…」

久「それじゃあ確かめてみましょうか」

まこ「ほほう。わしも気になるのう」

優希「へっへっへ、おじょーちゃん、いい体してるな」ワキワキ

和「ちょ、ちょっとゆーき? 部長、染谷先輩も…」

和「するならちょっと荒っぽくお願いします!」カッ!


優希(あれ?)

優希「とにかく気合いの入れ直しだじぇ!」カチッ

優希(良い手が入るじょ。チートイ…ドラ3もいいけど、もっと高くいく!)

純(萬子の染めか…なら、そのまま縮こまってな!)

純「リーチ!」

優希「う……」

美穂子(あらあら、縮こまっちゃって…ドラが切れなくて困ってるのね?)

睦月(清澄は萎縮してる、か。こういう時、加治木先輩ならなんて言うかな…)


ゆみ「清澄のは随分縮こまっているな…まるでデリの地雷嬢との事後のようだ」

智美「ワハハ、賢者タイムにはまだ早いぞー」

佳織「?? で、でり? けんじゃ?」

桃子「かおりん先輩が汚れるっす! 実際に見たことないのに、下手なことを言うもんじゃないっすよ…聞こえてます? せんぱーい!」


睦月(あんまりまともな事は言わなさそうだな…)

優希「ばいっまんっ、直撃ドカンだ!」

純「ぐ…しくったか…」

純(いや、このロリよりも問題は風越か。ツキも流れもないくせに、これは…)

睦月(柔和なのに妙に鋭い。何が見えてる?)

美穂子「あらあら」ズズズ…


星夏「出たっ、キャプテンの観察眼!」

池田「相手は丸裸だし! 丸見えのモザイクNGだし!」

未春「華菜ちゃん、ちょっと静かにしよう?」

池田「うにゃ…」

美穂子「ロンです」

純「コイツはっ」

美穂子「ツモです」

優希「あ、あれれ…」

美穂子「ロンです」

睦月「…はい」

美穂子「ロンです。8600」


久「んー。あの顔、どっかで…」トントン

まこ「なんじゃ、コメカミ指で突きおって。探偵かっちゅうに」

久「そうねえ…どこで見たのかしら」

久(素人投稿写真館だったかしら? でもこれを口に出すのは冗談でもちょっとねえ…)

京太郎「なんか分からんが人の名誉に傷をつけんのはグッド! そんな気がする!」

『風越女子、圧倒的リードで先鋒戦終了――!』

透華「あ、あっのっおっんっなー!」ワナワナ

透華「目立ちすぎですわ! 逆転トップなんて私が大好きなシチュエーションですわ!

透華「でも3位なんてあ、り、え、ま、せ、ん、わあああ!」

一「まあまあ、いいハンデだよ」

智紀「…人気投票は、凄い勢い…」

衣「ふん。有象無象の凡弱如き、衣の敵に成りはしない」

衣「……」

衣(同卓に呆け者が少ないとなお上善だが…)ハァ

今日はここまでで。やっと二巻終了もこっからが長い長い。明日は小ネタ更新になりそうです

>>755
京太郎人の名誉に傷付けるの推奨かよwwww

マテパは途中までしか読んでないなあ…しかも最初の方。
ガンガンなら藍蘭ネタ…無人島編? 

>>767 すまん、「傷をつけんのは」は「傷をつけないのは」ってニュアンスで。文字だとイントネーション伝わらんから考えないとだめね

咲「んー全裸になっていいですか?」
加治木「それはズルいぞ!」
池田「ちょっ待つし そんなの私も混ぜろし!」
衣「……グスッ」

想定の三倍を超えるレスに驚愕不可避
エイプリルフールしなきゃ(使命感)ということでif設定バリバリの小ネタ達。性格はこのスレの本編準拠で

京太郎「な、なんだこれ…イチゴのぬるい赤色スパゲッティに、生クリームって馬鹿かよ!」

もこ「……」ムグムグ

京太郎「お前よくこんなの食えるなあ…つーか全部量が多すぎ。食い切れないぞ?」

もこ「……」モグモグ

京太郎「…ちょっと、食ってもいい?」

もこ「……」フルフル

京太郎「そっか、じゃあ交換しようぜ。厚化粧食っていいからさ」

もこ「……」コクン

京太郎「ほれ、あーん」

もこ「んぐ……これ」スッ

京太郎「お、食わせてくれるのか?」

もこ「……処女初体験生出し風スパ」スッ

京太郎「一瞬にして興味がなくなっちゃった」

なお全員は時間的に無理だったもよう。申し訳ぬえ

見てるで

混雑しすぎて上げられないもよう…


京太郎「染谷先輩、これ裏に運んどけばいいですか?」

まこ「おー、悪いなあ京太郎。バイト代も出んのにコキ使って」

京太郎「いいですよこれくらい。いつもお世話になってますし」

まこ「しかし、そうじゃの…そろそろ飯でも作ったるわ」

京太郎「マジっすか? ありがとうございます!」

まこ「ふふん、サービスじゃ。メイドに作って貰えて良い身分、か?」

京太郎「先輩に作ってもらえるだけで嬉しいですよ、料理上手いですし」

まこ「…ったく、アホなこという奴じゃ。ちょっと待っとれ」シュルシュル

京太郎「汚れていいエプロンドレスを脱ぎだす意味が俺には理解できない…」

混雑して全然上げられない不具合。ちなみに女子高に自然に京太郎がいる時はそういうもんだと思っていただきたい所存

豊音「わー、このネックレスちょーかわいいよー」

京太郎「結構安いんですね。お土産に丁度いいかも」

豊音「うん、これなら私でも買えそうだよー。どれがいいかなー」

胡桃「これ! 赤い首輪は?」

豊音「かわいー。どうかなあ?」

エイスリン「コレ! メカクシ」

豊音「わわ、何も見えないよー? きょーたろーくんどこー?」

シロ「…手錠の玩具…」

塞「悪い子達は塞いじゃおうねえ」

京太郎「何してんだあの人たちは…」

豊音「きょ、きょーたろー君…見えなくてちょっと怖いよー…」オロオロ

京太郎「はいはい。ここに居ますから安心してください」

豊音「わ…えへへ、だっこしてあげよっかー?」

京太郎「後ろからハグってこれ立場真逆だよ」

玄「京太郎君! おもちは焼く? それとも煮る?」

京太郎「そーですねー…個人的には煮た方が好きですね」

玄「了解なのです! おねーちゃんは?」

宥「あったかいほうがいい…」ブルブル

玄「じゃあお汁粉にして…はい、できました!」

宥「あ、あったかーい…はむ」ポワワー

玄「京太郎君の分はこれ、お召し上がれ!」

京太郎「ありがとうござ」

玄「おもちの餡子塗りなのです!」プルン

玄「……ふえ、っくしゅ」

京太郎「後でお説教するからさっさと風呂入るように」

京太郎「咲、花見でも行くか?」

咲「ふえ…お花見?」

京太郎「おー。せっかくだし咲いてる内に行こうぜ」

咲「う、うん。でもお弁当とか無いよ?」

京太郎「学食で持てるモン買ってけばいいって」

咲「でも何を見に行くの? 花ってたくさん咲いてるし…」

京太郎「はあ? 花見でアレ以外あるかよ。ピンク色で、花びらが綺麗でさ」

咲「えええ!? で、でも京ちゃんが見たいなら…」シュルシュル

京太郎「いいから桜見るぞ桜! はい脱いだのさっさと履く!」

怜「きょうたろ…どないしよ…なんかもうメンドいわぁ…」

京太郎「またサボリですか? 見つかったら怒られますよ」

怜「体調は悪かったんや…でも、一人で寝てたら膝が恋しゅうて恋しゅうて…よよよ」

京太郎「清水谷先輩に知られたら逆に一週間禁止になるんじゃないですか?」

怜「なんちゅー地獄や…世も末やね」

怜「ところできょうたろ、膝貸してくれへん? 返さんけど」

京太郎「ダメです…ところで先輩」

怜「うあー、もうダメや…なに?」

京太郎「さっきからまたスカートとセーラー服が裏表逆なんですけど」

怜「……」

怜「あほー! きょうたろのエロー! 見るなー!」ダダダッ!

京太郎「おおう、超はええ…あ、ドジっ子がこけた」

京太郎「んー…これくらいですかね?」

ハギヨシ「いえ、角が立つくらいというのはこの程度ですよ」

京太郎「じゃあこっちの焼き具合は?」

ハギヨシ「こちらは十分でしょう。衣様も透華お嬢様も喜ばれるかと」

京太郎「なんで俺がこんなことを…」

ハギヨシ「いいではないですか。校内新聞の罰、でしたか?」

京太郎「エッセイとか無理ですよ。けどお菓子作りは意外と…」

ハギヨシ「こちらは才能がおありですよ。パティシエを目指されるのも一つの道でしょうね」

京太郎「そっすかねー」


智紀「……いい」キラン

京太郎「照さんどこ行ったんだマジで…」

京太郎「あんだけ動かない、ついていかない、飛んでる風船を追わないって約束したってのに」

京太郎「くそっ、いくらなんでもこんな夢の国ではぐれたら洒落にならないって」チラッ

迷子センター

京太郎「…いや、いくらなんでも」チラッ

京太郎「あの背丈、あの服でこの場所はさすがに」チラッ

京太郎「……お邪魔します」


子供「おねーちゃん、つぎはなにしてあそぶのー?」

照「はやり体操…」

照「……あ、おむかえ」パァッ


京太郎「めっちゃ馴染んでた!」

穏乃「きょーたろー! 暖かくなったし山行こうよ山!」

京太郎「山登り? 準備がたりねーって」

穏乃「行こーよ! 行こーってば、行こー!」

京太郎「ええい鬱陶しい…人の周りをグルグル回るなって。バターになるぞ」

穏乃「ならないならない! なっても京太郎に食べてもらうからへーきへーき!」

京太郎「怖いわ!」

穏乃「あはは! はっ、はー、疲れてきた…」

京太郎「アホかっての。ほらハンカチ、汗拭いとけ」

穏乃「ありがと! うあー、ベトベトしてて脱ぎにくいっ!」ヌギヌギ

京太郎「ほほう、君はハンカチで全身を拭えるとでも?」

淡「ねーねー京太郎ってばー」

京太郎「重い。圧し掛かるな、濡れたバスタオルのままでいるんじゃねー!」

淡「だって暑いんだよ? こないだまで寒かったのにさー」

京太郎「あのなあ、濡れたモンのままだとその分体温下がるぞ? まだ夜は涼しいんだから風邪引くからな」

淡「そーなんだ」

淡「じゃあこうするね」バサァッ!

京太郎「そーじゃねーだろ服を着ろ服を!」

洋榎「なんでやねん」

京太郎「何がですか」

洋榎「男と女が二人で出かけるってこれデートやろ?」

京太郎「そっすかね。部活の合間の買い出しですけど」

洋榎「ててててて、手とか繋ぐんか!?」

京太郎「それだと荷物持てないんで…」

洋榎「腕か!? うううう腕絡めるんわまだ先や! 無理やー!」

京太郎「荷物に加えて余計腕重くなるんで…」

洋榎「……ッキ、ス…とか…」ツンツン

京太郎「眩しいなーこの人」

セーラ「へへっ、俺の勝ちやな!」

京太郎「うへえ…やっぱ勝てないっすよ」

セーラ「麻雀で俺に勝ったら最強やん? 無理無理、諦めときやー」

京太郎「はー…なんだったら江口先輩に勝てますかね」

セーラ「うーん? 勉強は選考外として、体動かすんも俺のほうがなあ」

セーラ「いっそ京太郎が受けになるか?」

京太郎「何言ってんすか…ちょっ、なにそれ、にじり寄って来んな!」

セーラ「何って備品(ペ○パン)やん。ええやろ? 俺からツッコんだるで?」

菫「須賀、居残りか?」

京太郎「弘世先輩、お疲れ様です。せっかくなんでやっておこうかなあって」

菫「すまないなわざわざ…手伝おう」

京太郎「ありがとうございます。つっても後は雑巾がけくらいですけどね」

菫「そうか…ん? 須賀、水が汲んできてないぞ」

京太郎「ありゃ忘れてました。すぐ汲んで来ますよ」

菫「いや、それには及ばん」

菫「さっきコーヒーをがぶ飲みしたところでな…」

京太郎「その足の間のバケツをいますぐ蹴り飛ばしてやる」

マホ「先輩!」

京太郎「ん? えーと和の後輩の…」

マホ「マホです! ええと先輩は」

京太郎「俺は京太郎。ちなみに上の名前は」

マホ「知ってます! ガースー先輩です!」

京太郎「もし笑ったらデコピンするからな?」

マホ「あうぅ…ところで先輩」

マホ「和先輩が、先輩の黒光りするキョーチャンが立派だって言ってました」

マホ「マホも見てみたいです!」

京太郎「よーし先輩同級生を叱っちゃうぞー」

春「……」ポリポリ

京太郎「お、黒糖か。俺にもくれよ」ヒョイッ

春「……人の物をとったらどろぼう」

京太郎「へいへい、すんませんでしたー。うめーうめー」

春「……」プイッ

京太郎「ありゃ、怒ったか? すまん、悪かったよ」

春「別にいい…」ポリポリ

春「どろぼう…」ポリポリ

京太郎「根に持ってるのか?」

春「……恋どろぼう……」

京太郎「ほい、肉まん。これで良かったのか?」

ハオ「ええ。おむすびもいいですが、こちらの方が食べごたえがある」

京太郎「そうかあ? まあどっちでもいいか。メインは桜だし」

ハオ「…綺麗ですね。ここを通るたびに驚きますが、今日は何故か格段と綺麗に感じます」

京太郎「満開だからな。今日が一番の見ごろだからじゃないか?」

ハオ「いえ…今日は、いつもの違う点がありますから」

京太郎「ふーん。ちなみにどんなとこだよ?」

ハオ「ここですよ」

京太郎「…胸? おもちか?」

ハオ「ご名答。今日は胸が、一段と熱いんです」


ハオ「小さめの肉まんを二つ入れてきましたからね」

京太郎「そりゃ熱かろうよ」

憩「いらっしゃーい…あれ、京太郎君。どないしたん~?」

京太郎「いや、ちょっと風邪気味っていうか。荒川先輩はここで何を?」

憩「保健室の先生が席外しとってなー、その代わり」

京太郎「はあ…ちょっと休ませてもらっていいですか?」

憩「ええよー、そっちのベッドがあいとるから使ってな」

京太郎「すみません。それじゃ失礼して…」

憩「失礼しますー」モゾモゾ

京太郎「ちょっ、何入ってきてるんですか!」

憩「んー? 仮病で授業サボった京太郎君に授業したろかと思って」

憩「ほ・け・ん・の・じゅ・ぎょ・う」

京太郎「おやすみ」

憩「あれー?」

竜華「京太郎、怜がこっちこんかった?」

京太郎「あっち走って行きましたよ。途中でコケてました」

竜華「はあ…あのアホ。見つけたら説教や」ストン

京太郎「姐さん、追わないんで?」

竜華「ここで広い心見せたるんが任侠っちゅうもんや…ま、私も休憩や」

竜華「怜への罰はどうしようかなあ…京太郎、ちょっとこっち」

京太郎「はい?」

竜華「こっちこっち、今日の膝枕は怜には売ったらんわ。京太郎で売り切れにしたるー」ポンポン

京太郎「その何故かスカートをめくろうとしてる手を離したらいいですよ」

竜華「ええやん、美少女の生肌やで?…あーん、行かんといてー」

智紀「……」カタカタ

京太郎「沢村先輩、お菓子作ったんですけど食べます?」

智紀「もらう…」

智紀「……」ジーッ

京太郎「? どうしたんすか?」

智紀「須賀君は…好きな人、いる…?」

京太郎「珍しいっすね先輩からそういう話。今はいないですね」

智紀「そう…」

智紀「無自覚から始まる恋も、あると思う…」

京太郎「そうですか? まあそれも悪くないかも」

智紀「……!」コクコク

京太郎(なんだろう、いつもより凛々しい表情だけど)

京太郎(嫌な感じがする…!)ゾクゾク

いちご「うーん、どっちにしよか…」

京太郎「佐々野先輩、お悩みですか」

いちご「あ、いいとこに。どっち食べたらいいと思う?」

京太郎「ミルクレープとガトーショコラ…先輩はどっちが好きなんです?」

いちご「ミルクレープ…でも久しぶりにガトーショコラも…」

京太郎「じゃあ俺がガトーショコラ食べるんで、先輩はミルクレープにしましょうよ。半分こで」

いちご「ええの?」

京太郎「先輩のためなら全然いいっすよ!」

いちご「そんなら両方とも食べたい…」

京太郎「唐突すぎるワガママも可愛いなぁ!」

生徒会役員共の原作読んでてミスコンとかネタになるのが結構あった

憧「京太郎ー、あんたご飯どうすんの?」

京太郎「学食かね…憧は?」

憧「私も学食。穏乃と一緒に行くけど、あんたも行く?」

京太郎「おー、行く行く。丁度いいや、レディースランチ買ってくれよ」

憧「またぁ? あんたほんと好きねー、ホントは女の子なんじゃない?」

京太郎「ええ、わたくし京子と申しますの…どうだ?」

憧「キモ。ついてこないで」

京太郎「ひでえ…穏乃はもう行ってるのか?」

憧「教室まで来るって言ってたけど…ああ、この足音」


穏乃「憧ーっ! パンツなくしたーっ!」


京太郎・憧「「そういうことは大声で言わないのっ!」」

京太郎「服着て下さい」

初美「えー、ちゃんと着てますよー?」

京太郎「肌蹴るの域を超越していることを着ているとは言いませんから!」

初美「じゃあいっそ脱いじゃいましょうかー? それなら逆に健康的ですよー」

京太郎「このロリ巫女め…これでどうですかっ!」

初美「あ、あららー? これ、京太郎の学生服では…」

京太郎「ほら、ボタン締めて…ぶかぶかだけど、これで一安心ですね」(達成感)

初美「うー、うー…」

初美「……うー」

>>894実をいうと手元に役員共が半分しかない件…またブックオフ行かないとね

実をいうと実家になら思春期、あかほん、家庭教師揃ってる件。もちろん残りの役員も…
今手元にあるのは役員半分とぷちたんだけなのでね…

白望「ダル…」

京太郎「背負われている分際で何言ってるんですか」

白望「勝手に背負ってるだけ…」

京太郎「あのままほっといたら、部室で泊まるつもりだったでしょう?」

白望「……」

京太郎「夜は電気切られるんですから、寒くて過ごせないですよ」

白望「そんときは自家発電で…」

京太郎「それで電力賄えたら革命だよ」

白望「だる…」

おいどうすんだこれ収拾つかねえぞ

煌「ふんふんふーん」

京太郎「花田先輩? 先輩も花見ですか?」

煌「おやおや京太郎君。奇遇ですね」カシャ

京太郎「ですねー。それカメラですか? 格好いいっすね」

煌「ほんの趣味ですが。良い物を撮りに来ました」

京太郎「ああ、桜が綺麗ですからね。満開で」

煌「それもいいですね」

京太郎「っ、と。風も強いなあ…ねえ花田先輩」

煌「ッターチャンスッ! 女子高生のパンチラッ! これは売れる…!」カシャカシャ

京太郎「SDカード引っこ抜きますよ」

>>901エイプリルフールということでひとつ…

桃子「私、影薄いっすね…」

京太郎「何を今更」

桃子「燃え尽きちまったっすよ…ツッコミに」

京太郎「あー…気づきにくいもんなあ」

桃子「今日は全部京太郎に任せるっす。私は消えるっすよー…」

京太郎「ちょっ、面倒くさいこと押し付けんな!」ガシッ

桃子「あーうー、揺らさないで欲しいっすー」


ゆみ「む、モモはあそこか」

智美「ワハハ。モモの居場所は京太郎がいないと分からないからなー」

はやり「みんなー! こんにちはっ☆ 牌のお姉さん、瑞原はやりだよっ」

京太郎「……」

はやり「今日は京ちゃんのハートに、一発ドカン! 役満で虜にしちゃうからっ☆」

京太郎「……」

はやり「もうっ、そんな目でお姉さんを見ちゃメッ、だよ?」プンプン

京太郎「……」

はやり「そんな目で見られたらお姉さん、上や下から涎垂れちゃうっ!」ゾクゾク

京太郎「帰りてえ…」

宥「さ、寒いよぉ…」カタカタ

京太郎「春の陽気すら無意味か…宥先輩」

宥「な、なに?」

京太郎「これどうぞ。ブラックコーヒーですけど、さっき買ったからまだ温かいですよ」

宥「ありがとう…ん、んぅ…」

京太郎「苦かったですか?」

宥「う、うん…でも温かかった…」ポワポワ

京太郎「まだアイスコーヒーには早いですよね」ゴクン

宥「……」

宥「あ、暑くなってきちゃった…?」パタパタ

京太郎「うわ、真っ赤ですよ先輩。そんなに熱かったかな…?」

姫子「京太郎、部長がどこにいるか知らなか?」

京太郎「部長ですか? なんか用があるとかで帰りましたけど」

姫子「そうなん? どうしようかな…暇になっちゃった」

京太郎「俺も帰りますけど」

姫子「そいならウチも帰ろうか…あ! もしかして放置プレイのフリやった?」

京太郎「微塵にも思ってないんで安心してください」

姫子「だめ! ウチには部長ていう人が…」

京太郎「どうでもいいんで」

姫子「でも実は京太郎にビシバシされるのも好きかも…」

京太郎「もう帰れよ」

今日はここまでで。今日の分はキャラの性格以外は全部今後に関連しないのでご安心。
ただの単発小ネタですのだ

ちょいちょい再開…が、本編ストックが無いのでまずは番外からで。

洋榎「なんやねんなんやねんなんやねん!」

絹恵「どないしたん、おねーちゃん」

恭子「主将がそこまで慌てるなんて…わりとありますね」

漫「うぅ…落書きはいやや…」

由子「騒がしいのよー」

洋榎「そんなことはええんや! それより男や男!」

恭子「はあ? また訳の分からん…」

洋榎「何が姉妹の面白いほうやっちゅーねん! あれか、時代は胸か! おっぱいかっ!」

洋榎「告白の手伝いってアホか! 何が悲しくて知らん男子が妹に告白する手伝いせなあかんのや!」

洋榎「ちょっと期待したやんか! どうやって断ればメンドくならんか考えちゃ悪いかアホ!」

洋榎「はー、はー…」

洋榎「それでやな」

由子「もう分かったからそれ以上口を開かなくていいのよー」

絹恵「予選も近いし、練習しよか」

恭子「それじゃ四位抜けで次主将入って下さい」

漫「が、頑張りますよ!」

由子「負けないのよー」

洋榎「こらあああ!」

絹恵「うわっ、うるさいわお姉ちゃん集中途切れるから…しっしっ」

洋榎「当事者のはずの妹が冷たいてどういう事や!」

洋榎「うちかてなあ、うちだってなあ、男の一人や二人…」

由子「ほほー、それは是非聞きたいのよー。主将の男遍歴はどんなのかしらー?」

恭子「あー、知りたいですね。無茶苦茶興味ありますわーほんまに」


洋榎「えっ」

洋榎「い、いや…うちもアレやし…そう、とっかえひっかえや!」

由子「凄いのよー。すると30人くらいとはヤってるのー?」

洋榎「や、ヤって…? お、おう! ヤりまくりや! 100人くらい!」

絹恵「ぶふっ…く、くく…それじゃあお姉ちゃんは、ヤリマンビッチやね?」

洋榎「ヤリ?? そうやな。超ウルトラヤリマンビッチや」

漫「げほっ! ち、ちなみに何人くらいなら同時に相手できるんです? 2P? 3P?」

洋榎(P? そういやゲームは2Pプレイとか言うか)

洋榎「相手は(麻雀なら)3人やから…4Pはいけるやろ」

恭子「っあ、ぐふ…くふふっ」カタカタ


恭子「さー、今度の予選がんばろかー」

「「「おー」」」

洋榎「なんやねんなんやねんなんやねん!」

次は本編で。亀の頭並みの進行速度…

星夏「キャプテン! お疲れ様です!」

貴子「言うだけはあるじゃねーか。よくやったよくやった」

美穂子「ありがとうございます。みんなも、残りを楽しんで打ちましょう? 例え相手が魔物でも、最後に勝つのは私達なんだから」

未春「キャプテン、これ…清澄と鶴賀の牌譜です」

池田「その2校の牌譜、ネットに無かったから部員が録画から起こしてくれたんです」

美穂子「徹夜作業だったでしょうに…ありがとう…」ポロポロ

美穂子「ごめんね…私がこういうことできればいいんだけど…」ホロホロ

星夏「キャプテンが機械オンチな事、みんな知ってますから!」

美穂子「ワープロくらいしか使えなくて…」

純代「人差し指で、直接入力が限界ですからね」

池田「人差し指で直接タッチ入力だし! 奥まで突き入れられるし!」

未春「強く押し込んじゃうとキーボード壊れちゃうからダメだよ?」

池田「え、あ、うん」

末原ちゃんのカタカタは丸分かりの嘘で笑い堪えてるの?

純「途中までぶっちぎりだったのに…あの女腹立つ!」

一「あの人去年もうまく透華を抑えてたからね。相手を使うのがホント上手だよ」

透華「まったくもう、男らしく負けを認めなさいよ」

衣「ふふん、弱者ほどよく吠える。衣は吠えたことなんてないけど」

智紀「取り返す…」

純「好き勝手言いやがって…まあ、楽しかったよ。またあいつらと打ちたいな」


純「あのタコスロリもなかなか美味そうだし」ジュルリ

衣「とーか、一の手錠を貸せっ」

睦月「ただいま戻りました」

智美「ワハハ、削られたなー」

睦月「う…すみません」

ゆみ「気にするな。風越のキャプテンと、他校を飛ばした龍門渕の先鋒。むしろ十分だろう」

佳織「わ、私、打てるかなぁ…」

ゆみ「あまり固くならなくていい。経験者達の胸を借りて楽しんでくるといいさ」

ゆみ「おっと胸を借りると言っても物理的な意味じゃないぞ。私は興味ないがいわゆるパッドの相手には失礼だからな」

智美「ワハハ、でも佳織が一番胸が大きいかもなー」ワキワキ

ゆみ「そうなると妹尾の胸を相手に提供すべきか…」スック

佳織「あわわわわ」

桃子「適当な理由付けてかおりん先輩の服脱がすのはやめるっすよ! むっちゃん先輩も見てないで手伝うっす!」

睦月「疲れたから少し休んでから…」

桃子「なんなんすかそのマイペース! 先輩達も、はーなーれーるーっすー!」

優希「たーだーいまー」

久「お帰り。よくやったわね、大健闘だわ」

優希「ぁ……う」

和「……咲さん、須賀君。飲み物でも買いに行きましょう」

咲「え?」

京太郎「おう。ちゃっちゃと行くか」ガシッ

咲「え? え?」ズルズル


和「ゆーきは気が強い子ですからね。同い年の私たちの前では泣けませんから」

咲「それで出てきたんだ」

京太郎「ま、喉が渇いてるのもホントだしな。適当に買ってってやるか」

和「もしかしたらゆーきは…須賀君に慰めてもらうのがいいかもしれませんね」クスッ

和「でもゆーきはサイズが小さいですから、ちゃんと準備しないとダメですよ?」

和「私の時は無理やりでいいですけど」ハアハア

京太郎「人が見直した瞬間に逐一落とすのは理由でもあんの?」

『決勝次鋒戦! まもなくスタートです!』

和「染谷先輩の試合が始まりますね」

京太郎「俺は控室に戻るけど、二人はどうする?」

咲「ん…ちょっと眠たいかも…」クシクシ

和「そうですね…朝も早かったですし、仮眠室に行きましょうか?」

京太郎「りょーかい。部長達には伝えとく」


咲「わ、シーツも綺麗だしふかふかだよ」

和「誰もいませんね…」シュルシュル

咲「合宿に次いで二回目だね、一緒の部屋で寝るの」ヌギヌギ

和「あ、本当にシーツ気持ちいいですね。胸に触れると愛撫されてるみたいです…勝ちましょうね」

咲「うん、着てない解放感がいいよね…絶対に勝って」

咲&和「全国へ!」

「あれー? 先客いるじゃん」

「うっわ、マジだ。クソみたいなペンギンもあるし」

「イタズラしてやろっか」

「…こいつら、なんで全部脱いでんの?」

「さあ…頭の栄養、全部胸に行ってんじゃない?」

今日はここまでで。ちょっとずつ、ちょっとずつ進む感

>>947 その通りということで

実はこのSSは僕の7年間の遠距離恋愛がベースになっています。
もちろん、秒速5センチメートルと絡ませるためや特定を防ぐために、無理やり時系列や場所、内容はいじっています。
でも各キャラの言い回しなどは当時のをそのまま使っています。そしてこのSSに登場するキャラにも全てモデルがいます。
ちなみに男はSSの内容を盛り上げるためにモテる設定でしたが、僕は一度も告白されたことがありませんし、
告白したのも小学生の時からずっと好きだった幼馴染のモデルになっている女の子に中学の時に告白をしたのが唯一です。
そしてこれからもずっと死ぬまで好きでい続けたい子もその子です。
ちなみにイケメンのモデルの奴も本当にあんなくそ野郎で幼兄のモデルになった人にボコられました。

じゃあ何でこんなことを蛇足で書くかというと、『あの映画』だけが遠距離恋愛の結果じゃないということを知って欲しかったからです。
すごく上からな発言になってしまっていますが、『距離』に負けなかった『二人』が少なからず実在するんだってこと、
そしてその『距離』に勝つためには、このSSでもキーワードになっていますが、『想いをちゃんと伝え合うこと』、そして『大事な二人だけの約束を交わし、果たすこと』、
これが『距離』に勝つために大切なことなんじゃないかということを僕の実体験をもとにこのSSで皆さんに伝えたかったからなんです。

以上で蛇足は終了です。気分を害された方がいたら本当に申し訳ありません。
でもこれから、遠距離恋愛に挑もうとしている方、もしくはすでに途中の方、そして遠くに好きな人がいる方になんらかの考えるきっかけになればと思っています。
また、あの『秒速5センチメートル』という映画には僕自身とても考えさせられました。確かに僕もあの映画を見て凹みましたが、「あんな結果にならないためにも」と、遠距離恋愛に絶対に負けないという気持ちが逆に強くなったきっかけにもなりました。
そのおかげで僕は7年という年月を乗り越えて彼女と一緒になれました。なので、皆さんにもそういう風にあの映画を捉えてもらえれば、あの映画を見たことも決して無駄ではないと思えるのではないかと思います。

では長々と書いてしまいましたがこれで本当に本当に終わりです。ここまで読んで頂いて本当に本当にありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774:さん   2016年09月14日 (水) 23:14:45   ID: wG9aKjpD

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