京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」 (1000)

咲の本編を下ネタ交じりに進めていくだけのスレです。時に小ネタ、番外も

※非安価進行

※京太郎が中心になります

※キャラが下ネタ連発。「○○はそんなこと言わない」可能性が大なので注意!


まとめwiki
http://www59.atwiki.jp/45451919/pages/1.html


前スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402058080/)

過去スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395322283/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396471849/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397911601/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399279453/)

京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400497226/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403526346

清澄高校
須賀キョータロー
麻雀部員。年相応も、残念ながらギャランドゥは夢のまた夢。

宮永サキ
麻雀部員。放置で繁み。寝癖は直し忘れても処理は怠らない。お手入れフリーは夢のまた夢。

原村ノドカ
麻雀部員。鍾乳洞の石の如く無毛地帯。剃毛プレイは夢のまた夢。

片岡ユーキ
麻雀部員。照らして目を凝らせばギリギリ。オトナに近づき複雑な心境。

染谷マコ
麻雀部員。濃くも無ければ薄くもなく。お酒を注いで遊んでみれば、ちょっと自己嫌悪。

竹井ヒサ
麻雀部長。毛質は強いが本数、範囲は少な目。ついついお風呂で抜くと痛くて涙目。


阿知賀女学院
新子アコ
麻雀部員。産毛よりはちょっと太め。とりあえず2,3日に一度お手入れ中。

高鴨シズノ
麻雀部員。砂漠に残る僅かな雑草。薄いし狭くてパッと見分からず。全然気にしていない。

松実クロ
麻雀部員。濃い目で太め。伸びるのも早い。毎日長さも含めて小まめに整える。

松実ユウ
麻雀部員。濃いけどごく短くて柔らかい。あったかそうな玄が少し羨ましい。

鷺森アラタ
麻雀部長。薄くて短いが範囲が広い。数日に一度の処理。三角形の比率はボーリングのピンと同じ。

赤土ハルエ
麻雀顧問。しっかりばっちり。長さも範囲も処理はきっちり。触り心地を追及。

龍門渕
天江コロモ
麻雀部員。トゥルットゥル。柔肌もちもち。

龍門渕トーカ
麻雀部長。どちらかというと銀に近い薄い色。わりと下の深いトコまでばっちりと。週一で処理。

井上ジュン
麻雀部員。無いのが僅かな悩み。しかし面倒くさくないので微妙な気持ち。

沢村トモキ
麻雀部員。さらさらヘアー。放置すると葦のように長くなる。面倒なので言われるまで放置。

国広ハジメ
麻雀部員。毎日剃刀。ゾリゾリ感が好き。処理後のローションのスッとするのも好き。


鶴賀学園
蒲原サトミ
麻雀部長。薄くは無いが短くて生えてる間隔が粗い。未処理だが、クリームを塗って処理っぽい雰囲気を出すのが好き。

加治木ユミ
麻雀部員。剛い。濃い。範囲も広い。ほっとくと後ろまで。さすがにガッツリ処理した二等辺三角形。

東横モモコ
麻雀部員。影の如く薄い。手触り良好。灯りが当たると光って見えて最高とはゆみの談。

津山ムツキ
麻雀部員。しっかりしていて下から撫でても元に戻る。艶やかな烏の濡れ羽色。

妹尾カオリ
麻雀部員。小麦畑。わさわさしてるが不思議と毛並みは揃って清潔感。やわらかーい。

風越女子
福路ミホコ
麻雀部長。うすーい金色デルタ地帯。長さも揃えて枝毛なし。キューティクル。

池田カナ
麻雀部員。猫っ毛。くるんくるんだから一回剃った。そしたら更にくるんくるんに。

吉留ミハル
麻雀部員。ちょっと黒に近い色。ぽしょぽしょの擬音が似合う程度。範囲を超えた部分は剃る。

文堂セイカ
麻雀部員。不毛地帯。子供っぽくて気にしてるけど、池田よりは楽そうでホッとしている。

深堀スミヨ
麻雀部員。範囲は狭いけど長め。整える必要が無い程度に整っている。

久保タカコ
コーチ。ほぼ皆無。大人として育毛に励むか凄く悩んでいる。


白糸台
弘世スミレ
麻雀部長。縦に長ーい。しかしそれだと濡れると気持ち悪いので、基本全剃り。

宮永テル
麻雀部員。下の方に集中。放置するとアマゾンに。風呂場は戦場。

大星アワイ
麻雀部員。濃い目長い目の真っ金金。横から見ると膨れて見える。全然気にしない子。

渋谷タカミ
麻雀部員。お茶葉のように濃くて短い。新芽程度の柔らかさ。夏が近づくと処理。摘むと痛いのでさすがに剃る。

亦野セイコ
麻雀部員。ツルリと光る。合宿では照から親の敵のように見られて超ビビる。

千里山高校
清水谷リューカ
麻雀部長。ストレート、黒。範囲はちっちゃく洗濯バサミくらい。黄金比率。

園城寺トキ
麻雀部員。触ると滑る。ちょっとだけコンプレックス。産毛くらいは…と日々悶々。

江口セーラ
麻雀部員。固い。切ったりすると断面で痛いので、基本未処理。ちょっと横に広いけど普通に隠れる程度。

船久保ヒロコ
麻雀部員。固さ、太さ、長さとも平凡。しかし真ん中から左右に分かれる癖っ毛。隠せない。

二条イズミ
麻雀部員。びっしり覆う範囲だが、薄くて普通に透ける。とりあえず三角形にしているが、雑。


新道寺女子
白水マイル
麻雀部長。産毛。狭い。処理の必要なし。温泉では隠す。

鶴田ヒメコ
麻雀部員。放置するとガッツリワサワサ結構長い繁み。部長とのプレイを夢見て自己処理の日々。

花田キラメ
麻雀部員。密度はそれなり。蒸れるので夏場は剃る。冬場は保温効果のために放置気味。

安河内ヨシコ
麻雀部員。可もなく不可も無く。長さだけ揃えている。先端の方だけ縮れている。

江崎ヒトミ
麻雀部員。凄まじい癖毛。指が通らないレベル。夏前に全剃りせざるを得ず、なんもかんも体質が悪い。

プロ勢
小鍛治スコヤ
女性プロ。短くやわらかく。最近になってきっちり形も整えている。

戒能ヨシコ
女性プロ。産毛が上に長い。プレイで無くなる場合もあるのであんまり長く伸びたことが無い。

藤田ヤスコ
女性プロ。綺麗に生えそろっている。芸術品。剃るに逸れず、プレイは封印中。

三尋木ウタ
女性プロ。若草萌ゆる。隅田川のような川筋へと収束していく二等辺三角形。ちょっと真ん中へ向かって伸びる癖がある。

瑞原ハヤリ
女性プロ。無毛カッコカリ。日々の手入れで、さも無いように。万一放置すると誰よりも濃くてモジャ。

野依リサ
女性プロ。ふんわり広がる柔らか毛質。猫の額ほどの土地。

福与コーコ
女性アナ。薄い黒が短く揃う。手抜きなのに綺麗で手入れ無用。

針生エリ
女性アナ。広がり気味で縮れが強め。見せる相手が居ないので若干手入れを怠り気味。

前スレが終わったら使用していきます。

野郎の事情なんて考えても仕方ないからね、仕方ないね。
前スレ>>1000は明日にして、今日はあと、家出のどっち(パクリ)を落としてみたい希ガス。

和「あのう須賀君…正座しないといけませんか?」

京太郎「スカートを直した直後にM字を取ろうとしたお前を、俺は信用できん」

和「そうですか…いえ、命令されて強制されるのもいいんですけどね」

京太郎「ほんっとタダでは転ばないっていうか、そもそも転ばないよな…」


京太郎「……」ペラッ

和「……」ペラッ

京太郎「あ、そうだ和。俺ちょっと薬局行ってくるわ」

和「そうですか。家人でない私が残るのもなんですし、一緒に行きましょうか?」

京太郎「別にいいって。和が変な事するとは思わないし」

和「ふふ、ありがとうございます。信頼に違わないよう気を付けますね」

京太郎「ああ。それじゃ行ってくる」スクッ

和「あ、それと須賀君」

京太郎「ん? なんか欲しいもんあるか?」

和「欲しいというより…赤でお願いします。青はあまり好きじゃありませんので」

京太郎「ワックスだよ! 言葉足らずで悪かったですぅ!」

和「…あら? これは洗濯物でしょうか」

和「畳んでありませんね。皺になってしまうでしょうか…」

和「ここはお礼代わりに畳んでおくのが良いかもしれませんね」

和「それとも、体で返すべきでしょうか…どうしましょう。初めてなんですが」ウーン

和「…ここで悩んでも仕方ありませんね。とりあえず畳むとして…あら?」ペローン

和「これはパンツ、というよりトランクスですか。大きいですね」マジマジ


京太郎「いやー…さすがに財布忘れるとか、少しビビったわ」ガチャッ

和「あ、須賀君」

京太郎「……和?」

和「いえ、これはトランクスの履き心地を確かめようかと思いまして。スースーしてなかなか良いですね」ハフゥ

京太郎「咄嗟になんも言えないのは久しぶりだなー…とりあえず脱げ、いや脱ぐな! 俺が出てくまで絶対脱ぐなよぉ!」

京太郎「あ…そろそろ時間ヤバイな。和、飯どうする?」

和「私はなんでもかまいませんが…須賀君は何かありますか?」

京太郎「いや何も考えてないけど。肉じゃがとか作ろうかね」

和「素敵ですね。お手伝いします」

京太郎「いや、別にいいって。人んちのキッチンって使い慣れないだろ?」

和「そうですが…泊めて貰う立場ですから」

京太郎「俺にとってはお客さんって立場なの。いいから待っててくれよ、できたら呼ぶから」

和「はい…ありがとうございます」



京太郎「うしっ、それじゃ醤油に砂糖、みりん…味の素もいってみるか。こんなもんだろ」

京太郎「おーい和、悪い、待たせたなーってうお!? すげえ綺麗になってる!?」

和「あ、須賀君。洗面所に掃除道具があったので、各所お掃除させてもらいました」

京太郎「お、おう…すっげ、埃の一つもないぞ…隅から隅まで綺麗になってるし」

和「ええ…隅々まで綺麗にしたんですが、トレジャーの一つも見つからなくて」ガックリ

京太郎「うーん何しとるんじゃと言いたいけど、ありがたくてなんとも言えん…!」

今日はここまででー。明日は本編進めて行きたい所存。
見られていてもパクっていく蛮勇…いかんでしょ(迫真)

前スレ>>1000
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/23(月) 23:45:42.53 ID:YjegvlY60
これはいい京とーか

>>1000なら松実姉妹と混浴



京太郎「家族風呂?」

玄「うん、うちの旅館に作ったんだけど一般の人の入り心地とか聞きたいなーって思って」

京太郎「それなら憧達とかでいいんじゃないですか?」

宥「憧ちゃんたちは…もちろん誘ってあるけど…男の人の感想も欲しくて…」

玄「大人の人からは色々聞けたけど、私達くらいの人の感想も欲しいのです!」

京太郎「なるほど…それなら協力しますよ」

玄「ほんと!?」

京太郎「玄さんと宥さんにはいつもお世話に…」

玄「じゃあ私も撮影のために一緒に入るね!」ムフー!

京太郎「なってなかったかもって思っちゃうなー」

京太郎「へー、これが新しい家族風呂か…結構広いなあ」

玄「五人家族でもゆったり入れるようにしたもん。その分、部屋数は少ないけど」

宥「眺めも…いい場所だから…ちょっと高めだけど…」

京太郎「でもこれなら払う人いますよ。家族風呂でこの眺望なら最高ですし」

玄「えへへ。それじゃあ湯加減の方も確かめてみて?」

京太郎「ういっす…あ、そこまで熱くないんですね」チャプン

玄「うん。お子さん連れは熱すぎると入りにくいし、少し長めに楽しんでもらえるかなって」チャポン

宥「あったかいのは…大浴場で…」チャプ…

京太郎「ふー…天気もいいし、いい気分っすね」

玄「そうだねー」

宥「はふう…」


京太郎「ツッコみたくなかったけど…なぜここにいる」

玄「えへー。京太郎くんが入ったのを見計らって来ちゃった!」

宥「水着だから…セーフ…?」

京太郎「うーん、こんなこともあろうかと水着を着てきた自分を褒めちゃうぞー」

玄「ふあー…あったかいねー…」ヌクヌク

京太郎「夏なのに、結構入ってられますね。もうすぐ夜だからかな」

宥「あったかくない…」ブルブル

玄「おねーちゃん! こうすればあったかいよ? 京太郎君と手を繋ぐ!」ギュッ

宥「わ…ほんとだ…」ギュゥッ

京太郎「ええい…ま、いいですけどね」

玄「ね、もうちょっとだけ入ってよっか」

宥「あったかーい…」

京太郎「へいへい」


玄「お客様、お湯加減はどうでしたかー?」ホカホカ

京太郎「すっげー気持ちよかったっす。思ってたより良かったですよ」

宥「わあ…やったね玄ちゃん…」

玄「うん! 思ってたより良かったなんて…名器扱いされちゃった」エヘー

京太郎「名器ってそんな適当なもんかよってかそんなこと言ってねえ!」

玄「けど…ほんとに気持ちよかった? お世辞とかじゃないよね?」

京太郎「いや全然違いますよ。マジでガチです、こればっかは嘘なんて欠片もないですからね」

宥「そうなの…? でも…」シュン…

玄「手を抑えて隠せないようにしたのに、おっきくなってなかったよ?」シュン…

京太郎「気持ちよさのベクトルがちげーだろぉ!?」

1000リクここまででー。次は本編透華よー。
桶でネチョネチョの水を作ったりマットを敷いたり押し付けたりしようと思ったけどくっそ長くなるので全カット。

恒子「さあいよいよ試合再開! 次鋒戦の選手たちが対局室に揃いました!」

恒子「今まさに、争いのゴングが鳴らされようとしています!」

健夜「争いっていうか、戦いのゴングなのかな…?」

恒子「あ、なるほどー。今まさに性戦のゴングが鳴らされようとしています!」

健夜「待って、私が悪かったからちょーっと待ってね…」ガシッ

恒子「ありゃ? なにはともあれ、次鋒戦スタートです!」


泉「よろしくお願いしますー」

美子「よろしくお願いします…」

菫「よろしく。失礼、お茶だが置かせてもらっても? 対局中には飲まないから安心してほしい」

宥「あ…私も…もしよければ…」プルプル

菫「ほう? なかなか気が合いそうだな」

宥「はい…」

泉「それは構いませんけど…」

泉(コーヒーのボトルはわかるとして、なんで空のペットボトルまで…嫌な予感、あたらんといてくれんかなあ…それに)チラッ

美子「……」ボーッ

泉(多分こっちはツッコミとちゃいそうやし…)

照「ただいま…」パタン

淡「おかえりテルー、マスコミの解放早かったねー。それ何持ってるの?」

照「まだ準決勝の途中だから…これは、売店で売ってたお菓子福袋。中身は不明」

淡「わー、なになに? 見せてー」

尭深「お茶を淹れます…」

照「……これは」ガサゴソ

淡「おおー、おもちプリンだ! テルーもこれくらいあったら良かったのにってあいたぁ!」

照「…お菓子に罪は無いけど、人間の言動には罪がある」

淡「うぅー…レベル100じゃまだ人間レベルかー」ガックリ

照「何のレベル? 頭?」

尭深「先輩、おもちプリンということでミルクを入れました…急だったので少しだけですが」ポッ

照「要らない気遣い…なんで顔を赤らめる?」

誠子「宮永先輩がいると楽でいいな、うん」

淡「でも今回はあれ使わなかったんだねえ」

尭深「あの…ギチギチギチっていう…」

照「そんな音はさせた覚えがない…それに今回の相手は手ごわくて、使いどころが難しかった」

誠子「それなら決勝でも封印ですか?」

照「いや…決勝ではやってみる。それはそうと…」

誠子「ああ、千里山の人なら栄養失調ってことでした。点滴打って安静にすれば大丈夫って、運営から」

照「そう…それなら良かった…」ホッ

誠子「ええ。それにしても随分気にしてますね、宮永先輩」

照「…当然」

照(花田煌の影響は少なかったはず。体調が悪いのはそのせいじゃないと思うけど…)

照(とても心配…)ソワソワ

淡「テルー? どしたの? 新たな力の目覚め?」

照「相変わらず脈絡のない中二…」

晴絵「玄、始めるよー」

玄「あっ、はいっ!」

憧「何やんの?」

晴絵「ドラゴン復活の儀式。前から昔の牌譜をチェックしてたんだけど、玄がドラ捨てるとしばらくドラが来なくなるんだよね」

晴絵「でもって、またドラ体質になるまでには、ある程度の局数を打つ必要があるっぽいわけ。4人打ちじゃなくて3人、2人でもいいらしい」

憧「つまり、決勝戦までにたくさん打ってドラローを復活させるってことか」

晴絵「そそ。更に基礎雀力を上げられれば一石二鳥ってことよー」

穏乃「じゃあ私も手伝うよ! 玄さんにはもっと強くなって欲しいし!」

憧「ちょ、ちょっと待った! 晴絵が言ってたでしょ、大事なのは局数。人が多いと回るのが遅くなっちゃうってば」

穏乃「あ…そっか…」シュン

晴絵「穏乃の気持ちは十分だよ。今回は単なる効率で遠慮してもらうだけ」

晴絵「局数はイキ回数と違って、4Pより2Pの方が効率的だからね…」

穏乃「なるほど…」ウンウン

灼「はるちゃーの言うとおり…」ウンウン

玄「なるほど! 納得しました!」ウンウン

憧「こりゃー四面楚歌だわー。だいぶ前から知ってたけど」

ちょいと本編はここまででー。申し訳。
ほんのちょっとおまけというか、書いたわ良いけどもったいないので…

ひどいかぜ。

茶色の髪。ツーサイドアップっていうのか、束ねた髪の一房を手に取ってみる。
…うん、いい感じの匂いがする。どこか頭がグラつくようで、何かを考えることもできなくなるような…

「きょ…たろ…だめっ、アンタ風邪なんだから…!」

耳を打つのは遠い声。ほとんど胸の中と言っていいくらい近くにいるのに、なんでこんなに遠く聞こえるんだろう。
必死…いや、焦りか? 余裕のなさそうな真っ赤な顔の中で、瞳が揺れている。

「やっ…だ、ぁ…そんな嗅がないでよ…」

身体がだるい。力が入らなくて、壁にもたれかかるみたいな体勢にならないとシンドいと来た。
自然と顔は憧の髪に埋まって、呼吸の時には外気を通すフィルターみたいになって。肺を通じて、頭の中が全部憧で占められていく。

「ふきゅっ…! あ、熱いよ京太郎…お、重い…きゃっ!?」

壁に突いた手にも力が入らなくなってきた。朦朧とする意識に伝わってくるのは、柔らかい肩の感触。
思わずしがみつくけれど、一緒にバランスが崩れてしまったみたいだ。

「京太郎…? 京太郎! 大丈夫!?」

ああ…なんか、腕も動かない。ダルすぎて目を開ける事すら億劫だ。
下半身は固い床に投げ出されたのか、ズボン越しでもえらく冷たい感覚。
上半身は柔らかくて暖かい。枕に埋めた顔が、熱い。けれど…心地よかった。

「…大丈夫、今しず達に連絡したから…このまま、休んでて」

声が遠い。もう、何を言ってるのかも曖昧で。
ただ、頭の後ろに回された腕が、優しくて気持ちよかった。

ちょっと風邪っぽいのは分かってた。様子がおかしいのも、分かってた。

「京太郎? ちょっと大丈夫? 調子悪いならもう帰った方が」

話してる途中から、どんどん顔が赤くなって、目が座り出して。
とにかく心配になってそう言った直後だった。

「憧」

乱暴に、顔の横に突き立てられた腕。壁と京太郎の間に私を閉じ込めるようなそれ。
突然すぎて、何がなんだか分からなくて。それでも顔を見れば、普通じゃないことは分かった。

「いい匂いがする…」

ダメって言っても耳を貸さなくて。定まらない視線が私を見つめるのが、少し怖かった。
どんどん息が荒くなって、体ごと私に押し寄ってくるから逃げられなくなった。
…きっと、逃げようとは思ってなかったけれど。上も下も、目の前も。目に入る全部が京太郎で占められていった。

「ごめ…ん、だめだ…」

耳元で吹きかけられる声。ゾクゾクと背筋を走る感覚に気を取られて何を言ったのかは分からなかったけど、多分、ごめんとかそういう言葉だったんだと思う。
だって、その直後に押し倒されたんだから。

「う……」

抱きすくめられるように倒されて、顔を胸に埋められた。男の人の体重は私には動かせなかったけれど、そもそも病人を押しのけようなんて思わない。
……もしかしたら、病気じゃなくても…なんて思ったりはしないけど。
とにかく、誰かが大変な状況ほど、自分は冷静になるもので。京太郎の熱が上がっていて意識が朦朧としてるのが分かると、落ち着いてしず達に連絡できた。
ここまで来るのにそう時間はかからないはず。それまでに出来る事なんて、残念だけど私には分からなくて。
ただ…少しでも京太郎が楽になれば。そう思ったら、自然と私の腕は京太郎の頭を抱きしめていた。
もう少しだけ、って思いながら。

読みにくい・状況不明・雑。
今日はここまででー。なお今週はちょいといそがすぃーので金土日の更新は無しで。すんまそん

おもちでサッカープレイは激しすぎんよー。ボールは友達、丁寧に扱おうね。
それじゃ本編透華よー。

友達の頭なめるくらいなら問題ないよな!
に見えた

晴絵「ま、もしドラが戻ってもさっきみたいな連携ができるかわかんないけどねー」

玄「はい…」

憧「あれは凄かったからね。ホント、勇者御一行VS大魔王って感じ」

穏乃「新道寺の花田さんが鳴いて王者の一発とツモをトバして」

灼「千里山の園城寺さんが最後の牌を掴ませた…」

晴絵「玄のためってわけじゃないけどね。それでも、悪いもんじゃなかったでしょ?」

玄「はい…二人とも、宮永さんを止めるために無茶をしてくれたから、私も捨てられたんです」グスッ

憧「…そっか。それでドラを捨てる覚悟を持てたってことね?」

玄「? ううん、ドラ自体は別にいつでも捨てられたよ?」ポケーン

憧「……ん? じゃあ何を捨てたわけ?」

玄「おもち」

憧「…………ん?」

玄「おもちの大きさへのこだわり。どんな大きさでも愛でる、そんな大きな心を私は手に入れたから…」ガタン

玄「それが例え、あんこの入ってない生八つ橋でも。私は…私は…!」ハアハア…!

憧「ちょ…これが晴絵の言ってたやつ!? みんな何逃げてんの!?」

玄「はふぅん…憧ちゃんのぺったんおもち、はーはー…柔らかそうなのです…」ジュルリ

憧「んなななな…さっさとドラ戻す作業に戻らんかぁ!」ベチン

玄「あうっ…あれ? 赤土先生、穏乃ちゃん、灼ちゃん、憧ちゃん…どうしたの? そんなに離れて」

晴絵「いやーなんでもなんでも。良いもん見れるかと思ったけどダメかー」

穏乃「よーし、宥さんの応援しなきゃ!」

灼「頑張れ…」

憧「はー…はー…これ、奈良帰ったら体力付けないとヤバいわね…運動しよ」

泉(園城寺先輩は2位を盤石にするより白糸台との差を詰めた…監督も言ってたっけ。トップを目指せって)

泉(とはいえ、ここは2位を取って今年の白糸台を研究、決勝で勝つほうがええはず)

泉(1位を取るより3、4位にならんよう立ち回るほうがずっとやりやすいやんな)

泉(とりあえずは阿知賀が聴牌気配やし、店じまい…)トン

美子「ロン。3900」

泉「はっ?…あ、はい。すんません…」

泉(なんやこれ、待ちが悪いわけでも分かりやすい手でもない…点差にも構わずリーチをかけんって)

泉(いや…なによりこの人、さっきから表情が読めん…ポーカーフェイスかと思ったけど)

泉(ボケかツッコミかが全然分からん…! 両方っちゅう感じでもないし、どういうことや!?)


哩「ああ、千里山はツッコミか。なら分かったな」

哩「その子…美子はピュアと違う。けどボケでもツッコミでもなか、イマイチどっちにも染まらん子」

哩「ツッコミかボケかで見極めようとすると、痛い目見ると…!」

――東二局――

美子「ロン、2600」

菫「はい」

泉(また!? そんなん染めた方がええんちゃうの?)

菫(一昨日とはまた違う感じだ…どうにも分からないな)

菫(ここは、一発ヌいておくか)グッ

菫(おっと…いかんいかん、つい下に手が伸びてしまうな)フフッ


『おーっと弘世選手、テンパイだが待ちが悪いほうを取ったぞー!?』

『寄せていくんでしょう』

『え? 胸を? 今日のすこやんみたいに?』

『ちょっ…悪いの!?』

『あ、ごめん。ほんとごめんね』


照「小鍛治プロも大変だ…」

淡「あはー、テルーは寄せまくっても谷間ができにゃひー」

照「ほっぺたもちもち…花田煌といい勝負」グイグイ

淡「わひー? ほほはへはー」


『それで少しずつ待ちを寄せていくんですよね、いずれ出る当たり牌に』

『それが白糸台の弘世選手の特徴ですね。狙った相手からの直撃を狙っているのがよく分かります』


憧「よくあの直後に真面目に話を戻せるわよね、このプロとアナ」

泉(ここで白糸台が狙うとしたら新道寺やんな)トン

菫「ロン。8000」パララ

泉(ってこっちかい! そんなん考慮しとらんよっちゅーに…)


『出たぁ! 相手を射抜く一閃! 白糸台のショーツシューター!』

『その噛み方は認めないよ!?』


哩「…このアナウンサーは。頭が痛うなってくるばい…」

姫子「部長部長」ツンツン

哩「ん?」

姫子「私のショーツは部長だけの物ですから…きゃっ」モジモジ

哩「いや、姫子だけのもんだから」

煌「いやー…私も選手たちのショーツをシューターしたいですねっ!」

哩「花田はそのカメラを仕舞い」

泉(弘世菫…ここは最下位の新道寺をトバして抜けるんと違うんか?)

菫(私はトバすよりトバされる妄想の方が抜けるが――今は決勝での勝率を上げるため、他の3校を見ておく)

泉(ていうか3位か…阿知賀が2位。ここは何としても巻き返さんと…くそっ、あてが外れたわ!)

――東四局――

泉(次狙われるのは阿知賀のはず…って!)

美子「ツモ! 1300、2600」

泉(また新道寺!)

泉(わからん…今和了る瞬間にようやく気配を感じたけど、どっちかっちゅーとボケ…?)

泉(前に姫松とやったときのピュアともちゃうし、気配が掴めん!)

宥(安河内さん、今までと違う打ち方…それに、雰囲気が浮動的…)

菫(2回戦の後に新しい打ち方を身につけたか? 狙いにくい…Mとしてはあまり相性は良くなさそうだ)

泉(それにこの二人も…そういえば、自分以外は3年生か…)ゴクリ

泉(しかもツッコミと違って二人は確実にボケ…)

泉(いやいや、何ビビってんの! こっちも清水谷先輩みたいなの相手にしとるんや)

泉(ビビんな! やったる!)


菫「む、いい気迫じゃないか。ヤってやるという気迫が良い感じだ」フフ

宥「わあ…あったかーい…むずむずする…」モジモジ

泉(平常心や、平常心)

今日は本編ここまででー。短くてすまんこ。
ついでにおまけの>>164



和「須賀君? 寝ているんですか?」

京太郎「ぐう…」

和「あら…けれど、このままでは暑くないでしょうか」

京太郎「すぴー」

和「そうですね…ふふ、須賀君の頭。少し重いですが意外と膝にぴったりですね」

和「あら? やっぱり汗が。けれど困りました…ハンカチは今持っていないのですが」

和「……そうですね、ここはひとつ。少し頭を上げますね…」

ペロ…

和「ん…しょっぱいです。それでも臭くありませんね…よく汗を流してるからでしょうか」

京太郎「んん…う」

和「汗、引きませんね。それじゃあ…少し、待っててください」シュルッ



京太郎「うーん…なんか変なんだよなあ」

和「どうかしたんですか?」

京太郎「いや、部室で寝てたんだけどさ。寝苦しくて汗びっしょりだったんだよ」

和「夏ですからね。ですが、寝苦しいのは仕方ないのでは?」

京太郎「それが服はびっしょりなんだけど…顔とか首は、そんなでもないんだよな」

京太郎「なーんか甘い匂いもするし…気のせいかなあ」

和「そうなんですか。少し不思議ですね」

和「そう言えば…私も、汗で下着が濡れてしまいました」ポッ

京太郎「聞いてねーけど話振った俺が悪かったですぅー」

今日はここまででー。なおサッカーボールの先端に汗を感じてアレなことになっちゃう和はキンクリのもよう。

>>180の空白部分はキンクリしたと言ったな。書いちゃった。どうしよう。
とりま本編透華よー。

――南一局――

泉(よし、絶好のイーシャンテン! これでとりあえず)トン

菫「ロン。2600」

泉(またこっち狙いか…! 弘世菫、とんだドSや!)

菫「……」ゴゴゴ

菫(ううむ、またS扱いされている気がする。困ったものだ)ハア…

宥「……」ジッ


晴絵『宥、温室当番? インハイ近いし代わってもらえばいいのに』

宥『ここあったかいので…それに、色んな花があって見ていて楽しいですし…』

晴絵『そっか』

晴絵『花ビラの形は人それぞれだからね。世界に一つだけの花ってかー』タハハ

宥『くすっ…それに、もう一つ菊の花もありますから…』

晴絵『それもそうだ。いやーさすがだね宥』

宥『視聴覚室、久しぶりに入りました』

晴絵『DVD鑑賞とかで使わんの?』

宥『再生履歴が自動で残っちゃうので…今日は何を?』

晴絵『うん。これ、去年の白糸台次鋒の弘世菫。決勝まで行くなら必ず当たる相手だよ』

晴絵『昔の犬…ツテを使って代表校の牌譜と映像は集めてある。彼女の右手に注目してみて』

晴絵『どう? 分かった?』

宥『え?』

晴絵『ほら、右手と人差し指が一瞬数ミリくらい後ろに動く』

宥『んー…わかりません』

晴絵『ちょっと拡大するよ』

宥『んー…』ジッ


宥『なんだかモジモジしてます…』

晴絵『うん、対局前に結構コーヒー飲んだらしい。ジンクスなのか分からないけどね』

宥『いえ、そっちの方が集中できるからだと思います』

晴絵『ありゃ、分かっちゃうんだ』

宥『あ、分かりました。今ちょっと動きました…』

晴絵『この動きの直後、弘世の視線が僅かに動く。その視線の先が狙われる相手だ』

晴絵『視線だけだと分からないけど、手の動きも含めると狙いがわかる』

晴絵『見たとこ傾向としてはS…文字通り食指が動くのかもしれないね』


宥(って赤土先生は言ってた…)

菫「……」キッ

宥(次のターゲットは、私だ…素直に和了りに行ったら簡単に射抜かれてしまう)

宥(だから動きを変えて、相手をかく乱する…)トン

菫(…かわされた? 偶然か…?)

宥(まだ、一発じゃだめ。すぐに2発目が来る…でもその時は弘世さんも無理をしてるから…)

菫「…」トン

宥(隙がある…!)

宥「ロン。12000」

菫(何…? この、阿知賀の松実宥…!)ジッ

宥(やっぱり…弘世さん、この人Sじゃない。表面上はSに見えるけど…)

菫(かわされたうえに振り込むなんて…まるで手玉に取られている感じだ)

菫(滅多にないことだが…もしかしたら、私より…?)ゾクゾク

泉(マジか…まさか一時的にでも弘世菫を超えるなんて)

泉(くそ…弘世菫も今の振り込みで妙な雰囲気出しとるし、このままじゃ置いてかれる…!)

菫(もう一度試してみるか。これでダメなら――)キッ


菫(さあ、その牌のはずだが…)

宥(これもダメな牌…)トン

菫(またかわされた…!)トン

宥「ツモ。2100オール」

菫(な…やはり弄ばれている感覚がする。この、どこかMっ気をくすぐる感覚…!)ゾクッ

菫(もっとたくさん…いや、これ以上は点を失いかねない。もう少し様子を見るべきか)

菫(焦ることは無い。長い時間を掛けて感じさせてもらうとしようか…)フフッ


照「ねえ…菫にクセとかあったかな」

淡「クセ? さあー、そんなの知らないし気にしたことないけど…あ!」

照「なに?」

淡「私はあるよー、ついつい前世からのクセで封じられた紋章のあった場所を」

照「もし菫に癖があるなら、それを突き止めれば…」

誠子「休憩時間に伝えられますね」

尭深「ちなみに私の性癖は…」

照「クセは訊いたけどヘキは聞いてない…」

美子「ロン。3200」

菫(相変わらず分からないな…気配が無いのとはまた違うせいで、かえって聴牌がわかりにくい)

菫(とはいえ、私だって普通に打って弱いわけじゃない)

菫(ナメられたままってのも癪だ!)

菫「ツモ! 1600、3200!」

菫(いや、舐められるのは一向に構わないんだが…肝心のツッコミは)チラッ


泉(くそ…2回戦までとは全然違う。ボケてるのは分かってるのに、どんな風にボケとるのか分からん!)

泉(ツッコミもテンパイもできん…この人たちから和了れる気がしーひん…!)

泉(最速で、全力前傾で和了りに向かってるのに…!)


菫(私をSと思ったまま。それでは的確なツッコミは望めないな)

宥(千里山の二条さん…大丈夫かな。焦ったらうまくツッコめないと思うけど…)

美子(…喉乾いたなあ)

ちょっと本編ここまででー。一個小ネタと…薄いネタでもいいですかね?

小ネタ


洋榎「おかーちゃんただーまー」

絹恵「お姉ちゃん力抜け過ぎやで。ヌくのは自家発電だけにしとき」ヤレヤレ

洋榎「? うちってソーラーパネルやったっけ」

雅枝「はいはい、アホなこと言っとらんと着替えてきーや」

洋榎「ほいさっさー。ん? おかーちゃんその荷物は何なん?」

雅枝「ああ、これか。明日から埼玉に出張言うたやろ。その準備や」

洋榎「そーやっけ? それなら明日は絹と二人かー」

雅枝「カレーは作っとくけど、帰ってくるのは日曜の夜やさかいに足りんかったら適当に買い」

洋榎「ほいほい合点承知の助ー」

雅枝「…そこで自分で作るくらい言えれば、男もできそうなもんやけどな」ハア…

洋榎「ううぇっ!? ななな、なに言うとんねん! そんなんいらんわ!」

雅枝「おーおー真っ赤になりよって。お、今度東京行った時に男漁ってきたらええわ。そうしとき」

洋榎「うー…お、男の一人くらい…」

絹恵「お待たせ、ってお姉ちゃんまだ着替えとらんの?…どしたん?」

洋榎「な、なんでもない……それより絹! おかーちゃん明日から埼玉に出張やて!」

絹恵「あー、そういえばそんなこと言っとったなあ」


絹恵「埼玉から指名なんて大変やなあ。デリバリーの範囲広すぎとちゃう?」

洋榎「? おかーちゃん何か届けに行くん?」

雅枝「絹もこれさえなければな…晩飯はから揚げや」

「「勝ち組やー!」」

雅枝「まだガキか…男ができるんは先の話やな」

>>180の行間。IF。IFったらIF。勢いだけやでー



須賀君の額に滲む汗。よくよく見れば、頬、首筋、目元…あちこちが汗でしっとりと濡れています。
おそらく首元から胸にかけても同じなんでしょう。シャツの下に来た下着が、色を変えているが分かります。

「今、拭いますね…」

そっと布を当てて、横へとスライドさせて。あまり付けていなかったブラですが、たまたま付けてきたときにこんなことがあるなんて…いつどこで役に立つとは分からないものです。
額を右から左へ、髪の根元まで軽く押し当てて。パフのように軽く当てながら鼻筋、目元、頬を撫でていくと、次第に須賀君の表情がやわらいでいきました。

「気持ちいいですか? 私も…気持ちいいですよ」

それなりの時間をかけたせいか、内側は須賀君の汗を吸ってじっとりと湿っています。
戸惑うことなく付けてみれば…十分その感触は伝わって。

「っ…あ、んっ…」

乳首を包むのは冷えた湿り気。まるで口に含んで舐められているような…そう思うだけで、背筋が張って腰が震えるのが分かります。
たっぷり数分…もしかしたら、数秒かもしれませんが。気づいた時にはもう、荒い息を須賀君に吐きかけていました。
目と鼻の先にある、須賀君の顔へと。

「ああ…ごめんなさい須賀君。また、汗が滲んでますね…」

嘘です。いえ、確かに首筋の分は残っているのですが、顔はもう拭き取った後。私の目線は須賀君の顔の各所へと向いていますから、そんなわけがないのだけれど。
そっと浮いた腰から、私の手は躊躇も無くショーツを引き抜いていきます。
…よかった。まだ濡れてはいないみたいです。

「濡れてたら、拭けませんからね」

もう、生唾の嚥下を止めることもできません。クロッチの部分を裏返して綺麗なことを確かめて…本当に、おろし立てて良かった…首筋へとあてがっていきます。
思ったより汗が多くて、丁寧に拭った時にはもう、クロッチに染みができるほどで。
再び裏返し、足に引っ掛けて。脱ぐときとは裏腹に私の手は震えてうまく上がってきません。
…ええ、これは恐怖だとか、そんなものではありませんから。

「んっ…! くぅ…ふあ…っは、あああ…」

ちゅぷ、と音がしたような…錯覚でしょう。けれど、確かに聞こえたような気がして、足腰からは力が抜けて。
腰を下ろした勢いでクロッチが、私の、大事な場所へと押し付けられて。
全身を駆け抜けるピリピリとした感覚に耐えきれず、背筋が反り返ります。そんなこと、しようと思っていないのに。
舌で舐められたような…なんて考えると、ドロドロと熱いものが滴になって落ちていく。

「あっ、あっ…あああ…ひぃ…」

口から漏れる声は甘く、甘く。一人で慰める声とは違って、弱弱しい甘さに満ちていました。
息を整えようにも気持ちが高ぶったままで、無意識に揺れる腰がクチュクチュと、汗の感触を味わおうと必死になっているのが滑稽に思えます。

「んっ、んっ! あ! あああああっ…!」

大きく一度、肩が震えるのが合図。波が引いて、息を整えるまではじっとしているべきでしょう。
そっとショーツの裾を引っ張ってみれば…確認するまでも無く、須賀君の汗はそれ以上の液体と交じり合ってとうに分からなくなっていました。

「ふふ…ごめんさい須賀君。須賀君には伝えませんから…私みたいな、変態の気持ちは」

隣で眠る須賀君の唇に、軽く口づけを。
迷惑にしかならない気持ちを隠すように、須賀君の唇を真新しいティッシュでぬぐいました。
さて…起きる前に、やらなければいけないことは…

というわけで今日はここまででー。本編じゃこんなことしないですよ?多分
そんでもって明日から日曜まで更新なしでー。申し訳。また月曜に、

みんな良く覚えてるな…俺なんて次スレ行ったら前書いてたこと忘れちゃうのに…

久「清澄高校麻雀部部則、ひとぉーつ…」

咲「ぴっぴっぴ」

和「ぱふぱふぱふ…」

京太郎(口で言うのか…つか部則なんてあったっけ?)

久「ツモった牌が一筒だった時はー…人差し指で優しく! ちく○と思って撫で付けなさい!」

京太郎「引いた牌バレッバレじゃん!」

豊音「きょっおたっろくーん!」ガバッ

京太郎「うおっと、と。なんですか姉帯先輩、また後ろから」

豊音「えへー、これ見てよー。頭あたま!」

京太郎「頭って…なぜ犬耳? 帽子はどうしたんですか?」

豊音「胡桃ちゃんがねー、似合うってつけてくれたんだけどー…似合うかなあ?」

京太郎「良いと思いますよ。背が高いから大型犬っぽくてかわいいですし」

豊音「そっかぁ、そうなんだ…えへへ、わんわん!」グイグイ

京太郎「う…」

京太郎(ちょっと重いけど言ったら失礼だよな…よし、ここは)

京太郎「姉帯先輩、おすわり!」

豊音「! わんっ!」ペタン

京太郎(ノリいいよなあ…しかしまた、なんか言ってほしそうだし)

豊音(次は何かなー、お手かなー? まだかなー)ワクワク


ガチャッ

塞「ふー、お待たせ。掃除当番が長引いて…」

京太郎「あ」

塞「……塞ぐか」パキポキ

塞「なるほど、それでおすわりしてたと…そこ! まだ正座する!」

京太郎「はい…」

豊音「わー、京太郎君も一緒におすわりだねー」ニコニコ

塞「トヨネもそれ外していいんじゃない?」

豊音「えー? でもかわいいよー。そうだ、さえも付けてみたら? 京太郎くんがかわいいって言ってくれるよー」

塞「なっ…そ、そんなの…っていうか須賀君はそんなこと言ったの!?」

京太郎「あ、いや、勢いで」

塞「勢いって…ふぅん、須賀君は勢いだけで女の子に可愛いとか言うんだね」ジトッ

京太郎「つい本音と言うかなんといいますか…」

豊音「え? えへへ、そっかぁ…京太郎君ありがとー」ダキッ

塞「ちょっ、トヨネもそろそろ離れないとダメだってば!」ガシッ


胡桃「ごめんトヨネ、尻尾見つかったよ!」

エイスリン「オシリニ、サシコムタイプ!」

白望「ダルい…ちょっと太かった…」ヒリヒリ

塞「全員そこに正座ぁ!」

京太郎「はー…臼沢先輩も厳しいっすねー」

豊音「あはは、でも一番みんなのこと見てくれてるんだよー」

京太郎「そうですね…」

豊音「うん。それより、私ほんとに可愛かったかなー? ウソとかじゃないよね…?」

京太郎「はは、そこで嘘つく意味ないですって。全部本音ですよ」

豊音「そっかあ…それじゃあ京太郎君、わたしね…京太郎君のペットになってもいいよ…?」モジモジ

京太郎「へっ?」

豊音「えっと、ね…」



豊音「胡桃ちゃんたちに聞いたんだけど、オナペットっていうんだってー。女の子じゃないと駄目なんだって」

京太郎「ええいあの三人は…」

涎に濡れた舌が、赤く膨れ上がった先端を撫でる。恐る恐る舌を伸ばしながらこっちを窺うのが可愛くて、つい手が伸びてしまう。

「あ…えへへ、わふぅ…」

長い髪を梳くように。軽く耳の裏を撫でるようにしてやると、心地よさそうな声で鳴く。
そのまま手を頭の後ろに当てて引き寄せれば…意図は理解できたようで。赤くなりながらも、舌を伸ばし始めた。

「んっ、れろ、ちゅ…ふあ…固いねー…」

根元から先端へ。下から上へ。時々落ちてしまいそうになる滴を舐めとりながら、飽きもせず舌を這わせる。これが本当に美味しそうに、嬉しそうな顔をするから、つい意地悪を言いたくなるんだ。

「ほら、舌出してくださいよ」
「うー…こ、こう?」

戸惑いつつも従う先輩は、本当に犬みたいだ。無防備な顔から伸びた舌にはトロリと唾液じゃない粘液が光っている。
分かっているのかいないのか…ああ、そろそろ急がないと、みんなが来るよな。

「それじゃ、一気にいきますよ…しっかり咥えてください」
「うん、垂れたらもったいないもん。頑張るよー」

そう言って、開けた口に頭から咥えこんでいく。
さすがに言わなくても十分で。ジュプジュプと水音を立てながら舌を激しく動かし、同時に顔を上下させて。

「んぐっ、んぶ…じゅるっ、んんんんっ!」

ひどく汚い音。涎と交じり合った粘液を啜りたてる、下品な音が部室に響く。みんなが居ないうちにこんなことしていいのか…そう、思わなくもないけど。

「よしよし…最後まで零さずいけましたね。よくできました」
「もー、大丈夫だよー。すっごく美味しいんだよー?」
「いや、俺は苦手ですけどね…」

にこにこと笑う先輩は本当に嬉しそうで、チロチロと覗く舌先が艶やかに光っている。
今の今までしていたことを、心から喜んでいた。

「それじゃみんなが来るまでに片付けましょうか。見つかったら大変ですし」
「そうだねー。じゃあ窓開けておくね? 匂いはしないと思うけど、念のためー」

胡桃「…ミルクアイスの匂い!」

白望「二人で食べてた? 私にも…」

塞「匂いはともかく、ゴミ箱に捨てたらバレバレだよ?」

京太郎「はは…意外とみんなが来るのが早くて」

豊音「ばれちゃったよー」

エイスリン「ンー…キョータロ! ワタシニモ!」

京太郎「へいへい。みんなの分も買ってきますから、ちょっと待っててくださいね」

胡桃「ゆっくりでいいよ」


エイスリン「アト、ヨニンブンダカラ、ジカンカカリソウ…」ワクワク

白望「濃度が薄いかも…しかたないか…」

胡桃「やっぱり急いで! 一回につき三往復半で!」

京太郎「臼沢先輩、あとはよろしくおねがいします」ピシャッ

塞「あ、逃げた!」

今日はここまででー。透華しないと言ったな、あれは嘘だ。
明日は本編でもいきたい気配。

書いてる時はかき氷アイスで周りが練乳でコーティングしてある奴でした。
何の因果かミルクアイスと言いだしよったので伝達力不足で申し訳。みなさんも気を付けて、ちゃんと残さず口に出しましょうね。お口に。

紳士が集まればジェントルな会話になるのは自然の摂理(確信)。人間下ネタが無いと生きていけないもんね。
そいじゃ本編透華よー。ただし短い可能性

恒子「次鋒戦終了―! シードの二校が大きく失点する形になりました!」

健夜「白糸台は先鋒が稼いで後はキープというのが主ですから…千里山は実力を発揮できなかった印象ですね」

恒子「ははあ、やはり本命は宮永選手と。ドンペリ入ったらあとはキープ対応…さすが白糸台! ヤリ手だぁー!」

健夜「失礼だよ!?」


泉「…おつかれさま、でした」

菫「お疲れ。さっきも同じ挨拶してたぞ君」

泉「え、ホンマに? すいませんボケに付き合ってもらって…」

菫「ふ、構わないさ。ただ私は天丼よりも親子丼の方が好きだがな…」フフッ

宥「私は…姉妹丼のほうが…」

菫「ほう。やはり姉妹で食べて欲しいのか?」

泉「そーゆーのちゃうし!」

美子「私は牛丼が好きなんですけど…」

泉「そっちさんは普通のボケかい!」

菫「牛丼も中々いいじゃないか。ウチのメンツじゃ難しいが…阿知賀ならできそうだな」ジッ

宥「うーん…でも、それだと姉妹丼と変わらないから…」

菫「ふふ、それもそうだな。いや済まない、忘れてくれ」キリッ

泉「この二人はどこまでもボケ倒してくるし…!」


照「……」

淡「テルー? 頭押さえてどしたのー? 目から絶対遵守の力が芽生えそうなの?」

照「それならまずは菫の下ネタを封印する…ごめん千里山」フゥ…

泉「はー…しっかし、敵わんなぁ…」フラフラ

セーラ「よ。なんや帰れへんのか? いやー俺も去年はそうやったなー」

セーラ「先輩達に合わす顔がなくてなー」ガシッ

泉「う…はい、すみませんでした…」

セーラ「まあでも、そーいうもんや。帰ったら罰ゲームやで」

泉「うえっ!? う、うす…ちなみに、何するんですか…?」

セーラ「そら泉、世にも恐ろしいことやで。具体的にはなぁ…」

泉「……」ゴクリ


セーラ「……フリッフリ着せられて、写真撮られんねんで」ボソッ

泉「うげっ!」

セーラ「その後はなんかカツラ付けられるわ、水着にされるわ、ポーズ取らされるわ…」

泉「うわぁー…キッツイっすよそれ…」

セーラ「ま、ゆーても? 泉には来年と再来年があるしリベンジしたらええねん」

泉「でも、先輩たちは今年しかないのに、私は…」

セーラ「バッカやな。そやからがんばるんやろ」フッ

泉「先輩…」


泉「なんでトランクスなんですか!」

セーラ「お? なんやスカートん中見たんか。スケベやなー」

泉「いやいや! スカートの下からはみ出てますやん!」

セーラ「えー、ダメかー?」

泉「なんでそんな不満タラタラな顔ができるんですかぁ!」

憧「おっし、じゃあ行ってくるわ」

灼「引き締めて…ふんどし」

憧「んなもん付けてないわよ!」

穏乃「頼んだふんどし憧!」

玄「頑張ってねふんどし憧ちゃん!」

憧「アンタらもノんなっての!」

晴絵「憧やーい。江口セーラは二回戦より強いから気をつけてねー」

憧「んー? 分かってるって。それじゃ行ってくるから」

晴絵「……憧」キリッ

憧「…な、なに?」

晴絵「…いや、やめとくよ。頑張ってきな!」

憧「なによ、言われないと余計気になるじゃない! 早く言いなさいっての」

晴絵「…じゃあ言うけどね」キリッ…


晴絵「ふんどしは相手が萎えちゃうから、自宅用にしたほうがいーよー」ヘラッ

憧「ごめん、やっぱ言わないでくれたほうが良かったわー。次からは私も気を付けるから、うん」

憧「……」テクテク

憧「あ、宥姉! 凄いじゃんド安定! 地区予選からずっとプラだもんねー」

宥「憧ちゃん…今日は赤土さんのおかげだよ…?」

憧「晴絵もこういう時は役に立つのよねー…ま、私も宥姉に負けてらんないし。ちょーっと失礼」

ギュウッ

宥「え、な、何…?」オロオロ

憧「頑張った宥姉を暖めてんの…ってのは嘘だけど」

憧「宥姉の勝ち運をわけてもらおうかと思って…」

宥「いいけど…私のでよければ…」ギュッ

憧「ありがと」ギュッ


宥(…そーっと、そーっと)ドキドキ

憧「言っとくけどお尻触ったら引ん剥くからね」

宥「ひぅっ…」サッ

美子「ただいま戻りましたー…」

煌「すばらでしたッ! お相手の千里山の方の顔、なかなかそそるお顔をされてましたよっ!」

姫子「あーやって悔しがる気持ち、よーく分かっと…そこから一皮むければ、めくるめく快楽が!」ハフゥ…

哩「あー…よくやった。こげん点数ば取ってくれれば、私らも楽になっと」

美子「それならよかったです。それとこれ…」

哩「ん? これは…ペットボトル?」

美子「はい。白糸台の弘世さんが、口が広いからおすすめだと…」

哩「ゴミはゴミ箱へ捨てとき!」

姫子「……」ドキドキ

煌「……」ワクワク

哩「姫子! 興味ありげに見つめんと! 花田もそんなシャッターチャンスはなか!」

菫「ただいま。なかなか楽しめたよ」

照「おかえり…何か言うことは?」

菫「ん? そうだな…ああ。一つ報告がある」

淡「おおっ! なになに? ちょーほー機関から? えふびーあいだ!」

尭深「それはCIA…ちなみにABCだと別の意味があるよ」

照「アルファベットの羅列に意味は無い…それより、報告って? 相手の特性…阿知賀の人?」

菫「ああ、阿知賀の松実宥もなかなかの逸材だったよ。気が合いそうだ」フフッ

照「なにそれ悪夢…いいから、報告は?」

菫「ん。そうだったな。実はだな…」


菫「対局中は意外と我慢できてしまったせいで、そろそろなんだが…」ブルブル

照「トイレはトイレでする…! まわれ右!」

菫「…そこの隅じゃダメか?」

照「その確認の時間が無駄の極み…!」

今日はここまででー。ブラにチラ見する人多すぎィ! 欲望に正直な人達でいらっしゃる…
はっぴにフンドシってーと食戟のソーマおすすめ。おすすめです、色々と。

「ご飯、全部食べれました?」
「うん。全部、食べたよー」

にこにこと笑いながら、先輩は顎を軽く突き出した。眼前に置かれた餌皿を器用に押し出して、唾液で光る空のソレを見せつけるように。

「…よく、あんなの食べられましたね」
「あはー。京太郎君のだもん、ちょっとでも残したらもったいないよー」

杭につないだ鎖。そして首輪につながる鎖。薄汚れたボロの制服は、汚れた毛並みみたいにすえた匂いがした。
見下ろせば枝毛だらけの黒くて長い髪。そういえば、背丈は俺よりずっと高かった気がする…もうずいぶんと、この人が立ち上がったのを見たことが無いからその印象も薄れてしまった。

「京太郎くん…きょうたろうくん…」

甘えた声で喉を震わせながら、首筋を俺の足に擦りつける。犬がそうするように、この人もそうしている。
きっと尻尾があれば振り回しているんじゃないか? そう思わせるくらいには、幸せそうに顔を緩ませていて。
首輪の鎖の代わりにリードを付けてやると、それはもう、輝くような笑顔を見せてくれた。

「わわ、散歩? 嬉しいよー、久しぶりだねっ」
「たまには行かないと。ほら、こっちですよ」

ここで強く引くわけにはいかない。声に反して弱弱しい四つん這いの先輩は、そんなに早く動けないから。
ゆっくりゆっくり、少しずつ。けどそれでもいいんだ。だって、行先はすぐそこなんだから。

「……」

布団だ。シーツこそ新しく敷いたものの、使い古した煎餅布団。まあ…この人の寝床よりは文明的かもしれないけどな。
それでもこの人は、嬉しそうに布団へと身を投げ出した。ゴロゴロと回る姿は以前と同じ可愛らしさで…少し、嫌だった。

「きょうたろーくぅん…」

目元は期待に濡れて、手足は軽く曲げて、仰向けになって。
捲くれあがったスカートの下には何も無くて、べとべとの粘液が漏れだしている。触れてみればねちゃりと糸を引く。

「うぁ…ふ、はぁう…」

それだけで息は荒く乱れて、けものみたいに交尾を求めて見つめてくる。
言葉も無く、手で引くわけでもなく。ただ犬のように感情の溢れる瞳でねだるだけ。

「いきますよ」

たったそれだけの言葉をかけるだけで、先輩の声が薄暗い部屋に響く。何度も、なんども。
けれど、俺の名前を呼ぶ以外に意味ある言葉は、とんと出ることは無かった。

(あー姉帯先輩ペットにしてえ)

なおKENZENを唯一信条とする当スレに本番はありませんのであしからず

美味しいご飯を食べたらだいたいこうなるはず




和「ごちそうさまでした」

京太郎「お粗末さん。口に合ったか?」

和「ええ、それはもう。一口食べた瞬間に春の訪れと夏の煌めきと秋の薄着と厚着の中間のエロさと冬の静けさを味わえた、素晴らしい料理でした」

京太郎「過分な言葉をありがとう…と言いたいところだが明らかに余計なのがあるぞ」

和「いえ、そのような事はありませんよ。四季折々の素材を使ったお弁当、素晴らしかったです」

京太郎「まあ張り切り過ぎた感は否めないけどな…」

和「これは家から持ってきたお茶ですが、どうぞ」

京太郎「お、サンキュ」

和「……こうして外でゆっくりご飯を食べるのもいいですね」ポケー

京太郎「そうだなー…」ボー…



京太郎「…そろそろ行くか?」

和「そうですね。そろそろ下着も乾いてきましたし」ポッ

京太郎「さっきの褒め言葉、ホントに余計じゃなかったのかよぉ!」

菫「なあ照」

照「なに…」

菫「一番搾りってあるだろう?」

照「ビール? 私達には関係ないけど…」

菫「アルコールはな。しかし一番搾りと言う言葉自体は、麦芽を使って最初に絞った濃厚で旨味のあるものを指すわけだ」

菫「それはアルコールに限らず、油やジュースでも使うのさ」

照「そう…それで?」

菫「なに、大したことじゃないんだが…今日、まだトイレに行っていなくてな?」

菫「見た目はビールに近しいと思うのだが」シュルシュル

照「本気で張っ倒されたくなかったら、そのグラスはしまわなくていいから早くトイレに行って」

京太郎「由暉子、知ってるか? 海で遭難した時って海水飲んだらダメなんだぜ?」

由暉子「そうですね…ちなみに何故ダメなのかはご存知ですか?」

京太郎「うげ…えーと…しょっぱいから?」

由暉子「おおよそ正解です。塩分を排出するためにかえって水分が無くなっていくわけですから」

京太郎「ふーん。さすが由暉子だな、色んなこと知ってるじゃんか」ナデナデ

由暉子「あぅー、や、やめてください…えへん…」

由暉子「それじゃあもう少し。今NASAでは尿を飲料水に変えるキットが作成されているんです」

京太郎「へえー…あ、そっか。宇宙だと水分が無いもんな」

由暉子「そういうわけです。ちなみに手間はかかりますが私達でも同様の処理は可能なんですよ?」

京太郎「マジかよ。いやー、なんつーかいっぺん見てみたい気がするよなー」ハハハ

由暉子「……」モジモジ

由暉子「きょっ、きょうたろ君が飲んでみたいなら…っ!」マッカッカ

京太郎「うおおお謝るからスカートから手を離せ! 悪かったから泣くな!」

キャラと設定はブレて忘れて書き換えられてナンボやで(暴論)
ちょいちょいゆっくり本編透華でー。

憧「あ」

セーラ「お」

憧「…一昨日の二回戦ではどーも」

セーラ「覚えててくれたようで何よりや。またよろしく頼むでー」ヒラヒラ

憧「ふーん、悪いけど、また同じ感じにはならないから」

セーラ「ほーん? そんなら嬉しいわ。マンネリやと倦怠期に突入してまうからなあ」

憧「その口塞げるように頑張ったげる…あ、よろしくお願いします」

仁美「よろしー」

尭深「よろしくお願いします…」ペコリ


尭深「千里山さん…それナイス…」グッ

セーラ「お! ええ趣味しとるやん!」

仁美「どーでもよかー。けどこれ、不味い…」ウゲー

憧「なーんだ、色ボケは二人だけか」ケロッ


憧(ってえええええ! そうじゃないでしょーがッ!)

セーラ「なんや急に頭抱えて。生理痛かー?」

セーラ「ほいっツモ! 2000、3900!」

憧(千里山の江口セーラ…さっきから和了りすぎ!)

セーラ(二回戦までは若干受けにまわってる意識があったけどな、こっからは攻めでイクで!)

セーラ(千里山は全国2位になっとる。正直決勝に辿り着くとかより、白糸台を負かすこと!)

尭深「…ずずっ」

憧(……この白糸台の渋谷さん、色ボケっぽいのもだけど普通にもボケんじゃん!)

憧(湯呑みで熱いお茶持ち込む人とか初めて見たっての!)

憧(てゆーか急須とポットっていいの!? オッケーなわけ!?)


誠子「いやいやいや持ち込みすぎでしょう!」

照「……お茶菓子が足りない」

菫「空のボトルが足りないな」

淡「早さがッ! 足りないッ!」

誠子「宮永先輩はお菓子関係だとボケにもなるし! 部長はいつも通りだし!」

淡「……」ワクワク

誠子「…お前は別にいつも通りだからいいや」

淡「へうっ」ガーン

セーラ「ほい、ロン」

仁美「おおーぅ…わりと不味い」チュー

憧「…それなら飲まきゃいいんじゃない?」

仁美「……」

憧「えぇー…なにその、今初めて気が付きました感溢れる顔」

セーラ(しっかし…去年俺が2年の時、3年の先輩がえらい強かったワケが分かったわ)

セーラ(これが3年生っちゅーやつか。背水の陣、JKとしちゃ賞味期限ギリギリっちゅー奴やねんな!)

セーラ「リーチ!」トン

セーラ(でもって一巡すれば…うん、きてまうよな)

セーラ「ツモ! 4000オール!」

セーラ(いやー…生理ん方はー…まだ先やけどー…)テレテレ

憧(なんか照れてるんだけど…何考えてんのかしら)

浩子「私のデータやと3年生は全国のステージでは平均聴牌速度が上がるんや」

泉「不思議ですね…」

浩子「やから強豪校の3年に1年の泉が競り負けても不思議やないねん」

泉「でも…元から強い1年なら3年も蹴散らせるんじゃ?」

浩子「せやな」

泉「ほな私ダメやないですかぁ…」

浩子「いやいや。言うてもそーゆーんは滅多におらん。去年は荒川憩や天江衣、神代小蒔だのすげーの一杯いてな」

浩子「やつらは完全に向こう側の世界って言うか、ハナからまともに戦えるなんて思わんかったわ」

泉「いやいやいや! 向こう側って去年ボケまくってたの荒川憩くらいですよ! 天江衣はツッコミですやん!」ビシッ!

浩子「……いや、そんな話しとらんけどな」

泉「……へ?」

浩子「アンタもアレやな。一応向こう側の世界に生きとるわ、もう戻ってこれんで」モシャモシャ

泉「う、うわあああああああ!? ウソやろぉ!?」

浩子「まあ今年もそーいう凄いのが何人か出てくるとは思うけど、泉はそん中に入っとると思っとる?」

泉「そらまあそうありたいとは思ってますよ…ところで、船久保先輩的に今年イケてる1年って誰です?」

浩子「そうやなー、今んところは白糸台の大星淡。清水谷部長でも手こずりそうや」

浩子「…念のためにいっとくけどな、今のは下ネタちゃうで」

泉「分かってますよ!」

浩子「ホンマか? まあ後は、清澄高校の1年生か」

泉「ちゅーことは原村ですか?」

浩子「いや、宮永咲っちゅうの。嶺上開花が得意技っぽいけどそれだけじゃなさそうや…多分相当アレやで」

泉「…かなり強そうですか」

浩子「いやいや、アレは相当なSやで。対局中の笑顔はまさにドSの笑みやった」

泉「今度はそっちですか! 緩急織り交ぜんでもらえます!?」

浩子「しかし向上心は結構やけど、あんまり人と比較してっとメンドイで」

泉「経験者は啓蒙かますって奴ですか…」

浩子「あ、そや。園城寺先輩の病院と部屋番号メールしといたから、清水谷先輩連れて来てや」

泉「そういや江口先輩にも言われとったんやっけ。ほなちょっと行ってきます」

浩子「途中でパンでも買って清水谷先輩に食べさせといてな」

泉「りょーかいでっす」ガチャ、パタン

浩子「…パンはパンでもパンツとちゃうでー?」


浩子「……もうちょいタメてからドア閉めてや」ショボン…

今日はここまででー。ゆっくりちょいちょい行く感じ。
わりと眠い感じもある感じ。

こんばんは、夏風邪でお腹がぶっ壊れました。半日トイレに立てこもりました。
今日は無しでお願いします。

お腹は落ち着きましたが仕事は待ってくれない、薬漬けの高栄養食じゃおらー。というのが今朝の話。
だいぶ良くなったので本編透華よー。

恒子「前半戦終了―! 圧倒的に稼いだのは千里山女子! 続いて阿知賀が2位をキープしつつ原点まで戻しました!」

恒子「白糸台はかなり削られつつも、今だ圧倒的リード! 新道寺はこれからの挽回が期待されます!」

恒子「……後半戦に期待しましょうっ! しばし休憩!」

健夜「あれ、珍しくボケないんだね」

恒子「…思い浮かばなかった! ごめんねみんな!」

健夜「そこは謝るとこじゃないよ!?」


玄「うぅー…ドラが来ない…」グスン

晴絵「おほーこっちは面白いくらい来るわー。キちゃうー、おほほー」

憧「はいはい。アホな言い方してないの」ペチッ

晴絵「ありゃーおかえりんこ。おつかれー」

憧「どう? 見てて変わったことあった?」

晴絵「そうだねー、一つだけあったかな」

憧「……なに?」

晴絵「基本みんな貧乳だったよね。渋谷尭深はちょっとあったけど」

憧「黙れ貧乳」

晴絵「……」ピシッ

憧(あ、これダメージ入るんだ…次からこれで行こっと)

晴絵「……ま、渋谷尭深は予想通りだったかな…」

憧「やっぱりか」

穏乃「え? なにがー?」

憧「いや白糸台の渋谷尭深…眼鏡の人なんだけど」

玄「ちょっとおもちの子だね! あの人は手の中で抹茶を回すように揉み撫でると感じると思うよ」

憧「これっぽっちも聞いてないっていうか、なにその分析キモッ!」

穏乃「あぁ…あの人が何?」

憧「こいつらは全然動じないし…あの人ってオーラスで役満和了ることが多いのよ」

憧「んで、それには法則性があったわけ」

晴絵「実はオーラス前までの局で渋谷が捨てた第一打。それがオーラスで戻ってくるんだよ」

晴絵「要するに流局や半荘が多いと、うまくいけば天和もありえる。逆に言えば…」

玄「お尻の方でも感じられる、ってことだね!」ニコッ!

憧「そんな話はしとらんっ! 玄ってばホントはっちゃけすぎぃ!」

明日もう一度ここに来てください。本当のクロチャーを食べさせますよ

憧「ま…そういうわけで対策としては連荘しないってこと」

穏乃「なるほどー、簡単だねー」


憧(って思ってたけど、ヤバイなー。親でツモっちゃった…)

憧(計算って言っても、どうすればいいやら分かんないし! ええいっ!)

憧「ツモ! 1000点オール!」

憧(こーなったらもー攻める! 要は渋谷尭深が稼ぐよりもこっちが稼げばいいんでしょっ)

憧「ロン! 11900!」

憧(このまま役満ツモでも離されないくらいまで……)


セーラ「リーチ」

憧「む。ポン」カチャ

セーラ「いい鳴きしよるやんけ。相性ピッタリやな…ツモ!」

憧「ふん、いらない相性でしょ」

セーラ「そーか? 別に体の相性の話はしとらんでー?」

憧「うん知ってる。だからそんな不思議そうな顔しないでね」

――東三局――

尭深「ロン」

憧(早和了り…そりゃ自分で連荘狙いよね。これで10牌は確定か…)


セーラ「ツモ! 2100、4200!」

憧(こっちは相変わらず高い手ばっか。弱点らしい弱点もないし…)


憧「チー!」

『新子選手仕掛けていったー!』

『新子選手はこういう打ち方が多いですね。早和了りのために鳴きの三色、一通を使う』

『上手い下手はともかく、彼女はそこを得意にしている気がします』

『ほほう! つまりアレですな。入店したばっかの子の紹介欄に書いてる得意なプレイみたいなもん』

『選手を代表して張り倒すよ?』

憧「ロン! 3900!」

セーラ「通らへんかったかー、こまけーなぁ」


仁美「……なんもかんも政治が悪い」ゴゴゴゴゴ

憧(えーと…ドンマイ)

仁美「お…? リーチ!」

憧(ここまでの渋谷尭深の第一打はそれぞれ…大三元狙いよね)

憧(親リー掛かってるし、こっちの手牌は微妙だし…江口セーラに期待するしかないか)


菫「やはりダブル役満がないというのは、渋谷にとってマイナスだな」

照「仕方ない…それよりも、何を見てるの?」

菫「うん? 近場のスパの情報誌だが…」

淡「んー、私ここ行きたい! 満天星! どうだんって所!」

誠子「飛び跳ねんなって…部長、対局見なくてもいいんですか?」

菫「? 見ているぞ。もちろん相手の手牌、河までしっかり頭の中にある」

淡「えー? でも雑誌の方見てますけどー?」

菫「目の端で画面は捉えている。む、ここは混浴か…人が多いと拙いか? いやしかし、それはそれでスリルが…」

照「技能の無駄遣いはしないで…それと、その悩んでる選択肢は今すぐ放棄して」

憧(さって…どんどん和了ってオーラスの前に稼いでおきたいとこだけど…)

セーラ「ツモ。3000、6000」

憧(またそんな大きいの…っ!)

憧(てゆーか、まくられた!)


竜華「あー! セーラ、まくり上げて大きいのぶちこんどるで!」

怜「言い方っちゅーもんがあるやろ…」モグモグ

竜華「お、せやな…やっぱり捲り上げたら着エロにならんもんな」ウンウン

怜「いやそれでも着とるやん。竜華の基準が分からんわ」モグモグ

竜華「うちは世界基準やでー。しっかし、よく食べるな怜は…」

怜「試合でカロリー使いすぎてなー…余分についても麻雀でダイエットするから問題ないし」モグモグ

竜華「ほーん…………胸につかずに腹につくんか」ボソッ

怜「お? 喧嘩なら買うで」モグモグ

竜華「あはは、やめとくわ。喧嘩も春も、売ったとこでええこと無いし」

怜「その一言…ほんま余計やで」モグモグ

泉「先輩方失礼しますー…ってなんですかこれぇ!? パンにおにぎり惣菜、スイーツ…どれだけ食べとるんです!?」

怜「お、追加かー? そこに置いといてやー」モグモグ

泉「ひぃい…底なし沼や…」

――南三局――

尭深「ポン」

憧(連荘のための速攻か…させてらんないでしょ! 速攻で決めるっ!)

憧「チー!」

セーラ「リーチッ」

憧「ロン! 3900!」

セーラ(まったザンクでリーチ止められてもうた…ウケる…って)

セーラ「いや、俺は受けとちゃうで?」アセアセ

憧「何よいきなり…どうでもいいし」

憧(それよりも…渋谷尭深!)


――南四局――

尭深(ハーベストタイム…)

尭深(収穫といっても、きちんと実った…)チラッ

憧「?」

セーラ「おっしオーラスやー」

仁美「なんもかんも…」

尭深(……おっきのはナシ。収穫できず)クスッ

憧(なんかムカムカするんだけど…)

今日はここまででー。残念ながら菫さんはまず一番にボケと決まっていた人の一人。
あと二巻分で阿知賀編終了の巻。

せやったっすね。見返したら2100、4100でしたんで脳内変換でー。

電話越しの声。聞き慣れた声が向こうから響く。

『おーい、聞こえてるか?』

私を促す声。早く、早く答えないと。

「っ、大丈夫。ちゃんと聞こえてるから」

うん、ちゃんと聞いてる。けれど聞いてるのは他の女の子の事で盛り上がる話じゃなくて、アンタの声。
名前も顔も知らなくて。ホントに高校生かすら知らないけど。

『そっか。そうそう、昨日ソイツと映画見に行ったんだけどな』

思わず力が入って、指が沈む。自分の指なのに突然分け入ってくるソレが、電話相手の指に思えて。

「ひっ! あ、ぅ…」

ゾクゾク背中を走る感覚に、ぎゅうっと締め付けてしまう。漏れてしまった声は、きっと濡れきっていたけれど。

『? おいおい大丈夫か? 調子悪いならもう切った方がいいか?』
「まっ! 待って、大丈夫だから…」
『そーか? それならいいけど…少しでも体調悪くなってきたら言ってくれよ』

荒くなる息を押さえ込むように、携帯をそっと口から離す。でも私を心配してくれる声を遠ざけたくない。
奥へ奥へ、入りたがる指と頭に響く声に泣きたくなるくらい。

「うん…あ、りがと…映画だっけ。私も行きたいな…」

アンタと。
言葉にしては言えないから、心の中で思うだけ。

『おー、いいんじゃないか? 今やってるアレ、ほんと面白かったぜ。行ってみろよ』

ああ……一緒には行ってくれないんだな、って。当たり前の事なのに、やっぱり泣きたくなった。

「うん…そうする。それじゃまた、明日ね」
『おう。また明日』

こんな約束、ただの口約束。電話の相手なんていつ面倒になられてもおかしくないのに。
たったこれだけの約束が嬉しくて、昂ぶってしまう。
…うん、電話はちゃんと切ってある。もう…いいよね。

「う、あああっ! ひっ、ん…うぅああああ!」

どんな顔をしてるのかは分からないけど、見られたら幻滅されちゃうんだろうな…
それでも止められない。
一番大きい波が来て、終わってからベトベトの手を見ても、私の口端は嬉しそうに歪んだままで。

ホットライン。レベルover18


さあ仕事に行こうか(提案)

なぜR18を立てないのかと言うとですね…
みんな全然気づいてなかったと思うんですけど、実はわたくしって少しだけ、ほんの少しだけえちいのが好きでして
100%こっちがおざなりかつ放置されちゃうのでまだ立てないことにしてる感
立てるとしたら阿知賀終わってから(立てるとは言ってない)

おいおいみんな自分に正直すぎるぜ…良い事だけどな! ただ人を選びすぎる提案は各々紳士らしく考えようね。
今日は色々あったんで本編はなしでー。代わりにまずは>>474。レスを見たら書きたくなった、どうしてくれる。

玄「京太郎くーん、入るねー?」

京太郎「いやいや入るねじゃなくて…もう隣に来てるじゃねーか!」

早い。早すぎる。
脱衣所から声が聞こえたと思ったら隣に居た…まるでホラーではなかろうか?

玄「むふー、旅館の娘として脱衣はお手の物なのです!」

玄「京太郎君も後で帯回してみる? くるくるーって」

京太郎「それって旅館じゃ当たり前なんすか?」

しかし…風呂で水着ってのはなんか違和感がある。着といて正解だったけど、正直不思議な抵抗感を感じてしまう。
追い出すのもなんだし…こういう雑談も必要だよな。

玄「そうかなあ…私たちはたまに水着で入るよ? お父さんとか…前は旅館の人とか一緒に入るときに」

京太郎「へえー、それは楽しそうっすねー」

身体が沈む。男は黙って熱湯みたいな風潮は良くないと思う。
ぬるま湯に体を沈めてこそ癒しだろ…はぁー…いい。家族風呂、実に良い。

玄「……むー」プクー

京太郎「なんですかぁー玄さん、フグの真似ですかぁー」

玄「…気にならないのかなぁ。それって男の人? とか…」

京太郎「? なにがです?」

質問の意図が理解できん。主語、大事です。

玄「……いいもん、ばかちん」

あ、玄さんも沈んだ。口元沈めてフグみてえ。

京太郎「そういえば宥さんは?」

確か、なんかあの人も一緒に入る的なことを言ってた気がする。意味がわからないけど。

玄「おねーちゃんは家族風呂はぬるいから…入ると寒いんだって」

マジであの人、どんな環境に適応してんだ。

玄「……そーっと」ススス

京太郎「……」ススス

玄「…何で逃げるの?」

京太郎「嫌な予感しかしないんで」

少なくとも目線が下を向いてる内は近寄らせない。自己防衛ってやつだな。

玄「じゃあ、何もしないなら隣に行ってもいい?」

京太郎「まあ何もしないなら、いいですよ」

玄「それじゃ…よいしょっ」

なかなか可愛らしい掛け声である。立ち上がれば胸元から溢れるお湯が、滝のように落ちて行った。
やっぱり大きいよな、この人。思わず目が行くのは男のサガ…仕方ないしかたない。

玄「えへへ、お邪魔しますっ」

何がそこまで嬉しいやら。にこにこと笑みを浮かべて寄ってくる玄さんは、少しだけ隙間をあけて腰を下ろした。

玄「ねえ見て? あっちのほう、凄い景色なんだよ」

京太郎「へえー。それなら家族連れにもいいですよね」

玄「そうかな? 女湯なんだけど」

京太郎「一番見えちゃいけない奴!……う」

玄「えへー」ポヤー

京太郎「…嘘つきは良くないっすよ」

玄「目を逸らしちゃだめー。こっち見ててね?」

なら、それを隠してほしい。
黒髪を上げて、少し赤みを帯びたそれを。

玄「京太郎君は、首筋がダメなんだもんねー…えへへ」

京太郎「…近すぎませんか」

玄「うりうりー、くびすじー、どうだー」

地獄温泉、ここに極まれり。

家族風呂視察(黒)、ここまででー。
次は家出のどかの続きでー。

>>44の続きー



京太郎「まあいいか…とりあえず食っちまおうぜ」

和「そうですね…それでは、後片付けは任せてください。皿洗いから壺洗いまで」

京太郎「あーわりーわーマジでウチ壺とかねーからー」

和「ちょっとツッコミが粗雑ですよ」

どないせーと。

和「いただきます」モグモグ

京太郎「どうだ?」

和「とても美味しいです。相変わらず料理がお上手ですね…」

京太郎「そっか、良かったよ。こういうのって個人差っつーか好みがあるからな」

和「そうですね…ということは、私の好みと須賀君の好みは一致しているということでしょうか?」

京太郎「まあそうなるのかね」

和「そうですか…ふふ、相性バッチリですね」

京太郎「だなあ」

和「須賀君も露出と匂いと汗と玩具とお尻とおもちとシチュ系と素人系が好きでM体質だなんて」ポッ

京太郎「多い多いおおいっつーかそういうカミングアウトいらねー!」

京太郎「ったく…ほい、麦茶。麦茶で良かったか?」

和「ええ、もちろん。私も麦茶は好きですから…飽きるという人もいますが」

京太郎「ああ、居るな。俺は全然飽きないっつーか夏の間は麦茶でいい方かな」

和「私もです…それにしても、そう思うと麦茶は凄いですね」

京太郎「なにがだ?」

和「一つの味で一夏の間、飽きられないだなんて…どれだけ名器なんでしょうか」ゴクリ

京太郎「その扱い方は違うんじゃないかなあ」

和「…確かに、良く考えたら一夏のアバンチュールですから、ただのヤリマ、ごほっ!」

京太郎「よくムセた! グッジョブ! 大丈夫か?」

和「けほっ…私への気遣いは後回しですか…いえ、そういう扱いもいいんですけど…けほっ」

京太郎「……」ボーッ

和「……」ポケー

京太郎「暇だな」

和「暇ですね。こういう時は何をすればいいんでしょうか…須賀君は友人との暇つぶしは何を?」

京太郎「漫画とかゲームだけど、和は?」

和「私は麻雀か猥談ですね、特にゆーきや引っ越された先輩と。クラスメイトなどなら卒業アルバムを見たりとか」

京太郎「前半かんっぜんにいらねーから、今度から同じこと聞かれたら後半だけ答えろよ」

京太郎「っと、風呂が沸いたっぽいな」

和「そんな音がしましたね。どうぞ、家の方から入ってください」

京太郎「んー…俺は別に後でもいいんだけど」

和「あら…私のエキスの染み込んだお湯に飛び込みたいんですね? わかりました、しっかり出してきます」ガタッ

京太郎「すまん、遠慮せずに俺から先に入らせて貰おうか」

和「そうですか…それじゃあ私は須賀君のエキスの染み込んだお湯を堪能しますね」ハアハア

京太郎「どっちに転んでもダメだった!」

和「…だったら一緒に入ればいいのでは?」ポッ

京太郎「えぇー…そこで赤くなるのは予想外なんだけど…」

和「…それはともかく、やはり先に須賀君からどうぞ。私は髪を洗うにも時間がかかりますから」

京太郎「あー、そっか。そうなると大変だよなあ…じゃあ先に入るわ」

和「ええ、ゆっくりと入ってきてください」

京太郎「うーす」スタスタ




ガチャッ

和「あら、お早いお帰りですね」ポッ

京太郎「おいおいそのYes/No枕、今の間に準備したの? すげーなオイ」

和「けれど随分お風呂が早いですね…カラスの行水は体に悪いですよ」

京太郎「そーか? だいたいこんなモンだけどな…あんま長く入っても疲れるし」

和「難しいですね。須賀君がお風呂でどんな風にしているか、詳しくお聞きしたいところですが」

京太郎「そんな時間があったらさっさと風呂行ってこんか!」

和「ああん、押さないでください。押すならお尻かおもちを押してもらえると」

京太郎「背中しか押さねーよ!」

和「わかりました、須賀君のダシが出たお湯を堪能してきます」

京太郎「あ、俺シャワーしか浴びてないから。遠慮なくどーぞ」

和「……」

京太郎「和さん? なんでそんな残念そうなの?」

今日はここまででー。パクリ倒していくスタイル。
全然関係ないけど呪怨の映画は意外と面白かったです。貞子よりも全然。

ツッコミだって自家発電するさ。にんげんだもの。
本編透華よー。ただしちょー眠いから途中で切れるかもー。

憧(オーラスってことは、渋谷尭深の配牌はガチでヤバイ…最低でも12牌が字牌で小三元確定だし)

憧(とにかく直撃警戒しながら早く和了るしかないか…)


淡「前半戦はたかみスロット7つだったからあの一年坊に流されちゃったけど、今度はやっちゃえそう!」

照「淡も一年坊…」

淡「ふっふーん、私は一年は一年でもただの一年坊じゃないよ!」フンス!

菫「ほう?」

淡「言うなれば百年坊…ワンハンドレッドスティックだよ」フフッ

照「…点棒?」

菫「バカなのか? バカがうつるからあまり近寄らないでくれよ」

淡「むー! 菫先輩だって変態がうつるから寄らないでよーだ!」

菫「ははは、こいつめ。なあに…一度経験すれば分かるさ」

誠子「ホントにうつりそうなんですけど…」

仁美「リーチ」トン

憧(えええ!? 南!? それって確か渋谷尭深の…!)

尭深「ポン」

憧「ふきゅっ…」

憧(やっばい、変な声漏れた…!)


セーラ(お? 喘ぎ声か、なんやへんちくりんな嬌声やなー)

尭深(喘ぎ声…ベッドの上では珍獣…彼氏も大変…)

仁美(このジュース…室温になってから、トロミが強くなっとる…)ジュウウウウ…

憧(あーもう! 絶対変な風に思われてる!)

セーラ(しっかし俺が親の時に困ったもんや、フナQが渋谷に気を付けろって言うてたけど)

セーラ(それより稼げば全く問題なしや!)

セーラ(…稼ぐんならアレか? 渋谷よりギロッポンか? ぽっぽー先輩か?)


憧(南ポンで北切りってことは、どんなに安くてもハネマン。トイトイでも三倍確定)

憧(それに比べてこっちはひっどいし…)

尭深「…ツモ」

憧「げ」

セーラ「ほー」

仁美「むぅ…」

尭深「8000、16000です…」


憧「やられた…」

仁美「やられたっ…」

セーラ「ヤられたなー」

尭深「…ヤっちゃった…ぶい…」ピース

憧「ダブルでやるなっての!」

尭深「顔も…作ったほうが良い…? アヘ顔…」

憧「いらん!」

恒子「中堅戦終了ですっ!」

恒子「千里山の江口は役満の親っ被りでもなお37000プラス! 昨年のエースはさすがに余裕の搾にゅ…搾り取りっぷりだぁ!」

健夜「搾り取ってはいないしその間違いは完全にワザとだよね!?」

恒子「次に稼いだのは阿知賀女子の新子! 一年目のキャストにしては大活躍だー!」

健夜「選手だから! 選手!」

恒子「続いて白糸台の渋谷は役満こそ出したもののトータルマイナス。役満こそ、役マンこそ!」

健夜「もういいよ! 一回でいいから!」

恒子「新道寺の江崎は大きく失点。振り込みは二回だけですがツモで少しずつ攻められたのが積み重なって、大きな絶頂に至ってしまったかぁー!?」

健夜「なんとなく分かんなくはないけど、全然違うってば!」

恒子「ありがとうございましたー」

健夜「芸人!? コントなの!?」

セーラ「お疲れさん、今日もおまえ良かったで。具合が」

憧「心当たりゼロだから。人聞きの悪い事言わないでくれる?」

セーラ「えー、ええやんか。一昨日もヤリあった仲やろー?」

憧「だからやめろっつってんでしょーが!」

憧「ったくー…最後ラス親で災難だったでしょうに、元気ねー」

セーラ「いや、あいつがラス親よりマシやろ」

憧「? あいつって渋谷さん? 過去の記録でもあの人がラス親ってなくない?」

セーラ「だから怖いんやって。あいつがラス親で連荘しよったら…」

セーラ「その次の配牌はどうなるんやろな」

憧「……まさか、役満を和了り続ける…?」

セーラ「あんま考えたくないやろ? それはええとして、またそのうち打とうや!」ガシッ

憧「ちょっ! やめてよ!」

セーラ「えー、参加者同士の美しいスキンシップやんけ、ぐへへへ」モミモミ

憧「おっさんか! えーい、さっさと放せっての!」

うえへえ、死ぬほど眠いので今日はここまででー。

星に願いを

咲「京ちゃん、短冊書いた?」

京太郎「おー。咲はもう書いたのか?」

咲「えへへ…実は書く内容はもう決めてたんだー。後は書くだけ!」

京太郎「へえー…どれどれ、見せてみろよ」

咲「あっ! ちょ、ちょっと京ちゃん! 書けてからにしてよー」

京太郎「今見ても同じだろー? どれどれ…」

京太郎「……『おもちがパイ』?」

咲「○リできるくらいおっきくなりますように!」エヘン!

京太郎「今見て良かったぁ! はい新しい短冊!」

和「あら須賀君…短冊、飾るんですか?」

京太郎「おう。せっかくだし上にでも飾っとくかなー」

和「須賀君は背が高いですからね。羨ましいです」

京太郎「なんなら和のも飾っとこうか?」

和「いいですか? それなら是非、私も…上の枝がいいですね。須賀君の隣くらいにお願いします」

京太郎「あいよっと…そういえば、さ」

和「はい」

京太郎「今日は髪、上げてるんだな。浴衣だからか?」

和「ええ。似合いますか?」

京太郎「ああ…良く似合ってるよ」

和「そうですか…ありがとうございます。あ、これです。私の短冊」

京太郎「うーん力強く堂々とした筆遣いで、よくまあこんなこと書けたもんだ!」

和「そんなに褒められても…」ポッ

京太郎「一ミリも褒めてねーよ! 書き直し!」

優希「犬! 私の分も上に飾れー!」

京太郎「へいへい。ここでいいか?」

優希「もっとだじょ! 一番上にしろ!」

京太郎「さすがに届かなねーって…」

優希「よし、浮け! 空中浮遊で届く距離だ!」

京太郎「舞空術はコモンスキルじゃねーよ! ったく…おいタコス」

優希「じょ?」

京太郎「肩、乗れよ。そしたら届くだろ」

優希「え」

京太郎「早くしろって。お前くらいの軽さなら大丈夫だからさ」

優希「う、う…わかった…」

京太郎「おし。立つぞー」

優希「うわわっ!? う、うー…」モゾモゾ

京太郎「動くな動くな! ほら、早く結べよー」

久「さーさーのーはー、さーらさらーっと」

京太郎「部長、ここに居たんですか」

久「あら須賀君。短冊はOK?」

京太郎「ええ、全員分飾っときました。部長は空、見に行かないんですか?」

久「少ししたらイくわよー。せっかく晴れてくれたんだし、天の川も見とかないとね」

京太郎「そっすねー。えーと、あれがデネブ、アルタイル、ベガ?」

久「違うけど」

京太郎「…すんません。ちょっと気取ってみました」

久「ふふ、いーんじゃない? …さーさーのーはー、さーらさらー…」

京太郎「部長、さっきからそれ歌ってますよね。好きなんですか?」

久「そうねー…笹の葉型でサラサラって羨ましいわよね」

京太郎「あっれー? 何の話してんすか?」

まこ「お、京太郎。五平餅食うか?」

京太郎「いただきます…ん! 美味いですよこれ! 先輩が作ったんですか?」

まこ「まあの、味噌も自作じゃ」

京太郎「すげー…あの、そっちのって余ってるんすか?」

まこ「ん? ああ、作ったはええが、さすがに多すぎたが…食べるか?」

京太郎「いただきます!」

まこ「やれやれ、もう一本食ったんか…男の子じゃのー」

京太郎「いやあ、腹減って…」

まこ「しかし、がっつきすぎると下品じゃからの、その辺りは注意せえ」

京太郎「うっす、肝に命じときます」

まこ「うん。下心を隠しとかんとな…先っちょだけとか言ってると、下品じゃし引かれるけえ」

京太郎「ははは五平餅の先ってカリカリしてて美味いですよねー」

まこ「お? そりゃあそうじゃろ、カリじゃけえ! あっはっは!」

京太郎(須賀京太郎史上最大級のミス…!)

七夕に乗じた清澄補給はここまででー。

ウナギ、鰻、うなぎ。
もう言葉もいらねえよな。けどあえて言うぜ。
炭火で焼く開いたうなぎ、音と匂いがもう美味いときたもんだ。串で刺されたその身が、生の赤い身が、うなぎの脂が火に燃える。煙がうめえ、マジで。

咲「京ちゃん、今日は作らないんだね…子作りしないの?」

うなぎを一から作れと申すか。できたら値下がりしていいけどな。
きたきた、タレを塗り込めて焼く! じゅわっと更に匂いが広がって、やべえ。つい舌が動いちまう…!
いやもうキツイってこれ、マジでお腹痛くなってきた。腹減りすぎて痛くなってきた。

和「須賀君どうしたんです? 便秘ですか? 浣腸使いますか?」スッ

女の子が簡単に便秘とか言うんじゃありません! 持ち歩くなやそんなもん!
うおお…表面が光り輝いてる。茶色だけど茶色じゃねえ、焦げた黄金だよオイ…
ひぃ! 切った断面すら光り輝いてる!? 犯罪か! 犯罪だこれ!

優希「なんだか京太郎のテンションが爆上げだじょ…わわっ!?」

当たり前だろ! 人の金で食ううなぎなんて最高じゃねーか! つーかお前軽いよな。持ち上げるのも楽だぜ。
米は艶やかに、ちょっと固め。いいね、ピカピカ光ってて輝きが負けてない。
その上に乗ったうなぎ。なんだこれなんだこれ、殺しにかかってるだろ。

久「須賀くーん、鼻息荒いわよー…やーん! 私ってば貞操の危機!?」クネクネ

うっさいけどロト6当てたスポンサーだからな…放置系ツッコミはやめとくか。
重い。米が重い。うなぎが重い。
箸で掬った米の美しい白さと、うなぎの生き生きとした白さ。どうしてこうも違うのか。
口に含んだだけで官能的なしつこさが、舌で運んで歯で噛むほどに口を支配しよる。

まこ「はふ、んん…こりゃー精力つきそうじゃの。今夜は特に」

あー許す、このボケは許す。もうホント美味い。
はあ…飲みこんだだけで湧き上がるものを感じるぜ。

「――部長、ごちそうさまでしたっ!」

直角90度。平身低頭部長様へとお礼申し上げる。
占めて24000円。高校生にとってはとんでもない金額だろ?

あああああああああああタレ買い忘れたああああああああ
買ってくる、雨すげえけど買ってくる

白焼きは存じ上げない文化なので申し訳ない。ついでにトロミの無いタレもNGな文化圏。
そいで本編はいつもの時間頃でー。

「は、あぁ…んあ…っふ…」

にゅるりと、割れ目からウナギが顔を出す。
上重先輩の濡れそぼったそこでうごめき、僅かな隙間に入ろうと、ぴったり閉じたそこを強引にこじ開けようとしていた。

「先輩、いつまで遊んでるんです? 早くしてくれませんか」
「ひっ…ご、ごめん、わたし…あ、あぁっ!」

動くに動けないんだろう。引いても押してもダメとなったら後は留まるしかない。
けどそれは、ウナギが暴れるのを、ただ耐えるってことだ。

「も、もう許してやぁ…須賀君、もう、あかん…」

目に涙を溜めこんで、こっちを見上げる先輩。少しだけ…いじめる末原先輩の気持ちが分かった気がする。

「ダメですよ。ほら、早く」

思わず口元が歪んじまうけど…ま、いいか。
とはいえこれをいつまでも続けても、時間ばっかりかかって仕方がない。

「じゃ、俺が手伝ってあげますよ…その方早くいけるでしょ?」
「あ、ちょっ、待って…!」

無造作に指を先輩のソコへと絡めていく。割れ目に入り込もうとするウナギを掬うように、俺も指を差し込んだ。

「あ、あああああっ!」


京太郎「はい、ウナギ掬えましたよ…その声なんとかなんないんすか」

漫「ん? なんかおかしかった? 男の子の好きそうな感じでやってみたんやけど」

京太郎「若干鬱陶しいんで…」

何も考えずに水木しげるの妖怪大全買ったら、ちょー高かった件。
本編透華よー。

哩「さてと…2位まくっとくか」

姫子「ええ!? 部長、2位のスカートめくっとですか!?」

煌「ほっほう! それは是非シャッティングチャンス…部長、このカメラ持ってけませんか…!」

哩「誰がそんなことすっか! 機材はアウト! ああ仁美、おかえり」

仁美「なんもかんも政府のせい。まことに遺憾である」

哩「いや、おまえの失点やろ。まー任せときんしゃい」

哩「それと姫子、点差もあっし今日は縛りがキツうかきゅうて思うけど」

姫子「部長に! 部長に全てお任せします! ギチギチに、ギュウギュウに縛り付けてください! ああんっ!」

哩「あーもー聞こえん、さっさと行ってくる!」バタン

灼「じゃ、行ってくる」

憧「うん、頑張って」

穏乃「がんばってください!」

宥「ぎゃんびゃって…あぅ」

玄「おねーちゃん、噛んだらダメだよ! 本番直前は敏感なんだから、せめて甘噛みじゃないと!」

憧「なーんーのーはーなーしーをー、しとるかっ!」グリグリ

玄「あだっ! 憧ちゃんいたいー!」

晴絵「あっはっは…灼、そのネクタイ着けてくれるのは嬉しいんだけど、ちょい縁起悪くない?」

晴絵「もし穴とか開いてたら大変だし…」

憧「ワケわかんない心配しない!」

灼「なに言ってるのはるちゃん…」キリッ

憧「えっ、な、なに!? どしたの…?」

灼「私が今ここにいるのは、このタイのおかげもあるんだよ」

灼「このタイは…私の体を縛って気持ちよくなるためにあるんだよ!」

晴絵「灼…」

灼「はるちゃん…」


玄「うぅ、感動的だよ」ウルウル

宥「あったかーい…」

穏乃「ひぐっ、えぐ…い゛い゛はなじだよ゛おおおお!」

憧「うーんなかなかこのノリついてけないわー」

尭深「ただいま戻りました」

照「おかえり…」

誠子「お疲れ様、それじゃ交代で」

菫「頑張って行ってこい。いやすまん、イってこい」

誠子「今何を謝ったんです? 謝る点は僅かにもありませんでしたけど」

菫「…? そうか?」

照「本気で不思議そうなのがどうしようも…」

淡「セイコー! がんばー! でも点数取られちってもいいよー!」

誠子「縁起でもない事言わないでくれ…」

淡「でもー、点数取られまくってから逆転勝利って主人公っぽくない!? 主人公!」

尭深「…能力的には、ラスボス…」

淡「えぇー!? でも、それもいいかもー!」

セーラ「戻ったでー」

浩子「おかえりんさい、それじゃ交代で」

セーラ「なんや、一人っきりか? こら寂しいな」

浩子「そのうち園城寺先輩達も戻ってくると思うんで、それまでお願いしますわ」

セーラ「なーんやソロプレイかぁ? まーこういう場所でスるんもいつもとちごーてええかもなー」

浩子「そんじゃ」パタン

セーラ「…つってもなー、いざホンマに一人になるとその気も起きへんなー」

恒子「さぁー、いよいよ準決勝! 残るは半荘4回、決勝に進むのはどの高校だー!?」

恒子「試合スタートです! 時間無制限、4発出すまで帰れない! 意外とキツいぞー!」

健夜「そんな決まりはないよ!?」


浩子(さて、最低限2位には浮上しとかんと。最大の障害は、やっぱ白糸台やろな)

哩(前半の東一局は様子見…まだここはしばらんでいく)

誠子「ポン」

哩(っと、きたか…! 河から自在に牌ば釣り上げる、白糸台のフィッシャー!)

浩子(とは言っても、ただのポンやんな。牌譜は少ないけど3フーロするっちゅーんは分っとる)

誠子「ポン」

灼(2フーロ…)

浩子(鳴かれんよう意識しすぎるとこっちの手が縮こまる。なんだかんだいうてもレギュラークラスか)

誠子「ポン」

誠子「ツモ! 2000、4000!」


哩(こん感覚、思ったよりも…)

誠子(なんかボケの雰囲気が薄いな…積極的にボケるタイプじゃないのか?)

怜「浩子はボケより分析優先やからなあ…」

泉「暇になるとボケだすんで、それはそれで面倒ですけどね」

竜華「ウチも分析されたなあ…膜の形がええ感じらしいでー」テレテレ

泉「この人のボケはいっつもキツイんですけどね」

怜「これはウチが会った時からずっとやからなあ…」


玄「灼ちゃん、すっごい真面目な顔だねー」

憧「晴絵が絡まないと、自分からボケることは少ないから。って言ってもちょっと絡むと…」


灼(はるちゃんがイけなかった舞台…私が代わりにイかないと…)

灼(あ、ちょっと濡れてきた…)


憧(あー、あれ色ボケに走ってるわー)

――東二局――

哩(さて、こん配牌…ドラかリーチが絡めば3翻はいかるっか…)

哩(はあ…あんまり、やりたくなかが…ばってん、リザベーションスリー!)

哩(んっ! う、く……あ、はぁ…)


姫子「はあぁん! 部長、いきなり三点攻めだなんてぇ…あふぅ」ビビクン

煌「すばらっ! リザベーションは同時に何点攻めでもいけるのも利点ですねぇ」

仁美「手を縛られたらジュースば飲めんと…不便」チュー

美子「でも実際に縛られてるわけじゃないから…快感だけ?」


哩(あんメンツにツッコミばおらん…帰ったときが怖か…)

哩(友清ならツッコミだった…いやいや、今言っても仕方なかと)

哩(ともかく、こん局ばなんとしても和了る!)

誠子(…新道寺)


照『次は新道寺のコンビ…』

誠子『鶴姫とシローズですか』

菫『有名どころだな』

誠子『あれですよね、二人の和了りがリンクしてるっていう』

淡『なにそれー』

菫『鶴田姫子は必ず白水哩の後に指名が入る。そして白水が感じた局と同じ局で鶴田が絶頂する』

照『たとえば…白水が東三を5翻で和了ったら、鶴田は東三を10翻で和了る…要は翻数が倍になる…』

誠子『三年前のインターミドルでも大活躍でしたね、テレビで見た時は正直ビビリましたよ』

菫『私には感じているかどうかしか分からなかったが…快感も倍になると照が見破ってくれた』

淡『すぴー…』

照『……』

誠子『そういえば、縛りを入れてるかどうかは傍目からわかるんですか?』

照『いや、一度牌を伏せて戻す…そんな動作が必要っぽいけど毎回やってる』

誠子『そりゃご丁寧なこって…目視じゃ見破れないってことですか』

菫『ん? 確かに分かりにくいが、見ていれば感じてるかどうかで判別できるだろう』

誠子『…あ! おんなじ話だったんですね! すいません聞いてませんでした』

照『耳に入れる気も無かった…』

菫『ふむ、シカトプレイか。たまになら悪くはないが…続くとちょっと寂しいぞ』

誠子(じゃあボケなきゃいいのに…)

今日はここまででー。菫さんも和も、学校では(一部を除き)完璧ビューリホー(な気がする)。

ちょーっと眠いので少量透華よー。
ポニテの日なんてあるのか…

京太郎「七夕…曇ってますねー」

久「そうねー、毎年のことだけど、織姫と彦星も大変よねえ」

優希「じょー…せっかくのネンイチなのに…」

咲「残念だよね…」

和「けれど織姫と彦星は天にいるわけですから…私たちの頭上に雲があっても関係ないのでは?」

まこ「お、それもそうじゃの。それなら二人の苦労は報われるってもんじゃ」

京太郎「そうですねー」

咲「そっかあ…ほんとに良かったよ。せっかく年に一回しか」

咲「ヤれないのに」

和「ヤれないですからね」

久「ヤれないものねえ」

まこ「ヤれんからのう」

優希「…えと」

京太郎「お前らほんっと平常運転だよね」

京太郎(…けど優希の奴は最近様子が変なんだよなあ)

本編透華よー。

誠子(ま、私には関係ないか…淡が気を付ければいいだけだ。私はただ、和了りまくる!)トン

浩子「ロン。2000」

浩子(まったく、よそ見してくださいまして…あんまりナメとると…)

浩子(データと関係なくトバすで…!)


浩子(だいたいうちは舐められるのは苦手やからな。舐めさすのはええかもしれんけど)

哩(こん局は未達…それに、やっぱボケはボケか)

誠子(ポンの余剰牌を狙われた…? それにこの気配、やっぱりボケっぽいな)

灼(なんか蚊帳の外っぽくてさびし…でもまあここからがホントの4P…)

灼(でも初めてははるちゃんって決めてるから…使うのはお尻かな)ポッ

――清澄・宿泊ホテル――

一「清澄は明日が準決勝なんだからほどほどにね」

衣「言えば更なり!」トテテ

一「こーいうのとか、こーいうのとかは使っちゃだめだよ」

衣「なぜそれを出した? 何故それを持っている、どこにそれを持っていた!」

一「どこって、しまう所は下に二か所あってさー」

衣「聞くに値無し!」

一「ええー…っと、ここが部屋かな。失礼しまーす…誰か寝てる、って宮永さんか」

衣「サキか。おーい、おっきしろー」

一「ぷふっ! 宮永さんは女の子だからおっきはしないでしょ! あははっ!」

衣「ええい、茶化すな!」

咲「うぅ…みなも…さかな…」

衣「どーやら黒甜郷裡だ! それにしても、何の夢だ?」

咲「うぅう…みなも…うなぎは…お尻には…」

衣「何の夢だ!?」

咲「うぅ…ふふ…お姉ちゃん…みなもは前ね…私が後ろ…」ジュルリ

衣「な、何の夢を見てるんだ…サキ! 起きろー!」

咲「ん…………衣ちゃん?」

衣「起きたか…」

咲「衣ちゃんは…前と後ろ、どっちがいい?」

衣「ひぃっ!」

一「ボクは後ろかなー。まだ処女だし」

衣「キョータローたちはいないのか?」

咲「和ちゃんの幼馴染の試合を見に行ってるよ」

一「へえ…別ブロックに幼馴染かぁ…もしかしてそれって」

衣「阿知賀女子か!」

咲「あれ…知ってるの?」

一「ボクたち阿知賀女子と練習試合したんだよ、2か月前にさ」

衣「試合の申し込みを受けた時、清澄より強い学校なんて然程いないと思っていたが…」

衣「結果的にサキたちの敵を強くしてしまったようだ」

咲「ううん、強い人で遊べる方が嬉しいよ!」

衣「……いや、阿知賀の大将は、ちょっと厄介だぞ」

衣「特にサキにとっては、天敵に近いかもしれない」

咲「へえ…それは、面白そうだねっ」ニコニコ

晴絵「シズ! 座りな、ウォーミングアップだ!」

穏乃「はい!」

晴絵「出番前に軽くね。1段上げとくよ」

憧「だったら私も。2段上げとこうか」ギシッ

穏乃「いや! それなら10段でお願いします!」

憧「10段って…」

晴絵「おいおい、段って何のことか分かってるかぁ?」

穏乃「もっちろん!」


穏乃「絶頂までのウォーミングアップですよね? 上り詰めたら絶頂!」

晴絵「その通り!」

憧「おいしょー! 登らせないわよー!」

今日はここまででー。月曜の気だるさは異常。そんでもってちょー眠いよー。

ジョジョかあ…よんだことないからアレだけど、一回読んでみたい。ブックオフかネカフェ行こうかな。
本編透華よー。

――東二局一本場――

哩(一本場…大将戦にこの一本場があるかわからんばってん…)

哩(チャンスがあるなら、ここは行く! リザベーションツー!)

哩(…ん…っく、ふぅ…この程度なら!)


姫子「あふんっ」ビクビク

姫子「部長、2翻だなんて…焦らしプレイもよかとです…」ポッ


菫「見ろ、今新道寺の白水が少し感じただろう?」

照「知りたくない…」

淡「感じた? 波動?」


竜華「んー…」

怜「りゅーか? どしたん」

竜華「あの新道寺さん、なんか気持ちよさそーやんなー…なんかありそうや」

怜「…単にカメラ前で興奮しとるんちゃうかー?」

泉「園城寺先輩、ちゃんとツッコまんと!」

竜華「あー! それかもなー! ウチもカメラで放送される思うと…」ポッ

泉「ほらボケを助長したじゃないですかぁ!」


晴絵「リザベーション、って言葉があるんだけどね。予約って意味」

憧「ふうん…新道寺の副将が和了れば次の和了りが予約できる、ってこと?」

晴絵「そそ、ちなみに予約と言えば憧?」

憧「? なに?」

晴絵「今夜…ホテル予約しといたから」

憧「ちょっと前から予約し続けとるでしょーが」

誠子「ポン」

哩(上等…! どのみちこっちが勝つ!)

哩「チー!」

灼(ふたりとも…手が早…手が早いってことは、意外と尻軽…?)

浩子(ポンチー鳴きくさりおって…そのうち混ざってチ○ポーとでも言う気か?)

誠子(ぐ…この二人、本領発揮してきたか…けどこっちだって、部長のボケには慣れてる!)

哩(露骨に酷い事を考えとるな…姫子や花田みたいに、言葉にせんだけマシか…)

誠子「ポン!」ピシャァ!

浩子(はっ…うまいわー、おまえの潮…ならぬデータ!)

浩子(根元からしゃぶりつくしたるで!)ジュルリ

誠子(さ、寒気がしてきた…なんだこれ…)

照「……」

淡「ねーねー、なんでセーコってばあんな顔してるんだってばよー?」

菫「ふむ…そういえば、亦野もそうだが狙ったことは無かったな」

淡「?」

照「…直接エロ思考の標的になったことは無いはず」

菫「照の場合は、私が一時期スカートをめくろうと執拗に攻めたことがあったが、亦野にはそういった経験がない」

照「ある方がおかしい…自分で言ってて悲しいけど…」

菫「だから、標的にされたことで何かしら違和感を感じているのかもな」

淡「ふーん…気持ちは分かるかなー。私も常に標的にされてるし、戦い続けてるから!」

尭深「昨日、急に電車を降りてた…いきなりだから扉が閉まって、置いていかれてたけど…」

淡「ふっふーん! あれは追いかけてきた機関から逃れるためなんだから!」

照「…後で追いついてきたとき、泣いてたけど」

淡「え、演技だからっ! いやー、はぐれたと思いこませてめーせきな頭脳プレイを隠すのは大変だったよ…」

菫「頭脳プレイ? 確かに猿のようにサカるばかりではな。考え抜かれたプレイこそ人のサガだろう…性だけに」

照「よく分からないし、鬱陶しいから黙って…」

灼(周囲あばれてるけど、ツモちょーしい…)トン

灼(あ…これいけな…当たっちゃう…)

誠子「ポン!」

哩(釣らすか…! リザベーション達成!)

哩「ロン! 2300!」

灼(二人から取り合いだなんて…私ははるちゃんのものなのに…)クネクネ

灼(また妙なこと考えて…いや、今は和了ることだけ考える!)


姫子(やった…! マン貫キーげっと! ナイスです部長!)

姫子「マンを貫くだなんて…部長ってばえっちですぅ…やぁーん!」クネクネ

煌「ほっほー、どれどれ…」ピラッ

仁美「ドロドロしすぎ…飲めん…」

美子「ローションドリンク? 上からも飲めます! だって」

やっべ、間違い間違い

灼(また妙なこと考えて…いや、今は和了ることだけ考える!)

哩(また妙なこと考えて…いや、今は和了ることだけ考える!)

修正でー。

哩(ひとつクリアてゆーても、一本場やけん使いにくい…まだまだ取りに行く! 貪欲に!)

誠子(新道寺、攻めっ気が強いな…はやめに流したいけど)

浩子(なんやヤる気マンマンやないか。なんだかんだゆーても体は正直やなぁオイ…)

灼(新道寺が捕食者の目…どうしよ、ここで無理やり…でも後ではるちゃんに慰められるのも…身体的に)ハアハア


――東三局――

哩(これは2翻? いや…覚悟、決めないけん…よしっ!)ゴクリ…

哩(――リザベーション、フォー!)

哩(…っく、あ……あぁぅ!)ビクッ


姫子「ふああああああんっ!」ビビクン!

美子「え、大きいの入ったと?」

煌「おっとぉ! 慣れない大きさを入れたら流石に危ないですよ!」

姫子「それに…部長の塩梅しだいやけん、いつ入れられるか分からんから…」ハアハア…

煌「なるほど、速度の亦野に対して唐突のチャレンジ…不意打ちでの攻め、さすが部長です! すばらっ!」


哩「でぇいっ! ツモ! 2000、4000!」

哩(これで東三局倍満キー! か…感じ損には、させんばい! …うぅ)

誠子(新道寺がえらく顔が赤いな…もしかして部長の言ってたやつか? あんまり分かりたくなかった…)

煌「そういえばツモが裏に乗って翻数が増えたら、姫子の時にも反映されるの?」

姫「いや。縛りを超えた分は意味なかとよ」

美子「残念やね」

仁美「もったいない…このジュースも、捨てるのももったいない…」

煌「そこだけはすばらくない。余計にぶっかけられほうがエロいのに」

姫子「花田は分かっとらん…一度決めた縛りに忠実やないと、なあなあで緩んだり、最終的にただのノーマルプレイになって縛りの良さが消えっと!」カッ!

煌「むぅ…! なるほど、さすが姫子…縛りプレイに関しては私では及ばないっ」

姫子「ふっふん、これが私と部長との絆やけん」ムフー

女子力向上委員会。レベル0

健夜「ふあぁ…おはよー、おかーさん…」ポリポリ

健夜「……えー? 今日はお仕事ないよー。うん、朝ご飯ちょーだい」

健夜「ほんとだ、もうお昼かあ。じゃあお昼ご飯でもいいや」

健夜「着替え? いいよ、出掛けないし誰とも会う予定ないし」

健夜「美容院? お母さんが切ってくれた方がお金かかんないし…電話とか面倒くさいもん」

健夜「そうだ、今日通販が届くからおかーさん受け取っておいて。え? 化粧品? ううん、漫画」

健夜「やっぱり平日のお昼っていい番組ないよね…することないなあ…」

健夜「料理? おかーさんの方が美味しいし片付けとか面倒くさいから…」

健夜「んー…部屋でゴロゴロしてるね。宅配便はリビング置いてくれれば取りに降りるから」

今日はここまででー。台風がなんか明後日直撃コースとかぶっちゃけありえない。
台風ネタとかスカート捲り、ブラ透け、生着替え、他に何があるかなあ。

久「えー…それではここまで白熱した『絆創膏はブラかどうか』についてですがー」

京太郎「ここ最近で一番くだらない議題でしたね」

まこ「京太郎はなんも言わんかったが…ブラは苦手じゃったか?」

京太郎「ただ呆れて物が言えなかっただけなんで…」

和「私はブラ扱いでかまいませんよ。なくても擦れて感じるのでそれはそれですが」

京太郎「怪我になっちゃうからダメ!」

咲「じゃあニップレスは?」

京太郎「それはそーいう用途だから…」

優希「うぅ…え、えーい!」ガバッ

京太郎「なんでいきなり背中に飛びつく!?」

久「うーん、会議は踊る…それじゃ採決の前に。この中で今ブラ付けてるひと挙手ー」

「「「「「……」」」」」

京太郎「ダメじゃねーか!」

久「じゃあブラ持って来てる人ー。私は鞄の中、心の中」

和「持って来てます。須賀君の鞄に入れようかと…」

咲「えっと、一応…」

まこ「あー、ロッカーの中じゃ」

優希「…持ってないじょ」

京太郎「だぁからぁ! なんでじゃ!」

久「ふー、なんだか議論が深まったわねー」

京太郎「あれを議論と呼ぶ学生議会長が恐ろしいんですけど…」

まこ「それにしても、どうするんじゃ?」

咲「凄いなあ…」

優希「なんかワクワクしてくるじぇ!」

和「そうですね。非日常的と言うか、なんだか気持ちが浮ついてきます…」


ビュオオオオオ! ガタガタガタ…

京太郎「外に出たらおしまいだよな、これ」

和「ふふっ、外に出したらおしまいだなんて、須賀君はお上手ですね」クスクス

京太郎「その内容をそんな上品に言えるってスゲーよ」

京太郎「うーん…どうします? 無理やり帰りますか?」

久「危ないでしょ。最悪一泊かしら…購買は?」

優希「行ってくるじょ! タコスの生存確認は宇宙船地球号乗員の義務だじぇ!」

京太郎「待て待て待て、俺も行くって。晩飯いるかもだしな」

優希「お…おう! 行くぞ犬、ついてこい!」

京太郎「へいへい」


和「もうゆーきったら…突いて来いだなんて、積極的ですね」

咲「二人が帰ってきたらなんて言ったらいいかな?」

久「そうねー…おめでとう、とか?」

まこ「お疲れ、でええと思うが…体格的に優希のほうが疲れとると思うがのー」

「「「「あははっ!」」」」

京太郎「さすがに人いねーなー…」

優希「帰りのHRで早く帰れって言われてたからな! 部活も中止になったはずだじょ?」

京太郎「うぉい! なんで会長のいる部活がやっとんじゃ!」

優希「でもこの方が特別感がうなぎ上り! わからんか小僧!」

京太郎「まあ分からんでもないけどな…つーか風強すぎんだろ。窓が割れそうじゃんか」

優希「心配性もいいとこだじぇ。こーいう窓は丈夫もいいとこで」

バァンッ!

優希「ひぅっ! わ、わわっ!?」ヨロッ

京太郎「っぶね! おいおい、大丈夫か?」

優希「…あ、わ…あぅ…」

京太郎「? どーしたよ。おーい優希ー?」ペチペチ

優希「……はっ! な、なにをするかー!」

京太郎「あだっ、何って意識飛んでたから頬軽く叩いただけだろ?」

優希「ほっぺたを叩くなんて…後ろから見たら無理やり、の、飲ませてるみたいでエロティックだじょ!」

京太郎「鬼畜か! つーか顔赤いぞ? 風邪なら戻っとけよ」

優希「…ぅー」

台風編、一旦ここまででー。続きはあるとしたら明後日以降。
とりあえず本編透華よー。ちょっとだけよー。

恒子「去年の新道寺は火力の高い選手を中堅まで並べたオーダーでしたが、今年は違いますねー」

健夜「エース二人を後ろに回したのはいいですね。先鋒のエース対決に混ざるより和了りの機会も増えるでしょうし…」

恒子「確かに、ヤり始めたばかりのときはみんな元気ですからね! 途中からの参加の方が相手を手玉にとれるという!」

健夜「全然違うよ!? それに次鋒も中堅も副将も、全員新しい人でのリスタートだよ!」


哩「ロン、7700」

誠子(白水哩…やっぱり手ごわい。白糸台のナンバー5はそこらの県代表エースをしのぐ…)

誠子(だけど白水哩はそこらのエースじゃない! 九州最強高で3年連続エース…エースオブエースだ!)

浩子(さすがのエースか…エースの二等辺三角形はうちのVラインとちゃうな)

灼(エースなだけある…Vラインも逆エース?)


穏乃「ねえ憧ー」

憧「あによ」

穏乃「エースってVラインのこと?」

憧「VじゃなくてAだっつってんでしょーが! そんな形の人いないでしょ! たぶん!」

――東四局――

浩子(しかし、白水の対策もぬかれんな。ヤること多くて昇天しそうや)

浩子(それに白水…エースのわりにクセがないねんなこの人…打ち方は)

浩子(しかしツッコミのくせに、妙に違和感っちゅうか…どーも色ボケの匂いが微かにすんねんな)

誠子「ポン…ポン」

哩「リーチ」トン

誠子「ポン!」

哩(3フーロ…追いつかれた!)

浩子(まーた鳴きまくりの早漏かいな…あんまデータを取るんも、チョロすぎるとヤる気がなくなるわ)

誠子(これですぐに和了り牌が…!?)


灼「リーチ」トン

浩子(おっと3人テンパイ…ここは乳繰り合ってくださいとしか)

誠子(めくりあいか…いや! そういう意味じゃなく…)

哩(こん子、おそらく相当な多面張…いや、属性的な意味と違って)

灼(はふう…はるちゃんに見られてると思うと…見られてなくてもそれはそれで…)ポッ


玄「なんだか灼ちゃん、火照ってるねー」

憧「マジ…? まーた晴絵のこと考えてんのね…晴絵のことならなんでも興奮するわよね…」

灼「ツモ! 3100、6100!」

哩(跳満親っ被り…リー棒も持っていかれた…)

浩子(鷺森…やっぱそういう奴か。ボウリングの特殊なピンの残り方に似た待ち…)

浩子(仮説に過ぎんけどな…あとひとつ、スタイルが古い。アラフォーみたいな臭いがするわ)

浩子(昔に打っててブランクがあるか、昔の誰かに憧れとるんか…古いなー)


晴絵「アラサーだよ!」ガタッ

憧「ちょっ、何!? いきなり行き遅れ宣言しなくても…」

晴絵「えええ!? そんなこと言ってな…あれえ!? なにその目!」

穏乃「先生、イキ遅れないと思ってたんですか?」

晴絵「……」

憧「あ、黙っちゃった…」


健夜「アラサーだよ!?」ガタッ

恒子「え。どしたのすこやん、いきなり年増宣言?」

健夜「あ…ごめん、なんか急に…今時なら年増って年じゃないよね!?」

恒子「まー一部の人には女子高生でも年増らしいから…まだ大丈夫だよ?」

健夜「ちょっ…なにその目!」

女子力向上委員会。レベル1

健夜「おかーさーん、私の着替え知らない?」

健夜「うん、仕事。長野まで行くんだけど」

健夜「ご飯? 麻雀しながらだからおにぎりとか…」

健夜「信州名物? うーん…そういうのは別に…ランチ? 牛丼とか」

健夜「あ、うん。仕事は一日だけだからもう一日オフだよ」

健夜「ホテルで寝るよ。新幹線の時間まではネットカフェかなあ」

健夜「スタバ…? あんなところ一人で行く所じゃないよ…」

健夜「…これ? うん、下着とか着替え。どうせ着るだけだし、クチャクチャでもいいかなって」

健夜「化粧品は…薬局でトラベルセットでいいでしょ?」

健夜「おみやげは食べ物でいいよね。実用的だし」

健夜「うん。早く起こしてー。おやすみなさい」

今日はここまででー。明日は所用(飲み会)のためお休みです。最悪台風ですが。

個人的にはカット割りでうまく映さず修正ないほうがいいと思うます。
ところで突発的にエロスを透華することについてはどう思います?
ちょい率直にお聞きしたい

よく見るやり方だとエロス投下時は名前にR-18とか入れて苦手な人はNG入れといてみたいなのがあるな
まぁ俺はいいと思うよー

>>879 それいいっすね。それじゃあエロスは名前欄に記入していく感じで。
まあまだ100以上あるんで大丈夫かな? 次スレ行けばいいし(適当)

生理ネタは人数多すぎて無理ゲー
ころたん?来てるよ。軽め

>>904
そのネタは結構初期の方で既にやってた気がする

>>905 そんなんやってたっけ…?

それとすっげー前なんですけど、>>164を見て前別んとこで透華してたやつを改変してみたのでそっちから透華で。

京太郎「ふー…近くにでっかい温泉施設ができたと聞いて来てみれば…」チラッ


イチャイチャイチャ…

「先輩、もう少し寄ってくれませんか」

「な、七咲? ちょっと近すぎるんじゃ…」

「そんなことありません。これでも遠いくらいです」

イチャイチャ……


京太郎「水着とはいえ…周りはカップルばっかだし、なんか居づらいんだよな…」

京太郎「…ちょっと温まったら出るか…」


「あら? 須賀君も来ていたんですか」

京太郎「え」

和「こんにちは須賀君。御日柄もよく」チャポン

京太郎「うお…和も来てたのか。一人か?」

和「ええ。けれどどうも…男女で来ている人が多いものですから、どうしたものかと」

京太郎「俺も。もう出ようかなと思ってたけど」

和「ですよね」

京太郎「……」

和「……ええと、うふっ」

京太郎「ええい、寄りかかるな…むっ」

和「? どうしました?」

京太郎「いや…髪、上げて結ってるんだなーって…」ソワソワ

和「挙動不審ですよ?」

京太郎(…や、やべえ…和が思ったより長風呂で、出るタイミングが…頭がくらくらしてきた…)

和「須賀君? 大丈夫ですか?」

京太郎「ああ…大丈夫…うん」

和「そうですか…あの、人が多くなってきたので近くによってもいいですか?」

京太郎「ああ…」

和「それでは失礼します」ヒョイッ

和「あら…須賀君の膝、凄く座りやすいですね。それに胸板も背中を預けやすくていいです」キリッ

京太郎「……」ボー…

和「あの、須賀君? ツッコミは…」

京太郎「和の髪、いい匂いだな」スンスン

和「……」ピシッ

和「あ、あの、須賀君!? く、くすぐったいです!」

京太郎「うん、良い匂いだ。頭の先から首筋まで…うん、臭くない」

和「あふっ…ん、あ…やっ、須賀君の鼻が首に当たって…」

京太郎「クセになりそうだ。もっといいか?」

和「っ! やぁあ…息が、す、須賀君っ!」

京太郎(あ、髪の分け目に汗が滲んでる…)チュッ

和「!」

和「はあ、はあ…」ボーッ

京太郎「和? 息が荒いけど大丈夫か?」

和「だ、大丈夫です…ちょっと驚いただけで…ひぅっ!?」

京太郎「…」ツツツ…

和「な、なに、してるんですかぁ…」

京太郎「和の首筋、綺麗だよな」

和「あぅ…す、すがくん…」

京太郎「俺…そういう…」

和「……」ドキドキ

京太郎「……」

和「…須賀君?」クルッ


京太郎「」チーン

和「す! 須賀君! 大丈夫ですか!?」

京太郎「うぅ…」

和「須賀君? 大丈夫ですか」

京太郎「ああ…和? そっか、温泉でのぼせて…」

和「はい。ダメじゃないですか須賀君、のぼせるまで我慢してたら…ティッシュくらい持ってこないと」

京太郎「そんな我慢はしてねーよ…ごめん、ありがとな」

和「どういたしまして。やっぱり須賀君はこの方がいいです」クスッ

京太郎「? なんかよく分からんが…一つだけいいか?」

和「どうぞ」


京太郎「この枕はおかしいだろ」

和「そうですか? 膝では固さがありますから、体温の高いお腹で相手の頭を保護する画期的な」

京太郎「腹としても下過ぎんだよ! 手ぇ離せ! 起きるから!」グググ

和「ダメです。まだこのままでいてください」グググ 

小ネタここまででー。次は本編透華でー。

哩「ツモ。2000、4000」

誠子(ダマってことは和了り重視か。縛りをかけてたってことだろうな)

浩子(一人だけ格上なんは認めるけど、和了りすぎやろ福岡の…なんや縛られるほど強くなるって、結局Mか?)

灼(ダマでイク…他に人がいるシチュ?)


――南二局――

浩子(おろ、良い具合にチートイツになったか。スジ引っ掛けになるし、親やしここはリーチやな)

哩(親リーか。亦野はオリ気味が…息吹き返すタイプやけん、警戒はすっばってん)

哩(こん巡目にこん手…普通はオリ。ばってんここではオリん)

哩(点差のこともある。私が高く和了れば和了るほど、姫子が点ば取ってくれる!)

哩「リーチ!」

哩(姫子との、二人の和了りになるけん!)

哩(……また合体とか言い出すか? せめて、その…快感さえなければまだマシなのに…)モジモジ

浩子(追ってきた…まだヤリ足りひんのかこの人は…)

灼(アゲアゲ…満々…)

誠子(この二人ときたら…とはいえこっちとしては、オリきらずに攻めは残したい。これかな)トン

浩子「――ロン。9600」

誠子(スジ引っ掛け…)

浩子「…なんや、スジ引っ掛けがそんなに珍しいか?」

誠子「あ、いやすみません。リー棒で釣りもらいます」

浩子「ほい」

誠子「……」

浩子「…スジやと引っ掛からんくらいピッタリ閉じ」

誠子「その口釣り糸で縛り付けてやろうか!」

淡「あーあ、振り込んだー。仮初の安牌を見誤ったー」

照「ちょっとウザい…」

淡「ふにゃっ」

菫「亦野はオリ時にスジと字牌に頼りすぎるきらいがあるな」

菫「普段は強気に押し切ってるんだろうが、今回は格上の白水と、間隙を突く相手…」

菫「普段押せ押せのビッチこそ、受けに回ると弱いということだな…」フゥ

照「誠子をビッチ呼ばわりは許さない…」ゴゴゴ

尭深(先輩、ちょっとマジだ…)

浩子「ロン。12300!」

誠子(直前に二枚切れの字牌!? その辺は運とはいえ…)

浩子(ごちそうさんですー!)クケケ


雅枝「良さげやな」

セーラ「んかっ、監督いつのまに!」

雅枝「なんやその恰好は。ここは自室とちゃうやろ」

セーラ「へへ…すんません、トランクスの解放感が良くて」

雅枝「まったく…怜達の方はもうすぐこっちに着くわ。竜華も間に合うから安心し」

セーラ「そっすか。それにしても浩子の奴、調子いいですよ」

雅枝「おかげで助かるわ。身内びいきとか言われたくないからな」

セーラ「どのみち言われるとは思いますけど…それより監督」

雅枝「ん?」


セーラ「出張ヘ○スん方はもう終わったんすか?」

雅枝「どっからその頭の悪いエセ情報…あのアホ娘やな…アンタも何日前や思っとんねん」

――南二局――

浩子(阿知賀との点差は600…手が届きそうや)

浩子(あえて言うならプラス千円でオプションを付けられるっちゅーか…)

灼「リーチ」

浩子(って言ってる傍から2位浮上かい! まあええ、とりあえず2位をキープや)

哩(鷺森灼には…)

誠子(筒子以外なら)

浩子(通るはずやんな)


晴絵「なんて思ってるかもしれないけどね、そう思う打ち手が出てくるここらが見せ時」

憧「相手の意表を突くってことね。決勝までもったいない気もするけど…ここで負けたら元も子もないもんね」

晴絵「そそ。普段お固く絶対見せないって思わせといて、本命にはチラッと見せて落とすわけよー」

憧「いやだから知らないし」

晴絵「んんー? ほら、さっき憧がナンパしてた金髪君とかにさあ」

憧「だぁかぁらぁ!」


灼「ロン。8600」

誠子(お得意の待ち方は捨てて萬子待ち…? 良形なら普通にツモ狙っとけよ!)

哩(参った…ここで路線変更とは、対応できっか?)

浩子(急に変えてきおった…コトの最中に攻め方を変えるとは、なかなかのもんやな)

灼「……」


灼『私がしっかり者? だから部長…』

晴絵『うん。私が言うのもなんだけど、私が絡まなければキッチリ仕事もするからね』

灼『いや…でもしっかり者っていうなら、憧ちゃんもしっかり者だとおも…』

晴絵『んー、確かにしっかり者だけど…ツッコミだし。部長業務までさせたらしんどいでしょ』

灼『それはそうかもしれな…』

晴絵『あとこーゆーのは一発目が良ければいーの。第一印象ってことね』

灼『はるちゃんが言うならなんでも引き受ける…』

晴絵『そう! 良かったー。そうそう、私も部長だったんだよ。いやあ部長権限で色々したなあ…』ジュルリ

灼『私にも! 私にも色々してほし!』ピョンスピョンス

憧『ね、1年の私が口出すことじゃないかもだけど…部長の仕事、一人で大丈夫?』

灼『ん…ちょっと取材とか、期待とか、責任とかはおっきいかも…』

憧『ふーん…申請とか裏方仕事なら手伝うわよ? 取材とかはお任せになるけど』

灼『だいじょぶ…それより頼みたい仕事があるし…』

憧『ん?』

灼『はるちゃんをはじめに…みんなをまとめるのは一筋縄じゃいかな…』

憧『そうねー、随分個性的だし』

灼『ん。だから一番重要かもしれない仕事…』

憧『え?』


灼『これからもしっかりツッコミを貫いてほし…』ポン

憧『分かったってゆーか知ってたわよコラー』

やえ『ちょいとあんた達、来週少しヒマない?』

灼『ごめ…私には心に決めた人がいるから…』

やえ『ナンパはしとらんが、それはそれで残念だな』

灼『なんならうちの部員を紹介する…?』

やえ『うーん、別に女の子が好きと言う訳でもないぞ。それよりも――』


やえ『やっぱりTバックは黒で』

灼『異論なし…ところで、何の用…?』

やえ『あ、そうだった。晩成で壮行試合をするつもりなんだけど、どう?』

灼『ありがた…』

やえ『それじゃ。おっともうこんな時間か。話し込んじゃったな』

灼『有意義だった…』

女子力向上委員会。レベル2

健夜「ただいまー…おかーさん、何か食べるものある?」

健夜「うん、仕事は普通に終わったけど。その後に高校生の子たちと打ってきたから」

健夜「みんな女の子だったけど…あ、一人男の子もいたよ」

健夜「…それで、えーと…これ買ってみたんだけど」

健夜「ど、どうかな? ブランドがわかんなくて、デパートで勧められたやつ…」

健夜「匂いとかもわかんないし…香水ってどうやってつけるの?」

健夜「何で買ったっかって…そのー…勢いで抱きついちゃって…男の子に」

健夜「やっ! 事故っていうか勢いでだよ!?」

健夜「それで…汗臭くないかなぁ、とか」

健夜「わ、笑わないでよぉ!」

次スレ立てました。安心して消化して貰ってもOKよー。

京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405092519/)

そいでもって今日はここまででー。

お見せしよう…王者の首筋を!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom