ほむら「魔女が繋げる絆」(250)
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ほむら「ついにワルプルギスの夜が来る……」
ほむら「今度こそ……」
ほむら「決着をつけてやる!」
ほむら「……って」
ワル夜「アハハハハハハハハ」ミニサイズ
ほむら「ちっちゃい……」
ワル夜「フフフフ?」
ほむら「ちょっと可愛い……かも」ホムゥ
ワル夜「ア-ハッハッハ」チョコン
ほむら「手乗りワルプルギスの夜、なんてね……」
~ほむホーム~
ほむら「はっ……!?」
ほむら「夢……よね?」
ほむら「……夢とはいえ、ふざけたのが出てきたものね」
「アハハハハハハハハ」
ほむら「」
ワル夜「ヒャヒャ!アーハッハッハッハ」チッチャイ
ほむら「訳が解らないわ」
ほむら「え、なにこれ? これマジでワルプルギスの夜なの?」
ワル夜「キャハハハ」
ほむら「つーかなに? どうなってるの? あれは夢かなんかじゃなかったの?」
ワル夜「クスクスクス、アーハッハッハッハ!」
ほむら「というか、ここにワルプルギスの夜がいるなら、ワルプルギスの夜が来る日はどうなるの?」
ワル夜「ウフフフフ、ヒヒヒヒ」
ほむら「あーっもう! うるさいわよっ! 少し静かにして!」
ワル夜「アハハ……ハハ……」ションボリ
ほむら「え、いや、そんなに落ち込まれると、その……」
ほむら「なんか私が悪いみたいじゃない……」
ほむら「と、とりあえず、ほらおいで……」
ワル夜「アハハハハハハハハ♪」ワルワル
ほむら「本当に手乗りサイズね。浮いてるから手乗りじゃないけど」
ワル夜「キャハハハ、アハハハハ」
ほむら「えっと……貴方は何者なの? ワルプルギスの夜なの?」
ワル夜「ヨクワカンナイ。ウフフフフ」
ほむら「解らないのね……それにしても……」
ワル夜「ハハハハハハハ」スリスリ
ほむら「もしかして、懐かれちゃってるのかしら?」
ほむら「ほら、こっちおいで?」
ワル夜「キャハハハ」ワルワルワル
ほむら「ちゃんと、着いて来るわね……浮いてるし逆さまだけど」
ほむら「ペットみたいなものかしら……」
ほむら「魔女をペット……何の冗談よそれ」
ワル夜「アーハッハッハッハ」
ほむら「さっきから笑ってばっかね……」
ほむら「私の言葉を理解できるのかしら?」
ワル夜「キャハハハ?」
ほむら「うーん……私は暁美ほむらよ。解る? ほむら」
ワル夜「アハハハ、ホムラ、キャハハハ」オボエタ
ほむら「一応理解出来るのね。笑うのは止めないけど……」
ほむら「貴方、能力を使えたりするのかしら?」
ワル夜「フフフ、ナニソレ?」
ほむら「使い魔とか出せたりするの?」
ワル夜「ワカンナイ。アーハッハッハッハ」
ほむら「これって一応無害ってこと……なの?」
ほむら「と、とにかく今まで通り行動してみましょう」
ほむら「小さいとはいえ、ワルプルギスの夜がいるのはあれだけど……」
ワル夜「ホムラ!ホムラ!アハハハハハハハハ」
ほむら「はいはい、ちゃんと覚えられて偉いね」ナデナデ
ワル夜「キャハハハ、フフフ♪」エヘン
ほむら「ちょっと可愛いかも、と思ってしまった自分が憎い」
~学校~
早乙女「え~っと……暁美さん」
ほむら「はい?」
早乙女「それは……なんでしょうか?」
ワル夜「ウフフフフ、ワタシ?」
ほむら「ペットです」ファサッ
早乙女「ペットって……なんか笑ってるし、浮いてるし……」
ほむら「そういう種類なんです」
早乙女「そもそも学校に連れて来るのは……」
ほむら「どうしても着いて来るって聞かないので」
早乙女「はぁ……」
~少し前~
ほむら「さて、学校に行かなきゃだけど」
ワル夜「ガッコウ!ガッコウ!アハハハハハハハハ」
ほむら「……貴方は留守番よ?」
ワル夜「ツイテク!キャハハハ!」
ほむら「流石にそれは……」
ワル夜「ダメ……?」ションボリ
ほむら「うう……」
ほむら「まあ……仮にもワルプルギスの夜なんだし、害がないとは言い切れないわね」
ほむら「常に監視するためにも……一緒に行きましょうか」
ワル夜「アハハハハハハハハ、キャハハハ、アーハッハッハッハ♪」ワーイ
ほむら「嬉しいのは解ったけど、笑いすぎよ……」
ほむら(なんてことがあって、連れてきたけど……)
ワル夜「アハハハハハハハハ」
ほむら「流石に周りの目があれね」ホムゥ
ワル夜「ゴメンネ。キャハハハ」
ほむら「いいわよ別に。というか、笑いながら謝られるのは複雑な気分になるわね」
まどか「あ、あの、ほむらちゃん」
ほむら「なにかしら?」
まどか「それって何なのかな?」
ほむら「ペットよ」
まどか「浮いてるし、喋ってるけど……」
ほむら「QBみたいなものよ」
まどか「あ、なるほど」
さやか「てんこーせー!」
ほむら「何かしら美樹さやか」
さやか「いやぁ、それが気になっちゃってしょうがなくて」
ほむら「貴方も物好きね」
さやか「なによー。だったらそれをペットにしてる転校生もそうじゃん」
ほむら「そうね、なんでこんなのをペットにしているのかしら」
さやか「この子名前とかあんの?」
ほむら「ワルプルギスの夜よ」
まどか「ワルプルギスの夜……なんか長くて解りづらいね……」
さやか「おまけに可愛くないなー」
ほむら「そんなこと言われても、私はそう呼んでるから」
さやか「そんじゃ~……わるちゃんね」
ほむら「は?」
さやか「この子の愛称。お~い、わるちゃ~ん」
ワル夜「アハハハ。ワタシノコト?」
さやか「そうだぞー」
ほむら「安直ね……」
さやか「うるさいな~。この子だってこんなに喜んでるじゃん」
ワル夜「キャハハハハハ。ウフフフ♪」
ほむら「この子は笑っているのが普通なのよ」
さやか「いーやあたしには解る! これは間違いなく喜んでいるね」
まどか「あははは……」
さやか「でさー、これどうしたのさ?」ツンツン
ワル夜「ヒャハハハハ。ツツカナイデ」ワルワル
さやか「うお、逃げるな。この!」
ほむら「朝起きたら、いたのよ」
まどか「いつの間にかいたってこと?」
ほむら「ええ」
さやか「なんだそれー。お前は何者なんだー?」ナデナデ
ワル夜「ワカンナイ。キャハハハハハ」
まどか「でも、ちょっと可愛いかもね」
さやか「芸とか出来るのかな?」
ほむら「さあ……試してないから知らないわ」
さやか「お手!」
ワル夜「オテ?クスクスクス」ナニソレ
さやか「あ、解んないかー。私が『お手』って言ったらこう手を出して……」
ワル夜「コウ?」テヲダス
さやか「そうそう! 逆さまなのが気になるけど」
まどか「賢いんだねー」ナデナデ
ワル夜「アハハハハハハハハ♪」チョットテレル
さやか「じゃあもっかい、お手!」
ワル夜「キャハハハハハハハハ」テヲダス
さやか「お~、えらいえらい」
まどか「あ、もうそろそろ授業始まっちゃうよ」
さやか「おお、ほんとだ」
まどか「じゃあまたね、わるちゃん」
ワル夜「マタネ。ウフフフフフフ」バイバイ
ほむら「ちょっと」
ワル夜「ヒャハハハハ?」ナニ?
ほむら「流石に授業中に笑っているとまずいから、我慢してもらえるかしら?」
ワル夜「ワカッタ。アハハハハハハハハ」
ほむら「お願いね」
~授業中~
先生「えー、であるからして~……」
ほむら「……」
ワル夜「……」シーン
ほむら「……」
ワル夜「……」ウズウズ
ほむら「……」
ワル夜「……」ガマン
ほむら「……」
ワル夜「…………アハ」デキナイ
ほむら「時止め!」
ほむら「もう……駄目じゃない」
ワル夜「ゴメンナサイ」オジギ
ほむら「ただでさえ、あなたの存在で目立ってるんだから」
ほむら「授業中くらいは静かに……ね」
ワル夜「ハーイ」ワカッタ
ほむら「じゃあ、時を動かすけど……大丈夫?」
ワル夜「ダイジョウブ!クスクスクスクスクスクス」
ほむら「ほら、言ってるそばから」
ワル夜「アッ」ウッカリ
ほむら「ふふふ、しっかりしてね」
~昼休み~
ほむら「なんとか無事に授業を乗り切れたわ」
ワル夜「アハハハハ」タイヘンダッタ
ほむら「ちゃんと出来て、偉かったわよ」
さやか「てんこーせー、一緒にお昼食べよう!」
ほむら「私は、貴方と一緒にお昼を食べるほどの仲ではなかったと思うのだけれど?」
さやか「いや~、やっぱその子が気になって」
ほむら「貴方はなぜか、この子がお気に入りみたいね」
ワル夜「アリガト。キャハハハハハハ」
さやか「なーんか、可愛いし珍しいし? 何者かなんてどうでもいいよねー」
さやか「可愛いは正義! ってね」
これはマミ「その魔女の名は」だったかの続き?
さやか「ほら、まどかも一緒に!」
まどか「あ、うん。いいかな、ほむらちゃん?」
ほむら「ええ、もちろん」
さやか「む~、転校生ってなんかまどかには優しいよね」
さやか「あたしに対しての扱いの改善を要求するー!」
ほむら「これから善処しないこともないわ」
さやか「なによそれー」
ワル夜「クスクスクスクスクス」
さやか「わるちゃんも、笑わないでよー」
ほむら「いや、その子はいつも笑ってるじゃない」
さやか「いや、今のはあたしを見て笑っただろー」
さやか「ほらほら、正直に言ってみなさーい」
ワル夜「チガウチガウ」
さやか「む~、ほんとに?」
ワル夜「ホントホント」コクコク
さやか「じゃあ許す!」
ワル夜「ヨカッタ。ウフフフフフフ♪」
ほむら「全く何をやっているんだか」
まどか「あはは、じゃあお昼ごはん食べよっか」
さやか「そーいやさー」モグモグ
ほむら「食べながら喋るのは行儀悪いわよ」
さやか「ごくん……。わるちゃんは何か食べるの?」
ワル夜「オナカスイタ。アハハハハハハハハ」グー
まどか「お腹すいた、って言ってるよ?」
ほむら「そう言えば、朝から何も食べさせてないわね」
ほむら(というか、食事が必要なのね……)
さやか「え~っ、それは可哀想じゃん!」
さやか「そうだ、玉子焼き食うかー?」
ワル夜「イタダキマス」アーン
さやか「ほれ」
ワル夜「モグモグ」
まどか「相変わらず、逆さまなんだね……」
ほむら「もうそれについては、気にしないことにしてるわ」
さやか「でも、さすがに食べてる時は静かなんだな」
ワル夜「オイシイ。キャハハハハハハ♪」
さやか「お、そっかー。よかった」
まどか「私も何かあげようかな……」
ほむら「仕方ないわね、私も……」
……
…………
………………
まどか「ごちそうさま」
ワル夜「オナカイッパイ。アハハハハハハハハ」
さやか「転校生、今度からちゃんとこの子のご飯も用意してあげなよー?」
ほむら「ええ、そうね。そうするわ」
ほむら「今日はわざわざありがとう」
まどか「そんな、気にしなくていいよほむらちゃん」
さやか「そうそう。もうちぃーっとばかりあたしの扱いもよくしてくれれば」
ほむら「……出来る限り努力はするわ」
さやか「まあ、まどかは可愛いから優しくしちゃうのも解るけどねー」
まどか「そ、そんなことないよぉ」
~放課後~
ほむら「さて、帰りましょうか」
ワル夜「クスクスクスクスクスクス」コクン
さやか「転校生、一緒に帰らないー?」
ほむら「今日は随分絡んでくるわね……」
さやか「いやー、これを機に仲良くなっとこうかなーって」
さやか「わるちゃんとも仲良くなりたいしねー」
ワル夜「ナカヨク?キャハハハハハハ」
ほむら「はぁ……まあ特に断る理由もないから、構わないけれど」
さやか「よーし。ほら、まどかも一緒に」
まどか「あ、うん」
さやか「でさー、あたしはこう思うわけで」
ほむら「私はそうは思わないわね」
さやか「えー、そんなことないって! わるちゃんはどう?」
ワル夜「ワカンナイ。フフフフフフフフ」
さやか「じゃああたしと転校生どっちにつく? どっちの味方?」
ワル夜「コッチデ。アハハハハハハハハ」スリスリ
ほむら「あら、私?」
さやか「くぅ~……負けた」
まどか「ま、まあ、わるちゃんはほむらちゃんに懐いてるみたいだし、仕方ないよ」
さやか「まどかはどっちにつくの!?」
まどか「え、え~っと……」
まどか「さ、さやかちゃんで」
さやか「よっしゃー、これで引き分けだー」
ほむら「まどか……同情から味方するのは相手のためにならないわよ」
まどか「あ、あはは、そんなことは」
さやか「なんだなんだ~? まどかがついてくれなくて悔しいのか~?」
ほむら「……そんなことないわ」ホムゥ
さやか「拗ねるな、拗ねるな」
ほむら「拗ねてなんか……ないもん」
まどか「でも、ちょっとほむらちゃんの意外な一面が見れて、嬉しいな」
さやか「そうそう。ミステリアスでちょーっと近づきにくいイメージあったけど」
さやか「実際喋ってみるとそうでもないって解ったよ」
ほむら「まあ……確かに私の態度も良くなかったかもしれないわ」
さやか「おお、そう言ってくれるだけで随分前進したんじゃね?」
まどか「これからもよろしくね、ほむらちゃん」
ほむら「ええ……」
ワル夜「ヨカッタネ。キャハハハハハ」
さやか「そうそう、わるちゃんのお陰だねー。このこの」ツンツン
ワル夜「アーハッハッハッハッハ♪」テレル
今夜は一旦終了とします
なお>>32の質問ですが、続きと言うわけではありません
が、マミさんはシャルとセットで出る予定
__ __
.^万~^
(◎・・ )
γ::;;∥||;::Ω ズザザーーーッ
//;;;;;:;;:::γ/ (´´
/λ:Qプ;;( (
ノソ ⌒~~ /..> (´⌒(´
(´⌒(´⌒;;
__ __
^~天~^
(・・◎・・) 杏子はあたいが育てた
γ::;;∥||;;:Ω
//;;;;;:;;:::γゝ'
/λ::Qプ;;::/( ヽ
ノソ ⌒~~ /..>
∠ヽミ 巛ヘフ
ほ
>>47
~ほむホーム~
ほむら「ふう……」
ワル夜「タダイマ。ウフフフフフフ」
ほむら「色々大変だったけど、なんとかなったわね」
ほむら「これなら、これからも連れて行って平気かしら」
ワル夜「ヒャハハハハハハハ、コレカラ?」
ほむら「そうよ。明日からも一緒に学校に行くの」
ワル夜「アハハハハハハハハ、キャハハハ、アーハッハッハッハ♪」ワーイ
ほむら「そんなに私と一緒にいるのが嬉しいのかしら」
ほむら「まあ……悪くない気分ね」
ほむら「姿形がワルプルギスの夜なのは、もう気にしないことにしましょう」
ほむら「どうしてこうなったか、理由も解らないし……」
ほむら「そうこうしている内に、晩ご飯に時間だわ」
ワル夜「オナカスイタ」
ほむら「と、ここで1人分しか材料がないことを知る私」
ほむら「流石に、ご飯無しは可哀想だし買いに行きましょう」
ワル夜「カイモノ。ウフフフフフフ」
ほむら「……まあ連れて行っても平気でしょう。学校でも大丈夫だったし」
ほむら「一応、家にいたらいたで何されるか解らない……からね」
ほむら「そんな訳で、材料を買いに来たわけだけど」
ほむら「貴方って、何か食べたいものはあるのかしら?」
ワル夜「ウーン」ナヤム
ほむら「と言っても、解らないわよね」
ほむら「という訳で、勝手に決めちゃいましょうか」
ワル夜「ウーン」マダナヤム
ほむら「あ、もう考えなくていいわよ」
ワル夜「ソウナンダ。アハハハハハハハ」
<アリガトーゴザイマシター
ほむら「結構買い込んでしまったわ」
ほむら「今日は色々安かったわね……ちょっと得した気分」
ワル夜「テツダウ!クスクスクスクス」
ほむら「あらそう? じゃあこの袋持てるかしら?」
ワル夜「キャハハハハハ♪」ヨイショ
ワル夜「アハハハ……アハハハハハハハ」フラフラ
ほむら「フラフラしてるけど……大丈夫?」
ワル夜「アッ!」ズル
ほむら「っと!」
ほむら「危なかったわね」
ワル夜「アハハハ」ゴメンネ
ほむら「もう……笑って済ませようとしない」
~再びほむホーム~
ほむら「さて、帰ってきたし、早速調理開始よ」
ワル夜「キャハハハハハハ♪」
ほむら「えーっと、材料切って……下味を……」
ほむら「あ、塩コショウ取ってわるちゃん」
ワル夜「ハイ」
ほむら「ありがと。それから……」
ほむら「あ、わるちゃんフライパン出して温めておいて」
ワル夜「ハーイ。フフフフフフフ♪」
ほむら「それから……」
……
…………
………………
ほむら「完成ね」
ワル夜「デキタデキタ。アハハハハハハハハ」
ほむら「それじゃあ、食べましょうか」
ワル夜「イタダキマス」
ほむら「いただきます」
ほむら「ぱく……」モグモグ
ワル夜「パク」モグモグ
ほむら「うん、上出来ね」
ワル夜「オイシイ!キャハハハハハハ♪」
ほむら「それは良かったわ」
ほむら「今日はわるちゃんには感謝してるわ」
ワル夜「ヒャハハハハハハハ?」ナニヲ?
ほむら「わるちゃんのお陰で、まどかや美樹さやかと、友好な関係になれそうだから」
ほむら「……もう誰にも頼らないって決めたけど」
ほむら「やっぱり、仲良くしたい……から」
ほむら「未だにこの時間軸が、どうなっているのかはよく解らないけど」
ほむら「このまま、幸せな時間が過ごせるって期待しちゃっていいのかな……?」
ワル夜「ヨクワカンナイ」
ほむら「ふふふ。そうよね、わるちゃんに言っても解んないよね」
ほむら「でもやっぱり……ありがとうね」
ほむら「ごちそうさま」ペコリ
ワル夜「ゴチソウサマ」ペコリ
ほむら「自分が食べた食器は、自分で持ってきてね」
ワル夜「ハーイ。アハハハハハハハハ」
ほむら「落とさないようにね」
ワル夜「ダイジョウブ!ウフフフフフフ」
ほむら「そうかしら? 貴方、意外とおっちょこちょいだと思うわよ?」
ワル夜「ソウカナ?」ウーン
ほむら「まあそんなに長いこと一緒にいたわけじゃないから、まだ解らないわね」
ほむら「洗い物、洗い物」
ほむら「お皿を拭いて~♪」
ほむら「はい、これしまって」
ワル夜「ハーイ。ヒャハハハハ」
ほむら「……」
ほむら「なんかいいわね、こういうの」
ワル夜「ナニガ?キャハハハハハハ」
ほむら「何でもない。はい、次これ」
すいません。少し席を外します
さやか「名前はワルちゃんがいいよ」
まどか「逆立ちちゃんにしようずwwwwww」
~次の日~
ほむら「う~ん……ふぁ……」
ほむら「もう朝ね……わるちゃんは……」
ワル夜「zzz」スヤスヤ
ほむら「まだ寝てるわね。逆さまで浮いたまま……」
ほむら「今更だけど、頭に血が上らないのかしら」
ほむら「ほら、起きなさい」
ワル夜「ウーン……」
ワル夜「クスクスクスクス、オハヨウ」
ほむら「おはよう」
~登校中~
ほむら「わるちゃんを連れて登校するのは二回目だけど」
ワル夜「ガッコウ、ガッコウ。ウフフフフフフ♪」
ほむら「なんかもう、十分馴染んだ気分ね」
ほむら「あら、あれは……」
ほむら「巴マミと……何かしら? ぬいぐるみを頭の上に乗せているけど……」
マミ「あら、暁美さんじゃない。おはよう」
ほむら「おはよう」
ほむら「ねえ、巴マミ。なぜぬいぐるみを持ってきているのかしら?」
マミ「ああ、これ? 昨日偶然見つけてね」
マミ「ほら、挨拶して」
シャル「シャルロッテ!」
ほむら「喋るのね……シャルロッテというのはこの子の名前?」
マミ「そうよ。あら、あまり驚かないのね」
ほむら「似たようなのがいるから」
マミ「貴方のそばで逆さまになって浮いているそれ?」
ワル夜「ヨロシクネ。キャハハハハハハ」
マミ「はい、よろしくね。この子の名前は?」
ほむら「……愛称はわるちゃんよ」
マミ「ふふ、可愛いわね。この子もシャルでいいわよ」
ほむら「解ったわ」
ワル夜「ヨロシクネ。アハハハハハハハハ」ペコリ
シャル「ワタシハホムホムハデス」ペコリ
マミ「あの子たちも挨拶は済んだみたいね」
ほむら(やっぱりあれも魔女……なのかしら)
ほむら(わるちゃんと同じように、無害っぽいけど)
マミ「それじゃあ私の教室はこっちだから……」
マミ「また後でね」
ほむら「後で?」
マミ「だって、わるちゃんのこととか気になるもの」
マミ「お話とかしてみたいわ」
ほむら「まあ……別に構わないけど」
マミ「決まりね。それじゃあまた後で」
ほむら「ええ」
さやか「あ、ほむら。マミさんと何話してたの?」
ほむら「わるちゃんのことで、後でお話ししないかって誘われただけよ」
まどか「マミさんも気になるのかなー」
ほむら「というか、転校生って呼び方じゃないのね」
さやか「いやぁ、もうその呼び方は流石に距離があるみたいだからね」
さやか「あたしのことも、『さやかちゃん』って呼んでいいんだぞー」
ほむら「……遠慮させてもらうわ」
さやか「照れることないのに。ねー、わるちゃん」
ワル夜「ネー。アハハハハハハハハ」
ワタシハホムホムハデス
マミさん・・・
>>110
その台詞は原作からのネタなんで、気にしないでwww
さやか「転校生はほむちゃんね」
ほむら「安直ね」
さやか「あけさんでもいいよ」
ほむら「何でさん付けなの?」
まどか「じゃあ、今日のお昼はマミさんも一緒に誘って食べようか」
さやか「そうだねー」
まどか「楽しみだね、ほむらちゃん!」
ほむら「まあ、ね」
ワル夜「ワタシモタノシミ。キャハハハハハハ♪」
さやか「そうかそうか。わるちゃんも楽しみかー」
ほむら「そんな訳で、昼休み」
まどか「ほむらちゃん、マミさん誘いに行こう」
ほむら「そうね」
さやか「てか、あそこにいるのマミさんじゃない?」
まどか「あ、ほんとだ。マミさーん」
マミ「あら、丁度よかったわ。暁美さんを誘いに来たところだったから」
さやか「えっと、私たちも一緒にいいですか?」
マミ「ええ、もちろん」
さやか「ところで気になってたんですが」
マミ「あら、なにかしら?」
さやか「マミさんの頭の上にあるぬいぐるみって、もしかしてほむらと同じような……」
シャル「~♪」
マミ「ええ、この子もわるちゃんみたいなものね」
まどか「へぇ~、名前ってあるんですか?」
シャル「シャルロッテ!」
さやか「シャルロッテって言うのか」
シャル「……」コクコク
マミ「私は、シャルって呼んでるわ」
さやか「わるちゃんと違って、喋るのはあんまり得意じゃないのかな?」
まどか「でも、ぬいぐるみみたいですごく可愛い~」
シャル「///」テレル
ワル夜「ムー……」スネル
さやか「おーっと、わるちゃんが拗ねちゃってるよ」
ほむら「心配しなくても、わるちゃんも可愛いわよ」
ワル夜「キャハハハハハハ。アハハハハハハハハ♪」スリスリ
マミ「暁美さんも、懐かれているのねぇ」
ほむら「う、嬉しいのは解ったから落ち着いて……」
ほむら「今日はちゃんと、わるちゃんの分も持ってきたからね」
ワル夜「イタダキマス。キャハハハハハハ」
さやか「あれ、マミさんはシャルちゃんにご飯持ってきてないんですか?」
マミ「ああ、この子は……」
シャル「……」オカシダス
シャル「~♪」モグモグ
マミ「こんな風に、お菓子を出せるみたいなの」
まどか「すごーい」
,-‐- 、
,..-──- 、 i `ヽ、 可愛いとか照れるわぁ
-‐ 、_ ,.:::':::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 | 、─ '
`゙'ー- 、,∠:::::::::::::::;.-‐-v' ⌒`ヽ,‐、ヽ.j ┌.’
テ , , _,., 二> ゙、:、lヽ===========
゙ー‐''"´`'7"::`''"´::::::;:ゝ ___ ゝ ‐'ニヽ.弋l |
/:::::::::::::::::::::{ //‐゙i |l .il i. l |
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'、ヽ ヽ───‐┘
ヽ!二二二二二二二二二
ワル夜「クスクスクス」
シャル「……?」ナニ?
ワル夜「モラッテイイカナ?ウフフフフフフ」
シャル「……」ドーゾ
ワル夜「アリガトウ。キャハハハハハハ♪」
マミ「あっちはあっちで、仲良くしてるみたいね」
まどか「こっちも、食べようか!」
ほむら「そうね」
さやか「いただきまーす」
まどか「マミさんの、とっても美味しそうですねー」
マミ「そう? 鹿目さんのもとても美味しそうよ」
まどか「私のはパパが作ってくれたものだけど……」
まどか「でもマミさんって一人暮らしだから、手作りですよね?」
さやか「すっごいなー。あたしには考えられないよ」
まどか「ほむらちゃんも一人暮らしだったよね? やっぱり大変なの?」
ほむら「もう慣れてしまったわ」
マミ「そうね、自分でやるしかないものね」
まどか「寂しくとかないんですか?」
マミ「うーん……私はキュゥべえもいたし、今はこの子もいるからね」
シャル「?」ナァニ?
さやか「そんじゃあ、ほむらは?」
ほむら「そうね……考えたことも無かったけど」
ほむら「わるちゃんとの生活も、悪くはないかな……って思ってるわ」
さやか「おーおー、大分デレたな!」
ほむら「なによそれ」
さやか「良かったなー、わるちゃん!」
ワル夜「アリガトウネ」
ほむら「あ、いや……こちらこそありがとう」
マミ「もうすぐ、昼休みが終わるわね」
まどか「今日はすごく楽しかったです」
さやか「シャルちゃんのお菓子美味しかったよ」
シャル「♪」エヘヘ
さやか「あー、でもいいなぁ。私もこういう子欲しいー」
マミ「ふふふ、街をブラブラしてたら偶然会えるかもね?」
ほむら「朝起きたら、いつの間にかいるかもね?」
さやか「う~む……今日は少し寄り道して帰ろうかな……」
さやか「それとも、家に来やすいよう窓を開けて寝るか……」
まどか「あ、あはは……」
杏子ちゃんはオクタ?
~放課後~
ほむら「さて、帰りましょうか」
ワル夜「ヤットオワッタ。クスクスクス」
まどか「ほむらちゃん、今日も一緒に帰ろっ」
ほむら「ええ」
さやか「うーん……どの辺に行ったら会えるのかな」
まどか「さやかちゃん、まだ本気で悩んでるんだ……」
さやか「何言ってんのさ。結構重要だよこれ!」
ほむら「はいはい、帰るわよさやか」
ワル夜「オイテッチャウゾ。キャハハハハハハ」
さやか「待って待って、置いてかないで!」
すいません。また少し席を外します
>>128
さすがに、さやかがいるのにオクタヴィアはどうかと思ったので違います
さやか「今日は寄り道するからここで!」
まどか「さやかちゃん、本気で探すんだ……」
ほむら「そう、じゃあ頑張ってね」
ワル夜「ガンバレー」
さやか「ちょいまちっ!」ガシッ!
ほむら「ほむっ!?」
さやか「ほむらもついてきてよ~」
ほむら「えーっと……なぜかしら?」
シャル「…」ゴソゴソ
シャル「イッショニオカシヲタベマセンカ?」ッパ
さやか「ほら、どんな子と会うか解らないし」
さやか「同じようなわるちゃんがいたら、何かといいかなって」
ほむら「だからってなんで私までついていかなきゃ……」
さやか「わるちゃんほっとくわけにはいかないでしょ?」
ほむら「いや、そうだけど……そもそもわるちゃんが行くことが決定済みなのね」
さやか「むぅ~……ダメかなぁやっぱ……」
ほむら「……ダメとは言ってないでしょ」
さやか「おおっ、あんがと~ほむら~」ギュー
ほむら「暑苦しいから、抱きつかないで……」
さやか「だから照れるなって!」
ほむら「ほむぅ……」
さやか「そんじゃまどか、またね!」
まどか「うん、さやかちゃんもほむらちゃんも気をつけて帰ってね」
ほむら「ありがとうまどか。またね」
さやか「よーし、いくぞほむら~」
ほむら「解ったから落ち着きなさい」
ワル夜「イクゾー。ウフフフフフフ」
ほむら「もう……わるちゃんまで」
まどか「頑張ってねー」
さやか「さーて、どこにいるのかな」
ほむら(あら……あそこでダンスゲームしているのは……)
杏子「よっ、ほっと」
ほむら(佐倉杏子ね……それに……)
ギーゼラ「そこだ杏子!」
杏子「わーったから静かにしてろって。気が散るから」
ほむら(あれも……魔女なのかしら)
さやか「あれ、あの髪の赤い子が連れてるのって……」
ほむら「たぶんそうね」
さやか「あ~、いいなぁ。ちょっと話聞いてこよ」
ほむら「あ、さやか!」
どの魔女かわからない!
>>147
ttp://www.madoka-magica.com/special/dic/card13.html
Wikipediaより引用
「銀」の魔女
バイクの部品を組み上げたような姿の魔女。性質は「自由」。契約当初の杏子に倒される。
<パーフェクト!
杏子「ふう……」
さやか「あのーちょっといいかな?」
杏子「あん、アンタは?」
さやか「あ、あたし美樹さやかっていうんだけどさ」
杏子「ふうん、アタシは杏子だ。佐倉杏子」
さやか「ちょっとその子が気になってさー」
ギーゼラ「あたい?」
さやか「そうそう」
さやか「その子、どこで会ったの?」
杏子「どこって言われてもなぁ……会ったのってかなり前だし」
ギーゼラ「そうだよねー。もう何年前になるか」
さやか「へー、そんなに」
杏子「というか、不思議がらないんだな」
さやか「あー、身内に似たようなのいるから」
さやか「ほら、あれあれ」
ほむら「もう、勝手に行動しないでよ」
ワル夜「ホントホント。アーハッハッハッハッハ」
杏子「あー、確かに」
さやか「その子、なんて言うの?」
ギーゼラ「ギーゼラさ」
さやか「喋るの上手なんだね」
杏子「まあ、長いこと一緒にいたからね。自然と覚えたんだろ」
ギーゼラ「杏子はあたいが育てた」
杏子「何ほざいてんだよ」
ギーゼラ「冗談、冗談」
杏子「で、そっちの名前は?」
ほむら「私?」
杏子「と、そっちのやつも」
ワル夜「ワタシ?アハハハハハハハハ」
ほむら「私は暁美ほむらよ。で、こっちがわるちゃん」
ワル夜「ヨロシクネ!キャハハハハハハ」
ほむら「笑っているのと、逆さまで浮いてるのは気にしないで」
杏子「お、おう」
ワル夜「キニシナイデネ」
さやか「でさ、私もこういう子が欲しいんだよねー」
さやか「どうやったらいいか、解んない?」
杏子「んなこと言われてもなぁ。偶然会っただけだし」
杏子「その辺ぶらついてたら、会えるかもな」
さやか「はぁ~、やっぱ運なのかな」
さやか「それじゃあ、探しに行こうか!」
杏子「え、アタシも?」
ギーゼラ「あたいも?」
さやか「やっぱ、人数は多いほうがいいじゃん」
杏子「ん~……でもなぁ」
さやか「あ、手伝ってくれたら晩ご飯くらいは奢るよ?」
杏子「まあ……報酬あるんならいいか」
ギーゼラ「やってもいいけど、あたいは勝手に探しとくからね」
さやか「ん、なんで?」
ギーゼラ「あたいは自由が好きなんだ! 誰にも縛られずにいたいのさ!」
杏子「アタシと一緒にいるくせにな」
ギーゼラ「いや……まあ一人だと色々辛いから……」
さやか「えらい現実的な話になったね」
杏子「アタシだって、アンタ養うほど余裕あるわけじゃねえんだけど」
ギーゼラ「まあそう言わずに。もう長いこと一緒にいるパートナーじゃないかい」
杏子「はぁ……まあいいや。勝手に探してこい」
ギーゼラ「んじゃ、いっくぜー!」
さやか「うわっ、速っ!」
ほむら「もう見えなくなったわね……」
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. V V
. i{ ● ● }i ドキドキ
八 、_,_, 八 _
// 个 . _ _ . 个 ', /\
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/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__.ノ ̄|\/|
| 貰ってやってください | /
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さやか「じゃあ、こっちはこっちで探しますかー」
ワル夜「オー!アハハハハハハハハ」
ほむら「あの子放っておいても大丈夫なの?」
杏子「腹減ったら、戻ってくるだろ」
さやか「どの辺探そうかな?」
杏子「んー……人多いところにいると目立つし、そういうところ以外じゃねえか?」
ほむら「裏通りとか、そういうところを手当たり次第探してみましょうか」
ほむら「1時間後くらいに、またここに集合ってことで」
さやか「そうだねー。よし行こう!」
・
・
・
ほむら「ふう、見つからないわね」
ワル夜「ミツカラナイネー」
ほむら「ていうか、本当にいるのかっていう話よ」
ワル夜「ワカンナイネー。キャハハハハハハ」
ほむら「……少し休憩にしましょうか」
ワル夜「キューケー」
ほむら「おいで、わるちゃん」
ワル夜「アハハハハハハ、アハハハハハ♪」ワルワルワル
ほむら「貴方が来てから、ほんと予想外のことばかりだわ」
ほむら「なぜ、今回は魔女がほとんど無害なのかしら」
ほむら「解らないけど……もしかしたら」
ほむら「前回のループで、まどかが契約したときの願い事が影響しているのかな」
ほむら「何を願ったかは解らないけど、仮に……」
ほむら「こうやって、魔法少女と魔女が一緒に仲良く過ごせる世界……」
ほむら「ふふふ、まどかが願いそうなことね」
ほむら「さぁ、休憩はお終いね。頑張ろっかわるちゃん」
ワル夜「マカセテ!ウフフフフフフ」
ほむら「ふふふ、頼りにしているわ」
杏子「もう時間だけど……」
ほむら「さやかが戻ってこないわね」
ギーゼラ「あー疲れた。マジ走り過ぎたー。お腹すいたー」
杏子「アタシも腹がへったよ。あいつさっさと戻ってこねーかな」
ほむら「諦めきれずに探し続けてるのかしら?」
ワル夜「ハヤクモドッテコイッテノ。アハハハハハハハハ」
ほむら「あら、あれは……」
さやか「……おーい!」
ほむら「戻ってきたわね」
さやか「はぁ、はっ……見つけたよ!」
杏子「へー、良かったじゃんか」
ほむら「どんな子なの?」
さやか「あ、えっとね……おーい、出てこーい」
杏子「何やってんだよ?」
さやか「いや~、一緒に来てくれたのはいいけど、かばんの中に引きこもっちゃって」
杏子「なんだよそれ」
さやか「あ、ほら、挨拶して」
エリー「ど、どうも……エリーっていいます」
ほむら「暁美ほむらよ。よろしく」
杏子「佐倉杏子だ」
ギーゼラ「ギーゼラよ」
ワル夜「ワルチャンデス。ウフフフフフフ」
エリー「えっと、皆さんよろしくお願いします」
ほむら「貴方の持ってるそれってパソコンなの?」
エリー「あ、はい。そうです」
さやか「そうそう、さっき見せてもらったんだけど、この子すっごい扱い上手なんだよ!」
杏子「へー、アタシはそういうの苦手だからな。すげえんだな」
エリー「そんなこと……」
さやか「後であたしに教えてねー」
エリー「あ、はい。私でよければ……」
遅めのご飯です
>>188
マミあんほむのBパート組+エリーがネトゲで貯めたパワーを使ってワルプルギスしゅんころする奴だっけ
なんでさやかが契約しなかったのか憶えてないや
さやか「あっと……それじゃあ、みんなでご飯食べよっか!」
杏子「おーそうだった。腹減ってたんだよ」
さやか「約束通り、奢ってあげる。あ、でもあんまり高いのはダメね」
杏子「まあ、正直あんまり役に立ってた気がしないしな……」
さやか「あ、ほむらも手伝ってくれたし奢るよ」
ほむら「いえ、いいわ。私もそこまで役に立ってたとは思えないもの」
さやか「気にしないでいいのに」
ほむら「それに、さやかにそんなお金の余裕があるとは思えないし」
さやか「む、言ってくれるじゃん……まあそうだけどさ」
>>191
マミ「お外こわい」
ttp://morikinoko.com/archives/51704443.html
さやか・まどかはマミの廃人ぶりにあきれて
魔法少女にならなかった(笑)
さやか「そんな訳で、さやかちゃんと愉快な仲間たちはファミレスに!」
ギーゼラ「いえーい♪」
ワル夜「イエーイ。アハハハハハハハハ♪」
エリー「い、いえ~……い」
さやか「ノリが悪いぞエリー!」
エリー「こ、こういうのは苦手で……すみません」
さやか「ああ、怒ってないから謝らないの!」
エリー「は、はい」
杏子「つーか、さやかだっけ。アンタのテンションが高すぎなんだよ」
ほむら「そうね。ちょっと恥ずかしいわ」
さやか「いや~ごめんごめん。つい嬉しくて」
杏子「うん……うまいうまい」
さやか「杏子って何でも食べるね~」
杏子「食い物を粗末にするわけには、いかないからな」
ギーゼラ「ちょ、杏子ばっかりずるい! あたいにも頂戴!」
杏子「早いもん勝ちだよ!」
ほむら「はい、わるちゃん」
ワル夜「アーン」
ほむら「美味しい?」
ワル夜「オイシイヨ。ウフフフフフフ」
さやか「エリーも食べないの?」
エリー「あ、頂きます」
さやか「ほら、これとか美味しいよ」
エリー「ん……。ほんとですね美味しいです」
さやか「ふ~、美味しかったね」
ほむら「そうね」
杏子「いや~、ご馳走になって悪いな」
さやか「いやいや、手伝ってくれたしね」
さやか「それにこれからもお世話になるかもだし」
杏子「へ?」
さやか「だって、この子と一緒に暮らしてきた期間すっごい長いんでしょ?」
さやか「もしかしたら、何か頼ることがあるかも知れないじゃん」
ほむら「そう言われてみればそうね」
杏子「おいおい、そんな大層なもんじゃねえよ……」
さやか「まあまあ、これからも何かと一緒にいることになるかも知れないでしょ」
杏子「そんじゃアタシは帰るわ」
ギーゼラ「バイバーイ」
さやか「あたしたちも帰るとしますか」
エリー「はい」
さやか「エリーのこと、紹介しないといけないしね」
エリー「お、お手柔らかにお願いします」
ほむら「私たちも帰りましょうか」
ワル夜「ハーイ。キャハハハハハハ」
杏子「それじゃあ、またな」
さやか「うん、またね」
ほむら「また会いましょう」
~ほむホーム~
ほむら「ふう……ただいま」
ワル夜「タダイマ!」
ほむら「ふふ、おかえりわるちゃん」
ワル夜「オカエリ、ホムラ。キャハハハハハハ」
ほむら「今日も色んなことがあったわね」
ワル夜「ソウダネー。アハハハハハハハハ」
ほむら「マミも魔女を連れてきてたり……」
ほむら「それで一緒にお昼食べたり……」
ほむら「杏子と一緒に、さやかのために魔女を探したり……」
ほむら「みんなでファミレスでご飯食べたり……」
ほむら「ほんと色んなこと……」
ほむら「うっ……ぐす……」
ワル夜「ドウシタノ、ナイテル?」
ほむら「ちょっと嬉しくて……」
ワル夜「ウレシイノニナイテルノ?」
ほむら「もう随分前から諦めてたから……こんな人間らしい生活を」
ほむら「魔法少女になった時から、私は人間じゃなくなったから……」
ほむら「もちろんそれは後悔していない……だけど」
ワル夜「ダケド?」
ほむら「やっぱり……みんなと一緒にいたかったの……」
ほむら「でも今なら魔法少女がどうとか、そんなこと気にしないでいってもいいのかな……」
ほむら「まどかたちと一緒に……」
ほむら「今は……この平穏に身を任せたい……」
ワル夜「ヨシヨシ」ナデナデ
ほむら「ふふふ、ありがとわるちゃん……」
~学校~
さやか「そんな訳で、私もゲットしたんですよー」
マミ「へぇ、その子連れてきてるの?」
さやか「はい、ここに」
エリー「あ、えっと、こんにちわ……」
まどか「なんでかばんの中……?」
ほむら「あと、その時に手伝ってもらった子も、連れてたわ」
さやか「そうそう、佐倉杏子って子なんだけどね」
マミ「へえ、機会があれば会いたいわね」
おりこ「どきどき」
シズル「わくわく」
まどか「羨ましいなぁ。みんな可愛い子と一緒になって」
まどか「私も欲しくなってきちゃった」
マミ「ん~……キュゥべえでよければあげるわよ?」
まどか「あ~……キュゥべえは遠慮します」
ほむら「そうね、キュゥべえはやめたほうがいいわ」
さやか「そうだね、あいつはちょっとね」
マミ「やっぱりそうよねぇ」
さやか「で、良かったら今度の休みにでもみんなで集まりませんか?」
ほむら「みんなで?」
さやか「そう、マミさんやまどかにも杏子に会ってもらって欲しいし」
マミ「ちょっと楽しみね」
まどか「私もいいの?」
さやか「もちろん!」
ほむら「私もいいわ」
さやか「じゃあ決まりだね!」
~休日、ほむホーム~
ほむら「ふふふっ」
ワル夜「ホムラ、ウレシソウダネ。アハハハハハハハハ」
ほむら「やっぱり、解っちゃう?」
ほむら「今日はね、みんなが私の家に遊びに来るの」
ワル夜「ミンナ?」
ほむら「そう、まどかもさやかもマミも杏子も……」
ほむら「こんな日が来るなんてね」
ピンポーン
ほむら「あ、誰か来たみたい」
ワル夜「ハイハーイ。アハハハハハハハハ」
マミ「こんにちわ」
シャル「♪」コンニチワ
ほむら「マミとシャルが一番のりね」
マミ「ふふふ、シャルがいるとお菓子が出せるしね」
マミ「早めに来て、お茶の準備でもしようかと」
ほむら「それは助かるわ」
マミ「さ、シャル行きましょうか」
シャル「♪」ハーイ
ピンポーン
ほむら「次は誰かしら」
ワル夜「イマアケマース。キャハハハハハハ」
杏子「うっす」
ほむら「あら、杏子が2番乗りとは思わなかったわ」
杏子「いやー、こいつが早く行こうって急かすから」
ギーゼラ「構わないだろー」
ほむら「今、マミがお茶の用意しているし待ってるといいわ」
杏子「おう、そうさせてもらうよ」
ギーゼラ「お邪魔しまーす」
ピンポーン
ほむら「まどかとさやかどっちかしら?」
ワル夜「チョットマッテネー。ヒャハハハハハハ」
まどか「ほむらちゃん、こんにちわ」
ほむら「いらっしゃい、まどか」
まどか「あ、これパパお手製のケーキ」
ほむら「ありがとう。奥でマミがお茶の用意しているし、後で渡してもらえる?」
まどか「うん、わかった」
まどか「私で最後?」
ほむら「あとはさやかね」
まどか「そっか」
ピンポーン
ほむら「やっとさやかの到着ね」
ワル夜「オソインダヨー。クスクスクスクス」
さやか「いやー、ちょっと遅くなっちゃったかな」
さやか「エリーを引っ張り出すのが大変で」
エリー「さ、さやかさぁん……やっぱり私はこういう場が苦手で……」
さやか「ずっとそのままってわけにもいかないでしょ?」
さやか「大丈夫、みんな優しくていい人だよ」
エリー「が……がんばります」
ほむら「取り敢えず、もうみんな来ているわ。あがって」
さやか「ほいほい、お邪魔しますねー」
エリー「し、失礼します」
ほむら「こうしてみると……すごい状況ね」
マミ「お茶はどうかしら?」
ワル夜「オイシイ」
さやか「うわっ、このケーキ美味しい!」
まどか「あ、それ私のパパの手作りなんだよ」
シャル「~♪」オカシダス
杏子「こいつ便利だなぁ……代えてくんねえかな」
ギーゼラ「あたいのこと、捨てる気!?」
エリー「うう……やっぱり場違いな気が……」
ほむら「こんなことになるなんて、本当に想像もしなかったわ……」
ほむら「ふふ、全ては貴方のお陰かなわるちゃん」
ほむら「今ここにある繋がりは、貴方の存在があったから」
ワル夜「キャハハハハハ?」
ほむら「いつまで続くか解らないけど……」
ほむら「これからも、よろしくね」
ワル夜「ヨロシクネ、ホムラ。ウフフフフフフ」
まどか「ほむらちゃーん、そんなところにいないでこっちにおいでよー」
ほむら「ええ、今行くわ」
fin......
以上です。読んでくれた方有難う御座いました
わるちゃんが可愛い、魔女が可愛いと思ってもらえればこのSSを書いた甲斐があったものです
魔女たちが活躍するSSがもっと増えますように
.,-'''''~~~ ̄ ̄~~''' - 、
\ ,へ.人ゝ __,,.--──--.、_/ _,,..-一" ̄
\ £. CO/ ̄ \ _,,..-" ̄ __,,,...--
∫ / ,、.,、 |,,-¬ ̄ _...-¬ ̄
乙 イ / / ._//ノ \丿 ..|__,,..-¬ ̄ __,.-一
.人 | / ../-" ̄ || | 丿 / ). _,,..-─" ̄ ._,,,
マ .ゝ∨ / || " 丿/ノ--冖 ̄ __,,,,....-─¬ ̄
( \∨| " t-¬,,...-一" ̄ __--¬ ̄
ミ ⊂-)\_)` -一二 ̄,,..=¬厂~~ (_,,/")
.⊂--一'''''""|=|( 干. |=| |_ (/
/ ( / ∪.冫 干∪ 人 ` 、 `
/ ) ノ '`--一`ヽ 冫
く.. /
. ト─-----イ |
∪ ∪
あと、あのネトゲSS読んでくれた方も結構いるんですね
あれも続きを書きたいと思いつつ、話が出来ないまま時間だけが……
~おまけ・魔女の座談会~
ギーゼラ「最近どーよ?」
エリー「どう……とは?」
ギーゼラ「いやぁ、最近あたいの扱い悪い気がして」
ギーゼラ「みんなはどうかなぁって」
エリー「さ、さやかさんは優しいですよ?」
わるちゃん「ホムラモ、ヤサシイ。キャハハハハハ」
シャル「♪」マミ、ヤサシイ
ギーゼラ「え~、あたいだけ?」
ギーゼラ「いーや、みんな最初だけだよそんなの」
ギーゼラ「何年も一緒にいたら、絶対こうなるって」
エリー「ギーゼラさんも、最初の頃は扱い良かったんですか?」
ギーゼラ「そりゃあ、最初は……」
ギーゼラ「……あれ? どうだっけ、覚えてない」
わるちゃん「ダメダメダネ。ウフフフフフフ」
ギーゼラ「う、うるせえ!」
シャル「……」モグモグ
ギーゼラ「シャルはのんきにお菓子食ってないでさぁ……」
エリー「えっと……取り敢えず杏子さんに言ってみては?」
ギーゼラ「ちょっと怖いんだもん」
わるちゃん「ナサケナーイ。キャハハハハハ」
ギーゼラ「うう、そんな笑わないでくれよーわるちゃん」
シャル「……」ハイ、コレ
ギーゼラ「ん、お菓子なんかどうしろと?」
シャル「……」ゴキゲントリ
ギーゼラ「これで、機嫌とってみろって?」
シャル「……」コクコク
ギーゼラ「まあ……やらないよりマシってか」
わるちゃん「ガンバレ」
ギーゼラ「よし、頑張ってみるぜ!」
エリー「お、応援してますねギーゼラさん」
魔女の座談会 終わり
このSSまとめへのコメント
魔女と魔法少女の絆が良かった。