?「おかえり、当麻」 上条「…誰?」(593)

立ったら郭

?「当麻?どうしたの?」

上条「ええと、どちら様でせうか…?ここは上条家で、その上条家にはあなたのような美人さんはいらっしゃらないはずですが」

?「当麻ったらどうしたの?私は私、Index-Librorum-Prohibitorum、あなたの呼ぶところでのインデックスだよ」

上条「はぁ?」

上条(この美人さんはなにをおっしゃっているのか。あなたはあの暴飲暴食暴力シスターとは似ても似つき…… いや、髪の色と修道服は一緒か?まさかあいつのお姉さんとか!?)

?「…当麻?」

上条(それにしても美人さんだぜ…… なんつーかその、顔だけじゃなくて背も高くて、しかも体のラインもその…自己主張が激しいというか健全な高校生男子には少々刺激が強すぎると申しましょうか、す、素晴らしい!!)

?「ねえ当麻、聞いてるの?」

上条(しかもこの全身から溢れる慈愛のオーラ、優しさと上品さ、声を聞いただけで私上条当麻はこの人が上条さんの好みどストライクであることを確信いたしましたよええ)

?「こらっ、当麻っ」ペチッ

上条「あてっ、あ、すいません」

?「考え事ならご飯食べてからにしてね? ちょっと冷めちゃったけど」

上条「いや、だからあなたは」

?「ほらっ、早く早くっ」グイッ

上条「おわわっ」


?「どう? おいしい?」

上条「ええ、おいしいです。とても」

?「もう、当麻ったらなんでそんな他人行儀な喋り方なの? 頭でも打った?」

上条「いえいえそんなことはありませんよ。インデックスのお姉さんにタメ語はまずいと思いまして」

?「……だからさっきも言ったけれど、私はそのインデックス本人なんだよ」

上条「またまたご冗談を。インデックスはもっと小さくてちんちくりんで、何より俺のためにご飯なんて作ったりはしませんよ」

?「当麻が喜ぶと思ったから作ったのに……その言い草は酷いんじゃないかな?」

上条「も、もちろんお姉さんには感謝してますよ! ご飯まで作っていただいて! ……それで今日はいったいどのようなご用件で? まさかまた魔術関係n

?「だから! 私はお姉さんじゃなくて!! 私がインデックスなの!!」バン!!!

たゆんっ

上条「ぶふぉっ!!(揺れた!今揺れたよ!?どこがとは言いませんが!)」

?「イギリスでちょっと事情があってこんな姿になっちゃったけど、私は正真正銘インデックス本人です!」

上条「げっほ、げほ…… 事情?というのは?」

?「そ、それは……言えない、けど」

上条「なるほど。……インデックス、俺がインデックスに出会って初めて食べさせたもの、覚えてるか?」

?「焼きそばパンだね? あの時は当麻の手も一緒に食べてごめんなさい」

上条「ふむ。じゃあ家で飼ってる猫と亀の名前は?」

?「亀?亀はいないよ当麻? 猫はスフィンクスだけど」

上条「まさかあなた、本当にインデックスさん?」

禁書「だからさっきからそう言ってるんだよ……当麻」

上条「え……マジで?」





禁書「~~♪ ~♪」ジャー カチャカチャ

上条(これはどんなエロゲですか……。 参ったなぁ、しばらくイギリスに行ってたと思ったらこんなことになってるとは)チラッ

禁書「……ん、どうしたの当麻?食べ足りなかった、とか?」ニコ

ドキッ
上条「う、な、なんでもない」

禁書「ふふっ、変な当麻。 あ、お風呂入ってきたら?沸かしてあるから」

上条「あぁ、ありがとう。 そんじゃ先に風呂もらおうかな……」


カポーン

上条(それにしてもあれがインデックスだとは…… 未だに信じられん。あの)

とーま、おなかすいたんだよ!このままじゃ死んじゃうよ! はやくご飯作ってほしいかも!

上条(わがままシスターが……   あんな)

あなた、おかえりなさい。 ご飯にする?お風呂にする? あ、それともっ……   わ・た・し?

上条「うどぁぁああああああああ!!!!」バシャァッ

上条(ななな何を考えているんだ俺はっ!! あれはインデックスなんだぞっ!ないないないない!!)

上条(はぁ、はぁ…… 落ち着け俺、おちつk)



コンコン
禁書「当麻~??」 

上条「はひゃい!?」

禁書「?? 当麻大丈夫? お風呂熱かったかな?」

上条「大丈夫大丈夫!!お気になさらず!」

禁書「そう?ならいいんだけど。 今当麻の背中流すからちょっと待っててね」


上条「はい?」

シュル パサッ スルスル

上条「!!!???」

禁書「当麻、入るよ?」

上条「ちょおっと待って待て待てまってください!! どうしたんだ急に!?」

禁書「どうした、って…… 当麻のお手伝いしたいだけなんだけど、ダメ、かな?」

上条「う、え、あの」


ガチャッ

禁書「お邪魔するね、当麻」

ぷるんっ (タオルは巻いています)

上条「ぶぅーーーーっ!」ガン!! バタッ

禁書「え!? 当麻!当麻ー!!」

―――
――

           /ヽ  ,. . .-‐…‐- . .
        {_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、

        {>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
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.   /: : : :/丁⌒: : :∧ : : /: /` }: : : : : :ハ;;;;;;}

   /: : : :/: : :{: : 八: :{:>x/| /   |:i : : :}: : : };;;∧
.  /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从  从-‐ノ: : :/Y: : :.
 /: : / /: :/: : : V(.  弋ツ    心Yイ : ∧ノ: : ハ
 !: : :!//i: : : : : 个i ''''     , {ツ /彡く: ハ: : : :i
 }: : :ヽ  / : : : i: :´{入   _     /: : : ∧: i i: : : |    支援ですの!
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、  `  イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/     VT爪_八: : : { 彡. : イ{
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 (  ー=ミ  彡'  ト、 / / 〔o〕     `トしヘ. _ \{ j ノ
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            〈               j\   \
          / ー--==ニニ=く  \


上条「……ん、うぅ」

禁書「あ、当麻!?起きた?」

上条「あ、あれ…… そうだ、確か俺」

禁書「当麻がお風呂で急に倒れるからビックリしたよ…… 無事でよかった」スッ

上条「ちょちょちょ! 近い近いお顔が近いです!」

禁書「ご、ごめん」サッ

上条「………………」

禁書「………………」

上条「あ、あの俺もう寝るからさ」

禁書「う、うん あ、でも」

禁書「お風呂まだ乾いてない、よ?」

上条「いやお構いなく。俺は寝ます」

禁書「だ、ダメだよ!風邪引いたらどうするの?」

禁書「あ、そうだ、一緒に寝よ?当麻」

上条「そ、それこそダメだ!俺は風呂場で寝る!以上!!」

上条さんはインポテンツさんが最初に食べたものなんて覚えてないんだよ!


禁書「そ、そんなに嫌がらなくてもいい……じゃない」シュン

上条「いや、そういうわけでは……」

禁書「う……」クスン

上条「!!?? あ、う、おい、泣くn


ピリリリリ ピリリリリリリリ


上条「くそ、何だこんな時に……」ピッ

上条「もしもし?」

ステイル「ああ、君かい?」

上条「テメェは……」

ステイル「テメェとはご挨拶だね。さて、今回は無駄話はしないよ。用件だけを伝えるとしよう」

ステイル「彼女には会っただろう?」

>>25
ごめんなさいその通りです。そこのみ削除の方向でお読みください



上条「あ、ああ。 そうだお前、なんでインデックスがこんn

ステイル「大声を出すのはやめてくれ。急かさなくても順を追って説明するよ」

ステイル「まず、彼女については見てもらったとおりだ。加えて内面、つまり精神面でも「大人」になっているようだ」

上条「なんであんなことになってんだ? 勝手なことされるとこっちとしても困るんだが」

ステイル「僕がやったわけじゃないさ。……まぁ、いろいろあってね」

上条「インデックスも同じようなこと言ってたな、話せないって。なんかヤバイことなのか?」

ステイル「今回の場合それはない。特に彼女が狙われているわけでもないし、危険もないはずだ」

上条「……そんならまぁいいが。つーかあいつはこれからずっとあのままなのか?上条さんの調子が狂うんですが」

ステイル「そのことなんだが、一週間だ。一週間後までに彼女をロンドン行きの航空機に載せるよう手配する」

上条「おいおい、上条さんはこれでも大変なんですよ。元に戻るのはいいとして一週間もあれかよ?」


禁書「……」スンスン

ステイル「そういうことだ。彼女のことを任せるのだから誇りに思ってほしいものだが」


上条「もういいわかった。 それで聞きたいんだが、あのインデックスは「あの」インデックスが大きくなっただけなのか?」

ステイル「さっきも言ったが、外見と中身が成長している。 ただ」

上条「ただ?」

ステイル「外見は特に問題ないが、内面は少し不安定なようだ。外見相応の部分もあれば、前のままの部分もある」

ステイル「その証明に、彼女の口調に時々以前のものが混じってはいなかったかい?」

上条「はぁ……?  あぁ、そういや」

―【当麻】?どうしたの?
―……だからさっきも言ったけれど、私はそのインデックス本人【なんだよ】

上条(言われてみりゃ大人なとことそうじゃないとこがあったな)

ステイル「そういうことだ。特に問題はないはずだが」

上条「なんか怪しいな。どうやってインデックスをあんな風にしたんだ?」

ステイル「それも話せないね。そういう魔術もある、ということで」

ステイル「そうそう、このことで怒らないでくれよ。これは彼女が希望したことなんだからね」


上条「何だって?インデックスが?」

ステイル「おっと…… いや、忘れてくれ。それではまた一週間後に連絡するよ」プツッ




上条「おい、おい! ちっ、あいつは……」

禁書「……あの、当麻?」

上条「あぁ、インデックス。急にごめんな」

禁書「ううん、大丈夫。 急に一緒に寝よう、なんて言った私も悪いから……」シュン

上条「いや、俺も悪かった。 でも一緒には寝られないな」

禁書「うん、分かった。困らせちゃってごめんなさい」ペコリ

上条(くっ……なんて聞き分けがよくて素直なんだっ! 上条さん前言撤回します!インデックスはずっとこのままでどうか一つっ!)

禁書「じゃあ私ももう寝るね。当麻、シャツ借りるよ」

上条「あぁ。おやすみ」



パタン

上条「さって、俺も寝ましょうかね。 なんだか今日はどっと疲れましたよ……」

コンコン

禁書「ごめんなさい当麻!少しいいかな?」


上条「あーはいはい、今度は何ですk
ガチャッ

禁書「しゃ、シャツの前ボタンが留まらないんだけど…… どうしよう」


ぽよんっ


上条「ぶぅーーーーーーーーっ!!」バタン!!

禁書「とっ、当麻!? 当麻ーー!!」

―――
――


チュンチュン

上条「……う、朝、か」

上条「やべ、飯作らない!……と? あれ、俺なんでベッドに?」

上条「しかもなんかいい匂いが……」

禁書「あ、当麻!おはよう! もうすぐご飯出来るから待っててねっ」

上条「へ???     ……あ」


―たゆんっ
―ぷるんっ
―ぽよんっ


上条「あ、あぁあーーーー!!思い出したぁあぁああ」

禁書「とっ当麻どうしたの?  朝から元気すぎだよ?」

上条「す、すんません。。。」

禁書「ほら起きて起きて! 顔洗ってきてねっ」

上条「はい……」

ジャー バシャバシャ

上条(そうだ、確か昨日帰ってきたらインデックスがでかくなってて……          おっぱいとか)

上条(ってそうじゃねぇだろ!!)

上条(それにしてもまさかあいつが飯を作るとは。ステイルの奴が言っていた「内面も大人」ってのは本当なようだ)

上条「……ま、深く考えてもしゃあねえか」





上条「じゃ、いただきます」

禁書「どうぞ召し上がれ♪」

上条「ふむ」モグモグ

禁書「……」ワクワク

上条「うまいじゃないか!これ」

禁書「あ、ありがとう!嬉しいっ!」ニコ

上条「う」ドキッ

上条(くそ、なんか調子狂うな。し、新婚さんみたいではないですか……)



           /ヽ  ,. . .-‐…‐- . .
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        {>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
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.  /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从  从-‐ノ: : :/Y: : :.
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          / ー--==ニニ=く  \


今更ですが、アニメしか見てないので表現等一部適切ではない部分がある可能性があります。ご了承ください




上条「んじゃ、行ってくる」

禁書「いってらっしゃい当麻。気を付けてね!」

上条「ああ」




バタンッ

禁書「それじゃ、掃除でもしようかなぁ……  ん?これって」


土御門「おーかみやん。おはようだにゃー」

青ピ「おう、なんや今日も冴えんなぁ」

上条「んなこたねぇよ。いつも通りだ」

小萌「ほらほらみなさん席についてくださいねー、出席とりますよー」





キーンコーンカーンコーン

上条「ようやく飯かぁ……」

土御門「かみやん昼飯はどうすんだにゃー?」

上条「ああ、そうだな……どうすっか」

ザワザワ キャーナニアレ ウワッナンダナンダ

上条「ん?なんか廊下が騒がしくねーか?」

土御門「んー? ……おう、これは驚いたぜよ!」

上条「なんだなんだ」ヒョイッ


禁書「えーと、当麻の教室はぁ……」

ザワザワ

上条「……」

上条「なぜあいつが学校にいらっしゃるんでせうか……?」

禁書「うーんと……     あ!当麻ー!!」

上条「お、おう……」

禁書「当麻~、せっかく私がお弁当作ったのに忘れたでしょ!もうっ」スッ

上条「へ? あ、これか……?」

禁書「私の愛情たっぷりのお弁当、味わって食べてねっ♪」ニコ

上条「あ、ああ、わざわざありがとうな」

禁書「えと、そうだ」スッ

上条「え?え?」ドキッ


禁書(帰りにお醤油買ってきてね!当麻っ)ボソッ

上条「あ、ああ。分かった……よ」


禁書「ふふっ、じゃあね、当麻!あなたに神のご加護がありますようにっ」

上条「あ、ありがとうインデックス!」


ザワザワ ネーミタアレ? イチャイチャシヤガッテ


青ピ「……」

土御門「……」

上条「……」


上条「飯、食べようか……」






まぁご批判はもっともです罠。こんなのインデックスちゃんじゃないやい


上条「はぁ…」

上条(なんか今日もどっと疲れたぜ。まさかあいつが学校まで出張ってくるとは)

上条(……ま、でも)ガサッ

上条「家に帰って飯がある、ってのは悪くないかな」




上条「ただいまーっす」

禁書「おかえり当麻! お弁当どうだった、どうだった?」

上条「あぁ、すげぇ美味かったぞ。ありがとうな」

禁書「あ、あぅ……/// ま、任せて当麻! 私頑張る!」

上条「おう。 で、この匂いは……」

禁書「うん、今晩のご飯はブリの照り焼きだよ」

上条「マジか。腹減ったぜ、早速食べていいか?」

魔術的に成長したのに、イマジンブレイカーで触っても解除されないの?

>>51
服からはみ出ないように
直接おっぱいと服をピンで…


禁書「あ、えと、うん」

上条「……? どうした?」

禁書「あの、お弁当おいしかったよね?」

上条「ああ」

禁書「私、学校にお弁当届けたよね?

上条「ああ」


禁書「う、うう~っ……」





上条「……ぷっ、ははっ そこまでされたらさすがの上条さんも分かりますよ」

禁書「え?」

上条「ありがとなインデックス。弁当嬉しかった。また楽しみにしてる」ナデナデ

禁書「え、えへへぇ……///」

>>61
本当にごめんなさいその通りですはい





上条「なぁ、インデックス」ポン

禁書「え?」



パキーン



禁書「とうまおなかすいたすいた空いたーーーーー」

上条「……不幸だ」


~完~

え・・あ・・・!?おわちゃった?おわらせちゃったの?俺が?!?

イマジンブレイカーで壊すなら
魔術の核触らないと壊しきれずに
触ったとこだけ一時的に解除されるだけで
そのうち魔術の効果戻らんか?



上条「ふぅ~っ、美味かったよ。ごちそうさん」

禁書「どういたしまして。 当麻、お風呂入る?」

上条「あぁ、風呂ねぇ……」


―お邪魔するね、当麻
―ぷるんっ (タオルは巻いていました)



上条「そ、そうだな。じゃあ入るか……」

禁書「行ってらっしゃい」

上条「……」

禁書「……?」

上条「あの、せ、」

禁書「?? 何?」





マジ上条さんなめてました、すいませんでした


上条「背中流してくれ……ないか?」

禁書「え……いい、の?」

上条「昨日のは、その、突然だからびっくりしただけで」

禁書「あ……///」

上条「上条さん的にはお背中を流していただけると大変ありがたいんですがーとか言っちゃったりしてなははははは」

禁書「うん、わかった当麻!一緒にお風呂はいろっか♪」

上条「……はは、は?」









>>68
あなたは悪くありません。すいませんでした

>>70とか皆で補完すればいいじゃんそうじゃんおれ天才じゃん



カポーン


禁書「よい、しょ……」ゴシゴシ

上条「ああ、上手いぞインデックス」

禁書「ふふっ、ありがとう。じゃあもっと頑張っちゃうねっ」

上条「おう、その調子その調子、ははは」




上条「……」プルプル

上条(うぁああああ俺は何をしてるんだあのいんでっくすとお風呂だなんて女の子とお風呂なんて上条さんもおうお婿にいけませんよいったいさっきの俺は何口走ってやがんだよあのときの俺の幻想マジぶち壊してぇああああああ)




禁書「……当麻、震えてる」

上条「は、はい?(やっべ聞いてなかった)」

禁書「当麻ごめんね、時間かけすぎちゃったよね。寒いよね」


上条「あ、いや、あの」




禁書「当麻……」ギュッ

上条「!!!???」

禁書「……」

上条「……」ドックンドックン

禁書「……当麻の背中、大きくて… 暖かい。 とっても安心する……」


上条「はははさいですか、はははははははは」

禁書「……当麻には感謝してる」

禁書「とってもとっても、言葉じゃ表せないくらい、私の中の魔術書の量よりもたくさん」


禁書「当麻…… その、私ね……私……」


禁書「当麻のこと……好き。 なんだと思う。ううん、愛してるのかな?分からないけど……」

禁書「けど……  ?     ……当麻?」

上条「」シーン

禁書「当麻?大丈夫!?当麻!! 当麻ーー!!」




上条「」シーン

禁書「……もう、当麻ってば。仕方ないんだから」


チュッ


―――
――

>>62
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
なんて物を想像させるんだ貴様

ビリビリさん出す予定だったのにどうしてこうなった

ひとまず書きだめなくなってしまいました、すいません今から書きますんで




あーでもどの道お代もらうかキャラ増やさないとネタ切れだねこりゃ

続きは今考えてます、遅筆なんでご容赦を

すんません




あ、あと私のソースがアニメだけなんで五和さんとかは出ないと思いますんで

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org593558.png
やっつけでスマン
あと、ごめんなさい作者様

>>98
すばらしい、上条さんの言うとおりのオーラが出てますね

ほう、上手い

でも俺はもっと背が低いのを想像していた
画像小さいけどこんなイメージhttp://t2.gstatic.com/images?q=tbn:EF3mz_QYiMyLRM


禁書「やだ、当麻……こんなの恥ずかしい」

上条「隠すなよインデックス。綺麗だって。 もっと見せてくれ」


禁書「あっ、や」シュル


上条「はぁ、すげぇよインデックス……俺もう我慢できねぇ」

禁書「……うん、恥ずかしいけど、当麻なら…… いい、よ」


上条「ああ、  ………?何だ、体が動か、ない?」

禁書「当麻ぁ…… 早く、早く来てぇっ……」

禁書「当麻、早くぅっ」



上条「くそっ、何だってこんな時にっ!」

禁書「ほら当麻、早く起きてぇっ、当麻ぁぁっ」

上条「…… え?」




禁書「ほら当麻早く起きて!遅刻しちゃうよ!」

上条「……はぇ?」

禁書「当麻、当麻!」

上条(夢……?か?)ムクッ

禁書「当麻ったら、起きるの遅いよ! 朝ごはん冷めちゃう」

上条「あぁ…… って!?もうこんな時間かよ!悪い朝飯はいらn

上条「……」

禁書「当麻?無理して食べなくても」

上条「いや、いただくよ。インデックスが俺のために用意してくれたんだもんな。食べなきゃ失礼だし、それに」

禁書「?」

上条「インデックスとの時間、大事にしないとな」

禁書「あ、ありが、とう……当麻っ///」


キーンコーンカーンコーン



土御門「かみやんが遅刻とは、今日はどうしたぜよ」

青ピ「全くやで。はっ!! まさか昨日のシスターさんと朝からお励みになっとったんやないやろな!?」

上条「んなわけねえだろ!寝坊しただけだよ!」

青ピ「なんやつまらん」


土御門「そこで『ああ、あいつも朝から激しいんだよ。困っちまうぜ』とか言ったほうが怒るくせに……」

青ピ「怒る前に詳細聞いてからやな。その後につるし上げる」




上条「はぁ…… ったく、こいつらは」



≪学生の皆さんは完全下校時刻です。交通機関を使う学生の方は……≫



上条「さって、帰りますかねぇ……」


?「ちょっと、アンタ」



上条「っかー…… またお前か、ビリビリ」

御坂「またとは何よ、お前とは何よ! あたしにはねぇ、「御坂美琴」って名前があんの!」

上条「へーへー分かっておりますとも。悪いが俺はこれから帰るぜ、スーパー寄ってな」

御坂「待ちなさいよ。ちょっと来なさい」

上条「丁重にお断りします」

御坂「こ、こいつはぁ……」パリッ パリッ


御坂(待て待て、ガマンガマン)

御坂「来てほしいんだけど。お願い」


上条「どうしたビリビリ?お前がこんなに丁寧だなんて明日は雪か?」

御坂「こっ……!」

御坂「こいつは下手に出てれば調子に乗ってぇぇえええ」バリバリバリバリ

上条「おっ、おい落ち着けよ。失礼だったんなら謝るって」

御坂「今更遅いわよぉお!!」ビリリッ バチィィンッ



パキーン!

シュー………



上条「……ったく、おい!!ビリビリ!」

御坂「何よ!!」

上条「悪いが俺はマジで早く家に帰りたいんだ!これ以上邪魔するなら上条さんも少し本気出しますよ!!」


御坂「……え」

御坂(あ、あいつが本気出すって、え?え?)

御坂「あ、あの」

御坂(まさか、怒らせちゃった!?)

御坂「え、あの」



上条「いいか、俺は帰るぞ!邪魔するなよビリビリ!」

御坂「え……う、うん……」





御坂(何か変……よね)


ガチャッ


上条「ただいま」

禁書「あっ、おかえりなさい当麻!少し遅かったね?」

上条「ああ、ちょっとな。それより飯は?」

禁書「今日は健康的なおからのハンバーグだよ!自信作なんだからっ!」

上条「そりゃ楽しみだ!食べよう食べよう!」

禁書「ふふっ、慌てないのっ。今ご飯よそってあげるから」





キャッキャッ ハハハ




御坂「…………な」


御坂「何?あいつ結婚してたの?うそ?いやそんなはずはないわよね?」

御坂「あのシスター服の人が……」ゴソゴソ



―禁書「当麻、おいしい?おいしい?」  ぽいんっ

御坂「……」  ぺたーん



御坂「ふ、不幸だわ……」

御坂(いや諦めるな御坂美琴!!まだチャンスはあるはず!そう女は体じゃないのよ!内面よ!)

御坂(……けど見る限り、あいつら楽しそうね……)ゴソゴソ


―禁書「当麻ほら、ご飯粒ついてるよ」ヒョイッ パクッ
―上条「あぁ、ありがとう ……へ?」
―禁書「ふふっ、美味しいね」ニコニコ



御坂「うぅ ……お、」

御坂「覚えてなさい!!」ダッ!

うひゃー


上条「インデックス、風呂いいぞー」

禁書「はぁい、洗い物終わったら頂くね」ジャー カチャカチャ

上条「……」ジー

禁書「~~♪ ~♪」カチャカチャ

上条(ぐぅぅっ……くそっくそっ、かわいいじゃねぇかよ、最高じゃねえかよっ!こんなお姉さんが飯作ってくれて片づけまでしてくれて挙句の果てには……ふ、風呂、に……)




カチャンッ
禁書「終わった終わった~。それじゃ当麻、お風呂行ってくるね」

上条「あ、あぁ、いいぜ」

禁書「どうしたの? また一緒に入りたかった、とか?」クスクス

上条「ななっ、んなわけあるか!さっさと入って来いっ!」

禁書「はぁ~いっ」

カチャッ パタン

上条「はぁ……全く」

上条「……幸せ、かな。今は」

上条さんは今のうちにいっぱいいい思いしとくべき

まぁキリよさげなんで今日はここらにしますかね~

御坂さん扱い難しいですねぇホント
このSSでは幸せにゃならんかなぁさすがに

美琴好きな人ごめんなさいです

インデックス「わたしはいつだってローラよ」

上条「HAHAHAHAHAHA!」

現行のインデックス系スレどれくらいある?

>>173 抜けあるかも
【現行とあるスレ】(たぶん50音順)
TV 「ねことあひるが力を合わせて」
?「おかえり、当麻」 上条「…誰?」
?「おかえり、当麻」 上条「…誰?」 - SSまとめ速報
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上条「ハイパー堕天使ドエロメイド!?」
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黒子「レイプされてしまいましたの・・」上条「大丈夫か!」
ちょっと御坂美琴の能力を消してみた
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初春「あはははww2ちゃんねる面白いおwwww」
御坂「どうせあんたの気持ちも一方通行なんでしょうね」
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御坂「ねぇ私だけを見ててよ おねがいおねがいおねがいおねがい」
「とある魔術の禁書目録」「とある科学の超電磁砲」のSS書く
上条「……やっちまった」
【クロス】
上条「DIOォォォォォォォォッ!!!」

人識「あぁ?」   一方通行「あン?」
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ポケモンスレは落ちたのか…
ってあれはビリビリのやつだったっけ

>>176
上条「いけっビリビリ」
ピカチュウ「チュー」
ってやつ?たぶん落ちたんじゃないかな

保守。

お待たせしました、ぼちぼちやっていきます

――
―――

御坂「……」タッタッタッ

ガッ

御坂「うわっ」ベシャァッ


御坂「……うっ…… うっ……」

御坂「うううーっ……!!」




コツッ コツッ

?「…… こんなところに」






御坂「……う 誰、よ」ムクリ


御坂妹「久々ですね、お姉さま。お元気……ではないようですが、とミサカは複雑な心境でお姉さまを見下ろします」

御坂「何よアンタ…… ひぐっ、笑いに、きた、の?」



御坂妹「……お姉さまに重要な決定事項をお伝えしに参りました、とミサカは若干厳粛に申し述べます」

御坂「……?」




御坂妹「ミサカネットワーク美琴部門最高評議委員会は、先ほど全会一致で今件においてのお姉さまのバックアップを表決いたしました、とミサカは真剣な顔で重大決定をお伝えします」




御坂「へ?」


御坂「へ?」

御坂妹「つまり私たちシスターズは、今回の件においてお姉さまの御味方をするということです、とお姉さまを元気付けようと試みます」

御坂「何でアンタ達……」

御坂妹「細かいことは後にしましょう。まずはお立ちください。作戦を練りましょう、とミサカは手を差し伸べます」スッ










≪学生の皆さんは完全下校時刻です。続いて明日の天気予報ですが、西から高気圧が進み……≫



上条「また遅くなっちまったな。さて、帰りますか……」

ザッ

なんかちょこちょこ御坂妹の「ミサカは」が抜けてるかも。ごめんなんだよ


上条「……またお前かよ。今度は何なんだ、ビリビリ」

御坂「あ、あの」




カチカチ ジーーーーッ…………



御坂妹2「こちらミサカアルファー、ミサカワンが対象にエンゲージ」

御坂妹「了解アルファー、引き続き監視を続けてください」

御坂妹「お姉さま…頑張ってください、とミサカは緊張を隠しつつつぶやきます」





御坂「あの…… えと」

上条「……何もないなら帰りたいんだが」

御坂「ま、待って!! えと、あんた今日もう帰るんでしょ?」

上条「ああ、そうだが。何だまた勝負しろとか言うんじゃなかろうな」

>>6
トウマさん記憶失ってるから焼きそばパンは知らないんじゃない?

>>236
その件に関しましては>>29にて私の説明責任は全うしたと考えております



ごめんなさいでした

御坂「そう、じゃなくて、あの」

上条「……?」





御坂妹「いけっそこだっ! とミサカはキャラを捨てて応援します!!」






御坂「あんたの家に、その」

上条「何なんだ??」

御坂「ご飯、作りに行ってあげるわよ」

上条「はい?」

御坂「その、昨日怒らせたお詫びとして……」

上条「そんなこと上条さんは気にしてませんって。いいよ別に」

御坂「そういうわけにはいかないの!お願い!」

上条「ビリビリ、お前……  でも」

御坂「…………」プルプル







上条「あぁもう、分かったよ!! 来ればいいだろ! ただし!」

御坂「ほ、ほんと!?」

上条「条件がありますよ! まず家では電撃絶対出さないこと! 俺……はいいんだが、他の人が気を悪くするようなことは言わないこと!いいな!」

御坂「うん、うん!」






御坂妹2「こちらミサカアルファー、作戦第一段階は成功、繰り返す、成功」

御坂妹「やりましたねお姉さま! とミサカは嬉しさを思わず顔に出して喜びます!」

御坂妹(ネットワークの演算を駆使した甲斐がありましたね。あの方なら、一つ、シスターとの同居のことは言わない。二つ、真剣に頼まれたことは断らない。 この前提は当たりました。
まぁお姉さまにあのような態度をとらせるため、説得するのに骨が物理的に折れそうになりましたがね)

上条「んじゃ、スーパー行くか」

御坂「うん!」





ガチャッ

上条「ただいま」

禁書「あっ当麻! 待ってたよ、おかえ

御坂「おじゃまします」

禁書「……え、当麻? そちらの方は」

上条「すまないインデックス。こいつがどうしてもって言うもんで。飯は今晩こいつに作ってもらうから、今晩くらい休んでくれ」

禁書「え、でも、もう下ごしらえが出来てるし…… どうしよう」

御坂「なら!!」



ビクッ
禁書「え?」

上条「な、なんだ急に」

御坂「ご、ごめんなさい。あの、それなら二人で一緒に作りましょう。こいつの為に」

上条「な、何を言い出すかと思えば……」



御坂「そんな、いいでしょ? あたしの料理も食べてほしいけど、そっちのもせっかく下ごしらえまでしてるんだから勿体ないと思わない?」

御坂「どうかしら?」

禁書「私は当麻が食べてくれるならなんでもいいです」

上条「インデックス……。  はぁビリビリ、ここはインデックスに免じて上条さんもお前の飯を待つとしますよ」



御坂「ほっぺた落ちるようなの作ってあげるから、待ってなさい!」


カタカタ ジーーーーーッ………



御坂妹3「こちらミサカブラヴォー。作戦第二段階も順調に進行中」

御坂妹「了解ですブラヴォー」



御坂妹「……ブラヴォー?」



御坂妹3「……」ウズウズ


御坂妹「こらブラヴォー。作戦行動中は雑念を持たないこと、とミサカは厳しくたしなめます」

御坂妹3「うっ、すみません…… と答えつつミサカは読心術でも使われたかと驚きを隠さずにはいられません」



御坂妹「……はぁ」

御坂妹(しかしまたもや当たりましたね。晩御飯を支度するタイミングまで測り、お姉さまを送り出したのですから当然ですが。 これで自然に料理の勝負に持ち込めました!  ……ですが)

御坂妹「……最高評議委員会の決定とはいえ、お姉さまだけあの方と一緒にいられるなど、ずるいです…… とミサカは嫉妬の炎を隠しきれずにつぶやきます……」


御坂「出来たわ!」

禁書「私も合わせて出来上がりました」




上条「インデックスのはオムライスか。相変わらずうまそうだな」

上条「ビリビリのは…… なんだこりゃ?」


御坂「『サーモンのポワレ ハーブ風味のクルート仕立て』よ!!」


御坂妹「!?」ガシャンッ!!


上条「ぽわれ? 何だそりゃ…… まぁ、うまそうと言えばうまそうだが」

上条「ほんじゃ、ビリビリのから頂きますかね……」

カチャカチャ
上条「……」パクリ

御坂「……」ゴクッ

上条「こ、これは……!!」カチャンッ

ほんとに余計な突っ込みで申し訳ないんだが
オムライスって下ごしらえいるの?

>>257
ほら、チキンライスとかさ!!ね!!ね!?



うわぁぁぁぁああああん後先考えず郭からこうなるんだぁぁあああごめんなさぃぃぃぃい


上条「赤ワインのソースの甘酸っぱさと、これがクルート?か、ハーブの香りがするな。緑色で何だこりゃと思ったがこの食感が柔らかいサーモンとのハーモニーを口の中でまるでオーケストラのように鳴り響かせているッ!」



禁書「……」



上条「すごいなビリビリ!上条さんこんなの人生ではじめて食べましたよ!!」

御坂「そ、そうかしら!そんなに褒められるとなんかくすぐったいわね!」



禁書「……」



上条「さて、次はインデックスのオムライスか。ほかほかで美味そうだ」

禁書「え、わ、私のはいいかな。ほら、そのお料理すごく美味しそうだし。私のなんか普通の料理で……とても……」サッ

上条「何言ってんだ。二人のを食べるって言ったろ? ほら、インデックス」

禁書「う……うん」



上条「ほんじゃ、いただきます!」パクリ

上条「うげえええええぇぇぇぇ」

御坂「ゲロったwwwwwww」


禁書「……」

御坂「……」

上条「……」モグモグ

上条「……」カチャンッ


禁書「……!」ビクッ

上条「なぁインデックス」

禁書「当麻、ごめんね、それに比べたら美味しくなんてないよね、ごめ

上条「違うんだ」

禁書「……え?」

上条「なぁインデックス、このオムライスまた作ってくれないか?」

上条「また食べたい。なんか全部食べるのがもったいない」

上条「たしかにビリビリの料理は凄かった。けどこのオムライスは」



上条「なんか…… 違うんだ」



御坂妹3「こ、これは……!!??」




御坂妹「くっ……お姉さま、最後の詰めを誤ってしまわれましたか……」

御坂妹「……しかし、これはあそこでお姉さまに料理の裁量権を与えてしまったミサカネットワークの間違いでもあり、敗北ですね。致し方ありませんか、とミサカは口元を歪めつつうなだれます」




御坂妹「……まぁ」

御坂妹「何を作ったところで、あれ以上の反応は得られませんでしたでしょうけど、とミサカは改めてあの方の可能性を肌で感じます」

御坂妹「さあブラヴォー、撤収してください」





御坂妹3「了解です。ここまでですね」スクッ


御坂「……っ!!」スクッ

上条「お、おいビリビリ!!」

御坂「ううっ……!」ダダッ バンッ

禁書「!」

上条「待て!!ビリビリ!!」ダダッ




御坂妹3「は?」

御坂妹「ん?」



上条「おいビリビリ!!どうしたんだよ!!」ダダダッ


御坂妹3「え、何ですか何ですか!   ……まさか私の監視行動がばれた!? こ、これは」

御坂妹「に、逃げてくださいブラヴォー! ここで捕まっては厄介なことにっ」


御坂妹3「り、了解!!とミサカにしては珍しく余裕なく走り出します!!」ダダダッ


禁書「あ、と、当麻!?」タタッ

禁書「行っちゃった……  って、あれ?」



御坂「……ううっ、うーっ……!!」シクシク




禁書「……ほら、入る?」キィィッ



御坂「なによ……同情する気? 悔しくなんか、ないんらからぁぁっ!」

禁書「私はイギリス清教のシスター。悲しむ女性を一人にしてはおけません。それに」

禁書「すこし、あなたにはお話したいこともありますし、ね」ニコ




御坂「……?」グスグス


――
―――

御坂「え、じゃあアンタ…… いやあなたはあの時の小さいシスター?」

禁書「言い直さなくても結構ですよ、短髪改め美琴さん。おっしゃる通り、私はあの小さいシスターと同一人物なんですから」

御坂「驚いたわね…… でもなんで?」

禁書「それはちょっと、事情がありまして……」


御坂「ふぅん。まぁ深くは聞かないことにしとくわ。なんでアンタがあいつと一緒にいるのか、とかもね」

禁書「ありがとうございます」

御坂「それで?アンタあいつとはどんな関係なワケ?」

禁書「え、あの、関係だなんて……そんな///」

御坂「一緒に乳繰り合ってご飯食べるような両思いの間柄なんでしょうねぇ、全く」フイッ


禁書「あ……」


御坂「ん?どうしたのよ」


禁書「……。 いいえ、両思いなんかじゃ……ないんです」

禁書「私は当麻に迷惑をかけてばかり。当麻はいっつも不幸だー、って言いながら私のご飯を作ってくれていました」

禁書「当麻に恩返しをしようとして、男の子が喜びそうな姿になって、当麻のもとに帰ってきました」

禁書「私は普通に接して、ご飯作ってあげたりして、それで喜んでもらえればいいと思ってました」

禁書「けど、実際に当麻のそばにいて、それは変わってきました。心が成長しているからかもしれません」

禁書「もっと当麻のそばにいたい。なんでもしてあげたい。そう思うようになってしまいました」

禁書「当麻はとても優しく接してくれます。私が「変わる」前よりもとても」

禁書「きっと当麻は、大人になった私を好きになったのであって」

禁書「それ以前の小うるさい私なんて、きっと……  きら





御坂「こら」


禁書「……え?」

御坂「黙って聞いてれば何よ。アンタあいつがそんな誰にでもなびきそうな男だと思ってるわけ?」

御坂「それならまだあたしのがあいつを分かってるわ」

御坂「あいつは人をすぐ理解する。誰にでも優しいの」

御坂「けど、優しいのと大事にするのはまた別じゃない?」

御坂「アンタはあいつに優しくされてるだけなのか、大事にされてるのかも分かんないの?」



禁書「あ……」



御坂「気づいたかしら?あいつにとっての特別がなんなのか、誰なのか」

禁書「……」

御坂「あ~あ、こんなのあたしのキャラじゃないのよ?説教なんてあいつに任せときゃいいのにねぇ、全く」

禁書「……」

御坂「そんじゃ、あたしは帰るわ。ま、がんばんなさい」


禁書「ありがとう…… ござい、ます」

御坂「ふふん。そんじゃ」

バタンッ








御坂「……ぅっ、   ……ばぁ~かっ!!」グスッ タタッ




ま、今日はここまでということで。まぁこのスレ内には終わるでしょう、一週間という期日も飛ばせますしね

つーかこんな夜中まで起きてる皆はさっさと寝ようね。じゃないと夢にお姉さんインデックスが出て搾り取られちゃいますよ、おお怖い




書ければ明日書きますので。ごめんなさい。おやすみなさい

       カ   や   ( /          、__>::.: :.:.: : : : : . : : :.: /     /
      ッ  だ   (    _ll_||_ _ ゝ:::::.:. :.:ハ: . : .ヘ : .丶∠-_-  / 
      コ  ・     >  ̄ ̄|| ̄|| ̄ _ゝ:::::/:.:.:./ ハI:.:.:.:.ヘ .ヽ 丶:.< /     保
      い  ・   (       ||   \::::/ハ/-‐‐l、:::.|,r‐\ハ:.:.< │    守
      い  ・    _>    〃 ll ll〃 >::Vィ'fJ` ヽ fJ,ハ:.:.ヘ一` !     は
       ・      (ヽ、    ~   -'"  フヘハ ´   {    小、ヾ /     俺
       ・    (⌒ 、`丶   /  /    jム       ∧!  /      に
  ⌒Vヘ ,へ/⌒⌒ /  }ヽ`, ((  (        Vゝ、 ‐ ‐ イ_  <_.      ま
    i:.:.:∨   / i  i イハハ}  ` ー  ─     _厂} `ー介‐'^!    \     か
   ,l:.:.:.:{   ∧」 ァネノノrリ ノ           //〉丶 |八 ∧,    \   せ
  ノィ:.:.:..リ八{  ,イアj  ソ!           ノイ、く{、_┌斗へ / `ヽ、 .   ).  ろ
  イイ:.:.:.ノ( r ` ゝ└'   ' }         ,f´r   ヾヽ | ノ   丶 _ /\/    
  {{:.イ小ー'ヽ、 ´´ , 、 イ         l l      〉 / ´       /  {
   `/二刈. \ >ーイ√j        |  , .    ∨′-_─_ 、 /    〕
   ,'   ヘ{  介、/〃 ,ノ        /l 丶|     〈 {   ̄   ',|   /
    {  、.. }へ/{く ノ{.:' ハ         〉   .:|    l |    :  l: / /
   1   冫`V//   〈         /\ .:|    l l     : . } ' {
    }     [:. .::. :〕     l       `ヽ、二{    l !       ..:|   |
   {      ∨::.:ト--rzー┘         /  :|    j l     _  { 、__|
    ̄ヘ-一く:.:../  /、         /    j|   l ノ -‐ : .  /|7ー\

御坂妹ってミサカ10031号だけじゃね

>>310
それが何人いるかわからんので今回はNATOコード(アルファー・ブラヴォー)での呼称にさせていただきました次第です。

まあ妹たちは軍事用と自分で言ってたからコードくらいは知っててもいいかと思いまして

>>279
理解した上で女性でも構わずぶん殴って説教してあげるくらいやさしいんですね

>>315
理解の仕方にもいろいろあるんだよ、多分。ね。



また日付変更後に書きます、すんません


チュンチュン

コトコト トントン



禁書「えっ、と……あとは   そうだ、当麻を起こしてあげないと」

上条「ざ~んねん、上条さんはもう起きてますよ」ポンッ



禁書「えっ、 きゃっ」トンッ!

上条「うわ、ごめんインデックス! そんなつもりは……。うわ、血ぃ出てるじゃねえか!」

禁書「ううん、大丈夫。絆創膏貼れば…… えっと」


上条「ほら、貸してみろ」ヒョイ ハムッ

禁書「え、えぇ!?///」

上条「ひほます、ひをほめないほな(ひとまず血を止めないとな)」

禁書「も、もう当麻ってば、こんなの恥ずかしいよっ」

上条「……ふぅっ、 大丈夫誰も見てねえよ。今絆創膏持ってくるからな」

パタン

禁書「……  当麻……」ソッ





カチャカチャ

上条「……」パクパク

禁書「……」ムグムグ



上条「あ、そうだインデックス」

禁書「どうしたの?」


上条「明日なんだけどさ、どっか出かけないか?せっかくの休みだし、それに」

上条「これまで作ってもらった飯のお礼も込めて、さ」

禁書「そんな、お礼だなんて…… でも、当麻がよければ、お出かけしたい……かも」

上条「んじゃ決まりだな! さって、どこ行きますかねぇ」

お待たせいたしまして申し訳ありませんでした皆さま



トコトコ
スフィンクス「にゃ~」

上条「おおスフィンクス。おはよう」




スフィンクス「にゃぁ」カサリ

上条「ん? このチラシは……」カサッ



【大型室内プール今週末オープン!! 開店当日に限りご利用半額キャンペーン実施!】



上条「半額か…… インデックス、これなんてどうかな?」

禁書「プール…… そうだね。前に当麻に海に連れて行ってもらったときは散々な目にあっちゃったし(首まで埋められたりドアに挟まれたり)、改めて楽しみたい、かな」

上条「ははは……その件は悪かったって……。 それじゃ明日、ここに行こうか」

禁書「うん!」





禁書「……とは、言ったものの」




禁書「どうしよう、水着なんてないよ。買いに行かないと……」




誤爆してるの見てワロタwwwww


――
―――


佐天「おっ初春、これなんてどうかな、かわいいぞ~」

初春「わぁ~、さすがです佐天さん!かわいいです!」

御坂(こっちのほうがいいと思うんだけどなぁ……  う~ん)



ヒラヒラ
黒子「お姉さまにはこちらがお似合いですのよ~! これをお召しになったお姉さまを想像しただけで、黒子は…くろこはぁああああ~んっ!!!」ヒラヒラ

御坂「そんなもん着れるわけないでしょうがっ!」

黒子「ああんっお姉さまったら恥ずかしがりやなんですからあっ」

御坂「ったくこいつは……     ん?あれは」






禁書「え~……と」キョロキョロ

>>391
今件で一番笑っとけ笑っとけになったのは紛れもない私自身です


ザッ

御坂「どうしたのよこんなところで?」

禁書「あ、美琴さん。えと、探し物がありまして」


御坂「探し物ぉ?」

禁書「ちょっと、その、水着を……」

御坂「シスターさんが水着ねぇ……」




ヒュンッ
黒子「お姉さまぁ~っ、急にどうされましたの? あら、こちらの方は?」


禁書「こんにちは、私h

御坂「ああああぁ~あ、こないだ知り合ったシスターさんよ! まぁ色々お世話になってねあはははは」

黒子「そうでしたの。  もしかして前に……どこかでお会いしましたか?」


禁書「あ、えと」

御坂「そんなはずないじゃない黒子!いやぁねぇあはははは」

黒子「……?」






佐天「白井さぁん、急にどうしたんですかー? って」

初春「わぁ……きれいな人ですね。御坂さんのお知り合いですか?」



御坂「え、ええまぁちょっとね」


黒子「なるほど、お出かけのために水着を探しに」


佐天「ほほぅ」

禁書「ええ、けどどういうのを選んだらいいのか見当もつかなくて……困ってしまいました」

初春「どんな水着でも似合いそうですけどね~」

禁書「いえ、そんなことは……」





佐天「うん、よし!!」



初春「?」

佐天「前に御坂さんがお世話になったということだし、私たちで水着を選んであげましょう!」


初春「さ、佐天さん?急に何を……」

佐天「まぁまぁ初春、楽しそうだし人助けにもなる!一石二鳥じゃん?」


黒子「私「たち」って、わたくしもですの?」

佐天「もちろんですよ!白井さんのセンスを見せ付けてやってください!」

黒子「はぁ、まったく…… ま、いいですけど」



御坂「え、あ、あたしも?」

佐天「あったりまえじゃないですかぁ! 御坂さんのセンスぜひ見たいですし!」キラキラ

御坂「うっ……」


佐天「決まりですね!じゃあこのシスターさんに似合いそうな水着を見つけて後でここに集合しましょう!」

禁書「あ、あのぉ~……?」





……………



佐天「う~ん、結局私と初春のはありきたりになっちゃったかねぇ……」

初春「シスターさんが水着、っていうのが想像しにくいですし……」

佐天「御坂さんのは…… これは」


佐天(ないな)

初春(いえ、ダメというわけではないですけど、えと、ちょっとこれは……)

黒子(相変わらずですのね、お姉さま……)


御坂「……」


佐天「白井さんのは…… うわっ///」

御坂「く、黒子!? なによこれ!」



黒子「何って、水着ですの」



御坂「水着!?これが!? ひもの間違いじゃないの!?」

初春「か、過激すぎでは……///」

禁書(す……すごい。あんなの着れない……///)



黒子「みなさん、水着はアピール力ですの!そこらの女と同じ水着では意中の人の眼中にも入りませんわ!!」





禁書(い、意中の人…… アピール……)


佐天「ま、まぁさておきとして、シスターさん、どれが良さそうですかね?」

禁書「え、えと」

佐天「まぁ値段は大差ないみたいですから、お好みでどうぞ。強制も別にしませんし」

禁書「せっかく選んでいただいたんですし…… えーっ、と」

禁書(ええいっ)






禁書「これで!!」ズビシッ

佐天「な!?」

初春「え!?」






すんません、明日ちょっと大変なんでここらで今日は切ります
全然進んでませんが・・・すいません
明日は夕方過ぎには再開できると思いますので

ワーワー キャッキャッ

上条(インデックス、着替え終わったかな……)

上条(しっかし混んでるな。まあ今日オープンだからな、仕方ないか)




禁書「お、お待たせ……当麻」




上条「おうインデックス、ずいぶん遅かった……  な……」



上条「」

禁書「ど、どうかな? 似合ってる?」

上条「」

上条「ハッ」

上条「に、にあってるんじゃあないかなぁうんうん」

上条(え? ゑ? 何?何ですかこれは?)


禁書「や、やっぱり大胆だったかなこの水着……///」

上条「あ、うんどうだろうねぇははは」





上条(大胆?そういうレベルなのですかこれは!?)


上条「うっ」

上条(い、いかん鼻血が……  うぐっ)






禁書「? 当麻大丈夫?」

上条「あ、あぁ。それよりほら、シャツ羽織ってろよ。それで歩き回るのはちょっとな」

禁書「う、うん」


エーン エーン



禁書「……?」

上条「どうかしたか?インデックス」



禁書「当麻、何か声聞こえない?」

上条「声って、周りはきゃーきゃー騒いで声だらけですが」

禁書「ううん、泣き声みたいな感じの……」

タタッ


上条「あ、おい!」






禁書「えー……と、確かこっちのほうから……」


うえ~ん え~ん

禁書「あ……。     ボク、どうしたの?」

上条「おいインデックス、どうした……。  ?」



禁書「うん、うん。  そっか、お母さんとはぐれちゃったんだね」

上条「その子は?」

禁書「迷子になっちゃったみたい。お母さんを探してあげないと」

上条「探すったってこの広さをか? 迷子センターとかに連れて行ったほうがいいんじゃないか?」

禁書「あ、そうかも」






ガヤガヤ ウエーンエーン ママー パパー
ワーワー

上条「……」

禁書「……」


上条「こ、これは……」

禁書「すごい子どもの数……だね」

上条「こりゃスタッフさんに任せても見つかるかどうか分からないな……」

禁書「そうだね……」


上条「よし」


上条「俺たちでこの子のお母さん、探してあげようぜ」

禁書「え、で、でも」

上条「その子、ほっとけないだろ?」



禁書「……」





禁書「……うん!」


上条「この子に見覚えのある方、いらっしゃいませんかー?」

禁書「この子のご両親の方はいませんかー?」




…………




禁書「見つからないね……」

上条「ああ、この人の量じゃあな……」


上条「……もうちっと頑張りますか!」

禁書「うん!」



…………





~♪ ~~♪♪

≪お越しのお客様にお知らせです。あと20分で閉館の時間となります。本日はご来場まことにありがとうございました……≫



上条「まずいな、もう閉まっちまう」

禁書「お母さん、見つからなかったね……」

上条「しょうがない、その子はスタッフさんに任せて帰るか」

禁書「うん……」



上条「すいませーん」

あの、これくらいの男の子で……




あっ! ママ!!

上条「へ?」

ママー!!  タタッ


禁書「あ……」

上条「何だ、お母さんここにいたのか」

禁書「みたい……だね」



―あのねママ、あのおねえさんたちが……
―まぁ、本当に……?




すいません、この子が本当にお世話に……ありがとうございました

上条「ああいいんすよ、そもそも迷子だって気づいたのこいつですから」

まぁ、奥さまが? ありがとうございます!



禁書「え? いえ、どういたしまして」

上条(お、奥さま……って)

上条「あ、あの俺たちは……」


本当にありがとうございました!

上条「……はは。もう、迷子になるなよ」




禁書「良かったね、あの子ママに会えて」

上条「ああ、そうだな」

上条「……」

上条「……なぁ」

上条「今日、結局ぜんぜん遊べなくてごめんな」

禁書「ううん、いいの。楽しかったよ」

禁書「……水着、あんまり意味なかったね…… シャツ着てた、し」

上条「ああ、でも」

禁書「?」




上条「他の男たちにインデックスの水着姿なんて……その、あんま見せたくなかったし、な」

禁書「……あ、う///」

上条「……それにしても」

上条「最後あのお母さんに「奥さま」て呼ばれてたな」


禁書「そ、そうだね」

上条「……俺たち、夫婦に見えたのかな?」

禁書「そ、そうなのかな……///」

上条「なぁ、インデックス」



上条「ほら」スッ

禁書「?」

上条「手、つないで帰ろうか。今日だけ、帰るまでは、俺たち夫婦ってことで…… どうだ?」

禁書「あ……   ……うん!」



ギュッ

やっとインデックスの時代来るんだよ!
ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date124594.jpg

>>479
ようやくでるのかな!ようやくスタッフもわかってきたんだね!!


お待たせしてごめんなさい、少ししたら再開します

今日中には終わると思いますんで。

―――
――



ガサガサ

上条「さて、寝袋はオッケー、と」

上条「……今日は楽しかったな」

上条「あの子の親も見つかったし」

上条「それに……インデックスの水着姿も」



上条「……」



上条「……うっ、いかん鼻血が」

上条「ティッシュ、ティッシュ……」フラフラ ゴソゴソ


ガン!!  シャーッ

上条「ぷわっ!?」


シャーッ キュッ

上条「うっわ、ビチョビチョだ……」







禁書「当麻、寒くない?」

上条「あぁ大丈夫だ、心配すんな」

禁書「で、でm

上条「ふ、ふぇぁっくしょい!!!」


禁書「……」

上条「だ、大丈夫です……よ?」

禁書「大丈夫じゃないよ!風邪ひいたんじゃ」

上条「上条さんは風邪なんてなんともありませんよ!」

上条「さて、もう寝ますか」


禁書「……まさか、お風呂場で寝るつもり?」

上条「そうですが?」

禁書「ダメ!!」

上条「ダメったって……」

禁書「風邪だったら、酷くなったらどうするの!?」

上条「そうは言っても……」



禁書「今日は暖かくして寝ないとダメだよ!」

禁書「ベッドで一緒に寝てもらいますからね!」

上条「へ?」




禁書「……あ///」

上条「……気にすんなよ、インデックス」

禁書「でも当麻……  それでも私、心配なんだよ」


禁書「それに、もうすぐ私またイギリス帰るし……」

禁書「寂しい、よ……」

上条「ぐっ……」


禁書「……」ウルウル


上条「……」








上条「……うぅっ、負けましたよ」

上条「一緒に寝ればいいんだろ?」

禁書「い、いいの?」

上条「ま、上条さんも寒気がする状態で風呂場に進んで寝たくはありませんからね」



…………



禁書「……」

上条「……」


上条「………」




上条「…………」プルプル



上条(無理っすよ寝られないってマジで!!同じベッドにお姉さんがでもこのお姉さんはインデックスでだけどだけどうぁあああああ)


禁書「…………」

上条「…………」


禁書「…………当麻?」


上条「!?  …………な、なんでせうかインデックス……さん?」

禁書「……眠れない?」

上条「いやいやそんなことは。ちょっと考え事してたんだはははは」

禁書「……そう。私も考え事してた」

上条「あ、そ、そう?」



禁書「うん。当麻に……言わなきゃいけないこと。いつ言おうかな、って……」



上条「……え?俺に?」

禁書「うん。もうあんまり時間がないから……」



上条「……あ、そっか。明日イギリスに帰るんだったな」

禁書「……うん。だから、当麻に言わないと……いけないの」

一つだけお断りしておきます。ここから先は矛盾点が露骨に出る可能性がありますので、その場合は遠慮なくご指摘ください。

まぁそんなら甘えてないで原作嫁って話なんですけどね、すいません

それでは続けます

上条「なんだか知らないけど、帰ってきてからいくらでも聞きまs

禁書「ダメなの」

禁書「それじゃ、間に合わないの」




上条「……?」

禁書「……あのね、当麻」

禁書「私、この姿に魔術でなったって言ったよね?」

禁書「この魔術って、身体と神経、脳にも負担がかかるの。無理にそれぞれを伸長させている状態だから」

禁書「それでね、あの」



禁書「…………」




上条「どうした、インデックス」クルリ

禁書「……あ」


上条「何でも言えよ。上条さんは大丈夫ですから。言えないなら、言いたくなるまでずっと待ってるから」ニコ

禁書「……!  ……うん。それでね、イギリスに帰ってこの魔術を解くと」

禁書「この成長した状態の記憶は……無くなっちゃうの」





上条「……!」

禁書「正確には完全に消えるんじゃなくて、おぼろげな夢のような感じで残るらしいの」


禁書「ごめんね当麻、こんな大事なこと言えなく…… て……」フルフル

禁書「でも、こんなこと言ったら当麻が……当麻に……迷惑が、 うっ、うぅっ」

上条「インデックス……」

禁書「ごめんなさい、ごめんなさい当麻」


上条「いいんだ」ギュッ

禁書「……!  あ……」

上条「ありがとうインデックス。そんな大事なこと、言ってくれて」

上条「上条さんもちょっとだけ悲しいかもしれないな、それは」

禁書「……だよね」




条「けど、いいんだ。俺は覚えてるから」



上条「この一週間のこと、全部覚えてるから。大丈夫」

上条「だから……   その、上手く言えねぇけど。心配すんな、インデックス」



禁書「当麻…… ありがとう……」

上条「二人の思い出、ちゃんと覚えてるからな」




禁書「……うん!」グスッ ニコ


禁書「……と、当麻……あの」スッ

上条「! な、なんだインデックス」






禁書「…………」グッ

上条「!!」



禁書「…………」

上条「…………」




シー………ン




上条「インデックス…………」スッ



スフィンクス「にゃー」




上禁「「!!??」」ババッ




スフィンクス「なー」


上条「す、スフィンクスお前…………」ドキドキドキドキ

禁書「…………///」ドキドキドキドキ



スフィンクス「にゃぁ」



上条「………全く、不幸だぜ」ポツリ


禁書「ふふっ。おいで、インデックス」クスクス


――
―――

チュンチュン

上条「…………ん、朝か」

上条「……あれ?インデックス?」


上条「風呂場……?か?」

上条「……これは」カサリ



【今日イギリスに帰ります。何も言わずに出発してごめんなさい。一週間とっても楽しかった。ありがとう当麻】



上条「……っ!!」


バンッ!!!  ダダッ!!!

上条(何でだよ!何でなにも言わずに行っちまうんだよ!!)

ダダダダ

―――
――


御坂「だぁ~っ黒子!ひっつくな暑っ苦しい!!」グイグイ

黒子「そんなぁ~っ、お姉さまのお傍にいないと黒子寂しくて死んじゃいますのよぉ~っ」ベタベタ



御坂「ったくっ、こいつは……!!   ……ん?」




上条「はぁっ、はぁっ!」タッタッタ





御坂「あれは……」

おいで、インデックスには触れないでおくと宣言した時点で触れている



≪お客様にロンドン行き725便の御搭乗案内を申し上げます……  ≫



神裂「待っていましたよ」

禁書「……うん」

神裂「……お顔が優れないようですが。どうか?」

禁書「……ううん、何でも」


神裂「……そうですか」

神裂「時に、上条当麻は?彼ならばターミナルまで見送りに来るかと思っていましたが」

禁書「当麻は、来ないよ」

神裂「……そうですか。久しぶりにお会いできるかと楽しみにしていたのですが」

禁書「……うん」



神裂「……」

>>523
インデックス→スフィンクスですね。

肝心の場面で何やってんだか俺は。すんませんほんとに

神裂「……やはり、言えませんでしたか」

禁書「ううん、ちゃんと言ったよ」

神裂「では」

禁書「お別れの挨拶はしてこなかったの。言えなかった」

神裂「……」


禁書「「さよなら」はもちろんだけど、「またね」も嫌だったの。どっちにしても、「今の」私とのお別れをはっきりと言っちゃうのは悲しくて」


神裂「……しかし」

禁書「分かってるよ。勝手だよね。私。また当麻に迷惑かけちゃった」

神裂「……」



神裂「……一つ、賭けをしましょうか」

禁書「?」




神裂「私は彼が見送りに「来る」に賭けましょう」

禁書「そんな、当麻は来ないよ。来れないんだよ」

神裂「さぁ、どうでしょう?彼は不可能を可能にします。私は実際にそれをこの目で見ていますからね」

禁書「車で来ても間に合わないのに……」

神裂「まぁ、蓋を開けるまでわかりませんので。フフ」

禁書「……」





…………



≪ロンドン行き725便の御搭乗案内を申し上げます……  ≫




禁書「……賭けはあなたの負け、ですね」

神裂「そのようですね。残念です」

禁書「それでは、行きましょうか」

神裂「ええ   ……おや?」



神裂「ふむ。どうやら賭けは私の大逆転勝利、といったところでしょうかね」ニコ



禁書「……え?」






上条「はぁっ、ぜひっ、かはっ、はぁっ、   ……イ、インデックスぅっ!!!!!!!!!」





禁書「!?とう……ま? そんな、え?何で?」

禁書「…………ッ!!」フイッ

神裂「いいのですか?」


神裂「『今のあなたの最後』ですよ?」


禁書「うっ」

禁書「………うぅっ……うーっ……!」プルプル




禁書「…………!!  当麻ぁあぁあぁっ!!!!」タタッ




上条「インデ…… !?  どあっ!?」

ガバッ ドッターン



上条「お、おいインd

禁書「当麻、とう、ま、えぐっ、ひっくっ、とうまぁ、うぅっ、当麻、とうまとうまとうま!!!」




上条「…………はは、よしよし」ナデナデ


―――――

黒子「はひっ、はひぃぃっ、お姉さま、勘弁してほしいですの、こんな無理なテレポート黒子初めてですのよ、はぁっ」

御坂「…………そうね」

黒子「はぁっ、はぁっ、お姉さま、冷たすぎですの……」

御坂「…………そうね」



黒子「……お姉さま、10世紀に出来た中国n

御坂「黒子、今日はありがとね。もう帰りましょうか」


黒子「…………」シクシク






御坂「……ま、貸し一つ、かしらね」


禁書「当麻、ありがとう、大好き、大好きだよっ、大好きとうまっ」

上条「……分かった分かった、泣き止めよもう」




上条「……」



上条「ったく」








チュッ






禁書「っ、あ………  当麻……」

上条「こんなの上条さんのガラじゃありませんよ全く。好きな人にしかしないんだからな」



禁書「!!   う、うぅぅ~っ、当麻ぁぁっ……!!」


上条「はいはい。全く、こんなの上条さんはじめてですよ、ホント」







上条「…………こんな、幸せなのは」






~おしまい~

上条さんにテレポートは効かないよね

何だこりゃ。ベタ過ぎてひでぇやww

初めての禁書SSでグダグダな出来でしたが、これで一応終わりです。お付き合いいただきありがとうございました。





あと数レスだけあるんですけどね

>>551
あぁ、そうでした


じゃあ黒子・美琴・上条の三人でどうやって空港までたどり着いたか、宿題にします

忘れた人は補習なのですよ♪










すいません。なんか誤って(謝って)ばかりですね。つーかマジ上条さんの幻想殺しは話作りにくいですね

……しばらくして



禁書「と、う、ま!!ご、は、ん!!!」チンチン

上条「はいはい、ちっと待っててくださいね~っと」カチャカチャ




上条「ほい、お待ちどう」コトッ

禁書「わぁ~っ、ありがとうとうま!おいしそうなんだよ!」

上条「へいへい」




上条(お姉さんインデックスがもう懐かしいですよ…… またあの魔術かけてくんねえかなあの不良神父…… はぁ、不幸だぜ)


禁書「ねぇとうま!」


上条(飯も毎食作らないといけないし、青ピと土御門には根掘り葉掘り聞かれるし…… そういやビリビリはあれからあまり何も言ってこないな。逆に何か怖いが)

禁書「ちょっと、とうま~!」

上条「へ? な、なn




チュッ





上条「…………え?」

禁書「えっへへ~。ご飯のおれいだよとうま!」







禁書「とうま、だいすき! なんだよ!!」




~本当におしまい~

上条「おかえり、インデックス」


禁書「ただいま、とうま」

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