ちょっと御坂美琴の能力を消してみた(519)
立ったら書く
金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。しかし、勇気を失うことは全てを失う。
~ウィンストン・チャーチル~
黒子「お姉様、今日はわたくしとデートをしてくださいましてありがとうございますの!」
美琴「いや、これデートじゃなくてただの買い物なんだけど…」
黒子「さあ、今日は回りますわよ!まずは下着コーナーで新しい下着を見繕って
香料の店も回りたいですわね。後は…」
美琴(ゲコ太のぬいぐるみが欲しいからゲーセン…なんて無理よね…)
黒子「レストランで食事を取った後はホテルで休憩、などいかがですか?」クネクネ
美琴「誰が行くか!!」
黒子「それは残念ですわ……ん、あれは…」
不良A「おらガキ!この金は戴いてくぜ!」
,. '"´ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::;.: --─---─-、:::::::::::::ヽ
./::::::::::::/ィC¨ヽ \:::::::::::l
/:::::::::/ └¬'´, ィC¨ヽ';:::::::::!
./::::::::イ / ,. ヽ `¬┘';:::::::!
l::::::::::::l /ハ ハ } ヾ::::j ひ、ひいい…だ、誰か助けてぇ~!
{::::{⌒l:! / ` ' ヽ V}
. ';:::l ゝリ l ,/ ̄¨ヽ ', }l
ヾヽ__j { {,. --‐‐ヘ {,l
ヾ::::| i ヽ ヽェェェェェノ {
}:::l ヽ ` ̄¨´ ノ }
ヾ;k \_ __ ,/ }
"|  ̄ ̄ ̄ ノ
_,. -‐"\ フー-、_
'"´ `ヽ、 /
黒子「…ハァ~~~~。お姉様、少々待っていて下さい。あいつらをちゃちゃっと成敗してきますわ」シュン
美琴「ちょ、黒子!……行っちゃった」
美琴「…私も見に行こうかな」
不良A「おらあ!死にたくなかったらそこをどけぇ!」
美琴「はぁ…全く…どうしてこう学園都市は凶悪犯罪が絶えないのかしらね…
まあいっか。ちょっと痺れるわよ!」
/ ∧ ,/ / r-、 厂 ̄\_,√
f⌒'| / ア / / ノ √´ / ̄ ̄ ̄
,/ ̄ ̄l | { / / / / ,/ ー―――z,___,√´
√ ̄ | } |,/ /丶 / / /
. 〈 l ノ ´ {__/ / __>―-、_,√\
\ | ' /ー‐_,. ´ `)
\ | 'ー‐ ´ /
 ̄`ー―l _,,. ´ ___ _
| , '´ ヾ丶 ´ . : : : ::`丶、
! / / / :. : : :\
'. / -=≦ :イ:// :.: 丶
∧ / / / / /' : : : :、
/ ', { / イ // .イ:/ イ :ト、 : : : ':.
/ ∧ '. /l/∠:イ/// .:/ | l i ミ : : : ハ
. / / , '、 ,√7 ー=彡: : :{ | 笊圷、i: / / /リ ! : : :.:.:.i
〈 / :、 ヽノ ̄ \___ //: : ':人! 弋:ジ |/ xテ云矛 j :.:.ハ
ヘ ' ヽ 丶 丿 {イ :/ : :i:.| 弋r_ジ 勹 ! :.:i : i
j/ \ \__,∠ー- .、 ____,八人/l∧ ' / ソ∧ .:从:|
/ \ / ̄∨ V´  ̄f勹ヽ_レイ\ ‐ 、 .イー:´ :イ : ', : l }|
. / /\ / ∨ ! '. ヽ. ̄\>―ァ< :/:.i : / : : :∧ l リ
. √ ̄ | \ ,/ '. | 丶 >、ー{ /i :ムイ : :/ ヘ!
. / 丶,__/_____} j '、_/ ゚:∧ !/ ノイ 厶イ
/ i / \ 丿 / / ∨ { ト、ト、_
. / \ /' ヽ. / / / ∨ i ! }
/ `ー√ `'┴‐汽、 /' ∨.} リ ∧
不良A「ぎゃあああああああ!!!」ビリビリビリ
バタッ
美琴「どう?これに懲りたら改心して、ちゃんと……」
黒子「お姉様!足下に注意してください!」
美琴「え?足下…?」ツルッ
.┌┐
/ /
./ / i
| ( ゚Д゚) <そんなバナナ
|(ノi |)
| i i
\_ヽ_,ゝ
U" U
美琴「うわっ…!」ゴッ
黒子「お姉様!」
美琴「う~…ん……」バタッ
???「……ま!……えさま!」
美琴「…。」
黒子「お姉様!しっかりして下さい、お姉様!………ジュル
仕方がありませんですの!ここは 致 し 方 な く 人工呼吸を…」
美琴「せんでいいわあ!」
黒子「お…お姉様…大丈夫でしたのねええええ!黒子は、黒子はあんなベタな展開で
もしお姉様が目を覚まさなかったらどうしたらと…
あ、とりあえずあの憎っきバナナは串刺しにしておきましたわ」
美琴「大げさね、ちょっと頭打っただけじゃない。…まあ我ながら不覚だったのは認めるけどね…ハハ」
>>6と>>8の間投稿し忘れてたわ。スマソ
路地裏
不良A「それじゃあこの金は貰っていくぜ」
鋼盾「ひ、ひどい。あんまりだ。それがないとぼ、僕は限定版御坂美琴白スクver.を申し込めないのに…」
不良B「へっへ、それを聞いてますます欲しくなったぜ!」
日村「そ、そんな…」
黒子「ジャッジメントですの!強盗の現行犯で拘束します。大人しく投降しなさい!」
不良A「げ?!ジャッジメント…ってなんだよガキか」
不良B「へヘ…アニキ、ここはアニキが出るまでもありやせんぜ。ここは俺にお任せを!」
黒子「ふぅ…。どうしてスキルアウトは能力を無視して体格だけで判断したがるのか理解できませんわ。
まあレベル0がレベル4に勝てる訳ない事も理解できないなら当然ですわね」
投稿し忘れ続き
不良B「何言ってやがるこのガキ!テメェはここで死ぬんだ………あれ?いない?」
不良A「馬鹿!後ろだ、後ろ!」
不良B「え……」ドシャ
黒子「で、そのガキにとっちめられる気分はいかがですの?」
不良A「ヒ、ヒィ…」
不良B「アニキ!た、助け…」
不良A「………すまん!お前の仇はいつか取る!」ダッ
不良B「アニキィ!」
黒子「待ちなさい!…あ、お、お姉様!」
>>11の続き
黒子「私は犯人を引き渡しに行ってきますわ。お姉様も病院に行って検査なさってはいかがですか?」
美琴「さっきから言ってるでしょ?私は大丈夫よ。」
黒子「そうですの…。わかりましたわ。それではデートはまた後日という事で…」シュン
美琴「だからデートじゃないって言って……ったく」
日村「あの…」
美琴「あ、大丈夫?」
日村「あ、はい。なんと御礼を言ったらいいか」
美琴「別にたいしたことじゃn……あっ!」
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∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨_
フ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-<
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/::::::::::::!:::ト、:::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
ノイ:::::::::::|x'|´ヽ:::::ト、|\:::i≧ミ::::::: ̄::::::厂 ̄
ノ人:::i::| ィチタ Ⅵ \ l::|辷八::::::::`ト\
|∧| ´ |ハイ:::::::::::::::∧
ノ ノ Yト、:、::ト{⌒\
\ _ / 八ハ|
`´、 / / ___」__
ヽ_ ィ>'"´ ̄ /
{ __ -‐─-\
__r斗-  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄⌒\
/ ;:;::#";: : ヽ、 ;:≧x
/-─ 、. ;;::: \、 "';: ::\
/ \ ヽ
l Y´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i ̄ ̄ 、| ハ スタスタ
/{ ヽ l | |/ |
日村「あの、も、もしよかったら御礼にコーヒーでも…」
美琴「え~と、ごめん。私ちょっと用事があるからこれで!」
日村「あ…」ポツン
日村「お金、早く振り込もう…。」
なに?ジョジョ。誰も見てないって?逆に考えるんだ。下手な文章見られなくてラッキー!
って考えるんだ
当麻「はあ…今日も自販機に札は吸い取られるわ補習は受けさせられるわ…」
美琴「待ちなさい!今日こそ決着をつけるわよ!」
当麻「おまけにこれからビリビリに追い回される……不幸だ」
美琴「私には御坂美琴っていうちゃんとした名前がある言ってんでしょ!いい加減に覚えろ!」
当麻「へーへー。で、勝負だろ?」
美琴「その通りよ!ようやく物わかりが良くなってきたじゃない。今日こそアンタに勝つんだから!
いくわよ!」
/ ..-‐
/{ ∠ -‐≦-―…¬ヤ
_〈::レ:´:::::::::::::::::::::::::::::::<
,. ::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧._
/イ :::ハ|ヽ! !ヽ::::!:::::::::::::::\ `
/ l::,イ !7::ヽ!::::::::::: '. ̄ ……。
|/ ヽ - ィ\!::::::::.ト、::::!
,rー≦マ,. イ Y⌒',、! \!
イ イ ヘ厶イ.! ヘ
h_, .< 〈 /.l ./ D ! ハ
r‐' _, -‐ `ヽ.' l/ l ハ,
~廴ぅ'´ i l.-‐Tフ
' 7.l l
.' ,' ! l シーン
/ ム ! l
〈 ハ,_! l__
}ー-.. __,.∠.イ ! l_,∠
/ ! l ! ヘ ! l,.イ
/. l l ', ∨l !
廴_!__!__,..-ィ! ヘ
l ! ヘ マ-‐'′
l ! ヽ 丶
l l ヽ ’.
当麻「…」
美琴「…」
当麻「…?」
美琴「……へ?」
当麻「どうした、ビリビリ」
美琴「あ…いや…なんでも……ちょっとタンマ!」
美琴(え…電撃が出ない…どういう事なの…?…うそ……どうして……)
当麻「おーいどうした?大丈夫かー?」
美琴「あ…あはは、ごめん、今日は用事があったの思い出しちゃった!勝負はまた日を改めてね!」ダッ
当麻「何がしたかったんだ…?…と。いけねぇ、そろそろ特売がはじまる!」
美琴「……」
診察室
医師「ふーむ、特に異常はありませんな」
美琴「そ、そんなはずありません!だって現に私の能力は…!」
医師「うむ、わかっておる。じゃが外傷はおろか脳をCTスキャンしても出血を含めなんの異常もなかったのじゃ」
美琴「…」
医師「恐らくその時の打ち所が悪かったのじゃろうな、一時的に能力を失ってしまったのじゃろうて…」
美琴「そんな…」
医師「まあ、この学園都市では常に能力開発は行われておるし、そうでなくとも何かのきっかけで元に戻る事もあるじゃろ。
気長に待ちなさい」
美琴「……。」バタン
黒子「お姉様!どうでしたか!」
美琴「黒子……あのね…」
美琴「………私……レベル……0になっちゃった…」
黒子「えっ…!」
美琴「能力が使えなくなったって言った方が正しい…かな…ともかく今の私はレベル5でも超電磁砲でもないってこと」
黒子「……」
美琴「先生はいずれ戻るって言ってたけど、いつになるか…」
黒子「お姉様…」
美琴「別に元に戻らないって事でもないだろうし一応学校も数週間は経過を見てくれるらしいから大丈夫よ」
黒子「そうだといいんですけど…」
美琴「それより私が電撃を使えないからって襲ったりしないでよね」
黒子「はっ!そう言われてみれば千載一遇のチャンス到来ですの!」
美琴「あんたねぇ…」
数日後
黒子「お、お姉様!お姉様!大変ですの!」
美琴「ん?なに?どうしたの、黒子」
黒子「はぁぁあああ着替えをしているお姉様も素敵ですわ…って違いますの!
これを見て下さいまし!今日の新聞の一面ですの!」
http://up3.viploader.net/pic2d/src/viploader2d646760.gif
美琴「え…なにこれ…」
黒子「学園都市は何を考えていますの!?このような事を許可して、しかも実名をだすなど
言語道断ですわ!私、少し掛け合ってきます!」シュン
美琴「あ……うん…」
禁書「おかわりなんだよ、とーま!」
当麻「はいはい。…ん?」
テレビ「次のニュースです。先日、学園都市レベル5第三位の電撃使い
御坂美琴さんの能力が突如消失していた事がわかりました。」
司会「いやー御坂美琴といえばジャッジメントと共に何回も事件を解決していたと視聴者の方々にも
印象深いですがいかがでしょうか」
解説者「もしこのまま能力が戻らなかったら学園都市は大きな損失を被りますよ」
識者「ちょ、ちょっと待って!つまり能力が戻らなかったらあの名門常盤台中学を退学する事になるの?」
当麻「ビリビリ…?あいつ…」
風紀委員詰め所
初春「白井さん!これを見て下さい!」
ビリビリ幅を利かせてた糞ビッチが無能に転落しておかわり2杯目
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:20△▼/○/×(日) 19:03:59.33 ID:wrsJUsHR0
ざまぁw
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :20△▼/○/×(日) 19:04:28.81 ID:ei8kOvqE0
他人の不幸で今日も飯がうまい!!
_.. -――- ._
./ ,―――‐- .._` .、
x / ./ / / ``\. +
/_.. ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐- ._ |〉 x
.x !  ̄フ/l/_×// |ハハl .ト、 x
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ll/_ .| | |'弋..!ノ i'+!l |
/ ミr`! / l |' ' ' ,‐- ..__゙ー' .!l .|
ト、ソ .! ./ .,!l .ト、 l `,! .ハ.!
/ll\ `テヽ、 /_,| |l: > .ヽ.. ィ <l l|
./' l|/l. >' / /\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙"r;:゙c
_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
> <
/ ─ / /_ ──┐ヽ| |ヽ ム ヒ | |
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ノ\ __ノ _ノ \ / | ノ \ ノ L_い o o
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :20△▼/○/×(日) 19:04:55.51 ID:9F9dsthl0
つ'゙::::::::::::::::ヾミシ /_ / |
::::l::::::::::::::::::::::::::ヽ ,ィl__ナー--、___|
:::|:::ェO。:::::::::::::::::! ソ c゙~ニー-、__|
何か動的なスレで新しい
黒子「な…こ、これは?」
初春「ネット掲示板ですよ!ニュースを見た人がスレッドを立てて、知らなかった人も巻き込んで
中傷の嵐になってます!」
黒子「う、初春、早く削除要請を!」
初春「無理ですよ!下手に削除依頼したら更に晒されますし、こういうのは消したら増えるんです!」
黒子「そんな……」
>>32
残念後は荒巻スカルチノフ並みに動かないんだ
ヒソヒソ…
生徒A「御坂様…もう御坂でいいか。あのブス、能力が使えなくなったんですって」
美琴(やめて…)
生徒B「なんで無能力者がこの学校にいるのかしらね」
美琴(やめて…)
生徒C「やめちゃえばいいのに…」
美琴(やめて…!)
美琴「……っ」
生徒A「あらら、走ってっちゃったわ」
生徒B「走ってれば充電して電気も出るかもねー」
生徒達「アハハハハハハハ!!!!」
黒子「お姉様…。」
美琴「……」
黒子「その…たまには授業に出られた方が…」
美琴「……。」
黒子「あ、あのネットでお姉さまを中傷した奴らは初春が一人一人見つけ出して
『合法的に』反省させましたわ。だからお部屋もカーテンを開けてもっと明るくされた方が…」
美琴「うるさい!」
黒子「……!」ビクッ
美琴「……あ……ごめん…」
黒子「いえ……」
一ヶ月後
美琴「……」パタン
黒子「お姉様、おかえりなさいませ。……理事長はなんと仰られていましたか…」
美琴「……」
黒子「言いたくないのなら無理に言う必要はないですわ…。でも黒子はいつでもお姉様の」
美琴「……って…」
黒子「…え?」
美琴「学校がね…規定上の日にちが経過しても回復の傾向が見られないから…退学扱いにするって…」
黒子「な゛!?」
美琴「だから……今日で黒子、あんたともお別れね…」
黒子「!!!!!!!!!!!!!」
黒子「な、納得いきませんわ!仮にもお姉様は学園都市で3位の実力者、それをこうも無下に扱うなんて…
そ、それにお姉様は納得できたのですの!?」
美琴「……できないわよ」
黒子「では…」
美琴「でも……しょうがないじゃない。今の私はただの無能力者なんだから…」
黒子「そんな……」
美琴「……………。」
美琴「…ま、すぐに戻れるわよ!」
黒子「お姉様?」
美琴「元のレベルもあるし、能力が戻りしだい無試験で復学できるって理事長も言ってたわ」
黒子「で…でも…」
美琴「安心しなさい、黒子。私は何があろうと必ず能力を取り戻してここに帰ってくるから!
まあしばらくは一応手持ちのお金もあるし、しばらくホテルにでも暮らしながら
能力を取り戻せるよう頑張る事にするわ」
黒子「そ、それではわたくしも…」
美琴「ううん、黒子にはここに残って欲しいの」
美琴「あんたがここに残ってくれたらいつかはここに帰れる、そんな気がするのよ。
それに、私のいない間誰が私のベッドを使うのよ。私を退学扱いにさせるような
学校の生徒に私のベッドを使わせるもんかっつーの。
だから黒子、……あんたはこの部屋を守って欲しいの。私が能力を取り戻した時に
帰る場所があるように…。」
黒子「……」
美琴「ほら、そうと決まったら荷物を運び出すから手伝って!」
黒子「は…はい!」
黒子「………黒子にはお姉様が無理をして元気にしている姿を見るのは忍び難いですわ…
私が何もできないのでしたら……せめて早くお姉様の能力が戻るよう心からお祈りしますの…」
>>47
違うだろ、こういうのを書いてるのはただの自己満足のはず
自分が楽しいから書いてるんで誰かを楽しませるためなんかで書いてないと思うぞ
だから途中で飽きて投げ出したりする奴がいるんだ
>>49-50
もちつけ、それはコピペだ
ホテル
美琴「さて…能力を取り戻す為に色々やらなくちゃね!
まずは軽い電流を出せるようにする事…かな。大丈夫、幼稚園児でもやればできるし
私に出来ない訳ないじゃない。まずは演算を組んで…」
数分後
美琴「くっ…」
数時間後
美琴「まだ…もう一回やればできるはず…」
数時間と32分46秒後
美琴「ヒック……どうして……できないのよ……」
そして数日後
コンビニ前
美琴「はぁ…。研究機関に当たっても全然駄目だし…。…コンビニの立ち読みでもして気分転換でもするか…」
??「あ、御坂さん!」
美琴「佐天さん!」
佐天「大丈夫ですか?初春から常盤台中学を退学になったって聞いたんですが…」
美琴「あーうん、これ以上パパやママに心配かける訳にもいかないし、今はホテルで練習してるわ」
佐天「それで、どうなんですか?」
美琴「いやーやってるんだけどねー。あんまりうまくないかなって…」
佐天「いや、そうじゃなくて…………こんな事聞くのは失礼だと思いますけど…」
美琴「なに?」
佐天「無能力者になった気分ってどんな感じですか?」
美琴「………え?」
佐天「御坂さんは今まで超能力者っていう私から見れば絶対に手が届かない場所にいたんですよ。
でも今の御坂さんは私と同じ無能力者、だから遠慮なく聞けるんです。」
佐天「今の御坂さんから見て能力者ってどう見えますか?」
美琴「どうって…」
佐天「以前御坂さん言ってましたよね?レベルなんてどうでもいいじゃないって」
でも現実はどうですか?御坂さんは努力の人ですから
頑張ればいくらでも進歩できるって考えているかも知れないですけど、
努力しても努力してもほんの一歩さえ踏み出せない人も世の中にはいるんです。」
佐天「例えるなら器械体操の達人がメタボの人に頑張れば県大会に選手として出場できるぞって
言ってるようなものなんです!全然現実感がないんですよ!
努力って言っても正しくは潜在能力を引き出しただけで天賦の才能には代わりないんです!」
佐天 だからこそ今、御坂さんがどんなに努力しても能力者の入り口にさえ届かない今だからこそ
聞きたいんです。
御坂さん、無能力者の気分はどうですか?周りの能力者をどう思いますか?
そんな人から頑張ればどうにでもなるよ、なんて言われたらどうですか?どんな思いですか?」
ネタスレだと思ったら面白い展開だったでござる
本当は最後まで書けてるんだけど、家のパソが規制で書けないから大学ので
書いてるんだよね。
という訳で腹が減ったので帰ります。多少手直ししたいし続きは明日の昼頃、残ってたら書きます。
美琴「べっ…能りょ、く、なんて…生きてく上で…別に必要なもんじゃないし」
佐天「は?へぇ?よ~く分かりました。『能力なんて生きてく上で必要じゃない』 あらぁ名言いただいちゃいました~♪」
美琴「……」
佐天「その通りですよね?正論です。まったくもってその通りでございますですよ?w でもよく考えてみてくださいね?」
佐天「今のあなた、満足してます?ねぇ、懐かしくないんですか?戻りたくないんですか?」
佐天「レベル5だって、チヤホヤされて、お金いーっぱいもらって、名誉だって、地位だって、欲しいままでしたよ?」
美琴「っ…」
佐天「ほらぁ、顔あげてくださいよぉ、よく見えないじゃないですかぁ、アタシがずっと見たかった顔がぁ」
佐天「ねー?戻りたいんですよねー?人にはさんっざん努力だなんだレベルが関係ないだ言っておいてさー?」
佐天「結局今のレベル0の自分って み じ め なんだよね?そうなんだよね?今の自分ミジメだよーって泣きたいんだよね?」
佐天「なんたって あ の 、 か の 世間をにぎわせた レ ベ ル 5 の超超超能力者が一転して…」
佐天「ゴミクズに等しいレベル0の無能力者になっちゃったんだもんねー!」
美琴「ちが…そん…」
佐天「あれれー?違うの?じゃあ戻りたくないの?レベル5だったあの頃に、素晴らしかったあの頃に、人生輝いてるぅーって感じだったあの頃に。」
美琴「戻りたいとか…戻りたくないとか…そんなんじゃ…ひぐっ」ポロ
美琴「あたしは…ただ…」ポロポロ
佐天「あらぁ~?w 泣いちゃう?泣いちゃうんですかぁ!こりゃー頭が下がりますなぁwってw」
佐天「泣かないでくださいよっ♪ ファイトですよっ♪ファ・イ・トっ! がんばって努力すればいいじゃないですか~w」
佐天「あたしにずっと言ってたみたいに」
美琴「…ッ…ック…」ボロボロ
佐天「ほら、分かったでしょぉ~? 自分がどーんなことを言ってたかぁ~」
佐天「たっかーいたっかーい高級ホテルのベランダからさ」
佐天「ゴミ貯めみたいなスラムで住んでる乞食を見下ろしながら」
佐天「『がんばれ』」
佐天「……」
美琴「……なさい…」ポロポロ
佐天「はぁい?」
美琴「ごめ…な」
パァン!!
>>73
dionなら規制解除してるが
他ならシラネ
佐天「平仮名5文字で全部チャラ~? 流石お嬢様育ちはちがうね~?w」
美琴「ひ…ぁ…」ジンジン
佐天「ほらぁ、顔あげろよオラ」
美琴 ガクガク
・ ・
佐天「ね、あたしタチの気持ち、分かってくれたかな?」
美琴 ブルブル
佐天「分かったらぁ…」ニコォ
佐天「学園都市から」
佐天「 出 て け 」
────
佐天「……」スタスタ
??「おい」
佐天 ピタッ
??「いいのかぁ~?ほっといて。あの娘、未だにあそこから動けないらしいけど~?」
佐天「……」
??「ガクガク震えてたもんな~。こう、なんつーの?ハムスターに電気ごて当てるっつーの?違うかw」
佐天「っ!」 バッ
??「お~怖。いーじゃーん、ジョークだってばぁ~」
佐天「……初春は」
??「ん~あのお譲ちゃんはね~、どうだったかな~」
佐天「っ!言う通りにしたじゃない!早く!!初春を解放しなさいよ!!!」
??「あーわーったわーった、今連絡取るからぁ」
ピポパ
??「あ、もしもーし。うん、上手くやってくれちゃったみたいよ~?」
??「そーそー、もーすーんごく泣いちゃってさぁ~見てるこっちが気の毒でさ~」チラ
佐天「……」
??「うーん、そーそー、もういらない。だから、そいつ消しちゃっていいよ~?」
佐天「ッ!?!? お前っ!!!」
飽きた
美琴「能力が使えなくなったの・・・」
上条「まずはその(r」
どーせこうなんだろ?
>>76
家帰って試したら解除してた。今飯食ってるから九時くらいに少し続き投下する
_.. -――- ._
./ ,―――‐- .._` .、
x / ./ / / ``\. +
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.x !  ̄フ/l/_×// |ハハl .ト、 x
|! / | /|,イ._T_i` .r≦lハ!|`` +
ll/_ .| | |'弋..!ノ i'+!l |
/ ミr`! / l |' ' ' ,‐- ..__゙ー' .!l .|
ト、ソ .! ./ .,!l .ト、 l `,! .ハ.!
/ll\ `テヽ、 /_,| |l: > .ヽ.. ィ <l l|
./' l|/l. >' / /\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙"r;:゙c
_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
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/ ─ / /_ ──┐ヽ| |ヽ ム ヒ | |
\/ ─ / / ̄ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | |
ノ\ __ノ _ノ \ / | ノ \ ノ L_い o o
今更だけど、本当は佐天さんの登場以降状況や心境を説明する文を所々入れてたんだよね。
で、文体整える為に削って直してたけど詰まった…
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ
ここは削ってでも整え直すのと、そのまま投下しちゃうのとどっちがいいだろう…
とりあえず削らないで投下します。
それから何分経ったのだろう。気がつくと美琴は泣きながら道を歩いていた。
(知らなかった。佐天さんがそんな風に思っていたなんて…。
知らなかった。私の何気ない一言が人を傷つけていたなんて…。)
とぼとぼと歩く美琴。ふと周りを見直すと、道行く人達は美琴を見ながら囁いていた。
ババアA「あれが御坂美琴…」
ババアB「能力がなくなればただの子供…」
ババアC「可哀相に…」
道端に集うおばさん達の会話も聞こえてくる。
美琴「…っ!」
その場から一刻も早く立ち去りたくて――美琴は走ってそこから逃げた。
○×公園
逃げるように立ち去った後、美琴の足は自然といつもの公園に向かっていた。
新作のマスカット入りおしるこを飲みながら冬の空を見上げる。
美琴「……」
美琴「私………このまま能力戻らないのかな……」ジワッ
美琴「…。」
公園のベンチに座って一息ついていた美琴だが、ふと見ると近くのジャングルジムで子供達が遊んでいた。
子供A「ほらみて、ちーちゃん。わたし電気がでるようになったんだよ」パチパチ
子供B「わー、すごーい」
子供C「やったねたえちゃん!」
美琴(あんな子供でも……せめてあれぐらいでも出す事ができたら…。)フラフラ…
>子供C「やったねたえちゃん!」
おい やめろ
いつの間に近寄ったのだろうか、気がつくと美琴はその子供の腕を掴んでいた。
子供A「痛い!痛いよ!」
子供B「きゃああああ!!!」
子供C「やい!たえちゃんの腕を放せ!」
美琴(私は…なにを……!)
美琴が我に返り手を離した隙に子供達は逃げ、あとには美琴ただ一人が残されていた。
気がつくとただでさえ短い冬の日も沈みかけており、辺りは寂しげな雰囲気に満ちている。
美琴は俯き加減に公園から立ち去ろうとし…
無法者「俺 渋井丸拓男、略してシブタク。へへ…付き合ってよぉおねーさぁん」
女性「や、やめて下さい!」
取巻A「へっへ、見て下さいよ、この女タクさんにぞっこんっスよ」
取巻B「シブタク△」
女性が無法者に取り囲まれている所に遭遇した。
美琴「ちょっとアンタ達、女の子相手に寄ってたかって何やってるのよ」
以前なら颯爽と出ていってこう言っただろう。
今でもやる事は簡単だ。無法者と女の子の間に割って入ってタンカを切るだけ。
以前美琴自身も連続爆弾魔にこう言っていた。
「たとえ低能力者のままだったとしても私はアンタの前に立ち塞がったわよ」、と。
だが、今の自分はレベル1どころかレベル0である。
勿論レベル1とレベル0の違いなど大したものではないし、
今でもその気持ちは変わっていない。しかしその為の一歩が踏み出せない。
女性を助けたいと思っているのは確かだ。さっきまでなら行動できたかもしれない。
だが佐天の言葉を聞いた今、自分一人が出ていってどうなるという思考が美琴の心を縛っていた。
電撃を使えない状態の自分が3人の男に突っ込んでいったところで相手を倒せない事は勿論
相手にもされないか最悪の場合自分が被害を受けるだけ、状況はなにも変わらないのだ。
この瞬間、御坂美琴は今までの自信がレベル5という実力に裏打ちされていた事、
レベル5という価値を除けば自分はただの女子中学生にしか過ぎないのだという事を理解した。
やがて無法者達はジャッジメントに見つかり、言い訳をしながら立ち去った。
美琴はそれを最後まで呆然と見届けると、今までの自分の価値観が崩壊した事を知り――また泣いた。
いつまで歩いていたのだろうか。気がつくと日はとっくに暮れ、美琴は街をさ迷っていた。
辺りは街灯こそあるものの、冬の寒い夜に外出する人はいないのか、辺りに人影はなかった。
と、もうどうにでもなればいい、そう考えていた美琴の心が見透かされたのか
バイクの光が近づいてきたかと思うと男達の一団に取り囲まれていた。
無法者「よーお嬢ちゃーん。俺渋井丸拓男、略してシブタク。
へへ…こんな時間まで歩いてるとアブナイぜぇ?俺が送ってやるよぉ」
取巻A「タクさん、こいつ御坂美琴じゃないっすか?」
無法者「あぁ?誰それ?」
取巻A「忘れたんすか?ほら、この間ラーメン食いに行った時テレビでやってた、
能力を失った元学園都市に七人しかいない元レベル5第三位。
タクさんが一発ヤリたいって言ってた…」
無法者「おーおー思い出した。ミコトちゅわぁーん、つーわけで夜の街は危ないんだよね~。
勿論送らせてくれるよねぇ~?ヘヘヘ…」
美琴(抵抗しても無駄…か。……これからこいつらに無理矢理連れて行かれて色々されるんだろうな…
でも……もうどうでもいいや…。なんにもできない私なんてどうなっても…)
無法者が服の中に手を入れてくる。抗う気力も失せた美琴が自暴自棄になりかけたその時、
懐かしくて、いらついて、でも少し嬉しい声が聞こえた。
??「はいはいそこまでそこまで。俺と恋人の待ち合わせを邪魔する人はどなたかな、と」
無法者「なんだテメエはぁ」
上条「なんだもかんだも俺はコイツの恋人だ。
これからデートしようって待ち合わせていただけなんだが文句あるか?ないよな。」
無法者「あるわボケェ!」
取巻B「シブタクさん、こいつシメてやりましょうよ」
無法者達が周りを取り囲む。
取巻A「いいか、糞ガキ。タクさんはなぁ、レベル2の発火能力に改良を加えたお方なんだよ。
まさかスキルアウトと思って舐めてたんじゃねえだろうな?
つまりだ。おめぇみてえなせいぜいレベル1程度の奴には勝てっこねーんだよ、ヒャヒャヒャ」
無法者「そーいうこった。わかったらさっさと帰って俺とミコトちゃんがヤリまくってる所を
想像しながら抜いてるんだなぁ」
美琴(こいつも同じ。どうせ今の私、レベル0の元超電磁砲なんてなんの価値もない人間を
助けるはずがない。)
そう思って目を閉じた美琴だが、次の言葉に驚くことになる。
上条「ほー。じゃあ遠慮なく撃ってこいよ」
無法者「なに?」
取巻B「シブタクさん、こいつなんかヤバくないすか?」
予想していなかった反応に思わず引く無法者だが当麻はさらに挑発する。
上条「なんだよ、口だけ達者でいざとなるとなんにもできねえのかよ。
普段はでかい顔して威張ってる癖にちょっと押されるとすぐにビビるなんて
とんだ虚仮威しだな。親の顔を見てみたいぜ」
美琴(なんで…?なんでこいつは逃げないのよ…。なんで私なんて助けようとするのよ。なんで…)
と、今まで押されていた無法者だったがこの一言が元々短い彼の導火線に火をつけたのかついに怒り出した。
無法者「…親は……」
当麻「ん?」
無法者「…親は関係ねーだろうが親はよぉーっ!
いいぜ、そこまで死にてぇんなら望み通り生きたまま焼き肉にしてやるぜ!」
次の瞬間無法者は口にアルコールを含むと一気に吹き出しながら炎をつけた。
即席の火炎放射が当麻を襲う。
取巻A「ヒャッハー!汚物は消毒だぁー!」
取巻B「シブタクさんマジパネェっす!」
小躍りして喜ぶ無法者達。だが彼等は知らない。
上条「そうだな、汚物は消毒しないとな。」
無法者「ああ…あ?」
上条当麻の能力は幻想殺し、彼の右手は全ての異能を打ち消す所謂ジョーカーであるという事を。
そしてその右手を向けながら言葉を続けた。
上条「さて、一旦攻撃したんだ、次に俺が何をしても文句はないだろうな?」
取巻A「タクさんの炎が…消えた?」
取巻B「シブタクさん、なんかこいつヤベェっすよ」
無法者「ひいぃ…」
その時、無法者の脳裏に一人の男の噂がよぎる。全ての能力を反射する男、学園都市レベル5一位の実力を誇る男。
まさかこいつがそうなのではないだろうか、いやそうに違いない。実際今まで下手なジャッジメント相手にも
通用してきた火炎放射があっという間にかき消された。大体レベル5と付き合うような奴がレベル5じゃない訳がない!
ヤべぇ!次は俺が炎のように消されるのか!このままじゃ殺される!
無法者「あ…お……お、俺急に用を思い出したわ。じゃ、俺達はここらへんで、マジすいませんでした!」
取巻B「シ、シブタクさん!」
取巻A「まってくださぁ~い!」
台詞もそこそこにバイクに跨りエンジンをかけると無法者達はまるで死神でも見たかのような
全速力でその場から逃げ去った。
無法者が脱兎の如く去っていくのを確認すると、上条は美琴に振り返った。
当麻「…いやーやばかったやばかった。これで虚仮威しに引っかかってくれなかったら上条さんはどうしようかと思ってましたよ。
で、大丈夫か、ビリビ…御坂。なんでかは聞かないが夜中にこんな所にいると危ないぞ」
美琴「…んで…」
当麻「ん…?」
美琴「なんで助けたのよ!」
当麻「は?」
美琴「あんたはそれでいい気になってるんでしょ!能力のない私を助けて!満足したでしょ!?でももう沢山!
アンタは普段からレベル0だって言ってるけど、今の私から見ればアンタは立派な能力者よ。
レベル0?そんな訳ないじゃない。能力をなんでも無効化する力を持っててなにがレベル0よ!
そんなのを見せびらかして救われても嬉しくもなんともないわよ!
どうせあんただってそのなんでも消す右手があるから私を助けたんでしょ!
もういい!もう十分!もう私に関わらないで!」
当麻「お…おい!」
そう一気にまくし立てると美琴は返事も聞かず走り去っていった。
当麻「あいつ…!」
ふと我に返ると美琴はあの橋、上条当麻とはじめて戦ったあの橋に来ていた。
今日何度目かになる涙が頬を伝う。
美琴(あいつは何も悪くない。例え右手がなくてもあいつがあんな場面を見て放っておくはずが
ない事は充分わかってる。それなのに私はその姿、あいつに守られる事に変な嫉妬をして
八つ当たりなんかして……。)
美琴(――多分あいつも愛想を尽かしたわね。ううん、そうに決まってる。
……あの時転んでから一ヶ月、私は全部失った。帰る所も、友人も、自分の価値観も、そして好きだった人も…
もう私には――何も残ってない――)
美琴「もう…終わりね」
自嘲気味に笑うと美琴は靴を脱いで欄干を乗り越える。
今の自分にはもう何も残っていない。ならば生きる意味もないだろう。
美琴は深呼吸をすると欄干から手を放し、ゆっくりと下に落ち――
た。
完
嘘です。
当麻「させるか!」
る事はなかった。別に魔術でも奇跡でもない。上条が落ちる寸前の美琴を抱き抱えたのだ。
美琴「放してよ!私が生きる意味なんてもうないのよ!」
当麻「何言ってんだ!」
美琴「超電磁砲のない私には何もできない、何も残ってないのよ!アンタに全部失った私の気持ちの何がわかるのよ!」
橋の中と外でもみ合う二人。一人はそこから離れようとし、もう一人はそこに留めようとする。
だが当麻は無理矢理離れようとする美琴をしっかりと抱くと叫ぶ。
当麻「死ぬ前に一発ヤらせてくれ!」
当麻「おい!御坂美琴っていうのはそんなもんだったのかよ!
能力が無くなったからって死のうとするほど弱い奴だったのかよ!違うだろ!
超電磁砲なんてなくてもお前はお前、御坂美琴なんだ!なんでその事がわからねえんだ!
能力がなくなったらなくなったでそれなりの生き方があるじゃねえか!
そんな簡単な事がわからねえお前じゃないだろ!お前は今悲観的になってるだけだ!
死なせてくれ?馬鹿言うな!妹達が、白井が、残された奴らがどんなに嘆き悲しむと思ってるんだ!
レベルなんて糞食らえだ!いいぜ!お前がいつまでもそんな事に囚われつづけるのなら
――俺はその幻想をぶち殺す!」
美琴「っ!」
当麻「こっちを見ろ!」
強引に美琴を振り向かせる
美琴「…」
当麻「例え世界がお前を認めなくても俺はお前を認める。
お前はレベル5の超電磁砲の前に御坂美琴なんだ。何があっても俺はその御坂美琴を認める。
認め続ける。だがらもう死ぬなんて言うな。」
温かかった。コイツにかけられる言葉がとても温かかった。
気がつくと今までとは別の涙が頬を伝っていた。
頭の中の靄(もや)が晴れていく。さっきまでの自分が馬鹿みたいだ。
私は超電磁砲の前に御坂美琴、そんな簡単な事すら今まで忘れていたのだ。
美琴「……アンタ…」
が、次の瞬間、美琴は足元の感覚がなくなり、自分が落ちかけているのがわかった。
ほっと一息ついたのがいけなかったのだろうか、足を踏み外してしまったのだ。
当麻「うおっ!」
予想外の展開に上条も思わず引きずられ、欄干を乗り越えてしまい…
美琴「きゃあああああああああ!」
当麻「不幸だああああああああ!」
盛大な水しぶきと共に二人は川へと落下した。
時間切れ。続きはまた明日
シブタクのAAが無かったことに落ち込んで他にAA入れたいところに
入れるの忘れたのを今気づいたのはここだけの話
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内 __
02:00-04:00 90分以内 _□.--‐<´ヽ`、
04:00-09:00 180分以内 ,.-"`: :.|___\ ヽ、_ノ
09:00-16:00 80分以内 /: : : :,ヽ、\/l`ヽ、 \
16:00-19:00 60分以内 /::/: :〆、 ,×l/:l : l : ̄ヘ<
19:00-00:00 30分以内 |/|: :/● ●|_!_l_l=:-:‐i´
.,-、 |: :|@ @|::|=|: : : : l
保守時間の目安 (平日用) ;|!:::::::`ヽ、|!_ ⌒ _/:/ : : : : : l
00:00-02:00 60分以内 |!:::::::::::::::::∥r:‐t-t//::ヽ, : : : : : l
02:00-04:00 120分以内 ヾー──'‐(::|×|:::ト==l: : : : : : l
04:00-09:00 210分以内 ./: : : : :ノ:|×|:::|:::::::|: : : :l : : l
09:00-16:00 120分以内 /: :/: : :._}=ェ==|:::::::::ゝ、: :l : : :l
19:00-00:00 30分以内. /: :/,|/_/_/_/_/∧_l_lエ´ヘ、:l l: : : l
/: :/ゝ、/_/_/_/_/_l_l_ヘ_ヘ_ヘ,.ゝl : : :|
 ̄ .|:×|:×|  ̄ ̄
.ヽ_人_ノ
あと一時間くらいで残りを投下します。
と言ってもあとは下手ないちゃいちゃなので期待しないでください
ごめん、太閤立志伝↓でいちゃいちゃしてたら忘れかけてた。これから投下します
http://sukima.vip2ch.com/up/sukima001192.jpg
結論から言うと二人は死ななかった。暗かった為二人にはわからなかっのだが、
橋の高さがあまりなく、しかもたまたま底が深い所に落ちた事が幸いした。
痛む身体に鞭打って二人は岸にあがる。
当麻「大丈夫か、御坂」
美琴「痛たたた…頭がズキズキ痛むわ…」
当麻「それって…」
美琴「大丈夫よ。一瞬気が遠くなったけど、別に沈んだ訳じゃないし…」
当麻「そうだ、御坂!さっきも言ったが…」
美琴「もう死なないわよ。」
慌てる当麻を制すると美琴はスカートを絞りながら立ち上がる。
美琴「アンタの説教で目が覚めたわ。今死んだら私の存在意義は超電磁砲だけだった、
なんて事になるでしょ。そんな事我慢できる訳ないじゃない。
私はこれからどんなに時間がかかっても超電磁砲じゃない私の、御坂美琴自身の存在意義を見つけるわ。
レールガンがなくても私は私、その事を証明してみせる。
でも…私一人だけじゃまた挫けちゃうかもしれないから……その……」
ごくり、と唾を飲み込むと美琴は目線をそらし、顔を赤くしながらに言う。
美琴「アンタも…手伝ってくれると……いいかなって…………」
そんな美琴の様子を黙って見ていた当麻だが、やれやれ、とため息をつくと手を差し出す。
当麻「……わかったよ。俺でいいならいくらでも手伝ってやるよ」
美琴「…ありがとう。決まりね!」
堅くかわされる握手。が、次の瞬間美琴は盛大なくしゃみをした。
美琴「…クシュッ!…へへ、なんだか気が晴れたら寒くなっちゃった…」
当麻「確かに…寒風吹きすさぶなか濡れた格好でいつまでも外にいるのは辛いな…。」
そう、冬になったばかりとはいえ寒風吹きすさぶ中濡れた格好でいるのは自殺行為である。
ぶるぶる震えながら美琴に尋ねる。
当麻「そ、そういえば今お前はどこに住んでるんだ?」
美琴「○○ホテルよ。……とはいえこの濡れた格好でホテルに戻るのもちょっとね…。」
同じく震えながらも美琴はしばし悩むそぶりを見せた後、おもむろに提案する。
美琴「…そうだ、あんたの家近いんでしょ?
とりあえず服が乾くまでそこで休ませてくれない?」
当麻「…え?いや、俺の家は常盤台のお嬢様にはとても見せられるようなもんじゃ…」
美琴「そんな事言ってて凍死したら責任取ってくれるの?…それに、もう私は常盤台のお嬢様じゃないんだから…」
当麻「あ……すまん……」
美琴「悪いって思ってるなら早く行くわよ!この寒さは本気で死ねるわ…」
当麻「はぁ……わかりましたよ」
当麻を引っ張るように歩く美琴。二人はいつの間にか自然に手を繋いでいた。
その事に気づいて美琴の顔面が真っ赤になるのは少し歩いた後のことである。
そして我らが上条さんはその事について考えが及ぶこともなく
(インデックスがいきなり
禁書「この手の話だと私が小萌の家に行ったりイギリスに帰るのがセオリーなんだよ」
とか訳のわからない事を言って先生の家に泊まりに行っててよかった…)
こっそり安堵のため息をつく事しきりであった。
美琴「(な、なにか話さなきゃ…)そ、そういえばなんでアンタはあんな所にいたのよ?」
当麻「い、いや、ちょっと風に吹かれてみたいなーなんて…(言えない、インデックスを小萌先生の家に送っていった帰りなんてとても言えない!)」
カミやんち
明かりがつくと、整ってこそいるが、美琴の部屋に比べれば綺麗だとは言えない部屋が照らし出される。
靴を揃えて部屋に上がると、濡れた靴下を脱ぎながら見渡す。
美琴「ふうん、あんたこんな部屋に住んでたんだ」
当麻「悪ぅございましたね、どうせ上条さんはボロアパートで飢々の生活を送っていますよ」
美琴「ううん、いいんじゃない?飾らないで好きに過ごせるなんて私には羨ましいわよ」
トタトタと中に入り、うろうろと見る。
当麻「あのー、あんまり見ないでいただけると嬉しいんですが…」
美琴「あーそうね、プライベートよね、ゴメンゴメン!」
口では謝りながらもやめる事なく美琴は台所を見に行く。
/ ヽ く \
'´ :/ } トyZ ヽ
/:/ .:/ : .:/ :| :リ^"ミ \ `、
. ` ̄ ̄´ / .:// :;' .:' j_/_ ミ`丶 \:'.
/:/ :/ .:;' :| :| :i:| /;/ ミ:.、:.\j :.:.:.. {
/:イ :l :<|l :| /|_:l:| ´:/ノィ庁圷 ミ.;ゝ<ハ.:.:.:.:..ハ
レ' | .:,'!.:/|:从 {丁从 :/ 弋)以 Y/⌒}l.:.:.:.:.:{ '.
| :八. :|lハ:ヽ汽抃∨ `〉ノノ.:l .:.: ト: ',
乂: \{小.:ゝ、)沙, 、_,イ.:.:l| .:.:| '、 j 「ふんふん、掃除はちゃんとしてるようだけどやっぱ細かいところは汚れてるわね」
/ヽ∧ ` /| /l.:.:.小 .:.:| |│
..この辺に埃→ (⌒\ / .:./ ∧ tァ フ ' j/ノ|.:/.:| :!.:.:| !/
丶 ヽ ノイ .:;'.:/.:.:,ゝ ー ´ / _厶八j : |.:j.:. |乂
\f^ヽ_´ |.:.:|.:.:.:./ .:.:/> 、__∠ニ二._ ノ∨j/.:.:.{
/`\.::`ヽ.|.:.:|.:.:/′:;'.:.:/_レ/ `ヽxく八:{∧
,r'┴、 マ´::ヘ.: {.:{ {.:.:.|.: 「 / -―― Vハ
r' ー 、.:`く:⌒ ∨八 \{Ⅵ / / \Yハ
{ーッ、.:::}__人: } \ ,ノ レ \}
ヽ::::.`´ j: />┤ \}
\:. ′__∠/: : {{. \ \
`} {/ー‐'´: : : : {{ \ \
|: /: : : : : : : :\∧ 丶 ヽ
当麻「…御坂さん、それじゃあまるで小姑ですよ?」
美琴「気にしない気にしない、そういえば夕食食べた?」
当麻「いや、まだだけど…お前もか?」
美琴「まーね、よく考えたら昼間色々ありすぎて美琴さん昼飯も食べてないのよねーアハハ」
と、合わせたかのようにお腹が鳴る。二人は顔を赤くしてしばらく見つめ合い、またひとしきり
笑うのであった。
暫く笑った後、再び夕食はどうしようか、という話に戻る。
当麻「一応カップ麺くらいならあるけど…」
美琴「あ、じゃあそれでいいや。今お湯湧かすね」
慣れた手つきでやかんに水を入れ始める美琴。それを見ながら
当麻(ああ…数少ない溜め置きが………不幸だ)
明日は一食減らす事になると心の中でのたうちまわるカミやん。
と、
美琴「ね、ねえ…」
台所と部屋の境の壁から半分顔を隠した美琴が話し掛けてきた。
半分しか顔を出していないのは熟れたトマトのように真っ赤になった顔を隠しているのだが、
勿論上条さんにはそんな事は知るよしもない。
美琴「あの…よかったらこれから私が食事、作りに来ようか…?」
当麻「え…いいのか?」
美琴「ほら、今学校休んでて暇じゃない。アンタには色々世話になったしさ、何かお礼しないと悪いじゃない。
それに栄養失調で倒れられても困るしね。だからさ、よかったら朝くらい作ってあげるわよ。勿論私の奢りでね」
当麻「ありがとうございます!是非お願いします、神様仏様御坂様!」
美琴「あ、あはは、別にそこまで気にすることないって………それに……私だって嬉しいし…(ボソッ」
当麻「ん?なんか言ったか?」
美琴「べーつに!」
伏し拝む上条に笑いながら答える美琴。その顔にはもう悩んだり泣いたりしていた面影はなく、
いつもの笑顔が戻っていた。
美琴「ふぅ、食べた食べた。たまにはカップ麺もいいわねー!」
当麻「ズズ…立ち読み大好きな御坂でもカップ麺は食べないのか」
美琴「当たり前じゃない。そもそも食べる機会がないっつーの」
十数分後、美琴と上条はコタツでくつろいでいた。
満足そうにお腹をさすっていた美琴だが、服の乾き具合を確認するとため息をつく。
美琴「服…あんまり乾かないわね」
当麻「悪いな、ちょうどドライヤーが壊れて明日買い直そうと思ってたんだ」
美琴「その……外寒いし……今日、あんたの部屋……泊まっちゃ駄目?」
当麻「ブホッ!!ゲホッゲホッ…と、突然なにをおっしゃっているんでせうか御坂さん…」
美琴「べ、別に変な意味じゃないわよ!ちょっと部屋の端っこ貸して貰えばいいだけだし、別に嫌なら嫌っていってくれれば…
ああもう!今のなし!やっぱ帰るわ!」
飲んでいたカップ麺の汁で盛大にむせる上条を尻目に美琴は慌てて言い訳を付け足すと靴を履こうとする。
その美琴の後ろ姿に上条は声をかける。
当麻「いや……俺は別にかまわないけど…」
美琴「……え?」
当麻「このまま帰して風邪引いたら大変だろ。俺のベッドでいいなら使えよ」
/ . . : : : . . . . ミ .、 /
⊂ 、 / . . . . . . . . : : : : : : : . . . ヽ ′ 過 返 ち
/ . :/ . . . : : : : : : .\ : : : . . ハ っ i .ぎ 事 ょ
/「 V . . . : : : : : : : : . .ヽ: : : : . : .'. っ| て が :
′V. . . : : . . . : :| . . |:ハ : : . : .i | : 予 :
i :/ . : . :} . : : . }! . .厂ト: : {: . :|_ /⌒ : 想 や
|/ . : : :}. : :/ . :/ : : .ハ .′ }ミニヽ : .、|{_人_ ノ ! ! 外 ば
/ , . :/ ;|: :/| : / : /:/ }/ u ノ `≧小: . { { っ
. /:/i: :/l7T7^ト:/i: /}:廴ム -- 、 `フト}:ヽ'、 .人
ノイ :|/{ :{rャ:ミ|/ |// ノ≦ニ ミ /⌒}:ハ:ヽ ` ー . __ ノ
/ ノ{ |:小 ヒ::ツ ` ´ヒ:ツ ノ′ r ,}/ : :.ト: :'.
_ 厶彡'}.:N:从 ////////// ,_‘ノ:.イ: ′ヽ:\
|/ 人小.:∧ ' u .仏/:/ノ:/ ` ー一
{ /イノ'ノィ个 ノ⌒つ-‐, .イ{/:/i:.{':人{ 「えっ……えっ…その……ベッドって…その……つまり……」
/´  ̄´ `/ /⌒i ̄ ..<} |:{イ/V′ 丶
.′ il { ' ノ⌒爪 _ノ 从|{ト{ 、
} { | ´ ̄ Yァ 、 /八li ハ ‐七_
/ ∨| 瓜ノ i \ノ _rュ、′ ヽ (_乂 )
∧ }人 j、 } ノ } },./ rー-ヽ. i 十ナ
/ } 、 / 人ヽ { / '/‘ィ, ---〈 | 廴ノ つ
′ !/⌒`>' /´ ', V i / ,イ (,r―‐y {、
i /} ,. -/ / ∧ V/ ,八 ´ しf´ ノ ハ
}/ /./ / ∧ ' / 廴 _ .イ ji ∧
〈_イ レ' 人 ノY ∧ ∨ ノ ∧
そのAAを使いたかったんですね、分かります
当麻「?」
美琴「あー……うん。……ありがとう…」
それから暫くして、美琴はベッドを整えていた。
また若干顔を赤らめながら訊ねる。
美琴「ねぇ、ベッド……一つしかないけど…どうするの?」
当麻「いや、大丈夫だ。俺はいつも風呂桶で寝てるし」
美琴「……え?なんで?」
当麻「あ、いや、なんでも……」
美琴「……!」
当麻「上条さんはいつも風呂場で寝るのが趣味…じゃなくて…………御坂?」
美琴「……」
>>215
はい。
突如不穏な空気を感じ取った上条が顔を上げると、
そこには青い髪の毛を持った御坂がにっこり笑っていた。
美琴「ねえ…これ………誰の毛?」
当麻「あ…いや……これはインデックス、あのシスターの…」
美琴「ふーん、で、なんであのちっこいのの髪の毛がアンタのベッドにあるの?」
バチバチ…と電気のはぜる音と共に上条を追い詰める美琴。少しずつ後退しているうちに壁際に追い詰められてしまった
上条は必死に説得を試みる
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ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
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∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ } 実はある朝起きたらベランダにあいつが引っ掛かっていて、それ以来住む所がないからそこに寝かせてるんだ(キリッ
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
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/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
/ >x:::.、 \::::::::::::::::::::{'/////////\
美琴「ふーん、そうなんだー」
両者「「あはははは」」
美琴「んな訳あるかああああ!!!」ビリビリ
当麻「うわあああああ!」
御坂が叫ぶと同時に電撃が発生して襲いかかり、上条さんの右手に吸収された。
当麻「ああ…電機製品が全部パー……不幸だ…………?」
美琴「ハァ…ハァ…ハァ……………?」
当麻「お…おい…御坂…?」
美琴「え……治った……?どうして…?」
吸収じゃなくて打ち消しだよね
その後…
御坂美琴の能力は復活した。恐らく川から落ちた時に再び頭を打ったショックではないかと見られているが、詳細は不明である。
そして御坂は常盤台中学に復学し…
黒子「おおおお姉様ああああ!黒子は、黒子は信じていましたですのおおおおお!」
美琴「だああ、近寄るなああ!」ビリビリ
黒子「ハア、ハア、…ああ…これですの…この電撃…うひょひひひうへうへへ」クネクネ
美琴「……。あー、黒子?」
黒子「なんですの?お姉様」
美琴「色々迷惑かけたけど……また、(ルームメイトとして)よろしくね」
黒子「…はい!(恋仲として)当たり前ですわ!それじゃあお祝いとして愛を込めたキスを…」
美琴「せんでいいわ!」
・
・
・
初春「あ!御坂さん、おめでとうございます!」
御坂「初春さん、ありがとう」
佐天「あの…私あんな酷い事言っちゃって…ごめんなさい…」
御坂「いいわよ、気にしてない…ううん、むしろ私がどんな風に見えていたか教えてくれてありがとう。
お蔭様で自分の事を見直す事ができたわ」
佐天「…は、はい!」
御坂「それで…私達、これからもずっと友達…よね?」
初春「はい、勿論です!」
佐天「初春に同じ!」
御坂「……ありがとう…」
・
・
・
そして…
美琴「ほら、できたわよ」
上条「サンキュー、御坂」
禁書「ねえ、とーま。どうして短髪女がここにいるのかな?」
上条「んー?約束だし…そういえば毎日ここに来るの大変じゃないか?」
美琴「全然大丈夫よ。ちょっと早く起きればいいだけだしね、夜だってある程度ならごまかせるし…」
禁書「ふーん………なんだか私には恋人を見ているような気分なんだよ」
美琴「…っ!」
当麻「…っ!」
美琴「あー…えーと、その…おかわりいる?」
禁書「勿論だよ!」
当麻「…不幸…じゃないな…」
紆余曲折はあったが、御坂美琴は学園都市第三位の超電磁砲としての地位を取り戻した。
だがそれ以降の美琴は今までより相手のことを考えるようになり、
また自分から積極的に友人を作るようになったという。
そして上条当麻との関係は…
皆様のご想像にお任せしましょうか
ちょっと御坂美琴の能力を消してみた。 ~完~
いやー最後でさるった時はどうなるかと思ったけど無事終わってなによりです。
禁書SSははじめてなので色々と不自然な点はあったかと思いますが楽しんで読んでいただければ幸いです。
あ、そうだ
後のスレは好きに使ってください。このまま落としてもいいし
同じお題で書いてみるぜって方がいたらどうぞご自由に
よし、ここは俺が乗っ取るとしようか。
~~左天さんの●●を消してみた~~
チュンチュン クルックー
鳥の鳴き声で目が覚めた。やけに背中が痛い。
やはり公園のベンチは寝るのには適していないようだ。
左天「はぁ…まさかお母さんが来るなんて…」
左天「やっぱりどんな能力があるかって期待してるよね……」
左天「思わず飛び出してきちゃったけど、心配してるかな……」
左天「でも……帰りづらいなぁ……」
左天「御坂さんは『頑張れば(ry』って言うけど、頑張ってはいるんだけど……」
左天「(うっううっ)……あれ? なんで私泣いてるんだろう……」ヒックヒック
左天「(いっそスキルアウトの人たちの仲間になろうかな……)」
左天「(フルフルフル)だめだだめだ、それだけは……初春やみんなとのお別れになっちゃう……」
左天「(とりあえず、帰ろう……)」
……
ガチャッ
左天「ただいま……あの…ね……おかぁさん…」
左天「あれ?いないのかなぁ…(ホッ) 台所へ行こう。のどが渇いたよ」
ガチャ
左天「!?」
●●は実は処女膜ってオチにしようと思ってオイスターばりに書き始めたが…
やっぱ俺文才ないわ><
サテンさんが可哀想すぎて……
>>253
何でもいいから期待してるぜwww
>>254氏から暖かいお言葉を頂いたのでがんばってみる。
でも批判されたら逃げる。だって俺チキンだし。
ガチャ
左天「!?」
左天母「!?」
見知らぬ男「!?」
……ボーゼン
左天「(ハッ!) なっなななっ……」
イソイソ ト フク ヲ キル
左天母「いや、違うのよ涙子……この人はお母さんの知り合いで……」
イソイソ ト パンツ ヲ ハク
見知らぬ男「いや、違うんだ……これは……その……それにしても涙子ちゃん、大きくなったねぇ」
見知らぬ男が服に腕を通しながら私に話しかける。
何を言ってるのか分からない。
ただただ、お母さんの白い肌が目に焼きつく……
今更だが
このAAの使い方だとこの前分裂SSの作者だな
いかん、亀田のヤフオクスレに夢中になってしまったw
続き
呆然と立ち尽くす私……
いつのまに回り込んだのか、
見知らぬ男に後ろから両腕を掴まれた。
左天「……っ! いやっっ! 放してっっ!」
だめだ、これ以上は書けない……
あとはY太氏の漫画で脳内補填してください。
グロはキツイwwww
>>260
本当にすまん。
オイスター氏の鬼畜プレイ後Y太氏への流れで考えていたのだが
とても書けない。
しかもこの乗っ取りSSが俺の初SSだし。
最初はやっぱり純愛チックのがいいですな。
そう…コンクリです…
>>258,261
違います。VIPでSS書いたのははじめてです。
保守
青ピ「なーカミやん、ある日いきなり知り合いの女の子が転校生としてやってきた~
なんて事ないかな~」
当麻「はぁ?なんだよそれ…」
土御門「かーっいいぜよいいぜよ!しかもそれが普通の幼なじみとかじゃなくて
こう一悶着あったりする女の子だったら最高だにゃー!」
小萌「は~い!注目してください!実は今日から転校生が来ることになりました~!
みんな仲良くしてあげてくださいね~!」
青ピ「おっ!おっ!こ、これは、まさか…」
生徒「先生ー!男の子ですか、女の子ですか?」
小萌「女の子ですよー。しかも飛び級ですから本当は中学生なんですよ~」
土御門「い、い、妹属性キターーーー!!!!今日はついてそうだにゃー!」
当麻「…まさか」
小萌「それじゃあ入ってきてくださ~い」
美琴「えっと、常盤台中学から編入してきた御坂美琴です。
しばらくの間ですがお世話になります。レベルは…ですが、よろしくお願いします」
なんちゃって
(ヽ、00 ∩
⊂ニ、ニ⊃ ⊂ ⊃
,, -‐- \ | |/⌒ヽ 〇 〇
( ⊂ニニ / /⌒) )
`ー――'′ し∪ (ノ
⊂ニ、ニ⊃ ⊂ ⊃
,, -‐- \ | |/⌒ヽ 〇 〇
( ⊂ニニ / /⌒) )
`ー――'′ し∪ (ノ
生徒B「そういえばニュースで…」
小萌「それじゃあ席は~…上条ちゃんの隣!」
美琴「よ、よろしくお願いします」
当麻「え?何言ってるんだよみsいでっ!」
美琴「(しーっ)」
小萌「それじゃあ授業を始めま~す。教科書の42Pを…」
即興で書いてるから遅いし詰まったらそこで試合終了だよ
当麻「(どういうことだよ、御坂)」
美琴「(後で説明するわよ)」
青ピ「お、カミやんいきなりこそこそ話ですか?」
土御門「またカミやん病が始まったにゃ~」
小萌「そこ!私語は禁止ですよ!」
昼休み
生徒C「御坂さん!常盤台ってどんな所でした?」
美琴「えっと…」
生徒D「よろしかったら校内を案内しましょうか」
美琴「アハハ…どうも…」
設定は橋から落ちた後、特に能力も戻らないでそのまま別れたって感じで。所謂一つの分岐
屋上
美琴「ハァ~、疲れた。転校生っていうのも大変ね~」
当麻「あのなあ…なんでお前が俺の学校に居るんだよ」
美琴「あー…それね。ほら、私中学生だしまだ義務教育じゃない。
だから学校に行かないって選択肢はないのよ」
当麻「それで、なんで他の中学校に行かないんだよ」
美琴「え?だって私の学力じゃ他の中学行っても行ってないのと同じじゃない。
それにさすがに「常盤台のお嬢様」をそのまんまほっぽり出すのは悪かったらしくてさ、
上がとりあえず学力が釣り合う所に転入させてくれたのよ」
当麻「それは遠回しに上条さんの事を馬鹿にしているんでせうか…」
美琴「そんな事ないわよ」
当麻「それで、「常盤台のお嬢様」ならもっとマシな高校もあるだろ。
霧ヶ丘とか長点上機じゃなくてなんでよりによってここなんだよ。」
美琴「えっ……そ…それは……」
美琴(アンタがいるから……なんて言えない……)
美琴「あーえーと…」
(チャイム)
美琴「あー授業がはじまっちゃーう早くいかなきゃー(棒」
当麻「あっ、おい……ったく…」
放課後
わい…わい…
生徒E「御坂さん、一緒に帰りませんか?」
生徒F「どこに住んでるんですか?」
美琴「ご、ごめん、ちょっと先生に用事があるから……(やっぱこの雰囲気慣れないわー…)」
教員室前
美琴「えっと、ここだったかな…」
ガラッ
\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
>.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
,...:´::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::/ |:::::ハ::::::::::::::::::::::::::/ !::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
/ >x:::.、 \::::::::::::::::::::{'/////////\
◯ -――-
/:/: : : : :、: :\ ○ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
o/〔∨ / :/: :j ト、ヽ: :ヽ )ちょ、な、なんでアンタがいきなり現れるのよ!
′∨:/ :/|: /|:| ヽ : : O )どんなトラップよそれ!
| レ^{/|:X_,|/、j/ |: : :∧ 人_人_人_人_人
{:/∨/////リ'´} :∧
〃 /: :{ / ̄ ⌒ヽ ノ:/:ハ
(\ 〃 /イ: 个 {_____ノY⌒¨ ̄}――--、
/ヽ ー、__ /⌒Y下、_>rく___ノ∨ |ー―--、 \
〈ヽ\と____ ̄} ∨ i ∨|∨ i 廴_」 \ \
// ̄ ̄ // \フ } i Ⅵノ i { { 、〉
{{ ' / >、 / :i ∨ 〔†〕}  ̄
/ xく_レヘ :i i |
ヽ丶 {{ // } i i |
⊂ニ'⌒´ r' _ハ :i i ト、
└‐とノ\ 〈 ハ i i | 〉
\ 人-=i i l 〈
〈 =ニ孑 -=孑 〉 〉
/:::::厂::::::::T:::::::::::丁::::ヽ:::\
当麻「いや、普通に呼び出されてただけだが…」
美琴「ふぅん…。そ、そうだ!一緒に帰らない?ほら、ここら辺の地理ってまだあんまよくわからないし
迷ったらどうしよっかな~って…」
当麻「悪い。それは無理だ」
美琴「!?」
ありがとう…ありがとう…
当麻「頭の悪い上条さんはこれから追試なんですよ…」
美琴「そ…そっかー。ま…まー頑張りなよ!」バシバシ
当麻「はい…」
・
・
・
青ピ「御坂さん、よろしかったらボクが送りましょうかー(キリッ」
美琴「いや、間に合ってますんで……」
青ピ「不幸やーーー!!!」
土御門「…手遅れだったみたいだにゃー…恐るべしカミやん
無法のフラグ立てぜよ」
追試じゃなくて補習だったスマソ
美琴「はぁ~……なんか久々に疲れた一日だったわね……ん?あれは…」
ミサカ「…お姉様?」
美琴「や、やあ…元気だった?」
ミサカ「はい。…あまりにも月並みな挨拶にがっかりしたとミサカは嘆息します」
美琴「う、うるさいわね!それより何やってるのよ!」
ミサカ「猫……」
美琴「猫?」
ミサカ「捨て猫に餌をあげようとしているのですが…」
ぬこ「……ビクビク」
美琴「あ、そっか…」
美琴「う~ん…………あ」
美琴「ちょっとそれ貸しなさいよ」
ミサカ「どうぞ」
美琴「ほーらほらほらほらー餌だぞー」
ぬこ「~♪」
ミサカ「!どういうことですか、とミサカは説明を求めます」
美琴「あー…知らないのね。かくかくしかじか…」
ミサカ「シカクイムーブという訳ですか。……。
……羨ましい、とミサカは羨望の目つきで見つめます」
美琴「……羨ましくなんてないわよ……」
ミサカ「いえ、羨ましいです」
美琴「どこが羨ましいのよ!猫に餌あげられるから!
それだけの為に他の全部を失っても!?それでも羨ましいの!?」
ミサカ「いえ、羨ましいのはお姉様の今の境遇ではなくてレベル0という事です」
美琴「…?どういう事…」
ミサカ「もし、ミサカがレベル2などという中途半端な能力ではなくいっそレベル0だったら
あの実験に使われることもなく、他のミサカもあのような死に方はしなかった…
という意味です、とミサカは他のミサカに思いを馳せます」
美琴「あ………」
/=======ァ^ト┐
ト=======扣z<ヽ
人二二二二式 |:.:', / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:| | でもそもそもあの実験がなかったら
|イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:| < ミサカはここにいないという事に気づいて
/}}} Nリ __ rjノ :| | やっぱそりゃないわとミサカは
f爪n |jノif} }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.| | 前言を撤回します
-={ j.{=|' ノ /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八 \__________
ヽ ノ三 | jィT∨ヘ/} /\{ \
-= ヘ王│ _/V,' {」/ / {/ハ
',-ヘ! |∠、 V | |/ 〈†〉 }ノ '、
ヽ 乂 } │ {│ │ イ 〉
\__,xくl /} | | | /
∨/ ,' | └rー|
}./ | l'| │
/{」=ー -|=彡〈.| │
{>,、-==ニ 了 `| │
美琴「ガクッ……アンタねぇ……」
ミサカ「それでも…」
美琴「?」
ミサカ「お姉様は前よりも晴れ晴れとした表情をしているように思えます」
美琴「……そう…かな…?」
ミサカ「それではこれで…」
美琴「あ……うん……」
ミサカ「お姉様のお陰でこの猫は死なずにすみました。
お姉様がどう思っていたとしても、少なくともその事は悔やむことではないと思います」
美琴「!?」
ミサカ「では」
美琴「……」
美琴「私のお陰で死なずにすんだ……か……」
ぬこ「?」
美琴「……」
時間切れです。この後の構想も一応できてますが、保守してくれるも落とすも好きにしてください。
もし残っていたらまた明日…とミサカは健全生活に嘆息しながらスレを閉じます
保守ありがとうございます。また考えながら書いていくので
投下速度が遅いのは容赦してください。
物陰
黒子「あれ(>>48)しきのことでこの私がめげる訳ないですわ。」
黒子「能力がなくなったお姉様に変な虫がつかないよう監視するのが
露払いでもある私の務めですの…。そしてお姉様に変事があったら
私が颯爽と出て行ってぶちのめし、それに感謝したお姉様は
吊り橋効果で私に惚れ、る…うひひ、完璧な作戦ですわ」
美琴「…そこで何やってんのよ」
黒子「お、お姉様!いつの間に後ろに!」
美琴「どうせまたろくでもない事企んでんでしょ」
黒子「ろくでもないとは心外ですわ!黒子はお姉様の為を思って…」
美琴「へー…それじゃあ私の為ならなんでも言う事聞くんだー」
黒子「勿論ですわ!お姉様の為なら例え火の中水の中…」
美琴「それじゃあ…はい、これ!」
ぬこ「…にゃー…」
黒子「ね、猫?これは…」
美琴「ほら、私今ホテルにすんでるから、飼えないじゃない。だから黒子、
私の能力が戻るまで預かって!」
黒子「…でもお姉様、寮はペット禁止だという事はお姉様も知ってのとおりですわ」
美琴「わかってるけどさ…ほら、言うじゃない。規則は破る為にあるものって」
黒子「ジャッジメントの前でそれをいわないで下さいまし…。第一
寮監に見つかったら最悪保健所に送られる可能性も高いですわ」
美琴「それじゃあどうすればいいのよ…」
黒子「そうですわね…。私は無理ですが、ペット可な所に預かって貰ってはいかがですの?」
美琴「って言うと?」
黒子「例えばペット専用のホテルとかも最近はありますし、初春や佐天さんのように
一戸建てで暮らしている家に預けてもいいかもしれませんわ」
美琴「…それって親御さんの許可とかいるんじゃない?」
黒子「そこはお姉様の才覚次第ですわ。…と、残念ですがそろそろ巡回の時間ですわ。
本当はずっとお姉様の傍にいたいのですが、流石に職務を怠るわけにもいきませんですの。では…」シュン
美琴「……誰かの家……か…」
黒子「一つ言い忘れていましたわ」シュン
美琴「うわっ!」
黒子「お姉様は一応あの高校に在籍しているとはいえあくまで一時的なもの、くれぐれも
過ちは犯さぬようにしてくださいませ。特にあの御方などとは…」シュン
美琴「黒子ーーー!!!!」
美琴「………はぁ…黒子も相変わらずね……。でも能力がなくても人間関係はそう変わらないものね。
逆になんか背負うものがなくなって身軽になったというか…」
美琴「いやいや、そんな事ない!確かにレベルなんて関係ない私自身を見つけるのは変わらないけど、
だからってレベル5に戻る道も模索し続けなきゃいけないんだって!……何言ってるんだろ、私」
ぬこ「にゃー」
美琴「あ、アンタの事忘れちゃってたわねーよしよし……でも佐天さんはあんな事があったし
行きにくいというか…初春さんも…ねえ…やっぱ…あいつに頼るか…」
夕方・校門前
当麻「はぁー……やっと補習から解放された…。と、もうこんな時間か。…夕食でも買いに行くか」
美琴「あ、いたいた!」
当麻「……で、ここで御坂さんの登場ですか…。不幸だ…」
美琴「なんか言った?」
当麻「別になんでもありませんよ…。お前はなんでこんな時間までこんな所にいるんだ?
帰ったんじゃなかったのか?」
美琴「あのね……はい!」
_
/´ `ヽ、___ /⌒i
. { ⌒゙ヽ } i { `ヽ j
〉 j??i 〈
,′ ',
{ __ (● ●) __ j
. ハ´ O `/ にゃ~ん
ん ヘ、三三人三三≠
. ∧ /´ ̄`) ー=彡/
ハ. / `T′ ー=7
厂 ,′ ー=!_ノ ,{ ∠⌒)
{ニ { ノ}ヽ ≠ハ ∠ー/
Ⅶ、 ゙く イ/ ∧ ∧y'
Ⅵ‐  ̄ / ノ∨ー/
. 〉= //∧/
∧=- / /\
{==- __ / ノヽ、
∨==- { `'<_ノノ \
゙く ノ j `'ー-= 、 \
`フ= / ∨ノ }
(_((_ノ `ー '′
・
・
・
当麻「つまり、カクカクトラトラ」
美琴「今年は寅年、って事。それでアンタの家はどうかなって…」
当麻「あー…なるほどね。つまり拾ったはいいもののどうしたらいいかまでは
考えてなかったから上条さんに押しつけようと…」
美琴「そ、そんなんじゃないわよ!ただ、消去法で消してったらアンタが残ったっていうか…」
当麻「まあ…いいけど…
: : : : : : .ヘヽ! : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ V: : : : : : \
: : : : : : : 人| : : : : : : :ト、 : :.:\、: : : : : : : :.\: : : : ト、 V: : :\: : : :
: : : i: : : ;イ:.:|: : :i : : ト、! \ : :.:\ト、: : : : :ト、: :\ :.ヘ :\} : :}: : :\ー、
: : : | /: : : !: : ハ : :|_, ィ――-、 : \\: : | \_:_\:ヘ /: : : : :ヘ
: :-イ:/⌒ヽ. : : :メ:{ ┃ \:ゝ \! / \: : ト、:メ:/ :\ 、 : ヘ
: : : / ノヽ \ト、ゞゝ ┃ ! , - 、\! ./\二ニ=-\
|: : :{ (⌒ ) ヾ \ ┃ ,' /┃ ヽ. V: : : : : \
|: : : \ (. \___/ {. ┃ }./: : : : : : : : \
|: : : : : \__ \\\\ \┃__//.}: : ヘ、 : : : : : \ マジで!?
|: : : : : : : : :ヘ ij \\\/ノ: : : :ヘ\ : : : : :
| i: : : : : : : : :ヘ l |: :.:\: : :ヘ \: : ::
| |\: :\ : \:i\ `ー― '´\_ノ /: : : : :\: :ヘ. \ :
V \/\: :.\ \ /:\ : : : : :.\ヘ
美琴「そう、なら話は早いわね!すぐに行きましょ!」
当麻「ああ。うちにはもう猫が一匹住み着いてるし、もう一匹増えても同じだしな…」
美琴「そう、なら話は早いわね!すぐに行きましょ!」
当麻「いや~それが上条さんはこれから夕食を買いにいかなくてはならないんですよ。
家の鍵は開いてるから中で待っててくれ。場所は…わかるよな?」
美琴「この間行った所でしょ?大体覚えてるから大丈夫よ」
当麻「それじゃ…」
美琴「ああ、ちょっと待って!」
;:;:;.
;:;:; ,、-ー-、
;:;: ,r'"´ ̄`ヾ、
;:;:. リ ,,, ニ ,,,_ ヾト、 はい!
:;:;:;. ,ハ ^7 ,^ !.:.\
;:;:;: /.:.:.V,r''''''ゞyイ.:.:.:.:..ヽ
;:;:. ノ.:!:.:.:.:`ゞ-<7.:〉.:.:.:i.:.:}
从 __ _,,,/.:.:/:.:.:.:.:.:| }-{/i.:/.:.:.:.:|.:/
从从萬札}と_」.:/!.:.:.:.:.:.:.!  ̄ リ.:.:.:.:.:り
 ̄ ̄  ̄ |.:.:.:.:.:./_ :__ヽ.:.:.:.:\
\/.:.::..:.:.:.:.:.:..:\:.::./
/.:.:.:.:.:.:.「^Y.:.:.:.:.:.:|´
{.:.:.:.:.:.:.:.| ,!.:.:.:.:.:.:|
\.:.:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.:|
\.:.:.::|.:.:.:.:.:.:.:! ←注)美琴
> 'ゝ─‐イ、
`ー' ``''ー‐'
,、-ー-、
,r'"´ ̄`ヾ、
リ ,,, ニ ,,,_ ヾト、 コインが早くなったろう?
,ハ ^7 ,^ !.:.\
/.:.:.V,r''''''ゞyイ.:.:.:.:..ヽ
ノ.:!:.:.:.:`ゞ-<7.:〉.:.:.:i.:.:}
..... ... , ノて, _,,,/.:.:/:.:.:.:.:.:| }-{/i.:/.:.:.:.:|.:/
・*",,-- 二.....=...= と_」.:/!.:.:.:.:.:.:.!  ̄ リ.:.:.:.:.:り
"ヘ(^  ̄ |.:.:.:.:.:./_ :__ヽ.:.:.:.:\
\/.:.::..:.:.:.:.:.:..:\:.::./
/.:.:.:.:.:.:.「^Y.:.:.:.:.:.:|´
{.:.:.:.:.:.:.:.| ,!.:.:.:.:.:.:|
\.:.:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.:|
\.:.:.::|.:.:.:.:.:.:.:!
> 'ゝ─‐イ、
`ー' ``''ー‐'
>>329
うめぇwww
当麻「な、な…」
美琴「アンタのうち行くんでしょ?ついでに夕食作ってあげるからこれでなんか買ってきて。
お釣りはいらないから」
当麻「御坂さん、あなたは天使だ」
美琴「そんなんじゃないって……じゃ、また後で!」
当麻「おう!」
美琴「……なんで鍵、開いてるんだろ?ま、いいや」
当麻「あ、インデックスの事言い忘れた…」
・
・
・
カミやんち
美琴「えっと、ここだったかな~と」ガチャ
禁書「とーま!遅かったんだよ!もう私のお腹は空きすぎて背中とくっついちゃったんだ……よ……」
美琴「……え?あ、あんた、なんでここに……」
〉─‐ ァ: 7:¨: :/: ̄.: :|: : : : : \: : : :ヽ: : : : \: : : : \|_
. /: : : : :/: / : : /: : : : /|: : ∧: : :.|\: : :|\_ :|: :|: : : : : : :_>
/: : : : :/ :/_:/:/|: : : / :| :/ : : | _ 斗七 ∨| ∧: : : |\:\
. 厶イ : : | /∨|/丁: :`メ. |/ ∨ .:ィァテ气ミl/ ハ: :│ |  ̄
/ | : :八| 〃卞不气ミ:::.. .::´ ト{::::::}.} }} ' : Ⅳ: | それはこっちの台詞だよ……短髪が何の用なの?
. /:/|: :/ : | {{ ト{::::::} } 弋辷ノ | :│} ト、 用事がないならさっさと帰って欲しいんだよ
∠人|V : : | ヾ. 弋辷.ノ -'' : : |ノ │ \
|: : : : | ー ,′ |: |
. /: : : : :| ′ /l : : |'、 | |
/: : : : : :|\ 厶| : : |:∨ | \/
: : : : : : : | {\ - ニヽ イ| | : : |: :∨ ヽ
: : l : : : : | ∨ 丶、 _ ´ j/ / : :/| : :丶 \
: : |.: : : : | \ ` 、 .._ . <人. / /: / :| : : : :\ \
: : | : : : ∧ \ \ / / / '´ : : :| : : : : : :\ 人
美琴「よ、用事ならあるわよ!今日は私が夕食を作るんだから…」
禁書「…不味そう」
美琴「し、失礼ね!これでも料理の腕は結構あるのよ!」
禁書「ふーん……。まあごはんを作ってくれるならなんでもいいや。」
ぬこ「にゃー」
禁書「あれ?スフィンクスじゃない?」
美琴「ああ、この猫。…つい拾っちゃって、色々あったんだけど
結局アイツがここで飼ってくれる事になったのよ」
禁書「まったく、とーまはとんだお人好しなんだよ…」
美琴「で、なんであんたはここにいるのよ」
禁書「私の名前はあんたじゃなくてインデックスなんだよ。
で、私がここにいる訳は…」
・
・
・
当麻「今日は御坂のお陰で久々に沢山買えたな。意外とついてるかもなー…ただいま、インデックス、御坂!」
//:.:.:.:/.:/..:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/V/Z_:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:..ヽ
/:/.:/.:/..:.:/.:/:.:.:.:.:/.:.:/^^^´ Z_.:ヽ:.:..:..:.!.:.:.:.:.:.ハ
///:.//:.:.:./:.イ:.:.:.:.:.:.::/.:.:/ Z:.:.:.ヽ:.:.::.!..:.:.:.:.:ハ
< イ /:,.:.:./:.:.:ー.'.":./.:.:.:.://./ {_.:.:.:.:.ヽ.:.!:.:.:::.:.:.:!
/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/ // {三ミ:..:...!:.:..::.:.:.!
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/:..:.:..:/ 〃 ,. - 孑:テ穴ヽ.:..:.:.八
|:.:.〃.:.:.:.:/:/:.:.:\' / / _____ レ'〈:::ヽ }:.:.:.:..:.:\
V /.:.:.:.:/:/.:.:/___\ 、 / /ィ圻 灯 ノ 〈::ノ 从:.:.::.::\\ か~み~じょ~う~と~う~ま~ぁ
/.:.:.://.:/ハ < 代心ト '"´ ヾこツ ,. " /.!:.:\.:..:.:::ヽ:.>
/.:/ 厶イ ハ `¨ニ´ ¨¨¨ u ,..:.ーく..:.:.:.:!:..:.:.\:.\
<.イ ハ 从:.:.:.:!:.:.::.:!::.:...::.:.:\:\
/.:.ハ 〈 ,.イ:.::.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:\..\>
, 彡:.:.:_込、 _ ,. -‐、 / .!.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:!:.:.:.:.:.:\:.\
ー==彳:.:.://.:.:.:>、 `¨ ー― ' / |_.:.:.:.|:.:.:.:.:|:.:..:!:\.:.:.:.:.\:.:>
/:./ /:.:.:.:.:.:/:.:.:>.、 ¨_,. ' _ ,. -< ∨:.:.:.:.:ハ.:.:ハ..:.:..ト、::.:.:.:\
// /::.:.:.:/.:.:.:.:./.:.:.「´, x-< \:./ V \! \..:.:.:>
/' /..:.:/.:/:.:.:.:/ 彳¨¨!\ /`Y´  ̄ ̄/ ̄\
当麻「な、なんで怒っているんでせうか、御坂さん」
_. --──── -- 、
/ ` ー 、
/ \
/ / \
/ / ________ ノ /
,′ イ ̄ `l |
| /| | |
| / ハ__________.ノ |
ノ /_.イ / ノト、_」/ |/l/_.斗 \ 〕
. / l  ̄ 7|/| 」ィfて-カ` ィf リハ ! 「|
/ | ∧| ノ 弋zノ 辷ノ' ノ∨|/|
. / | // | |、 , | | ノ
. / // | | \ 人 ハ | とーま、とーま自身の口で
/ 厶-、| ト._个 、 ∠フ _. イ| \| しっかりと説明してもらいたいんだよ
/ / / ̄ ヽ、 >- ≦ノ| | /´⌒ く\
. / __. イ / /⌒ヽ\ // | | しl⌒ヽ ∨
/  ̄ | { /⌒l\\/7 | | 〈⌒ヽ |
,′ l ヽ /⌒l \ / / / 〈⌒ ノ
. { | >ー-く´ / / / /`ー'7
当麻「イ、インデックスまで……」
当麻「不幸だーーーー!!!」
インタプリタさんはAAならかわいいんだけどなー
・
・
・
台所
美琴「で、アンタはこの子と同居してる、と」
当麻「はい…その通りです…」ボロボロ
美琴「まあ、アンタらしいわね。」
当麻「そういう言葉はボコボコにしたり噛まれたりする前に言ってほしかった…」
美琴「この材料だと今日は鍋ね。いいわ、私が作っておくからアンタは待ってなさいよ」
当麻「ああ。」
広間
禁書「とーま!見てみて!」
ぬこ「にゃー」
スフィ「にゃ~」
禁書「二匹とももうすっかり仲良しなんだよ!」
当麻「本当だな。この猫にも名前をつけてやるか…」
禁書「今度はどんな名前にする?」
当麻「そうだな、後でメシを食い終わったら御坂と考えるか」
禁書「ねえ……とーま」
当麻「?」
禁書「あの短髪の事……好きなの?」
当麻「えっ!?」
禁書「事情は聞いたよ。でも、なんでとーまはそこまであの短髪に優しくするの?
一応短髪も持ち直したんだから、後はそのクロコとかいう人に任せてもいいんじゃないかな?」
当麻「それは………」
禁書「……」
当麻「……」
,イ /::.. ...:} l
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/ //:/ ` <` ー' `彡 ´ 爪:{ !` _ / / / /
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/ /:::V、ト、|i ''' '''}イ//:::/_ ヽ ヽ  ̄  ̄____/77
---z―‐<>∧く∧:ヽ::::{‐ 、 ノ⌒}ム-z- } | /___ / ̄
_/ /く/:ヽヽ::く⌒ヽ:>イ_> ... __ ... .イ:辷ノ 〉 ト | | / /
ヽ 廴)/__∧ く ̄ ̄):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::廴 ≦ヽ! ! ! / / /77___
 ̄ ̄ ̄/:.:/` ┬ァ::/  ̄ ̄):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト---〈| l l / /  ̄/ /
i:.:./ 千≦{z‐= ´):::::::::::::::/|::::::::::::|::::::::::::::::::廴___ノ≦.! .|  ̄  ̄
|:.:{ { 人__ イ:::,:::::イ:::/ |:ハ:::::ハ:レヘ:::ト、:\::ミ丁ノ |
|.:.| ノ≧x.(___ノイ::/`|::廴.|′ }:|/}/ ヽ{::丶トミ::人ー ' !
|:.:| 十―`:::::::从// ̄|/> `′ { '―― ハ|ヽ{``ヽ. \ |
|.:.ト-イ/フイィ7l/ ¨´ : ハ{ . ∧ `いでええええええ!!!
|:.:| ノ | |八 ' ___ / / / }
|.:.| / ヽ. \ /´ ~} / / / ト、
当麻「な…な…」
禁書「これで許してあげるんだよ。でもとーまはもっと自分の気持ちについて考えてみるべきなんだよ」
当麻「……」
当麻(俺自身の気持ち……か…)
と、くるりとインデックスがこちらを向くと周りが暗くなり、インデックスにだけスポットライトが当たる。
_ __ __ _
,.'´ ``ヽ、
/ `ヽ
/ ヽ \
| / _」 |
| }ー----------…… '´/.:l |
! l:r┐ // // // /l |
! l:l ! // // // //\ |
l/ ,.イ /-- ── ─┬┬ < トト、ト、 1 さて、これからしばらく休憩にはいるけど、
l 「7 ⌒ヽム_/ノl/ ヽ┼仆ハVV〉 | その前にこのスレを見てる人に聞きたいんだよ。
/// ‐{ l/ニ _.._, 1i! | とーまはこの後曖昧に済ませるべきかな?
〃 ソー=='  ̄ '' j.:.l | それとも短髪といちゃいちゃするべきかな?
,′ ハ'゙ , ,.イ.:.l | まあ私的にはとーまとおいしいご飯を沢山食べておしまい!
i イ:: : ヽ t -- -ァ /.:.l.:.:l | が一番いいんだよっ。
| |:: :: ::_」> _ゝ-_'. イ`ヽl.:l.:.:l | 次は5時頃の再開だけど、それまでに教えて欲しいんだよ。
./| ∧l l:: i.:\` ー----‐' 人 l.:.:l |
/. | / ∧ l:: l.:.:.:.\ イ /l.:l.:. l |
/.: . |/ // l:: lヽ.:.:.:.:.\ __, /.l.:l \ l |
〈__/ // .l:: l \.:.:.:.:\. /.:.:l.:l \1
休憩 約120分
御坂といちゃいちゃにきまってるだろ
インなんたらさんは小萌先生のとこにでもいってろ
お詫びと訂正
>>344にて休憩120分と書いておりましたが、実際は180分の間違いでした。
再開はあと約一時間後です。丁重にお詫び申し上げます。
http://up3.viploader.net/pic2d/src/viploader2d646901.jpg
お待たせしました。それではいちゃいちゃルートで開始します
美琴「はい、できたわよ……どうかな?」
禁書「むむ…おいしいんだよ、短髪!」モグモグ
当麻「確かに美味いな」モグモグ
美琴「でしょ?」
ぬこ「にゃー」
禁書「こ、これはあげないんだよ!」
美琴「そういえばあれから何も食べてないのよね…
とはいえ鍋の中のものじゃ熱いし…アンタ何かないの?」
__ノ `ゝ
,. '"´  ̄ ̄ ̄ ``ヽヽ ニ三
,.イ ‐‐‐- 、ニニニ ,,,,__ ヾ:\ フ ち
/:/,r─‐-、 -_-_- ニニミミヽヾ:::ヽ も く
.r==っ |::レ'"  ̄`` ,r'ニニヽ u ';:::::', っ わ
ト、 |. l:l r- 、 ゙, ,:'´ `ヽ! i::::::l て し
{::| | _リ`ミニヽ @)ノノ ,: .r @ `)ノ 。 l::::::! ね か
{::l | レ′  ̄`フ´ `ニ"´ ̄_ノ u !::::! ぇ
レ′ r! ノ u ,,r ("´`  ̄ l::/ !
| /.:| j! ,,、、、、L _rソノ⌒ヽ u ! ⌒ヽ
| ノ.:::L_ ノj 彡'"´二ニニ'ーミミヽ. u .! ノ ノノ
,. -‐''"´ )  ̄`` ,.{. ( { L.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ノく;ハ ,:′ /_ ノ l/ V^V^V^
"´ ̄`) 二ニ彡ト、 ヽ、 ``""""´__ノ ノ ,:′ / ̄``ヽ、 _ ___
‐''"´,.イ´ ヽl '" ̄`¨`ヽ ´ :′ /.:! ヽ:厂 ̄
/ / 入 , .イ.:/ !:l
/ / / 〈llllliiiiiiiiiー--‐''彡'"´ ,レ′ リ ←当麻
/ / ヾlllliiiir''"´ ,r'´ / lノ /.:,
イ / , ヘノ / r─- 、」 .::/.:/
美琴「なんでちくわなのよ…仕方ないわね…。ふー…ふー…ほーら猫ちゃ~ん」
ぬこ「♪」
禁書「最初からそうすればよかったんだよ」
・
・
・
美琴「これで片付けも終わり、と」
当麻「いやー今日は御坂さんがいてくれたお陰で色々助かりましたよ」
美琴「そ、そう?そう言ってくれると嬉しいけど…」
当麻「御坂…」←イケメンAAで近づく
美琴「えっ……」
\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
>.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
,...:´::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::/ |:::::ハ::::::::::::::::::::::::::/ !::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ } 「御坂…」
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
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/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
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/ >x:::.、 \::::::::::::::::::::{'/////////\
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 ̄ ̄/.::::::::::::::::::::::::::::/l/ >|:/ |:iハ:::::i:::::::::/ j/ハ::::/!::::::::::::::::::::::::<
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ | 「…………トイレか?」
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
// / .′ ! ヽ
'´ / ' | ' | :.Y'´⌒ゝ '⌒ヽ
/ / .′ / | :.:! | .:.} ゝ _` 、 ヽ
.′ ′ ′ / ,| .:.:.::! | .:.:/ \ \\\
/ ,′ ! | ' / :/j/ | .::.!! : :|:.:/ ____ ハ:: ヘヽ ヽ
. / イ | .:| / .'_:/_/z 、 :.:.:.||:.:/|:ー ´_ ̄ ` ヾ:: ヾ | i | \ヽ
.' / .′ ! .::::| ィ オ:/ ̄/ | .:.:.:.ハ′ ´,.ォ三zミ | ::!| iノ !ノ
i | | Y⌒↓ ::::/V l/=≠:ミ|:.:/ 7:..::。ヽヾ;、 ト、 :! |
i | | :|:\ ! ::::::: 'イ´ r.:.:.oヽ |:./ !:.f:.:.r:! トハ| ||
l | | 八 :::| ::V/〃 l:.:f:.:.r ! / 込z少, レ⌒Y (ちょ……なに…なんなの……そんな……いきなりそんなに顔近づけられたら…)
ヾ ! :::::::\! ::::| ハ;ゝ 弋ぅ:以 、 / / / / |/´`|
| ∧:ハ从 :::| / `/´/ / / レ / / / / !::.:. }!
ゝ ヽハV!从 / / / / / ハノ人
| !.::.rヽ ! イ:.! '
人 ゝ:.:.∧ 八:.:.: ! !
.′ ゝ __ _ . --― 、 '::.:. ! !
} | :.:.: \ (´ ̄ ̄_ン /:::.::.:: ! !
! ! :.:.:.::.:. ゝ `  ̄ イ:.:.:.:.: ! ! !
! :.:.:.:i.:.:.:.::.> イ:.:.:| :.:.:.:. ! ! !
! | .::.:.}:.:.: .':.:.:.| ` -‐ ´ |:.:. |::.:.:.:.:.:. | |:从
′/| i .::.:.:!:.:.:.:!::.::.| ト、リ:.:.:.:.::. | |
/ / ! ∧ .:人:.:r'一ノ !ノ\ :.:.:.: | |
/ | ′ヽ !:.:.:.:/j `ー── 、 ,.< ヽ:.:人ヘ|
ゝ `!:.:.// /ヽr‐'´|⌒! \ i!
ノ/ /: |○| ! ト
>>373-374
吹いたwww
当麻「鼻に洗剤の泡がついてるぞ」ヒョイ
美琴「あ……」
美琴(そ…そうよね……)ガクッ
禁書「むー……」ギロッ
当麻「ビクッ…そ、そうだ、御坂…」
あれ、トイレは短パンスレじゃね?
美琴「猫の名前?」
当麻「さっきインデックスとも話してたんだが、これからこいつを飼う以上名前が必要だろ?」
美琴「そう言われてみればそうね…」
禁書「私はジャクソンがいいと思うんだよ!」
当麻「俺は特にないけど…御坂はどんなのがいいんだ?」
美琴「それじゃあピョン太…」
当麻「えっ」
猫なのに犬…フフフ…
禁書「それって猫につける名前じゃないよね」
美琴「……じゃなくてミッシェル、なんてどうかな?」
当麻「インデックスはジャクソンで御坂はミッシェルか……ん?」
禁書「じー…」
美琴「じー…」
当麻「な、なんだ、二人とも…(噛まれる!?)」
二人「「どっち?」」
当麻「え?」
序盤の御坂と佐天の会話が
どこが乗っ取りでどこが作者なのか分からん
禁書「とーまはどっちを選ぶの?」
美琴「もちろんミッシェルよねー、ねーミッシェル」
禁書「ジャクソンなんだよ!」
美琴「で、どっちなの!?」
二人「「どっち!?」」
当麻(考えろ…!考えるんだっ…!インデックスに噛まれないで御坂にも殴られない方法をっ…!そうだ…)
当麻「マイ…ケル…」
美琴「えっ?」
What’s?
何故マイケル
>>383
57→100
>>386
What's Michaelだからさ
当麻「マイケル…なんてどうだ?ほら、ミッシェルってフランス語だけど英語にするとマイケルだろ。で、
インデックスと合わせるとマイケル・ジャクソンってなるじゃないか。だからマイケルなんてどうかな~…って」
美琴「アンタがそんな事知ってるなんて以外ね」
禁書「私はそれでいいんだよ」
当麻「御坂は?」
美琴「アンタがそれでいいって言うんならそれでいいと思うけど…」
当麻「それじゃあそれで決まりだな」
ヽ─ヽ
| 二 |
| 二 |
/ ─ |
__ _,-='´l ̄ ̄`'=、 ,,,,
/ \//|| || ||ミミ / |
| ヽ─┬┬┬ '´ |
ヽ || | | || || /
|>- ll l l ll ll __,,〈|
/ 〃ll ll l l ll ll ヽ ll
|_ _,,|
|''''''-( ●) (● )-''' |
∧ , 、 /| / ̄ ̄ ̄ ̄
/ 二二ニ= .T =ニ二二 | < にゃ~ん
| `  ̄ ´/|
|=- `'''i=┐=''´=´|
|=二 ヽ ゛i 二__ |
ヽ二-´ | == | 命名:マイケル
|=二= |
| = |
ヽi_ lノ
禁書(……)
禁書(でもとーま……それって結局ミッシェルなんだよ……)
玄関
当麻「それじゃあ御坂を送ってくるから留守番頼むな、インデックス」
禁書「わかったよ。ついでに帰りに肉まんでも買ってきてくれれば嬉しいんだよ」
美琴「べ、別に私は一人でも…」
当麻「いや、この間の事(シブタク)もあるじゃないか。お前はまだ実質中学生なんだから
何かあったら大変だろ。遠慮すんなって」
美琴「わかったわよ………ありがと(ボソッ」
当麻「ん?何か言ったか?」
美琴「べ、別になんでもないわよ」
・
・
・
夜道
美琴「それにしてもマイケル、すっかりアンタんちに居着いちゃったわね。…ねえ、明日も行っていい?」
当麻「ん、別にいいけど…」
美琴「あ…ここ…」
当麻「ああ、あの河原か。あの時はお互いびしょ濡れだったなw」
美琴「今じゃ笑い話よね……そうだ!」
ト、_ト、_ト、_ト、_/|_/|_/|_/|イ、
弋´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\_
弋:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ
弋´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::フ
<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
<::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
>:::::::::::::::::-:::::::イ::/|::::::::::/|ヽ∧:::!:::i:::::::::::::::::::>
<:::::r-、::::::::::::/`㍉イ、|:::::::/斗十〈:::|、:l:::::::i:::::::>
<:{ ム::::、,代で){ |ヽ/´ <(う'ヾ小|、::::|::ヽ
_ ム ヘ∧/  ̄/ { |  ̄ |j ):j}:::‐` これでいいのか?
. { \ ´、 ∨、 , .{ l| j 'イ-ヾ
\. \ ヽ ヾ / { ` /|/|j
\ \ j ∨ j -―-- / \_
\  ̄´ }  ̄ <__ ヽ \――.、
/ノ , ハ> ‐<__. \ } / / \
. ( ̄ ̄ ´ ノ -―‐'  ̄ ̄´ } 彡' ∨ ノ / / \
 ̄ i ̄ ̄人 ´ ̄ '´ ノ ィ― ´―――´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` 、
. j _/ ∧ / , ヽ
/ / >―、――― ´ }
. { | >―‐ ´`ヽ______ _ノ
ヽ ヽ / ヽ ヽ/ / /  ̄、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ }
∨ >―― イ 、 / / ,イ/ ∧  ̄ミ、_ ノ
ヽ____ イ| ヽ 〈 / / / /ヽ_ /
当麻「それにしても御坂サン、なんでこんな夜にこんな寒いところで練習するんでせうか」
美琴「ここなら人目に触れずに練習できるし、戻った時に能力で電化製品に被害が出ないでしょ
勿論アンタがアンタの部屋で練習させてくれるっていうなら話は別だけど…」
当麻「さあ、早くはじめよう」
30分後
美琴「やっぱり……出ないわね…」
当麻「御坂…」
美琴「やっぱり私、このままレベル0なのかな…」
当麻「御坂、お前、自分に縛られてるんじゃないか?」
美琴「……えっ?」
当麻「お前はどうしてもビリビリを出さなきゃ出さなきゃって思い詰めてるだろ。
そうじゃなくてもっとリラックスしていつものようにやってみたらどうだ?その為に俺もいるんだろ?」
美琴「そ、そうね……」
美琴「……・」
美琴「………」
::-〈:::::::::/、゚チ::::::::::</::::::::..::::::::::..
:.:.:.:〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...
\!:.:./,`-<⌒): 人.: パシッ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
<;,/ / /`j< > :.:.:.:.:.:.、__,k:.:.:.:.:...
: ^( ′/ /゙ヽ∨ : : : :┌-┘く `: :
.: : :ヽ ′ /ノ_; : : :.r‐┘: : : : : :
,, _,.ヽ 'j :L.ヘ「: : : : : :
/- ナッ \ `\
美琴「っ!……出た!」
当麻「御坂!やったな……」
なに、ジョジョ。都合が良すぎるって?逆に考えるんだ。鬱話はもう沢山、とそう考えるんだ。
美琴「………っ」
当麻「?どうした、御坂…」
|: : : : :〈\| : : :|: : : : : :/: : : : /: : : : : /: :i: : : : : |: :|ヾ、: : : : :l
|: : : : : :\| : : :|: : : : :/: : : : /: : : : : /: :/: : : : : :|: :| }㍉: :i}
|: : : : : : : l| : : :|: : : :/: : : : / !: : : ::/: :/ !: : : : : :!: :! |: :|: ::i
|: : : : : : : l| : : :|: : : :|: : : :i/: :|: : ::/: :/ |:: : : ::,イ: :i |: :|: ::|
|: : : : : : : l| : : :|: : : :!: : :./!: ::|: : /: :/ j|/: : / !: :i | l: : !
i: : : : ::/⌒! : : :!: : L|: : /┼‐|‐/‐ / /: : /、_|__j !:イ: ::
. 八: : : :{ ィ' | i: : |: : | ∨ j |/ i / /: : / 厶イ  ̄ /:/: :リ うっ…わ…私……ひっく……もうずっと出なかったら……どうしようかと……
/: : : : : :ゝし| | :八: :l,ィ气云夾弌 /: :/ ,ィr==ァx/:/ i / ひっく……だから…私………私………
. / /: :/i: : : :ヽ| |从 :ヽ| 、つ ィ:リ j/ んxィリ 厶-‐‐<
/ .イ: :/: :!: : : : ij\j_\小  ̄ ̄  ̄/ _ `ー 、
⌒´ |: /: : |: : : : ::i/ ∧ イ_ノ ノ´ > ´ , \
. |/: : : |: :il : : l |ノ\ ィ `ー 7 〈 / \
. | > | /|: : ::| ∨ \ _ _, イ―、_ハ i / ,
xく jイ |: : ::| \> ⌒ヽ ー < |(´ ゝ| / ィ `
. / \ ハ: : :| / ` <ト _ ≦ ! .: i `¨T ┬ 、∨ / i i
/` ー-.、 \ \ト、/ \} / / | V :! | し' ヽ. |
./ \ ヽ / ヽ }>=く | :| i i `Y ー |
\ / \ | ' , :| | | .:! |
∨ イ¨ / o | ト 」 | | .:| | l
当麻「……」
ポンポン
美琴「?………!」
当麻「御坂、俺はあんまり口が上手い方じゃないけど……その…よかったな。この調子ですぐにレベルも元に戻るさ」
美琴「うん……うん…………」
当麻(可愛い……はっ!俺は何を……!相手は中学生、相手は中学生………
禁書「でもとーまはもっと自分の気持ちについて考えてみるべきなんだよ」
………。)
飯食ってくるので少し休憩します
保守ありがとうございます。それでは続きを投下します
・
・
・
美琴「へへ…肉まん奢られちゃった…」
当麻「まあお前の能力が戻ったお祝いみたいなもんだしな…っと、もうホテルの前か…。後は一人で大丈夫だよな?」
美琴「あ、うん。そうね…」
当麻「それじゃ、御坂。また明日、学校でな」
美琴「あ……待って!」
当麻「ん?なんだ……?」
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|\: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :| \: : : : : ヽ: : : : : : : : : l
. /: : : : : : : : :.l: : : : : i: !: : :.|: :l: : | \: : : : :V: : : : : : : ::|
/: : : : : : :.ハ: ::|: : : : : | |: : : |: :l : :| ヽ: : : :}: : : : : : : ::|
|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ハ: |: iリ ___ 》: :>-、: : : : :i: :|
|:ハ: : : : : :| |::/ !::| l: | l: : //斗七´ ∨ ィ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト、八j: // ノ ,孑ヤた圷 〉 }l: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ィf坏≧ト / 弋トz少 y'__ノノ: : : : !: |
|l V: : : :ト、:ヘ 弋zり / / / / / _ /: : : : : l八 その………ありがとう……
l! ゝ: : :|: :ゞ\// / /: : : : : : : : : ::l: : ヽ アンタが…いてくれたから…その…
\|:.:.:.fヽ` 〈 u イ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ト\ 私……能力を取り戻せた……
|:.:.:.| 圦 / ト、:..:./|:..:..:..:..:..:l:..:..:.| \ アンタが居てくれなかったら…
|:.:.:.! |:.:.:> 丶 ‐ / l V |:..:..l:..:..:..l:..:..:.| だから…ありがとうって…
|:.:/ ,':.:.:.:.:.:.:.:> イ イ \!:..:..|:..:..:..l:..:..:.|
|/ /:.:.:.:r 、:.:.:.:.:.:._「 ´ l_ r─<´ V |:..:..:八:..:..|
ノ⌒ー'<: ! |:.:.:.:.,ォ' r=┴ 、 /: :\:/ \:|
. f' ー- 、 ! |:.// / o } ヘ /: . : . :>、_ \
} ー─、 }-' .|´: / / l! V /: . : . : . : . : .>、_
| ーゥ l‐' .}: .:L.イ or‐' \_,.ィ: . : . : . : . : . : . : /: .>、
| /{_/ /: . l: .| } /::/: . : . : . : . : . : . :/: ./ \
当麻「ああ……」
美琴「それじゃ!また明日!じゃーね!」
当麻「………御坂…」
そして時が経ち… 学校
生徒C「ねえねえミコミコ、今日はあそこのケーキ食べに行かない?」
美琴「あ、いいわね、それ。そういえばあそこ、今食べ放題じゃなかった?」
生徒D「よ~し、食べ放題なら私も頑張っちゃうぞ~」
青ピ「はぁ~御坂さん、あっという間にとけ込んだな~」
土御門「まるで最初からこのクラスにいたみたいだにゃ~」
当麻「あいつ……明るくなったな……」
青ピ「カ~ミ~やん!なに見とるんや~」
土御門「いつも甲斐性0のカミやんにしては珍しいにゃー」
当麻「いや、そんなんじゃない、そんなんじゃないから」
土御門「うるさい!カミやんなんでこうだ!」
青ピ「死ね!死ね!お前はこの世に生きていてはいけないんや!」
当麻「不幸だーーー!!!」
美琴「……」
・
・
・
カミやんち
美琴「はい、今日はインド風カレーよ」
当麻「サンキュー、御坂」
美琴「食べ終わったら今日の宿題見てあげるわね」
当麻「いやほんとありがとうございます御坂様」
美琴「ふふん♪美琴センセーに任せなさい」
禁書「ねえ…とーま…」
当麻「ん?」
禁書「なんで短髪は毎日来てるのかな」
美琴「えっ…そ…それは……マイケルの世話とかもあるし…」
マイケル「にゃ~」
禁書「……じー…」
美琴「えっと……」
当麻「あ、あの、二人とも落ち着いて…」
禁書「いいよ」
美琴「えっ?」
禁書「仕方ないよね。ここまで美味しいごはんを毎日作られたら
私も文句を言うことはできないんだよ。」
禁書「その代わり!」
美琴「!?」
______
'"´ `丶、
/ \
/ f_ -―  ̄ ̄ ─- 、⌒'、
/ | `| |
. ,′ │ | |
| | __, -ァ┬: ァ!: :.7T: ァ=: ┬、l |
| 「 / -/|:/!:メノ |: / レハ⌒/l =- |
| |/!: 斗==ミ ∨ ノ'x==ミ. j∧ │
| |:.| 〃//iハ f//j }!:「 |
| /: | ` 弋)_ソ 弋)ソ ' :ト │ これからも美味しいご飯を作るんだよ!
| , /| : | ,,,, 、 ,,,, i:.|∧ |
_ l/ /`| : | ,':│ ヘ}
く、\ j ∧: :!: :|丶、 `ー ' .イ: :.| '.
. \、>''つ { ',:.|: :レ(、|> _ <j:│: :! ', r‐-、
/ /゙ヽ }:|: :| \ヽ__`ニ〔人:i : i: |: : | 〉 ゝ<`ヽ
{ /´)、 !'|: :| \ ト} ヽ、:」i : | / r( `ヽ }
\ ´ < ノ |: :ト、 丶 j ,〉rヘ: | ( {. ` ,′
. /゙ヽ ト \|: :| \ 、_/ / マ'| ト、 〉 {. /
_レ=7 |/\\! \(匸〉 /匸]) ヘ| |/}廴 r} イ
/{∨{. ハ }\> ヽ ∧ .,' j |ノ } 「〈. |\
/ V ヘ、 / } j/|:| ∨∧∨ |:| ∨| \ │ ハ
」/「入. ∨ │ | :|:| 〈´∨`〉 |:| 厂∧∨ \| } |
. / |_j/ } 〈 / / |:| /\|_∧ |:| {ハ . ∨│
禁書(とーまも嬉しそうだし、私も応援するしかないんだよ……残念だけどね……)
穀潰しの分際で調子乗ってんなインジウム合金さん
・
・
・
夜道
当麻「今日は練習しないでもいいのか?」
美琴「うん。……ほら、今日能力検査を受けてきたんだけど…じゃじゃーん」
当麻「レベル5!?御坂…」
美琴「そう、時間はかかったけど、やっと私も元のレベルまで戻ることができたのよ」
当麻「やったな、御坂!これでまたビリビリって呼べるな」
美琴「な、なんですってぇ……」パチパチ
当麻「ひぇっ、すいません御坂さん」
美琴「ふぅ…いいわ……だから……肉まん」
当麻「え?」
美琴「また…肉まん奢ってほしいな…」
当麻「……やれやれ」
橋、欄干
美琴「ここから全てが始まったと思うと感慨深いわね…」
当麻「そうだな…」
美琴「……。」
美琴「私さ……今週であの学校ともお別れなんだ…」
当麻「ああ……ってええっ!?」
美琴「ほら、レベル元に戻ったじゃない。だから常盤台に復学できるって…」
当麻「そうか……白井にはもう知らせたのか?」
美琴「うん。すっごく喜んでた。最後とか「お姉様ぁぁぁぁうひょおおおおうひょひょひょひょ~」とか聞き取れなくなってたけどw」
当麻「白井らしいなw」
美琴「でも……本当はあんまり帰りたくないんだよね…」
当麻「ん?なんでだ?」
美琴「常盤台ってさ、確かに高レベルの人ばっかりで施設も充実してるんだけどさ、何かこうよそよそしいのよね。
上辺だけっていうか、本当に心を開ける人が少ないっていうか…」
当麻「白井もか?」
美琴「黒子は違うわよ。でもあの学校にいる限り私は『超電磁砲の御坂様』であって私自身を見てくれる人なんていなかった。」
美琴「だからあの学校に入った時は何この人達って引いてたのよ。……でも違った。レベルの高い低いなんて関係なく
あそこのみんなは私を、『御坂美琴』を見てくれたのよ。だからせっかく仲良くなれたし友達もできたのに去るのは寂しいな、ってね……」
これからクライマックスですが、そろそろ「さるったね」になりそうな予感がするので10時まで休憩します。
ネタがわかる人はギップルのAAを用意してくれると嬉しいんだよ
当麻「そうか……。でも、そういう人たちはきっとお前が常盤台に戻っても友達でいてくれると思うぞ」
美琴「そうだといいんだけどね……。」
美琴「……。」
美琴「ねえ……。最初にあそこに転校した時、確かアンタ聞いたわよね、なんでお前が俺の学校に居るんだよ、って……」
当麻「そういやそんな事聞いたな」
美琴「あれさ……」
※御坂美琴のここがダメ!!
・自分がレベル5なのをいいことに相手を敬うことをしない
・男が絡むと周りが見えなくなる、ビッチ
・同級生に友達がいない
・自分を慕ってくれている後輩に容赦なく電撃をあびせる
・自販機を蹴る、警備ロボットを壊す、大規模停電を引き起こすなど、数々の犯罪行為
・そのくせ「犯罪者を逃がすとかおかしいじゃないですか!」発言
・自分の妹達が殺されてるのを知るつつも特に何もしない
・格上にはビビって手を出さないが、格下は容赦なくボコる
・日々平和のために爆破活動を行ってきた介旅さんを容赦なくボコる
・主人公補正かかりすぎ、いつもボコられるのは黒子
・ゲコ太(笑)
・佐天さんの正論にガンを飛ばす
・美琴「レベルなんてどうでもいい事じゃない」 佐天「・・・・・・・・・・・」
・美琴「自分にできる事をやろうとしないで、現実から逃げてる奴が許せない!」 佐天「・・・・・・・・・・・」
・美琴「レベル0の料理法ぐらい覚えてるわよ」 佐天「」
/ : : : : : /: : : : : : : /{: : : : : 、〉: `丶、
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/ : : く\ :///: : :/: : :/:/ : : :../: :.:| ヾ: : 丶: :ヽ
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: : :/: : | : |: i│: | : -‐/|~': 八: :L:j、 ミ:::..リ| |
|: :厶:.: :| : |: i│/| /∨八: : //: :/|/ ∨: :/:,'| |
| : |/: /:| : |: i八:r斤┬=ミ∨// r=zァi: /j/ j/
j: :/イ 八: iN 弋(ソ ヒソ ,ル′
,′: : :\ ヽ{ //////////{ ………アンタが居たからなのよ……
/: : : : : : : :ーzヘ ′ l
/:/: : : : : : : :/ 人
∠ /: /: : : : /:/ 丶 ⌒^ /:ト :\
/: : }: /: :/{ | \ > .._/乂ノ `⌒
厶∨|/|/八|  ̄二=く : /}: /: /|: :j\>
/ 二ニ=- 、 ∨ j人:/│/
/ _,,二二 _ \ ∧ j/
/ / \ \__ノ ∧
//  ̄ ̄ \ \ \
当麻「えっ!?…あ…あの…御坂さん?」
美琴「アンタだけなのよ。『超電磁砲』だった頃から私の事を御坂美琴として見てくれたのは……」
美琴「だからさ、いざ常盤台から離れた時、アンタしかいなかったのよ…」
当麻「そ、そうか…(そういう意味だよな…)」
美琴「そ、それに……アンタと……一緒にいたかったからさ……」
当麻「!!!!」
美琴「あ、あはは、変な事言っちゃってごめんね。今の忘れてっ…」
当麻「いや……俺もさ…。」
美琴「!」
当麻「最初お前に会った時は人を見るなり追いかけ回してくる迷惑な奴だと思ってた」
美琴「……」
当麻「でもお前の事見ていくうちに、段々……その…可愛いなって思うようになってきてな……」
美琴「!!!!」
当麻「今まで中学生だって考えて誤魔化してたんだけど、この間インデックスに自分の気持ちを考えてみろって言われてな…」
美琴「……」
当麻「お前が高校生のうちに言っておこうと思ってな………まあ……そういう事だ……うん」
美琴「………あ」
当麻「?」
美琴「そ…そうだったんだ……。私達…両思いなんだ……」
当麻「そ…そうなるな……」
美琴「……そ、それじゃあ改めて言うわね。」
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|\: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :| \: : : : : ヽ: : : : : : : : : l
. /: : : : : : : : :.l: : : : : i: !: : :.|: :l: : | \: : : : :V: : : : : : : ::|
/: : : : : : :.ハ: ::|: : : : : | |: : : |: :l : :| ヽ: : : :}: : : : : : : ::|
|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ハ: |: iリ ___ 》: :>-、: : : : :i: :|
|:ハ: : : : : :| |::/ !::| l: | l: : //斗七´ ∨ ィ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト、八j: // ノ ,孑ヤた圷 〉 }l: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ィf坏≧ト / 弋トz少 y'__ノノ: : : : !: |
|l V: : : :ト、:ヘ 弋zり / / / / / _ /: : : : : l八 私は…アンタ……上条当麻の事が好きです…
l! ゝ: : :|: :ゞ\// / /: : : : : : : : : ::l: : ヽ その…気が短いし、口より手が早いけど…
\|:.:.:.fヽ` 〈 u イ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ト\ よ、よかったら…わ…私と…付き合って……下さい……
|:.:.:.| 圦 / ト、:..:./|:..:..:..:..:..:l:..:..:.| \
|:.:.:.! |:.:.:> 丶 ‐ / l V |:..:..l:..:..:..l:..:..:.|
|:.:/ ,':.:.:.:.:.:.:.:> イ イ \!:..:..|:..:..:..l:..:..:.|
|/ /:.:.:.:r 、:.:.:.:.:.:._「 ´ l_ r─<´ V |:..:..:八:..:..|
ノ⌒ー'<: ! |:.:.:.:.,ォ' r=┴ 、 /: :\:/ \:|
. f' ー- 、 ! |:.// / o } ヘ /: . : . :>、_ \
} ー─、 }-' .|´: / / l! V /: . : . : . : . : .>、_
| ーゥ l‐' .}: .:L.イ or‐' \_,.ィ: . : . : . : . : . : . : /: .>、
| /{_/ /: . l: .| } /::/: . : . : . : . : . : . :/: ./ \
>'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /
∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨_
フ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-<
_..イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::フ
 ̄Y:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>-
/::::::::::::!:::ト、:::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ その……不幸だし、頭も悪いし気も回らない俺だけど…
ノイ:::::::::::|x'|´ヽ:::::ト、|\:::i≧ミ::::::: ̄::::::厂 ̄ こんな俺でいいんだったら……その…よろしく…
ノ人:::i::| ..Ⅵ \ l::|辷八::::::::`ト\
|∧|/ / / |ハイ:::::::::::::::∧
ノ ノ Yト、:、::ト{⌒\
\ _ / 八ハ|
`´、 / / ___」__
ヽ_ ィ>'"´ ̄ /
{ __ -‐─-\
__r斗-  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄⌒\
/ ;:;::#";: : ヽ、 ;:≧x
/-─ 、. ;;::: \、 "';: ::\
/ \ ヽ
美琴「……」ドキドキ
当麻「……」ドキドキ
美琴「ふ……」
当麻「ふ?」
美琴「ふにゃ~~~」バリバリバリバリ
当麻「うわあああああ!!!」
美琴「はぁ…はぁ……はぁ……あー言う事言ったらすっきりした!」
当麻「告白する度に電撃を飛ばすのが御坂さんですか」
美琴「馬鹿ね、こんなこっぱずかしいこと、もう二度と言うもんかっつーの」
当麻「ったく、そうじゃなくても、そんな電撃飛ばすようじゃ俺しか付き合えないじゃないか」
美琴「ふふ」
当麻「ははは…」
美琴「……ん」スッ
当麻「ん?」
美琴「……馬鹿…手よ……手」
当麻「ああ……」
ぎゅっ
「……ねえ……私達…幸せになれるかな……」
「ああ……不幸続きの俺だけど……これだけは幸せにしてやるよ…」
>そんな電撃飛ばすようじゃ俺しか付き合えないじゃないか
こんな同人誌見たことあるぞ
・
・
・
数日後 常盤台学生寮
黒子「はぁぁぁぁぁぁん!!!!!!お帰りなさいませお姉様ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
美琴「ただいま、黒子」
黒子「黒子は、黒子はこの日が来るのをどれだけ待ちわびていたか!今夜は寝かせませんわあああああ!!!!!!!」
美琴「最後の一言は余計だぁーっ!」ボゴッ
黒子「ごほぉ!……ああ…久しぶりですの……お姉様のパンチ…」
美琴「それにしても案外変わってないものね。私が居ない間、もっと変わってるかと思ったけど」
黒子「ええ、それはもう私がお姉様のベッドには誰にも見せないように、決まる度に合法的に退去していただきましたから」
美琴「ふふ…ありがとね、黒子」
黒子「そうですわ!今日は初春や佐天さんを集めてお祝いパーティーでも……ん」ゲコゲコ
美琴「あ、ごめん黒子。ちょっとケータイ出るから…」
__
:':´:.:.:.:.:.:`ヽ
. /:/:.,:.:.:.:.:.:.:.:.ハ
|:.{=j/:. /:.:j^ヘ:.:}
|:.:ト、//////八 ……あ
厶ノ.:> - イ.:リ
/゙丁〈__/{∩}工ヽ
{ ヘ∨f^)U(^ヽ_ 〉
} Y八{忽}/ {
〈___j//∧ マ__〉
`ヘ´ / ノ ∧ ` }
美琴「もしもし?私だけど……うん……うん……今度の日曜日?うん、空いてるわよ……うん♪…」
黒子「お姉様……誰と喋っていますの!?」
美琴「ちょ……あー、ごめん、ちょっと黒子が…うん、またかけ直すね……」
黒子「お姉様!」バッ
美琴「あ、ちょ、返しなさいよ!!」
黒子「!!!!!!これは…お姉様と…あの類人猿のツーショット……しかもこんなに密着して………」
黒子「お姉様は……お姉様は……黒子だけのものですのにぃぃぃぃぃぃ!!!きぃぃぃぃぃぃ!!!!!」ガンッガンッ
美琴「黒子ーーー!!!!」
おしまい
くるり、と美琴がこちらを向き、周りが暗くなり、美琴にスポットライトが当たる
__
´ : : : : : `⌒丶
/: : : : : : : / : : : : : >:\
/:/: : :/ / : /: :/ : : ハ{: : : :ヽ
,′: /: |: |: :/l :/! : :/|:i|㍉ :ヽ '.
: ト、| : l/Ⅳ-|イ{: :/`トリ ミ: : i: |
{: :lヽ|:! :!ィア行 ∨ ィ行ト }: :!:|V
'; :V八_{ 弋)ソ 弋.ソ ハ:.N あー、一応このSSはここで終わりです。
} :( ∧ ' , )! 色々な同人やSSを見た後に書いているので
/ : : ーヘ t‐一ァ 厶i:│ どっかで見たぞ、な展開もあるかもしれないけど
/イ :! : V 个 、 ー イ.:/|八 大目に見てくれると嬉しいかな
|八 : :{ : !:.:r}>‐ 'l∨L{_リ }}ヽ 早く禁書の方でも私とアイツの仲が進展するといいわね。
∨ \{⌒{  ̄>rく } 「 }\ ……この後?それはみんなの頭の中で想像してね。
/ ∨ {_/ 孑 ∨ Ⅵ ヽ じゃ、またね!
{ |i rく \ 〉 / |i ,/゙ハ
〉 (\ ヽ\ Y゙i/ _, ||/ //)
∧ __ヽ`ー ∨/ ( ヽ/ `∠-っ
{ ‘ー‐ュ `/ } } \ (工_
レ个ー-、 _ノ 人_ _x-r┬ '
\| /`ー / / ∧ \∨
この流れなら言える!
そういえば禁書SSは初なので至らぬ所も多いと思うのですが、
こっちの脳内変換で完了しててどこか展開がわからねーよゴルァみたいな
所があったら教えてください
あの、>>85がよくわかんなかったんだけど
初春さんどうなったの?結局消されてなかったけど
>>493
それ乗っ取りだから違う人
それではそろそろ時間なので。
もし2月か3月頃、「御坂がミサカ!?」みたいなスレが立ってたら俺だと思ってください。
dionが規制されたり構想が纏まらなかったら立たないと思いますが。
では…
おつー
これとはまた違った感じでぜひよろしく!
ttp://punpunpun.blog107.fc2.com/blog-entry-1554.html
>>502
それ、俺じゃないです…。
VIPで最後にスレ立てたのは1年以上前のやる夫で読む阿Q正伝です
おつ
美琴「突然だけどしりとりで勝負よ!じゃぁしりとりのりから。はい!」
上条「へ?何だ?…………俺から?うーん、理科室」
美琴「つまみ」
上条「ミートパイ」
美琴「意味」
上条「み、三重」
美琴「笑み」
上条「う………み、味覚」
美琴「くるみ」
上条「み、み………、おい!みで攻めるなんて卑怯だぞ!み、御坂!!」
美琴「………上条///」
上条「へ?あ、海!」
美琴「耳」
上条「またみか!?……美琴」
美琴「とっ、当麻//////」
上条「………魔術師」
美琴「……………………………………………」
上条「ん、どうした?」
美琴「な、何でもないわよ!!」ビリビリ
上条「ぎゃあああああああああああああああああああああ」
j : : 八| : :|:i : : : | : : :/| : //_:// :// : :/: :.:∠|_:/ |: :.::::::| : : : : : : : : : : : : : :./: : : 、: :.ヽ
/: :./: : | : :|:i : : : | : | l:斗≠弍=≧k' /: /: / |/`ヽ 八 :|::::|: : : : : : : : : : : : : :/: : : : : :、: : :\
,′://∧: :|:i : : : | : l:ハ{{ んi:::}下`//// z=ェx /:::/::j :リ: : : : : : : : : : : ::.:/: : : : : : : : :、: : :.\
,′:/: : :{ハ.:|:i : : : | : | 、,ノィ:ソ んi::jハY/:::/:::/:/:: /: : :/: : /: : : :./: : : : : : : : : : ヽ: : : .ヽ
. /: : : : : : :ヽ ヘ|从: : :|i:│ ¨¨^ _)ィン リ/:::/:::/i/ :./: : :/: : /: :/.:,イ: : : : : : : : : : : : :',: : : : ∨) _
/: : /i: : ::.:.:::::\ \八:| ',:;; ¨^ ':::/::/ :/:.:/|: : /|: ,イ: :/:./ |: : : : : :: /: : : : : : : : : : |:} |/ノ
/// :|:/ : :.:.:.::::::::::ー:、\ ,;;" 〉 ,;;" ムイ::/:.: {: /`ト:メ=〒彡 ,' . !、: :|: : :./: :/: : : : : : : :.::|:!o/
/ 厶イ..: :.:::i ::::::::::::::::ト / j/:: :.:.|/_|/ ̄|/|/ |:.:! !: :.メ: : /} /: :./: : : : : } :.! !\
/|: :i: :::|::::::::::::i:|::| 丶 __ :: |:i{: : : :K込歹`ヽ |/{ |:./!: Χ,'/: :./: : :.:/:.:. ..::| |.\)
|: :i: :::|::::::::::::i:|:」. \ ´ ` イ| :: : /\!: :.j  ̄`` l/_レ'ヽ/.\/: : /: ,':.:: :.|/
i: :i| : |::::::::厂゙く| 丶、 ...:::i::|:::::i:| :: :ハ !(ト、:ハ ´んミ、ヽ 厶イ:./::/: : : リ!
∨{ 八:::::」.  ̄`丶、 ` ‐r::<::::/::i::|:::::i:|. :.:|:.ヽ.人: : ', / `ヾ:ツ \ ノ/ /: : :.:/.:|
V\::∨ `丶、 / ∨ /|:从::i:| : :|: : : | \ ` 一'//::/: : :.:/::/! 佐天「無能力者になった気分ってどんな感じですか?」
_ -一`ヘ >〈/ヘ ∨ jハ::i八 /!: : : ', `ー- 、_ /::/: :/:./ /| l
__r―< \ / ⌒!ハ {\ l/ 〉/|: : : :ハ ー `ー 、 _ ∠ィ厶イ_/|/: | | 美琴「………え?」
/__ \ \. / | ∨\ //ヽ!: : : ::::ヘ /ー'/:::::::::::|: :.:| |
{/二二二\ \ \__/ :{ \_〉 \ |: : : :::::::::\ /:`ー.'::::::: : : ::::::!: : | |
/ \ \ \ \ \ ー=} │| ハ>─v‐-、 :/ ` _ , . ─ '7:::::::::::::::: : : : : :::::::|: : | |
. / 彡ヘ. \ ヽ \ \ \ _〈_ノ|│ / / /⌒ヽ ∧:::::::::::: : : : : : ::::::::!:.:.:| {
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