上条「あん?別に良いだろ」ムシャムシャ
禁書目録「最近太ってきてるよ……ていうかシャツがピチピチだし」
上条「おっと、補習の時間になっちまうな、着替えよう……あれ?」グググ
禁書目録「シャツのボタンが届いてない!!!」
上条「ふぬぬぬ!!」ブチブチ
禁書目録「ちょ!?ボタンちぎれたよ!?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375710800
上条「よし、ボタンもとめられたし行ってくるぜ、よっこらしょ」
上条「いい子にしてろよー」ドスンドスン
禁書目録「……ねえスフィンクス」
スフィンクス「にゃ?」
禁書目録「いつからとうまはあんなに太ったのかな」
スフィンクス「にゃー」
禁書目録「確か二週間くらい前に……」
――――――――――――――――――――――――――――――
二週間前
上条「インデックスー、ほら見てみろよこの肉!!」
禁書目録「わぁ!!どうしたのこれ!?」
上条「実家から届いたんだよ!!」
禁書目録「じゃあ今日は……」
上条「あぁ、焼肉だ!!」
禁書目録「やったーーー!!!」
ジュ- ジュ-
禁書目録「んー!!いい匂い!!」
上条「じゃあ早速食おうぜ!!」
禁書目録「うん!いただきます!!」パクパク
上条「俺もいただきます!!」パクパク
しばらくして
禁書目録「げぷっ、もう食べられないんだよ……」
上条「うめぇ!!うますぎる!!」ガツガツ
禁書目録「とうま、まだ食べてる……」
禁書目録「とうま……お風呂入ってきていい?」
上条「ご飯が進むぜ!!」ガツガツガツガツ
禁書目録「……入ってこよ」
禁書目録「ふう、とうまー次……」
上条「うおおおおおお!!!!」ガツガツガツガツガツガツ
禁書目録「ま、まだ食べてるの!?」
上条「この肉最高だ!!」
禁書目録「と、とうま!!もう食べるのを止めて明日にとっとくんだよ!!」バッ
上条「……良いぜ」
禁書目録「ふえ?」
上条「テメェが俺から飯を奪うっていうのなら……」
禁書目録「え?おかしくない??」
上条「まずは!そのふざけた幻想をぶち殺す!!」ドスッ
禁書目録「かっ……はっ……!?」バタッ
上条「全く……」ムシャムシャムシャムシャ
――――――――――――――――――――――――――――――
禁書目録「あれからとうまの暴食が始まったんだっけ……」
禁書目録「それからとうまはお金が無いくせに食べ物の買いだめをして……」
禁書目録「何が原因だったんだろう……」
禁書目録「何がとうまをあそこまで動かしてるのかな」
禁書目録「私の103000冊の魔道書にも載ってないんだよ……」
公園
上条「おう、御坂じゃねえか」
御坂「あ、見つけ……」
上条「ん?」ドスンドスン
御坂「……え?あれ?誰?」
上条「誰って上条当麻だよ……ぜぇぜぇ」
御坂「(違う!私が知ってるアイツはこんな汗で顔がグチャグチャになんてなってない!!)」
上条「ふう、コーラ持ってきてよかったぜ」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
御坂「早っ!?2リットル入りコーラが一瞬で……」
上条「あ、俺補習があったんだ、じゃあな」ドスンドスン
御坂「あ、うん……」
学校
上条「遅れました」
小萌「上条ちゃん!1時間もな……え?」
上条「ふー」モグモグ
小萌「か、上条ちゃん……なんですか?」
上条「え?どう見たって上条当麻じゃないですか、よっこらしょ」ギシッ バキグチャッ
小萌「い、椅子が!?」
上条「何だこの椅子……小さいな」
小萌「いや、上条ちゃんがデカいんですよ!?」
上条「まぁ良いや、早く始めましょう」
小萌「(しゅ、集中できませんよ……)」
上条「何か先生が怯えてたような気がするけど何でだろうな」ドスンドスン
上条「む!アレは!!」
スキルアウト「なぁなぁ、俺とお茶しないかい?」
女「や、やめてくださいよ!!」
上条「い、今いくぞ!!」ドスン ドスン
上条「ま、まてぇ!ぜぇぜぇ」ハァハァ
スキルアウト「あん?誰だ?」
スキルアウト「(何か汗臭いし息荒いな……)」
上条「い、良いぜ……ぜぇぜぇ」
上条「お前がその女の子をき、傷つけ……ハァハァ」
上条「ようとするなら……ゴホッゴホッ!」
上条「まずは……その幻想をぶちうわ!」ズルッ
スキルアウト「うわああああああ!!!」ドスン
上条「いててて……」
女「い、今のうちに逃げよう!!」ダッ
公園 噴水付近
上条「エライ目に会った……」
一方通行「よォヒーロー」
上条「あ、一方通行じゃんか」
一方通行「今暇かァ?」
上条「あぁ、補習も終わったしな」
一方通行「なら浜面も誘ってマッ〇で百円バーガー食いまくろうぜ」
上条「じゃあ先週と同じルールで良いな?」
一方通行「あァ」
打ち止め「み、ミサカは何かビデオが借りたいかなーってミサカはミサカは無理な注文をしてみたり!!」
一方通行「黙れェ!!」
打ち止め「ひっ!?」ビクッ
一方通行「ビデオなンかいつでも見れるだろォが!!」
打ち止め「て、ていうか外に出てきた理由ってダイエットするためじゃ無かったのってミサカはミサカは矛盾な行動してる貴方に聞いてみたり!!!」
一方通行「黄泉川は今居ねェしバレねェよ」
黄泉川「ほぉ、バレないか」
一方通行「当たり前だろォが」
一方通行「あ」
黄泉川「たまたま見つけたから様子見してたら、私も随分と舐められたもんじゃん」
一方通行「い、いや違うンだ」ダラダラ
黄泉川「その汗は走ってかくじゃんよ!!」
一方通行「ぎゃあああ!!」
上条「スパルタだなぁ……」
上条「さて、痩せてる上条さんはさっさと帰りますか、よっこらしょ」
打ち止め「(いや、貴方も相当デカいよ)」
サイコー・上条
シュウジン・浜面
エイジ・一方通行
土御門の部屋
禁書目録「……ていう事があって……」
土御門「なるほど、確かにありえん事だにゃー」
禁書目録「このままじゃ私も嫌なんだよ……」
土御門「分かった、調べてみるぜよ」
禁書目録「あ、ありがとうなんだよ!」
土御門「(正直、毎晩飯を集られて困ってるしにゃー)」
上条「ふう、疲れたなー」
浜面「よー!大将じゃん」
上条「あ、浜面」
浜面「良いところに居たな、一緒にやってもらいたい事があるんだ」
上条「何だ?」
浜面「実は、ほら」ピラッ
上条「これは?」
浜面「新装開店したファミレスだ、今キャンペーンで大食いチャレンジやってるんだ」
上条「何!?」
浜面「勿論行くだろ?」
上条「当たり前だ!善は急げだ!行くぞ!」
浜面「おう!」
ファミレス
店員「いらっしゃいませ」
上条「二人で」
店員「喫煙席と禁煙せ……」
浜面「禁煙席に決まってるだろ早くしろ!!」
店員「は、はい……では案内させてもらいます」
上条「ふう、メニューは決まってるな?」
浜面「勿論大食いチャレンジだ」
上条「よし」ピンポーン
店員「はい」
浜面「大食いチャレンジ二人分な」
店員「わ、分かりました」
店員「(二人で席埋まってるよ……)」
ジュー ジュー
店員「コチラが大食いチャレンジのサーロインステーキ6キログラムでございます」
店員「コチラのタイマーが鳴り次第チャレンジ終了とさせていただきますので……」
浜面「説明はいいから早く!」
店員「で、ではスタートです」ポチッ
上条「うおおおおおお!!!!」ガツガツガツガツガツガツガツガツ
浜面「おりゃああああああ!!!」ムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャ
御坂「やけにあそこうるさいわね……」
白井「お姉様、気にしてはいけませんわよ」
45秒計画
上条「終わり!」
浜面「俺もだ!」
店員「え?嘘でしょ……?」
上条「何か足りねえな、ステーキセット頼むか、賞金もあるしな」
浜面「なら俺もサイコロステーキのご飯大盛りお願い」
店員「か、かしこまりました……」
〇45秒経過
×45秒計画
三時間後
上条「いやぁ、食った食った」
浜面「まだ足りねえけど腹八分目って言うしな」
上条「あぁ、あんまり食べると太るしな」
麦野「はああああまづらあああああ!!!」
浜面「げっ!麦野!!」
麦野「せっかくジムに連れってったって言うのに途中から逃げ出すなんて何考えてんのよ!!」
浜面「あ、あんなハードなメニューがこなせる訳無いだろ!!」
麦野「つべこべ言わずにジムに行く!!」ズルズル
浜面「うわああああああ!!!」
上条「浜面……」ゴクゴク
上条「お、あそこに居るのは……」
上条「おーい!吹寄!姫神ー!!」
吹寄「ん?」
姫神「?」
吹寄「だ、誰よ貴様!」
上条「いやいや、上条さんですが?」
吹寄「か、上条!?貴様は上条なの!?」
上条「何だよその初めて見るような目は!」
姫神「まるで。別人だから……」
吹寄「よくそこまで太ったわね貴様は……」
上条「はぁ!?上条さんは太ってねーでございますよ!?」
姫神「いやいや。見るからに太ってる」
吹寄「2メートルはあるわよ貴様……」
上条「いや、お前達の背が縮んだんだろ?」
吹寄「……」
上条「ハァハァ……疲れるなぁ……」ドスンドスン
禁書目録「あ、見つけたんだよ!!」
上条「あ、インデックスかハァハァ……」ドスンドスン
禁書目録「さぁ!一緒に走るんだよ!!」
上条「は?」
禁書目録「だーかーらー!一緒に走るの!」
上条「悪いが疲れるからやだ」
禁書目録「何で!?そのままじゃ一生太ってる事で馬鹿にされるよ!?」
上条「お前もか!別に俺は太ってねーよ!!」
禁書目録「何で気づかないの!?」
上条「腹減ったなぁ、そこのコンビニで何か買っていこうぜ」
禁書目録「だ、駄目!」
ステイル「ここは僕に任せてもらおうか」
禁書目録「うわ!?どこから出てきたの!?」
上条「ぜぇぜぇ……」
ステイル「さぁ来い上条当麻!」ガシッ ヌチャッ
上条「うわ!!離せ離せ!!」
ステイル「(今ヌチャッていった……)」
ステイル「いいから来い!!」
上条「不幸だあああああ!!!」
ステイル「今から君にはイギリスに行ってもらう」
上条「な、何で……」タラタラ
ステイル「汗をかくなよ!?」
上条「だって暑いし……」
ステイル「全く、ほら乗れ」
禁書目録「大丈夫かなぁ……」
上条「また音速ジェット機かよ……」
イギリス清教 女子寮
神裂「今日は上条当麻が来るらしいですね」
五和「え!?本当ですか!?」
オルソラ「zzz」
シェリー「テメェはさっさと起きろ!」バシッ
オルソラ「ふぁ……おはようございますでございます」
シェリー「何か言い方変だな」
五和「取り敢えずおもてなしの準備をしましょう」
神裂「それが賢明ですね」
オルソラ「zzz」
シェリー「だから起きろよ!」
イギリス
ステイル「ここだ、入れ」
上条「ハァハァ……ぜぇぜぇ……」ダラダラ
ステイル「空港から徒歩十分だというのにこの始末か……」
上条「もう我慢できない!!」バッ
ステイル「え?」
上条「!!!」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
ステイル「な、何だこの尋常じゃない早さは!?」
上条「ふぃー、これでしばらくは体力が持つな」ドスンドスン
ステイル「……良いから入れ」
上条「おう、スマンな」
ガチャ
五和「あ、上条さんよくい……」ピシッ
神裂「」ピシッ
シェリー「」ピシッ
オルソラ「上条さん、お久しぶりでございます」
上条「おう、ここはクーラー効いてて良いなぁ」
上条「所であの三人は何で固まってるんだ?」
オルソラ「何故でござましょうか……」
ステイル「(いや、気づけよ、上条当麻はともかくオルソラは気づけよ)」
ステイル「あの後、五和と神裂は部屋に閉じこもってしまった……」
上条「何か部屋から泣き声か呻き声みたいなのが聞こえるなぁ」ガツガツガツガツ
オルソラ「まぁ、豪快に食べるのでございますね」
シェリー「……あの巨人は誰なんだ?」
ステイル「……信じ難いが上条当麻なんだ」
シェリー「エイプリルフールはとっくに過ぎたぞ……」
ステイル「僕だって信じたくなかったさ……」
設定上じゃあ、上条さんフツ面だけどな……
デブキャラは心がイケメンなキャラも多いがここの上条さんは……
アリサも落ち込むだろうが「当麻くんを痩せさせなきゃ」と奮闘しそう
シェリー「というか何でここに来たんだよ……」
ステイル「神裂辺りに上条当麻のダイエットにでも協力してもらおうかなとね……」
シェリー「まぁあの様子じゃあな」
五和「話は聞きました!」
シェリー「は?」
神裂「そのダイエット、私達が承りました」
ステイル「話が早くて助かるよ」
映画の下敷きの話で「食べながら歌を聴くだけで痩せれる方法」があるらしいけどそれやればいいんじゃね?
歌はアリサにしてもらえば「奇蹟」効果で早く痩せれるかも
五和「と言ったは良いですけど女教皇、どうしたら良いでしょうか……」
神裂「まずは無難に走らせてみてはどうでしょうか」
ステイル「そんな簡単に彼は走らないと思うけどね」
神裂「何故ですか?」
ステイル「あの子が彼に走ろうと誘ったらしいけど、酷く拒んでね」
五和「そう簡単にはやらないでしょうね……」
神裂「そういえばインデックスも来ていると……」
ステイル「あの子なら食事をとっているさ、彼とね」
シェリー「何だか嫌な予感がするな……」
―――――――――――――――――――――――――――――――
五和「上条さん!!」
上条「おらインデックス!その肉をよこせ!」
禁書目録「駄目なんだよ!とうまはこれ以上太ったら駄目!」
上条「ゴチャゴチャ言わずに渡せ!」
禁書目録「嫌なんだよ!!」
オルソラ「まぁまぁ二人共、また私が新しいのを作って……」
シェリー「……おいオルソラ、食料は?」
オルソラ「まぁ、無くなっているでございます」
シェリー「やっぱりかーー!!!」
神裂「(これはチャンスですね)」
神裂「上条当麻!」
上条「ん?」
神裂「私とスーパーまで走りませんか?」
五和「(女教皇ナイスです!!)」
上条「また疲れた」嫌だし良いよ、五和と行ってこいよ」
五和「え!?」
神裂「……」
か神裂「(以前の彼なら速攻で走りに行くはず……)」
五和「(『食』が上条さんを変えたと?)」
神裂「(そう考えても良いでしょう)」
神裂「い、今一緒に走るともれなく一万円をプレゼントいたします!」
五和「女教皇!?」
上条「仕方ないな、行こうか」
五和「食いついた!?」
上条「よっこらしょ、うわ!!」ズルッ ドシ------ン
グラグラ
シェリー「すげえ地響き!!?」
上条「……起こしてくれ、起き上がれない」
五和「(マジで大丈夫なんでしょうか……)」
スーパーEngland
神裂「いい汗をかきましたね」
上条「ハァハァ……そ、そうぜぇぜえ……だな……ぜぇハァ」ボタボタボタボタ
神裂「……徒歩二十分のスーパーでここまで汗をかくんですか」
上条「あ、あたりまゴホッゴホッ!?」
神裂「だ、大丈夫ですか!?」
上条「リカバリーだ!!!」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
神裂「ちょ!?」
神裂「(これでは今まで走ってきた意味が……!!)」
とりあえず酉つけときます
続きは三十分後に書きます
そして数日間、上条をダイエットさせようと試みたが全てが意味もなく帰国する日となった
シェリー「エリスで無理矢理動かそうとしても打ち消され……」
ステイル「イノケンティウスで動かそうとしてもまた打ち消され……」
五和「また走りましょうと誘っても、数分で二リットル入りコーラをがぶ飲みして……」
神裂「減っていったのは食料と時間だけでした……」
オルソラ「私は料理の腕があがりました♪」
シェリー「お前は料理振舞ってただけだよな?」
飛行機内
上条「うめぇ!!うめぇ!!」バクバクムシャムシャ
禁書目録「……五月蝿くて眠れない……」
禁書目録「(でもとうまは沢山パクパクと食べるよね……好き嫌いとか無いのかな)」
禁書目録「(好き嫌い?)」
禁書目録「(そうだ!!)」
空港
上条「腹減ったぁ……」
禁書目録「とうま!!ちょっと来るんだよ!」ガシッ
禁書目録「ぐぬぬぬ……」プルプル
上条「ん?インデックス、服引っ張って何してんだ?」
禁書目録「……寄りたいところがあるんだよ」
上条「食物関係か?」
禁書目録「勿論」
上条「よし!早く行こう!」ドスンドスン
禁書目録「(よし!)」
小萌先生のアパート
小萌「あ、上条ちゃんいらっしゃいなのですー!」
上条「小萌先生の家……まさか焼肉か!?」
禁書目録「焼肉じゃ無いんだよ」
上条「え?」
小萌「結標ちゃんカモン!」
結標「野菜炒めよ」スッ
小萌「(フッフッフッ、いくら食いしん坊キャラの上条ちゃんでも結標ちゃんの野菜炒めを出せば……)」
禁書目録「(戻してぶっ倒れるがオチなんだよ!!)」
上条「んー、良い色してるなー」
小萌「え?」
上条「じゃあいただきます」パクッ
禁書目録「(嫌な予感が……)」
上条「んまい!」
結標「え……本当に?」
禁書目録「ちょっ!?」
小萌「ええええ!?」
上条「あぁ、お前なら立派な嫁になれるぞ」
結標「よ、嫁って……////」
禁書目録「(太ってもフラグは健在だったんだよ!?)」
小萌「あの結標ちゃんの料理を食べて倒れなくて、しかもうまいだなんて……」
小萌「病院に行ったほうがいいのですよ……」
禁書目録「そうするんだよ……」
上条「おかわり」
結標「そんなに焦らなくてもまだまだあるわよ……ふふっ」
小萌「おかわりまで!?これは病気なんてレベルじゃないのですよー!?」
禁書目録「とうま!!病院に行くんだよ!!」
上条「ん?別に異常な所なんて無いぞ」
禁書目録「あるから行くの!!」
上条「んー、まぁ病院のご飯も良いよな」
小萌「(どんな解釈してるんですか!?)」
上条「じゃあなー、また食べさせてくれよな!」
結標「いつでも待ってるわよ?」
病院
冥土返し「んー、特に変わった所はないね?」
冥土返し「まぁ変わったと言えば体格かな?」
禁書目録「そんなはずは無いんだよ!ちゃんと調べて欲しいかも!!」
冥土返し「と言われても……」
冥土返し「仕方ないね、しばらくは入院という形で」
上条「やりぃ!飯だ!」
禁書目録「喜ばないで……」
――――――――――――――――――――――――――――――
魔術師「ふふふ~ん、ふんふふ~ん」
土御門「やっと見つけたにゃー!!」
魔術師「なっ!?バレた!!」
土御門「お前がかみやんを太らせた原因か」
土御門「まぁ言い訳なら聞いてやるぞ」
魔術師「あ、アイツ等が悪いんだよ!」
魔術師「ただ主人公……それだけの理由でモテモテとかふざけるな!!」
魔術師「俺だってモテたいよ!主人公じゃなかったらモテモテになったら駄目なのかよ!!」
土御門「で?何でかみやんを太らせたんだ?」
魔術師「……アイツ等も俺の苦しみを味わってもらおうとな」
土御門「魔術を解除する方法は?」
魔術師「しゃ、喋るから見逃してくれ!」
土御門「良いから早く教えろ」
魔術師「……を……れば、解除される、太ったままだがな」
土御門「そうか、もう遺言はいいな?」
魔術師「え?」
土御門「死ね!」
ドグシャァ
ガラッ
土御門「かみやん!」
上条「おう、土御門か、見舞い品は?」
土御門「見舞い品はこれだぜぃ!!」バッ
――――――――――――――――――――――――――――
魔術師『鏡で自分の姿を見れば解除される、太ったままだがな』
――――――――――――――――――――――――――――
上条「!!!!!」
上条「……」ガクッ
禁書目録「と、とうま!?」
土御門「安心しろ、気絶しているだけだ」
禁書目録「な、何で鏡を?」
土御門「この魔術をかけた魔術師が言ったんだ、鏡で自分の姿を見れば魔術の効果は消えるってな」
禁書目録「……それって鏡を見ればいいんだよね?」
土御門「あぁ」
禁書目録「逆に今まで見てなかったのが不思議なんだよ……」
土御門「それは俺も同感だな……」
上条「ん……ここは?」
禁書目録「あ、とうまが起きたんだよ!」
上条「インデックス?ここは病院?何で病院に
?」
禁書目録「とうまはね……」
上条「はああ!?魔術をかけられた!?」
上条「確かに言われてみればインデックスがいつもより小さいような……」
禁書目録「とうまがデカくなったんだよ!」
上条「へ?」
禁書目録「ほら鏡鏡!」サッ
上条「な、なんじゃこりゃああああああああああああ!!!」
上条「これ本当に俺か!?曙じゃなくて!?」
禁書目録「これはとうまなんだよ……」
上条「そうだよな……なら!」
禁書目録「なら?」
上条「痩せるっきゃねえな!!」
禁書目録「おーー!!!」
そして上条は、禁書目録と協力し合いながら、着々と元の体型を取り戻していった
そして
上条「ふう、だいぶ痩せてきたな」
禁書目録「ただいまー」
上条「あ、インデックス!」
禁書目録「何かな?」
上条「ほら見てみろよこの肉!!」
終わり
オチが弱くてすみませんでした
ちなみに酉は#デブ条豚麻
でした、ここまでご覧になられた方、本当にありがとうございます
このSSまとめへのコメント
何で禁書目録の魔道書に入ってないのか
ワロタ