【安価SS】苗木「人狼ゲームでボク達の生死が決まる……!?」【ダンガンロンパ】 (1000)

簡単にですが、前提のルールを説明していきます。
わかりにくくても、やっていけばいずれ慣れます。まずはれっつとらい!


シロ陣営
 
 勝利条件

 クロをすべておしおきした時点で勝利


クロ陣営

 勝利条件

 人数がクロ+モノクロ>シロになった時点で勝利


シロクロ陣営

 勝利条件

 クロ陣営の勝利確定で勝利


一日は《朝時間》《夜時間》《学級裁判》の三つに分かれています。
それぞれで使える役職の能力や特有スキルがあります。


一日は《朝時間》《夜時間》の繰り返しで行います。

《学級裁判》は《夜時間》と《朝時間》の間、死者が出た時点で行います。
《学級裁判》で誰をおしおきするか決めましょう。


 クロはその日に必ず誰かを殺さないといけないわけではありません。静観を決めることも可能です。


次に役職及び内訳の人数について説明します。

シロ陣営

・一般人――6人

・予見師――2人
 
 《夜時間》に対象一人をクロ陣営がシロ陣営かを判定できる。
 ただし、シロクロ陣営はシロと判定される。

・霊能力者――1人

 《朝時間》におしおきをした人物がシロ陣営かクロ陣営かモノクロ陣営かを判定できる。

・騎士――2人

 対象一人を《夜時間》の間護衛する。クロが殺害をしようとしても対象の相手は守られる。
 自分は対象にはならない。


クロ陣営

 3人

 役職はないが、共通の能力として、夜時間の間に誰かを殺害出来る。
 相手はクロでもシロクロでもあり得るので、味方を食わないようにしなければならない。


シロクロ陣営

・暴動者――1人
 
 シロの役職の能力を、対象一人のみ封じることが出来る。

・内通者――1人

 クロのうちの一人と通信システム(※説明は後述)によって会話ができる。相手はわからず、会話の中での自己申告となる。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1378725778


役職は何度でも使える能力ですが、プレイヤー個人に与えられた特有スキルというのが存在します。


これは<才能>や性格にちなんだ個人の持つ特有スキルであり、条件を満たさなければ発動できないものや一度しか使えない能力など、いろいろあります。

基本的に、能力が強力であれば条件や回数に厳しい制限があり、弱い能力であれば何度でも使えるのがセオリーです。

相手プレイヤーが発動条件を口にした時は、スキルの効果も強力である場合があります。

(無論ブラフの可能性もあります。嘘は見抜いてナンボです)

また、PCを利用した通信システムが個人の部屋に備えられてあります。相手を指定してこっそりと会話したり、或いはスキル発動の効果や条件に関わるかもしれません。




おしおきを受けると脱落し、ゲームから離れ、見学ルームにて監禁されます。

見学ルームではゲームの行方を観察できますが、口出しは出来ません。



いずれかの陣営の勝利が決まった時点で、本当のおしおきが待っています。

皆さん、頑張って勝利を目指してください。

では、プレイヤーの皆さんをご紹介します。



苗木誠<超高校級の幸運>

石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

十神白夜<超高校級の御曹司>

大和田紋土<超高校級の暴走族>

桑田怜恩<超高校級の野球選手>

山田一二三<超高校級の同人作家>

葉隠康比呂<超高校級の占い師>

舞園さやか<超高校級のアイドル>

霧切響子<超高校級の探偵>

朝日奈葵<超高校級のスイマー> 

腐川冬子<超高校級の文学少女>

大神さくら<超高校級の格闘家>

セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

江ノ島盾子<超高校級のギャル>

不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

戦刃むくろ<超高校級の軍人>



ではこの中から……

そうですね。まずは誰をプレイアブルキャラクターにするかを決めましょう。

遠くに設定します。
>>15さん、スナイプファイトです

全員だと面白くないので、某SSで生き残ったメンバ―からにします。
次から選んで下さい。

苗木、霧切、大神、セレス、桑田、腐川、不二咲

ちなみに既に作者はすべての特有スキルやどこの陣営に所属しているかは決定しているようですので、安心してスナイプ目指してください。

何番煎じ?知りませんそんなもの。ではスタートです。

セレス

セレスさんか……セレススナイパーって結構よく見る気がするのは自分だけかな。

んじゃあセレスさん視点で、行きます。しばらくお待ちください

モノクマ「うぷぷぷぷ……」

モノクマ「さて、ルールは以上です! 何か質問は!?」

苗木「あ、あるに決まってるだろ!? 何わけわかんないことを……」

舞園「こんなゲームで……人が死ぬなんて……」

霧切「…………」

不二咲「このゲーム、やったことある人とない人とで、結構わかれるよね」

大神「失敗が許されないゲーム、というわけだな」

セレス「わたくしの得意分野ではありますが」

セレス「ひとつ、質問をよろしいですか?」

モノクマ「はい、なんでしょう!?」

セレス「クロ同士の共食いはあるのでしょうか?」

苗木「共食い?」

十神「クロがクロを食うことだ」

葉隠「あ、あのさ……食うってなんだべ?」

十神「そこから説明しないとわからんのか、愚民が」

葉隠「こんなゲーム初めて知ったんだべ!」

不二咲「えっと……あとで知っている人はセオリーを教えてあげようよ」

山田「特有スキルというものもあるようですしな……」

モノクマ「あー、あー、大丈夫聞こえてるよね?」

モノクマ「うーんとね、クロはお互いがクロであることを知らないの」

モノクマ「でも、クロ同士は部屋にあるPCで互いにチャットできるようにしています」

モノクマ「名前は表示されないけど、自己紹介すれば相手がわかるから、共食いはまずないよ」

セレス「なるほど……」

モノクマ「あとは、自分でいろいろ確かめてね!」

モノクマ「そうそう、特有スキルや自分の役職の確認は、部屋のPCで行ってください!」

モノクマ「そんじゃーねー!」

(ぴょーい)

石丸「む、むむむ……よくわからない事態になってしまったな……」

大和田「つーかマジでわっけわかんねーぜ……頭使うのは苦手なんだよな」

戦刃「…………」

江ノ島「ゲーム自体は面白いんだけどねー。時間長すぎて飽きそう」

不二咲「……とりあえず、みんな自分の部屋で役職を確認した方がいいと思うんだ」

霧切「そうね。話し合いはその後の方がいいわ」

十神「当然だ。自分の立ち位置も理解できずにいたのでは、すぐにクロに殺される」

朝日奈「す、すぐにってわけじゃ……陣営の勝利が決まったら、だよね?」

舞園「そう、ですね……でも、不二咲さんの言うとおりにした方が……」

葉隠「俺はルールもわかってないべ……不利すぎるべ……」


《セレスの部屋》


『あなたはシロです』

セレス(シロ、ですか……クロよりは勝利条件が緩いものですが)

『あなたの役職は予見師です』

セレス(これは……重要な役職ですわね)

セレス(個人の特有スキルというのは――)


『セレスティア・ルーデンベルクの特有スキルは<ポーカーフェイスでコール宣言>』

『スキル能力をカミングアウトすれば、学級裁判でおしおきする人間を二人にするか0人に出来る』

『結果はランダム』

『学級裁判の数だけ使用可能』


セレス(<才能>に引っかけたスキルだとは聞いていましたが……)

セレス(どうもネーミングセンスは無いようですわね)

セレス(……ほかには……通信はチャット形式で可能なようですわね)

セレス(『クロと通信』の欄が行けなくなっているのは、クロ専用のアイコンということでしょうか)

セレス(一応、それぞれの名前から、チャットできるようにはなっているようですが)

セレス(こちらは名前が表示されるようですわね。言質を取るのに有効でしょうね)

 ぴんぽーん

セレス「はい?」

石丸『全員集合だ! 食堂に集まりたまえ!』

石丸『作戦会議を執り行う!』

セレス「…………」

セレス「既に騙し合いが始まっているというのに、バカな人たちですわね」

セレス「足は引っ張られたくはありません。行きましょうか」

《食堂》


石丸「全員、集まったようだな!」

苗木「う、うん……」

霧切「……気分が優れなさそうね?」

舞園「大丈夫ですか?」

苗木「なんか……よくわからなくて」

セレス「そうですわね。まず、最低限のセオリーから把握しなければ、このゲームに勝つことは難しいと思いますわ」

石丸「ゲームをする必要なんてない! 何故なら必ず脱出口を見つけるからだ!」

腐川「ど、どこにそんなものがあるっていうのよ……! 散々探したじゃない」

石丸「…………」

石丸「諦めたらそこで試合終了だ!」

山田「そういう問題じゃないと思いますが……」

苗木「えっと、一番こういうゲームに詳しそうなのって、やっぱりセレスさんだと思うんだ」

不二咲「ボクはプログラムを組んだ時に人工知能の練習としてよく遊んだけど……」

不二咲「対人は初めてなんだよね……」

朝日奈「あたしも良くわかんないし、セレスちゃん! お願いしていいかな?」

セレス「ふう。といっても、まずどのレベルから話したらいいか……」

セレス「まず、このゲームはクロがシロを騙り、クロは勝利条件を満たすまで殺害を続けます」

セレス「殺害された人が出てきたら、ここでは《学級裁判》と呼ぶそうですが」

セレス「そこで一人、『誰がクロなのか』を決めて、おしおきさせ、死亡扱いになります」

セレス「モノクマの話では、死亡扱いされた人は見学ルームとやらに行って、監禁されるようですわね」

腐川「監禁って、既にそうなってるじゃない……!」

十神「そんな話はどうでもいい。さっさとルールを説明していけ」

セレス「ふう。面倒なところばかり押し付けますのね」

セレス「まあ重要なことだから仕方ありませんわね。続けますわ」

セレス「学級裁判で死亡扱いになっても、直ちに殺されることはないようですが」

セレス「自分の陣営が負けた場合、本当に殺されるようですわ」

大神「……そう言っておったな」

朝日奈「ほ、本当かな、それって」

霧切「…………」

霧切「私たちは既に、誰がクロで誰がシロなのかを考えているわ」

不二咲「……そんなの……嫌だよ……」

大和田「ち、クソがぁ……!」

戦刃「…………」

セレス「皆さん。よろしいですか?」

セレス「このゲームにおいて、重要なのは何か、理解できましたか?」

江ノ島「何それ?」


十神「ちっ……重要なのは、自分が生き残ることじゃない」

十神「自分の陣営を勝たせるために、自分が捨て石になる必要が出てくる場合もあるんだ」

十神「その程度のこともわからんのか」

葉隠「なんで捨て石が必要になるんだべ?」

不二咲「それは、勝つために重要な役職があるからだよ」

朝日奈「その役職っていうのがイマイチよくわかんないんだけど……」

セレス「例えば予見師は、人狼ゲームにおいては非常に重要な意味を持ちますわ」

セレス「それと、霊能者もですわね。この二つの役職は、誰がクロなのかを調べるうえで」

セレス「欠かせない役職です。故にクロもこの二つの役職を狙いますわ」

不二咲「うん。それがセオリーだね」

セレス「だからシロ陣営が勝つには、この二つの役職をいかに守るかがポイントになってくるわけですわ」

十神「当然、裁判ではクロがだれなのかわからない場合も出てくる」

十神「そういう時、間違って重要な役職をおしおきしないために、自分がおしおきされる必要が出てくる場合もある」

不二咲「といっても、このゲームは役職だけで考えたらダメだけどね」

セレス「特有スキルのことですわね?」

不二咲「うん。ボク自身のを見た感じだと……結構重要なスキルも多いと思うんだ」

石丸「では、全員のスキルを把握し合おうではないか!」

桑田「いや、それ無理じゃね? もうシロとクロと、あとシロクロ?はもう決まってるんだろ?」

石丸「ではそれも発表」

桑田「するわけないだろ!」

舞園「あ、あの。“カミングアウト”って言葉を聞いたんですが」

舞園「それって……?」

不二咲「ネットではCOと略されるやつだね」

不二咲「カミングアウトは、そのまま役職をカミングアウトすることだよ」

桑田「んじゃあ予見師?はカミングアウトしないといけないのか?」

セレス「そうでないと、信憑性がありませんからね」

セレス「ですが、ことは簡単ではありませんの。偽カミングアウトというものがありますわ」

不二咲「わざと嘘の役職に成りすますことだね」

朝日奈「そんなことしてどうするの?」

セレス「例えばクロが予見師を騙り、シロをクロだと断言したら、そのシロがおしおきされる羽目になりますわ」

大和田「うわ……俺マジで頭いてーわ……」

桑田「俺も……」

朝日奈「あたしも……」

大神「……我も苦手だな。こういったことは」

セレス「偽カミングアウトはすぐに見抜けるものではありません」

セレス「厄介なのは、予見師は二名いることですわ」

苗木「そっか、予見師本人にとってももう一人がニセモノなのか本物なのかどうかはわからないんだね」

セレス「そういうことです」

石丸「ふむ。なるほど。僕のスキルはそう言った意味だったのだな」


十神「どういう意味だ?」

石丸「よし、僕はシロで一般人だ! そしてスキルも明かそう!」

大和田「シロで一般人ってのは全員がいうことなんじゃないのか?」

石丸「事実なんだから仕方ないだろう!」

石丸「僕のスキルは<規律は必ず守るもの>だ!」

苗木「え、えっと? 大丈夫なの、これって?」

不二咲「えっと、それ以上は言わない方が」

石丸「いや! 僕はみんなに信じてもらうためにカミングアウトするぞ!」

石丸「スキルの中身は『嘘のカミングアウトを許さない。対象が嘘をついていた場合、対象の役職が強制的に明かされる』」

石丸「『学級裁判一回につき一度だけ発動可能』だそうだ! どうだ!」

十神「…………」

不二咲「…………」

セレス「…………」

石丸「…………」

石丸「な、何かおかしなことでも言ったかね!?」

セレス「…………」

霧切「そのスキルはかなり重要なスキルなのよ」

霧切「当たり前だけど、軽々しくカミングアウトしていいものじゃなかったと思うわ」

不二咲「真っ先に……狙われちゃうよね……」

石丸「んな!? なんだとぉぉ!!?」

苗木「え、えっと。対抗策とかは……ないよね」

セレス「一応、ありますわ」

葉隠「あるんだべか!?」

十神「騎士に守ってもらえ。誰かはわからんが一人は必ず守るだろう」

セレス「騎士は二人、でしたわね。これは対象が重なることはあるのでしょうか?」

葉隠「え? 騎士同士って互いが誰なのか知らないんだべか?」

セレス「普通は明かしませんわ」

十神「騎士は予見師や霊能者と違って、カミングアウトしても全くメリットがない」

十神「クロにとっては邪魔で排除しないといけないからな」

舞園「そう、なんですか?」

不二咲「そうだね。クロはまず、役職のあるシロを狙う」

不二咲「シロは頑張って、役職のあるシロを守る。そして役職のあるシロはクロを暴く」

不二咲「これが基本になるかなぁ」

セレス「更にいうなら、シロクロは生きている間は予見師にはシロと判定されますわ」

セレス「シロクロの言葉にも惑わされないように、ですわね」

大神「……ややこしいな」

戦刃「本当に……私も、苦手。こういうの」

江ノ島「姉ちゃんは残念だからなぁ。色んなところが」

戦刃「ご、ごめん」

セレス(とりあえず、情報を更新しておきましょう)

セレス(石丸くんのスキルはおそらく嘘じゃないでしょう)

セレス(そういう嘘に頭のまわるタイプでは、明らかにありませんからね)


――情報更新


苗木誠<超高校級の幸運>

石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

・特有スキル<規律は必ず守るもの>

 学級裁判時に使用
 嘘のカミングアウトを許さない。対象が嘘をついていた場合、対象の役職が強制的に明かされる。
 学級裁判一回につき一度だけ発動可能。

十神白夜<超高校級の御曹司>

大和田紋土<超高校級の暴走族>

桑田怜恩<超高校級の野球選手>

山田一二三<超高校級の同人作家>

葉隠康比呂<超高校級の占い師>

舞園さやか<超高校級のアイドル>

霧切響子<超高校級の探偵>

朝日奈葵<超高校級のスイマー> 

腐川冬子<超高校級の文学少女>

大神さくら<超高校級の格闘家>

セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

江ノ島盾子<超高校級のギャル>

不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

戦刃むくろ<超高校級の軍人>


《朝時間》

セレス「さて、誰かと会話でもしますか」


>>30 キャラ名指定ください

ちーたん

了解です。今日はこれ書いて終わりかな……
石丸は嘘を見抜くのが下手ですからね、たぶん。嘘COでなければ強制的にというのはないのです。

あと言い忘れてました、学校の施設はすべて解放されている設定です。

《図書室》


セレス(とにかく、誰がクロで誰がシロなのかをハッキリさせるには、普段の会話も重要でしょう)

セレス(ある程度セオリーを理解していて、嘘をつくのが苦手そうなのは……)

不二咲「あ、セレスさん」

セレス「良かったですわ。わたくし、探していましたの」

不二咲「えっと。ボクを?」

セレス「ええ。あなたはこのゲームの経験者のようですから」

不二咲「といっても、話せることはないけどなぁ……」

不二咲「みんなシロの一般人って言うと思うよ」

セレス「まあ、当然ですわね」

セレス「わたくしが話してみたいのは、スキルについてですわ」

不二咲「うーん。石丸くんのは強いよね」

セレス「あれを自分からカミングアウトするあたり、あまり生かせそうにはありませんけど」

不二咲「あはは……石丸くんらしいといえばらしいけどね。今日会ったばかりだけど」

不二咲「うーん。スキル……そうだね」

不二咲「ボクのは……よくわからないな」

セレス「奇遇ですわね、わたくしのもよくわからないものですの」



――不二咲にスキルのカミングアウトを

1、する
2、しない

>>40までで多い方

1

セレス「では、お礼に不二咲くんにはわたくしのスキルを教えてしまいましょう」

不二咲「え? いいの?」

セレス「どうせ、このスキルを使うには皆さんの意見が必要でしょうから、いずれ全員にカミングアウトしますわ」

セレス「わたくしの能力は<ポーカーフェイスでコール宣言>」

セレス「スキル能力をカミングアウトすれば、学級裁判でおしおきする人間を二人にするか0人に出来る」

セレス「結果はランダム。学級裁判の数だけ可能だそうですわ」

不二咲「ああ……それは確かに、困る能力だね」

不二咲「うーん。でも……それだと裁判をしてもおしおきしないパターンもできるんだね……」

不二咲「…………」

不二咲「せっかくだから、ボクも言っちゃうね」

セレス「あら? よろしいのですか」

不二咲「ボクも使いどころがよくわからなくて……」

不二咲「ボクのスキルは<アルゴリズムはゲームマスターを解体する>」

不二咲「見学ルームの人間と会話が可能。会話の時間は見学ルームの人数×7秒。《朝時間》に一度のみ発動可能、なんだって」

セレス「見学ルームということは、おしおきされた人と会話できるわけですわね」

セレス「これは時期を逃すと、自分がおしおきされては意味がないですから……確かに、思案のしどころですわね」

不二咲「見学ルームにいる人が、どれだけこちらの情報を持っているかによるよね」

不二咲「見学しているってことは、こっちの様子をモニターできるのかもしれないけど……」

セレス「霊能者がおしおきされた人を自分の陣営だと教えてくれたら、その時が使いどころでしょうね」

不二咲「そうだね……」

セレス「しかし、わたくしがクロだとは考えなかったのですか?」

不二咲「うーん。対人ではしたことがないからかもしれないけど」

不二咲「クロはやっぱり、今は石丸くんを狙うと思うんだよね」

不二咲「騎士が……守ってくれるといいんだけどな」

不二咲「そういえば、セレスさんはボクをクロだとは思わないの?」

セレス「話しているうちに、その疑いはわたくしの中からは消えましたわ」

セレス「これでも、嘘に関してはプロフェッショナルですの」

セレス「不二咲くんは嘘が苦手なようですし、ね」

不二咲「あ、うん。ははは……」

不二咲「みんな、こんなゲームに乗るのかなぁ……?」

セレス「クロは、必ずしも事件を起こすとは限らないとありましたわね」

セレス「しばらく静観するかもしれませんが」


モノクマ『あー、あー!』

モノクマ『オマエラ、視聴覚室までお集まりください!』

《視聴覚室》


苗木「なんだよ、また呼び出して」

モノクマ「えっとですね。みなさん、モニターしている限りでは、どうもこのゲームに乗ってくれないようなので」

モノクマ「『動機』を用意しました! じゃじゃーん!」

(各自の名前が書かれたDVDが配られる)

モノクマ「うぷぷぷぷ……それ見たら、きっとやる気が出るよ」

(各自が見始める)

セレス(…………!)

舞園「いやああああああ!?」

セレス「―――!?」

苗木「舞園さん!?」

舞園「どうして……? こんなの……」

舞園「外に……外に出ないと」

舞園「絶対に、出ないと……!!」

苗木「落ち着いて、舞園さん! 落ち着いて!」

セレス「…………」

セレス(黒幕は、本気で)

セレス(私たちを、裏切りと疑惑の渦に陥れようとしているようですわね)

セレス(……確実に、今夜の《夜時間》、クロたちは相談するのでしょうね)

セレス(一体、誰を食うのかを――)

セレス(わたくしはシロ陣営の予見師として、絶対に運で食われるわけにはいきませんが)

セレス(それだけは、避けようがないですわね……どうあがいても)


――情報更新
(セレスが正と思った情報。ブラフに引っかかっている可能性も踏まえること)


苗木誠<超高校級の幸運>

《役職》

・特有スキル


石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

《役職》

・特有スキル<規律は必ず守るもの>
 学級裁判時に使用
 嘘のカミングアウトを許さない。対象が嘘をついていた場合、対象の役職が強制的に明かされる。
 学級裁判一回につき一度だけ発動可能。

十神白夜<超高校級の御曹司>

《役職》

・特有スキル


大和田紋土<超高校級の暴走族>

《役職》

・特有スキル


桑田怜恩<超高校級の野球選手>

《役職》

・特有スキル


山田一二三<超高校級の同人作家>

《役職》

・特有スキル


葉隠康比呂<超高校級の占い師>

《役職》

・特有スキル


舞園さやか<超高校級のアイドル>

《役職》

・特有スキル


霧切響子<超高校級の探偵>

《役職》

・特有スキル


朝日奈葵<超高校級のスイマー> 

《役職》

・特有スキル


腐川冬子<超高校級の文学少女>

《役職》

・特有スキル


大神さくら<超高校級の格闘家>

《役職》

・特有スキル


セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

《役職》シロ・予見師

・特有スキル<ポーカーフェイスでコール宣言>
 スキル能力をカミングアウトすれば、学級裁判でおしおきする人間を二人にするか0人に出来る。
 結果はランダム。
 学級裁判の数だけ可能。


江ノ島盾子<超高校級のギャル>

《役職》

・特有スキル


不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

《役職》

・特有スキル<アルゴリズムはゲームマスターを解体する>
 見学ルームの人間と会話が可能。会話の時間は見学ルームの人数×7秒。
 《朝時間》に一度のみ発動可能。


戦刃むくろ<超高校級の軍人>

《役職》

・特有スキル

出来れば緊迫感のあるゲームにしたいです。

情報はセレスさんがそうだと思った情報なので、セレスさんが間違ってたら間違った情報が記載されます。
そのあたり、注意してください。セレスさんの立場でみんなの嘘を見抜く感じにしていきたいと思ってるので……

しかしDVDは何とかしたい、本当に。でも最初にシロとクロとシロクロはもう決まっているので誰かさんは包丁を持ったりはしないと思います。多分ね……?

んじゃーねー

(ぴょーい)

夜に投下するけど、その前に《夜時間》になるので

セレスさんは予見師の役職持ちなので安価

>>60

セレス以外のキャラクターを指名してください

予見師は基本、毎晩使います。

霧切

――夜時間――


《セレスの部屋》


 『キリギリさんは シロです』

セレス(…………)

セレス(少なくとも、クロではないですが)

セレス(予見師の役職ではシロクロもシロと判定される……その可能性を考慮しておかなければ)

セレス(まだ、役職のカミングアウトは出来ませんわね)

 チャカポコチャカポコ

セレス「?」

セレス「なんですか、この間抜けな音は……?」

『予見師であるあなたに通信を申し込まれています』

セレス「!?」

セレス(予見師である、あなた?)


 ――チャット画面

A,A『えっと、私の特有スキルを使うと』

A,A『予見師さんと通信ができるみたいです』

A,A『あなたって誰ですか?』



セレス「…………」

セレス「A,A……イニシャルなら朝日奈葵が候補ですが」


XX『こちらの名前を明かす前に』

XX『あなたの名前と特有スキル、その効果を正確に教えてください』

A,A『うわ、本当に来た!』

A,A『私は朝日奈です』

A,A『私のスキルは<身体を動かすのは笑顔>』

A,A『効果は、同じ陣営の中の指定した役職の対象一人と通信できるようになる。名前は明かされない』

A,A『らしいです。だから、予見師さんが誰なのか知りたくて』

XX『同じ陣営ということは、あなたはシロですか?』

A,A『シロの、一般人です』

A,A『名前、教えてください』

セレス「…………」

セレス(これは……迂闊には返事できませんわね)

セレス(スキルの効果に通信を利用したものがあるならば)

セレス(『相手陣営と会話ができる』という効果もあり得るでしょうね)

セレス(朝日奈さんにその頭がなくても、クロ同士は通信で会話できるならば)

セレス(入れ知恵をされた可能性も考慮しなくては)

セレス(そもそも、朝日奈さんかどうかもわかりませんしね)


通信相手に名前を

1、教える
2、教えない


>>70までで多い方

1

ぎゃ、同数になった。奇数にするの間違えてた……

仕方ない、>>73で決めちゃってください

2


XX『今、教えることは出来かねます』

XX『まだ、私はあなたを信用できていません』

セレス(これでは向こうの警戒心も上げるだけなので、譲歩の姿勢も見せましょう)

XX『勝手なことを言って、すみません』

XX『予見師の役職を教えるのは、やっぱり怖いんです』

XX『いつか必ず教えます』

セレス(それがいつかなんてわかりませんけどね)

A,A『わかった』

A,A『クロに指摘されないように、頑張ってね』

A,A『信用できると思ったら、教えてね』


――A,Aさんがログアウトしました
――XXさんがログアウトしました


セレス(通信に関するスキルもある……難しいですわね)

セレス(……誰かと会いに行きましょうか)


>>80

1、会いに行く(キャラ名指定)
2、今日は休む

苗木

《苗木の部屋・前》


 ぴんぽーん

セレス「…………」

セレス(いないのでしょうか? この時間に出かけている、と?)

舞園「あ、……セレスさん」

セレス「舞園さん。DVDの件は大変だったようですわね」

舞園「え、ええ……それで、苗木くんとお話ししたかったんですが」

セレス「あら、確かに彼は人畜無害そうですが」

舞園「中学時代、同じ学校だったんですよ……やっぱり、知り合いが……いたら……」

舞園「……すみません」

セレス(……情緒不安定に見えますわね)

セレス(彼女がシロだとしたら、足を引っ張りかねませんが……)


>>85

1、苗木を探しに行く
2、舞園と会話する
3、舞園と一緒に苗木を探しに行く

3


《学園長室・前》


苗木「うーん……」

舞園「苗木くん?」

セレス「こんなところで、何をしているのですか?」

苗木「あ、舞園さん。セレスさんも」

苗木「うん。ボクはやっぱり、ゲームで人の生死が左右されるなんて馬鹿げてると思うんだ」

苗木「だから、探しているんだよ」

舞園「出口を……ですか?」

苗木「ううん。見学ルームの方だよ」

セレス「見学ルームを? 何故ですの?」

苗木「そこに、こんなバカげたゲームを仕組んだ奴がいるんじゃないかなって思ったんだけど」

舞園「苗木くん……すごいですね」

舞園「そんな発想、全然思いつかなかったです」

苗木「いや……でも、結局何もわからなかったけどね」

セレス「…………」

セレス「とりあえず、音楽室でも行きませんか?」

セレス「立ち話も、なんですから」

《音楽室》


苗木「すごいね、このホール」

舞園「歌えたら、気持ちいんだろうな……」

舞園「…………」

苗木「あ、それでさ。ボクに何か用事?」

舞園「わ、私はその……」

舞園「中学時代、一緒の学校だったから……お話しできないかなって」

苗木「あ、そうなんだ……」

苗木「……DVD、酷かったね」

舞園「……あ、あんなの、嘘ですよね? 本当じゃないですよね?」

舞園「勝った方が、出られるなんて」

舞園「負けたら、死んじゃうなんて、嘘ですよね……?」

苗木「……そう、信じたいけどね……」

セレス「現実逃避ではなく、本気でそう思ってるなら、早めに見学ルームに行くことですわ」

舞園「…………」

舞園「い、やです」

舞園「私は、絶対に出て」

舞園「真実を、確かめるんです……!」

苗木「……そうだね」

セレス「一応、お二人に訊いておきますね」

セレス「あなたたちは、クロですか? シロですか? シロクロですか?」

舞園「……シロですよ、勿論」

苗木「ボクも、シロだけど……そう言うしかないよね」

セレス「そうですわね。ここであっさり自白するほど馬鹿ではないようで安心しましたわ」

舞園「その、質問していいですか?」

セレス「どうぞ」

舞園「クロが今夜動くとして、誰を狙うと思いますか?」

セレス「…………」


>>92

1、石丸を狙う
2、セレスを狙う
3、現時点ではわからない

1。普通に考えればね。こう言うね。


セレス「クロにとって、脅威となる人物がいるとすれば、まずわたくしでしょうね」

苗木「えっと、それは……セレスさんがこの手のゲームに強そうだから、ってこと?」

セレス「最初の被害者はクロにとっても殆ど情報がない状態で決定されますわ」

セレス「故に、ほぼ印象で、なんとなくのレベルで」

セレス「『あいつは強そうだから先に排除しておこう』ぐらいの話で」

セレス「わたくしを狙うでしょうね」

苗木「そ、そっか……そうだけど……」

苗木「あ、石丸くんは? どうなの?」

セレス「少し、判断が難しいところではありますわ」

セレス「十神くんが宣言していたでしょう」

セレス「『騎士に守ってもらえ』と」

セレス「ここで、全員が思ったはずです」

舞園「騎士は、石丸くんを守らないといけない……」

セレス「ええ。逆に言えば」

セレス「石丸くんを狙っても、阻止される可能性が高いということです」

舞園「だとしたら、候補から外しますよね? 騎士はまず、石丸くんを守っているわけですから」

セレス「そう。だからクロは石丸くんを今夜、狙うことはしないでしょう」

苗木「ということは……十神くんはどういうつもりでその発言をしたんだろう?」

舞園「騎士が石丸くんを守るように誘導した、ともとれる発言ですよね……?」

セレス「ええ。ですが、この発言だけでは何とも」

セレス「シロ陣営であっても、石丸くんのスキルは非常に有用ですから」

舞園「…………」

舞園「いちいち、言葉の裏を読まないといけないんですね……」

苗木「酷いゲームだね……」

セレス「本来は、その読み合いが醍醐味のゲームなのですけどね」

セレス「それに、騎士は二人いますわ」

苗木「つまり、二人、守られる……?」

セレス「騎士がどのように立ち回るか、も読まないといけませんわね」

セレス「二人ともが『石丸くんは向こうが守ってくれるだろうから、こっちは別の人物を守ろう』」

セレス「そう考えて無防備になった石丸くんが狙われてしまうパターンはあるでしょう」

セレス「クロは騎士がどう立ち回るかを推理し、騎士が守っている以外の人物を殺害しないといけないわけです」

舞園「ということは……」

舞園「クロは、三番目の候補を狙うってことですか?」

苗木「一人が石丸くんを守って、もう一人は……とりあえず強そうなセレスさんを守る?」

セレス「さあ、どうでしょう?」

セレス「わたくしは『クロが誰を狙うと思うか』の質問には答えましたが」

セレス「それはイコール『騎士が誰を守ると思うか』ではありませんわ」

舞園「そ、それは、……そっか。役職がわからない、この手のゲームに強いセレスさんを」

舞園「騎士が積極的に守ってくれるとは思えませんよね……」


苗木「うーん……騎士は、とりあえず、石丸くんを守るのは多分そうだよね」

苗木「じゃあ、もう一人は、誰を選ぶのかな」

舞園「自分がシロ陣営と確認できた人物、ですかね?」

セレス「それが出来るなら、それが一番ですわね」

舞園「うーん。でも、難しいですよね?」

セレス「現段階ではそうですわね」

セレス「結局は、勘で決めてしまう場合がほとんどです」

舞園「その勘で選ぶなら、セレスさんが一番危ういと、そういうことですね」

セレス「わたくしのほかに、経験者である十神くん、不二咲くん」

セレス「それとロジックに強そうな霧切さんは、なんとなくというレベルでは狙われるでしょうね」

苗木「クロ陣営にとって怖そうな人、ってなると、そうなりそうだね……」

セレス「ところで苗木くん」

苗木「うん? 何?」

セレス「あなたはクロですか?」

苗木「…………え?」

苗木「いやいやいやいや! それは違うよ!」

舞園「い、いきなり何を言うんですか!」

セレス「役職を確認してから食堂に来たとき」

セレス「ずいぶん、調子が悪そうに見えましたから」

苗木「あ、ああ。そういうことか」

苗木「役職はさっきも言ったけど、シロの一般人だよ」

苗木「ボクが動揺したのは、スキルの方なんだ」

セレス「スキル? どのようなスキルですか?」

苗木「ごめん、それは言えないんだ。言ったらスキルが発動しないんだって」

舞園「あ、私もそうなってました」

セレス(効果を先に説明すると、発動できなくなるスキル?)

セレス(苗木くんと舞園さん、二人は似たようなスキルなのでしょうか?)

舞園「スキルの発動に必要な条件が、厳しいんですよね……」

舞園「発動できたら、有効なのは間違いないんですけど」


苗木「ボクもそんな感じだよ」

苗木「でも、こんな条件、揃えられるかなって思うとさ」

苗木「なんでボクだけこんなに厳しいんだろ……って思っちゃって」

苗木「でも、そっか。舞園さんも似たような感じなんだね」

セレス「本当に、千差万別なのですね」

セレス「わたくしはおそらく、外れのスキルのようですから」

舞園「外れって、どんな?」

セレス「別に隠すことでもないのですが、何度も手間になるのは面倒なので」

セレス「皆さんが集まった時に、一度に説明させていただきますわ」

苗木「そっか。セレスさんがそうした方がいいと思うなら、きっとそうなんだろうね」

舞園「…………」

舞園「二人とも、ありがとうございました」

舞園「多分、やるべきことがわかってきたように思います」

苗木「ボクも、助かったよ。こういうの、得意じゃないからさ」

苗木「ありがとう、セレスさん」

セレス「いいえ。わたくしも、生存の確率は上げたいですから」

セレス「今日はもう、休みましょう」



…………
………
……

 ぴんぽんぱんぽーん

『死体が発見されました!
 学級裁判を開きます!』

『被害者は……不二咲千尋です!』

情報の更新は確定情報ではないためナシです。

やっと学級裁判パートになったよ……でもこれは明日にします

なんか質問あったら答えるよ。「この理屈はおかしい!」っていうツッコミもお待ちしてます

(ぴょーい)

実は作者は人狼経験者ではありません。プレイを少し見たことがあるだけです。
ネットの人狼はある程度、セオリーみたいなものがありますし、慣れれば大丈夫。多分。

セレスさんぐらい考えないとっていうけど、これは特殊なルール(スキルとか)も含んでいるのと、
あとCOもカミングアウトと書いてあるように、出来るだけ専門用語とかわかりにくい言葉は使わないようにしています。

このメンバーは初心者ばかりなので。

セレスさんぐらいの思考というけど、やってみればこれぐらいは考えられると思います。
結局は私が書ける程度のロジックなので、そんなに難しくはないはずです。

スキルに関わらず、すべての通信は対象が死亡していた場合、使用不可の文字が出て通じなくなります。

A,Aのスキル内容が本当なら、セレスさんが死んだ時点でセレスさんが予見師だとわかるはずです。

A,Aにとっては、それもヒントになります。


セレス(シロが勝つためには、予見師の能力は非常に重要)

セレス(わたくしがおしおきを受けて見学ルームに行く、というようなことは)

セレス(絶対に避けなければなりません)


<学級裁判・開廷>



大和田「不二咲やられちまったのか……」

石丸「遺影とは悪趣味だな!」

戦刃「そういうルールだから……仕方ないけど……」

大神「まさか、本当に殺してはいないだろうな……!?」

苗木「それは、ないと思うよ」

十神「何故言い切れる?」

苗木「そ、それは……その……」

十神「何故口ごもる? 怪しいな」

江ノ島「っつーかさ、苗木がクロなんじゃないの?」

江ノ島「昨日あからさまに怪しかったじゃん」

苗木「そ、それは……」

セレス「苗木くんを吊し上げるのは構いませんが」

セレス「その前に、確認しなければならないことがあるのでは?」

霧切「予見師の結果ね」

石丸「よし! ならば出てきたまえ!」


全員「…………」


石丸「な、何故だ!? 何故出てこない!?」

十神「ちっ、予見師もクロを割り出せなかったようだな」

腐川「シ、シロクロも……シロと判定されるから」

腐川「だ、だから、シロと出たなら……今の時点で言うことなんてできるわけがないじゃない……!」

十神「ほう? 意外に理解しているな?」

腐川「ひ!? あああ、ご、ごめんなさいいぃぃ!!」

舞園「え、えっと。残る役職は、騎士と霊能者ですけど」

セレス「どちらも今ここでカミングアウトする得がありませんわね」

舞園「そう、ですよね……」

葉隠「霊能者なんて怪しすぎるべ!」

朝日奈「占い師も似たようなもんだけどね」

桑田「んじゃあ、クロを割り出すことは出来ないのか?」

江ノ島「というわけで、初めに戻って、」

江ノ島「苗木ぃ、アンタ怪しいんだけどぉ?」

苗木「ご、誤解だって!」

十神「なら何故『見学ルームにいった人間が殺されるわけではない』と言えた?」

苗木「そ、それは……その……」

セレス「…………」

セレス(スキルが見学ルームの人間に関わることならば、その発言は妥当)

セレス(不二咲くんのスキルも、見学ルームの人間と会話できる、でしたわね)

セレス(苗木くんのスキル、話を聞く限りでは石丸くんのように)

セレス(発動に条件がある分、有効なスキルで今後有利に進められるかもしれませんが)


助け舟を出しますか?

>>120までで多い方

1、助ける
2、様子を見る

1

占い師ってかここでは予見師だがゲーム開始したらすぐCOしたほうがいいんじゃないの?
安価下

>>121
十神と腐川さんの会話が一応その解答です。

COした方がゲームの展開は早いと思います。それがセオリーですし。
ただ、セレスさんはスキルを警戒してますね。


セレス「不二咲さんのスキルについて、わたくしは本人からこう聞いています」

セレス「『見学ルームの人間と会話ができる』スキルだと」

霧切「それは、確かなの?」

セレス「不二咲さんが嘘をついたとは思えませんし」

セレス「また、嘘をついたとしても、メリットがありませんわ」

セレス「わたくしの言葉を信じろとは言いませんが」

十神「そうだな。苗木を庇うならばお前もクロの可能性がある」

苗木「そ、それは違うよ!」

セレス「ふう。十神くんの言うとおりではありますわ」

苗木「セレスさん……」

セレス「ただ、十神くんもやたらと苗木くんを責めますわね?」

十神「それがどうした? 怪しい人間を攻撃するのは当然だろう?」

セレス「そう言い切れるのでしょうか?」

大和田「おい、さっきから置いてきぼり食らわしてんじゃねーぞ!」

葉隠「わっけわかんないべ……」

朝日奈「あたしもー。正直、考える材料がないじゃん」

セレス(……全員が投げ出しかけていますわ)

セレス(何か材料を与えなければ……)

セレス「あ、そうでした。言い忘れていることがありましたわ」

大神「なんだ?」

セレス「わたくしのスキルの能力です。よろしいですか?」

戦刃「……発表しちゃって、いいの?」

セレス「かまいません。どうせ外れのスキルですしね」

セレス「わたくしのスキルは<ポーカーフェイスでコール宣言>」

セレス「スキル能力をカミングアウトすれば、学級裁判でおしおきする人間を二人にするか0人に出来る」

セレス「結果はランダム。学級裁判の数だけ可能ですわ」

セレス「いかがです? 使いますか?」

全員「…………」

桑田「よくわかんねぇけど、使いどころなくね?」

山田「今この状況で言うことだったんですかな……」

セレス「初めに言おうと思っていたのですが、どうもやたらと苗木くんを攻撃する方がいらしたので」

セレス「江ノ島さんと十神くん。やたらと噛みついていますわね?」

十神「……つまり、お前はこう言いたいんだな?」


十神「俺はクロであることを隠すために、シロの振りをしてシロをあえて攻撃している」

セレス「クロとしては当然の動きですからね」

江ノ島「ちょっと待ったぁ! さすがにそれあり得ないんですけど!! アタシがクロとか!!」

江ノ島「っつーかさ、ぶっちゃけ材料がなさすぎるわけよ。どうすんの?」

セレス「ふう。グレランしかないのでしょうか?」

苗木「グ、グレラン?って?」

セレス「グレーランダム。はっきりしていない、役職の確定していない人物を適当に吊るすこと」

セレス「つまり、適当に決めてしまいましょう、そういうことですわ」

山田「て、適当!? そんなことで」

舞園「そんなの、絶対だめです!!」

全員「!?」

朝日奈「ま、舞薗ちゃん? 大丈夫?」

舞園「大丈夫? 皆さんこそわかってるんですか!?」

舞園「失敗したら、負けたら死ぬんですよ!?」

舞園「私は……負けるわけには……」

舞園「死ぬわけには、いかないんです……! 生きて、出ないと……!」

霧切「…………」

霧切「なら、どうするの? 手掛かりがないのは事実よ?」

十神「情報の提供として、お前がカミングアウトでもしてくれるというのか?」

舞園「…………」

舞園「適当に選ぶなんてことになるぐらいなら」

舞園「構いませんよ? 私は」

セレス(これは……明らかに舞園さんは冷静さを欠いて……!)


>>135までで多い方

1、止める
2、静観する

2

セレス(……彼女の覚悟を見てましょうか)

セレス(挑発に乗って自滅する程度なら、どっちみち邪魔でしかありませんものね)

苗木「ま、舞園さん! 大丈夫なの……!?」

舞園「…………」

舞園「カミングアウトします」

舞園「私はシロの、騎士です」


 !!<カミングアウト>!!


セレス(騎士……昨日言ったことを忘れているのでしょうか)

セレス(騎士は基本的に、カミングアウトの意味のない役職だと)

霧切「…………」

舞園「さらに、続けて」

舞園「特有スキルを発動します」


 !!<スキル発動宣言>!!


十神「……スキルだと?」

舞園「スキルの名前は<アイドルはファンを笑顔に>」

舞園「発動条件は……自分の役職をカミングアウトすること」

舞園「そしてここの皆さんの過半数の賛成を得ること、です」

大和田「過半数の賛成だぁ?」

霧切「スキルの効果は?」

舞園「言えません。言うと無効になってしまいます」

大神「……役職は本当なのか?」

舞園「言葉以上の証明はできません」

舞園「だから、私は皆さんに信じてくださいとしか言えません」

舞園「発動できれば、シロは確実に勝利に近づきます」

朝日奈「過半数ってことは、えっと。15人いるから、8人の賛成を得ないといけないってこと?」

山田「厳しい条件ですな……」

舞園「本当は……もっと減ってからの方がいいのはわかってますけど」

舞園「でも、私からはこれ以上のことはもう言えないんです」

舞園「皆さん……私を信じてください」

霧切「…………」


葉隠「あ、石丸っち! おめーのスキルの出番だべ!!」

石丸「む、む……そうだな! ここで使うべきだろう!」

モノクマ「ダメーー!」

大和田「うわ! しゃ、しゃべりやがった!?」

山田「てっきり置物かと思っていましたな」

モノクマ「ボクはゲームマスターなの! なんだよ無視しやがって!」

モノクマ「とにかく、舞園さんのスキル発動宣言の間は」

モノクマ「他の方がスキルでウソかどうかを確認することは出来ません!」

十神「ということは、発動条件は本当だということだな?」

モノクマ「ぎくぅ!」

セレス「…………」

セレス(舞園さんの言葉を信じていいのでしょうか?)

セレス(彼女は本当に、シロの騎士なのでしょうか?)

セレス(嘘ならば、シロにマイナスの効果があるかもしれませんが……)


舞園さやかのスキルの発動に

1、賛成
2、反対

>>154までで多い方

人数が十五人いるので、十五人分の投票とします。

ごめん、まちがえた! 舞園さん引くの忘れてた!

すみません、↓14回分の安価で多い方にします。

>>142
クロ同士はクロ専用チャットで自己紹介してたら同士討ちの懸念はなくなる

こんなんハイそうですかと信じるわけねーだろ
自分に有利な情報しか出してないし
2

ぎり1が多かったです。
>>149 ただ、シロクロはクロにも明かされていません。クロの勝利にはシロクロも大事


 ぴんぽんぱんぽーん!


モノクマ「賛成多数! よって舞園さんのスキルが発動されます!」

モノクマ「アイドルってかわいいね! ファンになって自分も笑顔笑顔!」

モノクマ「というわけで」

モノクマ「舞園さんの敵対する陣営の一人が舞園さんのファンになっちゃったので」

モノクマ「舞園さんの所属する陣営に、移動します!」

全員「…………」

十神「なん……だと……?」

桑田「えっと……どういうこと?」

舞園「…………」

舞園「私のスキルの効果は」

舞園「『その時点で生き残ったプレイヤーの過半数の賛成を得られた場合、相手陣営からランダムに一人、自分の陣営につかせることが出来る』」

霧切「それは……」

苗木「え、えっと?」

セレス「…………」

セレス「石丸くん、あなたのスキルを舞園さんに」

石丸「あ、ああ」

石丸「対象は舞園くんだ!」


 !!<スキル発動宣言>!!


石丸「…………」

石丸「な、何も起こらないな?」

朝日奈「つ、つまり、舞園ちゃんのカミングアウトは本当だってことだよね!?」

十神「ということは、シロが格段に有利になったな」

十神「一人失った上にシロ陣営が一人増えた。二人余計に殺さないといけなくなったワケだ」

葉隠「そ、それってすげぇことだべ!?」

セレス「その分、発動の条件は厳しかったようですけどね」

セレス「ちなみに、カミングアウトの内容はニセでも構わなかったのですか?」

舞園「スキルの内容説明では……カミングアウトの内容は問わないとありましたから」

舞園「多分、ニセモノのカミングアウトでもいいと思います」

舞園「とはいえ、このスキルは一度しか発動できないんですけど」

十神「当たり前だ。ポンポンそんなスキルを発動されたらバランスブレイカー過ぎる」

苗木「でも……嘘を言っても良かったなら、どうして本当のことを言ったの?」

舞園「石丸くんのスキルの存在がありましたから」

舞園「必ずバレる嘘をつく必要なんて、ないじゃないですか」

霧切「ちなみに、敵陣営というのは、シロクロも含むの?」

モノクマ「はい、含まれます! 基本、シロクロはクロに含まれるものだと思ってください!」

モノクマ「それ以外では必ず注釈をつけるからね!」

モノクマ「ちなみに陣営の移動は、部屋のPCでしか確認できませんので」

腐川「ふ、不便すぎるわよ……!」

大神「すまぬ、今の状況をまとめてくれないか?」

大神「こういったことは不得手なのだ……」

山田「えー、それでは、二つのパターンを考えてみますかな」

江ノ島「今まで殆ど黙ってたくせに、急にやる気になってんの」

山田「これでもゲームも得意なのですぞ!」

山田「ふむ。とりあえず舞園さやか殿のスキルのおかげで、シロは11人から12人になりましたな」

山田「それで、クロとシロクロを合わせた数は5人から4人に」

山田「そして不二咲千尋殿がどちらの陣営だったのかは不明ですが、シロだった場合」


 シロ      11人

 クロ+シロクロ  4人


山田「クロもしくはシロクロだった場合」


 シロ      12人

 クロ+シロクロ  3人


山田「このパターンが考えられますな!」

大神「なるほど……シロにはまだ余裕があると見ていいのだな?」

大神「ならば、先ほどセレスが言った……グレランと言ったか?」

大神「それをしても問題ないのではないか?」

霧切「その前に、一つ聞きたいわね」

舞園「私が夜時間、誰を守ったか、ですか?」

霧切「そうね。大事なことだと思うわ」

舞園「…………」

舞園「私が守ったのは、不二咲くんです」

苗木「――え?」

江ノ島「はあ? じゃあなんで殺されちゃってんの?」

戦刃「こ、こんなところでウソをついても仕方ないと思うけど……」

舞園「う、嘘じゃないんです」

舞園「昨日、石丸くんはもう一人の騎士が守るだろうと思ったんです」

舞園「だから考えたんです。私は誰を守るべきなんだろうって」

舞園「その中で……このゲームにある程度慣れていて」

舞園「それでいて、信用できそうな不二咲さんを選びました」


十神「一応、理にはかなっているな」

戦刃「けど、実際には殺害に成功しているってことは……」

霧切「考えられることは」

霧切「シロクロの暴動者による妨害があった」

苗木「暴動者は……予見師じゃなく、騎士を選んだ?」

霧切「他にもスキルで妨害が可能なのかもしれないけど」

霧切「まだルールも良くわかってない状態からそんな強力なスキルを使うとは思えないわ」

朝日奈「そう言えば、クロは何で不二咲ちゃんを選んだんだろうね?」

セレス「朝日奈さんは、わたくしの言葉と不二咲さんの言葉」

セレス「どちらの方が信用できますか?」

朝日奈「え? えっと、それは……」

十神「ちっ。クロは不二咲の方が俺より場を動かす力は上だと考えたわけだな」

大神「場を動かす力はわからぬが」

大神「不二咲が嘘をついて人を騙すところなど、想像もつくまい」

戦刃「だから、不二咲……さんの言葉は、みんな信じる?」

セレス「クロはそう判断したのでしょうね」

桑田「でよー。結局誰を選ぶんだよ?」

桑田「さやかちゃん以外は全員怪しいんだろ?」

桑田「ほか誰もカミングアウトしねぇしよ」

大和田「…………」

大和田「なら、俺でいいぜ」

苗木「え?」

大和田「ずっとお前らの話聞いてたんだけどよ」

大和田「俺全然わかんねぇんだ。正直何話してるかすらわからねぇ」

大和田「俺はシロだけど、一般人だ。役職とかそういうワケのわかんねぇものはねぇし」

大和田「役職が死ななきゃいいんだろ? なら俺でいいんじゃねぇか?」

セレス「…………」



大和田の提案を

1、受け入れる
2、もう少し考える

>>171までで多い方

最初だし仕方ないな
1


セレス「序盤はあえて捨て石になるというのは、立派な戦術ですわ」

セレス「グレランで役職持ちを殺してしまう可能性に比べたら」

セレス「一般人が捨て石になってくれた方が、シロの勝利には大事ですわ」

十神「そうだな。プランクトンにしては潔いじゃないか」

大和田「ああ!?」

セレス「ところで、スキルはなんですの?」

大和田「俺のスキル? 何だったか……名前は<族長としての統率力>だったな」

大和田「『学級裁判で一度、二人まで自分と同じ意見にすることが可能』……らしいぞ」

大和田「さっきまで全然意味がわかんなかったんだけどよ」

舞園「それは……さっきの私のスキル発動の条件に関わることですよね?」

十神「それとおそらく、おしおきする相手も自分と同じ相手にすることも出来たのだろうな」

葉隠「二票、って……でかくねぇか?」

十神「大きいな。無理矢理に自分と同じ意見に変えられるならば」

十神「使いようによっては十分怖いスキルだ」

十神「生かす頭がなくてよかったな」

大和田「ああ!?」

セレス「……さて、では」


改めて、提案を受け入れますか?


1、受け入れる
2、もう少し考える

>>190までで多い方 

スキル説明しないうちに退場させるか決めるのは確かにセレスさん的にはあり得なかった ごめんね

なんかセレスさんが墓穴掘ってる気がする……これ確実に次狙われるでしょう?

2

セレス「もう少し、話し合いを続けましょうか」

大和田「は? 俺でいいって言ってんじゃねぇか」

葉隠「さっきセレスっちも賛成していたべ?」

セレス「気が変わりましたの。大和田くんのスキルは、シロにとって有効ですわ」

セレス「今、退場させるには勿体ないスキルです」

霧切「…………」

霧切「その理屈で言うなら、外れのスキルであるあなたが」

霧切「退場するべきなんじゃないかしら?」

セレス(やっぱり、そうなりますわよね)

セレス(さて、打開するには……)


役職をカミングアウトしますか?

1、する
2、しない


>>205までで多い方

偏るのは済まない……でも偏るには理由があると思って……

1

してもしなくても次狙われそうだから

ちょっと注釈という言い訳になるけど、話さない人間が怪しまれるのは確かにそう
でもそれは、このメンバーは人狼に殆ど不慣れなので、そういうのはわからないということにしてください

慣れてる人たちばっかりだったら吊られるらしいよ!


セレス「仕方ありませんわね」

セレス「役職をカミングアウトしますわ」


 !!<カミングアウト>!!


セレス「わたくし、予見師ですの」

葉隠「いぃ!? マジか?」

朝日奈「そ、そんな大事なことはもっと早く言ってよ!」

山田「まあ、言えば狙われるのは確かにそうですわな……」

石丸「む。むぅ……確かめたいが、僕のスキルはもう使えないな……」

霧切「…………」

霧切「セレスさん。あなたは昨日占ってるのよね?」

セレス「はい。霧切さんを占いました」

セレス「結果はシロでしたわ」

霧切「…………」

霧切「一応、私はあなたに限らず、カミングアウトが本当かどうかを調べるスキルを持っているわ」

霧切「<探偵の観察力>、一度の学級裁判で一度のみ、カミングアウトが本当かどうかを確認できる」

霧切「ただし、その事実は全員に伝えなければならない」

霧切「けど、私はこのスキルを、今、あなたに使うのはやめておこうと思うわ」

セレス「そうしていただけるとありがたいですわね」

腐川「どどど、どうしてよ!?」

戦刃「狂言を疑われるかもしれない……から?」

山田「確かに、セレス殿が霧切響子殿をシロと言った後でそのスキルを使うと」

山田「仮に本当にセレス殿が予見師でも、嘘となりそうですからな……」

苗木「じゃ、じゃあ……他には、カミングアウトを確かめられるスキルを持っている人はいないの?」

全員「…………」

セレス(カミングアウトの嘘を確かめられるのは、石丸くんと霧切さん……)


セレス(少なくとも今の段階でわたくしの言葉を真と出来る人はいないのですね)

セレス(まあ霧切さんの言葉を鵜呑みにするわけではありませんが)

セレス(詳しいというだけで怪しまれるとは、何とも理不尽なものですわ)

セレス「わたくしは事実を言いましたわ」

セレス「それでもわたくしを、吊ろうと?」

霧切「…………」

十神「ちっ、ややこしいことするな」

十神「だが俺はセレスを殺すのは反対だ」

葉隠「あれ? そうなんだべか?」

朝日奈「てっきり、一番強く言うのかと思ったけど」

十神「セレスは予見師をカミングアウトしたんだ。ニセであれ何であれな」

霧切「セレスさんが本当に予見師であっても、クロだとしても、どちらにしても今はそれより手を出しやすい人間がいる」

大神「出しやすい人間?」

セレス「人狼ゲームは、あまり発言の少ない人から基本的に吊るされるのがセオリーですの」

セレス「積極的に発言しない人は吊るされます」

舞園「あ、あの。それって」

セレス(とりあえず、吊るすとしたら)


>>225

キャラ名安価です。スナイプお願い

戦刃


セレス「わたくしなら、戦刃さんを吊るしますけどね」

戦刃「え」

江ノ島「なんでよ!」

十神「そういうゲームだ。それともカミングアウトするか?」

戦刃「……カミングアウトって、言われても」

戦刃「役職、ないし……」

セレス「ちなみに、スキルはどのようなものなのです?」

戦刃「……あまり、使えない、かも」

戦刃「<通信兵は暗号を必ず解読する>」

戦刃「三回まで、通信のチャットに……嘘がないかを調べることが出来る」

江ノ島「うわあ……残念すぎるわ……」

戦刃「じゅ、盾子ちゃん……」

舞園「あ、あの」

舞園「戦刃さんが話に入れなかったのは……性格もあると思うんですけど」

セレス「あら、舞園さん。勝ちたいならば、セオリーに従っておく方が得策ですわよ?」

舞園「…………」

十神「結局はグレランか」

霧切「序盤は仕方ないでしょうね」

戦刃「…………」

戦刃「私……」

戦刃「…………」

霧切「悪く思わないで」

霧切「寡黙な生徒はいらない。……このゲームは、そういうことなの」

戦刃「…………」

霧切「昨日のセレスさんの説明を聞いただけでは、そうなるのも無理はないだろうけど」

江ノ島「…………」

江ノ島「姉ちゃんがおしおきされても、見学ルームに行くだけだからさ」

江ノ島「不二咲となんかガールズトークでもしてなよ」

戦刃「…………」

戦刃「私は……シロだから」

戦刃「それしか、言えないけど……」

全員「…………」


 <投票結果>


戦刃むくろがおしおきされました。
見学ルームに移ってもらいます。

最期やっつけに見えたかもしれないけど……

決めるときってこんなもんなんだよ、本当に

序盤は本当に勘で決めるものだと思う

……言い訳かな? いやこんなものと認識してるけど……

――情報更新
(セレスが正と思った情報。ブラフに引っかかっている可能性も踏まえること)


苗木誠<超高校級の幸運>

《役職》

・特有スキル


石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

《役職》

・特有スキル<規律は必ず守るもの>
 学級裁判時に使用
 嘘のカミングアウトを許さない。対象が嘘をついていた場合、対象の役職が強制的に明かされる。
 学級裁判一回につき一度だけ発動可能。


十神白夜<超高校級の御曹司>

《役職》

・特有スキル


大和田紋土<超高校級の暴走族>

《役職》

・特有スキル


桑田怜恩<超高校級の野球選手>

《役職》

・特有スキル


山田一二三<超高校級の同人作家>

《役職》

・特有スキル


葉隠康比呂<超高校級の占い師>

《役職》

・特有スキル


舞園さやか<超高校級のアイドル>

《役職》シロ:騎士

・特有スキル<アイドルはファンを笑顔に>
   スキルの発動を宣言、自分の役職をカミングアウトする。カミングアウトの内容は問わない。
   スキル効果は伝えてはならない。先に伝えた場合はスキルの一切を無効とする。
   その時点で生き残ったプレイヤーの過半数の賛成を得られた場合、相手陣営をランダムに一人、自分の陣営につかせることが出来る。
   一度のみ使用可能。


霧切響子<超高校級の探偵>

《役職》シロorシロクロ

・特有スキル


朝日奈葵<超高校級のスイマー> 

《役職》

・特有スキル


腐川冬子<超高校級の文学少女>

《役職》

・特有スキル


大神さくら<超高校級の格闘家>

《役職》

・特有スキル


セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

《役職》シロ:予見師

・特有スキル<ポーカーフェイスでコール宣言>
 スキル能力をカミングアウトすれば、学級裁判でおしおきする人間を二人にするか0人に出来る。
 結果はランダム。
 学級裁判の数だけ可能。


江ノ島盾子<超高校級のギャル>

《役職》

・特有スキル


不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

《役職》

・特有スキル<アルゴリズムはゲームマスターを解体する>
 見学ルームの人間と会話が可能。会話の時間は見学ルームの人数×7秒。
 《朝時間》に一度のみ発動可能。


戦刃むくろ<超高校級の軍人>

《役職》

・特有スキル<通信兵は暗号を必ず解読する>
   回数は3回まで。通信においてその文言が真実か嘘かを知ることが可能。



セレス(こんなところでしょうか)

セレス(霧切さんのスキルは今は信じない方がいいでしょう)


てか、どちらがどちらに移動したかを確かめられるのって移動した本人のみ?

>>251

移動した本人にのみ、PCで連絡が来ます。
これは舞園さんでもわかりません。

色々意見が出てますねぇ。

さて、安価タイム。朝時間と夜時間に行う予見の相手の行動安価です

朝時間、誰かと接触しますか

1、はい(キャラを指定してください)
2、いいえ(通信をしてみる、またのちに相手の安価をとります)

>>268


夜時間、予見の相手を選んでください(霧切さん以外)

>>273

山田

朝日奈にあの時の通信について聞くとか???

2

レスしといてなんだけどよく考えるまでもなく
>>266は危険すぎるわな、うん

十神

んじゃあ十神を夜時間に。

通信相手を指定してください

>>280

A,Aと朝日奈さんは別枠に考えてください

霧切

朝日奈さんにXXを名乗ってみるか?

しかし安価は絶対! セレスさんは朝日奈さんと通信でコンタクトをとるよ!

XXと名乗ったら朝日奈がA,Aだった場合、先の通信相手だとわかるんだろうか?
匿名の通信は全部XXでは?
なら、セレスを名乗ってしまった方がいいかも。
そこでカマ掛けて先の通信の話を出せば、乗ってきたらA,A確定出来るしスキルも少なくとも部分的には確定。自分が予見師である事も証明出来て信頼も得られるかも。

>>284
いや、そもそも朝日奈がクロだった場合
自分が予見師だと証明してしまうと危険だから
迂闊に名乗れないよ

 ――朝時間――


《セレスの部屋》


セレス(戦刃さんを吊った……役職持ちならば何か言っていた筈)

セレス(クロ、シロクロでもそれは同じ。言わなかったということは)

セレス(おそらく、戦刃さんはシロだったのでしょうね)

セレス(霊能者が確定してくれればいいのですが)

セレス(確定と言えば)

セレス(A,Aが朝日奈さんであることを確認してみましょうか)

セレス(カミングアウトしてしまったなら、狙われる可能性はもう変わりませんしね)


 ―通信開始―

>>朝日奈葵

セレス『朝日奈さん、お話しできますか?』

セレス「…………」

朝日奈『あ、セレスちゃん。私はいいよー』

セレス『では。突飛なお願いになりますが』

セレス『あなたのスキルを教えてほしいのです』

朝日奈『あ、セレスちゃんってやっぱり本当だったんだ!^^』

朝日奈『わかった。スキルからセレスちゃんに連絡するね!』


 ちゃかぽこちゃかぽこ


セレス(なんでこんなに間抜けな着信音なのでしょう?)


『予見師であるあなたに通信を申し込まれています』


A,A『えへへー、どう?』

XX『なるほど。こちらで会話しましょうか』

セレス(少なくともスキルの効果で、指定した役職と通信できるのは本当のようですわね)

セレス(問題は、同じ陣営の中の、の文言ですが)

A,A『セレスちゃんが予見師かぁ。ごめんね、正直に言うと』

A,A『裁判の時ね。セレスちゃんが予見師ってカミングアウトしたの』

A,A『本当かなって悩んでたんだ。疑わなくて済んだから、よかったよ!』

XX『そういうゲームですわ。お気になさらずに』

XX『朝日奈さんは、役職は持ってないのですね』

A,A『一般人だよ。持ってても良くわかんないけど(^^;』

A,A『じゃあ、霧切さんがシロっていうのは、本当なんだよね?』

XX『どうでしょう? 予見師の能力では、シロとシロクロの区別がつきません』

A,A『ぶーぶー。いじわるだよ、、、』

セレス(さて、と。シロと証明してもらうには……)

XX『今から言うことを、次の裁判でするようにお約束してほしいのです』

A,A『あ、なに? 私さ、まだよくわかってないからさ!』 

でも、もし舞園が本当にシロのナイトで不二咲を守ったこともほんとうのことだとすると、
騎士の力で守っているにも関わらず死んだってことになるから
そこが少し気にかかるな・・・

それに石丸とか霧切のスキルが本当だとして
シロにとってあまりにも有力な能力を持った奴がポンポン出てくると
騎士も守りにくいと思う

さて、セレスさんは朝日奈さんに何をさせようとするでしょうか?

遠目に
>>305

この内容を裁判時にするように、朝日奈さんにお願いしてみましょう。

しばらく話し合ってみてください。レスや質問の場合は、安価下を入れてください。

かなり自由度を高めにしてみました。どうぞご自由に……

あー、予見師だともうカミングアウトしてたのか
記憶が曖昧になってた

>>289
シロクロの暴動者が騎士を妨害したんじゃないかって話じゃなかったか?


朝日奈さんへのお願い……スキルを発表してセレスさんが予見師であると保証さする? …我ながらなんか違う気がする

>>293
なってたね
ただ、それって騎士だとカミングアウトする前の舞園さんを偶然スナイプしたら妨害できたってことだよね
どうにもひっかかるんだよね

朝日奈さんへのお願い・・・・・・はスキル公開しか思い浮かばない
ちょっとタンマ

んじゃあしばらく時間取るよ
時間は気にしなくていい、安価も気にしなくていい

落ち着いた頃に安価師に来るよ。んじゃあねー

(ぴょーい)

>>1消えたか?質問があったが

暴動者の能力についてもう少し詳しく説明してくれ

役職を指定すればいいのか、プレイヤーを指定しないとダメなのか?

あ、それとも暴動者の妨害って
個人を対象にするんじゃなくて能力を対象にするってことか?
騎士を対象にしたら騎士全員が能力使えないってことかな?

朝日奈さんへのお願いは・・・役職をカミングアウトして
霧切さんに自分に対して能力を使ってもらうように言って、
そのあとスキルをばらしてもらう・・・とか・・・?

>>300

書き方が悪かったかな。

まず役職を指定します。たとえば騎士を指定する。
でも騎士は最大二人いる。対象一人と言うのはそのうちのどっちかをランダムで封じるということ。

対象の役職は朝時間に設定できる。対象の役職は予見師、霊能者、騎士。

で、わかったかな。

じゃあ舞園さんの話はあり得る話か。暴動者が騎士を選んでたまたま舞園さんが選ばれたというのは……あり得るよな?

朝日奈さんは、むしろセレスさんが本当に予見師だよ!とか念を押させないようにするか? スキルの話もセレスのことも。

要は余計なことはするな、だな

>>303
トンクス
じゃあ舞園さんは十中八九シロっぽいな

朝と夜一回ずつだね。夜も安価とるよ

十中八九は言い過ぎたか・・・?

まぁ個人的には舞園さんがクロなら
他のクロもいるしあんな危険な賭けをさせるかって言ったら微妙なところだけど

モノクロは知らんけど

だめだ、俺の頭では

朝日奈「一般人をカミングアウトするよ、スキルは~だよ、霧切ちゃん確認して」

霧切「カミングアウトは本物」

朝日奈「一般人確定だね、スキルで予見師と通信したらセレスちゃんと繋がったよ」

しか思い浮かばん
石丸はとっておきたい

とりあえず偽カミングアウト安定かな
霧切の方のスキルで確認させられればなお良い

役職の行動はその日一番最初の安価後に行われます。

朝時間直後の安価ですね。この時間なら>>268の時点では霊能者は行動を起こしていないです。

朝時間安価→安価行動→役職行動→次の安価行動

だと思ってください。わかりにくい? ごめんね

>>326
いや、役職名を強制的に明かす石丸と違って
あくまでカミングアウトがほんとうかどうか確かめるだけだから
霧切のほうの能力使うんだったら本当のこと言わないと
朝日奈の立場が一気に危うくなると思う

そうなんだよな、霧切のスキルはほぼ嘘っぽいんだよなー
でも、頼られる確率が高い嘘スキル言っちゃって、信用落とすのもどうかと……。

ああ、むしろ霧切ならそれで頑なに使わないで孤立するとか容易に想像出来たわ。

>>329
霧切さんが嘘吹いたのも考えたには考えたけど
嘘なら嘘で出方を見ることによってなんかいい判断材料になるかなと・・・

ダメか

やっぱり1回の学級裁判に1回使えるのに使わず次に進んだのは嘘だからなのだろうか・・・?

確実に行くんなら石丸のほうだろうなー

んーんと。

さて、じゃあ裁判の時に偽カミングアウト→石丸くんにスキル判定してもらうかな?
タイミングはセレスさんが指示する。

それでいいなら

1、はい
2、いいえ


>>347までで多い方



ただ、個人的にはその前に霧切さんになぜスキルを使わなかったのか聞きたい
セレスに対してなら山田の言うとおりだと思うけど何故ほかの奴に使わなかったのか?

>>347
だから嘘のスキル言ったからに決まってんだろ
それにここで明かすのが自分の陣営にとって不利だと思ったからだし
霧切は最悪でもシロクロだからそれより確定シロの信頼出来るやつ(この場合朝日奈)作って
そいつ利用してシロ増やす方が早いし安全
それに絶対自分からスキル明かさないぞこいつ

>>349
決めつけて黙るんじゃなくて
別に理由を聞くくらいしてもいいと思うけど
情報が欲しいだけだし


XX『偽カミングアウトをしてほしいのです』

A,A『え? なんで? そんなことしたら私、疑われちゃうよ?』

XX『石丸くんのスキルがあります。そこで朝日奈さんのカミングアウトを暴いてもらうのです』

XX『そうすれば、朝日奈さんの本当の役職が石丸くんにはわかりますわ』

XX『全員にとっての確定シロを作っておく。シロが勝つためには大事な布石ですの』

A,A『なるほど! セレスちゃんすごいね!』

XX『ただ、石丸くんのスキルを他にも使いたいときも出てくるでしょうから』

XX『基本はわたくしのタイミングでお願いしますわ』

XX『わたくしが指示を出します』

A,A『おっけー。わかったよ』

A,A『他にできること、あるかな』

セレス(他に出来ること……)

XX『スキルを他の役職に使うことは出来ますか?』

A,A『あれ? 言わなかったっけ?』

A,A『役職の指定は一回だけなんだよ』

セレス「…………」

XX『つまり、他の役職との通信は』

A,A『んー、無理みたい。試したけど』

A,A『もう一人の予見師の方も、無理だったし、、、』

セレス(これだから脳筋は……)

セレス(それでもせめて予見師とコンタクトを取ろうと思った頭だけは褒めるべきなのでしょうか)

XX『つまり、わたくしとしか通信は無理?』

A,A『うん。セレスちゃんとなら何回でもできるみたいだけど』

セレス(カミングアウトするまでは連絡をとれる)

セレス(また、おしおき後の中に予見師がいたかを確認できるスキル)

セレス(わたくしのと比べると、使い勝手がいいですわね)

XX『わかりました。なら仕方ないですわね』

A,A『あ、ごめん、さくらちゃんがきたみたい』

A,A『ごめんね、これで終わりにしていい』

セレス(今はこれでいいでしょう)

XX『ええ。色々と感謝しますわ』

A,A『ううん。頑張ろうね!』


 A,Aがログアウトしました
 XXがログアウトしました

――夜時間――


《セレスの部屋》


『トガミくんは <モノクマバリア>です』


セレス「?」

セレス「…………」

セレス(これは、暴動者が邪魔してきた……ということでしょうか?)

セレス(ということは、今日は騎士が必ず一人はいる)

セレス(舞園さんのカミングアウトを真とするなら、舞園さんは普通に考えると)

セレス(予見師をカミングアウトした、わたくしを守るはずなのですが)

セレス(……さて)




>>365

1、誰かに直接会いに行く
2、通信で会話する


番号と、キャラ名を指定ください

とりあえず加速

1 十神

モノクマバリア使われた!?

あれ、それじゃ舞園さんも同じ表示でるんじゃ?

舞園さんに確かめに行こう!!

>>363

舞園さんを騎士として考えてるからじゃないか?
情報に確定とあるあたり、セレスさん自身は疑ってないか、とりあえずは信用してるんだと思う

安価下

>>364
なあ、お前もしかしなくてもバカだろ
暴動者のスキルだとすりゃ対象一人だけしか使えないから
それ以外の可能性もあるが
安価ならした

>>366
>>364が言いたいのは、舞園さんが前に不二咲を守った時に
同じくモノクマバリアと出たのかどうかだと思う

安価↓

う、うん?
えっと、舞園さんに確かめに行くでいいかい?

舞園さんに直接確かめに行く、にするね。

ちなみにセレスさんの中の人曰く「セレスは人に執着がない」のだそうです


《舞園の部屋・前》


 ぴんぽーん

セレス「…………」

舞園『はい?』

セレス「わたくしです。よろしければ、少しお話があるのですが」

舞園『あ、ちょっと待ってください……部屋に入りますか?』

セレス「まあ、ガールズトーク出来るならばかまいませんわよ」

 がちゃ

舞園「どうぞ」




《舞園の部屋》


舞園「あの、話がしたいんですよね?」

セレス「そうですわね。学級裁判、いかがでしたか?」

舞園「…………」

舞園「結局、適当に決めたんですよね」

セレス「序盤はそれが当然ですわ」

舞園「…………」

舞園「生死がかかっているのに……あんなに適当に決めて……」

セレス「今は情報が出揃うのを待つ時間なのですわ」

舞園「…………」

舞園「今夜は、私かセレスさんが狙われますよね?」

セレス「順当にいけば、そうですわね」

セレス(クロの立場からすると、わたくしやあなたより厄介な方を始末するでしょうがね)

舞園「私は……セレスさんを守ろうと思います」

セレス「そうしてくださると助かります」

セレス「ちなみに、どのように守るのですか?」

舞園「パソコンで、対象の相手を決めるんです」

セレス「今、見せてもらうことは出来ますか?」


舞園「……心配性なんですね」

セレス「そうでないとギャンブラーは出来ませんの」

セレス「まあ、本来ならばあり得ない行為なのですけどね」

セレス「いわば、役の札を見せろと言ってるに等しいのですから」

舞園「…………」

舞園「まあ、いいです。どうせ私は捨て石になる予定なので」

舞園「スキルも発動できたし……大丈夫ですよ」

(舞園がPCを起動させた)

(セレスの記憶している予見師のアイコンの位置に、騎士のアイコンがある)

(ダブルクリックすると『誰を守りますか?』の文字と共にメンバーの画像が出てくる)

(不二咲と戦刃の画像は暗くなっていた)

セレス(わたくしの予見師のコマンドとほぼ同じ構成ですわね)

(そのまま舞園はセレスをクリックし、決定した)


『今夜、あなたが守るのは、セレスティア・ルーデンベルクです』


舞園「これでいいですか?」

セレス「ええ。ありがとうございます」

セレス「不二咲さんの時も、同じように?」

舞園「そうですね。だからびっくりしました」

セレス「何も、変な表示は出なかったのですか?」

舞園「出ませんでしたよ」

セレス(騎士には暴動者の妨害があってもわからない)

セレス(もしくは、暴動者以外の、スキルによる妨害があったか)

セレス(人狼ゲームの性質から見ると、騎士には暴動者の動きは)

セレス(伝えられなくても、不思議はないのですが……)

セレス「それにしても、本当に、良く見せてくれましたわ」

舞園「一応は、セレスさんをシロだと思っていますから」

舞園「もしクロだったとしても、いずれにしても、予見師を名乗った以上は」

舞園「セレスさんを守るしかない。違うんですか?」

セレス「いえ。間違ってはいませんわ」

セレス「ただ、あなたが自棄になっているように見えまして」

舞園「…………」

舞園「外に出る為なら、なんだってする」

舞園「それだけです」

…………
………
……

 ぴんぽんぱんぽーん

『死体が発見されました!
 学級裁判を開きます!』

『被害者は……葉隠康比呂です!』

今日は情報の更新がなかったですね。

ヒントとしては、とりあえずいろんな人に会ってみるのがいいと思います。

(ぴょーい)

まあ、試すのは悪くないと思いますよ。

試せば色々とわかることがあると思います。


《学級裁判・開廷》


セレス(さて……とりあえずは)

霧切「セレスさん。あなたの予見の結果を教えて」

セレス「モノクマバリアーが張られてしまいましたわ」

十神「なんだ、それは?」

セレス「おそらく、暴動者による妨害があったのでしょう」

セレス「逆に言えば、他の予見師と霊能者は邪魔されていないはずですわね」

大和田「んーと。霊能者って誰だ?」

大神「我だ」


 !!<カミングアウト>!!


桑田「えっと……俺も、なんだけど」


 !!<カミングアウト>!!


十神「霊能者が二人か……」

朝日奈「こ、これって、霊能者って一人だから」

山田「どっちかが必ず嘘をついていますな!」

朝日奈「さくらちゃんは嘘をついたりなんかしないよ!」

江ノ島「石丸の出番なんじゃねーの? ここで使わなきゃ嘘でしょ?」

石丸「む、むぅ……そうだな……」

苗木「で、でも、早すぎるんじゃ……石丸くんのは役職を暴いてくれるし」

苗木「霧切さんのスキルが使えるなら、使った方がいいんじゃないかな」

霧切「…………」

セレス「…………」

セレス(霊能者を騙る……ならば、おそらくどちらかはシロクロの、内通者)

セレス(霊能ローラー……霊能者を名乗る人間をとりあえず吊っていく作戦もありますが)


どのように行動をとりますか?

>>433

1、石丸にスキルを使わせ、確認する
2、霧切にスキルを使わせてみる
3、まだ早いと止める
4、静観する


ちなみに前のSSっていうやつは

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375180341/)

三スレにわたって長いうえに、某キャラがえらいことになってしまったので、あとがきでは逃げてしまったのでした。

自分で言うのって恥ずかしいや……たぶんかなりシリアスなので苦手な人は気を付けてください。


セレス「まだ、スキルを使っての確認は早いように思いますわ」

セレス「霊能者を名乗る人間をとりあえず吊っていく作戦もありますの」

セレス「とりあえず、お二人の結果を教えてくださる?」

大神「……我は戦刃を見た。シロだ」

桑田「俺も戦刃を見た。シロだよシロ」

セレス「なるほど。……とりあえず、霊能者の結果は保留にしましょう」

石丸「む、むぅ。いいのか?」

セレス「もう少し進んでからにしましょうか」

セレス「さて、予見師は名乗り出てはくれないのですか?」

全員「…………」

十神「出ないか。慎重だな」

大和田「まだわかってねーんじゃ仕方ねーんじゃねぇの?」

十神「何故わかってないと言い切れる? お前がそうだからと言って他の誰かもそうだとは限らん」

江ノ島「ってか、スキルが厄介すぎるよね」

山田「嘘のカミングアウトが、すぐばれますからな……」

舞園「あ、あの。葉隠くんはシロだったんですよね?」

霧切「おそらく、舞園さんのスキルでシロになった元クロ陣営だと思うわ」

霧切「シロクロかもしれないけど、どちらにしてもまあ変わらないもの」

苗木「舞園さんは、昨日誰を守ったの?」

舞園「…………」

舞園「私は、連絡を待ってたんです。けど、来なかったから……」

舞園「予見師をカミングアウトした、セレスさんを守りました」

十神「妥当だな。だが何故葉隠は確定シロで騎士の舞園に連絡しなかったんだ?」

セレス「互いがシロとわかっているなら、確実に連絡を取るものですが……」

朝日奈「そうなの? そういうものなの?」

セレス「…………」

セレス「わかっていなかったのかもしれませんね」

朝日奈「え? なに? なんかすっごい呆れた顔された気がするんだけど!?」

霧切「みんながみんな、セオリーをわかっているわけじゃないのでしょうね」

十神「舞園、何故昨日の学級裁判後にでも、陣営が変わったやつは自分に連絡しろぐらいのことは言えなかったんだ?」

舞園「ふ、普通……言われなくても連絡をとるものじゃないかと思って」

山田「普通を上回るバカだったのですかな……葉隠康比呂殿は」

苗木「……もしかしたら、連絡を取ろうとしても取れなかったのかもしれない」

朝日奈「え!?」

セレス「なるほど?」

セレス「クロにとっては、シロに寝返ったクロなど危険過ぎますからね」

腐川「ま、まさか監禁されてた!?」

朝日奈「今も監禁されてるけどね……なんかこのやり取り前にもやったような……」


霧切「クロがシロと接触しないよう、葉隠くんを監禁していた」

霧切「あり得なくはないわね。舞園さんが葉隠くんをスキルで陣営が変わった人だと証言したら」

霧切「葉隠くんの持つ情報は完全に信憑性を持つわ」

十神「となると、クロにとっては厄介に過ぎる」

十神「監禁してでも連絡を絶とうとするのは、まあ合理的な判断だな」

セレス「ですが、それならばそれで、クロは危険を冒すことになりますわ」

セレス「いずれにしても、昨日の学級裁判後、葉隠くんと接触していた人間は怪しいということになりますもの」

大神「つまり、昨日の葉隠の目撃情報を集めればいいということか?」

セレス「そういうことになるのでしょうか? ちなみに、皆さんの中で学級裁判後に誰か見た人は?」


全員「…………」


十神「ちっ、誰も話す気はなさそうだな」

大和田「ゲームに監禁って……そこまでやるのか?」

苗木「生きるか死ぬかがかかっているなら……いや、でも……」

舞園「…………」

舞園「あ、あの。とりあえず、どちらかの霊能者の嘘を確認した方がいいんじゃないかと思うんですけど」

石丸「む、む。そうだな。僕もいい加減、どうすればいいのかわからなくなってきたところだ!」

セレス(……どうなのでしょうか)

セレス(石丸くんのスキルを知っておきながら、敢えて嘘のカミングアウトをしたということは)

セレス(クロ側には対抗策……スキルを封じるスキルがあると見た方がいいのですが)

セレス(議論が進展しないなら、それを確かめることもまた有益かもしれません)



>>444

1、石丸にスキルを使わせ、確認する
2、霧切にスキルを使わせてみる
3、議論の進展の為に、何か話題を作ってみる(みんなで話し合ってから再安価します)
4、静観する




4


セレス(様子を見てみましょう)

セレス(情報が足りないのは確かですしね)

苗木「あ、あのさ」

苗木「霊能者も大事だと思うんだけど……ボクはセレスさんが予見師なのか、確認した方がいいと思うんだ」

霧切「……確かに、そうね」

大神「我はどちらでも構わぬ」

桑田「俺もまあ、どっちでもいいぜ」

セレス「わたくしも、真の予見師と確認されるのは有益ですから構いませんわ」

山田「えーっと、結局、誰が誰にスキルを使うのですかな?」

大和田「霊能者と予見師ってどっちが大事なんだ?」

十神「予見師だな。霊能者はあくまで確認だ。基本的にはな」

大和田「じゃあ予見師に石丸だろ? 違うのか?」

朝日奈「うーん。それでいいの? セレスちゃんは?」



 このままだとセレスに石丸のスキルがつかわれようとしています
 よろしいですか?

1、はい
2、いいえ

>>453でおねがいします

1 ここで下手に断ると信用なくしそうだし


セレス「わたくしは構いませんわ」

セレス「先ほど言ったように、わたくしは嘘などついていませんもの」

石丸「じゃ、じゃあ……セレス君に発動だ!」

石丸「…………」

石丸「あれ?」

桑田「またか? お前昨日も同じようなことやってたよな?」

石丸「いや、昨日と違って……」

石丸「スキル自体が発動しないな。セレス君の欄が黒くなっているのだ」

モノクマ「だってカミングアウトは昨日だったじゃん!」

朝日奈「うわっ!?」

霧切「昨日と言うのは?」

モノクマ「カミングアウトはその学級裁判の中のだけなんだよ」

モノクマ「昨日の学級裁判とか、遡っては出来ないの!」

霧切「ということは、おそらく私のスキルでもセレスさんを真と確認するのは無理ね」

霧切「試してみるわ」

霧切「…………」

霧切「ダメね。同じようにセレスさんは黒くなっているわ」

十神「ちっ……昨日舞園に霧切が使って、セレスに石丸のを使うべきだったな」

セレス「順序を間違えた、ということですわね」

セレス「というわけで、わたくしを証明することは無理になってしまいましたわ」

苗木「といっても、セレスさんが嘘をついているなら石丸くんのスキルを受けたりするはずがないし」

朝日奈「セレスちゃんは本物だよ! だって」

朝日奈「あ、いや、うん。とにかく、セレスちゃんは嘘をついてないんだよ!」

セレス(下手に庇わず黙っててくれませんかね)

セレス「ですが、一つ分かったことがありますわ」

江ノ島「わかったこと? 何よそれ」

セレス「わたくし達は、本人にもわからないスキルの効果があるかもしれないことです」

セレス「例えば昨日。舞園さんはスキル発動中、その他のスキルを受け付けなくなっていましたが」

セレス「それは舞園さん自身からは説明がありませんでしたわ」

舞園「それは……知らなかったんです」

セレス「このように」

セレス「わたくし達はスキルの隠された効果を知らない。もしくは、把握していない」

セレス「勿論、意図的に隠しているのかもしれませんが」

舞園「…………」

舞園「どういう意味ですか?」


セレス「お気になさらずに」

セレス「とりあえず、スキルはどんどん使っていくべきだという単なる主張ですわ」

江ノ島「アンタってなーんかペースが独特よね」

腐川「…………」

石丸「じゃ、じゃあとりあえず、霊能者を名乗った桑田君か大神君を見ればいいのだな!?」

大和田「そんなに自分のスキル使いてぇのか?」

石丸「勿体ないお化けが出るじゃないかぁぁぁ!!」

大和田「貧乏性か、お前は」

大神「悪いが、我にはスキルが通用せぬ。試すのは構わんが」

石丸「はあ!? な、何故だ!?」

大神「我のスキルの特徴だ」

大神「<寡黙の威圧感>という」

大神「自分に作用する一切のスキルを無効化するようだ」

セレス「回数に制限はなしですか?」

大神「回数については書いていなかった」

霧切「厄介なスキルね。取捨選択ができないなんて」

十神「こういったことで証明が出来ないからな。有利にも不利にもなる」

桑田「じゃあ、自動的に……俺?」

十神「そうなるな」



話の流れから、とりあえず桑田にスキルを使うようです

>>463

1、石丸に使ってもらう
2、霧切に使ってもらう

2


十神「さて、どっちのスキルを使うかだが」

セレス「霧切さんがいいと思いますわ」

セレス「一度、使っているところを見たいですし」

霧切「……構わないわ」

霧切「<探偵としての観察眼>、対象は桑田くん」


 !!<スキル発動宣言>!!


霧切「…………」

霧切「桑田くんは、本当のことを言っているようね」

桑田「な、な? 本当だったろ?」

朝日奈「ということは……さ、さくらちゃん!?」

大神「…………」

大神「我は嘘をついておらぬ」

十神「だが証明も出来まい」

朝日奈「さくらちゃんは違うよ!!」

十神「ロジックで守れないなら黙っていろ」

十神「いずれにせよ、霊能者をローラーする方がグレランよりは安全だ」

山田「うーむ。これでよろしいのですかな……?」

セレス(…………)



1、このまま投票にする
2、もう少し話し合いを提案する

>>475 までで多い方

桑田にさせて霧切と桑田を確認するか、
朝日奈にさせて朝日奈と自分のシロを証明するか

続けて安価

1、朝日奈に偽カミングアウト→確定シロの流れを作る
2、桑田に追スキル

>>485までで多い方


セレス「石丸くんのスキルを使用せずに終わるのは勿体ないですわ」

セレス「折角ですから、使ってもらいませんか?」

霧切「私の言葉が、信用できないと?」

セレス「いいえ、そうじゃありません」

セレス「霊能ローラーするのですから、はっきり言うとどちらが偽かどうかはどうでもいいのです」

セレス「結果が違っていたなら少しは揉めたでしょうが、同じでしたしね」

セレス「というわけで、朝日奈さん」

朝日奈「あ、うん」

朝日奈「カミングアウトするよ。あたしはシロの予見師なんだ」


 !!<カミングアウト>!!


十神「このタイミングでカミングアウト? 何を考えている?」

朝日奈「ほら、石丸。スキルをあたしに使ってよ」

石丸「え、あ、そうだな。よし、使うぞ!」

石丸「対象は朝日奈君だ!」


 ビービービービービー!


朝日奈「うわ!?」

大和田「なな、なんだこの音は!?」

モノクマ「朝日奈さん、嘘はいけませんよ!」

モノクマ「あなたはシロの一般人! 役職持ってないでしょ!」

(サイレンが止まった)

霧切「なるほど、そういうことね」

石丸「む、……どういうことなのだ?」

江ノ島「確定シロを作ったってことでしょ? やるじゃん!」

山田「心強いですな! しかし、これは朝日奈葵殿の提案ではなさそうでしたが?」

朝日奈「うん! セレスちゃんが考えてくれたんだよ!」

朝日奈「それでね、セレスちゃんは間違いなく予見師なんだ!」


腐川「ど、ど、ど、どういうことよ……!?」

朝日奈「あたしのスキル<身体を動かすのは笑顔>はね、特定の役職一人と通信できるんだ」

朝日奈「あたしは予見師と通信したの。そしたらセレスちゃんと繋がったんだ」

朝日奈「だからセレスちゃんは間違いなく、シロの予見師なんだよ!」

霧切「……なるほどね」

十神「朝日奈がシロである以上、スキル内容も嘘をつく必要がない。確定シロが二人出来たか」

苗木「じゃあ……今回は、そのローラーっていうのにするの?」

セレス「セオリーとしてはそうなりますわね」

十神「どちらかが嘘をついてるんだ。どちらかに必ずクロかシロクロがいる」

桑田「え、明らかに俺じゃねぇだろ? 霧切が調べたじゃんか!?」

霧切「信用されてないみたいね」

桑田「なんで!?」

朝日奈「だってさくらちゃんが嘘をつくわけないよ!」

十神「セレスのように理由なく庇うのはやめろ」

セレス「ちなみに、桑田くんのスキルはどのような?」

桑田「え? えーっと、言えねぇんだよ」

桑田「ほら、さやかちゃんみたいに発動に条件があってさ。先に言うと俺ダメなやつなワケ」

苗木「と、とにかくさ。今日と明日とで、どっちも……おしおきするんだよね?」

江ノ島「じゃあどっちからにすんの?」



1、大神から
2、桑田から

>>500までで多い方

1


セレス「じゃあ桑田くんから行きましょうか」

桑田「いぃ!? だからなんで!?」

朝日奈「日頃の行いが悪いからでしょ」

山田「ですが……霧切響子殿のスキルも疑ったことになりますぞ」

霧切「構わないわ。そういうゲームだから」

十神「どっちみち明日は大神を吊るんだ。構うことはない」

桑田「アホか! 俺どんだけ疑われてんだよ!?」

舞園「桑田くん、私、桑田くんの分まで頑張りますから……気を落とさないでください」

桑田「さやかちゃんがそういうならオッケーっす!」

江ノ島「単純……」

大神「…………」

山田「じゃあ、投票ですな」

苗木「うん。……仕方ないね」



 <投票結果>


桑田怜恩がおしおきされました。
見学ルームに移ってもらいます。

んじゃあ朝時間の行動と、予見の対象を決めます

朝時間

1、誰かと会う(キャラ名指定)
2、誰かと通信する(キャラ名指定)
3、部屋でじっとしておく

>>518


予見の対象

>>528

1霧切

十神

霧切さんと接触して、もっかい十神を見ますか。了解です
続きは、遅れるかもしれない。明日は仕事があるんだよなぁ

情報更新は学級裁判前にまとめることにしました。ではでは

(ぴょーい)

ジェノさんか。うーん。

これこそ!!<カミングアウト>!!だよね。
腐川さんじゃ発言がないけどジェノさんは余計な発言しかしない気がする。

ジェノさんどうする? みんなの意見を聞こうじゃないか

 ――朝時間――

《霧切の部屋・前》


 ぴんぽーん

霧切『はい』

セレス「わたくしです。お時間、よろしいですか?」

霧切『構わないけど、何?』

セレス(つっけんどんな女)

セレス(誘ってみたものの、情報を素直に出すとは思えないですわね)


1、これからのことについてとりあえず相談してみる
2、自分のPCを見せてとりあえず信用を上げる

>>566までで多い方

レスがあったから狂っちゃった。
今のとこ同数だし、>>570スナイプに任せよう


セレスさんにとってはマイナスがないはず


セレス「とりあえず出てきていただけませんか?」

霧切『…………』

 がちゃ

霧切「何?」

セレス「もう少し愛想を良くしてもいいのでは?」

セレス「まあ、とりあえず。あなたなら私が朝日奈さんを騙した可能性を考えてるんじゃないかと思いまして」

霧切「一応ね。それで?」

セレス「わたくしのPCをお見せしますわ。それで証明できると思いますの」

霧切「……確かに、証明はできるけど。……」

霧切「いえ。わかったわ。とりあえず見せてくれるなら見せて」



《セレスの部屋》


セレス「では、お見せしますわね」

霧切「…………」

(セレスがPCを起動させた)


 ヴ~ヴ~、カンカンカンカンカン!


セレス「……!?」

霧切「……やっぱりね」

モノクマ『こらー!』

(ぴょーい)

モノクマ「自分のPCを人に見せちゃダメー!」

モノクマ「そんなことしたら、ゲームが成り立たないでしょうが! もう!!」

セレス「…………」

セレス「それは、最初からあるルールですか?」

モノクマ「当然だよ! 今は事前の警告で済ませたけど」

モノクマ「見せたら、おしおきとして、見学ルームに連れてっちゃうんだからね!」

霧切「見せることは、絶対に出来ない?」

モノクマ「絶対とかはボクの口からは言えないよ。それも推理の材料なんだから」

モノクマ「全く、何のための役職やスキルなんだよ……考えたらわかるだろ、もう」

(ぴょーい)

セレス「…………」

霧切「まあ、予想通りね」

霧切「見せることが出来れば、推理が必要なくなるわ」

セレス「ですわね。見せることが出来れば信用を得られたのですが、残念ですわ」

霧切「まあ、私はあなたを予見師だとそれほど疑っているわけじゃない」

霧切「ほぼ確定ぐらいには考えているわ。そうじゃないとPCを見せるなんて発想はでないでしょうし」

セレス「まあ、ありがとうございます。残念ながらわたくしは信用されにくいみたいで」

セレス「折角です。お茶をして、親交を深めませんか?」


《食堂》


霧切「…………」

セレス「紅茶は苦手ですか?」

霧切「そういうわけじゃない。ただ、意外だったから」

霧切「セレスさんが私を誘うなんて、ね」

セレス「そんなにわたくしは話し辛い人間に思われているのですか?」

霧切「そうじゃないけど。そうかもしれないけど」

セレス「否定はしないのですね、残念ですわ」

霧切「単なる雑談は苦手なのよ。それだけ」

セレス「なら、単なる雑談じゃない話をしましょうか」

セレス「もし、PCを見せることが出来るならば、それはどんな方法だと思いますか?」

霧切「見せられたの?」

セレス「もしも、の話ですわ」

霧切「そう」

霧切「考えられるのは、単純に分けて二つ」

霧切「スキルにPCを見せることが出来る効果のあるものがある」

霧切「もう一つは、PCが偽物」

セレス「偽物。しかし、どうやって作りますか?」

霧切「別に、作らなくてもいい」

霧切「さっきのモノクマの言葉。“自分の”PCは人に見せてはならない」

霧切「つまり、“他人の”PCなら見せてもいいとも言い換えられるわ」

セレス「なるほど。ですがそれにはPCの本体のハードを他人から奪う必要がありますわね」

霧切「そうね。だからあまり、現実的ではないわ」

霧切「ただ、クロは葉隠くんを監禁した可能性もあるから」

セレス「そのような強硬策もあり得なくはない、ですか」


セレス「では前者の可能性についてはいかがですか?」

霧切「PCを他人に見せてもいいスキル。そんなのがあるんだったら」

霧切「私だったら、さっさと自分に使ってしまうわ」

セレス「ですわね。信用を得るのは早いに越したことはない」

セレス「ですが、それが他人にのみ作用するスキルだとしたらどうなるでしょう?」

霧切「もし他人に使うならば、私ならセレスさん」

霧切「もっと言うなら、予見師をカミングアウトした人に使うわ」

セレス「ですわね。騎士に使っても殆ど意味がありませんし」

セレス「霊能者はローラーされる可能性が高いですから」

霧切「そうね。ところで誰にPCを見せられたの?」

セレス「なんのことでしょう?」

霧切「あなた、誰かにPCを見せられたんじゃないの?」

セレス「だからこの話題をしている、と?」

霧切「まあいいけど。あなたが素直に話すとは思えないし」

霧切「ただ、もしそんな人がいたなら」

霧切「クロの、しかも手段を択ばないタイプの人かもしれないわ」

霧切「自分の身は自分で守って。極端な話」

霧切「本当に、死体になってしまうかもしれないから」

セレス「ずいぶん脅しますわね」

霧切「これは負ければ死ぬゲーム。勝つために殺人を犯したとしても」

霧切「さほど、驚きはないわ」

セレス「お気遣い、ありがとうございます」

セレス「ですが、やられっぱなしは性に合いませんの」

霧切「…………」

霧切「あなたがシロの予見師なら、シロの勝利には必要不可欠だから」

霧切「気を付けて」

セレス「ええ」

さて、じゃあ十神くんを占うのは決まっているので

夜時間行動安価

>>590

1、誰かに会いに行く(キャラ名指定)
2、通信で誰かと会話する(キャラ名指定)
3、休む

>>587
普通に舞園さんを占ったって言えばいいんじゃね

昨日霧切さんからの信頼を得ようと私のPCを見せようとしたところモノクマに自分のPCを他人に無条件で見せることはできないと言われましたが、一昨日私は何故か舞園さんのPCを確認することができていたので占いました

(クロだったら)つまり前園さんは葉隠くんのPCを奪って私に見せていたのです
(シロだったら)これで誰かのスキルの中にPCを他人に見せることが可能になると言うものがある事が確定しました

って言えば占った理由としちゃ十分だろ 安価↓

苗木か。うん。了解です

すまないけど、今日はこれで失礼するね。
あ、ジェノさんは出さないと思う、多分

(ぴょーい)

んっと、ちょっと待った。

直接会うのか通信か選んでください

>>595

>>589
いや、舞園はっきりっせんと洒落にならないくらいまずいぞ?
桑田はまだわからんからほっといて、白は(黒がトチ狂ってない限り)11から確定で3死んで8

そして舞園がもし黒だったら更に1減って7 で黒は初期5から一増えて6

・・・ってあれ?自分で書いといてなんだけど、これ桑田‐白 舞園‐黒だともう積んでね?\(^^)/

んじゃあ直接会って苗木にカマをかける感じです。
内容は舞園さんのことでいいかな?

で、うーん。

予見の相手、どうする? ちなみに舞園さんシロと出ても、あまり意味がないと思うよ
シロクロは区別つかないからね

希望が多ければ再安価したけど、ないなら基本このまま十神で行きます。
やっぱり朝時間の出来事を書いてから安価するべきだね、これからはそうします。

まったねー

(ぴょーい)

最初に見せちゃったもんだから書く奴も大変だな
これシロかクロかあらかじめ決めたのに変えないと整合性とれんだろもう

>>605
流石にそれだけはしません。最初に設定したシロやクロを勝手に変えたらゲームにならない。
GM嘘つかない。これだけは絶対。

モノクマの言葉が作品の中のでのGMの言葉ですが、モノクマだけは嘘をつきません。
あえて言ってないことがあるかもしれないけど。

本来見れないはずのPCを見れたなら、そこには必ず何らかの条件を満たしているか、あるいは生徒によるトリックがあります。
そこは信用してもらわないと、困るというかゲームにならないです。しゅん

あれ、なんで代わりに答えられてるの?? だれ? びっくりした……

まあ、でも、うん。確かにスキルに関してはGMから言えることはないです。

役職の質問は答えるけどね。スキルに関しては試していってもらうしかないかな。
生徒によるブラフとかもあるし、朝日奈さんのように認識していない場合もあります。

出来るかどうかは試してみないと、という感じでしょうか


 ――夜時間――


《セレスの部屋》


『トガミくんは シロです』


セレス「シロ、ですか……」

セレス(昨日のように暴動者などによる妨害はなし、と)

セレス(シロクロじゃないことを願うしかありませんわね)

セレス(さて、では苗木くん辺りにカマをかけてみますか)



《職員室》


「………!」

「…………!」

セレス「?」

セレス(あれは……苗木くんと舞園さん?)


舞園「……だから、まず勝たないと意味がないんですってば」

苗木「そんなことないよ! 舞園さんこそこんなゲームに乗るの?」

苗木「勝ったところで出してもらえる保障なんかないじゃないか」

舞園「私は……外に出ないと……」

舞園「外に出て、みんなを確かめないと……!」

舞園「苗木くんは、あくまで邪魔をするんですか?」

苗木「そうじゃない、こんなゲームに乗ったって意味ないんだ!」

セレス(そういえば、初日から見学ルーム探そうとしたり)

セレス(妙な動きをしていたといえばしていましたが)

セレス(初日の集まりの時の表情も妙でしたし)

苗木「そもそも、おかしいんだよ」

苗木「初日の犠牲者が不二咲さんってこと自体が」

舞園「どうしてですか? 不二咲さんをクロが選んだんじゃないんですか?」

苗木「なんなら舞園さんからモノクマに確かめてもいい」

苗木「本来は、存在しない17人目の犠牲者からスタートするはずだったんだ」

セレス(……存在しない17人目?)

苗木「ボク達の中から初日の犠牲者が出ることは、おかしいんだよ」

舞園「じゃあ何か、不二咲さんがやっちゃったんじゃないですか?」

舞園「ルール違反になるようなことをしたとか」

苗木「それをモノクマに訊こうとした。けどあいつは答えなかった」

苗木「だからモノクマは何か隠してるんだ」

苗木「そんなやつがするゲームを、信用できるの?」

苗木「勝っても本当に出られると思う?」

カミングアウトの回数に制限はないです、大丈夫


舞園「そうやって、そうやって私を懐柔しようと?」

苗木「違う……! 舞園さんが焦りすぎて自棄になってるのが見てられないだけだよ」

苗木「今だって止めなかったら」

舞園「止めなくて良かったんです! 何言ってるんですか!」

苗木「だって、止めなかったら見学ルーム行きにされてたじゃないか」

舞園「それを苗木くんがみんなに伝えてくれれば、何が違反の線引きになるかわかるじゃないですか」

苗木「だって、見学ルームに行ったみんなの扱いはひどいんだ。ひど過ぎる」

苗木「人としての扱いじゃないよ……」

セレス(…………)

舞園「なんで、それを私だけに言うんですか?」

舞園「自分でわかってるんですよね?」

舞園「自分がそんな発言をしたら、学級裁判でおしおきされてしまうことぐらいは」

苗木「それは……」

苗木「じゃあ、どうして舞園さんだって、ボクのことをみんなに言わないの?」

舞園「苗木くんのスキルは武器になるからですよ。そしてそれを自分でわかってますよね?」

苗木「舞園さん……だから」

舞園「負ければ、全てが終わることはわかってる。それだけで十分じゃないんですか?」

苗木「だから……!」

舞園「もういいです。私から苗木くんに話すことはないし」

舞園「苗木くんから私が聞くような情報は、これ以上ないです」

苗木「舞園さん……!」

(舞園は有無を言わさぬ剣幕で職員室を出て行った)

セレス「…………」

セレス(色々聞きたいことは山ほどありますが)

セレス(どうしたものでしょうね)

苗木「……はあ」

セレス「痴話喧嘩、お疲れさまですこと」

苗木「うわあ、わわ!? セ、セレスさん!?」

苗木「き、聞いてたの?」

セレス「あれほど大きな声で話していれば、嫌にでも」

セレス「まあ、元々苗木くんに用があったのですが」

苗木「え? ボクに?」

セレス「存在しない17人目の犠牲者」

苗木「あう……聞かれてたんだ」

苗木「うん。本当なら初日の犠牲者だった人だよ」

苗木「えっと、なんて言ってたかな。N、……N、なんだっけ?」

セレス「もしかしてNPCのことですか?」

苗木「あ、やっぱりセレスさんはすごいね。そうそう、モノクマもそう言ってたよ」

セレス「で、何故それを苗木くんは知っていたのです?」

苗木「えー、えっと。どう説明したらいいかな……」

苗木「ボクのスキルはね、それがわかるんだよ」

苗木「というか、えっと。それはね、見学ルームの様子がわかるからなんだ」

セレス「見学ルームの様子が?」

苗木「PCから確認できるんだ。音声はないけどね」

苗木「監視カメラの映像を見ている感じ、というか見ているんだと思う」

セレス「それがあなたのスキルですか?」

苗木「いや、なんていうのかな。それはおまけみたいなものなんだ」

苗木「それ以上は、言うとスキルが発動できなくなるから……」

セレス「しかし、舞園さんはあなたのスキルの中身を知っているようですが?」

苗木「いや、知らないよ。発動の条件を伝えただけだから」

苗木「でも、舞園さんも似たような条件だったから、なんとなくわかるんだと思う」

苗木「ゲームのルールも、ボクより呑み込みが早かったしね」

セレス「まあ、アイドルですからね。こういったゲームには慣れているでしょう」

セレス「とにかくそれで、NPCの存在が分かったと?」

苗木「見学ルームにはね、NPC用の部屋もあったんだよ。でもあれ部屋なのかな……」

苗木「なんか人形がバラバラになってて、部屋の壁には『初日犠牲者』ってあってね」

苗木「でも、最初の学級裁判が始まる前に見てみたら『初日犠牲者』のところはバツで消されてて」

苗木「代わりに、別の部屋に不二咲さんが入ってたんだ」

セレス「わざわざ『初日犠牲者』を用意していたにもかかわらず、不二咲さんが犠牲になったのはおかしい」

セレス「苗木くんはそう考えているのですね?」

苗木「ボクだって、『初日犠牲者』とか自体がモノクマの罠じゃないかって思ったけど」

苗木「『不二咲さんがルール違反したからおしおきだよ!』とか」

苗木「逆切れして、話にならなかったんだ」

セレス「ルール違反……」

苗木「不二咲さんがルール違反するはずないじゃないか」

苗木「このゲームにも詳しかったみたいだし、ズルをするような性格にはとても見えなかった」

苗木「だから何か、モノクマが嘘をついてるんだ」

セレス「…………」


他に何か聞くべきことはありますか?


>>625までで多いもの

1、苗木と話を続ける
2、舞園を追いかけて話してみる
3、とりあえず引き上げる

1、2だったら、しばらくみんなで内容を相談してみてください

あら、もう決まったみたいですな

じゃあ、何を聞きたいかみんなで話し合ってみてください

あれ、他聞きたいことないかい?
ないなら勝手にセレスさんが動くけど、多分考えた方がいいと思うんだけども

あとから聞きたかったとか言われても苗木がその時いるかどうかはわからないからね
まあ全部のキャラに言えるんだけども

じゃあ 舞園さんの様子とPCが見れたことの様子
後は今日の裁判での予見士である自分に石丸スキルを使うよう提案をした
真意について聞きたいかな

今日はごめんね、あまり書かなかったけど眠いからぴょーいします。
苗木に訊きたいこと、いろいろ考えたらちゃんとセレスさんは聞くよーじゃーねー

(ぴょーい)


セレス「ところで、舞園さんが何をするのを止めようとしたのですか?」

セレス「そういった印象でしたが」

苗木「うん。セレスさんは、情報処理室は鍵がかかっているのは知ってる?」

セレス「いいえ。まあ、そういった部屋があっても不思議はありませんわね」

苗木「職員室の椅子を使って無理矢理扉を破ろうとしたんだ」

セレス「…………」

セレス「ずいぶん、バイオレンスですわね」

苗木「うん。焦ってるんだと思う……本当に」

セレス「まあ外を見たいのであれば、情報処理室は確かに怪しいですからね」

苗木「でもモノクマに止められたんだよ。事前警告って言ってたかな」

苗木「舞園さんは、ゲーム以外の部分でもどこまでルールが定められているのか」

苗木「その確認もあったって言ってたけど……」

セレス「なるほど」

セレス(もしかしたら不二咲さんのルール違反にも、関係があるかもしれませんわね)

セレス(不二咲さんのルール違反……本当にモノクマの捏造なのでしょうか?)

セレス「ちなみに苗木くんは、この人狼というゲームについてどう思っているのです?」

セレス「外の世界でも普通に行われている、一つのゲームとして」

苗木「うーん……」

苗木「あまり、好きじゃないかな」

苗木「ボクはそもそも、人の裏を読むっていうのが、苦手なんだ」

苗木「セレスさんは得意そうだよね」

セレス「まぁ、ギャンブルというのはそれが出来ないと話になりませんから」

セレス「ですがその割には、わたくしに石丸くんのスキルを使わせようとしていましたが」

苗木「うーんと。予見師って大事な役職なんだよね?」

苗木「だったら、石丸くんのスキルで確認するのが一番いいかなって思ったんだけど」

セレス「一番、強制力のあるスキルですからね」

セレス「いわば役札を、ゲームマスターに公開させてしまうわけですから」

苗木「みんな、スキル強いよね」

苗木「ボクのは条件も難しくて、タイミングも良くわからないし」

苗木「よく過半数取れたよね……ボクが言うのもなんだけど」

苗木「あの状況で、過半数が賛成してくれるって思わなかったな」

セレス「…………」

セレス「ところで、苗木くんは舞園さんと一番仲がいいようですが」

苗木「え?」

苗木「そそそ、そんなことないよ! いや、あの、」

苗木「ちゅ、中学が同じだから……接点はそれだけだし」

苗木「向こうがボクのことを覚えていてくれたことがびっくりで」

セレス(別に、そんなことを聞きたいわけじゃないのですが)


セレス「アイドルと同じ中学とは、流石<超高校級の幸運>ですわね」

苗木「うーん。そうなのかな?」

苗木「ボクは遠くから見ていたうちの一人だし……」

セレス「まあ、それでも知り合いがいたのは彼女にとっては心強いんでしょう」

セレス「PCを見たりはしてますか?」

苗木「え? あれって見せられないんじゃないの?」

セレス「わたくしは舞園さんに頼んだら見せてもらえましたけど」

セレス(そしてそれが謎で疑惑なのですけども)

苗木「そっか。じゃあみんなで見せ合いっこすれば」

セレス「しようと思いましたが、出来ませんでした」

苗木「え?」

セレス「モノクマに邪魔をされましたわ」

セレス「自分のPCを他人に見せるのは禁止されているようなのです」

セレス「破ったら、即見学ルーム行きらしいですわ」

苗木「え? え? でも今、舞園さんのを見せてもらったって」

セレス「ええ。矛盾してますわね」

苗木「どういうこと?」

セレス「わたくしが聞きたいことだったのですが、心当たりはない?」

苗木「な、ないよ……でも、石丸くんのスキルが」

セレス「スキル封じのスキルが存在するのだとしたら?」

セレス「実際に、大神さんの自己申告したスキルはそういった系統です」

セレス「他人に作用するスキルを無効化するスキルがあっても、おかしくはありません」

苗木「…………」

苗木「じゃあ舞園さんはスキルを二つ持っていたということ?」

セレス(スキルが二つ……)

セレス(あり得ないということはありませんが)

セレス「それよりは、人に使ってもらったと考えるのが自然でしょうね」

セレス「つまりあらかじめ、彼女はスキルを使うことを」

セレス「事前に打ち合わせしていたのです」

苗木「でも、スキルの内容は話しちゃいけないって」

セレス「ブラフ……嘘だとしたら?」

苗木「…………」

苗木「セレスさん。キミの考えていること」

苗木「……ハッキリ言ってしまってくれないかな」


推測内容をすべて話しますか?

1、はい
2、いいえ

>>638までで多い方

1


セレス「じゃあ言ってしまいますね」

セレス「彼女はまだ、クロの可能性があります」

セレス「わたくしの見せられたPCは、他人から奪ったもの」

苗木「どうして、そんなことを?」

セレス「先ほど、モノクマは不二咲さんがルール違反をしたと言っていましたわね」

セレス「例えば、無理矢理に見られたとしても、同じくルール違反になってしまうのだとしたら?」

セレス「つまり、舞園さんに見られてしまって」

セレス「不二咲さんが最初の犠牲者になることが決定してしまった」

セレス「そして舞園さんはそのPCを奪った」

セレス「本当の騎士は不二咲さんだった」

苗木「…………」

苗木「でも、他の人から奪った可能性は」

セレス「あの時点で“死んだ”人は、不二咲さんだけです」

セレス「それ以外にPCの強奪なんて無茶をされたら、必ず誰かが言っていた筈です」

苗木「…………」

セレス「クロ同士の通信で、彼女は自分のスキルの内容を相談します」

セレス「学級裁判で過半数を取らなくてはならない、という条件は本物でしょう」

セレス「あの時点では14人いたので、最低8票必要なわけです」

セレス「クロは3名。一応、内通者も含めると、」

セレス「舞園さんを除いて、最大3票集まります」

苗木「でも、それでもあと5人の賛成が」

セレス「大和田くんのスキルを忘れましたか?」

セレス「自分と同じ意見にしてしまうスキルがクロの中にもいたとしたら」

苗木「…………」

セレス「ついでに言えば、苗木くんは賛成するでしょう?」

セレス「彼女を信じているあなたなら」

苗木「…………」

苗木「……確かに、賛成に入れたけど……」

セレス「わたくしが言いたいのは、決して勝算のない賭けではなかったということです」

苗木「でも、スキルの効果を伝えなかったのは何で?」

苗木「嘘でもよかったんじゃ」

セレス「嘘をつくと矛盾が出てきます。矛盾を指摘されれば、スキルの条件は満たせない」

セレス「条件が成立してスキルが発動した時、モノクマが何を言うかもわかりませんしね」

苗木「…………」

セレス「そして彼女は不二咲さんのPCを奪い、不二咲さんの役職を乗っ取った」

セレス「更にそれを看破できる石丸くんのスキルは、スキル封じのスキルで封じた」

セレス「これでカミングアウトは信憑性を持ちます」

苗木「…………」


セレス「シロはみんな、勝利条件を誤認したままゲームを進める」

セレス「非常にまずい状況に追い込まれるわけです」

セレス「立てる作戦も違ってきますから」

苗木「…………」

苗木「舞園さんがセレスさんにPCを見せたのは」

セレス「自分が騎士だと信憑性を持たせるため、ですわ」

セレス「基本的に、自分のPCを見せるという発想は」

セレス「人狼というゲームを知っている人間ほど、出てこないものです」

苗木「…………」

セレス「勿論、わたくしに見せた騎士としての行動……目の前でPCを操作してわたくしを守る対象に選んだのですが」

セレス「それも、ニセモノです」

セレス「そしてその日、別の人間……葉隠くんが“殺され”ました」

セレス「わたくしは生きている、その事実で舞園さんが守ったことを信じさせられたのです」

苗木「…………」

セレス「もし葉隠くんが元クロだったとしたら、舞園さんに連絡が来なかったことに矛盾が起きます」

セレス「勿論、クロがそうさせないように葉隠くんを拘束したとも考えられますが」

セレス「そもそも葉隠くんは陣営を移動していなかったのです」

セレス「彼は最初からシロだったのですわ」

苗木「…………」

苗木「確かに、いろいろと説明はつくかもしれない」

苗木「でも、それってセレスさんの想像だよね?」

セレス「ええ。これはいわゆる、最も最悪な想像というやつですわ」

セレス「もっともあってはならない想像です」

セレス「ですが無視するには、勝利条件を違えたままでは」

セレス「シロの勝利はまず来ません。作戦が立てられなくなりますから」

セレス「この仮説、どうお思いですか?」

苗木「…………」

苗木「舞園さんが、不二咲さんのPCを、無理矢理奪ったなんて」

苗木「…………」

苗木「ないと、信じたい。けど」

苗木「……すごく焦ってる舞園さんを見ると……そんな乱暴な作戦を立てても」

苗木「あり得るかも、って思う自分がいるのだは確かだよ」

セレス「意外ですわ」

セレス「苗木くんは彼女を庇うと思いましたから」

苗木「で、でも!」

苗木「舞園さんが奪ったんじゃない、と思う」

苗木「敢えて言うなら、クロのみんなで不二咲さんを奪ったんじゃないかな」

苗木「だから……だから……」

セレス「だとしても」

セレス「舞園さんはつまり、捨て石なのですわ」

セレス「シロにしても、クロにしても、矢面に立ったのは間違いないのです」

セレス「勝つためならば、自分が捨て石になる覚悟がちゃんとある」

セレス「その覚悟は、見誤ってはならないと思いますの」

苗木「…………」

苗木「それを聞いて」

苗木「ボクにどうしろっていうの?」

セレス「特に、何も」

セレス「あくまで可能性の一つとして、考慮してくださるとうれしいですわ」

苗木「…………」

苗木「舞園さんがクロって、それってどれくらい、あり得る可能性なのかな」

セレス「あなたはどうお思いですか?」

苗木「……繰り返しになっちゃうね」

セレス「ええ。これは困りましたわ」

セレス「舞園さんがシロだったとしても、疑いは消えませんから」

苗木「確認する方法はないの?」

セレス「一つ、あるとすれば」

セレス「舞園さんが“死に”、霊能者が陣営を確認すること」

苗木「つまり、裁判で言っていた、ローラー……霊能者を片っ端からという作戦は、やめた方がいい?」

セレス「わたくしならば、そうしますわ」

セレス「大神さんが真であることを、祈るしかありませんわね」

苗木「…………」

苗木「ごめん。ちょっと……」

苗木「考えたい。色々と」

苗木「……その、ありがとう」

苗木「ボクじゃ、考えられなかったことだから」

セレス「あなたはそうでしょうね」

セレス「疑うことを知らないのでしょうから」

苗木「…………」

苗木「そうだね」

苗木「明日も、頑張ろう。おやすみ」

セレス「おやすみあそばせ」


…………
………
……

 ぴんぽんぱんぽーん

『死体が発見されました!
 学級裁判を開きます!』

『被害者は……石丸清多夏です!』

――情報更新
(セレスが正と思った情報。ブラフに引っかかっている可能性も踏まえること)


苗木誠<超高校級の幸運>

《役職》

・特有スキル


石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

《役職》

・特有スキル<規律は必ず守るもの>
 学級裁判時に使用
 嘘のカミングアウトを許さない。対象が嘘をついていた場合、対象の役職が強制的に明かされる。
 学級裁判一回につき一度だけ発動可能。


十神白夜<超高校級の御曹司>

《役職》シロorシロクロ

・特有スキル


大和田紋土<超高校級の暴走族>

《役職》

・特有スキル


桑田怜恩<超高校級の野球選手>

《役職》

・特有スキル


山田一二三<超高校級の同人作家>

《役職》

・特有スキル


葉隠康比呂<超高校級の占い師>

《役職》

・特有スキル


舞園さやか<超高校級のアイドル>

《役職》

・特有スキル<アイドルはファンを笑顔に>
   スキルの発動を宣言、自分の役職をカミングアウトする。カミングアウトの内容は問わない。
   その時点で生き残ったプレイヤーの過半数の賛成を得られた場合、相手陣営をランダムに一人、自分の陣営につかせることが出来る。
   一度のみ使用可能。


霧切響子<超高校級の探偵>

《役職》シロorシロクロ

・特有スキル


朝日奈葵<超高校級のスイマー> 

《役職》シロ:一般人

・特有スキル<身体を動かすのは笑顔>

   同じ陣営の中の指定した役職の対象一人と通信できるようになる。名前は明かされない。 
 


腐川冬子<超高校級の文学少女>

《役職》

・特有スキル


大神さくら<超高校級の格闘家>

《役職》

・特有スキル<寡黙の威圧感>

   自分に作用する一切のスキルを無効化できる。



セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

《役職》シロ:予見師

・特有スキル<ポーカーフェイスでコール宣言>
 スキル能力をカミングアウトすれば、学級裁判でおしおきする人間を二人にするか0人に出来る。
 結果はランダム。
 学級裁判の数だけ可能。


江ノ島盾子<超高校級のギャル>

《役職》

・特有スキル


不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

《役職》

・特有スキル<アルゴリズムはゲームマスターを解体する>
 見学ルームの人間と会話が可能。会話の時間は見学ルームの人数×7秒。
 《朝時間》に一度のみ発動可能。


戦刃むくろ<超高校級の軍人>

《役職》

・特有スキル<通信兵は暗号を必ず解読する>
   回数は3回まで。通信においてその文言が真実か嘘かを知ることが可能。

学級裁判は明日ですね。
セレスさんは(というか作者なら)霊能ローラーは今はしない方がいいんじゃないかと思うのですが

セレスさんを動かすのは皆さんですので、皆さん作戦を考えてみてください

(ぴょーい)

《モノクマ劇場》


モノクマ「なんで、とかどうして、って、そんなに大事なのかな」

モノクマ「ボクは思うんだ。そんなことを知らなくても、意外に世界は回るんだって」

モノクマ「エンジンの仕組みを知らなくても自動車は動くんだよ」

モノクマ「理由をすべて知ることが出来るのって、きっと神様ぐらいじゃないかなぁ」

モノクマ「理由がわからなくても、とにかく行動を決めなきゃいけないなら」

モノクマ「だったらシンプルに考えた方がいいと思わない?」

モノクマ「理由は後からでいいから、“もしも”を考えて、それから行動を決めた方が」

モノクマ「きっと勝ち組になるには大事なんだよ」

モノクマ「というわけで、ボクももしもを考えてみたんだ」

モノクマ「もしも、この>>1がなーんにも考えてないその場しのぎで適当に書いてるんだったら」

モノクマ「ボクがみんなだったら、殴ったり蹴ったり刺したり煮たり焼いたりするね!」

モノクマ「そんなもしもがないよう、ボクは祈ってるんだ」

すみません、君付けについてはこちらの推敲ミスです。
舞園さんはというか全員、妹様も記憶や絶望を失った状態のスタートです。

ちーたんの性別についてはみんな知りません。すみませんでした

《学級裁判・開廷》


十神「じゃあセレス。お前の結果を教えろ」

セレス「昨日に引き続き、十神くんを見ました。結果はシロですわ」

大和田「怪しそうなやつが消えたわけか?」

苗木「いや、印象だけで決めるのってどうかと思うけど……」

霧切「予見師の能力は絶対じゃないけど、クロではないことは間違いないわね」

江ノ島「んじゃあ、オーガの結果も聞こうよ」

大神「我は桑田を占った。結果はシロクロだ」

山田「シロクロ、ですと?」

十神「霧切の結果と食い違うな。どうなんだ、霧切?」

霧切「どうもこうも」

霧切「私か、大神さんのどちらかに嘘があるということよ」

朝日奈「えっと……あたしは、さくらちゃんを疑いたくはないけど……」

大神「気にするな。そういうゲームらしいからな」

大神「我は自らを証明するすべを持たぬ。それは事実だ」

霧切「同じことが、私にも言えるわ」

霧切「石丸くんを失ったのは、痛かったわね」

十神「だからこそ、クロは狙ったんだろうな」

十神「まあいい。今日は大神を吊り、明日生きていれば霧切も吊る」

十神「それで終わりだ。どちらも疑わしいならどちらも吊ればいい」

セレス「…………」



>>670までで一番多いやつ

1、もう一人の予見師はだれかという話をしてみる
2、もう一人の騎士の話題を振ってみる
3、PCについての話をしてみる

モノクマ劇場がなんかいい感じに腹立つなww

ごめん、安価間違えた。絵の人も含めて、>>681までお願いします

3


セレス「そう結論は焦らずに。重要な話があるのです」

十神「なんだ?」

セレス「今回でクロが勝つかもしれないのですわ」

朝日奈「ええ!?」

山田「どど、どういうことですかな!?」

腐川「う、う……な、何よ、早く言いなさいよ!」

セレス「皆さん、PCを誰かに見せたことはありますか?」

全員「…………」

舞園「……私はセレスさんに、一度、ありますけど」

十神「PCを他人に見せてもいいのか?」

霧切「…………」

霧切「どうなの、モノクマ?」

モノクマ「ダメに決まってるだろ! そんなのが可能ならぬるゲーだよ!」

舞園「―――え?」

モノクマ「ぬるゲーじゃないね、ぬるぬるゲーだね! ポロリもあるよ!」

十神「絶対に見せてはいけないんだな?」

モノクマ「自分のPCを見せたら、おしおきとして即見学ルーム行きだよ!」

舞園「…………」

舞園「けど、私はセレスさんに見せました」

舞園「間違いなく、何もなく、見せることが出来ました」

舞園「セレスさんの目の前で、私は騎士としてセレスさんを選択しました」

セレス「わたくしも間違いなく見ましたわ」

セレス「だからこそ、矛盾が生じます」

霧切「モノクマが贔屓した、もしくは見逃した可能性は?」

モノクマ「ありえません! これでもゲームマスターなんだから!」

モノクマ「ちなみに、舞園さんがセレスさんにPCを見せたことも把握していました!」

十神「見せることが出来たのは、理由があるということか?」

モノクマ「はい!」

朝日奈「えっと……」

朝日奈「舞園ちゃんがPCを見せれたのって、そんなに問題なの?」

十神「少し考えればわかるだろう」

十神「舞園が本当に騎士なのか? もっと言うならシロなのかが疑わしいということだ」

朝日奈「え、だからどうしてそうなるの?」

霧切「よく考えて。大事なことよ」

山田「あの、それよりは、セレス殿の説明をすべて聞いた方が早いような気がするのですが」

苗木「…………」

舞園「…………」

セレス「説明をする前に、まず舞園さんにこのことについて説明を願いたいのですが」


セレス「何故、あなたはPCを見せることが出来たのです?」

舞園「……説明、と言われても……」

舞園「私は、今までPCを見せてはいけないというルールを知りませんでした」

舞園「何故なのか、わかりません」

セレス「スキルを使ったわけではないのですか?」

舞園「スキルは最初の裁判で使った、あれだけです」

セレス「皆さんに訊きますわね。誰か舞園さんにスキルを使った、というようなことは?」

全員「…………」

セレス「言うわけありませんわね。当然といえば当然ですが」

舞園「…………」

舞園「そもそも、PCを見せていいスキルがあったとしても」

霧切「舞園さんにわざわざ使う理由はないわね」

山田「ですが……舞園さやか殿は石丸清多夏殿のスキルで」

山田「カミングアウトは本物だとなったのではなかったのですかな?」

舞園「……セレスさん」

舞園「言いたいことは全部言ってしまってください」

舞園「疑われてるなら、きちんと晴らしたいので」

セレス「…………」




『初日犠牲者はNPCであるはずだった』の話をしますか?


1、その話も含めてすべて話す
2、苗木のスキルに関わるから、その部分には触れずに話す

>>693までで多い方

1

セレス「では、わたくしの知っていることと、それから導く推測を放しますわね」

(昨夜、苗木に話した推測を全員に説明した)

セレス「……いかがですか、皆さん」

全員「…………」

大神「舞園は、クロなのか?」

霧切「クロだとすれば、ここで誰を吊るのか間違えるとシロが負けるわね」

山田「えっと……整理する時間をいただけますかな」

山田「本来のシロの数は11人。もし舞園さやか殿がクロだった場合は10人に減り」

山田「クロとシロクロは5人から6人に増えた……でよろしいですな?」

山田「そして今、見学ルームにいるのは5人ですな」

苗木「不二咲さん、戦刃さん、葉隠くん、桑田くん、石丸くんだね」

山田「見学ルームにいる全員がシロだとすると」

山田「生き残っているシロは5人、ということに……」

山田「クロとシロクロが全部生きているとすれば、6人」

山田「あらら? 計算が合いませんな」

十神「見学ルームにいるうちの誰かがクロかシロクロなんだろうな」

十神「1人クロ陣営の誰かが死んだと仮定する」

十神「クロとシロクロ合わせて5人となる。シロは6人だ」

山田「2人死んでいるなら、クロが4でシロが7になりますが……」

セレス「戦刃さんはシロでほぼ確定ですわ」

セレス「おそらく桑田くんがシロクロなのでしょうね」

大和田「なんでだ?」

セレス「裁判で吊ったのは戦刃さんと桑田くんです」

セレス「戦刃さんはどちらの霊能でもシロでした。まず確定でしょう」

セレス「共食い……クロがクロ陣営の誰かを殺す必要もありません」

セレス「残りの3人はクロによる被害者です。だから消去法で、桑田くんになります」

セレス「だから桑田くんは、大神さんの霊能の通り、シロクロなのでしょうね」

霧切「…………」

セレス「今回で終わるかもしれないの意味がおわかりいただけましたか?」

霧切「もし舞園さんがクロだった場合」

霧切「今回、間違ってシロを吊ってしまえば」

霧切「明日、クロがシロを殺した時点で、クロの勝利が決定する」

セレス「そういうことです」

十神「苗木のスキルについてもいろいろと聞きたいところはあるが」

十神「とにかく霊能ローラーはやめざるを得ないな。舞園を吊るべきだ」

舞園「…………」


苗木「ちょ、ちょっと待ってよ」

苗木「さっきのセレスさんの仮説だけど」

苗木「やっぱり、おかしいよ」

セレス「何がでしょう?」

苗木「まず、不二咲さんはシロかどうかわからない」

苗木「これはモノクマによるおしおきだから、不二咲さんはクロの可能性があるんだ」

苗木「桑田くんや霧切さんがそうだと決めつけるには、早いよ」

セレス「ふむ。それはまあ、あり得なくはありませんね」

苗木「それに、舞園さんの話だけど」

苗木「やっぱり、舞園さんはPCを見せてはいけないっていうルールは知らなかったんだと思う」

苗木「セレスさんにどうして見せたのかはわからないけど」

苗木「不二咲さんから強奪したPCをわざわざ見せるなんて、どうしてそんなことすしたの?」

江ノ島「信用を得るため、とか?」

苗木「石丸くんがスキルで調べたんだよ? その後にわざわざ自分から疑われるようなことをするの?」

苗木「実際、舞園さんは疑われているじゃないか」

苗木「どうして自分からそんなことをしたんだよ?」

セレス「さあ?」

苗木「さ、さあ?」

セレス「わたくしは舞園さんがわたくしにPCを見せたという事実から」

セレス「先ほどの仮説を立てたわけです」

セレス「あってはならない、最悪の可能性として」

セレス「何故そんなことをしたのか? 極端な話、そんなことはどうだっていいのです」

セレス「大事なのは、この可能性をつぶすことですわ」

セレス「シロだった場合、騎士を失ってしまいますが」

セレス「背に腹は代えられないと思います」

舞園「…………」

セレス「確かに、舞園さんがクロだったとしても、いろいろと矛盾は生じるかと思います」

セレス「ただ、無視するにはあまりにもリスクが大きすぎるのです」

舞園「…………」

舞園「私はシロの騎士です。それしか言えません」

舞園「私が何故、PCを見せることが出来たのか、それは説明できません」

舞園「だから、……私をおしおきするのが最優先だというならば」

舞園「私はそれに従います」

十神「言い訳はしない、ということか?」

舞園「信用を回復することは私には出来ません」

苗木「舞園さん……」


このまま投票に行きますか?

1、はい
2、いいえ

>>706までで多い方

2かぁ
すこしみんなで何を話したいか、何を誰に訊きたいかまとめてくれないかな
ひふみんのまとめで頭がややこしくなってしまったのでクールダウンしてきます

(ぴょーい)


セレス「投票に行く前に、いろいろ話を聞かせていただいても構いませんか?」

舞園「どうぞ」

セレス「誰を護衛しましたか?」

舞園「予見師が確定しているセレスさんです。石丸くんよりもそちらを優先しました」

十神「理由は?」

舞園「石丸くんのはカミングアウトしないと使えないスキルです」

舞園「クロの皆さんが黙ってしまうと、何も出来ませんから」

十神「なるほど」

十神「ところで、俺は初日犠牲者の存在を知らなかったが?」

十神「不二咲は間違いなく、クロではなくお前がやったのか?」

モノクマ「うぷぷぷぷぷ、その通りです!」

モノクマ「悪いことをしたからおしおき! これ学園長として常識!」

モノクマ「まあ、説明が面倒だったので折角だから不二咲さんには初日犠牲者になってもらいました!」

霧切「もし、舞園さんがシロだったとしても」

霧切「モノクマ、ゲームマスターによるおしおきは防げないわね」

セレス「…………」

セレス「ところで、もしここであなたがシロだとして」

セレス「あなたはシロが勝てると思いますか?」

舞園「……騎士がいなくなるわけですから」

舞園「遠からず、私は騎士として、誰かの身代わりになって“死んで”いました」

舞園「…………」

舞園「セレスさんに訊きたいんですけど」

舞園「私がクロだと、どれくらい本気で思ってますか?」

セレス「そうですわね」

セレス「およそ2パーセントでしょうか」

大和田「に、2パーセント!?」

腐川「たったそれだけ!?」


舞園「そのたった2パーセントの為に、騎士を捨てると言うんですか?」

セレス「ええ。問題ありますか?」

舞園「…………」

舞園「リスクは私よりも計算しているでしょうから」

舞園「やっぱり 私から言えることは、何もないです」

セレス「そうですか」

セレス「ところで、舞園さん」

セレス「何を、隠していますか?」

舞園「…………」

腐川「この期に及んで隠し事?! 何よ!?」

舞園「…………」

舞園「何も、隠してなどいません」

舞園「セレスさんの勘違いです」

セレス(……目を逸らさないのは立派ですが)

セレス(全く逸らさないのも、不自然なことだと気づいていないのですね)

舞園「…………」

セレス「……見学ルーム」

舞園「………!」

セレス「気を付けてください」

舞園「……はい」

セレス(見学ルーム……苗木くんのスキルに関係することでしょうか)

霧切「…………」

苗木「舞園さん……」

苗木「…………」

苗木「……これ」

(何かを舞園にギュッと握らせた)

舞園「……嬉しい」

舞園「ありがとう、苗木くん」

苗木「…………」

十神「じゃあ投票だ。いいな?」




 <投票結果>


舞園さやかがおしおきされました。
見学ルームに移ってもらいます。

朝時間行動安価

1、誰かを訪ねる(キャラ名指定)
2、誰かに通信してみる(キャラ名指定)
3、部屋で休んでおく(誰かが訪ねてくる場合あるかも?ないかも?)


>>738お願いします

1で苗木くん

 ――朝時間――


《苗木の部屋・前》


 ぴんぽーん

セレス「…………」

セレス「…………」

セレス「…………」

セレス(出ませんわね。別の場所でしょうか)

苗木『――――はい』

セレス「あ、苗木くん。わたくしです、セレスです」

苗木『あ、ごめん。今、手が離せないんだ』

苗木『今、話は出来ないけど……』

苗木『夜時間になったら、ボクも話したいことがあるんだ』

苗木『倉庫で待っててほしい。それでいいかな』

セレス「――わかりました。ではそれで」

セレス(……倉庫。密談、誰にも聞かれたくない話のようですが)

セレス(今、彼は何をしているのでしょうかね?)



 ――まだ時間は余っています

1、誰かを訪ねる(キャラ名指定)
2、誰かに通信してみる(キャラ名指定)
3、部屋で休んでおく(誰かが訪ねてくる場合あるかも?ないかも?)

>>745 お願いします

>>744


《図書室》


腐川「…………」

セレス(……何を覗いているのでしょう?)

腐川「……白夜様ぁ…………」

セレス「…………」

十神「おい、鬱陶しいぞ。用があるならさっさと言え」

腐川「ひ、ひぃ!? ご、ごめんなさい!!」

腐川「あ、あ、あ、あの、私! 私、その……」

腐川「…………」

腐川「つ、次の学級裁判では、もっと頑張ります! 頑張るので!!」

(腐川はセレスに気付く様子もなく、走って去った)

セレス「…………」

十神「で、お前だ。覗きはギャンブラーの趣味なのか?」

セレス「失礼ですわね。たまたま見かけただけですわ」

セレス「しかし、腐川さんが役に立つってなんでしょうね?」

セレス「裁判ではほとんど発言していませんが」

十神「知るか」

セレス「ところで、少しお話しません?」

十神「俺が話すことはないぞ」

セレス「そう仰らずに」

セレス「あなたは舞園さんの件をどう思いますか?」

十神「ちっ。会話しないとお前を追い払えそうにないな」

十神「……そうだな。クロだとしても舞園の行動は非合理的だ」

十神「つまり、お前の可能性はあり得なくはないが、可能性は低い」

十神「お前は何かを見落としているんだよ」

セレス「何を見落としているのでしょう? 想像つきますか?」

十神「スキルだろうな。全員の情報を手に入れているわけじゃないんだろう?」

セレス「ですが、PCを公開できるような作用のあるスキルがあったとしても」

セレス「それを騎士に使う理由はあまりないように思うのですが」

十神「なら本人も気付いてないのだとしたらどうだ?」

セレス「……なるほど。本来は別の効果と認識していて、副作用としての効果ですか」

セレス「どちらにしても、舞園さんはスキルをかけられたわけですわね」

十神「まずそうだろう」

十神「それより、苗木が舞園に渡したもの」

十神「お前は見たか?」

セレス「見えた、といえば見えましたが」

セレス「チョコレートや飴玉に見えましたわ」

十神「……菓子を渡したのか?」


セレス「おそらく」

十神「…………」

十神「なぜ苗木はそんなものを渡した?」

セレス「甘味で少しでも緊張を和らげるというのは、おかしくはない気遣いだと思いますが」

セレス「何か引っかかるのですか?」

十神「…………」

十神「俺には理解できんな」

セレス「そうですか」

セレス「ところで。十神くんはこの人狼ゲームに積極的ですわね」

十神「命がかかっているからな。お前は楽しくはないのか?」

セレス「マイナスからゼロに戻してあげると言われましてもね」

セレス「プラスがないので、あまり乗り気ではないのは確かです」

十神「金か。ギャンブラーらしいと言えばらしいが」

セレス「あくまでわたくしにとって、ギャンブルはお金を稼ぐための手段ですから」

セレス「夢を叶えるための資金。それ以上でも以下でもないのです」

セレス「ギャンブルそのものを楽しんでいるわけではありませんの」

セレス「そういう割り切りがないと、逆に勝てない世界でもありますわ」

十神「ご高説、ありがたく聞かせてもらった」

十神「だが興味はないな」

セレス「そうですか」


十神「…………」

十神「お前は初日犠牲者についてどう思う?」

セレス「……そうですわね。奇妙には感じています」

セレス「不二咲さんの死に方は、あやふやな点が多すぎますから」

セレス「初日犠牲者を用意しておきながら、不二咲さんをわざわざ初日犠牲者に挿げ替える」

セレス「ゲームマスターとしてはあり得ない行為だと思います」

セレス「初日犠牲者と不二咲さん、二人の死者が出たことにしても良かったわけですから」

十神「不二咲が何をやらかしたのか、か」

セレス「でしょうね。モノクマにとって不都合な事実を隠したのでしょう」

セレス「彼女は与えられたパソコンを使って、何かをしようとしたのでしょうね」

セレス「……そういえば。舞園さんもわざと違反しようとしていたような節がありましたわね」

十神「舞園が?」

セレス「苗木くんから早い段階でその話は聞いていたでしょうから」

セレス「プレイヤーが違反した場合、モノクマがどのような反応をするのか?」

セレス「正直、見てみたかったですわね」

セレス「クロがやったことにしてしまうのか、ゲームマスターによるおしおきとして、きちんと区別をつけるのか」

十神「なるほど、な」

十神「まあまあ面白い話だった。次もこれくらい興味を引く話を持ってこい」

十神「そうしたら、お前に協力してやらんでもないぞ」

セレス「それはどうも」


>>755

予見の相手を選んでください
(不二咲、戦刃、葉隠、桑田、石丸、舞園、霧切、十神 以外)

苗木


 ――夜時間――


《セレスの部屋》


『ナエギくんは クロです』


セレス「これは……」

セレス「……苗木くんとの、約束の時間ですわね」




《倉庫》


苗木「あ、セレスさん。来てくれたんだね」

セレス「わたくしにどのような用事でしょうか?」

苗木「うん。……多分セレスさんなら、話してもいいと思うから」

セレス「何故、わたくしならいいと?」

苗木「セレスさんはシロだから。確実にシロなんだよね?」

苗木「だから、舞園さんは怒らないと思う」

セレス「それで、どのような話ですか?」

苗木「昨日言ったけど、ボクのスキルは見学ルームを覗くことが出来るんだ」

苗木「そのことは、舞園さんも知ってる」

セレス「…………」

セレス「説明願いますわ」

苗木「……見学ルームに行った人たちってね」

苗木「牢屋みたいな部屋に入れられるんだ」

(紙を広げる苗木。図面が書いてある)


  □□□□□□□□
          □
  □□□□□□□□


苗木「こんな感じで、向かい合わせになってるんだ」

苗木「一番右の奴は、廊下の突き当たりみたいになってて、そこにも部屋がある」

苗木「この部屋が、初日犠牲者の為の部屋らしいんだ」

セレス「前に言ってた、人形がバラバラになった部屋でしたか?」

苗木「うん」

苗木「でね、舞園さんからの連絡だと」

セレス「……ちょっと待ってください。連絡が取れるのですか?」

苗木「あ、そっか。えっとね、予め時間を決めていたんだよ」

苗木「夜時間もずっと見てるけど、基本的に朝時間と夜時間の変わり目に」

苗木「舞園さんから、カメラに向かってアクションがあるんだ」

苗木「ボクはそれを見てるんだよ。だから朝は、ごめんね」



セレス「……それは、あなたの発案ですか? 舞園さん?」

苗木「ううん。霧切さんだよ」

セレス「ということは、かなり早い段階で舞園さんはそうするつもりだったのですね」

セレス「苗木くんのスキルの部分を霧切さんに話したのはいつですか?」

苗木「昨日の朝だよ。セレスさんより少し前だね」

苗木「舞園さんはいずれ入ることになるのはわかってたから」

苗木「霧切さんが、この連絡方法を考えてくれたんだ」

セレス「…………」

セレス「まあ、そのあたりはわかりましたわ。続きをお願いします」

苗木「不二咲さんとも会話したかったと思うけど」

苗木「不二咲さん、衰弱が激しくて……」

セレス「……どうしたのですか?」

苗木「…………」

苗木「多分、見学ルームに入れられた人間は」

苗木「何も、食べさせてもらってないと思う」

セレス「……それは……」

セレス「不二咲さんは三日は最低、何も食べてない?」

苗木「水は飲めると思う。トイレが部屋の中にあるから」

苗木「だから舞園さんは、いつでも行けるように」

苗木「ポケットにカロリーメイトや傷薬をいっぱい入れてたんだ」

セレス「あなたが渡した飴やチョコレートは、そういう意味だったのですか」

苗木「……見えてたんだ。まあ、そんなに隠すこともないんだろうけど」

セレス「それで、傷薬とは?」

苗木「他のみんなは、ご飯がないだけで済んでるけど……」

苗木「不二咲さん、ボクが見た限りでは」

苗木「手に酷い怪我をしてた。傷つけられていた」

セレス「…………」

苗木「だから、見学ルームを探したんだけど……」

セレス「よろしいですか?」

セレス「その事実を他の誰かに話そうとは思わなかった?」

苗木「……話そうとしたんだ。でも舞園さんや霧切さんは止めた方がいいと言われた」

苗木「ゲームが進まなくなるからって」

セレス「……見学ルームに行く抵抗が大きくなると、ゲームが進まなくなる」

セレス「かといってゲームが進まないままだと、いずれ見学ルームにいる人間は餓死が待っている」

セレス「むごいですわね。そしてそれを黙ってろと言った、舞園さんや霧切さんも」

苗木「…………」


セレス「ゲームが進まなくなれば、何をされるかわからない」

セレス「そういう意味では、合理的判断ですけどね」

セレス「勝つためなら何でもやる、と言ったのは、嘘ではなさそうです」

苗木「でも! 舞園さんも霧切さんも、自分が見学ルームに行く時が来たら」

苗木「見学ルームにいるみんなにいろいろ届けるつもりだったんだ! それは本当だよ」

セレス「ですがあなたは、舞園さんの無茶を止めていましたよね?」

セレス「早い段階で食料を届けるのは大事だったのでは?」

苗木「………そんなこと、わかってるよ」

苗木「わかってた。でも……」

セレス「もういいですわ。そのことについては、わたくしからは何も言いませんし」

セレス「この件に関しては、黙っておきますから」

苗木「…………」

苗木「とにかく、舞園さんは今は……不二咲さんとあまり話せてないらしいんだ」

苗木「だから、不二咲さんが何をやったかはわからないんだ」

苗木「他のみんなは、カロリーメイトでなんとか持ち直したみたいだし」

苗木「見学ルーム自体は、調べても何もわからなかったらしいけど」

苗木「まだ何とか、持つと思う」

セレス「…………」

セレス「どうしてそれをわたくしに話したのです?」

苗木「…………」

苗木「ボクもこのゲームのプレイヤーなんだ」

苗木「だから真剣にゲームをしないといけない」

苗木「だけど、いずれボクも見学ルームに行くことになるから」

苗木「他にも知っている人間が欲しかったんだ」

苗木「セレスさんは確実にシロだし、きっと見学ルームの話も漏らさないでいてくれると思うから」

苗木「冷静に判断できる人に、知っておいてほしかったんだ」

セレス「…………」

セレス「とりあえず、食料は持つことにしますわ」

セレス「…………」




他に話はありませんか?

1、はい
2、いいえ

>>763までで多い方

誰がクロだと思うか

じゃあ、苗木くんに訊きたいこと、少しまとめてみてください
苗木くん、クロなのによくもまあ……

(ぴょーい)


セレス「苗木くんは、誰がクロで誰がシロだと思いますか?」

苗木「うん? うーん……」

苗木「正直、よくわからないや」

苗木「みんな、別になりたくてなったんじゃないしね……」

セレス「例えば、今見学ルームにいる人たち」

セレス「舞園さんがクロならば、何故葉隠くんは殺されたのでしょう?」

苗木「うーん……スキルじゃないかな」

苗木「石丸くんもたぶん、そうなんだろうし」

苗木「でも、舞園さんはシロだと思うけど……」

セレス「シロの騎士だと?」

苗木「うん。セレスさん、っていうか予見師を守らないとって言ってたし」

セレス「……なるほど」

セレス「では、不二咲さんはどんな役職だと思います?」

苗木「うーん。シロ、だと思うけど」

セレス「何故?」

苗木「いや、あまりクロとして人を騙す姿が思い浮かばないだけなんだけど」

セレス「では、今わたくしが見た、霧切さんと十神くん」

セレス「彼らはシロクロだと思いますか?」

苗木「うーん。霧切さんは、桑田くんの嘘を本当としたから、怪しいってことになったんだよね」

苗木「…………」

苗木「スキル封じのスキルとか聞いたら、霧切さんもきっとそうされたんじゃないかって思うけど」

苗木「けど、霧切さんは……うーん」

苗木「よくわかんないなあ……」

セレス「霧切さんとは仲が良いのでは?」

苗木「あまり、そんなこともないと思うけど……」

セレス「連絡手段のアドバイスは霧切さんだったのでは?」

苗木「うん。そうなんだけどね」

苗木「なんか、霧切さんは……舞園さんとあまり仲が良くなくて」

セレス「さっきもそう言ってましたわね。舞園さんもあまり霧切さんを良く思ってなかったように聞こえましたが」

苗木「う、うん。正直、そのあたりのことはよくわからないんだ」

苗木「二人とも、優しいのにな……」

セレス(ゲームが進まないからと見学ルームに行けば)

セレス(餓えの苦しみに遭うことを黙っている女性が優しいとは思えませんが)


苗木「正直さ、ボクは誰もがクロに見えるし、出来れば全員がシロであってほしいんだ」

苗木「そしたら、こんなゲームはしなくて済むのに」

セレス「……だから予想はしていない、と?」

苗木「向いてないんだよ、ボク。きっと」

セレス「…………」

苗木「あ、話聞いてくれてありがとう」

苗木「ボク、そろそろ部屋に帰らないと」

苗木「舞園さん、何か合図しているかもしれないから」

セレス「もう一つ、よろしいですか?」

セレス「もし、あなたがクロだとしたら」

セレス「次は、誰を狙いますか?」

苗木「…………」

苗木「予見師の、セレスさんじゃないかな」




 ぴんぽんぱんぽーん

『あーたらしい あーさがきたー! きぼーうの あさーだ!
 よろーこびに むねをひらけ おおぞーら あーおーげー!』


『みなさん、今日も元気に、健やかな一日を過ごしましょう!』



セレス「…………」

セレス「被害者は、いない?」




 朝時間安価です

1、誰かを訪ねる(キャラ名指定)
2、誰かに通信してみる(キャラ名指定)
3、部屋で休んでおく(誰かが訪ねてくる場合あるかも?ないかも?)

>>786 お願いします

江ノ島、腐川、山田辺りの情報が欲しいね

ごめんなさい、踏むとは思ってませんでした。

腐川に会うにデキルナラしてください

んじゃあ>>787で。

最初の説明にもあるんですが、必ず裁判が起きるわけじゃないし、
また、クロは絶対にかまないといけないわけでもないんです

ただし、そのかわり、見学ルームにいる人間はどんどん死に近づいていくよ、っていう

一応はゲームとしてだけではなく、ストーリー性も持たせようかなとは思ってます。
ただ、セレスさんがまだ噛まれていないのは奇跡的だと思ってください。

ストーリー要らないと言われようと、私にはストーリーのないSSは書けないのです
じゃないとキャラが動かないのです、申し訳ない

苗木の言葉を信じるならば、そうですね
どの程度信憑性があるかは各自でご判断くださいませ


 ――朝時間――


《図書室》


腐川「…………」

セレス「腐川さん」

腐川「ひぃや!?」

セレス「あら。驚かせたようで申し訳ありません」

セレス「お時間よろしいですか?」

腐川「なな、何よ……私を殺す気なの?」

セレス「は?」

腐川「わ、わかってるんだから……! あなたたちが私を邪魔に思ってることぐらい」

腐川「何も話さないから、不審に思って近づいてきたんでしょう!? そうなんでしょ!?」

腐川「だ、だから、裁判で邪魔だから、次のおしおきは私でしょ!?」

セレス「まあ、今のままだと、そうなりますわね」

腐川「うう……やっぱり……」

腐川「し、仕方ないじゃない……、みんな怪しく見えるし」

腐川「こんなゲーム、やったことないから……話についていけないし……」

セレス「ですが、とりあえず材料は提供していただかないと」

セレス「何でも構いませんわ。思ったことを発言すればいいのです」

腐川「…………」

セレス「……そうすれば、十神くんの役にも立つと思いますわ」

腐川「はぁ!? なんでアンタなんかが馴れ馴れしく君付けで呼ぶわけ!?」

腐川「様をつけなさい、様を!! 身の程を知りなさい!!」

セレス「…………」

セレス(もう帰りましょうか)

腐川「…………」

腐川「あ、アンタさ……このゲーム、詳しいのよね?」

セレス「まあ、それなりには」

腐川「…………」

腐川「じゃ、じゃあ……」

腐川「暴動者が誰か……わかる?」

セレス「は? …………」

セレス「あなたは役職を持っているのですか?」

腐川「ももも、持ってないわよ!? 何言ってるの!?」

セレス「まず、言っておきますが」

セレス「あなたがシロの役職持ちなら、わたくしは確実に味方ですわ」

セレス「わたくしがシロの予見師であることは、間違いないのです」

セレス「……まさか、予見師なのですか!?」

腐川「……ううう……だって……!!」


腐川「四回やって、三回もわけわからない表示が出て!!」

腐川「カミングアウトなんて出来るわけないでしょう!!」

セレス「…………」

セレス「ちなみに、誰を見たのですか?」

腐川「あ、あからさまに怪しい霧切とかいう女を……最初に選んで」

腐川「そしたら、わけのわからない表示が出たけど」

腐川「つ、次の裁判でアンタがシロだって言ったから……」

腐川「二回目は、とりあえず石丸を見たのよ。シロだったわ」

腐川「で、三回目、四回目は、大神を見たけど、変な表示が出て無理だった」

セレス「二回目に石丸くんを見た理由は?」

腐川「あんな便利なスキルを持ってる奴が敵だったら大変じゃない!」

セレス「大神さんは、霊能者をカミングアウトしたから?」

腐川「そ、そうよ……」

腐川「な、何よ!? 見る目がないとか思ってるんでしょ!?」

腐川「実際そうだし、っていうか見れなかったし!」

セレス「いえ、人選に文句を言うつもりはありませんが」



今夜見る相手は、別の人間に変えてもらうよう頼んでみますか?

1、はい(大和田、山田、江ノ島の中から選んでください)
2、いいえ(そのまま大神を見てもらう)

ごめん、安価>>817

1江ノ島


セレス「そうですわね」

セレス「あなたが予見師だというなら、今夜見るのは江ノ島さんあたりにしていただけませんか?」

腐川「は、はあ!? なんでよ」

セレス「大神さんはいずれ吊ります。霊能ローラ―はまだ途中ですから」

セレス「今は手広く情報が欲しい時なのですわ」

セレス「十神くんも、同じ判断をすると思いますわ」

腐川「…………」

腐川「う、うう……わ、わかったわよ」

腐川「どうせ、私なんかじゃこのゲームわからないし」

腐川「言う通りにすればいいんでしょ!?」

セレス「あら、強制するつもりはありませんわ」

セレス「あなたが正しいと思った判断でどうぞ」

腐川「…………」

腐川「わかったわよ……」

(腐川はどことなく落ち込んだ様子で去っていった)

セレス「…………」

セレス(さて、真か偽か……)

セレス(もし真なら、暴動者は徹底的に予見師を狙い撃ちにしたことになりますが)

セレス「…………」



夜時間になります。

予見の相手を選んでください

大和田、山田、朝日奈、腐川、大神、江ノ島

>>822

行動安価です

1、誰かを訪ねる(キャラ名指定)
2、誰かに通信してみる(キャラ名指定)
3、部屋で休んでおく(誰かが訪ねてくる場合あるかも?ないかも?)

>>830

山田だな 

3


 ――夜時間――


『ヤマダくんは <モノクマバリア>です』


セレス「やはり、暴動者は予見師を狙い撃ちしているようですわね」

セレス「……少し、整理してみましょう」

セレス「暴動者は予見師を狙い撃ちしている。でもそれでも、二人いれば一人は見ることが出来る」

セレス「騎士が生きているのは間違いない。最低一人は生きています」

セレス「……昨夜、クロが殺さない理由がないはず」

セレス「騎士による護衛が成功した、とみるのが自然でしょう」

セレス「舞園さんがクロだった場合」

セレス「クロとシロクロが4人、シロは6人」

セレス「シロの中に最低騎士と予見師、ついでに一般人が1人ずつ」

セレス「シロクロの暴動者は予見師の方に使ったから、騎士はまずわたくしを守る」

セレス「今夜、殺されることはない。そのはずですが」

セレス「…………」

セレス「おかしいですわね」

セレス「何か騙されている。そんな気がします」

セレス「スキルに役職の行動を妨害するようなものがあるかもしれないのは、確かなのですが」

セレス「そういうのでもなく……」

セレス「……何か勘違いしているような……」

セレス「昨日、クロが殺さなかったのは、騎士が護衛したから?」

セレス「本当にそうなのでしょうか?」

セレス「…………」

セレス「とにかく、苗木くんはクロでした」

セレス「まず吊れるでしょう……」

セレス「…………」

セレス「何でしょう、この薄い膜に覆われた不安は」

セレス「ボタンを掛け違えているような違和感は」

セレス「…………」

セレス「…………」

セレス「…………」


セレス「………………………」



…………
………
……


 ぴんぽんぱんぽーん

『死体が発見されました!
 学級裁判を開きます!』

『被害者は……セレスティア・ルーデンベルクです!』


《?????》


セレス「………っ!」

セレス「ここは……?」

舞園「あ、気が付いたみたいですね」

石丸「そうか……セレス君、気分が悪いということはないかね?」

葉隠「あーあ、やられちまったんだべか」

桑田「まあ、そうなるよなぁ」

戦刃「……大丈夫?」

セレス「ここは……」


(左手首に手錠がかけられている)

(鉄格子で閉じ込められ、それぞれが牢に閉じ込められているようだ

(洋式の便器と蛇口、鉄格子の向こうには監視カメラとモニターがある)

(壁には裁判場で見るようなボタンがあった)


セレス「見学ルーム?」

舞園「……はい」

石丸「もうすぐ裁判の時間だ。……キミも余裕があったら見たまえ」

葉隠「余裕なんて、あるワケねーべ……」

桑田「……腹減った……」

セレス「…………」

セレス「不二咲さんは?」

全員「…………」

石丸「昨日から、返事が……ないのだ」

セレス「…………」

学級裁判は明日の更新になりますが、当然ながらセレスさんは一切口出しできません。
安価一切なしでお届けします。

ところで見学ルームにいるみんなに質問があるならどんどん書いてください。
素直に答えるとは限りませんが。じゃーねー

(ぴょーい)

キミたちは自分が死んでも、その後のゲームの展開を見ないというのか!?
んなことないだろう、死んで輪から外れても、ゲームはまだ終わっていないのだ!

ということでこのままゲームが終わるまでセレスさんです。お腹空いても頑張るんです

あ、舞園さんのスキルに関してですけどね。

安価での賛成多数でああなりましたけど、これは作者が舞園さんはシロorクロ陣営でクロの人数はこうだからシロのうちの何人が信じるか~クロにはこういうスキルがあってシロも対抗してスキルが~とかやってたら面倒な……

いや、あまり公平じゃないな、と。作者が自由に決めちゃえる感じになっちゃうので。
かといってセレスさんの一票だけで決めてしまうのもおかしな話だったので、
なので全員の代理投票みたいな感じにさせてもらいました。

そしてごめんね、月曜の夜までは投下できそうにないの。忙しいの。秋の連休は地獄なの

というわけでしばらくすみません、じゃーねー

(ぴょーい)


セレス「ふう。全く、まさかわたくしが水道水で命を繋ぐことになるとは思いませんでしたわ」

セレス「ところで葉隠くんにお聞きしたいのですが」

葉隠「なんだべ?」

セレス「結局、あなたは舞園さんのスキルで陣営を移動したのですか?」

葉隠「う、うん。まあ、……」

葉隠「俺は確かに、クロからシロになったんだべ」

セレス「あら。舞園さんはやっぱりシロだったのですか」

舞園「……そう言ってたつもりでしたけど」

セレス「それは申し訳ありませんでしたわね。不確定要素を排除する方が大事でしたので」

舞園「…………」

セレス「では、クロが誰かを知っている?」

葉隠「いや、しらねぇべ」

葉隠「一応、連絡はクロ専用の奴で通信してたんだけどな」

葉隠「一人が言い出したんだべよ。吊る相手が自分だった時以外は、基本的に名乗らないようにってな」

セレス「……ずいぶん慎重ですのね」

セレス「では、舞園さんに連絡取ろうとは思わなかったのですか?」

葉隠「なんか、すごっく疲れてたんだべ」

葉隠「食事してから考えようと思ったんだけどな」

葉隠「部屋に帰ってきたら異様に眠くなって……」

葉隠「気付いたら、ここにいたべ」

セレス「その、食事の時間は、朝時間ですか?」

葉隠「そうだべ」

セレス「……クロに薬を盛られたのかもしれませんね」

葉隠「んな!? 薬!?」

戦刃「……化学室に、睡眠薬の類もあったと思う」

セレス「クロが殺害の対象を決めるのは夜時間のはずですから」

葉隠「ああ……そうなんだべか……」

セレス「心当たりは?」

葉隠「あんまり覚えてねぇべ……というか、思い出す余裕がないべ」

桑田「……腹減ったしな……」


セレス「あ、思い出しました」

石丸「何をだね?」

セレス「一応、チョコレートが手元にあるのです。ポケットに入るだけ入れていましたの」

桑田「マジでか!?」

セレス「少しはマシでしょう。一応、皆さんにも分けて差し上げますわ」

セレス「不二咲さんは……目が覚めたら、あげてください」

舞園「……用意がいいですね」

セレス「ここのことを少しは聞いていましたからね」

舞園「……そうですか」

セレス「しかし、わたくしはもう少し持つと思っていたのですが」

セレス「クロに殺されてしまうとは。もう一人の騎士は何をしていたのでしょうね?」

舞園「私がいたらセレスさんを守っていたんですけども」

セレス「その件に関しても、何故見せることが出来たのかはまだ説明できていませんからね」

舞園「だから、私は何もしてませんって……!」

戦刃「喧嘩、しないで……裁判、始まるから」

舞園「……ちなみに、セレスさんは予見したんですか?」

セレス「ええ。苗木くんを」

セレス「彼は、クロでした」

葉隠「苗木っちが……意外だべ」

舞園「…………」

舞園「そう、ですか」


(モニターに、裁判場の様子が映し出される)

(学級裁判が始まった)


 《学級裁判・開廷》


十神「さて、セレスがいなくなって予見師が消えたわけだが」

江ノ島「普通に霊能ローラーの続きやればいいんじゃない?」

腐川「…………」

苗木「舞園さんのことがなければ……そういう話だったよね」

腐川「…………」

腐川「ちょ、ちょっと待ちなさいよ……!」

十神「なんだ?」

腐川「あ、びゃ、白夜様に言ったわけじゃなくて!!」

腐川「か、カミングアウトです!」


 !!<カミングアウト>!!


腐川「私は、予見師で……江ノ島を調べたら!」

腐川「ビンゴです! こいつがクロなんです、白夜様!」

江ノ島「はぁ!?」

十神「…………」

十神「どうなんだ、江ノ島?」

江ノ島「いやいやいや、ふざけてんじゃねぇし!」

霧切「まって、スキルを使うわ」


 !!<スキル発動宣言>!!


霧切「…………」

霧切「だめね」

腐川「は、は? ダメって」

霧切「何も表示が出ない。妨害されてるみたいね」

苗木「妨害……?」

朝日奈「それって、セレスちゃんの言ってたやつ?」

霧切「クロが妨害スキルを持っている可能性は高くなったわね」

山田「そういったスキル自体があること自体はおかしくありませんが……」

山田「それが今、霧切響子殿に使われた、というのはどういう意味を持つのですかな?」


十神「偽カミングアウトを隠すため、と考えるべきなんだろうな」

腐川「びゃ、白夜様!? 信じていただけないのですか!?」

大和田「けどよぉ、なんかあからさますぎねぇか?」

大和田「その女がカミングアウトしたら、スキルで確かめるっつーのは俺でも予想できるぜ?」

腐川「と、トウモロコシ頭に庇われたくないのよ……!」

大和田「んだとこらぁ!!?」

朝日奈「う、うーん……どうすればいいのかな」

大神「……我でよかろう。元よりその予定だったのだろう?」

苗木「……ボクも、それがいいと思う」

苗木「桑田くんか大神さん、どちらかが必ずクロかシロクロなのは、間違いないんだよね?」

苗木「なら、腐川さんや江ノ島さんのことは、とりあえず置いとけばいいと思う」

山田「次の裁判への宿題、というやつですな」

腐川「く、クロって出たのに……!」

江ノ島「そういうアンタこそ、自分が間違いなく予見師だって証明してみたらどう?」

腐川「きぃぃぃぃぃぃ!」

朝日奈「喧嘩はやめなよ……!」

朝日奈「……さくらちゃん、いいの?」

大神「構わぬ。誰かは犠牲にならないといけないのだ」

大神「……見学ルームにいるという連中がどうなったのかも、気になるしな」

苗木「…………」

霧切「なら、そういうことでいいのね?」




 <投票結果>


大神さくらがおしおきされました。
見学ルームに移ってもらいます。


《見学ルーム》


セレス「……ずいぶん、あっさりと終わりましたわね」

舞園「…………」

舞園「……みんな、まだ私がクロだと思ってるんでしょうか……」

舞園「…………」

舞園「苗木くんがクロって、本当なんですよね?」

セレス「ええ。……誰かに伝言しておけばよかったですわね」

セレス「今更ですが、ここにいる人間の言葉は届かない」

セレス「……わかっているのに、伝えられず、画面の向こうの彼らがわたくし達の運命を握っている」

セレス「もどかしいですわね」

桑田「けど、どうしようもないしよぉ……腹減るだけだし」

葉隠「そうそう。……頭使ったら余計に腹減っちまうべ」

全員「…………」

石丸「不二咲君は、大丈夫かね?」

戦刃「少し動いてるから、まだ生きてるとは思うけど……」

戦刃「……意識は、まだ……」

葉隠「不二咲っち、一体何やらかしたんだべ……?」

セレス「…………」

こっから朝時間や夜時間関係なく、次の裁判まで一日をひたすらぼーっと過ごしますが
何か見学ルームメンバーに質問したいこと、話したいことはありますか?

今後のことを相談するというのは大事かもしれません。

現在の見学ルームのメンバーは、

不二咲、戦刃、葉隠、桑田、石丸、舞園、セレス、大神

の八人です。今生き残ってるのは、

苗木、霧切、十神、山田、江ノ島、腐川、朝日奈、大和田

の八人。そろそろ勝負が決まってくるかも、こないかも?

んじゃあ、みんな考えてみてねー

(ぴょーい)

ごめん、書き忘れてた。


大神「霊能の結果を言おう……舞園を調べた。シロだ」

らしいです。生き残りメンバーもこの結果は知っています。以上です。

(いっつも予見や霊能の結果を書き忘れてしまうな……)

《見学ルーム》


(大神さくらが運び込まれてきた)

(薬か何かで眠らされているようだ)


セレス「……何体も同時にモノクマが動くのを見るのは、気分が悪くなりますわね」

石丸「さすがに大神君の時は数が増えたな。いつもは三体だが四体で運んでいる」

桑田「どうでもいいだろ……」

舞園「…………」

舞園「連絡、しないと」


(舞園がよろめきながら立ち上がった)

(一定の規則に従った動作を繰り返している)


セレス「何を伝えてるんですか?」

舞園「……苗木くんから聞いてるんですよね?」

セレス「一応は。苗木くんはここを見ることが出来る、と」

桑田「一応、全員無事ってことを知らせてるらしいけど……」

葉隠「でも、苗木っちはクロなんだべ?」

舞園「…………」


(動作が変わる)


舞園「不二咲さんが危ない、って……伝えます」

桑田「苗木も……知ってたなら教えてくれよって感じだよな……」

舞園「…………」

セレス「仕方ないでしょう。スキルについての説明は難しいものがありますから」

桑田「でも、知ってたらさやかちゃんやセレスみたいに、なんか食い物持ってきたかもしれ」

戦刃「その前に、まず来ることをとことん拒んでいたと思うけど」

桑田「あー……確かにな……」

舞園「……助けに来てくれたら、一番いいんですけどね」

舞園「その前に、見ているかどうかも……」

セレス「かじりついて見ているらしいですわ。そのあたりはお気になさらずに」

石丸「かじりつくとは、けしからんな……プライバシーの侵害だ」


全員「…………」


セレス(全員、空腹であまりよろしくない状況ですわね)

セレス(……わたくしも、そうですが)


セレス「……ところで、桑田くんは結局シロだったのですか?」

桑田「そう言っただろ……霊能者とかいうわけわかんねぇやつだよ」

舞園「私たち、信用ないみたいですね」

桑田「オーガの方が信用されてるのか……」

舞園「まあ私でもそう思いますけど」

桑田「さやかちゃんが裏切った!?」

舞園「冗談です」

石丸「まあ一応、セレス君が来る前から聞いてまとめてはいるんだ。やはり気になるからな」

石丸「不二咲君と戦刃君、そして僕はシロの一般人、葉隠君はクロからシロに変わった」

石丸「桑田君が霊能者、舞園君は騎士。セレス君は予見師なのだろう?」

セレス「ですが、自己申告ですわよね?」

葉隠「この状況でウソをつく必要があるんだべか?」

セレス「それもそうですわね……」

セレス「出来れば、スキルも教えていただきたいのですが」

戦刃「……私は、裁判で言った通りだから」

葉隠「俺は<占いの先制攻撃>だべ。……なんかひどいネーミングだべ」

葉隠「効果は……えっと、前の日の予見師と霊能者と騎士が誰を対象にしたかがわかるんだべ」

葉隠「二回まで使えるんだべ! ……でも使う暇がなかったべ」

桑田「うーん。なんとなく隠しておいた方が良かった感じだったから隠したかったんだけどな」

桑田「俺は<168キロは打ち返せない>。指定した対象に作用する特有スキルを無効化できるってやつだ」

桑田「二回まで使えるらしいけどな。俺は使ってねぇんだが」

セレス「だが?」

桑田「なんか、勝手に使われたことになってるんだよなぁ」

葉隠「あ、俺もそうだべ。なんか、制限回数のとこが減ってたべ」

桑田「マジで? なんだよそれ」

セレス「…………」

セレス(もしかすると)

セレス(他人のスキルを使うことが出来るスキルがあるのかもしれませんね)

セレス(それにもきっと、条件があるのでしょうが)

大神「……む」

舞園「気が付きましたか?」

大神「ここは……」

石丸「見学ルームだ……大丈夫かね?」

大神「……怪我などは、ない」

セレス「単刀直入に聞きますわね。あなたはシロですか、クロですか、シロクロですか?」


大神「……我は、シロクロの内通者だ」

桑田「……なんで俺、負けたんだろ」

舞園「気にしない方がいいです……私も印象悪いみたいですし」

桑田「なんでかな、ホント」

セレス「大神さん、出来れば詳細を教えていただけますか?」

セレス「……ここにいるなら、話しても自己満足以上の意味はないことです」

大神「…………」

大神「我もあまり、詳しいことは知らぬ」

大神「我は一回目の裁判の後、とりあえず、部屋のPCからクロに連絡を取ってみた」

大神「内通者には、内通者としての……どう言えばいいのだ? 回線というのか?」

大神「とにかく、『内通者からクロへ』という欄があったのだ」

大神「そこから連絡を取った。そして我は、我の名とスキルを教えた」

セレス「あなたのスキルは?」

大神「それは裁判で言った通りだ。<寡黙の威圧感>」

大神「自分に作用する一切のスキルの無効化だ」

セレス「クロは名乗らなかった?」

大神「クロは互いを名乗っていないと言っていた。だからこちらにも名乗る必要はないと言ってくれたが」

大神「我はあえて名乗った。なにしろ、本当にこのゲームのことを知らないからな」

大神「クロはその時、二人いたが、とりあえず霊能者を名乗るように指示された」

セレス「理由は聞きました?」

大神「人狼というゲームのセオリーとして、霊能ローラーがあると教えられた」

大神「我が名乗り出たら、本物も名乗り出るはずだと」

大神「すると場は、そのローラーをする流れになるはずなのだと言われた」

舞園「実際、そうなりましたね」

大神「我のスキルは石丸のようなスキルを無効化する」

大神「とりあえずその日だけは吊られないように……そう言われた」

石丸「む……何故だ?」

大神「暴動者を特定したい、そう言われたのだ」

セレス「……暴動者は、クロにとっても誰かわからない」

セレス「暴動者側も、クロが誰だかわからない。そこで大神さんが前に出ることで」

セレス「大神さんを介して、連絡が来るかもしれないことを期待したのでしょうね」

舞園「……それで、実際に来たんですか?」

大神「……来た。そしてそれをクロに伝えた」

セレス「それは、誰です?」

大神「…………」


葉隠「お、おい。そこでだんまりはねぇべ」

大神「すまぬ。我に話せるのはこれが限度だ」

大神「約束したのだ。我にとって約束は理由もなく破ることではない」

大神「ここに来ても、名前を明かしてはならない」

大神「……クロの、そして我の命もかかっている。我には言えぬ」

大神「すまぬ」

セレス「……仕方ありませんわね」

セレス「初日に話した、不二咲さんの『見学ルームにいる人間と会話ができる』というようなスキルがある以上」

セレス「見学ルームに行ったからといって、ペラペラと話しては情報が漏れるかもしれないと思うのは」

セレス「当然だとは思いますわ。特にこのクロは慎重みたいですし」

セレス「――ふむ」



まだ何か話したいことはありますか?

1、もう少し今後のことについて話し合う
2、体力の消耗を抑える為、もう休む

>>910

1

んじゃあ何を話すかい?

最近なーんもしてないけどむやみに忙しいです。
九月に入ったらこうなるってわかってたけども、更新遅くてごめんね

ごめんね、本当に申し訳ないんだけど、眠いんだ……
眠気には勝てないね……

ちなみに内通者はクロの中の一人(固定)と会話が出来ます。
残りのクロはそのクロから教えてもらわないと確認は無理です。

暴動者はクロが誰だかわかりませんし、クロも暴動者が誰かはわかりません。……これで大丈夫かな?

んじゃあ、寝るね。おやすみ。みんな夜更かしはダメだよ

(ぴょーい) 


セレス「もし皆さんに余裕があるなら、いくつかの疑問を解消する手伝いをしていただけないでしょうか?」

セレス「何もせず無為に時を過ごすというのは、性に合いませんの」

葉隠「あんまり、何もしない方がいいと思うべ……腹減るし」

舞園「でも、何もしないのも、不安になりますよね……」

石丸「むぅ。疑問とはなんだね?」

セレス「まず、舞園さんにお聞きしますわ。何故PCをわたくしに見せようと思ったのです?」

舞園「まだその話を引き摺ってるんですか……」

舞園「セレスさんが私を信用してなかったから、目の前で見せたら信用してくれるかなと、それだけのことでした」

舞園「『PCを人に見せてはならない』なんてルール、知らなかったんです」

セレス「では何故、舞園さんは見せることが出来たんでしょうか?」

桑田「あー、……カミングアウトとか?」

セレス「それはありません。わたくしもカミングアウトした状態で見せようとしましたが、モノクマに阻止されましたから」

戦刃「……そのあたりの、話だけど」

葉隠「戦刃っちは大丈夫なんだべか? 二番目に長くここにいるんだべ?」

戦刃「鍛えているから……」

戦刃「舞園さんと、セレスさんで、明確に違いがある、と思うの」

セレス「違い?」

戦刃「セレスさんは、石丸くんの、スキルを受けてない」

セレス「……ふむ?」

石丸「ぼ、僕のせいなのか?」

戦刃「……石丸くんは、強制的に役職を公開するスキルなんだよね」

戦刃「間違っていたら、モノクマがばらしちゃうし」

戦刃「モノクマがばらした時点で、PCの公開もOKになるんじゃないかな」

戦刃「……違うかな」

セレス「……GMの宣言と同時に全員に役札が晒される」

セレス「無くはない、のでしょうね」

セレス「確かめるには、同じくスキルを受けた朝日奈さんがPCを誰かに見せてみる必要がありそうですが」

舞園「……そんな理由で、私は……」

石丸「す、すまない。僕も知らなかったのだ」

舞園「……いいです、大丈夫」

舞園「……他のこと、考えませんか?」


セレス「そうですわね。……他のクロが何故、葉隠くんをクロだと思ったのか」

セレス「確か、あなたは名乗ってないのでしたわよね?」

葉隠「こればっかりはわかんないべ……」

葉隠「ちなみに、俺は他のクロが誰だか、本当に知らないべ」

舞園「どうやって、その日の対象を決めていたんですか?」

葉隠「俺が知るわけねぇべ」

舞園「あ、そうでしたね……初日の不二咲さんはモノクマさんによるおしおきでここに来たらしいですし」

舞園「私のスキルでシロに変わってから、すぐに狙われてしまったんですよね……」

桑田「葉隠、さやかちゃんを困らせてんじゃねぇぞ!」

葉隠「え、今の俺が悪かったんだべか?」

石丸「何か会話をしなかったのか?」

葉隠「最初の日だけだかんな……」

葉隠「まず、互いを名乗らないでおこうってどっちかが言い出したんだべ」

葉隠「それで、しばらく様子を見ようってなったんだべな」

葉隠「その時は、俺たちが誰も選んだりしなければ、ゲームは始まらないかもとかちょっと思ってたんだべ」

葉隠「俺が覚えているのはそれだけだべ」

セレス「…………」

セレス「では、名乗らないでおこうというのは最初だけだったかもしれないのですね?」

舞園「ターゲットを決める時も名乗らないというのは、考えにくいですもんね」

セレス「ですが、クロはかなり慎重みたいですし、今も互いのことを知らない可能性はありますが」

葉隠「うーん……よくよく考えたら、確かに何でばれたのか、よくわからないべ」

セレス「大神さんは、どう思いますか?」

大神「……わからぬ。スキルの何かではないのか?」

大神「我にはそれぐらいしか、思い浮かばぬが」

セレス「スキル、ですか……それを言い出すと、割と何でもアリになってしまいそうですわね」

セレス「スキルといえば、先ほど葉隠くんと桑田くん、お二方のスキルの使用回数が減っていたと言っていましたが」

セレス「それに気付いたのはいつですか?」
 
葉隠「俺は……セレスっちが来る前に、手帳を弄っていたら気付いたべ」

桑田「俺はオーガの裁判中だな。正直ぼーっとしてたから、いつとかはわかんねぇけど」


大神「……ところで」

大神「不二咲は大丈夫なのか? ここからではよく見えないが」

全員「…………」

セレス「不二咲さんは、何をしたのでしょうね?」

舞園「PCでのハッキングがばれた、って言ってましたけど」

セレス「ハッキング?」

舞園「私も気になっていましたし、聞いてみたんです。……まだ意識があるときに」

舞園「でも、侵入がばれたって言ってました」



石丸「うむ。確かにそう言っていたな」

桑田「上手くいけばこんな目に遭わずにすんだかもしれねぇんだよな……」

石丸「それを彼女に求めるのは酷だろう。……早まった真似をするなと言えばよかったのかもしれないな」

舞園「…………」

セレス「ところで、舞園さん」

セレス「あなたは苗木くんと、何をしようとしているのですか?」

舞園「…………」

セレス「何とか生き残り組と連絡手段を作ったのは、確かに意味のあることだとは思いますが」

セレス「それはどのような意味だと考えているのですか?」

舞園「…………」

セレス「苗木くんは、クロなのですよ?」

舞園「…………」

セレス「……苗木くんがクロだというのは」

舞園「わかりやすい反応してましたから」

舞園「やっぱり、そうだったんだなあって……思いましたけど」

舞園「でも、苗木くんは……クロとかシロとかそういう目線じゃなくて」

舞園「きっと、私を助けてくれるって……信じたいんです」

舞園「…………」

舞園「甘い、ですかね」

セレス「具体的に、彼に何が出来る、と?」

舞園「…………」

舞園「……言いたくありません」

舞園「どうせ、信用してくれないんですよね?」

セレス「……あなたを信じなかったこと、恨まれているようですわね」

舞園「そんなんじゃ、ないんですけど」

舞園「…………」

セレス「彼なら出来ると、単なる信頼ではない、確信があるのですか?」

舞園「……私、エスパーですから」

舞園「苗木くんのこと、わかっちゃうんです」

セレス「…………」

舞園「……冗談ですけどね」

セレス「…………」

石丸「む。……と、とにかく。確かに苗木君はこんなバカげたゲームを甘受しないだろうとは僕も思うぞ」

石丸「助けられるなら、助けに来るだろう。この状況を知っているならば尚更だ」

セレス「……そういえば」


セレス「騎士は私を助けてくれませんでしたわね」

石丸「む、む……そ、そうだな」

桑田「シロクロの何とかに邪魔されたんじゃないのか?」

セレス「それはありません。暴動者はわたくし……予見師を狙ってましたから」

セレス「暴動者が二つの役職を同時に妨害することはあり得ませんわ」

セレス「……あの時点で、わたくし以上に守りたい人間がいたということでしょうか?」

舞園「あまり……想像つかないですけどね」

舞園「カミングアウトした、しかもシロが確定している予見師をクロが真っ先に狙うのは当然ですから」

舞園「私なら、セレスさんを守りますけど……」

舞園「……スキルに邪魔されて、守れなかったんですかね?」

セレス「…………」

セレス「葉隠くんが元クロだとわかるようなスキル」

セレス「役職を妨害できるようなスキル」

セレス「スキルを奪うスキル」

セレス「……スキルだけで考えるとは何でもアリになりますが」

セレス「現在、クロとシロクロ、合わせて三人が生き残り組にいます」

セレス「彼ら彼女らの持っているスキルは、三つです。そのうちの一つは、ここを覗けるような効果のあるスキル」

セレス「苗木くんの、ですね。本来の効果は不明ですが、苗木くん本人の言葉を信じるなら」

セレス「舞園さんと似たような効果のスキルだと言っていました」

舞園「…………」

セレス「言えることは、少なくともスキルを奪うスキルだったり、役職を妨害できるスキルではないであろうということです」

セレス「苗木くんの言葉を信じるならば、ですけどね」

舞園「…………」

舞園「そうやって、足りない材料で考えすぎると、また私みたいなことになりますよ」

セレス「……本格的に怒っているようですわね」

セレス「ですが、材料が足りないのは事実ですし」

セレス「では……次の裁判まで休みましょうか」





…………
………
……


 ぴんぽんぱんぽーん

『死体が発見されました!
 学級裁判を開きます!』

『被害者は……朝日奈葵です!』

舞園さんがキレてるようです。拗ねてると言った方がいいのでしょうか

次の学級裁判は動きがあると思います。多分。じゃーねー

(ぴょーい)

前SSの続きというか新しい周回書いてほしいな

>>950
今の状況を見てもわかると思うのですが、あまり頻繁に更新できる状況じゃないんですよね。
3日に一回とかになりそうです。それでもいいなら、という感じですけど

前作SSの名前教えてもらっていいですか?
読んでみたいので

>>954

自分で言うのは恥ずかしいな……

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375180341/)

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 2【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 2【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376466363/)

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377779213/)


シリアス耐性必須って感じかなぁっていうSSです。どうしてこうなったのかは作者にはわかりません。
そしてここの人たちが舞園さん恐怖症になったのは、もうこれのせいです。でもヒロインしてると思うの! きっと!

あはははは。はは……
……DVDは鬼門だから……

次の学級裁判は、新しいスレたてることにするので、好きに話してくださいな

もう許してあげて! ここ、別のSSなのにみんなから舞園さん疑われて若干キレてるの!
キレたら怖い人をキレさせないで! 何か起きても知らないから!

……いや、起きませんよ? 多分ね。
個人的には、霧切さんの信用のなさが結構……ダブルヒロインの信用のなさはすごいなあと思います。

次はスレたてたらURL投下に来ます。適当に埋めちゃって大丈夫です。ではでは

次のスレたてたよー

【安価SS】苗木「人狼でボク達の生死が決まる!?」chapter2【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380506997/)


よろしくお願いします。平日の方が楽でいいねー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月02日 (土) 16:02:52   ID: anz6rMdW

これは傑作だったな。これが本編だったらおもしろかっただろうな、とたまに思う

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