苗木「絶望ライター?」 (149)
モノクマ「そう、絶望ライター」
苗木「ただのライターじゃないか」
モノクマ「失礼な!このライターはどんな燃えないものでも一瞬で燃やすことができるんだよ!」ボッ
苗木「す、すごい!水晶玉が一瞬で消えた!」
モノクマ「このライターを君にプレゼントするので皆の私物を燃やしてきてくださーい!」
苗木「皆の私物を燃やすだなんて僕がそんなことするわけないだろ!」
モノクマ「これはねぇ、君たちの為でもあるんだよ うぷぷ」
モノクマ「そのライターにメーターがあるでしょ」
苗木「この『000』って書いてあるやつの事?」
モノクマ「そう!そのメーターが『300』を超えたとき、ななななんと!外への扉が開かれるのです!」
苗木「何だって!?でも一体どうやったらこのメーターを上がるのさ」
モノクマ「もー察しが悪いなーみんなの私物を燃やして相手が絶望すればするほどメーターが貯まるんだよ!」
苗木「と言う事は・・・皆の私物を燃やしてその人が絶望すればするほど早くここから出れるって事か!」
モノクマ「その通り!がんばってね」
苗木「・・・」
苗木(殺人を犯さず外へ出るためにはみんなを絶望させるしかないって言うのか・・・!)
苗木(とても辛いことだが仕方ない早速>>3の>>6を燃やそう!)
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十神
メガネ……とか?
苗木(まずはどの程度の絶望でメーターが貯まるか知る必要があるな)
苗木(最初はメンタルの高そうな十神君のメガネを燃やして検証してみよう!)
苗木「十神君!」
十神「なんだ、苗木か 生憎だがお前と喋る要はないとっとと俺の前から消えろ」
苗木「えいっ!」パッ
十神「何をするッ!苗木!」
苗木「十神君ゴメン!」ボッ
十神「俺からメガネを奪うとはいい度胸だな 早くそれを・・・」
メラメラメラ
十神「おい苗木、お前は俺に殺されたいのか」ドスッ
苗木「ゴハッ」
苗木「うぅ・・・酷い目にあった・・・そうだメーターの方は!」
『005』
苗木「5しか貯まってないじゃないか!もっと絶望してよ!」
苗木「仕方ない次は>>13の>>17を燃やそう」
大和田
学ラン
苗木(早くメーターを貯めたいな・・・)
苗木(次はメンタルの弱そうな大和田君を狙ってみるか)
苗木「大和田君!」
大和田「よぉ!苗木じゃねーか!どうしたんだ?」
苗木「そのカッコいい学ラン貸してくれないかな?」
大和田「お、コレか?これは俺の魂がこもった大事な学ランだから扱いは慎重しろよ」ポイ
苗木「ありがとう!大和田君!」ボッ
大和田「ところでそんな学ランどうするんだぁ?おめぇには少しでかすぎる・・・」
メラメラ
大和田「・・・」
苗木「ゴメン!大和田君!」
大和田「テメェ・・・・・ぶっ[ピーーー]!!!」バキィィィィッ!
苗木「ゴハッ!」ブシャァァァァァ
苗木「うぅ・・・外の世界を見る前に死にそうだ・・・そうだ!メーターメーター」フラフラ
『045』
苗木「十神君のメガネより8倍も貯まってる!凄いよ大和田君!」
苗木「この調子で次は>>20の>>24を燃やそう!」
苗木
命
体の一部はまずいよ!
再安価↓
他にどういうのが再安価になるのか教えといてくれい
>>29
髪の毛とか体の一部や物じゃないものは再安価
校則を破る(学園の何かを燃やす)とかも再安価かな
とりあえずパーカーでいきます
苗木(そうだ!別に皆が絶望する必要はない!僕が絶望すればそれでいいんだ!!)
苗木(よし、僕のパーカーを燃やそう!大事なものだからね)ボッ
メラメラ
苗木「うぅ、さよなら僕のパーカー」シクシク
苗木「よし、メーターは」
『046』
苗木「何だよ!酷過ぎるよコレ!」
モノクマ「うぷぷ、自分の燃やしても意味ないでしょーが!」
苗木「何でだよ!」
モノクマ「あのねー苗木君、絶望って言うのは希望が消えたり不安になったときに出来るものだよ」
モノクマ「外に出る為って分かってたら絶望もしないでしょ!」
苗木「そ、そんな・・・」
モノクマ「これからは他人の私物を燃やすことだね」
苗木(クソッ!僕は皆の絶望する姿を見ないと外には出られないのかッ!)
苗木(早く終わらせようこんな事>>34の>>37を燃やしてッ!)
霧切
手袋全て
苗木(霧切さんはいつも手袋してるよね、それほど大事って事かな)
苗木(だったら絶望するはずだ!全部燃やさして貰おう!!)
苗木「霧切さん!」
霧切「何?苗木君」
苗木「その手袋可愛いよね」
霧切「そ、そうかしら///」カァーーー
苗木「手袋ってそれ以外にも持ってるのかな?持ってたら見てみたいな~」
霧切「いいわよ、苗木君になら手袋くらい全部見せてあげるわ///」
霧切「これで全部よ」バァーン!
苗木(凄い!10セットはあるぞ!燃やそう!!)ボッ
霧切「その・・・あなたになら1つくらい貸しても・・・・・・」
メラメラ
霧切「苗木君・・・?あ、あなた何してるの・・・」ガクガク
苗木「今付けてるのも燃やさしてもらうよ!!」ガシッ
霧切「ちょちょっと!掴まないで・・・!あ、あなたどうしたのよ!きゃっ!」ボッ
メラメラ
霧切「ひっく・・・あなた・・・どうして・・・」ウルウル
苗木「霧切さんゴメン!」ダッダッダッダ
苗木「殴られなかったけど精神的にきついなコレ・・・」
『106』
苗木「凄い!凄く貯まったよ!霧切さんの涙は無駄じゃなかったんだ!」
苗木「もう1/3まで来たぞ!この調子で次は>>041の045だ!」
山田
苗木(オタクって大事なものを燃やされたら無駄にキレるよね)
苗木(オタクと言えば山田君だよな?よし!彼の同人誌を燃やさせてもらおう!)
苗木「山田君!」
山田「おや、苗木誠殿ではありませんか どうしましたかな」
苗木「山田君の同人誌が見たくなって・・・その、全部持ってきてくれないかな」
山田「僕の同人誌が見たいですとぉぉぉ!!!苗木誠殿は分かる人ですなぁ よろしい全部持ってきてあげましょう!」
山田「これで全部でござる」ドンッ
苗木「す、すごい量だね」ボッ
山田「当然ですぞ!ここに来てから同人誌を書くのが拙者の生きる希望・・・・」
山田「苗木誠殿ォ・・・何をしてるのですかなぁ・・・」オロオロ
苗木「・・・燃やしちゃった」
山田「許さねぇ!!絶対許さねぇ!!」ドンッ
苗木「ゲホッ!」
苗木「紙はよく燃えるなぁ・・・」チラ
『121』
苗木「なんか微妙だなぁ ま、そんなこともあるよね」
苗木「次は>>50の>>54を燃やそう!!」
寝ます
不二咲
服全部
苗木(そう言えばまだ服を燃やしてなかったね)
苗木(服ならみんな持ってるし結構絶望してくれるかも、早速不二咲さんの所へ行こう!)
苗木「不二咲さん!」
不二咲「あれ?苗木君どうしたのぉ?」
苗木「不二咲さんってさ服はどこに閉まってるのかな」
不二咲「ど、どうしてそんなこと聞くのぉ?」
苗木「僕の部屋タンスがなくてさ、皆がどこに服をしまってるか参考にしようと思って」
不二咲「そうなんだぁ・・・苗木君も大変だね、僕はそこの棚にしまってるよぉ」
苗木「なるほどこの棚だね」ボッ
不二咲「僕、あまり洋服持ってないから置き場所にも・・・・・」
メラメラメラ
不二咲「な、苗木君・・・?」ガクガク
苗木「今着てる服も脱いで!燃やすから!」ガシッ
不二咲「やぁ、やめてよぉ・・・どうして燃やしたりするのぉ・・・」メソメソ
メラメラメラ
不二咲「ひどぃ、ひどぃよ苗木君・・・・」メソメソ
苗木「ま、まさか不二咲さんが男だったなんて・・・」ゴクリ
『166』
苗木「もう、半分だ!!みんなの希望はすぐそこだね!」
苗木「次は>>65の>>68を燃やそう!!」
さくらちゃん
プロテイン
苗木(次は大神さんにしよう!彼女は強いけど弱い部分もあるからね、メンタルとか)
苗木(大神さんの私物と言えばプロテインだ!早速燃やしに行こう!)
苗木「大神さん!」
大神「苗木か・・・我に何か用か」
苗木「実は僕、肉体改造をしようと思うんだ そこで少しプロテインを貰いたくて・・・」
大神「なるほど・・・それで我に頼みを よかろう友の頼みだ、援助は惜しまん」
苗木「ありがとう大神さん!」
大神「ここにあるのを好きなだけ使ってくれ」バァーン
苗木「じゃあ全部使うよ!」ボッ
大神「しかし苗木よ、プロテインだけでは肉体改造など・・・・」
メラメラメラメラ
大神「貴様・・・我のプロテインに何を・・・!」ゴゴゴゴゴゴゴ
苗木「・・・燃やしちゃった」
大神「許さん!!!許さんぞォォォォ!!!!!」バギィィィ!
苗木「腕が・・・僕の腕が・・・」プラーンプラーン
『186』
苗木「ダメージの割に貯まってないな・・・」
苗木「あの人はメンタルも強いのか!仕方ない次は>>72の>>76を燃やそう!」
↑
ウィッグ
苗木(セレスさんはいつも頭にドリルを付けてるよね)
苗木(あのドリルそんなに大事なものなのかな・・・だったら燃やすしかないよね!)
苗木「セレスさん!」
セレス「あら、苗木君どうなされたのですか?」
苗木「セレスさん・・・前から思っていたけどその頭のドリル素敵だね・・・」
セレス「そ、そんなこと言われても嬉しくありませんわ/// あとこれはドリルではなくウィッグですわよ///」
苗木「それを僕に貸して欲しい!」
セレス「いくらナイトの頼みでもそれは無理な相談ですわ これはフランス貴族から代々受け継いだ・・・」
苗木「そう言うのいいから!もういいよ、燃やすから」ボッ
セレス「あら?Cランクが生意気・・・熱い!熱い!」ポイッ
メラメラメラ
セレス「ど、どうしてあなたがこんな乱暴な事を・・・」
苗木「・・・」ダッダッダッ
『206』
苗木「う~ん微妙だなぁ・・・何か皆の悲しむ顔を見るのも飽きてきたね」
苗木「次は>>82の>>86を燃やそう!」
桑田
盗んだ舞園のパンツ
苗木(そう言えば、さっき桑田君が舞園さんのパンツを持っていたな・・・)
苗木(まさか盗んだ!?許せない!彼女のパンツを盗んでいいのは僕だけだ!!燃やしてやるッ!)
苗木「桑田ァァァァ!」
桑田「な、なんだ苗木かよ 驚いたじゃねーか」
苗木「舞園さんの・・・パンツを出せよ!!」
桑田「な、何言ってんだよ!!お前、俺はそんなの持ってねーよ!」
苗木「うるさい!さっき見たんだぞ!お前が舞園さんのパンツを持って走ってたところを!」
桑田「あぁ?証拠はあんのか?でっち上げだ!アホアホアホアホアホアホ!!!!」
苗木「そのポケットに入ってる青い布が証拠だァ」ボッ
桑田「あぁぁぁぁ!さやかちゃんのパンツがぁぁぁ!!」メラメラ
苗木(クソッ!なにがさやかちゃんのパンツだ!ムカつくから>>91と>>93と>>95も燃やしてやるッ!!)
盗んだ舞園のブラジャー
舞園の盗んだ靴下
盗んだ舞園の服
苗木(コイツ!盗んだのはパンツだけじゃなさそうだな・・・)
苗木「おい!舞園さんのブラジャーと靴下と服も盗んだんだろ!!全部出せよ!!」
桑田「あぁ?出すわけねーだろ!!これは俺の物だ!誰にも渡さねぇー!アホ!」
苗木(くそ・・・渡す気はないみたいだな・・・)
苗木(仕方がない・・・彼女の名誉のためにも>>100するしかない!)
1、大神さんを呼ぶ
2、舞園さんを呼ぶ
3、モノクマを呼ぶ
4、部屋にあるもの全部燃やす
2
苗木(舞園さん本人を呼ぶしかない!)
苗木「舞園さん!君の洋服を盗んだ犯罪者を見つけ出した!来てほしい!!」
舞園「えっ、ほ、本当ですか!」
苗木「桑田ァァァァ!!」
桑田「あぁ?また苗木か!何回来てもお前にさやかちゃんの服は渡さねーよ!帰りやがれ!アホアホアホアホ!!」
舞園「盗んだの桑田君だったんですね・・・」ウルウル
桑田「ま、舞園ちゃん・・・?」
桑田「ホント!すまねぇー!これは全部返すから許してくれ!」ドゲザ
舞園「・・・・・・」
苗木(舞園さん・・・なんて可愛そうなんだ・・・)
苗木(ん?僕は何か目的を忘れてないか・・・そうだ燃やすんだ!)ボッ
桑田「!?」
舞園「な、苗木君!?」
メラメラメラ
『246』
苗木「結局舞園さんを悲しませる結末になってしまった気がする・・・」
苗木「悪いのは全部桑田だッ!僕は悪くない!次は>>105の>>109を燃やすぞ!」
↑
苗木の隠し撮りした写真
苗木(そう言えば舞園さんさっき僕の事を撮っていたような・・・)
苗木(まさか隠し撮り!?とんでもない!燃やさないと!)
苗木「舞園さん!」
舞園「な、苗木君?」ビクッ
苗木「さっき僕の事隠し撮りしてたよね 写真だしてよ」
舞園「ご、ごめんなさい・・・」サァー
苗木「コレだけじゃないよね?全部出してよ」
舞園「は、はい・・・」
舞園「これで全部です・・・」バサッバサッ
苗木(何だこれ・・・1000枚はあるぞ・・・早く燃やさないと!)ボッ
舞園「あっ・・・あぁ・・・」ウルウル
苗木「それじゃあ」
『276』
苗木「結構絶望してるなぁ・・・」
苗木「そろそろラストかな?次は>>114の>>118を燃やそう!」
ジェノサイダー
頭に被っている十神のパンツ
苗木(ジェノサイダーが被ってた十神君のパンツでも燃やそう!)
苗木(彼女が嘆く姿も少し見てみたいしね)
苗木「ジェノサイダー!」
ジェノサイダー「まーくん!?どーしたの、アタシに殺られに来たの?」
苗木「そのパンツを燃やしに来たんだッ!」
ジェノサイダー「何!?まーくんも白夜様のパンツ狙ってるわけ?まさかホモ?ゲラゲラゲラゲラ!!」
苗木「男のパンツには興味ないよ!」ボッ
ジェノサイダー「うわっ!?何これ?クッソ熱いんですけど!!!」ポイッ
メラメラメラ
ジェノサイダー「キャァァァァァ!!白夜様のおパンツが!![ピーーー]ッ!絶対[ピーーー]ッ!!!」
苗木(ヤバい逃げないと・・・!)
苗木「ハァハァ・・・あと少しのところで死ぬところだった・・・」
『281』
苗木「はぁージェノサイダーは絶望なんかしないって事か・・・」
苗木「気を取り直して>>124の>>128を燃やそう」
朝日奈
水着とドーナツ
苗木(次は朝日奈さんの水着とドーナツを燃やそうかな)
苗木(あの人、喜怒哀楽激しいからね)
苗木「朝日奈さん!」
朝日奈「あっ!苗木ー!どうしたの?」
苗木「ちょっとドーナツが食べたくなって・・・ほらドーナツって全部朝日奈さんが持ってるでしょ?」
朝日奈「えへへ、ゴメンゴメンだってドーナツ凄く美味しいからさ!ほらコレあげるよ」
苗木「ありがとう」ボッ
朝日奈「ちょ、ちょっとあんた何してるの・・・」メラメラ
苗木「ゴメン、燃やしちゃった 朝日奈さん次は水着だしてよ」
朝日奈「バカッ!もう帰ってよ!!!」メソメソ
苗木「そう言う訳にはいかないんだ!水着も燃やさして貰うよ!!」
朝日奈「あんた、どうしちゃった・・・?いいから帰って!!」
苗木「あ、あった!」ガサゴソ
朝日奈「勝手に触らないでよ!!」
ボッ
朝日奈「あっ・・・あたしの水着・・・」
朝日奈「うっ、うわーん!!!!」
苗木「・・・・・・」
\デデデデーン!/
苗木「あっ!もしかして」
『361』
苗木「やったぞ!!」
僕が玄関ホールについた時にはすでに皆が集まっていた
そこにはメガネをかけていない十神君
学ランを着てなくて少し寒そうな大和田君
手をポケットに突っ込んで涙目な霧切さん
何か怖そうな顔をしている山田君
恥ずかしそうに股間を隠している裸の不二咲さん
僕に恐ろしい視線を向けてくる大神さん
ドリルを付けてなくて一瞬誰だか分からないセレスさん
何か絶望したような顔をしている桑田
少し残念そうな顔をしている舞園さん
平常運転なジェノサイダー
泣き崩れている朝日奈さん
そしていつも通りな石丸君と葉隠君と江ノ島さん
みんな希望に満ち溢れている!!
これってなんて言っていいか分からないけどやっぱ卒業なのかな
\ゴゴゴゴゴゴゴゴ/
扉が開き始めた・・・!
外がどうなっているかは分からない・・・でも超高校級の僕たちが力を合わせればどんな絶望だって乗り越えるはずさ!
苗木「希望は絶望なんかに負けないんだ!」
おしまい
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