前スレまでのあらすじ(読み上げ担当;朝日奈葵)
八百万の神の意志は時に優しく、時に残酷だった。
その意志に翻弄されるがままの苗木誠、しかし彼は神たちを信じた。
意志を己の力に変え、翻弄されるのではなく流れに身を任せようと悟ったのだ。
そこに立ちはだかる最大の敵。数度のやり取りを経て最大の敵は苗木誠の奴隷と化した。
「もっとぉ! んもっとぉぉぉん! んはあああん!」、学校中に響き渡る奴隷の叫び声。
その声の振動がミラクルな奇跡を引き起こし、一時は破綻していた探偵さんとの仲良し計画はなんかすげえ力で再建を果たした。
出番が欲しいギャンブラーに、奴隷と一緒に作った餃子を食わせ手籠する。
餃子作りに貢献した奴隷は更なる奴隷へとクラスチェンジ、世界は平和になる。
……そして今、苗木誠は殺人鬼をクリンチしているのだった!!!
苗木「安価でハーレムでも築くか」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1377856500/)
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苗木「コロシアイ学園生活? 違う、安価でハーレム学園生活だ!」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1378043338/)
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今
苗木(ジェノサイダー翔を攻略するために考案した『ツンツンデレツンデレツンツン作戦』!!!)
苗木(最初の『デレ』でクリンチをし、結構良さそうな雰囲気に持ってこれた! そしてそこから間髪入れずに三度目の『ツン』だ!)
苗木「さっき十神君に頼まれてきたんだけどさあ……」
ジェノサイダー翔「んんんんーーーーー!?!?!? なになにどうしたおう? 白夜様がなんだって!?!?!?」
苗木(凄い食い付き方だな)
苗木「鬱陶しいってさ、君のこと」
ジェノサイダー翔「いっやああああああああああああんそんなこと言って下さるなんて白夜様マジドS!!! 濡・れ・る!!!!!!!」
苗木(全ッ然ビクともしない!? むしろ喜んでないか!?)
苗木「一歩も近づくなって言ってたよ」
ジェノサイダー翔「そりゃあ無理な話しだねー! だあって足が勝手に白夜様のもとへ動いてしまうんですものーーーーん!!!」
苗木「……」
ジェノサイダー翔「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーははははははは!!!」
苗木(もう少し粘って、十神君にとってジェノサイダー翔がいかに邪魔であるかを伝えてみようか……)
苗木(でも何を言ってもダメージの一つも負ってないし逆に喜んでる始末。何て言えば良いんだ!?)
どうする?>>8
最近は見向きもしないぞ
苗木「最近は見向きもしてないよ。ジェノサイダーのこと」
ジェノサイダー翔「そんな白夜様あああああああああああんが、ス・テ・キ❤ げらげらげらげらげらげらげら!!!」
苗木「じぇ、ジェノサイダーに興味ないんじゃないの? 十神君」
ジェノサイダー翔「アタシは遠くで白夜様見つめるだけで幸せですものおおおおおおおおおおおおおおんっ❤」
苗木「そ、それを鬱陶しく思ってるんだよ、十神君は」
ジェノサイダー翔「知らねえよかませ雑魚の都合なんてさーーーーー! ぎゃーっはっはっはっはっはっは!!!」
苗木「そ、そんな風に言うってことは、別にジェノサイダーは十神君のこと好きなわけじゃないの?」
ジェノサイダー翔「好き好き大好き超愛してるわよん白夜様ああああああんっ❤ アタシのマイ鋏で殺してええええええ!!! ぎゃははははは!!!」
苗木(なんだこれ……なんだこれ……全然手応えがない! これは、ジェノサイダーの攻略は不可能なのか!?)
ジェノサイダー翔「なあなあ、まこちん」
苗木「……な、なに?」
ジェノサイダー翔「なんでまこちん、そんなにアタシを白夜様から諦めさようとしてんのぉぉぉ???????」
苗木(ッ!? これはもしや好機!? このチャンスを逃しちゃいけない、畳みかけるように『ツンツンデレツンデレツンツン作戦』を続けるんだ!!!)
ジェノサイダー翔「ねえなんでなんでー!? どーーーーーーしてまこちんそんなに頑張ってるのーーーーーー????」
苗木(『ツンツンデレツンデレツンツン作戦』、二度目の『デレ』に移ろう!!! ここが勝負の分かれ目だッッッ!!!)
二度目の『デレ』、どうする?>>15
ジェノに甘えながら十神じゃなくて僕にかまってほしいことを告げる
苗木(二度目の『デレ』ッッッ!!! ……やってやる、やってやるぞ僕は!)
苗木(江ノ島さんを惚れさせ戦刃さんとエッチして舞園さんを堕とした僕は伊達じゃないんだ!!!)
ジェノサイダー翔「どーしたのっ? まっこっちんっ??? あっれーーーもしかして恥ずかしいことーーーー??? ぎゃははははは!」
苗木「……悔しいんだよ」
ジェノサイダー翔「ほえー? なーにが悔しいっつうんだよーーー?」
苗木「ジェノサイダーが見つめているのがいつも、僕じゃなくて十神君なんだもん……///(全力で、全力で感情表現を!)」
ジェノサイダー翔「ぎゃっはっはっはっは……ははは、はは……まこちん、それって……おいおい」
苗木「じぇ、ジェノサイダぁー……///(簡単に泣く演技なんて出来ないから申し訳ないけど家族に逝ってもらう! 母さん、父さん、妹ぉッ!)」ウルウルウル
ジェノサイダー翔「うっ、お、おい、おいおいまこちん、なんだよその潤んだ瞳は……」
苗木「……僕、ずっと寂しかったんだよ? うぅ……ジェノサイダーが十神君のことばかり見てて……」グスンッ、ウルウル
ジェノサイダー翔「や、やめろ、やめるんだまこちいいいいいん!!! そんな目でアタシを見つめるなあああああ!!!」
苗木「……十神君じゃなくて、ぼくにかまってよぉ(このまま突き抜けるぞッ!!!)」ウルウルウル
ジェノサイダー翔「萌えるだろうがああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
苗木「……ご、ごろにゃぁぁぁん」
ジェノサイダー翔「まこちんクッソかわえええええええええええええええええ!!!!!!」 ジェノサイダー翔:好感度75%
―モニタールーム―
江ノ島「なんだこれ……なんだこれ……これが私に絶望の講義した苗木なのかよ……」
―生物室―
ジェノサイダー翔「はーいよしよし、アタシの膝でおねんねちなちゃいねー?」
苗木「ふみゃあ……ジェノサイダーの太もも柔らかくって気持ち良いよぉ」スリスリスリ
ジェノサイダー翔「ぎゃはっ、やあだもうこの子ったらエッチなんだからー! げらげらげら///」
苗木「ねえねえジェノサイダー。もう、十神君のこと見たりしないっ?」
ジェノサイダー翔「ったりめえでしょー? あんなかませ雑魚見るだけ桿体細胞の無駄ですよー、ぎゃははははは!」
苗木「やったあ! ジェノサイダー、僕、すっごく嬉しいよ!」スリスリスリ
ジェノサイダー翔「そんなに喜んでもらえるんだったらアタシ最初っからまこちん見てれ……ば、あんっ///」
苗木「嬉しい嬉しいっ!」スリスリスリスリ
ジェノサイダー翔「あっ/// ダメよまこちんっ/// そんなに太ももくすぐったら、ああんっ///」
―モニタールーム―
江ノ島「うぷぷぷぷ……苗木君ったら……マジでなんだこれ」
苗木「さてと……ジェノサイダーの好感度も75%にまでもってこれたな」
ジェノサイダー翔「ああんっ、まこちんもう甘えんぼさんは終わりなのー?」
苗木(そろそろ『ツンツンデレツンデレツンツン作戦』四度目の『ツン』に移っても良さそうだな)
苗木「いつまでも僕が甘えてやると思うな。甘えるな、殺人鬼風情が」
ジェノサイダー翔「はいツン入りましたーーーーーーーーーーーーー! 最ッ高ーーーーーーーーーー!!!」 ジェノサイダー翔:好感度80%
苗木(順調にハーレムの一員への道を歩んでるな……そういえば)
苗木「ジェノサイダー、僕は君の別人格の腐川さんを殺したはずなんだけど……君が今こうして生きてるっていうことは腐川さんも無事ってことなの?」
ジェノサイダー翔「あー? あいつかぁ、クソうざいことに無事なんだなこれが」
苗木(腐川さんもまだ攻略出来るってことか)
ジェノサイダー翔「せっかくまこちんが腐川の人格『だけ』殺してくれたっつうのに、どうにもアタシの人格が存在する限り腐川の人格も生まれてくるみてえ」
苗木「あ、そうなんだ(ギリギリすぎる設定だなまた……でもまあ、腐川さんも攻略できるってことは良いことだ。良しとしよう)」
ジェノサイダー翔「ねえねえまこちんっ! もっかい、あとも一回で良いからさっきみたいに甘えてよーーーーん❤」
苗木(……このまま済し崩しに『ツンツンデレツンデレツンツン作戦』最後の『ツン』までやっちゃうか……)
最後の『ツン』、どうする?>>29
ツーンとくる悪臭だ!くらえ、イエローウォータースプラッシュ!
苗木(……よし、ここちょうどいいことに生物室だし、ホルマリン漬けの中身でもぶっかけてみようか)
ジェノサイダー翔「さっきみたく膝枕してあげるからぁぁぁはぁぁぁん❤」
苗木「うん、ジェノサイダーの太ももは柔らかくてむちむちしてて最高だったよ」
ジェノサイダー翔「アタシの太ももでよければいつでも貸すからねっ! なんなら……ってアタシのエッチーーーー!!! ぎゃはははは!」
苗木(水子のホルマリン漬けでいいか)
コトッ、キュポンッ!
ジェノサイダー翔「ほんとに、甘えたくなったらアタシんとこ来てよねまこちん! 頭なでなでしてあげるから!」
苗木「それっ、ツーンとくる悪臭だ! くらえ、イエローウォータースプラッシュ!(あんまり黄色くはないけど、まいっか)」
ビシャァァアアアアアアアッ!!!
ジェノサイダー翔「……」ビッチョリ……
苗木「わかったよジェノサイダー! じゃあ、お言葉に甘えていつでもジェノサイダーの所へ甘えに行くからね! じゃ、バイバイ」スタスタスタスタ
ジェノサイダー翔「…………アタシ、待ってる!!///」ポタ……ポタ…… ジェノサイダー翔:好感度90%
―モニタールーム―
江ノ島「……え? ちょっと待って、え? 何これ、え? 私より扱い絶望的じゃね? え? 羨ましいんですけど」
―食堂―
苗木「はあ……ジェノサイダー翔、狂敵だったなぁ……」
モノクマ「確かに!」
苗木「さすがに超高校級の幸運ってだけでそれ以外なんの取り柄も無い一般人の僕には負担が大きすぎたよ……」
モノクマ「え? 一般人? え? パードゥン? パードゥン?」
苗木「……正直、くたくただよ」
苗木「けどそれでも! 攻略は順調に出来た! 夢のハーレム学園生活にまた一歩近づけたんだ!」
苗木「よし、次だ! 頑張るぞー!!!」
舞園 100% 戦刃 100% 江ノ島(洗脳済) 100% 朝日奈 90% セレス 90% ジェノサイダー 90%
腐川(ジェノ曰く生存) 80% 霧切 70% さくら 30% 不二咲(苗木は掘られ済み) ?%
次は誰を攻略しよう?>>40
ちーたん
ちーたんって女装してるけど、心は普通に男でいいんだよね?
了解、だよなやっぱ
苗木「よし! 不二咲さんに! ……しよう」ガクブルガクブル
モノクマ「あーっひょっひょっひょっひょっひょ! 苗木君は安価によってちーたんにバージン捧げちゃってるのでした!」
苗木「大丈夫……大丈夫……ふー。落ち着け僕! まだ攻略できる、できるぞー!」
モノクマ「ピッチャービビってる! へいへいへい! バッター(棒)にビビってるぅー!」
苗木「おっしゃあ! 気合い入れて行くぞ! 僕はハーレムを作るんだ!」
苗木「それじゃあ今回は、不二咲さんが何か喜びそうなものでも持って行こうか」
苗木「超高校級のプログラマー不二咲千尋。彼が喜びそうなものといえば、何かの機械とかになるのかな?」
不二咲さんへのプレゼント、何にしよう?>>50
ローション
苗木「……」
苗木「……」
苗木「……まあ、プレゼントしないっていう手もある死ね」
モノクマ「でもそれ使えば前みたいに辛い思いしなくて良いんじゃない?」
苗木「とにかく行こう!」
―不二咲千尋の部屋の前―
コンコンッ
苗木「不二咲さーん! 苗木だけどー!」
ガチャッ
不二咲「あ、苗木君だぁ!」ニコッ
苗木(見た目は天使なんだよなぁ、見た目は……でもベッドじゃ……)キュンッ
不二咲「……も、もしかして苗木君が僕の所に来たっていうことは///」モジモジモジ
苗木「……(ちょ、不二咲さんなんでいきなりモジモジしてるんですか? 漏れそうなら正式トイレでしょんしょんしなさいね?)」
不二咲「その、あの、やっぱり/// そういう?」
苗木「……(そういうってあれだよね!? それしかないよね! ビックリだよ不二咲さん予想外にヤリちんだよ!)
―モニタールーム―
江ノ島「……ぐふっ、ぶふぅっ、ダメ……私、もうダメ……ぶふぉっ! 笑い死ぬ……ぶふふふっ!」プルプルプル
―不二咲千尋の部屋の前―
苗木「ち、違うんだ不二咲さん! 僕はそんなつもりで来たわけじゃない! ただ単に遊びに来ただけで……」
不二咲「……あ、ああ。そっかぁ……」ションボリ
苗木(露骨に残念がっちゃってるよどんだけやりたかったんだよ僕と!? しかも残念な顔可愛いなちくしょう天使めっ!)
不二咲「ま、まあ部屋に入ってよ! この前作ったゲーム、苗木君遊んでなかったでしょ? せっかく作ったんだから遊んでよ!」
苗木「ああ、うん。じゃあお邪魔するね(この前の男の娘もののエロゲか……正直嫌な予感しかしない)」
…数時間後…
苗木「……うぅ……男の娘ああああああああああああ!!!」グスンッ、ヒッグ
不二咲「……どう、だった? 僕の作ったゲーム」ドキドキ
苗木「まさか、こんなに感動するなんて思わなかったよ……うう」グスンッ、ヒッグ
不二咲「っ! よかったぁ! 苗木君に喜んでもらえるなんて!」パァッ
苗木「うん、やっぱり不二咲さんは凄いよ!」
不二咲「……え? 僕が凄い? そんな、そんなこと……ないよ」 不二咲千尋:好感度60%
苗木「いや凄い! 才能とかじゃなくてさ、なんていうか……好きなことに一生懸命打ち込める、そんな不二咲さんが凄いと思ったんだ!」
不二咲「好きな……こと?」
苗木「前に言ってたじゃないか、『僕の作品なんだから全力で作らないと』ってさ」
不二咲「そんなこと……覚えてたの?///」
苗木「そういう風に、自分の好きなことに一生懸命になれるのって素晴らしいことだよ」
不二咲「……苗木君///」 不二咲千尋:好感度70%
苗木(お? 今回はいけそうだぞ! よしこの調子で頑張ろう!)
苗木「>>65」
僕にはそんなもの、ないからさ キリッ
苗木「僕にはそんなのも、ないからさ」キリッ
―モニタールーム―
江ノ島「現在進行形で一生懸命じゃねえかよ!」
―不二咲千尋の部屋―
不二咲「そ、そんなことないっ!」
苗木「っ! 不二咲さん?」
不二咲「あっ……ごめん、僕、今言ったことは忘れて……」ウルウルウル
苗木「いや、不二咲さん……よかったら教えてくれないかい? なんでそう言ったのかさ」
不二咲「……うぅ」ウルウルウル
苗木「僕は嬉しいよ、不二咲さんがそうやって本音を僕に言ってくれるのが(……これ)」
不二咲「う、うん……」ウルウルウル
苗木「だから泣かないで……なんでそう言ったのか教えて欲しいな(これって、もしかして!?)」ナデナデナデ
不二咲「う、うんっ! 言うよ! 苗木君には、僕の本音が言える気がするから」
苗木「ありがとう、不二咲さん(もしかして、立場(掘る側掘られる側)逆転ありえるんじゃないか!?!?)」
苗木(もう僕は不二咲さんの手(股間)によって開発され済みなんだ!)
不二咲「さっきのゲームをやってる時の苗木君、とっても楽しそうな顔をしてたからさ」
苗木(もう背に腹は代えられない! そこまでやってしまっているんだ!)
不二咲「苗木君だって、その時は好きなことを一生懸命やってたんじゃないのかな……って///」モジモジ
苗木(だったらやることは一つだろう!? 今度は僕が不二咲さんを掘る! そしてそれが正式な関係だと洗脳させればいい!)
不二咲「で、でも……その一生懸命になっているのが、僕の作ったゲームだったし……作った本人がそう言うのも照れ臭くて///」モジモジモジ
苗木(この瞬間が今回の勝負の分かれ目だろう! ここで少しでも間違った言動をしてしまったら、プレゼントのローションは僕のケツの穴に贈られるッ!)
不二咲「でも感動したって言ってくれたから、僕嬉しいんだ! 僕が作ったゲームが、苗木君を喜ばせられるなんて///」 不二咲千尋:好感度80%
苗木「……あ、うん? うんうんそうだね」
―モニタールーム―
江ノ島「話し聞いてやれよッ!!!」
―不二咲千尋の部屋―
苗木(ここだっ! ここで僕は、不二咲さんを攻略してやるんだ! 発言を間違えるなよ!)
苗木「>>75」
苗木「僕の苗ギンッしゃぶれよ(うおっしゃあああああ! これで攻略確定だああああ!!!)」
不二咲「えっ!?///」
苗木「不二咲さん、確かに僕は不二咲さんの作ったゲームに喜んでいたよ。とっても出来の良いゲームだったからね」
苗木「次はさあ、ゲームじゃなくて、不二咲さんが喜ばしてよ」
ボロンッ、ギンッギンッ
不二咲「ッ!?」
―モニタールーム―
江ノ島「自分が優位だとわかるとすぐ調子に乗る……絶望的クズだね。こんなんでよく主人公やってるよ」
―不二咲千尋の部屋―
苗木「ほら、不二咲さん。今度はその不二咲さんの小さな可愛らしい口で、僕を喜ばす番だよ?」
不二咲「ああうぅ……///」
苗木「どうしたんだい?(ハーッハッハッハ! 最早不二咲さんが堕ちるのも時間の問題! 僕の勝利は確実だぁ!)」
不二咲「い、嫌だ!」
苗木「……へ?(……へ?)」
苗木「……え、えー(いやちょっと待って何これ、こんなの聞いてないよ)」
―モニタールーム―
江ノ島「ぷくくくく……堪えろ、まだ笑うな……まだ、笑、う、な私……ぷくくくく」プルプルプル
―不二咲千尋の部屋―
不二咲「さっき苗木君、言ってたよね。本音を言ってくれるのが嬉しいって」
苗木「は、はい、言いました(待って、これまずい。わかる、なんとなくわかる! この流れまずい!)」
不二咲「だから僕は、本音を言うよ!」
苗木「えっへ? ちょ……えっへ?(嫌な予感がする! お尻の穴がきゅんきゅん言ってる!)」
不二咲「しゃぶるのは僕じゃなくて苗木君だよ!」
苗木「……(くそがああああああああああああああああああ!!!)」
不二咲「この前みたいに、苗木君は僕にお尻を見せてっ///」ニコッ
苗木(なんという天使のような悪魔の笑顔)
不二咲「これが僕の本音だよ!」
苗木「ッ!?(いやまだだ! まだ僕には安価がある! この窮地を安価で切り抜けるんだ!)」
苗木「>>84」
それは違うよ(ねっとり)
苗木「それは違うよ(ねっとり)」
―モニタールーム―
江ノ島「おー、持ち直した?」
―不二咲千尋の部屋―
不二咲「えっ?」
苗木「不二咲さんばかり良い思いするのはフェアじゃない、そうだろう?」
不二咲「うぅ……」
苗木「僕だって、不二咲さんみたいに『気持ち良い思いしたい』なあ~」
不二咲「……でも、この前は苗木君の方が凄く気持ち良さそうだったよね」
BREAK!!
苗木「」
不二咲「僕はどちらかというと、自分が気持ち良くなりたいんじゃなくて苗木君を気持ち良くさせたいからそっち(掘る)側になりたいんだ」
苗木「>>90」
むしろ気持ち悪かったわカス
苗木「むしろ気持ち悪かったわカス(もうなりふり構ってられない!)」
不二咲「!?」
苗木「全然ダメだね! 全然なってない!(不二咲さん非道いことを言ってごめん、でも僕は掘る側が良いんだ!)」
苗木「僕が見本を見せてあげるから、その小さなお尻を出しな!」
不二咲「……」
苗木「不二咲さん?」
不二咲「……苗木君は嘘つきだ」
苗木「……え?(……え?)」
不二咲「じゃあなんで、そう言っているのに苗木君のおちんちんは……どんどん萎んじゃってきちゃってるの?」
苗木「……え?」
ショボーーーーーン……
不二咲「僕が苗木君のお尻に挿れるよ」
ッ!? ギンッギンッギンッ!
苗木「」
不二咲「それが真実だよ!」BREAK!!
―モニタールーム―
江ノ島「ひっひひひひーーーー、いひー! ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
江ノ島「もうダメぇ! 死ぬっ! 笑い死ぬ! 頑張ってたのに、苗木頑張ってたのに!」
江ノ島「体は正直かって! 体は、いひひひひひあひゃひゃひゃひゃひゃ! 正直かってぶひゃひゃひゃひゃひゃ!」
江ノ島「苗木君は生粋の、あっはっはははははは!!! 受け要員でしたってかひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
―不二咲千尋の部屋―
不二咲「……苗木君、緊張しなくて良いよ」
苗木「……(うわああああああああああああああああああああああん)」
不二咲「……あれ? これは? ああ、やっぱり『そういうこと』だったんだね」
苗木「……(プレゼントのローション見つかったあああああああああああああああああ!!!)」
不二咲「それを望んでたんだね苗木君。じゃあ……お望み通り、いくよっ」
苗木「……あ、あ、ああ、ッアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
その日、苗木誠は不二咲千尋に二度目の侵入を許した。拒絶する思考とは裏腹に、肛門から全身を駆け巡る快感に己の体はひくついた。
不二咲千尋にめちゃくちゃにされた苗木誠は、はっきりとしない意識のまま……その夜、自分の複雑な感情を吐き出すかの如く、
戦刃むくろを抱いた。
―食堂―
苗木「……」
モノクマ「……」
苗木「……」
モノクマ「……」
苗木「次だ次! 目指せハーレムだこの野郎!」
舞園 100% 戦刃(嫁) 100% 江ノ島(奴隷) 100% 不二咲(兄貴) 100% 朝日奈 90%
セレス 90% ジェノサイダー 90% 腐川(ジェノ曰く生存) 80% 霧切 70% さくら 30%
次誰にする?>>105
多恵子
苗木「……多恵子、セレスさんのことだな」
苗木「セレスさんは前の餃子の時に好感度を90%まで上げたんだったか」
モノクマ「僕のナイスなサポートのお陰だけどね!」
苗木「もう90%までいってるんだし、残り10%なんて上げるの簡単でしょ!」
モノクマ「それフラグじゃね?」
苗木「よっし! そうとわかればちゃちゃっと攻略だ! セレスさん、どういう攻略の仕方で行こうか」
苗木「とりあえず今回も作戦を考えよう!」
セレスさん攻略のための作戦>>109
吸血鬼の格好で告白
苗木「そうだねえ、吸血鬼の格好で告白か……」
モノクマ「うぷぷ……それ、結構イイとおもーよモノクマ!」
苗木「セレスさん、服装がゴスロリだし気に入ってくれそうだよね」
モノクマ「セレスティアさんは誰よりも『自分の世界観を大切にする』女の子なんだよ!」
苗木「江ノし……じゃない、モノクマ、ここに来てようやく有益な情報を提供してくれた気がする」
モノクマ「むぅ……情報提供だけじゃなくて他のこともずぅーっと前からサポートしてきたつもりなんですけどっ!!!」
苗木「じょ、冗談だよ……ありがとうモノクマ感謝してる」
モノクマ「ふっふーん! だったらもう一回感謝するんだね!」
苗木「え? どうして?」
モノクマ「実はこうなることを見越して、作っておいたのでした! ジャジャーン!」
テッテテーン!
モノクマ「『きゅうけつきつけ~』!」
苗木「きゅうけつきつけ?」
モノクマ「そうだよ! 着こなせれば着こなす程、より吸血鬼っぽくなる洋服さ!」
苗木「……(完全に秘密道具じゃないか)」
…数時間後…
苗木(吸血鬼)「ど、どうかな? 似合ってる?」
モノクマ「おおー! すっげー! 苗木君すっごく吸血鬼っぽいよ! ナイスコスプレー!」
苗木(吸血鬼)「よ、良かった。けど、ここまで着こなすのには苦労したよ……時間がかかっちゃった」
モノクマ「まあ仕方ないね! でもそれでもここまで完璧な吸血鬼になりきれるのは……」
苗木「わかってる、モノクマが作ってくれたこの秘密ど……じゃなくて洋服のお陰だよ」
モノクマ「うぷぷぷ、そうなのでーす!」
―モニタールーム―
江ノ島「わーい苗木に褒められたー! 苦労して作った甲斐があったー!」
―食堂―
モノクマ「見た目は完璧だから、あとは『中身』の設定付けをしっかりさせたほうが良いかもね!」
苗木「そっか、世界観を大切にするセレスさんだからこそ、姿形だけじゃなく中身の吸血鬼っぽさも完璧にしないといけないんだね」
苗木(だとしたら……どんな設定の吸血鬼でいこうか? 最強最凶の赤い吸血鬼? 時間を止める吸血鬼? それとも変態ロリコン高校生の吸血鬼?)
どんな設定の吸血鬼にしよう?>>163
kskst
苗木(吸血鬼)「よし! じゃあ僕はセレスさんをお守りする吸血鬼のナイトという設定で行こう!」
モノクマ「いえーい! ヴァンパイア騎士ぉ! ブラッディローズも作っとけばよかったかなー?」
苗木(吸血鬼)「いや、あんまり少女漫画には詳しくなくてさ……下手にそっちに寄せてボロ出しちゃうとまずいから、いいよ」
モノクマ「それもそうだね! んじゃあモノクマは今から超高速で、苗木君のための台本作りに取りかかっちゃいます!」シュダダダダダッ!
―モニタールーム―
江ノ島「うおっしゃー! 頑張って超イケメンな吸血鬼キャラ作っちゃうもんねー!」
―食堂―
苗木(吸血鬼)「……ホント、序盤に江ノ島さん攻略しといて良かった」
苗木(吸血鬼)「江ノ島さん天使すぎるだろ……」
モノクマ「出来たよー」ピョイーン!
苗木「仕事速ッ!!!」
モノクマ「名付けて、『セレスさんと吸血鬼ナイトのラブストーリー』! 決行は今日の夜! 図書館で行いまーす!」
…夜…―図書室・モノクマ(江ノ島)お手製棺桶の中―
苗木(吸血鬼)「……息苦しい」
苗木(吸血鬼)「そりゃあそうだよ、生きた人間が入るようなもんじゃないもん」
苗木「……台本はモノクマのスーパースパルダ指導で頭に叩き込まされたからな……一言一句抜かりはないけど」
苗木「……この前の餃子作りといい、どうしてセレスさんの時だけ厳しいんだモノクマは」
苗木「まあ、いいや。頑張ってカッコいい吸血鬼を演じてやろう!」
ガララララッ!
苗木「っ!(ドアが開く音! 誰かが入って来た!)」
……コツコツコツコツ
苗木「……(こっちに近づいてくる……だ、誰だろう)」
―図書室・モノクマ(江ノ島)お手製棺桶の前―
セレス「……こんな夜遅くなのにいつまで『寝てるの!?』 さっさと『起きなさい!!』 私のナイト!」
―図書室・モノクマ(江ノ島)お手製棺桶の中―
苗木(せ、セレスさんだ!! しかもなんか予想以上にノリノリだし!)
―モニタールーム―
江ノ島「セレっさん、こーいうの憧れてたんだろーなー」
江ノ島「相変わらずポーカーフェイスだけど、凄く楽しそう」
―図書室・モノクマ(江ノ島)お手製棺桶の前―
セレス「昼間は当然のように寝てるかと思いましたら、まさか活動時間の夜まで寝続けているなんて!」
セレス「私のナイトはなんて寝坊すけでだらしないナイトなんでしょう! 他の方たちのナイトが羨ましいですわ」オヨヨヨヨ……
―図書室・モノクマ(江ノ島)お手製棺桶の中―
苗木(吸血鬼)(設定は、ヴァンパイアハンタ(通称『VH』)ーを目指す超エリートお嬢様学校に通う『セレスちゃん』)
苗木(吸血鬼)(生徒たちは皆、一人の『ナイト』をパートナーとして付き従わせていて、その二人一組で最終的に『VH』となり夜の平和を守ってゆくのだ)
苗木(吸血鬼)(しかしセレスちゃんには誰にも知られてはいけない秘密があった……それは、ナイトであるはずの僕が、吸血鬼だということだ!!!)
苗木(吸血鬼)(決して結ばれることのない『主』と『従』の二人。決して共存することのない『人』と『吸血鬼』の二人)
苗木(吸血鬼)(……今、セレスちゃんと苗木誠の悲しき恋の物語が、始る)
セレス「さっさと起きなさい寝坊すけ!」
苗木(吸血鬼)(そうだな……僕も全力で吸血鬼演じてやろう、思い切り楽しもう。そう言えば、主従関係以前に僕たちの関係はどんな関係だったけ?)
セレスちゃんと苗木誠の関係性(主従関係である以前の)>>176
お嬢様とシークレットサービス
苗木(そうだ、僕はセレスさんのシークレットサービスだっていう設定だったな)
苗木(確か、セレスちゃんは代々続く由緒ある『VH』の家系で、僕はそのセレスちゃんの一族に先祖代から付き従う由緒ある『ナイト』の家系って設定だったっけ)
苗木(セレスちゃんと僕は、生まれる前からすでに主従の関係が一族の間で決められていたんだ)
苗木(僕は幼少の頃から要人警護……シークレットサービスの英才教育を受けさせられ、『ナイト』となる運命だった)
苗木(セレスさんは幼少の頃から『VH』の教育を叩きこまれ、『主』になる運命を決定づけられていた……)
苗木(でも、そんな二人が家族にも隠している本当の関係……それは)
ギイィィィィィィ、バタンッ
苗木(吸血鬼)「……ったくうるせえよセレス。夜中なんだから大声出すなって」
セレス「あなたが起きないのがいけないんですのよ!」
苗木(『主従』ではなく、ただの……純粋な、『仲良し』だということだ)
ミスが目立つけどどうかスルーしてくれ
苗木(吸血鬼)「今日は学校休みなんだから寝かしてくれよー」
苗木(セレスちゃんと僕が通っているのは『VH』要請学校夜間部、別名・緊急時招集対象生徒の部)
苗木(吸血鬼が行動を開始する夜間に何か重大な吸血鬼事件が起こった時、いつでも戦闘へ参加出来るように夜間通う生徒たちのことだ)
苗木(もちろん戦闘へ参加する可能性があるためエリートの中のエリートしか通うことが許されない)
苗木(……僕が吸血鬼だとバレないためにセレスちゃんが頑張って夜間部へ進学した、という設定)
セレス「休みだからって寝てるのはぐうたら過ぎやしませんか!?」
苗木「えーだって眠いんだもん……(僕はやる気無しのぐうたら設定!)」
セレス「休みの日はチェスに付き合って下さるって約束でしたでしょう! さっさと起き上がりなさい」プンプン
むにゅっ、もみもみもみ
セレス「っひゃあんっ///」ビクンッ
苗木「こーやってセレスのおっぱい揉んでたら、眠気も吹き飛んで起きれるかもなー」ニヤニヤ
苗木(そしてどう考えても蛇足なエロ野郎設定! モノクマありがとう!)モミモミモミ
―モニタールーム―
江ノ島「うぷぷぷぷ、感謝しろよー?」
セレス「バカァ!」
ドゴォッ!
苗木「ごほっ!(そしてセレスちゃんから鉄拳制裁を受けるというのがお約束の設定らしい)」
セレス「ああ全く嘆かわしいですわっ! 私のナイトがこんなにもお下劣な男だなんて!」
苗木「俺だってお前みたいな暴力女のナイトになんかなりたくなかったわ」
セレス「あなたが私の胸を触るのがいけないんですのよ!」
苗木「べーっつにそんな立派なおっぱいしてねえんだし良いだろうが!」
セレス「わ、わ、わ、私の胸だってきっとどこかには……需要が、多分、あ……る」ボソボソ
苗木(それにしてもノリノリだなーセレスさん。凄く楽しそうじゃんか)
苗木「おっぱいの心配するのは江ノ島お嬢様くらい完璧なバストになってからにしろよ」
セレス「し・つ・れ・い・なこと言うなーーーーーーーーーーーーー!!!」
ボカボカボカ!
苗木「ぐふ、がは、ごほ(よし、このままモノクマの作った台本進めてセレスさんを攻略してやろう)」
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