苗木(145cm)「希望は前に進むんだ!」再 (64)

(約4年前に投稿して失踪したけどやる気が出たので)初投稿です
ほぼ最初は落ちたスレからコピペですが所々修正してます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1574103491

苗木「………」アンテナイジイジ ??

苗木「よしっ!セット完了!」シャキーン ??コンコン

??苗木「はーい」ガチャ

??舞園「おはようございます!苗木君!」ナデナデ ??

苗木「おはよってうわっ!?何するのさ!あまり頭触らないでよぉ!」

??舞園「はぁぁぁ////今日も苗木君可愛いですぅぅ///」ナデナデナデナデ ??
苗木「もうっ!やめてよ!せっかくセットしたのにぃ!」

??舞園「アンテナセットして身長を誤魔化す苗木君可愛いすぎですう///」ナデナデエ

??苗木「んなっ!?誤魔化してないよ!ちゃんと145cmあるよ!!」 ?

苗木「もう…酷い目にあったよぉ…」ボサボサ

??舞園「ふぅ…満足しました…」テカテカ ??

苗木「もうっ!またアンテナセットしなくちゃ駄目じゃないか!」プンスカ ??

舞園「怒る苗木君可愛い…別にアンテナ付けなくてもそんなに身長は変わりませんよ?」

??苗木「気持ちの問題だよ!結構時間掛かるんだよ!どうしてくれるのさ!」プンスカプンスカ ??

舞園「まぁまぁ、機嫌を直してください!お菓子あげますから!」 ??

苗木「そんなので釣られるわけないでしょ!!……何のお菓子…?」

??舞園「ミルクチョコでs 苗木「しょうがないなぁ舞園さんは!許してあげるよ」 ??

舞園(チョロかわ///) ??

苗木「んふふ~おいひぃ~」パリパリ??

舞園(あああああ!!!!可愛い~!!!)

??苗木「そういえば僕に何か用?」 ??

舞園「ハッ!そうです!一緒にご飯食べませんか!?」??

苗木「う、うん、別にいいけど…」 ???

舞園「では早速行きましょう!」ハアハア ??

苗木「なんでそんなに興奮してるの…?」

??舞園(苗木君の食べる姿を拝める!!)ハアハアハアハア ??

苗木「先に保健室に行った方が良いんじゃないかな?」

??舞園「さ、行きますよ!!」ガシッ ??

苗木「うわぁ!急に引っ張らないでよ!そんなに急がなくてもご飯は食べれるよぉ!」

??舞園「いざ食堂へ!!!」ドタドタドタドタ ??

苗木「は、速いいいい舞園さんもっと遅くうううう」 ?

~食堂~ ??

舞園「着きましたよ苗木君!!」 ??

苗木「うう、また酷い目にあったよ…」 ??

舞園(しょげてる苗木君かわいすぎる)
??
ガヤガヤガヤガヤ ??

苗木「やっぱりこの時間帯は人が多いね」
??
舞園「そうですね…あ!苗木君空いてる席見つけましたよ!」 ?

苗木「本当だ!」

?苗木「食べる場所も取れたし今日は何を食べようかなぁ」 ??

舞園「この前は苗木何を食べました?」 ??

苗木「確かホットケーキを食べたよ!」 ??

舞園「(あああ可愛いい///)では今日は和食とかどうでしょうか?」 ??

苗木「和食かぁ、確かにサッパリしたものが食べたいからありかも!それじゃあお蕎麦が食べたいなぁ」 ??

舞園「分かりました!お蕎麦ですね?良ければ苗木君の分も持って行きましょうか?」

??苗木「そ、そんなの悪いよ、僕が持って行くから!」

??舞園「気にしなくていいですよ、それに苗木君じゃあここまで持っていくのが危ないですしね♪」 ??

苗木「もうっ!また子供扱いしてぇ!」 ??

舞園「ふふふ、ごめんなさい♪じゃあ行ってきますね!」

??苗木「もう……ありがとう」

??舞園「ガハァッ!!」

苗木「大丈夫!?舞園さん!?」

??舞園「だ、大丈夫ですよ…」フラフラ
?
舞園「そ、それじゃあお蕎麦持ってきますね」 ??

苗木「うん、ありがとう舞園さん」 ???

舞園(今のは危なかったあ…やはり苗木君の破壊力は凄まじいですね) ??

舞園「早く苗木君の食べている姿が見たいなぁ///」??

あれ?何で所々に?があるんや?

苗木「お蕎麦まだかなぁ♪」


霧切「あら、おはよう苗木君」


苗木「あ、霧切さんおはよう!」


霧切「今日も可愛いわね」ナデェナデェ


苗木「もうっ!霧切さんまで!」プンスカ


霧切(お持ち帰りしたい)ナデナデナデ


苗木「またアンテナが崩れちゃったよぉ…」


霧切「悪かったわ、でも可愛すぎる苗木君も悪いのよ?」


苗木「訳が分からないよっ!」


霧切「一人で食堂に来てるの?」


苗木「ううん、舞園さんと来たんだよ。今は僕の食べるお蕎麦を持ってきてくれているんだ!」


霧切「そうなの…苗木君、私も一緒にここでお昼を貰っても良いかしら?」


苗木「もちろん!全然構わないよ!」


霧切「ありがとう、感謝するわ」


霧切(これで苗木君の食べる姿を見れる)フンスフンス

舞園「苗木くーん!お蕎麦持って来ましたよ!」


苗木「ありがと!舞園さん!うわ~美味しそう♪」キラキラ


舞園霧切(目がキラキラしててかわいい)


舞園「って霧切さん?いたんですね?」


霧切「ええ、つい先程ね」


舞園「そうですか…(苗木君の食べる姿を独占したかったのになぁ)」ガックシ


霧切「そんなに落ち込まないで、気持ちは分かるけど私も苗木君の食べる姿を見ないと1日が始まらないの」


舞園「確かにその気持ち分かります!私もあの姿を見ないと仕事も頭に入りません!」


霧切「という事でお邪魔させて貰うわ」


舞園「はい、構いませんよどうせ独占出来るとは思って無かったですし。」


苗木「ねぇ、もう食べていい?」


舞園「あ、ごめんなさい!どうぞ!召し上がれ♪」


苗木「いただきまーす!」



苗木「ハムッ…モムモムモム……美味しいっ!」パァッ


舞園霧切「おっ////ほう////」


苗木「モムモム…モッモッ…ングンク…ングッ…」


舞園(あぁ~最高すぎるぅ~///)ニマァ


霧切(また蕎麦を啜れて無いのが可愛すぎるわ///)ニヘラ


苗木「あれ?二人は食べないの?」


舞園「はい♪苗木君の食べている姿でお腹いっぱいになりますから!」


霧切「苗木君は私達に気にせず食べなさい」


苗木「二人とも後でお腹空いちゃうよ?ハムッ…モム…モキュ…」

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何故投稿できない…

朝日奈「あれって苗木じゃない?さくらちゃん!」

大神「そのようだな…」

朝日奈「おーい苗木!」

苗木「モム…モキュ…モム…モキュ…あ、朝日奈さん大神さん!おはよう!」

大神「うむ、おはよう」

朝日奈「おっはよー!舞園ちゃんに霧切ちゃんもおはよー!」

舞園「おはようございます。朝日奈さん、大神さん(やっぱり増えたかぁ)」

霧切「おはよう二人共」

朝日奈「お、今日は苗木はお蕎麦かぁー!いっぱい食べて大きくなるんだよ~」ナデナデ

苗木「むっ!頭撫でないで!それに大きなお世話だよ!」ムキャー!

朝日奈「きゃー苗木が怒ったさくらちゃーん!」キャッキャッ

大神「あまり苗木をからかうのではないぞ朝日奈よ…」

舞園霧切(怒ってる苗木君かわいい)

苗木「……」ムスゥ

朝日奈「もーう苗木ってばごめんってー!」

苗木「まったく僕を何だと思ってるんだよ…」ムスゥ

朝日奈「ごめんごめん!苗木ってば一々反応が可愛いから!」テヘヘ

舞園「その気持ち分かります!」

霧切「戯れてくる子犬みたいで可愛いわ//」

苗木「もうっ!皆知らないっ!」プイッ

朝舞霧「可愛いっ!///」

大神「その辺にしておけお主ら」

朝日奈「さくらちゃん…」

大神「容姿をからかわれるのは誰だって気分は良くないであろう?」

舞園「確かにその通りですね…ごめんなさい苗木君調子に乗りすぎました…」

霧切「私も悪かったわ苗木君、でも貴方が嫌いだから意地悪をした訳じゃないのよ?」

朝日奈「うぅ~ごめんねぇ~苗木ぃ~」

苗木「……皆謝ってくれたし許すよ」

朝舞切 パアッ

苗木「でも!次からかいすぎたら知らないからねっ!」

舞園「やっぱり苗木君は優しくて可愛いですっ!」ナデナデ

霧切「優しくて可愛い……やさかわね」ナデナデ

朝日奈「苗木やさかわ~」ナデナデ

苗木「本当に分かったの三人共!?」

大神「苗木よ、そう怒るでない。こ奴らも悪気あって言ってる訳では無いのだ」

苗木「それは分かってるけどね…」

大神「それにお主は身体は小柄でも器の大きさはとても広いのだ。お主のそういう所はとても好感を持てる」

苗木「大神さん…」

大神「それに小柄でも今すぐにでも鍛えれば身長も伸びるだろう?」

苗木「えっ!?そうなの!?」

大神「冗談だ」フッ

苗木「もーう大神さんまでぇ」

大神「心配するでない苗木よ、お前の心の強さは誰もが知っている。真の強さと言うのは心の強さだと我は思うのだ」

苗木「心の強さ?」

大神「そうだ、我の様に肉体を鍛えて強くなったとしてもそれは人を傷つけてしまう力だ。だが心の強さというものは人を思いやり人を守れる力になる。」

大神「お主はその心強さが誰よりも強い」

苗木「そんな、僕はそんな人間じゃないよ」

大神「謙遜するでない、その力は誇っても良いのだぞ?」

苗木「ありがとう大神さん、何だか自信がついたよ!」

大神「なに、我は本当の事を言ったまでだ」フッ

大神「お主はもっと強くなれる、皆の希望となるまでにな」ガシガシ

苗木「いだだだ!大神さん痛いよ!アンテナ折れちゃう!」

朝日奈「おっ、さくらちゃんも苗木の頭撫でてる!」

舞園「では皆で苗木君を愛でましょう!」

霧切「いい案ね」

苗木「せっかく良い話で終わろうとしていたのにもう嫌ぁ!」

苗木「よし!今日も完璧!」アンテナシャキーン

苗木「何もする事がないし購買部にでも行こうかな!」

苗木「いってきまーす」タタタ


~廊下~

苗木「今日はガチャガチャで何が出るかなー♪」タタタ

石丸「む?こら!苗木君!廊下を走っては駄目ではないか!!」

苗木「ビクッ あ、石丸クンか、ごめんごめん!」

大和田「えらい上機嫌じゃねーか。何かあったのか?」

苗木「大和田クンもいたんだ!へへ、実は今から購買部でガチャガチャをするんだー」ニパッ

大和田「あ?ガチャガチャ?あぁ、あの何が入ってるか分かんねーヤツか」

石丸「確かに気分が舞い上がるのも分かるが、だからと言って廊下を走っては行けないぞ!」

苗木「うぅー分かってるよぉーごめんなさい…」

大和田「まぁまぁ兄弟、こいつだってまだはしゃぎたい年頃なんだ。そんなに厳しくしてやるなよ」

苗木「言っておくけど大和田クン、君と同じ僕高校生だからね」

石丸「だが小さい頃の間にちゃんとした常識を覚えさせておかなくては将来困る事ばかりだぞ!」

苗木「ねぇ石丸クン、だから僕君達と一緒の高校生」

大和田「ところで苗木、さっきセレスがお前の事探してたぞ」

苗木「え?セレスさんが?」

石丸「うむ、確かもし見つけたら娯楽室に来てくれとの事だ」


苗木「分かった!じゃあガチャガチャが終わったら娯楽室に向かうよ!」

大和田「おう、そうしてやれ」

苗木「じゃあね!二人共!」タタタ!

石丸「だから苗木君!廊下は走っては行けないぞ!!」

苗木「アハハーゴメンゴメン」スタスタ… タタタタ!

石丸「まったく!」

大和田「そんな厳しくしてやんなよ、ガキだから動き回りたいんだよ」

石丸「むぅ、確かにあの年頃では良くある事なんだが、何故か苗木君を見ているとどうもな」ハッハッハッ

大和田「あぁ、何か分かるぜ。アイツ人懐っこいし弟みてぇだもんな」

石丸「僕は本当の兄弟と言うのがいないからな、苗木君を見ていると、弟ってものはあんな感じなのかもしれないな!」

大和田「…俺は兄貴はいたが弟はいなかったなぁ、苗木を見てると何か放っとけないよなぁ」

石丸「兄弟…よしっ!今からサウナにでも入ろうじゃないか兄弟!」

大和田「お、おおう。急にどうした?別に良いけどよぉ~」

石丸「どちらが長く入られるか勝負だ!」

大和田「はっ、上等だ!今日こそ決着を付けてやらぁ!」


大和田石丸「はっはっはっはっ!!」



江ノ島「何アレ絶望的にウザい」

苗木「ガーチャガーチャ♪ガッチャガッチャガチャー♪」

苗木「とうちゃーく!」

苗木「さっそくガチャるぞー!」

「ん?お前は苗木か?」

苗木「あ、日向クン!」

日向「なんだお前もガチャをしに来たのか」

苗木「うん!日向クンは一人で来たの?」

日向「あぁ、それがな…」

「おや、日向くんより先に先客いたみたいだね……おや?」

苗木「き、君は….…」

日向「苗木今すぐここから離れた方が…」

「苗木君?苗木君じゃないか!!こんな所で出会えるなんてボクは何て幸運なんだ!!」

苗木「ひぃっ!こ、狛枝クン!?」

狛枝「あ、ボクみたいなゴミが君の様な希望の象徴に話しかけてごめんね?不愉快極まりないよね?でもボクは苗木君、君を愛してるんだよ!ボクが希望を愛する様に!あっ!何かボクに出来る事とかして欲しい事とかってあるかな?ああ、もちろんボクみたいなゴミクズが苗木君の役立つ様な事が出来るとは思えないけどそれでも苗木君が望む事なら何だってやるよ!踏み台になれというなら今すぐにだってなるし、もちろん死ねと言われたら苗木君の為に喜んで死ねるよ!あああ!苗木君!ボクみたいな雑巾のカスと一緒の才能なんて本当に申し訳ないよ!今すぐにでもボクの才能を超高校級のボロ雑巾とかに変更して貰いたよ!でもボクはなんて幸運なんだ!希望の象徴とも言える苗木君と一緒だなんて!あぁ、でもボクみたいな奴と一緒の才能なんて恥ずかしくて死んでしまいたいよね?あ!でも苗木君が死ぬ必要なんてないんだよ!?むしろ君の様な人は死んじゃいけないんだ!死ぬべきなのはボクみたいなカスか何の才能も希望もない予備学科、そう日向君のような人間が死ねばいいんだよね!?」

苗木「 」メガグルグル

日向「狛枝!その辺にしておけ!苗木の意識が何処かに連れ去られそうになってる!後お前が死ね!」

日向「苗木!目を覚ませ苗木!」ペチペチ

狛枝「予備学科ごときが苗木に触れるなんて信じられないね」ギリッ

日向「言ってる場合か!起きろ苗木!」

苗木「ハッ!僕は何を…?」

日向「良かった…悪い夢を見ていたんだよお前は…」

苗木「そうなの….?」

狛枝「ごめんね苗木君?ボクみたいなクズが君に話しかけてしまって…」

苗木「こ、狛枝クン…ううん!気にしてないよ!それに前も言ったと思うけど狛枝クンはカスやクズなんかじゃないよ!ボク何かの幸運より凄いじゃないか!」

狛枝「そ、そんな!やめてよ苗木君!君がボクの様な人間を褒めるなんて!」

苗木「そんなに自分を責めないで?ボクは君の凄い所や良い所を知ってるよ?それにボクは君が思ってる様な人なんかじゃないよ?それこそボクはこの体格だからできる事が少ないしね」テヘヘ

狛枝「苗木君…」

苗木「自分にもっと自信を持って狛枝クン!」ポンッ

狛枝「!?」

苗木「どう?元気でた?」

狛枝「あっぁあっ」プルプル

苗木「こ、狛枝クン?」

日向「(これはまずい!)苗木今すぐこの購買部から離れんだ!」

苗木「えぇっ!?でも僕まだガチャガチャしてない…」

日向「いいから早く!!ガチャは俺の持ってるやつやるから早く逃げろ!!」

苗木「わ、分かったよ…じゃあ黄金銃と毛虫くんちょうだいね!」タッタッタ

日向「クソッさりげなく注文して行きやがった!」

狛枝「あぁぅえうおぉえんんぁあ」プルプルプル

日向「そんな事よりこいつをどうしようか…」

狛枝「うおおおおお!!!」

日向「まずいっ!くらえっ予備学科アームロック!!」メシッ

狛枝「がああああ!!折れるううう」メシメシメシッ

購買店員「それ以上いけない」

日向「おっと!やりすぎたか?」パッ

狛枝「何するんだよ予備学科の分際でええ」ゴロゴロ

日向「どうやら落ち着いた様だな」

苗木「もうっ!結局ガチャガチャが出来なかったじゃないか!」プンスカ!

苗木「次会うときは日向クンにレアアイテムを貰わないといけないね!」

苗木「そういえばセレスさんが娯楽室で待ってるんだっけ?」

苗木「やる事も無くなったし娯楽室に行こー!」タッタッタ


~娯楽室~

苗木「セレスさーん!遊びに来たよ!」ガチャッ

セレス「あら苗木くん、お待ちしておりましたわ」

苗木「ねえねえ!今日は何して遊ぶの!?ババ抜き?オセロ?それともしりとり?」キラキラ

セレス(クソ可愛ええええ!ちくしょううう!!)

セレス「お、落ち着いてくれませんか?苗木君?そんなに焦らずとも遊んであげますわ」

苗木「そうだよね!ごめんね!セレスさんと一緒に遊ぶのとても楽しみだから!!」

セレス「ぶふっ!?」ブパッ!

苗木「だ、大丈夫?」

セレス「え、ええ、大丈夫ですわ。ご心配なく」ドクドク

セレス「コホン、今日は苗木君が遊びたい物をやろうと思います」

苗木「え!僕が決めていいの?」

セレス「ええ、お好きなのをどうぞ」

苗木「んーと、そうだなぁ~、むぅ~」

セレス(必死に考えてる苗木君可愛いですわ)

苗木「よしっ!じゃあ叩いて被ってじゃんけんぽんがしたい!」

セレス(チョイスが可愛いすぎんだろおおおお)プルプル

セレス「分かりましたわ、ではヘルメットとピコピコハンマーを用意しますわね」

~準備中~


セレス「さ、準備完了ですわ」

苗木「よーし頑張るぞ!」フンス

セレス「ではルールはどうします?」

苗木「んーと3回勝負で先に2回勝った方が勝ちで!」

セレス「了解しました、では苗木君行きますわよ…」

苗木「負けないよっ!」

苗木セレス「「叩いて被ってじゃんけんぽん!」」

セレス:グー
苗木:パー

苗木「貰ったあああ!」スチャ

セレス「甘いですわ!」ス!

苗木「は、速い!」

セレス「ふふ、セーフですわね」

苗木「よーし次だよ!」


苗木セレス「「叩いて被ってじゃんけんぽん!」」

セレス:チョキ
苗木:パー


苗木「あ、う、え、ま、守らなきゃ!」アタフタアタフタ

セレス(ぐっ!可愛い!けれど…!)

セレス「えいっ」ピコッ

苗木「あうっ!」

セレス「ふふふ、まずは一勝ですわ!」

苗木「くそ~!次は勝つぞ!」

~2回戦~
セレス:一勝
苗木:一敗

セレス「いつでもいいですわよ」

苗木「よーし!」

セレス苗木「「叩いて被ってじゃんけんぽん!」」

セレス:グー
苗木:グー

苗木「あ、あ、わ、」←ピコハン構え

セレス「苗木君?"あいこ"ですわよ?」

苗木「あ、そうだった」テヘヘ

セレス(本当なんなんだよこの可愛すぎる生物はああああ)

セレス「で、では気を取り直して」

セレス苗木「「叩いて被ってじゃんけんぽん!」」

セレス:グー
苗木:パー

セレス(ここは面白くする為にワザと負けましょうか)

苗木「よーし今度こそ!」

セレス「あら、ヘルメットが取れませんわ」

苗木「今だっ!」

ピコッ

セレス「どっひゃあああ!」

苗木「やったあああ!」

セレス「やられましたわ苗木君」

苗木「いぇい!」ブイッ

セレス(あー本当我慢出来んかも)プルプル

苗木「これでお互い一勝づつだね!」

セレス「ええ、次が最後の勝負です」

苗木「絶対に負けないよっ!」

セレス「ふふ、期待してますよ」

~最終勝負~

セレス「さて笑っても泣いても最後の勝負」

苗木「勝つよ~!」

セレス「では…」

苗木セレス「「……叩いて被ってじゃんけんぽん!」」

セレス:パー
苗木:グー

セレス「この勝負貰いましたわ!」

苗木「え、、あう、えいっ!」←ヘルメット構え

ピコッ

セレス「やりますね、けれど次は…っ!?」

苗木「うぅ~」プルプルプル

セレス(攻撃を防げたのにまだヘルメットを被って守ってる!?それに…)

苗木「うう…」キュッ

セレス(目をキツく瞑ってプルプルして、こんなの、もう…)

セレス「……わたくしの負けですわ」

苗木「うぇ?何で?」

セレス「敗因はわたくしの意志の弱さですわ」

苗木「よく分からないんだけど…」

セレス「こんな可愛い生き物に攻撃なんてできませんわ!!」

苗木「えええ!?」

セレス「おめでとうございます苗木君」

苗木「むぅ~何か腑に落ちないけど勝ったよ…」

セレス「そんな事ありませんわ、苗木君はこの超高校級のギャンブラーに勝ったんですもの。誇ってもよろしくてよ?」

苗木「セレスさんに勝てたのは嬉しいけど…でも楽しかった!ありがとうセレスさん!」ニコッ

セレス(があああああ!!!可愛すぎるだろおおおおがああああ!!!」

苗木「ビクッ!せ、セレスさん…?」

セレス「(やべっ声に出てた!)なんでもありませんわ苗木君」

苗木「そ、そう…」

セレス「では勝者の苗木君にはご褒美をあげましょう」

苗木「え!ご褒美!?なになに!?」

セレス「ふふふ、それは……」

セレス「このセレスティア・ルーデンベルクのSランク執事になる権利ですわ!!」

苗木「」ポカーン

セレス「ふ、ふふ、ふふふふふ、これで苗木君は私の執事、これからはよろしくお願いしますわね?」

苗木「そんなのいらないよ!!」

セレス「んなっ!?何て事を言いますの!?このわたくしの執事になれば将来安泰間違い無しですわ!」

苗木「だってセレスさんの執事になるって事はロイヤルミルクティーも作れるようにならなきゃダメでしょ?」

セレス「当然ですわ!わたくしの執事としてそれ位はこなして貰わないと!何かご不満でも?」

苗木「だってロイヤルミルクティーの事になるとセレスさん怖くなるもん…」

セレス「そんなもの練習していけば良いですのよ。それにわたくしは苗木君が必要ですの」

苗木「でも…」

セレス「いいから早くわたくしの執事になれって言ってんだこのビチグソがあああ!!」

苗木「ひいいい!?やっぱりセレスさん怖いよおお!!」タッタッタタッタッタ!

セレス「待ちやがれこのちんちくりんショタあああ!!!」ドタドタドタドタ

少し投稿します

苗木「よし!今日も上出来だっ!」アンテナシャキーン

苗木「昨日は結局ガチャガチャ出来なかったなー」

苗木「そういえば日向クンがガチャで持ってる物を譲ってくれるって言ってたし今から日向クンのクラスに行こうかな!」

苗木「よーし!そうと決まればレッツゴーだよ!」スタタタタ


~77期生のクラス~

苗木「行く途中にまた石丸クンに廊下を走るなっ!て怒られちゃったよ…」

苗木「しかしやっぱり上級生のクラスに来るとちょっと緊張しちゃうなぁ…」

苗木「正直また狛枝クンに会うのが怖い…」ブルブル

「そこの君!ウチのクラスに何か用なの?」

苗木「ひゃあっ!?え、えと、ひ、日向クンいますか!」

「日向?日向なら今何か研究の手伝いをしてるみたいだけど…」

苗木「そ、そうですか…ではまた改めて来ます…」ヨソヨソ

「もしかして君、苗木君だよね?」

苗木「そ、そうですけど」

「やっぱり!噂通り小さいね!」

苗木「むっ!小さくありません!周りがデカすぎるんです!」プンスカ

「ああ、ごめんごめん!からかうつもりは無いのよ?」

「日向には苗木君が探してたって伝えておくからまたおいで?」

苗木「むぅ、そうさせて貰います….」

苗木「では失礼します!」タタタッ

「コラッ!廊下は走らない!」

苗木「ビクッ!ご、ごめんなさい!」スタスタ…

「ふふ、まったく…」

「小泉おねぇ!お客さん?」

小泉「うん、日向にね」

「さっきのチビ助って最近噂になってる苗木って奴じゃない?」

小泉「ええ、そうよ。何か見た目通りの子って感じだったわ」フフッ

「よくあんなチビ助でも入学出来たよね~、もしかして才能が超高校級の小学生だったりして」プププッ

小泉「こら!日寄子ちゃんそう言うこと言っちゃダメでしょ!」

西園寺「ごめんなさーい」

小泉(それに日寄子ちゃんも人の事言えない気がするんだけど)

西園寺「ああ!今、小泉おねぇ失礼な事考えてたでしょ!」

小泉「そ、そんな事無いわよ!あ、そうだ!日寄子ちゃん後で皆と一緒にお茶会でもしましょ!」

左右田「あ?呼んだか」

西園寺「わーい!日寄子お茶会したーい!…後呼んでねぇよ!この童貞!」

左右田「うっせ!うっせ!うっせぇ!!何だよちくしょう!!」

日向「何を騒いでるんだお前ら?」

小泉「あ、日向!さっき苗木君があんたの事探してたわよ」

日向「苗木が?…ああ!そういえばあいつにガチャの景品あげる約束してたんだった!」

西園寺「へぇーあの気味悪いガチャをやる奴なんて日向おにぃ位だと思ったのにやっぱり類は友を呼ぶってヤツ?」プププッ

日向「その気味の悪いガチャの景品をあげて喜ぶ奴が言う台詞じゃないな」

西園寺「はぁ!?別に喜んでないし!」

小泉「まぁまぁ、そんな事より早く苗木君に会ってきてあげたら?」

日向「ああ、そうだな。準備をして行ってやるか」

左右田「しかしこんな話狛枝に聞かれたらヤバいだろうな…」

小泉「あいつ苗木君の熱狂的なファンだもんね…」

西園寺「ファンて言うより信者でしょ」

狛枝「苗木君に会いに行くのかい!?」

左右田「ぎにゃあああ!?出たああ!?」

西園寺「うわああん!キモいよおおお!」ビエーン

日向「狛枝!?お前いつの間に!?」

狛枝「ついさっき来たんだよ!それより予備学科ごときが苗木君に会いに行こうだなんておこがましいにも程があるよ!?これは予備学科が失礼な事をしないようにボクもついて行かなくては!!」

小泉「あんたが行った方が苗木君が困るわよ!!」

狛枝「確かにボクみたいなゴミの塊が行ったら苗木君も迷惑だろうね…でもこの予備学科一人で行くのがボクは許せないんだよ!!希望の象徴でもある苗木君にお近づきになろうとしてるこの予備学科がね!!」

日向「お前は予備学科に何の恨みがあるんだよ…」

左右田「親でも殺されたかの様に嫌ってるよな…」

狛枝「君がどうしても一人で行くと言うのならボクは君を殺してでも止めるよ!!」

日向「こいつマジで怖いんだが」

小泉「冗談に聞こえないもんね…」

西園寺「じゃあさ狛枝おにぃはさ日向おにぃ一人で行くのが許せないんでしょ?」

狛枝「その通りだよ、君たちの様な希望の才能を持つ生徒が行くのは許せるけど、何の才能もない希望の欠片もない予備学科が一人で希望の象徴苗木君に会いに行くのが許せないんだよ!!」

西園寺「じゃあさゴミ屑の狛枝おにぃがついて行くより私達がついて行った方がよくない?」

狛枝「………」

西園寺「だって自分の様なゲロの塊の才能の人間が苗木に会いに行くのは迷惑なんでしょ?そしたら希望の才能を持つ日寄子達が行った方が苗木は喜ぶんじゃない?」プークスクス

狛枝「…確かに西園寺さんの言う通りだね。ボクが行くより君達が行く方が安心出来るよ…」

西園寺「んじゃあけってーい!小泉おねぇと日寄子で日向おにぃについて行くって事で!」

左右田「あれ?俺は?」

小泉「ええ!?あたしもついてくの!?」

日向「まぁ人数が多い方が苗木も喜ぶし、それに狛枝が俺一人じゃ許してくれない様だし頼むよ」

小泉「…まったく仕方ないわね!まぁこの機会に苗木君と仲良くなるのもいいかな?」

狛枝「日向君…くれぐれも苗木君に失礼の無い様にね……」

日向「わ、分かってるて!早くお前は何処かに行ってくれ!」

西園寺「よーし!苗木の部屋にしゅっぱーつ!」



左右田「…………」グスッ

~一方その頃~

苗木「 」ピコピコ

苗木「」ピコピコピコピコ

苗木「うおっ!危ない!!」カチャカチャ

苗木「負けるかあああ!」カチャカチャ!

苗木「あ…」デーン

ゲームオーバァ…

苗木「もうっ!このボス強すぎない!?腹立つなぁ!」

苗木「コンティニューだよ!」

ピンポーン

苗木「誰っ!?今手が離せないんだけど!?」カチャカチャ

ピンポーンピンポーン

苗木「ちょっと待って!今無理!!」カチャカチャ!

ピンポーンピンポーンピンポーン

苗木「あっ!?」デーン

ピンポーンピンポーンピンポーン!

苗木「もうっ!!うるさーーい!!!」

ガチャ!

苗木「もうっ!誰っ!?」

西園寺「出るの遅いんだよチビ助!!」

小泉「こらっ!日寄子ちゃん!」

日向「よっ!苗木!遊びにきたぜ!」

苗木「日向クン?それに…」

小泉「先程振りだね苗木君!」

西園寺「うわー生で見るとめちゃくちゃ小さいねぇ」プークスクス

苗木「んなっ!?小っちゃい言うな!!」プンプン

西園寺「うわー怒っても全然怖くなーい」プークスクス

苗木「くうう!て言うか僕より小っちゃい人に言われたくない!」

西園寺「だって私は女だし、それにまだ成長期だもーん」

苗木「そんな事言ったら僕だってまだ成長期だもん!!」

西園寺「あんたは成長してもせいぜい1ミリでしょ」プスプス

苗木「もおおおおう!!なんなんだよおおおお!!」フシャアアアアア!!

小泉「もーう日寄子ちゃん!そんな意地悪しちゃ駄目でしょ!!」

西園寺「はーい、ごめんなさーい」ブスゥ

日向「ま、まぁ苗木、西園寺は根は悪い奴じゃないから気にしないでくれ」

苗木「気にするよ!!」ミギャー!

~5分後~

苗木「……」ムスゥ

日向「な、苗木、そろそろ機嫌を直してくれ…」

小泉「ご、ごめんね?苗木君?ほら日寄子ちゃんも謝って!」

西園寺「いつまで不貞腐れてるんだよチビ」

苗木「なっ!?」

小泉「いい加減にしなさい!!」

西園寺「ビクッ ごめんなさい….」

小泉「よしよし、偉いよ日寄子ちゃん」

日向「一件落着か….?」

苗木「むぅ…いらっしゃい、日向クン、それと先輩達」

日向「そういえば苗木は小泉達の事知らないか」

小泉「それじゃあ自己紹介でもしようか。アタシの名前は小泉 真昼 よろしくね!」

西園寺「……わたしの名前は西園寺 日寄子 …まぁ覚えなくてもいいけどねー」

苗木「よろしく小泉さん……後、西園寺さん…」

日向(これは相当根に持ってるな….何とかしなくちゃな)

日向「ほら苗木!お前が欲しがってたガチャの景品だぞ!」

苗木「うわぁ!!黄金銃と毛虫くんだ!」キラキラ

日向「昨日は悪かったな、狛枝が暴走したせいでガチャ回せなくて…」

苗木「ううん!気にしてないよ!」ウワーカッコイイ…

小泉「ふふ、すっかり機嫌が直ったみたいね」

日向「ああ、一安心だよ」ハハッ

西園寺「ふんっ、そんなので喜んでガキみたい」

日向「西園寺!お前なあ!」

苗木「……西園寺さん」

西園寺「なーに?もしかしてまた怒っちゃった?チビ助のくせに」

小泉「ひ、日寄子ちゃん!」

苗木「…はいっ!これあげる!」

西園寺「うぇっ!?な、何これ」

苗木「扇子だよ!ガチャガチャ引いた時にゲットしたんだ!」

西園寺「な、何でこんなわたし何かにあげんのよ!」

苗木「ボク西園寺さんと仲良くなりたいんだ!だってずっとこんな事で喧嘩するのは嫌でしょ?だからちょっとずつでも良いからさ仲良くしたいと思って…だからコレはお近づきのプレゼント!」

西園寺「…….」

小泉「日寄子ちゃん、苗木君と仲良くしようよ」

西園子「小泉おねぇ…」

苗木「西園寺さんボクと友達になって?」

西園寺「……苗木」

日向「俺からも頼む西園寺!」

西園寺「………嫌」

小泉日向「えっ!?」

苗木「そっかぁ…」シュン

日向(おいおいおい!折角苗木と仲良くなるチャンスなのに断るって!)

小泉「ちょ、ちょっと日寄子ちゃん!?」



西園寺「…友達じゃなくてさ、わたしの弟になってよ….」



苗木「うぇ!?」

日向「は?」

小泉「へっ!?」

西園寺「わたし"おにい"はいっぱいいるけど弟ってものは一人もいないんだよねー」

西園寺「それにあんたって人懐っこいし、誰にでも尻尾振って戯れてくる小型犬みたいだし弟に持ってこいじゃん!」

苗木「えー…」

西園寺「という事で苗木はわたしの弟になって!てか、なれ」

日向「おい西園寺、お前無茶苦茶なこと言うなよ….」

小泉「えぇと、苗木君はどう思ってるの?」

苗木「んー……」

日向(これは断るよな…てか誰だって嫌だろ)

苗木「うん、分かった!西園寺さんの弟になるよ!」

日向「えええ!?」

小泉「本当に!?無理しなくて良いんだよ!?」

苗木「無理なんかしてないよ?だって兄弟って仲が良いものだよね?それで西園寺さんと仲良くなれるんならボクは構わないよ!」ニコッ

西園寺「へぇ…///」キュン

小泉「うっ///」キュン


日向(なんて眩しい笑顔なんだ…)キュン

苗木(大和田クンや石丸クンも兄弟って呼び合ってるから別に変じゃないよね?)

西園寺「じゃ、じゃあ今日からあんたはわたしの弟だから!!」

苗木(えーと、女の人だからあの二人みたいに兄弟って言うのはおかしいよね?)


苗木「分かったよ……おねぇ!!」ニパッ

西園寺「ッ!?///」ズキュン

小泉「へぇ!?///」キュンキュン

日向(これはやばい)キュインキュイン

西園寺「お、お、おねぇって!?///」

苗木「だって西園寺さんいろんな人にこう呼んでるよね?」

西園寺「そ、そうだけど….///」

西園寺「そ、それならわ、わたしもあんたの事誠って呼んじゃうよ?」

苗木「全然構わないよっ!」

西園寺「じゃあ…ま…まこと…」

苗木「なーに?おねぇ?」

西園寺「っっっ!?/////」バッ!

苗木「え?何処行くの!?おねぇ!?」

ガチャ バタン!

日向(耐えきれなかったか…)

小泉「…///」ポケー

苗木「急にどうしたんだろう…?」

日向「ま、まぁ何はともあれ西園寺と仲良くなれたんだ!これからも良くしてやってくれ!」

苗木「うん!もちろんだよ!……それより…」

小泉「///」ポケー

苗木「小泉さんは大丈夫なの?」

日向「あ…あぁ、もしかしたらこの部屋が暑いのかもな!」

苗木「そうかな?ボクは平気だけど?」

苗木「おーい、小泉さーん?大丈夫?」フリフリ

小泉「ハッ//だ、大丈夫よ….///」

苗木「本当に?顔がさっきから赤いけど…?」

小泉「ちょっとこの部屋が暑いせいかな!?あははは///」

苗木「そんなに暑いかな?冷房でもつける?」

小泉「ううん!大丈夫よ!//」

日向「さて、苗木にガチャの景品を渡す約束も済んだ事だし俺は帰ろうかな!」

苗木「今日はありがとね!日向クン!」

日向「気にすんなって!じゃあまたな!」

小泉「あ、じゃ、じゃあアタシも帰るね!」

苗木「あ、うん!またね小泉さん!」

小泉「あ、そうだ!ちゃんと貰った景品とその散らかったゲーム機とか片付けときなさいよ!」

苗木「分かってるよ!…何だか小泉さんっお母さんみたいだね!」

小泉「おか…!?あのねぇ!?お母さんって何よ!」

苗木「うわっ!ご、ごめんなさい!つい口が滑って…!」

小泉「お姉ちゃんって呼びなさいよ!」

苗木「えっ?」

日向「おい」

小泉「……ハッ!?ご、ごめん!!今のは忘れてっ!!///」

日向「小泉…お前…」

小泉「いや!冗談よ!?///べ、別に日寄子ちゃんがおねぇって呼ばれてるのが羨ましいとか思ってないから!!///自分も呼ばれたいとか思ってないからぁ!!///」

日向「お前ってそんなキャラだっけ…?」

苗木「小泉さんもおねぇって呼ばれたいの?」

小泉「えぇっ!?い、いや、呼ばれたくないって言うか、呼ばれたいっていうか、そ、そんなの、え、えと、」アタフタアタフタ

日向「落ち着け小泉、別に呼んで欲しかったらそう言えば良いじゃないか」

苗木「…ボクは構わないよ!元々ボクより年上なんだもん何もおかしくないと思うけど?」

小泉「本当に!?…じゃ、じゃなくて///え、えと……」

小泉「………アタシの事もおねぇって呼んでくれる?」

苗木「もちろんだよ!でも小泉さんはおねぇていうよりお姉ちゃんかな?」




苗木「……だからこれからよろしくね!……お姉ちゃん!!」ニコッ



小泉「」バタッ

苗木「うわぁ!?お、お姉ちゃん!?」

日向「こ、小泉!?起きろ!小泉!?何て幸せそうな顔して倒れてるんだ!?」

苗木「しっかりしてえええ!?」

以上です。
続きは今日の夜に投稿します

投稿します

苗木「今日も最高の出来だね!」アンテナシャキーン

苗木「さて、朝ごはん食べに行こうっと!」

ピンポーン

苗木「はーい!今出まーす!」

ガチャ

苗木「どなたですkわぷっ!?」ポヨン

「やーん!苗木ったらだいたーん!」

苗木「ふぷっ……ぷはっ!///ご、ご、ごめんなさい!!江ノ島さん!!////」

江ノ島「うぷぷ、苗木クンったら朝からお盛んですな~」

苗木「わ、ワザとじゃないからっ///」

江ノ島「さすが超高校級の幸運じゃん?この江ノ島盾子ちゃんのマシュマロパイオツに顔を埋めるなんてなぁ!!」

苗木「ほ、本当にワザとじゃないからね!!///」

江ノ島「苗木クンったら~可愛い顔して本当はえっちぃ子だったんだ~うぷぷ!」

苗木「う…エッチじゃないもん…///」ボソッ

江ノ島「えー?なに聞こえなーい?」ウップップ

苗木「うぅ…エッチな子じゃないもんっ!!///」カァッ

江ノ島「ごはっ!!あ…相変わらず絶望的な破壊力だな…こりゃ…」ドクドク

苗木「…….それで何の用?」

江ノ島「苗木まだご飯食ってないっしょ?なら、この私様と一緒に食事を摂る事を許そう!」

苗木「江ノ島さんと?分かった!ボクもご飯食べようと思ってた所だし丁度良かった!」

江ノ島「んじゃあ決定ね!」

苗木「じゃあ着替えてくるからちょっと待ってて!」バタン

江ノ島「はいはーい♪……はぁん!!苗木ったら絶望的に可愛いすぎぃぃぃ////」クネクネ

江ノ島「あのパジャマ!ひまわり柄のパジャマとか誘ってんのかよ!!」

江ノ島「はぁぁぁ///まだ胸に苗木の温もりが残ってる…///」

江ノ島「いつか絶対に絶望色に染めてやるかな…うぷぷっ///」



苗木「おまたせっ!」←パーカー&短パン

江ノ島「」ブブッ

江ノ島「な、苗木クン?その格好は?」ツー

苗木「うん?この格好の方が動きやすいからねっ!…もしかして似合ってない…?」

江ノ島「いやいやいやいや!!超似合ってるよん!!可愛すぎて卒倒しちゃうくらい!!」ハァハァ

苗木「えぇー….それは言い過ぎじゃない?」

江ノ島「超高校級のギャルが言うんだ!間違いない!」ハァハァ

苗木「そ、そう…へへっ、江ノ島さんに言われると嬉しいなっ!」ニコッ



江ノ島「」ズキュン

江ノ島「も、もう我慢出来ねぇっ!!」ガバッ

苗木「ひゃあっ!?え、江ノ島さん!?」

江ノ島「あぁ~///何だお前は~///誘ってるんだろ?///」ナデナデ

苗木「ちょっ!?頭撫でないで!!て言うか胸が当たってる!」フニュフニュ

江ノ島「当ててんのよ!本当絶望的に可愛いすぎるわぁ///」ナデナデナデナデ

苗木(これは満足するまで離してくれなさそうだな…)

苗木「もうっ!満足したら離してよねっ!」プイッ

江ノ島「うぷぷっ///はぁ~ん絶望的ぃぃぃ///」ナデナデナデ

苗木(何か江ノ島さんってちょっとこまるに似てるんだよなぁ…家にいた時を思い出すよ)

江ノ島「たまんな~い…」ギュー

苗木「そろそろ離してよ江ノ島さーん…」

江ノ島「あともうちょい…」ギュー

苗木「早くご飯食べたいんだけど…」ハァ…

江ノ島「ん~~………ふぅ、満足……///」

苗木「やっと離れた……」

江ノ島「あれれ?もしかして苗木クン残念だと思ってる??」

苗木「思ってないよっ!!むしろ離れてくれて嬉しいよっ!!」

江ノ島「やーん!怒ってる姿も絶望的に可愛すぎぃぃ!!」ナデナデ

苗木「頭撫でんなっ!!」

江ノ島「まぁまぁ、そう怒んないでよ苗木ぃ~」

苗木「もう……早くご飯食べに行くよっ!」

江ノ島「はいは~い!んじゃ盾子お姉ちゃんと手を繋ぎましょうね~!」

苗木「繋がないよっ!!後お姉ちゃんじゃないし!」

~食堂~

苗木「はぁーやっとご飯が食べれるよ…」

江ノ島「ん~苗木ぃ…//」ギュー

苗木「いい加減に離れてよ江ノ島さん…」ウンザリ

江ノ島「うぷぷ、照れない照れない♪」

苗木「照れてないよっ!いいから早く離れて!皆が見てるから!!」

舞園「苗木君の言う通りですよ、江ノ島さん?」

苗木「ま、舞園さん!?いつのまに!?」

舞園「苗木くんおはようございます!」ナデナデ

苗木「もう!頭撫でないでよ!」

舞園「はぁぁ今日も可愛いいですうう///」

江ノ島「……で、何の用なんですかぁー舞園ちゃーん?」

舞園「私も苗木君とご飯を食べようと思ったのですが、部屋に行っても誰も居なかったもので」ニコッ

江ノ島「あっそ、それはお疲れ様。じゃあアタシと苗木きゅんは二人でご飯食べるからあんたは一人でどうぞ」ヒラヒラー

舞園「嫌です。私も苗木君と一緒にご飯を食べたいですから」ニコッ

江ノ島「私は嫌です…苗木くんと二人で食べたいですから….」キノコ

舞園「苗木君を独り占めするのはいけませんよ?苗木君はみんなの苗木君なんですから!」

江ノ島「うるっせぇんだよぉ!そんな話ある訳ねぇだろこの、枕アイドルがよぉ!!」ズギャーン!!

舞園「なっ!?ま、枕なんかしてませんっ!」

江ノ島「うぷぷ、本当かなぁ?超高校級のアイドルとでもなると人気が出るためにたっくさんのお偉いさんのお枕になって安眠させてたんじゃない?」ウププププ

舞園「苗木君の前で変な言い掛かりはよしてくださいっ!!」

江ノ島「あれあれ~?何でそんなに怒ってんの~?本当にしてないならそんなに怒らずに流せばいいのにぃ~。これは本当にしてるのかな~?」ウプウププ

苗木「……もーう!!!いい加減にしてぇ!!」

江ノ島舞園「!?」

苗木「江ノ島さん、何でそんな酷い事を言うの?舞園さんは枕?何てしてないよ!舞園さんは自力の力でここまできたんだよ?」

舞園「苗木きゅん……///」

江ノ島「……苗木に叱られた…」

江ノ島「苗木に叱られたぁぁ!!絶望的いいい!!!」

苗木「えええ!?」

江ノ島「苗木君に嫌われてしまったようだ…もうアタシは生きていけないよ…」

苗木「べ、別に嫌ってなんかないよ!?ただ舞園さんに謝ってくれればそれでいいんだよ!?」

江ノ島「舞園に謝れば許してくれる…?」

苗木「もちろんだよ、それでみんなで一緒にご飯を食べよ?」

江ノ島「……苗木…舞園、言い過ぎたよごめんなさい…」

舞園「いえ!気にしてませんよ!江ノ島さんは苗木君と二人っきりが良かったんですよね?」

江ノ島「…まぁねぇ」

舞園「その気持ちはよく分かります!でも先ほど言ったように苗木君はみんなの苗木君だと思うんです。」

苗木「いや、ボクはみんなの物とかじゃないと思うんだけど…」

苗木「でも江ノ島さん!ちゃんと謝れて偉いね!」ナデナデ

江ノ島「な、な、な、なえぎぃ!?」

舞園「ほあっ!?な、な、なえぎくんっ!?」

苗木「あ、ごめんね!江ノ島さんを見てるとどうしてもボクの妹を思い出してつい」テヘヘ

舞園「ず、ズルいです!!私にもナデナデを要求します!!」

苗木「いや、しないよ?」

江ノ島「苗木ぃ!もっと、もっと撫でて!!」

苗木「いや、だからもうしないって」

江ノ島「……ぜ、絶望的いいいい!!!」

投稿します

~植物庭園~

苗木「ん~良い気持ちだなぁ~」ノビー

苗木「今日は久し振りに一人でのんびり過ごせる気がするよ…」


??「」ジーッ

苗木「…何かどこからか視線を感じる…」ゾクッ

??「ナエギクン…」ジーッ

苗木「き…気のせいかな?」

??「…カワイイ」ジーッ

苗木「…いや、絶対誰かいる…!」キョロキョロ

苗木「…どこだ…?どこにいる…?」キョロキョロ

??「……」ガサガサ

苗木「ん?今あそこ動いたよね…?」

??「…っ!?」ギクッ

苗木「むぅ…」ソロ…ソロ

??「はわわ…」ガサガサ

苗木「そこだああ!!」バサァッ!!

??「ひゃあああっ!?」

苗木「き、君は…!?」

苗木「い、戦刃さん!?」

戦刃「み…見つかっちゃった…///」

苗木「ど、どうして植物の陰に隠れてたの…?」

戦刃「そ…それは…えぇと…あの…///」アタフタ

苗木「お、落ち着いて…?」

戦刃「あ、あの!!これ!!」

苗木「な…何これ?」

戦刃「お……弁当…」

苗木「えぇ!?戦刃さんが作ったの!?」

戦刃「う…ん…///」

苗木「食べていいの!?」キラキラ

戦刃「う、うん!もちろん…///」

苗木「やった!嬉しいなぁ!開けていい??」キラキラ

戦刃「ど、どうぞ…あまり上手く出来てないと思うけど……///」

苗木「いっただきまーす!!」パカッ!



苗木「あれ?な、なにこれ…」

戦刃「お…おすすめレーション詰め合わせだよ…///口に合うか分からないけど…….///」

苗木「……えぇと、い、いただきます…」

戦刃「め…召し上がれっ///」ハズカシィ///

苗木「ハムッ……モグ…モキュ….ング…」

戦刃「な、苗木くんが食べてる…///可愛い……///」

苗木「………あ、美味しい!」パァッ

戦刃「本当……!?嬉しいっ…!///」

苗木(でも、これってお弁当って言っても良いのかなぁ…)

戦刃(苗木くんが美味しいって言ってくれた美味しいって言ってくれた美味しいって言ってくれたナエギクンナエギクンナエギクンナエギクン///)パタパタパタパタ

苗木「ハムッ….キュグ….モム….アムアム….モニュ….モキュ…」

戦刃「あぁ…!苗木くん可愛い……///」

グゥ~

戦刃「はっ!?///」

苗木「あはは、戦刃さんもお腹が減っているんだね!」

戦刃「はうっ…恥ずかしい…///」

苗木「はいっ!これっ!」

戦刃「ふぇっ!?」

苗木「一緒に食べよっ!」ニコッ

戦刃「は、あ、、わ」パクパク

苗木「一緒に食べた方が美味しいよ?しかもここはお花とかも咲いてて気持ちが良いしね!」

戦刃「……食べます….///」

苗木「へへっ!じゃあ一緒に食べよう!」

戦刃「い、いただきます…!」

戦刃「ハムッ…」

苗木「どう?美味しいでしょ?」

戦刃「お…美味しい!やっぱりレーションは最高だよぉ……!!」

苗木「そ、そう…良かったね….」ハハハ

なえぎくん日記 いくさば むくろ

○月*日

今日はなえぎくんと一緒にお弁当を食べました。

すごくおいしかったです。やっぱりレーションは一番美味しい食べ物だとおもいます。

あと、なえぎくんがいっぱい笑ってくれました。
すごくかわいかったです。いつかじゅんこちゃんみたいに「おねえちゃん」とよんでもらいたいです。

明日もなえぎくんに会うのが楽しみです。

おしまい。

苗木「……今日はちょっと体調が悪い」アンテナヘニャーン

苗木「うぅ…風邪でもひいたかな……」

苗木「保健室に行かなきゃ…」フラフラ


~保健室~

苗木「失礼します……」ガラガラ

保健室の先生「あら、苗木くんどうしたの?」

苗木「うぅ…先生…ちょっと体の調子が悪くて…」

保健室の先生「あらあら大変!じゃあ体温計渡すから熱計ってね!」

苗木「はい…」

ピピピッ

苗木「先生ぇ…熱計れました…」

保健室の先生「どれどれ…37.5…あらあら結構熱出てるわね…」

保健室の先生「ベッドを貸してあげるから今日はゆっくりと寝ときなさいな」

苗木「ありがとうございます…」

保健室の先生「それじゃあ安静にね、先生ちょっとお薬の準備と苗木くんのクラスの先生に報告するから一人になるけど大丈夫?」

苗木「大丈夫です…子供扱いしないで下さい…」

保健室の先生「ふふっ、ごめんなさい。そんなつもりで言った訳じゃないのよ?」

保健室の先生「まぁ、何かあったらすぐに先生を呼べるようにもう一人保健室に置いておくからその娘に言ってね」

苗木「分かりました…ありがとうございます…」

保健室の先生「それじゃあ大人しくしとくのよ?」

苗木「うぅ…体が怠い…それに……」


シーーー…ン…

苗木「…ちょっと寂しいよ…」

苗木「しんどくて眠れない…うぅ…」


ガラガラ

苗木「…!!」

「あ、あのぅ…な…苗木さんいますかぁ…」

苗木(先生が呼んでくれた人かな?)

「し…失礼しますねぇ…」オドオド

「あっ…えぇとぉ…あなたが苗木さんですかぁ…」オドオド

苗木「は、はいそうですけど…」

「えぇと…本日先生から呼ばれました保健委員の罪木蜜柑ですぅ…」

苗木「よろしくね…罪木さん…」

罪木「はいぃ!…よ…よろしくお願いします!」

苗木「そ、そんなに緊張しなくてもいいよ…?」

罪木「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!気を遣わせてしまってごめんなさい!」

苗木「な、何で謝るの?別に気にしてないよ?」

罪木「服を脱ぎますので許してくださいぃぃ!!」ヌギヌギ

苗木「えぇ!?///何でそうなるの!?///脱がなくて良いから!!///」

罪木「ふぇぇ…許してくれるんですか…?」

苗木「ゆ、許すも何もボクは怒ってもいないし…」

罪木「あ…ありがとうございますぅ!」

苗木「むしろ罪木さんが来てくれてボク嬉しいよ?ちょっと一人でいるのは寂しかったからね…」テヘヘ

罪木「そ…そんな私が来てくれて嬉しいだなんて…恐縮ですぅ…」

苗木「本当の事だよ…?ありがとう来てくれて…」ニコッ

罪木「あ…あわぁ…わ…私にお礼を言ってくれるなんて…」

罪木「う…う"れし"いですう"う"う"!!!」ワァァァン!!

苗木「わっ!?な、泣かないで罪木さん!!」

罪木「わ…わたし…こんな優しい言葉を掛けられたのは初めてで…ふええええん!!」ワァァァン!!

苗木「罪木さん…」

苗木「えいっ!」ギュッ

罪木「ふわぁ!?」

苗木「大丈夫だよ…落ち着いて…」ヨシヨシ

罪木「な、苗木さん!?わ…私なんかに触れたら汚いですよぉ!?つ…罪木菌が…」

苗木「罪木さんは汚くなんかないよ…?すごく綺麗な人じゃないか!」

苗木「それにね?こうして抱きしめて撫でられると落ち着くでしょ?ボクも妹が泣いた時よくこうして慰めてあげたんだぁ」ヨシヨシ

罪木「な…苗木さぁん…」グスッ

苗木「どう?落ち着いた?」

罪木「は…はぁい…ありがとうございますぅ…///」

苗木「あっ…ずっと撫でてごめんね?それに抱きついたりして迷惑だったよね!」バッ

罪木「あっ…」シュン…

苗木「それより先生遅いなぁ…風邪薬まだかなぁ…」

罪木「え…えへへぇ…///苗木さんは優しいです…///こ、こんなゲロブタにも優しい言葉を掛けてくれるなんて…///そ、それにぃ…男の人なのに私より小さくて可愛らしい顔でとても愛おしく…///こんな汚い私の体も抱き締めてくれるし…は…はじめて私の事を綺麗と言ってくれてぇ…///はぁ…///」ブツブツブツブツ

苗木「つ、罪木さん?」

罪木「あぁ…///」モンモン

苗木「罪木さん!」

罪木「ひゃあ!!苗木さん何でしょうか!?ちゃんと聞いてなくてごめんなさいごめんなさい!」

苗木「いや、だからそんなに謝らなくても…」
 
苗木「少ししんどくなってきたから先生を呼んで貰えないかな…?」

罪木「そ…それは大変ですぅ!!私のせいで、な、苗木さんの…苗木さんの体調が悪くなってしまいましたぁ…!!」アワアワ

苗木「罪木さんは何も悪くないよ…?それより先生を呼んでもらって風邪薬を貰いたいんだ…」

罪木「は、はいぃ!苗木さんの頼みならどんな事でもやり遂げてみせますぅ!だから…見捨てないで下さいぃ…!」

苗木「そんな事で見捨てるなんて事しないよ…」

罪木「で、ではすぐに先生を呼んできますので苗木さんは安静にしておいてくださいね!」

苗木「ありがとう…罪木さん…助かるよ…」ニコッ

罪木(あぁ…!!またお礼と優しい笑顔を見せてくれましたぁ…!///)

罪木「で…では…行ってまいりますぅ…!」タタタッ

苗木「ふぅ…罪木さんはもっと自分に自信を持ったら良いのに…」フフッ

苗木「さて、罪木さんと先生が戻ってくるまで横になろう…」

苗木「うぅ…風邪を引くなんていつ振りだろう…」

苗木「そういえば風邪を引いた時こまるがずっと付きっきりでボクの看病をしてくれたっけ?」

苗木「昔の事を思い出してたら…どんどん眠く…なって…きた…」

苗木「…スー…スー…」


~~~~~~~



苗木(ん…寝ちゃってたか…)

ナデナデ

苗木(ん…?誰…ボクの頭撫でてるの……)モゾッ

苗木(……!?身動きが取れないよ…!?)

「ふへへ…なえ…ぎ…しゃ…ん…かわいい…ですぅ…」ギュー

苗木(まさか…この声…)

罪木「はぁ…やさしいなえぎ…さ…ん….♪」 ギュー…!

苗木(まいったな…罪木さんも寝ちゃってるよ…それに…)

罪木「……かわいいですぅ…♪」ギュー…!!

苗木(どんどん抱き締める力が強くなってる…!!)

苗木「つ、罪木さん?お、起きて?」

罪木「な….えぎ…さ….ん///」スリスリ…

苗木「お、起きて!罪木さん!」

罪木「う…るさ….いですぅ…!」ギュッ

苗木「くえっ!?く、苦しぃ…」

罪木「へへ…//あったかいですぅ…//」

苗木「だ…駄目だ…起きてくれない…」

苗木「それに…ま…た…眠く…なって….きちゃった….」


苗木「……スー…スー…スー…」



罪木「……ふふふっ♪」ナデナデ


~~~~~~~

苗木「………うぅ」

罪木「あっ…苗木さぁん…起きましたかぁ…?」

苗木「…つ、罪木さんも起きたんだね?」

罪木「はいぃ…!ごめんなさい!汚らわしい私が一緒に寝てしまってごめんなさい!」

苗木「あ、謝らなくてもいいってば!ただ何で一緒に寝ようと思ったのかなーって…」

罪木「ふゆぅ…か…風邪を引いた時は身体を温めるのが一番なので…な…苗木さんの身体を温めさせて頂きましたぁ…」

苗木「そ…そうなんだ…」

罪木「うゆぅ….本当にごめんなさい苗木さん…どんな事でもしますから許して下さいぃ…!!」

苗木「さっきも言ったけどボクは怒ってもいないし謝らなくてもいいってば!それに罪木さんはボクのために身体を温めてくれたんでしょ?」


苗木「ありがとう罪木さん、助かったよ」エヘヘ

罪木「……あぁぁ///苗木さぁん…///」キラキラキラ

苗木「ふぅ…それにしても身体の調子がだいぶ良くなってきたなぁ」

苗木「あとお腹も減ってきちゃったよ…」グゥ~

罪木「…!そ、そう思って私お粥を作ってきましたぁ!苗木さんの口に合わないと思いますけどぉ…」

苗木「本当に!?わぁ嬉しいなぁ!」キラキラ

罪木(あぁ…苗木さんがよろこんでくれてますぅ…///)

罪木「で、では!今すぐに持ってきますねぇ!!」

苗木「気をつけてね!」

ガラガラ

桑田「よぉ苗木!大丈夫か?」

苗木「く、桑田くん?お見舞いに来てくれたの?」

桑田「まぁな、ダチが風邪引いたって聞いたら普通行くっしょ?」ヘヘッ

苗木「桑田くん…!」パァ

桑田「それに今日はお前がいなかったおかげで舞園ちゃんや他の女子と長く喋れたからな!」

苗木「桑田くん…」ジトォ…

桑田「それよりお前!スタイルが良い先輩に看病されてる見たいだな!」

苗木「罪木さんの事?」

桑田「そうだよ!くそぉ!お前どこに行っても女子が寄ってくるじゃねえか!羨ましい!!」

苗木「そんな事言われても…」

桑田「俺も小さくなれば女子にモテんのかなぁ?」

苗木「そういう問題じゃないと思うけど…」

罪木「た、ただいま持って参りましたぁ!!」グツグツ

苗木「うわぁ…凄く熱そう…」

桑田「おい苗木!めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか!!こんな先輩に看病して貰ってたのかよ!!」

苗木「ちょ、桑田クン!落ち着いて!」

罪木「ふゆぅっ!?足が滑って…!?」ツルン

苗木桑田「えっ?」

バシャッ


桑田「あ、あ、あ、あっっっっちいいいいいい!!!!!ぐおおおおおお!!!あちいいいい!!!」ジュウウウウウウ


苗木「く、桑田クン!?た、た、大変だ!!」

罪木「ご、ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」

桑田「み、みずうううう!!みずをかけてくれえええええ!!!」ジュウウウウウウ

苗木「は、早く水を掛けないと!!」バシャアア

罪木「は、はいぃ!」バシャアア



…こうして桑田クンはなんとか軽い火傷で助かったみたいなんだけど、しばらくの間服を着るのも大変だったそうです。

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