ジン「エレン…だったか？あいつを呼ぼう」

～

エレン「な、何だここは？」

ジン「東京だ」

エレン「？」

ジン「とにかくお前は俺の暇つぶしに付き合わなければいけない」

エレン「俺は巨人を駆逐するという使命が…！」

ジン「黙れ」ｶﾁｬ

エレン「！」

他キャラもありなのか……

安価なら下

ジン「お前の戦闘能力もすでに調べてある。無駄な抵抗はやめろ」

エレン「(俺の戦闘能力を知っている…？こいつは一体？)」

ジン「お前には俺と安価一個下をしてもらう」


安価一個下

>>4
進撃の巨人に関しては完全に対応することができないかもしれないです。

ジン「巨人をある場所まで運んでもらう」

エレン「！？正気か！」

ジン「何故だ？」

エレン「奴らの中にはあの建物より大きいものだっている！それを運ぶだなんて…」

ジン「勘違いするな。これは俺の暇つぶしなんだ」

エレン「むちゃくちゃだよ…そもそも、どこに運ぶっていうんだ？」

ジン「安価一個下だ」


安価一個下

ジン「韓国という国だ」

エレン「韓国…？」

ジン「海を渡る必要がある。もしくは空路だがな」

エレン「ちょっと待て！あんな巨大なものを運ぶものなんてあるわけないだろう！」

ジン「ﾁｯ。文句が多いガキだ…だが、どうしたものか」

阿笠「わしじゃよ」

ジン「！ボス！」

阿笠「安心せい！わしが巨人を運ぶものを作るぞい！」

エレン「無理ですよ！そもそも巨人を捕まえることすら難しいのに…」

阿笠「ふむ。そこからじゃな」

ジン「どうするんですか？」

阿笠「よし。すぐに巨人をどうにかする発明を作るぞい！ちょっと待つんじゃ」

～

～阿笠宅～

阿笠「…なるほど。唯一の弱点は"うなじをそぐ"、か」

阿笠「これは難しいのう…そうじゃ！光彦くんを呼ぶか！」

～

光彦「何の用ですか？」

阿笠「うむ。君にはこいつを駆逐してもらう」

光彦「…え？何ですかこれ？」

阿笠「巨人と呼ばれるものじゃ。こいつを駆逐するのは君しかいない」

光彦「いやいや！！どうして僕なんですか！？」

阿笠「そんなの、光彦くんだからじゃよ」

光彦「えぇ！？」

阿笠「大丈夫じゃ！君とわしの発明があったら完璧じゃ！」

光彦「何ですか発明って…」

阿笠「よくぞ聞いてくれたのぉ！それは…安価一個下じゃ！」


安価一個下

阿笠「これじゃ！」

ジ・アース

光彦「な、何ですかこれは！？」

阿笠「これはわしが発明した、その名も「ジ・アース」じゃ！」

光彦「ジ・アース…」

阿笠「こいつに乗りこめば巨人なんていちころじゃ！」

光彦「ち、ちなみに…それに乗っても死にませんか？」

阿笠「…」

光彦「え？」

阿笠「…大丈夫じゃ」

光彦「え？」

阿笠「大丈夫じゃ。光彦くんなら死にはせん！」

光彦「え、いや、あの…」

阿笠「とにかく行くんじゃ！」

光彦「は、はいいいいいい！！！」

～

阿笠「待たせたの！」

ジン「…そいつは？」

阿笠「この少年が、我らの希望じゃ！」

エレン「どう見ても幼い子供じゃないですか…」

阿笠「何、安心せい！それじゃあ巨人のいるところに行くぞい！」

～

～壁の外～

巨人「…」

エレン「！出た！」

ジン「あれが巨人…」

阿笠「ほっほっほ！こいつはでかいのお！」

光彦「…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

阿笠「よし光彦君！ジ・アースに乗るんじゃ！」

光彦「ま、待ってください！！あんなの無理ですよぉ！！」

阿笠「何を言う！ジ・アースに比べたらあんなもの楽勝じゃ！！」

阿笠「さっさと乗るんじゃ！！」ﾄﾞｶﾞｯ

光彦「うわあああああ！！！」

～

阿笠『光彦君！聞こえるか！？』

光彦「は、はい…」

阿笠『操作方法はそこらへんにマニュアルがある！それを参考にするんじゃ！！』

光彦「ま、待ってください！僕には無理ですよ！！」

巨人「！」ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ！

光彦「うわあああああああ！！！きたああああああ！！！」

阿笠『しまった！こっちに来るとは！通信を切るぞい！』ﾌﾞﾂﾝ

光彦「！そ、そんなあ…」

巨人「！」ﾄﾞｶﾞｯ

ドゴォオオオオ！！

光彦「うわああああああああ！！」

バキッ

阿笠「！？何じゃと！？」

ジン「どういうことですか！？」

阿笠「おかしい…あの程度の攻撃では何も起きないはず…」

エレン「…ん？何か落ちてる…」

阿笠「！あ、あれは足の部分を支えているネジ！！」

阿笠「そうか！ネジがゆるかったんじゃ！！」

エレン「どうするんですか！？」

阿笠「まだじゃ！！まだ腕がある！」

光彦「死にたくない死にたくない死にたくない…」ｶﾞｸｶﾞｸ

巨人「！」ブンッ！

バキィッ！！！

光彦「ひいいいいいいい！！！」

エレン「！腕もやられたぞ！！」

阿笠「なんていう事じゃ…」

ジン「…」

光彦「死にたくない死にたくない死にたくない…」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

巨人「…」ﾄﾞｽ…ﾄﾞｽ…

阿笠「…！そうじゃ！まだチャンスはある！」

阿笠『光彦君！聞こえるか！？』

光彦「死にたくない死にたくない死にたくない…」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

阿笠『光彦君！！！そこに赤いボタンがあるじゃろう！？』

光彦「…」

阿笠「それを押すんじゃ！！それが最後のチャンスじゃ！！」

光彦「ぼ、僕は…まだ死なない！！！」ﾎﾟﾁｯ

ドォオオオオオオオン！！！

エレン「！？」

阿笠「よし！作戦成功じゃ！！」

ジン「赤いボタンっていったい…？」

阿笠「脱出ボタンじゃ」

エレン「脱出ボタン！？」

光彦「うわああああああ！！！」ﾄﾞｽｯ

光彦「い、一体何が…？」

ﾄﾞｽ…ﾄﾞｽ…

光彦「…え？」

巨人「…」

光彦「い、いやだ…僕は…僕はまだ死にたくない…！」

ヒョイ

光彦「は、離せええええ！！！！離してくれええええええ！！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

巨人「」ﾊﾞｸﾞｯ！

エレン「！！！！！」

阿笠「よし！！今のうちじゃジン！！」

ジン「了解！！！」ﾀﾞｯ！

巨人「」ﾊﾞｸﾞﾊﾞｸﾞ…

ジン「駆逐してやる！！！」

巨人「…！？」

ズバァッ！！

ジン「…」

巨人「…」ﾊﾞﾀｯ

阿笠「よくやったジン！」

ジン「まさか切られると気絶する部分があるとは…流石ボスですね」

阿笠「ほっほっほ！」

エレン「…お前ら…お前ら…！！」

阿笠「む？」

エレン「ふざけるなああああああ！！！」

阿笠「…」

エレン「人間を食わせて…お前ら！！！！」

ジン「そろそろですかね？」

阿笠「うむ」

エレン「何が…！！！」

巨人「」オェエエエエ

ボトッ

光彦「…」

エレン「…え？」

阿笠「うむ。息があるようじゃな」

ジン「流石光彦ですね」

エレン「…え？」

阿笠「ではこの巨人を運ぶとするかのう。行くぞい」

ジン「了解、ボス」

～

阿笠「…ところで、どうやって運ぶかのう」

ジン「そうですね。どうやって運ぶかは考えてなかったですね」

阿笠「うーむ…そうじゃ、安価一個下じゃ！」


安価一個下

阿笠「こいつじゃ！」

戦艦大和

ジン「これは…大和ですか？」

阿笠「うむ。わしにかかればこんなもの楽勝じゃ！」

エレン「…」

ジン「どうした？」

エレン「お前ら…一体何者なんだ…？」

阿笠「しがない組織の頭じゃよ」

ジン「しがない組織の一員だ」

エレン「…」

～

～戦艦内～

エレン「…」

ジン「まだ見張りをやっているのか」

エレン「こいつがいつ起きるかわからないだろう」

巨人「…」

ジン「生真面目な野郎だな」

エレン「…」

エレン「…なあ」

ジン「何だ？」

エレン「何でお前は巨人を韓国に運ぶんだ？」

ジン「…それはな、安価一個下だからだ」


安価一個下

ジン「韓国の人間は悪食で有名だ。巨人なんてうってつけだ」

ジン「だから俺は巨人を韓国に売る。それだけだ」

エレン「…」

ジン「？どうした？」

エレン「本当にむちゃくちゃだよ…」

ジン「そうか？」

～

～韓国～

阿笠「ついたのぉ！」

エレン「ここが、韓国…」

ジン「競売場に行くぞ。こっちだ」

～

～競売場～

阿笠「ほっほっほ！金持ちがけっこうおるのぉ！」

？？「…」

ジン「…！あいつは、安価一個下！」


安価一個下

ﾆﾀﾞｰ「ﾆﾀﾞｰ」

ジン「チャンスだ…景気がいいﾆﾀﾞｰは格好の餌！」

阿笠「それじゃあ始めるぞい！」

阿笠「開始は１０億ウォンじゃ！さあ、買う人はおるか！？」

ﾆﾀﾞｰ「１００億ウォンニダ！」

阿笠「１００億ウォン！他には！？」

…

阿笠「よし！他にいそうにもないからこれで打ち切りじゃ！」

～

阿笠「いやー！ガッポリじゃのう！」

ジン「全くですね」

エレン「…」

ジン「どうした？」

エレン「巨人の肉って…うまいのか？」

ジン「さあな」

阿笠「なんじゃ。一切れでも貰えばよかったのう」

エレン「…」

ジン「お前の仕事はここまで。これは報酬だ」１０億ウォン

エレン「…いや。俺はこんなもの必要ない」

ジン「そうか。それならいい」

阿笠「それじゃあ、また何かあったら頼むぞい！」

エレン「…」

～

～壁の外～

エレン「たぁあああああ！！！」ﾀﾞｯ

巨人「！？」

エレン「駆逐してや…」

(巨人の肉)

エレン「…たぁっ！！」ｽﾞﾊﾞｯ！

巨人「…」ﾊﾞﾀｯ

ミカサ「お疲れ、エレン」

エレン「…」

ミカサ「まだ死んでない…」ﾁｬｷ

エレン「いや。俺があとはやるからみんなを連れていってくれ」

ミカサ「え？でも…」

エレン「いいから。な？」

ミカサ「わかった…」

～

エレン「…」

巨人「…」

エレン「…」ｽﾞﾊﾞｯ

エレン「…」

(巨人の肉)

エレン「…」ｺﾞｸｯ

(巨人の肉)

エレン「…」

(巨人の肉)

エレン「…」ﾊﾞｸﾞｯ

エレン「…うまい」

～

～エピローグ～

ジン「…ん？」

エレン「…」

ジン「何だ？」

エレン「巨人の肉…」

ジン「巨人の肉？」

そもそも切ってもすぐに蒸発するんじゃ……

エレン「…食ってみてくれ」

ジン「…」ﾊﾞｸﾞｯ

ジン「…美味いな」

こうして、次第に黒の組織に莫大な利益をもたらしていく巨人の肉販売が開始した。


～終わり～

お目汚し、失礼しました

>>55
>>32の前あたりで博士が巨人を切っても気絶するだけの場所を発見したっていうころで

次回はSAW×コナンをやります。