春巻「進撃の巨人ちょ~?」 (68)

小鉄「知らねーの春巻?最近流行ってるアニメだよ!」

春巻「へぇー…」

小鉄「よかったらDVDを貸してやるよ」

春巻「ホントかちょ?ありがホーイ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381587669

あかね「ちょっと春巻先生にかりていいの~?」

ノブ「そうだよ,どっかになくすのがオチだぜ」

小鉄「いいんだよ,母ちゃんが馬鹿兄貴の部屋のゴミを処分するときにくれたんだけど,いらねーからあげたんだよ」

仁(……なんかまた例のアレが起こりそうな気がする……)

春巻「そういえば中古で液晶テレビとDVDディスクを買ったちょ」

春巻「今年の夏休みは遭難もせずすみそうだちょー」ウキウキ

春巻のアパート

春巻「友達もいないし,今年はこれで楽しむホイ」

DVD本体を取り出す春巻。

春巻「面白そうだちょー」

ズルッ(春巻がつまづく音)

春巻「ツイ!」

ありがとうございます。
ここに書き込むのは初めてなのでそういうことは知りませんでした。
以後気をつけます。

ありがとうございます。
ここに書き込むのは初めてなのでそういうことは知りませんでした。
以後気をつけます。

ありがとうございます。
いろいろ参考になりました。

続きです。

春巻「ハーク!」

ガチャン

春巻「マオー!手ごと入っちゃったちょー!」

がちゃがちゃ

春巻「抜けないちょ……」

ガガガガガガガガガガガガ

春巻「どんどん入ってくちょりそー!」

ずるずる

春巻「ミャオー!」

春巻DVDディスクの中に入ってしまう。













春巻「ノラー」

ドスっ

春巻「ミャオ!」

春巻「……いたた…ここはどこだウー?森の中みたいだけど……」

辺り森の中

春巻「迷っちゃったチェン」

春巻遭難開始

春巻「ここからどうしようかちょー…ん?なんか人がいるちょ」

キース「走れ!このノロマども!」

アルミン「ハァハァ」

キース「これが本番なら貴様は巨人の餌だ!」

春巻「……餌!?この人たち何かおいしいものを食べるつもりだウー!おーい,待ってくれ俺も行くちょー!」

ライナー「貸せ!このままじゃ脱落組だぞ!今日の訓練は採点されている!」

アルミン「そんなことしたらライナーまで……」

ライナー「バレねぇようにすればいいんだ!俺の気が変わらないうちにな!」

春巻「…待ってくれちょ~」

アルミン「…なんか後ろから声が聞こえるんだけど」

ライナー「気のせいだ,そらいくぞ!」





春巻「追いつけなかったチェン……」
バタッ

翌日


ムクっ

春巻「よく寝たミャオ。結局森から出られないちょ。ん?あれは…」

ビュンビュン

ジャン「憲兵団に入るのは俺だ!」

コニー「ありがとよジャン!お前についてきて正解だったぜ!」

サシャ「ヤッホー!」

春巻「楽しそうに飛んでるちょー。そうだ!これを使って脱出するホイ」

ミカサ「」ザクッザクッ

エレン「くそ,またミカサより浅い…!」

春巻「捕らえたホイ!」ガシッ

グン

エレン「おわっ!?なんだ,急に体が……」

春巻「チェェェェン!落下してくハーク!」

ドゴン!

春巻「ミャオー!」ピュー

エレン「うわ!」ドサッ

ミカサ「エレン!?大丈夫!?」

エレン「ああ…でもなんで急に体が重くなったんだ?」

ベルトルト「そういえばエレンの体になんか黄色い服を着た変な男が抱きついてたよ」

エレン「黄色い服を着た男?」

ミカサ「許さない…私のエレンに手を出すなんて…私が削いであげるからね」

エレン「やめてくれ」



春巻「あちょちょちょちょ…ここはどこだウー?ん?建物があるホーイ!森から脱出できたいイェーン!」

たったったったったったった

春巻「おいしそうなご飯のにおいがするウー…ん?なんか騒がしいちょ」

ミカサ「やめなさい」

ジャン「ふざけんなよてめぇ!」

エレン「はなせよ服破けちゃうだろうが!」

春巻「喧嘩をしてるようだチェン。のぞいてみるホイ」

台を積み重ねる。

春巻「見えないちょー」

ズルッ

ガシャーン!

春巻「ジャッキイイイイイイイ」

一同「!?」

エレン「なんだ!?」

アルミン「急に窓が割れた!?」

春巻「ギャアアアアアアア怪我したちょりそー!」

コニー「なんか声も聞こえたぞ!」

クリスタ「まさか巨人!?」

ライナー「まさかな。しかしあれは一体。。。」

マサカユウレイトカ
ヤダーコワイー

キース「今しがた大きな音が聞こえたがどういうことか説明してもらおうか」

ミカサ「サシャの放屁した音です」

サシャ「」


春巻「う~痛いツィー。ひとまずこの倉庫に入るちょ。お,これは…」

ジャガイモがたくさんある。

春巻「ジャガイモだリャーン!いただくちょー!」

ガツガツバグバグ

春巻「うまいホーイ!ここは食料庫だリョン」

ガチャ キィー

春巻「!!まずい,誰か入ってきたチェン」(隠れる)

サシャ「しめしめ誰もいませんね。やっぱり吹かした芋はうまいですね~♪」

春巻(こいつ,芋を横取りするつもりちょ)

サシャ「おや?芋がいつもより減ってますね」

ガサッ

サシャ「!?」

春巻「コラァー,勝手に物を盗むなフォー!」

サシャ「ギャアアアアアアア」

ダダダダダダダダダダダダダダダダ

春巻「追い出したホイ」

サシャ「……だから本当なんですよ!食料庫に顔が血まみれの黄色い服を着た男が…」

ユミル「ハハッ,嘘つけ」

サシャ「だから嘘なんか…」

クリスタ「とにかく,サシャがここまで言ってるんだから信じてあげようよ!」

ミカサ「確かに。サシャがこんな嘘をついても得しない」

アニ「そういえばベルトルトもエレンに黄色い服の男が抱きしめてるのを見たって言ってたな」

ミカサ「…一度確認してみよう」

食料庫

クリスタ「この辺りで見たの?」

サシャ「はい,ここで血まみれの男が…」

アニ「確かに芋の数が減ってる」

ガサッ

一同「!!」

春巻「うあちゃー!!!」(血まみれのまま)

一同「ギャアアアアアアアアアアアアアアア」

それ以来,食料庫で不審者が出てくる噂が流れ,食料庫は厳重に管理された。

数日後の夜の廊下

春巻「食料庫に見張りがついてるちょー。何も食えないチェン」ゼェゼェ

ガヤガヤ

春巻「誰かいるちょ?」

アルミン「そういやミカサ達がいってたあの黄色い服の男の噂は本当かな?」

エレン「ホントだろ。あのミカサが「あの倉庫には悪魔がいる」と何度も言うぐらい震えてたぞ」

ジャン「おいおいいくらなんでもそれはうそくせぇぞ」

コニー「…おい前になんかいないか?」

マルコ「?暗くてよくみえないなー」

エレン「気のせいじゃないか?」

バッ

5人「!!」

春巻「なんか食べ物恵んでくれちょー」

5人「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア」

そして兵舎では黄色い服の男の霊が出没するという噂が流れてた。

食堂

エレン「やべーよ俺たち呪われてるんじゃ…」

ライナー「ああ,その黄色い服の男は俺たちに何の因縁があるって言うんだ」

ミーナ「ああ!!私のパンがない!さっきまでそこにあったのに…」

クリスタ「ホントだ!なくなってる!」

ユミル「おい芋女!てめーの仕業か?」

サシャ「私じゃありませんよ!」

ユミル「てめーしかいないんだろうが!」

エレン「どうしたんだ?」

ミカサ「ミーナのパンがないって…」

サシャ「いくら私でもたった数秒でパンを盗めませんよ!」

ベルトルト「僕のもない!」

コニー「なんだって!?」

アルミン「一体何が何なんだ!?」


テーブルの下

春巻「うまいホーイ」モグモグ


エレン「くそっ何がどうなってるんだよ」

アルミン「もはや気持ち悪くなってきたね…」

ジャン「…なんか視線感じるな」

アルミン「ちょっとやめてよ」

エレン「そうだぞ。今日はもう寝よう」

ジャン「…ああ」

全員寝た

ムクッ(ベッドの下から出る)

春巻「全員寝たようだツイ。とりあえず布団でも借りるとするウー」

グイグイ

ライナー「zzz」

春巻「重くてとれないちょー」

春巻「うぁた!」グイッ

ごろん

ドゴン!!

ライナー「おぶっ!?」

ベルトルト「ぐはっ!!」

エレン「何の音だ!?」ムクッ

春巻「まずい!!早く逃げるホーイ」

ピュー

ライナー・ベルトルト「」チーン

コニー「ライナアアアアアアアアアア」

マルコ「ベルトルトオオオオオオオオオオオ」

エレン「畜生!黄色い服の男の霊の仕業か!?」

ジャン「くそ,ライナーとベルトルトまでやられるとは…」

どっかの小屋

春巻「気持ちいいちょー。それにしてもなんかの危機から救ったような気がするウー」

春巻「あっちの方でみんな格闘してるちょー」

エレン「とりゃ!」

アニ「足がお留守だよ」サッ

エレン「おわっ!?」ドサッ

春巻「見学してみるホイ」

エレン「まだまだ!」

アニ「何度やっても同じだよ」

サッ

春巻「サモ!」ドガッ

アニ(ん?なんか変な奴が乱入してきた)

春巻「ハン!」ドサッ

エレン「いくぜ!」

ドゴッ

春巻「キンポー!」

エレン「ん?なんか踏んだ?」

サッ ドサッ

アニ「もう諦めな」

エレン「くっ…」

アニ「ところでさっきのはなんだったんだ?」

エレン「さぁ…ん?」

春巻「……」ピクピク

エレン・アニ「」

カッ

春巻「勝手に踏むなリャーン!」ムクッ

エレン・アニ「ギャアアアアアアアアアアアア」








春巻「はぁー踏まれたちょ~」

ガコン

春巻「リャン!?」

ドスっ

春巻「いてて…ん?ここはどこだちょ?座ってる人たち全員生気がないホイ」

上官「これより開拓地に移動する!」

春巻「ミャオ?」

ガタゴト(馬車移動)

数時間後

春巻「なんもないホーイ」

憲兵団「おい貴様!何をぼさっとしている!さっさと作業に移れ!」

春巻「リャン?」

春巻,開拓地で10日間働かされる。

ちょっとおまけ

上官「心臓を捧げよ!」

一同「ハッ!」

エレン(今度は俺達が巨人を食い尽くしてやる!)

エレン(それにしてもあの日以来黄色い服の男の噂を聞かなくなったな)

10日後

春巻「ハードな作業だちょー…死にそうだチェーン」

憲兵団A「おい!そこ手を休めるな!」

春巻「はいちょ」

春巻「…それにしてもうまそうなジャガイモだウー」

ぱくぱく

憲兵団A「おい!作物を食べんな!」

春巻「すみまチェン」

数分後

春巻「…脱出するちょ」

バッ(たくさんのジャガイモを持ちながら)

春巻「うぁたー!!」

憲兵団A「あ!コラ待て!」

春巻「逃げろチョー!」

憲兵団B「貴様!」

春巻「取り囲まれたリャーン!…ん?」

移動中の馬車がある。

春巻「ほぁー!」

ストン

憲兵団A「くそ!どこに消えた!」

憲兵団B「分からねぇ!あっち探しにいくぞ!」

馬車の中

春巻「助かったリ~」

トロスト区

春巻「街についたちょー!」

ワイワイガヤガヤ

春巻「やっと安全なところにたどり着いたホイ」

「なんだあいつ?」ヒソヒソ

「見かけないわね」ヒソヒソ

春巻「なんか注目されてるチェン」

エレン「バカ夫婦!そんなんじゃ…」

ハンナ「夫婦だなんて…」

春巻「食べ物どうするかちょ。…ん?」

サシャ「上官の倉庫からとってきたお肉おいしそうですねー」ニヤニヤ

サシャ「…え?」

春巻「お肉だちょー!」ドォ!

サシャ「ワアアアアアアアアアアアアアアアア」

バシッ

春巻「おいしそうなお肉ゲットだウー」

サシャ「…私がクリスタのパンをとったあの日そっくりとられましたorz」







壁の上

サシャ「お肉とられましたー」シクシク

サムエル「知るかアホ」

コニー「はよ働け」

エレン「自業自得だ」

トロスト区

春巻「久しぶりの肉はうまいちょー」

「おいみろよ」

「また現れたのか…」

わいわいがやがや

春巻「なんだが騒がしいちょー。…ん?」

超大型巨人「……」ゴオオオオオオオ

春巻「うぁたー!巨人だちょー!!」

ドゴォン

「壁に穴が開けられたぞ!」

「逃げろ!」

ワーワーキャーキャー

春巻「俺も逃げるホーイ!」

ドゴッバゴッ

春巻「いた!前に進めないホー!」

シーン

春巻「逃げ後れちゃったチェン」

超大型巨人「」ドゴォン

エレン(こいつには知性が!?)

春巻「なんか知らんけどすごい戦いが行われてるツィー」

ワーワー ドゴーン

春巻「なんだか前の方が騒がしいちょ」

ドシンドシン

春巻「巨人がたくさんいるウー」

巨人「」ドシンドシン

春巻「怖いホーイ」(建物の中に入る)

春巻「あっちにたくさんの人が飛んでるちょー」

ミーナ「巨人がもうあんなに!」

トーマス「先鋭部隊が総崩れじゃないか!」

ナック「何やってんだ普段威張り散らしてる先輩方は!」

エレン「!?奇行種だ!」

奇行種「」ブォ!

春巻「リャン?」

ドゴォ!

春巻「ミャオー!」

ゴクン

トーマス「今誰か食われたぞ!」

エレン「知るか!今は巨人を倒すぞ!」

奇行種の体内

春巻「チェン!」

ドボン!!

春巻「ここはどこだちょー?なんだか暑いウー」

奇行種「」ドシンドシン

春巻「暗いホーイ。ん?」

死体「」プカプカ

春巻「うあちゃー!死体だちょー!」

兵士「お母さん…」

春巻「助けてくれちょりそー!」

ツルツル

春巻「全然上れないイェン!」

春巻奇行種の体内でしばらくの間遭難

巨人「」ザシュ

エレン「これで7体目!」

トーマス「なんとか俺達の班は犠牲なしで済んだが…」

アルミン「状況はいいとはいえないよ…」

「くそ!なんとしてでも奴らを駆逐するんだ!」

「うわ!こっちに来るな…ギャアアア!」

エレン「地獄絵図だ…」

アルミン「もうガスも底つきてきたし…」

コニー「お前ら!無事だったか!」

エレン「コニー!他の奴らは?」

コニー「ああ…ガスがつきて行き詰まってんだ」

エレン「なんでだよ!」

コニー「…本部が巨人達に囲まれたってよ」

エレン「……」

ミーナ「そんな…」

アルミン「もう終わりだ…」

エレン「まだ終わりって決まった訳じゃない。とりあえず後衛と合流するぞ!」

ナック「ああ!」

ちょっとだけシリアスパートが続きます。

ジャン「つまんねぇ人生だった…」

サシャ「やりましょうよ皆さん!私が先陣を引け受けますから!…み,みなさん…」

エレン「お前ら!」

ミカサ「エレン!アルミン!無事で良かった」

エレン「ああ,だが状況は最悪だ」

ジャン「畜生…どうすりゃいいんだよ…」

ミカサ「…私はあなた達より強い」

ライナー「?」

ミカサ「あなた達は臆病で腰抜けだ」

アルミン「……」

ミカサ「負ければ死ぬ…勝てば生きられる…戦わなければ勝てない…」

バッ

エレン「…ミカサに続け!」

ジャン「お前ら!本当に腰抜けになっちまうぞ!」

サシャ「やーい腰抜けー弱虫ー」

「やってやる…」

「ウオオオオオオオオオオオオ」

ミカサ「」ザン!

巨人「」ドサッ

「急げ!ミカサに続け!」

エレン(ミカサの奴,やけに速すぎじゃないか…)

ミカサ「」プシュ ガン

エレン「ミカサ!」バッ

アルミン「エレン!」バッ

一方春巻はというと

奇行種「」ドシンドシン

春巻「暑いちょー。喉も乾いてきたツィー」ゼェゼェ

春巻「それに死体も溶けてきたウー」

ツルツル

春巻「何度やっても脱出できないちょー。…あちょ?」

ムクムク

春巻「!?体が大きくなってきたちょー!」

ムクムクムクムク

春巻「止まらないイェーン!」

ズガァ!(奇行種の口から手が出る)

奇行種「」ドシィン

ムクムク…グチャン

春巻「…一体何が起こったちょ?」

巨人「」ドシンドシン

春巻「なんだか裸の人がたくさんいるホイ。街もジオラマっぽいちょ」(バカなので巨人のことは忘れた)

ドシンドシン


*50話のネタをいれます。ネタバレ注意

エレン「おいミカサ!大丈夫か?」

ミカサ「…ちょっと飛ばしすぎたみたい」

巨人「」ドシンドシン

アルミン「エレン!ミカサ!巨人が近づいてくる!」

巨人「」ズンズン

エレン「畜生!どうすりゃいいんだよ!」

ミカサ「…エレン,聞いて伝えたいことがある」

エレン「…なんだよ」

ミカサ「私と一緒にいてくれてありがとう。私に生き方を教えてくれてありがとう」

エレン「おいミカサ,何言ってんだよこんな時に!」

ミカサ「私にマフラーを巻いてくれてありがとう…」

エレン「ミカサ…」

アルミン「エレン!ミカサ!危ない!」

巨人「」ズシンズシン

エレン「そんなもん何度でもー」

春巻「何してるちょー?」ズンズン

春巻「この人も裸だチェン」ドシンドシン

エレン「…黄色い服の巨人?」

ミカサ「巨人が…喋ってる?」

春巻「服を着ないと風邪引くちょー」

巨人「」ズンズン

春巻「無視されたホイ」

エレン「巨人同士でコミュニケーションとろうとしてるのか?」

アルミン「…もしかして僕たちが見た兵舎の黄色い服の男の正体じゃないのか?」

エレン「なんだって!?じゃああの男は巨人だったのかよ!?」

ミカサ「……」

巨人「」ズンズン

春巻「なんか怖いウー」

巨人「」ズンズン

春巻「く,くるなちょー」(あとすざり)

ブスッ(何かを踏んだ)

春巻「痛チュン!」

ドゴォ!!(巨人にニーバッド)

巨人「」ポロッ

春巻「うぁちゃー!頭がとれちゃったホーイ!!」

エレン「なっ…」

ミカサ「巨人が…巨人を殺してる!?」

春巻「すみまチェーン」

グチュ

春巻「マオー!体を踏みつぶしちゃったちょー!!」

アルミン「こんなことって…」

ミカサ「巨人が巨人を襲うなんて聞いたことがない…」

エレン「なぁミカサ,アルミン,今目の前で起きてること信じられるか?」

ミカサ「困惑するのも無理はない。ただあの巨人が人類の希望になり得る」

シュー…

春巻「溶けちゃったツィー」

本部

補給班「中に巨人が入ってきたの!どうしようもなかったの!」

ジャン「それをなんとかするのがお前らの役割だろうが!」

ライナー「!?伏せろ!」

ドゴォン!

ジャン(しまった…人が集中しすぎた…)

ワーワーキャーキャー

「早く中へ!」

「エレンとミカサはどうしたんだ!?」

「ガスを切らしてとっくに食われてるよ!」

ジャン(…これが普通だろうな…普通に考えれば分かる…こんなでけぇ奴にはかてねぇってことくらい…)

春巻「何見てるウー?」(肩を叩く)

ツルッ

春巻「リャン」

ドゴォ!!(ドラゴンスープレックス)

ジャン「何!?」

巨人「」

春巻「やっちゃったちょー!」

春巻(そうか俺は巨人になったんだちょ)

巨人「」ズンズン

春巻「うまそうだちょー」じゅるり

春巻「食べるホーイ!」

ガブッ

ジャン「巨人が…巨人を食ってるだと…」

ガシャアン!

ジャン「!エレン!?ミカサも…」

コニー「やったぞ…ぎりぎりついた…」

ジャン「お前ら…生きてるじゃねぇか…」

コニー「みんな!あの巨人は巨人を襲う奇行種だ!しかも俺達に興味がないんだってよ!」

ジャン「巨人を襲う巨人!?そんな夢みてぇなことが…」

ミカサ「夢じゃない。あの巨人は人類の希望。あの巨人に暴れてもらう。それが私達が生き残る最善の方法…」

巨人「」カブッ(春巻の頭をかじる)

春巻「キンポー!!」

エレン「…なんか心配になってきたけど」

ミカサ「…とにかくやりましょ」

アルミン「…う,うん」

原作2巻の篭城戦が終了

「やったぞ!これで脱出できる!」

サシャ「みんなにあわせる顔が…」

コニー「あとで軽蔑してやるから,今は脱出だ!」

エレン「…そういやあの巨人はどうなってるんだろうな…」

ミカサ「あの巨人は並の巨人とは違う。だから今頃多くの巨人達を…」

春巻「ミャオー!巨人達が追ってくるちょー!」

巨人達「」ズンズン

春巻「助けてハァーク!」

ミカサ「…気のせいだった」

エレン「ああ…巨人達から逃げてることに精一杯だな…」

アルミン「うん…」

ジャン「何だよ使えねぇな!」

春巻「許してくれチェーン!」

巨人「」ズンズン

コニー「!!あの巨人,巨岩のほうに向かってるぞ!」

エレン「やっぱりあの巨人は…」

ズコッ(巨岩にずっこける)

春巻「ミャオ」

ゴロゴロ

春巻「ハァーク!」

アルミン「巨岩にはりついて転がっちゃった!」

春巻「リャーン!」

巨人「」ドゴォ ブチッ

ミカサ「あの巨人巨岩を転がすことによって巨人達を駆逐している」

ミーナ「でも…」

ドゴォ バキ

ミーナ「街が破壊されてくね…」

ライナー「ああ…」

春巻「シャンハーイ!」ゴロゴロ

ライナー「こっちにくるぞ!」

エレン「よけろ!」

マルコ「!!やばい!」

ゴロゴロ プツッ

マルコ「」(つぶれた)

ジャン「マルコォー!」

マルコ「」ヒラヒラ

アルミン「よかった!ギャグ漫画みたいなつぶれ方で!」

ベルトルト「とにかく壁の上に避難するぞ!」

春巻「誰か止めてくれちょりそー!」

巨人「」ブツッ ドゴォ

壁の上

一同「」

ミカサ「一応巨人の駆逐はできてるけど…」

春巻「ホンコーン!!」

ドゴォ バキ ゴシャン

アルミン「…被害が拡大していくね…」

エレン「ああ…」

ジャン「そんなことよりマルコをなんとかしてくれー!」

マルコ「いやでもどこでも入れるし案外便利だよ」

ジャン「あ,そう」

春巻「助けてくれちょりそー!」

ゴロゴロ

トーマス「おい!壁の穴に方に転がってくぞ!」

マルコ「ホントに!?」ヒラヒラ

エレン「やったぞ!これで穴がふせげるぞ!」

ゴロゴロ

小鹿「何事だ!?」

リコ「巨人が張り付いた巨岩が転がっています!」

小鹿「何だと!?」

イアン「こっちにくるぞ!」

ニゲロー ワーワー

春巻「壁にぶつかるちょー!」

ゴロン ピュー

春巻「ミャオー!」

ジャン「岩ごと飛んだ!?」

ドゴォン

エレン「やった!穴に岩がはまった!」

コニー「これで巨人が入ってこれないぞ!」

アニ「人類は初めて巨人に勝ったか…」

春巻「やったホーイ!解放されたウェーイ!」

ドカァン

春巻「ジャッキイイイイイイイイイイイイイイイイイ」

バタン

一同「…………」

アルミン「うん穴を塞ぐどころか,さらに大きな穴があいちゃったね…」

この事件の死傷者は奇跡的に出なかった。
しかし春巻が転がした巨岩によりトロスト区は壊滅的な打撃を受けさらに壁に大きな穴があいてしまった。
だが,その時の衝撃でとんだ壁の破片で巨人達が全滅したため巨人が入ってくることがなかった。
そして春巻がリヴァイ班と駐屯兵団に捕われて,壁の修理や街の復興作業をやらされるのは後の話である。
ちなみにマルコはその後もヒラヒラのままだった。

二学期初め 春巻のアパート

小鉄「ついたぞー!春巻のアパートだ!」

仁「うん…」

あかね「全く春巻先生ったらどこに遭難してるのかしら」

のりこ「春巻の遭難なんていつものことやん」

フグ夫「あかねちゃんが担任やらされてるプー」

あかね「あたしはもうヤダからね!」

ノブ「まぁあかねちゃんは春巻より先生らしいからな」

涙「そうそう」

あかね「まったくもー」

小鉄「春巻ー!入るぞー」

フグ夫「誰もいないキャプー」

涙「そうだね」

仁「テレビがつけっぱなしになってる…」

小鉄「ホントだ。お,これ進撃の巨人じゃん!」

のりこ「なんやそれ?」

あかね「あたしも知ってるそれ!」

ノブ「名前だけ聞いたことあるけど…面白いのかそれ?」

小鉄「おう!漫画も読んだけどこのアニメおもしれーんだよ!」

あかね「だよねーあたしも進撃の巨人好きなの」

のりこ「あかねがそういうんならそうやろうな」

仁「テレビないから分からない…」

小鉄「そういや春巻と最後にあったのは進撃の巨人のDVDを借りた時だったな」

涙「ところでテレビでやってるの今どこらへんなの?」

あかね「うーん…調査兵団がソニーとビーンを捕らえてるところだね」

小鉄「そうなんだよ。この後ソニーとビーンが」

あかね「ネタバレしないの!」

小鉄「ごめん」

のりこ「とにかくおもしろそうからみてみようや」

仁「うん…」

あかね「…でもおかしくないこれ?」

小鉄「何が?」

あかね「だってここらへんってハンジの回想シーンでしょ?なのに…」

ハンジ『これが今回の件で捕まえた巨人達だよ』

ソニー『うがぁ』

ビーン『うぉ…』

エレン『巨人を捕まえたのですか?』

ハンジ『ああそうだよ』

あかね「エレンとミカサとアルミンがいる…」

小鉄「確かに。原作やアニメにもなかったなこれ」

あかね「エレンがソニーとビーンを目にするのも殺された後なのに…」

ノブ「小鉄が渡したのは海賊版じゃないのか?」

小鉄「いや,そんなことないぜ。渡したDVDはアニメの通りだったし…」

フグ夫「じゃあなんなんだプー?」

ハンジ『それにもう一体巨人を捕まえてるよ』

アルミン『もう一体?』

あかね「あれ?確かソニーとビーンだけじゃ…」

小鉄「いよいよ怪しくなってきたな…」

ハンジ『そう,君たちもその巨人のことは知ってるよね?』

ミカサ『はい。その巨人は他の巨人を殺してました』

小鉄「?巨人になったエレンのことかな?」

あかね「エレンならそこにいるじゃない」

リヴァイ『ちっ,この巨人オタクが』

ハンジ『そういわないでくださいよリヴァイ兵長♪とりあえずみせるから』

エレン『はい』

ミカサ『あの巨人はどうなってるんだろう?』

アルミン『さぁ…』

ハンジ『これがその巨人だよ』








春巻『なにか食い物をくれちょー』


のりこ「バカ春巻やぁー!」

あかね「ホントだ!」

小鉄「わーははははははははは!」

フグ夫「巨人になってるプー」

涙「見間違えじゃ…」

ノブ「いや,あの黄色い服といいあの口癖といい確実に春巻だよ」

春巻『なんでもいいから食わせろホーイ』

リヴァイ『おもしれぇ口癖しやがって…』

ハンジ『こいつだろ?君達がみたという奇行種というのは』

エレン『はい,我々がこの奇行種を目撃しました』

小鉄「奇行種だってよ!」

のりこ「普段から奇行種やな!」

仁「バカ~」

あかね「なんであの世界にいるのよ…」

ノブ「春巻だからだろ」

ハンジ『こいつは君達も知ってる通りトロスト区の巨人の駆逐をやったものの巨岩ごとトロスト区を一時壊滅させ,壁に穴をあけちゃったんだよね。しかも超大型巨人や鎧の巨人以上に』

あかね「つまりそれって春巻先生によってストーリーが改変しちゃったわけ!?なんてことしてくれてんのよあのバカ教師!」

ノブ「それはまずいだろ…」

涙「全国で回収騒動が起こるね…」

小鉄「ていうか巨岩ごと転がったってwww」

のりこ「ホンマにバカ春巻やなwww」

ミカサ『私は最初はこの巨人に期待をしましたが先の事件のことがあってから失望させられました』

アルミン(そりゃあんなことがあったからね…)

ペトラ『ちなみにこの巨人が話してることから「ハルマキ」と名付けられたのよ』


春巻『そんなことよりこの縄をほどけウェーイ!』

リヴァイ『だめだ。お前を解き放つと最大級の被害が降り掛かるからな』

春巻『助けてくれチェーン!』

小鉄「でもテレビの中にいるんじゃ助けられねぇよな…」

仁「うん…」

7人「……」

小鉄「…野球でもするか」

涙「いいねー!やろうやろう!」

あかね「結局あたしは担任をやることになるのね…」

のりこ「まぁええやん!ウチはあかねが担任の方がええと思うで!」

あかね「ま,まぁね」

小鉄「じゃーみんないくぞ」

















春巻「腹減ったリャーン…」

サシャ「みなさんどうしました?」もぐもぐ

エレン「おーサシャ,どうしたんだ?」

サシャ「暇だったもんでここにきました」もぐもぐ

春巻「!!ジャガイモだホーイ!」

サシャ「わっ!」

ドゴォン

「巨人が暴れてるぞー!」

「取り押さえろ!」

エレン「サシャ!大丈夫か!」

サシャ「大丈夫です」

春巻「食わせろちょー!」

リヴァイ「いい加減にしろ!!」ドゴォ(キック)

春巻「ミュン!!」

こんばんわ!作者です。

今回が初SSになります。
初めてですのでいろいろと未熟な点があると思います。
文才はないですorz
またSSを書くようなことがあればよろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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