死ぬ気ツナ「復活!!!死ぬ気でエレン先生を助ける!」 (92)



リボーン「ちゃおっス」


リボーン「>>1の代理のリボーンだぞ」


リボーン「今更言っておくが、このスレは並盛中学校にエレン・ベーカー先生が赴任してくる話だ」


リボーン「このスレの注意点を張って置くぞ」



・このスレは家庭教師ヒットマンREBORN!のクロススレ(?)です。
・エレン先生は>>1のイメージで話します。ほぼオリキャラです。
>>1は英語がそこまで得意ではないので間違える所もあると思いますが温かい目で見守ってください。
・時間軸は原作の1年生頃。ただし、話の都合上出ていないエピソードが出て来るかもしれません。
・パラレル設定あり。
・バトルはありません。原作1~8巻(黒曜戦より前)のノリでいきます。



リボーン「以上が注意点だ。というか説明だな」


リボーン「言っちまえばこのスレは思いつきみたいなもんだ。本気で書いていたら全盛期にとっくに書いてるぞ」


リボーン「だが、>>1も完結する気で書いているから死ぬ気で期待しておけよ!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460973648



――並盛中学校――


エレン「はーい、みなさーん。今日も私と一緒に、勉強していきましょう♪」


男子1「はい!!先生!!!」


男子2「無論です!!先生!!」


男子3「おい、抜け駆けすんじゃねぇ!!」


男子4「エレン先生……今日も美しい……」


女子達「ちょっと、男子!エレン先生が困っているじゃない!!」



男子1「別に俺達はエレン先生を困らせねーよ!」


男子2「そうだ!僕たちはエレン先生の授業を真面目に受けたいだけだ!!」


男子4「エレン先生……あなたの美しさは僕のためにあるようなものだ……」


男子3「引っ込め!女子共!!」


女子達「はぁ!?なんですって!?」


ギャーギャー ビービー


エレン「み、みんな!落ち付いて!」




ツナ(……相変わらず、人気があるなぁ。エレン先生)



ツナ(エレン先生は俺達に英語を教えてくれている先生だ。確か外国語指導助手……とか言っていた気がする)


ツナ(基本的に英語なんていう教科は生徒から嫌われることが多い。本来は前に出ているはずの日本人の先生がそうだ)


ツナ(でもエレン先生は違った。むしろ、好かれすぎて困る位だ)


ツナ(何故なら彼女は先生として、優秀で生徒一人一人に親身になってくれるんだ)


ツナ(それに加えて一番の理由は……容姿だと思う)


ツナ(名前通り外人であるエレン先生の容姿は、美人といいようがない)


ツナ(そのためか、一部のクラスの男子陣はエレン先生の授業になるとあんな風にみんな発言するようになった)


ツナ(そんな男子陣に対して、女子達はエレン先生を守ろうとするのか喧嘩する)


ツナ(まぁ、お蔭で最初の数分辺りは喧嘩で潰れてラッキーなんだけどね)



ツナ(そして残りは……)チラ




黒川「相変わらず男共はバカばっかり…」


京子「でもエレンの先生の授業の時は教室が明るくなっていいよね♪」


黒川「京子……アンタ本気で言ってる?」


京子「?なんのこと?」




獄寺(うるせー……早く終わんねーのか?この不毛な時間は!)


山本「男子も女子もそこら辺にしておけよー」




ツナ(みんな、慣れ過ぎーーーーー!!!)



……それから何とか騒動は落ち着いて、授業を再開した。



エレン「They ( ) ( ) ( ) bed so early……この空らんに適切な単語を入れなさい」

エレン「はい!獄寺君!」



獄寺「……do not sleep。ついでに残りの2問の答えは【do you go】と【Do you do】だ」



エレン「Very great!完璧です!」


オオーーーーーーー!!!


男子1(クソ……獄寺の奴、俺がかっこよく答えようとした問題まで答えやがって……)


女子C「キャーッ!流石獄寺君!素敵!」



エレン「獄寺君、あなたの答えと発音はとても素晴らしかったわ」


エレン「だけど、その前に机の上に置いている足がなかったらもっと素晴らしかったと思う」


獄寺「ケッ……それは俺の勝手だろ。そもそも授業の進行には影響はねぇだろ」


エレン「うーん……上手く伝わらなかったかな?」


エレン「姿勢を正しくしていればもっと良かった……と先生は思いましたよ。ほら、人はまず姿勢からというでしょ?」


獄寺「……嫌なモンは嫌だ」


エレン「むー……結構強情ですね」


獄寺「どっちがよ!」



男子2(獄寺隼人…よくも僕のエレン先生の忠告を……)


女子B(あの先生、獄寺君に対して馴れ馴れしいわ!)



ツナ(相変わらず、獄寺君とエレン先生が絡むとクラスの男女の空気がやばい……ピリピリしているような感覚が……)


――その後、なんだかんだで授業はきちんと進み今日の授業は終わった。



――昼休み――


ツナと獄寺は昼食を教室に机を合わせて食べていた。


獄寺「十代目!今日もお弁当が豪華ですね!」


ツナ「うん……母さんが育ち盛りだからっていつもたくさん作ってくれるんだ」


ツナ「あっ、もしよかったら何かあげようか?オレ1人じゃどうにもお腹いっぱいになって全部食えなくてさ……」


獄寺「そ、そんな!十代目のお母さまがお作りなられた料理をオレ如きが食べるなんて……恐れが多い!」


ツナ(そこまで!?ただの一般家庭の主婦が作っただけだよ!?)ガビーン



カコーン



ツナ「ん?」チラ


何か音が聞こえて、窓を見ると外で生徒たちが野球で一騎打ちをしていた。

http://mup.vip2ch.com/up/vipper46526.jpg
エレン先生ってこのエレン先生?



ツナ「あれって…」


獄寺「ええ。どうやら昼飯を食い終わった暇な連中がどうやら軽い野球をしているようです」


獄寺「ほら、野球バカもいますよ」



山本「しまっていこうぜ!」



ツナ「あっ…ホントだ……」


獄寺「本当にあいつは野球バカです――――」


獄寺は次の台詞を言う前に言葉を遮った。なぜなら――――





エレン「先生の実力を見せてあげますよ♪」


ツナ「先生、何やってんの!?」





なんと!あのエレン・ベーカー先生がバットを持ってバッターの位置にいたのだ!



山本「いくぜー!先生!」


エレン「OK!本気で投げて来てください!」




野球部員1「あの先生本気かよ……あの山本のボールを打つ気か……」


野球部員2「あの美人教師を良く知らないけど、自殺行為だよ……」


野球部員3(デットボールになったらやばいから止めに行くべきか……?)



そんな野球部員達の心境を裏腹に山本はボールを投げるモーションをする。



山本 グッ グググッ


ビッ


山本は手加減なしの全力ボールをエレン先生の方へ投げつけた。
しかし、エレン先生はそのボールに恐れることなく真っ直ぐ見る!



そして――――





カコーン!





野球部員達「」


投げつけられたボールをエレン先生はバットに当てて打ち返した。
ボールは空高くに打ち上げられる。




ポーーン ゴロゴロ



エレン「うーん……思ったより飛ばなかったわね……」


山本「いや、十分すごいっすよ。先生。」


山本「俺なんかいつも手加減を忘れて全力に投げちまうから、打たれる自体久しぶりなんっすよ」


エレン「そうなの……なら、もう一度――――「エレン先生!こんなところで何をやっているんですか!」


エレン「oh…他の先生に見つかってしまったから今日はここまでね。ありがとう、山本君」


山本「先生もありがとうございました!」ペコリ





野球部員1「あの山本の真っ直ぐとはいえ全速の投球を打つなんてあの先生何者だよ…」ボソボソボ


野球部員2「あの先生見た目が若いからうまい具合に選手として入れられないかな」ボソボソボソ


野球部員3「女神だ……」ポー




ツナ(色々、カオスなことになってるーーーーーーー!!?)



――放課後・帰り道――


ツナ「えっ、エレン先生が参加したいって言ってきたの!?」


山本「ああ、本人もやる気でよ。少しだけやるっていう話になったのな」


ツナ「そういえば体育祭の時もチアコスで応援していたなぁ……そういう体が動かすことが好きなのかな?」


山本「どーかな。野球は好きなのは俺も感じだけどな」


獄寺「あのアマ……本当に先生の自覚あんのか……?」


ツナ「きっとそれだけ生徒同じ目線に立ってくれるというこというだと思うよ。あんな先生と仲良くできる先生は中々いないよ」


獄寺「流石、十代目!自分も同じことを思っていました!」


ツナ「あはは……」



山本「確かにツナの言う通り、あんな先生は中々いねぇかもな。一緒に野球していると楽しく感じたぜ」


ツナ「そうなんだ。よかったね、山本」


山本「おう!だから、エレン先生もマフィアごっこに加えたら楽しいかもな」



ツナ・獄寺「!?」



ツナ「な、何を言っているんだよ!山本!」


獄寺「そうだぜ!野球バカ!いくらあの先公でも笑われるだ!」


山本「そうか?」


ツナ「そ、そうだよ!中学生になって”ごっこ遊び”をしているなんて知られていたら恥ずかしすぎるよ……」






???「だが、オレは山本の意見に賛成だ」






ツナ「こ、この声は……」








リボーン「ちゃおっス」ブラーン


ツナ「芋虫姿でぶら下って現れたーーーーー!?」








リボーン「よっと」シュ 


スタ


ツナ(そして塀の方へ飛び降りたと思ったら一瞬で着替えていつものスーツ姿になっているし!)


山本「よぉ、小僧」


獄寺「リボーンさん!」




リボーン「話は聞かせてもらったぞ」


リボーン「オレも授業など見ていたがエレン・ベーカーはファミリーに加えたら面白いことりなりそうだ」


ツナ「なんでそんな話になっているんだよ!?エレン先生はただの英語教師だぞ!」


リボーン「ただの女教師だから相手の警戒心も薄くなる。工作員としては適任だぞ」


リボーン「しかも山本の全速投球を打てるほどの身体能力の持ち主というオマケつき」


ツナ「へぇー、そうなんだ……って納得できるか!!」




リボーン「ツナ、知ってるか?女は美人だと得することが多いんだ」


リボーン「まぁ、ぶっちゃけると女は顔だからな」




ツナ「全世界の顔がいい人以外の女性に謝れよ!」




山本「まぁまぁ。小僧も本気で言っているわけじゃねーから許してやれよ。所詮、ごっこの話だろ?」


ツナ「山本……」


ツナ(違うんだよ……山本。マフィアの話もごっこじゃなくて本当の事だし、リボーンも本気で言っているから!)


ツナ(……って言えたら良いんだろうけど、話せないジレンマ)


ツナ(山本をマフィアの世界に引き込めたくないから仕方がないんだけど……)


リボーン「兎に角、近いうちにエレン先生をボンゴレにスカウトしろ。こういうのはスピード勝負だからな」


ツナ「嫌だよ!どういう理由で自分の学校の先生をマフィアに入れるんだよ!」






リボーン「オレが面白そうだと判断したからだ」


ツナ「お前基準!?しかも理由が適当過ぎ!」



リボーン「お前はホントに将来マフィアのボスになると思えねーほど優柔不断だな」


ツナ「余計なお世話だし!オレはマフィアにならないってば!!」


リボーン「グチグチ言ってねーで『Yes』か『はい』のどっちかで答えやがれ!」


グググ


ツナ「く、ぐるし……」ブクブク


リボーンは本気でツナの首を絞めかかる。
ツナはそれをほどこうとするがリボーンの力が強すぎて解くことが出来ない。


ツナ(というかどっちも肯定の返事だし!というかそもそもこの状態じゃ答えることも……………)ブグブク




山本「あははっ、すげーな。口から泡が出てんぞ」


獄寺「呑気で笑っている場合か!十代目、今助けます!」ダツ





結局、その日はエレン先生をマフィアに加えるか加えないか結論は出ずに解散することになった……。



リボーン「ということで今回の投稿は終了だ。次は近いうちにやるぞ」


リボーン「質問や疑問があったら書いてくれ」


リボーン「また、この>>1は良く誤字とか起こすから指摘してくれたら喜ぶぞ」


リボーン「それじゃちゃおちゃお~」

ヴァリアー編の前くらいかな

骸編前の日常編だろ
10年後行ったあたりで見なくなったからここら辺をやってくれて丁度いいわ

>>5のところ美人としか言いようがないって書くところ美人と言いようがないになってる。すげーブスみたい

>>27
そこだけ旧版の絵柄になってたんでしょ(適当)


リボーン「誤字などの訂正だぞ」


>>5

美人といいようがない→美人としか言いようがない

エレン先生の授業になるとあんな風にみんな発言するようになった→エレン先生の授業になると一部の男子があんな風になるようになった

>>6

獄寺(うるせー……早く終わんねーのか?この不毛な時間は!)→ 獄寺(うるせー……早く終わんねーのか?この不毛な時間はよぉ!)

>>16

体育祭→運動会



リボーン「>>1の奴は誤字や脱字をしやすい奴だがどうか温かい目で見てやってくれ」


リボーン「ついでにコメント返しをしておくぞ」


リボーン「>>10、そうだ。中学生の教科書が元ネタと聞いて>>1がいきなり思いついたんだと」


リボーン「>>24,>>25>>1にも書いてある通りに原作の一年の頃の設定だ」

リボーン「まだ骸以前に内藤ロンシャンさえ出てきていない時期だぞ」

リボーン「最初の頃はアニメ版最終回後の設定だったんだが、エレン先生は1年の教科書しか出ていないと聞いて変更したらしい」


リボーン「>>27,>>29>>1にはキツく言っておくから心配スンナ(暗黒微笑)」



リボーン「ちゃおっス」


リボーン「今日は投稿なしだが、読者から応募をするぞ」


リボーン「内容は「エレン先生を含めた日常パートの案」の募集だ」


リボーン「原作の内容にエレンをぶち込んだ話でもいいオリジナルでもいい」


リボーン「今の時間軸は6巻の雲雀と花見の場所取り戦以前としている」


リボーン「少なくても3巻初めの棒倒し後ということだけは決まっているぞ。……途中で変更するかもしれねーが」


リボーン「基本的に6巻最初以前に登場するキャラの登場は無理だが、一部例外など居るぞ。例えばロンシャンがそうだ」




リボーン「とにかく、どしどし案を出してくれ。たくさんの応募待ってるぞ!」

え?じゃあシモン出ないの?

>>33

リボーン「何度も言うが1年生の頃だからな。ツナがパンツ一丁で戦っていた頃だ」


リボーン「シモンどころか骸の影も形もねぇ」


リボーン「……まぁ、違う形で出る可能性はあるけどな」



リボーン「朝だが投稿するぞ」



――別の日・並盛中学校――


エレン「は~い!今日は前回の小テストを返しますね~♪」



ハーイ ソコマデムズカシクナカッタヨネ ワルイテンヲダスナンテアリエナイ



ツナ(今日は前回やった抜き打ち小テストが返される日だ)


ツナ(正直、憂鬱だ。今回のテスト、自慢じゃないけど全くできなかった自信がある)


ツナ(誰かに見られる前に早くかばんに仕舞おう……)



男子1「よし!テストの点が一番高い奴がエレン先生とデートできるとかどうだ!」


男子2「その提案に乗った!」


男子3「テメェら、勝手に決めんな!」


男子4「テストか……エレン先生の美しさに比べたらチリの様なもの……」



ツナ(あそこはあそこで勝手にエレン先生のデート権を勝手に巡っているし……というかエレン先生の意志は無視!?)





エレン アワアワ


ツナ(案の定、本人は慌てふためいてる――――!!!)



そして、順番にテストは返されていった――――



エレン「男子1君!」


男子1「は、はい!」


エレン「よく頑張ったわね」ピラ




男子1「………よっしゃー!これでエレン先生とデートできるぜ!」96点


男子2「チクショウ……あそこのスペルを間違えなかったら……」90点


男子3「……チッ」61点


男子4「ああ…エレン先生……しばしのお別れです……」34点&現実逃避




ツナ(うわーみんな点数いいよ……それに比べてオレは……)


エレン「沢田綱吉君!」


ツナ「は、はい!」


ツナ(ついに俺の番か……うううっ……緊張する)


エレン「はい。もう少し頑張ってね」




沢田綱吉 17点




ツナ(…………うん。知ってた)


ツナ(今は点数よりも誰かに見られない様にしないと……)スススー





エレン「忘れていましたが、沢田君には放課後に残ってもらいます」





ツナ「んな゛っ!?」



獄寺「どういうことだよ!なんで十代目だけ放課後、居残りなんてしなきゃいけねぇんだよ!」


エレン「うーん……それは沢田君の点数が一番良くなかったからかな」


獄寺「なっ……本当ですか!?十代目!?」


ツナ「うん……ごめん。本当に点数が良くないよ……」




安部オサム「ダメのツナの奴、英語苦手だからな!」


小田哲平「ていうか全科目じゃね?」


佐藤浩二「確かにな」



アハハハハハハ!!!



ツナ「あははっ……」


ツナ(相変わらずクラスからの俺に対してのバッシング……もう慣れっこだけど)







エレン「大丈夫。放課後に私が個人で見てあげるから」







ツナ・男子陣「!?」



ツナ「え、え、エレン先生の個人レッスン!!?」




エレン「そうよ。英語の担当の私となら少しは英語の勉強が捗るかと思って」


エレン「それとも私だと何か不安?」




ツナ「ええ……不安というか……」チラ





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



クラスの男達(一部を除く)(沢田のやつめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!)





ツナ(ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!殺気立ってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!)



エレン「どうしたの?」


ツナ「あ、いえ……」


ツナ(うーん……どうしよう。あの殺気は後でリンチ確定コースだよ……)


ツナ(でも……本物の外人から英語を教わった方が上達しやすいかも)


ツナ(リボーンに教えてもらったら間違えるたびに爆発させてくるから命がいくつあっても足りないし……)


ツナ(獄寺君は丁寧に説明してくれるけど、丁寧すぎて話が分からなくなるところがあるからなぁ……)


ツナ(それに比べればエレン先生なら普通に教えてくれそうだけど……)チラ




京子「?」




ツナ(一番の問題は教えて貰ったら京子ちゃんになんて思われるかなんだよね……)


ツナ(冷静に考えると何も思わないだろうけど……)



エレン「長く黙っているけど、やはり先生じゃだめ……?」ウルウル


ツナ「え゛……」


ツナ(そんな小動物の様な目で見られたら断りにくくなる……)


イライライライライライラ


ツナ(ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!男性陣からの嫉妬が更にひどくなってるー!!)


ツナ(正直、選ぶのはつらいけど……)


ツナ(でも、こんな状況なら、選ぶのは一つしかないじゃないか!)





ツナ「エレン先生、オレに個人授業してください!お願いします!」ペコリ






エレン ニコ




エレン「Of course(もちろん)」





エレン「では、放課後にね」


ツナ「は、はい!」


エレン「それじゃあ、授業を再開します!」


ツナ(ふぅー…とりあえずは問題は解決――)



ツナ ブルッ



ツナ(ま、まさか……)クル




男子1「俺のエレン先生がダメツナなんかと……」ブツブツブツブツ


男子2「個人授業を受けるはずなのは僕だったのに……」


男子3「沢田コロスコロスロコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」


男子4「ふっ……僕なんていつもエレン先生背に個人レッスンを受けているよ」←妄想




ツナ(オレ……放課後まで生きていけるかなぁ……)ブルブル



――放課後――



ツナ「じゃあ、行って来るね」


山本「おう!補修がんばれよ!」


獄寺「自分は十代目が帰るまで校門で待っています!」


ツナ「いや、別にいいよ……待ってなくってさ」


獄寺「そ、そんな!」ガーン





京子「ツナ君♪」


ツナ「きょ、京子ちゃん!」





京子「エレン先生の個人授業を頑張ってね♪」


ツナ「う、うん!がんばるよ!」


京子「私、いつかツナ君と英語で会話できたらいいな~と思っているから」


ツナ「お、オレもだよ!」



ツナ(目頭が熱くなるな。京子ちゃんに「がんばれ」って言われるなんて……)


ツナ(しかもいつか一緒に英語で話したいなんて……ホント夢みたいだ)



黒川「鼻の下を伸ばしているんじゃないわよ。みっともない」


ツナ「の、伸ばしていないよ!」


ツナ「そ、それじゃ行って来るね!!」タタタッ



バン!



京子「いってらっしゃーい」


黒川「沢田の奴、ごまかしたわね……」





獄寺「……さて、十代目も行ったことだ。オレも行くか」


山本「ん?どこに行くんだ?」


獄寺「んなこと決まってんだろ!十代目を目の仇にする馬鹿どもを黙らせに行くんだよ!」




山本「ふーん、そうか。なら、オレも付いて行っていいか?」


獄寺「……なんだって?」




山本「だってよ、ダチが身勝手な嫉妬で恨まれているんならそれを阻止するのが普通じゃねぇか?」


獄寺「『ダチ』という所が気になるが……よし!付いてこい!野球バカ!」


山本「りょーかい」


獄寺「足を引っ張るんじゃねぇぞ!」


山本「おう!」




――その後、獄寺と山本は途中から偶然居合わせた、笹川了平と共にツナを逆恨みするクラスメイト達を返り討ちにするのであった……



リボーン「とりあえずここまでだ」


リボーン「続きは今日中に投稿する予定だぞ」


リボーン「また話の流れなど説明不足やおかしなところがあったら言ってくれ」


リボーン「すぐさま>>1に訂正を入れさせるからな」



リボーン「遅くなって悪いな」


リボーン「今から続きを投稿するぞ」



――多目的室――



ツナ「し、失礼しまーす……」サッ



エレン「待っていたわよ。沢田君」クイ



ツナ(エレン先生、眼鏡を掛けている……なんかいつもと雰囲気か違って新鮮だ)


ツナ(これがたまに聞く「ギャップ萌え」というヤツなのかな……)ボー


ツナ(っていやいやいや!!!なに「ボー」としているんだよ、オレ!)


ツナ(オレは京子ちゃん一筋だろ!?これじゃあ、クラスの奴らと何も変わらないじゃないか!)




エレン「沢田くーん?大丈夫?」


エレン「体調が悪いなら今日は別に無理しなくていいのよ?」




ツナ「あ、は、はい!た、大丈夫です!」


ツナ(何やっているんだよ、オレは!余計な事を考えてエレン先生を心配させてどうする!)


ツナ(変な意識するな!オレはただエレン先生に英語の勉強を教えにもらいに来ただけだ!)




それからツナは真面目にエレン先生の教えを受けていた。
ツナは何度も分からないことを聞いたがエレン先生は一度も嫌な顔はせずにツナに優しく教えていた。
ツナはそんなエレン先生の優しさを感じながら少しずつ覚えていった……。


ツナ「え、ええっと……名詞の複数形には色々あって語尾が【ch, th, sh, o, x, s】はesをつける」


ツナ「語尾が【「子音字+y」】の名詞はyをiに変えてesをつけて、語尾が【f, fe】の名詞はf, feをvに変えてesをつける」


ツナ「それ以外は語尾にsをつける……で合ってますよね?」


エレン「そして不規則変化の名詞と単数形と複数形が同じ形の名詞も忘れないでね」


ツナ「ああ~それもあった~」


エレン「ふふっ……沢田君って忘れん坊ね」


ツナ「それはたぶんオレの脳の許容範囲が良くないから……」


エレン「でも、最初は混乱していたけどきちんと覚えられたじゃない」


ツナ「そ、それはエレン先生の教えがいいからですよ!」


エレン「それは、ありがとう」




事実、エレン先生の教えが本当によかったから今まで覚えることができたとツナは思っている。


ツナ「…ってもうこんな時間だ」つ18時


ツナ「すいません……先生は仕事もあるのにオレの勉強を見て貰って」


エレン「いいのよ。生徒に付き合って勉強を教えるのも先生の務めよ」


ツナ「エレン先生……」


本当にエレン先生が自分のクラスで教えてくれてよかったとこの時、ツナは思った。
せめてお礼は言わなければ――――ツナはそう思い口を開く。


ツナ「エレン先生。今日は本当にありが――――」





???「「♪きみはだれだい? ぼくはランボ ぼくはだれだい? きみはランボ♪」」





ツナ「こ、この聞き覚えがある歌は……」







ランボ「ランボさん登場――――――――っ!!!」ガラガラ


ツナ(うざいの来たーーーーーーーー!!!)







ランボ「オレっち、暇だからツナの所へ遊びに来たもんね!感謝しろ!」


ツナ「むしろ、迷惑だよ!!」


ツナ「そもそもどうやってきたんだよ!警備員とかいるはずだろ!?」


ランボ「あんなのランボさんの嘘泣きで突破したわ。ボケェ!」



~~回想開始~~



ランボ『うわぁあああああああああああ!!!』


警備員『おやおや、どうしたんだい?』


ランボ『うぐぅ…ランボさん…ま、迷子になっちゃたもんね……』


警備『そうかいそうかい。なら、おじさんといっしよに行こうか』


ランボ コクリ



~~回想終了~~



ツナ「嘘泣きじゃないじゃん!ガチで泣いてんじゃん!しかも迷子になってたし!」



ランボ「そんなことよりも遊べ~~!!」


ツナ「遊ばないってば!」




エレン「……沢田君?この子は?」




ツナ「えっ、えっと……」


ツナ(ど、どうしよう……どう説明すればいいのやら……)


エレン「もしかして弟さん?」


ツナ「ち、違います!!ノー!ノー!」


エレン「それじゃ……なんなのかな?」


ツナ「えーと………ホームステイ。そう!ホームステイなんですよ!」


エレン「ホームステイ?」


ツナ「ええ。実はうちにホームステイしている子供の1人で、よくいたずらとかして困らせているんですよ」


ツナ(うちの母さんはそう思っているから嘘は言ってない……はず)



エレン「Really?ホームステイね!それってとても素晴らしいことね!」


ツナ「え、ええ……」


ツナ(なにか罪悪感が……)



ランボ「ツナ―そこのお姉さんだれ?」



ツナ(あ……ランボの奴、ついにエレン先生に気がつき始めたぞ……)


エレン「沢田君、心配しないで」


テクテク


エレン ニコ




エレン「初めまして。My name is Ellen Baker」


ランボ「オレっちはランボだもんね!」




ツナ(あれ?意外にもうまくいってる?)



ランボ「ガハハハ!オレっち知っているもんね。Myはあなたのことだもんね!」


ツナ(いや、Myは自分ことを指す時に使う言葉が正しいから!)


エレン「まだ小さいのに良く知っているわね」ナデナデ


ツナ(相手が子供なのか特に指摘せずにランボに優しくするエレン先生は大人の鏡だよ!)


ランボ「ランボさんは他の単語も知っているもんね!」


エレン「えらいわね!例えばどんな?」





ランボ「うんこは【shit】おしっこは【Pee】おならは【fart】だもんね!」





ツナ・エレン「……………」


ツナ(何を言いだすんだよ!このアホ牛――――――――!!!?)




ツナ・エレン「……………」




ツナ(ランボのせいでなんか空気が悪くなったじゃないか!!)


ツナ(オレもなんと言葉を発しないと……)


エレン「ほ、ホントに色々知っているのね……Very God!」


ツナ(動揺しながらもこの微妙な空気を変えようとするエレン先生、マジ天使!!)


ランボ「そうだもんね!ランボさんはエライもんね!もっと他の単語も知っているもんね!」


ツナ(コイツ、今度は何を言い出すつもりだ……)





ランボ「マン――――」


ツナ「はい!ストップ!!!」ガバッ






ランボ「んーんー!」


ツナ「お前、何を口走ろうとしてんだよ!!」ボソボソ


エレン「どうしました?沢田君?」


ツナ「い、いえ!別に何もありませんから!」


ツナ(よかった、聞こえてなかったみたいだ……)ホッ


ツナ「本当にうちのランボがご迷惑をかけてすいません!」


エレン「い、いいのよ。別に気にしていないから……」


エレン「それよりもランボちゃんは大丈夫かしら?」


ツナ「えっ?」





ランボ「んーんーんー!!」ジタバタ


ツナ(強く口元を押さえすぎたせいで窒息寸前だーーーーーーー!!!)







ツナ「ご、ごめん!ランボ!」バッ



ランボ「ぷはっ………はぁはぁ……」


ランボ「……が・ま・ん」


ランボ「うわぁあああああああああああああああああ!!!」ダダダダダダダッ



ツナ「お、おい!」


ダキ


ツナ「なっ!」




ランボは走り出して躊躇なくエレンの胸に飛び込んだのだ。



エレン「あらあら」



ツナ「何、自然の流れで抱き着いてんだよ!」


ツナ「エレン先生も迷惑してんだろ!離れろよ!」ズズズ


ランボ「嫌だもんね!」ブンブン


ツナ「嫌じゃない――――」




エレン「沢田君、やめてあげて」




ツナ「え、エレン先生……」


エレン「無理に引き離してはこの子も可哀想だと思うわ」


ツナ「確かにそうかもしれませんけど……」


エレン「こういう子には優しくしてあげるのがいいのよ」ナデナデ


ツナ「エレン先生……」





ランボ(やわらかいおっぱいだもんね!)マンメンノエミ


ツナ(あれは絶対、エレン先生の思惑とは別にいやらしいことを考えている顔だよ!!)




――結局、ランボは校門辺りに行くまでにエレン先生から離れることはなかった……。




――校門――



ツナ「ほっっっっっっんと!!!すいません!校門まで見送ってもらって……」


ツナは深く頭を下げてエレン先生に謝った。
ランボはあの後にすぐ寝てしまった。無論、エレン先生の胸の中で。
中々離れずにさっきエレン先生からツナに渡されたところだ。


エレン「別に気にしなくっていいわよ。途中で私も寝ちゃったこの子を起こすのも忍びなかったから」


ツナ「そう言ってもらえるとありがたいです。ほら、ランボ起きろ!」





ランボ「むにゃむにゃ……ランボさんはもうお腹いっぱいだもんね……」


ツナ「はっ倒すぞ!お前!!」






エレン「まぁまぁ、弟ってこんな感じよ。私も弟がいるからわかるわ」


ツナ「は、はぁ……」


ツナ(というかエレン先生弟いたんだ……知らなかったな)



エレン「それじや、先生は仕事があるからここまでね」


ツナ「あっ……エレン先生!」


クルッ


エレン「何かしら?」









ツナ「今日はいろいろありがとうございました!!!」








ツナの必死のエレン先生は少し驚いた顔をしたが、すぐに何時もの顔に戻った。
そして彼女の口が動く。







エレン「You're welcome(どういたしまして)」





そう言った彼女はすぐに学校の方へ歩いて行った。




――――――――
―――――
―――



ツナ「……やっぱいい先生だよなぁ……エレン先生」


ツナ「さーて帰るとしますか――――」







ハル |ω・`)チラ


ツナ(なんかいるーーーーーーー!!!)



ツナ「なにやっているんだよ……ハル」


ハル「は、はひっ!?何でハルのことが分かったんですか!?完璧に隠れていたんだとおもったんですが……」


ツナ「バレバレすぎるだろ!」


ツナ「つーか、なんでこんなところにいるんだよ」


ハル「そ、それはですね……ツナさんが個人授業で遅くなることを京子ちゃんから聞いたのでツナさんと一緒に帰ろうとここで待っていたんです」


ツナ「そうなんだ……それならなんで隠れていたの?何の意味が?」


ツナ(ハルのことだからまた突拍子な理由なんだろうな……)



ハル「そ、それは……」


ツナ「それは……?」ゴクリ









ハル「ツナさんがあの綺麗で美人な先生と浮気しているからです!!」


ツナ(突拍子もない理由キターーーーーーーーー!!!)








ツナ「お前、色々勘違いしているぞ!っていうか浮気ってなんだよ!そもそもオレとハルは付き合ってないだろ!」



ハル「ハルは見ました!ツナさんがあの先生に対して嬉しそうな態度を取っていたことを!」


ハル「今までハルに対してそんな態度を取ったことがないのにあの先生に取るなんて……これは完全に浮気です!」


ハル「しかも先生となんて……デンジャラス過ぎます!」



ツナ(全く話聞いてねーーーーーーー!!!)ガーン








ハル「そもそもハルは寝取られ趣味はありませんからーーーーーーーー!!!」




ダダダダッ



ツナ(ちょ、この子、何言ってんの!?)


ツナ「とにかく待ってよ!!」ダダダダッ







リボーン「相変わらず騒がしい奴らだな」


ビアンキ「そうね。でも、そこがいいんじゃない」



その後、ツナが何とかハルを見つけて誤解を解くことができたが、ハルが事前に京子に相談していたことにより「ツナはエレン先生が好き」という誤解を数日間京子にされるのは、
また別の話。

>>79訂正




ハル「そもそもハルは寝取られ趣味はありませんからーーーーーーーー!!!」




ダダダダッ



ツナ(ちょ、この子、何言ってんの!?)


ツナ「とにかく待ってよ!!」



ダダダダッ







リボーン「相変わらず騒がしい奴らだな」


ビアンキ「そうね。でも、そこがいいんじゃない」



その後、ツナが何とかハルを見つけて誤解を解くことができたが、ハルが事前に京子に相談していたことにより「ツナはエレン先生が好き」という誤解を数日間京子にされるのは、また別の話。







――職員室――



エレン「ふぅ……」




???「お疲れ様です。エレン先生」




エレン「あっ、お疲れ様です。英先生」


英先生「エレン先生もあの沢田に教えて大変だったでしょう」


エレン「いえ、沢田君はがんばっていましたし、生徒のためならこの程度苦には思えません」ムフー


英先生「あははっ……本当は私がやらなきゃいけない英語を任せきりなのにそこまでしてもらうと本当に私の立場がないなぁ……」


エレン「そんなことはありませんよ?英先生も頑張っていると思いますよ」


エレン「分からない日本語など教えてくれますし」


英先生「エレン先生にそう言っていただくとうれしいなぁ」アハハハ




英先生「あっ、そうだ。今日も授業のほとんどをやってくれたお礼にいっしょに食事でも……」


エレン「す、すいません。私、まだ仕事が残っていますから……」


英先生「そ、そうですか……残念だなぁ……」


英先生「それじゃ、自分はこれで……お疲れ様」


エレン「お疲れ様です」









英先生「チッ……あの女、俺からの誘いを断りやがって……覚えていろ」ガリガリガリガリガリガリガリガリガリ



リボーン「投稿はここまで!」


リボーン「>>1のミスで名前が途中まで変化しなかったのはうっかりで。俺から文句言っておいてやる」


リボーン「あとエレン先生の口調が普通の都職員室で違うのは生徒と先生の違いだぞ」


リボーン「ぶっちゃけ、>>1が上手く掴めていないだけだがな」



ツナ「ぶっちゃけたーーーーーーーー!!!」





リボーン「話のネタは現在も募集中だからな。ドシドシ頼むぞ」

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