秋川理事長「安価とコンマでウマ娘を育成してもらうっ!!」 (403)



中央トレセン学園・理事長室


秋川やよい「わーっはっはっは! よくぞ来てくれた、トレーナー諸君!! 今回、君達には安価とコンマでウマ娘を育成して貰いたい!!」

秋川やよい「ただし、利用規約に反するような安価は受け付けられない! この世界に別世界の存在の魂を転生することを許してくれた神々の怒りを買うような真似は断固として拒否!! 安価の連取りも2回までとするっ!」

秋川やよい「ではまず、このスレで育成するウマ娘を選んで貰うっ! ウマ娘によっては既に入るチームやトレーナーが決まっているので要注意!! ……では早速始めよう! たずな!!」

駿川たづな「はい! 今回は『今後最低一年は公式でウマ娘化されることが無いであろう(と思われる)』方々を>>1の独断でお集めしました。こちらの方々です!!」



①土手に寝そべりながら『飛行機雲』を眺めているウマ娘。(入るチーム&トレーナー確定済み)
②公園の広場で大道芸を披露して、観衆から『大喝采』を浴びているウマ娘。(トレーナー作成要因)
③学園に入学する前から注目を浴びていた『超大天才』と呼ばれている大人しそうなウマ娘。(トレーナー作製要因)
④商店街で買い食いをしまくっている『道草好きで大食らい』なウマ娘。(入るチーム&トレーナー確定済み)
⑤今しがたトレセン学園に帰ってきたと思われる『海と旅行が大好き』そうな元気いっぱいなウマ娘。(トレーナー作製要因)
⑥天才なのだが、些か『真面目すぎて融通が利かない』っぽいウマ娘。(入るチーム&トレーナー確定済み)
⑦トレセン学園のレース場を見渡せる場所にいる『瞳がとても綺麗』で『キュウリ』の浅漬けを食べながらウマ娘達の事を見ている(見守っている?)ウマ娘。(トレーナー作製要因)



秋川やよい「勘の良い諸君のこと!『』の中に注目すれば、どの番号がどのウマ娘を指しているのかは一発で分かると思う!! では↓3までで『最も大きいコンマ二桁』を出したウマ娘を採用!!」

駿川たづな(本当は↓5だとか皆さんにアンケートを採りたいんですが、人数が集まるか心配なんですよね……)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1717150579


秋川やよい「うむっ! 見事に主役の座を勝ち取ったのは①のウマ娘だなっ!! おめでとう!!」

駿川たづな「では、物語を始めさせていただきます。既にご理解している方もいらっしゃるかもしれませんが、公式同様ウマ娘性格や行動も史実通りに再現されるとは限りません。ご了承ください」

秋川やよい「では始めようか……。チーム「アスケラ」に入る事になる彼女の話を始めようではないか!!」




教官「……今日は皆に、ある話しをしようと思うんだ」

ウマ娘「どんなお話ですか?」

教官「俺がまだチーム「アスケラ」のトレーナーだった頃の話し。……あの伝説のレースで、青空とレース場のターフの上にある軌跡を描いた──」

教官「どこまでも『憧れ』を追い続けた、あるウマ娘の話しを────」



そのウマ娘に出会ったのは、チームの纏めをキング……キングヘイローに任せて仕事回りをした日の事だった。河川敷の土手に寝そべりながら、一人のウマ娘が昼寝をしていたのだ。……トレセン学園の制服を着ているから、学園の生徒だということは一発で分かったが……。

どうしてだろうか、俺は妙にそのウマ娘のことが気になってしまった。こんな事を言うのあれだけど……初めてキングと出会った時と同じ位の『運命』を感じたんだ。


???「…………良いなぁ」

大空を眺めているそのウマ娘が、ポツリと呟くように言った。思わず「何が?」と聞き返してしまう。


???「えっ!? あ、あの……」

トレーナー「ああ、ごめん。バッジを見て貰えば分かると思うんだけど、俺はトレセン学園のトレーナーで──」

???「……! べ、別にトレーニングをサボっていた訳じゃないですよ!? ただその……この場所だと、飛行機雲がよく見えるので、ちょっと休憩を」

トレーナー「……飛行機雲?」

「はい!」とそのウマ娘は大きく頷く。


???「私、小さい頃から飛行機や飛行機雲が大好きだったんです。音速を越えるスピードで蒼い大空に一筋の軌跡を描く……。一種の芸術にも思えるそれを見るのが」

トレーナー「……それで?」

???「私もその……。いつか、飛行機のように──ターフの上に軌跡を描ける……そんなウマ娘になりたくて。実際にいたじゃないですか。ターフの上を飛んでいるとしか思えないスピードでトゥインクル・シリーズを駆け抜けた大英雄……『衝撃』をこの世界に与えた人が。……いつか私も、そんな『衝撃のウマ娘』みたいになりたいんです」


『衝撃』のウマ娘と言えば、既に彼女がDT(ドリームトロフィー)リーグに移籍して何年も経った今でも有名だ。ネオユニヴァースというウマ娘曰く『特異点』とすら表現出来る彼女が、ウマ娘レース界に与えた影響は計り知れない。「立派な夢だな」と俺が褒めると、彼女は照れくさそうに頬を掻いた。


???「え、えへへ……。まだ身体の仕上がりが不十分な上、本格化も来てないので模擬レースにも出れていませんけどね。私なりに色々目指している物があるんです……っと、もうこんな時間!? す、すみません!! 用事があるのでこれで失礼します!!」

タタタタタッ──と軽やかな足取りでその場を立ち去ろうとするそのウマ娘に、俺は──↓1

01~05 クリティカル。
06~35 その場で名前を聞いた。
36~65 その場では名前を聞けなかった。
66~95 トレセン学園でもう一度会う約束を取り付けられた。
96~00 ファンブル。


トレーナー「ちょ、ちょっと待ってくれ!!」

俺は自分でも信じられないスピードで、その子のことを追いかけた。今の彼女の走りを見て、幾つも確信したことがあったからだ。……なんてウマ娘なんだ、この子は。目指している物が何かは知らないが、この子は間違い無く……!!


???「? あの、何か?」

トレーナー「俺は○○○○……中央トレセン学園でチーム「アスケラ」のトレーナーをしている者だ。……是非、君の名前を教えて欲しい!!」

コントレイル「……『コントレイル』です」

コントレイル……コントレイル(飛行機雲)か! なるほど、彼女が飛行機や飛行機雲が好きな訳だ!! そして、凄く良い名前だ!!


トレーナー「是非、君をスカウトさせて貰いたい! 俺は必ず、君をどこまでも支え続けて君の夢を叶えさせて、憧れのその先へと行かせてみせるから!!」

コントレイル「……え、ええええええええええええええっっっ!!?」


~~~~~~


キングヘイロー「……それで? ほぼほぼ独断専行でその子をトレーナー室まで連れ込んで、専属契約まで結ばせたって訳?」

トレーナー「……反省してます……」

数時間後、俺は自分のトレーナー室の中でキングに正座させられていた。理由は、今しがたキングヘイローが語った事が全てである。


キングヘイロー「あのねぇ……! 貴方は常識やモラルって言葉を知らないの? 一歩間違えば数ヶ月の減給どころじゃ済まないわよ!? 本格化前のウマ娘をチームに入れた挙げ句、専属契約まで結ばせるなんて!!」

トレーナー「……返す言葉もありません」

コントレイル「あ、あの! 私は全然構いませんから!! むしろキングさんを含めて幾つものGⅠウマ娘を世に送り出してきたチームに入れるなんて、願ってもない光栄です!!」

キングヘイロー「そういう問題じゃないの。この私の……一流のトレーナーならばこそ、守らなくてはならない事があるのよ」

「まぁまぁキングさん、もうその辺で……」と、ラインクラフトとシーザリオがキングを宥めてくれなければ、あと一時間はお説教を食らっていただろう。


シーザリオ「それに、トレーナーさんがここまで思い切った事をしたのにはちゃんと理由がある筈です」

ワグネリアン「そうですよ。……トレーナーさん側にだって、ちゃんとした理が──」

トレーナー「……目の前にまだ誰にも目を付けられていないトンでもない逸材がいたら、そりゃスカウトしたくなるだろ?」

ラインクラフト「凄まじく単純な理由でした!!? ……実際、その子は今の時点でどれぐらい走れると思ってるんですか?」

トレーナー「↓1(高コンマ程期待している)」


トレーナー「ぶっちゃけ誰がトレーナーになったとしても、最低でもクラシックレースのGⅠレースを2つは勝てると思ってるよ。ジュニア級GⅠのホープフルステークスを含めたら3つかな」

シーザリオ「……誰がトレーナーになったとしても、最低GⅠ3つですか……」

キングヘイロー「……驚いたわね。レースにはとびきり慎重な貴方がそこまで言うだなんて」

ワグネリアン「むむむ……。トレーナーを初めてダービートレーナーにしたのはこのボクなのにぃ……!」

コントレイル「……そうですか、今の私では「それ」が限界なんですね」

トレーナー「ああ……。だけど、君の「夢」はそんなもんじゃない……。そうだろ?」

コントレイルは大きく頷くと、すぅっと息を吸って、決意を新たにするように言った。



コントレイル「私……なりたいんです! シンボリルドルフ会長や衝撃さんのような史上三人目の『無敗の三冠ウマ娘』に!!」



そうしてこの日、コントレイルという期待の大型新人がチーム「アスケラ」に加わったのだった。


↓1 周囲や世間の反応。(高コンマ程反発を食らったり馬鹿にされたりする)
↓2 まずコントレイルにさせるべき特訓。(安価)



ワグネリアン「あーあー、予想通り週刊誌にすっぱ抜かれちゃってるよトレーナーとコンちゃん」

シーザリオ「『『前代未聞』本格化前どころか模擬レースすらしていないウマ娘を強制スカウト!? とち狂ったその行動の真相とは!!?』……ですか。手酷く書かれていますね」

ラインクラフト「でもでも、超ベテランのトレーナーさん達はトレーナーさんとコンちゃんを見て『ほう……』とか『頑張れよ』って言ってくれたじゃない!! きっとトレーナーさんの予想通り、コンちゃんはきっと凄いウマ娘になるよ!!」

キングヘイロー「それで、まずは坂路トレーニングで今のコントレイルさんに一番足りないスタミナを鍛えている訳だけど──↓1」

(高コンマ程効果有り)


コントレイル「はぁああああああああああああああああああああっっ!!」

トレーナー「そうそう! 自転車のギアなんかと原理は同じだ!! 姿勢を低く保ちながら短い歩幅で腕でリズムをとる感じで!!」

コントレイル「はいっ!!」

やっぱりこの子は凄いぞ……! 初めての坂路トレーニングでこれだけの成果を出せるだなんて、十数年に一人の逸材に間違い無い!! 皐月賞も日本ダービーも十分狙える!! 問題は秋の菊花賞なんだけど……彼女の適正的にギリギリ「合っていない」っぽいんだよなぁ……。

どうする? ↓1


①他のトレーナー(スピカ・リギル・カノープスなど、選択は任せます)の話しを聞いてみる。
②闘争心を身につけさせるために、アスケラの他のメンバーと併走させる。
③同期や先輩達に道場破りを挑んでみる。
④その他安価。


トレーナー「よし、こんな時は他のトレーナーに「客観的に」今のコンを見て貰うべきだな!!」

キングヘイロー「それは良いけど、何処のチームの誰に頼むのよ?」

トレーナー「↓1だ!!」

菊花賞対策ならスピカか


>>19 やよい「アッパレ! その熱意に感動した!!(0000ゾロ目)」



沖野T「……おいおいマジかよ。マジで超の付く逸材じゃねーか、脚質は先行や差しっぽいけどウチのテイオーや『衝撃』の奴を見てる気分だぜ」

トレーナー「お前なら見ただけで分かってくれると思ってたよ。……で、問題は菊花賞なんだけどお前ならどうする?」

沖野T「慌てんなって、まだデビューすらしてないんだし、時間は一年以上あるだろ? ゆっくりゆっくり鍛えてきゃ良いさ。……ただ、適正距離の改善だけは難しいかもしれないな」

トレーナー「やっぱそう思うか。有馬の2500はまだしも、3000はコンにとっちゃ長いよなぁ……。でも、不思議なんだ。コンなら気合と根性で最後まで粘り切ってくれる……。そんな気がしてならないんだよ」

沖野T「……『無敗の三冠ウマ娘』か。……兎に角、怪我にだけはマジで注意しろよ? テイオーやサニーブライアン……他にも怪我や病気で三冠を逃したウマ娘がどれだけいるか」

トレーナー「分かってる。コンが諦めない限り、俺はその背中を押し続けるよ。……まずはメイクデビュー、それから重賞を一つ挟んで、ジュニア級G1のホープフルステークスに殴り込みだ!!」

沖野T「テイオーの奴が興味を持つこと間違い無しだろうな。面白い奴がいるって、ウチの奴らにも伝えとくぜ。何かあったらまた相談してくれよ!!」


スピカメンバーと無条件で交流が出来る様になった!! スピカメンバーがトレーニングに付き合ってくれる様になった!!


キング「ふぅん……。沖野さんまでそう言うなら本当にコントレイルさんには期待出来そうね」

トレーナー「ああ……。さてと、じゃあ今後やっていくトレーニングは──」

↓1(本当はアンケート取りたいんですが、時間が掛かりそうなので)


①ホープフルステークス勝利までキング・クリムゾン。
②皐月賞目前までキング・クリムゾン。
③日本ダービー目前までキング・クリムゾン。
④菊花賞目前までキング・クリムゾン。
⑤あ? 書くなら最低でも新馬戦勝利からやれや。


それから時はあっという間に過ぎて12月の末──ホープフルステークスでの事だ。



赤坂アナ『さぁ、逃げるパンサラッサをここでコントレイルが捕まえた!! 並んで、捕らえて残り200を切りました!!』

パンサラッサ「ぜぇ……ぜぇ……!」

赤坂アナ『追って外からベルトライゼンデ、さらにはオーソリティが迫りますが先頭コントレイル差を縮めさせません!!』

コントレイル(もう、誰にも私を抜かせない……!!)

赤坂アナ『二バ身以上の差を付けて今コントレイル三連勝でゴールイン!! これはクラシックレースでも期待が持てる走りだ、レース後だというのに疲れが殆ど見えません!!』

解説者井川『最後は完全に流していましたね。余裕の勝利……といった所でしょうか』

コントレイル(……感じる。以前の私とは比べ物にならないぐらい強くなっている事を……!)

???「あの」

↓1 声を掛けてきたのは誰?


①パンサラッサ。
②デアリングタクト。
③キングヘイロー。
④トウカイテイオー。
⑤その他安価。



秋川理事長「では本日はこれにて終焉!! 果たしてコントレイルは史実の運命からは逃れられないのか、それとも運命すら越えて更なる栄光を掴むのか!! それは諸君らの協力次第だ!!(その気になれば本当に史実で勝てなかったレースに勝つことが出来ます)」

秋川理事長「本日は土曜! そして絶賛上映中のウマ娘の映画を観てきたことで>>1のボルテージは最高潮を迎えているっ!! 結えに、昼間から更新開始!! ただし、人がいなさそうなら確認に来るのは一時間に一回なので注意!!」



パンサラッサ「お前凄いな!! パンの逃げをあんなにあっさり差してくるなんて!!」

コントレイル「え、えっと……あなたは?」

パンサラッサ「むきーっ!! 一緒にレースに出た相手の名前ぐらい覚えてろよーっ!!『パンサラッサ』だ!! パンはいずれ『世界の頂点』に立つ偉大なウマ娘になるんだから覚えとけよ、この天才めーっ!!」

パンサラッサはコンにあっかんべーをして、ダダダダダーッ! と勢いよく本バ場出口へと走り去ってしまった。……沖野や南坂曰く『まるでテイオーとツインターボのやり取りを見ている様だった』と後で聞かされたよ。


~~~チームアスケラ・控え室~~~


トレーナー「お疲れさん。そして、無敗でのGⅠ制覇おめでとう」

コントレイル「あ、ありがとうございます! えへへ……」

キングヘイロー「喜んでばかりもいられないわ。これで貴方はジュニア級王者の一人……来年のクラシックレースの大本命として、色んな意味で注目されることになる。……同期のライバル達からのマークも一層激しくなるはずよ。そこんとこ、忘れないように!」

ワグネリアン「クラシックレースは本当に凄いぞぉ! 一生に一度。それも限られたウマ娘しか出走出来ないから、みんな正しく命懸けで勝ちにくるんだ!! ……だからこそ、勝った時の喜びもひとしおだけどね!!」

シーザリオ「そして、それはトリプルティアラ路線のウマ娘も同じ……。特にチームリギルに入った『デアリングタクト』さんはもの凄い才能の持ち主です。ぶつかり合うのはまだまだ先になるでしょうが……」

ラインクラフト「大丈夫! コントレイルさんなら必ず勝てます!! 『無敗の三冠ウマ娘』の夢……私達に見せてくださいね!!」

コントレイル「は、はい!! 勿論です!!」


ところでこの世界線ってコロナ渦起きるの? ↓1

01~50 起るに決まってるでしょ。
51~00 三女神が何とかしてくれました。


……その突然の災厄は、コントレイルに、その世代を担うウマ娘達に、そして何よりも『人間』に大打撃を与えることになった。

『新型コロナウイルス』……某国を発祥地としてあっという間に世界中に広がったそのウイルスは、人間にあまりにも大きな打撃を与え、色々な取り決めや政策が行なわれる事になり……。人と人との距離を遠ざけさせ、今年のクラシックレースは『観客無し』で行なわれる事になってしまったのだ。

……幸いウマ娘達には影響が無いウイルスだったため、レース自体が中止にならなかったのが不幸中の幸いだったと言えるだろう。


~~~~~~


キングヘイロー「はい、手洗いうがい、そしてアルコール消毒はシッカリとやる! 荷物の消臭や消毒も忘れずにね!! ウマ娘に影響が無いとは言え、私達が原因でトレーナーや人間がウイルスに感染したらシャレにならないんだから!!」

シーザリオ「はい。マスクや除菌用のウェットタオルも常備完了しています」

ラインクラフト「トイレットペーパーやその他にも色々必要そうな物は全部買ってきましたよー!! トレーナーさんはなるべくマスクをしたまま、あまり外出せずに生活してくださいね! 無料の予防接種も忘れずにです!!」

ワグネリアン「それにしても心配だよね、今年のレースに出る予定の子達。ウマ娘の中には観客の声援で大きく力を発揮する子も少なくないから……そう言えばコンちゃんは?」

トレーナー「ああ、ありがとうみんな。コンなら↓1(コンコンマ程凹んでいる)」

96 滅茶苦茶凹んでいてメンタルズタボロ。


コントレイル「…………」ズーン……

トレーナー「部屋の隅っこで膝を抱えてずっとあんな感じだよ。飛行機のパイロットのお父さんとスチュワーデスのお母さんが『絶対に有休を取って見に行くから!!』って言ってた側からこれだからな……。メンタルケアの専門家が必要なぐらい落ち込んでる」

なにより彼女は応援してくれる人達の気持ちに応えようとして必死になるウマ娘だ。その観客が一人もいないっていうのは、彼女にとって実に寂しい事なんだろう。
……これ不味いな、菊花賞どころか皐月賞に勝てるかどうかも不安になって来た……。


キングヘイロー「……まったく。『史上三人目の無敗の三冠ウマ娘になる』なんて言っておいてこのザマじゃあね……。仕方が無いからこのキングが知恵と力を貸してあげる↓1をするわよ!!」

寝落ちしてました;; 山登りって具体的にどこよ?↓1


①カフェもオススメの初心者コース。
②カフェもオススメの中級者コース。
③毎度お馴染みウマ娘用トレーニングコース。
④カフェがオススメしない上級者コース。
⑤カフェが「絶対止めておけ」と言っている霊山。



~~~初心者用登山コース~~~


トレーナー「……と言う訳で三密を守りながらマンハッタンカフェオススメの初心者登山コースにやってきたぞ」

ラインクラフト「んー……! やっぱり山の中って空気が美味しいですね!! 原っぱでひなたぼっこするのとはまた別のお昼寝の楽しさがありそうです!!」

シーザリオ「気分を変える為にはいつもとは違う場所でいつもと違うことを、ですか……。確かに(ウマ娘にとっての)初心者コースなら過度な心配も要りませんね」

ワグネリアン「で、コンちゃん。気分はどーよ」

キングヘイロー「少しでも苦しかったり、気持ち悪かったらすぐに言うのよ。別にそうじゃなくても、言いたいことがあるなら言っちゃいなさい。この一流のキングが率いるチームアスケラのメンバー全員が力になるわ!!」

コントレイル「↓1(低コンマ程リフレッシュ出来ている)&↓2(高コンマ程自分の気持ちを吐露出来る)」



コントレイル「……はい、かなり気分が良くなりました。……すみません、ご迷惑をお掛けして」

トレーナー「なに、この程度何でも無いさ。君がリフレッシュ出来たのなら、それだけで来た甲斐があったってもんだ」

シーザリオ「そうですよ。キングさんの言う通り、言いたいこともバンバン言って下さい。言えば言うだけ、気持ちが楽になると思いますから」

コントレイル「……私『衝撃』さんに憧れて、トゥインクルシリーズに……この学園にやって来たんです」

コントレイルの言う通り、かの『衝撃のウマ娘』に憧れてトゥインクルシリーズの門を叩いたウマ娘は数え切れない程いる。直接的な要因じゃなくとも、彼女が『運命を感じる』ウマ娘も驚くほど多い。……きっとそれだけの影響を、別世界で与えたという事なのだろう。


コントレイル「史上二人目の無敗での三冠達成……。あのまるで飛んでいるような走りを観て、凱旋門賞での不慮の事故さえも乗り越えて、どこまでもどこまでも飛んでいくあの姿をみて、小さい頃の私は決心しました。『いつか私も、無敗で三冠を達成してみたい。あの人のように、ターフの上を飛んでみたい』って」

コントレイル「だから……思っちゃったんです。私にそれが出来るのかじゃなくて、画面越しでもそれが誰かに伝わるような走りが出来るのかなって」

ワグネリアン「戦後初めての、無観客でのクラシックレースだもんね。それでもレースが観たい人はPCやスマフォやテレビの中継で観るしかない……」

キングヘイロー「あら、随分とちっぽけな事で悩んでいたのね」

ラインクラフト「き、キングさん!?」

キングヘイローが、呆れたように言った。……俺も思う所があるが、まぁここはキングに任せるとしよう。


キングヘイロー「アイネスフウジンさんのダービー以上の観客数は、消防法の改善でもう絶対越えられなくなっちゃったけど、衝撃さんなら例え無観客のレースでも……画面越しでも必ずあの感動を大勢の人に受け継がせた筈よ。……このキングが気圧されるほどのインパクトだったんですもの。それに、貴方があの人に『運命』を感じるというのなら、きっと貴女にも出来る筈。……この一流のキングのトレーナーの眼を信じなさい。貴女は貴女の思うがままの走りをすれば、絶対に画面越しに観ている誰かに『衝撃』を与えられる……。そんなウマ娘になれるって、無理矢理私を説得して、貴女をチームに入れちゃったんだから」

コントレイル「……キングさん……」

トレーナー「……キングの言う通りだ。君を応援してくれる人達の声が、レースで走ってる間に伝わって来ると思う『頑張れ』ってさ」

ラインクラフト「……前に、どこかで聞いた事があります。『大切な人と離れていれば離れているるほど、実は側にいる』って……。うん! 私もそう思います!! 大歓声なんか少しもなくたって、コントレイルさんはきっと三冠ウマ娘になれると思います!!」

シーザリオ「『そんな心配をする前に、まずはレースで勝てるように努力しろ』……考えてみれば、当り前の事ですね」

ワグネリアン「え~? でもゴルシ先輩とかは明らかに観客がいる方が力が出せてたと思うけどなぁ。毎回のようにファンサして、みんなに笑いを届けてテンションも上げさせてたし」

キングヘイロー「……あの人は例外よ例外! 兎に角、無観客試合なのはレースに出るどの子も一緒でしょ! ならゴチャゴチャ小難しい事を考えてないで、トレーニングを頑張るのよ!! だから今は──」

コントレイル「はい、全力で休息を楽しみます!!」

それからというもの、憂いと悩みが晴れたコントレイルはトレーニングに直向きになった。誰も観ていなくても構わない。……今私達が出来る最高のレースをするんだって、張り切って──そして



~~~皐月賞~~~



赤坂アナ「さぁ、最終コーナーを回って直線コースに入りました! そしてここで大本命のコントレイルがいつの間にか内々から大外に持ち出している!! サリオス、ウインカーネリアンも頑張るがやはりコントレイル強い! あっという間にサリオスとの一騎討ちになりました! さぁ東西のGⅠウマ娘二頭の競り合い!! さぁどっちだ! どっちだ!!」

コントレイル(……観客がいようといまいと関係無い……!!)

コントレイル(例え応援してくれる人が一人もいなくても知った事じゃ無い……!!)

サリオス「うぉおおおおおおおおおおおおおっっっ!!」

コントレイル「はぁあああああああああああっっっ!!」

コントレイル(私は──必ず!! あの人に…………!!)

赤坂アナ「コントレイル、コントレイル、コントレイルゥウウウウウウウウウウー!! タイムは2分0秒7!! コントレイル、これで無敗の4連勝!! 皐月を制し、日本ダービーへと夢を繋いだ!!」

コントレイル(本当だった……。誰もいなくても聞こえてきた。私を応援してくれる、誰かの声が……!)


その後の授賞式でのコントレイルは↓1(低コンマ程ガチガチに緊張している。高コンマ程大胆な宣言をする)



記者A「皐月賞での豪快な差し、お見事でした! やはり次の出走は日本ダービーで決まりですよね!?」

コントレイル「は、はい! それであの……「今年の皐月賞は無念にも無観客試合になってしまいましたが、そこはどう思われていますか?」……そ、それはあまり気にしてないです。私を応援してくれる人は、ちゃんと私を観てくれているって分かりましたから。……だからその「世代を代表するウマ娘の一人になった今のご感想をお聞かせ下さい!!」え、ええっと……」

正直な話、上手く対応出来てなかったな。もしもコンが本当に無敗の三冠ウマ娘になったのなら世間の反応もこんなものじゃあすまない筈だ。……そっちの方のトレーニングもさせておこうって思った。案の定、後でキングから叱られてたよ。「クラシックレースを勝ったんだからもっと堂々としていなさい!!」ってね。

さて、次はいよいよお待ちかねの日本ダービーだ。……ワグネリアンと出会うまで、父さんも俺もダービートレーナーにはなれなかったけど、今は違う。日本一のレースと言われていて『一番運が良いウマ娘が勝つ』とされている日本ダービーで勝つ為のトレーニングは……ズバリこれだ!! ↓1


トレーナー「と言うわけで、パワースポット巡りマラソンをやって貰おうと思う」

キングヘイロー「……貴方、徹夜のしすぎでとうとうへっぽこやおバカを越えちゃったの? マラソンは兎も角、なんでオカルト要素を混ぜ込んでくるのよ!!」

トレーナー「いやいや、案外馬鹿に出来る話じゃ無いぞ? パワースポット……特に神社なんだけど、社会で成功する人や勝利を収めたスポーツ選手なんかはその殆どが勝負や大一番の前に神社に行っているらしい。(ガチな話しです)なんだキング、知らなかったのか?」

キングヘイロー「し、し、知らない訳ないでしょう! 私は知識も一流のキングなのよ!? ……ただお母様がアメリカ生まれだからそういう発想に至までにちょっとだけ時間が掛かっただけよ!!」

ワグネリアン「まぁ「大外枠を惹いたらほぼ終わり」なんて言われてる秋天や有馬もあるしねぇ。ボク、有馬記念で16番の大外枠から勝ったウマ娘なんてイナリ先輩以外知らないよ。再大外枠を引いちゃったウマ娘なんて一人もいないし」

ラインクラフト「それを差し置いても、なんだか楽しそうなトレーニングですね!! で、具体的に誰に協力して貰うんですか?」

トレーナー「決まってるだろう? ↓1だ」


①王道の「コパノリッキー」
②一か八かの「マチカネフクキタル」
③オカルトに詳しい「マンハッタンカフェ」(なお、タキオンが付属として付いてきます)
④安価に託した。


マンハッタンカフェ&タキオンの研究教室


マンハッタンカフェ「……なるほど、それで私の力を借りたいと」

アグネスタキオン「良いじゃないか! 是非協力してあげたまえよカフェ!! 君ならパワースポットの一つや二つ、分かるだろう? 君のことは噂で聞いているよ、コントレイルくん。なんでも史上三人目の無敗の三冠ウマ娘を目指しているみたいじゃないか!! 実に興味深い!! あの『衝撃のウマ娘』も君のことを気に掛けているらしいしねぇ!!」

コントレイル「あ、あはは……。ありがとうございます」

マンハッタンカフェ「……まぁ、多少の心得はありますが私の場合『運気を良くする』ではなく『絶対に行ってはいけない場所』や『絶対にやってはいけない行為』の方が詳しいのですが……それにタキオンさん(余計な付属品)が問答無用でデータを取るために付いてきますよ? それでも良いですか?」

トレーナー「ああ、構わない。なんだったら有名な神社やお寺巡りなんかもでも良いぞ」

マンハッタンカフェ「……分かりました、協力させていただきます。まずは↓1」


①日本一有名な神宮に行って、厄払いと今後のレースの無事を祈る。
②京都にある沢山の神社やお寺を駆け足で巡り続ける。
③東北にある、神秘が溢れる世界遺産の大森林でトレーニングをする。
④嘗て「あの世と繋がっている」と信じられていた山岳にあるとても綺麗な湖で滝業をさせる。
⑤「とんでもなく大きなリスクがありますが」と言った霊山で山籠りトレーニングをさせる。



~~~京都駅~~~


トレーナー「いやぁ、京都レース場は何百回と来たことあるけどこっち方面に来るのは初めてだなぁ」

マンハッタンカフェ「……まぁ、距離が結構離れていますからね。修学旅行などで来たご経験は無いのですか?」

トレーナー「無いな。中学の時は箱根だったし、高校の時は海外だった。でも、父さんが大勝負の前に担当ウマ娘を時々神社に連れて行ってたから作法は知っているつもりだよ」

アグネスタキオン「神や霊魂、山に海に森……この国は様々な物を信仰対象にしてきた歴史があるからねぇ。……カファ曰く『タキオンさんはそういうのと全く縁が無い』そうだが、カフェとつるむようになってからは不思議な経験を何度か体験しているよ! 今回も色々と期待が出来そうじゃないか!! ちなみにだがカフェ。今日の『オトモダチ』の具合はどうだい?」

マンハッタンカフェ「……正直言って、あまり良くありませんね。今日だけじゃなくて、神社やお寺の近くを通る時はいつもそうです。なんでも『無理矢理口枷を嵌められている気分』なんだとか」

ワグネリアン「……神社やお寺を嫌うってそれ守護霊と言うより悪りょ──って痛ったぁ!? 誰、今ボクの脛蹴ったの!!」

ラインクラフト「わ、私じゃないですよ!」

シーザリオ「私でもないです」

キングヘイロー「私がそんなことをするウマ娘に見えるのかしら? リョテイさんやギムレットさんじゃあるまいし」

コントレイル「(ブンブンと首を横に振っている)」

マンハッタンカフェ「お願いですから、あまりオトモダチを怒らせるような事を言わないで下さいね……。それじゃあ行きましょうか。京都↓1パワースポット巡りマラソンに」


(高コンマ程色んなパワースポットを回れる。低コンマほどオトモダチが暴れてトレーニングにならない)



~~~稲荷大社~~~


マンハッタンカフェ「……(何も言わずに一番先頭を行くコントレイルの手を取る)」ガシィイッ!

コントレイル「わわわっ! ど、どうしたんですか……?」

マンハッタンカフェ「……不味いです。オトモダチが本格的に暴れ初めて、大明神様からのお怒りを買いかねない状態になってしまいました」

ラインクラフト「……ってあれ? タキオンさんがいない……?」

キングヘイロー「途中ではぐれたって事? そんな馬鹿な……ここまでずっと紅い鳥居の一本道だったじゃない」

ワグネリアン「どっちにしろ、早くタキオンさんを探さないと!!」

シーザリオ「…………あの、その前に一体何がどう不味いのか説明していただけませんか?」

マンハッタンカフェ「……不味いのはタキオンさんの方ではありません、神隠しにあったのは私達の方です。このままでは一生、この一本道から出る事は叶わないでしょう」

キングヘイロー「お、おほほほほほほほほ……。そ、そ、そんな馬鹿なことある訳が──(顔を真っ青にしながら)」

マンハッタンカフェ「……コントレイルさん、みなさんも手を輪になって繋ぎましょう。そして、一歩も動かないで下さい。私からオトモダチの行為を許して貰えるよう、大明神様にお願いしてみますから。──みなさんは心の中で『どうか私達を現世(うつしよ)にお返し下さい』とお願いしていてください」

↓1 高コンマ程神隠しに長くあってしまう(補正+30)


お風呂行ってきます。

>>49 71×3=214分の間、神隠しにあった。


コントレイル(お願いします、稲荷の大明神様……! 私はいつまでもここにいる訳には行かないんです。私には、私には絶対に為し遂げたい夢が──!!)

アグネスタキオン「おや、みんな揃ってこんな所にいたのかい」ニュウッ

キングヘイロー「きゃぁああああああっ!! た、タキオンさん!?」

ラインクラフト「ど、どうしてここに?」

アグネスタキオン「どうしてもなにも、急に揃って消えたのは君達の方だろう。私達以外にも観光客が沢山いる中で、それも一本道ではぐれる事など普通では考えられない……。誰に電話を掛けても通じなかったしね」

マンハッタンカフェ「……どうやら、無事に現世に帰って来られたようですね。よかった……本当に」

アグネスタキオン「そんな事より君達の身に「何か」があったのだろう!? 3時間半も行方不明になっていたのだからね!! 詳細を話してくれたまえよ! なるべく詳しく、具体的かつ客観的で、主観的な視点も欲しいなぁ!!」

シーザリオ「……マンハッタンカフェさん」

マンハッタンカフェ「ええ、タキオンさんへの説明は(余計な事をしだしそうな情報を除いて)私がしておきます。キングさんはすぐに担当トレーナーさんに連絡を。それが終わったら大明神様の機嫌を損ねないうちに下山しましょう」

ワグネリアン「う、うん! ボクもうパワースポット巡りなんて懲り懲りだよ!!」

いやぁ、あの時はホント焦ったよ。キング達と急に連絡が三時間以上取れなくなって、もう少しで警察とトレセン学園に連絡を入れる所だったんだから。マンハッタンカフェからは謝り倒されたっけ。『私の所為で皆さんを危険な目に合わせてしまいました、本当に申し訳ありません』って。そもそもパワースポット巡りマラソンなんてトンチンカンなトレーニングを言いだしたのは俺の方なのにな。

その後はすぐに取っておいた宿に戻って、次の日はトレーニングを止めて、マンハッタンカフェオススメの喫茶店巡りをしたっけ。お祓いも東寺(教王護国寺)って所で不動明王のそれをしてもらったから大丈夫だって言ってた。キングとワグネリアンなんて相当怖かったのか、厄除けのお守りを幾つも買ってたし。……マンハッタンカフェは『明王様のそれをまともに受けると「オトモダチ」が消えてしまいかねないので』って外で待ってたけどな。……ん? それじゃあ代わりにどんなトレーニングをしたんだって? 兎にも角にも、パワースポット巡りマラソンは失敗に終わって、ただの京都観光になっちゃったんだよなぁ……。ん?じゃあ代わりにどんなトレーニングをしたんだって? それは↓1(安価)

秋川やよい「うむ、前作同様30分以上経ったのでこちらから安価を提案!!」


①ダービーウマ娘に鍛えて貰う。
②兎に角チームメンバーで併走あるのみ。
③同期のデアリングタクトにコンタクトを取ってみる。
④???????
⑤やっぱり安価に託した。


トレーナー「いや、本当に申し訳無かったな。ダービーも近いってのに時間を無駄に過ごさせちまった」

コントレイル「いえ、ある意味とてもリラックス出来ましたよ。カフェさんの紹介してくれた喫茶店のコーヒーとケーキ、どれも美味しかったですし」

キングヘイロー「……あなた、強いのね。正直な事を言うと、私は怖くて怖くて仕方なかったわ」

ワグネリアン「ボクもだよぉ! カフェさんが謝罪ついでに「近寄ってはいけない場所」「身近にある危険な場所」を教えてくれたから、もう一生そこには行かないって決めたから!!」

ラインクラフト「京都と言えば抹茶だと思ってましたけど、確かにコーヒーも美味しかったですねぇ……。また飲みに行きたいなぁ」

シーザリオ「それで、ダービーウマ娘に特訓を付けて貰えると聞きましたが誰に頼んだんです?」

トレーナー「↓1だ」


①ワグネリアン「え、ボクに決まってるでしょ?」
②トウカイテイオー「史実で『三冠を取ってしまったトウカイテイオー』何て言われてるしボク以外あり得ないもんに!!」
③ジャングルポケット「タキオンとカフェだけ出しておいてオレを出さねぇなんて事はねぇよなぁ!?」
④安価に託した。


スペシャルウィーク「はい、スペシャルウィークです! よろしくお願いします!!」

キングヘイロー「あら、ダービーウマ娘ってスペさんの事だったのね。ふふふっ、彼女の同期として私が保証するわ。スペさんの特訓は、きっと貴方の力になってくれる筈よ。なにせ、日本総大将ですものね」

スペシャルウィーク「き、キングちゃん! その渾名はちょっと……」

シーザリオ「ええ! スペさんであれば何も問題無い……いえ、あのスペさんに特訓を付けて貰って敗北するなど許されませんよ、コントレイルさん」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

コントレイル「は、はいっ!!」

ラインクラフト「あ、あはははははははは……シーザリオは相変わらずだなぁ。でも良いんですか? 確か、スピカにも入ったんですよね? 期待の大型新人が」

スペシャルウィーク「ええ! 私ととても気が合う子で、トレーニングもご飯も一緒に行くんです。私やオグリさん並みにご飯を食べるし、色んなお店を知ってるし、凄い追い込みをする子なのでチームのみんなが期待してます! 運命とかそういうのは特に感じないんですけど……チームに入ったばっかりの私みたいで放っておけなくて。本格化がまだまだなので、多分コントレイルさんとはトゥインクルシリーズでは競わないと思いますけどね」

ワグネリアン「むぅ……! トレーナー!! なんでいつもみたいにボクと併走させてくれないのさぁ!」

トレーナー「いつもいつも同じ相手じゃ、走り方に癖が付いちまうからな。それに、コイツはズブくはないけど色々と「ゆる可愛い」部分があるから、キレのある走りをするお前じゃあ併走と言うよりはお前がコントレイルを差す形になっちまう。と言う訳でスペシャルウィーク、頼んだぞ」

スペシャルウィーク「お任せください! さぁ、行きますよコントレイルさん!! ダービー前の最後の追い込みだから私、ちょっと本気を出しちゃいますからね!!」

コントレイル「は、はい! よろしくお願いします!!」


↓1 併走の結果。高コンマ程健闘する、補正-20

ほど

>>56 -4 まるで相手にならない。


スペシャルウィーク「…………」

コントレイル「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!!」

コントレイル(なんで……!? たった二バ身の差なのに、全然追いつけない……!! それどころかスペさんは息一つ乱れてない……!!)

トレーナー「分かってた事だけど、こりゃ酷いな。流石は第一次黄金世代の代表格なだけはあるってとこか」

キングヘイロー「それもあるけれど、コントレイルさんがちょっと力みすぎてるわね。……どんなに全力で走っても追いつけない事実に焦りすぎて、心と身体が全力を出せる状態じゃなくなってるわ。まるで──」

トレーナー「ダービーや菊花賞の時の自分を見てるみたい、か?」

キングヘイロー「そんな余計な事は口に出さなくて良いのよこのヘッポコ!!」

シーザリオ「スペ先輩ならこれぐらい当然です(キリッ)」

ラインクラフト「うんうん、それは分かったからシーザリオはちょっと黙っててね? あ、併走終わったみたい。二人ともお疲れ様でーす!! それでスペ先輩、今のコントレイルさんに足り無い物は何だと思いますか?」

コントレイル「はぁっ……はあっ……え、遠慮無く仰ってください。どんな厳しいご意見でも糧にしてみせますから!」

スペシャルウィーク「んー、ぶっちゃけ心技体の全部なんですけど、ホープフルステークスも皐月賞も強い勝ち方をしてるので素養は十分にあると思います。なのでここは↓1」


①アニメ一期のスピカの合宿トレーニングをさせる。
②とりあえずこのまま毎日併走を続けてみる。
③ヤエノムテキの道場で鍛えて貰う。
④憧れのウマ娘に激励を貰ってくる。
⑤安価に託した。



~~~例の合宿場~~~


スペシャルウィーク「ふっふっふ……。これぞ、私達スピカの団結力を最高の物にしてくれた、チーム対抗合宿トレーニングです!! えっと具体的な内容はぁ……」

トレーナー「それは沖野から俺が聞いてるよ。チームを二組作って、馴れ合い禁止で1週間のトレーニングをした後、最終日にガチンコ勝負をするんだろ? お前はこれでレースに対する憂いを晴らしたし、サイレンススズカは恐怖を克服してレースに復帰できるようになったんだってな」

スペシャルウィーク「はい! 今でもハッキリと思い出せる、私達(スピカ)の大切な思い出の一つなんです!! チームの組み合わせは……ずばり、こう!!」


チームりんご

コントレイル
キングヘイロー
シーザリオ


チームにんじん

スペシャルウィーク
ワグネリアン
ラインクラフト


シーザリオ「スペ先輩とは別チームですか……」

キングヘイロー「ふふふっ……良いじゃない。私達がまだトゥインクルシリーズで走っていた頃を思い出すわ! スペさん!!」

スペシャルウィーク「うん、正々堂々勝負です!! 負けないからね、キングちゃん!!」

トレーナー「で、俺はどうすりゃ良いんだ? 沖野はほぼほぼお前らの自主トレに任せてたみたいだが」

スペシャルウィーク「↓1をお願いします!!」


①チームリンゴのトレーナー。
②チームにんじんのトレーナー。
③両方面倒みてください!!
④沖野トレーナーさんのやってた通り、基本放置で良いですよ。
⑤沖野T「ここで颯爽と俺参上! チームにんじんの面倒は俺が見る!!」


秋川やよい「では、夜も更けてきたので今日はこれで終焉!! 明日もまた、よろしく頼む!!」

秋川やよい「日曜日なので昼から更新!!」

駿川たづな「ウマ娘が超々巨大コンテンツになった今、どの娘がいつ公式になるか分かりませんから早めに物語を綴らないといけませんからね」


沖野T「ここで颯爽と俺参上! チームにんじんの面倒は俺が見る!!」

スペシャルウィーク「と、トレーナーさん!?」

トレーナー「おい待て、聞いてないぞ。スピカのウマ娘達はどうしたんだよ」

沖野T「キタサンを含め、あいつらはもう全員が一人前のウマ娘になったからな。一週間くらいの間なら自主トレで十分さ。……それにスペに合宿の指揮を執らせるといつお前に隠れてバカ食いするか分かったもんじゃ無いしなぁ」

スペシャルウィーク「酷い! それじゃまるで私がオグリさんみたいに寝ぼけてベットのシーツまで食べようとしちゃったみたいじゃないですか!!」

コントレイル(そ、そんなウマ娘がいるんだ……。トレセン学園ってやっぱり凄いなぁ)

沖野T「そんな訳で、今回は俺とお前とのトレーナー勝負にもなる。負けた方のチームのトレーナーは合宿後の打ち上げ費を全額支払って貰うからな!!」

ワグネリアン「んー、何だか大変な事になってきたねぇ。でも、勝負は勝負だから負けるつもりはないよ!」

ラインクラフト「はい! この機会ですからスピカのトレーナーさんのご指導をたっぷり受けてきます!!」

キングヘイロー「……トレーナー、負けたら許さないわよ?」

トレーナー「……まぁ頑張ってみるさ。そっちこそ、ワグネリアンとラインクラフトに変な事を教え込まないでくれよ?」


そうして、コントレイルのダービーに向けての強化合宿が始まった訳なんだが……。

↓1~7 コントレイルにさせるトレーニング(高コンマほど成果が出る)

秋川やよい「あ、忘れていたが今回の安価は連投する事を承諾!!」

秋川やよい「……何か時間的に嫌な予感がするので>>64を採用した上で「安価内容は書かなくても良い」事にしてコンマ判定続行!!↓1~6」

屈伸からのうさぎ飛び

秋川やよい「やはり時代の流れには逆らえぬのか……(SS速報VIP全盛期を知っている)だが私は決して諦めないぞ!! >>70+私のスレを加えて物語続行!!」

駿川たづな「今後は安価の数をもっとよく考えてくださいね、理事長?」

賢さ上げにお勉強

あと1ついるよね?タイヤ引き


1日目 05 水泳

コントレイル「ガボボボボボボボボッ!!」

シーザリオ「これは酷い……。コントレイルさん、ミラ子先輩やオグリ先輩、アイネス先輩並みのカナヅチだったんですね……」

トレーナー「浮遊力のある海なら何とかなると思ったんだけどなぁ……」

キングヘイロー「なに客観的に感想を語ってるのおバカ! 早く助けないと本当に溺れるわよ!!」


2日目 04 筋トレ

コントレイル「」チーン

トレーナー「こりゃダメだな。昨日溺れかけた時に相当体力を使っちゃったみたいだ」

キングヘイロー「仕方ないわね……今日は休憩に徹させましょう。トレーナー、貴方はマッサージの準備をしておきなさい。私とシーザリオさんは最終日の作戦を練っておくから」


3日目 40 砂浜ダッシュ(気づいてると思いますが、コンマを幾つか並び替えてます。その方が成果が出ている感じがするので)

コントレイル「ふうっ……ふうっ……」タタタタタタタタタッ!

トレーナー「ん、なんとかいつも通りのコントレイルに戻ってきたみたいだな。砂浜に慣れさせればもっと良いタイムになると思う」

キングヘイロー「でも、いつも通りじゃあスペさんたちのチームには勝てないと思うわよ? 何か良いトレーニング方法でもあるの?」

トレーナー「……まぁ、あいつが全力を出せるんじゃないかって状態にする方法は思い付いてるよ」


4日目 42 兎跳び

コントレイル「イッチに! イッチに!!」ピョンピョン!!

シーザリオ「……大して変わっていないように思えますが……。トレーナーさんは何を考えているんでしょうか」

キングヘイロー「さぁ? でも、無策でやらせている訳じゃないと思うわよ。……私と出会った頃のあの人なら兎も角、今のトレーナーはこのキングに相応しい超一流のトレーナーなんだもの」


5日目 84 スクワット

コントレイル「ふっ……ふっ……!!」

シーザリオ「……!? 急にトレーニングの精度が上がった……? 一体何をしたんですか?」

トレーナー「昨日のトレーニング終わりに、この近くにあるリラクゼーション施設に行って来たんだ。初めて会った時もそうだったんだけど、コントレイル、実は遊ぶのが大好きみたいだから。帰りのバンの中じゃあそりゃもうグッスリ涎を出して眠ってたよ」

キングヘイロー「遊び感覚でトレーニングをさせてるって訳? マヤノさんやターボさんと同じタイプって事?」

トレーナー「どっちかって言うと『遊ぶのが大好きだけどそれを隠している』タイプっぽい。目指してるのが『衝撃』だからな、無意識に彼女の事を真似ようとしてたんじゃないか?」


6日目 99 砂浜ダッシュ

コントレイル「たぁあああああああああああああああっっっ!!」ドドドドドドドドドドドドド!!

トレーナー「そうだ! 君の武器はその直線での爆発的な末脚だ!! 仕掛けるタイミングさえ間違えなければきっとダービーにも勝てる筈!!」

キングヘイロー「なによ、凄く良い感じじゃない。やっぱり心配するだけ損だったわね!!」

シーザリオ「ええ、これは私達も負けていられませんね」


7日目 100 全員での併走(の筈だが?)

コントレイル・キングヘイロー・シーザリオ「「「はぁああああああああああああああああああああっっっ!!!」」」

トレーナー「ん、文句無しに一着だ! たった一週間でよくここまで仕上げてくれたな!! 明日の勝負が楽しみだよ!!」

コントレイル「あ、ありがとうございます!!」

キングヘイロー(……コントレイルさんには『併走トレーニングだ』って言ってあるけど……)

シーザリオ(私達には『本気で走ってくれ』って内緒で言われていた……その上で完敗した……! やはりトレーナーさんの眼に狂いはなかったんですね。コントレイルさんならきっとトレーナーさんを……!!)

>>72>>73 秋川やよい「……前作のシリーズの時もそうだったが本当にこの>>1はレスのタイミングが悪すぎる!! 一体どういう事なのだ!!」

駿川たづな「お詫びとして、お勉強とタイヤ引きでも凄く優秀な結果を出した事にしておきますね?」



~~~合宿最終日~~~


沖野T「お、来たな? 宴会自腹の用意は出来てるか?」

トレーナー「お前こそ、普段からチームのウマ娘達に散々色んな物を奢っておいて常時金欠の癖に大丈夫なのか?」

沖野T「ふっふっふ……。その心配はこの三人を見てからにするんだな、見ろ!」

キングヘイロー「こ、これは──!!」


↓1 ラインクラフトの仕上がり。
↓2 ワグネリアンの仕上がり。
↓3 スペシャルウィークの仕上がり。(補正+30)


ラインクラフト 20 絶不調寸前
ワグネリアン 35 ギリギリ不調
スペシャルウィーク 40 ギリギリ普通


キングヘイロー「……ひ、酷すぎて言葉が出ないわ……!」

ワグネリアン「……ご、ごめんトレーナー……ボクもう……」

ラインクラフト「……コントレイルさんには本当に悪いんですけど私、この合宿に来た事を後悔してます……」

シーザリオ「沖野Tさん? クラフトとワグネリアンさんに何をしたんですか? 貴方の専属ウマ娘のスペ先輩ですらギリギリ普通なレベルじゃないですか。事と次第によっては告訴も──」

沖野T「ま、待ってくれ!! これにはちゃんとした訳があってだな……具体的には↓1(三人がこの有様な理由)」

魚貝類にあたった(食中毒)

>>81

沖野T「き、昨日食わせた生牡蠣に当たったらしくて……」

トレーナー「……嘘だろお前……。幾らウマ娘が毒に強い性質を持ってるからってこの時季に生牡蠣食わせたの!!?」

スペシャルウィーク「あ、あはは……岩牡蠣ならこの季節が旬ですし大丈夫かなぁって……」

キングヘイロー「このおバカ! ドヘッポコ!! どうせスペさんやオグリ先輩を基準に考えたんでしょう!! スペさんは当然普段と変化がないみたいだけど一体どうしてくれるのよ!!」

シーザリオ「取りあえずこの合宿が終わり次第理事長とたづなさんに連絡しましょう。それでクラフト、ワグネリアンさん。勝負は出来そうですか?」

↓1ラインクラフト 50以下で出来る。
↓2ワグネリアン 65以下で出来る。

自分の担当はギリセーフな辺りがもう完全に敵チーム壊しにきたスパイそのもので芝
G1ウマ娘ばかりの名チームトレーナーといえど減給で済めばいいね…


ラインクラフト「ぜ、絶対無理です……! 正直今すぐにでもトイレに駆け込みたい……!!」

ワグネリアン「ボクもだよぉ!! なんか最近のボク本当に酷い目に会い続けてる気がするんだけどぉ!?」

スペシャルウィーク「わ、私は大丈夫ですけど……ただの併走トレーニングになっちゃいますよね、これじゃあ」

コントレイル「…………あの、これどうするんですか?」

トレーナー「仕方ない……。キング、シーザリオ、二人に付き添ってやっていてくれ。スペシャルウィークとコントレイルの勝負が終わり次第すぐにトレセン学園に戻るから」

キング「分かったわ。さぁ、ワグネリアンさんもクラフトさんもゆっくりで良いから歩いて。最悪漏らしちゃっても全然問題無いし、尊厳も破壊されないから気を楽にして」

シーザリオ「私はスマホで近くに良い病院が無いかどうか探してみます。ウマ娘が毒でやられたとなると、本当にシャレにならない事になっているかもしれませんから」

沖野T「ホントすまねぇ……」

トレーナー「本当だよ……とっとと勝負済ませよう。距離はダービーと同じ2400m、高低差もなるべく東京レース場に近い道を選んである。この合宿での成果を見せてやれ、コントレイル!!」

コントレイル「は、はい! スペ先輩、よろしくお願いします!!」

スペシャルウィーク「こっちこそ! 前みたいな事にはならないって信じてますから!! ──あと、私達のトレーナーさんが本当にゴメンね……」

トレーナー「それじゃあ行くぞ……いちについて……よーい、ドン!」


↓1コンマ70以上でコントレイルの勝ち。それ以外でスペシャルウィークの勝ち。


コントレイル「たぁあああああああああああああああっっっ!!」ダダダダダダダッ!

スペシャルウィーク(……うん、やっぱり凄い。今回の勝負に勝つために、ダービーのために、十二分に仕上げてきたんだね。でも、私だって意地やプライドって奴があります!!)

スペシャルウィーク「これが、私の、全力です!! 『シューティングスター』ァアアアアアアア!!」パァアアアアアアアアアアアアアッ!!

コントレイル(う、うそ、完全に捕らえきったと思ったのに……また離されちゃった!!)

トレーナー「……負けちゃったか。ま、あのスペシャルウィークに本気を出させただけ成長したって事だし、良いか」

沖野T「あいつにも先輩ダービーウマ娘……それも天皇賞春秋連覇&凱旋門賞ウマ娘に勝っただけの意地があるんだろ。なに、最初の頃と比べれば見違えるほど成長してるし、ダービーだって問題無いだろ」

トレーナー「ああ、そう信じてるよ。……所でさ」

沖野T「?」

トレーナー「>>86ってたれ込みがあったんだがまさかお前……!!」

沖野T「ち、違う! 俺は断固としてウマ娘に意図的にそんな事をする人間じゃねぇ!! 頼むから信じてくれぇええええええええええええ!!」


……いやぁ、本当に大変な合宿になっちゃったよ。ラインクラフトは↓1だし、ワグネリアンは↓2だし、沖野の奴は今回の件の落とし前として↓3(高コンマ程酷い罰(補正+30))を理事長から言い渡されるし……。




秋川やよい「それでは8時ちょっと過ぎまで休憩!! 休息は大切にな!!」

一旦乙、これ下2まではコンマ?安価?
安価なら「病院への道中尊厳は失うも、毒耐性により次の日には快復(なお精神)」で

>>91 秋川やよい「……失態! コンマのつもりだったが安価を書かせてしまった故に>>91を採用し、ワグネリアンも同じく安価とする!!」

↓1 ワグネリアン

秋川やよい「……30分以上経ったので安価を書かなくても良いコンマに急遽変更! 無論、安価を書いて貰っても構わない!! もしこのレスが投下される前にレスが来ていたら「またか」とでも思ってくれ!!」

↓1 ワグネリアン
↓2 沖野T


……噂では聞いた事あったけど、まさか俺達のチームまで「シンデレラブラウン」の被害に遭うとは思わなかったよ……。

ワグネリアンは気合と根性で持ち堪えてたけど、ラインクラフトは移動中の車の中でヤッちゃった事が相当恥ずかしかったのか数日間部屋に引き籠もるし、沖野は一ヶ月の指導禁止処分&自宅謹慎&年収を大幅に減らされるた上、スペシャルウィークから話しを聞いたスピカのメンツにボッコボコにされるし……。ラインクラフトはチーム全員で必死にフォローしなかったらシーザリオか誰かに依存してたかもしれないな……。

まぁ合宿の甲斐はちゃんとあって──


───日本ダービー───


コントレイル「…………」

トレーナー「よし、良い位置取りだ。マイラプソリーの早仕掛けにも全然動じてないな」

シーザリオ「……どうでしょう、勿論日本ダービーだけに限りませんがレースには──」

キングヘイロー「『絶対』は無い……。でも不思議ね、あの子を送り出した時もなんだけど、全然負ける気がしなかったのよ。スペさんやスピカの皆が謝罪代わりに特訓に毎日付き合ってくれたお陰かしら、本当に頼もしく成長してくれたわ」

トレーナー「奇遇だな、俺もそう思うよキング」

赤坂アナ『さぁ直線コースに入ってバ場の真ん中を突き抜けていくコントレイル! それを追って大外からサリオスが迫るがコントレイルこれは凄い末脚だ! 内にも外にも敵は無し!!』

コントレイル「やぁああああああああああああああああああああっ!!(これが、私が描く軌跡の形!!)『AcrodaT-4』!!」

赤坂アナ『コントレイルだ、コントレイルだ、コントレイルだぁあああああああああああああああっ!! あの『衝撃のウマ娘』以来の無敗の二冠達成です!!』

ワグネリアン「あーあ、無観客試合なのが本当に残念だなぁ。でもへへっ……! 本当に夢じゃなくなってきたかもね、無敗の三冠ウマ娘!! あー、早くレースで戦ってみたいよ!」

ラインクラフト「大丈夫です、コントレイルさんならきっと為し遂げてくれます……!」



コントレイル「ふぅ……。やった……! 私、無敗で二冠ウマ娘になったんだ……!! あとは一つ……秋の菊花賞を勝てば──」

???「ちょっと良いかい?」


↓1 話しかけて来たのは誰?

①ネオユニヴァース。
②トウカイテイオー。
③サニーブライアン。
④安価に託した。



ネオユニヴァース「…………」ジーッ……

コントレイル「あ、あのぉ……私に何か用ですか?」

ネオユニヴァース「ネオユニヴァースは『警告』するよ。特異点の後を追跡するならストレートに行くより一回どこかでテスト飛行をするべきだよ」

コントレイル「……?」

トレーナー「ん? ああ、誰かと思えばネオじゃないか。久しぶりだな、ミルコTは元気か?」

ネオユニヴァース「アクティブ。ゆーいちTとも久しぶりにコンタクトが出来てネオユニヴァースはスティーラだよ」

コントレイル「お、お知り合いですか?」

トレーナー「ああ、元々はウチのチームにいたネオユニヴァースだよ。二冠ウマ娘でGⅠ3勝(産経大阪杯を最初からGⅠレースだった事にしています)の実力者だぞ」

キングヘイロー「でも、ある日突然別のチームに移籍しちゃったのよね……。今でも不思議なんだけど、私を含めてなんで誰も引き留めなかったのかしら」

ネオユニヴァース「……愛している人が出来たら寄り添いたくなるのは当然だよ?」

ラインクラフト「……ど、ドストレート……。噂には聞いてますけど、ネオ先輩は本当に今のトレーナーさんの事が好きなんですね」

トレーナー「……ま、まぁ学生とトレーナーとしてのラインを越えるような真似はしないようにな?」

ネオユニヴァース「うん『まだ』しないよ。ライバルが多すぎてそれどころじゃないし。……それより今はコントレイルのフライトプラン。ネオユニヴァースは『神戸新聞杯』に出る事をオススメするよ」

シーザリオ「……確か、ミルコTさんが指導禁止処分になって、ネオ先輩が私達のチームに戻って来た時に出たレースですよね? 着順は3着でしたけど……」

ネオユニヴァース「……コントレイルならそこでもきっと最高の成績を残せる筈だけど、どこかで『予想以上の結果』を出せないと夢を掴んでも……。ううん、ごめん、何でもない」

ワグネリアン「んー、相変わらず何を言いたいのかよく分からないなぁ……。タイキ先輩やオペラオーみたいにニュアンスで喋れる人は何を言っているか分かるみたいなんだけど……」

コントレイル「…………あの、私の事を心配してくれてありがとうございます!!」

ネオユニヴァース「ポジティブ。『アナザーバース』を越える結果を出してくれる事を期待してるよ」


そうしてネオユニヴァースは去って行った。……今思えば、きっと『あの出来事』を予見していたんだろうな。

↓1~3 次のイベントを募集(安価)

秋川やよい「うむ! 今日も残り1時間を切ったので>>1に話の続きを書き始めさせよう!!」

駿川たづな「因みに現状チーム入りしているワグネリアンさんなんですが『上の人ネタならシュヴァルグランさんやヴィブロスさんや
ジャスタウェイさんも入れろや』と言う声がありましたらどうぞお伝えください、出来る限り出させますので」

秋川やよい「ただし、この時空はアプリゲームのチーム「アスケラ」だと言う事を忘れずにな! 安価や意見も引き続き募集しているぞ!!」


あ、そう言えば『最も可愛い三冠ウマ娘』言われているコンだけど初めて予防接種を受けた時は↓1(高コンマ程震え上がる)


コントレイル「み、みんなやってる事ですからね!! うん……」

まぁ普通よりは怖がってなかったかなぁ? タイキシャトルみたいに医者や注射が大っ嫌いで大暴れしてあばら骨を三本も折った(当然理事長&たづなさん大激怒)ような子よりかは何百倍もマシだったよ。……それから、忘れちゃいけないのが神戸新聞杯を前にあのウマ娘と併走が出来る事になった時だな。

↓1 01~90で会長。それ以外で衝撃。

秋川やよい「うむ、では本日はここまで! 明日もよろしくな!!」

秋川やよい「では本日もトレーニング開始!!」



それは、神戸新聞杯を間近に控えたある日の事だった。いつものように坂路トレーニングをしているコントレイルに、あのウマ娘が話しかけてきたのだ。


コントレイル「はぁっ……はぁっ……!」

トレーナー「おいコン! 菊花賞の坂のキツさはこんなもんじゃないぞ!! 走れ走れ!!」

コントレイル「は、はいっ!!」

キングヘイロー「……あまり調子、良く無さそうね。菊花賞にも出た事がある私が併走してあげられたら良いんだけど……。正直、今の私じゃあコントレイルさんの坂路トレーニングにはついて行けそうにないわ」

ラインクラフト「仕方ないですよ。キングさんはキングさんでDTリーグの短距離予選が近いんですから」

シーザリオ「ワグネリアンさんはワグネリアンさんでこの前の宝塚記念での惨敗が響いているみたいですし、そもそも彼女は長距離レースには向いていない……。私もクラフトも同様です」

トレーナー「……(いや、と言うかそもそもコンも本来は……)「なら、私が相手になろうか」!?」

キングヘイロー「る、ルドルフ会長!?」

シーザリオ「あ、あの、チームリギルの方はよろしいんですか?」

シンボリルドルフ「ふふ、心配要らないさ。東条トレーナーには既に許可を取ってある。……それに『衝撃』くんの頼みでもあるしね、トゥインクルシリーズを過去最大級に盛り上げてくれた彼女の頼みは断れないよ。ブライアンやシービーは自分も走りたがっていたがね」

ラインクラフト「……こ、これは凄い事ですよトレーナーさん! 初代無敗の三冠ウマ娘のルドルフさんとの併走なら……!!」

トレーナー「ああ、きっとコンの糧になってくれる筈だ! 早速明日のトレーニングに組み込もう!!」


~~~次の日~~


コントレイル「あ、あの……よろしくお願いします! ルドルフ会長!!」

シンボリルドルフ「そう力まないで欲しい。無敗で三冠を勝ち取ったのは私と衝撃くんだけだが、既に三冠ウマ娘は7人も世に出ているんだ。私と同じく7冠を勝ち取ったウマ娘も既に6人もいる。ただの併走トレーニング……そう思ってくれて構わない」

トレーナー「それじゃあ始めよう。距離は菊花賞と同じ3000。……遠慮は要らない、コンに『無敗の三冠ウマ娘』ってのがどういう物か教えてやって欲しい」

シンボリルドルフ「ああ。……さて、では始めようか」

↓1 コンマ95以上でコントレイルの勝ち。高コンマ程健闘する。



……2400mまでは順調だったさ。けど、2500を過ぎた辺りで、コントレイルに大きな異常が出たんだ。


コントレイル「ゲホッ! ゲホゲホゲホッ!! う、う゛うう……!!」

トレーナー「!!? ちょ、トレーニング中止中止!! キング、酸素ボンベをもってコンの所へ!!」

キングヘイロー「分かってるわよ!!」

突然、倒れ込むようにターフの上に転がって、息苦しそうにしているコンを見て俺もチームの皆も、併走していたルドルフも最悪の事態を予想した。けど、それは杞憂に終わって──


コントレイル「……す、すみません。ご迷惑をおかけしました。ルドルフ会長もその……」

シンボリルドルフ「いや、構わない。むしろ併走していた私が君の異変に真っ先に気づいてあげられなかった事を猛省している。……それよりも、だが──トレーナーくん」

トレーナー「……なに?」

シンボリルドルフ「本当に彼女を菊花賞に出走させる気なのかい? ……無理難題とまでは言うつもりはないが、正直言って彼女の素質では「負け試合に挑ませるも同然」だと思うが」

シーザリオ「……トレーナーさん」

トレーナー「……確かに、コンに長距離を走る素質はあまりないと俺も思う」

ラインクラフト「それは……なんでですか?」

トレーナー「合宿でのスタミナトレーニング……水泳の時もそうだったけど、コンにはスタミナを付ける素養があまり無い。ウマ娘が持っている素質をSからGまでに例えた場合、長距離はギリギリCに行くかどうかってレベルだと思う」

キングヘイロー「……コントレイルさん、どうする? 菊花賞じゃなくて別のレース……秋の天皇賞やジャパンカップを目標にするのも全然有りだと思うわよ。自分の適性を見極めて、自分の道を進む事は決して諦めでも逃げでも無いわ。夢の一つが叶わなくなったって、貴方にはまだまだ──」

コントレイル「ま、待って……待ってください!! 私……それでも菊花賞に出たいです!!」

シンボリルドルフ「……それは、何故かな? 若駒の夢を手折るような真似は私もしたくないが──」

コントレイル「……『負けても構わない』なんて思ってません。私の素養じゃあ無茶かもしれないという事も承知です。それでも──」

コントレイル「それでも私は諦めたくない。誰に何を言われようと、私の原点……あの最初の憧れを追いかけるのを止めてしまったら、本当にいつまでも『飛べ』なくなる……そんな気がするんです。──だから、お願いですトレーナーさん。私を菊花賞に出して下さい!!」

トレーナー「……なぁ、キング。覚えてるか」

キングヘイロー「……何をよ」

トレーナー「『例え何をしても、どんなに苦しい道のりだとしても、私はあの子達に追いつきたい』……お前はそう言って、止めておけって散々言ったフェブラリーステークスにも出たよな。1番人気だったのにボロ負けで、その上ダートが嫌いになって……。それでも『お前は』諦めなかった」

キングヘイロー「……そうね、そんな事もあったわね」

トレーナー「……だから、俺は『今度こそ』諦めない。──コン、君の夢は『無敗の三冠ウマ娘』だったよね?」

コントレイル「は、はい!」

トレーナー「じゃあ次の神戸新聞杯も当然勝たなくちゃいけない。……もしそこで負けたら、俺はお前を菊花賞には出走させない。勝ったとしても、地獄のトレーニングが待っている……それでも良いか?」

コントレイル「……はい!」


そうして、コンは↓1(高コンマ程史実越え)で神戸新聞杯を勝利。……俺は約束通り、菊花賞への出走登録を済ませて↓2(安価)のトレーニングを徹底的にやらせる事にした。

秋川やよい「……時間だな、無念。トレーニング内容は>>1に考えさせるとしよう」



~~~神戸新聞杯~~~


赤坂アナ『さぁ最終直線に入ってやはりコントレイルだ! コントレイルが持ったまま抜けていく!!』

解説井川『やはり無敗の三冠ウマ娘に向けて気合が入っているんでしょうね。実に悠々とした走りです』

コントレイル「やぁああああああああああああああああああああっ!!」

赤坂アナ「無敗のまま! 無敗のまま!! 秋の菊花賞に向けてコントレイルッ!! 負けられないこのトライアル、無敗を守りましたコントレイルッ!!」

解説井川『これでシンボリルドルフ『衝撃』のウマ娘以来の無敗の三冠ウマ娘誕生の夢が繋がりました。秋の菊花賞が凄く楽しみですね』

キングヘイロー「……勝っちゃったわね。……で? あなた、覚悟は出来てるんでしょうね? レース前のインタビューでも『不安は全く無い、レースが凄く楽しみです』なんて強がり言っちゃって。……これで菊花賞を勝たせられなかったらシャレにならないわよ?」

トレーナー「……とっくに出来てるさ。コンが憧れを追い続ける限り、トレーナーの俺はそれを支え続ける。そう決めちゃったからな。何より、ここで勝つ事は十分想定内さ。……さて菊花賞はクラシックレースの最長距離……。求められるのは──」

ワグネリアン「長距離レースは『色んな意味で』持久力と総合力が求められるレースだよね。六平さんもそう言ってたし……。まぁ有馬記念だけは別だけど」

トレーナー「そうだ。ルドルフとの併走の時にも言ったけど、本来コンは長距離を走れる素養があるウマ娘じゃない。それを勝たせるには『スタミナ以外の武器』が必要だ」

ラインクラフト「具体的にどうするんですか?」

トレーナー「……追い続けて貰うのさ『憧れ』を」

ラインクラフト「……?」

シーザリオ「その前に、一旦休息も必要かと思います。今回の菊花賞トライアルでも実力を示した彼女は、最早同期の無敗のダブルティアラウマ娘であるデアリングタクトさん同様に世間から大注目を浴びています。一瞬でもプレッシャーから解き放たれる時間は必要かと」

トレーナー「うん、だから一週間は好きに過ごさせるつもりだよ。思いっきり羽を伸ばして来いって言ってある」


~~~~~~


コントレイル「んー……。お休みを貰ったのは良いけど、どう過ごそうかなぁ……↓1かなぁ?」


①自衛隊の航空飛行ショーを見に行く。
②同期のデアリングタクトと街に遊びに行く。
③神戸新聞杯でも戦ったパンサラッサと街に遊びに行く。
④同期のディープボンドと遊びに行く。
⑤安価に託した。


ディープボンド「あ、いたいたー。ごめんねー、こんなに遅刻しちゃって……」

コントレイル「あ、ううん。大丈夫、私の方こそ急に誘ってゴメンねプボちゃん」

ディープボンド「大丈夫だよ~。今日はめいいっぱいノンビリしよー」

コントレイル「うん! プボちゃんオススメのお店、凄く楽しみだよ!!」

ディープボンド「それじゃあ行こっかー」


~~~どこかの牧場~~~


コントレイル「んー……! 風が気持ちいいねぇ。ウマ娘は寂しくなったり辛い事があると牧場に行きたくなるって統計学があるけど、それって本当なのかな?」

ディープボンド「ここの牧場のソフトクリーム、凄く美味しいんだー。レース前は人が変わったように厳しくなる……『闘魂注入野郎』なんて呼ばれてる私のトレーナーだけど、普段は凄く優しくて、この牧場を教えてくれたのもトレーナーなんだ~。こんなにズブい私にも根気よく付き合ってくれるんだよー」

コントレイル「……凄いね、プボちゃんは」

ディープボンド「? それはコンちゃんの方じゃないのー? 『史上三人目の無敗の三冠ウマ娘誕生なるか』って毎日毎日タクトちゃんと一緒にテレビで取り上げられてるよー」

コントレイル「……何というか、ずっとずーっと変わらない……。レース時でも例え調子が悪くても、プボちゃんの走りは変わらないから……。焦ってる所なんて見た事も無いし……」

ディープボンド「それは私がズブいだけじゃないかなぁ……? それに、焦ったり無茶な策を練ったりしたところで、今の自分以上の力が出せる訳じゃないしぃ……。そういうの、私には向いてないよぉ」

コントレイル「……私ね、凄く不安なんだ。~~~今までの経緯説明中~~~もしも菊花賞で惨敗したら、大勢の人の期待と夢を裏切る事になるから……」

ディープボンド「ふーん……。どうでも良いんじゃない? そんなの」

コントレイル「え?」

ディープボンド「コンちゃんはさ『衝撃』さんに憧れてトレセン学園に来たんでしょ? だったらまず裏切っちゃいけないのは『自分の夢と憧れ』じゃないかなぁ?」

コントレイル「…………」

ディープボンド「私、今の元気の無いコンちゃんより普段のコンちゃんの方が好きだなー。お布団や原っぱでゴロゴロしたり、トレーナーさんに甘えたり、可愛い所が一杯あるコンちゃんが。……だからさ、出なよ菊花賞。例え適正が無くたって、どんなに苦しいレースになったって、結果は分からないでしょ? 勿論、私も出るからねー。コンちゃんには悪いけど、私はステイヤー寄りのウマ娘だから菊花賞は譲らないよー」

コントレイル「プボちゃん……」

ディープボンド「ほら、ソフトクリーム食べに行こうよ。その後は原っぱでお昼寝して、動物さん達とも遊んで、思いっきりリラックスしよー」

コントレイル「……ふふっ。……うん! そうしよう!!」

コントレイルのスタミナが20上がった!!


~~~~~~


コントレイル「ただいま戻りました! 今日からまた、お世話になります!!」

トレーナー「ん、調子はどうだ?」

コントレイル「バッチリです! どんなトレーニングでもこなしてみせます!!」

トレーナー「そうか……それじゃあ行くかVRウマレーターの世界へ」



コントレイル「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!!」タタタタタタタタタッ!!

謎のウマ娘「…………」ビュンッ!

コントレイル(『あのウマ娘の影を追い抜けばトレーニング終了』ってトレーナーさんは言ってたけど、紙一重で追いつけない……!! あともうちょっとなのに……!!)


キングヘイロー「……あなた、以外と鬼だったのね」

ワグネリアン「そうだよぉ! こんなトレーニング無理に決まってるじゃん!! トレーナー、コンちゃんが影に追いつきそうになった瞬間に影のスピードを少しだけ上げ続けて『絶対に追いつけない』様にするんだもん!!」

トレーナー「……スタミナの絶対値がこれ以上上がらないなら、最後の直線で『粘り勝ち』して貰うしか方法が無い。これはスタミナトレーニングじゃ無い。どこまで諦めずに影と競り合えるかの『根性トレーニング』だ」

ラインクラフト「それにしても限度がありますよぉ! もう↓1(高コンマ程長くトレーニングを続けている(補正+30))じゃないですかぁ!!」

秋川やよい「……無念っ! >>1の文章力と表現力の無さを痛感するばかりっ!!」

駿川たづな「『SS速報VIPに全盛期の力を取り戻して欲しい』と願って前作シリーズから書き始めましたが、どんどん自信を失っていますね……」

秋川やよい「だが>>1はキングヘイロー同様諦める気が全く無いので今後もよろしくなっ!! SS速報VIPが再び色んなSSで一杯になるまでは書くのを止めないぞっ!!」

駿川たづな「それでは明日もよろしくお願いしますね。コンマ判定は↓1続行で」

おつおつ
見てるよ


秋川やよい「さて、今日もトレーニング開始……の、前に諸君らに宣誓しておかねばならないことがある」

駿川たづな「>>1が書いていた前シリーズもそうなんですが、久しぶりに来てみたSS速報VIPがこんなに廃れていることに耐えきれなくてSSを書き始めたんですよね」

秋川やよい「SS速報VIP全盛期を知るものとして、昨今の状態は非常に……本当に心の底から悲しいっ!! 「艦これ」「禁書」「アイマス」「俺妹」「まどマギ」「俺ガイル」「ガルパン」……本当に沢山の面白いSSが毎日毎日山のように投稿されていたっ!!」

駿川たづな「SS速報VIPのSSを見て育った者として、生きる元気を貰い続けていた読者として、今の状態に耐えきれず、ようやく履修した前シリーズのSSを書き始め……そして、>>1史上初の『完結』にも持って行けました」

秋川やよい「なので改めて諸君らに宣誓っ! 我々は必ず『SS速報VIPに全盛期の力を取り戻させる』っ!! 勿論、今もSS速報VIPでSSを書いている先生方のことも心から応援しているっ!!」

駿川たづな「少なくとも皆さんが『前よりは人が増えたなぁ』と感じるまでは、SSを書くのを止める気はありません。今の若い人達にも興味を持って貰えるように今流行の「ぼっち・ざ・ろっく」や「ブルーアーカイブ」「FGO」「なろう系作品」なども随時履修中です。今はFGOが(>>1個人の中で)熱いですね」

秋川やよい「X(旧ツイッター)や他の宣伝方法でも何とかこの板を知らない人々に興味を持って貰えないか試行錯誤中だ! 文章力も表現力も構成力もGの>>1なのでバンバン意見を言って欲しいっ!! 「こういうSS(ただし二次創作に限る)が読みたい」「こういう風にしたら良いんじゃない?」など、言いたいことがあればどんどん言って欲しいっ! 安価やコンマの最中でも一向に構わないっ!!」

駿川たづな「……夢物語かもしれませんが、この板に再び沢山の面白いSSが溢れる未来を祈って作品を書き続けますので、どうか応援よろしくお願いします」

秋川やよい「以上! では今度こそトレーニング再開っ!!」


>>122 83+30=113


シーザリオ「……もう2時間近くも達成不可能なトレーニングをさせています。流石にやりすぎではないでしょうか」

トレーナー「……黒沼さんの所に比べたら優しいもんさ。それに、これぐらいしないとコンは菊花賞を勝てない。……あと7分したら現実世界に戻って来て貰って坂路トレーニング。そして明日もVRウマレーターの世界ダイブさせて同じトレーニングをさせた後に水泳トレーニングだ」

キングヘイロー「…………本当に、コントレイルさんが音をあげない限り諦めないつもりなのね……。良いわ、好きにしなさい。あなたがそうするのなら、私も覚悟を決めたわ。徹底的に付き合ってあげるから、なんでも言いなさい」

ラインクラフト「私、医務室の先生にマッサージの予約を入れて来ます!!」

ワグネリアン「あーもー! 良いよ、それならボクも覚悟を決めた!! コンちゃんにはブルボンみたいに限界を超えて貰う! 誰でもないコンちゃんの為に!!」

トレーナー「……ありがとう、みんな」


そうして、地獄の特訓をし続けて↓1(低コンマ程早く特訓の成果が出る(補正-20))経った頃、コンにある奇跡が起きたんだ。

はい


>>125 20-20=0


コントレイル「うぉおおおおおおおおおおおおおっっっ!!」ダダダダダダダッ!

謎のウマ娘「……………………」ビュンッ!

ラインクラフト「す、凄い!! たった一日であのウマ娘の影に並ぼうとしてますよ!?」

シーザリオ「そんな馬鹿な……。トレーナーさん、あのウマ娘のスピードは……」

トレーナー「上げ続けてるよ。昨日と変わらずに」

キングヘイロー「……コントレイルさんの走り方が変わった……? いえ、これはちょっと違うかしら?」

コントレイル(……分かりました。分かってました。トレーナーさんが何を私に何を求めているのか。今の私が菊花賞で勝つ為には、一体何が必要なのか……!!)

謎のウマ娘「……………………」ビュンッ!

コントレイル(諦めてたまるか……! 絶対に諦めてたまるもんか……!! 私は、私はあの人を──!)

コントレイル「追い越しに来たんだからぁああああああああああああああっっっ!!!」ダダダダダダダッ!

ワグネリアン「ほ、本当に追いついちゃった……!」

トレーナー「……ん、トレーニング終了だね。コン、手応えはどう?」

コントレイル「……正直、もういっぱいいっぱいの限界です。けど──菊花賞、勝てる自信が付きました!!」

トレーナー「よし! それじゃあトレーニングメニュー変更!! チームアスケラの皆で一緒に模擬レースだ。菊花賞までみっちりやって、バ群の抜け方と仕掛けるタイミングを完璧にして貰うぞ!!」

チームアスケラ『はい!!』


今思えば、コンは最初から分ってたのかもしれないな。あの謎のウマ娘の影が誰を模した物なのかって事が……そうして、あっという間に時間が経って、迎えた菊花賞。世間のボルテージは最高潮になっていた。

史上初の8冠ウマ娘の誕生。史上初の無敗のトリプルティアラウマ娘の誕生。そして、史上3人目の無敗の三冠ウマ娘の誕生なるかって日だったんだから。


コントレイル「うんしょ、うんしょっと……」ヨガで言う猫のポーズ

トレーナー「調子はどう?」

コントレイル「絶好調です! ……必ず……必ず勝って、夢を掴んでみせますから、待っていてくださいね!!」

トレーナー「……ああ、頑張れ!!」


~~~地下バ場道~~~


コントレイル「…………あれ、あそこにいるのは↓1」


①ディープボンド。
②アグネスタキオンと凄く気が合いそうなウマ娘(アリストテレス)
③パンサラッサ。
④デアリングタクト。
⑤安価に託した。


パンサラッサ「ふっふっふ……観に来てやったぞ、我がしゅーせーのライバル!!」

コントレイル「えっと……。パンサラッサさんでしたよね? 私に何か用ですか?」

パンサラッサ「お前が無敗の三冠ウマ娘になる所を見に来てやったんだよ! 師匠も『ライバルのレースは必ず観に行った』って言ってたからな!! 良いか? 絶対勝てよ? お前は天才ウマ娘の一人なんだからな! そうじゃないと倒し甲斐がないしな!!」

コントレイル「……ふふっ、ありがとう。うん、頑張ってくるよ!!」


~~~菊花賞~~~


赤坂アナ『戦いの舞台は整いました。秋澄み渡る京都レース場で、今週も大記録が生まれようとしています。あの『衝撃のウマ娘』以来、史上3人目となる無敗の三冠へ、コントレイルが挑戦します』

赤坂アナ『今回の解説はあの初代無敗の三冠馬、シンボリルドルフのトレーナーである東条花さんです、どうぞよろしくお願いします』

東条花『よろしくお願いします』

赤坂アナ『東条さん、シンボリルドルフ、そしてあの衝撃のウマ娘以来の無敗の三冠ウマ娘ということですが、改めてこのコントレイルどのようにご覧になっていますか?』

東条花『そうですね。やっぱり一戦一戦ごとに成長していっている……強くなっている様が色々なところに見られますよね』

赤坂アナ『なるほど……。それではスタンドにいる細江さんにもお話を伺ってみましょう、細江さん』

細江『そうですね。何というかテンションを上げないように、外埒をゆっくりゆっくり歩いている様子が見られましたね。3000という距離もありますので、やはりその辺りに配慮している姿が窺えました』

東条花『菊花賞はクラシックレースレースの終着点……。様々な強さが求められるレースですが、その点コントレイルはこの前の神戸新聞杯の勝ち方からも考えて、完璧に備えてきてると思いますからね。異形達成の可能性はかなり高いんじゃないかと私は思います』


~~~~~~


ワグネリアン「いやー、それにしても本当に良かったね! 菊花賞まで無観客試合にならなくてさ!!」

キングヘイロー「抽選で選ばれた人だけだけどね。みんなコントレイルさんの異形達成に期待しているんでしょう……ぶっちぎりの1番人気よ」

シーザリオ「……大丈夫でしょうか。今日までやれることはやれるだけやったつもりですが……」

トレーナー「心配要らない。控え室じゃあ緊張なんか微塵も見られなかったし、どっちかというとワクワクしてたよ」

ラインクラフト「何にせよ、あとはコントレイルさんを全力で応援するだけです!! 頑張れー!!」


赤坂アナ『さぁ、第○○回菊花賞ゲートイン完了……スタートしました!! 各ウマ娘揃ったスタートです、ウチから三人目コントレイル今日も好スタートを切りました。5番手6番手に控える絶好の位置で、まずは一週目の坂の下りに掛かっていきます』

東条花『逃げ宣言のキメラベリテがやはり行きましたね。バビットにレクセランスがそれを追う形になりそうです』


トレーナー(一週目はポジション取りさえ違わなければどんな形になろうが問題無い。問題があるとすればやっぱり最後の最後──)


ディープボンド(……あれ? ひょっとしてコンちゃん私をマークしてる? ずっと後ろにいる気がするんだけど……気のせいかなぁ?)

コントレイル(慌てちゃダメ。焦ってもダメ。ゆっくりゆっくり脚を溜め続けて……!)

赤坂アナ『さぁコントレイルはまだ動かない! スピードを保ったまま!! 三冠は、果てなき夢への滑走路! コントレイル、西日が照らす直線コースに向いてきた!! コントレイル、まだ持ったまま! そして先頭がディープボンドに変わる!! 内からはバビット、更にはアリストテレス!! コントレイルは真ん中からまだ余裕がある!』


ワグネリアン「いけーっ!!」

シーザリオ「……ここからが正念場ですよ、コントレイルさん!」


赤坂アナ『さぁ真ん中からコントレイル、コントレイルが突き抜けてやってくる!! ──いや!』

アリストテレス「はぁああああああああああああああああああああっっっ!!」

赤坂アナ『アリストテレス、アリストテレスがコントレイルを猛追! コントレイル苦しいか、コントレイル苦しいか!!』

コントレイル「だぁあああああああああああああああああっ!!」

コントレイル(不相応かもしれない、不格好かもしれない、でも……! それでも私は──!!)

赤坂アナ『アリストテレス猛追! アリストテレス猛追!!』

コントレイル「無敗の三冠ウマ娘に、なるんだぁあああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!」

トレーナー「そうだ……いけ、コン!!」

赤坂アナ『アリストテレス! コントレイル!! アリストテレス! コントレイルゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッ!!』

赤坂アナ『苦しみましたが掴み取った三冠! コントレイルやりました!! 苦しかった苦しかった最後の一冠!! アリストテレスが追い詰めましたがコントレイル、凌ぎきりました!! あの衝撃のウマ娘の偉業から○○年! 衝撃には、続きがありました!!』



ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ────!!!


コントレイル「はぁっ……はぁっ……!」

コントレイル(息が苦しい……立っているのも精一杯……けど……!)

コントレイル「私……やったんだ……! 無敗の三冠ウマ娘に、なれたんだ……!!」

赤坂アナ『あの日常にはまだまだ戻れませんが、今出来る最大限の拍手と歓声が、コントレイルを包んでいます。史上三人目の無敗の三冠ウマ娘という、日本ウマ娘レース歴史史上に残る、大記録が誕生しました』

コン!
コントレイルさーん!
やったねコンちゃーん!!

コントレイル「トレーナーさん……! みなさん……!!」


東条花『アリストテレスに最後の最後まで追い詰められましたが、やはり最後は彼女らしい……素晴らしい粘り腰を見せてくれました。期待されていたような鮮やかな勝ち方ではないかもしれないですけども、逆にそんな走りだからこそ、人々の心に響いたのではないでしょうか』

赤坂アナ『ええ……こんな日常だからこそ。デアリングタクトもコントレイルもアーモンドアイも、みなさんの心に元気と勇気を与えてくれたんでしょうねぇ』


それからのコンと俺への取材は凄かったなぁ……。それこそ毎日の様にテレビ出演の依頼が来てたよ。きっと、あんなご時世だったからこそ、人々の心に響くレースになったんだと俺は今でも信じてるんだ。


~~~数日後~~~


コントレイル「ふぅ……」

トレーナー「どうした? 取材ばっかの日々で疲れちゃった?」

コントレイル「ああいえ、そうではなくて……。気が抜けちゃったというか、次は何を目標にすれば良いんだろうなって……」

トレーナー「夢の続き、か……」


ジャパンカップでのアーモンドアイへの挑戦を促したのは? ↓1

①トレーナー。
②コントレイル。
③デアリングタクト。
④パンサラッサ。
⑤安価に託した。


トレーナー「なら……挑戦してみないか? 『最強』に」

コントレイル「……い、今のトゥインクル・シリーズで最強っていうとまさか──!!」

トレーナー「芝2400のワールドレコードホルダー。史上初の8冠ウマ娘……『絶対女王』アーモンドアイに」


──更に数日後──


TVMC『それではお二人の次の出走レースはやはりジャパンカップと言うことですね! これは非常に楽しみです!! 史上初の無敗のトリプルティアラウマ娘対史上三人目の無敗の三冠ウマ娘……! どんなレースになるのか今からワクワクしてしまいます!!」

デアリングタクト『はい、そして……』

コントレイル『私達は今回のジャパンカップに『アーモンドアイ』さんの出走を嘆願します! ……挑んでみたいんです。現役最強の『絶対女王』であるアイ先輩に!!』

この時の世間のざわめき様ったらなかったなぁ。事実上の挑戦状…………すでにDTリーグへの移籍を考えていたアーモンドアイへ挑める最後のチャンスだったし、三冠ウマ娘が三人も出走するようなレースなんてトゥインクル・シリーズの歴史上初めてのことだったからな。……アーモンドアイも、デアリングタクトも、そしてコンも絶対に負けられないレースだったと今でも思うよ。なにせ、二人は無敗を。一人は『ルドルフの壁を越えたウマ娘』としての責任とプライドがあっただろうから。


↓1~3 ジャパンカップまでのイベント募集。(レースでの勝敗に関わるかもしれません)

秋川やよい「うむ。予想通り30分経ったので安価締め切りっ!!」


アーモンドアイ「失礼します」

それは、ある日突然やってきた。何の前触れもなく、俺とコンの前に現われたのだ。


コントレイル「あ、貴方は……!」

トレーナー「アーモンドアイ……」

日本史上初の芝GⅠ8勝。昨年のジャパンカップではワールドレコードを叩き出した、現役最強のウマ娘──!!


アーモンドアイ「……前日のテレビでの会見、拝見させていただきました。貴方とデアリングタクトさんの挑戦、謹んでお受けいたします」

コントレイル「……!!」

アーモンドアイ「そして、今回のジャパンカップをもって私はトゥインクル・シリーズを引退し、DTリーグへと移籍します。……トゥインクル・シリーズで私と共に走れるのは、これが最初で最後だと思ってください」

トレーナー「…………GⅠ10勝は目指さないのか?」

アーモンドアイ「ええ、既に私のトゥインクル・シリーズでの役割は終わりましたから。あとは後続のみなさんに任せるつもりです」

それでは──と、アーモンドアイは去って行った。一瞬引き留めようとしたコンだけど、結局何も言えずにその場に立ち尽くすのみだった。……その翌日、アーモンドアイとそのトレーナーが記者会見を開き、俺達に話した事とほぼ同じ内容を報道陣に伝える。……どの三冠ウマ娘が勝つのか──コロナ渦という災厄の中で、それでも熱狂的なファン達がテレビやSNSで様々な意見を交わし合っていたのを覚えている。



デアリングタクト「はぁああああああああああああああああああああっっっ!!」

メジロラモーヌ「……………………」

コントレイル「……凄い」

またある日の事、練習場のターフがやたら騒がしくて「一体何事か」と顔を出すと、無敗のトリプルティアラウマ娘であるデアリングタクトと、初代トリプルティアラウマ娘のメジロラモーヌがバチバチの併走を行なっていた。無論、コースの周囲には二人を応援するウマ娘で溢れかえっている。……勝負の結果は↓1

(コンマ90以上でデアリングタクト勝利。それ以外でラモーヌ勝利)



デアリングタクト「はあっ……はあっ……。あ、ありがとうございました」

メジロラモーヌ「ふふっ、よろしくってよ」

結果としては、メジロラモーヌの圧勝だった。……流石はメジロの至宝というだけあって、同じトリプルティアラウマ娘とも格が違うと言うことなのだろうか、それとも──


メジロラモーヌ「そんな所にいないで貴女も来たらどう? コントレイル」

コントレイル「……!!」

ゾワッ、とするような甘美な誘いにその内なる闘争心を刺激されたのか、コンは俺の方を向いて「行ってきます」とだけいうとターフの上へと掛けだしていった。……メジロの至宝、メジロラモーヌ。シンボリルドルフの予定すら私事で動かせる程の魅力的な走りをする初代トリプルティアラウマ娘。


コントレイル「…………よろしくお願いします」

コンはそれだけ言うと、ラモーヌの横へと並ぶ。……無敗の三冠ウマ娘対初代トリプルティアラウマ娘……。ラモーヌとシンボリルドルフの併走している姿は度々見かけるが、今回は果たして──↓1

(コンマ85以上でコントレイル勝利。それ以外でラモーヌ勝利)


コントレイル(何て鋭い脚をしてるの……! これが初代トリプルティアラウマ娘……!!)

メジロラモーヌ「ふふっ……」

結果はコンの負け。……メジロラモーヌはといえば俺とお花さんを見て微笑んでいた。……なるほどな。前の菊花賞はコンに限界を超えさせる事でなんとかなったが、今のままじゃあ絶対にアーモンドアイには勝てないだろう。……少なくとも、彼女はコンが戦ってきたどのウマ娘よりも強いのだから。さて──どうするか……↓1(安価)



秋川やよい「すまないがここで緊急アンケート!!」

駿川たづな「みなさんはSSに何を求めますか? 面白さは勿論ですが「速さ」や「安価やコンマの数」も重要視されると思います」

秋川やよい「ウマ娘SSを書いて分った事だが、どう考えてもレース描写に時間がかかるっ! 史実に寄せるなら解説や実況も加えなくてはならないので筆が遅い>>1では1レースに1時間以上掛かること必須!!」

駿川たづな「他にもハチャメチャな展開にしないように気をつけなくてはならなかったり、色々と縛りがあるんですよね……。アプリではレース結果をスキップできますし」

秋川やよい「諸君らが「もっと速く進めて良いよ、早く次の娘を育成したい」というのなら時間を加速させたりレース描写を省くことも検討に入れる!! それではまた20分後に会おう!! あ、20分を過ぎても意見はドシドシ送ってくれて良いぞ!!」


秋川やよい「……泣いてない……泣いてないからな! これぐらいは想定内っ!!」

駿川たづな「私達は誓ったんです……必ず、SS速報VIPを全盛期と同じ位に盛り上げてみせると……!!」

秋川やよい「そういう事で意見を募集しつつ今日はここまでっ!! 明日もよろしくなっ! ……本当、よろしくなっ!!! 安価は↓1続行!!」


秋川やよい「さて、今日もトレーニング開始! みな様々な意見を投稿してくれて感謝感激っ!!」

駿川たづな「そして告知です。この度Xにて、SS速報VIPに全盛期の勢いを取り戻させる為、活動を開始しました。これからは更新をする前に、Xで告知をする予定です。ゲリラ投稿の場合は分かりませんが」

秋川やよい「それに伴い>>1の投稿者名も変わるがよろしくなっ!」



~~~VRウマレーターの世界~~~


アーモンドアイ(AI)「────」ビュオンッ!

トレーナー「……どうだ? これが一昨年のジャパンカップ……アーモンドアイが芝2400のワールドレコードを更新した時の走りだ」

コントレイル「…………言葉が出ません。あの時のジャパンカップもテレビ越しに見ていましたけど……」

キングヘイロー「圧倒的、絶対的、そして無敵……。日本史上最強のティアラ路線ウマ娘の名は伊達じゃないわね」

ワグネリアン「大歓声を越えた大歓声がアイ先輩を包んでたよね。一緒に走ってた子の中にはマルゼン先輩の時みたいにトラウマになっちゃった子もいるらしいよ「こんなの勝てるわけが無い」ってさ」

ラインクラフト「……歴代最強クラスのマイラーウマ娘のグランアレグリアさんがいなければ、今の時点で九冠ウマ娘でしたよね」

シーザリオ「……少なくとも、今のこのアイさんに並ぶことが出来なければ勝負にもならない……。何バ身差で千切られるか分った物じゃありません」

トレーナー「そこでだ、これからお前には前と同じくこのアーモンドアイの影を捕らえられるまで併走して貰う。……レースに絶対は無いし、ライバルはアーモンドアイだけじゃないが、絶対にマークしないといけない存在だからな」

コントレイル「……やってみます。私の新しい夢……それは『無敗の三冠ウマ娘のままトゥインクル・シリーズを引退する』事なんですから!!」

キングヘイロー「ふふ、言うじゃない。さぁ、地獄の特訓その2の始まりよ!!」

チームアスケラ『おー!!』


↓1~5 一回でもコンマ95以上が出れば、アーモンドアイのAIを捕らえられるようになる。(連投可)

秋川やよい「……ええい、やむを得ん。九時になっても埋まらぬようなら>>1が連投して続きを書く!!」

駿川たづな「なお、>>1はコンマ操作などが出来るほどのIQ等ありませんし、ツールも知らないのでご安心下さい」

秋川やよい「……以前のシリーズからなのだが言わせて貰うぞ。ま た か」

駿川たづな「もう呪われているとしか思えませんね……。続きを書かせていただきます」



~~~五日後~~~


コントレイル「…………結局、一回もアイ先輩の影を捕らえきれませんでした……」

キングヘイロー「仕方ないわよ。私達全員で挑んでもダメだったんですもの、もうどうしようもないわ」

ワグネリアン「……オペラオーの有馬記念の時みたいに出走ウマ娘全員でマークしてもダメかもねこれ」

ラインクラフト「……トレーナーさん、何か策は無いんですか!? こう……対アーモンドアイさん用の秘策とか!!」

シーザリオ「クラフト、それはかなり難しいと思う。……奇跡でも起きない限り、今回のジャパンカップは彼女の勝利になると様々なAIが予想しています」

トレーナー「……それでも、コンは諦めてないんだろう? なら俺も諦めないよ。……ジャパンカップまであと一週間……出来る事があるとすれば↓1だ」

秋川やよい「今度こそ……今度こそ大丈夫だな!?」

駿川たづな「これでま た か だったら笑うしか無いですね。では選択肢です」

↓1

①アイちゃんを負かせた経験のあるグランアレグリアに手伝って貰う。
②末脚を只管鍛えるためにスピードトレーニング徹底。
③全力で休んで決戦の時を待つしかない。
④やっぱり安価に託した。




トレーナー「スピードトレーニングだ! ただ只管に末脚を磨くしか無い!!」

キングヘイロー「能力値の全てにおいて相手が上な以上、勝負を掛けるとしたらやっぱり最後の直線しか無いわよね」

シーザリオ「……では、チームアスケラ全員で行ないましょうか。徹底したスピードトレーニングを」

コントレイル「はい! ……みなさん、よろしくお願いします!!」


↓1 スピードトレーニングの結果。(友情トレーニング発生に付き、最低保障70の補正+30)
↓2 コントレイルが手に入れたスキル。

せい

秋川やよい「…………」

駿川たづな「り、理事長……」

秋川やよい「すまん、本当にすまんが少しだけ休ませて欲しい。コントレイルの話しは必ず完結させるし、オリトレ×ウマ娘の次回作もちゃんと考えてあるから……」

駿川たづな「……嘆いている暇はありませんよ。なんの為にXを始めたと思ってるんです? 少しでも多くの方々にSS速報VIPに戻って来て貰うためでは無いのですか?」

秋川やよい「うむ……。取るスキルはこちらでアーモンドアイに勝てそうな(史実でコントレイルがこうしてれば勝てたんじゃないか)という物を自動習得させておく……それではな」

駿川たづな「あ、もう既に本編は書き始めているのでみなさんはお気になさらず」


>>160 70(最低保障) 獲得スキル『全身全霊』を手に入れた!!


トレーナー「……最低限、やれるだけのことはやったつもりだけど……。それでもアーモンドアイに届くかどうか」

コントレイル「……私、勝ちます。勝ってきます!! みなさんの想いを無駄にしないために、そしてなにより、いつか見た憧れに届いてみせる為に!!」

キングヘイロー「コントレイルさん……」

シーザリオ「トレーナー、そろそろ時間です。私達は先に観客席の方へ向かっていますから」

ラインクラフト「こんな事しか言えませんけど……。頑張ってくださいね、コントレイルさん!!」

ワグネリアン「『無敗の三冠ウマ娘』維持し続けろよー!!」

コントレイル「……はい!」



~~~ジャパンカップ~~~



赤坂アナ『さぁ、とうとうこの時がやって参りました。第○○回国際招待レースジャパンカップGⅠ……今年は無敗の三冠ウマ娘『コントレイル』と史上初の無敗のトリプルティアラウマ娘『デアリングタクト』が日本史上最強のティアラ路線ウマ娘……八冠馬『アーモンドアイ』に挑みます!!』

解説井川『このご時世ですから観客も限られた人しか入れていませんが……。それでも、例えリスクを冒してもこのレースを生で見たいという熱狂的なファン達が沢山訪れていますね』

赤坂アナ『さて井川さん、このレース一体どういった形になるでしょうか』

解説井川『そうですね……。1番人気のアーモンドアイは序盤中盤終盤と全く隙がないウマ娘です。キセキはいつも通り逃げるでしょうが……好スタートを切って四、五番手に入ってしまえばもうほぼアーモンドアイの勝ちではないでしょうか』

赤坂アナ『なるほど……さぁ、三冠ウマ娘三人の夢の共演……全員が全員、負けられない理由を持って今、ゲート前に集まっています!!』


コントレイル(負けられない……勝つしかない……ううん、勝ちたい!! あの人みたいに! あの人以上の走りで!!)

デアリングタクト(最初で最後の勝負です……。女王の座、私に譲っていただきます!!)

アーモンドアイ(…………憂いは無い。後悔も無い。このレースの結果がどうなろうと、きっといつか誰かが──)


赤坂アナ『さぁ決めよう、最強のウマ娘は誰なのか……!! 第○○回ジャパンカップ! 今スタートしました!! やはりアーモンドアイ、今回も良いスタートを切りました! 続いてコントレイルにデアリングタクトも良いスタートを切っています!!』

解説井川『やはりキセキが飛び出して行きましたね。王者三人を前に、今回はどこまで逃げるでしょうか』

赤坂アナ『アーモンドアイは四番手、そしてそれをマークするような形でデアリングタクト七番手、そしてコントレイルは九番手に控えています。早くも隊列は縦長になっています、飛び出して行きましたキセキ! アーモンドアイを徹底マークしているデアリングタクト。コントレイルだけはいつもより若干後ろのレースをしている様に感じますが、井川さんどうでしょう』

解説井川『最後の直線勝負に全てを賭けて脚を溜めている様ですね、離れすぎず、アーモンドアイを常に射程圏内に捕らえているように感じます』

赤坂アナ『さぁご覧の通りキセキの大逃げになりました、10バ身程のリードを取っています! そして離れた二番手にトーラスジェミニ、その後ろにヨシオが続いています。そしてその後ろのアーモンドアイは落ち着いた様子で経済コースを走っています、やはり今日も絶好調です!!』

解説井川『キセキの強烈な一人旅になりましたが……果たして逃げ切れるでしょうか』


アーモンドアイ「…………ふっ!」ビュンッ!

デアリングタクト「(ここだっ!)たぁあああああああああああああああっっっ!!」ダダダダダダダッ!


赤坂アナ『おっと直線コースに入ったアーモンドアイスパートを掛ける! それを待っていたかのようにデアリングタクトもスパート、コントレイルはバ場の真ん中から突っ切るようにして前へ前へと行こうとしています!! しかしやはりアーモンドアイ、タイミングが完璧だったのか単独二番手に上がってきている!! 更に外からはコントレイル! コントレイルが一気に追い上げて来ています!! 三冠ウマ娘の共演だ!! 三冠ウマ娘の共演だ!!』

コントレイル「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!『AcrobaTー4』!!」


↓1 コンマ90以上で史実改変、コントレイルの勝ち。

秋川やよい「始めた時から思っていたが、コンマ神ちょっとコントレイルに厳しすぎやしないだろうか……」

駿川たづな「重要な判定の時に限って低空飛行ですからね……。もう彼女を曇らせたいとしか思えません」


赤坂アナ『アーモンドアイ! アーモンドアイです!! 見事に有終の美を飾って見せました! 史上初の九冠ウマ娘、今ここに誕生です!!』

解説井川『いやぁ……。終始完璧なレースでしたね。女王は女王のまま、誰にもその座を譲ることなく、トゥインクル・シリーズに別れを告げた……。と言った所でしょうか』

赤坂アナ『本当に……本当に素晴らしいレースでした!! お聞き下さい、この大歓声と大きな拍手を! 三冠ウマ娘によるワンツースリーフィニッシュ……やはり神はいる、そう思いましたね!!』


ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!! パチパチパチパチパチパチパチ


アーモンドアイ「…………(無言で観客に手を振る)」

コントレイル(……負けた、負けちゃった……。1と1/4バ身も差を付けられて……)

デアリングタクト(強い、本当に強いなぁ……ビックリするぐらい強かったなぁ……!!)

↓1 コントレイル。
↓2 デアリングタクト。

(高コンマ程感極まって泣き出す)


コントレイル(……でも、こんな所で泣いていられない……! 私にはまだ、夢と憧れの続きがあるんだから!!)

デアリングタクト「……コンちゃん、アーモンドアイさん。貴女達二人とこのジャパンカップで競えたこと、心から誇りに思います」

アーモンドアイ「……うん、私もだ。──トゥインクル・シリーズの事、よろしく頼むよ」

コントレイル&デアリングタクト「「はいっ!!」」



~~~その後の記者会見~~~



アーモンドアイ『みなさんの前で、私を応援してくれる人々の前で有終の美を飾れたこと。史上初の九冠ウマ娘になれた事、心の底から誇りに思います。……ですが、私はみなさんが思っている程大したウマ娘ではありません。長い長い人とウマ娘の歴史の中の、ほんの一瞬だけ輝いた光のような物……。今この瞬間も、私を越えるような偉大なウマ娘が産声を上げています。私が『ルドルフの壁』を越えたように、いつか必ず彼女達が私を越えてその先へと行くでしょう』


トレーナー「……謙虚というか、悟りを開いてるというか……やっぱ凄いなぁ」

キングヘイロー「もし一年でもルドルフ会長と年がズレていたら、確実にあの人が次期生徒会長になっていたでしょうね」

シーザリオ「私も、戦ってみたかったです。レースにもしもは禁物ですが、思わずにはいられません……。このレースに私がいたらどんな結果になっていたんだろうって」

ラインクラフト「ルドルフ会長さんもだけど、衝撃さんやナリタブライアンさん、ミスターシービーさんにオルフェーブルさんにジェンティルドンナさん……。みなさん『アーモンドアイさんとトゥインクル・シリーズで戦ってみたかった』って言ってますよ!」

ワグネリアン「DTリーグできっと見られるよ!! だからまずはコンちゃんを──」

コントレイル「私なら大丈夫です!! 『無敗の三冠ウマ娘のまま引退する』って夢は叶えられませんでしたけど……だからこそ、新しい夢が出来ました!!」

トレーナー「……それは?」

コントレイル「私が……私が来年のトゥインクル・シリーズの柱になります!! そして引退したらDTリーグに移籍して、今度こそアーモンドアイさんに勝って見せます!!」

トレーナー「……そうか、良い夢だな。よし、その調子でライブも気合入れて行けよ!! 三冠馬三人のウイニングライブなんて、もう二度とない事かもしれないからな!!」

コントレイル「はい!!」

秋川やよい「これにて第一部終幕だな! 今回の更新も以上とする!!」

駿川たづな「……さて、史実のコントレイルさんにはあまりにも酷い言葉が投げ掛けられていましたが、果たしてこの世界ではどうなるでしょうか?」

秋川やよい「それと、諸君らに提案っ!! 実はこのウマ娘スレを書き終わった後のスレの事も考えているのだが……『同時進行』は可能だと思うだろうか」

駿川たづな「今は待ち時間を資料集め(主にウマ娘の為の)を行なっているんですが、これが終わった後にやる予定のスレは『自由度が凄く高い』んですよね。出せるキャラの幅がほぼ無限です」

秋川やよい「待っているのが辛いというのもあるがなっ!! 本当は書いて書いて書きまくりたいのだっ!! 『ちゃんとスレを完結させてからにしなさい』という忠言が1つでもあれば控えよう!!」

駿川たづな「それでは、明日もよろしくお願いします」

秋川やよい「では本日もトレーニング開始!!」

駿川たづな「みなさん、よろしくお願いします」


トレーナー「ふぅ…………」

キングヘイロー「随分とお疲れ気味じゃない? 休息、ちゃんと取ってるの?」

トレーナー「そういう訳にもいかないんだよ……。あのジャパンカップ依頼、俺にもコンにも取材が殺到しててさ……。有馬記念には出ないのか、次の目標レースは何か、トレーニングの様子はどうかってもう毎日毎日忙しくて忙しくて……」

ラインクラフト「コントレイルさん、今年は全休して来年の春に備える事にしたんでしたっけ」

シーザリオ「それだけ、アーモンドアイさんを倒すために全力を尽くしたということでしょう。疲れが相当溜まっているみたいでしたし、お医者様からもそう言われましたしね」

ワグネリアン「本当、コンちゃんはよく頑張ったと思うよボク。ボクも去年の天皇賞秋でアイ先輩と戦ったことあるけど、まるで勝負にならなかったもん」

トレーナー「『伝説のジャパンカップ』って言われてるぐらいだからな。……次の目標は、来年の『大阪杯』を始動にしようと思う」

ワグネリアン「あ、だったらボクとぶつかる事になるね! 京都記念で叩いて、そのまま大阪杯に出る予定だもん!!」

キングヘイロー「兎に角、コントレイルさんに休暇を出したなら貴方もちゃんと休む事! 肝心な時に倒れられたらコントレイルさんにもワグネリアンさんにも迷惑が掛かるんだから!!」

トレーナー「分かってるって。コン、今頃どうしてるんだろうなぁ……」


~~~~~~


コントレイル「はぁ……。有馬記念、出たかったなぁ……。でも『今の状態で出走しても負けに行くだけだ』ってトレーナーさんに言われたし……『来年まで思いっきり身体を休めてこい』かぁ……何をしようかなぁ↓1」


①デアリングタクトと遊びに行く。
②パンサラッサと遊びに行く。
③ディープボンドと遊びに行く。
④来年の注目ウマ娘達を偵察する。
⑤安心院から追いかけ回される。
⑥『衝撃』のレースを見漁る。
⑦安価に託した。


ディープボンド「ぷぼ~……ぷぼ~……」

コントレイル「プボちゃん、気合入ってるねぇ」

同期のウマ娘A「嘘でしょ、あれで!?」

同期のウマ娘B「……いつも通りズブ……マイペースに筋トレをしている様にしか見えませんが」

コントレイル「うん、来年は年が明けてスグの中山金杯から始動するんだって。去年はあまり良い所が無かったからって張り切ってるみたい」

同期のウマ娘A「そりゃあ去年の主役はアンタとタクトとアイ先輩だったもんね。よっ! 流石は史上3人目の無敗の三冠ウマ娘!!」

ディープボンド「んー……よし、今日のトレーニング終わりー」

コントレイル「あ、お疲れ様プボちゃん。明日都合が良いならどこかに遊びに行かない?」

ディープボンド「いいよー。コンちゃんはレースの時以外はいつも私に合わせてくれるから好きー。で、どこ行くの~?」

コントレイル「前の時はプボちゃんに任せっきりだったから、今回は私が……↓1なんてどう?」



~~~綺麗な海岸~~~


ディープボンド「ぷぼ~……。だーれも居ないねぇ」

コントレイル「この時季だからねぇ。でも、夏には地獄の合宿があるし……。トレーナーさんやチームによっては泳ぐ事も夏祭りも返上でトレーニングさせられるらしいし……。実際、去年の私がそうだったし……」

ディープボンド「私もだよー。この季節でもヨットやサーフィンで運動してる人達には本当にマリンスポーツが好きな人なんだろうねぇ」

コントレイル「たはは……。私はカナヅチ(少なくともこの世界戦のコントレイルは)だから泳ぐのは大の苦手なんだけどプボちゃんは?」

ディープボンド「私は↓1かなぁ。(高コンマ程泳ぎが上手い)それでどうするのー? 砂遊びでもするー?」

コントレイル「↓2なんてどうかな!!」


①釣りをする。
②砂でお城を造る。
③どこからか見つけてきた宝の地図を元にお宝を探してみる。
④その他安価。


ディープボンド「よくミラ子先輩と一緒なんじゃないかって勘違いされるけど、私は泳ぐのそこそこ上手いよー。来年の夏は一緒に泳ごー?」

コントレイル「そ、そっか……。よし、それじゃあ早速釣りをしよう!!」

ディープボンド「針の付いた糸を海に放り投げて、後は待つだけで良いんだもんねー。私、待つのも得意だよー。……というか気にならないよー」

コントレイル「よーし、それじゃあ始めよっか!!」


↓1 高コンマ程大量に釣れる。
↓2 高コンマ程大物が釣れる。



秋川やよい「それではしばし中断! >>1をお風呂に放り込んでくるので20分後ぐらいに会おう!!」

駿川たづな(まぁ多分埋まってない気がしますけどね)

秋川やよい「うむ、知ってた(死んだ魚のような眼で)」

駿川たづな「コンマは引き続き↓1です」


コントレイル「そんなわけで、プボちゃんと一緒にハマチやブリを沢山釣ってきました!!」

ディープボンド「いやー、予想外の結果だったよねー。流石に二人じゃ食べきれないから皆にお裾分けしてるんだー」

トレーナー「……気持ちはありがたいんだがな? 素直に学園の調理室に持ってった方が良いぞ。そんなに大型の魚を捌けるような人なんて普段から料理をしてる人ぐらいだろうから」

キングヘイロー「まぁ数日どころか最悪1日で無くなるでしょう。オグリさんとスペさんと……目立たないけどライスさんもアイネスさんもブルボンさんも大食らいだしね」

シーザリオ「スペ先輩やオグリ先輩などは二人きりで全部食べ尽くしそうですしね……」


コントレイルのスタミナが20上がった!! コントレイルは『どこ吹く風』を習得した!!


コントレイル「うーん、年明けまであと一回は遊べそうだね……何をしよう……↓1でいいかな」


①デアリングタクトと遊びに行く。
②パンサラッサと遊びに行く。
③来年の注目ウマ娘達を偵察する。
④安心沢から追いかけ回される。
⑤『衝撃』のレースを見漁る。
⑥タキオンの研究に付き合う
⑦安価に託した。



~~~タキオンの因子研究教室~~~


アグネスタキオン「やぁ、よく来てくれたねぇ! さぁ、早速実験といこう!!」

コントレイル「…………どうしてこんな事になっちゃったでしたっけ……」

マンハッタンカフェ「すみません、私が安易にお茶会に誘ったばっかりに……」

アグネスタキオン「人の部屋を無断で使って、ビーカーまで壊したんだから、それ相応の対価は貰わないとねぇ! さて、どの実験を受けてみたい? 私も鬼じゃあない。どんな風になりたいかは君に選ばせてあげるよ」


①体力が超回復する薬を飲む。
②金スキルが獲得できる薬を飲む。
③自分の因子(限界)を伸ばして貰う。
④架空のタキオン粒子(アグネスタキオンの因子という意味ではありません)を投与してみる。
⑤安価に託した。


コントレイル「……↓1で……」


(なお、どれを選んだとしてもコンマ値70以下で副作用があります)


アグネスタキオン「おや、それはあまりにも絶好調になりすぎて限界のその先へと行ってしまいそうなウマ娘を元に戻す為に開発した物なんだけどねぇ……。何か理由でもあるのかい? 正直今の君がそれを飲む意味があるとは思えないが」

コントレイル「……え、これ副作用じゃないんですか!?」

マンハッタンカフェ「タキオンさん……」

アグネスタキオン「私は悪く無いよ? 勘違いして勝手に飲んだのはコントレイルくんなんだから。そして早速副作用が出始めたみたいだねぇ! これは↓1か!!」

(ちょっと可哀想(コントレイルに対するメリットが何も無い)のでプラスの副作用でも許可します)


コントレイル「うぅうううううううううううううう………。わ、私は無敗の三冠ウマ娘のままDTリーグに移籍出来なかったクソ雑魚ウマ娘ですぅううううううううううううううう」ピョーン!

マンハッタンカフェ「!!? ……こ、コントレイルさん!?」

アグネスタキオン「おお、これは凄い! まるでトウカイテイオーくんかそれ以上のジャンプ力じゃないか!! 鬱やマイナス思考になってしまう代わりに調子を絶好調にする効果が……。いや待てよ? 冷静に考えてみれば絶好調すぎるウマ娘を元に戻すために造った薬なのだからこれは失敗だね」

マンハッタンカフェ「そんな事はどうでも良いです! このドトウさん顔負けの鬱思考は「無敗の三冠ウマ娘に何て誰でもなれるもん! 七冠ウマ娘になんて誰でもなれるもん!! ティアラ路線のウマ娘が日本ダービーを勝つなんて簡単だもん!!!」……この学園の全ウマ娘に喧嘩を売るような台詞を吐くようになってしまったじゃないですか……一体何日で薬の効果は切れるんですか?」

アグネスタキオン「ふむ、彼女のトレーナーくんに事情を説明してトレーニング漬けの日々を送らせて調子を徐々に落していって……大体↓1くらいかな(低コンマ程早く戻る)」


アグネスタキオン「大体三ヵ月は掛かるだろうねぇ!」

マンハッタンカフェ「…………取りあえず理事長とたづなさんにあなたの暴挙を報告しに行きます。覚悟の準備をしておいてくだい、コントレイルさんのトレーナーにも賠償金を払ってもらいます。貴方はマッドサイエンティストですっ! トレセン学園地下にある罰則部屋に閉じ込められるのを楽しみにしておいて下さいっ!!」

アグネスタキオン「えー!?」



~~~~~~



マンハッタンカフェ「──以上が事の経緯です。本当に申し訳ありません…………」

トレーナー「…………(頭を抱えている)」

キングヘイロー「最悪だわ……。今まで築き上げてきたコントレイルさんのイメージが大崩壊するだけじゃなくて、チームアスケラのイメージや世間体にも関わるわよこれ」

シーザリオ「それだけじゃありません、治るまで三ヶ月ちょっととなれば目標の大阪杯寸前です。幸い、常に絶好調の状態でトレーニングだけは行えるようですが……」

コントレイル「(ズーン…………)」

ラインクラフト「えっと……。わ、私達に何か出来る事は──!」

アグネスタキオン「残念ながら無いね。いやぁ、我ながらトンでもない薬を生み出してしまった物だよ!!」

ワグネリアン「と、トレーナー……どうするの?」

トレーナー「……↓1だ」


①貸しのあるチームスピカのメジロマックイーンを頼り、メジロのトレーニング施設に三ヵ月の間監禁する。
②①のサトノダイヤモンドバージョン。
③助けて六平さん。
④助けて生徒会。
⑤安価に託した。

4

>>193


~~~生徒会室~~~


シンボリルドルフ「やぁ、チームアスケラのみんな。既に話しは聞いているよ……コントレイルが大変な事になってしまったみたいだね」

エアグルーヴ「あの大馬鹿者が……! 一体どれだけの不祥事を起こせば気が済むのだ!!」

ナリタブライアン「…………タキオンの計算では治るまでに三ヵ月も掛かると聞いたぞ。幸い大阪杯には間に合うみたいだが、その間メディアへの露出が全く無いというのも不自然だしな」

トレーナー「好きに過ごして良いと言って、放置していたトレーナーの俺にも責任がある。何とか知恵を貸して貰えないか?」

ラインクラフト「このままだとコントレイルさんの情緒が大変な事になっちゃいますよぉ!!」

シーザリオ「例え完治したとしたも、今までの自分の発言と行動にショックを受けるかもしれませんしね……」

キングヘイロー「……お願いします、なんとかコントレイルさんを元に戻す方法に心当たりはありませんか?」

シンボリルドルフ「ふむ……。やはり元凶であるアグネスタキオンに解毒薬を造らせるのはどうだろうか。彼女は『三ヶ月は治らない』と言っていたそうだが、彼女の作る薬や発明品は時として常識を覆す物を世に送り出してきた。研究教室に監禁して、解毒薬を造らせるのに専念させるんだ」

エアグルーヴ「お待ち下さい会長。あのアグネスタキオンの事です。下手をすれば今以上にコントレイルの状態が悪化しかねない……。ここは全校生徒に事情を話して、彼女がどんな言動をしようが動じたり怒りを覚えないよう理事長に言って貰うべきかと」

ナリタブライアン「まどろっこしいな……。ようはコイツを『超絶好調状態』じゃなくなるほど疲弊させれば良いんだろう? 同じ三冠ウマ娘やトリプルティアラウマ娘を集めて『地獄のトレーニング』を行なえばその分早く治るんじゃないのか?」

ワグネリアン「うーん。トレーナー、どうするの?」

トレーナー「……↓1だな」


①シンボリルドルフの案を採用する。
②エアグルーヴの意見を採用する。
③ナリタブライアンの意見を採用する。
④その他安価。



~~~数日後~~~


コントレイル「…………」

シンボリルドルフ「取りあえず歴代三冠ウマ娘と、歴代トリプルティアラウマ娘に全員集まって貰ったが……。コントレイルは何故口枷と首輪を?」

トレーナー「『最弱の三冠ウマ娘の自分がみなさんと一緒にトレーニングするだなんて烏滸がましい』って聞かないから無理矢理連れて来たんだ。……スイープトウショウの池トレーナーの気持ちが分かった気がするよ……」

メジロラモーヌ「ふぅん……。ツマラナイわね、自分の意思でそうなってないだけマシだけど」

ミスターシービー「あははっ! 今のコントレイルは不自由極まりない状態にあると言っても過言じゃないからね……一刻も早く、元の自由な状態に戻してあげるよ」

スティルインラブ「ふふふっ……。それより見てごらんなさいよ、このウマ娘とトレーナー、そして取材陣の数を……。ただのトレーニングなのに、嘗てないほどの賑わいじゃない!!」

オルフェーブル「ふん。……どんなトレーニングだろうが構わん。どうせ民草が見たいのは最終日にやる『模擬レース』だけだろうからな」

ジェンティルドンナ「『最強の三冠ウマ娘決定レースとなるか』ですって。本番のレースでもないのに、余程暇な人達なのね。取材陣は兎も角、ウマ娘は自分のトレーニングがあるでしょうに」

ナリタブライアン「ああ……。だが、それでも血がたぎるという物だ……!! これほどのメンツが一堂に会するなど、早々にないぞ……!!」

アーモンドアイ「……あなたはそれ(レース)目的で提案したんだからそれは嬉しいでしょうね」

デアリングタクト「……コンちゃん……すぐに元に戻してあげるからね!!」

コントレイル「…………」

トレーナー「よし、それじゃあ最初のトレーニングを発表するぞ。一番最初のトレーニングは↓1だ!」





秋川やよい「うむ、少し早いが本日はここまでっ! 明日もよろしくなっ!!」

駿川たづな「それではみなさん、ごゆっくり御休息下さい」

秋川やよい「あ、今思いだしたが『衝撃』を出すのを完全に忘れていた……(滝汗)」

駿川たづな「……都合が悪くて来られなかったという事にしましょう;; 安価は相変わらず↓1で」

秋川やよい「お昼時に来てみたが凄く嫌な予感がするのでやはりこちらで選択肢を出そう……安価↓1」


①スピードトレーニング。
②パワートレーニング。
③スタミナトレーニング。
④根性トレーニング。
⑤賢さトレーニング。
⑥借り物競走。
⑦チーム対抗マラソン。
⑧やっぱり安価に託した。

秋川やよい「うむ、では本日も更新開始!!」

駿川たづな「それと、本日は更新終了後にアンケートがございますのでご協力ください」


トレーナー「手始めにスタミナトレーニングから。全員で例の超巨大タイヤを引いて、ゴールまで辿り着いて貰う」

メジロラモーヌ「愚直なのね、だけど素直とも言えるわ。コントレイルに足りない物をトレーニングに組み込む事で、早く鬱病を治そうとしているのね」

シンボリルドルフ「…………私が言うのもなんだが、それはちゃんと──」

トレーニング「安心してくれ。それぞれ負荷が平等になるように重量を調整してある」

ジェンティルドンナ「あら、それは何よりだわ。パワートレーニングもスタミナトレーニングも私の独壇場になるんじゃないかって心配だったんですもの」

オルフェーブル(このゴ○ラ女め……)

スティルインラブ「ふふふっ……。見ててくださいね、(私の)トレーナーさん。必ず全トレーニングでトップになってみせますから♡」

ナリタブライアン「御託は良い。とっとと始めるぞ……!!」

デアリングタクト「……さぁ行くよ、コンちゃん!!」

コントレイル「…………」


↓1 スタミナトレーニングの結果。

01~10 ジェンティルドンナの勝ち。
11~20 ナリタブライアンの勝ち。
21~30 ミスターシービの勝ち。
31~40 メジロラモーヌの勝ち。
41~50 スティルインラブの勝ち。
51~60 オルフェーブルの勝ち。
61~70 シンボリルドルフの勝ち。
71~80 アーモンドアイの勝ち。
81~90 デアリングタクトの勝ち。
91~00 コントレイルの勝ち。

(ただし、コントレイルは現在超絶好調状態なのでゾロ目の時もコントレイルの勝ち)


ジェンティルドンナ「あら、みなさんまだあんな所にいるの? 意外と張り合いがないのね」ダントツで1位

オルフェーブル(あのゴ○ラ女がぁ……!!)

トレーナー(ジェンティルドンナだけ負荷を更に重くするべきだったかなぁ……?)

ジェンティルドンナ「それで、次はどのトレーニングをなさるつもりなの? 待っている間暇で仕方が無いわ。内容ぐらい教えて下さっても良いでしょう?」

トレーナー「……↓1だ」


①スピードトレーニング。
②パワートレーニング。
③スタミナトレーニングその2
④根性トレーニング。
⑤賢さトレーニング。
⑥借り物競走。
⑦チーム対抗マラソン。
⑧安価に託した。

8 おしがま

>>204 秋川やよい「……何の事か分からなくて検索を掛けたがこれ大丈夫か? 大丈夫なのか!!?」

駿川たづな「……ま、まぁ秘密裏にスポドリに利尿作用のある薬を飲ませた後で座禅を組ませる──で、ギリギリいけるのではないでしょうか」

秋川やよい「……これが原因でスレが消されたら恨むぞ……」


トレーナー「……皆には座禅を組んで貰おうと思う。集中力を乱して動いてしまったウマ娘から脱落。最後に残ったウマ娘が勝ちだ」

ミスターシービー「はぁっ……はあっ……うーん、私そういうのは苦手なんだけどなぁ……。あ、スポドリありがと(ゴクゴク)」

ナリタブライアン「ちっ……。兎に角、動かなければ良いんだろ?」

シンボリルドルフ「座禅か……。ふふっ、前座としてはこれ以上無いな……ふふふっ」

デアリングタクト「ですがみなさん、全員(レースでは)驚異的な集中力の持ち主ばかりです。勝負が付くまで何時間かかるか……」

トレーナー「それに関しては安心していいよ。(本当にゴメンな、みんな……)



座禅(おしがま)トレーニングの結果。

↓1 一番最初に我慢出来なくなったウマ娘。
↓2 勝利したウマ娘。(↓1とコンマが被った場合は更に↓1)

01~10 スティルインラブ。
11~20 ナリタブライアン。
21~30 ミスターシービー。
31~40 メジロラモーヌ。
41~50 ジェンティルドンナ。
51~60 オルフェーブル。
61~70 シンボリルドルフ。
71~80 アーモンドアイ。
81~90 デアリングタクト。
91~00 コントレイル。

(ただし、コントレイルは現在超絶好調状態なのでゾロ目の時もコントレイルの勝ち)


オルフェーブル(な、なんだ……!? 急に尿意が……! だ、だがこの王たる我がこんな短時間で一番最初に脱落するわけには…………だが、もしも、万が一……クソッ!)ダダダダダダダッ!

トレーナー「オルフェーブル脱落。みんなも何かあったら遠慮無く動いて良いんだぞ?」

三冠ウマ娘s『……………………』

その後も、次々とウマ娘達が脱落していき、最後に残ったのは──


トレーナー「そこまで、この勝負はスティルインラブの勝ちだな」

スティルインラブ「ウフフ、意地悪なトレーナーさんですねぇ……。ですが甘いです。(私の)トレーナーさんに命令されていると思えばこの程度、なんでもありませんよ♡」

オルフェーブル「……そんな事よりおい、そこの愚民」

シンボリルドルフ「これは一体どういう事か……」

ジェンティルドンナ「説明して貰えるかしら……? うふふふふふふふふふふふふっ♪」

トレーナー「……はい」

いやぁ、あの時は本当に死を覚悟したよ。もう全力で土下座して謝り倒すしかなかったな……本気で漏らしかけたらしいオルフェーブルにド突かれて数メートルは吹っ飛ばされたし……。


トレーナー「つ、次のトレーニングは↓1だ……」

オルフェーブル「おい、次こそまともなトレーニングなんだろうな?」

トレーナー「だ、大丈夫だ! 心配要らない……」


①スピードトレーニング。
②パワートレーニング。
③スタミナトレーニングその2
④根性トレーニング。
⑤賢さトレーニング。
⑥借り物競走。
⑦チーム対抗マラソン。
⑧安価に託した。


トレーナー「パワートレーニングだ。『ハリテパイル』で一番杭を崖に押し込めたウマ娘を勝者とする」

アーモンドアイ「……それは、止めておいた方が……」

オルフェーブル「どう考えてもそこの女が勝つに決まっているだろうが……!!」

デアリングタクト「ジェンティルドンナさん。あまりに力強が強すぎて杭が崖を突き破って遠方の湖に吹っ飛んでいった事がある実績の持ち主ですからね……」

ジェンティルドンナ「失礼ね、今はちゃんと力加減が出来る様になったわよ。杭を壊したり、崖を突き破ってしまっても失格なんでしょう?」

トレーナー「その通り。いかに限界ギリギリまで力を調節できるかの勝負でもある……それじゃあ行くぞ」


↓1 パワートレーニングの結果。

01~10 ジェンティルドンナの勝ち。
11~20 ナリタブライアンの勝ち。
21~30 ミスターシービの勝ち。
31~40 メジロラモーヌの勝ち。
41~50 スティルインラブの勝ち。
51~60 オルフェーブルの勝ち。
61~70 シンボリルドルフの勝ち。
71~80 アーモンドアイの勝ち。
81~90 デアリングタクトの勝ち。
91~00 コントレイルの勝ち。

(ただし、コントレイルは現在超絶好調状態なのでゾロ目の時もコントレイルの勝ち)


コントレイル「…………ふっ!!」ドゴォオオオオオオオオオン!!

ミスターシービー「あーあ、杭が崖を突き破って外に飛び出して……ない!?」

アーモンドアイ「驚きました。杭が限界ギリギリの所で崖の中に留まっています……壊さず、されど力を込める事を恐れず……凄まじく繊細な力加減です。こんな芸当も出来たんですね」

デアリングタクト「コンちゃん、凄い……!」

ところでジェンティルドンナの結果はどうなったの? ↓1

01~30 ちゃんと手加減できました。
31~60 杭がぶっ壊れました。
61~90 杭が崖を突き破りました。
91~00 杭が崖を突き破った上に校舎にぶっささりました。


ジェンティルドンナ「……はぁ、負けてしまったわね。もっと繊細に力を込められるようにトレーニングしないと……」

ナリタブライアン「……お前は一体なにを目指してるんだ……」

シンボリルドルフ「なに、全員トレーニングの成果は十分見て取れた。それぞれのペースで日々切磋琢磨しているという事が分かって良かったよ」

スティルインラブ「それで、最後のトレーニングは全員でする模擬レースだと聞いていますが、次は何をやるんです? 時間的にこれが最後の勝負になりそうですが……」

トレーナー「↓1をやって貰おうと思う」


①スピードトレーニング。
②パワートレーニングその2。
③スタミナトレーニングその2。
④根性トレーニング。
⑤賢さトレーニング。
⑥借り物競走。
⑦チーム対抗マラソン。
⑧安価に託した。


トレーナー「スピードトレーニングの『マシンガンレシーブ』だ。単なるスピードだけじゃなくて、瞬発力が求められる」

メジロラモーヌ「……よろしくってよ。ただ──」

シンボリルドルフ「これは『どれだけボールを連続でトス出来たか』の勝負と受け取って良いのかな? それとも──」

トレーナー「安心してくれ。公式で決まっている機械を使うし、カワカミやジェンティルドンナにサーブをさせるような真似はしないから」

ミスターシービー「うーん……。それは良いんだけど、これも時間が掛かりそうだなぁ、私が飽きて途中で投げださないように一番最初にやっても良い?」

トレーナー「構わないぞ。それじゃあ始めようか↓1」


01~10 アーモンドアイの勝ち。
11~20 ナリタブライアンの勝ち。
21~30 ミスターシービの勝ち。
31~40 メジロラモーヌの勝ち。
41~50 スティルインラブの勝ち。
51~60 オルフェーブルの勝ち。
61~70 シンボリルドルフの勝ち。
71~80 ジェンティルドンナの勝ち。
81~90 デアリングタクトの勝ち。
91~00 コントレイルの勝ち。

(ただし、コントレイルは現在超絶好調状態なのでゾロ目の時もコントレイルの勝ち)


>>219 97

コントレイル「ふっ! はっ!! やっ!!!」ビシバシビシバシビシバシビシバシ!!

スティルインラブ「……なんてスピード、そして瞬発力……。あれで鬱病に罹っているというのが信じられないわ……!」

シンボリルドルフ「……薬の効果が切れるのが大阪杯寸前で良かったね。最悪の場合ドーピング扱いで出場できなかった可能性がある」

オルフェーブル「ちぃっ……!」

メジロラモーヌ「ふぅ……ようやく退屈な前座は終わりかしら?」

トレーナー「ああ、最後の模擬レーストレーニングだ。距離は芝2400で、全員に勝ち目がある距離にした」

ナリタブライアン「ようやく本番か……血が滾る……!」

デアリングタクト「あ、あくまでコンちゃんの鬱病と薬の効果を切れさせるための物だって事を忘れないで下さいね!? ……でも、私も負けるのは嫌なので本気で行きます!」

ジェンティルドンナ「さて、それじゃあ始めましょうか……!!」


いちについてー……よーい、ドン!! ↓1


01~10 アーモンドアイの勝ち。
11~20 ナリタブライアンの勝ち。
21~30 ミスターシービの勝ち。
31~40 メジロラモーヌの勝ち。
41~50 スティルインラブの勝ち。
51~60 オルフェーブルの勝ち。
61~70 シンボリルドルフの勝ち。
71~80 ジェンティルドンナの勝ち。
81~90 デアリングタクトの勝ち。
91~00 コントレイルの勝ち。

(ただし、コントレイルは現在超絶好調状態なのでゾロ目の時もコントレイルの勝ち)

コンちゃんつえええ!!!


ナリタブライアン「はぁああああああああああああああああああああっっっ!!」

ナリタブライアン(よし、全員射程圏内に捕らえた!! この勝負、私の勝ち──「ビュオン──」!!?)

アーモンドアイ(バ場の真ん中から、バ群を割って一気に突き抜けてきた……!?)

シンボリルドルフ(これは……この走りは、まるで──!!)

コントレイル「たぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!」ビュォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

解説『コントレイルだ、コントレイルだ、コントレイルだぁあああああああああああああああああっ!! 三冠ウマ娘が一同に揃ったこの夢のレース! 勝利したのは今年誕生した無敗の三冠ウマ娘、コントレイルですっ!!』


ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!


ナリタブライアン「…………(間違い無く、私は完璧な走りをしたはずだった……。その上で負けたならもう何の悔いもない)」

デアリングタクト「コンちゃん……。凄い、本当に凄いよ…………!! 薬無しでも今のコンちゃんの状態を保ち続けられれば、必ず……!!」

オルフェーブル「……クソッ! おい、池トレーナー!! 明日からのトレーニングを今すぐ組み直せ!! この王たる我がこのままで終わると思うなよ……!!」

ミスターシービー「あー、楽しかった! それにしても、やっぱり君はあの『衝撃』に似ているね。その跳ぶような走り……まるで彼女と勝負しているみたいだったよ」

シンボリルドルフ「完敗か……それでトレーナーくん。コントレイルの調子はどうだい?」

トレーナー「ああ……。おい、大丈夫かコン、俺が分かるか?」

コントレイル「……>>222

(高コンマ程元に戻る。(補正+40))

秋川やよい「再安価っ! >>223っ!!」

駿川たづな「……どうやら>>1の賢さはGらしいです。再安価>>226でお願いします」

ありがとうございます
もう大丈夫です


>>226 6+40=46


コントレイル「ありがとうございます。もう大丈夫です(メッチャ棒読み)」

シンボリルドルフ「……これは、どうなんだ……?」

アーモンドアイ「元に戻ったとはとても言えませんね。大分マシにはなりましたが、明らかに気を使われています」

スティルインラブ「まぁ、一ヶ月と二週間ぐらいは元に戻るのが早くなったんじゃないでしょうか」

メジロラモーヌ「逆に考えるのよ。約二ヶ月の間は体力以外は気を使わなくても最高のトレーニングが出来ると考えるのよ」

トレーナー「……確かにそうと言えなくもないんだが……」

デアリングタクト「コンちゃん……。でも、それでも私、普段のコンちゃんの方が好きです!! 一日でも早く元に戻って貰いたいです!!」

トレーナー「うーん……>>228


①メジロラモーヌの意見を採用する。
②デアリングタクトの意見を採用する。
③その他安価。

1


トレーナー「……なぁ、コントレイル。お前、言ってたよな。『レースではこれ以上は一回も負けない』って」

コントレイル「……はい」

トレーナー「事実として、この夢のような模擬レースでもお前は勝って見せた……本来の実力じゃないけどな。今と同じ、それ以上の存在になりたい……『衝撃』のウマ娘に少しでも近づきたい、追い越したい……。その目標は変わってないか?」

コントレイル「……はい!」

アーモンドアイ(……目つきが変わった)

メジロラモーヌ(ふふっ……。やはり、そうでなくてはね)

シンボリルドルフ「……トレーナーくん」

トレーナー「シンボリルドルフ、今の俺はコンと一緒にどこまでも行く事にしたよ。……勿論、本番で悪影響が出ないようにケアは徹底的にするつもりだ。デアリングタクト、ディープボンド、パンサラッサにサリオスにアリストテレス……同期のウマ娘達にも一人一人頭を下げて、コントレイルのフォローをお願いするつもりだ」

シンボリルドルフ「……決意は固いようだね。分かった、コントレイルは君のウマ娘の一人だ。好きにするといい」

デアリングタクト「……私、これからトレーニングの時間以外は毎日コンちゃんの側にいます! プボちゃんやパンちゃんやサリオスちゃんにも一緒にお願いしにいきます!!」

トレーナー「……助かるよ、ありがとう」

ナリタブライアン「おい、元に戻ったらそいつをつれてもう一度私の元へこい。……今度こそ、私がブッちぎってやる」

ジェンティルドンナ「私も、一から鍛え直しね。心底嫌だけど、あの不沈艦にも協力して貰おうかしら」


そうして、コントレイルを巡る一騒動は一先ず終着を迎えた。そして年が明けて──>>230


①チームアスケラの皆で初詣に行く。
②ディープボンドの応援に行く。
③ワグネリアンのトレーニングに付き合う。
④同期のウマ娘達と一緒に遊びに行く。
⑤その他安価。

2


それから年が明けて、URA一番最初の重賞レース……。中山金杯(GII)に出るディープボンドを応援に行った時の話だ。……まぁ俺はその時いなかったから伝え聞いた話になるんだけど……。


~~~中山金杯~~~


ディープボンド「プボ~……」

デアリングタクト「プボちゃん、落ち着いてるね」

パンサラッサ「ふふーん、堂々の二番人気だ! プボはきっと良い走りをしてくれるぞ!!」

アリストテレス(それはどうでしょうか……。プボさんの本当の実力は、性格を含めて長距離でこそ発揮される物……)

サリオス(中山金杯の2000mじゃあちょっと厳しいよね……。それに比べて1番人気のヒシイグアスさんは距離もバッチリだし、最近調子も良いみたいだし……)

コントレイル「……結果は、最後まで分からないよ。さぁ、応援しよう?」


>>232 レースの結果。コンマ90以上で史実改変、ディープボンドの勝ち。





秋川やよい「うむ、では本日の更新はここまでっ! そして、重要なアンケート!!」

駿川たづな「>>1の最終目的は『SS速報VIPに再び全盛期の力を取り戻して貰う事』だと言う事はすでにお話ししましたよね?」

秋川やよい「前シリーズ……ダンガンロンパスレもそれで始めたのだが……。以前のそれと比べてスレの勢いが明らかに落ちていてな……。まぁ単純に>>1の書くSSが駄作なのだと思うのだが……」

駿川たづな「以前のシリーズでは安価とレスの勢いがもの凄く良かった事から、うまだっちな物を許容してしまった(本当はダメな行為です。どんな作品の二次創作であれ、うまだっちな物はR版で書きましょう)んですが……」

秋川やよい「これは単純に『ダンガンロンパ』のスレだから人が集まったのだろうか……。それとも『エロが許容されてるから』人が集まったのだろうかと悩んでいてな……。実際R版の方では今でも新作品が結構な数あった……」

駿川たづな「このシリーズ(最低3人はウマ娘を育成して貰うつもり)が終わったら『どんなキャラでも出せる』安価SSを書こうと準備をしているんですが……。それで人が集まるのかと不安になってしまって……」

秋川やよい「いずれR版でもスレが出来る様な題材も『既に用意してある』……。そこで、諸君らに質問っ!! 『どんなキャラでも出せるSS』の方が人が集まるだろうか。それとも『エロが許容されている(今度はちゃんとR版で書きます)』の方が人が集まるだろうか!!」

駿川たづな「どちらも>>1が書きたいスレな事は変わらないので、その辺りはご安心下さい。それでは、お疲れ様でした」

R-18の方が人集まりやすいとは思う
おつおつ

ここでも露骨じゃない限りエロは大丈夫だしお好きなように

秋川やよい「>>232>>233やはりそうなのか……(涙目)まぁ人間の三大欲求だしなぁ……」

駿川たづな「……規約上絶対にそういう展開に出来ないウマ娘とは板との相性が悪かったのかもしれませんね。ですが、一人の意見で今後の方針を決めるのもあれなので>>231のアンケートについては随時意見を募集中です」

秋川やよい「>>1の友人に意見を聞いた所「ウマ娘やるなら別の所の方が良いよ」とも言われたし……だが>>1が盛り上がって欲しいのはあくまで『SS速報VIP』なのだ……。あの頃はうまだっちな物じゃなくとも人が山のように押し寄せていたではないか……」

駿川たづな「……一昔前の『懐かしいSS』を書いた方が良いのでしょうか……X(旧Twitter)でもアンケートをしているので、ロム勢の方がもしいらっしゃるならコメントしていただけると嬉しいです」

秋川やよい「あ、それと話は変わるんだがこのSSを見てくれている読者諸君の中にどう考えてもプボくんのファンがいるだろう!!」

駿川たづな「このままだと出番が偏ってしまいかねないので、1回メインの回があったら1回お休みにしますね」


ディープボンド(……あ、前が完全に塞がれちゃった……)

実況赤坂『追い込んできたヒシイグアスか、ココロノトウダイか! ヒシイグアスだ、ヒシイグアスだゴールイン!!』

デアリングタクト「14着……」

パンサラッサ「むぅ……! 2番人気だったのにぃ!!」

アリストテレス「仕方ありませんよ。プボさんはスタミナはあってもバ群を割る程のパワーはありませんから……」

サリオス「スパートを掛けるのをもうちょっと早くするべきでしたね」

コントレイル「……大丈夫だよ、プボちゃんならこの程度で落ち込んだりしないよ。私と違って良い意味でズブいもん……」

ディープボンド「……ぷぼ~……」


うん、まぁディープボンドには距離が短かったし直線コースを向いた時点であの位置じゃあどうしようもなかったよな。末脚があるタイプじゃないし。


そして2月。コントレイルは>>236


①チームアスケラの皆と一緒に、日々トレーニングに励んでいた。(ワグネリアンは気合が入っているようだ)
②デアリングタクトに介護されていた。
③パンサラッサに勝負を挑まれていた。
④『衝撃』に見守られていた。
⑤安価に託した。(ただし、ディープボンド関連のもの禁止)


パンサラッサ「パンは重大な事に気づいたんだ……」

サリオス「はぁ……。何の事ですか?」

パンサラッサ「去年の暮れに『衝撃』を除いた全三冠ウマ娘を集めた模擬レースでコンが勝った=今のコンに勝てればパンが学園最強のウマ娘って事にだ!!」

アリストテレス「……まぁ、間違ってはいないと思いますが今のパンさんがコントレイルさんに挑むのは無謀では? あなたまだ重賞を一回も勝っていないじゃないですか。その上、スタミナもある方ではありませんし、逃げウマ娘なのにスタートも決して上手くい方じゃあ──」

パンサラッサ「ふっふーん♪ その辺は師匠と一緒にバッチリ対策を立ててきたぞ!! ──という訳で勝負だコン!! 神戸新聞杯での借りを返してやる!!」

コントレイル「……別に良いですけど、勝負条件はどうするんです?」

パンサラッサ「>>238だ!!」


(高コンマ程パンサラッサが自分の適性にあった勝負を仕掛けてくる。低コンマ程結果が見えている)

おしがま

秋川やよい「>>238 これは『安価』ではないっ! どんなレースをするかの『コンマ判定』だっ!!」


パンサラッサ「宝塚記念を模した芝2200だ!!」

デアリングタクト「…………これは、どうなんですか?」

アリストテレス「まぁ、パンさんにしては考えた方かと……」

サリオス「でもなぁ……。今のコンちゃんとだと流石にねぇ……」

コントレイル「……分かりました。ターフに向かいましょう」


~~~~~~


デアリングタクト「パンちゃん、苦しくなったらいつでも言って良いんだからね?」

サリオス「救急キットと酸素ボンベは用意してありますよ」

アリストテレス「勝率は……。まぁ10%もあれば良い方でしょうね。今のコントレイルさんは誰もが認める学園最強クラスのウマ娘ですから」

パンサラッサ「へっへーん、みんな結果を見て驚くなよ~? 行くぞ、コン!」

コントレイル「いつでもどうぞ」


いちについてー……よーい、ドン!


>>241 91以上でパンサラッサの勝ち。低コンマ程「知ってた」

パンちゃん……w


パンサラッサ「うぉりゃああああああああああああああああっっっ!!」ドドドドドドドドドドドドド!!

パンサラッサ(イケる……イケる……! 師匠直伝の大逃げを見せてやるからなー!!)


~~~1800m過ぎ~~~


コントレイル「────」ビュオン!

パンサラッサ(あ、あれぇ…………?)


~~~2200m(ゴール)~~~


パンサラッサ「ぜぇっ……ぜえっ……ぜえっ……ぜえっ……!!」バタン!

アリストテレス&サリオス「「知ってました」」

デアリングタクト「で、でも1800mまでは良い線行ってたから! 成長が見て取れたから!! パンちゃん、大丈夫?」

パンサラッサ「く、くそぅ……! 次こそは……次こそは……!!」

コントレイル「…………あの、パンさんはパンさんにあったレースがあるかと……」

パンサラッサ「だ、ダメだ……! パンの目標は世界の頂点に立つことなんだから……こんな所でへばってる訳には……ガクッ」チーン

デアリングタクト「ぱ、パンちゃぁあああああああああん!!」


……コントレイル曰く、あの時にハッキリとパンサラッサの才能が分かったって言ってたよ。『決して諦めないこと』……そういう意思を持ち続けられることだって立派な才能だよな。


そして3月……。いよいよ持って迎えた大阪杯一週間前、コントレイルは>>243


①今までの自分の言動に落ち込んでいた。(高コンマ程気にしている)
②ワグネリアンとの対戦の為の秘密のトレーニングを行なっていた。
③敵情視察をしていた。
④身体をシッカリと休めていた。

1


コントレイル「(ズーン……)わ、私……なんて傲慢で失礼な事を……!」

キングヘイロー「気にしなくて大丈夫よ。全ての元凶はタキオンさんですもの」

ラインクラフト「そうですよぉ! コントレイルさんは悪い事なんて少しもしてないです!!」

シーザリオ「……どうします? このままの精神でレースに挑ませた場合……」

トレーナー「うーん、今までの自分の言動を気にしなくなる方法か……」

ワグネリアン「ボクも、やり合うんだったら本気のコンちゃんと戦いたいからね! 何とかしてよトレーナー!!」

トレーナー「……>>245だな」


①もう一度三冠ウマ娘全員でレースをやって自信を付けさせる。
②取りあえず気の済むまで謝罪行脚させる。
③助けて衝撃さん。
④もう一度タキオンに頼る。(正気かお前)
⑤安価に託した。

3

ところでこの世界線の衝撃さんのキャラってどんなんよ? >>247 低コンマ程クールで寡黙(初期ウマ娘原案)高コンマ程ウマソウル強めの陽キャ。(個人的なイメージはメッチャクチャ強いハルウララ)

秋川やよい「うむ……30分経ったので>>1が自分でコンマしよう……」


39 本当は陽キャで走るのが大好きな事をなんとか隠せている。


衝撃「失礼します。コントレイルの所属しているチームアスケラのトレーナー室はこちらでしょうか」

トレーナー「……!? こりゃあ驚いたな。渡りに船って奴か?」

ワグネリアン「わ、わ、わわわ……! 衝撃さんだぁ!! あの、コンちゃんもそうらしいけどボクも負けないぐらい衝撃さんの大ファンで……!!」

衝撃「ええ、分かっていますよ。この学園には私が『運命』を感じる人が沢山いて、私も嬉しいです」

ラインクラフト「丁度いいじゃないですか! 衝撃さんに協力して貰えば今のコントレイルさんも……!!」

シーザリオ「元に戻るかもしれない……!!」

コントレイル「……>>249


高コンマ程ハイテンション。低コンマ程テンパって語彙がおかしい。


コントレイル「わ、わ、私! 貴女に憧れてレースの世界に入って、それでトレセン学園に入学して……!! と、兎に角大ファンです!! サインください! 握手もお願いしますっ!!」

衝撃「ええ、構いませんよ。(サラサラ)それで、タキオンの薬で情緒がおかしくなっていたと聞きましたが大丈夫ですか?」

コントレイル「は、はい! もうすっかり……。ですがその、薬の効果が切れるまでトンでもなく傲慢な事を言ってしまっていたみたいで……」

キングヘイロー「だ、大丈夫よ! 報道陣には『春の大阪杯に向けて秘密のトレーニングを実施中です』って言って取材を断わってあるし、トレセン学園の生徒達への影響だって>>251


高コンマ程「何言ってんだコイツ」という雰囲気。低コンマ程気にしていない。

はい


キングヘイロー「ルドルフ会長のお陰で半分程度には抑えられていたじゃない!」

ワグネリアン「それに同期のみんなだけじゃなくて、ウオッカなんか『なんか他人が言ってる気がしねぇんだよな……』って凄くフォローしてくれたしね!!」

コントレイル「それは……そうなんですが……」

衝撃「……コントレイル。これはあくまで提案なんだけど──私と併走、してみる?」


~~~~~~~~~


トレーナー「……距離は他の三冠ウマ娘達と勝負した時と同じ芝の2400、ダービーを模したコースにしてある。二人とも、準備は良いか?」

衝撃「構いません、いつでもどうぞ」

コントレイル「よ、よろしくお願いしますっ!! 胸を借りるつもりで頑張りますっ!!」

ラインクラフト「それじゃあ行きますよ……? よーい、スタート!!>>253


ゾロ目以外で衝撃の勝ち。高コンマ程良い勝負をする。

はい

秋川やよい「うむ、では少々早いが今回はここまで……そしてたづなぁ! 私は覚悟を決めたぞ!!」

駿川たづな「な、何のですか!?「SS速報VIPに人を呼ぶ為なら手段を選ばんと言うことだ!!」……まさか!!」

秋川やよい「そう『二作同時進行』を行なうっ!! 私はSS速報VIPが大好きだっ! 現に昨日コードギアスの短編SSが投下された時はとても嬉しかった!! だがこのままではR版の方は兎も角、SS速報VIPの方は廃れるばかり……! こんな事があってはならないっ!!」

秋川やよい「そこで! 次回作にしようと思っていたどちらか二作の内、一作を同時に進行する!! ……まぁとは言っても一日一日交互に交代して更新するだけだがなっ! 候補はこの二つだっ!!」


①『仮面ライダーW』翔太郎「安価とコンマで依頼を解決する」『安価&コンマ』 自由度がもの凄く高いSS。どんなキャラを出そうが構わず、仮面ライダーW(風都探偵含む)のメンバーに事件を解決して貰うスレ。>>1の初めてのダンガンロンパスレのオマージュ。
②『FGO』風魔小太郎「『対魔忍』ですか……」『対魔忍RPG』 FGO終了後設定の風魔小太郎を対魔忍RPGのふうま小太郎に転生させる。対魔忍スレなので当然R版で行なう。安価や読者の要望によっては小太郎無双(色んな意味で)になる可能性がある。
③皆が読みたいスレを書けば書こうっ! ただし、これは出来るかどうかは分からんがなっ!!


秋川やよい「明日は休みを取り、新スレの準備を行なうっ!! ①は>>1が初めて長編安価スレを完結させた作品のオマージュ。②はFGO勢とうまだっち勢を集めるための物だっ!!」

駿川たづな「勿論、こちらのスレも投げ出す気は少しもないので安心して下さいね? この後X(旧Twitter)でもアンケートをする予定です」

秋川やよい「それでは諸君、SS速報VIP復活計画に是非とも協力してくれたまへ!!」

更新早くてエロもあったのは欠損龍驤のやつがある。あんまり乱立させるより一つのスレを深堀してもいいんじゃないかと思う

秋川やよい「>>256 うむ、ではこのスレに集中するか」

駿川たづな「ちょっと待ってください。>>254の固い決意はどこへ行ったんですか?」

秋川やよい「前にも言っただろう。一人でも『今のスレに集中しろ』という読者がいれば撤回するとな。……唯一の心配が①or②に類似するスレを先に立てられてしまうことなので、可能性が高い&要望者がいる方の②のスレの方は今日建てて『このスレが滞っている間に』更新しよう。なに、5分に一度はこちらを確認しに来るから大丈夫だろう(慢心)こちらのスレを優先的に進行することも告げておくしな!!」

駿川たづな「では今日のお休みは?」

秋川やよい「撤回っ! 今日も8時から更新を始めるからよろしくなっ!!」

駿川たづな「はぁ……。こんないい加減な>>1ですが、よろしくお願いします」

秋川やよい「それでは本日もトレーニング開始っ!!」



……途中までは良い勝負をしてたさ。仕掛けるタイミングも決して悪くはなかった筈だ。けど、最終直線に入った途端──


衝撃「はぁああああああああああああああああああああっっっ!!!」ビュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

コントレイル「────あ」

彼女は「跳んだ」……幾度となくレースで見せつけてきたその信じられない末脚を爆発させて、姿勢を極限まで低くして、急降下する隼の如く両腕を後ろへ伸ばして──何度見ても見惚れるよ。これぞ『衝撃の走りだ』ってな。勝負の結果など、言うまでも無いだろう。



ラインクラフト「……5バ身差で衝撃さんの勝利です」

シーザリオ「何度見ても驚かされてしまいますね。まさに『ウマ娘レース界を変えるために生まれて来た』と言うべき方です……この方が誕生していたのとしていなかったのとでは、ウマ娘レース界の歴史が大きく変わっていただろうと何人もの専門家が言っています」

ワグネリアン「……凄い」

キングヘイロー「…………」(負けるとは言いたくないが、勝てるとも言えない)

トレーナー「……どうだ、コン。何か掴めたか?」

コントレイル「……↓1」


高コンマ程、憧れと夢を取り戻す。低コンマ程、こんなの勝てる訳が無い、追いつける筈がないと落ち込んでしまう。(補正+20)

新時代の扉


>>261 41+20=60


コントレイル「……ありがとうございました」

結果は……まぁなんとも言えないなぁ。何というか、コンの中に『迷い』が生じているのが分かったんだ。……『自分は本当にこの人を越えられるのだろうか』っていう、なんともありがちな迷いがな。そして──


~~~大阪杯~~~


コントレイル「…………ふぅ」

ワグネリアン「よーし……!」

キングヘイロー「それで? コントレイルさんとワグネリアンさんの調子はどう?」

トレーナー「……コントレイル自体は良い仕上がりだと思う。ワグネリアンも悪くはない筈だ。けど──」

シーザリオ「──けど?」

トレーナー「今回の大阪杯は豪華メンバーが勢揃いだ。マイルじゃ敵無しのグランアレグリアに、ここまで無敗の逃げウマ娘のレイパパレ……加えて全員がコントレイルをマークしてくるだろうから果たして勝ちきれるかどうか……」

ラインクラフト「……大丈夫です。コントレイルさんを信じましょう!!」


実況赤坂『さぁ、これから始まる戦いも間違い無く、後世へと語り継ぎたいレースとなるでしょう。第○○回大阪杯──スタートしました!! 真ん中コントレイル良いスタートを切りました、外目グランアレグリアも良いスタートを見せている。ここで無敗ウマ娘のレイパパレが行きました、内でサリオスワグネリアン。そしてグランアレグリアが五番手、更に圧倒的1番人気のコントレイルは中段に付けています!!」

トレーナー「……不味いかもしれない。レイパパレの調子が明らかに良い」

コントレイル(……早めに仕掛けて方が良いかもしれない……なら!)

グランアレグリア(ここで──)

サリオス(仕掛ける!!──)

実況赤坂『おっとここでコントレイル動いた、コントレイルが動いていったぞ、グランアレグリアのすぐ外までコントレイルが動いていったおっとそれに合わせるようにグランアレグリアとサリオスも動いた!! 人気ウマ娘四人が早くも前で固まっている!!」

トレーナー「やばい! ここで焦ったら──!!」

↓1 コンマ70以上で史実改変。衝撃の走りを模したコントレイルの勝ち。


実況赤坂『さぁ外に持ち出してコントレイル! 先頭はまだレイパパレ、先頭はまだレイパパレ!! 内を付いてサリオスだ、内を付いてサリオス更にはグランアレグリア!! 外からコントレイル! コントレイル厳しいか、コントレイル厳しいか!! 大外からモズベッロ、しかし、レイパパレだ! レイパパレだ!! これが無敗ウマ娘だ!! なんと、レイパパレェえええええええええええええええっっっ!!! 三冠ウマ娘も、最速ウマ娘も、サリオスも退けましたっ!!』


ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!


キングヘイロー「……3着、ね」

シーザリオ「……決して弱くはなかった。判断もそこまで間違った物ではありませんでしたが……」

ラインクラフト「トレーナーさん……」

トレーナー「……第一として、レイパパレが強かった。逃げを打たれてずっと先頭を行くウマ娘に上がり最速まで出されたらもうどうしようもない。二つ目に、コンが仕掛けどころを間違えた。アソコは位置取りを上げずに脚を為続けて直線一気の勝負にするべきだった。それこそ『衝撃』みたいにな。コンの末脚なら何とかなった筈だ」

キングヘイロー「……コントレイルさんはまだ良いとして、ワグネリアンさんが12着のブービーなのは?」

トレーナー「……そっちは俺にも分からない。ただ、今後のケアはワグネリアンを優先しよう。心も身体もな」


コントレイル「……また負け、ちゃった……」

>>265 コントレイルの落ち込み具合。(高コンマ程落ち込んでいる)
>>266 閉話に出てくるウマ娘。(レースに出ていたウマ娘だとありがたいです)

史実通りだ、何も引きずることはない

ゴーウィズユー

>>266 あのすみません、ぼう競馬サイトで検索してもそんな競走馬はいないのですが……。書き間違いか、>>1がアホなだけでしょうか。

えー、20分経っても返事がないので再安価>>269

ごめん別のウマ娘スレから持ってきた。無理なら再安価で

>>269 なるほど……『史実のウマ娘にしてください』と注意書きに追加しましょう。再安価>>271

テンハッピーローズ


コントレイル「…………はぁ」

コントレイル「(調子は悪くなかった。衝撃さんと併走までして貰えた……それでこのザマなんだ……。私、私は……)

テンハッピーローズ「あ、あの!」

コントレイル「……だ、誰?」

テンハッピーローズ「私、一年下のテンハッピーローズって言います!! コントレイルさんの大ファンで……いつか私もGⅠを勝って、ライブのセンターに立つのが夢なんです!!」

コントレイル「そうなんだ。……でも、私なんかより他の人を目標にした方が──」

テンハッピーローズ「ダメです! 私、コントレイルさんが菊花賞で距離が合わないのに死ぬ気で頑張って三冠ウマ娘になる所を見ました!! トレーナーさんからも解説者さんからも『何で勝てたのか分からない』『彼女の努力と執念の結果としか言えない』って言われてるあのレースを観て、凄く感動したんです!!」

コントレイル「…………」

テンハッピーローズ「私は、長距離を走るのが根本的に無理っぽいので三冠路線もティアラ路線も行かないつもりなんですけど……。でも、いつか私も誰かに感動を与えられるウマ娘になりたいって、そう思ったんです!!」

コントレイル「……>>273

(高コンマ程、その場はやる気と元気を取り戻す。補正+20)

テンちゃん……!


94+20=114


コントレイル(そうだった……。私、上ばっかり見てるせいで肝心の足下を全然見て無かったんだ……。夢や憧れなんて、そうそう掴める物じゃないし、ましてやまともなトレーニングが出来なかった状態で「跳べる」訳無いのに……)

コントレイル「……ん、凄くスッキリした気分だよ。元気をくれて、どうもありがとう! ハッピーちゃんも頑張ってね!!」

テンハッピーローズ「は、はい! ウイニングライブも必ず見に行きますから!!」


~~~~~~


コントレイル「たぁあああああああああああああああっっっ!!」ダダダダダダダッ!

キングヘイロー「ちょっとトレーナー。あなた何したの? コントレイルさんの調子が全く落ちてないみたいだけど」

トレーナー「お、俺も知らないよ。ただ、あいつにはあいつの……俺達の知らない所で新しい友好関係ややり取りがあったんじゃないかな」

シーザリオ「レース後でもコントレイルさんの調子が良いのは喜ばしい事ですが、ワグネリアンさんは──」

トレーナー「……ワグネリアンは>>275


コンマ90以上でワグネリアンに起る未来を察知。この秋を全休させる。

はい


ワグネリアン「よっと! ほっと!!」

トレーナー「……本人は元気な風に振る舞ってるけど、何か嫌な予感がするんだよ。10月の富士ステークスから始動させようと思ってる」

ラインクラフト「コンちゃんはどうするんですか?」

トレーナー「人気も高いし宝塚記念にも出走させたかったんだけど、根本的なところから体力を回復させる意味合いで回避する予定だ。夏の合宿を挟んで、秋の天皇賞に直行させたい。相手のウマ娘の情報収集は俺に任せておいてくれ」

キングヘイロー「分かったわ。それじゃあ貴方はトレセン学園に残るのね?」

トレーナー「ああ、その代わりにお前らの面倒を見てくれるのは>>277

①沖野トレーナー。
②南坂トレーナー。
③東条花トレーナー。
④六平トレーナー。
⑤奈瀬文乃トレーナー。
⑥黒沼トレーナー。

2


トレーナー「南坂に任せてある。……何でか知らないけどパンサラッサも一時期南坂が面倒を見る事になったみたいだな」

シーザリオ「……パンサラッサさんが駄々を捏ねたのでしょうね……。あの子はツインターボさんに憧れてトレセン学園に入学したらしいですから」

キングヘイロー「ちょっと待ちなさい。私達5人を含めてカノープスのメンバーが6人、そこにパンサラッサさんが加わるんだから……12人!?」

ラインクラフト「そ、それって一人で面倒を見切れる数なんですかぁ!?」

トレーナー「キングには話してあるけど、俺の親父がトレーナーの時は大型バス2台でもまだ足りなかったよ。それに、南坂やチームカノープスは重賞を何回も勝ち取っているチームだぞ? あと、あいつは話したがらないけど……あるGⅠウマ娘のトレーナーでもあったんだ」

キングヘイロー「へぇ……。あの人、GⅠウマ娘のトレーナーだったのね」

トレーナー「いざとなったら『先生』にヘルプを頼むように言ってある。それじゃ、合宿の間もシッカリな」

ワグネリアン「トレーナー! この重量付きスニーカーの横幅跳びあと何回やれば良いのー!?」

トレーナー「……お前の足首がシッカリと成長しきるまでだ。夏合宿でもサボらないでやるんだぞ?」


そうして、俺不在の夏合宿が幕を開けた──ここからは南坂やみんなに聞いたことをそのまま言うから、真実だとは限らないんだけど…………


~~~夏合宿~~~


ワグネリアン「んー、今年も来たね~。トレセン学園名物真夏の強化合宿!!」

コントレイル「うわぁ……。噂通り大きいけど所々ボロボロ……前の合宿で使った宿よりはマシだけど」

キングヘイロー「そうね、その通りだわ。でも、どんなウマ娘もこの宿と浜辺でトレーニングをして一流のウマ娘になってきたの。時として伝統を重んじるのも大事な事よ」

南坂T「はははっ……。キングヘイローさんにそう言って貰えるとありがたいです。さて、転呼を始めます。良いですか?」

ツインターボ「1!!」

パンサラッサ「2!!」

ナイスネイチャ「さーん」

イクノディクタス「4」

マチカネタンホイザ「5!」

サウンズオブアース「シックス!」

ロイスアンドロイス「7」

キングヘイロー「8」

ラインクラフト「9!」

シーザリオ「10」

ワグネリアン「11!」

コントレイル「12」

南坂T「はい、全員揃っていますね。ではまず合宿場に荷物を置いて、部屋の整理をして……それからトレーニングを始めましょう。7月上旬にやって貰うトレーニングは>>279


①砂浜ダッシュ。
②タイヤ引き。
③遠泳競争。
④砂場遊びで巨大な城を造る。
⑤クイズ大会。
⑥ビーチバレー。

3


南坂T「遠泳競争からやって貰おうかと(ニッコリ)」

コントレイル「あの……。私、ドの付くカナヅチ(この世界のコントレイルは)なんですけど……」

南坂T「ええ、ですがスタミナを付けるのに遠泳はこれ以上無く適任ですので。コントレイルさんには2週間で水泳が上手くなって貰います。……みなさんはどうですか?」

キングヘイロー「別に構わないわ。キングはオールラウンダーですもの」

ロイスアンドロイス「良い判断かと思われます。初日ならば水泳を行なうチームも少ないでしょうからね」

サウンズオブアース「ああ、だが畏れ多きポセイドンには気をつけなくてはならないよ。神霊カイニスのような目に合いたくないのならばね……」

ラインクラフト「えっと……。と、兎に角頑張ります!!」

ツインターボ「へっへーん、ターボは泳いでも1番だぞー!!」

パンサラッサ「さっすが師匠! でもパンも負けないぞー!!」

シーザリオ「コントレイルさん……。決して無理はなさらないでくださいね」

コントレイル「が、頑張ります!!」


2週間遠泳トレーニングをしたコントレイルの結果>>281(高コンマ程泳ぎが上手くなる。弱点を埋めるのが得意な南坂Tの始動なので、最低保障30)

秋川やよい「本日の更新を終了したいのだが出来んっ!! ええい、コンマ判定を>>282に変えて終了するっ!!」

駿川たづな「予想通り(本当は予想通りであって欲しく無かった)空き時間に対魔忍スレの方も更新出来ましたね。このスタイルで続けていきましょう」

ヌッ


秋川やよい「埋まるまで時間がもの凄く掛かりそうなのでゲリラ投稿っ!!」



55 平均的には泳げるようになった。


コントレイル「す、凄い……。私、これでサクラローレル先輩みたいに泳ぎ下手レンジャーから卒業出来るんだ……!!」

キングヘイロー「あなた、そんなのに入れられてたのね……」

コントレイル「はい、噂を聞いたミラ子先輩に半ば無理矢理……。オグリ先輩とアイネス先輩もいたので雰囲気は悪く無かったんですけど、全員プールでジャバジャバ泳いで(溺れて)ました……」

イクノディクタス「ですがご安心を。私達のトレーナーは弱点や苦手を克服させるのが得意なトレーナーです。私はハンバーガーを食べるのが大の苦手で「なんでそうなるの!?」と毎回ツッコまれていましたが、トレーナーが一口大のハンバーガーを出してくれるお店を紹介してくれてからはそんな事は無くなりました」

ナイスネイチャ「ターボのゲート嫌いも賑やか嫌いも克服させちゃったもんねー。いやー、我ながら凄いトレーナーですよ。……その分誰もGⅠを勝ててないってのが余計に申し訳無くなるけど」

南坂T「そんな事は別に良いんですよ。気にしてませんし、みなさんならいつかきっとやり遂げてくれると信じています。それよりも本番です、トレーニングの成果を見せていただきましょう。みなさんにはアソコにあるフラッグを回って、こちらまで帰って来て貰いますよ。準備は良いですか?」

ロイスアンドロイス「ええ、いつでもどうぞ」

ツインターボ「へっへーん、ターボは泳ぎでもターボエンジン全開だぞー!!」

南坂T「では行きますよ。いちについてー……よーい、ドン!!」


↓11まで連投OK。コンマが高いほど泳ぎが得意で早く帰ってくる。順番は

ツインターボ「1」

パンサラッサ「2」

ナイスネイチャ「3」

イクノディクタス「4」

マチカネタンホイザ「5」

サウンズオブアース「6」

ロイスアンドロイス「7」

キングヘイロー「8」

ラインクラフト「9!」

シーザリオ「10」

ワグネリアン「11」

秋川やよい「あ、仮に6時になっても埋まってなかった場合>>1が勝手に埋めて勝手に書き始めるから安心してくれて良いぞっ!!」

駿川たづな「はい、予想通り埋まらなかったので>>1のレス連打を開始しますね?」

秋川やよい「それでは本日もトレーニング開始!!」


一位 ラインクラフト「96」

二位 サウンズオブアース「92」

三位 キングヘイロー「65」

四位 マチカネタンホイザ「64」

五位 コントレイル「55」

六位 ツインターボ「54」

七位 パンサラッサ「48」

八位 ロイスアンドロイス「47」

九位 ナイスネイチャ「44」

十位 ワグネリアン「41」

十一位 イクノディクタス「37」

十二位 シーザリオ「11」


南坂T「いやぁ、どこもデットヒートでしたねぇ……。見応えがありましたよ」

ラインクラフト「えへへぇ……やりました! 普段のプールトレーニングの成果です!!」

サウンズオブアース「ああ、なんて素晴らしいコンチェルト! 走るレースではなく、泳ぐレースでもこんなに魂を高め合えるとは……! またこの私とデュオしてくれるかい、クラフトくん!!」

ラインクラフト「はい、私で良ければ喜んで!!」

キングヘイロー「三位……でも上位の二人が凄すぎてあまり誇れる気分じゃないわね。私からは結構団子状態だし」

マチカネタンホイザ「もうちょっと……! あともうちょっと!!」

コントレイル「私、自分がこんなに泳げるようになるなんて思わなかったです。南坂Tさん、本当にありがとうございます!!」

ツインターボ「ぐぬぬぬぬ……! あと1㎝だったのにぃ!!」

イクノディクタス「まぁまぁ、全員それなりに泳げる事が分かって良かったじゃないですか。タイムも上位の二人を除いてほぼほぼ団子ですしね。……ただその……」

シーザリオ「………………」

ラインクラフト「し、シーザリオ……」

ワグネリアン「ねぇシーザリオ、一体何があったの? やけにプールトレーニングを避けてるなぁって思ってたけどもしかして……」

シーザリオ「>>299です……」


01~30 普通に足を痙って溺れかけた。
31~60 海の中が綺麗だったので見とれてしまった。
61~90 クラゲに刺された。
91~00 天然のカナヅチです、今の今まで隠してました……。

はい


シーザリオ「すみません、海の中がとても綺麗だったのでつい見とれてしまって……」

南坂T「ま、まぁまぁこういう事もありますよ。さて、7月の下旬は>>301をしてもらいます」


①砂浜ダッシュ。
②タイヤ引き。
③砂場遊びで巨大な城を造る。
④クイズ大会。
⑤ビーチバレー。
⑥安価に託した。

4


南坂T「賢さトレーニングです。最終日には真夏のビーチで早押しクイズ大会をして貰います」

ツインターボ「え~~~~~~っ!? やだやだやだ~、ターボ勉強嫌いー!!」

イクノディクタス「ターボ、そういって賢さトレーニングをサボっている内はいつまで経ってもトウカイテイオーに勝てませんよ?」

ツインターボ「ぐぬぬぅ……。分かった、やる……」

パンサラッサ「くぅううううううっ! 苦手な事にも逃げずに立ち向かう師匠超格好いい!! パンも負けないぞー!!」

コントレイル「うーん、お勉強かぁ……」

ナイスネイチャ「ワザワザ海に来てまで感はあるけど、やっておいてそんは無いからね。そこそこ頑張りますよっと」

ワグネリアン「……レースに勝てるようになるためならボク、なんでもやるよ! ドンと来い!!」

南坂T「その意気です。では合宿場に戻って授業を始めましょうか」

ウマ娘s『はーい!』



~~~~~~二週間後~~~~~~


南坂T「……では本番です。みなさん、準備は良いですか?」

ロイスアンドロイス「いつでもどうぞ」

イクノディクタス「ええ、首尾は完璧かと」

シーザリオ「少なくとも最下位になる気はありません」

ナイスネイチャ「ま、私も最下位にはなってないと思うな~」

ラインクラフト「うぅ……。自信無いよぉ……」

ツインターボ「中山レース場の高低差が……あれ? 幾つだったっけ?」

南坂T「では行きますよ……。第一問!」ババン!


>>303 勝者は誰?

01~30 イクノ。
31~60 ロイス。
61~90 シーザリオ。
91~00 ネイチャ。

>>304 最下位のおバカさんは?

01~40 ターボ。
41~80 パンサラッサ。
81~90 ワグネリアン。
91~00 コントレイル。

はい


南坂T「はい、全問終了です。お疲れ様でした……優勝はシーザリオさん! そして最下位はパンサラッサさんですね」

ラインクラフト「あー、やっぱりダメだった~。シーザリオはおめでとう!」

シーザリオ「ありがとう。……しかし王道かつレースに役立つクイズばかりで助かりました。雑学問題をもう少し多く入れられていたら負けてしまっていたかもしれません」

コントレイル(最下位じゃなくて良かった~……)

ワグネリアン「それでそれで、おバカ解答とか無かったの? ボクテレビでそういうの見るの大好きなんだよねー!!」

パンサラッサ「ちょっ!? それは「キャハハー! ターボも見たいー!!」…………はい」

南坂T「そうですね……>>306なんて物がありましたね。(ご自由に問題と答えをどうぞ)」

秋川やよい「……30分経ったのでこちらで書こう……。そして、今日の更新終わりにアンケートを採りたいので協力して欲しい……」



南坂T「『○○○○を越えろ』というフレーズで有名な、トゥインクル・シリーズにその名を残す伝説のウマ娘は?』パンサラッサさんの答えがこちらです

パンサラッサ『ジーサン』

ロイスアンドロイス「ぶふっ……!」

シーザリオ「し、失礼ですよ! 史上初の五大レース完全制覇ウマ娘に何て事を……!!」

パンサラッサ「えー、違ったっけー?」

キングヘイロー「シ・ン・ザ・ンよ! 常識中の常識だからちゃんと覚えておきなさい!!」

南坂T「さて、8月になりましたね。8月上旬にみなさんにやって貰うトレーニングはこれです>>307


①砂浜ダッシュ。
②タイヤ引き。
③砂場遊びで巨大な城を造る。
④ビーチバレー。
⑤安価に託した。

2


南坂T「タイヤ引きです。主にバ群を割る為のパワーとテクニックを身につけていただきます」

イクノディクタス「ふむ。この中で力持ちというと……やはりコントレイルさんかワグネリアンさん、もしくはシーザリオさんでしょうか」

キングヘイロー「あら、短距離だってバ群を割るパワーは必要よ? 特に脚質が『差し』の子はね」

サウンズオブアース「ふふふっ……。真のオーケストラに入っている人々はパワートレーニングを欠かさないという……。それは何故か? 極限まで鍛えられた肺と筋力あってこそ、長い曲を完璧に弾ききる事が出来るからさ!! ああ、偉大なるスパルタの神鳥よ、私にその力を分け与えたまへ!!」

パンサラッサ「へっへーん、汚名挽回の大チャーンス、いっくぞー!!」

ロイスアンドロイス「それを言うなら『汚名返上』です、パンサラッサさん」


~~~~~~二週間後~~~~~~


南坂T「さぁ、三回目のテストの時間です。みなさん、準備はよろしいですか?」

ラインクラフト「ドンと来いです!!」

シーザリオ「初戦は醜態をさらしてしまいましたが……。二冠目、取らせていただきます!!」

ワグネリアン「最強はこのボクだぁ! 力比べだって負けないぞぉ!!」

コントレイル「……今度こそ、私が……!!」

南坂T「ではよーい……スタート!!>>309


コンマ 01~40でコントレイルの勝ち。それ以外は安価で好きなウマ娘を書いて良し。(コントレイルと書いても勿論構いません)

シーザリオ


南坂T「そこまでっ! この勝負はシーザリオさんの勝ちですね、おめでとうございます」

シーザリオ「ありがとうございます。……ですが、一部を覗いてほぼ全員が同タイムの良い勝負でした」

コントレイル「はい! でもその……あの二人は…………」

ターボ&パンサラッサ「「」」チーン!

イクノディクタス「ゴールまで半分も行く事なくその場に倒れ伏してますね……。怪我などをしていなければ良いのですが」

キングヘイロー「ま、予想の範疇だし大丈夫でしょう。それで、八月後半はなにをするのかしら?」

南坂T「今日から一週間、皆様には自由にトレーニングをして貰って、最終日にこの合宿場近くにある子供ウマ娘のレースチームのコースを借りて模擬レースを行なおうと思っています。距離とバ場は、全員に勝ち目のある芝の2000です」

ロイスアンドロイス「『セルフプロデュースをやってみろ』という事ですね? お任せください、このロイスアンドロイスの得意分野です。バッチリと仕上げて参ります」

ナイスネイチャ「おっとここでロイスが露骨に得意な分野が来たかぁ……。でも、ネイチャさんだってトレーナーと二人三脚の時代があったからね。そうそう簡単には勝たせませんよっと」

ワグネリアン「次こそ……次こそは……!!」


~~~~~~


コントレイル「うーん、一週間の自主トレかぁ……。今の私に足りないのは……きっとこれだよね!>>311

①スピード
②パワー
③スタミナ
④根性
⑤賢さ
⑥スキル
⑦その他安価

秋川やよい「一時間経ったので言って良いか? 割と真面目に心が挫けそうだ……」

駿川たづな「り、理事長……」

秋川やよい「やはりダンガンロンパスレから間を置かずにこのスレを始めるべきだったか? それともダンガンロンパだから人が集まっていたのか?? エロを許容していたから人が集まっていたのか??? もう何も分からん……R版での対魔忍RPGスレもそこまで勢いが良くないしなぁ……」

駿川たづな「…………みなさんは何が原因だと思いますか? そしてSS速報VIPを盛り上げるために>>1はどんなスレを書いたら良いと思いますか?」

秋川やよい「それと、今このスレを見てくれている皆は自由安価が嫌いか? 前は自由安価でも結構早く埋まっていたのだが……」

駿川たづな「その辺も含めて、アドバイスを頂けると嬉しいです。このスレも最低でも『コントレイルさん編』は絶対に終わらせますのでご安心ください」

秋川やよい「……どうか、みなの見たいSSを書いて欲しい。>>1のノリにピンとくればそれをそのまま書くと思うから……。それでは今日の更新はここまで。明日もよろしくな……」

駿川たづな「安価は>>312で」

オリキャラ作成安価があるやつはまだ安価集まりやすい印象
あんまり自分を追い込みすぎないで…
安価は1
おつ


秋川やよい「>>312そうなのか……ええい、それが分かっていれば育成ウマ娘のトレーナーを全部オリジナルの物に作製させたというのに!!」

駿川たづな「嘆いても仕方ありません。コントレイルさんのファンの為にも今出来る事をやりましょう」

秋川やよい「それと「こんなSSが読みたい」は随時募集中だからよろしくなっ!!」

駿川たづな「諦めるまでは負けではありません。何としてでも、SS速報VIPに全盛期の力を取り戻させてみせますよ」


コントレイル「トレーナーさんは『お前の武器は最終直線での追い込みだ』って言ってたし、スピードトレーニングに努めるのが良いよね! よーし、ミッチリやるぞー!!」

>>317までコンマ判定(連投可)高コンマ程効果有り。夏合宿トレーニングボーナス+30+合計値80以上で友情トレーニング発生、更にボーナス+20

駿川たづな「はい、予想通り30分経過しましたね。>>1が責任を持って連投します」

70+30+20+42+30+31+30=253 コントレイルのスピードが253上がった!!


コントレイル「ふぅ……。んー、もうちょっと頑張れたかなぁ……? でもこんな物なのかも」


~~~一週間後~~~


南坂T「それでは、予定通りウマ娘子供レース場を借りての模擬レースを行ないます。距離は芝の2000……みなさん、準備はよろしいですか?」

ナイスネイチャ「ほいほーい、いつでもどうぞ」

パンサラッサ「ふっふっふー……。今日のパンは無敵だー!! 行くぞ、ターボ師匠! コントレイル!!」

ツインターボ「なにー!? やれるもんならやってみろ!!」

ワグネリアン「ふぅ……。調子は上々……やれる!」

シーザリオ「さて、今日はどういった走りをするべきか……」

ラインクラフト「シーザリオは今もずっと勝つ為に考え続けてるんだね……わたしも頑張らないと!!」

キングヘイロー「残念だけど、最後に勝つのはこの一流ウマ娘のキングヘイローって決まってるの!」

イクノディクタス「…………この中で要警戒すべきはやはり三冠ウマ娘のコントレイルさん……しかしターボとパンサラッサを放置すれば……」

コントレイル「……私も大丈夫です、始めて下さい!!」

南坂T「では行きますよ。……いちについてー……よーい、ドン!!>>319


01~65でコントレイルの勝ち。違う場合再判定。

はい


コントレイル「たぁあああああああああああああああっっっ!!」ダダダダダダダッ!

南坂T「ゴール!! 最終直線でバ群を割って末脚一気ですか……。自分の持ち味を活かした素晴らしい走りでしたね、お見事です」

コントレイル「あ、ありがとうございます!!」

見学に来ていたウマ娘の子供達「お姉ちゃん凄ーい!」「流石無敗の三冠ウマ娘!!」

コントレイル「あ、ありがとう……ふふっ!」

南坂T「二位が>>321さん。三位が>>322さんですね。お二人もよく頑張りました」


コンマ判定を11人でやるのが厳しいのでお好きなウマ娘をどうぞ。

ターボ

秋川「……このスレを見てくれている人物、1人か2人説()30分経ったので>>1が責任を持ってこのレスでコンマしよう」

01~10 ネイチャ
11~20 イクノ
21~30 マチタン
31~40 サウンズオブアース
41~50 ロイスアンドロイス
51~60 キングヘイロー
61~70 ラインクラフト
71~80 シーザリオ
81~90 ワグネリアン
91~00 パンサラッサ


南坂T「二位がターボさん、三位がシーザリオさんですね」

ツインターボ「ぜぇ……ぜぇ……くそぉおおおおおおおおおおっ!! あともうちょっとだったのにぃいいいいいいいいっっっ!!」

シーザリオ「……ターボさんのあれだけの大逃げをよく捕らえきった物です。感嘆の言葉しか出て来ません」

キングヘイロー「……ほら、まだよ。勝者には勝者の権利が……役目があるでしょ?」

ラインクラフト「子供達の前で、めいいっぱいウイニングライブをしてきてください!!」

ナイスネイチャ「それじゃ、頑張って下さいよーっと」

コントレイル「はいっ!!」

ワグネリアン「……………クソッ!」


このあと、私達三人は子供のウマ娘達の前で小さなウイニングライブをやって、みんなで子供達と遊んで……そして、夏合宿残りの一週間は──


南坂T「みなさんにも夏休みがないといけませんからね。海なり山なり草原なり……お好きな場所で、思う存分遊んできて下さい」


──という指示が出ていた。ターボさんとパンちゃんは嬉しそうにはしゃぎ回っていたけど、私はどうしようかな……>>324(3人までお好きな人数どうぞ)と>>325でもしようかな。

キング、パンサ

(パンちゃんの保護者的な感じで)探検にお付き合い


パンサラッサ「なぁ、キングとコンは『パンサラッサ』ってどういう意味か知ってるか?」

コントレイル「え、ええっと……」

キングヘイロー「…………超々古代。まだ全ての大陸が一つだった頃の伝説の大地……『パンゲア』と対を成す、全ての海が繋がっていた『伝説の超海洋』の事でしょう?」

パンサラッサ「へー、流石キングは博識だな! そう!! そしてパンの目的……夢は『全ての海を渡って、世界中のウマ娘と戦って、世界一のウマ娘』になる事なんだ!!」

コントレイル「うん、それは分かったけど──」

キングヘイロー「それが何で>>327なんて場所に行く理由になるのよこのヘッポコ!!」

高いコンマ程ヤバイ場所。(補正+30)

ヌッ

71 ボノトレがよく迷い込む無人島。


キングヘイロー「ここはいったい何処なのよー! パンサラッサさんが造ったイカダに乗ったら急に嵐が来て沖に流されて、気づいたら無人島に漂流してるじゃないのよー!!」

コントレイル「…………と、兎に角飛行機やヘリコプターが通ったらすぐに分かるようにSOSが分かる文字を砂浜に書きましょう!!」

パンサラッサ「たはは! やっちまった、ゴメン二人とも!! でもパンが漂流した経験は一回や二回じゃないから暫くの間サバイバル生活になっても問題無いぞ!!」

コントレイル「パンちゃん……よくお父さんやお母さんに怒られないね……」

パンサラッサ「夫婦揃って探検家だからな! サバイバルの方法もまだこんな小さな頃から習ったんだ!! さぁ、まずは飲み水の確保だー!!」

そうして私達は>>329(低コンマ程早く脱出出来る。補正-30)ほど無人島で漂流する事になりました。その間に起きた出来事ですか? えっと>>330です。


01~30 野生の鹿に遭遇したので、緊急避難という事で命を頂いた。
31~60 ボノトレ&ボーノと遭遇。案外快適な無人島生活を送る事が出来た。
61~90 ↑1&奇妙な遺跡を見つけた(実際はただの戦前の大日本帝国の観察基地だった)
91~00 ここは伝説の海賊がお宝を隠した島だ!! 大量の黄金を見つけた!!

はい

駿川たづな「知ってました()コンマはこちらでしますね」


キングヘイロー「……ホント、南坂Tがド有能で助かったわ……」

コントレイル「即座に学園に連絡して、救助用のヘリコプターを呼んでくれたみたいですしね。でも、たった二日間でももの凄い冒険をした気分でしたよ……。もう漂流は懲り懲りです」

パンサラッサ「えー、また行こうよー!! 鹿肉美味しかったでしょ~!?」

キング&コント「「絶対に嫌(です)!!」」

野生の鹿を一撃で昏倒させてバラバラに解体していくパンサラッサさんにはちょっとだけ引いちゃいましたもん……。冒険家って凄いんだなぁって思いました。




秋川やよい「うむ、時間も良いので今回はこれまで! 明日もよろしくなっ!!」

駿川たづな「それと、今更ながらXの紹介を……『ノベルドーパント』で検索すればすぐに出てくると思うので、よろしければフォローやコメントをよろしくお願いします」

秋川やよい「それでは本日もトレーニング開始っ!!」



~~~中央トレセン学園~~~


トレーナー「お帰り。……キングとコンは大変だったみたいだな」

キングヘイロー「ほんっとうよ! 私は一流のウマ娘だけど冒険や探検にはとてもじゃないけど向いてないわ!!」

コントレイル「パンちゃんって実はとんでもなく凄いウマ娘なんじゃって、今更ながらに思い知らされましたよ……」

ラインクラフト「ま、まぁまぁ! こうして全員無事に帰ってこられたんですし……」

シーザリオ「ええ。今年の夏も、得られた物が大きかったように感じます。やはりいつもと違う環境、違う指示者の元で行なうトレーニングは新鮮ですね」

ワグネリアン「……それで、次はコンの秋天だよね? 約二ヶ月後だけどそっちは何か得られた成果はあった?」

トレーナー「まぁそれなりにね。出走してくる奴でヤバそうなのが大阪杯でもコンに先行したモズベッロ、現役最強のマイル王者で、歴代のマイル王達と比べても一際抜けていると言われているグランアレグリア。ヒシイグアスにポタジェなんかも気になるんだけど……俺が一番気をつけなくちゃいけないと思ってるのが、この娘だ」

コントレイル「エフフォーリアさん……」

キングヘイロー「確か、今年の皐月賞ウマ娘でしょう? ダービーはシャフリヤールさんとの叩き合いにハナ差で負けちゃったけど……このキングを持ってしてもただならぬ気配を感じたわ」

トレーナー「ああ、具体的に言うとこいつは>>335(高コンマ程ヤバイと分かっているし、具体的な対策が練られている。補正+30)」

89

トレーナー「この娘は凄い……! 距離こそ菊花賞に向いてないから今回の秋天に出て来たけど、次世代中距離界の王者になるかもしれない逸材だ」

シーザリオ「私も注目しています。何というか……この娘には『運命』を感じるんです。それも、とても力強い物を……」

トレーナー「先行して絶好の位置取りからの最終コーナー手前での仕掛け、そして誰にも追いつかせない末脚でのゴリ押し……!! 文字通り、今年のエースウマ娘だぞ」

ラインクラフト「そ、それで! 具体的な対策とはなんなんですか?」

トレーナー「>>337だ」


①末脚もかなり良いので、春天のライスみたいについてくついてくするしかない。
②こちらの最大の武器である末脚を磨き続ける。
③今回の合宿で縁が出来たネイチャから『デバフ術』を教わる。
④エルコンドルパサーがフォワ賞前にやったという、100m先行のウマ娘をぶっちぎる。
⑤その他安価。

1


トレーナー「……という訳で、チームスピカのキタサンブラックもお世話になった事がある『坂路の鬼』こと黒沼トレーナーと、その担当ウマ娘のミホノブルボンだ」

黒沼トレーナー「…………」

ラインクラフト「……あの、もしかしてどこか調子悪いんですか?」

ワグネリアン「え!? 分かるの!!? この人何も喋って無いよ!?」

ミホノブルボン「……つい先ほど声を掛けた入学体験の子供に『ヤクザだ、極道だ』と言われて大泣きされてしまって……。マスターのコンディションは低の低まで降下中なのです」

シーザリオ(…………そりゃあそういう噂が後を絶たない人ですからね……)

コントレイル「……今度はこの人に鍛えて貰うんですか?」

トレーナー「ああ。ライスシャワーとそのトレーナーにも許可を取って『誰かをマークする』ってのがどういう事かを身体に叩き込んでもらう予定だ。……その間、俺はワグネリアンの準備をする。……二ヶ月後、今よりもっともっと成長したお前を見せてくれ」

コントレイル「……分かりました。私、頑張ってみます」


~~~例の合宿場~~~


黒沼T「……よし、準備は出来たな」

コントレイル「はい! いつでも行けます!!」

ブルボン「キタサンブラックさんの時のようなハードトレーニングをしない分、貴方には最初はライスさんと一緒に私をマークしてもらいます。そして最終的には私をマークするライスさんをマークして2000mの距離で勝利して貰います。それが出来れば合宿終了です」

ライスシャワー「えっと……授業でも習ったと思うけど『相手をマークする』っていうのがどれだけ難しいか説明「説明など不要です。身体に直接教え込みます」え、あの、ブルボンさん!!「ドンと来いです!!」コントレイルさん!?」

黒沼T「……兎に角、初めて貰うぞ。よーい……スタート!! >>339

高コンマ程『マークする』コツを掴む。補正+20

秋川やよい「いったいどうしたというのだ、今日のSS速報VIPは……R版の方もそうだが、どのスレにも人が全くいないではないか……?」

駿川たづな「まぁ、こんな事もありますよ。コンマ判定はいつも通り、こちらで行ないましょう」

84 そこそこコツを掴めている。


ミホノブルボン「ふっ──!」ドドドドドドドドドドドドド!!

ライスシャワー「ついてく……ついてく……!」シュババババババババババババ!!

コントレイル(凄い……! これが本物の「マーク」……!! でも、私だってただ無知なままここまで来たわけじゃありません!!)ダダダダダダダッ!

黒沼T(……流石は史上三人目の無敗の三冠ウマ娘なだけはあるか……。だがやはり今のままでは不安だな。>>340をライスシャワーに教えて貰うとしよう)


①ブルーロースチェイサー
②決意のヒーロー。
③漆黒の刺客。(黒の刺客の中距離版)
④どこ吹く風。
⑤安価に託した。(何でそれをライスが知ってんだよ)という物でもOK)

秋川やよい「すまぬ。>>342の間違いだ」

1


コントレイル「『ブルーローズチェイサー』……ですか?」

ライスシャワー「うん、お姉様が考えてくれたライスの固有演出なんだけど……。ゲーム風に言うと『レース終盤に追い抜いて先団につけると最終直線で強い意思を持って速度が上がる』って感じかな」

ミホノブルボン「……確かに、ライスさんの意思は鋼よりも硬いですからね。一度捕らえた相手は絶対に逃さないという漆黒の意思……。それがあればエフフォーリアさんにも勝てるでしょう」

コントレイル「……私、やります! やってみせます!!」

ライスシャワー「うん、じゃあまずライスがお手本を見せるね? で、次は見様見真似で良いからやってみて?」

>>344 高コンマ程『ブルーローズチェイサー』の真価を発揮出来る。(補正+30)

58 まぁLEVEL1にはなったんじゃないかな?


コントレイル「ど、どうですか……?」

ライスシャワー「んー、ごめんなさい。ハッキリ言っちゃうと「まだまだですね。このまま『ブルーローズチェイサー』の鍛錬をしつつ『徹底マーク』のやり方も覚えて貰います。秋の天皇賞まで、期限はあと1ヶ月半しかありません……急ぎますよ!!」「は、はい!!」…………うう、ライスの固有演出なのにぃ……」

黒沼トレーナー(やれやれ……。これでブルボンにもライスにも良い影響があれば良いんだが)

>>348まで連投有りのコンマ判定。高コンマ程マークが上手くなる。(補正+40)

合計255 狙った相手なら徹底マーク出来る様になった!!


ミホノブルボン「────はぁっ!」ドドドドドドドドドドドドド!!

ライスシャワー「ついてく……ついてく……!」シュババババババババババババ!!

コントレイル「敵機追跡中……敵機追跡中……!」ダダダダダダダッ!!

黒沼トレーナー「うむ、これならば問題無くエフフォーリアをマークできるだろう。それで、ブルーローズチェイサーの習得度はどうなった?」

ライスシャワー「>>350です!!」

01~30 レベル2にはなったよ
31~60 レベル3になった。
61~90 レベル4になった。
91~00 レベル6になった。(一体何があったと言うんだ……)

はい


ライスシャワー「な、なんとかレベル2には……」

黒沼T「ふぅ……。まぁ、身体も大丈夫そうだし、最後の仕上げはお前のトレーナーとやれ。俺達が出来る事はここまでだ」

ミホノブルボン「エフフォーリアさんは今期のエースであり、GⅠ複数回勝利を期待されている猛者です。……決して油断しないでくださいね」

ライスシャワー「が、頑張れー! 相手をマークする時は『どうしたら最後の最後で勝てるか』を常に考えてやってね!!」

コントレイル「はい! ありがとうございました!!」


~~~中央トレセン学園~~~


トレーナー「流石は黒沼さん。マークのやり方を完全にマークさせたみたいだな」

キングヘイロー「ええ、後は私とトレーナーで最後の仕上げよ。ワグネリアンさんにはラインクラフトさんとシーザリオさんが付いているから安心して」

コントレイル「はい……! 頑張ります!!」

トレーナー「キングヘイローに先行させるから、お前はそれを後方からぶち抜いてくれ。……行くぞ」

>>353 高コンマ程練習の成果が出る。(補正+40)

65


キングヘイロー「はぁああああああああああああああああああああっっっ!!」ドドドドドドドドドドドドド!!

コントレイル「たぁあああああああああああああああっっっ!!」ダダダダダダダッ!!

トレーナー「そこまで。コントレイルの勝ち……では、あるんだが……」

キングヘイロー「……そんなに厳しい相手なのね、エフフォーリアさんって」

トレーナー「ああ、今があの娘の全盛期って言っても良いんじゃないかってぐらい絶好調だ。……だが、もう時間が無い。運を天に任せるしかないな」

コントレイル「…………私は…………」


~~~秋の天皇賞・前前日~~~


コントレイル「ふぅ。記者会見も終わったし、後は身体をゆっくり休めて……あれ、そこにいるのは>>356


①パンサラッサ。
②ディープボンド。
③デアリングタクト。
④衝撃。
⑤ライスシャワー。
⑥安価に託した。

5

駿川たづな「待っても人が来そうにないので、>>355に安価を変更して進めます」


コントレイル「あ、ライスさん……こんばんわ」

ライスシャワー「こんばんわ。……いよいよ明後日だね、秋の天皇賞。調子はどう?」

コントレイル「好調では、あると思います。……ですが、どうにも不安です。私はもうこれ以上負けられない、負けたくない……! 史上三人目の、無敗の三冠ウマ娘になったんだから!!」

ライスシャワー「そうだね……。でも、負けたくない気持ちはみんな同じだと思うの。だから、コントレイルさんが絶対に勝つなんて誰も言えないし、エフフォーリアさんが絶対勝つとも言えない。……だから>>358


①手作りのお守りを渡す。
②激励の言葉を掛ける。
③最後の併走トレーニングに付き合う。
④うるせぇお米食べて元気出せ!!(雑穀化)

4でカツカレーチャーハンでも喰わせてやろう


ライスシャワー?「うるせぇお米食べて元気出せ!!」

コントレイル「へ? あの、ライスシャワーさん? ライスシャワー先輩?」

ライスシャワー?「ライス特製のカツカレーチャーハンを喰わせてやる! ステータスが伸びるがこれはドーピングではなくウマ魂に闘魂注入するだけだからノーカンだ!!」

コントレイル「ま、まさかこれが噂に聞くライスシャワー先輩の『雑穀化』……! あのゴールドシップさんですら恐れるという、ライスシャワー先輩のウマ魂が暴走したときに起る現象!!」

雑穀「おらぁ、喰らいやがれぇ!!>>360(高コンマ程謎の力でステータスアップ(良いのかこれ)補正+30)」ブォン!

コントレイル「う、うわぁあああああああああああああああああああああああああっっっ!!」


89

コントレイル「ええ、とても美味しかったです。味も良かったですよ……何故か身体の底から力が湧いてくるような。折角の勝負服がカレー塗れになって、超特急でクリーニング屋さんに出す手間を省けば!!」



秋川理事長「うむ、では本日はここまで!!」

駿川たづな「いよいよ、あの秋の天皇賞。そして、それが終わればコントレイルさんの物語もラストスパートです。ぜひ、最後までお付き合いしてくださいね」


秋川やよい「うむ、では今日もトレーニング開始っ!! ……の、前に諸君らに言っておかなければならない事がある」

駿川たづな「史実を乗り越えるため、これまで頑張ってきたこの世界のコントレイルさんですが、やはり今回の秋天も判定は厳しくせざるを得ませんでした。……最後の雑穀さんのドーピングもどきが無ければ」

秋川やよい「あの年のエフフォーリアは本当に化け物染みた強さだったからな……。だからこそ、翌年以降に『一体何があった!?』という事態になったのだが……」

駿川たづな「もしもウマ娘化されるのなら、その辺りも詳しく書いて欲しいですね。……所で理事長。ジャングルポケットさんは来ましたか?」

秋川やよい「うむ、来たぞ! やたらドバイに行きたがるメチャクチャ可愛いジャングルポケットと、牛若丸のコスをしたジャングルポケットがな!!(涙目)」

駿川たづな「今後のすり抜けを祈りましょうか……」



~~~天皇賞・秋~~~


『三強対決!? 勝つのはどのウマ娘だ!!』


みなみ「今年の天皇賞は三強対決だとどのメディアでも話題になっている。どのウマ娘の事だか分かるか」

ますお「どうした急に」

みなみ「現マイルの絶対王者、グランアレグリア。今年の二冠ウマ娘まであともう一歩だったエフフォーリア。そして史上三人目の無敗の三冠ウマ娘、コントレイルだ。今回の予想も手堅く……それこそ去年のジャパンカップみたいに「三強全員のウイニングライブになるんじゃないか」と予想している奴が多いらしい」

ますお「ああ……だが『勝者』になれるのは立った一人のウマ娘だけだ……そうだろ」

みなみ「……勝負の世界は非情だな。……だが、だからこそ彼女達を応援したくなる」



コントレイル(……やれるだけの事は全部やった。もう私は負けない……これ以上は負けられないんだ……! 私は、無敗の三冠ウマ娘なんだから……!!)

トレーナー「……まずいな。コン、少し力みすぎだ」

シーザリオ「相応のプレッシャーが掛かっているのでしょう。対エフフォーリア戦の対策は錬りに練ったみたいですが……」

ラインクラフト「史上三人目の無敗の三冠ウマ娘……その責任とプライドが、コントレイルさんを苦しめているんじゃないかと思います」

トレーナー「……だけど、今のコンに掛けてやれる言葉は──」

キングヘイロー「何も無い……。後はただ、結果という終幕を待つのみ」


コントレイル「よし……!!」


赤坂アナ『さぁ体制整いまして、秋空が見守る第○○回天皇賞秋──スタートしました! コントレイル良いスタートを切りましたそしてグランアレグリアも良いスタートを切っています!!』

赤坂アナ『もちろん、エフフォーリアも良いスタートを決めて……さぁ、後位集団に三強という形になるんでしょうか? さぁ先手を取ったのはカイザーミノルです。カイザーミノルが外から先手を取って向こう正面の直線コースに入っていきました!!』

赤坂アナ『グランアレグリアは三番手、グランアレグリアは三番手だ! それを二バ身後方からカレンブーケドール。そしてそれに追従するでポタジェ、それを二バ身ほど見る形で今年の皐月賞ウマ娘、エフフォーリアが付けています』

コントレイル(敵機追跡中……! 敵機追跡中……!)

赤坂アナ『更にそれをマークするようにヒシイグアスとコントレイル、コントレイルはここにいます!』

ライスシャワー「うん、上手い。ちゃんと『ついてくついてく』出来てる……! 問題は仕掛けるタイミングと運……!!」

赤坂アナ『さぁ10番のカイザーミノルの逃げに対し、三強はどういう形で動いていくか!? コントレイルはエフフォーリアを徹底マーク。そしてエフフォーリアの三バ身ほど前には初の2000m挑戦グランアレグリア!

トレーナー(頑張れ……コン!)

キングヘイロー(コントレイルさん……!!)

赤坂アナ『さぁ直線コースに向いた! 先頭は早くもグランアレグリアに変わっている!!』

コントレイル(……!! >>365)

コンマ65以上で仕掛けるタイミングが史実よりも早く、そして良い。コントレイルの勝ち。

ノーリーズンの脇

>>365 なぜじゃ!? 儂関係無いじゃろ!!


赤坂アナ『外からエフフォーリアだ! 外からエフフォーリアだ!! 懸命にグランアレグリアを追い上げる!! コントレイルがそれに食らいつく! こちらも負けられない去年の三冠ウマ娘!! やはり三強だ! やはり三強だ!!』

コントレイル(……っ!? しまった、マークに集中しすぎて仕掛けるタイミングを間違えた!!)

赤坂アナ『エフフォーリアが抜け出す、エフフォーリアが抜け出す!! コントレイルが二番手、グランアレグリアが三番手、エフフォーリア、エフフォーリァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!』

解説者井川『実に○○年ぶりのクラシックウマ娘の秋天制覇ですね、これは凄い事ですよ』

エフフォーリアが勝者のガッツポーズを決めている間、俺はコンにどんな言葉を掛けようか迷っていた。……本当に、よく頑張ったと思う。最期の最後まで諦めずに、上がりも最速で食らいついていったんだから……。でも



──さすがにこういう顛末が待っているとは、予想もしてなかったんだ。

それは、秋の天皇賞から一ヶ月後のジャパンカップの間に、瞬く間に世間に広がっていった。

……『史上最弱の三冠ウマ娘』……誰であろう、コントレイルのことだ。去年のジャパンカップでアーモンドアイに敗れ、今年の大阪杯でレイパパレに破れ、そして今回の秋の天皇賞でエフフォーリアに破れた……。


トレーナー「『史上最弱の三冠ウマ娘』『弱すぎワロタ』『もう引退しろ』『三冠ウマ娘の恥さらし』『どうせまた負ける』……か」

ラインクラフト「酷い……! こんなの、酷すぎますっ!!」

シーザリオ「……気にする事は無い……とはとても言えませんね。今のコントレイルさんには、時間が必要です。トレーニングをする時間では無く、心の整理をする時間が……」

ワグネリアン「ふん! どうせどいつもこいつもコンの凄さを分かってない連中や、勝手に期待して勝手に失望した連中ばかりだよ!! ボク達は知ってる……チームアスケラの皆は知ってるでしょ!? コンがどれだけ強いウマ娘かって!!」

キングヘイロー「ええ、そうね。ここまで10戦7勝のGⅠ4勝。それも敗れたジャパンカップも大阪杯も秋の天皇賞も全部ウイニングライブに出演してる……これだけの才能があるウマ娘が『弱い』だなんて、結果しか見れない……いえ、結果すら見えてない。ただコントレイルさんって人気者を叩きたいだけの妬みよ……。けど、ほんの少しだけ、真実でもあるわ」

トレーナー「コン……」


~~~コントレイルの自室~~~


コントレイル「…………私、私は……(コンコンコン)? はい、どうぞ……>>369

01~70 トレーナーだった。
71~80 デアリングタクトだった。
81~90 衝撃だった。
91~00 雑穀だった。(おいバ鹿やめろ)

はい


99(スーパークリティカル)超ノリノリな雑穀。


雑穀「お米の時間だオラァ!!」バァン!

コントレイル「うわぁあああああああああああああああっ!! でたぁああああああああああああああああああっっっ!!!?」

雑穀「おいおい無敗の三冠ウマ娘さんよぉ。まさかアンタここでくたばる訳じゃねぇよなぁ? ああん? 観客共のブーイングなんざに負けるようなウマ娘じゃねぇよなぁ? じゃないとライスとブルボンが鍛えてやった分はどうしてくれるってんだぁ!?」

コントレイル「で、でも私は……」

雑穀「ああもう面倒臭ぇ! とりあえず米だ、米を炊くぞ! パンも焼くぞ!! こっち来いゴラァ!!」ズルズル

コントレイル「ちょ、ちょっと待ってください訳が分からな──力強っ!? 小柄な身体のどこにこんなパワーが!!?」


~~~寮の調理場~~~


雑穀「ヒャッハー! カツカレーチャーハンでダメならチキンカツ親子丼だ!! 米は当然雑穀、耳までふわふわのパンもあと少しで焼き上がるからちょっと待ってな!!」

コントレイル「ど、どうも……(パクパク)……あ、これ美味しい……」

雑穀「だろぉ? あ、警察に捕まった容疑者同様、費用はそっち持ちな。で? 何があったかこの世界一可愛くて強い雑穀様に話してみなぁ!」

コントレイル「…………私は>>371(スパクリなので補正+50)」

イッチジャンポケガチャ回した?

秋川やよい「>>371うむ、回したぞ。で、結果が>>363だ……」

駿川たづな「33連で身所持の星3が二人も来たと思いましょう……」



86+50=136


コントレイル「わ、私。衝撃のウマ娘さんに憧れてレースの世界の扉を叩いたんです……。夢は当然、無敗の三冠ウマ娘で、無敗のまま、トゥインクル・シリーズを走り抜けてGⅠを幾つも勝つことで……」

雑穀「…………」

コントレイル「私、無敗の三冠ウマ娘っていうのがどれだけ重い物なのかまるで分かってなかったんです。アーモンドアイさんに初めて負けた時はみなさんも『アイちゃん相手じゃ仕方ない』って……。でも、私は凄く悔しくて……もう一回も負けるもんかって、自分に誓って今日まで一生懸命頑張って……。でも、レイパパレちゃんにもエフフォーリアさんにも負けて……。『史上最弱の三冠ウマ娘』って言われた時、何も言い返せない自分に気づいたんです。……私は、三冠ウマ娘の栄光に影を落した……私は! シンボリルドルフさんの偉業に泥を塗った! 私を応援してくれている衝撃さんの想いを踏みにじった!! …………私、私……!」

雑穀「はっ、だからって泣き落とし何ざしてても何の意味も無いぞ。自分だって分かってるだろ? 今のままじゃお前はいつまで経っても『跳べ』ねぇ臆病者だ」

コントレイル「…………それは」

雑穀「いいか、コントレイル。よく聞けよ? 今アタシがお前を叱ったことなら『自信を持て』!! お前の『AcrobaT-4』はその気になりゃあ誰にも負けねぇスキルじゃねぇか、そうだろ? 覚悟を決めろ。世間に立ち向かう覚悟を、三冠ウマ娘の栄光を背負う覚悟を。……そうじゃねぇとお前は次のジャパンカップ……シャフリヤールにも負けちまうぞ。あいつはあのエフフォーリアを後方から差しきったウマ娘なんだからな」

コントレイル「……雑穀さん」

雑穀「おっと、パンが焼けたな。今日はカロリーなんて気にするな! テメェの好きなもんをありったけ塗りたくって食っちまいな!!」

コントレイル「雑穀さんは、誹謗中傷が怖くないんですか? みんなの期待を裏切ったら、どうやって立ち直るんですか?」

雑穀「ああ゛ん? んなちっぽけな事考えたこともねぇな! 何度でも起ち上がって、勝つまで勝負する……お前の所のキングヘイローだって、お前のトレーナーだってそうだったろ?」

コントレイル「……え?」



~~~~~~~~~~~~


コントレイル「し、知りませんでした……。トレーナーさんに、そんな壮大で苦しい過去があったなんて……」

雑穀「ああ゛ん? どこにでもあるような話しだろうが。あのトレーナーの父親は、生き証人曰く『未だ越えた者が一人もいない』ほどのドチートトレーナーの息子で、その誰もが期待した息子はドの付く凡人で『下手くそ』『もうトレーナー辞めろ』『死ね』だの散々な事を言われ続けてきたんだよ。キングが『先生(と呼ばれているトレーナー)』の元に特別移籍してから高松宮記念を勝っちまった時は、もう絶望のどん底にいるみたいな顔をしてたな」

コントレイル「……でも、最終的にはトレーナーさんの元へ戻って来たんですよね」

雑穀「おうよ。先生がな『キングヘイローは、君のウマ娘だろう』ってDTリーグに上がる前に再移籍させたんだよ。……それからの二人は少しずつではあるけれど、色んなウマ娘をGⅠで勝たせられるようになって、ワグネリアンでついにダービーを勝って、そしてお前で史上三人目の『無敗の三冠ウマ娘のトレーナー』になったんだ」

コントレイル「…………私、なにやってるんだろ。勝手に落ち込んで、勝手に全部投げだそうとして……!!」

雑穀「レース中に脚が重くなったり、息が苦しくなったらこう思え。『それは無敗の三冠ウマ娘の誇りの重さだ』ってな。そうすりゃお前に敵はこの雑穀様以外いねぇさ!!」

コントレイル「雑穀さん……。いいえ、ライスシャワーさん! 本当にありがとうございました!!」

雑穀「おう、次のジャパンカップ。勝たなかったら今度は超巨大ライスボールを一口で食わせてやるからな!!」

コントレイル「はい!!」


~~~~~チームアスケラのトレーナー室~~~~~~~


コントレイル「トレーナーさん!!」

トレーナー「お、おう! コンか……一体どうし……」

コントレイル「次のジャパンカップ……私、今度こそ勝ちたいんです! 勝って見せます!! ……誰になんと言われようが関係無い。私は、私はレースで勝ちたいんです!!」

キングヘイロー(目に輝きが戻ってる……!? ……また私達の知らない所で何かがあったみたいね)

ラインクラフト「コントレイルさん……」

シーザリオ「……ふふっ、では早速。明日からトレーニングを再開しなければなりませんね」

ワグネリアン「ようやく……ようやくコンちゃんと戦えるんだ!! ボクだって絶対負けないからね!!」

コントレイル「はい!」


>>357まで、ジャパンカップまでに起るイベント。(期間的に、これが最後の自由イベントです。どうぞ、お好きなようにお書きください)

秋川やよい「やはり30分どころか一時間近く経ってしまったな(白目)」

駿川たづな「……今後は自由安価はもう止めましょうか()もう少し人が戻って来てからにしましょう」


①同期のみんなでデアリングタクトのお見舞いに行く。
②チームアスケラのみんなで遊ぶ。
③チームスピカのメンツと勝負する。
④対衝撃戦をもう一度やって貰う。
⑤この前の三冠ウマ娘王者決定戦で負けたナリタブライアンが道場破りにやってきた。
⑥はい、雑穀さん乱入のお時間です。
⑦やっぱなんか良い感じのを思い付いた。(安価)

安価>>378 までだ!!」

1

秋川やよい「ええい、安価>>380を追加っ!!」

6
できれば雑穀から普通のライスに戻った状態で


コントレイル「…………あ、おはようございますライスお姉さん!!」

ライスシャワー「……!? ど、どうしたのコントレイルさん! ……ま、まさかコントレイルさんまでライスを─「あれだけ大切な事を教えていただいたライスお姉さんを呼び捨てになんて出来ませんよ!!」うぅ……まただ……。またライスの知らないライスがみんなを困らせちゃって……」

コントレイル「いえ、確かにあれは普段のライスさんでは無かったと思いますけど、根と優しさはいつものライスさんでした!! 今度からはぜひ『ライスお姉さん』と呼ばせて下さい!!」

ライスシャワー「え、えぇ……? ライス、確かに高等部だけどみんなからは呼び捨てにされる方が良いんだけどなぁ……」


ライスシャワーとの絆が20上がった コントレイルは『登山家』のスキルを習得した!!




~~~中央トレセン学園・湯治場~~~



コントレイル「あ、いたいた。タクトちゃん、調子はどう?」

デアリングタクト「みんな! ……こんな所までお見舞いに来てくれたの?」

パンサラッサ「ライバルの「しさつ」って奴だぞ! それで、調子はどうなんだ?」

デアリングタクト「まだ脚の腫れと熱感が取れてないから状況を見極めながら常足から速歩にするタイミングを見計らっているところかな」

サリオス「……兎に角、お大事に。あなたは私達の世代の二代エースの一人なのですから……復帰はいつ頃になりそうですか?」

デアリングタクト「……今年は全休で、復帰は来年の春……ヴィクトリアマイルを始動にしようって話になってるよ」

アリストテレス「そうですか……では今年マイル路線で名を上げている世界初の白毛のGⅠウマ娘……『白毛のアイドル』とぶつかる事になるかもしれませんね。私の分析によると、彼女は最低でもあと一つ、GⅠを取れる逸材です。どうぞ、お気をつけて」

デアリングタクト「……うん。でも、今はみんなが羨ましくて羨ましくて仕方ないかな……。だって『レースに出られる』んだもん」

コントレイル「そうだね……本当にそうだった」

コントレイル(負けたからって何だ、史上最弱だからって何だ、私はちゃんと元気に走れるじゃないか!!)

パンサラッサ「へっへーん! だったらなるべく早く復帰してよね!! じゃないとパンが『世界のパンサラッサ』になってみーんなぶっちぎっちゃうんだから!!」

コントレイル「その前に、私が今度こそ勝って……後の世代にも『コントレイルが1番強かった』って言わせてみせるもん!!」

アリストテレス「そうはさせませんよ。……ジャパンカップで勝負です、コントレイルさん。貴女の走りは徹底的に研究しました……どんなアクシデントがあろうと、GⅠ初勝利は私ガいただきます」

コントレイル「うん、正々堂々勝負しようね!!」


コントレイルは同期達と和やかな時間を過ごした。体力が30回復した!!

秋川やよい「うむ、では少し早いが今回はこれまで! 明日もよろしくなっ!!」

駿川たづな「明日……少なくとも明後日には、コントレイルさんの物語も終わりを迎えます。みなさん、是非最後まで楽しんでいってらしてくださいね!!」


秋川やよい「うむ、では『コントレイル編』最後のトレーニング開始っ!!」

駿川たづな「みなさん、どうぞ最後まで楽しんでいって下さい!!」




そして、とうとう迎えたあの運命の日……事実上、コントレイルのトゥインクル・シリーズでのラストランになったジャパンカップの日──



~~~ジャパンカップ~~~


コントレイル「……よし、準備完了です!」

ワグネリアン「ボクも絶好調だよ! 悪いけど、またバックダンサーになって貰うからねコンちゃん!!」

コントレイル「ふふっ……。させませんよ! 目一杯の私を出し切りますから!!」

シーザリオ「お二人とも、想像以上に調子が良いようで」

ラインクラフト「うん、何だか今日は凄く楽しい日になりそうだよ!!」

キングヘイロー「……ここまで来たら何も言う事は無いわ。二人とも、一流の走りを……いいえ、貴女達の全力の走りを、世界に見せてあげなさい!!」

コントレイル&ワグネリアン「「はい!!」」

トレーナー「…………」

ラインクラフト「? トレーナーさん? トレーナーさんからは何か無いんですか?」

トレーナー「! ああいや……そうだな……ワグネリアン、そしてコン──楽しんでこい!!」

コントレイル「……はい」

ワグネリアン「うん、それじゃあ行って来ます!!」

キングヘイロー「……あなた、私達に何か隠してるでしょ」

トレーナー「…………まぁな」

キングヘイロー「それは、このキングにも言えない事?」

トレーナー「…………実は「まぁ良いわ」へ?」

キングヘイロー「貴方には貴方の事情があるんでしょ? それを根掘り葉掘り聞くなんて一流のする事じゃあ無いわよ。話せる時になったら、話して頂戴」

トレーナー「…………キング、ありがとう」



~~~パドック~~~


実況赤坂『さぁ姿を現わしました、去年の三冠馬でありここまでGⅠ4勝。全レースでウイニングライブ経験有りの名ウマ娘、1番人気『コントレイル』っ!!』

解説井川『調子は凄く良さそうですね。今回こそ、その素晴らしい末脚を爆発させてウイニングライブのセンターを飾って欲しいものです』

コントレイル「ふぅ……「引っ込めー!!」……!?」

迷惑客A「何がコントレイルだ、この名前負け野郎!!」

迷惑客B「三冠ウマ娘の恥さらしめ、とっとと引退しやがれ同期が弱かっただけのクソ野郎!!」

迷惑客C「三冠ウマ娘の価値を下げるんじゃねぇこの「パァンパァンパァン!」ぐはぁっ!! だ、誰だ!?」

???「……ボクだ。彼女を愚弄するというのならボクはもう一度君達を殴る」

???「下らない言葉を叫ぶな……神経がイラだつ」

迷惑客A「な、なんだとこのグホァアアッ!!」

???「……やってみせろよ、コントレイル!!」

???「何とでもなるはずだ!!」

???「お前は無敗の三冠ウマ娘だぞ!!」

警備員「あの、喧嘩は! レース場内での喧嘩はどうかお止め下さい!!」




~~~~ザワザワザワザワ~~~


コントレイル「…………「頑張れー!!」!!」

コントレイルのファンA「お前は史上三人目の無敗の三冠ウマ娘なんだ! トゥインクル・シリーズで俺達の世代に現われた奇跡のウマ娘なんだ!!」

コントレイルのファンB「勝て、勝ってくれコントレイル!! 俺の……俺達の無敗の三冠ウマ娘!!」

コントレイルのファンC「シンボリルドルフの威厳を、衝撃の奇跡を、もう一度俺達に見せてくれコントレイルぅうううううううう!!」


ワーワーワー!!


コントレイル「みなさん……」

シャフリヤール「ハッハッハ! 最弱の三冠ウマ娘というからそこまで期待していなかったが……これは我の全力を持って迎え撃たねばならないようだな!! 来い、我が終生のライバル……エフフォーリアが貴様にくれてやった敗北を、大帝である我がもう一度味あわせてやろう!!」

コントレイル「シャフリヤールさん……」

オーソリティ「私こそ負けませんよ……! GⅠ初勝利の栄光、今ここで掴み取ります!!」

アリストテレス「コントレイルさん。少なくとも貴女とレースをしたウマ娘は、誰もが貴女のその強さを疑っていません。……菊花賞での借り、貴女の気合と根性すら計算に入れた走りで……今度こそ貴女に勝って見せます!!」

ワグネリアン「ちょっとちょっと、みんなボクを置いてコンちゃんに宣戦布告しないでよ!! コンちゃんはボクのチームの後輩で、ボクが一番最初に宣戦布告したウマ娘なんだから!!」

コントレイル「…………はい! 私だって絶対に負けません!!」


キングヘイロー「あらあら……ちょっとした騒ぎも起きているようだけど……」

ラインクラフト「そうでしたね。最初からコントレイルさんの強さを疑っていないファンがちゃんといました……。一緒にレースで走ったウマ娘達と、私達チームアスケラです!!」

シーザリオ「……ええ。吐き捨てられた下らない言葉など、最初から気にする必要は無かったんです」

トレーナー「…………始まるぞ。目に焼き付けよう、あいつの……コントレイルの軌跡を!!」



シンボリルドルフ「……おや、やはり君も来ていたかい。『衝撃』くん」

衝撃「…………はい、なんと言ってもこれが彼女の──」

シンボリルドルフ「……寂しくなるね。特に君は彼女に強い思い入れがあったようだから一際だろう」

衝撃「…………その一抹の寂しさすら、彼女は吹き飛ばすでしょう。今の彼女なら──きっと──跳べる」



赤坂アナ『コロナ渦という出口の見えないトンネルに、一筋の光を示してくれたコントレイルに、最大限の敬意を表して。第○○回ジャパンカップ──スタートしました!!』

赤坂アナ『コントレイルはまず良いスタートを決めてくれました! 拍手が起ります!! シャドウディーバとサンレイポケットが行った! そしてワグネリアンも行った! 内からはアリストテレスが行く!! ですがキセキは行きません、逃げウマ娘であるキセキは行きません!! 何かトラブルでもあったのでしょうか!?』

キセキ(やっちゃったー!!? とんでもない大手遅れしちゃったぁああああああああああああああああああ~~~!!!)

アリストテレス(だ、だだだだだだ大丈夫です、問題ありません。この程度なら想定内です)

赤坂アナ『前から6、7人目。真ん中を進んでコントレイル! 早くも縦長の展開になって1,2コーナー中間地点。最後方になんとキセキ、最後方になんとキセキという面白い展開になったジャパンカップ!!』

赤坂アナ『各ウマ娘これから向こう正面、コントレイルは丁度中段に付けています! 先頭は二バ身から3バ身のリードアリストテレス。(不本意なんですがね!!)その後ろからワグネリアンが追走、今年のダービーウマ娘シャフリヤールは前から単独五番手の位置、その内からは12番のサンレイポケットっとさぁキセキ行った! さぁ最後方からキセキが行った!!』

キセキ(もうこうするしか勝ち目が無いんですよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!)ドドドドドドドドドドドドド!!

赤坂アナ『遅いとみたか、ここでキセキが最後方から行きました! あっという間に先頭アリストテレスに並びかけていくっ、ここでヤイバ牙を剥いたキセキ!! さぁ、ペースが一気に乱れ始めたぞ!? コントレイルは呼吸を乱す事無くペースを保ち続けています!!』

赤坂アナ『さぁキセキが行ったキセキが行った! やはり先頭指定席!! 今年もキセキが先頭で、第四コーナーカーブを迎えて直線コースに入りました!!』

コントレイル(……私は、無敗の三冠ウマ娘だった)

赤坂アナ『さぁ、僅かだがコントレイルが動き始めた!!』

コントレイル(……私は、その偉業に泥を塗った。その栄光を地に落した────でも)

赤坂アナ『さぁ今年のダービー馬VS去年の三冠ウマ娘だ!! 二人の競り合い! 二人の競り合い! ──いや!!』



ラインクラフト「いけ──!」

シーザリオ「いけ──!」

キングヘイロー「いきなさい──!」

トレーナー「いけ──!!」

シンボリルドルフ「いけ──!」

衝撃「いけ──!」






ディープインパクト「『跳べ』!! コントレイル──!!!!!」





コントレイル「たぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!(これが私──!)『AcrobaT-4』!!」ビュオン!!





赤坂アナ『キセキ、シャフリヤール、いやこれはもう届かない! これはもう届かない!! 外コントレイルだ、外コントレイルだっっっ!!』

シャフリヤール(──ッツ! これが、無敗の三冠ウマ娘か──!!)





コントレイル「私は、無敗の三冠ウマ娘、コントレイルだぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!」






赤坂アナ『コントレイル、もう他には何も来ない! 空の彼方に最高の軌跡っっっ!! コントレイルっっっ! 去年の雪辱を、見事に晴らして見せましたコントレイルっ!! 他のウマ娘を圧倒完封ですっ!!』

コントレイル「──やった……!」

解説井川『ウマ娘レース界の歴史に残る名レースになりましたね。無敗の三冠ウマ娘の意地と偉業、ここにあり。といった感じではないでしょうか』



──ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!



シャフリヤール「……今回は完敗だ。だが、次こそはお前に勝って見せよう。……待っているがいい、無敗の三冠ウマ娘『コントレイル』」

オーソリティ「悔しい……悔しくてたまらない筈なのに、貴女の走りを見ていると、不思議と元気が湧いてくるんです。一筋の、消えない軌跡を青空に描かれた様に──」

アリストテレス「……多少のアクシデントはありましたが、それも勝負の内です。……おめでとうございます、コントレイルさん……。私達の世代の──最強のウマ娘」

コントレイル「みなさん……「あーあ、ボクは良いとこ全く無しかぁ」ワグネリアンさん……!? わ、ワグネリアンさんその脚……!!」

ワグネリアン「うん、ちょっとだけやらかしちゃったみたい……。あーあ、折角コンちゃんとの初勝負がこんな形で終わっちゃうなんてなぁ……でも、ボクは諦めないよ。次こそ君に勝ってみせる!!」

コントレイル「……すみませんけど、次も必ず私が勝ちます!!」



シンボリルドルフ「…………君の言う通りだったね、ディープインパクト。彼女はその走りで、我々の中にあった一抹の寂しさを完全に吹き飛ばしてみせた──間違い無く『跳んで』いたよ、かつての君のそれとは少し違う形ではあるけどね」

ディープインパクト「…………ええ。本当に、本当に立派でした──」






ウイニングライブテーマ『閃光』(作詞作曲 [Alexandros])






それからの話し? 俺は脚を怪我したワグネリアンを連れてスグにでもウマ娘救急病院に連れて行きたかったけど『どうしてもコンちゃんのウイニングライブが見たい』っていうワグネリアンの我が儘に押されて、一緒にウイニングライブを最後まで見たよ。あいつの走りはその歌詞の通り、本当にいつまでも消えない一筋の閃光だったと今でも思ってる。


そして──数ヶ月後──東京国際空港──


キングヘイロー「忘れ物は無い? パスポートはちゃんと持った? 何かあったら必ず、何も無くてもトレーナーにはこまめに連絡を寄越すのよ?」

トレーナー「やっぱキングってお母さんっぽ「何か言ったかしら?」何も言ってませんっ!!」

ラインクラフト「うぅ……でもやっぱり寂しいですよぉ……」

シーザリオ「あのジャパンカップをトゥインクル・シリーズでの最後のレースにして、海外のレースに行く……トレーナーさんとシンボリルドルフさん。ディープインパクトさんには話していたみたいですが……」

ワグネリアン(車椅子)「言っておくけど、勝ち逃げなんて許さないからね! 必ず日本のDTリーグに戻って来てよ!! その時は必ずボクが勝つんだから!!」

デアリングタクト「コンちゃん……。コンちゃんならきっと海外のレースでも活躍できるよ、頑張ってきて!!」

パンサラッサ「へへへっ、ちょっとだけ遅れちゃったけどすぐに追いついてやるからなー! 待ってろよぉ!!」

サリオス「無敗の三冠ウマ娘の圧勝劇……期待してますよ」

アリストテレス「私の計算では、何があろうと何も問題ありません。……そう、コントレイルさんなら、ね」

雑穀「また下らねぇ事で落ち込みやがったらもう一度カツカレーチャーハンを食わせに行ってやるから覚悟しろよオラァ!!」

コントレイル「はい! それじゃあ───」




行ってきます!!





EDテーマ・ウマぴょい伝説



秋川やよい「うむ、これにて第一章『コントレイル編』は終了っ! みな、最後まで見てくれて本当に感謝!!」

駿川たづな「レスが少ない事に落ち込む日々でしたが、よくよく考えてみれば『私達で再びSS速報VIPを盛り上げる』為にSSを書き始めたんですから当然の事ですよね。

秋川やよい「そして、今更だがコントレイル、顕彰馬決定本当におめでとう!! 第一期ウマ娘から競馬界に入った勢として、これ以上無く嬉しいっ!! ……だが、感慨に耽っている暇は無いぞっ!! みんなには第二弾として『オリトレ前提の新たなウマ娘の物語』を描いて貰うっ!!」

駿川たづな「候補はこの三名です。>>397までお好きなウマ娘を書いていただいて『コンマが一番大きかったウマ娘』を次回作の主役とします。


①パンサラッサ。
②グランアレグリア。
③ドゥデュース。
④メイケイエール。
⑤雑穀(ライス成分が残っているかどうかはコンマ判定次第です)


秋川やよい「それではよーい……はじめっ!!」

1

ノーリーズンの脇を

5

秋川やよい「30分経ってしまったな……。仕方が無いからこのレスと、次のレスのコンマを含めて判定しよう」

01~20 パンサラッサ。
21~40 グランアレグリア。
41~60 ドウデュース。
61~80 メイケイエール。
81~00 雑穀。

駿川たづな「ではグラナレグリアさんの判定」

秋川やよい「書いてくれた>>395くんと>>396くんには本当に申し訳無いが、次の主役はグランアレグリアで決定したっ!!」

駿川たづな「本当に申し訳ありません。ではこのスレは1週間経ったらHTELMA依頼を出しますね。それではお疲れ様でした」

新スレきてる

秋川やよい「>>401あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああああああああっっっ!! 申っし訳無い!! 新スレ誘導と旧スレ紹介を今の今まですっかり忘れていた!!」

駿川たづな「本当に申し訳ありませんでした!! 新スレはこちらとなります!! グランアレグリア「安価とコンマでトゥインクル・シリーズを走りきる」『オリトレ』 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1718365958/)

秋川やよい「以後、こんな事は絶対に無いようにするので新スレもよろしくなっ!!」

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