【】ギルガメッシュ「聖杯大喜利戦争」 言峰「座布団六枚目だ」 (100)

衛宮邸

アイリ「グスッ……よかった……大河ちゃんが無事で本当に良かった……」

切嗣「やれやれ……あらゆる手を尽くして探したけど、まさかあんな所に飛ばされていたとは……」

士郎「正直予想外だった。あそこからあんな空間に転移して、あんなサーヴァントに出会うだなんて」

イリヤ「ええ、あそこであの礼装とあの宝具があんな相乗効果を発揮してくれなかったら、私たちも危ういところだったわ」

切嗣「あぁ。だが……」

大河「お待ちなさい……鯛のお頭がひん曲がっていてよ……」

リズ「おー、危ないネタ。とうとうそっちまで手を出すか」

セラ「恐らくは空間転移した際のショックで記憶が混乱したのでしょう。外傷らしいものはありませんから」

士郎「まさか、ずっとこのままなんてことは……」

イリヤ「たぶん大丈夫よ。単なる一時的ショックみたいだし、それに悪運の強いタイガのことだもの。そのうちケロッと元通りになるわ」

アイリ「でも、これじゃあとうぶん大喜利の司会は無理ね……あーあ、こんなときこそ師匠の私が弟子の危機に立ち上がらなきゃいけないっていうのに、
    どうして司会があの英雄王で決まっちゃっているのかしら。司会者アイリさんがもう一度見たいってファンレター、今でも届いているのになぁ……」

切嗣「いや……無理に出る必要はないんじゃないかな……ほら、後人の育成とかの問題もあるし……」アセアセ

士郎「藤ねぇのことは心配だけど、目下のところあっちのほうをどうにかしなきゃだよな……」チラ




セイバー「いやだ……行きたくない……」ズ-ン

ランスロット「我が王よ、戦わずして逃げるおつもりか!」

ガウェイン「その手にはまだ刃が握られているはずです!」

トリスタン「王には、民の期待がわからない!」

マーリン「乱暴な男など恐れるに足らないさ。君は乱暴なうえにバカな息子を倒しているんだからさ」

モードレッド「あ゛あ゛っ!?」

 ワイワイガヤガヤ


士郎「円卓一門会が総出で説得してもやる気を出してくれない……どうしよう……」

言峰教会

璃正「綺礼、今日は英雄王が司会を務める日だろう。会場に出向かないのか」

綺礼「特に来いと言われたわけでもありませんので。それに、今ヤツの傍にいるといらぬ厄介を抱え込みそうだ。放送を見るだけで充分というものです」

綺礼「そもそも私は大喜利が好かない。あまり関わり合いにはなりたくありません」

カレン「要するにねぐらに隠れ潜んで震えているというわけですね。まるで踏みつぶされるのを恐れる虫のよう」

綺礼「必要のないリスクは負わないと言ってもらいたいものだな、シスター。君は向かうつもりのようだが」

璃正「おぉ、行ってくれるのかね、カレンちゃん」

カレン「あれを野放しというわけにもいかないでしょう。目に余るようでしたら、聖骸布に包んで引きずってきます」

綺礼「連れ帰ってくるのはギルガメッシュか捨て犬くらいにしておいておくものだ。向こうの面倒ごとを教会まで運んでくるんじゃないぞ」

カレン「……では、お爺様。行ってまいります」

璃正(三人とも家族問題の相談にも乗っているはずなんだがなぁ……)

冬木市 市民会館ホール
 ※普段から聖杯大喜利戦争の収録がされている会場


桜「あの……昨日からライダーの姿が見えないままなんですけど、先輩たちは何かおかしなことはありませんでしたか?」

凛「アーチャーも昨日から音信不通よ。その顔じゃ衛宮君もってとこかしら」

士郎「あぁ。直前までボイコットする様子だったから、どこかに隠れているのかと思ってたんだけど、普通に開場するっていうから、たぶん強制的に連れてこられたみたいだな」

凛「楽屋を探してもいなかったから、逃げ出さないよう他のサーヴァントたちと一緒にどこかに軟禁されているんでしょうね」

桜「大丈夫でしょうか、酷いことをされていなければいいんですけれど……」

凛「それはないと思うわ。アイツのやりたいことは司会者なんだもの。競技者がいないんじゃ司会の立つ瀬がないじゃない?」

士郎「あっ、始まるみたいだぞ」


英雄王 切我滅狩「ハァーハッハッハッハ! 待たせたな群衆よ!」ズンズン


槍流亭 犬之介「」トボトボ

弓屋 贋作「」トボトボ

騎乗亭 蛇薔薇「」トボトボ

投魔亭 呪々「」トボトボ

刀剣亭 竜征「」トボトボ

<サ-ヴァントゼンイン テンノクサリデ シバラレテル……

<ハタカラミルト カンゼンニ ショッピカレテル ハンザイシャネ……


暴走舎 打阿須「■■■■ッ!」

イリヤ「バーサーカー、どうどう。まだ暴れちゃダメよ」

※ここから先は普通にクラス名で表記します。

ギルガメッシュ「さぁ、聖杯大喜利戦争の新たなる幕開けだ。喜べ雑種。これより毎回、この英雄王が英霊たちに評定を下す様を拝むことが出来るのだからな。ハッハッハッハ!」

ギルガメッシュ「さて、次は英霊たちの挨拶だが、いい加減見飽きているだろうから省いてやる。みよ、演者はこれらだ!」

これら「コラァァァァァァァッ!?」

ランサー「なんだその雑な扱いは!」

キャスター「挨拶考えるのだって楽じゃないのよ!」

ギルガメッシュ「騒ぎ立てるな騒々しい。今日は貴様ら変わらぬ顔ぶれと違い、それなりに時間を設けて紹介しなければいけない輩がいるからな」

ギルガメッシュ「さぁ、我の後釜にすわる不遜にして光栄な者だ! 入ってくるがいい!」






















暗殺舎 小次郎(薄紫)「ヤッフゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ! ようやく! ようやく登場できたぞぉぉぉぉぉぉ!」


槍弓騎「アサシン!」

キャスター「なっ!? あなた、どうやってここに!」

アサシン「ゴホン、失礼、取り乱し申した。アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎。英雄王に代わって回答者を務めさせていただく」

キャスター「主の質問に答えなさい! 山門からどうやって離れたの!」

アサシン「これは異なことを。山門ならばすぐ後ろにあるではないか」

キャスター「えっ……キャッ!? 舞台セットに山門が!?」

アーチャー「いつかのレースのときのように物理移動させてきたわけか……一体どうやって」

ギルガメッシュ「見くびるなよ、我が宝物庫の中にある宝を使えば造作もないことだったぞ」


―――――-


一成「のぉぉぉぉぉっ!? 寺の山門は何処に!? ハッ、あの女狐の仕業だなぁぁぁぁっ!!」

―――――


アサシン「そういうことだ我が主。これで私も大喜利に参加できるというわけだ。あぁ……思い起こせば、これまでは大喜利のたびに宗一郎とじゃれ合う女狐の背中をうんざりと見送り、
      夕日を眺めながら問題を作り、一人七役で大喜利ごっこをする日々……」

キャスター「うぇぇ、あなたそんなことしてたの……」

ライダー「エスカレートしていますね」

アサシン「しかしそのような無為な日々は終わりを告げた。今こそ、拙者が一人大喜利で鍛えた腕を披露するとき。セイバーよ、剣では後れを取ったが、燕を斬る中にも花鳥風月
      を愛でる心を失うことのなかったこの佐々木に、果たして西洋武者が大喜利で勝てるかな?」


セイバー「」ツ-ン

アサシン「無視ー!?」ガ-ン

ランサー「セイバーの奴、さっきからずっとあの調子なんだよな」

アーチャー「ボイコットするつもりが連れてこられてしまったからな。せめてもの抵抗なのだろう」

セイバー「……」

ライダー「そうなのですか。私はてっきりリ●セイバーの真似でもしているのかと」

セイバー「」

ギルガメッシュ「クックック、まぁよいまぁよい。セイバーは気丈でなくてはな。でなければ嬲りがいが無くていかん」

セイバー「」

アサシン「ともかく、これより私が六人目の回答者として皆の相手をしよう。よろしくお願いする」

アーチャー「ちょっ、ちょっと待ってくれッ!」

ギルガメッシュ「なんだフェイカー! まだ物言いか!」

アーチャー「当たり前だ、今の我々がどのように見えるか考えろ」

ギルガメッシュ「ム……?」

()の中は着物の色

 ギルガメッシュ(金)

 ランサー(紺)
 アーチャー(黒)
 ライダー(桃)
 キャスター(紫)
 セイバー(水色)
 アサシン(薄紫)

 バーサーカー(赤)

ランサー「うわっ、寒色ばっか! 見栄え悪っ!」

アーチャー「ランサーとセイバーですら被り気味だというのに、紫が二人になるなど始末に負えんぞ」

キャスター「主と同じ色の着物を着て出てくるなんていい度胸じゃない。日本人のくせして協調性に欠けるんじゃないかしら……?」

アサシン「いやいやいや! だからと言って拙者が朱色や黄色のような毳毳しい着物を纏っても違和感しかないだろう!?」

ギルガメッシュ「フム、我は別に貴様らがどのようなナリでも構わんが、配下に目を向けるのも王の役目よな」

ギルガメッシュ「ではこうしよう。今回座布団をもっとも多く獲得した者には、我がこの着物の代わりに持っている銀色の着物を賜ろうではないか。照明を受けて輝けば
        少しは舞台も華やかになるというものだ。皆、張り切るがよい!」

槍弓騎魔剣暗(いらない……!)

ギルガメッシュ「では、今回の(笑)聖杯が掲示した聖句(キーワード)は、「蜉蝣の命」 これを糧にして励むのだ!」

 現在の座布団の状況

 全員一枚

ギルガメッシュ「では記念すべき我の第一問目だ。我の宝具で最も名の知れたものは言うまでもなく『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』だ。
        この中にはあらゆる宝具の原点が収められている。そこで此度、貴様らにはその中に収められているものを夢想することを許そう」

ギルガメッシュ「貴様らはまず我に対し、「〇〇の原点は持っているか」と尋ねるのだ。それに我が「無論だ!」と返すので、何か気の利いた一言を答えるがいい」

ギルガメッシュ「さぁ、出来た者はいるか!」

アサシン「はいっ!」

ギルガメッシュ「ほほぅ、さすがの意気込みようだな暗殺者。回答を許そう」

アサシン『英雄王、萌えキャラの原点というものは持っているかな?』

ギルガメッシュ『無論だぁ!』

アサシン『ううむ、確かにこのシュメールの像の大きな目……萌えの原点に違いない』

ギルガメッシュ「ハハハハハハ、最初の答えで我が民を持ち出すとは、なかなか良い心がけではないか」

ライダー「花鳥風月とは程遠い気がしますがね」

ギルガメッシュ「誉めてやろう。五枚やる」

槍弓騎魔暗「えええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

バーサーカー「■■■■ー!?」

アサシン「い、いや……そこまでの答えではないと思うのだが……」

ギルガメッシュ「何ィ! 貴様、我がやると言っておるのに受け取れぬと抜かすか!」

アサシン「失敬! ありがたく受け取るでござる!」アセアセ

ギルガメッシュ「宜しい。他にできた者は」

アサシン「はい!」

ギルガメッシュ「ええい、アサシンばかりではないか! 貴様らやる気はあるのかァ!」

槍弓騎魔「いや、だったら鎖をほどけよ!?」

※ほどいた

ギルガメッシュ「では、犬」

犬「コラァ!?」

ランサー『よぉ英雄王。つまようじの原点持ってっか?』

ギルガメッシュ『無論だぁ!』

ランサー『おう、サンキュー』シ-シ-

ギルガメッシュ「おい真面目に答えんかァッ! アイツから持っていけェ!」

ギルガメッシュ「次は貴様だ。やれ蛇」 

ライダー『英雄王、ちり紙の原点はお持ちですか』

ギルガメッシュ『無論だぁ!』

ライダー『はい、ありがとうございます』チ-ン

ギルガメッシュ「ふざけるなよ雑種どもがァッ! あいつのも持っていけェ!」

ギルガメッシュ「王の蔵を馬鹿にしおって! 我はコンビニではないわ!」

ギルガメッシュ「贋作者、貴様は彼奴らとは違うだろうな」

アーチャー「王のご期待とやらに応えられるかは知らんがね」

ギルガメッシュ「かまわん、やれ」

アーチャー『英雄王、酒好きな君のことだ。酒の原典も、持っているのではないかな』

ギルガメッシュ『無論だぁ!』

アーチャー『……で、それは……いったい誰が醸いだんだ……?』

ギルガメッシュ「ハッハッハッハッハ! 確かにそういうのもあるなぁ。悪くない。七枚やろう」

槍弓騎魔暗「ええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

ランサー「オイ、どんだけだよ!?」

ギルガメッシュ「我は与える褒美は惜しまん!」


キャスター「ていうか口噛み酒があるって……まさかあなたの口で作ったものとかないわよね……」

ギルガメッシュ「自明なことを聞くな。そのようなもの――」

ギルガメッシュ「あるに決まっておろう!」

槍弓騎魔剣暗(えぇ……)

ギルガメッシュ「何かまたとない機会のためにと思って、結局貯蔵したままにしてあるが……」

ギルガメッシュ「おぉそうだ。我とセイバーの婚姻が控えているではないか。その時に夫婦(めおと)で交わすのが相応しいな。うん、そうだ。そうしよう」

セイバー(イヤだーっ!?)ガ-ン

ギルガメッシュ「次は貴様だアサシン」

アサシン『では私の刀の原典も持っているか?』

ギルガメッシュ『無論だぁ!』

アサシン『いや、そんな得意げに物干し竿を掲げられてもだな』

ギルガメッシュ「そんなものが我の宝であってたまるか! 全部もっていけ!」

アサシン「あぁ!? 一気に素寒貧に!?」


ギルガメッシュ「よし魔女、次はお前だ」

キャスター「ちょっと!……あぁもういいわ」

キャスター『英雄王、セイバーの原典も持っているのではなくて?』

セイバー(……?)

ギルガメッシュ『? 無論だ』

キャスター『あら、持っているんじゃないプロトセイバー。なら、こっちのセイバーは私が貰うわね』ギュッ

セイバー(!?)

ギルガメッシュ「いらんわあんな男! あいつから取れ!」


ギルガメッシュ「ええいこのような問題やめだやめ! 次に行くぞ!」

ギルガメッシュ「二問目だ。近年は我の顔はおろか名前も知らぬ無知蒙昧な輩が増えておるようだ。
        それだけで万死に値するというものだが、その前に少しは情けをかけてやろう。
        貴様たちは巷に我の名を轟かせる方法を考え出し、実行したことを報告せよ。
        それに我が「首尾はどうだ」と尋ねる故、結果を報告するのだ」

ランサー「うーわ、また一段とやる気のでねぇ問題」


ギルガメッシュ「そうだな。では騎兵、貴様からだ」

ライダー『英雄王の名と偉大さを知らしめるべく、銅像を建てました』

ギルガメッシュ『フム、悪くない。首尾はどうだ』

ライダー『すっかり愛されていますよ。冬になるとマフラーとニット帽を着せてもらえたり、春や夏は子供がよじ登って遊んだり、あぁそうそう、あれの手のひらにお米をおいておくと
     いい具合に雀が集まってくるのですよ』

ギリガメッシュ「そんなことは望んでおらんわァ! 全部持っていけ!」

イリヤ「無いものは取れないわよー!」

バーサーカー「■■■■ー!」

ギルガメッシュ「無いというか。ならば仕方あるまい。六枚やろう」

ライダー「はいぃ!?」

槍弓魔暗「ええぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

キャスター「さっきからどういう基準なのよ!?」

ギルガメッシュ「ハ! 基準などというせせこましいものを設けてたまるか。与えるときは糸目をつけず、奪うときは根こそぎ奪う。それが我の流儀だッ!」

セイバー(うっ……なにかウザい影が奴の周りをチラつくっ!)

アーチャー「相手はあの英雄王だ。普通の銅像では話になるまい」

ギルガメッシュ「ふむ、ではフェイカー」

アーチャー『全身を金箔で覆われ、両の目はサファイア、持った剣にはルビーが入った英雄王の銅像を建てたぞ』

ギルガメッシュ『おぉ、我を模するにはそうでなくてはな。して首尾はどうだ』

アーチャー『で、私はそれを全部はがして貧しい人々に配った。間違ったことをしたとは思っていない』

ギルガメッシュ「贋作者どころかコソ泥になりおったか! えぇいならば答えの通りにしてやる、全部持っていけ!」

ギルガメッシュ「とっとと次だ。やれ、犬」

ランサー『英雄王の武勇を示すため、親友のエルキドゥと生前のようなガチンコマッチを繰り広げてもらうことにしたぜ』

ギルガメッシュ『首尾よくいったか』

ランサー『エルキドゥのほうが体調崩してよ、試合は無期限エンキドゥ(延期中)なんつってw』

ギルガメッシュ「下らん! 下らんぞ!」

ギルガメッシュ「よし、次はフェイカーだ」

アーチャー『世界中から手軽に英雄王のことを知ってもらうべく、ツイ●ターを始めてもらうことにした』

ギルガメッシュ『して、首尾は』

アーチャー『まぁ、アレだ。お察しという奴だな』

ギルガメッシュ「何が言いたいのだ貴様ァ!」

ギルガメッシュ「キャスター、貴様だ」

キャスター『英雄王に、女の子たちの前で破天荒なパフォーマンスをしてもらったわ』

ギルガメッシュ『して首尾は』

キャスター『用意しましたのは大ジョッキいっぱいの聖杯の泥!』

キャスター『英雄王のちょっとイイとこ見てみたい♪ それイッキ! イッキ!』

ギルガメッシュ「飲みたくて飲むようなものではないわァ!」

※お酒や聖杯の泥の一気飲みは危険ですのでやらない、させないようにしましょう。


ギルガメッシュ「次! やれ贋作者!」

アーチャー『流行りものを取り入れ、英雄王にはYou●uberになってもらった』

ギルガメッシュ『首尾はどうだ』

アーチャー『いやだからお察しだと言っているだろう』

ギルガメッシュ「何がお察しだ!? まるでわからんぞォ!」

全員(えぇ……)

ギルガメッシュ「アサシン! 貴様だ!」

アサシン『より英雄王に触れる機会を増やすべく、FGOに☆1のギルガメッシュを実装したぞ』

ギルガメッシュ『ふむ、扱いは癇に障るが、まぁ現実的な案ではないか。して首尾はどうなった』

アサシン『クラスはライダー、図に乗っているからな』

ギルガメッシュ「我にはヴィマーナがあるだろうが!?」

ギルガメッシュ「そこの元女神! いい加減マシな答えを思いついただろうな!?」

ライダー『では、時流に乗って英雄王には女体化して萌えキャラになってもらいましょうか』

ギルガメッシュ「」

ライダー『で、プロトセイバー×女体化ギル子ちゃんの薄い本で大人気に』

ギルガメッシュ「止めい止めい!? 身の毛もよだつわ! 全部持っていけ!」

槍弓騎魔剣暗(探せばあるんだろうなぁ……)

ギルガメッシュ「ハァハァ……ゼェゼェ……もういい! 三問目だ! 三問目にいくぞォ!」

ギルガメッシュ「では今日最後の問題だ。我と言えばセイバーなわけだが」

セイバー(!?)

ギルガメッシュ「我が語り掛けようともあの通り。その誇りが邪魔をして素直な気持ちで我に接することができないでいる。
        そこでだ、皆にはセイバーが素直な気持ちで我に振り向いてもらう方法を考えてもらいたい」

全員「」


ランサー「な、なぁ金ピカ……問題の意味が分からねぇんだが……」

ギルガメッシュ「何っ、この程度の問題すら理解できんとは、まさか耄碌したのか」

ランサー「おぉい!?」

ライダー「……要するに、セイバーの気を引くにはどうすればいいかという問題でしょう」

キャスター「もぉ、そうならそうと最初から言えばいいじゃない」

ギルガメッシュ「うるさいわっ! いい加減、無い知恵を絞りだして我に示してみせよ!」

ギルガメッシュ「まずはフェイカー、貴様からだ」

アーチャー「そうさな」

アーチャー『二度と姿を見せないので籍だけ入れてくれと頼む』

ギルガメッシュ「そんなもの我が望むものではないわァ!」

ギルガメッシュ「よし、答えよ蛇」

ライダー『付き合ってくれないと、キャスターを家に送り込んで三食作らせるぞ、と脅す』

セイバー(ギャーッ!?)

イリヤ「我が家の終わりよー!?」

バーサーカー「■■■■ー!?」

ギルガメッシュ「……さすがの我もそのような惨い仕打ちは脅しでもできん」

キャスター「教会で実践するわよ!?」


キャスター「こういうのは、相手の方をその気にさせないと意味が無いのよ。向こうは騎士なんだから、そのあたりをちゃんと考えて動かなくちゃ」

ギルガメッシュ「即ち?」

キャスター『桜さんに襲われて、白目をむいてガクンガクン震えながら、らめええええと言っているところでセイバーに助けを求める』

ギルガメッシュ「そのデマを蒸し返すのは止めんか!?」

<ホントデスヨ!

ギルガメッシュ「オイ犬! 何かないのか!」

ランサー「何って言われてもねェ。俺ぁ小細工ってのは好きじゃねーんだ。やるんだったら身体一つ、全身全霊でぶつかるのみだぜ。そう――」

ランサー『 A U O キャストオフ! をして迫るwww』ギャハハ

騎・魔「ゲェ……」

ギルガメッシュ「……ハァ……ランサーよ、あまり呆れさせてくれるな。我が今の今までその手を使わなかったと何故思ったのだ」

槍弓騎魔暗「」

セイバー「……」

ギルガメッシュ「我の輝く肢体を存分に見せつけたのだが、さすがに裸身で迫るのは性急が過ぎたようだ。セイバーも恥じらいの余り取り乱し、危うく
        我が宝物を切り落とされるところだった。急かす男は嫌われるともいうからな、二度はやらん」

セイバー「」ジワ……

キャスター「おーよしよし、怖かったわねー……」ナデナデ

ギルガメッシュ「暗殺者、貴様もセイバーには思う所があるだろう。まともな考えはないか」

アサシン「相手は武人だ。ならば己の腕に物を言わせる他あるまい」

アサシン『燕を斬って捧げる』

ギルガメッシュ「……」

セイバー「……」 

全員「……」

<シ-ン

アサシン「」

ギルガメッシュ「……切腹」

アサシン「拙者、NOUMINだから切腹の作法は知らないでござる!?」

ギルガメッシュ「話にならん! フェイカー、やれ」

アーチャー「正面から抜けないのであれば外堀を埋めるまで」

アーチャー『モードレッドを手名付け義理の親ポジションを獲得して接近する』

ギルガメッシュ「どう考えても悪手であろうが!? 下手をすればバカ息子だけ押し付けて消えかねんわ!」

セイバー(相いれそうもないと思いますがね)


ギルガメッシュ「クソッ、どいつもこいつも王たる我をコケにしおって……貴様ら欠片ほどの知恵も無いのかァ!?」

キャスター「こんな問題でやる気が出るわけないでしょ!」

ランサー「つーかよく考えたら、三問ともテメーの問題じゃねーか! やってられるかよ!」

ギルガメッシュ「三問がどうしたというのだ、我は最古の王にして、あらゆる宝具の原点を持つ者なのだぞ、それだけで優に十年は我の問題だけで
        続けられるというものだ。貴様らはこれより大喜利に備えて、昼夜を問わず我のことを思い続ける日々を過ごすがいい! ハッハッハッハッハ!」

ライダ―(そ、想像するだにおぞましい未来像がっ)

ランサー(セイバー、お前ならわかっているはずだ)

キャスター(英雄王に効果的に対処できるのは、貴女一人だということに……!)

アーチャー(頼む、セイバー。もはや頼れるのは君一人しかいない……)

アサシン(私は継続して出演できるならなんでも)

ギルガメッシュ「さぁ、いい加減最後としよう。セイバー。まさか一言もしゃべらずに舞台を降りることができるなどとは思っていないだろうなぁ?」

セイバー(……)

セイバー(皆の眼差しが私に……)

セイバー(今の英雄王の状態を見れば分かる。皆、この状況を生み出すために、あのような杜撰な答えを)

セイバー(求められている回答は分かる……だがっ、それだけは……っ)

ギルガメッシュ「まったく、それにしても酷い回答ばかりだった。これからは座布団が無い時に下らん答えを言うやつは蔵から適当な物を選んで……とでもしようか」

セイバー(……っ!)

セイバー(シロウ……私は貴方を……信じていますよ――)

セイバー「」スッ

ギルガメッシュ「ほほぅ、ようやくその気になったか。よいよい。その健気さに免じて、此度は貴様が何を言おうと、その残った最後の座布団は取らないでおいてやる」

ギルガメッシュ「さぁ騎士王よ。遠慮なく申すがいい」

セイバー『……英雄王、私の気を引きたいがために、策を弄すなど愚の骨頂』

ギルガメッシュ『ウム?』

セイバー『わ、私は……』

<セイバ-……?



セイバー『私は……あ、貴方が近くに来るだけで……その姿に、思わず目を奪われてしまうのですから……っ!』ポッ///

※主に「うげぇ、出た」的な意味で


ギルガメッシュ「」

槍弓騎魔(おぉ!)

<!?


ギルガメッシュ「お……おぉ……」

ギルガメッシュ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

<セイバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!

ギルガメッシュ「ハハハハハハハハハ! アーーハッハッハッハ! そうか! そうかそうかセイバーよ! 遂に本心を露わにしたか、愛いやつめ!」

ギルガメッシュ「よし! その胆力に褒美を取らす! 狂犬、何をモタモタしておるのだ! さっさと座布団を十枚――いいや手ぬるい! あるだけ全部持ってこんかァ!」

バーサーカー「■■■■ー!?」


セイバー(あぁ、シロウ……これで決めの一手を打つことが出来ました……何か大切なものと引き換えに)

セイバー(ですが、貴方ならきっとそんな私を理解して――)

<セイバァァァァァァァァァァァァッ! ウワァァァァァァァァァァァァァッ!

<ナニナイテルノヨ バカッ! ウバワレタナラ ウバイカエセバイイジャナイ! アノトキミタイニ ワ、ワタシガツイテルンダカラッ! ダキッ

<トオサカッ!

<センパイ! タトエセイバ-サンガセンパイヲミステテモ ワタシハ センパイノソバヲ ハナレマセン! ヒシッ

<サクラ!

<シロォ-! ワタシノモノニナリナサ-イ! ギュ-ッ

<イリヤ!

<イ、イリヤサン イツノマニ!?


セイバー「って何をやっているんd――うわっ!?」

ドサドサドサッ

バーサーカー「■■■■ー!」ザブトンシャワ-!

アーチャー「セイバーが一枚3kgある座布団の山の下敷きに!」

ランサー「セイバーが死んだ!」 


  結  果

ランサー 0枚

アーチャー 0枚

ライダー 0枚

キャスター 0枚

セイバー 生き埋め  ← WIN

アサシン 0枚


キャスター「いや、この程度で潰されたりはしないと思うけど……で、これ何枚?」

ライダー「仮に我々全員に座布団を十枚配れる用意があるとすれば、六十枚は固いかと」

ギルガメッシュ「ハッハッハ! どうだ、セイバー。それだけあれば貴様の願いなど思うがままよ。さぁ、何でも望みを言ってみるがよい!」


ゴソゴソ……


セイバー「――ぷはぁ! はぁ……はぁ……」

セイバー「そのようなこと……いくらでも願いを叶えてやるといわれようと、今の私が望むことはただ一つ」

セイバー「ギルガメッシュ! 貴様を司会者の座から追放することだ!」



ギルガメッシュ「なっ――何だとォォォォォォッ!」

ピカッ


ゴォォォォォォォォォッ


ギルガメッシュ「セイバー! 貴様、我を謀りおったのか!?」

ライダー「謀るとかいうレベルじゃないですけどね」

ギルガメッシュ「クッ、これが……全てを手にできる力を持ちながら、たかが器に望みを託すなどという愚を犯した末路ということ……か………」

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンーー


キャスター「消えてしまった……」

アーチャー「おそらく、またどこか別の空間に飛ばされたのだろう。ま、しぶとく生き残っているとは思うが」

アサシン「外へ連れ出してくれたことには感謝するが……盛者必衰、長続きするはずもなかったということか」

ランサー「アイツのことなんざあとあと! まずはよくやったぜ! セイバー!」

キャスター「一時はどうなるかと思ったわ。感謝するわよ、セイバー」

セイバー「ありがとうございます! シロー! やりましたよシロー!」ブンブン

<シンジテタゾ、セイバ-!

<<エ?

アーチャー「さて、残る問題は次の司会者か」

セイバー「大河はまだ無理です。しばらくは休養が必要でしょう」

アーチャー「そうか……これまではあらかじめ選ばれた司会者候補の中から(笑)聖杯が最も相応しい者を選んでいたらしいが、今度はどうなるんだ?」

イリヤ「それはもちろん、元司会者の娘で前任者の弟子な私で決まりよ!」

イリヤ「だいたい司会が何を言っても私が指示しなきゃバーサーカーは動かないんだから、それが当然の流れじゃない?」

キャスター「けど貴女って、ぶっちゃけ下手に司会者やるより今のポジションの方がオイシイって思ってないかしら」

イリヤ「う゛っ、鋭いわね……」

アーチャー「まぁ大方の大本命は凛なのだろうが、回答者に自分のサーヴァントがいる者の司会就任は歓迎されないからな」

<オトウサマカラモ ワルメダリシナイヨウニッテ イイツケラレテイルシネ

<ケッコウ メダッテルトオモイマスケド……

ライダー「他にも、先々代の司会だったエルメロイ二世が引退する際、ライネス嬢が後を継ごうとする動きもあったと聞きますし、なかなか候補者が多いですね」

ライダー「私としては、彼が戻ってきてくれる方が望ましいのですが」

ランサー「そういやお前、アイツのことけっこー気に入ってたよな……」

アサシン「英雄王で司会者になれたのだ、常世を生きる人間である必要もあるまい。ルーラークラスのサーヴァントに任せれば、公正な運営が出来るのではないか」

アサシン「そう、例えばマルタ殿のような……」

キャスター「アンタ水着の女を舞台の上に引っ張り出すつもりなの……」

ランサー「オイ見ろ、(笑)聖杯が光り始めたぞ!」

ピカーッ

アーチャー「やはり(笑)聖杯が自ら次の司会者を選ぶつもりか。一体誰が――」


カッ!


全員「……」



カレン「…………あら」

全員「」

―――――――――――

璃正「」

綺礼「……忠告はしたはずだったのだがな」

―――――――――――

カレン「これは私が次の司会者に選ばれたということでしょうか」

全員「」

カレン「人を裁くなと言われてきましたが、これも神の御心とあれば致し方ありません。カレン・オルテンシアが謹んで次の司会者を拝命いたしましょう」

全員「」


ギルガメッシュ「ぜぇ……ぜぇ……おいセイバー……この始末どうつけるつもりだ……!」ワナワナ

アーチャー「英雄王! もう戻ってきたのか!?」

ランサー「いや、マジでアイツの言う通りだぜ! どうしてくれんだセイバー!?」

セイバー「えっ、これ私が悪いことになるんですか!?」

ライダー「願いの時に次の司会者を指名しておけばこんな事態は防げたのに……」

セイバー「それはただの結果論です!」

ギルガメッシュ「うるさいわ! あの尼が権力を手にしようものなら、我とは比べるべくもない阿鼻叫喚に――」

カレン「フィッシュ!」

ギルガメッシュ「モゴッ!?」

カレン「全く……最古の王であるというのに、権力者のまえでどのように振舞えばいいかも存じ上げないのですね」

カレン「では、歴代の大喜利司会者に受け継がれた良い言葉をこの機会に改めて皆で覚えると致しましょう」

カレン「りぴーと あふたー みー」

カレン『司会は絶対』

ギュウウウウウウウウウッ

ギルガメッシュ「モガーーーーッ!!??」メリメリメリ

全員「し、しかいはぜったいっ!」(うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?)



――――――――――――――――――――

アサシン「やれやれ、なんとも難儀なことに巻き込まれた感はあるが……ま、燕相手に大喜利をするよりはマシだろう」

アサシン「此度は問題が問題だったからな。次こそは、私の雅にして機知に富んだ面を存分に披露するとしようではないか。フフフフフ……」

ギルガメッシュ「何をほざいているのだ門番。いつまで我の席に座っているつもりか」

アサシン「何を言うかと思えば……貴様はすでに回答者からは降りたはずだろう」

ギルガメッシュ「あのような醜態を晒したまま終われるか! だいいち貴様のような飄々としていながら気の多い男を我のセイバーの隣になど置いておけん! 
          とっとと山に帰らんかァ!」

アサシン「呼び出しておいてその言い草か! そもそも山門がここにある以上、私はここからは離れられんぞ!」

ギルガメッシュ「ならば山門を担いでとっとと失せろ! さもなくば我が宝物庫が火を噴くぞ!」

ギルガメッシュ「あぁ、運んだ時に使った宝具は汚れたので捨ててしまった。もう使えん」

アサシン「そんな殺生な!?」

キャスター「そもそも、どうして聖杯大喜利戦争にはアサシンの枠が無いのかしら」

ランサー「俺が来た時にゃ、あそこには金ピカ野郎が座ってたぜ」

セイバー「あ、あぁ……それは……」


―――――――――――


「あーはっはっはっはっは! 皇帝特権発動! これよりアサシンの枠は余の物である! 
 余はまだまだ降板などせん! これより雌雄を決しようではないか、アルトリア・ペンドラゴン!」


―――――――――――



セイバー「……昔いろいろあったのですよ、いろいろ……」


後日 衛宮邸


セイバー「うぅむ、カレンを相手にするとなると、今までと同じく与太郎を演じていて良いものでしょうか。狙い撃ちにされるような気がして仕方ありません……」

セイバー「……」

セイバー「いいえ、私は舞台の上では道化役に徹すると誓った身。この程度のことで決意を反故にしているようでは、これから先が続くことは無いでしょう」

セイバー「よし、ではシロウと一緒にあくまで与太郎のままでカレンに対抗する方法を――」


ゴソゴソ

アイリ「もー、ぜんぜん見つからないわ~」

士郎「親父、もう少し普段から整理しといてくれよ」

切嗣「面目ない……片付けるのは、昔からどうにも苦手でね」

イリヤ「どうでもいいけど、この私の名前が貼ってあるDVDの山は後で内容確認するんだからね」

切嗣「HAHAHA……いやだなぁ、こんなところに置いてあるDVDが普通のホームビデオ以外の何だって言うんだい」

イリヤ(こんなところに……?)


セイバー「何をしているのですか――おや、大河」

大河「えへへ~、カリフラワーとブロッコリーは――どっちも好きです……」

アイリ「あらセイバー。実はね、前に録画した大喜利のDVDを探していたの」

アイリ「大河ちゃんに自分が大喜利の司会をやっているところを見せたら、記憶が戻るかもしれないと思って」

セイバー「なるほど、それは名案です。今後の対策を立てるのにも役立ちそうだ」

士郎「おっ、あったぞ。去年の八月のやつ。これだよな義母さん」

アイリ「そうそう、この回よ! これはホントに大河ちゃんがいきいきとしてて、私すっごくお気に入りなの! さっそくみんなで見ましょ」



※ギル司会回があまりにもあんまりな内容だったので、今回は二本立てでお送りします。
  在りし日の藤村大河の姿を存分にお楽しみください。


――――――――――――――――――――


大河「はい、一問目。夏と言えば肝試し。今回は英霊妖怪大行進の巻といきましょう。皆さんは古今東西の様々な妖怪になって、私は〇〇だ!と名乗ってください」

大河「で、私が襲われるヒロインになって」

槍弓騎魔剣金「プッ……」

大河「……きゃーっていうから何か答えてほしいんだけどその前にバーサーカー。全員から一枚持っていきなさい」

槍弓騎魔剣金「あぁ……」ガックリ


大河「はいはい、始めるわよ。まずは、アーチャーさんお願い」

アーチャー『私は、ぬりかべだ!』

大河『キャーッ!』

アーチャー『体は壁だが、心は硝子だ』

大河「ははははははははwwwwwwなんかしんみり系の怪談みたいw」

大河「一枚あげましょう」


大河「はい、ランサーさん」

ランサー『俺は、狼男だァ!』

大河『キャーッ!』

ランサー『犬じゃねぇ!?』

大河「」ズコ-

大河「傷は深いわね……w」


大河「はい、セイバーちゃん」

セイバー『私は、一反木綿だ!』

大河『キャーッ!』

セイバー『……』

セイバー『……続きを考えますから一旦待ってください』

大河「待ったなしじゃー! 一枚持っていきなさい」


大河「はい、ライダーさん」

ライダー『私は、刑部姫です!』

大河『キャーッ!』

ライダー『……帰っていいですか?』

大河「それアナタの台詞でしょ!? ダメダメ! 一枚持っていきなさい!』


大河「お次はキャスターさんいきましょう」

キャスター『私は世にも恐ろしい、砂かけばばぁよ!』

大河『キャーッ!』

キャスター『そして、隣にいるのはもっと恐ろしい……男も女も見境の無い、コナかけばばぁよ!』

ライダー「!?」

大河「あはははははははははwwwwwwww」

大河「これは一枚あげなきゃだね。まさかキャスターさんの口から私はババァよなんて聞ける日が来るなんて――」

キャスター「コラコラコラーーーッ!?」


ランサー「あー……俺も思いついたぜ」

大河「じゃ、ランサーさんお願い」

ランサー『俺は、猫又だ!』

アーチャー「で、私に二股がどうのというのだろう」

ランサー「」

大河「犬でもないしねw」

ランサー「ほ、ほっとけ!」

※『そしてコイツぁヤマタノオロチだ!』と言いたかった


大河「それじゃあ、セイバーちゃん」

セイバー『私は、座敷童だ!』

大河『キャーッ!』

セイバー『キチンと三食食べさせてくれないと、出ていっちゃいますよ』

大河「出てけぇ! 一枚持っていきなさい!」


大河「はい、ライダーさん」

ライダー『私は、メドゥーサだ!』

<wwwwwwwwwwwww

大河『キャーッ!』

ライダー『ひ、酷い……!』

大河「wwwwwwwww」

大河「そう言われましてもwwwビビるよそりゃwww」


大河「アーチャーさんいこうかしら」

アーチャー『私は、悪魔の手先だ!』

大河『キャーッ!』

アーチャー『そして主は、あかいあくまだ』

<ア-チャ-!!


大河「はい、セイバーちゃん」

セイバー『私は、ジェ●ソンだ!』

<オ-ノ-!

セイバー「」

大河「鉈のが多いらしいけどねwwwwwwwww」

大河「バーサーカー、セイバーちゃんから一枚取りなさいw」

セイバー「」ガ-ン

ライダー(そもそも妖怪の括りなのでしょうか……?)


大河「キャスターさんお願いします」

キャスター『私は、絵に描いたような白いゴーストよ!』

大河『キャーッ!』

キャスター『驚かせませい』

大河「めくりあげるわよwww」


大河「ライダーさんいきましょう」

ライダー『私は、ろくろ首だ!』

大河『キャーッ!』

ライダー『月姫リメイクを待っているうちに、こんなになってしまいました』

大河「ンフフフフフフフフフフフwwwwwwww」

大河「その辺についてはノーコメントにしとこうよwww」


大河「はい、アーチャーさん」

アーチャー『私は、呂布奉先だ!』

大河『キャーッ!』

アーチャー『流れの違和感の無さよ』

大河「だからって妖怪扱いしちゃダメだよ。 一枚持っていきなさい」


大河「次は~セイバーちゃんで」

セイバー「はい。ではイリヤスフィール、こちらへ」

イリヤ「え?」

セイバー『私は、雪女だ!』

大河『キャーッ!』

セイバー『キャーッ! 本物がでたー!?」

イリヤ「誰が本物よーっ!?」ド-ン

大河「セイバーちゃん、それアイリ師匠にもやってなかった!?」

セイバー「……よく覚えていますね」

大河「覚えてるわよ、横で見てたもん。一枚持っていきなさい」

セイバー「」ガックリ


大河「はい、ギルさん」

ギルガメッシュ『ハッハッハ! 我は天狗だァ!』

大河『うん、そうだろうね』

ギルガメッシュ「!?」

ギルガメッシュ「司会者ァ! 我のネタを潰すとはどういうことだァ!?」

大河「いやいや、ギルさんほどの方なら常時天狗じゃないとだし、それ以上の答えとか蛇足じゃない」

ギルガメッシュ「ふむ、そうか。そう言われるとそんな気もしてきたな。よし、許す」

槍弓騎魔剣(いいのかそれで……)


大河「二問目。HFの第一章で、密かに印象的だったのはランサーさんよね」






大河「走るシーンが」

ランサー「やっぱりかよ!?」

ランサー「そりゃ出番多くは無かったけどよ! 他にないのか!?」

ギルガメッシュ「散り様とかか?」

ランサー「うぉい!?」

大河「はい。そんなわけで今回はみんなで全力ダーッシュ! みなさんは腕を振って走る真似をしてください。
   それに私がどうしたのって聞くから、続けて答えてちょうだい」


大河「はい、まずはキャスターさん」

キャスター『』アワアワ

大河『どうしたの?』

キャスター『お醤油切らしちゃったのー!』

大河「ンフフフフフフフwwwwwジワジワくるわねw一枚あげます」


大河「次は、ライダーさんお願い」

ライダー「」タッタッタッタッタッタ

大河『どうしたの?』

ライダー『アヤコォォォォォォォォォッ!』

大河「バーサーカー! 一枚持っていきなさい!」


大河「はいアーチャーさん」

アーチャー『ウオオオォォォォォォ!?』ドドドドドドドド

大河『どうしたの?』

アーチャー『藤ねぇ助けてくれ! 遠坂がガンド撃ちながら追いかけてくるんだ!』

<ア-チャ-!

大河「アッハハハハハハハハwwwwwww何やらかしたのよwwwwwww」


大河「じゃ、次は大本命のランサーさん」

ランサー「嬉しくねー……」

ランサー『うおおおぉぉぉぉぉっ!』ダッダッダッダッダ……

大河「どうしたの?」

ランサー『エ〇ループは俺のものだァァァァァァッ!』

大河「んふふふふふふwwww」

イリヤ「思い出させないでよー!?」


大河「次は……セイバーちゃんいってみよう」

セイバー「」シュタタタタタタ

大河『どうしたの?』

セイバー『お腹を空かせているのです!』

大河「はははははwwwいかにもセイバーちゃんらしいわねw 一枚あげます」

セイバー「シロウ、やりました!」


大河「んーと、キャスターさんお願いします」

キャスター「」タッ……タッ……タッ……タッ……

大河『どうしたの?』

キャスター『青い海に白い砂浜、照り付ける太陽……さぁ宗一郎様! 私を捕まえてごらんなさーい!』

キャスター『あははははははー! うふふふふふふー!』

大河「バーサーカー、全部持ってって」

キャスター「いーじゃないのよォ!」


大河「次はアーチャーさんで」

アーチャー『ヌオォォォォォォォッ!?』ドドドドドドド

大河『どうしたの?』

アーチャー『藤ねぇ助けてくれ! 桜が包丁持って追っかけてくるんだ!』

<ア-チャ-サン!

大河「懲りないwwwww男wwwwww」

ライダー「……包丁で済んだら可愛いほうでは?」ボソ

アーチャー「」


大河「はいランサーさん」

ランサー『うおおおおおっ!』ダダダダダダダダダッ

大河『どうしたの?』

ランサー『生き急いでんだよ』

大河「アハハハハハハハハハハハハハwwwwwwwwwwww」

大河「二枚あげますwww」

ランサー「……」

全員(複雑そうな顔……)


大河「はいセイバーちゃんお願い」

セイバー『』ドドドドドドドドドッ

大河『どうしたの?』

セイバー『漏れそうなんです』アセアセ

全員「」ズコー

大河「……呼び止めて悪かったわよw」


イリヤ「はいはーい、私も出来たわー!」テテテテテ-

大河「待ってましたよ弟子。やんなさい!」

イリヤ「押忍!」

イリヤ「」チョコン

セイバー「どうしたのですイリヤスフィール。私の後ろに陣取って」

イリヤ『みんな逃げてー! バカが感染るわーっ!?』ダッ

セイバー「!?」

大河「wwwwwwwwwwww」

槍弓騎魔金「wwwwwwwww」

セイバー「笑ってないでくださいよ!」

大河「ま、逃げ帰っても家にいるんだけどねw」


大河「はいw アーチャーさん、もうちょっと知的なやつでお願いねw」

アーチャー『クッ……バカな……』タッタッタッタッタッタ

大河『どうしたの?』

アーチャー『まさか孔明が生きていたとは……』

アーチャー「おー、なるほど。死せる孔明 生ける仲達を走らす。一枚あげてちょうだい」


大河「はいキャスターさん」

キャスター『お、お助けえぇぇぇ!』ダダダダダダダダダ

大河『どうしたの?』

キャスター『宗一郎様! 早く逃げなければライダーに踏みつぶされますわ!』

大河「ンフフフフフフフフwwwwww」

ライダー「怪獣か私は!」


大河「じゃライダーさんのターンw」

ライダー「ではひとつ、皆で走りましょう」

セイバー「全員で、ですか」

ランサー「なんだなんだぁ?」

全員「」タッタッタッタッタッタ……

大河『どうしたの?』

ライダー『諦めなさいキャスター! この面子で徒競走をしてもあなたに勝ち目はありません!』

キャスター「わかってるわよォ!!」ムキ-ッ

大河「そりゃそーよねwww 一枚あげますwww」

キャスター「私が馬鹿正直に走るとでも思っているのかしら!」

アーチャー(そもそも徒競走をしないと思うんだが……)」


大河「はい、セイバーちゃん」

セイバー(アーチャー……)チラッ

アーチャー(!……了解した)

セイバー『』ドドドドドドドドドドドドドドド

大河『どうしたの?』

セイバー『シロォォォォォォ! 今日という今日は許しませーーーん!』

アーチャー『藤ねぇ助けてくれ! セイバーがバイクで追いかけてくるんだ!』

<wwwwwwwwww

大河「……それじゃセイバーちゃん走ってないじゃん?」

弓「」

剣「!?」

大河「はいダメー。バーサーカー、二人から一枚ずつ持っていきなさい」

セイバー「アーチャー! 何ということをしてくれたのですか!?」

アーチャー「き、君が追いかけてくるといったら外せないだろう!?」

大河「いや、どのみち三回目はダメだし」

セイバー「クッ、あなたと組もうと思った私が愚かでした」

ランサー「お前……セイバーに言われちゃお終いだよ」

アーチャー「」ガ-ン


大河「お次はランサーさんで」

ランサー『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?』ドドドドトッ

大河『どうしたの?』

ランサー『泰山の麻婆豆腐を十皿一分で完食するなんて嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!』

大河「あはははははははははははwwwwwwwww」

大河「命があっただけ儲けものねwwwいいよいいよ、二枚あげるよwww」


大河「じゃ、アーチャーさんいきましょう」

アーチャー『がんばれ……がんばれ……』タッタッタッタッタッタッタッタ

大河『どうしたの?』

アーチャー『負けるなフォウ君! 私も一緒に走ってやるぞ!』

大河「ンフフフフフフフフフフwwwwwwwww」

セイバー「ぐすっ……それだけで活力が湧くというものです。アーチャー、先ほどの罵倒を取り消しましょう」

ライダー「なぜ貴女が反応するのです……?」


大河「はいギルさん」

ギルガメッシュ「では我も貴様らとともに駆けてやろう。光栄に思え」

キャスター「またなのぉ……」

全員『』ダダダダダダダダダダダダ

大河『どうしたの?』

ギルガメッシュ『皆気をつけろ! 虎が出たぞォ!』

槍弓騎魔剣『うわぁ!?』

大河「」イライライライラ……

ライダー『いけない! こちらを睨んでいます!』

キャスター『襲われるわ!』

セイバー『逃げるのです!』

ランサー『おわぁぁぁ! ま、待ってくれぇ!』

アーチャー『ガブッ!』

ランサー『ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ッ!』

セイバー『ランサーが死んだ!』

騎魔『この人でなし!』

大河「バーサーカー! バーサーカー! 全員の全部持っていきなさい!」

全員「あ~……w」


大河「三問目。弟子一号、みなさんに例の物を配ってちょうだい」

イリヤ「押忍!」

※今回の例の物:お見合い写真

大河「さて、最近じゃマッチングアプリに取って代わられたけど、昔は近所に一人くらいは世話焼きおばさんがいて、
   独り者にお見合いを勧めていたものよね。そこで今回、みなさんはお見合いを勧められた人になってもらいます。で、私はそんなおb」

大河「」

大河「えー……世話焼き美人お姉さんになって配った写真の人を「その人どう?」って聞くから――」

イリヤ「はい、写真これね」ニヤニヤ

槍弓騎魔剣金「!?」

大河「え、どしたの」

写真「私、冬木の虎。がおー!」

大河「!?」


キャスター「プププ……聖杯も世話焼きねwww」

ランサー「こりゃあ、我が意を得たりだぜオイw」

セイバー「これ芸が細かいですね。全員、違う写真が宛がわれていますよ」

ライダー「なんでこういう所だけ無駄に力が入るんですかね」

ギルガメッシュ「フェイカーよw 貴様のだけ妙に辛気臭くはないか?」

アーチャー「どう見ても運転免許証か何かだろう!? どういう嫌がらせだ!」

大河「……よかったねみんな。大っぴらに私を誉めるいい機会ができて。
   お姉さん超期待しちゃうから。主にアーチャーさん」

セイバー(この状況、濡れ手に粟のチャンスと取るのは容易いですが……)

アーチャー(そんなものは誰も望んでいない。これはもはや――)
















全員(腹をくくって、いけるところまでいくしかない!)


※これより本格的に仁義なき虎いじりが始まりますので、大河ファンの方はご注意ください



大河「はい、ギルさん」

大河『その人どう?』

ギルガメッシュ『ふーむ、虎の毛皮を敷いて寝たことはあるが、虎と寝るというのもまた一興』

大河「バーサーカー! ギルガメッシュから全部持っていきなさい!」

ギルガメッシュ「ハッハッハ、たわけたことを! 無いものはとれぬぞ!」

大河「ああもうのっけからコレなんだもん! 次キャスターさん! 期待してるからね!」


大河「はい、キャスターさん」

大河『その人どう?』

キャスター『うちのカルデア、ランサーは間に合ってるの』

大河「ジャガーマンじゃないわよ!?」


大河「はいセイバーちゃん」

大河『その人どう?』

セイバー『前向きに検討させて頂きます。竜種である私と並びたてる、数少ない虎種の女性ですから』

大河「何よ虎種て!?」


大河「はい、ランサーさん」

大河『その人どう?』

ランサー『たとえ写真超しでも、俺にはわかる……! この女は、虎の毛皮のパ●ツを履いた鬼嫁だァァァァッ!』

大河「大阪のおばちゃんでもそんなものは履かないわよ!」


大河「次! ライダーさん」

大河『その人どう?』

ライダー『どうもなにもないでしょう。絶滅危惧種の虎を繁殖させる活動なんですから』

大河「愛の無い結婚なんかヤダーーー!」


大河「はいキャスターさん!」

大河『その人どう!?』

キャスター『キャーッ! 首を縦に振ったらタイガー道場に連れていかれるわ!?』

大河「冥婚!?」


大河「はい次! ランサーさん」

大河『その人どうなのよ!?』

ランサー『いいのか? イリヤルートより先に大河ルートが出来たら、ファンが黙っちゃいねェぜ?』

大河「主演作まで持っといて何を言い出すんじゃーーーっ!」

イリヤ「バーサーカー、ランサーに三枚あげて」

大河「ダメダメダメーーーッ!」


大河「次! ライダーさん!」

大河『その人どう!?』

ライダー『こ、これが我が友、李徴子の変わり果てた姿だというのか!?』

大河「獣人化かよ!? 女体化かよ!?」



大河「はい次! セイバーちゃん! 君に決めたァ!」

大河『その人どう!?』

セイバー『判らぬか、下郎。こんな女より、私はシロウが欲しいと言ったのだ』シャシンポ-イ

大河「うがーーーー!!」


大河「こーなったら頼みの綱はアーチャーさんだけ!
   はいアーチャー、いや、士郎! 私のことを、お よ め に し な さ い っ !」

アーチャー『オレを捕まえて見合いだなんて……そんなに心配するなよ藤ねぇ』

アーチャー『オレと藤ねぇの関係は、結婚するかどうかで消えちまうほど、浅いものじゃないはずだろ?』

大河『士郎……』

アーチャー『そう、たとえセイバーが付きっきりで傍にいても! 遠坂とイギリスに行くことが決まっていても! 桜が飯を作りに通い続けてくれていても!』

大河「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁん! 士郎なんか嫌いだーーーー!」

アーチャー「」ガ-ン アラタメテイワレルトショック

<ガ-ン


大河「ゼェ……ゼェ……」

ギルガメッシュ「そろそろ皆弾切れか。よし、我が最後に極めつけの答えを言ってやろう。心して聞け」

大河「」ゲンナリ

大河「……も、もういいわy」

ギルガメッシュ『(無視)ほぅ、自分で自分を薦めてくるとは。さては衛宮切嗣に捨てられたな』


大河「」


大河「や……や……」

大河「やっちまえバーサーカー!」

イリヤ「」イケ

バーサーカー「■■■■ーーーー!」

槍弓騎魔剣金「うわぁぁぁぁぁ!?」




――――――――――――――――――――

切嗣「」

士郎「」

イリヤ「」

セイバー「」

大河「……」

アイリ「どう? どう? すっごく元気いっぱいな感じがして、大河ちゃんらしくない?」

セイバー「確かにこんなこともありましたが、これは……」

士郎「いきいきしてるっていうか……その……」


大河「わ……私は……」


イリヤ「タイガ?」

切嗣「まさか、記憶が戻ったのかい!?」


















大河「私は、名誉棄損に怒り狂うジャガーマンだ! ウガーッ!」

衛宮家「キャーッ!?」


おしまい


おまけ

没ネタ


ランサー『俺は、妖怪お尻水かけだ!』

大河『キャーッ!』

ランサー『ち、違う! 覗きじゃねェ!?』



セイバー『私は、妖怪お尻水かけだ!』

大河『キャーッ!』

セイバー『コラ! そこはキャー! ではなく にゃー! でしょうが!』

2018年放送の設定なので没


没ネタ その2


大河「はい、ギルさん」

ギルガメッシュ「」タッタッタッタッタ……パシッ グッ

※ロ●キーのランニングのシーンの真似

大河『どうしたの?』

ギルガメッシュ『リンゴを齧りつつ周回を走る日々……貴様ら虚しくはないのか?』

大河「バーサーカー! 全部持っていきなさい!」

大河「そんな世界的人気のゲームに向かって……ホントに重要なのよ? 無かったら質問も答えもネタが半分以下になっちゃうんだから」

全員「……」


ロ●キーが渡されたのはリンゴじゃなくてオレンジだったので没

終わりです。

アサシンの高座名は「暗殺舎 燕三重郎」というのも考えていたんですけど、やっぱり不自然なのでまんまにしました。
前半のギル司会回や大河のお見合い写真問題の元ネタは、言うまでもなく原典のあの問題です。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom