【Fate】ライダ―「聖杯大喜利戦争」 桜「座布団三枚目です」【大喜利】 (71)

・ Fateのメンバーに大喜利をしてもらうSSの3スレ目です。

・登場するサーヴァントは基本的に五次鯖です。

・全編Fateネタバレ&キャラ、世界観、設定崩壊していますが、「あくまで洒落」なので、深く考えない方向でお願いします。

前スレ
【Fate】アーチャー「聖杯大喜利戦争」 凛 「座布団二枚目よ」【大喜利】 - SSまとめ速報
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【Fate】士郎「聖杯大喜利戦争?」【大喜利】 - SSまとめ速報
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ライダー『こう見えても三人姉妹の末でして、二人の姉がおります。が、これがなかなか難儀な性格で……
     その点、サクラと私も姉妹のようと言われますが、サクラは良いですね。気立てが良くて嫋やかで、姉達とは大違いです。
     似ているところがあるとすれば、お仕置きが怖いところ……いえ、そうでもないですね。その点についてはサクラのほうがよっぽど……』

ライダー「ライダーです……うーん、ダメですね。直接的過ぎます。もっと分かる人には分かるように暈さないと――」

桜「そもそも話題が間違っているんじゃないかと思うな、ライダー?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ライダー「」

※()の中は着物の色

大河(タイガー道場の道着)「はーい、お待ちどうさま。聖杯大喜利戦争の時間がやって参りました。司会は私、藤村大河です。どーぞよろしく!」

大河「それでは英霊の皆さんのご挨拶からどうぞ」

槍流亭 犬之介(紺)「高座名……あって無いようなものだが、他に機会も無いだろうからこのさい言っておくぞ。
            俺の高座名の読み方は「けんのすけ」だ。「いぬのすけ」じゃねぇ。気に入らねぇならランサーで通してくれ」

弓屋 贋作(黒)「五月病の季節だ。新しい環境というものに感じるストレスは多かろうが、この時期で大切なのはとりあえずストレスを発散したり、

          相談できる相手を見つけるなどして、踏みとどまることだ。見切りをつけるにはまだ早すぎる。我々を見たまえ。
         血の気が多い英霊達が、今ではすっかり着物と座布団に馴染んでいるじゃないか……」

贋作「ム、なんだ。目から汗が……アーチャーだ」

騎乗亭 蛇薔薇(桃)「物忘れというのは短期的には困りものですが、時には必要なものかと思います。嫌な記憶は忘れてしまいたいこともあるでしょう。えー……」

蛇薔薇「そういうわけで、何故だかさっきまでいた楽屋での記憶がすっかり抜け落ちておりまして、おかげさまで挨拶も忘れました。ライダーです」

投魔亭 呪々(紫)「ハァ? 何よそれ。そんなの挨拶したうちに入らないわよ」

呪々「最近じゃ口を開けば、人の料理がマズイマズイって失礼しちゃうわね。これでも故郷コルキスの料理なら一通り作れるの。
   でも時代と国が変わればわからないことだらけなのよ! 野菜はどれも大きいくて質がいいぶん味も違うし、レシピ本を見ればダシだのウマミだのよくわからない
   言葉が書いてあるし。だから昔の料理を完全再現するなら、相応の物を披露できるわ。そう、思い起こせば、幼いあの頃に王宮でふるまわれた料理とその調理法がはっきり
   くっきりと……」

呪々「……」

呪々「英霊って生前の記憶は摩耗してるものなの。キャスターよ」

蛇薔薇「同じサゲじゃないですか……」

刀剣亭 竜征(水色)「去る五月五日はこどもの日でしたが、この国では鎧兜を飾って男子の成長を祝うのですね。質実剛健で好ましく思います。
          そんな折、ふと思いつきまして「シロウ、西洋風の甲冑を飾ってみるのも面白い趣向かもしれませんね」と呟いたら、シロウから眉をひそめられ
          「それだと途端に成金趣味みたいになるよな」と言われてしまいました……」

竜征「そういえばアインツベルン城には一年中、装飾過多な鎧が飾ってありました。質素を愛する、セイバーです!」

英雄王 切我滅狩(金)「質素、か。美醜の基準が多様なのは否定せんが、我の目に晒されるとき、この国がいうワサビだのなんだのというやつはみすぼらしいと評されると心得てもらわねばなるまい。
              言峰の教会とてそうだ。もう少し海の向こうを見習って金と量に物を言わせて神を讃えれば少しは華やかになるというのにな。
              もし我の好きにしていいならば、ステンドグラスから差し込んだ光だけで教会全体が輝く程の黄金で埋めてみせるぞ。もっとも、あれは嫌がるにちがいないが。
              ハハハ、なかなか愉快だぞ。シュメールの神の血を引く我が満足して、本来の信者たる神父と尼とが居心地悪そうにしている様を想像すると。な。
              星を彩る至極の宝石の名は、英雄王だ」

大河「続いて、バーサーカーどうぞ」

暴走舎 打阿須(赤)「■■■■ーー!」

イリヤ(白桃色)「三月の雛祭りの時は、シロウがちらし寿司を手作りしてくれたけど、こどもの日の柏餅は出来あいだったわ。ちょっとがっかり。
         でも、手作りのお餅も食べてみたいって言ったら、じゃあ来年のお正月は餅つきをしようって言ってくれたの! 今から楽しみよ、バーサーカーが振り下ろす杵を
         避けて餅を捏ねるシロウとキリツグの青ざめた顔」

打阿須「■■■■ーー!」 ブンブン

イリヤ「たぶん一発で臼を壊しちゃうバーサーカーを、よろしくね♪」

現在の座布団の状況

ランサー 2枚

アーチャー 1枚

ライダー 0枚

キャスター 0枚

セイバー 0枚

ギルガメッシュ 2枚

大河「座布団を十枚貯めると、(笑)聖杯の力で願い事が叶います」

大河「貯まらなくっても、最後に一番座布団を多く持っていた人には賞品が出るから、ウカウカしてられないわよ」

大河「今回の(笑)聖杯が掲示した聖句(キーワード)は、「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」 これを目指して燃え上がれっ!」

大河「はい、さっそく一問目。新しい時代になって年号も変わったわけだし、ここでひとつ初心に帰って謎かけといきましょう。
   固いことは言いません。Fateに関連することならなんでもオッケー! 上手い謎かけを作ってちょうだい」

大河「はい、まずはランサーさん」

ランサー『おう。剣の英霊、セイバーとかけて、工作好きの子供と解く』

大河『工作好きの子供と解く。その心は?』

ランサー『きったはったが得意だぜ』

大河「よし! 一枚あげます!」

大河「お次は……キャスターさん」

キャスター『征服王イスカンダルとかけまして、ネットリテラシーの無い人と解きます』

大河『ふむ、その心は?』

キャスター『いきなり本名名乗っちゃってるのよ』

大河「ははは、そうだったねww キャスターさんに一枚」

大河「はい、セイバーちゃん」

セイバー『では我がマスター、シロウとかけまして、キリツグと解く』

大河『士郎とかけて切嗣さんと解く、その心は』

セイバー『とにかく無私(無視)です』

大河「wwwwwwwwwwww」

大河「決定的な差がwwwwwwww」

<セイバ-……

大河「はい、ライダーさん」

ライダー『シンジの戦術とかけまして、信頼の証と解きます』

大河『信頼の証と解く、その心は?』

ライダー『握手(悪手)です』

大河「なるほど、一枚あげます」

大河「お次は、アーチャーさん」

アーチャー「では、ランサーでいこう」

ランサー「な、なんだよ」

アーチャー『ランサーとかけて、エリザベートと解く』

大河『ほーほー、エリちゃんと解く。その心は?』

アーチャー『いいかげん見飽きた顔だな』

ランサー「テメエだって同じだろ!?」

ランサー「なら今度はお前でやるぞ!」ズビシ

アーチャー「ほう、お手並み拝見といこうか」

大河「じゃあランサーさん」

ランサー『アーチャーとかけて、銛と解く!』

大河『ふむふむ その心は?』

ランサー『三又(みつまた)だぜww』

アーチャー「お、おい!?」

<オ、オイ!?

キャスター「はぁ……貴方ってやっぱりそういう……」

セイバー「アーチャー……見損ないました」

アーチャー「待てセイバー、鵜呑みにする奴があるか!?」

大河「バーサーカー。アーチャーさんから一枚取ってランサーさんにあげて」

イリヤ「待った。これは私が運ぶわ」

アーチャー「イ、イリヤ……」

ランサー「へっ、ざまあみやがれ!」

<デ、ナンデエミヤクンマデハンノウシテルノカシラ?

<アセガスゴイデスヨ、センパイ?

<ソ、ソレハ……

大河「えー、キャスターさんお願いします」

キャスター『オリオンとかけまして、福神漬けと解く』

大河『福神漬けと解く、その心は?』

キャスター『どちらも添え物ね』

大河「失礼でしょそんなこと言ったら! 一枚持っていきなさい!」

キャスター「えぇ……」ガックリ

大河「はい、ギルさん」

ギルガメッシュ『殺生院キアラとかけて、冒険家と解く』

大河『冒険家と解く、その心は?』

ギルガメッシュ『地球を股にかけるな』

大河「えー……ノーコメント」

大河「セイバーちゃんお願い」

セイバー『はい。魔法少女姿のイリヤスフィールとかけまして、大喜利で答えをスベッたときと解きます』

イリヤ「!?」

大河『フフフフwwwwww その心は』

セイバー『見ているこっちが恥ずかしい!』

イリヤ「うるさいわよーっ!」ド-ン!

大河「……あのね、セイバーちゃん。あなたはスベる人を見てる人じゃないの」

大河「あなたがスベる人なの」

セイバー「」

大河「はい、ランサーさん」

ランサー『ジャンヌ・オルタとかけて、囚人服と解く』

大河「横縞(邪)ですっていうんじゃないの」

ランサー「なんでだァ!?」ガ-ン

大河「そこまで言ったら読めちゃうでしょ。一枚持っていきなさい」

大河「えー、アーチャーさん」

アーチャー『英雄王ギルガメッシュとかけて、道ですれ違った子供と解く』

ギルガメッシュ「ム?」

大河『ほうほうギルさんとかけて道ですれ違った子供と解く、その心は?』

アーチャー『迂闊に声をかけるとエライ目にあうな』

大河「んー、世知辛いってのも確かだけど、子供の安全には変えられないのよねぇ。一枚あげます」

ギルガメッシュ「ハ、子供のほうから寄ってくる我には理解しがたい話だな」

ランサー「そーいやガキに懐かれるよな、お前」

ライダー「おそらく精神年齢が子供に近いのでしょう」

ギルガメッシュ「オイ今何と言った」

大河「次はセイバーちゃん」

セイバー『キュケオーンとかけまして、シロウの料理と解く」

大河『その心は?』

セイバー『そのようなものかけたら台無しではないですかっ!』

全員「」ズコ-ッ

大河「んふふふふふwwwwwwwwwwでもけっこう面白いよww 一枚あげましょう」

アーチャー「ふむ、そうさな。私も思いついたぞ」

大河「じゃアーチャーさんで」

アーチャー『キュケオーンとかけて、キャスターの手料理と解く』

キャスター「」

<wwwwwwwwwwwwwwwwww

大河『その心は?ww』

アーチャー『かけたらもはや毒だな』

キャスター「口の中に転送してやろうかしら!?」

大河「はいランサーさん」

ランサー『我が宝具、ゲイ・ボルクとかけて、俺の口説き文句と解く』

大河『その心は?』

ランサー『必ず心臓(ハ-ト)を射抜くぜ』

大河「まーたまたまたまたwwwwwwww」

ランサー「でも女の子はこのくらい自信たっぷりに口説かれたいものよね。二枚あげちゃおう」

ランサー「おっしゃあ!」

ライダー「……しかしその理屈でいくと、戦績を鑑みるに貴方はとんでもないフラれ男ということになるのでは?」

ランサー「だぁっ!? んなわけねーだろ!」

大河「はいアーチャーさん」

アーチャー『令呪とかけて、金の無心と解く』

大河『金の無心と解く、その心は?』

アーチャー『仏の顔も三度までだ』

大河「バーサーカー、一枚持っていきなさい」

大河「ダメだよアーチャーさんともあろう人がその程度じゃ」

アーチャー「クッ、油断したか……」

大河「ライダーさんいってみようか」

ライダー『はい。セイバー顔とかけまして、アンディ・ウォーホルと解く』

大河『おお、意外なところできたわね。その心は?』

ライダー『早い話が量産品です』

大河「はははははwwwwwwwwww 一枚あげます」

セイバー「な、なんという侮辱……ッ! 大河、私もやりますよ!」

大河「じゃ、セイバーちゃんのカウンター!」

セイバー『ではライダーとかけまして、子供の運動会に引っ張りだされた出不精で中年太りの父親と解く』

大河『なんじゃそりゃ!? その心は?』

セイバー『綱引きで敗れます』フフン

ライダー「あ、あれはシンジだったから……」

セイバー「己の敗北の責任をマスターになすりつけるとは。先ほどの答えと言い、見下げたサーヴァントですね」

ライダー「クッ……」

イリヤ「じゃなんでセイバーは第四次じゃあんなだったの」

セイバー「無論マスターに恵まれなかったが故です(即答)」

全員「おいコラ」

大河「はい、ギルさん」

ギルガメッシュ『ではカーマとかけて、ホトトギスと解く』

大河『うん、その心は?』

ギルガメッシュ『なかせたくなる』ニヤニヤ

<ヒドイッ!

<サクラジャナイカラ……

キャスタ―「女の子を泣かせて喜ぶなんて、恥を知りなさい!」

大河「そうだそうだ! キャスターさん、反撃をお願いします」

キャスター『じゃ、女とかけて、親と解く』

大河『その心は?』

キャスター『失ってから大切さに気付きます』

大河「ん~重みが違うわ……二枚あげましょう」

キャスター「やったわ!」

ギルガメッシュ「雑種にとってはそんなものか。我は生前からとっかえひっかえしていたからな。
        一人の重みにまで目がいかなんだ」

キャスター「いちいち癇に障る男……ッ」

アーチャー「おい英雄王、セイバーを見て見ろ」

ギルガメッシュ「ム?」

セイバー「――」ケイベツノマナザシ

ギルガメッシュ「なんだセイバー、そんなに我を見つめて……おぉそうか、我の生前の女達に妬いておるのだな?
        気にすることは無いぞセイバー、お前ならば今からでも別格扱い。むしろ英霊になった我の正妻としての地位は保証されている!
        さぁ、我の胸へ飛び込んで来い! セイバー!」」 

セイバー「斬り捨てて良いですか?」

槍弓騎魔「どうぞ、どうぞ」

大河「とりあえずここでは止めてください……」

大河「はい二問目。弟子一号、セイバーちゃん以外の人に例の物を配ってちょうだい」

イリヤ「押忍!」

セイバー「え?」

ライダー「これは?」

ランサー「毛だな」

キャスター「ウィッグにしては量が少ない気がするけれど」

※今回の例の物:アホ毛ウィッグ

大河「お配りしたのは、皆さんの髪の色に合わせた、アホ毛です。
   セイバーちゃんのは正しくはクセ毛らしいけど、ま、印象的なパーツには違いないわよね。
   そこで問題。皆さんはそのアホ毛を装着して、様々なアクションをしてちょうだい。
   私がそこで何やってるの?って聞くから、続けて答えてほしいのね」

セイバー「私だけ自前、というわけですか……」

大河「はい……なんか揃いも揃って超似合わないわねww」

キャスター「付けさせといてそれは無いでしょ!?」

大河「はいはい、それじゃキャスターさんからいこうかしら」

キャスター「まったく……」

キャスター「(うつ向いてアホ毛を下に垂らしながら)」

大河『何やってんの?』

キャスター『アホ毛フェチを釣ってるの』

大河「んー、まぁまぁそんな感じね。一枚あげます」

大河「はいランサーさん」

ランサー「(アホ毛を隠している)」

大河『何やってんの?』

ランサー『しょうがねえじゃねぇか。朝なんだから』

大河「バーサーカー! 一枚持っていきなさい! なんちゅー答えだ!」

ランサー「いや! いやいやいやww! 何を怒ってんだか知らねーが、俺は寝ぐせの話をしたんだよww!」

大河「嘘をつけ嘘を!」

大河「はいライダーさん」

ライダー「」キョロキョロ ソワソワ

大河『何やってんの?』

ライダー『アヤコが近くに来ると、これが左右に開くんです』

大河「文字通りスト-カー体質ですかwwwwwwww」

大河「はいアーチャーさん」

アーチャー「」ムフ-

大河『何やってんの?』

アーチャー『王位を譲ってもらうため、とりあえず形から入ってみたんだぜ!』

セイバー「そんな中身のない者に誰が譲位しますか!」

大河「でも面白いじゃないww 一枚あげましょう」

セイバー「んなっ!?」

セイバー「ならばっ!」

大河「はい真打登場! セイバーちゃん」

セイバー「(アホ毛を掴んで)」グイ

大河『何やってんの?』

セイバー『座布団をくれなければ引っこ抜きますよ……?』

大河「黒くなられたら困るのよ、アーチャーさんと着物の色被るから」

アーチャー「いや、そこは問題じゃないだろう」

大河「とりあえず言われた通り一枚差し上げて」

セイバー「シロウ、勝利です!」

ランサー「オイオイオイ! 屈しちまったらダメだろ!?」

大河「え、別にいいわよ。次で取るから」

セイバー「」

大河「はい、キャスターさん」

キャスター「///」モジモジ

大河『何やってんの?』

キャスター『これが立ってる日はぁ……ウフフ……今夜はOKの合図ですの……///』クネクネ

大河「生々しいのよ一枚取りなさい!」

キャスター「何でよォ!?」

大河「はいライダーさんお願い」

ライダー「」キョロキョロ ソワソワ

大河『何やってんの?』

ライダー『ここだけの話、これを抜かれると自分が石になるんです』

大河「はははははははwwwwwwwwwwありそうだよねそういう言い伝えwwwwwwww」

イリヤ「ししょー! 自分も出来ましたー!」

大河「よし許す!」

イリヤ「押忍!」

イリヤ「じゃバーサーカー」

バーサーカー「■■■■ーーー!」アホゲ チョイ-ン

全員「ブーーッ!?」

イリヤ「よいしょっと」※肩車中

大河『何やってんの?』

イリヤ『バーサーガーA! はっしーん!』アホゲグイグイ

バーサーカー『■■■■ーーー!』ハッシ-ン!

全員「……」

大河「……それで?」

イリヤ「おしまい」

大河「とっとと袖に帰還しなさい!」

イリヤ「ちぇー」

大河「完全に出オチだったわね……」

ライダー(いけない、ちょっと乗ってみたいと思ってしまった……)

大河「お次は……セイバーちゃん」

セイバー『はぁ……』チョンチョン サワワサワ

大河『何やってんの?』

セイバー『何となく将来ここから白くなりそうな気がして……』

大河「あなた歳とらないじゃーん。止めてよもぉ……」

大河「あ、そうだ。バーサーカー、一枚取って」

セイバー(覚えていたか……)ガックリ

大河「はい、ランサーさん」

ランサー『フゥーンッ! ムゥーンッ!』

大河『何やってんの?』

ランサー『感情に合わせてアホ毛を動かす特訓だっ』

大河「くだらないわねwwwwwwwwww」

大河「でもバカバカしくていいやww 一枚あげよww」

大河「はい、アーチャーさん」

アーチャー『I am……』

大河『何やってんの?』

アーチャー『……身体はアホ毛で出来ている……』

大河「気ww持wwちww悪wwいwwwwwwwwwwwwwwwwww」

大河「じゃ心は何なのよwwwwwwwwww」

アーチャー「」

ランサー「あー、わかった。白髪だ」

セイバー「くっ……ふふふ……」プルプル…

アーチャー「」ガ-ン

大河「キャスターさんいってみましょう」

キャスター『……』クイクイ

大河『何やってんの?』

キャスター『髪の毛を媒体に魔術を使うとかよくあるけど……』

大河「ははははははwwwwwwwwww締まらないわねwwwwwwwwwwww一枚あげますwwwwwwww」

イリヤ「そうよね、私みたいにクールに決めなくちゃ」 プチッ ハリガネドリ

キャスター「確かにそうね」プチッ ツカイマショウカン

イリヤ「」

イリヤ「何でできちゃうのよーっ!」

大河「セイバーちゃんお願い」

セイバー『くっ……失策だ……』キョロキョロ

大河『何やってんの?』

セイバー『ネギを身に着けた故事にならって、クセ毛で敵味方を識別するはずが、兜で隠れてしまって……』

<……シーン……

セイバー「」

大河「……ま、ちゃんと郷土の聖人を知ってるだけでも偉いわよ」

大河「お次はランサーさん」

ランサー『……』ウ-ン

大河『何やってんの?』

ランサー『俺の髪型でアホ毛って意味あんのかな……』

大河「wwwwwwwwwwwwww」

大河「それを言ったら元も子もないじゃないwwwwww」

大河「はい、ギルさん」

ギルガメッシュ「]マジマジ……

セイバー「な、なんですか人のことをジロジロと」

大河『何やってんの?』

ギルガメッシュ『おそろい!』

セイバー「!?」

大河「あははははははははははははwwwwwwwwwwwwwwww」

大河「シンプルさがたまんないわねwwwwww 二枚あげちゃおうwwwwww」

ギルガメッシュ「ハーハッハッハッハッハ! ユーモアが分かってきたようだな、司会!」

セイバー「大河! こんな答えを評価しないでください! 英雄王が調子に乗るではないですか!」

大河「いーのいーの、世の中は楽しいに超したことはなーい!」

セイバー「なんてことだ……やはり現状を打破するには、クセ毛を抜いてオルタ化するしか……」

<オチツケ,セイバ-!

キャスター「セイバーオルタになっても元に戻す方法なら知っていてよ」スッ

セイバー「なにっ?」

<マジカ!?

大河「じゃ、みんなでキャスターさんに教えてもらいましょう」

キャスター「(何かで頭をこするようなポーズ)」シャカシャカシャカシャカ…… 

大河『何やってんの?』

キャスター『セイバーがオルタ化した場合は、このように下敷きで頭をこすり、髪を逆立ててクセ毛を復活させますと元に戻ります』

セイバー「」ガク-

槍弓騎金「」ガク-

大河「wwwwwwwwww」ズコ-

大河「だったらHFってなんだったのよ……ww」

大河「えー三問目。五月五日は子供の日でした。英霊の皆さんは私たちが想像もつかないような人生を送られたと思うんだけど、
   だからこそ、たまには子供に戻って無邪気に遊びたい時があるんじゃない?
   そこで今回は、いろいろな子供の遊びに誘ってください。で、私は誘われたほうになって
   よし、やるか!って言うから、続けて答えてほしいの。さぁ、心のアンチエイジング!」

大河「はい、キャスターさん」

キャスター『坊や、一緒に着せ替え人形遊びをしましょ』

大河『よし、やるか!』

キャスター『じゃあ私はお洋服を用意するから、あなたはセイバーを連れてきてちょうだい』

セイバー「誰が行きますか!」

大河「ぶれないねぇキャスターさんww」

大河「はい、ライダーさん」

ライダー「遊ぶならもう少し大人しくやりなさい」

ライダー『士郎、私とお手玉をしましょう』

大河『よし、やるか!』

ライダー『サクラ、このようにして誘います。男を手玉に取るなど簡単でしょう?』

大河「大人しいじゃなくて大人の遊びじゃないですかやだー!」

<ナ、ナニイッテンダ!?

<モウッ! ライダ-!

大河「童心に帰るの! はいアーチャーさん!」

アーチャー「ふむ童心な」

アーチャー『では、子供の頃に欲しかったロボットの玩具で遊ぼう』

大河『よし、やるか!』

アーチャー『あの玩具は今ではプレミア価格で五万円!』

アーチャー『買って買って買ってぇぇぇぇぇっ!』

大河「自分で買いなさい!」

大河「はいセイバーちゃん」

セイバー「もっと素朴に遊びましょう」

セイバー『シロウ、この階段でジャンケングリコをやりませんか』

大河『よし、やるか!』

セイバー『チ、ヨ、コ、レ、イ、ト。パ、イ、ナ、ツ、プ、ル……』

セイバー『やっぱりおやつにしましょう』

大河「はははははww セイバーちゃんらしいやww 可愛いから一枚あげる」


大河「はい、ランサーさんいってみよう」

ランサー『おーし、サイコロで遊ぶとするか』

大河『よし、やるか!』

ランサー『いくぞ! ピンゾロの丁!』

大河「んふふふふふww わかってたけど面白いわねww これも一枚あげちゃおう』

ランサー「おっしゃあ!」

大河「はいライダーさん」

ライダー『それでは巷で人気のスマホゲームで遊びましょう』

大河『よし、やるか!』

ライダー『こうして彼女は底なしの課金地獄へ堕ちていった……』

大河「は、はは……くれぐれも課金はお財布とよく相談してしましょうね……」

大河「じゃあアーチャーさん」

アーチャー『では、ひとつ全力で鬼ごっこでもしてみようか』

大河『よし、やるか!』

アーチャー『ターッチ! 凛が鬼だな!』

アーチャー『みんなー! 凛が鬼だー!』

アーチャー『凛が鬼だぁーっ!』

アーチャー『鬼だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!』

<アァァァチャァァァァァァッ!!

大河「ストレス解消になったかしら」

アーチャー「ふぅ、なかなか良いものだな……」

大河「はい、ギルさん」

ギルガメッシュ『それでは宴の定番、王様ゲームに興じてみよう』

大河『あらま。やりますか』

ギルガメッシュ『我以外が王を引いた場合は謀反人として処断する。わかっているな』

大河「ただのロシアンルーレットじゃん!」

大河「次はキャスターさんお願い」

キャスター『じゃ、すごろくでもやろうかしら』

大河『よし、やるか!』

キャスター『ふりだしに戻る、と……。運命のサイコロを振る神々は、私たちを見てどう思ってたのかしらね……』

大河「うーん、キャスターさんに言われちゃうとね……一枚あげます」

大河「はい、ライダーさん」

ライダー『子供たちが遊んでいたヒーローごっこというものがやりたいです』

大河『よし、やるか!』

ライダー『行きます! 仮●ライダー メドゥーサ!』ビシィ

アーチャー「負けてはおれん!」

アーチャー「チーフレッド!」ビシィ

大河「どっちが悪者?」

弓・騎「そいつ」

大河「はいバーサーカー、悪党どもから一枚ずつ持ってって」

ライダー「余計なことをしないでください!」ピキピキ…

アーチャー「」ニガワライ-

大河「はいランサーさん」

ランサー『おう姉ちゃん、俺とお医者さんごっこしねーか?』

大河「」

大河「はい他に」

ランサー「なんだよォww」

セイバー「実に卑猥です! 可愛らしく遊ぶとしましょう」

大河「じゃあセイバーちゃん。真面目にお願いします」

セイバー「おまかせを」

セイバー『女の子みんなで花畑へ花を摘みにいきませんか」

大河『やーん可愛い! 行きましょう!』

セイバー『シ、シロウ! 別にお手洗いに行きたいわけでは!』

大河「台無しだよwwwwwwww」

<デモ イイソウヨネ-

<ソウデスネ-

<ソンナコトネエヨ!?

大河「えーと、アーチャーさんで」

アーチャー『では、イリヤと一緒に遊ぼう』

イリヤ「わーい♪」

大河『よし、やるか!』

アーチャー『ひぃ! やめてくれイリヤ! そんなに引っ張ったら綿が、綿が出ちまう!?』ガクガク

大河「トラウマがwwwwww」

大河「可哀そうだから一枚あげなさい」

イリヤ「じゃトラウマ克服のためにシロウをぬいぐるみにして一緒にイジメるのはどう?」

<ヒィ!?

アーチャー「え、遠慮しておこう……」

セイバー「イリヤスフィール! シロウに手は出させませんよ!」

イリヤ「でも、ぬいぐるみにしたら、セイバーのライオンちゃんみたいに抱いて寝れるのよ」

セイバー「……」

<オイ、セイバ-!?

<セ、センパイヲ ダイテネル……

<サクラ!?

大河「はい、キャスターさん」

キャスター『じゃ、色おにをやりましょう』

大河『よし、やるか!』

キャスター『鬼が指定したのは水色ね! 水色! 水色!――あったわ!』ガバッ

セイバ―「うわぁ!?」

ギルガメッシュ『魔女め! 抜け駆けは許さんぞ!』ダキッ

セイバー「は、はなせーっ!?」

<セイバアァァァァァァァッ!

大河「バーサ―カ―、キャスターさんとギルさんから一枚ずつ取って、セイバーちゃんにあげなさい。お触りは禁止!」

セイバー「大河! 並び順! 並び順を変えてください!」ギュウギュウ

大河「はいランサーさん」

ランサー『おう姉ちゃん、俺とプロレスごっこしねーか?』

大河「イリヤスフィール! 師匠はこのセクハラ魔に鉄拳制裁を所望します!」

イリヤ「おーす! 承ったっす、ししょー!」

イリヤ「やっちゃえバーサーカー!」

バーサーカー「■■■■ーー!!!」

ランサー「おおおわあああぁぁぁっ!? まt――ガフッ!?」

チ-ン

セイバー「ランサーが死んだ!」

ライダー「この人でなし!」

※死んでません

大河「はいキャスターさん」

キャスター『私と一緒に鬼ごっこをしましょう』

大河『よし、やるか!』

キャスター『さぁ宗一郎様が鬼です! 私を捕まえてごらんなさぁーい!』

キャスター『あはははー』

大河「」

キャスター『うふふふー』

槍弓騎剣金「」

キャスター『あはh――』

大河「バーサーカー! 全部持ってって!」

キャスター「何でよォ!?」

  結  果

ランサー 6枚 ←WIN

アーチャー 1枚

ライダー 1枚

キャスター 0枚

セイバー 4枚

ギルガメッシュ 3枚

大河「というわけで、今回の勝者は――ありゃ、ランサーさんだ」

大河「よく考えたらシカトしたり殴らせたりはしたけど、座布団取るの忘れてた。テヘ☆」

弓騎魔剣金(杜撰すぎる……)

ランサー「」ピヨピヨピヨ……

セイバー「なんにせよ、起こさなければ」

イリヤ「水でもぶっかけて起こしてやれば?」

大河「いやいや、こんなシチュエーションめったに無いわ。ここは聖杯に賞品を貰っておいて、目が醒めたら目の前には豪華なごほうびがーっ、ていうのがよくない?」

ライダー「サプライズですか。粋な計らいですね」

大河「てなわけで(笑)聖杯さーん、とっておきの「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」をどうぞー!」

ピカーッ!

ヒュゥゥ…………ン………

セイバー「彼方から何か落ちてきます」

キャスター「意外とサイズがあるわね」

アーチャー「おいちょっと待て、このコースだと――」

ドゴォッ!!

ランサー「ゴハァァァッ!?」

ランサー「」チ-ン


キャスター「ランサーが死んだ!」

ア―チャ―「この人でなし!」

※死んでません

ランサー「痛っててててて……で、この俺の上に降ってきたでかいのが賞品ってか」

ギルガメッシュ「でかいのではない。これはアーケードゲームというものだ」

アーチャー「外観からは何のゲームか特定する要素はないな」

ライダー「電源は確保しました。ランサー、小銭を投入してください」

ランサー「いや、金かかんのかよ! しみったれてんな!」チャリン

ピコ-ン

ランサー「なんだこりゃ……テ、ト…リ……」

アーチャー「うわっ、テ●リスだ! なっつかし! いや待て、オレわざわざゲーセンの媒体でテ●リスなんかやったことないぞ!?」

<オマエハ ハシャグナヨ!?

<エミヤク-ン、カオアカイワヨ-?

ランサー「つまり。古典ゲームでブロックを消せってか……」

キャスター「安定の下らなさね……」

大河「いーじゃんいーじゃん。さぁランサーさん、キミの腕で四段消しを見せてくれたまえっ!」

ガコガコ ボチボチ

ランサー「……」

アーチャー「ああ馬鹿! そのタイミングで棒を入れる奴があるか。他のブロックで代用できなくなっただろうが」

キャスター「とりあえずさっきから三段目にできた隙間が気になって気になってしょうがないわ。さっさと潰してほしいのですけれど」

ギルガメッシュ「それは土台無理というものだ。一気に消すのを狙うあまり周囲に積み重なって完全に首が回らなくなっている。
         引き際を見定められぬとは所詮、蛮勇。猛犬と呼ばれるだけのことはあるなぁ、ランサーよ。ハハハハハハハハハ!」

セイバー「私の直感スキルが告げています。次に来るブロックは凸型です」

ライダー「いや、そんなもの使わなくても下のほうに表示されていますよ」

イリヤ「次L字型じゃない」

セイバー「」

バーサーカー「■■■■……!」バ-カ

ランサー「テメェら少しは静かにやらせろォォォッ!」





大河「あらー、なんだかんだ白熱してるわねー」

大河「ってなわけで今回はこの辺でお開き! またいつかのお楽しみ! ありがとうございました~」

楽屋

ライダー「ふぅ、今回は酷い目に合わずに済みました――」

桜「」

ライダー「ね……」

桜「ライダー、私が始まる前に何て言ったか本当に忘れちゃったのかしら……?」

ライダー「そ、それは……」

桜「私や先輩達のプライベートをからかうのはダメ(※意訳)ってあれだけ言ったのに、またあんなこと答えを出して……」

※三問目の二答目とか

桜「美綴先輩までネタにして……このあと先輩や姉さんたちに取り繕うのがどれだけ大変か……」

ライダー「ぶ、舞台にあがると、その、雰囲気に飲まれてしまってつい……」

桜「そんな理由で許してもらえると思っているのかなぁ?」

ライダー「ひぃ……」

ライダー(誰か助けを求められる人は……っ)


<セイバ-、イイカゲンオヤジヲワルクイウノハヨシテクレ!

<ショウフクシカネマス! ソレデハワタシノダイジナモチネタガ!


ドドドドドドドドド……

<ダレガ オニ ジャアァァァァァッ!

<チガウトイウナラ オイカケテクルナアァァァァッ!


<アッ、ナンカコレ デジャヴ……


ライダー「……」

桜「聞いてるの、ライダー?」

ライダー「は、はいっ」

桜「そう? じゃ、今夜は一晩じっくりかけて、二度とあんな答えを言えないようにしなくちゃね。これを使って――」

ライダー「そんなっ!? サクラ、やめ……」

ドサッ

ライダー「これは……本?」

桜「知識の引き出しが多ければ私たちのことをネタにしなくても済むでしょ? 一緒に勉強しよ、ライダー」

ライダー「サクラ……」


ライダー「ありがとう。やはり貴女は良きマスターです」

桜「こらっ、おだてても許してあげないわよ。さ、帰りましょ」

ライダー「そうですね。では、この本を鞄に仕舞わなくては……」チラッ

『食用 蛇図鑑』

ライダー「」

『実録 女ストーカー事件簿』

『ゆうしゃ ペルセウスものがたり』

桜「どうしたの、ライダー?」ニコォ

ライダー(やっぱり怒ってるー!?)ガ-ン

その夜 双子館

ランサー「っつーわけでアイルランドの光の御子を足蹴にした偉大なゲーム様だ。ま、せいぜい遊び倒してくれや」ド-ン

バゼット「健闘は称えますが、お金を入れなければ動かないとは……」

ランサー「遊べないから無用の長物ってか? だったら、次のバイトじゃ日銭はともかく小銭が稼げるくらいにいは頑張るこったな」

バゼット「そ、それは今関係ないでしょう!? ともかく、私にひとつ考えがあります」

ランサー「というと?」

バゼット「昔のテレビは叩けば映るということがよくありました。聞けばこの国ではビデオゲームをテレビゲームというではないですか。
     この昔のゲーム機も一発殴れば、金がなくともショックで動くかもしれません!」

ランサー「お、おい本気かよ!? てかツッコミどころが多過ぎ――」

バゼット「フンッ!」

バキャッ!

バチバチ……プスン

バゼット「」

ランサー「」


バゼット「……これで生産性のない娯楽に金を落とさずに済みました。経済的です」

ランサー「うるせーバカ」

おわり


終わりです。

毎回、改行とかミスってて泣きたくなる……

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