凛「イリヤがry」白野「月編だ」 (1000)

このスレは


イリヤ「暇だからキリツグに会いに日本に行く」
イリヤ「暇だからキリツグを追いかけて日本に行く」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414685418/)
イリヤ「暇だからキリツグに会いに日本に行く」ウェイバー「後編」
イリヤ「暇だからキリツグを追いかけて日本に行く」ウェイバー「後編」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415320550/)
イリヤ「切嗣に会いに日本に行ってから10年経った」
イリヤ「切嗣に会いに日本に行ってから10年経った」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422939722/)
士郎「イリヤが切嗣に会いにry」大河「後編よ!」
士郎「イリヤが切嗣に会いにry」大河「後編よ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425083243/)

の続編となっております。

・選択肢によって展開が変わる
・思いつき進行
・DEADまみれ
・タイガー道場
・ご都合主義
・原作無視
・猟奇

以上の点が含まれる(可能性がある)ので、許容出来ない方はなにも言わずにブラウザバックする事をオススメします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429623349

-タイガー道場(という名のチュートリアル)-



大河「えー、最初にこのスレの概要に関して説明を行います」

大河「読まないと話についていけないし訳がわからないので、しっかり読んでおくように。それじゃあ……」

大河「はーいみんなー、このスレに遊びに来てくれてありがとー!……と、言いたいが」

大河「上記のスレって、覚えてる人いる? 1ヶ月以上空いてたから忘れてても不思議じゃないから不安だなーって」

大河「とりあえず、このスレは上記の通り通称イリヤスレシリーズの続編的な何かです」

大河「で、非常に申し上げにくいんだけど……スレの内容的にどうしても過去スレ見てない人からすると楽しみにくい内容になっちゃうの」

大河「つまり、一見さんお断り状態なのは否めないって事です。勿論過去スレ見ずに参加するのもOKだけど、楽しめるかは別問題」

大河「なので、まだ見ていない人は過去スレを読んでからこのスレを楽しむ事をおすすめするわ」

大河「出来るだけ一見さんも楽しめるようにはしたいけど……うん、難しいかな。ごめんね」

大河「それと、スレの内容も今までとは色々違います(イリヤちゃんが主役じゃない・戦闘システムが存在する等)」

大河「でも、世界観は引き継いでいるし続投キャラもいるから、皆が知ってるEXTRAとも全然違います」

大河「EXTRA編じゃなくて月編と明記したのはその為よ。ここ、覚えておいてね!」

大河「つまり何が言いたいかというと、原作?何それ美味しいの状態って事!」

大河「都合上独自設定で進行するから、これらの要素に耐えられない人はごめんね。ブラウザバックかそっとじ推奨よ」

大河「さて、皆からすればどうでもいいであろう前置きはここまでにして、このスレのチュートリアルを始めます」

大河「という訳で、弟子二号カモーン!」

弟子二号「え、マ……師匠、なんでここに!? ていうか、私の名前表記弟子二号になってる!?」

大河「メタ発言は裏舞台だけ! まぁ、ここは裏舞台だからいいけどね。早速だけど、弟子二号にはアシスタントになってもらいます」

弟子二号「どういう事なの……えーと、このスレは基本的に選択安価で進行していくスレです」

大河「わかりにくいから箇条書きで説明!」

弟子二号「えぇ!?」


・このスレは月の聖杯戦争が舞台となります。
・主人公は岸波白野(ザビ男)です
・安価は基本選択肢式。ノリは過去スレ参照
・選択肢によっては突然死も当たり前のように存在します。むしろ死が常に隣にあるレベル
・スレタイにイリヤと書いてありますが、イリヤは主役ではありません。
・過去スレからの続投キャラが何人かいます。
・EXTRAとは世界も何もかも違うので、原作とは大幅に違う展開になる可能性もあります。
・登場人物が死んでも泣いてはいけない。



弟子二号「こんな所かしら?それより、何で私が弟子二号なの?」

大河「それは突っ込んではいけない約束よ。ここではク……貴女は弟子二号、いいわね?」

弟子二号「あっはい」

大河「次に、月編といえばサーヴァント同士の戦闘がメインになるから、戦闘システムについて説明するわ」

・戦闘はコンマを使用します
・ターン開始時に下1・下2等でコンマ判定を行い、戦闘を進めていきます。
・コンマ下1桁目でどちらが攻撃するかの判定を行います。高いほうが有利です。
・有利を取った場合、コンマ下2桁目で攻撃判定を行います。0~2は普通に防がれ、3~5は通常ダメージ。6以上でスキル・宝具の使用が可能。
・有利を取られた場合、コンマ下2桁目で防御判定を行います。0~4は直撃、5以上で防御出来ます。また、5以上だと防御系スキルの使用が可能。
・スキル・宝具の使用は発動出来るタイミングであれば任意で使用出来る。
・ステータスでの補正は下記の説明参照


大河「基本はこんな所よ。次に、サーヴァントのステータスが戦闘に及ぼす影響を説明するわ」

弟子二号「筋力や耐久、敏捷とかね。筋力って事は高い程強い攻撃が出来るのよね?」

大河「その通り、筋力が高い程与えるダメージが増えるわ。強力な一撃で粉砕玉砕大喝采!!力こそ正義よ」

弟子二号「で、耐久が受けるダメージを軽減するの?」

大河「そう、耐久は高い程相手から受けるダメージが減るのよ。どんなに速くても、耐久が低ければ一瞬の事故が死に繋がるわ」

弟子二号「じゃあ、敏捷は?」

大河「敏捷は攻撃前にどちらが有利を取れるかの判定を行うのだけど、そこで関係するの。相手の敏捷よりこっちの敏捷が上回っていると……」

大河「なんと、それだけコンマでの有利が取りやすくなるの!のろまじゃ早い相手に攻撃する事も難しいのよ」

弟子二号「師匠、じゃあ幸運は……」

アーチャー「オカルトだ、幸運等必要ないし実力には関係ない、いいな」

弟子二号「あっはい(誰だっけ、この人)」

弟子二号「……師匠、魔力はどうなんですか?」

大河「そうねぇ、魔力を使用した攻撃……つまり魔術での攻撃は相手の耐久を無視して攻撃出来るわ」

大河「ただし、相手が対魔力をもっていた場合魔力を使用した攻撃は尽く軽減及び無効化されるの」

弟子二号「師匠、それだとキャスターが詰んでます!」

大河「大丈夫よ、メタ情報だけど今回主人公がキャスター呼ぶ場合対魔力無視出来るみたいだし」

弟子二号「メタい!?っていうかそれ、対魔力涙目なんじゃ……」

大河「細かい事は気にしちゃだめよ。ちなみに宝具はより強力な切り札を持ってるという証だから、戦闘では飾りね」

弟子二号「(幸運と対魔力も飾りな気がする)」

大河「わからないわよー、もしかしたら幸運に振るとリアルラックで高いコンマ引けるかもしれないじゃない」

弟子二号「それこそオカルトだと思うけど……ちなみに、0とか99とかはどう扱うんですか?」

大河「このスレに特殊判定等ない!! だから、0は普通に0として扱います」

弟子二号「えぇ……他所様の所だとこういうので特殊判定が発生するのに」

大河「他所は他所、家は家! ここはそういう聖杯戦争スレじゃないから、そういうのがお望みなら今流行りの合同企画スレに行きなさい!」

弟子二号「さりげないステマ乙。それじゃあ戦闘におけるステータスについて箇条書きでまとめまーす」


相手のHPを0にすれば勝利。こちらのHPが0になると敗北
筋力:与えるダメージに影響する。相手の耐久より高い程補正が高くなる
耐久:受けるダメージに影響する。相手の筋力より高い程補正が低くなる
敏捷:ターン開始時の行動有利判定に影響する。相手の敏捷より高い程有利を取りやすくなる。
魔力:与えるダメージに影響する。魔術の場合筋力の代わりにこちらが補正に影響する。相手の耐久を無視出来るが、一部除いて対魔力で軽減・無効化される。
幸運:オカルト
宝具:より強力な宝具を持っている証。
対魔力:相手の魔術攻撃を軽減・無効化する。高い程相手の魔術攻撃の補正が低くなる。また、対魔力が相手の魔力を上回っていればダメージを受けない。


弟子二号「こんな感じでしょうか、師匠!」

大河「よろしい、要点を纏めるとこんな感じね。システムの説明は以上よ」

弟子二号「師匠、どこかで見た事ある戦闘形式です!」

大河「某所で培った戦闘システムじゃーい! これでも試行錯誤したのよ?」

弟子二号「あれ、前スレの余ったスペースで試行錯誤してた戦闘システムは一体」

大河「そんなものはなかった、いいわね?」

弟子二号「……はい」

大河「という訳で大事なシステム関連の説明は終わり!わかりやすくまとめたから、長い説明を読みたくないならここを見てね!」


基本
・このスレは月の聖杯戦争が舞台となります。
・主人公は岸波白野(ザビ男)です
・安価は基本選択肢式。ノリは過去スレ参照
・選択肢によっては突然死も当たり前のように存在します。むしろ死が常に隣にあるレベル
・スレタイにイリヤと書いてありますが、イリヤは主役ではありません。
・過去スレからの続投キャラが何人かいます。
・EXTRAとは世界も何もかも違うので、原作とは大幅に違う展開になる可能性もあります。
・登場人物が死んでも泣いてはいけない。


戦闘
・戦闘はコンマを使用します
・ターン開始時に下1・下2等でコンマ判定を行い、戦闘を進めていきます。
・コンマ下1桁目でどちらが攻撃するかの判定を行います。高いほうが有利です。
・有利を取った場合、コンマ下2桁目で攻撃判定を行います。0~2は普通に防がれ、3~5は通常ダメージ。6以上でスキル・宝具の使用が可能。
・有利を取られた場合、コンマ下2桁目で防御判定を行います。0~4は直撃、5以上で防御出来ます。また、5以上だと防御系スキルの使用が可能。
・スキル・宝具の使用は発動出来るタイミングであれば任意で使用出来る。
・ステータスでの補正は下記の説明参照

相手のHPを0にすれば勝利。こちらのHPが0になると敗北
筋力:与えるダメージに影響する。相手の耐久より高い程補正が高くなる
耐久:受けるダメージに影響する。相手の筋力より高い程補正が低くなる
敏捷:ターン開始時の行動有利判定に影響する。相手の敏捷より高い程有利を取りやすくなる。
魔力:与えるダメージに影響する。魔術の場合筋力の代わりにこちらが補正に影響する。相手の耐久を無視出来るが、一部除いて対魔力で軽減・無効化される。
幸運:オカルト
宝具:より強力な宝具を持っている証。
対魔力:相手の魔術攻撃を軽減・無効化する。高い程相手の魔術攻撃の補正が低くなる。また、対魔力が相手の魔力を上回っていればダメージを受けない。




弟子二号「師匠、長いです!三行でお願いします!!」

大河「ばかもぉおおおん! と言いたい所だけど、特別に三行で纏めてあげます」




・選択肢形式で進行します
・戦闘はコンマ判定です
・原作なんてなかった




大河「はい、これが三行まとめです!」

弟子二号「(本当に三行で纏めちゃったよ) あれ、サーヴァントは誰になるんですか?」

大河「それも選択肢式です。と言っても、チュートリアルの後だけどね」

大河「それじゃあ本編に入る前に、難易度を選択してね」

弟子二号「難易度?」

大河「そう、簡単・普通・難しい・チートの中から選んでもらいます。選ばれた難易度が基準になって物語が進むから、よく考えて選んでね」


・簡単  初心者にも優しい難易度。死亡率も低めだが、ヌルゲー言われても知りません。
・普通  従来のイリヤスレとほぼ同じ難易度。それなりの手応えと死に応えがあるかも。
・難しい 死亡祭り。次々死んでも泣いてはいけない。
・チート !?


弟子二号「師匠、チートってなんですか?」

大河「チートはチートよ。ものすっごくやばいの。超絶マゾプレイがしたい超級者向けだから、人を選ぶ難易度ではあるわ」

弟子二号「そんなの用意してどうするのよ……」

大河「ふふーん、私は皆に選択を委ねるだけだから、そんな事はお構いなしなのだー。……さすがにチート選んで超絶死にまくりだったら救済も用意するけど」

弟子二号「師匠、そういうのはどうかと思いまーす」

大河「だまらっしゃい! さて、それじゃあみんなには難易度を選択してもらいます!好きな難易度を選んでね」

大河「ちなみに、難易度選択と同時にサーヴァントも決まるなんて事はないからね。チート選んだらギルガメッシュが!とかそういうのはないからね」


難易度選択
1:やさしい
2:普通
3:難しい
4:チート

選択多数決 下1~先に3票集まった難易度又は締切時に一番票が多かった難易度

大河「難易度は ね!了解したわ。それじゃあ長かったチュートリアルもここまで」

弟子二号「やっとだらだらしたチュートリアルが終わる……」

大河「さて、長いチュートリアルもどきもここまでにして、本編入りましょー!」

大河「難易度はチートね!了解したわ。それじゃあ長かったチュートリアルもここまで」

弟子二号「やっとだらだらしたチュートリアルが終わる……」

大河「さて、長いチュートリアルもどきもここまでにして、本編入りましょー!」

魔術を学ぶ為に多くの魔術師が集う場所、時計塔

そこで講師を務めているロード・エルメロイ二世は、ある問題を抱えていた。



ロード「魔術師・一般人問わずの無差別昏睡事件、被害に会った者は皆魂が離脱している」

凛「それで、その件の調査を私達が行うという事ですね」

ロード「そうだ、と言いたい所だが……実はフラットが妙なものを見つけてな」

凛「妙なもの?」

ロード「これを見たまえ」スッ

ロード・エルメロイ二世は最新の電子機器を取り出し、一つの画面を見せる。

そこに書いてあった内容は、月の聖杯戦争というタイトルと、その詳細だった。

凛「優勝すればなんでも願いが叶う万能の願望器が手に入る戦い……これって、まさか聖杯戦争と関係が!?」

ロード「関係あるかどうかはまだわからん。そもそも、この月の聖杯戦争とやらが本当に月で行われるのかはわからない」

ロード「それに、この詳細に書かれている内容だと、魔術師や一般人問わず、望めば参加資格を得る事が出来る」

凛「それじゃあ、無差別昏睡事件の正体って……」

ロード「恐らくだが、この月の聖杯戦争が関与している可能性が高い。被害者の内8割以上はパソコンやスマホに参加表明のログが残っていた」

凛「……いよいよもってきな臭いわね」

ロード「何が待ち受けているかはわからない。しかし、この事件を見過ごす訳にはいかない……凛、任せるぞ」

凛「はい、任せてください。本物の聖杯戦争を生き残った実力、存分に振るってきます」

ロード「意識不明の被害者達は今の所命に別状はないが、今後どうなるかはわからない。大事な所でうっかりはするなよ」

凛「うっ……気をつけます。 所で、イリヤの様子はどうなっているのですか?」

ロード「第五次聖杯戦争からもうすぐ10年。呪いによる精神の汚染はほぼ取り除く事が出来た……が、一番肝心な魂が見つからない」

凛「魂がない?」

ロード「あぁ、症状だけを見れば無差別昏睡事件と似ている。これが月の聖杯戦争と関係あるのかはわからない」

凛「その件も含めて、調査します。では、私は準備を終え次第向かわせていただきます」ガタ

ロード「あぁ、気をつけて……ってちょっと待て、向かうってどこに!?」ガタッ

ロード「……行ってしまった」

ロード「(機械音痴の彼女に月へメールを送る事が出来るのだろうか)」

慎二「へぇ、聖杯戦争……優勝したらなんでも願いが叶う万能の願望器、聖杯が手に入る」

慎二「数々のゲームを制覇してきたこの僕に相応しい大会じゃないか」

慎二「聖杯とやらには興味ないけど、こんなにも堂々と実力者を求める宣伝、相当の実力者が集まるはず」

慎二「この大会に優勝すれば僕の名にも更なる箔が付く。あぁ、この僕も参加しようじゃないか……聖杯戦争に」




レオ「どんな願いでも叶う万能の願望器ですか……信じがたい話ですね」

ユリウス「だが、この話が本当ならばハーウェイの野望を叶える事も可能だ」

レオ「ハーウェイによる管理社会の実現……確かに、どんな願いでも叶うというのが本当ならば投じてみる価値はある」

ユリウス「出るのか、レオ」

レオ「勿論。それに、この聖杯戦争とやらには興味がある」

ユリウス「情報を流している魔術師の情報にあった話か」

レオ「魔術師が英霊を召喚して争い合う聖杯戦争……負けるつもりは毛頭ありませんが、参加するからにはその関連性も調べてみたいです」

ユリウス「……わかった、レオがそう言うのであれば止めはしない」

レオ「物分りがよくて助かります」

ラニ「聖杯戦争……ですか」

師「アインツベルン、遠坂、間桐が始めた冬木の聖杯とは別の代物だ。魔術師どころか一般人にまで堂々と宣伝している辺り、神秘の秘匿が気になるが」

ラニ「それで、師は聖杯戦争に参加するのですか?」

師「いや、私は参加はしないよ。何でも願いが叶う願望器には興味があるけど、負けたら死ぬ戦いに身を投じるつもりはない」

ラニ「負ければ死ぬ戦い……観測された約11年前の聖杯戦争でも、化け物揃いだったと聞きます」

師「そうだ。聞けば世界的に有名なあのハーウェイ家のレオが参戦するそうだ」

ラニ「ハーウェイ……?」

師「巨大な組織のリーダー、と言った所だ。負け知らずで、超一流が霞む程の実力者」

師「出来れば彼を止めたい所だけど、私が出ても返り討ちにあうのは目に見えている」

師「だから、聖杯戦争は見送るよ。負けると分かっている戦いに挑む程勇猛ではないからね」

ラニ「……でしたら、私が出ます」

師「ラニ!?」

ラニ「ホムンクルスである私ならば、師の代わりに参戦しても取り返しの付かない事にはなりません」

ラニ「それに、この話が本当であれば聖杯を観測するまたとないチャンスです」

ラニ「師よ、私に参戦の許可を」

師「だめだ、そんな危険な事に君を連れ出す訳にはいかない」

ラニ「ですが……」

師「ダメと言ったらダメだ。君をわざわざ死なせる為に送る許可等出来る訳がない」

師「何を見たかと思って話を聞いてみれば聖杯戦争について聞いてきたから説明したが、参戦は認めない。いいね?」

ラニ「……そうですか」

師「……はぁ、責めてラニを大切にしてくれる人を見つければ彼女も変わってくれると思うのだけど。 とにかく、絶対に参加してはいけませんからね」

ラニ「……はい」

師「では、この話は終わりです。今日の作業に入りますよ」




ラニ「……」



世界中に広まった聖杯戦争の噂。

面白半分で参戦した者、勝ち抜いて優勝し、願いを叶える為に参戦した者、巻き込まれた者、真実を確かめる為に参戦した者……

様々な理由で様々な人物が参戦した聖杯戦争は、一体どのような結末を迎えるのか。

月の聖杯戦争が、今始まろうとしていた。

気が付けば、目覚めはいつも唐突だった。夢を見た感触もない。気がつけば通学路を歩いている。

頭痛は日増しに強くなっていき、ついに警鐘のように脳に鳴り響いた。

朝の通学路を行く。午前七時半、雲一つない晴天。なのに季節感は曖昧……何一つ変化がない。何一つ変化はない。

今日も校門の前は混み合っている。黒い学生服の生徒会長である、柳洞一成だ。

一成はこちらに気がつくと、人波をかき分けてこちらにやってくる。

一成「おはよう!今朝も気持ちのいい晴天でたいへん結構!」

一成「ん?どうした、そんなに驚いた顔をして」

一成「先週の朝礼で発表しただろう、今日から学内風紀強化月間に入ると」

……何故だろうか、この会話は初めてのはずなのにどこか聞き覚えがあるような気がする。

一成「では、まずは生徒証の確認だな。言うまでもないが、校則では携帯する義務がある」

お前は誰だ、という質問。決まっている、いつもは目眩で曖昧にされる質問にはっきりと回答する。

白野「岸波白野だ」

一成「よろしい。天災はいつ起こるか分からんものだ。有事の際、身分証明が確かだと皆が助かる」

一成「それでは、制服へ移ろう……襟よし!裾よし!ソックスも……よーし!」

ソックスは何かが違う気がするが……今は何故か、彼に構っている場合ではない。そんな予感がして、彼を通り過ぎる。

そして、岸波白野が走り去った後の一成は……

一成「次は鞄の中身だが……うむ、ノート、教科書、筆箱、以上!違反物のカケラも見つからん」

一成「爪もきっちりそろえられているし、頭髪も問題はない……と」

一成「実に素晴らしい。どこから見ても文句のつけようのない、完璧な月海原学園の生徒の姿だ!」

誰もいない虚空に向かって高らかに独り言を言っている。

その姿に、言葉に出来ないおぞましさを感じつつも、岸波白野は校舎へと向かった。





白野「一体なんだったんだ、今のは……」

明らかな違和感。傀儡のようになっているのは、彼だけなのだろうか。

もしかしたら、彼以外の皆も……

とにかく、誰かと話をしよう。でなければ、ここがどこなのか、自分が知っている学校なのか。

それすらもわからなくなってしまう。


近くにいる人物……誰に話かける?



1:白衣を着た長髪の女性
2:青髪の生徒
3:黒髪・黒服の人物

選択安価 安価下3

あの黒髪・黒服の人物に話しかけよう。


白野「あの、すみません」

ユリウス「……そこで何をしている」

話しかけた瞬間、唐突な危機感に全身が総毛立つ。

睨まれている、というよりもう照準を合わせられたような、ゾッとする悪寒。

……信じられない、のだが。この男は、今、こちらの首を、どうやって折るか真剣に思案している、ような



ゴキャ


瞬時、鈍い音が聞こえた。

何が起きたのかわからない。一体、何が……

景色が、歪んで……逆さまにみえて

バランスを崩して倒れる。身体の感覚は既になく、視界も真っ暗になっていく。

この男は……一体、何……を……




DEAD END   怪しい人にいきなり話しかけるのは死亡フラグ

-タイガー道場-



大河「まさかいきなりタイガー道場に直行するなんて(棒)」

大河「という訳で、開幕のデッドエンドを迎えた貴方達! まるで危機感が足りてない!!」

大河「いきなり黒髪黒服の人に話しかけるとか、明らかに地雷じゃないですかやだー!」

大河「いい? この世界は常に死が隣にあるの。少しでも気を抜いたり油断したらすぐ死んじゃうから、そこの所気をつけなさい」

大河「今回は初回という事で大目に見るけど、あまり道場に通いつめるようになっちゃだめよ?」

大河「という訳で、直前の選択肢からやり直しよ!」

白野「一体なんだったんだ、今のは……」

明らかな違和感。傀儡のようになっているのは、彼だけなのだろうか。

もしかしたら、彼以外の皆も……

とにかく、誰かと話をしよう。でなければ、ここがどこなのか、自分が知っている学校なのか。

それすらもわからなくなってしまう。


近くにいる人物……誰に話かける?



1:白衣を着た長髪の女性
2:青髪の生徒

選択安価 安価下3

あの青髪の生徒に話しかけよう。



慎二「誰かと思えば、岸波じゃないか。こんな所で何してる訳?」

白野「慎二か、よかった。実は……」

慎二「はぁ? 一成に違和感? そんな事言われても俺には関係ないね」

そうだった、親友の慎二はこういう奴だった。

慎二「それより聞いてくれよ、最近桜の様子がおかしくてさぁ」

白野「桜が?」

慎二「そうだよ、あいつこの間もいきなり『だめ……このままじゃ、私が私じゃ……なくなっちゃう』とか言い出してさ、気味悪いったらありゃしない」

白野「いきなりそんな事を言っていたのか?」

慎二「そーそー、あれでも妹なんだから、いきなりあんな言動されたら兄である僕の……あれ?」

白野「どうした、慎二?」

慎二「……いや、なんでもない。とにかく桜がいきなりおかしくなってもあまり騒ぎにするなよ」





慎二の話によると、桜がおかしな発言をしだしたらしい。

一体どういう事だろうか……確かめた方がいいのだろうか?

桜は保健室を担当していて、白衣を着ている紫髪長髪の女性だ。

見つけたら確かめてみるのも一つの手段かもしれない。



キーンコーンカーンコーン



大河「みんなーおっはよぐへぇ!?」ゴスッ

ホームルームのチャイムと同時に、藤村先生が教室に突撃と同時に机の角に激突する。

この人のこれは、毎回こうなのだろうか……

キーンコーンカーンコーン



昼休みの時間だ。生徒達は購買に向かっているが、どこに行こうか……



1:学校の屋上
2:人気の少ない廊下
3:保健室
4:用具倉庫

選択安価 安価下3

校舎内をうろついていると、一つの扉の前にたどり着いた。

ここが何の為に使われていた扉(ゲート)かと言うと……

……よくわからない。

誰かから用具倉庫と聞いていた気がするので、使わなくなったモノを仕舞う空間なのだろう。

ともあれ、中に入る用事はない。

さっさと購買に向かって昼食を……


ガタッ



……おや?いま、中から物音がしたような?

ドアに耳を当てて中の様子を伺った。すると……



「それはともかく暇ッスよ~。でも寂しくない。暇な時はむさぼるように菓子を口に投入」

「んー、この、何もしないという選択のほんわかっぷりはどうッスか~。ボクはホント勝ち組ッス~」

「っていうか、みんなギラギラしすぎ。真面目すぎ。必死すぎ。そういう宗教戦争は、PKどもに任せておくッス」

「だって、優勝者が出るまでここに隠れていれば問題ないし?戦わずして勝つじな子さん、マジ天才www」





……明らかに誰かがいる。

ドアを開けて誰がいるのか確かめてみようか?




1:何の前触れもなくドアを開けてみる
2:ノックして誰かいるのかと声をかけてみる
3:触らぬ神に祟りなし、大人しく帰ろう。


選択安価 安価下3

何の前触れもなくドアを開けてみよう。


ガチャ


意外にも鍵がかかっていなかったらしく、ドアはすんなりと開く。

誰かが隠れていたとしたら、ご丁寧にノックした瞬間内側から鍵をかけられていたかもしれない。

さて、鬼が出るやら蛇が出るやら……



「ぶっ!? ちょちょちょちょっと、何いきなり神聖不可侵な女子部屋に侵入して来るんすか!? つーか誰っすかキミ!?」

扉を開けると、一人の女性がどこからか持ち込んだ布団に入ってお菓子を貪りながらゲームをしている姿が映りこんできた。

白野「えーと……岸波白野です」

むっと眉をひそめてこちらを睨む謎の不審人物に対して、正直に名前を答える。

その後で、どう見ても学生ではないこの女性にここで何をしているのかを聞いた。

ジナコ「えー、ボクはジナコ=カリギリ。この学校の補欠教員で、今は暇を持て余している倉庫警備員?みたいな?」

補欠教員、そんな人がいたのか。

だが、この見るからにだらしのない女性が?

ジナコ「だらしないと思っているんだろうけど否定しないッス。できる女と気づかれるのも面倒だから、あえてのんびりしてる……みたいな」

ジナコ「まっいわゆるエリートニートっすよ」

白野「なるほど、つまり何もしていない役立たず……と」

ジナコ「それはただのニートッス。やつらはやつらで可愛いザコッスけど、一緒にしないでほしいッスね」

ジナコ「ジナコさんはエリートですから。いちお部活の顧問とかしてるッスよ。帰宅部とか直帰部とかぼっち友の会とか」

えっへん、と胸を張って偉ぶるジナコ。ベルトに圧迫された胸も荒ぶっている。

白野「しかし、どうしてこんな所に?」

ジナコ「それはまぁ、その……機密事項っす!隠れ住んでる身分は辛いっつーか……」

白野「隠れ住んでいる?」

ジナコ「あわわ、しまった、今のなし!岸波さん、とっぽい顔してるからつい口がすべっちまったぜ」

今聞き捨てならない言葉を聞いてしまった。

隠れ住んでいると口を滑らせたジナコという女性……明らかに怪しい。

どうするか……



1:無理やりにでも用具倉庫から引っ張り出す
2:先生に突き出してみよう
3:とりあえず話を聞いてみよう

選択安価 安価下3

とりあえず、もう少し話を聞いてみよう。

彼女は補欠教員だと語った。眉唾な話だが、今は時間もないし、悪人にも見えない。

ジナコ「あの、用がないなら帰って欲しいんスけど。ジナコさんには掲示板のパトロールというルーチンワークが待ってるんスから」

パトロールというが、この散らかった部屋で行うのだろうか?

白野「ルーチンワークって……この散らかっている部屋で行うつもり?」

ジナコ「そうッス。部屋が汚いのはまぁ仕方ないっすよ、ここにはヘルパーさんも来ないし一ヶ月位掃除してないし」

白野「一ヶ月!?」

ジナコ「そッスよー。……その、やっぱりここ、ヘンっすか?なんか汚いっていうか、敗残者の臭いがするていうか」

ジナコ「近寄りたくないって言うか……ぶっちゃけボク、変ッスか?」

自分は変かと聞いてくるジナコ。

変か変じゃないかと言われれば……

白野「変じゃない」

答えは決まっている。

ジナコ「……ほんとに?」

白野「変じゃない」

ジナコ「……ほんとに?」

白野「変じゃない」

ジナコ「……そ、そうなんだ。そこまで言うなら信じてあげないコトもないっていうか、信じたいんだけど……」

ジナコ「その根拠はどこなんでしょう?岸波さんはどうしてそんな断言出来るんスか?」

そもそもジナコ=カリギリがどんな人物なのか出会ったばかりの自分にはわからない。

それでも彼女が変ではないと断言出来る理由は一つ。



1:今朝の一成に比べれば、多少汚い部屋でごろごろしている位全然変じゃない
2:人間はみんな、それぞれに変だから
3:もっと変な人を知っているから

選択安価 安価下3

白野「人間はみんな、それぞれに変だから」

ジナコ「……ふ、ふーん、語るッスねー。そもそも普通って何なのか、あやふやってコトッスか」

ジナコ「つまんない解答だったけど、それなりに誠意は感じたッス。岸波さんはオカルトッスねー」

ジナコ「あ、そろそろホームルームの時間ッスよ。遅刻はノー。岸波さんはボクと違って真面目に生きるべき人ッスから」

ジナコ「それじゃせいぜい気をつけて。どうあっても結末は同じッスけど、せめて苦しまないようにファイトッスー」

そう言って、ジナコは無理やり部屋から追い出そうとしてくるが……

どうしよう、このまま放っておいてもいいのだろうか?




1:ジナコも部屋から連れ出す
2:とりあえずこの不審人物を藤村先生に突き出しておこう
3:大人しく部屋から出よう
4:まだ粘る

選択安価 安価下4

いや、彼女をこのままにしてはおけない。もう少し粘ろう。

白野「ジナコ、君はこのままこの部屋に閉じこもっているつもりなのか?」

ジナコ「そうッスよ。ジナコさんはずーっとここに隠れて、戦争が終わるのを待つッス」

戦争? 今、戦争という単語が聞こえたがどういう事だろうか。

白野「戦争って……この学校が戦争に巻き込まれるのか?」

ジナコ「巻き込まれるもなにも、戦争はこの学校で起きるッスよ。今は予選期間で……って、そんな事はいいッス」

白野「待ってくれ、その話について詳しく聞かせてくれないか!?」

ジナコ「あー、ひょっとして違和感に気付ききれてないパターンっすかね」

違和感……そうだ、生徒会長である一成と話している時に感じたあの違和感。

もしかして、彼だけでなく違和感はこの学校全体で起きているのか?

ジナコ「いいッスか、これはジナコさんからの一度限りのアドバイスだからよく聞くッス」

ジナコ「今行われているのは偽りの学園生活ッス。制限時間内に与えられた役割と、学校全体の違和感に気づけなかった場合、その時点で予選から脱落するッス」

ジナコ「だから、そうなる前に岸波さんはいち早く戻るッス。叶えたい願いがあって聖杯戦争に参加したなら、早くここから出て本当の入口を……」




ガチャ




白野「え?」

ジナコ「え?」

今、用具倉庫の鍵が閉められたような音がしたが……

白野「え、ちょ……開かない!?」ガチャガチャ

ジナコ「あー、これは外から鍵を閉められたパターンッスねー。鍵がないと内側からも開けれないし、これは詰みッス」

詰み? 詰みって、一体……

ジナコ「ついさっきまでならここから出ればまだ予選に復帰出来たかもしれないッスけど、外から鍵を閉められたらいくらジナコさんでもお手上げッス」

ジナコ「つまり、ジナコさんはともかく岸波さんもここに取り残されて実質聖杯戦争から脱落したって事ッス」

白野「一体、どういう……」



脱落した?聖杯戦争から? いや、そもそも聖杯戦争って一体なんだ?

だが、現状閉じ込められてどうしようもない状態で……

とにかく、今分かるのは……自分はこの偽りの学園生活から抜け出す事が出来なくなったと言う事だ。


BAD END   引き籠もり ダメゼッタイ

-タイガー道場-


大河「はいはーい、第二の死亡フラグもきっちり回収、そんな貴方にタイガー道場!」

弟子二号「オッス、師匠!今回BADENDに直行した原因はなんでしょうか?」

大河「そりゃあ何時までも倉庫にいたらいずれ誰かが鍵を閉めに来るでしょうよ。その前に脱出するか、ジナコさんも引きずり出すかしときなさい」

弟子二号「ジナコさんを引きずり出す選択肢って、原作になかったような気が……」

大河「チェストォ!!」

弟子二号「モルッスァ!?」バシィン

大河「原作がどうのこうのは裏舞台でもしちゃいけません! ぶっちゃけ二次創作なんだから原作にない展開があったっていいじゃない」

弟子二号「い、痛いです師匠」

大河「家ならともかく、道場では甘えは厳禁! 例え義理の親子であろうと、情けをかけてはいけないものなの」

弟子二号「手厳しいッス、師匠」

大河「とにかく! とっとと直前の選択肢に戻って違う選択肢を選びやがれ!!」

白野「人間はみんな、それぞれに変だから」

ジナコ「……ふ、ふーん、語るッスねー。そもそも普通って何なのか、あやふやってコトッスか」

ジナコ「つまんない解答だったけど、それなりに誠意は感じたッス。岸波さんはオカルトッスねー」

ジナコ「あ、そろそろホームルームの時間ッスよ。遅刻はノー。岸波さんはボクと違って真面目に生きるべき人ッスから」

ジナコ「それじゃせいぜい気をつけて。どうあっても結末は同じッスけど、せめて苦しまないようにファイトッスー」

そう言って、ジナコは無理やり部屋から追い出そうとしてくるが……

どうしよう、このまま放っておいてもいいのだろうか?




1:ジナコも部屋から連れ出す
2:とりあえずこの不審人物を藤村先生に突き出しておこう
3:大人しく部屋から出よう

選択安価 安価下3

いや、彼女をこのまま放っておくわけにはいかない。

白野「ならジナコ、君も一緒に出よう」

ジナコ「えぇ!?な、何言っているッスか、ジナコさんはエリートニートなんすよ!これからスレチェックというルーチンワークが……」

白野「ジナコも、一応教員だろう。それにこんな部屋に放っておく訳にはいかない」

ジナコ「いーやーっすー!!」ギギギ

白野「い い か ら そ と に で よ う ! !」ギギギ

バタァン!!

白野「どわぁっ!?」バタッ

ジナコ「ほぎゃあ!?」ドスンッ

白野「」ゴシャッ

ジナコ「いつつ……って何するッスか!?」

白野「何って、それは……」

一成「何をしている」

白野「あっ」

ジナコ「あっ」

一成「何故用具倉庫の前にいるのかは知らんが、用具倉庫は立ち入り禁止だ。以後立ち入らないように」ガチャ

ジナコ「えっ、ちょ……ちょっと待つッス!?今鍵閉めたッス!?」ガチャガチャ

白野「えーと、その……ごめん」

ジナコ「ごめんじゃないッスよ! せっかく閉じこもれる天国を見つけたと思ったのに台無しッスよ!?」

白野「…………」

ジナコは用具倉庫に入れなくなった事で泣き喚いている。なだめる為にも場所を移動したいが……


1:屋上に行く?
2:保健室に行く?
3:弓道部の道場に行く?
4:どこかの廊下の隅に行く?


選択安価 安価下3

白野「その……何時までもここにいる訳にもいかないし、とりあえず弓道部の道場に行く?」

ジナコ「うぎぎぎ……そもそも誰のせいだと思ってるんスか」

白野「お詫びに購買で菓子買ってあげるから、それで機嫌を直してくれたりは……」

ジナコ「……甘い物でお願いするッス」

白野「(あ、機嫌直すんだ)」






-屋上-



ジナコ「大体、なんでジナコさんまで引きずり出そうとしたッスか。いい迷惑ッスよ」ムシャムシャ

白野「それは……」



1:放っておけなかったから
2:あそこで手を出さなかったら、後悔する気がしたから
3:……


選択安価 安価下3

1

白野「その……何時までもここにいる訳にもいかないし、とりあえず弓道部の道場に行く?」

ジナコ「うぎぎぎ……そもそも誰のせいだと思ってるんスか」

白野「お詫びに購買で菓子買ってあげるから、それで機嫌を直してくれたりは……」

ジナコ「……甘い物でお願いするッス」

白野「(あ、機嫌直すんだ)」






-弓道部道場-



ジナコ「大体、なんでジナコさんまで引きずり出そうとしたッスか。いい迷惑ッスよ」ムシャムシャ

白野「それは……」



1:放っておけなかったから
2:あそこで手を出さなかったら、後悔する気がしたから
3:……


選択安価 安価下3

-緊急ルーム-


弟子二号「師匠、表記ミスで安価が混乱を招いています!」

大河「ぎゃー! ごめんね、本当にごめんね! さっきのはミス訂正だけだから、安価は>>67を採用します!」

弟子二号「オッス!今後こういう事がないようにリロードすべきだと思います!」

大河「本当にそう思うわ! 少し待っててね!」

白野「ジナコを放っておけなかったから……かな」

ジナコ「そ……そうッスか。ボクが言うのもあれッスけど、変わってるッスね岸波さん」

白野「そうかな?」

ジナコ「そーッスよ。こんなだらだらしたニート引きずり出した所で、なんにも得しないッスよ」

白野「そんな事はない」

ジナコ「果たしてどーッスかねー……」



大河「あれ、貴方達授業はどうしたの?」

白野「げっ藤村先生!?」

ジナコ「あー……そういえば授業やってたッスね」

大河「こんな所でさぼってないで、とっとと授業にでなさーい!!」

キーンコーンカーンコーン

大河「あら、もうこんな時間。ホームルームに行かなくちゃ」タタタ




白野「……行っちゃった」

ジナコ「はぁ、やっぱりあの人もNPCッスか」

……NPC?

今、聞き間違いでなければジナコの口から藤村先生がNPCだと聞こえた。

一体どういう事なのか?


1:ジナコに問いただす
2:問いたださない

選択安価 安価下2

白野「ジナコ、藤村先生がNPCっていうのは一体……」

ジナコ「もしかして、気付いてないッスか? まさかジナコさんを見つけておいてこの学校の違和感に気付けてないなんて思わなかったッス」

学校の違和感……そういえば、今朝の一成から感じた不気味なまでの違和感。

あれもその一環だというのか?

白野「もしかして、様子がおかしかった生徒は……」

ジナコ「そうッスよ。いいッスか、これはジナコさんからの一度限りのアドバイスだからよく聞くッス」

ジナコ「今行われているのは偽りの学園生活ッス。制限時間内に与えられた役割と、学校全体の違和感に気づけなかった場合、その時点で予選から脱落するッス」

ジナコ「で、ジナコさんはずーっと用具倉庫に隠れて、戦争が終わるのを待つ算段だったッス」

戦争? 今、戦争という単語が聞こえたがどういう事だろうか。

白野「戦争って……この学校が戦争に巻き込まれるのか?」

ジナコ「巻き込まれるもなにも、戦争はこの学校で起きるッスよ。今は予選期間で……って、そんな事はいいッス」

白野「待ってくれ、その話について詳しく聞かせてくれないか!?」

ジナコ「うわぁ、これ面倒な説明をいちからしなきゃいけないパターンッスか」

ジナコ「偽りの学園生活の話はさっきしたッスね。で、本来岸波さん達がしなきゃいけないのは違和感に気付いて、偽りの学園生活から脱出する事ッス」

白野「偽りの学園生活から脱出? 一体どうやって?」

ジナコ「そこも説明するから大人しく聞くッス。親切なジナコさんに感謝するッスよ」

ジナコ「学校の廊下……そうッスね、今だと一階の廊下を、階段側から見て右に進むッス。そこの一番奥の壁をよーく調べてみれば、全てが分かるはずッス」

1階の廊下……そこの一番奥の壁を調べれば、全てがわかる。それは一体どういう事なのか?

確かそこは……何があったか、思い出せない。

さっきから感じるこの学校の違和感、それを解明出来るのであれば



1:1階廊下奥まで向かう
2:もう少し学校探索を行う
3:ジナコさんも連れて行く


選択安価 安価下3

白野「なら、ジナコも一緒に行こう」

ジナコ「だから、何でジナコさんも一緒にいく流れになってるんすか!? あれッスか、岸波さんはフラグでも建てようとしてるんスか!?」

白野「フラグがどうとかは知らないけど、このまま一人で行く訳にはいかない」

白野「それに、ここで離れたらジナコはどこかに隠れて、取り残される気がしたから」

ジナコ「それは、その……はぁ、もういいッス。なるようになれッス」







レオ「本当によく出来ていますね。ディテールだけじゃなく、ここは空気でさえリアルだ。ともすれば、ここは現実よりずっと現実らしい」

廊下の先で、金髪の男性と、同じクラスの男子生徒が話している。

金髪の男性は確か、転校生のレオだったはずだ。


レオ「ねぇ……貴方達はどう思います?」


白野「(き、気付かれてる!?)」

ジナコ「(いやいや、そこで動揺してどうするんスか。大人しく話を聞いておくッス)」



レオ「こんにちわ。こうして話をするのは初めてですね」

レオ「ここの生活も悪くはありませんでした。見聞の限りではありましたが、学校というものに僕は来た事がなかった」

レオ「そういう意味では中々に面白い体験が出来ましたよ……でも、それもここまでです。この場所は、僕のいるべきところではない」

レオ「寄り道は所詮寄り道。いずれは本来の道へと戻る時がくる……それが今」


レオはこちらに踵を返し、壁と向かい合う。



レオ「さようなら……いや、違いますね。お別れを言うのは間違いだ」

レオ「今の僕は理由もないのに、また貴方達に会える気がしている。だからここは、また今度というべきでしょう」

レオ「では、先に行きますね……貴方達に幸運を」


そう言って、レオは壁に向かって歩いていく。

それを追った男子生徒も、壁に手をかけて消えてしまった。

これは一体どういう事だ?ここが違和感の終着地点なのか?


ジナコ「……行くッスか?」

白野「……」

ここが違和感の終着点。

ここが終着への出発点。

真実を、この違和感の元を探るならば壁に手を……



1:壁に手をかける
2:壁に手をかけない


選択安価 安価下3

壁に手をかける。


瞬間、空気が変わった。

それはこの世のモノにあらず、この入口から行けるのはありえない世界。

偽りの日常に別れを告げ、自らがあるべき場所へと足を踏み出す……





白野「ここは……」

入口を通った先にいたのは2つの人形。

人形はこの先で、自らの剣となり、盾となる。どこからかそんな声が聞こえてきた。

何かが分かった訳ではない。だが、何をすればいいのかだけは示された。

少なくとも、この先に違和感の手がかりがあるのだろう。奇妙な人形はこちらに気づくと、しっかりと二人の後ろに並んだ。



ジナコ「……本当に行くッスね。ここまで来たら引き返せないのは知ってるから、ジナコさんも一緒に行くッスよ」

2人と2つの人形で先に進む。



異界への入口をくぐり……





ひたすらに入口から続く道を進んだ先で辿り着いたのは、少し大きな空間だった。

ここがゴール、ここが答え。



男子生徒「」



そこに、誰かが倒れていた。

顔を確認すると、先程レオを追っていった男子生徒だった。

白野「おーい」

声をかけてみるが、返事はない。

ゆすり起こそうと体に触れ、気付く。

……冷たい。

自分の血までさっと引いていった。目の前の事実に頭が混乱する。


白野「……死んでる!?」

ジナコ「彼は……予選脱落者ッス。ここで予選を勝ち抜けずに負けて、死んでしまった存在」

ジナコ「負ければ死……そんな殺し合いが、これから始まるんスよ」


ジナコが淡々と語る。

負ければ死ぬ……この男子生徒のように。

そして、この男子生徒の有様は負けた結果なのだと……

事実を認識したその時だった。



人形「……」スッ

白野「なっ……!?」

ジナコ「気をつけてください、来るッスよ!」

-戦闘開始-
戦闘については>>3参照


岸波人形 HP:30
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:E

男子生徒人形 HP:150
筋力:D 耐久:D 敏捷:E 魔力:E 幸運:E



行動判定
直下岸波人形側判定
直下2男子生徒人形判定

岸波人形側判定 1
男子生徒人形側判定 6

男子生徒人形有利

攻撃判定 9 スキル・宝具使用可能(使用しない場合、クリティカルダメージ)
防御判定 7 防御可能

防御によりクリティカルダメージを通常ダメージに軽減

ダメージ判定
男子生徒人形 筋力D
岸波人形   耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5×2÷2=15ダメージ

岸波人形残りHP:15



岸波「ぐぁああああああああ!?」

ジナコ「岸波さん、しっかりするッス!」

岸波「ぐっ……!」

人形が攻撃された箇所と同じ部分に激痛が走る。

恐らく、あの人形と自分は一心同体。

つまり、あの人形が破壊されれば自分は……





2ターン目行動判定
直下岸波人形行動判定
直下2男子生徒人形行動判定

岸波人形側判定 5
男子生徒人形側判定 5

互角



白野「がっ……! はぁ、はぁ……危なかった」

後一撃でももらえば恐らく戦えなくなる。

そうなったら自分は……

それだけじゃない、後ろにいるジナコにまで被害が及ぶ。


それだけはだめだ、絶対に負けられない。




3ターン目行動判定
直下岸波人形行動判定
直下2男子生徒人形行動判定

岸波人形側判定 6
男子生徒人形側判定 7

男子生徒人形有利

攻撃判定 2 防がれてダメージ半減
防御判定 6 防御によりダメージ半減

ダメージ判定
男子生徒人形 筋力D
岸波人形   耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5÷2÷2=3.25ダメージ

岸波人形残りHP:11.75



白野「がはっ……!」

ジナコ「まずいッスよ、一方的にぼこられてるッスよ!?」

白野「はぁ……はぁ……まだ、まだぁ!」

咄嗟に防御したおかげで致命傷は避けた。

だが、このまま劣勢が続けば恐らくは……



4ターン目行動判定
直下岸波人形行動判定
直下2男子生徒人形行動判定

岸波人形側判定 7
男子生徒人形側判定 3

岸波人形有利


攻撃判定 5 通常ダメージ
防御判定 9 ダメージ半減

ダメージ判定
男子生徒人形 筋力E
岸波人形   耐久E

ダメージ補正なし

基本ダメージ10÷=5ダメージ


男子生徒人形 残りHP145


ジナコ「反撃出来たと思ったら全然聞いてないッスよ!?」

白野「ぐっ……このまま倒れる訳にはいかない!」



5ターン目行動判定
直下岸波人形行動判定
直下2男子生徒人形行動判定

岸波人形側判定 0
男子生徒人形側判定 7
男子生徒人形有利

攻撃判定 3 通常ダメージ
防御判定 1 直撃

ダメージ判定
男子生徒人形 筋力D
岸波人形   耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5=15ダメージ

岸波人形残りHP:0



白野「が……ぁ……」ドサッ

ジナコ「え、ちょっと……岸波さん、嘘ッスよね?」

ジナコ「こんな所で倒れたら……何の為にジナコさんを引きずり出したんすか」

ジナコ「お願いだから目を開けてよ……そんな、死ぬ……岸波さんが死んじゃう」

ジナコ「そんなの……嫌ッス。鬱陶しかったはずなのに……今は、死んじゃ嫌ッス」

ジナコ「お願い……目、開けて……お願いだから目を開けてよ、白野ぉおおおおおおおおおおおお!!」





……身体が動かず、冷たくなっていく。

そうか、自分は敗けたのか。

ここまでたどり着き、しかしどうにもできず果てていったのか。

見回してみれば、周囲にも同じように冷たくなっている生徒の屍が山のように積まれている。

ジナコの声が聞こえ、諦めたくないと……起き上がろうと力を入れる。

しかし、体中に激痛が走り、全く動かない。

それならば……

いや、それでも……


1:まだ諦めない。
2:立ち上がれない。



選択安価 安価下2

……まだ、諦めない。このまま終わるのは許されない。全身に駆け巡る痛みは最早許容外の感覚だ。

あまりに痛すぎて、目から火が出るどころの話じゃない。痛覚だけで眼球が燃え、五感が断裁されていく。

無意味に消えるのが怖い。

それに、ここで消えたら……後ろにいるジナコはどうなる。

自分が倒れたら……否、まだだ。

まだ自分は、自分の意志で立ち上がらねば。

ここで諦める訳には、いかないのだから



最後まで諦めず、立ち上がろうとしたその時だった。



「……」


どこからか、聞きなれない……新しい声が聞こえる。

この声は……



1:高貴的な女性の声
2:戦場を駆ける正義の味方の声
3:良妻系な女性の声

選択安価 安価下5

「……ほう。 その強い思い、聖杯の代行として、聞き逃せないな」


声が聞こえる。戦場を駆ける正義の味方のような声。



「君は、死に瀕しながら己が生に疑問を抱き、死に飲まれながら自らの不明を恥じた」

「よろしい。その心の在り方に期待しよう。君のような人間に相応しいサーヴァントが残っている」



サーヴァント?聞いた事のない単語だが、一体……



「無名の魔術師には、無銘の英霊が似合いだろう……健闘を期待する」


声はどんどん大きくなる。

それと共にガラスの砕ける音がして、共に部屋に光がともった。

ジナコ「な、なんスか!?」

軋む体をどうにか起こし、頭痛に耐えながらあたりを眺める。

部屋の中央には、いつの間にかぼうっと何かが浮かび上がりつつあった。

その姿は……


「……」


外見はほとんど普通の人間と変わらない……しかし、人のそれとは明らかに違う。

先程戦った人形等とは比べ物にならぬ程の、人間を超越した力が嫌でも感じ取れる。


「酷い話だ、間違っても呼ばれる事なぞないように祈っていたが、全くの徒労とはな」

「抑止の輪はどのような時代でも働き者という事か。いいだろう、せいぜい無駄な足掻きをするとしよう」

「選定の声に応じ参上した。オレのような役立たずを呼んだ大馬鹿者はどこにいる?」

そう言って、男はこちらを見る。

「……ふむ、認めたくないがこの場にいる人間は君達二人」

「念のため確認しよう、君達のどちらが私のマスターか?」



……なんて答えよう?


1:はい
2:いいえ
3:マスターって何ですか?

選択安価 安価下2

とりあえず……首を横に振った。


「そうか、それは幸いだ。ならばもう一度瞳を閉じるがいい……君の願いは、それで終わる」


再び目を閉じる。

体が冷たくなっていき、床と同化していくような感覚が広がる。

そしてそのまま、自分は二度と覚めない眠りについた。


DEAD END 紅茶相手に冗談は通用しない

-タイガー道場-


大河「し っ て た」

大河「えぇ、薄々勘づいていたわよ。紅茶相手にいいえ選ぶんでしょうって」

大河「別にわかりやすい死亡フラグは回収しなくてもいいのよ?タイガー道場めぐりたいって言うなら話は別だけど」

大河「だけど、デッドフラグに見せかけてキャラの死亡フラグを建てたりしないように気をつけなさい」

大河「今はまだいいけど、後に後悔しても遅いから……主人公の死亡フラグなら直前からやり直せるけど、仲間の死亡フラグは取り返しがつかないのよ」

大河「という訳で、気合い入れの喝!!」バシィン

白野「いたぁっ!?」

大河「さぁ、気合も入れた事だしいってらっしゃい。あ、チュートリアルだから難易度チートでも敵は易しめに設定されてるから、ちゃちゃっと倒しなさい」

大河「……と、言いたいけど夜遅いし、序盤終えるまでに時間かかりすぎてるから、今回はここまで!」

大河「次回は……早く見積もって17時~、17時に反応がなかったら21時再開予定よ」

大河「次回は直前の選択肢から再開して、ほぼ戦闘に入るから、コンマの準備はしっかりしてね!」

大河「それじゃあ皆、おやすみなさい!私は他のスレで存分にコンマ神呼びよせるつもりだから、皆も頑張ってね!」


見えている地雷は避けよう(戒め)
タイガー道場多すぎると>>1(タイガー)に見限られるかも?

-タイガー道場-


大河「皆の者、帰還じゃあああああ!!」

弟子二号「師匠、いきなり叫ぶと近所迷惑です!」

大河「おっと、そうだったわね……こほん」

大河「という訳で、早速再開しちゃうけどいいかな~?」

弟子二号「いいともー! ……師匠、ネタが古いです」

大河「細かい事は気にしない! それじゃあ直前の選択肢から再開するからね。戦闘用コンマの貯蔵は十分かしら?コンマスタンバイ!」

「酷い話だ、間違っても呼ばれる事なぞないように祈っていたが、全くの徒労とはな」

「抑止の輪はどのような時代でも働き者という事か。いいだろう、せいぜい無駄な足掻きをするとしよう」

「選定の声に応じ参上した。オレのような役立たずを呼んだ大馬鹿者はどこにいる?」

そう言って、男はこちらを見る。

「……ふむ、認めたくないがこの場にいる人間は君達二人」

「念のため確認しよう、君達のどちらが私のマスターか?」



……なんて答えよう?


1:はい
2:マスターって何ですか?

選択安価 安価下2




白野「……マスターって何ですか?」

ジナコ「いや、そこははいって答える所じゃないッスか」

「やれやれ、どうやらとんだ貧乏くじを引かされたようだ。いいかね、説明するからよく聞きたまえ」




マスターについて説明中



白野「つまり……サーヴァントを使役するのがマスターで、サーヴァントは人間ではまず勝てない程の力を持っていると」

「そういう事だ。所で、後ろにいる女性は君の知り合いかね?」

ジナコ「知り合いというか、引っ張り出されたというか……まぁ知り合いなのは間違いないッス」

「ふむ、なるほど。それでもう一度確認するが……君が私のマスターか?」

白野「……」

自分がマスターかどうか。その問いに対して、首を縦に振る。

白野「岸波白野だ」

「承知した、これで契約は成立だ……私はアーチャー、マスターが力不足で本来の力を発揮する事は出来ないが」

アーチャー「それでも、そこの人形相手に遅れはとらん。まずは君の思うように力を発揮したまえ」



-戦闘開始-
戦闘については>>3参照


アーチャー HP:110
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:E

男ry人形 HP:150
筋力:D 耐久:D 敏捷:E 魔力:E 幸運:E



行動判定
直下岸波人形側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 4
男ry人形側判定 8

男ry人形有利

攻撃判定 4 通常ダメージ
防御判定 5 防御

ダメージ判定
男ry人形   筋力D
アーチャー  耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5÷2=7.5ダメージ

アーチャー残りHP:102.5


アーチャー「ぐっ!?」

ジナコ「ちょ、普通に押されてるじゃないッスか!?」

アーチャー「な、なに……油断はしない」

ジナコ「しっかりしてほしいッスよ、本当に」

アーチャー「任せたまえ」

白野「(あれ、マスターってなんだっけ)」




行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 2
男ry人形側判定 0

アーチャー有利




攻撃判定 8 スキル・宝具は習得していない為自動でクリティカルダメージ
防御判定 2 直撃

ダメージ判定
アーチャー  筋力E
男ry人形   耐久E

ダメージ補正なし

10×2=20ダメージ

男ry人形残りHP 130



アーチャー「はぁっ!」バキィン

白野「よし、まず一撃!」

ジナコ「いったぁああああ!! これは結構ダメージ与えたんじゃないッスか?」

男ry人形「……」スッ

ジナコ「ピンピンしてるじゃないですかやだー!!」

アーチャー「慌てるな、更なる追撃を叩き込んで倒せばいい」




3ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 4
男ry人形側判定 0

アーチャー有利




攻撃判定 8 スキル・宝具は習得していない為自動でクリティカルダメージ
防御判定 3 直撃

ダメージ判定
アーチャー  筋力E
男ry人形   耐久E

ダメージ補正なし

10×2=20ダメージ

男ry人形残りHP 110



アーチャー「ふっ!」キィン

男ry人形「……!」

白野「よし、このまま押し切る!」

ジナコ「というか、相手の人形結構タフじゃないッスかね?」

白野「筋力Eの火力……」ボソッ

アーチャー「言うな!」



4ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 8
男ry人形側判定 4

アーチャー有利




攻撃判定 2 防がれる
防御判定 9 防御

ダメージ判定
アーチャー  筋力E
男ry人形   耐久E

ダメージ補正なし

10÷2÷2=5ダメージ

男ry人形残りHP 105




5ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

計算ミスがあったので修正
4ターン目ダメージ判定
10÷2÷2=2.5ダメージ
よって、男ry人形残りHPは107.5でした






アーチャー側判定 7
男ry人形側判定 0

アーチャー有利




攻撃判定 6 クリティカル
防御判定 8 防御

ダメージ判定
アーチャー  筋力E
男ry人形   耐久E

ダメージ補正なし

10÷2×2=10ダメージ

男ry人形残りHP 97.5




5ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 3
男ry人形側判定 9

男ry人形有利

攻撃判定 1 防がれる
防御判定 6 防御

ダメージ判定
男ry人形   筋力D
アーチャー  耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5÷2÷2=3.75ダメージ

アーチャー残りHP:98.75



アーチャー「ぐっ!」

ジナコ「人形等に遅れは取らん(笑)」

アーチャー「な、なに……最終的に勝てれば問題はない」

白野「それでいいのか、アーチャー」





6ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 3
男ry人形側判定 9

男ry人形有利

攻撃判定 1 防がれる
防御判定 8 防御

ダメージ判定
男ry人形   筋力D
アーチャー  耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5÷2÷2=3.75ダメージ

アーチャー残りHP:95



白野「……」

ジナコ「……」

アーチャー「……見るな、そんな目で見るな!」

ジナコ「人形相手に遅れは取らんとは一体なんだったのか」

白野「で、でも的確に防御してダメージを最小限に抑えてるから」

アーチャー「その通りだ、敵からの攻撃は最小限のダメージに抑え、こちらの攻撃は痛い一撃を叩き込む。そうすればおのずと勝てる」

ジナコ「(それ、痛い一撃貰うフラグッスよ)」




7ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 1
男ry人形側判定 3

男ry人形有利

攻撃判定 7 クリティカル
防御判定 0 直撃

ダメージ判定
男ry人形   筋力D
アーチャー  耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5×2×2=60ダメージ

アーチャー残りHP:35


アーチャー「ぐあぁあああああああ!?」

ジナコ「フラグ回収はやっ!?」

白野「これが一級フラグ建築士……!」

ジナコ「ていうか、普通に追い詰められてるんスけど!? どうするんすかこれ!?」

アーチャー「どれだけ追い詰められようとも、最終的に勝てば問題はない!」

ジナコ「現在進行形で負けそうなのに何言ってるんスか!?」



8ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 2
男ry人形側判定 4

男ry人形有利

攻撃判定 4 通常ダメージ
防御判定 9 防御

ダメージ判定
男ry人形   筋力D
アーチャー  耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5÷2=7.5ダメージ

アーチャー残りHP:27.5




アーチャー「ぐっ……!」

ジナコ「どーしたんすかー、早くウルトラ大逆転大勝利してみてくださいよー(棒)」

白野「いや、まだだ。最後まで諦めなければ勝機は見える!」

アーチャー「その通りだ、最後まで諦めなければいずれ勝機はみえてくる……そこに賭けよう」

ジナコ「もう賭け前提ッスか……」




9ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 9
男ry人形側判定 9


互角



アーチャー「ちぃっ、この人形……中々隙を見せない」

ジナコ「あぁ、うん……とりあえず頑張れッス」

白野「遂にジナコが匙を投げた!?」




10ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 1
男ry人形側判定 7

人形有利

攻撃判定 7 クリティカル
防御判定 5 防御


ダメージ判定


ダメージ判定
男ry人形   筋力D
アーチャー  耐久E

ダメージ補正1.5倍

基本ダメージ10×1.5×2÷2=15ダメージ

アーチャー残りHP:12.5



アーチャー「ぐっ……ぜぇ、ぜぇ」

白野「こ、これは……」

ジナコ「(いっそ殺してやった方が有情な気がしてしまう。どうしてこうなった)」

アーチャー「なに……この世には、鉄壁体力というものがあってだな」

アーチャー「あえて崖っぷちに追い込まれる事で大逆転フラグを建てる、これも計算の内だ」

ジナコ「(嘘つけ)」

11ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 2
人形判定    0

アーチャー有利


攻撃判定 9 クリティカル
防御判定 6 防御


ダメージ判定

ダメージ判定
アーチャー  筋力E
男ry人形   耐久E

ダメージ補正なし

10÷2×2=10ダメージ
男ry人形残りHP 87.5



アーチャー「見えた、逆転の兆しが!」

ジナコ「ジナコ知ってるッスよ、そうやって希望が見えてきた所で絶望に叩き落とされるんでしょう?」

白野「諦めるな!」





12ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 3
人形判定    0
アーチャー有利

攻撃判定 7 クリティカル
防御判定 0 直撃(クリティカル)

ダメージ判定

10×2×2=40ダメージ


人形残りHP 47.5


アーチャー「ここから追い上げてみせる!」

ジナコ「あれ、これもしかして本当に逆転フラグッスか?」

白野「いける、この戦いいけるぞ!」



13ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 6
人形判定 8

人形有利

攻撃判定 3 防がれる
防御判定 3 直撃

ダメージ判定

10×1.5÷2=7.5ダメージ

アーチャー残りHP 5



アーチャー「こ、これで背水の陣……真の鉄壁体力となった訳だ」

ジナコ「かっこいい事言ってる風にしてごまかそうとしてるけど後一撃喰らったらマジで終わりッスよ?」

白野「逆に考えるんだ、攻撃を喰らわなければいいと」



14ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 9
人形判定    6
アーチャー有利

攻撃判定 1 防がれる
防御判定 8 防御

ダメージ判定

10÷2÷2=2.5ダメージ

人形残りHP45



15ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定7
人形判定6
アーチャー有利
攻撃判定 0 防がれる
防御判定 6 防御

ダメージ判定

10÷2÷2=2.5ダメージ

人形残りHP42.5

16ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

あーちゃ判定8
人形判定5

あーちゃーゆうり

攻撃判定8 クリティカル
防御判定9 防御

ダメージ判定

10×2÷2=10ダメージ

人形残りHP32.5

17ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー敗北


アーチャー「ぐ……ふっ」

ドサッ



敗けた。

自分たちは敗けた。

意識が薄れていくのがわかる……

そのまま、二度と目覚める事のない眠りについた。



DEAD END  人形に負けるってどういう事なの

-タイガー道場-



大河「え……人形に負けるってどういう事なの?」

弟子二号「師匠、戦闘に時間がかかりすぎだと思います!」

大河「そんな事わかってるわよぅ!なんで人形との戦闘に2時間近くもかけなきゃいけないの!?」

大河「初期はステオールEだから性能はともかくして、システムの改善は必要ね」

大河「という訳で、調整を入れてシステムを一新しました!しっかり読んでしてね!」



・戦闘はコンマを使用します
・ターン開始時に下1・下2等でコンマ判定を行い、戦闘を進めていきます。
・コンマ下1桁目でどちらが攻撃するかの判定を行います。高いほうが有利です。
・有利を取った場合、コンマ下2桁目で攻撃判定。0~2は普通に防がれ、3~5は通常ダメージ。6以上でスキル・宝具の使用が可能。(使用しない場合クリティカル)
・有利を取られた場合、コンマ下2桁目で防御判定。1~5は直撃、6以上で防御出来ます。また、6以上だと防御系スキルの使用が可能
・スキル・宝具の使用は発動出来るタイミングであれば任意で使用出来る。
・ステータスでの補正は下記の説明参照
・基本ダメージは20
・防御判定で0を出した場合逆クリティカルでダメージが2倍になります

ダメージ判定の補正

クリティカル ダメージ2倍
防御     ダメージ半減
ステ差-4   ダメージ4分の1
ステ差-3   ダメージ3分の1
ステ差-2   ダメージ2分の1
ステ差-1   ダメージ3分の2
ステ差+1   ダメージ1.5倍
ステ差+2   ダメージ2倍
ステ差+3   ダメージ3倍
ステ差+4   ダメージ4倍



大河「大体こんな感じね。後、最初の人形のHPも90に修正したから、今度はちゃちゃっと倒してよね!」

-戦闘開始-
戦闘については>>205参照


アーチャー HP:110
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:E

男ry人形 HP:90
筋力:D 耐久:D 敏捷:E 魔力:E 幸運:E



行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 9
男ry人形側判定 4

アーチャー有利




攻撃判定 2 防がれる
防御判定 6 防御

ダメージ判定
アーチャー  筋力E
男ry人形   耐久E

ダメージ補正なし

20÷2÷2=10ダメージ

男ry人形残りHP 80



アーチャー「ふっ!」

白野「よし、ペースを掴んだ! ……さっきまでぼこぼこにされてたような気がするけど」

ジナコ「気のせいッスよ、夢でも見てたんじゃないッスか?」

アーチャー「夢なら仕方ないな」







2ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2男子生徒人形判定

またミスってたので修正

先程のは5ダメージで人形残りHPは85でした



アーチャー側判定 4
人形側判定    5

人形有利

攻撃判定 5 通常ダメージ
防御判定 0 逆クリティカル


ダメージ判定

20×1.5×2=60ダメージ

アーチャー残りHP50


アーチャー「ぐあぁあああああああああ!!」

白野「アーチャー!?」

ジナコ「あれ、これデジャヴを感じるッス」

アーチャー「ぐっ、まだだ……まだ終わらんぞ!」



3ターン目判定
直下アーチャー側判定
直下2人形側判定

アーチャー側判定 2
人形側判定    3

人形有利

攻撃判定 6 クリティカル
防御判定 7 防御

ダメージ判定

20×1.5×2÷2=30ダメージ

アーチャー残りHP 20


アーチャー「がっ……ぜぇ、ぜぇ」

ジナコ「あのー、アーチャーさーん?なんで人形に追い詰められているんス?」

アーチャー「これは……悪夢だ」

アーチャー「このシリーズのスレでの私は……必ず負ける呪いにでもかかっているのか?」

ジナコ「メタい事いわないでとっとと一発逆転してこいッス」



4ターン目判定
直下アーチャー側判定
直下2人形側判定

アーチャー側判定 5
人形側判定 5

互角



アーチャー「ふっ……!」

白野「くっ、敵の一撃が強力すぎて、中々攻勢に移れない」

アーチャー「なに、心配はいらない。隙がないのであれば作ればいい」

ジナコ「崖っぷちまで追い詰められておいて何言ってるんすかねぇ」


5ターン目判定
直下アーチャー側判定
直下2人形側判定

アーチャー判定 6
人形判定    5

アーチャー有利

攻撃判定 9 クリティカル
防御判定 8 防御

ダメージ判定

20×2÷2=20ダメージ

人形残りHP 65



ジナコ「(この流れ……希望が見えたと思ったら死ぬパターン!)」



6ターン目判定
直下アーチャー側判定
直下2人形側判定

アーチャー判定 4
人形判定    5

人形有利

攻撃判定 4 通常ダメージ
防御判定 1 直撃

ダメージ判定

20×1.5=30ダメージ


アーチャー「ぐはっ!?」ドサッ

ジナコ「アーチャーが死んだ!?」

白野「このひとで……なし」バタッ



先程見た夢と似たような光景……

自分は、敗けたのか。

意識が薄れていく……ジナコ、ごめ……ん



DEAD END これも全てコンマ神のせい

-タイガー道場-


大河「……あれ? なんで? ちょっと、なんでまた同じ箇所で道場に来てるのよ?」

大河「こんなのおかしいじゃない! インチキよインチキ!」

弟子二号「師匠、難易度チートだから仕方ないと思いまーす」

大河「ぐぎぎ……難易度チートが選ばれた弊害がここに……いや、違う!」

大河「ステータス差は筋力が1ランク差あるのみ。HPもアーチャーの方が高い!」

大河「なのに! なのにどうしてアーチャーがまた敗けてるのよぉおおおおおおおおおおおおお!!」

弟子二号「師匠、これはなんらかの救済措置が必要なのでは?」

大河「そうね……さすがに初陣からこの様だとこの先が思いやられるし」

大河「救済措置……いるよね?」

大河「という事でさすがに救済措置を用意したから、以下の中から選んでね!もう人形にぼっこぼこにされる英霊なんてみたくない!!」


救済案
1:サーヴァントのレベルアップ(レベルが1あがり、HPが10伸びる)
2:サーヴァントのステータスアップ(どれか一つだけステータスを1ランク上げる事が出来る)
3:敵HP半減
4:救済等必要ない


選択多数決 19:37~先に3票集まった選択肢

大河「ステータスアップね、わかったわ。これはアーチャーのステータスをどれか一つだけワンランクアップさせるの」

大河「筋力があがれば与えるダメージが増えるし、耐久があがれば受けるダメージが減る。敏捷が伸びればそれだけ攻撃の機会が増えるの」

大河「私のオススメは敏捷ね、判定有利を取りやすくなればそれだけ被弾も減るし、手数で圧倒出来るもの。幸運と魔力は知らない」



アップさせるステータス

1:筋力
2:耐久
3:敏捷
4:魔力
5:幸運

選択安価 安価下2

大河「敏捷ね、了解したわ。これでアーチャーの敏捷がDになったわ!」

大河「……ここまでしたんだから、負けて帰ってきたら許しませんからね」

大河「はい、第3Rいってみよー!」

弟子二号「師匠、これで負けたらどうするつもりですか!?」

大河「その時はコンマ神に当たるしかないわー」

-戦闘開始-
戦闘については>>205参照


アーチャー HP:110
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:E

男ry人形 HP:90
筋力:D 耐久:D 敏捷:E 魔力:E 幸運:E



行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 9
人形側判定    9

互角



アーチャー「せいっ!」キィン

白野「すごい、あの人形と互角に戦っている!?」

アーチャー「だから言っただろう、遅れはとらんと」

ジナコ「(メタな事言うとさっきまでものすごく遅れをとってたッスけど、今言うのは野暮ッスね)」



2ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 4
人形判定    9

人形有利

攻撃判定 2 防がれる
防御判定 2 直撃

ダメージ判定

20×1.5÷2=15ダメージ

アーチャー残りHP95


アーチャー「ちぃっ!」

白野「ぐっ、まだだ。これくらいのミスならすぐ取り返せる!」

アーチャー「その通りだマスター、自分がしでかしたミスは自分で取り返す。私を甘くみないでくれ」ヒュッ



3ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 6
人形判定 2

アーチャー有利

攻撃判定 0 防がれる
防御判定 0 逆クリティカル

ダメージ判定

20×2÷2=20ダメージ

人形残りHP70



アーチャー「はぁっ!」

白野「よし、このまま押し切る!」

ジナコ「それ、再び不利になるパターンッスよ。一体何を学んできたんスか」


4ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 6
人形判定 2
アーチャー有利

攻撃判定 1 防がれる
防御判定 9 防御

ダメージ判定

20÷2÷2=5ダメージ


人形残りHP 65



5ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 8
人形判定 0
アーチャー有利

攻撃判定 2 防がれる
防御判定 2 直撃

ダメージ計算

20÷2=10ダメージ

人形残りHP 55


6ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 4
人形判定 4

互角


アーチャー「ふっ!」キィン

ジナコ「いやーすごい戦いッスねー(棒)」

白野「(完全に他人事な雰囲気だ……解せぬ)」



7ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 3
人形判定    7
人形有利

攻撃判定 7 クリティカル
防御判定 1 直撃

ダメージ判定

20×1.5×2=60ダメージ

アーチャー残りHP35


アーチャー「ぐあぁあああああああ!!」

ジナコ「アーチャーがやられた!?」

アーチャー「まだだ、まだ終わっていない!」

白野「くっ、この人形……強い!」

ジナコ「ジナコ知ってるッスよ、これ負けイベントって奴ッス」


8ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 3
人形判定    9
人形有利

攻撃判定 6 クリティカル
防御判定 9 防御

ダメージ判定

20×1.5×2÷2=30ダメージ

アーチャー残りHP 5


アーチャー「がはっ……」

白野「まずい、このままだとアーチャーが死んでしまう!」

ジナコ「どうするんすか、このままだとおしまいッスよ!?」



9ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 6
人形判定    0

アーチャー有利

攻撃判定 3 通常ダメージ
防御判定 8 防御

ダメージ判定

20÷2=10ダメージ

人形残りHP45


アーチャー「せぃ!」ガキィン

白野「どんな逆境でも決して諦めない、それが自分の出来る事だ!」

ジナコ「逆境でも諦めない……それで本当になんとかなるんスかね」



10ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 3
人形判定 4

人形有利

攻撃判定 8 クリティカル
防御判定 1 直撃

ダメージ判定

20×1.5×2=60ダメージ



アーチャー「が……はっ」ドサッ

ジナコ「ちょっとおおおおおおおおお!?」


先程見た夢と似たような光景……

自分は、敗けたのか。

意識が薄れていく……ジナコ、ごめ……ん



DEAD END これも全て幸運Eのせい

-タイガー道場-



大河「…………あれ?」

大河「ちょっと、なんでまたここに来てるの?おかしいじゃない、ちゃんと救済措置施したわよ?」

大河「なのになんでまた負けて……え?冗談よね?」

大河「どういう事じゃわれぇえええええええええええええええええ!!」

弟子二号「師匠、コンマ神には逆らえないです」

大河「おのれコンマ神、そこまでしてアーチャーを殺したいか!」

弟子二号「もしかして、>>1のスレではアーチャーは敗北する呪いにでもかかっているんじゃ」

大河「いいや、そんな事はない!お願いだからそんな事はないと言わせて頂戴!!」

大河「だって、コンマ神は平等なのよ……しかもアーチャーは判定で有利取りやすくなってるのよ」

大河「なのにまた敗けてるってどういう事なのぉおおおおおおおおおおおおお!?」

弟子二号「とりあえず、もう一度戦闘システムを更新するべきだと思います」

大河「それもそうね、という訳で円滑に戦闘を進める為にシステム更新!」



・戦闘はコンマを使用します
・ターン開始時に下1・下2等でコンマ判定を行い、戦闘を進めていきます。
・コンマ下1桁目でどちらが攻撃するかの判定を行います。高いほうが有利です。
・有利を取った場合、コンマ下2桁目で攻撃判定。0~2は普通に防がれ、3~5は通常ダメージ。6以上でスキル・宝具の使用が可能。(使用しない場合クリティカル)
・スキル・宝具の使用は発動出来るタイミングであれば任意で使用出来る。
・ステータスでの補正は下記の説明参照
・基本ダメージは30
・防御判定で0を出した場合逆クリティカルでダメージが2倍になります

ダメージ判定の補正

クリティカル ダメージ2倍
防御     ダメージ半減
ステ差-4   ダメージ4分の1
ステ差-3   ダメージ3分の1
ステ差-2   ダメージ2分の1
ステ差-1   ダメージ3分の2
ステ差+1   ダメージ1.5倍
ステ差+2   ダメージ2倍
ステ差+3   ダメージ3倍
ステ差+4   ダメージ4倍



大河「基本ダメージが30になって、防御判定が消えました!」

大河「とりあえず、これでサクサク戦闘も進むはずだから今度こそ勝ってきなさい!!」

-戦闘開始-
戦闘については>>291参照


アーチャー HP:110
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔翌力:E 幸運:E

人形 HP:90
筋力:D 耐久:D 敏捷:E 魔翌力:E 幸運:E



行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 4
人形判定    7

人形有利

攻撃判定 9 クリティカル

ダメージ判定
30×1.5×2=90ダメージ


アーチャー「なにぃいいいいい!?」ズガァン

白野「アーチャー!?」

アーチャー「ぐ……がっ」

ジナコ「やばいッスよあれ、完全に殺しに来てるッス!」



行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー「ぐあぁあああああああああ!!」ズガァアン

白野「が……はっ」ドサッ




先程見た夢と似たような光景……

自分は、敗けたのか。

意識が薄れていく……ジナコ、ごめ……ん



DEAD END コンマ神は無慈悲である

-タイガー道場-




大河「……あっるぇええええ? どうしてまた道場に……」

大河「いえ、もういいわ。また敗けたのね。えぇ、わかっているわ」

大河「これはもうあれね、救済措置施す他ないわね!」

大河「という訳できゅーさいそちー。以下中から救済措置を選んでね。いっそ人形戦自動勝利でもいいのよ?」



1:人形戦自動勝利(経験値も入手)
2:アーチャーレベルアップ(レベルが1あがってHPが10伸びる)
3:ステータスアップ(ステータスをどれか一つだけ1ランクあげる)
4:救済措置等いらぬ!


選択多数決

先に3票あつまった選択措置

大河「ステータスアップね、それじゃあ以下の中からあげたいステータスを選んで頂戴!」



1:筋力
2:耐久
3:敏捷
4:魔翌力
5:幸運


選択安価 安価下3

大河「幸運ね、これでアーチャーも呪われたコンマから開放される……と思うわ!」

大河「それじゃあ今度こそ人形倒してきなさい!いい加減こんな所で何時までもうだうだしているのは見たくありません!」

弟子二号「師匠、17時に開始したのにもう21時で、6時間かけても人形が倒せません!」

大河「言うな弟子よ……これも全て試練だと思いなさい」

大河「それじゃあ再戦いってみよー! 今何回目だとかそんなの気にしちゃいけません!」

-戦闘開始-
戦闘については>>291参照


アーチャー HP:110
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔翌翌翌力:E 幸運:D

人形 HP:90
筋力:D 耐久:D 敏捷:E 魔翌翌翌力:E 幸運:E



行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー判定 9
人形判定    0

アーチャー有利

攻撃判定 2 防がれる

ダメージ判定

30÷2=15ダメージ

人形残りHP75



アーチャー「ふっ!」バキィ

アーチャー「(何故だろうな、何度もこの人形にボコボコにされて来た気がする)」

アーチャー「(勝手な私念だが、晴らさせてもらうぞ!!)」カッ



2ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 2
人形側判定    3

人形有利

攻撃判定 4 通常ダメージ

ダメージ判定

30×1.5=45ダメージ

アーチャー残りHP65




アーチャー「ぐぅっ!」

ジナコ「あれ、これってまさか……いやいや、そこまでして敗けたりはしないッスよね?」

アーチャー「なに、この程度で倒れる程柔ではない!」


3ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 10
人形側判定    2

アーチャー有利

攻撃判定 1 防がれる

ダメージ判定

30÷2=15ダメージ

人形残りHP60


アーチャー「はぁっ!」ズバァ

白野「いいぞ、このまま押し切る!」

ジナコ「まーた手痛い反撃喰らうのは勘弁ッスよー」


4ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正により判定+1)
直下2男子生徒人形判定

アーチャー側判定 7
人形側判定    2

アーチャー有利

攻撃判定 7 クリティカル

ダメージ判定

30×2=60ダメージ

人形残りHP0




アーチャー「はぁあああああああ!!」ズバァン

アーチャーの連続攻撃が決まり、遂に人形は動かなくなる。

白野「はぁ……はぁ……勝った?」

ジナコ「すごいッス……ジナコさん達じゃ歯が立たなかった人形をこうもあっさりと」

アーチャー「ま、こんな所だ。サーヴァントの実力……理解してもらえたかね?」

白野「とにかく助かった、ありがとうアーチャー」

アーチャー「ふっ、礼には及ばんさ」

ジナコ「(これが……岸波白野のサーヴァント)」

ジナコ「(英霊の……力)」

ジナコ「(私とは違う、運命を変える為の力)」

ジナコ「(あの人達はこうもたやすく運命をひっくりかえす……でも、私には……何も)」

「それは違うぞ、ジナコ」

白野「!?」

アーチャー「新手か!?」



カルナ「ランサーのサーヴァントとして聖杯の導きにより君臨した。たった今より、この身はジナコ=カリギリのサーヴァントだ」

ジナコ「え……私の、サーヴァント?」

カルナ「そうだ。 お前達には感謝している……が、ここからは敵対関係となるだろう」

カルナ「お互いぶつかるその時まで、その腕を磨いておけ」

アーチャー「……ふっ、いいだろう。だがそう簡単に勝てると思ったら大間違いだぞ」

カルナ「違いない。お前と戦える時を楽しみにしているぞ、アーチャー」



「ほう、これはまた面白い運命の者が試練を突破したな」

「いいだろう、お前達の予選通過を持って予選を終了とする」

「お前達にはマイルームを与える……まずはそこで休息を取るといい」

「これから始まるのは、マスター達による聖杯戦争……最後の一人になるまで勝ち残れ」

「お前達の奮闘ぶり、楽しみにしているぞ」




どこからともなく声が聞こえる。

だが、その声と共に意識が薄れて……

気がつけば、自分は眠りについていた。





-予選 終了-

……




白野「ぐ……ここは?」

「気がつきましたか?」

白野「……君は?」

桜「私ですか? 私は、今回の聖杯戦争のNPCとして招かれた間桐桜です」

白野「桜……」

白野「(何故だろう、彼女に見覚えがあるような……けど、思い出す事が出来ない)」

桜「あの、大丈夫ですか? 予選の後気を失っていたので、まだ無理をしない方が……」

白野「……」



1:いや、大丈夫だ。心配をかけてしまってすまない
2:そうだね、もう少し休ませてもらうよ
3:桜……少し、話をしないか?
4:そうだ、ジナコは!?


選択安価 安価下3

白野「そうだ、ジナコは!?」

桜「ジナコさん、ですか?彼女でしたら、保健室入口の前で待機していますが」

白野「……そうか、よかった。 すまない桜、ジナコを呼んでくれるか?」

桜「わかりました、少し待っていてくださいね」




ジナコ「……気がついたんスね」

白野「あぁ、心配かけてすまない」

ジナコ「……全くもう、無茶しすぎッスよ」

白野「でも、なんとかなった」

ジナコ「そういう事を言っているんじゃないッス」

白野「……ごめん」

ジナコ「……それで、遂に本選が始まっちゃったけど、どうするの?」

白野「本選か……」

聖杯戦争の本選が始まった。

それは、これからたくさんの参加者と殺し合いをしなければならないという事。

自分に人を殺し続けて勝ち残る覚悟はあるのか?

ジナコ「ジナコさんは、もう乗りかかった船ッスからやれるだけやるしかないッス。岸波さんはどうするッスか?聖杯戦争に挑む覚悟はあるッスか?」

白野「……」



1:覚悟は……ある
2:覚悟は……出来ていない
3:わからない……そう簡単に決めていい事じゃないから、すぐには決められない


選択安価 安価下3

白野「……わからない。そう簡単に決めていい事じゃないから、すぐには決められない」

ジナコ「……そうッスか。でもそれが普通ッス。人を殺す覚悟をすぐに決めてたら、ちょっと軽蔑してたかもしれないッスから」

ジナコは少しほっとしたような、それでいて不安な表情でこちらを見つめる。

理由はどうあれ、彼女をあの部屋から引っ張り出して戦いに巻き込んだのは自分自身だ。

いずれは覚悟を決めなければならない。




ジナコ「……ジナコさんはそろそろ行くッス。学校の掲示板を見て、岸波さんも対戦相手の確認をした方がいいッスよ」



そう言って、ジナコは去っていった。



アーチャー「ふむ、悩んでいるようだな」

白野「アーチャー……」

アーチャー「人を殺す覚悟を問われてすぐに決められないのは分かる。だが、いずれは答えを出さなければならない」

アーチャー「覚悟を決めなければ、負けるのは自分達だ。それを忘れるな」


アーチャーの忠言は最もだ。覚悟を決めなければ死ぬ……その時になってからでは、遅いのだ。

それに、時間は無限ではない。自分達はどうしようか……



1:掲示板の対戦相手を確認する
2:桜と話をする
3:アーチャーと話をする


選択安価 安価下3

白野「……アーチャー」

アーチャー「何かね、マスター」

白野「(話しかけたのはいいけど、何を話そうか)」



1:作戦会議をしよう
2:聖杯戦争とサーヴァントについて、詳しく教えてほしい
3:アーチャーは、どうしてあの時自分を助けようと?


選択安価 安価下3

白野「アーチャーは、どうしてあの時自分を助けようと?」

アーチャー「何故助けたか……言っただろう、死に瀕しながら己が生に疑問を抱き、死に飲まれながら自らの不明を恥じたその強い思い」

アーチャー「私はその心の在り方に期待して手を貸しただけにすぎん」

アーチャー「そして、その期待に答える事が出来るかどうかは、これからのマスターを見て判断させてもらう」

アーチャーは自分の心の在り方に期待して助けてくれたという事か。

ならば、自分に出来る事はその期待に答える事……その為にも、自分が何をするべきなのか、しっかり考えなければ。

白野「……わかった。なら、その期待に答える事が出来るように努力する」

アーチャー「期待しているぞ、マスター」



アーチャーとの話を終えた後は、掲示板に記された対戦相手を確認しに行く……が。



白野「対戦相手が……表記されていない?」

アーチャー「どういう事だ? 掲示板に対戦相手が表記されているはずだが」

白野「……」



1:監督役はいないのか?
2:ジナコを探して問い詰めよう
3:桜に聞いてみよう
4:近くにいる人物に聞いてみよう

選択安価 安価下3

ジナコ「……はぁ」

カルナ「どうした、ジナコ。そんなにあの男が気になるか?」

ジナコ「そんなんじゃないッスよ……ただ、始まってしまったなぁって」

カルナ「聖杯戦争が、か。確かに始まったな」

ジナコ「何人事みたいに言っているんすか!? そうじゃなくて、アタシなんかとは比べ物にならない化け物が大量に参加している戦争ッスよ!?」

ジナコ「そんな戦いを勝ち抜く事なんて出来る訳ないのに、どうして参加しちゃったかなぁ、アタシってほんと馬鹿」

カルナ「始まる前から、そう悲観的になるな。優勝させると断言する事は出来ない。だが諦めるのはまだ早い」

カルナ「楽をする為ならどこまでも一直線なジナコの行動力なら、何をするべきかはおのずとみえてくるはずだ」

ジナコ「それ、励ましてるのか罵倒してるのかどっち……」



白野「ジィイイイイナォオオオオオオ!!」ドドドド



ジナコ「って、岸波さんいきなりどうしたんスか?掲示板なら向こうっすよ、向こう」

白野「対戦相手が表示されていないんだ」

ジナコ「対戦相手が表示されてない?もしかして運営上のバグか何かッスかね?」

白野「バグ?」

ジナコ「そういうのは監督役に申告するべきッス。ほら、さっさといったいった」

そうか、この戦争には監督役がいるのか。

いや、戦争に監督がいるというのも変な話だが……とにかく行ってみよう。

ジナコ「あ、一つ忠告ッス。聖杯戦争の監督役、すっごい扱い難しいから話す際は殺されないように注意するッスよ」

白野「えっ」

ジナコ「実際に監督役の不況を買って殺されたマスターがいるッスからねー。忠告なしに話してたらと思うとそれはそれで怖いッス」

……ジナコの忠告を頭に入れた事だし、慎重に監督役と話そう。




アーチャー「……それでどうする、監督役に話をしに行くか?」

白野「……」


1:監督役に会いに行く
2:いや、後回しにしよう


選択安価 安価下3

よし、監督役に話をしに行こう。

そうしなければ話は進まない、そうと決めたからには即行動だ。

そして、自分達は監督役に会いに行った…………





ギル「……」

……えっと、この方が監督役?随分と派手で金色に輝いているお方ですね。

というか、無言でも貫禄が凄い。なんというか、ひざまづきたくなってしまう。

だが、怖気づいている場合ではない。対戦相手表記の不具合について申告しなければ!


ギル「何の用だ、雑種」ギロッ



なんて言おうか?


1:岸波白野です、掲示板に記されるはずの対戦相手が表記されていないので申告をしに参りました
2:どうか、貴方を見る事・貴方の言葉を聞く事・貴方と話す事をお許しください
3:無言でひざまづき、許しを待つ
4:失礼致します、聖杯戦争の監督役である貴方様に申告したい事があって参りました


選択安価 安価下3

白野「……」スッ

このような人物に対してどうすればいいのかはわからない。

自分に出来る事は、不機嫌にさせないようにひざまづいて、申告を許される事を待つだけだ。

ギル「……我に用があるのならば言うがいい、特別に我の前で口を開く事を許す」

よし、どうやら対応は間違っていなかったらしい。

白野「監督役に申告したい事がございます。私の対戦相手が掲示板に表記されていないのです」

ギル「何?」

一言喋るだけでも命を賭けた綱渡りをしている感覚がする。

まるで暴君の前で死刑宣告に怯える囚人のような気分だ。

ギル「……ふむ、どうやら本当のようだな。我が手配しておくが故、安心するがよい」

ギル「明日には正しい対戦相手が発表されているだろう。今日の所はアリーナでトリガーを集めるなり、教会で魂の改竄を行うなりするがいい」

え、えっと……アリーナ?魂の改竄? わからないことだらけだ。

どうする、これも聞いてみるか?


1:トリガーや魂の改竄のことについて聞いてみる
2:聞かずにお礼だけ言って去る


選択安価 安価下3

白野「あの、トリガーや魂の改竄って一体……




ザクザクザクッ

瞬間、無数の剣槍斧……武具が飛んできて、この身を蹂躙した。

ギル「質問まで許した覚えはないぞ、雑種」

意識が薄れていく……どうやら、この人物の地雷を踏んでしまったらしい。

自分は、ここで死ぬのか……身体が冷たくなっていく。



これじゃあ……一体、何の……為……に……


DEAD END 我様と話す=常に死亡フラグ

-タイガー道場-



大河「はいはーい、ここで登場タイガー道場!」

弟子二号「師匠、今回の死は理不尽だと思います!」

大河「何を言っているのよ、ここは難易度「チート」よ?しかも、過去のイリヤスレでもこれくらいの死は日常茶飯事だったじゃない」

弟子二号「つまり、こんなのは序の口ってことですか?」

大河「そうよー、さっきの我様との会話みたいな理不尽な死亡フラグの群れがそこらじゅうに転がっていると思いなさい」

弟子二号「手厳しいッス、師匠。それじゃあ何回死ぬのかわからないッス!」

大河「まぁ、そこは気合いで頑張りなさい。ちなみに、最初の英雄王との会話はこんな感じでしたー」



1←我を前にしてそのような態度、目障りだ雑種!バビローン
2←令呪も使わぬ薄っぺらい言葉等聞かぬ!バビローン
4←我をryバビローン

弟子二号「師匠、2番は原作で生存フラグだったはずです!」

大河「甘い! CCCでは令呪全消費という偉業をやってのけたからこそ英雄王に気に入られたのよ」

大河「そして英雄王はきまぐれなの。今回は監督役故に公平だけど、無闇に媚びへつらうような態度は厳禁!」

大河「だからって失礼な態度は問題外!ぶっちゃけ関わること自体死亡フラグです!でもかかわらないといけません!」

弟子二号「地獄過ぎます、師匠!」

大河「だからこその難易度チート、生きるのよ……そして勝ち取るのです。あ、時臣が云々は気にしちゃだめよ。あの人はしっかり対価を支払っていたから」

大河「それじゃあ引き続き直前の選択肢から再開しましょー!」

ギル「……ふむ、どうやら本当のようだな。我が手配しておくが故、安心するがよい」

ギル「明日には正しい対戦相手が発表されているだろう。今日の所はアリーナでトリガーを集めるなり、教会で魂の改竄を行うなりするがいい」

え、えっと……アリーナ?魂の改竄? わからないことだらけだ。

どうする、これも聞いてみるか?




……いや、やめておこう。下手に発言して不興を買うのはよくない。


白野「ありがとうございます」

ギル「うむ、下がってよいぞ」

監督役の許しを得て、その場を後にする。



白野「ぶはっ! ぜぇ……ぜぇ……危なかった」

アーチャー「あれが監督役……規格外すぎるな」

白野「アーチャー、あれが何なのか分かるのか?」

アーチャー「いや。 だが、奴は規格外の存在だ……恐らく、ほとんどのサーヴァントを葬り去ることが出来るだろう」

白野「なっ!?」

アーチャー「正直、あの監督役に会うのは心臓に悪い。出来るだけ奴とはかかわらない方がいいだろう」

白野「……わかった」

とりあえず、対戦相手については明日手配してくれるみたいだ。

後は何をしようか。



1:そういえば教会で魂うんぬん言っていたな……
2:屋上に行ってみよう
3:廊下を散歩してみるか
4:保健室に行こう
5:マイルームで休もう
6:購買に行こう
7:図書室に行こう


選択安価 安価下3

白野「そういえば、さっき監督役の人が教会で魂のうんぬん言っていたな……」

アーチャー「気になるかね?なら教会で確かめればいい」

魂のうんぬん……何のことかはわからないが、とても気になる。

時間がある内に向かった方がいいだろう。





-教会前噴水-



白野「ここが教会か……一体何が」

「お兄ちゃん、何してるの?」

白野「ん?」

女の人の可愛らしい声が聞こえて、振り返るが誰もいない。

「どこ見てるの、こっちだよ」

下を向いてみる。するとそこには、白く幼い少女がこちらを見つめて立っていた。

アリス「あたしはアリス、お兄ちゃんは?」



1:岸波白野だ
2:アリスちゃんか、こんな所で何をしているんだい?(ゲス顔)
3:お兄ちゃんは教会に用があるんだ、ごめんね

選択安価 安価下3

白野「アリスちゃんか、こんな所で何をしているんだい?」ニコッ

アリス「んっとねー」

瞬間、視界が歪む。

アリスと名乗った少女の後ろに、アリスとそっくりな少女が……みえて……

「だめよ、無闇やたらに人と話していたら。このお兄ちゃんみたいに何を考えているのかわからないでしょう」

アリスと同じ声……

一体、自分の体はどうして …    …





意識が、 遠く  な っ   て




DEAD END YES ロリータ NO タッチ

-タイガー道場-


大河「喝! なんだって邪な考えで接するのよぅ!!」

弟子二号「危害を加える気まんまんのロリコンは滅びるべきだと思います!」

大河「いいかね諸君、ロリコンという事を責めている訳ではない。だが、仮にロリコンだったとしてもYESロリータNOタッチ!」

大河「幼い少女の前でも、紳士な態度で接しましょう。間違ってもゲス顔とかだめよ?」

弟子二号「おっす!」

大河「あ、そうそう。特定のキャラのルート狙ってる人にアドバイスしておくけど、ルート突入には一定以上の好感度が必要なの」

大河「だから、好感度稼ぎもしっかりしておきなさい。ただし好感度稼ぎにかまけすぎて戦いの攻略をおろそかにしたりはしないように」

大河「それじゃあ直前の選択肢からやり直してみよー!」

白野「ここが教会か……一体何が」

「お兄ちゃん、何してるの?」

白野「ん?」

女の人の可愛らしい声が聞こえて、振り返るが誰もいない。

「どこ見てるの、こっちだよ」

下を向いてみる。するとそこには、白く幼い少女がこちらを見つめて立っていた。

アリス「あたしはアリス、お兄ちゃんは?」



1:岸波白野だ
2:お兄ちゃんは教会に用があるんだ、ごめんね

選択安価 安価下3

白野「岸波白野だ」

アリス「白野っていうんだ。よろしくね!」

白野「あぁ、よろしく」

微笑ましい笑顔でこちらを見つめるアリス。

しかし、こちらが返答した後に瞬きをした瞬間、彼女の姿が消えてしまった。

白野「あれ、あの娘はどこに……?」

アーチャー「それよりマスター、教会に用があるのではなかったのかね?」

白野「そうだった、早く行かないと」



-教会-


重い扉を押し開き、教会に入る。

並んだ長椅子には誰も座っていないが、正面には鮮やかな赤髪の女性と青髪の女性がいた。

シスターではなさそうだが、何故こんな所にいるのだろうか?

青子「はあい、ようこそ教会へ。君も魂の改竄をしにきたのかな?」

魂の改竄……やはりこの教会で合っていたようだ。

だが、肝心の魂の改竄が何なのかを全く知らない。その事について聞かなければ。

橙子「ん、お前は確か……なんだったかな。ふむ、私が物忘れとは珍しい」

橙子「まぁいい、被験者は多い方がいいからな。ようこそ楽園の死角へ、魂の改竄にきたのだろう?」

白野「監督役から魂の改竄というのをここで行えると聞いたのですが……」

青子「あんた、あの金ピカと話したの!? よく生きてたわねー」

あぁ、やっぱりあの監督役と話して生きて帰るのは凄い事だったのか……

青子「いやぁ大変だったでしょー、まぁ座って座って」

赤い髪の女性にそそのかされ、椅子に座る。

青子「んー、その様子だと魂の改竄について知らない感じね。ってことは本当に素人の中の素人か」

橙子「魂の改竄とはそうだな……簡単に言えば」


改竄説明中



白野「つまり、自分の魂とサーヴァントの魂を連結させる事で、サーヴァントの強化を図ると」

青子「そういう事。戦いの経験を積んでレベルがあがる程、サーヴァントの強化を行えるわ」

橙子「サーヴァントの強化は簡単に言えばステータスの強化だ」

橙子「レベルアップとともに付与される強化ポイントを改竄で割り振る事で、サーヴァントのステータスを底上げする」

橙子「これを行っていかなければ勝ち残る事は出来ないだろう。その際割り振る能力にも気をつけておけ」

青子「サーヴァントにも得意不得意があってねー、苦手な能力は伸ばすのにたくさんの強化ポイントが必要なの」

青子「得意な能力は少ない強化ポイントで伸びるけど、苦手な強化ポイントは他の能力の2倍強化ポイントが必要といえばわかるかしら?」

橙子「それと、強化ポイントは振りなおしが効かない。割り振る際はしっかり考えて割り振ってくれ」

青子「それで、君のサーヴァントは……お、強化ポイントが3存在するわね」

橙子「強化ポイント3か……本来なら伸びやすいステータスをEからDに変えるのに3ポイントなのだが」

橙子「君のサーヴァントは伸びやすい敏捷がDだ。つまり、今割り振った所で伸ばせるステータスは存在しない」

青子「ステータスは中途半端に振るんじゃなくて、きっちりランクがあがるちょうどまで振る事。じゃないと面倒よー」

橙子「さて、説明は以上だ……何か質問は?」


質問はありますか?
安価下1~3で質問候補

橙子「そうだな……見た所ステータスと、ランクアップまでの必要なポイントはこんな所か」


アーチャー レベル2 次のレベルまで5経験値必要
残り強化ポイント 3
筋力:E ランクアップまで5P
耐久:E ランクアップまで5P
敏捷:D ランクアップまで6P
魔力:E ランクアップまで5P
幸運:D ランクアップまで13P

青子「それから……おっと、これはメタな話になるから、ステータスを見て確認しなさい」

橙子「さて、他に質問はなさそうだな。今は強化出来るステータスもない、改竄を行うなら強化ポイントを獲得してまた来なさい」





改竄についての説明をしてもらい、お礼を言って教会を後にした。

この後はどうしようか……



1:屋上に行ってみよう
2:廊下を散歩してみるか
3:保健室に行こう
4:マイルームで休もう
5:購買に行こう
6:図書室に行こう


選択安価 安価下3

白野「そういえば、購買には色々なものが売ってあったな……行ってみよう」






-購買-


舞弥「いらっしゃいませ」

白野「えっと……ここ、購買部ですよね?なんか戦争で使うような品が置いてあるのですが」

舞弥「えぇ、ここは購買です。ちょっとした礼装から便利アイテムまで、何でも揃っています」

白野「そ、そうですか……ちなみに、貴方もNPCで?」

舞弥「はい、私も聖杯に運営役の一人として招かれたNPCです。それで、何を買われますか?」

白野「そうだな……」



所持金:1000円


品物
やきそばパン  150円(食べた直後の戦闘のみサーヴァントの筋力が1ランクアップ(サーヴァント戦には適用されない)(Aランク以上にはならない)
カレーパン   100円(食べた直後の戦闘のみサーヴァントの耐久が1ランクアップ(サーヴァント戦には適用されない)(Aランク以上にはならない)
エーテルの粉末 100円(サーヴァントのHPを50回復)
エーテルの欠片 500円(サーヴァントのHPを150回復)
エーテルの塊  1500円(サーヴァントのHPを300回復)
リターンクリスタル 300円(アリーナから即座に脱出出来る。イベント中は使用不可)


何か買いますか?

1:やきそばパンを買う
2:カレーパンを買う
3:エーテルの粉末を買う
4:エーテルの欠片を買う
5:リターンクリスタルを買う
6:何も買わない

選択安価 安価下2

白野「リターンクリスタルを一つ」

舞弥「わかりました、お買い上げありがとうございます」

舞弥「ちなみに、手榴弾もあるのですがこちらは……」

白野「いえ、結構です」


買い物を済ませ、購買を後にした。今は所持金が少ないので一度に複数買う事態は避けなければいけないかもしれないが、

お金に余裕が出来たらまとめて買うのもいいかもしれない……余裕が出来るかどうかはわからないが。

アーチャー「さて、そろそろ日が暮れてしまうが……どうするかね?」



1:屋上に行ってみよう
2:廊下を散歩してみるか
3:保健室に行こう
4:マイルームで休もう
5:購買に行こう
6:図書室に行こう
7:アリーナに行こう


選択安価 安価下3

今日の所はマイルームで休もう。

色々あって疲れたし、明日に備えて体力を回復sておかなければ。




-マイルーム-



アーチャー「ふむ、今日の所は右も左もわからないなか、情報を集めただけでもよしとしよう」

アーチャーは山積みになった机に腰掛けながら話をしている。

というか、何故あのように滅茶苦茶な積み方をしているのか、気になる所ではあるが……

白野「明日は、対戦相手が発表される……一体誰が相手なのだろうか」

アーチャー「それは明日にならなければわからんな。だが、誰が相手であろうと勝たなければ死あるのみだ」

アーチャー「決戦を迎えるその日までに、覚悟を決めろ。決戦までの猶予は一週間……それまでに全ての準備を済ませておけ」

白野「……わかった」

やれることはしっかりやっておかなければ。

って、一週間?準備期間って一週間だったのか……

とにかく、明日は対戦相手を確認して、トリガーについて誰かに聞いておかなければ。





1回戦一日目 終了

-一回戦二日目-



アーチャー「おはようマスター、今日は何をすべきかわかっているか?」

白野「掲示板を見て対戦相手の確認、それと相手への対策もしておきたいけど、トリガーについて聞いておかないと」

アーチャー「その通りだ。いいかね、準備期間は有限だ。その間にやれる事は出来るだけやっておかなければならない」

アーチャー「これくらいでいいだろう、と鷹をくくっていれば相手に度肝を抜かれる。気をつけておくことだ」

アーチャー「こちらが一方的に対策をする訳ではない、対策を行うのは相手も同じだ」

アーチャー「その事を決して忘れるな」




2日目……まずは掲示板で対戦相手の確認をしなければ。

廊下に出て掲示板を確認する。対戦相手は……





間桐慎二




慎二「よぉ、岸波。お前も予選を突破したんだね。とりあえずおめでとうと言っておこうか」

慎二「でも、ついてないねぇ。一回戦で僕と当たるなんてさ」

慎二「数々のゲームでトップクラスの成績を収めたこの僕にとって、この聖杯戦争も僕の輝かしい成績に更なる箔をつける為のゲームにすぎない」

慎二「心配しなくても、軽く捻り潰してやるよ。僕には無敵のサーヴァントがいるからね」

慎二「まぁ、せいぜい頑張ってくれよ」




自信に満ちあふれた笑い声をあげて慎二は去っていった。

慎二が一体どんなサーヴァントを連れているのかはわからないが……

正直わからないことだらけでもあるので、どうするべきか



1:アリーナに行く
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室に行く
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3

※本日はここまで! 次回は24時~もしくは翌日の24時~再開予定です

たぶんこれから相手が使ってくるサーヴァントって
一回戦 アキレウス
二回戦 ケイローン
三回戦 ナーサリーライム
四回戦 全ステAヴラド又はアルクェイド(全力)
五回戦 李先生(ステータス最低A+)
六回戦 戦車&城持ちランサー又は呂布(最低ステA++)
七回戦 ガヴェイン(なぜか昼状態)

こんな感じだと思う

-タイガーの中継地点-



大河「やっほー、遅くなったけど更新の時間だよー!」

弟子二号「おっす師匠、皆もう寝る時間です!」

大河「甘いぞ弟子二号!ゴールデンタイムに更新出来ないとはいえ、この時間からでも更新は可能!」

大河「……まぁ、人は少ないと思うからそこは考えないといけないわね。さて、今回はアリーナについて説明します」

大河「アリーナではエネミーがうろついていたり、対戦相手とばったり遭遇することがあります」

大河「対戦相手のサーヴァントの真名を突き止めなければーとかは特にありません。メタ情報前提だからね!」

大河「てことで、遭遇して即バトル!してもいいけど……難易度チートだから基本不利って事を忘れないでね」

大河「まぁ、対策が必要な相手には必要な対策を行っておかないと本戦で詰むけどそれ以外なら特に……って感じね」

大河「最悪、トリガーだけ取ったら引きこもるという選択もありよ。ただし、レベリングが出来ないから相手に追いつけない事を忘れずに」

大河「後、宝具は通常1回の戦闘で1度しか発動出来ないけど……相手サーヴァントは回数制限抜きでガンガン宝具ぶっぱしてくるから気をつけてねー」

大河「といっても、宝具発動条件は厳しめだからそうぽんぽん撃ってくる事はないはずよ。アイアス習得しとけば多分安心ね!」

大河「イベント戦以外での獲得経験値は基本的に1。レベリングの為の戦闘に関しては特に制限を設けないから、ガンガン戦闘してレベリングしてもOKよ」

大河「ただし、アリーナの中でザコエネミーにやられた場合、道場で説教+その日アリーナで得た経験値は全てパーです!なので引き際をわきまえるように」

大河「それと、アリーナには一日に一度しか入れません。更にイベント以外でアリーナDEADった場合その日アリーナに入る事はできません」

大河「親切設計の代わりのペナルティでも設けないと、延々とレベリングするハメになりそうだから、これくらいは勘弁してね」

大河「それと、アリーナにいったら帰還後即一日が終わるなんて事はありません。だから初手アリーナを選んでも帰還後にコミュを取る事は出来るわ」

大河「後、令呪を温存すれば別だけど……聖杯に願いでもしない限りは助ける事が出来るのは一人だけ!」

大河「これ、大事な事だからよく覚えておきなさい。後でそんなの聞いてないって言うのは無しだからね!!」

大河「それじゃあアリーナ突入からいってみよー!」

アーチャー「マスター、本戦に進む為には準備期間中に2つのトリガーを集める必要がある」

アーチャー「トリガーはアリーナに存在するが、一つのアリーナにつきトリガーは一つだ」

アーチャー「第一アリーナは既に開放されているが、第二アリーナは開放されていない。ひとまずここは、第一アリーナへ向かう事を推奨しよう」

本戦に進む為にはトリガーを集める必要がある。

それなら、アリーナに向かってトリガーを集めておくべきだろう。

白野「行こう、アーチャー」

アーチャー「了解した、マスター」

自分達はトリガーを集める為、アリーナへ向かう。

……アリーナがどんな所かはわからないが、行ってみればわかるはずだ。







-第一アリーナ-


白野「ここがアリーナか……」

海の中にいるような景色。アリーナ内は透明の壁で覆われた迷路のようになっており、

そう簡単に探索を完了する事は出来なさそうだ。

アーチャー「マスター、アリーナにはエネミーが多数存在する。エネミーは我々を消去しようと危害を加えてくるから、気をつけておけ」

白野「わかった」

エネミーに見つかれば、戦闘は免れられない。アリーナを探索するにしても、死んでしまってはどうしようもない為、無理は禁物だ。

アーチャー「では、早速探索しよう」


探索を開始した。

まずは道に沿って進んでいこう




………


アーチャー「マスター、敵だ」

早速エネミーのお出ましだ。アーチャーと共に撃退しよう。




-戦闘開始-


アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:D


エネミー HP40
筋力:C 耐久:C 敏捷:E 魔力:E 幸運:D


直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 6
エネミー側判定 9

エネミー有利 

攻撃判定 2 防がれる

ダメージ判定

30×2÷2=30ダメージ


アーチャー残りHP90



アーチャー「ちぃっ、対サーヴァント用に配置されたエネミーも侮れないか」

白野「けど、あの時の人形のような頑丈さはない。なんとか建て直すぞ!」



2ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

表記し忘れ申し訳無いです、エネミー補正はダメージ2倍で、計算ではしっかり補正がかかっているので計算は間違っていません】


アーチャー判定 5
エネミー判定  6

エネミー有利

攻撃判定 7 クリティカル

ダメージ判定

基本ダメージ30×筋力補正2倍×クリティカルダメージ2倍=120ダメージ

アーチャー残りHP0



アーチャー「が……ふっ」


ドサッ


油断してしまった。

あの人形をあっさりと破壊してのけたアーチャーなら、エネミーも問題ないと思い込んでいたが、甘かった。

こんな事なら、慎重に……いくべき……だった

意識が……薄れる。

ここで、死ぬのか。

まだなにも……成し遂げて……いない……の……に


DEAD END アリーナ初っ端から死ぬとは何事か

-タイガー道場-



大河「開幕事故ったぁあああああああ!!」

弟子二号「師匠、アーチャーのコンマ運が悪すぎます!」

大河「おのれアーチャー、敏捷補正1程度ではあっさり負けてしまうか」

弟子二号「普通に攻撃すれば防がれるを引かない限り2発、クリティカルなら1発で倒せる相手なのに、これは酷い状態です!」

大河「ちょっと、いくら難易度チートだからって少しきつめなだけでコンマ判定でよっぽど酷い引きじゃない限りは勝てる相手よ!?」

弟子二号「そのコンマ運が悪かったからこうなったのだと思われます!」

大河「ぐぬぬ……これ、呪われているんじゃないかと疑ってしまうわね」

弟子二号「それで、どうするのですか!?」

大河「これが大破進軍の如く無茶な行動をしていたならお説教コースだったんだけどねぇ……さすがにこれは責めれません」

大河「まぁ、今回は運が悪かったと思いなさい。私も1戦目で死ぬなんて思ってなかったから」

大河「とにかく、ペナルティとしてゲーム内時間で翌日になるまでアリーナには入れません。そこは厳し目にいきます」

弟子二号「師匠、次の日も初っ端から死んだらどうするのですか!?」

大河「その時はまぁ……さすがに呪われすぎてるから救済措置を施すわよ。2日も経験値0とか地獄すぎるし」

大河「それじゃ、この日はコミュやら攻略に集中しなさい。でも、死は常に隣にある事を忘れないでね」

白野「……ぅぐ」

アーチャー「おはようマスター、と言いたいがそろそろ昼だ」

白野「アーチャー……あれ、自分は確か」

アーチャー「対戦相手は間桐慎二だったな。自信家のようだが、余程強いサーヴァントを引き当てたのか……とにかく、油断は出来ないぞ」

白野「……そうだな」

アーチャー「さて、帰って早々寝た分情報収集だ。これ以上休んでいては出遅れてしまうぞ」




確かに、これ以上出遅れる訳にはいかない。

慎二が一体どんなサーヴァントを連れているのかはわからないが……

正直わからないことだらけでもあるので、どうするべきか



1:アリーナ(ペナルティを受けている為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室に行く
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下

そういえばこの学校には図書室があったはずだ。

何か攻略の鍵が掴めるかもしれない。

白野「よし、図書室に行こう」

アーチャー「図書室か。調べ物をするつもりのようだが……何を調べるのかね?」

白野「出来れば慎二のサーヴァントの情報……と言いたいけど、一目も見ていないし正体に結びつきそうな情報が一切ない」

白野「だから、サーヴァントの情報は諦めて他の事を調べようと思う。聖杯戦争の資料とかが見つかれば尚よしかな」

アーチャー「了解した。目的がしっかりしているのであれば、図書室での調べ物も有効だ」




-図書室-



白野「うーん、カバディ……料理……目的の資料が一向に見つからない」

レオ「探し物ですか?」

白野「あぁ、聖杯戦争の資料とかがあればいいんだけど……」

レオ「でしたら、これはいかがでしょう」スッ

白野「これは……?」

レオ「冬木市で行われていたという、第四次聖杯戦争の記録です」

白野「探していた聖杯戦争の資料ドンピシャじゃないか!」

アーチャー「(思わぬ所で探し物が見つかったな)」

白野「ありがとう、えーと確か……」

レオ「レオと呼んでください」ニコッ

白野「ありがとう、レオ。……所で、後ろにいるのは?」

レオと名乗った金髪の少年の後ろには、騎士のような人物が付き添っている。

もしかして、彼のサーヴァントなのだろうか?」

レオ「紹介しておきます、彼は僕のサーヴァント……ガウェインです」

ガウェイン「セイバーのサーヴァント、ガウェインと申します。以後お見知りおきを」

堂々と真名を名乗るサーヴァント。

そして負ける可能性等微塵もないと言わんばかりの少年。

彼等は自分達こそが最強の王者だと言わんばかりの堂々っぷりを見せつけている。

レオ「では、僕は用事があるのでこれで失礼します。無事勝ちあがれるといいですね」



そう言って、レオとガウェインは去っていった。

レオ……当たる事があれば、とんでもない相手になるかもしれない。

1回戦を勝ち抜けるかどうかも問題だが、彼等の事も十分警戒しなければならないだろう。



アーチャー「所で、資料を読まなくてもいいのかね」

白野「おっと、そうだった。どれどれ……」



第四次聖杯戦争の資料に目を通す。

どの情報をみようか……


1:第四次聖杯戦争の決着
2:白い雪のような少女
3:アーチャーの項目
4:始まりの御三家
5:遠坂家について


選択安価 安価下2

アーチャーの項目に目を通してみる。

そこに載っていたのは、昨日の監督役と同じ見た目のサーヴァントだった。

白野「アーチャー、これって……」

アーチャー「第四次聖杯戦争で遠坂時臣が呼び出したサーヴァント、英雄王ギルガメッシュ」

アーチャー「第四次聖杯戦争で召喚されたサーヴァントの中では規格外の存在にして、最強のサーヴァントか」

白野「……アーチャー、あの監督役がこの資料に書いてあるギルガメッシュそのものだと思うか?」

アーチャー「何故監督役を務めているのか、という疑問が残るが……だとすれば規格外の存在感にも納得がいく」

アーチャー「だが、単なるそっくりさんや成り済まし……同一存在であって同一人物ではない可能性もある」

アーチャー「この資料に書いてある英雄王ギルガメッシュと同じ人物かどうかまでは、私にはわからないな」

白野「でも、この第四次聖杯戦争は11年前に行われて……その時アーチャーは聖杯によって受肉したと書かれている」

白野「この資料が本当だとすれば、アーチャーは……」

アーチャー「確定ではないが、今も存命している可能性はあるな」

アーチャー「あの監督役がそうかはわからん。だが、英雄王ギルガメッシュの情報は持っていて損ではないはずだ」

思わぬ所で監督役と思わしきサーヴァントの情報を手に入れた。

謎が謎を呼び、更にわからない事が増えてしまったが……




図書室で資料を見た後はどうしようか。

1:アリーナ(ペナルティを受けている為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:更に図書室で資料を閲覧する
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

更に図書室で資料を閲覧しよう。

他の資料を探すとなると余計に時間を潰してしまいそうだから、もう少し第四次聖杯戦争の資料を閲覧しておく事にした。

どの情報をみようか……


1:第四次聖杯戦争の決着
2:白い雪のような少女
3:始まりの御三家
4:遠坂家について


選択安価 安価下2

第四次聖杯戦争の決着……

第四次聖杯戦争は、冬木市民会館で決着がついた。

アーチャーとライダー、そしてセイバーの3名が市民会館に集合。

しかし、セイバーのマスターが令呪で聖杯の破壊を命じた事で聖杯は破壊された。

これで決着がついたと思われたが、破壊された聖杯が生み出した穴から大量の泥が降り注いだ。

降り注いだ泥は周囲を焼き尽くし、町一つを滅ぼす災害となった。

しばらくして穴は塞がったものの被害は甚大であり、町の生存者はたった一人だった。

しかし、聖杯戦争の関係者での生き残りも数人存在している。

聖杯の泥を浴びた事で受肉したアーチャーとライダー

セイバーのマスター、衛宮切嗣

ライダーのマスター、ウェイバー・ベルベット

そして父親を訪ねて冬木にやってきた少女……イリヤスフィール・フォン・アインツベルン


彼等が第四次聖杯戦争の真実を知る者達であり、当事者である。




白野「……聖杯を破壊した?」

アーチャー「ふむ、セイバーのマスターが錯乱したのか……それとも、破壊せざるをえない理由があったのか」

アーチャー「理由は知らんが、資料を見る限りだと聖杯を破壊した事が原因で災害が起きたと推測出来るな」

白野「確かに、この記述を見る限りだとそう見えるけど」

真実を知るのは、この5人。その内の一人と思わしき人物は、今監督役を務めている。

あの人物に、第四次聖杯戦争について聞いてみるか?



1:監督役に第四次聖杯戦争について聞いてみる
2:いや、やっぱりやめておこう

選択安価 安価下2

……監督役に、第四次聖杯戦争について聞いてみよう。

正直言えばあれと関わ事事態、命をすり減らすような恐怖がつきまとう。

だが、臆していては何も始まらない。思い切って聞いてみよう。




ギル「で、今度は何の用だ雑種。申してみよ」

白野「貴方を英雄王ギルガメッシュだと認知した上で尋ねたい事がございます。よろしいでしょうか」

ギル「……話してみよ」

白野「冬木で行われた第四次聖杯戦争について、ご存知でしょうか」

ギル「…………」

白野「…………」

ギル「…………今のは聞かなかった事にしてやる、疾く失せよ」

白野「え?」

ギル「聞こえなかったのか、疾く失せよと言ったのだ」


質問にも答えてもらえず、不興を買ってしまったようだ。

どうする、もう少し食い下がってみるか?



1:疾く失せる
2:粘って聞き出す


選択安価 安価下2

白野「しっt




ザクザクザクッ

突然どこからか現れた大量の武具の雨が降り注ぐ。

腕を切断され、足を砕かれ、頭蓋骨はが変形する。

痛いと感じる前に、次の痛みが伝わってくる。

それを痛いと自覚する前に、他の部位が滅茶苦茶にされる。

気がつく前に意識は吹き飛び、絶命し……

あっという間に自分の体は肉片も残さずこの世界から消え去った。


DEAD END 監督役に詮索は厳禁

-タイガー道場-


大河「喝!!」バシィン

白野「あべし!?」

大河「そうやって命知らずな詮索をするから、無駄にDEADを稼いじゃうのよこの馬鹿者がぁあああああああ!!」

弟子二号「地雷とわかっていても突き進むその鋼精神は凄いけど、勇気と無謀は違うのよ」

大河「とにかく、全てを知っているであろう監督役に余計な詮索をしたらロクな事になりません」

大河「ましてや、今は全体に目を光らせている状態。ピリピリしてるんだから接触は最小限にしなさい」

大河「本当だったら第四次聖杯戦争について聞いた時点で消されてもおかしくないんだから、大人しく彼の前から立ち去る事!」

大河「んで、ほとぼりが冷めるまでは監督役に会わない方が身の為ね。八つ当たりでDEADなんて煮え切らない死に方したくないでしょう?」

大河「さて、今日の所はここまで!次回も24時からの更新になる予定よ」

弟子二号「師匠、もっと早い時間に更新出来ないんですか!?」

大河「無理! 強いて言うなら土日狙いかな!! ただし、しばらくはゴールデンタイムの更新は出来ないの」

大河「そこはまぁ、>>1のリアル事情という事で勘弁して頂戴。それじゃあ皆、おやすみなさーい」

弟子二号「夜ふかしはだめよー」

-タイガーの中継地点-



弟子三号「……あれ、書置きがある」


『弟子三号よ、私が不在の間道場の留守番を任せたぞ。ps:晩御飯はハンバーグがいいなー! by師匠』


弟子三号「……藤ねぇ、また変な事思いついたのか?」

弟子三号「いい加減悪ふざけも……って、まだ書置きがある」


『それと、ここは舞台裏だから本編で藤ねぇがどうなっているかとか、そういう問題は一切持ち込まない事』


弟子三号「…………なんでさ」

ネコアルク「それより、もうカメラ回ってるから早く開始の言葉を言ってほしいニャ」

弟子三号「(変なネコがカメラを構えてる……)」

弟子三号「え、えーと……始まるよ?」

ギル「で、今度は何の用だ雑種。申してみよ」

白野「貴方を英雄王ギルガメッシュだと認知した上で尋ねたい事がございます。よろしいでしょうか」

ギル「……話してみよ」

白野「冬木で行われた第四次聖杯戦争について、ご存知でしょうか」

ギル「…………」

白野「…………」

ギル「…………今のは聞かなかった事にしてやる、疾く失せよ」

白野「え?」

ギル「聞こえなかったのか、疾く失せよと言ったのだ」


質問にも答えてもらえず、不興を買ってしまったようだ。

どうする、もう少し食い下がってみるか?





……いや、やめておこう。これ以上不興を買えば即消されかねない。

白野「……申し訳ございません」

監督役の威圧を受けながらそそくさと退散する。しばらく監督役に接触するのは控えた方がよさそうだ。

しかし、謎が謎を呼ぶこの状況……誰か冬木で行われたという聖杯戦争について知っている人物がいればいいのだが、

果たしてそう都合よく会えるものなのだろうか。

気付けばもうすぐ日が沈む時間だが……何をしようか。



1:アリーナ(ペナルティを受けている為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:更に図書室で資料を閲覧する
7:廊下を歩く

選択安価 安価下2(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

更に図書室で資料を閲覧しよう。

今日は他の資料を探している時間がないので、もう少し第四次聖杯戦争の資料を閲覧しておく事にした。

どの情報をみようか……


1:白い雪のような少女
2:始まりの御三家
3:遠坂家について


選択安価 安価下2

始まりの御三家……

そもそも、聖杯戦争が何故起きたのか。その根本は始まりの御三家にあった。

アインツベルン・遠坂・間桐の3つである。

サーヴァント召喚等の聖杯戦争のシステムをアインツベルンが担当し、

召喚されたサーヴァントを縛る令呪を間桐が担当。

そして、聖杯戦争を行う為の土地を遠坂が提供した。

元々はそれぞれの願いを叶える為に結託したが、いざ聖杯を降臨させる時に叶える事が出来る願いが一つだけだと判明した。

それがきっかけで御三家は決裂、招いた外来の魔術師を巻き込んだ戦争となったのである。

ただし、第一次聖杯戦争では呼び出したサーヴァントを縛る令呪が存在しなかった為に制御不能となる等の事件が発生し、大混乱となった。

第二次聖杯戦争では、外来の魔術師も願いを叶えるチャンスとばかりに殺し合いに参戦。結果、全滅に終わった。

第三次聖杯戦争では、-----------   混戦の中聖杯の器が破壊され、儀式そのものが失敗に終わる。

このように聖杯戦争は1次、2次、3次と続いたものの聖杯は降臨せず、失敗が続いてしまった。

続いて行われた第四次聖杯戦争に関しては、別項目の第四次聖杯戦争の決着を参照。

また、ここに第四次聖杯戦争で呼び出されたサーヴァントを明記する。


セイバー アルトリア

アーチャー ギルガメッシュ

ランサー ディルムッド・オディナ

ライダー イスカンダル

バーサーカー サー・ランスロット

キャスター ジル・ド・レェ

アサシン  ハサン・サッバーハ



白野「……これが始まりの御三家。冬木の聖杯戦争は、この御三家によって生み出されたのか」

始まりの御三家。アインツベルン、遠坂、間桐。

そういえば、一回戦の対戦相手は間桐慎二だったが……もしかしたら、彼が何か知っているのかもしれない。

今度会った時に聞いてみる事も考えておこう。




もうすぐマイルームで休んで明日に備える時間だ。

とりあえず、どうしようか。



1:アリーナ(ペナルティを受けている為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:更に図書室で資料を閲覧する
7:廊下を歩く

選択安価 安価下2(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

更に図書室で資料を閲覧しよう。

いっそ今読んでいる資料を読破してみるのもいいかもしれない。

どの情報をみようか……


1:白い雪のような少女
2:遠坂家について


選択安価 安価下2

遠坂家について。


遠坂家は、聖杯戦争の土地を提供した魔術師の一族である。

宝石魔術を得意としており、大量の魔力を込められた宝石を使用して放つ魔術は短い工程にして、大魔術に匹敵する魔術を行使する事も可能。

ただし、宝石は高価なものが多く、宝石魔術を行使する程金銭に困る金食い虫でもある。

第四次聖杯戦争では遠坂の代表として遠坂時臣が参戦していたが、聖杯戦争決着と共に行方不明となる。

その後、時臣の娘である遠坂凛が当主となり、10年後の第五次聖杯戦争に参戦している。



アーチャー「……ふむ、大体こんな所か」

白野「御三家の一つ、遠坂か」

第五次聖杯戦争……つまり、第四次聖杯戦争の後も聖杯戦争は起こったという事だ。

となると、第六次聖杯戦争も存在するのだろうか?

アーチャー「マスター、今日はもう遅い。そろそろマイルームで休んで明日に備えよう」

白野「もうこんな時間か……わかった」

今日は一日中図書室で第四次聖杯戦争の資料を読みふけってしまった。

せっかくだから明日残りの項目も見てしまおうか?

とにかく、今日の所はもう休もう。



-1回戦1日目 終了-

-聖杯戦争1回戦 2日目-




昨日はよく眠る事が出来た。

今日は1回戦の準備期間二日目だ。

トリガー回収に修行、相手への対策……やらなければいけない事はたくさんある。

まずは何をしようか。




1:アリーナ
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:更に図書室で資料を閲覧する
7:廊下を歩く

選択安価 安価下2(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

-図書室-


……今日も図書室に来てしまった。

せっかくだし、昨日見れなかった項目を見て読破してしまおう。

アーチャー「今日も熱心に読書かね。調べ物もいいが、相手に対する対策やアリーナでのトリガー集めも怠ってはいかんぞ」



-白い雪のような少女-


最後に記しておくが、この第四次聖杯戦争にはマスターでないにも関わらず深く関わった一人の少女がいた。

名を、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。

第四次聖杯戦争に参戦したアインツベルンのマスター、衛宮切嗣の娘である。

父親に会う為にアインツベルンを抜け出した彼女は冬木に向かう。

しかし、父親が聖杯戦争に参戦している事を知らなかった彼女は冬木で聖杯戦争に巻き込まれ、

幾度となく命の危機に陥った。しかし、それでも尚生き残ったのは彼女の幸運か、それとも判断の賜物かはわからない。

聖杯戦争の直接の関係者ではなかった彼女は、意図せずして第四次聖杯戦争を最後まで見届けた数少ない生き証人となったのだ。

彼女は、聖杯戦争終了後に父親と再開。家族としてのかけがえのない時を過ごした。



白野「……」パタン

読み終えた資料を棚に戻す。

父親を探して聖杯戦争に巻き込まれた白い少女。

その間にどんな苦難が待ち受けていたかはわからないが、とてもいい話に感じた。

今の所は他にめぼしい資料はなさそうだ……また気になることが出来たらその時に再び立ち寄ってみよう。




資料を読み終えたものの、この後はどうしようか。

1:アリーナ
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下2(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

アリーナに向かおう。

昨日は一日中図書室に篭っていたから、さすがに今日は探索しなければ。



-第一アリーナ-


白野「ここがアリーナか……」

海の中にいるような景色。アリーナ内は透明の壁で覆われた迷路のようになっており、

そう簡単に探索を完了する事は出来なさそうだ。

アーチャー「マスター、アリーナにはエネミーが多数存在する。エネミーは我々を消去しようと危害を加えてくるから、気をつけておけ」

白野「わかった」

エネミーに見つかれば、戦闘は免れられない。アリーナを探索するにしても、死んでしまってはどうしようもない為、無理は禁物だ。

アーチャー「それと、一日でトリガーを見つけるのも難しいだろう。少しでも危険を感じたら探索の途中でも撤退を勧めよう」





探索を開始した。

まずは道に沿って進んでいこう




………


アーチャー「マスター、敵だ」

早速エネミーのお出ましだ。アーチャーと共に撃退しよう。




-戦闘開始-


アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:D


エネミー HP40
筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 5
エネミー側判定  2

アーチャー有利

攻撃判定 1 防がれる

ダメージ判定

基本ダメージ30÷2(防がれてダメージ半減)÷3分の2(ステータス差補正)=10ダメージ



エネミー残りHP30



アーチャー「はぁっ!」ズバァン

エネミー「ぎぃいいいいいい!!」

アーチャー「このまま追撃するぞ、マスター!」



直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 1
エネミー側判定  8

エネミー有利


攻撃判定 6 クリティカル(ダメージ2倍

ダメージ判定

30×1.5×2=90ダメージ

アーチャー残りHP 30



アーチャー「なっ……! ぐぁあああああああああ!!」ズガァン

白野「アーチャー!?」

アーチャー「ぐっ……まずいな。痛い一撃をもらってしまった」

今の一手で一気に不利になってしまった。

ここを凌がなければ一歩も先に進む事ができない……なんとかしなければ。



3ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 5
エネミー側判定 3

アーチャー有利

攻撃判定 9 クリティカル

ダメージ判定

30×2÷1.5=40ダメージ


エネミー残りHP 0



エネミー「ぎぃいい……」シュウウ

アーチャー「ふぅ、なんとか倒せたか」

戦闘に勝利!

1経験値を獲得。


ゴトッ

アーチャー「む、どうやら先程のエネミーがアイテムを落としたようだ」

エーテルの欠片を獲得。(使用するとアーチャーのHPを150回復できる)

アーチャー「エネミーを倒すと役に立つアイテムを落とす事もあるようだな。覚えておくといい」


第一アリーナ攻略度 1/5


アーチャー「まだまだ先は長そうだ。痛手も負っている現状、撤退を視野にいれてもいいかもしれんな」

アーチャー「なに、撤退した所で次の日に挑む時はここからスタートできる。問題はあるまい」



どうしますか?

1:探索を続ける
2:エーテルの欠片を使い、探索を続ける
3:今日はもう撤退しよう。

選択安価 安価下2

エーテルの欠片を使った。



アーチャー「ふむ、これは助かるな。引き続き探索を行えそうだ」



…探索続行中…



アーチャー「アイテムを発見したぞ、マスター」


やきそばパンを手に入れた。(効果は購買>>435参照)



第一アリーナ攻略度 2/5


アーチャー「探索を続行しよう」



…探索続行中…



アーチャー「どうやら、エネミーおでましのようだな」



-戦闘開始-


アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:D


エネミー HP20
筋力:A 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:E


直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 9
エネミー側判定 9

互角



2ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 7
エネミー側判定 7

互角



アーチャー「ちぃっ!」キィン

エネミー「ぎぁあああ!!」ギチチチ

アーチャー「なんて威力だ、こんなのを一発でも貰えば即致命傷か」





3ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 0
エネミー側判定 4

エネミー有利

攻撃判定 2 防がれる

ダメージ判定
30×4÷2=60ダメージ


アーチャー残りHP 60



アーチャー「ぐぁっ!!」ドガァ

白野「アーチャー!」

アーチャー「まずいな……もう一撃くらえば、おしまいだぞ」



4ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 9
エネミー側判定  4

アーチャー有利

攻撃判定 1 防がれる

ダメージ判定

30÷2=15ダメージ

エネミー残りHP 5


5ターン目行動判定
直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 6
エネミー側判定  7
エネミー有利

攻撃判定 8 クリティカル

ダメージ判定 

30×4×2=240ダメージ


アーチャー残りHP 0



アーチャー「ごふっ……」



ドサッ



油断してしまった。

あの人形をあっさりと破壊してのけたアーチャーなら、エネミーも問題ないと思い込んでいたが、甘かった。

こんな事なら、慎重に……いくべき……だった

意識が……薄れる。

ここで、死ぬのか。

まだなにも……成し遂げて……いない……の……に


DEAD END 耐久Eは事故の元

-タイガー道場-


大河「うがぁあああああああ!!足りない足りない足りない足りないたりなぁあああああああああい!!」

大河「アーチャーには、筋力も耐久も足りないけど……なにより、速さが足りない!!」

弟子二号「師匠、帰ってきてそうそううるさいです!」

大河「大体、耐久Eって時点で事故の元なのよ。耐久Eなんてぺらっぺらな耐久じゃすぐ死んじゃうわよ」

大河「敏捷で判定を取りやすくする事も大事だけど、事故を減らしたいなら耐久もあげなさい」

大河「火力不足なら筋力を、事故が嫌なら耐久を、判定に強くなりたいなら敏捷を取りなさい」

大河「ステータスはそんな感じに住み分けされてるから。魔力は……魔力使う特技を覚えたら重宝されるわよ、多分」

大河「幸運はオカルト!と言いたいけれど幸運あげた途端に人形圧倒したから案外馬鹿にできないのよねぇ」

大河「とにかく、無理な進軍で倒れたので経験値は没収します。ただしこうも簡単に死なれるとさすがに困るので救済措置を施します」

大河「以下の中から好きな救済措置を選びなさい。このままだとおちおちレベリングもできないわ」



1:アーチャーのレベルアップ
2:アーチャーのステータスを一つだけワンランクアップ
3:エリクサー獲得
4:救済等必要ない


選択安価 安価下2

大河「ステータスアップね、正直何回ステアップしなきゃいけないのかしら……」

大河「それじゃあ以下の中から上げるステータスを選びなさい」

弟子二号「せっかく強化ポイント無視してランクアップできるんだから、必要な強化ポイントが多くなってるステータスを伸ばすべきだと思います!」



ランクアップさせるステータス

1:筋力
2:耐久
3:敏捷
4:魔力
5:幸運

選択安価 安価下2

大河「伸ばすのは幸運ね。ラックは大事よ!」

弟子二号「初のCランクステがまさかの幸運だと誰が予想したでしょうか」

大河「まぁ、良いコンマ出やすくなると思うしいいと思うわよ。……多分」

弟子二号「師匠、本当に良いコンマが出やすくなるんですか!?」

大河「知らぬ!!」

弟子二号「えぇ……」

大河「あ、それと戦闘時の基本ダメージを20に戻してみる事にしたわ」

大河「円滑さは欠ける事になるけど、その分ステ補正が重要になってくるはずだからステのありがたみが分かるはずよ」

大河「それじゃあ今回はここまで!次回は……もしかしたら、昼過ぎに更新出来るかも!」

弟子二号「じゃあ深夜まで更新待たなくていいんですか!?」

大河「それはわからないわ。もし急用が入ったら24時過ぎになっちゃうかも」

弟子二号「ぬか喜びじゃない!」

大河「世の中は理不尽なのよ……じゃあ皆、おやすみ!」

なら改竄で幸運が選ばれてからどうするか考えればいいじゃん
救済措置なんぞ本来なら無いはずなんだし元々0が0になっても大して変わらん
てか救済措置使ってばっかじゃヌルゲーになるしフレーバーの幸運を上げるぐらいで丁度いい

-タイガーの中継地点-




弟子二号「師匠、師匠! ヘルプミーです!!」

大河「どーしたのよ弟子二号、今日はせっかくのお休みなんだからゆっくり寝さ……」

弟子二号「かくかくじかじか!」

大河「あぁ、うん……まぁ予想はしてたから。でもさすがに問題になってきたみたいね」

弟子二号「どうしますか、師匠?このままだと重要な選択肢に差し掛かる部分で大変な事になる可能性があります」

大河「うーん、出来れば使いたくなかったんだけどね……申告制度、復活させる?」

弟子二号「師匠、申告制度とはなんですか!?」

大河「説明しよう、申告制度とは……」



申告制度

ID変え等による連取を防ぐ為にそのIDが単発でない事を証明する為に安価を取る前に予め参加者から安価を取る事を申告する制度である。

申告したIDと同じIDならば安価を取る事が認められ、未申告のIDが安価を取った場合流されてしまう為、ID変えによる安価取りが通用しなくなある。

諸事情によりIDが変わってしまう参加者は酉をつけて申告すればOK。酉は名前欄に#をつけ、その後に自分の好きな文字列を入れて作成出来る。

日付が変わるとIDも変わる為、日付が変わる度に申告し直す必要あり。ただし、酉は変わらない為一度申告すれば日付が変わっても再申告の必要はない。

申告方法は、申告の意志があるとみなされる書き込みをこのスレにするだけ。「あ」等の書き込みでは意志は伝わらない為、申告の意志をはっきりだそう。

申告のタイミングは自由。投下中に申告してもよいが、申告が安価と被った場合安価下に流される。(問題がなければ申告は成立する)



弟子二号「師匠、凄く面倒なシステムです!」

大河「そうよー、この方法すっごく面倒だから出来れば復活させたくなかったけど、大荒れするよりはマシだからねー……どうしましょ」

弟子二号「だったら、皆に聞いてみればいいと思います」

大河「それもそうね! これ提案したのも皆が喧嘩せず楽しんでもらいたいからだし」

大河「という訳で、この申告制度を復活させるか否かを再開前に意見を募る事にします」

大河「申告制度の復活を希望する意見が4つ以上出た場合は申告制度を復活、4つ未満の場合は悪いけど見送らせてもらうわ」

大河「締切は次の>>1の書き込みまで! もし復活希望の意見が4つ以上でててもそれを覆すくらい大量の復活拒否の書き込みがあった場合>>1の判断で決めるわ」

大河「えー、意見を募った結果申告制度復活は見送らせていただきます。ぶっちゃけ面倒だしよっぽどの問題が出ない限り申告制度は無し!」

弟子二号「師匠、そのよっぽどの問題が出たらどうするんですか!?」

大河「そこは参加者の皆が悪質な安価取りをしないと信用させてもらうわ。問題が発生しない限り平和に進める事が出来る訳だし」

大河「という訳で、あまりにも悪質と判断されるような安価取りはやめましょう。安価を取る時は皆でなかよく!」

大河「自分が気に入らない選択肢を取られたからって、ゴネるのも禁止。大体戦闘だって高いコンマ出して勝てばいいだけよ」

大河「後、救済措置は必要だと>>1が判断したら出してるだけだから負ければ負ける程救済措置が!とは考えないように」

大河「このままだとゲームが成立しない!なんて事態、本当なら簡単には発生しないからね。>>559位の心構えでいきなさい」

大河「それと、分かっているとは思うけどこのスレは死にゲーです。一度や二度地雷踏んだからってブチきれるのもやめましょう」

大河「それじゃ、再開ー! アリーナで死んだからペナルティでゲーム内で翌日になるまでアリーナにはいけません」

大河「後、>>504で聖杯戦争二日目って書かれてるけどただしくは三日目よ。ミスが多くてごめんね」

弟子二号「ルートは多彩なんだから、皆で楽しく安価を取りましょー!」

……どうやら、資料を読み終えた後にマイルームで眠っていたようだ。

アーチャー「昼寝とは随分余裕なのだな。言っておくが時間は有限だ、あまりのんびりとしていると遅れを取るぞ」

アーチャーの言う事も最もだ。のんびりしていたらどんどん相手に遅れを取ってしまう。

とはいったもののやはりわからない事だらけ、どうしたものか。






1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下2(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

とにかく、何時までもマイルームに篭っている訳にもいかないし廊下に出てみよう。



-廊下-


廊下はたくさんの生徒で賑わっている。ここにいる者のほとんどが参加者なのだろうか。

ここにいる全員が敵で、最後の一人になるまで戦い続ける……自分はこの中で勝ち残れるのだろうか?

アーチャー「弱気になっているようではまだまだだな。勝ち上がれなければ死あるのみ、それを忘れてはいかんぞ」

アーチャーの言う事も最もだ。弱気になっていては飲まれてしまう。

それに全員が敵、とは言ったがだからといって話してはいけない決まりもない。

何時までも自分とアーチャーのみで戦うというのも精神的に辛いので、話し相手位は生徒の中にいてもいいはずだ。

よし、そうと決まれば誰に話しかけようか?




1:眼鏡をかけた褐色肌の少女
2:銀髪の老人
3:黒い服の幼い少女
4:金髪の少年
5:藤村先生
6:一成
7:近寄りがたい雰囲気を纏った巨漢
8:長身痩躯の女性
9:青髪の少年
10:ジナコ

選択安価 安価下3

あそこにいるのは、ジナコじゃないか!

見知らぬ人物よりも知っている人の方が話はしやすい。

早速話しかけよう。




ジナコ「はぁ、なんで一回戦からあんな濃い人が相手なんスかねぇ」

ジナコ「こんなんだとジナコさんはマイルームにひきこもりたくなっちゃうッス」

白野「何を悩んでいるんだ?」

ジナコ「ぶっ!? ちょちょちょちょっと、いきなり話しかけるのは心臓に悪いッス!話す時はアポ取らなきゃダメッスよ!」

……正直、会ったから話すだけなのにアポを取る必要はないと思うが。

白野「ごめん、次からは気をつける」

ジナコ「分かればいいッス。それで、何か用ッスか?」

とにかく、こちらから話しかけたのだから何か話題を振らなければ。



1:ジナコの対戦相手について
2:間桐慎二について
3:トリガーについて
4:世間話でも


選択安価 安価下3

白野「さっき濃い人がなんとか言ってたけど、ジナコの対戦相手は一体誰だ?」

ジナコ「あー……正直ないわーって言いたくなる人ッス。出会い頭に神、サイコォオオオオオ!!とか言われてドン引きしない人はいないッスよ」

なるほど、凄くキャラが濃い人物だという事は分かった。

ジナコ「まぁでも、ジナコさんはエリートニートッスから相手が誰だろうと関係ないし?」

ジナコ「トリガーだけさっさと回収して、後は速攻マイルームで引き籠もり天国を味わうッス」

白野「それでいいのか、ジナコ……」

ジナコ「大体、元々は戦争終わるまで引き篭る算段だったんスからトリガー回収したら何しようがジナコさんの勝手ッス!」

それは確かにそうだが……



1:ジナコは、マイルームに引き篭ってて暇にならないのか?
2:それだと、自分が寂しい
3:それはそれとして、聞きたい事がある


選択安価 安価下2

白野「それはそれとして、聞きたい事がある」

ジナコ「聞きたい事?なんスか、ジナコさんの知ってる範囲でだったら答えてあげない事もないッスよ?」


何を聞こうか……



1:始まりの御三家について知っているか
2:間桐慎二について
3:監督役について


選択安価 安価下2

白野「ジナコは、アインツベルン・遠坂・間桐……この3つの家に関して知っているか?」

ジナコ「アイン? なんすかそれ、人探しなら専門外ッスよ」

どうやら、始まりの御三家に関しては全く知らないらしい。

ジナコなら何か知っているかもしれないと思ったが、さすがに考えが甘かったか。

ジナコ「ただ、間桐っていうのが岸波さんの探している間桐かどうかは知らないッスけど……間桐慎二って人なら一応知ってるッスよ」

白野「本当か!?」

ジナコ「数々のゲームにおいて世界レベルでトップクラスに上り詰めた実力者ッス。ゲーマー界隈で間桐慎二の名を知らない人はほとんどいないッスよ」

どうやら、間桐慎二は世界的に有名なゲーマーらしい。そんな実力者と一回戦で当たったのか……。

ジナコ「聖杯戦争の参加者でも優勝候補って言われてる位ッスからねー。まぁジナコさんにはそんなの関係ないッスけど」

ジナコ「ただ、少なからぬ腐れ縁的な感じで当たりたくはないッス」

ジナコは間桐慎二と面識があるようだ。

となると、間桐慎二について聞いてみるのもいいかもしれない。

どうする、ジナコに自分の1回戦の対戦相手が間桐慎二だと伝えるか?



1:伝える
2:伝えない

選択安価 安価下3

もしかしたら、何か有用なアドバイスを聞けるかもしれない。

ジナコに自分の対戦相手について話してみよう。

白野「実は、1回戦の相手が間桐慎二なんだ」

ジナコ「えっ……マジ?」

白野「マジ」

ジナコ「あー……その、あれッス。慎二は性格こそお子様ッスけど実力は本物ッスよ」

ジナコ「だから、いざ戦うとなればサーヴァントによるッスけどかなりの強敵。生半可な手は通用しないッス」

ジナコ「ただ、オツムはガバガバだから煽りやすいし自分からボロボロ情報喋るだろうしうまくやれば楽して対策出来るんじゃないッスかね?」

ジナコ「あ、ジナコさんは自分から慎二に会いに行くのはノーサンキューッス」

散々な言いようだが、ジナコは慎二の実力に関しては認めているらしい。

今度慎二と会った時は何かしらの会話で情報を聞き出せるかもしれない、ジナコに感謝だ。

ジナコ「それじゃ、ジナコさんはマイルームで掲示板のパトロールをするというルーチンワークがあるッスから、これで失礼するッス」




ジナコとの会話を終えた。

この後はどうしようか。


1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

……突然だがお腹が痛くなってきた。

一度保健室に行って休もう。





-保健室-



「……あら?」

保健室に入ると、尼僧のような人物と桜が向かい合っていた。

話をしていたのだろうか?

「どうやら、長話が過ぎてしまったようですね。私はこれで失礼します」

尼僧のような人物が席を立ち、保健室から立ち去る。

桜は、虚空を見つめているかのようにぼーっとしている。

どうしようか?



1:桜に話しかけてみる。
2:一言断りを入れて保健室のベッドを使用する。
3:反応を返すまで悪戯してみよう。


選択安価 安価下3

手を振っても反応がない。

……せっかくだし、反応を返すまで悪戯をしてみよう。

まずはあの長い髪に触れてみる……柔らかい。そして、サラサラだ。

綺麗な髪だが、こうして触れる事でよく手入れをされている事がわかる。

何時までも触っていたくなるが、髪を触った程度では反応を返してくれないので次の悪戯にうつってみる。

後ろから脇腹に触れる。 やはり柔らかい……素晴らしい触り心地だ。

指でつついてみると、独特の弾力を味わえる。思わず癖になってしまうだ。

ふにふに……ぷにぷに?

これでも桜は反応を返さないので、次の悪戯に移ろう。

今度は正面に立ち、顔に触れてみる。

彼女の整った顔は間近でみるととても綺麗で……




「先輩、何をしているんですか?」


桜がニッコリと笑顔でこちらに反応を返す。

やっと反応してくれた……と言いたい所だが、彼女の笑顔からは恐怖を感じる。

例えるなら、地雷原でタップダンスを踊った後に何時爆発するかわからない恐怖を突然思い出したかのような心境である。

「それで、何をしていたんですか?」



1:悪戯をしていました!
2:桜が可愛かったから、つい
3:ごめんなさい
4:逃げる


選択安価 安価下3

白野「その……桜が可愛かったから、つい」

桜「え……えっと、その……私がですか?」

そうだ、と頷く。

そんな綺麗な容姿で無防備にぼーっとしていたら悪戯の一つもしたくなる。

だから自分は悪くない、悪くないはずだ。

桜「ですが、だからといって悪戯してもいい理由にはなりませんよね?」

はい、おっしゃる通りです。

自分は悪くないなんて考えてすみませんでした。

桜「はぁ、もういいです。ですが次からは勝手に悪戯しないでくださいね?」

つまり、勝手にじゃなければ悪戯してもいいという事か。

桜「勝手にじゃなくても、だめですからね?」

思考を読まれた!?」

桜「先輩の考えている事は、表情で大体わかりますから」

桜「……というのは冗談ですけど、先輩がおかしな事を考えているときは雰囲気でわかりますから」

桜「ですから、大事な時に変な思考をするのはやめてくださいね?」

桜「保険室を任されている私ですが、あまりおふざけをされると何をするかわかりませんから」

桜「ですので、節度を持って行動・思考してくださいね?」

ニッコリと笑顔でこちらに首を縦に振れと言わんばかりに語る桜。

これには思わず苦笑い……は出来ないので、大人しく首を縦に振った。

桜「ならいいです。それで、保険室に何の御用ですか?」

そういえば、腹痛で保健室に来た事を忘れていた。

その後、桜に腹痛で保険室を借りる事を伝え、一休みした。



この後はどうしようか?



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

-廊下-


廊下はたくさんの生徒で賑わっている。先程はいなかった人物もいるようだ。

ジナコはさすがにいないようだが、それでも他の人と交流を持つ事は出来る。

よし、そうと決まれば誰に話しかけようか?




1:眼鏡をかけた褐色肌の少女
2:銀髪の老人
3:白い服の幼い少女
4:金髪の少年
5:監督役
6:一成
7:近寄りがたい雰囲気を纏った巨漢
8:黒服の男
9:ワカメ髪の人物

選択安価 安価下3

近くにいたのは緑の服を着た銀髪の老人。

見ただけで分かる程の気品があり、その目はしっかりとしている。

「どうかしたか、少年」

老人がこちらに気付いたようだ。気圧されてはだめだ、しっかりしなければ。

何て答えようか……



1:岸波白野です。貴方の名前は?
2:突然ですが、聖杯についてどう思いますか?
3:実は、道に迷ってしまって
4:……


選択安価 安価下3

白野「岸波白野です。貴方の名前は?」

ダン「わしはダン……ダン・ブラックモアだ」

ダンと名乗った老人はまっすぐこちらを見据える。

ダン「……ふむ、良い目だ。だが覚悟を決める事はできていない」

ダン「君は、ここにいる全員と殺し合う覚悟……それを決め兼ねている。違うかね?」

確かに、その通りだ。

自分はまだどこか殺し合う覚悟を決めきれていない。

むしろ、実感も沸いていないのだ。

ダン「それも無理なき事。だが、心しておけ」

ダン「覚悟なき者はいずれ敗れる。遅かれ早かれ、その時はやってくる……それまでに覚悟を決めておかねば、待っているのは死だ」

白野「……」



1:確かに、自分は覚悟を決める事ができていない
2:敗けたら死ぬ……本当にそうなのだろうか?
3:貴方は、何故聖杯戦争に?

選択安価 安価下3

白野「敗けたら死ぬ……本当にそうなのだろうか?」

ダン「……負ければ死ぬ、それが本当かどうかはわからない」

ダン「だが、それが本当だとして君はどうする?」

ダン「殺し合いなんて冗談だと思っていました、では済ませる事は出来ない。人を殺したという事実は一生つきまとう」

ダン「君に人を殺す覚悟はあるか? もう一度言う、聖杯戦争に参加したからには覚悟を決めたまえ」

ダン「でなければ、待っているのは死だ……それを忘れないように」スッ


そう言って、彼は去っていった。

敗北は死、勝てば人殺し。

アーチャーも言っていた、覚悟を決めろと。

ジナコも言っていた。覚悟はあるのかと。

何時までも悩んでいる訳にはいかない……覚悟を決めなければ。

アーチャー「マスター、あの老人の言葉……覚えておくといい」



……


この後は、どうしようか。



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

そういえば、桜はどうしているだろうか。

今は時間があるし、保健室に行ってみよう。




-保健室-



桜「あ、先輩。どうしましたか?」

桜は元気そうにこちらに微笑みかける。

なんて話しかけようか。


1:桜、調子はどう?
2:そういえば、さっき話していた尼僧の人は?
3:君の脇腹をつつかせてくれ


選択安価 安価下3

白野「そういえば、さっき話していた尼僧の人は? 」

桜「尼僧の人……ですか?」

きょとんとしている様子から、桜は何の事かわからないのだろうか?

ダン・ブラックモアと会う少し前に向かい合っていたから覚えていると思うのだが……

桜「ごめんなさい、尼僧の人に覚えはないです」

どうやら、本当に覚えていないようだ。では、先程の光景はなんだったのだろうか?

白野「そうか。ひょっとしたら自分の記憶違いかもしれない。気にしないでくれ」

だとしたら、先程の尼僧は一体なんだったのだろうか?

時間に余裕が出来たら探してみるのも一つの手か。

白野「そうだ、桜。さっきは……」



その後、桜と世間話をして過ごした。




この後はどうしようか……



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く
8:校舎裏に誰かいる?

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

……ん?

アーチャー「どうした、マスター」

白野「いや、校舎裏に誰かいたような気がして」

アーチャー「……そうか。確かめにいくというのであれば気をつけろ、嫌な気配がする」


どうする、校舎裏を調べてみるか?



1:危険覚悟で行ってみる
2:いや、やめておこう


選択安価 安価下2

よし、行こう。

危険を恐れては何も出来ない……校舎裏に誰かいるか、確かめよう。





-校舎裏-


白野「……」

アーチャー「マスター、気をつけろ……とてつもなく嫌な気配だ」

アーチャーが警告する。

一体この先に何が……




「ぬおおおおおおおおおおおおお!?」


白野「っ!!」


今の悲鳴は!?

もたもたしている暇はない、ここは……



1:飛び出す
2:まて、まだ慌てるような時間じゃない

選択安価 安価下3

もたもたしている暇はない、すぐにいかなければ!

思考よりも先に身体が動く。飛び出した先で見たのは……





「なんという禍々しさ、このような不浄の泥が存在するとは世界もまた広きものよ」

「しかぁあああああし! 小生の歩みは例え呪いであろうと断ち切る事は出来ん!!出来んのだぁあああああああああ!!」

一人の巨漢が見つめる先からは、言葉では表す事の出来ない禍々しさを放つ泥が溢れだしている。

なんだあれは?! アーチャーは嫌な予感がすると言っていた。それがあの泥だとすれば、ここにいるのはまずい。

白野「何をやっているんですか貴方は!? 早くこの場を離れないと!」

「ぬお、我が道を邪魔だてするか小僧!!」

白野「い い か ら!!」



巨漢の人物を連れてその場から退避する。校舎裏から離れた所で振り返った瞬間、異様な光景に戦慄した。




泥に触れた木や建物が燃えているのだ。存在すら許さぬといわんばかりに、燃やし尽くされていく。

あっけにとられている間にも泥はどんどん広がっていく。

なんとか出来ないのか!?





レオ「下がっていてください」





白野「レオ!? 一体どうしてここに」

レオ「貴方が険しい顔をしてこのような所に来たので、ついてきました。どうやらあれはすぐに消し飛ばした方がいいみたいですね」

「だが、あれはとんでもない呪いを持っているぞ。恐らく、触れたらお陀仏であろう」

レオ「問題ありません……ガウェイン、宝具を開放し、あの泥を消し飛ばしてください」

ガウェイン「承知致しました」スッ

レオのサーヴァント、ガウェインが剣を取り出す。

剣に光が集まっていき、聖なる輝きを帯びていく。

そして、輝きを帯びた聖剣を横一文字に振りかぶり……


ガウェイン「転 輪 す る 勝 利 の 剣 ! !」




ズガァアアアアアアン!!




放たれた光が溢れ出す泥を吹き飛ばす。

というか、こんな大威力の一撃を放って校舎ごと吹き飛んだりはしないのだろうか?

レオ「……ガウェイン、今の一撃を放つ時に出力を抑えましたか?」

ガウェイン「はい、全力で放った場合周囲の建物ごと吹き飛ばしてしまい、聖杯戦争どころではなくなると判断したので」

なんと、あれだけの威力を放っておいてまだ全力ではないと。

出力を抑えてあれなら、全力の一撃はどれ程の威力になるというのか。

レオ「とにかく、今の泥は異常です。もしかすると、僕達の知らない所で何かが起きているのかもしれませんね」

レオ「僕はこの事を監督役に報告してきます。貴方達も気をつけて」スッ


それだけ言ってレオは去っていった。

一体あの泥はなんだったのか……それも気になる所ではあるが」



「はーっはっはっは! しかしあの小僧、人の上に立つ者として恥じない風格を持っている」

「これは将来が楽しみかもしれんな。この場に我が神がいればさぞ高い評価をくだしていたであろう!!」



この空気をものともしない巨漢は一体誰なのだろうか?

話しかけようにも、どう話しかけるか……



1:失礼しますが、貴方の名前は?
2:貴方のサーヴァントはどこに?
3:何故貴方は校舎裏に?



選択安価 安価下3

白野「何故貴方は校舎裏に?」

「なに、こそこそとしている不審な輩を追ってここまで来たのだが……見失ったと同時にアレが出てきてな」

「しかぁし! 小生の目を誤魔化す事は出来ん! あれは魔性菩薩、大衆からすれば聖人であろうが、その奥底にあるのは欲望!」

「あれは自らの欲望に沿って動く、その為ならば人を救う事も滅ぼす事もためらわない破綻者であると!!」

……この男が何を言っているのかはわからないが、つまり怪しい人物を見たという事だろう。

話を要約すると、怪しい人物が先程の泥を撒き散らしたという事だろうか?

だが、どうやって? 何故? 何の目的で?

考えれば考える程わからない事だらけだ。

「む、そういえばまだ名を名乗っていなかったな」

臥藤「小生は臥藤門司、この浮世で最も尊き目的のために、戦地に赴いている」

臥藤「それは……我が神を世界の神とすること! まさにこれこそ浮世のレクイエム!」

臥藤「貴様も感じるだろう? 小生の全身から溢れる、この修羅にも勝る猛々しき力を!」

臥藤「ふふふ、だがこれは小生の力にあらず。万能にして優美なる我が神が、脆弱なこの身に与えたもう御力!」

臥藤「いわば後光! 大天使の羽にも引けを取らぬ、圧倒的な観無量寿経なり!!」

臥藤「我が神さえいれば、アポクリファも不要であり、ゴリアテも恐るるに足らず!」
 
臥藤「鬼子母神すらも凌駕し、世界を浄土へ導くその存在は、ヨハンネウム以上の絶対なるもの!」

臥藤「これほどの力を持つ神が、小生だけの神であっていいものか?」

臥藤「否!!!そんなことはデミウルゴスも許しはしない!」

臥藤「エデンに向かう資格は、全人類が平等に持ちえるものである! 貴様もそう思うだろう?」

臥藤「だから小生は勝たねばならない。これはいわば因果であり定命なのだ!」


いきなり熱心に語りかけてくるが、正直何を言っているのかわからない。

色々な宗教がごった煮になっていないだろうか? 混ざりすぎて最早カオスだ。


臥藤「まぁ、我が神はショウジキナイワーと信託を残してどこかへ行ってしまったがな!」


そう言って、臥藤は笑いながら去っていった。

なんというか、濃い人物だった。

泥の事はレオが報告してくれるそうだが……自分達はどうしようか?



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

-廊下-


気のせいか、廊下の人口が昨日よりも少ない気がする。

皆アリーナにいっているのだろうか?


1:眼鏡をかけた褐色肌の少女
2:白い服の幼い少女
3:監督役
4:藤村
5:赤服黒髪の少女
6:ワカメ髪の人物

選択安価 安価下3

おや、あそこにいるのは慎二じゃないか。

慎二「誰かと思ったら岸波じゃないか。のんびり校内探索だなんて、随分余裕だね」

慎二は自信満々といわんばかりの上から目線でこちらに話しかけてくる。

慎二「けど、まさか君が一回戦の相手とはね。この本戦にいるだけでも驚きだったけど」

慎二「でもまぁ考えてみればそれもアリかな。僕の友人に割り当てられたんだ、君も世界有数の実力者って事だ」

慎二「最も、君の名前をゲーマー界隈で全く聞かない辺り格の違いは歴然だけどね」

慎二「それでも、楽しく友人やってたワケだし。一応、おめでとうと言っておくよ」

こちらが何も言わないのにも関わらずぺらぺらと話す辺り、慎二にはかまって欲しい願望でもあるのだろうか?

そしてゲーマー界隈というが、自分はそのような界隈で活躍している覚えはない。

慎二「そういえば君、予選をギリギリで通過したんだって? どうせお情けで通してもらったんだろ?」

慎二「いいよねぇ凡俗は。いろいろハンデつけてもらってさ」

こちらの事を凡俗と呼ぶが、こっちだってちゃんと実力で……実力で通過しただろうか?

そもそも、あそこでアーチャーが来てくれなければ予選を通過できなかった訳だから、あながち間違っていないのかもしれない。

慎二「でも本戦からは実力勝負だから、感違いしたままはよくないぜ?」

確かに、本戦は実力勝負だ。泣こうが喚こうが誰も助けてくれない。

負ければそこまで、勝てば次へ。ここはそういう世界なのだから。

慎二「けど、ここの主催者もなかなか見所があるじゃないか。ほんと、一回戦目から盛り上げてくれるよ」

慎二「そうだろう? 嗚呼! いかに仮初の友情だったとはいえ、勝利の為には友をも手にかけなければならないとは!!」

慎二「悲しいな、なんと過酷な運命なんだろうか。主人公の定番とはいえ、こればかりは僕も心苦しいよ」

陶酔した顔でペラペラ語る慎二。

そのにやついた表情にはうざさをも覚えるが、その気持ちを堪えて話さなければ。





1:黙れワカメ、あまり調子に乗るなよ
2:どちらが勝つかは、やってみなければわからない
3:お互い正々堂々と戦おう


選択安価 安価下3

白野「黙れワカメ、あまり調子に乗るなよ」

やっぱり自分の気持ちには勝てなかったよ。思わず宣戦布告をしてしまった。

慎二「な、ワ……ワカ!? へぇ、上等だよ。この僕相手にそんな口を聞くなんてさ」

慎二「だったら格の違いってやつを思い知らせてやるよ……せいぜいアリーナで奇襲にあわないように震えている事だね」

自尊心を傷つけられて大変ご立腹なのか、顔を歪めてご丁寧に捨て台詞まで吐き捨てて去っていった。

ざまぁと言ってやりたいが、余計にヒートアップさせてしまったかもしれない。

アリーナで予期せぬ妨害に会わないように気をつけた方がいいかもしれない。




この後はどうしようか。


1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

……それはそれとして、今朝パンを食べ過ぎた影響が出てきたのか腹痛がしてきた。

一度保健室にいって休ませてもらおう。




-保健室-



桜「えっと……また腹痛でしょうか?」

少し呆れたような、それでいて嬉しそうな顔で桜は出迎えてくれた。

桜「胃の許容量を無視した食事は、身体に毒です。過度な飲食は控えてください」

おっしゃる通りです。だがやめるつもりはない。

桜「……反省、してませんね? 知ってましたけど。これ、処方薬です」

何時も通り処方薬をもらう。

白野「ありがとう、桜」

桜「お礼を言う位でしたら、もう食べ過ぎないでください。薬を処方するのにも、手間がかかるんですよ?」



1:それだと桜に会いにいけなくなってしまう
2:だが断る
3:すまない、これからは控えるように努力する


選択安価 安価下3

白野「だが断る」

桜には申し訳無いが、これからも飲食を控えるつもりは毛頭ない。

男には譲ってはいけない信念がある!

桜「……先輩、ふざけるのもいい加減にしないと怒りますよ?」

白野「すまない、でもこれだけは譲れない」

桜「……」ニコッ

笑顔が怖いです、桜さん。

アーチャー「(暴飲暴食は身体によくない。私としても、桜の言う通り飲食を控えてほしいものだが)」

アーチャーも霊体化した状態で忠告するが、勿論譲るつもりはない。

桜「先輩、全マスターの体調管理が私のお仕事なので体調を崩した以上手当はしますが」

桜「あんまり酷いと……監督役に相談して、対策してもらうかもしれませんよ?」

それは困る。あの監督役は一緒にいるだけで心臓が握りつぶされそうだから一緒にいて気分が休まらない。

桜「まぁ、さすがにそこまでするつもりはありませんから安心してください」

桜「ですが、体調管理には本当に気をつけてくださいね」



桜から体調管理に対する忠告を受け、処方薬を渡された。

保健室で一応休んだものの、今回はそこまで気分は休まらなかった……

それにしても、相手の情報を集めなくてもいいのだろうか?

慎二がうっかり自分の情報をぺらぺらと話してくれるようなら対策も楽なのだが。



保健室で休んだ後は、どうしようか。



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

校内の廊下を歩く。

初日程人は多くないが、それなりに賑わっている。



誰に話しかけようか。




1:眼鏡をかけた褐色肌の少女
2:ジナコ
3:白い服の幼い少女
4:藤村
5:監督役
6:一成
7:???
8:黒服の男

選択安価 安価下3

向こうで誰かが話をしている。

あれは慎二と……誰だろうか?

近づいて話を聞いてみよう。


慎二「君はもう、アリーナには入ったのかい?」

慎二「中々面白いとこだったよ? ファンタジックなものかと思っていたけど、わりとプリミティブなアプローチだったね」

慎二「神話再現的な静かの海ってところかな。さっき、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲の使い手をサーヴァントにしているマスターも見かけたしね」

慎二「いや、シャレてるよ。海ってのはホントいいテーマだ……このゲーム、結構よく出来ているじゃないか」

「あら、その分じゃいいサーヴァントを引いたみたいね……ゲーマー界現世界チャンプに上り詰めた間桐慎二君?」

慎二「あぁ、穂群原じゃ君には何度か煮え湯を飲まされたけど、ここは僕の得意分野であるゲームの領域……今回は僕の勝ちだぜ?」

慎二「僕と、彼女の艦隊はまさに無敵。いくら君が逆立ちしても、今回ばかりは届かない存在さ」

「へぇ、サーヴァントの情報を敵にしゃべっちゃうなんて、間桐君ったら随分と余裕なのね」

優雅さを含んだその声は、慎二と話している人物の物だった。

彼女は慎二の自慢を保護者さながらの余裕で流している。

自分の失態に気がついたのか、慎二の顔がさっと赤くなる。

慎二「う……そ、そうさ!あんまり一方的だとつまらないから、ハンデってヤツさ!」

慎二「で、でも大したハンデじゃないか、な? ほら、僕のブラフかもしれないし、参考にする価値はないかもだよ……?」

「そうね、さっきの迂闊な発言からじゃ、真名は想像の域を出ない」

「まぁそれでも艦隊を操るクラスなら攻撃方法も絞られてくるし、どうせ攻撃も艦なんでしょ?」

「艦砲射撃だとか、或いは突撃してくるのかしらね。どのみち、物理攻撃な気がするけど」

慎二「う……」

「ま、今の私に出来るのは物理防壁を大量に用意する事位かしら」

慎二の顔がみるみる青くなっていく。

サーヴァントの情報が敵に知られれば、対策も立てられてしまう。個々の力が強力である以上一方だけが対策を立てれば戦いの結果は明らかだ。

アーチャーが言っていた、情報が重要だというのはこういう事だったのか。

慎二「ふ、ふん……まぁいいさ。知識だけあっても実践できなきゃ意味ないし、何より僕と遠坂が戦うとも限らないからね」

「確かにそうね。だけど、一つ忠告しておくわ……聖杯戦争をたかがゲームと勘違いしていると、死ぬわよ」

慎二「はっ、死ぬだなんて大げさな。どうせ緊張感を出す為の脅し文句に決まっている」

慎二「勝つのは僕だ、遠坂にもジナコにも……絶対に負けない」


慎二は、そんな捨て台詞を吐いて立ち去る。

が、たまたま去る方向がこちらだったようで、隠れていた訳ではないが慎二に見つかってしまう。

慎二「お前……まさか、そこでずっと見てたわけ!?」



1:さっき話していた女性は一体?
2:無敵の艦隊(笑)
3:ずっと見てましたが、何か?


選択安価 安価下3

白野「さっき話していた女性は一体?」

慎二「あぁ、さっきまで僕が話していたヤツの事?」

慎二「あいつは遠坂凛。一年前は僕と同じ高校に通っていた同級生さ」

慎二「最も、なんでか知らないけどイギリスに転校しちゃったからそれっきり。こんな所で会うとは思わなかったよ」

慎二「向こうの高校だと優等生だからってちやほやされてたけど、実力勝負の聖杯戦争じゃ軍杯は確実に僕にあがるだろうね」

慎二「まぁ、遠坂はともかくどうせお前じゃ僕の無敵艦……いや、サーヴァントは止められないさ」

慎二「どっちにしろ僕の勝ちは動かない。じゃあな、おまえもせいぜい頑張れば?」



慎二は潔い程に捨て台詞を吐いて立ち去る。

ここまでご丁寧にフラグと建てていくのもある意味凄い……彼はかませの星の元に生まれたのだろうか?

とにかく、思わぬ所で有用な情報が手に入った。慎二が漏らした言葉がブラフじゃないのであれば、

慎二のサーヴァントは艦隊が関係しているサーヴァント。艦隊という事は、アーチャーかライダー辺りだろうか?

前者ならば艦隊による砲撃、後者ならば艦隊そのものに乗って突撃してきそうだ。





アーチャー「マスター、今日はもう遅い。明日に備えてマイルームで休みたまえ」

アーチャーがそろそろ就寝時間だと伝えてくれる。

夜ふかししすぎて明日に響くのも嫌だし、今日はもう寝てしまおう。



-聖杯戦争一回戦三日目 終了-

-聖杯戦争一回戦四日目-



アーチャー「おはようマスター、準備期間も後半に差し掛かっている」

アーチャー「そろそろ、アリーナでトリガーを手に入れなければ決戦を迎える前に退場するはめになってしまう……その辺りも、気をつけたまえ」



早速朝食を食べ、一日の行動を開始する。

今日はどうしようか。



1:アリーナ
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

ぐあぁああああ!!

何故だ、今日はそこまでパンを食べていないはず。なのに何故腹痛が……!

とにかく、保健室に向かわなければ。




桜「……昨日買っておいて冷蔵保存もせずに放置していた牛乳を飲めば誰だってお腹を壊します」

なんと、昨日の牛乳が腐っていたのが原因だったのか。

だが、それもこれもマイルームに冷蔵庫が存在しないのが悪い。

これではお腹がすいた時の為に食べ物を買い置きする事も出来ない。

桜「でしたら、私がお弁当を作ります。先輩の為に栄養バランスを考えて作りますから、お腹がすいた時はそれを食べるようにしてください」

桜が弁当を作ってくれるのか。美味しそうではあるが、いいのだろうか?」

桜「本来ならば特定の参加者に肩入れする行為は禁じられています」

桜「ですが、これは食生活を改善しない先輩への体調管理の為の処方です、それでしたらルール上なんの問題もありませんから」

そんな抜け穴があったのか……桜、恐ろしい娘。

そんなこんなで、桜が弁当を作ってくれるようになった。

明日から一日に一回くれば、お弁当を渡してくれる。忘れず取りにいこう。



保健室で休んだものの、予想以上に時間を消費してしまった。

これからどうしようか……



1:アリーナ
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

アリーナに向かおう。

準備期間も後半に差し掛かった以上、さすがにトリガーを取らなければまずい。



-第一アリーナ-


白野「ここがアリーナか……」

海の中にいるような景色。アリーナ内は透明の壁で覆われた迷路のようになっており、

そう簡単に探索を完了する事は出来なさそうだ。

アーチャー「マスター、アリーナにはエネミーが多数存在する。エネミーは我々を消去しようと危害を加えてくるから、気をつけておけ」

白野「わかった」

エネミーに見つかれば、戦闘は免れられない。アリーナを探索するにしても、死んでしまってはどうしようもない為、無理は禁物だ。

アーチャー「それと、一日でトリガーを見つけるのも難しいだろう。少しでも危険を感じたら探索の途中でも撤退を勧めよう」





探索を開始した。




………


アーチャー「マスター、敵だ」

早速エネミーのお出ましだ。アーチャーと共に撃退しよう。




-戦闘開始-


アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:D


エネミー HP20
筋力:C 耐久:D 敏捷:E 魔力:E 幸運:C


直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

ステータスミスがあったので修正


アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C



アーチャー側判定 7(敏捷補正+1)
エネミー側判定 6
アーチャー有利

攻撃判定 9 クリティカル

ダメージ判定

20÷1.5×2=13ダメージ

エネミー残りHP 7



直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 9
エネミー側判定 8

アーチャー有利

攻撃判定 2 防がれる

ダメージ判定

20÷1.5÷2=6ダメージ(小数点は切り捨て)

エネミー残りHP 1



アーチャー「好調なスタートだな、このまま押し切る!」




直下アーチャー側判定(補正+1)
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 10
エネミー側判定  0

アーチャー有利

攻撃判定 1 防がれる

ダメージ判定

20÷1.5÷2=6ダメージ(小数点は切り捨て)

エネミー残りHP0


エネミー「ぎぃい……」シュウウ

アーチャー「まずは順調なスタートだ、英霊の実力を舐めてもらっては困る」


経験値を1獲得

レベルアップまで 残り4経験値必要(前回の経験値はペナルティで没収されています)


第一アリーナ攻略度 3/5 (攻略度はリセットされない)




探索を続行しますか?

1:探索を続行する
2:今日はもう帰還する

選択安価 安価下2

ここで退いては何の為にアリーナに来たのかわからない。

引き続きアリーナを探索しよう。



-探索続行中-



アーチャー「マスター、敵のお出ましだ」



-戦闘開始-


アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


エネミー HP20
筋力:B 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:E


直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 2
エネミー側判定 6

エネミー有利

攻撃判定 2 防がれる

ダメージ判定

20×3÷2=30ダメージ

アーチャー残りHP 90


アーチャー「ちぃっ!」ザクッ

白野「くっ、さすがに一筋縄じゃいかないか」

アーチャー「何、この程度の敵を相手にする事は慣れている」

アーチャー「すぐに片付けるぞ、マスター!」



直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 9
エネミー側判定 0

アーチャー有利

攻撃判定 3 通常ダメージ

ダメージ判定

20ダメージ

エネミー残りHP 0


アーチャー「楽勝だな……おっと、エネミーがアイテムを落としたようだ」

やきそばパンを入手しました。(効果は購買>>435参照)※サーヴァント戦だと実質無駄になるので使用する時は注意



アーチャー「後少しで第一アリーナ制覇だが……誰かいるようだ。探索を続行するかね?」※イベント戦でDEADになってもペナルティはない


1:探索を続行する
2:今日はもう帰還する
3:やきそばパンを使用し、探索を続行する

安価先を指定しわすれてしまったので

安価は>>755から下3でお願いします。(このレスが被った場合安価下

白野「行こう、アーチャー。トリガーを手に入れずに帰還したら、何の為に来たのかわからない」

アーチャー「了解した。恐らく、最奥にトリガーは隠されているとみていい。気合を入れて行くぞ」



アリーナの最奥に辿り着く。

そこにいたのは、慎二と……隣にいる赤髪の女性は恐らく彼のサーヴァントだ。


慎二「遅かったじゃないか、岸波。お前があまりにモタモタしているから、僕はもうとっくにトリガーをゲットしちゃったよ」

慎二「準備期間が1週間もあるからって、4日目にようやくトリガーを取りに行くなんて、随分余裕そうだな。え?」

白野「……慎二はどうしてここに?」

慎二「この僕に調子に乗るなよって言った事を後悔させてやろうと思ってね。僕のサーヴァントを見せてあげるよ」

慎二「お前達はここでトリガーを手に入れられず、ゲームオーバーになるんだ。蜂の巣にしちゃってよ、遠慮なくさ!」

「うん、お喋りはもうおしまいかい? もったいないねぇ、中々聞き応えがあったのに」

「ほら、うちのマスターは人間づきあいがご存知の通りヘタクソだろ?」

「お前さんとは意気投合しているんで、平和的解決もアリかと思ってたんだがねぇ」

慎二「な、なに勝手に僕を分析してんだよお前。こいつとはただのライバル! いいから痛めつけてやってよ!!」

「おやおや、素直じゃないねぇ。だがまぁ自称親友を叩きのめすその性根はあたし好みだ」

「いい悪党っぷりだよシンジ。報酬をたっぷり用意しときな!」

どうやら向こうは完全にやる気のようだ。

ここを進まなければトリガーを手に入れる事は出来ない……やるしかない!

アーチャー「来るぞマスター、気をつけろ!!」




-戦闘開始-
-アリーナ内でのマスター同士の戦い 制限時間は3ターン-



アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


??? レベル? HP?
筋力:C 耐久:B 敏捷:A 魔力:D 幸運:EX


1ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 5
???側判定 7(敏捷補正+3)

???有利

攻撃判定 2 防がれる


ダメージ判定

20×2÷2=20ダメージ

アーチャー残りHP 70



アーチャー「くっ!」キィン

「そらそらどうした、その程度かい?」

白野「アーチャー!」

まずい、アーチャーが押されている……慎二のサーヴァントとアーチャーの地力の差が出ている。

慎二「はっはっは! おとなしく命乞いすれば見逃してやらない事もないぞ?」

白野「断る!」

慎二「そうかよ、なら容赦せず蜂の巣にしてやってよ!!」

「勿論、情け容赦なんてうちの柄じゃないからねぇ!!」



2ターン目行動判定

直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 2
???側判定   5

???有利

攻撃判定 8 クリティカル

ダメージ判定

20×2×2=80ダメージ


アーチャー残りHP 0



アーチャー「が……はっ」ドサッ

慎二「あははは! どうだ、僕のサーヴァントにかかればこんなものさ」

慎二「無様だなぁ岸波、そうやってゴミのように這いつくばっていればいいさ!泣いて頼めば子分位にはしてやってもいいぞ」

慎二「最も、もう立ち上がる事も出来ないだろうけど」



薄れゆく意識の中で、慎二の癪に障る高笑いが聞こえる。

立ち上がろうにも、全身から力が抜けていくのを感じるだけで、体は動かない。

これが……死? そう気付いた時にはもう遅い。ここで……自分達は、死ぬのか。



DEAD END アイテムの貯蔵は十分か?

-タイガー道場-


大河「うーん、当然の結果というかなんというか」

大河「という訳で、アーチャーのコンマ運ならここでくたばるんじゃないかと思ったらまさにそのとおり!タイガー道場の時間です!」

大河「見てもらった通りライ……慎二のサーヴァントは原作よりステが1ランクずつあがっています」

大河「そこは難易度チートという事で、難しすぎんよぉ!と思った所で知りません。恨むなら難易度チートを選んだ自分達を恨みなさい」

大河「さて、相手よりステータスが劣っている場合の戦い方ですが……回復アイテムを貯蔵しましょう」

大河「レベリングは当然として、それでもステータス差を覆すには気が遠くなる程のレベリングが必要」

大河「宝具ぶっぱでもされない限り死にやしないのであれば、即死圏内に入る度に回復アイテムを使いなさい」

大河「回復アイテムなら、桜ちゃんの弁当とか購買で買えるアイテムがあるのだから、そこでストックしなさい」

大河「というか、それくらいやってようやくスタートラインなの。今回は回復アイテムがない戦いだから厳しい戦いだけど……」

大河「まぁ、3ターン持ちこたえる位ならなんとかなるでしょう。頑張って耐えなさい」

大河「それと、お金だけどアリーナを探索していると手に入ったり、エネミーが落とす事があるから、それでお金を貯めなさい」

大河「後は……本編での私と接触して、お願いをこなせばお小遣いをもらえるかも」

大河「今私から出来るアドバイスは以上! イベント戦での死はペナルティ無しだから安心して玉砕してきなさい!!」

慎二「遅かったじゃないか、岸波。お前があまりにモタモタしているから、僕はもうとっくにトリガーをゲットしちゃったよ」

慎二「準備期間が1週間もあるからって、4日目にようやくトリガーを取りに行くなんて、随分余裕そうだな。え?」

白野「……慎二はどうしてここに?」

慎二「この僕に調子に乗るなよって言った事を後悔させてやろうと思ってね。僕のサーヴァントを見せてあげるよ」

慎二「お前達はここでトリガーを手に入れられず、ゲームオーバーになるんだ。蜂の巣にしちゃってよ、遠慮なくさ!」

「うん、お喋りはもうおしまいかい? もったいないねぇ、中々聞き応えがあったのに」

「ほら、うちのマスターは人間づきあいがご存知の通りヘタクソだろ?」

「お前さんとは意気投合しているんで、平和的解決もアリかと思ってたんだがねぇ」

慎二「な、なに勝手に僕を分析してんだよお前。こいつとはただのライバル! いいから痛めつけてやってよ!!」

「おやおや、素直じゃないねぇ。だがまぁ自称親友を叩きのめすその性根はあたし好みだ」

「いい悪党っぷりだよシンジ。報酬をたっぷり用意しときな!」

どうやら向こうは完全にやる気のようだ。

ここを進まなければトリガーを手に入れる事は出来ない……やるしかない!

アーチャー「来るぞマスター、気をつけろ!!」




-戦闘開始-
-アリーナ内でのマスター同士の戦い 制限時間は3ターン-



アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


??? レベル? HP?
筋力:C 耐久:B 敏捷:A 魔力:D 幸運:EX


1ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 2
???側判定   9

???有利

攻撃判定 4 通常ダメージ

ダメージ判定

20×2=40ダメージ

アーチャー残りHP 50



アーチャー「ぐぅ……!」

「そらそらどうした、その程度かい?」

白野「アーチャー!」

まずい、アーチャーが押されている……慎二のサーヴァントとアーチャーの地力の差が出ている。

慎二「はっはっは! おとなしく命乞いすれば見逃してやらない事もないぞ?」

白野「断る!」

慎二「そうかよ、なら容赦せず蜂の巣にしてやってよ!!」

「勿論、情け容赦なんてうちの柄じゃないからねぇ!!」



2ターン目行動判定

直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 5
???側判定 9

???有利

攻撃判定 6 スキル使用

「さぁて、大盤振る舞いといこうじゃないか!」

姐さんの華麗な略奪 3ターンの間筋力が1ランク上昇



白野「まずいぞ、次のターン強力な一撃が来る!」

アーチャー「凌いでみせる!!」



3ターン目行動判定

直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 7
???側判定   12

???有利

攻撃判定 9 スキル使用


「砲撃用意、藻屑と消えな!!」


カルバリン砲 筋力ランク(Bの場合4)×20ダメージ

ダメージ判定

80ダメージ


アーチャー残りHP 0



アーチャー「が……はっ」ドサッ





DEAD END コンマは何故アーチャーを殺しにかかるのか

-タイガー道場-


大河「あー……うん、これはコンマ運が悪かったと思いなさい」

大河「+3補正が地味にきついけど、1回でも有利を取ってしまえば残り2回で通常ダメージ喰らっても生き残れるから、ね?」

大河「というか、アーチャーのコンマ運悪すぎぃ! なんなの、コンマ神はアーチャーに恨みでもあるの!?」

大河「と、まぁそんな事は置いておくとして……うん、頑張りなさい」

大河「もう一度言うけど、どれか1ターンでも有利取ってしまえば生き残る確率は大幅にあがるわ! だから、諦めずに何度でもトライ!!」

大河「進まないうんぬん言う暇があるならばコンマを勝ち取りなさい、死にすぎてつまらないなんて言わない!!」

大河「難易度チートは伊達じゃないのよ。でも、詰んでる訳じゃないんだし、3ターン位気合で耐えてみなさい」

大河「こういうイベント戦で道場に通う分には、ある程度はしょうがないと割り切るしかないの」

大河「それじゃあ今度こそ行きなさい、レッツゴーアーチャー!!」





慎二「お前達はここでトリガーを手に入れられず、ゲームオーバーになるんだ。蜂の巣にしちゃってよ、遠慮なくさ!」

「うん、お喋りはもうおしまいかい? もったいないねぇ、中々聞き応えがあったのに」

「ほら、うちのマスターは人間づきあいがご存知の通りヘタクソだろ?」

「お前さんとは意気投合しているんで、平和的解決もアリかと思ってたんだがねぇ」

慎二「な、なに勝手に僕を分析してんだよお前。こいつとはただのライバル! いいから痛めつけてやってよ!!」

「おやおや、素直じゃないねぇ。だがまぁ自称親友を叩きのめすその性根はあたし好みだ」

「いい悪党っぷりだよシンジ。報酬をたっぷり用意しときな!」

慎二「(あれ、このやりとりにデジャヴを感じる……気のせいか?)」

どうやら向こうは完全にやる気のようだ。

ここを進まなければトリガーを手に入れる事は出来ない……やるしかない!

アーチャー「来るぞマスター、気をつけろ!!」




-戦闘開始-
-アリーナ内でのマスター同士の戦い 制限時間は3ターン-



アーチャー レベル2 HP120
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


??? レベル? HP?
筋力:C 耐久:B 敏捷:A 魔力:D 幸運:EX


1ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 7
???側判定   10

???有利

攻撃判定 1 防がれる


ダメージ判定

20×2÷2=20ダメージ


アーチャー残りHP70



アーチャー「ぐぅ……!」

「そらそらどうした、その程度かい?」

白野「アーチャー!」

まずい、アーチャーが押されている……慎二のサーヴァントとアーチャーの地力の差が出ている。

慎二「はっはっは! おとなしく命乞いすれば見逃してやらない事もないぞ?」

白野「断る!」

慎二「そうかよ、なら容赦せず蜂の巣にしてやってよ!!」

「勿論、情け容赦なんてうちの柄じゃないからねぇ!!」



2ターン目行動判定

直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 5
???側判定   8

???有利

攻撃判定 5 通常ダメージ


ダメージ判定

20×2=40ダメージ


アーチャー残りHP30



アーチャー「ぐぅ……!!」

白野「まずい、押されている……!!」

慎二「どうだ、僕のサーヴァントは最強なんだ。なんたって、世界ゲームチャンプにまで登りつめた僕のサーヴァントだからね」

慎二「さて……そろそろ決めちゃってよ、ライダー」

ライダー「おやおや、クラスを口にしちゃっていいのかい?」

慎二「構わないさ、どうせこいつらはここで消えるんだから」



3ターン目行動判定

直下アーチャー側判定
直下2???側判定

アーチャー側判定 0
ライダー側判定  4

ライダー有利

攻撃判定 0 防がれる

ダメージ判定

20×2÷2=0

アーチャー残りHP 10


アーチャー「がっ……」ガクッ

白野「アーチャー!!」

アーチャーが膝をつく。致命的なダメージで、最早戦う事さえ難しい状態だ。

対してライダーは無傷。完全に向こうの方が上手だ。

ライダー「おっと、致命傷だけは防いだか。けど限界みたいだねぇ」

慎二「才能の差っていうのは辛いよね。ライダー、とっとととどめを……」



ビーッ


慎二「ん?」

白野「なんだ?」


「聖杯戦争監督役からの警告だ。アリーナでの私闘は禁止されている、これ以上続けるのであればペナルティを貸すぞ」


慎二「ちっ、もう監督役が気付いたのか。命拾いしたな岸波、決着は本戦でつけるぞ」

ライダー「やれやれ、まぁいいさね。お楽しみは最後までとっておくもんだ」



慎二は渋々、ライダーは楽しそうに去っていく。

どうやら、自分達は助かったようだ……



-戦闘終了-


10経験値獲得。

アーチャーレベルアップ

レベル 2→4

次のレベルまでに必要な経験値 4

HPが20アップ

強化ポイント6獲得



アーチャー「どうやら、命拾いをしたようだな。幸いトリガーは目の前だ、取得して帰ろう」



トリガーその1をゲット!


第一アリーナ攻略度 5/5

第一アリーナ制覇


アーチャー「今日の所は帰還しよう、こうもボロボロではまともに戦う事も出来ん」

アーチャーもボロボロなこの状態、今日は大人しくアリーナから帰還するしかないだろう。

アリーナから帰還しました。

現在所持アイテム
やきそばパン
リターンクリスタル



アリーナから帰還した。

アーチャーはぼろぼろで戦える状態ではないが、一晩休めば回復するようだ。

今日の所は校内でやれる事をやるのが自分に出来る事だ。

さて、無事トリガーを獲得した所でどうしようか……




1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会(強化ポイントが溜まっていないので選択不可)
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

訂正

1:アリーナ(ペナルティの為選択不可) →1:アリーナ(今日はもう帰還した為選択不可)



廊下に出ると、人がそれなりにいる。

アリーナでの死闘を経験した後だと、天国に感じる。

誰に話かけようか。



1:眼鏡をかけた褐色肌の少女
2:ジナコ
3:赤服黒髪の少女
4:藤村
5:監督役
6:一成
7:金髪の少年
8:黒服の男

選択安価 安価下3

ジナコ「あれ、岸波さん。随分ボロボロッスけど何かあったッス?」

白野「ちょっと慎二のサーヴァントにボコボコにされてね……」

ジナコ「あー……あれでも優勝候補って言われてるッスからね。ゲームチャンプは伊達じゃないッスね」

白野「ジナコは、もうトリガーを取得したんだっけ?」

ジナコ「そッスよ。本当なら引き籠もり祭りしたい所ッスけど、マイルームに冷蔵庫がないから食料問題が出て仕方なく購買に向かってるッス」

ジナコ「ジナコさんのサーヴァントも栄養バランスを気にしろってうるさくてさぁ。仕方ないから野菜を買うんスけど……岸波さんも来るッス?」

ジナコから一緒に購買で買い物をしないかと誘われたが……どうしようか。


1:一緒に行く
2:断る


選択安価 安価下3

白野「なら、ご一緒させてもらおうかな」

ジナコ「いやーよかったよかったッス。同行者がサーヴァントだけだと心細いッスからねー。岸波さんが一緒に来てくれるなら心強いッス!」

ジナコと共に購買に向かう。

なんだかんだいってご機嫌のようだ。



-購買-



舞弥「いらっしゃいませ」

ジナコ「緑のサラダを一つと、カレーパンと焼きそばパン、エーテルの粉末とお菓子を5つずつお願いするッス」

舞弥「かしこまりました」

ジナコは一通りの品物を買い揃える。自分は何を買おうか……

舞弥「ご注文はいかがいたしますか?」



所持金:700円


品物
やきそばパン  150円(食べた直後の戦闘のみサーヴァントの筋力が1ランクアップ(サーヴァント戦には適用されない)(Aランク以上にはならない)
カレーパン   100円(食べた直後の戦闘のみサーヴァントの耐久が1ランクアップ(サーヴァント戦には適用されない)(Aランク以上にはならない)
エーテルの粉末 100円(サーヴァントのHPを50回復)
エーテルの欠片 500円(サーヴァントのHPを150回復)
エーテルの塊  1500円(サーヴァントのHPを300回復)
リターンクリスタル 300円(アリーナから即座に脱出出来る。イベント中は使用不可)


何か買いますか? ※個数指定可能

1:やきそばパンを買う
2:カレーパンを買う
3:エーテルの粉末を買う
4:エーテルの欠片を買う
5:リターンクリスタルを買う
6:何も買わない

選択安価 安価下2

白野「カレーパン一つ」

舞弥「かしこまりました」

カレーパンを購入した。


ジナコ「さーて、お互いの買い物も終わった事だし、そろそろ帰りますか」

ジナコは上機嫌な様子で足を運ぶ。

しかし、ジナコは色々とまとめて買っている辺りお金に余裕があるのだろうか。

ジナコ「ん、どうしたッスか?」


1:お金の稼ぎ方について聞いてみる
2:金欠だからお金を分けてもらう事は出来ないか聞いてみる
3:いや、なんでもない


選択安価 安価下3

白野「ジナコは、この校内でどうやってお金を稼いでいるんだ?」

ジナコ「あれ、もしかして岸波さん……金欠ッス?」

悲しいが、その通りだ。

出来ればジナコさんが校内でどうやってお金を稼いでいるのかを聞きたいのだが……」

ジナコ「そうッスねぇ……ジナコさんはアリーナ探索でアイテム拾ったりお金拾ったりしてお金稼ぎをしてるッスけど」

ジナコ「藤村先生って知ってるッス?あの人が困ってる時にお願いを聞くと、お小遣いとしてお金をぽーんともらえるらしいッスよ」

ジナコ「でも、ジナコさんはそんな面倒くさい方法は御免ッス。アリーナ探索というルーチンワークこなしてた方が楽だし?」

ジナコ「第一、どんなろくでもないお願いされるかわかったもんじゃないッス。後は、後に宝くじとか発売されるらしいッスからそれを買うのも一つの手ッスね」

なるほど、藤村先生のお願いを聞いたりアリーナ探索でお金を拾えばいいのか……アリーナでお金を拾えた事はないが。

白野「参考になったよ、ありがとうジナコ」

ジナコ「ん……まぁ、別にジナコさんは何かした訳でもないし? とりあえず頑張るッスよ」

ジナコをルームまで送って別れた。

自分達はどうしようか……



1:アリーナ(今日はもう帰還している為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

廊下に出た。


まだ日が暮れるには少し早いのか、それなりの人口だ。

誰に話しかけようか……



1:眼鏡をかけた褐色肌の少女
2:慎二
3:赤服黒髪の少女
4:藤村
5:監督役
6:銀髪の老人
7:金髪の少年
8:近寄りがたい雰囲気の巨漢

選択安価 安価下3

一旦ここまで! 続きは24時以降の予定。
被った場合は安価下

慎二「……なんだ、また岸波か」

廊下でばったり慎二と出会った。

先程ライダーにボコボコにされてアーチャーは戦える状態ではない。

それだけの実力差が自分と慎二の間には出来てしまっている……

慎二「しかし無様だよなぁ、お前のサーヴァント、僕のライダーに手も足も出なかったじゃないか」

慎二「そんな程度の実力で、よく本戦に勝ち上がる事が出来たね」

慎二「でもまぁ、これも才能の差ってやつだし、あんまり気にする必要はないんじゃない?」


慎二はここぞとばかりに言いたい放題言ってくる。言い返したい所だが、今何か言った所で負け犬の遠吠えにしかならない。

殴りたい、このゲス顔。だが、殴ろうにも今のままだと力の差が大きすぎる。どうにかして攻略法を考えなければ……


慎二「くくくく……まぁ決戦までせいぜい震えながら待っていなよ。なんだったらわざと負けない?どうせ刃向かった所で勝てないんだからさ」

慎二「それに、僕も2回戦以降に向けて温存したいからさ、お前がわざと負けてくれれば賞金を分けてあげてもいいぜ」

慎二「そうすればほら、僕は消耗を避けて温存できる。岸波は僕のおこぼれにあずかる事が出来る。お互いにとって得な話だろ?」



1:お前相手にわざと負ける位ならジナコに勝ちを譲った方がマシだ
2:一昨日出直せ、ワカメ野郎
3:いや、それは出来ない
4:あっはい(偽)


選択安価 安価下3

白野「お前相手にわざと負ける位なら、ジナコに勝ちを譲った方がマシだ」

慎二「は? じ、ジナコって……もしかして、ジナコ=カリギリの事か?」

慎二が驚いた表情でこちらを凝視する。

そういえば慎二とジナコは腐れ縁と聞いた。ライバルを引き合いに出されれば、やはり少なからず思うところはあるのだろう。

慎二「何? お前、ジナコと知り合いな訳?」

知り合いも何も……


1:ジナコは一緒に予選を勝ち抜いた仲間だ
2:ジナコとは一緒に買い物をする仲ですが何か?
3:ジナコは自分のライバルだ
4:いや、名前だけ知っている

選択安価 安価下3

白野「ジナコは一緒に予選を勝ち抜いた仲間だ」

そう、あの予選はジナコと一緒に勝ち抜いた。

あの時諦めなかったのも、後ろにジナコがいたからであって彼女がいなかったら自分が予選を突破する事は出来なかったかもしれない。

だから、少なくとも自分にとってはジナコはかけがえのない仲間だ。

慎二「ふ、ふん……一緒に予選を勝ち抜いただって? そりゃあおめでたい事だね」

慎二「どうせ最後には一人しか勝ち上がる事が出来ないのに仲間だなんて、随分能天気じゃないか」

慎二「ま、どうせお前は僕に倒されるんだし? よかったじゃないか、ジナコと当たって仲間同士で潰し合う事態にならなくて」

高笑いをしながらセリフを吐き捨てるが、慎二の顔は真っ赤になっているのが分かる。

仲間という単語に反応したのか、ジナコに反応したのかはわからないが……煽っているだけで自爆しそうな勢いである。

慎二「まぁいいさ、本戦で泣いて許してほしいと懇願したところで今更許してなんてやらないからな」

慎二「決戦じゃあ一切容赦しない。せいぜい泣きながら無様に布団で震えている事だね!!」

恒例の捨て台詞を吐いて立ち去る慎二。

あのような性格で、よくゲームチャンプになれたなと思うが……そこは彼の言うとおり才能なのだろう。

だが、仮に慎二に勝って勝ち進んでいったとして……いずれジナコと殺し合う事になる可能性も否めない。

その時、自分はジナコと殺し合う事が出来るのだろうか……




日も暮れてきたが、もう少しだけ時間がある。このあとはどうしようか



1:アリーナ(今日はもう帰還している為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

廊下に出た。


日が暮れてきたせいか、人が少ない。

誰に話しかけようか……



1:赤服黒髪の少女
2:藤村
3:監督役
4:金髪の少年
5:尼僧の人物

選択安価 安価下3

……おや、あそこにいるのはこの間保健室にいた尼僧の人物だったはず。

あんな所で一体何をしているのだろうか。



「……どうかしましたか?」

尼僧の人物がこちらに気付いたのか、近づいてくる。

何を話そうか……



1:貴方は、誰ですか?
2:この間は、桜と何を?
3:こんにちわ、一つ世間話でも


選択安価 安価下2

白野「貴方は、誰ですか?」

キアラ「誰……ですか。隠す程の事でもありませんが、殺生院キアラと申します」

殺生院キアラ……物騒な単語が名前に入っている気がするが、気のせいだろう。

彼女は見た目からして、聖職者なのだろうか?

キアラ「私は、聖杯戦争には自らの欲に従って参戦致しました。ですが私のサーヴァントは戦闘力皆無……このままでは、一回戦で敗退してしまうでしょう」

キアラは、自分のサーヴァントに自信がないのか悲観して言う。

聖杯戦争ではサーヴァントの強さが鍵を握る。そのサーヴァントが弱ければ、勝ち抜くのは非常に難しいだろう。

キアラ「そうですね、ここで出会ったのも何かの縁……貴方には私のサーヴァントをお見せしましょう」

その言葉から少し遅れて、キアラの傍で霊体化していたであろう少年が姿を表す。

美しいと言える姿だが、その瞳にはひねくれた絶望の影がうかがえる。

キアラ「紹介いたします、私のサーヴァントのアンデルセンです」

アンデルセン「……ふん。ただいま紹介に与った、三流のサーヴァント……アンデルセンだ」

アンデルセン「何のクラスかは語るまでもない。最低なマスターに相応しい、低俗な英霊だからな」

キアラ「アンデルセン、三文以下の言葉ですが、貴方の批評も何かの役には立ちましょう。この方達に助言をしてさしあげなさい?」

キアラはアンデルセンに自分達の助言をしてくれるように言う。

助言をもらえるのはありがたいのだが、果たしてこのひねくれた英霊からまともなアドバイスを得る事が出来るのだろうか?

アンデルセン「……しかし、呆れる程凡夫の顔だな?苦悩もなく悲哀もなく、ただこの世界に投げ出された被害者面」

アンデルセン「いいぞ、悪くない。道化とはそうでなくてはならん!」

アンデルセン「愚昧さは罪と言うが、凡俗として世に投げ出された事は僥倖だ。なにしろ善も悪も楽しめる!」

アンデルセン「それがまっとうな人生というヤツだ。我々はみな母胎から生み出され、世界の醜さに笑うのみなのだからな」

出会い頭に一方的な批評をぶつけられる……あの、欲しいのは批評ではなく助言なのですが。

アンデルセン「うん?なんだその顔は」

白野「批評は求めていないです。欲しいのは助言です」

アンデルセン「バカモノ、それならそうと初めから言え」

いや、言っていましたよね?

それで、まともなアドバイスは期待出来るのだるか。

アンデルセン「そうだな……他人を信じるな、女を信じるな、特にこの女だけは避けて通れ」

アンデルセン「肉体、言葉、思想、結末、その全てが常人には毒になる。強すぎる光は目を潰すというだろう?」

アンデルセン「聖人の説法というやつは凡俗には耐えられぬものだ。この女の場合は更に始末が悪い」

キアラ「……もう、口をあければ酷い事ばかり。私はただ、消えるのであればせっかく出会った彼にアドバイスをしてほしいと言っただけなのに」

アンデルセン「ふん、語れと言われたから語ったまで。そして走り出したが最後、この俺の悪筆は止まらんぞキアラ」

アンデルセン「この凡夫どもを導けと命じたのは貴様だ。俺は辛辣に真実を語る。歯に衣つけた言い回しでは薬にもならん」

アンデルセン「そう、事実を口にするのが俺の仕事だ。そしてそこの少年」

キアラとの口論から突然こちらに矛先が戻る。

彼の話はなんというか、長い。

アンデルセン「お前はお前の物語の主役のつもりだろう。それは真実だ」

アンデルセン「だがその舞台はいつあろう、目も当てられない駄作で終わる」

アンデルセン「人は誰しもが主役だが、名演をこなし名作として幕を下ろせるのは一握りの勝者だけだ」

アンデルセン「故に止まるな、浪費するな、空費するな」

アンデルセン「迷いはお前の首を絞める、そして安易な決断は後悔を招く」

アンデルセン「ならどうすればいいか、それはお前が考えろ」

アンデルセン「望みを果たしたいならこんな所で批評家の声なぞ聞くなという事だ。さっさと馬車馬のように働け三流ども」

キアラ「ふふ、こういうサーヴァントですけど、根は素直ないい人なんですよ」

確かに、根はいい人なのだろうが……正直傍で霊体化状態で聞いているアーチャーが今すぐ切りかかりかねない。

キアラ「そういえば、貴方の名前をまだ聞いていませんでしたね」

白野「岸波白野だ」

キアラ「岸波白野……そう、貴方が」

キアラ「今日は楽しい時間を過ごせました、私はそろそろルームに戻らせていただきますが、頑張ってくださいね」

そう言ってキアラは去って行く。

名前を聞いた途端少し楽しそうな表情を浮かべたが……なんだったのだろうか。

アンデルセン「……お前に一つ、忠告がある」

まだ残っていたのか、アンデルセンがこちらに忠告を言い放つ。

アンデルセン「お前達が勝ち進んだとして、本当に大切なものだけは見失うな」

アンデルセン「あれもこれもと選ぶ事等出来ない、選べる道は常に一つだ」

アンデルセン「大切なものと大切なものを天秤にかける時が来た時……どうするのかをよく考えておくことだ」

アンデルセン「先程も言ったが、安易な決断は後悔を招く。時には手を伸ばさない事も大事だと、覚えておくがいい」



言うだけ言って、アンデルセンも霊体化した。

キアラ達も参加者なのだろうが、彼女の言うとおり恐らくは一回戦で敗退する……

だが、彼女達の事は何故か忘れてはいけない気がする。

理由はないが、なんとなくそんな気がした。



もうすぐマイルームで就寝する時間だが、どうしようか?


1:アリーナ(今日はもう帰還している為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室(めぼしい資料がない為選択不可)
7:廊下を歩く

選択安価 安価下2(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

廊下に出た。


ほとんどの参加者はマイルームで休んでいる為か、人が少ない。

誰に話しかけようか……



1:黒服の男
2:藤村
3:監督役
4:一成

選択安価 安価下3

一成「む、誰かと思えば君か。参加者とはいえ夜ふかしは関心出来んな」

廊下の見回りをしていた一成とばったりでぐわす。一成はこちらを見つけるなり急接近してきた。

一成「それとも、何か用事があったのかね? 聞きたい事があるのであれば私が答えよう」


一成が聞きたい事に関して答えてくれるらしい。

おそらく彼もNPCなのだろうが……何を聞こうか?


1:今回の聖杯戦争について
2:NPCは一成を含めて何人いるのか
3:この聖杯戦争にアインツベルンは参加しているのか
4:攻略のヒントをください


選択安価 安価下3

白野「今回の聖杯戦争について……前回の聖杯戦争の事を教えて欲しい」

一成「今回の聖杯戦争について、だな。わかった」

一成「とは言ったものの、私も聖杯戦争に関わるのはこれが初めてだ。図書室に資料こそあるが、全て網羅出来ている訳ではない」

一成「今回の聖杯戦争が起きるきっかけとなったのは、第五次聖杯戦争だ」

一成「俺はよく知らないが、今回の監督役と第五次聖杯戦争は大きく関係しているそうだ」

一成「気になるのであれば、図書室に第五次聖杯戦争に関する資料が置いてあるので調べてみるといい。入口から右に曲った側の上の棚に置いてある」

一成「さて、話せるのはここまでだ。規則正しい生活を送らねば勝ち残る事は出来んぞ」

一成「もう就寝の時間だ、さっさとマイルームに戻って休みたまえ!」



何かを言う暇さえ与えずにマイルームに押し戻された。

第五次聖杯戦争の資料か……気が向いたら閲覧してみるのもいいだろう。

今日の所は、マイルームで休む事にした。



-聖杯戦争一回戦四日目 終了-





-聖杯戦争一回戦五日目-


アーチャー「おはようマスター、私も一晩休んで傷は癒えた。どうやらマイルームはその辺の霊地と違い、身を休めるにはこれ以上ない効果を発揮するらしい」

アーチャー「今日は第二アリーナで二つ目のトリガーを入手する事をオススメする。余力があれば更に鍛える事も可能だ」

アーチャー「ジナコ達のアドバイスも無駄にはしない事だ、校内のNPCは何かしらの恩恵を与えてくれる」

アーチャー「NPCだからと、ないがしろにしない方が身の為だぞ?」



アーチャーからありがたいお言葉を受けてマイルームを出る。

さて、まずはどうしようか……



1:アリーナ
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下2(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

白野「アリーナに行こう、第二のトリガーを手に入れておかないと決戦の舞台にあがる事も出来ない」

アーチャー「その通りだ。そしてトリガーを手に入れるついでにアリーナで鍛える事も出来る。一石二鳥だ」

アーチャー「だが、決して無理はするな。少しでも危険だと思ったら撤退する事も大事だぞ」




-第二アリーナ-


1回戦の第二アリーナに到着した。

慎二の妨害は無いと思いたいが……気をつけておこう。



-アリーナ探索中-



アーチャー「アイテムを拾ったぞ。有効活用したまえ」


エーテルの粉末を手に入れた。



第二アリーナ攻略度 1/5



-探索続行中-



アーチャー「マスター、敵だ」



-戦闘開始-

アーチャー レベル4 HP140
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


エネミー HP20
筋力:C 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:E



直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 6
エネミー側判定  6

互角



アーチャー「ふっ!」ガキィン

白野「くっ、さすがに強いか。どうする、アーチャー」

アーチャー「決まっている、敵が強かろうと倒すのがサーヴァントの仕事だ」



直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 4
エネミー側判定  6


エネミー有利


攻撃判定 7 クリティカル

ダメージ判定

20×2×2=80ダメージ

アーチャー残りHP 60


アーチャー「ぐぁっ!」ズガァン

白野「アーチャー!!」

アーチャー「不覚を取ったか……だがまだまだ!!」



直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 8
エネミー側判定  9

エネミー有利

攻撃判定 9 スキル使用


「ぎぃいいいい!!」


筋力アップ:筋力をワンランクアップさせる



直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 8
エネミー側判定  0

アーチャー有利

攻撃判定 1 防がれる

ダメージ判定

20÷1.5÷2=6ダメージ

エネミー残りHP 14



アーチャー「ちっ、防がれたか」

白野「これ以上攻撃を喰らったらまずい、慎重にいくぞ!」

アーチャー「ただでさえ調子が出ないのでな、あまり迂闊な事は出来んか」



直下アーチャー側判定
直下2エネミー側判定

アーチャー側判定 7
エネミー側判定  9

エネミー有利

攻撃判定 9 クリティカル

ダメージ判定


20×3×2=120ダメージ

アーチャー残りHP 0




アーチャー「が……はっ」ドサッ




DEAD END   強化ポイントが貯まったら教会に行こう

-タイガー道場-



大河「なんという事でしょう、レベリングすらさせてもらえないなんて」

弟子二号「師匠……いくらなんでも、アーチャーのコンマ運が悪すぎると思いまーす」

大河「確かに! 戦闘システム的には実質2回勝てばいいのに。むしろHP的にアーチャー側が有利なはずなのに!」

弟子二号「これはさすがに難易度以前の問題、という訳で救済措置を希望……」

大河「チェストォ!!」

弟子二号「うわらばっ!?」バシィン

大河「あのね、そうやって救済措置を安売りするのはよくないのよ。いくらなんでもアーチャーのコンマ運が悪すぎるとは思うわ」

大河「けど、それならより敏捷をあげればいいじゃない。あがればあがるだけ行動判定で有利を取りやすくなる」

大河「そうすれば、いくらアーチャーでもさすがにスムーズな敵の処理が行えるはずよ。もしくは火力!」

大河「事故が怖いなら耐久に振るのもいいわね。とにかく、教会に行きなさい」

大河「今の所強化ポイントが9あるから、どれでも好きな能力をあげれるわ。幸運以外」

大河「という訳で、今回もペナルティだけど……さすがに明日アリーナで死んだら真面目に詰むから明日の敵は優しめにするわ」

大河「後は、本編藤村先生のお願いを聞いてお小遣いもらったりしてお金を稼いで、回復アイテム買い込みなさい」

大河「……一旦コミュ構築を後回しにしてNPCと触れ合ったりして決戦への体制を整えて。いやほんと」

大河「コミュ構築するなー、とは言わないけど……NPCとの触れ合いと教会で強化ポイントの振り分け、回復アイテムの買い込み位はさすがにしてね?」

……寝過ごしていたのか、何時もよりマイルームを出るのが遅れていたようだ。


さて、まずはどうしようか……



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

昨日一成から聞いた話が気になる……

図書室で調べ物をしよう。



-図書室-



確か一成が言っていた資料は……あった。

第五次聖杯戦争の資料は確かに存在した。

だが、過去の聖杯戦争についての資料がしっかりと乗っているこの場所は一体どれだけの情報が詰まっているのだろうか?

とにかく、まずはこの資料を見てみよう。




どの項目を見ますか?


1:第五次聖杯戦争の決着
2:この世全ての悪
3:呼び出されたサーヴァント
4:間桐の暗躍
5:聖杯の器
6:アインツベルンの最期


選択安価 安価下3

第五次聖杯戦争の決着




第四次聖杯戦争から10年後に開催された第五次聖杯戦争は、生き残ったアーチャー・ライダーによって大聖杯が破壊される事によって決着がついた。

聖杯戦争発端の大元である汚染された大聖杯が壊された事により、冬木で聖杯戦争が行われる事はなくなった。

この戦いから生還したマスターは以下の人物である。

衛宮士郎
遠坂凛
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
クロエ・フォン・アインツベルン
バゼット・フラガ・マグレミッツ
葛木宗一郎


また、遠坂達の師であるロード・エルメロイ二世率いる集団によって事後のアフターケアまで行われており、

この戦争でこの世全ての悪に蝕まれたイリヤの治療も行われている。




アーチャー「どうやら、この戦争は今から約一年前に起きたものらしいな」

一年前……つまり、つい最近こんな戦争が起きていたというのか。

第五次聖杯戦争も、この聖杯戦争のように大量のマスター達が殺しあったのだろうか?

アーチャー「とにかく、この資料を信じるならば過去に冬木で行われていた聖杯戦争は再発する事はなくなったという事だ」

アーチャー「気になる点はいくつか存在するが、続きはまた今度だな」



資料の一部を見終えたあとは、どうしようか。




1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

先程の第五次聖杯戦争の資料の続きが気になる……もう少し位読みふけっても問題ないだろう。

しかし、気になる情報がたくさんある。どれから閲覧しようか……



どの項目を見ますか?


1:この世全ての悪
2:呼び出されたサーヴァント
3:間桐の暗躍
4:聖杯の器
5:アインツベルンの最期


選択安価 安価下3

この世すべての悪


聖杯汚染の原因。無色の願望器である聖杯はこれを取り込んだ事によって汚染され、あらゆる願いを破壊という形でしか叶える事ができなくなった。

全ての原因は第三次聖杯戦争にて、アインツベルンが召喚したサーヴァントにある。

第三次聖杯戦争でアインツベルンが召喚したサーヴァントはイレギュラークラスのアヴェンジャー。

ゾロアスター教に伝わる、この世すべての悪と呼ばれた存在である。

他の参加者を皆殺しにして聖杯を手に入れようと考えたが、実際に召喚されたのはこの世すべての悪であれとされた一人の青年だった。

当然、真っ当な英霊のように戦う術をもたない青年である。

アヴェンジャーはアサシン相手に正面から戦いを挑んで敗北し、聖杯に取り込まれた。

だが、アヴェンジャーは普通の英霊と違い、悪であれと願われた存在。

それを取り込んだ聖杯が、人々の願いである悪であれという願いを反映した結果、聖杯の汚染が発生した。

この汚染は冬木の聖杯で確認されたが、他の地で行われる聖杯戦争で万が一この世すべての悪のような存在が取り込まれるような事があれば、

その瞬間聖杯は使い物にならなくなるだろう。




白野「……この世すべての悪、か」

アーチャー「無いとは思うが、もしこの聖杯戦争にこれがサーヴァントとして呼び出されていたらとんでもない事になるな」

アーチャー「とは言っても、元々ルールの穴を突いた裏技のようなものだ。この地ではそんな事は行われていないと信じよう」

白野「ならいいけど……もし、参戦したマスターの中に持ち込んでいた者がいたら、どうなっているのかな」

アーチャー「それこそありえん。この世すべての悪はいわゆる呪いそのものでもある」

アーチャー「この世界すべての悪だぞ。それに触れただけで、普通の人間は発狂死する」

アーチャー「それに耐える事が出来る人間がいるのであれば話は別だが、あいにく私はそのような存在を一人しか知らん」

アーチャー「だが、その一人もこの聖杯戦争に参戦している様子はないし、する動機がない」

アーチャー「何より、その人物がこの世すべての悪を持ち込むとは思えない。さらに言えば大聖杯は壊されている」

アーチャー「つまり、そこまで心配する必要はないということだ」

アーチャーはそう言うが、本当にそうなのだろうか?

この間見た泥はとんでもない呪いだったが……いや、今は判断材料が少ないしこれ以上考えても無駄か。

この情報は今の所は、頭の隅にとどめておく程度で十分だろう。




資料の一部を見終えたあとは、どうしようか。




1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

やはり資料が気になってしまう。いや、これは調べ物をするなら徹底的にするというだけで、別に他意はないぞ。

だからアーチャー、呆れたような顔でこっちを見ないで欲しい。



……とりあえず、どの項目を見ようか。



どの項目を見ますか?


1:呼び出されたサーヴァント
2:間桐の暗躍
3:聖杯の器
4:アインツベルンの最期


選択安価 安価下3

第五次聖杯戦争で呼び出されたサーヴァント


第五次聖杯戦争で呼び出されたサーヴァントは以下の通りである。



セイバー   アルトリア
アーチャー  エミヤ
ランサー   クーフーリン
ライダー   メデューサ
バーサーカー ヘラクレス
キャスター  メディア
アサシン   佐々木小次郎


セイバーは触媒の関係で第四次聖杯戦争と同じサーヴァントが召喚される。

アーチャーは経緯がかなり特殊であり、起こったかもしれない未来において世界と契約し、英霊となった存在。投影魔術を扱い、弓兵にも関わらず接近戦を得意とする。

ランサーは白兵戦においてはこの聖杯戦争においてはトップクラスの実力を誇る。彼の持つゲイボルグは相手の心臓を必ず穿つといわれている。

ライダーは、ペガサスを手綱で操って戦う。マスターによるバックアップの関係上、宝具を使った突進の威力が規格外の破壊力となっていた。

バーサーカーは十二の試練と呼ばれる宝具が最も厄介。1度や2度殺した程度では死なず、命のストックが試練の数だけ存在している。

キャスターは正統派の魔術師の中では最強クラスと呼ばれている。が、正統派故に対魔力を持つ4騎相手に不利にならざるを得ず、結果的に最弱に。

冬木のアサシンは本来、ハサンが呼ばれる。しかし、この聖杯戦争ではキャスターがルール違反の召喚を行った為にハサンではなく、佐々木小次郎の名を借りた農民が召喚された。
彼の剣技はセイバーをも凌ぐが、剣技以外に何もない為、そこを突かれるとどうしようもないという弱点を持っている。


また、この聖杯戦争では後述の間桐の暗躍により、第四次聖杯戦争の英霊も参戦している。

第四次聖杯戦争のサーヴァントに関しては、別資料の第四次聖杯戦争についてを参照されたし。





白野「……アーチャー?」

アーチャーの項目に注目する。エミヤと書かれているアーチャーの特徴は、ものの見事にアーチャーと一致している。

もしかして、アーチャーの真名はエミヤなのだろうか?

アーチャー「ふむ、マスターは私の真名がエミヤだと推測しているのかね」

白野「違うの?」

アーチャー「間違いではない……が、私の真名がエミヤかと問われれば答えはノーだ」

アーチャー「私は正義の味方を体現した無銘の英霊。元となった私は確かに衛宮だ。投影魔術も使うし、接近戦も行える」

アーチャー「この資料のアーチャーと私は、同一の存在だろう。だが、同一人物という訳ではない」

アーチャー「この資料には起こったかもしれない未来と書かれている。私もまた、別の起こったかもしれない未来で英霊に至った存在という訳だ」

アーチャー「思わぬ所で真名をマスターに突き止められてしまったが、むしろ自ら調べて私の真名に限りなく近い解答を出せた。大したものだ」

アーチャー「今の私は、ほとんど力を発揮出来ない状態だが……アリーナで修行をし、教会で改竄を行えば投影魔術も少しずつ取り戻せるだろう」




アーチャーについて、色々と知る事が出来た気がする。

どうやらアーチャーとの距離が縮まったようだ。



このあとはどうしようか?



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

アーチャー「マスター、調べ物をするのは構わないのだが……決戦に備えなくてもいいのかね?」

アーチャー「資料ならば勝ち抜いた後にゆっくり閲覧出来る。教会で改竄を行うなり、購買でアイテムを揃えるなりした方がいいと思うのだが」

白野「もう少し、もう少しだけだから!」



……とりあえず、どの項目を見ようか。




1:間桐の暗躍
2:聖杯の器
3:アインツベルンの最期


選択安価 安価下3

今日はもう遅いので一旦ここまで!

間桐の暗躍


始まりの御三家の一つである間桐……

その家の真の支配者であった人物、間桐臓硯は第四次聖杯戦争の終盤において聖杯を手に入れようと暗躍していた。

だが、聖杯戦争終盤、遠坂家当主である遠坂時臣と戦っていた時にセイバーの宝具による巻き添えを食らい、死亡したと思われていた。

しかし、一度死んだ彼は聖杯の泥に潜んでいたこの世すべての悪と契約して生き永らえ、

同じく泥を浴びた遠坂時臣を従えて10年に渡る暗躍を続けた。

そして、10年後に行われた第五次聖杯戦争では時臣にライダーを召喚させ、スパイとして聖杯の器であるイリヤの元に送った。

その後、ライダー含むセイバー陣営にバーサーカーが敗れ……最初の脱落者が出た時に時臣にイリヤを回収させる。

それと同時刻、間桐臓硯は10年前に回収していた聖杯の欠片を集めた器を使い、彼だけが知る裏技によって

前回敗れて座に帰るはずだった第四次聖杯戦争のサーヴァントのバーサーカーを召喚した。

前回のバーサーカーを暴れさせ、失ったものの更なる脱落者を出した後は前回のランサーを召喚。

キャスターが脱落した後は前回のキャスターを召喚した。

サーヴァントが7騎しか存在しないというルールを平然と破る事が出来たのか。

それは……

………

という事である。

しかし、英雄王を嵌めて葬り去り、盤石と思われた間桐臓硯の企みは残った者が結託し、一丸となって挑んだ事で儚く散った。

前回のライダーが現れ、第五次のライダーが土壇場になって裏切り、衛宮士郎という一人の少年に500年生き続けた妖怪は敗れたのだ。





白野「間桐臓硯……この老人が、裏で暗躍していたのか」

だとすれば、間桐慎二はこの老人の子孫だろうか? 聖杯戦争の裏で暗躍を続けていた者と繋がりがあるのであれば、

今回の聖杯戦争に参戦した彼も何かを企んでいる?

アーチャー「何を企んでいるのかはわからんが……間桐慎二も十分に気を付けなければならんな」

アーチャー「間桐慎二が自己顕示欲に浸るだけの小物か、裏でとんでもない事を企む厄介者かはわからんが……」

アーチャー「そのような不穏な芽は早い内に摘み取っておくに限る。2日後の戦い、気を引き締めてかかれ」




間桐について更に知る事が出来た。

間桐慎二がどのような目的で聖杯戦争に参加したのかはわからないが……

この戦い、負ける訳にはいかない。

アーチャー「それと、夏休みの宿題ではないのだから決戦に向けた準備を後回しにするな。後で勝てないぞこの野郎等と嘆かれた所で私にはどうする事も出来んからな」





……そろそろ日が暮れそうだが、この後はどうしようか。


1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

そういえば屋上に行っていなかったな……

せっかくだし、少し様子を見てみよう。





-屋上-



「……」


屋上に辿り着いた……が、どうやら先客がいるらしい。サーヴァントと話しているのか、一人で何か言っている。

あの容姿は確か……そう、慎二が言っていた遠坂凛だ。

この距離ならばこのまま耳を澄ませば、会話の一部を聞き取れそうだ。



「えぇ、私の目的は今回の聖杯戦争の調査。だから、貴方の望みは二の次になってしまうわ」

「……勿論、やるからには勝つわよ。当然でしょう」

「それに、貴方の実力は私がよく分かっている。私、過去に聖杯戦争を経験しているのよ」

「……その通りよ。あの時は敵同士だったけど、頼りにしているわ」



会話を終えたのか、先客が屋上から立ち去る。

……が、またしても帰る方向がこちらだったのか、そのまま見つかってしまった。


「あら、隠れて盗み聞きなんて趣味が悪いわね」


1:別に隠れていた訳じゃない
2:君が遠坂凛だね
3:君は一体何者なんだ


選択安価 安価下3

白野「君が遠坂凛だね」

凛「そうだけど……私、貴方に名乗ったかしら?」

そりゃあ資料に載ってましたし、慎二から紹介もしてもらいましたから。

凛「……一方的に私の事を知っているみたいだけど、なんか怪しいわね」

凛が警戒しながらこちらを見つめる。

気のせいか、段々と殺気立っているような……

凛「ま、何を企んでいるかはとっちめてから聞けばいいわよね。ランサー!!」

ランサー「随分気が早いお嬢ちゃんだ。存分に戦えねぇのは残念だが、がっかりさせんなよ!!」

いきなりサーヴァントをけしかけてきただと!?

学校で堂々とサーヴァント戦を仕掛けるなんて、一体どんな神経をしているんだ。

とにかく、こちらもアーチャーで応戦しなければ!!


アーチャー「マスター、危ない!!」




-戦闘開始-  -制限時間3ターン-


アーチャー レベル4 HP140
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C

ランサー レベル? HP???
筋力:A 耐久:A 敏捷:A 魔力:B 幸運:C


1ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2ランサー側判定

アーチャー側判定 5
ランサー側判定  11

ランサー有利

攻撃判定 5 通常ダメージ


ダメージ判定

20×4=80ダメージ

アーチャー残りHP60



アーチャー「がぁあああああっ!!」

白野「アーチャーっ!」

ランサー「そらそらそら、どうしたその程度かぁ!?」

アーチャー「チッ分が悪いか」

白野「(まずいぞ、あの相手……格が違う。今のアーチャーで太刀打ち出来る相手じゃない!!)」



2ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2ランサー側判定

アーチャー側判定 9
ランサー側判定  8

アーチャー有利

攻撃判定 8 クリティカル

ダメージ判定

20÷4×2=10ダメージ


ランサー残りHP???



3ターン目行動判定
直下アーチャー側判定
直下2ランサー側判定

アーチャー側判定 4
ランサー側判定  3

アーチャー有利

攻撃判定 2 防がれる

ダメージ判定

20÷4÷2=2.5ダメージ


ガキィン


ランサー「チィッ」

アーチャー「グゥッ!」

白野「アーチャー!」

凛「……驚いたわ。まさか前回のパートナーと敵対するなんて思わなかった」

アーチャー「はぁ……はぁ……」

凛「けど、マスターが未熟みたいね。私の知っているアーチャーはそんなんじゃない」

凛はアーチャーを最初に見た時驚いていたが、今はもう落ち着きを取り戻している。

やはり、あの資料に書いてあった事は本当で第五次聖杯戦争の時の凛のパートナーは……


ビーッ

「そこの雑種ども、校内での戦闘は禁じられている!ただちに中止せねば失格とするぞ!!」


ランサー「どうやら、ここまでのようだな」

アーチャー「そのようだ」

凛「……久しぶり、というべきかしら。まさかまた貴方と会う事になるなんて思わなかった」

アーチャー「ふむ、英霊は本来座に帰ると記憶は記録になる。よって私が君と共に戦った事を覚えていなくても不思議ではない」

アーチャー「だが、恐らくは人違い……いや、存在違いだろう」

凛「何を言っているのよ、その投影魔術、戦闘スタイル、使ってる武器。全てが私の知っているアーチャーよ」

アーチャー「だから存在違いだと言っている。君の知っているアーチャーと私は、同じだが別の存在だ」

凛「……どういう事よ」

アーチャー「種明かしはまた今度だ。次に会う時は、平和的に話し合って欲しいものだ」

アーチャーが霊体化し、その場を後にする。

かろうじて命拾いをしたからよかったが、一歩間違えていればこちらが殺されていた。

凛「……貴方、名前は?」

白野「……岸波白野」

凛「そう、覚えておくわ。それと次会った時は覚えておきなさい」

そう言って凛は去っていった。

どうやら完全に敵として認識されてしまったらしい……




日が暮れてしまったが、寝る前に何かしておこう。



1:アリーナ(ペナルティの為選択不可)
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

そういえば調べ物に夢中ですっかり忘れていたが、桜がお弁当を作ってくれていたはずだ。

今からでももらえるだろうか?





-保健室-


桜「先輩が腹痛で保健室のお世話にならなかったのは良い事ですからよしとします」

桜「ですが、全くお弁当を取りに来ないのはどうかと思います」

白野「はい、申し訳ありませんでした」

桜「はぁ……とにかく、これが今日の分のお弁当です。日持ちするので翌日以降でも食べられますが、明日は朝か昼には取りにきてくださいね」

桜からお弁当を受け取った。


桜弁当:アーチャーのHP・状態異常を全回復



桜「それと、明後日には1回戦本戦が始まります。明日はやり残した事がないように、しっかりと決戦に向けた準備をしてください」

確かに、明後日には本戦が始まる。

明日十に第二のトリガーを手に入れ、アイテムを揃えて教会で改竄を済ませなければならない。

順序としては、改竄、アリーナ探索、買い物が妥当だろう。

桜からお弁当を受け取る事も忘れてはいけない。

桜「……くれぐれも、他の参加者との会話や調べ物に夢中で準備できませんでした!という事がないようにしてくださいね?」ニコッ

ハイ、キヲツケマス。

桜からありがたい忠告を受けて保健室を後にした。



アーチャー「さて、マスター。桜の言うとおり明日は決戦に備えて準備が出来る最後の日だ」

アーチャー「出来る限りの準備を済ませ、決戦に備えておく事だ。最低でもトリガーは手に入れておかなければいかん」

アーチャー「トリガーを二つ揃えなければ戦う事もできずに敗北する。それを忘れると取り返しのつかない事になるぞ」




-聖杯戦争一回戦五日目 終了-

経験値処理を忘れていたのでここで計算 申し訳無い。


ランサー戦で獲得した経験値:30



アーチャーレベルアップ!

レベル4→10

HP60アップ

強化ポイント18獲得

スキル:投影準備を獲得

スキル:赤原猟犬・耐久低下を獲得


投影準備:投影精度を1上げる。(投影精度の影響を受けるスキルの威力が上昇し、戦闘中一定の投影精度に達すると特定のスキルを使用可能に)

赤原猟犬・耐久低下:10×投影精度のダメージ(筋力・耐久のダメージ補正を受ける)。3ターンの間相手の耐久がワンランクダウン。
     効果が継続している内に更に当てると効果は重複し、耐久低下ターンが延長される。 必要投影精度:1



次のレベルまで後9経験値必要



-聖杯戦争6日目 



アーチャー「おはよう、マスター。突然だが私の宝具について説明しよう」

アーチャー「決戦ではいざという時の切り札がある。それが宝具だ」

アーチャー「宝具一つで戦況が逆転する事は珍しくない。それを頭に入れておく事だ」

アーチャー「私の宝具も使えるには使えるのだが……条件を揃えるのが厳しい」

アーチャー「だが、それに見合うだけの価値はある。宝具での一発逆転を狙う事も頭に入れておいてくれ」



アーチャー宝具

無限の剣製(アンリミテッド・ブレイドワークス)
発動した次ターンから6ターンの間、アーチャーの筋力・耐久・敏捷が2ランクずつ上昇+投影精度+2。必要投影精度:5




今日は決戦に向けて準備が出来る最後の日だ。

まずは何をしようか。




1:アリーナ
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

あれだけ美味しそうなお弁当を作ってくれた桜の事だ。

既にお弁当を作ってくれていると信じて、保健室に行こう。



-保健室-



桜「おはようございます、先輩」

白野「おはよう、桜」

桜「今日はちゃんと早めに来てくれたんですね。また夜まで待たされたらどうしようかと思っていました」

さすがに昨日の今日でそんな事はしない。

自分の健康を考えてお弁当を作ってくれている桜に感謝しなければ。

桜「はい、これが今日のお弁当です。明日の試合、頑張ってください」


桜からお弁当を受け取った。


その後、桜と世間話をして保健室を後にした。


この後は何をしようか。


1:アリーナ
2:購買に行く
3:教会
4:保健室に行く
5:屋上に行く
6:図書室
7:廊下を歩く

選択安価 安価下3(選択不可が選ばれた場合は安価下 )

そういえば、アリーナで鍛えたりランサーと戦ったりして大分経験を積んでいる。

そろそろ教会で改竄を行ってもらおう。



-教会-



青子「いらっしゃーい。魂の改竄に来たのね?」

白野「お願いします」

橙子「そうだな、今の強化ポイントは……27ポイントだ」

橙子「強化したい項目を選んでくれ。今の状態ならばどれだろうと強化出来るはずだ」



アーチャー レベル10 次のレベルまで9経験値必要
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


残り強化ポイント 27
筋力:E ランクアップまで5P
耐久:E ランクアップまで5P
敏捷:D ランクアップまで6P
魔力:E ランクアップまで5P
幸運:C ランクアップまで18P


上げる項目を選んでください


1:筋力
2:耐久
3:敏捷
4:魔力
5:幸運

選択安価 安価下3

次スレ 桜「イリヤさんがry」白野「月編」ジナコ「2スレ目ッス」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430214669/)


橙子「……よし、完了だ。これでアーチャーの敏捷がCになったぞ」

橙子「他にあげたいステータスがあるなら、今の内にあげておけ」



アーチャー レベル10 次のレベルまで9経験値必要
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


残り強化ポイント 21
筋力:E ランクアップまで5P
耐久:E ランクアップまで5P
敏捷:C ランクアップまで11P
魔力:E ランクアップまで5P
幸運:C ランクアップまで18P


上げる項目を選んでください


1:筋力
2:耐久
3:敏捷
4:魔力
5:幸運

選択安価 安価下3

橙子「敏捷だな。少し待っていろ」

……


橙子「……よし、無事にアーチャーの敏捷はBにあがったぞ」

橙子「他にあげたい能力があれば今の内にあげておけ」

アーチャー レベル10 次のレベルまで9経験値必要
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


残り強化ポイント 10
筋力:E ランクアップまで5P
耐久:E ランクアップまで5P
敏捷:C ランクアップまで22P
魔力:E ランクアップまで5P
幸運:C ランクアップまで18P


上げる項目を選んでください


1:筋力
2:耐久
3:敏捷(強化ポイントが足りない為選択不可)
4:魔力
5:幸運(強化ポイントが足りない為選択不可)

選択安価 安価下3(選択不可は安価下)

表記ミス 敏捷C→敏捷B


橙子「筋力だな。少し待っていろ」

……


橙子「……よし、無事にアーチャーの筋力はDにあがったぞ」

橙子「他にあげたい能力があれば今の内にあげておけ」

アーチャー レベル10 次のレベルまで9経験値必要
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:C


残り強化ポイント 5
筋力:D ランクアップまで10P
耐久:E ランクアップまで5P
敏捷:B ランクアップまで22P
魔力:E ランクアップまで5P
幸運:C ランクアップまで18P


上げる項目を選んでください


1:筋力(強化ポイントが足りない為ry
2:耐久
3:敏捷(強化ポイントが足りない為選択不可)
4:魔力
5:幸運(強化ポイントが足りない為選択不可)

選択安価 安価下3(選択不可は安価下)

橙子「耐久だな。少し待っていろ」

……


橙子「……よし、無事にアーチャーの耐久はDにあがったぞ」

橙子「今の所はこれ以上改竄を行う事は出来ない。またレベルをあげて強化ポイントを溜めてから来い」

白野「ありがとうございます」


改竄を終えて教会から去る。

アーチャー「ふむ、以前よりずっと能力を取り戻せたようだな。これならあのライダー相手でも勝目があるかもしれん」


続きは次スレ!

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