もしも『とらドラ!』の主人公が高須くんじゃなかったら (54)

~桜木花道~


花道「こここ、このラブレターはまさか……。櫛枝さんからのラブレターなのか……///」プルプル

花道「遂に……遂に俺の気持ちが櫛枝さんに……! ///」

花道「『おいらはバスケットマンが好きだぜ!』と言ってたのを聞いたその日からバスケを始めて丸一年……」

花道「長かった……。本当に長かった……!」


花道「///」ピラッ




花道「ん? 逢坂……大河より……?」





大河「ラブレター返せえええええええええッ!!!!!!!!!!!」パリイイイイイイイイイイイイン


花道「……」









花道「ガッカリさせやがってこの野郎」ゴッ

大河「」シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ







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~空条承太郎~


大河「ねえ承太郎、ご飯まだ?」

承太郎「……」ハッケヨオオイ……ノコッタノコッタノコッタ‼

大河「ねえってば!」

承太郎「……やかましい。向こうへ行け」ヒガシノオオ……カチイイイ……



大河「フンッ!」グサッ(目潰し) 

承太郎「っ!?」ブシュウウウ



大河「ふん! 犬っころのくせに私を無視するからそんな目に遭うのよ」フフン




承太郎「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



大河「な、何逆ギレしてんの? 無視したのはそっちでしょ!?」

承太郎「……もうういい。てめえは何も言うな……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

大河「!」ビクッ



大河「……。だ、誰に向かって口聞いてんだ!」シュビッ(目潰し)



スタープラチナ「」パシッ

大河「」



スタープラチナ「」ベキイイイイイイイイイイッ

大河「ぎにゃああああああああ!!」ゴロンゴロン






~相良宗介~


大河「ほら……哀れでしょ……」フッ

相良「そうだな。一般的な女子高生に比べて逢坂の乳房は貧相かもしれん」

大河「は?」カチン

相良「だが胸が貧相というだけでは、水泳の授業をボイコットする理由にならん。むしろ水の抵抗が減って泳ぎやすいのではないか?」

大河「」

相良「もし生理等で休みたいのであれば、それは正直に担任に言うべきだろう。つまらん言い訳はよせ」




大河「オラッ!」ドスッ

相良「ぐはァッ!? な、何故だ……ッ!?」ドシャッ






~越前リョーマ~


大河「いい? この旅行中はバドミントンで負けた方が勝った方の恋を応援するんだかんね」

リョーマ「いいよ」





ズパアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!


大河「がッはあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン






~白浜兼一~


兼一「この前大河さんにあげたスズラン、そろそろ咲いたんじゃないですか?」ワクワク

大河「ああ、アレ? 何か水やらなかったら枯れたけど」

兼一「へ?」

大河「枯れた。邪魔だから片付けといて。よろしく」

兼一「ひょ、ひょええええええええええ!!」






10分後


大河「ちょ、ごめんて……。機嫌直して……」

兼一「うぅ……どーせ僕は大河さんの眼中になんかないんだ……ただの駄犬に過ぎないんだ……」イジイジ

大河「そんなことないって、だ兼一」

兼一「今、駄兼一っていったでしょ! ねえ!」ウワアアアアアアアアアアアン

大河(からかい甲斐があって楽しいな、兼一は……///)

兼一「死んでやるううううううううううう!!!!!!!!!!!!」ウアアアアアアアアアア

~坂田銀時~


銀時「え、何お前。あのメガネのことが好きなの?」

大河「う、うん……///」

銀時「やめといた方がいいと思うよー俺は」

大河「……何でよ?」カチン

銀時「じゃあつき合って何したいわけ?」

大河「な、何って……?」

銀時「だからもしつき合えたとしたら何したいのかって聞いてんだよ」

大河「そ、そりゃあ色々お話したり……い、いつかは北村くんと手をつないでデートしてみたいし……。……一緒にディ○ニーランド行ったり……夜景のきれいなレストランで食事したり……///」

銀時「ハイ出ました、女子の幻想! いいかー! 男がヤリたいことは一つだけなんだよ! それは、そう! セッ○スだ! 男は皆いかに金をかけずにセッ○スをするかしか考えてねーんだよ!」

大河「」

銀時「ディ○ニーだぁ? レストランだぁ? んな甘っちょろいイベントなんざいるかあああああ!!!!!」

大河「」

銀時「ソープより高くついたらつき合う意味がねえだろぉがあああああ!!!!!!!」







大河「」コキン(金蹴り)

銀時「あだだだだだ!?」ドシャッ




大河「いっぺん死んで生まれ変わってきなさいよアンタ……」スタスタ

銀時「」ビクンビクン






~範馬刃牙~


大河「ふぅ~ご馳走さま! 美味しかった! メカブ!」

刃牙「そのメカブ……」

大河「ん?」

刃牙「最近よく食べてるんだ。……カラダにいいからね」

大河「へぇ~……。あー苦し……動けない……」ゴロゴロ

刃牙「……」

大河「満腹って幸せ~///」ゴロゴロ




刃牙(い、言うのか……? 言っちまっていいのか……?)ドックン……ドックン……




大河「なんだ眠くなってきた……」




刃牙「大河ァ……ワリィんだけどさ……(ワルくねェよちっともッッ)」ビクビク

大河「何?」

刃牙「今日んところはさ……(毎日だっていいじゃねェかッッッ)」ダラダラ

大河「だから何!?」




刃牙「洗い物やってくんね? (言った!)」



大河「……」



刃牙「(返事がない?)た、大河も眠たいとこワリィんだけど……」ガクガクガクガクガクガク



大河「うん。……でもちょっと休んでからでいい?」

刃牙「ぜ、全然OKですッ!!」

大河「何で敬語?」




刃牙(ちびったァ……)ジワアアアアアアア






~コブラ~


大河「狩野すみれええええええ!! 殴り込みじゃあああああああああああ!!!!!!!!!」

狩野「まだ一匹残ってやがったか……。いいよ、かかってきな。いい加減イライラしてたんだ」


大河(間違っているのかも分からない……。分かるのはただ……この足は……止まらないということだけ!)



大河「うおおおおおりやああああああああああああ!!!!!!」ダッダッダッダ ブンッ


狩野「フンッ!」ブンッ




コブラ「♪」ガシッ

大河「!?」

狩野「!?」

ギャラリー「ヒューッ!」


大河「ぐッ!?」ジタバタ

狩野「な、何者だお前ッ!! 邪魔するなッ!!」ギリギリ



コブラ「あててみろ。ハワイへご招待するぜ」

ギャラリー「ヒューッ!」



大河「ば、馬鹿コブラああああああ!!!!! その手を離せえええええええええ!!!!!!!」グヌヌ

コブラ「やめな。こんなの振り回してっとろくなことになんないぜ? こんな玩具はナイナイしときな」パシッ ベキッ ポイッ

狩野(か、片手で木刀を折るだと……ッ!?)ゾオオオ

大河「」ペタン



コブラ「さあて、教室に戻って古文の予習でもするか」スタスタ」


ギャラリー「ヒューッ!」






~諸星あたる~


あたる「みっのりちゃ~ん! 今度の土曜日、映画でも行かない?」

櫛枝「おや諸星君! 今日も元気にナンパかね? 結構結構! でも残念ながらおいら、その日はバイトがあって行けないんだぜ」

あたる「なら放課後でもいいよ? 空いてる日教えて? あと住所と電話番号も」

櫛枝「オイオイそんなにがっつくと女の子は警戒しちまうぜ~?」

あたる「なはは、こりゃ失敬」

櫛枝「ちなみに今日は空いてる上に、何とレディースデー! 女の子の寂しい財布にはこの上なくありがたいシステムだよ」

あたる「女の子に払わせたりしないよお」

櫛枝「お、嬉しいこと言ってくれるじゃねえですかい! あ、コレ電話番号とメアド。赤外線できる?」

あたる「もちろん! はい、ピッと」






あたる「……とまあ、こんなもんだ。それ、北村にやってみるのじゃ」

大河「できるかあああ!!」





~うずまきナルト~


大河「ねえ……いい加減カップ麺飽きたんだけど……」

ナルト「なーに訳わかんないこと言ってんだってばよ♪ 大河ちゃんどれにする? 味噌、醤油、とんこつ、それに塩もあるってばよ///」

大河「いや、味とかじゃなくてさ……。これじゃアンタん家に来て食べる意味が無いっていうか……毎日3食ラーメンとかあり得ないから! 大体帰りもラーメン屋寄ったし!」

ナルト「誰かと一緒に食べるラーメンってのがいいんだってばよ! ……俺、父ちゃんも母ちゃんもいないからさ」

大河「……」

ナルト「ずっと友達もいなくて……だから大河ちゃんと初めて会ったとき、大河ちゃんの孤独がすげー分かった。俺と一緒だって分かったってばよ……」

大河「……」

ナルト「きっと大河ちゃんも孤独で……ラーメン大好きなんだって……」

大河「だから飽きたってば!」

ナルト「とりあえず大河ちゃんは味噌にしとくってばよ///」ピリピリ ジョボボボ

大河「んがあああああああ!!!!!」






~ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ~


櫛枝「ちょちょちょ! おいらを抱えて何処へ行くんだいムスカくん!?」

ムスカ「ラピュタだ」タッタッタッタ

櫛枝「はい?」

ムスカ「君はミノリンと名乗っているようだが、親から受け継いだ本当の名があるはずだ」タッタッタッタ

櫛枝「え、いや名乗っているって言うか……その……櫛枝ですけど……」

ムスカ「ミノリン・トゥエル・ウル・ラピュタ。それが君の本当の名だ。ウルは王、トゥエルは真の、つまり君はラピュタ王家の正当な後継者、ミノリン王女なのだよ」タッタッタッタ

櫛枝「ごめんムスカ君、流石においら、理解が追い付かないや……」

ムスカ「今は理解できないかもしれんが、直に分かるはずだ」タッタッタッタ



大河「ムスカあああああああああああああ!!!!! ミノリンを返せえええええええええええ!!!!!!!!!」ズタタタタタタタタタタタタ

ムスカ「むッ! もう追ってきたか!!」

櫛枝「た、大河ッ!! 助けておくれ!! ムスカ君が!! ムスカ君がなんか変なんだよ!!」

大河「待てええええええええええええええッ!!!!!」ズタタタタタタタタタタタタ

ムスカ「止まれ小娘ッ!! それ以上近づいたら耳を吹き飛ばすぞ!」カチャッ


大河「うるせええええええええッ!!」ダダダダダダ


ムスカ「ひいっ!?」ズガンズガンズガン


大河「」ヒュンッ ヒュンッ カンッ




大河「おらあッ!!」シュビッ(目潰し)







ムスカ「目があああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!」







~伊藤カイジ~


カイジ(つーか何で俺が大河の親父に会わなきゃいけねえんだ……?)

逢坂陸郎「そうか……大河は来てくれなかったか……」

カイジ「あ、はい……その、すみません……」

逢坂陸郎「いや、いいんだ。あの子も色々と難しい年頃だしね。顔だけでも見たかったんだが……」

カイジ「……」

逢坂陸郎「……あ、何か食べる? 何でも注文して? おじさんが奢るから。すいませーん」

カイジ「い、いえ……そんな……」

逢坂陸郎「……」(´・ω・)

カイジ(……き、気まずい)ダラダラ

カイジ「じゃ、じゃあ焼き鳥とビールを……」アワアワ

逢坂陸郎「え、ビール? 君は高校生じゃ……?」

カイジ「ななな、何でもないです! 焼き鳥でお願いします!」

逢坂陸郎「じゃあ、彼に焼き鳥を。僕にはベーグルね。チーズを出来るだけたーっぷり挟んで」

ウェイトレス「かしこまりました」



逢坂陸郎「大河に会えなかったのは残念だけど、とりあえず君の方からあの子に渡しておいてくれないかな? このお金」

カイジ「あ、はい……」パシッ


カイジ「……ッ!?」ズシリ


カイジ(ど、どう見てもこの重さ……100万以上はある……)ざわざわざわざわ

カイジ(大河の野郎、こんなに金持ちだったのか……!?)

逢坂陸郎「……ん? どうしたの? 怖い顔して」

カイジ「い、いえ……! 何でもないです!」


カイジ(こ、こんだけありゃ……いくらでも馬券が買える……ッ! もし勝てば、俺の手元に金が……ッ! 金がッ!!!!)



3時間後



カイジ「た、ただいまー……」フラフラ

大河「お帰り、遅かったわね。面倒なこと押し付けちゃってごめん……」

カイジ「あ、ああ……(ぜ、全部スッちまった……!!!!)」

大河「さっきパパからカイジにお金渡しといたってメールが来た……。アイツはお金さえあげればあたしを思い通りに出来ると思ってんだわ」

カイジ「ッ!? ……そ、そりゃ許せないな……」ビクビク

大河「でもまぁ、お金ないと生活出来ないしね……。ムカつくけど……」

カイジ「……」ざわざわざわざわ



大河「……お金も入ったことだし、今日はみのりんのバイト先で豪遊しよっか? たまにはアンタに奢るわ」




カイジ(くうううううううううううッ!!!!!!!)ポロポロポロポロ




~勝改蔵~


大河「はぁ……一人ぼっちのクリスマスか……」ポロポロ

来須三太(くるすさんた)「メリークリスマス」ガララ ヒョコッ

大河「」(;゚Д゚)

来須三太「あの……逢坂大河さんのお宅で間違いないですよね?」

大河「え……あ、はい……。てか誰アンタ……?」ブルブル

来須三太「えーと……逢坂さんは今年一年の素行があまりよろしくなかったのでトイレットペーパー1ロールプレゼントです」ハイ

大河「あ……どうも……」イラネエ

来須三太「ではお邪魔しました」ガララ





大河「何だ今のッ!?」

改蔵「来須三太だ」

大河「うおッ!? アンタいつの間に!? 学校のクリスマスパーティーは?」ビクッ

改蔵「たった一晩寝ただけで彼女だと勘違いしてる女が多くて……面倒だから逃げてきた」シレッ

大河「何しれっととんでもないこと言ってんだアンタは!」

改蔵「それより大河お前、来須三太に会うとは幸運だな」

大河「あ、そうだ! 誰なのアイツ! まさか知り合い!?」

改蔵「来須はサンタクロースの存在を幼少のころから信じつづけ、何時しか自分がサンタクロースだと思い込むようになった悲しい男だ。故に他のサンタクロースの存在は認めず、見かけたら首を絞めて殺そうとする」

大河「そんなマーク・チャップマンみたいな……」※マーク・チャップマン……ジョン・レノンを射殺した熱狂的なファン

改蔵「奴のサンタ熱は異常だ。年々衣装にも進化が見られると聞いている」

大河「ブリーフ一枚だったけど!?」

改蔵「でもあのプレゼントは自腹だぞ? 凄いことじゃないか」

大河「いや、凄いのかもしんないけど……トイレットペーパーって……」

改蔵「豪華なプレゼントは金がかかるからな。素行の悪い子供をリストアップして粗品をプレゼントしてるそうだ」

大河「なんだそのひねくれたサンタ!」

改蔵「良かったな大河。お前ならきっと毎年のように貰えるようになるぞ~」フフフ

大河「あたしの素行が悪いって言ってんのか!!」キエエエエエエエエエ






~中岡元~


北村「……」

元「おどりゃ、金髪なんかにしてどうしたんじゃ? 次期生徒会長がそんなんじゃ学校が荒れるぞ」

北村「……」

櫛枝「本当にどうしちゃったんだい、北村くん? 君はそんなことする奴じゃないだろ?」

大河「そうだよ、次の生徒会選挙も近いのに……」

北村「……」

元「おどりゃ、なんか喋れや。黙っとたら分からんわい!」

北村「……。俺は……生徒会長にはならない」

大河「え……ッ?」

櫛枝「ほ、ホントかい!?」

元「ガハハ! 変なことを言いだすのう! 北村はわしらをかついどるんじゃろ?」

北村「……本当になる気はないんだ。とにかく俺のことはもうほっといてくれ!」

大河「……」

櫛枝「……」

元「……」しーん


***


大河「決めた」テクテク

元「何をじゃ?」カランカラン

大河「あたしが生徒会長に立候補する」

元「なぬッ!? お、おどりゃ……畏れ多くも生徒会長に……!」

大河「あたしが立候補して滅茶苦茶やれば、きっと北村くんは生徒会長になろうとするはず」

元「馬鹿たれッ! そんな身勝手な都合で立候補する奴があるかッ! おまけに下手したらおどれの内申が死ぬるんじゃぞッ!?」

大河「大丈夫よ。北村くんは必ず動く……。応援団長は元、アンタがやってよね」

元「わ、わしが応援団長じゃと……?」


***


大河「ここに宣言するッ! この逢坂大河が生徒会長に当選した暁にはッ! この学校は乗っ取りッ! 貴様らの高校生活を鮮血の記憶と共にッ! も、も、モルグに葬り去ってくれるってねえええええええ!!!!!!!!!!」ガピー

ざわざわ……

能登「て、手乗りタイガーが生徒会長にッ!?」

春田「嘘だろ、やめてくれー!」


元「おどりゃ、応援団長はこのわしじゃああッ!! 文句があるならわしに言えッ!! 全員チンポさかむけにしたるぞッ!!!!!!!」

ギャラリー「」ガタガタガタガタ


校内放送「2‐C中岡くん。至急職員室まで来なさい」


元「……じゃ、じゃあ行ってくるわい」トボトボ

大河「な、なんかゴメン……///」


北村(……生徒会長になろう)




~碇シンジ~


大河「お腹いっぱいになったら眠くなってきた。ちょっと寝る……」ゴロン

シンジ「駄目だよ。ちゃんと布団で寝ないと風邪ひくよ?」

大河「だーいじょうぶだっての。うるさいなぁ……zzz」

シンジ「大河? おーい、大河ってば!」ユサユサ

大河「……zzz」スー


シンジ「……」



***



シンジ「く、櫛枝……ッ」コスコスコスコス

大河「……zzz」スピー



シンジ「櫛枝……ッ!!」コスコスコスコス

大河「……zzz」グウ……



シンジ「櫛枝ァッ!!!!!!!」ビュルッ……

大河「フガッ!?」ブゴッ








シンジ「……最低だ」フウ






大河「フンッ!!」ドゴオオッ!!!!!

シンジ「ぐっはァ!!」ゲボオオ

大河「人の寝顔をみのりんに脳内変換して、しかもオナニーするとか……。喧嘩売ってんの? アンタ……」ポキッ ポキッ


シンジ「う、うわああああああああああああああッ!!!!!!!!」





~高須くんに寄生したパラサイト~


大河「とりあえず、今チラッとだけしておこうか……///」

元高須「は?」

大河「……」バッ

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大河「ほら……ベール///」

元高須「大河……///」


***


元高須「えー……高須竜児は……えっと……何て言うんだ?」アセアセ

大河「何でもいいわよ……。適当に///」

元高須「なっ何でもいいわけないだろ!? ……あ、逢坂大河を……妻として……///」

大河「……」ドンッ

元高須「うおっとっと!」

大河「やっぱ約束とかいらない」

元高須「なんだよ! お前が言いだしたんだろ!? ///」

大河「覚えてる? アンタが前に言ったこと」

元高須「え……?」

大河「俺たちは虎と龍だって。昔から並び立つって決まってるんだって」

元高須「……///」

大河「だから……別に約束なんて無くても……きっとずっと……隣にいるのよね……? ///」

元高須「……おう///」

大河「……///」

元高須「たい……///」ソーッ

大河「目が血走ってる」

元高須「ぐっ///」

大河「鼻息荒い」

元高須「う……うるせえッ///」パシッ

大河「……///」


大河「唇逆剥けてる。キスしたら痛そう」

元高須「……どーせ///」

大河「キスしたら……きっと……痛くて……///」

元高須「……///」

大河「痛いわ……///」




元高須「……///」スーッ    チュッ

大河「……///」





元高須「……どう……だった? ///」

大河「想像通り……ガサガサして……干からびて……不毛の大地///」

元高須「ぐぅ……///」

大河「そんでもって……すごく……熱かった……///」

元高須「ぱふぁ」



大河「ねぇ……寒いからもう一度……///」



                                             _ _

       /\/\                                 / // /  /\
       \/\/                 __,,,,//彡ノ        / // /  / /
     /\               _,──~^    三ソ彡彡-,ミ-、    ̄  ̄  / /
_   \  \            /   _,- ..      三ミミ 彡彡ー        / /
|  |    .\  \         ,,,-~ ,r--~二、 '';;:    -=-=- 三二-、      / ../
|  |     \  \       / o ./  ヽ”ノ  ;;     三,,-=三=---      / ./
|  |       \  \     / /   __,,---~~  i a |ー=--二ー      ̄   __
|  |        \/     |/ ,,,--"~        〆./=--二,,,,-=ヾ        /   /   _
|  |                |,,/           ヽ,/      iヾゞ|          ̄ ̄  //
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|  |        ,_/|/i : ゚ \ー-,,,_    _,,,,-    ノ-、  _|i           //
|  |        彡|;;;/ソ;;;;/i   ~-,_ ~~~`─"    ,,,/  |i,,,-=~  \        //
|_|        / ~ //;;|/i彡    ~ ̄`────"   /_,,,,,---~~~ヽ       ̄
        /二二^,へ、  /      ,,--~二i     ,,-~^^^~^ヽ ,     \
       />- ~  ~ヽ-/~\   /   ー┤   ,,/        |      ヽ
       /=--      ヽ,,  ヽ_/__ ,--=-="~         /       |
      ./>=--        ̄| ̄| ~                 /        |
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      i,    ヽ/    /     /           |               |
      ヽ      ヽ、      ./i           |               |
       ヽ       \    / /           ヽ              |
       ヽ        ~^ -"   ヽ            |              .|
        \            ノi            i              |






~アムロ・レイ~


櫛枝「アムロ君!!」タッタッタッタ

アムロ「……」

櫛枝「ハアッ……ハアッ……」ゼーゼー

アムロ「櫛え……」

櫛枝「ちょっとッ……歯ァ喰いしばってくれるかなッ!」

アムロ「え?」


櫛枝「」ビシィッ!!!!!

アムロ「ウッ!!」ドシャッ



櫛枝「何で……君だけ戻って来たんだよッ!?」

アムロ「う、う……」

櫛枝「何で大河が転校ッ!? 訳わかんないよッ!! ねえアムロk」

北村「待て櫛枝ッ!」

櫛枝「北村くん!?」




アムロ「な、殴ったね……?」ヨロヨロ

櫛枝「へ?」

アムロ「親父にも殴られたこと無いのにッ!!」

櫛枝「あ、ゴメン……いっつも大河に殴られてるからてっきり慣れてるものかと……」

アムロ「あ、こっちこそ済まない……。もう慣れっこなんだけど、条件反射的に口をついて出るって言うか……」

櫛枝「いいんだよ気にしなくて! ただそういう言い方だとまるで殴られたことが無いかのように聞こえるから……その……」

アムロ「分かったよ櫛枝……。もう一度ぶってくれるかい?」

櫛枝「オーケー、アムロ君! 行くよッ!!」ビシッ!!!!!!!!


アムロ「ウッ!!」ドシャッ

櫛枝「何で大河が転校ッ!? 訳わかんないよッ!! ねえアムロk」



アムロ「な、殴ったね……?」ヨロヨロ

櫛枝「殴って何が悪いッ!!」ビシッ!!!!!

アムロ「二度もぶった!! 親父にも殴られたこと無いのにッ!! 大河には殴られたことあるけどッ!!」



櫛枝「そう! それだよアムロ君!」ガシッ

アムロ「……///」ガシッ




北村(何だこの茶番……)






~高嶺清麿~


♪オーレーンジ色に 早く 

 なりたい果実

 キミのひーかりをー浴びてー

 
清麿「!?」

大河の髪「……」フワリ


清麿「」ダッ!



 理想や 夢は

 膨らむばかり

 気づいてよ ねぇ


清麿「この世界の誰一人、見たことがないものがある」


 オレンジ 今日も
 
 食べてみたけど

 まだすうっぱくて 泣いたー


大河「それは優しくて、とても甘い」


 私 みったいで

 残せないから


清麿「多分、見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ」


 全部 食ーべーたー

 好きだよー


大河「だからこそ、誰もそれを見たことがない」

 
 すうっぱいー
 
 泣けるよー


清麿「そう簡単には手に入れられないように、世界はそれを隠したのだ」


 好きだよー


大河「だけどいつかは、誰かが見つける」


 好きだよ……



ガララ……



清麿(いないッ!? いや、あのロッカーかッ!!)


清麿「手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる……」








清麿「ザケルッ!!!!!!」



  ∨∧   ∨/|   |///  ///   /////      ////,イ  .//  _,.ユ.,_             /
.   ∨∧   ∨|   |//  ///   ////       ./////| ///x≦///≦=‐-ニ、        /
    r==================┓   //////////////////////≧=-‐  /
    |                        _jj==弌  |ト、   /////////////////////≦、   /
    |                    || 8 ㌢⊿ || :|| i  ////㌻^Y//低___寸////////≧x
    |  γ⌒ヽ      γ⌒ヽ    || 8 邑仆 || :|| | ////{ Y 从 マ (叺i刈//////㌢´
    |  弋_|_,,ノ.       弋_|_,,ノ   :|| 8 凡扣 || :|| | /////┘     `¨⌒ヾi:i|////ハ        x:≦
    |     | \      / |     || 8 土王 || :|| |  / //    /⌒ヽ  `ゝ//⌒ヽ     x:≦
    |     |   \  /   |     || 8 仟尸 || :|| | / / |   イ´}::: ̄ヽ Y ノ//ノ    x:≦
    |     |    γ⌒ヽ    |     || 8 x@x || :|| |  // |  ||ノ:::::`¨彡//≧x
    |     |   弋,__,,ノ    |     || 8 厓畄 || :|| |.    八 乂ノ::::<//厂     _三ニ=-‐
    |     |   /  \   |     || 8 ㍊¬ || :|| |.   Y⌒ーー'    ヽ_三ニ=-‐  ̄
    |    _|_ /.       \ _|_    || 8 罟℃ || :|| |   _三ニ=-‐  ̄
    |  γ |, ヽ      γ j: ヽ   .|| 8 ∠亥 || :|| |                   -‐=ニ三
    |  弋,__,,ノ.         乂,__ノ    || 8 嵓嵒=-=ニ., |               -‐=ニ三
斗-‐…‐-ミ                `Y/´-=弌 └り             「 Y /⌒ヽ_
ニ=‐     ` ー-=  ..,,,__    _,/´ ‐=ニニニニ弌 ̄`Y          | /  ,x///ヽ -‐=≦
ニニ=-      ,,..      ̄ ̄ ̄-=ニニニニニニ三ー‐弌      ‐=ニ三 |./  /////;ハ
ニニニニ=-  "´ -=ニニニ=-  |ニニニニニニニニ _,,ノ      -‐=ニ/ `¨´/ ,と///ハ  -‐=≦
ニニニ=- -=ニニニニニニニニ=- | =ニニニニニニ三  ̄`Y           \./ / 寸厶/
ニニニニニニ=-  ‐=ニニニニニ=-| =ニニニニニニニ -‐‐イ          廴/_,,.-=  /
ニニニニニニニニ=-     ____ ‐=ニニニニニア   /、           `¨´廴,,≠´
ニニニニニニ=-_,,. -‐=ニ  ̄  γ⌒ヽ≧=‐-----‐=≦ \ \

ニニ=-_,,. -‐=ニ γ⌒ヽ      .乂,__ノ    \\     \ \ \             ‐-=ニ三_
-‐=ニ        .乂,__ノ       /   \    \\     \ \ \                 ‐-=ニ三_





大河「ぬああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!!!!!!!!!!」






清麿&大河「そういうふうに、できている」









おわり

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