僕「聖秀学院野球部?」Part2 (1000)

凡人僕くんが吾郎と一緒に海堂打倒を目指すスレ


現在の状況

巻き戻し券0 巻き戻しの欠片(1/2)


僕 聖秀学院2年生 マッチョ

ポジション セカンド 2番手投手


ミート B
パワー A
走力 B
肩力 D
守備力 A

球速130kmオーバー
コントロールA
スタミナB


ナックルB


アビリティ
観察眼B
サヨナラ男



現在の好感度


吾郎 好感度7
清水 好感度3
藤井 好感度5
田代 好感度5
大河 好感度4
内山 好感度3
宮崎 好感度3
中村 好感度8

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1602904242

前スレ

僕「聖秀学院野球部?」
僕「聖秀学院野球部?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1599217006/)

※前スレミスのお詫び


田代のステータスを

ミートC パワーB 走力C 肩C 守備B

と表記しましたが、このSSの田代は覚醒田代となっておりますのでちょっとだけパワーアップしております



覚醒田代
ミートB パワーB 走力C 肩C 守備B

アビリティ
野球への渇望

前スレ>>1000チャレンジ コンマ16 失敗



※海堂二軍戦から再開となりますが僕のステがある程度高いためダイジェストとなります

僕(ーーー山田先生がとってきた練習試合・・・それはまさかの茂野の古巣、海堂二軍だった)

ーーーーーーーーーーーーーーー
厚木


内山「あ、あれが海堂の二軍か・・・」


藤井「なんかオーラが見えるのは気のせいですか・・・?」


山田「気のせいではありません」


山田「二軍と言ってもその正体は海堂の次期レギュラー。レベルが違いマース」


僕(ペガサスみたいな口調だな)


藤井「あんたなー!!なんでこんな無茶な試合組むんだよ!!教え子が赤っ恥かいてボロ負けするのが見てえか!?」


吾郎「ボロ負けはさせねえ」


吾郎「タフな試合になんのは間違いねえが、オレはお前らに惨めな思いさせるために野球部作ったんじゃねえよ」


僕「・・・頼んだぜ、エース」ポンッ


田代「へっ。どっちにせよ海堂に勝つのが目標なんだ。二軍程度に苦戦してちゃその未来も掴めねえ」


大河(おいおい勝つ気かよこのオッサン達・・・ま、茂野先輩の球なら二軍ぐらい抑えて貰わないと困るけど)


大河「足引っ張られなければいけますね」


藤井「大河くぅーん?誰を見て言ってるのかなぁ?」



山田(・・・あなた方がひとつのチームになる所。楽しみにしてますよ、ノゴローくん)



聖秀メンバー


1 清水(遊)
2 内山(三)
3 茂野(投)
4 僕(二)
5 田代(補)
6 藤井(右)
7 宮崎(一)
8 高橋(中)
9 野口(左)

1回表 先攻聖秀


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ズバァァン!!


審判「ストライィィィィク!!」


藤井「はえぇ!!」


田代「これが海堂か!」


榎本弟「・・・」スッ


茂野「・・・榎本!?」


僕「知ってるのか?」


吾郎「いや・・・俺が海堂にいた頃同じ名前のピッチャーがいたと思ってな」


大河バット「」チッ!!


審判「ストライクツー!!」



馬場「ーーー流石だな清水。一年坊のくせにいきなりウチの榎本の球に掠るなんて生意気だぜ」


大河「いえいえ馬場先輩こそ。先輩が二軍とはいえ海堂の正捕手になったなんて横浜リトルOBの誇りですよ」


馬場「・・・」


馬場「お前、なんで海堂に来なかった?」

なんか大河の初期判定やってないの勿体無い気がするのでここでやっちゃいます


ゾロ目or90以上 覚醒大河(既に綾音ちゃんと出会っていた)
89以下 原作のまま
安価下

コンマ66 覚醒大河


※中学時代から綾音ちゃんと付き合ってる、他者には生意気だが根性のある大河となります
ステータス修正


大河
ミートS パワーC 走力A 肩B 守備S

球速138km コントロールB スタミナB カーブB

アビリティ
野球センスA 闘争心

大河「ーーー簡単な話ですよ。決められたレールを進むなんてつまらないでしょ・・・男なら」



カキィィィン!!


榎本「!?」


大河「ーーー自分でドデカい夢を掴みとれってね!!」


田代「おお!!いきなりヒットだぜあいつ!!」


僕「うおおお!!大河!!」


「ナイスバッティング!!大河くん!!」


藤井「なんだなんだアレ彼女かぁ?すみに置けないねぇ、ウチの新入りはよ!!」



大河(姉貴からずっとあんたの話を聞いて・・・ここなら今までにないくらいおもしれえ野球が出来ると思った。期待してますよ、茂野先輩)

榎本弟「くっ・・・」


馬場「気にするな、奴だけは海堂級の選手だからな。残りの雑魚を抑えていくぞ」


榎本弟「ああ・・・」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
内山「」ブンッ!!


審判「ストライク、バッターアウト!!」


内山(うてっこねぇよあんなの・・・)トボトボ


茂野「しゃあねえ、でも今の打席で大河が盗塁してくれた。後は任せろ」ポンッ



榎本弟(こいつが江頭さんが警戒してる茂野って奴か・・・)


吾郎「いい球投げるねお前。だけど、まだ兄貴には及ばねぇな」ニヤッ


榎本弟「・・・!」


馬場(気にするな榎本!!)


榎本弟「おおお!!」バッ!!



吾郎「」カキィィィィン!!


バックスクリーン「」ドンッ!!



榎本弟「ーーー!!」



田代「うおおお!!ホームランだ!!」


吾郎「へっ」タッタッタ



僕(流石茂野だ・・・!!初回から先制したぞ!!)



大河「オレのおかけでソロがツーランになりましたね。だいぶ楽になるんじゃないっスか?」


吾郎「ふん、デカい口叩いて後で後悔すんなよ?」


大河「お互いさまでしょ。海堂打倒の無謀な茂野先輩」ニッ


吾郎「次も頼むぜ生意気大河」



ハイタッチ「」パシッ!!

ワンナウト ランナー無し




僕(よぉし、僕も続くぞーーー!!)



榎本弟「・・・・・・」キッ


僕(真剣な眼差し・・・さっきまでとはプレッシャーが違う。けど、打ってみせなきゃ!!)



大河「あーあ、ウチを舐めてた榎本弟も流石に本気になったか」


吾郎「あいつのこと知ってんのか」


大河「ええ、奴は去年まで海堂にいたエース榎本の弟でしょ?神奈川では超有名な兄弟ですよ」


吾郎「それでか・・・どうりで姿形も投げ方も似てるってわけだ」


大河「こりゃ僕先輩じゃ荷が重いかも。ま、もう2点もとったし茂野先輩ならーーー」


吾郎「待てよ。別にオレは伊達や酔狂であいつを4番に置いた訳じゃねえぞ」


大河「練習でも見たからパワーは凄いって知ってますけど・・・それだけじゃ」

1回表

僕VS榎本 ※ダイジェスト試合なので一発判定



ゾロ目or90以上 ホームランで続いた(パワーヒッターGET)
70~89 ヒット
30~69 セカンドフライ
29以下 三振
安価下

コンマ60 セカンドフライ



僕「」カキィィィン!!



海堂セカンド「」ポスッ!!



審判「アウト!!」



馬場「よーし、ツーアウトツーアウト!!」





大河「アウトにはなりましたけど・・・初顔合わせで榎本弟の球に当てるなんて、やりますね」


吾郎「だろ?」ニヤリ



僕(くっそー、ダメだった!!次こそ・・・!!)グッ




大河の好感度が5になりました



僕(ーーーそのまま田代も凡退し、聖秀の攻撃は2点先取という形で終わった)



江頭「油断したな。まさか先制されるとは思わなかったぞ」


馬場「確かに油断があったのは認めます。しかしもうさっきのようなヘマはしませんよ


「こんな聞いたこともない弱小校、裏でコールドにしてやりますよ!」



江頭「そいつはどうかな」


馬場「え?」


江頭「・・・・・・」クイッ



吾郎「」ビュン!!



ズバアアアアアアン!!



海堂二軍「ーーー!!」




江頭「奴の名前は茂野吾郎。一年前までウチにいて壮行試合で一軍を破った実績がある」



馬場「ほお・・・」



江頭「少しはやる気になったろ」フッ



僕(ーーーそして海堂の攻めが始まる。意外な事に茂野の球が打たれれ、ランナーを許すがーーー?)



「あ~、胸糞わりぃ~。てめえらみてえな凡人は、家で野球ゲームやってりゃいいんだよ!!」カキィィィン!!


ボール「」 ギュンッ!!



「おっしゃ抜けたーーー」



大河「ーーー!!」バッ!!

大河「」パシッ!!ヒュッ!!


「何!?」


僕「」バッ!!パシッ!!


僕「」ビュン!!




審判「アウト!!」


吾郎「オッケー!!ナイスゲッツー!!」


中村「凄いぞ二遊間~!!」



(ちっ・・・ヘタクソばかりだと思ってたらあの二遊間はやるみたいだな・・・)


静香「ずいぶんあっさりと打たれてない・・・?」


泰造「そうね・・・でもまだあの子、本気では投げてないわよ?」


静香「え!?」







田代「おい」


「あ?」


田代「あんたの言うように確かにウチはまだ低レベルで凡人だ・・・でも、ウチのエースがあんなもんだと思ったら大間違いだぜ」


田代「アイツが本気で投げたら守備練習になんねえからな。今はアンタらにシートバッティングして貰ってんだよ」


「何!?」



山田(三振はダメですよ、ノゴローくん。この試合、全員で守り抜いてこそ意味があるのです)





僕(ーーーしかし、二軍とはいえ流石海堂。守備でもカバーできない痛烈な打球やホームランを連打されあっけなく逆転されてしまうーーー)


吾郎「・・・・・・・・・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~

吾郎『なんだって!?』


吾郎『連中の守備練習のために三振をとるなだとぉ!?』


山田『そうです。あなたが三振ばかりとっても全員のチーム力は向上しません』


吾郎『じょ、冗談じゃねえ!このオレにマウンドで八百長まがいの手抜きをしろってかあ!?お断りだね!!古巣の海堂との試合でそんな真似して打たれるなんてオレのプライドが許さねえ!』


山田『明日の試合は勝負ではありません。あくまで練習試合です』


山田『ノゴローくん、そんなチャチなプライドは捨ててください。それができないというなら私はこの試合をキャンセルするだけです』

聖秀2-3海堂


僕(ーーーそして痺れを切らした茂野が全力投球をし三振でチェンジに。だが、山田先生はそれを見て試合を中止しようとした)



山田「ノーサンキューもう結構。あなたの独善的なワンマンショーを見るために私はこの試合を組んだんじゃありません」


田代「監督!茂野が痺れを切らすのも無理はないでしょう!あのままじゃ守備練習どころかただの惨めなサンドバッグじゃないですか!」


藤井「守備練習!?」


内山「じゃあ茂野はそのためにワザと打たれてたのか!?」


山田「でも、二つのアウトはちゃんと守ってとったじゃないですか」


聖秀メンバー「!!」


山田「確かにノゴローくんは頼れるピッチャーです。しかしだからと言って彼におんぶにだっこで勝ち続けられるほど高校野球は甘くありません」


山田「野手はノゴローくんへの依存心を払拭し守り抜くーーーノゴローくんは野手を信頼し打たせてとるーーー」


山田「たとえ10点差で破れようと27個のアウトを全員で守ってとった時ーーー聖秀は初めて真のチームになれるはずだったのです」


僕(真の、チーム・・・)

吾郎「わかったよーーーあと24個のアウト、打たせてとればいいんだろ、打たれてとりゃ!」


吾郎「でもな、おっさん」


吾郎「それなら負けてもいいってのはねえぜ。負けていい試合なんてオレの辞書にはのってねーよ」


山田「!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕(そして試合は中盤戦へ。宣言通りコースをついた投球で茂野は無得点に抑え始め、聖秀に勢いが乗り出しーーー)





僕 第二打席


60以上 犠牲フライで点をとった アビリティチームプレイGET
59以下 いいとこ無かった
安価下

コンマ52 活躍なし



僕(そして大河が再びヒット、内山のバントからの茂野のヒットに、田代の犠牲フライで聖秀は同点に追いつくーーー)


田代「すまん、ただの犠牲フライになっちまった」


山田「いいえ!ただの犠牲フライじゃありません。この一点は我々聖秀野球部にとって記念すべきチームでとった最初の一点です!」


山田「我々全員に自信と希望を与える一点なのです!!」



僕(そして続く藤井も2ランホームランを放ち、聖秀が逆転ーーー!!)



聖秀5-3海堂





僕(・・・ちなみに僕は活躍出来なかった)ドヨーン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


僕(ますます勢いに乗る聖秀だった、がーーー)



江頭(・・・フフフ、よーし、行け!!)



蒲田(すまねえ・・・お前に恨みはねえけど・・・!!)コツン


吾郎「プッシュバント!?」


蒲田(オレは意地でも一軍に残りてえんだ!!)ダダダッ!!



吾郎「!?」



ゴリッッッ!!



吾郎「ぐ・・・あああああ!!」ドサッ



僕「し・・・・・・茂野!!」




江頭(さらば甲子園の星よ・・・)ニヤリ





僕(茂野が楽しみにしていた、古巣海堂二軍との練習試合・・・それは、最悪の結末を迎えてしまうのだったーーー)

現在の状況

巻き戻し券0 巻き戻しの欠片(1/2)


僕 聖秀学院2年生 マッチョ

ポジション セカンド 2番手投手


ミート B
パワー A
走力 B
肩力 D
守備力 A

球速130kmオーバー
コントロールA
スタミナB


ナックルB


アビリティ
観察眼B
サヨナラ男



現在の好感度


吾郎 好感度7
清水 好感度3
藤井 好感度5
田代 好感度5
大河 好感度5
内山 好感度3
宮崎 好感度3
中村 好感度8

※茂野好感度7で条件満たしているためイベント追加


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
病室


僕(茂野の怪我は重く、それこそ選手生命とまではいかなかったものの完治まで最低でも三ヶ月と宣告されてしまうーーー)


僕「・・・・・・」


吾郎「・・・・・・・・・」


僕(くそ・・・かける言葉も見つからない・・・僕は無力だ・・・!!)



コンコン ガチャ


江頭「やあ。ご機嫌はいかがですか?」


吾郎「・・・!」


僕(コイツ・・・!!ぬけぬけと!)



江頭「その様子だとタダの捻挫じゃすまなかったようですね」


吾郎「あんだよ、オレのダメージをチェックしにきたのかよ」

江頭「はは・・・酷いな。何か誤解をしているようですね。早乙女派の入れ知恵にも困ったものだ」


吾郎「いいよ、教えてやるよ」


吾郎「足首のなんたら靭帯断裂。手術して2ヶ月・・・完全復帰には早くて3ヶ月」


吾郎「勿論、夏の地区予選には出場出来ませんだとよ」



江頭「!」



吾郎「どうだ、満足したか?」



江頭「それはお気の毒に・・・まさか打倒海堂どころか、1度も公式戦の舞台に出れず高校生活を終えるなんてね」


赤目僕「・・・・・・・・・!!」ギロッ



江頭「おお、怖い怖い。お邪魔なようなので私はこれで」スッ


御見舞い「」パサッ



江頭「気持ちです。治療費にでもあててください」





吾郎「待てよ」ヒュッ!!


バシッ!!


江頭「う!?」



江頭「なっ・・・!!」


吾郎「おいおい、そんなもん渡してほくそ笑むのは早いんじゃねえ?」


吾郎「誰が公式戦の舞台に立たないなんて言ったよ?なめんじゃねえぞ、このオレがこんな怪我でギブアップすると思ってんのか!?バーカ!!」


江頭「!?」


吾郎「ぜってぇ復活してやる。誰にもオレの行く手を阻ませやしねえ!!」


僕「茂野・・・っ!」



99 00 その後謎の過保護な神が江頭に報復した
ゾロ目 巻き戻しの欠片GET
30以上 茂野の姿をみてやる気が満ちてきた(特訓判定追加)
10~29 僕(本当に・・・そんなこと出来るんだろうか・・・)
2~9 僕「御見舞い金勿体無いなかったな・・・」茂野好感度-1
1 それはそれとして後日海堂に乗り込んで江頭を殴ってしまった(ゲームオーバー)
安価下

コンマ56 寿也「吾郎くんボーナス!!」※ウソです





江頭「ふ・・・ふん・・・」スタスタ


江頭(デカい口を・・・間に合うわけが無いだろうが)ガチャ



僕「・・・」


茂野「はは・・・これで後にゃ退けなくなったな」


茂野「待ってろよ僕。お前らをガッカリはさせねえ。オレが始めた野球部だ・・・必ず間に合わせてやる」グッ


僕「凄いな、茂野は」


僕(どこまでもアグレッシブでピュアで・・・そんな情熱を持つお前だからこそ、オレ達はきっと集まったんだ)


僕「無理すんなよ怪我人。僕達だって、茂野抜きの弱小チームで終わるつもりはない」


僕「必ず僕達がお前を海堂の前まで連れて行く」


吾郎「僕・・・」



僕「だからさーーー」



僕「一緒にぎゃふんと言わせてやろうぜ!!あのとっつぁんボーヤをさ!!」



吾郎「ーーーおう!!」



吾郎の好感度が上がりました
次回自由行動(1回)にボーナスがつきました






逆に僕君を含む各キャラから吾郎への好感度ってどんなもんなんかね?
特に寿君

県大会前自由行動(1/1)


99 00 隠れて吾郎を見に来ていたギブソンと遭遇

ゾロ目 判定値+対戦相手をみっちり研究するようになった
50以上 大河と秘密特訓
49以下 海堂偵察
安価下

>>114
寿くんは20くらいじゃないですかね笑

明日また来ます

残業地獄してるのでもうしばらくお待ちを

コンマ11


僕(・・・茂野みたいにみんなを引っ張っていく強さは僕には無い。それでも出来ることはーーー)


僕(対戦相手の研究なんてどうだろうか?武道でもそうだったけど相手を全く知らないのと少しでも情報があるのではまるで違う)


僕(よーし、そうと決めたら早速行動だ!!)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海堂高校 一軍グラウンド


僕(まだ組み合わせが決まってないからとりあえず海堂の偵察に来てみたけど・・・)


僕(既に規模からして違うなぁ・・・)


僕「茂野にとっては慣れた古巣だろうけど僕達はよく知らないわけだから無駄にはならないはず・・・」


※吾郎イベントボーナスにより致命的ファンブル無し


ゾロ目以上 夢島送りになった
90以上 寿也と出会った
70~89 眉村と遭遇
50~69 阿久津のナックルを間近で見れた
20~49 色々眺めて帰った
19以下 米倉にウインドブレーカーを取って来させられた
安価下

コンマ88


僕(やはりレベルが高い・・・動きだけでもこの前見た二軍とも数段違うな。これは茂野コーチに草野球レベルって言われても納得だ。茂野がいてようやく勝負になれるかって感じだな・・・)コソコソ



眉村(誰だあいつは)


寿也(聖秀?ああ、吾郎くんのチームメイトかな?)


僕(ーーーなんか見られてる気がする。そろそろ退散を・・・)


ドンッ!!



僕「うわ!?」


大貫「おお、すまんすまん」


僕「いえこちらこそ・・・」


大貫「ん?その制服・・・茂野が転校した聖秀の生徒か」


僕(やっぱり有名なんだな茂野)


大貫「わざわざ偵察に来てるってことは野球部員か?・・・残念だったな、要の茂野があんな事になって・・・」


大貫「オレもアイツが海堂と戦う所見たかったんだけどなぁ・・・」


僕(・・・本当に残念そうだ。江頭と違って、この人は本気で茂野を応援してくれていたのかな)


大貫「君には悪いが神奈川のレベルじゃ茂野抜きの新設部じゃ到底海堂まで辿り着けんだろう」


僕「・・・!」





僕「ーーー勝ちます」


大貫「・・・は?」



僕「約束したんです、茂野と」


僕「あいつは必ず海堂戦までに復活してみせる。だから僕は・・・僕らは、茂野のために勝たなきゃいけないんです!」


大貫「・・・・・・」ポカン


僕「確かに僕らはほとんどが素人の集団だし、到底無謀な話でしょう」


僕「けど・・・できるかできないかじゃない、やるしかないんだ」グッ



大貫「・・・一応確認するが、本気で言ってるのか?」


僕「本気です」キッ



大貫(コイツ・・・なんて真っ直ぐな眼をしてやがる・・・)


大貫(同じだ・・・あの頃の茂野と・・・)



大貫「・・・面白い」ニヤリ


大貫「聞くが君、そのためなら・・・どんなことでも耐えられるか?」


僕「はい。1%でも勝率が上がるなら、なんでも」



大貫「・・・連絡先を教えてくれ。可能だったら明日連絡する」


僕「え・・・?」


大貫「望むならーーー地獄への片道切符、期間限定で用意してやろう」ニヤッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夢島



僕(ここがーーー茂野も経験したって言う、夢島か)


~~~~~~~~~~

田代「1ヶ月留守にするだあ!?」


僕「うん。海堂のスカウトって人が茂野も行った練習場を紹介してくれるんだって」


田代「なんでそんなことに・・・」


僕「たまたまね」


僕「ーーー茂野は、必ず復活してみせるって言った。僕はそれを信じて今目いっぱいやれることをしておきたい」


大河「いいんじゃないっすか?オレも大会まではピッチャーの個人練だし。基礎が出来てる人は自由にやっても」


僕「大河」


大河「僕先輩も一応ピッチャーできるんですよね?現実的に考えて茂野先輩の復帰は絶望的だけど・・・姉貴が言うにはそれでも無茶するオッサンだそうで」


大河「ならオレ達もその時助けられるように自分を磨くのはアリかと。間に合わなくてもオレと僕先輩の二枚ピッチャーならそこそこやれるでしょ」


大河「ま、帰ってきたら采配でもたてましょう」ニッ


僕「ありがとう、大河・・・」


田代「・・・そうだな、やれること精一杯やるのは悪くねえ」


田代「行ってこい僕。茂野とお前がいない間の聖秀はオレがしっかり見ておくからよ」ニッ


~~~~~~~~~~~~~


僕「ーーーたとえ地獄だろうと、構うもんか」


僕「聖秀のために・・・やってやるぞおおお!!うおおおおお!!」

夢島練習場



乾「話は聞いている。茂野のチームメイトだそうだな」


乾(パッと見てもフィジカルは申し分無し・・・か。面白い素材だ)


僕「よろしくお願いします!!」


周防「何がよろしくだ。大貫め、こんな部外者を入れて、問題の種にしかならん」


僕「ご迷惑をかけているのは重々承知です・・・けど、時間が無いんです」


周防「知るか」フンッ


乾「・・・事情は聞いている。1ヶ月でそこまでのプレイヤーになるには、それこそ茂野並のストイックさと才能が必要だ」



僕「才能は自信ありませんけど・・・どんな地獄も、根を上げるつもりはありません!!」


周防「・・・ほお」


周防「・・・生意気な小僧だ。そこまで言うなら茂野の数倍のメニューを用意してやる。所詮、上に献上する作品じゃないしな。貴様が潰れようが知ったことじゃない。それでもやるか?」


僕「はい!!」


周防「ーーーいいだろう。小僧、地獄を見せてやるぞ」ニヤリ

※今日は判定だけして次回また続きを書きます


地獄の夢島特訓(1/3)


99 00 僕覚醒

10~98 僕「まだまだぁ!!」
9以下 僕「」ビキィィィ!!
安価下

コンマ35 判定継続


地獄の夢島特訓(2/3)

99 00 僕覚醒
ゾロ目 乾「こ、コイツも化け物だ・・・!!」
20~98 僕「まだまだあああああああ!!」
19以下 僕「うっ!!」ビキィィィ
安価下

コンマ82 判定継続

地獄の夢島特訓判定(3/3)

99 00 僕覚醒
70orゾロ目以上 乾「こ、コイツも化け物だ・・・!!」
(投手能力upコンマ大緩和&アビリティ習得判定大+野手能力upコンマ緩和)
30~69 夢島の特訓を耐え抜いた
(投手能力upコンマ緩和&アビリティ習得判定+野手能力upコンマ小緩和)
29以下 最後は力尽きたが手応えを掴んだ
(投手、野手能力upコンマ小緩和)
安価下

コンマ82 乾「こ、コイツも化け物だ・・・!!」



今日の更新終了。
次回夢島描写と能力up判定行います
(土曜日も残業地獄が確定しているので来れるかは不明。21時までに来なかったら月曜日再開です)

地獄への片道切符(内申点ボロボロになりプロに選ばれるなり野球での推薦で大学進学狙うなりもう将来野球にすがるしか無くなる)

AM3:00

周防「起きろ。地獄の幕開けだ」


僕(渡航初日はひたすらランニングと雑用だったけど、いよいよ始まるんだな)


周防「さっさと支度しろ。貴様ひとりを見るために時間を割いてやっているんだ。それとも何か?こんな早朝からと根を上げーーーー」


僕「よろしくお願いします!!」ニコッ


周防「・・・フン。まずは早朝ランニング10kmだ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
AM4:00


心臓破りの坂


乾「アップはすんだな?」



僕「・・・凄い坂だ」


乾「手をつくのは禁止。あくまで瞬発力だけで登りきれ」


僕(しかもスパイク無しの裸足でサラサラと滑りやすい状態なのか)


乾「ちなみに茂野は初回でコレを登りきったぞ」


僕「そうなんですか。よぉーし、やるぞーーー!!」ダダダッ


僕「」ズサーッ


乾(ふっ、パワーはありそうだがまだまだ下半身の鍛え方が足りんな)


僕「まだまだぁぁぁぁぁぁ!!」ダダダッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4:30

周防「タダ飯ぐらいさせてもらえると思うな、自分の分と三軍共の飯の準備だ、調理場を手伝ってこい。仕事が終わったら部員の入らない部屋の掃除!!」


僕「はい!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5:30
コーチ陣部屋


僕「ご飯おいしいですね!!」モグモグ


周防「・・・」モグモグ


乾「・・・」モグモグ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
AM6:00

乾「これぞ夢島名物・・・蟻地獄だ」


僕(シャベルを使った穴掘りか)


乾「本来なら複数人でやるものだが・・・お前はひとりで行ってもらう。カラーボールが出るまで掘り、出たらまた埋め直せ」

海堂部員達はなんだこいつって思ってそう

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
AM7:00

僕「はあ・・・はあ・・・」


周防「バテてるヒマなんぞ無いぞ!!ストレッチの後は再びランニング10km!!その後は遠泳だ!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
AM9:00

乾「その砂袋を背負って足を固定したまま上半身のみ使って5km先の宿舎までいけ。12時までに着かなかったら昼飯抜きだ」


乾「夢島名物陸人魚。妥協すれば飯もトレーニング時間も無くなっていくぞ」


僕「はい!!」ハァハァ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PM0:00

僕「・・・・・・」モグモグ


周防(ふん、流石に無駄口を叩く気力は無くなってきたようだな。だがまだまだよ。午後の扱きはこんなものじゃないぞ)


僕(カロリー補給が一番大事だ。補給して、動く。補給して、動く)


周防「食い終わったら厨房の片付けの手伝いだぞ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PM1:00


乾「喜べ、長い休憩時間だ」


僕「?」


乾「と言っても、両足を開いて立ったまま動くことは許さん。後三時間な・・・これが夢島名物大文字焼き」


乾「3時間はそのまま耐えてもらうぞ」


ーーーーーーーーー


僕「」プルプル・・・



僕(負けるな・・・茂野に追いつくんだ・・・!!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PM4:30

僕(またストレッチをしてから呼び出されたけど・・・ここ、グラウンドあったんだな)

周防「喜べ。普通の夢島生とは違い貴様には特別にボールに触らせてやる」

5㎏アンクル「」ズシッ

乾「それを両手両足につけろ。オレのノックを受けさせてやろう」

僕(重りをつけた特訓!?漫画っぽい!!)パァァ!!


僕「お願いします!!」


周防(・・・なぜいきなりテンションが上がる・・・)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PM5:30


周防「まだまだ筋力トレーニングは続くぞ!!」


僕「は、はい・・・!!」ヨロヨロ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PM6:00


乾「飯を食ったら例の如く片付け、風呂と宿舎の掃除だ。連中が戻って来る前に手早くな」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PM7:00 風呂


僕「はああ・・・」


僕(・・・確かに地獄のような特訓だな。けど僕に必要なのはまさにこういう環境なんだ・・・感謝こそすれ弱音を吐いてるヒマなんてない)グッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PM7:30



僕(またストレッチか・・・まあ身体の負担を考えると当然か)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PM8:00


周防「ランニング30km。その後はクールダウンとストレッチを忘れるな」


僕「はい!!」


PM10:30


乾「茂野に並びたいなら睡眠時間を削ってでもやらんと到底無理なことだ。またボールに触らせてやる。今度はバットも触れるぞ」


ピッチングマシーン「ドンッ」





僕(だんだんと照明を暗くされてボールがほとんど見えない所まで・・・!!この状態でノックとバッティングをするのか・・・!!)



PM11:30

クールダウンのち就寝

AM3:00


乾「おはよう。悪夢は見れたか?」ククク・・・


周防「安心しろ。ここ以上の地獄は夢にも存在しない」




僕(・・・確かに、一日だけでかなりしんどかった・・・けど)



僕「野球が上手くなれる環境なら、それはもう僕にとって地獄なんかじゃありません」


周防「・・・なにぃ?」



僕「今日もご指導ご鞭撻のほどをお願い致します!!」ペコッ



乾(コイツ・・・!!初日であれだけ追い込まれておいてまだこんな口が聞けるのか・・・!?)

他の部員と同室にしたら絶対いじめとか起こるわ
海堂から見たら思いっきり敵だし

1週間後




僕(・・・だいぶ・・・最初より・・・・・・楽に・・・なってきたぞ・・・)ハァハァ



周防「・・・・・・・・・」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2週間後



大文字焼き



僕「フンッ・・・!!フンッ・・・!!」



乾(あ、あいつと同じだ・・・!!バーベルを担いだままスクワットまで・・・!!)


乾(2週間で既に初日のメニューを平然とこなすようになって来ている・・・!!)


乾(こ・・・コイツも化け物だ・・・!!奴と同じ・・・!!)



僕(勝つ・・・聖秀・・・茂野・・・約束・・・鍛える・・・筋力・・・瞬発力・・・持久力・・・反射神経・・・技術・・・)



僕「はぁ・・・はぁ・・・・・・僕、は・・・!!あいつのいる高みまで・・・!!片手でも、掴まきゃいけない・・・んだ・・・・・・!!」ギロッ



乾「ーーー!!」ゾクッ



やろうと思えばこの特訓編で一スレ描けそう
他のモブ部員との衝突から和解して友になるとか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

乾「ーーー日に日に凄まじい成長を見せています。これ以上のシゴきも、もう大した意味はないでしょう」


周防「本当に弱音のひとつも吐かずここまで続けたな・・・」



周防「・・・」


周防「カリキュラムを変更する。もう体力トレーニングは充分だろう」


乾「ええ・・・そうですね」



乾(フィジカルだけは茂野レベル・・・もし、奴に技術と知識がもっと伴ったら・・・!!)ゾクッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



僕「メニューの変更ですか?」


乾「ああ。最低限の体力トレーニングは継続しつつ、ここからは野球知識の座学やメンタルトレーニング、そしてポジション別の適正練習を行ってもらう」


周防「まだ聞いてなかったな。お前のポジションは何処だ」



僕「僕、は・・・セカンドですけど」



周防「セカンドだな。まあ守備技術は既に合格点をくれてやってもいいが、その他をーーー」



僕「・・・でも」


周防「なんだ?」



僕「あいつを支えてやるには、それだけじゃダメな気がするんです」



僕「だから、僕はーーー」


僕「打って、走って、守って、投げれる・・・そんなプレイヤーになりたい」


周防「・・・・・・!!」ポカン


乾「っ・・・・・・!!」



吾郎『オレが理想とする究極のプレイヤーは・・・打って走れて守れーーーそして三振もとれるプロ野球選手さ!!』



乾(いたのか・・・茂野と同レベルの大バカ野郎が・・・こんな、所に)ニッ


周防「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


周防「素人が・・・バカにつける薬は無いな」


乾「ええ・・・本当に」



僕「?」



周防「なら望み通りにしてやる。だがそこまで啖呵を切った以上これまでのメニューより更に過酷になるぞ」



僕「覚悟してます!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



・・・・・・1ヶ月後



僕「本当に、ありがとうございました!!お二人には感謝仕切れません!!」ペコッ


大貫「夢島からそんな態度で出る奴ぁ初めて見るよ・・・」


大貫「で、どうだったんです成果の程は」


周防「・・・さあな」


大貫「・・・相変わらずなことで」


乾「僕」


僕「はい?」


乾「海堂の一軍は甘くないぞ。半年この夢島でしごかれた奴らも、ほとんどは二軍として一度たりともベンチ入りすら届かず終わる」


乾「身体能力を底上げしようと、一軍の奴らはほとんど特待生・・・野球の才能からしてレベルが違う」


僕「・・・わかってます。僕の身近にも怪物がいますから」



周防「せいぜい足掻いてみせろ。オレ達にここまで手間を掛けさせたんだ。無様な結果は許さん」


僕「はい!!」






乾「・・・言わないんですか?海堂に不利益になる存在を育ててしまったと」


周防「・・・あの素人如きの存在が不利益になるならそれは上の怠慢よ」


乾「・・・1ヶ月いた雑用もいなくなると不便になりますね」フッ


周防「・・・・・・・・・・・・そうだな」

月曜日にステup、アビリティ取得コンマ判定から再開
スタミナは無条件でSになりました

寿也「この肩しかないだろ!吾郎君にはもうこの左肩しかないんだよ!」
僕「最後の肩、それ僕自身が茂野の右肩になることだ」

夢島特訓成果コンマ判定

ミート 現在B
ゾロ目or90以上 S
60~89 A
安価下

パワー 現在A
ゾロ目or70以上 S
安価下2

走力 現在B
ゾロ目or90以上 S
50~89 A
安価下3

守備 現在A
ゾロ目or70以上 S
安価下4



コンマ32 ミート失敗
コンマ33 ゾロ目 パワーSに
コンマ67 走力A
コンマ71 守備S



続いて投手能力判定


球速 現在130kmオーバー
ゾロ目or90以上 抜群のキレと球質の重い150kmオーバー(肩S)
70~89 キレのいい145kmオーバー (肩A)
40~69 球質の重い140kmオーバー(肩B)
10~39 135kmオーバー(肩C)
9以下 変化無し
安価下

コントロール 現在A
70以上 S
安価下2


変化球 現在ナックルBのみ
ゾロ目or90以上 ナックルS 更に新しい変化球を覚えた
60~89 ナックルAに。新変化球チャレンジ
30~59 ナックルA
29以下 変化無し
安価下3


コンマ19 球速135kmオーバー 肩Cに
コンマ34 コントロール失敗
コンマ23 変化球失敗



アビリティ習得判定
※アップ後のステを参考にそれっぽいアビリティGETチャンス

ゾロ目は振り直し。判定値以上ゾロ目なら巻き戻しの欠片1

パワーヒッター
30以上 習得
安価下

根性走塁(漫画とかでよくあるボテボテでも根性でセーフになったりするあれ)
50以上 習得
安価下2


逆境
40以上 習得
安価下3


対ピンチ
90以上 S
75~89 A
55~74 B
安価下4





パワーヒッターのみ習得


現在の状況

巻き戻し券0 巻き戻しの欠片(1/2)


僕 聖秀学院2年生 マッチョ

ポジション セカンド 2番手投手


ミート B
パワー S
走力 A
肩力 C
守備力 S

球速135kmオーバー
コントロールA
スタミナS


ナックルB


アビリティ
観察眼B
サヨナラ男
パワーヒッター



現在の好感度


吾郎 好感度8
清水 好感度3
藤井 好感度5
田代 好感度5
大河 好感度5
内山 好感度3
宮崎 好感度3
中村 好感度8

聖秀グラウンド


僕「ーーーただいま、みんな」


藤井「やぁぁぁぁと戻ってきたぜコノヤロー!!」バシバシッ


僕「あはは」


吾郎「よう。なんか一層逞しくなったんじゃねえか?」


僕「茂野!!良かった、大丈夫なのか!?」


吾郎「おう、全然余裕よ!!」


田代「嘘つけ、この間まで『こんな根性のない足オレの足じゃねえ』って泣いてた癖に」


吾郎「うぐっ!」


吾郎「・・・そーだ、僕、夢島に行ってたんだってなぁ・・・」ククク


僕「う、うん・・・」


吾郎「ほれ」


エロ本「」バサッ


僕「1ヶ月ぶりの?????????!!」ガバッ!!


吾郎「はっは~、まだまだ精神修行が足りねえなぁ僕~」ニヤニヤ

僕「・・・で、肝心の調子の方はどうなんだよ」


吾郎「・・・・・・」


大河「ギプスはとれて普通に走ったりしてますけど、フィニッシュに全体重がかかる投球はやっばダメでしたね」


吾郎「こら大河!!」


大河「だって嘘ついてもしょーがないでしょ。それにこの短期間でそこまで復活してるのでさえ異常だし」


吾郎「・・・ま、そういうことだ。とりあえず一回戦には間に合いそうにはねえ・・・大河と田代に説得されてな。そこはなんとかするから、オレは足の療養に専念しろってよ」


大河「ですから、ピッチャーについては前に言ったとおりオレらでなんとか凌ぎましょう」


田代「組み合わせも、もう出た。海堂には五試合目で当たる」


僕「そうか・・・」



吾郎「悪いな僕、大口叩いといてまだこのザマだ。けどよ・・・オレはまだ諦めたつもりはねえ」


僕「ーーーわかってるよ。安心してくれ、海堂戦まできっと勝ち上がってみせるから」





服部入部判定

50以上 服部来た
49以下 人数足りてるから募集してなかった
安価下

コンマ04 服部無し



※大河、僕がピッチャー時は藤井がセカンドに入ります
僕は大河ピッチャー時ショートになりますが守備力は一段階ダウン



吾郎「任せたぜ」


田代「って言ってるけど最初は相当ゴネたんだぞ」ヒソヒソ


大河「オレらで必死に説得しました」ヒソヒソ


吾郎「うるせーな!そりゃ投げたいに決まってんだろ!」


吾郎「・・・けど、何だかんだお前らは頼りになるし、僕も・・・聖秀のためにあんなサド達のいる夢島にも行ってくれたしよ。山田から・・・部員達の想いも聞いた」


吾郎「・・・それでアタマは冷えたよ。オレがワガママやって足引っ張ってもしょうがねえって」


吾郎「けどどうしても必要な時は海堂前に出るぞ!!」


僕「ああ、ありがとう茂野」


田代「一回戦は陽花っつー無名高だ。油断は禁物だが、茂野を温存しても勝てるポテンシャルはオレ達にあると思う」


藤井「明日なんだけどな。ほんとギリギリに帰ってくるからヒヤヒヤしたぜ」



僕(そうか・・・いよいよ、始まるんだな)



僕(ーーー茂野。僕達がきっと、お前を海堂まで・・・!!)

※夢島で時間を費やしたため陽花戦は情報無し



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夏の県大会 当日



『ーーーこれより、陽花学園高校対聖秀学院高校の試合を始めます』



「「よろしくお願いします!!」」



僕「」ドクンドクン


藤井「」ドクンドクン


宮崎「」ドクンドクン


内山「」ドクンドクン


野口「」ドクンドクン

高橋「」ドクンドクン

山本「」ドクンドクン




聖秀ベンチ


山田「ーーー緊張していますか、ノゴローくん?」


吾郎「ああ・・・自分がマウンドに上がらない試合がこんなに歯痒いとはな」


吾郎「だがどのみち一回戦くらい連中を信用できなけりゃとても海堂までは持たねえからな!・・・信じるさ」


山田「イエス、それが一番大切なことですよ、ノゴローくん」





先攻 陽花
後攻 聖秀



先発コンマ

50以上 僕先発
49以下 大河先発
安価下

『後攻め、聖秀学院高校ーーーピッチャー、八木沼くん』



僕「・・・・・・・・・」グッ!!



僕(まずは一回戦・・・全力で抑える!!)




聖秀メンバー

1 清水(遊)
2 内山(三)
3 田代(補)
4 僕(投)
5 藤井(二)
6 宮崎(一)
7 山本(左)
8 野口(右)
9 高橋(中)

聖秀VS陽花

20以上 プレッシャーに負けず勝利
19以下 エラーなど続き3対6で9回裏に
安価下

コンマ42 勝利
※陽花戦は一括判定で終わり


今日の更新終了。明日陽花戦ストーリー部分から再開


僕「・・・・・・」グッ



陽花監督「ーーー立石くん、あの投手は?」


立石「実戦のデータはありません。シニア、リトルのデータも無しです」


陽花監督「ふむ・・・新設の野球部に、無名の三年生ピッチャーか」


陽花監督(それにしては恐ろしい程に完成されたアスリートとしての体格をしておる。油断は禁物か・・・)



「プレイボール!!」


僕「おおお!!」ビュンッ!!


ズバァァァン!!


審判「ストライィィィク!!」


陽花監督「・・・今の球速は?」


立石「135kmです。可もなく不可もなくといった所でしょうか」


陽花監督「平凡、か」


ズバァァァン!!


審判「ストライクツー!!」


立石「コースギリギリ・・・制球力はありますね」


立石「ですがウチの選手達に全く打てないレベルではないかと」


審判「ストライク、バッターアウト!!」


僕「よし!!」


藤井「おっしゃあ!!一人目三振だぜ!!」


田代「ナイスピッチング、僕!」


僕「うん!!」


陽花監督(だがどこかぎこちないマウンドの佇まいの中に、絶対に打たせんという気迫を感じる・・・そういう選手は多少能力が平凡であっても勝負強い)






審判「スリーアウト、チェンジ!!」


陽花監督「面白い・・・そういうピッチャーを打ち崩してこその采配じゃ。野球がそう甘くないという事を教えてやらねばな」ニヤッ






聖秀ベンチ

吾郎「この野郎、初戦の立ち上がりで緊張もせず大したタマだ!夢島でしごかれただけあるぜ」


田代(どんだけ厳しいんだよ夢島って奴は・・・)


大河「このぐらいの相手なら僕先輩の制球力でなんとかなりそうですね。ナックルもまだ見せてないし」


藤井「もし打たれても後ろにはオレがいるぜ!!」


大河(それが一番心配なんだけど)


内山(大丈夫かな・・・オレがミスって僕のリズム乱したりしないだろうか・・・)ドキドキ


宮崎(あまりコッチに飛んでくるなよ・・・)ドキドキ



1回裏


藤井「よーし、切り込め清水!!」


清水「・・・・・・・・・」



カキィィィィン!!


「おっしゃあーーー!!ヒット!!」


内山(お、オレか・・・)


山田「試合前に言ったとおりです。全て任せますよ、ノゴローくん」


吾郎「ああ」スッ


内山(・・・了解っ!)


コンッ!!


吾郎「よっしゃあ!!」


田代「ナイスバント!!」



『3番、キャッチャー田代くん』


田代「だあああ!!」


カキィィィィン!!


僕「流石田代!!タイムリーヒットだ!!」


聖秀 1-0 陽花 1アウト ランナー1塁



陽花監督「ふむふむ、思ったより手強いですねえ・・・」


立石「今の選手は本牧リトル、シニアで4番だった人ですね。何故か2年のブランクがあるようですが、打撃力は当時と変わらず要注意かと」


陽花監督「一番の彼は?初球で完璧にミートしてましたね」


立石「彼も横浜リトル、シニアで1番を打っていた強打者です。どうやら聖秀は新設ながら打撃力のある選手が揃っているようです」


陽花監督「ふむ・・・」





『4番 ピッチャー 八木沼くん』



僕「しゃあ!!」グッ!!


吾郎「よっしゃぶちかませ僕ぅーーー!!」


陽花監督(次は彼か・・・ピッチャーでありながらキャッチャーの彼を差し置いて4番にいる理由・・・そしてあの体格。マウンドよりも様になっているバッターボックスでの佇まい・・・)



キィィィィィン!!



審判「ファール!!」



僕「くそ!!力み過ぎた!!」



立石「・・・かなり飛ばしますね。やはりパワーは相当にありそうです」



陽花監督「ーーー彼は敬遠で行こう。堅実な守備ならウチの子達を信用していますが、一発を打たれたらどうしようもない」

※僕のステが既に強くなっているため陽花戦は成長無しです



審判「ーーーフォアボール!!」


吾郎「くそ!僕のパワーにビビって逃げたか!!」


藤井「フッ・・・ランナー二人でオレに回すか・・・どうやらアイツらはオレという強打者に気づいていないようだな・・・」スタスタ


吾郎「チャンス潰すなよ!!よく見ていけ!!」


大河「でもやりますねあの監督。でかいファールを打ったとはいえ初回からデータの無い僕先輩を敬遠なんて」


吾郎「ハナっから本気で来てるってこった。おもしれえ、真剣勝負はこうじゃねーとな」



大河(・・・逆に言えば僕先輩の一発が無ければ勝てる自信があるってことだ・・・相手のピッチャーの球は球速こそ大した事ないけど、制球力は並以上にはあるみたいだし・・・思ったより堅実なチームかもしれない)


大河(オレら上位打線はともかく、他の先輩達に打てるかーーー?)





藤井初期判定

ゾロ目or90以上 覚醒藤井。僕達が努力しているのを見て原作以上に真剣に取り組んでいた
89以下 原作藤井 ゲッツー
安価下



コンマ20 原作藤井 ゲッツー



藤井「ふんぬ!!」カンッ!! ボテボテ


藤井「ああ~!!ピッチャー真正面!?」


大河(やっぱりやったよ・・・)


僕「」ダダダッ!!


陽花ピッチャー「」ヒュ!!


審判「アウト!!」


田代(くっ!!)


陽花監督「セカンドは間に合わん!!ファーストじゃ!!」


陽花サード(・・・あいつ、足も速いのか!!)ビッ!!


審判「アウト!!」



藤井(ゲッツー・・・!!)ガーン!!



田代「・・・くそ、頼んだぞ宮崎!!」



宮崎(無茶言うなよぉ・・・)ガクガク








審判「ストライク、バッターアウト!!スリーアウトチェンジ!!」



宮崎「す、すまん・・・」ガクッ


僕「ドンマイ、1点は先取したんだ!抑えて行こう!!」

陽花監督(・・・この分だと五番以降は大した選手じゃなさそうじゃな。・・・となると、ウチの付け入る隙もいくらでもある・・・か)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕(ーーーその後、陽花も上位打線を警戒し始め・・・バント失敗もあり、大河や田代の単発ヒットは出るも得点には繋がらず)


僕(7回表。たった1点のリードという緊張感から、聖秀の守備は崩れ始めーーー)


聖秀 1-3 陽花


吾郎「くっ・・・!!」


大河(タイムリーエラーで3失点か。まずいな・・・)


藤井(ぐ・・・守備まで足引っ張っちまうのかよオレは・・・)


内山(くそ・・・なんなく取れる球だったのに)


宮崎(僕のナックルを向こうはバントぐらいしか対応出来なかったのに・・・お、オレが処理ミスしちまって・・・)


野口(どうしよう・・・オレがふ、フライを取り損ねなきゃ・・・)


高橋「・・・・・・」ガクガク


山本「・・・・・・」ガクガク

田代(みんな集中力が切れちまってる・・・この流れはヤバいぞ)


僕「・・・・・・・・・・・・」


僕「タイムお願いします!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マウンド


藤井「ぼ、僕・・・?わ・・・悪い、オレ達・・・」


内山「足、引っ張っちまってるよな・・・?」


大河「・・・・・・・・・・・・」



僕「ーーー何が?」


宮崎「だってよ、オレらのエラーで3点も・・・」



僕「それは僕も同じだよ。ちゃんと打ち取れなかったからみんなに余計な負担を強いた」


僕「実際、みんなのおかげでこの回まで無失点だったんだ」


大河「・・・ま、大会初試合の緊張もあってこの程度のミスで済んだのは奇跡っスね」


僕「それだけみんなも練習してきたってことだろ?ミスが無ければまだ無失点・・・ちゃんと練習の成果は出てるってことなんだよ!」ニッ


藤井「僕・・・」


僕「僕が言いたいのは・・・そんな顔で試合を続けて欲しくないってこと」


僕「まだ2点差だ。どうにでもなる。僕は絶対に諦めめない」


田代「ああ!」



僕「だからさ・・・オレ達を信頼して見守ってくれているアイツに、心配かけない顔でプレーしようよ」


吾郎「・・・・・・・・・・・・」


一年生(茂野先輩・・・)


宮崎(茂野・・・)


内山(茂、野・・・)


僕「リードを失ったってことは、今度は追われるプレッシャーを与える側ってことだ!!大丈夫、僕達なら行ける!!」


田代「僕の言う通りだ。ーーー聖秀、気張るぞ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕(ーーーその後プレッシャーを克服した皆でなんとか7回を乗り切り、裏はまたチャンスを掴めなかったが8回表・・・大河とポジションを交換、僕がショートに入り初マウンドに上がった大河が見事三者凡退に打ちとった)



ズバァァァン!!


審判「スリーアウトチェンジ!!」


吾郎「やるじゃねえか、大河!!かなりキてたぜ今の球!!」


山田「先程の僕くんの鼓舞に彼も奮起したのでしょうね」


吾郎「ああ・・・でも、僕の奴頼もしくなったな。あれだけで連中、ミスがグンと減ったぜ」


山田「彼の人柄から来る朗らかさが、ナイン達に安心感を与えたのでしょう。良い感じに力が抜けましたね」


陽花監督(む・・・あのショート、二番手ピッチャーの役割もあったか。残るラストイニングだけで攻略するのは難しいが・・・しかしこの2点のリードを守り切ればウチの勝利よ)




山田「ノゴローくん」


吾郎「?」


山田「彼はチームに安心感を与え緊張を解しました。それか彼の人柄からくる、このチームでの役割と強み」


山田「では貴方なら何が出来ますか?」


吾郎「!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8回裏


僕(・・・再び敬遠で僕が塁に出て、なんとか流れを変えようと盗塁で二塁を奪い・・・藤井の犠牲フライで三塁に進むも既にツーアウト)


「ーーー陽花学園、ピッチャー杉村くんに代わりまして平仲くん」


平仲「」ビュンッ


吾郎「ーーーアンダースローか!」


清水「おいおい、せっかく慣れてきたピッチャーを変えられちまったぞ!!」


吾郎「ここで1点さえとれれば最終回は1点差で大河まで回る・・・!!けど、凡退じゃあ大河まで届かねえ・・・」


吾郎「やるなジジイ・・・この絶妙なタイミングで手を打って来やがった」



陽花監督(ふふ・・・先の立ち直りからここで勢いづかせてはならんことくらい承知済よ・・・)




「ーーー六番、ファースト宮崎くん」



田代「打て宮崎!!ピッチャー目先を変えてきただけだ!!」


僕(宮崎・・・!!)



藤井「いけぇぇ!!ここしかねえぞ!!」


大河「宮崎先輩!!」


宮崎(んなこと言われても・・・)


宮崎(拷問だよ、こりゃ・・・オレは入部前からこういうのを一番恐れてたんだ!!)


宮崎(守備はエラーしないように何とか頑張れるかもしれねえけどよ・・・!!打てねえよ!期待すんなよ!オレは一人凡退してこのムードに水を差すに決まってんだよ!!)



宮崎「」ブンッ!!



審判「ストライクツー!!」



宮崎(・・・くそ、やっぱオレなんかじゃ・・・!!)



吾郎「宮崎ぃ!!背筋伸ばせ!!」


吾郎「ビビんじゃねえ!!胸を張れ!!お前はそんなへっぴり腰のスイングをするために半年以上も練習してたのか!!」



宮崎「!!」


宮崎(練習・・・!?)


宮崎(そうだ・・・オレだって練習したんだ)


宮崎(僕みたいに血反吐を吐いたわけじゃねえ。茂野みたいに絶望的な怪我から復活しようと努力した訳じゃねえ・・・でも、キャリアは足んねえかもしれねえけど・・・オレ達だってこの大会目指して練習してきたんだ!!)



宮崎「ーーー!!」スッ!!



宮崎(このままじゃーーー)


宮崎(終われねえ!!)



カキィィィィン!!

「「やっ・・・やったぁぁぁあ!!!!」」


宮崎「うおおおお!!」ダダダッ!!


僕「」ズサァァ!!



聖秀2-3陽花


藤井「やったやった1点差だ!!」


内山「ナイスラン!!」


田代「いけるぜまだ!!」


吾郎「よーやった宮崎ぃ!!」


僕「・・・・・・・・・」ニッ!!



宮崎「ははは・・・!!」グッ!!


宮崎(やっべ~、本当かよ・・・オレが・・・このオレがガッツポーズなんか自然にやっちゃってるよ!!)



僕(・・・続く野口は惜しくもアウトになってしまい、チェンジ・・・だが、ラストイニングを残して聖秀は1点差まで詰め寄った・・・!!)

僕(ーーーそして、陽花の攻撃も大河の投球と一層気合いが入った聖秀メンバーの守備で無失点で乗り切り、いよいよ9回裏・・・泣いても笑っても最後のチャンスーーー!!)




山本「うおおおお!!」キィン!!


高橋「わあああ!!」キィン!!





審判「ーーーアウト!!」





陽花監督(フフ、よく頑張ったが・・・これでツーアウトランナー無し。ここで高出塁率を誇る一番に廻りはするが)



大河「ーーー!!」キィィィィィン!!



僕「ナイス大河ぁーーー!!」



大河(・・・いや、でも・・・)




内山(こ、今度はオレかぁ・・・!!)




陽花監督(あの二番は最初こそバントを決めはしたがその後はバント失敗か凡退・・・!!悪いがこれで終わりじゃ・・・!!)

9回裏 ツーアウト ランナー1塁




吾郎「ーーーいや。みんな・・・よく頑張ってくれたな」ポンッ



内山「しげ、の・・・?」



吾郎「後は任せろ」グッ





「聖秀学院、選手の交代ですーーーサード内山くんに代わりまして」


「代打ーーー茂野くん」




僕「茂野!!」


田代「あいつ・・・!!へっ、いいとこ持っていく気かよ」ニヤッ






吾郎「おっしゃああああ!!」グッ!!



陽花監督(代打じゃと!?)



吾郎(後ろにゃ田代と僕が控えてる・・・勝負しかねえぜ、ジジイ!!)



陽花監督「た、立石くん!!あやつの情報は!?」



立石「あ、ありません・・・」フルフル




陽花(こ、ここにきて・・・!!だがあの気迫、佇まい・・・!!聖秀の選手の中で、一番・・・!!)


陽花監督(油断するな!!ボール気味の変化球で様子見じゃ!!)スッ



平仲「・・・・・・」コクッ



平仲「ーーー!!」ヒュ!!




吾郎「ーーー!!」グッ!!



吾郎「あばよ」



カキィィィィィン!!




ボール「」ドスン!!



陽花監督「!!!!」



平仲「ば、バカな・・・」ガクッ


立石「逆転サヨナラ・・・ツーランホームラン・・・」ポカーン





「「ワアアアアアアア!!」」



大河「・・・まったく・・・こちとらアンタのために必死に頑張ったっつーのに・・・サックリいいとこ持ってくんだから」



僕(茂野・・・やっぱり・・・凄ぇや・・・・・・!!)





聖秀4-3陽花


これ海堂戦まで茂野温存できたらケガのコンマ判定とかってあんのかね

スタンド


ワー!! ワー!!




山根「ーーーほれ、小森」スッ


小森「ありがとう、山根くん」


山根「しかし派手なゲームやってんな。本田が率いるチームは自然にこーいう野球になんのかね」フッ


山根「とても数少ない男子生徒を寄せ集めて作ったチームとは思えねえぞ」


小森「まあ本田くんならあのくらいのピッチャーからは打てて当然・・・むしろ打者としてはリトルの頃の方が怖かったくらいだよ」


小森「何故だかピッチャーとしては出ていないみたいだけど・・・あの本田くんがスタメンにいないなんて、彼の性格上相応な理由があるとしか思えない」


大林「こもりーん!!」


小森「ビデオちゃんと撮れた?」


大林「うん、バッチリ!!」


小森「オーケー、じゃあすぐに帰ってデータ採ろう」


山根「さすが、抜け目ねえな小森・・・」



山根(悪いな本田・・・正直言ってこの試合見る限りーーーお前のチームに何の脅威も感じなかったよ)スタスタ



今日の更新終了。また明日です


>>369
茂野温存は特にストーリーにそれほど関係はありません
僕投手能力値が足りないため、どう転ぼうと3回戦から先発で出張って来ます

茂野温存があんまり関係ないなら、案外投手能力関係ないかもしれんぞ海堂倒したら終わりだろうし

僕天才だから、試合ごとに急成長してくとかないんか?

>>386
僕の投手能力は吾郎よりも大河の負担を減らす割合が多いです。だからと言って最低限でいいのかと言えばそうでもなくて、低過ぎても三船戦戦でピンチになったりしますね
逆にかなり高くなれば久里山戦(香取唐沢)で出番が出来たりします。
3回戦と、海堂戦のみ吾郎フル登板固定って感じですね


>>387
天才じゃないので無いです笑
というか凡人としては既にかなり強くなってるので、これ以上のアップは割と厳しい感じですね
但しコンマは正義なのでスパクリ等で覚醒は勿論のことあります。試合で大活躍したらアビリティチャンスとかも


僕「よっしゃあ一回戦突破あああ!!」


内山「茂野がいてくれて良かったよ~」


田代「大河も投打で大活躍だったな。やっぱ頼りになるぜ」バシバシッ


藤井「伊達にデカい口叩いてないよなぁ!!」バシバシッ


大河「痛いんですけど」


大河(・・・けど、ここまで苦戦したのは痛いな・・・)


大河(こりゃ二回戦はもっと引き締めてかかんねえと海堂どころじゃないぞ・・・)



吾郎「・・・・・・」


僕「どした茂野?」


吾郎「いや、なんでもねえよ」


僕「?」




吾郎(・・・ちょっと打っただけでコレか・・・こりゃあリハビリとか悠長にやってられねーな)ズキズキ



吾郎(何にせよ三日後の三船は小森んトコだ・・・このままじゃヤベぇぞ)



陽花戦終了。

現在の状況

巻き戻し券0 巻き戻しの欠片(1/2)


僕 聖秀学院2年生 マッチョ

ポジション セカンド 2番手投手


ミート B
パワー S
走力 A
肩力 C
守備力 S

球速135kmオーバー
コントロールA
スタミナS


ナックルB


アビリティ
観察眼B
サヨナラ男
パワーヒッター



現在の好感度


吾郎 好感度8
清水 好感度4
藤井 好感度6
田代 好感度6
大河 好感度6
内山 好感度5
宮崎 好感度5
中村 好感度8

僕(ーーー三船戦までの期間、茂野の奴は学校に現れなかった。アイツのことだから何かしてるんだろうけど・・・)



僕(僕の方は、田代や大河と共に三船戦の対策を練ったーーー)




僕「・・・さすがシード高だけあって、三船は油断できない相手だ」


僕「キャプテンで四番の小森。小柄ながらパワーもあるし、これまでの試合でも巧みなリードと戦略を見せてる」


僕「ピッチャーで五番の山根。左腕からくる制球力と緩急を武器にした変化球は要注意だ。さっき言った小森のリードで更に厄介になってるね・・・バッターとしても長打力がある」


僕「そして三番の大林・・・さっきの二人に比べれば地味かもしれないけど器用なバッティングで小森に繋いだり、冷静なプレーを見せてる」



僕「三船戦はこの三人がキーパーソンかな。他の選手達も陽花よりもずっとレベルが高くまとまってる」



田代「つまり、一回戦よりも総合的に格上で更に厄介なスター選手もいるって訳だ」




僕「山根、小森ペアからの連打は難しそうだな」


田代「大河はまあ大丈夫だとして、オレらが打てるかにかかってるが・・・」


僕「過去のスコアを遡ってみたけど、強打者への敬遠策もバッチリだね」


大河「・・・田代先輩、僕先輩との勝負を避けられたらマズイっスね。こっちも対策を考えないと」


僕「なんとなくだけどアイディアはある。そっちは任せてくれ。オーダーに関する事だから茂野に相談しなきゃだけど」


僕「・・・問題は守りだな。一回戦より相手の打撃力もある。大変な仕事だが・・・僕と大河で全力で抑えるしかない」


大河「・・・そっすね。まあどっちが先行くかはそれも茂野先輩に相談するとして。大まかな方針はこんな感じっスかね」


田代「よーし、あとは少しでも向こうの苦手コースや癖とかを発見出来るよう詰めて行こうぜ」



大河「あるかわかんないすけどね。見る限り三年間で完成されたバランスのいい良いチームです」



僕(弱点が見つからないなら・・・せめて徹底的に試合映像を目に焼き付けてやる・・・!!)ジッ

僕(ーーーそして、準備期間もあっという間に過ぎ・・・)



三船戦当日 朝



大河「なんすか茂野先輩?オレらだけ早く呼び出して」


吾郎「ああーーーお前らに相談があってな。誰にも言わねえって約束しろ」









僕「え!?痛み止め!?」


吾郎「そうだ。こっそり他の病院で打ってもらった」


吾郎「医者の話だとそれでも30球が限度らしいがーーー勝つためならそんな忠告知ったこっちゃねえ!!」


吾郎「だからお前ら最初っから全力でとばして捩じ伏せろ!!苦しくなったらオレがいつだって代わってやる!!」


僕「茂野・・・」

大河「・・・・・・はい!!」


吾郎「ようし。頼んだぜ。お前らの協力がなきゃ聖秀は勝ち進めねえ」



大河(茂野先輩・・・)


僕(さすが・・・なんて心強いことか)



僕(オレも頑張らなきゃ・・・!!)グッ


大河「・・・・・・」グッ!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

聖秀VS三船 試合前練習


カァン!!バシッ!!

「いーぞ いーぞ三船!!」

ワァァァ!!



藤井「な・・・なんか相手の実力もスタンドの雰囲気も一回戦とまるで違うんですけど・・・」


吾郎「まんまと気圧されんな。あんなのは所詮自己満足の練習ショーさ。実戦とはわけが違わぁ」


吾郎「・・・さてと、んじゃオレは暇だからちょっくら偵察に行ってくらぁ」


僕(偵察?茂野が?)


大河「姉貴に聞いたんすけど、なんか三船のキャッチャーとは旧友らしいっすね」


僕「なるほど・・・煽りに行ったのか納得」


大河「オレも参加しようかな」


田代「やめとけって。つーかお前ら肩温めなくていーのかよ」



大河「冗談です、やりますよ。先発のオレからでイイっスよね」


僕「ああ」




ズバァァァン!!


大河「・・・・・・」キリッ


田代(コイツ・・・一回戦より球がキテやがる!)


僕(茂野登板までオレ達がしっかりゲームを作る・・・気合いが入らないわけないよ。なあ、大河?)ニッ

三船ブルペン

山根「」ヒュッ!!


小森「」パアンッ!!


吾郎「ナイスボー!!」パチパチ


小森「!」


山根「本田!!」


吾郎「おひさ!元気そうだな小森。山根も随分いい球放るようになったじゃねーか」


小森「・・・・・・」プイッ


小森「ラスト5球!!」


吾郎「おほっ、冷てぇな小森!今から戦うからってそんな悪役気取るこたぁねえだろ、似合わねえぞ」ハハハ


小森「図々しいよ、相手チームのブルペンに押しかけるなんて!マナー違反じゃないの?」


吾郎「かてーこと言うなよ。そっちは一回戦も無い上に人のことビデオにまで撮ってんだからちょっとぐらい見せてくれたっていいだろ」


小森「・・・・・・!!」


吾郎「あれ?気付いてないとでも思ったのか?」ニヤッ

吾郎「・・・ま、積もる話もいろいろあると思ったんだが、とてもそんな雰囲気じゃなさそうだな」フッ


吾郎「今日はお互い頑張ろうぜ」スタスタ


小森「・・・・・・」


山根「・・・警戒し過ぎじゃねーか小森?あいつ今日もマトモに出場しないみたいだし、少しくらい話してやっても良かったんじゃねえか?」


小森「ダメだよ・・・」


山根「え?」



小森「本田くんに隙をみせちゃダメなんだ!たとえウチが9割9分勝つ自信がある試合でも、本田くんを敵に回す以上毛ほどの油断も命取りになるんだ!!」


小森「ボク達自身の心に隙を作らない為にも・・・今は友達だってことも全て封印しなきゃならないんだ!!」


山根「・・・!」



小森(ーーー負けないよ、本田くん!!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

田代「いいか!!今日の相手はシード高だがビビるこたぁねえ!!一回戦の気合いを見せればウチにも充分チャンスはある!!」


僕「今日は全力で大河をフォローしよう、先輩の意地、見せようぜみんな!!」


大河「よろしくお願いします」キリッ



田代「しまっていこーーーぜ!!!!」



「「おおおおおお!!」」



審判「ーーー整列!!礼!!」



「「ちゃあああっっっス!!」」




1回表 先攻 聖秀


「ーーー1番 ショート 八木沼くん」


田代「よし行け僕!!」


藤井「先制パンチ喰らわせてやれ!!」



僕「・・・・・・・・・!!」グッ!!


吾郎(ーーー当然、伊達にシードにされてるわけじゃねえだろ)


吾郎(じっくりお手並み拝見とさせていただこうじゃねえか)




審判「プレイボール!!」


聖秀オーダー


1 僕(遊)
2 内山(三)
3 清水(投)
4 田代(補)
5 藤井(二)
6 宮崎(一)
7 山本(左)
8 高橋(中)
9 野口(右)

今日は僕初打席判定までやって終わります




藤井「・・・しっかし、なんで今度は僕が1番なんだ?」


吾郎「あいつの提案さ。大河の選球眼は捨てがたいが、僕も足がある。三船も一回戦偵察に来てたみてえだから知ってるだろ。後ろに大河、田代を控えている状態でおいそれと敬遠をしてくることは無くなる」


田代「オマケに一回戦奴は一度も打ってねえからな。どういうバッターがデータも無いはずだ」


大河「ホームランとまではいかなくても僕先輩が出て、あの人の足と内山先輩のバントが決まれば一気に得点圏っスしね」


吾郎「ま、そんなに上手く行くかどうかはわからねえが・・・少なくとも無策よりはマシだとよ」






僕「ーーー!!」グッ!!



山根(一回戦で全敬遠だった四番か・・・どうする?)


小森(まだ始まったばかりだ、様子見がてら勝負しよう。変に警戒してランナーが溜まった所に本田くんが出てきても厄介だ)


小森(ーーー大丈夫、僕たちならいける!)


山根(・・・ああ!!)

VS山根


山根
球速135kmオーバー コントロールC スタミナB
カーブB


※対策効果で常時5%補正あり


75以上 ホームラン
45~74 打った(判定へ)
30~44 ボール
15~29 ストライク
14以下 気負ってしまってセンターフライ
安価下

コンマ02 気負ってセンターフライ



今日の更新終了、また明日です


僕(僕が言い出した采配・・・なんとか成功させなきゃ)ドクンドクン



山根「」ヒュッ!!



僕(ーーー打てる!!)



ボール「」ククッ



カキィィィィィン!!



小森「センター!!」



三船センター「」バスッ!!



審判「アウト!!」



僕(しまった・・・!!外に逃げる変化球だったか!!)


山根(初球からフルスイングとは・・・素人は何してくるかわからない怖さがあるな)


小森(完全に詰まらせたと思ったのにアソコまで運ぶなんて・・・パワーは要注意だね)




僕「ご、ごめん・・・」ガクリ


大河「気負い過ぎっスよ。ちゃんと100%出さないと勝てる相手じゃないんすから、もう少し力抜きましょう」



「二番 サード 内山くん」



内山「ドンマイ僕、オレが代わりに続くからさ」



山根「ーーー!」ヒュッ!!



内山(・・・打てる!?)



キィン! ボテボテ


内山(ショートゴロ・・・!)ダダダッ!!



審判「アウト!!」



藤井「あっさりツーアウトかよ・・・」



大河(打たせてとったな・・・格下にはそういう術も弁えてるってか)



大河「オレはそう上手く行かせないよ」グッ



山根(一回戦で投打で大活躍だった一年か・・・)


小森(確かに野球センスはあるみたいだけど・・・彼に長打はない。ツーアウトランナー無しの今、恐れる相手じゃない!)




大河VS山根

ゾロ目 ホームランを打った
40以上 ヒット
39以下 観察しつつ三振
安価下


大河「!!」キィィィン!!



吾郎「抜けた!!いいぞ大河!!」



大河「楽勝楽勝」ニッ



山根(簡単にシングルヒットにされたか・・・くそっ)


小森(大丈夫だよ山根くん、戦況に影響はない)



「四番 キャッチャー 田代くん」




田代「よっしゃあ!!まず一点頂くぞ!!」



小森「」スッ



僕「敬遠!?」


吾郎「ウチのポイントゲッターには振らせねえ気か・・・慎重な小森らしいぜ」

田代「ちっ・・・」スタスタ


「五番 セカンド 藤井くん」


藤井「くそっ、ざけんなよ!オレが伊達に五番に座ってると思ってんのか!!」グッ




藤井VS山根
※三船戦藤井覚醒判定


ゾロ目以上 打った
それ以外 三振
安価下

コンマ31


藤井「」ブンッ!!



審判「ストラックアウッ!!」


藤井「」ガーン


中村「ダテじゃん・・・」


審判「スリーアウトチェンジ!!」


小森 山根「・・・・・・・・・・・・」



茂野「はぁん・・・なにもかも研究ずくってことかよ」


田代「こりゃ大量得点はとても期待できねーな・・・」


吾郎「ーーー頼むぞ、清水!!」


大河「ええ・・・まあ頑張ってはみますよ」グッ


大河(一点たりともやる訳にはいかない・・・僕先輩や茂野先輩が控えてるとはいえ、序盤はオレがゲームを作っていかねーと!)

※覚醒大河なのでファンブル等無しで序盤進行


僕(1回表。気合いの漲る大河の投球は三船の1、2番を三振に打ち取りーーー)



「三番 ファースト 大林くん」


吾郎(3番か・・・大林も出世したもんだぜ)


大河「」ヒュッ!!


大林「ーーー!」キィンッ!!


藤井「・・・しゃあ!!」ズサァァ!!


藤井「見よこの華麗なプレー!!」ヒュッ!!


僕「あ!!バカ!!」


悪送球「ヒューン」


宮崎「どへぇ!!」バッ


小森「やったーーー!!回れーーー!!」


「おっしゃー!!ツーアウト二塁!!」


中村「また出たよ・・・」


藤井「ヒェー」


藤井「あ・・・あはははは・・・わりーわりー・・・捕る所までは良かったんだけどね・・・」


僕「自分で言うなよ・・・」


大河「・・・・・・」スッ


藤井「へ?」


「四番 キャッチャー 小森くん」


藤井(なんだあいつ・・・?いつもなら嫌味のひとつでも返してくるのに・・・


吾郎(あのアホ!無理な送球で無駄にピンチを増やしやがって!得点圏で小森か・・・いきなりやべぇじゃねえか!))





僕(ーーーしかし、大河はピンチにも臆せず見事三船の小森を三フライで抑える)



審判「ーーーアウト!!スリーアウトチェンジ!!」


小森「・・・!」



大河「・・・・・・」フゥ


吾郎「あの野郎やるじゃねーか!!強気で小森の裏をかきやがった!!」


僕(ーーー大河の好投で、続く二回も三船を完璧に抑える)


僕(そして3回表・・・ワンナウトで再び僕の出番がやってきた!!)




聖秀 0-0 三船


3回表 ワンナウトランナー無し



僕「・・・・・・・・・」スッ


僕(大河があれだけのピッチングを見せてくれてるんだ・・・しっかり応えないと!!)


小森(ここからまた上位打線か・・・問題ない、山根くん、クサイ所で詰まらせて行こう)


山根(ああ)グッ


70以上 ホームラン
40~70 打った(判定へ)
25~39 ボール
11~24 ストライク
10以下 気負ってしまってセンターフライ
安価下




コンマ22 ゾロ目ボナ20%緩和振り直し


50以上 ホームラン
20~49 打った(判定へ)
10~19 ボール
9以下 ストライク
安価下

コンマ45 打った


僕「おおおお!!」キィンッ!


80以上 ホームラン
80~89 スリーベースヒット
50~79 ツーベースヒット
30~49 シングルヒット
15~29 ファール
14以下 アウト
安価下

コンマ39 ヒット


小森「ライト!」


三船ライト「」パシッ


僕(外野の頭は抜けなかったか・・・!!)ダダダッ


吾郎「いいぞ僕~!!」


小森(際どいコースだった筈だけど・・・やはり油断できないね)


「二番 サード 内山くん」


内山(僕が打ったとはいえ・・・どうすりゃいいんだ・・・)



山根「」チラッ


僕「うっ・・・」


吾郎「左投手の山根からは盗塁は難しいか・・・小森も警戒してるだろうしな」


大河「バントも警戒してるでしょう。この回で点を取りたいけど骨が折れますね」



ゾロ目以上 なんと内山シングルヒット
80以上 職人内山、バント成功
79以下 三振安価下




コンマ16 内山三振


ズバァァァン!!


審判「ストライク!!」



内山「あっ!!」


吾郎「なにやってんだウエストだぞ!」


内山「くっ・・・!」


山根「」ビュッ!!


三船ファースト「」パシッ


僕(牽制・・・やっぱ警戒されてる)



山根「」ビュッ!!

内山(ボール球!?)


カーブ「」ククッ!!



審判「ストライクツー!!」



内山(って、入るのかよ!!)


僕(くっ、走れなかった!!)




山根「ーーー!!」ビュッ!!


内山「」ブンッ!!



審判「ストライクバッターアウト!!」


小森「・・・・・・!!」グッ!!


僕「うっ・・・!!」ピタッ



僕(高めストレートで緩急からの三振と僕への警戒・・・)




山根(当然だ・・・お前達とは経験値が違う)


小森(僕達の三年間はそんなに甘くないよ)



大河「慎重に運ばれるとなかなか付け入る隙も出ない、か・・・」



吾郎「頼むぜ大河・・・お前の経験と野球センスならあいつらに負けねえはずだ・・・!」


大河(シングルヒットじゃ足りない・・・また山根先輩を敬遠されるだけだ)


大河(ーーーなんとか打たないと!!)


ツーアウトランナー1塁


90以上 スリーベースヒット
75~89 ツーベースヒット(僕ホーム突入判定へ)
40~74 ヒット
20~39 抑え込まれチェンジ
19以下 山根、更に強くなっていた(山根パワーアップ)
安価下

コンマ68 ヒット


大河「おおお!!」キィンッ!!


山根(くっ、また・・・!)


小森(やはり要警戒だね・・・)


田代「センター前ヒットだ!!」


大河(・・・ダメだ、ただのヒットじゃ・・・また1回の二の舞になる・・・!!)




「四番 キャッチャー 田代くん」



小森「・・・」スッ


田代(・・・勝負!?)



小森(満塁にすれば本田くんが出てくる可能性がある・・・ここは山根くんを信じて勝負だ!)


山根「・・・」コクッ



大河(・・・そうか、茂野先輩を恐れて・・・ここはチャンスだ!)



山根(・・・ここは絶対打たせねえ!!)


田代VS山根


60以上 打った
30~59 レフトフライ
29以下山根パワーアップ(判定継続)
安価下

コンマ89 打った



山根「ーーー!!」ビュッ!!



田代(待ってたぜ・・・勝負出来るのをよ!!)



田代(素人や一年が頑張ってんのに・・・四番に座ってるオレが、何も出来ないなんざ情けねーぜ!!)


カキィィィィィン!!


小森「!!」


70以上 ホームラン
50~69 ツーベースヒット 一点先取 (更に大河ホーム突入判定)
25~49 ヒット(僕ホーム突入判定)
24以下 アウト
安価下

コンマ50 ツーベースヒット



山根「くそっ!!」


「左中間だーーー!!」



田代「しゃあああ!!」ダダダッ



僕「」ダダダッ



中村「1点目ぇーーー!!」



大河「ーーー!!」ダダダッ!!



吾郎「回れ大河ぁぁあ!!」



大河(ここしかない・・・!!なんとしても2点目をとりてぇ!!)





50以上 セーフ 聖秀2-0三船
49以下 アウト
安価下

コンマ88 ゾロ目ボナ 巻き戻しの欠片GETにします


巻き戻しの欠片(2/2)→巻き戻しチケット1になりました





大河「おおおお!!」


僕「た、大河ー!!」



ズサアアアア!!




小森「・・・!」



審判「・・・・・・・・・ーーーセーフ!!」



吾郎「よっしゃああああ!!」グッ!!


僕「ナイスラン・・・」スッ


大河「へへ・・・援護がちょっと不安だったんで・・・自分で頑張ってみました・・・」ガシッ



吾郎「減らず口め・・・でも許してやらぁ!田代もナイスバッティング!!」



田代(ふぅ・・・良かったぜ・・・これで大河もだいぶ投げやすくなるだろ)



僕(この2点は大きいぞ・・・!)

甲子園まではやりません。勝っても負けても海堂戦が終わったらエピローグに入ります

パワヒ、アーチストにグレードアップしたい

詰んだら終了するって言ってたしどんな使い方するにせよ巻き戻し無いと海堂には勝てんよ

ところで、MAJORの世界終わったら次はどの作品の世界に僕君は行くんだろう…やっぱりテニプリに原点回帰?

そろそろ次は僕君以外でも良いんだけどな

原点回帰ならDBだろ

真の原典ならR18ホモありのBLEACHだ…
お前らごときの薄っぺらい藁の家が深淵なる目的の俺と>>1の要塞に踏み込んで来るんじゃあないッ!!

次はラデイッツみたいな不遇寄りの原作キャラ主役にしてほしいな
NARUTOのシノ、ブリーチのチャド、遊戯王GXのどんどん十代との距離が離れていった仲間達みたいなポジションのキャラ

>>542
GXはやるとしたら三沢か翔だろ

お待たせしました。今週ちょっとヤバいので今日もちょっとだけ更新ですが申し訳ございません


巻き戻し意見について


現状打者としては充分なステなので、クリア難易度的にはそこまで高くないとは思われます。ただ投手としても僕くんが活躍できるかみたいなストーリー的な変化を楽しむならやり直しもアリかもしれませんね(強くなれば今の三船戦は間違いなく楽になります。が、投手としての問題点は中途半端に強くなって香取唐沢戦に登板し足を引っ張ってしまうかも・・・という可能性はあります)
あとまあ守備面では服部無しは痛手ポイントではあるかもしれないです。と言っても大局を変える程ではありませんが


とりあえず三船戦終わったら巻き戻し多数決はします


>>528
わかりやすさでパワヒ表現してるだけで今回はパワプロである超特殊能力とかは存在しません

>>533
補足すると海堂戦は負けてもエンディングに入りますね
このSSのクリア条件は海堂戦に進んだら達成という感じです


>>538
>>539
>>540
>>541
>>542
このスレが終わったら、まず三択で決める感じですかね。
1僕くんスレを続ける 2全く新しいスレをやる 3既存のスレを終わらせる(BLEACHエロゲor安価ナッパ)
で決めますかね。ただ安価ナッパは再開するなら巻きで進めると思います。>>1の不手際で自由行動でかなりグダっちゃいましたから・・・


>>544
GXは大好きですが長くなりそうだから一期やる度に休憩挟みたいですね笑
三沢と翔なら三沢かな。翔なら4期だけやるのもアリですかね
アカデミア僕くんもアリですが、このスレの吾郎と同じく十代が強すぎて、頑張らないと目立たない感じになりますね





今週っていうかいつもヤバいな
リリーフに9イニング投げさせるチーム並みに労働環境ブラックな会社か?

海堂戦入ったら負けた時点でクリア
負けた時に巻き戻し使うのは無理ってこと?


山根「くそ・・・っ・・・2点か・・・!」


小森「ドンマイ。向こうの上位打線の力を考えると仕方ないよ。それに向こうの投手からならまだまだ逆転の可能性はある」


山根「ああ・・・」


小森(けど、山根くんの球のキレも要求したコースも充分打ち取れる精度だったはず・・・四番を打っていたとはいえシニアからのブランクを考えると、アソコまでの打撃力というデータでは無かったぞ・・・)


小森(やっぱり本田くんのチームには油断なんて微塵もできないな)





藤井「よっしゃあ!!今度こそオレが叩き込んでやるぜえ!!」


山根(仕方ない、か・・・だがこの先の試合を考えればこんな所でモタついてる訳には行かねえ・・・!!オレは・・・三船のエースなんだ!!)


3回表 聖秀2-0三船

ツーアウトランナー二塁


99 00 藤井覚醒
ゾロ目or90以上 まさかの藤井も続いた
20~89 チェンジ
19以下 山根覚醒
安価下

>>546
それだけなら別にいいんですけど更に完封もオーダーされてる感じですかね笑

>>547
決着に不満があれば巻き戻しは可です

コンマ29 チェンジ


藤井「あふん」ブンッ!!


審判「ストライクバッターアウッ!!スリーアウト、チェンジ!!」



小森(よし、とりあえずは2点だ。まだ挽回できる)




中村「扇風機じゃんアイツ・・・」


僕「まあ、相手はは堅実だし藤井は多分搦手とかに弱いから・・・」


中村「で、でも僕は活躍したじゃん!凄かったよ!」


僕「あ、ありがとう・・・」


中村「・・・・・・」ジッ


僕「じゃ、じゃあ守備してくるねっ!」


中村「うん・・・頑張って・・・」


中村「・・・・・・・・・」



大河「・・・いつから中村先輩と拗れたンスか?」ボソッ


僕「・・・ほっとけ」


大河「愛は原動力っスよ」ドヤァ


綾音「大河くーん!!この回も頑張って!!」


僕「」イラッ


僕「いいから自分の仕事してこいっ」グリグリ


大河「痛いっス!!」

僕(シード校の三船を相手に2点先制した聖秀。続く3回裏も大河は気迫のピッチングで抑え、そしてーーー)


4回裏


「ーーー2番 セカンド 井原くん」


三船監督「そろそろだな。この回点を取りに行くぞ!」


「ーーーはい!!」


茂野(2巡目か・・・そろそろ仕掛けて来る頃だな)


2番井原 (セーフティバント)

ゾロ目以上 内山覚醒
70以上 田代のリードと大河の投球で2.3番アウトに
69以下 原作通りでノーアウト1、3塁でVS小森
安価下

コンマ21 原作通りの流れに


井原「」コンッ!!


僕「セーフティバント!?」


内山「うっ・・・!」ヒュッ!!


「セーフ!!」


茂野「フィールディングが良い清水じゃなく内山に捕らせるバントか!!くっ!!」



井原「」ダッ!!

大林「ーーー!!」キィンッ!!



田代(しまった!!初球スチールは無いと思ってカーブを要求しちまった!!)


吾郎(しかもエンドランだと!?)


藤井「あっ!!」


大河「ガラ空きのセカンドに・・・!!」


「よっしゃあ!!ノーアウト1.3塁!!」


「四番 キャッチャー 小森くん」



吾郎「くっそやべ~!!大林の奴いつからあんな器用なバッティングできるようになったんだ!!憎ったらしい~!!」



大河(一点もやらねえぞ!!皆でとったこの2点・・・絶対守って茂野先輩に繋ぐんだ!!)


小森「ーーー!!」

ゾロ目 ゲッツー
80以上 なんとか小森を抑えた
10~79 犠牲フライで一点 VS山根へ
9以下 小森ホームラン
安価下

コンマ66 ダブルプレー


キィィィィン!!


内山「ああ!!」


井原(よし、左中間・・・!!ダダダッ!!)





僕「」バシッ!!



審判「アウト!!」



小森「!?」


井原「なっ!?」



吾郎(僕の奴、小森の打撃力を警戒して深めに守ってやがったか!!)


僕「内山!!」ビュッ!!


内山「おう!!」


「あ~!!ランナー戻れない!!」


審判「アウト!!」



大林「くっ・・・!!」


吾郎「よし、大林も一塁釘付けで一気にツーアウト一塁だ!!」



大河(僕先輩・・・さすが!!)



僕(一点もやらない気持ちは同じだよ、大河)ニッ

山根「ジャンピングスローか・・・とんだ守備職人が聖秀にいたもんだな・・・」


小森「ごめん、山根くん・・・」


山根「気にすんな。オレがホームランでチャラだ」グッ


大河(僕先輩が防いでくれたピンチ・・・台無しにしてたまるもんか!!)



大河VS山根

50以上 山根を抑えた※大河投手能力up
49以下 ホームランを打たれた 2-2
安価下


お待たせしました 最近あまり時間がとれなくて申し訳ないです
今日もちょっとだけ更新


コンマ00 スーパークリティカル
※大河もう一段階覚醒(過去改変あり)三船戦の怪我判定無しに




山根「さあ来い!!」グッ!!


大河「・・・」ハァハァ


田代(初回から全力で飛ばして来たからな・・・大河のやつ、そろそろ)


小森(ツーアウト一塁か・・・山根くんはああ言ってくれたけど、僕ならこの場面の強打者相手に危険は侵さない・・・)


僕「いけ大河ーーー!!バックは僕達がついてる!!」


大河「!!」


内山「ごめんな大河!オレのトロ臭いバント処理でリズム崩しちまって・・・今度は絶対くらいつくから!!」


大河(僕先輩・・・内山先輩・・・!!)



大河「・・・・・・」チラッ


吾郎(お前ならやれるさ・・・捩じ伏せろ、大河!!)ニッ


大河「ーーー!!」グッ!!



大河(ーーーそうさ、オレはーーー)


~~~~~~~~~~~~~~~

三船ドルフィンズVS横浜リトル回想



吾郎『・・・・・・』ハァハァ


吾郎『うおおおお!!』


ズバァァァァン!!



審判『ストライク、バッターアウト!!』



清水母『大河・・・お姉ちゃんのチーム、凄く頑張ってるわよ・・・』ウルウル


大河『・・・うん』


大河『それにーーー』


大河『あの投げてるお兄ちゃん。あんなにボロボロなのに・・・・・・・・・カッコイイなぁーーー』






大河『ーーーおめでとう、お姉ちゃん!!』


清水『おーう大河、お姉ちゃんの勇姿見てたか~?』


大河『うん!!凄かったよ!!』


大河『それにあのお兄ちゃんもかっこよかった!!』


清水『そうだろそうだろ~なんせうちのエースだからな!!・・・まあ、無茶し過ぎだったけど・・・』


大河『・・・ぼくもなれるかな?あんなにカッコよく』


清水『なれるさ!!運動音痴のあたしでさえ頑張れたんだよ!』


清水『大河も・・・頑張れば、きっと本田みたいに上手くなれるって!!でも本田は凄いぞー、あいつ、野球の事しか脳みそにないからな!』



大河『本田、さん・・・?』


清水『そう、本田。本田吾郎』


清水『お姉ちゃんの知ってる限り・・・最っっっ高にカッコイイ奴さ!!』


大河『・・・本田、吾郎・・・・・・』


大河『ーーーぼく、なりたい!!本田さんみたいな凄い人に!!』


清水『じゃあめちゃめちゃ頑張らないとだな』ハハッ


大河『うん・・・ぼく頑張るよ、お姉ちゃんーーー!!』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブンッ!!ブンッ!!


綾音(・・・あら?この音)


綾音(・・・いつも夜この公園で素振りしてるよね、あの人・・・頑張ってるなぁ・・・)


大河(横浜シニアで結果は出せてるーーーけど、まだまだだ・・・オレが目指すのは、もっともっと先にーーー)



綾音(・・・差し入れ、とか迷惑かな?・・・ううん、迷惑でも・・・私は、頑張ってる人の応援がしたい・・・)


綾音(・・・・・・よし!)グッ


綾音(あのーーー)


大河「?」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

清水『大河本気か!?せっかく海堂から特待生の誘い貰ってんのにウチに来るって!?』


大河『知ってるだろ姉貴は。オレがシニアで腕を磨いてたのは、いつか茂野先輩と甲子園に行きたいからだって』


大河『すげぇじゃん!!海堂の一軍にも勝って、更にその海堂を倒す為に野球部を新設するなんてさぁ!!やっぱりあの人は普通じゃないーーー!!』キラキラ


大河『今先輩の役に立たないでどうすんだっつーの!!』ニッ


清水『あー、わかったわかった。じゃあ今度聖秀に来いよ。紹介すっからさ』


大河『ほんとに!?』


清水『ああ、昔からお前を尊敬してやまないんだぜー、て本田に』


大河『や、やめろよ!恥ずかしいだろそれじゃ!』


清水『えぇ・・・』


大河(オレの憧れる茂野先輩はそんな感じじゃない・・・そう、もっとこう自信満々で、不敵に笑ってーーー)


大河(・・・よし。面白そうだから聖秀に来てもいいかなーって考えてる生意気な新入生風で行こう!!)グッ



清水『・・・ほんと、あんた本田が大好きなんだねぇ・・・』



大河(・・・姉貴には負けると思うけどね)

大河(そうだーーーオレの憧れた、最高のプレイヤーは)グッ



田代(・・・勝負!?・・・よし、わかったぜ大河!!)スッ



大河(どんな逆境も・・・どんな相手も、仲間達と、熱い闘志でーーー)



大河「乗り越えて行くんだ!!」ビュンッ!!


大河帽子「」フワッ


ギュルルルル!!


山根「!?」



ズバァァァァン!!



大河帽子「」パサッ


審判「ストラィィィィク!!」



田代(マジ、かよ・・・今の球のキレ、さっきまでよりずっとーーー)


小森「・・・・・・!!」



小森(一瞬、彼の姿が本田くんに・・・いやいや)ブンブン


小森(でもあんなデータは無かったぞ!?・・・本田くん、やっぱり君のチームは・・・!!)



山根「フッ・・・やっぱりあいつのいるチームは面白いな」


山根「ーーーさあ、勝負だぜ!!一年生!!」

大河「おおおお!!」


ズバァァァァン!!


審判「ストライクツー!!」



山根(やっぱり速くなってやがる・・・中学の時の本田の球を思い出すぜ)



小森(3球続けてのストレートなら、今の山根くんならきっと打つーーー!!それとも、カーブでタイミングを外してくるか・・・!?)



大河「はああああああ!!」ビュンッ!!



山根(カーブじゃない!!ならーーー!!)グッ


ボール「」ククッ!!



山根「!?」



小森(落ちた!?)



田代(おお!?)


ズバァァァァン!!




審判「ストライクバッターアウッ!!スリーアウトチェンジ!!」



山根「・・・・・・・・・・・・!!」



吾郎「フォークか・・・あんにゃろ、あんな隠し球持ってたのか!!」



大河(カーブと一緒に大会前から練習してたけど・・・よかった、成功したーーー!!)グッ!!



リトルの吾郎が投げてたチェンジアップには興味無かったのか

僕「凄いぞ大河ぁーーー!!」バシバシ


大河「へへ・・・皆さんがいるから、思いっきり投げれましたよ」ニッ


宮崎「おっ、なんだ・・・今日は素直だな・・・」


大河「藤井先輩の所に飛ばないようにだけ祈ってましたけど」


藤井「なんじゃそらーーー!?」


僕「ははは!!」



吾郎「ナイスピッチ、大河」



大河「ホントは先輩みたいに力で捩じ伏せたかったンスけどね。向こうも気合いバッチリだったんで・・・」



吾郎「なーに言ってんだよ。お前の努力あっての今のピッチングだろうが!!」バシッ



大河「・・・っ」



吾郎「いい気迫だったぜ、大河」フッ




大河「・・・・・・・・・先輩との約束っスから」プイッ




僕「・・・・・・」ニッ



中村「あらあら」



大河「・・・・・・・・・・・・」ウルウル


大河(まだだ・・・気を抜くな、オレ!!ゲームセットまで!!)



吾郎「よっしゃあ!!このまま勝つぞお!!」






綾音(・・・大丈夫だよら大河くん。君がどれだけ頑張ってたか・・・よく知ってるからーーー!!)



大河「・・・・・・・・・!」キリッ



>>603
それもアリでしたけど、遠い未来に吾郎が大河からもフォークのアドバイスを貰うってことで脳内補完しといてください笑

最覚醒により修正

大河
ミートS パワーC 走力A 肩B 守備S

球速143km コントロールB スタミナB カーブA フォークB

アビリティ
野球センスA 球キレB 闘争心 逆境

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5回表 ワンナウトランナー無し



聖秀2-0三船




小森(また聖秀の上位打線か・・・なんとしてもこの1、2番で抑えないと!)




『一番 ショート 八木沼くん』



僕(大河があれだけ頑張っているんだ・・・応えなきゃ!)


山根(大したチームだ・・・燃えてくるぜ・・・!!)



僕VS山根



O 〇


65以上 ホームラン
35~64 打った(判定へ)
15~34 ファール
14以下 山根覚醒
安価下



コンマ93 ホームラン


小森(ランナーのいる状態で3、4に廻したくない・・・ここもクサイ所をついて詰まらせて行こう!!パワーはあるようだから低めで集めていくよ!)


山根(ああ)



山根「ーーー!!」ビュッ!!



僕「うおおおおお!!」グッ!!



小森(このコースを打つ気か!?無駄だよ、本田くんでも無い限り・・・詰まらせてツーアウトだ!!)



僕(大河があれだけ奮起して・・・田代と一緒に点をとって貰ってまでしてくれた!気迫の投球で抑えてくれた!!)


僕(僕だけが打てないなんて言えないんだ!!)


僕(あの二人と比べたらキャリアは足りないけどーーー僕だって!!地獄の特訓を乗り越えて来た!!)





僕「だあああああああ!!」



キィィィィン!!



山根「!?」


小森「なっーーー!!」





ボール「」トーン トーン





僕「あ・・・」





田代「おおおおおお!!」



吾郎「ホームランだあああああ!!」




聖秀 3-0 三船

小森「ま、まさか・・・」ガクッ


山根(三点差・・・!!)




藤井「やったぜ僕ぅぅぅう!!」


大河「流石っスね」


中村「僕・・・!!」






僕(そうだ・・・僕がここにいるのは、茂野を海堂戦まで連れて行くため・・・)



僕(まだまだ立ち止まってなんかいられない!!)グッ!!

大河覚醒に加え僕ホームランでほぼ勝ち確に。
終盤戦の判定まで飛びます

※三船戦は僕のステータス的に見ると格下なんで成長判定は投手のみなためスキップ




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7回裏 聖秀3-0三船



僕(その後も大河の熱投でランナーを許す事無く、7回。再び三船の上位打線に回る事に)



大河「はあ・・・はあ・・・そろそろ、限界かな。僕先輩、頼みます」


僕「ああ・・・大河がここまで作ってくれたゲーム、必ず守ってみせるよ」


大河「・・・期待してますよ」ニッ



「ピッチャー 清水くんに代わりましてーーー八木沼くん ショートは清水くんが入ります」



吾郎(最後の正念場だ・・・ここで小森達を打ちとれりゃ、勝てるぞ!!)



吾郎(頼んだぜ僕・・・辛くなったらオレが出てってやるからよ!)




僕(痛み止めで30球までが限度の茂野に、まだまわす訳にはいかない・・・大河もここまでよく頑張ってくれた)



僕(ここで僕が踏ん張らなきゃ・・・海堂への道は開けないーーー!!)



ゾロ目or90以上 僕、凄まじい闘志で三船のクリーンナップを見事打ち取った(能力up)
70~89 ランナーは許したものの本塁は踏ませなかった
45~69 ツーアウトランナー無しでVS小森
25~44 ワンナウトランナー1塁でVS小森
6~24 ノーアウト1.2塁でVS小森
5以下 満塁からの逆転ホームランを山根に打たれた(三船覚醒)
安価下

コンマ66 凄まじい闘志で見事三船のクリーンナップを打ち取った

※三船戦勝利決定 先に僕の能力up判定を行ってから物語の描写を決めます。コントロールとスタミナは高ステなので球速と変化球を判定


球速 現在135kmオーバー
ゾロ目 145kmオーバー 球威A 球キレB
75以上 140kmオーバー 球威A 球キレC
50~74 140kmオーバー 球威B
49以下 140kmオーバー 球威Cになった
安価下



変化球 現在ナックルB


ゾロ目 ナックルS カットボールA
80以上 ナックルA カットボールB
36~79ナックルA
35以下 変化なし
安価下2

残り三試合全部ノゴロー登板になるなら大河と僕君の上がった投手能力無駄になるけどどうなるかな

>>631
今回大河と僕が強化されたんで久里山前に大河、僕の最終投手特訓コンマチャンスとしてイベントが追加されます
それが成功すれば久里山戦がまた僕、大河投手になる感じですね(ノゴロー野手)
リスクは高くなりますが乗り切れば海堂戦の抜け玉対策が無くなります

ストーリー上ノゴローがノーノー達成する必要無いんだよな多分
どうせプロ蹴ってアメリカ行くし高速スライダー対策の話だって親父に聞けば良さそうだし

>>633
まあぶっちゃけだいたいそうなんですけど三回戦はネームドいないのでノゴローダイジェストになっちゃう感じですね笑

唐沢はどうせノゴローのジャイロにアジャストする特訓しかしてないだろうし変化球で責めるのはそれなりに有効そう

僕君も大河も投げられるのに横浜商蔭戦でノゴローが投げる理由どうなるんだろう

>>635
唐沢は海堂クリーンナップレベルのバッターなので今のままだと僕大河は普通に柵越えされますね

>>637
三船上位打線を抑えられるレベルにはなりましたが横浜商蔭はスカウトも注目の選手もいる打のチームだったはずなので原作通りノゴローが出張ります

お待たせしました 残業への怒りで酔い潰れるまで更新


コンマ07 140kmオーバー 球威Cに
コンマ58 ナックルA


僕「ーーーおおおお!!」



大林「うっ!?」ブンッ!!



ズバァァァァン!!



審判「ストライク、バッターアウッ!!!!」



田代(キてるぜ僕!!・・・まったく、ウチのピッチャー共の急成長はどうなってんだ!?捕る身にもなれってんだ)ニヤッ



山田「良いテンションですね。清水くんの熱投はスコアだけじゃなく後続のピッチャーにまで受け継がれた」


吾郎「ああ・・・!!」




大林「ごめんコモリン・・・気をつけて。彼の球、1回戦よりも・・・」


小森「わかった」





小森「ーーー!!」グッ!!



小森(ボクがココで打てれば山根くんに廻る・・・この回2点返せれば、まだまだ試合の行方はわからないーーー!!僕達は今まで応援してくれた家族や、レギュラーになれなかったチームメイト達のためにも)



僕(ーーー三船の小森大介・・・かつての茂野のチームメイト、か)


僕(君がどんな気持ちでこの試合にのぞんでるかなんて、僕にはとても計り知れないーーー高校三年間で流した汗も、旧友への想いも)


僕(それでもーーー!!)ビュンッ!!




ボール「」ギュルルルル!!





キィィィィン!!




フェンス「」ガシャン!!



審判「ファール!!」



僕 小森((ーーー負ける訳にはいかないんだ!!))

小森(確かに1回戦よりずっとキてる・・・!!流石は本田くんのチームメイトだ)ビリビリ


三船監督「よし!!タイミング合ってるぞ!!いけ小森!!」


僕(いきなり当ててくるなんて・・・!!やっぱり、強い・・・!!)ゴクッ



田代(やっぱり4番はダテじゃねえ・・・ナックルを使うか?1球外すか・・・?)


僕(ーーー勝負する)フルフル


田代(何!?・・・よし、なら初球よりも際どく攻めるぞ!!)



僕「」ビュンッ!!


小森(外してきた!?いや、これはギリギリーーー)


小森「っーーー!!」カンッ!!



ボール「」ボテボテ



審判「ファール!!」



小森(そうだ・・・コントロールは一級品だったね。危なく詰まらせられる所だった)



田代(よし!!追い込んだぞ!!ストレート2球見せたんだ、ナックルなら・・・!!・・・いや、しかし1回戦見られてたなら読まれてるか?)



小森(間違いなく次はナックル・・・!!)



田代(ーーーいや。弱気になるなオレ・・・僕、お前を信じるぜ)グッ!!



田代(お前の渾身のウイニングショット・・・見せてくれ!!)



僕「・・・・・・・・・」コクリ




吾郎「いけぇ!!僕ぅぅ!!」











僕「はあああああ!!」



小森「!!」




ナックル「」ビュンッ!!



小森(やっぱりナックル・・・!!よし、狙い通ーーー)




ナックル「」 ストーンッ!!




小森(なっ!?この、変化量は!?)



小森「」ブンッ!!


スパァァァン!!




小森(よ、読んでいたのに・・・!!)




吾郎「驚いたぜ・・・あの変化・・・阿久津並になりやがった・・・!!」



大河(大会前のなんちゃってナックルとは違う・・・遂に完成させましたね)ニヤッ


藤井(す、すげぇ・・・!!)





審判「ストライク、バッターアウッ!!スリーアウトチェンジ!!」




僕「しゃあああああ!!」グッ!!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清水「ーーー遅れた遅れたぁ・・・!どうなってるかな試合~!!」



清水「・・・・・・あれ?」


清水「あのぉ、すいません・・・この前の聖秀対三船戦って、もう終わったんですか?」



「ああ・・・とっくに終わったよ」


清水「・・・ど・・・どっちが勝ったんですか!?」


ーーーーーーーーー



電車内



田代「いやあ、あの後五番の山根もフライできっちり抑えて無得点勝利だもんたなぁ・・・ホームランは打つわなんつー初心者だよ」


僕「大河の方が投打の活躍凄かったよ。おかげでベストな展開で廻して貰ったし」


藤井「そういやその大河はどこ行ったんだ?」


吾郎「彼女と一緒に先帰ったよ。ちゃんと挨拶して行ったぜ」



藤井「なぬぃぃにぃい!?あいつめ、ちょっと顔が良くて野球が上手いからって生意気なーーー!!」


中村「いいよねー、愛が原動力って感じでさ」ニヤニヤ


宮崎「ていうか清水って生意気なようで」


内山「茂野に対しては礼儀を忘れないよなぁ」


僕「茂野自身は礼儀の欠片も無いのにね」



吾郎「うおーい!?」




僕(ともあれ、無事三船戦は乗り切れた・・・海堂戦まで、あとふたつ!!)



三船戦終了。


現在の状況

巻き戻し券1


僕 聖秀学院2年生 マッチョ

ポジション セカンド 2番手投手 サブポジショート(守備A)


ミート B
パワー S
走力 A
肩力 C
守備力 S

球速140kmオーバー
コントロールA
スタミナS


ナックルA


アビリティ
観察眼B
サヨナラ男
パワーヒッター
球威C


現在の好感度


吾郎 好感度8
清水 好感度5
藤井 好感度7
田代 好感度8
大河 好感度8
内山 好感度6
宮崎 好感度6
中村 好感度8

肩上がらないの?

阿久津並のナックルなら海堂にも通用しないかな?

>>664
失礼しました。 肩Bです

>>668
阿久津並のナックルは吾郎が遠目にそう捉えただけで実際は阿久津のナックルはSです。球種も他に無いので現在の僕は強打者は抑えられません(小森、山根は並よりは強いぐらいの打者)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



『本日の第3試合(海堂ーさくら台)は雨天順延となりました』


吾郎「チッ、マジかよ」


僕(ひと足先に横浜商蔭戦のビデオは見たから茂野と海堂の様子を見に来たけど・・・)


吾郎「勝つのはわかってるが・・・久しぶりに連中の不細工な面をおがんでやろうと思ったんだがな」


僕「あとふたつ・・・準々決勝まで行ければ海堂戦だな」


吾郎「ああ、やっと連中が射程内に入って来たぜ」


「おい、急げ。置いていくぞ」


吾郎「!!」


僕(あのバス・・・海堂の?)


「これで全員だな」


寿也「はい」


吾郎(寿也・・・!!)




吾郎「おーい!!寿也~!!」ダダダッ


寿也「吾郎くん!」


僕(そっか、?当たり前だけど知り合いなんだもんな)


吾郎「久しぶりだな!元気してたか!?」


寿也「ああ・・・吾郎くんも元気そうじゃない」


寿也「でもこんな所で何してんの?」


吾郎「えっ・・・なにって一応偵察だよ偵察!ホラ、うちはあと2回勝てばおめえらと準々決勝で当たるだろ!?」


寿也「へぇ・・・そうなんだ」


寿也「ごめんーーー全然興味無いから知らなかったよ」


吾郎「」



僕「!?」


寿也「・・・・・・?」チラッ



※茂野好感度8ボーナスイベント


99 00
江頭「待て、私を置いていく気かーーーぐぎゃあああ!?」
バナナの皮を踏んで交通事故。江頭退場

ゾロ目 眉村「・・・僕?」※過去改変
50以上 僕「なら僕達が眼中に入れてみせるよ」寿也「・・・へぇ?」
10~49 原作通り
9以下 啖呵を切ったが・・・
闇寿也「・・・賭けをしないか?次の試合君が無失点に抑えたなら君の言い分を認めるよ。けど、もしそれが出来ないなら海堂への挑戦資格なんて無い・・・野球は辞めて貰おうかな、フフフフフ」
安価下





コンマ96

僕「ーーーなら、僕達が眼中に入れてみせるよ」グイッ


寿也「・・・へぇ?」


僕「あんた達が眼中に無いのは聖秀が無名校だからだろ。けど・・・僕達だって生半可な気持ちでコイツとやってきた訳じゃないんだ」


僕「証明してやる。茂野の作ったこの聖秀はーーーただのワンマンチームなんかじゃないって」


吾郎「僕・・・」


寿也「・・・そうかい。そこまで言うなら楽しみにさせてもらうよ。同じ夢島上がりとしてね」プイッ


僕「!?」


寿也「もう出発するみたいだから。じゃ」スタスタ







海堂バス内

薬師寺「おい佐藤、お前今誰と話してたんだ?」

寿也「ああ・・・茂野だよ。ほら、2年の時まで海堂にいた」

江頭「」ピクッ

薬師寺「ああ、そういやいたっけなそんなの」


渡嘉敷「あいつ何処に行ったんだっけ?」


「たしか聖秀とかいう訳の分からん元女子高だろ」

「あー、そうだそうだそれでウチとの練習試合で足かなんか故障したんじゃなかったっけな」

阿久津「馬鹿な奴だぜ。うちにいりゃそれなりのポストで甲子園に行けたのによ」



江頭「もういい、不愉快だ。負け犬の話は辞めろ」


寿也「・・・」


寿也(とはいえ吾郎くんを打ち込んだ打者は海堂には誰もいないーーー今の所、大会では登板していないようだけど故障というのがどれほどか・・・・・・いや、彼は出る。そういう男だ)


寿也(1、2回戦で結果を出している八木沼と清水・・・あれでまだまだ成長途中と見られるけど、あのレベルの選手が揃っているならばーーー)



寿也(海堂を倒すとか言って女子高で野球部を作ったのには正直ガッカリしていたけど・・・君は、まったくどうして)


寿也「・・・面白い」ニヤッ


眉村「?」


吾郎(興味無い・・・だとぉ!?)ワナワナ


僕「ほら、行こう茂野。僕もムカついたけど、結果を出せばいい話ーーー」


吾郎「・・・僕。次の試合、たしかヤベェ打線とか言ってたよな」


僕「ああ、帰ったら大河と采配の相談を・・・」


吾郎「オレが出る」


僕「はぁ!?」


吾郎「こうなりゃ嫌でも俺を視界に入れさせてやる・・・!!」グッ


僕「・・・!!」


僕「はあ・・・わかったよ」


僕(こうなったら聞かないもんなコイツ・・・)


吾郎「僕」


僕「?」


吾郎「さっきは、ありがとな」


僕「・・・こっちはこっちで頑張るだけさ。お前は海堂だけ見据えてればいい」



僕(ちょっと予定は変わったけど・・・こう言ってるんだ、3回戦は茂野に任せよう。なら、僕に出来ることはーーー)



茂野の好感度が9になりました
久里山戦前の大河と特訓コンマが緩和されました




お待たせしました。やっと時間が取れたんでちょっとだけ更新


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大河「特訓すか?」


僕「ああ、茂野は3回戦投げる気満々だから・・・」


大河「止められない系の奴ッスね。・・・まあ確かにオレらも1、2回戦で結構投げて来たし・・・相手の事も考えると、今回は茂野先輩の方がいいかもしれません」


僕「それでオレ達が特訓して4回戦投げられれば、海堂戦前に茂野を休ませてやれる」



大河「4回戦、とくれば相手も今まで以上にずっと強くなる・・・そうですね」


僕「海堂戦目前にした茂野を納得させられる実力をつけとかないとな」


大河「あの人ならそのまま海堂戦までフルアクセルでピッチャーやりそうですからね・・・」


大河「わかりました。今のうちに、出来ることをやっときましょう」




※大河と特訓が開始されました。結果コンマは久里山戦前に行います

いつも余るし特訓の結果次第で巻き戻し使っても良いかもね
高速スライダー対策のコンマはない?

原作では細工した球で高速スライダー投げる役の大河だったけど今回は怪我してなくて余裕で投げられるけどなんか変わったりする?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

聖秀VS横浜商蔭



桃子「ーーー久しぶりね、こうして一緒に吾郎の試合見るの」


茂野父「そ、そーか?どーでもいいけどくっつくなよ・・・暑いだろ?」


桃子「ウフ」ニコニコ


茂野父「真吾とちはるはどうした?」


桃子「ああ大丈夫、おじいちゃん達に見てもらってるから」


桂木「あれ?茂野じゃないか!?」


茂野父「桂木!!」


茂野父「久しぶりだなぁ、何してんだお前」


桂木「何って、仕事だよ仕事!!商蔭の4番、新座をチェックに・・・」


茂野父「ああ、そうか・・・」


>>700
>>701
球速がわりとどっこいで僕くんの方がスタミナとコントロールがあるためスライダー特訓は僕くんが投げる事になります
特訓の仕上がりとしては香取のスライダーは無二の1級品なので原作とは変わりませんが、大河が最初から試合に出れる、僕くん大河も打席コンマチャンスがあるということで特にスライダー対策優遇の判定はありません(それに加えて僕大河も投手特訓がありますので)

桃子「どなた?」


茂野父「ああ・・・オレと同期で昔野球やってた桂木だ」


桂木「ども・・・今はマリンスターズの編成部でスカウトやってます」


桂木「ところでお前こそこんな所で何してんだ?昼間っから奥さん連れて野球観戦なんて羨ましいーなおい」


茂野「アホ!」



茂野父「息子が出るんだよ息子が。三年最後の夏に今日は先発するってんでまあ珍しく応援に来たわけよ」



桂木「息子!?息子って確か本田の一人息子の・・・」


茂野父「ああ」ニッ


茂野父「まあ、知らねえのも無理ねえか。アイツは肩壊してからひのき舞台には立ってねえからな」


茂野父「じゃあ、オレ達は一塁側で応援すっから。じゃあな、また」


桂木「おう、またな」

大河(痛み止めが効いてるとはいえ試合長引くだけ先輩には負担がかかるはず・・・)


僕(打撃で援護して、少しでも早く終わらせるんだ!)



『守ります、聖秀高校ーーーピッチャー、茂野くん』


桂木(本田の忘れ形見で、今は茂野の息子か・・・その話題性に実力が少しでも伴ってればマスコミも騒ぎ立てるんだろうけど・・・)フッ


桂木(3年生のこの時期まで、俺達スカウトからリストアップされてないってことは・・・)




吾郎「」ビュンッ!!



ズバァァァァァン!!



桂木「!!」



「お、おいなんだアイツ?あんな奴も聖秀にいたのか!?」


「と、とんでもなく速ぇぞ!?」



『プレイボール!!』



吾郎「」ビュンッ!!


桂木(こ・・・これは!?)ザワッ

ついでに藤井覚醒判定


ゾロ目以上 藤井も打撃でめちゃ貢献した
安価下

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

聖秀 7ー0 横浜商蔭(7回コールド)



桂木「ーーーええ、そうです!!そうなんですよ部長!!」


桂木「あの茂野の息子です!その茂野吾郎が強力打線横浜商蔭相手にノーヒットのコールド勝ちをしたんです!!」


桂木「こりゃとんでもない怪物が出てきましたよ!直ちにリストを見直してください!!間に合わなくなっても知らんぞーーー!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


桃子「もう、なんでそそくさと帰っちゃうのよぉ。あんな凄いピッチングした吾郎をベンチ裏で労ってあげたかったのにさぁ!ノーヒットよノーヒット!!」


茂野父「バカ言え・・・そんなことしたらますますあのバカ息子が付け上がるだろうが」


桃子「ば、バカ息子って・・・!!」


茂野父「オレは別に鎮痛剤を打ってまで試合に出ることに納得してるわけじゃねえ」


茂野父「だいたいオレは今日があいつの最後の試合になることを望んで観に来たんだ・・・応援する気なんざ更々無かった」


桃子「え!?」


茂野父「ところがあのバカ、あの足で全くとんでもない結果を出しやがった・・・」


茂野父「正直オレは息子の将来を案ずる所か・・・プレイヤーとして今日のあいつのピッチングに鳥肌が立っちまった・・・」


茂野父「おそらくもう誰も奴を止められない。見守るしかないだろうーーー」



茂野父「吾郎の人生は吾郎自身が切り拓いてくだけだ!」








日刊スポーツ『元マリンスターズエース茂野Jr』

日刊スポーツ『実の父はあの名選手 故 本田茂治 彗星の如く現れた脅威の剛腕17歳!!』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕(3回戦の快勝ぶりは、聖秀に取材が来るほどの影響を見せた)


僕(まあ当の本人は全く興味無さそうだけど)



大河「・・・やっぱり茂野先輩が先発すると違いますね」ビュンッ


僕「ああ。けど7回も投げさせちまった。もう少しこっちも頑張れれば良かったんだけどな」ビュンッ


僕(いよいよ次勝てば海堂だ。今の特訓でもっともっとオレ達のピッチングをレベルアップさせてかないとーーー)


大河「僕先輩、この後も4回戦の相手の偵察に行くんでしょ?先輩こそオーバワークにならないでくださいね」ビュンッ



僕「夢島に比べればまだまだ平気さ」ビュンッ



大河「やっぱアンタもバケモンっすよ」ビュンッ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

香取「」ビュンッ!!


ズバァァァァン!!


審判「ストライク、バッターアウッ!!ゲームセット!!」



僕「・・・・・・っ!!」



茂野「あいつらぁ・・・、こんな所でこんなに力をつけてやがったのか!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


僕「・・・凄かったな、久里山。ていうかあのバッテリーから。茂野は知ってる風だったけど」


吾郎「ああ、エースの香取と四番唐沢・・・まさかセレクションで蹴落としたアイツらがこんな所にいるたぁな」


吾郎「つっても実力は飛び抜けてた・・・寿也のホームランがなかったらどうなってたかわかんねえ」


僕「寿也って、この間の・・・茂野がそこまでいう相手だ、要警戒は間違いないけど・・・」


僕「試合内容も凄まじいな。この前もコールド勝ち、調べたらそれ以前の試合も全てーーー」


茂野「ああ。この大会オール完封コールド勝ちしてやがる。香取のあのスライダーでな」


吾郎(打線もそうだが一番の問題はあのスライダー・・・うちの奴らじゃどうやったって太刀打ち出来ねえ)


吾郎(・何とかしてオレと大河で・・・いや・・・僕、田代もなんとか打てる可能性はある、か)


僕(四番唐沢・・・間違いなく一流のプレイヤーだ。僕や大河が投げるなら彼とやり合えるレベルにならないと試合を壊しかねない・・・)



吾郎「なんにしても海堂戦を前に厄介な相手と当たっちまったぜ」



僕「ああ・・・」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕(それから茂野のスライダー特訓が始まった。なんでも、道端のオジサンに擬似スライダーを投げるいい方法を聞いたらしい)


僕(僕が仮想香取となり、毎日何百球と茂野と特訓となりーーー)



僕「うっ・・・」ヨロッ


大河「だから言ったじゃないですか!オーバーワークになるって!!普段の練習に、海堂、久里山の偵察。茂野先輩のスライダー対策とオレとの特訓なんてーーー」


大河「いくらアンタが化け物フィジカルでも、そのうち野球すら出来なくなりますよ!!」




僕「・・・それがどうした」フラッ


僕「あいつも・・・あいつだって、選手生命に関わる故障を抱えながら頑張ってんだ・・・海堂を、倒す・・・ただそれだけのために」



僕「オレはその力になるって誓った」



僕「茂野は・・・凄い奴だ。高校野球で終わっちまうような、そんな器じゃない。けどそんな奴が野球人生を犠牲にしてでも・・・あいつの栄光時代はこの先も絶対くるのに」


大河「わかってますよ。だからオレだって・・・でも、オレからすれば僕先輩だって・・・ここで燃えつきちゃいけない人です!!だからーーー」


僕「オレはーーー今なんだよ!!」ギロッ


大河「!?」ビクッ!!


僕「もしかしたら無駄で終わるかもしれない・・・それでも、今やれるべき事はやっておきたい。頼む・・・大河」


大河「・・・・・・・・・」


大河(ホント、ウチのおっさん達と来たら・・・)グッ



大河「そこまで言うなら最後まで付き合いますけど、試合前に倒れないでくださいよ」フッ


僕「ああ・・・わかってる」ニッ

大河と特訓成果判定





99 00 僕覚醒
ゾロ目 ↓+大河好感度10に 海堂戦前に特別イベント発生
60以上 久里山戦登板出来るレベルに
59以下 ピッチャーとしては大成出来ず
安価下




コンマ91 久里山戦出れるレベルになった


球速 現在140kmオーバー

99 00 茂野レベルに
50以上 150kmオーバー
49以下 145kmオーバー
安価下

コントロール 現在A
70以上 S
69以下 変わらず
安価下2


変化球
99 00 マジで高速スライダー投げれるようになっちゃった
ゾロ目 ナックルS+シュートA
70以上 ナックルS+シュートB
30~69 ナックルS
29以下 変化なし
安価下3



球威 現在C ※僕くんは球威キャラで行きたいと思います
99 00 S
60orゾロ目以上 A
59以下 B
安価下4





球速 コンマ16 145kmオーバー
コントロール コンマ98 Sに
変化球 コンマ69 ナックルSに
球威 コンマ99 球威S




※精密なコントロールでコーナーを攻め打たせてとる怪物球威+一流のナックルボーラーとなりました

大河判定


99 00 大河覚醒(3度目)

60orゾロ目以上 大河も久里山戦2番手出来るレベルに
59以下 ダメだった
安価下

コンマ90 大河もパワーアップ


以前の大河投手ステ

球速143km コントロールB スタミナB カーブA フォークB

アビリティ
野球センスA 球キレB 闘争心 逆境





球速145km コントロールA スタミナA カーブA フォークA

アビリティ
野球センスA 球キレA 闘争心 逆境
となりました

現在の状況

巻き戻し券1


僕 聖秀学院2年生 マッチョ

ポジション セカンド 2番手投手 サブポジショート(守備A)


ミート B
パワー S
走力 A
肩力 A
守備力 S

球速145kmオーバー
コントロールS
スタミナS


ナックルS


アビリティ
観察眼B
サヨナラ男
パワーヒッター
球威S


現在の好感度


吾郎 好感度9
清水 好感度5
藤井 好感度7
田代 好感度8
大河 好感度9
内山 好感度6
宮崎 好感度6
中村 好感度8

今日は更新無いんですけど、現状報告です
現在なかなか時間がとれずお待たせしておりましたが、もう少しでまた更新再開出来そうです。流石に年末年始はお休みしますが・・・
来月はプライベートの事情で休職出来ることになったので、ガッツリ更新しまくります(笑)
現スレもスローペースですが久里山戦と海堂戦で終わりのため年内、もしくは1月上旬を目標に完結させるつもりです


以前、このMAJORスレが終わったあとどうするか書いたと思いますが、とりあえずは予定通り何か新スレに行くか既存のスレを完結させるかの選択肢を行いたいと思います。
既存スレ完結になった場合、何をやるんだよって思う方がほとんどだと思いますので今回はその紹介として以前のスレを貼らせていただきます



一護「BLEACHのエロゲー・・・だと・・・?」
一護「BLEACHのエロゲー・・・だと・・・?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1472121992/)

※普通にPart2からスレ立てして再開


戦人「──問おう。お前が俺のマスターか?」 (HTML化済み)
戦人「──問おう。お前が俺のマスターか?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417277866/)

※ちょっとストーリーを修正します


【安価】ナッパ「どうにかして生き残り続けてえ!!」 (HTML化済み)


※時間を飛ばして最終決戦から再開。戦闘コンマは行いますがどちらかというとストーリーを綺麗に完結させたい感じで書きます




どのスレも今やってるものやテニヌスレに比べたら安価要素は薄くなるので、今迄通りガッツリ安価スレがやりたい方は新スレをおすすめします。
今貼ったスレも、とりあえずは現スレ再開まで皆さん方への暇つぶし程度になれれば幸いですm(_ _)m





クリスマス短編(テニヌ編)


AM8:00

亜久津「よく集まった、てめーら」



橘「・・・」

荒井「・・・」

裕太「・・・」

切原「・・・」


亜久津「今日が何の日かはわかるよなぁ?そう、クリスマスだ」

切原「言わなくてもわかってるっスよ。んで?そんな日にこのむさ苦しい集団に呼び出されたわけ、教えてくれるんスよね?」


亜久津「小僧がデートをする」


切原「はぁ。例の彼女っスよね。別におかしなことじゃないでしょ?」


亜久津「クリスマスだぞ!中一の分際で何か間違いがあったらどーする!!」

橘「・・・あいつになら杏を任せられるが、そういったことはまだ早い」

亜久津「そういうことだ。というわけで、オレらで健全なデートになるよう見守ってやるのが今回の目的だ」


切原(いや、ほっといてやれよ)


裕太「オレ達がしっかりあいつらを守ってやりましょう!!」

橘「ああ・・・これも義兄のつとめだ」

荒井「オレにとっても僕は弟みたいなもんです!当然ですよ!!」


切原(こ、これがストーカーに慣れた奴らの思考か・・・!!)


AM9:00


杏「お待たせ、僕くん!」

僕「今来た所ですよ」

僕「・・・・・・」ジッ

杏「・・・変、かな?」カァァァ

僕「いえ・・・とても似合ってるので言葉を失いました」ドキドキ

杏「もう・・・」ドキドキ




橘「杏んんん!!お兄ちゃんはそんな短いスカート許した覚えはなかとモゴモゴ」ジタバタ

荒井「バレるから抑えて抑えて!!」

亜久津「あんな誘惑小僧に毒だぜ!!同調で小僧からズボンに履き替えるよう指示をーーー」ジタバタ

裕太「それもバレますから!」


切原(なんだこれ)


AM9:30


僕「杏さんご飯は?」

杏「うん、食べてきたよ」

才気僕(なるほど、杏さんが朝食を食べてきた場合のプランに変更して・・・)ピカー

才気僕「15分・・・」


杏「え?」


才気僕「ここから最寄りの水族館までかかる時間です。さ、行きましょう」スッ

杏「うん!」ニコッ



切原「でも、こんな朝早くから待ち合わせしてんだから健全なデートで終わると思うっスけど」

橘「いや・・・オレは今日杏から帰りの時間を聞いてない。油断は禁物だ」

荒井「あ!僕達の行く先に氷帝ペアが!」


宍戸「悪いな長太郎。こんな日に買い物付き合って貰ってよ」

鳳「いえ、いつだって付き合いますよ!」


亜久津「ホモは悪影響だ!今のうちに仕留めるぞ!!」

切原「ええ・・・」


ガッ!!


僕「・・・?」

杏「どうしたの?」

僕「いや、遠くに知ってる顔がいたような・・・」

杏「・・・誰もいないよ?」

僕「気のせいでしたかね」



宍戸「は、白菜の化け物・・・」ピクピク

鳳「ぶ・・・分身して襲いかかってきた・・・」ピクピク


亜久津「てめえの間の悪さを呪いやがれ」フンッ


切原「うわぁ・・・」


亜久津「小僧共は見失ってねえか!!」


橘「安心しろ、こんなこともあろうかと杏の位置はGPSでわかるようになっている」ドヤッ


裕太「流石っす橘さん!!」


AM9:45


乾「美味しいドリンクはいかがですか~」ニヤッ


亜久津「ーーー野郎、水族館前で屋台なんて広げやがって」

荒井「ど、どうします!?ヤバいっすよ!!」


橘「オレに任せろ」

裕太「橘さん!!」


橘「よう乾。それ、貰ってもいいか?」

乾「いらっしゃいませ~、お好きなのをどうぞ」フフフ

橘「全部だ」

乾「!!」


荒井「橘さん!!」

橘「おうよ。これでデートを終わらせるわけにはいかねぇよな」ニッ


ーーーーーーーーーーーーーーー

橘「」見事ばい

乾「」リクツジャナイ・・・


亜久津「よくやった橘・・・お前の意思はオレ達が継ぐ」

裕太「橘さんを回収します!」

荒井「なぜかケツを出して気絶してる乾先輩も!」


切原「いやほんとなんでだよ」



橘桔平 脱落



PM0:00

杏「水族館のご飯も美味しいね」ニコニコ

僕「はい」ニコッ

僕(よし!美味しい所選んだかいがあったぁ!!)




亜久津「小僧共はメシか」

裕太「あれ。イルカショーの方が騒がしいですね」


向日(無重力)「おらイルカァ!!もっと飛んでみそ!!」

日吉(無重力)「ダメですよ向日さん・・・地球の重力に魂を縛られた奴らを相手にしちゃあ・・・」


切原「なんだありゃ・・・」


亜久津「あんなのムードぶち壊しだ!止めるぞ!!」

裕太「オレが!!」

荒井「裕太!!」

裕太「荒井さんごめん・・・オレ、行くよ」



裕太「ここからーーー出ていけぇええええ!!」

「「おわぁぁぁぁーーー!?」」


ドボォォォン!!


不二裕太 脱落


PM2:00

杏「デュエットしようか僕くんっ」


僕「えっ・・・」ドキドキ




亜久津「カラオケたぁ小僧の奴やりやがる。密室に連れ込むとはな」


切原(いや普通だと思う)


荒井「大変だ!僕のとなりの部屋、立海の連中がいるぞ!!」


切原「えっ、オレ誘われてない」


亜久津「この君が代・・・真田か!!他の連中もいやがる」


亜久津「小僧と鉢合わせる前に乱入するぞ!!五感を奪われるかもしれねえ!!」


「キェェェェ!!さっさと歌わんかあ!!」

「つまんねー歌遊びなんぞさせるかぁ!!」



杏「となり、賑やかね」クスクス


僕「うん・・・」


僕(聞こえない・・・白菜の声なんて聞こえない・・・)


「オレが歌うよ」

「ああー!!幸村のあまりの上手さに荒井がイップスに!!」








荒井「」五感剥奪



荒井将史 脱落




PM6:30

杏「晩ご飯も美味しかったね!」

僕「杏さんと一緒だからいつもより美味しかったです」

杏「もう・・・すぐそんなこというんだから。でも大丈夫?今日ほとんど奢って貰って、私の方が年上なのに」

僕「いいんですよ。クリスマスなんだから」

杏「次のデートは私が出すからね!」

僕「楽しみにしてますよ」





亜久津「・・・いい雰囲気じゃねえか。今日一日守ってきたかいがあったな」フッ


切原(役にたったのか怪しいけどな)



「・・・・・・え!?ホントに・・・いい、んですか?」


「う、うん・・・」


亜久津「!?」


僕「杏さん・・・」


杏「ふたりきりになりたかったから、私・・・」カァァァ


僕「ーーー嬉しいです」ギュッ


杏「私・・・覚悟、決めるから」


僕「はい・・・優しく、します」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

亜久津「おいおいおいなんだアレは!?オレはああいうのは認めねーぞ!!大人になってからか、もしくは大人の女に手ほどきされるかだ!!バツイチ子持ちとかなぁ!!」


亜久津「いくぞ切原!!」


切原「・・・もう、やめようぜ。ほっといてやれよ」


亜久津「なんだと!?」



亜久津「中一の男なんざ、エロいことしか考えていない!!だから修正するといった!」


切原「中坊が中坊を導くなどと!!」


亜久津「このオレ、亜久津仁が阻止してやるというんだ!切原!!」


切原「エゴだよそれは!!」








天使切原「僕の奴に自由にさせてやれや!!情けないやつ!!」


亜久津「何が!!」


天使切原「僕の純粋さは・・・エロだって乗り越えてみせる!!」



ドドドドド!!










ストリートテニスコート



僕「まさか杏さんが貸切にしてくれるよう相談してくれてたなんて」パコォンッ


杏「ふふふ、僕くんと二人でゆっくりテニスしたかったから」パコォンッ


杏「全国区の僕くんに教えてもらうなんて、贅沢だよね」パコォンッ


僕「なにいってるんですか。杏さんのためならいつだって付き合いますよ!!」パコォンッ!!


僕「ーーー最高のクリスマスを、ありがとうございます杏さん。楽しみましょう!!」パコォンッ!!



杏「うん!!メリークリスマス!!僕くん!!」





おわり












そういえば二年前のベジータスレではクリスマスにホモキャラを制作してたなぁ、とふと思い出しました(笑)


短編終了、本編に戻ります

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久里山高校

パァン!!キィン!!


「いいねえ今年の久里山は」

「ああ、守備もバッティングも相当鍛えられてる」


「特にピッチャー。エース香取は3試合でまだ自責点0、あの高速スライダーは高校生には打てん」


「下馬評にも唯一、海堂の対抗馬に上がっていたが」


「その久里山に、予想外のダークホースが立ちはだかった」


「あのノーヒッター、茂野のいる聖秀か・・・」


「ああ、面白い投手戦になるだろう。久里山とてあの茂野の150kmはそう簡単に打てんだろうからな」


久里山監督「よーし、フリーバッティングに入る!!マシンを唐沢モードにセットしろ!!」


「唐沢モード!!」

「うお!?マウンドよりもあんなに前に!?」


唐沢「・・・・・・」スッ


久里山監督「よし!!135km!!」


唐沢「」キィィィン!!


久里山監督「140km!!」


唐沢「」キィィィン!!



久里山監督「145km!!」


唐沢「」キィィィン!!



久里山監督「150km!!」



唐沢「」キィィィィィン!!



「ぜ、全部ホームランに・・・」

「投手戦にはなりそうもないな・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

聖秀side



僕「・・・・・・」ハァハァ


吾郎「・・・・・・」ハァハァ


田代「朝、200球・・・夕方戻ってきて、100球・・・自分の特訓もしてて、もう僕の体力も限界だろうに・・・」



僕「ーーー!!」ビュンッ!!



擬似スライダー「」




吾郎(ーーー見えた!!)



キィィィィィン!!



僕「はあ、はあ・・・」ガクッ


藤井「僕!」


吾郎「あんがとよ、僕・・・これでなんとかあのスライダーを攻略する糸口を掴めそうだぜ」


僕「へへ・・・そうでなきゃ困る。任せろ、久里山は僕が抑える」


吾郎「ああ・・・ぜってー、勝とうぜ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
聖秀side更衣室


[ネ申]「本気でこのオーダーで行くのか?」


僕「ああ。茂野の要望でね」


[ネ申]「まあそのための特訓だったけどよ・・・あれ?茂野はどうした」


藤井「トイレだってよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

吾郎「しまったな、着替える前にしときゃ良かった。くっそー、このスラパン前空いてねえタイプだからメンドくせぇ~」


吾郎「まっ、いーや。全部おろしちまえ」ジョー


ガチャ スタスタ


吾郎「?」


香取「あらぁ~!誰かと思ったらノーヒッター吾郎ちゃんじゃない~!?」

吾郎「て、てめーは香取!!な、なんだてめえ!?こっちのトイレじゃねーだろ!!」

香取「やあねえ、こう見えてもまだついてるもの。女子のトイレはマズイわよ」


吾郎「そ、そーじゃねえよ!!久里山のトイレは一塁側だっていってんだよ!!」


香取「ああ・・・あっちは清掃中なのよ」

香取「・・・」チラッ


吾郎「アッチいけよ!!」


香取「やーね、これから試合だからってピリピリしちゃって」


香取「まあ、無理もないわね。男なら負ける試合とわかっててもマウンドに上がらなきゃいけないもの」


吾郎「んだとぉ・・・?」


香取「あら、痛いとこつかれちゃった?」


吾郎「・・・ふん、そいつはとんだ見当違いだぜ。今日マウンド上がるのはオレじゃねー」


香取「あら、そうなの?負けるとわかってて潔くなったのかしら」


香取「あなたならちょっとは試合になったかもしれないけど・・・一、二回戦で投げてたあのボーヤ達じゃウチは抑えられないわ。考え直した方がいいんじゃない?」


吾郎「お前ら程度にオレが出るわきゃねーだろ。三年前の海堂入部テストでオレに負けたくせによ」ニッ


香取「やだわぁ、自信過剰のナル男は」


香取「いいこと?私達は佐藤寿也に負けたのよ。けっしてあんたに負けた訳じゃなくてよ。その証拠に唐沢なら2打席目ならアンタの球を打ってたーーー」


吾郎「負け惜しみか?」


香取「なのにその恩恵を受けながら自ら海堂を出ていったおバカちゃんもいる・・・そんなふざけた坊やに2度もあたし達の人生を邪魔させないーーーあの佐藤を倒す為に、今度こそ私達は海堂に行くーーー!!」


吾郎「・・・おもしれえ。だったらハッキリさせてやるよ今度も海堂への挑戦券はオレ達にあるってな!!」



香取「・・・チャック全開で何カッコつけてるのよ」フッ

『KTVをご覧の高校野球ファンの皆様、こんにちは』

『今年も夏の甲子園神奈川大会も、ベスト16が出揃いました』

『本日は四回戦注目のカード・・・ノーヒッター茂野率いる聖秀と、香取&唐沢バッテリー擁する強豪、久里山との一戦です!!』


香取「」ビュンッ!!


唐沢「」ズバァァン!!



宮崎「あれが香取のスライダーか・・・」


藤井「なるほど・・・ありゃオレ達が練習したって一夜漬けで打てる代物じゃねえな・・・」




『ーーー1回表。聖秀高校の攻撃はーーー』


『1番。ライト茂野君』




吾郎「・・・・・・」スッ


唐沢(ライトだぁ・・・?見誤ったな茂野。お前が出てこないならさっさとコールドにするまでだ)



『ーーープレイボール!!』





聖秀オーダー

1 茂野(右)
2 清水(遊)
3 僕(投)
4 田代(補)
5 藤井(二)
6 内山(三)
7 宮崎(一)
8 高橋(中)
9 野口(左)



吾郎「さあて・・・ほんじゃま、いきなり特訓の成果を見せてやっか」


『さあ試合開始です!!ベスト8に残るのは平成のKKコンビ率いる強豪、久里山か!?それとも部員わずか10名、ノーヒッター茂野の活躍で一気に注目株となった聖秀学院高校か!?』



1回表 茂野VS香取

ゾロ目以上 打った
80以上 三振したがスライダーを引き出した
79以下 原作通りアウト
安価下

コンマ11 打った


※スライダーを温存した香取を打ったかスライダーを攻略したかの判定コンマに入ります

ゾロ目 高速スライダーを完膚なきまでに破ってホームラン 1-0
90以上 なんといきなり高速スライダーを攻略シングルヒット
75~89 チェンジアップをホームランにした 1-0
50~74 チェンジアップをツーベースに
25~49 チェンジアップをシングルヒット
24以下 センター多岐川がファインプレーでアウト
安価下

コンマ78 高速スライダーを温存した結果、チェンジアップを・・・


『ピッチャー香取、第一球ーーー!!』


香取「ーーー!!」ビュンッ!!


ズバァァン!!


審判「ストラィィィ!!」


『香取、まず膝元の速い真っ直ぐでストライクをとってきました!!』


『なにせ本大会ここまで21イニング自責点ゼロ!!被安打はわずか八本、驚くべきは四死球ゼロという制球力です!』


内山「は、はやいな・・・」


藤井「あ、ああ・・・その上あのスピードとコントロールで曲がってくるんだからどこも点をとれないはずだーーー」


「ボール!!」


唐沢(ふん・・・積極的なバッターとリサーチしてるがインローにも高目にも無反応だな。探りを入れてみるか)スッ


香取「」ビュンッ


吾郎「」キィィン!!


「ファール!!」


唐沢(わかりやすい奴だ・・・外のまっすぐに踏み込んでカット気味に逃げたか。カマかけられるほどの器用な奴じゃなかろう・・・だとするとコイツの狙いは香取のウイニングショット、外角低めの高速スライダーか・・・!!)


宮崎「よーし、投げろ!得意のスライダー投げてこい!!」


藤井「特訓の成果を見せてやれ!!」


僕「・・・どう思う?大河」


大河「そっすね・・・香取のスピードに近い僕先輩が擬似スライダーを投げてたとはいえ、実際香取のスライダーとはキレもタイミングも違う。たとえ茂野先輩でも一打席やそこらで打てる程甘い物だとは思ってません」


僕「向こうもかなり警戒してるだろうしな。データでもあのバッテリーはかなり慎重な組み立てをする。茂野程の打者なら尚更だ。スライダー狙いがバレてるようなら・・・」


大河「そうそう投げてもくれませんね」




吾郎(ーーーまずは1点だ。僕が先発する以上、先制点をなんとかとって少しでも楽にしてやりてえ・・・!!)グッ


吾郎(奴のスライダーを打ってリズムを崩すのが1番だが、それも出来ねぇぐらいならーーー)


香取「ーーー!!」ビュンッ!!



チェンジアップ「」フワッ!!



吾郎「ちぇ、チェンジアップ!?」


唐沢(140kmのタイミングで待ってりゃ打てねえだろ。単純な強打者にはこれが1番効くんだよ・・・)


吾郎(くそ、こんな抜いたボールもあったのかよ!?ーーーでもよ!!)


吾郎「」グッ!!


唐沢「!?」


カキィィィィィィィン!!


『高く上がったーーー!!』


唐沢(今のタイミングで当てた!?)


香取(あれだけタイミングズラされても打つなんてーーーああは言ったけど、やっぱり油断できな・・・)


『センター前!!いや、バック!!センターバック!!まだバックする!!』


唐沢「!?」


香取「!?」


スタンド「」コーーーン!!


香取「!!」


『の、伸びきったああああ!!まさかの茂野、先頭打者ホームラン!!』


『タイミングを外されてなお、チェンジアップをスタンドに叩き込んだーーー!!』


僕「うおおおおおおお!!」


大河「ま、マジか・・・どんだけバケモンなんだよあの人は・・・っ!!」

吾郎「しゃあ!!」


藤井「やりやがったぜコイツ!!」


田代「良く打てたな茂野!!」


吾郎「ん・・・ああ、スライダー待って三振するぐらいならと思って、思いっきり振ってきてやったよ」


吾郎「これで次からは温存してこねーだろ」




香取「・・・もしかして待ってる球違った?」


唐沢「いや・・・外のスライダーに狙いを絞ってたのは間違い無かった。恐るべきは奴の打撃センスか・・・」


香取「正直、最高に屈辱だけど・・・まだ1点よ。あんたなら取り返してくれるってわかってる」


唐沢「ああ・・・そっちは任せろ。しかし、やはり油断できん男だな。この試合・・・全精力をかけて望まんといけないようだ」


香取「そうね。もう今みたいな失態はしないーーー」グッ




聖秀 1-0 久里山

『2番 ショート清水くん』


吾郎「よっしゃ続け大河ぁーーー!!」


僕「頼んだぞ!!」



唐沢(聖秀の上位打線はそれなりに打ってくる!!きっちりスライダーも使って仕留めるぞ!!)


香取(オーケー)スッ




大河VS香取

※原作でも初見で打ってるため対香取有利+今までの覚醒もあり更にコンマ緩和

ゾロ目 香取にメンタルダメージ
50以上 ツーベース
25~49 シングルヒット
10~24 打ったがファインプレーされた
9以下 香取覚醒
安価下

コンマ98 ツーベース



審判「ーーーストライクツー!!」



香取(そうよ・・・アタシのスライダーに当てられる人間なんて)



大河「」キィィィィィン!!



僕「おおお!?」


藤井「い、今のスライダーだよな!?」


田代「あ、あいついきなり当てやがった!?」



唐沢「・・・!!」




中村「ノーアウト二塁!!やるじゃん!!」




香取(まさか・・・!!)


吾郎「そうか!!右打者には打ちにくい外に逃げる球も・・・左の清水にはまだ見極めやすいボールなんだ!!」


僕「なるほど・・・(わからん)」


吾郎「ま、あいつのバッティングセンスがあった上での話だが・・・流石だぜ大河!!」


香取「可愛くない小僧だこと・・・・・・。ふふん、久しぶりにタフな試合になりそうね」




僕「ーーーよし!!」グッ



『3番 ピッチャー 八木沼くん』



僕(チャンスだ・・・この流れで、初回から叩く!!)


唐沢(これ以上調子に乗らせる訳にはいかん・・・)




1回表 ノーアウト二塁
聖秀 1-0 久里山


※連打で若干香取の調子ダウン&データ緩和あり



ゾロ目 スライダーを打った
90以上 際どくカウントを取りに来たストレートをホームランにした
70~89 打った
20~59 三振
19以下 香取覚醒
安価下

コンマ11 スライダーを打った


90以上 ↓+香取メンタルブレイク
60~89 ホームラン 3-0
30~59 ツーベースで2-0
10~29 シングルヒット ノーアウト1、3塁
9以下 多岐川ファインプレー
安価下

コンマ48 ツーベース



僕(この嫌な流れを、なんとかウイニングショットで取り戻したいはずだ・・・!!)



香取「ーーー!!」ギュンッ!!


僕「当たれええええ!!」



キィィィィィン!!



香取「!?」



香取(ま、また!?あたしスライダーが・・・!!)



吾郎「右中間抜けたーーー!!」


田代「僕の足なら三塁まで・・・!!」


吾郎「!!いや、センター速いぞ!!二塁で止まれ僕!!」



多岐川(ちぃ・・・あの香取が初回からこんな打たれるなんて、なんだコイツらは!!)ダダダ!!ビュンッ


吾郎(・・・!あ、あいつは・・・)



審判「ホームイン!!」



大河「ふう・・・これで2-0っと」



唐沢「なんなんだお前らは・・・」ジッ


大河「・・・へ、ウチらを茂野先輩だけのワンマンチームだと思ってっからこういうことになるんすよ」ニヤッ


唐沢「くっ・・・!!」



聖秀2-0久里山

吾郎(あいつらぁ・・・オレがあんだけ特訓して打とうとした香取のスライダーをああもポンポンと・・・!!)


吾郎「ナイスバッティング僕!!」グッ



僕「・・・・・・」ピース!!



田代(2点先制・・・か。正直ここからは打てっかわからねえが・・・あの3人がここまでやってくれたんだ、流れに乗るぜ!!)



香取「・・・・・・」



唐沢(まだ2点だ!!どうとでもなる!!集中を切らすなよ、香取!!)



香取「わかってるわ・・・」グッ





田代VS香取

ゾロ目 なんと田代も打った
80以上 ヒットは出なかったが田代の犠牲フライ、藤井のバントで3-0
でチェンジ
70~79 田代バント。藤井打席コンマへ
69以下 後続連続三振でチェンジ
安価下



コンマ24 後続三振でチェンジ



ズバァァン!!


審判「ストライク、バッターアウト!!スリーアウトチェンジ!!」



内山「す、すまん・・・」トボトボ



大河「あの攻勢でだいぶリズム崩せたと思ったんすけど、持ち直されましたね」


僕「そこはあのバッテリーの底力かな・・・強い信頼関係があるんだろう、しっかり立ち直ってきた」



香取(吾郎ちゃん、いいチームメイト揃えてるじゃないの。してやられたけど、あたし達だってこれからよ)


唐沢「海堂とやってるつもりであたらんとな。・・・だが、まだまだ射程圏内だ。こっちも初回から叩くぞ」



僕(2点差、か・・・ちゃんと守っていかないと!!)


吾郎「頼んだぜ、僕」ポンッ


僕「ああ!!」

なんか実家のポンコツWiFiなんで何故かID変わりまくってますが気にしないでください(笑)

1回裏


『さあ、注目のこの試合、いきなり波乱の展開となってきました!!』


『あの香取が聖秀にまさかの先制点を許しております!!ここは久里山の打者達も黙ってられないでしょう!!』


『さあ、どうくるか久里山!!対する聖秀は、ノーヒッター茂野ではなく一、二回戦ピッチャーの八木沼選手です!!』



『1番 ショート 多岐川くん』



多岐川「へっ・・・あの憎き茂野を打ち込めねえのは残念だが」スッ


僕「?」


吾郎(やっぱり、あいつもセレクションの・・・)




1回裏 ノーアウトランナー無し



僕VS多岐川

80以上 ピッチャーゴロに抑えた
79以下 内野安打を打たれた
安価下

多岐川でここまで厳しいってまずいな

>>883
僕くんは現在打たせてとるタイプのピッチャーなんで多岐川は相性悪い感じですね、現在だとエンジンかかる前のノゴロー140後半位ストレートも当ててくる打者ではありますし

コンマ71


僕「」ビュンッ!!


ズバァァン!!



審判「ストライィィィク!!」



多岐川「・・・へぇ、結構速いじゃん」




香取「いいストレートね。コーナー際どいわよ」


唐沢「ああ。データでもかなりの制球力だった。が、多岐川ならーーー」



キィィン!!



『当てた!!いや、打った!!』


田代「サード!!」


僕(よし、ボテボテサードゴロ・・・)


多岐川「」ダダダ!!



僕「な!?」


内山「え!?は、はやーーー」ビュンッ



「セーフ!!」



『おおっと、打ちとった打球かと思いきや内野安打!!今日も多岐川の足が光ります!!』


僕(くっ・・・足があるのはわかってたけどこんなに速いのか・・・!!ライン際は全部セーフにされるなこれ・・・)


多岐川「へへへ」ニヤッ


多岐川(三遊間抜ける予定だったが・・・野郎、相当な球威だな。ちょいと腕が痺れたぜ)ビリビリ



吾郎(チッ、なんて足だよ。めんどくせー奴)



『2番 レフト 森くん』



大河(多分走ってくるな・・・)


僕(牽制入れるか?)


田代(いや、そうしてリズム崩すのが狙いかもしれねえ・・・まずはウエストだ)


大河(あの足なら相当盗塁も手馴れてるハズ・・・ピッチャーが本職じゃない僕先輩は付き合わない方がいいな)


吾郎「気にすんな僕!!ストライクぶち込んでやれ!!ちょろちょろされようがホームを踏ませなきゃいいんだ!!」


田代(あいつは大雑把だからな・・・)


※ゾロ目以外は多岐川盗塁後の判定となります



ゾロ目以上 覚醒田代、多岐川の盗塁を刺す(僕もクイックAに)
80以上 僕「バントがどうした。嫌ならさせるな」
79以下 ワンナウトランナー三塁でVS香取、唐沢に
安価下

コンマ90 バントがどうした


多岐川「」ズサァァァ!!


「セーフ!!」


僕「くっ・・・」


田代(くっそお、僕のクイックとオレの肩じゃ全然刺せるきがしねえぞ)


大河(次送られたらワンナウト三塁で香取、唐沢か・・・マズイな)



香取「いつもの得点パターンね」


唐沢「多岐川のリードに牽制で乗ってくれりゃ、もっと楽なんだがな。急造チームのミスに期待したかったが、それなりに冷静と見える」



田代(間違いなく送ってくるぜ。もう一球外すか?)


僕(いや・・・ボール先行でこれ以上掻き回されるなら、真正面から捩じ伏せよう)


田代(あ?捩じ伏せるって、お前・・・)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
久里山戦前日


吾郎「相手が小技で攻めて来たら?」


僕「うん。夢島で聞いたけどヒット打たれなくても得点とられる事もあるんだろ?」


吾郎「マニュアル野球・・・つーか日本伝統のスモールベースボールってやつだな」


僕「そうそう。夢島では守備シフトや読み合いでなんとかするって勉強して来たけどさ、ウチのチームでそんな慣れないことしても上手くいくかわからないし・・・そもそもそういう上手いチーム相手に駆け引きが出来る程僕も器用じゃないしさ」


吾郎「あいつら相変わらず顔の割に細けーこと教えるんだな」


僕「茂野はそういうの結構やられて来たんじゃないの?なんかアドバイス聞けたらなって」


吾郎「・・・そうだな。まー挑発したり色々かまして見た事はあるよ」


僕「挑発って」


吾郎「海堂の歓迎試合でな」


僕「僕は茂野ほど顔の皮厚くないからなあ・・・」



吾郎「あ」


僕「なんか思いついた?」


吾郎「ーーーいや、それで思い出したんだけどよ。・・・くそっ、嫌な記憶だぜ」


僕「?」


吾郎「眉村って奴がいてなーーー」


僕(・・・そうだ。ジタバタしてても敵の思う壷)フゥ



僕(バントがどうした。嫌ならさせるな・・・)


僕(僕が出来ることは、自分の出来る全力投球でーーー)


僕「捩じ伏せるだけなんだ!!」ビュンッ!!


森「」スッ


田代(やっぱりバントしてきやがっーーー)


ギィンッ!!


多岐川「!?」



田代「」ポスッ




『おおっと、バントミス!!2番森、八木沼の渾身のストレートを打ち上げてしまいキャッチャーフライです!!』



香取「珍しいわね、森がバントしくじるなんて」


唐沢「いや。しくじらせたんだ。あの球威と、恐ろしいほどの精密なコントロールで・・・」


香取「ふふん。さっきの打席といい・・・相当やるみたいね」


唐沢「ああ。相手にとって不足はねえ」



『多岐川は進めず、ワンナウトランナー2塁!!クリーンナップを迎えます、聖秀八木沼!!』



僕「・・・・・・」キッ!!



午後に再開します

『3番 ピッチャー 香取くん』



香取「お手柔らかにねー」ニコッ


田代(なんだコイツ・・・気にするなよ僕)



『さあ、打席には3番香取!!バッターとしてもこの大会4割以上をマークしている好打者です!!』



僕(ここは絶対に凌ぐ・・・!!)グッ






1回裏 ワンナウトランナー2塁
僕VS香取


ゾロ目 ピッチャーフライ+香取の手を痺れさせた
40以上 香取三振
39以下 打たれた
安価下


コンマ45 香取三振



ズバァァン!!



審判「ストライクツー!!」


香取(またコーナーギリギリいっぱい・・・本当に制球力は抜群みたいね)


田代(よし、追い込んだぞ)


僕「・・・・・・・・・」コクッ


香取(手が出ないスピードじゃないけど・・・相当球威もあるようだから打ち上げないようにだけ気をつけないと。転がせば多岐川ならなんとかするでしょ)グッ



『さあ、八木沼が追い込みました!!第3球はーーー』



僕「ーーー!!」ビュンッ!!



ナックル「」フワッ!!



香取「!?」



香取(ナックル!?しかも、この落ち幅ってーーー)



ブンッ!!


審判「ストライク!!バッターアウッ!!」



僕「おしっ!!」バシッ!!



『おおっと!!変化球でしょうか!!かなり不規則にブレ落ちたように見えます!!八木沼、見事な変化球で香取を三振!!』



唐沢「・・・ナックルか」


香取「ええ・・・それもかなりのもんよ。あの制球力に加えてあんな切り札持ってるなんてね・・・」


唐沢「わかった、任せておけ。前の回のカリと合わせてオレが返してやる」


香取「頼んだよ、相棒」ポンッ

『4番 キャッチャー 唐沢くん』


唐沢(これで2番手とは大した奴だ・・・)



『さあ、この大会でも屈指のスラッガー、唐沢が打席に入ります!!2点リードの聖秀八木沼、得点圏にランナーを置いたまま再び強打者と相見えます!!』


吾郎「来たな、本命がよ・・・」


大河(先輩がコイツを抑えられるかがこの試合のキーポイント・・・頼みますよ!!)




僕「・・・・・・・・・・・・」グッ



僕(4番唐沢・・・打者としては、茂野以上のプレイヤーか。茂野以上のバッターを相手にするなんて、プレッシャーがかかるけど)


僕(次の海堂は、そんな選手ばかりなんだ・・・ビビってなんかいられない!!)



1回裏 ツーアウトランナー2塁

ゾロ目or75以上 ナックル、ストレートを上手く組み立て凡退させた
40~74 打たれた(判定続行)
39以下 ホームランを打たれた
安価下

コンマ62 打たれた

70以上 球威で抑えて外野フライ
50~69 ナックルを右中間シングルヒット (多岐川ホームイン判定あり)
20~49 ストレートをツーベースにされた
19以下 ストレートをホームランにされた
安価下

コンマ58 ナックルをシングルヒットにされた


僕「ーーー!!」ビュンッ!!


ズバァァン!!



審判「ボールツー!!」


田代(くっ・・・ゾーン半個分外した際どいボールでも釣られねえか・・・!!)


唐沢(相当警戒してるな・・・だがそっちの球威の厄介さから考えてボール球には手を出さんぞ)



僕(・・・この選球眼ならナックルしかない。読まれてるかもしれないけど・・・自分の球を信じたい、田代)


田代(わかったよ、思いっきりこい!!)



僕「うおおお!!」ビュンッ!!


唐沢(勝負かーーー!!)グッ





キィィィィィン!!



『唐沢打ちました!!センター横!!』


多岐川「しゃあ!!」ダダダ!!



高橋「うっ・・・」バシッ


『センター拾ったが、多岐川速い!!間に合うか!?』


吾郎「よこせ、高橋!!」


高橋「は、はい!!」



吾郎「一点もーーー」


吾郎「やらねえぞ!!」ギュンッ!!



60以上 間に合った。スリーアウトチェンジ
59以下 間に合わず2-1
安価下

ボール「ギュィィン!!」


多岐川「うお!?」


多岐川「おおお!!」ズサァァァ!!


審判「セーフ!!」


田代「うっ」


僕「セカンド!!」


田代「!!」グッ!!


唐沢「ちっ・・・」ピタッ!!



『4番唐沢、精密なバッティングで八木沼のボールをヒットにしました!!そして2塁ランナー多岐川がホームイン!!外野の茂野、鋭いレーザービームでしたがギリギリ間に合わず!!しかし唐沢も1塁でストップ!!』


『早くも返した久里山!!1回裏ツーアウト1塁で1-2と差を縮めました!!』

香取「ナイスラン」


多岐川「ああ・・・だがとんでもねえ鉄砲肩だな。ライト前だったらヤバかったぜ」


唐沢(シングルか・・・チッ、なんとか合わせられたが厄介なナックルだな)


田代(僕のナックルを簡単に打ちやがった・・・やっぱり要注意だな唐沢)



僕(打たれた・・・くっ!!)




1回裏終了

僕「ごめん、1点とられた」


吾郎「いや、こっちこそホームさせなくて悪かった」


大河「普通にあのナックル打ってくるんだから1点で済んだのは好投でしたよ」



僕(バットで取り返す・・・!!)





香取「まずは1点ね」


唐沢「ああ。だがこの試合大量得点は望めそうにねえな。こっちももう1点もやれねえ」


香取「わかってる・・・ここから先は絶対に抑えてみせるわ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『さあ、両チーム気迫のピッチングで2回無得点!!3回入って2巡目となります!!再び上位打線が試合を動かすか!!注目のイニングです!!』



僕(こっちのエラーで向こうも3回は1番からか・・・)


吾郎「任せとけ。またサクッと打ってきてやるよ」



『さあ!!先程先頭打者ホームランを見せてくれた茂野が打席に入ります!!』



香取「ーーー!!」キッ!!


吾郎(初回よりも気迫が漲ってやがる・・・ここからが本当の勝負だな)

3回表 聖秀2-1久里山

吾郎VS香取


ゾロ目以上 スライダーをホームランにした
80以上 スライダーを打った(次回の吾郎コンマ緩和)
50~79 他の球種を打った
20~49 凡退
19以下 香取覚醒
安価下

コンマ00 スーパークリティカル


※この時点でほぼ勝ち確なので(ノゴロー香取完全攻略)ボーナスとしてダイジェスト勝利判定しちゃいます



70以上 僕、その後もしっかり久里山打席を抑え勝利 4-1
(野球センスB取得)
30~69 ピンチになったりしたけどなんとか抑え勝利 4-2
29以下 4-1で最終裏バッター多岐川から
安価下

コンマ95 野球センスB取得 久里山戦4-1勝利
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


キィィィン!!


審判「ファール!!」



藤井「ツーストライクか、追い込まれた!!」


大河「けど2球目であのスライダーを当てましたね」



香取(やるわね・・・けど、あたしだって退けないわ)


吾郎「・・・!!」


唐沢(こい、香取!!どのみちこいつを打ちとれんようなら海堂戦はねえ!!)


香取(当てられるならーーーもっと最高のスライダーで、仕留めてあげる!!)



香取「はあああああ!!」ギュンッ!!


吾郎「ーーー!!」グッ!!





カキィィィィィィン!!



香取「!!」



唐沢(バカな!?完璧なコースとキレだったはずーーー)





バックスクリーン「」コォォォォン!!



僕「う・・・」


僕「おおおお!!茂野ーーー!!」バッ!!




『入りましたーーー!!なんと茂野、2打席連続ホームラン!!今度は香取の決め球である高速スライダーをバックスクリーンまで運んだあああああああ!!』


香取(打たれた・・・あたしの、全力のスライダーが・・・)


唐沢(香取・・・!!)





吾郎「ふう」タッタッタ


藤井「流石だぜ茂野!!」


田代「やっぱお前・・・すげぇな」


吾郎「へっ」パシッ


僕「ーーーなんだよ、ほんとに一人で勝つ気か?」スッ


吾郎「バカいえ、お前らのおかげで打席に集中出来たんだよ」ニヤッ



ハイタッチ「」パチンッ!!



僕「行こう・・・海堂に!!」


吾郎「あったりまえだぜ。・・・よし、続けえ!!大河ぁーーー!!」





僕(そして、この茂野のホームランで流れは完全に聖秀に傾きーーー)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
9回裏 聖秀4-1久里山




僕「ーーーうおおおおお!!」ギュンッ!!



唐沢「おおおお!!」グッ!!




ギィィィン!!




田代「ライト!!」



唐沢「っっ!!」






吾郎「」バシッ!!






審判「ーーーアウト!!ゲームセット!!」



僕「おっしゃあああああ!!」グッ!!




『最後はライト茂野がしっかり捕って、ゲームセット!!』


『聖秀、久里山を初回以降無得点で抑え4回戦突破となりました!!』


『あのノーヒッター茂野の輝かしいバッティングでの活躍と、ピッチャー八木沼の好投!!ダークホースの聖秀、強豪久里山を下す形に!!』




『整列!!礼っ!!』


「「ーーーしたあっ!!」」


唐沢「・・・」スッ


吾郎「」スタスタ


唐沢「うらぁ!!」


吾郎「あ?」


唐沢「・・・海堂は、こうはいかんぞ。なんせ全員オレ達みたいなチームだからな」

多岐川「・・・・・・」ポロポロ


香取「みっともない負け方してこれ以上あたし達に恥かかせないでよね」グスッ


吾郎「・・・・・・」フッ


握手「」ガシッ!!



唐沢「八木沼」


僕「?」


唐沢「・・・完敗だ。こんなバケモン達がよくもまあ元女子校に集まったな」スッ


僕「・・・ははは。こっちも、最後まで三振とれなくて悔しかったよ」ガシッ









僕(ーーーこれで、いよいよ海堂だ・・・約束、果たしたよ茂野)



大河「僕先輩?」


僕「いや・・・海堂を偵察に行かないとな。海堂戦まで行ったけどボロ負けでしたじゃ意味が無い」


大河「・・・完投してよくやりますよ。茂野先輩と同じ野球バカ・・・いや、違うか。先輩バカ?」


僕「なにが?」キョトン


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海堂 10-0 東湘


審判「ゲームセット!!」



吾郎「・・・・・・・・・」


僕(4回戦でもこんな圧勝か・・・流石だな)



ーーーーーーーーーーーーーーー

スタジアム外


僕「あっさり5回コールド、だったな」


吾郎「ああ・・・」


吾郎「・・・僕。わりーけど先に帰って練習しててくんねーか?オレ寄るとこあっからよ」


僕「?」


僕「あ、お前また海堂に挨拶に行く気だな?」


吾郎「うっ・・・なんでわかった」


僕「わかるよ、やりそーだもん。そういうことなら僕も付き合うよ、宣戦布告したのは僕も同じだし」


吾郎「・・・そーだな。んじゃま行くか」スタスタ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「薬師寺くん素敵~!!」

「いやーん、黒いの邪魔~!!」

「泉くーん!!」

「キャー寿くん可愛いぃぃぃぃ!!」



ザッ!!



吾郎「へっ・・・・・・」


僕「・・・・・・」


海堂部員「「・・・・・・・・・!!」」


吾郎「よう、大した人気だな。羨ましいねえ、腹ん中真っ黒でも強けりゃその程度の顔でキャーキャー言われんだからなぁ」


僕(何故開幕煽りから入るのか)


米倉「ああっ!?またテメーか!!なんの用だ!?場外乱闘でもしてーのか?」


吾郎「おめーらに用はねえよ」


「お、おいキミ!!」


吾郎「」ズイッ


寿也「・・・!」


吾郎「これでオレを無視出来なくなっただろ」

寿也「ああ・・・そういや勝ったんだって?聞いたよ、その前の試合も凄かったみたいじゃない」


僕(平然と対応してる・・・茂野への耐性凄いな)


僕「そうだよ。久里山戦は、茂野の登板なしで唐沢香取も抑えた」


寿也「・・・・・・」ジッ


寿也「この間の啖呵は嘘じゃなかったってことだね」



吾郎「お前らオレらを舐めてるようだが・・・もう聖秀はそんなチームじゃねえ。ぜってーお前を止めてやる!!」


寿也「へぇ・・・」ニヤリ



僕(そういえば次の試合は海堂誰が先発だろう)キョロキョロ



50以上 市原
02~49 海堂警戒していた。先発眉村
01 ???「本田・・・あの時の約束を果たそう」
安価下

コンマ19 先発眉村


眉村「ーーー海堂を出ていってやることが外から吼えることか。錆びついたな茂野」


吾郎「眉村・・・!!」


眉村「が、上はそんなお前でも警戒しているようだがな。次の聖秀戦にはオレが先発することになってる」


吾郎「お前か・・・最高じゃねーか・・・相手にとって不足はねえ・・・!!」


眉村「・・・ふん」


僕(眉村・・・初めて近くで見たけど、なんて威圧感だ)


僕「そうだよ・・・茂野は必ずあんた達を抑える。それでーーーあんたから点をもぎ取るのは、僕だ・・・!!」キッ


眉村「・・・」チラッ


眉村(コイツが大貫さんが言っていた・・・)


眉村(・・・懐かしいな。中学のあの時を思い出す)


寿也「ふうん・・・ま、楽しみにしてるよ。行こう、眉村」


眉村「・・・・・・」スタスタ








吾郎「・・・・・・ぜってー勝つぞ、僕」


僕「ああ・・・!!」グッ

現在の状況

巻き戻し券1


僕 聖秀学院3年生 マッチョ

ポジション セカンド 2番手投手 サブポジショート(守備A)


ミート B
パワー S
走力 A
肩力 A
守備力 S

球速145kmオーバー
コントロールS
スタミナS


ナックルS


アビリティ
野球センスB
観察眼B
サヨナラ男
パワーヒッター
球威S


現在の好感度


吾郎 好感度9
清水 好感度5
藤井 好感度7
田代 好感度8
大河 好感度9
内山 好感度6
宮崎 好感度6
中村 好感度8

※海堂戦まで進んだため、最後にエンディング分岐選択肢を行います。
海堂戦後決めた選択肢のキャラとエンディング




僕「さて・・・海堂戦まで残り僅かか。何して過ごそうかな」





1 茂野がプールで調整するらしいから付き合ってやるか(吾郎END)


2 ・・・中村さんと、話しておいた方がいいかな(中村END)


3 大河も自主トレ頑張ってるみたいだ。一緒にやるか(大河END)


4 ・・・いや、たまにはゆっくり休もう(ノーマルEND)


多数決下7

1に決定


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三船市民プール


僕「プールで調整とは考えたな」


吾郎「ああ、もっと早く思いつくべきだったぜーーー」


水着ギャル「」キャッキャッ


吾郎「おっひょー!!」ドパーンッ!!


僕(おいおい)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕(・・・途中潜水した茂野が、同じくプールに来ていた清水さんにぶつかってはたかれるハプニングはあったものの)


僕(オレ達は痛めつけた身体の負担を抑えながら運動したーーー)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プールサイド



吾郎「お前さ」


僕「?」


吾郎「ここまですげぇ頑張ってくれたけど・・・大会が終わったらどうすんだ?」


僕「ああ・・・考えたこともなかったよ。いままでいっぱいいっぱいで」


吾郎「・・・・・・」


吾郎「オレは・・・海堂に勝って、お前らに甲子園の土を踏ませてやりてえ」


僕「え?初耳」


吾郎「だろうな。オレも最初はそんなこと考える余裕なんてなかったが」


吾郎「けど・・・オレのワガママのためにここまで付き合ってくれた聖秀の連中にできることはこれしかねえ」


吾郎「本当に・・・感謝してるよ。お前らには」フッ


僕「そんな、感謝なんて。やめろよらしくない」


吾郎「オレが言えた義理じゃねーけど」


僕「?」


吾郎「辞めんなよ、野球」


僕「!!」


吾郎「お前、何だかんだ楽しそうだったし・・・辞めるにはもったいねーくらい上手くなったから」


僕「・・・・・・・・・・・・」

吾郎「ーーーわりぃ、なんかしんみりしちまったな。お前の人生だ、まあ好きにすりゃいいけど」


吾郎「ま、もしオレがプロになった時・・・後ろを守ってんのがお前だったらいいなって思っただけだからよ」


僕「あ、ああ・・・」



吾郎「そろそろ帰るか」


清水「」コソコソ


僕(あれ、清水さん。あ、茂野を待ってたのか)


僕(・・・邪魔者は退散するか)フッ



僕「ごめん、先帰る」タッタッタ


吾郎「お?」


吾郎「なんだあいつ、水着ねーちゃんに興奮してトイレにこもりたくなったか?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



僕「・・・・・・・・・・・・・・・」



僕(野球を、続ける・・・か。考えた事もなかった)


僕(あいつに少しでも近付けるように、今までずっと必死で・・・野球が楽しいか、とか・・・考えたことなかったけど)



僕(ファインプレーを出来た時・・・)


僕(マウンドの緊張・・・高揚感・・・)


僕(ホームランを打った時の、爽快感・・・みんなと分かち合えた喜び・・・)




僕「・・・あ」




僕「・・・・・・」フッ




僕「ははっ・・・・・・なんだ・・・いつの間にか大好きになってるじゃん・・・・・・野球」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海堂戦前日 聖秀グラウンド



大河「今日練習オフなのに気合い入りまくりじゃないですか」ヒュッ


僕「そうか?」ヒュッ!!


大河「この間はわりと燃え尽きたみたいな顔してましたよ」


僕(大河ってケッコー鋭いよなぁ・・・)


僕「そりゃ、先発で投げきったからだよ。・・・海堂に勝ったら、今度は甲子園だ。僕は・・・どうせならこのメンバーで甲子園まで行きたい」


大河「はぁ」ポカン


僕(そうだ・・・僕は、このチームで、少しでも長く・・・野球がしたい)


僕(その先は、まだ考える余裕なんてないけど・・・でも、アメリカででっかい夢に挑戦してる兄さんみたいに・・・僕も、何かを)


藤井「おお!!行こうぜ甲子園!!」


宮崎「いつになくやる気だな」


内山「ほら、中村と仲直りできたみたいで」


僕(良かったな、藤井・・・)ニッ


ガラッ!!


吾郎「・・・!!」


田代「なにやってんだお前ら!?今日は練習オフだって言っただろ!?」


内山「いや・・・」


宮崎「急に休みって言われても落ちつかなくて・・・」


大河「先輩達だってユニ着てるじゃないっすか」


藤井「やっぱ赤点クラスはギリギリまで補習しないとダメだろ」ニッ


吾郎「・・・・・・」フッ


田代「って言ってもなあ・・・僕、お前は休んどかないとマジで身体壊すぞ!?」


僕「はは、ごめん・・・けど」


僕「やりたかったんだ、野球。もっと、もっと・・・これからも」


田代「はあ?」


吾郎「・・・・・・!」


僕(ーーーいよいよ、明日海堂戦・・・僕達の目標。そして・・・僕の、スタートラインだ・・・・・・!!)

イッチのナッパとかラディッツのSS読んだけど面白かった~

>>972
ありがとうございます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神奈川県高校野球大会 準々決勝 聖秀学院ー海堂




藤井「こ、ここが横浜スタジアムか・・・!!」


田代「フェンス高ぇ~!!」


吾郎(おとさん・・・またオレはここに戻って来たぜ!)


大河(先輩が横浜リトルと戦ったここで・・・先輩と海堂をーーー)




「聖秀高校ノックを始めてください」


吾郎「しゃあ、行くぞお!!」


僕「おぅ!!」



キィン!!パシッ!!



大河「やっぱ隣が僕先輩だと安心しますね」


僕「?」


藤井「悪かったなぁ、安心出来なくてよ!」




吾郎「」ギュンッ!!


田代「」ズバァァン!!


吾郎(・・・オッケー!足は全く問題ねえぜ!!)



ザッ!!



僕「っ!」


吾郎「・・・!!」




寿也「・・・・・・」

眉村「・・・・・・」

薬師寺「・・・・・・」

草野「・・・・・・」




吾郎(ーーーきたか、海堂!!)ゾクッ!!


僕(いよいよだーーー)

『みなさんこんにちは!!夏の甲子園を目指す球児達の闘いもいよいよ終盤!!この激戦区神奈川大会もベスト8が出揃いました!!』


『今日はこの横浜スタジアムからーーー準々決勝、海堂学園高校対聖秀学院高校の試合をお送りします!!』


『絶対王者海堂に挑むは、破竹の勢いで勝ち上がって来た超新星の聖秀!!先日、唯一海堂の対抗馬にも上がっていた久里山を見事撃破して王者に臨みます!!』



江頭「ふん・・・」



「選手整列!!」



吾郎「しゃあーーー!!行くぞ!!」ダッ!!




聖秀「」ザッ!!


海堂「」ザッ!!



「礼っ!!」



「「チィィーッッッス!!!!」」



寿也「・・・・・・」ジッ


僕「!」


僕(・・・負けないぞ!!)キッ!!


寿也「・・・・・・」プイッ



『守ります、海堂高校ーーー』


『ピッチャー眉村くん』


眉村「・・・・・・」スッ



吾郎(先輩眉村か・・・最高に厄介だぜ。間違いなく投手戦になるな)


僕(眉村健・・・今や海堂を象徴する絶対的エース・・・そして茂野の以上の、怪物・・・!!)


『キャッチャー佐藤くん』


寿也(悪いね吾郎くん・・・眉村が先発する以上、君たちの打線は沈黙するしかないよ)


『ファースト大場くん』

『セカンド渡嘉敷くん』

『サード薬師寺くん』

『ショート泉くん』

『レフト石松くん』

『センター草野くん』

『ライト矢尾板くん』




吾郎(さあて・・・そうなるとオレがどれだけこの打線を抑え続けられるか、だが・・・)

寿君はシュート回転の抜け球対策どうなんだ?


泰造「・・・いよいよね」


静香「ええ・・・」


静香「あの環境で本当にここまで来るなんて思ってなかったけど・・・」


静香「到底、あの戦力では今の海堂に勝つことは無理でしょう」


泰造「前の試合のローテを変えてまで今日眉村くんを先発に持ってくるなんて・・・江頭も警戒最大って感じかしら」


静香「・・・せめて、いい試合になればいいわね」


周防「はっ!いい試合だと!?」


乾「そんなので満足する奴じゃありませんよ。・・・あいつらはね」


泰造「あら周防監督に乾コーチ。夢島から出てくるなんて珍しいじゃない」


大貫「あー、それ突っつかないでやってくれます?引っ張ってくるのに苦労したんで」


乾「眉村か・・・聖秀は厳しい試合になりますな」


周防「あんな素人集団が勝てるわけないだろう」


周防「が・・・わざわざ時間を割いて拾ってやった野良犬が血統書つきの飼い犬にボロボロにやられるのはつまらん」


静香「?」


大貫「見ものですな。気合いと根性で奴らがどこまでやれるかーーー」

>>978
久里山戦で僕が完投したので現時点では看破されてません。抜け球に関しては試合中ファンブルで見破られます

『1回表、聖秀高校の攻撃はーーー』


『1番 ショート 清水くん』




綾音(大河くん・・・!!)グッ



吾郎「・・・・・・・・・」


清水(本田・・・)


小森(あの戦力で海堂まで・・・本当に凄いよ、本田くんは)



桃子(おとさん・・・どうか、あの子を守って)




僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ドクン ドクン



???(小僧・・・この世界でのお前の答えを見せて見ろや)







審判「プレイボォーーーッッッ!!」










次スレに続く・・・

次スレ建てました


僕「聖秀学院野球部?」Part3
僕「聖秀学院野球部?」Part3 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1610610807/)





>>1000チャレンジ
ゾロ目or60以上 巻き戻し1GET

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