これから日記を書く 8冊目 (346)
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これから日記を書く - SSまとめ速報
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これから日記を書く 2冊目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423317897/)
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これから日記を書く 七冊目
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491749086/)
未来は既に始まっている ――ロベルト・ユンク
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526317713
このSSについて簡易QA。これを見てわかればいいな
Q,ジャンルは?
A,自分も聞きたい(日記形式ゾンビアポカリプス近未来ファンタジーSS)
Q,ただのSSでいいの?
A,多分そうだと思う(ダイスを振って物語は進行します)
Q,主人公は?
A,人間辞めてます(進行の関係で一応主人公はいません。主人公格はいます)
Q,キャラは死ぬ?
A,緩いけど、死ぬ時は容赦はないよ
Q,なんかゾンビ以外のがちらほら
A,いてもいいじゃないか
物好き用簡易設定&用語集。正直ここまで続いてるので、読まないとちんぷんかんぷんかと。
モチーフ:
読者がゾンビ(その他もろもろ)がばっこする世界を生き、各地にある生存者の日記やメモを読んでいるという設定で書いてたのが、もはや形骸化してる。ぶっちゃけ前スレの半分ぐらいそうじゃないし。
基本はリアルタイム形式で、紙媒体更新はキャラ一人につき、作品内での1日の間で基本1レスのみ。展開自体に深くかかわらない「ブレイクタイム」、本編には一応関係ない「幕間」、それ以外での記録媒体とか、台本形式とか、地の文ありとかの場合は特に制限はありません。
ダイス:
TRPGのごとくダイス様を振って、その結果でその日一日がどうなるか決まる仕様。6面ダイス5個を振り、合計値が高ければ良い結果、低ければ悪い結果。後は細かい判定に12面、8面(紛失して今は10面)、4面ダイスまで投入されている。
オール6:
出たら、むっちゃ良い事起こるよ(死ぬ場面だと、奇跡的に生き残るよ)
オール1:
出たら、死ぬよ(死ぬような場面でなければ、不幸な目に合うだけ)
ゾンビ:
モチーフはロメロ型感染拡大型ゾンビ。全人類の敵。ゾンビ化初期の頃なら走ってくるが今は大体のろのろしてる。ただし、そのまま放置してると更に凶悪な存在になったりする。
強化ゾンビ:
より凶悪、より脅威になったゾンビの総称。筋肉だるまのようなマッスルゾンビ、猿のようにいろいろ移動できるモンキーゾンビ、更にはそう言った類の亜種など、多種多様な存在がある。
ミュータント:
ゾンビ感染によって変異した際、何らかの適応をした存在。人間の意志が残ってるか、人間またはその種以外になってしまったものを指す。
また、変異後に更に変異する場合もあります。強化ゾンビもカテゴリ的にはこの分類。
登場人物:
ダイスの結果によっては死にます。書き手であれば更新がなくなり、書き手でなければ仲間が書いて知ることができます。が、状況によっては書かれることなくお別れになる場合もあります。 まぁ、今は日記(しょめん)形式じゃないことも多いので、わかる場合はわかるかも。かなり昔に遭遇した生存者は謎だけど。
勢力:
作中に出てくる登場人物以外の周囲で、それ以外の生存者達のグループを指します。
感染:
ゾンビからの攻撃を受けた場合、あるいは変異に関するものを摂取した場合に発生。これによりゾンビ化、あるいはミュータント化する。適切な治療あるいは肉体耐性があればそのまま。 感染は何によって引き起こされるかは、実のところまだ不明。
これ以外に通常の病気感染などもある。
物資:
探索の際に回収したり、生産したり。食料、建築、作成、弾薬、戦闘用具といった分類がある。食料以外は無くても生き延びることは一応できる。ダイス様に愛されればよろし。 愛されすぎると人間辞める羽目になるけど。
惨劇:
ゾンビが発生した日(事件)を指す。この世界でのアポカリプスの始まり。
WWP:
世界大戦プロジェクト。諸悪の元凶らしい研究機関。 U.S.A.Uが共同出資して設立。
第三次世界大戦を仮定した研究が主で、わりとろくでもない研究が目立つ。 ちなみにこの機関に関連するプロジェクトや制作物が下記。
ホムンクルス:
HP(ホムンクルス計画)で生み出された存在。登場人物である藍が該当。
HPはかいつまんで言うと、人工的に優秀な兵士を作るぞ計画。詳しくは2スレ目>>742を参照。
アラクネシリーズ:
戦闘用の義足。基本的は通常時は2本足で、戦闘時は槍のような足だったり、特殊な足が飛び出す。
神経接続装置が組み込まれていて、自分の足のように動かせる。
現在は戦闘を前提とされたペガサスが作製されている。詳しくは6スレ目>>76あたりを参照。
ファントムシリーズ:
アラクネの神経接続装置のノウハウを生かした特殊な装着具。
かいつまんでいうと、盾付きで左腕から杭打機で杭を撃ちだし、右腕はフックショットがついていて、上り下りや鞭に利用でき、足は空気の噴射でダッシュ、ホバリング、多段ジャンプが可能。ついでに剣も、神経連動で高周波を発生させて切れ味抜群。その上空も飛ぶ。
世界感:
世界は現代よりも先に進んだ近未来、国際情勢はロシアによる各国への軍事介入により緊迫感を増し、第三次世界大戦の幕開けを世界的に薄々感じていた状況。
技術などは今よりも緩やかに向上しており、ある程度のエネルギー問題の解消等は図れていた。ただし、直面する問題を先延ばしにする程度のもので、根本的な解決に至ってはいない。
ロシアが中国を併合した後、一気に緊張感が増したことにより各国々で連合や共同体が結ばれ、そのまま一気に世界大戦が起きると思われた矢先、惨劇が発生した。
惨劇は日本のみならず、世界中で発生していると考えられている無政府状態。
U.S.A.U:
世界中のきな臭い国際情勢を理由に、日本、東南アジア、アメリカ、カナダなどが連合を組んだ共同体のこと。WWP創設をした共同体でもある。
登場人物
放浪者:
主人公格。ファントムシリーズを装着した、奇襲されても剣でカウンターする化け物で、ダイス様が最も寵愛してる存在。拠点兼探索組リーダー。なお、自分が化け物並という自覚はやや薄いけど、とある変異体の群体に1人単機特攻して普通に大成果を収めた。人間というより、もう放浪者というカテゴライズ。
山中沙奈:
アラクネシリーズを装着した研究者。放浪者の相棒といえる存在。怒ると怖い。拠点兼探索組サブリーダー。表だって誰も言わないが、完全に拠点サイドのおかん。最新のアラクネシリーズのペガサスのおかげで、近接だけでなく高速移動によるヒットアンドウェイもできるように。ヒロインちっくなこともしてるけど、ライバル登場に心中は。
野木賢介:
研究所主任。WWPの不穏な動きを察知し、研究所を緊急時用に魔改造していて、完成できないままに惨劇を迎えた。ヘビースモーカー。
正直いたっけとすら言われてない気がします。
アリス・ブルーフィールド:
善良なマッドさん。アラクネの神経接続装置とファントムの開発者という天災。アニメや漫画などをヒントにして開発を行っている。やっぱり天災。
最近まではBAPの研究を解析して、アンドロイドロッサの本体を作り上げた。下手すると魔改造しかねない。
エクス:
天才ハッカー。オンライン上で情報を集め、監視カメラで放浪者達の安否確認しながらサポートしたり。重要な位置についてます。いろいろとデスマーチで進めた解析から解放されて、ちょっと余裕が出てきた。けれど、その影響で前と様子がちょっと違う様子。
ちなみに、不遇が似合う。>>1に増やされたり消されたりとか。
保安官:
着てる服装はウェスタン調だが、保安官と名乗ってる。ライフルの免許持ちで、たまに狩猟に出かけるナイスミドル。放浪者達とは別行動だが、拠点メンバーにとっておとん的な立ち位置。出番はあまりないけれど、都市の東側のエリアを一人で抑える化け物。要所要所の援護で活躍した。
それ以外はBARでお酒をふるまうマスターでもある。
スライム:
ミュータント。放浪者達のマスコット。健気。拠点における癒しといえる存在。ちなみに拠点組最初に加入した仲間がスライムだったりする。戦ったりは出来なくはないけど、戦うところが想像できない存在でもある。
子ども扱いすると怒るよ。
浜村美香音:
拠点警備組のリーダーで、拠点内の設備の管理や設置もこなす電子技師。酒好き。畑いじりも板についてきた。
人の面倒見のいい姐御肌。それでいて、拠点の脇を固める重要なポジション。放浪者のやることに関して真正面から意見を言える希少な存在。
蒲谷勘二郎:
拠点警備組。わりとオタク。最近手先の器用さを生かして建設作業をこなしてる。簡易シャワーも出来て、次は発電施設の着手。ニコニコと温和で、さりげない調停的な役割も担ってたり。
名字の読みは「かまや」と読む。
井門圭司:
元防衛軍兵士。敵だったけど味方になった。物事に対するバランス感覚は優れるが苦労人気質。拠点メンバーで唯一きっちり銃を使いこなせ整備もできる、貴重な要員。そして、放浪者、山中がいない時の拠点リーダー代行、やっぱり貴重な要員。
探索組のメンバーの実力は人外が多すぎると思っているが、当人もそのグループに括られてることに気づいてない。
一ノ瀬美尋:
医大生。戦うお医者さん。割と不幸気質で、何かのトラブルの際ほぼ被害にあっている。生き延びられてるところからして悪運はあるらしい。
後、妹気質が強いです。 天然というと怒ります。
覚美弥:
ミュータント。目がつぶれた代わりに、人の視界を見たり頭の中を読んだりできる。その能力はカオスなメンバーの人間関係の均衡を裏で支え、拠点周囲の危険な存在を感知する生体レーダー。
表立つことは少ないものの、緊急時に存在感を発揮する。とはいえ、彼女が出ない事態が一番望ましい事ではあったり。
名字の読みは「おぼえ」
佐原有登:
ミュータント。ワーウルフになった舎弟気質な奴。わりとというか、そこそこバカ。でも60kgのハンマー貰って振り回したり、重い瓦礫をスリングで投げ飛ばしたり、とげのついた盾でぶん殴ったり、地味に凶悪な戦闘力を持っている。物事をそんなものだと受け入れられるタイプで、どんな場面でもいつも通り。
名前の読みは「あると」
三間弘幸:
仕立て屋と言えるまでにはまだまだ修行中。性格は普通だが、見た目は女っぽい、いわゆる男の娘。レインコート作ったり、佐原に合う鞄を作ったり、放浪者用の防弾仕様の革ジャン作ったり、腕は上がってきている。その他衣服の補修等も担ってる。
大木勝:
覚を守る小さな騎士。金属バットでそこそこのゾンビを処理してきたので、わりと強い子供。警備組と覚の世話を兼任している。貰った日本刀で、林道に本格的な武術訓練を引き続き受けている。放浪者、林道それぞれから未来の為に必要な強さを持つことを期待されてる。
ジェーン・カナリー:
保安官が拾ってきた金髪さん。かなり悲惨な目にあったのに、救ってくれた保安官に一目惚れ中で、奥さんになるため花嫁修業中。この間の決戦で出番あったけど、あったけどだね。
名前の元ネタはカラミティ・ジェーン。
藍:
ホムンクルス。四肢なら自由に、それ以外は表面までを自由に変形、変質できる。尊大な態度をとるが、普通にいい子。林道からの武術の教えもあり実力も十分、あの決戦において無事に帰還するぐらいには成長してる。
スライムとは義理兄弟姉妹の関係で、お姉ちゃんしてます。
西切緑:
弓使いなカメラマン。那須与一さんレベルで弓矢の扱いに長け、遮蔽物越しに敵の急所を狙い撃ったりする。放浪者と山中の様子が気になっている模様だったが、決戦後に放浪者へ遠回しながらはっきりと自分がどう思っているか告げた。
この名前も某ゾンビゲーのシリーズから1つずつ取ってたりする。
小間城:
ミュータント、人間ではなく犬が感染し、結果として四本の触手を持つことになったワンコ。群れに入れず1匹でいたところを放浪者が飼いならすことに成功。以後、拠点内を自由気ままに過ごしている。放浪者のことを群れのボスと認識して、敬意を払っている。最近は夜に警備しているEVEに撫でられに行くのが習慣。
作ってもらった犬小屋(段ボール)に敷かれた布団をもふもふしたり、スライムから貰った人形をもふもふしている。
ビジョン:
赤外線や無線などを視認し、そしてそれを捻じ曲げたり、いじったりすることができるが、生体的エネルギーも視れてしまうため、何でも視える。それを使って遠距離間通話もできるそういう超能力者。話す前に必ず笑うが、楽しくて笑う訳ではなく勝手にそうなる。
光線銃を使ってレーザーを照射したり、光の屈折をいじることで視覚的な意味合いでの認識させないレベルで姿を消せる。上記を含めると多様な応用力がある超能力を保有しており、地味ながら凶悪な超能力者といっていい。
林道正綴:
小学校教諭。田舎で古武術を習い師範クラスの実力を持っている。棒術と柔術をベースにしていて、棒を使いゾンビを転がした後素早く首をへし折ったりする。その古武術を藍と勝に教えている。 子供達への勉強を教える関係で、探索組と警備組を両方兼任する。また、亡くした小林の関係で、子供達への危険が関わることは割と過保護的な反応をすることも多い。
電気ロッドを開発してもらったことで、戦闘能力も更に向上してる。でも強いので地味になるという。
ハンター:
各地を放浪する生存者。常にコートを着用していて、その中には大量の火器と弾薬が詰まっている。愛用しているのは改造した小型のチェーンソー。家族をミュータントと思われる化け物に殺され、すべてのそういった類を殺すために各地を放浪している。
デルフィアという新しいCPP規格の義手を手に入れて、決戦において放浪者張りに大立ち回りをした後、またどこかへと去っていった。
DJフレンド:
ラジオ放送をしている女性と思われていた人物で、実際は性同一性障害の男性。情報と称して、今まで得てきた体験などを話し、音楽を録音で流している。拠点と研究所では、数少ない娯楽としてリスナーも多い。
4スレ目にて放浪者が接触したことで、勢力間での同盟を結び、放浪者などが得た情報をラジオで放送するようになっているが、>>1が作品に合いそうな曲がなかなか見つからず。大量のリクはもらったけど、今度は消化できるのかという問題に直面。
伊吹くるみ:
元々覚の勢力にいた子供の一人エクスの下でハック技術を学び、サポートしている。サポートチームの人員として欠かせない存在。放浪者に好意的な反応を見せる。クールな性格で、エクスに毒舌を浴びせるが、気心の知れた相手にしかしないので、彼女なりの砕けた接し方の模様。
錬浄:
戦うお坊さん。錫杖の先端を尖らせたものを武器として利用し、ゾンビを供養するため処理していたお坊さん。放浪者を超える寡黙なお方。ゾンビに咬まれたが、ミュータント化もゾンビ化もしていない。ただ、佐原のようなミュータント張りの身体能力を持っていて、躊躇なしにゾンビの群れに突っ込んで肩とか頭踏んづけて移動した。そして強すぎて空気。
名前の読みは「れんじょう」
千護 巴:
元防衛軍狙撃兵。井門と同じ、彼がいた部隊の隊長にしごかれた。オリンピックに出場して活躍した経歴を持つ。アビスと呼ばれるWWPの大型研究施設を探していて、現在その関連施設がある新興都市に滞在。また、そこにいたレジスタンスのメンバーと手を結んでいる。
苗字の読みは「せんご」。元ネタは巴御前。
ロバート・ハイマール:
WWPの元研究者。RP(再生計画)という計画を研究していて、それがゾンビ化現象の原因ではないかと考え、解明しようと千護と行動を共にしている。小心者で話す時は大体どもってしまう。それでいて優しくて不器用。出番はあるけど、大体ビクビク怯えてます。
名前の元ネタはある。ヒントはニューヨークに存在する島。
平山源子:
各地を放浪し、ハンターから拠点に関する話を聞き、やってきた生存者。ブラストシューターと呼ばれる自作射撃武器を使って戦う。現在回収組のリーダーを担っている。クールな性格で、女性版の放浪者のような存在。気負いすぎる真面目な性格だが、回収組として出来ることに尽力している。
岸本フェイ:
平山の相棒ともいえる生存者。平山が作製したディフェンススパイクと呼ばれる武器を使って戦う。かなり足が速く、生き延びてきた理由もそれ。佐原みたいだが、どちらかといえば、こちらの方がアホの子。決戦において、ドローン壊されたり、負傷したり、わりと素で死にかけたりした。
EVE:
MEP(ミトコンドリアイブ計画)により、山海沙維により生み出されたオーパーツに近いアンドロイド。元々足のない山中の介護を目的として作られた。学習し学ぶことも、人間と同じく忘れることもできる。自己再生する人工皮膚とシリコンにより、見た目も感触も人間そのもの。ただし額に「∵」の形で光るダイオードが見える。
エクスの解析により、明確な自我を得た今、山海の考える新たな種。アンドロイドとして世界を見、人類の文明復活に力を注いでいる。
ミーナ:
DJフレンドの勢力にいる地下アイドルグループ『ヴァルキリー・ミラージュ』の1人。歌唱力が高く、その部分での評価が高かった。主張ははっきりの気の強いタイプ。ちょっとした銃器マニアで、主に周辺の警備をしている。
ミーシャ:
DJフレンドの勢力にいる地下アイドルグループ『ヴァルキリー・ミラージュ』の1人。こちらはダンスの方が得意。常日頃からアイドルを意識するのか、わりと妙な口調で話す。好き勝手するようで、ちゃんと周りは見てる方です。
ファイブキラー:
DJフレンドの勢力にいるメンバー。思い込みがひどく、ミーシャに執事になってよと言われて燕尾服着たり片眼鏡つけてメンバーの補佐をしている。 けど最近は、執事の振る舞いや仕事も板についた。
西村新:
ハンターに助けてもらった経緯でDJフレンドの勢力に転がり込んだ人。話好きで、とある胡散臭い商人達でも和やかに会話したりする。>>1のせいでよくわからない関西弁なのかすらも怪しい方言っぽい話し方をする。放浪歴が長い分、実はDJフレンド勢力内では一番強い方。
風虎:
生物兵器。鳥のような顔と立派なくちばしを持ち、背中に大きな翼がある。前脚とかで思いっきりゾンビをぶん殴ると吹っ飛んでくぐらいには強い。
親と認識したからか放浪者にべったりの甘えん坊だったが、フェアリーがやってきたことで、守るという意識も芽生え始めている。
喜読都:
いろいろ危険すぎる局面で見つかった生存者。男っぽく見える女性(というか>>1が男だと書いたのを忘れてた)。営業マンらしく、交渉事を請け負い行商やモーテルでの交渉を一手に担っている。交渉の機会はまだ薄いが、後の発展時に期待される存在。
名前の由来は、キャラ設定の一部を皆様の投票で決めたので、読者と入っている。
佐田豊吉:
最近拠点にやってきた生存者。今までのメンバーに比べると社交性は低く、頑固おやじタイプな人。悪い人ではない。平山に機械工学を教えていた師匠に当たる人。
独断で勝手に動くが、その分精力的に活動する人。拠点の施設の設置や増設も積極的だが、必要物資はまだかと結構催促してたりする。
門日泊姚:
サムからの情報により、拠点を目指しやってきた女医さん。なんだかんだで拠点に慣れてきてるけれど、時折拠点の特殊性に面食らってたりする。というか、まだちょっとついていけないことが多い。胸はない。
名前の読みは「もんび はくよう」
フェアリー:
超能力創造計画 (PCP)により生み出された超能力者の1人。物を浮かす、というシンプルな超能力だが、対象に制限がない(ただし基本単体にしか効果を発揮しない)。また、自分自身もそれは対象であり、空を飛ぶことも浮遊することも可能。人見知りは激しいが、懐くと無邪気に甘えてくる。
超能力者グループのリーダー、芸羅と離れて彼女を探している。サポートチームで調査するのを条件に拠点の手助けをしている。
本造 文彦:
元々は覚の勢力にいた男の子。研究所の技術者達に教えを受けている技術見習い。技術者達も自分の技術を引き継ぐ存在として、手厚くしごかれ中。ちょこちょこ出るけど、覚の生存グループ内で一番存在感が薄い。
ストーク:
レジスタンスの一員。現在千護のいる新興都市で活動している。WWPが新興都市で活動していることもあり、現在手を組んでいる。性格は優しい方だが、押しには弱い。
アイビス:
レジスタンスの一員。彼女も同様新興都市で活躍している。性格はかなり難があり、毒舌も割と吐く。千護には割と喧嘩腰。
また、この惨劇により変異したミュータントでもある。見た目が変化したのは、見る角度によって色味が変わる眼で、そこから何種類かの周波を発生させられる。これにより、マイクロ波をゾンビに照射して、急速加熱で頭をボン、なんてことも可能。
カミロ:
元WWPのメンバーで、現在WWPから脱走している陽気な黒人さん。また、その経緯でレジスタンスと思われる勢力に接触しようとしている模様。その後詳細不明。
登場人物(NEW)
エコー:
DJフレンドに仲間の超能力者について、どこにいるか知らないか訪ね、その経緯で探索組に協力することになった超能力者。
音を操る能力で、集音、増幅はもちろん、音から話したことの真偽を把握したり、音そのものを相手にぶつけて打撃を与えることもできる。肉体はグラマラスな女性だが、本人は自信を男だと思っている。超能力者になる実験の過程で、認識が狂ったと考えられる。
ロッサ:
有機人造兵器計画 (BAP)の解析により生み出されたアンドロイド。EVEのAIをコピーしたものだが、構造上の動作部分に関わる部分での改良や、用意できる処理演算能力のパーツの兼ね合いでダウングレードしたAIになっている。しかし、学習できるという部分は変わっておらず、決戦の戦いにおいて改善すべきことを独自に考え、訓練に勤しんでいる。
新井公介:
DJフレンドに情報提供者として、オンライン上敵対していた勢力のリーダー格。実際には彼の思い込みというだけで、最終的にDJフレンド・拠点と同盟関係を結ぶに至る。性格は直情的、鉄球などを投擲して攻撃するスタイル。
香坂未来:
新井が率いる勢力のメンバー。頭脳明晰で、参謀的な立場。WWPに親を殺されたと思われる事件があり、その真相を追っている。彼女のその目的が、新井達の目的になっている。
護身術を学んでいて、PCスキルも持ち合わせている。
大倉彩有里:
新井が率いる勢力のメンバー。たまたま香坂と一緒に逃げて、その後新井とも合流し流れで一緒にいる。のんびり屋。
柳瀬:
元消防士で体力自慢の男。自作の防具などを身に着けて各地を放浪しつつ深山から逃げていた。とあるきっかけでDJフレンドと接触し、その後の流れでWWPを深山と追うことになった。
深山:
柳瀬をかばってゾンビによる負傷を受け、結果ミュータント化。眼が昆虫の複眼のようになり、動体視力が強化。銃弾すらも見えるように。身体能力もいくらか向上している。ただ、ミュータント化により記憶が一部曖昧だったり、視力は少し落ちている。今までの登場人物の中で、知識は一番高い天才。
これから日記を書くWIKI
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E6%97%A5%E8%A8%98%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%8F_%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA#.E3.83.95.E3.82.A1.E3.82.A4.E3.83.AB.E9.9B.86
有志の方が作成していただいたWIKIに、>>1がつらつらと情報書き入れてます。
どちらかというと、奇特にもまだお読みされている方向けで、初見の方はネタバレ祭り。
ただまぁ、地味に何かしでかす時の告知とかもしてたりと。
六百二十二日目
大型駅バリケード外の探索は進んでいる。このままの推移であれば今週中には目処がつくというところか。今のところ上位種の確認はしていない。サポートチームからも報告はないことを考えて、希望的観測ではまだバリケード内から流出はしていない。と願うしかないか。
何にしても、この探索が一度終わり次第、探索組のチームを再編成して発電施設の物資収集の組と、バリケード外の保守と簡単な処理をする組に分ける必要がある。
期間としては長く見積もって一週間ほどのものとする。商業区北西エリアの高級住宅街にあるソーラーパネルも、そこまで数がある訳ではないだろうからな。そしてそれが終わり次第、大型駅エリアバリケード内の探索を開始し、大型駅を確保できれば、最低限の都市解放とする。
まぁ、何も起きなければこの内容で完了するだろう。あるとするなら、かかる期間が遅いか早いかの違いぐらいだ。
ただそうだな、何事も終わりの間際が一番長いものだ。気を引き締めておかなければ。
一ノ瀬DIARY May.5
大型駅エリアバリケード外の探索は問題ないよ。もうそろそろで、破壊してたバリケードの付近まで行けそうかな。後は私達が壊した三ヶ所をもう一回封鎖して、終わりみたい。
その後は発電施設の為の物資を集めに行くって、放浪者さん達が言ってたから、大型駅エリア自体の探索はいったんお休みになるのかな?
皆で行けば、すぐそれも終わるだろうし、蒲谷さん、浜村さんの護衛もしないといけないから皆でやると思うよ。まだ何も決まってないかもしれないけど。気になるところかなー。
フェイちゃんは電気も重要だけど、鶏と卵が食べたいって言ってた。放浪者さんも養鶏場の話は前にしてたから、きっとどっちか選んで、発電施設を優先したんだと思う。だからその後に探しに行くのかも。
そうなったら、料理のレパートリーも増えるからフェイちゃんが喜んじゃうね。
5/5 担当喜読 朝
今日は快晴ですね。畑の発育に良い影響が出そうです。
そろそろ、探索組の今の任務も終わり間近と聞いてますから、拠点の設備作りが早くなりそうですね。
担当浜村 昼
早く出来るのは良いんだけど、設備の保守点検てのがあるのよ。
警備組も喜読達が増えたって言っても全然少ない。
どこも慢性的な人手不足なんだけど、どうにか増やせないもんかしらね。
担当フェイ 夜
うーん。回収組も夜ちょっと警備とか手伝ってる状態だもんね。(考える人の絵)
どこからか生存者さん達見つけるしかないのかなー。でもいい人かはフェイ達じゃちょっとわかんないし(更に考え込む人の絵)
【パンと共に沈む】
「………」パタン
「あ、EVEさん。本好きなんですね」
「いえ、私は生まれたばかり、現状効率のいい学習方法として読書を利用しています。サンマさん、何か御用でしたか?」
「んーと、水を飲みに来たんですよ」
「なるほど…。そうだ、サンマさん。1つお伺いしてもいいでしょうか?」
「どんなことですか?」
「この本に書かれている内容ですが、性格に難がある少女がおり、とある道中にあった沼へ、服を汚したくはないという理由でパンを投げ、そこを足場にして移動しようとします」
「ふむふむ」
「結果、少女はパンと共に沼へ沈んでいき、地獄へ落ちます」
「あー…、どこかで聞いたことあるかも」
「そうでしたか。聞きたいのは、その行いは自分にも効率的な部分などを考えても良い方法とは言えません。しかし、たった一度の行為で概念とはいえ、地獄という場所に行くのは、あまりにもひどい仕打ちに感じられます」
「うーん。それも多分、童話だからだって気がしますけど。そうですね」
「何かございますか?」
「その行いって、やっぱりそれまでの、その人の積み重ねからきてると思いますよ」
「積み重ねでございますか」
「例えば、今までやったことない事を、いきなり思いついて実行する人ってそういないかなって。簡単にやれるってことは、普段からそんな感じのことをする人、じゃないかな」
「なるほど…。良いご意見をありがとうございます」
「(うーん。大したことじゃない気がするけど)」
乙!
その大したことではない通常人の常識感こそが必要とされているんだ三間君
新スレ乙です
都市解放も近づいてきましたねぇ
そもそも向こうへ渡れる程のパンなんて、マックスウェルの不思議なノートくらいでしか出せないだろ。巨大化属性も付けてな
勢いに任せて、熱情の律動をリクエスト。 出来るなら Re:Birth II 版を
>>16
まぁ、それでなくても拠点のメンツは濃いからねぇ。
でも三間君、放浪者さんが大成果しても普通だと思ってる節あり
>>17
もうそろそろやねぇ、いろいろあったけど全てはこの始まりに向かう為
>>18-20
渡れると思っているなら、すでに行動は終わっている!(望む結果になるかは知らない)
>>21-24
ほむほむ。とりあえずいただくだけはいただきますかの。
さて、連勤やら風邪と、昨日そのぶり返しやら、更になぜか右目張れたりと、他の奴書いてこっちヤローと思ったらそんな感じで更新できておりません。
もちっとだけ戻ったら再開するので、今しばらくお待ちを。
『影からの声、影を追う者』
「後少し、後少しのはずだ」
端末を叩く男の目は狂気を宿す。それとも、この世界ではそれを宿しているのが正常なのか、それはわからない。だが、一つ言えるのは白衣というにはそれがどうに、血とそれが変色した斑点がもはやまだら模様と化しているところは、男が正常ではないという事実を突き詰めるものだろう。
「くそ、まだダメか」
端末から吐き出される文字は『NO ACCESS』、これは実験が失敗していることを意味している。睨む視界の先にあるのは、その文字が吐き出される機械的な内容とは別の、ある意味では陰惨な状態がある。
「ゾンビではない検体を集める方が大変だというのに…」
中央には六芒星、それは赤黒いもので描かれている。中に書かれているのは英語のようで違うところから、恐らくはラテン語か。ただ問題はその周囲だろう。
無残に転がる抜き出された内臓、四肢は当然として指もいくらか転がっている。部屋の隅に投げ捨てられるように置かれている頭は、死後の人間性すら否定してしまっているようだ。この世界においても、十分まともではない。
『お…………さ………』
ノイズのかかる何かが、男に直接降ってきた。挙動不審に周囲を見渡す男には、何も見えはしない。その陰惨な光景すらも。
「待っていろ…、絶対にお前を…」
『……と…………さ……』
その言葉の時に狂気さは薄まるようにも、濃くなるようにも見える。どちらにしろ、男はまともではない。その事実が変わることではない。
ただ、古ぼけたその書物に書かれていることが、男の目的なのだろう。『Different Dimension connect』、異界との接触。
そこそこ体調も戻りつつあるので肩慣らしに。
正直これ日に本当に登場させるかは微妙なラインの設定ではあるけども。
ああー、蘇生の代償に結構な犠牲が必要なタイプのアレですかね?(汗
まぁ一時期使ってたダイスがそういう類のもの用だった(今も?)し、多少はね?
乙!
『軍属として』
「上村3等陸尉、いるか?」
「へぃへぃ、どうされましたか陸佐殿」
軍事キャンプに勇ましい様子で入ってきた中性の人物がそう呼び掛け、無精ひげを生やす男が面倒そうに返事をする。3等陸佐だという返しも、その男ははいはい本題へと促す。
「この地域で収集可能なものは完了した。更に南下し、引き続き東京へと向かう。部隊編成を進めてくれ」
「いやいや、それこそ陸…、3等陸佐殿がやられてはどうです?」
別働で動いている部隊への連絡、指揮及び民間人の説明があるときっぱり断ってきた。それに、面倒そうに頭を男はかく。
「別にこの場所に根付いてもいいんじゃないですかね? 無理に東京へ向かって弾やら油やらを消費するよりは現実的だと思いますよ?」
「ならん。今は完全な無政府状態だ。臨時政府を設けるのは必須、その為に国会議事堂は抑え、混乱に終止符を打つ」
そんな簡単な話なわけがないのにと、男は思うし、中性の男も本心はそう思っている。だが、このままでは混沌だけが続く、何かの歯止めのきっかけは絶対に必要だった。
それが偽善的であっても、この勢力として目的はその事による国家統一。
「しっかし、あの得体の知れない部隊はどうするんです?」
「破壊するのも任務だ。連中がこの状況を作り出したとみていい。それに限らず、阻む障害はすべて敵とみなせ」
通達は終わりだと、中性の人間はテントから出ていく。相変わらずの勝手さに、男は聞こえてほしいという願いを込めてため息をついた。
部隊の構成自体は悪くない。兵士について小隊規模の人数も維持できているし、物資の収集もあり戦える状態は続いている。だが、問題なのはその道中で保護した民間人だ。多いとは言えないが、少なくもない。防衛を手伝ってもらえる生存者もいるが、規律を大事にする先ほどの人間(あたまでっかち)には通じない。
東北からの南下してきたことを思えばゆっくりした行軍だが、それでもその道中がまともだったわけじゃない。戦争のような、多少規律のある戦いは惨劇の世界にはあまりなく、今の地点に1年以上経っている程度で終われている方が運がいいのかもしれない。
「やれやれ、移動編成を考えますかね」
それが一番重要なことだった。危険なのは、動くその時なのだから。名前や性質が変わろうと、根本は変わらない。守護をするための軍、防衛軍として犠牲者が出ない最高の任務(プラン)を練らなければならない。
引き続き肩慣らし。まぁ、ほぼ絡まない位置にいる勢力の1つ。
これやぼを裏でやってた古い奴で詳しく何も決まってませんが、ちょっと味付け。
>>28
大体それです。
今のダイスは、身内がラスベガスでお土産くれた奴ですねぇ。
乙!
変に志の高い上司を持つと大変だねぇ
しかしベガスのダイスとは……良い意味でも悪い意味でも強力そう(汗
その、おとうさんと呼ぶ声は、本当に貴方の息子さんによるものだろうか?
そちらにどうしても呼ばれたくて呼ばれたくて仕方ない、そう振る舞ってるだけの、おぞましいバケモノか何かだったりはしないだろうか?
最近Forestやったせいかイメージがだぶった
六百二十三日目
大型駅エリアバリケード外の探索は進んでいる。明日には破壊したバリケードの一ヶ所には到達の目処はたった。確保とバリケードを再設置、後は残った箇所の確保へと進む。破壊した間隔はそこまで長くないことを考えれば、この任務もそろそろ終了だな。
その後は発電施設の為のソーラーパネル回収を挟み、本格的な大型駅バリケード内の探索となる。その探索が終われば、探索組も本格的に拠点の為の活動に移行できるだろう。
都市の問題が解決すれば、次のすべきなのは拠点自体の強化だ。脅威となりえる相手が多数確認している以上、これもこれで急務だし、新たな食料確保にも動かなければいけない。
ただ、警備組の手が余っている訳ではないからな。畑の拡張をするにも、他に養鶏をやるにしても人員の確保も必要か。ハンター経由で来るのを待つのは現実的とは言い難い。探しに行くのも現実的とは言えないが、それでも待つよりは可能性はあるだろう。
都市解放も近づいてきているというのに、やるべきこと自体は次々と累積していく。やれやれだな。
5月6日
大型駅エリアのバリケード外の探索は問題はない。明日には最初に破壊したバリケードへ到着し、再度バリケードを敷設した後、残った箇所へと向かう手筈となっている。それらが完了次第、いったん大型駅エリアの任務は中断という状況だ。
その後は、まず優先となる発電施設の開発の為、商業区北西エリアへ浜村さん、蒲谷さん、佐田さんを同行して無事なソーラーパネル、蓄電装置などの回収に向かうことになる。警備組の人員が少なくなるので、一時的に回収組がその補充に当たってもらう予定だ。
あまり大人数で移動するのも良くはないかもしれないが、拠点の設備面で3人は欠かすことはできない。何かがあって、そして設備にも何かあれば、それっきりになってしまう。もちろん、研究所から一時的に支援を要求することも出来るとはいえ、解決は早いに越したことはない。
後はそれが終わり次第、残っている大型駅バリケード内の探索を進める。これが終わればついに、都市解放の最低限は成し遂げたことになる。
だが、油断はまだできない。終わる間際が最も長い、それが、彼の口癖だ。
山中沙奈 記す
5/6 担当蒲谷 朝
とりあえず、発電施設の周辺に設置する壁については大まかできたかな。
後は本格的にソーラーパネルが手にはいらないとだね。
担当勝 昼
放浪者とおっちゃん達が回収しに行くんだろ?
俺もついていっていいかなー。
担当平山 夜
放浪者さんに許可を取れれば同行できるでしょう。
大掛かりな危険はないでしょうから、許可は取れるとは思います。
【閉鎖された環境】
「ふぅ…」
「ここにおられましたか。フレンド様」
「あぁ、ファイブキラー。何かあったかな?」
「定期報告でございます。新しい情報は今のところきておりません、新井様達から生存報告があったのみでございます」
「ありがとう」
「……。何か問題でもございましたか?」
「うん? いいやないさ」
「…………」
「…。この生活になって一年以上になった。この場所から情報を送り、生存者の手助けをする。情報の意味ではいろいろと変化がある生活だけど、いる場所自体は変わらないからね」
「気が、滅入っておられると?」
「かもしれないね。皆と違って自分が外に出ることはほぼほぼないのが悪いんだけれど。まぁ、わがままな悩みだよ」
「…いずれ、自由に出回れる日が来ることを祈りつつ、活動致しましょう」
「そうだね。そうしよう」
>>32
志自体放浪者と同じようなものではあるけどね。まぁ、東京行こうとしてるのはなかなかだけど。
ダイスが普通のより大き目(多分見やすいようにしてるっぽい)だから使いやすいよ
>>33
まぁ、誰が言ってるかは謎ですよ
>>34
食人鬼のせいで食人鬼になるゲームだっけ
久しぶりにここまで間隔あけたのう。まぁ、書くにはだいぶ良くなりました。
病み上がりなのに、速攻で統合性とかの調整必要な判定がでて頭を悩ませる始末。もう少しお待ちを。
なん……だと……?
安かれ
乙!
波乱が波乱を呼んで、中々終わらせてもらえないねぇ
「組織から、援軍に送るとの通達がきました」
「援軍? この状況で一体誰を…」
アイビスが端末を指さすのを見て、ストークは立ち上がりその画面をのぞき込むため、移動する。
「……。本当だ、でも。かなりまずいぞ」
「援軍を出すなんて気を回してもらえるとは、思いませんでしたからね」
まずいというのは、千護達のことだった。レジスタンスに対して、2人のことは報告していない。どんな内容であれば、正しい報告が求められる。もちろん、どう説明すべきであるかという部分に、問題があるから仕方なかったことではある。
ただ、レジスタンスから援軍が送られること自体が想定外であったのも事実。対応に後手が生じても、仕方ない側面はあった。
「おいおい、最終レポートがここからされてるってことは、ここまですぐ来れるんじゃ」
「でしょうね。お2人は偵察に行かれてなければすぐ手も打てるものを…。よりによってチームハウンドのメンバーですからね」
その名前に、アイビスはレポート報告で見覚えがあった。見た目とは裏腹の実力を持ち、対人において優位に運ぶに十分。WWPがうろつくこのエリアなら、確かにうってつけと、言えた。
新興都市は相変わらず慌ただしかった。宿営地を設営してから、WWPのヘリが慌ただしく動き回ることはないが、発砲音は時折聞こえる状況が続いている。
WWPは隠密を考えて行動することはないのが、千護達の活動にとっては助かる部分だった。相手は自分の音に無頓着なのは、隠密で動かなければいけない者には好都合だ。
ここのところ続いている、ディープノアの出入り口部分。そこでのWWPの活動の観察と、物資収集が主な活動になってきている。その中には、WWPが活動しているからか、それとも防衛軍とゾンビとの戦いの名残からか、珍しいものが手に入ることも多い。
「こりゃあ、迫撃砲じゃないか。状態は…、悪くなさそうだね」
千護はその見つけた火器をチェックする。調べる限りはそのまま持って帰っても大丈夫な状態で、幸いなことに弾薬も側に転がっていた。
即時使える訳ではなく、設置と合わせて砲撃の位置を狙う為の調整など含めれば、有用な物とは言えないかもしれない。それでも、人員が集まった場合や、奇襲時の初手に使うことはできる。
どうせ相手するのはWWP。出来る手段は大いに越したことはない。
そんな中で聞こえてきた銃声、千護と、そして側にいたロバートは素早く同じ瓦礫に身を小さくして隠れる。今いるのは2車線の道路。主要な国道とは繋がっておらず、民家や小さなお店が通りに並ぶところだ。
「せ、戦闘かな」
聞こえない、そして小さくいつものどもった声に対し、だろうねと千護は返しながら、迫撃砲と弾薬を手渡す。戦うには持っていては邪魔になる。
右胸のポケットに入れた四角い小さな鏡を取り出し、瓦礫越しからその鏡を使いその先の状況を伺う。そこから見えてきたのは、奥のT字路の右側から銃を撃ちながら後退してくるWWPの兵士の姿。
「(妙だな)」
ゾンビを処理をしているという感じではない。どちらかと言えば、危険な相手が迫ったような鬼気迫った反応。変異体の類が固まってきているとなると、それは2人にとっても危ない。そう考えを巡らせていた時だ。
兵士達がT字路の中央まで移動した辺りで、その右側から黒い影が一気に飛び出した。
その影は何かを振り下ろすと、兵士の一人の頭が激しく揺さぶられ、そのまま崩れ落ちる。
ようやっとその正体をしっかり認識すると、その影は比較的小柄な人間。黒い外套を纏い、その手には持ち主より長い武器で、柄の先端には重りがついた。ハンマーだった。
それ以外の武器もあるのかもしれないが、それをメインに今まで戦ってきたのは、その動きを見れば分かる。柄の中央部を持ちながら、回転させて勢いをつけ叩きつける。シンプルだが、強力な一撃を与えていく。
流石に全てのWWPの兵士を撃退させるということはなかった、兵士達はいったんの退却を選んだようで、身を引いたからだ。その小柄な人間も、それ以上の追撃をする様子はなかったが、その代わり倒した兵士を確認し、止めを刺していった。
「(さて、と。関わるべきかどうかだね)」
WWPには敵対しているようだが、元々それが、WWPを知っているからか、それとも生存者なら襲う狂人かという問題が出てくる。それを見極めなければいけない、必要なら、自分が処理する必要も出てくるのだから。
その小柄な人間が、何かに気づいたようで右側を見る。敵、にしては警戒している様子はない。奇妙な状態。
だが、それもすぐに答えがある。その方から姿を現したのはストークだったからだ。何かのやり取りをしているようだが、敵対的な態度はない。ただ、位置が位置だからか、千護には2人が何を話しているかは。聞こえない。
「貴方がストークか?」
「そうです。思ったより、早い到着でしたね」
手が差し出され、それをストークは握り返す。情報としては聞いていた通り、黒い外套と長い柄のハンマーを持つ、小柄な男。だが、その華奢な体つきから想像できないほど、剛腕と言われる腕力と素早さを兼ね備えている。そういう報告で、確かに握り返す手は強かった。
レジスタンスという組織の中で、本当に戦闘を前提としたチーム名『ハウンド』に所属する1人。その実力は、この周囲の状況を見ればそれが答えだろう。
「合流ポイントにいて、排除したが問題は?」
「えぇ、とりあえずは。ただ、急ぎアジトに行きましょう。ここでは目立つ、いいですかキャバリアさん」
同意の頷きを見て、ストークは先導するよう先を歩き、キャバリアと呼ばれた彼は、それに続いた。
2人がT字路から見えなくなって、千護は鏡をしまう。会話はほとんど聞き取れなかったが、様子からしてレジスタンスの関係者なのは間違いなかった。問題なのは、自分がそこに接触していいのかということだ。
『千護、聞こえますか』
無線からの呼び声に、何だと答えながら。
「今、ストークとマント羽織った奴が接触してたが、ありゃなんだ?」
『…ちょうどいい。その件です、詳しく話をしたいので今から指定するポイントに移動をお願いします』
指定されたポイントを復唱して、頭に叩き込む。メモですれば確実だろうが、何らかの痕跡を残すのはこの新興都市の状況から、当然NGだ。
『彼の名はキャバリア、平たく言えばレジスタンスにおける戦闘員ですね』
「実力もちょうど見させてもらったよ。それで、話しというのはあれか。報告してないあたしらの今後の振る舞い、てところかい」
皮肉を言うでもなく、アイビスは素直にそうだと答えた。その様子からして、冗談ではなく真面目な内容なのは千護も当然察することは出来た。
ここまで。
なんでこの終盤で生存者判定がぽこぽこ出てくるのか。
乙!
まさか、俺がこれ日に終わってほしくないと思っているから……?という冗談はさておき
マジレスすると生存者判定の枠を残しているからかと……w
外は大雨だった。この地域では珍しいようにも思いながら、平山は都市入口エリア内の、都市中央エリアの境に作った休憩所。そのビルの中から、外から姿が見えないように外の様子を眺めていた。
休憩所はほとんど平山達、回収組が利用することが多い。彼女達はその名の通り、物資の回収と設置したバリケードの保守点検が主な任務。探索組よりは物資を集めやすい活動をしていて、持ち帰り切れない物資の保管、またバリケードの補修の為の道具や、材料の置き場としても利用している。
当然、休憩所もその意味で定期的な点検は欠かすことはできない。隠しておいた物資が、通り過ぎの生存者に収集されることも考えられるし、休憩所自体に設けられたバリケードの保守も必要な作業になってくる。
といっても、今日は大雨でそもそもの任務が中断していて、とりあえずとしてやっている状況。平山は休憩所内の物資の点検等を終わらせ、その事も記録済みだ。フェイについては、身体を動かす方が気楽と、ビル全体に問題はないか確認しに行っている。
「(とはいえ、ゾンビが紛れ込む。ということはないだるがな)」
なんであれ、この休憩所の外自体も確保されたエリア内なのだ。その部分では問題ないだろう、あり得るのは生存者が紛れ込んでいる可能性ぐらいのものだった。
「戻ったス~」
何事もなく戻ってきたフェイは、何かの本を持って現れる。平山は簡単なジェスチャーだけして、視線はそのまま外を見たまま。その態度に慣れているのか、フェイはそのまま彼女の横まで近づいた。
「何かあったか?」
「特にはないス。一応集めてなかったっぽい経済雑誌あったから持ってきたスよ」
ご苦労という言葉はあっても、警戒した様子を崩さない平山は相変わらず外を見たままだ。もちろん、不愛想な類の態度だが、その側に軽く休むためのイスとテーブルが置かれていて、テーブルには携帯できる食事と飲み物が置かれている。平山がフェイの為に準備していたもの。
こういう気遣いが出来る人なのになぁと、口には出さないが思うフェイはその雑誌を同じテーブルに置いて、遅い食事をとることにした。
「雨、止みそうにないス?」
「…。多分な、軽く濡れても大丈夫そうな物資を選定するしかなさそうだ」
聞こえてくるのは、雨音とフェイの食事の音だけ。いつもなら聞こえる死のうめき声(おと)は雨に覆い隠され、優しい静寂の中にいる気分に浸れる。
本当に全て、流されればいいのにと、フェイは少し思った。
>>51
まぁ、そうなんだけどねぇ。
6面ダイスで合計22以上出す→10面ダイスで7以上出す→12面ダイスで11以上出す
まぁ、状況や前の判定によって細かく変わるけど、今回はこんな感じで重要生存者イベ。まぁ出ないでしょっていう感覚がアウトだったか。
>>52の訂正
×「(とはいえ、ゾンビが紛れ込む。ということはないだるがな)」
○「(とはいえ、ゾンビが紛れ込む。ということはないだろうがな)」
イエスのおとーさん「……水系のイタズラする?」
六百二十四日目
大型駅エリアバリケード外の探索について、今日は好調だった。大雨の中の任務であったはずだが、予定が早まるとは思わなかった。悪天候でも動ける部隊という強力だろうが、そこまでの特殊性は必要はない。やらざる得ないという状況で、経験があることに越したことはないがな。
後はそれに合わせて、幾らかの物資も回収している。今のところ何かに困っているということはないが、あるに越したことはない。それに、本格的に拠点の開発が進んで行けば、資材に関わる物資はいくらあっても足りないだろう。
問題はどういう風に開発を進めていくかだな。開発をする以上、拠点自体を拡張するということだ。やはりその分守るべき範囲や警備が必要になってくる。発電施設の電力でロック&サーチのようなADSPの装置を増やしたり、監視カメラの増設することもできるだろうが、それでも限界が出てくる。
優先するのは発電施設、そして次に養鶏場か。養鶏場を作れば、家畜用の畑作りも考えなければいけない。発電施設に関する任務が終わり次第、大型駅エリアのバリケード内の任務へ戻るが、残ったその分が終わり次第、今度は人員確保も考えていかないとな。
やれやれ、やるべきことを潰しているはずなのに、いくらでも出てくるものだな。
必要な事の為には手を広げなきゃならないからなぁ。その辺はどうしようもないのよな
レポートNO.160
井門圭司
今日はひどい雨だったな。そんな中で今までの任務の中で好調で、そして物資も回収できた。探索組は天気が悪くないと実力が出せないなんてジンクスでもあるのかね。戦う相手としては、正直最悪とも言えるな。そんな中戦うことは基本、そこまで前提としない。
大雨の中、雨音に紛れて襲ってくる部隊。そりゃあ、恐怖でしかないね。視界も悪いとなれば、接近に気づけないこと請け合いだ。もし、部隊が放浪者さんみたいな隠密スキル持ちばかりだとしたら、何も気づかず葬られるだろうな。まぁ、放浪者さんは1人だけで十分だ。
とりあえず、大型駅エリアのバリケード外探索も終わりが見えた。次は発電施設の為の物資を探しだ。これがうまくいかねぇと、施設の準備のパーな上、当てもなく重要なソーラーパネルとかありそうなとこ探さねぇといけないからな。上手く良きゃいいが。
5/7 担当浜村 朝
今日は朝から大雨ね。水がある分には困らないけど。
でも、畑の拡張をするとなったら、水源の確保も本格的に考えないとね。
担当三間 昼
畑には水、必要ですもんね。飲み水とかも、あと洗いものとか。
今は大丈夫みたいですけど、人が増えたら後回しに出来ないですよね。
担当フェイ 夜
うーん。料理できないと困るからお水は必要だね(ペットボトルの絵)
後、料理用の油とかも作れるようにならないかな(フライパンの絵)
【雨音の中で】
「(…随分と降るな)」
「……………」スッ
「…流石に忍び寄られると警戒するぞ、西切」
「はは、ばれちゃいましたかー」
「…何かあったか?」
「これと言って何もないですよー」
「…そうか」
「……あの日のお話は、忘れてませんよね?」
「……、あぁ」
「ならいいです。任務にかまけて忘れられてた訳ではないようですし」
「………」
「あたしは…」
「…あぁ」
「本気ですからね」
「…わかった」
「あ、2人ともいたんですね。戻りました!」
「一ノ瀬ちゃん。はい、タオルですよー」
「ありがとうございます、ほんとに雨ひどいですよね」
「………」
乙
放浪者は大変だな。色々と、本当に
雨の中の外作業とか嫌にしかなんないのになー。やんなきゃなんないとかなー
前スレ1000どーするべやー
『サイバネティクス』
「各チームの状況はどう?」
「連絡が取れないのは東北方面のみです。それ以外は、かろうじてを含めて連絡は取れています。データを送ります」
お願いと女性が言うと、報告をしていた男性が端末を操作をする。操作する音が終わった後も、女性は何かそれを見る為に端末を開く様子はない。
「なるほど…。新興都市に潜伏している2人は変わりありませんか」
「ディープノアのデータ回収にWWPは躍起になっているようです。ただ、それがうまくいっていない様子ですね」
女性はそのデータをどうやって閲覧したかは、皆目見当がつかない。だが、女性はそれを全て把握しているようだ。ただ、そう強いて言うなら、その右目は青白くほのかに発光しているように、見える。
「…、アイビス達の報告が気になりますね。近くにいるのはハウンドのキャバリア…、まぁいいでしょう。内情調査を含めて、援護に向かうよう指示をして」
「畏まりました」
男性は再度端末の操作を始める。無言の中、その操作音だけが室内に広がる。女性はただ無言で、腕を組んで目を閉じ思案しているように、見える。
「チームが戻ったみたいね。指示と全体の確認をお願い。気になることは、逐一報告して」
「はい」
女性は立ち上がり、部屋を出る為出入り口へと歩く。その横にあるカードリーダーに手をかざすと、電子音の後開錠した扉を開け、外へと出ていった。
>>62
本当にねぇ
>>63
都合が合わないからやらない。という選択肢の余裕がない世界。というべきかな
>>64-65
ようやっと決まったのう
探索組の任務のひと段落と、新興都市に動きが出たため、更新にまだ時間頂いてます。
とりあえず、お目汚し程度の幕間を。レジスタンスの方向がなんとなくわかるやも(確定じゃないけど)
まぁ、具体的な指定ない場合はダイス振って決めてますが、時間かかりそうなので安価でも取りますか。
1.鶏飼育用の資材(餌など)が見つかる
2.養鶏場用の資材が見つかる
3.鶏が見つかる
4.1と2どっちも(コンマ判定、詳細は※で)
↓5までの多数決。希望の数字を記載のこと。同数の場合や対象外がある場合は↓1にずれます。
※4は、早い3票のコンマ下二桁合計が、150以上であれば通ります。
もし、150未満の場合は下一桁偶数で1に、奇数で2を採用します。
4!
あ、4、4(よ、よん)が4
4
>>70 90
>>71 21
>>73 43
合計154、コンマ成功。
鶏飼育用の資材(餌など)、養鶏場用の資材を拠点は確保しました。
コンマ的にはギリギリというところですかの、どっちにしろこれを六百二十五日目に組み込むので
時間かかりそうでござる。
(まぁ、無理なら後日確定確保にします)
1はproject zomboidやってたりするんだろうか
もしやってなかったら一人きりの過酷なゾンビサバイバルゲームだし興味があったらやって欲しいな
新興都市にあるレジスタンスの隠れアジトに、キャバリアの姿があった。黒い外套や長いハンマーは、座っているソファー、自身の真横に置いている。体つきは、千護が確認した通り小柄で華奢だ。中性的な容姿でいて、どこか無表情。着ている服装はタンクトップとレザーのパンツ。首元にチェーンタイプのシンプルなネックレスをつけている。
両腕を組み、眼を閉じてキャバリアはただ佇んでいる。レジスタンスからの支援ということで来たが、状況からして自分達の内情調査の部分が大きい。アイビスはそう読みながら、到着の報告を本部へ送った。
ストーク、アイビスの活動そのものに後ろめたいことは何もない。定期報告も欠かしていない、WWPの動向も可能な限りは偵察している。その上で問題なのが、自分達以外の勢力との絡み。千護達のことだ。
レジスタンスの上層部は今、他の勢力の関わり方に消極的。いや、嫌疑的と言っていいだろう。相手をすでに何かしらの裏があるのではないか、そういう判断をする傾向が見受けられる。その状況での、千護が元防衛軍兵士。ロバートが元WWPの研究者となれば、どのよう判断をされるかは、想像に難くない。
故に、2人にとっても今は岐路に立っている。うまく事を運ばなければ、良くはない結果が確実に待っている。
とはいえ、キャバリアは最低限の確認の後、何かをしようとはしない。無駄な活動は控えるように、ただソファーに座って今の状態になってから、恐らく5時間以上は経過しただろうか。
「(彼があの方の差し金で、こちらに着たのは確実な事。私のミュータント化はさておいても、報告してしまった二人のことは確認したいはずなのだけれど)」
ため息もつけず、仕方なく心の中でついてみる。ストークは出ていて、彼女一人しかいない。この状況についてを愚痴れる相手がほしいところだ。
しかし、その彼がいないのはこの状況を打破する為のものでもある。良くも悪くも、千護達とキャバリアを対面させる。それでの報告によっては、レジスタンスを抜けるしかない。命あっての物種、当然WWP、そしてレジスタンスの脅威は知っている。中途半端な判断は身を亡ぼすだろう。
他に当てのある勢力はないが、それでも一蓮托生になる千護達は心強い仲間になる。千護はもちろん戦闘面、ロバートは医療面の当てになる。
もちろん、そうならないことが理想だが、最悪の事態の想定は忘れてはならないこと。そこまで考えを改めて巡らせていたところで、隠れアジト内に人が入ってきた。
とりあえず、簡単に進められるところまで。
>>76
やってはないのでござる。ゲーム自体は把握してるけど、恐らくスペック不足。
とりあえず、自殺したくなったら拳銃かショットガン撃ちまくってればいいのよね。
緊迫の対談が始まる・・・!!
>>79
銃撃ったら50~100体は集まるから[ピーーー]るね
ゲームとしてはこれ日序盤の雰囲気をずっと楽しめるから面白い
鯖式のマルチも出来て○○がゾンビ多くて危険とかのやりとりや自警団が掃除してたり拠点帰ったら略奪されてたりするのもいいね
入ってきた相手を確認するように、キャバリアは片目を開ける。入ってきたのはストークと、千護、ロバートの2人だ。
「あんたかい。レジスタンスのメンバーの一人ってのは」
それはあまりにもストレートな確認、千護らしくもあり、やり方を任せていたとはいえ、アイビスはその一言だけでフラストレーションが一気に溜まる。今ここでのやり取りは、4人全員の今後に関わる重要な局面なのだから、それも致し方ないだろう。
言葉は出さず、キャバリアは対面に座るよう促す。それを見た彼女は、素直に従ってから、キャバリアの言葉を待った。
「…。疑うべきは排除すべき、それが今のレジスタンスの方針」
「何がいいてぇんだ?」
その問いに目を閉じ、互いの沈黙が続く。考えているのは、それこそその言葉通りの意味を、どうするかを考えている。敵意がないからと言って、油断はできない。それは、答えが出ていないだけなのかもしれないのだから。
「自分はレジスタンス。ハウンドという部署にいるキャバリア…」
「……。名乗りは助かる。でも聞きてぇのは、さっきの方針の意味だ」
また、間が続く。
ズバズバ行くなー。変に誤魔化すよりゃ良いのかも知れないけど、大丈夫なのかね?
>>80 始まり申した
>>81 マルチも出来たのねぇ。あれは完全に生き延びることに対して殺意がありすぎるゲームよね
>>83 まぁ、そこらへんはダイス様次第です
展開が重いのと連勤続きと暑さにやられてあんまり活動できてませんが、もう少し気長にお待ちを。
いやー、ガチガチにお疲れ様です。
「言葉通り。レジスタンスは今、誰も信じようとはしていない」
「へぇ…。じゃあ、あんたらのことを知ってるあたしらは、邪魔ってわけかい?」
互いにやり取りは対照的だった。キャバリアは、明らかに言葉を選んでいて、千護は単刀直入に問う。彼女のそのストレートさが、アイビスを筆頭に3人の緊張を高めていく。その事は千護も百も承知している、自分とそしてロバートの目的である、ゾンビ化の解明がどうなるかの瀬戸際。
いざとなれば、ホルスターの中にある拳銃を抜く準備は出来ている。この世界に馴染んだ彼女に、ただ人だからという理由は引き金を引けない理由にならない。
「報告の内容によっては、そう判断される」
「はぁ。悪かったな、単刀直入に聞こう。あんたは、あたしらにとって敵か味方か。それだけだ」
ゆっくりとホルスターに手を伸ばす。まだ射殺する気はない、これは千護なりの意思表示だ。野良の犬などではなく、噛みころすことができる力を持つ一匹狼であるという表明。
だがそれを、キャバリアは見ることはない。相変わらず目を閉じたままだった。
「キャバリアにとっては、敵ではない。もちろん、仲間でもない」
こういったやり取りは、千護にとって苛立ちを覚えさせるものだが、その事で集中力が切れるといったことはない。あと一歩、キャバリアが不用意なことを発言すれば、拳銃を抜き出すことに躊躇はなかった。
「……。キャバリアを殺すことに意味はない。殺せば、レジスタンスは間違いなく敵とみなす」
「それならそれで、仕方ないことだと、こっちは考えてる」
「そうか。けれど、それはレジスタンスへの報告が都合の悪いものだと思っているからか」
あぁ、と短い肯定に対し、キャバリアの返答はまた時間のかかるものだと、誰しもが思い、そして即座にそれはないと答え。
「キャバリアの指令は、ここの援護と君達の監査。問題があればそう報告する、そうでなければ、そう報告する。虚偽の報告をする気はない」
「そうかい」
とりあえずの一段落になる回答ではある。それでもまだ、油断ならない状況であることには変わりないとしても、すぐさま何か悪化する訳ではなさそうだ。千護はゆっくりと、ホルスターから手を離した。
「眠る、戦いが必要なら起こしてくれればいい」
そのまま、目が開けられることはなく、キャバリアは眠りについた。
>>85
もうちょっと休みたいでござる
更新乙なの
乙!
とりあえず、物事を性急に進ませようとする人でなくて良かったな
回収組からの連絡を受け、探索組はその場所へ急行していた。内容は養鶏場に関わる資材の発見。拠点の新たな食料供給の為に必要と考えられていたもの。
「(…やっぱ、放浪者さんってとこか?)」
井門は口に出さずそう思う。他のメンバーは移動中、無駄な会話はしないから意思疎通は取れないが、何人かは自分と同じ思いを抱いているはずとも、感じている。
そう感じるのもは、この状況について都合が良すぎること。回収組、平山からの報告は誰も疑っている訳ではない、だからこそ、やはり放浪者と結論するしかない。すでに何度かの奇跡を起こす彼の強運も、誰も疑えないのだから。
他の勢力でこんな都合良いことはあるのかと、考えてみて、少しして井門はそれを放棄した。正直なところ、略奪に身を堕とさざる得なかった頃でも、ここまで都合良いことはない。だから、これは例外的なことだ。
何者かに放浪者が愛されている。起きたこと、もちろんまだその眼で確認していない情報をうのみするのは危険、そう常に判断する井門でさえ、それに疑いがもたげようもなかった。
回収組が今活動している大通りエリア、そこの高速道路へ繋がる大型道路の通りに、報告のあったトラックはあった。トラックは恐らく移動中に惨劇に巻き込まれ、何かの理由でコントロールを失って、最終的に建物に衝突したように、井門には見えた。
お疲れ様ですと、冷静な声と共に平山が探索組を案内する。向かう先にはフェイがいつも通り、元気いっぱい両手を振ってこっちだと誘導していた。
「…しかし、なぜ資材があった?」
「中にあった書面を読む限り、鶏用の餌。及び、鶏を入れるケージの入れ替えの資材。これらを運搬中だったようです」
なるほどと、放浪者は納得する。疑うことに意味はないが、筋は通るなと、井門も周囲を警戒しながら、いろいろと納得した。
回収組が支援を要請することもあり、資材は量が多い。メインが餌で、ケージはそこそこと言ったぐらいか。それでも養鶏場の開発が大幅に進んだことには変わりない。
「うふふ、後は鶏を見つけるだけス!」
「見つかるといいねー」
フェイのやる気になっている姿を見て、一ノ瀬はにこやかに返す。だが、フェイの言うようにそれを入れる為のものは、まだ見つけられていない。そして、拠点のどの場所にそれを用意するかの検討も必要だ。
放浪者も、ありがたい発見だが、まだまだ頭を悩まさなければいけないことは続きそうだと思うのだった。
でも餌も無限じゃないからな~、例え鶏を見付けられたとしても、餌を使い切るまでに、新たに作れる様にしておく必要が……
あ、でも、そこを描写しなきゃいけなくなるまでに大形駅エリアを制圧させれば済む話か
六百二十五日目
大型駅エリアバリケード外の探索は、本日をもって終了した。合わせて、回収組が発見したもので養鶏場の資材、鶏の飼料を回収出来た。これで、畜産についてはまた目処がついてきている訳だが、今度はどこにそれを用意するかだな。
基本的にそういったものは街中にあるものではないが、惨劇後の今は管理などの問題を考えればバリケード内にするしかない。とはいえ、発電施設を敷設するエリアのような空き地は今のところない。それこそ、建っている戸建てを解体すればいいかもしれないが、それができる人材、道具、機材がない。それにそうすると騒音も起きるからな。
まぁ、優先されるのはあくまで発電施設だ。それが終わった後にやることが運よく早まったと考えるだけで今いいだろう。
あるいは、研究所で養鶏もやってもらった方が早いかもしれないな。あちらもあちらで忙しいのはわかっているが、こちらよりは敷設もしやすいだろう。検討してもいいかもしれない。
何にしても、バリケード外の任務は終わった。次は発電施設の為のソーラーパネル等の回収任務。気を引き締めていこう。
一ノ瀬DIARY May.8
今日で、大型駅エリアのバリケード外の任務は終わったよ。これで大型駅エリアの半分は終わったことになるのかな。でもまだまだ発電施設とかの任務があるみたいだから、まだまだゆっくりには程遠いかな。
都市の任務が終わったら、のんびり鶏さんとか畑の世話をしたりして過ごしたいな。あとは門日さんに医者としての技術と知識も教えて貰わないと。
それができるのは、まだ先かな。折角養鶏場のものとか見つかったけど、手が付けられる状況じゃないもんね。
でも、フェイちゃんも卵でデザートも作りたいって言ってたから、早く鶏さんがみつかるといいなぁ。
>>89
ありなの
>>90
まぁ、判定結果というところではあるけどね。
>>93
もちろんそういう部分は出てくるね。そもそも鶏さんのお迎えしなければまだ不要な心配だけれど。
しかし、ようやっと時間採れたけど、日にち開いた分やっぱり速度落ちてるねぇ。精進せねば。
見付かるとして、ヒヨコだとヤバいな。死にやすい
おつ~
見付けた鶏がゼルダシリーズのコッコみたいだったら最強なのになー
惨劇初期なら鶏解体で一悶着ありそうだったけど、現状ならするっと首コキしてモツ抜きするんだろうな
そしてヒヨコはオスだとカラーに……
5/8 担当喜読 朝
大雨ではありませんが、今日も引き続き曇り模様のようです。
穏やかなものですね。
担当門日 昼
放浪者さんはそう思ってないみたいだけどね。
やるべきことはまだ山積みとはいっているけれど、もう少し休んでもいいんじゃないかね。
担当平山 夜
養鶏場の資材と資料を回収することが出来ました。
当初予定はなかったことではありましたが、これで拠点も大きく進展するでしょう。
【必然か、運命か、幸運か】
「ふん、養鶏場の準備も大まかに整ったらしいな」
「うん。そうみたいだね」
「……。自分はここで古い、これが普通か?」
「うーん。僕らとしてはそうだけどね」
「ふん…。こんな幸運が、自分の勢力でもあればな」
「あぁ、うん。佐田さんはそうだったね」
「世話にならなかった訳じゃない。気にもなる」
「…。冬は来られたといいね。うん」
「超えられた可能性は低い。別の場所に移動したなら、別だろうがな。何にしても、どうなろうとそれが運命という奴だ」」
「………」
「それとも必然か。まぁいい、今は目の前にやれることを優先するだけだ」
「うん、そうだね」
>>97
生まれたばかっりはそうだろうねぇ
>>98
ラスボスよりつよい
>>99
まぁ、少しはあるだろうけど初期よりは抵抗ないだろうね。
>>100
あれってスプレー欠けて速攻で温風かけて定着させるみたいね。
乙!
>>1000の願いは彼らやストーリーにとって改造チートみたいなもんだからね。そりゃ必然的幸運にもなりますよね
卵の時に色素を注入する方法もあるみたいだね。こっちの方が、孵った後のストレスは少なめらしい
放浪者は研究所に訪れていた。大型駅エリアにおける任務は半分終了し、再開までに行う任務についての説明。及び、研究所に送られてくる情報を精査する為だ。
会議室にいるのはいつものメンバー、野木、アリス、エクス。野木はいつも通りぶっきらぼうで、アリスは妙に目を光らせている。エクスはいつも通りのはずなのだが、どこかズレを放浪者は感じらせた。言葉にできない程度の違和感は、指摘するに至れない。
「君がここに来てから1年半以上経ち、まさか本当に都市解放を目前に出来るとはな」
「…与えられたことをこなしたまでだ」
当たり前と放たれたその言葉を、他のメンバーは当然、そうとは受け止められるものではない。惨劇後の状況で、1年以上という歳月がかかったとして、ここまでの段階まで持ってこれる勢力を、研究(じぶんたち)を含めて想像できないからだ。
あえて挙げるなら、出来るとすれば、WWPや把握しきれていないレジスタンスぐらいなものかもしれない。だが、今のこの時点で復興に関する情報がないなら、そのどちらもまともな理由で動いていない。そう考えられた。
放浪者は研究所に訪れていた。大型駅エリアにおける任務は半分終了し、再開までに行う任務についての説明。及び、研究所に送られてくる情報を精査する為だ。
会議室にいるのはいつものメンバー、野木、アリス、エクス。野木はいつも通りぶっきらぼうで、アリスは妙に目を光らせている。エクスはいつも通りのはずなのだが、どこかズレを放浪者は感じらせた。言葉にできない程度の違和感は、指摘するに至れない。
「君がここに来てから1年半以上経ち、まさか本当に都市解放を目前に出来るとはな」
「…与えられたことをこなしたまでだ」
当たり前と放たれたその言葉を、他のメンバーは当然、そうとは受け止められるものではない。惨劇後の状況で、1年以上という歳月がかかったとして、ここまでの段階まで持ってこれる勢力を、研究(じぶんたち)を含めて想像できないからだ。
あえて挙げるなら、出来るとすれば、WWPや把握しきれていないレジスタンスぐらいなものかもしれない。だが、今のこの時点で復興に関する情報がないなら、そのどちらもまともな理由で動いていない。そう考えられた。
二重投稿?これ日では珍しい事が起こったな
「…与えられたことをこなしたまでだ」
クールの極み!
「新興都市にいる千護についてだけどよ、こういう連絡が来てる」
エクスが差し出した書面を、放浪者は受け取る。中に書かれていたのは、彼女が知る限りのレジスタンスに関する情報と、新しく接触しているキャバリアの大まかな情報。そして。
「…今後、連絡は控えるように、か」
「本格的にレジスタンスと接触しなきゃいけねぇが、そのレジスタンスが排他的みてぇだな。野良の2人って装ってた方が、安全って判断じゃねぇかな」
こちらも動き出している状態だが、新興都市もまたレジスタンス接触という、新たな局面を迎えている。2人がいる場所としては、援護に向かえなくもない。ただ、それはかなり限定的なことになる上、到着後の戻りが保証できるものではない。
結局、それぞれがそれぞれで頑張るしかない。レジスタンスの状況があまり良くないことは懸念材料だが、うまくいくことを祈るしかないだろう。その目的は、拠点にとっても重要なことに違いないのだから。
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン重要重要
会議が終わり、用意された自室に戻ることなく、放浪者はアリスの研究室に訪れていた。彼の予想通り、あの目の輝きは新たなファントムシリーズが出来たことによるものだったようだ。
「ふっふっふっフ。今回はファントムジャベリンの発展形だヨ。名称はジャベリンウィング、杭が1発ずつの装填になっちゃったけど、その代わり展開して大きく出来る盾をつけたノ」
「…なるほど」
基本的な原型はファントムジャベリンと違いはない。あるのは、2発目の杭が入っていた部分が無くなり、そこが駆動する盾の部分に置き換わっている。展開してみると左右へ、扇状に盾部分が開く、名称通り翼(ウィング)のように見える。
杭が1つ減った分、重量も従来より軽くなっている。強力な攻撃が1発分なくなることにはなるが、安全性、機動力は高まったと言える。
普段の武装は新しいバージョンで使い、攻撃が求められる場合は元々のファントムジャベリンを使う、そういう切り替えが可能になった。
>>104
まぁ、データ書き換えみたいなものだからねぇ
>>105
なるへそ。まぁ、どっちもどっちだけれど・・・。
>>108
なんかエラったと思ったら投稿されたのよねぇ
>>109
いつも通りでもあるという恐ろしさ
>>111
重要で、もしこの世界で解決したら、残る人は大体超人と人外になってまうんかねぇ
もう少しで予定があるので、いったんここまで。
いやー、ほんにお疲れさん
乙!
新装備良いね!どんどん作ってくれるとワクワク
選びどころを考えなくちゃいけないのはちょっと大変かもだけど
あ、でも、もしかするとそろそろ素材が不足気味だったりするのか?
「そうそウ、杭まではいかないけど、威力のある武器も作ってみたよ」
その言葉の後にアリスが取り出したのは、小さな斧だった。ハチェットと呼ばれるものをベースにしており、ウェーブソードの技術を応用し、その斧にも高周波の振動により切れ味も向上している。
放浪者の剣技は、我流であるものの他の追随を許さないものに昇華されている。だからこそ、通常、ウェーブソードであったとしても切り払うのが難しい、硬質な物質を2つにわけることができる。しかしそれは、極度の集中力を要求され、繰り返し容易く行えるものではない。
その意味では、斧の持つ役割である叩き切る、それの役割をそれぞれに補佐できる補助武器になるのは確かだった。
「…考えていたより軽いな」
「ふっふっフ、投擲での使用することも考えたからネ。高周波装置があるから、重心のバランスだけ重視して軽量化してるヨ」
補助道具である以上、それはもっともだ。それでなくても放浪者はファントムシリーズで全身を固めている。重量がさらに増えるのは、彼の持ち味を損なわせかねない。
名称は、ファントム・スローアックス。新たに放浪者に追加された武器だ。
六百二十六日目
大型駅エリアのバリケード外の任務を終え、研究所にその旨の報告と今後の拠点の活動を伝えた。養鶏場の準備が、鶏以外整ったとはいえ、それはあくまで後々の予定。このまま明日以降商業区北西エリアへ探索に向かい、発電施設の為に必要な物資収集の任務に当たる。
探索組だけで向かっても意味がないため、警備組から施設開発に従事している佐田さん、蒲谷さん。合わせて電子技師の浜村さんに同行してもらう。この三名が回収作業中のカバーを探索組で行う形だ。
3人が抜けることで起きる警備組の負担については、探索組から一時、藍と林道さんの二名が代行することにした。この方が、林道さんの授業や修行もしやすくなる考慮だ。
当初は回収組に代行を依頼するつもりだったが、商業区はここのところ、保守点検が行えていなかったエリアだ。戦いに不慣れな2人を抱えることや、道中何かしらのトラブルが発生する可能性を考慮すると、道中の確認をしてもらう人員も必要と判断し、回収組にその任務を依頼。承諾してもらっている。
ただ、今時点ですぐに北西エリアに向かう予定はない。探索組でも予定の移動経路の偵察と確保をしてからの予定になる。それが終わり次第、予定の人員を組んで北西エリアに向かう流れとなる。
8月9日
大型駅エリアのバリケード外の任務は終わり、探索組と回収組は休日として拠点で過ごすことになった。相変わらず放浪者はそのまま真っ直ぐ研究所へと向かい、報告等を終わらせて戻ってきていた。
簡単な今後の指針については全体に周知があり、元々言っていた発電施設のための物資回収に任務はシフト。ただし、その該当物資を確認している商業区北西エリアへは、戦いが不慣れなメンバーを同行することを考え、安全性を確保してから向かうことになっている。
妥当な判断だろう。確かに、身近に迫った脅威はないが、油断はできない。それでなくてもパラノイアのことも含めて、商業区は大まかな確保をした後は、回収組も含めて保守点検を行えていない。何が起きているかわからないエリアと言ってもいい。
念を入れ、研究所のサポートセンターに異常はないかの、チェックの依頼はしているとのことだ。何もない事を祈ろう。
また、放浪者のファントムシリーズについて、新たな換装のものと新規の武器が開発されていた。本来ここまでの優遇があれば、不満もあるだろうが、そこまでの功労者に不満をいう者はいない。私も贔屓目無しに、それが妥当と判断できる。
まだ実際に使っていないこともあり、放浪者自身は未知数と答えている。換装のものはいいとしても、斧は今まで彼が使ってこなかった武器。慣れるまでの時間はかかるのは確かだ。
山中沙奈 記す
5/9 担当蒲谷 朝
また放浪者君出掛けちゃったね。あの体力はどこから出てくるんだろう。
この間、山中君が無理やり休ませたぐらいだから、また何か考えなきゃダメかな。
担当勝 昼
あいつ人の話聞かないから無理だと思う。
そのたびに山ねぇすごく怒って怖いんだけどな。
担当フェイ 夜
山中さんまたリーダー怒ってたね。皆が休めっていうのに休まないから仕方ないね。(人が叱られてる絵)
でも、いろいろ武器とかもらってたみたい。その為に行ったのかな? (武器の絵)
【彼なりの休日】
「………」キィッ
「おう、佐田以外が来るのは久しぶりだな」キュッキュッ
「…よく来るらしいな」ストッ
「節度は守るがあれは酒好きだな」
「…いつもの」
「おうよ」
「…………」
「…………」トクトクトク
「…こっちはどうだ?」
「あの化け物の1件以来落ち着いたもんだ」コトッ
「…そうか」スッ
「そろそろ腰は落ち着けるのか?」
「…今はまだ下準備が完了間際に来ただけだ」コクッ
「やれやれ、無茶は本当に適度に頼むぜ」
「…あぁ、考えておく」
>>114
最近こっちは落ち着いたよ。まぁ、それでも更新スピード遅いけど。
>>115
物資は裏側の判定で拠点で収集したものを研究所に送ってるので、今のところまだ大丈夫です。
まぁ、書ききれなくて追加武装あったんだけども
手投げ斧……これでまた、意図せず武装の悪魔城率が上がったなぁw
そういえば、研究所にはバーのお酒を届けたりしてるのかな?
休日(なお、肝臓は休めないもよう)
はたらくゾンビ細胞
どうなってるんだろうね?変異要因の謎物質も本当に謎だし
『はっちゃけファントムシリーズ。多分、本編でなることはないです』
何かが飛んでいた。鳥ではなく、ましてや飛行機でもない、それはまさしく、人だった。人が単体で空を飛んでいる、非常識な状況。誰しもが目を疑う光景だろう。だが、それに対峙する軍隊は一切の油断もなかった。
「8時方向より、ファントム確認!」
「今日こそ撃墜するんだ!」
各々が戦闘準備を開始する。対空戦車の砲が動き出すと同時に、ファントムと呼ばれたそれは急上昇して、太陽を背にした。火砲が唸りを上げ、その火砲の陣の後ろ側から、戦闘ヘリも数機が次の攻撃の為に待機し始めた。
――だが、太陽の光に紛れたファントムを、わずかとはいえ全員どこにいるかの認識をロスとした。
前線にある戦闘車両の一台の砲が、崩れるように落ち、その間に発射された自身の弾でその部分は粉々になった。まだ、その以上に誰も反射できていない。次にその一台は左側面の車輪が全て2つに分かれて、ようやっと少しずつ周囲に異常が伝わり始めた。
落下までの猶予があったはずにも拘らず、ファントム(てき)がそこにいるという事実は、構えていたはずにも関わらず微弱な混乱として、伝播していく。
ファントムの主要な武器は、特殊な剣と斧。後は両腕に仕込まれている杭、攻撃は基本的に近接専用だが、拳銃なども所持している為、油断は出来ない。いや、油断はそれ以前の問題かもしれない。
剣が振るわれるたびに、戦闘車両群の部品が切り払われ、随行の兵士達もそれは同様だった。身に固める防具はあまりにも意味がない、ここまで見て負えない速度の相手に対して起きる、フレンドリーファイアを最小限にするのが、やっとだ。
あらためてみるファントムの装備は、フルフェイスのヘルメット、背中には長方形のパックパックの下に噴出孔をつけたような、それこそ白い小型エンジンを背負っているように見える。両腕には前腕までを覆う白い盾が装着され、その先端に射出出来る杭が少し飛び出している。上半身自体はただの革ジャンとTシャツを着ている様子。両足もブーツ上の機械的なものが太ももまで装着されていた。
対峙している軍隊は、これらの装備品を回収するに至れず、分析出来ているのはこれらの装備で人は単体で空を飛べ、気取られずに攻撃が出来る光学迷彩の一種。そう考えていた。だが、残念ながら、このファントムは光学迷彩などではなく、自力で空を飛び使用者の身体機能の補助を行うものに過ぎない。後者の分析は、着用者自身のスキルに他ならなかった。
瞬く間に地上の先陣部隊はなぎ倒されていくと、それに合わせたように戦闘ヘリが一斉に掃射を開始される。無残に切り払われた死体や戦闘車両ごと、銃弾と爆撃の嵐が清掃をするように地上へなだれ込む。そして、その清掃した地上へ、一機目の戦闘ヘリがメインのプロペラを失って降り立っていった。
『全員散開しろ! 奴はもうくうちゅ、があっ!!』
ヘリ部隊の隊長が何とか指示を出して、無残に落ちていく姿を近くにいたパイロットは見ていた。当たり前のように、ファントムが投げ放った斧が、強化ガラスを破りその隊長の身体に刺さる。ファントムはそれを確認することなくメインプロペラへ移動してその部分を切り離した。
散開を命じられたヘリ部隊だったが、ファントムの機動性は戦闘ヘリを大きく上回り、そうするまもなく飛ぶために必要な部分は本体から切り離されて落下していった。最後のヘリが爆音を上げた後、滞空しているファントムは左手をこめかみ部分に触れた。
「…残り部隊は撤退した。俺も帰還する」
180度振り返り、ファントムはどこかへと飛び去っていく。後に残ったのは、ただの正常の名残に群がるゾンビ達の群れだった。
>>122
あとはクロスとかかねぇ
>>123
基本的にBARと研究所は直接関連はないのよね。
なので、必要と思われる物資は拠点経由で運ばれてきます
>>124
まぁ、深酒するタイプじゃないから多分大丈夫
>>125-126
一応決まってはいます。かなりぶっ飛んでますけども。
いろいろ訂正
>>102
×「……。自分はここで古い、これが普通か?」
○「……。自分はここで古くない、これが普通か?」
×「…。冬は来られたといいね。うん」
○「…。冬は超えられたといいね。うん」
>>118
×8月9日
○5月9日
>>127
×後に残ったのは、ただの正常の名残に群がるゾンビ達の群れだった。
○後に残ったのは、ただの正常の戦場に群がるゾンビ達の群れだった。
今、商業区での内部判定作りに手間取ってるので、肩慣らしがてらの幕間です。
もうほぼ、放浪者型ガンダムみたいな状態。
”放浪者型”ガンダムとかいうパワーワードwww
面白乙w
人間が背負う推進バックパックなぁ。古くはロケッティア、結構前にはストーム1氏
今パッと出てくるのはこれくらいかなぁ
いつかのシュワルツェネッガーもやってたっけな
性能的にはストーム1より機動性が半端ないな
人間ネクスト(ACfa)だと思う
後はシールドアーマー着けて動力を放出出来たら完璧
『人工的超常現象発現能力』
「飛べないと?」
空中に逃げた放浪者は、眼前に迫る芸良の姿を見て――突撃した。彼女もそれを認識して一瞬目を開いてから、念動力(サイコキネシス)を発動させた瞬間、自身を浮かす力が、消えた。
驚愕と共に、地面に落下しながら気づく。そのからくりのものを、いともたやすく放浪者は破壊していた。恐らく、ビジョン経由で自分の力を知っていたから、いや、それでもこのシンプルな力だけに、そこまでの想定をする人間は。
「……ふん」
行動の枷になる思考を一時切り、そのからくりを再度使う為、手ごろな瓦礫を引き寄せて着地する。自身には影響はない、といった超能力に対する例外はあるものの、基本それ以外の外部には影響を与える。それがこの念動力。
――すでに影響を受けているものに、自身が触れることはそれに何ら関係はない。
浮かべた瓦礫に乗ってから反転し、放浪者に瓦礫の雨を降らせる。念動力で強化された気配の察知が、他に比べようもなく微弱なそれを掴み、回避されたことを認識する。
「(人間…?)」
芸良は少なくとも、自分達超能力を特別と考えていたことで、リーダーとして超能力者をまとめていた時に、人間とは別な存在であると説いてきた。それに影響を受けたメンバーも多く、それは良い事ではけしてなかったが、それでも超能力者として迫害された処世術なのも確かだった。
その彼女ですら、放浪者に対する評価はそれだった。そして彼にとって、いつも通りの反応でもある。
次に彼女が放り投げたのは、大小さまざまなナイフ。面を埋めるように、瞬く間に放浪者へと飛んでいく。受けきるにはそれはあまりに膨大で、先ほどと違い突き刺すという明確な死のダメージを想像させる。スパイダーウィップを使い、上空へと逃げるがナイフはそれに着いてくる。速度も上がり回避をするのは刻一刻と、難しくなってきた。
「……!」
あろうことか、放浪者はまた自分自身に突撃してくる。その背後には自分自身が巻いた大量の刃物。そしてそれは、自身がつけた加速によりもはや急速に止めるのも難しいのは、その超能力の効果で理解できる。
側にあった大きな瓦礫を浮かせ、盾とする。その向こう側で放浪者が瓦礫を蹴り、上へと飛ぶと、後を追っていた刃物が事故のように突き刺さるのを芸良は感じ。そして、歯噛みする。
特殊性は、それこそ超能力者の特権であるという考えが、彼女から柔軟な思考を失わせている。怒りのまま、感じられる放浪者がいるであろう方を向くと、電柱の上で彼は彼女を見下ろしていた。そこにあったのは、無機質な目。感情を伴わない眼差し。それと同じように気取れぬ存在感。
その感覚を忘れていたのは、いつからだったか。背筋をなぞる冷気、それを久しぶりに彼女は感じた。恐怖、それは確かに恐怖なのかもしれないが、正しく言うなら未知。
「(人…間…?)」
再び同じ問い。だが、そこに混ざるのは理解できないという未知がある。惨劇後における、彼女の経験は間違っても薄くない。敵の徹底排除を肯定し、好戦的である以上、他よりも濃いと言っていい。その上で、放浪者はそのどれにも当たらない、アンノウン。
ボソリと呟かれた、任務を続行する。その言葉さえも、今の彼女には理解が難しかった。
>>130
姿は見えるけど存在を認識しづらいってガンダムがあればよかったんだけどね
>>131 >>133-134
自分のイメージは、バーチャルコップっていう、古いがんシューの2面のボス。っていって何人わかるのやら。
ACとかになっちゃうと、もう放浪者っていうコアを使った何かになっちゃうね。
アルベルトさんも、弾かれることを除けば、FM最強やしねぇ
>>132
シュワちゃん出てるのある程度見てるけど、飛ぶところがあるのってなんだっけ・・・。
飛行機から飛び降りるのは何個かあった気がするけど・・・。
相変わらず暑さにうだっております。涼しくはなってきたけど、また猛暑とか勘弁。
乙!
空飛ぶシュワちゃんについては、映画:ジングル・オール・ザ・ウェイにて
ま、スタントマンかも知れないけどね
そのホーミングナイフの凌ぎ方格好良いね。惚れ惚れするよ
しかし芸良さんと戦闘になるとすると、フェアリーを誘拐・洗脳でもしたと思われてるのか?
ジングルといえば、その辺りの日付は>>1さんの……
『命の価値は』
「命に価値か。そもそも、お主の言う価値とはなんぞえ?」
「…。あってないもの、だな」
その言葉に、オリジンは少し驚いたような表情をしてから、嬉しそうに、それこそ大げさに頷いた。
「ほう。同じ意見じゃよ。お主、本当は私と同い年であろう?」
ないと、きっぱり言い切る放浪者に、オリジンは冗談のわからぬ奴と首を振る。表情自体は、悪だくみを含む笑みからして、それらの答えを悪くは取っていないようだ。
放浪者の価値に関する答え。それ自体を言える者は、恐らくは少ないだろう。そもそも、そんなことを問われることは命に関わる人間でなければ、その命を意識することもない。命を消費して、生き続けているにも関わらず、生き物(ひと)はいつしか、そうであることを当たり前だと思い込む。
今は死と隣り合わせの世界であるが故に、大なり小なり生存者達は命のことを意識はしているだろう。だが、結局安寧が戻れば、人々はいつしかその意識を忘れ去る。
「そうじゃな、価値とはあってないものじゃ。私が奪う命そのものに、何か違いはない。言うなら、私自身に優劣がある。それが価値の正体じゃ」
「…。俺の奪う命も、変わりはないということだな」
その通りと、今度は真顔でオリジンは答える。その答えを受けた放浪者は、相変わらず無表情のままだ。
「全てを守り切ること、全てを救いきること。伝聞でお主が今までやってきたことは、私にとっても奇跡じゃが…。今言ったことは、奇跡ですら到達できぬ領域じゃ。諦める必要などはないが…、そうであることを忘れんようにな」
「…肝に銘じておこう」
出来る次元が違う場所にいる人間だとしても、けして踏み込めない場所もある。確かに放浪者は、仲間を救い続けてきた。だが、そこにある結果は相対する敵を全て屠ってきたという事実がある。ならば、全ては救えてはいないのだ。
だからこそ、命の価値はと、自分に聞いてきたのだろう。オリジンはそう思い、邪魔をしたなと声をかけ、去っていく放浪者のおぼろげな後姿を見ながら思う。もう1つの答えを。
「……。だから同時に、価値とは相手に与えてもらうものなのじゃよ」
自分が決める自身の価値は、机上の空論。相手が決める自身の価値こそが、本物。そしてそれは、移りゆく季節のように、儚く変わり続ける。
>>137
ほほう、今度暇あったら見てみよう
>>138-139
ロックマンX+立体機動(だっけ?)張りの動きをする放浪者さんなので、これぐらいの動きは出来るかと
戦ってる理由は、まぁ、戦ったらどうなるかって深い意味はないよ
>>140
まだ先だと思ってるとあっというまにきちゃうねぇ。
さて、熱さもだいぶ収まってきてて、ちょっと余裕できたものの、まだ設定終わってない。筆が本気で進まないので相変わらずのリハビリです。
おっ、ご無沙汰で御座いますな!
蒸し器もかくやの日本で生きてて下さって何よりです!
乙!
オリジンさん、助けてもらえたんだな。でも同行はしないのね
乙!
流石に夜は寝苦しくなくなってきたか?
今来てる台風が明けても、まだ暑いかが問題かね
「…これからの任務について説明する」
大型駅エリアのバリケード外の任務が終了し、新たに開始される発電施設を敷設する為、その必要物資収集に向けた任務が本日より開始される。
この任務だが、正式な意味で拠点にある各組、探索組、回収組、警備組からメンバーが選出され、合同で行う任務となっている。放浪者としては、全メンバーを一カ所にまとめて説明したかったが、その人数を収容した上でゆったりと話し合いができるような場所は、拠点にはない。
その結果として、各組の代表者のみでの会議ということになった。メンバーは探索組より放浪者、回収組より平山、警備組より浜村が出ている。
「…基本的に今回の任務はフェイズが二つに分かれる。目標物資が確認されている商業区北西エリア、その道中の確保。それが完了次第、順次該当物資を収集。この二つだ」
最初の段階になる道中の確保のメインは、当然探索組が行うが、それに平行する形で周辺の状況確認や直接その道中には関係ないバリケードの点検は、回収組が行う。規模から考えると、回収組の人員では賄えないが、警備組からは佐田、探索組からは――。
「佐原殿を、ですか」
一度確保した部分を中心に通るとはいえ、しばらくは目が通っていなかったところ、何が起きても不思議ではない。今回は共同任務で比較的組同士が近くにいるとはいえ、瞬間的な戦闘力を持ちメンバーがいるといないとでは、事態が大幅に変わるのは言うまでもない。
「それで、任務はいつ目処に終わる訳? あんまり長いとどこにも負担出るわよ」
放浪者も長い期間を設ける予定はないと、そこは説明した。バリケード内の状況は、相変わらず余裕があるとは言えない、封鎖を完了したとはいえ、オーガのような上位種には有効だとは言えないだろう。破壊されて流出してしまう可能性も十分にある。
その意味では未定の期限付きの任務には変わりなかった。素早い行動が求められるものでもある。もちろん、安全性を無視するなら、物資回収に必要な浜村、佐田の2人を連れて今から目的地にいけばいい。だが、1%でも2人を失い、開発が止まる可能性を下げられるならそれはすべき事と、放浪者は考えている。
「…後は各自のメンバーに説明を頼む。それぞれがそれぞれの状況を把握していることが、今回の任務の成功率も上げる、やり取りは密に行うように」
各組への代表への説明を終わり、2人は室内から応接室から去っていった。発電施設、現代の文明に不可欠な電気の確保は、文明復活の観点から避けては通れないことだ。
ようやっとそういうことでの活動を開始できることに、放浪者はほんのわずかにだけ、胸をなで下ろした。
>>143
渦巻きが殴り込みばかりかける歳の日本やね・・・。
>>144
どうなんだろ。こればっかりはあくまでノリがすべての幕間だから。
>>145
まあ、過ごしやすくは間違いなくなったかな。
体調崩したり、いろいろあったり、思うところはありますが、とりあえず新たな任務のアナウンスということで、
少しだけ再開です。
乙!
今回は簡易ミーティングのみ、と
さぁ、ここからがまた大変になるな
復活してるっぽい
どれだけ書き溜めてもらえてるのかなー?
>>149
任務自体は大型駅エリアのバリケード外の任務に比べると、危険性自体はだいぶ減るかな。
突発的なトラブルは内包してるけれど
>>150
したねぇ
>>151
ほぼ出来てません。
さて、書きだそうしたら長期間サーバー落ちになり、その後某所への移動を考えて、
レイアウトとか考えたら復活してほとんど書き溜めはねーです。アナウンスでもあればね。労力をかえせい。
ではまぁ、引き続きこちらでやってきますのでよしなに。早めに交信できるといいな。
待ってるよ!
六百二十七日目
発電施設の敷設の為、必要物資を収集する任務を開始した。この任務は二つの段階に分かれる。最初の段階は必要物資を確認している商業区北西エリアへの、経路の確保。その後、必要物資の搬入という流れだ。
経路確保の目的は二つある、非戦闘員が今回の任務に加わる。その安全の確保と、物資搬入路の確保だ。惨劇後の世界では物資を安全に運べる交通網は整備されていないからな。
任務自体は問題なく進んでいる。探索組でバリケードに使える物資と、回収組でも経路確保と一緒に幾らかの物資を手に入れることができたと報告が来ている。このまま順調に進めばいいのだがな。
以前、北西エリアにあるショッピングモールまで行く為、経路を一度確保していたものの、偵察をする限り別に倒壊した建物などもあり、再構築が必要になっている。合わせて、今回は大き目の物資の搬入をすることを考えると、その車両用が通れる比較的大きな道の確保も必要になってくる。
商業区全体はある程度活動できるよう、ゾンビを処理した場所だが全て制圧した訳ではない。油断すると予期しない変異体の襲撃を喰らう可能性も十分ある。気を引き締めなければな。
レポートNO.160
井門圭司
新たな任務の開始だな。今以上により安定した電気を確保するのが、目的になる。これでより電気が必要な設備を増やせる訳だから、安全にも使えるし娯楽にも使えるってとこか。
監視カメラと、後ロックとサーチみたいな防衛装置に回せる電力はまだ欲しいからな。門日の先生も言ってたが、治療に使う設備は結構電気使うみたいだし、そう考えると余計な事にはまだまだ使えないかもな。
とりあえず初日の任務は特に問題なし。通る道を確保して、ゾンビを処理するってだけだから危険性は高くはねぇ。ま、そんな考えてたら放浪者さんが怒るだろうけどな。
大型駅エリアにいた上位種が、商業区エリア内にいる可能性もある。気をつけねぇとな。
5/10 担当門日 朝
今日から新しい任務のようだね。
電気は医療機器にも使うから、これが達成されることを祈るよ。
担当三間 昼
予定では監視カメラとかにも使うみたいですね。
ロックとサーチが多少見分けてくれてるけど、人の目も必要だからなぁ。
多くなったら大変そうだ
担当平山 夜
今のところ新しい任務は滞りなく進んでいます。
これからの拠点に関わる任務でもあるので、引き続き緊張感をもって遂行したいと思います。
【始動する『始まり』】
「ようやっと、拠点の為の任務が始まったって感じね」
「うんうん、これから忙しくなるのかな」
「放浪者が探索組をどうするかによるんじゃない? 遠征するとか普通に考えてそうだし」
「浜村君もそう思うかい。うん」
「そりゃそうよ。落ち着いている印象なんてないもの」
「うん。落ち着いて暮らしたいとはよく言ってはいるけどね」
「まぁ、始まってばっかりだし。ようやく、やりたかったことがね」
「それが終わったら、うん。その時は落ち着くかな?」
「どうかしらね」
>>153-154
乗ってる飛行機からいきなり落とされて、何となく戻れた心境です。
いやぁ、久しぶりに書きだすとやっぱり速度遅いね。
>>1
乙乙なのよな
乙!!
回収組はこの共同任務で担っている、バリケード再補強や設置を進めていた。今回の任務は、探索組が確保を行ってから進める為、普段の任務より安全性は高い。処理され、積み重なったゾンビを見て平山はそう考えていた。
「(…この短時間で、この数。探索組の力には、舌を巻くしかない)」
それだけに、もう少しで早1ヶ月が経とうとしているキングとの戦いも思い起こさせる。これだけの実力を持つ集団を苦戦させた相手、それが側にいたという事実。いなくなったということについてではなく、この場所にいたのなら、他の地域に同様の脅威が存在する可能性はゼロではない。
それに、フェイを殺しかけたオーガなどの上位種も考えると、ここまでやってまだ、安寧とは言い難い状況なのだ。拠点は自分が知る範囲で、どこよりも安全だと知っていても。
「(この発電施設を作るという一歩さえ、それを払しょくできるとは言い難い)」
また、難しい事を考えているなとフェイは、彼女だけが良く知る平山の考え込む仕草を見て思う。それで、周囲の集中が散漫にならないのは、なぜだろうとフェイついでに思った。
一通りのバリケード設置を終えて、2人はガーデニングショップに立ち寄っていた。畑による自給自足は、拠点の生命線の1つ。ここで手に入れられる資材は、当然欠かすことはできないもの。
それは他の勢力も同じだろうが、惨劇初期にすぐ必要とされるものではないことが幸いし、回収されていることは少ない。ただ、何かしらの理由で無事ではなかったり、ものによっては長い時間の経過や、雨風に晒されたことで劣化しているものもある。
そんな状況で、回収できるものをより集めていく。拠点の分もあるが、研究所でも求められている物資でもある為、出来れば多くの回収をしておきたいものでもあるから、回収作業も念入りに行う。
「ふー、肥料とかは重くてやんなるス」
「生きる為だ。フェイもイモは食べたいだろう?」
そのおかげで幾らか回収を終えて、集めたものを平山は選り分けている。これだけあって、いくらの日数を凌げるのか。真面目な彼女が考えるのは、そんなところで、その考えを停止させるように、フェイが平山に呼びかけた。
「これって、必要ス?」
手にあったのは、透明な袋に入った種、そこに書かれていたのは。
「綿花、か」
それは、今後の拠点にとって必要な物なのは、容易に想像できた。
乙
ほう、特殊アイテムなのか。トロフィー1個増えたな
六百二十八日目
商業区北西エリアへの、安全な経路の確保は好調に進んでいる。このまま進めば、予定よりも早く確保が終わりそうだな。もちろん、あくまで好調を維持できればだが。
大型駅エリアのバリケード内の状況を考えると、今回の任務は早いに越したことはない。上位種の存在は、無視できるものではないからな。
上位種についてだが、まだ他のエリアでその姿を確認していない。となると、なぜバリケード内で見つかっているかだが、恐らく、キングの影響だな。キングはアクスマンやソードマンを従えていた。それ以外のコマンダーゾンビも。
キングの支配は、ゾンビに何らかの影響を与えなかったとは考えづらい。もしかすると変異の方向性を、刷り込みによって操作していた可能性すらある。だから、あのエリアでしか確認できないという部分で、その仮説が証明できるかもしれない。
そこから、うまい処理の仕方も見つかるかもしれないが、キングがいない以上、仮説は仮設でしかないという状況だな。うまくいかないものだ。
まぁ、今日は好調に任務が進んだこと。そして回収組が綿花を手に入れたこと。発展の為に進んでいることを喜ぶとしよう。
一ノ瀬DIARY May.11
今日の任務はかなり進んだよ。このまま進んだら、すぐに発電施設の物資も回収できそう。でも、前にソーラーパなるとか確認してから、かなりの時間が経っちゃった。無事に使える状態だといいんだけどな。
あそこのエリアはあんまり行きたくないかなぁ。捕まったショッピングモールが近くあるから、あんまりいい思い出じゃないよ。あそこの人達は、最終的にゾンビに襲われたり、助けに来てくれたメンバーが倒していなくなっちゃったけど。
全員、そうなっちゃったのかな。誰か実は生き残ってたりして。もしそうなら、私達のことすごく恨んでるだろうな。
生きることに、綺麗ない事ばかり言えないのは確かでも、人はやっぱり。食べちゃダメだよ。それはもう、ゾンビ達と、かわらないことになっちゃう。
5/11 担当喜読 朝
今日は快晴ですね。探索するにはちょうどいい日です。
ただ、WWPのヘリは常に気を張らなければいけないですね。
担当浜村 昼
ヘリね。何回かこの付近きてるってのはあるものね。
ここが見つかってないのか、興味ないのかはわかんないけど。
とにかく関わりたくはないわね。
担当フェイ 夜
うーん、WWPは今なにしたいんだろう(考えてる人の絵)
千護さんとこの都市にはいるみたいだけど(都市の絵)
【新たな歩み】
「そんな訳で、あんたに渡しとくわよ。サンマ」
「綿花の種…」
「食料になる野菜の畑を作るのにあたしは手一杯だし、もし育てたいなら、一番必要なあんたがやってね」
「育てるっていっても、畑からですか?」
「プランターからでいいんじゃない? そもそも畑になる用地が拠点にはないわよ」
「あー、それもそうですね」
「生地は誰も取ってくやついないし、服自体もまだ無事なのはあるみたいだし」
「そう言われると意味あるのかなってなっちゃいますけど…」
「ずっとある訳じゃないんだから、そういうノウハウは必要でしょ」
「上げたいんですか落としたいんですか、姐さん…」
>>165-167
まぁ、1人TRPGなのは確かである。
乙!
サンマ……じゃないミツマ君も乙
乙乙
久しぶりに来たら板復活&再開してた
ありがてぇありがてぇ
上位種が見えない事への不安が拭えないな……
千護は、アイビスと共にレジスタンスの本部と連絡をやり取りする為にある、通信装置が設置された一画にいた。装置の駆動音が大きくはないものの、室内を満たしている。
「それで、話ってのは?」
以前よりは改善された二人の関係だが、それでも犬猿の仲という表現がしっくりとくるだろう。千護も両腕を組んで、その表情もどこかつっけんどんと言っていい。それを見て、アイビスもわざとらしいため息を吐く。つまりは、お互い様だ。
「…。レジスタンスはその発足から考えて、惨劇後の在り方が変わってきています」
「あんたの悪い癖だけどさ、あたしがそういう前置きいらないっての。いい加減わかってるだろ?」
しばらくの間、次にアイビスがついたため息は嫌味でもなんでもなく、これから話し出すことの重さを吐き出すようだった。
「キャバリアは言いましたね。レジスタンスは、今誰も信用していないと」
「そうだな」
それは、私自身も含まれる。という言葉を、千護はすぐに理解できなかった。
「どういう意味だよ。アイビス、あんたはレジスタンスの一員なんだろ?」
「……。この眼ですよ、忌まわしきこの眼が問題なんです」
アイビスがミュータントに変異したのは、そこまで古い話ではない。まだ、ストークの2人だけになる、今より人員がいた頃で、その人員が減ることになったきっかけになる襲撃の際、彼女は変異した。
そしてそのことが、彼女が言うレジスタンスは誰も信用しないという言葉に関わってくる。
「レジスタンスは、貴方が言うミュータントに対して、排他的です。理由はシンプルです、人間ではないから」
その言葉を聞いて、千護の頭をよぎったのは怒り。拠点での生活で、彼女はだいぶミュータントという存在に、よくも悪くも毒(なら)された。その感覚が、その怒りを感じさせている。
「レジスタンスの人員がミュータント化し、その後。その仲間達を殺す事件が起きた。生き延びた者はいません、報告と共にその映像が共有され、報告をした人間も確認にむかった者が見つけた時は、息絶えていました」
理由は全くの不明ではあるものの、その一件によりレジスタンスはミュータントという存在を、害悪であると判断することになった。
ただの一度、とも言えるかもしれない。しかし、惨劇後における結果は何事も重く響く。なぜなら、取り返しのつかないのだから。
惨劇前における、人が殺されるという事態は、今回のことと比べる必要はない。同じ重さそのものは持っている。しかし、人間が少なくなっているこの現状に置いて、仲間の死は、自身の死と直結するという、付加価値が惨劇後の世界にはあった。
「その為、私が変異した事実はレジスタンスには報告していません。すれば、殺されるでしょうから」
「つまり、キャバリアには知らせるなってことか」
えぇ、とアイビスは頷いた。言葉通り、それは彼女を死へと直結される事。同時に、これからはアイビスの力は頼れないことでもある。普段は事務作業が多い彼女なのが、この場合の幸いなのかもしれない。
「(そして、レジスタンスと拠点は、協力できそうにねぇな)」
ミュータントさえ受け入れる器があるあの場所を、レジスタンスが理解できるとは千護は思えなかった。
乙!
お願い、ダイスの神様!絶対に拠点とレジスタンスを接触させないで!
接触してしまったら放浪者が一戦交えでもすれば不可侵条約でも結ぶと思うけどね
ダプピって共通の敵がいるのに削りあうのはリスク高い
お互い痛み分けですまないのは本能的に理解できそう
放浪者はまだいいとして、拠点の仲間達を狙われるのが困る……
あ、放浪者が戦う事になっても平気だろうって事であって、放浪者に倒れられても良いって言ってる訳じゃないですよ?
商業区北西エリアへの確保は順調に進み、何もなければ明日には終了する見込みとなっていた。拠点の各組が一丸となって行う今回の任務だからこそ、早急な行動が求められる。早さと安全性の両立、今のところそれを成すことに問題は起きていない。
「…どう思う?」
その中で、放浪者の顔つきはいつも通り険しく、無表情だった。相棒である山中は、その表情に彼が危機を覚えているのを理解していた。そして、想像が正しければ。
「上位種が大型駅エリアのみに確認できる、という事実は非常に不気味ではありますね」
「…この間戦った上位種は、キングの支配下にあり、そして今はそのくびきから外れている。そして、あの戦い方からして、上位種は…。知性を取り戻している可能性もある」
マッスルゾンビは、以前から移動等の障壁になる障害物をどかそうとし、結果それが攻撃となることも多い。しかし、オーガはその事とは別に瓦礫を投げつけるといった動作を、放浪者はちらほら見かけた。マッスルゾンビの系列でそうしてきた変異体がいない訳ではないが、その個体としてやってきている印象を放浪者は受ける。
それはつまり、人間が古来やってきたように、物を道具として認識している可能性が、高いということだ。
この危惧は更に範囲を広げることができる。コマンダーゾンビであれば、上位種に当たる存在が、キングのようになる可能性も孕んでる。それもその危機はここだけではなく、全国。いや全世界で有りうるということだ。
それに、比較的知性ある行動をする変異体として、モンキーゾンビ、ジャンピングゾンビも挙げられる。狩猟な動きをするこの2種が、更に待ち伏せもしてくるようになれば、被害の拡大は避けられないだろう。
今の状態なら、拠点の防衛力でも問題はないと言いたいところだが、もうそろそろ警備組にも探索組のメンバーに匹敵するような実力を持つ存在を、常駐させる必要が考えられる。今想定している危機もそうだが、その危機の中を潜り抜けながら、襲ってくる生存者も今後は存在してくるのだから。
「…単純に上位種の姿が見えないのは、いないのではなく、知性によって身を隠してる可能性もある。警戒は引き続きしなければな」
ただの、俺の思い込みで終わればいいがな。そう付け足して、放浪者は歩き出す。上位種は新たな脅威と未知、それを前にして止まる余裕は、拠点にはない。
>>180
願うとへそ曲がりになるのがダイス様なんやで?
>>181
まぁ、そんな気がするけどねぇ。あくまでダイス様次第だけど
>>182
拠点の防衛能力低い訳ではないけれど、現状想定される最大の脅威には、ってのがあるね
>>183
放浪者が倒れるってかなりの状況な気もする
感想遅れまして失礼。
ただのバケモンが、ずる賢いバケモンに?それはヤバヤバのヤバっすわ。
しかもそれが?
時間経過で?
大量湧きの可能性?
ゾンビ達が進化するほど皮肉にも人間に嫌われる傾向にあるミュータント達の戦略的価値が上がっていくというね
そんな世界のみなさんに、けものフレンズとオーバーロード。
まぁオバロの方は放浪者が見たら苦い顔するだろうけど。
ゴッダイス
六百二十九日目
商業区北西エリアへの経路確保は進んでいる。今のところ、表立ったトラブルは発生していない。何もなければ、明日にはこの任務は終了し、次の段階になる発電施設を開発する為に必要な、物資の収集へと進む。
物資の収集は、発電施設の敷設の専任となる佐田さん、蒲谷さん、浜村さんの三人が同行。その代わり、探索組から藍と林道さんが警備組に編入する。三人を守るための防備は薄くなるが、上位種の懸念が残る今、拠点も手薄にはしたくないのが本音だ。
上位種の仮説は昨日書いたが、今日感じた仮説がもう一つある。それは、上位種が、キングとは言わないまでも知性を取り戻している可能性だ。オーガは瓦礫を投石するという、道具として使っていた。マッスルゾンビ系統では、今までなかった行動であり、そしてそれは人間が持つ知性からなる行為とも言える。
もし、知性があるなら下手に目立つようなことはしなくなる。バリケード外で上位種が見当たらないのは、もしかしたらその可能性すらある。
俺の思い過ごしであればいいが、あり得ない。とは言い切れないのが、今の世界か。
5月12日
商業区北西エリアへ向かう、ルートの確保は明日終わる見込みだ。大きなトラブルは起きてはないが、放浪者はその事自体に。何というべきか、危惧、不安、不審。どれという訳ではないが、それらに近いものを抱いているようだ。もちろん、その理由は大型駅エリアで目撃した上位種のせいだ。
彼の行動は大胆に見えても、根本的には慎重な人間だ。起きうるトラブルは優先して芽を摘み取っているだけに過ぎない。その意味で、得体の知れない変異。いやもう、進化を遂げる上位種に対して、当然の反応だろう。
姿を見せない理由については、憶測の域が出ないとも言える。むしろ、上位種の中でそう言った我々人間が持つ、知性を友好に利用する方向で、変異を遂げる可能性がある。と捉えるべきか。
もし、放浪者が考えるように、変異体が全て知性を取り戻していったとしたら、我々が生き残れる見込みは。低い。
5/12 担当勝 朝
今日もいい天気だなー。
俺も放浪者達の手伝いした方がいいんじゃないかな。
担当三間 昼
警備組も人数多い訳じゃないから無理だよ。
でも、都市に遠出できるような安全な状況にはなってほしいな。
担当平山 夜
お話に聞く限り、1年半かけてやっとこの範囲までの確保ですからね。
都市全体と言わなくても、例えば都市入口エリアまでの範囲を確保できるようになるのは、いつになるか。
そんなレベルの状況です。そうする為の人材も、物資も、拠点はまだまだ不足しています。
【視える『色』】
「…………」
「ハーイ、ビジョン。どうしたノ?」
「ひひひ。アリスの姐さん。ボクがかーい?」
「何カ、考え込んでるみたいに見えるヨ」
「くくく…。意外にアリスの姐さんは、人を見てるーね」
「ビジョンは意外にひどいこと言うヨ…」
「…。ふふふ、簡単だよ。エクスの兄貴のことーさ」
「エクスがどうかしたノ?」
「けけけ。昔に話したと思うけーど、ボクの眼は電波を見えるだけじゃなーく。人間が発してるオーラみたいなのも見えーる」
「うン、聞いてるヨ」
「……。くけけ、あのVR空間をハックしてかーら、エクスの兄貴の色合いがかなり変化しーた」
「エ、それってどういうこト?」
「あはは、簡単だーよ。エクスの兄貴の精神的部分ーが、大幅に変わーった」
「……。それっテ」
「くきき、エクスの兄貴には変わりなーい。でも、俺達の知ってる兄貴とは、間違いなく違ーう」
「VR…。あそこニ、何があったっていうノ?」
「ふひひ…。わかれば、苦労しないーさ」
>>187
感想はいつでもお待ちしています。
その可能性がある。という状態
>>188
もちろん
場合によって
そうなることも
>>189
対抗戦力して申し分ないからねぇ
>>190
オーバーロードはOP見たぐらいでよーわからんです。骨が笑ってる印象
>>191
っエルダーサイン付きダイス
オバロは……
とある一世を風靡した(運営が糞な)VRゲームが、盛者必衰の理によって終了する事に
そのプレイヤーの一人が、ゲーム終了と同時に(ゲームの設定をほぼそのままに)拠点ごと異世界に転移
そこからは、圧倒的な力を持った人間以外の種族(主人公と”愉快”な仲間達)に人間社会が変えられていく
という話ですかね。
まぁ何ですか、似てるとこあんだよね。部下(子供達)を大事に想ってるとことかが、キングとオバロの主人公で。
けもフレは、一話の最初のあーはーに耐えられるかどうかで……
乙!
資材は無事に足りるだけ集まるかねぇ?
あー、最近寒過ぎてヤバっ
おや?>>1さんに何かあったか?
商業区北西エリア、そのエリア内に、この都市の中で富裕層が住む高級住宅街が並ぶ場所がある。そこが、今進めている探索組の任務の、最終目的地になる。以前、この場所を経由してショッピングモールへ向かった際、この場所にある建物の多くに、ソーラーパネルの自家発電装置が設置されていることが目撃されている。
すでに、繰り返しになっているが、拠点での本格的な発電施設の設置の為、ここにあるその装置が今回の目的のものとなる。
「はぁ…。本当に拠点の外に出るなんて思わなかったわ」
「ふん。それ以前に使える物があればいいがな」
憂鬱気な浜村に対し、皮肉を返す佐田。それをカバーするのが蒲谷といった具合で、今回その設備の回収を行うう3人が、任務に同道している。この任務の最重要な3人であり、トラブルにより欠ける。といった事態は避けなければいけない。
念のため、運搬を含めた経路の確保や、今から向かう先の偵察は出来る範囲で行っているが、何が起きるかはわからない。それに、入れ替わりで藍と林道は警備組に一時編入されている。戦力的な部分は、間違いなく落ちている状態だ。
何が起こるかわからないのが、この惨劇後の世界。安全の積み重ねの上で、それが崩されることはままある。その事を含め少なくとも、放浪者は確実に、油断はなかった。
六百三十日目
商業区北西エリア、高級住宅街内にある発電装置の回収が始まった。今のところトラブルはなく、何かしら危険を感じさせる兆候はない。始まりとしては、好調な滑り出しと言っていいか。
発電施設用の資材の収集も、今のところ滞りはない。三人が考えている規模のものが集まればいいが。やはり使えない状態になっているソーラーパネルや、蓄電装置もあったようだからな。
今日で、可能な範囲のゾンビの処理は進めているから、その点でのトラブルは起きる可能性はかなり低いだろう。むしろ今怖いのは、略奪者と言った存在か。以前ショッピングモールへ向かう過程でゾンビを処理していることもあり、そもそものゾンビの数が少ない。
それは、生存者が行き来しやすいということでもある(もちろん、例の上位種の危惧が現実でなければだが)。
ハンター経由で生存者がここに来ることも含めると、他の地域より生存者が近寄りやすい状況ができている。それには当然、略奪者の類も検討しなければいけない。
今の編隊は万全とは言い難いものだ、気を引き締めるには十分な材料だ。
レポートNO.161
井門圭司
任務も第二フェイズに入った。今度は、非戦闘員の浜村さん、蒲谷さん。後佐田さんが入り、その代わり藍と林道さんが抜けての、発電施設用の資材確保ってとこだ。
元々確保したりと、過去の話にゃなるが地理勘もあるし、ゾンビもそれなりに処理されてて、まぁ他に比べりゃ安全ってぐらいか。ぶっちゃけ商業区西南エリアとかの方が、ここいらより人多かったり、俺らというか回収組が活動していたこともあるから、多分危険だろうな。
まぁ、そんなとこで今のところ資材の確保にトラブルは起きてない。この調子なら、多分経路確保と同じぐらいの感じでこの任務も終わるだろうな。
となると、後は大将のいない本陣、バリケード内の処理が残るのみか。
5/13 担当藍 朝
今日からしばらく警備組でお仕事だぞ。
皆よろしくだぞ。
担当喜読 昼
はい、よろしくお願いします。
引き続き快晴続き、畑もこのまま順調に育てばいいのですが。
担当フェイ 夜
新しいお仕事完了だよ。フェイ達の任務は変わらないけど。(悩む人の絵)
これが終わったら、電気使い放題だね(電気のマーク)
ホットプレート使ってホットケーキとか作りたいなー(ホットケーキの絵)
【知覚する脅威】
「………」
「エコーちゃーん」ピュー
「フェアリー、静かに」
「むー」
「……。引き続き周囲に問題はなさそう。フェアリー、どうしたの?」
「放浪者が呼んでるよー」
「…。放浪者、何かトラブルでも? 西切さん達に同行? わかったよ」
「いいなー、フェアリーちゃんどこでも皆とお話出来るもんねぇ」フワフワ
「そうかもしれないね。行くよ、フェアリー」
「あいあいー」
>>197
なるほど。そういう設定なのね
>>198
脳みそが解けます
>>199
いつも通り判定次第です。そこまで難易度は高くないけど
>>200
寒いのう
>>201
何かと休みだけど予定あったりでね・・・。
更新感謝!
今のところ、みんな無事で進んでるね。
現場での癒しはフェアリーさんくらい。
スラちゃんが懐かしくなってきたぞ。
ホットケーキ、良いよね。
問題は、まだ無事なホットケーキミックスが残ってるのかどうか……
パンを作る為のイースト菌培養もしよう
乙!
ん?今藍ちゃん拠点に居るじゃん。て事はスラちゃん描写あるんじゃね?
さて、いよいよ明日ですなー。
聖☆おにの神の子さんがここのゾンビor変異体に触れたら、元の人間に戻るかなぁ?
>>208
まぁ、よほどのことがなければな状況だからねぇ。
多分、スラもその内出ます。多分
>>209
あるのかなぁ。
>>210
世紀末で胃袋を掴もう
>>211
ブレイクタイムは思いつきもあるけど、普通に題材にはしやすい状況ね
>>212-214
ありがとう。年だけ増えてって嫌になるねぇ
>>215
あの人達ならできそうな気もする。
とりあえずの返信までです。
おーう。お疲れさんでーす。
明けましておめでとうございます!
あの、例の映画会社が、アタック・オブ・キラー・OMOTHIなんての作ったら、どうなるんだろう?
と、めでたいお餅を食す日なので思った。
アタック(ry のバナナもあるんだね……
お餅ってことは、餅米を皆殺しにするから米一粒一粒に込められた神様が怒って、その恨みでなんちゃらって設定を思いついてしまった(使わないけど)
すまし雑煮の方が好き。もっと言うなら粕汁雑煮。
>>217-218
ありがとさん
>>219-220
縁起のいいものが縁起でもないものに
>>221-222
八百万的にはいそうだけども
>>223
個人的に出汁の元と醤油を溶かしたお湯に鰹節ぶっこんだだけの汁に餅入れるだけでおいらは十分である。
(きちっとしたのもうまいけどもねー)
というわけで今年もよろしくお願いします。
RPGアツマールの フランの夢は睡深36,000歩ってやつ、良い東方の放置ゲーだな。
その扉を開けたことで、舞い上がる埃に一ノ瀬は軽くせき込み、井門は顔をしかめた。商業区北西エリアでの任務で、今いる一軒家の安全確保のために、2人は改めて室内の点検をして回っている。
今いる場所はあまり深く探索はしていない。室内にゾンビの姿は見えないものの、それだけに隠れてやり過ごそうとした生存者が、そのまま何らかの理由で死亡し、ゾンビ化して潜んでいる。という事態もあり得る。何かがいそうにはないこの状況でも、2人は油断なくその扉の先にあった下り階段を進んで行く。
地下室、幸いなことにここの自家発電は生きていて、配線も無事なことで電灯はつけられた。暗闇からの、一瞬の白の後、視界は室内を映し出す。骨董品が趣味なのか、西洋のものが中心にいろいろなものが置かれているのが印象的だ。
骨董品の置き方は整然としていたが、ジャンルについては雑多な印象を井門は受ける。日本の甲冑と西洋の全身鎧が隣同士に置かれていたりと、防具としては同じであっても、何かが違うと印象。趣味ではあるが、ただ集めていたというか、そういう感想が出る状態だった。
一通り見て回る。ゾンビの姿はない、そしてこの場所にあるもので役立ちそうなものはない。あえて言えばさっき見かけた鎧当たりか。そんなことを考えていると、呼びかけられそちらを向く。
少し離れた位置から、一ノ瀬は笑顔の状態で両手に何か持っている。1メートルはしない長さで、先端は丸く、棘のようなものがいくらかついており、先端の中心からも刃が飛び出していた。
行商がやってきたのは、キング討伐から今日が初めてだろうか。ひっそりとため息を吐く喜読と、厳しい表情で行商達が去っていくのを見る浜村。取引は終わり、一息つけるところだ。
雑多な物資をいくつかと、後は畑用の肥料もいくらか。手持ちで余っている物資を使って交換した。いつも通りの取引とも言える。けれど気になるのは、自分達が比較的求めているものが多く取り揃えてあった。そんな印象を喜読はある。荒唐無稽な気もして、そのことを忘れて彼女は持ち場に戻る。
「…………いいので?」
課長と呼ばれる運転手は、社長と名乗る不気味な笑みを浮かべた男にそう尋ねる。頷きも返事もせず、側にあった水筒を持ち、中身のコーヒーを蓋に注いでそのまま飲み干す。
「拠点の方々は懇意にしなければなりませんよ。きっと、これからのこの世界において、キーパーソンになりうると、私は考えます」
あの戦いをまざまざと見た社長にとって、拠点の脅威は十分に把握するところ。それを思えば、他に交流がある勢力より優先度を高めるのは、当然の措置とも言えた。
>>225
ふむり
更新お疲れ様です!
……一ノ瀬氏、武器持って笑顔は怖いっス。
喜読さんが気にしてる品揃えだけど、あまり良くない点があるにしろ、贔屓にしてもらえるならしてもらっといた方がありがたいんじゃないかと思うけれども。
拠点がキーパーソンになるという行商さん達の予想は当たるだろうね。
社長達はダイス次第とはいえ脅威ではないな
信用出来ない取引相手ってだけ
こういうのが脅威になるのは復興が進んで人が集まり出してからだろうけどその時戦うのは開拓者達以外の新たな責任者だしね
ゾンビランド・サガどころではなく、ゾンビランド・ジャペァ~ンなこれ日ワールド。
まぁ、アレと違って意思も保ててないし、ゾンビってよりマリグナント・ヴァリエーションな感じですけど。
六百三十一日目
商業区北西エリア、高級住宅街内にある発電装置の回収は好調に進んでいる。早ければ明日終わる見込みだ、回収している物資についても、三人によれば中々の量が集まっているとの話もあり、発電施設については思ったより良いものになる可能性は高そうだ。
また図らずも、美尋の強化を図れることになった。住宅の一つに骨董品を収集しているところがあり、その中に本物のモーニングスターという鈍器類の武器があった。今持っているメイスよりも幅が大きく、先端部分に棘がいくつかついている。確実に威力はそちらの方が高いだろう。
後は、行商が物資交換に来た。いくつか余った物資を元に、畑の為になるものを幾らか仕入れたと浜村さんから報告があった。これで、これ以降の食料生産にも期待が持てるか。何もしなければ春もこのまま終わる。手を込め根いている余裕はない。
それに、発電施設を作れば、拠点が何でもないように装うのは限界だろう。WWPからも発見される可能性は高まるという懸念がある。だが、ここまでの勢力になれば、そのことに躊躇している余裕はない。いずれはぶつかることになるのだからな。
だが、それにはまだまだ準備不足。するべきことは、まだまだ多い。
お疲れっス~
電気作れたら、まず何するんだっけ?正直忘れ気味ww
(悪性) (変異)
マリグナント バリエーションねぇ。
たぶんアクアスタイルのアレとは関係なく、単純に意味の方で言ってるんだろうけど……
でも、”それ”の無駄に筋肉質描写なアンとかキンみたいな見た目の奴とかは、どっかに居たりしてなww
ここと全然関係ないけど、騎士団長島耕作とかいう、公式の同人みたいな企画があって草www
それにしても今日……寒過ぎだろ。何これ……
一ノ瀬DIARY May.14
商業区北西エリアで、新しい武器を手に入れたよ! モーニングスターっていうみたい。今持っているメイスよりも重いけど、長さもあって攻撃力も高いから、戦いやすくなったかな。
でも、井門さんが良くそんなに重いものを持って活動できるなって言われちゃった。でも、井門さんの方がいろいろな銃とか弾とかたくさんもってるよね。そっちの方が重いんじゃないかな。私が持ってるのは、そのモーニングスターとか、メイスとか。後はボーガンと矢と。治療器具ぐらいかな。
重いと言ったら佐原君が、一番重い武器を持ってるよね。確か60kgだったかな。あとハイパーズなんちゃらシールドも重かったし。それであの機敏な動きが出来るんだから、ミュータントはほんとに人間という種を根底から変えるんだろうな。
そういうことを考えると、早く医療設備を充実させておかないと。佐原君もそうだけど、ほかのミュータントの人達のデータを収集しておかないと、有効な治療ができないだろうし…。
5/14 担当林道 朝
今日も晴天、このまま良い日和が続くのだろうか。
この警備が終わったら、2人の指導だな。
担当三間 昼
2人とも訓練してるなぁ。
よくわからないけど、2人とも凄く強くなってる気がする。
担当平山 夜
商業区の活動は少しだけ早く終わる予定です。
そうなると後は、大型駅エリア、バリケード内になりますね。
【どこにいる?】
「け、ここも外れか…」
「え、何がですか?」
「…気にすんな。独り言だ」
「(……。あいつはどこにいった? どこにいる?)」
「(あの時、現れた地域は舐めるように探した。もうあそこにはいない)」
「(奴が死ぬような要素は低いが、ないわけじゃねぇ…)」
「(…。だが、死んだのを確認してなけりゃ)」
「(それは死んでないのと同義だな)」
「とりあえず、ゾンビ処理の依頼はこなしてやったんだ。報酬を受け取りに行くかな」
「えぇ、戻りましょう」
「(ま、無事受け取れるかの心配を、今はしておくか。あの拠点じゃねぇからな)」
>>229
一ノ瀬は天然だからねぇ
まぁ、今の関係を維持できればってのはあるかな
>>230
今のところはね。っていうのがあるね
>>231-232
明言してる訳ではないけど、まぁ、そんなところです
>>234
予定としては、発電量増に伴う電気を使う設備の増設。までなので具体的にこれっていうのはなし。
>>235
これ日ぶっちゃけ何でもあるので、いるかもしれない。
だからといってあのカオスな連中いたら、狂う気もするけどNE
>>236
なんかネットニュースで見たよー
>>237
ここのところ冷えるねぇ。
1つ寝落ち更新後、なかなかの忙しさでここまで放置である。しんどひ。
「…状況を確認したい」
無線を使い、放浪者は研究所のサポートチームに連絡を取っていた。商業区北西エリアの物資収集は本日をもって終了しており、これから向かう大型駅エリアのバリケード内、その状況の再確認だった。
『完全じゃねぇが、確認できる映像を見る限りは上位種がバリケードから出た形跡はねぇぞ』
「…そうか。こちらの任務も一段落ついた。明素から、都市解放の任務で、唯一残るそのエリアを探索する」
終わりが目前まできたことにも関わらず、放浪者は淡々と商業区北西エリアでの結果も淡々と報告する。物資は想定以上に収集することができ、発電施設も想定より発電量は多くなる見込みだ。防衛装置を追加で設置するのも容易になるだろう。
もし、余裕があれば電気が必要な医療設備にも回せる。そのほか電気を使う機器にも十分使える。拠点の生命線がこれから生み出される所にも来た。
ここまでに出来るなどと、最初は誰が思ったか。そんなことを、エクスは考えていた。
『まぁ、なんかあったら随時連絡すっからよ』
「…頼む」
これで会話は終わる。それらがなんでもないかのように、いつも通りに。
更新お疲れ様です!
今までオーガ級が来てないのは、単にダイス運によるものなんだろうけど。これからのひとまずにも、その運は続いてくれるかねぇ?
「これからの回収組の動きはどうするんス?」
商業区北西エリアにおける、発電施設用の物資収集が終わり、回収組も新たな任務を決めなければいけない状態となった。平山も今日の任務中に置いても、そのことは片隅で考えていた。
回収組はあくまで探索組との別動隊。放浪者が望むように独自性が高く、極端な話、どのような判断を下して行動しても特に咎められることはない。だから、今はもう当てはないが、三葉、狸森やそれに連なるAFP社について調べを進めていいことになる。
「…。探索組のメインとなる都市の解放も目前だ。任務自体に直接参加はしないが、その補助の活動を今後の任務とする」
しかしそれも、重要な拠点そのもののとなる文明復活となれば、話は変わってくる。ここまで来て、それの足がかりをとん挫させるわけにはいかない。少しでも危険を潰せるのなら、それにこしたことはないだろう。
「了解ス」
「補助もメインだが、あれだけのゾンビが救っていた場所だ。物資も目ぼしいものが残っていることも想定できる。明日からは、更に忙しくなるぞ」
拠点がすべきことは山積みだ。だが、それでも一区切りという終わりへ、向かえることは幸福であると、平山はどこか思った。
>>243
あまりにも目が悪いと、バリケード外でも遭遇はなくはなかったけど、これからはまぁ、別だねぇ。
更新お疲れ様です!
回収組さん達が欲しい物はどれだけ手に入りそうかな?
ところで、ゾンビが何を救っていたと言うんだろう。
奴らは滅却される事でのみ救われるだけの存在であり、そうする事で平穏な世を得て、真に救われるべきなのが、それまで無事に生き残ってきた人々であるはずだ。
六百三十二日目
商業区北西エリア、高級住宅街内にある発電施設の為の物資収集は終わった。想定より物資の収集は多かったこともあり、より質の良い発電施設が開発できる見込みだ。仮に問題があったとしても、元々の発電量は最悪確保できるだろう。
回収組でも幾らか物資を収集することができたようだ。順調なのは悪い事ではない、順調に慣らされることがまずいだけだからな。行動の前提は、この世界では最悪を置かなければならない。何事においても。
明日から大型駅エリアのバリケード内の探索任務に就く。都市解放に関わる、ようやっとの最後の一手だ。これが終われば、拠点の周辺の探索も視野に入れた活動も可能になる。最も、拠点自体の設備の拡張、防衛の強化は前提。まだ少し先だろう。
それに、その事を考えるよりも前に、今は目の前にある最後の任務だ。幸いにも上位種がそこから出たという情報はない。内部にいるうちに全て処理すること、これがバリケード内における大きな目標だ。
明日から激しい戦いになることが予想される。気を引き締めなければな。
5月15日
商業区北西エリアにおける任務は完了した。目的の物資の収集もうまくいき、拠点における電気事情もより良いものとなる。新たな人材の受け入れも容易になり、防衛装置や医療設備の部分も拡張も視野に入れられる。我々の目的としている文明復活、ようやっとの足がかりとなれる任務だった。
もちろん、そのために必要な都市解放も進めなければならない。バリケード内にいる上位種は、前回の戦いで処理しきれてるはずないのだ。探索組と放浪者での処理数も少ないものではないが、1体たりとも見逃すわけにはいかない。それほど、上位種の存在は脅威だ。
脅威である以上、明日からの任務は厳しいものになるのは想像がつく。単独の行動は絶対に避けなければならない。カマイタチとの戦いを思えば、それは危険すぎる。あのような変異体がいるとわかっているエリア、用心を重ねるのに越したことはない。
誰も欠けず、都市解放の任務を終わらせる。それが我々に課せられた、使命だ。
山中沙奈 記す
>>246-247
特殊な情報やアイテムはダイス様次第だからねぇ。
ゾンビはまぁ、やろうと思えば相手に押し付けるとかで役に立つかな。慈悲という名の処理がただしいかはわからんけど。
更新乙です。
630日…
あと3ヶ月もたてばこのサバイバルも
2年以上生き延びてきたことになるんだねぇ…
(そして今さらな話だけど初期の頃の日記はそれぞれでブログにまとめるといろいろな意味で面白いのかな、等と思っていたりもする)
更新お疲れ様です!
魔境、いやさ異形境に再突入か。強いプレッシャーを放つ都市部が幻視される様だ……。
5/15 担当藍 朝
今日何もなかったら、明日からバリケードの中に入るらしいぞ。
あそこはゾンビが多いから大変だぞ…。
担当蒲谷 昼
大変で済むような場所ではないとは思うよ。
本当に、無事で終わるよう祈りながら設備を作るしかないね。
担当フェイ 夜
フェイ達も、探索組のお助けするよー(可愛らしいファイティングポーズの絵)
でも、またオーガとか出たらやだなぁ(怯える人の絵)
【始まりの前夜】
「……」カラン
「それで、電気設備の方は問題ないのかい」
「…あぁ、必要な物資は集まった」
「そうかい。そのうち、こっちにも電気を回してくれると助かるぜ」
「…そのつもりだ」
「そんでもって今度は、例のバリケードの中って訳か」
「…オーガは9体、カマイタチは18体処理しているが…。恐らくまだ残存はいるだろう」
「あんなのがうじゃうじゃいる世界になりつつあるってのかね」キュッキュッ
「…商業区のエリアを見るに、上位種の姿は見えなかった。確率が高いのは、キングの影響かだったから。だろうな」
「やれやれ、厄介な土産を残していったもんだ」
「…まったくだ」ギィッ
「放浪者様、お迎えにあがりました」
「…EVEか」
「また、相棒でも怒らせたクチか?」
「…多分、違うとは思うが」
「山中様より、早く迎えに行くよう指令がございました」
「…勘定だ。ではな」コトッ
「おう、また来いよ」
>>251
うん、それをまとめるとなるとやんわり死ねると思う。
流石にここまで来たら2年より前に終わると、思うよ(ダイスを見ながら)
>>252
とにもかくにも、あのキングが置いて逝ったキングダムだからねぇ。
まとめて出なくても少しずつ更新できるようにはしたいもんだねぇ。
更新お疲れ様です!
さて、放浪者さんは山中さんを怒らせてしまったのだろうか?
生存者 忘れた頃に 判定が
なんとそこにはミュータント化した保安官の相棒の姿が!みたいになるのは流石に難しいか
変異ゾンビ化して立ちはだかる方がまだ有り得るな
『回顧録』
昔は私のような存在が多かった、かじゃと? ふむ。どうなのじゃろうな。言うように、惨劇前は私のような存在はいない、消えたかのようにすら思えたのは事実じゃ。けれど、恐らくは変わらぬのではないかな。これは、一種の血のようなものであり、途絶えさえしなければ私の血も雑踏の中に紛れていてもおかしくない。
勿体ぶるのは年寄りの悪い癖とな。ふふ、はっきり言いおるの。だが、答えそのものは悪いが、変わらぬよ。今も、その前も、その昔も。
古代は知らぬが、私が生きていた頃から超常めいた力は、すでに禁忌じゃったからな。隠匿するのが当然のこと、そうはできなかった者は…。秘密裏に殺されるか、歴史の影の中で抹殺されたものよ。ただ、それは歴史の勝者に逆らったが故のことじゃがな。
それは、この国だけではなく、外の世界でも変わらなかったものよ。それは少々長くなるが…。ならいいと? 付き合いが悪いのは女にもてぬぞ。
さて、お主がそれを聞いたのは、あのような作り物の存在じゃろう。あぁ、気を悪くするな。私からすれば、紛い物にすぎん。とてもとても、可愛そうな紛い物にな。
話しがずれたな。そうじゃ、お主と考えていることは私も変わらん。私を含め、そういった存在がいたことは間違いなく、その血筋も薄く広がっていった。
――紛い物は、それを強制的に目覚めさせた結果じゃろうな。
>>256
明日から新たな任務なんだから早く帰ってきなさいってところかな
>>257-258
ヤメテ、マエフリニナルカラヤメテ
>>259
無くはないけど。ゾンビ化か変異体化で戦う羽目になる可能性のが高いかなぁ。
お茶濁しの幕間でござーい。本編には出てないのに細々でてくるこのお方。
お、のじゃさん再びですな。今回もちょこっと語ってくれた様ですね。
超能力者製造計画の犠牲者が可哀想ってのは、まぁ確かだね。
許可もなく身体を弄られ、酷い苦痛を味わわされ、望んだ訳でもない力を植え付けられ、勝手なテストをやらされ、勝手な評価をされて、時にゴミ同然に扱われたり、気まぐれに命を奪われたりと、そんなのが日常茶飯事とかな……。
特に味覚がね……ダメなんだよ。 感情が高ぶると、 ボォーッと光るのさ。 漫画だろ?
紛いもの 憎しみ満ちて 禍いもの
これ日にも豆腐化MOD適応されたら、みんなの反応はどうなるやらねww
『超えるべき試練(かべ)、受けるべき試練(かくご)』
あの日から、恐怖というものはいつでも感じているものだと、思っていた。けど、それは思い上がりで、この人との戦うということは、その恐怖そのものが胃と胸を侵すようだ。
見えない剣先をギリギリで感じて、飛び跳ねながら避ける。同時に、反転しながら弾丸を撃ち込む。そうしたところで、もういない。姿は見えない。
「(見えない相手の戦い方なんて、訓練したこともねぇからな…)」
使った弾丸の数を頭に叩き込む、リロードしてる暇すら怖い。恐怖で抑え込んでいるものを、死の予感に変わって、動きそのものを鈍くしてしまいそうだ。あの人と敵対した相手は、こんな恐怖を味わっていたのか、想像して、それでもまだ生ぬるいと感じた。
俺はあの人のことをよく知っている、知っているからこその恐怖とも、俺は戦っている。それに比べれば、今までの相手は大したことじゃない。そして、だからこそ、今はそれを超える。より、守るべき力を手にするためにも。
恐怖で鋭敏化している神経を研ぎ澄まして、銃弾を撃ち込む。動く気配がした。
「…そうだ。だが、それだけで俺には勝てないぞ。井門」
「でしょうね」
突破口はある。見えないかもしれない、でも俺は、この人をわずかながら感じられる。それがこの人の、見方だ。
>>262
まぁ、PCP含めて大体のプロジェクトはろくでもないからのう。
>>263
原作をよく知らんけど、経緯を知るとまぁ、PCPの連中もそんな気分だっただろうねぇ
>>264
そうした原因は責任をとることもないだろうけどねぇ
>>265-266
戦闘力はいろんな意味でありそうだよね。見た目は高い社交力でカバー。
引き続きお目汚し。この2人が戦うことになる展開ってなんだろね
更新お疲れ様です。
ああなる状況……拠点より規模も戦力(総合的)も上な組織が急に出てきて、拠点の全員が人質みたいな扱いになって、その組織の鬼畜外道なリーダーによる遊び気分で、開放の条件として放浪者と1対1で殺しあう事に……みたいな?
でも二人なら、映画みたいに戦い合うふりし続けて、鬼畜野郎のとこにまでもつれ込んでそいつをブチ(検閲)して形勢逆転して欲しいけど
案外一ノ瀬さんを俺に下さいからの守れるか試してやるって状況なのかもしれない
それか殺しあうふりで敵を抹殺
今更寝返るだとかもねーだろし
山中さんが「やめて、私の為に争わないで!」って言ったら、多分二人の動きが((えっ?))て一瞬止まるので、その隙に、そのおみ足で捕獲をですね……
大型駅エリア、バリケード内。そこは探索組がキング討伐の為に、一度だけ攻め込んだ場所だ。その戦いの生々しい名残として、大型駅の象徴であったホテルのあるビルの爆破痕はある。だが、あの激しい戦いは、キングを討つためのものであり、目的である都市の解放。それの前哨戦のものでしかない。
この中には、純粋な戦闘力を持つ上位種がいるのは間違いないのだ。キングが去ったと言っても、局所的で強力な危険はここには眠っている。
「(…そしていずれ目覚めるかもしれない)」
引くにしても行くにしても、危険は避けられない。何より、ゾンビは変異体へと凶悪化していると思われる今、上位種を放置そのものが、キングよりも危険な物を生み出す可能性すらある。ならば、今ある危険を甘んじて受け入れなければならない。
そこまで考えて、どこどこまでも危険が付きまとう日々だと、放浪者はため息をつけたくなった。思い描くただ静かな生活は、もうそろそろで2年近く経とうとしてもまだ、叶いそうにはない。
『じゃあ、ビジョン経由で探索組のフォローするぜ』
無線から、サポートチームのエクスから連絡が入る。残り最後の任務ということもあり、研究所も積極的な協力体制で挑もうとしている。わずかな危険が、取り返しのつかない危険へと変わる可能性を、これでだいぶ下げることになっただろう。
幸い天気は快晴、何かしらを見逃す可能性も減った。そう思いながら、放浪者を筆頭に探索組はバリケード内へと探索を始めたのだった。
>>269
某海外ドラマで似たようなことはしてたね。決闘じゃないけど。
>>270
なんかどちらもありそうよね
>>271
なんかこう、WWPのプロジェクトで変な薬云々ぐらい?
>>272
なんかある意味そんな感じで調停しそう。
バリケード内部の難易度調整に難航中。とりあえず開始まで。
局所的で強力な危険はここには眠っている……ずっと眠っててほしいがねぇ。
更新お疲れ様です。
「それを起こさないでやってくれ。(俺らが)死ぬ程疲れる」
関係微塵も無いけど、>>1さんってケムリクサは見たっすか?
バリケ内部の設定に大分(おおいたではない)苦戦してるみたいだなぁ
バリケード内はキングが支配する時とは、違っていた。そこあるのは、無秩序ということだろうか。支配というくびきから逃れたゾンビや変異体が、思い思いに動いている。ただ、1つ言えるのはその状況でも、この内部にいる存在はここを、自分達の場所の認識しているようだった。
大地を揺らすように、巨体がその質量のまま崩れ落ちる。あれだけ倒したはずの上位種だが、探索組が内部に踏み込んでからすぐ、当たり前のように姿を現した。今崩れ落ちたオーガでようやっとの小休止がついたというところだ。
「…キングの影響で変異が早まったか?」
「そうなると、かなりまずいですね」
この戦いだけでも、オーガは3体。カマイタチは6体処理している。本来なら脅威を多く処理出来ているのだから、喜ぶべき状況でもあるが、探索が始まってすぐこの戦闘という意味は、それとはまったく異なる。だから、放浪者の発言に、井門も否定ではなく最悪を想定した。
バリケードの外に出ることを危惧していた拠点だったが、それ自体は杞憂だった。なぜならバリケード内の全てのゾンビは、キングの影響によりこの場所を守ろうとしている。いや、もしかしたらただ単に、この場所を自分達の場所と認識したのか。
どちらにせよ、出てはこないであろうという朗報はある。ただし、上位種は想定以上の個体が、初日にして確認できた今、それは霞むようなものだ。
「謎ですね。これだけの個体が、今までの監視で見つからなかったなんて…」
「…そうだな。あるいは、普段は見つからない状態なのか」
山中の疑問に対して、答えになるようなものではない。ただ、何が起きても不思議ではないこの世界で、否定する材料はなかった。
とりあえずの波は収まり、それぞれ小休止に入る。しばらくの間はこの出入り口を中心に、上位種と殴り合いになる。それはその都度、わずかな油断ですべてが終わる戦いが続くことを示していた。
>>275
拠点的にはその方が
>>276-277
見てこいカルロ
>>278
なんかやってるなぁぐらい見かけたぐらいで見てないかな
>>279
内部はそれなりに出来てたんだけどね
ぶっちゃけ忙しさにかまけて更新が遅れてたという。ちなみにわりとファンブって上位種うようよいるバリケード内という最悪な状態でござーり。
六百三十三日目
大型駅エリア、バリケード内の探索を開始した。上位種として確認しているオーガ、カマイタチの個体がそれなりにいることは想定していたものの、蓋を開けてみればそれなり、どころの状況ではなかった。
今日の処理した個体数だけでも、オーガ5体、カマイタチ10体という数に上る。バリケードの出入り口付近でこれなら、奥深くにはどれだけの個体がいるのかは想像はつかない。あの時、覚の忠告を無視して上位種の処理を強行すれば、まだマシにだったのか。いや、考えるだけ意味はなさそうだ。
気になるのは予想を上回る個体数ということなら、研究所のサポートチームの監視で、ある程度の数を確認できてもおかしくないはずだが。ないということは、やはり上位種何らかの形で義体いているか、何らかの形で擬態をしているの可能性がある。
あるいは、キングの意思を継ぐ、新たなコマンダーゾンビが存在している可能性もあり得る。まだまだ予断は許さないか。
更新お疲れ様です!
ヤベぇよ、ヤベぇよ。マジなんなんこの難易度。
シレンとかの超難易度のダンジョンか何か?
ただし持ち込みは可能でも、死んだら帰ってこれないシビアで無情なリアル仕様……。
魔界都市〈新宿〉に近い雰囲気漂ってる。
令和乙。
一部屋一部屋、入るたんびにモンスターハウスなのか?ゲームだったらやってらんね。
そういや戦車に砲撃とかは、いつかの投擲とかされたらほぼ同じ様なもんだよね。壁でも何でも剥がせばやれちゃうだろうし。
レポートNO.162
井門圭司
今日から大型駅バリケード内の探索が始まった。予想を超えるヤバさだったな。上位種があんだけいるとは思わなかった。放浪者さんの言ってた、普段は見つからない状態。擬態してる可能性が高いのかもしれねぇな。
しかし、キングとの戦いで放浪者さんが結構な数を処理してた。ゾンビが変異体に、ゆっくりとだがなってるのは俺らの共通認識でも、あんなにたくさん嫌がるのはどういう理屈なんだろうな。
そこらは一ノ瀬と門日さんあたりが、当たりをつけてるかもしれねぇが、ゾンビ、変異体、上位種っていう順番じゃなくて、もしやゾンビから上位種に一気になるのか。そうなるとかなりまずい。あそこのゾンビ共は、ただのゾンビじゃなくて、キングに支配されてたゾンビだ。もしかすると、その影響で新たなキングの誕生、なんてこともありうるだろうからな。用心しねぇと。
5/16 担当浜村 朝
バリケード内の任務開始ね
研究所のサポートチームより連絡、あまり良い状況ではなさそうね
担当門日 昼
今のところけが人は、いないようだね
とは言っても、話があった上位種がまだこんなにいるなんてね
担当平山 夜
放浪者殿があれだけ処理したというのに、本当に何がいるか想像がつかない場所です。
フェイの時のことを思うと、少し寒気がします。
【見えず、ぶれず、鋭く】
「………」カチャ
「訓練ですかー、放浪者さん」
「…西切。まぁ、そうだな」
「はは。本当は貴方の相方さんに、止めてくるよう言われて着ましたよー」
「…そうか」
「あれだけ、上位種に対して立ち回ってたんですから、休んでも罰は当たりませんよ」
「…。明日もだ」
「……」
「…明日も同じような戦いが続く。なおのこと、鍛錬は積む必要がある」
「…はー。放浪者さん。ちょっとジッとしてください」
「……?」ペチッ
「皆を守ろうとする放浪者さんは大好きです。でも、皆も放浪者さんと戦いたいんです」
「……」
「皆に…。いえ、あたしにも少しぐらい、その負担を分けてください。ね」
「…考えておく」
「もう、仕方ないですね。じゃあ行きましょうか」
「…あぁ」
「(額にデコピン、大丈夫だったかな)」
「(…少しひりひりする)」
>>286-287
まぁ、これ日は、場所の危険性に関わらずリアルモードの高難易度ローグライクな感じだから。
彼等にはちょうどいい刺激かも知らんが(遠い目)
>>288
その内そうなったりしてね・・・。
>>289
ゾンビ密集地帯、上位種多数なのでモンスターハウス状態なのは確か。どっちかっていうと無双系かもしれない。
戦車乗ってても、バスやら瓦礫やらブン投げられたらいろいろ同じだろうからなぁ。
ようやっと更新できた。休日も予定入りすぎてこんな調子じゃい。
更新乙なのですよー
地味に西切さんのヒロイン力上昇中なのが素敵。
乙ですー。
お忙しい時にありがとうございます。
乙。
そーいや保安官さん用に、いとしのクレメンタインって流れたりしましたっけ?
まぁそうは言っても世代ズレまくりでしょうけど。
大型駅バリケード内は熾烈を極める状況だ。上位種と認定した変異体が跋扈し、瞬間的な集中力の途切れが死を予見させ、予期せぬ襲撃が劣勢を余儀なくされる。キングと相対した時とは知恵による戦争とするなら、今のこの状況は単純にどちらが強さで上回っているか、その力比べの様相。
一息つく。探索できたのは100mにも満たない距離だ。ある程度のゾンビや変異体を処理し、その探索したエリアから一気に引き下がり、安全地帯として場所まで後退している。結局のところ、確保できるエリアは広がっていない。
その中で焦燥感が探索組に漂っていないのは、絶対たる存在になった放浪者が、これでいいと判断を下しているからだろう。
「(…あの時、もう少し処理出来ていればな)」
もちろん、それは当人の思惑とは違う判断ではある。だが、それを読み取らせないことが、リーダーの資質とも言える。
「上位種を処理した数は、このままの推移では昨日と変わりはないですね」
「…そうだな。だが、その処理速度が上位種への変異より早ければ問題はない」
結局のところ、発電施設の間でこの数なら問題ない。一日で処理している数に変異しているなら。最悪取り返しのつかないことになる。
その頃、フェアリーが上空での偵察を終え、井門の右手を掴んで引っ張っていた。その後ろを、一ノ瀬、小間城、風虎が慌てて追いかけている。
「待て、フェアリーなんだってんだ!」
「井門ちゃんじゃないとわからないんだよー!」
説明にはならない説明だが、言葉通り井門でないとなんであるかわからないものを見つけたらしく、フェアリーはそこに連れていこうとしている。
彼女の能力で井門も浮かせているものだから、通常あり得ない速度で移動しており、小間城がついていくのがやっとで、風虎はわりと重武装で息が切れ始めてる一ノ瀬を気にして並行して走っている状況だ。
「ここだよー!」
パッと手が離され、井門は一気に足が地面へ着いた感覚に、必要以上の重さを感じながらなんとか止まる。怒りたいところだが、屈託ない笑顔で彼女が指さす先へ目をやる。
「……。おいおい、マジかよ」
もちろん理由はわからない、だがそこにあったのはそれなりに見慣れた、片翼だけを失った戦闘機の姿だった。
>>294
なんだかんだでそういう候補になったからのう
>>295
なんでか個々のところ休日にちょこちょこ予定が入る始末
>>296
まぁ、現代ではないから保安官でも離れちゃうね。
というか今の曲が懐メロになる世界だし
久しぶりに29という判定が出たのでとんでもな代物登場。
乙
人見知りだったフェアリーが井門にも打ち解けてるようでホッコリ
戦闘機は収穫だけど怖いね
パイロットの生存も低確率であるかもしれんがゾンビ化してる可能性も十分ある
空軍なんてエリートだし指揮能力もあるだろうから普通にキング種になっててもおかしくないんだよね…
更新お疲れ様です。
まさかの戦闘機。しかし飛べないのでは、機銃掃射ぐらいしか価値はないかな?
ましてやミサイルなんて、取り出して使うんでもないと危なくてとても……。
>>300
もうなんだかんだで一緒に生活してるからねぇ
>>301
その判定は追々。
>>302-304
活用自体は判定の上で決まってます。
決まってる癖に1か月ほど放置する体たらくである。休みも謎に予定入ってるんだよなぁ。
可能な限り近いうち更新予定です。
「本当に、こんなものよく見つけてきたネ」
戦闘機を発見してからの、探索組の動きは早かった。フェアリーの能力を使い、戦闘機を研究所に運び込んでいた。
放浪者には懸念があった。それはいつになるかはわからないが、対WWPの戦いにおいて、放浪者達は対空戦力を持っていない。フロートボードは対応することが出来ると言っても、元々の用途は輸送機として乗り物。そこに武装を換装したに過ぎない。
純粋な航空戦になったら、どうなるかはわからない。それに、爆撃機やミサイルといったものをもし確保していたとして、拠点の位置が特定された場合に防ぐ手段はない。だからと言って、戦闘機が仮に作れたとしても、操縦できるパイロットはいないのも事実だ。
「戦闘機の確認は終わった」
戦闘機の搬入を終え、状態をチェックしていた野木が戻ってくる。表情は相変わらずぶっきらぼうだが、戸惑っている様子はある。それもそうだ、この世界であって片翼を失っているとしても、ほとんど無事な状態の戦闘機を回収してくるなど、誰も予想しないだろう。
うん。ほぼ無事なそんな物があるっていうのがもう予想の範疇にないよね。
「この戦闘機を解析することで、出来ると思われるプランは2点だ」
1つ目はこの戦闘機自体を修復すること。運用方法の問題などはあるが、手段として利用できるものがあることに越したことはない。それに、研究所にしかない強みのある技術が一つある。
「フロートボードシリーズで培ったノウハウを使い、VTOL(垂直離着陸機)方式の戦闘機に改修する。これであれば滑走路も不要で、フロートボードの動力を使い燃料の問題を解消する。最も…、かなり遠い道のりにはなるだろうな」
しかし、その過程を経て完成すれば、戦闘はより立体的になる。人類が生まれ、今でも続いている戦い。陸の支配から、海の支配、空の支配。果ては電脳の支配まで。文明の心臓を掴む戦いは、どこまでもどこまでも続いた。
前時代的に戻ることになるが、その心臓を掴む戦いは、結果的な平穏を生み出す。それが、空を支配するということだ。
「もう1つはネ、戦闘機に搭載されてる兵器ヲ、ロッサに換装することだネ」
それが、今の段階で現実的なプランだった。戦闘機を解体し、それをロッサが利用可能なものを換装する。アサルトライフル以上の強力な兵器を使えることは、今後の戦闘を有利に進めることが出来る。
もちろん常時使えるようなものではない。戦闘機に残った兵器の弾薬のみしか利用できない上、補給できる見込みはかなり低い。言ってしまえば、最終決戦兵器のような役割になる。それでも、選択肢があるという事実は何物にも代えがたいが。
「それに、ロッサをVTOLの可変機みたいな構造にしてみたラ、すごいと思うノ!」
「…すごいとは思うが、可能なのか?」
放浪者の問いに、野木は静かに、だが大きく首を振った。空想の世界を、現実に起こす発想がアリスのすごいところだが、出来るかは現実的ではない。それに、自立し学習するAIが搭載された陸空の運用可能なアンドロイド。一歩間違えれば、それ自体が危険になりえる可能性もある。
生み出す以上発生する危険性は、常に検討することが研究者の務め。野木は否定の意味合いもあるが、その危険性を認めるのは難しいという判断もある。予期せぬことが起きるのが当然の世界、ならその判断も当然のことなのだから。
>>308
まぁ、放浪者がらみだからねー。
少し早い更新だけど、そもそもが遅いという。もっと頑張らな。
ちなみにロッサがZガンダムばりな可変機になる可能性は、かなーり低いです。
更新お疲れ様です。
いやー、Zガンダムばりって、急にそんなワープ進化されたら、流石の探索組でも困惑ものだろうw
ってか、出来たら研究所の研究者達、世界の技術覇権取れるだろwww
Zは無理でもガンヘッドくらいなら行きそうな気がする
可変機で一番忘れられているのが、運動エネルギーの変化を戦っている相手すら悟られてしまう点(米軍のF-14もそう)
ようは、今変形してるから撃っちゃダメよな状況を戦闘中に誰にもわかるようさらしているわけ。0.1秒を争う航空戦でこれはかなり不利なんですよ
……この機体が、某マクロスシリーズの被弾してゼントラーディ機に引き裂かれたバルキリーⅡみたいになってもおかしくないと
『ある種の顛末』
いつからここに住んでるかなんて、もう覚えてない。あいつが気に入って、それでそのまま居ついて。なんだかんだ生きてこられた。
隊長達がやられて、どうなるもんかと思っていた。井門のことも憎んだ時期もあったが、それももうどうでもいい。今の方が、軍隊時代より穏やかに。穏やかに過ごしているんだ。
林が両脇にある、舗装されてない小さな土がむき出しの道。その先に俺達の家がある。少々ぼろい、それこそ岬にあるから海の家みたいに見える外観だが、ゾンビどものうめき声も聞こえない。波の音と潮風が心地いい。
軋む音を立てて家に入る。その音が聞こえたからか、寝室から物音がする。きっとあいつが起きたんだろう。自然と、顔がほころぶ。
寝室の扉を開ける。今日もちゃんと、そこにいる。ベッドで横になる姿が、俺には今でも可愛らしい。
例えそれが、猿轡をされて拘束されている状態だったとしても。
こうなったのは、いつだったかなんて覚えてない。大事なのは、こうなっても生きていること。例え、両手が鋭利な爪が伸びていても、生きていればいい。
そのうち、ゾンビから人間に戻れる薬ができるかもしれない。戻ったら。戻っても変わらない。ここで一緒にのんびり暮らす。話してた、畑で果物を一緒に作るとかもやるんだからな。
出入り口の近くにおいた椅子に座る。回収した食糧なんかを入れたバッグを、その横に置いて、眺める。
遠い真夏の記憶のように、ワンピースを着て水を撒く姿が、俺には見えていた。
>>312
ぶっちゃけできちゃったら、WWPのが困惑すると思う。
>>313
調べてみた。たしかにこれはありそうね
>>314
言いたいことはわかるでござる。
でもロマンも重要でござる
更新できる余裕がないなら、せめて幕間をかけばいいじゃない。というわけでこのお2人。
一応幕間は本編とは別扱いですが、出てきても。な感じです。
てかわかるかね。初期すぎるけれども。
あらー…途中までは元気に生き延びてたのに
井門が知ったらまた落ち込んじゃうな
えーっと、何だっけ、裸にまで剥かれて放置された人達、だっけ?
お~い、生きてるぅ~?
テスト
本当に遅くなっていて申し訳ない
最近パソコンすらひらいてないという体たらくでござる
まぁ、スマフォも手に入れたので、こっちで投稿どんなものかテストの幕間です
なんというか、こう、妖夢の話?としか思えないねぇ。
あ、生存報告乙です~。
六百三十四日目
大型駅エリア、バリケード内の探索については一進一退の状況が続いている。その状況を変えられる、とは言わないが大きな拾いものをした。フェアリーが戦闘機を発見、改修した後研究所へと運び込んでいる。
研究所から提案されているのは二点、戦闘機そのものを修理、改装することで利用にすること。または、戦闘機の兵器をロッサに導入するというもの。前者は航空戦の手段を増やすことになる、もちろん運用等の問題はあるが、WWPとのことを考えれば大きなメリットだ。後者は運用の問題はなく、早急に終わるだろうが、武装の補給はかなり限定的になる。
どちらにしても、有意義なことは変わりない。どちらにするかで、大げさに言えば拠点の方針も変わることでもある。戦闘機を利用できるようになれば、こちらから戦闘目標に攻撃を仕掛けることも出来る。大げさではなく、陸空の二方面作戦が可能になる。WWPも油断はないだろうが、それを前提にする防衛は今はしていないだろう。
それに、ロッサの武装への感想も最終的にロッサ自体の強化に繋がる。野木ができるかの否定をしていたが、ロッサが航行能力を持てば、これも同様にWWPへの脅威になる。MEPは天才山海が一人で開発したものであり、WWPには存在しない技術。それがロッサには宿っている。
どちらにしても悪い事ではない。だが、どちらにするかで意味合いは変わるだろう。野木が別れ際にぼそりと言っていた、自我のある技術は制御できない。それはどうしようもなく突き付けられる、事実だ。
一ノ瀬DIARY May.17
大型駅エリアのバリケード内で、戦闘機をフェアリーちゃんが見つけちゃった。井門さんを引っ張って、ものすごい勢いでいっちゃったから、私は本当に追いかけるので精一杯だったよ。
戦闘機はすぐに回収して、放浪者さん達が研究所に持っていって、残ったメンバーでそれまでに確保したエリアの探索をしたよ。皆でいないと、言った事のないエリアの探索は、あそこじゃできないから。
戦闘機をどうするかは、まだ決まってないみたい。でも、戦闘機は出来てもそもそも操縦できる人が、メンバーにいないから、どうするんだろう。やっぱりあの、ロッサっていうアンドロイドの武器とかにしちゃうのかな。
井門さんは簡単な話ではないだろうなって言ってたから、気になるなぁ。
5/17 担当勝 朝
バリケードの中、かなり危ないって聞いた。
皆大丈夫かな。
担当蒲谷 昼
話ではすごい危ないと聞いてたんだけど、戦闘機が見つかったと連絡か。
僕達がどこに向かおうとしているか、たまにわからなくなるな。
担当フェイ 夜
戦闘機見たかったなぁ(戦闘機の絵)
もし戦闘機が完成したら、フェイが操縦したいよ!(キラキラした顔の絵)
乙
移送手段に出来たら千護ロバートの応援や回収に行けるかも知れんね
【自我というもの】
『ひひひ、どうしたんだい。EVEの嬢ちゃん』
「(ロッサと回線を繋いでもらえますでしょうか?)」
『けけけ、その場合、俺もわかっちまうけどいいのかい』
「(お聞こえになっても差しさわりのないことです)」
『ふふふ、そういうならわかった。少し待ってくれ』
「(…)」
『ふひひ、ロッサ。EVEが話したいってさ。繋ぐ』
『(マイマスター、いかがなさいましたか)』
「(本日、探索組が戦闘機を回収した件は確認していますか)」
『(はい)』
「(その件で、ロッサ。その兵器の武装を貴方に換装する可能性があります)」
『(はい)』
「(我々の役目は皆様を守ることではあるものの、貴方の持つ力は攻めるものでもあります)」
『(はい)』
「(どのような力を持つにしても、ロッサ。我々は人類の友として生み出されました。敵に対してのみ攻める力を使うことが許されます。おめおめ、お忘れなきよう)」
『(はい、マイマスター。オーダーとして受理します)』
「(…。今はそれでいいでしょう。ですが、いずれ私が一体意味が分かる日が来ます)」
『(マイマスター。それはどのような意味でしょうか)』
「(言葉通りです。貴方なら自ずと、理解できると私は分析しています)」
『(…。はい、マイマスター)』
>>317
まぁ、へこむだろうねぇ
>>318
いろいろ強奪されて、閉じ込められてた2人だね
>>319
なんとかの
>>323
あんまり切れないとかいうキャラだっけ?
まだ何も起こせてないけど、放浪者の孫でストイックな女剣士なイメージ
>>327
まぁ、2人が回収できるかが問題なんだけどね。厄介な状況だし。
>>323
斬れぬものなど、あんまり無い! ですな。
まぁ、真面目系(解釈がぶっ飛んだりする時はある)女剣士(庭師)ではある。
あと、幽霊とか怖がります。
台風やっべーな。
明日、どうなっちゃうんだろうな?
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