輿水幸子「Pさんはいい声…」 (57)

幸子「おはようございます!Pさんっ!」

P「おう!おはよう!」

幸子(……Pさん…渋くていい声してますよね……)

P「ん……?どうした?」

幸子「いえ…なんでもないです」

P「そ、そうか……」

幸子「………Pさんっていい声してますよね」

P「な、何だ急に!?」

幸子「…顔もよければモテてたかもしれませんね…」

P「ほ、ほんとになんなんだ!?」


ちひろ「……ふむ…」

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~お昼~

幸子「…ふむ…へぇ……近くにこんなレストランできるんですね…行ってみてもいいかもしれませんね…」

ちひろ「…幸子ちゃん…今、ちょっと…いいですか…?」

幸子「は、はいっ…!ち、ちひろさんいつのまに…」

ちひろ「あ、あぁごめんね!驚かせちゃって」

幸子「いえいえ…!…ボクが雑誌に集中してて気づかなかっただけなので!で、なんですか…?」

ちひろ「うん…。さっき、幸子ちゃん…Pさんに『いい声してますね』って言ってましたよね…?」

幸子「えっ……は、はい…確かに言ってましたけど…」

ちひろ「実は…私もそう思ってたんです!」

幸子「そ、そうだったんですね……。渋くていい声してますよね」

ちひろ「…Pさんに直接言ったことはないんだけど…。この気持ち、分かってくれる人がいて嬉しいなーって思って…幸子ちゃんに話しかけちゃいました…♪」

幸子「そういう事だったんですね!」

ちひろ「…幸子ちゃんは…お家でもPさんの声…聞きたいなーって思ったこと…ないですか?」

幸子「えっ…?」

幸子「お家で…ですか……」

幸子(お家でPさんの声……うーーん…考えたことも無かったですね…。でも確かに…部屋にいる時にPさんの声を聞けたら…ちょっと幸せかもしれませんね…)

幸子「そうですね…考えたこと無かったんですけど…。お家でも聞けるなら聞きたいです」

ちひろ「そうですよねそうですよね!!」

幸子「は、はい…(な、なんだかやけにグイグイきますね…)」

ちひろ「私もそう思うんです!それで……実は…普段のPさんとの会話とかを…録音とかしたりしてるんですよねぇ~」

幸子「えっ………」

ちひろ「家に帰ってから…録音したやつを聞いたりすると…幸せな気分になれるんです………♪」

幸子「えぇ…………………」

ちひろ「………もしかして引いてます…?」

幸子「いや……そういうわけでは……」

ちひろ「…目が泳いでますけど…」

幸子「ろ、録音はちょっと……その……なんと言いますか………攻めてるなぁって思いまして…」

ちひろ「幸子ちゃん……ものすごく言葉選んで喋ってますね…」

幸子「……………」

ちひろ「幸子ちゃんは……この破壊力を知らないからそんなふうに言えるんです!」バンッ

幸子「は、破壊力…!?」

ちひろ「ほら!!私のデジタルオーディオプレーヤーに入ってるので聴いてみてください!」

幸子「え、えぇー…いいですよいいですよ…」

ちひろ「そんな面倒くさがらないでっ!」

幸子「も、もう…分かりましたよ…聴きますよー…」

ちひろ「じゃあまずはー…Pさんが朝の挨拶をしてくれるところから…♪」ピッ

幸子(えぇ……そんなところから録音してたんですか……)

P『あっ…おはようございますちひろさん』

ちひろ『おはようございます♪』

P『あれ…ちひろさん…なんだかいい香りしますね…』

ちひろ『は、はいっ…実は…ちょっと香水つけてるんです…♪』

P『なるほど。あれ…?でも…香水ってつけてよかったんでしたっけ…?』

ちひろ『えへへ…♪秘密にしておいてください…♪』

P『あはは。分かりましたよ』

幸子「………………」

幸子(…良い…)

ちひろ「…あ、今…想像していたよりも良いって思いましたね?」

幸子「な、何言ってるんですか!!そ、そんなことないですよ!!」

ちひろ「えー…本当…?ちょっと口元緩んでましたけどー?」

幸子「そ、そんなことないですー!!そ、それで、この次はなんですか…次を聴かせてください…!」

ちひろ「あらあら…さっきはあんなに引いてたのに…もう虜になっちゃったんですねー…?」

幸子「ち、違いますよ!!とりあえずひと通り聴いておこうかなって思っただけです!」

ちひろ「はいはい~。じゃあ次は…Pさんがさりげなく缶コーヒーを差し入れしてくれた時のやつを…♪」

P『……はい、どうぞ』

ちひろ『えっ……い、いいんですか?』

P『はい…。いつもお世話になってますから』

ちひろ『あ、ありがとうございます…』

P『そのコーヒー…』

ちひろ『…はい…?』

P『俺が一番好きなコーヒーなんです』

幸子「あまーーーーーーーい!!!」

ちひろ「えぇっ!?」

幸子「な、なんですかこの…この…甘々な感じは!!!羨ましいですよ!!!普段こんな会話してるんですか!?」

ちひろ「ふっ……これが録音の破壊力なんです…」

幸子「ぐぬぬぬ…」

ちひろ「本当にこの時は何気なく会話していたんですよ?でも、これを録音して…改めて後で聴くと……うっとりしちゃうんですよね……なんて言うんですかね…思い出が美化される感じになるんです…あの声のせいで……♪」

幸子「うううううっ…………ボクも…」

ちひろ「……?」

幸子「ボクも欲しいですーー!!!」

ちひろ「あらあらあらあら~♪」

幸子「あ、あなどってましたよ…正直…。Pさんの声をこうして聴くと…本当に、挨拶だけでもちょっとドキってしちゃいますし…」

ちひろ「うんうんうんうん…」

幸子「……ボクもこれ欲しいです…」

ちひろ「…さすが幸子ちゃん…私が見込んだだけはありますね…。そこで特別に……幸子ちゃんにはこれをあげますね」

幸子「…な、なんですか……このCDは…?」

ちひろ「これは…Pさんのおはようからおやすみまでの何気ない一言を集めたCDなんです…!」

幸子「ほ、ほぅ……」

ちひろ「……幸子ちゃんも…ぜひ…オーディオプレーヤーに入れて楽しんでみてくださいね…♪」

幸子「あ、ありがとうございますっっ!!家に帰ったら早速聴いてみますね!!!」

ちひろ「それを聴いて…声フェチレベルを上げたら…今度は
一緒にPさんの声を録音しましょうね…♪」

幸子(声フェチレベル……?)

~幸子の家~

幸子「…さ、さて……もらったCDのデータはオーディオプレーヤーに入れましたし…さっそく…聴いてみますか…」ドキドキ

幸子「はっっ…!その前にっ!確か…部屋の鍵はしっかり閉めておくようにってちひろさんが言ってましたね…。理由は分かりませんが…閉めておきますか…」ガチャッ

幸子「気を取り直して……再生…」ポチッ

P『…おはようございます』

幸子「おおっ…」ドキッ

P『ふぁあ…っと…すみません…気を抜いて欠伸しちゃいました…』

幸子「あわわっ…Pさんの眠そうな声…良い…」ドキドキ

P『えっ……ワイシャツのボタン…かけ違えてる…?あっホントだ!!あ、あははっ…お恥ずかしい…』

幸子「はぅっ……かわいい…渋いのにかわいい…」ドキドキ

~~~~~~

幸子「はぁぁ…………堪能しました…」ニヤニヤ

幸子「最高のCDでしたね……」

幸子「あ、あぁ…もう顔がニヤけちゃって…も、戻らないです……。なるほど…確かにこんなところパパやママに見られるわけにはいきませんよね…鍵はかけておかないとだめですね…」

~次の日~

幸子「ち、ちひろさんちひろさん…」

ちひろ「あ、幸子ちゃんっ!どうでした?あのCD…」

幸子「……最高でした…!!もう…最初から最後までドキドキしながら聴いてました…!」

ちひろ「あぁっ!さすが幸子ちゃんっ!分かってる…!!」

幸子「ボクの中に眠っていた何かを…ちひろさんに掘り起こされてしまいましたよ…」

ちひろ「ふっ……これからも一緒に…声フェチ道…極めましょうね!」

幸子「は、はい!!(声フェチ道…?)」

幸子「そ、それで…その……Pさんの声の…録音の事なんですけどぉ…」モジモジ

ちひろ「ふっ…幸子ちゃんの声フェチレベルならもうそのステップに上がっても良さそうですね……!じゃあ幸子ちゃん…!今日から録音…やってみましょう!」

幸子「は、はい!」

ちひろ「特別に…前に私が使っていたボイスレコーダーを貸してあげますね!」

幸子「あ、ありがとうございます!」

ちひろ「これで……たくさん録音しましょうね…♪」

幸子「は、はいっ!!」

P(なんだか話が盛り上がってるみたいだ…。ちひろさんと幸子って……あんなに仲良かったっけ…)

幸子「フフーン♪フフフーン♪」

P「今日は…上機嫌だな…?」

幸子「ええ…♪…昨日、ちひろさんに凄くいいCDを貰いまして…♪」

P「ほぉ…そうなのか…。そんなに良かったのか…。今度俺にも聴かせてくれよ」

幸子「それはダメです!!!」

P「ええっ!?な、なんで!?」

幸子「……女性用なので…」

P「CDに女性用も男性用もあるかよ……」

幸子「ダメなものはダメなんです…!」

P「えぇー……。ったくぅ…ケチだな…」

幸子(はぁぁ…この会話…帰ったら聴いてみましょう…)ワクワク

幸子「はぁ……今日もPさんの声…素敵ですね…」ドキドキ

幸子「こうしてイヤホンで聞いてると……なんだかPさんがそばで話してくれているような感覚になって…ドキドキします…♪」

幸子「…………こんな趣味…ちひろさん意外には言えませんね…自分で言うのもアレですが…完全に変態です…」

ラインッ!

幸子「…ん?あれ、ちひろさんからLINEがきてますね…」

ちひろ《ついに…最高のCDが出来上がりました。期待しててください》

幸子「えぇっ…!?い、一体何が……。最高のCDって…つまりそういうことですよね……?つ、次に事務所に行く時が楽しみすぎますね…」

~事務所~

ちひろ「はぁ……ついに…ついに完成してしまったわ…」

幸子「ち、ちひろさん!!一体どんなCDを…」

ちひろ「幸子ちゃん…来たんですね…。ふっ…ふふっ…声フェチにとって最高のCD……。そう………添い寝ボイスCDです!!」

幸子「そ、添い寝ボイスCD!?」

ちひろ「Pさんに…お仕事として頼んでセリフを読んでもらいました…。眠れない夜に聴くと朝まで眠れなくなるCDです!!」

幸子「き、聴くと眠れなくなる添い寝ボイスCD…」

ちひろ「声フェチ仲間の幸子ちゃんには特別にタダであげますね!!」

幸子「ええぇっ!いいんですか!?(それなりにお金は必要かと思って万札用意してきたんですけど…)」

ちひろ「いいのっ!!この感動を共有したいからっ!このCDはね……夜寝る前に…ベッドの中で聴くとより効果がありますからね!もちろん部屋の鍵はしっかりしめて音漏れしないように…ね♪」

幸子「は、はいっっ…」ドキドキ

ちひろ「………音漏れしてなくても幸子ちゃんの声が部屋から漏れちゃうかもしれないから…それも気をつけてね…?」

幸子「は、はぃ…」///

~幸子の家~

幸子「つ、ついに添い寝ボイスを聴く時がきましたね…!!聴きたくてうずうずしていましたが…なんとか我慢しましたよ…」

幸子「と、とりあえずしっかり鍵をかけて…」ガチャッ

幸子「ベッドの中に入って……。よ、よし…あとは…た、楽しむだけですね…」ドキドキ

幸子「タイトルは…もしもシリーズ第1弾、もしもPさんがお兄ちゃんだったら…ですか…。な、なるほど兄妹っていう設定なんですね……」ワクワク

ポチッ

P『………ん?どうした…?こんな遅くに俺の部屋に来るなんて…』

P『そうか…眠れないのか……。よし、じゃあ久しぶりに一緒に寝るか…?』

P『ははっ…。何年ぶりだろうな…こうして一緒に寝るのは…。昔は毎日一緒に寝てたなんて…信じられないよな…』

幸子(あっあっあぁ…目を瞑って聴くと本当に横にPさんがいるみたい…)ドキドキ

P『……こうして近くで見ると…お前…案外かわいい顔してるんだな』

幸子(はぅっっっ…)キュンキュン

P『あははっ。ごめんごめん…。案外は余計だったな
…。悪かったて……ほら、頭撫でてやるから…機嫌直してくれよ…』

幸子(あぅ……ほ、ほんとに頭を撫でられているような感覚に……って何やってるんですかボク…無意識に自分で自分の頭を撫でてました……)


~~~~~~~

P『………っと…もうこんな時間か…。悪いな…寝に来たのにこんな遅くまで話しに付き合わせちまって…』

幸子(いえいえいえいえ…最高でした…最高の時間でした…)ドキドキ

P『じゃ…そろそろ寝るか…』

幸子(ああっ…Pさんの顔がすぐ横にきてるのを感じますっっ)ドキドキ

P『………おやすみ』

幸子(っっっ…!!囁き声っっ…!!)キュンッ

幸子「……はぁ…はぁ…はぁ………こ、これは…ヤバイです…破壊力が高すぎます……こ、こんなの寝られるわけないじゃないですか………」

幸子「ううっ…は、鼻血が………とりあえず拭かないと…」

幸子「………あぁ…外が明るくなってきました……。結局朝まで眠れませんでしたね…」

幸子「眠れなくなる添い寝ボイス…これからは次の日がおやすみじゃないと聴いちゃいけませんね…」

幸子「1週間に1回の楽しみだと思えばいいですね…♪」

~事務所~

幸子「………」ウトウト

P「おーーーい幸子…?」

幸子「ハッ!な、なんですか!?」

P「えらく眠そうだな…?大丈夫か…?」

幸子「は、はい……ちょっと……昨日はあんまり寝られなくて…」

P「そうなのか……何かあったのか…?」

幸子「そ、それは………と、特にないです……」

P「そうか……。何かあったら相談してくれよ…?」

幸子「は、はぃ…ありがとうございます…」

幸子(絶対言えない………)

幸子「ち、ちひろさん!!あのCD…最高でしたっ!!!」

ちひろ「どう?興奮して眠れなくなったでしょう?」

幸子「はい……目を瞑る度にあの声を思い出して眠れなくなりました……。聴くのは1週間に1回だけにします…」

ちひろ「うん…。そうした方がいいですよ」

幸子「仕事に影響が出ないように…楽しみますね…」

ちひろ「………」

幸子「………どうしました…?」

ちひろ「………幸子ちゃんは……もう…大人…?」

幸子「えっ…それは…どういう…」

ちひろ「実はね………もう一つ…あるの…」

幸子「何が…ですか…?」

ちひろ「Pさんにセリフを読んでもらって…作成したCDが…もう一つあるの」

幸子「えぇっ…!?」

ちひろ「でも……ちょーっと…刺激的で…幸子ちゃんには早いかなーって思って渡してなかったんですけど……欲しい…?」

幸子「欲しいですっっ!!」

ちひろ「まあ……ですよね…?」

幸子「い、い、いくらですか!?」

ちひろ「い、いえいえ…お金は大丈夫なんですけど……。刺激的だから…気をつけてくださいね…?」

幸子「は、はい……」///

ちひろ「………夜寝る前に聴いたら…かなり捗ると思いますよ……♪」

幸子「な、な、な、何が捗るのかわかりませんけど夜寝る前に聴いてみますね…」///

~幸子の家~

幸子「……もしもシリーズ第2弾…もしもPさんが…幼なじみだったら…ですか…」ドキドキドキドキ

幸子「なぜかCDと一緒にマッサージ機を渡されました………。このCDとどう関係があるのかよく分からないのでとりあえず置いておきましょう…」

幸子「ちひろさんは…刺激的な内容と言っていましたが…どんな感じなんでしょうか…」ワクワク

幸子「早速…ベッドに入って聴いてみましょう…」ポチッ


P『よう、遊びに来たぜ…!ん?急に入ってくんなって…?今更何言ってんだよ』

P『ふっ…まったく…相変わらず物が散らかってるんだな…お前の部屋は』

P『仕方ねぇ。掃除の手伝いしてやるよ』

P『漫画やらゲームやら…ちゃんと元あった場所に片付けたらこんなに散らかることはないんだがなぁ…』

P『ん……?なんだ…ここだけは綺麗にしてるんだな……。え?宝物がしまってあるから…?ははっなるほどな』

P『どれ、お前の宝物ってのはどんなものなのか…見せてもらうことにするかな…。………これは……俺が昔に渡した…ラブレター…か…』

幸子(ラブレター…!?)ドキドキ

P『こんなもの大事にとっておいたのかよ……。それで……返事は……どうなんだ……?これを渡した時…お前は笑って…返事してくれなかったが…』

P『あの時、言っただろ?……10年後……返事を聞きに行くって……。ふっ……。俺は…本気だったんだぜ…?そして今も…本気で……お前のことが好きなんだ…』

幸子(うわぁぁぁっっ…)///

P『どうなんだ……?』

幸子(……)ドキドキ

P『………決められない…か…』

幸子(あわわわ…Pさんが…近づいてきてるのを感じます…)

P『………それなら…今から俺に惚れさせてやるよ…』ドンッ

幸子(ふぇっ……!?ど、ドンって……か、壁ドンですかっっ…)ドキドキ

P『愛してる……』チュッ

幸子(っっっ!?み、耳元でっっ愛してる…ってっっ…し、しかも今っ…キス…しましたよね……!?や、やばいです…これはもう……)キュンキュンキュンキュン

P『…抵抗しないんだな……。いいのか…?』

幸子(……は、はぃ…いいです…)ドキドキ

P『こんなふうに………無理やりベッドに押し倒しても…か?』ドサッ

幸子(…!?べ、ベッド…!?えっえっ…もしかして…今から……へ、変なこと…始めるんですか…!?)ドキドキドキドキ

P『…ふっ……。そうか…じゃあ…………シようか…』

幸子(うわぁぁぁぁぁぁっ!!こ、これ以上は聴いちゃいけない気がぁぁぁ…で、でも……ここで止めるなんて………無理…です…)

P『……カワイイ下着…履いてるんだな……。今日…俺が来ること…意識してくれてた…ってことか…?』

幸子「そ、そういうわけじゃ……み、見ないでください…恥ずかしいですよ……」ドキドキ

P『ふっ…見ないでくれって……そう言いつつあんまり隠そうとしてないじゃないか……。むしろ…触って欲しそうに見えるが…?』

幸子「ちょ、ちょっとPさんっどこ触ってるんですかっっ…や、やだ…だめですよ……」ドキドキドキドキ


幸子のパパ(えっ…………P…さん……?)

幸子のパパ「ま、ママ!!ママ!!」

幸子のママ「はいはい、どうしたの?」

幸子のパパ「い、今っ!幸子がっ!!部屋で!!事務所のPに襲われてる!!!」

幸子のママ「……はぁ…?」

幸子のパパ「さ、さっき部屋で!幸子が……Pさんやめて…って言ってたんだ!!」

幸子のママ「何かの聞き間違いじゃないの…?Pさんなんて…家に来てないわよ…?電話でもしてたんじゃないの…?」

幸子のパパ「そ、それは…そうかもしれないけど……で、でも!ギシギシ聞こえたんだ!!」

幸子のママ「……聞き間違いだとは思うけど…見に行きましょうか……」

幸子のパパ「包丁を…包丁を持っていこう…」

幸子のママ「…あなた…言っておきますけど、後でお説教ですからね…?」

幸子のパパ「…な、なんで!?」

幸子のママ「娘の部屋から聞こえてくる音に聞き耳立てて……あなた何してるの…!」

幸子のパパ「ち、違うんだ…俺は…カワイイ幸子が部屋で何をしているのか気になってしまって…つい…幸子の部屋のドアにへばりついてしまうだけで…」

幸子のママ「はいはい」

幸子のパパ「………ほら、ママ…耳をすまして…」

幸子のママ「……………」

幸子のパパ「……………」

幸子のママ「………何も…聞こえないわよ…」

幸子のパパ「…………あれ…」

幸子のママ「……………幻聴じゃないの…?」

幸子のパパ「そ、そんなわけが…」

幸子のママ「……………」

幸子のパパ「うぅ………は、入ってみよう!!」

幸子のママ「……中に入ってあなたに暴れられたら幸子も迷惑よ…やめておきましょう」

幸子のパパ「えええっ…そんなぁ……」

幸子のママ「さて……じゃあ、今からお説教タイムよ…」

幸子のパパ「ええぇっっ……」

幸子「………………」

幸子「………………」

幸子「………ふぅ…」

幸子「……このCDがいけないんです……。あんな声であんなことされたら………そりゃあ…」

幸子「……ちひろさん…ありがとうございます…」

幸子「………もうこんな時間ですか…そろそろ寝ないと…」

幸子(……もしかしてボク…途中から…声……出しちゃってたり……しましたかね…?聞かれてないといいんですけど…)

幸子「………………寝る前に下着変えておきましょう…」

~事務所~

幸子「ち、ちひろさん…」

ちひろ「あ、幸子ちゃん!どうでした…?あのCD?」

幸子「……良かったです!」

ちひろ「…捗ったでしょう?」

幸子「………」///

ちひろ「あらあら…♪」

幸子「……ま、また…新しいの入ったら…お願いしますね…!」

ちひろ「任せてくださいっ!またお仕事としてPさんにお願いしときますから!」

幸子「た、楽しみにしてます!」

幸子(うう……昨日夜遅くまで楽しんでしまったせいか……なんだか頭がぼーっとしますね…やっぱり睡眠はちゃんととらないといけませんね…)

幸子(それに……なんだか…ちょっと寒気も…)プルプル

P「…どうした…?なんだか…顔色が悪いぞ…?」

幸子「だ、大丈夫です……」プルプル

P「ほんとか……?体も震えてるじゃないか…寒いのか…?」

幸子「……は、はい…なんだか今日は冷えますね…」

P「……室内は暖房が効いて少し暑いくらいなんだが…ちょっとこっち来て…熱測ってみろ…」

幸子「は、はい……」

~~~~~~~~~~~~~~~~

P「…37.8℃……風邪っぽいな…。よし、今日は帰るんだ」

幸子「う、うぅ……はい…すみません…」

P「……って言っても一人じゃ帰れないよな……送ってやるよ」

幸子「そ、そんな!悪いですよ…」

P「フラフラの状態で一人で帰れなんて言えないよ…」

幸子「す、すみ…ませ…」フラッ

P「おおっと……!危ない…」ガシッ

幸子「あ、ありが……っ!(Pさんの顔がっ…ち、近い…)」

P『大丈夫か……?気をつけろよ…?』

幸子(ああぁっ……耳元で…そんな…)キュンッ

P「お、おい大丈夫か!?なんかさっきより顔が火照って…熱あがってないか!?」

幸子「あ、あぁっ…大丈夫です…大丈夫ですよ!」

P「…よし、じゃあとりあえずソファで座って待っててくれ…準備してくるから…」

幸子「は、はい……」

P「すまんすまん。待たせたな。準備OKだ。さ、帰ろう」

幸子「は、はい…」

P「………家に帰ったら薬飲んでちゃんと寝るんだぞ?」

幸子「はい……」

P「…無理に勉強とかするなよ…?」

幸子「さ、さすがにしませんよ…」

P「そうか………。幸子は頑張り屋だからな…。きっと頑張りすぎたんだ…。なんだか無理させてしまってたみたいだな…。悪かったな…」

幸子「い、いえそんな!!!Pさんのせいじゃないですよ!」

P「…………」

幸子(……なんだかPさんに申し訳ないですね……。でも昨日楽しんでたせいで体調を崩したなんて言えませんし…)

P(今度…何か美味しいものでも買ってあげよう…)

~幸子の家~

P「よし、ついたな…。じゃあ俺はご両親に挨拶して帰ることにするよ」

幸子「いえいえそんな…せっかくなので上がっていってください…。ここまで来ていただいてすぐ帰すなんて…申し訳ないですよ…」

P「いやそんな気にする事は…」

幸子「気にしますよ…!さあさあ!上がってコーヒーでも飲んでいってください…」

P「そ、そうか…?じゃあ……」

ガチャッ

幸子「ただいま…」

幸子パパ「おかえり…ってどうした…!?今日はお仕事で事務所に行ったんじゃ…」

幸子「…ちょっと…熱を出しちゃいまして…。Pさんに送ってもらいました…」

幸子パパ「……P…さん…?」

P「ど、どうも………お初にお目にかかります…幸子さんのPをさせていただいている者です…」

幸子パパ「…貴様…」

P「……えっ…」

幸子パパ「貴様よくものこのこと俺の前に顔を出せたものだな!?」

P「えぇーっ!?どうされたんですか!?」

幸子パパ(こいつ……幸子が熱を出したからとかなんとか言って…幸子の部屋に入り込んで幸子を襲うつもりだな!?なんて大胆不敵な野郎だ…!やはりアイドル事務所のPなんて変態ばかりだ!!!信用ならん!!)

幸子パパ「帰れ!!!貴様に娘はやらんぞ!!」

P「何の話ですか!!??」

幸子パパ「貴様幸子を襲うつもりだろう!?」

P「ほんとに何の話ですか!?」

幸子パパ「熱を出したとかなんとか言っているが……貴様が変な薬を娘に飲ませたんじゃないのか!?」

幸子ママ「いい加減にしなさい!!!」バシッ

幸子パパ「ウッ……」

幸子ママ「わざわざ家まで娘を送ってくださったのに……。失礼しましたPさん……」

P「い、いえいえ………」

幸子「パパは…何を言っているんですか……」

幸子ママ「…後で叱っておくから…」

P「えっとその……では…これで私は…」

幸子「えぇっ…帰っちゃうんですか…?」

P「い、いやだって……」

幸子ママ「そんな申し訳ないですよ…。上がってゆっくりしていってください…!」

幸子パパ「帰れ!!!」

幸子&幸子ママ「パパは黙ってて!!」パンッッ

幸子パパ「ウゥッ……キモチイイ…」

P「え、えっとはい……では…お言葉に甘えて…」

幸子ママ「この人は部屋に縛り付けておきますので…」

幸子ママ「わざわざ家までついてきてくださってありがとうございます…」

P「いえいえ…。幸子さんの熱はアイドル活動を頑張りすぎたせいかもしれませんし……」

幸子ママ「そんなことはないですよ…。あ、幸子さんなんて…幸子でいいですからね…。娘が自己管理出来ていなかっただけなので…」

P「いえ…結構無茶な仕事もさせてしまっていたので一概にそうは言えないですよ……」

幸子ママ「ところで…娘とはどこまでいっているんですか?」

P「何を言っているんですか?」

幸子ママ「前から少し気になっていたんです。時々、娘の部屋の中から娘とPさんが電話?しているような声が聞こえるので…」

P「で、電話ですか?いえ…夜に電話なんてしたことないですが………」

幸子ママ「あら……?そうだったんですか……?プライペートの時間に愛を語り合っているのかと思っていたのですが…」

P「な、な、何言ってるんですか…!」

幸子ママ「私は………娘とPさんが付き合うことには賛成なんですよ…?さすがに今すぐ結婚というのには…反対ですけど……」

P「できる歳じゃないですしね!?」

幸子ママ「…てっきり電話しているのかと思ってたんですが…違ったんですね…」

P「は、はぁ…。…少し気になりますね…。もしかしたら何か悩みがある可能性もありますし…。少し幸子の部屋に行ってその件について聞いてきますね…?」

幸子ママ「…お願いしますね…。家族の者だと…なかなかそういうことは聞きづらくて…」

P「任せてくださいっ」

>>39
訂正です

幸子ママ「前から少し気になっていたんです。時々、娘の部屋の中から娘とPさんが電話?しているような声が聞こえるので…」

幸子ママ「前から少し気になっていたんです。時々、夜中に娘の部屋の中から娘とPさんが電話?しているような声が聞こえるので…」

地味な訂正なので気づかなかったらそれはそれでよしです…。

P「おーい幸子……。俺だけど…入ってもいいかー?」

幸子「Pさん…?え、えっと…ちょっと待ってくださいね!!」

P「お、おう…」

幸子(ええええっ…Pさん…部屋に来るんですか!?寝るためにパジャマに着替えちゃいましたよ……と、とりあえずなにか適当に部屋着に着替えないと…)

P「………(な、なんか…冷静に考えたら緊張してきたな…幸子の部屋か…どんな感じなんだろうか……女の子!って感じの部屋なんだろうか…)」

幸子「は、はい……大丈夫ですよ…どうぞ…入ってください…」

P「お、おぅ…。おじゃまします…」ガチャッ

幸子「ど、どうも……ま、まさか部屋に来るとは思ってませんでしたよ…」

P「い、いやぁ…帰る前に一言挨拶を…と思ってな…」

幸子「そ、そうでしたか…わざわざありがとうございます…」

P「………(どうしようか…何か悩みがあるのか…?なんて急に聞けないしな…どう切り出すか…)」

幸子「………(うう…なんだか変に緊張しますね…Pさんが来るって分かってたらもう少し部屋を片付けたのに…)」

P「た、体調は大丈夫か……?」

幸子「え、あ、はい…。多分1日寝たら治ります!」

P「そ、そうか…ならよかった…」

幸子「迷惑かけちゃってすみません…」

P「い、いや!気にしないでくれ!!」

幸子「………」

P「………(ちょっと気まずいな……何か話題を……ん?オーディオプレイヤーか…ベッドの上にあるってことは…寝る時に音楽を聴いて寝てるんだな…)」

幸子「どうしました…?」

P「え、あぁ…。オーディオプレイヤーが置いてあるのが気になってな…。幸子は寝る時に何か曲を聴いて寝るのか…?」

幸子「えっ……………あっ…」

幸子(あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ま、ま、まずいですよ……この流れは…下手したら…ボクがPさんの声を聞いて楽しんでいることがバレてしまううぅ…!な、なんとかさり気なくオーディオプレイヤーを隠さないと…)

P「ど、どうした?顔色悪くなってないか!?」

幸子「え、い、いやそんなことは!!そ、そうですねーー!寝る前に好きな曲を聴いたりしますーー!」

P「ほぉーそうなのか。落ち着く曲とか聴いたりするとよく眠れるよなー」

幸子「Pさんも聴いて寝たりするんですねーーー…(さ、さりげなーく取って…ポケットにしまいましょう…)」

P「おう。仕事のことで頭いっぱいでなかなか寝れなくてなー。曲を聴いて頭の中リセットするんだよ。(お、オーディオプレイヤー取ろうとしてる…ってことはあれだな。中に入ってる曲を見せてくれるやつだな)」

幸子(こっそりとって……ポケットに……って…えっ…なんで手を伸ばしてきてるんですか…)

P(どんな曲入ってるんだろう…)

幸子(も、もしかしてPさん……どんな曲が入ってるか見ようとしてる!?)

P「…見せて」

幸子「な、な………何見ようとしてるんですか!!!」

P「えぇー!?」

幸子「見せませんよ!」

P「なんで!?いやいいじゃないか!どんな曲が入ってるかくらい!見せてくれても!」

幸子「へ、変態!」

P「変態!?!?」

幸子「と、とにかく見せませんから!」

P「えぇ……」

幸子(ふ、ふぅ…なんとかパワープレイで隠し通せましたね…)

P「理不尽だ…」

幸子パパ「何を言うか!!この変態が!!」

幸子「パパ!?」

P「お、おとうさん!?」

幸子パパ「貴様におとうさんなんて呼ばれたくないわ!幸子さんのおとうさんと呼べ!」

P(めんどくせぇ!!!)

幸子パパ「俺は知ってるんだぞ!!夜な夜な娘の部屋に忍び込んで娘を襲っていたことを!!」

P「何言ってるんですか!?」

幸子パパ「俺は聞いたんだ!!!娘が…娘が…『あぁっ…やだ…Pさん…そんなとこ見ちゃ……だめ…あぁっあっあっ…』と苦しそうに叫ぶ声を!」

幸子「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」/////

P「……………」/////

幸子パパ「見ろ!娘がトラウマを思い出したかのような顔をしている!」

P「いや思いだしたと言うか今トラウマになったのでは…」

幸子パパ「うるさい!訳の分からんことを…」

幸子「……バカ………パパのバカー!!!!!」

幸子パパ「えええぇー!!??」

幸子「もう出てって!!!!!」バシッ

幸子パパ「そ、そんなぁぁぁ!!!」

幸子「………はぁ…はぁ…」ガチャッ

P「……………」

P「……………」

幸子「……………」///

P「その、なんだ……えーっと…話を変えよう」

幸子「…………」

P「さっき幸子のお母さんが言っていたんだが、どうやらお母さんは、俺と幸子が夜中に電話をしていると思っていたらしいんだ。幸子が俺と電話しているような声を聞いたとかなんとか…何のことか心当たりあるか?」

幸子「………それ、話変わってないですよね…」

P「えっ…」

幸子「…………」

P「…………えっと…状況が良く分からないんだが…」

幸子「…………もう死ぬしかない…」

P「えええっ!?お、おおぉ落ち着け幸子!!!」ガシッ

幸子(Pさんの声を聴いてシていたことが家族全員にバレて…その上Pさん本人にもバレて…)

幸子「もう生きていけないです…」

P「ちょ、ちょっと待てって!!どういう事なのか説明してくれっ!」

P「…………」

幸子「……と、いうことなんです…」

P「……な、なるほど…な…あのCDを聴いて……楽しんでいたというわけか…」

幸子「こ、これは…どういう羞恥プレイなんですか……もう恥ずかしすぎて火が出そうです…そのまま燃え死にたいです…」

P「む、むぅ…なんかその…すみません……まさかそういうことだったとは……(まさかアレを幸子が聴いていたとは…)」

幸子「……ボクはどうすれば…」

P「え、えーーっとだな…。このことを知ってるのは俺とちひろさんだけだ…。だから…大丈夫だ…何も死ぬ事は無い!」

幸子「でもママやパパも…」

P「お母さんもお父さんも、幸子がそういうことをしていたってことはハッキリは知らないわけだから、何とかごまかせるさ!!」

幸子「………そうでしょうか…」

P「俺からも、適当に言って誤魔化しとくから…な?」

幸子「……はぃ…」

P(こんなにも弱々しい幸子を見たのは初めてだ…)

P「で、えーっと…その…」

幸子「………」

P「まあ………そういうことは………ほどほどに…な」///

幸子「……………あぁぁぁ耐えられないですっっ誰かボクを殺してっ!!」

P「お、落ち着けって!!」

幸子「そういう反応に耐えられないんですよぉぉぉぉ!!事務所とかでボクの顔を見る度に『幸子…俺の声で…シてるんだよな…』とか絶対思うじゃないですかぁぁぁ!!もうそんな風に思われるのが耐えられないですぅぅ!女としてもうダメですよぉぉお!!」

P「思わない思わない!!もう今日のこと忘れるから!!」

幸子「忘れるはずないですよこんなこと!!」

P「よ、よし分かった!!!」

幸子「……なんですか…」

P「……幸子のオカズを知ってしまったんだ…俺も普段何をオカズにしてるのか教えよう…これでどうだ?」

幸子「いやもうオカズとか…女の子としてもう…そういうの…」

P「まあまあまあまあ…来るとこまで来たんだ…ここは腹を割って話そうじゃないか」

幸子「……はぁ…。でも…Pさんの…知ったところで…男性のソレと女性のソレでは…また話が違いますよ…」

P「だとしても、一方的に知られているのとお互いが知ってるのでは気持ち的に違うだろ?」

幸子「………まあ…そりゃあ…」

P「俺が何で興奮しているかと言うとな……」

幸子「………」///

P「………幸子のスク水姿」

幸子「えっ………」

P「……エロいなーって思って…」

幸子「…………気持ち悪い…」

P「おぉい!?」

幸子「あっ……す、すみません……。Pさんって…ロリコン…だったんですね………」

P「うむ…」

幸子「うむって……。っていうことは…お互いがお互いで………その…えっと…」///

P「お互いオカズにしてシコってたんだね」

幸子「ハッキリ言わないでください!!!」///

P「まあ、皆何かしらで夜中に楽しんでるわけだし…。そんなに気にすることないぞ」

幸子「………」

P「じゃあ、俺はそろそろ行くわ」

幸子「……はい…」

P「お大事に」

幸子「……ありがとうございます…」

P「………あ、そう言えば」

幸子「はい?」

P「CDは新作出たら聴くのか?」

幸子「帰ってください!!!」

P「ふぅ……。まさか…幸子がな……。あれ聴いてるのちひろさんだけだと思ってたんだが…。幸子以外の子にも聴かせてないだろうなぁあの人…」

P「あのCDそんなにいいかぁ?自分じゃ分からんな…」

幸子ママ「あ、Pさん…どうでした?」

P「えっ…あぁ…。えっと…話を聞いてみたところ…ちょっと仕事のことで悩みがあったみたいで…。なかなか俺に直接言えなくて…困ってたみたいです。今日、詳しく聞けたのでもう大丈夫です」

幸子ママ「そうだったんですね……。ありがとうございます…!」

P「あ、いえいえこちらこそっ!助かりました」

幸子ママ「もう、お帰りですか?」

P「はい。あまり長居してもあれですから」

幸子ママ「そうですか…。本当にわざわざありがとうございました。次見える時までに、主人はしっかりしつけておきますので」

P「し、しつけって…(犬みたい…)」

幸子「はぁ…………」

幸子「バレちゃうなんて……最悪です…」

幸子「もうCDなんか聴くのやめますかね…」

幸子「……………無理ですよね…」

幸子「………あんな事があったのに…さっきのPさんの声……録音しちゃってましたし…」

幸子「………もうこの際です…開き直っちゃえばいいんですよ!!Pさんの声聞いて楽しんでますよ!!ボクは!!」

幸子「……………そう言えばPさん…ボクのスク水姿で…楽しんでるって言ってましたね…」

幸子「………フフーン…ボクだけが夜中に興奮して眠れなくなるのは何だか癪ですし……。変態Pさんも眠れなくしてあげましょう…」

幸子「スク水に着替えて………自撮り写真を送り付けてあげますよ!!もうヤケですよ!!これでPさんも今晩は捗って眠れませんね!!!」パシャッ

幸子「ふっふっふ……。もっときわどい方がいいですかね…」パシャッ

幸子「フフーン…。これを見てPさんが…………。あ、あれ…なんだか……撮ってるボクも…興奮してきましたね…」ドキドキ

▼幸子は新たな性癖にめざめてしまった!

~おわり~

~P宅~

P「お、幸子からメールだ。なになに…『これでPさんも今晩は眠れないですよ』…?どういう事だ?どうやら写真がついているみたいだが…」

P「……おっほほほ!!マジで!?いいんすか!?幸子のやつ…開き直ったな…」

P「それではありがたく……。ウッ…」

P「………よし、寝るか」

P「zzZ」

~ハッピーエンド~

予定よりちょっとエロ要素が多くなってしまいました…

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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