【モバマス】モバP「もうやだ!プロデューサーやめるっ!」 (38)

ちひろ「どうぞ、これ退職届です」

モバP「わーい!これでおれはじゆうだー!」

モバP「って、止めてくださいよ!」

ちひろ「代わりはたくさんいるんですよ?」

モバP「怖っ!とても冗談で済ませられねえや」

ちひろ「だったら冗談でそんなこと言わないでください。担当の子が悲しみますよ」

モバP「.....ウッス」



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モバP「って事があったんだよ。ひどいよな」

幸子「ヒドイのはプロデューサーさんですよ!」

七海「そうれすよ。そんな使い古されてカピカピになったネタなんて誰も喜ばないのれす」

モバP「悪かった悪かった」

幸子「それで、何でそんな事言い出したんですか?」

モバP「....出なかった」

幸子「はい?」

モバP「限定復刻よしのんSSRが出なかった」

モバP「出なかったんだよぉ!無料石かき集めて100回も回したのに!!」

幸子「それだけのことで?!」

七海「課金が足りないのれす」

モバP「....いや、過去に給料を全額ガチャにぶっ込んでさ....数ヶ月で100万近い借金作ってガチ説教くらった身としてはちょっとこれ以上は」

幸子「何やってるんですか.....」

モバP「と、言うわけで今回芳乃様はちょっと出張中で不在だからな。問題起こすなよ」

美由紀「はーい!」

由愛「が、がんばります....っ!」

モバP「とは言え、美由紀は午前の撮影で終わりだな。由愛もこのあとレッスンで終わり。七海と幸子は一緒に打ち合わせっと」

美由紀「みゆきもついて行っていい?」

モバP「うーん、連れて行きたいんだけどなぁ。悪いが留守番しててくれ」

美由紀「はーい」

モバP「よし、打ち合わせまでまだ時間もあるし、飯でも食いに行くか!」

七海「わーい!お寿司れすか?」

モバP「ハハハ、構わんが俺は昼飯を奢ってやるとは言ってないぞ」

七海「プロデューサーはけちれすねー」

幸子「女の子にお財布を出させるなんて、プロデューサーさんは甲斐性がないですねぇ」

由愛「あの...わたしお弁当で.....」

美由紀「みゆきも!響子ちゃんとね、作ったの!」

モバP「見習えよお前ら」

幸子「そう言うプロデューサーさんはどうなんですか?」

モバP「コンビニ弁当で十分だしなぁ」

美由紀「じゃあね、みゆきがプロデューサーさんの分も作ってあげるね!」

由愛「!?」
七海「!?」
翠「!?」

モバP「いや、それはお前大変だろ」

美由紀「ううん、響子ちゃんと一緒だし、たくさん作った方がラクだって言ってたよ?」

翠「み、美由紀ちゃん、わたしも」

美由紀「翠ちゃんは自分で....できないかー」

翠「できます!」

モバP「そもそも水野はどっから湧いて出てきたんだよ」

由愛「あの、プロデューサーさん....わ、わたしも...!」

七海「七海も!七海も!」

モバP「ん?お前らも美由紀の弁当食いたいのか?」

七海「違うれすよ!七海もプロデューサーにお弁当を作るのれす!」

由愛「......(こくこく)」ふんす

モバP「気持ちだけで充分だよ。なんだお前ら急に」

幸子「プロデューサーさんは鈍感ですねぇ」やれやれ

モバP「何の話だよ。ほらさっさと飯食うぞ。二人が弁当だから俺らも適当になんか買うか」

美由紀「いただきまーす!」

モバP「牛丼うめえ!」

七海「太りそうれすね」

モバP「俺、太らない体質なんだ」ドヤ

???「ほー」

モバP「.....周囲からの殺気がヤベェ」

幸子「女の子の前でそう言うこと言うからですよ。デリカシーがありませんね」

モバP「女の痩せたい願望って何なんだろうな。ちょっと肉があるくらいが可愛くていいと思うんだよ俺は俺は」

七海「七海くらいにれすか?」

モバP「ノーコメント」

幸子「まったくプロデューサーさんは...。もういっそ女の子になってしまえば女の子の気持ちがわかるんじゃないですか?」

モバP「それもいいかもなぁ。アイドル目指してみたりしてな。ハハハ」

美由紀「そういえばね、雪乃ちゃんからクッキーもらったの」

モバP「へぇ....すっげぇ紅茶のいい匂いするな」

七海「美味しそうれすねぇ」

モバP「しかも相原提供ってことなら質も期待できるしな」

美由紀「手作りしたんだって!」

モバP「どれ、一個もらうぞ。....うん、美味いな!」

美由紀「志希ちゃんにもらった紅茶を使ったんだって!」

モバP「美味いな、うん。へぇ、茶葉は一ノ瀬が....え?一ノ瀬?」

美由紀「うん!えっとね、ナントカ組み換えですごく美味しくていい匂いなんだって」

モバP「遺伝子組み換え」

美由紀「うん!それにね、可愛い女の子になれるの!」

モバP「可愛い女の子に(アニメ声)」

幸子「プ、プロデューサーさん?」

七海「プロデューサー、れすか?」

モバP「....そうだよ、俺がプロデューサーだよ?(高い声)」

由愛「あ...あ......プロデューサーさんが........」

モバP「プロデューサーさんどうなっちゃったの?(可愛い声)」

美由紀「あちゃー」

由愛「.....(スッ)」手鏡をプロデューサーに向ける

モバP「わぁ、可愛い女の子だ!スカウトしなきゃ(白目)」

モバP(女)「ってなるかぁぁぁぁああああっ!!!!!」

モバP「一ノ瀬ェッ!どこじゃぁあっ!!」

モバP「一ノ瀬の担当でもいいっ!どこ行ったぁっ!」

由愛「あの...これ.....」

『都合の悪いことが起きそうなので志希を探すついでに旅に出ます。探さないでください 志希P』

モバP「たとえ便所に隠れてても探し出してケアしてやる....っ」

幸子「お、落ち着いてくださいプロデューサーさん!」

七海「そ、そうれす!服のサイズがだぼだぼでズボンが....パンツ見えちゃいそうれすよ?」

モバP「うおぉお、ほんとだ。縮んどる.....」

モバP「いや、待て、錯覚かもしれん」ヒョイ

モバP「.....」パンツの中を確認

モバP「.....息子が家出したんですが」

由愛「わわわ....///」

幸子「ちょ、え?い、いろいろやめてくださいセクハラですよ!?///」

幸子「あの、落ち着きましたか?」

モバP「.....うん」ぐすっ

由愛(泣いてるプロデューサーさん可愛い...です)

美由紀「クッキー食べる?」

モバP「お前ときどきすごく残酷だよな?」

七海「ちなみに七海達が食べても全くへいきなのれした」

モバP「くっそ....こんな使い古されたカッピカピのネタで....」

七海「まるまったティッシュがあると違う意味に聞こえるれす」

幸子「ちょっと、七海さん///」アセアセ

美由紀「違う意味?」きょとん

由愛「.....////」うつむき

モバP「くっそ、何度鏡見ても美少女が映ってやがる。プロデューサーやめてアイドルになろうかな」

幸子「すごい自信ですね。それ自分の顔ですよ?」

七海「幸子ちゃん、それはブーメランれすよ?」

モバP「そうだ!芳乃様!芳乃様ならどうにかしてくれるっ!」

幸子「あの、芳乃さんは今ロケで出張中で.....」

モバP「あ"ぁ"ぁ"(絶望)」

七海「もう諦めるのれす。そろそろ出かけないと打ち合わせ始まっちゃうの」

モバP「あぁ、大丈夫。もう代理を手配したから今日はそっちと一緒に行ってくれ」

代理P「お前も大変だな....」

モバP「頼むからそっとして置いてくれ....」

由愛「わわわ....もうこんな時間....レッスン遅れちゃう.....」

モバP「うん、行っておいで。頑張ってな」

ちひろ「とりあえず、芳乃ちゃんが帰ってくるまではお休みにしますから、あの、元気出してくださいね?」

モバP「はい...美少女なので襲われないように気をつけようと思います」

ちひろ「実は余裕ありますよね?」

モバP「俺はカワイイので」

幸子「ちょっと、それはボクのセリフです!」

七海「幸子ちゃーん、置いてかれるれすよー!」

一旦ここまで。眠いんです....

続きは明日

モバP「さて、俺も事務書類だけでも片付けないと....うーん、今更ながら違和感がすごいな」

ちひろ「違和感、ですか?」

モバP「えぇ、机が高いし、椅子は低いし、何より袖が余ってるんでキーボード叩きづらいんですよ」

美由紀「美由紀と背の高さ変わんないね」

モバP「体がでかいっていいことだったんだな。これは不便だ....」

ちひろ「服だけでも着替えますか?」

モバP「そうですね。ズボンもベルトが大きすぎてあんまり意味がないですし....近くにファッションセンターありましたよね?」

ちひろ「アイドルの服なんかぴったりだと思うんですよ」

モバP「お願いですので近くで普通の服を買ってきてもらえませんか?」

美由紀「えっとね、みゆきが行こうか?」

モバP「そうだな....ちひろさんに任せるより安心か」

ちひろ「ちょっと、どういう意味ですか?」

モバP「いいかみゆき。男の子向けの服を買ってくるんだぞ」

美由紀「はーい!」

モバP「それで美由紀は何を買ってきたのかな?」

美由紀「えっとね、かわいいの!」

モバP「成人男性にかわいさは求められてないんだよ!」

美由紀「えー、じゃあちょうだい」

モバP「男に戻ったらな!下着まで女性用買ってきやがって.....」

響子「あの、ごめんなさい。美由紀ちゃんが着替えを買いに行くって言ってたので...似合ってますよ」

モバP「ありがとう!喜んでいいのか分からんけども!」

ちひろ「なんだかんだ言いながら着てますけどね。下着以外」

モバP「下着は抵抗があったので元のままです。ゴムゆるっゆるですけど」

モバP「あと、胸元が苦しい....」

美由紀「え?みゆきはぴったりだったのに?」

響子「それじゃあブラもサイズ合わないですね」

モバP「大胸筋サポーターだよ」

ちひろ「普通に女性用のブラジャーですよ...って、あれ?もしかして着けてないんですか?」

モバP「抵抗があったので....」

モバP「まぁ、スーツより動きやすいしいいか」くるくる

ちひろ「なんだかんだ気に入ってませんか?」

モバP「まぁ、実は。こんな機会でもないと着ませんし....うお、パンツずれた」

響子「もう、プロデューサーさん女の子なんですから」

モバP「男だよ」

美由紀「今は女の子だよ。プロデューサーさんもアイドルになるの?」

モバP「んー、改めて言われるとそうでもないな。俺はプロデューサーがいいし」

響子「えぇっ?!もったいないですよ!」

モバP「いずれ男に戻るからな。だからいい。レッスンきつそうだし」

響子P「響子ー?あ、いた。何やってたんだ?」

響子「あ、プロデューサーさん!ちょっと今美由紀ちゃんのプロデューサーさんとお話してて」

響子P「モバPと?いないじゃないか」

モバP「よっ!」

響子P「ん、あぁ、こんにちは。新しく入った子かな?」

モバP「いや、違うって」

響子P「ん?違うのか」

響子「えーっと、この人が....」

響子P「.....!」てぃーん

響子P「てぃんときた!君は柳瀬ちゃんのお友達だな!」

モバP「違います」

響子P「そういうことにしておこう。なぁ、モバP...じゃなかった、柳瀬ちゃんのお友達、アイドルにならないか?」

モバP「誰だか分かってんじゃないか!断る!」

響子P「まぁ、そう言わずに」

モバP「しつこい!五十嵐、美由紀後は任せた俺は逃げる!!」

響子「えぇっ?!」

響子P「ちょっと待って....行ってしまった」

ヒラッ

響子P「ん?なんだこれ?男物のパンツ?」


モバP「ったく、アイドルになるならセルフプロデュースするわ」

モバP「しかし、スカートはアレだな。動きやすいけどすーすーするな」

凛「あれ?見かけない子だけど新人の子?」

卯月「かわいい!えっと、初めまして、島村卯月です!こっちが凛ちゃんで、こっちが未央ちゃん!」

モバP「知ってるよ。あと俺は新人じゃなくて」

未央「おぉ、アタシ達を知ってるって!いやぁ、すっかり有名人ですなぁ」

モバP「アイドルだからな...じゃなくて」

凛「新人じゃないってことは見学の子?それとも勝手に入って来ちゃったとか?」

未央「首にパス下げてるし、勝手に入って来たわけじゃないんじゃない?」

卯月「ひょっとして迷子かな?」

モバP「いや、迷子じゃなくて....まぁいいや」

凛「とりあえず、プロデューサー呼ぼうか」

未央「迷子だったら大変だもんね。未央ちゃんにお任せ!」

卯月「えっと、お名前は?今いくつかな?」

モバP「モバPだよ!あとプロデューサーは呼ぶな。まためんどくさいことになる未来しか見えねえ!」

未央「なるほど、モバPさんとこの子か」

モバP「ダメだ。話が通じねえ」

未央「もしもし、モバPさん?......え?はい.....えぇっ!?そうなんですか!」

モバP「よかった、伝わったか」

未央「はい、それじゃあ捕まえて連れてくね!」

モバP「何一つ伝わってねえ!!」ダッ

凛「あ、逃げた」

卯月「....ねぇ、凛ちゃん、未央ちゃん」

未央「なぁに?うづりん」

卯月「ベージュのパンツってあるのかな?」

凛「え?」

モバP「くそッ、なんて日だ。もうさっさと帰ろう」

モバP「.....荷物と財布置いて来ちまった」

モバP「スカートもなんか足が寒いし、思った以上にダイレクトに風を感じるし.....」

CuP「ん?」
CoP「え?」
PaP「お?」

モバP「最悪のタイミングだよ本当に」

CuP「見ない子だね、どこの部署の子だい?」

CoP「うーん、かわいいね!キミアイドルに向いてるよ!」

PaP「よかったら話だけでもどうかな?それとももう誰かに声かけられてる?」

モバP「あの、だから俺はモバPで....」

CuP「ん、あぁ、モバPのとこの子か」

CoP「先を越されてたか」

PaP「んー、見た所パッション属性かな?個性が強そうだ」

CoP「は?どう見てもクールだろ。小学生にしては大人びたこの雰囲気」

CuP「いや、このかわいさはキュートだな」

PaP「かわいさだけじゃないか」

モバP「えーっと、だから俺は....もういいや。アイドルになるつもりとかないんで」

CoP「ほら見ろ、クールじゃないか。君本当にアイドルの素質あるよ」

PaP「いいや、パッションだね。そんなにかわいいのにもったいないよ」

CuP「キュートだって!君はかわいいアイドルになれる!」

モバP「お断りします!」ダッ

PaP「あ、逃げた」

CoP「お前らが邪魔するから....」

CuP「....なぁ、あの子.....いや、なんでもない」

モバP「ったく、どいつもこいつも...ちひろさんに頼んで送ってもらうかな.....」

モバP「あぁ、やっぱりダメだ。スカートの違和感がすごい。ズボンが欲しい。なんでこう股が冷え.....」

モバP「ん?股?」ピラッ

モバP「.....あれれぇ?おかしいゾォ?」

モバP「うぉおっ?!パンツがねえ!!」

モバP「え?いつから?俺この格好で走り回ってたの?痴女じゃん?!」

モバP「いやぁ、オチツケェ。俺は男だから痴女ではないな、うん」

モバP「く、どうする。このままノーパンでウロウロはさすがに....」

卯月「あ、いました!さっきの子!」

未央「どこどこ?」

モバP「ヒィッ、このままじゃ(社会的に)死ぬっ!」ダッ

乃々(森久保ですけど....今机の下なんですけど.....)

乃々(また机の下の住人が増えたんですけど.....)

モバP「.....」

乃々(見知らぬ女の子は森久保の隣でじっと手に握ったぱ、ぱぱパンツを見つめています.....)

乃々(なんでしょうこれは?新手の森久保いじめですか?)

モバP「....なぁ、森久保。パンツって履かなきゃダメかな?」

乃々「ひぃっ?!何故そんなことを?」

モバP「俺は、これを履いてしまったら何か大事なものを失ってしまう気がするんだ」

乃々「え?今パンツ履いてないんですか?」

モバP「履いてたんだけどいつの間にかなくなってた」

乃々「どういうことかよく分からないんですけど....」

モバP「森久保、教えてくれ...俺はパンツを履くべきだろうか?誇りを失ってまで....」

乃々「もうすでに羞恥心という大切なものを失っている気がするんですけど.....」

モバP「教えてくれ、ゼロ。俺はどうすればいい...」

乃々「よく分からないんですけど、それなら....」

モバP「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」

乃々「服の下に水着を着てそんなに喜んでるいる人初めて見るんですけど...」

モバP「ハッハッハッ、これで何も怖くないぞ!お礼に今度お仕事から逃げたくなった時には一度だけ匿ってやろう」

乃々「ほ、本当ですか!」

モバP「逃げることにだけやたらアグレッシブな森久保、嫌いじゃないぞ!」

乃々「それでは早速」

モバP「早速」

乃々「この後のお仕事から逃げるのを手伝って欲しいんですけど!」

バンッ

乃々P「森久保ォッ!!」野獣の咆哮

モバP 乃々「ギャーッ!!」

モバP「何アレ?!普段の倍くらい怖いんだけど!」

乃々「森久保的にはいつも通りなんですけどぉ!」

モバP「これもう仕事じゃなくてあのバケモノから逃げてるじゃん!熊から逃げてる気分なんだけど!!」

乃々P「マテェェェエ!」

乃々「待ちませんけどぉ!!」

モバP「待ったら食われるんですけどぉっ!!」

乃々P「仕事だ森久保ォッ!あと隣の見知らぬ少女ォッ!!」

モバP「巻き込まれたんですけどォッ!!!」

乃々「うぅ、ここを左に曲がって階段を降りてすぐの扉を開けたら左から3番目の机の下の床を『↑↑↓↓←→←→BA』の順に動かせば森久保の隠れ家第573号に辿り着きますからぁ!」

モバP「森久保の隠れ家第573号ってなにぃ?」

乃々「ときめきの思い出ですけどぉ!」

モバP「はぁっ、はぁっ、何この地下空間?」ゼェハァ

乃々「秘密基地ですけど....あ、こっちに行ってハシゴを登れば別の出口に」

モバP「うちのプロダクションなんでこんな変なギミック多いの?」

乃々「ニンジャさんの趣味かも...あ、そこ気をつけてください。きのこさんのお友達が」

モバP「うぉ、カビ臭っ!きのこか....え?これキノコ?なんか見たことないような見覚えあるというか、家出した息子にそっくりのカタチしてるんだけど」

乃々「え?息子さんがいるんですか?小学生だと思ってたんですけど....」

モバP「あぁ、いや、なんでもない。ちょっと新種というか突然変異してないって驚きで妙なことを口走った」

乃々「そうですか...キノコは遺伝子組み換えがどうとかと志希さんが」

モバP「マッドの所業じゃねえか」

乃々「食べると男の人になるから食べちゃいけないそうです....」

モバP「へぇ...そりゃ気をつけなきゃな.....」

うづりんって誰だよ…しまむーなんだけどニワカ思われるぞ

乃々「無事逃げきれました....」

モバP「怖かった...あの熊、今度注意しないと.....」

乃々「それでは森久保はこのまま机の下で息を潜めて生きていきますので」

モバP「ありがとうな森久保。俺も元の体に戻る方法を探さないと」

乃々「はぁ、そうですか。大変そうですが頑張ってください」

モバP「おう、森久保も仕事頑張れよ」

乃々「はい...頑張りま.....え?」

モバP「......」

乃々「え?え?」キョロキョロ

モバP「冗談だ。あの熊はいない」

乃々「し、心臓に悪いんですけどぉ」

モバP「でもまぁ、お前が頑張って仕事してるとこ好きだからな。あんまり逃げないでやってくれよ、じゃあな」

乃々「あ、あのぉ....」

乃々「ファンの子、なのかな?....応援されてるならもうちょっとだけ頑張ってみても......」

>>28
ありがとう。なんで勘違いしたんだ.....

モバP「逃げ回って疲れてきたな...いい加減帰って平和な時間を過ごしたい....なんか島村の呼び方間違えてたし」

由愛「あ、あれ?プロデューサーさん?」

モバP「おぉ、由愛。レッスンは終わったのか?」

由愛「は、はい....あの、なんだか『謎の美少女がノーパンで逃げ回ってる』って噂を聞いたんですけど....ひょっとして」

モバP「ノーパン?多分それは人違いだな。俺はパンツではないが水着を履いてる」

由愛「そ、それなら良かった...です」

モバP「そうだ由愛。事務所に行くから付いてきてくれ。さっきからいろんな男に襲われて大変なんだ」

由愛「お、襲われて...大丈夫ですか?」

モバP「今のところ無事だよ。危うくアイドルにされるところだったけど」

由愛「アイドル....いや、ですか?」

モバP「....嫌じゃない。でも、俺はそれ以上にプロデューサーとしてお前らをトップアイドルにしたい」

由愛「プロデューサーさん....!」

ちひろ「あ、プロデューサーさんおかえりなさい」

美由紀「はい、プロデューサーさん落し物」

モバP「ありがとう。だが女の子が男物のパンツを笑顔で手渡すのはどうなんだ....」

七海「七海たちも帰ってきたのれす」

幸子「帰ってきてすぐに卯月から「見かけない子が下着も履かずに逃げ回ってる」と聞かされたんですが...プロデューサーさんなにしてたんですか?」

モバP「誤解だ幸子。俺は水着をつけている」

ちひろ「その水着どうしたんですか?」

モバP「森久保に貰った。夏使わなかった衣装で新品だそうだ」

ちひろ「そ、そうですか...でもちゃんと買い取ってくださいね?」

モバP「え?経費では?」

ちひろ「落とせませんよ...」

モバP「ジーザス....」

由愛「あ、あの、プロデューサーさんが着ないならわたしが貰って....」

モバP「え?でもこれ、由愛には大きいぞ、胸の方が」

由愛「....」

モバP「由、由愛?今女の子の体だから地味に痛いの。ポカポカやめて」

七海「自業自得なのれす」

~数日後~
モバP「いやぁ、無事戻れてよかった。芳乃様様だな」

芳乃「わたくしはー、輝子から分けて貰った材料を使って調理をしただけでしてー」

モバP「しかし、探してみればあるもんだな不思議なキノコも」

幸子「むしろ何故そんなものがあったのかが疑問ですが....」

モバP「な?SCP財団でも絡んでんじゃねえかなって思う」

美由紀「みゆきも食べたかったな、あのスープ」

モバP「お仕事できなくなるからやめて」

由愛「でも、プロデューサーさんとアイドル...少ししてみたかったです」

七海「そうれすね、6人目のアイドル見てみたかったれす」

モバP「どちらにせよ、編成の都合で5人までだよ」

芳乃「そういえばー、お土産がありましてー」

美由紀「お菓子だー!」

モバP「ありがとう。お、クッキーか....」

芳乃「えぇ、美味しいとオススメされましてー」

モバP「嫌な思い出はあるが、うん、美味いな。生姜クッキーか」

芳乃「はいー、ぽかぽかと体も温まりましてー」

七海「ラベルに何か書いてあるれす」

由愛「えぇっと...この生姜は遺伝子組み換えでない....」

モバP「ハハハ、やっぱり自然が一番だな」

幸子「...と思った?残念!志希ちゃんの手作りでした!にゃはは」

モバP「....芳乃様、誰にオススメされたの?」

芳乃「それはー、はてー?」

モバP「おのれ一ノ瀬ェ!!!」

モバPはしばらく寒さを感じなかったそうです

END

終わりです。HTML出してきます

卯月の呼び方の件。普通に間違えました。卯月P、ちゃんみおPには本当に申し訳ないと思います。あわせて過去に池袋晶葉博士の名前を間違えたり、挙句、担当である"成宮由愛(なるみやゆめ)"を『なりみやゆめ』と呼んでいたことも反省します。なるみや、成宮由愛です。お見知り置きを。そういえばもうすぐ総選挙ですね(すっとぼけ)

TSはロマン。朝起きたら美少女になってないかな....

~おまけ~

翠P「.....」

翠「.....」

翠P「....これは、なんでしょうか?」

翠「お、お弁当です」

翠P「お弁当ですか...おせち料理ではなく」

翠「////」

翠P「五十嵐さんから聞きました。翠さんが頑張っている、と」

翠「あの、ご迷惑でしたら」

翠P「いえ、とても嬉しいです。しかし...」

翠P「気負いすぎ、ですね」

翠「あの、お世話になっているプロデューサーさんに作るわけだからと考えるとつい、気合が入ってしまって....」

翠P「...それだけじゃありませんね」

翠「...はい、ついつい張り合ってしまいました」

翠P「....」ぱく

翠P「うん、美味しいです。次は二人で食べきれる量にしましょう」

翠「はい...へ?」

翠P「僕と翠さんとで、です。今日は他の人にも食べてもらいましょう。少し残念ですが」

翠「は、はい!」


周子「お熱いなー」

志希「そんな二人に志希ちゃんからプレゼント」

周子「なになに?」

志希「んー、自家栽培生姜ー♪」

周子「渋くない?」

志希「もちろん遺伝子組み換えでない?」にゃはは

おわり

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