ファルコ「そうだ!」
ケンシロウ「貸せぬか!」
ファルコ「貸せぬ!」
ケンシロウ「どうあっても貸せぬか!」
ファルコ「規約の定め、貸せぬ!」
ドガアァァン!
修羅「アイヤ~」
修羅「ふがもも~!」ドシャアッ
修羅「何起こったアルか!?」ガシッ
修羅「あがっ!?」
ケンシロウ「融資窓口は何処だ?」
修羅「しっ、知らないアルよ!私は預け入れに来ただけの客アルよ!」
ドゴッ!
修羅「ぶふっ!」
ケンシロウ「あるのかないのかどっちなんだ?」
修羅「ないないアルよ!銀行の人に聞くよろし!」
ドゴッドゴッ!
修羅「ぱっぱらぷっ!」
ケンシロウ「どっちなんだ。あるのかないのか」
修羅「たから知らないアルよ~!」
修羅「ないあるないあるないあるないあるない~」ダダッ
修羅「ひょんげ~…ぶっ!」ボゴォ
ケンシロウ「あそこか…」
ケンシロウ「お前のその眼!そして赤鯱の血が新たな血肉となって俺の傷を塞いでくれた!」
ケンシロウ「お前や赤鯱は俺に何を望む?この身体を自分の身体と思って言ってくれ!」
シャチ「我ら親子の望みはあんたに貸した借金の返済!それ以外に無い!」
ケンシロウ「本当にそれ以外に無いのか!」
シャチ「無い!」
ケンシロウ「それ以外の事で何でも言ってくれ!」
踏み倒すつもりかケンシロウw
ラオウ「うぬが融資担当のファルコか!」
ファルコ「そうだ!」
ラオウ「追加融資するか、待つか、どちらか選べい!」
ファルコ「どちらも選ばぬ。このまま返済してもらいたい!」
ラオウ「ぬ!」
村人「ファルコ、何故貸さぬ」
ファルコ「貸す事は可能だ。だが、踏み倒されましょう」
ファルコ「一度踏み倒しを許せば、他の者にも同じ事を繰り返すは必定!」
ラオウ「ふっ、こやつ。見抜いておるわ」
請求待つ破産者 拳王!!
((☆))ピキーン
村人に借りまくっているトキの噂を聞きつけ、奇跡の村にやってきた男…その名はアミバ!
246
((☆))ピキーン
己を天才と称し、どんな借金でも誰よりも早く返済できると嘯くアミバは、病の老人に借金を申し込む!
246
((☆))ピキーン
偶然現れたトキに、借金の申し込みを横取りされたアミバは、トキになりすまし、トキに借金を押し付けることを誓った!
375
((★))ピキーン
アミバは心で叫んだ!トキ!トキ!トキ!どいつもこいつもトキ!なぜ奴に貸してこの俺には貸さねえんだ
7 7 デンッ
ルィィィィチィィィィ!
海の兵団A「早くこちらに!この階下でケンシロウ様と落ち合う手筈が!」
ダダダダ…バァン!
ユリア「はっ!ケンは!?」
海の兵団B「申し訳ありませぬ。どうしても引き止める事が出来ませんでした」
海の兵団B「暴狂星ラオウも迫っており危険です!お逃げください!」
ユリア「私は待つ為に生きて来ました。待つのが私の宿命。そしてケンとの約束…」
ユリア「待ちましょう。いつまでも…」
ラオウ「ハーッハッハッ!ユリアー!」ドドドドド…ヒヒィーン
ケンシロウ「ラオウもこれ程までにユリアに借金を…」
ユリアの元に先に辿り着くのは、ケンシロウ、ラオウ、どっち>>9?
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