モバP「光に助けてもらう」 (12)
アイドルマスターシンデレラガールズ、南条光のR18ssです。苦手な方はご遠慮ください。
太陽がビル林の狭間に隠れ、陰が背よりも延びた頃。
俺は担当アイドルの南条光を回収するべく、駅前のロータリーを訪れていた。
見渡すと周囲は帰宅ラッシュに差し掛かっていて、気を抜くと人波に流されそう。
十代アイドルの中でも一際小柄な光では、こんな所にいたら頭が隠れてしまうので、合流に手間がかかるかもしれない。
そんなことを考えていたら、人混みの中から幼げな声。
見ると、母親の袖を掴んでいる男の子が、光に快活なお辞儀をしていた。
「もう、この子ったら、すぐ何処かに走っちゃって……本当に助かりました」
母親もまた、深々と礼を述べている。
「ま、まぁ、これぐらいの男の子は、っ! 元気に走るのが、お仕事みたいなものっ、だから……っ!」
感謝を受けている光はというと、好青年を装った受け答えはしていても、誇らしげに笑ったりはしていない。
爽やかな美人顔は悩ましげに歪み、やや丸みを帯びつつある華奢な腰がピクピク震えている。
迷子探しの疲れでは説明できないほど呼吸は乱れ、上下する肩につられ、艶やかな長髪がゆらりとなびいた。
「あの……もしかして、どこかお具合がよろしくないのしょうか」
「あー……、あはは、夕日のせいです、たぶん……。
じゃあ、アタシは用事があるので、これでっ!」
会話を打ち切るように別れを告げて、光はそそくさと立ち去った。
強がるような大股歩きを追って、俺もまた早足で移動。
親子から距離を十分開き、混雑が落ち着いて人気もない場所を見計らって、光の前に姿を見せた。
「……! プロデューサー、ここに、いたのか!」
「まぁな。
こんな時でもヒーローをやってるんだな、お疲れ光」
そうねぎらうと光は駆け寄ってきて、赤ら顔で仰ぎ睨んできた。
「こんな時って……あの子は困ってたし、見捨てられるわけ、ないじゃないか。
……っていうかっ! 凄い顔で助けてくれって言うから心配したのに、プロデューサーは本当にこんなことがしたかったのか!
もう満足して、っ! ……した、よな……!?」
抗議をしながらも、縋り泣いて俺に抱きつく。
しゃくりあげて繰り返される不満に籠もる熱は、怒りだけなのか、それとも。
なんであれ、水鏡のような碧眼に溜まる涙滴を眺めると、宥めるより愛でてやりたくなる。
「確かに十分満足できたし……そろそろ女子寮まで送ってやろう」
「えっ……、帰っちゃう、のか?」
綯い交ぜになっていた恥じらいと怒声が、一転して名残惜しげな問いかけに遷移。
隙を見つけて緩む頬を引き締め、平時を装って質問を返した。
「何処か寄りたいところでもあるのか」
「……あっ、そうじゃないっ! そうじゃなくて、えっと、ええっと……!」
「早くしてくれ」
煮えきらなさを表向き責め、足音を鳴らして踵を返す。
最初の一歩目を踏み出した途端、掴みかかるように裾を引っ張られた。
「ま、……前連れてったホテル……あそこ、近いよな……このままじゃ、アタシ、生殺し、だから、その……!」
聞きたかった言葉を耳にして、嗜虐の喜びがじとりと潤う。
変装用のコートを頭から羽織らせ、光を宥めながら予定地へと向かった。
人の流れとは逆に進み、人通りの少ない裏通りを経由して向かった先は、毒々しく彩られた薄紫のビル。
いわゆるラブホテルの前にたどり着いたところで、光が掌を握ってせっついてきた。
「な、なぁ、こんなこともあろうかと実はもう予約を済ませてた、……みたいなことは、無いのか……?」
そこまで準備はしてないが、男を急がせるほど追い込まれた光を見たら、急がざるを得ない。
手早く手続きを済ませて鍵を借り、ふたり忍び込むようにして部屋へ向かった。
まず俺が先に入室して、盗聴器や仕込みカメラ等が無いか点検。
ゴミ箱やコンセントなどを洗いざらい調べ、安全を確保してから光を招き入れた。
世間に後ろ指さされるでは済まない関係にある俺たちにとって、この工程は必要不可欠だ。
「ふぃーっ、怖かったぁ……」
人目から離れた安堵を漏らし、光は外套を脱ぎ捨てた。
袖無し赤ジャンパーと白の長袖英字シャツ、そして紺色の短パンという装いは少女らしさの一切を欠いていて、遠目にはまさしく男の子。
しかし、汗を滲ませて上気したうなじを目にしたら、性別の誤認などありえない。
薄暗くて手狭で、休憩以外は何もできない場所にいては、本来は抱くことが許されない少女が女に見えて、思考力が急速に萎びていく。
「こ、こらプロデューサー、なんだか目つきがえっちぃぞ……」
値踏みする視線に光が気付き、身体を抱いて胸元を隠す。
敵意を恐れずに視線を絡めると、やがて眦がとろりと下がった。
周囲を不審者のように見渡し、躊躇いに期待が見え隠れ。
熱視線に炙られるがまま、俺はスーツを脱ぎ捨てた。
しかし一方の光はというと、コートを片付けた時点で固まっていた。
「どうした、誘ったのは光じゃないか。脱がないのか」
「そうなるように誘導したのっ、プロデューサーだろっ!
……だいたい、こんなカッコをまた見られるとか、は、恥ずかしい……!」
「今更だし、初めてってわけじゃないだろ。
それとも、手伝ってやろうか」
「……! いい、自分でやる……」
もう抵抗できないと諦めた様子で、光は服に手を着けた。
靴下とズボンが柔肌を滑り、しゅるり、と小さな衣擦れ音。
剥き出しのくるぶしと子鹿のようなふくらはぎが形作る曲線は、すらりと可憐に引き締まってる。
二次性徴でぱつぱつと発育した太腿は、汗ばんでしっとりした艶を放つ。
なめらかな内股の根本は、ボーイッシュな光との差が際だつ白紐パンが覆っている。
もっとも、俺がプレゼントしたショーツはすっかり甘酸っぱく味付けられていて、許容を超えた蜜を滴らせていた。
粗相より無惨な股布には大陰唇が浮かび上がり、性器を隠す機能すら失っているのだ。
開きかけた百合の蕾に似た肉溝には、黒蛇のような縄が這う。
SMプレイ用に作られた軟質の黒縄にはコブ状の結び目を施しており、少し歩くだけで陰部を締め付けるように縛りつけている。
シャツの前身頃が持ち上げられるに比して黒縄は姿を表し、引き締まった腹の上に菱形に結ばれている。
蜂の巣状の結びは左右に広がって、くびれに沿って胸元まで一繋ぎ。
最後の衣服の裾が乳頭に引っかかり、ぷるん、とたわんで年不相応な発育を主張してきた。
低年齢層とその保護者に配慮して、日頃はサラシでキツめに封印されている美乳は、亀甲の縁に囲まれて女らしさを強調されてる。
「これでいいよな……は、早めに済ませて……」
着痩せタイプの女体を縛られた光が、首元を桜色に染めて急かしてくる。
中学生アイドルの生ストリップに煽られては、余裕を気取っていられない。
柔くて小さな手を絡め取り、二人でベッドに腰掛ける。
当たり前のように俺の膝に座り、背を倒して身を委ねてきたのは、早く終わらせろということだろう。
とはいえ、懇願じみた交渉を繰り返してやっと散歩調教に成功したのだから、簡易に済ませるなんて勿体ない。
愛玩願望が煮え立つに任せ、手を握ったまま唇を重ねた。
幼い緋色を舌で割り開くと、ねっとりした舌腹が絡んでくる。
状況に少しだけ馴れてきたのか、舐め返される舌は時に大胆。
小さな口の印象に反して長い舌を味わいながら、上顎から歯列へとゆっくりとなぞると、華奢な細肩がピクンと震えた。
「ん、ちゅるっ、ちゅっ、んっ……!」
淫らな行為への抵抗が薄れて、始まると燃えてくのは常のこと。
公私ともに公明正大な少女が、芽吹いてく雌に戸惑う瞬間は、何度味わっても脳芯が焼きつく。
理性が溶け込んだように熱い唾液は、柑橘の果汁じみた極上の甘露。
ちゅっぱちゅっぱいう水音に煽られながらキスしていると、光が首に腕を回してきた。
より深く密着したくて矮躯を抱きすくめ、柔らかな髪をさらさらと撫でる。
まっすぐと伸びた黒髪の匂いは、シャワーを省いたせいで一際芳醇。
深呼吸すると肺が光で満ちて、脈拍で胸が破けてしまいそう。
腰骨からくびれをなぞり、幼弱な肋骨を愛撫すると、吐息が下顎を湿らせてきた。
「あぅっ! ……ね、ねぇ……」
頬を真っ赤に染めきった光が、葉音より微かに訪ねてくる。
「なんで……なんで、アタシに、こんなことしたく、なってるんだ?
アタシより可愛い娘はい、るっ! だろ……」
「なんだ、嫌なのか」
「……確かにこんなことばっかやってたら、何時か天罰が下りそうで、いや、でも、プロデューサーなら、そこまでヤじゃないかも、だけど……。
けどそうじゃなくてさ、なんでアタシ、なんかなんだ。
アタシ、女子らしさとか、ぜんぜん無いのに……」
欲望が花開く寸前の光はいつもこうだ。
殊更に不安がって説明を求め、特別愛される理由まで欲する。
不安がる声がこれから牝色に染まると思うと勃起が止まらず、駆り立てられて黒縄をきゅっと引っ張った。
「ん゛、んあ゛っ……!?」
「ちゃんと女の子の声、出てるじゃないか。
……光が特別だからだ。自分が抑えられなくなるほど欲しくなるのは、お前だけだって」
何回もセックスした後にしか出さない惚け声を、黒縄に締められただけで漏らす。
被虐に晒される倒錯を少し馴染ませるだけでこれなら、より辱めたらどれだけ出来上がるのか。
性に関心を持たない無性的な神聖さすら漂わせていた彼女が、腕の中で雌声を放つ。
その事実は視界が狭まるほど俺を焚きつけ、首筋の産毛が逆立った。
零れた愛蜜を指で掬い、右の乳暈に馴染ませるように塗りつける。
ミルクを絞るみたいに生乳を責めると、乳首を桃色にして嘆声を漏らした。
「ふぁあっ! ち、ちくび、ダメ、あ゛……!」
ダメなことなら、もっともっとしてやろう。
自分から弱点を告げてしまうなんて、ヒーローにあるまじき失態だ。
失格した正義の戦士はただの女だから、思い切り愛してやらないと。
左の乳首まで指間に挟み、やわやわと丁寧に揉み捏ねる。
膨らんだ乳首の弾力はグミ状で、軽くつねるだけで足を突っ張るほど高感度。
体を傷つけないよう愛撫には気を払ってたが、どうやら成果が出始めたらしい。
「! あ、あ゛ぁっ、や、いやぁ……!」
理想や勇気からまったく離れ、呻きと悲鳴を乱高下。
コリコリした思春期の乳腺を絞ると、感電したように繰り返し仰け反る。
瞬な絶頂を強いられた表情はすっかり緩み、瞼を眠たげに垂らす。
キリッとした雰囲気の一切は消えて、舌まで零して陶酔に浸っていた。
身を投げ出しておっぴろげな光は、いかにもされるがままで退廃的。
強制アクメの余韻に淫し、珠の汗を流して恍惚に耽ってる。
ひゅーっ、ひゅーっと吸いきれてない呼吸を繰り返し、冒涜的なほど乱れた光。
可愛さを通り過ぎて耽美な姿が、よりみっともなくさせたい嗜虐心を喚起した。
もっと無垢な娘を快楽で汚したいと加熱してた矢先、ふわふわと光が睦言を告げる。
「はぁ、はぁっ、あハ……なぁ、これで、っ、これで、はぁーっ……終わり、か……?」
終わったことへの安堵にも、終わってしまったことへの未練ともとれる声色。
あるいは、この程度で終わりかという余裕の挑発か。
どちらが正しいか定かでないが、事実はもうどうでもいい。
一方的にイかされて、それでもまだ手酷く責められたいボーイッシュ少女が恋人に媚びてる。
ましてハスキィな声で男の気を引こうとしてるのは、少年少女の手本を夢見る南条光だ。
雌性を見せつけて煽る光以外、もはや視野に入れらない。
彼女を抱えたまま前のめりに倒れ、二人犬じみた姿勢へ移行。
黒縄を除けてショーツを解き取り、涎を纏った膣口に亀頭を宛てがう。
毛の生え揃ってない大陰唇のぷにぷにした肉感に催促され、肉筒を押し広げながらゆっくりと挿し込んだ。
ぴったり閉じているのは見た目だけで、ぢゅぷぷ、と抵抗無く飲み込まれる。
隘路はトロトロとほぐれきっていて、侵入者をきゅうきゅう媚び締めてきた。
押し退けるほどに愛液が増して、快楽と滑りを一度にもたらす。
しかし奥へと掘り進むにつれ、締まりが急に緊々とした。
竿に肉壁が吸い付いてきて、ぎちぎちと肉厚に圧搾される。
握り潰されそうな膣圧は破瓜の日以上で、雄を捕らえたくて執着するよう。
アイドルとして腹筋などを徹底的にトレーニングさせていたが、よもや腰を引き辛くなるほど磨いてるとは。
やわやわと竿を愛撫する入り口と、熱烈に張り付いて離さない膣奥。
誘惑と捕食を使い分ける食虫花のように、刺激にギャップがありすぎる。
いつも以上に発情してる光も相まって、瞬殺される恐怖が浮かび上がる。
かねてから名器ぶりはお互い知っていて、長く楽しむために最初はじっくりするのが定番なのだが。
後ろから腕を捕まれてる自由無き状態で、光は自ら白尻を打ち付けてきた。
愛液の吃音がじゅるじゅると木霊し、丸尻がたわんで腰がくねる。
後背位は男が動く体位だから、本来動き辛いはずなのに。
なのにペース配分すらかなぐり捨てて、どれだけ欲望に突き動かされてるのか。
「どうした、積極的になって……!」
「えへへ、……エヘッ、だって、アは、だって、楽しいんだもん、せっくす……!」
拘束で逆にタガが外れたか、連続イキが祟ってスイッチが入ったか。
振り向いた顔つきはうっとりと惚け、娼婦より猥らに目尻を垂らしてる。
心底楽しそうに呟く唇は涎を舌ごと垂れ流し、荒い吐息は雌色を帯びてる。
碧眼は愛欲の油を滲ませ、焦点を定めることもできていない。
淫乱を花咲かせた光は、俺が思ってたよりずっと貪欲だ。
無論、彼女が言うような誘導はしていて、色好みになるように仕組んではいる。
しかし、この程度の初歩的なプレイでめざましく興奮してるのは、間違いなく光の才能だ。
見出した少女の素質に驚かされたら、磨きたくなるのは性分だ。
「セックス好きを、ファンに伝えたらどう思われるだろうな」
たったそれだけ告げるだけで、光の瞳が輝きを取り戻す。
「……え? な、なにを言って……」
「迷子から助けてくれたお姉さんが裸になって男の上で泣いてたら、どう思うだろうな。……想像してみろ」
パブリックイメージを守る使命に燃える光に、地位を投げ捨てて痴態を見せつける想像させる。
勿論現実にはしないが、想像力豊かな光は、すぐに妄念に取り憑かれた。
「い、……いや……みられ、たくなぃい……」
「けど目が背けられなくて、光でしかオナニーできなくなっちゃうのかもな」
恥辱に顔をしかめる度に、膣口から淫蜜をどぷどぷと溢す。
逃れるように体を捩るが、一方の肉壁は胎奥へざわめく。
淫乱な持ち主の本心に倣い、ザーメンを欲しがってうねっているのだ。
「い、いやなこと、いわないでよぉ……!」
「ダメだ。恥ずかしくなって締まりが良くなって、本当に、ヒーロー失格だな……!」
声を掛けるだけでぎゅうぎゅう畝る、被虐趣味持ちマゾまんこ。
すっかり責められたがりに開花しきって、律儀に慣習を守れない。
羞恥で昂ぶる痴女に溺れたくて、生殖器を思い切り奥へと突き込んだ。
ただ出入りするだけで気持ち良すぎて、射精感に視界が霞む。
膣襞がじゅるじゅると竿をしゃぶって、精嚢から中身を搾るよう。
一瞬気を抜けば暴発しかねず、下唇を噛んで真っ向に挑む。
先に果てさせてから膣内射精したいと堪えていると、先走りが零れて愛液に混じる。
貪欲な肉筒がカウパーなぞ話にならないと言いたげに収縮し、もっと濃いものをねだってきた。
快感の急差と暖かい入り口を結ぶ肉壷は魔性そのもので、俺の意志では離れられない。
セックスに病みつきなのは光もそうで、くりくりの瞳は紺色に汚れてる。
「ら、めぇっ、あっ、もっ、とぉ、あ、め、っと……!」
意味を為さない遠吠えを放ち、ぎこちなく尻をぶつけてくる光。
対等な関係を欲しがっていたから、自らも動かずにいられないのか。
一緒に溺れてくれる愛しい相棒は、溺死するまで淫蕩に沈めねばならない。
光という女でしか、そんな、願望を越えた使命感までは抱かない。
まして、光以外の雌なんていらない。
魂の全てまで光に吸われたい。
発狂同然の抜き差しの果てに、彼女の胎奥が弾力を返す。
この奥を汚損すれば、女としての全てを掌握できると思うと、遂に限界が訪れた。
尻肉が潰れるまで深く押しつけ、プニッとした胎に生の精液を思い切り放つ。
「あぎっ……あ、あつっ、イイ……!
イく、いく、いぐ、いっぱっ、い、ひぃィ……!」
イキっぱなしな中学生には、必殺技と言えるほど効果抜群。
身を搾るように手足を強ばらせ、甲高く快美を訴えた。
新鮮精子をたっぷりと吐き出し、律動を刻んで胎内へ注ぐ。
繁殖可能な若すぎる子宮が、接射の快楽に身悶えしてる。
子どもには多すぎる子種を流し込まれて、なお貪欲に膣が亀頭を啜った。
野生動物がそうするように、生殖器と身体中を密着させる。
一滴残さず種付けしてから、繋がりを解いて横に寝かした。
「ひーっ、ひぃっ……ふぇへ……えへ、きもち、よかったぁ……?」
エクスタシーの余韻を引きずった光が、夢見心地で睦んでくる。
爪先まで女らしい甘え声には、媚びない彼女の陰もない。
一途に夢を追ってた熱情が色恋に向いてるから、こうも情婦みたく振る舞うのか。
恍惚した面持ちで俺に手を添え、にへらぁっとだらしなく微笑んでいる。
股から白濁液をどろどろ溢す女に寄り添われて、これでは到底萎えられない。
「こんなにしゃせーして……えへへ、プロデューサーのあかちゃん、デきちゃったかなぁ……」
陶酔と虚脱の狭間を行き来し、しどけない様子で光が囁く。
「大丈夫だろ」
根拠無しに否定はしていない。
光の生理周期はきちんと把握してるし、計算に基づいて今日を選んだからだ。
もちろん非常時の備えは済ませてるが、それは別として、安全日の子宮が孕めるとは考え難い。
「……それじゃ、ダメなんだ……」
不健全な打算を嘲るように、ひどく平坦に光は言う。
その意味を問いただすより早く、夢遊病のように身体を起こした。
アクメが抜けない女体が這って、力なく俺の身体を跨ぐ。
馬乗りになった光の裸体は、黒髪が張り付いて曲線が栄えてる。
照明を吸った髪が艶めかしく照り返し、そっと撫ぜる仕草は妖華のよう。
「……なぁ、プロデューサー……イきすぎると卵子が出ちゃって、赤ちゃんできやすくなるって、聞いたこと、ある……?」
何処で知ったか定かでない、いかにも中学生らしいことを光は言う。
眉唾な都市伝説に過ぎないと、否定しようと思ったのだが。
見上げた彼女は目を見開き、吹っ切れたように躊躇いが消えてる。
「あたしにっ、はぁーっ、女の子に、ヘンタイなことばっか教えるオトコは、……痛い目見なきゃ、だからぁ……!
だから、だから、……まいったって、言うまで、するから……!」
ぶつぶつと堂々巡りして内圧を高め、光は爆縮
しそうなほど張りつめている。
妄執に囚われて澱んだ瞳が、金縛りのように俺を射竦めた。
圧倒されている俺をよそに、光は陰茎を女陰へと掬う。
引き締まった筋肉に薄い脂肪が乗った内股をなぞって亀頭が誘われ、陰唇と触れ合ってぐちゅりと水音。
挿入の圧迫を反芻してるのか、膣口がぱくぱくとヒクついてる。
散々貪ったはずの膣は未だ満たされてないらしく、しゃばついた恥蜜を滝状に溢れ出す。
紫陽花にナメクジが這うようにして子種まで零れ落ち、二人の会陰がぬらついた。
体液を馴染ませるように腰が降り、竿が膣肉へ埋まっていく。
生精子を食べた膣壁がうねり、鈴口をしゃぶって熱烈に迫る。
緩慢と尻が上下動して、その都度ねちねちとカリ首が擦れる。
先端責めが段々と加速し、気づけば根本と恥骨が触れ合っていた。
「うーっ、うーっ、うぅうーっ……!
はぁ、あッ、まんこ、おまんこぉ、はぁ、うっ、うひ、うひひぃっ、いい、キモチイ……!」
一切の正気を捨て去った光が、獣欲に組み敷かれて艶やかに鳴く。
倫理を映してた瞳を曇らせ、ベッドを壊すように激しく跳ねる。
スプリングが軋むのも構わず乱れ、汗を飛沫せて逸楽に喘ぐ。
おんおんと遠吠えを放つ姿は、人の尊厳を捨てたケダモノ同然。
そんな冒涜じみた姿が、俺が知る中で一番魅力的な光だった。
孕みたがりの交尾は執拗で、自壊的なほど力尽く。
このまま逆レイプを堪能させて、貪られるがままも一興だろう。
だが、優位に自惚れた女をねじ伏せてやるのは、もっとずっと愉しいはずだ。
調子づいてる淫乱なメスは、罰して躾てやらねばならない。
快楽に波打つ白腹をなぞり、黒格子の一辺に中指をかける。
クイッと引き込んで陰核を締めると、光は目を白黒させた。
「あ゛っ!? お、またっ、なわぁ……!?」
押し殺すような苦鳴をあげて、いきなりピストンの勢いが弱まる。
生じた隙を逃がさぬ為に、浅瀬が削れるほど引き上げた。
普通なら痛いほど女性器を擦っても、光は痛がる素振りを見せない。
むしろ刺激を送る度に媚声で叫び、繁殖を中断して快美に耽った。
熱意も意志も優れた少女を、たった指一つで狂わせられる。
支配の事実が情欲を煮沸かし、爆発しそうなほど肉竿が滾る。
一際力強く引っ張り上げると、折れそうなほどに白背が反れた。
「がぁっ……! あっ、ひぃっ……な、な、んかっ、れるぅっ……!」
悶えるや否や、股間から液体が勢いよく吹き出た。
愛液とも尿とも違う多量の液が、天井を濡らすほど高く噴水。
ガクガクと矮躯が揺れるに合わせて噴き上がる液体は、匂いの薄さからして潮だろう。
ベッドも天井も身体も濡らされ、しかし劣情は一切冷めない。
もっと惨めに潮を噴かせたくて、手首をスナップして思い切り擦った。
「いっ、や゛ぁ゛っ! あ゛っ! あ゛っ! ひぃい゛ッ……!」
一瞬光は甲高く吠え、病的に仰け反って腹を持ち上げる。
連続で引く度に吐液する姿は、もはや俺のエロ水鉄砲。
断続的な噴出が収まるより早く腰を打ち上げると、いっそうシャバついた液体を撒く。
雨漏りのように天井を汚し、床にまで薄い水をぶちまけて、それでも光は止まれない。
勢いが弱まりかける都度弱点を抉ると、壊れた蛇口のように吐き出し続けた。
やがて出すべき潮すら枯れて、空砲のように女陰が痙攣。
何回も潮吹きを強制されて、いよいよオシャカになったようだ。
焼き付いた身体が限界を迎えたのか、ぐらりと身体を投げ出してくる。
胸板にぐったりへばりつく様は、無様なほどに弱々しい。
そこまで貧弱に疲弊しきって、しかし腰だけは必死に蠢く。
愛液を染み込ませるような腰使いに活力はないが、繁殖欲という執念が伝わる。
姿勢も保てず、人らしさも捨て、潮吹きもできないほど壊れた14歳を、なぜ孕み人形にしてはならないのか。
光の言うことが真であるなら、安全日でも妊娠させられる。
発情卵子を無理矢理誘い出し、精子でじくじくと犯してやれる。
引き締まった腹に赤ん坊を宿すためには、自分を抑えることこそ不要。
常識も理性も失ったエロ狂いにねじ込んで、快感と着床願望に乱れる子宮に子種を流し込んだ。
「……う゛ぇあ゛っっ……! や、あ゛ぁっ、お、……! おお……!」
物も言えず、断末魔のように唸って精液を受け入れる。
二回の中出しに晒されて、光は痙攣する余力まで失った。
けれど肉襞は奥へ向けてざわめき、未だ授精を促してきてる。
彼女が意識を取り戻すのを待てず、丸い尻を握り締めて間を空けず再開。
予約を超過するその直前まで、湿ったシーツ上で光と繋がった。
しばらくして意識を取り戻した光に、もうこんなのはこりごりだ、とか、次は負けないぞ、だのと啖呵を切られた数日後。
俺は次のLIVEに備えて、事務所で書類仕事に勤しんでいた。
もっとも、大まかな作業は前日のうちに済ませていたので、残ってるのは簡単なものばかりだ。
細やかな仕事は手早く終わらせ、あとは見直しにかけるに限る。
集中して作業を進めてたところで、光が画面を覗いてきた。
「あ、ずいぶんギアが入ってるみたいだな。
何か困ったこととか無いか? 手助けならできるぞ!」
いつもの元気印で、光が声をかけてくる。
やましいことなんて一切無いと言いたげな振る舞いを見てると、痴態とのギャップで胸が灼ける想いだ。
「そうだな、コーヒーを淹れてくれたらありがたいな」
「オーケー、お安い御用っ!」
そう言って胸元を二回叩き、光は給湯室へ向かった。
マグカップを片手に戻ってきた頃には、雑事の殆どが片づいていた。
「お待たせっ、熱いのを用意したぞ!
長い戦いになるかもだけど、これからもがんばってくれっ!」
「ありがとう。
まぁ、だいたい終わったようなものだけどな」
「な、なんだと……」
カップをデスクにことりと置いて、がくりと大げさに肩を落とした。
なかなか美味しいコーヒーを啜りながら、来週のスケジュールを再確認。
俺がかまってやれなくて手持ちぶさたになった光は、ソファに座って読書を始めていた。
なのだが、十分ほどで飽きたらしく、また救助を提案してきた。
「なぁ、何か困ったこととか無いか?
なんなら肩たたきだってするぞ! 父さんに結構誉められたことがあって、自身があるんだ」
「いや、気持ちだけ受け取っておく」
そう言うと、光はすごすごとソファへ戻った。
しかし静かに読書を再開したのは、腰を落ち着けてから二分だけ。
「なぁプロデューサー、何か手助けできることとか」
「今は無いな」
彼女の善意を断るやり取りを、それから二、三回と繰り返した。
その間隔は段々と狭まってきて、一分を切るのも近いだろう。
世話を焼きたがってる愛しいアイドルを億劫に思ったりはしないが、かと言って気にかかるのも事実。
「なぁ、プロデューサー……何か、アタシに助けて欲しいこととか、無いか……?」
一句一句噛みしめるように、ゆっくりと光が訪ねてくる。
突っぱねずに光を眺めると、頼りがいがあることを口にしておいて、視線はどこか伏し目がち。
表情も仕草も酷くもどかしげで、頬にはうっすら朱が差している。
「……そうだな、じゃあちょっと、助けてもらうとしようか」
「! ああ、わかったっ! 任せてくれ!」
困難を乗り越えたように拳を見せつけて、爽やかに返事したつもりだろうが。
しかし、乾く唇を舐め擦ることや、緩い首元が上気してることの意味に、俺が気付かないと思っているのか。
光は本心から俺を助けたいのか、あるいはそもそも、助けられたいのはどちらなのか。
どっちにしろ、恋人にいじらしく誘われてむらつかない男はいない。
このまま関係を進めていけば、いつかより露骨に誘惑されるのか。
後日使う予定だった道具を今日に繰り越すことを考えながら、光の手を取って事務室を後にした。
>>9 × 後日使う予定だった道具を今日に繰り越すことを考えながら、光の手を取って事務室を後にした。
○ 後日使う予定だった道具を今日に繰り上げることを考えながら、光の手を取って事務室を後にした。
以上です。依頼出してきます。
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