やよい「もやしの神様」 (21)
やよい「ただいま〜。」ガラッ
長介「お帰り、姉ちゃん。」
やよい「遅くなっちゃってごめんね。すぐご飯の支度するから。」
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〜〜〜〜
\いただきまーす!/
浩司「おいしい!」
やよい「良かった!!まだまだあるからたくさん食べてね!」
長介「それにしても、昨日に引き続いてもやし祭りって…どうしたの?」
やよい「たまたま野菜入りのもやしが安かったんだよー!」
長介「へ、へえ…。」
やよい「どうしたの?」
長介「最近クラスのみんなから“もやしマン”って呼ばれててさ、ただそれだけなんだけど妙にバカにされているような気がするんだ。」
やよい「ごめんね、私の頑張りが足りないから…。」
長介「そんなこと無いよ。姉ちゃんは凄く頑張ってくれている。ただ、たまには別なもの…例えばハンバーグとか食べたいなーって思ってさ。」
浩司「僕もハンバーグ食べたい!」
やよい「(二人とも・・・。)」
浩三「オギャア、オギャア(泣き声)」
やよい「あっ、浩三にミルクあげなきゃ!」
—夜—
やよい「・・・はぁ。長介たちの願いを叶えられたらなあ。」
?「話しは聞かせてもらったよ。」スッ
やよい「はわっ、誰ですか!?」バッ
やよいが振り返ると、20代前半くらいの小太りぎみな垂れ目の青年がいた。
町田「俺は“もやしの神様”の町田(まちだ)と言う者だ。」
やよい「もやしの神様…ですか?」
町田「うん。」
町田「やよいちゃんだっけ。もやしっつうか、大豆製品を食べてくれてありがとう。」
やよい「お礼なんてそんな…。」
町田「俺はいつもやよいちゃんのこと見てるけど、アイドル業の傍ら兄弟たちの世話や家事など本当によく頑張ってるね。」
やよい「いつものことなのでそんなに苦労はしてないですよ。」ハハハ
町田「ところでやよいちゃん、さっき兄弟たちからもやし以外の食べ物をリクエストされたっぺ?」
やよい「はい。」
町田「でも今のままじゃ無理だっぺ?」
やよい「うぅ…そうなんですぅ。本当ならば私がもっと頑張って稼がなきゃいけないんですけど。」
町田「そんなこたあねえよ。やよいちゃんは凄く頑張り屋さんだ。卑屈にならず、堂々と胸張ってればいいんさね。」
やよい「・・・。」
町田「まあそんな訳でだ。俺はそんな兄弟想いのやよいちゃんのために、その願いを叶えに来たんさ。やよいちゃんにはお世話になってっからね。」
やよい「え?」
町田「明日から好きなものが食えるようにしとくから、楽しみにしときな。」
やよい「でもお金が・・・。」
町田「せわねえ(=大丈夫)よ。必要な分は財布に入れとくから。それじゃ。」スッ
やよい「あっ、町田さん!」
やよい「(さっきの話し、本当なのかな・・・?)」
色々やることもあるので今日はここまでです。
時間をかけてゆっくり書いていきたいと思います。
乙
元ネタあるの?
>>8
特にありません。
ただ、「町田」というのは高校時代の同級生(実家が豆腐屋)をモデルにしています。
この神様…茨城か栃木の神様だな…
って、オリ神かよ!
>>10
残念!群馬県です。
—翌朝—
やよい「それじゃあ行ってくるね。お留守番よろしく。」
浩司「任せて!」
やよい「……あ、そうだ。今日は何食べたい?」
長介「姉ちゃん、急にどうしたの?」
やよい「カクカクシカジカ四角いムーヴ」
長介「へえ〜。もやしの神様かあ。」
やよい「そう。その神様が長介たちの願いを叶えてくれるんだって!」
長介「それじゃあ、帰りにマックで一番高いハンバーガーセット買ってきてよ。」
浩司「僕もそれがいい!」
やよい「分かった!じゃあ、行ってきまーす!」
長介&浩司「行ってらっしゃい。」
マックでいいのかよ…
モスでもええんやで
—夕方—
@マクドナルド店内
やよい「(マックに来るの久しぶりだな…。)」ドキドキ
店員「お待ちのお客様どうぞ〜。」
やよい「あっ、はい!」
店内「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
やよい「えっと、DQPのLサイズのセットを3つ持ち帰りで下さい!」
店員「お飲み物をお選び下さい。」
やよい「烏龍茶とオレンジジュースとコカ・コーラでお願いします。」
店員「ご注文繰り返します。DQPのLセットを3つで、お飲み物は烏龍茶とオレンジジュースとコカ・コーラ。以上でよろしいでしょうか?」ピッピッ
やよい「はい!」
>>14
パッと思いついたのがマックだった。
最近のマック高すぎ(′・ω・`)
店員「ありがとうございます。お会計2500円(※値段適当)になります。」
やよい「えーっと…。」(べろちょろを開ける)
やよい「はい!」スッ
店員「2500円ちょうどお預かりします。」ジャキーン
店員「レシートのお返しです。5番の番号札でお待ち下さい。」
やよい「(うっうー!ちゃんと買えましたぁ!!)」
—その日の夜—
浩司「びゃあ゙ぁ゙゙ぁうまひぃ゙ぃぃ゙」
長介「久々のマックうめえ!マジで買えたんだね。」
やよい「うん。私もびっくりしたよ!」
長介「これからは毎日うまいもんが食えるね!」
やよい「もやしも十分おいしいけどね。」
浩司「町田さんに感謝しないとね!」
———それからというもの、高槻家の夕食は日を追うごとにセレブ化していった。
鳥の丸焼きや高級和牛のステーキは当たり前。寿司やピザの出前を取ったり外食することも増え、いつの間にか食卓からもやしは消えていった。
〜〜〜〜
やよい「うっうー!今日は恒例のステーキ祭りだよー!」
長介「姉ちゃん、最近俺思うんだけどさ。」
やよい「う?」
休憩。飯食べて風呂入ってきます。
思いつきで書くの難しい
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