スパロボOG α主人公御一行様MD (58)
このSSは、スーパーロボット大戦OGシリーズのα主人公達が好き勝手に話すSSです
スパロボOGシリーズ既プレイヤー向けです
よろしくお願いします
登場人物
リオ リョウト タスク レオナ ブリット クスハ ユウキ カーラ
スーパーロボット大戦OG α主人公御一行様
スーパーロボット大戦OG α主人公御一行様 - SSまとめ速報
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スパロボOG α主人公御一行様2
スパロボOG α主人公御一行様2 - SSまとめ速報
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スパロボOG α主人公御一行様3
スーパーロボット大戦OG α主人公御一行様 - SSまとめ速報
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その他
スパロボOG オクトパス小隊 新人隊員面接会場
スパロボOG オクトパス小隊 新人隊員面接会場 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473690854
注意 このSSは、スーパーロボット大戦OGムーンデュエラーズのネタバレがあります
まだクリアされてない方、これからプレイされる方、ネタバレが嫌いな方はお気をつけください
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居酒屋 ヤバイホース
レオナ「……………」
クスハ「え、え~っと……」
レオナ「……………」
リオ「レ、レオナ?」
レオナ「………なにかしら?」
カーラ「な、なにか飲み物とか頼もうか?」
レオナ「………芋焼酎」
ブリット「………」
リョウト「………」
ユウキ「………」
タスク「………」
ブリット(おい、タスク……)ボソボソ
タスク(……なんだ?)ボソボソ
ユウキ(なんだじゃないだろ、レオナの元気が無いようだが、何かあったのか?)ボソボソ
タスク(まあ、色々と……)ボソボソ
リョウト(もしかして、ムーンデュエラーズ(MD)でのこと?)ボソボソ
タスク(ああ……)ボソボソ
ブリット(確かに、今作は俺達の影は薄かったけど……)ボソボソ
ユウキ(何もあそこまで落ち込まなくてもいいだろ……)ボソボソ
タスク(いや、影が薄いとかそういうんじゃなくてな……)ボソボソ
リョウト(あ…もしかして)
クスハ「ねえ、なにかあったの?」
レオナ「……別に」
カーラ「も~、元気だしなよレオナ!」
レオナ「……」ゴクゴク
リオ「そうよ!この中でアナタとタスク君だけ、MDでの強制出撃が無かったからって落ち込みすぎよ!」
強制出撃
特定のMAPにおける重要な役割をするキャラに多く使われる出撃方法
主にイベントもしくは戦闘前会話が割り振られることが多く
物語の核となるキャラは強制出撃が多めに設定されている
この強制出撃の回数がその作品における自らの立ち位置といっても過言ではない
レオナ「………」
ブリット「な……本当か?」
タスク「おう……」
ユウキ「今回は前作と比べて話数も少なかったとはいえ、0とは酷いな……」
リョウト「そうだね……」
タスク「リョウトは強制出撃が結構あったよな」
リョウト「イングの添え物的な扱いだったけどね」ハハハ…
タスク「それでもあるだけマシだろ」
レオナ「そうね、あるだけマシだわ」
リョウト「そ、そうだね……」
カーラ「MDっていえば、今回ラマリスって敵がいたじゃん?」
レオナ「いたわね、雑魚なのに分身持ちで回避も高くて特殊武装が面倒なのが」
クスハ(レオナ、やさぐれてるなぁ)
カーラ「あの敵の対処方法の一つは、念動力だったでしょ?」
ブリット「そうだな」
ユウキ「まあ他にもシュンパティアとか色んな方法はあったがな」
カーラ「だから、あたし達の専用のMAPとかあってもよくなかった!?」
タスク「俺たちがメインでラマリス退治するって感じか?」
リオ「そうね!というか、あると思ってたわ!」
ユウキ「ラマリスか、アイツ等が出るMAPは何故かあまり盛り上がらなかったな」
クスハ「ん~、やっぱり意思疎通が出来ない敵だから?」
リョウト「敵のバリエーションが少なくて見飽きるとか?」
カーラ「同じ種類のばっかりだからね~」
レオナ「不気味さはあるけど、強敵感はなかったわね」
ブリット「人間を捕食したりするから、危険な存在なんだけどな……」
リオ「なによりも、ラマリスって みにくいのよ……」
タスク「醜い?」
リオ「見にくい!全然見えないの!特に夜の都市のMAPとか!!」
リョウト「あ、あはは…色んなところで言われているよね」
リオ「そもそもラマリスってなんなの?負の思念の集合体?なにそれ?」
ブリット「そういうものと考えるしかないだろ?」
カーラ「クロスゲート産だからね~」
クロスゲート
あらゆる無茶な展開を発生させるスパロボ界のアルティメットウェポン
よく超常現象を「プラズマ的なもの」と例えることがあるが
スパロボOGにおいては「クロスゲート的なもの」と説明すれば大抵の人間が納得する
リオ「まあクロスゲートなら仕方ないけど……あ、店員さん梅酒もらえます?」
レオナ「そうね、クロスゲートは……芋焼酎ロックで」
カーラ「烏龍ハイ、あとシーザーサラダ」
クスハ「カルピスサワーを下さい、ブリット君たちは何か追加する?」
ブリット「いや、俺たちはまだ残ってるし大丈夫だ」
クスハ「それじゃあ、以上でお願いします」
店員「かしこまりました~」
タスク「しっかし、今回も伏線が回収したり増えたりしたなぁ」
ユウキ「そうだな、さっき話していたラマリスも 次作に出るかもしれないしな」
リオ「う……もう勘弁してほしいわ」
リョウト「はは、でもJ勢は凄いよね」
レオナ「そうね、恐らく現時点でOGにおける最重要キャラ・ユニットね」
クスハ「グランティード・ドラコデウスって設定も性能も凄すぎるよね」
ブリット「龍虎王も大概なんだが、勝てる気がしないな」
カーラ「まさかクロスゲートを破壊するなんて思わなかったよ」
リオ「あと伏線といえばさ」
ブリット「ああ」
リオ「イルイ……どうなったのかな?」
クスハ「見つからなかったね……」
タスク「最終話あたりで出てくるかと思ったけど、そんなことなかったな」
カーラ「次回に持ち越しってやつか~」
リョウト「第2次OGの終わり方なら直ぐに会えると思ったんだけどね……」
ユウキ「まあ、なんにせよ次作だ、次の敵は恐らくバルマー帝国か?」
カーラ「第三次αだね!」
タスク「まあ、キャリコ達も出てきたし 延ばしはしないだろうな」
クスハ「うん、その時はイルイちゃんと会える気がするわ」
ブリット「楽しみだな!」
バルマー帝国
OGの最初に地球にちょっかいをかけてきた星間帝国
第2次OGにおいて、いくつかの事実が判明したが今尚謎に包まれている
レオナ「第三次αといえば」
リョウト「うん?」
レオナ「今回、龍虎王がごく自然に使用ユニットになったわね」
リオ「あ、それは私も思った。イベント無しって今回初よね」
クスハ「そういえばそうね」
ブリット「まあ毎回乗る度にイベントがあったら大変だしな」
タスク「仮面を付けたりとかな」
カーラ「昏睡状態になったりとかね」
ブリット「う、頭が……」
タスク「だけどよ、真・龍虎王になる時は凄いんだろうなあ」
クスハ「そう、かな?」
レオナ「雀王機と武王機を吸収するんでしょう?」
クスハ「だ、第三次αの時はね、OGではどうなるかはわからないけど……」
ユウキ「αの時と状況は違うが真・龍虎王にはなるだろう」
クスハ「う、うん」
ブリット「そうだな!」
カーラ「…………雀武王と武雀王か~」ボソ
ユウキ「………」
リオ「ごく自然に使用ユニットになったといえば、エクスバインよ!」
タスク「おおっと、吠えだしたぞ」
レオナ「また長くなるのかしら?」
リオ「いや、最初から使用可能なのは嬉しい、嬉しいんだけど!」
リオ「もっと……こう、何らかの活躍シーンとかがあっても よかったんじゃないかしら!?」
カーラ「新型機体貰えただけで十分でしょ?贅沢な悩みだね~」
リオ「例えばOGSのヒュッケバインMK-Ⅲの起動イベントみたいな、とか!」
ユウキ「贅沢すぎだろ!」
ヒュッケバイン
凶鳥の異名を持つスパロボオリジナル機体の中でも人気が高いパーソナルトルーパー(PT)
その人気の高さ故か多くの後継機改修機が登場している。OGSのシナリオ「第三の凶鳥」は必見
ただゲーム内でもゲーム外でも曰くつきの機体でもある、その最たる例がヒュッケバイン問題であり
推測の域を出ないもののスパロボOGに様々な傷跡を―――ここから先はバニシングされました―――
リオ「贅沢って言うけど、一応MDのパッケージを飾った機体よ?」
ブリット「飾ったのはリョウトのタイプRじゃなかったか?」
リオ「……それを言われるとキツイわね」
リョウト「あ、あはは……」
タスク「それにパッケージに飾られても、活躍しなかった機体は他にもあったしな」
クスハ「タスク君、そういう発言はちょっと……」
タスク「まあぶっちゃけアルトアイゼンなんだけどさ」
クスハ「タスク君!?」
タスク「まあ他にはSRXもなんだが、戦力的には頼りになったからな」
リョウト「そ、そうだね」
タスク「アルトというかキョウスケ中尉はなあ、もっとハーケンさんと絡みがあってもよかったんじゃね?」
ブリット「あー」
レオナ「確かに、言えてるわね」
タスク「一応、エクセ姉さんとの関係性は少しだけ語られたけど、それ以外の絡みはほとんどなかったからなあ」
ユウキ「他作品のキャラだからな、やりすぎると初見のユーザーが混乱するだろ」
カーラ「確かにね、第2次OGの序盤のリュウセイやマサキやキョウスケ中尉の失踪事件とか
MDの「アメーバ野郎」発言とか、ゼンガー少佐の失踪も、ナニコレ?状態だったよ」
リオ「そう?私は逆にワクワクしたわ、他作品も興味が沸いたし、やる切っ掛けにもなったし」
リョウト「リオ第2次OGの後にA.C.E:Rにハマってたからね」
タスク「お、食いもんが足りなくなってきたな、適当に頼んどくぜ」
カーラ「よろしく~」
クスハ「たこわさも頼んでもらえる?」
レオナ「芋焼酎ストレート」
ユウキ「焼きおにぎりを頼んでくれ」
タスク「あいよ、追加が来るまで飲むペース落とすか~」
レオナ「そうね」
ブリット「………」チビチビ
リョウト「………」チビチビ
リオ「………」チビチビ
ユウキ「………」チビチビ
カーラ「………」チビチビ
クスハ「………」チビチビ
タスク(あ、あれ?……話しが止まった?)
タスク(い、いやいや……MDが発売したし、話題なんていっぱいあるだろ?)
ブリット「………」
ユウキ「………」
タスク(いや、ないな……俺達の話題はあんまりなかったな、出番少なかったし!)
クスハ「………」ソワソワ
リョウト「………」ソワソワ
タスク(ヤバイ、早くもこの空間に居づらくなってきたのが出てきた?)
カーラ「あ~…そういえばさ……」
リオ「え?な、なに?」
カーラ「ん~……え~っと……ごめんなんでもない」
タスク(無理に話題を作ろうとして失敗してるし……)
デュラクシールはヒュッケに比べたらまだマシだな
レオナ「………」ジーーー
タスク(はっ!レオナからの熱視線?俺にはわかる、あの目は『タスク愛してる』の視線!)
レオナ「………」キッ
タスク(違うな、あれはあの目は『この空気をなんとかなさい』だな、俺にはわかってるぜレオナちゃん!)
タスク(だけど、この冷めた空気を暖めるホットな話題なんて……)
クスハ「………」ピッピッ
タスク(マズイ、スマホを弄りだしたぞ!わ、話題話題話題………そうだ!)
タスク「MDのさ……エースボーナスって面白かったよな」
エースボーナス
撃墜数が50を超えると出撃時初期気力に+5、獲得資金1.2倍になり
更にそのキャラ固有のボーナスを習得できる、MDではキャラ固有の特殊な効果の物が多い
カーラ「っ!」
リョウト「そ、そうだね!確かにみんなの個性が上手く出てたと思うよ!」
クスハ「う、うんそうね」ガサガサ
タスク(よっしゃ食いついた!)グッ
ブリット「特に個性的だったのはタスクだな」
ユウキ「『1マス以内にレオナが存在する場合、ラッキーの発生率+25%、受ける最終ダメージ-10%』だからな」
リオ「ジガンとズィーガーじゃ、基本的に距離が離れるからね」
カーラ「まあ機体を乗り換えればいいけどさ」
タスク「いや、あえてジガンに乗って、そしてエースボーナスも発動させるぜ!」
カーラ「レオナとジガンの愛だね~」
レオナ「………」
カーラ「ちなみに、ユウって『自部隊の射程1の武器とマップ兵器以外の武器の射程+2』だからね!」
リオ「射程+2!?効果凄すぎない!?」
ユウキ「それほどでもない」フッ
ブリット「クスハの効果は『精神コマンド「鉄壁」を「信念」に変更』だったな」
クスハ「う、うん」
リョウト「ステータス異常無効は助かるからね、羨ましいよ」
タスク「何言ってんだ『自部隊の最終命中率+10%、射程1の武器とマップ兵器以外の武器の射程+1』が!」
カーラ「いいねえ、射程アップは優遇されるよねえ」
リョウト「そ、そんな」テレテレ
レオナ「………」
カーラ「あたしなんて『自部隊の全パイロットの初期気力+5』だよ?どうなのこれ?」
クスハ「龍虎王やヒューゴ少尉達の機体と相性がいいと思うわ」
ブリット「気力が上がらないと、まともな武器が使えない機体とかともな」
カーラ「そ、そうかな~あたしは微妙だと思ったんだけど~」
リオ「私とブリット君なんて前作から変わらないから、それに比べたら全然マシよ」
リョウト「『精神コマンド「修行」の消費SP25』と『HP30%以下になると、一度だけ「気迫」が掛かる』だね」
ユウキ「HP30%以下っていうのは結構厳しい条件だな」
ブリット「そうなんだ、あまり使えないから、たまに条件を満たした時に発動してビックリするな!」
タスク「ははは、ビックリするのかよ……ん?」チラ
レオナ「………」
タスク(あの目は……『タスク良くやったわ』)
レオナ「………」
タスク(じゃないな!あの目は……あの目は………)
リオ「そういえばレオナのエースボーナスはなんだったの?」
レオナ「………」
タスク(あ……)
レオナ「『念動力+1』」
クスハ「え?」
レオナ「『念動力+1』よ」
カーラ「………」
タスク(短!)
レオナ「念動力……+1……」
タスク(なんか、なんていうか……説明短!!)
ブリット「へ、へぇ~いい効果じゃないか……」
リョウト「そ、そうだね……念動力武器の条件が厳しいのがあるし……」
ユウキ「エグゼクスバインだな、念動レベル4が必要な武器があるな」
レオナ「ありがとう、でもエースボーナスを習得する頃には、大抵念動レベル4にはなってるわね」
リオ「………」
カーラ「で、でも念動力が高いと命中や回避に補正がかかるよね!」
レオナ「第2次OGの時は『最終命中率+10%、最終回避率+10%』だったわね……」
カーラ「………」
レオナ「多分、+1程度では弱体化してると思うわ」
タスク「………」
クスハ「………」ピッピッ
ブリット「………」
リョウト「………」
リオ「………」
レオナ「………」
ユウキ「………」
カーラ「………」
クスハ「………」
タスク(またこの空気かよ!!)
レオナ「………」ジーー
タスク(またこっち見てるよ!勘弁してくれ、もう話題なんて……)
レオナ「………」スッ
タスク(え?なんだ?なにかを渡して……)
クスハ汁
クスハが作り出した栄養ドリンク、栄養ドリンクとしての効能は非常に高く
ゲーム上では初期気力アップの効果が得られる。ただし非常に不味い(飲む際の表現は味見ではなく毒見)
初期は飲んだキャラが倒れる等の破壊力をみせるが、ここ最近はマイルドな味わいになってきてるらしい
それでも不味いことには変わりはない。MDでは未使用
タスク「………」
レオナ「………」
タスク(クスハ汁かよぉぉぉぉぉぉ!?)
タスク(え?飲むの?なんで?クスハ汁なんで?)
レオナ「………」ジーー
タスク(『この空気を打破するため』?ダチョウ倶楽部じゃねぇんだぞ!?
そこまで体を張るのはぜってぇ嫌だ!)
レオナ「………」ジーー
タスク(『信じてるわ、タスク』?レ、レオナって、そんなこというキャラだったか?)
タスク(そんなことレオナに言われたら……………燃えるじゃねぇか!)
タスク「え~、ここで男タスク・シングウジ!イッキをやりまーす!」
カーラ「お?いいぞ~」
クスハ「わ、わー」パチパチパチ
ユウキ「ん?そのジョッキの中身おかしくないか?」
リオ「あの色……どこかで……」
タスク「………」チーーン
ブリット「クスハ汁かよぉぉぉぉぉ!!」
リョウト「こ、この破壊力は初期の頃のだね」
リオ「飲み物の中に…いつの間に混入したのかしら……」
クスハ「なんで栄養ドリンクに破壊力とか混入なんて単語が使われるのかな?」
レオナ「そういえば、機体のフル改造ボーナスも第2次OGと比べて変わっていたわね」
カーラ「え?この惨劇を前にして、話を戻すの?」
クスハ「惨劇?」
ユウキ「エースボーナスと同じで第2次OGより機体の個性が出ていた気がするな」
カーラ「『念動系武器の攻撃力がスキルレベルに応じて上昇』とかね」
レオナ「個人的には、武器をダブルアタック可能にするのが良かったわ」
リオ「私は、地形適応Sに変更ね」
リョウト「地形適応は重要だからね、適応Bとか避けれないし当たらないから」
ブリット「空を飛べても適応Bとかザラにあるからな」
クスハ「空には地形効果もないから、すぐに落とされちゃうよね」
リオ「『全武器の全地形適応を「S」に変更、P属性を付与』とか鬼のようなボーナスの機体もあるけど」
リョウト「そのボーナスは機体が機体だからね、アリじゃないかな」
ブリット「まあボーナスは強すぎないように、弱すぎないように考えて作られていると思うぞ」
カーラ「ランドグリーズ・レイヴンのとかは、なんか適当に考えましたって感じがするけど?」
レオナ「ズィーガーリオンの『念動系武器の攻撃力がスキルレベルに応じて上昇』も、念動系武器が
1つしかないのに……って思ったわ、せめてあと1つか2つ念動武器を付けてほしかったわね」
クスハ「『龍虎王は特殊能力「EN回復(中)」装備』なのにベルゼルート・ブリガンディなんて
『射撃武器の攻撃力 +200、特殊能力「EN回復(中)」装備』だよ……」
ユウキ「格差が大きいな……」
格差
機体もしくはパイロットの性能差、その作品内における優劣を如実に表しており
新規機体は大体高めで、戦力のバランスを取るために2作目以降の機体の性能は大体低くなっている
ただしパイロット能力は古参のキャラの方が高い場合が多い
格差をわかりやすく説明した『ニュータイプにあらずんば人にあらず』はあまりにも有名な言葉である
カーラ「あー!ダメダメ!このままじゃ愚痴大会になっちゃうよ!」
クスハ「カ、カーラ?」
カーラ「恨み言じゃなくてさ、もっとMDの良かったところとかないの!?」
レオナ「散々言った後だけど、エースボーナスもフル改造ボーナスも良い改良点だったと思うわ」
リョウト「う、うん そうだね、本当に散々言った後だけどね……」
ユウキ「アビリティシステムは良かったな」
リオ「購入できるようになったのは大きかったわ、第2次OGの窮屈さが嘘みたいにね」
ブリット「アビリティシステムか……」
レオナ「あら?ブリットは気に入らなかったのかしら?」
ブリット「いや、『移動力↑』と『射程↑』あとは『ブロック↑』にはすごくお世話になった」
カーラ「あ、あたしもあたしも~」
ユウキ「俺もその3つを重点的に付けていたな」
リオ「私もそうね」
ブリット「お世話になったんだが……その3つ以外はあまり必要ない気がした……」
リョウト「………」
レオナ「………」
ブリット「5%の上昇量って少なすぎて意味がないような……」
リョウト「アビリティ効果が重複……できたら良かったんだけどね……」
クスハ「じ、次回に期待だね」
カーラ「次回か~次は、いつ頃出るのかなあ?」
レオナ「早くとも、2~3年後かしら?」
リョウト「それくらいは待たされそうだね、遅かったら4~5年かな~」
ユウキ「そもそも」
クスハ「え?」
ユウキ「次作はあるのか?」
ブリット「いや、あるだろ!?」
リオ「こ、怖いことを言わないで!」
レオナ「新作が出たばかりなのに、もう次の話になるのね」
カーラ「そりゃ……ねえ?クスハも次作が気になるでしょ?さっき言ってた真・龍虎王とかでさ」
クスハ「え、私に振るの?……それは、気になるけど……」
カーラ「うんうん、新型に乗れるんだもんね、気にならない方がおかしいよ」
クスハ「う、うん……」
カーラ「私もね、まだ諦めてないんだ……雀武王と武雀王に乗ることを!」
ブリット「諦めてないのか……」
カーラ「ブリットとクスハは今後活躍の場があるからいいけど、こっちは死活問題なんだよ!?」
リオ「でもカーラはクロガネ組じゃない?」
カーラ「それがどうしたの?」
リオ「クロガネには、レーツェルさんにゼンガー少佐、アクセルさんにアルフィミィ、ハーケンさん
更に、マサキ君にリューネにシュウ博士、アーマラと戦力が集中しているから……」
カーラ「いるから?」
リオ「棚ぼた的に出番が増えるんじゃないかしら?」
カーラ「あ、確かにそうかも!ユウやったよ、あたし達の未来は明るいよ!」
ユウキ「棚ぼた的と言われて喜ぶな!」
クスハ「あれ?クロガネ組で一人足りないような……」
ブリット「足りない?あ、クルトさんのことか?」
リョウト「アシェンさんのことじゃないかな?」
クスハ「そう……だったかな?あれ?」
レオナ「………」
カーラ「レオナもさ、コロニー関係の話があれば出番が増えそうだよね?」
リオ(コロニー?……そういえばあったわね……)
ユウキ(OG1以降あまり物語に絡まないから、忘れがちになるな……)
レオナ「……そうかしら?」
カーラ「そうだよ、レオナってコロニー出身だし、良いところのお嬢様でしょ?」
リョウト(そういえば、そんな出自だっけ……)
ブリット(リオの親父さんみたいに、物語に関わりそうだと思ったんだがなあ)
レオナ「家は関係ないけど……まあ、次作でそういうのも有りね」
クスハ(あ、少し嬉しそう……良かった)
レオナ「リオとリョウトは、言うまでもなくマオ・インダストリー関連の話で活躍しそうね」
リオ「あ~うん、そうね……今回、社長出てこなかったけどね」
リョウト「り、リオ……」
ブリット「マ、マジか?」
リオ「マジよ、会社としての役割はエクスバインをロールアウトしたくらいじゃないかしら?」
クスハ「MDの敵勢力の一角ってフューリーよね?むしろメインの敵勢力だったよね」
リオ「そうね」
カーラ「フューリーって月が本拠地だったよね?」
リョウト「そ、そうだね」
ユウキ「マオ・インダストリー社って月に本社が……」
リオ「あるわね」
レオナ「でも、出てこなかったの?」
リョウト「うん……社長も会社もイベントも……なかったんだ……」
ブリット「………」
クスハ「………」
ユウキ「………」
カーラ「………」
レオナ「マオ・インダストリー社って……その、大丈夫?」
リオ「色々な意味で、大丈夫じゃないのかも……」
リオ「じ、次作ではさ……1話だけでもいいから私たちα組が活躍できるシナリオとか……」
リョウト「みんな揃って?」
リオ「うん!まあ無理だと思うけど、そんなのがあったらいいわね」
カーラ「いいね、それ!」
ユウキ「悪くはないな」
クスハ「うん!」
ブリット「俺達が活躍できるとなると……」
レオナ「念動力関連で出来そうね、でもラマリスでも無理だったし……」
カーラ「レオナ、真剣に考えなくてもいいじゃん。希望だよ、希望!」
レオナ「……そうね」
次回作
次回作のスパロボを妄想し皆で語り合う時が一番楽しい時間なのかもしれない
店員「お客様、そろそろお時間となりますが」
ユウキ「もうそんな時間か」
カーラ「あ~はいはい、もう出ま~す」
リョウト「結構話し込んじゃったね」
レオナ「ふふ、そうね」
クスハ「レオナの機嫌が直ったようで良かったわ」
レオナ「別に機嫌が悪かったわけじゃ……」
リオ「ま、そういうことにしといてあげる」
ブリット「ははは」
カーラ「そんじゃ出ようか」
ユウキ「ああ」
クスハ「そうね」
リオ「レオナ、そっちはよろしくね」
レオナ「ええ」
リョウト「それじゃあ、お先に」
ブリット「お大事にな!」
レオナ「………」
タスク「………」
レオナ「………」
タスク「………」
レオナ「タスク?」
タスク「………」
レオナ「寝たふりなんでしょ?あなた得意だものね」
タスク「………」
レオナ「いい加減に起きなさい」
タスク「………」
レオナ「………」
タスク「………」
タスク「レオナちゃ~ん、目覚めのキッスを!」ンチュ~
レオナ「………」
タスク「………」ンチュ~
レオナ「………」
タスク「………」ンチュ~
レオナ「タスク」
タスク「はい、調子にのりましたすみま」
ッ
タスク「!?」
レオナ「ほ、ほら行くわよ!」スタスタ
タスク「……おう!」
タスク「おー、待たせたな皆の衆!三途の川を見学してきたぜ!」
リョウト「け、見学だけですんで良かったね」
タスク「まあな!」
ブリット「え、えらく元気だな、体は大丈夫なのか?」
タスク「おう!クスハ汁のおかげで元気100倍だぜ!」
ユウキ「相変わらず効き目だけは抜群だな」
カーラ「タスク元気だね~、なにかあった?」ニヤニヤ
レオナ「え?」
リオ「そうね、詳しく聞きたいわ」ニヤニヤ
レオナ「な、なにもなかったわ!」
クスハ「え?なになに、なんの話し?」
タスク「まあ、更にレオナちゃんのおかげで元気1000倍だけどな!!」
レオナ「タ、タスクーー!!」
了
次回作以降、エクセレンさんはライブラリ音源で乗り切れるのかな…
今後ドラマCDとかアニメとかあったらキョウスケと入籍して産休入ったとかで誤魔化すかもしれない
このSSまとめへのコメント
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