スーパーロボット大戦OG  α主人公御一行様 (62)


居酒屋 ヤバイホース


クスハ「ムーンデュエラーズ(MD)発売までもうすぐだね」

タスク「だな、第二次OGから3年と7ヶ月……長かったなあ」

リョウト「間にインフィニットバトル(IB)があったけどね」

ブリット「そういえばそんなのもあったな……」

ユウキ「それなりに面白かった覚えはあるんだが、まったく印象に残っていないな」

レオナ「どちらかといえばダークプリズン(DP)目的の人が多かったからかしら」

リオ「IBでエクスバインが初めて出てきたのよね」

カーラ「………」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466080462


タスク「IBを含めれば2年と7ヶ月か……そう考えると意外と短かったか?」

ユウキ「そうだな」

レオナ「あとIBといえば……」

カーラ「あの…さ」

レオナ「どうしたの?カーラ」

カーラ「あたしさ……出てないんだよね……」

クスハ「え?」

カーラ「……IBにさ……」

ブリット「あ……」


カーラ「この中で…あたしだけ…IBに出てなかったんだよね……」

タスク「………」

レオナ「………」

リョウト「………」

クスハ「………」

カーラ「あたし…必要とされてないのかなぁ……」


リオ「は、はい!みんな、かんぱ~~い!!」

6人「か、かんぱ~~い!!」


このSSは、スーパーロボット大戦OGシリーズのα主人公達が好き勝手に話すSSです

スパロボOGシリーズ既プレイヤー向けです

よろしくお願いします


登場人物

リオ リョウト タスク レオナ ブリット クスハ ユウキ カーラ



前々作
スーパーロボット大戦OG  α主人公御一行様
スーパーロボット大戦OG  α主人公御一行様 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456225049/)

前作
スパロボOG α主人公御一行様2
スパロボOG α主人公御一行様2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457192642/)


その他
スパロボOG オクトパス小隊 新人隊員面接会場
スパロボOG オクトパス小隊 新人隊員面接会場 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457694996/)



リオ「ほらカーラ、この唐揚げ美味しいわよ!」

クスハ「このツナサラダも食べて食べて」

レオナ「お酒が全然減ってないわね?他のを頼む?」


タスク「すげー気遣いようだな」

リョウト「あはは……」

ブリット「ユウは、あっちに行かなくていいのか?」

ユウキ「あの場に俺は必要ないだろ」


タスク「んでMDの話だけどよ、今回は普通に出そうだよな」

リョウト「うん」

ユウキ「どういう意味だ?」

タスク「いや、毎回発売延期とかするし」

ブリット「あ~……ま、まあ今回は大丈夫だろ?」

リョウト「そうだね、もうこれ以上は……待ちたくないよね」

ユウキ「第2次OGの時はOG外伝から5年もかかったからな……」

タスク「それを思えば今回はマシな方かもな」


ユウキ「MDの情報は今年の1月に発表されて、あれから5ヶ月か……」

タスク「あの時は、MDでリストラされるんじゃないかと若干焦ってたよな」

ユウキ「それは言うな…」

リョウト「そういえば、第2弾PVでさ」


https://www.youtube.com/watch?v=RVK-7BOwaio


リョウト「ユウ…エグゼクスバインに乗ってたよね?」

ユウキ「まあな、正直俺も驚いた…意外すぎるだろ」

ブリット「念動力者限定武装もあるし俺達にピッタリではあるけど……」

タスク「まだ雀武王に乗ってたほうがしっくり来たぜ」


ユウキ「意外なことといえば、エクスバインに女のパイロットが乗っていただろ?」

タスク「あ~いたなDPに登場したキャラだな」

ブリット「彼女がどうかしたのか?」

ユウキ「いや、T-LINKシステム搭載機に乗っていたから、新しい念動力者なのかと思ってな」

リョウト「それは無いと思うよ」

ブリット「別に念動力者じゃなくても問題ないんだろ」

カーラ「男ども~、なんの話ししてんの?」


タスク「おろ?カーラ?」

ブリット「も、もう大丈夫なのか?」

カーラ「あははは、まあね!」

リョウト「良かった……」

カーラ「なんかゴメンね心配かけちゃって」

ユウキ「ふん、心配なんてしていない」

カーラ「んふふ~照れちゃってえ」

リオ「………」
レオナ「………」
クスハ「………」

タスク「んで、今度はこっちが元気なさそうだな」

レオナ「疲れただけよ……」

リョウト「あはは……お、お疲れ」


カーラ「それでなんの話しをしてたの?」

ブリット「ああ、MDの第2弾PVの話しさ」

カーラ「……あ~アレね、ユウ格好よかったよね」

ユウキ「そうでもない」

リオ「リョウト君も格好良かったわよ」

リョウト「ありがとう、リオ」

カーラ「………」


カーラ「そういえば、第2弾PVだけど……みんな気付いた?」

クスハ「え?なにが?」

カーラ「あのPVでさ…」

ブリット「ああ」

カーラ「この中で私だけ……」

タスク「あっ」

カーラ「出てないんだよね……」


リオ「いやいやいや、私もタスク君もレオナもブリット君も出てなかったでしょ?」

レオナ「そうね、出ていなかったわ」

カーラ「出てたよ……」

ブリット「そんなはずは……」

カーラ「具体的には動画の8分44秒くらいで4人とも出てたんだよ……」



………確認中………



リョウト「ほ、本当だ……」

ユウキ「確かに出てるな……」


カーラ「………」

リオ「カ、カーラ?」

カーラ「………ふっ」

クスハ「?」

カーラ「ふふふふ………」

ブリット「!?」

カーラ「あたしって……やっぱり必要とされてないのかな……」

レオナ(タスク)

タスク(はい)

レオナ(なんとかしなさい)

カーラ「ふふふふふふふ……」

タスク(いや、これはキツイっす)


タスク「カーラ、刺身盛り合わせが来たぜ!」

リョウト「こ、ここのだし巻きは絶品だね」

ブリット「ビール、ピッチャーでください!」


レオナ「やってる事が私達と変わらないわね」

クスハ「あ、あはは……」

リオ「それでユウ君はなんでこっちにいるの?」

ユウキ「あの場に俺は必要ないだろ……」

リオ「必要だから、行ってきなさいよ」

ユウキ「しかし……」

レオナ「言い訳は聞きたくないわ」

クスハ「うん、行ってきてあげて」

ユウキ「………わかった」


レオナ「ふう……それでなんの話だったかしら?」

クスハ「MDの第2弾PVの話だったよね」

リオ「そういえばPVの戦闘シーンにクスハが出てたけどさ」

クスハ「う、うん」

リオ「グルンガスト弐式に乗ってたでしょ?」

クスハ「そうだね」

リオ「ん~」

レオナ「なんというか……今更な機体ね」

クスハ「今更って……に、弐式は良い機体です!」


レオナ「ええ、グルンガスト弐式の性能は良いと思うけど」

リオ「クスハといえば龍虎王かグルンガスト参式ってイメージがあるから」

クスハ「そ、そうかな?OG1の時は専用機体だったけど……」

リオ「クスハが今更グルンガスト弐式に乗る理由……」

レオナ「なんらかの理由があって龍虎王とグルンガスト参式の
    どちらか……もしくはどちらとも乗れなくなったとか?」

クスハ「なんらかの理由って?」

リオ「……今回は龍虎王が出てこない……とか?」

クスハ「ええぇ!?」


レオナ「リオ流石にそれは……あるかもしれないわね……」

クスハ「あるかもしれないの!?」

リオ「龍虎王関連は第2次OGで一応の決着が着いたっぽいし」

レオナ「まあ真・龍虎王を出すなら話は別だけど」

クスハ「真・龍虎王は……今回は出ないかも……」

リオ「龍虎王は登場するだけで1話か2話使うでしょ?」

クスハ「そ、そうだけど」

レオナ(登場話も無く終盤までまたされた挙句直後の分岐によっては数話しか使えず
    その上主役機と同時にロールアウトしたせいで影の薄い機体もいるのに……)

リオ「MDの話数次第ではありえるかもしれないわね」

カーラ「それは無いんじゃない?龍虎王は出てくるでしょ」


クスハ「カーラ?お帰りなさい」

カーラ「たっだいま~」

レオナ「タスク、上手くやったようね」

タスク「まあユウがいたからな、比較的楽だったぜ」

ユウキ「………」

ブリット「まあユウは疲れただろうけどな」

リオ「それでカーラ、龍虎王がMDに出てくるって言ったのは、どうしてかしら?」

カーラ「ん?それは簡単だね、なんてったって龍虎王は……」

リョウト「龍虎王は?」

カーラ「人気があるから」


カーラ「人気がある機体は出すでしょ?」

リオ「………」
リョウト「………」
レオナ「………」
ブリット「………」
クスハ「………」
タスク「…そりゃそうだ」

カーラ「……あたしと違ってね」

ユウキ「最後のは余計だ」

カーラ「あははは、ごめんごめん」


リオ「なるほど、話の整合性も大事だけど、それ以上に大事なのは人気ということね」

レオナ「当然といえば当然の話ね」

タスク「ということは、Jの三人娘で当初露骨にハブられたキャラがいたのも……」

ユウキ「おい、タスクやめろ」

ブリット「一人だけ遅かったのは情報開示のタイミングの問題だろ」

リョウト「Jのメンバーは最初から全員出るって明言されてたからね」

タスク「それじゃあ、初回特典のピクチャードラマでクスハが出ているのも……」

クスハ「タ、タスク君それは……」

カーラ「それはやめなくていいよ」

クスハ「ええ!?」


クスハ「アレはなんというか……少し恥ずかしいかな……」

タスク「いや~人気者はつらいねえ」

ブリット「タスク、鼻の下伸びてるぞ?」

タスク「ブリット、お前鼻血出てるぞ?」

ブリット「な!?」ゴシゴシ

タスク「嘘だよ」

クスハ「うぅ……」

カーラ「アレでどーしても気になることがあったんだけどさ」

リョウト「どんなこと?」

カーラ「ショウコの胸でかすぎない?」


ユウキ「お前……なにを言ってるんだ?」

カーラ「いや、単純に気になったんだけど…ユウはどう思う?」

ユウキ「俺に話を振るな!」

タスク「わかる!!確かにデカかった!」

リオ「タスク君が食いついたわね」

カーラ「通常立ち絵は、そこまで大きいようには感じなかったけど」

タスク「あのピクチャードラマの面子でも、ちゃんと戦えていたな」

リオ「単に寄せて上げてるだけじゃないの?」

リョウト「ど、どうなのかな……」


カーラ「むしろあの中じゃ4番手に入るかも……1番手ラミアさん、2番手エクセレンさん」

タスク「3番手ゼオラに……5番手クスハか……クスハ…頑張れよ」

クスハ「そういうイジリ方は止めてくれないかな」

レオナ「タスク」

タスク「もちろんレオナ様が俺の不動の1番手です!」

レオナ「クスハ汁……飲む?」

タスク「それだけはご勘弁を!!」

クスハ「罰ゲームに使うの止めてくれないかな!一応健康ドリンクだからね!!」

ブリット(一応?)

まだ三年七ヶ月しか経ってなかったのか
第二次OG買ってから1度もプレイしてないわ


というか封印戦争終わったならエアロゲイター達出てくるまで龍虎王出ないだろ、第二次α的な意味で


リョウト「けど、まさかハーケン・ブロウニングさんが出るのは意外だったよね」

リオ「ああ、あのカウボーイ?」

レオナ「あの人……誰なのかしら?」

タスク「え?」

カーラ「あ、私も知らない」

ユウキ「俺も知らないな」

ブリット「確かゼンガー少佐と関わりがあるんだったか?」

クスハ「う~ん、ゼンガー少佐もだけどエクセレンさんの方が関わりが強いかな」


カーラ「エクセレンさん?そういえば同じブロウニング姓だね」

タスク「あと関わりがあるのはアクセルさんとラミア少尉か」

ユウキ「その二人は……なるほど」

リオ「もしかしてシャドウミラー関係?」

リョウト「うん、まあ詳しくはMDで語られるかな?」

ブリット「乗ってる機体もカッコイイな」

クスハ「マリオン博士が作り上げたんだって」

レオナ「それは……色んな意味で尖った性能になりそうね」


リオ「あと第2弾PVで気になったことってある?」

ブリット「冒頭で出てきた女の人かな?物語の鍵を握ってそうだな」

タスク(あの女の子Jでは意外と影が薄かったけどな……)

カーラ「フォルテギガスがグラキエースさんと二人乗りだったよね」

ユウキ「そこは予想通りではあったな」

クスハ「グランティード・ドラコデウスとか凄かったなぁ」

リョウト「すごい迫力だったよね」

レオナ「確かJはサブパイロットによって武器や性能が変わるのよね?」

タスク「Jではそうだったな、OGではどうなるかはわかんねえけど」


カーラ「あたし達…また影が薄くなるね……」

リオ「………」
リョウト「………」
レオナ「………」
タスク「………」
クスハ「………」
ブリット「………」

ユウキ「それは言うな……」


タスク「第2次OGメンバーは、ほぼ全員続投だからな」

ユウキ「メンバーも更に増えるだろうしな」

レオナ「微妙なところは魔装機神組くらいね」

カーラ「また序盤か分岐時しかあたし達の出番はないのかな……」

リョウト「今日のカーラは随分とネガティブだね」

リオ「ん~~」


リオ「でも、どの機体やキャラを使うかなんて、人それぞれなんじゃないかしら?」

クスハ「そうね、特定のキャラを優先して育てて、
    機体にはお金をかければ大体は強くなるし……」

ブリット(身も蓋もない言い方だな……)

タスク「そうは言ってもな、シナリオ的に優遇されるキャラ、されないキャラがいるから
    そうなると必然的に優遇されるキャラを優先して育てるだろ?」

クスハ「た、確かに……」

リオ「どうしても目立つし、改造しても失敗しないっていう安心感もあるわね」

リョウト「特に序盤はどの機体を改造すればいいのか悩むからね……」


レオナ「精神要員、補助要員、戦力要員、お気に入り要員」

ユウキ「なんだそれは?」

レオナ「スパロボ戦力バランスよ、かなり大雑把に分けてみたわ」

タスク「なるほど、補助は修理、補給機能ってわけか」

ブリット「どの部分を重点的に優先するかは戦闘MAPや好みによるな」

カーラ「その点、複座式の機体はずるいよね、大抵強いし精神コマンドも充実してるし」

リオ「ハイペリオンとか反則よね……SRXは3枠+ガンナーが必要だけど強いし、なにより
   アヤ大尉の補給が便利だからね……まあエクサランスはもっと反則だけどさ」

ユウキ「エクサランスはレスキューになってからライトニングやエターナルよりも
    むしろ有用性が上がったな」


リョウト「精神要員は乗せる機体を調整して戦力要員にもできるね」

クスハ「でも、資金不足で最後まで改造出来ないから、改造は回避や防御だけとか……」

カーラ「好きなだけ改造が出来たらいいのにね」

クスハ「お金やPPにも余裕がないから満遍なく育てられないのが辛いよね」

タスク「全滅プレイは……邪道かな?」

ブリット「まあ、それもアリだな」

リョウト「救済措置があるなら利用するのも手だね」

リオ「私はあまりしたくないわね」

レオナ「同じく」


店員「お客様、ラストオーダーの時間になりました」

リオ「え!?もうそんな時間なの?」

クスハ「話に夢中になって気付かなかった……」

タスク「というか、今日は全然食べてないよな……」

レオナ「飲んでもいないわ」

リョウト「う、うん」

カーラ「そう?あたしは大分飲んで食べたけど?」

ユウキ「それはそうだろう」

ブリット「熱いお茶を8人分ください」

店員「かしこまりました」





リオ「ん~、夜風が生温いわ」

レオナ「もう夏ね」

ブリット「どうする?もう1軒ハシゴするか?」

カーラ「さんせー、まだ飲み足りないしね」

ユウキ「まだ飲むのか……ほどほどにしろよ」

タスク「うっし!そんじゃ次に行きますか!」

リョウト「お店を探してみるね」




クスハ「………」


ブリット「クスハ?」

クスハ「え?」

ブリット「ボーっとしてたけど、どうかしたのか?」

クスハ「ううん、どうもしていないけど……」

クスハ「MDがもうすぐ出るんだなあ…って」

ブリット「?」

クスハ「えっとね」

クスハ「戦うのは好きじゃないけど」


クスハ「みんなと会えるのは……」

クスハ「………」

クスハ「……すごく嬉しい」

ブリット「クスハ……」


リオ「クスハー、ブリット君ー、次のお店が決まったわよー」

カーラ「天ぷらが美味しいんだって!早く行こうよー!」


ブリット「ああ!行こうかクスハ」

クスハ「うん、いま行くねー」






終わりです
タイトル間違えてました、本当は

スパロボOG α主人公御一行様3

です

>>24
自分もバルマー関連まで出てこないのもアリだと思っています

ありがとうございました

スパロボMD発売まで残り2週間
レオナとタスクにパワーアップイベントが来たらいいな~と日々神に祈ってます


今回は短かったのでオマケも投下します


某牛丼チェーン店


店員「お待たせしました、牛丼並盛りの方は……」

ヒューゴ「俺だ」

店員「こちらは牛焼肉定食大盛りになります」

アクア「あ、どうも」

店員「注文は以上でよろしいでしょうか」

ヒューゴ「ああ」

アクア「ありがとう」




このおまけSSは、スーパーロボット大戦OGシリーズのMX主人公が好き勝手に話すSSです

登場人物

ヒューゴ アクア


アクア「ねえ……この白い容器はなに?マヨネーズ?」

ヒューゴ「これはな…こう真ん中で割れば」パチン

アクア「あ、マヨネーズが出てきたわ…これをお肉にかけるのね……」ニュー

ヒューゴ「………」

アクア「いただきます」モグモグ

ヒューゴ「……いただきます」


アクア「………」モグモグ

ヒューゴ「………」モグモグ


アクア「……お肉が硬いわね」モグモグ

ヒューゴ「そうだろうな」モグモグ

アクア「……味付けは…嫌いじゃないわ」モグモグ

ヒューゴ「そうなのか」モグモグ


アクア「こういうお店に来るのは初めてだけど、悪くないわね」

ヒューゴ「悪くないのか?正直、お前には合わないと思ったが……」

アクア「そんなことないわよ、このミソスープなんて中々イケるわ」ズズ

ヒューゴ(こいつ意外と貧乏舌なのか……)

アクア「カイ少佐の好物と聞いていたから、一度は飲んでみたかったのよね」ズズゴックン

ヒューゴ(いや、ただのミーハーか……)

アクア「あ、カイ少佐といえば……」

ヒューゴ「ん?」

アクア「もうすぐMDが発売されるわね」

ヒューゴ「カイ少佐からどんな流れでMDに繋がったのかは分からないが、そうだな」


アクア「私達って……MDに出るわよね?」

ヒューゴ「ああ、それは確定してる」

アクア「良かった~……MDでは私達の情報が全然出てこなかったから…心配だったのよ」

ヒューゴ「第2次OGじゃメイン級の扱いだったが……」

アクア「そうね、私も色んな人に絡ませてもらったわ」

ヒューゴ「シナリオ的にも一段落したし、扱いが縮小しただけだろ」


アクア「でも、同じ第2次OGのメインを張ったD勢はMDでも活躍しそうじゃない?」

ヒューゴ「確かにな、PVでも出てきたしパッケージにも描かれているな」

アクア「Dのシナリオって第2次OGで一段落したわよね?」

ヒューゴ「一段落したな」

アクア「この扱いの差……納得いかないわ」

ヒューゴ「仕方ないだろ、D勢は……」

アクア「D勢は?」


ヒューゴ「人気があるからな……」

アクア「…納得したくないわ」


アクア「それじゃあなに?私達は人気がないから扱いが小さいの!?」

ヒューゴ「そんなことは言ってない!」

アクア「なら機体の人気?確かにフォルテギガスは強かったわね!」

ヒューゴ「それも言ってない!!」

アクア「じゃあヒロインかしら?グラキエースさんは私と違って綺麗で可愛いからね!」

ヒューゴ「………」

アクア「………」

ヒューゴ「………」


アクア「………」


アクア「否定しなさいよ!!!」


アクア「くっどうせ私なんて」

ヒューゴ「いや……俺もそんなに人気がないからな……」

アクア「そういう慰めは止めて……」

ヒューゴ「本当だ、たまに名前を忘れられることもある……」

アクア「名前を?それは酷いわね」

ヒューゴ「MX時代から影が薄かったからな……」

アクア「そんなことないわよヒョーゴ、MXは他の参戦作品が濃すぎただけだから」

ヒョーゴ「そうだな……」


アクア「まあなんにせよ、D勢は羨ましい限りだわ」

ヒューゴ「そういうな、俺達はOG外伝でそれなりに出番があっただろう?」

アクア「出番っていっても…私のやったことって
    カイ少佐とラミア少尉からサインをもらっただけよ?」

ヒューゴ「不満なのか?」

アクア「いいえ、大満足よ!あのサインは一生の宝物ね」

ヒューゴ「ならいいだろ」

アクア「確かにそうね、それであなたはOG外伝で色んなところを転戦したのよね?」

ヒューゴ「ああ、こういってはなんだが意外と出番が多かったな」


アクア「出番が多かったの?」

ヒューゴ「第2次OGに向けての顔見せ程度だと思っていたんだが」

ヒューゴ「前日談としては破格の待遇だったのかもしれんな」

アクア「よかったじゃない」

ヒューゴ「だが、最終的には仲間達は全滅……フォリアやイーサンも……」

アクア「………」

ヒューゴ「俺は瀕死の重傷を負い、仇に生かされ、命令を聞かざるを得なかった……」

アクア「………」

ヒューゴ「そして結果的に隊長と……くっ」

アクア「………」



アクア「ヒョーゴ……納豆食べる?」

ヒョーゴ「励まそうとしているのか、嫌がらせをしようとしているのかどっちなんだ?」


アクア「ご、ごめんなさい、いまアナタに渡せるものがこれしかなくて……」

ヒューゴ「……いや、その気持ちだけで十分だ、すまんな…アクア」

アクア「パートナーだもの、気は遣ったりしないけど、励ましはするわよ」

ヒューゴ「パートナーか……そうだな」

アクア「?」

ヒューゴ「アクア……」

アクア「なに?」


ヒューゴ「…MDでもよろしく頼む」

アクア「こちらこそ、よろしくお願いねヒューゴ」








アクア「というわけで……早速で悪いんだけど、これの処理をお願いするわ」

ヒューゴ「………納豆か」

アクア「カイ少佐が好物だと聞いてたから、一度は食べてみようと思ったんだけど……」

アクア「やっぱり無理だわ!捨てるのも勿体無いし、遠慮しないで食べて!」

ヒューゴ「………」


ヒューゴ「………」モグモグモグ







ヒューゴ「………」モグモグ ゴックン


ヒューゴ「………」



ヒューゴ「ミッション……コンプリート…」






終焉

これにて本当に終わりです

MXは機体も含めて結構好きです
MDでもタスクレオナヒューゴアクアはメインで使っていきたいです

ありがとうございました

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