提督「俺結婚カッコカリしないから」
大淀「」ガチャン!
提督「なぜそんなに驚く」
大淀「い、いえ、そうではなく……。理由をお伺いしても?」
提督「だってさ、上官が一方的に婚約結ぶとか不公平じゃん。やっぱりお互いが愛し合ってないとさー」
大淀「そ、それなら」
提督「と言う訳で、大本営から貰った指輪は捨てて来てくれ」
大淀「……承知致しました」コソコソ
提督「再利用するなよ、刻印がしてあるからすぐわかるぞ」
大淀「はい……」ガクッ
提督「で、うちではオリジナルルールを採用する。名付けて『逆結婚カッコカリ』だ」
大淀「その内容は?」
提督「別に大した事じゃない。練度が最高に達していて結婚カッコカリしたくなったら俺に言ってくれるだけでいい」
大淀「なるほど」メモメモ
提督「そしたら何やかんやで必要な物とか用意するから」
大淀「大本営からの指輪を捨てたのはなぜ」
提督「やっぱ自分たちの指輪は自分たちで用意したいじゃん」
大淀「それは素敵です」
提督「あ、ちなみに」
大淀「?」
提督「逆結婚カッコカリしたら引退後も一緒に生活して貰うから、その点の連絡も忘れないでくれ」
大淀「そ、それってつまり……!」
提督「言ってしまえば結婚カッコガチ、だな」ハッハッハ
大淀「」
提督「と言う訳で、早速皆に知らせてくれ。頼んだぞ」
大淀「はい」
提督「ま、俺と結婚したい酔狂な奴がいるとは思えんが」
大淀(あ、自分でフラグ立てましたね)
……
―翌日―
大淀(練度99)「早速お願いします、結婚して下さい」
提督「はっや。て言うか大淀って俺の事そう思ってたの?」
大淀「いついかなる時も私たち艦娘の事を真剣に考えて下さる貴方を好きにならない理由があるでしょうか」
提督「俺おっさんだぞ?」
大淀「お父さんと呼ばせて下さい」
提督「それじゃ夫婦じゃないじゃん」
大淀「では旦那様と」
提督「一旦落ち着こうか」
提督「よく考えた上での結論だな?」
大淀「もちろんです」
提督「よし、じゃあ結婚するか」
大淀「!」パアッ
提督「細かい用意は俺に任せてくれ。さて、昨日の今日だが逆結婚カッコカリの通達を取り下げ……」
>>8(艦娘以外の安価は下)「ちょっと待って下さい」
阿武隈
提督「阿武隈、どうした?」
阿武隈(練度98)「私も提督と結婚したいです!」
提督「おっとぉ」
大淀「……残念ながら、提督は私との結婚が既に決まっているので」
阿武隈「この鎮守府で今練度最高なの大淀さんだけだもん! ずるい!」ジタバタ
大淀「これまでの提督の寵愛の成果ですので」
提督(んー、ちょっと違うぞー)
阿武隈「とにかく! このまま大淀さんと結婚なんて鎮守府全体が認めませーん!」
大淀「あなたは提督の決定に逆らうのですか?」
阿武隈「……」バチバチ
大淀「……」バチバチ
提督「どうしよう」
>>12「ではこうしてはいかがでしょう?」
大和
提督「おお、宇宙戦艦」
大和(練度97)「違います! で、提案の件ですが」
1.結婚出来る艦娘が一人と誰が決めました?
2.大和も含めて3人で対決です!
安価下
阿武隈「名案です!」
大淀「それ、私には何のメリットも無いですよね?」
大和「大淀さんが勝ったら、他の艦娘を説得する役割は私が担いましょう」
大淀「ならば引き受けます」キリッ
提督「おお、急に気が変わった」
大和「100人以上の艦娘を説得するのは骨が折れますから」
提督「それ、何の人数?」
大和「提督と結婚したくて必死に練度を上げている艦娘の人数です」
提督「そうだったのか。皆真面目でえらいなーと思ってたんだが」
阿武隈(鈍感にも程があります)
提督「で、対決内容は何にするんだ?」
大和「>>17にしましょう!」
料理
大和「料理対決です!」
阿武隈「受けて立ちます!」
大淀「えっと……、頑張ります!」
提督「普通にやるとあれだからハンデつけるぞ」
完成した料理(出来は安価先コンマ) 大淀 下1 阿武隈 下2 大和 下3
ただし阿武隈はコンマ-10 大和-20
大和「まさか、調理器具に不具合が……」ガクッ
大淀(僅差でそれ以下だなんて)ガクッ
阿武隈「こんなあたしでもやればできる!」キラキラ
提督「おめでとう、阿武隈」
阿武隈「ありがとう、提督!」ダキッ
大淀「」グスッ
提督「よし、では結婚の準備をしておこう。阿武隈は頑張って練度をあげるんだ」
阿武隈「うん!」
大和「こうなっては仕方ないですね。お幸せに」パタン
大淀「お幸せに……」パタン
……
大淀「うぇえええん……」グスッ
明日結婚カッコショヤの話を書きます
―結婚カッコショヤ―
阿武隈「zzz……」
提督「あるぇ?」
提督「せっかくゴムとか大人のおもちゃとか一杯用意して来たのに」
提督「出撃の疲れでも残っていたのかしら」
提督「仕方ない。ここは……」
1.添い寝で我慢しよう
2.寝ている所にイタズラしよう
3.俺の主砲をぶっ放して起こそう
安価下
提督「よし」カチャカチャ
提督「さて、阿武隈の装甲はどうなってるかな」ピラッ
提督「……」
提督「はいてない」
提督「つまり、『いつでも阿武隈の中に攻め込んで!』って事か。よっしゃ」ズププッ
提督「うおっ、初めてがきついって本当だったのか」
阿武隈「んっ」ピクッ
提督「お、起きたか」
阿武隈「zzz……」
提督「気のせいか」
提督「」パンパンパンパン
阿武隈「zzz……」
提督「起きないが、徐々に動かしやすくなって来たな。寝ていても感じているのか」
阿武隈「提督……」
提督「起きたか」
阿武隈「私、いけるけど……」zzz……
提督「何だ寝言か」
阿武隈「……」キュウッ
提督「うおっ! 急に締りが」ビュルッ!
提督「寝ながら達したのか、器用な奴」
阿武隈「んあ……?」パチッ
提督「お、起きたか」
阿武隈「えっ、えっ!?」
提督「阿武隈が起きないから、先に始めさせて貰ったよ」ハッハッハ
阿武隈「//」カアッ
提督「駄目だったか?」
阿武隈「……あたし的には、OKです//」
提督「よし、じゃあ睡姦プレイを続けるか」
阿武隈「//」コクッ
提督「声出しちゃ駄目だぞ」パンパンッ!
阿武隈「ん、んっ//」
提督「なんだ、寝ている時は平気だったのになぁ。意識すると感じるのか?」
阿武隈「そ、そんな事っ!//」
提督「ほらほら、阿武隈は今寝てるんだぞ」
阿武隈「はっ! zzz……、んっ//」ビクビク
提督(感じてるの我慢して寝てる振りに徹する阿武隈マジたまらんわ)
提督「そろそろ出すか」
阿武隈(えっ! い、今そんな事されたら……!)
提督「」ビュルルルッ
阿武隈「ん、ああっ! ダメ、ダメぇえええ!」ビクビクッ
提督「あーあ、起きちゃった」
阿武隈「だ、だってぇ……」
提督「これはやり直しだな」
阿武隈「!」
提督「だって睡姦プレイなんだから、起きたらプレイとして成立しないじゃないか」
阿武隈「そ、そうかもだけど……」
提督「それとも、阿武隈はもうしたくないか?」
阿武隈「……//」
提督「さあ、寝る支度をしなさい」
阿武隈「……うん//」
―翌朝―
阿武隈「zzz……」ビチャビチャ
提督「いやー、結婚カッコショヤとはいえやり過ぎたな。阿武隈体液でずぶ濡れだ」
提督「片づけをしないといけないが、俺もねむ……」zzz
……
ガチャッ
大淀「うふふっ……」ユラァ
大淀「よく考えたら、最初からこうすれば良かったんですね」ヌギヌギ
大淀「提督の主砲、いただきます//」
日頃出撃や遠征で疲れている艦娘たちには睡姦をしてあげるのが一番優しいんじゃないかと思う
短いですけどしばらく更新出来ないんで切ります、大淀さんが救われて良かったね
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