【ガルパン】カチューシャ「道がわからないわ…」 (47)

カチューシャ「ミホーシャに会いに来たけど道に迷っちゃったわ…」

カチューシャ「どうしましょう…ノンナはいないし…」

カチューシャ「しょうがないわね…クラーラに道を聞きましょ」ピッピッ

プルルルル…

クラーラ「はい。カチューシャ様。どうかされましたか?」


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カチューシャ「ええ。迷っちゃってね。道が分からないのよ」

クラーラ「カチューシャ様。今どこにいますか?」

カチューシャ「水戸よ」

クラーラ「なるほど、了解しました」

カチューシャ「?クラーラは道わかるの?」

クラーラ「はい」

カチューシャ「助かるわ。どう行けばいいのかわからなくて困ってたのよ」

クラーラ「はい。では私の言った通りに進んでください」

カチューシャ「わかったわ」テクテク

クラーラ「…ええ、そこを曲がって…」

カチューシャ「ええ」

クラーラ「水戸黄門像がありますか?その右の道をまっすぐ行きます」

カチューシャ「わかったわ」

クラーラ「コンビニの前を通って…大きいデパートがありますね?」

カチューシャ「ん?」

クラーラ「入って階段を下りてください」

カチューシャ「え、ええ…」

クラーラ「はい…そしたら後は道なりに…」

カチューシャ「……」

クラーラ「はい。着きました」

カチューシャ「…どこよここ」

クラーラ「ア○メイトです」

カチューシャ「なんでよ!!!」

クラーラ「?」

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大洗学園艦

カチューシャ「なんとかついたわ」

カチューシャ「まったく…クラーラったら。最初から教えなさいよね」

ダージリン「あら?カチューシャ?」

ノンナ「カチューシャ。来たのですか」

カチューシャ「ノンナ!?どうしてここにいるの!?それにダージリンも!!」

ノンナ「今日は大洗と聖グロで練習試合があったんですよ。その視察に」

ノンナ「明日は黒森峰との練習試合ですし」

カチューシャ「そ、そうだったの…」

ダージリン「カチューシャ、久しぶりね」

カチューシャ「ええ。で、どっちが勝ったのかしら」

ノンナ「聖グロリアーナです」

カチューシャ「あら」

桂利奈「なんで勝てないのかなあ…」

あや「私達優勝したのに…」

ねこにゃー「確かに…」

ダージリン「あら、慢心は最大の敵よ。優勝したからといって油断してはいけないわ」

オレンジペコ「シェイクスピアですね」

カチューシャ「…あいかわらず大洗には強いみたいね」

ダージリン「ふふっ、そうね」

桂利奈「シェイクスピア?誰それ」

あゆみ「わからな~い」

麻子「ロミオとジュリエットとかが有名だな」

桂利奈「ロミオとジュリエット?」

あや「聞いたことあるー!!」

ももがー「ロメオエイト?」

ねこにゃー「バンシィじゃないにゃあ…」

ぴよたん「wwwww」

麻子「……」

優花里「あはは…」

沙織「あれ?みぽりんは?」

華「さっきまではいらっしゃったのですが…」

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黒森峰学園艦

エリカ「ここが隊長の部屋ですか?」

まほ「ああ。戦車の資料だな?とってくるから待っていてくれ…」ガチャ

みほ「あっ、おねえちゃん!!おかえりなさい!!ごはんにする?お風呂にする?それともわ・た・し?」

エリカ「!!?」

まほ「」

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大洗学園艦艦橋

クラーラ「やっぱり船と言えば波動砲ですよ!波動砲!学園艦にも付けましょうよ!!」

ねこにゃー「メガ粒子砲も捨てがたいにゃあ…」

ももがー「ゴットフリートも!!ローエングリンでも可!!」

ぴよたん「wwwww」

カチューシャ「クラーラ!!」

クラーラ「あっ、カチューシャ様いらっしゃったんですか。アニメイトにはつけましたか?


カチューシャ「違うわよ!!だから私は大洗に来たかったの!!」

クラーラ「そうだったんですか。大洗になにか用事ですか?」

カチューシャ「まったく…。ミホーシャに会いに来たんだけどね。いないみたいなのよ」

ねこにゃー「西住さんなら試合が終わると同時にちょうど隣にきてる黒森峰に(泳いで)行ったにゃー」

ダージリン「あら、みほさんは黒森峰にいらっしゃるの?じゃあ私も行こうかしら」

ローズヒップ「ダージリン様ーーー!!私もいきますわーーー!!!」

ダージリン「ふふっ、落ち着きの無い子ね」

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黒森峰


ブウウウウウウウン!!!

まほ「エリカ!!もっと飛ばせ!!」

エリカ「ていうか隊長!!なんでみほから逃げてるんですか!!?」

まほ「あんなレズは妹じゃない!!」

みほ「おねぇちゃん待ってよぉ~」ズドドドドド

エリカ「車の速度に走って追いかけてきてるんですけど!!」

まほ「ぎゃあああああああああ!!」

みほ「どうして逃げるの~?」ズドドドドドド

エリカ「どんどん近づいてきますよ!!」

まほ「捕まったら私の貞操が終わる!!なんとしても逃げ切れ!!!」

エリカ「ですが…!!」

みほ「もう逃がさないよ!!おねえちゃん!!」ザッ

エリカ「回り込まれました!!」

まほ「しょうがない!!轢け!!」

エリカ「そんな…!!それはさすがに…!!」

まほ「いいからいけ!!」

エリカ「そんな…」

まほ「いいから!!!」

エリカ「ああっ!!もうどうにでもなれ!!!」

みほ「ん?」


ズシャアアアアアアアアア!!

エリカ「……」

まほ「やったか!!?」

エリカ「いやいやいや!!やっぱりやりすぎですよ!さすがに…!!」

モクモクモク…

みほ「もー、ひどいよエリカさん。いまのはちょっと痛かったよ」

二人「ぎゃああああああああああ!!!」

ブウウウウウウウン!!!

みほ「あっ、また逃げちゃった…」

エリカ「なんでみほはピンピンしてるんですか!!?」

まほ「わからん!!」

エリカ「20メートル以上すっとんだのに!!」

まほ「わからん!!」

みほ「愛、かな」

エリカ「トランクの上!?いつの間に!!?」

まほ「」

みほ「もう逃がさないよ、おねえちゃん!!」

まほ「ああああ…もうおしまいだぁ…」

エリカ「っ!!隊長!シートベルト外して!」

まほ「えっ」

エリカ「車ごとみほを海に落とします!!」

エリカ「おちる手前で脱出しますよ!!」

まほ「あ、ああ!!」

エリカ「いっけえええええええ!!」

まほ「落ちるううううう!!」

エリカ「今です!!脱出!!」バッ

みほ「あっ」

ガッシャアアアアン!!!

ヒュウウウウウウウ…

バッシャアアアアアアアン!!!

エリカ「……」ハアハア…

まほ「……」ハアハア…

エリカ「やりました…かね…」

まほ「いや…どうだろうな…みほの頑丈さは人智を超えてるからな…」

まほ「試合中に崖から突き落としてもピンピンしてたし…」

エリカ「なにやってるんですか!!?」

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大洗

沙織「なるほど…最近ノンナさんが肩車をしてくれない、…と?」

カチューシャ「そうなのよサオリーシャ。べつにしてくれないわけじゃないんだけどね。なにか躊躇しているみたいで…避けられているような…」

沙織「うーん…。」

かチューシャ「もっ、もちろん!!ノンナがカチューシャのこと嫌いになるわけないんだけどね!!」

沙織「肩車…頭上…高い…」

沙織「あっ…」

カチューシャ「なにかわかったの!!?」

沙織「うん。多分ね…」ゴニョゴニョ

カチューシャ「うん。うん……ええっ!!?ノンナがハゲ!!?」

沙織「声が大きいよっ!!」

カチューシャ「そ、そんなわけないでしょ!!」

沙織「そう?ストレス与えすぎてない?」

カチューシャ「うっ…」

沙織「まだハゲてなくても薄毛が気になってるのかも…」

カチューシャ「そ、そんな…」

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黒森峰

ローズヒップ「着きましたわーーーー!!!」

ダージリン「ええ。とはいえどうしましょうか。みほさんの居場所が分からないわ」

ローズヒップ「そのへんにいますわよ、きっと!!!」

ダージリン「そうね。まあ買い物でもして適当に歩いて回りましょうか」

ローズヒップ「はいですわーー!!」

ダージリン(初めてですわ…友達と二人で買い物…)

ローズヒップ「?」

ダージリン「あっ!!ズートピアやってるわ!!ローズヒップ、これを観ましょう!!」

ローズヒップ「え、ええ…」

ローズヒップ(もうアッサム様とペコの三人で観たんですけど、まぁいいですわ…)

ダージリン「あっ、でももう今日は上映してないのね」

ローズヒップ「!!そ、そうですか!!それは残念ですわ!!」

ダージリン「そうね、明日にしましょう!!」

ローズヒップ「え、ええ…」

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某所

ルミ「隊長!!ついに出来ましたよ!!」

メグミ「いつでも出せます!!」

アズミ「西住みほの居場所もわかりました」

愛里寿「そうか。ありがとう、ご苦労だった」

愛里寿(みほ…待っててね…)

おしまい。
ノリと勢いで書いたけど読んでくれると嬉しいです。
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