【安価&コンマ】あかり「艦娘?」瑞鶴「その17」【ゆるゆり×艦これ】 (572)

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オリ設定、キャラ崩壊、百合注意

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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】
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前回までのあらすじ

艦娘との関係が徐々に深まっていきながらものんびりと日々を暮らしていくあかり達。
新たな仲間である戦史編纂のために配属されてきた青葉ともすぐに打ち解け、
これといった大きな問題ごとはなく時間が過ぎていく。
ただし、それは環境的な部分の話であり、心情的には球磨が大勢の前で堂々とあかりにキスしたことを遠因に、
各々の想いが暴走しがちになって来ている。
そんなこんなで白露型+駆逐棲姫と一緒に寝たり、山城にぺろぺろされたりしつつも元気にあかりの日常は続いていく。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460986742

登場人物

赤座あかり

主人公。
指揮能力は個々への指揮を行える程度に止まった。
段々と深みにはまっていっている気がするものの、本人はあまり気にした様子はない。

叢雲(改二) 練度 99 好感度 100

あかりが最初に出会った艦娘。
あかりとの関係はもはやカップルか夫婦のそれになってきている。
あかりへの感情:デレるを通りこしてる気がする

文月(改) 練度 49 好感度 100

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
天真爛漫な無邪気さゆえにそういうことに対して無頓着なため、如月から心配されている。
あかりへの感情:幸せにしてあげたい

大和(改) 練度 99 好感度 100

被帽ブラをやめてちゃんと下着を付けている艦娘。
今までの行いに報いるという形とはいえ、あかりから求められたことがすごく嬉しかったらしい。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:今までがんばってきてよかったです

白雪 練度 99 好感度 100

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
エロ担当が飽和している今、別の意味でも吹雪を心配している場合ではなくなったかもしれない。
あかりへの感情:今は無理でもいつかはきっと

神通 練度 44 好感度 100

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
姉妹で一緒に寝た際に、那珂と川内の話を聞いて危機感を覚えた?
あかりへの感情:側で変わっていきたい

蒼龍 練度 48 好感度 100

色々と包容力のある艦娘。
飛龍と一緒に寝た際にはあかりに何をされたいのかを話、飛龍を少し引かせた。
あかりへの感情:犬みたいに遠慮なく愛でてほしい

熊野 練度 59 好感度 100

丁寧な言葉づかいをするお嬢様然とした艦娘。
航空巡洋艦になれば少しは大きくなると期待をかけているものの、他の重巡には敵いそうにないと悲観もしている。
左足にあかりからもらったアンクレットを付けている。
あかりへの感情:愛している

三日月 練度 56 好感度 100

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
真面目さゆえに押しが弱いところを如月に察されて、ちょっとあれな感じのことを吹き込まれているかもしれない。
あかりへの感情:なんでも見せられる相手

天龍 練度 34 好感度 80

姉御肌で気の強い艦娘。
青葉に捏造した自分の活躍を聞かせていたが、捏造しなくても古参であるため中々の働きを見せている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:もっと会いに来てもいいんだぞ

夕立 練度 99 好感度 100

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
エロいことを度々迫ってくるのは、純粋に気持ちいいことはいいことだと思っているから。
あかりへの感情:一緒にエロくなるっぽい

扶桑 練度 44 好感度 100

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
下着以外にも着飾る意欲はあるそうだが、いつもの服が気に入ってるようで見せることはあまりない。
あかりへの感情:一緒に暮らせて幸せ

古鷹 錬度 34 好感度 100

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
青葉の日記という名の官能小説(ノンフィクション)を読んで、行動を起こすべきかと迷っている。
あかりへの感情:いいところを教えてもっと好きになってもらいたい

金剛 練度 37 好感度 100

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
迫り方は勢いが強いものの最近は時間が合わずあかりとの関わりが持てていないことに不満を抱いている。
寝るときはもはや透明と言っても過言ではないくらい薄いベビードール。
あかりへの感情:プリーズセイバーニングラブ

那珂(改二) 練度 99 好感度 100

自称アイドルな艦娘。
今でも名取をアイドル業界に招きいれようと画策中。
寝るときは地味なジャージ。
あかりへの感情:恋の2-4-11

千歳(航) 練度 24 好感度 100

お風呂好きな艦娘。
千代田と共にその豊満を使ってあかりを篭絡しようとしている。
あかりへの感情:次は私が開発してあげますね

瑞鶴(改二甲) 練度 99 好感度 100

七面鳥ではない艦娘。
島風や北方棲姫などあかりを姉に見立てる艦娘が増えたので、姉らしくしようとしている瑞鶴の妹も増えていることになる?
あかりへの感情:余すところなく触れ合いたい

千代田(航改二) 練度 61 好感度 100

軽空母になった艦娘。
とりあえずゲームをしているときなど不意をついて押し付けることからはじめようと決めたらしい。
寝るときは普段の服に似た色合いのパジャマ。
あかりへの感情:大事に触ってほしい

足柄(改二) 練度 99 好感度 100

戦闘大好きな艦娘。
自分がエースである鎮守府にも憧れたが、今までのことを大事にしてそちらを優先した。
あかりへの感情:たまには甘えさせてほしい

名取(改) 練度 99 好感度 100

少し怖がりな艦娘。
アイドルをやってみたいという好奇心がないわけではないが、はずかしさの方が強い。
あかりへの感情:一緒の気持ちになりたい。

卯月 練度 99 好感度 100

どことなくうさぎっぽい艦娘。
耳年増な如月から情報を仕入れて、悪戯を考えている?
あかりへの感情:寂しくなったら襲っちゃうぴょん

愛宕 練度 26 好感度 45

色々とふわふわした艦娘。
優しい笑顔で全てを包み込んでくれるその姿勢は、甘えたがりの子に人気らしい。
あかりへの感情:何でもお世話してあげたい

球磨 練度 45 好感度 100

どことなくクマっぽくはない艦娘。
覗き見を謝罪し代わりに自分が見せるという理論に辿りついた。見せ付けるような堂々としたキスは各々に少なからず衝撃を与えた。
あかりへの感情:もっとみんなみたいに深い仲になりたい

ビスマルク(drei) 練度 99 好感度 100

ドイツから来た艦娘。
艦娘になってからドイツ料理より和食の方が食べた回数が多いほうに気づいたが、特に気にすることはなかった。
あかりへの感情:Ich liebe dich sehr

若葉 練度 18 好感度 95

駆逐艦だけど硬派な艦娘。
辛いもの好きで部屋にデスソースを常備している。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:冗談を言い合える仲になれた

浜風 練度 29 好感度 100

駆逐艦だけどスタイルがいい艦娘。
胸へのコンプレックスは触れてもらい、自らの一部であることを認識することで徐々に解消されていっている。
寝るときは自分の髪の色に似た白い水玉模様のパジャマ。
あかりへの感情:たまにはエッチな非日常もほしい

筑摩 練度 27 好感度 100

笑顔が素敵な艦娘。
気づけばあかりとの触れ合いを喜んでいる自分がいることに気づき、困惑している。
あかりへの感情:この想いをどうすればいいのかわからない

大鳳 練度 99 好感度 100

少し運が低めな艦娘。
小さな胸には大きな欲望が詰まっている?
あかりからもらったお守りを胸に下げている。
寝るときは自主訓練に使う運動用のジャージをそのまま着ている。
あかりへの感情:愛しているからエッチなことしたいと思うんですよ

大鯨 練度 23 好感度 75

お母さんっぽい艦娘。
あかりから想われているという証がほしいらしい。
寝るときは浴衣に似たタイプのバスローブ。
あかりへの感情:ケッコンしたい

浦風 練度 16 好感度 43

広島弁で喋る艦娘。
青葉の日記によると浜風と一緒になって、あかりに胸を弄ってもらったらしい。
寝るときはちょっと野暮ったい感じなジャージ。
あかりへの感情:酒の席でのことは忘れてほしい

明石 練度 31 好感度 40

機械弄りとかが好きな艦娘。
青葉から他の艦娘達が何をしたがっているのか情報を仕入れて、研究に活かしているとか。
あかりへの感情:もう1回マッサージしてください

間宮 好感度 600

鎮守府の甘味担当その1。
大きな機材が必要なお菓子も作ってみたいと思っている。
あかりへの感情:もっと色んなところをマッサージしてほしい

伊良湖 好感度 700

鎮守府の甘味担当その2。
最近割烹着とは違う白衣を着てる姿が見られると噂が立っている。
寝るときは肌が透けるくらいのネグリジェ。
あかりへの感情:お医者さんごっこしたい

北方棲姫 練度 99 好感度 90

人間に敵意を持たない深海棲艦。
最近はイ級に乗って鎮守府の中を散歩するのが趣味。
『ほっぽ』という名前をあかりから名づけられた
あかりへの感情:オネエチャンッテコンナノ?

山雲 練度 18 好感度 100

文月よりもさらにのんびりした艦娘。
たまに文月と一緒にお昼寝していることがあり、そのときは如月の苦労が2倍になる。
あかりへの感情:勉強してまたしましょう。

加賀 練度 99 好感度 100

クールな正規空母の艦娘。
実は那珂の誘いが自分に来ないかと期待している?
あかりへの感情:食べてしまいたいくらい好き

霧島 練度 99 好感度 26

金剛型の末妹である艦娘。
コンタクトに変えてイメチェンしてみようかと考え中?
あかりへの感情:あめのときはご迷惑を

Верный 練度 99 好感度 50

響から改造された艦娘。
達観しているようで本当は寄る辺を探しているところがある。
あかりへの感情:根拠もなく信じられるくらいにはなった

山城(改二) 練度 99 好感度 100

どこか薄幸そうな艦娘。
ロリコン。
寝るときは普段の服のように袖の長い無地の浴衣。
あかりへの感情:触れた証を刻みたい

伊58 練度 22 好感度 50

語尾にでちを付けるときがある艦娘。
お風呂で潜水して人を驚かせたりしている悪戯っ子なところがある。
あかりへの感情:提督にも悪戯してあげる

吹雪 練度 15 好感度 60

なんとなくあかりに似た雰囲気を持つ艦娘。
影が薄いと嘆くだけでなく、自分から行動しなくてはいけないことに気づき行動している。
あかりへの感情:触れられるのって気持ちいいですね

島風(改) 練度 99 好感度 95

とっても早い艦娘。
甘えたい欲をあかりに対して思う存分ぶつけている。
あかりへの感情:特別な姉妹

鳳翔 練度 17 好感度 42

あかり鎮守府はじめての軽空母な艦娘。
穏やかな日々の中で自分の居場所を探している。
寝るときはいつもの服に似た薄紅色の浴衣。
あかりへの感情:娘ができたらこんな感じなのか

武蔵 練度 20 好感度 85

ワイルドな格好をしている艦娘。
外出する用の服はさすがに用意してあるが、雲龍の服とどっこい位の露出度らしい。
あかりへの感情:自分は一線を越えるわけにはいかない

伊168 練度 18 好感度 75

二人目の潜水艦の艦娘。
徐々に水着でいることが癖になってきているような気がしている。
あかりへの感情:水着は定期点検が必要だよ

酒匂 練度 43 好感度 100

鳴き声が特徴的な艦娘。
自らの過去を受け入れて、今を作ることに貢献できたことを誇りに思っている。
あかりへの感情:幸せな未来の象徴だね

瑞鳳(改) 練度 99 好感度 100

玉子と九九艦爆を愛する艦娘。
玉子の扱いは完璧だがご飯はまだまだなので、チキンライスを上手く作れるように勉強中。
あかりへの感情:だいしゅき

谷風 練度 7 好感度 20

江戸っ子気質の艦娘。
文月達とは別の意味でそういうのを気にしないので、一緒に昼寝するときは如月の苦労が更に倍になる。
あかりへの感情:気が合いそうだ

長門(改) 練度 99 好感度 30

かつては帝国海軍の象徴とも呼ばれた艦娘。
酒匂から話を聞き、最近見る夢の原因がなんなのかを知った。
あかりへの感情:あめのときのことは忘れてほしい

飛龍 練度 6 好感度 20

蒼龍とよく似た正規空母の艦娘。
蒼龍の願望に引き気味だが同時に興味も持ってしまったことがはずかしいらしい。
あかりへの感情:弱いところなんでわかるの?

雲龍 練度 6 好感度 20

質素なのにどこか目を引く艦娘。
葛城が気にしているようなので、胸を隠そうかと考えている。
寝るときはジャージだが胸がキツいのではだけさせている。
あかりへの感情:はずかしがらなくてもいいのに

舞風 練度 99 好感度 100

ダンスが得意な艦娘。
解体される恐怖を抱いていたが、あかりの思いを聞き解消された。
寝るときは着ない派
あかりへの感情:不安は何もないです

川内(改二) 練度 99 好感度 100

忍者っぽい艦娘。
胸の先端が弱点で触れてもらいたくてあかりに猥褻が一切ないことをする。
寝るときは那珂が着ているものと色違いのジャージ
あかりへの感情:青少年のなんかが危ないことばかりじゃないよ

朝潮 練度 99 好感度 100

実直な性格の艦娘。
改になった証としてねこみみとしっぽを付けている。
筋肉痛のあかりの体を念入りに触ったりと、徐々になりふり構わなくなってきている。
あかりへの感情:笑ってくれたら自分も楽しい

陽炎 練度 1 好感度 32

服がはだけても気にしない艦娘
カッコイイお姉ちゃんになろうとがんばっている。
あかりへの感情:友達みたいな感じ

離島棲鬼 練度 99 好感度 55

生き残っていた深海棲艦その1
節操なく色んな物に手を出しては影響を受けている。
あかりへの感情:自分も漫画に出たい

戦艦棲姫 練度 99 好感度 25

生き残っていた深海棲艦その2
深海棲艦の中では駆逐棲姫の次にイ級の世話をかいがいしく見ている世話焼きさん。
あかりへの感情:暇を紛らわさせて

秋月(改) 練度 99 好感度 100

防空駆逐艦の艦娘。
最近はゲームばかりをやっているわけではなくなった。
改になった証として夕張の服を着ている。
あかりへの感情:好きだからもっと仲良くなりたい

春雨(改) 練度 99 好感度 100

料理が好きな艦娘。
思考までちょっぴり桃色なのは髪の色の影響か、もしくは同じ髪の色をした誰かの影響か。
寝るときはピンク色の羊の着ぐるみパジャマ。
あかりへの感情:ずっと側で自分を照らしていてほしい

葛城 練度 1 好感度 16

後輩キャラな艦娘
空母の集まりなどではまだ新人で後輩である感が抜けていない。
あかりへの感情:先輩が慕ってるからすごい提督なのかも

駆逐棲姫 練度 99 好感度 100

春雨に似た深海棲艦。
自分がなくなってしまう恐怖を克服し、かつての記憶を取り戻す決心をした。
あかりへの感情:生まれてきてくれてありがとう。

そういえば随分前からその12が扶桑じゃなくて扶になってるよね

如月 練度 1 好感度 55

誘惑迷彩を持つ艦娘。
割と他の睦月型の艦娘を気にかけている辺り、姉としての自覚はある。
あかりへの感情:本気の誘惑してみようかしら

五月雨(改) 練度 99 好感度 100

ドジっ子な気質のある艦娘。
ドジさえも利用してあかりとの仲を深めようとしている。
改になった証として春雨までの白露型と同じ服を着ている。
あかりへの感情:ドジっ子の扇情的ってどうすればいいんだろう

青葉 練度 1 好感度 40

戦史編纂のために来た艦娘
自分でインタビューするだけでなく、艦載機を飛ばしてネタを探したりしている
あかりへの感情:青葉の攻略はいつはじまりますか

歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
あかりの鎮守府における艦娘との触れ合いについての同人誌を描こうと思った理由は不明。

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
最近ではベタ塗りが上手くなってきた。

赤城

京子艦隊の艦娘。
自給自足しようと料理を勉強中。



京子艦隊の艦娘。
年越し前はクール間の休みに加えて年末特番でアニメが休みになるのでちょっとブルー。

伊19

京子艦隊の艦娘。
潜水空母となったときにどこから艦載機を飛ばすのかは自分でもわからない。

不知火

京子艦隊の艦娘。
表情が変わらないのでわかりづらいものの、可愛いモノ好きである。

龍田

京子艦隊の艦娘。
槍の訓練はそれなりにやっているが必殺技を覚えようとはしていない。

第六駆逐隊

暁型の面々。
京子よりあかりになついているふしがある。

時雨

京子艦隊の艦娘。
ほとんどクリスマスイベントをこなすためにだけ登場したようなもの。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
艦隊の全員とケッコンするや否やすぐさま全員の練度をカンストさせたのは、練度を上げるためだという口実のため。

北上(改二)

結衣の初期艦。
ケッコン初夜の思い出(布団の中でキス)は結衣だけでなく、北上にとっても大切な思い出。

大井(改二)

ようやく第二改装された結衣艦隊の艦娘。
ケッコンしてからは結衣と、結衣とケッコン指輪で繋がる北上を感じられると、指輪を握りしめてニヤニヤする姿見られる。

日向(改)

基本的に落ちついているが常識人枠とはいえないかもしれない艦娘。
飲み比べは負け越しているので練習中。

隼鷹(改二)

お酒大好きな艦娘。
ケッコンして低燃費になったはずだが、酒の量は増えたような気がする。

鈴谷(改)

ノリが今風な艦娘。
軽そうに見えて初心なので結衣との仲の進展度は羽黒とどっこい。

羽黒(改二)

おどおどしているが常識人枠と言える艦娘。
大人しく控えめな子だが酔っぱらうとすごいかもしれない。

吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
モフモフの中に手を突っ込むと引きずり込まれるともっぱらの評判。



ちなつの初期艦。
ちなつに見分け用のアクセサリーを買ってもらってご満悦。



電のお姉ちゃん。
電のアクセサリーを羨ましがっているがレディーなので催促はしていないと自分では思いつつ催促している。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
エプロン姿がまぶしいちなつ鎮守府の母。

叢雲

あかりのところよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
ダジャレの練習をしているところを度々目撃されている。

大潮

いつも元気でポジティブな艦娘。
鎮守府内を駆けまわると怒られるので外を走り回っているが、帰りが遅くなると結局怒られる。

荒潮

のんびりとマイペースな艦娘。
どこかへ行った大潮を探しに行くのは荒潮の役目である。

高雄

ちなつ艦隊の艦娘
榛名が鎮守府の母ならば鎮守府の姉として駆逐艦の子の皆と接しようとしている。

雲龍

ちなつ艦隊の艦娘
戦力増強のため、あかり鎮守府で建造されたちなつ鎮守府唯一の正規空母。
が、最終決戦には出されなかった。

杉浦綾乃

生徒会副会長。こちらの世界に飛ばされたのはあかりより前だが戦おうとしていなかった。
引っ込み思案なところは多少改善されつつある。

あきつ丸

綾乃の初期艦
色白を綾乃に羨ましがられているが、本人はちょっと白すぎじゃないかと悩んでいる。

熊野

あかりのところのよりも明確に好意を口にしている艦娘。
こちらは胸の大きさをあまり気にしていない模様。

叢雲

あかりのところのよりもツン比率の低い艦娘。
沸点の低さは綾乃と結衣と同様で、ギャグセンスも準じている。

陸奥

綾乃艦隊の艦娘。
彼女前で火遊びはご法度らしい。

翔鶴

綾乃艦隊の艦娘。
彼女の着任より綾乃鎮守府の食事情は大幅に改善された。

神通

綾乃艦隊の艦娘。
あかりのところのとはまた別の意味で綾乃のことを強く慕っている。

武蔵

綾乃艦隊の艦娘。
綾乃の中に拙くとも確かな指揮官としての素質を見出している。
それが間違いでなかったことを、最終決戦の後に確信した。

池田千歳

生徒会役員。こちらへ飛ばされたのはあかりより少し前でそれなりに戦ってきた。
雪風と伊勢の絡みを眼鏡を外して聞くことにより、妄想がより一層捗るようになった。

五月雨(改)

千歳の初期艦
改になって多少はドジさが解消されたが、まだまだなにもないところで転んだりすることがままある。

龍驤(改二)

千歳の艦娘
結局改二になっても胸部装甲は変わらず、はじめて鏡を見た際に倒れ込んだという。

霞(改)

千歳の艦娘
相変わらず手厳しいがそれも千歳のことを思ってのことだということは、本人以外の誰も知るところである。

初春(改二)

千歳の艦娘
改二になって主砲が飛ばなくなったので、なんとか飛ばせないか思索中。

五十鈴(改二)

千歳の艦娘
千歳を含めて小さい艦娘が多い中、お姉さんとしてまとめ役を担っていたが、伊勢が来てくれたので楽になった。

雪風(改)

千歳の艦娘
火力不足に悩む千歳鎮守府の中で、夜戦においてすさまじい火力を誇ることで頼りにされていた。
少し戦いの終わりを恐れていたが、なにも変わらず千歳の側に在れることを幸福に想っている。

伊勢

千歳の艦娘
妹の日向よりも軽いノリで、千歳のことをすぐに名前で呼びだしたので五月雨達が慌てている。

大室櫻子

生徒会役員。あかりよりもかなり前にこの世界で提督をやっていた。
艦娘達からは呆れられつつも放っておけない妹のように見られている。

鬼怒

櫻子の初期艦
櫻子ははじめ鬼怒のことをおにおこと呼んでいたため、自分でも時々その時の名残を口にしてしまうときがある。

利根

櫻子の艦娘
櫻子とは色んなことで張り合ったり共謀したりしている。

夕張

櫻子の艦娘
櫻子が彼女が撮ったちょっと深夜なアニメを見ようとするのを必死で止めている。
語りあえる仲間が漣以外にもほしいと想い色々と話した結果、ステージでのパロディショーが始まってしまい消え入りそうな想いをした。

翔鶴

櫻子の艦娘
空母棲姫が来る前は鎮守府の料理当番としてその腕を振るっていた。今でも時々振るっている。

日向

櫻子の艦娘
航空母艦に改造されても砲撃戦の要だった。
今では瑞雲を遠くのものを取るのに飛ばしている。

潮(改二)

櫻子の艦娘
身長が伸びて縮んだように見えるが実は大きくなっている。

空母棲姫

櫻子が鹵獲した深海棲艦
潮に変わっておっぱい禁止されているが意味はまだわかっていない。

古谷向日葵

生徒会役員。こちらの世界に来たのはあかりより少し前である。
櫻子の隣にいるのが自分でないことに少し寂しさを覚えたが艦娘達に任せようと思っている。

飛鷹

向日葵の初期艦
カードが実体化しているので元からドレスは持っていない。

比叡

向日葵の艦娘
元気で何ごとにも気合を入れて当たるが空回りすることもしばしば。

瑞鳳

向日葵の艦娘
それなりに料理ができるので向日葵のお手伝いをしている。



向日葵の艦娘
艤装に飼っているカニの数は本人も把握していない。

鳥海

向日葵の艦娘
計算をしてから行動する慎重派。

長門

向日葵の艦娘。
あめを食べてないのでこちらはまだ陥落はしてない模様。

松本りせ

生徒会長。
遠征に出たあかりの艦娘達に色々と物をあげたりしていた。
奈々の実験の失敗によりこの世界に飛ばされて最初期から提督として戦っていた苦労人。

日向

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
度々りせと奈々の関係に対して爆発しろとの見解を示している。

陸奥

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
りせと奈々の関係をあらあらうふふと見守っている。

大鳳

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
爆発に縁があるのは他の艦娘もそうなんじゃないかと思いつつ、みんなと共に戦い続けてきた。

摩耶

りせの艦娘
自分も含めて明るいタイプがいない事に思い至ったりせによって艦隊に編入された。
自信家だが実力に裏打ちされている。

初雪

りせの艦娘
あまり外に出たがらないので連れ出そうと考えたりせによって艦隊に編入された。
引きこもりがちだが開口部のある艦娘には飛びついて行く。

那智

りせの艦娘
冷静沈着な副官的な立ち位置の艦娘がほしいと思ったりせによって艦隊に編入された。
主張しすぎる摩耶を諫める役割を担うが、自分もまたその実力に応じた自尊心を持っている。

西垣奈々

七森中の理科教師。
遠征に出てくる艦娘達に度々アイテムを渡して支援していた。
実は船霊降霊装置の理論を作りあげた張本人で、ある意味全ての元凶だが責任はきちんと取っている。

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。

オスカー

あかり鎮守府で飼われている子猫。
かつてビスマルクの艦内で飼われていた猫と同じ毛並みをしているが雌である。

イ級

駆逐棲姫が拾ってきた深海棲艦の生き残り。
長い間深海に1人で誰かに見つかったら殺されると怯えながら暮らしていたので人間不信になっている。

スレの流れ

あかりの一日の行動を安価で以下から選択します。
選択肢に数字が付いている場合は、数字がない安価は↓となります。

艦娘との交流
艦娘と交流します。キャラの好感度上昇はこちら(一日に同じ艦娘は選択不可)
好感度が100の艦娘との交流は回数消費なし(一日2キャラまでで、次の日は同キャラとの交流不可)
あまり長く同じキャラが連続して出てると判断した場合は、行動回数が増えることもあります

執務
執務を行います。安価で色々なイベントが起きます

外出
外出します。あかり一人の場合はランダムイベント、キャラ指定の場合は複数可で好感度上昇イベントが発生します。
他の鎮守府に行くこともできます

アイテムを使う
アイテムを所持している場合使用することができます


上記の行動を朝二回、昼二回行った後夜の行動を選択します

寝る
自発的にはイベントを起こさず寝ます

誰かの部屋へ行く
誰かの部屋へ行きます。好感度上昇イベント(朝昼に交流した艦娘は不可)

執務
執務を行います。昼の執務と同じ

散歩
散歩します。ランダムでイベントが発生します

バー
バーを開きます。3人艦娘を選んで交流します。

現在持っているアイテム

ドイツの国旗
なんの変哲もないドイツの国旗。
ドイツっぽいものを呼び寄せるかもしれない。

ふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
位は一番低いので上がる練度も低い。
現在所持数:30

まんたんのふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
最高位のあめでこれ一つで練度が最大まで上がる。
現在所持数:23

クッキー
色んな種類があるクッキー。
艦娘と一緒に食べると仲良くなれるかも。
現在所持数:2

最高級チョコ
有名ブランドの最高級チョコ。
艦娘も大満足の一品。
現在所持数:2

王族御用達のケーキ
どこぞの王族も御用達の超最高級のケーキ。
艦娘の心まで甘くするような一品。
現在所持数:2

香水
柑橘系の香水
化粧っ気のない艦娘達だが気になることは気になっているかもしれないので喜ばれるかも。

チョーカー
首輪、ではなく首飾り。
髪飾りと同じく菊花紋章の意匠が施されている。

髪飾り
菊の花を模した髪飾り。
艦首に菊花紋章のない艦娘にとってはある種の憧れである。

最高級ホテルの宿泊券
軍の保有する最高級保養施設のチケット。
大規模作戦成功に多大な貢献をした艦娘などに褒章として利用させているらしい。

高速修復材
修理を高速で終わらせることができるバケツ。
艦娘を入居させる際に使うことで一瞬で修理を終わらせ、交流可能状態にする。
現在所持数:3

強化改造設計図
艤装を一点集中改造して飛躍的の性能あげる改造方が書かれた設計図
艦娘の能力値一つを上限の1.5倍にする。
現在三つ所持しており、一つは耐久力。残り二つは搭載数。

書類一式&指輪
ケッコンカッコカリに必要な道具。
現在所持数:51


最後に設定を

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある
実は深海棲艦に対抗するために妖精が呼びだした船霊の和魂。
船霊の荒魂である深海棲艦とは文字通り同一の存在である。

当時の政府が扱いきれなかった船霊降霊装置を、妖精が改良することによって生み出された。

深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる。
理由は不明だが人間を狙って浮上するので、海軍は人間を提督として彼らをおびきだしている。
倒されることで怨念などに凝り固まった思念が浄化、静かな気持ちになって沈んでいくらしい。

その正体は船霊の荒魂。
かつて人間が和魂、すなわち艦娘を生み出す計画に失敗して生み出してしまった存在。
最新鋭潜水艦ですら及ばない深い海溝の底に沈む社から生み出されていて、それを破壊することによって滅ぼすことができる。

実は奈々が元の世界に戻るための研究をする過程で生み出し、扱いきれないと断じた理論を当時の政府が実現させようとした結果生み出された。
あかり達のお祭りにより鎮められ、一度倒されて正気を取り戻した個体以外は全てあるべきところへ帰った。(駆逐棲姫はもう一度呼び出された)

テンプレ終わり
前スレに誘導張って続けます

>>7
コピペしたときに消えたものと思いますすいません

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
長門   如月☆  伊168☆

鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)

蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆

千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆

夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆

那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆  筑摩

大鯨「はぁっ、あっ……」ピクピク

あかり「大鯨ちゃん、もう大丈夫?」

大鯨「大丈夫、です……」

あかり「ふぅ、よかったよぉ」

大鯨「本当に、キツい、ですね……」

あかり「長門さんでもだめだったからね」

大鯨「長門さんが、それじゃあ私なんかが平然としていられるわけ、なかったんですね」

あかり「そういうわけじゃないと思うけど、みんな同じだからはずかしがらなくていいからね」

大鯨「みんな同じ……みんな、胸を?」

あかり「そこはそれぞれ違うけど! ていうかそろそろ服直そうよぉ!」

大鯨「ああっ! す、すいません、いつまでもこんな!」

あかり「それで気が紛れるなら、あかりは何でもするよぉ。楽になったなら、あかりも、うれしい」

大鯨「楽に……そう、提督に触られてるとすごく熱いのに、ぞわぞわする感じがして、熱いよりも先に気持ちいいが来て……」

あかり「く、詳しくは言わなくていいからね!」

大鯨「あぅ、すいません……」

あかり「と、とりあえず今は休んでて。あかりはもう1個を誰かに使ってもらいに行くから」

大鯨「い、いってらっしゃいませ……」

大鯨(またどこかで私と同じ感覚を味わう人が……う、羨ましいとか思ってませんから!)

↓2 ふしぎなあめを使う艦娘

1  文月
2  神通
3  蒼龍
4  熊野
5  三日月
6  天龍
7  扶桑
8  古鷹
9  金剛
10 千歳

11 千代田
12 卯月
13 愛宕
14 球磨
15 若葉
16 浜風
17 筑摩
18 浦風
19 明石
20 間宮
21 伊良湖
22 伊58
23 吹雪
24 鳳翔
25 武蔵
26 伊168
27 酒匂
28 谷風
29 飛龍
30 雲龍
31 陽炎
32 葛城
33 如月
34 青葉

筑摩「はぁ、姉さんが側にいてくれればこんなことには……」

あかり「利根さんが恋しいんですか?」

筑摩「て、提督!? まだ何かご用ですか!?」

あかり「ふしぎなあめ、使ってもらおうかなぁって思いまして」

筑摩「私にですか?」

あかり「はい!」

筑摩「なぜでしょうか?」

あかり「改二になったら櫻子ちゃんのところの利根さんとお揃いですから」

筑摩「お揃い……」

あかり「利根さんのことが恋しいなら、せめて服くらい一緒にしましょう。まあその服も改造前の利根さんとなら一緒なんですけど」

筑摩「提督そんなことまで考えて……」

筑摩(どうしよう、思われているって考えたら、また気持ちが募ってしまう……)

あかり「いりませんか?」

筑摩「……貰います」

あかり「それじゃあどうぞですよぉ」

筑摩「副作用があるんでしたよね?」

あかり「はい。一気に練度が上がるからちょっと辛いらしいです」

筑摩「何が辛いのかは聞いていますけど……」

筑摩(私、それに耐え切れる? 自分を保てるかしら?)

あかり「大丈夫です、あかりが気が紛れること何でもしてあげます!」

筑摩(そういうこと言うのが、怖いんですよ……でも、尻込みしていられないわ)

筑摩「いきますっ!」パクッ

筑摩「ふしぎな――」

あかり「味ですよね? わかってますよぉ」

筑摩「提督も食べたことがあるんですか?」

あかり「ないですけどみんなふしぎな味だって言うんですよぉ」

筑摩「実際ふしぎな味なのでそう言うしかないんです」

あかり「具体的に言えないふしぎな味ってすごい気になりますよぉ」

筑摩「今まで食べたことのないふしぎな味です。でもおいしいことは確かっ……!?」

あかり「はじまりましたね」

筑摩「くっ、ぁ……これ、は……」

あかり「がんばってください! あかりにできることがあれば何でもしますから!」

筑摩「これは、何かしてもらって、紛れるもの、では……」

筑摩(練度が上がるって、こんな……体が、過敏に反応し、てっ……!)

筑摩(息が上がる……頭がくらくらする……)フラッ

あかり「あっ、筑摩さん!」ガシッ

筑摩「ていと、く……」

あかり「ん~! も、持ち上げられないので、なんとか優しく座らせます、ね!」

筑摩「……はぁ」

筑摩(なんで、この子は、私にこんなに、よくしてくれるの……姉さんの方がいいって、意地張ってる。私なんかのために……)

筑摩(どうして、私は、意地を張ってるの……そんな私のために、小さな体でやれることを精一杯頑張ってる、この子に……)

筑摩(私は……)

あかり「ふぅ、なんとかなりましたよぉ。痛くないですか、筑摩さん?」

筑摩「てい、とく……!」ガバッ

あかり「わぁっ! なんですか、筑摩さん?」

筑摩「好きっ……!」

あかり「へっ?」

筑摩「好き、なんですっ、私……! 提督、がっ……! 好きなのっ……!」

あかり「えっ、えっと、いきなり、どうして」

筑摩「いきなり、じゃない……! 私、今までたくさん、提督に助けてもらって、だからっ……!」

筑摩「好き、です……! 提督ぅっ……!」ギュッ

あかり「あ、あぁの、あ、ありがとう、ございます……」

筑摩(ごめんなさい、姉さん。私、この子が好きです。その気持ちにはもう、嘘つけなくなるくらい、に……)

筑摩「はぁ、はぁ……」

あかり「お、落ち着きました?」

筑摩「落ち着き、ました……」

あかり「……」

筑摩「……い、今のは副作用のせいで頭の中がぐちゃぐちゃになって!」

あかり「嘘だったんですか?」

筑摩「い……え、嘘では、ありませんけど……」

あかり「よかったです。嘘だったら悲しかったですよぉ」

筑摩「ですけど、あんなふうに好き好き連呼するのは違くて! もう少し落ち着きのある、あれで、あって、その……」

筑摩「……そんな感じで、よろしくお願いします……」カァ

あかり「ふふっ、はい。そんな感じでよろしくお願いしますよぉ」

筑摩「うぅ、伏せようと思った矢先に暴露させられるなんて、酷いです……提督実はSでしょう?」

あかり「Sってなんですか?」

筑摩「えっ、え、SはSですっ! Sなんです~!」ダッ

あかり「いやそれじゃわかりませんよぉ! 待ってください筑摩さ~ん!」

筑摩(羞恥ともに湧き上がる喜び。この感覚、これが、きっと、恋というものなんですね……)

今回はここまでです

筑摩の好感度100イベントどうしましょうかね
ここでこんな話を使ってしまったのでもうそっち系にするしか思い浮かびません

開始します

あかり「ただいま~」

大鯨「お帰りなさい提督。どなたに使われに行ったんですか?」

あかり「筑摩さんだよぉ」

大鯨「筑摩さん? 筑摩さんならまあ、大丈夫でしょうか」

あかり「何が?」

大鯨「いえっ、どうでしたか?」

あかり「ええっ? ええ~、普段はもっと落ち着いた感じ、らしいよぉ」

大鯨「あのあめを食べてる時間と比べればそれは落ち着いてますよ」

あかり「副作用は危ないけど収まったら元気になるんだよね」

大鯨「私も今力が満ち溢れています。潜水母艦なので大したことはありませんが」

あかり「改造したら軽空母になるんだっけ?」

大鯨「はい。名前も龍鳳に変わります」

あかり「Bepちゃんもそうだけど、名前変わるとちょっと戸惑うよぉ」

大鯨「元が船ですのでそこは慣れていただくしか。あまり多くはいませんよ、名前が変わる艦娘は」

あかり「改造するかどうかはまた今度にして、次は何しようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の朝潮、秋月、筑摩、若葉、春雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

五月雨「さっきのはなんだったんでしょうか?」

あかり「何が?」

五月雨「あっ、提督。いえ、筑摩さんが何か顔を隠しながら走っていったんですけど」

あかり「それは気にしなくていいよぉ」

五月雨「そうですか? 筑摩さんがそんなことするなんて珍しいなと思ったんですけど」

あかり「珍しいことが起きた結果だよぉ」

五月雨「はぁ、よくわかりませんが気にしなくていいなら気にしません」

あかり「うん、そうしよう。ついでに昨日のことも気にしなくていいから」

五月雨「昨日の……」

あかり「あっ、言わなきゃよかったよぉ」

五月雨「す――」

あかり「謝らなくていいよぉ! あかりはいやだったわけじゃないから!」

五月雨「で、でも……」

あかり「本当にいやだったらならこうして会いに来たりしないよぉ。いいの、あかりも望んだことだから」

五月雨「提督……」

あかり「さっ、そういう話はもう終わりにして、これからどうするか考えよう!」

↓2

1 姉妹の自覚は出てきたかという話
2 他の艦娘とどうすごしているのか
3 精神修行の続き
4 寝る
5 その他自由に

五月雨「じゃ、じゃあ、また精神修行を」

あかり「ふぁ~、精神修行? いいよぉ」

五月雨「眠いんですか?」

あかり「ちょこっとだよぉ」

五月雨「ちょこっとには見えませんよ。さっきから目がしょぼしょぼしてます」

あかり「そんなにしてる?」

五月雨「してます! あんな夜遅く、いやもはや朝早くまで起きてたんです。眠くなってしまうのは当然ですよね」

あかり「んぅ~、あかりもう中学生だから、1日くらい徹夜しても平気だよぉ」

五月雨「平気じゃありませんよ! 無理してはいけません、寝ましょう!」

あかり「でもあかりは……」

五月雨「でももだってもありません! 今お布団を用意しますね!」

五月雨「私の布団ですけど、どうぞ!」

あかり「ううん、わかったよぉ」

五月雨「どうしてそんなに起きようとするんですか。少しくらい寝たって誰も文句言いませんよ」

あかり「えへへ、どれくらい起きてられるかチャレンジしてたんだよぉ。大人ならいっぱい起きてられるもんね」

五月雨「そんなことするのは子供だけですよ」

あかり「あはは、そうだよね、ごめんね」

五月雨「いいえ、元はといえば私達が起きさせていたのが原因なんですから、謝る必要はないですよ」

あかり「それはあかりも自分でしたいって思ってたって言ったでしょ」

五月雨「それを誘導したのは私達です。夕立が手を出さなければ、提督からすることもなかったでしょう?」

あかり「う、ん……」

五月雨「提督のそういう感情を引き出したんですから、私達の責任ですよ。しっかり眠ってもらいますからね!」

あかり「ありがと、ね、五月雨ちゃん……」

あかり「ぐぅ~……」

五月雨「もう眠ってしまった」

五月雨「5人でというより、提督が4人を相手にしていた感じでしたもんね。それは疲れる……」

五月雨「思えば、ずいぶんととんでもないことをしでかしちゃったなぁ」

五月雨「提督のご家族になんと言って許しを請えばいいのかな……」

五月雨「ただでさえ女同士なのに、それが4人、いえ、事と次第によれば60人超だなんて、普通の親なら絶対許さないよ」

五月雨「はぁ……先行きは結構暗いなぁ」

あかり「んぅ……ふふっ……」

五月雨「……暗くても、提督のためなら頑張れる」

五月雨「ドジっ子私がこけても、絶対に手を差し伸べてくれる提督がいれば、何でも乗り越えていけるよね」

五月雨「そういえば、あんなことしておいてまだはっきりと伝えてない気がする」

五月雨「好きです、提督。これからもずっと側においてくださいね」ナデナデ

あかり「ふぁ~……」

五月雨「起きましたか、提督。気分はどうですか?」

あかり「ん~、頭がすっきりしたよぉ」

五月雨「よく眠ってましたもんね」

あかり「今何時?」

五月雨「もうすぐ午前19時です」

あかり「夜の7時? あれ、ひとなんとかじゃ」

五月雨「普通に午前午後で言うときもありますよ」

あかり「そっちの方があかりはわかりやすいよぉ」

五月雨「じゃあこれからはそう言うことにしますね。あまり言う機会ないですけど」

あかり「秘書艦さんの仕事に時報があるらしいけど、あかりあんまり執務室にいないからね」

五月雨「たまには時報を聞きに帰ってみてください」

あかり「時報聞きに? たまにはずっと執務してる日があってもいいかもね。さてと、元気になったことだし、もう少し何かするよぉ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18の若葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

如月「んんっ、もうすっかり夜ねぇ」

あかり「夜の7時だからね」

如月「あらぁ司令官。ふふっ、夜は如月の時間よぉ」

あかり「如月ちゃんも夜型なの? 川内さんと同じだね」

如月「んもぉ、夜戦的な意味じゃなくてぇ。いやでも、夜戦的ではあるんだけどぉ」

あかり「どっちなの?」

如月「とにかく、夜が好きというところは同じかしらぁ」

あかり「あかりはまだ夜の魅力がよくわかってないよぉ」

如月「ならたっぷりと教えてあげましょうか? 夜の如月の魅力」

あかり「えっ、夜の魅力なのか如月ちゃんの魅力なのかよくわからないよぉ」

如月「ふふっ、知りたければどっちも教えてあげるわぁ」

あかり「きょ、今日は遠慮しておくよぉ。それよりも、こんな時間だけど遊んでくれる?」

如月「うふふっ、夜のお遊びに誘われちゃった。いいわよぉ、何するの?」

↓2

1 三日月の真面目さをどうにかしたいという話
2 距離が近いという話
3 誘惑ごっこ
4 その他自由に

あかり「けど今からお外行くわけにも行かないよねぇ」

如月「そうねぇ、それじゃあ大人しく部屋の中で秘密のお話をしましょうか」

あかり「秘密のお話って?」

如月「なんだと思う?」

あかり「う~ん、最近体重が増えたとか?」

如月「艦娘だからそれはないわぁ」

あかり「久しぶりに艦娘ってずるいって思ったよぉ」

如月「正解は~、三日月ちゃんのことよぉ」

あかり「三日月ちゃんのこと?」

如月「そう、三日月ちゃんの秘密のお話。聞きたい?」

あかり「聞いてもいい話?」

如月「聞いてもらいたい話。私も、たぶん三日月ちゃんもね」

あかり「なら聞くよぉ」

如月「実は三日月ちゃん悩みがあるらしくて」

あかり「うん」

如月「自分の生真面目すぎる性格をどうにかしたいんだって」

あかり「性格を?」

如月「そう、真面目すぎて砕けられないところを気にしてるらしいのよ」

あかり「そうなの? ずいぶん前にあかりには何でも見せられるって言ってくれたと思うけど」

如月「司令官に対してはちょっとだけ砕けられるようになったけど、それじゃ足りないって最近思うようになったみたい」

あかり「あかりは三日月ちゃんの真面目なところ好きだけどなぁ」

如月「そう言ってもらえて嬉しいって言ってたけど、真面目一辺倒なのもどうかと思うってこよぉ」

あかり「たまには息抜きも必要だってことだよね」

如月「肩肘張ってたら息が詰まるもの。力を抜いてだらけることも大切よぉ。それがあの子にはできないの」

あかり「それは困ったねぇ」

如月「昨日一緒に寝たときに何とかしようと奮闘してみたけど、どうにもできなかったわぁ」

あかり「どういうことしたの?」

如月「うふふ、物理的に力が抜けるようにしてあげようとしたんだけど、真面目に拒否されるとなんだか羞恥心の方が勝っちゃって」

あかり「如月ちゃんでもだめだったんだね」

如月「あの子をやわらかくさせてあげられるのは、きっと司令官だけよぉ」

あかり「あかりが?」

如月「そう。司令官があの子の生真面目さを崩すの」

あかり「あかりにできるかなぁ?」

如月「できるわ、司令官なら」

あかり「どうやって?」

如月「誘惑よ!」

あかり「へっ?」

如月「三日月ちゃんを誘惑して骨抜きしてあげるの。ふにゃふにゃになるまで!」

あかり「ええ~結局誘惑に行き着くの?」

如月「これ結構真面目な話よ司令官。あの子の真面目さは一筋縄じゃいかないわ。だから司令官も本気を出して当たらないとだめなの」

あかり「三日月ちゃんを本気で誘惑する?」

如月「そう。だからぁ、如月が誘惑のいろはを教えて、あ、げ、る」

あかり「如月ちゃんが誘惑ごっこしたいだけじゃないよね?」

如月「違うわよぉ。それもこれも三日月ちゃんのため。お姉ちゃんは気を揉んであげてるの」

あかり「そう、まあ、あかりも悩んでるならなんとかしてあげたいしいいよぉ。がんばる」

如月「いい答えね司令官。それじゃあ、今日はもう遅いからまた今度、みっちり誘惑して……じゃなくて、誘惑のことを教えてあげる」

あかり(本当にこれで三日月ちゃんの悩み解消できるのかなぁ)

今回はここまでです

同じ艦娘が連続してる感が出てる気がするので、次はもう一度行動します。

あかねが堂々とあかりの抱き枕カバーを洗濯して干せるくらいなので、両親どころか近所の人まであれな可能性が無きにしも非ずです

開始します

如月「うふふ、ああいう硬い子ほど1度砕けるとすごいのよ」

あかり「どんなふうになっちゃうの?」

如月「それは司令官の体で確かめて」

あかり「体で?」

如月「体で」

あかり「何とかできるっていうなら如月ちゃんを信じるけど」

如月「実際問題誰かが外から引っ張ってあげなきゃ、どうにもならないと思うのよね」

如月「きっかけを作るだけでもいいからね、お願い」

あかり「うん、なんとか頑張ってみるよぉ」

如月「期待してるわよ司令官」

あかり「任せて! さてと、まだもう少しだけ大丈夫かな。これからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18の若葉、如月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

吹雪「ふぅ、気持ちよかった」

あかり「吹雪ちゃんお風呂入ってたの?」

吹雪「あっ、司令官。先にいただきました」

あかり「髪の毛まだ濡れてるよぉ?」

吹雪「上がったばかりですから」

あかり「ドライヤーで乾かさないの?」

吹雪「私くらいならタオルで十分ですよ」

あかり「あかりでもドライヤー使うよぉ?」

吹雪「司令官はしっかり乾かしておかないと、風邪を引く可能性もありますからね」

あかり「風邪引かなくてもしっかり乾かした方がいいよぉ。濡れたまま寝ると朝頭ぼんってなってるよぉ」

吹雪「寝癖ついてるのも特徴的でいいですね!」

あかり「いやそういう特徴はいいからね」

吹雪「せっかく会えたんですし、また少し付き合ってください」

あかり「うん、いいよぉ。何しよっか」

↓2

1 改造について
2 扶桑について
3 幸運の力を送り込む話
4 その他自由に

吹雪「もう夜遅いですからね。あまり騒ぐのはよくないです」

あかり「なら静かにできることをするよぉ」

吹雪「まあ私の体が冷めるくらいまで、お話でもしてましょうか」

あかり「冷めたら終わりなの?」

吹雪「終わりは決めておかないといけませんよ」

あかり「ん~、あっそうだ。今日はどこに触るのが1番いい日?」

吹雪「へっ?」

あかり「幸運の相だよぉ」

吹雪「あっ、ああ、あれですか」

あかり「日によって効果的な場所が変わるんだよね? 今日はどこかな?」

吹雪「今日は~、掌、でしょうか」

あかり「掌? 握手すればいいんだね! はい、握手」

吹雪「えへ、えへへ、握手です」

あかり「なんか幸運を送り込んでる感じがする! 暖かい!」ニギニギ

吹雪「いやそれは私がお風呂上りだからなだけですよ」

あかり「お風呂上りだと効果上がったりしない? 血行がよくなってて回りが早いとか」

吹雪「幸運を毒みたいに言わないでください」

あかり「そういえば、前のは効果あったの?」

吹雪「あれから幸運に見舞われたかということですか? そうですねぇ、目立ったことはありませんでしたが」

あかり「宝くじ当たったりはしてない?」

吹雪「そもそも買ってないですよ。精々コンビニのスピードくじで応募券以外が当たったくらいです」

あかり「それは幸運の相の効果なのかそうじゃないのか、わからないくらい地味な幸運だね」

吹雪「地味って言わないでください! 結構おいしいアイスが当たったんです。これから食べようって楽しみにしてるんですから!」

あかり「なんていうか、吹雪ちゃんといると落ち着くね。庶民的だよぉ」

吹雪「それはほめられてるんでしょうか?」

あかり「そろそろ体が冷えてきた頃?」

吹雪「あっ、ま、まだです。それになんか今星の位置が変わって、掌からうなじのとこに変わりました!」

あかり「日によって変わるわけじゃないんだね」

吹雪「日、という単位は人間が勝手に定めているだけで、大自然はそんなことお構いなしに常に流動を続けているんです」

あかり「おおっ、なんか占い師さんっぽい発言だよぉ」

吹雪(適当に言っただけなんですけどね)

あかり「うなじのとこだよね? 触っても平気?」

吹雪「問題ないです! ど、どうぞ」サッ

あかり「じゃあ、触るよ」ピトッ

吹雪「んふっ……」

あかり「髪の毛が当たってたから濡れてるね」

吹雪「すいません、司令官の手まで塗らしてしまって」

あかり「ううん、これくらい平気だよぉ」

吹雪(あぁ~、今司令官の手を塗らしてるのは本当にお湯? 私の汗も混じってるんじゃ……)

吹雪(いやだからなにって話だけど、う、うあぁ~!)

あかり(なんか冷えるどころか逆に暖まってる気がするよぉ。あかりが触ってるから?)

大鯨「触れると相手に幸運を与えられる相ですか」

あかり「あかりにあるらしいよぉ」

大鯨(吹雪さん、適当言って提督に触ってもらいたいだけですよね絶対)

あかり「大鯨ちゃんも幸運にしてあげるよぉ」

大鯨「あっ、ううんっ……いきなり、そんなところ触ってはいけませんよ」

あかり「くすぐったかった?」

大鯨「くすぐったいです。だけど、いやなくすぐったさではないですから……」

あかり「もう少し触ってよっか?」

大鯨「はい……」

大鯨(私も便乗できたので吹雪さんは不問とします!)

あかり「今日は夜遅くまでありがとね。ごほうび、何がいい?」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 次の行動時に1回交流確定
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

大鯨「えっと、このまま頭もなでてくださればそれでいいですよ」

あかり「頭は効率いいところじゃないよ?」

大鯨「幸運の相は関係ないですよ」

あかり「普通に頭なでてほしいだけ?」

大鯨「ごほうびで頭なでてほしいだけです」

あかり「なら、楽な体勢になってていいからね」

大鯨「あ、あの、それなら」

あかり「うん?」

大鯨「提督に寄りかかった体勢になってもいいですか?」

あかり「あかりに?」

大鯨「は、はい」

あかり「いいよぉ。それじゃ椅子に座ってるとやりづらいから、お布団敷いてその上でしたげるね」

大鯨「わざわざすいません」

あかり「あかりもこれから寝るんだしいいんだよぉ」

あかり「大鯨ちゃんは龍鳳ちゃんになりたいかって聞いてなかったね」ナデナデ

大鯨「どうなんでしょう。まだ戦時ならなってお役に立ちたいと言ってたでしょうが、今となっては艦種にさほどの意味はありませんからね」

あかり「潜水母艦じゃなくなったら、ゴーヤちゃん達が悲しむよぉ」

大鯨「龍鳳になってもゴーヤさん達との関係は変わりませんよ。私が私でなくなるわけではありません」

あかり「急に別人になったりしない?」

大鯨「しません。ヴェルさんがそうだったじゃないですか」

あかり「そうだけどやっぱりちょっぴり不安だよぉ」

大鯨「もう、改造なんて何回もしてきてるのに。いい加減なれてください」

あかり「普通の改造はなれたけど、名前が変わる改造はまだ1回だけだからなれてないの!」

大鯨「結果として変わるだけで普通の改造と変わりませんよ」

大鯨「私も変わりません。私はずっと、提督の私です」

あかり「あかりの?」

大鯨「あぁっ! そ、それは、その、言葉の綾で。提督の知ってる私という意味ですから!」

あかり「そう言ってくれたら安心できるよぉ。改造したかったらいつでも言ってね」

大鯨「はい」

大鯨(私にとっては改造できるようになったことより、ケッコンできるようになったことの方が重要ですけどね)

大鯨(いつか本当に提督の私にしてくださいね……じゃなきゃ、私の提督になってもらいますから)

今回はここまでです
次は舞風の好感度100イベントからはじめます

好感度100の艦娘の交流も秘書艦みたいに1回したら全員回るまでできないようにした方がいいですかね
全員回りきらなさそうですけど

今日は書けなかったので↓1で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもいいです

ちょっと忙しくて頻繁に更新できないことがあってすいません

とりあえずこれから好感度100の艦娘は1度交流したら周るまで交流できなくします。
外出時は特に制限をかけないことにします

開始します

大鯨「んぅ……」

あかり「もう眠くなっちゃった?」

大鯨「あっ、すいません提督。あまりに気持ちよかったもので」

あかり「そんなふうに言ってくれると嬉しいよぉ」

大鯨「マッサージもそうですけど、人の気持ちいいところを見つけるのが得意なのかもしれませんね」

あかり「あかり自身意識してやってるわけじゃないけどね」

大鯨「無意識のうちに気持ちいいところに、中々恐ろしいですね」

あかり「ええっ、恐ろしいって!」

大鯨「ふふっ、ではありがとうございました提督」

あかり「ううん、こっちこそ今日はありがとうね」

大鯨「いえ。では明日の秘書艦を決めて今日は終わりですね」

↓2 明日の秘書艦(>>18-19の☆のついてない艦娘)

あかり「離島棲鬼さんにお願いするよぉ」

大鯨「離島棲鬼さんですか。わかりましたお伝えしますね」

あかり「お願いね大鯨ちゃん。おやすみなさい」

大鯨「おやすみなさい、提督」

大鯨「ケッコン、ようやくできるようになったけれど、提督どなたともなされてないんですよね」

大鯨「指輪はあるからいつかは回ってくるかもしれませんけど……やっぱり最初の方がいいです」

大鯨「アピール……でももう胸を触るくらい平気でなさってましたし……」

大鯨「もっと過激なことが必要なんでしょうか?」



あかり「気持ちいいところを見つけるのが得意かぁ、そんなこと考えたこともなかったよぉ」

あかり「マッサージしてるうちに自然に身についたのかもしれないね」

あかり「さてと、あかりはどうしようかなぁ。せっかくお布団敷いたしもう寝る……ん? 誰か外にいる? あれは、舞風ちゃん?」

舞風「ふんふ~ん」

あかり「舞風ちゃん、どこに行くの?」

舞風「提督! ちょっと海にね」

あかり「海に出るの?」

舞風「いや海岸近くからは離れないよ。ただ、今日はほら、満月だからね」

あかり「満月だから?」

舞風「明るいから夜でも外で踊れるでしょ?」

あかり「夜中に外で踊ってる人と出会ったらちょっと怖いよぉ」

舞風「ここら辺は鎮守府の敷地内だから誰も来ないよ。提督は私のこと知ってるから怖くないでしょ?」

あかり「うん」

舞風「じゃあ何にも問題な~し! ほらっ、いこ!」

あかり「あかりも行くの確定なんだ! 行くつもりだったけどね」

あかり「海の上で踊るの?」

舞風「艦娘の特権だよ」

あかり「今更ながらどういう原理で水の上に浮いてるんだろうね?」

舞風「ん~原理とかそういう難しいことはわかんないよ」

あかり「踊れるってことは浮かんでるんじゃなくて、足を踏みしめられるってことだよね?」

舞風「普通に地面にいるのと同じ感じだよ」

あかり「あかりが妖精さんに作ってもらったの付けてるときもそうだったからね」

舞風「瞬間冷却して足の下だけ氷になってるとか」

あかり「そしたら滑ってるとき氷だらけになっちゃうよぉ」

舞風「それじゃああれだよ、気とかチャクラとかそういう感じのあれで浮いてるの」

あかり「なんかオカルト染みた感じのあれな事には間違いなさそうだけど」

舞風「原理なんかどうだっていいよ! 私は海に立てて、踊れる! それだけわかれば問題ない!」

あかり「前向きだね舞風ちゃんは」

舞風「ふふん、心配事はこの前全部なくしてもらったからね~」

舞風「海だ~!」

あかり「海だね~」

舞風「もっとテンション上げようよ! 海だよ?」

あかり「いや、毎日見てるからね」

舞風「夜の海はまた違った顔でしょ?」

あかり「夜の海も何回か見てるからねぇ」

舞風「情緒がないなぁ。しょうがない! ここは私が盛り上げるしかないわ!」

あかり「くらげさんとかいるかもしれないから、刺されないように気をつけてね」

舞風「くらげに刺されたくらいじゃ私はどうにもならないよ!」

あかり「サメさんに噛まれるかも」

舞風「サメはこんなところまで来ないから。来ないよね?」

あかり「たぶん」

舞風「そこでよぉく、見てるんだよっ!」

あかり「うん!」パチパチ

舞風「先ずは登場! 最初の掴みが大事だから、派手にど~んって行くよ!」バシャッ

あかり「わっ、すごい水しぶきだよぉ!」

舞風「舞台の広さを活かして高速に動き回る!」シューッ

あかり「わぁ~、あかり目が追いつかないよぉ」

舞風「ただ滑るだけじゃ芸がないよね」バッ

あかり「わっ! 舞風ちゃんバク転できるんだ!」

舞風「前転もいけるよ!」バッ

あかり(くるくる回る度に水しぶきが舞い上がって、まるで舞風ちゃんを取り巻いてるみたい)

舞風「今度は横回転で行くよ!」クルクル

あかり(月の光に反射して、すごく綺麗だよぉ……)

舞風「ふぅ、どうだった私の踊りは?」

あかり「すごかったよぉ! なんかキラキラしてた!」

舞風「わざと水しぶきあげるようにやってたからね。今回は見栄え重視!」

あかり「えへへ、本当に心が盛り上がったよぉ」

舞風「やったやった! 私の踊りで提督を笑顔にできたね!」

あかり「踊り上手いと思ってたけど、バク転とかできるとは思わなかったよぉ」

舞風「それくらい余裕だよ! なんたって練度は上がるとこまで上がって、改になってるからね!」

あかり「あれ、じゃあもしかして他の人もできる?」

舞風「むっ、できるだろうけど、あそこまで連続でできるのは私だけだよ! きっとね!」

あかり「普段から踊ってるもんね」

舞風「常に踊り続ける訓練の賜物ってやつだね」

あかり「訓練だったんだ?」

舞風「趣味と実益を兼ねてるっていうのやつでもある」

あかり「ふふっ、色々あって踊ってるんだね」

舞風「ふんふん~」

あかり「機嫌いいね舞風ちゃん」

舞風「そうだね。逃げるために、忘れるための踊りじゃなくて、自分も楽しんで、見てる人も笑顔にできる踊りが踊れるようになったんだもん」

あかり「楽しい踊りが踊れる方が幸せだよね」

舞風「うん、私今すごく楽しくて、幸せ!」

あかり「それならよかった」

舞風「提督のおかげだよ。こんな穏やかな暮らしができるから、私も本当に信じられるくらい心が穏やかになれた」

あかり「昔は穏やかじゃなかったの?」

舞風「まあ戦う船だったからね~少しは血気盛んな時期もあったんだよ」

あかり「そうだったんだ、以外だよぉ」

舞風「艦娘になる前だけどね。なってからはもう最初からこんな感じ」

あかり「そっか、なんとなく安心したよぉ」

舞風「艦娘としての私は今の私だよ。ずっとね」

舞風「毎日何も考えずに踊っていられるのって、幸せだよね~」

あかり「そうかもしれないね」

舞風「でも完全に思考停止してるのもよくない。考えなきゃいけないことは考えないと!」

あかり「考えなきゃいけないことって?」

舞風「新しい踊りのステップとか」

あかり「結局踊りのことじゃない」

舞風「えへへ……」

あかり「本当に、舞風ちゃんは踊りが好きだね」

舞風「変?」

あかり「ううん。何でも大好きなことがあるっていうのは変じゃないし、いいことだよぉ」

舞風「変わってないって言われるのも微妙な気分になるって言ったのに~」

あかり「でも事実だからしょうがないよ。舞風ちゃんは変じゃない、踊りが好きな普通の女の子だよぉ」

舞風「普通の女の子ねぇ」

舞風(普通の女の子は海の上で踊れないと思うけど。それくらいじゃ提督にはなんともないんだね)

舞風(特殊って思われたいけど、普通って言われるのも嬉しい。結局提督に良いように思われたいだけなんだね私は)

舞風「ほら、提督も一緒に踊ろう! 心が盛り上がったなら体で表現しなきゃ!」

あかり「ええっ、あかりバク転なんかできないよぉ」

舞風「大丈夫大丈夫! 提督に合わせた難易度の踊りで行くからね! ほら、ワンツー!」

あかり「ああっ、っと、ワン、ツー」

舞風(艦娘としての自分と、人間としての自分。折り合いを付けるためにはまだまだ時間がかかる。それは考えなきゃいけない)

舞風(でも今は、こうして踊ってる時間だけは何も考えずに……ううん、大好きな人のことだけを考えて楽しもう)

今回はここまでです

今では中学でダンスが必修科目らしいですけどどんなことしてるんでしょうか
ダンスは……苦手だななんで何とか逃げられてよかったです

開始します

離島棲鬼「私が秘書艦なんてできるかなぁ」

あかり「離島棲鬼さん基本的に何でもできるじゃないですか」

離島棲鬼「何でもはできないわよ。できることだけ」

あかり「そのできることが多いってことですよぉ」

離島棲鬼「いやそんな、全部半端だから」

あかり「そんなことないですよぉ。あかりにはできませんよ、逆立ちしてジュース飲むなんてこと」

離島棲鬼「いやそれのこと言ってたの!? 忘れてよ! あれ罰ゲームだから!」

あかり「それだけじゃないですよぉ。たまに漫画とか音読してるときの演技がすごいなって」

離島棲鬼「わぁ~! それも忘れて! お願いだから!」

あかり「何でですか? すごいのに」

離島棲鬼「すごくないから!」

離島棲鬼「うぅ、戦艦棲姫と2人で暮らしてたときの感覚がまだ抜けないのよぉ……」

あかり「結構大きな声でしたもんね」

離島棲鬼「これからは気持ち小さめにしよう」

あかり「それじゃ聞こえませんよぉ」

離島棲鬼「聞かせないために! はぁ、もういいから今日のお仕事はじめましょ」

あかり「そんなにはずかしがることないのに。えっと、今日は」

秋月「すいません司令。今日は大室司令のところに行く予定でしたよね」

あかり「秋月ちゃん。そうだったよぉ、今日は櫻子ちゃんのところに行くんだった」

離島棲鬼「えっ、なにそれ聞いてない」

秋月「私の服を夕張さんに見せに行くんです。同じ服ですから」

あかり「そうなんです。夕張さんは櫻子ちゃんのところにいるので。この前行ったときには京子ちゃんのところにもいましたけど」

離島棲鬼「じゃあ私は?」

秋月「残って秘書艦のお仕事を」

離島棲鬼「ちょっ、私初めてで何していいかわかんないのに!? 私もついてく!」

あかり「まあ、空母棲姫さんもいますし離島棲鬼さんも挨拶に行くくらいはしておいてもいいかもしれませんね」

離島棲鬼「なんとか置いてけぼりは免れたわ……」

秋月「それでは大室司令に連絡してから行きましょうか」

あかり「行くこと自体は妖精さんに伝えてもらってるけど、今から行くよって言っておかないとね」

櫻子『ん、どうしたのあかりちゃん? 何か私が必要な事態が起きた?』

あかり「ううん。今日そっちに行くってお話ししてたよね。今から行くから」

櫻子『えっ!? なにそれ、私聞いてない!』

あかり「ええっ!? 妖精さん、連絡はしたんだよね?」

妖精(猫吊るし)「確かにしましたよ。大室提督もその場にいたはずですが」

櫻子『嘘、いつ? そんなことあったっけ? ねぇ、鬼怒?』

鬼怒『いや、いつもパーティしてくれてたから、今度はこっちが最高にもてなすんだって用意してたでしょ』

櫻子『おおっ、だから朝起きたら談話室が飾り付けられてたのか!』

利根『昨日の夜自分で飾りつけたんじゃろうに』

夕張『んまあとにかく、来ることはちゃんと伝わってるから心配しないで』

あかり「あはは、安心しました。伝わってたことも櫻子ちゃんが変わりないことも」

鬼怒『変わりないとこはちょっと心配してほしいところかなぁ』

櫻子『この櫻子様には心配されるようなことは何もないのに、鬼怒は心配性だなぁ』

利根『この発言もいつも通りじゃからいいとして、そちらは赤座提督と秋月と、離島棲鬼も来るんじゃろう?』

離島棲鬼「初秘書艦1人でこなす自信がないからね」

櫻子『そうだそうだ。その2人だけじゃなくてさ』

↓2 連れて行く艦娘(>>18-19の秋月、離島棲鬼以外)

あかり「わるさめちゃん?」

櫻子『そうそう。新しい深海棲艦の子。こっちのが会いたがってるんだよ』

あかり「なら戦艦棲姫さんも連れてった方がいいかなぁ」

離島棲鬼「あいつは今日ちょっと用事があるみたいだから無理よ」

あかり「そうなんですか、ならまた今度の機会にってことですね」

櫻子『わるさめって子は来れるの?』

あかり「どうかな、用事がなければ来られると思うよぉ」

櫻子『まあ無理にとは言わないからね、できれば連れてきてくれたらお出迎えがもっと豪華になるかもしれないよ!』

鬼怒『こら、そんなこと言ってプレッシャーかけないの! 本当に無理ならいいからね』

あかり「はい、確認してみますね。また後でね櫻子ちゃん」

櫻子『うん、待ってるよあかりちゃん! よし、今からおもてなしの料理作るぞ~! 翔鶴~!』

離島棲鬼「そういえば櫻子ちゃんのところにもいるんだったね、深海棲艦」

あかり「はい、空母棲姫さんがいますよぉ」

秋月「私もお会いするのははじめてですね。それを言えば、大室司令とさえもはじめましてですが」

あかり「また1回みんなで集まる機会がほしいね。さてと、それじゃわるさめちゃんがいけるかどうか聞きに行こっか」

駆逐棲姫「別の鎮守府にいる深海棲艦に?」

あかり「うん。会いたがってるみたいだから、予定がなかったら一緒に来てくれたらうれしいよぉ」

駆逐棲姫「特に予定はないよ。行こう」

あかり「わぁい!」

イ級「……」ヒョコ

離島棲鬼「ん? どうしたのイ級? わるさめになんか用?」

イ級「……」ジッ

駆逐棲姫「ん、お前も行きたいのか?」

イ級「……」コクリ

秋月「知らない人いっぱいいるけど、大丈夫?」

イ級「……」コクリ

離島棲鬼「がんばるって。あっちの深海棲艦にも会ってみたいのかもね」

あかり「だったらイ級ちゃんも一緒に行くよぉ」

秋月「なんか、私の方がおまけみたいになってしまいましたね」

イ級「……?」

駆逐棲姫「櫻子というのはどういう子なんだ?」

あかり「櫻子ちゃんはいつも元気で明るい子だよぉ。思いついたら即行動するって感じの活発さで、見てると元気をもらえるよぉ」

離島棲鬼「ちょっとおつむはあれみたいだけどね」

あかり「さっきはたまたま忘れてただけですよぉ」

秋月「いや、普通昨日の夜部屋の飾りつけしたことを忘れるなんてありませんよ」

離島棲鬼「ていうか漫画で読んだ――じゃなくて、さっき変わってないって言ってたじゃん」

あかり「そ、そうですけど、そういうところも櫻子ちゃんの魅力なんです!」

駆逐棲姫「深く考えずに行動できるタイプね。少しはその元気分けてもらえるといいね」

イ級「……」

あかり「なんていうか、本当に嫌がってることはしない子だから安心してね。向日葵ちゃんにはちょっとくらいいじわるするけど」

秋月「古谷司令と仲悪いんですか?」

あかり「仲はむしろ1番いいと思う。けど、2人ともいつも喧嘩ばっかりしてるんだよぉ」

離島棲鬼「喧嘩するほど仲がいいってやつだね。そういう関係も憧れちゃうなぁ」

あかり「みんなそこまで大きくないから、きっと大丈夫」

駆逐棲姫「離島棲鬼でもあれだからね。そのくせぴっちりしたの来て体のライン出してるけど」

離島棲鬼「そ、そのくせって、別に私が選んだ服じゃないし! むしろ小さい分強調しなきゃいけないし!」

イ級「……」シュン

秋月「えっと、体の大きさのことじゃないから安心していいよ」

あかり「櫻子ちゃん!」

櫻子「あかりちゃん、久しぶり!」

離島棲鬼「確かに心なしかドックがうちより小さい気がする」

鬼怒「そっちは全員集まられるように作られてるからねぇ」

利根「普段使いするにはこのくらいで十分じゃからのう」

秋月「実質出撃用の母艦が入ればいいだけですからね。昔とは違います」

夕張「おっ、あなたが秋月ね」

秋月「あっ、夕張さん」

夕張「ふんふん、中々の完成度。さすがあの妖精が作っただけのことはあるわ。お腹の露出も私との身長差も踏まえて、同じくらいになるように調整してある」

あかり「変なところ手が込んでますね相変わらず」

イ級「……」ソッ

櫻子「うわっ!? なんだっけあいつ、えっと、気球?」

鬼怒「イ級だよ! 赤座提督の船から出てきたけど?」

駆逐棲姫「私が航海してるときに、偶然出合った」

利根「まだ生き残りがおったんじゃのう。生き残りというよりは、成仏できなかった者と呼んだ方が正しいか」

イ級「……」スッ

駆逐棲姫「だから私に隠れるのは無理だって。すまない、私に会うまでずっと1人で深海にいて、見つかったら殺されるかもと怯えていたせいで臆病になってる」

櫻子「そうなんだ、可哀想に。よし、それじゃあ櫻子ちゃんのとっておきのおもてなしで、楽しませてあげるとしよう!」

あかり「わぁ~い、楽しみだよぉ」

夕張「服はどうでもいいの。今期はなに見てる?」

秋月「ど、どうでもいいって。とりあえヒロインの声が司令と似ているのがあって、それは見てますよ」

夕張「なるほどね、あれね。あれ漫画が原作でね……」

秋月「そうなんですか? 同じ作者の、へぇ……」

あかり(なんだかあっちはお話が弾んでるみたい。当初の目的は果たせてよかったよぉ)

今回はここまでです
次は前スレの埋め小ネタです

夕張は初期艦を除いてはじめて手に入れた艦娘でNewソートかけると最後尾に来るので結構愛着があります
1回目の建造で初期艦と同じ叢雲が来たときは、ソシャゲによくある進化合成のチュートリアルかなと思いました

開始します
前スレ>>484のお返しに念入りにマッサージされる朝潮の小ネタから

あかり「ねぇ、朝潮ちゃん」

朝潮「なんでしょうか司令官?」

あかり「マッサージしてあげよっか?」

朝潮「な、なんですか藪から棒に」

あかり「したくない?」

朝潮「それはしたいですけど」

あかり「じゃあ決まりだね。はい、そこ横になって!」

朝潮「えっですから、なぜいきなり」

あかり「いいからいいから。ほら、早く早く」

朝潮「あぁ、急かさないでください」

あかり(ふっふっふ~、筋肉痛のときのお返しをしてあげるよぉ)

あかり「さてと、どこをマッサージしてあげよっかなぁ~」

朝潮「お手柔らかにお願いしますね」

あかり「それは約束できないよぉ」

朝潮「えっ?」

あかり「この辺りで、どう?」

朝潮「あぁ~、気持ちいいですね」

あかり「本当に? 無理してない?」

朝潮「何を無理する必要があるんですか~、気持ちいいですよ~」

あかり「んんっ、なんか声が間延びしてるし本当になんともないみたい」

朝潮「なんともなくはないですよ。気持ちいいです~」

朝潮(でもいつもの司令官のマッサージとは違う気持ちよさですね。これが本来のマッサージなんでしょうけど)

あかり「ここは?」

朝潮「はぁ~、いいですね~」

あかり「むぅ、じゃあここ!」

朝潮「そこもいいです~」

あかり「ん~!」

朝潮「何を唸ってるんですか司令官?」

あかり「だって、この前の筋肉痛のときのお返ししようと思ったのに」

朝潮「筋肉痛のとき? あっ……」

あかり「全然痛がらないよぉ!」

朝潮「痛くしようとしてたんですか?」

あかり「痛そうなところばっかりやってたのに~!」

朝潮「司令官には人を痛がらせるようなことできないということですよ」

朝潮「怒っていたんですか司令官?」

あかり「怒ってたでしょ!」

朝潮「でも最後に嫌いじゃないって……」

あかり「あれはあれでこれはこれなの!」

朝潮「そうですか」

あかり「こうなったら肩叩きに移行するよぉ!」

朝潮「私はまともに受けていませんが、こと痛みという点については艦娘の耐久力は並大抵のものではありませんよ」

あかり「そっか、それじゃあどうすればいいの?」

朝潮「それを私に聞くんですか」

あかり「あっ、そうだね。う~ん、どうしようかなぁ」

朝潮(まったく怒ってるように見えませんけど、これでも怒ってるんだろうなぁ)

あかり「そうだ! こちょこちょするよぉ!」コチョコチョ

朝潮「は、ひゃっ……司令官っ」

あかり「ふふふ~、これは効いたみたいだね。改造して感度がよくなってるんだよね?」

朝潮「か、感度……」

あかり「お腹がつっちゃうくらい笑わせてあげるよぉ!」

朝潮「あはっ、ま、待って……」

あかり「まったはなしだよぉ。それ、こちょこちょ~」

朝潮「あはははっ! も、もっと、もっと効率のいい方法、ありますっ!」

あかり「効率のいい方法?」

朝潮「はぁ~はぁ~、はい。くすぐるより辛い方法です」

あかり「あんまり辛いのはやりたくないよぉ」

朝潮「いえ、これはまあ紙一重なところがありますし」

あかり「どういう方法?」

朝潮「それはですね、気持ちよくさせることです」

あかり「気持ちよくさせるのが辛いの?」

朝潮「薬も過ぎれば毒となる、です。気持ちよさも限度を超えれば辛く感じるものです」

あかり「そんなに気持ちよくするの、あかりにできるかなぁ」

朝潮「いつものようにマッサージすればいいんですよ」

あかり「それって、やっぱりあかりのマッサージ辛いってことなんじゃ」

朝潮「す、過ぎなければ気持ちいいだけですよ」

あかり「いつも過ぎてない?」

朝潮「過ぎてないです! いつもは本当に気持ちいいだけです!」

あかり「それなら安心。じゃあ、今日は怒ってるから、ちょっと辛くなるまでマッサージしちゃうね」

朝潮「は、はい……」

朝潮「あっ……あっ……!」

あかり「まだ気持ちいい?」

朝潮「きもち、いいっ……です」

あかり「結構長くかかるんだね」

朝潮「まだ、いつもやってる時間よりも、短いですよ」

あかり「それもそっか」

朝潮「更に効率化図るために、もっと気持ちいいところ、マッサージします……?」

あかり「もっと気持ちいいところ?」

朝潮「ここです……」スッ

あかり「お腹?」

朝潮「もっと下の方……以前、司令官が教本で読んで、私に試したところです」

あかり「気持ちよくするためのつぼだね。ここ、マッサージしていいの?」

朝潮「怒ってるのに私の意見を伺ってばかりですね、司令官」

あかり「んっ、遠慮なくやらせてもらうよ、朝潮ちゃん!」

朝潮「は、い、来てください、司令官……」

朝潮「んぁっ、はぁ……」

あかり「そんなに気持ちいいんだ?」

朝潮「は、はぇ……」

あかり「そういえば、ここで気持ちよくなるのって、何回かやらなきゃいけないんじゃなかったっけ」

朝潮「はっ、あぁっ……そ、それは……」

あかり「朝潮ちゃん、やってたの?」

朝潮「やっ、あっ……い、き、聞かないで、ください……」

あかり「やってたんだね……」

朝潮「あ、あぁ……」

朝潮(きゅうに、言葉でも責めてくるように……司令官……)

あかり「それじゃ、朝潮ちゃんの今までの成果が出せるように、あかりもがんばっちゃうよぉ!」

朝潮「あ、ひぃっ……!」

朝潮(これは、確かに、幸せすぎて、辛い……!)

朝潮「あっ、はぁぁ……」

あかり「……」

朝潮「はぁ、はぁ……司令官……」

あかり「ごめんね朝潮ちゃん」

朝潮「な、んで謝るんです?」

あかり「朝潮ちゃんは他にも目的はあったけど少なくとも、あかりの筋肉痛を和らげようって気持ちはあったはずだよぉ」

あかり「でもあかりは辛い目に合わせてあげようっていう気持ちしかなくて……」

朝潮「いいえ、司令官の手からはいつものように、慈しみを感じました」

あかり「そんなこと……」

朝潮「いいんですよ司令官。私は嬉しいです、怒ってもらえて」

あかり「嬉しい?」

朝潮「司令官だって人間です。悪意の欠片もないなんてありえません。誰かに怒ったり、辛い目に合わせてやろうって思うこともありますよ」

朝潮「ある意味で人間らしいその感情を向けられる相手になれてよかった。だから、嬉しいです!」

あかり「朝潮ちゃん……」

朝潮「これからも怒ってくれていいですからね。折檻でも何でも、私受け入れますから!」

あかり(怒られるのが嬉しいかぁ。これも京子ちゃんに言われた、傷つける勇気を持つことに繋がることなのかな)

あかり(怒って辛い目にあわせることができる。それも、信頼の証、かな)



青葉(なんかいい話風に終わりましたけど、単に朝潮さんが司令官の怒りを利用してマッサージしてもらいたかっただけですよね)

今回はここまでです
次はボードゲームにはまる秋月の小ネタからです

そろそろイベントですがアイオワとたぶん同型の誰かは最終海域報酬とドロップになりそうですね
まあゴールデンウィーク中ですしなんとかなりますか

開始します

長10cm砲ちゃん「きゅう~……」

秋月「またふりだしに戻っちゃったね」

あかり「秋月ちゃん何してるの?」

秋月「あっ、司令。人生ゲームです」

あかり「今度はゲーム機使わないゲーム?」

秋月「はい。結構時間潰すのにちょうどいいんですよ」

あかり「割と時間かかるからね」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう~!」クイクイ

あかり「どうしたの長10cm砲ちゃん? あかりも一緒にやろうって言ってる?」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」コクリ

秋月「これで2回もふりだしに戻ったからって、司令を入れて仕切りなおそうとしてるわね」

あかり「ふふっ、あかりも入るから最初からやり直しだね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

秋月「まったく。じゃあ、先ずは順番を決めましょう」

秋月「はい、では私から回しますよ」

あかり「あかりが最後だよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅう~!」

あかり「長10cm砲ちゃん達がいるから人集めやすくていいよね」

秋月「そこは助かってますね」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ~」

秋月「感謝しろ、じゃないでしょ。こういうことで頼られるのは普通はおかしいんだからね」

あかり「平和でいいよぉ。ほら、秋月ちゃん早く回して」

秋月「あぁ、はい。えっと、3マスですね」

あかり「どんなイベントが起きるのかな」

秋月「なになに、小学校に入学したので支度金として1000ドル失う」

あかり「なんで入学する子が自分で支度金払ってるの?」

秋月「なんででしょう。セレブなんじゃないですか?」

あかり「結婚するんだって」

秋月「だ、誰とするんですか!? 叢雲さんですか!?」

あかり「い、いや、ゲームの中でだから叢雲ちゃんは関係ないよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

あかり「うん? あれ、相手は女の人になってる?」

秋月「何もおかしくありませんね」

あかり「えっ、いや、うん」

秋月「結婚ボーナスでもう1回進めますよ」

あかり「わぁい、うん、い8マスだね! あれ、もう子供生まれた? ていうかどうやって生んだの?」

秋月「iPS細胞というので同性の間でも子供ができるそうです」

あかり「へぇ~そうなんだ」

秋月「それよりもどっちが生んだかの方が重要です! 司令ですか! 司令が生んだんですか!?」

あかり「た、たぶん相手の人だよぉ」

秋月「ふぅ、それならいいんです」

あかり「秋月ちゃんボードゲームにまで感情移入しすぎだよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

あかり「あっ、長10cm砲ちゃんとぶつかっちゃった」

長10cm砲ちゃん「きゅきゅ~!」

あかり「ごめんね、はい修理費」

長10cm砲ちゃん「きゅう~?」

秋月「もう、何が修理費だけじゃなくて治療費と慰謝料もよ。そういうのはルールにないの」

あかり「長10cm砲ちゃんは頑丈だから、自分が車にぶつかっても平気でしょ?」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

秋月「むしろぶつかってきた車を撃ち壊すって、物騒なこと言わない」

あかり「ひええっ、あかりの車は壊さないでね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

秋月「人に物を頼むなら相応のものを払えじゃないわよ。お金1番持ってるでしょうに」

あかり「そうやって強かにお金稼いできたんだもんね」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

秋月「あはは、昔の貧乏性だった私はどこに行ったんだろう……ゲームの中でさえ破産しちゃうなんて……」

あかり「い、いいじゃない別にゲームだし、運の要素が強いよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ」

秋月「長10cm砲ちゃんは大金持ちになるし……」

あかり「堅実に稼いでいった結果だよぉ」

秋月「はぁ、やはりもっと節制しなくちゃいけないんでしょうか」

あかり「秋月ちゃんったら影響を受けやすすぎるよぉ」

秋月「思えば小学校入学したとき、自分でお金を払うなんてことをしだしたのが発端でした……」

あかり「もう、1回1回そうやってたらキリがないよぉ!」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」グイッ

秋月「ああっ、もうちょっと浸らせてくださいよ~」

あかり「浸るならもうちょっと楽しい人生にしようよ。ほら、次も秋月ちゃん最初でいいから」

秋月「いやです! 最初に行ってだめだったから、今度は最後で様子を見ながら行きます!」

あかり「様子を見ながらって言っても、ほとんど運の要素しかないからどうにもできないよぉ?」

秋月「いいんです! さあ、早く行ってください司令!」

あかり「やれやれだよぉ。じゃあ、回すね」

伊168「で、そのあと司令官達の車に追突しすぎて、また破産?」

あかり「運悪く自動車保険のマスは外れちゃうしね」

伊168「愉快なことやるわねあの子ったら」

あかり「割と落ち込んでたよぉ」

伊168「ほんとに感受性豊かなんだから。今日もやってるかしら?」

あかり「イムヤちゃんも一緒にやるの?」

伊168「まあ、私もたまにはアナログのゲームやってもいいかなって」

あかり「そうだよぉ、スマホばっかり弄ってないでみんなと遊ぼう」

伊168「しょうがないわ。イベントがひっきりなしに来るから休めないんだもの」

あかり「それはしょうがなくないよぉ」

伊168「今回のはもう終わらせたから今は余裕あるの。さあ、行きましょう」

あかり「はぁ、イムヤちゃんの方もどうにかしないとね」

伊168「秋月~イムヤも混ぜて~」

秋月「えっ、あっ!」ガシャン

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

秋月「うぅ、イムヤさんのせいで手元が狂ってしまったじゃないですか」

伊168「ごめんごめん、人生ゲームじゃないの?」

秋月「あれは私の心に響きすぎるのでやめました。今はジェンガの時代です!」

あかり「わぁ~、あかりもやったことあるよぉ」

伊168「どういうルールなの?」

秋月「この長方形のブロックを3つほどの組で並べて、積み重ねていきます」

秋月「順番を決めて積上げたブロックを1本ずつ抜いて上に重ねていき、崩してしまった人が負けというルールですね」

伊168「なるほどね~面白そうじゃない!」

秋月「ではみんなで勝負です!」

伊168「負けたら罰ゲームで全身くすぐりの刑ね」

秋月「ば、罰ゲームなんてするんですか?」

伊168「勝ち負け決めるなら、それに応じた罰や報酬もないとやる気出ないでしょ」

あかり「そこまで真剣な勝負じゃないよぉ」

伊168「イムヤとしては真剣勝負よ。ねぇ、秋月?」

秋月「……はい、真剣勝負です!」

あかり「な、なんだか2人ともやる気だね。あかりもがんばるよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅ?」

あかり「順番はどうしよっか~」

伊168「時計回りでいいんじゃない? イムヤから順に、司令官、長10cm砲ちゃん2人と、秋月で」

秋月「それでは私が不利になるじゃないですか」

伊168「なら秋月を頂点にして、私、司令官、長10cm砲ちゃん達の順で」

秋月(くっ、どうやっても司令官の前の手番を死守するつもりですね!)

伊168(実質これは司令官をくすぐるためにやる勝負よ。直前で耐えたイムヤが勝ちってことで、くすぐりの刑の執行人役はイムヤが貰うわ!)

秋月「えっ、長10cm砲ちゃんが先がいいの? しょうがないなぁ、変わってあげるね」

長10cm砲ちゃん「きゅ!?」

あかり「あれ、長10cm砲ちゃん達今何も言ってなかったと思うけど」

秋月「何も言わずとも通じるものがあるんです。さて、これで長10cm砲ちゃん達、イムヤさん、司令、私の順になりましたね」

伊168(秋月、あなたはされる方がいいタイプか)

秋月(する方もいけますけど、さすがイムヤさんと順番は変われませんよ。ここはされる方を狙います!)

長10cm砲ちゃん「きゅ~」

あかり「長10cm砲ちゃんは飛べるから、上に手が届かなくても大丈夫だね」

伊168「指で挟んで取る取り方ができないのは、ちょっとやりづらいでしょうし最初にしたのはよかったかもね」

秋月「さあ、次はイムヤさんの番ですよ」

伊168「ここはかる~く行きましょうか」

秋月(初手から攻めては来ませんか……)

伊168(初めてだけど、こんな最初の方から崩れる遊びじゃないでしょ? ここはもう少しバランスが崩れるのを待つ)

伊168「はい取れた。次は司令官よ」

あかり「よぉし、崩さないように慎重に……」

秋月「あっ!」

あかり「きゃっ!」ビクッ

伊168「どうしたのよ秋月?」

秋月「あぁいえ、昨日録画したアニメ見るの忘れていたなと思い出したので」

あかり「びっくりさせないでよぉ」

秋月「すいません司令」

伊168(わざと司令官を驚かせたわね秋月)

秋月(下手をすれば司令官が崩してしまう可能性もある諸刃の剣ですが、さすがにあまりに露骨に崩しては司令官の心象が悪くなります)

秋月(崩れそうになるように、調整しなくてはいけませんね)

伊168(姑息な手を……)

長10cm砲ちゃん「きゅ……きゅっ……!」

あかり「崩れそうになると、自分の番じゃなくてもハラハラしちゃうよね」

伊168「そうね……」

伊168(私の番、もうだいぶ穴だらけになって、半ばぐらついてる状態……)

伊168(ここは攻めるか……いや、私が崩してしまったら意味がないし……)

伊168(放っておいても、もう1、2回で崩れるだろうし、ここは安全策を……っ!)

秋月「……」

伊168(秋月っ、なによ、その私を品定めするような目は)

秋月(イムヤさん、あなたの覚悟はその程度なんですか?)

伊168(秋月ぃっ……! そう、日和ってたら、ただでさえそこまで仲が深まっていない私じゃ叢雲達に勝てない!)

伊168(ここは、攻める!)ガチャッ

あかり「あわわっ、イムヤちゃんそんなところ抜くの!?」

伊168「ふふっ、これで司令官が崩したら、その前に抜いて倒さなかった私の勝ちだよね」

あかり「そ、そうなるの?」

伊168「くすぐりの刑の執行人はイムヤが貰うよ!」スッ

あかり「あっ、た、倒れない?」

伊168「ふっ、どうよ!」

秋月(見せてもらいましたよイムヤさんの覚悟。しかし)

あかり「えっと、どこを抜けばいいのかなぁ」

秋月「次は三段目の右を抜こうかなぁ……」ボソッ

あかり「三段目の右、あっここ、すごい抜きやすそう」

伊168「い、今のは反則でしょ!」

秋月「何がですか? 私は思わず口に出してしまっただけですよ~」

伊168「ぐぬぬ……」

あかり「でも秋月ちゃんが次に抜くって言ってるから」

秋月「司令、どんな筋であれ知りえた情報は有効活用するべきですよ」

あかり「うん、じゃあ悪いけどここあかりがもらうね!」

秋月「あぁ~抜かれてしまいました~どうすればいいんでしょうか~」

伊168「……五段目の真ん中」

秋月「はいっ?」

あかり「五段目の真ん中? ここもいけそう! まだ結構残ってるものだね」

伊168「ごめんなさい、私も口を滑らせちゃったわ~でも知られたからには有効活用されちゃうわよね~」

秋月(くぅっ! イムヤさん、初めてなのに安全なブロックを見つけるのが上手い!)

伊168(これくらいお茶の子さいさいよ。さあ引きなさい)

秋月(で、できるだけ乱暴に……あぁでもわざと崩そうとしてるようには見えないように……)

長10cm砲ちゃん(右)「きゅ、きゅう……」パタッ

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~!」

あかり「長10cm砲ちゃ~ん!」

秋月「はぁ、何が悲しくてあの子をくすぐり回さなきゃいけないのかしら」

伊168「もっと狙い撃ちしやすいゲームにするべきだったわね」

秋月「でも中々白熱して面白かったですよ」

伊168「でしょ? やっぱり目的があると熱の入り方が違うのよ」

秋月「漫然と時間つぶしのためにやるだけではいけませんね」

伊168「そういうことよ。じゃあ二回戦行きましょう!」

あかり「長10cm砲ちゃんが回復してないよぉ」

秋月「負けたら罰ゲームを受けて脱落していくことにしましょう。最後に残った人がジェンガ王です」

あかり「じぇ、ジェンガ王」

伊168「ほらほら、早く用意して司令官」

秋月「待ってください。ずっと同じ順番でもつまらないですし、場所替えをしましょう!」

伊168(ふっ、勝負はもう始まってるってことね)

秋月(あるいは私達が参じるずっと前から、司令争奪戦は始まっていたんです。私も日和っている暇なんかありません!)

あかり(2人とも燃えてるよぉ。ジェンガ王の称号、そんなにほしいのかな?)

今回はここまでです
次は本編の続きです

オチは秋月が次はカードゲームかTRPGにはまってることにしようと思っていましたが
書いてるうちにこんな感じに落ち着きました

開始します

櫻子「ねぇねぇ~あかりちゃんは最近どうなの? なんか面白いことあった?」

あかり「面白いこと? そうだねぇ、みんなでお泊り会したよぉ」

櫻子「お泊り会? いいなぁ、楽しそう!」

鬼怒「元々同じとこに住んでない?」

離島棲鬼「同じとこだけど1つの部屋に集まって寝てるわけじゃないし」

利根「確か60人ほどいなかったかのう? 1つの部屋に収まりきったのか?」

秋月「いくつかに分かれて一緒に寝たんです。姉妹艦同士とか、仲のいい人同士とかで」

夕張「姉妹艦、私いないからなぁ」

秋月「島風さんもいませんけど、私と一緒でしたよ」

あかり「砲が自律してる繋がりです!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

櫻子「あっ、これ確かほうれん草ちゃん!」

鬼怒「連装砲ちゃんね」

秋月「この子達は長10cm砲ちゃんといいます」

櫻子「超10cm砲? なんか過ごそう」

夕張「スーパーの超じゃなくて、長いの長だからね?」

櫻子「潮のやつ改造したら顔なくなっちゃったし、うちにもこの子ほしい~夕張作って~」

夕張「無茶言わないでください」

櫻子「ケチ~! ねぇ、可愛いのに。うち来る?」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」フルフル

櫻子「2人いるんだからいいじゃん! ねっ、毎日お菓子あげるから!」

長10cm砲ちゃん「きゅ!」

秋月「こら、なに懐柔されそうになってるの!」

鬼怒「櫻子も困らせるようなこと言わないの」

櫻子「ちぇ~、もう新しい艦娘建造できなくなっちゃったから、もううちに来ることないんだもんな~」

あかり「また遊びに来るよぉ」

櫻子「絶対だよ! 来なかったら私が行く!」

あかり「あかりはそっちでもいいけどね」

イ級「……」

駆逐棲姫「ん、なんでさっきから私のスカートに噛み付いてる?」

櫻子「なんか怒ってるの?」

離島棲鬼「いや、たぶん離れないようにしてるんだと思う。手がないからね」

駆逐棲姫「そんなに怖がらなくても大丈夫だよ」

イ級「……」

利根「離さんのう」

櫻子「はぁ~、本当に臆病な子なんだね」

鬼怒「まあ、事情が事情だししょうがないよね」

駆逐棲姫「ここについてきただけでもだいぶマシになってる」

あかり「そうだね。前だとあかりがこれくらい近づいてたら逃げてたもん」

櫻子「段々とよくなってるんだ。よかった」

櫻子「さあ、あかりちゃん! 私達が精一杯持てなすから楽しんでいってね!」

あかり「あかり普通に遊びに来ただけなんだけどね。本当に飾り付けられてるよぉ」

離島棲鬼「歓……卵?」

翔鶴「歓迎という漢字を間違えてしまったみたいです」

櫻子「ちょ、ちょっとなんか横のぐにゃってしたのがなくたって問題ないよ!」

日向「大有りだ。まったく別の意味の言葉になるだろ」

潮「そもそも違うのはしんにょうがないだけじゃないですからね」

秋月「あぁ、頑張ってるのは伝わりますしこれはこれで」

夕張「無理やりフォローしなくていいから。だから大げさだって言ったのに」

櫻子「だって! あかりちゃんとこだっていつも大げさにもてなしてくれたじゃん! すっごい豪華な料理とか出してくれて!」

あかり「大和さんのお料理はいつもあんな感じだよ」

櫻子「いつもあんななの!? あかりちゃんすごいセレブじゃん!」

あかり「お料理担当が大和さんのときはだよぉ」

翔鶴「料理担当が大勢いるのは羨ましいですね。こちらには私と」

空母棲姫「私しかいないからな」

駆逐棲姫「っ!」

あかり「空母棲姫さんお久しぶりです!」

空母棲姫「あぁ、あかりも元気そうで何よりだ」

櫻子「あっ、あかりちゃん、もう空母棲姫じゃないんだよね!」

あかり「えっ?」

櫻子「あかりちゃんとこのほっぽちゃんみたいに、名前付けてあげたんだよ!」

あかり「へぇ~! そうだったんですか、それはすいませんでした」

空母棲姫「いや、種族名的には空母棲姫であることに変わりはないし」

離島棲鬼「あ~、じゃあなんて呼べば?」

鬼怒「えっとね、空母棲姫の新しい名前はね」

↓2

1 ソラ(空母の空から)
2 セイ(棲姫の棲から)
3 空子(空母の空と大室家のネーミングに則って)
4 その他自由に

空母棲姫「ソラ」

あかり「ソラ?」

空母棲姫「そう、空母の空から取ってソラ。今の私の名前だ」

離島棲鬼「クウじゃないんだ」

潮「そっちの方が可愛いですよって言ったんですけど、ソラの方がよかったらしいです」

空母棲姫「そういう名前付けられるほど幼くはないだろ」

利根「名前に幼いも何も関係ないじゃろ。その内みんな育っていくんだから」

櫻子「菊子にしようって言ったのに」

空母棲姫「それは逆に年寄りくさすぎる」

駆逐棲姫「注文の多いやつだ」

長10cm砲ちゃん「きゅう~」コクリ

空母棲姫「私が呼んだのは1人だったはずだけど」

離島棲鬼「私1人秘書艦とかいやだからついてきたのよ!」

イ級「……」

空母棲姫「イ級までいるのか……」

駆逐棲姫「どうやらまだ残ってるやつもいるらしい。だけど、みんな正気には戻ってるみたい」

空母棲姫「そうか、それなら安心だ」

日向「そういえばそちらの名前を聞いていないな。駆逐棲姫、だよな?」

駆逐棲姫「そう。そして今の名前はわるさめ」

翔鶴「わるさめ? 何が由来なんでしょうか?」

駆逐棲姫「私は春雨の荒御霊のようだから、悪い春雨でわるさめ」

利根「別に悪いわけではなかろうに」

駆逐棲姫「いや、私が人間を傷つけようとしていたことは事実。それを戒めるためにも、私はこの名前を自分に付けた」

鬼怒「そっか……」

夕張「で、あなたは?」

離島棲鬼「えっ、わ、私? 私は、離島棲鬼よ」

あかり「そういえば、まだ名前付けてあげませんでしたね」

秋月「そうですね、ずっと離島棲鬼さんと呼んでました」

離島棲鬼「い、いやぁ、別に変わらないからいいかなぁって。わるさめと違って同じ艦娘がいるわけじゃないし」

あかり「だめですよぉ、ちゃんとした名前付けてあげます!」

離島棲鬼「だ、で、でも、私、わるさめほど戒めとかそういうのないし! 戦争中ずっと戦艦棲姫とだらだらしてただけだし!」

櫻子「じゃあだら子でいいんじゃない?」

離島棲鬼「だら子!?」

あかり「名前は一生物なんだから、きちんとしたのをつけてあげないとだめだよぉ」

夕張「そうね、ちゃんと考えてつけないと」

あかり「自分から言ってくれてもいいですよ! 何かこう呼んでほしい名前とかあります?」

離島棲鬼「うええっ!? な、名前かぁ、名前……」

↓2

1 リト(離島のリトから)
2 アイ(アイランドのアイから)
3 トーリ(離島のアナグラム)
4 その他自由に

離島棲鬼「ええっ、名前……名前……」

櫻子「あと10秒以内に決めないとだら子ね。10、9、8」

離島棲鬼「ちょっ、時間制限付きなんて聞いてない! あぁあ~!」

離島棲鬼「あ、アイ!」

櫻子「5~、ん?」

あかり「アイ?」

離島棲鬼「そ、そう、アイ。島って英語でアイランドでしょ? そこから取ってアイ」

櫻子「ええ~、だら子にしようよ~」

離島棲鬼「いやよ! なんかたらこみたいに聞こえるし!」

空母棲姫「アイ、か。いい名前じゃないか?」

夕張「無難なところですね」

利根「うむ、収まりがいいな」

離島棲鬼「な、なにその普通だなみたいな反応は! わるさめみたいな事情ないししょうがないじゃない!」

翔鶴「誰もそんな反応してませんよ。アイさん、素敵な名前です」

夕張「ええ、艦娘だから仕方ないけど、バリバリ地名な私より人の名前っぽいしいいじゃない」

あかり「アイさん、これからはアイさんですよぉ」

離島棲鬼「う、うん、よろしくねあかりちゃん」

離島棲鬼(うぅ、なんかもっとこう何とかザブラッドエッジとかカッコいいのがよかったのに……)

離島棲鬼(でもまあ、アイ。名前、私の名前か。なんか、嬉しいな)

あかり「戦艦棲姫さんの名前も考えておかないといけませんね。センさん? センカさんでもいい感じですね」

櫻子「この子には名前付けないの?」

イ級「……」

あかり「イ級ちゃん? そうだね、イ級ちゃんにもつけてあげないと」

櫻子「イキューでしょ。イキュー、1と9。イク! あれ、どっかで聞いたことあるな」

利根「伊19が自分のことそう呼べと言っておったな」

櫻子「あっそうだ、歳納先輩のとこのイクちゃんだ! じゃあだめかぁ、イキュー、イキュー……」

駆逐棲姫「必ず捩らなければいけないわけじゃないし、ゆっくり考えればいいよ」

櫻子「う~ん、確かに急がなくてもお話通じるもんね」

離島棲鬼「私は急かしたのに!?」

あかり「でも名前をつけてあげるのはイ級ちゃんのためにもいいかもしれないよぉ。特別感出るよね」

駆逐棲姫「うん。大切に思われてる感じはする」

あかり「素敵な名前つけてあげるから待っててね」

イ級「……」コクリ

今回はここまでです

ネーミングセンスは0なので考えてもほぼ捩りだけしか浮かびませんでした
ゲームで主人公の名前を決めるときとかにも中々思いつかなくて時間かかってしまいます

開始します

櫻子「いいないいな~あかりちゃんとこいっぱい人いて~」

あかり「毎日楽しいよぉ」

櫻子「私も歳納先輩みたいに建造しまくればよかったな~」

利根「お主じゃ絶対統制利かんからこれくらいで収まってよかったのじゃ」

日向「艦隊が崩壊するのが目に見える」

櫻子「はぁ? 私が指揮取っててそんなことありえないよ!」

翔鶴「その発言の是非はこの際気にしないことにして、どうぞ赤座提督」

あかり「なんですか? わぁ~、クッキー! おいしそう!」

櫻子「ちょっと! 私漫画喘息作れって言ったじゃん!」

駆逐棲姫「漫画……?」

空母棲姫「満漢全席だ。朝からそんなもの出される方が困るだろ」

櫻子「あかりちゃんなら食べれるよ!」

あかり「あ、朝から満漢全席キツいよぉ。というかいつでもそんなに食べられないよ」

櫻子「あかりちゃんが食べれなかった分は私が食べるから問題ない!」

鬼怒「まあお察しの通り櫻子が食べたかっただけで」

離島棲鬼「この子は朝から満漢全席いけるのね……」

櫻子「で、確か夕張に秋月を見せに来たんだったよね?」

あかり「うん。夕張さんにそっくりだったって言うから、同じ服着てもらったんだよぉ」

櫻子「そっくり~? ん~? そう言われれば似てるような、似てないような……」

夕張「船体が似ていたという話ですから、艦娘になった今はそこまででもないですよ」

秋月「でも雰囲気は似てると思いませんか?」

空母棲姫「雰囲気はなんとなく」

利根「提督の言うようにそう言われれば、くらいじゃが」

夕張「まあ、秋月には本当に妹もいるし、私とそっくりさんでもねぇ」

秋月「いえ、そんな」

夕張「でも気が合いそうなのよね。というか趣味が合ってる」

潮「秋月さんもアニメ好きなんですか?」

秋月「私はゲームですけど、アニメもたまに見ます」

離島棲鬼「はいはい! 私も見るよ! めっちゃ見る!」

櫻子「アニメって夜遅くにやってるやつでしょ? 私知ってるよ、エッチなやつでしょ? めっちゃ見るとかやらしい~」

離島棲鬼「いやエッチなやつばっかりじゃないし! ちょこっと大人向けなだけだし……私の好みがそっち系なのは否定しないけど」

あかり「えっ?」

離島棲鬼「はわっ!? な、なんでもない!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」パクパク

利根「よく食べるのぉ」

秋月「すいません! こら、ちょっとは遠慮しなさい!」

翔鶴「歓迎するために作ったんですから、遠慮なんて要りませんよ」

空母棲姫「たくさんあるから好きなだけ食べるといい。ほら、お前も」

イ級「……」

駆逐棲姫「毒なんて入ってないから」

イ級「……」クンクン

櫻子「におい嗅いでる。犬みたいだね」

あかり「なんとなく犬っぽいところがあるんだよぉ」

櫻子「じゃあ名前はイヌ級にしよう!」

あかり「ちょっと安直過ぎない!? というかイヌ級って名前らしい名前になってないよぉ!」

櫻子「んじゃあヌキュー! なんか響きが可愛い!」

鬼怒「それじゃ軽空母になっちゃうからね?」

櫻子「ぬぅ~、名前つけるのって結構難しいな」

あかり「悩んでいい名前つけてくれたお母さん達に感謝しないとね」

イ級「……」パクッ

空母棲姫「ん、おいしいか?」

イ級「……!」コクリ

空母棲姫「そうか、よかった」

櫻子「おおっ! ソラ、私もやる! ほら~クッキーだぞ~」

イ級「……」サッ

空母棲姫「んっ?」

櫻子「ああっ! なんで逃げるんだよ~!」

駆逐棲姫「深海棲艦以外にはまだ慣れてない」

櫻子「んん~! ほらほら~おいしいクッキーだぞ~逃げないでこっち来て食べてみて~!」

イ級「……」ダッ

櫻子「逃げるなってば~! 待て~!」

あかり「櫻子ちゃん! あんまり無理やり近づこうとしちゃだめだよぉ」

櫻子「そんなこと言ってたらいつまで経っても治らないよ! こういうのは無理にでもやってあげると、後から楽になるもんだよ!」

潮「提督が一理あることを!」

鬼怒「大丈夫櫻子? 熱でもある?」

櫻子「おいなんだその反応は! 馬鹿にしてるのか!?」

夕張「私達が馬鹿にしないでも、いつも自分で馬鹿してるじゃない」

離島棲鬼「提督を敬う心が微塵も見受けられないわね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」

潮「でもやるときはやるんですよね」

利根「滅多にないが、たま~に冴えてるときがないこともない」

秋月「なんだかんだ言って、信頼はされているんですね」

翔鶴「普段の言動はあれですけど、曲がりなりにも私達をここまで率いてくださった提督ですので」

櫻子「ふふん、私のすごさを思い知ったか!」

離島棲鬼「いやほんの少ししかほめられてないからね?」

空母棲姫「まあ一応私を倒すという戦果も挙げてるからな」

駆逐棲姫「ソラは櫻子達に直接倒されたのか」

櫻子「まあね。いや~あのときは辛かったわ~」

空母棲姫「すまなかった」

櫻子「ほんとだよ! あんな格好でおっぱいぶらぶらさせてさ! 嫌味か!」

空母棲姫「そっちの話か!? というかあんな格好にしたのはお前達だし、ぶらぶらもさせてない!」

櫻子「そんだけ大きかったらちょっと動いただけでもぶらぶらすんの! ぶらぶらじゃなくてブラしろ! いっそ固めろ!」

空母棲姫「固めろ!?」

秋月「な、中々面白い関係ですね」

夕張「そっちほどじゃないよ」

あかり「え、えっ?」

利根「そうじゃ、のう赤座提督。筑摩は息災か?」

あかり「筑摩さんですか? 元気ですよぉ。昨日あめ食べてもらったので、練度も最大になりました」

利根「ほう、我輩が恋しくて泣いておらんか心配であったが問題なそうじゃの」

あかり「利根さんが恋しいのは当たってますけど、泣くほどじゃないみたいです」

利根「なんじゃと! 恋しいなら泣かんか!」

あかり「泣いてほしかったんですか!?」

鬼怒「そうそう、私も聞きたかったんだけど、名取は元気にしてる?」

あかり「名取さんも元気です。那珂ちゃんにアイドルやらないかって誘われてて、ちょっと困ってるみたいですけど」

鬼怒「アイドル? やればいいのに! 絶対楽しいよ、ねぇ?」

日向「いや名取の性格を考えるとそうでもなさそうだが」

鬼怒「私だったら即OKするのに! 那珂ちゃんに言っといて!」

あかり「ふふ、はい、言っておきます」

翔鶴「では私も聞いておきましょうか。瑞鶴は元気ですか?」

あかり「瑞鶴さんも元気ですよぉ。葛城さんっていう後輩もできましたし」

翔鶴「葛城……確か、雲龍さんの妹さんでしたね」

あかり「はい。瑞鶴さんや他の空母の人のことを先輩って呼んでるんです」

翔鶴「帝国海軍で最後に完成した空母、だったはずですからね。そうですか、あの子に後輩が」

潮「響ちゃん、今はヴェルちゃんでしたか。ヴェルちゃんも平穏に暮らしてます?」

あかり「うん。ヴェルちゃんも時々黄昏てることはあるけど、みんなと仲良く元気に暮らしてるよぉ」

櫻子「もう~みんなしてあかりちゃんに質問攻めして! あかりちゃん困ってるでしょ!」

日向「いや、そこまで困ってるようには見えないが」

櫻子「あかりちゃん優しいから顔に出ないだけだよ! そんなあかりちゃんの優しさにつけ込むなんて!」

鬼怒「人聞きの悪いこと言わないの!」

夕張「――で、先にネットで配信されてたんだけど、まさかテレビでもあれやるとはね」

秋月「最初に見たときは驚きました。でも今は、あれはあれでいいんじゃないかって気がしてます」

櫻子「あっちはあっちでなんか盛り上がってるしさ~! ねぇ、なんか楽しいことしようよ!」

あかり「楽しいことってざっくり言われても困っちゃうよぉ」

櫻子「そうだね~何かいい案ない、ソラ? ソラ?」

鬼怒「そういえば、さっきからソラの姿が見えないね」

あかり「わるさめちゃんとアイさんとイ級ちゃんもだよぉ! いつの間にかいなくなってる!」

櫻子「神隠しだ!」

利根「いや、ソラのやつがわるさめにここに来てほしいと言ったんだから、何か話をしに行ったんじゃろう」

あかり「何か深刻な話なのかなぁ? どうしよう?」

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

今回はここまでです

場面に登場してるキャラが多いと描写が大変ですね
他鎮守府に行くと最低でも1艦隊+提督で7人は出ますので一気に難しくなります
でも他鎮守府の描写もしたいというジレンマがあります

開始します

駆逐棲姫「櫻子達に聞かせたくない話?」

空母棲姫「ん、あぁ、まあそうなるな」

駆逐棲姫「わざわざ呼びつけたくらいだから、何か深刻そうだとは思ったけど」

空母棲姫「深刻というほどではない。ただ、その、どうも私自身が腑に落ちないだけで」

離島棲鬼「腑に落ちないって何が?」

空母棲姫「今のこの状況が。私はこのままでいいのかということが、どうも気になるんだ」

駆逐棲姫「このままでいいのかって?」

空母棲姫「私は、明確に櫻子達を傷つけた。夕張や利根に傷を負わせたし、櫻子自身のことを狙っていた」

駆逐棲姫「人間を狙うのは深海棲艦の特性だから」

駆逐棲姫「特性だから許されれば、そもそも戦いが起きることはなかったよ」

離島棲鬼(あっ、なんか込み入った感じの話だ。私極力いない振りしとこ)

イ級「……?」

空母棲姫「正気ではなかったことは事実だ。だけど、だからと言って誰かを傷つけたことが許されてもいいのか?」

駆逐棲姫「櫻子達はいいって言ってるんだろう?」

空母棲姫「そうだけど、完全に忘れてしまうなんて……」

駆逐棲姫「別に忘れる必要もない」

空母棲姫「忘れる必要がない?」

駆逐棲姫「そう。罪の意識は必要だと思うなら、ずっと抱えて生きていけばいい」

駆逐棲姫「それとは別に、櫻子達との幸せを求めたって何の問題もない」

空母棲姫「そんな……そんなのは不誠実だろ」

駆逐棲姫「そんなことはない。償いは償いとして、幸福は幸福として。それが同居できないなんてことはないんだ」

空母棲姫「それは……けど……」

駆逐棲姫「確かに私達は罪を犯した。例え許されたってそれを忘れてはいけない」

駆逐棲姫「でも傷つけられた相手がもういい言ってるのに、いつまでも謝り続けることは償いにはならない」

空母棲姫「……っ!」

駆逐棲姫「相手の感情を考えずに、自分の気持ちだけを押し付けるのはよくない。そんなのは、自己満足にしかならない」

空母棲姫「……そう、なのかな」

駆逐棲姫「そうだ。相手の気持ちを考えずに同じことを繰り返すなんて、機械と一緒」

離島棲鬼「さっきのクッキー少し持ってきたけど食べる?」

イ級「……!」コクリ

駆逐棲姫「私達はもう機械じゃない。感情を持って、それに従って行動できる、生き物」

駆逐棲姫「それなら、もう少し感情というものを考えてみないとだめ」

空母棲姫「感情、か……」

駆逐棲姫「私達の幸せを望んでくれている人がいる。それに応えないことの方が、よっぽど不誠実、だと思う」

空母棲姫「そうか……そうだな。櫻子達は私が幸せになることを、望んでくれているんだな」

駆逐棲姫「でも誰かに望まれてるからって、自分を捻じ曲げて従う必要もない。いやならいやだって言うことも大事」

空母棲姫「自分の気持ちも蔑ろにしてはいけないということなんだな」

駆逐棲姫「そう。それが人と付き合うということ、なんだと私は考えてる」

空母棲姫「私も同感だよ。難しいな、人付き合い」

駆逐棲姫「タイプは違っても、お互いあっちから引っ張ってくれる人でよかった」

空母棲姫「まったくだ」

離島棲鬼「イ級はアニソンいける? いけるよね? だってあかりちゃん達の歌それっぽかったもんね!」

イ級「……」オロオロ

空母棲姫「あれはまったく人の気持ちを考えてないな」

駆逐棲姫「あれはだめなパターンだから」

離島棲鬼「しょ、しょうがないでしょ!? 私、開戦直後にやられて正気に戻ってから、ずっと引きこもってたんだもの!」

離島棲鬼「私だってできるならそういうカッコイイ話したいわ!」

駆逐棲姫「別にカッコつけてるつもりはない」

駆逐棲姫「今戻った」

あかり「あっ、お帰りなさいわるさめちゃん」

櫻子「内緒話済んだの、ソラ?」

駆逐棲姫「あぁ、すまなかったな勝手に出ていって」

櫻子「ほんとだよ! ソラは私の艦娘なんだから私に許可なくどっか行ったらだめなんだからね! 次やったら超罰が待ってからな!」

秋月「今なんか懲罰の発音がおかしくなかったですか?」

利根「た、ぶ、ん、超すごい罰、という意味で、言っとるん、じゃろう、ほっ!」

空母棲姫「肝に銘じておく」

離島棲鬼「で、何してんの?」

櫻子「ツイスターゲーム! 生徒会でも前にやって盛り上がったからやってる!」

夕張「なぜ生徒会で、ツイスターゲームをやる流れになったのか、激しく気になるところですがっ」

翔鶴「今は、何とかこなさない、とっ、たぁっ!」

日向「翔鶴、足がっ」

翔鶴「す、すいません、ですがもう青がそこにしかなくて」

鬼怒「色の偏りが激しすぎるよ!」

あかり「櫻子ちゃん手作りなんだよね?」

櫻子「そうだよ! 櫻子ちゃん特性超高難易度ツイスターゲーム! クリアできたらえらいってほめてあげる!」

秋月「それなら別に失敗してもいいかなって気になりますね、わぁっ!」

潮「す、すいません、秋月さん! でも、目に付くところが他になくて!」

秋月「い、いいんですよ潮さん」

櫻子「ほら、何してんの! ソラ達も入って!」

空母棲姫「私達もやるのか?」

櫻子「当たり前でしょ! ソラが私の言うこと聞かずに勝手にどっか行くから、どれだけ提督の言うこと聞けるのか確かめるためにはじめたんだし」」

駆逐棲姫「盛り上がったからじゃなかった?」

櫻子「それは理由その2なの! いいから早く!」

鬼怒「ちょっ、これ以上来たら本当に収拾つかなくなるから!」

櫻子「それでもやり遂げるのが艦娘だろ! はい、右足を緑!」

潮「み、緑……あっ!」ポヨン

櫻子「こら~! 潮、おっぱい禁止だって言っただろ~!」

潮「い、今のはたまたま滑って胸が当たっただけで」

櫻子「言い訳も禁止! おっぱい使えなくなるまでおしおきだ~!」

潮「ひええ~ご勘弁を~!」

あかり「ほ、ほどほどにしてあげて櫻子ちゃん!」

秋月「右足、緑、そ、こ、し、司令の前で、こんな大股を広げて……」

鬼怒「い、いつまで続ければクリアなのこれ~!」

駆逐棲姫「櫻子がお望みだけど、ソラの気持ちはどう?」

空母棲姫「ふっ、そんなの決まってる……私は昼食を作ってくるから、いっぱい遊んで腹を空かしておいてくれ」

利根「逃げおった! 逃げおったぞあやつ!」

櫻子「おっぱい禁止~!」パシッ

潮「やんっ、人前ではやめてください~!」

離島棲鬼「他の鎮守府も結構ユニークね」

イ級「……」コクリ

長10cm砲ちゃん「きゅ~」コクリ

離島棲鬼「結局何し行ったんだっけ? ツイスターゲーム?」

あかり「秋月ちゃんと夕張さんを仲良しにするためですよぉ!」

離島棲鬼「仲良しそうだったわね、組んず解れつ」

あかり「それツイスターゲームで偶々そうなっただけですから」

離島棲鬼「でもまあ、アニメの話とか盛り上がってたし仲良くはなれたんじゃない? 私も一緒にライン入れてもらったし!」

あかり「アイさんも仲良くなれたならよかったですよぉ」

離島棲鬼「やっぱりね、語り合える仲間がいるってのはいい事だと思うのよ。1人じゃないって思えるのがね!」

あかり「で、アイさんってエッチなアニメよく見るんですか?」

離島棲鬼「ぶふっ!? ど、どうしたの急に!?」

あかり「なんか、そんな感じに聞こえましたよぉ」

離島棲鬼「い、いや、深夜アニメにエッチなのがないとは言わないよ? そりゃ深夜だから、朝とかゴールデンタイムとかにやってるのよりは、エッチなところもある」

離島棲鬼「けどね、地上波でもろに映ることは滅多にないの! そういうのはね、円盤で修正されるから」

あかり「円盤?」

離島棲鬼「DVDとかブルーレイのことだよ! そっちだと規制されてないことが多くて、券が発行されたって表現されたりもするんだけど」

あかり「へ、へぇ~、そうなんですかぁ」

離島棲鬼「はっ! それよ! そうやって若干引いてるの! そういうのがあるから、仲間がほしいって思っちゃうの!」

あかり「引いてはないですよぉ。すごく熱心なんだなぁって思ってただけです」

あかり「それはともかく、もうお昼ですけどこれからどうするか考えましょう!」

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の春雨、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

> 好感度が100の艦娘との交流は回数消費なし(一日2キャラまでで、次の日は同キャラとの交流不可)
でないの?

>>177 朝潮との交流は一昨日なのでできます


あかり「朝潮ちゃん」

朝潮「司令官、朝はどちらにお出かけしていたんです?」

あかり「ちょっと櫻子ちゃんのところに」

朝潮「大室司令官のところにですか」

あかり「うん。夕張さんの服になった秋月ちゃんを見せにね」

朝潮「そういえば大室司令官のところには、夕張さんがいたんでしたね」

あかり「趣味も合って、仲良しさんだよぉ」

朝潮「仲良くなれたならよかったです」

あかり「あと、アイさんも一緒にラインのグループになったって言ってた」

朝潮「アイさん?」

あかり「あっ、離島棲鬼さんの名前。空母棲姫さんもソラさんっていう名前になったから、そっちで呼んであげてね」

朝潮「名前をつけてあげたんですね。離島棲鬼や、空母棲姫というのは種類を判別するための符丁でしかなかったですからね」

あかり「これでもうアイさんはアイさんだよぉ!」

朝潮「戦艦棲姫さんには名前をつけてないんですか?」

あかり「一緒に行けなかったからね。また別にお話しに行くよぉ」

朝潮「それがいいです。それで、今日は私に何か用ですか?」

↓2

1 山雲と一緒に遊ぶ
2 スキンシップ
3 イ級との仲を深める
4 その他自由に

今回はここまでです
次は朝潮と山雲と一緒に遊ぶところからです

朝潮はこれで好感度100の艦娘全員と交流するまで再交流不能となります
山雲とか他の艦娘との交流で登場する選択肢を出す場合もあると思います

ツイスターゲームなんてエヴァくらいでしか見たことないですけど今でもどこかでやってたりするんでしょうかね

開始します

あかり「遊びに来たんだよぉ」

朝潮「いつも通りですね」

あかり「じゃあ何しに来てほしかった?」

朝潮「えっ!? それは……エッ……ケッ……遊びに来てくれて嬉しいです」

あかり「うん? まあ喜んでくれてるなら嬉しいよぉ」

朝潮「あ、はは、じゃあ遊びましょうか」

山雲「朝潮姉~あそぼ~」

朝潮「山雲!」

あかり「山雲ちゃんだよぉ」

山雲「司令さ~ん? なんでここにいるの~?」

あかり「山雲ちゃんと同じ理由だよぉ」

山雲「そっか~お揃いですね~」

あかり「せっかくだから山雲ちゃんも一緒に遊ぼう!」

山雲「うん~遊ぶ~」

朝潮「んぐっ……まあ、いいでしょう」

あかり「朝潮ちゃんと山雲ちゃんは一緒に寝たんだよね?」

朝潮「先日のことですね。はい、姉妹艦ですから」

山雲「姉妹ですから~」

あかり「楽しかった?」

山雲「楽しかったよ~朝潮姉の猫さんをつけてみたりしたの~」

あかり「山雲ちゃんも猫さんになったんだね」

朝潮「つけてみたいと言われましたからね。背格好も大体同じですから」

あかり「山雲ちゃんはのんびり屋さんだから、猫さんっぽいところはあるかもね」

朝潮「マイペースですからねこの子」

山雲「そんなことないよ~山雲的には~人に合わせるタイプ~」

朝潮「その話し方でその理屈はどうかしらね」

山雲「ええ~合わせてるよ~」

あかり「ふふ、仲良しさんだね2人とも」

山雲「仲良しだよ~でも~司令さんとは~もっと仲良し~」ピトッ

朝潮「なっ、私だって司令官と仲良しです!」ピトッ

あかり「2人ともどうしてくっつくの? 別にいいけど」

朝潮「それで、3人で何しましょうか司令官?」

↓2

1 触りっこ
2 あかりの気をひく勝負
3 可愛いもの探しの旅
4 その他自由に

あかり「そうだね~あっ、最近行ってなかったし、可愛いもの探しの旅に行こっか」

朝潮「確かに最近行ってませんでした」

山雲「なにそれ~?」

あかり「朝潮ちゃんが可愛いもの好きだから、可愛いものを探しに旅をするんだよぉ」

山雲「お~山雲も好きだよ~」

あかり「なら可愛いもの探しに行こう!」

朝潮「今度はどんな可愛いものが見つけられるでしょうか?」

あかり「イ級ちゃんレベルの可愛いのが見つかるといいね」

朝潮「あの子レベルは難しいですよ」

山雲「ねえ~司令さん~朝潮姉~早く行こうよ~」

あかり「山雲ちゃんすごくノリ気だよぉ」

朝潮「さすが私の妹です!」

山雲「朝潮姉はどういう系の可愛さがいいの~?」

朝潮「どういう、小動物系というか。愛くるしさというか?」

あかり「フリフリしたのとかじゃないんだよね」

朝潮「別にフリフリしたのが嫌いなわけではないですよ」

山雲「動物的な可愛さ~じゃあ~動物探そう~」

あかり「動物さんどこにいるかな~?」

山雲「この辺りは~人里から離れてるから~動物さん見かけることあるよ~」

あかり「そうなの? 狸さんとかいる?」

山雲「狸さんね~前に見たことあるような~」

あかり「わぁ~あかり見たことないから見てみたいよぉ」

山雲「なら~山の方に行ってみよ~」

朝潮(はっ! 何故か山雲に仕切られてる!? ここは私のペースに持っていかなくては!)

あかり「海の動物さんは可愛いのいないかなぁ」

山雲「お魚は~可愛いのもいるけど~いきなり出てきたら怖いかも~」

朝潮「ええ、うつぼなど獰猛な生き物もいますからね」

山雲「山の動物も怖いよ~猪とか熊さんとか~」

あかり「あの山猪さんはいるんだよぉ。この前球磨さんが獲ってた」

朝潮「猪や熊は愛くるしくないですね。子供は可愛いですが」

あかり「ええ~熊さんは可愛いよぉ」

山雲「それ~テディベアとか~そういうのの印象でしょ~?」

あかり「そんなことないよぉ~」

朝潮「いくら可愛くても危険ですからね? 絶対に近づいちゃだめですよ!」

あかり「それくらいはわかってるよぉ。触っても大丈夫なうさぎさんとか出てこないかなぁ」

朝潮「野生動物はもれなく何かの病気を持ってる可能性がありますから、基本的に触ってはいけませんよ」

山雲「堅いよ~朝潮姉~」

朝潮「野生は干渉せず、観賞するものです。それは弁えなくては」

山雲「おお~プロっぽい~」

あかり「やっぱり朝潮ちゃんが隊長だね!」

朝潮(ふぅ、なんとかこっちのペースを取り戻せました!)

あかり「そろそろオスカー以外にも新しい動物さん飼ってもいいかなぁ」

山雲「でも~イ級ちゃんとか~新しい子もいっぱいいるよ~?」

あかり「イ級ちゃん達は動物さんとは違うよぉ」

山雲「でも~オスカーの部屋で過ごしてるよね~?」

朝潮「一応あそこは動物を飼う部屋なんですよね?」

あかり「ま、まあビスマルクさんがオスカーを飼いたくて、理由付けに作った部屋みたいなものだし」

山雲「今から何か飼っても~帰るときに連れて帰ってあげるんでしょ~? 環境変わると~動物さんの体調も心配だよ~」

あかり「あっ、そうだよね。いきなり住む場所変わったら、動物さんにもストレスがかかっちゃうよね」

朝潮「新しく増やすなら帰ってからですね」

あかり「そうするよぉ」

山雲「それまでは眺めて楽しも~あっ、いた!」

あかり「えっ、どこに何が!?」

山雲「あそこ~!」

あかり「ん~? あっ、あれは」

朝潮「あ、アリ?」

山雲「アリさん~可愛いよね~」

朝潮「いやアリは……」

あかり「山雲ちゃんもそう思うんだ! アリさん可愛いよね!」

朝潮「ええっ!?」

山雲「司令さんもそう思うんだ~可愛いよね~ちょこちょこ歩いてて~」

あかり「みんなで列になって歩いてくんだよね~可愛いよね~」

山雲「だよね~じゃあ干渉せずに~観賞しよっか~」

あかり「そうだね~」

朝潮(あ、アリはさすがに……でも、見ようによっては可愛いのかも?)

山雲「うふふ~、頑張れ~」

あかり「ちょこっとくらいお菓子あげてもいいかなぁ?」

朝潮「……」

朝潮(……ああやって無邪気にしてる2人は可愛いので、よしとしましょうか。スカートの中も見えてますしね!)

今回はここまでです

あかりが机の中でアリを飼ってるという設定が活かされる日は来るんでしょうか

開始します

あかり「うさぎさんいなかったよぉ」

山雲「ね~ありさんしかいなかったね~」

朝潮「いえ、くらげもいましたよ」

あかり「山にくらげさんはいないよぉ」

山雲「きくらげはくらげの仲間じゃないよ~?」

朝潮「あ、あはは、今のは忘れてください」

あかり「ん? まあ朝潮ちゃんが忘れろって言うならそうする」

山雲「くらげは~可愛いと思うけど~刺すからね~」

あかり「そうだね~危ないよぉ」

朝潮「海の生き物は危険ですね」

山雲「司令さんも~可愛いからって近づいてちゃだめだよ~?」

あかり「うん、気をつけるよぉ。楽しかったね、また行こうね」

山雲「行く~」

朝潮「はい、また機会があれば行きたいです」

あかり「次こそはうさぎさんを見つけるよぉ」

朝潮(うさぎのもあるんでしょうか、司令官のパンツ)

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の春雨、五月雨、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

蒼龍「ええ、鎮守府前の海域は現われる深海棲艦も練度が低くて」

青葉「蒼龍さんの開幕爆撃でほとんど壊滅できたというわけですね」

蒼龍「大和さん達がちょっと残念そうでしたね」

あかり「昔のお話ですか?」

蒼龍「あぁ、提督。そうです、私の艦娘としての初陣のことを話していたんです」

青葉「中々優秀な方が最初からいらっしゃったんですね」

あかり「あかりが何にも知らない素人でしたから、随分と助けられましたよぉ」

蒼龍「事情が事情ですから。素人というレベルですらなかったですよね」

あかり「そのあとちゃんと勉強しましたよぉ!」

蒼龍「ええ。私達が教鞭をとらせていただきました」

青葉「ふむふむ、艦娘の優秀さにおんぶに抱っこだったわけではないんですね」

蒼龍「そんなことは決してありませんよ。提督はやれることをやって、本当の提督になっていったんですよ」

あかり「まだまだ半人前で終わっちゃいましたけどね」

蒼龍「そんなことないです。最後の頃は提督の指揮に助けられることも多かったですから」

青葉「なるほど~ありがとうございました蒼龍さん!」

蒼龍「はい。また私に手伝えることがあれば言ってください。提督も、いつでも来てくださっていいですからね」

あかり「はい、また今度遊びましょう!」

青葉「やはり興味深いですね。素人が必死に努力して強くなっていくお話は」

あかり「努力したのはあかりだけじゃありませんよぉ」

青葉「そうですね、皆さんの努力が結実して今のこの世がある。すばらしいことです」

あかり「あかりもそう思います」

青葉「その歴史を紐解いていくのが楽しみですが、ここはこらえて司令官と遊びましょう!」

↓2

1 古鷹との関係について
2 姉妹について
3 生徒会のみんなについて
4 どこかの鎮守府に行く
5 その他自由に

青葉「そういえば、朝は大室司令官のところに行ってたんでしたか?」

あかり「はい、櫻子ちゃんのところに遊びに行ってました」

青葉「それはそれは、昼前に帰ってくるなんてせわしないですね」

あかり「ええ、もうちょっとゆっくりしようかと思ってたんですけど」

青葉「何かあったんです?」

あかり「櫻子ちゃんが大事な書類書かずに隠してたことがわかって」

青葉「書類を?」

あかり「そうなんです。それで、鬼怒さん達が怒って見張りながら書類書かせるからって」

青葉「はぁ~大室司令官もユニークそうですね」

あかり「ちょっと困ることはありますけど、いい子なんですよぉ!」

青葉「それでは、今度はこの前聞きそびれた残りの司令官達のお話を聞かせていただきましょうか」

あかり「生徒会の人達のことですね。わかりましたよぉ!」

あかり「あかりがこっちで出会った順番にお話しますね。先ずは杉浦先輩からです」

青葉「杉浦綾乃司令官ですね」

あかり「杉浦先輩は生徒会の副会長さんで、とても真面目な人なんですよぉ」

青葉「真面目な副会長さん。ふむふむ、その真面目さはこっちでもいかんなく発揮されていたんでしょうか?」

あかり「あ~、最初の頃は怖くて戦いに出られなかったみたいで」

青葉「怖がっていたんですか? 副会長と言っても司令官の1つ上くらいでしょうから、仕方ない面もありますか」

あかり「あかりだって怖くなったこともありますよぉ。なんとか乗り越えられましたけど」

青葉「杉浦司令官も乗り越えられたんですか?」

あかり「ええ。京子ちゃんと叢雲ちゃんのおかげです」

青葉「お2人が何かしたんでしょうか?」

あかり「京子ちゃんが榛名さんを深海棲艦風にペイントして、杉浦先輩の鎮守府を襲わせようとしてたんですね」

青葉「それは強攻策に出ましたね」

あかり「ちょうどあかり達が来ていた、というか京子ちゃんに言われて行ってたときだったんで、そこにいたんです。叢雲ちゃん達も一緒に」

あかり「怖がって出撃したがらない杉浦先輩を、叢雲ちゃんがたきつけてやっと戦う決心がついて、榛名さんをやっつけちゃったんですよぉ」

青葉「まったく鍛えてなかったのにですか?」

あかり「杉浦先輩の指揮ですよぉ。怖がりながらもしっかり勉強はしてたんです」

青葉「それで勝てるというのもすごいですね。よっぽど上手く指揮を執ったんですね」

あかり「その頃のあかりよりよっぽど上手かったです」

青葉「あはは、真面目ですがそれゆえに深く考えすぎて動けなくなってしまうタイプですか」

あかり「そういうところはあります。でも、みんなのことを引っ張っていく強さも持ってる人ですよぉ」

青葉「思慮深いのは司令官に必要な素養ですし、そういうところは司令官向きな人なのかもしれません」

あかり「次は池田先輩です」

青葉「池田千歳さん。千歳型の千歳さんと名前が被ってますね」

あかり「そうですね。あかりは池田先輩って呼ぶから問題ないですけど、京子ちゃん達は名前で呼んでますからちょっと大変ですね」

青葉「往々にしてそういうこともありますよ。それで、池田司令官のことですが」

あかり「あぁ、はい。池田先輩はとっても落ち着いた人です。優しくてのんびりしてて、穏やかな感じで、まるでおばあちゃんみたいで可愛いんですよぉ」

青葉「おばあちゃんみたいで可愛いというのは、ほめ言葉なんですか?」

あかり「あかりはそう思ってますけど、やっぱり失礼でしょうか?」

青葉「どうでしょう、本人がいいと思ってるならいいんだと思いますが」

あかり「とにかく、とても大人っぽい落ち着き方をした人なんです! 霞ちゃんにちょっと悪く言われてもにこにこして流してて、すごいなぁって思いますよぉ」

青葉「おおらかな人なんですね。どっしりと構えることも司令官に重要なことです」

あかり「あかりも見習いたいなって思ってるんですけど、まだ早いみたいです」

青葉「何がですか?」

あかり「池田先輩たまに妄想して鼻血を出すことがあるんですけど」

青葉「鼻血?」

あかり「その内容を教えてくれないんです。あかりはまだ大人じゃないからって」

青葉「そ、そういうとろこでも大人なんですね」

あかり「あかりもここに来て成長できたから、今なら教えてもらえるかなぁ」

青葉(むしろその妄想を超えたことをしてるまでありそうですが)

あかり「次は櫻子ちゃんです」

青葉「件の大室司令官ですか。話を聞く限り、あまり真面目な方ではなさそうですが」

あかり「いえ、そういうところがないわけじゃないですけど、真面目なところもちゃんとありますよぉ」

あかり「いつも楽しいことを考えて、みんなを明るくしてくれる子なんです」

あかり「一緒に倉庫の部屋に閉じ込められたときも、櫻子ちゃんが一緒にいてくれたからあかり落ち着けたんですよぉ」

青葉「そんなことが。良くも悪くもムードメーカーなんですね」

あかり「それにどんなに失敗しても自信満々なんですよね。そこは見習いたいなって思いますよぉ」

青葉「失敗しないに越したことはありませんが、誰しも失敗はあります。悔やむことは必要ですが、過剰に悔やみ続けているのはよくないですよね」

あかり「めげない櫻子ちゃんの強さが素敵だって思います」

青葉「その精神で困難を乗り越えてきたんでしょうね」

あかり「無鉄砲だって思われるかもしれませんけど、それで救われた人もいっぱいいます。ソラさんもその1人です」

青葉「ソラさんとは?」

あかり「櫻子ちゃんのところにいる深海棲艦さん、空母棲姫さんの名前です」

青葉「おお、大室司令官のところにもいたんでしたよね」

あかり「櫻子ちゃんの方が早いんですよぉ。というか、櫻子ちゃんが投げたダメコンのカードをほっぽちゃんが拾ってたから、あかりのところに来られたんです」

青葉「数奇な縁もあるものですねぇ」

あかり「それもこれも櫻子ちゃんが導いてくれたことです。偶然だとしても、櫻子ちゃんがいなかったら起きなかったことです」

青葉「運も実力の内、天運に恵まれることもまた司令官の素養です」

あかり「次は向日葵ちゃんです」

青葉「古谷向日葵司令官。こちらはどのような方なんですか?」

あかり「向日葵ちゃんもすごく落ち着いてるんです。丁寧な口調で話してて、大人っぽいんですよぉ。体も」

青葉「体も?」

あかり「とってもスタイルがいいんです。あかり達の中で1番じゃないかってくらい」

青葉「杉浦司令官達よりも?」

あかり「はい。あかり達の学年なんですけど、たぶん1番です」

青葉「それはまあ、最近の中学生は発育がいいですしねぇ」

あかり「京子ちゃん達も最近の中学生ですよぉ」

青葉「そうでした」

あかり「向日葵ちゃんと櫻子ちゃんは幼馴染で、小さい頃からずっと一緒だったみたいです。お家も隣同士なんです」

青葉「ですが喧嘩してばかりなんでしたか」

あかり「喧嘩といってもそこまで本気じゃないです。たまに向日葵ちゃんが櫻子ちゃんに蹴り入れたりしてますが」

青葉「それで本気じゃないんですか?」

あかり「まあ櫻子ちゃんも向日葵ちゃんのおっぱいドリブルすることもありますし、お互い様なんですよぉ」

青葉「ドリブルできるほど大きいんですか、中一で。すごい」

あかり「2人ともライバルって感じですね。杉浦先輩も京子ちゃんのことそう言いますけど」

青葉「ライバルですか。共に高めあっていく相手がいるのはいいことですね」

あかり「最後は松本会長さんですよぉ」

青葉「松本りせ司令官。確か技術局長直属の艦隊の司令官だとか」

あかり「その技術局長があかり達の理科の先生の、西垣奈々先生なんです」

青葉「それを聞いたときは驚きましたよ。中学校の理科教師が軍の技術局長になるなんて」

あかり「元の世界でも発明はすごかったですから。大抵爆発してましたけど」

青葉「そもそも司令官達がここに来る原因となったのが、その西垣局長なんでしたよね」

あかり「そうです。西垣先生が実験に失敗して、松本先輩と一緒にこの世界に来てしまったことが全ての始まりでした」

青葉「怒らないんですか?」

あかり「怒りませんよぉ。あかりはここで大切なことを学んで、大切な人と出会って、大切なものをたくさん手に入れることができました」

あかり「怖い思いも悲しい思いもたくさんしましたけど、今残っている大切なものの方がたくさんです。だから、感謝してます!」

青葉「そう言える強さもここで手に入れた大切なもの、ですね?」

あかり「はい! それに西垣先生も後悔していて、あかり達のことずっと影で助けてくれてたみたいですし、怒るなんてことできません」

青葉「司令官はそれでいいかもしれませんが、松本司令官はどうなんでしょうか?」

あかり「松本先輩さんも怒ってはないみたいです。さすがに帰ってからしばらくは実験しないように、とは言ってるみたいですが」

青葉「お2人にも深い絆があるんですね」

あかり「松本先輩、すごく声が小さくてなんて言ってるか聞き取れないんですが、西垣先生にだけは何故か伝わるんですよぉ」

あかり「どれだけ深い絆があるんでしょう。あかりもそんな相手が見つかるといいなぁって思ってます!」

青葉「今のままでいればその内できますよ」

あかり「そうですか?」

青葉(むしろもうたくさんいるような気もしますよ)

あかり「提督としてもすごく強いんですよぉ。あかり全然歯が立ちませんでした」

青葉「声が小さくても通信機で伝えてたんでしょうか?」

あかり「そうみたいです。単純に練度的にも負けていて、そこもすごいなぁって思いました」

青葉「ふむふむ、何とか肉声を聞いてみたいものですね」

あかり「またいつでも会いに行けますよぉ」

青葉「ですね。そのときはご同伴お願いしますね」

あかり「もちろんです! 一緒にみんなの戦史纏めましょうね!」

青葉(戦史を纏めるよりも、自分の好奇心を満たす方が強くなってきている気がしますけど)

今回はここまでです

とりあえずこれで過去のおさらいは終了ですね
このままでは2周年に突入してしまいそうですができるだけペースアップしていきたいです
と何度も言いながらその度に遅くなってしまってますが

開始します

青葉「実際に会う日を心待ちにしてますね」

あかり「はい、一緒に会いに行きましょうね」

青葉「まあ先ずはここの戦史を纏めてからですかね」

あかり「もうだいぶ纏まりました?」

青葉「ぼちぼちです。それなりに長かったですからね」

あかり「戦った回数自体はそこまででもないですよぉ」

青葉「そうでもないですよ」

あかり「そうなんですか?」

青葉「1つの艦隊が担う戦いの数としては多い方です」

あかり「そういうものなんですか?」

青葉「勝手に出現する深海棲艦相手ですので、人間同士の戦争と比べることはできませんけどね」

青葉「それでも歴戦の勇士を名乗ってもはずかしくはないと思います」

あかり「そ、それははずかしいですよぉ」

青葉「司令官の性格の問題ですよねそれは」

あかり「英雄って呼ばれるのもはずかしいんですから、自分で言えませんよぉ」

あかり「それじゃあ、また。あかりに手伝えることなら何でも言ってくださいね」

青葉「はい、それではまた」

あかり「櫻子ちゃんだけじゃなくて、他のみんなのところにもまた行かなきゃね。さてと、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の春雨、五月雨、朝潮、青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

伊168「ふんふ~ん」

あかり「イムヤちゃんなんか楽しそう?」

伊168「あっ、司令官。今度秋月とやるときのデッキを考えてたのよ」

あかり「デッキ? あっ、そのカードはあかりも知ってるよぉ」

伊168「ふふっ、こういうのは考えてるときも楽しいのよ」

あかり「そういうもの?」

伊168「このカードがこう組み合わさってって、想像するのが楽しいのよ。本当にやると相手に邪魔されて回らないことも多いからね」

あかり「そうやって邪魔し合うゲームでしょ」

伊168「まあね。そういう駆け引きも楽しいし、自分の思い通りになるのも楽しいのよ」

あかり「秋月ちゃんともう仲良しさんだね」

伊168「まあね、趣味合うし」

あかり「このまま仲良くしてね」

伊168「言われるまでもないわ。司令官ともね」

あかり「ふふっ、じゃあ仲良く遊ぼっか」

↓2

1 大鯨について
2 他の潜水艦の艦娘について
3 改造について
4 その他自由に

あかり「そういえばこの前大鯨ちゃんもふしぎなあめを食べてね」

伊168「えっ、練度上がったの?」

あかり「うん、上がったよぉ」

伊168「じゃあ改造できるじゃない」

あかり「そうだね。改造すると軽空母になっちゃうから、ちょっとどうしようかなって」

伊168「そうだよ、潜水母艦のままでいてほしいわ」

あかり「ん~、でも大鯨ちゃんは大鯨ちゃんだよぉ」

伊168「そうなんだけどね、でもなんかね」

あかり「イムヤちゃんは潜水艦だもんね」

伊168「大鯨のことだから私が何か言うことはできないけどね。あっ、そうだ」

あかり「もしかしてイムヤちゃんもしたい?」

伊168「うん、してみたいわ」

伊168「まだあめはあるんだっけ?」

あかり「まだいっぱいあるよぉ」

伊168「じゃあいいよね?」

あかり「副作用は気にしない?」

伊168「それは司令官に聞きたいけどね」

あかり「え、えっとぉ」

伊168「ねぇ、意外にそういうこと好きでしょ司令官?」

あかり「す、好きとか、そういうことはないよぉ!」

伊168「はずかしがらなくていいって。誰だってそういうことに興味はあるものだよ」

伊168「本当はみんなに食べさせて、そういうことしたいって思ってるんじゃないのぉ?」

あかり「そ、そんなことないってば! じゃあ、イムヤちゃんには食べさせないもん!」

伊168「ああっ、拗ねないでよ! ごめんってば!」

あかり「そういうのじゃないからね?」

伊168「はいはいわかったって」

あかり「もぉ、変なこと言うんだから」

伊168「でも興味あるってことは否定しなかったわね」

あかり「興味がないって言ったら、嘘に、なるし……」

伊168「ふふっ、思春期だね司令官」

あかり「~~~っ、もういいから早くしてよぉ!」

伊168「は~い」パクッ

あかり「……」

伊168「んんっ、確かにふしぎなあじだ」

あかり「それは絶対言うんだ」

伊168「はぁ、練度が上がってくる感じがする。ぽかぽかする……」

あかり「その内すごく熱くなってくるよぉ」

伊168「ちょっと楽しみかもね。あっ、んっ……!」

伊168「あ、あはは、これ、結構、やばっ……」

あかり「だから大丈夫って? 聞いたんだよぉ」

伊168「んくっ、なんか、ぐるぐるして……」

あかり「どうしてほしい?」

伊168「何でも、してくれる……?」

あかり「できることならね」

伊168「じゃ、あ……また、水着のチェック……」

あかり「水着のチェック、ね……」

伊168「もっと、直接言った方が、いい……?」

あかり「言わなくてもわかるよぉ……」

伊168「さっすが……」

あかり「何がさすがなの、あめ食べるたびに、こういうことしてって言われるんだもん。あかりだって、覚えるよぉ」

伊168「そっか……その度に、ね……」

あかり「な、なぁに?」

伊168「叢雲に食べさせたとき……どんなことしたか、気になるなぁ……」

あかり「ええっ、な、なんで今……?」

伊168「何でだと思う……?」

あかり「お、同じこと、してほしいの? で、でもあれは……」

伊168「叢雲の方に、された……?」

あかり「う……」

伊168「やぁっぱり……ふふふっ、羨ましい、な……」

あかり「い、イムヤちゃん……?」

伊168「今、されると、思ったでしょ?」

あかり「い、や……」

伊168「期待、した……?」

あかり「き、期待、は……してないけど」

伊168「うそ、司令官、身構えたよ……エッチなんだぁ……」

あかり「み、身構えたのは、身構えた、だけで……」

伊168「可愛い……ほんとうは、同じことしたい、けど……同じじゃ、絶対、敵わない……」

あかり「い、イムヤちゃん……」

伊168「また今度、叢雲のときより、気持ちいいこと、してあげる……だから、それまで、期待しててね、司令官……」

あかり「う、あ……」ゾクッ

伊168「ほ、ら、水着のチェック、早く、して……」

あかり「あっ、うん……」

あかり(今なんか、すごく、ドキドキしたよぉ……)

伊168(ハードル、上げちゃったな……でも、太刀打ちしなきゃ、いけないもんね……)

伊168(私、頑張るよ、司令官……)

今回はここまでです

本当に直接的描写は避けていますがそろそろ厳しくなって来ましたね
というか何回かしてるような気もします

開始します
書き忘れてましたが筑摩の好感度100イベントです

あかり「はぁ、イムヤちゃん変なこと言うんだもんねぇ~びっくりしちゃうよぉ」

あかり「興味はあるけど、別にすごく好きってわけじゃないし……」

筑摩「何がですか?」

あかり「エッ……! い、いや、あの、その、お、お菓子です。お菓子ばっかり食べてるわけじゃないですよってことです、筑摩さん」

筑摩「はぁ、それをなぜ1人で言ってるのかわかりかねますが、わかりました」

あかり「あかり結構独り言多いみたいですから。これからご飯ですか?」

筑摩「はい。提督もご一緒しませんか?」

あかり「筑摩さんがよろしければ」

筑摩「よろしくなければ誘いませんよ。行きましょう」

あかり「はい!」

あかり「今日もご飯がおいしいですよぉ」

筑摩「本当においしそうに食べますね」

あかり「本当においしいですから!」

筑摩「それもそうですが。ふふっ……」

あかり「あっ、そういえば。今日櫻子ちゃんのところに行ったんですよぉ」

筑摩「あぁ、今朝どこかへお出かけしていらっしゃると思いましたが、大室提督のところだったんですね」

あかり「利根さんにも会いましたよぉ」

筑摩「……っ! そ、そうですか。姉さんは何か?」

あかり「利根さんが恋しくて泣いてるんじゃないかって聞かれたので、恋しがってはいましたけど泣いてませんでしたって言ったんです」

筑摩「それで?」

あかり「なんで泣かないんだって怒ってました」

筑摩「ええっ!?」

あかり「たぶん冗談ですけどね」

筑摩「じょ、冗談ですか、びっくりさせないでください」

あかり「えへへ、ごめんなさい。あと筑摩さんのことよろしくって言われました」

筑摩「よ、よろしく!?」

あかり「よろしくてもらうのはあかりの方なんですけどね」

筑摩「そ、そんなことないですよ。私の方がよろしくされてるじゃないですか」

あかり「そうですか?」

筑摩「私が提督にしたことなんて、抱きついて好き好き言ったくらいで……」

あかり「げほっ!?」

筑摩「て、提督!? すいません!」

あかり「い、いえ、気にしないでください。そうしたのは事実ですし……」

あかり「その、とりあえずよろしくお願いされたので、よろしくしますね」

筑摩「姉さんに言われたからするんですか?」

あかり「あっ、すいません。あかりも好きだからよろしくしますよぉ」

筑摩「……」

あかり「あの、どうしました?」

筑摩「いえ、恥ずかしげなく言うものですから。私の方が気恥ずかしくなって……」

あかり「あかりもはずかしくないわけじゃないですよぉ」

筑摩「そうは見えませんよ。以前から平気でそういうこと仰っていましたし」

あかり「前に言ってた好きとは違う意味だって、わかってますよぉ」

筑摩「わかってなかったらどうしようかと」

あかり「あかりにだってそれくらいわかります。わかるようになったって、言うべきですけどね」

筑摩「教えられた、ということですね。色んな人達に」

あかり「……いやですか?」

筑摩「いいえ。むしろ私1人だとなんというか、はずかしさで消え入りそうなので心強いというか」

あかり「そういう考え方もあるんですね」

筑摩「私のことしっかりと見てくださっていますしね」

あかり「ちゃんと見てますよぉ」

筑摩「ありがとうございます……」

あかり「……」ジッ

筑摩「あぁ……」

あかり「ん~」ジー

筑摩「そ、そういう意味で見られたいわけじゃないですよ!」

あかり「じゃあ、見ませんよぉ」プイッ

筑摩「あっ」

あかり「……」

筑摩「うっ、い、一緒にいるんですから、見てください……」

あかり「そういう意味でも見てほしいんですね」

筑摩「見てほしいです……」

あかり「じゃあ、見ますね」ジッ

筑摩「な、なんですか、提督。いつもはこんないじわるする人じゃないのに」

あかり「えへへ、たまにはいつもと違うことがしたくなるときもありますよぉ」

筑摩「もぉ、大人をからかってはいけませんよ」

あかり「筑摩さんだって、いつもと違うことだったんでしょう? あのときのこと」

筑摩「それはあめの副作用でしたし。それでも、提督が特別だったことは否定できませんけど」

あかり「あかりもきっと、筑摩さんだからからかいたくなったんですよぉ」

筑摩「私だから?」

あかり「はい。筑摩さんだからです。好きな人と一緒にいると、いつもと違う気持ちになりますよぉ」

筑摩「そっ、うれしいですけど、毎回からかうのはやめてくださいね」

あかり「どうしましょうか~」

筑摩「提督!」

あかり「ふふっ、冗談です」

筑摩「だから、からかわないでくださいって言ってるのに! もう、知りません!」

あかり「あぁっ、ごめんなさい筑摩さん! もうしませんから~!」

筑摩「すぐ調子に乗るとこは提督の悪癖ですよ」

あかり「反省しますよぉ」

あかり「ご飯おいしかったですね」

筑摩「はい。なんだかんだで、提督とお話しながら食べるのは楽しかったです」

あかり「また一緒に食べましょうね」

筑摩「ええ、また機会があればご一緒させてください」

あかり「じゃあ、あかりは執務室に戻りますよぉ」

筑摩「最後までお勤め頑張ってください」

あかり「頑張りますよぉ。それじゃあまた」

筑摩「……提督」

あかり「何か言い残したことでもありますか?」

筑摩「少しこちらへ」グイッ

あかり「ちょ、えっ?」

筑摩「ここなら、他の人には見えませんね」

あかり「こんな物陰で何するんですか?」

筑摩「好き合ってる人同士が物陰ですることなんて、1つですよ」

あかり「えっ……ち、筑摩さん、そういうのはいつもと違うって」

筑摩「好きだからいつもと違う気持ちになるって、さっきご自分で言ったじゃないですか」

あかり「言いましたね、はい」

筑摩「大丈夫です、秘書艦の方を待たせるほどしませんから」

あかり「あ、あの、好きっていう気持ちは最後には、こっちに行き着いちゃうものなんでしょうか?」

筑摩「そうでない人もいるでしょうけど、結局はこうなる人が大多数だと思いますよ」

あかり「そうですよね……」

筑摩「提督は少数派ですか……?」

あかり「そうだと思ってたんですけどね……」

筑摩「ふふっ、三大欲求というくらいですから。抗いがたいものですよ」

あかり「……」

筑摩「恥じらい顔、ちゃんとできるんですね」

あかり「まだ、完全にははずかしくなくならないですよぉ」

筑摩「まだ、ではなくずっとそのままでいてください、提督」チュッ

あかり「んっ……」

筑摩(姉さん、頼まれなくてもよろしくさせていただきます。心配しないでくださいね)

筑摩(姉さんが恋しくて泣くことはもうたぶんありませんけど、この子と一緒に笑顔で暮らしていきますから)

今回はここまでです

イベントは見た限りとても甲ではクリアできそうにないですね
まあ報酬はもらえますしぼちぼち頑張ります

開始します

離島棲鬼「あかりちゃんちょっと遅かったね」

あかり「ちょ、ちょっとあって……」

離島棲鬼「ちょっとって……なんか服乱れてない?」

あかり「お、遅くなっちゃったから急いで来たんですよぉ!」

離島棲鬼「そこまで急がなくてもよかったのに」

あかり「アイさんを待ちぼうけさせられませんよぉ」

離島棲鬼「アイさん、アイさんね」

あかり「慣れません?」

離島棲鬼「今日つけた名前だし、慣れるまではまだかかるよ」

あかり「じゃあいっぱい呼んで慣れてもらいますよぉ」

離島棲鬼「あ、あんまり連呼されても困るからね? 無意味に呼ばれても慣れないし」

あかり「じゃあ何か理由をつけて呼びますね、アイさん!」

離島棲鬼「あ、あはは、はずかしいねなんか。それはいいから、ほら、今日の閉めに入ろうか」

あかり「はい、ごほうびですね!」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 明日1度交流する
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

離島棲鬼「マッサージ!」

あかり「あっ、はい。マッサージしてほしいんですか?」

離島棲鬼「ずっとしてもらいたかったの」

あかり「アイさんにも評判が流れてるんですね」

離島棲鬼(ここの評判じゃなくて、漫画で知ってるんだけどね)

あかり「じゃあ、お布団敷くので待っててくださいね、アイさん」

離島棲鬼「うん」

あかり「よいしょ、よいしょっ」

離島棲鬼「今まで何人の艦娘をその毒牙にかけて来たのかな」

あかり「毒牙ってなんですか。結構多いですよぉ」

離島棲鬼「私も新しい犠牲に……」

あかり「本当にマッサージされたいんですか?」

離島棲鬼「されたいされたい! ちょっとした冗談だから!」

あかり「よいしょ、さてとどこの辺りマッサージされたいですか?」

離島棲鬼「えっ? 指定できるの?」

あかり「ごほうびですから。してほしいところがあるなら言ってください」

離島棲鬼「ええ~どうしよう、これもはずかしいなぁ」

あかり「言わないとあかりにおまかせになりますよぉ?」

離島棲鬼「あぁ待って! 言うから……あのね、笑わないでもらいたいんだけど」

あかり「笑いませんよぉ」

離島棲鬼「わき、マッサージしてもらいたいなって」

あかり「わきですか?」

離島棲鬼「変だと思うかもしれないけど、わき触るの結構気持ちよくてね」

あかり「だから脇出してるんですね」

離島棲鬼「い、いやそういうわけではないんだけど。とにかく! いい?」

あかり「はぁい。わきですね、やったことないですけどがんばります」

離島棲鬼「うん、お願い」

あかり「じゃあバンザイしてくださいね」

離島棲鬼「あ、うん……」

あかり「ん~どこら辺が気持ちいいかなぁ」スッ

離島棲鬼「はひゃっ!」

あかり「わきって範囲が狭いから難しいですよぉ。ここら辺?」スッ

離島棲鬼「はぁぅ……!」ビクッ

あかり「ここでいいですか、アイさん?」

離島棲鬼「う、うんそこが、いいかな」

あかり「じゃあここを重点的にマッサージしていきますね。んしょっ!」

離島棲鬼「ひゃんっ……」

あかり「すごくびくびくしてる。本当にわきが気持ちいいんですね」

離島棲鬼「う、嘘言ったってしょうがないしね……」

あかり「そういえば千歳さんに教えてもらいましたよぉ。気持ちいいところのこと、なんて言うんでしたっけ。確か……」

離島棲鬼「い、言わないで! たぶんそうだけど、言わないで……」

あかり「言っちゃだめなんですか?」

離島棲鬼「口に出されるとはずかしいことも、あるでしょ?」

あかり「そうかもしれませんね。それじゃ、続けますよぉ」

離島棲鬼「はぁ、んぁ……」

あかり「……」

離島棲鬼「んんっ、くぁ……」モゾモゾ

あかり「自分で触るのと違います?」

離島棲鬼「はぁ、ち、違うよ。自分で触るときは、どこをどうするって、自分で考えてるけど。誰かに触られるときは、どうなるか、わからないし」

あかり「奇襲されるんですね、こんな感じに」グイッ

離島棲鬼「んあぁぁっ……! も、もう、あかりちゃん……!」

あかり「ごめんなさい。でも、こういうのがいいんですよね?」

離島棲鬼「そうだけど……」

あかり「明日から奇襲するかもしれませんので、気をつけてくださいね」

離島棲鬼「い、いや、それは、あぁぁんっ……!」

離島棲鬼(今日のあかりちゃんなんか、サディスティック……でも、いいかも……)

あかり「はい、これでおしまいですよぉ」

離島棲鬼「も、もう終わり?」

あかり「もうって結構な時間やってますよぉ、ほら」

離島棲鬼「本当だ、そんなに時間経ってる気がしなかった」

あかり「楽しんでもらえたみたいでよかったですよぉ」

離島棲鬼「楽しい時間は早く過ぎるものね」

あかり「またいつでも楽しくさせてあげますよぉ」

離島棲鬼「ありがとうあかりちゃん。でもいきなり後ろからがばって来るのはやめてね?」

あかり「冗談ですから。するときはちゃんとするって言います」

離島棲鬼「そうしてくれると嬉しいわ」

あかり「でも奇襲じゃないですよねそれ」

離島棲鬼「触ること自体を奇襲してほしいわけじゃなくて、こう触るタイミングとか、触り方とか、そういうところに奇襲かけてほしいのよ」

あかり「自分の触り方と別の触り方されるのがいいんですね」

離島棲鬼「あは、なんかその言い方エロい」

あかり「えろ?」

離島棲鬼「いやごめん! そ、その、これで終わりだからね、ほら、秘書艦決めよ!」

↓2 明日の秘書艦(>>18-19の離島棲鬼以外の☆のついてない艦娘)

あかり「間宮さんにお願いしますよぉ」

離島棲鬼「間宮ね、わかったわ!」

あかり「お願いしますねアイさん」

離島棲鬼「任せといて! じゃあ、おやすみなさいあかりちゃん」

あかり「おやすみなさいです、アイさん」

離島棲鬼「何気に激動の1日だったような気がするわ。名前とか、新しい出会いとか」

離島棲鬼「何でもない日常にもこういう日があって、色んな感情の動きがある」

離島棲鬼「漫画のモデルになるようなところだから? ううんきっと、どこでも同じ。普通の日常なんだよね」



あかり「わきが気持ちいい人もいるんだ。人それぞれなんだねぇ」

あかり「あかりはどこなのかな……わからないよぉ。それはいいとして、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>18-19の春雨、五月雨、朝潮、青葉、伊168以外)
3 散歩
4 執務
5 バー

あかり「せっかくお布団敷いたし、今日はもう寝ちゃうよぉ」

あかり「毎日夜更かしするのもよくないからね」

あかり「おやすみなさい……」

↓2 コンマ

0~30 何も起きない 31~75 誰かがくる 76~98 誰か達がくる ぞろ目 夜が苦手な艦娘が着任してくる

↓2 来た人(>>>>18-19の春雨、五月雨、朝潮、青葉、伊168以外) 

今回はここまでです
次は川内が夜遊びに来る話です

前スレ>>1000の小ネタは次の次にやります

コンマはあんまり早さ関係ないので↓1でもいいかもしれませんね
ちなみに夜が苦手な艦娘は萩風のことでした

まあもうだいぶ前からR-18注意も書かなきゃいけないような内容になってたのでしょうがないですね

開始します

川内「Wassho……じゃないや今日はニンジャじゃなくて忍者でいかないと」

あかり「くぅ~……」

川内「あっ、いた。さすがにもう寝てるよね。よしよし」

川内「今日は誰のとこにも行ってないかもって思ってきてみたら案の定。なんかタイミングいいよねいっつも」

あかり「んぅ……」

川内「気持ちよさそうに寝てるなぁ。可愛い」

あかり「ぐぅ~……」

川内「どんな夢見てるのかなぁ、ん~?」ツンツン

あかり「んふふ、くすぐったいよぉ、叢雲ちゃん……」

川内「むっ、夢の中でも叢雲叢雲って。ここはちょっとお仕置きが必要みたいだね」

川内「今日はあのきぐるみパジャマは洗濯中かな? 好都合っと」ゴソゴソ

川内「ふふふっ、こんな感じにはだけさせてみるっと」

あかり「ん~……」ゴロッ

川内「寒い? 大丈夫だよ、今から暖めてあげるからね」

川内「おへその辺りから段々と登っていくよ~」トントン

あかり「ふふふっ、くすぐったいってばぁ……んゅ……」

川内「その喋り方ってことは相手は変わってないね。だめだよ、ちゃんと私を夢の中に出してくれないと」

川内「どうすれば出てくるかな? そうだ、耳元で夜戦って言ってみよう」

川内「夜戦~夜戦~……」

あかり「夜戦……? どうしたの、急に、川内さんの真似?」

川内「これだけじゃだめか、じゃあ私を想起させるようなことを重ねてやろう」

川内「あんまり激しくすると目を覚ましちゃうかもしれないから、ちょっと控えめに……」

あかり「んんっ……! 叢雲ちゃ、だめだよぉ……」

川内「ぐぬぅ、叢雲ともそういうことしてるの? してるか、そりゃそうだよね」

川内「もぉ~こうなったらちょっと大胆なとこ行っちゃうよ!」ムニッ

あかり「んっ……」

川内「ん、ちょっと反応した?」

あかり「んぅ……」

川内「寝てるとこんなに薄くなるんだ。起きてたらもっと反応大きいのに」

あかり「すぅ……」

川内(私に触られてるのにほとんど反応がない。こんなはだけさせられてるのに、こんなところまで触られてるのに……)

川内(すごい、やば、これ……)

川内「提督……」クニクニ

あかり「くぅ……」

川内「なに、この、感覚……提督のこと征服してしまってるみたいな……完全に私のものになってるかのような感覚……」

川内「はぁ……あぁ、やばい、なんか興奮して来た……」

川内「はぁ、はぁ……」

あかり「……」

川内「反応ないけど、これでも敏感になってくのかな? 提督の知らないうちに……」

川内「なにそれ、すごく、いい……」

あかり「ふぅん……」

川内「知らない内に、私と同じくらいに……んっ……」

あかり「……」パチッ

川内「えっ?」

川内(目開けた? お、起きちゃった!?)

あかり「んんふふ……」

川内「あれ、寝てる? そういえば、目開けて寝るんだっけ。びっくりしたぁ」

あかり「叢雲ちゃん……」

川内「まだ叢雲の夢見てるし。目開けてるってことは、認識できなくても見えてるのかな?」

川内「ほら、私、川内だよ。叢雲じゃなくて川内……今ね、提督のこと開発中だよ……」

川内「見て、私のと、んっ、同じように、提督のも触って、る……ふぅっ……!」

あかり「むら……せん……うぅん……」

川内「あっ、今私の名前呼びかけた? 叢雲と2人になってる……?」

川内「夢の中はっ、それで、だきょんっ……しよう……今こうしてやって、起きてるときに……勝負、かけるから……」

川内「よく、見ててね提督。これが、私の好きな触り方、だか、らっ……!」

あかり「なんかむずむずする」

間宮「どうしたのあかり?」

あかり「いえ、何でかわかりませんけど、朝起きてから胸がむずむずするんです」

間宮「胸が?」

あかり「はい、風邪でしょうか?」

間宮「風邪!? ま、待ってね、熱測るからおでこ出して!」

あかり「はい」

間宮「……熱はなさそうね。よかった」

あかり「熱じゃなかったらなんでしょうか?」

間宮「眠ってるときにうつ伏せになって圧迫されてたとか?」

あかり「あかりはいつも仰向けで寝てますよぉ。どこかにぶつけたんでしょうか?」

間宮「それなら起きてそうだけど」

あかり「あかり結構鈍感ですからね。寝てるときは叩いても起きなかったって、ちなつちゃんが言ってました」

間宮「叩かれてたの?」

あかり「あかり寝るとき変な顔して寝てるときがあるらしくて、眠れなくてこっち向いたらそんな顔してたり変な寝言言ったりしてたらしいです」

間宮「気をつけようね、女の子なんだから」

あかり「はぁい、気をつけますよぉ」

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
長門   如月☆  伊168☆

鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  戦艦棲姫


※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)

蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆

千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆

夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆

那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆  筑摩

あかり「その内収まると思いますので気にしないことにしますよぉ」

間宮「そういう日もあるわよね。でも何かおかしいなって思ったことがあったらすぐに言うのよ?

あかり「心配しすぎですよぉ」

間宮「しすぎということはないわ。どんなことが重大な病気のサインになってるかわからないんだから!」

あかり「テレビで解説してる番組ありますけど、些細なことが全部そういうのに見えちゃいますよね」

間宮「そうね、不安になりすぎて神経をすり減らしてしまうわ。だから、あかりは最低限のことを気にしてくれればいい」

あかり「最低限以上のことはどうするんです?」

間宮「私が見るわ。1日1回、ちょっと診察をして早期発見に努めるの!」

あかり「診察って間宮さんできるんですか?」

間宮「私は給糧艦だけど病院船としての役割を担うこともあったのよ。傷病者の治療とかする船のことね」

あかり「そうだったんですかぁ。伊良湖さんがお医者さんごっこしたがるのもそれが理由ですか」

間宮「それは違うと思うけど……まあとにかく、私が責任を持って診察するわね!」

あかり「あっ、本当に悪そうなときはお願いしますよぉ。それじゃあ今日は何するか決めましょう」

間宮「むぅ、来なかったら回診に行くんだから」

↓2

1 艦娘との交流(>>272-273の○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は千代田、山城、筑摩がバーで会話する小ネタからです

こんなの書いてるから島流しされるっていう話ですね
まあ新天地でも何とかやっていきます

新天地でも何とかやってくとか言った直後にこの体たらくですいません
開始します

千代田「それでね、千歳お姉ったら酔っ払って帰ってきた途端寝ることが多いから、いつも服がしわだらけで」

山城「お酒好きですものね千歳さん」

筑摩「姉さんも結構いける口ですが、さすがにそこまでではありませんね」

千代田「大体相手をしてるのは武蔵さんなんだけど、武蔵さんもそうなのかな?」

筑摩「大和さんからそんな話は聞きませんが、千代田さん達ほどお互いのことを確認し合ってはいなさそうですよね」

山城「そもそも武蔵さんなら服そのままで寝ても問題ないのでは」

千代田「そうなの。武蔵さんはあの格好でしょう? だから、千歳お姉もあんな格好してればそのまま寝てもいいよねなんて言うの!」

山城「武蔵さんはそのためにあの格好をしているわけではないと思いますけど」

千代田「でも便利でしょだって」

筑摩「便利といっていいものかどうか」

千代田「ねえ、提督さん。お姉が武蔵さんと同じ格好しててもいいと思う?」

あかり「あかりは、好きな格好すればいいと思いますよぉ。その、寝るとき以外で裸で出歩いたりしないなら」

筑摩「ほぼ裸みたいなものですけどね」

山城「あれで出歩ける武蔵さんは、さすが大和型だけあって大きいですよね色々と」

筑摩「でもあれだけ露出できるということは、裏を返して言えば自分の体に自信を持っているということですよね」

千代田「筑摩さん何言い出すの急に。でもまあ一理あるけど」

山城「自信がなければあそこまで堂々と肌を見せられませんよね」

筑摩「そこが漢らしい、というと怒られるかもしれませんが、剛毅だと思ってます」

山城「そうですね、私はあそこまで堂々としていられませんよ」

千代田「千代田も無理。周りの目とか気になっちゃうわ」

あかり「あかりもできませんよぉ」

千代田「提督さんはできないというか、やっちゃだめ」

山城「危ないですからね。色々と」

筑摩「こちらも提督側も危ないことになります」

あかり「あ、危ないこと……」

千代田「ともあれお姉の酒癖よ。提督さんからもなんか言ってあげて」

あかり「う~ん、服がしわになっちゃうのはよくないですけど、周りに迷惑かかってないなら無理にやめさせるのはかわいそうですよぉ」

妖精(猫吊るし)「しわになっても私達がすぐに直せますしね。はい、エイヒレです」

筑摩「どうも。艦娘はアルコール中毒や、内蔵疾患などにはかかりませんし、無理に止めることもないのでは?」

山城「そうですけど、姉にはしっかりしていて欲しいと思うのが、妹ではありませんか」

千代田「そう! そうよ! 山城さんよくわかってる!」

筑摩「そういうものですか? 私はどちらかといえば世話をしたい派なので」

千代田「利根さんやんちゃだもんね。パッと見筑摩さんのがお姉さんに見える」

山城「奔放になさる扶桑姉様……それもいいですが、やはり姉様は楚々としている方が似合います」

あかり「なんとなく喋り方似てますし、利根さんが初春ちゃんみたいになったらどう思います?」

筑摩「初春さん、あの雅な雰囲気の子ですよね。う~ん」

千代田「お料理も上手で、なんでもそつなくこなして」

山城「いつも泰然自若としているお姉さん」

筑摩「……だめです! 姉さんには元気でいてもらわなくてはいけないんです!」

千代田「同じ妹でも姉に対する意識には差があるものね」

あかり「あかりもお姉ちゃんにはちゃんとしててほしい派ですよぉ」

千代田「そういえば提督さんも妹だったわね」

山城「お姉さんはしっかり者なんですね」

あかり「はい。あかりは知ってのとおりおっちょこちょいなところありますけど、お姉ちゃんはそういうの全然ないんですよぉ」

筑摩「世話のしがいがないですね」

あかり「あかりの方がお世話されてますし」

山城「お世話されている姿は容易に想像がつきます」

あかり「むぅ、そんなこと言うとおかわりあげませんよ!」

山城「ふふっ、そうやって拗ねているのをなだめられているところも、目に浮かびます」

あかり「まあ実際そうでしたよぉ」

筑摩「そうやってお世話してくるお姉さんのこと、提督は好きなんですか?」

あかり「大好きですよぉ。早くまた会いたいです!」

筑摩「ふふ、そうですか。お世話してくれる人が好きなんですね」

千代田「な、なにその不敵な笑みは?」

筑摩「いえ、なんでもないですよ」

山城「……私も姉様にはちゃんとしていてほしいですが、別に誰かの世話をするのが嫌いなわけではありませんよ」

筑摩「ええ、わかってますよ」

千代田「ふ、ふん、提督さんはね世話されるのも好きだけど、世話する方がもっと好きなのよ! ねえ?」

あかり「えっ、いえ、別にそんなことはないですけど」

千代田「でもお姉さんになりたいんでしょう?」

あかり「お姉ちゃんって呼ばれるのは憧れですけど……」

千代田「ほら、お姉さんになるならしっかりと妹のお世話をしないとね!」

筑摩「お世話したい妹もいると言ったじゃないですか」

山城「本当の姉妹でならそれもありますけど、そうでない親しい間柄の相手に対して言うならやはりしっかり者の方でなければ」

筑摩「うっ、世話焼きな妹はお嫌いですか?」

あかり「き、嫌いなわけないですよぉ。世話焼いてもらえるのも好きですし」

千代田「じゃあ妹のお世話をするのは?」

あかり「それも好きですよぉ。妹いませんけど」

山城「どっちだかはっきりしませんね」

筑摩「もうこの際妹が好きということで決着しましょう」

あかり「ええっ!? それはさすがに大雑把すぎますよぉ!」

千代田「妹が好き。いいね、わかりやすいわ!」

山城「では私が提督の妹になりましょう」

千代田「あっ、山城さんずるい! 千代田も!」

筑摩「何かお困りのことはありませんか、あかり姉さん?」

あかり「この状況にお困りなんですけど!?」

妖精(猫吊るし)「皆さんいい感じに酔って来てますね」

あかり「あっ、やっぱり酔ってるんだねこれ」

千代田「あかりお姉~水こぼしちゃった~拭いて~」

あかり「はいはい、今行きますよぉ」

千代田「早く~」

あかり「ちょっと待ってください千代田さん」

千代田「千代田」

あかり「はい?」

千代田「さんじゃなくて、千代田! 呼び捨て! 妹でしょ! 百歩譲ってもちゃん付け!」

あかり「あぁ、えっと、千代田……ちゃん」

千代田「それでよ~し、はいお姉お願い」

あかり「筑摩さんと山城さんもですか?」

山城「私は呼び捨て以外譲りませんよ、あかり姉様」

筑摩「私もです、あかり姉さん」

千代田「ちょっとぉ~千代田がせっかくあかりお姉に譲歩してあげたっていうのに~じゃあ千代田も呼び捨てじゃなきゃやだ!」

あかり「そ、そんな、ちょ、ちょっと待って……」

千代田「もんど~むよ~!」

山城「はっきりと自信を持ってください姉様」

筑摩「そうです、武蔵さんのような自信でさあ!」

あかり「よ、妖精さん~!」

妖精(猫吊るし)「酔客の相手も仕事の内です」

千代田「お姉!」

山城「姉様!」

筑摩「姉さん!」

あかり「ひええ~! あかりの方が年下なのにお姉ちゃんにはなれませんよぉ! 助けてお姉ちゃん~!」

今回はここまでです
次は本編からです

姉妹百合は結構好きですね
あかあかはちょっとギャグ色が強めですが真面目になるとどうだろうと考えたりすることもたまにあります

↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもOKです

開始します

五月雨「んん、今日もいい朝です」

あかり「そうだねぇ、天気がいいよぉ」

五月雨「提督とも会えましたしね」

あかり「ふふっ、おはよう五月雨ちゃん」

五月雨「おはようございます」

あかり「五月雨ちゃんはお天気いいのも好きだけど、雨も好きなんだよね?」

五月雨「好き、まあ好きです。私の名前に入っていますから」

あかり「五月雨だもんねぇ。今ちょうど五月だよぉ」

五月雨「五月雨の五月は旧暦の五月、つまり今の六月、梅雨のことですよ」

あかり「えっ、そうなの?」

五月雨「古い言葉ですからね」

あかり「そうなんだぁ、五月雨一緒に見られるねって言おうと思ってたのに」

五月雨「あっ、いえ、まあ五月の雨であることには変わりませんし、別にいいのでは」

あかり「でも本当の五月雨じゃないんでしょう?」

五月雨「私はとりあえず雨なら何でも好きですから! 五月だろうが何月だろうが構いません!」

あかり「そっか、じゃあ今度雨降ったときにまた来るね」

五月雨「はい! お待ちしてます! それで、今日はいかがしましょうか」

↓2

1 姉妹の自覚は出てきたかという話
2 他の艦娘とどうすごしているのか
3 精神修行の続き
4 その他自由に

あかり「そうだ、五月雨ちゃんっていつもみんなとどういうふうに過ごしてるの?」

五月雨「皆さんと?」

あかり「うん。あかりいつもみんなのこと見回れてるわけじゃないから、ちょっと気になって」

五月雨「提督結構気にしてますよねそういうの。この前の一緒に寝ろっていうのもそうでしたし」

あかり「みんな仲良くしてもらいたいもん。誰か仲悪い人とかいる?」

五月雨「そんな人いませんよ。皆さんとてもよくしてくれるいい人ですし、仲良くしてます」

あかり「例えば白露型のみんなの他に誰と仲いいの?」

五月雨「そうですね、金剛さんと霧島さんとは仲がいいかもしれません」

あかり「金剛さん達と?」

五月雨「はい、よく一緒にお茶させていただいてるんです」

あかり「そっか、金剛さん達とね。そういえば、霧島さんが普段何してるのかあかりよく知らなかったよぉ」

五月雨「金剛さんは知ってるんです?」

あかり「ティータイムだよぉ」

五月雨「そりゃティータイムにはお茶飲んでますけど、それだけじゃありませんからね」

五月雨「霧島さんは普段知識を蓄えるために、インターネットや色々な書籍を使ってお勉強してるみたいです」

あかり「艦隊の頭脳になるって言ってたもんね」

五月雨「あと、青葉さんが来てからは青葉さんのお手伝いもしてるとか。元々妖精達が取っていた資料を纏めるお手伝いもしていたそうです」

あかり「本当ならあかりがしなきゃいけないことなのに、迷惑かけちゃってたよぉ」

五月雨「本人はそういう時間が楽しいそうですから、気にすることありませんよ。提督は提督で別の執務をやってたんですから」

あかり「そう言ってもらえると気が楽になるよぉ。今度ちゃんとお礼言っておこう」

五月雨「そうしてあげてください。それと、たまに以前お世話になっていた神社で巫女のバイトなんかもしているらしいですね」

あかり「あの神社にはあかりも、あのお祭りのときにお世話になってるからそっちにもお礼行かなきゃ!」

五月雨「提督もバイトしてみたらいいかもしれません。人気が出るかも」

あかり「あかりに巫女さんのバイトなんてできるかなぁ?」

五月雨「バイトですから本職の方のように儀式を行ったりすることはなく、掃除やお守りの販売なんかをするだけみたいですよ」

あかり「それならあかりにもできるかもしれないよぉ」

五月雨「たまに金剛さんも行っているらしくて、英語混じりで喋る美少女巫女がいるってネットで話題になってるとか」

あかり「それは巫女さんとしてどうなのかな?」

五月雨「あくまでバイトですから。お賽銭も増えてるって神主さんからは感謝されてるみたいですし」

あかり「お守り販売所の機械化といい、微妙にご利益を感じない神社さんになってきてるよぉ」

あかり「五月雨ちゃんも行くことあるの?」

五月雨「私ですか? 私はありませんよ。お2人のお話をお茶会のときに聞いているだけです」

あかり「お茶会でそんな話をしてるんだね」

五月雨「金剛さんは話方が上手くて、霧島さんは内容がとても興味深くて、私楽しみにしてるんです」

あかり「そうなんだぁ、あかりも行ってみたいなぁ」

五月雨「提督ならきっと大歓迎してもらえますよ。ただ、私はあまり話上手じゃないですし、金剛さん達に持っていかれそうです」

あかり「五月雨ちゃんとお話しするのあかり好きだよぉ?」

五月雨「提督はそう言ってくれますけど、金剛さん達はどうかわかりませんよ」

五月雨「それにドジしちゃうことだってあります。この前なんかミルクティーを作ろうとしたら、ミルクの方が多すぎてティーミルクとでもいうべき代物が出来上がったりしましたし」

あかり「あははは、紅茶にミルクじゃなくて、ミルクに紅茶が入ってる感じになっちゃったんだ」

五月雨「金剛さんはこれは新感覚デースと言って喜んでくれましたけど……」

あかり「喜んでくれたならいいじゃない」

五月雨「うぅ、お世辞ですよぉ」

あかり「そんなことないよぉ。今でもお呼ばれしてるんでしょ?」

五月雨「してますけど」

あかり「本当にいやなら金剛さん達だって呼ばないよぉ。五月雨ちゃんといて楽しいからお呼ばれしてるんだよ?」

五月雨「そう、思っていいんでしょうか?」

あかり「いいの。だから気にしないで、どんどんティーミルク作っていいんだよ!」

五月雨「それはもう作りませんから!」

五月雨「金剛さん達にはなんとなく引け目を感じるんです」

あかり「どうして?」

五月雨「金剛さん達に直接何かしたわけではないんですが、昔比叡さんに何か迷惑をかけたような気がして」

あかり「比叡さんに?」

五月雨「よーく思い出せないんですが、夜になると、ときどき思うんです。比叡さんごめんなさいって」

あかり「だから比叡さんと姉妹の金剛さん達にも申し訳なく思っちゃうんだ」

五月雨「はい。普段は気にしないようにしているんですけど、不意に思い出してしまうことがあります」

あかり「なら比叡さんにごめんなさいって言えばいいんだよぉ」

五月雨「でも何したかよく覚えてないのに」

あかり「それはたぶん、五月雨ちゃんのことを調べればすぐわかるんじゃないかな。霧島さんに聞いてみようよぉ」

五月雨「そう、ですね。謝って許してもらえれば、私の気持ちも晴れてもっと純粋にお茶会を楽しめるようになれます」

あかり「じゃあ今度向日葵ちゃんに比叡さんを連れて遊びに来てもらうよぉ」

五月雨「それまでに調べておきますね」

あかり「うん、引け目とか関係なく楽しくできた方がいいもんね」

五月雨「色々お世話かけます」

あかり「これには引け目感じなくていいからね?」

五月雨「ふっ、わかりました。ありがとうございます提督」

あかり「どういたしまして。さてと、それじゃあかりはこれからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>272-273の五月雨、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

島風「連装砲ちゃん、あ~ん」

連装砲ちゃん「きゅ~ん」

あかり「連装砲ちゃんにご飯あげてるの?」

島風「おうっ! お姉ちゃん! おやつの徹甲弾だよ!」

あかり「お、おやつにもまだ早いし、徹甲弾食べるんだ」

島風「撃てないけどね~」

連装砲ちゃん「きゅ~」

あかり「おいしい?」

連装砲ちゃん「きゅう!」コクリ

あかり「おいしいならいっか。もう使わないもんね」

島風「廃棄物の有効利用だよ!」

あかり「そう、なのかな? うん、とりあえず一緒に遊ぼうよぉ」

↓2

1 連装砲ちゃん軽量化計画
2 あかりに甘える島風
3 かけっこして遊ぶ
4 その他自由に

島風「うん、遊ぼう!」

あかり「なにして遊ぶ?」

島風「かけっこ!」

あかり「島風ちゃんかけっこ好きだね」

島風「だって自分の速さを感じられるもん」

あかり「速いのが好きなんだね」

島風「うん! だって速いのってカッコいいでしょ!」

あかり「速いのがカッコいい。かけっこで速い子は確かにカッコいいね。結衣ちゃんとか」

島風「だから速く走ってると、自分がカッコよくなった気がして楽しいから走るんだよ」

あかり「そういうことだったんだね」

島風「お姉ちゃんはハンデ有りでも私より速かったから、カッコいいの!」

あかり「そうなのぉ? 最初はなんか文句言われてた気がするけど」

島風「文句言いつつもお姉ちゃんだって認めたからいいでしょ!」

あかり「ふふっ、そうだね。それじゃまたかけっこだよぉ」

島風「わ~い! じゃあ速く行こ、お姉ちゃん、連装砲ちゃん!」

連装砲ちゃん「きゅ~!」

あかり「わっ、ま、待ってぇ! 普通にやったら絶対敵わないよねこれ」

島風「お姉ちゃんおっそ~い!」

あかり「はぁ、はぁ、島風ちゃんが、速いんだよぉ……」

連装砲ちゃん「きゅ~?」

あかり「はぁ、大丈夫だよ、連装砲ちゃん。ありがとね」

島風「お姉ちゃんも来たし、かけっこスタートだよ! 位置について~」

あかり「ま、待って、ちょ、ちょっと休憩させて」

島風「ええ~せっかく暖まった体が冷えちゃうよ?」

あかり「あ、暖まりすぎてもいけないでしょ? ね?」

島風「しょうがないな~ちょっとだけだよ」

あかり「はぁ、このまま走ってたらあかりの心臓が潰れちゃうところだったよぉ」

連装砲ちゃん「きゅ~」スリスリ

あかり「ん? ふふっ、なでてくれてるんだね、ありがとう」

あかり「ふぅ、落ち着いたよぉ」

島風「よ~し、今度こそかけっこだね! 今回はハンデなしだよ!」

あかり「ええっ、それじゃ絶対勝てないよぉ」

島風「お姉ちゃんならやれるやれる!」

あかり「が、頑張るけど」

連装砲ちゃん(大)「きゅ~!」ガシッ

島風「ん? なに連装砲ちゃん? いきなり私の肩に乗ってきて」

連装砲ちゃん(中)「きゅ!」

連装砲ちゃん(小)「きゅう!」

島風「ちょっと~3人とも乗っかったら重たいよ~」

あかり「自分達が乗るからそれでハンデってことなのかな?」

連装砲ちゃん(大)「きゅう!」コクリ

島風「はぁ、遅くなるようなハンデは付けたくないんだけど、しょうがないなぁ」

あかり「これなら勝てるかもしれないよぉ。よぉし!」


↓1のコンマが↓2より以上ならあかりの勝ち、低ければ島風の勝ち

島風「勝った~!」

連装砲ちゃん達『きゅ~……』フラフラ

あかり「れ、連装砲ちゃん達が目を回してるよぉ」

島風「ふっふっふ~連装砲ちゃん達が乗ってても私が1番だよ!」

あかり「さすがに敵わなかったよぉ」

島風「わ~い、お姉ちゃんに勝った~」

あかり「じゃあこれからは島風ちゃんがお姉ちゃんだね」

島風「えっ?」

あかり「お姉ちゃん勝負の続きじゃないの?」

島風「違うよ! ただお姉ちゃんかけっこして遊びたかっただけ!」

あかり「じゃあ、あかりがお姉ちゃんのまま?」

島風「そうだよ、お姉ちゃんのまま! 私が妹!」

あかり「前はあんなにお姉ちゃんがいいって言ってたのに」

島風「お姉ちゃんになったら甘えられないもん! お姉ちゃんだからしっかりしないといけなくなる!」

あかり「そうでもないって筑摩さんは言ってたけどね」

島風「妹の方がいいの! お姉ちゃんがいっぱい甘やかしてくれる! かけっこにも付き合ってくれるもんね!」

あかり「それはお姉ちゃんじゃなくてもやるけどね」

島風「これからもいっぱい甘やかしてね、お姉ちゃん」

あかり「えへへ、こんなことでいいならいつでも付き合うよぉ」

今回はここまでです

これで島風の好感度が100になったので好感度100イベントです

実際あかりはどれくらい足が速いのかはよくわからないところですね
あれで京子が運動音痴なところがあるので結衣、櫻子に続いて3番目ということもあり得そうです

開始します

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    戦艦棲姫
長門   如月☆  伊168☆

鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)

蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆

千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆

夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆

那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆  ○五月雨☆

筑摩

あかり「はぁはぁ……帰ってくるときまでかけっこしなくていいのに」

島風「かけっこ楽しいんだもん」

あかり「まあ島風ちゃんが楽しいならあかりはいいけどね」

連装砲ちゃん「きゅ~」

あかり「連装砲ちゃんも走る、というか飛ぶの好きみたいだね」

島風「私の艤装だよ! 艤装は艦娘に似るんだよ」

あかり「それは動く艤装持ってる人だけだよね。まあ長10cm砲ちゃんもゲーム好きみたいだし、あながち間違いでもなさそう」

島風「じゃあまたねお姉ちゃん」

あかり「うん、またね島風ちゃん」

島風「えへへ~明日はお姉ちゃんとなにして遊ぼうかなぁ」

連装砲ちゃん「きゅう!」

島風「はいはい、連装砲ちゃんも一緒にね。何気に連装砲ちゃん達が妹みたいだから、お姉ちゃんにもなれてる気がするよ」



あかり「ふぅ、疲れたけど体動かすのって気持ちいいよぉ。さてと、次はどうしようかな」

↓2

1 艦娘との交流(>>320-321の島風、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

霧島「ん~、はぁ」

あかり「ずっと本を読んでて疲れましたか?」

霧島「わぁっ!? し、司令! お見苦しいところを!」

あかり「別に伸びくらい誰だってしますよぉ」

霧島「誰だってしますが、あまり人に見せるものではないでしょう?」

あかり「見せるためにやってる人は多くないですけど、ついやっちゃうこともありますよぉ」

霧島「まあ、私も過剰反応しすぎたところはあるかもしれません」

あかり「そうです。自分の家なんですから気にせずすればいいんですよ」

霧島「自分の家、そうとも言えるかもしれませんね」

あかり「本を読むのに疲れたなら、あかりに付き合ってください」

霧島「いいですよ。なにをしましょうか?」

↓2

1 巫女のバイトについて
2 眼鏡について
3 艦隊の頭脳にはなれそうかという話
4 その他自由に

あかり「あっ、そうだ。さっき五月雨ちゃんとお話してたんですけど」

霧島「五月雨さんと」

あかり「はい。それで、よくわからないんだけど夜になると比叡さんにごめんなさいって気持ちになることがあるらしくて」

霧島「あぁ、それですか」

あかり「何か知ってるんですか?」

霧島「一応私も近くにいましたので」

あかり「なにがあったんですか?」

霧島「ある海戦の際、五月雨さん……を操舵していた方達が、敵と間違えて比叡姉様を撃ってしまったんです」

あかり「ええっ!」

霧島「すぐに気づいたらしいんですが、何しろ機銃掃射中ですので声が届かず、やむを得ず比叡姉様側からも撃ち返してようやく止まったということがありまして」

あかり「そんなことがあったんですか」

霧島「姉様はその戦いで沈んでしまって、見つかったのが自分達のせいではないかと五月雨さんの乗組員達が気にしていたそうなんですが、そうですか、五月雨さんも」

あかり「あの、本当に、それは……」

霧島「いいえ、それが比叡姉様が敵に見つかった原因ではありませんよ。ただ、気にしてしまう気持ちもわかりますが」

あかり「そうですか、それはよかったです」

霧島「一緒にお茶をしているときもどこが後ろめたそうにしていました。そのことを気にしていたんですね」

あかり「比叡さんは怒ってないでしょうか?」

霧島「比叡お姉様の性格を考えると、怒ってはいませんよ。というか、比叡お姉様も忘れているかもしれません」

あかり「艦娘でも全部の記憶を持ってるわけじゃないんですね」

霧島「そのようです。酒匂さんや長門さんが自分の死因を忘れているように、私達の記憶は完全に当時のままというわけではありません」

霧島「多くの人間が自分の前世を覚えていないように、艦娘として生まれ変わる過程で失われていったんでしょう」

あかり「悲しいですね」

霧島「代わりにこの時代の記憶を得ましたから。当時そのままの私達なら、価値観が違いすぎて司令にここまで優しくはできなかったかもしれませんよ」

あかり「えっ?」

霧島「私達自身がどうという話でもありませんが、軍人のシゴキというのは苛烈を極めまして。特に戦艦のような大型艦で行われるのは、まさに地獄とも言われてました」

霧島「地獄榛名に鬼金剛、羅刹霧島、夜叉比叡……なんて歌われていたりしていたんですよ」

あかり「ら、羅刹って。そんなにキツかったんですね」

霧島「司令にお話したらたぶん気持ち悪くなってしまうので、具体的な言及は避けますが、私達はそんなのをずっと見ていたわけです」

あかり「それは、価値観も違いますよぉ。妖精さんが今の記憶をつけてくれるようにしてくれたのに感謝しないと」

霧島「そんなわけで、五月雨さんもそこまで気にする必要はないんですよ。もう遠い昔の出来事。もう、終わったことですから」

あかり「終わったこと……」

霧島「過去を忘れないようにすることは大切です。でも、いつまでも過去に引きずられていてはいけません」

霧島「私達は生まれ変わったんです。新たな道を歩む権利を与えられた。なら、振り返らずに歩いていかなくてはいけません」

霧島「権利を与えられなかった、たくさんの人達の代わりに」

あかり「霧島さん……」

霧島「今度のお茶会のときに五月雨さんにもそう伝えておきましょう」

あかり「今度向日葵ちゃんに比叡さんを連れてきてもらおうと思ってたんですよぉ」

霧島「それもいいかもしれません。実際謝ってしまえば、五月雨さんの気も晴れるでしょう」

あかり「今度五月雨ちゃんがなにがあったのか聞きに来ると思うので、そのときは教えてあげてくださいね」

霧島「はい、お任せください」

あかり(霧島さん、艦隊の頭脳になりたいって言うけど、なんというか行動力というか引っ張っていくような力がある気がするよぉ)

あかり(頭脳派だけじゃなくて、武闘派でもあるんだ。カッコいいよぉ!)

間宮「霧島さんはああ見えてかなりの武闘派な戦歴を持っているのよ」

あかり「そうなんですか?」

間宮「ええ。私達の性格は割とそういうところに引っ張られてる感があるから、霧島さんにもそういう気質があるんだと思うわ」

あかり「そうだったんですね。武闘派でもあり、頭脳派でもあるってすごいですよぉ。文武両道です!」

間宮「そうね、私なんて補助専門だから」

あかり「でもすごく人気だったんですよね?」

間宮「ま、まあ、嬉しいことだけどね。テレビで私の特集なんてのもやってたけど、ちょっとほめすぎで気恥ずかしかったわ」

あかり「アイドルみたいな扱いされてたんですね」

間宮「あ、アイドルだなんて、私なんて、そんな」

あかり「那珂ちゃんと一緒にアイドルやってみたらいいんじゃないですか? なんかすごく歌も上手そうです」

間宮「い、いや、無理よ私にアイドルなんて。そ、それに、私はあかりにだけ見てもらえればそれでいい、し……」

あかり「それに、なんですか?」

間宮「ううん、なんでもないの! それよりもほら、お昼からなにするか考えましょう!」

↓2

1 艦娘との交流(>>320-321の島風、霧島、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「如月ちゃん」

如月「あらぁ~司令官」

あかり「なにしてたの?」

如月「うふふ、如月がなにしてたか気になるのぉ~?」

あかり「気になるよぉ」

如月「なら教えな~い」

あかり「ええっ、教えてよぉ!」

如月「司令官に気になってもらいたいから教えな~い」

あかり「なら、他に気になること作れば教えてくれるね!」

如月「そうねぇ、でも今日のパンツの色はこれよ」ピラッ

あかり「きゃあっ! なんでいきなりスカートめくるの!」

如月「司令官が気になりそうなこと先に潰しておこうと思って」

あかり「気にならないから!」

如月「ええ~如月のパンツが気にならないなんて~これからはもっと気になるようなのはかなきゃ~」

あかり「もう、如月ちゃん!」

如月「ふふっ、それで今日は何しに来たのかしら?」

↓2

1 姉妹で遊ぼうという話
2 距離が近いという話
3 誘惑の練習
4 その他自由に

今回はここまでです
次は如月と誘惑の練習をする話からです

眼鏡キャラは結構好きなんですけどときどき蛇蝎のごとく嫌う人がいるのは何ででしょうね
嫌う理由もわかりますけど本当に親でも殺されたのかって言い方してる人が他で見ないくらい多い気がします

開始します

あかり「遊びに来たんだよぉ」

如月「あらぁ、じゃあこの前言ったことしましょうか」

あかり「この前言ったこと?」

如月「ゆ、う、わ、く」

あかり「あっ、そういえばそんなこと言ってたね」

如月「もぉ、忘れちゃだめよぉ。三日月ちゃんのためなんだからね」

あかり「本当に効果あるのかなぁ」

如月「絶対あるからやりましょう!」

あかり「如月ちゃんがそう言うならするけど」

如月「いい子いい子。それじゃあ誘惑の練習を始めるけd、如月に誘惑されすぎないように注意してね?」

あかり「大丈夫だよぉ」

如月「あら、そうなると俄然落としたくなっちゃうわ!」

あかり「注意してって言ったのに!?」

如月「先ず三日月ちゃんは奥手だから、ちょっと強引に攻めていくのがいいわね」

あかり「ふむふむ」

如月「先ずは出会いが重要よ。出会ったときにそのままの勢いでこう!」ダキッ

あかり「抱きつくの?」

如月「そう。最初に大きなインパクトを与えてペースを奪うのよ」

あかり「主導権を握るんだね」

如月「そうよ。こっちのペースに乗せてあげるの」

あかり「なるほどね~」

如月「ちょっとやってみて」

あかり「わかったよぉ。こほん。あ~如月ちゃ~ん、おはよ~」ガバッ

如月「……」サッ

あかり「わぁっ!? なんで避けるの?」

如月「それじゃ避けられるっていうことを見せてあげたのよ。如月達は艦娘なんだから、声をかけたりしたら一発で回避可能になっちゃうわ」

あかり「なら声をかけずに行くんだね」

如月「そうよ。急に抱きつかれる驚きも、相手をペースに乗せる重要な要因になるわ」

如月「はい、それじゃあ部屋に入ってくるところからやってみましょう」

あかり「は~い。ドアは開けっぱなしにしておくね」

如月「艦娘の感覚を騙すのは容易じゃないわよ。覚悟してかかってね」

あかり「わかったよぉ」

如月(うふふ、なんだか意外に楽しい――)

あかり「……」ダキッ

如月「きゃっ!? えっ、うそ、全然気がつかなかった!」

あかり「あかり気配を消すのは得意なんだよぉ」

如月「な、なんでそんな暗殺者みたいな特技を?」

あかり「ふっ、普通に暮らしているうちに、自然と身についていったんだよぉ……」

如月「なっ、そんな普通に暮らしていて見につくことじゃ……!」

如月(司令官のどこか哀愁が漂う目……まさか、そういう家系の生まれで訓練することが普通だったというの!?)

あかり(最近はあんまりそういうことなかったけど、まだ自分からやろうとすればできるくらいには感覚が残ってるよぉ)

あかり「このあとはどうすればいいの?」

如月「え、えっとね、そのまま、腕を絡めて胸を押し付けるとか」

あかり「胸を……如月ちゃんならできるかもしれないけど、あかりじゃ」

如月「なら、ほら、ちょっと上目遣いに見上げるとか、ね」

あかり「三日月ちゃんの方があかりより背が低いのに?」

如月「……」

あかり「やっぱり難しくない?」

如月「い、いいえ、まだよ、ここはもう出たとこ勝負で、そのまま押し倒しちゃいましょう!」

あかり「押し倒すって危ないよぉ!」

如月「そうね危ないわ。だけど成功すれば一発で心が開くことができるのも確かよ!」

あかり「押し倒されて心は開かないと思うよぉ」

如月「はぁ、そういうところから教えていかないといけないのね」

如月(この無知さ加減も、厳しい訓練の日々で常識を教えてこられなかったからなのかしら?)

如月(司令官……三日月ちゃんよりこっちの方を何とかしないといけない気がして来たわ!)

如月「司令官、辛いことがあったらいつでも如月のところに来ていいからね」

あかり「どうしたの急に?」

如月「何でもないの。如月はいつでも司令官の味方だから」

あかり「よくわからないけどありがとう。誘惑はあんまり上手くいかなかったけど」

如月「いいのよぉ。そっちは最悪三日月ちゃんを酔わせたところに、裸にして縛った司令官を放り込めば済む話だし」

あかり「あかりの味方なんだよね!?」

如月「それよりも、司令官にはもっと楽しい人生を送ってもらいたいわぁ」

あかり「あかりは楽しい人生送ってるよぉ?」

如月「司令官が知らないような幸せもこの世にはたくさんあるのよ。そういうの、如月が余すところなく全部教えてあげるわぁ」

あかり「それは楽しみだよぉ」

如月(この純粋さの裏に、そんな事情が隠れていたなんて! 如月だけで何とかできるかしら? 誰かに応援を頼もうかしら?)

あかり「誘惑はまた今度習うよぉ。これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>320-321の島風、霧島、如月、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

吹雪「司令官っ!」ダキッ

あかり「わぁっ! 吹雪ちゃん、びっくりしたよぉ」

吹雪「えへへ、すいません。司令官を見かけたものですからつい」

あかり「あかりを見かけたら抱きつくの? はっ! 誘惑には乗らないよぉ!」

吹雪「誘惑? 何のことです?」

あかり「あかりを誘惑してるんじゃないの?」

吹雪「な、なんでそうなるんですか。ただの、スキンシップですよはい」

あかり「そうだよね。ちょっと今さっき色々あって」

吹雪「……そういう意図がないというと嘘になりますけどね」

あかり「えっ?」

吹雪「あぁいえ! せっかく会えたんですし少し付き合ってくださいね」

あかり「うん、いいよぉ。なにしよっか」

↓2

1 改造について
2 扶桑について
3 吹雪型で一緒に寝たときの話
4 その他自由に

吹雪「そうだ、扶桑さんって私が来る前からここにいらっしゃいましたよね」

あかり「うん、結構早い内にここに来てもらったよぉ」

吹雪「私の知らない扶桑さんの話、聞きたいです」

あかり「そういえば扶桑さんと山城さんに憧れてるんだったね吹雪ちゃん」

吹雪「はい! だって、綺麗じゃないですか。見た目といい、立ち振る舞いといい、大和撫子の権化みたいです」

あかり「そ、そうだね、普段の立ち振る舞いは大和撫子だよぉ」

吹雪「私は大きくはなれませんけど、せめて立ち振る舞いくらいは扶桑さんのようになりたいです」

あかり「じゃあパンツいっぱい買わないと」

吹雪「はい?」

あかり「あっ、いや、ぱ、パンよりはご飯派にならないとって」

吹雪「食事の好みの話はしていませんよ司令官」

あかり「そうだよね、あははは」

あかり「扶桑さんは最初結構負けず嫌いなところがあったんだよぉ」

吹雪「負けず嫌いなところですか」

あかり「今でもないわけじゃないけどね。来たときにはもう大和さんが活躍してたから、負けたくないって言ってたよぉ」

吹雪「大和さんは初日からいらっしゃいますもんね」

あかり「そういうのもあったからなのかな、自分が不幸なんじゃないかって気にしてたんだよぉ」

吹雪「扶桑さん、思い悩みそうですね」

あかり「うん。だからね、1回開運のために滝に打たれに行ったこともあるの」

吹雪「滝行ですか。扶桑さんはともかく、司令官は辛かったのでは?」

あかり「そこまで勢い強い滝じゃなかったし、扶桑さんの膝の上に乗ってたからね」

吹雪「それじゃ修行になりませんよ」

あかり「修行じゃなくて開運のためだから。でね、そういうことしてたら、扶桑さんも気にするのやめたみたいで」

あかり「不幸か幸運かは自分の気持ち次第。幸運だと自分が思えば不幸でも幸運になるって、そう思うようになったんだって」

吹雪「深く思い悩むのも一種の心の病。病は気から、ですね!」

あかり「そういうこともあって、今ではもう不幸だって言うこともなくなったよぉ」

吹雪「なるほど~」

あかり「他には、前にもちょっと言ったけど、下着を着けてなかった時期があって」

吹雪「聞きましたね。私も倣ってそうしようかと迷いました」

あかり「そこは倣わなくてよかったよぉ。何とか説得して着けてもらうようにしたけどね」

吹雪「扶桑さんあれでスカートがかなり短いですし、際どかったですよね」

あかり「そう言ってようやくはいてもらったけど、今度ははいたから見えてもいいって言い出したりして」

吹雪「聞いていると扶桑さん、少し天然なところがあるような気がします」

あかり「がっかりしちゃった?」

吹雪「そんなことないです! 完全に非の打ち所がない人というのは確かにすごいですが、すごすぎて対峙していると疲れるものです」

吹雪「どこか抜けているところがあるくらいが、ちょうどいいんですよ」

あかり「そういうもの?」

吹雪「そういうものです」

あかり「その点あかりはいっぱい抜けてるから安心だね!」

吹雪「言わなくてもわかると思いますけど」

あかり「抜けすぎてるのもよくないって言いたいんでしょ?」

吹雪「ふふっ、司令官は抜けているところがあると私も思いますけど、それを補って余りある美点もたくさんお持ちだと私は思います」

あかり「例えばどういうところ?」

吹雪「例えば、抱き心地がいいところです!」ダキッ

あかり「ええ~そういうところなの?」

吹雪「抱き心地がいいのは、物理的にもそうですけど、抱きついていて心地がよくなるということも含まれているんです」

吹雪「精神的にですよ? ずっと、このまま抱き心地のいい司令官でいてください」

あかり「吹雪ちゃんもそうでいてくれるなら、ね」ダキッ

今回はここまでです

出撃がないので後に使えそうなネタはとりあえず仕込んでおきます
回収されるかどうかは未定です

開始します

間宮「吹雪さんとそんな話をしてたんだね」

あかり「はい、いいところ言い合ってました」

間宮「なんというか、微笑ましいわ」

あかり「いいところを言うのはいいことじゃないですか」

間宮「面と向かって伝えるのははずかしいこともあるわ」

あかり「あかりは言えますけど」

間宮「そう、そういうところ無くさないようにね」

あかり「吹雪ちゃんにも言われましたし、なくしませんよぉ」

間宮「それじゃあ、今日はもうおしまいかしら?」

あかり「そうですね、あとはごほうびをあげて、明日の秘書艦さんへ連絡するだけですよぉ」

間宮「ごほうび、何をもらおうかしら」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

あかり「なにがいいですか? 間宮さんの好きなことしますよぉ」

間宮「ふふ、いいの本当にそんなこと言って?」

あかり「あ、あかりにできることならですけどね!」

間宮「そう、じゃああかりにできる、私の好きなことをやってもらおうかしら」

あかり「な、なんでしょうか?」

間宮「それは、頭をなでてもらうことよ」

あかり「なでなでですか?」

間宮「そう、それならあかりにもできるでしょ?」

あかり「最近は結構なでなでがいいって人も多いですしね」

間宮「あらそうなの?」

あかり「はい。もしかして、あかりのなでなでも噂になってますか?」

間宮「そこまで話に聞いた覚えはないけど」

あかり「そうですか、まああかりは楽だからいいんですけどね。そこに座ってくださいね、立ったままだとあかり届きませんよぉ」

間宮「頑張って背伸びしてなでようとしてるところを見るのもいいかもしれないわ」

あかり「もぉ、いじわるしないでくださいよぉ」

間宮「ふふ、冗談よ」

あかり「間宮さんはこうして近づくと甘い香りがしますよぉ」ナデナデ

間宮「それ聞くの何回目かしら」

あかり「だって、本当にいい香りなんですよぉ」

間宮「何回聞いても嬉しいものね」

あかり「えへへ……」ナデナデ

間宮「……ねぇ、あかり。最近秘書艦のごほうびに頭をなでてほしいって人が多いって言ってたわよね?」

あかり「言いましたよぉ。なんだか最近多い気がするんです」

間宮「それはたぶんね、みんな落ち着こうとしてるからなんだと思うわ」

あかり「落ち着こうとしてる? どういう意味ですか?」

間宮「深海棲艦との戦いが終わってから、みんな少したがが外れてる感があるのはあかりも感じてるでしょ?」

あかり「ま、まあなんとなく」

間宮「みんながそんな感じだから、あかりも釣られてそうなってるところもあるよね?」

あかり「それは、いいえとは言えませんよぉ」

間宮「みんなあかりのことが好きだからそうしてるけど、でも好きだからと言ってずっと過激な触れ合いがしたいわけじゃない」

間宮「四六時中あかりのことしか考えてないわけじゃない。きっと、そういうことを伝えたいんだと思うわ」

あかり「えっと、それはつまり」

間宮「あかりとエッチしたい気持ちだけじゃないよってこと」

あかり「エッ……そんなこと、わかってますよぉ。川内さんにも言われましたし」

間宮「だけどハメを外しすぎてハメようと……こほん。そういうアプローチばかりしてきてる気がしたからね」

あかり「間宮さんがなでなでがいいって言った理由がそうだってことですね」

間宮「だって、なんか警戒されてるんだもの」

あかり「べ、別に警戒なんてしてないですよぉ。ちょっと、その、あれ、ですけど……」

間宮「いいのよ。あかりだってそういうことばっかりじゃ疲れちゃうもんね。私だって、そういうことばっかりの女だって思われたくないし」

間宮「本当は頭じゃなくておっぱいなでなでしてほしいとか、むしろちゅーちゅーしてほしいとか、そういうこと全然ないから」

あかり「そ、そうですか……」

間宮「本当にそうなの。私そういうことばっかりじゃ――」

あかり「そういうことばっかりでも、いいですよ」

間宮「えっ……」

あかり「無理して我慢するくらいなら、そういうことしたいって言ってくれて、いいです。あかりも、最近は、そこまでいやじゃ……」

間宮「えっ、あ、えっ……」

あかり「い、今はなでなでだって言ったからもうだめですよ! 途中変更はなしです! 今日は、そういうことなしです」

間宮「そ、う、うん……」

あかり「……ばっかりでもいいですけど、あかりはなでなでする時間も好きだってことは、覚えておいてくださいね」

間宮「……うん。私も好きだからね、こういう時間」

あかり「はい、ここまでですよぉ」

間宮「あ、ありがと」

あかり「どういたしましてです」

間宮「私も無理して我慢してるとかじゃないの。本当に、本当よ?」

あかり「わかってます。あかりのなでなで喜んでくれてたの、ちゃんと伝わってますから」

間宮「それならいいの……」

あかり「……変な話してごめんなさい」

間宮「変なんかじゃないわ! 聞けて嬉しかったし、そもそも先にそういう話したのは私の方だし!」

あかり「あかりも誰かになでなでしてもらって、落ち着いた方がいいかもしれませんよぉ」

間宮「じゃ、じゃあ私が!」

あかり「えへへ、それじゃあお願いしますよぉ。その間に秘書艦の人決めておきましょう」

↓2 明日の秘書艦(>>320-321の間宮以外の☆のついてない艦娘)

間宮「それで、誰にするの?」ナデナデ

あかり「ん~、戦艦棲姫さんにしますよぉ」

間宮「戦艦棲姫さんね。名前をつけてあげるのかしら?」

あかり「そうです。1人だけまだ名前つけてあげられていませんから~」

間宮「そうしてあげるといいわ。じゃあ、戦艦棲姫さんに言っておくわね」ナデナデ

あかり「お願いします~」

間宮「なんだか声に覇気がないわよ?」

あかり「間宮さんのお膝に抱かれて、頭なでなでされてたら、力が抜けて来るんですよぉ」

あかり「いい香りとなでなでの気持ちよさが組み合わさって、効果倍増ですよぉ」

間宮「ふふっ、私はこのままこうしててもいいけど、これから他にやることはないの?」

あかり「これからやること……」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>320-321の島風、霧島、吹雪、○のついている艦娘以外)
3 散歩
4 執務
5 バー

舞風「はっ、たっ……」

あかり「また就寝の舞してるの?」

舞風「あっ、提督」

あかり「それしないと眠れないの?」

舞風「日課になっちゃってるから。眠れないというか、眠る前に勝手に体が動き出しちゃう」

あかり「そこまで来るともうすごいとしか言いようがないよぉ」

舞風「えへへ、どうも」

あかり「はぁ、そういえば舞風ちゃん。寝るときの服、というか格好は前から変わったの?」

↓2

1 変わってない(着ない派)
2 変わってる

舞風「特に変わってないよ」

あかり「……そっか」

舞風「着てるなら毎日同じのは着られないけど、着てないから毎日同じ格好でもへっちゃら!」

あかり「あかりはへっちゃらじゃないかなぁ」

舞風「そこはほら、私変わってるから!」

あかり「まだそれ言ってるんだ」

舞風「だって、特徴はいっぱいあった方がいいじゃない!」

あかり「踊りが大好きってだけでもすごい特徴的だし、そもそも着ない派の人結構いるよぉ」

舞風「えっ、そんなにいるの? なら今度は着ない派同士で一緒に寝て、そのよさを語り合うとかしてみたい!」

あかり「う、うん、一緒に寝るのはどうかと思うけど、語り合うくらいならいいんじゃないかな」

舞風「えへへ、提督も来たら着ずに寝る良さがきっとわかるよ」

あかり「……そこ行ってあかり寝られるのかな」

舞風「はぁ、踊りで火照った体に布団の冷たさが心地いい」

あかり「あかりがやったら風邪ひいちゃうよぉ」

舞風「その点は心配ないもんね~」

あかり「風邪ひかなきゃいいってものでもないよぉ」

舞風「ふふっ、でも本当にいいんだよ。こうして肌で感じられるって」

舞風「何にも感じない機械だった頃とは違って、今では色んな感触を捉えることができる」

舞風「冷たいのも、やわらかいのも、全部この肌で直接感じ取れるんだよ。それって、本当はすごく恵まれたことなんだって私は思うよ」

あかり「舞風ちゃん……」

舞風「だから私は、なるだけ直接感じ取りたいなって思ってるんだ」

あかり「そうだったんだね……でもパジャマ着たらパジャマの感触を肌で感じられるよね?」

舞風「それはそれで、これはこれ」

あかり「まあ風の感触とかはパジャマ越しとは違うかもしれないけど」

舞風「肌で感じるって言ったら、なんで今日はきぐるみじゃないの?」

あかり「舞風ちゃんが着ない派のままだったら、ちくちくして寝づらいかなって思ったからだよぉ」

舞風「寝づらいけどあのチクチクするの結構気持ちいいのに!」

あかり「えっ」

舞風「引かないでよ! 本当になんか、こう、いいんだから!」

あかり「へ、へぇ……」

舞風「もぉ、提督も1回やってみればわかるから!」

あかり「あかりはいいかなぁ」

舞風「そういうところ攻めていく姿勢が大事なんだよ! ねぇ!」

あかり「あかりが知らなければ、舞風ちゃんの特殊なところの内に入るんじゃない?」

舞風「特殊なところでも理解者はほしいの!」

あかり「もぉ、注文が多いよぉ」

舞風「舞風は欲張りさんなんだよ。あっ、こんなところに筆が。これで試してみよう!」

あかり「こんなところって、どこから取り出したの!? ちょ、だ、だめだって、舞風ちゃん!」

舞風「ふふん、提督もこっち側に引きずりこんであげるわ! ほらほら~」

今回はここまでです

間宮はいずれ艦隊に編成できるようになるかもと言われていますが早くなってほしいですね
取得難易度がちょっとあれな感じになりそうではありますが

開始します

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮☆  霧島    若葉☆  
Bep   天龍    戦艦棲姫☆
長門   如月☆  伊168☆

鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)

蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆

千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆

夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆

那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆

筑摩

あかり「昨日に引き続きむずむずするよぉ」

戦艦棲姫「どうかしたの?」

あかり「昨日の夜ちょっと筆があれで」

戦艦棲姫「筆、あれ?」

あかり「とにかくそんなに心配はいらいないです」

戦艦棲姫「そう」

あかり「戦艦棲姫さん、もう知ってるかもしれませんけど、離島棲鬼さんにアイ、って名前をつけたんですよぉ。自分からアイがいいって言ったんですけど」

戦艦棲姫「アイって名前だからこれからそう呼べって、何故か自慢気に言われた」

あかり「戦艦棲姫さんにもつけてあげようと思ってたんですけど、その場にいなかったですから」

戦艦棲姫「私にも付けてくれるの?」

あかり「当たり前じゃないですか。戦艦棲姫さんも何かこう呼んでほしいって名前あります?」

戦艦棲姫「私は……」

↓2

1 セン(戦艦の捩り)
2 センカ(戦艦の捩り)
3 ダイソン
4 その他自由に

戦艦棲姫「ダイソン」

あかり「はい?」

戦艦棲姫「ダイソンって呼んで」

あかり「えっと、ダイソンですか? どこから出てきたんです?」

戦艦棲姫「いや、別にどこから出てきたわけでもないけど、何でかどこかでこう呼ばれてた気がするから」

あかり「もっと可愛い名前にしません?」

戦艦棲姫「ダイソン可愛くない?」

あかり「なんとなく濁点から始まってると、可愛い感じはしないですよぉ」

戦艦棲姫「でもカッコいい感じはするでしょ?」

あかり「まあ確かに、なんか強そうですけど」

戦艦棲姫「可愛いよりカッコいいがいいから、ダイソンにする」

あかり「ん~、艦娘のみんなも元々船の名前だから、カッコいい感じの人もいるしいいのかな?」

戦艦棲姫「このダイソンがあかりちゃんのこともみんな、全部守ってあげるよ。何人たりとも攻撃させない」

あかり「えへへ、艤装ちゃんもいますし本当に守ってくれそうですよぉ。って、艤装ちゃんにも名前つけてあげないと」

戦艦棲姫「あっちダイで、私がソンにする?」

あかり「それもいいかもしれませんね」

戦艦棲姫「でもやっぱりそういう取ってつけた感があるのは、あの子に可哀想かな」

あかり「じゃあ何か別の名前を考えてあげましょう」

戦艦棲姫「ルンバとか」

あかり「それはどこから出てきたんですか?」

戦艦棲姫「なんか自動で動きそう」

あかり「ダイソンさんは何の話をしてるんですか?」

戦艦棲姫「いや、なんか、うん。とりあえず、私はダイソンだからよろしくね」

あかり「はい、よろしくお願いしますね、ダイソンさん!」

戦艦棲姫「それで、私の名前も決まったし、これからどうする?」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

瑞鳳「ん~」

深海艦載機「……」

あかり「あれ? 瑞鳳ちゃんなんでたこ焼きちゃんを持ってるの?」

瑞鳳「ほっぽから借りたの。この子達も艦載機だもの」

あかり「瑞鳳ちゃん艦載機見るの好きなんだったね」

瑞鳳「そうね、でもこの子達は足がないから、私的にはちょっと」

深海艦載機「ガァン!」

瑞鳳「あぁ、別に可愛くないとは言ってないわよ? 丸くて持ちやすくて、見た目からして可愛いもの」

瑞鳳「だけど私が艦載機に求めてる可愛さとはちょっと違うなって」

深海艦載機「ガァ……」

瑞鳳「私の趣味に合わなくてもきっと好きな人がいるわよ。ほら、提督なんてこういうの好きでしょ?」

あかり「うん、そういうの好きだけどぉ!? も、持てないから~!」ドンッ

深海艦載機「……」コロコロ

瑞鳳「あら、あの子達飛ぶだけじゃなくて転がって移動もできるのね」

あかり「ちょっと悪いことしちゃったよぉ。あとで何かお菓子でも食べさせてあげよう」

瑞鳳「お菓子食べるんだあれ。で、提督は何しに来たの?」

あかり「あかりはね~」

↓2

1 滑舌はどうかという話
2 まさぐる
3 玉子焼きの新たな形を模索する
4 他の姉妹も入れて遊ぶ(千歳型、大鯨)
5 その他自由に

あかり「遊びに来たんだよぉ」

瑞鳳「あら、わざわざ瑞鳳のところに来てくれるなんて嬉しいわね」

あかり「最近落ち着いて話してなかったなぁって思ったからね」

瑞鳳「これだけの人数がいれば、そういうこともあるわよ」

あかり「だけどあかりはなるべくみんなと遊びたいって思ってるんだよぉ」

瑞鳳「気が多い子ね。その奔放さが好きだけど。それじゃあ、何して遊ぼっか」

あかり「んとね~、んっ……」

瑞鳳「どうしたの? どっか痛い?」

あかり「ううん、一昨日くらいからずっと胸がむずむずしてるんだよぉ」

瑞鳳「胸がむずむずする?」

あかり「うん。今日の、というか昨日のは理由分かってるんだけどね」

瑞鳳「そっか、ふ~ん、胸がねぇ」

瑞鳳「見せてみなさい」

あかり「えっ、む、胸を?」

瑞鳳「この流れでそれ以外どこを見せるっていうの」

あかり「ええっと、瑞鳳ちゃん見たらわかるの?」

瑞鳳「わかっちゃうかもしれないし、わからないかもしれない。から見てみる」

あかり「わ、わかっちゃったらはずかしいから、だめだよぉ」

瑞鳳「はずかしがってたらずっと治らないよ、ほら、こっち来なさい!」グイッ

あかり「あぁっ、む、無理やり……」

瑞鳳「実力行使も辞さないわよ~」

あかり「ず、瑞鳳ちゃん……」

瑞鳳「頑なに隠すわね~いいよ、見せなくても。このまま触診といかせてもらうから」スッ

あかり「あっ、やっ、ず、瑞鳳ちゃん、服まさぐっちゃ……んっ……!」

瑞鳳「やっぱり、そういうことか。ふふっ、触っただけでわかるよ、提督がなにしてたのか」

あかり「あ、あかりじゃな、いぅっ……! はぁっ……」

瑞鳳「どうやって治したもんかしらね~」

あかり「ん、はっ……あぁっ……!」

あかり「はぁ~……」

瑞鳳「むずむず治った?」

あかり「今は、ちょっと、は……」

瑞鳳「そっか、それはよかった……」

あかり「……」

瑞鳳「それなら、お返しに、私のむずむずも治してもらって、いい?」

あかり「……うん」

瑞鳳「それじゃ、場所交代ね。今度は、私が提督の膝に」

あかり「ん……」

瑞鳳「えへへ、ねぇ、さっき私がやったみたいに、まさぐってよ」

あかり「まさぐって、ほしいの?」

瑞鳳「うん。提督がそうするのなんて、普段じゃありえないもん」

あかり「普段じゃありえないことしたいんだ?」

瑞鳳「したい……いいでしょ?」

あかり「しょうがない瑞鳳ちゃんだよぉ」スッ

瑞鳳「あ、あ~っ……!」

あかり「……瑞鳳ちゃんも、結構むずむずしてるみたい、だね」

瑞鳳「うん、うん……提督、まさぐってるとき、我慢、できなくて……背中に、こすり付けてたの、気づいてた……?」

あかり「それは気にしてられなかったよぉ」

瑞鳳「それくらいっ……むずむず、提督のまさぐって……私、んぁっ……!」

あかり「……」

瑞鳳「ていとく、ていとくっ……ちゅーしたい、ちゅー……すりゅ?」

あかり「んっ……」チュッ

瑞鳳「はむっ……んぅ……んんぅ……!」

瑞鳳「はっ、はっ……まさぐられながら、ちゅーしゅりゅ、しゅき……」

あかり「また滑舌、おかしくなってるよぉ……」

瑞鳳「らぁ……だって、こんなの、はんっ……ならにゃい、方が、おかしい、あ、あっぁっ……!」

あかり「お腹はだめ?」

瑞鳳「いいっ……おなかも、まさぎゅ……まさぐって……どこも、全部……」

あかり「んぅ……」

瑞鳳「ていとくも、また、むずむずすりゅ……?」

あかり「またぶり返しちゃったよぉ……」

瑞鳳「見せて、瑞鳳でむずむずしてるとこ、みたい……」

あかり「……うん」パサパサ

瑞鳳「はぁ、はぁ……ていとくの、瑞鳳で、むずむずしてるの……こんなに……」

あかり「……見られてると、やっぱり余計にむずむず、してくる」

瑞鳳「それじゃ、見えないようにすりゅ、ね……」カプッ

あかり「……っぁ!? あああっ……!」

瑞鳳「ん、ふっ……はぁ……」

あかり「あっ、うぁ……」ガクガク

瑞鳳「ね、ていとく、むずむず、瑞鳳が吸い出しちゃうからね……むずむずしてるとこ、全部……ぜんぶだよ……」

今回はここまでです

しばらく交流できなくなるので濃い絡みをさせたいところですがやはりそこは安価次第です
それにしても朝の行動でこういう展開になることが多い気がします

開始します

あかり「もぉ、まだ朝なんだよ瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「時間は関係ないでしょ」

あかり「あるよぉ」

瑞鳳「どう関係があるの?」

あかり「それは、その、こういう事は、夜にやることで……」

瑞鳳「なんで?」

あかり「なんでって、それは、よく知らないけど……」

瑞鳳「知らないのに固定観念だけで物を語っちゃだめよ提督。こういうのは、その気になればいつでもいいんだから」

あかり「金剛さんはだめだって言うよぉ」

瑞鳳「瑞鳳は金剛じゃないわよ」

あかり「う、そうだけど」

瑞鳳「まあね、提督がいやだって言うなら瑞鳳もしなかったけど、そうじゃないでしょ?」

あかり「そうじゃなく、されたんだよぉ」

瑞鳳「ならそうじゃなくした瑞鳳の勝ちってことで終わりね」

あかり「むぅ、瑞鳳ちゃんったら」

瑞鳳「あはは、可愛かったよ提督」

あかり「んもぉ! あかりはもう行くよぉ!」

瑞鳳「はいはい、またね提督」

あかり「……またね」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の瑞鳳、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「はぁ、ちょっと外の空気を吸って体を冷やしてきます」

戦艦棲姫「何か暖まるようなことしたの?」

あかり「えっ、いや、最近暑いですし」

戦艦棲姫「確かに、海風に当たるのはいいかもしれない」

あかり「なのですいませんけど、お願いしますね」

戦艦棲姫「ん、任せて」

あかり「何かおみやげ買ってきますよぉ」

戦艦棲姫「おみやげ買ってくるほど遠くに行くつもり?」

あかり「お菓子とか買って帰ってくるってことですよぉ」

戦艦棲姫「そっか、なら楽しみにしてる」

あかり「はい。さてと、どうしようかなぁ」

↓2

1 1人で外出する
2 (>>382-383の瑞鳳、○のついている艦娘以外)
3 他鎮守府に行く

あかり「そうだ、他のみんなの様子を見に行こう」

あかり「みんなどうしてるか気になるしね」

あかり「誰のところに行こうかなぁ」

↓2

1 京子
2 結衣
3 ちなつ
4 綾乃
5 千歳
6 櫻子
7 向日葵
8 りせ

あかり「そうだ、向日葵ちゃんのところに行こうかな。五月雨ちゃんのこと言わなきゃいけないし」

あかり「というか、今連れてってあげたら解決するんじゃ」

あかり「五月雨ちゃんいるかな?」

↓2 五月雨を連れていくか

1 連れて行く
2 連れて行かない

五月雨「今から古谷提督のところへ?」

あかり「比叡さんに謝りに行こう!」

五月雨「ええっ、そんないきなり……」

あかり「霧島さんにお話は聞いたんでしょ?」

五月雨「聞きましたよ。私、なんてことをしちゃったんだろうって。謝っても許してもらえませんよ」

あかり「五月雨ちゃんは許してもらえなかったら謝らないの?」

五月雨「そっ……それは、違います」

あかり「だよね。許してもらえないくらい怒ってるなら、なおさら謝らないといけないよぉ」

五月雨「はい……」

あかり「大丈夫だよぉ、霧島さんも怒ってないだろうって言ってたし」

五月雨「物理的に解体されませんよね?」

あかり「比叡さんはそんなに乱暴な人じゃないから」

向日葵『急に連絡をくれるだなんて、どうかなさいましたの?』

あかり「今から遊びに行っていいかなって思って」

向日葵『まあうちにですか? いいですわよ。赤座さんなら大歓迎ですわ』

あかり「ありがとう。あかりだけじゃなくて、五月雨ちゃんもいるんだけど」

向日葵『五月雨……?』

五月雨「あっ、私です。はじめまして、白露型6番艦の五月雨です」

向日葵『これはご丁寧にどうも。わたくしは古谷向日葵ですわ』

あかり「夕立ちゃん達の妹なんだよぉ」

向日葵『ですわよね、白露型ですもの。そう、知らない内に赤座さんのところには艦娘が増えていましたのね』

あかり「向日葵ちゃんのところは増えてないの?」

向日葵『建造もドロップもできないのですから、増えるわけがありませんわ』

あかり「大本営から来たりしてないんだ」

向日葵『赤座さんの鎮守府は収容人数が段違いに多いですから、そちらに送られるようになっているんですわきっと』

あかり「そうかもしれないね。あっ、それと比叡さんっている?」

向日葵『比叡ですか? ええ、元気にお料理の特訓中ですわ』

あかり「よかった、五月雨ちゃんがね、比叡さんにお話があるんだって」

五月雨「は、はい、比叡さんに伝えなくてはいけないことがあるんです」

向日葵『なにやら深刻そうなお話のご様子。わかりましたわ。比叡にはどこにも行かないように伝えておきます』

あかり「ありがとう、向日葵ちゃん!」

向日葵『これくらい何でもありませんわ。ですがそう、恩義に思ってくださるなら、こちらからもお願いしてよろしいですの?』

あかり「なになに?」

向日葵『↓2も一緒に連れてきてほしいのですけど』


↓2 連れて行く艦娘(>>382-383の瑞鳳、五月雨、○のついている艦娘以外)

あかり「他に向日葵ちゃんが知らない艦娘?」

向日葵『ええ。他にもいらっしゃるんでしょう?』

あかり「うん、いっぱいいるよぉ」

向日葵『いっぱいなんですの!? あと1、2人かと思ってましたわ!』

あかり「あのお祭りが終わってから増えた人は9人くらいだよぉ」

向日葵『9人、まだそんなに増える余地があったなんて。さすがに9人は多いですし、あとお1人だけどなたか連れて来てくださいません?』

あかり「わかった。五月雨ちゃんが一緒に行くし、ここはお姉ちゃんの春雨ちゃんを連れて行くね」

向日葵『白露型の方ですわね。わかりましたわ、ではお待ちしておりますわね』

あかり「うん、すぐに行くからね」

五月雨「はぁ……これであとに引けなくなりました」

あかり「ここが頑張りどころだよ五月雨ちゃん」

五月雨「は、はい。頑張ります!」

あかり「春雨ちゃんはお正月にごらく部のみんなとは会ってるけど、生徒会の人達とはまだだったよね」

春雨「はい、どんな方なのか楽しみです」

あかり「向日葵ちゃんはね、とってもお上品な子なんだよぉ。喋り方がとても丁寧で、紅茶を飲むときもすごく大人っぽいの」

五月雨「あんな喋り方するなんて、お嬢様なんですか?」

あかり「ん~特にお金持ちだって話は聞いてないけど」

春雨「お財布は豊かでなくとも、心が豊かなんでしょう」

あかり「そうだね。ついでにスタイルも豊かだよぉ」

五月雨「ちらりと小耳に挟んだことがありますけど、提督と同い年で浜風さんのようなスタイルなんでしたか」

あかり「浜風ちゃんと同じかそれ以上くらいだよぉ」

春雨「それは、すごい。そこまで差異が出るなんて」

あかり「あ、あかりだってもっと成長したら大きくなるもん! お姉ちゃんだって大きいし……下手したら向日葵ちゃんは今の時点でお姉ちゃん超えてるけど」

春雨「ま、まあ色んなところが豊かな人だということですね」

五月雨「それよりも、やっぱり緊張します……」

春雨「過敏になりすぎよ五月雨」

五月雨「だ、だって……」

あかり「それでも乗り越えなきゃいけないことだから、ファイトだよぉ」

五月雨「なんとか、乗り越えてみせますよ!」

あかり「向日葵ちゃ~ん」

向日葵「お待ちしておりましたわ、赤座さん」

五月雨「ほ、本当に豊か……!」

春雨「最近の中学生ってすごいです……」

あかり「久しぶりだね、向日葵ちゃん」

向日葵「ええ、来てくださって本当によかったですわ。最近は櫻子をあしらうのにも若干飽きて来たところですし」

あかり「櫻子ちゃんまだ演習しに来てるんだ」

向日葵「ええ、あちらは飽きもしてない様子で。はぁ、その単純さが羨ましいですわ」

あかり「暇してたんだね向日葵ちゃん」

向日葵「……」

あかり「今のはダジャレじゃないからね!? そんな冷たい目で見ないでよぉ!」

鳥海「ようこそ、いらっしゃいませ」

あかり「鳥海さん!」

鳥海「五月雨さんと春雨さんも、いらっしゃいませ」

五月雨「ど、どうも」

春雨「同じ作戦に従事したことはありますけど、艦娘としてははじめましてです」

鳥海「ええ、はじめまして、と言う言葉がふさわしいでしょうね。今の、艦娘としての私達には」

向日葵「愛宕さんも連れてくるようにお願いするべきでしたかしら」

鳥海「そこまで無理は言えませんよ」

あかり「あっ、鳥海さんは愛宕さんと同じ高雄型でしたね」

鳥海「赤座提督のところでなら、姉さんも楽しくやってると会えなくてもわかります」

あかり「えへへ、そこまで言ってもらえたら嬉しいですよぉ」

向日葵「鳥海は赤座さんのことを高く評価しているみたいですわ」

鳥海「客観的に見てそう判断するに足るものが見て取れますから。あれだけの大人数がいて、皆さんとても幸福そうにしていらっしゃいます」

向日葵「ですわね、わたくしも負けていられませんわ! ここには赤座さんの鎮守府の10分の1ほどしかいないのですから、10倍幸せにしませんと!」

鳥海「そ、そこまで対抗意識を燃やさなくてもいいんですよ。赤座提督の10倍もされたら、私……」

春雨(あの反応、もしかして鳥海さん……)

瑞鳳「なんで玉子焼き作ろうとして、スクランブルエッグができるのよ!」

比叡「ひえ~! 一手間加えようとしたらぐちゃぐちゃになっちゃったんですよ~!」

瑞鳳「だからアレンジするのやめなさいって言ってるのに! これはこれでおいしいからいいけど」

比叡「でしょう? 私も随分とアレンジが上手くなったと思いません?」

瑞鳳「そうね、でもアレンジの前にレシピ通りに作れって言ってんのよ!」

比叡「ひえ~! 艦載機で突くのやめてください~!」

向日葵「瑞鳳、赤座さんも見ているのですからそこまでにしておきなさいな」

瑞鳳「ん? あら、赤座提督もう来たのね。久しぶり」

あかり「う、うん、久しぶり」

瑞鳳「どうしたのよ、歯切れが悪いわね」

あかり「い、いや、さっきうちにいる瑞鳳ちゃんと一緒にいたから」

瑞鳳「そういえば赤座提督のところにもいたわね。元気してる?」

あかり「うん、元気、元気だよぉ……」

瑞鳳「そりゃよかったけど、なんで今胸押さえたの?」

あかり「な、なんでもないよぉ、えへへへ」

比叡「お姉様! 金剛お姉様は元気にしてますか!? それと霧島も!」

あかり「どっちも元気ですよぉ。時々五月雨ちゃんとお茶会してるみたいです」

比叡「五月雨……」

五月雨「比叡さん」

比叡「あぁ、五月雨。姿形が変わってもなんとなくわかるものだね」

五月雨「そ、そうですね……」

比叡「私に話があるんだっけ? 何々? あっ、お姉様とのお茶会で私について何か言ってたとか」

五月雨「そうじゃなくて、ですね……」

比叡「ん~?」

春雨「五月雨」

五月雨「は、い。あの、比叡さん! その、ソロモンでのこと、本当にすいませんでした!」ペコリ

今回はここまでです
次は小ネタから開始します

向日葵がお嬢様言葉で話してる理由についてはいつか解説されることがあるんでしょうかね
婚姻届の回で櫻子が職業にとのって書いてたのに合わせてお姫様みたいな喋り方してるという説もありますが
謎のままでもそれはそれでいいかもしれませんけど

開始します
五月雨と五月雨を見る小ネタ

あかり「雨だよぉ」

五月雨「雨降ってますね」

あかり「今の時期ならもう梅雨って言っていいのかな?」

五月雨「沖縄だとそうみたいですよ」

あかり「場所によって違うの?」

五月雨「調べてみたところ、南の方が早く梅雨に入って早く明けるみたいです」

あかり「へぇ~知らなかったよぉ」

五月雨「私もはじめて知りました」

あかり「でもここは沖縄じゃないよぉ」

五月雨「ええ、だからまだ梅雨じゃありませんよ。天気予報も明日は晴れだって言ってました」

あかり「じゃあ五月雨じゃないだぁ」

五月雨「あと1月もすればここも梅雨入りですよ」

あかり「それまで待たないといけないんだね」

五月雨「そんなに五月雨が見たいんですか?」

あかり「だって、せっかく五月雨ちゃんと一緒にいるんだもん」

五月雨「まあ、五月の雨で五月雨ということでいいんじゃないですか?」

あかり「ううん、今はそれで我慢だよぉ」

五月雨「雨は雨で変わりませんけどね」

あかり「なんか違うんだよぉ。よくわからないけど違うの」

五月雨「そういうよくわからない心の機微を、風情と呼ぶのかもしれませんね」

あかり「そう、風情があるの! だから、本当の五月雨の季節になったらまた一緒に雨を眺めようね」

五月雨「はい、私でよろしければ」

あかり「五月雨ちゃんだから五月雨を見るんだよぉ。五月雨ちゃんじゃなきゃだめだよぉ」

五月雨「なら夕立だったら毎日チャンスがありますね」

あかり「季節関係ないもんね。でも夕立ちゃんは大人しく雨を見ようとはしないと思うよぉ」

五月雨「確かに。雨だ~って喜んで外に出ちゃいそう」

あかり「雨好きらしいからね夕立ちゃん」

五月雨「それが私達の名前ですので」

あかり「あかりは一緒にいったら風邪引くからできないよぉ」

五月雨「ほどほどで切り上げてお風呂に入ればいいんです。服は濡れてしまいますけどね」

あかり「靴もぐしょぐしょになったら気持ち悪いよぉ」

五月雨「なら裸足で走り回りますか?」

あかり「裸足で?」

五月雨「靴もはかずに雨の中はしゃぎまわる。なんとなく開放感があって楽しいですよ」

あかり「開放感、それはなんかありそうだね」

五月雨「一緒にお風呂にも入れますし……」

あかり「お風呂ならいつでも一緒に入るけど」

五月雨「一緒に遊んだあと入るのがいいんですよ」

あかり「ん~すっごくちっちゃい子供みたい」

五月雨「そういう風になりたいときもあるということです」

あかり「そういえば、古鷹さんも雨好きだって言ってた」

五月雨「あぁ、雨が窓を叩く音とか好きだって聞きました」

あかり「あと雨が降ってる雰囲気とか、暗さ? 雨の日に部屋の電気つけずにいるんだって」

五月雨「ええ、それは不便そうですよ」

あかり「特に何かするわけでもないみたいだから。それに古鷹さんは目を光らせられるから平気みたい」

五月雨「あっ、そうでした。古鷹さんは目が探照灯として具現しているんでしたね」

あかり「片目瞑って光らせてることが多いから、夜中に会ったとき一つ目のお化けかと思ってびっくりしたこともあったよぉ」

五月雨「急に出てこられたらびっくりしますね」

あかり「ちょうどそのとき夕立ちゃんと肝試ししてたときで、壁の中にいた卯月ちゃんから話しかけられて、幽霊が出たって逃げたあとだったから余計にね」

五月雨「卯月さんは長い間壁の向こうにある部屋に閉じ込められていたんでしたっけ。そういうことがあったんですね」

あかり「えへへ、もう随分と前の話になるけど、今でもよく覚えてるよぉ」

五月雨「夕立は随分と早い時期にここに着任していたんですよね」

あかり「うん。京子ちゃんと初めて会ったちょっと後くらいだから、本当にすぐの頃だよぉ」

五月雨「だからそういうエピソードもたくさんあるし、あの日もきっかけは夕立だった……」

あかり「五月雨ちゃんどうかした?」

五月雨「いえ、私、『五月雨』って新人提督の下に、最初に配属される艦娘の1隻だったと聞きました」

あかり「そうみたい。うちにいる子だと、叢雲ちゃんと吹雪ちゃんと五月雨ちゃんだね。あとは電ちゃんと漣ちゃんだったっけ」

五月雨「もしかしたら、叢雲さんの代わりに私が最初の艦娘としてここに来る可能性もあったんじゃないかなと」

あかり「あ~」

五月雨「そうだったら、どれだけ……いえ」

あかり「んとね、叢雲ちゃんの代わりに五月雨ちゃんがもし来てたとしても、それは今の五月雨ちゃんとは別人だよぉ」

五月雨「あっ……」

あかり「もしかしたらそういう可能性もあったかもしれない。そうだとしても、その『五月雨』ちゃんは今ここにいる五月雨ちゃんじゃない」

五月雨「そうなりますね、私はその当時まだ建造されていませんでした」

あかり「そう、だからもしかしたら、ここに叢雲ちゃんの代わりに五月雨ちゃんが来てたら、あなたとは会えなかったかもしれない」

五月雨「そんな可能性、考えたくもないですっ!」

あかり「うん、あかりも。あかりはあなたと会えてよかったって、本当に思ってるもん」

あかり「『五月雨』って艦娘はいっぱいいるけど、ここに、あかりの『五月雨』になってくれたのがあなたでよかった」

五月雨「あ、えっ、て、提督の……!」

あかり「えへへ、同じ艦娘もたくさんいる中でこうして出会えたのって、なんだか素敵だね」

五月雨「は、はいっ、同感です! 私も、て、提督の『五月雨』になれて、本当に幸せです!」

あかり「今日は1日雨だっけ」

五月雨「天気予報ではそうらしいです。さっきも言いましたけど明日、正確には今日の夜には上がってますけど」

あかり「お外に遊びに行けないね」

五月雨「ん、裸足で出ないんですか?」

あかり「今日はやめとくよぉ」

五月雨「そうですか」

あかり「五月雨ちゃんは行かないの?」

五月雨「提督が行かないなら行きませんよ」

あかり「そっかぁ」

五月雨「……この雨もいつか上がり、まだ入っていませんけど、五月雨の季節もいずれは終わります」

五月雨「それ――」

あかり「それでも五月雨ちゃんと一緒にいることは変わらないよ」

五月雨「……なんでわかったんですか?」

あかり「えへへ、結構色んな人から言われてるからね。返す答えも一緒だよぉ」

五月雨「聞き方によってはすごく軟派な人のようにも聞こえますね」

あかり「あかりはいつも真面目に言ってるよぉ!」

五月雨「ええ、それがわかるから、誰も怒らないんですよきっと」

あかり「五月雨の季節が終わっても、夏になって冬になって、また五月雨の季節が来ても、ずっと一緒だよぉ」

五月雨「ありがとうございます、提督」

あかり「ううん。あかりの方こそ、一緒にいてくれてありがとうね」

五月雨(雨の日、いつも夕立達に引っ張られて騒がしく過ごしていることも多いけど。静かに過ごすのもいいものですね)

今回はここまでです
次はこどもの日の小ネタからです

昔は雨好きでしたが今ではただ鬱陶しく思うだけになりました
おとなになるってかなしいことですね

開始します

あかり「んん~、今日もいい朝だよぉ」

あかり「はぁ、今日はこどもの日だっけ。男の子の日って印象強いけど、一応子供全般の日でいいんだよね?」

あかり「いつもならお休みだから喜ぶけど、今は関係ないからねぇ~」

あかり「今日はなにしようかなぁ」

瑞鶴「ねぇちょっと妹ちゃん!」

あかり「その声は瑞鶴、さん? あれ、背がちっちゃい」

瑞鶴「あのバカ妖精がまた子供になる装置使って遊んでんの!」

あかり「今日がこどもの日だからですか?」

瑞鶴「そうよ! こどもの日だから子供になりましょうとか分けわかんないこと言って!」

あかり「あははは、あの子も結構退屈してるみたいですね」

瑞鶴「退屈で子供にされたらたまったものじゃないわ! 一緒に探しに行くわよ!」

あかり「わかりましたよぉ」

あかり「前は性格だけ子供になった人とかいましたけど、今回は全員見た目が子供になっちゃったんですか?」

瑞鶴「そうみたいね。何人かは性格も合わせて子供になってるみたいだけど」

あかり「瑞鶴さんは性格は子供になってませんよね」

瑞鶴「また相対的に大きい方になったことを楽しみたいだろうとか言われてね……」

あかり「あっ、またそういうのもやってるんですか」

瑞鶴「あいつ、どんだけ人をおちょくれば気が済むのかしら!」

あかり「まあまあ、探し出して元に戻してもらいましょう」

瑞鶴「まったく! ん、あれは……」

天龍「くっ、このナリじゃ刀が重くてしょうがねぇ」

あかり「天龍さんですね」

瑞鶴「なに刀引きずってんのよ?」

天龍「瑞鶴、しょうがねぇだろ。普段のオレの身長に合わせて作られてるってのに、この体じゃ持てねぇんだよ」

あかり「なら置いてくればよかったじゃないですか」

天龍「バカ、刀を置いていけるかよ。こいつぁ、オレの魂だぜ」

瑞鶴「その魂引きずってるんだけど?」

あかり「魂なら大事にした方がいいですよぉ」

天龍「ぬぐっ……けどあの妖精をとっ捕まえてなますにするためにゃ、こいつが必要なんだよ!」

天龍「あんにゃろ、捕まえたらこいつでぶった斬……る、ぬぅ~!」ググッ

あかり「腕の長さが足りなくて、鞘から刀が抜けませんね」

瑞鶴「それじゃ持ってても意味ないわね」

天龍「ぐぅ~! ちくしょう! こうなったら鈍器として使って、あいつを鞘で叩き潰してやる!」

瑞鶴「まあそうなるわよね」

あかり「瑞鶴さんは弓どうしたんですか?」

瑞鶴「さすがに持てないから部屋においてきたわ。あいつはこの手で叩き潰す」

あかり「潰すまではしないであげてくださいね」

瑞鶴「それは保障しかねるわ」

川内「Wasshoi!」バサッ

瑞鶴「アイエッ!? なによ、かわう……川内じゃない」

川内「驚いた? ねぇ、驚いた?」

あかり「驚きましたよぉ。いきなり天井から降ってくるんですから」

川内「やった~驚いた~!」

瑞鶴「川内は性格も子供になってるみたいね」

あかり「いつもと変わらない気もしますけど」

川内「ねぇねぇ~提督はなにやってるの~?」

あかり「妖精さんを探してるんですよぉ」

川内「ええ~それつまんなそ~」

瑞鶴「つまるつまらないの話じゃないのよ」

川内「やだ~面白いことしたい~! ねぇ~あっちで遊ぼうよ~」グイグイ

あかり「あっ、だめですよぉ川内さん」

那珂「提督はっけ~ん! 突撃~!」ガバッ

あかり「わぁっ、那珂ちゃん?」

那珂「捕まえた~」

あかり「後ろからいきなり抱き着いてきたらびっくりするよぉ」

川内「那珂そのまま捕まえてて! このマフラーでぐるぐる巻きにして連れてく!」

瑞鶴「こら、やめなさい!」

川内「ヤメロー離せ~」

那珂「あっちで那珂ちゃんのライブに付き合ってよ~」

あかり「ごめんね那珂ちゃん、今は妖精さん探しに忙しいから」

那珂「やだ~! 提督が来なきゃやだ~!」

あかり「あう、どうしよう?」

神通「あ、あの、姉さんも那珂ちゃんも、提督に迷惑かけちゃ、だめ……」

那珂「提督来ないとやだもん~ねぇ~!」

川内「夜戦ごっこして遊ぶの~! 夜戦するの~!」

瑞鶴「ああもう、ちっちゃくなっても夜戦バカは変わらないっていうの!?」

那珂「て~い~と~く~!」

あかり「な、那珂ちゃん、おだんご引っ張らないで~」

神通「め、迷惑っ、かけちゃ、いけないって、い、言ってるのに……」グスッ

あかり「あっ、神通さん、泣いちゃったよぉ!」

瑞鶴「ほら、あんた達がわがまま言うから!」

神通「うぅ~!」

あかり「な、泣かないで神通さん、ね?」ナデナデ

神通「……私だって、私だって提督に抱っこしてもらいたいって思ってるもん~!」

あかり「えっと、抱っこしてほしいの? よいしょっ」ダキッ

神通「あっ……」

あかり「今なら軽いですから、抱っこもできますよぉ」

神通「て、提督……」

那珂「ずるい~! 那珂ちゃんも提督の顔見えるほうに行く~!」

あかり「あっ、ちょ、2人とも抱っこは無理だよぉ! 抱っことおんぶでも結構きついのに」

川内「私だけ除け者にするなんて~! イヤーッ!」バッ

瑞鶴「ああっ!」

あかり「あっ、せ、川内さんも、む、無理、んあっ!」バタッ

あかり「はぁ、なんとか離れてもらえましたよぉ」

瑞鶴「まったく、厄介なものね子供って」

あかり「まあでも可愛いじゃないですか。みんな納得ずくでやってるなら、あかりはあのまま遊んであげてもいいと思いましたよぉ」

瑞鶴「そりゃ納得ずくならいいけど……」

あかり「妖精さんもそうすればいいのに」

瑞鶴「あいつたぶんおしおきされることまで含めて楽しんでるから」

あかり「それじゃ一向に反省しないわけですね」

瑞鶴「捕まえて元に戻させるだけで、何もしなかったらいいような気がしてきたわ」

あかり「それはそれで、何もされないからって続けそうですよぉ」

瑞鶴「ほんと性質悪い!」

あかり「あかりはこういうの嫌いではありませんけどね」

瑞鶴「そりゃ妹ちゃんは毎回こういう装置の対象にならないからで。あら、あれは……」

鳳翔「……」

あかり「鳳翔さんですよぉ」

瑞鶴「鳳翔さん」

鳳翔「あら、おはようございます、提督。瑞鶴さんも」

あかり「おはようございます。鳳翔さんは性格はそのままみたいですね」

鳳翔「性格? なんのことですか?」

瑞鶴「子供になるだけじゃなくて、一部の艦娘は性格も幼くなっちゃってるんです」

鳳翔「子供になる? 何がですか?」

あかり「えっと、体が子供になってるんですよぉ。鳳翔さんもじゃないですか」

鳳翔「私は子供になどなっていませんよ。普段と何も変わりません」

瑞鶴「あれ? 性格幼くなってる子は自分がそうなってることにも気づいてなかったけど、もしかして」

あかり「鳳翔さんも性格幼くなってるんですか、これで!?」

鳳翔「子供だとか幼いだとかよくわかりませんけど、ほめてくださっているんですよね。ありがとうございます」

あかり「あっ、いえ、ご丁寧に」

鳳翔「ふふ、今日は何故だが鎮守府が騒がしいです。子供の日だから、駆逐艦の子達がはしゃいでいるのでしょうか」

瑞鶴「いえ、駆逐艦だけじゃないんです。幼くなってる人はみんなで」

鳳翔「皆さんで。それはそれは、では私も一緒にはしゃぎましょうか。せっかくですしね」

あかり「あっ、鳳翔さん!」

瑞鶴「やっぱりちょっと幼くなってる!」

鳳翔「あっ!」バタッ

あかり「鳳翔さん、大丈夫ですか?」

鳳翔「帯が緩くなっていたみたいです。何故だが服がだぼだぼなんですよね」

あかり「それは体が小さくなってるからですよぉ」

鳳翔「体が小さくだなんて、まだそこまで歳は取っていませんよ」

あかり「いや、そういう意味ではなくて」

瑞鶴「それより鳳翔さん! 早く袴上げて!」

鳳翔「あぁ、これはすいませんでした。よいしょっと。それでは、私も行って参りますね」

あかり「行っちゃいましたよぉ」

瑞鶴「ううん、袴が下がってても平気にしてるとか、割と幼くなってるところあるけど」

あかり「なんというか普通に落ち着いてて、変わらないような感じしましたね」

瑞鶴「伊達に空母のまとめ役やってくれてるわけじゃないってことね」

あかり(そういえばみんなと一緒に騒ぎたいとも言ってたっけ。鳳翔さんはたまにああなるのもいいかもしれないよぉ)

葛城「ああっ、瑞鶴先輩! やっと見つけました!」

瑞鶴「葛城! あなたは性格はそのままみたいね」

葛城「ええ、いつもの葛城です! はぁ、小さくなった姿も可愛らしいです!」

瑞鶴「ちょっと、なにを喜んでるのよ」

葛城「いやすいません。いつもと違う先輩が見られてついはしゃいじゃって」

雲龍「提督は小さくなってない」

あかり「雲龍さんも性格はそのままなんですね」

瑞鶴「あんたも一部小さくなってないような気がするけど?」

雲龍「小さくはなってると思います。肩の重みが、いつもより軽いですから」

瑞鶴「小さくなってるの? 本当に? 瑞鶴なんて胸据え置きで体だけ小さくなったのに……」

葛城「ほ、ほら、体も小さくなってますし、その相対的に見て大きく見えてるだけですよ! 私は先輩の方が大きく見えます!」

瑞鶴「無理にフォローしなくていいから……」

雲龍「次はもっと小さくしてくれるようお願いしてみます」

あかり「あの妖精さんが犯人である限り、小さくなることはないと思いますよぉ」

瑞鶴「何が相対的に大きくなったことを楽しめよあの妖精!」

あかり「ま、まあ、胸だけ特別に小さくすることができなかったんですよぉ」

瑞鶴「瑞鶴の胸の変化量を抑えられるんだからできたはずよ! もう、絶対許さないんだから!」

あかり「気にしなくていいのにって何回も言ってるのに、あっあれは」

妖精(猫吊るし)「はいはい、こどもの日は健やかな成長を祈る日ですので、健やかに成長しているか胸囲測定しますよ~」

千代田「ん、服脱ぐの? は~い」

浜風「あんまり大きくなってないといいなぁ」

妖精(猫吊るし)「んふふふ、こういう特殊需要にも応えていくことが大事ですよね」

瑞鶴「応えられなくなって残念ね」

妖精(猫吊るし)「あっ!? 瑞鶴さん!?」

瑞鶴「捕まえたわよ、さっさと元に戻しなさい!」

妖精(猫吊るし)「戻したら許してくれます?」

瑞鶴「……ええ」

妖精(猫吊るし)「えっ、おしおきは?」

瑞鶴「しないわよ。逆効果みたいだし」

妖精(猫吊るし)「おしおきしてくれないなら元には戻しません!」

瑞鶴「わかったわよ! するから、おしおき! って、なんなのよこれは!」

あかり「あははは、どっちが頼んでるのかわからないよぉ」

千代田「ねぇねぇ、胸囲測定は? 提督さんがするの?」

あかり「えっ?」

浜風「あっ、そういえば前にしてもらったとき、すごく上手だった! 測り方も、触り方も」

間宮「じゃああかりに測ってもらいたい! いいでしょ、ねっ? あかり!」

あかり「えっいや、別にそもそもする必要がないような」

蒼龍「なになに~なんか楽しいことやってるの~?」

名取「提督がおっぱい触って大きさ測ってくれるんだって!」

飛龍「なにそれ~飛龍も混ぜて~!」

あかり「えっ、なんで触って測ることに!? というか測ること確定!?」

浦風「う、うちが1番!」

加賀「ここは譲れません」

あかり「あ、あの~」

足柄「ふん、大きさでだって負けないんだから!」

古鷹「ふふっ、これは全員分するまで逃げられませんね提督」

あかり「あっ、ちょ、古鷹さん性格幼くなってないのになんで……わぁ~!」

今回はここまでです
次は本編から開始します

ちなみに最後のところは古鷹以外にも普段の記憶を残したままの艦娘がいます
この後は幼くなった艦娘達に無邪気に弄ばれたりしたかもしれませんが想像にお任せいたします

ついに異動令状が来ましたけどまあ細々とやっていきます
開始します

比叡「……」

五月雨「……」

比叡「……ええっと、何のこと?」

五月雨「覚えていらっしゃらないんですか?」

比叡「ソロモンソロモン……たぶん私が沈んじゃったときのことだよね」

五月雨「はい、そのとき私、比叡さんに私、誤射しちゃって」

比叡「誤射? ん~」

五月雨「あ、あの、だから、その、私時々ごめんなさいって気持ちが比叡さんにあって、それで誤りに来たんです」

比叡「あぁ、そうなんだ。いいよいいよ」

五月雨「えっ、そんなに軽く!?」

比叡「だって、覚えてないし、覚えてないってことは怒ってもないよ」

五月雨「本当に、いいんですか?」

比叡「いいってば。それに、五月雨が謝ることじゃないでしょ? 昔の私達は自分の意思で動いてたわけじゃないんだし」

比叡「戦闘中に混乱しちゃう気持ち、今ならわかるよ。撃たれたら痛いからね。みんな痛いのはいやだから緊張して、混乱しちゃう」

比叡「だからもういいの。五月雨が気に止むことなんか何もないよ」

五月雨「比叡さん……よかった、私、私も本当はよく覚えてなくて、でもごめんなさいって気持ちだけがあって……」

比叡「そっか。五月雨はそうやって気に止んじゃうタイプなんだ。よし、それじゃあ、完全に罪悪感がなくなるように、私のお願い聞いてもらうよ!」

五月雨「お願いですか?」

比叡「うん! 私、今料理の特訓中だから、試食役をお願いするね!」

五月雨「試食役。はい、わかりました! どんなものでも五月雨、全部食べます!」

比叡「ちょっと、どんなものでもって私そんなに酷いの作らないからね! ほら、こっち来てこっち!」

五月雨「あっ、待ってください比叡さん! て、提督、行ってきます!」

あかり「うん、行ってらっしゃい」

向日葵「えっと、わたくしよく話が飲み込めなかったのですが。五月雨さんと比叡は昔一緒に戦ったことがある、という話ですの?」

鳥海「第三次ソロモン海戦。比叡さんが沈んでしまった海戦で、五月雨さんが比叡さんに対して誤射をしてしまったんです」

あかり「そうなの。五月雨ちゃんの乗組員さんは、それで比叡さんが見つかっちゃったんじゃないかって心配したらしいんだけど」

鳥海「実際はそれとは関係なく、むしろ比叡さん達が先に攻撃を仕掛けた、らしいですね。私は一応行きはしましたが後発組なので」

向日葵「そうだったんですの……」

あかり「霧島さんが言ったように、やっぱり比叡さん覚えてなかったみたいだね」

春雨「沈んだときに近い記憶は余り残っていないのかもしれません。酒匂さんや長門さんがそうだったように」

鳥海「無意識のうちに引きずっているところはあるみたいですけどね。見捨てないで、と言うことがたまにありますので」

瑞鳳「まあね、余り思い出したくもない記憶だしね。一応知っておく必要はあるんでしょうけど」

向日葵「赤座さんは、ご自分の艦娘達の昔の話や、辛い思い出などの話を聞いているんですの?」

あかり「うん。思い出すの辛いかも知れないけど、みんなそれと向き合わないとって気持ちがあるみたいだから」

向日葵「そう、ですの……」

あかり「向日葵ちゃん?」

向日葵「あっ、いえ、何でもありませんわ!」

鳥海「浮かない顔をしていましたが?」

瑞鳳「なんか悪いものでも……あっ、もしかして比叡の作りかけつまみ食いしたり?」

向日葵「していませんわよ、そんな意地汚いこと! というか比叡もアレンジ控えておいしく作れるようになったんでしょう?」

瑞鳳「いや、1回好きに作らせて満足させてから、普通に作らせたからね。そっち食べたらどうしようかと」

比叡「ひええ~! 五月雨、どうしたの!?」

五月雨「これが、罰なんですね……」

春雨「五月雨!? どうしたの!」

瑞鳳「ああもう、だから人に食べさせるなって言ったのに!」

鳥海「やれやれ、普通に手際はいいのに、どうして余計な手間を加えたがるんでしょうか」

向日葵「はぁ、すいません赤座さん比叡がご迷惑を」

あかり「あはは、比叡さんお料理上手いけど変な手間加えちゃうんだったよね」

向日葵「そうなんですの。普通に作ればわたくしよりも断然上手いのに、好奇心旺盛というか思いついたらすぐ行動するというか……」

あかり「でもそういうところがいいところでもあるでしょ?」

向日葵「ええ。明るくて元気で……昔にそんなことがあったなんて、微塵も感じさせない」

あかり「向日葵ちゃん?」

向日葵「赤座さんは強いですわね」

あかり「えっ、きゅ、急にどうしたの?」

向日葵「わたくし、みんなに昔の話を聞こうとしたことありませんの」

あかり「それはどうして?」

向日葵「怖かったんですわ。わたくしの中でみんなに対する印象が変わってしまうことが」

向日葵「聞けばどうしても意識させられてしまいます。みんなが艦娘……昔、本当に戦っていた兵器なのだということを」

向日葵「わたくし、みんなのことをそんなふうに思いたくありませんわ。だから、聞かないようにしていますの」

あかり「そうだったんだね」

向日葵「でも赤座さんはしっかり聞いて、それでも皆さんのことを、異質なものとは認識していない」

あかり「だって、艦娘だもん。もうただの艦じゃないよぉ」

向日葵「わかっていますわ、けれど……」

あかり「あかりはお手伝いしてあげてるだけだよ」

向日葵「お手伝い、って」

あかり「みんな、艦娘として生きようとしてる。昔は昔として受け入れて、変わった自分で生きようとしてるんだよぉ」

あかり「あかりはそんなみんなの話を聞いて、ただあかりが思ったことを伝えてるだけ。特別なことなんて何もしてないよぉ」

あかり「昔のこと受け入れようとするのが怖いのは、艦娘のみんなも同じだよぉ」

向日葵「艦娘のみんなも、恐れているということですの?」

あかり「うん。だって、覚えてない人だっているし、さっき比叡さんの言った通り、自分の意思でやったことじゃない」

あかり「それを自分のことだって受け入れるのは、きっとすごく怖いよぉ」

あかり「それに、向日葵ちゃんに嫌われることも、ね」

向日葵「……っ!」

あかり「怖かったらこうしてくっついてればいいんだよぉ」ピト

向日葵「あ、赤座さん!?」

あかり「ぬくもりが伝わるでしょ? 艦娘のみんなも同じ、人間だってわかるよぉ。それに、艦娘のみんなも自分が昔と違うって自覚できるみたい」

向日葵「そ、そうなん、ですの?」

あかり「うん、色んな人からそう言われたよぉ」

向日葵「くっついて……話を聞く」

あかり「それだけでいいんだよ。何も特別なことする必要ない。それだけできっと、みんな心が軽くなるから」

向日葵「ただ、それだけでいいんですのね」

あかり「そうだよ。それに、向日葵ちゃんだってもうずっと一緒に暮らしてきて、みんなのこと分かってるでしょ?」

あかり「信頼してあげなきゃ。自分のみんなへの気持ち」

向日葵「自分を信頼する……ええ、そう。そうですわね、わたくし何を恐れていたんでしょうか」

向日葵「みんなの抱えているものは重すぎて、子供のわたくしでは支えきれないと思っていました」

向日葵「けれど、そんな重いものを抱えているからこそ、わたくしが支えなくてはいけないんですのね!」

あかり「これからはみんなの支えになってあげてね」

向日葵「もちろんですわ! わたくしは、提督ですもの!」

あかり「うん、その意気だよ向日葵ちゃん!」

向日葵「……赤座さんは犬のような方ですわね」

あかり「えっ? わんわん?」

向日葵「犬には悲しんでいる人に寄り添い、慰めようとする習性があるそうですわ」

向日葵「赤座さんはそうやってたくさんの艦娘の悲しみに寄り添い、慰めて、癒してきたんですのね」

あかり「どうかな、癒せたならいいけど。でも、きっと楽にしてあげることはできてるって、そう思ってる」

向日葵「ふふっ、西垣先生が何故要となるあの鎮守府を赤座さんに任せたのか、わかった気がしますわ」

春雨「司令官、五月雨が意識を取りも……何してるんですか!」

五月雨「提督! そんなところで古谷提督と抱き合って! やっぱり大きい人が好きなんですか!?」

あかり「えっ、いやこれは別にそういうわけじゃなくて」

春雨「だから夕立姉さんの誘いには乗ったんですね!」

五月雨「そうなんですか! 提督!」

あかり「だから違うってば~!」

春雨「こうなったら小さいの魅力を教え込むしかないわ」

五月雨「はい! 提督!」

あかり「ちょっ、向日葵ちゃんの鎮守府だからここ! さすがに無理~!」ダッ

春雨「待ちなさい司令官!」

五月雨「どこだろうと構いません! 未成熟な良さをたっぷりと体に教えてあげます!」

向日葵「……話聞いてるだけなんじゃ」

鳥海「そこは触れないであげましょう。心と体は、繋がっていますので」

向日葵「触れ合うことが精神安定に繋がるとも言ってましたしね。ねぇ、鳥海」ギュッ

鳥海「えっ、あっ、な、なんですか?」

向日葵「わたくし、あなたことが知りたいですわ」

鳥海「ええっ、こ、この流れでそれはその……」

向日葵「へ、変な意味に捉えないでくださいませ! あなたの過去の話が知りたいと言ってるのですわ」

鳥海「過去の話ですか? いいんですか?」

向日葵「ええ。知っておかなければなりませんもの、これから長い人生を共に歩んで行くことになるんですから」

鳥海「……やっぱりそういう話じゃないですか」カァ

今回はここまでです

とりあえず移転されるまではこっちで書いてていいみたいなのでそうします
リダイレクトとかされるなら助かるんですけどまあ何とかやっていきます

丸ごと向こうに移動されてこっちには異動先のアドレス残るんじゃなかったっけ?
移動するまで書いてていいっぽい

>>464
それならよかったです情報ありがとうございます

開始します

向日葵「春雨さんもお料理得意なんですのね」

春雨「麻婆春雨が得意料理です!」

向日葵「ふふっ、それはご自分の名前から、上手くなるように練習したんじゃありませんこと?」

春雨「そうですけど、最初から少しわかってたんですよ。春雨に関する知識があったんです」

向日葵「そうなんですの? どういう理屈かわかりませんが、洒落がわかっていますわね」

比叡「つまり私も比叡という料理なら上手く作れるということでは」

瑞鳳「比叡って何よ」

あかり「向日葵ちゃんとくっついて何の話してたんですか?」

鳥海「ひ、秘密です」

五月雨「私もお料理覚えようかなぁ」

比叡「一緒にお勉強する?」

春雨「五月雨は砂糖と塩を間違えるとか、典型的なミスをしそうだから怖いわ」

五月雨「私だってさすがにそこまでドジじゃないですよ!」

長門「ん、何か人が多いようだな」

朧「あれは、赤座提督です」

飛鷹「五月雨と、もう1人。ん? 五月雨って赤座提督のところにいたっけ?」

あかり「長門さん達だよぉ。遠征に行ってたんですか?」

飛鷹「いや、比叡が食材全部ダメにしてもいいように買出しに行ってたのよ」

比叡「どんだけ私の腕前信用されてないんですか!」

瑞鳳「まともに作ったときと、アレンジしたときの差が激しすぎるのよ!」

長門「お任せでと言った日には、地獄を見ることになるからな」

比叡「おいしいものしか使ってないのに、なんでああなっちゃうんでしょうね」

朧「料理下手な人の常套句ですね」

向日葵「着実に上手くなっているのですからいいんですのよ」

五月雨「頑張ってください、比叡さん!」

比叡「はい! 気合! 入れて! 料理します!」

飛鷹「ちょっ! せっかく買って来た食材まで! 作りすぎたら明日のご飯がなくなるでしょうが~!」

向日葵「やれやれ、すいませんせっかく来てくださったのに騒がしくて」

あかり「ううん。向日葵ちゃんも楽しくやってるみたいでよかったよぉ」

五月雨「私の目的は果たせましたし」

春雨「私もごあいさつできました」

向日葵「ええ、まだ会えていない他の方にもいずれお会いさせてくださいね?」

あかり「もちろんだよぉ」

向日葵「あぁ、そうだ。何でもまだ深海棲艦の生き残りがいるとかで。もう敵意はなくしているらしいのですが、見つけたら保護するようにと先生から言われましたの」

向日葵「赤座さんにも連絡は行ってるかもしれませんが、一応お伝えいたしますわね」

あかり「あかりにも連絡が行ってるというか、あかりから連絡したんだけどね」

向日葵「ええっ? もしかして、赤座さんが見つけたんですの?」

あかり「見つけたのはあかりじゃなくて、あかりのところにいる深海棲艦のわるさめちゃんだよぉ」

向日葵「わるさめ? ほっぽちゃんじゃなくて?」

春雨「深海棲艦も増えたんです」

向日葵「それはまあなんというか……そういう数奇な運命に巡り合わせやすいというのも、要を任された一因なのかもしれませんわね」

あかり「ふふん、あかりが主人公だからね!」

向日葵「そういえば、そうでしたわね」

あかり「そういえばってなに! 忘れてたの!? もぉ~向日葵ちゃんったら~!」

五月雨「え、えっと?」

春雨「司令官達はたまによくわからないことを言う、と叢雲さん達が仰ってたわ」

あかり「というわけで、無事に五月雨ちゃんは比叡さんに謝ることができました」

戦艦棲姫「そう、よかった」

あかり「ダイソンさんも一緒に紹介しに行けばよかったですね」

戦艦棲姫「あと1人って言われたんでしょ? それならしょうがない」

あかり「やっぱりこっちに来てもらった方が早いですね」

戦艦棲姫「そうした方がいいと思う。キリがないから」

あかり「みんなを呼んで、またかくれんぼでもして遊びたいなぁ」

戦艦棲姫「かくれんぼ?」

あかり「ごらく部のみんなが集まったときに、ここでかくれんぼしたんですよぉ」

戦艦棲姫「艦娘も入れて?」

あかり「はい! 今度は生徒会のみんなも入れてやりたいです。でも、他の遊びでもいいかもしれません。また運動会ごっこするとか」

戦艦棲姫「そっちは漫画で知ってる。割と集まって遊んでたんだね」

あかり「中々集まれる機会ないですから、大事にしないといけませんよぉ」

戦艦棲姫「遊ぶのは大事にして……るって言っていいのかな。さてと、それじゃあこれからはどうするの?」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の瑞鳳、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

鳳翔「……」

あかり「鳳翔さん。何してるんですか?」

鳳翔「編み物です。暇を持て余していますので」

あかり「ん~何を編んでるんですか?」

鳳翔「巾着袋ですね。これに日用品なんかを入れて、、兵士に届ける慰問袋というものがその昔あったんですよ」

あかり「民間人が送るんですか?」

鳳翔「そうです。戦地にある兵士の心を慰めるために」

あかり「そういうことをしていたんですね」

鳳翔「小さな物かもしれませんが、それでも極限状態にある兵士にとっては、心を休めることができる貴重な贈り物だったんですよ」

あかり「それも慰問袋にするんですか?」

鳳翔「もう慰問する相手がいませんよ。でもそうですね、石鹸か何かを入れて寄付するのもいいかもしれません」

あかり「鳳翔さんの手作りで気持ちが篭ってますからね。袋自体もきっと大事にしてもらえますよ」

鳳翔「そうしてもらえると嬉しいですね。さてと、私に何かご用ですか?」

↓2

1 甘える
2 普段何をしているのかについて
3 小料理屋をどうするかについて
4 空母の集会に参加してみたいという話
5 その他自由に

あかり「バーと一緒に小料理屋さんしようって前に聞きましたけど、あれどうですか?」

鳳翔「その話でしたか」

あかり「あかり最近バー開けてないので、鳳翔さんがやってくれるとみんな喜ぶと思うんです」

鳳翔「それはどうでしょうかね。みんなお酒は二の次で、兎狩りに行ってる気がしますが」

あかり「兎狩り?」

鳳翔「でもまあ、そんな人を牽制する意味も込めて、私がやるというのもいいかもしれませんね」

あかり「本当ですか!」

鳳翔「そもそも提督がお酒の場で給仕をやっているという状況が、あまりよろしくありませんでしたし」

あかり「あかりはお酒飲んでませんよぉ」

鳳翔「飲まずともその場にいる、ということがよくありません。それに酔った誰かに無理やり飲まされたら、抵抗できないでしょう?」

あかり「それは、確かに」

鳳翔「ですから、これからは私の店に完全移行ということで」

あかり「ええっ、それはちょっと、いやですよぉ」

鳳翔「したいんですか?」

あかり「だって、雰囲気がなんか大人っぽいじゃないですか」

鳳翔「大人に憧れるのはいいですけどね……」

あかり「だったら鳳翔さん、バニーガールの格好できるんですか?」

鳳翔「そっ……こ、小料理屋にバニーガールはいませんよ」

あかり「完全移行するならバーも引き継がなきゃだめですよぉ。バーの雰囲気の方が好きって人もいると思いますし」

鳳翔「ば、バニーガール、私が……?」

あかり「できます? 時々胸ぺろんってなっちゃうんですよぉ?」

鳳翔「胸がっ!? そ、そこまでいかがわしい格好だったなんて!」

鳳翔(酔ったところにそんな煽られるような真似されたら、弾みで過ちが起きてもおかしくない)

鳳翔(いいえ、もしかしたら既に起きているということも……! いけないわ! この子の健全な成長を阻害している!)

鳳翔(だけど、代わりに私がその不健全な格好になるというの? できるの? 私に、胸を……ぺろんって……)

あかり「やれるときは一緒にやれればいいですね」

鳳翔「一緒に、そう一緒にやればいいんです! その手があるじゃないですか!」

あかり「わっ、びっくりした」

鳳翔「あっ、すいません」

鳳翔(私の目の届く範囲にいるなら、守り抜くことは可能でしょう。本当ならきっぱりやめさせたいですが、ここは妥協しましょう)

あかり「あかりもバー続けていいんですか?」

鳳翔「ええ、私と一緒にするなら。子供は保護者同伴です」

あかり「むぅ、できる限り一緒にする、ですからね?」

鳳翔「私は毎日でもできますからご安心を」

あかり「毎日はしなくていいですから! 鳳翔さんが無理のない程度にやってください!」

鳳翔(保護者ぶって押さえつけようとしている私のことも慮ってくださるんですね)

鳳翔(この子がこのまま健やかに育てるように、なんとか手を尽くしましょう)

今回はここまでです

小料理屋かどうかはわかりませんが鳳翔が店を出してるのは千歳の時報で確定してますからね
鳳翔がいない場合でもそう言いますけど、朝雲も当時まだ未実装だった山雲を時報で紹介してきますし気にしないようにしなければ

乙です

開始します

鳳翔「ぺろんってなるのは修正した方がいいと思いますよ」

あかり「あかりもそう思いますけど、妖精さんがしてくれないんですよぉ」

鳳翔「あの子は本当に……そもそも着なければいいのでは?」

あかり「ええっ!? 裸の方がもっとはずかしいですよぉ!」

鳳翔「服を着なければいいと言ってるんじゃありませんよ!」

あかり「うさぎさんにならなければいいってことですか」

鳳翔「そもそも何でそんな格好してるんですか?」

あかり「バーに似合う格好しようって言われて。あかりはバーテンダーさんの格好とかしてみたかったんですけど」

鳳翔「バーテンダーとはどのような格好をするものなんです?」

あかり「こうなんか黒いエプロンとベストを付けてて、白いシャツで~」

鳳翔「それは、提督には似合わなさそうですね」

あかり「そんなことないですよぉ! 馬子にも衣装です!」

鳳翔「意味わかって言ってますか?」

あかり「でもうさぎさんも可愛いとは思いますけどね」

鳳翔「提督が似合いそうなバーの衣装がそれしか思い浮かびません。あまり知りませんけど」

あかり「妖精さんの選択は間違ってるわけじゃなかったんですね」

鳳翔「服の採寸があれなだけですね。絶対わざとですが」

あかり「まあとにかく、よろしくお願いしますね。できるだけでいいですから」

鳳翔「はい。お酒の席は用意してあげた方がいいですからね」

あかり「鳳翔さんは頼りになりますよぉ。さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の瑞鳳、鳳翔、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

如月「司令官には本当の愛を教えてあげなきゃ……」

あかり「愛?」

如月「ひゃっ! し、司令官、如月に気づかれずに後ろに立つなんて、やっぱり……」

あかり「やっぱりなに?」

如月「……いいえ。どうかしたのかしら?」

あかり「今日も遊びに来たよぉ」

如月「そう、遊びにね」

如月(如月のこと気に入ってくれたのかしら? それともまさか、次の獲物にしようと!?)

あかり「如月ちゃ~ん」

如月「あっ、な、なに?」

あかり「何か考え事なの? さっきも愛がどうとか言ってたけど」

如月「ううん、気にしないで。さてと、何して遊びましょうか?」

↓2

1 姉妹で遊ぼうという話
2 距離が近いという話
3 あかりの心を癒そうという話
4 その他自由に

如月(狙われてるかもしれないけど、ここはあえて距離を詰めていくわ。司令官の良心を呼び覚ますのよ!)

あかり「何しようかなぁ。もう夕方だからねぇ」

如月「お外ではしゃいだりはできなさそうね」ススッ

あかり「ん? うん、そうだね」

如月「それじゃあ、お部屋の中でまったりしてましょうか」グイッ

あかり「あっ、うん」

如月「ふふっ、どうしたのぉ変な顔して」

あかり「だ、だって、如月ちゃんが身を乗り出してくるから」

如月「近くで話した方が聞こえやすいでしょ?」

あかり「これくらいの近さだったらわざわざ身を乗り出さなくても聞こえるよぉ」

如月「だめよぉ、如月の声を一字一句聞き逃して欲しくないもの」

あかり「そ、そっか」

如月「だ、か、ら、もっとそっちに近寄るわね」

あかり「うん、いいけど」

如月「うふふ、おじゃましま~す」

あかり「ここは如月ちゃんの部屋だけどね」

如月「あらぁ、如月の部屋でなら司令官の隣でもどこでも、おじゃましちゃっていいのかしらぁ?」

あかり「んまあ、おじゃまではないしね」

如月「くすっ、嬉しいこと言ってくれるわね」トントン

あかり「如月ちゃん、くすぐったいよぉ」

如月「くすぐったくしてるから当然よぉ」

あかり「あはは、ふとももはだめだよぉ」

如月「だめって言われたら逆にやりたくなっちゃうでしょ~?」

あかり「んふっ、もぉ、如月ちゃん~やめてよ~」

如月「うふふっ」

如月「司令官の肌は綺麗ねぇ」

あかり「そうかな? 汚くはないと思うけど」

如月「だって、ほら、こんなに反発してくる」

あかり「んふふっ、如月ちゃん~」

如月「そんなに如月の指を受け入れたくないのかしらぁ? えいえいっ」

あかり「如月ちゃん、そんなに突き込んだらちょっと痛いよぉ」

如月「あらごめんなさい。でも、すごく肌触りがよくてね。ついつい、指が止まらなくなっちゃったの」

あかり「如月ちゃんだって綺麗だと思うよぉ。こんなに近づいてもシミもほくろも見当たらないもん」

如月「それはそうよぉ。如月の肌は輝いてるんだから」

あかり「輝いてるみたいに綺麗だと思うよぉ」

如月「あはっ、もっと近くで見てよ」

あかり「もう十分近いよぉ」

如月「まだ近づけるわよ、ほらほらっ」ムギュッ

あかり「き、如月ちゃん」

如月「ふふっ、ここが気になる? いいよ、見せてあげるわぁ」グイッ

あかり「気にならないから、服引っ張らなくていいよぉ!」

如月「いつも服で隠れてるから、ここの方が綺麗なのに。さらにその下のブラに隠れてるところの方が……」

あかり「だからいいってば」

如月「如月が見てもらいたいのよぉ。如月の1番綺麗なところ、司令官に見てもらいたいなぁ」

あかり「う、ぐ……」

如月「ほぉら、見て見て……」グイッ

あかり「ん……ってブラ付けてる!」

如月「だから普段はブラに隠れてるから綺麗だって言ったじゃない」

あかり「そ、そうだけど、話の流れ的に!」

如月「残念だったわね~如月の綺麗なところ見られなくって」

あかり「べ、別に残念じゃないよぉ」

如月「また今度見せてあげるね。そのときは、如月の1番綺麗なところ、好きなだけで汚していいから、ね?」フッ

あかり「はひゃっ! き、如月ちゃん! 耳にふ~ってするのもくすぐったい!」

如月「くすぐったいからやってるって言ったでしょ~」

如月(先ずは篭絡してから、そこからはじめるのが如月流ね!)

あかり「あかりもくっつくの好きだけど、如月ちゃんは本当にぐいぐい来るよぉ」

あかり「これからどうしようかな。もうダイソンさんのところに戻って――」

連装砲ちゃん「きゅ~!」ピョンピョン

あかり「あれ? 連装砲ちゃん、どうかしたの?」

連装砲ちゃん「きゅきゅきゅ~」クイクイ

あかり「あかりに来て欲しいの? わかったから、引っ張らないで。何かご用事?」

連装砲ちゃん「きゅう」コクリ

あかり「連装砲ちゃん達の?」

連装砲ちゃん「きゅうきゅ~」フルフル

あかり「じゃあ島風ちゃんの?」

連装砲ちゃん「きゅ~!」グイグイ

あかり「ああっ、行けばわかるってことなの? わかったから押すのもやめてぇ!」

島風「お姉ちゃんおっそ~い!」

あかり「やっぱり島風ちゃんがあかりを呼んだんだね」

連装砲ちゃん「きゅ~!」

島風「ありがとう連装砲ちゃん。はい、お菓子、みんなで分けて食べるんだよ」

連装砲ちゃん「きゅっきゅ~!」ピュー

島風「あんまり遅いか私が迎えに行くところだったよ」

あかり「これでも連装砲ちゃんに急かされて急いで来たんだよぉ。あかりに何の用?」

島風「えとね~姉妹らしいことしたいなって思ったんだ」

あかり「姉妹らしいことなんか漠然としてるよぉ」

島風「何するかは考えてあるよ。あのね、お下がりってあるでしょ?」

あかり「お姉ちゃんが着てた服を貰うこと?」

島風「そう、そのお下がり!」

あかり「あかりの服が欲しいの?」

島風「ううん、普通の姉妹ならお下がりがあると思うけど、私達は特別な姉妹だからお下がりじゃなくて……」

あかり「えっと、それって島風ちゃんの服?」

島風「そうだよ! 特別な姉妹だからお姉ちゃんの服を妹が貰うんじゃなくて、同じ服を姉妹で着るの!」

あかり「ペアルックってやつだね」

島風「うん! 私とペアルックになろ、お姉ちゃん!」

今回はここまでです
次は島風の好感度100イベントからはじめます

複数のゲームをやってるとイベントが重なったときとかが辛いですね
艦これは戦闘中の操作はほとんどないので一緒にやれるのでいいですけど

開始します

あかり「ど、どうしよっかな~」

島風「いやなの?」

あかり「いや、じゃないような、そうじゃないような」

島風「どっちなの!」

あかり「あかりがこれ着たら島風ちゃん嬉しい?」

島風「嬉しいよ! だから着てって言ってるんじゃない!」

あかり「そ、そうだよね」

島風「五月雨も姉妹で服合わせちゃうし、秋月は夕張と同じ服だし~私もしたいの!」

あかり「あぁ、そうだね。みんなそういう人がいるから」

島風「いいでしょ~ね、ね?」

あかり「うん、わかったよぉ。あかりはお姉ちゃんだもんね」

島風「わ~い! じゃあ早く着替えて! 早く~!」

あかり「わっ! はいはい、ちゃんと着替えるからね」

あかり「改めて見るとすごい格好だよぉ。スカートは言わずもがなだけど、上の服も先細り方が……」

島風「早くなるために、装甲をそぎ落としてるんだよ」

あかり「そのためだったの? でも服はあんまり関係ないんじゃ」

島風「走りやすい服じゃないと遅くなるでしょ!」

あかり「このスカートだとずり落ちて逆に走りにくそうだけど。案外ずれないね」

島風「ずれないようにできてるの! ほら、早くパンツもはいて!」

あかり「パンツ丸出し、いや紐のとこだけしか出てないしそうでもないの?」

島風「提督はくらげが好きだって言ってたから、くらげっぽい白にしたよ!」

あかり「あ、ありがとう……」

島風「ペアルックでも下着の色は別だよね! そこは個性を見せなきゃ」

あかり「個性っていうか、なんていうかだよぉ」

あかり「うぅ、上も下もす~す~するよぉ」

島風「最近暑いし涼しくていいでしょ?」

あかり「はずかしくて逆に暑くなってくるよぉ」

島風「そんなんじゃお外行けないよ」

あかり「ええっ!? お外に出るの!?」

島風「出るよ。せっかく服着替えたのに、引きこもっててもしょうがないじゃん」

あかり「い、いや、これでお外に出るのはちょっと……」

島風「ちょっとなに~?」

あかり「そのぉ……」

島風「お姉ちゃん、私とお外行きたくないんだ。せっかくお姉ちゃんとペアルックになって、お外歩きたかったのに」

あかり「うっ、い、行きたくないわけじゃないよぉ! いいよ、行こう島風ちゃん!」

島風「やったぁ! 行こ行こ~!」

あかり「だ、誰もいない?」

島風「いないよ~」

あかり「よ、よぉし、じゃあ行くよぉ」

島風「さっきの威勢はどうしたのお姉ちゃん?」

あかり「だ、だってぇ」

島風「それ間接的に私のいつもの格好がはずかしいって言ってるのと同じだよ?」

あかり「うぅ、そうなっちゃうけどぉ」

島風「ほらっ、ちゃんと胸張って歩いて! 私とペアルックなんだから! 1人で変な格好してるわけじゃないでしょ?」

あかり「そ、そうだね。島風ちゃんと一緒だもんね!」

島風「もぉ~私の方がお姉ちゃんみたいになっちゃってるじゃない!」

あかり「お、お姉ちゃんだって時々は妹に教えられることもあるんだよぉ!」

島風「そうなんだ。へぇ、姉妹ってそういうこともあるんだね」

あかり(あかりはあんまりお姉ちゃんに何か教えた記憶がないけど)

あかり「前に千代田さん達と、肌を堂々と出せるのは自信を持ってる証だって話をしたんだよぉ」

島風「ん? 理屈がわからない」

あかり「肌を見せて堂々としてられるのは、それだけ自分の体に自信があるってことなんだろうって」

島風「自信ね~」

あかり「島風ちゃんも自信満々なんだね」

島風「だって私は早いもん。自信とか感じるまでもなく、それが事実だし」

あかり「自信がないとそういうこと言えないよぉ」

島風「ん~お姉ちゃんだってもっと自信持って、みんなに見せてもいいと思うよ」

あかり「肌を?」

島風「だって、すごく綺麗だし。どこもつるつるだよ。この腋だって、ほら」

あかり「んはっ! わ、腋こちょこちょはやめてよぉ」

島風「つるつるしてるから、いつまででも触ってたいの! こんなに腋出してるのが悪いんだよ!」

あかり「いや出してるの島風ちゃんが……あははっ、ひゃっ、し、島風ちゃ、くすぐったいっ……!」

あかり「はぁはぁ……胸に続いてわきもむずむずしだしたよぉ」

島風「つるつるだから気持ちよかったよぉ。それだけ綺麗なんだからね、むしろ見せてやろうってなった方がいいよ」

あかり「それはなれないよぉ」

島風「どうして?」

あかり「だって、他に綺麗な人いっぱいいるから。大和さんとか愛宕さんとか、結衣ちゃんや向日葵ちゃんだって……」

島風「他に綺麗な人がいたら、お姉ちゃんが綺麗じゃなくなるの?」

あかり「いや、それは……」

島風「他に綺麗な人がいたって、お姉ちゃんは綺麗だよ! 私にとっては誰にも負けない、1番綺麗な人だって思ってるよ!」

島風「その1番だって思ってる人が、自信なさそうにしてたらなんか悔しくなる! もっと堂々としていいのにって思っちゃうの!」

あかり「島風ちゃん、そんなふうに思ってくれてたんだ」

島風「思うよ! だって、お姉ちゃんだもん! 島風のたった1人の大切な、自慢のお姉ちゃんだもん!」

あかり「そうだよね。お姉ちゃんが綺麗だとか言われたら嬉しいもんね。自慢したいよね」

島風「だからもっと自信持とうよ、ね?」

あかり「他人と比べたって意味ないもんね」

島風「そうそう。他人と比べてどうとかどうでもいいんだよ。自分がどう思うかが大事!」

あかり「また教えられちゃったね」

島風「えへへ~たまにはお姉ちゃんもいいかもしれないって思えてきた!」

あかり「ダメだよぉ、あかりがお姉ちゃんなんだから!」

島風「はいは~い」

島風「やっとお外に出られた!」

あかり「なんとか誰にも見つからずに出られたよぉ」

島風「別にもう見られてもいいでしょ?」

あかり「ま、まだちょっとはずかしいけど、帰りは隠れないで行くよぉ」

島風「その意気だよお姉ちゃん! 自信を持てるように、普段からペアルックでいよう!」

あかり「それはやめておくよぉ」

島風「ええ~! みんなペアルックなのに~私も私も~あっ、そうだ」

あかり「何か思いついたの?」

島風「またかけっこで勝った方の服に合わせることにする~! それじゃよ~いどん!」

あかり「ちょっ、いきなり!? 待ってよ島風ちゃん!」

島風「えへへ~おっそいおっそ~い!」

あかり(いつもより風を感じるよぉ。なんだかちょっと気持ちいい?)

あかり(あかり、立派な提督だ~とか大人だ~とか、上を見すぎてたのかもしれないよぉ)

あかり(ちゃんと前を向いて、今の自分を受け入れてから進んでいけば、その先できっと、上の方にも行けるよね)

あかり(ありがとう島風ちゃん。島風ちゃんはあかりの大切で自慢の妹だよぉ)

あかり「でも普段着がこれはいやだから絶対負けないからね!」

今回はここまでです

その後島風の服を着たまま走り回ってるところや部屋に戻っている途中で他の艦娘に見つかってなんやかんやあったかもしれませんが
それはまた別の話というか例によって想像にお任せします

開始します

戦艦棲姫「遅かったけど何してたの?」

あかり「島風ちゃんとかけっこですよぉ」

戦艦棲姫「そう、夜でも元気だねあかりちゃんは」

あかり「元気が取り得ですから!」

戦艦棲姫「そういう売りだったんだ」

あかり「ダイソンさんは落ち着いてますよね」

戦艦棲姫「あれが元気だから」

あかり「あれ?」

戦艦棲姫「マイ、ミー、ラブ……」

あかり「本当は覚えてるでしょ?」

戦艦棲姫「とにかく、アイが元気だから私は落ち着いておかないとね」

あかり「なんだか京子ちゃんと結衣ちゃんみたいですね」

戦艦棲姫「ラム子先生に似てるって言われてあいつも思い残すことないだろう」

あかり「アイさんをどうする気ですか!?」

戦艦棲姫「別にどうも。今日はこれでもう終わり? 秘書艦連絡があるだけ?」

あかり「はい。あとはごほうびと連絡だけですよぉ。ごほうび、何がいいですか?」

↓2 

1 頭をなでてあげる
2 明日1回交流する
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

戦艦棲姫「マッサージ」

あかり「即答ですね」

戦艦棲姫「1度されてみたかった。大体マッサージされたあとはみんな幸せそうだったから」

あかり「京子ちゃんがそう描いただけという可能性もありますよぉ?」

戦艦棲姫「そうなの?」

あかり「試してみますか?」

戦艦棲姫「今日のあかりちゃんは少し強気」

あかり「島風ちゃんに自信を持てって言われたばっかりですから」

戦艦棲姫「その自信に実力が伴っているか、確かめてみる」

あかり「望むところですよぉ! それじゃあ、お布団敷きますからね」

あかり「ダイソンさんは髪が長いですね」

戦艦棲姫「洗うときに面倒」

あかり「確かに自分で洗うのはめんどくさそうです」

戦艦棲姫「いつもアイに洗わせてたから、髪の毛洗うのも得意だよアイ」

あかり「何でも得意ですねアイさん」

戦艦棲姫「アイのことはいいから、マッサージ」

あかり「アイさんのこと話し出したのはダイソンさんですよぉ。それじゃ髪を退けますね。ダイソンさんの服、結構体のライン出てますね」

戦艦棲姫「そうかな、ひゃっ……!」

あかり「あっ、くすぐったかったですか?」

戦艦棲姫「背中のとこなぞられたら、くすぐったい」

あかり「ラインが出てたのでつい。ここからはちゃんとマッサージして行きますよぉ」

戦艦棲姫「お願い」

あかり「よいしょっと……」グイグイ

戦艦棲姫「んふっ……」

あかり「この辺気持ちいいですか?」

戦艦棲姫「なんで、わかるの?」

あかり「なんとなくわかるんですよぉ。気持ちいいんですね、続けますよぉ」

戦艦棲姫「まっ、あっ……!」

戦艦棲姫(漫画で見てきてイメージトレーニングはできていたはずだった。真似してみたこともあったし)

戦艦棲姫(だけど全然違う……これは、こんなの)

あかり「えいっえいっ」

戦艦棲姫「んんっ……! んっ……! はぁっ……ん」

戦艦棲姫(きっと私も漫画と同じ、陶酔した、恍惚とした表情になってるんだろう……)

戦艦棲姫(漫画で読んでドキドキしていた私なんかよりもずっと、ドキドキ、してる……)

戦艦棲姫「あぁっ……」

あかり「自信に実力伴ってましたか?」

戦艦棲姫「むしろ、謙虚すぎるくらいに……」

あかり「えへへ、これでも今までたくさんの人にしてきてますから!」

戦艦棲姫「さすがの実力……」

あかり「ふっふっふ~元気だけが取り得ではないんですよぉ」

戦艦棲姫「はぁ、いいごほうびだった」

あかり「満足してもらえましたか?」

戦艦棲姫「うん、満足」

あかり「よかったですよぉ!」

戦艦棲姫「ふふっ、それじゃあごほうびも終わったし、私も最後の仕事をするよ」

あかり「秘書艦ですね。明日は――」


↓2 明日の秘書艦(>>382-383の☆のついている艦娘以外)

あかり「伊良湖さんにお願いします」

戦艦棲姫「伊良湖。わかった、伝えておく」

あかり「お願いします。おやすみなさい、ダイソンさん」

戦艦棲姫「おやすみ、あかりちゃん」

戦艦棲姫「……漫画で読むのと実際受けるのとでは全然違う。当たり前だけど」

戦艦棲姫「私のあんな顔も漫画化されちゃうのかな……」

戦艦棲姫「読み返したとき記憶が蘇るのはいいかもしれないけど……ううん……」



あかり「ダイソンさん、どこかで聞いたことある気がするよぉ。なんだったっけ、CM?」

あかり「まあとにかく、これからはダイソンさんってちゃんと呼んであげるようにするよぉ!」

あかり「さてと、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>382-383の瑞鳳、鳳翔、如月、○のついている艦娘以外)
3 散歩
4 執務
5 バー

あかり「せっかく鳳翔さんにあんなお話したんだし、バーを開こうかな」

妖精(猫吊るし)「まったく、鳳翔さんがいると色々と立ち回りづらくなるじゃないですか」

あかり「当然のごとく話に入ってきて、当然のごとく鳳翔さんになに話したか知ってるんだね」

妖精(猫吊るし)「今回は盗聴してませんよ。鳳翔さんから食材の仕入れを頼まれたときに知っただけですから」

あかり「今回は、なんだね」

妖精(猫吊るし)「今回はです。どうにも鳳翔さんとは私好みの展開になりそうな雰囲気がないので」

あかり「み、みんながみんな、そういう関係になりたいって思ってるわけじゃないし……」

妖精(猫吊るし)「それを思わせるのが私の役目ですね」

あかり「違うから!」

妖精(猫吊るし)「さてと、島風さんの服もどことなくうさぎっぽいですけど、いかがですか?」

あかり「それリボンだけだよね! ていうか、本当にどこまで知ってるの!? ちょっと怖いよ!」

妖精(猫吊るし)「ふっふっふ、この鎮守府の整備をしてるのは誰だと思ってるんですか」

あかり「あかりより鎮守府の主っぽいよぉ」

妖精(猫吊るし)「補佐をするためには、相手以上の知識が必要ですからね。さてと、では鳳翔さんをお呼びして、お客様をお迎えしますか」

↓2 来た客(>>382-383の瑞鳳、鳳翔、如月、○のついている艦娘以外の中から3人まで)

今回はここまでです
次はバーを開くところからはじめます

1人くらい保護者ポジがいてもいいかなとは思いますけど
保護者ポジから段々に……っていうのもいいなと思って迷い中です

どうも最近休む前に事前に書けないことが多くてすいません
今回の終わりに小ネタ募集します

開始します

鳳翔「胸のところ、まだ直ってないんですね」

妖精(猫吊るし)「そんな数時間で直せるわけないじゃないですか」

鳳翔「数時間で施設1つ作り上げられる技術がありながら白々しいですよ」

あかり「まあまあ、あかりが気をつけていればいいことですし」

春雨「こんばんは、司令官。あっ、鳳翔さんもいらっしゃってたんですね」

駆逐棲姫「こんばんは」

あかり「あっ、春雨ちゃんとわるさめちゃん。いらっしゃい」

鳳翔「いらっしゃいませ。私はお客ではなく店員側ですよ」

春雨「そうなんですか?」

あかり「あかりがあんまりバーを開けないから、みんなで飲める小料理屋さんを開いてもらおうと思って」

鳳翔「ついでにバーが開いているときは、そのお手伝いをしようかと」

駆逐棲姫「それはお疲れ様です」

鳳翔「いいえ、時間を持て余していたところでしたので」

春雨「鳳翔さんのお料理は和食が多いですが、どれも素朴ながら味わい深いものばかりですよね」

鳳翔「まあ、ではその褒めてくださった料理を食べながら、楽しく飲んでくださいね」

妖精(猫吊るし)「やってくれるように頼まれたのはついさっきのことなので、メニューはまだありません」

駆逐棲姫「おまかせというやつか」

鳳翔「すいませんね」

春雨「いえ、いつも料理当番のときはおまかせで作ってもらってますし、変わりませんよ」

駆逐棲姫「お金払ってるわけではないですしね」

妖精(猫吊るし)「そうですよぉ。ただでこんな豪華に飲み食いできるなんて、幸運なんですから」

あかり「お酒とかお料理のお金も軍に請求してるの?」

妖精(猫吊るし)「当たり前です! 士気向上のために必要といえば経費で落ちます!」

鳳翔「もはや向上させる意味もありませんが」

春雨「こういうとき、戦後から参加した私達は少し居心地が悪くなってしまいます」

鳳翔「そこはここにいられる幸運に感謝すればいいんですよ。いつ来ようが、私達の大切な仲間に変わりありません」

駆逐棲姫「そう言ってもらえると、気持ちが楽になります」

鳳翔「はい、ほうれん草のおひたしです」

春雨「わぁ~、いただきます!」

駆逐棲姫「いただきます」

あかり「すごくおいしそう……」

鳳翔「あとで提督にもお出ししますよ。この時間に食べたことによる体重の方は、保障しませんけどね」

あかり「うっ、それがあるから辛いですよぉ。むぅ~、みんなお酒飲めるし太らないしでやっぱりずるいです」

鳳翔「ある意味奇妙な光景でもありますけどね。まだ提督と同い年ほどの女の子が、おひたしを肴に一杯だなんて」

春雨「はっ……! あ、あの、司令官、お、おじさんくさいとか思っちゃいます?」

あかり「何が?」

春雨「お酒飲みに来るなんて、なんかこう、仕事帰りの中年の方みたいな、加齢臭が漂うなあれな感じがしたりしてるんじゃないかと」

あかり「そんなことないよぉ。大人っぽくていいなぁって思ってるだけ」

春雨「そ、そうですか。よかったです、安心してお酒飲めます」

駆逐棲姫「私はジュースの方が好きかも」

あかり「わるさめちゃんお酒苦手?」

駆逐棲姫「飲めなくはないけど、無理して飲みたいとは思わないかも」

春雨「またそうやって清純派アピールする!」

駆逐棲姫「いやそんなことしてるつもりはないけど」

妖精(猫吊るし)「清純派云々は置いといて、お酒だめだって人はいますよ。でもビールだけ飲んでだめだって判断するのは尚早ですね」

鳳翔「日本酒ならいける口かもしれません。さっ、こちらを一献」

駆逐棲姫「あっ、ありがとうございます」

春雨「お酒飲めたら大人っぽくてカッコいいんですよね! いくらでも飲めちゃいますから!」

あかり「あわわ、一気飲みは危ないよぉ春雨ちゃん!」

春雨「うぐぐ……」

あかり「大丈夫? 春雨ちゃん」

駆逐棲姫「……」

鳳翔「わるさめさん大丈夫ですか?」

妖精(猫吊るし)「ちゃんぽんで酔いやすいは迷信だったはずですが……」

あかり「わるさめちゃんも酔っ払ってない?」

↓1 春雨 ↓2 駆逐棲姫 コンマ30以上で酔っ払う

春雨「大丈夫れすよ、司令官……私にかかれば、ビールなんてジュースみたいなもんですかりゃ」

あかり「微妙に呂律回ってないよ春雨ちゃん」

駆逐棲姫「口の中が、色んな味が混ざって、あははは……」

鳳翔「吐くような悪酔いではなさそうですね」

妖精(猫吊るし)「はてさて、春雨達は酔うとどうなるんでしょうね」

↓2 春雨の酔い方

1 キス魔になる
2 脱ぐ
3 あかりに擦り寄ってくる
4 その他自由に

春雨「ぬぅ……」ガクッ

あかり「春雨ちゃん寝るならお布団敷くよぉ」

春雨「寝ませんよ~まだ寝ません~……」

あかり「でもなんかもう眠っちゃいそうな感じだよぉ」

春雨「まだ寝たくないです~いい気持ちなのに~起こしてくださ~い」

あかり「起こしてって言われてもねぇ」

春雨「女の子起こすって言ったら~1つしか方法ないじゃないですかぁ」

あかり「それってなに?」

春雨「もぉ~決まってるじゃないですか~き~すで~す!」グイッ

あかり「わっ、ちょっ、春雨ちゃん!?」

春雨「避けないでくださいよ~眠っちゃいますよぉ?」

あかり「やっ、だってね」

春雨「んんうぅ~! キスしたい~司令官とキスしたいの~!」

あかり「ええっ、そ、そう言われても、その、お酒飲んでる人としたら、ちょっとあれなんじゃ」

春雨「もう全部飲んじゃいましたからいいんです~! 口の中なめても問題ないですよぉ」

春雨「そんなに心配なら~私が司令官の方に、入れます~」ペロッ

あかり「は、春雨ちゃん!?」

春雨「ん~司令官~熱いキスで目覚めさせて~」

鳳翔「はいそこまでです」ガシッ

春雨「あがっ! んあぁっ、鳳翔さん! 離してください~!」

鳳翔「だめです。春雨さんともあろう人が何やってるんですか」

春雨「しれいかんとキスですよ~眠気覚ましです~このままじゃ寝ちゃうんです~!」

鳳翔「もう寝た方がよろしいかと」

春雨「やだやだ~まだ起きてる~!」

鳳翔「なら熱いキスではなく、冷や水を飲んで目を覚ましてください」

春雨「あぼぼ、ほ、ほうしょ、さん、溺れる……!」

あかり「はぁ、お酒飲むとやたらとあかりに絡んでくる人が多い気がするよぉ」

駆逐棲姫「はぁ……」

あかり「あっ、わるさめちゃんも酔ってる? 平気?」

↓2 駆逐棲姫の酔い方

1 キス魔になる
2 にゃ~にゃ~言い出す
3 イ級がいかに可愛いか語りだす
4 その他自由に

駆逐棲姫「平気。それよりもあかり、聞いて」

あかり「何々?」

駆逐棲姫「イ級のこと」

あかり「イ級ちゃんの?」

駆逐棲姫「そう。イ級が最近可愛い。いや前からだけど、一層可愛くなった」

あかり「イ級ちゃんね、可愛いよね結構」

駆逐棲姫「結構じゃない。すごく可愛い!」

あかり「わ、わるさめちゃん?」

駆逐棲姫「あいつ、最近慣れてきてオスカーを乗せてお昼寝してるときがある」

駆逐棲姫「2人で丸くなって寝てる姿なんか、近づいて起こしてしまうのが怖くて近づけないくらい可愛いの」

駆逐棲姫「それにたまに壁にぶつかったりすることもあるんだけど、手がないからぶつかったところさすったりできないでしょ?」

駆逐棲姫「それをなでてあげると、頭を擦り付けてくるの。装甲だからちょっと堅いけど、じゃれてきてるみたいで可愛い」

あかり「へ、へぇ、そうなんだ」

駆逐棲姫「あかりも知ってると思うけど、たまに海に連れて行ってるんだけど、すごくはしゃいでくれて」

駆逐棲姫「元気に泳ぎ回ったり、ただ波に揺られてたり、そんな姿を見てると、私も喜ばしい気持ちになる」

あかり「わるさめちゃんはイ級ちゃんのこと大好きなんだね」

駆逐棲姫「そう、大好き。可愛い、私の妹分だよ。他には、こんなこともあって」

あかり(な、なんか長くなりそうだよぉ)

春雨「しれ~か~ん! しれ~!」バタバタ

鳳翔「春雨さん落ち着いてください」

あかり「あぁ、春雨ちゃんのことどうにかしないと」

駆逐棲姫「どこに行くのあかり。まだ話終わってない」ガシッ

あかり「いや、春雨ちゃんのこと止めないと」

駆逐棲姫「それより私の話聞いて。あのね、イ級がご飯食べてるときなんだけど」

春雨「今更はずかしがらないでくださいよ~あの日何回したと思ってるんですか~!」

鳳翔「あの日?」

あかり「わぁ~! なんでもないです!」

春雨「なんでもなくな~い! 私今でもたまにあの日のこと思い出して……」

駆逐棲姫「あかり! イ級の話まだ続きが!」

あかり「ちょ、ちょっと待って~!」

鳳翔「これは、思っていたより辛い仕事になりそうですね……」

妖精(猫吊るし)「ええ、だから無理に毎日なんてしてたら体壊しますので、無理しないようにしてください」

妖精(猫吊るし)(ストッパーがいない方が、私にとっては好都合ですからね)

今回はここまでです

映画見に行ったら売店に艦これの前売り券売り切れって紙が貼ってあって
もう前売り券売るような時期なんだなって思いました
見に行けたら見に行きたいですけど初日は絶対人多すぎて無理ですよね

↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもいいです

開始します

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮☆  霧島    若葉☆  
Bep   天龍    戦艦棲姫☆
長門   如月☆  伊168☆

鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)

蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆

千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆

夕立   千代田  瑞鶴☆
名取☆ 卯月☆  ○春雨☆

那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    ○駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆

筑摩

あかり「おはようございます、伊良湖さん」

伊良湖「おはよう、あかり。ちょっとお酒臭いよ?」

あかり「あかりは飲んでませんからね?」

伊良湖「それは分かってるけど、匂い付いちゃうのはあんまりよくないね」

あかり「大人っぽい匂いですよぉ」

伊良湖「お酒臭いのは大人っぽいじゃなくて、中年くさいって言うの。これで高級ワインの匂いとかならまだしも、ビールのだし」

あかり「匂いでわかるんですか?」

伊良湖「わかるよ。料理人ですから」

あかり「料理人?」

伊良湖「お菓子だってお料理じゃない! それにお菓子以外の料理も作るよ!」

あかり「わ、わかってますよぉ」

伊良湖「お菓子にもお酒を使うことがあるからね。チョコレートに入ってるの、知ってるでしょ?」

あかり「ええ、まあ、あんまりいい思い出はないですけど」

伊良湖「あれならあかりでも食べられるし作ってあげよっか? 大人になりたいあかりにちょうどいいでしょ?」

伊良湖(お酒じゃなくて高速修復材を使えば、傾向摂取すれば人間にもきくらしいし……)

あかり「あっ、あかりは普通のチョコがいいです」

伊良湖「ええっ! なんで?」

あかり「そうやって無理に大人ぶろうとすると、逆に子供っぽく見えるんです!」

伊良湖「うぬっ……一理あるわ。くっ、別の方法を考えないと」

あかり「方法って?」

伊良湖「ああこっちの話よこっちの話」

伊良湖「最近は結構みんなのところにお出かけしてるみたいね」

あかり「久しぶりにみんなと会いたいですから!」

伊良湖「そうねぇ、あかりがこっちに来たときから数えて、戦中と戦後がそろそろ後者の方が長くなりそうな感じだし」

あかり「ええっ、まだそんなに経ってませんよぉ」

伊良湖「そう? なんかもうあと2,3ヶ月でそれくらいになりそうな気がするんだけど」

あかり「ん~言われてみればそんな気もするような……」

伊良湖「時間が経つのは早いね」

あかり「きっと楽しい時間だからですよぉ」

伊良湖「うん、すごく楽しいからだよねきっと」

あかり「これからもっともっと早くなりますよぉ」

伊良湖「あんまり早すぎても困るけどね。あかりとの時間はゆっくりでいいわ」

あかり「楽しくてもゆっくり感じれればいいんですけどね」

伊良湖「ふふっ、たま~にそういうときもあるよ。さてと、それじゃあ今日はなにからはじめるの?」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

長門「……」

あかり「長門さん、寝てる?」

長門「いや、起きてる」

あかり「座ったまま目を瞑ってたから寝てるのかと思いましたよぉ」

長門「すがすがしい朝だと思ってな。日の光を浴びながら思索に耽るのもいいものだ」

あかり「何を考えてたんですか?」

長門「日本はどう戦うべきだったのか、とか。どうにも益体のないことだよ」

長門「酒匂から聞いたよ私達の最期。最近夢に見るあのまぶしい光がなんなのか」

長門「どうすればそんな結末から逃れられたのか。今更考えても仕方のないことだが、な」

あかり「……」

長門「どうした提督?」

あかり「どう戦うべきだったのか……紺碧の……うっ、頭が……」

長門「おい、大丈夫か?」

あかり「だ、大丈夫です。なんだかわからないですけど、あかりにも変な記憶があるみたいです」

長門「お前は一体……いや、それはともかく、こんな鬱々したことを考えていては、せっかくのすがすがしい気分が台無しだな」

長門「よし、何かして遊ぼう。何をしようか?」

↓2

1 長門に甘えさせる
2 那珂と声が似てるという話
3 改造した証をどうするかという話
4 その他自由に

あかり「そういえば長門さんって、那珂ちゃんと声似てますよね」

長門「はぁ?」

あかり「那珂ちゃんとですよぉ。神通さんと川内さんとも似てますけど」

長門「そうか? 私は別段似てると思ったことはないが」

あかり「自分の声って自分が思ってるのと全然違ったりしますから」

長門「そういうものなのか?」

あかり「あかりも自分の声を録音して聞いてみると、全然違ってて驚きますよぉ」

長門「そうか、私が那珂の声にな……」

あかり「長門さんはちょっと低めですけど、高い声出したらきっとそっくりですよぉ」

長門「なら高い声を出さなければいいな」

あかり「那珂ちゃんと似てるのいやなんですか?」

長門「私はあんな、その、愛らしく振舞うのは苦手だ」

あかり「別に那珂ちゃんの真似をしてほしいって言ってるわけじゃないですよぉ。声が似てるなぁって思っただけです」

長門「そ、そうか、それならいいんだ」

あかり「……」

長門「な、なんだ?」

あかり「そう言われたら真似してみたくなりません?」

長門「な、ならん!」

あかり「なりましょうよぉ」

長門「なりましょうよってなんだ! 真似しろって言ってないんじゃなかったのか!」

あかり「でもしてくれたら嬉しいなぁって思ってます」

長門「それはしてくれって言ってるようなものだろう!」

長門「なんで見たいんだ、そんなもの」

あかり「長門さん最近変な夢見て元気ないって酒匂さんが言ってましたから」

あかり「その夢がなんなのかも聞きましたし、でも抱え込んでたらいけないなと思って」

あかり「無理にでも明るく振舞ったら、少しは本当に元気になれるかなと思ったんですけど」

長門「……」

あかり「あぅ、余計なお世話でしたか?」

長門「いや、私のことを考えて言ってくれていたんだな。ありがとう」

あかり「いえ……」

長門「私達は今、あの日の先にいる。あの先がここだというなら、報われた方なんだろう」

長門「ちゃんと先は見てる。だけど、たまに振り返るくらいは許してくれ。そこに残してきたものは、私にとってすごく大きなものだから」

あかり「なら、あかりは長門さんがそっちに行ってしまわないように、手を握ってますよぉ」ギュッ

あかり「そっちに行きそうになったら、ちゃんと引っ張りますからね」

長門「あぁ、頼むよ提督」

長門(小さな手、引っ張るどころか私に引っ張られてしまうだろうに。何故だろう、もし本当にこの子に引っ張られるようなことがあれば、勝てる気がしない)

長門(そういうときに限っては強い子だと知っているからかな。ふしぎな子だよ、提督)

あかり「それはともかくとして、那珂ちゃんの真似しません?」

長門「真面目な話をしてたつもりだったんだが?」

あかり「だって見てみたいんですよぉ」

長門「あのな、しないったらしない!」

あかり「むぅ~、似てるのに~」

長門「似てたらしなきゃいけないこともないだろう」

あかり「そうですけどぉ。無理にさせてもしょうがないですし、それじゃああかりはこれで失礼しますよぉ」

長門「そうか、色々忙しいだろうが頑張れよ」

あかり「頑張りますよぉ」

長門「やれやれ……私と那珂の声が似てるだと、バカな、そんな……」

長門「……艦隊のアイドルぅ、ながちゃんでーす」

長門「いやないな。やっぱり似てない」

あかり「録音して聞いたらそっくりですから」

長門「わざわざ録音してまで……って、なんでまだいるんだ!?」

あかり「何でも何も、あかりまだ完全に部屋から出てなかったですし」

長門「気配は消えたはずだ!」

あかり「気配を消すのは得意なんですよぉ。えへへ、やっぱり自分でも気になってたんですね」

長門「ぐぬぉ、もぉ、知らん!」

あかり「拗ねないでくださいよぉ、可愛かったですよぉ」

長門「うるさい! もう、早くあっち行け!」

あかり「はぁ~い」

長門(くっ、本当に、ふしぎな子だよ!)

あかり「ちょっと怒らせちゃったみたいだけど、元気になってくれてよかったよぉ。これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の長門、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまです
次は飛龍と交流するところからはじめます

長門との交流は酒匂が割とシリアス目っぽかったのでそっちに行っても戻ってくるようにしようと思ってます
シリアスとエロだと書くスピードががくんと落ちるので
他のでも早いわけではありませんが

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