提督「駆逐艦が好奇心旺盛で困る」[安価] (89)
大淀「……というと?」
提督「あと10分で今日の執務は終了だろ?」
大淀「ええ、そうですね」
提督「駆逐艦が突撃してくる、何でも無邪気に聞いてきて困る」
大淀「はぁ。まぁ知りたがりな年頃じゃないかと?」
提督「そうは言うけどな……」
大淀「モテますね、憲兵さんの世話にはならないでくださいよ」
提督「……」
大淀「沈黙は肯定ですか?この場合は憲兵のお世話になる可能性がなきにしもあらず、ですか?」
提督「アタリが強いな……そんなに目の敵にしなくてもいいだろ」
大淀「そういうつもりでは……」
提督「あぁ……そろそろ誰か来るな」
ドア〈コンコン
提督「……どうぞー」
↓1誰が
↓3何を聞いてきた?
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朝潮「失礼します!司令官!駅弁とは何ですか!?」
大淀(なるほど……)
提督「ふむ。参考までに聞いておきたいが、何故それを知ろうと思う?」
朝潮「はい!さきほど愛宕さんら重巡洋艦の方達が駅弁について語っていまして……駅弁とは何なのか気になった次第です」
提督「なぜ愛宕に聞かなかったのだ?」
朝潮「どういうことか教えてくれなくて……そういうことは提督に聞いてこいと……」
提督「なるほど……」
大淀(……)
提督「いいか?朝潮」
提督「駅弁というのはーー」
提督「駅で買うことのできる弁当のことだ!!」
提督「駅……というのは説明しなくてもわかるな?何度か使った事あるだろう?」
朝潮「はい。司令官と映画を見に行った時乗ったアレの待つ所ですよね?」
大淀(ジロッ)
提督「……コホン!!」
提督「俺と君が使った駅というのは特に名所でもないが、人がたくさん集まる観光地などには、その観光地特有の物を使った特別な弁当が売られる」
提督「そこでしか買えない弁当であったりするから、それを求めにいく者もいるくらいだ」
朝潮「なるほど……話のネタにはもってこいですね」
提督「あぁ。」
朝潮「それでは司令官。今度は件の駅弁というものを一緒に買いに行きませんか?」
大淀(ジーー)
提督「か、考えておこう」
朝潮「はい!失礼しました!」
大淀「そんな許可、でている記録はないのですけど?」
提督「え、演習の帰りだ。許可を出すほどでもないだろ?」
大淀「……て、い、と、く?」
提督「イゴキヲツケマス」
大淀「そういうことじゃなくて、口止めにー」
ドア〈コンコン
提督「どーうぞー」
↓1誰が
↓3何だっていうんだ!?
電「失礼します、司令官さん」
提督「おう、どうした?」
電「そのぅ……おしゃれ、ってどういうものなのか聞きたくて……」
提督「おしゃれ、の何を?」
電「いえ、おしゃれが何なのかは理解できるのです、ただ……」
提督「ただ?」
電「暁ちゃんに……立派なレディになるためにはオシャレが必須よ!電にはそれが足りないわね!って言われて……」
電「私は、ダメなのかなって……牛乳も飲んでいるのです……」
提督「いいか?電、正直なところ、暁の言うところのおしゃれはイマイチ俺にも理解できない」
電「はわわわ、そうなのですか!?」
大淀「クスッ、そんなに驚く?」
電「司令官さんは何でも知っているので……」
提督「そんな俺でも分からないんだ。」
提督「分からなくても大丈夫さ。半分は暁のレディ病だ、きにすんな。それに、お前は全然ダメじゃない」
提督「俺の可愛い後輩だよ。お前が元気なら俺も元気になる!おしゃれなんて無くてもいいさ」
電「司令官さんがそう言うのなら…///」
提督「ああ。大丈夫か?」
電「も、もう一つ……」
提督「なんだ?」
電「今度、その、私服を買いに行くのに付き添って欲しいのです!」
提督「おしゃれか?俺には分からないぞ?」
電「いいのです!司令官さんがいいのです!」
提督「……まぁ、いいけど」
電「ありがとうございます、なのです!失礼しました!」
大淀「……」
提督「……なんだよ」
大淀「アレでは解決になっていないのでは?」
提督「本人が良しとしたんだ……いいんじゃないか?」
大淀(電もそれで帰ってしまった所……怪しい)
ドア〈こんこん
↓2 誰が?
↓4 なにようだ!?
清霜「どーもー司令官!終わった頃合でしょ?」
提督「おおう、どした?」
清霜「ヤンデレって何さ?」
提督「その言葉は誰から?」
清霜「いやね?秋雲がさぁ」
清霜「ヤンデレっていいよね?最高に滾るよね!」
清霜「って言われて、はぁ?みたいな。本人に聞いてもちょっと何言ってるのか理解できなくて……」
提督「なるほど……そうだな」
提督「好きな人を好きすぎてちょっと怖いと感じるくらいに好きすぎることかな……?」
清霜「珍しい……だいぶ曖昧にぼかすね」
提督「ぼかしているわけじゃない。そうだなーーー」
提督「ーー大淀。例を出してくれ」
大淀「はぁ……そうですね……」
清霜「……」
さぁ、今日も男くんに変な虫がつかないように監視しないと……
あの女……男くんに色目をつかって……!許せない!でも男くんならあの女が虫だということにすぐ気がつくはずね
え……?なんであの女と男くんが付き合う事になってるの……?許せない、許せない……
あの女……殺してやる……コロシテヤル
大淀「ーって感じですかね?」
提督「……………………………………」
清霜「……………………………………」
清霜「そ、そうなんだ!あ、ありがとう大淀さん!わ、わたし、ご、ごはんいってまふ!」
提督「ま、まって清霜!俺も行く!俺もいふふ!」
大淀「あら……提督」
提督「え!?な、なに!???!?」
大淀「私以外の女とご飯に何て……」
提督「あぁぁぁぁぁああああぁっっ!!!」
清霜「逃げた!?まって司令官!!」
大淀「ええ!?そんなに!?待ってください!冗談です!」
大淀「冗談なんです~~~~~!!!」
大淀「はぁ……逃げちゃって……」
提督「悪かったって……でも、お前相当怖かったぞ?」
大淀「執務をサボっちゃうような事があったら……わかりますよね?」
提督「ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ」
↓2 失礼仕った!
↓4なに用でござるか!?
今回は白雪と酒飲みを採用しますね
白雪「失礼します」
提督「なんでせう?」
白雪「はい。飛鷹さんと那智さんについて聞きたいことが」
提督「なんかやらかしたんか……アイツら」
白雪「いえ、2人はすごくお酒を飲むので……なぜ彼女らはあれほどお酒を飲むのでしょう?」
提督「……ちょっと怒ってる?」
白雪「少々絡まれまして……内心穏やかではないですね……」
提督「まぁ勘弁してやってくれ……お酒を入れると人が変わるタイプだからな」
白雪「それが分かっているのなら控えるべきだとは思うのですが」
提督「それが出来ないのがダメな大人ってやつの単例だな。いわゆる反面教師だ。なりたくなかったら君はほどほどにしとけ」
提督「ただ」
白雪「?」
提督「ダメなやつにも見どころはある、人生において完全な反面教師は居ない。」
提督「それに、大人には飲まないと言えない事ってのがあるんだ。普段の彼女らは気高くて文句を付ける所はないだろう?分かっていても、それに頼る必要というのはでてくる。普段がしっかりしているやつほどだ」
提督「そういう面があった方が人間として可愛いじゃないか。まぁこれは個人的な意見になるけどな」
提督「だから、まぁ、普段の奴らに免じて、許してやってくれよ」
ジラユギー、ワルカッタヨー
スーネーナーイーデー
ギャハハハハハ
提督「えぇ……」
白雪「ふぅ……司令官……」
提督「うん?」
白雪「またきます。だから……私の話を聞いてください。今度はうんと」
提督「お安い御用ってね」
大淀「彼女は納得したんでしょうか?」
提督「自信は無いな……ただ、まぁ、今度きけばいいんじゃないかな?」
大淀「……そうですね」
↓1~7で、1番コンマの高い、誰?と何用?を採用します
被り対策としてこれでどうでしょう?
単純に艦と質問の安価を分けて取ればいいんじゃね?
陽炎のラーメンの味について、を採用します。
また、>>50の、誰?と何用?を別々に安価をとる形を採用させてもらいますね!
陽炎「失礼しまっす!司令!」
提督「おう、ようえん、げんき?」
陽炎「ああ!もうっ!怒るよ!!」
提督「冗談だよ……で?」
陽炎「司令はさ、何のラーメンが好きなの?」
提督「ラーメンとはまた唐突だな」
提督「俺は……にぼしのやつとか結構好きかな?魚介ってかんじのやつ?」
陽炎「渋いとこつくねぇ。アタシはさっぱりした醤油かな!」
提督「大淀は?」
大淀「私は……」
大淀(言えない……!ヤサイマシマシアブラマシマシニンニクマシマシとか絶対言えない……!)
大淀「味噌……ですかね?」
提督「へぇ……で、何でラーメンの話になったの?」
陽炎「いーや。意味は無いけど」
陽炎「閑話休題?ってヤツ?」
提督「え?なら本筋がある?」
陽炎「うん。今度の演習の後ラーメン食べようよ!」
提督「あぁ、かまわないよ」
大淀「それなら初めからラーメンを食べるデートを取り付けてから、何の味が好きか?という流れでは?」
陽炎「………///」
陽炎「そ、それじゃね!」
提督「?」
大淀「あぁ……なるほど」
↓1~3誰が来た!?
「案件 初春のきつねうどんとたぬきそば」
提督「さてお昼ご飯だ!間宮へ行ってくるぜ!」
大淀「1時間で帰ってきてくださいよ」
~間宮にて~
提督「ちわー」
間宮「あら、お疲れ様です。お昼はうどんか蕎麦ですよ~」
提督「いいですねぇ」
間宮「きつねとたぬきとで選べますけどいかがなさいますか?」
提督「ふむ……」
初春「おーい!居おった!みつけたのじゃ!」
提督「おう初春。遠征はどうだった?」
初春「大成功じゃ!それを伝えに来た所じゃ」
提督「なるほど。お昼は食ったか?」
初春「まだじゃが……貴様は今からか?」
提督「おう」
初春「ならばご一緒させてもおう」
間宮「初春さんもお疲れ様ですね。たぬきときつね、どちらにしますか?」
初春「4パターンあるのじゃな……ところで貴様」
提督「なんだ?」
初春「この……たぬきときつねの違いとはなんじゃ?」
提督「あぁー」
提督「少々長くなるんだが……」
初春「よい。話すのじゃ」
間宮「私も聞きたいです!」
提督「ほいほい……いまとなっては、うどん、そばのチェーン店なども増え、大抵どこでもきつねとたぬきの蕎麦、うどんの4パターンが選べることも多い」
提督「概念として、関東におけるたぬきは、揚げ玉がのったうどん又は蕎麦だ」
提督「きつねは、いなりずしの外装……まぁつまり、味をつけて煮たおあげが乗ったモノだな」
提督「だが、もともと関西では、きつねうどんとたぬき蕎麦しか無かったんだ」
提督「しかし、この場合のきつねうどんは、揚げ玉が乗ったうどんであり、たぬき蕎麦はおあげが乗った蕎麦だ」
初春「つまり、関西では関東と逆の設定であると?」
提督「そうだ。関西の老舗でたぬきそばをたのむと、おあげの乗った蕎麦では無く、揚げ玉の乗った蕎麦がでてくるわけだ」
初春「ほぅ……何故じゃろうか?」
提督「そのへんは俺にも分からないな……」
間宮「なるほど……で、その由来は何ですか?」
提督「きつねうどんは元からあったそうだ……済まないが由来も俺にはよく分からない……」
初春「なんじゃ、結局今わかるたぬきときつねの違いは具ってとこだけじゃな?」
初春「でてきたのはウンチクだけじゃった」
提督「そう言うなよ……」
間宮「調べてもよく分かんなかったんですよね?」
提督「そういうことも言わないの!!」
間宮「で、結局どちらにするんです?」
提督初春「「う~ん」」
間宮(かなり時間たってるし……提督ったら大淀さんにどやされるんじゃないかしら……)
ということで、調べたら関東と関西における違い、というのが主だったんですけど、現在はどうなっているんでしょうかね……?
チェーン店などでもどう扱ってるんでしょうか?気になるところですが、調べても当たらなかったですね……
どなたか知っている方いましたら教えてくださいw
次行きまーす
「案件 巻雲の妙高型の性格の違い」
提督「妙高、那智、足柄、羽黒……妙高型は揃えて出撃させた方が戦果が映えるな……」
大淀「姉妹艦はまとめると連携がうまくとれますからね」
提督「ふむ……確かにその傾向にあるようだが……」
ドア〈司令官様ー入りますねぇ
提督「うむ。苦しゅうない入りたまへ!」
巻雲「ははぁー」
大淀(なんか始まったし……)
巻雲「少々お願いがありましてぇ、よろしいですかぁ?司令官様ー」
提督「うむ。苦しゅうない。言いたまへ!」
大淀(それしか言えないのかしら?)
巻雲「今度の出撃なんですけどー、たまには夕雲型で行きたいですねぇって話になりまして」
提督「うむ」
巻雲「夕雲型で出撃してもいいですかぁ?」
提督「ふむ……やはり艦隊は姉妹で揃えて運用した方がいいのかな?」
大淀「どうなんでしょうかね……」
提督「あ、でもそれだと誰かが欠けた時に艦隊がマトモに機能しなかったら元も子もないよなぁ……」
大淀「そもそも重巡洋艦をそんなに揃えると資材の消費が……」
提督「たしかにバランス悪くなるな……」
巻雲「えっと……巻雲のお願いはどうなるんでしょう……?」
提督「君たちも妙高型のようになりたいのか?」
巻雲「……あ、たしか、姉妹で一緒に出撃しよう、と話がでた発端は妙高型の演習を見てでしたねぇ……」
巻雲「でも司令官様、妙高型の皆さんは性格が極端に違っているといいますか……巻雲が思うに、あれだけ性格に違いがあるのに、あれほどの連携が取れるっていうのは……なんといいますかぁ……」
提督「たしかに不思議だな」
提督「那智と足柄と……妙高と羽黒……引き合いに出すと目立つな……悪い意味ではなくて」
提督「妙高はしっかりしたお姉さんで……」
大淀「那智さんはキリッとした飲んべえ……足柄さんは……あら、難しいわ……」
巻雲「羽黒さんは……柔らかいですよねぇ……性格といいなんといい……」
提督「……?なんだか難しい話題だな……」
巻雲「……」
大淀「……」
巻雲「えっと……司令官様?結局、巻雲のお願いはどうなるんです?」
提督「う~ん……」
巻雲「司令官様ー?司令官様ーー?おーーーーい!司令官様ァー!」
大淀「でも妙高型の皆さんはどこの誰とも安心して艦隊に組み込めますよね……」
提督「やめてくれ!何か煮詰まってきただろ!」
巻雲「司令官様ー!」
巻雲「どうなるんですかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
提督「いいよぉぉ!妙高型と合同でいってきなさぃぃい!」
巻雲「はい!」
↓1~4 誰が来た?
初霜いきます!
↓1~4
何を聞きに来た?
亀だが関東のたぬきは「(天ぷらの)タネ抜き」が縮んだものらしい
天ぷらのタネ抜き→衣(天カス)だけ
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