赤木「矢澤にこ?」にこ「赤木剛憲……ってデカっ!」 (194)

アニメ版のラブライブ!(にこ)と、スラムダンク(ゴリ)のクロスですよ。

長くはならないです。

それでは開始です~。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449411316

……このベンチに座って、どれぐらいの時間が経っただろうか?

ここは、俺の通う湘北高校近くにある、いつも静かな公園。

俺がなによりも情熱を賭けている部活は、とっくに始まっている時間だ。

その為にこんな所で油を売っている暇は無いのだが、今の俺はどうしても一人になりたかった。

目立たない場所で一人になって、頭を冷やしたかった。

赤木「…………」


『お前とバスケやるの息苦しいよ』


……俺は間違っているのだろうか?

だが、やるからには一番になりたいだろう? 誰よりも上手くなりたいだろう? 勝ちたいだろう?

試合だって、勝てば勝つほど長く出来るものじゃないか。

バスケの試合ってのは、基本的にはトーナメントなんだから。

だったら勝ち残って、長く、沢山試合をしたいと思わないのはおかしいじゃないか。

好きでやっていればなおさらだ。

赤木(……わからない)

オレは間違っていない……と思う。

だが、現にそんなオレには付き合っていられんと、離れていった奴が多い。

一人二人ならともかく、何人もだ。

赤木(やっぱり、オレは……)

オレは、頭を抱えて息を大きく吐いた。

赤木(──オレは、居ない方が良いのだろうか……)

今回ほどの事にこそならなかったが、小・中学の頃だって、そりゃあチームメイトとの衝突はあった。

だが、もしかしたら自分が気付いていなかっただけで、オレは沢山の奴から疎まれ、恨まれていたのかもしれない。

仲間に。

同じく、バスケを好きなはずの奴らに。

そして、もしかしたら、そいつらは……

オレのせいで、バスケそのものを嫌いになってしまったかもしれない。

赤木「…………」

オレは唇を強く噛みしめると、目を強く閉じて顔を伏せた。

……いつまでそうしていただろうか?

??「なに……やってるんですか?」

ふと、すぐ近くから聞こえた声に、オレは顔を上げた。

すると、目の前に立っていたのは小柄な女子。

着ている制服(湘北のものではない)を見るに、学生なのは間違いないだろう。

顔付きや体格を見るに、中学生か?

いずれにせよ、知らない相手だ。

赤木「え……っと……」

見知らぬ人に声を掛けられ、オレは困惑する。

??「あ……ごめんなさい。
なんだか、とても落ち込んでいるようだったから、気になってつい声をかけてしまいました」

……なんて事だ。

面識の無い相手に、心配されて声をかけられるほど、今のオレは酷い状態なのか……

赤木「ああ……えっと、すまない。
ちょっと色々あってな……」

??「そうですか……」

なぜか、彼女はオレの横に座ってきた。

??「……私はにこ、矢澤にこ。
高校一年生です。
あなたは?」

赤木「……赤木剛憲だ」

唐突に自己紹介を始めた彼女に、オレは答えた。

というか、彼女はオレと同い年だったか。

にこ「赤木さんね。よろしくお願いします」

赤木「ああ。
……オレも高校一年だ。敬語も『さん』付けもいらん」

この言葉に、矢澤は驚いたように目を丸くした。

にこ「あらっ……そうだった……の?
大学生か、少なくとも高校の上級生かと思ってたわ」

赤木「はは、初対面の奴にはよく言われるよ」

どういう訳か、オレは学生にすら見られない事もある。

特に、制服を着ていないとその確率は跳ね上がる。

赤木(今の部活用の格好で学生に見られたのは、喜ぶべき事なのかもしれんな)

……などとはさすがに思えん。オレは学生だから、いくらなんでもそれで当たり前だ。

赤木(……そういえば、生まれて初めて部活をサボっちまったな……)

にこ「……赤木君?」

赤木「……なあ、矢澤は……」

にこ「ん?」

赤木「矢澤は、必死になって打ち込んでたり、賭けているものはあるか?」

にこ「えっ?……」

一瞬の間の後、矢澤は言った。ハッキリと。

にこ「あるわ」

オレの目を見つめる、とても力強い瞳。

赤木「……そうか」

にこ「……うん」

しかし、その強い瞳も、すぐに迷いを帯びたものに変わって、彼女はこちらから視線を外した。

赤木(ああ、そうか)


──こいつはオレと同じなんだな──


そう、『わかった』。

理屈じゃない。直感だ。

だからだろうか?

赤木「……オレはな……」

こんな話、誰にもする気なんて無かったのに。

いや、言えないと思っていたのに……

気が付いたらオレは、口を開いていた。

赤木「オレにも、賭けているものがある。
それへの情熱は誰にも負けないつもりだ。
だが……」

にこ「だが……?」

赤木「……わからなくなった。
オレは間違っていないはずだ。けど、仲間に言われたよ」


『お前とバスケやるの息苦しいよ』


にこ「!!!
…………」

期待

赤木「なあ、勝ちたいと思うのは悪い事なのか? 間違っているのか?
勝ったら、もっと長く試合が出来るんだ。
それに、やるからには一番になりたくなるものなんじゃないのか? 好きなら」

言葉が止まらない。

赤木「好きなものには、全力を尽くすのが当たり前なんじゃないのか?」

止まらない。

赤木「それこそ、命を賭けるのも当然なぐらいに……」

にこ「知らないわよ!!!」

赤木「!」

にこ「…………知らないわよ……」

矢澤が、目を伏せて顔を逸らす。

赤木(しまった)

オレはなにをやっているんだ。

初対面の相手に、そんな事を言われたところで気味が悪いだけだろうに。

それに、同い年とはいえ、男子に一方的にまくし立てられたりして怖かったかもしれない。

赤木「……すまん」

にこ「──でも、ね」

赤木「えっ?」

にこ「私、赤木君の気持ちはわかる」

矢澤が、視線をそっとオレの方へと戻した。

にこ「……ううん。
たぶん、私はあなたと同じ考えを持っている人間だと思う」

赤木「矢澤……」

……なぜか、目頭が熱くなった。

しかしオレは、溢れそうになる涙を必死で堪える。

男のプライドだ。

赤木(人前で、それも女の前で涙など見せる訳にはいかねえ……!)

今回はここまでです。
>>16
ありがとうございます~!

応援レスありがとうございます~。

続きをやっていきますですよ。

にこ「でもね、確かなのは、私たちのように思う人ばかりじゃないって事。
その人たちに、私たちの考えを押し付けちゃ駄目って事」

赤木「ああ……そうだな。そう、だよな……」

にこ「自分があれこれ言われるのは良いけどさ……」

赤木「──自分のせいで、自分が大好きなものを嫌いにさせちまうのは……
そうさせちまった奴が居るかもしれないってだけでも、耐えられねえ……!」

にこ「うん」

もちろん、例えば……

明らかに腑抜けた態度でバスケをする奴らには、言う事を言わなければならない時もあるだろう。

その結果、そいつはバスケを嫌うかもしれない。

だが、今オレと矢澤が言っているのは、そういう事ではない。


──ならば、これからオレがやるべき事は……──


……『光』が、見えた。

赤木「……ありがとうな。
なんだか、お前に話したらスッキリしたよ」

にこ「ふふっ、私こそ」

それにしても、と、矢澤が言った。

にこ「赤木くんの賭けるものって、バスケットだったのね」

赤木「おう」

即答するオレに、彼女は笑顔で頷く。

……そういえば、バスケだと言わずにあれこれと話し始めてしまっていたか。

にこ「なるほど。超納得だわ」

赤木「ふふっ、そうか?」

にこ「ええ」

赤木「オレはな、小さな頃から、バスケで全国制覇をするのが夢なんだ」

にこ「全国……制覇」

赤木「そうだ」

全国制覇。

絶対に譲れない、夢。

赤木「そういうお前は?
お前にも、熱く燃えるものがあるんだよな」

オレの問いに、矢澤も答えた。

力強く。

にこ「アイドルよ」

赤木「アイドル……」

オレも、なるほどと思った。

そういった事には詳しくないが、なんというか──

矢澤からは、TVでみる芸能人のようなオーラを感じるからだ。

上手く言葉に出来ないのだが、こういうオーラというのは、心からなにかに打ち込んでいる奴からは必ず感じる。

もちろん、バスケでもそうだ。

にこ「ええ。特に、今は……
スクールアイドル」

赤木「スクール……アイドル?」

それは知らない。

普通のアイドルとは違うのだろうか?

にこ「……えっ。あんた、もしかして知らないの? 『スクールアイドル』」

赤木「ああ、知らん」

にこ「……うーん。
まあ、赤木君ってバスケットにしか興味が無い感じだしね」

苦笑すると、矢澤は『スクールアイドル』というものを説明してくれた。

赤木「ほう……そんなものがあるのか」

にこ「そうよっ!」

なぜか胸を張る矢澤。

にこ「結構、有名なんだけどなぁ」

うーむ。オレみたいな生活をしていると、どうしても勉強とバスケ以外には疎くなってしまうな。

もう少し、他の事にも興味を持った方が良いのかもしれん。

にこ「でも、それだけバスケットに夢中って事よね。
嫌いじゃないわよ。そういうの」

赤木「ふっ、ありがとな」

にこ「──そうだっ! アドレス交換しない?」

赤木「アドレス……?」

また知らない言葉だ。

いや、『アドレス』という単語の意味はわかるが。

にこ「うん。携帯の」

赤木「携帯?」

なにを携帯してるんだ?

にこ「…………もしかして、持ってないの? 携帯電話」

赤木「携帯電話?」

電話を携帯するのか? 子機の事だろうか?

にこ「……親御さんの方針なのかしら?」

赤木「?」

にこ「まあ良いわ」

矢澤は、鞄から、小さくて長方形のなにかを取り出した。

にこ「ほら、これが携帯」

赤木「これが、電話?」

見たこともない形の電話だ。

こんなので通話が出来るってのか?

……いや待てよ。『携帯電話』って物の話自体は聞いた事があるような……?

にしても、ここまで小さくて、こんな形だったか?

にこ「……………………あんた、本当に知らないのね」

赤木「知らん」

なんにせよ、オレの気付かないうちに、世の中というのは進んでいたんだな……

にこ「あははっ! ここまでくると清々しいわ。
ってゆーか、尊敬するっ」

赤木「?」

にこ「うーん、じゃあそうね……」

と、携帯電話? をなにやら弄る矢澤が、オレの真近に来た。

赤木「?」

矢澤の顔が、オレの顔に近付く。

赤木「おい、なんだ?」

にこ「良いから良いから。電話見て。写真撮るから」

赤木「えっ?」

写真だと?

にこ「はい、にっこにっこにーっ♪」


ピロリン♪


赤木「!!?」

奇妙な音とともに、『携帯電話』が光った。

にこ「……うん、綺麗に撮れた」

赤木「???」

何がなにやらさっぱりだ。

にこ「ほら、これ」

赤木「……!!!?」

カルチャーショックってのは、こういう事を言うのだろう。

『携帯電話』の画面に、オレと矢澤が映っていた。

赤木「な、なんだコレ???」

にこ「うーん……本当は、アドレス交換だけじゃなくて、この画像も送りたかったところだけど……」

言いながら矢澤は立ち上がると、

にこ「ちょっと待ってて!」

赤木「えっ?」

走り去ってしまった。

赤木「…………」

色々な出来事に、頭が追い付かない。

一人で混乱していると、割とすぐに矢澤は戻ってきた。

にこ「お待たせ!」

と、彼女はなにやら差し出してくる。

赤木「……写真?」

これはオレもよく知っている、普通の写真だ。

赤木「って、これは……!」

さっき、『携帯電話』の画面に映っていたものじゃないか!

にこ「そ。
現像してきたの」

赤木「げ、現像?」

近くにカメラ屋なんてあったか??

そもそも、写真を現像してきたにしては、あまりにも早すぎる気がするが……???

駄目だ! さっぱりわからん!!!

にこ「プレゼントよ。
未来のナンバーワン・アイドル、にこにーとのツーショット☆ 大事にしなさいよねっ!」

……ああ、『矢澤にこ』だから『にこにー』か。

赤木(なるほど、アイドルというのは、そういったアダ名も必要なんだろうな)

正直、いつものオレならばこういうものは受け取らなかっただろう。

だが、この写真は……

気にせず続き投下しちくりー

>>84
ありがとうございます~。

ファイトー、おー! なのです。

赤木(見ていると、胸が熱くなってくる)

オレ自身の弱さが原因で、揺らいでいた情熱が蘇ってくる!

赤木「おう……!
ありがとな、大切にさせて貰うわ」

にこ「ふふふっ! うんうん! にこにーに、たぁ~っぷり感謝しなさい!」

そういえば『金は?』と聞いたが、『数10円のものだし、そこまでケチじゃないわ』と、
矢澤は頑として貰おうとはしなかった。

……そういえば、財布も含めて、荷物一式は学校に置いたままだったな。

にこ「じゃあ、私は行くわね」

赤木「ああ。
……オレは学校に戻るわ」

にこ「おかげで元気になったわ。ありがとう」

赤木「こっちこそありがとな。
矢澤と出会えなかったら、どうなっていたか……」

考えるのも恐ろしい。

にこ「──お互い、頑張りましょうね」


スッ。


矢澤の差し出した右手を、

赤木「おう!」


ガシッ!


オレは、熱い思いを込めて握った。

にこ「痛い痛いっ!」

赤木「す、すまんっ!」

力を入れすぎてしまった!

─────────────────────

走る。

走る。

矢澤と別れたオレは、走っていた。

今、オレの頭に一杯なのは……

赤木(練習だ! 練習しまくってやるぞっ!)

それしかねえ!

考えたら、オレだってまだまだ未熟だ。基礎で苦手な事だってまだまだある。

そんなものを今まで放っていたのは、結局はオレだってバスケを舐めていたところがあったという事。

そんな奴があれこれ言ったって、そりゃあ反感を買うだけだ。

もちろん、チームである以上、オレ一人が頑張っても駄目だろう。

それでも何かしら、嫌な事を言わなければならない時もあると思う。

……じゃあどうするか?

嫌われ役を逃げるつもりは無いが、突っ走るだけではいかん。

すぐには無理でも、いつか必ず、心身共に周りに認められる奴になってやる。

赤木(その為には、練習しかねえっ!!!)


タッタッタッタッ!


よし、体育館が見えてきた!

赤木「ん?」

まだ明かりがついている?

もう大分遅い時間のはずだが……

オレは、体育館の中を覗いてみた。

そこには……

赤木「……!」

中学からの付き合いの、木暮が居た。

応援ありがとうございます~。

頑張りますですよ。

木暮「なにやってたんだ赤木!! みんなとっくに帰っちゃったぞ!!」

赤木「…………」

こいつ、一人で練習してたのか?

こんな時間まで……

木暮「リバウンドしてくれよ────!!
この机ちゃんとパス返してくれないんだ!!」

……オレは、また……同じ間違いを繰り返すところだったのかもしれない。

居るじゃねえか。ずっと近くに居てくれたんじゃねえか。

こんなに嬉しい仲間が。

赤木(……くそ、情けねえな……)

もっともっと、周りを見ねえとな。

赤木「わはは!!
それはシュートが下手だからだ」

木暮「何──っ。
だから練習してんだろーっ。
くそ──っ」

頑張ろう。

本当に、頑張ろう──!

─────────────────────

一日だって、あの日の出会いを忘れたことはない。

あれから『スクールアイドル』というものを調べてみたが、そんなものは存在しなかった。

あいつが持っていた形や大きさ、写真が撮れる『携帯電話』もだ。

矢澤にこという存在も含め、すべてが夢だったのではないかと思ったりもしたが、それは違うという証拠がある。

赤木「…………」

今、オレが手に持っている、例の写真だ。

なんとも不思議な出来事だったが、確かにあの時は現実だった。

そして、矢澤と語り合ったその時間は、いつもオレの心の支えになり、助けてくれた大切なものの一つだ。

赤木「矢澤。
お前は『スクールアイドル』に、最高のアイドルになれたか?
オレは、オレの夢が叶うまでもう少しだぞ」

その為には、おそらく今日が最大の正念場だ。

……ここに来るまでに色々あった。

何度も、心が折れそうになった。

自分の力ではどうにもならない現実への悔しさと苛立ちに、負けそうになった時もあった。

それでも不思議と、諦めよう、やめようという気には一度もならなかったが。

それもすべて、木暮や、矢澤との思い出、応援してくれた学校のみんな……

そして今、集まった最高のメンバー。

迷惑をかけちまった奴らも含めて、沢山の、沢山の奴らのおかげだと思う。

こいつらが一人でも欠けていたら、オレはきっと、ここまですら来られなかっただろう。

赤木(すまん……
そして、ありがとな)

写真を握り、目を閉じてゆっくり深呼吸する。

赤木「…………」

……次第に、浮き足立って仕方がなかった気持ちが落ち着いてくる。

木暮「──あっ、居たいた。なにやってんだ? 赤木」

赤木「おう、ちょっと気持ちを作っていた」

木暮「? なに持ってるんだ?」

赤木「いや、なんでもねえ」

俺は慌てて写真を懐に隠した。

赤木(女子と二人で写ってる写真なんて、見られる訳にはいかんっ)

別に、やましい事がある訳ではないので隠す必要は無いのだが、こういうのはやはり照れ臭いもんだ。

木暮「ともかく、良いところで戻ってこいよ」

赤木「ああ」

木暮は去っていった。

たぶん、気持ちを作っていたというオレに気を使ってくれたんだろう。

赤木「…………」

全国制覇を成し遂げた後に……


──ナンバーワン・アイドルとして活躍しているお前と、また語り合いたいものだ──


赤木(その為にも、絶対に負けられん!)

両頬をパチンと叩くと、俺は歩き出した。

──これから、王者・山王との試合が始まる。




完。

スラムダンクでは、ゴリとメガネ君と藤真さんが一番すきです。

エピソードだと、決勝リーグの陵南戦でのメガネ君の3ポイントのところ。

あそこは演出も神がかっていますよね。
特に、晴子さんの表情が徐々に崩れていく3コマは、読む度に泣いてしまいます。

次は、にこsideです。

放課後。

暗くなってきた道を、俯きながら歩く。

にこ(上手く……いかない)

私は矢澤にこ。

音ノ木坂という高校で、『スクールアイドル』を結成していたんだけど……

ユニットの仲間たちは、みんな居なくなってしまった。

それからずっと、新しい仲間を集めようとしている。

でも、集まらない。

思い付いた行動で実行可能なものは全部やってみたんだけど、ただ時間が過ぎるだけで、駄目だったのだ。

……こうなったのは、自業自得だ。

けど、諦めたくない。

アイドルは、私の夢だから。

……でも……

にこ「…………」

ため息一つ、私はコンビニの前を通り過ぎる。

……あれ?

にこ(こんなところに公園なんてあったかしら?)

何気に中を覗いてみるけど、なんだか霧のようなものが舞っていてよく見えない。

なんだかこの中は、『空気』も違う感じがする。

にこ(まるで、別世界への入口のようね……
って、私はなにを考えてるのよ。馬鹿馬鹿しい)

いつもなら、こんな所は気味が悪くてすぐに離れるところだけど……


スッ。


私は、その公園へと足を踏み入れていた。

なぜか、そんな気になったから。

ありえない話なのはわかっているけど、ここが本当に別世界への入口なら、それでもよかった。

もしかしたら、私はヤケになっていたのかもしれない。

にこ「…………」

中は、なんの変哲もない公園だった。

にこ(まあ、そりゃそうよね)

ただ、人の気配は無い。

にこ(ちょうど良いわ。少し頭を冷やしていこうかしら。
ちょっと、一人になりたいし……)

どこか座れる場所はないかと探すと、ベンチがあった。

でも、残念ながらそこには先客が居た。

たぶん、私を除いたら、今この公園にいる唯一の人。

……しかし。

にこ(デカっ!)

遠目からでもわかる。あのベンチに座ってる男の人は、めちゃくちゃデカい!

にこ(二メートルはあるんじゃないの……?)

などと思いながらも、なぜか私はあの人の方へと歩き始めていた。

にこ(一人になりたいはずなのに……)


ザッ……


ベンチに座る、大きな人の前まできた。

白いTシャツに、パンツのラフな格好。

そんな彼は俯いていて、私に気付いてないみたいだ。

にこ「…………」

私は、彼から目が離せなかった。

にこ「なに……やってるんですか?」

気が付いたら私は、この人に話しかけていた。ごく自然に。

??「え……っと……」

私の声に顔を上げた彼は、困ったように眉をひそめる。

そりゃあそうよね。

にこ「あ……ごめんなさい。
なんだか、とても落ち込んでいるようだったから、気になってつい声をかけてしまいました」

??「ああ……えっと、すまない。
ちょっと色々あってな……」

苦しそうな、悲しそうな、色んな感情のこもった表情……

にこ「そうですか……」


──ああ──


私は内心、一人で納得していた。

にこ(この人は、『私』なんだ)

根拠は無い。直感だ。

けど、間違いない。

思うや否や、私は彼の横に座っていた。

にこ「……私はにこ、矢澤にこ。
高校一年生です。
あなたは?」

??「……赤木剛憲だ」

彼は、やや首を傾げながら答えた。

赤木さんは、どこかゴリラのような感じだけど、顔立ち自体は決して悪くはない。

イケメンではないけど、たくましい……精悍? な感じで、なかなか男前だと思う。

身体はデカすぎるけど。

にこ「赤木さんね。よろしくお願いします」

赤木「ああ。
……オレも高校一年だ。敬語も『さん』付けもいらん」

この言葉に、私は驚いたように目を丸くした。

にこ「あらっ……そうだった……の?
大学生か、少なくとも高校の上級生かと思ってたわ」

雰囲気や肌ツヤなど、そういったもので学生だとは思っていたけど……まさか同い年だとは。

赤木「はは、初対面の奴にはよく言われるよ」

──ふと、彼は押し黙った。

にこ「……赤木君?」

赤木「……なあ、矢澤は……」

にこ「ん?」

赤木「矢澤は、必死になって打ち込んでたり、賭けているものはあるか?」

にこ「えっ?……」

そんなもの、決まってるじゃないの。

にこ「あるわ」

私は、赤木君の目を見つめながら言った。

赤木「……そうか」

にこ「……うん」

でも。

私は、どこかで道を間違えた。

今の私は、仲間に嫌な思いをさせて、見捨てられ、暗闇の中を彷徨っている。

そして、未だにその暗闇から抜け出せないでいた。

赤木「……オレはな……」

……?

赤木「オレにも、賭けているものがある。
それへの情熱は誰にも負けないつもりだ。
だが……」

にこ「だが……?」

赤木「……わからなくなった。
オレは間違っていないはずだ。けど、仲間に言われたよ」


『お前とバスケやるの息苦しいよ』


にこ「!!!
…………」

心臓が、跳ねた。

私から離れていったあの二人の事が、脳を占めて、暴れる。

赤木「なあ、勝ちたいと思うのは悪い事なのか? 間違っているのか?」

にこ(やめて! そんなつもりじゃなかったの!)

赤木「勝ったら、もっと長く試合が出来るんだ」

にこ(ごめん、ごめん、ごめん……!)

赤木「それに、やるからには一番になりたくなるものなんじゃないのか? 好きなら」

動悸が……止まらない。

赤木「好きなものには、全力を尽くすのが当たり前なんじゃないのか?」

止まらない。

赤木「それこそ、命を賭けるのも当然なぐらいに……」

にこ「知らないわよ!!!」

赤木「!」

私は叫んでいた。

弱い私は、自分の心を抉る彼の話に、これ以上耐えられなかったから。

酷いものね。

赤木君は──少なくても、私に対してはなにも悪い事はしてないのに……

にこ「…………知らないわよ……」

私は、目を伏せて顔を逸らした。

痛いぐらいにわかる『気持ち』をぶつけてくる彼から、逃げるように。

にこ(醜いわね、私……)

こんなの──駄目、よね。

赤木「……すまん」

にこ「──でも、ね」

赤木「えっ?」

にこ「私、赤木君の気持ちはわかる」

私は、視線をそっと赤木君の方へと戻した。

にこ「……ううん。
たぶん、私はあなたと同じ考えを持っている人間だと思う」

赤木「矢澤……」

にこ「でもね、確かなのは、私たちのように思う人ばかりじゃないって事。
その人たちに、私たちの考えを押し付けちゃ駄目って事」

赤木「ああ……そうだな。そう、だよな……」

たぶん、私と彼は同じような道を歩いて、同じような場所で転んだ。

にこ「自分があれこれ言われるのは良いけどさ……」

赤木「──自分のせいで、自分が大好きなものを嫌いにさせちまうのは……
そうさせちまった奴が居るかもしれないってだけでも、耐えられねえ……!」

にこ「うん」

歯を、強く食いしばる。

なによりも大好きなものを、なによりも愛するはずの自分が原因で、嫌いにさせてしまったかもしれない。

私と同じく、望んでその道に来た人たちを、自分が原因で離れさせてしまった。

これは、痛い。身を斬られるように、痛い……

だからこそ、やっぱり私は……


──そんな私が、やるべき事は──


なんの事はない、初めから決まってたのだ。

……『光』が、見えた。

赤木「……ありがとうな。
なんだか、お前に話したらスッキリしたよ」

にこ「ふふっ、私こそ」

それにしても、と、私は言う。

にこ「赤木くんの賭けるものって、バスケットだったのね」

赤木「おう」

即答する彼に、私は笑顔で頷く。

にこ「なるほど。超納得だわ」

赤木「ふふっ、そうか?」

にこ「ええ」

言われて納得しない訳がない。この体格だもん。

赤木「オレはな、小さな頃から、バスケで全国制覇をするのが夢なんだ」

にこ「全国……制覇」


ドクンッ。


胸が、鳴った。

赤木「そうだ」

全国制覇。

つまり、『ナンバーワン』。

私だって、ずっと見ていた夢。

にこ(やっぱり私、誰にも負けない最高のアイドルになりたい。
なりたいよ……!)

……そして。

にこ(いつか夢が叶った時は、どんな景色が目の前に広がっているのかしら?)

私はどうなるのだろう? どうなれるのだろう?

ずっと、夢見ていた。

ずっと、ずっと──

……なぜか、目頭が熱くなった。

赤木「そういうお前は?
お前にも、熱く燃えるものがあるんだよな」

溢れそうになる涙を堪えつつ、私は答えた。

にこ「アイドルよ」

赤木「アイドル……」

最終目標はあくまで宇宙・ナンバーワン・アイドルだけど、特に今、私が求めてやまないのは──

にこ「ええ。特に、今は……
スクールアイドル」

赤木「スクール……アイドル?」

怪訝そうな赤木君の反応。

にこ「……えっ。あんた、もしかして知らないの? 『スクールアイドル』」

赤木「ああ、知らん」

あら。

これは意外。まさか、このご時世にスクールアイドルを知らない人が居るなんて……

にこ「……うーん。
まあ、赤木君ってバスケットにしか興味が無い感じだしね」

私は、『スクールアイドル』という素晴らしいものを思う存分語った。

赤木「ほう……そんなものがあるのか」

にこ「そうよっ!」

胸を張る私。

にこ「結構、有名なんだけどなぁ」

まあ、まだ知名度バツグンの全国大会は無いから、無理もない……のかしら?

にこ(いやいや、それにしてもね)

普通なら、『あんた、そんな事も知らないの!?』と怒っているところ。

けど、赤木君の場合は、きっと。

にこ「でも、それだけバスケットに夢中って事よね。
嫌いじゃないわよ。そういうの」

他の事が目に入らないぐらいに、なにかを無我夢中に頑張っている人は、それだけで魅力的だと思う。

ま、誰であろうと私の魅力には敵わないけどね。

赤木「ふっ、ありがとな」

……にしても、スクールアイドルの全国大会か。

にこ(もしそういうのが出来たら、絶対それに参加して、絶対に優勝したいな)

……ふと、思い立った。

にこ「──そうだっ! アドレス交換しない?」

赤木「アドレス……?」

にこ「うん。携帯の」

赤木「携帯?」

またまた訝しげな顔をする赤木君。

にこ「…………もしかして、持ってないの? 携帯電話」

赤木「携帯電話?」

……えぇと。

スクールアイドルだけじゃなくて、携帯電話も知らないの?

にこ「……親御さんの方針なのかしら?」

赤木「?」

にこ「まあ良いわ」

私は、鞄から携帯を取り出して赤木君に見せる。

にこ「ほら、これが携帯」

赤木「これが、電話?」

あ、やっぱり、本当に見た事すらないみたい。

にこ「……………………あんた、本当に知らないのね」

赤木「知らん」

キッパリと言う彼に、私はなんだか楽しくなってきた。

にこ「あははっ! ここまでくると清々しいわ。
ってゆーか、尊敬するっ」

赤木「?」

にこ「うーん、じゃあそうね……」

──あっ!

そうだ、そうしよう!

私は、顔と顔がくっ付くぐらいまで赤木君に接近した。

赤木「?」

さてと、このボタンを押して……

赤木「おい、なんだ?」

にこ「良いからいいから。電話見て。写真撮るから」

赤木「えっ?」

よし、準備はOKにこっ!!!

にこ「はい、にっこにっこにーっ♪」


ピロリン♪


赤木「!!?」

にこ「……うん、綺麗に撮れた」

赤木「???」

顔中で『?』を連呼する彼に、私は携帯の画面を見せた。

にこ「ほら、これ」

赤木「……!!!?」

目を見開いて絶句する赤木君。

いや、なにもそこまで驚かなくても。普通の写真だし。

にこ(あっ、そっか!
にこにーの可愛さに驚いてるのね! 納得だわっ!!!)

赤木「な、なんだコレ???」

にこ「うーん……本当は、アドレス交換だけじゃなくて、この画像も送りたかったところだけど……」

携帯を持ってないなら仕方がない。

だったら、こうすれば良いのだ。

にこ「ちょっと待ってて!」


タッ!


一言言って、私は走り去った。

そのまま公園を出て……

にこ(近くにコンビニがあったよね)

探すという行為を取るまでもなく、目的の店はすぐに見付かった。

早速私はコンビニの中に入り、コピー機を操作する。

そう、写真の現像だ!

にこ(……それにしても、そろそろ携帯を替えたいわね)

すぐに写真は出来、私は公園に戻る。

にこ「お待たせ!」

はいっ! と、私は赤木君に出来たてホヤホヤの写真を差し出した。

赤木「……写真?」

……さすがに普通の写真ぐらいは知ってるわよね?

赤木「って、これは……!」

にこ「そ。
現像してきたの」

赤木「げ、現像?」

にこ「プレゼントよ。
未来のナンバーワン・アイドル、にこにーとのツーショット☆ 大事にしなさいよねっ!」

赤木「おう……!」

にこ(……!)

チロッ、と、赤木君の両目に炎が燃えた気がした。

夢を追う人間の、熱い情熱の炎が。

赤木「ありがとな、大切にさせて貰うわ」

にこ「ふふふっ! うんうん! にこにーに、たぁ~っぷり感謝しなさい!」

そういえば、彼は写真代の事を聞いてきたけど、さすがにそんなものを欲しがるほどケチじゃない。

そもそも、これは私が勝手にプレゼントしたものだしね。

にこ「じゃあ、私は行くわね」

赤木「ああ。
……オレは学校に戻るわ」

私が立ち上がると、彼も頷きながら腰を上げた。

にこ(……こうして並んでみると、本当にデッカイなぁ)

バスケットの事はよくわからないけど、これぐらいある体格は、結構大きな才能よね?

にこ(こういう人は、埋れて欲しくないな……)

だってそうなったりしたら、アイドルの世界で言えば、
真剣にアイドルを目指す超美少女が、日の目を見ずに消えていくのと同じだと思うから。

別世界の他人事ではあるけれど、それは……

寂しくて、悔しい。

にこ「おかげで元気になったわ。ありがとう」

嘘じゃない。

今の私には、以前のようなやる気がまた満ち溢れていた。

赤木「こっちこそありがとな。
矢澤と出会えなかったら、どうなっていたか……」

私だってそうよ。

この時間が無かった場合の自分なんて、想像するだけで怖いものがある。

にこ「──お互い、頑張りましょうね」


スッ。


熱い思いを込めて差し出した私の右手を、

赤木「おう!」


ガシッ!


赤木君はガッシリと握った。

──って!

にこ「痛い痛いっ!」

赤木「す、すまんっ!」

力、入れすぎっ!!!

─────────────────────

──負けたら駄目、ね──

正直、心が折れそうになっていた。

でも、こんなところで諦めてなんかいられない!

逃げてなんかいられない!

そんな思いが、次から次へと胸の中に溢れてくる。

いくらやる気を出そうと、それだけでは現実は変わらない。

でも、私は死んだ訳じゃないんだ。生きているんだ。

だったらまだ、自分次第で、現実を良い方に変える事は出来るはず。

本当に何もかもを諦めて、捨ててしまうには早すぎるよね。

にこ(出来る限り、もがいてみよう)

周りからは無様に映っても良いわ。

……いや、アイドルとしてそれはマズいのかしら?

でも、私はまだまだ頑張れる。

先は長いかもしれないし、悲しい結果に終わるかもしれない。

だけど。

にこ(石にかじり付いてでも、やってやるわ)

諦めずに粘り続けていれば、いつかきっと……!

にこ(ありがとう赤木君)

あなたと話せた事で、私、覚悟が決まったわ。

─────────────────────

にこ(……とは言っても、それからも私は何度も駄目になりかけたっけ。
特に、三年生になってからは完全にヤバかった)

ラブライブ、本選の楽屋。

化粧前でメイクをしながら、私はコッソリと苦笑した。

赤木君との出会いは、一日だって忘れた事はない。

にこ(それにしても、つくづく不思議な時間だったわね)

あれから私は、少しだけバスケットの事を勉強したし、赤木君の事も検索してみた。

実は、彼は有名な選手なのかなと思って。

けれど、バスケット選手・赤木剛憲の名前がヒットする事は無かった。

それでも私は、バスケットの何かしらの大会がある度に、彼の事を調べ続けた。

今は・今回は駄目でも、赤木君なら次はきっと──そう思ったから。

でもやっぱり、いつまで経っても彼の活躍は見付けられず……

時は流れた。

まるで、あの時が幻だったかのように。

でも、だからと言って、彼と語り合った時間は夢じゃなかったと断言出来る。

赤木君と撮った写真はまだ残っているし……

なによりも、彼の強くて熱い瞳は、未だに私の胸に焼き付いているからだ。

にこ(形として残っているものよりも、私にとってはこっちの方が大きくて確かな証拠だわ。
ふふっ、我ながらおかしいかしら?)

──そろそろ時間だ。

準備万端の私は、仲間たちと一緒に舞台の方へと向かう。

にこ(凄い……雰囲気ね)

この通路の先は眩しくてよく見えないが、そこから沢山の観客の声が聞こえてくる。

その眩い光の中こそが、全スクールアイドルが憧れる夢の舞台なのだ。

そう。

夢の舞台が、現実として目の前にある。

……足が震えた。

歓喜と、闘志と、不安と、恐怖と……とても一言では言い表せない、様々な感情で。

でも。

穂乃果「今までの気持ちと、思いと、『ありがとう』を。
全部乗せて歌おう!」

でも、今の私は一人じゃない。

仲間が、居る。

居てくれる。

やっと出会えた、仲間が。

にこ(……仲間、か)

……ふと。

私は、かつての自分の空回りによって、縁が切れてしまった二人の事を思い出していた。

いや、彼女たちだけじゃない。ライブの時には、裏方として手伝ってくれた子だって居た。

にこ(どこかで……見て、くれているのかしら──)


──今、夢の舞台に一緒に立つのは……
力を合わせて、この舞台までやって来れたのはμ'sだけど──

──ここまで私を押し上げた土台を作ってくれたのは、『みんな』だよ──


にこ(μ'sよりももっともっと短い間だったけど、あの時に一緒だった子たちと出会わなければ、私は……)

きっとなにかしらの歯車が狂って、ラブライブに挑戦だなんてありえなかったんだと思う。

まして、本選の舞台だなんて、それこそ夢のまた夢。

にこ(ううん、それどころか、赤木君やμ'sのみんなと出会う事だって出来なかったんじゃないかしら)

もちろん根拠なんてないけど、そんな気がする。

そう。『奇跡』に巡り合えたのは、沢山の『みんな』。一人ひとりのおかげなんだ。


──ゴメンね……──

──そして、ありがとう──


にこ(もう私の事なんて大っ嫌いかもしれないけど。
興味すら持たない、どうでも良い奴になってるかもしれないけど)

けれど。

にこ(私にとっては、今だって大切な仲間よ。
ずっとね)

だから。

にこ(あんたたちも一緒に、私の中でこの舞台に立つのよ!)

──μ'sの物語は、みんなで叶えるんだから!──

穂乃果「1!」

ことり「2!」

海未「3!」

真姫「4!」

凛「5!」

花陽「6!」

にこ「7!」

希「8!」

絵里「9!」

──そして、赤木君。

全国制覇を成し遂げたあんたも、どこかから応援してくれてるわよね?

しっかり目に焼き付けときなさいよ。

宇宙ナンバーワン・アイドル、矢澤にこの、最高に輝くこの瞬間を!




完。

ゴリと、アニメ版のにこ、絵里はどうにも共感してしまいます。

彼らの行動が正しかったか、あるいは間違っていたか、そういった話ではなくて、なんというか……
他人と思えないというか。

なんて言うと怒られるかにゃ?

でも、だからなのか、ラブライブ!のカプでは絵里×にこが一番すきだったりします。

個人では、ことり!

最後に、イメージイラストを置いておくです。

http://i.imgur.com/lVFmBWe.jpg

レスを下さった方も、ROMの方も、本当にありがとうございました。

それではまた、ご縁があればよろしくお願い致します。

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