穂乃果「コープスパーティー」 (1000)

注意
・このSSはラブライブ!とPSPゲーム「コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー」のコラボSSです
・ゲームをプレイしたことがある方はお分りでしょうが、このSSでは選択肢によってはμ'sのメンバーが次々に無惨な死に方をします。閲覧には十分ご注意下さい。
・選択肢によっては、どちらを選んでもBAD、逆にどちらを選んでも問題ないものもあります。
・生存者が1人以下になった時点でBAD直行となります。
・皆さんの安価でμ'sメンバーを出来るだけ多く助けてあげてください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379329315

ある日の部室

希「みんな、ちょっと聞いて欲しいんや!」

絵里「どうしたの?」

希「幸せのサチコさんっておまじない知っとる?」

穂乃果「知らないな~」

凛「どういうものなのかにゃ?」

希「えっと、まずこのプリントアウトしたサチコさんの形代を9等分するんや」チョキチョキ

希「それで、この形代の破片を1人1つずつ持ってな」クバリクバリ

希「目を閉じて人数分、すなわち9回『サチコさんお願いします』って声に出さずに心の中で唱えるんや!」

希「それだけで一生の絆が結べるんや!スピリチュアルやろ~」

穂乃果「面白そうだね!」

真姫「別に私はにこちゃんと一生の絆を結びたいなんて思っていないんだから」カミノケクルクル

にこ「あー、真姫ちゃん顔赤~い」クスクス

真姫「何言ってるのよにこちゃん!」///

凛「凛はかよちんと一生の絆を結びたいにゃ!」

花陽「り、凛ちゃん!」///

海未・ことり「ふふふっ・・・」ジーッ

穂乃果「?」

希「それじゃあ、準備オッケーやな?行くで~!」

一同「は~い!」

一同「(サチコサンオネガイシマス・・・・・・・サチコサンオネガイシマス)」

ピカッ

穂乃果「えっ!?」

絵里「床が抜けてる!?」
ピュー

一同「うわぁ~!!」

【穂乃果視点】

穂乃果「・・・・んっ・・・・ううっ・・・」

床が抜けて落ちてから何時間たったんだろ?

穂乃果は暗い教室の中央に倒れていました
そこは見慣れた音ノ木坂学院ではありませんでした

更に、さっきまでいた皆の姿が見当たりません

穂乃果「海未ちゃ~ん!ことりちゃ~ん!皆どこにいるの~!?」

穂乃果は皆を探しに暗い教室を出ていくことにしました

廊下は今にも床が抜けそうで、歩くたびにミシッ ミシッと音がします

穂乃果「皆~、どこにいr」ブニョ

皆を探して歩いていると、何かを踏んだ感触がありました
恐る恐る下を向くと・・・


穂乃果「ひ、ひぃっ・・・!」

それは死後ある程度時間が経過した人の形をしたものでした
踏んだのはその人の内臓だったみたいで、たちまち強烈な腐敗臭が漂いました

穂乃果「おぇっ・・・何なのこれっ・・・!」

穂乃果は吐きそうになるのを必死にこらえ、再び皆を探しはじめました

しばらく歩くと廊下の中央に人影が見えました

穂乃果と同じ制服で、長く綺麗な黒髪
幼なじみの海未ちゃんでした

海未ちゃんは穂乃果に気付くやいなや、駆け寄ってきました

海未「穂乃果~!」タッタッ

穂乃果「海未ちゃ~ん!」

海未ちゃんは駆け寄ってきて穂乃果に抱きついてきました

海未「ううっ・・・怖かったです・・・」グスグス

話を聞いてみると、海未ちゃんも穂乃果と同じくある教室で1人で倒れていたらしく、皆を探している途中偶然穂乃果に出会ったということみたいです

穂乃果「海未ちゃん、途中で他の皆と会わなかった?」

海未「誰とも会いませんでした 穂乃果はどうでしたか?」

穂乃果「会ってないよ」

海未ちゃんと合流し、少しは寂しさがなくなりました

引き続き、皆を探しに校舎を歩き回ることにしました

しばらく歩いていくと、廊下の壁際に赤い服を着た長髪の少女が体育座りしていました

少女は全身血まみれで目は虚ろで焦点が定まっていませんでした

穂乃果は一瞬気味悪いなと思いましたが、皆の居場所を知っているかもしれないと思いました

穂乃果「>>13

>>13
1・話し掛けてみる
2・スルーする

1

穂乃果「あの女の子に聞いてみようよ!」

海未「や、止めたほうがいいです穂乃果!」

海未「何か不気味な雰囲気がします・・・」

穂乃果「大丈夫だって!ちょっと聞いてみるだけだよ!」タッタッ

海未「ち、ちょっと待ってください!」タッタッ

穂乃果「あの~、すみません」

ところが、穂乃果が話し掛けても少女は虚ろな目のまま反応しません

穂乃果「あの~」

穂乃果が少女の目を覗き込んだ瞬間・・・

少女「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

さっきまで焦点の定まっていなかった目は穂乃果の目を凝視してきました
と同時に、穂乃果の体はまるで石になったかのように動けなくなりました

穂乃果「えっ、なにこれ!?動けない!?う、海未ちゃん助けて!!」

しかし、なぜか海未ちゃんも動くことができないようで、涙を流しながら「穂乃果!穂乃果!」と叫んでいます

すると、少女が何かを呟きはじめました

少女「ヒタヲ・・・カヘシテ・・・ヒタヲ・・・カエヘェー!!」

少女の口の中をよく見ると、舌が途中で切り取られており、喋るたびに血があふれ出ていました

すると、少女は穂乃果にハサミを持たせてきました

その瞬間、自分の意思とは無関係にハサミを持った手が動き始めました

穂乃果「えっ?勝手に腕が・・・なんで!?嫌っ!怖いよ海未ちゃん!」

ハサミを持った手は口の近くで止まり、すぐに穂乃果の口の中に入れようとしてきました

穂乃果は口を懸命に閉じようとしましたが、腕と同様勝手に開いてしまい手の侵入を許してしまいました

そして、ハサミを持った手は穂乃果の舌のそばで止まりました
穂乃果はこれから自分がどうなるのかが分かり、必死に海未ちゃんに助けを求めました

穂乃果「海未ちゃん助けて!!嫌だ!まだ死にたくないよ!!嫌っ!」

海未「穂乃果っ!!」

だけど、海未ちゃんにできることはただ穂乃果の名前を呼ぶことだけでした・・・

そして・・・

勢いよくハサミの刃が閉じられ、穂乃果の舌が切断されました
同時に血が勢いよく噴き出してきました

穂乃果「嫌ああああああああ!!」ドサッ

穂乃果「う、海未ヒャン・・・ウミヒャ・・・」パタッ

少女は穂乃果の舌を拾い上げると、目的を果たしたのかスッと消えていきました

穂乃果の意識はそこで途絶えました

【海未視点】

少女がスッと消えていくと同時に私の体は自由に動けるようになりました

海未「穂乃果ぁ!!」

私は急いで穂乃果のもとへ走っていきました

穂乃果の口からは大量の血がとめどなくあふれ出ており、すでに息を引き取っていました

海未「ううっ・・・穂乃果!何もできなくてすみません!」グスッ

私は穂乃果のそばに寄り添っていたいと思いつつも、今すぐにでもここを離れないと今度は自分にも危険が迫るのではと考えました

海未「私は・・・>>22

>>22
1・穂乃果のそばに寄り添っている
2・穂乃果を放置してここを離れ皆を探す

2

今日は終了します
明日再開

再開します
ゆっくり進めるため投稿間隔開く場合あります

【現在の犠牲者】
・高坂穂乃果→舌切断による失血死

海未「できれば穂乃果のそばに寄り添っていたいのですが、この先何があるか分かりません」

海未「せめて私だけでも生き残らなければ・・・」

私は穂乃果の遺体を壁際に寄せ、形見として髪の毛を結んでいた黄色いリボンを解きポケットにしまいました

海未「穂乃果、あなたをここに置いていくことを許してください・・・」

そして、私は遺体に手を合わせた後、皆を探しに再び歩き始めました

【ことり視点】

ことり「ここはどこ?」

目が覚めた時、ことりは見知らぬ暗い教室に倒れていました

どう見ても音ノ木坂学院の教室ではありません

あたりを見回すと黒板の横に貼り紙が目に入りました

『せっけんでちをあらおう』

ことり「な、何これ・・・」

白い紙に赤い文字
ことりはこの貼り紙を見て吐き気を催すような悪意を感じました
助けて穂乃果ちゃ~ん・・・

その時

ことり「ぴぃっ!」

教室のドアの外に青い人影のような物が見えました

ことりは慌てて教卓の中に隠れました

ことり「ど、どうしよう!?」

ことりは青い人影がいなくなるのを待ち続けました

しかし、いくら待てども青い人影はドアを開けようとはしません
不思議に思い教卓の中からひょっこり顔を出してみると、人影はただずっとドアの前に立っています

ことり「どうしよう? >>32

>>32
1・ドアを開けて教室を出る
2・このまま教卓に隠れ続ける

(これから先安価が連続します 選択を間違える事により、ことりちゃんが5通りの死に方をします ことりスキーの方は注意してください)

2

ことり「ひとまずこのまま隠れ続けよう」

しばらくすると、ドアの向こうの人影がスッと消えました

恐る恐る教卓から出てドアの方をじっと見つめました
やはり誰もいません

ことり「ふぅ~っ 怖かったよ~・・・」

一安心したその時

ボーッ

さっきの青い人影がまたドアの向こうに現れました

ことり「ひぃっ! また!?」

ことりは素早く>>35の中に隠れました

>>35
1・教卓
2・掃除用具ロッカー

2

ことり「そこの掃除用具ロッカーに隠れよう!」

教卓よりも近い位置にあった掃除用具ロッカーにことりは身を潜めました

直後、ガラガラと教室のドアが開けられました

ミシ・・・ミシ・・・

人影が教室の中に入ってきたのでしょうか
足音で木の床が軋む音がします

ことり「(お願い!こっちにこないで・・・!)」

ことりは天に祈りながら人影が教室から出ていくのをじっと息を潜めて待ちました

しばらくすると、その足音が段々こちらに近づいてきました
そして、ロッカーのすぐ近くで足音が消えました

ことりの心臓はバクバク、最大のピンチを迎えました

ことり「(穂乃果ちゃん、海未ちゃん!助けてぇ~!)」


と、その時!

ボコッ

ことり「きゃっ!」

突然、掃除用具ロッカーがへこみ始めました

ボコッ ボゴン

ことり「(え!?何が起きてるの!?)」

そう考えている暇もなくロッカーはへこみ続け、ことりはあっという間に身動きが取れなくなりました

ことり「く、苦しいよぉ・・・だ、誰か~っ!」

しかし、ロッカーはさらにへこんでいきます
そして・・・

ことり「い、痛っ!・・・かはっ・・・!」

胸の部分が一気にへこみ、肋骨が折れました
苦しくて声も満足に出せません

ことり「かはっ・・・けほっ・・・い、痛いよ・・・痛い・・・・・やめて!助けてぇ!」

ですが、そんな助けを求める声も届かずロッカーはさらにへこみ続けます

ことり「た、助けて!穂乃果ちゃん!海未ちゃん!皆~!やめて!まだ死にたくないよ~!嫌ああああああああ!!!」

一気にお腹と背中の部分がへこみ・・・

ボコッ
ブチュッ グチョッ

ことり「ああああああああ~・・・・・っ!」

ことりが意識を失う直前に聞いたのは、自分の内臓が潰された音、そして噴き出した血が下にピチャピチャと溜まっていく音でした

【現在の犠牲者】
・高坂穂乃果→舌切断による失血死
・南ことり→腹部圧迫による内臓損傷及び失血死

【凛視点】

凛「ここはどこかにゃ?」

花陽「ここ不気味で怖いよ・・・凛ちゃん・・・」

凛は廊下のど真ん中でかよちんと手をつないだ状態で倒れていたにゃ

すぐにかよちんを起こしてみたんだけど、かよちんは怯えっぱなし
大丈夫!かよちんは凛が守るにゃ!

凛とかよちんは皆を探しにただひたすら校舎をウロウロしたけど、皆は勿論手掛かりすら見つからないにゃ・・・
見つかるのは死体ばかり、かよちんは見るたびに叫んで凛に抱き付いてくるにゃ

花陽「きゃあああああ!し、死体っ!凛ちゃ~ん!助けてぇ~」グスグス

凛「だ、大丈夫!凛も怖いけどかよちんは凛が守るにゃ!」


どれだけ歩き回ったんだろ
さすがにお腹空いてきたにゃ・・・
早く家に帰ってラーメン食べたいにゃ・・・

かよちんもさっきから「お米・・・お米・・・」とつぶやいているにゃ

しばらく歩くと廊下の隅に2人の死体があったにゃ

そのうち、1人の手に手帳みたいのが握られていたにゃ

凛「これは何かにゃ?」

見てみると、『犠牲者の手記』というタイトルが付けられているにゃ

読みますか?>>46
>>46
1・読む
2・読まない

1

凛はこの手帳に何か惹かれるものを感じた

凛「読んでみるにゃ!

花陽「や、止めたほうが・・・」

凛「かよちんは臆病だにゃ!どれどれ~」



・○月○日
今日、幸せのサチコさんを皆でやったらこの場所に連れてこられた。こんな訳の分からん場所から絶対抜け出してやる

・○月×日
お腹が空いた・・・。持ってきたお菓子は全て食べてしまった

・×月○日
A君が喉の渇きに耐え切れず、トイレの水を飲んだ。どうやら汚水だったらしく血を吐いてもがき苦しんで死んだ。俺は自分の腕を傷つけ、血を飲んで凌ぐことにした

・×月×日
いくら血を飲んでも空腹は満たされない・・・。
そんな時、横にいる衰弱したB君が「自分はもうダメだ。君だけでも生き延びてくれ・・・。」と、自らの肉を差し出した。
食べる訳にはいかないと言ったが、あまりの空腹に耐え切れず食べてしまった。

もうB君の肉は食べない!
誘惑に打ち勝つため、俺はB君のもとを離れ1人で行動することにした。

・?月?日
俺はもう人肉を食べないって誓ったのに・・・

久しぶりにB君のもとに戻るとすでにB君は死んでいた・・・

死んでいたB君を見るやいなや、俺はB君の肉に齧りついた

肉、内臓、血・・・空腹を満たすには十分な量だった
生きていくためには許されることだよな・・・?


B君ごめん・・・・・


2人の死体をよく見てみると、1人は全身齧られて死体はスカスカになっていて、手帳を握っていたこの人は餓死したみたいだにゃ・・・

凛「もがっ・・・ぐほっ」

突然凛の口の中に柔らかくて温かいものを噛む感触がしたにゃ

慌てて吐き出すと、それは白桃色の生肉だったにゃ!

凛「な、なんでにゃ!?なんでこんなものが!?」


その時

「あ、あぁっ・・・」

足元から微かな声が聞こえたにゃ
床を見てみると、そこには血まみれのかよちんが倒れていたにゃ

まるで肉食動物に喰われたかのように頬、胸、腹、足、いや、全身の肉が食い千切られていたにゃ

内臓と骨が所々見えていてとてもグロテスクな光景だったにゃ・・・

かよちんは何故か怯えた目で凛のことを見てきた

なんでかよちんは怯えてるのかにゃ?

も、もしかして、凛は何かとんでもない過ちをしてしまったのかにゃ!?

その予感は的中したにゃ

かよちんは凛をじっと見つめ、震える声で呟いたにゃ

花陽「凛ちゃん・・・、花陽を・・・食べないで・・・、もう・・・食・・・べ・・・な・・・い・・・で・・・・・」

凛「嫌ああああああああああああああああああああああああっ!!!」

凛は絶叫した

凛「嘘!?これは悪い夢にゃ!なんで!?」

その時、凛は誰かに肩を掴まれたにゃ

【花陽視点】

花陽「ハァ・・・ハァ・・・」

凛ちゃんが食い千切った傷が痛い・・・、いや、痛いというより苦しい・・・

凛ちゃんが手帳を読みおわるやいなや、凛ちゃんは私に向けてタックルしてきました

凛ちゃんはすでに正気を失っていて、目はまるで獲物を狙うライオンのようでした

凛ちゃんは私のお腹の上に馬乗りになると、全身の肉に喰らい付いてきました


凛「嫌ああああああああああああああああああああああああ!!!」

凛ちゃんは絶叫し、絶望で自分を見失っていました


凛ちゃんに喰われた場所から血があふれ出ていきます
少しでも血を止めようと手で塞ごうとしましたが、麻痺しているのか動かせません


ふと凛ちゃんを見てみると、いつの間にか2つの影がたっていました

1人は目が虚ろで巨大なハンマーを持った大男、もう1人は不気味な声を出している奇妙な人体模型でした

大男は凛ちゃんの両足を掴み、人体模型は凛ちゃんの頭を掴みました

凛ちゃんは自分を見失っているのか、放心状態になっていて抵抗しませんでした

そして、凛ちゃんは2人に抱えられ、体を引っ張っていきました

凛「い、痛いにゃぁ・・・・ぐぎぎ・・・」

凛ちゃんのうめき声をよそに、2人はさらに凛ちゃんの体を引っ張っていきました
そして、


ボキッ

凛ちゃんの体から鈍い音が聞こえ、体が痙攣し始めました
恐らく脊髄か頚椎が折れてしまったのでしょう

2人は更に凛ちゃんを引っ張り続けます
凛ちゃんの胴体は完全に伸びきってしまい、不自然に長い体になりました


ついに、皮膚が伸縮の限界に達したのか、凛ちゃんの体はミチミチと裂けるように千切れていきました

千切れた体から肉、内臓、血、排泄物などがボトボトと床に落ちていきました

凛ちゃんの血と肉が私の顔にも容赦なくかかってきました

花陽「あぁ・・・・・ダレカタスケテェ・・・」

私の意識はそこでぷっつりと消えました

【現在の犠牲者】
・高坂穂乃果→舌切断による失血死
・南ことり→腹部圧迫による内臓損傷及び失血死
・星空凛→体を引きちぎられたことによる失血死
・小泉花陽→体を噛み千切られたことによる内臓損傷及び失血死

【真姫視点】

真姫「ここはどこなのよ!」

にこ「にこが知ってるわけないでしょ!」

私はにこちゃんと更衣室倒れていました
まったく、なんでここに来てまでにこちゃんと行動しなきゃいけないのよ!意味分かんない!

にこ「取り敢えず、あっちにいってみましょう」

真姫「ええ」

にこちゃんが指差したのはプールサイドへの扉でした

プールサイドに出てみると、周囲は鬱蒼とした森に囲まれていました

金網を登って外に出ようと考えましたが、この森に入ったら二度と戻ってこれないと直感で感じました

ふと、プールの中を見てみると・・・

真姫「ひっ!、何よこれ!?」

にこ「嫌ああああああああっ!!」

プールの中には沢山の死体が浮かんでいました
生首、体の一部、血まみれの死体・・・
プールの水は血や内臓などで赤黒くなっていました

真姫「に、にこちゃん!助けt・・・」

振り向くと、さっきまでいたにこちゃんが見当たりません

その時

ドボン

プールを振り返ると、プール中央付近に大きな波紋が出来ていました
もしかして、にこちゃんが!?

真姫「にこちゃん!!あんた何考えてんのよ!!」

私はにこちゃんを助けるため、>>57をしました

>>57
1・プールに飛び込みにこちゃんを探す
2・プール横の機械室に行き、プール排水弁を回す

(注意・この安価は制限時間付きです 本文投稿からコンマ含め4分以内に安価が来なかった場合、にこちゃん救出失敗と判定されます)

ksk

4分経過したため、残念ながら・・・

真姫「にこちゃん!」

私はにこちゃんを助けにプールに飛び込みました
しかし、さっき見た波紋の位置を忘れてしまった私は、水中でただ闇雲に手を動かしにこちゃんを探すしかありませんでした

そして5分後・・・

にこちゃんがプール中央にうつ伏せで浮いているのを見つけました

にこちゃんをプールサイドに引き揚げました

真姫「にこちゃん!どうして・・・!」ポロポロ

私がにこちゃんを引き揚げた時、すでににこちゃんは死んでいました

私がにこちゃんを見張っていれば、私が波紋を覚えていれば・・・

私がまごついていたせいでにこちゃんは死んでしまいました

にこちゃんの遺体をプールサイドの隅に安置し、形見として髪の毛を縛っていたリボンを解いてポケットに入れ、遺体に手を合わせました

真姫「にこちゃん、助けてあげられなくてごめんなさい・・・」ポロポロ

そして、私は皆を探しにプールをあとにしました

【現在の犠牲者】
・高坂穂乃果→舌切断による失血死
・南ことり→腹部圧迫による内臓損傷及び失血死
・星空凛→体を引きちぎられたことによる失血死
・小泉花陽→体を噛み千切られたことによる内臓損傷及び失血死
・矢澤にこ→溺死

【現在の生存者】
・園田海未
・西木野真姫

【消息不明】
・絢瀬絵里
・東條希

(補足)
にこ視点を書かぬままにこが死んでしまいましたが、にこは穂乃果と同じく幽霊に操られてプールに飛び込みました

原作でいえば篠崎あゆみポジションです

【絵里視点】

絵里「なんなのよここは・・・」

私はとある教室の中央で倒れていました

倒れていた教室には滑車以外何もありません
黒板こそあるものの、教卓や机、椅子など本来教室にあるべきものが見当たりません

滑車は教室の隅にあり、何かレバーみたいのがあります
レバーの先は暗くてよく見えません

滑車を作動させますか?>>66

>>66
1・作動させる
2・作動させない

本日は終了します
明日再開します

1

絵里「何の滑車かしら?作動させてみましょうか」

私は滑車のレバーを倒しました

ガチャン

ゴゴゴ・・・

何か遠くの方で動く音がしました
ですが、ここから見る限り変わった変化はありません

絵里「今のは何だったのかしら?」

私は教室を出て皆を探しにいくことにしました

教室を出てどちらへ行きますか?>>71

>>71
1・右
2・左
3・正面

2

絵里「左へ行ってみようかしら」

私は教室を出て左へ行ってみることにしました

しばらく歩いていくと階段が見えました
階段を降りてみようと歩みを進めたその時

絵里「きゃっ!?」

突然視界が下に下がりはじめました
下を見るとさっきまであったはずの床がありません
突然床が抜け落ちたのです

自分の体が宙に浮いている・・・

私はとっさに>>75しました

>>75
1・手を伸ばす
2・ポケットに入っている穂乃果から貰ったシャープペンを握り締める

2

私はポケットに入っていた穂乃果がくれたシャープペンを思い出し、慌ててポケットから取り出し握り締めました。

絵里「(穂乃果!助けてっ!)」

私は無我夢中で念じました
穂乃果がきっと助けに来てくれる・・・


ですが、運命はそんなに甘くありませんでした

絵里「ぐはっ!?」

私は2つ下の階の床に叩きつけられました

頭から落ちたのでしょうか?首に強い違和感がありました

首を見てみると・・・

絵里「シャープペンが・・・首に・・・突き刺さっている・・・!?」

私の首は折れており、穂乃果がくれたシャープペンは私の首に突き刺さっていて、血まみれになっています

絵里「がはっ!?・・・ごほごほっ・・・コポッ・・・」


血がとまりません

段々消えゆく意識の中、最後に思い浮べたのは穂乃果の笑顔でした

絵里「・・・穂乃果・・・大丈夫かしら・・・・・ゴポッ・・・」

【希視点】

希「皆~、どこにいるん?」

ウチは音楽室で倒れとったんよ
一体ここはどこなんやろ?

まさかウチのやったおまじないでこんなことになるとはな・・・

皆を探しに廊下を歩いていると、床になにやらキラキラ光る玉のようなものが落ちとったんや

拾いますか?>>81

>>81
1・拾う
2・拾わない

1

ウチはその玉に何かを感じたんや

希「綺麗な玉やな~ スピリチュアルやね」

その玉をポケットにしまいました



(希が拾ったものはパワーストーンです。これは選択肢を間違えても1度だけBAD ENDを回避できるものです。)

しばらく歩いていくと廊下が二手に別れておったんよ

希「どっちにいこか?>>85
>>85
1・右
2・左

1

希「右に行ってみよか~」

右に向けて歩きだしたその時

パキッ

ポケットの中から何かが割れた音がしたんや
ポケットからさっき拾った玉を取り出してみると、玉が綺麗に2つに割れてたんよ!

希「不気味やな~・・・」

何か不穏な空気を感じとったウチは、逆方向の左に向けて歩きだすことにしました

【補足】
パワーストーンはBAD ENDを回避した代わりに割れて役目を終えました

なお、パワーストーンなしで右に行った場合、絵里が作動させた滑車トラップ(ピアノ線)で首スッパリ切断ENDとなっていました

左に向かって廊下を歩いていると、前方から人影がこちらに歩いてきたんよ

よく見るとその人影は海未ちゃんでした

希「あっ!お~い、海未ちゃ~ん」

海未「の、希!」

【海未視点】

何時間歩いたのでしょうか

正面から人影が歩いてきます

一瞬幽霊かと警戒しました
嫌でも穂乃果が殺された光景が頭をよぎります

ですが、あの巨体にツインテール
間違いなく希でしょう

希「あっ!お~い、海未ちゃ~ん!」

海未「の、希!」

希「海未ちゃん、他の皆とは会ったん?」

海未「穂乃果とは会いましたが・・・・・」

私はポケットに入れていた形見のリボンを希に見せました

希はそれを見て察したらしく、涙を流し始めました

希「ごめん・・・ウチがあんなおまじないやったばっかりに穂乃果ちゃんが・・・皆が・・・っ!」グスグス

海未「・・・希は悪くありません それより今は皆を探して元の世界に戻る方法を考えましょう」

私は希と合流し、引き続き皆の捜索を行うことにしました

【現在の犠牲者】
・高坂穂乃果→舌切断による失血死
・南ことり→腹部圧迫による内臓損傷及び失血死
・星空凛→体を引きちぎられたことによるショック及び失血死
・小泉花陽→体を噛みちぎられたことによる内臓損傷及び失血死
・矢澤にこ→溺死
・絢瀬絵里→転落による頸椎損傷及び失血死

【現在の生存者】
・園田海未
・西木野真姫
・東條希

しばらく歩くと右手にトイレが見えました

海未「希、ちょっとトイレにいってもいいですか?」

希「ええよ ウチ外で待ってるよ~」

海未「いえ、一緒にトイレに来てくれませんか?希の身に何かあったら大変ですし、私も1人ではその・・・こ、怖いので・・・・」

希「分かった それじゃ入ろか」

私は希を連れてトイレへと入りました
個室は3つありました

海未「どの個室に入りましょうか?>>96

>>96
1・一番手前
2・真ん中
3・一番奥

3

海未「一番奥にしましょうか」

私は一番奥の個室のドアを開けました
すると、個室の隅に麻袋が2つ落ちています

1つの麻袋は小さく、もう1つの麻袋を比較的大きいものです

希「何やそれ?」

海未「さぁ?開けてみましょうか」

私は小さい方の麻袋を開けてみました
すると・・・

海未「ひぃっ!?」

希「うっぷ・・・」

入っていたのは小さな舌でした
「サチコ」と書かれた名札も一緒に入っていました

舌・・・、穂乃果が殺された時のことが嫌でも頭に浮かんできます


もう1つの麻袋を開けてみると、中に猫のぬいぐるみが入っていました

海未「なぜぬいぐるみが?」

希「持っていくん?」

海未「どうしましょうか?>>101

>>101
1・舌とぬいぐるみ両方持っていく
2・舌だけ持っていく
3・ぬいぐるみだけ持っていく
4・舌とぬいぐるみ両方置いていく

(重要安価です)

なお、本日はこれで終了です
明日夜から再開します

みんなが死んでいくのが辛くて読むのが怖い(´;ω;`)
でも面白いから読んぢゃうよ

時間ができたので、少しだけ書きます

海未「一応、両方とも持っていきましょう」

私は2つの麻袋を持ち、皆を捜しにトイレをあとにしました

海未「皆、無事なのでしょうか・・・?」

【真姫視点】

真姫「も~、皆どこにいるのよ~!」

プールをあとにしてから軽く1時間は経っていると思います

ブツブツ文句を言いながら歩いていくと、後ろから足音が聞こえてきました

なぜか私の歩幅と揃えています

私が早歩きすると後ろの足音も同じように早歩きで迫ってきます

真姫「(な、何なのよ一体!?)」


私は一旦その場で立ち止まりました
すると、後ろの足音も消えました

後ろを振り返る?>>110
>>110
1・振り返らずに全力疾走
2・後ろを振り返る

無事に生き残ってほしいと思う反面、女の子達の無残な死に様に興奮してしまう自分がいる…

1にするけど

気付いたら私は足音から少しでも離れようと全力疾走していました

どれだけ走ったか、どこを曲がったか、何階に上がったか・・・そんなことは何も考えずにただひたすら逃げ続けました





真姫「ここは・・・?」

いつの間にか私は事務室と思わしき部屋にいました
どこをどう曲がってここに来たのか全く覚えていません

ただ、足音はもう追ってきていませんでした

真姫「全力疾走して疲れたわ・・・少し休んでいこうかしら」ハァハァ

危機を回避し一安心したところで、今まで走り続けてきた疲れがどっと押し寄せてきました
私は少しこの事務室で休んでいくことにしました

夕方から再開します
なお、もう少し進むと重要安価及び制限時間付き安価が登場する予定です

選択によっては真姫が死ぬ可能性もあります
真姫ちゃん最高っ! という方は安価に注意して下さい

再開します

真姫「あら?これは何かしら?」

休んでいた私は部屋の机の上に何かのレポートが数枚置かれているのを見つけました

見てみますか?>>118
>>118
1・見てみる
2・見ない

(重要安価です)

1

真姫「暇だし見てみましょうか」

レポートのタイトルには「実在する呪われた学校」と書かれていました



以下レポート本文

・・・この学校、天神小学校に入ってきた者は、空間を包んでいる巨大な呪いに深く心が蝕まれてしまうのだ。深い絶望や孤独感をきっかけに侵食が始まり、やがて肉体は壊死を始め、魂は消し炭のように黒くなりー我々はこれを黒化と呼ぶがー、この校舎に吸収され、その一部とされてしまう。・・・この霊場との接触方法である「サチコのまじない」を現世で世間に公開してしまったことで、被害が拡大してしまった・・・

・・・天神小学校で起きた殺人事件、犯人は柳堀ヨシカズ・・・私は犯人逮捕時に唯一の生存者であった篠崎サチコさんの行方を追った。彼女なら何かの証言や手掛かりが掴めると踏んだからだ・・・


・・・この学校から抜け出す唯一の方法は「逆打ち」であると思われるが、詳細は不明。今後も命ある限り調査を進めていきたい・・・





真姫「篠崎サチコ・・・逆打ちね・・・」

真姫「ただ、逆打ちというのがどういう方法かはまだ分からないわね・・・もう少し調べてみる必要がありそうだわ」

私はさらなる手掛かりを見つけに事務室を後にしました

【海未視点】

海未「これは何でしょうか?」

希「何かの手帳やな」

私は廊下に黒い手帳が落ちているのを見つけました
表紙には「七星」と書かれています
誰かが落としていったのでしょうか?

見ますか?>>125

>>125
1・見る
2・見ない

(重要安価です)

海未「見てみましょうか」

希「そうやな」


私は手帳を開いてみました


以下手帳本文

篠崎サチコのおまじない「正順法」と「逆打ち法」メモ

逆打ち法は正順法を逆に行えば良い

「正順法」はスペルトリガー「サチコさんお願いします」を参加人数+サチコ1人分の回数唱える。
成功すると霊は素通りし何も起こらない。しかし失敗すると霊媒素質のある者にサチコの霊が降り、その場にいた全員が呪われそのまま霊場に連れていかれる。

これが篠崎サチコの呪い、通称「死逢わせのサチコさん」の儀式法である





さらにページを進めると手帳の持ち主が書いたと思われる記述がありました




ネットに載ってる情報を鵜呑みにするクズばっかり、そんなどうしようもない奴は死んで当然だ!

釣りで「幸せのサチコさん」って書いただけで皆食い付いてくる ざまぁ見ろ!

海未「希はこれをネットで見つけてやってみたと」

希「そうや・・・まさかこんな儀式だとは知らなかったから・・・」

海未「恐らくこの手帳の持ち主が全ての原因でしょうね・・・」

希「それよりも手帳に逆打ちって書いてあったけど、それが元の世界に戻る方法なんやない?」

海未「この世界に来たときに正順法を行ったわけですから、そうだと思います!まずは皆と合流しましょう!」

【真姫視点】

事務室を出てから30分経ちました
何となくある教室を覗き込んでみると、教室中央に何か3つ置いてありました

真姫「何かしら?」

1つ目は小さな何かの像で台座に「赤子の像」と書かれています
2つ目は大理石で出来た小さな像で台座に「天神小学校校長 柳堀高峰」と書かれています
3つ目は古びた鍵で「理科室」と書かれています

真姫「何かの役にたちそうね 全部持っていきましょう」

私はそれら3つをポケットにしまいました

しばらく行くと再び廊下の分岐点に辿り着きました

真姫「どっちに行くといいかしら?>>132

>>132
1・右
2・左
3・正面階段

(ここが大きな分岐点です 3つの行先の内訳は、「真姫と海未たちが合流」・「真姫に生死の危機」・「真姫死亡」です)

階段にはワイヤーが張られていると見た!
2

真姫「階段の方からは嫌な予感がするわ・・・ここは左に行きましょう」

正面階段からなにやら不穏な空気を感じた私は左右迷った末、左に行くことにしました

左へ進むと突き当たりに理科室が見えてきました

真姫「確か理科室の鍵があったわね」ガチャッ

私は理科室の中に入ってみました


理科室の中央には何やら不気味な人体模型がありました
何か手掛かりがあるかもしれません
調べてみようかしら?>>135

>>135
1・調べる
2・調べない

1

(予告)
これから制限時間付き安価が出ます

真姫の生死に関わる事態となりましたので、真姫スキーの方は覚悟して下さい

真姫「何か手掛かりがあるかもしれないわ 不気味だけど調べてみましょう」

私は人体模型をくまなく調べましたが、特に手掛かりは見つかりませんでした
特筆することと言えば、スピーカーがついていることと何故か血生臭いことだけでした


真姫「理科室には特に何も無いわね」


理科室を出ようと人体模型に背を向けたその時

ギギギギ・・・

真姫「えっ・・・」

何と人体模型が突如私の方に向けてゆっくりと動きだしてきました
スピーカーから「ほしぃぞらぁぁぁりぃんちゃぁぁぁん」という不気味な声を出しています

真姫「な、なんで凛の名前知ってるのよ!?」


私は一目散に理科室を出ようとしましたが、さっきまで開いていた理科室の扉は何故か開きません
慌てて持っていた鍵を使おうとしましたが、焦っていた上に古びたものでしたからポッキリ折れてしまいました

真姫「ちょ!?何でこんな時に!誰か助けて!!」

どうしよう!絶対絶命です!>>144

>>144
1・机の上にあったアルコールランプに火をつけて人体模型に投げつける
2・扉に体当たりし続ける


(制限時間付き安価です 本文投稿よりコンマ含め10分以内に解答がない場合、逃げ切れずBAD・・・ また、2つの選択肢のうち1つは「真姫生還」、もう1つは「真姫死亡確率UPです」)

1

(予告)
・・・最悪の事態となりました
次のコンマ安価で真姫の生死が決まります

私は机の上にアルコールランプとマッチが置いてあるのを見つけました

真姫「そうだわ!燃やしてしまえば!」

私はすぐにマッチを擦り、アルコールランプに火をつけて人体模型に投げつけました
すると、あっという間に人体模型は炎に包まれました

真姫「今のうちに扉を開けて脱出しなくちゃ!」

私は何度も扉に体当たりしましたが扉はびくともしません

後ろを振り返ると、なんと人体模型がゆっくりと私に向かって歩いてきました

真姫「な、なんで!?こ、来ないで!!誰か!!」

>>154
コンマ判定です
00~59・真姫死亡
60~99・真姫生還

助かれっ!

Oh・・・

真姫「お願い!開いてっ!!」

私は最後まで扉に体当たりし続けましたが、とうとう扉が開くことはありませんでした・・・



真姫「きゃああああああああっ!!!」

突然人体模型が私の背後から抱きついてきました
火だるまの人体模型が抱きついてくれば当然私も火だるまになります
あっという間に私の体は炎に包まれました・・・

真姫「いやああああああああ!!熱いっ!!にこちゃん助けてぇ~!!!やめてぇぇぇ!!!!」

段々視界が霞んできました
喉も焼けてしまったのか声も段々小さくなってきました
目も干上がってきて見えなくなりました

真姫「いやあ・・・・・・死にた・・・く・・・な・・・い・・・・にこ・・・ちゃん・・・・っ」

脳裏に先に死んだにこちゃんのことが浮かんできました


意識が消えようとしたその時

バタン!

海未「真姫!!」

希「真姫ちゃん!!」

私が最後に聞いたのは海未と希が理科室に飛び込んできて、私の名前を呼ぶ声でした

【新規犠牲者】
・西木野真姫→焼死

【生存者】
・園田海未
・東條希

希「ウチを入れて2人や!」

【海未視点】

海未「真姫!!」

真姫の叫び声に気付いて私と希が理科室に飛び込むと、そこには火だるまになった人体模型と真姫がいました

すぐさま消火をしましたが、鎮火した時には真姫はすでに死亡していました

あと少し救助が早ければ・・・!
目の前でメンバーが死んだことにショックを隠せません

海未「真姫・・・救助が遅れてスミマセン」ポロポロ

希「真姫ちゃん・・・ごめんな助けてあげられなくて」グスグス



真姫の遺体を教室の隅に運ぼうとした時、真姫のポケットになにか入っているのが見えました

ポケットを探ってみると、「にこちゃんのリボン」・「天神小学校レポート」・「赤子の像」・「大理石の校長像」が出てきました


海未「これらは私と希が持っていきましょうか」

希「そうやな・・・」

私達は真姫の遺体に手を合わせたあと、理科室を出ていきました

【現在の海未と希の所持品】
・穂乃果のリボン
・にこのリボン
・サチコの舌
・赤子の像
・大理石の校長像
・七星の手帳
・天神小学校レポート
・猫のぬいぐるみ

本日は一旦終了します

(お知らせ)
予想以上に生存者が少なくなりました(あと1人死亡で強制BAD)
このため、要望次第では救済措置として1~2人ほど蘇生させようと考えています

勿論、蘇生決定してもそれに繋がる安価を選択しなければ蘇生は行われません
また、蘇生しても安価選択を間違えれば再び死亡する可能性もあります




救済措置を行うべきか否か、皆様のご意見を頂ければ幸いです

蘇生要望が多いので、蘇生ルートを組み込む予定です

蘇生人数や蘇生させるメンバーについては、今のところ公平性を考えて安価で決定する方向で考えています

理科室を出てしばらくすると階段が見えてきました

海未「下の階に行けそうですね」

私達は階段を降りていくことにしました

すると踊り場に2つの人魂がスゥッと現れました
1つは青い人魂、もう1つは赤い人魂です

どちらに話し掛けてみましょうか?>>176

>>176
1・青い人魂
2・赤い人魂

(犠牲者蘇生に繋がる安価です)

赤い人魂ってやばかった気がする…青一択ですわ

海未「青い人魂に話し掛けてみましょう」

海未「あの、すみません」

青い人魂「・・・君たちもこの天神小学校に迷い込んだのかい?」

天神小学校・・・確か真姫が持っていたレポートにそう書かれていました

海未「え、ええ・・・そうですが、貴方は一体?」

人魂「私も最初は生きていたが、この学校で彷徨い続けた挙句餓死した者だ どうやら脱出したいという強い意志だけが残留して人魂になったみたいだが」

海未「そうでしたか・・・」

人魂「君たちを見ると脱出したいという意志が特に強く感じられる いくつか情報を提供しよう」

人魂「君たちは最初9人でここに来たようだが、残念ながら残りの7人はすでに亡くなっているみたいだ・・・」

海未・希「・・・・・・」

私達はその宣告を聞いてやはりそうだったか、ど思いました
動揺しなかったのは目の前で穂乃果が殺された光景から覚悟できていたからでしょう

人魂「ただ、君たちには生きていた私と同じくらい脱出の意志が強い 私からも応援しよう」

人魂「そこで、今までに亡くなったメンバーのうち何人かを蘇生させよう 全員は無理だが私が今できる精一杯の応援だ」

海未「そ、そんなことが出来るんですか!?」

人魂「ああ、ただ私は消えてしまうけどな」


私は死んでしまったメンバーが蘇生されることを喜ぶ一方、全員を蘇生させることは出来ず二度とμ'sが揃うことはないという悲しみでとても複雑な気持ちになりました

希も同じようで、何か悲しげな目をしています
9人の女神ーμ'sと名をつけたのは希です
9人全員が助からないことを一番悲しんでいるのは彼女でしょう・・・


人魂「さて、何人蘇生させるか決めておくれ>>182

>>182
コンマ以下で判定
00~40・1人蘇生
41~80・2人蘇生
81~98・3人蘇生
99・まさかの全員蘇生

(蘇生メンバーは後程安価で出します)

全員ッ!

私は希と相談した結果・・・

海未「本当は全員蘇生して頂きたかったのですが・・・2人でお願いします」

人魂「分かった 誰を蘇生させたいのかね?」

蘇生させるメンバー→>>186>>188

穂乃果・ことり・凛・花陽・にこ・絵里・真姫から2人選択
被ったら安価下で

誰を蘇生させるかで今後の展開に大きく影響するかもしれません
なお、今後蘇生イベントはありません

可哀想な死に方をしたのは誰か・・・
合流寸前に亡くなったのは誰か・・・
よく思い出してみてください

誰を助けるか・・・決めるのは皆様です

えりち

復活から即帰還ルートと見せかけて一悶着ありそうだから
大男を見てるぱなよで

海未「そうですね・・・では、穂n・・・希「絵里ちと花陽ちゃんで」

海未「ちょ、ちょっと待ってください希!」

希「なんや?」

海未「真姫や穂乃果を蘇生させなくていいんですか!?」

希「だって、カードがウチにそう告げるんよ 絵里ちと花陽ちゃんを復活させろって」

くっ、どうしましょうか?>>192

>>192
1・絵里と花陽に決定
2・もう一度選びなおす

(これ以降、蘇生者の変更はできません)

1

本当は穂乃果を蘇生したかったのですが、この状況でワガママを押し通す訳にはいきません

海未「分かりました・・・ここは希の言うことを信じましょう 絵里と花陽の蘇生をお願いします」

人魂「よろしい 私が消えると同時にこの場に2人が現れる」

人魂「最後にいくつか話しておく 隣にいるような赤い人魂は邪悪な意思に染まっているから、できるだけ関わらないほうがいい」

人魂「そして、全ての元凶であるサチコはある物を延々とこの天神小学校で探し続けている 詳しいことはサチコの母・ヨシヱさんを探して聞いてみなさい」

人魂「脱出するという強い意志があれば大丈夫だ 無事脱出できることを祈るぞ」

そう言い残して人魂は静かに消えていきました

代わって目の前に白い光が現れました
光ごしに2人のシルエットが見えてきました

光が消えるとそこには無事蘇生した絵里と花陽の姿がありました

海未「絵里!花陽!」

希「絵里ち!花陽ちゃん!」


絵里「海未!希!」

花陽「海未ちゃん!希ちゃん!」


こうして私達4人は無事再会できました

花陽「あれ、私は確か凛ちゃんに食べられて死んじゃったはず・・・」

絵里「私も転落死したはずよ」

花陽「え~っと・・・ここは天国・・・?」

絵里「まさか海未と希も死んじゃったの!?」

どうやら2人とも蘇生されたことを理解していないみたいです

海未「さっきまでいた青い人魂が蘇生してくれたんですよ」

花陽「そうだんたんですか」

絵里「信じがたい話だけど現にこうして生きているということは、本当に蘇生したのね」




絵里「ところで他の皆は?穂乃果は?」

なんだか不穏な空気が漂ってきました・・・

海未「私達以外の5人は全員死んでいます」

海未「穂乃果は・・・・・私の目の前で幽霊に舌を切断されて死にました・・・・・」

私は絵里に形見である穂乃果のリボンを見せました

絵里「そ、そんな・・・!?穂乃果・・・」

絵里はその場に泣き崩れました

海未「真姫は火だるまの人体模型に抱きつかれて、私と希の目の前で死にました」

海未「ことりとにこも人魂の話ではすでに死んでいます ただ、真姫がにこのリボンを持っていたので、真姫とにこは合流していたということになります」

花陽「凛ちゃんは・・・・花陽の目の前で人体模型と巨人に体を引きちぎられて死んじゃいました・・・」グスグス

海未「凛を殺したその人体模型はもしからしたら真姫を殺したのと同一かもしれませんね」


すると突然泣いていた絵里が立ち上がりました

絵里「なんで穂乃果を蘇生させなかったのよ!!」ポロポロ

海未「蘇生できる人数が2人だったので仕方がないじゃないですか!私だって穂乃果を蘇生させたかったんです!!しかし・・・」

絵里「しかし!?」

海未「希がカードで誰を蘇生するか決めてしまったんです・・・」ポロポロ

絵里「の、希!?」

希「ごめん絵里ち・・・」

絵里「希!!人の生死をカードで決めるなんて・・・ふざけてんじゃないわよ!!」ポロポロ

絵里「どうして穂乃果を蘇生しなかったのよ!!」

希「・・・・・・っ!」

絵里「何とか言いなさいよ!!!」

希「>>200

>>200
返答次第では絵里が黒化したり単独行動となる可能性もあります

誰かを選ぶのは怖かった

普通に穂乃果と真姫にすべきではなかったのだろうか…
安価取った人はこれが狙いだったのか…?

希「誰かを選ぶのは怖かったんよ」

希「ウチが誰か2人を選ぶいうことは・・・・・他の5人を見殺しにするいうことなんよ!!そんな残酷なことウチにはできんかった!だからカードに任せたんや!」

希「それに・・・・・穂乃果ちゃんの何も恐れずに突き進んでいく性格がここでは命取りになるかもしれなかったんよ!!」ポロポロ

絵里「っ・・・・・・・」




沈黙が流れます
このピリピリとした空気が嫌なのか、花陽はオロオロしています



長い沈黙を破ったのは絵里でした

絵里「希、海未、花陽、私が言い過ぎたわ・・・・ごめんなさい」

絵里「私だって希と同じ立場だったら誰かを選ぶなんてことはできないわ きっと希と同じようにする」

絵里「とにかく今はこの4人で元の世界へと戻ることが先よ!穂乃果たちだってそう望んでいるはずよ!これ以上人数を減らさない事!いい?」

希・海未・花陽「はい!」


私達は仲間分裂崩壊の危機を回避できました

>>201
真姫を選んだ(にこを選ばずに真姫と誰か1人)場合、今回と同じく「なんでにこちゃんを(ry」という展開にするつもりでした

ちなみに絵里と真姫の2人を選んだ場合はBADにする予定でした

海未「さて、どうしましょうか」

希「まずは篠崎ヨシヱさんを探すんやったな」

絵里「この廊下を真っ直ぐ進んでみましょうか」

絵里は階段を降りて真っ直ぐ続く廊下を指差しました

海未「行ってみましょう」



しばらく進んでいくと、廊下の先に何かキラリと光る線のようなものが見えました
私はそれがピアノ線であると理解するのに時間はかかりませんでした

恐らく通った人を真っ二つにするトラップなのでしょう

すぐに皆を止めようとしました
しかし、先頭を歩く絵里はこのトラップに気付いていません
希と花陽もまだ気付いていない様子です

海未「絵里!危ない!止まって!」

絵里「えっ?」

私の警告は>>207

コンマ以下判定
ゾロ目以外・間に合った
ゾロ目・ちょっと遅かった

>>200GJ
何が起こるかわからんな…

私の警告は間に合いました

絵里はピアノ線の数cm手前で立ち止まりました

絵里と希、花陽もピアノ線トラップに気付いたようです

絵里「海未・・・教えてくれてありがとう」

花陽「あと一歩進んでたら・・・・・」

ピアノ線トラップはこれ1本だけのようです
奥には見当たりません

海未「ピアノをくぐって進みましょう」

首の位置に仕掛けてあるトラップでしたので、くぐって行けば何の問題もありません

希「皆、気をつけてな」

私達はさらに先へと進みました

進んでみると廊下は行き止まりになっていました

左右を見るとドアが3つありました

花陽「校長室・保健室・図工室みたいですね」

どこに入りましょうか?>>215

>>215
1・校長室
2・保健室
3・図工室

(重要安価です)

1!

飯食ってきます
20時か21時ごろ再開します

海未「校長室に入りましょう」ガチャッ


校長室に入ると奥に女性の人影が見えました
近づいてみると、手や足が黒ずんでいました

黒化し始めているのか黒い部分は次第に固体から黒い霧のようなものになっていました


海未「すみません、貴方は?」

人影「貴方達もこの学校に迷い込んだのね 私は篠崎ヨシヱよ」

絵里「篠崎ヨシヱさん・・・・篠崎サチコさんのお母さんですよね?」

ヨシヱ「そうよ 私とサチコは天神小学校校長の柳堀隆峰に殺された・・・彼は私に性的欲求を覚えて襲い、誤って殺してしまった そしてたまたまその場に居合わせたサチコを口封じに殺した」

ヨシヱ「サチコの死体と霊はこの先の地下防空壕にいるはずです だから答えを聞きたいのです」

海未「答え・・・ですか?」

ヨシヱ「はい、この閉鎖空間を作ったサチコを許してくれないかというお願いです」

ヨシヱ「あの子がこの空間を作り、死者の霊を集めているのは私のためなんです 子供好きだった私が、死後も寂しくないように子供たちの魂をこの天神小学校に閉じ込めているんです」

サチコの置かれた環境や想いを考えれば、確かに同情すべきことかもしれません



ただ・・・

サチコのせいで穂乃果、ことり、にこ、凛、真姫が死んだ事も事実です
なので、許せるとは・・・言えませんでした

きっと希や絵里、花陽も許すとは言わないでしょう

そんな私達の迷いを察したのか、ヨシヱさんは答えを待たずに、私と希のポケットを指差しました

ヨシヱ「貴方達のポケットからはみ出している2つの麻袋、舌とぬいぐるみはサチコが捜し求めているものです もし彼女を許せるなら、その2つをサチコに返してあげてください きっとあの子が成仏するきっかけになるでしょう」

ヨシヱ「もしあの子を許せないのなら、その2つは誰にも見つからない場所に隠してください サチコはその2つを永遠に探し続けるでしょう 貴方達にとってそれは、サチコへの復讐となるはずです」

ヨシヱさんはすでに黒霧状となった手で防空壕入口を指差しました

ヨシヱ「さぁ、早くこの先へ行きなさい・・・・早く・・・・私はも゙ゔ・・・・」

ヨシヱさんの体が急速に黒ずんでいき、やがて全身が黒霧状になりました

「許せない容せない赦せないユルセナイ○してやるよくもサチコを私は死んお前が許せない潰して崩して裂いて切って逃げて逃げて・・・」

不気味な声を出しながら、ヨシヱさんだった怨霊はゆっくりと私達の方に向かって歩いてきました

花陽「ひぃっ!」

私はその黒い霧が危険であることを直感で理解しました・・・まるでその霧が人を襲う光景を見たことがあるかのように

海未「皆、行きますよ!」

私は皆を急いで誘導し、防空壕の中へと足を踏み入れました

(予告)
終盤に差し掛かりました

ここから先の安価は全て重要安価となります
選択肢を間違えれば誰かが死亡、最悪の場合全滅する可能性もあります

また、最後2つの安価は今までに投稿した文をよく読まないと・・・・・

私達は薄暗い防空壕の中を進みました
空気は淀んでいて、腐敗臭が漂っています


しばらく進むと道が二手に岐れています

海未「どっちに行きましょうか?>>228

>>228
1・真っ直ぐ
2・右

1

海未「直進しましょうか」

右には曲がらず真っ直ぐ進みます



しばらく進むと大部屋が見えてきました

ギィィィ

中に入ってみると、部屋の隅にバケツや机が無造作に置かれていました
空気は血生臭く、思わず鼻をつまみたくなります

その時!

バタン

扉が突然閉まりました

花陽「あ、開かないよ~!ダレカタスケテー」

鍵がかかってしまったのか、何故か扉は開きません

これって初代をベースにしてる?
それともリメイクのBCRP?

>>231
BCRPとBOS、そして小説(BCRP絆の虚実)を基本ベースにしています

すると、部屋の隅、机の後ろからサチコが姿を現しました

サチコ「自分かラ死ににクルなんて・・・・ジョキンってシテあげルね・・・・?」

絵里「きゃあああっ!!」

サチコは持っていた鋏を振りかざしこちらに走ってきました

皆なんとか避けていきます
しかし、>>236が避け切れずマウントを取られました

>>236コンマ判定
00~24・海未
25~49・希
50~74・絵里
75~99・花陽

こい

絵里「きゃっ!?」

海未「絵里!!」

絵里が避け切れずサチコにマウントを取られました

サチコ「ヒヒひッ、シね、しねぇェ!」

絵里「イヤっ!やめてぇ!」

サチコは絵里の目に向けて鋏を振りかざしました
誰もが最悪の事態を思い浮かべました

その時

希「サチコちゃん!こっちを見てや!サチコちゃんが探し続けているものを返してあげるで!」

注意がそれたのか、サチコが一瞬こちらを見ました

その隙に絵里はサチコを蹴り飛ばし、立ち上がりました

花陽「絵里ちゃん!大丈夫!?」

絵里「ええ、大丈夫よ・・・死ぬかと思ったわ」

一旦終了します
続きは朝から始める予定です

なお、本日中に完結です
完結までもう少しお付き合いください

間もなく再開します

(予告)
残る安価はあと2つ
この安価は今までに投稿した文章中にヒントがあるので、それを頼りに解答してください
間違えると問答無用でBAD ENDになります

絵里はすぐにサチコと対峙しました

絵里「いい加減やめなさい!これ以上人をころしても貴方の悲しみや絶望は消えない!何も変わらない!!」

サチコは黙りこんでいます

サチコを許して成仏させてあげてください、とヨシヱさんは言っていました
許せるかと言われると、まだ迷いがあります

穂乃果、ことり、にこ、凛、真姫、そして私の知らない大勢の人たち、無数の命を奪ったこの霊は許されるべきではないと思います
これほどの悪を行った者が幸せに成仏するなんて結末は、やはり許されないことかもしれません




ですが、

「あの子も被害者ですから」

ヨシヱさんはそう言っていました

サチコも母親と自分を殺された怒りで暴走していただけかもしれません

憎しみに憎しみを返したところで、何も変わりません

だからここで、負の連鎖を断ち切りましょう!


海未「貴方が失ったもの、全部とはいきませんが・・・・これを貴方に返します!」

私は>>248をサチコに差し出しました

>>248
海未たちの持ち物の中から、サチコに渡すものを選んでください(複数可)
なお、サチコに関係ないものを渡すか、サチコに渡すべきものを渡すとBAD ENDになります

渡すべきものについては、>>220あたりにヒントが書いてあります


【持ち物】
・穂乃果のリボン
・にこのリボン
・サチコの舌
・大理石の校長像
・赤子の像
・天神小学校レポート
・猫のぬいぐるみ
・七星の手帳
・穂乃果のシャープペン

>>245
ミス

誤「サチコに渡すべきものを渡すと」
正「サチコに渡すべきものを渡さないと」

サチコの舌
猫のぬいぐるみ

私はサチコの舌と猫のぬいぐるみをサチコに差し出しました

その瞬間
私が持っていたものは消え、それらはサチコの手の中に現れました

サチコ「・・・コレ・・・アタシノぬいぐるみ・・・」

サチコは目を見開き、ぬいぐるみを見つめました
その表情は驚きから恐怖へ、そして苦悶、後悔へと変わっていきました

「あ、あ、あああああああああああぁぁっっ!?」

防空壕を埋め尽くすような絶叫が響き、サチコの手から鋏が抜け落ちました

ぬいぐるみを抱きしめながらサチコは地面にうずくまります

「あああああああぁぁ・・・・うぐっ、ひっ、ひっく・・・」

叫び声は次第に泣き声に変わり・・・
やがてサチコはぬいぐるみを抱き締めたまま、目に涙を浮かべて立ち上がりました

サチコ「お母サン・・・どこにイルノ?ここは、ドコ・・・?お母サン・・・」

母親の名を呼び続けるサチコはまるで迷子の子供のように弱々しく、今までの邪悪なオーラはきれいさっぱり消えていました



すると、扉の隙間から黒い人型の霧が姿を現しました

花陽「ひっ・・・!?こ、怖い―」

海未「大丈夫ですよ花陽」

私は怯える花陽の言葉を遮りました

すると、サチコは猫のぬいぐるみを抱きかえたまま、人型の霧の方に駆け寄りました
黒霧はサチコを抱き締めました


すると、その霧は風に流されるかのように消え去り―
ヨシヱさんはもとの姿を取り戻しました

ヨシヱ「お帰り、サチコ・・・・ごめんね、お母さんのせいで・・・」

サチコはヨシヱさんに抱き締められたまま、ただ何も言わずに泣きじゃくりました


そして、地面が大きく揺れ始めます



「貴方達!」

ヨシヱさんはサチコを抱き締めたまま私達に真剣な視線を向けました

ヨシヱ「今、ほんの一瞬だけ天神小学校を包囲している霊磁場の結界が緩んでいます!閉じる前に早く逆打ちを行って脱出しなさい!」

海未「はいっ!」


私達は4人で集まり、それぞれポケットから紙の切れ端―サチコさんの形代の破片を取り出しました

帰らなくては
元の世界に帰らなくては!


沢山のものが失われました
大切なμ'sの皆にもう会えなくなってしまいました

私は唇を噛み締めます

本当だったら9人全員で帰りたかった・・・・
でも、それはもう叶わない・・・・
二度とμ'sとして活動することはできない・・・・


形代の破片を合わせながら私達は唱えます


>>257
これが最後の安価となります
海未達4人は逆打ちを行い、脱出することになります
「サチコさんお願いします」を何回唱えればいいかお答えください

唱える回数を間違えると脱出失敗となります

唱える回数や逆打ちについては>>126あたりに書いてあります



なお、この安価には制限時間及びコンマ判定が設けてあります
本文投稿から30分以内に解答がない場合は時間切れで脱出失敗となります

また、コンマ判定は以下の通りです
ゾロ目以外・脱出成功
ゾロ目・脱出失敗


唱える回数、制限時間、コンマ判定、全てをクリアした時のみ脱出成功となります

5回 いけ!

海未「サチコさんお願いします!」

希「サチコさんお願いします!」

絵里「サチコさんお願いします!」

花陽「サチコさんお願いします!」

海未「サチコさんお願いします!」

唱える回数は人数+1回、それ以上1回でも多く唱えてはいけません

地面の揺れが激しくなりました
すると、足下に突然、闇夜のような暗く大きな穴が開きました
奈落の底に吸い込まれるように、私達はその闇の中へと落ちていきます

絵里「皆!」

落下しながら私達は全員で手を繋ぎました


次の瞬間、視界は白い光で満たされ何も見えなくなりました

海未「ここは・・・?」

目が覚めると、私達は見覚えのある教室で倒れていました

間違いなく音ノ木坂学院に、もとの世界に戻ってきました!

皆も目を覚ましたようで、私達は元の世界に帰れたことを喜びました



ただ、喜んだのは一瞬でした
他の皆は死んでしまった・・・・・・そう思うととても辛い気持ちになりました


私達は時間を忘れて泣き続けました

ですが、本当の地獄はここからでした・・・

翌日、私が学校に行くと誰も穂乃果やことりのことを憶えていませんでした
クラスメイトに聞いてみると、μ'sは元々絵里・希・花陽・私の4人だったそうです

私は今の状況に絶望しました
まるで頭をおもいっきり殴られたかのようなショックを受けました

放課後に絵里や希、花陽に聞いてみましたが、やはり私達以外は誰も穂乃果やことり、凛、真姫、にこのことを憶えていないようでした


穂乃果の家に行ってみましたが、私達は穂むらの常連客というだけであり、やはり穂乃果なんて子はいないと言われました




私は家に帰ってまた泣きました

【絵里視点】

絵里「穂乃果・・・・」

私は誰も穂乃果のことを憶えていないことに、計り知れないショックを受けました
穂乃果の形見として、シャープペンとリボンが手元にあります
これらが私の心を落ち着かせてくれる、そして穂乃果を思い出させてくれる唯一のアイテムです

絵里「穂乃果・・・、私はどうすればいいのかしら・・・貴方の声が聞きたいわ・・・」


【海未視点】

海未「穂乃果・・・、ことり・・・」

大切な幼なじみを2人も失ったもの私は生きる意味を見いだせずにいました

海未「私は穂乃果やことりのあとをついていくべきなのでしょうか・・・?穂乃果、ことり、教えてください・・・」

【花陽視点】

花陽「凛ちゃん・・・」

私は凛ちゃんとのツーショットの写真を眺めています

花陽「私はまだアイドルを続けたい!凛ちゃんはいなくなっちゃったけど、私がしっかりしていかなきゃダメだよね・・・!」


【希視点】

ウチはタロットカードを1枚引いてみた

希「・・・μ'sは終われど4人集まれば新たな未来が開ける・・・・・ウチがしっかりせなあかんな・・・」

【雪穂視点】

私は和菓子屋穂むらの一人娘です

生まれた時から私の隣の部屋は空き部屋となっているみたいですが、なぜ空き部屋になっているかは親に聞いても分かりません


ある日の深夜・・・

ガサゴソ ガタッ

雪穂「ひっ!?な、何!?」

空き部屋のはずの隣の部屋から物音が聞こえます
親はもう寝ているはずです

私は恐る恐る空き部屋の前に行き、鍵穴を覗いてみました


すると、穴の向こうから大きな瞳がこちらを見ていました

そして






「ゆ・・・・・雪穂・・・・・、穂乃果、寂しいよ・・・・・」


end

これにて終了です
いままでご覧頂き誠にありがとうございました


以下、最終的な結果です
【生存者】
・園田海未
・東條希
・絢瀬絵里(蘇生)
・小泉花陽(蘇生)
以上4名

【犠牲者】
・高坂穂乃果→舌切断による失血死
・南ことり→腹部圧迫による内臓損傷及び失血死
・星空凛→体を引きちぎられたことによるショック及び失血死
・矢澤にこ→溺死
・西木野真姫→焼死



元の世界に戻った4人、及び雪穂がどうなったかはご想像にお任せします



このSSを読んでコープスパーティーというゲームが気になった方は、ぜひプレイしてみてください
マジで怖いです


【参考】
ブラッドカバー リピーテット フィアー
ブック オブ シャドウズ
小説 ブラッドカバー リピーテット フィアー 絆の虚実




それではこの辺で

なお、今回のENDはBCRPのANOTHER END(CHAPTER5)に沿った形にしてみました


安価の選択肢が、どういう意味を持ってたのか出来れば知りたい

>>272
全部を細かく説明することはできませんが、
・「○○してみますか」という安価は、基本的に「何も起こらない・何かヒントが得られる」又は「生命の危機・負傷や死亡」という分岐形です
・「どこに行きますか」という安価は、基本的に「何かヒントが得られる」、「何も起こらない」、「生命危機イベント」、「死亡」という分岐形になっています

二週目はありますか?(白目)

>>275
2週目はキツいっす・・・

ただ、要望が多ければ2週目も検討します

>>275
間違えた・・・>>274へのレスです

皆様ありがとうございます!
要望が多かったので2週目書いていこうと思います


(予告)
・月曜夜から開始する予定です
・当方夏休み終了したため、投稿速度が落ちたり投稿間隔が開く場合もございます
・1週目で出たイベントもあれば、2週目で新規に設けたイベントもあります

では、今しばらくお待ちください

文章だけだからマシだったけど、それでも怖かったな
本家は全員生存ルートあるの?

>>285
全員生存ルートはありません
どんなに頑張っても半数は死にます

(予告)
2週目のGAME OVERをどのような形にしようか考えています
1・μ's全員で脱出しなければ意味がないから、1人でも死亡したらGAME OVER
2・前回と同じく生存者が1人になったらGAME OVER

どちらがいいでしょうか?

2で
でも一人になったら駄目なのか?

後確認なんだけどこれの選択肢って、ゲームか何かで選択とかするやつのオマージュ?

>>297
1人になったら逆打ちできません(BCRPのWRONG ENDにあり)

>>298
そんな感じです

思ったよりも1の要望が多かったので、2週目を1、3週目を2のルートでいってみようと思います

それでは再開致します

【2週目】
導入部分は1週目と同じにします
導入部分は>>2>>4>>5の順でお読み下さい

今回は>>5の続きから書いていきます


なお、「1人でも死亡」したらGAME OVERです

【海未視点】

気が付くと、私は保健室のベッドの上で倒れていました
周りのベッドには誰もいません

海未「保健室には誰もいないみたいですね・・・どうしましょうか?>>307

>>307
1・すぐに保健室を出る
2・もう少し保健室の中を調べてみる

海未「すぐに保健室をでましょう」ガラガラ

私は皆を捜しに保健室を出ていくことにしました


長い廊下をしばらく進むと

ガリガリゴリゴリッ

背後から不気味な音が響いてきました

海未「な、何ですか!?」

驚いて後ろを振り向いてみると、壁に絵が描かれていました
さっきまでこんな絵はなかったはずです・・・


その絵は乱雑に描かれていました
1人の大人が4人の子供に囲まれていて、子供の手には包丁がそれぞれ握られていました
その全てが大人の体に深々と突き刺さっており、吹き出している鮮血を浴びながらも、子供達は笑っていました


海未「き、気味悪いです」

あまりにも気持ち悪い絵に私は顔をしかめました

そして、その下の壁際にはいつからいたのか、赤い服を着た少女が体育座りしていました

その時、少女がこちらを見てきました

海未「ひっ!?」

私は慌てて目を逸らそうとしました>>312

>>312
コンマ判定
下1桁が偶数・目を逸らせた
下1桁が奇数・目が合った

瞬間的に危険を察知した私は即座に目を逸らしました

間一髪、危ないところでした・・・


しばらくして恐る恐る目を向けてみると、さっきまで座っていた少女はいつの間にか消えていました

海未「い、一体何だったのですか・・・・・」

一旦終了です
明日再開致します(昼前or夕方)

おやすみなさい

お待たせいたしました
再開します

【にこ視点】

にこは女子トイレの中で倒れていました

にこ「なんでにこがこんなところで倒れてなきゃいけないのよ!」

こんな汚いとこにいたら皆そう言うに決まってるじゃない!


にこ「さて、どうすればいいのかしら>>323

>>323
1・女子トイレを調べる
2・女子トイレを出る

1

にこ「せっかくだからここを調べていきましょう」

にこは何かの手掛かりがないかとトイレの中を捜してみることにしたわ


そして、個室を開けようとした時

ガタガタ

こ、個室の中から物音が聞こえてきたんだけと!

個室を開けようとしてみたけど、鍵がかかっているのか開かないわ!

にこ「な、何よこれ!?開かないじゃない!!」ガタガタ

どうすればいいのよ!>>328

>>328
1・ドアを蹴破る
2・鍵穴を覗いてみる

2かな
マイナスドライバー来られたら終わるけど

にこにドアを蹴破る力なんてないわ

にこ「こんな時は鍵穴を覗いてみればいいのよ!にこったら天才ね!」


右目で鍵穴を覗いた瞬間

ブスッ

にこ「ぎゃあああああああああああああっ!?」

にこの右目に何かが当たる感触がしたかと思うと同時に、突然右半分の視界が赤く変わりました

にこ「いやぁぁぁぁっ!目がぁぁっ!痛いっ!!た、助けて!!」ポロポロ

右目からは血の涙が流れていました

その時、ゆっくりと個室のドアが開いたのよ
だけど、ドアが少ししか開かなかった上に、中が暗かったからどんな人がいるのかは見えなかったわ

にこ「あ、あんた!!何てことすんn・・・・!」

にこが見たのは、大きな鉄のハンマーがにこの頭目がけて振り下ろされる瞬間だったわ・・・

>>336
コンマ判定
ゾロ目・ハンマー回避
ゾロ目以外・ハンマー直撃

ほう

にこ「(だめだわ!この距離じゃ間に合わないっ・・・・・!)」

今までの思い出がにこの頭の中を走馬灯のように駆け巡る・・・

意識を失う寸前、頭に真姫ちゃんの笑顔が浮かんできたわ



にこ「(真姫・・・・・ちゃん・・・・・)」



ドゴッ バキッ グチャッ

Wrong End

G A M E O V E R

この後、予告通り3週目(生存者1人になった時点でBAD END)を投稿します

21時以降開始ですので、しばらくお待ちください

【3週目】
導入部分は1週目と同じです
導入部分は>>2>>4>>5の順でお読み下さい

2週目と同じく今回も>>5の続きから書いていきます


(予告)
・今回は蘇生ルートはありませんので、死んでしまったら復活することはありません
・生存者が1人になったらGAME OVERです
・曲がり角での方向選択も重要となります
・BAD ENDを含めオリジナルのネタが含まれています

皆様の推しメンが生き延びられるように、1人でも多くのメンバーが残れるよう頑張っていきましょう

再開までもうしばらくお待ちください

【絵里視点】

私は廊下の壁際に倒れていました

絵里「ここは一体どこなのよ・・・・・エリチカおうちに帰りたい・・・・・」

廊下は薄暗く、不気味な雰囲気を出していました

絵里「まずは皆を捜しにいきましょう さて、どっちに行こうかしら?>>347

>>347
1・右
2・左

ひだり

絵里「左に行きましょう」

私は廊下を左に向かって進むことにしました

薄暗く不気味な廊下をひたすら歩いていきます
夜なのでしょうか、窓を見ると辺り一面暗闇です


曲がり角にさしかかった時

ゴツン

私は誰かと出会い頭にぶつかりました

絵里「痛っ!?」

ぶつかった相手>>353
絵里以外のμ'sメンバーを1人選択

ホノカチャー

穂乃果「あーっ!絵里ちゃん!」

絵里「ほ、穂乃果!無事だったのね!」

穂乃果「絵里ちゃんはケガとかない?」

絵里「私は平気よ 穂乃果は?」

穂乃果「穂乃果も平気だよ~」

穂乃果も廊下で倒れていて、彷徨っていたら私と出会ったということだそうです
こうして私は穂乃果と合流し、2人で行動することになりました

【真姫視点】

真姫「ここはどこなのよ!イミワカンナイ!」

私はプールサイドの隅で倒れていていました

プールには水が溜まっているようですが、夜にもかかわらず明かりがついていないのでよく見えません


真姫「早く皆を捜さなきゃ!>>361

>>361
1・プールサイドを調べてみる
2・プールの中に入る
3・プールサイドを出る

3

何故かしら、私はこのプールを1度見たことがあるような気がするわ・・・
まぁ、気のせいよね

真姫「何も無いみたいだし、さっさとプールサイドから出ましょう」

私は足早にプールサイドを後にしました

本日はこれで終了致します
明日は午前or夜から再開致します

おやすみです

RPGみたいにスイッチ全部押しながら進めばいいわけじゃないのは難しいよな
明らかにヤバい場所は調べもしないで出なきゃ死ぬ
原作やってりゃある程度予想はつくのかね

>>369
原作をプレイしていればある程度の予想はできるかと思いますが、オリジナルや運任せの選択もありますので一筋縄ではいかないと思います

再開します
今日は構造力学の課題があるので、あまり書けないかもです

私は更衣室を通って廊下に出ました

真姫「道が2手に分かれてるわね どっちに行こうかしら?>>377

>>377
1・右
2・直進

2

真姫「ここは真っ直ぐ行きましょう」


しばらく歩いていくと、右壁に貼り紙がしてありました
白い紙に血を想像させるような赤い文字で
「やられたらやり返す 倍返しだ!」
と書かれていました

真姫「(どこかで聞いたことあるフレーズね・・・)」

真姫「・・・・・・・・」

私は何故だかそのフレーズを叫んでみたくなりました

キョロキョロ


真姫「やられたらやり返す 倍返s」

>>382「何してるの?」

真姫「きゃあああああああ!?」

>>382
絵里・穂乃果・真姫以外のμ'sメンバーから1人選択

凛「何してるのかにゃ?」

真姫「きゃあああああああ!?り、凛!?」

凛「真姫ちゃん驚きすぎにゃ」

真姫「なんで凛がこんなところにいるのよ!」

凛「気付いたら廊下で倒れていて、適当に彷徨っていたら真姫ちゃんがいたにゃ」

凛「真姫ちゃんこそ何してたのかにゃ?」

真姫「ゔぇ!?な、何もしてないわよ!」

凛「えっと、確か『やられたらやりk』」

真姫「ヴェェェ!?イミワカンナイ!黙りなさい!」

凛「真姫ちゃんも半沢直樹を見てたんだね 恥ずかしがることないにゃ」

真姫「うるさいうるさい!」

真姫「って言うか、そこの壁に貼ってあったのよ!」

私は壁に貼ってあった紙を指差しました

凛「本当だ!真姫ちゃんが貼ったの?」

真姫「違うわよ!」

凛「なんでこんなところに貼ってあるんだろ・・・?」

真姫「知らないわよ それより皆を捜しに行くわよ」

凛「はいにゃ!」

一旦離脱、風呂入ってきます

【にこ視点】

にこ「なんなのよここは・・・・・」

にこは校舎の下駄箱付近に倒れていました

外へと通じているはずのドアは曇りガラスになっているようで、外の様子は見えず、なぜか開きません

にこ「何よこれ、開かないじゃない!」ガタガタ

にこ「仕方ないわね、他の出口を捜しましょう>>392
>>392
1・右に行く
2・左に行く

2

にこ「左にいきましょう」

にこは廊下を左へ歩いていくことにしたわ



にこ「あ~、歩き続けて疲れたわ・・・全然出口が見つからないじゃない」

すると、進行方向右手に保健室が目に入りました

どうしようかしら?>>397

>>397
コンマ判定
偶数・保健室で休む
奇数・やめとく

保健室はあかん

にこ「疲れたし保健室で休んでいくわ」

ガラガラ

にこ「誰もいないわね・・・どうする?>>404

>>404
1・とにかくベッドで休む
2・保健室の中を調べる

(重要安価です)

2

にこ「せっかくだし、保健室の中を調べておきましょう」

にこは手掛かりを探すため、保健室の中を調べてみることにしました


にこ「机の上になにか置いてあるわね」

ストーブ近くの机の上を見てみると、小さな箱が置いてありました

にこ「これはマッチね 持っておきましょう」

マッチをポケットにしまい、ベッドで休もうと歩き出した時、背後で紙がめくれる音がしたわ

にこ「・・・・・!?」

誰かいる!?

にこが保健室に入った時は誰もいなかったわ
だけど、今は確実に誰かいる

その人はにこの後ろで机の隅に置いてあった本をめくっているようです

にこ「(な、何よ・・・・何が起きてるの!?)」

その時、

ギギッ

机に座っていたその人が立ち上がったのか、椅子を引く音がしました

ギシ、ギシ、ギシ

にこの方へと近付いてきているのが分かります
そして、その人物はにこの背後に立ちました


「・・・・・許さ・・・な・・・い・・・」

にこ「きゃあああああああ!!」

にこはすぐに出入口へと駆け出しましたが

にこ「な、何よこれ!?開かないっ!!」

さっき入ってきた扉には、黒く長い髪の毛がびっしりと絡み付いていて、開けようとしてもびくともしないわ!
何よこれ!気持ち悪い!!

にこは初めて後ろを振り返りました
すると、そこには黒い人間、いや、人の形をした黒い霧がいました
霧はにこのほうに向けて歩いてきます

にこ「そうだ、マッチがあったわ!」

にこは慌ててマッチをすり、絡み付いた髪の毛に火をつけました

しかし、髪の毛が僅かに燃えただけで、絡み付いたまま残る大量の髪の毛を燃やすには時間がかかり過ぎてしまいます

にこ「(もっと効率よく燃やさなくちゃ!)」

こうしている間にも、黒い霧は近付いてきています

>>414
1・机を調べる
2・戸棚を調べる
3・洗面台を調べる

(重要安価です)


なおこれより先、コンマ判定が連発します
コンマ以下が「奇数」の場合、黒い霧に捕まります
6回捕まるとBAD ENDとなります

コンマ判定
>>410及び>>412

へい

はい

1

にこ「さっきの机に何かあれば!」

にこは急いで机へと駆け出しました

途中、体の中に何かが流れ込んでくる感覚がありました

にこは机の上、引き出しの中、机の下や裏をくま無く捜しましたが、机の上の本以外何も見つかりませんでした

にこ「なんで何もないのよ!」

そして、また何かが体の中に流れ込んでくる感覚がありました
何故か段々気分が悪くなってきました

にこ「次はどこ探すのよ>>420

>>420
1・戸棚
2・洗面台
(探す場所を間違えると自動的に1回捕まります)

コンマ判定>>417及び>>419(捕まりった回数2回)

1

にこ「次は戸棚よ!」

にこは戸棚目がけてダッシュしました

また何か流れ込んでくる感覚がします
まるで気力が吸い取られるかのように、段々と足取りが重くなってきました

戸棚を開けると、アルコール瓶が置いてありました

にこ「やったわ!これがあれば!」

にこはアルコール瓶の中のアルコールを髪の毛に振り掛け、マッチで火をつければ絡み付いた髪の毛を排除できると考えたわ

すぐに出入口のドアへと向かいます

コンマ判定>>424及び>>425
(捕まった回数3回)

偶数

にこは扉に絡み付いた髪の毛にアルコールを大量に振り掛け、マッチで火をつけました

すると、髪の毛はあっという間に燃え上がり消えてしまいました

にこ「さぁ、早いところ脱出するわよ!」

>>429
コンマ判定
00~49・脱出成功
50~99・霧に捕まる

こわい

にこ「うぉりゃぁ!」

にこは最後の力を振り絞ってドアを開けました

勢い余ってそのまま廊下に倒れこみました

すると、いままで重苦しく感じていた体はすっと楽になりました

黒い霧は保健室から出ることができないようで、出入口に直立したまま突っ立っていました
霧はにこの方をずっと見つめているように感じました

にこ「ひぃっ!?誰か助けて!」

にこは一目散に保健室から走り去りました

にこ「はぁはぁ、ここまでくれば大丈夫ね 死ぬかと思ったわ」ゼェゼェ

にこはしばらく無我夢中で走り続け、気付くと階段の踊り場にいました

にこ「まったく、なんなのよあの霧は・・・」ハァハァ

にこ「とにかく、少し休んだら皆を捜しにいきましょう」ハァハァ

にこが生還したところで、本日は終了致します

明日は夜から再開です

再開致します

【海未視点】

海未「ここは一体・・・・?」

私は教室の中央で倒れていました

海未「皆がいませんね どこにいってしまったのでしょうか?」キョロキョロ

とりあえず、私は教室を出ることにしました

ガラガラ

すると、私が廊下に出ると同時に隣の教室からも誰かが出てきました

出てきた人>>446
花陽・希・ことりから選択(複数可)

ことり

海未「こ、ことり!」

ことり「あっ、海未ちゃん!」

どうやらことりは私が倒れていた教室の1つ隣の教室で倒れていたみたいです

ことり「海未ちゃ~ん!無事だったんだね!」モギュッ

海未「ことり・・・・・苦しいです・・・・・」ギブギブ

ことり「そういえば、穂乃果ちゃんは?」

海未「まだ見ていません 捜しに行きましょうか」

ことり「うん!」




【現在の生存者】
・穂乃果+絵里
・真姫+凛
・海未+ことり
・にこ

【花陽視点】

花陽「ここはどこでしょうか・・・・・?」

私はある教室の隅に倒れていました

花陽「うう~、ダレカタスケテェ~!」

ですが、助けてと叫んでみても返事はありません

花陽「まずは皆を捜しに行かなきゃ」ガラガラ

私は教室を出て凛ちゃん達を捜しに行くことにしました

廊下を出て>>452
1・真っ直ぐ行く
2・左に行く

2

花陽「左に行ってみようかな・・・」

私は廊下を左に行くことにしました

しばらく進むと人影が見えてきました
よく見ると男性のようです

男も私の存在に気付いたようで、こちらに向かってきました

男「君は・・・・?」

その男は背が高く、制服の上着を脱いで肩に掛け、シャツの前を大きく開いたラフな格好をしていました

男「どうしたんだい?」

男はにっこりと優しい笑顔を私に向けてきました

男「君もサチコさんのおまじないをしてここに来たのかな?」

男の柔らかな微笑みを見て、私は少しホッとしました
優しそうな人みたいです

花陽「は、はい・・・・あっ、えっと、私、小泉花陽って言います」

男「僕は刻命裕也、白檀高校2年生だ」

刻命「花陽ちゃんは誰かを捜しているのかい?」

花陽「はい・・・・私と同じスクールアイドル、μ'sのメンバーを捜しているんです・・・」

刻命「そうなのか 実は僕も妹を捜していてね、良かったら一緒においで 君の仲間たちも捜そう」

刻命は拳を握り締めて、沈痛な表情を浮かべていました
妹のことをとても大切にしているのか、強く私に伝わってきました

花陽「どうしよう・・・>>460

>>460
1・一緒に付いていく
2・断って1人で捜す

やっぱり男の人と2人っきりは怖いよ~・・・

花陽「す、すみません!・・・・や、やっぱり1人で捜します!」

すると、刻命さんは突然表情を変えました

刻命「ん?どうして断るんだい?」

私は刻命さんに恐怖を感じ少しずつ後ろに下がりましたが、刻命さんはその分だけ踏み込んできました

刻命「なんで逃げるんだい?答えろっ!逃げるなっ!」

花陽「ひぃっ!!」ダッ

私はすぐに後ろを向き駆け出しました
今一番怖いのは、幽霊でもない、死体でもない、目の前にいるこの男です

刻命「追いかけっこかぁぁい?楽しいねぇ~ フハハッ、ラン!ラビットラァン!ははは!」

刻命さんの走る速さは決して速くありませんが、私の後をピッタリとついてきて振り切れません

花陽「ダレカタスケテェ~!」

花陽が逃げるルート
>>463>>464>>465>>466>>467
それぞれ「左」・「右」・「直進」から1つ選択してください

ある条件になると捕まります

うーん、左で

やばい!

直進

>>465に無関係な解答が入りましたので、>>463>>464>>466>>467>>468(右→左→左→直進→右)とします

私はとにかく必死で逃げました

曲がり角では右に曲がったり、左に曲がったり、直進したり・・・・刻命さんを撒こうととにかく走りました


最後の角を右に曲がり、すぐ近くの教室に飛び込みました
扉を閉めて息を潜め、刻命さんが通り過ぎるのを祈りました

教室にはイーゼルが置いてあったので、どうやら私が入ったのは図工室のようでした

刻命「隠れても無駄無駄ムダァ!花陽ぉ~・・・・ど~こ~か~なぁ~?」

扉の向こうから刻命の足跡が聞こえてきます
私は息を潜めて願いました

花陽「(お願いします!どうか、このまま気付かず通り過ぎてください!)」


その時
>>473
コンマ判定
ゾロ目以外・そばにあったイーゼルを倒してしまう
ゾロ目・何もなし

>>473
コンマ判定は>>475

その時、たまたま肩が当たってしまったのか、そばに立て掛けてあったイーゼルが、派手な音を立てて倒れました

バーン!

刻命「―花陽?そこにいるんだね?」

扉の向こうから刻命の声が響き、私は頭の中が真っ白になりました

花陽「(気付かれちゃったよぉぉ~!)」

この薄いドア1枚隔てた向こうに刻命がいるのです


扉がゆっくり開かれ、その隙間から刻命の血走った目が、しゃがみ込んでいる私を見下ろしました

刻命「ビンゴォォ~ッ!ア~イ、ゲッチュゥ―がっ!?」

刻命の言葉は途中で途切れ、鈍い音が響きました
扉の隙間から見えた光景では、刻命が鉄のハンマーで頭を殴打され、吹き飛ばされたようでした

刻命が床に倒れて転がる音が響き、扉の隙間から太った巨体の男が見えました
その直後、ズルズルと人が引き摺られていく音がしました

私は外で何が起きたのか、扉を開けて確かめる勇気はありませんでした


やがて、引き摺られる音は小さくなり、扉の外は再び静寂に包まれました

私は立ち上がり、恐る恐る扉を開けました

廊下にはもうに刻命の姿はなく、床には所々赤黒い血の後が残されていました
そのそばには古い文化人形が落ちていました
刻命さんが落としていったのでしょうか?

花陽「(不気味だなぁ・・・)」

そう思いながらも、私はその文化人形をポケットにしまい、再び皆を捜しに図工室をあとにしました

花陽の危機は回避されました
本日はここで終了致します

明日はまだ出てきていない希視点からスタートする予定です


なお、>>461のある条件とは、「5つの安価で同一方向が3つ以上選択されている」というものです
例えば、直進左左左右だと同一方向(左)が3つあるので、花陽は刻命に捕まり死亡という感じでした

(予告)
明日以降、BAD直行イベントがあります
選択には十分注意して下さい

再開致します

【希視点】

気付いたらウチは音楽室で倒れておったんや

希「おーい、誰かおらへんかー? 皆はどこにいるんやろ?」

とりあえず、ウチは音楽室を出て皆を捜すことにしました

廊下に出てどっちに行くべきなんやろ?

希「どっちに行こっか?>>491

>>491
1・右
2・左

(1つは合流、もう1つはBADです)

1

希「右に行ってみよか!」

ウチは悩んだ末、右に進むことにしました

しばらく歩いていくと、前方に人影が見えてきました

希「あれは>>496やん!おーい!」

>>496
1・穂乃果&絵里
2・にこ
3・花陽

(誰と合流するかで、後のストーリーに影響が出ます)

3

前方を見ると花陽ちゃんが1人で歩いていました

希「おーい、花陽ちゃーん!」

花陽「の、希ちゃん!」

希「無事だったんやね」

花陽「うぅ・・・恐かったです・・・」ウルウル

希「よしよし、もう大丈夫やで」

花陽「ところで、皆さんとは会いましたか?」

希「まだ会ってないな~ 一緒に捜しに行こっか?」

花陽「はい!」

【穂乃果視点】

絵里ちゃんと合流してから学校内を歩き続けていますが、皆の姿も手掛かりも見つかりません

穂乃果「歩き疲れたよ~絵里ちゃ~ん・・・」

絵里「もう・・・それじゃあ、少しあの教室で休んでいきましょうか」

絵里ちゃんが指差したのは職員室でした

ガラガラ

穂乃果「失礼しま~す」

職員室の中には誰もいませんでした

本日はこれで終了致します
あまり投稿できなくて申し訳ないです・・・

明日はほのえりパートから再開します
なお、選択によっては首切断ENDになりますので、穂乃果or絵里推しの方は覚悟しておいてください

進行方向でミスってもその先の安価で死亡回避できるのかね
左に進んだら死にましたは鬼畜すぎるぜー

>>505
安価で選択ミスしても一応回避できるようにはしてあります
ただ、回避方法の一部がコンマ判定だったりするので、確実に回避できる訳ではないです

お待たせしました、再開致します

穂乃果「なんか不気味だね・・・・・」

絵里「ハラショー・・・・・」ガクブル

穂乃果「さて、まずは机を調べようか?」

絵里「そうね 私が奥から調べるから穂乃果は手前から調べてちょうだい」

こうして私達は手分けして机を調べていくことにしました

すると

穂乃果「あれ?何だろうこれ?」

3つ目の机を調べてみると、机の上にラジカセが置いてありました

穂乃果「絵里ちゃ~ん!ちょっと来て~!」

絵里「何か見つけた?」

穂乃果「机の上にラジカセがあったんだけど・・・」

絵里「中にCDが入っているみたいね・・・再生してみましょうか」

CDの全トラック数は12と表示されていました

穂乃果「どのトラックを再生する?>>514

>>514
Track1~12の中から1つ選択

1

穂乃果「Track1を再生してみよう」カチッ

♪ごめん ゆずれない ゆずらない 縦・横・斜めSwinging around

穂乃果「あっ、この曲知ってる!放課後ティータイムのGO GO MANIACだよね!懐かしい~!私この曲歌えるよ!」

穂乃果「♪あんなグルーヴ こんなリバーヴ 試していきたいんだ ずっとずっと」

絵里「・・・・・・・・」ポツーン

穂乃果「結局1曲まるまる歌っちゃったよ~」

絵里「今のところ手掛かりなしね」

穂乃果「次はどのトラックにしようか?>>521

>>521
Track2~12の中から1つ選択

>>513

やばいTrack10と間違えた
間に合うかな

>>522
Track12→10に変更ですね了解です

穂乃果「Track10にしよっと」カチッ

♪ENJOY 音楽は鳴り続ける IT'S JOIN 届けたい胸の鼓動

穂乃果「♪ココロオドル アンコール わかす Dance Dance Dance!」

絵里「穂乃果・・・・・・・・私を置いて盛り上がるのはやめてくれない?」

穂乃果「ごめんごめん、懐かしくてつい・・・」

絵里「μ'sに加入する前の話をされると辛いわ・・・」

穂乃果「・・・・・ごめんね絵里ちゃん」

絵里「いいのよ さぁ、次はどのトラックを調べる?>>529

>>529
Track2~9・11・12の中から1つ選択

11
ラジカセがただのブラフの可能性

穂乃果「Track11にしよう!」カチッ

再生してみると今までのとは違い、2人の男の会話が聞こえてきました
ただ、ノイズが入っているようで、何を話しているか聞き取ることはできません

絵里「何よこれ・・・」

しばらく聞き続けていると、突然ノイズが消えて鮮明に聞き取れるようになりました

『死体・・・死体!ううっ・・・先生!ヤバイですよ!全国で行方不明になった子たちの何人かは、きっとここで朽ち果てているんですよ!何て所に来てしまったんだ・・・・』

『これ以上は危険か・・・』

『早く「逆打ち」をやって帰りましょう―ヒィィィィッ!』

『ど、どうした!?』

『声が聞こえるんです!ああああああああ!』

そこで音声は途切れ、変わって校内放送と思わしき音が流れました

「下校時刻を過ぎました。まだ校内に残っている生徒は・・・・・・・もう、帰れません」



ここでトラック11の再生は終わり、CDは停止しました


穂乃果「さっき、『逆打ちして帰る』って聞こえたよね?」

絵里「ええ、ただ逆打ちが何かは聞き取れなかったわ」

穂乃果「とりあえず、皆を捜して話してみようか」

(予告)
これより先、QTE(Quick Timer Event)が発生します

これは、QTE指示のあった投稿から制限時間以内に指示通りのコマンドを解答するものです
制限時間をオーバーしたり、指示されたコマンド以外のコマンドを入力するとBADに近づきます

穂乃果推しと絵里推しの方は準備しておいてください

絵里「そうね、とりあえず職員室を出ましょう」

まず、絵里ちゃんが職員室を出ました

絵里「穂乃果、早く」

私が職員室を出ようと扉へ向かったその時

穂乃果「えっ・・・・・!?」

突然、扉が閉まり始めました
誰かが扉を閉めているわけではなく、まるで透明人間がいるかのように勝手に扉が閉まっていきます

穂乃果「(まずい!!)」

私は慌てて扉へと駆け出しました

【QTE】
>>537
「A」と入力
制限時間・投稿から5分

制限時間をオーバーor「A」以外の文字や文を入力したらQTE失敗です

私は急いで扉へと走りました
間に合うかな?

穂乃果「はっ!」シュザァァ

私はスライディングで廊下へと滑り出ました
と同時に、扉は閉まりました

試しに扉を開けようとしましたが、さっきまで開けることができた扉はびくともしません

穂乃果「(もう少し出るのが遅かったら、扉に挟まれて・・・)」

そう考えるとゾッとしました

絵里「穂乃果、大丈夫!?」

穂乃果「平気平気、危なかったよ~」

絵里「よかったわ・・・・」


その時

ウォォォォッ

遠くから雄叫びを上げて誰かが走ってきました
よく見ると、それは鉄のハンマーを持った大男でした

大男「ウォォォォォォォ!」ドスドス


絵里「穂乃果、逃げるわよ!!」ダッ

穂乃果「え、絵里ちゃん!待って~!」ダッ

絵里「穂乃果、曲がり角よ!右に曲がるわよ!」

穂乃果「分かった!」

【QTE】
>>542
「右」と入力
制限時間・4分

私は素早く右に曲がり、絵里ちゃんの後を付いていきます

絵里「穂乃果、次は左に曲がるわよ!」

穂乃果「分かった!」

【QTE】
>>546
「左」と入力
制限時間・4分

絵里ちゃんの指示通り、素早く左に曲がりました

絵里「穂乃果、床に穴が開いているわ!」

【QTE】
>>550
「X」と入力
制限時間・5分

X

私は穴の上をジャンプして飛び越えました

大男の足音はだんだん遠くなってきています

絵里「これで最後よ!ジャンプするわよ!」

穂乃果「分かった!」

【QTE】
>>553
「X」と入力
>>554
「上」と入力
>>555
「下」と入力
制限時間・7分

1つでも入力失敗したらジャンプ失敗です

X

大きな穴だけど助走をつければ大丈夫かな

穂乃果「はっ!」

私は床に空いた大きな穴を飛び越え、後ろを振り返りました

もう大男は追ってきていません
大男から無事逃れることができました

絵里「はぁ・・・はぁ・・・何とか逃げ切れたみたいね」ゼエゼエ

穂乃果「うん・・・これで一安心だね」ハァハァ

私達は少しの間床に座り込んで休むことにしました

【凛視点】

凛「お腹へったにゃ・・・ラーメン食べたいにゃぁ!」

真姫「うるさい!私だってお腹へったわよ!」

しばらく歩くと、廊下の隅にノートが落ちていました

凛「これは何かにゃ?」ヒョイ

拾い上げて見てみると、ノートのタイトルには「犠牲者の手記」と書かれていたにゃ

凛「(犠牲者の手記・・・・何故か見たことがある気がするにゃ・・・・)」

真姫「何よそれ 私に見せてみなさいよ」グイグイ

凛「(わわっ!何故かヤバイ気がするにゃ!)>>563
>>563
1・凛が読む
2・真姫に渡す(真姫が読む)
3・危険だから捨てる


1週目から参加している方なら、何を選択すればいいか分かるはずです

3

凛「うー!にゃー!」ポイッ

凛はそのノートを床に空いていた穴へと投げ捨てたにゃ

真姫「ちょっと凛!なんてことすんのよ!」

凛「なぜか危険な雰囲気がしたんだにゃ!真姫ちゃんが死なずに済んだんだにゃ!」

真姫「死ぬって何よ!イミワカンナイ!」

凛「とにかく皆を捜しに行くにゃ!」スタスタ

真姫「ち、ちょっと待ちなさいよ!」スタスタ

ぬるぬる相撲見るんでしばらく離脱します

しばらく行くと廊下が3方向に分かれていたにゃ

凛「どっちに行こうかにゃ>>571

>>571
1・正面の土俵
2・右
3・左

凛「左へ行くにゃ!」

真姫「そうね」

しばらく歩くと、突き当たりに多目的室が見えてきたにゃ

凛「入ってみるにゃ!」ガチャ

中に入ってみると、部屋の中央に簡易的な土俵と大量のバケツが置いてありました

凛「あっ!凛、知ってるよ!これはオールスター感謝祭でやってたぬるぬる相撲だにゃ!」

真姫「ぬるぬる相撲?何よそれ?」

凛「あー!真姫ちゃん知らないのかにゃ?」

真姫「し、知らないわけないでしょ!ぬ、ぬるぬる相撲くらい知ってるわよ!」

凛「それじゃあ、真姫ちゃんもやろうよ!」

真姫「>>579

>>579
1・やる
2・やらない

1

真姫「やってやるわよ!この真姫ちゃんが絶対勝つんだから!」

凛「それじゃあ決まりだね!」ザッバーン

凛はバケツの中に入っていたローションを土俵にぶちまけました

真姫「何してるのよ?」

凛「ぬるぬる相撲はローションをまいた土俵で勝負するんだにゃ」

真姫「そ、そうなの・・・(転んでケガしないかしら・・・)」

凛「バケツのローションは全部まいたし準備完了!」

凛「あっ、そうだ!テレビではぬるぬる相撲する時は裸になってるけど、凛たちも裸になるかにゃ?」

真姫「な、なな、何言ってるのよ!!」////

凛「あれ~?真姫ちゃん知ってるんじゃないの?」

真姫「うう~っ、>>584

>>584
1・服を脱いで相撲する
2・服を脱がずに相撲する

2

真姫「やっぱり服脱ぐのは無しよ!恥ずかしすぎるわ!」////

凛「んも~、真姫ちゃんは恥ずかしがり屋だにゃ!凛たちしかいないのに」

真姫「裸なんて誰でも恥ずかしいわよ!!」////

凛「それじゃあ、土俵に上がるにゃ!」ヌルヌル

真姫「ちょ、ちょっと滑りすg・・・・きゃっ!」ツルッ

凛「ほら、真姫ちゃん位置について!」スイー

真姫「なんで凛はそんなに上手く動けるのよ!」ツルッ

凛「ゆっくり動くんだにゃ 慌てるとバランス崩して転ぶにゃ」

真姫「な、なんとか立てたわ」プルプル

凛「いくよー!はっけよい、のこった!」スイー

真姫「わわっ、突進してくるんじゃないわよ!」

勝ったのは?>>591
1・凛
2・真姫

真姫「きゃっ!」サッ

凛「わぁ!真姫ちゃんいきなりよけないでにゃ~!」ステン

真姫ちゃんは素早く横へ避けましたが、凛はそのまま勢い余って土俵の外へと飛び出しちゃったにゃ・・・


凛「もう!真姫ちゃんのせいで制服びしょ濡れにゃ!」プンプン

真姫「私だってびしょ濡れよ!そもそもぬるぬる相撲やるって言ったのは凛でしょ!」

凛「真姫ちゃんがやるって言ったんだにゃ!」

真姫「う、うるさいうるさい!」プンプン

真姫「そもそもこんなことしている暇はないわ!とにかく皆を捜しに行くわよ!って、きゃっ!」ツルツル

凛「真姫ちゃん待って―にゃっ!」ステン

凛たちは多目的室を後にしましたにゃ

今日はここで終了致します

明日はことうみパートから再開予定です


ちなみに、ぬるぬる相撲のイベントはオールスター感謝祭を見て突発的に書いたもので、今後の進行には影響しませんのでご安心下さい

おやすみです

再開します

【海未視点】

私はことりと合流し、皆を捜しに校舎内を歩き回っていましたが、未だ姿は見えません

海未「見つかりませんね・・・」

ことり「そうだね・・・あっ」

この先の廊下が左右二手に分かれています

海未「どちらにいきましょうか?>>604

>>604
1・右
2・左

ことり「左に行こうよ」

海未「そうですね」

しばらく行くと、突然右手の教室から小さな男の子が出てきました

私はその男の子の危険性を一瞬で察知しました

海未「ま、まずいです!目を合わせてはいけません!」

私達は慌てて目を逸らそうとしました

海未>>609
ことり>>611
コンマ判定
偶数・目を逸らせた
奇数・目が合った

b

俺がいこう

ですが・・・・・・もう、遅すぎたのです・・・



私もことりも目を逸らすのが遅れたのか、男の子の焦点の定まらない瞳が私達に向けられ、視線が重なってしまいました

直後、私の視点は暗転しました

【ことり視点】

海未ちゃんの警告に間に合わず、ことりは男の子と目が合ってしまいました

直後、海未ちゃんは「ああああああっ!」という叫び声を上げて走り去ってしまいました

ことり「あっ、海未ちゃ・・・・きゃっ!」

海未ちゃんを呼び止めようとした時、ことりの体は見えない糸で釣り上げられたかのように、宙に浮かび上がりました
何故か自分の意志で体を動かせません
男の子の幽霊に操られているようです

ことり「いやああああああっ!?うぐっ・・・!」

宙に浮いたと思うと、私は床に思い切り叩きつけられました
ですが、それだけでは終わりませんでした

そのまま顔面を床に擦り付けられたまま引き摺られていきました
皮膚と肉が削られていきます

ことり「いぎゃああああああああああああっ!いだいいだい!穂乃果ぢゃん、海未ぢゃん!だずげでぇぇぇぇぇっ!ああああああああああああ!!!」

そして

パァァン!



私は壁に激突しました

【犠牲者】
・南ことり→全身強打による内臓破裂及び全身崩壊

【穂乃果視点】

穂乃果「皆見つからないね・・・」

絵里「そうね・・・早く見つけないと―」


ぎぃ・・・

ぎぃ・・・


絵里ちゃんが話していた時、木が擦れ合うような奇妙な音が聞こえました

その音はすぐ目の前にある、女子廁と書かれた部屋から聞こえてきます

絵里「ひっ!?」

穂乃果「誰かいるの・・・?」


私達は恐る恐る中に入ってみました

ぎぃ・・・
ぎぃ・・・


音はトイレの奥から聞こえてきました
奥から2番目、真ん中の個室の扉が半開きになっていました

穂乃果「誰・・・?」

私は個室の扉を開けて、中を覗き込みました

暗いトイレの中で薄白い何かが揺れていました
私はそれが人の脚だと気付くのに数秒かかりました

その人の脚は床についておらず、ゆらゆらと揺れています
「かはっ・・・・ぐはっ・・・」
何やらうめき声が聞こえます


穂乃果「えっ、このスカートの柄は・・・」

その人は見慣れた、音ノ木坂学院の制服を履いていました


恐る恐る上を見上げ、顔を確認します


穂乃果「い、いや・・・そんな・・・・・!」

個室で首を吊っていたのは

私の幼なじみ
















でした


絵里「いやああああああああああああああああああ!」

穂乃果「う、海未ちゃん!!!」

まだ首を吊ったばかりなのか、海未ちゃんは手を動かし必死で吊された縄を解こうとしていました

海未「かはっ・・・・っひゅー・・・・っ!」

穂乃果「海未ちゃん!すぐ助けるからね!」

海未ちゃんを吊している縄は高い位置で結ばれており、背伸びしたくらいでは届きません

穂乃果「ど、どうしよう!?>>637

>>637
1・そばにあったボロバケツを使う
2・考え直す

(重要安価です)

>>635
バイハでビビり倒し、青鬼で怖くて進めなくなった俺には無理だ……

安価は2!頼む!生き延びてくれ!

辺りを見回すとバケツが置かれていましたが、ボロいバケツで今にも穴が開きそうな感じでした

海未「ぐはっ・・・!」

穂乃果「(あのバケツじゃ無理だよ!どうしよう!>>643)」

>>643
1・体に触れる
2・考え直す

(重要安価です)

1

穂乃果「海未ちゃん、もうちょっと頑張って!」

私は海未ちゃんの身体に触り、吊された身体を支えようとしましたが、非力な私が海未ちゃんの体重を支えることができないのは当たり前です

海未「ぐはぁあ・・・・っ!」

穂乃果「まずいよ!このままじゃ海未ちゃんが死んじゃうよ!」

>>649
コンマ判定
ゾロ目・肩車に切り替える
それ以外・残念

コンマパワーだッ!!

穂乃果「海未ちゃん!!」

絵里「海未!!」

海未「ぐぎぎっ・・・・あ・・・・かはっ・・!・・・・ぁ」



突然、海未ちゃんの動きが止まりました
身体はだら~んとし、口から泡を吐き出しています





手遅れです

私は海未ちゃんを助けることができませんでした


穂乃果「そ・・・そんな、いやああああああああああああああああああああああああ!海未ちゃん!!!」

私達は海未ちゃんの死体を下ろし、トイレの外へと搬出しました

穂乃果「ごめんね海未ちゃん!助けてあげられなくて・・・!」ポロポロ

絵里「海未ぃ!」ポロポロ

海未「」




できれば海未ちゃんのそばにいてあげたかったのですが、同じところにとどまればいつ私達の身に何かあってもおかしくありません

穂乃果「できれば海未ちゃんを連れていきたいんだけど・・・・ごめんね」グスッ

絵里「穂乃果、最後に手を合わせていきましょう・・・」グスッ

私達は海未ちゃんの死体を壁際に安置し、手を組ませました
そして手を合わせて黙祷してその場を後にしました

【にこ視点】

にこ「皆ちっとも見つからないじゃない!」

にこは廊下をただひたすら歩き続けていました


しばらく進むと

正面に紅く染まった壁が見えてきました

紅い塗料が詰まった袋を投げつけ破裂させたかのように、壁は円形に紅く染まっていました

にこ「何よこれ・・・」

近付こうとすると、にこの足に柔らかいものを踏みつけた感触がしました
きれいなピンク色の軟体質、人間の内臓でした

よく見ると内臓も筋肉も脳みそも骨も砕け散っていて、血の紅に染められていました
その中で見覚えのあるものを見つけました



音ノ木坂学院の制服、銀色の髪の毛、緑色のリボン・・・

この粉砕死体片は南ことりのものでした


にこ「そんな・・・嘘でしょ・・・・・ことり!」

今まで歩き回っていて沢山の死体を見てきました
その中でもこれは一番ひどい状態でした

原型を留めておらず顔すら判断できない

ましてや、その死体がことりのものだとは・・・・・


にこ「ことり・・・・・」

にこは無惨な姿となったことりの死体に手を合わせ、その場を去りました

【犠牲者】
南ことり→全身破裂
園田海未→窒息死

本日はこれで終了致します
明日は夜再開予定です

なお、この先も死者がでる可能性があります
特に1年組が危険かもしれません・・・

再開致します

【花陽視点】

花陽「皆見つからないね・・・」

希「皆無事だとええんやけど・・・」

私は希ちゃんと合流してからずっと皆を捜していますが、今のところ手がかりなしです


花陽「あっ、道が分かれてるよ」

希「どっちに行こか?>>673

>>673
1・右
2・左

希「右に行ってみよ!」

花陽「うん!」


しばらく行くと曲がり角が見えてきました

私達が曲がろうとすると、曲がり角の向こうから誰かが飛び出してきて、出会い頭にぶつかりました

花陽「きゃっ!」

希「痛たた・・・・、あっ!>>677やん!」

>>677
1・ほのえり
2・まきりん
3・にこ

にこ「いたたた・・・・ちょっと!どこ見て歩いt」

希「にこっちやん!」

花陽「にこちゃん!無事だったんだね!」

にこ「希に花陽、あんたたちも無事だったのね こっちは大変な目にあったわ・・・」

希「にこっち、他の皆とは会ってない?」

にこ「っ・・・・・・!」

にこ「ことりは死んでたわ・・・・・・壁に叩きつけられて原型すら留めてなかったわ・・・・」

のぞぱな「っ・・・・・!」

花陽「そ、そんな・・・」グスッ

希「せやったか・・・」

しばらく沈黙が続きました

にこ「・・・ことりが死んでしまったのは悲しいけど、今は皆を捜して脱出するのが先よ!」

希「・・・・・せやな」

花陽「そうだね・・・」


しばらく歩くと私達3人は階段の前に着きました

にこ「どうするのよ?>>683

>>683
1・下の階に行く
2・上の階に行く

(重要安価です)

2

(予告)
BADに近づきました
覚悟したほうがいいです

にこ「上の階に行きましょ」


私達は1つ上の階へと向かいました
先程の階よりも薄暗く、視界もあまりよくありません

花陽「真っ暗で怖いよぉ・・・」ウルウル

にこ「に、にこはこれくらい平気よ」ブルブル

希「はぁ・・・誰が先にいくんや?>>692

>>692
先頭から順に○○→△△→××といった感じで解答
重要です

にこぱなのぞ

希「にこっちは平気なんやから先頭行けばええやん」

にこ「な、なんでにこが先頭なのよ!」

希「平気言うたやん」

にこ「くっ・・・・!分かったわよ!にこが先頭になればいいんでしょ!」

希「花陽ちゃんはにこっちとウチの間な」

花陽「は、はい!」


そんな訳で、先頭からにこちゃん、私、希ちゃんの順で歩くことにしました

【にこ視点】

花陽「そういえば、にこちゃんはことりちゃん以外のメンバーには会ってない?」

にこ「にこも捜してるけど会ってないわね」

花陽「皆無事かn――えっ?」

花陽の驚いた声に、にこは後ろを振り返りました

振り返ると、花陽と希の身体が急にずり下がりました
にこは一瞬何が起きたのか理解できなかったわ

しかし、すぐに気付いた
脆くなっていたのか、床が突然崩壊して穴ができ、そこに落ちていました
花陽と希が穴に吸い込まれていきます

「花陽!」

にこは手を伸ばしました


>>700
コンマ判定
偶数・花陽が伸ばした手を掴む
奇数・伸ばした手は空を切る

プシュッ

にこ「花陽!」

花陽「にこちゃん!」

ガシッ

花陽がにこのさしのばした手をしっかり掴みました

にこ「うっ!?お、重い・・・」

よく見ると、花陽の腰に希がしがみ付いていました

にこ「う、くぅっ・・・・・ぐっ」

花陽と希の全体重がにこの両腕にかかっています
非力で小柄なにこが2人を支えられる時間はあと僅かしかありません

重さに耐え切れず、にこの身体が徐々に穴の縁へと引き摺られていきます

希「うう・・・ダイエットしとけばよかった・・・」

にこ「花陽、希、今引っ張りあげるから!」

花陽「だ、ダメだよにこちゃん!そんなことしたら、にこちゃんまで落ちちゃうよ!」

花陽「希ちゃん、私の身体を登って上にあがって!」

希「む、無理や!そないなことしたら今度は花陽ちゃんが落ちてまうで!」

そんなやりとりをしている間にも、にこの身体は穴の縁へとズルズル引き摺られていきます

にこ「早くっ!」

花陽「早く!私はいいから希ちゃん上にあがって!!」


>>712
コンマ判定
00~33・希が花陽を伝って上にあがる
34~66・にこが耐え切れず、花陽の手を離してしまう
67~99・にこもろとも穴に転落

たのむ!

希「わ、分かった!」

希はロープを登るように花陽の身体を伝って上がっていきました
しかし、花陽とにこの体力はもう限界でした

花陽「ぐっ・・・ああああああっ!」

にこ「も、もう無理っ!」

希は無事上がることができました

希「待ってて!今引っ張るから!」

>>720
コンマ判定
00~30・にこと花陽救出成功
31~60・にこ救出するも花陽転落
61~99・にこと花陽転落

助かれ!

希「にこっち!」

希は慌ててにこの手を掴みました
しかし、にこの力はすでに限界でした

希がにこの手を掴んだ瞬間、にこは花陽の手を離してしまったのです


花陽「あっ、い、いやああああああああああああああああああっ!」ヒュー


のぞにこ「花陽(ちゃん)!!」

【花陽視点】

ピュー

体が凄まじいスピードで落ちていきます
上にいた希ちゃんとにこちゃんの顔が一気に遠ざかっていきます

花陽「(私死んじゃうんだな・・・凛ちゃん・・・・)」


>>727
コンマ判定
20の倍数・着々成功
それ以外・クラッシュ

最後のチャンスだ!

地面が近づいてきました

花陽「凛ちゃん・・・助けて!」

私はただ凛ちゃんに祈ることしかできませんでした

目を瞑りました





グチャッ!

【にこ視点】

グチャッ!


穴の底から何かが潰れた音がしました

にこ「そ、そんな・・・・・っ」

希「う、嘘やろ・・・・なぁ・・・嘘やろ!?」


しかし、にこ達は穴を覗き込んで現実を知ることになりました




花陽の頭は割れて脳みそがとびちり、もはや顔は原型を留めていません
足はぐにゃぐにゃに曲がっていました

にこ「うっぷ・・・・オエッ」ゲロゲロ

あまりに残酷な光景ににこは吐いてしまいました


希は花陽を助けられなかったことにショックを受け、茫然と立ち尽くしていました

希「花陽ちゃん・・・・ごめん・・・・ウチが勝手に歩く順番決めたせいで・・・・」ポロポロ

にこ「花陽・・・」



にこ達は穴に向けて手を合わせてその場を後にしました


その時にこは気付きました

希の指先が段々炭のように黒ずんできていることに・・・

今日はここで終了致します

希が黒化し始めました
脱出までに時間がかかると黒化が進行し、希が脱出できなくなりますので注意して下さい

【現在の犠牲者】
ことり・海未・花陽

再開致します




新UR穂乃果を期待してスクフェスガチャ引いたら、UR浴衣ことりが出てきたorz

【真姫視点】

凛「お腹空いたにゃ~・・・」

真姫「私もお腹空いたわ・・・・」

なんで皆見つからないのよ!イミワカンナイ!

凛「あっ、真姫ちゃん分かれ道だよ!」

真姫「そうね・・・どっちに行こうかしら?>>750

>>750
1・直進
2・左

(重要安価です)

1

(予告)
残念ですが・・・

真姫「直進しましょう」

私達はそのまま真っ直ぐ進むことにしました

しばらく行くと、女の子と思わしき死体が転がっていました
上の穴から転落したのでしょうか、顔面は潰れ全身ぐにゃぐにゃになっており、誰だか特定することはできません

真姫「っぷ・・・・!」

あまりに無惨な姿に私は吐きそうになりました

凛「・・・・これはひどいにゃ・・・脳みそや内臓が飛び出してるにゃ・・・」

凛が死体の近くに歩いていこうとした時

グチャッ

凛「にゃっ!内臓踏んじゃったにゃ!汚いにゃあ!」

凛が死体から飛び出していた内臓を踏んでしまったみたいです

♪シラナイナー ダレガクールノカナー

その時、凛の携帯電話から着信音が聞こえてきました
凛「にゃっ?電話にゃ」

凛がポケットから携帯を取り出しました




しかし

凛「真姫ちゃん、ちょっと来てほしいにゃ」

凛に呼ばれて行ってみると、凛の携帯は着信があるにも関わらず待ち受け画面のまま変化していませんでした
普段なら着信した瞬間、携帯に着信画面が表示されるはずです

真姫「バグかしら?」

着信画面にならないので、電話の相手が誰なのかは分かりませんでした
第一、この天神小学生に来てから携帯はずっと圏外だったので、電話は一度も通じてません

しかし、もし外部と通話できるなら助けを呼べるかもしれません
凛は通話ボタンを押しました



『・・・・で・・・・・』

受話器の向こうから何か声が聞こえてきましたが、あまりに声が小さすぎて聞き取れませんでした
私達は耳に神経を集中させました



『・・・・ないで・・・みそ・・・・』


何か喋っているのは聞こえました

凛「誰かにゃ?よく聞こえn・・・・」




『見ないで・・・・脳味噌・・・』

凛「えっ・・・・・・」

どこかで聞き覚えのある声でしたが、雑音が激しくてはっきり分かりませんでした



『見ないで・・・・私の脳味噌・・・・見ないで・・・・』



更に耳に神経を集中させます





『・・・・・凛ちゃん・・・・・』

凛「あ、あぁ、あ・・・・・・」

真姫「そ、そんな・・・・」



分かってしまいました

今目の前にある死体が誰なのか・・・



μ'sのメンバーで凛の幼なじみ、小泉花陽の死体でした



凛「う、にゃああ・・・、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁっ!!!」

凛は携帯電話をその場に落とし、猛スピードで走りだしました

真姫「ちょ、ちょっと凛!!」

>>768
1・凛を追いかける
2・凛をほっとく

1

真姫「ちょっと凛!待ちなさい!!」

私は凛を追いかけることにしました


凛「かよちん!かよちぃぃぃぃィィん!!ああアアあああァあアアあああぁあああっ!!」

もはや周囲の光景など見えていないのでしょう
猪のごとく、ただひたすら走り続けていきます

そして、凛はまるで何かに誘われるかのように窓ガラスへと突っ込み、凛は眼下に広がる漆黒の森の中へと消えていき、姿が見えなくなりました


真姫「わわっ!」

【QTE】
>>774
「上」と入力
>>775
「X」と入力
>>776
「左」と入力
>>777
「A」と入力

1つでも入力失敗すると真姫も止まれず転落します

X

A

真姫「くっ・・・!」

私はなんとか窓ガラスギリギリの所で止まることができました

真姫「凛・・・・」

窓ガラスから森を見てみますが、すでに凛の姿は見えません


真姫「また私1人なのね・・・・早く皆を捜さないと!」

【犠牲者】
ことり・海未・花陽・凛(行方不明だが実質死亡)

残り5人

【にこ視点】

にこ「何よこれ?」

しばらく歩くとにこは壁際に滑車が設置されているのを見つけました

希「何やろこれ?どこに繋がってるんやろ」


滑車の先を見てみると、廊下の奥の方へと仕掛け(?)が続いていました

にこ「どうする>>787

>>787
コンマ判定
偶数・作動させる
奇数・作動さすない

にこ「取り敢えず作動させましょう」

にこは滑車のレバーを倒しました

キリキリキリキリ・・・

にこ「何よなにも起こらないじゃない」

希「どこか遠くで仕掛けが作動したんやろか?」

にこ「まぁ、いいわ 行きましょ」

【真姫視点】

真姫「にこちゃん!エリー!穂乃果!皆どこにいるのよ!」

あれから私は再び、皆を捜しに歩き回っていました



昇降口の下駄箱付近に来た時

真姫「皆~!どこにいr・・・」ズルッ

突然、視界が右にズレました
私の腰の辺りから上半身が滑り落ちているようです

真姫「あっ・・・・」ドサッ


私の体は腰の辺りで真っ二つに切断されていました
よく見ると、何やらピアノ線が張られていたみたいで、私の体はそれで切断されたようです

トラップにでもかかっちゃったかな・・・




真姫「皆・・・・・・」

私は意識を失いました

普通に歩いててピアノ線にひっかかったくらいで人体が真っ二つになるのはおかしい

>>796
BCRPではそのような形のBAD ENDがあります
また、BOSではピアノ線は研いであるという設定になっています

【にこ視点】

にこ「皆どこにいるのよ・・・・」

希「皆・・・・無事でいてくれな・・・」

希の体はさっきよりも黒ずんできています
急がないとヤバイにこ!


にこ「あっ、また分かれ道じゃない>>803

>>803
1・右
2・左

みぎ?

にこ「ここは右に行くわよ」

しばらく行くと、昇降口の下駄箱付近に真っ二つになった女の子の死体がありました

にこ「う、嘘・・・」

音ノ木坂学院の制服、赤い髪、癖っ毛
その死体は真姫ちゃんでした

にこ「ま、真姫ちゃん!!なんで・・・!」

希「ううっ・・・・・」

にこ「真姫ちゃん・・・・!」ポロポロ

希「・・・・・・・・」



ふと、にこは気付きました
希がやけに静かなことに



にこ「希、どうしたの・・・・・よ」

希の体は急速に黒ずんでいき、黒い煙みたいなものに包まれていました

希「・・・・・にこっち・・・・・ウチは・・・・・もう・・・・・無理や・・・・・」

にこ「何言ってんのよ!皆揃って戻るって言ったじゃない!」ポロポロ

希「にこっち・・・これを渡しておくで・・・・」

希はポケットからサチコさんの形代を取り出し、にこに差出しました

希「これは・・・にこっちが・・・持っててや・・・・・・」

にこ「希!」ポロポロ

希「皆のこと・・・・・よろしく頼むで・・・・・さぁ、早よ行きや・・・・」

その頃・・・・
滑車部屋

男の子(幽霊)「・・・・・・」

男の子「・・・・・・」ガキッ

キリキリキリキリ・・・

男の子「・・・・・・」

男の子「・・・・・・」

にこ「希・・・・先行くわ、ごめん!」ポロポロ

希「・・・・元気でな・・・」

にこは黒化寸前の希を置いて皆を捜しに行くことにしました




その時

にこの目の前にピアノ線が猛スピードで迫ってきました

にこ「(これは死ぬ・・・)」

>>816
コンマ判定
00~49・回避
50~99・切断

ピアノ線何本あるねんksksk

にこは本能的にしゃがみこみました


シュッ


ギリギリ間に合いました
ピアノ線はにこの頭上すれすれを通過していきました

しかし、

希「・・・・・あっ・・・・・」ボトッ

にこの後ろにいた希はよけることが出来ずにピアノ線は首に直撃、希の首は切断されてしまいました


にこ「希っ!!」ポロポロ

にこは希のもとに駆けつけようとしましたが、いつピアノ線がやってくるか分かりません

希の「皆をよろしく頼むで」という言葉も思い出しました

にこ「にこだけでも生き延びないと・・・!」

にこは形見として希の髪留めとタロットカードをポケットに入れ、希と真姫の死体に手を合わせた後、急いでその場を走り去りました

>>824
訂正
誤→希のもとに駆けつけようとしましたが
正→希のもとに駆けつけて寄り添っていようとしましたが

本日は終了致します

生存者は穂乃果・絵里・にこの3名です

外出先のパソコンから少しだけ進めます
安価は出しませんのでご安心ください

【穂乃果視点】

穂乃果「あれ?これはなんだろう?」

私は廊下の隅に何かの黒い手帳が落ちているのを見つけました
拾ってみると、表紙に「七星」と書かれていました

絵里「読んでみましょう」

私たちは手帳を開いてみました



以下手帳本文

篠崎サチコのおまじない「正順法」と「逆打ち法」メモ

逆打ち法は正順法を逆に行えば良い

「正順法」はスペルトリガー「サチコさんお願いします」を参加人数+サチコ1人分の回数唱える。
成功すると霊は素通りし何も起こらない。しかし失敗すると霊媒素質のある者にサチコの霊が降り、その場にいた全員が呪われそのまま霊場に連れていかれる。

これが篠崎サチコの呪い、通称「死逢わせのサチコさん」の儀式法である

さらにページを進めると手帳の持ち主が書いたと思われる記述がありました

ネットに載ってる情報を鵜呑みにするクズばっかり、そんなどうしようもない奴は死んで当然だ!

釣りで「幸せのサチコさん」って書いただけで皆食い付いてくる ざまぁ見ろ!

穂乃果「じゃあ、希ちゃんはこの正順法を間違えちゃったってこと?」

絵里「そうみたいね・・・・ただ、釣りって書いてあるから、この手帳の持ち主がわざと間違った情報をネットで流して、おまじないをした全員がこの天神小学校に来てしまったってことね」

穂乃果「ひ、ひどいよ・・・・」

絵里「とりあえず、これで戻る方法は分かったってことね それじゃあ、みんなを捜しましょう」


穂乃果は手帳をポケットに入れ、再び廊下を進みました

ここで一旦終了です
夜から再開します

穂乃果と絵里に関しては、脱出へと一歩近づきました

お待たせいたしました再開します

【にこ視点】

にこはピアノ線現場からひたすら走り続けたあと、後ろを振り向いて安全を確認してようやく走るのを止めました

すると

にこ「また分かれ道ね・・・そうだ!」

にこはポケットから希のタロットカードを取り出しました

にこ「進むべきは>>842!カードがにこにそう告げるんや!」

>>842
1・右
2・左

1つはほのえりと合流、もう1つは生きたまま人体解剖です

にこ「ここは右に進むべきだわ!」

にこはタロットカードの言う通り、右に進むことにしました



しばらく行くと、前方に2つの人影が見えてきました

にこ「あっ、穂乃果と絵里だわ!」

【穂乃果視点】

前方から人影がやってきました

小さな体にツインテール、間違いなくにこちゃんです

絵里「あっ、にこよ!」

穂乃果「おーい!にこちゃーん!」

にこ「穂乃果、絵里!無事だったのね」

絵里「ええ、にこは他の皆と会った?」

にこ「・・・・・ことり、花陽、希と真姫ちゃんは死んだわ・・・・」

穂乃果「・・・・こっちは海未ちゃんが・・・・」

にこ「恐らく凛も死んでるわ・・・・・・残っているのは私達3人だけってことね」

にこ「他に手掛かりはない?」

穂乃果「そういえば、確か元の世界に戻る『逆打ち』って方法を見つけたんだよね絵里ちゃん」

絵里「そうね 皆形代は持ってるわよね?」


【形代所持判定】
穂乃果>>850
絵里>>852
にこ>>854

コンマ判定
4の倍数(00含む)・紛失
それ以外・所持

とても重要な安価です
形代がないと天神小学生に置いてきぼりになります

ksk

どうだ

はい

穂乃果「あれっ?う、嘘・・・・!?無い無い無いっ!!」ガサゴソ

絵里「あら?わ、私も落としちゃったみたいだわ!?」ガサゴソ

にこ「にこのはちゃんとあったわ」ピラッ

にこ「えっと、確か希が死ぬ前に形代を1枚渡してくれたのよね・・・」ガサゴソ

【予備形代所持判定】
>>864
素数(00と01含む)・紛失
それ以外・所持

今だけは神父くるな

にこ「あれ?希からもらった形代なくしちゃったわ!」ガサゴソ

穂乃果「うう・・・これじゃあ穂乃果帰れないよお・・・」グスッ

絵里「(まずいわね・・・どうしましょうか・・・>>878)」

>>878
1・皆で形代を捜す
2・にこから形代を奪い取る

1

絵里「皆で形代を捜しましょう 皆の死体を捜せば形代を持っているはずだから・・・」

にこ「たしか来た道に真姫ちゃんの死体があったから、戻って探してみるわ」

穂乃果「穂乃果も来た道戻って海未ちゃんのポケットから探してみるよ」

絵里「私は穂乃果についていくわ じゃあ、形代を探したらまたこの場所に集合ね」

【にこ視点】

にこ「大変なことになったわね・・・早く捜さないと」

にこ「希の形代もどこかに落としちゃったかもしれない・・・・よく見ながら捜さないとね」


そして、にこは真姫ちゃんが死んでいた下駄箱付近に戻ってきました
幸いにもピアノ線トラップはもうありませんでした

にこ「真姫ちゃん、失礼しるわ・・・」ガサゴソ

真姫のポケット>>891
落とした希の形代>>892

コンマ判定
偶数・見つからなかった
奇数・見つかった

うん

さあ

>>888訂正
誤・失礼しるわ
正・失礼するわ

真姫「」

にこ「あっ、あったわ!!」ピラッ

真姫ちゃんのポケットから形代が出てきました

そして

希から受け取った形代は真姫ちゃんの死体の近くに落ちていました
ポケットに入れたはずだと思っていましたが、どうやら入れ損ねたようです

にこ「よかったわ!これで3枚集まったわ!」




にこ「(真姫ちゃん、希、にこは絶対に元の世界に帰る!)」

真姫「」

希「」

にこは真姫ちゃんと希の死体にもう一度手を合わせたあと、穂乃果と絵里と合流した場所に急いで戻りました

【穂乃果視点】

穂乃果「大変だよ~・・・早く捜さないと」

絵里「もし私達の方が見つからなくて、にこの方もし見つからなかったら・・・・」


そして、私達は海未ちゃんの死体を安置したトイレ横に戻ってきました

穂乃果「海未ちゃん、ごめんね・・・」ガサゴソ

海未「」

海未のポケット>>903

コンマ判定
偶数・見つからなかった
奇数・見つかった

ぴゃあ!

穂乃果「な、無いよ!?」ガサゴソ

絵里「そんな・・・・!?」


穂乃果「これでにこちゃんが2枚見つけてくれないと・・・」

絵里「私達は帰れないってことね・・・」

海未「」


私達は海未ちゃんの死体に手を合わせた後、とぼとぼと集合場所へ戻りました

集合場所には先ににこちゃんが到着していました

穂乃果「にこちゃん・・・・こっちは見つからなかったよ・・・・」

にこ「ふっふっふ・・・聞いて驚くんじゃないわよ!こっちは2枚見つけたわ!これで全員帰れるわよ!」ピラッ

穂乃果「にこちゃん!!」ダキッ

絵里「にこ!ありがとう!!」ウルウル

にこ「く、苦しいわよ・・・」ギブギブ




絵里「さぁ、これで帰れるわ!」

穂乃果「早く帰ろ!」

>>910
1・逆打ちして元の世界に帰る
2・もう少し天神小学校を調べる

まだ逆打ちの謎が解明されてないな

2

絵里「あっ、ちょっと待って!」

にこ「何よ、早く逆打ちやって帰るんでしょ」

絵里「穂乃果、確か職員室でCD聴いた時に『サチコを成仏させないと・・・』とか言ってなかった?」

穂乃果「あっ、そういえばそうだったね!」

にこ「じゃあ、そのサチコって人を成仏させないと逆打ちしても意味ないってことね」

絵里「そうね まずはサチコについて手掛かりを調べないと」

私達3人は新たな手掛かりを求め歩きだしました

本日はここで終了です
早ければ明日で完結予定です


なお、>>910で1を選ぶと>>2が起こる前日に飛ばされ、記憶のある3人が止めようとするも再びサチコさんのおまじないをして天神小学校に・・・というループエンドになりました
このENDはBCRPのBADにもあります

再開します

なお、このままいくとスレが埋まる見込みですので

1・なんとかしてこのスレ内で完結させる
2・次スレへと突入

どちらがいいか>>930までで一番多かったほうを選択します

2

2が圧倒的でしたので、次スレ突入方針でいきます

次スレ立てました

穂乃果「コープスパーティー2」
穂乃果「コープスパーティー2」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380808212/-20)

リンクから次スレに行けるかどうか皆様ご確認お願いしますm(__)m


本日はこのスレに、明日からは新スレに投稿します

【穂乃果視点】

穂乃果「絵里ちゃん、そのサチコさんって子はどこにいるのかな?」

絵里「それは私にも分からないわ」

にこ「それが分かれば苦労しないわよ」


そうして歩いているうちに、私達はまた分かれ道にさしかかりました

穂乃果「また分かれ道かぁ~」

絵里「どっちに行こうかしら>>936

>>936
1・右
2・左
3・にこのタロットカードを使う

にこ「ちょっと待ちなさい!」ガサゴソ

にこ「こういう時こそタロットカードの出番よ!」

穂乃果「あっ、それ希ちゃんのタロットカードだ」

絵里「希からもらってきたの?」

にこ「そうよ いざというときに希が助けてくれるかもしれないと思って持ってきたわ」


にこ「えっと、カードは>>942に行けと告げてるわ!」

>>942
1・右
2・左

(重要安価です)

1

にこ「右に進めと告げてるわ!」

穂乃果「じゃあ右へ進もう!」



しばらく行くと大きな扉が見えてきました

扉を開けてみると、そこは外の渡り廊下になっていました
本館と別館を結んでいるようです

渡り廊下から外を見てみると、辺り一面漆黒の森が広がっていました

にこ「気味悪いわね・・・・」

絵里「そうね・・・はやく渡りましょう」


イベント
>>950
コンマ判定
末尾0・黒化して野獣となった凛が襲い掛かってくる
それ以外・何も起こらず

私達は渡り廊下を通り、別館の方へと入りました

穂乃果「なんだかさっきの建物と床の色が違う気がするよ・・・」

絵里「多分気のせいよ」




しばらく進むとある教室に何やらゲームみたいなものが設置されていました
そのゲームには正方形パネルが16個ありました

ウェルカム トゥ ユビート

穂乃果「jubeatだって!穂乃果音ゲー大好き!」

にこ「なんでこれがこんな時にあるのよ・・・おかしいわ」

絵里「でも、何か手掛かりがいけるんじゃない?」

穂乃果「よーし、任せて!何にしようかな?>>957


セレクト ミュージック


>>957
プレイ楽曲
1・Elemental Creation
2・ALBIDA
3・Far east nightbird
4・JOMANDA
5・Macuilxochitl

>>952
訂正2箇所

誤・にこ「なんでこれがこんな時にあるのよ」

正・にこ「なんでこれがこんな所にあるのよ」


誤・絵里「何か手掛かりがいけるんじゃない?」

正・絵里「何か手掛かりが得られるんじゃない?」

穂乃果「ALBIDA行くよ!」

ファースト チューン
レディー ゴー

カチャカチャ
タッタッ

穂乃果「終わったあ!スコアは>>963だね」

>>963
コンマ判定
00~59・D
60~74・C
75~84・B
85~89・A
90~94・S
95~97・SS
98~99・SSS

行け

穂乃果「やったぁ!Rank Aだったよ!」

絵里「さすが穂乃果ね」

穂乃果「えへへ・・・」



にこ「ん?ちょっと2人とも!あれ見て!」

にこちゃんはjubeatの横に置かれていた像を指差しました

穂乃果「なんだろう?」ヒョイ

絵里「台座に『赤子の像』って書いてあるわね」

穂乃果「一応、持って行くね 何か役に立つかもしれないよ」

穂乃果は赤子の像をポケットにいれ、教室を出て再び廊下を進みました

今日は終了です
まだスレが余っているので、明日もこちらに投稿する予定です

今日はjubeatネタをいれた和やかな雰囲気で進めましたが、明日以降は死亡ルートも用意していますので・・・

再開致します

しばらく進むと階段が見えてきました

階数表示をみると、私達が今歩いてきた階は2階のようです

絵里「どうしましょうか」

穂乃果「上に行く?下に行く?>>977

>>977
1・上
2・下
3・にこタロット

2

穂乃果「下に行こう!」

私達は1階へと降りました


にこ「暗いわね・・・」

穂乃果「皆、足元気をつけt」

ガタガタ

突然床が揺れ始めました

穂乃果「地震?」

ガタガタガタ!

絵里「け、結構大きいわ!!」

穂乃果「こ、怖いよ~」


その時、地震の揺れで脆くなっていた床が崩れ始めました

>>982
崩れ始めた床の近くにいた子
コンマ判定
00~33・穂乃果
34~66・絵里
67~99・にこ

絵里ちゃんは重いから床が抜けるにこー☆

穂乃果「えっ!?」

なんと、私が立っていた近くの床が崩れ落ちていきます

絵里・にこ「穂乃果!!」
絵里ちゃんとにこちゃんが私のところに走って助けにきました

絵里「穂乃果!掴まって」

絵里ちゃんが手を差し出してきました

穂乃果「絵里ちゃん!」

私はその救いの手に手を伸ばしました

>>989
コンマ判定
末尾が4か9・空を切る
それ以外・手を掴む

穂乃果「絵里ちゃん!」ガシッ

私は絵里ちゃんの手に掴まり、走って崩れ落ちてゆく床から離れました



その後、地震は収まりました
振り返ってみると、さっきまで私が立っていた床は地震で跡形もなく崩れ落ちていました

穂乃果「うう、怖かったよ・・・・」

絵里「穂乃果、もう大丈夫よ」

にこ「だけど、あの床が崩れ落ちたってことは、もう引き返すことは難しいってことね・・・」

穂乃果「そうだね・・・もうこの廊下を進んでいくしかないね・・・」


私達は真っ直ぐ伸びている廊下を歩いていきました

穂乃果の危機を回避したところで今日は終了です
明日からは>>932で立ち上げた新スレに投稿しますので、お間違えのないようご注意下さい


このスレは1000まであと僅かなので、皆様で埋めていただけると嬉しいです

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