妹「……きもい」
兄「気持ち悪い!? お兄ちゃんが吐射物の処理してあげるからこっちおいで!!」
妹「……」
兄「妹、妹妹妹妹妹早くおいで、きてよ妹、お兄ちゃんが気持ちよくしてあげるからさ」
妹「」オヴェェ……
兄「妹、お兄ちゃんのこと呼んだ?」
妹「呼んでないからこっちこないで!!」
兄「じゃあ妹、今から呼んでよ、そうすれば問題ないね妹、むしろ好都合だね妹」
妹「気持ちが悪いから話しかけないで!! 語尾に私の名前呼ばないで!!」
兄「お兄ちゃんがいいこと教えてあげるよ妹」
兄「いやなことされたらやりかえせばいいんだよ妹、そうすればいいんだよ妹、相手もきっと懲りるよ妹」
兄「妹ーいもうとかわいいよーいもうとぉぉぉおおおお!!!妹妹妹妹ぉぇぇぉぉ!!!」
妹「お兄ちゃんきもいよぉぉぉ!!!おにぃ、にいにがにぃにきもいよぉぉぉ!!!!」
兄「」ハァハァ
妹「氏ね」
兄「妹、ちょっとこれ飲んでよ」
つ錠剤
妹「なにこれ?」
兄「睡眠薬だよ妹、妹の寝顔がいますぐ見たくてたまらないから飲んでくれるとうれしいよ妹、そしたらちゃんとお兄ちゃんがパジャマを着せてベットまで運ぶよ妹」
妹「……氏ね」
兄「えっ!? お兄ちゃんは嘘ついてないよ!!全部本とのことだよ妹!!!妹に嘘をつくなんて最低な行為お兄ちゃんしないよ!!!!」
妹「嘘だなんていってないよお兄ちゃん!!私が氏ねっていったのは私を眠らせようとしたことだよ!!!!嘘なんかよりよっぽどひどいよおにいちゃん!!!」
兄「妹は寝ないの?すごいね妹、寝顔を一生みれないのは悲しいけど笑顔で妥協するよ妹」
妹「お兄ちゃんがいたら寝ることも笑うこともできないよ……」
兄「呼んだ妹?」
妹「」みぎすとれーと
兄「ぐはっ」鼻血ぶー
兄「さすがツンデレ属性の妹、いいツンだ!!最高だ!!!」
ハイキック!!
兄「おふっ」
兄「さすが萌え境地の妹!!今のキックじにパンツを見せるなんてお兄ちゃん感激だよ!!!」
妹(暴力でもだめなの、お兄ちゃん)
兄「そうだ、そんな妹にお礼しなくちゃね、それがいいね妹」
妹「もう私にかまわないでよ!!!」
兄「なでなでだよ妹」なでなで
妹(な、なんかいみわかんないけど、へ、変な気持ち//)
兄「妹ーケーキ買ってきたよーおいで妹ーーー」
妹「ペットに餌やるみたいな呼び方しないでよ」
兄「チョコとモンブラン二つあるけどどっちもいいよ」
妹「え?」
妹(買ってくるチョイスおかしくない?ふつうイチゴのショートが定番でしょ)
妹「おにいちゃんのはいいの?」
兄「さっき食べちゃったからおなかいっぱいだよ妹」
兄「でも聞いてくれるなんて妹は優しいね、さすが妹大好きっ!!」
妹「……」
妹「じ、じゃあいただきます」パクパク
ぐぅ~
妹「おにいちゃん?」
兄「おいしくなかった妹?」
妹「そうじゃなくてお腹すいてるんじゃ……」
兄「妹がおいしそうだからつい……」
妹「わたし?」
兄「うん」
妹「キモ」ぱくぱく
兄「ケーキ頬張る妹テラカワユスー♪」ぐぅ~
兄「妹ー干してあるパンツ乾いたよーはけるよー!!」
妹「そんなこといちいちおっきい声でいわないでよ!!!」
兄「……」
兄「妹」ヒソヒソ
妹「なに?」ヒソヒソ
兄「パンツ乾いてるからもうはけるよ」ヒソヒソ
妹「……」
妹「私の間違いだよお兄ちゃん、これからはどんな声でもそんなこと報告しないくていいよ……」
妹「お母さん」
母「どうしたの?」
妹「お兄ちゃんが最近変なの……」
母「私に対しても変なのよ妹……」
妹「そうなの?」
母「兄そろそろいかないと学校おくれるわよ」
兄「今いこうと思ってたのにいわれると萎えるわぁ~」
母「さっさといってきなさい!!」
兄「あ?」
母「!?」
兄「今日は"超"気持ち悪いから(母が)学校休むって電話しとけ」
母「なにいってるの兄!!」
兄「電話しなくても休むことにはかわりねぇから」ガチャ
母「ちょっと兄!鞄も持たずにどこいくの!!」
同日中学校
先生「席につけ~」
??「今日は転入生がくるぞ」
先生「!?」
生徒「!?」
ガラッ
兄「みんな仲良くしてやってくれ!!」
妹「お、お兄ちゃん!?」
先生「き、君は何者なんだ?」
兄「転入生です」
先生「そんな話は聞いてないんだが……」
兄「今聞いてください、さっき決めました、転入生です」
妹「なにしにきたのよお兄ちゃん!!!!」
生徒a「あれ妹の兄なの?」ヒソヒソ
妹「う、うん」ヒソヒソ
兄「おいそこのゴミ虫、誰の許可で妹に話しかけてる」
先生「君は誰の許可でここにきた!?」
兄「なにをいってるんですか先生? 愛する家族にあうのに許可が必要だと?」
先生(このガキが…)
先生「私がいっているのはそんなことじゃない、妹の兄である君がどうしてこの学校のこのクラスに転入してきたなどといっているのかということを聞いているんだ」
兄「やだな、転入というのは嘘ですよ先生。お兄ちゃんはただ妹に会いに来ただけだよ」
妹「めいわくだからかえって!!!」
兄「ふぅ、かわいい妹でしょ先生?」
先生(マジなんだこのガキ……)
兄「やっぱりここへきてよかった。雑草のような虫けらのようなものたちの中にいると対比効果で妹のかわいさ、美しさが際だつ」
生徒a「先生これが不振者ですか?」
先生「……妹、教えてあげなさい」
妹「不振者だよa君……」
兄「妹換えのパンツはいてきたけど使う?」ぬぎぬぎ
女子s「きゃーーーー」
先生「君いい加減にしないか!?」
生徒a「あれが妹チャンのパンツ……」はぁはぁ
妹「死にたい……」
兄「!?」
兄「a、俺の妹のパンツでなにしてやがる、おまえのせいで妹がどれだけストレス感じてるかわかってんのか!?」ダンッ
妹(お兄ちゃんからのストレスの方が多いけどね……)
生徒a「ええ」
サク
兄以外「!?!!??」
兄「ハーゲンダッツおいしいwww」サク…パク…
妹「びっくりするからいきなりスプーンでアイスなんて食べないでよお兄ちゃん!!」
兄「妹にもお兄ちゃんが食べさせてあげるよ、あ~ん」
生徒a「ヒューヒュー」
妹「あ、あ~ん///」ぱくっ
兄「妹かわいいよ妹///」
先生「早く恥部をしまえ」
兄「妹にハーゲンダッ○食べさせたら気分が楽になったよ妹」
妹(帰ってくれるのかなお兄ちゃん……)
兄「最高に幸せな気分だよ妹」
先生「先生は立てる恥部を見せつけられてすごいつらいよ……」
兄「一生今のままで過ごしたいくらいだよ妹」
兄「今回の作戦、妹のパンツをホカホカで届ける作戦は成功に終わったしそろそろ帰るよ」
兄「それじゃあパンツはここにおいておくよ妹、暗くならないうちに帰ってきなよじゃあね寂しいけどお別れ、お兄ちゃんは家でずっと妹のかえりを待ってるから」
妹「おいてかないでお兄ちゃん!!」
兄「!!」
妹「そのパンツはお兄ちゃんがはいて帰って」
(パンツおいて枯れたら困るし、露出しながら帰っちゃうかもしれないし……)
兄「妹の頼みで妹のパンツをはけるなんてやっぱり今日は最高だ!!」
妹「ただいま……」
兄「お帰り妹、今日は学校どうだった? いつもより楽しかった? 幸せだった? 幸福だと実感できた? どうだった?ねぇ妹、妹妹!!」
妹「……お兄ちゃんのせいで最悪だった」
兄「……」
兄「ごめん、妹」
妹(反省…してる?)
兄「お兄ちゃんがわるかったよ妹……」
兄「やっぱり、あのパンツは妹がはくべきだったよね……」
妹「は?」
兄「妹はお兄ちゃんの恥部を隠すためにパンツを受け取らなかったんだよね、本当ははきたかったのに……」
妹「なにいってるのお兄ちゃん?」
兄「だってさ、ほら」スカートめくり
妹「……」
兄「///」
妹「死にたい……」
私は今自分がパンツをはいていなかったことに、今気がついた。
兄「妹、肩こってない?」
妹「……」じとー
兄「どうしたの妹? そんな目で…アアッ!!」
妹「キモイ」
兄「妹が俺をみてるよ、妹妹妹妹ぃぃ!!!」
妹(同じ空気をすいたくない)すたすた
兄「妹の後ろ姿イイヨ!!!サイコゥぅぅ…~///」
妹「黙れ」バタン
兄「」
兄「」すたすた
兄「このドアの向こうに妹が……」
兄「でも妹が俺から離れたってことは俺と一緒にいたくないということ」
妹(お兄ちゃんが部屋の前でうるさい)
兄「ここで無理矢理押し入れば妹に嫌われてしまう」
妹(か、鍵しめたから入ってこれないよね…? てかもう嫌ってるし……)
兄「ここは入らずに中の様子を伺おう!!」
兄「こんな時のためにカメラを隠しおいといてよかった」
妹「!?」
兄「部屋に戻って妹鑑賞でもするか」
がちゃ
妹「お兄ちゃん!!カメラってどういうこと!?」
兄「」ギクリッ
妹「部屋の前で大声ではなしてたくせになにがギクリよ!!!」
兄「い、いや妹がかわいいから……妹の安全を見守るために必要だから、しかたないことなんだよ?」
妹「……」
妹「あのね……おにいちゃん」
兄「なんだい妹」
妹「私ね、お兄ちゃんのこと好きだよ」
兄「///」
妹「……これからでも好きでいたい、いい兄妹でいたいよ」
兄「お兄ちゃんも、妹のこと大好きだよ愛してる」
妹「それも知ってるよ、でもねそれがね……」うるうる
兄「妹、どうしたんだ妹!?」
妹「お兄ちゃんの愛が苦痛なの!!!」
兄「えっ……?」
妹「おにいちゃんに好きっていわれるのも、必要以上の優しさも苦しいの!!」
兄「えっ?えっえっえっおえぇ!?え、えと何?何何何何!?えっと何?えっ?ええ?何?何?何?何何何何何!?」
妹「気持ち悪いの!!!」
兄「えっ…………?」
兄「愛だよね? それって愛だよね? さっきお兄ちゃんのこと好きっていったよね? お兄ちゃんも妹のこと好きだよ? 妹のこと愛してるよ? 妹とお兄ちゃんは愛し合っていて幸せで苦しくないよね? 今のは妹の独特の愛情表現だよね? そうだよね? そうだよ……それしかないよね、アハハッ、お兄ちゃんなんか少し変だったね妹がお兄ちゃんを愛してるっていったんだからその愛に答えてるお兄ちゃんが妹のことを苦しめてるはずないよね。よかったよかった、妹の愛情よくお兄ちゃんに伝わったから安心していいよ、肩でももんであげようか?」
妹「そういうのがいやなの!!!!」
妹「おかしいよお兄ちゃん!!」
妹「ゆがんでるよ、昔はそんなんじゃなかったのに!!!」
兄「……jma………」ぼそっ
妹「私はお兄ちゃんを好きでいたいよ!!!」
妹「でも…でも最近のお兄ちゃんのそういうところが……お兄ちゃんの愛が私には苦しいの!!!!」
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