男「アニメの世界に入ったのか!?俺は!?」【短編】 (69)

男「アニメの世界に入ったのか!?俺は!?」
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男「こうして俺はアニメの世界を去った」
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物語とあまり関係のない
ちょっとした短編ですが
どうぞ、お付き合いください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1439870803

夏休み

不良の部屋

不良「」カキカキ

クール「」カキカキ

不良「数学ってこれだけか?」

クール「」コクリッ

不良「んじゃ、明日には終わるな」

チャラ男「できたー?」

不良「まだ」

男「んじゃ、出来たところまででいいか.。見せてくれよぉ」

不良「……ったく。もうちょっと待てよ」

男「は~い」

男「しかし、狭いよなぁ」

チャラ男「5人も居れば、どんな部屋でも狭いよ」

イケメン「いや、俺は別に自分の部屋で」

チャラ男「んあぁ、そういうなよぉ」

チャラ男「なんか、ハブってるみたいになるじゃん?」

イケメン「そうかな?」

不良「うるせーぞー」

不良「黙ってテレビ見てろ」

チャラ男「ほーい」

男「暇だ。暇すぎる」

チャラ男「どっか行こうよ」

男「どこへ」

チャラ男「何か、適当に」

男「行く場所も決まってねーのに外出たくねーよ。暑いし」

チャラ男「んじゃ、決めよう」

チャラ男「はい、イケメン」

イケメン「えぇ……」

不良「だったら、コンビニ行って来い」

不良「アイス買ってきてくれよ」

男「おっ、いいね。丁度食いたいって思ってたところ」

不良「お前も、食うだろ?」

クール「えっと」

不良「ま、その反応は食うってことだな」

チャラ男「行ってきま~す」

不良「はいよ」





男「うげぇ、あっちぃなったく」カチッ

チャラ男「ガリ○リ君とか置いてるかな?」

イケメン「さすがに無いんじゃない?」

チャラ男「えええ!」

チャラ男「夏といえばガリ○リ君だろ!」

チャラ男「それが、無いなんて」

チャラ男「この世界に夏は無いってことじゃねーか!」

男「あ、そう」

チャラ男「軽くあしらうなよ!」

コンビニ

チャラ男「やっぱり、置いてねぇ……」

男「まぁ、そうだろうなぁ」

男「けど、これはこれで良さそうなの置いてあるじゃん」

チャラ男「……」

イケメン「元気だしなよ」

チャラ男「イケメン……うぅ……」

男「……ホントに残念そうだな」

チャラ男「さっきから言ってるだろぉ……」


主人公「よぉ、コンビニで会うなんて珍しい」

男「あれ、お前、家近所のなの?」

主人公「そうだけど」

チャラ男「なんじゃこりゃぁ!」

イケメン「落ち着いて!」

チャラ男「どう見てもガリ○リ君の偽もんじゃねーか!!」

チャラ男「これで、我慢しろってか!?ふざけんなぁ!」


主人公「……アイツらも一緒なんだ。仲いいな」

男「まぁ、俺ら家となり同士だし」

男(つか、同じアパート)

幼馴染「なにしてるの?ジュース買うじゃなかっ」

幼馴染「あ」

男「ど、どうもっす」

男(……いや、お前らも仲いいな)

幼馴染「海、いらいね」

男「そうだな」

幼馴染(コイツ……私の事……)

主人公「」ジー

主人公「あぁ、俺、アイス食いたいからそっち言ってる」

男(出たよ!!いらない気遣い!!)



主人公「久しぶり」

イケメン「やぁ」

チャラ男「なぁ、このカリカリ君ってさ。美味しいの?」

主人公「おぉ!それ、俺のお気にいりだぜ」

チャラ男「ガリ○リ君より?」

主人公「……ガリ○リ君?」

男(こんな、狭い空間で二人きりする意味あんのか?)

男(いや、そうじゃなくて)

幼馴染「えっと」

男「な、なに?」

幼馴染「いつも、ここのコンビニ使ってるの?」

男「まぁな、ちょっと遠いけど、ここが家から一番近いんだよ」

幼馴染「ふーん」

男「つか、お前らはなんで一緒にいんの?」

幼馴染「は!?それは////その///////」

幼馴染「アンタには関係ないでしょ///////」

男「……」

幼馴染「あれよ////一緒に宿題してて///それで、ジュース切れちゃったから////」

幼馴染「えーっと///////」

男「……」

男(いつ見ても慣れないな。これは)

男「そうか」

男(相変わらず、コイツといい、ツンデレといい面倒だよなぁ。こういうリアクションって)

幼馴染「……」

幼馴染(もしかして、嫉妬?)

幼馴染(うぅ……そうよね。嫉妬しちゃうわよね……)

幼馴染「ごめん」

男「えっ?」

男(なに?なんで謝るの!?何かしたか?)

向こうではなくこっちで書くのか…
向こうだと反応が読者の鈍いのかね?

幼馴染「うん、なんでもないわ」

男(……俺が好意を寄せてると思ってもおかしくないよなぁ)

男(色々あったし……)

男「……」

幼馴染「なっ」

幼馴染(落ち込んでる……)

幼馴染(そ、そんなにも私のことを……本気なんだ)

幼馴染「……」

幼馴染(どうしよぉ……)

男(……どうするか)

>>12
短編ということでこっちで書かせていただきます

チャラ男「男ー、帰るよー」

男「お、おう」

男「んじゃぁな」

幼馴染「うん」




チャラ男「なぁ、男」

男「ん?」

チャラ男「ちょっと、幼馴染といい感じだったじゃん」

男「やっぱり、そう見える?」

チャラ男「おぉ、狙っちゃえよぉ」

男「いやぁ、どうかなぁ」

男「主人公、いるし」

チャラ男「大丈夫大丈夫♪」

男「何を根拠に言ってんだよ」

不良の部屋

不良「よしっ、こんなもんか」

クール「」コクリッ

不良「それにしても、お前すげーな」

クール「?」

不良「俺なんて、ノートやら教科書やら開かねーと全然、わかんねーのに」

不良「全然、詰まんねーじゃん」

クール「まぁ」

不良「ここの出来が違うかぁ」

クール「そんなことない」

不良「そうか?」

クール「」フンフン

ピンポーン

不良「お、帰ってきたか。早いな」

不良「わざわざ、鳴らさなくても入ってこいよ」

ガチャッ

後輩「あ、そうですかー?」

後輩「おっじゃましまー」

ガッ

後輩「何で閉めるんですか」ジッ

不良「なんで、来たお前」

後輩「遊びに来たんですよー」

不良「何で、俺ん家なんだよ」

後輩「いいじゃないっすかぁ」

不良「あ?」

後輩「まぁまぁ、入れてくださいよ」

後輩「海で泣かせたくせに」

不良「はぁ?関係ねーだろ」

不良「……まぁ、入れよ」

後輩「わ~い、おっじゃましま~す!」

後輩「……」

クール「……」

後輩「……は?」



コンビニ 外

幼馴染「ほら、さっさと行くわよ」

主人公「課題だりぃよぉ」

主人公「遊びたいなぁ」

幼馴染「何言ってんのよ。もうすぐ、花火大会もあるでしょー」

主人公「いや、今日遊びたい」

幼馴染「じゃ、じゃぁ宿題終わったら//なにか」

主人公「花火大会……そうだ!!!!」

幼馴染「って、無視!!!!!!!!!!」

後輩「何で、いるんですか!!」

不良「課題を教えてもらってたんだよ」

後輩「なっ」

後輩「ふん、まぁいいです」

後輩「ふんだ!!」

クール「……」

不良「喧嘩すんなよ」

後輩「わかってますよ」

後輩「……」ジー

クール「なに」

後輩「けっ」

クール「……」

不良(アイツら、早く帰ってこねーかな……)

後輩「ボケセンパイ」

不良「んだよ」

後輩「喉が渇きました」

不良「ったく……マジで何しに来たんだよ」スタスタ






主人公「お~い」

幼馴染「ちょ、ちょっと」

チャラ男「どうしたぁ?」

主人公「花火しようぜ!」

男「花火?」

チャラ男「いいじゃん!今日やんの?」

主人公「そうそう、河川敷でさ。みんな集めて」

男「ほう」

イケメン「いいんじゃない?」

幼馴染「もう、勝手に決めないでよ」

主人公「いいだろう?暇なんだしさ」

幼馴染「そ、そうだけど」

主人公「でさ、お前らケータイないだろ?」

主人公「だから、今のうちに時間だけ伝えておくよ」

チャラ男「おっけ~!」

主人公「あぁ、不良はどうしっよか」

男「それなら、俺から伝えておくよ」

不良の部屋

チャラ男「ただいまぁ」ガチャッ

後輩「あ?」

チャラ男「あれ……何か増えてる」

男「俺らがいない間に何連れ込んでんだよ」コノコノー

不良「連れ込んだわけじゃねーよ」

後輩「ええええ!!私の分はないんですかー!!!アイス!!」

チャラ男「いや、だって……来てるの知らなかったし」

後輩「うぅ……」

不良「俺の分やるから、湿気た面すんじゃねーよ」

後輩「え、いいんですか?」

不良「いや、もともと俺はそんなに食う気なかったし」

不良「コイツらが食いたいかなって思ったからよ」

クール「?」ペロペロ

後輩「……はぁ?」

後輩「やっぱ、いらねーです」

不良「なんでだよ……」

後輩「」シャリシャリ


男「結局食べるのね」

不良「で?花火がなんだって?」

チャラ男「主人公とコンビニで会ってさ。そん時に花火しようって誘われたんだぁ」

不良「そうか」

チャラ男「お前もくるよなぁ」

不良「まぁ」

イケメン「二人もくる?」

後輩「はぁ?行くに決まってますよ」

クール「」コクリッ

チャラ男「向こうも誰か誘ってんのかなぁ」

男「ツンデレとかな」

チャラ男「そうそう」

男「なんか、リアクションしてくれよ……」

ストリエとこっちって違いあるのかな?
あるなら見てみようかな

ストリエじゃ外伝とか気軽にできない感じ?

>>26
流れは変えず修正してます

>>27
気楽にできますが
外伝をするならこっちかなぁと
後日談を見たいとか日常をもっと見たいって方がいらしたので
ここで書こうと思いました

――


後輩「ヒマじゃないですか」

不良「そうか?」

後輩「だって、テレビ見てるだけじゃないですか」

不良「まぁ」

不良「お前もトランプ混ぜてもらえよ」


チャラ男「っしゃ、上がり~」

クール「あれっ」

イケメン「チャラ男」

イケメン「一枚隠してるでしょ」

チャラ男「……」

男「テメェ!!!イカサマしてんじゃねーよ!!!!!」

チャラ男「なぁ!なんでバレたぁ!!!」


後輩「嫌ですよ。高校生にもなってトランプで大はしゃぎなんて」

不良「高校生なんてまだガキだろ」

不良「そろそろ行くかぁ?」

チャラ男「あれ?もうそんな時間?」

不良「今から出れば、丁度いい時間に着くと思うぜ」

男「んじゃ、行きますか」

不良「そういや、お前ら。家に連絡入れてるのか?」

クール「」コクリッ

後輩「あったりめーです」

不良「んじゃ行くか」

チャラ男「みんな、浴衣来てくるかなぁ」

男「さぁ、どうだろうな」



不良「あ、そうだ。お前ら先行ってろよ」

後輩「はー、なんでですかー」

不良「買い出し」

後輩「私も行きます」

不良「いや、いいから」

イケメン「わかった。向こうで落ち合おうか」

不良「おう」

男「んじゃ」

不良「いや、お前は来い」

男「え、別にいいけどさ」

コンビニ

男「また、コンビニかよぉ」

不良「花火はこれだけありゃいいか」

男「買いすぎじゃねーか?」

不良「そうか?余ったら来年に」

不良「……いや、それはねーか」

男「そうだな」


コンビニ 外

カチッ

男「はぁ、お前。煙草吸いたかっただけだろ」スー

不良「まぁな」

男「手持ち花火とか懐かしいな」

不良「最後にやったのはいつくらいだ」

男「大学時代、一回だけやったなぁ」

不良「俺は高校以来だな」

男「集まって花火なんて意外とやらねーもんなぁ」

不良「大学生の夏休みは長ぇんだろ?」

男「そうだけど、花火はやらなかったな。あまり」

男「花火大会とかは行ったけどさ」

不良「そういうもんか」

男「世間一般じゃどうかわからんけどさ」


河川敷

ツンデレ「急すぎ」

主人公「まぁまぁ」エヘヘ

魔女「わ~い、花火花火ぃ」

妹「お兄様……」

主人公「どうした?」

妹「虫除けスプレー……忘れちゃいました」

主人公「いいんじゃね?」

妹「うぐぅ……奴らを侮ってはいけません!!」

妹「帰る頃には我々は血の一滴も」

主人公「大袈裟すぎるだろ」

チャラ男「ち~す!!」

チャラ男「おっ、妹ちゃんおひさー!」

妹「お久しぶりです」

イケメン「こんばんわ」

幼馴染「あれ?アイツらは?」

チャラ男「男と不良は後で来るよ」

後輩「きゃぁ~☆センパイ~」

主人公「なんで!いるの!?」

チャラ男「何か、知らないうちに」

チャラ男「」キョロキョロ

ツンデレ「心配しなくてもあの子も来るわよ」

チャラ男「そっか」

ツンデレ「ったく」

チャラ男「もう、なんで怒るのー」

ツンデレ「怒ってなんかないっ」

チャラ男「プンプンしちゃってぇ」

ツンデレ「ホントに怒るわよ」



不良「うっす」

男「おぉ、集まってるなぁ」

不良「一応、こっちからも花火持ってきた」

主人公「わりぃな!」

後輩「おせぇですよ。ボケセンパイ」

不良「るっせ」

主人公「それじゃぁ、始める?」

――


パチパチ

魔女「綺麗だねぇ!!」ブンブン

主人公「ちょっ、こっちに向けるな!」

幼馴染「楽しいね!」

妹「はい♪」


不良「……」

不良「おい、危ないから花火しながら喧嘩するんのはやめろ」

クール「……」

後輩「ぐぬぬぬ」

チャラ男「おせーなぁ」

ツンデレ「花火やらないの?」

チャラ男「もう少し待つ~」

ツンデレ「そう」

ツンデレ「……」

ツンデレ「取ってきてあげよっか」

チャラ男「いいって」

ツンデレ「花火しながら待てばいいでしょう」

チャラ男「だって、花火持ちながらだと近づきにくいじゃん?」

ツンデレ「どこまで近づくつもりよ……」

チャラ男「そりゃもう」

ツンデレ「あー、言わなくていいから」

シャイ「すみません……お待たせしました」

チャラ男「!!」

チャラ男「浴衣……」

チャラ男「浴衣だぁああ!!!!!!!」

ツンデレ「……」

シャイ「あ、あれ?みなさん、浴衣じゃ……」

男「あっはは、シャイちゃんだけだね」

シャイ「し、しまった……」

チャラ男「まぁ、いいじゃん!!似合ってるし!!可愛いし!!つか、惚れたし!!!!」

シャイ「は、はいぃ……」

主人公「やっぱり、花火といえば浴衣だもんなぁ」

シャイ「////」

チャラ男「じゃぁ、さっそく何にする?」

チャラ男「ねずみ花火とかあるけど」

チャラ男「あぁ、トンボ花火の方が」

ツンデレ「危ないのばかり、選んでるんじゃないわよ!!」

ツンデレ「ふつうの手持ち花火でいいよね?」

シャイ「はいっ」

チャラ男「きゃっ、こわ~いってしてるところ見たいじゃん?」

ツンデレ「だまりなさい」

チャラ男「じゃぁ、ツンデレちゃんする?ねずみ花火至近距離」

ツンデレ「燃やしてあげようかしら」

チャラ男「またまたぁ、冗談が怖いよ」

ツンデレ「本気だけど?」

チャラ男「……おっけ。その目は本気だよ、うん」

シャイ「」クスクス

ツンデレ「どうしたの?」

シャイ「ううん、何か仲が良いんだなぁって」

ツンデレ「はぁ?そんなことないわよ」

チャラ男「そう、俺達は仲が良いのさ」

男「デートしたしなぁ」

イケメン「へー、やるじゃん。チャラ男」

ツンデレ「何よ……アンタら」

男「」ヒューヒュー

ツンデレ「」ドス

男「おっごぉ……」

シャイ「」クスクス

ツンデレ「もうっ、シャイも誂わないの」

シャイ「はい♪」


妹「~♪」

幼馴染「ふふっ」

主人公「」チラッ

主人公(ったく、幼馴染も奥手だなぁ……)

主人公(ここは俺が人肌脱いでやるか)

主人公(ヤレヤレだぜっ)

主人公「」フフッ

男「……」

男(あぁ……ヤバイ顔してる。絶対にいらないことする顔だアレ)

イケメン「どうした?」

男「いやぁ、ちょっと煙草吸いたくなってさぁ」

イケメン「一人で抜けたら変におもわれるかもって?」

男「そ、そういうことなんだけど」

イケメン「いいよ。付いて行ってあげるよ」

イケメン「不良は抜けられそうにないしね」


後輩「見てくださいこれー!!どうですかー!!やばくないですかー!!」

不良「あー、ヤバイヤバイ」

クール「あっ」ジリ

不良「終わるの早いなそれ」

不良「新しいの取ってきてやるよ」

クール「」コクリッ

後輩「」イラッ

――


男「」スー

イケメン「逃げてるんでしょ、幼馴染から」クスッ

男「なっ!」ゲホゲホ

イケメン「見てたらわかるよ」

男「……別に、そういうわけじゃねーよ」

イケメン「いい機会だと思うけどなぁ。もっと仲良くなったらいいのに」

男「勘違いすんな。アレは好意を寄せてるわけじゃない」

イケメン「そうかな?」

男「そう」

イケメン「奥手だなぁ。男は」

男「だからぁ」

主人公「あれ、アイツらどこいったぁ」

幼馴染「誰のこと?」

主人公「へっへっへ、男だよ」

幼馴染「なんで、ニヤついてるのよ……」

主人公「ちょっと、探してきてくれよ」

幼馴染「えー、なんで私が」

主人公「いいじゃねぇか」

幼馴染「何か用事でもあるわけ?」

主人公「ちょっとなぁ」ニヤニヤ

幼馴染「はぁ……」

男「何かなぁ、アイツは主人公が好きなのに」

男「主人公は俺と幼馴染をいい感じにしようとしてるみたいでさ」

イケメン「それが、嫌なの?」

男「嫌っていうか、デートの一件で俺が吐いた嘘がずっと罷り通ってる感じがね……」

イケメン「どこかではっきりさせないと何時までも続くんじゃないかな」

男「わかってるけどさぁ」

男「何をどうしたらいいのやら」

イケメン「そうだねぇ」

男「さて、戻るかぁ」

男「考えてもしょうがねぇよ」


男「ん?」

幼馴染「あっ」

男「どうしたぁ?」

幼馴染「えっと、その」

男「こっちは何もねぇぞ。暗いから戻ろうぜ」

幼馴染「アンタを探しに来たのよっ」

幼馴染「主人公が、呼んでるから」

男(いや、絶対用事なんてないだろ主人公)

イケメン「まぁ、とりあえず戻ろうか」

幼馴染「うん」

主人公「おっ、上手く行ったかぁ?」

男「何がだよ」

主人公「へっへっへ」

男「へっへっへじゃねぇよ」

主人公「いやぁ、青春だなぁ」ウンウン

チャラ男「青春?男、青春してんのか?」

男「してない」

主人公「してる」

チャラ男「おぉ!ついに春がきたのかぁ!」

チャラ男「で、お相手は?」

男「話聞けよ!」

すみません
更新遅れます…

もう少しお待ち下さい…
かなり忙しくて

――


チャラ男「もう、花火ないじゃーん」

不良「そろそろ、おひらきだな」

男「……」

幼馴染「……」モジモジ


不良「ゴミはもうないか?」

主人公「ないでーす」

イケメン「それじゃぁ、帰ろうか」

後輩「あっというまでしたねー」

ツンデレ「楽しかったね」

シャイ「はい♪」

帰り道

不良「帰りおくってく」

クール「」コクリッ

後輩「はぁ?なめてんじゃねーですよ!!一人で帰りやがれ」

不良「そういうわけには行かねーよ。お前もおくってくからな」

後輩「な、まぁ?いいですけどぉ?」


幼馴染「た、たのしかった?」

男「お、おう。花火なんて久しぶりだったしなぁ」

男(ホントに……あの日の嘘がずっと、続いてるんだな)

男「なぁ、幼馴染」

幼馴染「?」

男「お前、好きな人いる?」

幼馴染「なっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

幼馴染「急になに?/////////」

男「その様子じゃ、いるようだなぁ」

幼馴染「…///ホントになに?」

男「まっすぐ、ソイツだけを見つめていればいいと思うぜ?俺は」

幼馴染「どういう意味?」

男「周りなんて気にするなってこと」

男(なんか、魔女ちゃんにとっては良くないことだけど……)

男(幼馴染をこれ以上、惑わすわけにもいかないしな)

幼馴染「……そっか」

幼馴染「ていうか!やっぱり、いきなり何?」

男「いやぁ、なんつうか」

チャラ男「後ろでコソコソなに話してるのかなぁ」

男「なんだよ」

チャラ男「口説いてたり?」

幼馴染「えっ」

男(ややこしくしようとしてんじゃねぇ!)



男「あぁ、とにかく!もっと、自分に素直になれってことを言いたかったの!」

男(嘘ついてる奴のいうセリフではないけど)

幼馴染「自分に……素直に」

幼馴染(好きな人……)

幼馴染(周りなんて気にしないで……)

幼馴染「わ、私は……」

男「え?」

幼馴染「その……」

幼馴染「好きな人は」

男「あぁ、やべ!家の鍵シメてねぇ!」

チャラ男「ベタだなお前」

男「うっせ」

男「とにかく!急いで帰らねーと!!!」

幼馴染「そっか」

魔女「あらら、大変」

不良「逃げたな」

チャラ男「ありゃ、逃げたねぇ」


幼馴染「はぁ」

主人公「あー、何か俺も不安になってきたなぁ」

妹「戸締まりはバッチリです!」

主人公「さすがは妹!」

幼馴染「アンタね……」

チャラ男「んじゃ、俺はツンデレちゃんとシャイちゃん送ってくから」

イケメン「わかったよ」

ツンデレ「私は別にいいわよ」

チャラ男「まぁまぁ♪ラブラブしようよー」

ツンデレ「あ?」


主人公「来年も、みんなで花火しような!」

不良「……」

不良「おう」

クール「」キョトン

チャラ男「来年は受検で忙しいだろう」

イケメン「いいんじゃない?忙しいからこそだよ」

主人公「絶対だぜ!」

シャイ「、、そうですね!」

以上です。
河川敷で花火するエピソードを書きたかったのに
めちゃくちゃ空いてしまってもうしわけありません。

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