続・切嗣「ほらアイリ、Fateの二期が始まるよ!」 (1000)
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切嗣「ほらアイリ、Fate0話が始まるよ!」 - SSまとめ速報
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切嗣「ほらアイリ、Fate0話が始まるよ!」
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続続・切嗣「ほらアイリ、Fate0話が始まるよ!」
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切嗣「ほらアイリ、Fateの二期が始まるよ!」
の続編です。5スレ目です。適度に合いの手や感想などお書き戴けると励みになります。
1以外のコテハンやトリップ付きの書き込みはご遠慮戴いております。
特に話題の禁止事項はありませんが荒れそうな場合は臨機応変にお願いします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435815918
Fate/Zero第21話
バイクに乗って、ライダーを追うセイバー。逆走したりかなり危険走行。
凛「前の話が笑って見れない話だっただけに、空気を変えてきてくれて助かるわね。セイバーが映ると本当に華があるし」
ランスロット「ですな。ましてや婦女子を拐かす卑劣漢を追うとならば、我が王の見せ場に他なりません」
アーチャー「しかし聖杯戦争とはいえ少々道交法を考えて欲しいものだな。戦闘では無いと言っても十分一般人にしわよせが来ている」
ランスロット「すみません、うちの王が」
士郎「いや、あんたのせいじゃないんだから謝らないでくれ。こっちが気まずい」
ライダーを見失うセイバー。気配感知でライダーのチャリオットを補足する。
凛「あれ?アイリさん連れてないし、マスターと居るし、やっぱりさっきのは偽物かしら」
アーチャー「そういうことなら納得出来る。しかしセイバーから見ると、ライダーが単にマスターと合流しただけに見えるだろうな」
士郎「アイリさんを浚って聖杯を確保するだけじゃなく、こうやってつぶし合わせようとするなんて」
凛「綺礼の手の臭いがする……」
アーチャー「しかし言峰綺礼とギルガメッシュにこのような芸当が出来るとは思えないが」
凛「でも綺礼っぽいような気がするのよね」
士郎「ギルガメッシュが何かしたとは思わないが、あいつが持ってるの宝具の中には姿を変えるものとかありそうだけどな」
セイバーがバイクに鎧を纏わせ変形、風王結界も利用して加速する。
凛「ちょっ、こんなことも出来るの! 聖杯戦争中に私もやらせれば良かった!」
士郎「こ、これはかっこいいな……まるで仮面ライダーだ」
アーチャー「うむ、これは男のロマンをくすぐると認めざるを得んな」
ランスロット「馬に纏わせても微妙ですが、近代兵器と合わせると非常に映えますな。今度、王も入れて英霊戦隊でも結成しましょう」
ライダーとセイバーがカーチェイス(?)距離を詰めるために道路を飛び越えてショートカットして斬りかかる。
凛「すごいわねー。もしかしてライダークラスで呼ばれる可能性もあるのかしら、セイバーって」
士郎「どうだろうなあ。ただ先週に峠でライダーの自転車に負けたらしいし、騎乗スキルがあっても本人にその気は無いんじゃないかな」
ランスロット「そうですか、王に勝ってしまいましたか。負けず嫌いのせいでむしろ騎乗に固執するのではないでしょうか」
凛「あーそれはありそう。しばらくは乗り物に近づけないほうが良さそうね」
アイリスフィールを浚ったのが間桐陣営だと気付いた切嗣は間桐邸に進入。行方を探るべく間桐鶴野を尋問する。
凛「あの状況で惑わされずに間桐に行き着くところは流石ね切嗣さん」
士郎「あー。衛宮家の人間としては、今後ちょっと間桐に物申しずらいな」
アーチャー「間桐慎二の父か。まさか殺したのが衛宮切嗣だったとは」
士郎「多くの人が蘇っているというのにこの人は生き返ってないし、慎二に申し訳ないなあ」
イリヤ「そうやって引け目を感じるのは良くないわよ。シロウのせいじゃないんだし」
凛「えっ?ちょっとまって。10年前に表向きの当主やってた人よね。たしか数年前に亡くなったはずだから、この拷問は関係無いわよ」
士郎「そうか。なら良かった。いや良くないけど」
言峰綺礼登場。アイリスフィールを浚った間桐雁夜と落ち合う。そそのかしたのが言峰だったと明かされる。
士郎「うげっ。言峰絶好調だな」
凛「身体的に全盛期だけど、もう性格の悪さも全盛期になってるわね」
士郎「って、アイリさん浚ったのあんたかよ!」
ランスロット「なんと!まさかわたしの仕業だったとは……なんと極悪なマスターなのだ」
凛「いや、そこはマスターを庇いなさいよ。でもまあ雁夜おじさんも心の針が振り切っちゃってるわね。悪い意味で安定してきているというか」
アーチャー「破滅を前にした人間は得てしてこんなものだよ」
凛「父さんを殺せれば何でもいいという感じね。そして父さんが既に死んでいるのに綺礼はそれを隠している。完全に遊んでいるわね」
では今晩はこのへんで
お休みなさい
セイバーVSライダー。中距離でエクスカリバーの構えに入るセイバーに、突撃で倒そうとするライダー。
アーチャー「ライダーも慢心しすぎではないのか。中距離でエクスカリバーなど、もっとも危険な状況で特攻などとは」
士郎「ギルガメッシュほどではないけど戦力評価が甘いところはあるな」
ランスロット「そもそもエクスカリバーが撃つまで時間掛かるなどということはありませんからね。前回使ったときは王が勿体ぶって時間かけてただけです」
凛「そのほうがかっこいいものね」
間桐臓硯登場。言峰VS臓硯。雁夜が苦しむのを愉しむ臓硯に同類認定。言峰煽られてキレるが臓硯のほうが一枚上手。
凛「うっわ。頭を貫かれても生きてるのか、それとも蟲だけで完全な変わり身として使えるのか、どっちにしろ不死身に近いわね」
アーチャー「それ見ろ。仮に先ほど間桐邸を襲撃したとしても殺しきれるかどうかも怪しいものだ」
士郎「たしかにおまえの言う通りだ。今後間桐臓硯と戦うかどうかはともかく強いのは確かと言える」
ランスロット「見た限り今は温厚な老人だと思いますがね。しかしこの頃は実に良い性格をしているようだ」
凛「綺礼の上位版が居るようなものね。考えるだけでうんざりするわよ」
エクスカリバーで消滅したかに見えたライダーだったが、上空の木の枝に逃れていた。ヘタイロイは使わないというライダー。あっさり引き揚げるセイバー。
ランスロット「逃げておきながら切り札を惜しみ、それでなお王を格下扱いとは、少々腹が立ちます」
凛「そうよね。まあこの強い自尊心がライダーの魅力なんでしょうけど、相手をする側からすれば知った事じゃないもの」
アーチャー「そして戦果の確認もせずに引き揚げるセイバーも慢心しているな」
ランスロット「あの状況で逃げられるとは思わないでしょうから。でもうかつではありますな」
士郎「でもどうやってエクスカリバー避けたんだ。あそこから」
凛「さあ?」
立て乙。しかし悪いが過去スレが読み込めないぞ>>1よ……僭越ながら代わりに
切嗣「ほらアイリ、Fate0話が始まるよ!」
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専ブラなら余裕で読めるんやで
>>37
そうだったのか…何か余計な事してしまい申し訳ない…
雁夜、時臣の死体発見し葵に見られる。修羅場。頚締める。慟哭。乾杯する愉悦部。
凛「」
士郎「」
イリヤ「」
アーチャー「り、凛。落ち着いてまずは深呼吸だ。」
士郎「あ、あれだよ遠坂。こ、言峰が悪い」
ランスロット「いえ、やっぱり雁夜の性根が悪いのではないでしょうか。相手を考えない独りよがりの愛情など」
アーチャー「……まあそれもあるかも知れんが空気読んでくれ」
士郎「でもこれは人間不信になりそうだ……」
アーチャー「あまりに後を濁すようなら、キャスターにでも頼んで記憶を消して貰ってはどうだ」
士郎「なるべくそういうのは避けたいが、万が一俺たちが暴走してしまうようなら、頼む」
アーチャー「心得た」
凛「」
士郎「雁夜さんとお母さんのことだしなあ。あらかじめわかっていた遠坂のお父さんのことよりショックだよなあ」
アーチャー「ううむ。舞い戻って直ぐの頃に、遠坂邸に雁夜が来て土下座していたがこういうことだったか」
士郎「じゃあ一応当事者同士でけりは付いたと考えていいのか?」
アーチャー「喋っているのを見かけないから未だ気まずい関係なのだろうが、遠坂葵も土下座しかえしていたから、お互い悪かったということに落ち着いたのではないかな」
士郎「いくら言峰の策謀とは言え、こんなことがあったんじゃなあ」
イリヤ「頭に来るから、はやく金ピカとコトミネがやられるところまで早送りしようよ」
士郎「だめ」
第21話終了
ケイネス先生からしたら「人間より高位の英霊が何の望みもなく人間に従うわけがない…怪しい」
ディルムッドからしたら「生前果たせなかった騎士道と忠義貫けたらそれでいいんです」
だからねぇ
とはいえディルムッドも忠義を貫くというより自分の騎士道貫きたかったってだけでケイネスに忠実とはいえなかったわけだけど
その点はくのんって凄いよな
ギル含めて4人の英霊と信頼関係気づける上に敵サーヴァントも味方になったんだもん
>>86
ザビーズは生まれたばっかで何もないからこそ全力であがくしただ前に進むわけで
そういう人間が生来持つ強さ前面に出てるからなんだかんだで人間大好き系英霊とは相性いい
第22話
峠より帰宅するウェイバー。屋根の上でマッケンジーと会話。実は孫でないことに気付いていた。
士郎「おじいさん良い人だな。この人まで犠牲にならないといいんだけど」
アーチャー「それは微妙なところだな。衛宮切嗣のターゲットにならない保証も無い」
士郎「でもこの時の切嗣にそんな余裕は無さそうだから……」
聖杯降霊場所として柳洞寺で待ち受ける切嗣。市民会館の場合は強襲できるのでこちらに陣取る。
アーチャー「我々のケースでは実際柳洞寺だったからな。四次の降霊場所が市民会館だから間違いと言えば間違いではあるが」
凛「判断としては的確ね。切嗣さんの何が悪いかと言えば運が悪いとしか……」
アーチャー「しかし衛宮切嗣の独白の通り、市民会館だった場合でもリカバリーできる」
士郎「まだ四組残ってるとは言え、もう次が最後の決戦ということになりそうだ」
言峰綺礼とアイリスフィール。なんとキャスター陣営の根城だった下水道に潜んでいた。煽るアイリ、キレる言峰、首を折る。
イリヤ「」
凛「さっきの間桐臓硯の時といい、今に比べると綺礼の沸点が随分低いわよね。それとも単純に臓硯やアイリさんと相性悪いのかしら」
士郎「それはどうだろう。言峰の自分探しが上手くいかなくて激昂しているように見える。相手は関係無いんじゃないか」
ランスロット「神父の人格はともかく、キャスターの根城を再利用というのはうまいですね。これは私も思い至りませんでした」
イリヤ「ううー」
アーチャー「イリヤスフィール、きみも母を嬲られ思うところがあるだろうが……」
イリヤ「わかってるわよ。凛じゃあるまいしー」
夜空に狼煙が上げられ、市民会館へと集う。ウェイバーは三角の令呪を全て使い最終決戦へ。
凛「ウェイバーさんは生き残るのわかってるからここの陣営だけは安心して見れるわよね」
士郎「でも負けるのもわかってるから……」
アーチャー「しかし脱落した組が少ないからな。よく考えると最初の港での戦いからあまり状況が進んでいない」
ランスロット「私も、自分がまだ残ってることに驚きです」
切嗣の独白、言峰綺礼が主導権を握る為だけに降霊場所を儀式に向かない市民会館を選んだ。切嗣を殺すことが目的だと。
凛「こうしてみると確かに綺礼って切嗣さんに執着しすぎというか、アイリさんがホモ扱いするのも少しわかるわ」
士郎「いやいや、父親がそういう対象に見られるこっちの気持ちも考えてくれよ」
イリヤ「むしろ金ピカの言う事に従っているあたりも怪しいと思うのよ」
言峰とギルガメッシュの問答。言峰の願いはまだ見付からないということと、アイリを殺害したこと。
イリヤ「神父ぶっ殺すのは今の状況ではちょっと難しいと思うけど、何かしら痛い目に合わせたいわ」
凛「それは同感ね。私たちの時も酷かったけど、ちょっと看過出来ないと言うか、今も平穏に見えて何かやってそうだし」
言峰「それは随分な言い様だな、凛よ」ガチャ
アーチャー「貴様……! 何故ここに」ガタッ
言峰「何故と言われてもな。このような面白い出来事を逃すなど到底出来ぬさ。尚且つ私の話題になるとなればつい顔を見せてやりたくもなる」
凛「そういえば、私がここに来ることになったのも綺礼が士郎とアーチャーの密会を密告してきたからだったわね」
イリヤ「じゃあずっと様子を覗っていたの、この変態神父」
凛「いえ、察するに内通者を通して見ていたと考えるべきかしら」
士郎「内通者?」
言峰「流石だな、凛。おまえの推測は正しい。もういいぞ駄精霊よ」
マジカルルビー「ふふふふっふ。見事に騙されましたね皆さん。私は正義のために一時的に悪(正義)にクラスチェンジして密告者となっていたのです!」
士郎「いつも通りじゃないか」
アインツベルンの部屋、聖杯になってサーヴァントを回収する夢を見たイリヤを抱きしめるアイリ。
イリヤ「お母様……」
士郎「これはアイリさんが見てる幻かな」
イリヤ「聖杯の中は時間が結構いい加減なのよ。だからもしかしたら幻じゃないかも」
凛「なんにせよ聖杯の中なのね。アンリマユの影響でこんなホラーになってしまって」
言峰「いや、案外この女も常人とはかけ離れていたからな。もとよりこのような内面だったのかも知れんぞ」
アーチャー「当然のように会話に混じらないで欲しいものだな言峰神父よ」
士郎「帰れよ」
言峰「おお、怖い怖い」
第23話
冬木大橋でギルガメッシュとライダーが相まみえる。最後に杯を交わす。
凛「やっぱりこの二人仲良いわよね。ライバルって感じで」
アーチャー「まあ仲良くとは言ってもぶつかる前提だろうからな。あまりこの男に認められてもやっかいだ」
士郎「ギルガメッシュに本気になられても困るもんな。俺たちのときは鎧も着てなかったし」
言峰「まあ受肉して10年も経てば身体も鈍っていただろう。良くも悪くも霊体の時とは違ってくる。本当かどうかはわからぬが、現代を見て影響を受けたような事も言っていたしな」
士郎「ギルガメッシュの性格は未だによくわからない」
凛「あ、今「王気」って書いてオーラって読んだ! これ冗談じゃなかったのね」
言峰「実を言うと私もあいつの冗談は私も未だよくわからん」
では今晩はこの辺で
お休みなさい
サブマシンガンでセイバーと戦うバーサーカー。そしてついに正体を明かしたバーサーカーにセイバーは衝撃を受ける。
言峰「まさかこんな面白いことになっていたとはな。今思うと私が見ることの出来る状況でセッティングするべきであったか」
ランスロット「王に断罪される場を作って貰ったことは感謝するが、王と私の戦いは貴殿の愉しみのために有ったのでは無いぞ」
言峰「これは異な事を。セイバーが苦しむことを散々喜んでいたではないか」
凛「まあランスロットさんの場合好きな子に意地悪するレベルでしょうから、綺礼と一緒にするのは可哀想でしょ」
ランスロット「いや、なんというかそんなつもりではなかったと言いますか」
アーチャー「だが明らかにセイバーにはそう思われているぞ。我が身を振り返った方が良いのではないかね」
ランスロット「うぐっ」
凛「そういえば三日前に草野球でセイバーボコボコにしてたでしょう。このサブマシンガンのようにバットを宝具化してまで虐めるのはどうかと思うわ」
ランスロット「そ、それは全力を尽くさないと失礼だからであって涙目の王を見てつい調子に乗ったというわけでは……」
士郎「乗ったのか。セイバーも部下に恵まれなかったんだな。可哀想に」
アーチャー「何事にも限度というものはある。弁えられぬ騎士は主君からどう思われるのかな」
ギルガメッシュVSライダー。エア抜剣。
士郎「あれ対界宝具だったのか」
凛「士郎にもわからない剣なんてあるんだ」
士郎「あれは剣のようなものだけど剣ですらなかった。俺には解析も出来ない代物だ」
アーチャー「固有結界の天敵でもあるな。まあ奴も易々とは使わないようだが」
固有結界消滅。ライダーとウェイバーの別れ。主従の誓い。
言峰「もはや敵わぬと知っての別れの葛藤か。中々に見せてくれるものだな」
凛「いい話なのにあんたが言うと、見てるこっちまで性格悪くなったような気になるわよ」
言峰「興味津々で見ているところは私と変わらぬと思うが」
アーチャー「抜かせ。意味合いは貴様とはかけ離れている。逆転はしているが主従の誓いは私から見ても憧憬に値するものだ」
士郎「そうだな。イスカンダルの今の是非はともかく、この人にとって何より大切な約束なのはわかる」
アーチャー「この少年が時計塔の教授となり、今それを捨てて征服王のもとに駆けつけようというのだからな」
言峰「ふん。おまえたちもこのような従属願望があるのだな。まあアーチャーも凛に命令されることに嬉々としていたようだしな」
アーチャー「人を下僕趣味のように言うのは止めて貰おう」
ランスロット「いやいや、誰かに仕えるのもそれはそれで気持ちいいことですよ。被虐趣味のように言われるのは心外です」
言峰「そうかな。おまえたちならば、セイバーに「仕えて欲しい」などと言われたら二つ返事で応じそうだが」
アーチャー「それは、セイバーほどのものに請われたなら拒否するのも難しいとは思うが」
ランスロット「まあ当然ですね」
士郎「うーん。セイバーなら間違ったことはしないだろうし。そうなるかな」
イリヤ「駄目だわ。こいつらセイバーファンクラブだもの」
凛「やっぱりマゾヒストよね」
ライダーの最期。この世界は余さず我の庭だ。世界は決して、そなたを飽きさせることはない。
凛「このときの金ピカは随分大物っぽいわよね。度量もあるし」
ランスロット「征服王も舞い戻って直ぐに征服を始めるあたり世界に飽きずに愉しんでるようでなによりです」
士郎「そういう考え方はた迷惑だと思うけど、前向きなところはいいことだと思う」
ウェイバーに問いかけるギルガメッシュ。答えに満足してウェイバーを見逃す。
士郎「嫌な奴だけど、結構空気読むよなギルガメッシュって」
アーチャー「空気は読んでも、判断基準が個性的なので計算はしづらいがな。色々タイミングを計っている場面もあるからよく考えると笑えるが」
凛「あんたもよくタイミング計って出待ちしてるくせに」
士郎「そういや俺とギルガメッシュのときも出待ちしてたな」
アーチャー「」
凛「あとあんたも空気読まないでしょ」
士郎「読めてるのにわざと空気読めてない行動に出るからなおまえ」
ランスロット「ひねくれ者ですな。よほど英雄王のほうがわかりやすい」
言峰の元に切嗣が現れ第23話終了。
第24話
切嗣VS言峰。二倍速での初接触で見切られ次の接触で心臓を撃ち抜かれる切嗣。
士郎「切嗣―――――――――――――――――――――!!!!!!」
イリヤ「キリツグ――――――――――――――――――――!!!!!!」
言峰「……」ニヤニヤ
凛「くやしいけどこの時の綺礼は強いわ。私じゃ足下にも及ばない」
ランスロット「しかし起源弾とやらが効かないのはどういうことでしょう。身体強化でも魔術を使ったならば効きそうなものですが」
言峰「私は起源弾など知らなかったから偶然なのだが、魔力源が使い捨ての予備令呪だったために効果がほとんどなかったようだな」
凛「ほんっと悪運が強いわ、この男は」
言峰「ふふん」ニヤニヤ
切嗣死亡、からの復活9mm弾の雨あられに動きを止められる言峰。アヴァロンによる瞬時の蘇生だった。
アーチャー「近くにセイバーがいるわけでもないのに心臓の再生が間に合ったのか」
凛「自前の魔力だけで再生出来るって事は切嗣さんの魔力は士郎より相当多いわね」
言峰「それは当然だ。衛宮切嗣は銃器を武器にこそしていたが、それが魔術師として有能でないことにはならない。そのくらいはやってくれないと私も立つ瀬がない」
イリヤ「キリツグとお母様から優秀な私が生まれたんですもの。当然キリツグだって凄いに決まってるわ」エッヘン
言峰綺礼、再度切嗣と間合いを詰めようとするも、左手を撃ち抜かれる。接近戦、三倍速まで速度を上げた切嗣を捌く言峰。
士郎「言峰を褒めるのも癪だけど、三倍速を凌ぐのはもう人間辞めてるな」
アーチャー「まったくだ。サーヴァント相手でも戦えそうだな」
言峰「お褒めにあずかり光栄だな、アーチャーよ。この時は心身ともに限界以上を出せていたので、残念ながら実力とは言い難いのだが」
聖杯からあふれ出る泥。決戦の場所に流れ落ちる中、四倍速の切嗣と言峰が交錯する。
士郎「四倍速って、切嗣は大丈夫なのか、これ」
言峰「大丈夫なはずがなかろう。しかし私と奴との戦いだ。多少の無理は当然こなしている」
アーチャー「認めたくはないが、貴様は切嗣の最大の敵だからな」
言峰「親子よりも深い間柄だよ」
イリヤ「ホモ?」
バーサーカー死す。
ランスロット「あれ、もしかして王の心を一番打ちのめしているのって私だったりしますかね?」
凛「うん」
アーチャー「ああ」
士郎「どんまい」
イリヤ「この変態最低だわ」
言峰「そうかも知れぬが私はそれを許そう」ニヤニヤ
聖杯の内側。アイリスフィールと出会う。お前は誰だ。
イリヤ「アンリ・マユね。受肉した彼がシロウの殻を被ってるようにお母様の殻を被ってる」
士郎「じゃあこれもほぼアイリさんなのか?」
イリヤ「うーん。一応お母様だけど、シロウの殻ほど強くないから」
士郎「なんか俺が異常みたいないい方だな」
イリヤ「そう言ってるんだけど」
どうやって願望を叶えるのか。切嗣のとってきた手段を回答とする聖杯。多い少ないの天秤にかけ少ない人数を殺していく。矩賢を、ナタリアを、舞弥を殺しイリヤとアイリが残る。妻を蘇らせろ、娘を取り戻せと。父さんもイリヤが大好きだ。
イリヤ「」
士郎「」
言峰「……」ニヤニヤ
アーチャー「い、イリヤスフィール……」
イリヤ「……キリツグには家族を選んで欲しいけど」
士郎「でもこれは本当の家族というわけじゃ」
イリヤ「うん、わかってる。あくまでもアンリ・マユだから。それにイリヤが大好きって言ったのは嘘じゃないと思う」
凛(……意外に大人ね)
言峰「つまらん」フン
切嗣を呪うアイリスフィールも殺し、内面世界から戻ってきた切嗣。言峰も一歩遅れ戻ってくる。切嗣を愚かと断じ、アンリ・マユを生誕させると言う言峰。
凛「よくわかんないわね」
士郎「こいつの考えることがわかってたまるか」
言峰「寂しいことを言う。衛宮士郎などは方向は違えど私と近いと思うのだがな」
イリヤ「シロウをそっち側にしようとしないでほしいわね」
凛「あ、撃たれた」
士郎「言峰、なんで第五次まで生きてるんだ」
言峰「ふふっ」
聖杯まで辿り着くセイバー。立ちはだかるギルガメッシュ。我が妻となれ。
ランスロット「この期に及んでこのような戯れ言を……!」
士郎「俺たちが見た限りセイバーにこんな欲求は抱いてなかったように見えたけど、何なんだろう」
凛「そうよね」
言峰「そうでもない。あの男も存外俗なところがあるからな。第五次でもセイバーを迎えに行くと言い出して私も迷惑していた」
アーチャー「それで良かったのか悪かったのか」
言峰「おまえたちと遭遇したときは、たまたま欲を出すタイミングでは無かっただけだろう。根本的に移り気な男でもあるから後回しになることもある」
切嗣登場。セイバー、聖杯を破壊しろ。
士郎「……切嗣は正しかった。けど」
アーチャー「まあそうだな」
凛「でも一言くらいあっても良かったわよね」
ランスロット「まあ王も察しがいいとは言えませんからね」
イリヤ「さすがにこれはわたしもセイバーが可哀想だと思うわ」
言峰「いや、この慟哭は中々に芳醇だ。この場に立ち得なかったのは残念だが、今こうして見ることが出来て満足だ」
士郎「いやほんと帰れよ、おまえ」
第24話終了
では今晩はここで終わり
お休みなさい
Fate/Zero最終話
聖杯を破壊。しかし空の穴は消えずに泥の濁流が流れ落ちる。愕然とする切嗣。大災害の中を慟哭し走り回る。焼かれる街。
士郎「なんて皮肉だ。切嗣から見ると自分が壊したからあふれ出したように感じるだろうな」
アーチャー「まあ聖杯を壊したことでこれが短時間で済んだと考えた方がいいと思うがな」
言峰「この時死んでいたのが実に勿体ないと思える。すばらしい慟哭だ!」
士郎「てめえ……」
アインツベルン。怖い夢を見たイリヤスフィール。キリツグはへいきかな?ひとりぼっちで、こわい思いをしてないかな?
士郎「イリヤ……」ギュッ
イリヤ「どうしたのシロウ。痛いよ」
士郎「やさしいんだな。イリヤは」
イリヤ「そんなことないよ。この後キリツグを恨んだし。娘だからキリツグをもっと理解してあげなければいけないのにね」
凛「うんうん。イリヤスフィールは良い子だわ……」
イリヤ「凛に言われるとなんか腹立つー」プンスコ
雁夜妄想劇場。雁夜お父さん!
凛(あかん)
士郎「」
イリヤ「だから気持ち悪いって言ったでしょー」
凛「あ、はい。私もこれはちょっと無理」
士郎「こ、このときは正気じゃなかったんだよ、きっと」
イリヤ「むしろ本音だと思うけど?」
ランスロット「まったくその通りなのですが、あれでも仮の我が主で今は改心しておりますので、この件はなにとぞ忘れていただけないかと愚考する次第なのですが」
凛「前向きに善処したいと思います」
アーチャー「人は内心どう思っていようと実際には行動でしか計れないものだ。内心をどうこう言うのは酷だと思うぞ」
言峰「アーチャー、貴様も心根を暴かれる立場だからといって無理に雁夜を擁護する必要はないのだぞ。むしろ滑稽だ」ニヤニヤ
アーチャー「ぐぬっ。いや私は一般論をだな……」
蟲蔵、蟲に食われ退場する雁夜。馬鹿な人。
凛「」
士郎「」
イリヤ「桜もおっかないわよね。間桐の人間はみんな歪んでるわ」
凛「こ、このときは正気じゃなかったのよ、きっと」
士郎「とりあえず桜を怒らせないようにしよう」
凛「うん」
蘇る言峰。鼓動も無く、死んだまま動いている。勝者はギルガメッシュと言峰。この景色こそ言峰綺礼が求め欲していたモノ。ギルガメッシュ全裸。
士郎「……理解出来かねるけど、言峰、おまえ楽しそうだな」
言峰「無論だとも。ここで私が真に誕生したと言える。これほど喜ばしいことが他にあろうか」
凛「なにこの二人認め合ってるのよ。最悪のコンビ誕生だわ」
言峰「そう罵ってくれるのも愉しみの一つだがな凛」
イリヤ「マゾなの?」
凛「まさか10年も死んでたまま生きてたなんて、全く気付かなかったわ」
士郎「今も心臓無いのか?」
言峰「今回生き返った際に心臓も元に戻ってな。泥によって生かされていたのにも限界があって、どのみちこれ以上は長くは生きられなかったのだが」
アーチャー「それが奇跡による蘇生で心臓も再生し、寿命も延びたわけか。一番恩恵を受けているのは貴様のようだな」
言峰「違いない」フフン
回答を得た。しかし回答を導き出した方程式が理としてあるはずだ。問わねばならん、探さねばならん、この命を費やして。
凛「それで第五次まで暗躍してたの。なんてはた迷惑な……」
士郎「言峰、あんたは認められないが、生きる姿勢は結構好きだ。おまえにもっと他の目的があったら良かったのに」
言峰「それはこちらのセリフだ。衛宮切嗣は同じ道を選んだとしても宿敵にしかなるまいが、おまえとは同士となりえたかも知れぬのに」
イリヤ「シロウ、ホモの世界に行っちゃだめよ!」
士郎「なんでさ。そう言う意味じゃないよ!」
士郎「人が嫌がることを進んでします」
綺礼「人が嫌がることを進んでします」
確かに似てるな(錯乱)
ウェイバーのエピローグ。マッケンジー邸。旅をしようかと思う。ライダーによって散らかされた自室の痕跡を見て偲ぶ。
士郎「別れをきちんと出来たとはいえ、サーヴァントとの離別はほろ苦いものだよな。俺はセイバーときちんとお別れできなかったから……」
凛「そうよね。士郎の知らないところで消えちゃったし。ごめんね。もうちょっと私の魔力に余裕があったら消滅なんてさせなかったんだけど」
士郎「いいさ。何の差配かこうしてセイバーとも再会出来たんだし。これで良かったんだ」
アーチャー「」
言峰「まあ別れを経たのに戻ってきた者はこれはこれで気まずいと思うがな」ニヤニヤ
アーチャー「」
凛「アーチャー、まあ良いじゃ無いの。あんたは気まずいかも知れないけど私以外の人間からは出戻り()とかわかんないんだし」
アーチャー「」
凛「あんたが戻ってきたお陰でテレビの予約も出来て感謝してるし。御飯美味しいし」
士郎「どんまい」
イリヤ「よしよし」
アーチャー「」
時臣の葬送。アゾット剣を渡される凛。
凛「」
言峰「ふふふ、お前は実に愉しませてくれたぞ凛」
凛「ち、挑発には乗らないわよ。今の私は冷静なんだから」
アーチャー「神父よ、今日は何度か凛を止める側だったが、こうも間近で挑発するようならこちらにも考えがあるぞ。いくら争いに発展させたくないとはいえ貴様を速やかに始末して完全に隠蔽してしまう選択もある」
言峰「怖い怖い。しかし今はキャスターにより応報の因果を拡大した呪いが世界に満ちている。過去の咎で私を害そうとすれば相応の報いが貴様らに降りかかるぞ」
士郎「それが保険にあるから今日顔出しに来たのか」
凛「そんなの無くても来たんじゃないの。嫌がらせに命かけてるようなところあるし」
士郎「そうだな。それが高じて加減を誤ってランサーに殺されたんだし」
言峰「むっ。確かにあれは私の失策だった。今後は上手くやることにしよう」
>>201の前に数行抜けてた
士郎を発見する切嗣。士郎の独白。
アーチャー「……」
士郎「……」
カムランの丘。号泣するセイバー。
ランスロット「」
士郎「父が大変申し訳ありませんでした―――――」
アーチャー「申し訳ありませんでした―――――」
ランスロット「」
士郎「やっぱり俺のときは最初警戒されてたかな」
凛「そうね。真名を士郎にも教えてくれてなかったし」
言峰「聖杯を破壊しろなどと言った男と同じ姓ではな。場合によってはセイバーに斬られていたのではないか?」ニヤニヤ
士郎「いくらなんでもセイバーがそれはないだろう」
凛「でもこれを見た限り精神的に切羽詰まった状態でまたすぐ五次でしょう。精神的にきっついわ」
アインツベルンにイリヤを迎えに行く切嗣。しかし結界で閉ざされ辿り着くことは出来なかった。
イリヤ「うう――――――」グスッ
バーサーカー「■■■■■■■」ナデナデ
士郎「イリヤ……」
イリヤ「ぐすっ。お父さん……」
子供の頃、僕は正義の味方に憧れてた。しょうがないから俺が代わりになってやるよ。ああ―――――安心した。
ケリィはさ、どんな大人になりたいの?―――僕はね、正義の味方になりたいんだ――――
アーチャー「ここに繋がるわけか。その点は我々のルーツを追うものだったな」
士郎「ああ。切嗣が過去を悔いるのもわかった。切嗣が何を見て何を失敗したのかを見る価値はあった」
アーチャー「かの失敗を踏まえて後の者は進まねばならん。私も無駄に受肉した以上はやれることもあろう」
言峰「貴様たちと私、お互いの誕生でもあったな」
凛「遠坂家は刺身のつまだったけどね。でも色々思うところはあったからプラスかな」
ランスロット「来週の草野球では王に接待プレイしてあげようかと思いました」
イリヤ「ぐすぐす。シロウはキリツグの想いを継いだんだね」
士郎「切嗣の望んでた通りかどうかはわからないけどな」
イリヤ「正義なんてくだらないと思ってたけど、仕方無い。お姉ちゃんが許してあげる。でもやるからには他を蔑ろにしちゃ駄目なんだから」
士郎「ああ、がんばるよ」
イリヤ「じゃあもう朝だし帰ろうか!」
士郎「そうだな。切嗣も心配してるだろうし」
スレ内スピンオフFate/Zero視聴編
士郎「ほら遠坂、Fate/Zero第一話が始まるぞ」終
凛「ただいまー」
時臣「凛!遠坂の当主たるものが朝帰りなどと、父は許しませんよ!」
アーチャー「まあそういってやるな。少しばかり魔術の実験に必要な行程をこなしてきたのだ」
時臣「むっ。まあアーチャーが言うなら間違いは無いか。しかしご近所の目もある。なるべく控えるように」
凛「ごめんなさいお父様。今後気をつけます」
時臣「うむ」
凛「ところでお父様、少し悩んでることがあるので聞いていただけますか」
時臣(流石私、娘から頼られる父親だな!)「いいとも何でも聞きたまえ」
凛「質問というわけでは無いのですが、お父様が私くらいの歳にどう考えていたのか聞きたいのです」
時臣「そうだな。父母の意思を聞くというのは良い事だ。わたしもそうした覚えがあるよ」
凛「ではお父様、まだ少年だったころ、どんな大人になりたかったですか?」
時臣「うん、それはね凛――――――――」
イリヤ「キリツグ、なにやってんの?」
切嗣「ああ、イリヤに士郎か。おかえり。まあ一緒だと聞いたから許したけど、あまり夜更かしは感心しないからね」
士郎「ごめんごめん。ちょっと自分探しをしてきた」
切嗣「?」
士郎「いや、こっちの話。まあ大したことじゃ無いよ。それで何やってたんだ?じいさんが土を弄ってるなんてめずらしい」
切嗣「うん。ちょっとガーデニングをね。最近士郎のところの葛木先生と一緒にキャスターから教わってるんだ」
士郎(矩賢さんの研究みたいだな)
切嗣「士郎とイリヤに言ったことは無かったけど、僕の父、きみたちのおじいさんに当たる人は研究の一環で枯れない花を作ってたことがあった」
イリヤ(あの島の話ね)
切嗣「その研究は多大な被害を巻き起こし惨劇を起こしてしまってね。あまり思い出したくない思い出だったんだけど」
士郎「じいさんのお父さんか」
切嗣「父は魔術師らしい魔術師だったけど、家族を思いやることの出来る人だった。僕は魔術師を厭うあまり父の研究も忘れていたけど、視野を狭くしていたのは僕の狭い心だと思ってね」
切嗣「今の僕にはなにもやりたいこと、生きる目的が無い。だけどそれでいいわけもないからね。父の足跡を辿ってみることで何か見えるかと思ったんだ」
イリヤ「へえ。じゃあこれが衛宮家の魔術ってことになるのかしら」
切嗣「まだそんなレベルじゃ無いけどね。良かったらみんなでやってみるかい?」
イリヤ「うんうんやるやるー」
士郎「いいじゃないか。枯れない花なんて素晴らしいことだと思うぞ」
切嗣「まあ研究というより庭仕事の範囲だけどね。うぉっ。どうしたんだいイリヤ」
イリヤ「キリツグ、大好きだよ」
切嗣「? うん、僕もイリヤのことが大好きだよ―――――」
ここでzeroの話は終わりかな
なんというか一ヶ月もかかってしまったが
しまった
アインツベルン相談室忘れてた
まあ収まり悪いのでまたの機会かなー
ドライも過去編に突入するからそこでちょろっとケリィが出るんじゃ
切嗣「ほらアイリ、Fate0話が始まるよ!」第二部・切嗣「ほらアイリ、Fateの二期が始まるよ!」開始します
―三ヶ月後―
凛「士郎、わかってるわよね。私たちは今非常にまずい状態よ」
士郎「ああ。わかってる。あれの後半が放映されるというのは危機的状況だと言って良い」
凛「流石にみんなの家のテレビを壊してまわるというわけにもいかないわよねえ」
アーチャー「ここはひとつ皆で旅に出るという理由で冬木を離れるのはどうだ。私も口添えしよう」
凛「そうよね、あんたが一番まずいわよね。ここから後は誤解されるようなことばかりだし」
アーチャー「留学までの間、見聞を広め海外に慣れる名目で皆で一緒に長期卒業旅行ということにでもしておけばいい。私はお目付役という名目にして、日本を出たところで別れ君たちは二人でどこかで羽根を伸ばしてくるのも良いと思う」
士郎「……それはなかなか魅力的なプランだが」
凛「海外留学で入学まで暇になった新大学生がバカみたいに数ヶ月遊びまくるという悪い例に括られるのは嫌なんだけど、まあこの際仕方無いか」
士郎「おまえなんでこんなに協力的なんだ」
アーチャー「異な事を言う。私は一貫して凛のためになるよう行動しているし、聖杯戦争後はおまえたちの仲にも肯定的なのは理解出来ると思うが」
士郎「まあ、言われて見ればそう、か」
アーチャー「うむ。私もお前たちが上手く行って貰わないと困る」
凛「アーチャー……」
アーチャー「故に、今までも時臣が激昂したときに衛宮士郎をフォローしたり」
士郎「そうか……ありがとう」
アーチャー「先週凛が買ったコンドームに穴を空けたり、日々努力しているのだ」
凛「」
士郎「ふ、ふざけんな! てめえ!どういうつもりだよ!」
アーチャー「男にはやらなければいけないときがあるのだ! 守勢に回っては勝てる戦も勝てん!」
凛「そ、そりゃあ士郎と、そういうのが、その、いつかは、欲しいとは思うけど」
士郎「遠坂……」
凛「……でも時計塔で学ぼうという今にそれは無いんじゃないの、アーチャー。色々人生設計がずれるでしょう」プンスコ
アーチャー「それでは遅い場合もある! 凛、これはキミのためでもあるのだ!」
凛「遅い、ということはまさか……」
アーチャー「手遅れになってから後悔しても遅いのだ。先手必勝、それはキミにも言える言葉だと知っておけ」
士郎「? どういうことだ?」
アーチャー「「シェロ、この子は貴方と私の愛の結晶ですわ」「せんぱい、お医者さまがもう四ヶ月だって……」(白目)」ブルブル
凛「あんたの女性遍歴はともかく、油断は禁物というわけね。わかったわ。旅行に行く方向で事を進めましょう」ギロリ
士郎「いや、遠坂さん。僕はまだ何も悪いことしてないと思うので……」
アーチャー「衛宮家のほうでも親の了解を得られるようにセイバーに話をしてある。遠坂家は私が何とか説得しよう」
士郎「とりあえず、こういうときは頼りになるな……」
―――――――――――――――――――――――
セイバーオルタ「ということのようだぞ、切嗣」
凛「まさかセイバーに密告されるとは思わなかったわ……」
切嗣「まあ僕は卒業旅行くらい反対じゃないけど、嘘をついてどうこうするのは感心しないね」
時臣「まったく、遠坂の娘ともあろうものがはしたないことを。先祖に申し訳立たぬ」
アーチャー「」
>>240
なるほど、無銘のあの「甘い体験が無い」発言は周りが修羅場過ぎたせいでそれどころじゃなかったという事かw?
>>240
なるほど、無銘のあの「甘い体験が無い」発言は周りが修羅場過ぎたせいでそれどころじゃなかったという事かw?
sage忘れた上に連投すいません
>>227
どうせ、また切嗣だけ顔が映らない。
オルタ「シロウと凛が旅行に行くのは構わぬが、アーチャーを今逃すわけにはいかぬのだ。凛、アーチャーを味方に事を進めたことを呪うがいい」
士郎「なんでこんなに怒ってるんだよ。アーチャーおまえ何かやったのか?」
アーチャー「ふん。草野球で負けた腹いせか。見下げ果てたぞセイバー」
凛「そういえばランスロットさんと一緒に草野球やったんだっけ」
アーチャー「投影した一流選手のバットとボールで憑依経験したくらいでグチグチと……」
凛「それはあんたが悪い」
言峰「ではアーチャーの身柄は放映まで責任を持って預かろう」ニヤニヤ
カレン「マグダラの聖骸布で確りと拘束しますのでご心配なく」ニヤニヤ
時臣「うむ。凛、私も木石では無いのだ、未婚の男女が二人きりというのは駄目だが、卒業旅行くらいはかまわないとも」
切嗣「そうだね。高校卒業の記念なんだし、学校のお友達でも誘って遊びに行ってきたらいい」
凛(まあその辺が落としどころか。進学組のスケジュールを考えると放映前には戻ってこないといけない、か)
士郎(そうだな。放映の方は旅行以外で対策しよう。とりあえずアーチャーを生け贄にしてこの件は終わりにするべきだ)
アーチャー(わたしを見捨てるつもりか!)モガモガ
凛(ごめん。貴方の犠牲は無駄にしないわ)
―――――――――――――――――――――
―四月―
切嗣「こんばんわ」
葵「いらっしゃい、衛宮さん。こちらにいらっしゃるのは初めてですね」
時臣「この男を家に入れるのも癪だが、まあ貧乏魔術師に寛大なところを見せるのもセカンドオーナーの度量というものだ、入って良いぞ」
切嗣「この野郎……まあ聖杯戦争中にお邪魔したから初めてでは無いのですがね。お邪魔します」
時臣「なんだと?」
切嗣「その時はおまえが既に殺された後だったから行き違いになってしまってね。いやあ残念だったよ」
アイリ「もう、切嗣。将来的には親戚付き合いするんだから」
言峰「おまたせした。今晩のメインディッシュも連れてきたのでご安心を」ニヤニヤ
時臣「綺礼か。まあ上がってくれ」
アーチャー「」ムームー
葵「では揃いましたしテレビ付けますね」ポチッ
切嗣「ほらアイリ、Fateの二期が始まるよ」
では今晩はここまでで
本当は前スレでここまでやるつもりだったんですが中々上手いこと行かないものですね
お休みなさい
まあ葵さんは四次の年齢でいいんじゃないかなと思ってる
ご都合主義だし
帰宅する士郎。
士郎『10年前の記憶、親父だった男の言葉、自分が最初から間違いだったとしても、この道に間違いは無い。
士郎『あの出来事を、ただの悲しい過去にしないために、正義の味方になろうと思った。誰もが幸福な時間、誰もが涙しないという理想を10年前から抱いてきた』
切嗣「士郎……」
言峰「なるほど、確かに衛宮士郎はお前の息子と言えるな。血は繋がらずともだ」
士郎『なら、やるべきことは最初から決まっていた。マスターになったから戦ったんじゃ無い』
士郎『自分に出来ることだから、やらなくてはいけないことだと信じたから戦うと決めたんだ』
言峰「しかし動機を同じくしていても内面はお前とはかけ離れていると思わぬか?」
切嗣「……そうかもな。しかし士郎は僕よりも強い子だ」
言峰「違いない。それが幸福かどうかはともかく、だがな」
士郎『遠坂……』
赤い宝石を握りしめる士郎、そして新OPへ。
時臣「おっ、アーチャーが主役のような映像だな。これは遠坂陣営に主役が移ってしまったか。残念だったなあ、衛宮切嗣」ニヤニヤ
言峰「」ブフォッ
時臣「いやあ士郎くんの活躍も良かったが真打ちはどうあがいても表に出てしまうものなのだな」ドヤッ
切嗣(ふふっ。遠坂め。士郎とアーチャーでダブル衛宮なのに、アホ面晒して家自慢とは実に滑稽な男だな)ドヤッ
言峰「主役のアーチャーに猿ぐつわをしたままでは何かと宜しくないでしょうな我が師よ」
時臣「おっと、その通りだな」ガチャガチャ
アーチャー「ぶふぁっ。待ってくれ、今日は凛と衛宮士郎はどうした?」
言峰「実は教会のほうに顛末の報告の用事があったのだが、私では前科があって信用ならんということで父と衛宮士郎、そして凛が報告に行っている。つまり欠席だ」ニヤニヤ
アーチャー(私を擁護出来る人間を切り離したか。これは非常に危うい状態だ)ダラダラ
時臣「ところでギルガメッシュと一緒に映っていた肉の塊はなんだ?かの王の宝具か?」
言峰「縛っている鎖は奴の宝具ですな。肉に関しては私も聖杯戦争中に見ていないのでなんとも」
セイバーのお色気シーン。
キャスター『健気なこと。いくら貴方が拒み続けたとしてもサーヴァントとして作られた身体は抗えない。令呪が少しずつ浸食しているのがわかるでしょう』
時臣「キャスターもこうして見ると随分サディストだな」
言峰「悪人ぶっているだけに見えますがね」
切嗣「まあ悪行は自分を追い込む意味もあるんだろうさ」
言峰「しかし衛宮切嗣よ。今日はセイバーを連れてこなかったのか」
切嗣「これを予期していたんだろう。気まずいと思うので今日は遠慮すると言われたよ。まあセイバーの状況がなんとかなるまでは来ないだろう」
アイリ「こんなに可愛いのに……」
言峰「先ずは奥方の感性をなんとかしたほうが良いと思うが」
葛木『そんな指示を出した覚えは無いが』
キャスター『私の独断です、マスター。聖杯の器を手に入れるために教会を襲いました。管理役である神父は仕留めましたが聖杯の行方は不明です』
葛木『帰還しなかったのは、聖杯が見付からなかったからだな』
時臣「良い線を行っていたのに惜しいものだな」
切嗣「まあ突き止めていてもアインツベルン城に攻め込めるとは思えないがね」
時臣「しかし綺礼、きみは始末されたように言われているが、どうだったのだね」
言峰「まあ聖杯戦争中に死んだのは確かです」
切嗣「こいつに限っては死にそうに無いが、別にさっさと死んでくれてもいい。キャスターを応援したいくらいだ」
時臣「それについては同感だ」
すみません短いですが明日も仕事なのでもう寝ます
お休みなさい
夢で見るアーチャーの記憶。
凛『その夢の正体に、いつ気がついたのだろう。それが、ある英雄の心象風景なのだと……数多くの英霊、サーヴァント……その中でも別枠の守護者と呼ばれる安全装置』
凛『彼らはあらゆる時代に召喚され人の世の破滅を防ぐ。いや、正しくは人間の手による自滅だけを抑止する』
凛『人々を救うために呼び出されたのに、救うより先に人間がしでかした不始末を押しつけられた』
凛『それを空しいと思い、人の世を侮蔑するようになるまで、そう回数はいらない・・・そいつは結局、死んだ後でさえ理想に裏切られ続けたんだ』
時臣「英雄になるというのも辛い道なのだな。求道的な生き様には尊敬の念を抱かずにはおれないが、キミほどの男でも守護者というのは耐えがたいものなのか」
切嗣「アーチャー……」
アーチャー「……やめてくれ。そんな同情の目で見られるのは私の本意ではない」
アーチャー『凛、鮮やかな人間というものは人より眩しいものを言う。そう言った手合いにはな、歯を食いしばる時などないのだよ』
アーチャー『そして君は間違いなくその手合いだ。遠坂凛は最後まであっさりと自分の道を信じられる』
凛『じゃあ、あなたは?最後まで自分が正しいって信じられる?』
アーチャー『いや、申し訳ないがその質問は無意味だな』
凛『どうしてよ?』
アーチャー『忘れたのかマスター。私の最後はとうの昔に終わっている』
切嗣「アーチャーは自虐的だな。他意は無いのだろうけど、マスターを持ち上げて自分を卑下するのはマスターもかえって気まずいんじゃないか」
時臣「他意は無いと言われても、どうも凛を口説いているようにしか……」イライラ
アーチャー(なんてめんどくさい男だ)
言峰「しかし師よ、アーチャーは若く見えますが精神は初老のくたびれたサラリーマン。凛に対する発言も娘に対する父親のような感情でしょう」
アーチャー(ナイスフォローだ、言峰綺礼!)「うむ。サーヴァントとして年若きマスターに敬意を示すとこのように親戚の子供の将来を思うような言葉になる」
切嗣「僕は娘あいてではこう褒められないから、ちょっとわからないな」
言峰「アーチャーの対応はまともなほうだ。私も娘の扱いには困っている」
切嗣「まあカレンちゃんは中々難物のようだし気持ちはわからんでもない」
時臣「ははっ。おまえたちのような碌でもない父親組は大変だな。私には到底わからない悩みだよ」
アーチャー「まあ重ねて言うが凛は自分の道を信じられる人間だからな」
言峰「ぶふっ。なに、師は自分の道を最期まで貫いて疑問も抱かぬ人間だからな」
切嗣「いいなあ遠坂は悩み事とか無さそうで」
教会の中庭。言峰綺礼が流したと思われる血痕を発見する。
凛『監督役を襲うなんて、派手なことやってくれちゃって。ま、綺礼もそれくらいは覚悟してたでしょう』
切嗣「死んだと思われてはいないと思うが、それなりに心配してくれているんじゃないか言峰」
時臣「凛は優しい子だからな」
言峰「いや、確かに凛は私を疎ましく思いながらも後見人に対する思いやりを最期まで無くしませんでしたよ。これも父親の薫陶あってのものでしょう」ニヤニヤ
アーチャー『凛、もう一度聞くが、』
凛『なあに?まだ気にしてるの?キャスターの相手は私がするわ。下手に近づくと、あんたまで契約破りをくらいかねないから』
凛『そんなわけで、あなたはマスターである葛木をお願い』
アーチャー『私があの男の相手をするのは構わない。だが、魔術師ではキャスターに敵わないとわかっているのか?』
凛『安心して。勝ち目も無いことは言い出さないわ。私に任せて、アーチャー』
アーチャー『わかった。きみを信用しよう』
切嗣「? ちょっと意味がわからないな。これは自殺行為だ」
言峰「なに。凛は父親の薫陶よろしく自分に自信を持っていますから。まあ見積もりが甘いところも父親譲りのようで、親子そっくりで実に羨ましい」
時臣「綺礼、厭味はもういい。アーチャー、こんなときこそ止めるのがサーヴァントの役目では無いのかね!」
アーチャー「だから私も止めているだろう。しかし任せてとまで言われたらどうしようもない。忠実な下僕としてはな」
言峰「忠実な下僕」ブフォッ
凛『さあ、行くわよ。キャスターは必ずここで倒すそうすればセイバーだってもとに戻って士郎と契約をし直せるでしょう?』
その一言を聞いて足を止めるアーチャー。
切嗣(アーチャーは士郎を排除したがっている。そこにこれは良くない発言だ。凛ちゃんの方針に逆らってセイバーを巻き添えにしかねない)
アーチャー()ダラダラ
言峰「これは良くないな。いくら同盟を組んでいたとは言え、他のマスターにサーヴァントを戻してやろうなどと。やはり凛は衛宮士郎に貢いでいると言ってもいい」
時臣「なに?」
言峰「駄目な男に入れ込んで破滅するタイプだ、と言ったのです師よ」
切嗣「そ、そんなことは無いさ。聖杯戦争のマスターたるものは正々堂々、後ろ暗くないよう戦うものだしね!」
言峰「なに、そう悪くとることもない。凛を動かして結果をたぐり寄せるところなど、女のヒモとして大成する素質があるぞ貴様の息子は」
切嗣「」
言峰「ああ、そういえば貴様も奥方のヒモ同然でアインツベルンに養われていたのだったな。まさにお前の息子だよ」
切嗣「」
時臣「……やはり衛宮士郎を婿に考えるのは良くないかも知れんな」
アーチャー「」
キャスターVS凛の魔術戦。
キャスター『目くらまし?』
凛『まずはそこから引きずり下ろす!』
走り寄る葛木。
凛『アーチャー!』
吹き飛ばされる凛。
凛『ちょっ!……アーチャー』
時臣「」
切嗣「」
アーチャー「」ダラダラ
凛『どう言うつもり。アーチャー』
アーチャー『さて、彼女をここで倒すのは理想論だと思ってね。逃げるだけならば彼女は当代一だ。なにしろ逃亡の為に実の弟すら八つ裂きにする女だからな』
キャスター『知ったような口を聞くのね。貴方には私の正体が分かっていて?』
アーチャー『龍の歯を依代とした使い魔はコルキス王の魔術と聞く。その娘、王女メディアは稀代の魔女と謳われたそうだが?』
士郎『まさか、あいつ!』
アーチャー『さて、キャスターよ。一つ尋ねるが、お前の許容量にまだ空きはあるのだろうな?』
時臣「こ、これはどういうことかな?アーチャー」(#^ω^)ピキピキ
アーチャー「」ダラダラ
言峰「ふふふ。沈黙は美徳だな。アーチャーよ」
アイリ「ほら、切嗣!」
切嗣(うっ。これはどうやってフォローすればいいんだ!)ダラダラ
キャスター『わたしは裏切り者を信用しない』
アーチャー『確かにな。私は私のためにお前に下るだけだ。そこに信頼も忠誠もない。だがサーヴァントとは、もとからそういうものではないか?』
キャスター『ふん。いいでしょう。あなた一人を御し得ないようでは、私の器も知れるというもの。あなたの思惑に嵌ってあげましょう』
令呪を失う凛。
時臣「ああ!裏切ったとわかった瞬間に令呪を使っていれば!」
言峰「凛は父親似ですな。咄嗟の出来事に対応出来ずにあっさりと期を逃してしまうところなど特に」ニヤニヤ
時臣「」
士郎『遠坂!』
飛び出してくる士郎。
士郎『トレース、オン!』
葛木を押し返す。
時臣「おお!」
言峰「これはなかなか師の評価も上がって良かったではないか衛宮切嗣」
切嗣(胃が痛い)キリキリ
凛『馬鹿士郎!あんた、なんだって……』
キャスター『そこまでのようね、あなたの乱入には驚いたけど……結果は変わらないわ。ここでお仕舞いにしてあげる』
アーチャー『いや。まてキャスター。お前の軍門に下るには一つだけ条件を付けたい』
キャスター『条件ですって?』
アーチャー『無抵抗で自由を差し出したのだ。その代償としてこの場では奴らを見逃してやれ』
キャスター『言動の割には甘いのね、あなた』
切嗣「ほら、こんな負けそうな展開からマスターを逃がす為にアーチャーが一芝居打ったということだな!なかなか策士じゃないか!」ダラダラ
言峰「そうだろうか。単に言葉通りに裏切って直ぐ殺させたのでは気分が悪いだけではないか? みたところアーチャーも偽善が好きそうだ」
アーチャー「」ダラダラ
切嗣「」ダラダラ
言峰「どうした衛宮切嗣。どうして我が事のように焦っているのだ。顔色が悪いぞ」ニヤニヤ
切嗣「アーチャー、言い訳したくないのはわかるが、勘違いで相手に恥をかかせてしまうこともある。生かすためにあえて降ったのなら説明すべきだ」
アーチャー「……いや、わたしは――――」
言峰「うむ。みっともなく釈明するのもこれはこれで」
アーチャー「」
時臣「そう言ってもな。仮に裏切ったふりだったとして、そもそもそういうのは信頼関係あってのものだろう」
凛『行きましょう。今はあいつの言うとおりよ』
アーチャー『恨むのなら筋違いだぞ。凛。マスターとしてこの女が優れていただけの話だ。私は強い方を取る』
凛『そうね、けど後悔するわよ。私は絶対に降りない。いい、キャスターを倒してアンタを取り戻す。その時になって謝っても許さないんだから』
時臣「ほら、明らかに信頼されてない!」
アーチャー「」
時臣「どちらかというと、こいつならやるかも知れないという信頼感があったからすんなりと裏切ったと思われている」
切嗣「……しかし、敵を騙すにはまず味方からという言葉もある。これは上手くやったゆえの反応だと」ダラダラ
言峰「衛宮切嗣、貴様がアーチャーの立場だったらこうしていたか? もちろんアーチャーのような下策は使わないと私は思っているが」
アーチャー「」ダラダラ
切嗣(僕だったら普通にマスターを捨てるが、気にしていると思しきアーチャーを否定するような事は言えない)ダラダラ
時臣「いや、もういい。裏は全て読めた」
言峰「!?」
時臣「アーチャーの正体にはずっと悩んでいた……一時は私自身ではないかとも思ったが、このような戦略は私ではありえない」
時臣「宝石がキーかとも思ったが、凛が持っている以上は聖杯戦争参加者にとって比較的入手は容易なのでこれは除外する」
言峰(駄目だぞ言峰綺礼、ここで笑ってはいけない)ブルブル
時臣「先ほどの綺礼の発言でやっと気付いた。アーチャー、おまえの真名はエミヤ。英霊エミヤだ!」
アーチャー「」
言峰(時臣師とは思えぬ思考展開、どういうことだ)ビクッ
時臣「並行世界の貴様だな、衛宮切嗣!」
言峰「」ブフォッ
時臣「もとよりおかしいとは思っていたのだ。衛宮士郎に対し苛立っているようには見えるが、ことあるごとに助言したり息子を教育していると言っても良い」
アーチャー「い、いやそれは違……」ムゴッ
言峰「余計なことを言うなアーチャー。さあ、師よ続きをどうぞ」ブルブル
時臣「息子を魔術の道に進ませたくなかったという衛宮切嗣。アーチャーが衛宮士郎に辛く当たるのも魔術から遠ざけたい意図からだろう」
言峰(意外に結構見ているな)
切嗣「いや、まあ僕の方針は確かにそうだったが」
時臣「そして先ほどの裏切りのシーンで隠れている衛宮士郎を一目見て確認してから裏切っている。これは凛が衛宮士郎によって助けられる展開まで織り込み済みということだ」
切嗣「そんな馬鹿な妄想を……おい言峰、おまえの師匠は頭おかしいのか?」
時臣「つまりアーチャーは一見衛宮士郎を疎んじているように見えるが、愛情ゆえの行動で、途中からは凛と衛宮士郎を結婚させるために動いていた!」
アーチャー「」モゴモゴ
切嗣「」
言峰「まあ真名あたりの結論は大体あってますな。見事な推理でした師よ」ブルブル
時臣「やはりそうか」ドヤッ
葵(そうなの?)
アイリ(違うわよ)
葵(あ、やっぱり)
切嗣「馬鹿か。僕がアーチャーなら士郎を背中から斬ったりするわけないだろ」
アーチャー(その件は大変申し訳ありませんでした)ビクッ
言峰「滅多なことを言うな衛宮切嗣。アーチャーが気にするぞ」ニヤニヤ
切嗣「い、いやアーチャーを責めているわけではないんだ」
すんません詰まったので今日は終わります
お休みなさい
ちょっと間を空けるとイマイチ上手いこと続きが出てこない。なので間桐パートのほうから迂回して進めます。
本日の間桐家第二期
桜「兄さん、今日も家に閉じこもっていたんですか」
慎二「仕方ねえだろ。こっちはまだ眉毛生えて無いんだからよー」
桜「でも兄さんの自業自得ですよね」
慎二「なんでお前の眉毛剃ったくらいでこんな目に……」
桜「キャスターさんの呪いはあくまで因果応報ですから、悪いことをした重さが返ってきてるだけなら馬鹿なことしなければいいじゃないですか」
慎二「つってもあの魔女ババアの主観じゃないかよ。なんだよ毛が生えない期間三ヶ月とか。僕だけ量刑重くねえ?」
桜「ほら、お爺さまだってアインツベルンのお爺さんの首を折った為にずっと腰痛治らないじゃないですか」
慎二「しらねえよ! 年寄りの腰痛じゃ呪いかどうかも怪しいと思うね」
桜「まあ、そろそろ治りますよ。ほら、もう時間ですから……」
慎二「ああ、あれの時間か。今日はリビングでいいだろ」
桜「せっかくリフォームしたことですし、地下のオーディオルーム使いましょうよ」
慎二「泣いて蟲の命乞いするジジイをシカトしてお前が全滅させた蟲蔵跡か。あそこ陰気だから行きたく無いんだよな」
ライダー「そんなことないですよ、シンジ。あそこは今や私の神殿、快適な空間にコーディネイト済みです」
慎二「そりゃあ、おまえずっとあそこで銀英伝見てるからな。」
桜「まあ、せっかく映画とか見れるように作ったんですからライダーが使ってくれるだけでも……」
ライダー「では行きましょうサクラ、そろそろFate二期が始まりますよ」
慎二「まあいいけど、おじさんは?」
ライダー「カリヤなら先ほどゾウケンとプロ野球開幕の件で喧嘩してましたよ」
慎二「おーいおじさーんもう始まっちまうぜー」
雁夜「いいんだ、放って置いてくれよ」
臓硯「慎二か。雁夜はの、10年で野球界が様変わりしてしまった現実に耐えられなかったのよ。間桐は代々巨人ファン、全てを受け入れなければいけないというのに」
慎二「そんな習わしねえよ。呆けたせいで変な勘違いがジジイの中の真実になってんのかね」
桜「えっ? 昔から夕飯後は巨人の試合見てましたよ」
慎二「なにそれ!僕呼ばれたこと無いんだけど!」
臓硯「野球を見ないからお前は間桐の家を継げなかったんじゃ」
慎二「衝撃の事実だよ!嘘だろ!」
雁夜「……それが本当なんだよ」
臓硯「貴様、10年経って少し選手が替わったくらいで何だ。それだからすぐに魔術からも逃げ出したりするのだ」
雁夜「魔術関係ないだろ!そもそも俺が見てた巨人のクリンナップはグラッデン川相松井落合岡崎コトーなんだよ!三本柱も無くなってるし何を見ろっていうんだ!」
慎二「くだらねえ。もう野球の時代は終わったんだよ。もういいからテレビ付けちまおう」ポチ
雁夜「俺がいない間に堀内が監督になってクビになってるし、落合は中日の監督やってるし、もう何の希望も無い!」
臓硯「堀内は忘れるんじゃ。長島のように名選手=名監督とはいかないんじゃよ」
雁夜「うっせー!長嶋信者は黙ってろ!」
桜「二人とも夜なのに煩いですよ」
雁夜「あ、はい」
士郎の帰宅からOP 慎二の肉塊が映る。
慎二「うげっ。嫌なもん見た……」
桜「?」
雁夜「自分の時は聖杯が降りるところまで持たなかったからね。これだけの奇跡を起こした聖杯にちょっと興味はあるんだ」
慎二「いや、そんな良い物じゃないから」
間桐パートはサブなんでダイジェストでさくっとやります
セイバー拘束シーン。
慎二「うーん。お色気シーンではあるけどあまり羨ましく無いな。根本的にさあ、みんな色気が足りないと思うんだよね。ババアとかガキとか。こいつに至っては大女だし」
ライダー「……」(#^ω^)ピキピキ
凛の回想、アーチャーのやさぐれ物語。
臓硯「ううむ。他人のような気はせんのう」
雁夜「いや、全然ほど遠いから」
慎二「ジジイの「昔は正義目指してました」って設定まだ続いてんの?」
桜「どうも本気でそうだったことになってるみたいですよ。お爺さまの中では」
教会突入。アーチャーの裏切り。
桜「ええー!? 酷いです。アーチャーさんってこんな人だったんですか」
慎二「ああ、うん。まあね」
桜「それで兄さん、結局アーチャーさんって誰なんですか?」
慎二(やっぱ気付いてないか)「やっぱりお前はグズだなあ。そんなだから駄目なんだよ」
桜「な、なんですかいきなり」
今日はここまで
明日は休みなのでもうちょっと進められると思います
お休みなさい
有名な3秒ルートな
虎「結婚しよー」
士「おk」
で終わるからルートのせられないんだよな
Pixivにあった藤姉ルートの漫画はよっかたわ
凛のピンチに助けに入る士郎。双剣で葛木を止める。
雁夜「すごいなあ士郎くんは。凛ちゃんを守って」
慎二「ふん。まあ衛宮ならこれくらいは」
臓硯(衛宮の小せがれか。こやつがアーチャーじゃったのう)
雁夜「まるでアーチャーの代わりのよう……あっ」
桜「?」
雁夜(ちょっとまだ直結しないけど、映画のようなものと考えれば、重ね合わせた演出はアーチャーが士郎くんという暗示だよな)
臓硯(まだ知らないほうが面白そうじゃから、桜には黙っておくかのう)
凛を泣かす士郎。
雁夜「そうか!俺に足りないのはこういうところか!」
臓硯「いや、おぬしが同じ事を……いやなんでもないわい」
雁夜「はっきり言えよ!」
慎二「おじさんが同じ事をしても胡散臭いからね。こういうのはやって様になる人間とそうでないのがいるんだから、現実を見なよ」
桜「先輩はかっこいいですけど、ここで泣くのはちょっと卑怯だと思いませんか!兄さん!」
慎二「ここでそういう感想が出てくるところが駄目なんだと思うぞ。まあ遠坂ぶっ殺すとか言わないだけまともなほうだけど、他に言う事無いのかよ」
桜「うーん。……私もせんぱいに「泣いて良いんだぞ」とか言われて見たいです?」
背中合わせ。ペンダント。
桜「えっ?えっ?」
雁夜「あー、やっぱり」
俺、ほんとに遠坂のこと好きだぞ
桜「」
雁夜「桜ちゃん、いや、なんと言ったらいいか……」
ライダー「サクラ、何を耄けているのですか!」
桜「でも先輩は既に姉さんを」
ライダー「何を言っているのです。サクラは既に毎日衛宮家の朝食を作っていたでしょう!ギリシャではそれを一ヶ月続けた時点で結婚したと認められます※。貴方はリンより先に結婚してるも同然!優先権はサクラにあるのです!」※そんな風習はありません
慎二「じゃあ寝取られたってわけだ」
桜「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
雁夜「慎二くん、こういうときは言葉を選んでくれよ」
ライダー「サクラ、リンに可能だったことが貴方に不可能だと思いますか?」
桜「えっ?」
ライダー「奪われたのなら奪い返せば良いのです。男を盗む程度、銀河を征服するよりはたやすいこと」
慎二「なあおじさん、僕たまに思うんだけどライダーが一番桜に悪い影響与えてるんじゃないかなあ」
雁夜「駄目だ慎二くん、それはこれ以上考えてはいけない」
桜「わかったわ、ライダー。そうね、こうなったら私も時計塔に行きます!」
慎二「えっ?いや、やめろよ!。お前が来たら「間桐くんって妹さんに当主の座奪われたんでしょ」とか言われるだろ!迷惑だから来んな!」
臓硯「慎二、おぬしの資質程度ではどのみち馬鹿にされるから影響は無いわい」
慎二「」
臓硯「なに、桜がそのつもりならかまわん。協会のほうに手続きしておこう」
桜「……いいんですか?」
臓硯「なに、もう悲願は九割方遂げた。後は儂一人で出来るからのう。間桐の家はおぬしが好きなようにするといい」
桜「……おじいさま……」
臓硯「遠坂の娘と張り合ってこい。なんだったら衛宮の家に嫁入りしてしまってもかまわんぞ」
桜「でも、そんなことしたら間桐の家は……」
慎二「気にすんなよ。お前が要らないって言うなら、仕方無いから僕が」
臓硯「間桐の次の当主はお前の子供にでも継がせればよい。当主不在の間の面倒くらいは儂が引き受けるとも」
慎二「」
雁夜「物わかりが良すぎてなんか気持ち悪いな。何か裏でもあるんじゃないのか」
臓硯「慎二が子を成しても野球見ないじゃろうしのう。桜の子が巨人ファンになるのなら何も文句は無い」
慎二「野球はもういいっつーの!」
遠坂邸パートに帰還
凛『傷も治ってないのに投影?そんなの悪化するのは当然じゃない!だっていうのに辛くないですって?あぁもうどうかしてる』
士郎『だって、遠坂のほうがつらいだろう。だから戻ろう。家に帰れば弱音を吐いてもいいんだから』
涙を流す凛。
凛『信じられない。男の子に泣かされた』
士郎『と、遠坂、手……』
凛『うるさい。責任とれ、バカ』
時臣「……まあ衛宮切嗣もその気というなら仕方無いか。わかった、凛たちの仲を認めよう」
葵「ちょっと誤解がありそうですけど、それは凛も喜ぶでしょう」フフッ
時臣「私とて娘の幸せを一番に思っているさ」
葵「凛が泣くところを見られるとは思いませんでしたからね」
時臣「うむ。これは責任を取って貰わねばな」
切嗣「色々と誤解があるようだが、まあその件に関してはそれでいいんじゃないか」
言峰(上手く纏まりそうで残念)
士郎『あぁ、ホントはただの後付けだ。白状すると、ずっと前から遠坂凛ってやつに憧れてた。で、困ったコトにいざ話してみたら余計好きになっちまった。だ
から、気が付けば何も考えずに飛び降りてただけだ』
凛『アンタね!考えなしに思ったこと口にしてると、どこかしらで誤解を招くんだからっ!』
士郎『俺、ほんとに遠坂のこと好きだぞ!』
凛『バカ!この大バカ!』
背中に抱きつく凛。
凛『助けてくれてありがとう。その、すっごく助かった』
葵「ふふふ。これはこれは、どうしましょうか」
アイリ「もう婚約ってことでいいんじゃないの?」
時臣「こうもはっきり告白するとはな。思っていたより腹は据わっているようだ。それも良かろう」
切嗣「本人不在に進めてしまうのも何だとは思うが」
時臣「あ、今桜が絶叫したような気がした!」
葵「うーん。桜も士郎くんのことが好きなんですよね」
時臣「……しかし桜の可能性は無さそうだしな」
切嗣「僕としては士郎のお嫁さんが誰でも構わないとは思ってるけど。遠坂、おまえは彼女をどう思っている?」
時臣「いや、どうと聞かれてもな。魔術師として養子に出したからには魔術師として満足の行く人生を送って欲しいと思っているよ」
切嗣「しかし桜ちゃんは聖杯戦争にも参加しなかった。魔術師としての人生を最優先にしているとは思えないが」
時臣「……私の願望と娘の願望は違う。昔の私なら魔術師として生きるべきだと思ったはずだが、今は思うところはある」
葵「……」
言峰「これは師とは思えぬお言葉ですな。一体何があったというのか」
切嗣「そりゃあお前に殺されたからじゃないのか?」
時臣「姉妹で聖杯を取り合うというのも名誉だと思った時もあった、しかし今は聖杯戦争に参加して死ぬよりは生きていて欲しい」
葵「そうですね。私もそう思います」
―――――――――――――――――――――
切嗣「ではそろそろお暇しようか、アイリ」
時臣「まあ待て、衛宮切嗣。含むところが有るわけでは無いのだがね。正体が割れたからには一応アーチャーはそちらで引き取って貰えないだろうか」
アーチャー「」
切嗣「だから正体は僕では無いんだが……まあいい。良い機会だからこちらで引き取ることにしよう」
アーチャー「いやそれはちょっと……私を拘束している聖骸布はカレン・オルテンシアの持ち物でもある。とりあえずほどいてみるべきではないかね」
言峰(アーチャーも必死だな)「いや、それは心配無い。うちのシスターより暫く貸し与える承諾を得ている」
切嗣「随分と手回しがいいな」
言峰「あの者もアーチャーを気に入っていたようでな。何かと便宜を計る気になったということだ」
言峰「しかし意外でした。時臣師はもっと激昂してアーチャーに殴りかかるものかと期待していたのですが」ガッカリ
時臣(#^ω^)ピキピキ「私は衛宮切嗣のように浅薄な男ではないということだよ、綺礼」
言峰「ぷぷっ。そう言えば息子が斬られたのを見て反射的に暴力行為に至った愚物もおりましたな(笑)」
切嗣「」
アーチャー「」ダラダラ
アイリ「それでは私たちはこの辺で……」
葵「また遊びにいらしてね」
―――――――――――――――――――――
切嗣「ただいまー」
アイリ「今帰ったわよー」
イリヤ「おかえりー」
切嗣「イリヤ、お土産のアーチャーだよ」
アーチャー「」
イリヤ「わあい。ふふふ、いらっしゃいシロウ。やっぱりあなたは私の元に来る運命なのよ」
アーチャー「」ダラダラ
第13話終了
とりあえずスレタイの二期に入れたので今後はまただらだらと幕間入れてのんびりやろうと思います
次はちょっと書いてた未完成の合コン話とかかな
今日はここまで
お休みなさい
アーチャー「というわけで時計塔に留学しようというキミたちのためのビギナー向け魔術講義を行う。こちらは助手のセラ」
セラ「まってください、アーチャー」
アーチャー「なんだね?」
セラ「魔術の技量においては遙かに私の方が上なのに助手というのはどういうことなのか説明を」
アーチャー「……」
――――――――――――――――――――
アーチャー「というわけで時計塔に留学しようというキミたちのためのビギナー向け魔術講義を行う。こちらは先生のセラ。私が助手のアーチャーだ」ガックリ
慎二「ちょっと待てよ。そもそもなんで学校に入学する前に教わるんだよ。学校で教わるもんじゃねえの?」
アーチャー「まあ色々と時計塔は問題のあるところでな。キミたちが向こうで予め覚えておけば良かったと思うことになる事柄についてだ」
セイバー「シロウたちはともかく何故私がこのような講義を受けねばならないのですか、アーチャー」
アーチャー「それはなセイバー、きみもロンドンについていくと聞いたからだ。第一に食事の件もあるのだが、きみは学業が忙しい者どもに食事も全て任せるつもりではなかろうな」
セイバー「えっ?」
慎二「おいこのサーヴァント、ナチュラルにマスターを飯使い扱いしてるぞ」
アーチャー「ぶっちゃけロンドンで食事をするのは辛い。いや美味い店もあるが、留学したばかりの日本人にはわからん」
セイバー「ほっ。そうですよね。流石に現代ではブリテンの料理も美味しいと」
アーチャー「問題は不味い飯を食う場合だ。よって食事に対する変化の魔術を覚えて貰う。料理に味を加えたり抜いたりすればどんなものでも食える」
士郎「なるほど。必要に迫られたものなら魔術の上達になりそうだな。でも塩気を抜いたりするのはわかるが加えるのはどうするんだ?何も無いところから味を加えるのは組成を知っていないと難しいんじゃないかと思う」
セラ「ポケットに入るサイズの調味料セットでも持ち歩けば、それをアポートの要領で加えることができます。今日はまずそこからです」
慎二「でも僕は全部レストランで済ませられるくらい余裕あるから要らないと思うけど」
アーチャー「イギリスで昔偉い人が言った格言をキミたちに送ろう。「人の味覚は千差万別、芋をすりつぶしただけの食事も美味いと出されたら食べるしかない。かくなる上は、たとえ王でも自分で料理を出来るようになっておくべきだ」権力者でも率先して料理しようという素晴らしい話だ。だから君らも食事くらいは……」
セイバー「すみません。それは多分わたしが言った発言だと思います」
アーチャー「……」
士郎「……」
セイバー「……結局忙しくて料理を覚える時間がとれなかったんですよ!」
アーチャー「では次に性行為の後始末に関してのことを説明する」
士郎「おい、セイバーも居るのに……」
セイバー「シロウ、私も妻帯者でしたので心得くらいあります。気にしないで先に進めてください」
セラ「これは別にいやらしい話をしているわけではありません。魔術師同士の足の引っ張り合い。性的な罠は最もメジャーなものなのです」
アーチャー「だから、ある日「この子は貴方の子よ」などと言われぬようにだな……」
慎二「それっておまえが下半身だらしないだけじゃないの?」
士郎「そうだ。お前はこの前も生前の女性遍歴を仄めかしていただろ。自慢したいのかも知れないが、俺にしわ寄せが来るからやめてくれ」
アーチャー「そうではない。貴様たちのような甘ちゃん共にはイギリスの昔の偉人の言葉を贈ろう。「やれば出来る。良い言葉ですが、やってなくても勝手に出来るんですよ」と。権謀術数の中では何処で身に覚えの無い子供を作られているかもわからんのだ」
セイバー「すみません。それも多分わたしが昔言った言葉だと思います」
アーチャー「……」
士郎「……」
慎二「ああ、それで身に覚えの無い息子に叛乱起こされたんだっけ」
アーチャー「だから、私も全く身に覚えが無かったんだ!どう考えても予定日と計算合わないんだぞ!なのにDNA鑑定だとわたしの子供に間違い無いと……」
慎二「やってんじゃねーか」
士郎「つまりアーチャーのようにどこぞにフラフラついて行かなければいいんだろ」
セラ「まあそうとも言い切れませんね。その証拠に、この通り、士郎様が一昨日自慰行為をしたティッシュペーパーがここに」サッ
士郎「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
アーチャー「精液さえ確保出来れば子供を作るなどたやすい。もしセラが対立する魔術師であったのなら既にお前の時計塔ライフは終了したところだ」
慎二「まじかよ。おっかねえな。でもまあ僕は大丈夫だろ。余り言いたくないが僕はそんな狙われるほど資質無いし、もう名家の跡取りでも無いし」
セラ「そうでもありません。間桐慎二、貴方は日本の法律上は間桐家の財産を分与される権利があります。貴方を確保すれば間桐家からある程度引き出せると考えられてもおかしくありません」
アーチャー「まあ間桐慎二の子供を作って、おまえは幽閉される。あとは冬木の間桐家に要求が来ると言ったところか」
セラ「いえ、そこまでしなくとも当家だったら間桐慎二の精液から同位体のホムンクルスを作成し本人と入れ替えます。DNAは同じですので本人と強弁させればいいだけですから」
慎二「」
アーチャー「それとおまえたちは一応魔術師の家の出ではあるが、実質初代の魔術師だということは理解しているな?」
慎二「ああ。歴史が無い分なめられるって話か?」
士郎「魔術刻印も無いもんな」
アーチャー「だから評価が低いというのはその通り。しかし一代の成り上がりというのは他の見方もある。わかるか?」
慎二「狙われるって言ってもなあ。仮に僕の今の価値を考えると……成り上がりは天才肌が多いから将来性を見越してとか?」
アーチャー「惜しいところは突いているが将来性は無いな。初代は大して大成しないから」
士郎「あー。初代は家の後ろ盾が無いから学内での立場が弱い分、トラブルになってももみ消せるから、とか?」
アーチャー「それもあるがちょっと違うな」
セラ「女性魔術師の婿候補として狩られる立場ということです」
士郎「」
慎二「」
アーチャー「家を継ぐ立場のものは婿には出来ないし、継がないものは時計塔に来たりはしない。次男三男など大抵は名家同士の取引材料だ」
セラ「よって大して歴史が無く、家が断絶しても問題無い初代の魔術師は鴨が葱を背負って目の前をうろちょろしているようなものなのです」
アーチャー「男ばかりの研究グループでは、たまにある交流会という名の合コンを肉食系魔女たちのサバトと恐れていたものだ」
慎二「魔術の都に行くというのに、なんで生々しい話を聞かなくちゃならないんだよ!僕の憧れを返せよ!」
アーチャー「まあ向こうは向こうで我々との交流会を謝肉祭と呼び、正に……」
慎二「もういいよ!」
セイバー「私の時代のころからメイガスというのはそんなものでしたし違和感は無いですね」
アーチャー「とにかく相手は肉食獣だから注意するように。それで先ほどの変化の応用になる」
慎二「魔術講座の話に繋がるのかよ」
アーチャー「対象に変化を使い霧散させる。これで処理すれば採取されることも無い。精液は魔力の塊故に発動の魔力も通しやすく、簡単で信頼性の高い魔術だ」
セラ「変化が中途半端に失敗しても対象は霧散することを利用した下術です。難易度は下の初級ですので覚えておいてください」
慎二「あれ、もしかしてこれコンドーム要らなくなるんじゃないか?」
士郎「……それは節約になるから助かる」
アーチャー「まあ確かにそういう使い方としてゼミ内で伝わっていてな。もう名も顔も忘れてしまったが当時の先輩から教えられたのは覚えている」
セイバー「アーチャー、そんな簡単な術ならば対抗策が無いということも無いのでは?」
アーチャー「? まあ魔力をカットしてしまえば妨害はたやす……いかな?」
セイバー「だから貴方は術を信頼するあまり油断して相手のメイガスに子種を確保されたのでは?」
アーチャー「あっ」ダラダラ
とりあえず次はちょろっと蒔寺出したいので合コンというか卒業記念飲み会やって、その後に14話になる予定です
ではお休みなさい
蒔寺「いやあ慎二も良いところあるじゃん。あたしの為にイケメン揃えて合コン開いてくれるなんて」
慎二「ふざけんな。誰がおまえのような負け組女共の為に骨を折るって言うんだよ?美綴に頼まれたから仕方なくだな……」
氷室「しかし美綴嬢の為に、とは意外だな。以前にも怪しいと思ったが、やはり美綴嬢と恋愛関係に……」
慎二「無い!それだけは無いね。女ゴリラと恋愛する趣味はねえよ」
綾子「ああん?誰がゴリラだってぇ?」
慎二「いたっ!アイアンクローは止めろアイアンクローは!」
士郎「そこまでにしてやってくれ。慎二なりのお詫びのつもりなんだよ」
慎二「余計なこと言うなよ!……まあ、なんっつーか、去年は迷惑かけたからな」
綾子「わかった。それじゃあ謝罪は受ける。でもまあ、ありがと」
慎二「おう。しかし誤解しているようだから言うが、今日は合コンではありません!」
氷室「な、何だと……! いつも碌な事にならなかった合コンが今日こそ成功すると期待して来たのに!」
慎二「いや、卒業そうそう同級生が食い散らかされて人生転落したとか言うんじゃ、おまえらをどうでもいいと思ってる僕でも流石に目覚めが悪い」
士郎「なので本日はここ、コペンハーゲンを貸し切りにして卒業記念の親睦会を行います。男性陣で女性陣を接待させていただきますので、何も考えずにおくつろぎください」
ランサー「しかし俺を呼ぶたあ、やっぱり合コンなんじゃねえのか?」
綾子「きゃー!ランサーさん、お久しぶりです!」
ランサー「おう久しぶりだな嬢ちゃん」
慎二「今日の企画はそもそも美綴の「ランサーさん連れてきて!」という要望を叶える為のものだが、この合コンクラッシャーをフリーハンドで暴れさせるわけにはいかないからな」
士郎「妥協案として、ランサーが仕事中のコペンハーゲンを借り切ることでなんとか」
慎二「終了したら速やかに女性陣を家まで集団で送迎いたします!よってお持ち帰りも送り狼も無し!大人の女性になりたいなどという欲望を持った方には残念ですが、ただの飲み会です!」
蒔寺「あたしがかっこいい彼氏を作るという計画は!?」
慎二「現実を見てください。そんなものはこの世にありません。一生ありません」
蒔寺「黙れワカメ野郎!」
一成「どうでも良いが、親睦会と聞いたから来たのにどうも飲酒しているように見えるのだが」
氷室「ぶふっ、生徒会長……」(ハゲだ)
一成「生徒会長では無いわ。お主ら未成年だということを忘れているのではあるまいな」
三枝「あ、柳洞くん。ほら、鐘ちゃんやっぱりお酒は駄目だよ」
慎二「誰だよこいつ呼んだのは! 今日くらい大目に見ろよ。そもそも今日は貸し切りだからバレ無いって」
凛「勝手にわたしも悪行に巻き込まないでいただけます? 私、お酒飲んだことも無いですし、そんなの困ります」
士郎「えっ? 遠坂、よく晩酌に洋酒持って
凛「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
氷室「そこまで進んでいるのか。私たちとの遠い距離を感じる……」
一成「そもそもバレ無ければ良いというものでは無いわ。誰が見ていなくともおぬしら自分自身が見ておる」
慎二「ああ、もううっせえなあ。衛宮、ちょっとそのハゲ抑えてろ」※仏門に入ったので一成はハゲです
士郎「ん?ああ」ガシッ
一成「衛宮!?」
慎二「さあ、この揺れる五円玉をしっかり見つめてください。あなたは柳洞一成、ここはコペンハーゲン、日本では飲酒が18歳から認められています。わかりますか?」
一成「う……む……そうだ……ったようなきがする」
氷室「催眠術か。意外な特技だな」
蒔寺「飲み会で催眠術とかめちゃくちゃ危険人物だな。由紀っちは近づくんじゃないぞ」
三枝「う、うん」
慎二「場を収めてやったというのに失礼だなおまえら」
士郎(しかし暗示の魔術上手くなったな、慎二)
慎二(まあな。自分の才能が怖いわ)
凛(まあ柳洞くんぐらいにしか効かないと思うけど)
慎二(うっせーこれから上達するんだよ!)
GOやっとプレイ出来たけどガチャがいいの出ねー
ウチの主力はランサー兄貴だけです
お休みなさい
>>600
フレンドガチャでカレイドスコープ出るの?
>>607
ワイ「いつの間にかフレンドP200溜まってるで、どうせ行動力も足りないしやってみよ、まあロクなモンでないやろ」ポチー
カレイドスコープ(☆5)
ワイ「ファッ!?」
こんな感じ
もしかしたら記憶違いで普通に石で出たかもしれんけど、多分フレンドだったと思う
慎二「とりあえず、まあ今日のメンバーの紹介からしておくか。まずは知ってる人も多いと思うがランサー」
ランサー「おう。今日はよろしくな!」
士郎「まあここの店員なのであまり無茶しないとは思うが、かなりの遊び人なので注意してくれ」
慎二「一応ここで働いてるが普段港で魚釣りしたりしてるからな。僕も衛宮もこいつに痛い目に合わされてる。特に美綴、あまり入れ込むなよ」
ランサー「おいおい酷い言われようだな」
慎二「事実を言ってるだけだっての」
一成「しかしこの御仁、明らかに常人を越えた求道者だ。一見間桐のようなだらしない青年に見えるが、セイバーさんと同じく清廉な魂を感じる」
綾子「やっぱり柳洞もそう思う? ランサーさんって凄い人だと思うの。 衛宮も慎二のやつも、なにかランサーさんに負けたとかで根に持ってるらしいのよ」
一成「それはいかんな。間桐はともかく衛宮、お主までそんなことでは、やはり遠坂などと付き合い始めたことで悪い気が回っているのではないか」
遠坂「間桐くん、なんでこんな目出度い席に生徒会長を呼んだのかしら?」ギリギリ
慎二「呼んだの僕じゃねえよ!」
士郎「すまん、俺だ」
士郎「こちらは本日俺とともに厨房担当のアーチャー。知っている人も居るかもしれないが普段は遠坂の家の執事をしている」
アーチャー「衛宮士郎とは遠縁の親戚で、その縁でな。料理や接待は慣れているので心配しないで欲しい」
三枝「わあ。遠坂さんのうちって執事さんが居たんだ」
遠坂「海外に行っていた両親付きでしたので、ずっとウチには居なせんでしたけどね」
蒔寺「レッドの兄ちゃんか。言われて見ればちょっと骨格が似てるな。衛宮の背が低かったころには気付かなかったけど」
士郎「そしてこちらはアンリさん。通称アヴェさん。中央アジア出身のビジネスマンで、冬木には母方の親戚を探しに来たらしいんだが」
三枝「あ、衛宮くんそっくりですね」
士郎「ああ。俺は養子に来る前のことがわからないから確信は無いんだけど」
アヴェンジャー「ふひひ。まあ、こいつとの親戚なんじゃないかなーってことにしておいてくれると助かるぜ。あと現在彼女募集中で」
慎二「とは言っても、現在アヴェさんはランサーの元カノと同棲中なのでホイホイ付いていかないように」
アヴェンジャー「おおおおいいいいい! ただの同居だよ同居! 仕事上仕方無かったの!」
ランサー「いや、バゼットのことは別に女として付き合ってたわけじゃないんだが、おまえなら信頼出来る。幸せにしてやってくれ」ニヤニヤ
アヴェンジャー「ふざけんなよ! 俺もあいつには親心みたいなもんなんだよ! 押しつけるんじゃねえ」
蒔寺「なんだよー。駄目物件ばっかじゃないか。あたしのためのイケメンは? 衛宮の親戚ばっか紹介されても困るんだけど」
綾子「ランサーさん彼女居たんだ。いや、元カノということは今はフリーよね」
氷室「いや、これは中々入り組んだ人間関係で面白くなってきた。間桐、きみのチョイスは見事だと言っておこう」
慎二「まあお前は男目当てというより、他人の下世話な関係のほうが満足するだろうと思ったから考慮しておいた」
ふと気付いたらもう十日も間隔が開いてすみませんでした。なんか艦これもGOも急速に倦怠期になってしまいましたのでお盆中は更新できると思います。
慎二「あと女の数が少なすぎるので、数あわせに呼んだのがこいつ」
セイバー「どうも今日はご馳走になります。由紀香に鐘に楓、いつぞや以来ですね。今日はよろしくお願いします」
三枝「セイバーさんだ。どうもお久しぶりです」
綾子「セイバーさんが来るってことは、もしかしてライダーさんも……」
慎二「安心しろ。最近テレビの前からあまり動かないし、今日はSF映画のHDDVDを買い与えておいたから、一週間は足止め出来る筈だ」
綾子「ほっ。なかなかやるな慎二」
氷室「ほう、ライダーさんという方は、どういう人なのか」
慎二「いやライダーは桜の家庭教師を住み込みでやってる女性でね。同性愛の気があって、美綴がタイプみたいでさ」
氷室「セイバーさんを見たときから、美綴嬢は前からそっちの気があるのではないかと思っていたが間違っていなかったようだな」ニヤリ
綾子「違う! あたしはノーマル! 女相手なんて気持ち悪いっての」
凛「愛のかたちに文句をつけるのも無粋だと思いますよ。わたしはライダーを応援してます」
綾子「遠坂ぁ!」
氷室「うむ。同性愛の趣味は無いが、否定するのも狭量だ。レズビアンだからといって……」
士郎「いや、ライダーはバイだぞ」
凛「士郎?」
士郎「いや、なんでも無いです」
じゃあ艦これのイベント開始メンテが明けたので今日はここまでで
なお俺の現在のGO課金額は7万円突破した模様(白目)
お休みなさい
乙
ところで星5は出ましたか…?(震え声)
>>659
でませんでした(白目)
まあタマモキャットがかわいいのでなんとか
あと小次郎と兄貴は神
そろそろ本スレでやらないとウィッカーマンがきちゃうぞ!
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,イ||爻卅\ ;
λ. //||爻卅ヽ心 , ノ)
人ノ 从: "' /メ∧弍 W ノ)ノ,(ノi
慎二「そして本日のメインディッシュである熊を狩ってきてくれたのが、こちらの小次郎さんだ。僕がリスペクトしている偉大な人なので相応の敬意を払うように」
三枝「あ、小次郎さん、間桐くんとお友達だったんですか」
氷室「ちょっと待て、熊ってあの、山に出る、死んだふりしないといけない熊という猛獣のことか?」
士郎「あ、氷室は熊の肉は駄目だったか?一応他の肉も用意しているけど」
氷室「いやそんなことはないというか熊など食べたことは無いから、食べてみないとわからん。だが普通熊を食べるなんて滅多に無いだろう。熊を狩ってきたとは?」
慎二「いや言葉通りなんだがな」
アサシン「話せば少し長くなるが、魔女、もとい宗一郎の奥方がおめでたでな。祝いに何か獲物を採ってきたいという宗一郎に付き合い少し山で熊狩りをして来た」
蒔寺「マジかよ。葛木も大概おかしいと思っていたけど」
三枝「葛木先生、子供が生まれるんだね。 奥さんも素敵な人だったし憧れるよね」
蒔寺「ええー。あの謎武術を使う人間凶器を?」
氷室「そもそも懐妊の祝いに熊という発想が常人では無いが。小次郎さんは葛木先生のお知り合いのようですが、熊を仕留めるとなると猟銃でもお使いになるのですか?」
三枝「鐘ちゃん、小次郎さんはサムライの人だから剣だよ」
アサシン「左様。しかし刀では獣狩りには適さぬゆえ、私は専ら勢子の役目」
慎二「でも葛木は素手だろ? どうしたんだよ」
アサシン「そこな士郎殿の親父、切嗣が仕留めたのよ。なかなか見事な狙撃の腕前であった」
士郎「」ブフォッ
凛「それはまた意外な組み合わせですね」
士郎「何やってるんだよ切嗣……」
アサシン「どうも趣味が合うようでな、宗一郎と切嗣とで最近山に行くことも多いのだ」
一成「小次郎さんは葛木先生のご友人でお山にも良くいらっしゃるのだ。俺も山で修行する際にはよくお世話になっておる。間桐と同じ事を言うのは癪だが人格者であることは俺も保証しよう」
蒔寺「そういえば柳洞は寺に入ったんだよね。ハゲになってるし。でも普通は仏教系の大学とか行くんじゃないの?」
一成「ハゲでは無いわ。剃っただけだ。それと僧侶というのは本山へ研修を受けに行き一定期間修行するものなのだが、大学に行くことで修行期間の免除がされることがあるだけだ。必須ではない」
氷室「まあ思い切りがいいというか、家業を継ぐのだから将来の潰しが効く選択など必要ないか」
一成「継ぐのは兄だから厳密には違うのだがな。そういうお主は家業は継がんのか。てっきり政治家志望かと思っていたが」
氷室「うーん。市長になって冬木の市政を思うがままにするのは面白そうだとは前々から思ってはいるのだが」
蒔寺「そんなことよりさー。あたしら大学生なんだぜ。もう男とか作ってしまう年頃なんだからそういう話しろよ。具体的に言えばおまえらのコイバナとか初体験とか、言え」
慎二「なんて空気読めない奴だ……」
氷室「まあそう言うな。あいつは大学生活を始めたもののイマイチ未知への不安ではち切れそうなのだ」
蒔寺「おまえに言われたくねー。氷室はさー。どうせ間桐とか遠坂とか冬木の大地主へのコネつなぎのために来てるんだからさあ。あたしのほうがよっぽど健全だよー」
氷室「まあ否定はしない。でも高校時代の友人関係も立派な財産だからな。あえて除外するのもおかしな話だろう?」
慎二「いや別に構わないけど間桐の家はやばいからな。ジジイなんか利用しようなんて考えない方がいいぞ」
氷室「そうか? 臓硯さんは人格者で有名だし、実際会っても好々爺にしか見えないのに」
慎二「大量殺人犯だって身内には優しかったりするだろ。あれは逆で世間に見せてる顔はまともなんだよ」
氷室「そもそもお爺さんには悪いが、もうお歳だろう。どちらかというと遠からず大地主になる間桐慎二の弱みなど握ることが出来れば将来に役立つと思ってな」ニヤリ
慎二「おまえ、ほんと性格悪いな! でも残念だったね。僕は家を捨てて裸一貫でのし上がるから、家は妹が継ぐんだよ」
三枝「うわあ。間桐くんお金持ちなのに、すごいチャレンジ精神だね」
蒔寺「そういうの馬鹿って言うんだよ。もったいねえなー」
慎二「そういや、三枝って就職するんじゃなかったっけ。大学行くことにしたんだ」
三枝「うん。うちはお金が無いからそのつもりだったんだけど、去年から急にお金に余裕が出来たんだよ。不思議なこともあるものだよね?」
士郎(ギルガメッシュか)
凛(金ピカの仕業ね)
蒔寺「それはきっと、あれだ!去年あたしの夢の中に変なゲロ吐いてる泥人形みたいのが現れて「私は聖杯くんだ。おまえの願いを言え、気が向いたら叶えてあげてあげるよ」などと抜かしたので「みんな同じ大学に進学出来るように」ってお願いしたんだよな。その成果が出たんだな!」
士郎「」ブフォッ
凛「」ギロッ
アヴェンジャー「」(知らねえよ)ブンブン
氷室「聖杯くん? そういえば冬木の怪奇伝説の一つにキリストの聖杯が円蔵山に埋まっているというのもあったな」
凛「」
慎二(おいどうすんだよ!秘匿出来てないじゃないかよ)
凛(なにか上手いこと誤魔化すしか)
士郎「冬木の怪奇伝説ってあの幽霊屋敷の人影とか新都の蜃気楼とかのあれか」
氷室「マンションエレベータの赤ずきんとかな。そういえば柳洞が言っていた郊外の森の奥で城とメイドさんというのもあったな」ニヤニヤ
一成「またその話か。やはり言うのでは無かったわ」
慎二「いや、それは意外なところで解決したんだよ」
氷室「ほう。こっちも少々調べたのだが、郊外の森はアインツベルンという外国人の名義で所有されていて、建築物もあることまでは確かだという話までは」
慎二「さすが市にはそこら辺は届け出してたのか。いや実はな、その城実際にあるんだが衛宮の別荘なんだよ。メイドも存在していて、今は衛宮の屋敷で働いてる」
三枝「ええー! 衛宮くんの家も大きい家だったの?」
蒔寺「てめえ、前に第三者的に知らないふりしてたのか!」ギリギリ
士郎「ぐえっ。いやいや、母方の親戚の持ち物らしいってのは最近知ったんだ。それに親父がそっちの親戚とは仲悪いし衛宮家とは縁が無いと思う」
蒔寺「このブルジョワどもめが……! 貴様らにプロレタリアの鉄槌をくらわしてやるぞ!」
氷室「ブルジョワ階層はむしろ蒔寺の方だと思うが……」
慎二「どうでもいいが大学でその手の発言はシャレにならないから止めろよ。勧誘が来るぞ。政治宗教野球の話はやばい」
今晩はこれだけです
お盆は艦これの掘りに時間が取られてこっち来れなくてすみませんでした
おかげさまで新規ドロップ艦は全部掘りました
なお最終海域は未クリアで残りの油8000、バケツ0です(白目)10日間貯め直して月末もう一度頑張ります
お休みなさい
{ ∧ / ./ x| / ∨∧ ) ', 、 ヽ. リ ∧
! ∧/ / ,' /.l / l / ∨∧/ ! ', ', / }
リ/ / ./ / ,ィ / | / ! / ト、∧ | i 、}' リ
イ / / li// | | | 」__|__/ __」/L_\ ,リ j 小、 / <援助交際もできないオマエラってミジメ杉www
/ / / 〆/ .{{ |<{´{ { 「` / / `'ル1 / } i\__/
〃 / ‐≠彡ヘ {{ | ∨ .{ { ィ升えト、// l / ∧} \
! l 〈 〉, :|[ | ∨ /::rェし':i }ミ / ,/ / / ∧
{ { ヘ/ ∨ |乂| ,斗==ミメ iしi::::ノ::ノ/`/イ! ,,イ} / }
ヽ ', 〃 ,/\|:し o ,, ,, 弋 _≦ノ /_,ノ / 〉y' /
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\___/ ./ { / ̄`ヽ\::::::::::::>、,. _ V⌒Y _, イ/ / >‐┐ __,ノ
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命の重さ」
7円…急性の下痢による脱水症から子どもの命を守る経口補水塩1袋
13円…ポリオ経口ワクチン1回分
65円…1錠で4~5リットルの水を浄化できる浄化剤50錠
436円…使い捨ての注射器50本
545円…10リットルの水を運搬・貯水することができる折りたたみ式の貯水容器3つ
763円…ワクチン用保冷箱1個(熱に弱いワクチンを一定の温度に保った状態で運搬できるようにするための器材)
1199円…子どもを持つ親1人分の抗レトロウィルス剤、1カ月分
1199円…栄養不良の子どものために特別に開発された、高カロリービスケット20箱
1853円…使用済みの予防接種用注射器と注射針を安全に廃棄するための箱25個
1万0900円…はしかから子どもを守るための予防接種用ワクチン700回分
2万1800円…子ども1人分の抗レトロウィルス剤(液状)、1年分
10万9000円…子ども1人に対する抗レトロウィルス治療、5年分
65万4000円…緊急保健キット1キット
196万2000円…移動式浄水装置1基。1万5000人に安全な飲料水を提供することができる
9600万0000円…一人の先天的な心臓疾患を抱えた劣等DNAを持った子供が一人だけ救われる
アーチャー「どうも2ヶ月くらい寝ていた気がする」
士郎「寝ぼけてるのか、アーチャー。昼間っから何やってんだよ」
アーチャー「そもそもだな、スーパーの中で話しかけてくるんじゃない。男二人で食品売り場で会話しているのは外聞が悪い」
士郎「そんなことよりこのスポーツ新聞、これおまえだろ」
アーチャー「なになに、冬木市に出現する謎の怪人へインタビュー成功……ふむ、こんな書かれ方をするとは心外な」
士郎「こっちのランスロット・ザ・ブラックナイトってどう見てもランスロット卿だよな。二人で何をやっているんだ」
アーチャー「衛宮邸は人が多い。私が小間使いをする必要も無い以上、暇をもてあますのも当然だ。すこしばかり人助けをな」
士郎「暇っておまえなあ」
キャスター「どうでもいいけど坊やにアーチャー、スーパーの中でする会話じゃないでしょう?私のテリトリーでもめ事はよしてちょうだい」
アーチャー「そういえばキミはここでパートで働いていたのだったな。子供が出来たそうだが働いていていいのかね」
士郎「あ、おめでとうございます」
キャスター「ありがとう。まあ私も子供は初めてじゃ無いしまだ支障は無いわ。少しでも家計の足しにしたいから当分は働くつもりよ」
アーチャー「ほら見ろ、衛宮士郎。身重の主婦でさえ働こうというのだ、私たちが外に出て人助けをするのも当然というものだと思わないか」
士郎「そういう話で言ったんじゃないんだけどなあ。まあいい。キャスター、家計苦しいのか?」
キャスター「ぐっ。別にそんなことはありません。宗一郎さまは充分すぎるほど働いてくださいます。稼ぎが少ないなどあるはずもないのよ」
士郎(葛木先生の稼ぎが悪いとは言っていないんだが……)「そっか。ならパートを続ける必要があるとは思えないんだが、お腹の赤ん坊を考えたら……」
アーチャー「まあそう言うな衛宮士郎。ぱっと見ただけでも70層の結界を重ねてある。今キャスターの腹の中は世界で最も安全な場所だろうよ」
キャスター「もうちょっと大きくなってきたら休職も考えるけどね。今マイホーム資金を貯めてるの。だから少しでもね……」
士郎「そうか。山の上も良いところだけど子供を育てるんだったらもうちょっと交通の便が良いところの方がいいもんなあ」
アーチャー「子育てか。キミたちの子供ならさぞや有望だろうな。くれぐれも育て方を間違えぬように」
キャスター「わかってるわよ。男の子なら宗一郎さまのような立派な戦士に育てるつもり」
士郎「俺が言われたくないだろうが、現代では戦士に活躍の場は無いと思うんだけど」
キャスター「そして女の子なら……」
士郎(聞いてないな……)
アーチャー「きみのような魔術師か?」
キャスター「立派なプリキュアに育ててみせるわ!」
士郎「なんか俺たちの会話以上に他人に聞かせられない会話になってるような気がするんだが」
アーチャー「この女は基本独りよがりだからな、我々の忠告など聞かない。あきらめろ」
キャスター「失礼ね。アーチャー。坊やじゃないけどスポーツ新聞に載るような恥ずかしい真似してる貴方に言われたくはありません」
士郎「そうだぞ。大体認識阻害の効果があると言ってもこんな覆面一つじゃ正体がばれるか心配で」
キャスター「そうねえ。確かに効果は充分だけど、坊ややアーチャーを良く知っている人間なら骨格とかで類推されるかも知れないわよ」
アーチャー「骨格から辿り着く人間がどれくらい居るかと考えると心配のしすぎだと言っておこう」
大河「ちょっと士郎、このスポーツ新聞に出てるチーフレッドって変態、これ士郎でしょ!こんな恥ずかしい格好して!何やってるの!」
キャスター「ほら見なさい」
士郎「……アーチャー」
アーチャー「」
大河「あれ。士郎が二人……?」
士郎「ややこしいことに……」
アーチャー「初めまして。藤村先生でしたね。私は衛宮士郎ではなくアーチャーと言うもので……」
士郎「どうも大災害前の親戚なんじゃないかという話でさ」
大河「うそ。どう見ても士郎じゃないのよ。私の目は誤魔化せません! あれ?んじゃどっちかは偽物?どうなってんの?」
キャスター(なんとかしましょうか?)
士郎(いや、こっちでなんとかするから気にしないでくれ)
キャスター(そ。それじゃあ私は仕事に戻るわね)
大河「さてはコピーロボットか!」
士郎「漫画じゃないんだから……」
大河「うん?微妙に背の高さが……こっちの士郎はちょっと老けてる……おっさんくさい」
アーチャー(……まあ差し障り少ない部分を説明して支障があるようなら記憶を消すのが無難か)
士郎(あまりやりたくはないがそうだな)
大河「はっ。まさか未来の士郎!?過去を変えに来たのね!」
士郎「微妙に鋭い……」
大河「カイル・リースかターミネーターか!いやまさかセワシくんに送り込まれた[たぬき]か!」
アーチャー「」
大河「そっかー。じゃあ結婚に失敗したおっさん士郎が過去に結婚相手を変えに来たとか殺しに来たんじゃないのね?お姉ちゃん安心したわー」
アーチャー「大概に失礼だなキミも」
大河「何言ってるのよう。老けた士郎も、こっちの士郎みたいに大河お姉ちゃん☆って呼んで良いのよ?」
士郎「そこまでにしておけよ藤村」
大河「いや、既に未来を変えた結果遠坂さんと付き合うことになったんじゃ……!?」
士郎(微妙に鋭いな)
アーチャー「」
大河「でもさー亡くなったはずの切嗣さんは生きてたことになってるし、何か最近おかしいなーって思ってたのよね」
士郎「!?」
アーチャー「……前の事を覚えているのかね?」
大河「まあ虎聖杯とか色々あったしね。何があってもおかしくないかー。昔アイリさんに聞いたような気がする……聖杯戦争だっけ?」
士郎「何やってるんだアイリさん……まさか藤ねえがそんなことまで知ってたとは……」
大河「ううん。普段は忘れてるよー。だからこういう話を誰かにしたのは今が初めてかな」
キャスター(見たところ関係者が居るとき以外は記憶にロックが掛かってるから、放って置いても問題は無いわよ)
士郎(……そうか。なら記憶弄ったりしなくていいんだな。ありがとう)
キャスター(どういたしまして)
大河「あ!未来から来たんだったら、私は未来ではどうなってるのかな?誰と結婚したの?」
アーチャー「キミな。この際はっきり言っておくが、私は記憶が定かでは無いという前提は理解して貰えてるだろうか」
大河「うんうん」
アーチャー「忘れている可能性は否定出来ないが、私が知る限りキミが結婚した記憶もない」
大河「」
スレの保守ありがとうございました。1です。
生存報告ぐらいはしようと思っていたのですが、トリップもつけてなかったので本人証明するには本文書かないとちょっと出来なかったもので申し訳ありません。
上司が入院してこちらに時間がとれない状態が続いていました。
おかげさまで上司も職場復帰したのですが、しばらくは忙しいので直ぐには再開出来そうにありません。今月中はちょっと無理かなー。
ということですので、再開するまでスレは落としてしまおうと思います。
遅ればせながらトリップを付けるので新スレの作者証明はそれで。
ちょっと秋刀魚は中々時間無くて辛かったですね今32匹です
あと夏イベントは無事甲クリアしました
今まで出ていなかった武蔵をようやくお迎え出来たりFGOでアルトリアとジャンヌ引くことが出来たりちょっと運が向いてきた感じです
まあガチャ運が良くても育てる時間がないので全然レベル上がってないですが
ではもうスレの残りも少ないですし、しばしのおわかれということになります。
随分長くお付き合いさせてしまっていますが、ここまで続いているのも皆さんのおかげです。
次スレが立ちましたらまたよろしくお願いします。
あと、おかげさまで上司に推薦をいただいたので今居るところの正社員になる予定です。
忙しくなるので正社員になる前にこのシリーズも終わらせたいとは思っています。
ではまたノシ
このSSまとめへのコメント
身体は剣で出来ている
続き書いて欲しい
アーチャーェ……
続き待ってます
おっそ
遅すぎない?更新あくしてほしい
※6
お前みたいなのやキチガイ荒らし共のせいで書く気なくしたんだろ
あと>>726は死ね、過去イベ経験してる側からしたら殺意沸いたわ
そろそろ落ちるぞ
あー、これはもうだめなやつか。おつかれさま
おもしろい!久しぶりに夢中になりました。
余裕があるなら再開してくれると嬉しいです
お疲れ様でした
再開してくれて良かった
次スレはどこなのだろうか
次スレはどこですか?
続きはまだか
まだまだ待ってます
次スレ待機
これはもう駄目かな
えー、誰か乗っ取りでもいいから書いてくれねぇかな
時臣がアーチャーの真名を知った時が見てみてぇ…
誰か書いてくれ
続いたらランサーの言峰に引導シーンで時臣、切嗣、アイリ、士郎、凛、イリヤからランサー賞賛の嵐だろうなあ
まだですかねぇ
続きお願いします〜
1さん正社員忙しいのかな
ずっと待ってますから再開はよ
まだ更新されぬか
意外と待ってる人いるのな、俺もだが
奇遇だな、私もだ
頼みます書いてください
お願いだから、続きをッ!!
続きを待ってるぜ
更新待ってます
更新待ってます
次スレは一体どこに…
もう三年も経ってる……
エタったか……
オワタか
右往左往してどうでも良いシーン描きすぎた挙句投げ出すという最低のパターンねw
まじでないの!?
未完か・・・